桜舞い散る、学習院大学の正門。晴れやかな表情を浮かべキャンパスへと入っていく学生たち。しかし、そこに愛子さまのお姿はなかった――。4月3日、学習院大学では、昨年入学した学生のために1年遅れの入学式が開催された。昨年の4月は感染拡大のまっただなかであり、入学式は中止になってしまった。1年前から同級生と喜びを分かち合うことを心待ちにされていたはずだが、愛子さまはオンラインでの出席を選択されたのだ。「両陛下もまだワクチンは接種されておらず、万が一にも両陛下に感染させるわけにはいきません。愛子さまはご友人たちに会いたい気持ちを抑えて、感染拡大の防止を徹底されているのです。また、新2年生のための入学式を行っていない大学もあります。そういった学生たちの気持ちを考えれば、愛子さまもご自身だけが式に出席するわけにはいかないというご判断があったのでしょう。あくまでも“国民とともに”が天皇家のご姿勢なのです」(宮内庁関係者)愛子さまは入学後、たった一度しかキャンパスを訪れていない。昨年10月のガイダンスに出席されたきりだ。今後は少人数での対面授業が再開されるが、愛子さまの登校は最小限にとどめられそうだ。新年度にあたって、愛子さまについて気になるニュースがあった。《愛子さまのティアラ予算つかず》今年12月、愛子さまは成人を迎えられる。女性皇族は成人するにあたって、宮中晩餐会など公式の場で着けるティアラを制作することになっている。ところが、今年度の予算には愛子さまのティアラの制作費が計上されていないというのだ。ティアラの制作費はこれまで、どのように支出されてきたのか。宮内庁OBに話を聞いた。「前例をみると、平成元年に成人された黒田清子さんまではお手元金である内廷費や皇族費からティアラの制作費が支出されています。しかし、三笠宮家の彬子女王殿下よりあとに成人された女性皇族のティアラは、すべて公費である宮廷費から支出されています。宮廷費で賄われるようになった背景には、ティアラを着けて正装するのはご公務のときに限られる、皇族費から出すには高価すぎるといった事情があります」■眞子さまは5点セットで2,856万円ちなみに、眞子さまのティアラは指名競争入札で和光が落札。ネックレスなどを含む宝飾品5点セットで2,856万円だった。佳子さまが成人される際は5社の企画コンペによる公募入札が行われ、ミキモトが宝飾品一式を2,793万円で制作した。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんによると、「お手元金でお作りになったものは私物ですが、公費で作ったものは国有物品ですから、皇族でいらっしゃる間だけお使いいただき、ご結婚などで皇籍離脱の際には国に戻していただくことになります」皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんは、予算が計上されなかった背景には、天皇家のお考えがあると語る。「今はコロナ禍ですから、できるだけ華美なものにお金を使わないというお考えがあるのでしょう。眞子さまや佳子さまが約3千万円ですから、天皇家の長女である愛子さまならばそれ以上のものを作られることになるでしょう。もしくは、黒田清子さんのティアラはもう使われることはないですから、それをお使いになられるかもしれません。愛子さまが引き継がれるとしたら素敵ですね」たいへん高価なティアラだが、予算に計上されていない以上、天皇家の“生活費”から捻出されるか、これまでに作られたティアラを引き継がれることになる。天皇陛下と雅子さまは公費の支出を避けられたのだ。「女性自身」2021年4月20日号 掲載
2021年04月08日愛子さまのティアラ、予算つかず――。今年12月に成人を迎える愛子さま。しかし、今年度の宮内庁の予算には、愛子さまのティアラの制作費が計上されなかったのだ。「三笠宮家の彬子さま以降、女性皇族のティアラは公費である宮廷費から支出されています。眞子さまのティアラはネックレスなどを含む宝飾品5点セットで2,856万円でした。佳子さまも同じく宝飾品一式が2,793万円で制作されています」(宮内庁関係者)愛子さまのティアラはお手元金である内廷費で制作するか、これまでに作られたティアラを引き継がれることになる。コロナ禍で国民生活も苦しいなか、両陛下は公費の支出を避けられたということになる。一方で、今年度の宮内庁の予算についてはもう一点、特筆すべきことがある。「眞子さまは結婚される際、結婚後の品位を保つための一時金を受け取ることになっています。その額は約1億4千万円とされていますが、今年度の予算には計上されなかったのです。また、そのほかの結婚関連の費用も同様に“ゼロ”でした」(皇室担当記者)眞子さまは先日の歌会始の儀でも《烏瓜その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に》との和歌を詠まれた。「今年10月に眞子さまと小室さんがともに30歳を迎えることもあり、眞子さまは今秋までの結婚を切望されているといわれてきました。『烏瓜』には“よき便り”という花言葉もあります。まさに結婚の成就という吉報を待ち望むかのような歌だったのです。眞子さま自身は今秋の結婚を強く望まれているのかもしれませんが、予算が計上されていないということは、宮内庁としては今年度、眞子さまが結婚することは想定していないということです」(前出・皇室担当記者)愛子さまのティアラも、眞子さまの結婚関連も予算ゼロ。コロナ禍とはいえ、なぜこれほどの“緊縮策”が講じられることになったのだろうか。■眞子さまが下見していた「13万円チャペル婚」皇室の予算を巡っては、こんな騒動もあった。秋篠宮さまは’18年11月の会見で、宮中祭祀の大嘗祭について「身の丈に合った儀式にすることが、本来の姿ではないか」と発言。国費で大嘗祭を執り行うことに疑問を呈したのだ。「現在の象徴天皇制は、国民の総意に基づいて成立しているものです。もし国民の大多数が皇室は不要と感じるようになれば、憲法が改正され皇室が廃止となる可能性もあるのです。そのため、国民の理解を得られるよう税金の使い方に関しては十分に配慮しなければならないと、皇室の方々はお考えです。コロナ禍で約3千万円のティアラを制作することは国民の理解を得づらいと、天皇陛下と雅子さまはお考えになったのかもしれません。ましてや国民の理解が得られていない結婚に1億4千万円を費やすことは、国民の心が離れてしまうきっかけになりかねません。いずれも予算がつかなかったのは、両陛下の苦渋のご決断もあったからでしょう」(前出・宮内庁関係者)“結婚予算ゼロ”という厳しい現実に直面されている眞子さま。だが、早期結婚を実現させるための秘策もあるのだという。「実は眞子さまと小室さんの母校・国際基督教大学(ICU)にあるチャペルは、結婚式場としても使われているのです。もともと小室さんとの結婚式は帝国ホテルで開かれる予定でしたが、数百万円の費用がかかりますし、豪華な結婚式は国民感情を逆なでしかねません。しかしこのチャペルは、挙式の基本費用だけならたった13万円。ほかに牧師への謝礼や衣装代などがかかりますが、それでも一般の式場に比べればかなり格安です。眞子さまは’19年6月、ICUのチャペルで開かれた同級生の結婚式に参列しています。つまり、すでに式場の“下見”を済ませているのです」(前出・宮内庁関係者)雅子さまの“苦渋の決断”の真意は眞子さまに届くのか。それとも予算ゼロという逆境さえ物ともせず、眞子さまは小室さんとの結婚に突き進むのか――。「女性自身」2021年4月20日号 掲載
2021年04月08日3月14日に発売されたばかりのファーストスタイルブック『RB17 りゅうびセブンティーン』(SDP)の重版も決定した俳優・宮世琉弥。昨年末に出演した『恋する母たち』(TBS系)、最終回を迎えたばかりの『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』(カンテレ・フジテレビ系)と順調に俳優業を駆け上がる宮世に、将来の目標として掲げる「映画を撮る」や、自分のやりたいことをやらせてくれる両親への思いのほか、田中将大投手が帰ってきた地元・宮城の東北楽天ゴールデンイーグルスへの期待も聞いた。○■17歳の誕生日は、いつもと同じように家族と――スタイルブックのタイトルの通り、今年1月に17歳になりました。誕生日はどのように過ごしましたか?お仕事をして、ファンのみなさんと生配信でお祝いして、それから家に帰って、いつもの年と同じように両親と3人の妹たちと一緒に誕生会をしました。ケーキを前に、妹が「お誕生日おめでとう!」の掛け声をかけてくれて、「いえーい!」とお祝いしました。楽しかったです。――発売になったスタイルブックではこの17年間をじっくり振り返れたとのことですが、この企画があったからこそ、改めて発見したことはありますか?自分は何かを作ったり表現することが好きなんだなと改めて感じました。絵を描いたり、絵画展に行ったり、カメラで写真を撮影したり。自分の趣味からもそう感じましたし、俳優というお仕事についても同じように感じました。――なかには家族とのエピソードも登場します。忘れていたけど、今回のことで思い出したといった出来事はありましたか?忘れていたような出来事はなかったです。どれもちゃんと自分の記憶に残っています。子どもの頃にプリンを隠れて食べて怒られたなとか(笑)。○■自分が元気づけられたように、自分も人を元気づけられる存在に――10年後の自分へのメッセージも綴られています。「ちゃんと売れているか!」と呼び掛けていたり。宮世さんは、以前から明確な目標がありますよね。20歳までに主演映画、25歳までに日本アカデミー賞を受賞、30歳になったら映画を監督すると。10年後というと、20代後半です。今の僕は、本当にいろんな経験をさせていただいていると思います。いろんな方とお芝居をして、いろんな現場に行って、たくさんの人と出会って、すごい経験だと思います。10年後の自分は、そんな今の自分をはるかに上回っていたい。自分自身が自分をすごいと尊敬できるように。俳優としても人としても成長していたいです。――映画を作りたいという目標は、小学生のときにスカウトされて芸能活動を始めてから思うようになったのでしょうか。それとも、もともとそうした気持ちがあった?芸能活動をしたいと思うようになったきっかけが、僕自身も被災した東日本大震災が落ち着いてすぐのころ、ももいろクローバーZさんが来てくれたときのパフォーマンスを観たことでした。すごいパワーをもらいました。自分と同じように、元気づけられた人はたくさんいると思います。自分自身、芸能界でお仕事をするようになって、自分もあのときのももクロさんのようになりたい、そして震災の映画を作りたいと、自然と思うようになりました。○■家族の応援「周りに流されるな。やるならちゃんとやれ」――なぜ映画製作という目標になったのでしょう。生き残った僕にできるのは、分かりやすく、あの時の震災をみなさんに伝えていくことだと思いました。言葉で伝えるのも大切ですが、映像があるとより伝わりやすいし、こうして俳優として演技をさせていただいているので、演技でも恩返しをしたい。そして監督をすれば、自分自身が伝えたいメッセージそのものを伝えられる。そのためにも演技だけでなく、いろいろな趣味も含めて吸収しているところです。――「恩返し」という言葉は本の中にも登場しますね。「恩返し」とは?まずは両親に。普通の親孝行もそうですが、僕が有名になって、色んな作品に出てお芝居を見せることが、一番の恩返しになると思っています。ファンのみなさんにはファンクラブの活動や、こうしたスタイルブックを届けることも、恩返しになっていると思いますし、色んな人に出会って、ちゃんと自分の好きなことをやって、みなさんに作品を届けていくことが、恩返しになると思っています。――尊敬する人にご両親をあげていますね。僕のやりたいことを「やっていいよ」と応援してくれるんです。小学生でスカウトされたときも、「頑張れ」と言ってくれました。当時、スカウトされてすぐに所属ではなくて、顔合わせが必要でした。その顔合わせに行くと決める段階で、「この仕事をやっていくのだという意識をちゃんと持って、周りに流されるな。やるならちゃんとやれ。絶対に受かれよ」と言ってくれました。僕もやりたいという意志を明確にして入りました。○■マー君が世界から地元・宮城に帰ってきた――ところで宮世さんは小学生の頃、楽天ジュニアに所属していたんですよね?はい。楽天の選手たちに練習を一緒にしてもらったこともあります。