俳優の古舘寛治が24日、都内で行われたドラマイズム『滅相も無い』放送記念トークイベント&3~4話先行上映会に参加した。劇作家・演出家の加藤拓也氏が初めて連続ドラマで全話の脚本、監督に挑む本作は、7つの巨大な穴が突如現れた日本を舞台に、「穴に入れば救済がある」と説く団体によって引き寄せられた8人の男女が“自分史”を語っていく“穴”ドラマとなっている。MBSで毎週火曜深夜0時59分から、TBSで深夜1時28分から放送。Netflixで見放題配信。イベントでは、本作の見どころを語るフリップトークも行われたが、トークイベント後に3~4話を視聴するファンに向け、古舘は「第5話!!」と記したフリップを掲げながら「僕が出ている5話が見どころです」と全力アピール。平原テツや中嶋朋子らから「自分が出る5話だけを宣伝する先輩、ちょっと残念です(笑)」「さまざまな愛が描かれている作品。古舘さんの自己愛のような(笑)」と総ツッコミを受けていた。イベントにはこのほか、窪田正孝、津田健次郎が登壇した。
2024年04月24日5月から10月まで全7回の連続上映企画「台湾文化センター 台湾映画上映会2024」が、台北駐日経済文化代表処台湾文化センターにて開催されることが決定。メインビジュアルとコメントが解禁された。「台湾文化センター 台湾映画上映会」は、2016年より台北駐日経済文化代表処台湾文化センターが開催する、台湾のいまを描いた名作、意欲作を紹介する人気上映会。本年度より、キュレーターに映画監督のリム・カーワイ(林家威)を迎え、台湾文化センター、Cinema Drifters、大福が主催となり、リニューアル開催する。今回は、日本初上映となる6作品、大阪アジアン映画祭で上映され東京プレミア上映となる1作品の、合計7作品が上映される。上映とあわせ、監督や多彩なゲストによるトークイベントも開催し、台湾社会や文化への理解を深め、新しい台湾映画を発見し、台湾の魅力を紹介する。華語圏の文化・社会に対する理解の促進と、言語習得の意欲向上を目的に活動し、華語圏の映画の話題作の上映イベントを開催する「慶應義塾大学日吉電影節」と、上映会・トークセッションを通して、世界諸地域の社会・歴史・文化などの理解を深めることを目的とした、東京外語大学のプロジェクト「東京外国語大学 TUFS Cinema」との連携企画も実施される。『金魚の記憶』金魚の記憶になぞらえ、3人の男女がパラレルワールドで織りなす愛の物語をスタイリッシュな映像で描いた『金魚の記憶』は、『台北セブンラブ』のチェン・ホンイー監督の最新作。『少年と少女』14歳の少年と少女が、寂れた海辺の町を捨てるために大人たちの醜い世界に足を踏み入れてしまう、痛ましい青春を描いた『少年と少女』は、台湾アカデミー賞といわれる金馬奨や釜山国際映画祭を席捲した注目作。『ミルクティーを待ちながら』ジャン・フーホア監督自身が書いた大人気ネット小説を映画化した『ミルクティーを待ちながら』、『赤い糸 輪廻のひみつ』のビビアン・ソンや、香港の人気グループ「MIRROR」のギョン・トウが出演で話題のN.Y.を舞台にした『ニューヨーク協奏曲』は、ファン待望の上映となる。『9発の銃弾』出稼ぎ労働者のベトナム人青年が、警官が撃った9発の銃弾により死亡した事件を追ったドキュメンタリー映画『9発の銃弾』は、金馬奨ドキュメンタリー映画賞を受賞した注目作。『逃亡者狂騒曲 デジタルリマスター版』本上映会で唯一のデジタルリマスター版上映となる『逃亡者狂騒曲 デジタルリマスター版』は、世紀末の虚無感を荒々しく実験的なスタイルで捉え、1997年にベルリン国際映画祭に選出されるも公開数日で打ち切りになった“伝説の映画”。台湾では26年ぶりに“再発見”され大きな話題となった。『春行』大阪アジアン映画祭で話題となった、妻の遺体を冷凍庫で保存しようとする夫と、その家族の姿を16mmフィルムの美しい映像で綴った『春行』が東京プレミア上映となる。5月15日(水)には慶應義塾大学で『金魚の記憶』チェン・ホンイー監督と小川紗良さん(文筆家・映像作家・俳優)のトークイベントが、7月21日(日)には東京外国語大学で『少年と少女』シュウ・リーダ監督と三澤真美恵先生(台湾映画史研究)のトークイベントを開催する。■王淑芳(台北駐日経済文化代表処台湾文化センター長)コメント台湾と日本は互いに助けを必要とするとき、いつも家族や親族のように手を取り合って難関を乗り越えてきた。台湾と日本の友好の絆がこれからも強まり、文化・芸術を含む各分野での交流がさらに活発になることを望む。台湾は地理的、歴史的な背景から、多様で深みのある文化を生み出し、独自の表現を形作っている。その中でも、台湾の映画作品は創作エネルギーが絶えることなく、台湾というこの島の多様な文化や生命力を表すものだ。今年の台湾映画上映会は近年台湾で話題の作品をセレクトし、台湾文化の名刺として日本の観客により深く理解していただけることを期待している。今後、さらに多くの台湾映画作品が日本での劇場公開上映し、輝きを放つことを期待する。■リム・カーワイ(『台湾文化センター 台湾映画上映会 2024』キュレーター、映画監督)コメント台湾映画の魅力とはなにか。中華圏の映画の中でも他とは違うなにかがあり、日本の文化や流行の影響も強く受けながらも、日本映画ともまったく違うなにかがある。その“なにかが違う”ものこそ、台湾映画の最大の魅力でもあるが、それを具体的に説明するのはなかなか難しい。監督の演出や美学、俳優の芝居、物語の構成のすばらしさというだけでは語れない魅力があるのだ。今回、『台湾映画上映会 2024』のキュレーターに就任し、近年の台湾映画をまとめて観る機会を得た。そして多くの台湾映画を観て、台湾映画の魅力とは、おそらく台湾の風土と人情、歴史と深く関係していることを強く感じた。本上映会では、”幻の映画”とも言われ26年ぶりに再発見された『逃亡者狂騒曲 デジタルリマスター版』から、現在台湾で絶賛公開中の最新作映画『金魚の記憶』まで、全7作品を上映する。多くの方に台湾映画を楽しみながら、”台湾映画の魅力”を発見してもらえることを願っている。「台湾文化センター 台湾映画上映会2024」は台北駐日経済文化代表処台湾文化センターにて5月~10月開催全(7回)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月22日『劇場版ブルーロック –EPISODE 凪-』(4月19日公開)の完成披露“超速”上映会が17日に都内で行われ、声優の島崎信長、内田雄馬、浦和希、海渡翼、Nissy、SKY-HIが登壇した。同作は、累計発行部数3000万部を突破したコミック『ブルーロック』(講談社)初の映画化作。劇場版では、天才ストライカー・凪誠士郎の視点から“ブルーロック(青い監獄)”を描いている。○■Nissy&SKY-HI、『劇場版ブルーロック』主題歌制作秘話を明かすイベントには、今作の主題歌「Stormy」を担当したNissyとSKY-HIがサプライズで登場。観客からの大きな歓声に包まれながら登壇し、島崎・内田ら声優キャスト陣に花束を手渡した。主題歌「Stormy」の制作について聞かれるとNissyは「アーティスト同士でもあり、メンバーでもあり、そして各々ソロで活動をしているという関係性で共作をするというのも新鮮」と話し、「彼(SKY-HI)の家で制作させていただいたんですけれども、夜な夜なやってる作業がまるで部活。放課後に練習している感覚と近しい」と振り返った。楽曲に込めた思いについても「言葉を作るときは、ビジネス的な観点では(作ることが)不可能で、作っている最中に偶発的に本能的なところで生まれる。今回の共作に関しては、凪と玲王のやり取りも生かしたいなという部分もあったので、(SKY-HIとの)2人での本能的なやり取り、口論のやり取りそして僕らの世代としてこの作品に通して思うことを言葉に変えていった」と明かす。これにSKY-HIも「本当に部活のような感じでした」と同意しつつ、「ただ違うのは(飲んでいたのは)スポーツドリンクではなくハイボールだったということ(笑)」と笑いを誘う。改めて「キャラソンにはしたかったけど、ザ・キャラソンではよくないという気持ちもあったので、(歌詞は)当て書きではなくて、下ろし書きに近い。凪や玲王の感情だけいただいて、自分の言葉として出していったら、書いた言葉がセリフだ! と感じる瞬間が結構あったりして、そういう意味では嬉しい化学反応があった。自分とNissyの間だけではなく、キャラクターとの間でも良いパス交換ができたのではないかと思いました」と語った。
2024年04月17日株式会社フィールドワークス(東京都渋谷区、代表取締役:木田 義之)は、バリアフリー上映に対応した映画作品の上映スケジュールの提供を当社が運営するWEBサイト『みんなの上映会』にて、2024年4月5日(金)より開始いたしました。■提供にあたって『みんなの上映会』では、障害者差別解消法の改正により令和6年4月1日から事業者による障害のある人への合理的配慮の提供が義務化される事を踏まえ、映画・映像コンテンツのバリアフリー化を推進している特定非営利活動法人メディア・アクセス・サポートセンター(東京都渋谷区、理事長:常世田 良)と連携し、新たにバリアフリー上映情報特設ページを設けました。全国の映画館におけるバリアフリー上映に対応した映画作品(字幕ガイド対応/音声ガイド対応/邦画日本語字幕入上映)の上映スケジュール(上映開始時間)を即座にご確認いただけます。また、同じく当社が運営するWEBサイト『吹替キングダム』では、日本語吹替版上映を即閲覧できる上映スケジュール情報を掲載いたしました。映画を観るなら吹替版で観たいというお客様が増えてきています。ファミリー映画に限らず、洋画では様々なジャンルで吹替版が作られるようになってきたことでも明らかです。こういった世の中のトレンドに応じて、当社は吹替版で映画を観たいというお客様ニーズに対応いたします。ぜひご活用ください。みんなの上映会「バリアフリー上映情報」吹替キングダム●『みんなの上映会』サービス概要サービス名 : 「みんなの上映会」バリアフリー上映情報提供サービスサービス内容 : 全国の映画館におけるバリアフリー上映対応映画作品の上映スケジュールの提供サービス開始日時 : 2024年4月5日(金)サービスサイトURL: ※バリアフリー上映情報特設ページへのリンクは、2024年4月5日より表示されます。運営 : 株式会社フィールドワークス 協力 : 特定非営利活動法人メディア・アクセス・サポートセンター【略称 MASC(マスク)】 ●参考内閣府: 「障害を理由とする差別の解消の推進」URL : ◆『吹替キングダム』サービス概要サービス名 : 「吹替キングダム」日本語吹替版上映情報提供サービスサービス内容 : 全国の映画館における日本語吹替版作品の上映スケジュールの提供サービス開始日時 : 2024年4月5日(金)サービスサイトURL: ※日本語吹替版上映スケジュールへのリンクは、2024年4月5日より表示されます。運営 : 株式会社フィールドワークス また、「吹替キングダム」では声優名から作品を検索可能なデータベースを随時構築しております。「あの作品の吹替版に出演の声優さんの名前は?」という疑問は「吹替キングダム」で解決してください!◇『吹替キングダム』その他の主なサイトコンテンツ*吹替作品・キングダム(日本語吹替版のキャスト・スタッフを紹介)*インタビュー・キングダム(日本語吹替版出演声優へのインタビュー)*インフォ・キングダム(TV(地上波・BS・CS)で放送の吹替版紹介等)*アニメーション[吹替キングダム・アニメ部](2023年7月からTVで放送中の最新アニメの全キャストを随時掲載中!)【会社概要】会社名: 株式会社フィールドワークス(FieldWorks Inc.)代表者: 代表取締役 木田 義之所在地: 東京都渋谷区恵比寿4-11-9 クオーレエビス設立 : 1999年11月11日(平成11年11月11日)資本金: 1千万円URL : ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月10日ミュウミュウは2024年4月5日、「Women’s Tales(女性たちの物語)」の第27弾『I AM THE BEAUTY OF YOUR BEAUTY, I AM THE FEAR OF YOUR FEAR』の上映会を東京 シネスイッチ銀座で開催しました。Courtesy of Miu Miu2011年よりスタートしたミュウミュウのショートフィルムプロジェクト「Women’s Tales(女性たちの物語)」は、国際的に活躍する女性映画監督が撮影を手掛け、女性ならではの感性によって、ときには美しく、ときには妖しく、そして幻想的な世界を色鮮やかに描き出しています。これまでに発表された27本のショートフィルムでは、それぞれ異なるシネマチックな世界が描き出されており、各フィルムに共通するのは、時代を超えたテーマについての問いかけです。「女性たちの物語」は女性監督たちに、21世紀の女性らしさを鋭い視点で称える作品を制作してほしいという依頼から実現しました。それは、女性の感性に訴えかけて、自分を見直す機会を与えるものであり古いことや新しいことの中に複雑さや矛盾を容認するものです。©FASHION HEADLINE©FASHION HEADLINE3月に上海でプレミア公開されたマレーシアのタン・チュイムイ監督による同最新作のスクリーニングに加え、小説家・詩人の川上未映子氏と映画評論家の立田敦子氏によるスペシャルなトークセッションが実施され、本プロジェクトや最新作にまつわる対談が繰り広げられました。©Brigitte Lacombe©Brigitte LacombeCourtesy of Miu Miu会場には、ミュウミュウの最新コレクションを纏ったアンバサダーのTWICE MOMOをはじめ、赤楚衛二、森星、山本美月など、多数のゲストが来場しました。Courtesy of Miu Miu上映会後は、東京エディション銀座にて、DJを迎え華やかなカクテルパーティも開催されました。©FASHION HEADLINE©FASHION HEADLINE©FASHION HEADLINE■上映作品情報第27弾 『I AM THE BEAUTY OF YOUR BEAUTY, I AM THE FEAR OF YOUR FEAR』監督/タン・チュイムイ公開/2024年3月12日お問い合わせ:ミュウミュウ クライアントサービスTel: 0120.451.993
