『アイドルマスター ミリオンライブ!』初のライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」大阪公演二日目が、2016年3月13日にオリックスホールにて開催された。大阪公演二日目には春日未来役の山崎はるか、最上静香役の田所あずさ、伊吹翼役のMachico、ジュリア役の愛美、箱崎星梨花役の麻倉もも、佐竹美奈子役の大関英里、望月杏奈役の夏川椎菜、所恵美役の藤井ゆきよ、百瀬莉緒役の山口立花子、横山奈緒役の渡部優衣、野々原茜役の小笠原早紀、豊川風花役の末柄里恵、舞浜歩役の戸田めぐみ、松田亜利沙役の村川梨衣が出演した。二日目は14人中10人が初日から継続して参加。ツアーは大阪二日目のみ参加の小笠原、戸田、末柄、そして仙台公演から参加の村川が初日にはいなかったメンバーだ。トークコーナーでびっくりしたのは「765プロライブシアター新喜劇」の企画コーナー。初日はチームに分かれて漫才やコントを披露していたが、2日目は全員で喜劇を披露。モチーフはもちろん吉本新喜劇だ。説明が難しいので雰囲気だけ伝えると、こんな感じだ。【765プロライブシアター新喜劇・あらすじ】ここは大阪のとある大衆食堂"松田食堂"。味と人情で愛されたこの店も、女将の亜利沙が美少女の撮影にうつつを抜かすようになってからは閑古鳥が鳴くばかり。食堂の一人娘の風花は、東京から来た腕利きの食堂のプロ・美奈子や、お店のマスコット・星梨花と一緒に、細腕でなんとか店を切り盛りしていました。ですがそんな折、松田食堂の土地に目をつけた地上げ興行のワル三人組、奈緒、ジュリア、恵美の魔の手が再びお店に迫ります。松田食堂の運命はいかに……? 「風花ちゃん。食堂はいつ、どんな人が来ても暖かい食事ができる人生の港なの。だから食堂で働いている人は、いつも笑顔で、暖かい気持ちでいるのが大事なんだよ……!」(茜)新喜劇の定番テーマである「食堂と地上げ屋」をモチーフに、最後は人情話で落とす構成は関西出身の筆者から見てもきっちり新喜劇のそれ。セットなしであの空気感を出す脚本は見事! 大阪公演リーダーの渡部優衣と藤井は、愛美とトリオで池乃めだかや島木譲二が演じそうなコッテコテのチンピラを楽しそうに演じていた。普段なかなかアイドルマスターのステージで見ることがない舞台劇を演じると、山口のように明らかに舞台慣れした上手さが垣間見えるメンバーもいて興味深かった。さて、ライブの話をしよう。二日目のみ参加のメンバーを見ていくと、小笠原はソロ曲「プリティ~~~ッ→ニャンニャンッ!」を初披露。茜Pにとっては待望の楽曲だ。キュートな振付の小笠原の歌声に、会場も「うーにゃんにゃん!」と初披露とは思えないほど乱れのないコールで応えていく。デュオ曲やユニット曲に小笠原が入ると、ユニット全体の空気までかわいく元気に変えるパワーがあった。戸田はソロの「Get My Shinin’」のソウルフルな歌唱が非常に印象的。戸田の力強いボーカルはどの曲に入っても効果的だったが、出色だったのが765プロカバーコーナーの「自転車」。前日歌った田所、愛美、角元の組み合わせもそれぞれのかっこよさを見せて非常に良かったのだが、戸田は王子様的な意味での(765プロでオリジナル歌唱の)菊地真感が非常に濃厚。田所と愛美というボーカルスペシャリストたち以上の存在感を出していたのは素晴らしかった。末柄は、なんといっても765プロ・四条貴音のソロ曲をカバーした「風花」だろう。末柄が演じるのは豊川"風花"であり、それ故に先日のLTD05イベントで原との共演を喜びあったばかりだ。末柄と原はかなり声質が似ているタイプ。おっとりしていてセクシーだが品がある風花を演じる末柄にとって、原と歌声を調和させてのデュエットや、彼女の歌唱を研究した上での楽曲のカバーはプラスになったはずだ。LTD05、そして今回の末柄のパフォーマンスにははっきりと進化のあとが見られた。そして2日目から参加組で、仙台公演から唯一の参戦となったのが村川だ。大阪公演には「個性のはっきり際立ったメンバーを2日目に投入することで、セットリストの変化以上に大きな印象の違いを与える」狙いがあったように思う。その意味では初日で上田麗奈が担った立ち位置に個性の爆弾・村川梨衣が入るのは、とてつもなく変化の振り幅が大きいカードだ。普段の村川のイメージに一番近い楽曲は「チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!」だったと思うが、「夜に輝く星座のように」の挑発的な微笑みや、またねのスッとして歌ってればどこから見ても美少女感を見ていると、どれが本当の姿か、あるいはどれもが本当なのか、全くわからない。村川梨衣、底知れない存在だ。大阪公演のリーダーの一人・藤井は2日目は涙もろい一面を覗かせながらも、気丈にリーダーとしてメンバーを引っ張りきった。ソロの「フローズン・ワード」の披露は約一年前の2ndライブ以来だろうか。リーダー公演の千秋楽、昨年よりはるかにレベルアップした最高のライブの締めのソロの重圧の中、強い意志で歌い抜く姿は凄絶に美しかった。もう一人のリーダー・渡部優衣は地元大阪への凱旋に気合が入りまくっていた様子。それもそのはず、今日の公演には彼女の家族が見に来ていたとのこと。トークのテンションは高かったが、大阪での渡部優衣は「またね」や「夜に輝く星座のように」、「ココロがかえる場所」といった楽曲で、妖艶だったり、優しく切なそうだったりとさまざまな一面を見せていた。初日に素晴らしい完成度のにライブを行った上で、そこに色の違う強い個性たちを投入する化学変化で、別のライブに化けさせる。765プロも含めれば50人という膨大なキャラクターと膨大な楽曲、イベントを丁寧に積み重ねてきた『ミリオンライブ!』だからできる構成だ。ミリオン初のツアー・初の2DAYSで、セットリストと両日の空気を一変させる挑戦は、大成功に終わったと言っていいだろう。次回公演は4月3日福岡公演、雨宮天と麻倉ももがリーダーを務める予定だ。○『アイドルマスター ミリオンライブ!』3rdライブツアー大阪公演2日目(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年03月14日『アイドルマスター ミリオンライブ!』初のライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」大阪公演初日が2016年3月12日、オリックスホールにて開催された。大阪公演には春日未来役の山崎はるか、最上静香役の田所あずさ、伊吹翼役のMachico、ジュリア役の愛美、箱崎星梨花役の麻倉もも、佐竹美奈子役の大関英里、望月杏奈役の夏川椎菜、所恵美役の藤井ゆきよ、百瀬莉緒役の山口立花子、横山奈緒役の渡部優衣、高坂海美役の上田麗奈、島原エレナ役の角元明日香、高山紗代子役の駒形友梨、二階堂千鶴役の野村香菜子が出演した。角元と野村は大阪初日のみの参加となる。既に終わった名古屋・仙台公演は、共通の基本フォーマットのもと、参加した10名のメンバーのほとんどを入れ替えた、いわばA面・B面的な構成だった。そして今回の大阪公演は、名古屋組、仙台組、ツアー初参加組がバランスよく入った14人構成なこともあって、セットリストの変化やメンバーの成長という「ツアーの醍醐味」が感じられはじめる公演となった。大阪は3rdツアー初の2日制であり、公演リーダーは藤井ゆきよと地元出身・渡部優衣のコンビ。5都市を巡るツアーはここが折り返し点となる。オープニングの「Dreaming!」で全員が登場すると、今まではメインステージ上の5つのお立ち台に2人ずつが立っていたのが、リーダー以外は3人ずつに。凝集感というか、見た目にも人数が増えたのが明らかだ。その中でもスラリとした長身の2人・渡部優衣と藤井が並び立つ姿には華がある。そして渡部優衣の「ついに、帰ってきたで大阪ーー!」の叫びには地元愛がにじむ。会場が大阪となれば、ご当地ネタで誰もが思い浮かべるのが食べ物の話だ。夏川が「楽屋のたこ焼きがおいしかったです。たこ焼きパワーで頑張る!」とアピールすれば、ステージでは麻倉がたこ焼きを本当に幸せそうに食べていた話題も。当の麻倉はといえば、「皆さんも是非食べてくださいね。あ! ライブも楽しんでくださいね」と、彼女らしい言葉で周りを笑顔にしていた。大阪ならでだったのが、リーダー藤井肝いりの「ミリオン興行演芸劇場」という企画コーナー。出演者たちが4組のトリオを組み、ショートコントや漫才風のネタを見せるというものだ。本業ではないし、微笑ましい感じのステージになるのかな……と思いきや、トップバッターの「もちぜっきーズギター(麻倉・愛美・大関)」チームから、麻倉の個性を最大限に活かしたシュールでかわいいネタと、関西出身の愛美のノリツッコミが冴える。驚いたのが駒形、角元、野村の同一事務所トリオによる「大阪スペクランド」チームで、3人とも喋りが立つ上に息がぴったり。立派にショートコントとして成立していた上に、角元が演じる人物のクソガキ感も素晴らしかった。それぞれの個性が出たネタ見せコーナーのラストは、リーダーの渡部優衣と藤井がご当地ネタをふんだんに織り込んだ掛け合い漫才を披露してきっちりと締めたのだった。ライブパートで感じたのは、今回のツアーに参加するミリオンスターズ総勢37人の層の厚さだ。非常に完成度と満足度が高かった名古屋・仙台を経ての三公演目だが、「恋愛ロードランナー」で海美が乗り移ったように熱いパフォーマンスを見せた上田、「Precious Grain」や「Persona Voice」で圧倒的な表現とボーカル力を見せつけた田所らは大阪がツアー初参加。ステージの顔になれるエースが次から次にと出てくるのは驚きしかない。一方、大阪初日のみの参戦で、大会場のライブ自体が初めてなのが角元・野村の2人。角元のステージで印象深かったのが麻倉と歌った「Smiling Crescent」。ライブでの絡みは初めてとは思えないぐらいバランスのいい2人で、ダンスの先生は「姉妹みたい」と評したとのこと。かわいさときらきらした存在感にますます磨きがかかる麻倉と、ステージ上でバランスよく映えるパフォーマンスを見せる初ステージ組がいたことに頼もしさを覚えた。野村はソロで「恋心マスカレード」を披露し、まずは千鶴としての「さぁ、行きますわよ!」の一言で会場の空気を引きこむ。初ステージらしい初々しさが随所にありながらも、間奏で4人のダンサーを従えてのダンスは堂に入ったもの。すでにたくさんの経験を積んで先を行く仲間たちに囲まれてのライブ初ステージには緊張や難しさもあったと思うが、この日のために懸命に積み上げてきた、今できるものを全力で見せる姿勢には好感が持てる。ステージの最後には野村から「明日も出たい!」「これから思い出をいっぱいいっぱい作っていけたらと思います」と、今日を楽しんで、これからに思いをはせる言葉が聞かれた。だが今回のライブで印象的だったのは、新鮮な顔ぶれのそれと同じぐらい、大ライブ出演経験の多い常連組のパフォーマンスが鮮烈に感じられたことだ。中でも圧倒的と表現したくなったのが関西出身の愛美。彼女がギターを奏でる弾き語りステージがどうやらすごいらしい……ということは、会場の観客には既に知れ渡っている様子。そんな期待感のハードルが上がりに上がっている状態の中、愛美が「プラリネ」を歌い終えると、会場は驚嘆と感動の叫びに包まれた。これぞベストアクトと思われた仙台公演でのそれを軽々と超えてきたMachicoの「Believe my change」など、素晴らしいパフォーマンスが続出する大阪公演初日だった。好パフォーマンスが続く空気ができあがる上では、地元凱旋ライブに気合が乗りまくっていた渡部優衣と、率先して緊張しながらステージを楽しんでいた藤井、ふたりのリーダーが果たした役割も大きいだろう。オープニングMC中、ゲーム用に収録が入るキャラクター挨拶でとちった藤井は、堂々と「TAKE2!」と叫んで、テンションましましでリトライ。失敗しても楽しんじゃっていいんだ、という姿勢に緊張がほぐれたメンバーもきっといたはずだ。藤井のソロの「アフタースクールパーリータイム」で、テンションが上がった藤井がちょっとしたミスをした際、会場の観客たちは歓声やコールでが自分たちが支えるから大丈夫! という意志を見せ、それを受け取った藤井が感謝して、感激していることがステージからはっきり伝わってきた。完璧ではなくても、こんなに幸せなステージはなかなかないはずだ。できあがった空気のベストライブを受けての二日目、明日は一体どんなステージを見せてくれるのかが楽しみでならない。「大好きな仲間と大阪にこれて、ほんまに幸せやなと思ってます! 今日はほんまにほんまに、ありがとうございました!」(渡部優衣)。○「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」大阪公演初日(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年03月13日4月より放送がスタートするTVアニメ『プリパラ』新シーズンで、主人公・らぁらたちのライバルチームとして登場する3人組アイドルユニット・トライアングルの最後の一人が発表された。『プリパラ』は、2014年7月に稼働開始した女児向けアミューズメントゲーム。ゲームで出てきたチケットを「パキッ」と折って「トモチケ」を交換する「アイドル名刺交換遊び」が人気を集め、アイドル登録数は現在240万人を突破している。プリパラ製作委員会は、「ワン・ツー・スリー! でかしこまっ!」というキャッチコピーのもと、3人組の新アイドルユニット・トライアングルのメンバーを1月から毎月一人ずつ発表。1月にはちょう絶クールなアイドル「じゅのん」、2月にはぴのん星からやってきたポップ系お姫様「ぴのん」が登場している。今回発表された最後のアイドルは、ラブリー系の王道アイドル「かのん」。「トライアングル」のリーダー的存在で、イメージは「お花の妖精」というかのんは、先輩アイドルに対する礼儀正しい態度の裏に、どこか挑戦的なところがちらほら見え隠れするという。得意技はカメラ目線の「かのペロ!」。3人そろった「トライアングル」のメンバーは、3月12日より公開の映画『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』にも登場するかもしれない?とのこと。また、アニメ新シーズンに登場する謎の赤ちゃん「ジュルル」のキャストが、ぶっとびアイドル・あじみを担当している上田麗奈に決定。上田は「(2015年に開催された)『プリパラ クリスマス☆ドリームライブ』で、スクリーンに映し出された赤ちゃんのイラストに勝手に声をあてて遊んでいたことがきっかけで、ジュルルを担当させていただくことになったと伺ったときは、本当にびっくりしました。とてもうれしいです」と明かし、「ジュルルともたくさんたくさん仲良くなれるように、しっかりと彼女と向き合っていきたいです。ジュルルは一体何者なのか……などなど、ぜひ注目していただけたらと思います。プリパラ、3rdシーズンも楽しんでいただけるよう頑張ります。よろしくお願いいたします!」とコメントを寄せた。さらに、ゲーム『プリパラ』もアニメ放送に合わせて新しいシステムが導入されるという。キーワードは「女神」で、詳細については3月22日に発表される。○映画『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』公開日:3月12日前売り券:おとな(大学生以上)1,500円、こども(3歳以上、高校生以下)900円、おやこペア2,300円(すべて税込み)入場者プレゼント:プリパリトリコロールコーデ(1週目:トップス、2週目:ボトムス、3週目:シューズ&ヘアアクセ)(C)T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PP3製作委員会
