グレタ・ガーウィグ監督×マーゴット・ロビー主演の実写版『バービー』に、「セックス・エデュケーション」のヒロイン、メイヴ役のエマ・マッキーが出演するという。「The Hollywood Reporter」が報じた。エマといえば、「セックス・エデュケーション」でブレイクしてから、映画・ドラマファンの間で「マーゴットのドッペルゲンガー級そっくりさん」として知られてきた。その2人の共演が実現するとあって、ファンは興奮の声を上げている。「2人が共演するなら姉妹役であるべきだ」「バービーが2人ということ?」「キャスティング・ディレクターは、ちゃんとツイッターでネタを仕入れて仕事をしたんだね」。エマが演じる役は明らかになっていないが、「マーゴットがバービーを演じるなら妹のスキッパーがいいだろう」と期待する声も。現在のところ、キャストはマーゴット&エマのほかにライアン・ゴズリング(ケン役)、シム・リウ(『シャン・チー/テン・リングスの伝説』)、ケイト・マッキノン(『ゴーストバスターズ』)、アメリカ・フェレーラ(「アグリー・ベティ」)、アレクサンドラ・シップ(『X-MEN:ダーク・フェニックス』)の出演が決まっている。また、このたび、ウィル・フェレルの参加も報じられた。(Hiromi Kaku)
2022年04月12日若手スターのKJ・アパとブリット・ロバートソン共演、恋に落ちた2人が過酷な運命を乗り越えていく奇跡の物語を描いた映画『君といた108日』。この度、“初デート”の約束を交わす、初々しい2人のぎこちないやりとりが収められた本編映像が解禁された。家族のもとを離れ大学生活をスタートさせたジェレミー(KJ・アパ)は、大学のライブイベントで目が合ったメリッサ(ブリット・ロバートソン)に恋をする。彼女にアタックし続けるジェレミーだったが、メリッサには迷いがあり、なかなかデートを承諾してもらえないでいた。そんなメリッサに一途にアタックし続けたジェレミーに転機が訪れる。今回到着した本編映像は、互いに惹かれ合うジェレミーとメリッサが、やっとのことでデートの約束を交わす胸キュン必至のワンシーン。メリッサが朝一番にジェレミーの部屋を訪れ、緊張した面持ちで「一晩中じっくり考えてみたの」と話し出し、ジェレミーから受けていたデートのお誘いを承諾をする姿が映し出されている。扉を開け、朝一番に訪ねてきたメリッサを出迎えたジェレミーは、メリッサが「OKよ」と言う意味をすぐには理解できず、「OK?」と聞き返してしまう。そして、メリッサがジェレミーが誘ったデートのことを言っているのだと伝えると、ジェレミーは嬉しそうな表情をしながらようやくその意味を理解をする。思いも寄らない返事に、ジェレミーも何度も「OK」と言葉を繰り返しながら、デートを約束する2人のぎこちないやりとりが可愛すぎるシーン。朝起きたばかりで理解が遅れるジェレミーが、デートの約束ができたことを理解し嬉しそうな表情に変わっていく姿は必見。冷静さをなんとか保ちながらも笑みがこぼれるジェレミーを見て、メリッサも緊張が溶けたような笑みを浮かべており、表情ひとつ見ても微笑ましいシーンとなっている。やがて結婚し、過酷な運命を共にすることとなるジェレミーとメリッサ。2人の恋が始まる瞬間を切り取った本編映像からは、すでにお互いへの強い恋心が感じられる。『君といた108日』は12月31日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:君といた108日 2021年12月31日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©2021 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2021年12月04日東京都・東京皮革製品展示会実行委員会が主催する“TOKYO LEATHER & GOODS EXHIBITION 2022”が、東京国際フォーラムのロビーギャラリーにて12月に開催されるJFW JAPAN CREATION 2022内で開催されます。イベントページ: 東京皮革製品展示会実行委員会新しい価値への醸成ー東京レザー&グッズ人類史で最初に登場したというサステイナブルな素材を製品の形で表現。東京皮革製品展示会実行委員会の伝統的レザー製品づくりは、その素材の魅力を知り尽くした東京の職人が、丹精を込めてひとつひとつ形にしていきます。製品の美しさ、使い勝手や機能性、耐久性、ファッショントレンドを探求し、次から次へと生み出していくクリエーションへの努力の結晶が、新しい価値を醸成していきます。【注目!出品企業】初出展、U-DOTが作り上げる、一枚革で包み込む、あなただけのオリジナルオーダーシューズ。足にも、環境にも優しく日常にちょっとした刺激と遊び心あるデザインを東京、浅草で職人が一足一足心を込めて製作。オーダーから4週間程でお手元にお届けいたします。<宮城興業株式会社>創業80年、1941年に日本軍の要請により仙台市で軍靴を製造開始した老舗靴メーカー。国内一貫生産で様々な製法や小ロット多品種への対応も魅力のひとつ。OEM事業・コンフォート事業・カスタムオーダー事業向けに製造された靴の数々は必見です。<有限会社ノア>おうちクリスマスを彩る「オリジナルファー小物・オーナメント」をご紹介。かわいいアイテムが豊富に揃っていますので、是非、この機会に手にとりファー製品の暖かなぬくもりを感じてください。<有限会社デコルテ>履いた瞬間から感じるモッチモチな履き心地とソックスを履いたような柔らかさの新感覚JAZZフラットシューズ「Je t'emmene/ジュトメンヌ」。あなたの足を虜にするジェンダレスシューズは、メイドインジャパンを貫くシューズメーカー「デコルテ」(創業40年、東京浅草発)二代目後継者の挑戦から生まれました。モチっと新足感とうたっている通り、履き心地と柔らかさが特徴の靴なので、是非手に取っていただきたいのですが、今はまだ試着ができたりする場所がありません。JFW JAPAN CREATION 2022にてサンプルを展示いたしますので、この機会に是非お立ちよりいただけたらと思います。<株式会社高梨>1974年創業革製品OEMメーカー株式会社高梨(台東区東上野1丁目)はオリジナルレザーブランド【革製品専門店bell la bell】のECサイトをオープン。クリスマスシーズンにピッタリな『イニシャル刻印ができるレザーアイテムシリーズ』、世界各国の上質なレザーを使った『bell la bell オリジナル財布』、≪革の宝石≫とも称される『コードバンシリーズ』等、多彩なラインナップをJFW JAPAN CREATION 2022で紹介します。JFW JAPAN CREATION 2022の会場でどうぞ実際にお手に取って、私どものレザー&グッズ製品に愛着を深めていただければ幸いです。<開催概要>会期 :2021年12月7日(火)~8日(水)10:00~18:00会場 :東京国際フォーラム ロビーギャラリー(B1F)主催 :東京都・東京皮革製品展示会実行委員会協賛組合:東日本バッグ工業組合/東京洋装雑貨工業協同組合/東京服装ベルト工業協同組合/靴内環境歩行改善協同組合「えこる」/東京毛皮商工業協同組合/日本ソフトレザー事業協同組合/東都製靴工業協同組合■JFW JAPAN CREATION 2022 入場登録JFW JAPAN CREATION 2022では、新型コロナウイルス感染症予防対策の一環で入場は事前登録制としています。ご来場をご希望の方は下記、URLよりご登録をお願いいたします。ご登録いただくことで入場無料となります。<来場事前登録URL> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月01日『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のマーゴット・ロビーが、ウェス・アンダーソン監督の次回作(タイトル未定)への出演が決まったという。「The Hollywood Reporter」誌が報じた。本作には、アンダーソン監督作の“常連”のティルダ・スウィントンが主演すると先月報じられたばかり。その際、ティルダ本人が出演を認めており「9月にスペインで撮影する」と話していたが、同誌によれば撮影は今月下旬からスタートする模様。ビル・マーレイ、ウェス・アンダーソン、エイドリアン・ブロディキャストは他にティルダと同じくアンダーソン監督作の常連のビル・マーレイ、エイドリアン・ブロディの出演が決まっている。マーゴットとともに今作で新たにトム・ハンクスもアンダーソン・ファミリーに加入する。マーゴットは2013年の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のナオミ役で注目を集めて以来、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『スキャンダル』などの話題作に出演し、アカデミー主演女優賞・助演女優賞にノミネートされるまでの女優に上り詰めた。成功していることで抱えている不安も大きいといい、「正直に言って、こういうことを考えて夜眠れなくなることがあります。『ここからすべてが下り坂かも。いまがピークで、これ以上よくなることはないんじゃないか』って思うんです」と率直な思いを「Fox News」のインタビューで語っている。しかし、今後マーゴットはアンダーソン監督作だけでなく、デヴィッド・O・ラッセル監督作(タイトル未定)、デイミアン・チャゼル監督の『Babylone』(原題)、グレタ・ガーウィグ監督の実写版『バービー』など、多数の出演作を抱えており、「下り坂」とは縁遠い活躍ぶりだ。(Hiromi Kaku)
