『自閉症児のいる家族の、特別ではない日常のエッセイ』と題し、日常の出来事をInstagramに投稿している、beth(3beth_gm)さん。長男のハルくんは自閉症を抱えており、bethさんは外出中、周囲に迷惑をかけないかと不安にかられることが多いといいます。ハルくんが通学のために使うバス停でも、bethさんはハラハラする出来事がありました。週に3回ほど、バス停で会う女性とは会話をするような仲ではなく、ハルくんのルーティンが迷惑をかけているのではないかと、bethさんは心の中でその女性に謝罪していました。しばらく経った頃、ハルくんのルーティンが崩される出来事が起きます。ハルくんが女性に対してとった行動は…女性を凝視するハルくんを制止し、代わりに謝罪したbethさんですが、その場はなんとも気まずい雰囲気になってしまったといいます。すると次の日…。女性の行動に、bethさんが驚いた理由女性は、昨日の一件を受けてか、ハルくんが座る場所を空けておいてくれていたのでした。その気遣いに感謝の言葉を述べたbethさんは、女性の返答にさらに嬉しくなったといいます。ハルのルーティンを理解してもらえたこと、受け入れていただけたこと、とても嬉しかった出来事でした。自閉症であるハルくんが、周囲から特別な目で見られたり、誤解されたりすることもあるという、bethさん。しかし、この女性は、ハルくんを『自閉症児』としてではなく、『ハルくん』として見て、また、受け入れてくれたのでした。その女性の思いに「温かな気持ちになった」「素敵です」「読んでいて涙が」と、bethさんが投稿したエピソードは、多くの人を幸せな気持ちにさせています。また、ハルくんと一緒にいると、bethさんは、多くの人の縁に恵まれるのだそう。この出来事をきっかけに、他愛もない話をする仲になったという女性との出会いもまた、ハルくんがつないでくれた縁なのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年11月26日癇癪があり、真面目で融通が利かない娘わが家の娘は小学5年生です。小4のときにASDの可能性があると言われました。娘は子どものころから癇癪が多く、気に入ったことには熱中をしますが、それ以外には全く興味を示さない一面や、聴覚過敏の特性などもあり、発達グレーゾーンかもしれないと感じていました。真面目で融通が利かない部分もある娘。それでも、成長と共に改善するだろうとそれほど気にせずに過ごしていました。小2のころから行き渋りが始まった娘は小2くらいから週1回くらい休むようになりました。小2の3学期からコロナ禍で休校がたびたび入るようになり、休んでいること自体は目立たなくなりましたが、週1~2回は休んでいたように思います。休みながらも学校には行っていた娘でしたが、小4の6月くらいから欠席がさらに増え、教室へ全く入れなくなってしまいました。私は「今日は仕方がないから欠席してもいいけど、明日は行こうね!」と励ましていましたが、娘は次第に「私は生きている価値がない」と暗い表情をするようになってしまいました。Upload By ユーザー体験談担任の先生に相談をすると保健室登校を提案され、7月からは週2日ほど保健室登校するようになりました。登校して2時間ほど保健室で先生からの課題をこなしたり、折り紙をしたりしていました。ですが、課題が終わらず、癇癪を起こして泣くこともありました。小4の夏休み明けから完全に不登校に夏休み明けからは学校へ向おうとすると涙を流して足が動かなくなり、完全に不登校となりました。学校近くの駐車場まで車で送って、学校へ向おうとしましたが、涙目になってしまって動けなくなってしまった娘。親としてはそれまでは何とか保健室登校を続けて最終的には教室登校へ戻れればいいなと思っていましたが、本人としては一度ダメだと思った場所にはもう二度と行きたくないようでした。Upload By ユーザー体験談私は娘がこの小学校へ通うのは無理だと感じ、現在の私立の小学校から公立小学校への転校を考えました。娘は漢字や英語がとても苦手だったので、先生から本人に合った勉強の仕方があるのではないかと知能検査をすすめられ、9月にはスクールカウンセラーの先生が所属しているカウンセリングルームで検査を受けました。医師はいなかったので診断には至りませんでしたが、知能検査の結果や今までの様子から集団での授業についていくのは難しい部分もあるのではないかということでした。また発達障害に対するサポート(放課後等デイサービスなど)を考慮してはどうかとカウンセラーの先生から言われました。「家にいてもやることがない」と言う娘からの希望もあり、10月からはフリースクールに通いはじめました。そして転校についても本格的に考え始めました。カウンセラーの先生から「この知能検査の結果なら別の学校の特別支援学級へ入ることも可能だと思いますよ」と言われたこともあり、転校して環境を変えたら学校に通えるかもしれないという気持ち、そして現在通っている学校は私立ということで学費がもったいないという気持ちもあり、「12月から転校したい」と相談しました。