女優の新垣結衣が15日、長崎市で主演映画『くちびるに歌を』(公開中)の凱旋舞台あいさつを共演者と共に行った。イベントでは、歌手のアンジェラ・アキからの出演者に向けた手紙が披露された。全国学校音楽コンクールの課題曲となった「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」。同曲の作者であるアンジェラ・アキのテレビドキュメンタリーを基に作家・中田永一が同名小説を書き下ろし、新垣の主演で映画化された。臨時教師になったピアニスト(新垣)が、離島の中学生たちと共に合唱コンクールを目指す物語で、約1カ月半にわたってオール長崎ロケが行われた。満席の会場から「おかえりなさい、長崎へ!」と温かい拍手で迎えられた新垣と合唱部メンバー。新垣が「この土地があったからできた作品です、(ご覧になって)いかがでしたか?」と問いかけると客席から大きな拍手が上がり、「ひとつひとつが私の中では良い思い出でした」と撮影の日々を振り返った。続いて、本作合唱部と長崎出身合唱部の混合メンバーが主題歌「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を力強い生歌で披露。全員がそろって歌う最後の舞台あいさつとなるため、涙を流しながら歌うメンバーが続出し、新垣は劇中と同様にその光景を優しく見守りながら一緒に口ずさんでいた。昨年秋にアメリカの音楽大学に留学し、無期限活動休止中のアンジェラ・アキ。イベント中盤にサプライズで読み上げられた手紙は、「親愛なる新垣結衣さま 合唱部のみなさまへ」という書き出しで始まる。映画のヒットを「まるで自分の事のようにうれしく、誇らしい気持ちでいっぱいです」と喜び、クランクイン前に新垣らがライブにきた時のことを「その時新垣さんは、ちょっと恥ずかしそうに『ピアノ猛特訓中です!』と話してくれました」と振り返りながら、「新垣さんのピアノ、本当にすてきでした」と新垣の努力をたたえた。手紙を受けて新垣は、「ビックリしました! アンジェラさんが歩んでやってきたことが、ドキュメンタリーとなって小説になって、こうやって映画化されたという、すべての始まりがアンジェラ・アキさんなのでとてもうれしいです」と感激。締めくくりのあいさつでは「長崎で撮影した、すごくキラキラした1カ月半は、自分のこれからの人生にとって誇りになりました」と万感の思いを伝え、「最後の舞台あいさつを長崎で行う事ができて本当に良かったです」と言い残して、思い出の地を後にした。■アンジェラ・アキの手紙全文親愛なる新垣結衣さま 合唱部のみなさまへお元気ですか?まずは「くちびるに歌を」の大ヒット、おめでとうございます!まるで自分の事のように嬉しく、誇らしい気持ちでいっぱいです。公開されてすぐに、私の方にも沢山の方々から、「観てきたよ!」とか、「感動して何度も泣きました!」などのコメントを頂きました。今は皆さんと離れた場所に暮らしていますが、この反響の大きさを皆さんと同じように、リアルな肌触りとしてしっかりと感じています。昨年の夏に、新垣さん、ナズナちゃん、サトルくんが、映画のクランクイン前に、私の仙台のライブに来てくれた時のことを、良く覚えています。その時新垣さんは、ちょっと恥ずかしそうに「ピアノ猛特訓中です!」と話してくれましたが、新垣さんのピアノ、本当に素敵でした。合唱部の皆さんには、これまでに全国各地を本当にたくさん回って、この映画と「手紙」という曲を、沢山の人達に届けてくれました事を心から感謝致します。撮影から全国プロモーションまで、きっと一緒に各地を回って行く中で、本当のクラス、"合唱部"として、より皆さん達の絆が深まっていったのではないかと想像しています。そして、その想いがこの作品に詰まっている事と思います。これからも、もっともっと沢山の人に届けられるよう頑張ってくださいね!心から応援しています。アンジェラ・アキ(C)2015 『くちびるに歌を』製作委員会(C)2011 中田永一/小学館
2015年03月17日新垣結衣が“ワケあり”の音楽教師に扮し、15歳の中学生たちと合唱に想いを託す、現在公開中の映画『くちびるに歌を』。先日3月15日(日)、オール長崎ロケを敢行した本作の大ヒットを記念し、主演の新垣さんと合唱部キャストが長崎に凱旋、舞台挨拶を行った。ピアノを弾けなくなり、臨時教師になったピアニスト(新垣結衣)が、合唱コンクールを目指す離島の中学生たちと出会い、深い悩みを抱えながらも前へと進んでいく本作。全編にわたり、五島を中心とした長崎でロケを敢行した新垣さんと合唱部メンバーが、満席の会場を訪れると、「おかえりなさい、長崎へ!」と温かい拍手で迎えられた。また、ロケをふり返り、「ひとつひとつが私の中では良い思い出でした」と語った新垣さん。そして、主題歌となった「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を合唱部メンバーと長崎出身合唱部メンバーによる力強い生歌で披露。舞台挨拶で全員がそろって歌うのはこの日が最後とあって、歌いながら泣き出してしまう部員たちが続出。新垣さんも一緒に口ずさみながら、その様子を優しく見守っていた。さらに、サプライズで本作の原作のきっかけとなったアンジェラ・アキからの手紙メッセージが到着。新垣さんのピアノ演奏シーンへの称賛と、感謝が綴られた手紙に、新垣さんは「アンジェラさんが歩んでやってきたことが、ドキュメンタリーとなって小説になって、こうやって映画化されたという、すべての始まりがアンジェラ・アキさんなのでとても嬉しいです」と、驚きと喜びを表した。また、合唱部のナズナ役の恒松祐里は「悩んでるときや落ち込んでいるときに聴くと元気が出る曲です。この曲を歌うことができて、そして今日はお手紙までいただいて本当に感謝しています!」と「手紙」への想いを語った。最後の挨拶で新垣さんは「長崎で撮影した、すごくキラキラした1か月半は、自分のこれからの人生にとって誇りになりました。私も、人生でつらい波がやってきたときにこの作品を観て気をもらえる映画になったなと思います」とコメント。「みなさんにとっても、そういう作品になって欲しいと願っています」と語っていた。<アンジェラ・アキからの手紙>親愛なる新垣結衣さま合唱部のみなさまへお元気ですか?まずは「くちびるに歌を」の大ヒット、おめでとうございます!まるで自分の事のように嬉しく、誇らしい気持ちでいっぱいです。公開されてすぐに、私の方にも沢山の方々から、「観てきたよ!」とか、「感動して何度も泣きました!」などのコメントをいただきました。今は皆さんと離れた場所に暮らしていますが、この反響の大きさを皆さんと同じように、リアルな肌触りとしてしっかりと感じています。昨年の夏に、新垣さん、ナズナちゃん、サトルくんが、映画のクランクイン前に、私の仙台のライブに来てくれた時のことを、良く覚えています。その時、新垣さんは、ちょっと恥ずかしそうに「ピアノ猛特訓中です!」と話してくれましたが、新垣さんのピアノ、本当に素敵でした。合唱部の皆さんには、これまでに全国各地を本当にたくさん回って、この映画と「手紙」という曲を、沢山の人達に届けてくれましたことを心から感謝致します。撮影から全国プロモーションまで、きっと一緒に各地を回って行く中で、本当のクラス、“合唱部”として、より皆さんたちの絆が深まっていったのではないかと想像しています。そして、その想いがこの作品に詰まっていることと思います。これからも、もっともっと沢山の人に届けられるよう頑張ってくださいね!心から応援しています。アンジェラ・アキ『くちびるに歌を』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くちびるに歌を 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015 『くちびるに歌を』製作委員会(C) 2011 中田永一/小学館