2021年08月11日マーゴット・ロビーが、インスタグラムからしばらく離れることを発表。「いま、私たちがなにをしているかを知りたければ、LuckyChap Entertinmentのアカウントをチェックしてくださいね」と、今後のマーゴットの動向は自身の製作会社のアカウントで伝えていくと報告した。もともとマーゴットは投稿を頻繁にするタイプではなく、今回の投稿も前回から1か月以上経っての更新だったため、コメント欄には「もうすでにSNSを離れていたじゃない。でも大好きだよ」「オー・マイ・ゴッド、ついに更新したね」などの声が寄せられている。また、「寂しくなる」「今日フォローしたばかりだったのに…」と残念がる声や、「必要なだけお休みしてください。いつも応援しています」というサポートの声も。マーゴットがSNSを離れる理由については不明だが、今後はバービー人形の実写映画や『ロビン・フッド』のキャラクターのマリアンが主役となる『Marian』(原題)の主演&製作を務め、DC映画『Gotham City Sirens』(原題)でハーレイ・クイン役を再演することが決まっているなど、多忙であるのは確かだ。ジェームズ・ガン監督による『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』の公開も控えている。日本公開は8月13日。(Hiromi Kaku)■関連作品:ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結 2021年夏、全国にて公開© 2021 WBEI TM & © DC
2021年06月15日マーゴット・ロビーが主演、製作を務めた最新作『ドリームランド』から、本作の肝となるネタばれ必至の本編映像とマーゴットのコメントが到着した。この度、初めて解禁となったのは、マーゴット主演『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』を彷彿とさせる本作の肝となるシーン。警察から追われている強盗犯アリソン(M・ロビー)が捜査の包囲網をかわし、自由をつかみ取るため銀行強盗をする。拳銃を片手に銀行のカウンターを気丈に歩くアリソン、お金を受け取るとニッコリ笑顔で「ありがとう」と言うが…。マーゴットは「最初の脚本の段階ですでにとても映画的なストーリーだと感じたし、時代背景においても素晴らしい映画体験になると思った」と映画化を熱望したことを語る。本作についても「これは少年が男になっていくユージンの物語だとも思う。でも、彼はアリソンにも大きな影響を与えた。アリソンはイノセンスをすでに失っていて、ユージンもそうなりつつある。悲劇的で複雑だけど、美しいと感じた。アリソンがユージンを見る目を通して、彼女を知らなければと思った」と明かしている。『ドリームランド』は4月9日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリームランド 2021年4月9日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)2018 DREAMLAND NM,LLC
2021年04月05日マーゴット・ロビーが脚本に惚れ込み、主演とプロデューサーを兼務して映画化を実現させた『ドリームランド』。この度、マーゴットと相手役のフィン・コールのインタビュー映像が到着した。今回到着したのは、2019年4月開催の「トライベッカ映画祭」でのインタビュー映像。本作で銀行強盗犯を演じたマーゴットは、物語の魅力について「すばらしい映画になると思ったし、舞台や時代を含め、物語を肌で感じられるような作品です」と言い、「監督のマイルズが見事な手腕を発揮しました。ユージンの内面的な変化も美しいと思ったし、私と彼の関係性も追究したことがないものでした」とふり返る。主演とプロデューサーを兼務している今作。「結構うまく両立できるもの」と言うと、マーゴット扮する銀行強盗犯に恋情を抱く少年を演じたフィンは「切り替えも驚くほど早いんですよ。彼女のような才能豊かな人と仕事ができて幸運です」と共演した印象を明かす。「和気あいあいとしていました」「本当に楽しかった」と撮影は2人共楽しかったそうで、「皆さんにも楽しんでほしい」とコメントしている。『ドリームランド』は4月9日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドリームランド 2021年4月9日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)2018 DREAMLAND NM,LLC
2021年03月26日ハーレイ・クイン役で知られ、2度のアカデミー賞ノミネート歴を誇るマーゴット・ロビーがオリジナル脚本に惚れ込み、自身の製作会社で映画化を実現させたプロデュース&主演作『ドリームランド』。この度、マーゴットがメガホンを託した監督、マイルズ・ジョリス=ペイラフィットのコメントが到着した。未知なる大人の世界や刺激的な冒険に憧れながらも、退屈な日常に囚われている17歳の少年(フィン・コール)と、彼の心を奪った美しき指名手配犯(マーゴット)。偶発的に出会った2人は、次第に気持ちを通わせていく。ここではないどこかにあるはずの“夢見る場所”を信じた共犯者として…。名作『俺たちに明日はない』にインスパイアされ、イノセンスと罪悪感の狭間で揺らめく彼らの運命が、儚くもスリリングに描かれた本作。このプロジェクトを主演兼プロデューサーとして牽引したマーゴットは、新鋭マイルズ・ジョリス=ペイラフィットに監督を依頼すべく白羽の矢を立てた。米・ニューヨーク州オールバニー出身で、2014年にバード大学を卒業した監督は、サンダンス映画祭史上最年少の23歳でUSドラマ・コンペティション部門に選出された長編デビュー作『As You Are』(16・原題)で審査員特別賞を受賞。「ストレンジャー・シングス」チャーリー・ヒートンや『ヘイト・ユー・ギブ』アマンドラ・ステンバーグらが出演した、その初長編作品で彼の才能を確信したマーゴットは、本作の監督に抜擢。本作が2本目の長編映画となる20代のジョリス=ペイラフィット監督が、乾いた地を舞台に登場人物の“ドリームランド”への渇望を緊張感たっぷりに描出した。「サンダンス映画祭の後、ロサンゼルスでの初ミーティングの相手がマーゴットだなんて、信じられない気持ちだったよ」と監督。「彼女はこの映画を僕の個人的なものにしてほしいと願っていたから、脚本を何度も読んで多くのアイデアを練った。それからマーゴットたちや脚本家に自分のアイデアを話し、まさに共同作業を行っていったんだ」と、ハリウッドのメジャー作で活躍するマーゴットからオファーを受けた当時をふり返っている。『ドリームランド』は4月9日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリームランド 2021年4月9日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)2018 DREAMLAND NM,LLC
2021年03月04日以前、ご褒美旅行で、ハワイに行ったときのこと。当時はまだタンポンを使ったことがなかった私ですが、出発前に予定外の生理が急にやってきてしまいました……。そんな私のタンポンデビューエピソードです。 ハワイに行って実際に使ってみるまでは、タンポンに対して怖いイメージがあり、「無理に使わなくてもいいや」と思い、ずっと避けていました。でも、デビューしてみると、その快適さにびっくり! マリンアクティビティやマッサージなどでは、タンポンがあって本当に助かりました。使わずに避けているなんてもったいないなと思いました。 監修/助産師REIKO--------原案/森ペコさん作画/モリナガアメ
2021年02月25日マーゴット・ロビーが銀行強盗犯役を演じる映画『ドリームランド』より、予告編とポスタービジュアルが到着した。17歳の少年と美しき指名手配犯が偶発的に出遭い、次第に気持ちを通わせていく本作は、マーゴットがオリジナル脚本に惚れ込み、自身の製作会社で映画化を実現させたプロデュース&主演作。公開されたポスタービジュアルでは、そんな少年と大人の間にいる思いつめた表情のユージン(フィン・コール)と、逃亡を図る美しいアリソンの姿が写し出されている。予告編では、アリソンが車を走らせ、テキサスの田舎町にやってくるところからスタート。指名手配中のアリソンは、ある日、納屋に潜んでいたところをユージンに発見されてしまう。5人の命を奪ったとされているが、人は殺していないと告白するアリソン。そして、次第に彼女に惹かれていくユージンは、逃亡の手助けを約束する。音楽も相まってスリリングな仕上がりとなっている本映像。ふたりは“ドリームランド”へたどり着けるのか?続きが気になる予告編となっている。『ドリームランド』は4月9日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドリームランド 2021年4月9日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)2018 DREAMLAND NM,LLC
