11月19日(木)、ディズニー・ピクサーによる第10作目アニメーション『カールじいさんの空飛ぶ家』のプレミア試写会がお台場メディアージュにて行われた。11月22日(日)の“いい夫婦の日”に因んで一足早く、“いい夫婦プレミア”と題して行われた同イベントに、本作のプロモーション監督を務める、前・東北楽天イーグルス監督、野村克也氏と沙知代夫妻が揃って登場!熱い夫婦愛を披露してくれた。本作は、ディズニー・ピクサーが初めて“人間”を主人公に描いた感動作。78歳のカールじいさんが、亡き愛妻・エリーとの約束を果たすため、思い出の詰まった家に無数の風船をつけ冒険に出る。この日はスーツとめかしこみ、黒ぶち眼鏡にモジャモジャの白い眉・白髪頭でカールじいさんになりきった野村監督。御年74歳の監督は、「私もこの年になるといつも横にいないと落ち着かない。うちのエリーです」と、若き日のエリーをイメージした、純白のウエディングドレス姿の沙知代夫人を優しくエスコート。「カールじいさんはかわいそうなことに妻に先立たれてしまいますが、うちは元気でうるさい母ちゃんがいるおかげで、今日の私がいます」と語る野村監督。劇中の夫婦さながらに沙知代夫人と二人三脚で野球人生を歩んできたが、「自分の夫婦とどうしても重ねて観てしまった。微笑ましい夫婦愛にあふれた作品です」と映画の魅力をアピールした。また、実は結婚式を挙げていないというお二人。「カールじいさんになりきったけどダメですねー。楽天もクビになりまして…」とぼやく監督の傍ら、沙知代夫人は自身のドレス姿に「蘇ったような気持ちで、本当にウキウキでございます」と満面の笑みを見せた。最後に夫婦愛について聞かれ、監督が「人間って厄介なもので、そばにいるときは何にも感じないが、この人がどこかに行っちゃったらそこで初めていろいろと感じるものがあると思う」と実感を込めて話すと、夫人も「私もそうです」と断言、長年連れ添った夫婦愛を感じさせた。同イベントにはほかにも、上島竜兵(ダチョウ倶楽部)夫妻やデーブ・スペクター夫妻をはじめ多数のゲストがお祝いに駆けつけていた。『カールじいさんが空飛ぶ家』は12月5日(土)より全国にて公開。■関連作品:カールじいさんの空飛ぶ家 2009年12月5日より全国にて公開© WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ディズニー・ピクサー最新作『カールじいさんの空飛ぶ家』独占試写会に30組60名様ご招待『カールじいさん』来日会見にアニマル浜口夫妻が気合いの乱入!世界制覇目指す還暦ランナー・寛平、ニューヨークの街を風船で大冒険!『カールじいさんの空飛ぶ家』がピクサー史上3位の6,820万ドルで全米初登場1位【カンヌ現地レポ 01】ディズニー3Dアニメで開幕!「宮崎駿に学んだ」
2009年11月20日