2015年03月17日「ぴあ」調査による2015年2月27日、28日のぴあ映画初日満足度ランキングは、新垣結衣が主演を務める『くちびるに歌を』がトップに輝いた。2位に演劇に打ち込む高校生たちの青春を描いた『幕が上がる』が、3位に鉄拳のパラパラ漫画を、中村獅童と小西真奈美の共演で実写化した『振り子』が入った。その他の写真1位の『くちびるに歌を』はアンジェラ・アキのヒット曲『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』をモチーフにした青春小説を映画化した作品。出口調査では「実際に合唱を聴き、原作を読んだとき以上に大きな感動に包まれた。困難に立ち向かう姿など、子どもたちの熱演に涙が出た」(60歳・女)、「自分も合唱部にいたので共感する部分が多くて、胸が熱くなった。新垣結衣も生徒たちも演技がとても自然体でよかった」(20歳・女)、「島特有のゆっくり流れる時間の様子が感じられ、じっくりと映画に入り込めた。新垣さんの今までにない役どころや、ドキュメンタリータッチの演出もよかった」(54歳・男)、「生徒それぞれが抱えている思春期の葛藤が、課題曲『手紙』とリンクし合って作品になっていて共感した」(26歳・女)、「原作との違いはあるが、実際に音として聴くと感動的で、島と海の色など景色も美しくて雰囲気のある良い映画だった」(48歳・男)などの感想が寄せられ、劇場には10代から70代までの幅広い世代が来場していた。2位の『幕が上がる』は、劇団“青年団”主宰の平田オリザによる同名小説を映画化した作品。観客からは「がむしゃらで、悩み、精一杯だった自分の青春時代を懐かしく思い出した」「高校生が稽古を通してどんどん演じることがうまくなっていく姿にホロッとしたり、時に笑ったりできる楽しい映画だった」「顧問役の黒木華も良い味を出していてよかった」などの声が上がった。(本ランキングは、2月27日(金)、28日(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2015年03月02日映画『くちびるに歌を』の初日舞台あいさつが28日、東京・新宿ピカデリーで開催され、新垣結衣、木村文乃、桐谷健太らが登壇した。『くちびるに歌を』は、全国学校音楽コンクールの課題曲となった「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の作者アンジェラ・アキのテレビドキュメンタリーを基にして、中田永一が書きおろしたベストセラー小説の映画化作品。臨時教師になったピアニスト(新垣結衣)が、離島の中学生たちと共に、合唱コンクールを目指す。新垣が初の教師役でピアノの特訓に励み、新境地を開拓した。最初に、合唱部キャストが、アンジェラ・アキの主題歌「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を披露。新垣は生徒たちの歌声について「回を重ねる度に良くなっていくし、毎回違うけど、何度聞いても飽きない。本当に素敵な思い出をくださってありがとうございます」と生徒たちを称えた。産休をとる教師役を演じた木村は、妊婦役に苦労したといい、「撮影初日が出産シーンで、(台風で)飛行機も飛ぶかどうかで大変でした」と激白。桐谷は、新垣と木村が演じた教師のどちらがタイプかと聞かれ「おおらかでやさしい女性、ぶっきらぼうで、時にはやさしい女性。どっちもどっちですよ」と明かすと、新垣は「(役柄の)柏木的には眼中にないでしょうね」とバッサリ言い放った後、「あ、でも、桐谷さんはすごくいい人ですよ。良いお兄さんでした」と笑顔でフォローした。1月16日から2月24日の横浜まで、全国17都市を合唱キャンペーンで回った12人の合唱部員役の生徒たち。彼らへのサプライズ卒業式として、新垣先生から一人ひとりに、はなむけのコメント入り卒業証書を授与することに。新垣は「私たちは1人じゃない。それはあなたたちに教わった、とても簡単でとても大切なことです」といったことが書かれた証書を読み上げ、代表の恒松祐里に手渡した。恒松は「これからもこの中学校を卒業したことを自信にして頑張っていきたいと思います」と感涙しながら宣言した。最後に新垣が本作に込めた思いを吐露。「撮影では、どんどん気持ちがふくらんでいくんです。生徒たちの歌声だったり、この作品に向き合っている姿勢だったり、それに影響されてなのか、撮影中にスタッフさんがあんなに涙することはないと思うし。いろいろと悩むことはあったけど、三木孝浩監督から『一歩前に出る勇気を与えられるような作品にしたい』というお手紙をいただいていて。私も今後、辛いことがあったら、この映画を見て、生徒たちに勇気をもらって進んでいきたいと思います」と力強く締めくくった。
2015年03月01日アンジェラ・アキの名曲から生まれた小説を映画化した『くちびるに歌を』が2月28日に公開。主演の新垣結衣をはじめ、木村文乃、桐谷健太、そして劇中の12人の合唱部部員役の俳優陣、三木孝浩監督が舞台挨拶に登壇。新垣“先生”による生徒たちへの卒業証書授与も行われた。教師役に初挑戦の新垣結衣、中学生の悩みにアドバイスアンジェラ・アキと、『手紙~拝啓 十五の君へ』を課題曲に合唱コンクールに挑む離島の中学生たちの交流を追ったドキュメンタリーから生まれた中田永一の小説を原作に、長崎県五島列島の中学にやって来たワケありの元ピアニストの教師と生徒たちの姿を描く。まずこの日は12名の合唱部のメンバーが登壇し『手紙』の合唱を披露し、映画を観終えたばかりの観客は本物の合唱部の歌声を堪能した。合唱部の面々は、全国各地を巡り合唱で本作のプロモーションを行ない、新垣も時折彼らと合流し全国を回ってきたが「回数を重ねるほどに良くなっていく。何度聴いても飽きないです」と生徒たちを称賛! 桐谷は、劇中のちょっと鬱陶しい男性教師さながらに「思わず僕も声が出てしまって、文乃に『邪魔』と言われたことがあった(笑)」と告白。これに木村が「今日は新垣さんと監督が『やめて』と言ってました(笑)」と明かし、部員たちはもちろん、教師陣を演じた大人キャストたちも仲の良い様子をうかがわせた。桐谷は、木村が演じハルコと新垣扮する柏木、どちらがタイプかと尋ねられると「どっちもです」と即答。さらに熟考し「大らかで優しい人でもたまにトゲがあったり、ぶっきらぼうでも自分の前ではかわいいところを見せてくれるし、どちらも好き。あとは僕がどう思ってるかより相手がどう感じているのか、双方の意見を…」と長々と語り、木村から「真面目か!」とツッコミが飛ぶ。新垣は「柏木先生的には眼中にないですね(笑)」とバッサリ。会場は笑いに包まれた。サプライズで行われた生徒たちの卒業式では新垣は「拝啓 中五島中学校合唱部のみなさま――」で始まる祝辞を読み、生徒ひとりひとりに言及。部長の恒松祐里に卒業証書を授与した。生徒たちは目に涙をためて新垣の言葉に耳をすませていた。新垣は改めて「これからつらいことがあったら、この映画を観てみんなの歌声に勇気をもらって進んで行きたい」と本作への特別な思いを吐露。会場は温かい拍手に包まれた。『くちびるに歌を』公開中
2015年02月28日映画『くちびるに歌を』が2月28日(土)に公開を迎え、主演の新垣結衣をはじめ、木村文乃、桐谷健太、劇中の合唱部の部員を演じた12名の若き俳優たち、そして三木孝浩監督が舞台挨拶に登壇。サプライズで生徒たちの“卒業式”が行われた。アンジェラ・アキが、自身が作詞作曲した「手紙~拝啓 十五の君へ~」を課題曲にして合唱コンクールに挑む離島の中学生たちと交流する姿を追ったドキュメンタリーから生まれた、中田永一の小説「くちびるに歌を」を映画化。長崎の五島列島から全国大会を目指す中学の合唱部の生徒たちと、島に帰ってきたピアニストの音楽教師が共に成長していくさまを瑞々しく描く。映画の上映後、恒松祐里、葵わかな、下田翔大、佐野勇斗ら合唱部の部員を演じた12名が制服姿で登場し「手紙~拝啓 十五の君へ~」の合唱を披露。部員たちは歌を届けるべく、全国各地の劇場を回っており、新垣さんも時折、彼らに合流してイベントに参加してきたが「回を重ねるごとによくなっていく。何度聴いても飽きないです。いまはもう、アンジェラ・アキさんの声を聴くとみんなの声が浮かんできます。ありがとう」と生徒たちを称えた。木村さんは合唱部の元々の顧問であり、産休中の教師を演じたが、自身で経験のない妊娠・出産について「そこをウソっぽく見せないようにしたくて、スタイルストさんが出産経験があったので、座り方などをひとつひとつ確認して動いていました」とふり返る。ちなみに、クライマックスの分娩室での撮影は、実は初日の撮影で行われたという。当日は、台風も近づいてきて、そもそも木村さんが乗る予定の飛行機が飛ぶのかも分からない状態だったそうで、スケジュールや条件など、かなりタイトで厳しい中での撮影であったことをうかがわせた。桐谷さんは、新垣さん演じる教師に思いを寄せる、ちょっと暑苦しい同僚教師を演じたが、生徒たちの合唱に感激したよう。これまでも合唱を聞いて「思わず声が出てしまって文乃に『邪魔』と言われた」経験があったそうで、木村さんによると「今日は新垣さんと三木監督から『やめて』と言われてた(笑)」とのこと。また桐谷さん自身は、新垣さん演じる柏木先生と木村さんが演じたハルコ先生のどちらが好みなのか?という問いに、質問が終わらない内に、食い気味に「どっちもです!」と即答。「大らかで優しい人もたまにトゲがあったりするし、ぶっきらぼうでも、自分の前だけでかわいいとこもあったりするし、どちらも好きです。あとは、僕がどう思っているかではなく、2人がどう思ってるか。双方の気持ちが…」と暑苦しすぎる本気の回答で、木村さんから「とりあえず…マジメかっ!」とツッコミが入った。新垣さんは「柏木先生的には眼中にないです」とバッサリと斬って落とし笑いを誘いつつ、桐谷さん本人に対しては「すごくいい人です。島での撮影に大人がずっといることが少なかったので、一緒にお酒を飲んだり、いいお兄さんです」と絶妙のフォローを入れていた。そしてこの日、12名の部員たちのためにサプライズで卒業式を挙行!新垣さんは「拝啓 中五島中学校合唱部のみなさま――」と祝辞を読み上げ、部員ひとりひとりに対して語りかける。部長として部を代表して卒業証書を受け取った恒松さんは、新垣さんの言葉に目を真っ赤にしつつ「歌以外の授業はしてないですが、これで卒業していいのかな…(笑)?」とおどけ、「この1年、すごく楽しくていい経験でした。この中五島中学を卒業したことを自信にこれからもやっていきます」と力強く“答辞”を述べた。改めて新垣さんは「三木監督からは『この映画を一歩前に出る勇気を得られる作品にしたい』という手紙をいただきましたが、そういう映画になっていると思います。これから、私も辛いことがあっても、この映画を観てみんなの歌声に勇気をもらって進んで行きたい」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『くちびるに歌を』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くちびるに歌を 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015 『くちびるに歌を』製作委員会(C) 2011 中田永一/小学館