2021年02月12日マーゴット・ロビーがオリジナル脚本に惚れ込み、自身の製作会社で映画化を実現させたプロデュース&主演作『ドリームランド』が、4月9日(金)に公開決定。場面写真も到着した。1930年代半ば、荒涼としたテキサスに暮らす17歳のユージンは、ある夜、納屋で大ケガを負った女性と出くわす。彼女こそが地元の銀行を襲撃し、警察から追われている強盗犯アリソンだった。危険な人物だと知りながらも、アリソンに惹かれるユージンは、彼女を匿うことにする――。未知なる大人の世界や刺激的な冒険に憧れながらも、退屈な日常に囚われている少年と、彼の心を奪った美しき指名手配犯が偶発的に出遭い、次第に気持ちを通わせていく本作。マーゴットが銀行強盗犯のアリソンを、彼女に恋情を抱く少年ユージンを、Netflix「ピーキー・ブラインダーズ」、『ワイルド・スピード』最新シリーズにも出演するフィン・コール。名作『俺たちに明日はない』にインスパイアされ、イノセンスと罪悪感の狭間で揺らめく彼らの運命が、儚くもスリリングに描かれる。到着した場面写真には、アリソンが銀行襲撃後に逃走する姿や、過酷な現実と自由への渇望とに戸惑いの表情を浮かべる様子。また寄り添うふたり、そしてドリームランドを心に描くユージンといった4枚が公開された。『ドリームランド』は4月9日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドリームランド 2021年4月9日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)2018 DREAMLAND NM,LLC
2021年01月28日マーゴット・ロビーが、主演・製作する実写版『バービー』について、いい意味で観客の予想とは異なる作品にしたいと「The Hollywood Reporter」に語った。「ちょっと左寄りな感じにしたいと思っています。バービーと聞くとその知名度と名前から、みなさんはすぐに『あぁ、マーゴットがバービーを演じるのか。想像がつく』と思うでしょう。でも、私たちの目標は『あなたたちがどんなことを思っていようと、全然違うものを提供する。それも、あなたたちが望んでいるのに気付いていなかったものを』ということなんです」と意気込んだ。実写版『バービー』は、実写化企画が始まった当初はエイミー・シューマーが脚本と主演を担当し、次にアン・ハサウェイが主演と変更されたが、最終的にマーゴットが務めることに。脚本は公私ともにパートナーのノア・バームバックとグレタ・ガーウィグが手掛けることになった。『フランシス・ハ』や『ミストレス・アメリカ』などで高い評価を受けてきたノア&グレタとタッグを組むことで、マーゴットは「(バービーの)知的財産、ファンに心から敬意を払い、さらにみなさんを驚かせることができるんじゃないでしょうか?」と自信を見せた。(Hiromi Kaku)
2020年12月23日おとな向け映画ガイド今週の公開作品から、おとなの味がする4本をご紹介します。ぴあ編集部 坂口英明20/10/18(日)イラストレーション:高松啓二今週のロードショー公開は22本(ライブビューイング、映画祭企画を除く)。全国100スクリーン規模以上で拡大公開される作品は『きみの瞳(め)が問いかけている』『朝が来る』『空に住む』の3本。中規模公開とミニシアター系の作品が19本です。今週も傑作揃い。その中から、4本を厳選し、ご紹介します。『キーパー ある兵士の奇跡』いまや、ヨーロッパのサッカー界に国籍はないも同然ですが、この映画の主人公こそが、イギリスのリーグの年間最優秀選手に選ばれた最初の外国人選手。彼は、戦争中、捕虜として収容所に入れられていたナチスの兵隊でした。ナチスの優秀な軍人に贈られる“鉄十字勲章”と、イギリスの“大英帝国勲章”の両方を持つ唯一の男。バート・トラウトマンといいます。ドイツ軍空挺部隊の元伍長。収容所で仲間とサッカーをしていたところを、地元のサッカーチームの監督に見いだされ、キーパーの助っ人に駆り出されるところから、彼の人生はまた大きく変わります。戦後は故国に帰らず、プロチーム「マンチェスター・シティFC」に入るのです。戦後すぐの話です。相当な風あたりだったでしょう。イギリスはドイツと敵国として戦い、空襲の被害にもあっていますし、ユダヤの人たちだって多くいるのです。彼がいかにして、認められ、愛され、「イギリスの」国民的ヒーローになったか。イギリス人の妻とのエピソードなどで語られる、トラウトマンの真摯で前向きな人柄もありますが、何よりも彼のプレイがイギリス人の心を動かしていきます。スポーツの持つ力、ともいえます。監督はマルクス・H・ローゼンミュラー。トラウトマンは『愛を読むひと』で注目されたドイツ人俳優、デヴィッド・クロスが演じています。妻マーガレット役のフレイア・メーバ―、その父で最初にトラウトマンを認めた地元サッカーチームの監督役ジョン・ヘンショウなど、主要な役どころはイギリスの俳優で固めた、ドイツとイギリスの合作。戦後75年、いまだから作れた映画、です。『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』全盛期の音楽活動はもとより、解散コンサートが伝説の映画『ラスト・ワルツ』として映画史にも燦然と輝く、ザ・バンドを、彼らの音楽的ルーツから始め、解散後まで描いた音楽ドキュメンタリーです。ボブ・ディランのバックバンドとして、1965年からツアーに参加。フォーク・ソングのカリスマだったディランがロックに目覚めた時期です。アコースティック・ギタ―での弾き語りのあとにバンドと登場するツアーの構成は、世界中どこへいっても、古典的なフォークファンからブーイングの嵐でした。やや疲弊した彼らは、ニューヨーク郊外のウッドストックで出直します。バンド名も「ザ・バンド」として活動を開始。ロバートソン夫妻が住む、ピンクに塗られた家の地下スタジオで作曲をし、レコーディングも始め、68年、『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』で本格的なアルバムデビューを果たします。近くに住むディランも加わって……。ハッピーな日々が続きます。唯一無二のバンドとして得た名声。才能がぶつかり合い、やがて訪れる仲違いと解散が待ち受けていますが、そんな、1970年前後絶頂期の彼らは、やんちゃで、生き生きとしていて、本当に兄弟のようで、実に楽しそうです。マーティン・スコセッシが製作総指揮。リーダーだったロビー・ロバートソンの回想を中心に、これでもかというほど豪華な音楽界の大物たちの証言が並びます。エリック・クラプトン、ジョージ・ハリスン……。スコセッシが語る『ラスト・ワルツ』秘話。ブルース・スプリングスティーンは彼らの仲の良さを語り、魅力のひとつを「シンプルな名前、ザ・バンド。これだね」と。首都圏は、10/23(金)から角川シネマ有楽町他で公開。中部は、10/24(土)から名演小劇場で公開。関西は、10/30(金)からシネ・リーブル梅田他で公開。『彼女は夢で踊る』実在する広島第一劇場というストリップ劇場を舞台にしたドラマです。立ち退きを迫られていることもあり、閉館はやむを得ない現実なのですが、往生際悪く、閉館興行をうちながら、2度も再開し、「閉館詐欺」といわれても平然としている劇場主が、主人公の木下社長です。演じているのは、ベテラン俳優加藤雅也。下町のショービジネス世界に、いそうだよなあこういう人、とつい思ってしまう、どこかうさんくさそうな、不思議な個性が、魅力です。札束がうなっていた全盛期、それから幾星霜。場末感ただよう「ヌードの殿堂」もいよいよ閉館。支配人は、全国から集めた踊り子のなかに、かつて憧れた人のおもかげをみつけ……。踊り子、そしてそのヒモさん、職人芸の照明さん、変わったお客さんたち、彼らの人間模様が繰り広げられます。実際、閉館間近という第一劇場で撮影。出番前に、踊り子さんがキスをして舞台に向かう「口紅の壁」が歴史を語っています。ロック座のベテランストリッパー、矢沢ようこが踊る、そのバックに流れる曲は松山千春の『恋』。楽曲使用に意外とすんなり許可がおりたのは、松山が昔、ストリップの照明の仕事をやってたことがあったからとか。とてもしみます。昭和な味もする青春ノスタルジー。哀愁の映画です。首都圏は、10/23(金)から新宿武蔵野館他で公開。中部は、10/23(金)からユナイテッド・シネマ豊橋18、11/21(土)からシネマスコーレで公開。関西は、10/31(土)から第七藝術劇場で公開。『FRIDAY』横浜長者町で40年続く、FRIDAYを追ったドキュメンタリーです。横山剣率いるクレイジーケンバンドを生んだ聖地、とよばれる伝説のライブハウス。ゆかりのミュージシャンとしては、柳ジョージ、宇崎竜童、TCR横浜銀蝿RSRの翔など、つまり、ハマのちょいワルバンドの巣窟です。キャパは50席ほどで、客席と同じ高さのステージ。演奏した音がストレートに響くハコはここしかない、と評判です。名物マスター磯原順一さんの日常を中心に、30組近い、ミュージシャンたちのインタビューと、『長者町ブルース』『雨に泣いている』『カサブランカダンディ』『横浜ホンキートンク・ブルース』『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』など22曲が披露されます。横浜、おとなの夜を愉しんでください。首都圏は、10/23(金)から29(木)まで アップリンク渋谷で、10/30(金)から11/13(金)まで 横浜ジャック&ベティで公開。中部は、11/28(金)から12/4(木)まで 名古屋シネマテークで公開。