2016年03月12日2016年4月より放送開始予定のTVアニメ『ばくおん!!』より、キービジュアルや放送・配信の詳細などが公開され、2016年4月4日より毎週月曜24:00~にTOKYO MX、サンテレビ、BS11にて一斉放送開始となることが明らかとなった。さらに、アニマックスでの放送やAmazonプライム・ビデオでの先行配信も決定。各詳細はアニメ公式サイトをチェックしてほしい。○TVアニメ『ばくおん!!』、"極上爆音"先行上映会の開催決定放送開始に先駆け、本作の第1話先行上映会&キャストトークショーが、2016年4月2日(土)、立川シネマシティ シネマ・ツー b studioにて開催される。イベントで上映される第1話は、特別に5.1chサラウンドで制作され、音響技師による音の調整を行った"極爆"仕様。登場バイクごとに実機の音を収録し、本編に使用している作品だからこそ、より「気持ちの良い音」を鳴らすために極上爆音上映にこだわったという。高性能サブウーファーの迫力の重低音による、リアルなバイクの駆動や走行を「体感」できる。そして本編終了後には、上田麗奈、東山奈央、内山夕実、山口立花子、佐咲紗花といったメインキャスト陣が勢揃いしてのスペシャルトークショーやオープニングテーマライブなども行われる予定となっている。チケットは2,500円(税込)で、3月11日(金)10時より抽選申込受付が開始する。詳細はアニメ公式サイトにて。○AnimeJapan2016&第43回東京モーターサイクルショー展開情報3月26日~27日に開催される「AnimeJapan2016」と3月25日~27日に開催される「第43回東京モーターサイクルショー」という、東京ビッグサイトで開催される2つのイベントにアニメ『ばくおん!!』が参戦することが決定した。両イベントにおいて、キャスト出演のステージイベントが予定されているほか、アニメ『ばくおん!!』仕様のバイク実機の展示が行われるので、こちらもあわせて注目しておきたい。!!(C)おりもとみまな(ヤングチャンピオン烈)/ばくおん!!製作委員会
2016年03月09日ガンガンONLINEとGA文庫がコラボしたサイト「ガンガンGA」の最新情報を配信する映像番組『ガンガンGAちゃんねる』の出張版イベント「ガンガンGA FES. 2016 SPRING」が、3月6日、舞浜アンフィシアターで開催された。本イベントには「ガンガンGAちゃんねる」パーソナリティーの中から水瀬いのり、山下七海、小松未可子、久保ユリカの4人と、2015年4月に放送された『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(以下、『ダンまち』)と同年10月に放送された『落第騎士の英雄譚』(らくだいきしのキャバルリィ)、現在放送中の『Dimension W』『最弱無敗の神装機竜』(さいじゃくむはいのバハムート)、さらに2016年4月より放送を開始する『ハンドレッド』のアニメキャストやアーティストが参加。司会は声優の間島淳司が務めた。○作品にちなんだコーナーとわずか1問のクイズイベント前半は、各作品にちなんだトーク、ゲーム、朗読などのコーナーを実施。『ガンガンGAちゃんねる』のパーソナリティー4人は、VTRで登場したイベント総監督の佐倉綾音と内田真礼の指令により、MCの間島をバックアップし、各コーナーをサポートする役に徹した。コーナーの口火を切ったのは、『落第騎士の英雄譚』と『最弱無敗の神装機竜』の合同ステージ。『落第騎士の英雄譚』で登場する、1分間で全力を尽くす技「一刀修羅」と、『最弱無敗の神装機竜』の主人公の戦闘スタイル「引き分けに持ち込む戦い方」にちなみ、「1分間でピッタリ○当てましょう!」というゲームが行われた。しかし、「ステラの衣装と『最弱無敗の神装機竜』の台本を合わせた重さを答えろ!」などの難解な問題が続出。キャスト陣が奮闘するもなかなか正解できずに、苦悩するステージとなった。続いて『Dimension W』、『ハンドレッド』のステージでもゲームが行われ、『ダンまち』のステージがコーナーのラストを飾る。『ダンまち』のステージで行われたのは朗読劇。『ダンまち』主人公のベルが『落第騎士の英雄譚』に登場する桐原静矢に乗っ取られてワーストワンコールを巻き起こすといった、作品の垣根を越えた「中の人」つながり(ベルと桐原静矢はどちらも松岡禎丞がCVを担当)のストーリー展開に、会場は笑いに包まれた。なお、『ダンまち』のステージでは、同作の外伝『ソード・オラトリア』のTVアニメ化も発表され、会場から歓声が巻き起こった。各作品のステージに続き行われたのは、「オールスターチャレンジ」と題した作品対抗のクイズ。「番組の合言葉である“スワイプスワイプ!”の代わりになる合言葉は?」というわずか1問のクイズに、次々と回答していく出演者。最終的に勝利したのは『落第騎士の英雄譚』と『最弱無敗の神装機竜』の合同チームで、勝利した景品として高級焼肉食事券がプレゼントされた。○色とりどりのペンライトが会場を彩ったライブコーナーイベントの後半には、ライブコーナーも行われた。ライブには、5人組ロックバンド「Fo’×Tails」、ミュージシャンの「酒井ミキオ」、歌手の小林竜之と声優の澁谷梓希・若井友希・青山吉能・吉岡茉祐の5人グループ「D-selections」、視聴覚ユニット「みみめめ MIMI」、本イベントにも参加した声優の大坪由佳とサウンドクリエーター・ゆうゆによる音楽ユニット「smileY inc.」、『ガンガンGAちゃんねる』パーソナリティーのひとりでもある山下が所属する女性7人ユニット「Wake,Up Girls!」が登場。各出演者や楽曲のイメージに合わせた、色とりどりのペンライトが会場を彩った。ライブコーナー後は、出演者全員が集合し、会場へ一言ずつメッセージ。この場で『ガンガンGAちゃんねる』の2016年度パーソナリティーも発表された。○「ガンガンGA FES. 2016 SPRING」出演者一覧【司会】・間島淳司【ガンガンGAちゃんねる】・水瀬いのり・山下七海・小松未可子・久保ユリカ・松岡禎丞【落第騎士の英雄譚】・逢坂良太(黒鉄一輝役)・石上静香(ステラ・ヴァ―ミリオン役)・金元寿子(東堂刀華役)・松岡禎丞(桐原静矢役)【最弱無敗の神装機竜】・田村睦心(ルクス・アーカディア役)・藤井ゆきよ(クルルシファー・エインフォルク役)・久保ユリカ(フィルフィ・アイングラム役)・種田梨沙(セリスティア・ラルグリス役)【Dimension W】・上田麗奈(百合崎ミラ役)・鈴木絵理(エリザベス・グリーンハウ=スミス役)・松岡禎丞(コオロギ役)【ハンドレッド】・長谷川芳明(如月ハヤト役)・大久保瑠美(エミール・クロスフォード役)・吉岡茉祐(霧島サクラ役)・奥野香耶(如月カレン役)・大坪由佳(レイティア・サンテミリオン役)【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか】・松岡禎丞(ベル・クラネル役)・水瀬いのり(ヘスティア役)・大西沙織(アイズ・ヴァレンシュタイン役)【LIVEアーティスト】・Fo’×Tails・酒井ミキオ・D-selections・みみめめ MIMI・smileY inc.・Wake,Up Girls!○「ガンガンGAちゃんねる」2016年度パーソナリティー『佐倉と内田のガンガンGAちゃんねる』パーソナリティー:佐倉綾音・内田真礼『水瀬と山下のガンガンGAちゃんねる』パーソナリティー:水瀬いのり・山下七海『小松と久保のガンガンGAちゃんねる』パーソナリティー:小松未可子・久保ユリカ『小倉と日高のガンガンGAちゃんねる』パーソナリティー:小倉唯・日高里菜『茅野と金元のガンガンGAちゃんねる』パーソナリティー:茅野愛衣・金元寿子『松岡と内田のガンガンGAちゃんねる』パーソナリティー:松岡禎丞・内田雄馬
2016年03月09日美と健康はやはり内側が整っていることで実現できます。身体にいいものを食べて、質のいい睡眠をとって、適度な運動をする。でもちょっと忙しかったりするだけで、そんな当たり前のこともなかなか難しかったりしますよね。そこで頼りになるのがサプリメント。普段の生活にプラスすれば、活性酸素をケアしたり、肌のうるおいをチャージすることだって可能です。毎日の積み重ねはエイジングケアにも大きな力となります。今回は、私が愛用して本当に良かったと思う秀逸なサプリを3点ご紹介。ぜひインナーケアにお役立てください。活性酸素にアプローチ! 注目の「水素」サプリ『ハイドロゲン フォー フィメール 』いま最も注目されているのが、「水素」ではないでしょうか。水素水や水素バスなど、様々な商品がマーケットを席巻しています。私も数年前より “水素スティック” を活用するなど生活に水素を取り入れていますが、やはり水素の活性酸素除去力は素晴らしいものがあると感じています。老化にもアプローチしますし、錆びにくい身体へと導いてくれる、まさに美と健康の救世主ですね。2016年4月に発売される『ハイドロゲン フォー フィメール』(パッソ/90粒 ¥8,000 税別)はそんな素晴らしい水素の力を手軽に取り入れることができる水素サプリメント。サンゴカルシウム、紫菊花エキス、レスベラトロール、イソフラボンなど、女性にとって積極的に摂りたい成分がたっぷり含まれています。発売前にモニターとして続けてみたのですが、目覚めが良かったり、疲れが取れやすかったり、二日酔いしづらかったり(個人の感想です)と良いことづくめでした。個人的にも発売が楽しみなサプリメントです。不要なものを排出してから、栄養素を補給新発想サプリメント『エステ キュイジーヌ』カラダの不要なものを排出させて、必要な成分を補う事を目的に開発された基礎体内ケアドリンク『エステ キュイジーヌ』(ニュートリション・アクト/15包入 ¥3,920 税込)。補うことに着眼したサプリが多い中、出すことの大切さにも重点が置かれています。野菜の中でも最もデトックス効果が高いクロロフィルと食物繊維が豊富に含まれる大麦若葉やほうれん草、アカシア食物繊維など10種類の野菜に、カラダに必要な成分大豆ペプチドやセラミド、コラーゲンペプチド、ビタミン各種を配合。1包わずか 26kcalで、水や牛乳に溶いてもよいし、私は豆乳やヨーグルトにも混ぜていただきます。美味しいから続けるのも楽しくなりますよ! カラダの内側がスッキリする感じで、気持ちがいいんです。内側からのうるおいを叶える機能性表示食品『うるおうヒアルロン酸』『うるおうヒアルロン酸』(ファイン/210g ¥3,480 税別)は、飲み始めてすぐに、全身にうるおいを感じるようになった機能性表示食品。肌の水分を保持して肌の乾燥を緩和する機能があるヒアルロン酸Naを配合した、溶かすタイプのサプリメントです。ヒアルロン酸Naはもちろんですが、このサプリの素晴らしいのはコラーゲンも1回分あたり5250mg、エラスチンペプチドも15mg、さらに美肌に欠かせないハトムギエキス末も450mg含まれているんです! これを飲み始めてから、スキンケアのパフォーマンスも高まりましたし、(個人の感想ですが)化粧のノリもぐっと良くなりました。もう私のライフスタイルに欠かせないサプリメントです。サプリメントをうまく活用すれば、面倒さも感じずにキレイと健康を手に入れることが可能となりますね。今後もおすすめのサプリメントをご紹介させていただきますね。