2024年04月09日TOKYO MXほかで放送・配信されるオリジナルTVアニメ『アストロノオト』の第1話・第2話先行上映会が4月2日(火)、都内で行われ、声優の斉藤壮馬(宮坂拓己役)、降幡愛(松原照子役)をはじめ、総監督の高松信司、監督を務める春日森春木が出席した。朝食付きのアパート"あすトろ荘"を舞台にした、料理人・宮坂拓己と大家さんの豪徳寺ミラ(CV:内田真礼)の甘くもほろ苦い恋愛物語。ひと癖もふた癖もある住人たちのほか、宇宙人や謎のスパイロボットまで現れる新感覚SFアパートラブコメディだ。シリーズ構成を『ダンジョン飯』のうえのきみこが務め、キャラクターデザイン原案はYOASOBI「大正浪漫」MVのキャラクターデザインで話題を呼んだ窪之内英策が担当する。高松総監督は「昔ながらのアパートを舞台にした、おなじみの設定なんですけど、それを令和の時代にやるというのがコンセプト」と本作の着想を説明。声優陣は「これは間違いなく自分が好きなジャンルで、ちょっと一筋縄ではいかない魅力的な作品になると思った」(斉藤)、「日常のコメディなんですけど、SFだし、群像劇だし、ギャグもすごいし(笑)。これはすごい作品になるんじゃないかというオーラを感じました。“クセすご”なキャラクターも魅力」(降幡)と個性的なオリジナルストーリーに、心を躍らせた。斉藤壮馬役柄について、斉藤は「特別なオンリーワンではなく、欲があったり、情けないところもあったり、でも、優しさもある等身大の存在。“キメキメ”にならないように心がけた」と述懐。実際に演じてみて、「こんなに表情豊かなんだ」と発見したといい、「(共演する)先輩の皆さんが、足し算引き算でお芝居アプローチしているので、拓己君は、マシマシもりもりの方向で。収録は疲れましたけど(笑)、いろんな引き出しを開けてもらえて、楽しかったですね」と達成感を示した。一方、降幡演じる松原照子は、6号室の住人で、地下アイドル・テルルンとして活動しているという役どころ。「真面目に自分っぽいというか(笑)、アラサーのアイドルで、夢を追いかけていて、お酒好きで。監督からは『もっとはっちゃけて』というディレクションもいただき、とにかく面白かったです」と語った。降幡愛OPテーマは、降幡が歌唱する「ホホエミノオト」。そして、EDテーマには、斉藤と内田がキャラクター名義でデュエットする「ココロのカギ」が起用されており、「拓己君がミラさんに出会って、キュンキュンする物語。そのときめきの入り口を描いた楽曲」(斉藤)、「森雪之丞先生に作詞していただいて、作品の世界観をがっつり踏襲した、とてもポップで新鮮な、さわやかな空気流れる楽曲になった」(降幡)とアピールした。作品を彩る個性豊かなキャラクターたちについては、春日森監督が「一見、人間なのかも分からないキャラクターもいて、どう見ても変人ですが(笑)、バックボーンは人間らしく、その経緯も描かれているので、観ているうちに共感し、ジーンとくるものがあるはず」と解説。舞台挨拶の最後に、高松総監督は「企画から約8年。紆余曲折して完成した奇跡の作品なので、ぜひ、奇跡を一緒に体験していただければ」と締めくくった。取材・文・撮影:内田涼<作品情報>『アストロノオト』4月5日(金) よりTOKYO MXほかで放送・配信【スタッフ】総監督:高松信司監督:春日森春木シリーズ構成:うえのきみこキャラクターデザイン原案:窪之内英策【キャスト】豪徳寺ミラ:内田真礼宮坂拓己:斉藤壮馬若林蓮:釘宮理恵若林富裕:杉田智和山下正吉::三木眞一郎松原照子:降幡愛上町葵:小倉唯ナオスケ:諏訪部順一ショーイン・ジンジャー:福山潤おばちゃん:くじら公式HP:
2024年04月03日赤ちゃんと一緒に、子連れ向け上映会に参加したときのことです。まさかの出来事に、自分でも驚くやら、恥ずかしいやら…。ヤバッ!子連れ向け上映会で、まさかの恥…子どもがまだ赤ちゃんのころの出来事です。 最近の映画館では、館内は薄明りで音も控えめ、上映中に赤ちゃんが泣いても「お互い様ですよ」という感じで、気兼ねなく赤ちゃんと映画鑑賞ができるという、子連れママ向けの企画をしていることがあります。 私も当時、何度か利用しており、その日は、子どもが気に入りそうな動物ものの映画をセレクト。着席すると、平日昼間の回のせいか閑散としており、私の周りは空席ばかりでした。 そのうち子どもがぐずり始めたので、こっそり胸元を開け、母乳をあげることに。そして、予告が終わり、いよいよ本編が始まったのですが……。 なんとそのあたりから、私の記憶が途切れてしまいました。そう、私も子どもと一緒に眠ってしまっていたのです! 清掃のスタッフの方に起こされて気づいたときには、すでにエンドロールすらも終了していて…。 胸元が丸出し!ではなかったものの、とてつもなく恥ずかしい経験でした。 作画/きりぷち著者:うえだまりな
2024年03月28日ナショナル・シアター・ライブ「フランケンシュタイン」のトークイベント付き特別上映が決定した。ナショナル・シアター・ライブの上映のメイン劇場として、この10年間数多くのNTLive作品がTOHOシネマズ日本橋で公開されてきた。そのTOHOシネマズ日本橋が今年、開業10周年を迎え、NTLiveも10年前に「フランケンシュタイン」を第一弾作品として日本に上陸。この10周年を記念して、3月29日(金)の夜の回にて、TOHOシネマズ 日本橋にて「フランケンシュタイン」(怪物:ジョニー・リー・ミラー、博士:ベネディクト・カンバーバッチ版)のトークイベント付きの特別上映が決定。本作はNTLiveラインアップの中でもこれまでに日本だけで約3万人の観客に劇場で楽しまれた大ヒット作。自分が生み出した怪物への複雑な気持ちを抱え苦悩するベネディクト・カンバーバッチ演じる博士、そして博士の愛を求める切ない心の動きを見事に表現するジョニー・リー・ミラーの怪物は、何度観ても圧倒される演技だ。そして、映画界でも世界的な活躍を誇るダニー・ボイルの演出は、ナショナル・シアターの大きなオリヴィエ劇場を巧みに使い、スケールの大きな物語を舞台上で繰り広げることに成功している。トークゲストには映画評論家の渡辺祥子さんを招き、映画的な視点から本作を紐解いていくという。また、NTLiveにも詳しい東京大学・河合祥一郎先生が進行役を務める。NTLive「フランケンシュタイン」トークイベント付き特別上映は3月29日(金)18時30分~、TOHOシネマズ日本橋にて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年03月17日劣等生の兄・司波達也と優等生の妹・司波深雪による、伝説的スクールマギクスバトルTVアニメ「魔法科高校の劣等生」。3月31日(日)に、全国の劇場にて先行上映会と新宿バルト9で行われる上映後舞台挨拶のライブビューイングが決定しました!■「魔法科高校の劣等生」について著・佐島 勤、イラスト・石田可奈によるシリーズ累計2,500万部突破(原作小説シリーズ累計1,400万部)の伝説的スクールマギクス「魔法科高校の劣等生」。2014年から放送がスタートし、2022年1月1日(土)にはTVアニメ「魔法科高校の劣等生 追憶編」が放送された。2024年4月には第3シーズンの放送が予定されている。■新情報:全国同時先行上映会&舞台挨拶ライブビューイングを開催!TVアニメ「魔法科高校の劣等生」第3シーズンの全国同時先行上映会&舞台挨拶ライブビューイングが3月31日(日)に決定しました!全国の劇場にて先行上映会と新宿バルト9で行われる上映後舞台挨拶のライブビューイングがお楽しみいただけますので是非お越しください!全国同時先行上映会&舞台挨拶ライブビューイング詳細実施日時:3月31日(日)16:00の回(※劇場により開始時間が数分異なる場合があります。)本会場登壇者(予定):中村悠一、早見沙織、ジミー ストーン監督※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。中継先の劇場には、ゲストの登壇はございません。価格:1,800円実施劇場はこちら札幌シネマフロンティア: イオンシネマ小樽: MOVIX仙台: T・ジョイPRINCE品川: TOHOシネマズ浜松: ミッドランドスクエアシネマ: イオンシネマ金沢フォーラス T・ジョイ梅田: TOHOシネマズ西宮OS: 広島バルト11: T・ジョイ出雲: TOHOシネマズ高知: T・ジョイ博多: ユナイテッド・シネマ熊本: ※チケット販売スケジュールは、各劇場のHPをご確認ください。TVアニメ『魔法科高校の劣等生』第3シーズン作品情報イントロダクション魔法。それが現実の技術として確立されてから約一世紀が過ぎていた。国立魔法大学附属第一高校、通称“第一高校”にとある兄妹が入学する。魔法師として致命的な欠陥を抱える劣等生の兄・達也。すべてが完全無欠な優等生の妹・深雪。二人の学生生活は激動に次ぐ激動の日々だった。政治結社《ブランシュ》の襲撃。九校戦への香港系国際犯罪シンジケート《無頭(ノー・ヘッド・)竜(ドラゴン)》の介入。大亜連合軍の横浜への侵攻。人の精神に取り憑いて変質させる魔物パラサイトの出現。そしてUSNA軍魔法師部隊スターズ総隊長アンジー・シリウスことアンジェリーナ=クドウ=シールズの来訪。波乱に満ちた一年が終わり、二年生になった二人の生活も少しずつ変化する。四葉家から使わされた桜井水波が達也たちと同居することになり、達也は新設された魔法工学科、通称《魔工科》に転科する。深雪と共に平穏な学園生活を送るはずだったがそれを世界が許すはずもなく…。そして、──波乱の日々が、再び幕開く。スタッフ原作:佐島 勤 (電撃文庫刊)原作イラスト:石田可奈監督:ジミー ストーン脚本:中本宗応(ライトワークス)キャラクターデザイン・総作画監督:石田可奈サブキャラクターデザイン:橋本明日美メカニック/プロップデザイン:稲田 航美術デザイン:谷内優穂美術監督:永吉幸樹美術:ヘッドワークス色彩設計:小松さくらモニターグラフィックスデザイン:南條楊輔CG監督:町田政彌(スティミュラスイメージ)撮影監督:廣岡 岳(Nexus)編集:木村佳史子(MAD BOX)音響監督:本山 哲キャスティングマネージャー:鈴木久美子音響効果:古谷友二音楽:岩崎 琢アニメーション制作:エイトビットキャスト司波達也:中村悠一司波深雪:早見沙織桜井水波:安野希世乃九島光宣:戸谷菊之介千葉エリカ:内山夕実西城レオンハルト:寺島拓篤柴田美月:佐藤聡美吉田幹比古:田丸篤志光井ほのか:雨宮 天北山 雫:巽 悠衣子黒羽亜夜子:内田真礼黒羽文弥:加藤英美里七草真由美:花澤香菜七草香澄:喜多村英梨七草泉美:悠木 碧七宝琢磨:橘 龍丸周公瑾:遊佐浩二中条あずさ:小笠原早紀十文字克人:諏訪部順一九島 烈:大塚芳忠主題歌オープニング主題歌LiSA「Shouted Serenade」作詞:LiSA、田淵智也作曲:田淵智也編曲:堀江晶太放送情報2024年4月より各局にて放送開始!TOKYO MX4月5日(金)より毎週金曜23:30~とちぎテレビ4月5日(金)より毎週金曜23:30~群馬テレビ4月5日(金)より毎週金曜23:30~BS114月5日(金)より毎週金曜23:30~テレビ愛知4月6日(土)より毎週土曜25:45~ ※初回放送4月6日(土)のみ、26時00分~MBS4月6日(土)より毎週土曜26:08~ ※初回放送4月6日(土)のみ、27時00分~AT-X 4月6日(土)より毎週土曜23:30~毎週火曜29:30※リピート放送毎週土曜8:30※リピート放送※放送日時は編成の都合等により変更となる場合もございます。予めご了承下さい。配信情報ABEMA・dアニメストアにて2024年4月5日(金)23:30より地上波同時・最速配信決定!配信詳細: WEB「魔法科高校の劣等生」第3シーズン公式サイト: 「魔法科高校の劣等生」ポータルサイト: 「魔法科高校の劣等生」公式X(旧Twitter): 権利表記©2023 佐島 勤/KADOKAWA/魔法科高校3製作委員会 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月15日2024年4月5日(金) より公開されるシネマ歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』(読み:つきのつるぎえにしのきりのは)の完成披露上映会が、3月25日(月) に東京・丸の内ピカデリーで開催されることが決定した。シネマ歌舞伎最新作『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』は、刀剣に宿る付喪神が戦士の姿となった刀剣男士を率い、時間遡行軍による改変から歴史を守る人気ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」が原案。完成披露上映会には、演出・主演をつとめた尾上松也をはじめ、本作に登場する刀剣男士を演じた尾上右近、中村鷹之資、中村莟玉、上村吉太朗、河合雪之丞の6名が登壇する。シネマ歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』予告映像<イベント情報>シネマ歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』完成披露上映会3月25日(月) 17:00の回(上映前に舞台挨拶を実施)会場:東京・丸の内ピカデリー登壇者:尾上松也、尾上右近、中村鷹之資、中村莟玉、上村吉太朗、河合雪之丞(予定)詳細はこちら:<作品情報>シネマ歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』4月5日(金) 公開シネマ歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』ポスタービジュアル公式サイト: PLUS・EXNOA LLC/新作歌舞伎『刀剣乱舞』製作委員会