それってジュニアじゃないと出来ないことですよね。選手とキャッチボールしたり、打たせてもらったり。よく覚えてます。最初は緊張しましたけど、みなさんすごく優しかったので、もっと野球を好きになりました。――今年は田中将大選手が日本球界に復帰しました。そうなんです! 早く会いたい! やっぱり自然と楽天を応援しますね。今年はもっと一気に強くなると思います。マー君が、日本のマウンドで……。ヤバいですよね。あー、テレビ見なきゃ。すごく嬉しいですし、自分もその勢いに乗りたいです。マー君が世界から宮城に帰ってきた。僕は外に出て行って、みなさんに何かをお届けしたいです。――ではまず今年の目標を教えてください。17歳は、何かひとつに絞るのではなく、いろんなことに挑戦していきたいです。いろんなことやモノ、いろんな人に興味を持って、新しいことをいっぱい見つけていきたい。苦手そうだと思ったことも、まずはチャレンジしたい。そのうえで苦手だったら仕方ないですけど、それが苦手なんだと分かるうえでも、まずはやってみたい。ひょっとしたら楽しいかもしれないですしね。――最後にスタイルブック発売へのコメントをお願いします。初めてのスタイルブックがこの作品で良かったと思っています。本当に僕の説明書みたいに、盛りだくさんの内容です。僕を知ってくれている方も、知らない方でも、チェックしてください。いろんな僕を知ってもらえると思います。■プロフィール宮世琉弥2004年1月22日生まれ、宮城県出身。小学校5年生のときにスカウトされる。2019年に苗字を公募し、出身地である宮城から世界へ羽ばたけるようにという願いを込めて宮世琉弥に改名した。同年すぐにドラマ『パーフェクトワールド』で役者デビュー。2020年、ドラマ『恋する母たち』で、一気に注目を集める。1月期には『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』『FAKE MOTION -たったひとつの願い-』と連続ドラマ2作に出演した。3月14日にファーストスタイルブック『RB17 りゅうびセブンティーン』を発売。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年03月27日「眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」天皇陛下は2月の誕生日会見で、眞子さまに結婚への課題を突きつけられた。秋篠宮さまに続いて陛下も「多くの人が納得し喜んでくれる状況」が必要だと明言されたのだ。「もはや金銭トラブルだけが、小室さんとの結婚を祝福できない理由ではありません。秋篠宮さまや宮内庁長官の要請に応えて、小室さん側がトラブルについて説明したとしても、世論が大きく変わるかどうか……。追い込まれた眞子さまはすでに、“皇籍離脱”という道も考え始めているといいます」(皇室担当記者)実は、皇室典範第十一条に《年齢十五年以上の内親王、王及び女王は、その意思に基き、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる》とあり、皇室会議の議を経るといったハードルはあるが、眞子さまは独身のまま皇室を離れることができるのだ。ちなみに、昭和の時代には故・三笠宮寬仁親王が「皇族の身分を離れ、身障者問題などに打ち込みたい」として、宮内庁に皇籍離脱を申し出る騒動があった。このときは皇族方が総出で説得し、寬仁親王は考えを改められたという。当時、皇太子だった上皇陛下は、この件について、記者会見で次のように話していた。「やはり、皇族は天皇に一番近い立場にある。要するに、象徴に一番近いところにいるわけですから、象徴にふさわしいような生き方をしなければならないと思うわけです。そして、そういうことによって天皇をお助けしていくのが皇族のつとめではないかと思うわけです。また、子供達にも、そういうふうに話している。やはり、象徴にふさわしいということは、国民が望む意向に沿っていく、もちろんそういうことも含まれているわけですけれども」天皇陛下も秋篠宮さまも、上皇陛下の教えを胸に刻んでいたのだろう。“国民が望む意向”とはますます逆行されている眞子さま。小室さんとの結婚のために皇籍を離脱したいと宣言したとしたら、何人の皇族方が引き止めてくださるだろうか……。「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月16日2021年3月1日、宮内庁は崇仁親王妃百合子殿下(三笠宮妃百合子さま)が入院されたことを明かしました。百合子さまは3月時点で、御年97歳。現在の皇室で最高齢です。産経ニュースによると、発作性心房細動の診断を受け入院が決まったとのこと。幸い重篤な状態ではなく、百合子さまに自覚症状はないそうです。今後は投薬で治療を受け、1週間ほどご入院される予定とのこと。2020年には肺炎と心不全の併発により、入院された百合子さま。ご高齢ということもあり、ネットからは心配する声が上がっています。新型コロナウイルス感染症の影響で、重症化しやすい高齢者は常日頃から健康面で大きなリスクを負っています。百合子さまが回復されることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2021年03月01日俳優の宮世琉弥(みやせりゅうび)が、3月14日にスタイルブック『RB17 りゅうびセブンティーン』(SDP 1,980円)を発売すると発表した。合わせて、表紙画像と収録カット4点が公開された。宮世は昨年、若手俳優の登竜門とも言われる資生堂「シーブリーズ」のCMや、TBS系ドラマ『恋する母たち』に仲里依紗の息子役で出演し、美男子ぶりが話題に。現在放送中のカンテレ・フジテレビ系ドラマ『青のSP』(毎週火曜21:00~)ではミステリアスな生徒・佐々木悠馬役を演じており、“ネクストブレイク俳優”として今後の活躍が期待されている。同書タイトルの『RB』は“りゅうびズ・バイブル”という意味で、グラビアカットはもちろん、理想のデート企画、私服コーデや毎日のルーティーン、ロングインタビューによるヒストリー紹介など、全96ページで宮世琉弥がまるごとわかる、永久保存版のスタイルブックとなった。表紙に選ばれたのは、季節をテーマにしたグラビアページ“秋”の1枚。甘えるようにこちらを見つめる表情は、ふんわりとした優しい雰囲気のなかに色っぽさもにじみ出ている。そのほか、春は制服や体操着を着た17歳の現役高校生らしい姿が収められ、夏はアロハシャツ姿、冬は赤いマフラーなど、さまざまなシチュエーションを用意。今回公開された収録カットでは、撮影で意気投合したというポメラニアンの“たろう”くんとの仲良しショットも。宮世は同書について「こんなに素敵な自分の本を出せるなんて夢みたいです。本当に皆さんのおかげです!」と感謝をあらわにし、「この本は僕の色々なことが分かってしまいます! 完全に今の17歳の僕、宮世琉弥のトリセツです。僕のことを知らない方でも読んでもらえたら分かってしまうほどです」と説明。「是非、色んな宮世の顔を見てください。学校やお仕事に一緒に連れて行ってみんなで見てくれると嬉しいです」とアピールした。
2021年01月25日「説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要だと考えています」12月10日は、宮内庁長官が会見で小室さん側に金銭トラブルの説明を求める異例の事態となった。多くの国民が納得していないにもかかわらず秋篠宮さまから結婚の“お許し”が出たことで、批判の矛先は小室さん側だけでなく、秋篠宮家、さらには皇室にも向き始めている。そういった状況を危惧してのことなのか、元華族の女性が心配顔でこう話す。「実は宮家の方たちや、旧宮家、親族の方たちからは、小室さんとは親戚になりたくないとの声が聞こえてくるのです。基本的に皇族方、旧皇族、旧公家の方々は、ほかの家のことに口出しをすることはほとんどありません。それだけに、今回の小室さん母子への反応は特別といえます。とくにお母さまに不信感をお持ちの方が多いようですね」そもそも結婚延期のきっかけは、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルだった。佳代さんの元婚約者・X氏が金銭返還の要求を取り下げたことで、トラブルは収束に向かっているものの、それでも皇室の周辺で小室さん母子への拒絶反応は決定的になっているというのだ。「眞子さまはご結婚で民間人となられますが、皇室との“親戚付き合い”は続きます。年に数回は小室さんと夫婦そろって皇族方やご親戚方の集まりに出席されることになるでしょう。ただ、皇族方が積極的に小室さんに話しかけることはないかもしれませんね……。好きな言葉が『LET IT BE』という小室さんは、それでも気にせずマイペースを貫くのでしょうが、皇室で生まれ育った眞子さまにとって、ご親族方の態度の変化はおつらいことでしょう」(宮内庁関係者)ただ、眞子さまの結婚への意思を表明する文書発表前から、皇室からの“猛反発”の予兆が見え始めていたという。前出の宮内庁関係者は声を潜めて話す。「高円宮家の久子さまが、立皇嗣の礼の2日後に行われた祝賀行事を欠席されているのです。祝賀には、9月に肺炎と心不全で入院された97歳の三笠宮妃百合子さまも参列されています。久子さまが欠席されたのは異例のことでした」欠席の理由は、正倉院展と根付の展示会のために奈良県と京都府にお成りになっていたからだったが、コロナ禍にどうしてもその日程で行かなければならない必然性があるわけではない。「久子さまは、眞子さまの結婚問題を解決できない秋篠宮家に対して不満をお持ちなのではないか、との見方が宮内庁内部で囁かれていました。久子さまに限らず、皇族方で小室さんに好印象を持たれている方はいないでしょう。実名を明かすことはできませんが、実際、皇族方から小室さんを批判する声を聞いたこともありました。さらに、金銭トラブルが報じられた当初は小室さん母子への反発が強かったのですが、小室さんを迷いなく信じ続ける眞子さまへの疑念が、日に日に強まっている状況なのです」(前出・宮内庁関係者)まさに眞子さまは皇族方から“総スカン”状態に陥りつつあるというのだ。結婚を“容認”された秋篠宮ご夫妻も、決して手放しで眞子さまと小室さんを応援されているわけではない。秋篠宮家に近い人物は、厳しい言葉を口にする。「今後の小室さんの対応によっては、秋篠宮家と小室家の“家と家との付き合い”は難しくなります。秋篠宮さまと宮内庁長官が小室さん側に金銭トラブルについての説明を求めましたが、その説明が国民の納得を得られるものになるのかはわかりません。むしろ、その説明をきっかけに新たな批判が巻き起こる可能性すらあります。そうなれば、秋篠宮さまがご結婚の前に“親戚付き合いはできない”という厳しい条件を付けられる可能性も否定できません」なぜここまで、眞子さまと小室さんに皇族方やご親戚方から強い反発が生じているのか。眞子さまは11月に発表した文書のなかで、小室さんとの結婚について《お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択》と綴られていた。皇室ジャーナリストは眞子さまのお言葉に、従来の皇室との“価値観のズレ”があるのではないかと指摘する。「上皇陛下は美智子さまとのご成婚にあたって『どのような時にもお立場としての義務は最優先であり、私事はそれに次ぐもの』とおっしゃったといいます。上皇陛下も、お支えになってきた美智子さまも、そのお言葉を60年間ずっと胸に刻み続け、お務めを果たされてきたのです。一方で、眞子さまのお言葉は“私たち”の思いばかりが前面に出てしまっている印象を受けます。このままでは美智子さまが民間から嫁がれて以来、時間をかけて築かれてきた平成の両陛下と国民をつなぐ絆までが、眞子さまの結婚問題でひとときに薄れていってしまうのではないかと感じます。美智子さまのお言葉やお振舞いに幼いころから身近で接してこられた眞子さまなら、それを理解されているはずなのですが……」皇室の根底を揺るがす問題にまで発展してしまった眞子さまと小室さんの結婚。眞子さまと小室さんは、このまま結婚へと突き進み、孤立を深めてしまうのか。それとも、皇族方からも理解を得て、結婚への祝福を受けることができるのか――。「女性自身」2021年1月5日・12日合併号 掲載