2015年02月28日新垣結衣が主演を務める映画『くちびるに歌を』で合唱部の生徒を演じたキャスト12人が、19日に国分寺市立第三中学校の合唱部員20人と合唱し、そこに新垣、木村文乃、桐谷健太がサプライズで登場した。その他の写真映画は、島の中学校を舞台に、若い女性教師と合唱部の生徒たちの交流のドラマを爽やかに描いた作品で、イベント会場に登場した国分寺市立第三中学校の合唱部は2014年のNHK全国学校音楽コンクールの東京大会で銀賞に輝いている。イベントでは、映画に出演した恒松祐里、下田翔大、葵わかな、柴田杏花、山口まゆ、佐野勇斗、室井響、朝倉ふゆな、植田日向、高橋奈々、狩野見恭兵、三浦翔哉と合唱部員の総勢20人でアンジェラ・アキの『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』を合唱することになったが、三木孝浩監督の「みんなの歌声を聞くのが楽しみです。でも僕よりもっと楽しみにしている人がいるんですよね」という声をきっかけに新垣たちが登場すると、知らされていなかった生徒たちは驚きの声をあげた。新垣は「今日はみんなの大好きな先生たちを連れてきました!今日も素敵な歌声を聴かせてください」、木村は「お久しぶりです。みんなの生歌を聴くのは初めてなので楽しみです」とあいさつ。生徒たちを見て「身長伸びたな~!」と驚きの表情を見せた桐谷は「今日はみんなのカラフルな歌声に合わせて、派手な衣装できました!楽しんで歌って!」とエールをおくった。合唱後、生徒たちの悩みに新垣たちがアドバイスすることになり、生徒から「将来なりたいものが見つからない」という悩みが寄せられると、新垣は「私も決まっていません!決めなくていいと思うよ。好きなことが見つかったらそれを目指して行動することが大事」とアドバイスした。『くちびるに歌を』2月28日(土)全国ロードショー
2015年02月20日2月28日公開の映画『くちびるに歌を』の特別授業イベントが19日、東京・国分寺の国分寺第三中学校で行われ、新垣結衣、木村文乃、桐谷健太、三木孝浩監督が出席した。全国学校音楽コンクールの課題曲にもなった『手紙~拝啓 十五の君へ~』の作者アンジェラ・アキのテレビドキュメンタリーをもとに中田永一が描き下ろしたベストセラー小説『くちびるに歌を』を三木孝浩監督が映画化した本作。主演の新垣結衣が初めての教師役に扮し、五島列島を舞台に顧問を受け持った合唱部の部員たちとの交流を描く。新垣たちが撮影中に訪れたという合唱の名門校・国分寺市立第三中学校で行われたこの日のイベント。サプライズで木村文乃や桐谷健太とともに登場した新垣は「皆さんの好きな先生たちを連れてきました! 素敵な歌声を聴かせていただいた撮影の時はありがとうございました」とまずは生徒たちに感謝の言葉。続いて合唱部キャスト12人と国分寺市立第三中学校の合唱部員20人による混声チームが『手紙~拝啓 十五の君へ』を合唱し、それを間近で聴いた新垣は「表情豊かで話を読んだような充実感があり、今日も素敵でしたよ」と感想を。一方の木村は「鳥肌が立って感動したんですが、隣から野太い声が聞こえてきて…」と桐谷に不満気だったが、当の桐谷は木村に構わず「何回聴いても良かったです。迫力も増して、ほんまありがとう!」と力強く言葉をかけた。この日は特別授業として、生徒たちの質問に新垣らが答えるというコーナーも実施。「将来が決まっていないのが悩み」という生徒に新垣は「私も将来は決まってません!でも決めなくてもいいんじゃないんですか?好きなことが決まってからそれを目指せばいいんですよ。見つけるために行動をすることが大事だと思います」と回答。また、「体育が苦手で恥ずかしい。どうすればいいんですか?」という生徒に対して「私も運動が苦手なタイプ。運動経験がほとんどなくて迷惑を掛けると思っていましたが、意外とみんな気にしてないですよ。私だったら迷惑だと思わない。だから大丈夫だと思います!」とアドバイスを送っていた。映画『くちびるに歌を』は、2月28日より全国公開。
2015年02月20日新垣結衣が“ワケあり”の音楽教師役に扮し、『ホットロード』『アオハライド』の大ヒットも記憶に新しい青春映画の名手・三木孝浩監督のもと主演する『くちびるに歌を』。このほど、本作の主題歌であるアンジェラ・アキの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の映画Ver.ミュージック・ビデオが完成!三木監督自らが手がけ、未公開シーンの映像も含まれた感涙必至のMVとなっていることが分かった。本作は、長崎県・五島列島の中学校合唱部を舞台に、臨時教師としてやってきた悲しい過去を抱えるピアニスト・柏木ユキ(新垣結衣)と、15歳の生徒たちが、悩みぶつかりながらも前に進んで行く姿を、合唱を通して描き出していく爽やかな感動作。新垣さんは自身初の教師役で、ピアノにも初挑戦し、ショパンなどを猛特訓。また、木村文乃、桐谷健太、木村多江、石田ひかり、角替和枝、井川比佐志といった実力派俳優陣ががっちりと脇を固め、オーディションで選びぬかれた合唱部員役のフレッシュなキャストたちも熱演を見せている。本作の原作は、全国学校音楽コンクールの課題曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の作者アンジェラ・アキのテレビドキュメンタリーをもとに、中田永一が書きおろし、本屋大賞にもノミネートされたベストセラー。アンジェラ・アキの代表曲となり通算100万ダウンロードを突破している「手紙」は、いまや合唱の定番曲でもあり、かつて“15歳”だったすべての人へ贈る感涙の激励ソングとしても親しまれている。三木監督が自身で監修した本ミュージック・ビデオには、時に優しく、時に力強いアンジェラ・アキの歌声と共に、予告編にも使用されていない、本作のストーリーに迫る未公開の本編映像も使用。離島の雄大な自然を背景に、誰にも話せない悩みの種や秘密を抱える15歳の生徒たちと、新垣さん演じる臨時教師との、みずみずしくも熱い心の交流を映し出している。『くちびるに歌を』は2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月02日女優の新垣結衣が1月29日(木)、都内で行われた「コーセー雪肌精30周年プレスカンファレンス」に出席し、30周年を迎えた同ブランドのグローバルキャラクターに就任。また、ディズニー映画『シンデレラ』とのタイアップキャンペーン実施が明らかになった。2012年からイメージキャラクターを務める新垣さん。今回は日本をはじめ、アジア11の国と地域で展開する30周年グローバルプロモーションの“顔”となり、「世界に向けて発信する大役で、とても光栄です。世界にキラキラを広げていけるよう、できる限りのことを尽くしたい」と意気込みを語った。『シンデレラ』とのタイアップとして、「薬用 雪肌精[医薬部外品] 限定“シンデレラ”デザインボトル」「すっぴん透明美肌 BBセット 限定“シンデレラ”デザイン」の2商品を4月16日(木)から数量限定で発売。4月18日(土)から放映されるテレビCMには、雪肌精で肌をうるおいと透明感で満たし、勇気と自信にあふれた新垣さんの表情と、映画の劇中シーンが盛り込まれ、女性にとって本当に大切なものを伝える内容になっている。4月25日(土)から公開される『シンデレラ』は、不遇の時を過ごしながらも、プリンスとの出会いをきっかけに夢をかなえようと行動する“新たなシンデレラ像”を描き出すラブファンタジー。ケネス・ブラナー監督がメガホンをとり、リリー・ジェームズ、リチャード・マッデンをはじめ、ケイト・ブランシェット、ヘレナ・ボナム・カーターら豪華キャストが結集している。会見には新垣さんをはじめ、グローバルスポークスマンのチェン・ボーリン、ウォルト・ディズニー・カンパニーのアジアプレジデントであるポール・キャンドランド社長、株式会社コーセーの代表取締役社長・小林一俊氏らが駆けつけた。(text:cinemacafe.net)