2024年03月07日『アクターズ・ショート・フィルム4』が東京・ユナイテッドシネマ豊洲にて期間限定上映され、併せて監督登壇(トークショー)イベントが実施されることが決定した。『アクターズ・ショート・フィルム』は、人気俳優たちが予算・撮影日数など同条件で25分以内のショートフィルムを製作し、世界から6,000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル &アジア』(SSFF & ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指す企画。第4弾となる今回は、千葉雄大、仲里依紗、福士蒼汰、森崎ウィンの4名が監督を務め、各作品の出演者には千葉監督作の主演に一ノ瀬颯、仲監督作に秋山竜次(ロバート)、福士監督作は清水尋也と芋生悠がダブル主演、そして森崎監督作には中尾ミエ・鈴木伸之と、多彩な俳優陣が集結した。また、『アクターズ・ショート・フィルム4』の放送・配信を記念して、4監督が互いに作品について語り合う「完成報告座談会」がWOWOWオンデマンドとWOWOW公式YouTubeにて生配信されることが決定。4人の監督が一堂に会するのは、今回の生配信が初となる。<劇場公開情報>『アクターズ・ショート・フィルム4』3月3日(日) 監督登壇イベント3月4日(月)~3月7日(木) 全4作一挙上映会場:ユナイテッド・シネマ豊洲■監督登壇イベントスケジュール9:30ごろ上映回:千葉雄大監督11:30ごろ上映回:福士蒼汰監督16:00ごろ上映回:森崎ウィン監督18:30ごろ上映回:仲里依紗監督※登壇者は変更になる可能性がございます※上映終了後、監督登壇イベントを行います。(上映時間:約1時間)※3月3日(日) の各回は、登壇監督1作品と現場密着ドキュメンタリー(注)の上映となります。<イベント情報>『アクターズ・ショート・フィルム4 完成報告座談会』3月5日(火) 19:00~予定出演者(50音順):千葉雄大監督、仲里依紗監督、福士蒼汰監督、森崎ウィン監督※イベントの模様はWOWOWオンデマンドとWOWOW公式YouTubeで無料生配信<番組情報>『アクターズ・ショート・フィルム4』3月1日(金) 午前0:00~WOWOWオンデマンドで全作配信開始3月8日(金) よりWOWOWプライムで毎週1本ずつ放送3月8日(金) 午後11:30~ 千葉雄大監督作『ハルモニア』3月15日(金) 午後11:30~ 仲里依紗監督作『撮影/鏑木真一』3月22日(金) 午後11:30~ 福士蒼汰監督作『イツキトミワ』3月29日(金) 午後11:30~ 森崎ウィン監督作『せん』詳細はこちら:
2024年02月19日フィンランド映画を代表する名匠アキ・カウリスマキ監督の最新作『枯れ葉』が、上映8週目にして興収1億円を突破。ロングラン上映が続き、日本で上映されたカウリスマキ最大のヒット作となっている。アキ・カウリスマキ監督最新作にして復帰作となる『枯れ葉』は、孤独を抱えながら生きる女と男が、人生で最初で最後のかけがえのないパートナーを見つけようとする心優しいラブストーリー。2023年カンヌ国際映画祭審査員賞、2023年国際批評家連盟の年間グランプリに見事輝き、第81回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)&非英語映画賞にノミネート、第96回アカデミー賞国際長編映画賞のショートリストにも選出された。本国フィンランドでは、動員29万人を超え(フィンランドの人口は約550万人)、フランスやドイツ、アメリカ、イタリアなど各国でも大ヒットを記録。そして日本でも各地で満席が続出、公開してから2か月近くが経つ現在もユーロスペースをはじめ、多くの劇場でロングラン上映が続き、この度、累計動員7万2,279人、興収1億157万3,850円を超え(38館 38スクリーン)、日本で上映されたカウリスマキ作品最大のヒット作『過去のない男』を超える興収1億円を突破した。カウリスマキ史上最高のラブストーリーといえる本作『枯れ葉』は、ヒロインの圧倒的な存在感など随所に新しさを感じさせながら、お馴染みのとぼけたユーモアや抜群の音楽センスにもさらに磨きのかかった、いわばカウリスマキの集大成ともいえる作品。この大ヒットを記念して、2月17日(土)より全国の『枯れ葉』上映劇場にて、カウリスマキ監督の愛犬であり、劇中にも登場する犬・チャップリンの様々な姿を切り取ったオリジナルステッカーを配布(数量限定、なくなり次第配布終了)。大ヒット御礼オリジナルステッカーまた、昨年12月に初来日を果たし、日本の観客とも対面した主演のアルマ・ポウスティが大ヒットの御礼を伝えたいと、急遽リモートでの舞台挨拶を実施することも決定した。『枯れ葉』はユーロスペースほか全国にて公開中。『枯れ葉』大ヒット御礼リモート舞台挨拶は2月29日(木)18時50分の回上映後、ユーロスペースにて開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:枯れ葉 2023年12月15日よりユーロスペースほか全国公開© Sputnik
2024年02月10日岡田将生主演の『ゴールド・ボーイ』のプレミアム上映会が2月20日(火)に開催されることが決定した。『デスノート』などの金子修介が監督を務める本作は、殺人犯と少年たちの心理戦を描き話題を集めた大ヒットドラマの映画化。岡田将生が冷徹な凶悪殺人犯を演じ、羽村仁成が彼と対峙する少年を演じる、予測不能のサスペンスだ。この度、開催が決定したプレミアム上映会では、金子修介監督、岡田将生、黒木華、羽村仁成ら豪華キャストの登壇ほか、倖田來未による主題歌歌唱や、題字を担当した金澤翔子の揮毫パフォーマンスも行われるという。さらに、全国16か所の映画館にて、全国同時生中継上映も実施される。先行抽選プレリザーブは2月8日(木)正午より受付開始、一般販売は2月14日(水)10時からとなる。『ゴールド・ボーイ』プレミアム上映会は2月20日(火)に飛行船シアターにて開催。『ゴールド・ボーイ』は3月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールド・ボーイ 2024年3月8日より公開©2024『ゴールド・ボーイ』製作委員会
2024年02月07日BABYMETALが、上映会イベント『BABYMETAL APOCRYPHA - ANOTHER ONE - JAPAN PREMIERE』を2月16日(金)・17日(土) に東京・Zepp Haneda(TOKYO)で開催することが決定した。本イベントでは、2023年8月にZepp Haneda(TOKYO)で開催されたTHE ONE会員限定ライブ『BABYMETAL APOCRYPHA - ANOTHER ONE -』の模様に、『BABYMETAL WORLD TOUR 2023 - 2024』のダイジェスト映像を加えたスペシャルムービーとして上映。同年8月16日の公演でリリースに先駆けて配信シングル「メタり!! (feat. Tom Morello)」が初披露され話題となったTHE ONE会員限定ライブを、時を越え、同じ羽田の地で楽しむことができる。チケットはプレリザーブ(抽選)を1月28日(日) まで実施中。『BABYMETAL APOCRYPHA - ANOTHER ONE - JAPAN PREMIERE』SPOT映像<イベント情報>『BABYMETAL APOCRYPHA - ANOTHER ONE - JAPAN PREMIERE』2月16日(金) 開場18:30 / 開演19:302月17日(土) 開場12:00 / 開演13:00会場:Zepp Haneda(TOKYO)■プレリザーブ(抽選):1月28日(日) 23:59まで()特設サイト:関連リンクOfficial Website Facebook Instagram X TikTok
2024年01月23日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)の山崎貴監督が、ルーカスフィルム/ILM訪問&上映会に参加した。同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。さらに山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介といった、実力派俳優陣が勢揃いし、モノクロ映像版『ゴジラ-1.0/C』も公開された。国内外の多数の映画賞を席巻し、数々の映画賞にノミネートされ15以上の受賞を獲得。3月にアメリカで開催される第96回アカデミー賞の「視覚効果賞のショートリスト10作品にも残っており、ノミネートが有力視されている。○■映画『ゴジラ-1.0』をルーカスフィルムで上映そんな北米での盛り上がりの中で、『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』を生みだした映像制作会社・ルーカスフィルム、および傘下にあるILM(インダストリアル・ライト&マジック)社からの招待を受け、山崎監督が同社を訪問。現地の社員約300名に向けて本編上映&トークショーが実施された。ルーカスフィルムは『スター・ウォーズ』の生みの親であり、世界で最も有名な監督の1人、ジョージ・ルーカスが設立し、ILM(インダストリアル・ライト&マジック)社は、『スター・ウォーズ』『インディ・ジョーンズ』シリーズ、そして『E.T.』『ジュラシックパーク』『タイタニック』『アベンジャーズ』などのVFXを作り上げてきた世界トップクラスのSFXおよびVFX(※)の制作会社。(※SFX=特殊撮影 VFX=CGなどを用いた視覚効果)そんなルーカスフィルムのCCO(最高クリエイティブ責任者)であり、アニメ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』の総監督や、実写ドラマ『マンダロリアン』などの製作総指揮兼監督などでも知られ、今後の『スター・ウォーズ」シリーズを牽引していく中心人物 デイブ・フィローニ氏は『ゴジラ-1.0』を鑑賞して絶賛。ルーカスフィルム/ILMの社内向けに開催される「フィルムメーカー・フォーラム」に山崎監督を招待し、『ゴジラ-1.0』の上映とデイブ・フィローニ氏とのトークショーを開催した。『スター・ウォーズ」の大ファンであることを公言し続けてきた山崎監督は、サンフランシスコにあるルーカスフィルムに到着し、社屋を案内されると、ダース・ベイダーやR2-D2、ヨーダなどの展示物に大興奮。展示されている制作物等の説明を受けながら、社内を見学した。社内のシアターには約300名が集結し、上映が始まる前の舞台挨拶で山崎監督は「僕のキャリアは『スター・ウォーズ』を観たことから始まったので、この聖地に来て、自分の監督した映画を皆さんに観ていただけるというのは本当に幸せですし、ものすごく興奮しています。ILMの初期から、その仕事をずーっと観てきました。そして何度も何度も衝撃を受けてきました。CGの仕事を始めたころに『ジュラシックパーク』が公開され、ひっくり返りそうになるくらい驚いて……。そういう瞬間が何度も何度もあって、僕にとって燦然と輝く目標がILMであり、ルーカスフィルムでした。今ここにいることが本当に夢のようです」と喜びを伝えた。上映が終了すると会場内は大きな拍手と大歓声が巻き起こり、山崎監督が再登場すると観客はスタンディングオベーション。トークショーでは、デイブ・フィローニ氏が代表して山崎監督に多くの質問を投げかけ、どのように撮影したのか、ゴジラをどのように作り上げたのかを話す。会場にいる社員たちは興味津々であり、熱心に耳を傾けた。また、VFX制作の楽しみや、『スター・ウォーズ』の魅力の話になると国を超えて共感し、VFX制作者同士ならではの話に花を咲かせた。トークショー終了後には、山崎監督のサインや写真撮影を希望する社員で行列に。「とても面白かった!」「また会いましょう!」と何度も声をかけられ、山崎監督も嬉しそうに応じた。ルーカスフィルムへの訪問と上映会を終えた後、山崎監督は「上映後にスタンディングオベーションで迎えてもらった時はちょっと泣きそうになりましたね。心が揺り動かされました。僕と同じようにVFXの楽しさや、苦しさ、面白さを知ってる人たち、その中でも世界トップクラスの人たちの前で上映して、いろいろなお話をすることができて、今日は本当に素敵な日でした」と感慨深そうに話した。○■山崎貴監督 コメントルーカスフィルムに『ゴジラ-1.0』を持って来れたという、それだけで本当に嬉しいです。そして同業者ならではの温かさで皆さんが反応してくれて、上映後にスタンディングオベーションで迎えてもらった時はちょっと泣きそうになりましたね。心が揺り動かされました。僕と同じようにVFXの楽しさや、苦しさ、面白さを知ってる人たち、その中でも世界トップクラスの人たちの前で上映して、いろいろなお話をすることができて、今日は本当に素敵な日でした。エンドロール中、「VFX 白組」の名前が出たところで拍手が起きていたそうで、皆喜ぶと思います。僕以上に「世界に届けるんだ!」という気持ちを持って作ってくれたスタッフたちだったので、その話を聞いたら報われると思います。皆にちゃんと伝えます。(C)2023 TOHO CO., LTD.