2016年03月09日2016年4月からTOKYO MX、サンテレビ、BS11ほかにて放送開始となるTVアニメ『ばくおん!!』より、キャスト情報第3弾やオープニング/エンディングテーマ情報などの最新情報が公開された。○キャスト情報第3弾を公開今回新たに公開された追加キャストは下記の通りとなっている。三ノ輪家に仕えるスーパー執事・早川 …… cv. 石塚運昇丘乃上女子高等学校の校長・たづ子 …… cv. 日笠陽子愛車はカタナ1135R・凜の父 …… cv. 三木眞一郎ニコイチモータース経営者・恩紗の父 …… cv. 岩田光央男運の悪いバイク部顧問・猿山先生 …… cv. 荒浪和沙羽音の妹でしっかり者・佐倉由女 …… cv. 田所あずさ○TVアニメ OP/EDテーマ情報を公開TVアニメ『ばくおん!!』のオープニングテーマは、佐咲紗花さんが歌う「FEEL×ALIVE」、エンディングテーマは、羽音(cv. 上田麗奈)、凜(cv. 東山奈央)、恩紗(cv. 内山夕実)、聖(cv. 山口立花子)が歌う「ぶぉん!ぶぉん!らいど・おん!」に決定した。■佐咲紗花の意気込みコメント今回OP主題歌を担当させていただけると聞いて、原作を読み、すぐに世界観に引き込まれて次の日にバイクの免許を取りに教習所に行きました。元々MotoGPが大好きで毎年楽しみにしていて、大の○ッシファンです。(なので「猿顔ピアス」に秘かにニヤニヤしました♪) バイク、友情、疾走感、ドキドキ、トキメキ、たくさんの熱を詰め込んで作詞&歌唱しています。私のばくおん!!熱を感じて下さい!!なお、オープニングテーマ「FEEL×ALIVE」は2016年4月27日、エンディングテーマ「ぶぉん! ぶぉん! らいど・おん!」は5月11日にそれぞれ発売予定となっている。○ミニゲーム「BAKU-ON!!」がアニメ公式サイトで始動アニメ公式サイトに、ミニゲーム「BAKU-ON!!」が登場。今後、ゲームのアップデートや、操作できるキャラクターの追加なども予定されているので、しっかりチェックしておきたい。【BAKU-ON!!】ツーリングに出かけた羽音たちに襲いかかる様々なトラップ……。法定速度と交通ルールを守って、どこまでいけるかな!? ドライビングテクニックを駆使して目指せ! 日本一周12,000,000mオーバー!?○JAPAN RIDERS×ばくおん!!タイアップが決定一般社団法人 日本二輪車普及安全協会が推進するグッドマナー JAPAN RIDERS と『ばくおん!!』のタイアップが決定。今後の展開については、JAPAN RIDERSとアニメ『ばくおん!!』の公式サイトにて随時発表予定となっている。(C)おりもとみまな(ヤングチャンピオン烈)/ばくおん!!製作委員会
2016年02月12日今年設立15周年を迎えたアニメーションスタジオP.A.WORKSが、『DARKER THAN BLACK』シリーズや『七つの大罪』などで知られる岡村天斎氏と共に手掛ける新プロジェクトとなるTVアニメ『クロムクロ』のニコニコ生放送が放送される。『TVアニメ「クロムクロ」ニコニコ生放送~推して参る!~』と銘打たれた本番組の第1回は、2016年2月8日(月)の22時よりドワンゴ公式チャンネル内にて放送開始となる。現在、ティザービジュアル・PV・そしてメインキャスト・メインスタッフ情報のみが公開されている本作。まだ、その全貌は明らかにされていないが、今回のニコ生でその一端が明らかに!? さらに、今回新たにソフィー・ノエルを演じる上田麗奈の参戦も決定しており、現在公開されているメインキャスト3人によるニコ生番組としてスタートする。『TVアニメ「クロムクロ」ニコニコ生放送~推して参る!~』は、2016年2月8日(月)の22時スタート。出演は、青馬剣之介時貞役の阿座上洋平、白羽由希奈役のM・A・O、ソフィー・ノエル役の上田麗奈の予定となっている。○TVアニメ「クロムクロ」PV第1弾(C)クロムクロ製作委員会
2016年02月05日本日2月5日、女優の田中麗奈が一般人と入籍したことを、事務所を通じて発表した。サントリージュース「なっちゃん」の初代CMキャラクターとして一躍お茶の間の人気者になったあと、映画『がんばっていきまっしょい』やドラマ「猟奇的な彼女」などに出演し、役者として大きな飛躍を遂げた田中さん。出演作は『犬と私の10の約束』『山桜』『築地魚河岸三代目』など多岐にわたり、『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズでは猫娘を好演。2015年1月期は、連続ドラマ主演2本掛け持ちという人気ぶりを見せている。田中さんのFAXで「私、田中麗奈は、本日2月5日にお付き合いさせていただいておりました方と入籍しましたことをご報告いたします」と、結婚を発表。お相手は一般人だそうで「彼の誠実で穏やかな人柄に惹かれ、自然な形でこのような運びとなりました」と、経緯を報告した。「今後は良き理解者とあたたかい家庭を築きつつ、仕事の上でもより一層作品一つ一つに真摯に向き合っていきたいと思っております」と、これからのさらなる活躍への意欲をみせた。現在、田中さんはNHKにて放送中ドラマ10「愛おしくて」で主演の小夏を熱演。また今夏には、三浦友和を主演に迎えて贈る『葛城事件』に、死刑反対を唱え獄中結婚をする女性役で出演することが決定している。(text:cinemacafe.net)
2016年02月05日『アイドルマスター ミリオンライブ!』初のライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」の開幕となる名古屋公演が2016年1月31日、名古屋国際会議場センチュリーホールにて開催された。名古屋公演には春日未来役の山崎はるか、伊吹翼役のMachico、ジュリア役の愛美、大神環役の稲川英里、矢吹可奈役の木戸衣吹、宮尾美也役の桐谷蝶々、徳川まつり役の諏訪彩花、馬場このみ役の高橋未奈美、所恵美役の藤井ゆきよ、周防桃子役の渡部恵子が出演。今回のライブツアーは、『ミリオンライブ!』に登場するミリオンシアター組(いわゆる765プロ組13人以外)のアイドル37人全員がどこかの会場で出演するのがコンセプトとなっており、前説諸注意を担当した765プロ事務員・音無小鳥の「37人のアイドルが全国5箇所をつないでいく一大イベントです!」という言葉がしっくりくる内容となっている。ライブ本編は、ブロードウェイのような華やかな夜の街の光に包まれた劇場の映像と共にスタート。バックに流れるサウンドはビッグバンド風にアレンジされた「Dreaming!」だ。ステージ上の電飾をあしらった大階段、その奥のカーテンに包まれた出入り口のデザインも、全体的に劇場、シアターを強くイメージさせる。ライブ構成もアンコールは無しで、『ミリオンライブ!』の世界のシアターで行われている劇場公演を現実世界で再現するような構成。衣裳は黒と白、金を基調にした3rdライブ新衣装で、ボリュームのあるスカートの使い方が特徴的となっており、これまでショートパンツが基調だったメンバーも、飾りスカートを効果的に使ってより華やかさやスタイルの良さを引き立てていた。階段ステージ上には赤青黄5つの小ステージが設置され、前列にセンターステージ、二列目と三列目には左右のステージがあり、後ろに行くほどサイドに寄る、翼を広げたような構造。一曲目の「Dreaming!」のセンターステージにはMachicoと木戸が立ち、「プロデューサーさん、今日は楽しい一日にしようね!」(Machico)、「みんなの声、いっぱい聞かせてください!」(木戸)と煽る。今回の3rdツアーは持ち回りのリーダー制が採用されており、名古屋公演のリーダーはこの2人。普段はセンターに立つことが多い山崎が二列目にいるのは新鮮な光景だ。山崎がもっとも輝く楽曲のひとつ「素敵なキセキ」も特別な意味合いはない順番で披露され、センターという立場からひととき離れた山崎がのびのびと未来らしさにあふれたパフォーマンスを見せているのが印象的だった。今回は全28曲が披露されたが、頭とラストを飾った歴代テーマソング「Dreaming!」「Welcome!!」「Thank You!」の3曲以外は、ソロ曲あり、ユニット曲あり、デュエット曲あり、765プロ楽曲のカバーコーナーあり……と本当にバラエティに富んだ楽曲構成。『ミリオンライブ!』はこれまで、ソロ曲とユニット曲を収録した「LIVE THE@TER PERFORMANCE」(LTP)、「LIVE THE@TER HARMONY」(LTH)の2シリーズを現実にリリースしており、現在はデュエット曲で構成した第3シリーズ「LIVE THE@TER DREAMERS」(LTD)が展開中となっている。楽曲ストックが豊富なため、ユニット曲をオリジナル版とは別メンバーで歌ったりすることで、セットリストのバリエーションが非常に豊かなのが今の『ミリオンライブ!』なのだ。10人の中でも特に強い思い入れを持ってライブに臨んだと思われるのが、『ミリオンライブ!』単独の大規模ライブに出演するのは初めての稲川英里、桐谷蝶々、渡部恵子の3人だ。稲川はソロで「BOUNCING♪ SMILE!」を初披露。そのパフォーマンスは元気いっぱいかつ表情豊かで、MCでは演じる大神環の口調を借りながら「親分! 楽しんでくれたか?」といった感じでころころと笑いながらコミュニケーションしていく。「Smiling Crescent」に稲川が入ると、途端に明るさ、元気さが前に出るのが楽しい。桐谷の「初恋バタフライ」はダンサーの激しいダンスと桐谷の優雅な動きのコントラストにより、大会場ならではの表現に昇華されていた。そんな桐谷と稲川が演じる大神環と宮尾美也は、5人組ユニット「灼熱少女」のメンバーでもある。「灼熱少女」のユニット曲である「ジレるハートに火をつけて」は、これまで藤井ゆきよや上田麗奈がメンバーを代表して歌うことが多かったが、今回は桐谷、稲川、藤井の3人の組み合わせが実現。小柄で元気な火の玉のような稲川、ゆったりした芯に熱をたたえた桐谷、そしてかわいさと格好良さの配分が絶妙な長身の藤井と、フロントに立つメンバーが変わるたびにカラーが変わるのは、新しい「灼熱少女」の姿だった。渡部はこれまでもライブ出演を熱望しており、昨年末のリリースイベントでは初めて身につけた2ndライブ衣裳に「これが私にとっての2ndライブです!」と感激のコメントをしたほど。夢見たステージに立った渡部は緊張の色をにじませながらも、堂々としたパフォーマンスを披露。仲間たちには「恵子姉さん」と呼ばれるようにどこか頼れる物腰がありながら、MCではすぐ涙ぐんでしまう涙もろさがある彼女が、「デコレーション・ドリ~ミンッ♪」で周防桃子としての歌声を発した瞬間にたちまちちょっと背伸びしたキュートな少女の姿を確かに感じるのは役者としての凄みと言うしか無い。地元出身ということで気合が入っていたのが諏訪で、「カーニヴァル・ジャパネスク」のイントロの「イルミルミルミルミルミネーション…」が響き、彼女が一声歌うだけで会場の空気とテンションができあがってしまう。キャラクター性の強さと楽曲の強さで会場の色を塗り替えてしまうことにかけては、彼女と村川梨衣がミリオンのツートップかもしれない。諏訪は765プロカバーコーナーで山崎と共に「START!!」にチャレンジ。元は765プロの天海春香=中村繪里子の持ち歌だが、山崎と未来の持つ前向きさやど真ん中感と諏訪とまつりのほんわか天然感が合わさると絶妙に春香感が出るのが面白い。名古屋ならではの要素といえば、高橋は渡部との「Bigバルーン◎」、そして諏訪とのデュエット曲「Decided」は本会場が初披露。特に「LTD」シリーズのデュエット曲「Decided」はリリースイベントタイミング以外ではオリジナルの2人が揃う状況は限られるため、ここで聴けたのはとても嬉しい。控室ではにぎやかに盛り上げる陽気な高橋だが、ステージに経つと高いレベルで安定したボーカルと表現力で場を軽やかにさらっていく。ソロの「水中キャンディ」ではそんな彼女のポテンシャルを十全に感じることができた。今回のセットリストで注目したいのは、全員曲とリーダー曲を除いた頭とラストに愛美の名前があること。ある意味彼女は『ミリオンライブ!』というライブコンテンツが持つ格好良さやパフォーマンスのレベルの高さといったものを体現する存在なのかもしれない。それぐらい「流星群」を歌う愛美の存在の強さは圧倒的だ。だが『ミリオンライブ!』のライブコンテンツとしての強みは、そんな愛美が際立ちつつも突出はしないところ。セットリストの前後を担う高橋の「水中キャンディ」、そしてリーダーとしていつも以上の気迫を感じたMachicoの「Believe my change!」は、ライブクライマックスを担うパフォーマンスとして勝るとも劣らないものだった。名古屋公演のリーダー曲「STANDING ALIVE」は、もちろんMachicoと木戸が披露。『ミリオンライブ!』が本格始動して3年弱だが、その間にボーカル・パフォーマンスで一番伸びたのは木戸かもしれない。それぐらいソロの「おまじない」や、ユニット曲「瞳の中のシリウス」で見せた木戸のパフォーマンスは素晴らしかった。今回のライブを見渡して感じたのは、メンバーそれぞれに立場が違い、それぞれに思いがあるということ。先頭に立ってライブを引っ張ってきたメンバーならでは成長や悩み。初めて大きなステージに立つメンバーだけが持つ高揚や慄え。公演のリーダーを任されて奮起する者と、一時センターの立ち位置から離れて、違う表情を見せるメンバー、それぞれに10通りの立場と想いがあった。そして、来週末に行われる仙台公演には今日とは全く違うメンバーが参加しており、今日とは全く違う楽曲が披露され、想いが垣間見えるはずだ。37人のメンバーが色の違う7つのライブを作りあげ、そのつながりがひとつのツアーとなる。それは今の『ミリオンライブ!』にしか見せられない、作り上げられないものになるはずだ。冒頭の挨拶で高橋が叫んだ「みんなで素敵な伝説作りましょう!」という言葉は決して絵空事ではない、そんな予感を感じる開幕公演だった。○「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」名古屋公演(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年02月01日女優の田中麗奈が、俳優・三浦友和主演の映画『葛城事件』(今夏公開)に出演することが26日、発表された。原作は、2013年に劇団・THE SHAMPOO HATによって公演された同名舞台。同劇団の発起人で全作品の作、演出、出演を担当してきた赤堀雅秋氏がメガホンを取る。主人公は、三浦演じる葛城一家の父親・清。ある日、21歳の息子・稔(若葉竜也)が無差別殺人事件を起こし、死刑宣告を受けたことをきっかけに、崩壊していく家族を通して人が持つぶざまさや滑稽さ、残酷さなどを映し出す。三浦や若葉のほか、母親役の南果歩、兄役の新井浩文らが出演する。田中が演じるのは、死刑囚となってしまった稔と獄中結婚する死刑反対派の女性・星野順子。そのキャラクター性を前に田中は、「何を考えているのかわからない、理解できない、率直に言ってどうしようかという不安がありました」と正直に吐露する。しかし、赤堀監督と実際に話を重ねた結果、「迷わずに演じていけました」と自信を持つことができたという。その上で星野のことを「(星野は)迷いがない女性」と表現。「周囲から見たら奇妙でおぞましいかも知れませんが、自分の信念を貫き、自分の世界を持った人だと思い演じました」と振り返る。一方の赤堀監督は田中が出演する、とある場面の非常に長尺のセリフを撮影するにあたって、20を超えるテイクを重ねた際に、「決して苦労自慢をしたいわけではなく、もちろん田中さんが悪いわけでもなく、OKテイクを撮り終えた時、結局それだけの長くて苦しい道のりがわれわれには必要だったのかな」という思いに達したと回顧。その経験を経て、「心の底から田中麗奈さんがこの役で良かったと思ってます」と満足気に話した。(C)2016「葛城事件」製作委員会
