『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の監督コンビ、ダニエル・クワンとダニエル・シャイナート(ダニエルズの愛称で知られる)の次回作が、2026年6月12日に北米公開されることになった。製作、配給はユニバーサル。タイトルは未定。内容、キャストなどは何も明かされていない。『エブリシング〜』は昨年のオスカーを、作品、監督、脚本、主演女優、助演男優、助演女優の6部門で受賞。A24の歴史で最高記録の1億4300万ドルを売り上げる大ヒットにもなっている。文=猿渡由紀
2024年03月01日11月25日(金)~27日(日)に開催される「東京コミコン2022」で、アンソニー・ダニエルズとクリストファー・ロイドの来日が決定した。3年ぶりのリアル開催となる「東京コミックコンベンション2022」(以下、「東京コミコン2022」)。先日、来日セレブ第1弾ゲストとして、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ出演のカレン・ギランと、ポム・クレメンティエフの来日が発表されたが、この度、来日セレブ第2弾として『スター・ウォーズ』シリーズのC-3PO役でお馴染みのアンソニー・ダニエルズと、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役や『アダムス・ファミリー』シリーズのフェスター役などのクリストファー・ロイドの来日が発表された。2人は期間中全ての日程で来場し、当日は会場において写真撮影会およびサイン会等も予定されている。2大レジェンドが来日する、映画ファンには見逃せないまたとない機会に注目が集まる。※イメージ:2019年開催時の主催者物販の模様また、マーベル/スター・ウォーズストアの3年ぶりのリアル出展が決定。大人気ファッションブランド「A BATHING APE」の出展も決まっており、大きな盛り上がりを見せそうだ。「東京コミックコンベンション2022」は11月25日(金)~27日(日)、幕張メッセ4ホール~8ホールにて開催予定。(text:cinemacafe.net)
2022年09月29日『スター・ウォーズ』シリーズでC-3PO役を演じ、唯一、シリーズ全作に出演しているアンソニー・ダニエルズが、C-3POのデザインを模したANAのジェット機が就航するのを記念し来日!3月20日(月・祝)のお披露目式にC-3PO、そして相棒のR2-D2と共に来場した。ANAでは過去にR2-D2、BB-8の仕様の飛行機が就航しており、ドロイトのデザインはこれが3度目。3月21日(火)より国内線で就航となる。最初にC-3POとR2-D2が来場し、C-3POは“日本語吹き替え版”で、自身がデザインされた機体について「なななな、なんと!どうしましょう!」と驚きを口にし、「忘れないでください。私は宇宙旅行が好きなわけではないのです。でも空を飛ぶのは別です!」と喜びをあらわにしていた。続いてアンソニー本人が、機内からタラップに登場!最初に英語で挨拶を始めるも「ちょっと待って!すみません。日本のみなさま、こんにちは!私はアンソニー・ダニエルズといいます、本日はこのイベントに参加することができてとても光栄に思います」と日本語で挨拶。C-3POになりきって「私は600万もの言語を操りますが、日本語は残念ながら含まれていなくて…」と謙遜するが、見事な日本語に会場は温かい拍手に包まれた。今回のC-3POジェットの就航について、アンソニーは「C-3POもとても喜んでます。私は彼のスポークスマンではありませんが(笑)、40年もの間、すごくよく見てきて、文字通り中身まで全部わかってます。デザインを模したこの飛行機を見てとても喜んでいるんじゃないかと思います。不思議なことにC-3POは、日本の方々にとても似ていると思います。礼儀正しく、誠実で真面目でチャーミングで、カッコよく、とても忠実です。彼のそういう部分がデザインに込められていると思います」と語る。さらに「たぶん、ファンのみなさんは私が最初、『スター・ウォーズ』に出たくないと思っていたと聞いたらビックリするかもしれませんね。でもそうなんです。1975年にジョージ・ルーカスにお目にかかり、でもそのときも『どうしようかな?』と思っていたんです」と驚きの告白。