2024年01月19日オーストラリア先住民族出身の監督たちによる全5作品を日本初上映する「オーストラリア先住民映画祭2024」が、2月3日(土)に渋谷・ユーロスペースにて開催決定。会場、オンライン配信のハイブリッド形式にて開催される。口承に基づく文化を、新たな手段として映画で表現オーストラリアの先住民族(アボリジナルの人々とトレス海峡島嶼民)は6万年以上前からオーストラリアに住み、世界でも最古に属する文化の伝統を守ってきた。18世紀に始まったヨーロッパ人の入植は彼らの生活に大きな衝撃を与えたものの、それでもその文化は生きながらえ、現在も彼らはその精神性、土地との繋がりを様々な芸術を通じて表現している。そして1960~1970年代にかけてテレビが家庭に普及する中、先住民の権利回復運動の高まりと相まって、この口承に基づく文化から、新たな表現手段としての映画が先住民自身により作られるようになった。1990年代には、オーストラリアの映画機関の振興策により、新しい先住民の映画製作者たちが相次いで登場し、彼らはこの新たな表現手段を自らのものとして、作家性を追求するようになっていく。現在、ウォリック・ソーントン、レイチェル・パーキンズ、リア・パーセルなど先住民の監督は世界で活躍をしている。先住民の監督による作品を上映する今回の「オーストラリア先住民映画祭」では、映画という光の芸術により、紡ぎ続けられている彼ら自身の文化の物語に触れる。ドキュメンタリー映画から短編作品まで珠玉の5作品今回、初開催となる「オーストラリア先住民映画祭 2024」では、先住民の監督たちによる多彩なラインアップを会場とオンライン配信のハイブリッド形式にてお届け。『フィンク 悠久の大地を駆ける』“砂漠の王者”の称号獲得に人生をかけるライダーたちを追ったドキュメンタリー映画『フィンク 悠久の大地を駆ける』、オーストラリアの女優リア・パーセルが1893年のオーストラリア奥地を舞台に人種差別と女性蔑視を取り上げたスリリングな『家畜追いの妻モリー・ジョンソンの伝説』。短編作品では、ヴェネチア国際映画祭やベルリン国際映画祭でも評価の高いウォリック・ソーントン監督が先住民コミュニティ向けラジオ局のある一夜を描いた『グリーン・ブッシュ』。『グリーン・ブッシュ』古いしきたりによって許嫁となった見ず知らずのふたりをみずみずしいタッチで描いたラブコメディ『マイベッド、ユアベッド』。『マイベッド、ユアベッド』ヌラヌラ(こん棒)を振り回すおばあちゃんたちに立ち向かう白人の若手警官を描いた『ヌラヌラ』は、西部劇の雰囲気を感じさせる軽妙なコメディとなっている。『ヌラヌラ』また、ジャスティン・ヘイハースト駐日オーストラリア大使、本映画祭アドバイザーでプロデューサー、シドニー工科大学准教授のポーリーン・クレイグ、日本を代表するオーストラリア映画研究者の佐和田敬司(早稲田大学教授)、映画評論家の村山匡一郎、オーストラリア先住民族の伝統楽器「ディジュリドゥ」の奏者・画家のGOMAより、開催に寄せるコメントも到着。『家畜追いの妻モリー・ジョンソンの伝説』の監督・主演リア・パーセル、プロデューサーのベイン・スチュワートの来日も決定し、トークイベントを開催する。「オーストラリア先住民映画祭 2024」開催に寄せるコメント■ジャスティン・ヘイハースト(駐日オーストラリア大使)「オーストラリア先住民映画祭2024」を、皆さまにご紹介できることを嬉しく思います。アボリジナル・ピープルとトレス海峡島嶼民は、古くからストーリーテリングを活用し、現存する世界最古に属する文化を共有してきました。オーストラリアの先住民の人々は、こうした伝統を土台に映画を通じて自らの物語を語り始め、今ではこの分野で卓越した才能を発揮しています。先住民の人々による映画制作が盛んになる中、わが国のこうした人々の多くの物語が、世界に発信されているのは素晴らしいことです。多くの皆さまが、オーストラリアの先住民の創造性を祝う、この映画祭で様々な種類の作品を楽しまれるよう願っています。■ポーリーン・クレイグ(プロデューサー、シドニー工科大学准教授)過去30年に、オーストラリアの先住民の語り手がカメラの後ろに立って、重要な役割を果たす動きが顕著になりました。そして、世界に波のように押し寄せた先住民映画の一翼を担ったのです。こうしたオーストラリアの先住民映画作家は、自らのストーリーを自らの目線で伝えています。今回のイベントでは、歴史上のストーリーと現代のストーリーを描いた作品がそれぞれ上映されます。その両方をお楽しみいただければ、幸いに存じます。こうしたストーリーがあったからこそ、今日のオーストラリアらしさが確立されたのです。■佐和田敬司(早稲田大学教授)先住民の文化はオーストラリア芸術のあらゆる分野を牽引している。文学、演劇、ダンス、音楽、美術、そして映画も例外ではない。20世紀の中頃までは先住民が映画をつくることも、演じることも出来ないという根強い偏見があった。それが突き崩され、今や多彩な俳優たち、実力のある監督、脚本家などによって、優れた先住民映画が次々と生み出されている。かつては語られるだけであった彼・彼女らが、みずから語りだし、さらには彼らの文化に無尽蔵にある物語によって、オーストラリアの歴史を語り直そうとしている。先住民映画の現在を、この上映会でぜひ体感してほしい。■村山匡一郎(映画評論家)オーストラリア映画は今日、世界中でその存在感を高めているが、そんなオーストラリア映画の現状を知る上で、先住民出身の監督・俳優・スタッフを抜きにしては語れない。それほど多くの豊かな才能がオーストラリア映画を彩っているからだ。そんな先住民の伝統文化を受け継ぐ映画人たちが創り出す数々の映画を通して、わが国ではあまり知られていないオーストラリア映画の多様性と魅力に触れる絶好の機会である。■GOMA(オーストラリア先住民族の伝統楽器「ディジュリドゥ」の奏者、画家)オーストラリア先住民と聞いて何をイメージしますか?ウルル(エアーズロック)、壁画、ディジュリドゥ?この映画祭で上映される作品は全て先住民監督による作品です。’00年代になりスポーツや芸術の領域で先住民スターが誕生し始めました。これから来たるであろう先住民 × テクノロジーの革命前にこの転換期の作品達をぜひ観てほしい。あなたが抱いているオーストラリア先住民へのイメージは劇的にアップデートされることでしょう。「オーストラリア先住民映画祭2024」は2月3日(土)、ユーロスペースにて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年01月10日アワードシーズンで大健闘しているジョナサン・グレイザー監督の『The Zone of Interest』が、今週、ニューヨークの国連ビルにて特別上映されることになった。招待されたのは、国連アンバサダー、ジャーナリスト、学生など。主人公は、アウシュビッツ強制収容所の隣に住むナチの将校とその家族。隣で悲惨なことが行われていることに目を瞑り、妻は美しい庭園を持つ理想的な家を作り上げたことに幸せを感じている。妻が新たに手にしたコートは、明らかにかつてユダヤ人女性が所有していたもの。また、子供たちは人間の歯で遊んだりもする。そんな静かな恐怖がひしひしと伝わってくる傑作。今、まさにタイムリーと思われるテーマでもあることから、国連での上映が決まったものと思われる。グレイザーはユダヤ系イギリス人で、今作はイギリス映画だが、全編ドイツ語。イギリスから今年のアカデミー賞の国際長編部門にエントリーされた。日本でも今年の公開が予定されている。文=猿渡由紀
2024年01月05日ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)の10周年記念アンコール上映のひとつ、ベネディクト・カンバーバッチが主演した「ハムレット」の追加上映が決定した。イギリスのナショナル・シアターが厳選した、いま観るべき話題の舞台をこだわりのカメラワークで撮影し、世界各国の映画館で上映する企画となっている「NTLive」。12月29日(金)から、TOHOシネマズ 日本橋/大阪ステーションシティシネマ/福岡・中洲大洋映画劇場にて、10周年を記念したアンコール上映が実施予定となっている。12月27日0時より、初日にTOHOシネマズ 日本橋で上映される「ハムレット」の座席の販売が開始となったが、明け方までに完売。そこで急遽、TOHOシネマズ 日本橋での同作上映を2回、1月2日(19:20~)&3日(19:50~)に追加することが決定。本作は、オンラインチケットが発売されるやいなや10万枚のチケットが即日完売した大人気舞台。オリヴィエ賞最優秀演出賞ノミネート歴をもつ精鋭の女性演出家リンゼイ・ターナーによる、舞台の奥行を活かしたダイナミックな演出は、劇場の空間でありながら大作映画に匹敵する躍動感が溢れる。タイトルロールを演じたベネディクトは、彼特有の個性を評価されながら、同時に歴代の「ハムレット」俳優に匹敵する名演が賞賛された。NTLive10周年記念アンコール上映は12月29日(金)~2024年1月11日(木)TOHOシネマズ 日本橋/大阪ステーションシティシネマ/福岡・中洲大洋映画劇場にて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年12月28日ナショナル・シアター・ライブの10周年を記念したアンコール上映の上映日程が発表された。ナショナル・シアター・ライブは、イギリスのナショナル・シアターが厳選した、今見るべき話題の舞台をこだわりのカメラワークで撮影し、世界各国の映画館で上映する企画。イギリスの演劇界最高峰のローレンス・オリヴィエ賞受賞作や、ウエストエンドで高評価を得てブロードウェイでの上演が決まりトニー賞も受賞した作品など、数々の名舞台が世界の映画館で上映されてきた。各作品の出演者には、ベネディクト・カンバーバッチやビル・ナイ、イアン・マッケラン、キャリー・マリガンなど、ハリウッドで活躍する俳優たちの舞台もあり、映画では見られない舞台ならではの白熱した演技をベストシートからのアングルで堪能することができる。今回のラインナップは、『ハムレット』『スカイライト』『オセロー』『るつぼ』『ロミオとジュリエット』『フリーバッグ』『イェルマ』『フランケンシュタイン』『ベスト・オブ・エネミーズ』『善き人』『ライフ・オブ・パイ』『ブック・オブ・ダスト』『リア王』の13作品。12月29日(金) から2024年1月11日(木) に東京・TOHOシネマズ 日本橋、大阪・大阪ステーションシティシネマ、福岡・中洲大洋映画劇場で上映される。<上映情報>NTLive 10周年記念アンコール上映12月29日(金) ~2024年1月11日(木) 東京・TOHOシネマズ 日本橋、大阪・大阪ステーションシティシネマ、福岡・中洲大洋映画劇場【上映作品】『ハムレット』『スカイライト』『オセロー』『るつぼ』『ロミオとジュリエット』『フリーバッグ』『イェルマ』『フランケンシュタイン』『ベスト・オブ・エネミーズ』『善き人』『ライフ・オブ・パイ』『ブック・オブ・ダスト』『リア王』『NTLive 10周年記念アンコール上映』上映日程詳細はこちら:
2023年12月21日Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』決戦前夜祭・全世界最速上映会イベントが12月13日(水) に東京・有明アリーナで開催。主演を務める北村匠海をはじめ、志尊淳、本郷奏多、上杉柊平、白石聖、古川琴音、見上愛、清水尋也、町田啓太、梶芽衣子、滝藤賢一、綾野剛、月川翔監督と5,000人の観客が集結した。イベントでは割れんばかりの声援の中、場内が暗転し、巨大スクリーンと円柱状の巨大紗幕に各キャラクターのモチーフが映し出され、左右に設置されたゲートから、各キャストが登場。プレゼント付きのボールを投げ入れるなどのファンサービスも行われた。北村は「いままでこの規模のイベントはなかったです。まずは観て、皆さんがどんな感想を持っていただけるか楽しみです」、志尊は「作品を撮っている時は、こんなにたくさんの人にこんな熱量で観てもらえるとは思っていなくて、役者冥利に尽きます。5年かけてこの規模で作った作品です。やれることはやったので、後は楽しんで盛り上げてもらえればと思います」、本郷は「すごい数の皆様に圧倒されています。本当に皆さんに会えるのを心待ちにしていました。魂を削ってスタッフ、キャスト一同で一所懸命作ったので楽しみにしていてください」、上杉は「同じくこの日のためにスタッフ一同、魂を削ってやってきました。遂にこの日を迎えられて最高に幸せな気持ちです」と挨拶。北村匠海志尊淳白石は「本当にこの日を迎えるのを心待ちにしていたので、すごくワクワクしています。私自身もたくさんの方々に実際に会える機会がないので楽しみにしてきました」、古川は「(ファンの皆さんに)すごい圧倒されています。私もこの日をずっと待っていたので、こんなにファンの方にたくさん集まっていただいて、すごく胸がいっぱいです。きっと皆さんの期待を超える作品になっていると思うので大きなスクリーンで楽しんでください」、見上は「ものすごく緊張しているのですが、こんなにたくさんの方々が作品を観てくださると思うと、とてもワクワクしています。世界最速上映ということで、大きなスクリーンで眼にも、良い音響で耳にも焼き付けて帰ってください」、町田は「本当に今日を楽しみにしていました。皆さんも楽しみにしていたということが、この会場からも伝わってきます、ありがとうございます。今日はおしゃぶりがなくて喋りやすいです(笑)」とコメント。白石聖続けて、梶は「あまりお客様と直接ふれあうことがないので、もうビックリしました。今年で私は58年目になりますが、そのキャリアの中でも最もリッチな作品で、衣装もオートクチュールで完成するまで1カ月もかかりました。そして現場は大変メカニックで、それを全て把握して撮影するということは、スタッフ全員、本当に大変だったと思います。世界に日本でもこれだけの作品が作れるというのを期待していただいて良いと思います。明日からの世界配信どうぞお楽しみにしてください」、清水は「さっき裏から少し会場が見えたのですが、実際に出てきたら、その10倍はすごくて今動悸が止まらないです(笑)。誇張でもなんでもなく今日は歴史的な日だと思います」、滝藤は「長かった!もう撮影だけでも2年もやっていたし、LAにも行きましたし、この間までアフレコもやっていたし、よく年内に完成したな、と感無量です。お待たせ!本当にぶっ飛んでいて、すげえのができたと思っています」、綾野は「皆さんの前に立てて光栄です。本当に感無量です。こんな景色を見させていただいて、ありがとうございます。今度は、皆さんが見たことのない景色を僕たちが見せる番だと思っています」とそれぞれ喜びを思い思いの言葉で語った。梶芽衣子そして本作の配信を記念して、主人公・浦飯幽助の必殺技である“霊丸”を“世界一周霊丸”と題して会場から世界に向けて、場内の皆の掛け声で放ち、会場のスクリーンにも霊丸が世界中を駆け巡る映像が。この映像は、アメリカ、ブラジル、イギリス、タイの屋外広告にもリアルタイムで本当に“霊丸”の映像が駆け抜けるという演出となった。続くトークパートで、MCから完成した作品について聞かれた北村は「本当に自分が今まで演じてきた役とは、全然異なる長い時間をかけて向き合ってきまして、それが作品に濃縮されているな、というのはあらためて実感しました。そして完成した作品を観た時、監督に“これはとんでもないものができましたね”と言いたい気持ちでいっぱいになりました。後、今日も本当にすごいイベントですよね。もはや『幽☆遊☆白書』のワンマンライブといっても過言ではない規模というか、歴史的な日になると思います」とコメント。志尊は「本当に一言で表現するのは難しいのですが、エンドロールが流れて自分の名前があった時に、自分というのをとても誇れる作品に出会えたな、という感覚でした」、本郷は「本当にアクションシーンやVFX、観たことのない映像の連続で、ずっと大騒ぎして観ていました。それくらいとてつもない作品ができあがっています」、上杉は「演じられて楽しかったですし、エンタメに時間を費やすことが無駄じゃないな、と思える作品になっていると思います。皆さんの時間を使っていただいて、たくさん広めていただきたいと胸を張って言える作品になっていると思います」と語った。上杉柊平続けて白石は「皆さんのアクションシーンが圧巻で、一気に最終話まで夢中になって観てしまいました。そしてエンドロールを観た時、こんなにたくさんの人の力が集まって、ひとつの作品になったというのを実感して、感無量な気持ちになりました」、古川は「ちゃんと私も出演していたはずなんですけど、このシーンはどうやって撮ったのか、こんなすごい景色が広がっていて、アクションもなんで人間があんな動きができるんだろう、と自分が出ていることを忘れて純粋に楽しめる作品でした。言葉にならないくらい迫力があります」、見上は「とにかくスケールがすごくて、今まで自分が観たどの作品とも比べられないと思いました。アクションももちろんすごいのですが、そこに人間の心が通ったドラマもあって、皆さんのお芝居やカメラワークも含めて、大変心打たれました」とコメント。古川琴音清水は「美術、衣装、撮影、芝居、どこをとっても最高峰の技術が詰め込まれている、これこそが本物の超大作だと思っています。こんな素晴らしい作品に自分も出演することができて光栄です」、町田は「皆さんがどれだけアクションや撮影が大変だったのか、涙が出そうなくらい本編を観て思い知りました。本当にとんでもなく見応えがあると思いますので、是非楽しみにしてもらいたいです」、梶は「この年齢でこの役がくるのが信じられなくて、私で良いのか3回くらい聞きました。どうしてもというのでやりましたが、本当にできるのかという不安のほうが大きかったです。アクションって難しいんですよ。ただ皆さん本当にお上手で素敵でした。これからの私の人生の中でも宝物になる、素晴らしい作品ができたと思います」、滝藤は「若いみんなのエネルギーと情熱がすごくて、毎日くたくたでしたが、作品は本当に素晴らしくアクションもぶったまげると思います。そこに至るまでのそれぞれのキャラクターの葛藤も一緒に楽しんでほしいです」と語った。町田啓太綾野は「まさに観終えた後に、現場の情熱と熱狂の映像化に成功していると思っていただけるかと思います。なによりお芝居とVFXの共存、監督はこれを掲げていました。その中でそれがしっかりと共存していましたし、そして本当に眼だけはVFXでは描けない、そんなことも教えてもらえた作品だと思っており、とても感謝しています」とかつてないスケールで描かれた本作への想いを吐露した。そして実写化の話を聞いた時に最初に感じたことについて月川監督は「あまりにも不可能な挑戦に思えましたが、だからこそ挑戦する価値がある作品だと思って、是非やらせてください、ということで乗り出しました。そして今お客さんを前にしてとても誇らしい気持ちです。明日から全話お届けできることをとても嬉しく思っています」とコメントした。続いて撮影中のエピソードについて北村は、「全ての日々が印象的すぎてピックアップするのが中々難しいのですが、なによりも現場で出るご飯が本当に美味しかったです。さすがNetflixだと思いました(笑)。現場でのご飯は本当に大事で、そのおかげで僕らもスタッフの皆さんも目の前の一瞬に全力を出せた、という本当に豊かな現場でした。特に僕と上杉君は(撮影のため)身体を作っていたこともあるので、大変有意義で印象的な日々でした」、志尊は「半年以上前からアクション練習をやるとなり、10キロぐらいのリングハーネスというのを身体につけて、バク宙をしながら3回ひねりくらいやってほしいと言われて、すごい練習を頑張りました。しかしリングハーネスを使うのも日本で初だったみたいで貴重な経験ができて光栄でした」と語った。本郷は「“邪王炎殺黒龍波”を放つと、右腕を焼き払われてしまうので、その特殊メイクで毎日右手が真っ黒で、右手でご飯を食べられない状況でした。なので、左手でご飯を食べるのがめちゃくちゃ上手くなりました(笑)」、上杉は「VFXを使った撮影が初めてだったので、想像もつかないままアクション練習を半年以上続けていましたが、実際に滝藤さん演じる戸愚呂兄と戦うシーンの撮影で、120cmの滝藤さんのめっちゃリアルな人形が現場にあって、スタッフ皆さんがその人形を動かしてくれて戦うのですが、あれは本当に思い出に残っています(笑)」とそれぞれのエピソードをコメント。本郷奏多さらに印象的な撮影エピソードについて聞かれた白石は、「見上さん演じる雪菜とふたりで逃げ出すシーンがあるのですが、ふたりの間に少し友情が芽生えることもありますし、螢子が絞め技をすることもあり、それが私にとってのアクションでもあったので印象的でした。そして、それにより毎日筋肉痛がすごくて、こんなに筋って痛くなるんだ、というのを発見したり、中々今後経験することない規模の作品というのを痛感しました」、古川は「コエンマのおしゃぶりが、どうしても頭から離れないです。2回驚いたのですが、まずおしゃぶりが似合う人がいるんだ、ということと、重いおしゃぶりであったため、顎がどんどんしゃくれていくなどもあり、撮影も楽しかったです(笑)」、見上は「皆が一堂に会して戦うシーンがあるのですが、もちろんメイクや衣装でボロボロにしていた部分もあるのですが、本当に心身共にボロボロだったのではないかと思い心に響いて、涙を流しそうになってしまったのですが、私(雪菜)が涙を流すとCGが必要になってしまうので、必死に涙をこらえていたのが思い出です」と語った。見上愛また清水は「撮影期間中、ほぼ全てアクションシーンだったのですが、ロン毛でマスクをしているキャラクターで、マスクがズレないように強く固定をしているので、1回つけると簡単にとることができず、水を飲むのも一苦労だったのですが、その分絶対皆さんよりご飯が美味しかったです(笑)」、町田は「コエンマの部屋のシーンを9割くらい撮った後の1年後に全て撮り直します、ということがあり、それは本当にこだわって、もっと良いものにするという想いのために、こんな決断ができる、というのを本当にすごいと思いました。そしてセットも3倍ぐらい豪華になって、さらにその日に撮影現場に原作者の冨樫先生も来られていて、生みの親に生で芝居を見せるなんて、こんな贅沢なことはなく、先生も好意的な言葉をかけてくれて、それが力にもなりましたし、演技にも出ているんじゃないかと思います」、加えて梶は、以前から共演したかったという綾野とのエピソードを盛大なネタバレありで披露し、大いに会場を沸かせた。清水尋也そして、LAにある世界最先端のVFXスタジオで、綾野と滝藤が日本人として初めて参加したことについて綾野は、「実際に現場に行ってみたら、現地のスタッフが温かく迎えてくれて、皆が同じ方向に向かって熱狂してくれる姿にとても感動しました。エンターテインメントに国境はないというのを肌で体感しました。本当は皆さんを連れて行きたかったのですが、今回のことにより隙間を開けることはできないと思うので、そんな一歩になったのであれば光栄です。撮影では、幽助に殴られるシーンを顔だけで表現してください、という撮影方法でした。逆に言えば、それはなんて贅沢なことだと思え、表情に100%使って表現できることは幸せな時間でした」とコメント。滝藤も「本当にスペシャルな時間でした」とコメントし、実際にはアナログな作業の積み重ねであったことも明かしつつ、綾野の肩に乗るカットを複数のパターンで撮影していたというシーンの一部を実際にふたりで再現し、会場を大いに盛り上げていた。滝藤賢一綾野剛さらに、本作のこだわった点について月川監督は、「すごい技術をひけらかすのではなく『幽☆遊☆白書』の世界にお客さんが没頭できるように、本当に細かい作業を積み重ねていった、その積み重ねでしかなかったです。それだけの時間をいただけたのが大きかったです」と語ると北村も、「アナログから始まり、アナログに終わる、現場は常に身体ひとつで地道にカットを撮っていく日々でした。実際に完成した作品を観て声が出ましたし、感動もありました。自分のイマジネーションを超えて映像化されており、おったまげました。すごいものができました!」と絶賛。最後に月川監督は、「本当に長い年月をかけて、たくさんの仲間たちと全力で築き上げた作品です。気に入っていただけたら、その熱量をたくさんの方に伝えていただけると嬉しいです」。北村も「やっと観ていただけるということで感無量です。日本における漫画、アニメのカルチャーというのは、あらためて世界にちゃんと届いているんだと世界のメディアとの取材を通しても実感しました。今回Netflixという場所、『幽☆遊☆白書』という作品で、届けられる機会をいただきました。だからこその、僕らの考える実写での表現、100点を常に思い描いて毎日を積み重ねてきました。やっと届けられるということで、すごく感慨深いのですが、これまで長らく愛されてきた『幽☆遊☆白書』という作品を今後も皆さんの青春として愛していただければ光栄です」と語り、イベントは幕を閉じた。<作品情報>Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』Netflixで独占配信中Netflix 公式サイト:
2023年12月14日パトリシア・ハイスミス原作、知られざるベストセラーの初映画化となった『キャロル』。昨年のクリスマス限定上映に続き、今年も1週間の限定上映が決定した。クリスマスのニューヨーク。美しくミステリアスな婦人キャロル(ケイト・ブランシェット)とフォトグラファーを夢見ながらも百貨店で働くテレーズ(ルーニー・マーラ)を描いた愛の名作『キャロル』。『ブルージャスミン』でアカデミー賞主演女優賞を獲得し、第88回ゴールデン・グローブ賞では最新作『TAR/ター』で主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェットと、本作でカンヌ国際映画祭女優賞ルーニー・マーラが共演し、その年のアカデミー賞ダブル女優賞(主演、助演)ほ6部門ノミネートされ話題を呼んだ。1950年代を再現した美しい衣装、スーパー16ミリフィルムで撮影された情感ある映像、名曲の数々が映画史に残る“出会い”の瞬間に観る者を引き込んでいく。2022年、キャロルとテレーズが運命的に出会ったクリスマスにあわせ恵比寿ガーデンシネマにて2日間限定で上映したところ、瞬く間に満席となった本作。ファンの期待に応え、本年も同じく恵比寿ガーデンシネマにて限定上映を実施。上映劇場も拡大し、東京のほか大阪(シネ・リーブル梅田)、愛知(三越映画劇場)、千葉(キネマ旬報シアター)でも上映する。また、昨年に続きキャロルのテーマカラーでもある“赤”を纏った(マフラー、手袋、帽子などの小物でも可)来場者には『キャロル』のオリジナルステッカーのプレゼント企画も用意される(先着限定)。『キャロル』は12月22日(金)~28日(木)恵比寿ガーデンシネマほかにて1週間上映。「キャロル」クリスマス特別上映企画<上映劇場・スケジュール>東京:恵比寿ガーデンシネマ 12月22日(金)~28日(木)千葉:キネマ旬報シアター 12月23日(土)~29日(金)愛知:三越映画劇場 12月15日(金)~25日(月)大阪:シネ・リーブル梅田 12月23日(土)~25日(月)(シネマカフェ編集部)
2023年12月12日上映中のシリーズ第3弾『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』の「すみっコたちほめ放題応援上映&“すみ”まで語ろうティーチイン付き上映会」が12月3日都内映画館で実施され、作田ハズム監督と脚本を担当した角田貴志(ヨーロッパ企画)が参加した。映画公開から早1カ月。多くのファンに支えられて大ヒットを記録中で、応援上映となるこの日のチケットも6分で完売した。ほとんどの観客がマイすみっコやくま工場長の「ほめ♡うちわ」を手にする中、公開後の反響を聞かれた作田監督は「映画を観てくれた皆さんが素晴らしいコメントをSNSなどで書き込んでくれて、ものすごく嬉しいです。本当にありがとうございます!」と感謝を述べていた。左より)角田貴志(ヨーロッパ企画)、作田ハズムそして2人はくま工場長としろくまのぬいぐるみを抱きかかえながら「すみっコたちほめ放題応援上映」を観客たちと鑑賞。上映中の観客は劇中セリフ「やってらんねー!」に声を合わせたり、すみっコの自宅に誰かが訪ねてくると「いらっしゃい!」と招き入れたり、しろくまが寂しそうに涙を流すと「泣かないでー!」と励ましたりしていた。物語が幕を閉じると、色とりどりのサイリウムを振りながら、涙声で「ありがとー!」の大合唱だった。その後に行われた「“すみ”まで語ろうティーチイン」では、観客から寄せられた質問に答えるコーナーを実施。とあるシーンでのざっそうの活躍について聞かれた作田監督は「すみっコたちが穴に入るところで『体の大きさからして、ざっそうは穴に入れるのか?』と……。穴を大きくすればいいだけの話だけれど、ざっそうの頭で穴をカモフラージュしたら面白いのでは?という思いつきから生まれました」と爆笑シーン誕生の背景を打ち明けた。また、しろくまのツギハギぬいぐるみに付いていたボタンの行方について作田監督は「あのボタンは見つからないことに意味のある舞台装置だけれど、おもちゃ工場の中にあるのでは?」と考察。角田が「もしかしたら再利用されて、他の誰かが使用している可能性も」と妄想すると、作田監督も「ボタンというすみっコキャラになるかも!?忘れられた、という意味ではすみっコになったと思いますから」と夢のある期待をしていた。くま工場長のその後について角田は「脚本執筆時はおもちゃ工場の気持ちが乗り移ったものだと考えていたけれど、映画でキャラクターとして生き生きしているのを見ると、あの後も動いているのでは?と思った。エンドロールを見ると映画館の館長になってみんなをお出迎えしているのかな?とも」と想像。一方、作田監督はくま工場長の褒め上手というイメージについて「作っているときはそうは考えていなかったけれど、皆さんからそのように言われて“なるほど”と思った」と納得すると、角田も「作り手側は意識していなくても、観てくれた方がそれぞれの新しい印象で色付けしてもらえるのは嬉しいこと」と作品世界の広がりに喜んでいた。さらに工場がラストに観客に向かって微笑む演出について作田監督は「ひらめきとしか言えない」と笑いつつ「最後に工場の笑顔が出ることによって、観客の皆さんが“ここが工場のその後の映画館なのかもしれない”と思ってくれたらいい」と狙いを明かし、「その場面で皆さんが“ありがとう!”と声をかけてくれて、(意図が伝わったことに対し)ついつい僕も“こちらこそ!”と言いそうになりました」と観客からの歓声に感激していた。すみっコたちの「凄い!」と思うところは「何をやっても可愛いところ。黙々と手を動かしているだけでも可愛い」(作田監督)、「一人だとネガティブだけれど、それをほかのコたちが褒めたりしてそれぞれがお互いを認めあってすみっコの世界が成り立っているところが凄い」(角田)。泣く泣く削ったシーンについて聞かれると「とんかつが大量発生したシーンのあとで、本当に本物?とぺんぎん?がすみっコたちに聞いて回っていて、『本物?』と聞かれたとかげが(本当は恐竜だと内緒にしているから)微妙な表情をする、というシーンを削りました」と作田監督が明かすと、会場からは爆笑が。「やっぱりウケましたね!入れればよかったな」と悔しそうな様子を見せた。“推しすみっコ”の話題になると、角田は「難しいですが、脚本を書く上では、ざっそう。率先して行動してくれるから」。作田監督は「とんかつ。今回はとんかつの出番を多くしすぎてしまったかな?というくらい目立った。なぜか愛おしい」とメロメロだった。そして本作のテーマについて角田は「元の役割がなくなった次はどうなるのか?そんなコを包み込むような話にできないかと思った」と明かし、作田監督も「“~じゃなければいけない”からの解放。それを物語に落とし込んだつもり」と語った。最後に作田監督は「公開前はこの作品を受け入れてもらえるのか心配でしたが、皆さんの懐の広さで受け止めていただき感動しています」と感謝。角田は「僕は1作目に続いて2回目の参加ですが、それぞれ色の違う作品が出来て沢山の方に楽しんでもらえたようで嬉しい。観るたびに新たな発見のある作品なので、映画館で何度も観ていただきたいです」とさらなるヒットを祈願していた。<作品情報>『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』公開中■『みんなすごい!すみっコたちほめ放題応援上映会』追加開催決定料金:通常料金※上映時間やチケット販売の詳細に関しては、各劇場へお問い合わせください。劇場情報はこちら:公式サイト:
2023年12月04日ゴジラ生誕70周年記念作品『ゴジラ-1.0』が「ScreenX」で上映されることが決定。邦画としては初の上映となる。山崎貴が監督・脚本・VFXを務める本作は、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。神木隆之介と浜辺美波の朝ドラ「らんまん」コンビが共演することでも注目を集める。この度本作の上映が決定した「ScreenX」は、世界的に注目を集めている「3面マルチプロジェクション・映画上映システム」。正面のスクリーンに加え、両側面(壁面)にも映像が投影され、270度の視界全てで映画を鑑賞することができ、映画の世界に没入していくような臨場感を体験することができる。シーンによって正面のみに映像が投影されるシーンと、両側面に映像が投影されるシーンがあり、左右に広がる画面は映画のシーンにさらなる抑揚と臨場感をもたらし、映画自体の持つポテンシャルを最大限に表現する。そんな「ScreenX」によって、通常のスクリーンでは演出ができない、ゴジラの巨大さの映写が実現。さらに、ゴジラが登場する瞬間の緊張を左右のスクリーンからも感じられるように演出されており、圧倒的な存在感がより強調されているという。そしてゴジラから逃げるシーンでは群衆の恐怖と混乱が、ゴジラが都市を破壊するシーンではその強さが伝わってくるようになっており、まるで映画の一場面に実際いるような没入感を提供する。山崎貴監督は「ScreenX」での上映について、「視界の広さは人がその場所に没入できるかの大きな鍵となります。視界の270度を覆う左右に広がるスクリーンは、自分が映画の世界にいると錯覚させてくれました。そして目の端から迫り来る恐怖! 視界の横から入ってくる情報に、いい意味で脳が混乱します」と期待の高まるコメント。また、体感型アトラクションシアター「4DX」と「ScreenX」が融合した「4DXScreen」でも上映が実施される。4DXの臨場感とScreenXの没入感を同時に感じられ、迫りくるゴジラの恐怖を直接体感できる、絶好の映像体験ができそうだ。『ゴジラ-1.0』は11月3日(金・祝)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2023年10月16日映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(以下、『つんドル』)の完成披露上映会が、10月10日(火) TOHOシネマズ日本橋にて行われ、主演の深川麻衣、共演の井浦新、穐山茉由監督が登壇した。『つんドル』は元SDN48で現在、作家として活動する大木亜希子による同名実録私小説の映画化。元アイドルの安希子(深川)は、仕事なし・男なし・残高10万円で人生に詰んだどん底アラサー。メンタルが病み会社を辞めた安希子は、友人のヒカリ(松浦りょう)から勧められ、赤の他人の56歳サラリーマン・ササポン(井浦)とルームシェアすることになる。一軒家で同居生活をスタートさせた安希子とササポンの奇妙だが愛おしい日々が描かれる。元アイドルのアラサー安希子を、やさぐれ感もありつつもチャーミングに演じた深川。安希子と同じく深川自身も乃木坂46に所属していたことに加え、設定年齢も近い。役を演じるにあたっての思いを聞くと、深川は「原作を読んで、まずものすごく強く共感しました。30歳前後は女性にとっては特に、人生の転機や揺らぎやすい年代でもあると思います。私も乃木坂46を卒業してから今の仕事になり、セカンドキャリアという面では同じで。“もしうまくいかなかったらどうしよう、評価が得られなかったらどうしよう”という焦りや不安は抱えていたので、とても共感できました」と安希子に寄り添った。深川麻衣そんな安希子と同居する赤の他人のおっさん・ササポンをまごうことなきおっさんとして演じ切った井浦。脚本を読んだときの印象を聞かれると、「第一印象で温かい気持ちになれる作品だなと思いました。ササポンは実在する人物なんですけど、読めば読むほど妖精のような存在で……」と言うと、隣の深川も同意の笑みを浮かべる。井浦は「どうやって文字の妖精から人間にしようかと。僕がササポン役をやるのは一つの大きなやりがいだなと感じました」とやさしく語った。撮影にあたって、深川も井浦も穐山監督と丁寧にすり合わせを行ったという。深川は「安希子の空回り具合、詰んでる具合をどこまでどう出すか、監督とすり合わせながら撮影しました。メイクのことで言うと、二日酔いでちょっと失敗をして、そのまま家に帰ってきてメイクも落とさず寝てしまった次の日の落ち具合(がこだわり)。コメディになりすぎない塩梅で、リアルなマスカラの落ち具合を細かいけど研究しました」と熱弁した。ササポンのトレードマークであるステテコも、とにかくこだわり抜いたという。