2016年01月26日2016年4月より放送がスタートするTVアニメ『ばくおん!!』のプロモーションビデオ(PV)が公開された。『ばくおん!!』は、漫画誌『ヤングチャンピオン烈』(秋田書店刊)にて連載中の作品で、バイクに出会った女子高生たちのフルスロットル放課後ライフが描かれる。キャラクターたちの青春を描いたストーリーはもちろん、車種を忠実に描写する設定がバイク好きの間でも話題を読んでいた。今回公開された映像では、各キャラクターがバイクに搭乗して疾走する姿が映しだされている。PVの公開と合わせてアニメの製作メインスタッフも明らかに。監督を西村純二氏、シリーズ構成を砂山蔵澄氏、キャラクターデザインを杉本功氏、サブキャラクターデザインに仁井学氏、デザインワークスに水村良男氏、森木靖泰氏、美術監督に吉原俊一郎氏、音響監督に高寺たけし氏、音楽に中西亮輔氏、アニメーション制作をトムス・エンタテインメントが担当する。原作者のおりもとみまな氏は、「バイクシーンが伝説となったあの『AKIRA』を作ったトムス、『逮捕しちゃうぞ』の西村監督、 いま超話題の『ガルパン』の杉本功さん! そして、バイクをこよなく愛するスタッフが 一丸となって作ってくださるということで、 原作者として、また一人のライダーとして、非常に超期待です」とコメント。さらに、「アニメが公開されれば、かつてのライダーは再びバイクにまたがり、若人は教習所に行列を作ることでしょう! この第三次バイクブームに君も乗り遅れるな!」と呼びかける。西村監督は自身の経験を振り返りながら、「初めてバイクで道を走った感想は、『自分では何にもしていないのに地面が勝手に足元を高速で(実は時速30キロ)流れて行く』でした。あの時の初々しい気持ちを思い出しつつ、羽音の初バイクシーンのコンテを切ってます」と製作の様子を明かした。TVアニメ『ばくおん!!』は2016年4月よりTOKYO MXほかにて放送。主人公・佐倉羽音役を、2016年1月よりスタートするTVアニメ『Dimension W』の百合崎ミラ役や『ハナヤマタ』関谷なる役で知られる声優の上田麗奈が演じる。(C)おりもとみまな(ヤングチャンピオン烈)/ばくおん!!製作委員会
2015年12月29日アニメ『Wake Up, Girls!』のイベント「Wake Up, Girls!Festa. 2015 Beyond the Bottom Extend」が2015年12月12日、千葉・幕張メッセにて開催された。今回のステージでは、2016年3月25日に2枚目のベストアルバム「Wake Up, Best! 2」のリリースを発表。収録内容は続・劇場版前篇の主題歌「少女交響曲」、同挿入歌「素顔でKISS ME」、続・劇場版後篇の主題歌「Beyond the Bottom」、I-1clubの岩崎志保vs鈴木萌歌センター争奪シングル「運命の女神」2バージョン、夏のライブツアー向けに作られた「セブンティーン・クライシス」「プラチナサンライズ」「地下鉄ラビリンス」などとなっている。初回限定盤はMV収録BD付きで「少女交響曲」「Beyond the Bottom」「お約束体操」を収録。「お約束体操」は、夏のツアー前に流された、田中美海がライブの注意事項をかわいいダンスと共に紹介する映像のことだと思われる。また、イベントのアンコール終演後には、『Wake Up, Girls!』新プロジェクト始動!!の文章と共に、作中の最強アイドルアイドル集団・I-1clubのゼネラルマネージャー・白木徹の「私たちI-1clubはWake Up, Girls!を吸収合併します」という衝撃的な台詞が流された。新プロジェクトの詳細は現時点では不明だが、『Wake Up, Girls!』の今後の展開が明示されたのは嬉しい知らせだった。○開会を宣言する宮本充や大暴れの下野紘の存在感続・劇場版後篇『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』が12月11日より公開された『Wake Up, Girls!』。今回のイベントはその「Extend」と題して、続・劇場版後篇とリンクした内容となった。ステージには「Wake Up, Girls!」から島田真夢役の吉岡茉祐、林田藍里役の永野愛理、片山実波役の田中美海、七瀬佳乃役の青山吉能、久海菜々美役の山下七海、菊間夏夜役の奥野香耶、岡本未夕役の高木美佑、続・劇場版後篇に登場した新ユニット「ネクストストーム」から岩崎志保役の大坪由佳、水田綾役の安済知佳、森田能亜役の高野麻里佳、藤崎日向子役の甘束まお、WUG世界の最強アイドル「I-1club」から鈴木萌歌役の山本希望、高科里佳役の上田麗奈、WUGを取り巻く大人たちからマネージャー・松田役の浅沼晋太郎、大田邦良役の下野紘、白木徹役の宮本充が出演した。オープニングは「Wake Up, Girls!」によるライブからスタート。「少女交響曲」のミリタリ風の衣裳で「少女交響曲」「地下鉄ラビリンス」「極上スマイル」を続けて披露。この夏のツアーのために作られ、永野自ら振付を担当した「地下鉄ラビリンス」、昨年同じ場所で開催された「Wake Up, Girls!Festa. 2014」でWUGとI-1clubの架け橋となったのが印象深い曲「極上スマイル」を選ぶあたりに、この一年間のメンバーの経験や成長を示すんだという意志を感じる。I-1clubの白木を演じる宮本による「アイドルの祭典を開催します!」の開会宣言で、祭典パートはスタート。「アイドルの祭典」パートには、マネージャー・松田役の浅沼が司会として登場し、浅沼の呼びこみに応え、各ユニットが衣装姿で大階段を降りてくる。赤と黒を基調にした小悪魔風衣裳で登場の「ネクストストーム」や、I-1clubで岩崎志保のアンダーから抜擢された高科里佳役の上田は初登場ということもあり、特に大きな歓声で迎えられた。だが一番の歓声を集めたのは、作品に登場するWUGファン=ワグナー筆頭として人気の大田邦良役の下野紘。まさかの一般人(役)がアイドル以上の歓声を集めると、下野は「ワーグちゃーん! うぉー! 同志たちよーッ!! 俺はここに立ったぞー! ウォーッ!! 今晩ワグーッ!! 大田邦良役の下野紘です!」と猛りに猛った。各ユニットの代表が「皆さん灰になる準備はできてますか? 皆さんの全力を受け止めて私たちも全力で頑張っていきたいです」(「Wake Up, Girls!」吉岡)、「こんな大きな舞台に私たちネクストストームも立てるということで! 今回は笑いの嵐も巻き起こしていきたいと思います!」(「ネクストストーム」大坪)、「去年に続きこの衣裳に袖を通し、今日の私はI-1のセンターとしてここに立っています! みんなにいい報告ができるように今日はうえしゃまと頑張りたいと思います!」(「I-1club」山本)と宣言して「アイドルの祭典」本編はスタートした。作中では各ユニットがステージで対決したが、今回のイベントでは4チームに別れてのパフォーマンス×ティーバッティングによる野球対決を行うというもの。チーム分けは「WUG! EASTチーム」「WUG! WESTチーム」「ネクストストームチーム」「I-1clubチーム」の4チーム。採点は芸術点と心象点重視で、エイベックス関係者チームが独断と偏見で行う。予想以上にステージ上でのティーバッティングが難しいのか、空振りやボテボテの打ち損じが頻発し、一回戦はアピール勝負の様相に。かわいくアピールした後にうまく打てずに半泣きになってしまった奥野に30点満点が入ったりで、決勝戦には「I-1club」と「WUG! EAST」が進出した。決勝は代表戦で「I-1club」代表の上田が「志保さんみたいに私もなりたい!!」と里佳の熱い想いを語って高得点を獲得。しかし「WUG! EASTチーム」の永野は、文化放送で野球のラジオに出演するほどの熱狂的野球&楽天ファン。「甲子園…じゃなくてキャンプ地に行くのは私たちや!」と宣言すると、センタースクリーンに直撃しそうなアーチを放って文句なしの30点満点!! 「WUG! EAST」チーム(永野、田中、奥野、高木)が沖縄旅行をゲットしていた。表彰式には、プレゼンターとして白木徹役の宮本充が再び登場。「I-1clubゼネラルマネージャーの白木です。なんで私がWUGの表彰をしないといけないのか。できることなら私も打ちたかった。沖縄に行きたかった!」と、白木口調でひょうきんなMCを行い歓声を浴びていた。後半のライブパートでは、「WUG」の「7 Girls War」「素顔でKISS ME」を披露。夏のツアーやアニサマなど数々のステージを経験してきただけにこれらの曲は安定感が違う。永野の「みんなこれからもWUGについてきてね!」の声が響く。そして今回の注目は、後篇で結成された「ネクストストーム」の新曲「レザレクション」だ。すやすやと眠りについている大坪の周りで高野、安済、甘束の小悪魔たちが「フッカツ! フッカツ!」の声をかけると大坪が蘇生。あきらめずに戦い続ける岩崎志保の情念を熱く歌い上げた。CDでは志保ワントップ感が強い楽曲だったが、ステージパフォーマンスでは高野の妖艶な小悪魔感や安済のかっこよさ、そして甘束のキュート極まる歌声がコーラスの軸になり、4人ユニットとしてのバランスがとても良い。大坪は「いっぱい練習したね!」と笑顔で語り、高野は元々『Wake Up, Girls!』が好きだったからこその緊張を語っていた。一曲の披露ではあったが、「ネクストストーム」の今後の活動もぜひ見てみたいと思わされるステージだった。本編ラストは「WUG」の「Beyond the Bottom」。前日に行われた劇場公演で初披露されたばかりの続・劇場版後篇主題歌だ。白いトーガ風の衣裳をまとっての壮大なステージは神話のひとコマのようで、今の「WUG」でなければ表現できない楽曲であることを改めて感じさせた。アンコールでは「ワグ・ズーズー」、そして『Wake Up, Girls!』のはじまりの曲「タチアガレ!」を歌唱。気丈な吉岡が子供のように泣き崩れそうになりながらの「まだWUGちゃん終わりたくない! だから、これからもよろしくね」の声が記憶に残った。ラストの「タチアガレ!」で、瞳を真っ赤にしながらも勝負どころのソロでは想いを込めてきっちりと歌いきったところにもセンター・吉岡、リーダー・青山の成長を感じたステージだった。
2015年12月29日TVアニメ『ばくおん!!』が2016年4月からTOKYO MXほかにて放送されることが決定し、それに合わせて主役キャストと新ビジュアルが公開された。『ばくおん!!』は、漫画誌『ヤングチャンピオン烈』(秋田書店刊)にて連載中の作品で、バイクに出会った女子高生たちのフルスロットル放課後ライフが描かれる。キャラクターたちの青春を描いたストーリーはもちろん、車種を忠実に描写する設定がバイク好きの間でも話題を読んでいた。今回、アニメで主人公・佐倉羽音役を演じることが発表されたのは、2016年1月よりスタートするTVアニメ『Dimension W』の百合崎ミラ役や『ハナヤマタ』関谷なる役で知られる声優の上田麗奈。上田は「原作一巻にて、おりもとみまな先生の『バイクはただの乗り物ではなく喜怒哀楽の固まりです。』という言葉にハッとさせられました」とコミックの感想を語り、「アニメでも、羽音達が、明るく楽しい、感情あふれるバイクライフを過ごせるよう、私自身も感情豊かにこの作品と向き合っていきたいと思っています」と意気込みを見せた。また、本作では多くのバイク関連企業の協力が発表されており、劇中にも実名で登場。今回新たに「Arai」「SHOEI」「ヨシムラジャパン」「ツインリンクもてぎ」「バイク王」が参加することが明かされた。さらに、本編で使用するバイク音は各車両ごとに自動車レース場「ツインリンクもてぎ」で収録するほどのこだわりよう。現在、アニメ公式サイトでは、佐倉羽音の「ボイス」と、羽音の愛車・ホンダ CB400SFの「サウンド」が公開されている。TVアニメ『ばくおん!!』は2016年4月からTOKYO MX、サンテレビ、BS11ほかにて放送予定。(C)おりもとみまな(ヤングチャンピオン烈)/ばくおん!!製作委員会