2020年10月18日おとな向け映画ガイド今週は、なかなかインパクトのある3本をオススメします。ぴあ編集部 坂口英明20/8/2(日)イラストレーション:高松啓二今週のロードショー公開は18本(ライブビューイング、映画祭企画を除く)。コロナ禍ではありますが、いよいよ夏休み、ファミリー向き映画も公開です。全国100スクリーン規模以上で拡大公開される作品は『映画ドラえもん のび太の新恐竜』『ぐらんぶる』『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』『EYES ON ME:THE MOVIE』の4本。あとの14本はミニシアター系の作品です。今回はその中から、おとな向けの作品3本を厳選して、ご紹介します。『ジョーンの秘密』007シリーズ「M」役のジュデイ・デンチが主演で、イギリス製のスパイ映画、それでもってこのタイトルとなると、凄腕おばあさんのスーパー・スパイものかと早合点しますが、それとは若干、趣が異なります。デンチ扮するジョーンは、80歳を越えた、ごく普通の幸せな生活を送るおばあさんなのです。そんな彼女が、MI5に逮捕されてしまいます。MI5と書きましたが、まちがいではありません。MI5(英国軍情報部第5課)通称保安局は、スパイやテロリストを取り締まるところです。007がいるのはMI6という秘密情報部で、こちらはスパイをする方なんですね。ジョーンさんが逮捕された理由は、第2次大戦後、核開発に関する軍事機密をソ連に漏洩したスパイ容疑。2000年に「核時代最後のスパイ」と報じられた実際の事件が元になっています。映画は、当局の取り調べに答える彼女の回想で綴られていきます。若き日の姿を演じるのは、ソフィー・クックソン。『キングスマン』シリーズ等、スパイ映画にご縁のある顔です。ジョーンは、ケンブリッジ大学を優秀な成績で卒業後、原子力開発機関で働くうちに才能を認められ、原爆開発という機密任務に参加していたのです……。原爆は最初に開発に成功したアメリカのマンハッタン計画が知られていますが、敵国ドイツ、連合国側のイギリス、カナダ、そしてソ連も進めていました。この各国の激しい諜報合戦と、一般市民のジョーンが国を裏切ってでもスパイになった真相が、みどころです。『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』不思議なテイストの映画です。アメリカ南部、アラバマ州の片田舎の事件。カッコいい人はでてきません。あの『ファーゴ』に似た味というか、匂いというか、がします。つまり、ヘンな人ばかりでてきます。無人島からの脱出で死体を水上スキー代りに使うというすごい発想、しかもその死体をダニエル・ラドクリフにやらせたキテレツ映画『スイス・アーミー・マン』のダニエル・シャイナート監督による新作。今、アメリカで一番元気のいいインディーズ系映画会社、A24と再びタッグを組みました。うだつが上がらない30男たち、ジークとアールとディックは、「ピンクフロイト」というアマチュア・バンドの仲間です。今日も今日とてガレージで練習、終わるといつもの馬鹿騒ぎなのですが、ディックの様子がおかしくなります。血まみれになり、気を失い…。死んだのか? ジークとアールは、そんな彼を、こともあろうに病院の玄関前に置き去りにし、結局ディックは死んでしまいます……。翌朝から警察の捜査が始まります。めったに起きない町の大事件、保安官たちはみなどこか興奮気味です。やばいふたりは、昨夜の行動を隠そうとして家族にまで嘘をつき、その嘘がさらなる面倒をひきおこす。なんでそこまで嘘を? その真相が結構インパクトあります。全編、やんちゃな子供みたいな男たちのイカれたダークな映画。ブラックコメディ好きなおとなには、たまりません。『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』インディアンとよばれた先住民が与えた、アメリカのポピュラー音楽への影響についての壮大なドキュメンタリー。彼らがいかに弾圧されてきたかも語られます。これは知らないことばかりでした。アメリカ音楽好きの人もあまりご存知ないのでは。具体的に先住民にルーツを持つミュージシャンの名前をあげた方が良いですね。ジャズ・ボーカルのミルドレッド・ベイリー(コ―・ダリーン族)、『サークル・ゲーム』などのフォーク歌手バフィ・セイント・マリー(クリー族)、ザ・バンドのロビー・ロバートソン(モーホーク族)、ジミ・ヘンドリクス(チェロキー族)……。500以上のインディアン部族がかつてあったそうです。コロンブスのアメリカ発見から530年の間に、土地を奪われ、アメリカ社会に同化させられたなかで、魂の叫びとして音楽は残りました。そのインディアン・ミュージシャンたちの歴史を1920年代からひもといていきます。タイトルになった『ランブル』は、リンク・レイというショーニー族出身のロック・ギタリストの作品。暴力行為を駆り立てるとしてインストゥルメンタルにもかかわらず放送禁止になった過激な曲ですが、ジミー・ペイジやザ・フーのピート・タウンゼントなど沢山の大物ミュージシャンにインパクトを与えています。ジミ・ヘンドリクスは、インディアンだけでなく、アフリカ系アメリカ人、スコットランド人の血も引いているといいます。アフリカ系アメリカ人とインディアン、抑圧された民族が結びついていった歴史と、それによって豊かな音楽世界が広がっていったことも観逃せません。首都圏は、8/7(金)から渋谷・ホワイト シネクイントで公開。中部は、8/15(土)から名古屋シネマテークで公開。関西は、9/4(金)からシネ・リーブル梅田で公開。
2020年08月02日『スーサイド・スクワッド』に引き続き、マーゴット・ロビーがキュートでパンクなハーレイを演じる『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』。この度、本作が早くもBlu-ray・DVDとなってリリースされることが決定した。愛するジョーカーのことだけを考えてきたハーレイが、ジョーカーの束縛から解かれ、ますますクレイジーな新チームを結成、謎のダイヤを盗んだ少女を守るため、ブラックマスクとの予測不能バトルに挑む本作。危険度MAXのクレイジー・アクションは必見。全米では2月7日に公開され、興収3,325万ドル(約36億円)で初登場1位を獲得。Rotten TomatoesではCritics(批評家)78%、Audience Score(一般)78%と高評価を得た(4/20現在)。今回のリリースでは、豪華吹き替え声優による日本語吹き替え版も収録。ハーレイ役には、『スーサイド・スクワッド』と同様、東條加那子が担当し、森川智之がブラックマスク、花澤香菜が新星カサンドラ・ケインを吹き替える。また、初回仕様のブルーレイ&DVDセット、4K ULTRA HD&ブルーレイセットには、NG&オフショット集など153分に及ぶ特典映像やキャラクターステッカーが付属。加えて、2,000セット限定のスチールブック仕様<4K ULTRA HD&ブルーレイセット>もリリースされる。『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』は6月10日(水)4K ULTRA HD&ブルーレイ&DVDリリース・デジタルレンタル配信。5月22日(金)デジタルセル先行配信。(cinemacafe.net)■関連作品:ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY 2020年3月20日より全国にて公開©2019 WBEI and c&TM DC Comics
2020年05月15日マーゴット・ロビーが、再び“ハーレイ・クイン”となってスクリーンに帰ってきた。しかも、いまの閉塞感をぶっ飛ばし、テンションをブチ上げてくれる振り切れた覚醒ぶりだ。本作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』のプロデューサーでもあるマーゴットは、『スーサイド・スクワッド』(2016)のときから「ハーレイにはもっと発展させられる部分があると信じていて、彼女をまた演じたい」と願っていたという。「彼女の新しい側面を発掘するのに素晴らしいチャンスだと思ったんです。ミスターJ(=ジョーカー)と別れて、ゴッサムで多くの人に敵視されている状況に置かれ、いつもの自信満々な“ハーレイ”ではいられなくなります。それはストーリーとして面白いし、チャレンジを与えてくれました」と語るように、予習もいらないくらい(冒頭に親切なアニメ解説あり)、前作とは置かれた状況がまるで違っている。孤独な少女カサンドラ・ケイン(エラ・ジェイ・バスコ)と、バディのような、師弟のような関係を築く点も新鮮だ。「今までのハーレイは、ミスターJとの恋愛関係以外で、他人に心を開いたことがありませんでした。本作では人生の新たなステップを歩むと同時に、ハーレイの弱い部分や、ぶっ飛んだ部分など、様々な角度で展開させられるのが面白いと思ったのです」と、プロデューサーとしてもハーレイの新たな物語を準備してきたマーゴット。彼女自身も、ファンたちも愛してやまない“ハーレイ・クイン”というキャラクターについて語ってくれた。「チームのメンバーを信頼する」シャーリーズ・セロンからの影響明かすハーレイを中心とする女性たちの連帯の物語は、『スキャンダル』や『ハスラーズ』を彷彿とさせ、『チャーリーズ・エンジェル』以上にアクションも縦横無尽。そんな本作がついに日本上陸を果たすと、初登場No.1の大ヒットスタートを切った。マーゴットは、『スキャンダル』で共演したプロデューサー兼主演女優の“先輩”シャーリーズ・セロンに「色々質問した」と明かす。「私は今までも、プロデューサーと役者を兼任する人たちと仕事をしたことはありますが、シャーリーズの仕事ぶりはとても興味深かったです」と明かし、「良いプロデューサーは、監督と、監督のビジョンを支え、あえて細かく管理しすぎないようにします。