2015年01月29日女優の新垣結衣(26)が29日、都内で行われた『コーセー雪肌精30周年プレスカンファレンス』に出席した。【写真】キュートなドレス姿ではしゃぐガッキー同ブランドが今年で30周年を迎えるとあって、新垣は「お祝いなのでおしゃれしてきました」と真っ白なドレスで登場し、報道陣を魅了。2012年からイメージキャラクターを務めている新垣は「私が生まれる前から雪肌精は愛されていいて、変わらずにいまがあることは、すごいことだと思います」と語った。「美しく輝いている女性はどんな人?」との質問には「前向きで、どこかしら自信がある女性」と回答。「新垣さんみたいな人ですね」と褒められると「いや…頑張ります!」と謙虚に語った。新垣はグローバルキャラクターにも就任する。「世界に向けての雪肌精の顔になるということで光栄。出来る限りのことは尽くしたい」と抱負を述べた。イベントには台湾出身の俳優、チェン・ボーリンも出席。新CMは4月18日より放送開始。
2015年01月29日女優の新垣結衣が1月14日に自身初となる教師役を務めた主演作『くちびるに歌を』の完成披露試写会に、生徒役で共演したキャスト陣とともに出席。合唱部顧問を演じた新垣は、「撮影中、皆さんの歌声に励まされたし、心を揺さぶられた。生徒たちが輝いていた」と手応えを示した。その他の画像アンジェラ・アキの名曲『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』をモチーフに生まれた中田永一の小説を映画化。東京から故郷の長崎県・五島列島に戻り、中学校の合唱部顧問を務めることになった柏木ユリ(新垣)とコンクール出場を目指す15歳の少年少女の奮闘を描く。都内で行われた完成披露試写会には合唱部員を演じた恒松祐里、下田翔大、葵わかな、柴田杏花、山口まゆ、佐野勇斗、室井響、朝倉ふゆな、植田日向、高橋奈々、狩野見恭兵、三浦翔哉に加えて、三木孝浩監督(『僕等がいた』『ホットロード』)が駆けつけた。新垣は「観終わった後、監督に最初に伝えたのは『気持ちが良かったです』という言葉。ふわっとした清涼感がある。みんなが主役になれる映画なので、15歳の気持ちを思い出してもらえれば」とアピール。ピアノ演奏にも挑んでおり、三木監督から「ピアノに向かうたたずまいが、すごく美しい。作品の大きな見どころ」と絶賛されていた。この日は合唱部員を演じる12人の“生徒たち”が、映画のクライマックスさながらに『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』を合唱。新垣は「撮影中もそうだったけど、どんどん歌声が良くなっている」と感激していた。『くちびるに歌を』2月28日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年01月14日女優・新垣結衣が初めて母親役を演じた主演映画『トワイライト ささらさや』(公開中)の海外配給が、このほど決定した。11月8日から全国264館で公開スタートし、11月10日付け週末興行ランキングで1位を獲得した本作。初週の土日(8~9日)の興行収入は1億836万6,000円、動員は8万2,140人を記録し、一般出口調査では「最高に良かった / とても良かった / 良かった」が全体の93%、「友人に映画を薦める」が全体の72%を占めている。観客の構成は女性が7割、男性が3割。30~40代をメインに、10~70代の幅広い年齢層からの支持を得ている。海外配給が決まったのは香港、台湾、マカオ、韓国の4つの国と地域で、今後も拡大していく予定。映画の撮影真っただ中の5月という早い段階からオファーがあったという。海外担当の佐藤直子氏は「家族を想う気持ちは万国共通なので、笑って泣けるファンタジー…という部分に惹かれたバイヤーが多いようです」と分析。韓国配給のA ONE Entertainmentの社長・James Min氏は「ストーリーがユーモアかつユニークな設定で惹かれました」とコメントを寄せている。このことについて、石田雄治プロデューサーは「とてもうれしい気持ちで一杯です」と感激。「映画を観たお客様から寄せられる『大切な人に会いたくなった』、『家族や人にやさしい気持ちになれた、大事にしたいと思った』という純粋で優しい気持ちは、 日本だけではなく、世界共通に感じて頂けるメッセージだと思っていますので、是非世界中に届けられたらと願っております」とさらなる反響に期待を寄せている。本作は、作家・加納朋子の小説『ささら さや』(幻冬舎)を原作に、『60歳のラブレター』(2009年)などで知られる深川栄洋監督がメガホンを取った作品。大泉演じる落語家・ユウタロウは、不慮の事故が原因で生後間もない息子・ユウスケと新垣演じる妻・サヤを残して他界する。悲しみに暮れるサヤだったが、ユウスケを跡継ぎにしようとする義父の目から逃れるために"ささら"の街に移り住み、そこの人々に支えられながら母親として成長していく。(C)2014「トワイライト ささらさや」製作委員会
2014年11月21日新垣結衣と大泉洋が夫婦役を演じることで話題の映画『トワイライト ささらさや』。11月8日より全国264館で大ヒットを記録中の本作が、このほど海外でも配給されることが決定した。本作は、ベストセラー小説「ささら さや」(加納朋子著/幻冬舎文庫)を『神様のカルテ』シリーズ、『くじけないで』などの感動作で知られる、深川栄作監督がメガホンをとり実写映画化。突然の事故で幽霊となってしまった夫・ユウタロウ(大泉洋)が、妻・サヤ(新垣結衣)と生まれたばかりの息子をさまざまな人の“体を借りて”助ける、というファンタジックでユーモラスな物語が展開する。映画の撮影真っ最中であった今年5月、フランスで開催されたカンヌ国際映画祭が行われていた頃からしでに海外配給のオファーが寄せられていたという本作。現在、配給が決定しているのは、香港・台湾・マカオ・韓国のアジア圏の4つの国と地域。海外担当の佐藤直子氏は、「家族を想う気持ちは万国共通なので、笑って泣けるファンタジー…という部分に惹かれたバイヤーが多いようです」と、海外でも受け入れられる作品であると語っている。また、今回の海外での配給についてプロデューサーの石田雄治氏は、「海外配給が決まり、とても嬉しい気持ちで一杯です。映画を観たお客様から寄せられる『大切な人に会いたくなった』、『家族や人にやさしい気持ちになれた、大事にしたいと思った』という純粋で優しい気持ちは、 日本だけではなく、世界共通に感じて頂けるメッセージだと思っていますので、ぜひ世界中に届けられたらと願っております」と喜びのコメントを寄せている。海外での公開は今秋以降を予定しており、配給国はさらに拡大していくとのことだ。『トワイライト ささらさや』は11月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トワイライト ささらさや 2014年11月8日より全国にて公開(C) 2014 映画「トワイライト ささらさや」製作委員
2014年11月21日銀世界のメルヘンチックな新CMに起用された『新垣結衣』さん!株式会社 明治はチョコレート商品【メルティーキッス】の新しいCMに、人気の高い新垣結衣さんを起用した。新しいCMの全国オンエアは10月下旬からで、商品はメルティーキッス シリーズの【プレミアムショコラ】【香ばしきなこ】【フルーティー濃いちご】の3種類があり、エレガントな冬限定のチョコレート商品だ。また期間限定ショップ【メルティーキッス スノーギフト】が2014年12月3日~2015年2月28日まで、大阪市エリアにある「阪急うめだ本店」で開催されるという。新CM内容は?新CMは『新しい一粒』篇で「15秒CM」と「30秒CM」の2タイプがある。「30秒CM」では、沢山のイルミネーションが美しい雪景色の中で、暖かそうなファッションアイテムを身につけた新垣結衣さんが登場する。そして商品の特徴「雪のような口どけ」をアピールする優しい歌声とともに、沢山のメルティーキッスが雪のように降ってくる、幻想的で美しく、視聴者の心が安らぐようなストーリーに仕上げられている。新垣結衣さんはメイキングムービーのインタビューで、「セットの世界観がおとぎの国のように美しいです。今回の衣装は以前よりも大人っぽく、メルティーキッスの雰囲気にマッチする自分に成長していけたらと思います」(株式会社 明治 CMギャラリーより)などと語っていた。また新垣結衣さんは、新CMの商品についても紹介しているので、気になる人はチェックしてみては。(画像は株式会社 明治より)【参考】・株式会社 明治・新垣結衣 オフィシャルファンクラブ