2015年12月15日2015年12月13日(日)、幕張メッセ国際展示ホール5にて『銀魂』『ダイヤのA』『弱虫ペダル』『プリパラ』『Wake Up, Girls!』『実は私は』などのアニメ作品が一同に介する合同イベント「アニメJAM2015」が開催された。第1部では『銀魂』『ダイヤのA』『弱虫ペダル』、第2部では『プリパラ』『Wake Up, Girls!』『実は私は』のキャスト陣によるバラエティコーナーや、主題歌を担当したアーティストによるライブコーナーが行われ、集まった多くのアニメファンを沸かせた。○RockStageでは男性キャスト陣による爆笑トークの連続ROOKiEZ is PUNK’Dの「リクライム」(TVアニメ『弱虫ペダル』オープニングテーマ)と「リアライズ」(『弱虫ペダル GRANDE ROAD』エンディングテーマ)で幕を開けたRock Stageは、ステージの題名通り熱いロックでスタート! ライブ中にはアニメ映像も流され、アニメの感動も蘇るライブとなった。各作品のキャストを迎えてのバラエティコーナー「アニメJAM Rock Stage オールスター感謝祭」では、『銀魂』から杉田智和(坂田銀時役)、阪口大助(志村新八役)、釘宮理恵(神楽役)、『ダイヤのA』からは逢坂良太(沢村栄純役)、浅沼晋太郎(倉持洋一役)、下野紘(川上憲史役)、松岡禎丞(金丸信二役)、『弱虫ペダル』から山下大輝(小野田坂道役)、鳥海浩輔(今泉俊輔役)、福島潤(鳴子章吉役)、伊藤健太郎(田所迅役)、代永翼(真波山岳役)、日野聡(新開隼人役)、阿部敦(泉田塔一郎役)に加えて、シークレットゲストとして『DD北斗の拳2イチゴ味+』から小西克幸(ケンシロウ役)、関智一(トキ役)もサプライズ登場。総勢16名の豪華キャストが、豪華賞品をかけてバラエティ豊かな対決に挑戦した。通常のフリップ問題に加えて、いちごを食べ比べて値段の高い順に並べかえたり、万歩計を体に付けてペダルを漕ぐ動きでのカウント回数を競ったり、刀を使ったパフォーマンスで会場の支持を集めたチームの勝利というものなど、終始笑いの絶えない勝負が続き、結果はポイントを多く獲得した『ダイヤのA』チームが勝利。豪華賞品を獲得すると喜びを露わにしていた。会場で販売されていたグッズ紹介を挟むと、ここで次なるシークレットゲストとして『DD北斗の拳2イチゴ味+』の主題歌を歌うアルスマグナが登場。「世紀末スクールウォーズ」を披露するサプライズライブも行われた。そんなサプライズに続き、作品毎に分かれたコーナーがスタート。ここではキャストによる朗読コーナーと、主題歌アーティストによるライブが行われた。トップバッターは『銀魂』。オープニングとして登場したCHiCO with HoneyWorksが「プライド革命」を披露すると、続いて杉田、阪口、釘宮がステージに登壇し朗読コーナーがスタート! 内容はキャラクターたちに向けたクリスマスプレゼントを考えるというもので、銀時と神楽のボケに新八の鋭いツッコミが入るという漫才のような展開に会場は笑いの連続となった。『ダイヤのA』では逢坂、浅沼、下野、松岡が登壇し、沢村が落としてしまったクリスマスケーキを元通りにすべく4人が奮闘するストーリーを展開。4人が協力して知恵を出し合う姿に、度々会場からは黄色い声援があがった。ラストの『弱虫ペダル』では、オープニングとしてMAGIC OF LiFEが「弱虫な炎」「栄光への一秒」という2曲を届けると、山下、鳥海、福山、伊藤、代永、日野、阿部がステージに登場する。朗読パートではボランティアに参加した総北と箱学のキャラクターたちがクリスマスプレゼントを届けるべくロードバイクを走らせるという内容。そしてエンディングにはLASTGASPの「Determination」「Link」という2曲が披露され、熱いライブでこのコーナーは締めくくられた。○全17曲のアニメOP・EDが披露されたPopStage続いて行われた「アニメJAM2015」後編のPop Stageでは、『Wake Up, Girls!』『プリパラ』『実は私は』の3作品によるライブコーナーで幕を開ける。トップバッターとして登場したWake Up, Girls!は「7 Girls War」を披露。7人の全力パフォーマンスに応えるように、観客も曲に合わせてジャンプしたり、緑色のペンライトを振って声援を送った。続いて『プリパラ』からi☆Risが「Make it」、Prizmmy☆が「Jumpin’! Dancin’!」をそれぞれ披露。i☆Risが息のあったコンビネーションダンスで会場を1つに纏めあげると、Prizmmy☆はキレのあるダンスと力強い歌声で会場のボルテージを一気に高める。そして『実は私は』からはオープニングテーマを歌うアルスマグナが「ひみつをちょーだい」を熱唱。乗りやすいメロディとコミカルなダンスでライブ前半戦を締めくくった。バラエティコーナーの「アニメJAM オールスター感謝祭」では、『Wake Up, Girls!』から吉岡茉祐(島田真夢役)、永野愛理(林田藍里役)、青山吉能(七瀬佳乃役)、山下七海(久海菜々美役)、奥野香耶(菊間夏夜役)、高木美佑(岡本未夕役)、『プリパラ』から茜屋日海夏(真中らぁら役)、久保田未夢(北条そふぃ役)、山北早紀(東堂シオン役)、澁谷梓希(ドロシー・ウエスト役)、若井友希(レオナ・ウエスト役)、『実は私は』から芹澤優(白神葉子役)、水瀬いのり(藍澤渚役)、上田麗奈(朱美みかん役)、内田彩(奈紫々戸獅穂役)、M・A・Oさん(紅本茜役)に加えて、シークレットゲストとして『シュヴァルツェスマーケン』のキャストである山本希望(アイリスディーナ・ベルンハルト役)、安野希世乃(グレーテル・イェッケルン役)が登場。また、田中美海は『シュヴァルツェスマーケン』にカティア・ヴァルトハイム役として出演しているということで、こちらのチームに加わることになった。そんなPop Stageの「アニメJAM オールスター感謝祭」では、チームの代表者のイメージに合う動物に擬人化したり、足つぼシートを歩いて決めセリフを披露したり、シュークリームを食べてどこのコンビニのものかを当てるといった対決が行われ、結果は大差をつけて『シュヴァルツェスマーケン』チームが勝利。そして最下位の『Wake Up, Girls!』は観客へ向けてクリスマスというシチュエーションで告白するという罰ゲームをすることに。それぞれキャラクターに合った告白に、会場は大きな声援に包まれました。会場販売グッズの紹介と参加作品の告知コーナーへと移ると、ここで『プリパラ』と『Wake Up, Girls!』の合同イベントの開催が発表! 開催日は2016年2月14日で、会場は舞浜アンフィシアターとなる。そしてここからはライブ後半戦。『のんのんびより りぴーと』からはオープニングテーマを歌うnano.RIPEが「こだまことだ」と「なないろびより」の2曲を披露。迫力の生演奏と、ボーカルのきみコさんの優しい歌声が会場を優しく包み込む。次に登場したのは『FAIRY TAIL』から小林竜之×鈴木このみが「NEVER-END TALE」、石田燿子が「FOREVER HERE」を披露。小林と鈴木が熱い歌声で会場を赤く染めると、石田燿子は美しい歌声で観客を魅了する。松野おそ松(CV.櫻井孝宏さん)の呼びこみで登場したのはA応P。もちろん『おそ松さん』からオープニングテーマの「はなまるぴっぴはよいこだけ」を披露する。話題の絶えない作品ということもあり、A応Pの歌とダンスは会場の盛り上がりをさらに大きなものとした。続いて『侵略! イカ娘』からULTRA-PRISMが「侵略ノススメ☆」を披露。スクリーンには『侵略! イカ娘』のアニメ映像も流され、月宮うさぎの可愛らしい歌声とハイテンションな電波サウンドで会場を侵略する。橋本みゆきさんは『咲-Saki-全国編』から「New SPARKS!」、『咲-Saki-』から「Glossy:MMM」の2曲を披露しました。特に2曲目の「Glossy:MMM」のライブは意外だったようで、観客からも一際大きな声援が起こった。そして再び『実は私は』から紅本茜を演じるM・A・Oの呼び込みで芹澤、水瀬、上田、内田の4人が登場。披露されたのはエンディングテーマの「TropicalSisters」で、4人の可愛らしいダンスと歌声が会場の男性陣を魅了する。続いて『Wake Up, Girls!』から「16歳のアガベー」と現在上映中の続・劇場版後篇『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』の主題歌「Beyond the Bottom」の2曲を披露。思わず作品の感動も蘇ってくるような完璧なパフォーマンスでイベントのラストスパートに勢いをつける。そしてラストを務めたのは『プリパラ』からi☆Risの6人。「ドリームパレード」「ブライトファンタジー」の2曲で会場のボルテージは最高潮に達し、6人のパワフルな歌声に呼応するように、観客も最後まで力強い声援を送り続けていた。RockStage・PopStageともに、最後は出演者がステージに全員集合。それぞれアーティストと各作品の代表者がコメントを話すと、最後は出演者の「アニメ」という掛け声に続いて「JAM」というコールアンドレスポンスで「アニメJAM2015」は大盛況のうちに幕を閉じた。
2015年12月13日2016年1月10日よりTOKYO MXほかにて放送がスタートするTVアニメ『Dimension W(ディメンション ダブリュー)』に出演する小野大輔ら主要キャスト陣から、最新コメントが到着した。『Dimension W』は、2011年より漫画雑誌『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)にて連載された(2016年1月号からは『月刊ビッグガンガン』にて連載)、漫画家・岩原裕二氏が手がける人気コミックが原作。第四の次元「W」から無限のエネルギーを取り出せる「コイル」によって繁栄した西暦2072年を舞台に、非正規に出回る「不正コイル」を回収し、報奨金を得る"回収屋"の活躍を描いた物語。TVアニメ『冴えない彼女の育てかた』や『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』で知られる亀井幹太氏がメガホンをとり、キャラクターデザインを劇場アニメ『テイルズ オブ ヴェスペリア ~The First Strike~』(2009年)の松竹徳幸氏、アニメーション制作をStudio 3Hz×ORANGEが担当する。"回収屋"マブチ・キョーマを演じる小野大輔は、「クールでハードボイルドなSF……と思いきや、熱くて泥臭いヒューマンドラマ。人間もロボットも、そこに確かに"生きて"いる感覚」と本作を表現。そして、「最初に読んだ時のこの感覚を、アニメでも大事に、熱く表現していきたいです」と意気込みを見せた。キョーマが出会う謎の少女・百合崎ミラ役の上田麗奈は、「これからミラちゃんとどう向き合っていけるのか、私自身とてもドキドキしています」と語り、「より多くの方に楽しんでいただけるように、根気強く、精いっぱい、ミラちゃんに歩み寄っていきたいと思います」とやる気をのぞかせた。キョーマと元戦友であり、巨大企業ニューテスラ エナジー社・次元管理局所属の精鋭チーム「Qi」の調査主任であるアルベルト・シューマンを演じる石田彰は、「大きな戦いを生き残った、ロン毛のいい男というキャラクターには、人一倍思い入れがあると自負しているところがあるので、この役をやらせていただけるのは本当に光栄です」と、TVアニメ『銀魂』の桂小太郎などさまざまな役を演じてきた石田ならではのコメント。美術品専門の怪盗ルーザーを演じる中村悠一は、「原作では不気味なフォントでしゃべったり仮面も不気味に見えるシーンがあったりしますが、アニメではまだ彼の抱えているものを匂わせすぎない演出を受けている印象です」と明かし、「これから先の展開を演じる際、またどういったシーン作りになるのか楽しみです」と役への期待を寄せた。コイルの扱いにたけた"回収屋"エリザベス・グリーンハウ=スミスを演じる鈴木絵理は、「エリーという愛称も、私自身呼ばれていましたし、小柄ということで妙に親近感が沸いてます!」とすでに役柄との相性はバッチリの模様。「序盤は謎も多く、今後どのようにお話に関わってくるか分からないキャラクターだと思いますが、エリーの魅力をたくさん出せるよう精いっぱい奮闘させていただきます!」と熱を込める。回収屋を雇って不正コイルを確保するブローカーのマリーを演じる斉藤貴美子は、「マリーは身体もふくよかで、キョーマから『魔女』なんて呼ばれていますが、実はとても愛情深い方なのかなと思っております」と役を分析。「原作が大好きなので、世界観を大切に、より盛り上がるように心がけています」と作品にかける思いを吐露した。キョーマと犬猿の仲で、マリーお抱えのエンジニア・コオロギを演じる松岡禎丞は役について、「一話の収録で演じてみるまで分からず、かなり緊張しましたね」と、収録で発見していくことがあったという。「初めて組み立てたモノが若干のズレがあったものの、90%は合ってたので残りの10%は捻るだけで100%に持って行けたのでよかったです!」と役作りも順調のようだ。本作は、TOKYO MX(2016年1月10日より毎週日曜22時30分~)、KBS京都(2016年1月10日より毎週日曜23時~)、サンテレビ(2016年1月10日より毎週日曜25時~)、テレビ愛知(2016年1月10日より毎週日曜25時35分~)、BS11(2016年1月12日より毎週火曜24時~)、ニコニコ生放送(2016年1月13日より毎週水曜23時~)、AT-X(2016年1月14日より毎週木曜24時~)にて放送がスタートする。(C)岩原裕二/スクウェアエニックス・DW製作委員会