2020年12月24日「それは結婚することを認めるということです」眞子さまと小室圭さんの結婚について、秋篠宮さまはそう断言された。11月30日に55歳となられた秋篠宮さまが、20日に臨まれた誕生日会見でのことだった。11月13日に眞子さまが発表された“結婚宣言”ともいうべき文書の中には《両親の理解を得たうえで》と記されていた。それを受けて、秋篠宮さまが単刀直入に“ご結婚容認”を表明されたのだ。「秋篠宮さまは会見で『婚姻は、両性の合意のみに基いて成立』という憲法24条の規定を3回も引用されました。眞子さまの“お気持ち”が、3年近い歳月を経ても変わっていないことをお知りになって、結婚を認めざるをえなかったということでしょう」(宮内庁関係者)秋篠宮さまの“本音”はともかく、金銭トラブルも消滅したいま、眞子さまと小室さんが結婚実現に大きく前進したのは間違いない。「今後、ご結婚問題の焦点は、女性皇族が結婚されて皇籍を離れる場合に支払われる一時金の金額になるのではないでしょうか。眞子さまの場合、慣例では約1億4千万円になる見込みです。ただ、それは法的に決まった金額ではないので、減額、あるいは眞子さまから辞退される可能性もあります。その場合も、生活費はどうにかして工面しなければなりませんが……」(皇室担当記者)そんな折、小室さんとのご結婚に突き進まれる眞子さまに“追い風”が吹いた。11月24日、菅政権が皇室の公務負担軽減策として、女性皇族を対象にした新制度の創設を検討していることが明らかになったのだ。「一般の男性と結婚されて皇籍を離れた女性皇族に『皇女』の尊称を贈り、特別職の国家公務員として公務を続けてもらおうという案です」(前出・皇室担当記者)現行の皇室典範は女性皇族が一般男性と結婚した場合、皇族の身分を離れると規定している。その規定を維持したまま、公務の担い手を減少させないため「皇女」制度を新設しようというのだ。名古屋大学大学院准教授で、象徴天皇制を研究する河西秀哉さんはこう語る。「『皇女』とはいっても、国家公務員にしてしまうということは、女性を皇室に残さないということになります。つまり、女性天皇や女系天皇の容認にはつながらない制度であり、男系維持を主張する保守派に配慮した案なのだと思われます」政府が想定する「皇女」の対象は、内親王と、すでに皇室を離れた元内親王となるようだ。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは言う。「この制度が実現した場合に対象となるのは、50代におなりになったばかりの黒田清子さん、そして結婚が予定されている眞子内親王殿下と考えられます。さらに佳子内親王殿下、愛子内親王殿下がご結婚されれば対象となるでしょう」つまり、眞子さまが小室さんと結婚されたとしても、「皇女」として公務に出席されることで、特別職の国家公務員としての報酬を確保できるということだ。眞子さまはすでに、秋篠宮さまや紀子さまがなさってきた活動をいくつも引き継がれており、結婚後もそれらを継続されることになる。外国大使らを招く「鴨場での接待」など“皇室外交”への参加も期待されているという。それでは、「皇女」制度が実現した場合、その収入はいったいどれほどになるのだろうか。「皇族方にはそれぞれ、皇族としての品位を保つための『皇族費』が支払われています。内親王の眞子さまは現在、年間で915万円を受け取られています。ただ、女王である三笠宮家の彬子さまや瑶子さま、承子さまは640万5千円です。結婚されて一般人となった『皇女』が、皇族である女王よりも多くの金額を受け取るわけにはいかないでしょう。ですから『皇女』の報酬として支払われるのは、年間600万円程度ではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)加藤勝信官房長官は、24日の記者会見で、「女性皇族の婚姻などによる皇族数の減少は先延ばしできない重要な課題だ」と述べた。「菅政権は女性天皇や女系天皇を容認しない方針ですが、それでは皇族数の減少を止めるのは困難です。すなわち、『皇女』になられた眞子さまが担当する公務は、増えることはあっても減ることはないでしょう。事実上の“永久雇用”といっても過言ではありません」(前出・宮内庁関係者)菅政権が発案した「皇女」制度で、小室圭さんとの新婚生活は“バラ色”となるのだろうか――。「女性自身」2020年12月15日号 掲載
2020年12月01日日本の歴代興行収入記録を塗り替える勢いとなっている、『劇場版鬼滅の刃無限列車編』の大ヒット――。「おそろいで『アナと雪の女王2』を鑑賞されるなど、映画がお好きな眞子さまと佳子さまも、ご覧になりたいと思われているのではないでしょうか」(皇室担当記者)映画は公開から39日間で興行収入259億円を突破し、歴代興行収入ランキングでは3位にランクイン。すでに累計1億部を突破している原作コミックスも、売り切れ続出している。まさに日本中が“どハマリ”している『鬼滅の刃』なのだが、実はいち早く、この作品に注目されていた女性皇族がいらっしゃる。三笠宮家の彬子女王だ。京都産業大学日本文化研究所で特別教授もお務めになっている彬子さまは今年1月29日、京都新聞に連載されているエッセイ「現代のことば」に、節分直前ということもあり《最近鬼が出てくる漫画を読んだ》とつづられていた。《人間の血肉を喰らう鬼たちから人間を守るために、主人公の男の子は鬼と戦うのだが、いつも彼は鬼が人間であったときの事情に思いを馳せ、その鬼が無事成仏するようにと願っている。人間に悪さをすることはもちろん止めなければならないけれど、鬼には鬼になった理由があり、人としての心をどこかにまだ持っていると彼は信じているのだろう》彬子さまはこのように主人公・竈門炭治郎の心情に思いを寄せていらっしゃったのだ。一説によると、皇室と鬼には切っても切れない関係があるという。「日本の鬼の交流博物館」の佐藤秀樹館長はこう話す。「平安時代の『酒呑童子』など、伝説に登場する鬼とは、天皇に歯向かった者のことであるといわれることも多いのです」「酒呑童子」は一条天皇の命を受けた源頼光が、天皇に背いた童子を討伐する物語だ。京都府福知山市にあるこの博物館には、’00年10月に上皇ご夫妻が足を運ばれている。そのとき上皇陛下はこうお尋ねになった。「外国には日本のようによいことをする鬼はいないのですか」日本には鬼瓦といった、人間に降りかかる災厄を鬼の力で追い払う風習もあることを念頭におかれてのご質問だ。漫画を読了された彬子さまは、《鬼をこの世に産みだしているのは人間》《鬼を隠れさせてしまったのもまた人間》という感想をお持ちになった。そして《節分で現れる鬼たちは、どんな事情を抱えているのだろう。そんなことを思うと、少し優しい気持ちになれるような気がする》とつづり、エッセイを締めくくられている。皇室をも席巻してとどまるところを知らない“鬼滅ブーム”の根底にあるものは、古来、日本人の中に生きてきた人間の写し鏡ともいうべき、善悪両面を併せ持つ鬼への畏怖なのかもしれない――。「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月25日「大学では新しい知識を得たときに感じられる喜びを大切にしながら、さまざまなことに取り組んでいければと思っております」10月24日、チェックのスカートに紺のブレザー姿、大きめのショルダーバッグを肩にかけ、愛子さまは学習院大学へ“初登校”された。この日は愛子さまが進学された文学部日本語日本文学科の1年生約100人が登校し、教職員の紹介などをするガイダンスが開かれた。コロナ禍で入学式は中止となり、授業もオンラインで行われていたため、愛子さまは同級生とも“初顔合わせ”となった。愛子さまが初登校された前日の10月23日には、秋篠宮家の長女・眞子さまが29歳の誕生日を迎えられている。「11月8日に行われる『立皇嗣の礼』以後に、眞子さまから“結婚宣言”があるのではないかと囁かれていました。しかし、ここにきて秋篠宮家の側近は『新型コロナウイルスの影響などで状況が変わったため、発表が今年中にあるかどうかはわからない』と慎重です」(皇室担当記者)希望に満ちた新しい一歩を踏み出された愛子さまと、国民から結婚への支持を得られず悩まれている眞子さま――。眞子さまと小室さんの結婚について、天皇皇后両陛下はどのようにお考えなのだろうか。「最終的には秋篠宮家の問題ですので、姪の眞子さまの幸せを祈りつつ、口出しはしないというスタンスで静かに見守っていかれるでしょう。ただ、愛子さまのお相手は、小室さんのような男性ではないほうが……というのが両陛下のお考えなのではないでしょうか」(宮内庁関係者)愛子さまも来年には20歳で、そう遠くない時期にご結婚という話が出てもおかしくない年齢だ。「皇族方の結婚についても、近年はご本人がお相手を探されることが多くなってきました。両陛下はもちろん、眞子さまが皇族としてご公務に取り組む姿勢などは高く評価されています。ただし結婚相手選びに限っては、愛子さまには眞子さまを“反面教師”にしてほしいというのが本音でしょう。そこで雅子さまは愛子さまに、眞子さまとは異なる”脱・優等生”大学生活を提案されているといいます」(前出・宮内庁関係者)’10年に国際基督教大学に入学された眞子さまは、’12年6月に小室圭さんと出会い、結婚前提の交際をスタートされた。「眞子さまは大学3年生で留学されるまで、一度も単位を落とされたことがなかったそうです。そんな失敗のない“優等生”的な人生を歩んでこられた眞子さまにとって、自分の目指す目標に向かって情熱的にまい進する小室さんの姿は、まさに“太陽のように”まぶしく見えたことでしょう」(前出・皇室担当記者)真面目すぎる性格ゆえに、小室さんに強く惹かれてしまったという眞子さま。愛子さまも中学・高校と女子校で学ばれ、眞子さまと同じくほとんど男子生徒との接触はなく、優等生的な生活を送られてきた。「学生時代に結婚相手を見つけてほしいという思いの一方、そのお相手は国民も納得するような方であってほしい……。両陛下は、愛子さまの学生生活に期待と不安の両方を抱かれていることでしょう。皇族・華族のための教育機関として設立された学習院ですが、現在は普通の学生が集まっています。“第2の小室圭さん”がいても不思議ではありません」(前出・宮内庁関係者)近年、女性皇族方には晩婚化の傾向が見受けられる。黒田清子さんが夫・慶樹さんと結婚したのは36歳のときだった。現在、三笠宮家の彬子さまは38歳、瑶子さまは37歳、高円宮家の承子さまは34歳。独身のまま、皇室に残られている。「晩婚化の背景には、十数年前から議論されている女性宮家の創設が、いまだに実現していないことがあります。現在の制度では、女性皇族は結婚に伴って皇室を離れることになります。つまり皇族女性は、“女性活躍”が叫ばれる昨今においても結婚と仕事を両立できないのです。それゆえ、皇室にとどまってご公務を続けるうちに、結婚のタイミングが遅くなってしまう……という状況が生まれているのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)そんななかで、大学在学中にご自身でお相手を見つけられたのが眞子さまだった。女子校育ちで男子生徒とほとんど接する機会のなかった眞子さまは、20歳のときに小室さんと出会い、翌年にはプロポーズをお受けになってしまったのだ。「愛子さまが将来の結婚相手を選ばれるにあたっても、ある程度は異性との交友関係があったほうがいいでしょう。おとなしい印象の愛子さまにも、学生時代にしかできない経験を積み、さまざまな人と出会ってほしい――。雅子さまはそうお考えになって、愛子さまにあえて“脱・優等生”の心得を授けられたのでしょう」(前出・宮内庁関係者)母から課された心得を胸に、愛子さまの“青春”が始まる――。「女性自身」2020年11月10日号 掲載