有能な人を雇い、それぞれの才能を信じて自由に仕事をさせてあげることが大切なんです」と続ける。本作では、新進気鋭のアジア系女性監督キャシー・ヤンにメガホンを託したことが注目を集めているところだ。「彼女(シャーリーズ)は信頼の置ける人達だけでチームを結成していました。私も、初めて映画をプロデュースし始めた時から、自分が雇ったチームを信頼し、仕事を託すように気をつけています。プロデューサーは、映画が撮影開始する前の段階から作品に携わるから、大事に育てきた自分の子供の世話を他人に託すような気分になってしまうのは分かります。だからこそ、あえて距離を置き、チームのメンバーを信頼して支えてあげることが、いい作品を作りあげる上でとても大切なのです」。「彼女の弱みや勇敢さ、愛嬌や面白さ、凶悪なところ全てを含めて大好き」“悪カワ”と名付けられた女性ヴィランであるハーレイ・クインになりきるために、何か“スイッチ”のようなものがあるのか尋ねてみると、「ハーレイだけではなく、どの役柄でも、ヘアメイクをして衣装を着ると自我が消えて役柄の心境にのめり込めます」とマーゴット。「特にハーレイは、白塗りをされてタトゥーを施され、ウィッグをつけてメイクをするプロセスが、2時間半から3時間かかるんです。その時間は、私にとって、自身を手放しハーレイになるため心身をスイッチさせる時間になりました。ハーレイ独特のなまりで言葉を発すると、思考回路もキャラクターのものに変えられます」と言う。「私は撮影後顔を洗って、メイクを落として衣装を脱ぐと、一緒に役柄も脱ぎ捨てられるのですが、多分撮影期間は5%ぐらい普段の生活にもハーレイが残っていました。日常生活でも、ハーレイのような行動を取ってしまったり、周囲が気づかない程度に若干影響を受けているな、と感じることがありました。でもほとんどは切り替えができていますよ」と明かしている。そんなハーレイは自分にとっても「大好きな存在」と断言する。「今まで演じてきた役柄全てが、私にとって大切で、愛着がある存在です。自分の演じたキャラクターの悪口を言う人がいたら、身内のようにかばって言い返してやりたくなります(笑)。実在の人物ではないとは分かっていても、私にとってはリアルな存在ですから。役柄を長い間演じると、家族のような理解と愛着が湧いてしまいます。ハーレイの場合は特にそう。彼女の弱みや勇敢さ、愛嬌や面白さ、凶悪なところ全てを含めて大好きですし、理解できます」。「彼女の精神科医としての過去は、とても興味深い」さらに、ハーレイがヴィランであるにも関わらず、世界中で愛されている理由についてマーゴットは、「ハーレイは、悪人ですが、善意のある行動もできます。ワルだけれども、底意地が悪いわけではありません。ハーレイはアンチヒーローと、スーパーヴィランの間の存在で、それぞれ作品の監督によって、そのどちらかの要素が強く引き出されます」と続ける。「本作ではヴィランよりは、アンチヒーローな部分がやや強く引き出されていると思います。もちろんワルであることは変わりないのですが。自己中心的ですし、子供を引き換えに自分の身を守ろうとしたりもします。でも彼女は、その様な悪事を後に後悔できる心を持っています。自分の行動を反省し、改善したいと願っています。そこが、彼女が完全に凶悪ではない印で、愛される理由だと思います」。どこまでも天真爛漫で、自己中心的なヴィラン。だが、子どもや仲間は決して見捨てたりはしない。そんなハーレイが実は“博士号(Ph.D.)を持つ精神科医”だったことが、本作では回想シーンをはじめ、何度も繰り返し語られているのは象徴的だ。ちぐはぐな言動やファッションから「周りの人たちがそう見てくれない」ことは、もしかしたらハーレイにとっては悩ましい部分なのかも…?「私はキャラクターの人生の背景や幼少期、過去の体験を、役作りの一環でリサーチします。それはこの役だけに限りません。例え誰も気付かなくとも、役者として説得力のある演技をするために、私自身が必要とする知識を集めるのです」とマーゴット。「ハーレイの場合も過去を理解することによって、彼女の現在の言動への理解が深まりました。特に彼女の精神科医としての過去は、とても興味深いですね。だってハーレイは頭が良く、人間の言動パターンに対する学問的理解があるにも関わらず、自身が悪い言動に走ってしまうのですから。『スーサイド・スクワッド』でハーレイは“頭の中の声”が聞こえるという設定でした。その時から私は、それが一体どういう意味なのかを調べ始めたんです」とも明かす。リサーチをしながら、“頭の中の声”に惑わされる教養のある女性が世の中には実際にいることを知っていったという。「例え映画のスクリーン上で誰も気がつかなくとも、役柄の深い部分を調べて理解することは、女優としてとてもやりがいを感じます」。バットマンが現れない「“はじかれ者”が寄り集まる」下町が本作の舞台それほどまでにマーゴットにとって愛着のあるハーレイ・クインだが、本作では初めて彼女の自宅アパートが登場する。「散らかっているところだとか、細部まで仕立ててあるところが本当に気に入っています!」とマーゴットも楽しそうに応じる。「部屋の中に置かれている写真スタンドに飾られている写真をよく見ると、ハーレイが2人の修道女に挟まれて立っている写真だと分かるはずです。彼女が孤児院で育った時のもの、という設定なのですが、実はあれ、私が学生だったころの本当の写真を加工して修道女を合成したんです。だから私が着ているのは私が実際に通った学校の制服なんですよ。昔の同級生から『ねぇ、あの写真、うちの学校の制服じゃない?』って連絡がきました(笑)」と裏話も。また、本作で描かれるゴッサムの街並は、これまでのバットマン映画に出てきたものとは明らかに違う。『ジョーカー』に登場した街とも似ているが、よりポップ。「80年代のニューヨークを彷彿とさせる、私たちなりのイメージで描いた」とマーゴットは語る。「バットマンのゴッサムがマンハッタンだとしたら、ハーレイのゴッサムはブルックリンやクイーンズ、ブロンクス区のような下町のイメージです。だから高層ビルでのシーンはなく、道路のシーンが多いんですよ。地上レベルの街の汚さだとか、人の熱気や気温を、映像で出したかったのです。この街は、“はじかれ者”が寄り集まる下町だから、色彩鮮やかで面白いのですが、汚さも大事な特徴の一つ。街全体の散らかった雰囲気と、ハーレイ本人の性格が、ストーリーの中で同調していたと思います」と語り、さらにブラックキャナリー(ジャーニー・スモレット=ベル)が仕事から帰宅するときに裏道を歩くシーンを例に挙げる。「注意して観ると、子供が道で遊んでいて、近所の人の騒音が聞こえるはずです。私はマーティン・スコセッシ監督の『レイジング・ブル』で、建物の内装だとか、近所の騒音を上手に盛り込み、人と人との狭い街の距離感を表現しているところがとても好きです。だからこの映画でも、そのような街の描き方を再現したかったんです。そうすることで、ゴッサムの中心地から離れている、という地理的説明にもなります。なぜバットマンが突然登場して皆を助けないのかという理由にもなっています」。超絶アクションと多様性あるキャラクターへのこだわりこのゴッサムを、あるときはエッグサンドを手に走り抜け、あるときはローラースケートを履いて喜々として暴れ回るハーレイ。そしてカサンドラを守るために、歌姫のブラックキャナリーや危険な殺し屋ハントレス(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)、元刑事レニー・モントーヤ(ロージー・ペレス)と組み、ブラックマスクと対決することになる。ヴィランの中のヴィラン、ブラックマスクを演じたユアン・マクレガーとの撮影も楽しんだそうで、「NGテイクで、私は笑いが堪えられなくなって爆笑し、同時に思いっきり彼の顔に唾を飛ばしちゃったんです。椅子に縛り付けられているから手で口を抑えられなくて(笑)。2人ともその場で大爆笑しちゃいました。その後何度も撮りなおそうとしたのですが、なかなか正気に戻れなくて苦労しました。NGシーンとして、打ち上げパーティーでその映像を流したら、大ウケしました」と、劇中とは打って変わった仲良しぶり。また、格段にパワーアップしたアクションも大きな見どころだ。キアヌ・リーヴスのヒットシリーズ『ジョン・ウィック』の監督チャド・スタエルスキがアクション監修を手掛けており、マーゴット自身「全てが楽しかった」とふり返っている。一番苦労したアクションは、クライマックスの「動くメリーゴーランドの上でローラースケートをする」シーンだという。「大勢のキャストが狭いセットに集結して、ワイドで撮影したロングテイクのシーンでしたから、失敗の余地がなかったんです。動くメリーゴーランドの上でローラースケートのバランスを取るのはとても難しいんですよ。私が転ぶとシーンの頭から撮影し直しになってしまいます。他の子がアクションを失敗しても同じこと。とてもプレッシャーを感じる撮影でした」。このシーンでは、少女カサンドラを守るため女性たちが団結して共闘する。「製作企画の段階で、登場させるキャラクターの人種と年齢層の幅を広げたいという意図がありました。確かにコミックでは、レニー・モントーヤは若い女性の設定ですが、レニーを演じるロージー・ペレスは、本人も若々しく本当に元気な人です」とマーゴット。「彼女は『とにかく運動しろ!』『私はこの映画でもまだまだイケてる!女性に終わりなんかない!』