2015年12月09日夭逝の作家・伊藤計劃の小説をアニメーション化した『ハーモニー』の公開を記念して11月14日(土)、メインキャラクター3人の声を担当した沢城みゆき、上田麗奈、洲崎綾とマイケル・アリアスとなかむらたかし両監督が舞台挨拶を行なった。伊藤計劃の原作を映画化していく「Project Itoh」の中の、『屍者の帝国』に続く第2弾で、伊藤氏の「フィリップ・K・ディック賞」を受賞した遺作を映画化。「大災禍」と呼ばれる世界的な混沌から復興し、その反動から極端な健康志向と社会の調和を重んじた、超高度医療社会を舞台に、そんな世界に抵抗を試みる3人の少女たちの姿を描く。複雑かつ、決して明るいとは言えない本作。ボイスキャストを務めた3人はどのように受け止めたのか?沢城さんは「ひと言ではまとめられず、しばらくぼんやりして、でもあまりカチッと来る答えが出てこないで、見た人とたちと感想を言い合いつつ『そうかも…』と感じるような作品」と慎重に言葉を選びつつ語る。上田さんは「決してかけ離れてはいない、現代にもある物語と感じました。ひとりで抱えきれず、誰かと一緒に共感し合わないとわからない作品」と漏らす。洲崎さんも「見終わって、魂を持っていかれて戻ってこれなかったです」とその衝撃を口にする。それぞれ演じたキャラクターに関しても、霧慧トァンを演じた沢城さんは「履歴書があるようなキャラクターという印象がない!(人物像について)ひと言加えるというのが難しい」と声優陣が一様に感じているであろう思いを代弁!御冷ミァハ役の上田さんは沢城さんの言葉に深くうなずきつつ「難しくて、どういう人?とつかめず、監督から言葉をいただきながら、ようやく見つけた」と振り返るが、なかむら監督は、上田さんのミァハ役への起用について、最初に声を聞いて「少しイッてるな…、壊れてるなと感じたから」と独特の表現で説明し、会場は笑いに包まれる。3人の“対比”がキャスティングの上でも非常に重要になったというが、なかむら監督は、さらに零下堂キアン役の洲崎さんについても「普通だから」と説明。監督にとっては、その“普通さ”が、実はなかなかない貴重なものだったという意図だが、やや言葉足らずな説明に再び場内は爆笑に包まれる。沢城さんは「この場合、褒められてるから(笑)!」と何度も連呼して、上田さん、洲崎さんをフォローしていた。改めて本作について上田さんは「伊藤先生から問題を投げかけられた。一生かけても答えを見つけられないかもしれないけど、向き合っていきたいし、新しい角度で命を考えることができました」とその重みをしみじみと語る。洲崎さんは、本作が病にむしばまれた伊藤氏の遺作であることに触れ「病床の先生が、健康で病気がないことを“善”とする社会への疑問を投げかけた作品であり、生きてるって何?と価値観を揺さぶられる作品」と訴える。アリアス監督は「先生に映画館で見ていただきたかったです」とその早逝を惜しんだ。『ハーモニー』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:屍者の帝国 2015年10月2日より全国にて公開(C) Project Itoh & Toh EnJoe / THE EMPIRE OF CORPSESハーモニー 2015年11月13日より全国にて公開(C) Project Itoh / HARMONY
2015年11月15日夭折の作家・伊藤計劃の小説3作を劇場アニメ化していく企画「Project Itoh」。細谷佳正主演『屍者の帝国』を皮切りに、第2作目『ハーモニー』が本日11月13日(金)より公開されるが、この度、制作中断・公開延期となっていた『虐殺器官』の制作継続が決定。本作チーフプロデューサー山本幸治が新スタジオ「ジェノスタジオ」を設立し、制作再開するという。「ゼロ年代最高のフィクション」と称えられ、宮部みゆきや伊坂幸太郎らも絶賛した伊藤氏の鮮烈のデビュー作「虐殺器官」を、中村悠一、石川界人、梶裕貴、小林沙苗、櫻井孝宏ら人気声優陣を迎え映像化する本作。当初の予定では、「Project Itoh」第2作品目として公開されるはずだったが、9月末に起きた株式会社マングローブの経営破綻より、制作の中断と公開延期を余儀なくされていた。今回、本作のチーフプロデューサー山本氏が作品の英語タイトル「GENOCIDAL ORGAN」にちなみ、新スタジオ「ジェノスタジオ」を設立。スタッフ陣には、本作の村瀬修功監督ほか、メインスタッフが続投。11月中に正式に設立した後、速やかに本作の制作に取り掛かり、2016年内の完成を目指すという。現時点では公開時期は未定だ。村瀬監督は今回の出来事について「誰も予想できない事態が起こってしまいましたが、こうして制作継続が決まったのは、伊藤計劃さんが与えてくれた好機のようにも考えることができます」と伊藤氏への想いに触れつつ、「山本チーフプロデューサーが立ち上げてくださった“ジェノスタジオ”には、主要スタッフも再び集まってくれています。皆さんの期待に応え良い作品を作るため、スタッフ一同制作に邁進する所存です」とコメント。また、新スタジオを設立した山本氏は「お客さんの期待を裏切らずに済んだことが何よりです。その責任を果たしたいという意志を示してくれたフジテレビをはじめ製作委員会各社に感謝いたします」と喜びを述べたうえで、「一方で、今回のマングローブの問題は業界全体の問題であり、他人事ではないと感じています。『虐殺器官』をきっかけに生まれたスタジオが、業界を変えていく最前線になればと思っています」と強い想いを語った。「Project Itoh」は、本日より『ハーモニー』が公開スタート。また明日、14日(土)には、メインキャストを務める沢城みゆき、上田麗奈、洲崎綾、そしてなかむらたかし監督らが登壇する本作の舞台挨拶が予定されており、その模様はニコニコ生放送にて上映される予定だ。さらに、10月2日に公開された『屍者の帝国』のパッケージ化が決定。こちらは2016年2月3日(水)よりブルーレイ&DVDにてリリースされる。『ハーモニー』は11月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:屍者の帝国 2015年10月2日より全国にて公開(C) Project Itoh & Toh EnJoe / THE EMPIRE OF CORPSESハーモニー 2015年11月13日より全国にて公開(C) Project Itoh / HARMONY
2015年11月13日ミカド珈琲商会は12月1日に、「『上田ブレンド』ワンパックコーヒー」を発売する。○来年、NHK大河ドラマ「真田丸」で沸く長野の上田同商品は、2009年10月にオープンした長野県上田市のミカド珈琲上田ツルヤ店で提供しているハウスブレンド・コーヒー。手軽に飲むことのできる1杯タイプの簡易ドリップ式となる。生豆の生産国は、メキシコ、ホンジュラスほか。焙煎度合はミディアム・ロースト。ほど良い苦味とコクのブレンドの味わいと、スイートビターでスパイスを感じる香りが特徴だという。内容量は1枚10gで、メーカー希望小売価格は、4枚入で540円(税込)。同店のほか、軽井沢地区の直営店舗3店、および同社通販部と、「ミカド珈琲オンラインストア」にて発売する。
2015年11月12日夭折の作家・伊藤計劃氏の原作小説3作を劇場アニメ化していく一大プロジェクト「Project Itoh」。現在公開中の『屍者の帝国』に続き、『ハ―モニー』が11月13日(金)より公開となるが、本作の公開記念舞台挨拶の模様がニコニコ生放送で配信されることが決定した。『ハーモニー』の公開記念舞台挨拶は2015年11月14日(土)にTOHOシネマズ新宿にて開催されるが、チケットは即完売。そこで、舞台挨拶の様子を、1人でも多くの人に観てもらおうということで、ニコニコ生放送での配信が決定した。舞台挨拶には、沢城みゆき(霧慧トァン役)、上田麗奈(御冷ミァハ役)、洲崎 綾(零下堂キアン役)、そしてなかむらたかし監督が登壇。映画の完成の喜びと、作品に込められたメッセージなどが語られる。「[Project Ito] 劇場アニメ「ハーモニー」公開記念舞台挨拶」ニコニコ生放送は、2015年11月14日(土)に配信。18:20より本編冒頭映像が上映され、18:30ごろより舞台挨拶の模様が生中継される。(C)Project Itoh / HARMONY
2015年11月11日現在TOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『ハッカドール THE あにめ~しょん』より、2015年11月25日発売予定のオープニングテーマ「Touch Tap Baby」とエンディングテーマ「Happy Days Refrain」のミュージックビデオが公開され、2016年1月9日にはハッカドールの単独イベント「ハッカドール THE ふぇすてぃばる」の開催が決定した。「ハッカドール」は、2014年8月よりスタートしたアニメ・漫画・ゲーム・声優・特撮などオタク向けのスマホニュースアプリ。ユーザーひとりひとりの好き/嫌いを学習し、ピッタリの情報を届ける、「君にシンクロするニュースアプリ」というキャッチコピーを持つオタク特化型の"パーソナルエンタメAI"として開発され、2015年10月時点で累計100万ダウンロード、1億5千万PVと、短期間で大きく成長しており、そんなアプリに登場するキャラクター・ハッカドール1号、2号、3号が、現在TVアニメに登場中となっている。本日放送されたニコニコ生放送「ハッカちゃんねる Vol.11 アニメテコイレSP」の番組内において、11月25日に発売予定のOP曲「Touch Tap Baby」ED曲「Happy Days Refrain」のMVの一部を初公開。ハッカドール1号・2号・3号(高木美佑・奥野香耶・山下七海)によるOP曲「Touch Tap Baby」のMVでは、緑・ピンク・青というハッカドールのキャラクターのカラーを表現した衣装を着て、電脳空間のような場所で、アニメのハッカドール同様に元気よく跳ね踊る3人が収録されている。一方ED曲「Happy Days Refrain」のMVでは、白い空間と黒い衣装の彼女たちが描かれており、これまでのイメージとは違ったモノトーンの印象を与える映像となっている。まったくカラーの異なる2つのMVは、今回発売のCD+DVD盤にて、フルバージョンで収録される予定となっている。○ED曲「Happy Days Refrain」MVまた、同じく番組内にて『ハッカドール THE あにめ~しょん』の単独イベント「ハッカドール THE ふぇすてぃばる」の開催を発表。2016年1月9日にディファ有明で開かれるトーク&ライブイベントには、ハッカドール1・2・3・4・0号(高木美佑・奥野香耶・山下七海・上田麗奈・柚木涼香)の全員が集合する。公式サイト1次先行受付は、11月13日からスタートする。各キャラクターソングシリーズが2016年1月27日より5週連続で発売されるのが決定するなど、TVアニメ以外にも音楽やイベントで勢いづく「ハッカドール」。各詳細については公式サイトをチェックしてみよう。(C)DeNA/ハッカドール THE あにめ~しょん 製作委員会
2015年11月07日11月13日に公開を控えるアニメーション映画『ハーモニー』の入場者プレゼントが6日、発表された。本作は、『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』(15年)に続く「ノイタミナムービー第2弾」として発表された、故・伊藤計劃氏(享年34)が遺した3作の小説群を次々とアニメ化していく「Project Itoh」の一環として完成。同名の原作は、第40回星雲賞"日本長編"部門および第30回日本SF大賞を受賞し、伊藤氏の夭折後となる2010年には英訳版が刊行された。これによって日本のみならず、海外でも高い評価を獲得し、日本人で初めてフィリップ・K・ディック賞特別賞をも受けた。そんな名実ともに伊藤氏の代表作のアニメーションを制作したのは、映画『ベルセルク 黄金時代篇』3部作などで知られる STUDIO4℃。メガホンを取ったのは、『AKIRA』(88年)で作画監督を務めた、なかむらたかし監督と『鉄コン筋クリート』(06年)のマイケル・アリアス監督の2人。主役の霧慧トァンを沢城みゆきが担当するほか、上田麗奈、洲崎綾、榊原良子、大塚明夫らが声優キャストとして集まった。物語の舞台は、極端な健康志向と調和を重んじる社会。欺瞞に満ちた世界に抵抗を示すため、かつて自殺を試みたトァンは、社会を恐怖へとたたき落とした犯行グループの"宣言"に、ともに自死を計画した聡明な少女・御冷ミァハ(上田)の影を感じ、それを確かめるために立ち上がり、事件の真相を追う様を描く。発表された入場者プレゼントは、3種の"原作朗読音声付きしおり"。トァン役の沢城、ミァハ役の上田、零下堂キアン役の洲崎が、それぞれ原作小説の一節を朗読した声がダウンロードできる仕様になっている。公開初日の13日からランダムでの配布がスタートし、なくなり次第終了となる。なお、『ハーモニー』での仕事のほか、沢城は『月刊少女野崎くん』(14年)の瀬尾結月役や『ブラック★ロックシューター』(12年)の小鳥遊ヨミ役で知られる。また、上田は『プリパラ』(15年)の黄木あじみ役や『ハナヤマタ』(14年)の関谷なる役、洲崎は『極黒のブリュンヒルデ』(14年)の橘佳奈役や『たまこまーけっと』シリーズでの北白川たまこ役などを、それぞれ担当してきた。
2015年11月06日夭折の作家・伊藤計劃氏の原作小説3作を劇場アニメ化していく一大プロジェクト「Project Itoh」。現在公開中の『屍者の帝国』に続き、『ハ―モニー』が11月13日(金)より公開となるが、本作の公開記念舞台挨拶の開催が決定した。『ハーモニー』公開記念舞台挨拶は、2015年11月14日(土)TOHOシネマズ新宿にて、16:15の回の本編上映終了後に、沢城みゆき(霧慧トァン役)、上田麗奈(御冷ミァハ役)、洲崎 綾(零下堂キアン役)、なかむらたかし監督が登壇。映画の完成の喜びと、作品に込められたメッセージなどが語られる。■『ハーモニー』公開記念舞台挨拶 - 開催概要【日時】2015年11月14日(土) 16:15の回【劇場】TOHOシネマズ新宿 スクリーン9【登壇者予定】沢城みゆき、上田麗奈、洲崎綾、なかむらたかし監督【チケット販売開始】Vitオンラインにて11/6(金)24:00(=11/7(土)0:00)【料金】劇場通常料金(TOHOシネマズデイ料金は対象外) ※前売券の使用可※プレミアボックスシートは+1,000円、プレミアラグジュアリーシートは+3,000円※「ハーモニー」はPG12指定作品のため、12歳未満は保護者の助言・指導が必要。そのほか詳細は「TOHOシネマズ新宿」公式サイトなどをチェックしてほしい。(C)Project Itoh / HARMONY