2020年10月30日10月17日、秋篠宮ご夫妻と眞子さま、佳子さまが、中曽根康弘元総理の内閣・自民党合同葬儀にそろってお出ましになった。この合同葬儀には、さらに常陸宮さま、三笠宮家の信子さま、高円宮家の久子さま、承子さまも参列されたのだが、宮内庁関係者は次のように語る。「これほど多くの皇族方が参列されたことには、いささか驚いています。たしかに過去の首相経験者の合同葬儀にも皇族方が出席されてきました。今回も主催者から各皇族方に案内があり、個別に判断されたようです。しかし、これまで新型コロナの感染拡大を防ぐために皇族方は外出を伴う公務を控えてこられましたし、美智子さまは宮内庁病院以外にはいっさい外出されていないほどです。政治色の拭えない合同葬儀が優先して出席すべき催しとは思えません。とくに秋篠宮家は、未成年の悠仁さま以外の“家族総出”で参列されなくてもよかったのではないでしょうか」この合同葬儀自体も、招待客が当初の4,000人から1,400人まで6割以上も削減されている。また、開催費に9,600万円もの国費が使われたこと、文科省が国立大学に弔意の表明を求めたことなどが物議を醸していた。葬儀委員長は菅義偉首相だ。「秋篠宮ご夫妻としては、菅政権との関係構築を図りたい思惑もあるのではないでしょうか。政府は年内にも、安定的な皇位継承についての議論に着手する予定です。そこでは女性天皇の是非についても議題に上ります。悠仁さまが天皇に即位できるかどうかは、菅首相にかかっているともいえる状況です」(前出・皇室担当記者)菅首相は最近、皇位継承問題について注目すべき発言をしている。10月13日に自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」と会談し、「男系による継承が古来、絶えることなく続いてきた重みを踏まえる」との考えは「いささかも変わっていない」と述べたのだ。ただ、菅首相は’05年には新聞のアンケートに女性天皇賛成との回答を寄せている。また’19年10月には皇族数の減少について「先延ばしにできない重要な課題」と述べていた。現在の“男系継承”の限界を認識していたはずだが……。歴史学者で静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは、菅首相の発言について、次のように分析する。「11月8日の立皇嗣の礼を前にこうした男系優先の発言をしたのは、安倍政権の路線を継承することで、総理としての自己保身を図るためにも見えます。自民党内には二階氏、河野氏、石破氏など、女性天皇や女系天皇容認の容認論を唱えている人物もいます。一方で男系維持を求める勢力は危機感を持っており、首相は彼らにも配慮する姿勢を見せる必要があったのでしょう」「女性自身」2020年11月3日号 掲載
2020年10月23日マスク姿の秋篠宮ご夫妻は、国立劇場2階最前列で間に1席分の距離を保って着席されると、人間国宝の演者らが披露する演目に何度も拍手を送られた。第75回文化庁芸術祭オープニング公演「花鳥風月によせて」を鑑賞された10月1日。7カ月ぶりに外出を伴う公務に臨まれたご夫妻は「観客が入った状態で開催できたということは喜ばしい」と感想を述べられた。ここにきて政府は、秋篠宮さまが皇位継承順位第1位の皇嗣になられたことを国内外に示す「立皇嗣の礼」を11月8日に開催すると決定した。即位関連行事を締めくくる儀式だが、大幅な規模縮小が決まっている。「本来であれば非常に晴れやかな式典となりますので、コロナ禍で仕方ないとはいえ、秋篠宮ご夫妻には残念な思いもおありなのではないでしょうか。しかも儀式の後には、さらなる懸案がご夫妻を待ち受けています。眞子さまと小室圭さんの結婚問題です」(皇室担当記者)秋篠宮さまは昨年11月の誕生日会見で、結婚問題について眞子さまが「何らかのことは発表する必要がある」と述べられた。’18年2月、眞子さまが公表された文書には、小室さんとの結婚を《これから執り行われる皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了した後》まで延期すると記されていた。「つまり『立皇嗣の礼』挙行後に眞子さまから“何らかの発表”がある可能性が大きいのです。眞子さまのお気持ちはまったく揺らいでいません。小室さんとの結婚の意思を改めて宣言されることになるのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)来年7月には小室さんが留学しているフォーダム大学大学院を卒業する予定だ。そのタイミングでの結婚を考えているのではないかというのは皇室ジャーナリスト。「ただ、小室さんが予定どおりニューヨークで弁護士資格を取得しても、少なくとも数年は帰国しないはずです。日本で国際弁護士の資格を生かして働くには、アメリカで最低1年の実務経験を積む必要があります。そのままアメリカで仕事を続ける可能性も高いでしょう。そこで現実味を帯びてくるのが、眞子さまが来年の夏以降に日本を脱出して、アメリカで小室さんと生活するというシナリオなのです。上皇陛下の妹の島津貴子さんや三笠宮家出身の近衞甯子さんが、結婚後に海外で生活していたことは眞子さまもご存じでしょう。眞子さまは2度の英国留学で海外生活にも慣れておいでですから、ニューヨークへの移住計画が実行されても不思議なことではないと思います」「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月09日《新たに家庭を築くことは、なかなか想像の範囲に収まることではないと思いますが、小室さんと共に、温かく、居心地が良く、笑顔あふれる家庭をつくることができれば、うれしく思います》’17年の9月3日、婚約内定会見に望まれた眞子さまは、笑みを浮かべながら小室圭さんとの将来像を語られていた。それから約3年――。2人の将来は見えないままだ。「結婚への最大の障害となっている金銭トラブルについては、元婚約者男性との話し合いはまったく進んでおらず、解決の糸口は見えません。また、秋篠宮さまが昨年11月の会見で《何らかのことは発表する必要がある》と述べられたのを受け、眞子さまは今後の見通しと結婚についてのお気持ちを発表する文書を準備されていたといいます。しかしコロナ禍により、その発表も無期限延期状態です」(皇室担当記者)そんななか眞子さまは、8月に入ってご自身で綴られた文章を発表されていたのだ。お勤め先である博物館・インターメディアテクのホームページには、研究者のリレーコラムが掲載される“ブログ”が存在する。眞子さまは8月6日、13日と2週連続でコラムを更新された。1月9日以来、約7カ月ぶりの投稿となったコラムの内容は、英国の海洋生物学者、ウィリアム・カーマイケル・マッキントッシュ(1931年没)の研究書に収録された図版についてだった。その図版を描いた作者がウィリアムの妹、ロベルタであることを紹介するとともに、彼女が第1子出産後に若くして他界したことにも触れられている。《ウィリアムは妹の絵の才能をたいへん誇りに思っており、環形動物の絵の展示を開けるよう手配したこともあったという。ロベルタが残した写真帖には、顕微鏡を前に作業する兄を描いたページがある。研究に集中する兄の姿は、その研究を支えていた妹にとってお馴染みの光景だったのであろう》このようなブログの一節からは、きょうだい愛を描いたコラムのようにも受け取ることができるが、皇室ジャーナリストはこう語る。「眞子さまといえば、これまでもさまざまな場面で、公表される作品や文章の中にご自身の心情を滲ませていらっしゃいます。今年1月の歌会始の儀で発表された歌も、意味深な作品でした」歌会始のお題は「望」だったが、眞子さまはこう詠まれた。《望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな》’17年9月に行われた婚約内定会見で、小室さんは「夜空の月を見つけたとき、うれしくて眞子さまに電話をした」というエピソードを明かした。さらに、眞子さまを「月のように静かに見守ってくださる存在」と表現していた。「眞子さまにとって“月”は特別なもの。ご結婚延期から間もなく丸2年を迎えるタイミングで、小室さんへの変わらぬ愛を歌にこめられたのでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)発信の機会がない今、眞子さまが投稿されたコラムにも隠された意味があるのだろうか――。博物館学に詳しい大学研究室職員が明かす。「実は、ブログには登場しませんが、ウィリアムにはロベルタのほかにアグネスというもう一人の妹がいました。アグネスは生涯独身を貫き、兄を支える“伴侶”として暮らしました。さらに兄の研究に関わるあらゆる文献をスクラップすることで、学者としての成果にも多大な貢献をしたのです」生物学を研究する兄を生涯にわたって支え続けた妹――。前出の皇室ジャーナリストは言う。「研究熱心な眞子さまがこの史実をご存じないわけはありません。眞子さまはかねてより、秋篠宮家の長女として、将来天皇となられる悠仁さまをお支えになる役目を期待されてきました。実際、眞子さまより年上で“宮家の長女”でいらっしゃる三笠宮家の彬子さまや高円宮家の承子さまも、結婚が近いとの噂が何度かあったものの、いまだに独身でいらっしゃいます。眞子さまもお二人のように宮家に残り、そして悠仁さまを支えていくという選択肢も思い描かれるようになったのかもしれません。そのきょうだい愛はまさに眞子さまがコラムに込められた、独身を貫きウィリアムの研究者人生を支えたアグネスの姿に重なります」また秋篠宮家を知る関係者は、長引くコロナ禍で眞子さまの心境に変化が生じたのを感じるという。「小室さんは弁護士を目指すための勉強には熱心ですが、眞子さまとの結婚の障害となっている金銭トラブルの解決には消極的に見えます。そんな姿に失望されているのではないでしょうか」2度の留学を経験された眞子さまは、結婚後はアメリカでの生活を思い描かれていたといわれるが、コロナ禍によりそういった青写真も現実味がなくなっている。「一方で、眞子さまはご家族と協力し、コロナ禍に立ち向かっていらっしゃいます。医療用ガウンを手作りされるなどの活動を通じて、家族の絆を再確認されたはずです。このまま結婚への道筋が見えない状況が続くのなら、いっそ皇室に残って、生涯独身のままお役目を果たすほうがいい――。ご家族と力を合わせるなかで、眞子さまに小室さんと決別するご覚悟が生まれたのではないでしょうか」(前出・秋篠宮家の関係者)コロナ禍の夏に見つめ直された恋人との未来。眞子さまは小室さんと別の道を歩み始めるのか――。「女性自身」2020年9月8日号 掲載
2020年08月28日「亡くなられた方々を心から哀悼されるとともに、ご遺族と被災された方々にお見舞いのお気持ちをお持ちでいらっしゃいます」7月最初の週末に熊本、鹿児島を襲った豪雨被害について、週明けの6日、宮内庁はいち早く天皇皇后両陛下のお気持ちを発表した。その後も記録的な大雨は続き、豪雨被害は九州全域から西日本、岐阜、長野にまで及んでいる。宮内庁関係者が明かす。「陛下と雅子さまは日増しに拡大する被害に、深く心を痛めていらっしゃるそうです。できるだけ早く被災地に駆けつけ、地元の人々に心をお寄せになりたいと思われているでしょう。しかし宮内庁としては、両陛下が新型コロナに感染される可能性をゼロにできない限り、被災地ご訪問をお止めせざるをえません。苦しむ人々に寄り添うことこそが皇室の務め――。そうお考えになっている陛下と雅子さまは、強いジレンマをお感じでしょう」これまで両陛下は、心を込めて被災地へのお見舞いをされてきた。昨年10月12日から13日にかけて日本列島に甚大な被害を与えた台風19号に際しては、15日にお見舞いの気持ちを表明。22日に予定されていた即位のパレード「祝賀御列の儀」は延期となった。「お忙しいなか、年末も押し迫った12月26日に被害の大きかった宮城、福島を見舞われたのは、その年のうちに訪問されたいという陛下と雅子さまの強いご希望があったからなのです」(前出・宮内庁関係者)国民の前にお出ましになれない日々が続くなか、7月10日、雅子さまは「御養蚕納の儀」に臨まれ、今年の養蚕作業を終えられた。皇室担当記者が言う。「皇后のお務めとして受け継がれてきたご養蚕ですが、今年、雅子さまは宮内庁を通して“前例のない情報発信”をされました。まず収穫された生糸の写真を報道機関に提供されました。さらに侍従を通じて、初めての養蚕を無事に終えたご感想を公表されたのです」御養蚕納の儀の直後、侍従は次のように、雅子さまのご感想を伝えた。「お導きをいただかれた上皇、上皇后両陛下、そして、おそばで見守られた天皇陛下をはじめ、作業に携わっていただいたご養蚕所主任や関係者に、深い感謝のお気持ちをお持ちです」しかし、雅子さまのご決断に驚く宮内庁職員や記者もいたという。平成以前のご養蚕では、神事である御養蚕納の儀の取材自体がなかった。そのため、写真提供もご感想の公表も“タブー”だと考えるむきがあったというのだ。だが雅子さまは、ご自身のお務めを国民に伝えるために“前例なき試み”に踏み出された。公務などのお出ましもなく、この災厄にも国民に寄り添い対話することのできないジレンマが、雅子さまのお気持ちを後押ししているのだろうか――。皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんもこう話す。「上皇ご夫妻が実践されてきたように、祈るだけではなく行動することによって、国民との距離は縮まり、被災者に寄り添う心も伝わります。両陛下は医療や介護などさまざまな分野の専門家から、コロナ禍における現場の状況をお聞きになっています。ただ、両陛下はそれだけでは足りないとお考えのはずです。コロナ禍の今だからこそ国民を思う気持ちを具体的な形で示したいとお考えになっていることでしょう」すでに皇室内では、さまざまな前例なき試みに向かって、皇族方が動きだしている。秋篠宮ご一家は、新型コロナに関して何度も専門家とオンライン会談を重ねている。また、三笠宮家の彬子さまは7日、オンラインセミナーに参加され、九州の豪雨で被災した人たちに向けて、お見舞いの言葉を述べられた。「すでに皇室の中でもオンライン交流は取り入れられているのです。今後はさらに“皇室の新様式”が進むことになると思います。陛下と雅子さまも、オンラインによる被災地へのお見舞い、国民にメッセージを送ることなどをお考えでしょう。直接会えない中でも、お気持ちでは『国民とふれあう』ことができるはずです。それが実現すれば、まさに時代を変える“宮中改革”になるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)そして天皇陛下は「水問題」を専門とする研究者でもある。その研究活動をサポートしている尾田栄章さんはこう話す。「陛下は水問題のエキスパートとして、利水や治水に関する高い知識と洞察力をお持ちです。それだけに、今回のように水害で苦しむ人々に寄り添われる気持ちは強いのだと思います」日本が毎年のように記録的な豪雨に見舞われている今こそ、天皇陛下の「水」についての知見が生かされるとき。これまでにない情報発信が求められている。雅子さまは陛下とともに前例を打破し、国民と心を通わせる――。「女性自身」2020年7月28日・8月4日合併号 掲載
2020年07月21日ミスFLASH2020の白宮奈々が、最新イメージDVD『ミスFLASH2020』(発売中 4,180円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。今年1月に発表されたグラドルの登竜門的ミスコン「ミスFLASH2020」で藤田いろは、崎川みずきとともにグランプリに選ばれた白宮奈々。身長は151cmで、歴代ミスFLASHの中で最も低い身長だった。そんな彼女の最新作は、上からB83・W60・H85という豊満ボディーとFカップのバストをセクシーな衣装や水着姿で披露している。タンクトップ姿を見せているシーンでは、四つん這いになってFカップのバストが露わになり、ゴールドのビキニや眼帯水着姿では豊満バストが溢れ出そうな勢い。特にゴールドのビキニはバストのトップを隠しただけのマイクロビキニで、ヌーディー感も楽しめる。一方、制服のシーンではキュートさを強調。ギャップも楽しめる構成となっている。また、「ミスFLASH2020」の中でグラビア経験が最も長く演技経験もある白宮。ベッドでは舐めシーンを披露するなどセクシーさも際立っている。
2020年05月16日新作『いいからしばらく黙ってろ!』の著者・竹宮ゆゆこさんに、作品への思いを伺いました。人生どん底女性×崩壊寸前の小劇団。超絶にぎやかで痛快な起死回生物語。「純度100%のエンタメを目指して、振り切って書きました」映画化される『砕け散るところを見せてあげる』など、ヒリヒリした青春小説も得意とする竹宮ゆゆこさん。新作『いいからしばらく黙ってろ!』は、ひたすら笑った後でジンとくる成長物語。「最初に出てきたのは主人公のキャラクター。自分をうまく打ち出せなくて損ばかりしている人が、カオスな現場で生きる才能を爆発させる、という話が浮かびました」主人公の龍岡富士は大学卒業直後に、婚約者も就職先も住む場所もなくしてしまう。そんな時に小劇団の面々と出会い、ボロアパートに住みながら彼らを手伝うことに。「カオスな現場を考えていた時、小劇団は大変だと聞いたんです。一朝一夕で舞台監督や大道具になれるわけではないので、お手伝いする、という形におさまりました」この劇団の面々がみな個性大爆発で、富士と彼らのやりとりで笑わせる。だが、資金難などで崩壊寸前というのが実情だ。「劇団のことをよく知らないので、まず、帳簿を作ってお金の流れを決めていきました。メンバーがいくら持ち寄って、公演にいくらかかって…と考えると、劇団の歴史や、人が集まった時は嬉しかっただろうなとか、この時期は苦しかっただろうとか、感情の流れも見えてきました。と同時に、みんな生活が大変なのに続けているのは、本当に表現することが楽しいんだろうなって。リスペクトを感じました」自分勝手な劇団の面々を、富士は過去の経験を活かして説得したり、誘導したりと奮闘する。「自分の能力を使える場を見つけたんですよね。才能のある人って表舞台に立つ人ばかりじゃない。表舞台を成立させるためには、たくさんの別の才能とエネルギーが必要ですから。誰にでも自分を活かせる場があると信じているし、それを信じられたら生きることが楽しくなるはず」愉快痛快な本作だが、終盤、泣いていたかつての自分に富士が心の中で声をかける場面がぐっとくる。「あの場面が書きたかったんです。でも、キャラクターたちが騒ぎまくるのでなかなか先に進まなくて。実は、このタイトルは彼らに対する私の魂の叫びなんです(笑)」竹宮ゆゆこ『いいからしばらく黙ってろ!』大学卒業直前に婚約解消、仕事もない富士が出合ったのは小劇団。その舞台に魅了された富士は、ひょんなことから彼らを手伝うことに。KADOKAWA1700円たけみや・ゆゆこ1978年、東京都生まれ。2004年に「うさぎホームシック」でデビュー。『とらドラ!』など人気シリーズがある。話題作『砕け散るところを見せてあげる』の映画化作品は5月8日公開。※『anan』2020年4月22日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2020年04月16日天皇陛下を乗せた車が半蔵門から皇居に入っていったのは、4月3日午前9時過ぎのことだった。その日は宮中祭祀「神武天皇祭皇霊殿の儀」が行われ、陛下は装束姿で儀式に臨まれた。皇居に入られる際、沿道の人々に会釈された陛下の顔半分が大きなマスクで覆われていた。「これまで、公の場でマスクを着用された陛下の姿は見たことがありませんでした」驚きを口にする皇室担当記者。「ただ、後部座席の陛下の隣には侍従が座っていました。マスクをされているとはいえ、車内はまさに新型コロナの感染リスクが大きいとされる密閉・密接空間。護衛のために皇宮警察護衛官は同乗しても、侍従は別の車に乗るなど、柔軟な対応をしてもよかったのではないでしょうか」皇族方が新型コロナに感染するとすれば、宮内庁職員を経由して感染する危険性が高いといえる。宮内庁関係者によれば、感染拡大を受けて庁舎内の様子にも変化があるという。「庁舎の入口や食堂にはアルコール消毒液が常設してあって、通るたびに使っている職員も多いです。地下1階の食堂では、テーブルと椅子をすべて学校の教室のように前向きに配置し直しました。感染リスクが高い対面での食事を避けています」幸い現時点では、地方機関を含めて宮内庁の職員に感染が疑われるような症状が現れたり、PCR検査を行ったりする事態にはなっていないというが……。すでに報道されているように、ヨーロッパの王室は深刻な“コロナ危機”に襲われている。スペインのマリア・テレサ王女が新型コロナウイルスに感染して、パリで死亡したのは3月26日。86歳だった。イギリスでは王位継承者第1位のチャールズ皇太子が感染。回復したものの、自主隔離生活を続けている。また、エリザベス女王の側近にも感染が発覚した。そんな中、皇室周辺でもヒヤリとする出来事があったという。「三笠宮家の彬子さまが専任研究員を務められている京都産業大学の学生を起点としたクラスター(集団感染)が発生して、感染者が50人以上(4月4日時点)にまで広がっています。彬子さまは研究室へ通われていただけで、学生と接触はなかったと確認されましたが、身近に感染危機が迫っていたことは間違いありません」(前出・宮内庁関係者)天皇陛下と雅子さまは、愛子さまの学習院女子高等科卒業に際したご感想の中で、感染拡大に憂慮を示されていた。《現在、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを案じ、我が国の国民、そして世界の多くの人々が直面している様々な困難や苦労に深く思いを致しています。この感染の広がりが早く終息に向かうことを心から願っております》コロナ禍の1日も早い終息、そして皇族方が感染する事態とならないことを願いたい――。「女性自身」2020年4月21日号 掲載
2020年04月10日「昨年10月22日の『即位礼正殿の儀』のときも、私は宮さま方から呼ばれて宮殿に上がりました。妃殿下方のメークをさせていただき、片付けを終え、控え室に戻ったときは、まだ雨で。ああ、今日は止まなかったと思っていたら、まさに儀式の開始間際、チチチチと鳥の鳴き声が聞こえてきたんです。窓に駆け寄って見上げたら、もう全部が青空になっていて。そうか、あれほどに豊かなお心持ちの方が集まったら、天気も変わるんだなぁと感動しながら、宮殿の中から祝砲の音を聞いておりました」天皇陛下(60)が国内外に即位を宣言された一連の儀式の中でもハイライトといえる正殿の儀。秋篠宮紀子さま(53)はじめ、眞子さま(28)、佳子さま(25)らの妃殿下のメークを担当したのが、与儀育子さん(43)。港区虎ノ門のホテル、オークラ東京にある「与儀美容室」の3代目だ。終戦後、祖母の八重子さんの代に創業して72年。美智子さまは、独身時代からの顧客だった。昭和天皇の弟にあたる三笠宮と結婚された百合子さまが通って以降、皇室とのご縁ができた与儀美容室。上皇陛下の姉君の池田厚子さん(88)のご成婚を始め、三笠宮家皇女の容子さまの裏千家への輿入れを担い、ますます評価を高めていく。もちろん一般の結婚式も、多い年には1,400件を超える人気だった。そして時代も平成に変わった93年6月9日。今上陛下と皇后雅子さまのご成婚で、育子さんの母・みどりさんは、八重子さんとともに雅子さまのヘアメークを担当。お相手と身近に触れ合う美容師ならではの“気づき”もあったという。それは、3代目の育子さんも感じたようだ。前述の即位礼正殿の儀のときのこと。式の荘厳さに感動し、妃殿下方のメークをしながら、育子さんはこんな感慨にふけっていた。「皇族の方たちの、利他の精神を改めて目の当たりにしました。メーク一つとっても、私などはもっと華やかになさっても素敵だと思うのですが、紀子さまは、いつも『自然で控えめに』とおっしゃいます。自分のことを華美に見せたいという思いはまったくなく、皇族としてどうあるべきかを常にお考えです。そのお気持ちこそが、妃殿下方の美しさのもとになっているのだと知りました」そして、その精神は、若い世代の皇族方にも確実に受け継がれていると語る。「眞子さまも、佳子さまも、ご公務の裏側では、お相手の国について事前に学ばれるなど、ご自分の時間を犠牲にしてまで準備をなさっていたり。ですから、お忙しい中でも、少しでも笑顔になっていただけるヘアメークはないかと日々考え、仕上げて差し上げます」正殿の儀の朝、育子さんが皇居に向かうとき、母のみどりさんから手渡されたものがある。「これは、私がおばあちゃまから受け継いだものだから、今日はあなたが身につけていきなさい」それは、かつて八重子さんが、今は上皇后となられた美智子さまのお母さまからいただいたブローチだった。育子さんはいう。「シルバー地のアール・デコ風のブローチです。宮殿では本当に一人でしたから、ときどき胸のブローチに手をやりながら、祖母や母に見守られているんだからと自分に言い聞かせて、無事に大役を果たすことができました」女性の“美の源”から、自然な魅力を引き出すという大役を担った育子さん。美の職人たちの挑戦は、世代をつなぎながら続く。その仕事が、女性に元気と勇気を与えると信じて。「女性自身」2020年3月10日号 掲載