「でも、彼の事務所で壁に貼ってあったC-3POのコンセプト画を見たんです。もともと、ボーイングのデザイナーだった人間がデザインしたのですが、そのデザインが私の人生を変えました。その画にひとめぼれして、さらにその6か月後には本物のC-3POが私の前に現れました。そして、それから41年が経ってANAがそれを飛行機にしてくれました」と感激を口にした。いまだからこそ話せる撮影時のエピソードを尋ねると「この飛行機の底面にC-3POのバッテリーパックが描かれてるんですけど、それは本物のバッテリーで、彼の目を光らせる電源があるんです。あのC-3POのスーツを着るのはとても大変なんですけど、ある日、背中が痛くなりました。スタッフに見てもらったら、電池がショートしてて、もうちょっとで感電するところだったんです(苦笑)!」と危険な思い出話を楽しそうに明かした。そして最後に日本語で「フォースと共にあらんことを!」と語り、翌日から就航となるこの機体に乗る乗客の幸運を祈った。(text:cinemacafe.net)
2017年03月20日ジム・キャリーとジェフ・ダニエルズが出演する傑作の20年ぶりの最新作『帰ってきた Mr.ダマー バカ MAX!』の本編映像が公開になった。キャリーとダニエルズが20年のギャップをまったく感じさせないアクションとギャグと顔芸を連発している。その他の画像/本編映像本作はボビー&ピーター・ファレリーが監督を務めた『ジム・キャリーはMr.ダマー』の20年ぶりの続編で、ひたすらバカなことしかないロイドとハリーの名コンビが、腎臓病になってしまったハリーの病気を治すべく旅立ち、行く先々で騒動を巻き起こしていく。このほど公開になったのは、パーティ会場にハリーが現れるも、なぜかニンジャ軍団のナイフ攻撃でピンチに陥り、そばにいたロイドがニンジャ軍団と戦い、ついにはヒーローに変身する……という説明していてもバカな気分になってくる場面だ。映像でキャリーとダニエルはアクションの合間にも、ギャグと変顔を休むことなく連発。前作のファンにはふたりの帰還を確信させる、初めて本シリーズを観た人にはあまりのおバカさとテンションの高さに呆然となる場面だ。本作には、ふたりの他にも前作に登場したあのキャラクターや、強烈な新キャラクターなどが次々に出演。20年経っても続編が待望される“伝説のコメディ映画”の新作に期待が高まる。『帰ってきた Mr.ダマー バカ MAX!』11月20日(金)より全国順次ロードショー
2015年11月04日ショーン・ペンが『プレシャス』『大統領の執事の涙』のリー・ダニエルズを名誉毀損で訴訟した。ペンは損害賠償として1000万ドルを要求している。その他の情報焦点となっているのは、ダニエルズがThe Hollywood Reporterへのインタビューで語った発言。ダニエルズは、アメリカで大ヒットしているテレビドラマ『Empire 成功の代償』のクリエーターで、主演のテレンス・ハワードが妻に対する家庭内暴力で逮捕されるなどトラブルを起こしていることについて、「彼はマーロン・ブランドやショーン・ペンと変わりない。なのに突然、彼は悪魔扱いされている。これは時代、人種、アメリカが今どんな状態にあるかを示すものだ」とコメントした。しかしペン側は、ハワードが実際に女性に暴力をふるったことを認め、5回ほど逮捕されているのと違い、ペンは逮捕されたことも、家庭内暴力で裁判沙汰になったこともないと主張。また、ダニエルズの発言はハワードの行動を容認するものだとも指摘している。『Empire 成功の代償』の第2シーズンはアメリカ時間23日にスタートした。文:猿渡由紀
2015年09月23日『プレシャス』『大統領の執事の涙』のリー・ダニエルズ監督の次回作に、エディ・マーフィが出演することになった。60年代から80年代にかけて人気を集めたコメディアン、リチャード・プライヤーの伝記映画で、マーフィーの役柄はプライヤーの父。プライヤーには、マイク・エップスが決まっている。ほかに、ケイト・ハドソンがプライヤーの妻、オプラ・ウィンフリーが彼の祖母役で出演する。プライヤーは、マーフィやクリス・ロックなど、数多くのコメディアンに多大なる影響を与えた存在。ジェリー・サインフェルドは、彼を「コメディ界におけるピカソのような存在」と呼んでいる。しかし、コカインやアルコール依存症に悩まされ、晩年は長い闘病生活を送り、2005年に65歳で亡くなっている。マーフィーの次回公開作は、低予算のインディーズ映画『Cook(原題)』。文:猿渡由紀