2015年11月05日テレビ東京が送るTVアニメ作品のキャスト・アーティストが大集結する夢のコラボレーションイベントとして、2015年12月13日(日)に幕張メッセで開催される『アニメJAM20115』の追加出演者が発表された。昨年開催された『アニメJAM2014』は5,000人を超える動員で大盛況となったが、今年はさらにパワーアップし、Rock Stage、Pop Stageの2つの異なるステージを開催。豪華声優陣によるトークコーナーやオリジナルの朗読劇、主題歌アーティストのライブステージなど盛りだくさんの内容となる。Rock Stageでは『銀魂』『ダイヤのA』『弱虫ペダル』、Pop Stageでは『Wake Up, Girls!』『プリパラ』『実は私は』のキャスト・アーティストが参加。そのほか、『FAIRY TAIL』『のんのんびより りぴーと』の主題歌アーティストも登場し、ライブステージを繰り広げる。今回、追加出演者として発表されたのは、昼のRock Stageに『銀魂』から、オープニングテーマを担当したアーティスト「CHiCO with HoneyWorks」、エンディングテーマを担当した「THREE LIGHTS DOWN KINGS」がそれぞれ参加となり、さらに『弱虫ペダル』のキャストから新開隼人役の日野聡の出演も新たに決定した。夜のPop Stageには、10月より放送中の『おそ松さん』からオープニングテーマを担当している「A応P」の出演が決定。さらに『実は私は』から、朱美みかん役の「上田麗奈」も参加となり、白神葉子役・芹澤優、藍澤渚役・水瀬いのり、紫々戸獅穂役・内田彩と"実わた"のキャラクターソングを披露することが決定している。そして、『咲-Saki-全国編』から「橋本みゆき」、『侵略! イカ娘』より「ULTRA-PRISM」と、それぞれオープニングテーマを担当したアーティストも参加しライブステージをさらに盛り上げる。総勢31名のキャスト、15組のライブアーティストが出演する『アニメJAM2015』。今後もさらに追加情報が発表される予定となっているので、なお、10月24日(土)10:00からはチケットの一般発売が開始。そのほか詳細は「アニメJAM」公式サイトをチェックしてほしい。○『アニメJAM2015』出演者 (10月24日現在)■Rock Stage【銀魂】イベント出演者:杉田智和、阪口大助、釘宮理恵ライブ出演者:CHiCO with HoneyWorks、THREE LIGHTS DOWN KINGS【ダイヤのA】イベント出演者:逢坂良太、浅沼晋太郎、下野紘、松岡禎丞【弱虫ペダル】イベント出演者:山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、伊藤健太郎、代永翼、日野聡、阿部敦ライブ出演者:ROOKiEZ is PUNK’D、MAGIC OF LiFE、LASTGASP■Pop Stage【Wake Up, Girls!】イベント出演者:吉岡茉祐、青山吉能、田中美海、山下七海、高木美佑、永野愛理、奥野香耶ライブ出演者:Wake Up, Girls!【プリパラ】イベント出演者:茜屋日海夏、芹澤優、久保田未夢、山北早紀、澁谷梓希、若井友希ライブ出演者:i☆Ris、Prizmmy☆【実は私は】イベント出演者:芹澤優、水瀬いのり、上田麗奈、内田彩、M・A・Oライブ出演者:アルスマグナライブ出演者:A応P(おそ松さん)、小林竜之、鈴木このみ(FAIRY TAIL)、石田燿子(FAIRY TAIL) 、nano.RIPE(のんのんびより りぴーと)、橋本みゆき(咲-Saki-全国編)、ULTRA-PRISM(侵略! イカ娘)
2015年10月24日11月13日に公開を控えるアニメーション映画『ハーモニー』の新たな場面写真と本予告映像が23日、公開された。本作は、『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』(15年)に続く「ノイタミナムービー第2弾」として発表された、故・伊藤計劃氏(享年34)が遺した3作の小説群を次々とアニメ化していく「Project Itoh」の一環として完成。同名の原作は、第40回星雲賞"日本長編"部門および第30回日本SF大賞を受賞し、伊藤氏の夭折後となる2010年には英訳版が刊行された。これによって日本のみならず、海外でも高い評価を獲得し、日本人で初めてフィリップ・K・ディック賞特別賞をも受けた。そんな名実ともに伊藤氏の代表作のアニメーションを制作したのは、映画『ベルセルク 黄金時代篇』3部作や『鉄コン筋クリート』(06年)で知られるSTUDIO4℃。『AKIRA』(88年)で作画監督を務めた、なかむらたかし監督と『鉄コン筋クリート』のマイケル・アリアス監督の2人がメガホンを取った。主役の霧慧トァンを『月刊少女野崎くん』(14年)の瀬尾結月役や『ブラック★ロックシューター』(12年)の小鳥遊ヨミ役で知られる声優の沢城みゆきが担当するほか、上田麗奈、洲崎綾、榊原良子、大塚明夫らがキャストとして集まった。物語の舞台は、極端な健康志向と調和を重んじる社会。欺瞞に満ちた世界に抵抗を示すため、かつて自殺を試みたトァンは、社会を恐怖へとたたき落とした犯行グループの"宣言"に、ともに自死を計画した少女・御冷ミァハ(上田)の影を感じ、それを確かめるために立ち上がる。公開された場面写真は、血まみれになったトァンの顔をはじめ、意味ありげに背後を振り向くミァハの顔のアップを描いたもの。これらのほかに作品内の独自マークアップ言語で書かれた"ハレルヤ"の不吉な文字列の絵も並んでおり、正気を失ったディストピアを見せつける。本予告映像も同様に、調和の取れた社会を強要される異様な世界観の一端を収録。終盤では、「トァン行こう、『ハーモニー』の世界へ」と呼びかけられるとともに、「わたしの心が、幸福を拒絶した」というキャッチコピーが流れ、トァンが世界を捨て去ってしまったかのような不気味な演出がなされている。なお、11月10日から23日にかけて秋葉原UDX内の東京アニメセンターでは、「Project Itoh展」を開催。ここでは、『屍者の帝国』(公開中)、『ハーモニー』、『虐殺器官』(公開日未定)の劇場アニメ3作品の中で、実際に本編で使われている生原画やさまざまな作品資料、キャラクター原案のredjuice氏の拡大イラストパネルなどが展示される。開館時間は、月曜日以外の11時から19時までで、入場料は無料。
2015年10月23日夭折の作家・伊藤計劃の小説3作を劇場アニメ化していく一大プロジェクト「Project Itoh」。この度、細谷佳正、山下大輝、花澤香菜らが出演し、絶賛公開中の『屍者の帝国』に次ぐプロジェクト第2弾として11月13日(金)に公開される『ハーモニー』の劇場本予告が完成。本日より全国の劇場にて上映され、公式サイト上でも解禁となった。本作の原作「ハーモニー」は、2009年にこの世を去った伊藤氏にとって遺作となった作品。病に伏す伊藤氏が紡いだ高度発達医療社会で繰り広げられる物語は、圧倒的な存在感を帯び、国内外で高い評価を獲得。第40回星雲賞(日本長編部門)および第30回日本SF大賞を受賞し、さらには2010年に英訳版が刊行され、同年のフィリップ・K・ディック記念賞(特別賞)を受賞した。本作は「大災禍」と呼ばれる世界規模の混沌から復興した世界を舞台に、見せかけの優しさと倫理が支配する“ユートピア”に抵抗するため餓死することを選択した3人の少女たちを描く。自殺から13年後。死ぬことが出来なかった少女・霧慧トァンは、医療社会に襲いかかった未曾有の危機に、ただひとり死んだはずだった友人の息遣いを感じ取り、その存在を確かめるため立ち上がる。公開された映像は、御冷ミァハのショッキングな台詞から誘われる。そして社会を襲う同時自死事件と、その事件の裏に隠された陰謀について触れられている。主人公の霧慧トァン役を演じる実力派声優・沢城みゆきをはじめ、2015年の第9回声優アワード新人女優賞を受賞した上田麗奈、同じく第9回声優アワード新人女優賞を受賞した洲崎綾らフレッシュな次世代声優たちの熱演にも注目だ。アニメーション制作を手がけたのは、クリエイターのセンスを生かしたエッジのきいた映像で、世界のファンをうならせてきた「STUDIO4゜C」。メガホンを握るのは『AKIRA』の作画監督として世界に知られたなかむらたかしと、アメリカ出身で『鉄コン筋クリート』を監督したマイケル・アリアスのコンビだ。『ハーモニー』は11月13日(金)は全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:屍者の帝国 2015年10月2日より全国にて公開(C) Project Itoh & Toh EnJoe / THE EMPIRE OF CORPSES
2015年10月23日仙台を舞台としたアイドルアニメ『Wake Up, Girls!』の最新作となる続・劇場版 後篇「Wake Up, Girls! Beyond the Bottom」(12月11日・金より2週間限定公開)に、上田麗奈がWake Up, Girls! のライバルユニット「I-1club」のキャラクターで新たに参戦することが決定した。「Wake Up, Girls!」は2014年に劇場版・TVアニメシリーズが公開されたアニメ作品。仙台を舞台に、7人の少女たちがアイドルグループ「Wake Up, Girls!」を結成し、各々の持つ悩みや迷いを共に乗り越えながらアイドルを目指す姿が描かれた。アニメ内の「Wake Up, Girls!」のキャラクターボイスを務める7人(吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑)で現実世界でも結成された声優ユニット「Wake Up, Girls!」も話題となり、2015年には2ndライブツアーにて4都市で約1万人を動員するなどの人気を博している。今年9月25日(金)より、TVシリーズの続編となる続・劇場版 前篇「Wake Up, Girls! 青春の影」が公開されており、本作の後篇となる続・劇場版 後篇「Wake Up, Girls! Beyond the Bottom」は12月11日(金)より公開される。前篇では、仙台から東京に進出した「Wake Up, Girls!」が、挫折の中奮闘する様子が描かれた。今年の「第9回声優アワード」で新人女優賞を授賞するなど、今後の活躍が期待されている上田麗奈が演じるのは、作中で「Wake Up, Girls!」のライバルユニットであり絶対的な人気を誇るトップアイドルグループ「I-1club」(I-1club キャスト:大坪由佳、加藤英美里、 津田美波、福原香織、山本希望、明坂聡美 ほか)で、センターの岩崎志保(cv. 大坪由佳)のアンダーを務める少女・高科里佳。これまでアニメの作中には登場していないものの、『Wake Up, Girls!』のスピンオフコミック「リトル・チャレンジャー Wake Up, Girls! -side I-1club-」では主人公を務めている、今作からの重要な登場人物となる。本キャスティングについて上田麗奈は「既に里佳をご存知の皆様、とうとうアニメ本編にも里佳が登場致します。本編中、どういった形で登場するかは、是非劇場で確かめて頂ければと思います」とコメントしており、注目が集まる彼女がどのように里佳を演じるのかに期待が高まる。コメント全文は公式サイトにて公開されるので、あわせてチェックしておきたい。なお、上田麗奈は12月12日(土)に幕張メッセで開催されるライブイベント「Wake Up, Girls! Festa. 2015 Beyond the Bottom Extend」にも出演が決定している。また、追加出演者として安済知佳、高野麻里佳、甘束まおの3人が後篇の作中で登場する、「I-1club」から派生した新ユニット「ネクストストーム」として登場することも明らかにされた。「ネクストストーム」の詳細は今後明らかにされていく予定だが、後篇の鍵を握るユニットとなる。すでに2016年1月13日(水)にCD「レザレクション/止まらない未来」をリリースすることも決定しており、名前の通り次の嵐を起こす存在となりそうだ。続・劇場版 後篇「Wake Up, Girls! Beyond the Bottom」は、2015年12月11日(金)より2週間限定公開。(C)Green Leaves / Wake Up, Girls!2製作委員会
2015年10月23日徳島を中心としたアニメイベント「マチ★アソビ」眉山山頂特設ステージで10日、『ハッカドール』のスペシャルトークイベントが行われ、ハッカドール1号役の高木美佑、ハッカドール2号役の奥野香耶、ハッカドール3号役の山下七海、ハッカドール4号役の上田麗奈らが登場した。『ハッカドール』は、様々なジャンルのオタク系情報に特化したキュレーションアプリ。10月からは、TVアニメ『ハッカドール THE あにめ~しょん』もスタートしている。高木、奥野、山下はこれまでの「マチ★アソビ」にもハッカドールとして参加してきたが、上田はつい先日ハッカドール4号役に決定したことが明かされたばかり。前回は客席から見学していたこともあり、「とうとうハッカドール4号になりました。長い戦いだった……!」と感慨深げに語った。早速始まった「シャッフルしてえくすぷれーん」コーナーでは、作品やキャラクターを紹介。普段のニコニコ生放送もバラエティ色が強い『ハッカドール』だけあって、今回はメンバーそれぞれの個性を入れ替えて、高木が奥野、奥野が上田、山下が高木、上田が山下のモノマネをしながら紹介するコンセプトで展開された。真似の仕方にもそれぞれの個性が出ており、山下は高木のマネとしていきなりものを食べる仕草を始めた。一方、高木は奥野ののんびりふんわりした天然キャラぶりを披露。上田は、眠い時の山下風に語尾をだるーんと伸ばしてトークする。さらに奥野が身振り手振りを交えながら上田の話し方をうまくマネすると、上田自身も同じ話し方を始めるなど、会場はカオスな盛り上がりを見せた。『ハッカドール』のアニメ版に話題が触れると、上田は現場のキャスト陣の若々しさや、作品の勢いを強調。思っていた以上にスピーディでテンポのいい作品だという。山下は、作品のギャグの多さや現場の楽しさに仕事を忘れるほどだそうで、『ハッカドール』のアフレコ現場の楽しさが伝わってきた。続く「お悩み解決! ハッカドーラセーロ」は、寄せられたお悩みに対して、出演者が大喜利形式で答えていくコーナー。……のはずだったのだが、高木の"中二病"演技に合わせて出演者全員が"中二病"家族を演じ始めたり、4人が「きのこの山vsたけのこの里」をテーマにした創作ダンスを見せたりと、当初の企画は異なる体を張ったステージングで客席を楽しませた。コーナーではノリノリな山下だったが、客席に家族が来ていることを思い出して赤面し、恥ずかしがる場面も。また、「『ハッカドール THE あにめ~しょん』をどんな風に展開すればBDが売れるか?」というアニメスタッフからの相談に対しては上田は、「4号に出番をください」と直球の要求。山下からは「権力を手に入れて国をまとめれば」という野心的な提案がされていた。対する奥野は2号と4号のイチャイチャを要望。ラストの高木はまじめに考えた結果、「4人いるんだから麻雀をやりましょう!」と趣味を前面に出した回答で会場を沸かせた。ステージ後半には、なんと『うーさーのその日暮らし』のうーさーが、「ハッカドール5号(自称)」のタスキをつけて登場。『ハッカドール THE あにめ~しょん』と『うーさーのその日暮らし 夢幻編』は同じ「ULTRA SUPER ANIMETIME」枠の作品であり、MCのDeNA岡村直哉氏によると、今後『ハッカドール』とうーさーのなんらかの形でのコラボも期待していいようだ。意外なゲストも乱入して、大いに盛り上がったステージ。最後は高木が「これからも濃い内容が詰まっているので、『ハッカドール THE あにめ~しょん』をよろしくお願いします!」と会場に呼びかけた。