2020年03月02日「あのとき、雅子さまのヘアメークを手がけたのも、私の祖母と母でした。当時、私は高校生で、ちょうど髪が長かったものですから、自宅で雅子さまの髪型の練習台にもなったんですよ」そう語ったのは、与儀育子さん(43)。港区虎ノ門のホテル、オークラ東京にある「与儀美容室」の3代目だ。即位礼正殿の儀では、秋篠宮紀子さま(53)はじめ眞子さま(28)、佳子さま(25)らの妃殿下のメークを担当した。27年前、今上陛下と皇后雅子さまのご成婚の時の、いわゆる“世紀のパレード”。オープンカーで30分以上も風を受けながら、少しも乱れなかった雅子さまのお髪と輝くティアラは、多くの人の心に残っただろう。あの奇跡の美の場面を成し遂げたのも、与儀美容室が3代にわたって築き上げた技術の賜物だった。近年も、秋篠宮家の眞子さま、佳子さまの“プリンセス・メーク”や、羽生結弦選手の国民栄誉賞受賞式での羽織はかま姿のヘアメークと着付けを担当したのも、育子さんだった。「雅子さまも、それに先立つ紀子さまのご成婚も、当時の皇后でいらした美智子さまから『ぜひ与儀さまに』とご依頼があったと、祖母たちから聞いておりました。そもそもの始まりは、戦後、祖母が開業した美容室に、一人の妃殿下がご来店されたことでした」やがて、育子さんの祖母の八重子さんは、多くの皇族のお支度を手がけ、“宮さま美容師”とも呼ばれるようになる。「(終戦間際の)物資の乏しい時代に、祖母はGHQ将校の奥様から舶来のパーマ液を入手しては、研究を重ねたそうです」(育子さん)この勉強熱心さを認めて通うようになったのが、昭和天皇の弟にあたる三笠宮殿下と結婚された百合子さま。ここから、現在まで続く皇族とのお付き合いが始まる。証言するのは、終戦の年に生まれた八重子さんの長女で、与儀美容室の2代目となるみどりさん。「皇室の方のご婚儀では、十二単からローブデコルテへのお召し替えがあります。限られた時間で、おすべらかし(平安風の垂髪)の固まった鬢付け油を落とし、洋髪に結い直さなければなりません。母は自分のかもじ(かつら)を使って、何日にもわたって試しながら、髪を傷めずに短時間で行う技法を独自に編み出したのでした」これを契機として、宮中において「与儀さんはよくやってくれる」との評判を呼び、のちの今上陛下ならびに秋篠宮家のロイヤルウェディングにつながっていく。雅子さまのご成婚で、みどりさんは、八重子さんとともに雅子さまのヘアメークを担当することに。本番まで、雅子さまに会えるのはたった2回だけ。「私たちは、まず雅子さまのお顔立ちを研究するために、お姿の載っているあらゆる雑誌を集めたり、デザイン画を何枚も描きました。髪型だけで10パターンは検討しました。(雅子さまは)『私の母も、結婚式のとき与儀さんにしていただいたんですよ』とおっしゃって。長くやっていると、こんな嬉しいご縁もあるんです」お相手と身近に触れ合う美容師ならではの“気づき”もあった。「雅子さまといえば、当時、バリバリのキャリアウーマンと盛んに報じられていました。でも、実際にお会いした印象はきゃしゃでかわいらしい方でした」改めて“内面の美”について考えるきっかけにもなった。「私たちは塗ったり貼ったりはいくらでもできます。けれど、その方の内面からにじみ出た美しさを感じた瞬間、一番いいお顔を引き出せたと思った瞬間に、メークを止める勇気も大事なんです。その意味でも、雅子さまのご成婚のメークでは、そのうちに秘めた純粋さや素直さを、お出しできたのではないかと自負しております」(みどりさん)初代の八重子さんも、いつもこの言葉を口にしていた。「美の真髄は、その人本来の美を引き出し、元気と生きる勇気を与えること」“宮さま美容師”の精神は、その人自身の美しさを引き出すこと――。これからも、その信念は、脈々と受け継がれていく。「女性自身」2020年3月10日号 掲載
2020年03月02日「より独立した生活を送りたいとの彼らの意向を支持します」1月18日、エリザベス女王がそんな声明を発表した。ヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱が、正式に決定となったのだ。ヘンリー王子が1月8日に公式インスタグラムで表明した“王室離脱”は、わずか10日で現実のものとなった。皇室担当記者は、英王室の動きは日本の皇室にも影響を与えかねないと語る。「眞子さまは、秋篠宮ご夫妻の強い反対もあり、小室圭さんとの結婚を延期されています。ヘンリー王子と同様に、皇室で孤立を深める眞子さまが皇室からの“離脱”を決断されるのではないか――。そういった臆測が日に日に現実味を帯び始めているのです」イギリス王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんによれば、眞子さまの結婚問題はイギリス国内でも大きな注目を集めているのだという。「眞子さまの納采の儀が延期になったことも、その理由がお相手の小室さんの家族の問題であることも報じられています。ヘンリー王子との結婚前、メーガン妃も離婚歴や生まれ育った環境の違いをネガティブに報じられましたが、イギリス国民は2人の結婚の意思を尊重しました。同様にイギリス国民の多くは結婚の希望をかなえられない眞子さまにも同情的なのです」2月6日には眞子さまの結婚延期が発表されてから丸2年を迎える。秋篠宮さまのご要望もあり、今後の見通しや小室さんとの結婚の意思について、眞子さまが「何らかの発表」をされるとみられている。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんに、皇籍離脱の可能性を聞いた。「皇室典範には、15歳以上の内親王が望まれれば、皇室会議の議決を経て皇族の身分を離れることができると規定されています。ですから、眞子内親王殿下がご結婚以外の理由で皇籍を離脱されることは可能です。その場合も皇室経済会議で決められた一時金が支払われます。皇族の戸籍である皇統譜から除籍され、一般国民と同じ戸籍が作られます」小室さんとの結婚を認めてもらえないのなら、いっそのこと皇籍を離脱してしまえば、障壁はなくなる――。英王室の騒動を受けて、眞子さまの結婚に向けた“新シナリオ”が、がぜん現実味を帯びてきているともいえる。このまま眞子さまは“皇籍離脱宣言”へと踏み切ってしまわれるのか――。実際、過去には皇籍離脱の意向を示した皇族がいた。ヒゲの殿下こと故・寬仁親王殿下だ。「寬仁さまの場合は、三笠宮邸に皇族方が集まって説得され、実現することはありませんでした。ただし、このときお引き止めできたのは、ひとえに寬仁さまが男性皇族であったからです。男性皇族については『特別の事由』がない限り皇籍離脱はできないことになっているのですが、女性皇族の場合には、そういった制約はありません。もし眞子さまが離脱の意向を表されれば、秋篠宮家を中心に皇族方の話し合いの場が設けられ、慰留することになるでしょう。しかし、眞子さまがあくまでも意向を撤回されなければ、皇籍離脱を阻止するすべはないのです」(宮内庁関係者)「女性自身」2020年2月11日号 掲載
2020年01月30日9月に、ギネスに認定されたキクヱさんは、子ども4人を育て上げ、化粧品の訪問販売では3億円も売り上げている。99歳になっても元気に働く秘訣は“お肉”だそうでーー。「今は、累計売上4億円を目指しているんです。人生は前進あるのみです」柔和な笑みを浮かべながらも、力強い目でそう話すのは、福原キクヱさん。ポーラの訪問販売員であるビューティーディレクターを、60年近く務め、生涯で累計売上3億円を超えるすご腕の販売員だ。美しい眉のラインに、頬紅をさした艶のいい肌と、お化粧はバッチリ。レースの刺しゅうが入った水色セーターに黒のジャケットとパンツを着こなす姿はとても若々しい。しかし、なんと御年99!「今年の9月には『最高齢ビューティーアドバイザー』としてギネス世界記録にも認定されたんです。人生でいちばんうれしかった」大正9年、島根県で誕生したキクヱさんは、父を5歳のときに、母を15歳のときに亡くし、小さいころは叔父と一緒に暮らした。そんななか「手に職をつけたい」と18歳で上京、19歳でマリールイズ美容女学校(現マリールイズ美容専門学校)に入学し、同学校の美容室で働き始めた。「当時、お店には男爵家や宮家の方もシャンプーやひげそり、美顔マッサージを受けにお忍びでいらして……。私も三笠宮百合子妃のシャンプーをしたことがあるんですよ」一方で、戦争は激化し、戦火が東京にも届くように。キクヱさんは初めて空襲があったのを機に、広島へと避難した。「そこで、主人と出会ったんです。空襲警報が鳴る中、防空壕でのお見合いで。見つからないよう、電灯に風呂敷をかぶせてあったので、最初は暗くて顔がよく見えなかったのよ(笑)」しかし、1週間後の8月6日、広島に原爆が投下ーー。キクヱさんは、爆心地から約1.3キロの場所で被爆したが、幸運にも軽傷だったという。キクヱさんは1週間ほど歩いて島根の叔父のもとへ。「しばらく叔父の農業を手伝っていたんです。すると、見合い相手だった主人が私を見つけ出してくれて、それで26歳のときに結婚して、呉で暮らし始めたんです」4人の男の子に恵まれたキクヱさん。夫の建設会社の社宅の寮母をしながら、子育てに励む日々が続いた。そんなとき、ポーラと出合い、40歳のときにポーラの販売員になった。多忙な中でも、仕事を続けられた情熱の源を、「皆さんがキレイになっていくのがすごくうれしいから」と話すキクヱさん。営業にもマイルールがあるという。「化粧品は、必ずまず自分が使って『いい』と思ったものだけを紹介するんです。それに、お化粧品は化粧水、乳液、美容液と数種類あるけど、私はセットで薦めることはしない。無理強いは絶対しない。その人に合った商品を選びます。昔とった杵柄で、顔のマッサージもしてあげたりしました。大事なことは、数字よりもお客さんが美しくなること、喜んでくれること。じっくり話を聞くことも心がけています」そうして、人との信頼関係を大切にしてきたキクヱさん。趣味で70年続ける小原流の生け花の講師を務めたときも、多いころには50人もの生徒がいたという。平成13年、キクヱさんが81歳のとき、夫の保さんが89歳で逝去。5年後には、自動車の運転を辞める決心もする。だが、それでもキクヱさんに、仕事から“引退”の2文字はなかった。「生涯現役でいたい。わたしを慕って、東京や富山からも注文してくださるお客さんもいます。それに、いつも家族が応援してくれる。足を悪くしてからは息子が車で送迎してくれたり、自分でタクシーを呼んだりして、お客さんの家に通っています」こうして長年、化粧品と付き合い続けてきたキクヱさん。今も続けている美の秘訣を教えてくれた。「夜の洗顔で汚れをしっかり落とすこと。そして保湿が大事です。私は365日、欠かさずお化粧しますよ。朝食を食べたら、おしろいに、口紅、頬紅をつけます。お化粧することは女のみだしなみ。99歳であろうと大切なことよ。私は週に1度は美容室で髪もセットしてもらっています」また、元気の秘訣は“肉食”でいることだとも。「家族で食事によく出かけるの。焼き肉やしゃぶしゃぶが好きで、この前も、200グラムのサイコロステーキを食べました」取材を見守っていた長男の一博さんも「福原家には息子4人、孫9人、ひまご5人がいて、毎月誰かの誕生会をしますが、いつも母のリクエストでお肉を食べに行くんです」とキクヱさんの肉食ぶりを教えてくれた。そんな母の年齢を、息子たちはつい忘れてしまうと笑う。「息子4人は、いつまでたっても、母が60歳、70歳のつもりでいるんですよ。だもんで、つい『あれやって、これやって』と言ってしまう(笑)」(一博さん)「私も自分で80歳としか思ってないわ」とキクヱさん。一方で、一博さんがこう続ける。「こんなに元気に見えますが、実は心臓の調子があまりよくなくて、病院では『心臓はもうギリギリで、手術はできません。点滴でさえ打つのが怖い』と、言われているんです。でも、母は何事にも前向きで、まったく動じない」前向きな性格が垣間見えるかのように、となりでキクヱさんも、「最近、指が動かなくてね~」と言いながら、4センチ四方の折り紙で鶴を折る。「被爆した人や、身体の調子が悪いお友達に千羽鶴をプレゼントするんです。喜ばれるのがとってもうれしいのよ」そんなキクヱさんに最後、いつまでも元気で美しい女性でいられる極意はと聞いた。すると、華やかな笑みを浮かべながら、「笑顔かしら」と即答。チャーミングな世界最高齢ビューティーアドバイザーに本誌記者も“笑顔”をもらった。