「どこかの量販店やデパート、スーパーに行けば、もしかしたら売っているかもしれないだろうステテコを、わざわざ特注で作っていただいたんです」と井浦が明かすと、会場も驚きのあまりザワつきが起こる。穐山監督は「そうなんです。スタイリストさんとスーパーなどで見てもらったんですけど、グッとくるものがなくて。特注のステテコを作りました」と井浦の言葉にうなずけば、井浦は「初日にはだいぶちゃんと使い古されたように加工してあって。“何年目のステテコだな”という状態でした」と体になじむ仕様になっていたという。その他ササポンの眼鏡もわざとゆがませているなど、造形の細部へのこだわりまで明かしていた。井浦新同居生活を送る安希子とササポンのやり取りは劇中いくつも見られ、そのたびに心が温かくなったり、ほっこりとさせられる。思い出のシーンやエピソードについて話が及ぶと、深川は「お茶の間で二人がスイカを食べているシーンが大好きなんです。長い会話だったんですけど、すごく自然な流れで空気感をつなげたまま撮影してくださって。内容ややり取りもすごくぐっとくる、安希子が心を開く瞬間でもあったので大好きなシーンです」と深川が愛おしそうに微笑む。続けて井浦も「僕もスイカのシーン」としながらも、意外な撮影の苦労もあったとも語る。「おうちのシーンは基本二人なんですけど、大体長回しで頭から最後まで撮っていくんです。毎回“長いな”と思いながらやっていました(笑)。でも俳優としては止めないでやっていくほうが集中力もキープされているし、一番いい状態の集中度をもってお互いセッションできるので好きなんです」と井浦は思い出を語り、「監督の映画作りの妙や、一連でやらせたのにこんなに編集いれたんだなとか、いろいろな角度で楽しめると思います」とリピーター向けの映画の楽しみ方も提案していた。そしてイベント終盤では、タイトル『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』にかけて、「あ、今、詰んだな……」と思うエピソードを3人が発表。トップバッターの穐山監督は、「安希子と同じくらいの20代後半のとき、結婚に憧れていて結婚しようとしたんです。けど、自分から婚約破棄をしてしまった」と爆弾発言(?)。深川が思わず「え~~!」と目を見開くが、穐山監督は「それが一番大変……自分でびっくりしました。ヘビーな話ですみません(笑)」と言うと、井浦も「笑っていい話(笑)?」と突っ込んだ。穐山茉由監督続く井浦が「どのヘビーなエピソードを出そうかなあ……?」と笑顔で思案。そして「せっかくなので、この作品にちなんだ詰んだ話を。ササポンが劇中でピアノを弾くんです。それが本当に大変で……!テクニカルな部分が自分の中で納得できない状態で現場に行く状況、わかります?」と深川に振ると、深川も「たえられないですね!」と同感。井浦は「消えてなくなりたいじゃないですか。家で練習しているときは1回も成功しなくてどうしよう、と。でも監督は“絶対に本人にやってもらいたいので!”と言い張るので、自分も悔しいから絶対当日までに弾けるようにします、とやりました」と本作に懸ける熱い意気込みも伝わるエピソードを語った。実際、井浦が弾けているかどうかは……ぜひ映画館で確認してほしい。最後に「詰み」エピソードを披露することになった深川は、「“わ、詰んだ!”と本当に思ったのは、仕事で東京の青い海と書いて“青海駅”に集合だったんです。でも青い梅の“青梅駅”に間違えて行ってしまって……!集合場所で誰も人影がなくて“あれっ”となって確認して、違うことに気づいて慌てて青海駅に向かいました。電車で2時間くらい距離があるんですけど、2時間地獄で……」と身振り手振りを交えてトーク。井浦は「青梅まで時間あったけど気づかなかったの!?東京の海サイドが東京の山サイドに行っちゃったね(笑)」とやさしく深川に返していた。最後に、11月3日の映画公開に向けてコメントを求められると、穐山監督は「アラサーの女性だけでなく、現代で生きる人の生きづらい気持ちの背中をちょっと押してくれる映画です。幅広い方に観ていただけたらうれしいです」と真摯に伝えた。井浦も「皆さんにとっての大切な何かを見つけることや、一生懸命生きる力になるような、この作品自体が寄り添えるような、何かのきっかけになるような作品になれたら、大変幸いです」と心を込めた。主演の深川は「映画を観てくださった方から“こんな毒を吐いている主人公はいない”という言葉をいただくんです。人としての弱い部分や心の底のドロドロした部分、そういう気持ちはダメなのかなと抑えてしまいがちだけど、弱い自分もそのままでいいんだよと丸ごと肯定してくれるような映画になっています。今はSNSとかもいろいろあって、比べたくなくても勝手に情報が入ってどうしても人と比べてしまう状況が多いと思うんです。けど、一人一人そのままでいいんだよと伝えてくれるような映画です。安希子と同じように大小あれど詰んでいたり、壁に当たっている方がいたら、少しでもその方の気持ちを楽にしてくれる映画だといいなと思います。感想お待ちしています!」と最後は呼びかけ、温かい拍手を場内から受けていた。<作品情報>映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』11月3日(金) 公開公式サイト:映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会
2023年10月11日青春映画『アイデン&ティティ』の公開20周年を記念したトークイベント付き上映会が、12月20日(水) に東京・LOFT 9 SHIBUYAで開催されることが決定した。2003年12月20日からシネセゾン渋谷などで上映された『アイデン&ティティ』は、1980年代の高円寺を舞台に、ロックバンドにかけた若者たちの葛藤や苦悩をリアルに描いたみうらじゅんによる同名小説が原作。イベントにはみうらに加え、原作を読んで感動し、なんとか自分の手で映画化したいとみうらとの呑みの席で約束を交わし、初監督作品として完成させた田口トモロヲ、原作の大ファンで、GOING STEADY解散直後、スケジュールが白紙状態という奇跡的なタイミングで田口監督からオファーを受け、演技初挑戦で主役の中島を務めた銀杏BOYZの峯田和伸の3人が久しぶりに集まり、映画公開から20年が経過した今、改めて当時を振り返るトークが繰り広げられる。■みうらじゅん コメント原作者のみうらじゅんと申します。20周年ねぇー、すっかり老いるショックだけど、元気です。それにまだ、アイデン&ティティの気持ちのまま。キープオン・ロケンロール!が、もはやループオン・ロケンロールになりがちだけど、大切な思い出は何度語ってもグッとくるしね。“やらなきゃなんないことをやるだけさ。だからうまくいくんだよ”、深く悩まずただ、念仏のように唱えてこの先も生きていきたいと思ってます。では!■峯田和伸 コメント中島役をやりました峯田です。20年前、僕はバンドを解散したばかりで、頭がまっしろだったその時、事務所に電話がありました。映画アイデン&ティティ出演への依頼でした。演技の経験もないのに、やろうと決心しました。あれから僕の人生は何から何まで変わったように思います。20年前、監督田口トモロヲさんと原作者みうらじゅんさんは今の自分と同い年です。時間は巡っていくんだな、と思います。ロックがご褒美くれた20年です。■田口トモロヲ コメント監督の田口トモロヲです。もう20周年ですか!?みうらさんの原作を読んで自分で撮りたいと思ってから25〜6年経つわけですね、感無量です。『アイデン〜』と出会った時の感動を自己の出来る形=映画で世の中に伝えられたら……"愛しかない、それが世界を動かしている"に共鳴し、原作を愛する人達と出会い、ささやかな奇蹟を起こしながら完成した作品は、僕の宝物です。××なことも含め、今だから語れること話したいっス!<イベント情報>映画『アイデン&ティティ』20周年記念上映会&トークショー12月20日(水) LOFT 9 SHIBUYA開場18:00 / 開演18:30出演:みうらじゅん、峯田和伸、田口トモロヲ【チケット情報】・入場前売券(20周年記念Tシャツ付):5,500円(税込)+ドリンク代※Tシャツはチケット申し込み時にサイズをS/M/Lから選べます。※Tシャツはイベント当日、会場でのお渡しとなります。・配信チケット(トーク部分のみ):2,000円(税込)※映画上映+休憩後の20:45頃から配信開始
2023年10月03日「山崎貴セレクション ゴジラ上映会」第3回、第4回作品が『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』と『シン・ゴジラ』のモノクロ版『シン・ゴジラ:オルソ』に決定した。公開まで1か月となり、ますます盛り上がりを見せる『ゴジラ-1.0』。池袋HUMAXシネマズでは、9月15日から隔週で1作品ずつ、全4回にわたり山崎監督が自ら厳選した「ゴジラ」過去作を上映する「『ゴジラ-1.0』公開記念 山崎貴セレクション ゴジラ上映会」が開催中。10月13日(金)に実施される第3回では『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』が上映され、トークショーのゲストとして、金子修介監督が登壇する。山崎貴監督が「大好きなゴジラ」と公言している『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』(通称 GMK)。その上映に監督を務めた金子氏が登場し、GMKゴジラの魅力について、山崎監督との対談が行われる予定だ。そして、10月27日(金)実施の第4回では山崎監督に加え、『シン・ゴジラ』の脚本・編集・総監督を務めた庵野秀明氏をゲストに招き、初公開となる『シン・ゴジラ:オルソ』が特別上映される。こちらは2016年に公開され興行収入82億円超の大ヒットを記録した『シン・ゴジラ』のモノクロ版で、『ゴジラ-1.0』公開を記念して上映が決定。本イベントへのゲスト登壇のオファーを受けた庵野氏が本企画を提案し、樋口真嗣監督、尾上克郎准監督が監修を務め製作された。タイトルの「オルソ」とは「オルソクロマチック」のことで、赤系統の色が感光されない特色を持つモノクロフィルム「オルソクロマチックフィルム」のこと。略称で「オルソ」とも呼ばれる。現在主に流通しているモノクロフィルム「パンクロマチックフィルム」よりもフェイストーンが重くなることが特徴で、この質感を目指し、タイトルにも取り入れられた。庵野氏と山崎監督による、貴重な対談トークショーも実施される。さらに、第4回トークショーの模様は、全国6館の劇場にて生中継することも決定。そして中継後には、『シン・ゴジラ:オルソ』も上映。また、翌10月28日(土)、29日(日)にも池袋HUMAXシネマズを含む全国7館にて『シン・ゴジラ:オルソ』が上映される。『シン・ゴジラ』の興奮を新たな形で味わえる、特別な3日間となりそうだ。『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』は10月13日(金)、『シン・ゴジラ:オルソ』は10月27日(金)池袋HUMAXシネマズにて上映。『ゴジラ-1.0』は11月3日(金・祝)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:シン・ゴジラ 2016年7月29日より全国東宝系にて公開© 2016 TOHO CO.,LTD.ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2023年10月03日MAPPA初のオリジナル劇場アニメーション作品『アリスとテレスのまぼろし工場』のプレミア上映会が9月4日(月)、都内で行われ、監督・脚本を務めた岡田麿里、声優の上田麗奈と久野美咲が出席した。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の脚本で知られる岡田監督にとって2本目となる監督作品。突然起こった製鉄所の事故により、全ての出口を失い、時まで止まってしまった町。変化を禁じられたこの世界で、止められない“恋する衝動”を武器に、未来へともがく少年少女の躍動と疾走が描かれる。なんとプレミア上映会が開催される前夜に、本編が完成したと言い、岡田監督は「製作過程は、簡単なものではありませんでした。スタッフの熱量と愛情で走りきれた」と安どの表情で、スタッフや出演陣に感謝の意を示していた。岡田麿里監督“恋する衝動”をテーマにした理由については、「恋よりも愛がえらいという感じもあるんですが、本来比べられるものじゃないし、まったく違うもの。