2014年11月14日主演作『トワイライト ささらさや』や、スペシャルドラマで戻ってくる「リーガルハイ」でも話題の新垣結衣が、自身初となる教師役を演じる最新作『くちびるに歌を』から、特報映像が解禁。『僕らがいた(前・後編)』『陽だまりの彼女』、最近では能年玲奈主演『ホットロード』といった、若者の葛藤や繊細な内面を描き続けてきた三木孝浩監督が新たに贈る、感動作の映像がお披露目された。ある日、長崎県・五島列島の中学校に、天才ピアニストだったと噂される臨時教師・柏木ユキ先生(新垣結衣)が東京からやってきた。合唱部顧問に就任した柏木は、合唱コンクール出場を目指す部員に「15年後の自分」へ手紙を書く課題を出すが、その手紙には、15歳の彼らが誰にも言えずにいる悩みと秘密が綴られており…。原作は、全国学校音楽コンクール課題曲であった「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」で知られるアンジェラ・アキのテレビドキュメンタリーを基に中田永一が書き下ろした同名小説。読書メーターおすすめランキング1位にも輝いたベストセラーを、青春映画の名手である三木監督が映像化した。初公開となる本作の映像は、柏木先生が「適当によろしく」と教師らしからぬ、何か訳がありそうな、無愛想な態度で自己紹介するシーンから始まる。だが、その後、アンジェラ・アキが歌う主題歌「手紙」にのせて、柏木と生徒がぶつかり合いながらも、徐々に心を通わせていく様子が映し出されており、大自然の中で生徒が笑顔で活き活きと歌う姿と、それを見守る柏木先生の姿が印象深く伝わってくる。本作の主人公・柏木を演じる新垣さんは、今回初となる教師役、しかも音楽教師とのことでピアノの特訓に励み、新境地を開拓。また、全員オーディションで選ばれた“15歳”の生徒たちは、半年間に及ぶ合唱練習をした後、長崎県での撮影合宿に挑んだ。撮影に向け特訓を重ねる様子は、まるで『ウォーターボーイズ』や『スウィング・ガールズ』といった代表的青春ドラマを連想させ、本作から生まれるであろう次世代のスターが披露する特訓の成果にも期待したいところだ。また、共演には木村文乃、桐谷健太、石田ひかり、小木茂光、角替和枝、井川比佐志といった豪華俳優陣を迎えており、新垣さん演じる訳ありな音楽教師と、思春期を迎える生徒たちとどう向き合っていくのかにも注目。不器用に、そしてひた向きに頑張る生徒たちの姿には、誰もが通ってきた15歳の自分を重ね合わせてしまうこと間違いなし。思わず目頭が熱くなるような本作の、来年の公開が待ちきれない。『くちびるに歌を』は11月末、完成を予定。2015年2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月14日「ぴあ」調査による2014年11月7日、8日のぴあ映画初日満足度ランキングは、新垣結衣と大泉洋が夫婦役で共演した『トワイライト ささらさや』がトップに輝いた。2位に森三中の大島美幸の初主演作『福福荘の福ちゃん』が、3位にパリ・オペラ座の最高位“エトワール”の座を16年間務めたアニエス・ルテステュを追ったドキュメンタリー『至高のエトワール ~パリ・オペラ座に生きて~』が入った。その他の写真1位の『トワイライト…』は、突然の事故で夫を亡くしてしまい、生まれたばかりの息子を育てるヒロインと、さまざまな人の身体を借りて妻を助けようと奮闘する亡き夫の姿を描いたラブストーリー。出口調査では「観たあとすぐに自分の家族に会いたくなるような映画。お父さんの愛情に感動して涙が流れた」(18歳・女性)、「温かい映画。特に車の中で乗り移るシーンはすごく感動的で涙が出た。職場の友人にオススメしたい」(42歳・男性)、「家族愛を感じるストーリーで、感動する場面もあれば、大笑いする場面もあって全体的に楽しめた」(19歳・女性)、「“家族”について考えさせられたし、とても泣ける映画で感動した。新垣結衣も大泉洋も良い演技だった」(25歳・男性)、「親と子の愛情がよく描かれていて、クライマックスは特に感動的だった」(50歳・女性)など、涙を浮かべながらコメントする女性の姿もあり、10代から70代までの観客からの支持を集めた。2位の『福福荘の福ちゃん』は、ぼろアパート“福福荘“に住む女性にオクテな福ちゃん(大島)の恋模様を描いた作品。観客からは「大島さんが男役で出演するというキャスティングが素晴らしい。男女の生々しいところや、昔の恨みなどネガティブな部分をイヤな感じではなくサラリと描いているのもよかった」「大島美幸と荒川良々がすごくよかった。お節介になりかねないが、それでも助け合いは大切だし、温かい心を持つことの重要さを改めて実感した」「大島さんはオッサンにしか見えなかったが、彼(彼女)の笑顔を見ていると、自分までほっこりしてしまうから不思議。ユーモアがあって、おもしろかった」「会場内は笑いっぱなしで、元気をもらえる映画だった」などの声が寄せられた。(本ランキングは、11月7日(金)、8日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2014年11月10日女優の新垣結衣が11月8日に東京・新宿バルト9で行われた主演作『トワイライト ささらさや』の初日舞台あいさつに登壇した。本作で母親役に初挑戦した新垣は、劇中で息子を演じた赤ちゃんモデル・森蓮太郎くん(現在11カ月)と約半年ぶりに再会を果たし「大きくなったし、顔も変わりましたね。成長を感じるし、いつまでも見守っていたい」と目を細めた。その他の写真架空の町“ささら”を舞台に、事故死し成仏できない落語家のユウタロウが、周囲の人々の体を借りながら、生まれたばかりの息子を守ると誓う妻・サヤ(新垣)を守ろうと奮闘するというファンタジックな人間ドラマ。加納朋子氏の小説を映画化した。舞台あいさつには新垣をはじめ、亡き夫のユウタロウを演じる大泉洋、中村蒼、福島リラ、寺田心くん(子役)、藤田弓子、小松政夫、石橋凌、富司純子、深川栄洋監督が勢ぞろいし、映画の封切りに感無量の面持ちだった。公開前から「大切な誰かに会いたくなる」と評判の本作。大泉は「今会いたい人」として、愛娘が見る教育番組の“歌のお姉さん”を挙げたが、他のキャスト陣が「やっぱり家族」と口を揃えると、「僕も亡くなった父に会いたい。あっ、父は生きています」と笑いを誘った。また、大泉が話そうとする絶妙なタイミングで、心くんがくしゃみをする一幕も。トークを邪魔された大泉は「また大泉さんつぶしか。それ作戦だろ(笑)」と子ども相手に、苦々しい表情を浮かべた。『トワイライト ささらさや』公開中取材・文・写真:内田 涼
2014年11月10日新垣結衣が初めて母親に挑戦した『トワイライト ささらさや』の初日舞台あいさつが、11月8日に新宿バルト9で開催。新垣結衣、大泉洋、中村蒼、福島リラ、子役の寺田心、藤田弓子、小松政夫、石橋凌、富司純子、深川栄洋監督が登壇した。加納朋子の同名小説を、『神様のカルテ』シリーズの深川栄洋監督が映画化した『トワイライト ささらさや』。新垣結衣は、夫に先立たれ、乳飲み子を抱えるサヤ役。大泉が、いろんな人に憑依して妻と息子を守ろうとする夫・ユウタロウを演じた。本作では、2人の奮闘と、サヤたちを取り巻く周りの人々たちとの交流が温かく描かれる。新垣は、サプライズで息子ユウスケ役の赤ちゃんと再会。赤ちゃんは半ベソをかいたが、新垣は「変わった!大きくなっている!」と、うれしそうに笑顔を見せた。新垣は「人見知りになっているのも成長だなと。いつまでも見守っていきたいです」と、柔和な表情で赤ちゃんを抱っこした。劇中で、亡くなった父親役を演じた大泉も「赤ちゃんが出てきた瞬間、わけもわからないうるっと感が! ちょっと感動してしまいました」と感激していた。舞台あいさつでは、映画にちなみ「今会いたい人」についてクロストーク。新垣は「おじいちゃん、おばあちゃんです。もっと交流したかった」と真面目にコメント。続いて、大泉が答えようとした瞬間、「クション!」とくしゃみをして、会場を笑わせた子役の寺田心。大泉は寺田に「作戦だろ? 絶妙なタイミングで」と、不機嫌な表情を見せ、会場は大爆笑。大泉は「朝、息子がテレビで『おかあさんといっしょ』を見ていて。だから、三谷たくみお姉さんに会いたいです」と言って、笑いを取る。その後、ゲストのほとんどが亡くなった両親や家族に会いたいと答えたため、いたたまれなくなった大泉は「僕も亡くなった父に会いたいです」と言い直した。ところが、すぐに「ごめんなさい。父、生きてます。やばい」と謝罪し、会場は爆笑の渦となった。
2014年11月09日新垣結衣と大泉洋が夫婦役で初共演する映画『トワイライト ささらさや』が、11月8日から公開をスタートする。本作には、"神の目線"を表現した特殊な撮影技法が採用されている。本作は、作家・加納朋子の小説『ささら さや』を原作に、『60歳のラブレター』(2009年)などで知られる深川栄洋監督がメガホンを取った作品。大泉演じる落語家・ユウタロウは、不慮の事故が原因で生後間もない息子・ユウスケと新垣演じる妻・サヤを残して他界する。悲しみに暮れるサヤだったが、ユウスケを跡継ぎにしようとする義父の目から逃れるために"ささら"の街に移り住み、そこの人々に支えられながら母親として成長していく。2人のことを心配するあまり成仏できなかったユウタロウは、自分のことが見える人々の体に乗り移ってはサヤの前に現れ、さまざまな手助けをする。そんな不思議なことが起こる街"ささら"を表現する上で、深川監督が「ロケハンの時から決めていた」のが"神の目線"だった。映画の中で、度々ミニチュアのような風景が挿入されるのがそのシーンで、カメラにシフトレンズをつけて実景を撮影するとそのような効果が現れる。発想のもととなったのは、イタリアの写真家オリボ・バルビエリの撮影法。画面の手前と奥がぼやけて人や建物が小さく見え、俯瞰(ふかん)で撮影するとより効果がはっきりする。2~3年前からシフトレンズでの撮影を考えていたという深川監督は、「映像で使う時の効果を考えていた時、"神の目線"なのかなと」と説明。「キャラクター個性の強い群像劇なのでお客さんがどこに感情を持って行ったらいいか迷ってしまう所を、自然の風景や懐かしさを出しながらも、一息つかせて気持ちをリセットさせたかったんです」とその狙いを明かし、「ユウタロウが町を見下ろそうと一度(空に)上がったのかな、どこかに乗り移れる人がいないか探しているのかな、なんて思いながら見てくれたら」と期待を寄せている。(C)2014「トワイライト ささらさや」製作委員会