2019年11月22日「今年の9月に『最高齢ビューティーアドバイザー』としてギネス世界記録にも認定されたんです。人生でいちばんうれしかった」柔和な笑みを浮かべながらも、力強い目でそう話すのは、福原キクヱさん。ポーラの訪問販売員であるビューティーディレクターを、60年近く務め、生涯で累計売上3億円を超えるすご腕の販売員だ。美しい眉のラインに、頬紅をさした艶のいい肌と、お化粧はバッチリ。レースの刺しゅうが入った水色セーターに黒のジャケットとパンツを着こなす姿はとても若々しい。しかし、なんと御年99!「今は、累計売上4億円を目指しているんです。人生は前進あるのみです」大正9年、島根県で誕生したキクヱさんは、父を5歳のときに、母を15歳のときに亡くし、小さいころは叔父と一緒に暮らした。そんななか「手に職をつけたい」と18歳で上京、19歳でマリールイズ美容女学校(現マリールイズ美容専門学校)に入学し、同学校の美容室で働き始めた。「当時、お店には男爵家や宮家の方もシャンプーやひげそり、美顔マッサージを受けにお忍びでいらして……。私も三笠宮百合子妃のシャンプーをしたことがあるんですよ」一方で、戦争は激化し、戦火が東京にも届くように。キクヱさんは初めて空襲があったのを機に、広島へと避難した。「そこで、主人と出会ったんです。空襲警報が鳴る中、防空壕でのお見合いで。見つからないよう、電灯に風呂敷をかぶせてあったので、最初は暗くて顔がよく見えなかったのよ(笑)」昭和21年、夫・保さんと結婚。4人の男の子に恵まれたキクヱさん。夫の建設会社の社宅の寮母をしながら、子育てに励む日々が続いた。そんなときに、ポーラと出合ったという。「30代のころかしら。肌にブツブツができて『嫌だわ〜』と悩んでいたとき、販売員に薦められたポーラの化粧水と乳液を使ったらすぐに治って。もううれしくて、それから愛用するようになりました。それで、あるとき販売員の女性から、『私が夫の転勤で辞めちゃうから、代わりに化粧品の販売してくれない?』と頼まれたの。最初は子どもも4人いるしと、断ったんだけど、同じ社宅に暮らすお友達たちが『買ってあげる』と言ってくれて。これがきっかけで始めたんです」こうして、キクヱさんは40歳のとき、ポーラの販売員になった。「初めはお友達のところへ販売に行っていたんです。でも、だんだん行き詰ってきて。それで、風呂敷に化粧品を包んで、一軒一軒知らない家を歩いて回るようにしました。『こんにちは、いいお天気ですね〜』と挨拶から始めてね。2度、3度と辛抱強く通ったものです」努力は実を結び、売り上げは右肩上がりに。さらに、キクヱさんは自動車免許を取得。愛車のマツダのクーペに乗ってお客さんの元へ通うようになり、仕事はさらに勢いづいた。「月に100万円近く販売していたときもあります。『主人のお給料はあてにしない』と思って働いていました。仕事は大好きだった。でも、子育てや家事も忙しい。家事はいっさい私の役目。家では毎日、お酒好きの主人と、おなかをすかせた子どもたちがまっているんですよ。それで、夜になると『あと一軒回りたい』と思いながらも、急いで家に戻って、裏口からそっと入るんです。それで、まずは主人のつまみを出して、時間を稼ぐ。その間に子どものご飯を作っていました」40代後半で息子たちは大学へ。「年子に近いから学費も大変。4人のうち2人は東京、1人は大阪で下宿代もかかった。それでも、息子たちを大学に行かせられたのはポーラのおかげ」末の息子も大学を卒業し一息つけるかと思いきや、離婚した長男の一博さんが、孫3人を連れて戻ってきた。キクヱさんは再び、3歳、2歳、1歳の孫の育児を担うことに。さらに、義母の介護も重なる。「朝、孫を保育園に預けて仕事に出かけて、お昼は義母の介護でおしめを替えるために、途中で家に戻るんです。夜、家に帰っても、夕飯作ったり、孫たちを寝かしつけたりと忙しくて、毎日寝られるのは2時過ぎでしたね」それほど多忙な中でも、仕事を続けられた情熱の源を、「皆さんがキレイになっていくのがすごくうれしいから」と話すキクヱさん。営業にもマイルールがあるという。「化粧品は、必ずまず自分が使って『いい』と思ったものだけを紹介するんです。それに、お化粧品は化粧水、乳液、美容液と数種類あるけど、私はセットで薦めることはしない。無理強いは絶対しない。その人に合った商品を選びます。昔とった杵柄で、顔のマッサージもしてあげたりしました。大事なことは、数字よりもお客さんが美しくなること、喜んでくれること。じっくり話を聞くことも心がけています」
2019年11月22日「今は、累計売上4億円を目指しているんです。人生は前進あるのみです」柔和な笑みを浮かべながらも、力強い目でそう話すのは、福原キクヱさん。ポーラの訪問販売員であるビューティーディレクターを、60年近く務め、生涯で累計売上3億円を超えるすご腕の販売員だ。美しい眉のラインに、頬紅をさした艶のいい肌と、お化粧はバッチリ。レースの刺しゅうが入った水色セーターに黒のジャケットとパンツを着こなす姿はとても若々しい。しかし、なんと御年99!「今年の9月には『最高齢ビューティーアドバイザー』としてギネス世界記録にも認定されたんです。人生でいちばんうれしかった」お会いしたのは、月に1度のミーティングの日。足が悪く、車いすを利用することもあるというキクヱさんだが、1人、タクシーで移動して事務所へ。ミーティングが始まると、70〜90代の仲間とともに、熱心にメモを取りながら、新商品の説明に耳を傾ける。わからないことがあると、「それはどうやって使うの」と質問も飛ばす。こうした努力で、キクヱさんは今も数十人のお客さんを抱え、月に30万円も売り上げる。新規の顧客獲得にも積極的だ。「一緒のデイサービスに参加している女性から、最近初めて化粧水とクリームを頼まれたんです。今度、持っていくのが楽しみ」そんな今も現役で働くキクヱさん。女性の美に人生をささげたのは19歳のころ。80年も前からだ。大正9年、島根県で誕生したキクヱさんは、父を5歳のときに、母を15歳のときに亡くし、小さいころは叔父と一緒に暮らした。そんななか「手に職をつけたい」と18歳で上京、19歳でマリールイズ美容女学校(現マリールイズ美容専門学校)に入学し、同学校の美容室で働き始めた。「当時、お店には男爵家や宮家の方もシャンプーやひげそり、美顔マッサージを受けにお忍びでいらして……。私も三笠宮百合子妃のシャンプーをしたことがあるんですよ」一方で、戦争は激化し、戦火が東京にも届くように。キクヱさんは初めて空襲があったのを機に、広島へと避難した。「そこで、主人と出会ったんです。空襲警報が鳴る中、防空壕でのお見合いで。見つからないよう、電灯に風呂敷をかぶせてあったので、最初は暗くて顔がよく見えなかったのよ(笑)」しかし、1週間後の8月6日、広島に原爆が投下ーー。キクヱさんは、爆心地から約1.3キロの場所で被爆したが、幸運にも軽傷だったという。「朝、自転車で勤務先に到着すると、バーンとすごい音がして……。気がついたら2階に飛ばされていたんです。顔を洗おうとしても水道の水は赤土混じりばかり。街はなくなっていて、火だけが燃えさかる地獄でした」キクヱさんは1週間ほど歩いて島根の叔父のもとへ。「しばらく叔父の農業を手伝っていたんです。すると、見合い相手だった主人が私を見つけ出してくれて、それで26歳のときに結婚して、呉で暮らし始めたんです」4人の男の子に恵まれたキクヱさん。夫の建設会社の社宅の寮母をしながら、子育てに励む日々が続いた。そんなときに、ポーラと出合ったという。「30代のころかしら。肌にブツブツができて『嫌だわ〜』と悩んでいたとき、販売員に薦められたポーラの化粧水と乳液を使ったらすぐに治って。もううれしくて、それから愛用するようになりました。それで、あるとき販売員の女性から、『私が夫の転勤で辞めちゃうから、代わりに化粧品の販売してくれない?』と頼まれたの。最初は子どもも4人いるしと、断ったんだけど、同じ社宅に暮らすお友達たちが『買ってあげる』と言ってくれて。これがきっかけで始めたんです」
2019年11月22日仏政府の重要建造物に指定されたシュヴァルの理想宮の誕生秘話を映画にした『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』が、12月13日(金)より日本でも公開されることが決定。予告編と実際の理想宮やシュヴァルの姿を写し出したポスタービジュアルも到着した。日々村から村をまわる郵便配達員のシュヴァル。寡黙で不器用な男がある日、愛娘アリスのために“おとぎの国の宮殿”を建てるという奇想天外の挑戦を思いつく。村人たちに馬鹿にされながらも、来る日も来る日もたった1人で石を運び、積み上げ続けるシュヴァルだったが、過酷な運命が容赦なく彼に襲い掛かる…。郵便配達員のジョセフ=フェルディナン・シュヴァルが33年の歳月をかけ、たった1人で築き上げたフランス南東部の村に存在する“シュヴァルの理想宮”。石を拾い集め、1879~1912年の33年間、9万3000時間を費やし完成。あのピカソやアンドレ・ブルトンも絶賛した。到着した予告編では、シュヴァルがある日変わった形の石に躓いたことをきっかけに、娘のために“宮殿”を建てることを決意するシーンからスタート。シュヴァルは宮殿作りに没頭し、その様子を見守る家族の微笑ましい様子が描かれるも、やがて襲い掛かる過酷な運命を予感させるシーンも登場している。周囲に変人とうわさされながらも、途方もない夢を実現したシュヴァル役は、『レセ・パセ 自由への通行許可証』でベルリン国際映画祭男優賞を受賞したジャック・ガンブラン。夫を傍で見守り支える妻役に『ゲンスブールと女たち』のレティシア・カスタ。監督は『エトワール』ニルス・タヴェルニエが務め、撮影はほぼ全編を通し現存する理想宮で行われている。『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』は12月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年08月20日5月4日、天皇陛下のご即位を祝う一般参賀が行われ、参賀者は14万以上にのぼった。雅子さまをはじめ、女性皇族の方々は美しいローブモンタント姿を披露され、その華やかさに参賀者からは感嘆の声が上がった。令和の時代を迎えた現在、女性皇族は11人。雅子さまをお支えする、新時代のプリンセス11人のプロフィールを一挙に振り返る。■愛子さま天皇皇后両陛下のご長女で、現在学習院女子高等科の3年生。音楽がお好きで、チェロ、バイオリンを演奏される。また、スポーツも得意で、学習院女子中・高等科の校内スポーツ大会ではバスケットボール、ソフトボールで活躍されたという。最近は仲のよいお友達と、文化祭でチアダンスを披露。昨年には英イートン校のサマースクールにも参加し、お一人での初めての海外訪問となった。皇族方が身の回りにつけるシンボル、「お印」はゴヨウツツジ。那須御用邸の周辺に咲いており、「純白の花のような純真な心を持った子どもに育ってほしい」との思いが込められている。■紀子さま秋篠宮さまとは学習院大学の書店で出会い、キャンパスの恋を実らせて’90年にご結婚。アメリカやオーストリアで幼少期を過ごされ、英語やドイツ語も堪能で知られる。悠仁さまのご懐妊中に海外絵本を翻訳されたことも。手話も得意なほか、結核予防会総裁を務められるなど、福祉関係にも尽力されている。今後は皇嗣妃殿下として、重責を担われることになる。お印は檜扇菖蒲(ヒオウギアヤメ)。昭和天皇が那須高原の湿原に美しく咲くヒオウギアヤメの研究をしており、秋篠宮さまも研究を手伝われていたことから選ばれた。■眞子さま上皇陛下と美智子さまの初孫にして、秋篠宮ご夫妻のご長女。国際基督教大学へ進学し、同大学院に在学中。これまで2度のイギリス留学で、博物館学を学ばれた。現在、東京・丸の内にある博物館「インターメディアテク」にお勤めになるとともに、ご公務に臨まれている。今年7月には、南米のペルーとボリビアを公式訪問される予定。昨年、小室圭さんとのご結婚が延期になり、今後が注目される。お印は木香茨(もっこうばら)。秋篠宮ご夫妻がお好きな花で、紀子さまがお選びになった。秋篠宮家の庭に植えられており、初夏に可憐な花を咲かせる。■佳子さまこの春、国際基督教大学をご卒業。高校生のころからダンスがお好きで、最近でもスクールの発表会にも参加して踊りを披露されている。大学では心理学を専攻されたほか、イギリスに9カ月間留学、舞台芸術を学ばれた。これまで手話甲子園や馬術競技大会、スピーチ大会など若い世代の催しに精力的に取り組まれてきた。ご卒業の際の文書回答で、今後はご公務に励まれると表明されている。お印はゆうな。ゆうなとは、ハイビスカスの一種・オオハマボウの沖縄地方での呼称。秋篠宮ご夫妻が九州南部、沖縄県の島々に咲くこの花がお好きで選ばれた。■寬仁親王妃 信子さま「ヒゲの殿下」として親しまれた故・寬仁親王殿下のお妃で麻生太郎氏の妹。一時期の体調不良から快復し、最近はご公務に復帰。数年前は、ご家族と距離を置かれた時期もあった。お印は花桃。■彬子さま寬仁親王殿下と信子さまのご長女。オックスフォード大学に留学し、日本美術のコレクションについて研究された。祖父・三笠宮殿下から続くトルコとの親善役を引き継がれている。お印は雪。■瑶子さま寬仁親王殿下の次女。学習院女子大学時代は体育会系の剣道部で活躍された。ご卒業後、日本赤十字社にお勤めになった。退社後はお姉さまと力を合わせ、公務に務められている。お印は星。■高円宮妃 久子さま47歳の若さで薨去された故・高円宮殿下のお妃。日本サッカー協会など、殿下から多くの名誉総裁を引き継がれ、東京五輪招致の際には、フランス語で見事なスピーチを披露された。お印は扇。■承子さま高円宮殿下と久子さまのご長女。大学卒業後は日本ユニセフの嘱託職員として勤務されている。妹君の典子さんは出雲大社権宮司・千家国麿さんと、絢子さんは日本郵船の社員・守谷慧さんと結婚された。お印は萩。■三笠宮妃 百合子さま3年前に100歳で薨去された三笠宮殿下のお妃。現在最高齢の皇族で、何度か入院されたが、今年の新年一般参賀にもご参列。新婚時代は庶民的な生活をされていた。お印は桐。■常陸宮妃 華子さま上皇陛下の弟宮・常陸宮殿下と前回の東京五輪が開催された’64年にご結婚。若いころからおしゃれで、気さくなお人柄で人気があった。ゴルフ好きでも知られている。お印は石楠花(シャクナゲ)。現在、未婚の女性皇族は6人。上皇上皇后両陛下のご長女・黒田清子さん(50)や、昨年結婚された守谷絢子さん(28)のように、結婚後は皇室から離れられるのか、それとも「女性宮家」として皇室に残られることとなるのか。「女性天皇」「女系天皇」に関する議論も含め、今後の女性皇族方の境遇について、注目が集まる。