2015年03月17日ユニバーサル・ピクチャーズが製作準備を進めているスティーブ・ジョブズの自伝映画に、ジェフ・ダニエルズが出演することになるかもしれない。役柄は、元アップルのCEOジョン・スカリー。ダニエルズは、アーロン・ソーキンがクリエータ-を務めるテレビドラマ『ニュースルーム』でエミー賞に輝いた。この映画は、ウォルター・アイザクソンのベストセラーノンフィクション本をソーキンが脚色したもので、ふたりはビッグスクリーンで再びコンビを組むことになる。まだ正式なオファーは出されていないが、ダニエルズはダニー・ボイル監督の第一候補だそうだ。ジョブズ役にはマイケル・ファスベンダーが正式に決まり、スティーブ・ウォズニアック役はセス・ローゲンで進んでいる。ジョアンナ・ホフマン役にはナタリー・ポートマンが興味を示していたが実現には至らなかった。文:猿渡由紀
2014年12月10日ヒュー・ジャックマンとリー・ダニエルズ監督が、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの暗殺事件の映画化でタッグを組むことになった。2年前にも公民権運動を題材にした作品『Selma』(原題)の製作に取り組んでいた2人だが、同作がお蔵入りになってしまった結果、今度は公民権運動のリーダーであるキング牧師に照準を合わせたようだ。ミレニアム・フィルムズ社が製作と資金調達を担当することになったものの、配給会社は未定。本作でヒューはキング牧師を暗殺したとされるジェームズ・アール・レイの弁護士、ウィリアム・ペッパーを演じる予定で、ウィリアムの孤独な戦いを描いた作品になるそうだ。ヒューは、コメディ作品『Butter』(原題)でジェニファー・ガーナーやアリシア・シルヴァーストーンと共演するほか、日本でも12月28日(金)より公開される人気ミュージカルの映画化『レ・ミゼラブル』にジャン・バルジャン役で出演しており、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、ラッセル・クロウらと共演するなど新作が目白押しだ。■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開
2012年08月02日カンヌ映画祭もいよいよ終盤。コンペティション部門で『プレシャス』のリー・ダニエルズ監督の『The Paperboy』(原題)が上映され、ニコール・キッドマン、ザック・エフロン、マシュー・マコノヒー、メイシー・グレイ、ジョン・キューザックらが会見を行った。映画は、人種偏見の強い1969年の南部を舞台にしたミステリーで、殺人犯(ジョン・キューザック)の婚約者に扮するニコールと、彼女に恋してしまうザックの激しいラブシーンも話題を集めている。ニコールとの年の差を意識しないかと聞かれたザックは「そんなことは全く感じなかった。ニコールを始め、素晴らしい先輩たちと一緒に仕事ができて、本当に嬉しかった」と語った。また、刑務所の面会室で、ジョン・キューザックに言われるがまま、エロティックな行為をするシーンに関してニコールは「全く恥ずかしいとは思わなかった。どんなにひどい男であっても、彼を拒絶できない彼女の行為としては当然だから」と、さすがの女優魂を見せた。(photo/text:Ayako Ishizu)特集:第65回カンヌ国際映画祭あなたが観たいのは?「カンヌ映画祭」投票■関連作品:一枚のめぐり逢い 2012年6月16日より全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.The Paperboy (原題)第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート】クリステン・スチュワート、15歳の妻を演じた難しさ明かす【カンヌレポート】『愛と誠』の和製“愛”、海を越えスタンディング・オベーション!【カンヌレポート】ブラピ、主演作会見でアンジーとの順調ぶりアピール【カンヌレポート】ショーン・ペンら率いるハイチ支援オークションで高額落札続出【カンヌレポート】加瀬亮、イランの巨匠・キアロスタミ監督と共に喝采浴びる!
2012年05月27日