って周りの女性に言い聞かせるのが好きなんです(笑)」と話しつつも、「私が初めて女優として出演したのは、オーストラリアの『Neighbors』(原題)というソープ・オペラ番組なんですが、その番組は30人近い大勢のキャストが出演する作品でした。キャストの年齢層も子供から80歳までの役者がいました。それは私自身が役者として『年齢は関係ない』と気づかせてくれる経験になったのです」と続ける。「だから私自身も広い年齢層を登場させることには合意しましたし、特に監督のキャシー・ヤンは、本作でキャラクターの人種と年齢に多様性を持たせることをものすごく重要視していました」と真摯に語った。「BIRDS OF PREYユニバースを作りたい」それぞれにぶっ飛んだ個性を放つ彼女たちと友情を育み、カサンドラの“保護者”のようになったことで、ハーレイはミスターJがいなくても見事な覚醒を遂げたと言っていいはず?「確かにこの映画は、ハーレイの精神的成長を描いていると思います。面白いことに、ハーレイの本質は映画の始めから終わりまで、全く変化はないんです(笑)。でも本作を通して彼女は周りの人々を信頼できるようになります。年下のカサンドラに自分が認められ、彼女にどう見られるかを気にしはじめます。それによって、ハーレイはやっと自分自身の良いところに気づき、精神的に成長したのだと思います」。では、もし続編を作るとしたら、どうなる?「様々な方向で発展させることができると思います。本作に登場するキャラクター全員が、単独作品の主人公になれるぐらい重要ですから。ハントレスは復讐の殺しリストを達成した後、人生をどう生きるのかもストーリーとして発展させることができますし、ブラックキャナリーもとても重要な役割の存在でしょう」と話し、なんと「本作をきっかけに、BIRDS OF PREYユニバースを作り出せられればいいな、と思っているんです」との言葉も。「この映画に登場させたキャラクターはほんの一握り。今後、オラクル(=バーバラ・ゴードン、ゴードン本部長の娘)も登場させたいし、他にも登場させたい面白いコミックのキャラクターは大勢います」。本作でさらに惚れる人が続出しているハーレイ、その活躍はまだ始まったばかりなのかもしれない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY 2020年3月20日より全国にて公開©2019 WBEI and c&TM DC Comics
2020年03月25日マーゴット・ロビー主演で、ジョーカーと別れた後のハーレイ・クインの物語を描く『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』。この度、ハーレイを演じたマーゴットが、この天真爛漫で破天荒なヴィランの本作で見せる意外な一面を明かした。ジョーカーとの別れをきっかけに、ゴッサムシティの悪党たちに追いかけられたハーレイ・クイン。一難去ってまた一難、謎のダイヤを奪った12歳のスリの少女を守るため、裏社会を束ねる極悪なブラックマスク(ユアン・マクレガー)との予測不能なバトルが勃発する。『スーサイド・スクワッド』(’16)で、ポップかつセクシーなビジュアルとは裏腹に、ぶっ飛んだクレイジーさで世界中を虜にしたハーレイ。天真爛漫で自由奔放、誰からも縛られない生き方が彼女流だが、そんなハーレイを演じたマーゴットは、本作のハーレイについて、「コミック『Behind Blue Eyes』を読んだ時、ハーレイは若い女の子を誘拐し、そしてその子を裏切りましたが、その後、ハーレイはすごく罪悪感を抱きます。それについて私と脚本家のクリスティーナは、その関係性をとにかく気にいりました。いろいろ楽しめるではないかと思いました」と明かす。「その関係性をハーレイとカサンドラに反映しました。たまに、ハーレイはカサンドラにイライラさせられますが、その後また彼女と一緒に楽しく遊んだりします。実は、ハーレイは“ミニ・ハーレイ”ことカサンドラをすごく気に入っています」と語り、なんとスリの天才少女カサンドラとバディのような関係になるという意外な一面を明かした。そんなハーレイとカサンドラの関係は、どうやら撮影裏でも続いていたようで、カサンドラを演じたエラ・ジェイ・バスコは初共演のマーゴットについて「マーゴットは私が緊張した時に、常に私を支えてくれました。例えば、ゲームをしたりすることで私の緊張を解いてくれたり、セリフの読み方について、どういう風に読めば良いのかを悩んだ時にも、マーゴは先に読んでくれて、優しく指導してくれました。彼女は本当に“スーパーナイス”な人です」と語り、マーゴットからの熱いサポートをふり返っている。『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』は3月20日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY 2020年3月20日より全国にて公開©2019 WBEI and c&TM DC Comics
2020年03月21日マーゴット・ロビー演じるジョーカーの元恋人、ハーレイ・クインを主人公にした映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』。この度、ハーレイのトリッキーでアクロバティックなアクションシーンが公開された。今回到着した映像は、宿敵ブラックマスク(ユアン・マクレガー)にさらわれた少女カサンドラ・ケインを救出すべく、ハーレイが前代未聞のローラースケート・アクションを繰り広げる場面の一部始終だ。仲間のハントレス(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)のバイクに引っ張られながら、ローラースケートで疾走するハーレイは、ブラックマスクの手下たちの車に背後から近づき、華麗なジャンプで飛び移ると、4対1という人数的に不利な状況の中、次々と敵を圧倒していく!元体操選手で精神科医でもあったハーレイらしいこのアクション。マーゴットは「観客が初めて見るようなアクションを目指したので、とても難しかったです」とアクション撮影をふり返り、「でも私たちは自由に発想し、楽しんでアクションを作っていけたと思います。車の周囲でスケートした後に、その車の屋根にバク転で乗るとかね。ハーレイ・クインならそんなこともできるんです」とコメントしている。また、ハーレイが戦う理由にも注目。本来はヴィランであるはずの彼女だが、図らずもカサンドラを救う羽目になり、次第に2人の間に絆が生まれる。マーゴットは「カサンドラは、“バーズ”たちを1つに集め、またゴッサム中のワル、特にブラックマスクも引き付ける。あらゆる力を一緒に引き付ける中心なのです。だから必然的に誰もが衝突して、大騒動が起きるんです!」とカサンドラは重要なキャラクターだと話している。『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』は3月20日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY 2020年3月20日より全国にて公開©2019 WBEI and c&TM DC Comics
2020年03月13日数々の話題作に引っ張りだこのマーゴット・ロビーが、彼女史上最高のハマり役を続投する『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』。この度、ハーレイ・クインを演じるマーゴットが、その唯一無二の魅力を明らかにした。本作は、『スーサイド・スクワッド』(’16)で絶大な人気を博し、映画の枠を越えてファッションアイコンともなったハーレイ・クインの単独映画。引き続きハーレイを演じたマーゴットは、彼女の魅力について「私だけではなくて、観客の人もハーレイの読めない、理解しにくいキャラクター性に魅力を感じると思います」と言う。「彼女は親友のような可愛い部分もありますが、いきなりビルの上からあなたを突き落とすようなこともします。何をしでかすか分からないのがハーレイの魅力だと思います。誰も理解できることがなく、笑えないクレイジーなハーレイも魅力的だと思います。この作品を通して、観客にもっとハーレイを見せたいし、役者としてもこの役をもっと掘り下げたいと思っていました」と語り、本作でさらに突き詰めたハーレイの魅力と、役に対する熱い思いを示した。そんなクレイジーで破天荒なハーレイがモラルゼロの暴れっぷりで、ゴッサム・シティだけでなく映画界に新風を巻き起こすことは間違いないだろう。さらに今年は、元ロシアのスパイで、優れた戦闘能力と強靭な精神を持つ超一流の暗殺者ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフの過去を初めて描く『ブラック・ウィドウ』(5月公開)、そして最強の美女戦士ダイアナの勇姿を描き、数々の新記録を打ち立てた大ヒット映画『ワンダーウーマン』の続編『ワンダーウーマン 1984』(6月公開)も控え、マーベル初の女性ヒーロー映画『キャプテン・マーベル』の続編製作も発表されるなど、“女性が主役”のアメコミ映画はこれからも新たな話題を提供してくれそうだ。『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』は3月20日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY 2020年3月20日より全国にて公開©2019 WBEI and c&TM DC Comics