2019年05月11日きな粉スイーツでお馴染みの吉祥菓寮から、ギフトに特化した「きなの宮 by 吉祥菓寮」が京都タワーサンド1階に2019年4月25日(木)オープン。大豆の契約栽培から自家焙煎きな粉まで手掛ける、吉祥菓寮の「きなの宮」シリーズ。それぞれの大豆に合わせた焙煎度合を調整し各商品にあったきな粉を使い分けている。きな粉へのこだわりが詰まった新しい京都土産だ。看板商品の「きなの宮サンド」は、きな粉の美味しさを味わうのに最適。香ばしく風味豊かな“きな粉チョコレート”を、アーモンドなどを練りこんだザクザク食感のクッキーで挟んでいる。その他、きな粉と抹茶の特製クッキーに、宇治抹茶の濃厚チョコレートを組み合わせた「きなの宮サンド 宇治抹茶」もラインナップする。また、ミルク饅頭「きなの宮」もきな粉の美味しさを存分に味わえる。自家製のきな粉とキャラメルを合わせた白餡を包み、優しく焼き上げた。口いっぱいに広がるきな粉と小麦粉の深い香りや、しっとり食感がおいしい焼き饅頭だ。【詳細】「きなの宮 by 吉祥菓寮」オープン日:2019年4月25日(木)営業時間:9:00~21:00場所:京都タワーサンド 1F マーケット住所:京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721番地(京都タワービル内)<メニュー例>・きなの宮サンド 5個入 810円(税込)/10個入 1,620円(税込)・きなの宮サンド 宇治抹茶 5個入 864円(税込)/10個入 1,728円(税込)・きなの宮 5個入 648円(税込)/10個入 1,296円(税込)
2019年04月28日タレントのうつみ宮土理が漫才コンビ・ナイツ(塙宣之と土屋伸之)らと共に16日、東京の中目黒キンケロ・シアターで、ラジオ番組『うつみ宮土理のおしゃべりしましょ』(ニッポン放送/毎週月曜~金曜10:35~10:40)の公開収録を行った。うつみとニッポン放送の垣花正アナウンサーが軽快なトークを繰り広げる同番組。公開収録前には記者会見が行われ、番組初の公開収録にうつみは「最高にうれしいです」と喜びを露わにした。うつみはナイツのお笑いライブを観に行ったことを明かし、「なんて面白いのかしらと思いました。ず~っと笑えたんですよ」と、その実力を手放しで絶賛した。その上で、「『M‐1グランプリ』に優勝したのは何年ですか?」と質問し、ナイツが「あ、僕ら優勝してないです(笑)」と返す場面も。続けて、今年の『M‐1』で塙が審査員を務めていた話になり、うつみが「とろサーモンとか出てたでしょ?」と言うと、土屋が「出てないけど話題になってます(笑)」とツッコミ。この掛け合いを見た垣花アナからは「ナイツの漫才みたいですね」と指摘されていた。2015年に亡くなったうつみの夫・愛川欽也さんが設立したキンケロ・シアターでの公開収録については、「キンキンが喜んでいると思います」とコメント。愛川さんが亡くなってからの1年間はあまりのショックで「何も覚えていない」としながらも、「今はやっと落ち着きました」と告白した。「いつも見守ってくれてるなって感じがします」と明かした。公開収録では、うつみと垣花アナウンサーのトークをはじめ、ゲストの演歌歌手・三丘翔太のライブコーナー、うつみの生歌、ナイツの漫才などが披露された。収録の模様は31日の17:00~18:00に放送される。
2018年12月17日紀子さまが1週間のご予定でオランダをご訪問されていた10月下旬――。キャメル色のライダースジャケットを羽織り、足元にはレオパード柄のパンプス。そんな“肉食系ファッション”で東京都内のコンビニに現れたのは、秋篠宮家の次女・佳子さまだった!リラックスされたご様子で店内をご覧になると、ネット上で音楽などを購入できるiTunesカードを手にレジへ。精算を終えた佳子さまは「お待たせ♪」と言わんばかりの笑顔で、1人の男性のもとへ駆け寄られた――。30代後半とおのしき精悍な顔立ちの男性は、佳子さまの恋人……ではなく“側衛”と呼ばれる皇宮護衛官だ。ただ、ほほ笑み合う二人はまるで親しい友人同士のような距離感。皇族と護衛官の関係について、元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんに話を聞いた。「ご公務の場で、皇族方が護衛官と仲良くお話しされることはまずありません。しかしプライベートでしたら、その護衛官との関係にもよりますが、皇族方から話しかけられることはあります。もっとも高松宮殿下や三笠宮殿下のように、護衛官が側にいるのを望まれなかった方もおられました。佳子内親王殿下は、側にいる護衛官の存在を当然のことと受け止めていらっしゃるのでしょう」その翌日もコンビニに立ち寄られていた佳子さま。佳子さまのこうした行動の背景には“小室さん問題”があると語るのは宮内庁関係者。「秋篠宮家の方針として、お子さまの意思を尊重されてきた紀子さまですが“小室さん問題”はその方針まで揺るがしているのです。最近では佳子さまの交友関係にも目を光らせて、私生活の“締め付け”も強くされているそうです」紀子さまがオランダご訪問で不在というこの時期、佳子さまは翌日もコンビニへ。自由な外出もままならない中、コンビニでのひととき、そしてイケメン護衛官との談笑が佳子さまにとって数少ない息抜きの時間なのかもしれない――。
2018年10月30日大宮璃宮のカフェ&レストラン 四季庭にて、「白雪姫のクリスマスデザートフェア」を開催。童話『白雪姫』をテーマにしたアフタヌーンティーとデザートブッフェを楽しめる。期間は2018年11月5日(月)から12月24日(月)まで。白雪姫のアフタヌーンティー「白雪姫のアフタヌーンティー」では、「ホワイトチョコとリンゴのムース」やキャラメル味の「りんごのマカロン」など、物語に登場する“りんご”をモチーフにしたスイーツをラインナップ。さらに、紫色のりんごジュレ、ラズベリーケーキ、魔法の鏡クッキーなど、魔女をイメージした少しビターなスイーツも登場する。また、ファーストドリンクにはりんごとオレンジを使用した自家製ホットワイン、軽食にはりんごとサワークリームの野菜スティックが用意されており、りんご尽くしのボリューム満点のアフタヌーンティーになっている。白雪姫のクリスマスデザートブッフェ「白雪姫のクリスマスデザートブッフェ」では、童話『白雪姫』の登場人物たちを思わせる「小人の帽子ムース」や「魔女のアップルパイ」といった約30種類のスイーツと軽食を用意。軽食メニューのクリームシチュー、きのこパスタなどは、白雪姫と小人たちとの森の暮らしを彷彿とさせる。さらに、タイムサービスで実施されるパティシエのライブパフォーマンスでは、キャラメルとりんごのソースを目の前でフランベし、ワッフルとバニラアイスにかけた特製デザートが登場。香り高いキャラメルりんごソースとバニラアイスのやさしい風味の調和を楽しむことが出来る。詳細「白雪姫のクリスマスデザートフェア」期間:2018年11月5日(月)~12月24日(月)店舗:カフェ&レストラン 四季庭住所:埼玉県さいたま市北区植竹町1-816-7アートグレイス大宮璃宮3F営業時間:ランチ 11:00~15:00(L.O.14:00) / カフェ 14:00~17:00(L.O.16:00) / ディナー 17:30~21:30(L.O.20:30)定休日:火曜日(祝日を除く)TEL:048-662-5551■白雪姫のアフタヌーンティー実施期間:2018年11月5日(月)~12月24日(火)の木~月曜日提供時間:平日11:00~17:00(L.O16:00) / 土日祝14:00~17:00(L.O16:30)価格:3,136円(消費税・サービス料込)メニュー内容:<ファーストドリンク>自家製ホットワイン<セイボリー>ザワークラウトとソーセージのタルティーヌ、人参のフラン、りんごとサワークリームのディップソース 季節の野菜スティック<三段スタンド>上段:魔女のりんごジュレ、黒い森のラズベリーケーキ、魔法の鏡クッキー中段:雪だるまのタルトレット、アールグレイブリュレ下段:ホワイトチョコとりんごのムース、りんごのマカロン、キノコのメレンゲ<自家製スコーン>プレーン、塩キャラメル<コンディメント>チーズクリーム、りんごジャム、いちごジャム<ドリンク>紅茶、ハンドトリップコーヒー等20種類以上が飲み放題■白雪姫のクリスマスデザートブッフェ開催日:2018年11月~12月の毎週水曜日開催時間:1部 11:00~13:00(最終入店11:30) / 2部 14:00-16:00(最終入店14:30)※各部90分制料金:デザートブッフェのみ 2,300円(消費税・サービス料込)、フリードリンク付 2,800円(消費税・サービス料込)メニュー内容:<ライブパフォーマンス(タイムサービス)>キャラメルりんごの温かいソース ワッフルとバニラアイスを添えて<デザート>アールグレイクリームブリュレ、魔女のアップルパイ、小人の洋なしパイ、赤いりんごのムース、魔女のりんごジュレ、スノーホワイトレアチーズ、ポップカップケーキ、りんごのマカロン、7人の小人シュークリーム、魔法の鏡クッキー、きのこのメレンゲ、ドレスケーキ、小人の帽子ムース、切り株ケーキ、ティラミス、雪だるまタルトレット、黒い森のラズベリーケーキ、キャラメルマキアート、いちごとバニラのヴェリーヌ、ショートケーキ、フルーツタルト、ベイクドチーズケーキ、プリンアラモード、ガトーショコラ、和栗のモンブラン<ライトミール>チキンと野菜のクリームシチュー、森のきのこパスタ、フライドポテト、小人の野菜スープ、三種のサラダ
2018年10月18日女優の宮﨑あおいが29日、東京ミッドタウン日比谷のグランドオープンセレモニーに登場した。同所は、古くから劇場やシアターが軒を連ねる日比谷エリアに29日、オープン。ショップ・レストラン・カフェの他、"映画の宮殿 THE MOVIE PALACE(ザ・ムービーパレス)"をコンセプトに造られた「TOHOシネマズ 日比谷」を含む約60店舗が集まる。宮﨑は、千代田区副区長、TOHOシネマズ社長、三井不動産社長とともにテープカットに登場。外にはグランドオープンを待つ多くの客が押し寄せる中、ロビーでオープンを祝福した。CMにも登場する宮﨑だが、撮影で同所を訪れ「ここから色々なものが生まれていくんだろうなというワクワクがありました」という。「私が好きな、普段覗かせていただいているお店もたくさん入っていますし、レストランもたくさん美味しそうなところもあった」とオープン後の楽しみを語った。さらに「願わくば映画に関わる人間としては、この街にレッドカーペットが敷かれて、その上を歩ける機会があれば素敵だなと思います」と今後の展開にも希望を寄せた。
2018年03月29日