2014年11月07日「躊躇するタイプです!」。新垣結衣は躊躇なく即答した。それまで、ひとつひとつの質問に対しじっくりと考え、慎重に言葉を探しながら答えを紡いでいた彼女が、その日一番の迷いのなさを見せたのが「新しい挑戦に対し、迷わず飛び込むタイプか?それとも躊躇するか?」という質問だった。これまでにない環境に身を置くのも「苦手です。ご飯屋さんもいつも同じところばかりだし(笑)。それでもやるのは…仕事だから。仕事でしか挑戦したことないんじゃないですかね?」と苦笑交じりながらも自信満々に語る姿に取材部屋が笑いに包まれる。だが、伝わってくるのは不思議と気弱さやネガティブな空気ではなく、仕事への強いプライド、そして自分自身を理解し、腹を括った者の強さだ。映画『トワイライト ささらさや』もまた、新たな挑戦、これまでにない経験に満ちあふれた仕事だった。原作は加納朋子のベストセラー小説。事故で夫を失い、生後間もない息子を抱えたサヤは小さな町“ささら”で暮らし始める。なぜか夫のユウタロウは成仏し損ね、時折サヤの周囲の人々の体に乗り移り、彼女の力となるべく奮闘する。ユウタロウ、おせっかいな町の人々に支えられ、成長していくサヤの姿が綴られる。まず何より、本作での初挑戦といえば、母親・妻を演じたこと。「周囲の同い年で結婚して子どもがいてという人はいくらでもいるし、『まだ早い』とかそういう抵抗は全くなかった」という。一方で冷静に“女優・新垣結衣”を見つめこんな思いも…。「やはり新垣結衣を知ってくださっている方にとっては学生服の方がイメージしやすいと思うので、赤ちゃんを抱いている姿に違和感を持たれてしまったらどうしようという不安はありました。ただ、この物語自体、彼女が母親として成長していくお話なので、撮影が進む中で私も赤ちゃんと接しながら馴染んでいければいいかなとあまり考え過ぎずに現場に入りました」。サヤという母親、妻、そしてひとりの女性を表現する上でカギとなったのが、大泉洋演じる夫・ユウタロウが彼女に言う「お前は人を信じすぎる」という言葉と、肉親を失った彼女が「笑いたかった」という理由で葬儀の後すぐに落語の寄席に足を運んだというエピソード。「一見、弱くて不幸に見えるサヤですが、すごく芯の強い女性なんだと感じました。ユウちゃんが生きている頃、短い期間ですが夫婦として一緒に暮らしている時もユウちゃんは『バカだねぇ、お前は』なんて言うけど、多分、サヤが彼を手のひらで転がしていたんだと思うんです(笑)。それも計算ではなく自然とそうなったんだろうなと。身内が次々と亡くなって、母になったばかりで不安がある中で今度は旦那さんまで死んじゃって…そういう状況が彼女を弱くしていたのかもしれませんが、そもそも強いんですよね、サヤは。ユウちゃんが周りの人に乗り移って、生きていた頃にはできなかった夫婦喧嘩をしたり2人の時間を重ね、“ささら”街の人との出会いや母親としての成長が哀しみや孤独をぬぐい、本当のサヤが出てきたんだなと思います」。「いま、この姿で制服を着ると、ダメだと思うんですよ(笑)。最後に着たのは…22歳ですね(※映画『ハナミズキ』)。思ったより早く“卒業”しちゃったなという気もしますね」と笑うが、「大人の女性を演じる」と一口に言っても、今回のような母親から未婚の女性、キャリアウーマン、主婦など求められる役柄はこれから増える一方である。「役によって自分が若くなったり、歳をとったりというのは楽しいですよ。ニューヨークで働くキャリアウーマン(※映画『ハナミズキ』)で大人っぽく見せたかと思えば、こけしみたいな頭でギャーギャー言う女(※ドラマ「リーガル・ハイ」)に戻ったり(笑)。見せ方もいろいろで、メイクや衣裳でも女性は化けるので、いろんな役をやっていくのは楽しみです」。冒頭で「仕事でしか挑戦したことない」という言葉を紹介したが、「この仕事は常に新しい挑戦しかない」とも。印象的だったのが、10代半ばで沖縄からの上京を決断する際のエピソード。当人は「嫌で仕方なかった」というが、「いろんな人に説得される中で、気持ちが(上京する方に)揺れた瞬間があって、その時に先生に『(東京の高校への)推薦の書類を書いてください』とお願いした」という。出来ないことを「やれる」などと言わないが、やるとなったら責任と覚悟を持って飛び込む。何より、自分を冷静に見つめ、周囲の言葉に耳をすませ、一歩を踏み出す強さを持っている。「仕事は仕事なので、やらなきゃいけないし、時間も迫ってくるし、まあどうにかなるかと(笑)。でも、不安だけではなく楽しみなところをちゃんと見つけられるんですよね。いまだに怖い時は怖いけど、やらなきゃ終わらないし、その後で喜んでくれる人がいると思うと力が出てくるのかな?とも思います」。「すいません…自信持って言い切れないんですが」という言葉を常に最後にくっつけ、苦笑を浮かべつつ語るが、彼女は新たなチャレンジを楽しんでもいる。「ビクビクしながらやって『つらかった』で終わりたくないから。最終的には『大変だったけど楽しかった』という時間の過ごし方、仕事の仕方をしたい」。「いつか母親になりたい」という思いはしっかりと胸の中にある。「子どもに尊敬される母親でいたいし、頼られた時にどっしりと構えていられるようになりたい」とも。理想を胸の奥で温めながら“永遠の挑戦者”はためらい、立ち止まり、そしてまた進む。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:トワイライト ささらさや 2014年11月8日より全国にて公開(C) 2014 映画「トワイライト ささらさや」製作委員
2014年11月06日新垣結衣が初のママ役となり、大泉洋と夫婦役を演じることでも話題の『トワイライト ささらさや』が、まもなく11月8日(土)より全国公開となる。初共演とは思えないほど息の合った2人が、絶妙なやりとりで夫婦役を演じ切り、それぞれ役者としての新境地を切り開いた本作では、夫婦の絆の象徴である “赤ちゃん”を演じた小さな俳優たちも好演を見せているという。本作は、ベストセラー小説「ささらさや」(加納朋子著/幻冬舎文庫)を『神様のカルテ』シリーズ、『くじけないで』などの感動作で知られる、深川栄作監督のもとで実写映画化。突然の事故で幽霊となってしまった夫・ユウタロウ(大泉洋)が、妻・サヤ(新垣結衣)と生まれたばかりの息子をさまざまな人の“体を借りて”助ける、というファンタジックでユーモラスな物語。一般的に、赤ちゃんと動物の撮影はメチャクチャ大変というのが、映画界の常識。ところが、本作の赤ちゃんたちは、泣きやんでほしいタイミングで泣きやみ、笑ってほしいときに最高の笑顔を見せてくれる、という天才俳優たち揃いだったらしい。緊張感あふれるシーンだけは、スタッフ・キャストの雰囲気が伝わるのか、泣き出してしまうこともあったそうだが、“赤ちゃん待ち”でスケジュールが遅れるようなことは一度もなかったという。ただ、そんな“天才赤ちゃん”でも、さすがにみんなの演技に合わせて笑ったり、じっとしているのはなかなか難しいこと。実は赤ちゃんが登場するシーンには、常に“赤ちゃんあやし組”なるスタッフが待機。キャストたちが演技をしているその反対側で、5~6人の大の大人が玩具を持って、赤ちゃんの気を引くという、陰ながらのサポートをして撮影を支えていたのだ。だが、緊迫したシーンの最中でも、その反対側ではスタッフが「うりゃりゃりゃりゃりゃ~」とやるものだから、「それに惑わされないで集中するまでに、すごく大変だなぁなんて感じます」と新垣さん。また、大泉さんも「あれは笑っちゃいます。こちらは演技に集中するのが難しかった…(笑)」と苦笑い。本作が初めての母親となった新垣さんだが、親戚の赤ちゃんに普段から接していたそうので、赤ちゃんを抱くことも手慣れたもの。さらに新垣さんは、4か月くらいの乳児がいる女性の胸の重さに合わせて作られた、特殊な型を付けて演じていたそうで、自身の経験とそうした役作りから、母親としての自然な立ち振る舞いが生まれていったという。「この子は絶対に私が守る!」「2人を残しては逝けない!」という新垣さん、大泉さんがそれぞれ演じる夫婦の愛の物語は、温かな思いやりにあふれた現場で、たくさんのキャストとスタッフの愛を受けながら紡ぎ出されてきたようだ。『トワイライト ささらさや』は11月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トワイライト ささらさや 2014年11月8日より全国にて公開(C) 2014 映画「トワイライト ささらさや」製作委員