2020年03月05日全米最大テレビ局で実際に起こった性的スキャンダルを映画化し、第77回ゴールデン・グローブ賞ではシャーリーズ・セロンが主演女優賞(ドラマ部門)、マーゴット・ロビーが助演女優賞にノミネートされた『スキャンダル』。この度、マーゴット演じる新人キャスターの場面写真が解禁となった。第73回英国アカデミー賞(BAFTA)では、本作『スキャンダル』と『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の2作品で助演女優賞にノミネートされる快挙となったマーゴット。本作で演じるのは、憧れのFOXニュースでスターキャスターを目指し、野心溢れる新人キャスター、ケイラ・ポスピシル。届いた場面写真には、同僚のジェス(ケイト・マッキノン)との食事の楽しげな様子が映し出されている。そんなケイラは、キャスターとしての活躍を確立させるためCEOであるロジャー(ジョン・リスゴー)に直談判を試み、ロジャーの部屋を訪れるも、そこでは衝撃の展開が待ち受け…。入社当初の明るい表情がだんだんと曇っていくケイラ。彼女を待ち受ける運命とは?本作に登場するキャスターのメーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)とグレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)は実在の人物であるのに対し、マーゴットの演じたケイラは架空のキャラクターだ。彼女は役作りについて、「ケイラという役はFOXで働いていた二人の女性の体験を組み合わせたものなの。彼女たちの体験を知ったことで、キャラクター作りができただけでなく、この物語をきちんと伝えなくちゃいけないという大きな使命感を感じたわ」と、その背景を語っている。話題作出演が相次ぎ、今年も勢いの止まらないマーゴット。セクハラという圧力に直面する女性の姿、その心情までをリアルに映し、観る者全てを引き付けるその熱演をお見逃しなく。『スキャンダル』は2月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スキャンダル(2020) 2020年2月21日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開© Lions Gate Entertainment Inc.
2020年01月10日ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のオフィシャルホテル「ホテル ユニバーサル ポート」では、「ミニオンルーム」やホテルロビーがミニオン&クリスマス仕様となる「ミニオン・クリスマス・デコレーション2019」を、2019年11月8日(金)から12月25日(水)までの期間限定で開催する。「ミニオンルーム」&ホテルロビーがクリスマス仕様に期間中は、映画『怪盗グルー』シリーズに登場するユニークなアイテムに溢れる2タイプの 「ミニオンルーム」がクリスマス仕様に。客室内がクリスマスリースやカラフルなオーナメントで彩られる、この時期だけの特別な「ミニオンルーム」となる。また、ロビーフロアにはクリスマスパーティを準備中のミニオンたちが登場。トナカイの角や鼻、サンタ帽といったクリスマス衣装を身に着けたミニオンたちが、パーティーで使用するイルミネーションライトを自分たちに巻きつけて楽しむ様子を装飾で表現している。開催概要ホテル ユニバーサル ポート「ミニオン・クリスマス・デコレーション2019」■ミニオンルーム クリスマスバージョン期間:2019年11月8日(金)〜12月25日(水)料金:4名1室利用1名あたり(朝食付き)18,500円〜(税・サ込み)■ミニオンロビー装飾 クリスマスバージョン期間:2019年11月8日(金)〜12月25日(水)場所:1階ロビー
2019年11月10日映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』が、2020年3月20日(金)に公開される。主演はマーゴット・ロビー。スーサイド・スクワッドの“ハーレイ・クイン”が主人公に『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』は、2016年に公開された『スーサイド・スクワッド』の“悪カワヒロイン”ハーレイ・クインが主人公の物語。ハーレイ・クインとは?元々は犯罪者たちを治療する美しい精神科医のインテリ女子。だが、治療対象だった世界で最も有名な悪中の悪ジョーカーと恋に落ち、彼のためならどんな犠牲もいとわず我が身を捧げる、愛に狂わされてしまった“悪カワ”なヒロイン。特殊能力はないが、運動神経抜群でバトルをさせたら予測不能だ。極悪ヒロインなのにオシャレでカラフルなハーレイ・クイン。『スーサイド・スクワッド』公開以後、国内外の数々の有名人がコスプレとツインテ―ルを披露し、世界中のハロウィンの仮装でハーレイ・クインが一気に定番化するなど、話題を呼んだ。2作目は、クセモノだらけの最凶チームが結成!続編『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』では、そんなハーレイ・クインが、恋人のジョーカーと別れた“後”の物語が描かれる。モラルのない天真爛漫な暴れぶりで街中の悪党たちの恨みを買うなか、謎のダイヤを盗んだ少女を守るため、悪を牛耳る残忍でサイコな敵ブラックマスクとの全面対決へ。悪VS悪のカオスな戦いを前に、ハーレイはとってきおきの切り札、クセ者だらけの最凶チームを新結成。ヴィランだけの世界で、予測不能のクレイジー・バトルが始まる!そしてハーレイは少女を守り抜くことができるのか?マーゴット・ロビーが主演ハーレイ・クインを演じるのはマーゴット・ロビー。アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のシャロン・テート役など、話題作への出演が続く注目女優だ。その高い演技力で評価を得ている彼女だが、今回はその優れた身体能力をフルに活かした“壮絶アクションシーン”に挑戦。スプリンクラーから雨のように水が 降り注ぐ中で、謎のダイヤを盗んだ少女“を助ける為に、悪党たちとのバトルを繰り広げるクールなハーレイ・クインの姿をみることができる。最凶ヴィランに、ユアン・マクレガーハーレイ・クインと悪 VS 悪のカオスな戦いをくり広げるヴィラン ブラックマスク。ローマン・シオニスとも呼ばれるその男は、悪を牛耳る残忍で極悪な敵。ハーレイと息をつかせぬバトルを繰り広げるので是非ご注目を。演じるのは『スター・ウォーズ』シリーズや『プーと大人になった僕』のユアン・マクレガー。その他、ハントレス役のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、レニー・モントーヤ役のロージー・ペレス、ブラックキャナリー役のジャーニー・スモレット=ベルが出演。監督は、キャシー・ヤンが務める。【詳細】映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』公開日:2020年3月20日(金)監督:キャシー・ヤン出演:マーゴット・ロビー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ロージー・ペレス、ジャーニー・スモレット=ベル、ユアン・マクレガー原題:Birds of Prey (And the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)
2019年10月06日マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインが主役の『バーズ・オブ・プレイ』(原題)の予告編が公開された。予告編は、ハーレイがバーで「ハーレイ・クインってなにか知ってる?ハーレイ・クインの役割は仕えること。マスター(仕える人)がいなかったら、なにものでもない。だれも気にかけない。私たちがそれ以上であってもね」と語り、酒をショットでグイッとあおるシーンからスタート。恋人同士だったジョーカーとは「別れた」と言い、髪を切ったり壁に貼ったジョーカーの似顔絵にナイフを投げつけたりと、失恋で荒れた様子もうかがわせる。「再出発したかった」というハーレイは、ゴッサム・シティにおいて「解放を求めているのは私だけじゃなかった」ことに気づき、ブラックキャナリーやハントレスらと知り合っていくようだ。そして、カサンドラ・ケインという少女を悪の手から守ることに。豪快な銃撃戦、ハーレイの狂気に満ちた笑いと振る舞い、「ミス・クインはおれのもの」、「きみにはおれが必要だ」とハーレイに迫るユアン・マクレガー演じるヴィランのブラック・マスクなど、見どころ満載。『バーズ・オブ・プレイ』の全米公開日は2020年2月7日。(Hiromi Kaku)
2019年10月02日マーゴット・ロビーが、『Birds of Prey』(原題)のポスターをSNSで公開した。ポスターの中心となっているのは、口をすぼめているマーゴット演じるハーレイ・クイン。ハーレイの目の前には衣装&『Birds of Prey』(猛禽類)のタイトルにふさわしい、羽根を身につけた7人の登場人物が飛んでいる。ハーレイ・クインを含めたその7人とは、以下の通り。・ハーレイ・クイン役(マーゴット・ロビー)・レニー・モントーヤ役(ロージー・ペレス)・ハントレス役(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)・ブラックキャナリー役(ジャーニー・スモレット=ベル)・カサンドラ・ケイン役(エラ・ジェイ・バスコ)・ブラックマスク役(ユアン・マクレガー)・ヴィクター・ザズー役(クリス・メッシーナ)ユアン演じるヴィランのブラックマスクが、役名を象徴するブラックマスクを着けていないことに注目が集まっている。ただし、ブラックマスクの定番衣装の白いスーツは着用している。今作の全米公開日は2020年2月7日で、マーゴット演じるハーレイ・クインは、ジェームズ・ガン監督がメガホンを取り脚本を担当する新たな『スーサイド・スクワッド』への出演も決定している。(Hiromi Kaku)