恋は落っこちるもので、誰にでもできるものじゃないと思う」と説明。「今までは、愛情につながる恋愛を書いてきたが、今回はその(恋の)激しさを書いてみたいなと思った」と新境地に挑んだ心境も明かした。上田さんが演じるのは、主人公・菊入正宗を導く、謎めいた同級生の佐上睦実。「決してさわやかとは言えない少年少女の恋に、もどかしさや苦しさを感じながら、最後にはホッとするような気持ちになる」と本編の感想を語り、“変化を禁じられた”生活については、「ポジティブに受け取ると、うちにはネコちゃんがいるので、ずっと変わらず一緒にいられるんだったら、それは幸せ」と話していた。上田麗奈正宗と睦実が出会う、野生の狼のような少女・五実を演じた久野さんは、「五実を演じたからこそ、自分の人生と重ね合わさる瞬間もあり、それって、演じた私だけじゃなく、ご覧になる皆さんもそういう瞬間を味わえる作品」とアピール。“恋する衝動”については、「誰かを好きになる気持ちで、いろんなことを飛び越えちゃう」と語った。プレミア上映会では、主題歌「心音(しんおん)」を書き下ろした中島みゆきから届いた音声メッセージが紹介されるサプライズも。岡田監督は「本当にダメ元で、当たって砕けたいと思いましてお願いさせていただいたら、このようなことになりました」とオファーをふり返り、「毛穴が開きまくっています!」とメッセージに感激していた。【中島みゆきからのメッセージ】こんばんは、中島みゆきです。このたび、主題歌として「心音(しんおん)」という楽曲で参加させていただきました。アニメーションの世界と、中島みゆきっていう組み合わせは、何だか異種格闘技みたいな感覚がするんですけど、そのへんのビックリ感も含めて、お客様に楽しんでいただけたら、とってもうれしいです。中島はとにかくも、岡田麿里様を尊敬申し上げておりますので、映画の完成を期待に満ち満ちて、お待ちしているところです。『アリスとテレスのまぼろし工場』は9月15日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アリスとテレスのまぼろし工場 2023年9月15日より全国にて公開(c)新見伏製鐵保存会
2023年09月04日MAPPA初のオリジナル劇場アニメーション作品『アリスとテレスのまぼろし工場』のプレミア上映会が9月4日(月) 、都内で行われ、監督・脚本を務めた岡田麿里、声優の上田麗奈と久野美咲が出席した。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などで知られる岡田にとって、2本目となる監督作品。舞台は、突然起こった製鉄所の爆発事故によって、すべての出口を失い、時間さえも止まってしまった町。住人たちは、いつか元に戻れるように“変化を禁じられた”生活をしているが、日常に飽きた少年少女たちの止められない“恋する衝動”が世界を壊し始める。岡田監督は「恋愛ドラマを作りたかったのか?」という質問に、「作りたかったですね!」と回答し、「恋よりも愛がえらいという感じもあるんですが、本来比べられるものじゃないし、まったく違うもの。恋は落っこちるもので、誰にでもできるものじゃないと思う」と説明。「今までは、愛情につながる恋愛を書いてきたが、恋とはご無沙汰になった日々の中、その激しさを書いてみたいなと思った」と着想の舞台裏を語った。岡田麿里監督主人公・菊入正宗(榎木淳弥)を導く、謎めいた同級生の佐上睦実を演じた上田は、「決してさわやかとは言えない少年少女の恋に、もどかしさや苦しさを感じながら、最後にはホッとするような気持ちになる」とコメント。“変化を禁じられた”生活については、「うちにはネコちゃんがいるので、ずっと変わらず一緒にいられるんだったら、それは幸せ」と話していた。上田麗奈久野は、喋ることのできない、野生の狼のような少女・五実を演じ、「五実を演じたからこそ、自分の人生と重ね合わさる瞬間もあり、それって、演じた私だけじゃなく、ご覧になる皆さんもそういう瞬間を味わえる作品」とアピールし、「誰かを好きになる気持ちで、いろんなことを飛び越えちゃう」と“恋する衝動”に持論を語った。久野美咲この日は、主題歌「心音(しんおん)」を書き下ろした中島みゆきから届いた音声メッセージが紹介され、岡田監督は「毛穴が開きまくっています。本当にダメ元で、当たって砕けたいと思いましてお願いさせていただいたら、このようなことになりました」と感激しきりだった。■中島みゆきからのメッセージこんばんは、中島みゆきです。このたび、主題歌として「心音(しんおん)」という楽曲で参加させていただきました。アニメーションの世界と、中島みゆきっていう組み合わせは、何だか異種格闘技みたいな感覚がするんですけど、そのへんのビックリ感も含めて、お客様に楽しんでいただけたら、とってもうれしいです。中島はとにかくも、岡田麿里様を尊敬申し上げておりますので、映画の完成を期待に満ち満ちて、お待ちしているところです。取材・文・撮影:内田涼<作品情報>『アリスとテレスのまぼろし工場』9月15日(金) 公開公式サイト:
2023年09月04日本日、アニメ『豚のレバーは加熱しろ』の先行上映会の開催が決定し、追加キャラキャスト情報も発表となりました。『豚のレバーは加熱しろ』とは『豚のレバーは加熱しろ』は、逆井卓馬による日本のライトノベル作品。イラストは遠坂あさぎが担当。第26回電撃小説大賞《金賞》受賞。2020年3月より電撃文庫より刊行中。累計発行部数は25万部を記録しており、今後のTVアニメ化も決定しています。先行上映会の実施が決定!本日、アニメ「豚のレバーは加熱しろ」の先行上映会の実施が決定しました。9月30日(土)16時より、ユナイテッドシネマ・豊洲にて、本編第一話・第二話が上映されるほか、豚役の松岡禎丞、ジェス役の楠木ともりも出演のトークイベントも開催予定です。上映会チケットもチケットぴあにて、本日より販売開始。10月の放送を前に上映内容とメインキャスト陣によるトークイベントにぜひご期待ください。追加キャラクター&キャストも発表!先行上映会の実施と併せて、追加キャラクター2名のイラストとキャスト情報も発表となりました。豚とジェスが旅の途中で出会ったイェスマの少女・セレスを富田美憂、セレスの暮らす村によく立ち寄る双剣を操るクールな狩人・ノットを伊東健人が担当します。富田からは、「彼女(セレス)の心の揺れ、動きを丁寧に表現できたらと思います。」、そして伊東からも「戦って強い!知識もある!道案内も完璧!なノットの活躍にもご期待下さい!」と、それぞれキャラを演じるにあたってのコメントも到着しました。先行上映会の実施が決定し、追加キャラ&キャストも発表され、ますますの盛り上がりを見せるアニメ『豚のレバーは加熱しろ』。2023年10月からの放送に向けて、今後のアニメの展開にご注目ください。先行上映会情報TVアニメ『豚のレバーは加熱しろ』先行上映会&トークイベント【実施日】9月30日(土)【実施劇場】ユナイテッド・シネマ豊洲【実施時間】16:00の回上映後(※第1話・第2話上映+トークイベント17:20頃 終了予定)【チケット料金】全席指定2,100円プレミアペアシート6,900円【登壇者(予定)】松岡禎丞、楠木ともり※登壇者は、予告なく変更となる場合がございます。【チケット販売方法】<チケットぴあ>にて販売いたします。★先行抽選販売「プレリザーブ」受付URL: ■ 申込受付期間: 9月1日(日)18:00~9月18日(月・祝)23:59■ 抽選結果発表:9月19日(火)18:00■ 引換開始日:9月20日(水)10:00~■販売期間:9月20日(水)10:00~●プレリザーブとは? ≪先行抽選販売に関する注意事項≫※チケットのお申込は、お一人様2枚までとさせていただきます。※チケット当選後の変更・払戻は出来ません。予めご了承ください。※プレリザーブとは、事前のお申し込みの後、チケットを購入できるサービスです。※必ずしも優先的に良いお席をご用意するものではありません。※お申込多数の場合は抽選にて当落を決定します。(先着順ではありません)※お申込は受付期間中ならいつでも可能です。(メンテナンス時間をのぞく)追加キャスト情報◆セレス「おかしな豚さんだな、と思っていたんです」豚とジェスが旅の途中で出会う「イェスマ」の少女。小さな村の旅籠で小間使いとして働いている。思ったことをなかなか素直に言えない性格だが、視線の先にはいつも……。CV.富田美憂セレスを演じさせて頂きます、富田美憂です。初めてセレスを見た時、「なんて一途で心の綺麗な子なんだろう」と温かい気持ちになりました。セレスを演じる時は、いつも硝子に触れるような気持ちです。どこまでもピュアで儚げで、大人びて見えるようで年相応に幼くて。そんな彼女の心の揺れ、動きを丁寧に表現できたらと思います。どうぞ宜しくお願い致します!◆ノット「後悔するなよ、豚野郎」セレスの暮らす村によく立ち寄る、双剣を操るクールな狩人。世間の「イェスマ」の扱いに対して強い不満を抱いている。出会ったばかりのジェスに頬を赤らめる意外な一面も。CV.伊東健人ノットのCVを務めます、伊東健人です。色んな異世界転生モノがありますが、転生したら普通の豚!というのはなかなかのインパクトでした。原作を知らない方にとっては、今のところほんわかしたキャラクターとお話に見えると思います。ところが実際に触れてみれば・・・そうではないことがわかるはず!戦って強い!知識もある!道案内も完璧!なノットの活躍にもご期待下さい!作品概要◆スタッフ原作:逆井卓馬(電撃文庫/KADOKAWA刊)原作イラスト:遠坂あさぎ監督:高橋雅之シリーズ構成:赤尾でこキャラクターデザイン:渡辺 奏音楽:末廣健一郎・MAYUKOアニメーション制作:project No.9◆キャスト豚:松岡禎丞ジェス:楠木ともり◆イントロダクション第26回電撃小説大賞《金賞》受賞作、ブヒっとアニメ化!豚のレバーを生で食べて意識を失った、冴えないオタクの俺。異世界に転生したと思ったら、ただの豚になっていた!豚小屋の中、泥まみれで転がる俺を助けてくれたのは、天使のように優しい美少女・ジェス。「フンゴァ!」「あの、無理に喋らなくても大丈夫です。私には……分かりますから」豚になった俺を献身的にお世話してくれる彼女は、人の心を読むことができる「イェスマ」という種族だという。「まずい、それでは俺の豚のような欲望が垂れ流しではないか!!」剣と魔法の世界(ルビ:メステリア)で、ただの豚と心を読める美少女の、いちゃラブファンタジーがいま始まる!……のか?◆WEB公式サイト: 公式Twitter: ©2023 逆井卓馬/KADOKAWA・アニプレックス・BS11 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月01日菅田将暉が出演した2019年9月6日公開の映画『タロウのバカ』。それから4年を迎える2023年9月6日(水)、テアトル新宿にて本編の特別上映会が開催決定。また、菅田さんと同作で共演した仲野太賀、奥野瑛太が出演した「美しい生き物」のミュージックビデオも上映される。2017年から本格的に音楽活動を開始し、音楽アーティストとしても注目される菅田さん。2019年リリースの「まちがいさがし」は各配信ストアにて1位を席捲し、ストリーミング3億回再生を突破。その年には「第70回NHK紅白歌合戦」への初出場を果たし、「第61回 日本レコード大賞」特別賞を受賞。2020年11月リリースの「虹」もストリーミング再生3億回を超え、音楽アーティストとしても大きな注目を集めている。菅田将暉そんな菅田さん出演映画『タロウのバカ』の特別上映に際し、大森立嗣監督をはじめとする映画スタッフが制作を務めた「美しい生き物」のミュージックビデオも上映。菅田さん、仲野さん、大森監督の3人で何度も話し合いを重ねながら完成させた作品となっており、本イベントにて初披露。上映会後には、菅田さんと大森監督によるアフタートークも開催される。菅田将暉「美しい生き物」同楽曲は菅田さんが作詞・作曲にも参加、ジャケットイラストは岡山天音が手掛けた。主人公タロウ役を演じたYOSHIさんは昨年11月に事故で他界している。映画『タロウのバカ』+菅田将暉「美しい生き物」ミュージックビデオ特別上映会は9月6日(水)17:50の回、テアトル新宿にて開催。※上映会終了後、アフタートーク有り(シネマカフェ編集部)■関連作品:タロウのバカ 2019年9月6日よりテアトル新宿ほか全国にて公開Ⓒ2019 映画「タロウのバカ」製作委員会
2023年08月30日