2014年10月29日女優の新垣結衣が28日に都内で行われた主演作『トワイライト ささらさや』の完成披露試写会に出席した。本作で初の母親役に挑んだ新垣は「ちゃんと(母親に)見えるか不安もあったが、母親として成長する物語なので、私も撮影が進むにつれて成長していければと思った」と振り返り、「赤ちゃんの変化を直に感じられ、母の気持ちを疑似体験できた」と笑みを浮かべた。その他の写真試写会には新垣をはじめ、大泉洋、中村蒼、寺田心(子役)、小松政夫、富司純子、深川栄洋監督が出席。加納朋子の小説『ささら さや』を原作にしたファンタジックなヒューマンドラマで、突然の事故で他界した落語家の夫(大泉)が、生まれたばかりの息子を育てる妻サヤ(新垣)を助けようと、周囲の人々の身体を借りて奮闘する。大泉は死んだ後、他人にのり移るという特殊な役どころだけに、「実はあんまり出ていない。でも、新垣さんと夫婦役ができると聞いて、(オファーを)受けてしまった。おいしい役です」と本音をポロリ。「観ていただければわかりますが、『結構、大泉出ているな』と思うはず。それは皆さんの“のり移られた”演技が素晴らしいから」と中村、心君、小松、富司を絶賛していた。『60歳のラブレター』『神様のカルテ』といった人間ドラマに定評がある深川監督は、「ファンタジーと現実の融合を、コメディではなく、かつての日本映画にあった“喜劇”という手法で描いてみたかった」と語り、「寒くなってきたので、ぜひ余韻にひたって、暖かい気持ちで帰ってもらえれば」とアピールした。『トワイライト ささらさや』11月8日(土)全国公開取材・文・写真:内田 涼
2014年10月28日新垣結衣&大泉洋が“夫婦”役を演じることで話題の映画『トワイライト ささらさや』。切ない愛を描く本作だが、このほど『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどに代表される、「感動映画×イラストポスター=大ヒット!」の法則から、大ヒット請負人・村田篤司氏が描いたイラストポスターがお披露目された。突然の事故で夫・ユウタロウ(大泉洋)を失った妻・サヤ(新垣結衣)と、生まれたばかりの息子。この子は絶対に私が守ると決意したものの、身寄りのないサヤが親子2人で生きていくのは苦労の連続。「そんな2人を残して逝けない」とユウタロウはいろんな人の体を借りてサヤを助けることになるのだが…。今回到着したポスターは、『ALWAYS 三丁目の夕日』や『みんなのいえ』のポスターを手掛けた村田氏の懐かしく温かな独特のタッチが印象的なビジュアルに仕上がっている。コンピューターではなく手描きにより制作されたそうで、その期間はなんと2か月を要したのだとか。村田氏は今回のポスター制作について「試写を観せていただき、弱点だらけの登場人物だからこそ織りなす温もりとおかしみを感じました。別々のシーンで演技している登場人物がポスターの中で繋がり、言葉と心を交わすような感じになったらいいなと願いつつ描きました。想いを自分の声で告げることの出来ない主人公、だからこその切なさや強い気持ち。劇場で不思議で温かいささらの世界を感じていただければと思います」とコメントを寄せている。ひょうきん者のイメージのある大泉さんが、いつも以上に渋みのあるステキな表情をしていたりと、よくよく見ていくと新たな発見があるこのポスター。一度じっくりと眺めてみてはいかがだろうか?『トワイライト ささらさや』は11月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月21日『ALWAYS 三丁目の夕日』や『みんなのいえ』のポスターを手掛けたことでも知られるイラストレーター・村田篤司が、新垣結衣が初めて母親役を演じる映画『トワイライト ささらさや』(11月8日公開)のポスターを書き下ろしたことが20日、明らかになった。25日から全国の映画館で順次掲出される予定。本作は、作家・加納朋子の小説『ささら さや』を原作に、『60歳のラブレター』(2009年)や『神様のカルテ』(2011年)などで知られる深川栄洋監督がメガホンをとる作品。大泉洋演じる落語家・ユウタロウは突然の事故で他界してしまい、生まれたばかりの息子・ユウスケと懸命に生きようとする新垣演じる妻・サヤを心配するあまり、周囲の人の体を借りて支えようとする。ポスターの制作期間は2カ月。村田氏は温もりのあるタッチですべて手描きで仕上げた。中心には、息子をしっかりと抱えながら空を見上げるサヤを描き、背後にはそれを見守るようなユウタロウの姿。そして周りには、サヤに好意を抱く佐野(中村蒼)、ママ友のエリカ(福島リラ)といった"ささら"の人々のほか、ユウタロウの父(石橋凌)の姿も。また、息子を掲げる生前のユウタロウも描いている。このポスターを手掛けた村田氏は、本作について「試写を観せていただき、弱点だらけの登場人物だからこそ織りなす温もりとおかしみを感じました」とコメント。「別々のシーンで演技している登場人物がポスターの中で繋がり、言葉と心を交わすような感じになったらいいなと願いつつ描きました」と説明し、「想いを自分の声で告げることの出来ない主人公、だからこその切なさや強い気持ち。劇場で不思議で温かいささらの世界を感じていただければと思います」と呼びかけている。
2014年10月21日映画『バンクーバーの朝日』の完成披露試写会が10月15日(水)に開催され、上映直後の舞台挨拶に妻夫木聡、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、宮崎あおい、石井裕也監督が登壇した。戦前、カナダのバンクーバーで日系移民の希望の星となった野球チーム「バンクーバー朝日」の軌跡を描き出す本作。先日、開催されたバンクーバー国際映画祭では見事に「観客賞」に輝いたが、日本で観客の目に触れるのはこの日が初めてとなった。雨がぱらつくあいにくの天気にもかかわらず、開場前から会場の外には長蛇の列が出来ていた。上映後、妻夫木さんら登壇陣は、会場の後方の扉から、客席の間に敷かれた野球場の芝生に見立てたグリーンカーペットを通って登壇し、喝采を浴びる。妻夫木さんは「日本の方に観ていただき、(観客に)お会いするのは初めてで緊張していますがいかがでしたか?」と呼びかけると大きな拍手が沸き起こり、これには一同ホッとした様子だった。この日、登壇した男性キャストのほとんどが小学校・中学・高校のどこかで野球に打ち込んだ経験があったが、唯一、チームのキャプテンである妻夫木さんだけがほとんど野球経験がなかったという。妻夫木さんは「すいません(苦笑)、どうしてもやりたかったんです、この作品」と語り、ほかのメンバーに追いつくために自主練習も含め、かなり練習に打ち込んだことを明かす。亀梨さんは、そんなキャプテンについて「すごく練習されてました。硬式球ってすごく大変なんですよ。グローブもバットも当時のもので、最初は指にボールが当たったりして大変だったんですが、それでもやるところがキャプテンでした!」と称える。そういう亀梨さんのエースとしての活躍も本作のみどころ!かつて、高校野球の強豪・横浜高の野球部に在籍し、キャッチャーとして高校時代の松坂大輔投手の球を受けた経験もある上地さんは、本作でもキャッチャーを務めたが「僕がいままで受けた中で一番のピッチャー!」と大真面目に亀梨さんの投球を絶賛!亀梨さんは「それは松坂さんでしょ(笑)!」と恐縮していたが、客席からは歓声が沸き起こった。ちなみに、メンバーの中で最も野球が上手いのは誰か?という質問では一同、池松さんを指さす。池松さん自身は「小中高とセンターで1番(バッター)だった」とのこと。およそひと回り年上の妻夫木キャプテンからは「若い!若さだね。大事だよ(笑)!」と羨望の声も…。宮崎さんは、そんな朝日軍の面々をスタンドから見守ったが「青春って感じでした。みんなキラキラしてて羨ましかったです」と語る。石井監督も「最高のキャストですから、僕は見守ってるだけでした。チームワークを見せてもらいました」と満足そうにうなずいていた。『バンクーバーの朝日』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月16日夏も終盤で、そろそろファッションもメイクも秋仕様にシフト。VOCEで秋メイクのプランを立てる!Cover Beautyでは表紙を飾った新垣結衣さんにインタビュー。プライベートの社交もビューティ面も「変えなきゃと思っている」という新垣さん。未体験のカラーメイクについての野望や、最近ハマっているという筋トレなど、ちょっと意外な内容になっているそう。まずは「新垣結衣のメイク計画」で、人気女優の秋冬のビューティ計画を参考にしてみては?濃くないけど効くメイク、ということでVOCEは今季はリップとともにシャドウにも注目。普段のイメージからすこし印象を変える“使える”秋メイクでは、森絵梨佳さんなどVOCEモデルズがトレンドの秋顔に変身しているとか。赤ルージュがこのところトレンドだけど、秋はより女っぽい赤ローズ唇もいいかも。目元のバリエを増やすシャドウパレットの使い方など基本からアレンジまでいっぱい。「ワンパターンになりがち」「同じ色ばかり使ってしまう」というひとは必見。そのほか、VOCE初登場のPurfumeや、ざわちん「眉&鼻スジ」メイクなど気になるものばかり。「美人はメイクが8割。」VOCE9月号であなたにぴったりの美人のレシピを手に入れて。まずはi-VoCEで試し読みをチェック。【概要】講談社「VOCE」9月号2014年7月23日(水)発売i-VoCE:元の記事を読む