2015年10月12日『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』に続く“ノイタミナムービー”第2弾として注目を集める「Project Itoh」。先日から第1弾『屍者の帝国』第2弾『虐殺器官』の豪華声優陣が発表されますます話題となっているが、この度、本プロジェクト最終作『ハーモニー』のメインキャストが解禁。沢城みゆき、上田麗奈、洲崎綾ら人気女性声優陣の顔ぶれが揃った。34歳という若さでこの世を去った小説家・伊藤計劃のオリジナル長編小説3作品を劇場アニメ化するこのプロジェクト。第3弾となる本作の原作「ハーモニー」は、亡くなる数か月前に発表された彼の遺作だ。没後2012年にアメリカの権威ある「SF文学賞フィリップ・K・ディック賞」特別賞を日本人で初めて授与されたことでも話題に。前作「虐殺器官」から数十年後の近未来を想起させる世界が描かれ、伊藤氏が模索した未来の世界の姿の一端が垣間見える傑作となっている。そんな本作は、前2作と異なり、物語の鍵を握る3人のキャラクターを女性が占めている。まず、主人公の霧慧トァン役には、アニメ「ルパン三世」峰不二子役を継承し、「PSYCHO-PASS サイコパス」にも出演するなど“ノイタミナ”に縁が深い沢城さん。沢城さん演じる霧慧トァンは、13年前の事件で共に自殺を図り逝った友人・御冷ミァハの存在にいまなお縛られながらも、世界の戦場を渡り歩き平和維持活動を行う監察官。ある日、突如発生した大量殺人事件の捜査を進めるうちに、死んだはずのミァハの影を感じるようになり…そして彼女は世界の真実に近づいていく。また、13年前の事件の首謀者で、調和と慈愛を重んじた優しすぎる世界を拒絶し、トァンらを誘って自殺を企てるカリスマ的魅力の美少女・御冷ミァハ役に、2015年の第9回声優アワード新人女優賞を受賞した上田麗奈が抜擢。同じく第9回声優アワード新人女優賞を受賞した洲崎綾が、2人の良き理解者で、13年前の自殺未遂を経験して以降、トァンとは対照的に社会に溶け込むべく生活を送る零下堂キアンを演じる。そのほか、トァンの父で、“優しすぎる世界”を支える高度医療システムWatchMeの生みの親の科学者・霧慧ヌァザに、舞台・映画・声優と幅広く活躍する森田順平。ヌァザのシステムの共同開発者・冴紀ケイタに、『ロード・オブ・ザ・リング』ゴラム役で知られるチョー。大量殺人事件の解明に乗り出したインターポールの捜査官・エリヤ・ヴァシロフには、『屍者の帝国』へも出演する三木眞一郎。トァンの上官であるオスカー・シュタウフェンベルクに、ニュース番組のナレーションも担当する榊原良子。トァンと戦地で取引を行うトゥアレグ族の長・アサフに、前2作にも出演する大塚明夫、といった重厚なキャスト配置が実現。沢城さんは本作について「こんなにも単品で、命のことだけ取り扱った物語を私は見たことがありません。戦争や病気、家族といったほかの要素を何も纏わない、剥き出しの、命の、命の意志のお話。その化身の様にして劇中存在するミァハを心が強烈に警戒するせいで、ちっともトァンの印象が残りません。あんなに喋ったのに!(笑)」と、独自の世界観を表現。さらにファンへ向けて「簡潔にコメントをしようとしているわけではないのですが、劇場に足をお運び下さいとしか、口にできることが見つかりません。分かち合えるような物語では無いように感じますが、1人で受け止めることもままならない、そんな鑑賞後感です」と胸の内をコメントした。公式サイトでは、前述した豪華キャスト総出演の新PVが公開されており、キャストボイスだけでなく、「EGOIST」による主題歌「Ghost of a smile」の音源も本PVにて初解禁。また本日24時55分よりフジテレビ“ノイタミナ”にて放送される「乱歩奇譚 Game of Laplace」内でもスポット映像が放送予定だ。『ハーモニー』は12月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月30日『アイドルマスター』10周年ライブイベント「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!! 2015」の最終日が2015年7月19日、西武プリンスドームにて行われた。最終日(2日目)には『アイドルマスター ミリオンライブ!』の新展開にまつわる新発表が数多くされた。中でも全国5大都市を巡る『ミリオンライブ!』初の全国ツアーの告知と、『ミリオンライブ!』のアイドルたちをアニメーションで描いた完全新作PVには会場から怒号のような歓声が上がった。なお、アニメ化などの具体的な発表はされていない。ライブツアーの正式タイトルは「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」で、ミリオンシアターのアイドル(いわゆる765プロアイドル以外)を演じる37人全員が5会場7公演のどこかに出演する。さらに新CDシリーズ「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS」シリーズのリリースも決定。第1弾として、この日ライブで初披露された新曲「Dreaming!」と「Welcome!!」のミリオンスターズ50人全員ver.を収録した「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 01 Dreaming!」が9月30日にリリースされる。『シンデレラガールズ』からは、先日新作としてリリースが発表されたばかりのスマホリズムゲーム『シンデレラガールズ スターライトステージ』の最新映像が公開された。前半はシンデレラプロジェクトの面々が「Star!!」を歌い踊る映像、そして後半は初公開となる『スターライトステージ』テーマソング「とどけ!アイドル」を歌う映像だった。「とどけ!アイドル」の作編曲は内田哲也氏が担当している。公開されたPVでは曲の歌い出しで城ヶ崎莉嘉の斜め後ろからカメラが前方に回りこんでいくような映像演出もあり、これまでのリズムゲームとは一線を画す映像表現にも期待できそうだ。アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』2ndシーズンOP「Shine!!」と、カップリングに「とどけ!アイドル」を収録したシングル「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 2nd Season 01 Shine!!」は8月5日にリリースされる。主要な発表事項は以上となる。それでは改めてライブをレポートしていこう。アイマス10周年を記念したドームライブ2日目のコンセプトは【Day2: MAIN WORLD 765PRO+CINDERELLA GIRLS+MILLION LIVE!】で、元祖『アイドルマスター』の765プロ、『アイドルマスター シンデレラガールズ』『アイドルマスター ミリオンライブ!』の3作品が共演。765PRO ALLSTARS+より中村繪里子(天海春香役)、今井麻美(如月千早役)、釘宮理恵(水瀬伊織役)、平田宏美(菊地 真役)、下田麻美(双海亜美・真美役)、浅倉杏美(萩原雪歩役)、原 由実(四条貴音役)、沼倉愛美(我那覇 響役)、たかはし智秋(三浦あずさ役)、滝田樹里(音無小鳥役)、『シンデレラガールズ』より大橋彩香(島村卯月役)、福原綾香(渋谷凛役)、原紗友里(本田未央役)、青木瑠璃子(多田李衣菜役)、五十嵐裕美(双葉杏役)、大空直美(緒方智絵里役)、黒沢ともよ(赤城みりあ役)、洲崎綾(新田美波役)、高森奈津美(前川みく役)、松嵜麗(諸星きらり役)、山本希望(城ヶ崎莉嘉役)、佳村はるか(城ヶ崎美嘉役)、『ミリオンライブ!』より山崎はるか(春日未来役)、田所あずさ(最上静香役)、Machico(伊吹 翼役)、愛美(ジュリア役)、麻倉もも(箱崎星梨花役)、雨宮天(北沢志保役)、伊藤美来(七尾百合子役)、上田麗奈(高坂海美役)、木戸衣吹(矢吹可奈役)、夏川椎菜(望月杏奈役)、 藤井ゆきよ(所恵美役)、渡部優衣(横山奈緒役)が出演したほか、765プロと『シンデレラガールズ』346プロでプロデューサー役を担当する赤羽根健治や武内駿輔が前説や休憩時間に登場してアイドルたちをサポートした。2日目のライブを一言であらわすなら、765プロ・『シンデレラガールズ』・『ミリオンライブ!』の3作品が本当の意味でひとつになって、10周年を祝った祝祭だろう。昨年行われたさいたまスーパーアリーナでの「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!! 2014」が、各作品それぞれの魅力を詰め込んで一緒にディスプレイした場だったとすれば、今回は作品の区別なく、自由なセットリストが組まれた。複数人数で歌う楽曲が多い構成で、「Vault That Borderline!!」(国境、境界を超えろ)、「We’re the friends!」、「The world is all one!!」、極めつけに3作品の出演者が曲中の台詞を歌い継いだ「いっしょ」といった楽曲の数々からは、3作品が仲間として共に歩むイメージが色濃く感じられる。そして、10周年を祝う祭典のクライマックスは、3作品出演者によるドリームメドレーだ。『ミリオンライブ!』と『シンデレラガールズ』のセンターである山崎はるかと大橋彩香が一緒に歌った「素敵なキセキ」。二作品の「青色」を象徴する歌い手である田所あずさと福原綾香がお互いに譲らない存在感を見せた「Never say never」といった正に夢の組み合わせから、野球好きアイマス声優として知られる松嵜麗と渡部優衣が、ドーム球場を舞台に作品の垣根を越えて歌った「Super Lover」、『シンデレラガールズ』でロックなアイドルを目指す多田李衣菜役の青木瑠璃子と『ミリオンライブ!』のロックを体現する少女・ジュリア役の愛美が歌う「twilight sky」のようなコアなファンにはたまらない組み合わせまで、この日この時しか見られないステージが数多く実現した。印象に残ったのは、特に尖った越境ユニットの結成はあくまで『シンデレラガールズ』と『ミリオンライブ!』の組み合わせが中心だったこと。前日に行われた10周年ライブの初日では、2作品のメンバーはサポートメンバーとして765プロの先輩たちを支えた。2日目はそのお返しのように、2作品が魅力を全力でアピールできる場を用意した形だ。その中でもオープニングの「READY!!」やユニット休憩明けの「自分REST@RT」などのパフォーマンスでは、流石は765プロという存在感を随所で見せた。全体としては楽しさであふれたお祭りだったが、ほんの一瞬10年の重みを感じさせたのは、中村繪里子、今井麻美、平田宏美、たかはし智秋、釘宮理恵、下田麻美が歌った「my song」だった。この6人は今日の参加者の中で、『アイドルマスター』のはじまりから一緒に歩いてきた仲間だ。中村が「このメンバー、ずっと10年一緒です。この歌の最後は、終わらないmy song。終わらないんです」と語ると、いつも会場を笑わせる下田も、自身で泣き虫だと語る釘宮も、普段は気丈に笑っている平田までもが涙で声を詰まらせた。その想いは、10年の嬉しい時も苦しい時も共有してきた6人だけが共有できるものだろう。だが今回のライブは、10年間の到達点であるだけではなく、新しい10年の始まりでもある。「my song」に続いて『シンデレラガールズ』メンバーが歌った「Star!!」、そして『ミリオンライブ!』メンバーが新曲「Dreaming!」で放った鮮烈な輝きは、新しい時代の可能性を確かに感じさせた。本編ラストの「M@STERPIECE」で、中村、大橋、山崎の3人のセンターが、揃って天に突き上げたピース。かつて765プロのライブツアーの締めのナンバーとして制作され、今回のライブでは作品の枠を越えたフィナーレを飾る曲としてよみがえった「カーテンコール」。曲の後半は765プロがステージにいない、『シンデレラガールズ』と『ミリオンライブ!』メンバーだけで歌った新しい「THE IDOLM@STER」の風景。幾つもの忘れがたい記憶を残したライブは、全員がセンターステージに集ってのライブテーマソング「アイ MUST GO」で幕となった。
2015年07月20日