2019年09月18日マーゴット・ロビーが『Fools Day』に出演する方向だ。プロデューサーも兼任する。数多くの映画祭で好評を得た短編映画を長編映画化するもので、監督はオリジナルを手がけたコーディ・ブルー・スナイダー。コメディ映画で、主人公は小学校4年生の子供たち。エイプリルフールの日にやったおふざけのせいで先生が死んでしまった時、刑務所に行くのを恐れた彼らは、なんとか死体を隠そうとする。ロビーは、この先生を演じることになるようだ。製作、配給はニューラインシネマ。ロビーの最近作は、現在劇場公開中の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。次回作は『スーサイド・スクワッド』のスピンオフ映画『Birds of Prey』。文=猿渡由紀
2019年09月17日トロント映画祭のオープニング作品が発表された。音楽ドキュメンタリーで、タイトルは『Once We Were Brothers: Robbie Robertson and The Band』だ。本作は、カナダのミュージシャン、ロビー・ロバートソンが2016年に出版したメモワールからインスピレーションを得て制作されたもの。カナダのドキュメンタリーが、この映画祭のオープニング作品に選ばれるのは初めてのことだ。ロバートソンは『レイジング・ブル』をはじめ、マーティン・スコセッシ映画の音楽監督を務めてもいることから、スコセッシもこの映画のエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねている。今作は、カナダではストリーミング配信される予定。昨年のオープニング作品『アウトロー・キング~スコットランドの英雄~』も、Netflixで配信される作品だった。今年のトロント映画祭は9月5日(木)から15日(日)まで。文=猿渡由紀
2019年07月19日ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・オフィシャルホテル「ホテル ユニバーサル ポート」は、「ミニオン」をモチーフとしたロビー装飾「ミニオン・ビッグ・ベロー・デコレーション!」を、2019年7月15日(祝・月)よりスタートする。「ミニオンルーム ~グルーの邸宅~」「ミニオンルーム 2 ~アグネスたちのお部屋~」や期間限定のロビー装飾などで人気を博している「ホテル ユニバーサル ポート」と「ミニオン」のコラボレーション。2019年は、ロビーにドットデザインのミニオンが登場する。ホリデーを楽しんでいるところに現れた巨大なドットミニオン。そんなドットミニオンに驚いて逃げ回りながらも、興味津々のミニオンたちを描いた。また、ロビー向かいのリバーサイドに面した窓にも、“BELLO”のロゴと共にミニオンをデコレーション。フォトスポットとしても楽しむことができる。【詳細】ロビー装飾「ミニオン・ビッグ・ベロー・デコレーション!」期間:2019年7月15日(祝・月)~2020年7月14日(火)予定場所:ホテル ユニバーサル ポート住所:大阪府大阪市此花区桜島1‐1−111TEL:06-6463-5000HARRY POTTER characters, names and related indicia are © & TM Warner Bros. Entertainment Inc.Harry Potter Publishing Rights © JKR. (s19)Despicable Me, Minion Made and all related marks and characters are trademarks and copyrights of Universal Studios.Licensed by Universal Studios Licensing LLC. All Rights Reserved.TM & © Universal Studios & Amblin Entertainment TM & © 2019 Universal Studios. CR19-2183
2019年06月30日マーゴット・ロビーが、バービー人形の実写版映画でバービーを演じることになったとUK版「VOGUE」誌で明らかにした。プロデューサーのポジションにも就く。マーゴットは、「バービー人形で遊ぶのは、子どもの自己発見の旅において自信や好奇心がわき上がってくるし、コミュニケーション力も上がるわよね。約60年のブランドの歴史を通してバービーは子どもたちにお姫様から大統領まで、自分たちがあこがれる人物になれるっていう想像力を与えてくれたの」と力説。「バービーを演じ、映画をプロデュースするのはすごく光栄。だって、世界中の子どもたちや観客たちに、ものすごくポジティブな影響をもたらすことができるって信じているから」。バービーの実写版映画は、ここ数年間バービーの販売元のマテル社とソニーがパートナーシップを結んで企画していた。当初は主演にエイミー・シューマー、後にアン・ハサウェイを立てて進んでいたが、ソニーが公開日を昨年1月に2018年8月8日から2020年5月8日と大幅に延期。「The Hollywood Reporter」によれば、マテル社がこれを機にソニーではなくワーナー・ブラザースと手を組み、主演にマーゴットを迎えて新たに映画化に取り組んでいるという。(Hiromi Kaku)
2019年01月09日『レディ・バード』のシアーシャ・ローナンと『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビーというアカデミー賞ノミネート女優が、激動の時代を生きた“ふたりの女王”を演じる『Mary,Queen of Scots』の邦題が『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』に決定、2019年3月より日本公開されることになった。“因縁の関係”にあったスコットランド女王メアリー・スチュアートと、イングランド女王エリザベスI世の波乱に満ちた人生を描く本作。シアーシャがメアリー・スチュアートを、マーゴットがエリザベスI世を演じる。16歳でフランス王妃となり、18歳で未亡人となったメアリーは、スコットランドで再び王位につく。しかし当時のスコットランドは、女王エリザベスI世の支配下にあった。メアリーは自身のイングランド王位継承権を主張、エリザベスの権力を脅かす。恋愛、結婚を経験し、気高く美しいメアリーに複雑な想いを抱くエリザベス。それぞれの宮廷内部で起こる裏切り、反乱、陰謀がふたりの王位を危険にさらし、歴史の流れを変えてゆく。“従姉妹”同士ながらお互いを恐れ、同時に魅惑されていた若きふたりの女王たちは、男性社会の中で政治を司る女性として戦うのだったーー。メアリーのもって生まれた高潔さ、激情をシアーシャが鮮烈に演じ、エリザベスの気高さの影にある繊細さ、孤独をマーゴットが緊張感をもって体現。16世紀のイギリスを揺るがしたふたりの女王の熾烈な戦いは、海外ドラマ「クイーン・メアリー」や映画『エリザベス』など、これまでに語られてきたメアリーとエリザベスI世の常識を覆す新しい物語となる。本作で長編映画監督デビューを果たしたのは、舞台演出を数多く手がけてきたジョージー・ルーク。キャストには『ダンケルク』のジャック・ロウデン、『女王陛下のお気に入り』のジョー・アルウィン、『クレイジー・リッチ!』のジェマ・チャン、『アリス・クリードの失踪』などのマーティン・コムストンが名を連ねる。『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は2019年3月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年11月22日女優のマーゴット・ロビーが実写版『バービー』で主演を務めるようだ。これまでにはエイミー・シューマーやアン・ハサウェイの名が挙がっていたバービー役だが、作品の製作がソニーからワーナー・ブラザースへ移った暁には、マーゴットがそのタイトルロールを演じることになるとザ・ハリウッド・レポーターが報じている。マーゴットが自らの製作会社ラッキーチャップを通じてプロデューサーも兼任するという同作。『ワンダーウーマン』で知られるパティ・ジェンキンスが監督候補に挙がっているとはいうものの、正式な話し合いはまだ行われていないようだ。完璧ではないという理由でバービーランドを追放されたヒロインのストーリーを描くこの新作に向けては、主演予定だったエイミーが2016年にスケジュールの都合を理由に降板、その後アンの主演が決定したものの、2020年まで公開が延期となっていた。監督にはアレシア・ジョーンズ、脚本にはリンジー・ビアー、ジェニー・ビックス、キム・キャラメル、ディアブロ・コーディ、バート・V・ロイヤル、ヒラリー・ウィンストンらが共同執筆者として名を連ねていたものの、スタジオがソニーからワーナー・ブラザースへと移った際には、全て一から見直されることになる見込みだ。(C)BANG Media International
2018年10月10日