2014年07月23日新垣結衣と大泉洋を主演に迎え、ファンタジーとミステリーを融合した全く新しい物語として話題となった名作小説を映画化する『トワイライト ささらさや』。新垣さんが初の母親役を演じることでも注目を集める本作から、キュートな赤ちゃんとの2ショットビジュアルがお披露目され、あわせて予告映像が公開された。突然の事故で夫・ユウタロウ(大泉洋)を失った妻・サヤ(新垣結衣)と、生まれたばかりの息子。この子は絶対に私が守ると決意したものの、身寄りのないサヤが親子2人で生きていくのは苦労の連続。「そんな2人を残して逝けない」とユウタロウはいろんな人の体を借りてサヤを助けることになるのだが…。『ガール』『神様のカルテ』で知られる若き俊英・深川栄洋監督。ラブストーリーや群像劇での繊細な演出に定評のある深川監督が企画に5年以上の歳月をかけて練り上げたという本作。不幸を乗り越え、子育てに奮闘しながら、やがて強い母親に成長する過程を演じ、演技派としての新境地に挑む新垣さん。今回公開されたポスタービジュアルは、本物の母親のように赤ちゃんを優しく抱きかかえる姿を披露している。また公開された予告編では、冒頭から大泉さんが「私はもうこの世の人間ではございません」と宣言!しかし映像では大泉さん扮するユウタロウは子育てを通して強く成長していく女性・サヤを見守るべく、様々な人に乗り移って助けようとする過程が確認できる。その乗り移る相手は、富司純子や小松政夫など名優陣や子どもまで“ユウタロウなりきり演技”は必見。そのほかキャストには、中村蒼を始め福島リラ、つるの剛士、波乃久里子、藤田弓子、石橋凌と若手からベテランが集結し物語を盛り上げる。『トワイライト ささらさや』は11月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月22日(画像はプレスリリースより)新垣結衣さんが登場する、「パンテーン」の新しいCMパンテーンは「パンテーン エクストラダメージケア 集中補修オイル」の新しいCMに、新垣結衣さんを採用した。パンテーンは、プロクター アンド ギャンブル ジャパン株式会社が管理しており、世界中の女性に愛されている、有名ブランドである。そして新しいCMの、全国オンエアの開始は4月からだ。CMの新商品は、ビタミンオイル処方により、1本1本ヘアを集中的に修復して、髪のタンパク質の流動を防御し、髪をダメージから守り、軽やかな仕上がりに導いてくれる。新垣結衣さんが、新商品への期待感を表現する、新しいCMの内容幅広く活動している女優の新垣結衣さんが登場する、新しいCMのタイトルは「髪がキレイになれば、前を向ける、新垣結衣篇」で、さわやかな、青い空の下で、喜びの表情とともに、サラサラ ヘアの新垣結衣さんが、真っ白い階段をかけのぼる。その彼女の動きとともに、彼女の美しい髪がしなやかに、やさしい風に舞う。そしてその軽やかな髪の仕上がりに「すごい」と、新垣結衣さんが歓喜するストーリー内容で、発売される、新しい商品への期待感が表現されている。また新しいCMに使用されている、シンガー ソング ライターのchayさんによる、前向きな気持ちをいだかせるような歌詞とともに、軽快なメロディーの楽曲も、とても良い印象を与えている。【参考リンク】▼プロクター アンド ギャンブル ジャパン株式会社 プレスリリース (PR TIMES)
2014年04月21日『金曜日のキセキ』(フジテレビ系)出演後、全国から問い合わせが殺到したという宮古島在住の“奇跡の鑑定士”上地一美先生。まるで見ていたように相談者本人しか知らないことを言い当てる透視力に、続々と反響が寄せられています。今回は「宮古島観光×本格鑑定ツアー」が当たるプレゼントキャンペーン(※)の実施を記念して、上地先生おすすめのパワースポットや、自分だけのパワースポットを見つける方法を教えていただきました。写真を見るだけでも癒しを感じられるこれらのスポット…実際に訪れたら、身も心も洗われて新しい自分に生まれ変われるかもしれません。【上地一美先生独占インタビュー!~願いが叶うパワースポット~】■宮古島=パワースポット宮古島は基本的に、島そのものに大きなパワーが宿っています。その中でもご自身が「ここ、前にも来たことがあるような気がする」とか「なんとなくエネルギーが強いな」と感じる場所があったら、そこがその方にとってのパワースポットなのだと思います。パワースポットは自分自身が引き寄せる磁石のようなもの。結婚したいと思っている人が、そういう場所で「結婚できるといいな」と心から祈ればその願いは叶うし、「こういう仕事がしたい」と考えている人なら、それを強くイメージすればきっと実現するでしょう。■宮古島で、あなただけのパワースポットを見つけましょう!みなさんが宮古島に来られたら、海岸や森の中を歩きながらご自身の心に「この場所はどう感じる?」と聞いてみてほしいですね。「きれい」「気持ちいい」などいろいろな感想を持つと思いますが、その際、「それだけ?」と確認しましょう。心を外に向け、五感を使って「自分がどのように感じているか」を引き出す作業をしてあげてください。宮古島は潜在能力や潜在意識を開花させてくれる場所ですが、そのための力を貸してくれるのは、あなたにとっては海かもしれないし、潮の香りや肌に触れる風かもしれません。或いは食べ物かもしれません。自分は何が好きか、今どう感じているか、心の声に耳を傾けてみましょう。■上地先生のおすすめパワースポット・漲水御嶽(はりみずうだき)宮古島に来るのが初めてなら、「漲水御嶽」がおすすめ。こんな伝説があるんですよ。昔、ある女性のところに毎晩通ってくる男性がいて子どももできるのですが、彼がどこから来てどこに帰って行くのかはわからない。それである日、女性は彼の着物に糸をつけた針を刺して後をつけるんです。そうしたら、海の近くの洞窟の中に真っ白なヘビがとぐろを巻いていた。つまりその女性はヘビの神様の子どもを産んでいたんですね。子どもは7人か8人いて、それぞれが別の場所にある滝で暮らすようになり、一つ一つの御嶽の守り主のような存在になった――。この「漲水御嶽」は、宮古島を訪れた人や住人が、島から出て行くときに無事を祈る場所でもあります。島民の中には「観光客は一度はここで手を合わせたほうがいい」と思っている人も多いようです。島から旅立つ人たちもここに来て、家族の健康や安全を祈るんですよ。・ツヌジ御嶽ツヌジ御嶽には、一部が耳たぶの形をしている木があります。先日、ある出版社のお仕事をしたときにこの木の写真を撮ったら、オーブ(光る玉のようなもの)がたくさん写り込んでいました。掲載してくれるかどうかはわからないけれど、私はそれを見ていい色だと思いました。これがあの空間にある色なんだなって。その色を見てほしいので、ぜひ現地に行っていただきたいですね。ちなみに、宮古島では高校受験のとき、ツヌジ・漲水・赤名宮(アカナグウ)・アツママの4つの御嶽を回って合格祈願のお詣りをします。・与那覇前浜海を見たいなら前浜ビーチがいいですよ。来間島(くりまじま)の展望台から見るのもおすすめ。この海は場所によって黄色・緑・青とグラデーションしているように見えるんです。浅瀬は黄色っぽいからパワーストーンで言ったらイエロージェイド。そこから少しずつ色が濃くなってエメラルドグリーンやターコイズブルー、ラピスラズリに移り変わります。これは自分のパワーストーンだとイメージして、一カ所をじっと見つめるのもいいかもませんね。・願いが叶う!?秘密のパワースポットもう一つ、名前も思い出せないし場所も上手に説明できないけれど、とてもお気に入りの御嶽があります。御嶽に入って行くと拝所があり、左に曲がると砂浜に出て、そこから霧のトンネルのような所を通るのですが、私はその場所を歩いていて「自分が何を望んでいるのか、自分がどういう人生を望んでいるのか」というのをはっきりと感じました。そこから抜けたときには気の流れが違うというか…それまでは霧でヒヤッとしていたのに、抜けると目の前に砂浜が広がっていて青い海と太陽が見える。まるでもう一度産まれ出たような気持ちになっていました。■パワースポットに行く際の注意点宮古島の御嶽には、女性しか入ってはいけないところや年に一度しか訪れてはいけないところなど、地元の人ですら滅多に近づかない場所もたくさんあります(漲水御嶽、ツヌジ御嶽は、基本的に一般の人が行ってもOK)。ですから、行きたいなと思ったら、一度、詳しい人や観光協会に問い合わせてみることをおすすめします。こうして読んでいくと、どのパワースポットも行ってみたくなりますね。4つめのパワースポットは残念ながら謎のベールに包まれていますが、「宮古島観光×本格鑑定ツアー」に当選したら、上地先生に鑑定してもらう際に詳しく場所を聞いてみるといいかも。まずはその権利を手に入れるため、今すぐ応募してみてはいかがでしょうか?(文=編集J)※キャンペーン情報宮古島3泊4日の観光×本格鑑定ツアーを10名様にプレゼント上地一美からの恋愛・結婚・運気アップのスピリチュアルメッセージも聞ける!()上地一美(Kazumi Uechi)沖縄で当たると評判の占い師で、「金曜日のキセキ」にレギュラー出演。番組では「未来鑑定士」として一般の方や有名人を占い、1万通を超える相談内容が寄せられ続けた。現在は沖縄宮古島の事務所にて鑑定を行う。奇跡の力◆上地一美()
2014年03月04日