すると、特別教育相談センターへの相談日程を異例の早さで組んで下さり、小4の12月に公立小学校の特別支援学級へと編入をしました。公立小学校の特別支援学級へ編入、しかし…当初は「転校しても通えない」と言っていた娘でしたが、初日が得意な図工の授業だったことから、通えるようになりました。小4のうちは給食は食べずに午前中のみで帰宅していたものの、週4回くらい通えていました。またフリースクールも引き続き通いたいということで、週2回、午後のみ通っていました。しかし、5年生に進級後、4月末から腹痛のため小学校へ全く通えなくなってしまいました。本人は何も言いませんが、原因は4月から始まった通常級との交流が負担だったのではないかと思っています。今思えばですが、先生方も通常級との交流がそんなに負担になるとは考えていなかったと思いますし、親の私も「今年からは通常級との交流が入るんだな〜」程度にしか考えていませんでした。でも本人的には特別支援学級へ通うことで精一杯だったんだと思います。それを見抜けずに勝手に負担を増やしてしまったことを反省しています。また、フリースクールでも「卒業生への寄せ書き」「来年へ向けての目標」などを書くことができずに毎回涙目になっていたようです。カウンセラーの先生から「文章を書くことが苦手なら、3択くらいで書けそうな文章から選んでもらうなどの配慮が必要」と言われて、娘がそこまで文章を書くのが苦手だとは認識していなかったので、配慮をお願いしていなかったとを反省しました(フリースクールも7月中旬にトランプに負けて癇癪を起こしたことをきっかけに通えなくなってしまいました…)。またカウンセラーの先生からは「娘さんが癇癪を起こしたときには別室などで1人にしてあげるのが良い」と言われました。それまでは癇癪時も先生方は「大丈夫?」などと声をかけてくれていたようで、かえって火に油を注ぐ対応になっていたようで、親も特性に対する勉強と配慮が足りていなかったと思います。現在の娘の様子はフリースクールへ通えなくなったあと、やはり「ずっと家にいるのはやることがない」と本人に言われ、市の不登校支援の教室なども考えましたが、娘のほかにもきょうだいが2人いるため送迎の都合がつかず行くことができませんでした。いろいろと検討した結果、特性への理解もある放課後等デイサービスが本人にとっても、一番居心地が良いのではないかと考え、10月から通い始めたばかりです(市役所では放課後等デイサービスを不登校の居場所代わりに使うことに難色を示され、受給者証の認可が下りるまで時間がかかりましたが…)。娘の興味がある内容で無理なく通えることを重視したので、レクリエーション・クッキング・お出かけなどその日によってやる内容はさまざまです。プログラム以外の編み物やアクアビーズなどを娘の希望ですることもあり、興味がないプログラムのときは無理せず欠席しています。Upload By ユーザー体験談娘が不登校になってからいろいろと勉強し、1年経ってようやく、もともと発達障害が根底にあり、否定されることや成績不振が重なり、自分は生きている価値がないと感じるようになってしまったのだろうと理解しました。そこから不登校へとつながってしまったように思います。もしもっと早く発達障害について学んでいれば…不登校状態となる背景には発達障害が隠れているかもしれないこと、小学校中学年くらいになると勉強が難しくなり、成績不振になる子どもが多いこと、発達障害の特徴は消えるということはなく一生付き合っていかなくてはならないことなどを知っていれば早期に適切な対応ができたのではないかという後悔もあります。きょうだいで発達障害。親の願いは…わが家には3人子どもがいるのですが、(この話の娘が長女です)その反省を生かして、登園しぶりが見られたのと習い事で集団活動ができなかった年中の長男は発達障害を疑いすぐに療育センターに相談し、支援につなげることができました。そして周りの子と同じようにできないことを叱っていた育児から、本人ができたことを一緒に喜んだり、スモールステップで挑戦する育児へ切り替えることができました。少なくとも長女のように苦しむ可能性は少なくできたのかなと思います。保育園や学校への行き渋りや不登校に悩む場合には発達障害の可能性も視野に入れた方が良いということ、親に診断を受け入れる勇気がなく、医療機関を受診しようか迷っている方がいらっしゃったら、環境が変わらないことなどで苦しむのは子ども自身なので、子どものためを思うなら早期の受診をしてほしいなと思います。わが家の場合は現在小1の次女も場面緘黙があり、特別支援学級へ通っています。きょうだい3人とも発達障害があるため、それぞれの良いところを見つけて褒めて伸ばしていってあげたいと思っています。長女に関しては、初めての場所でも話せること(下2人は場面緘黙があり、そのような場面で話すことが難しいというのを経験していることもありで、とてもすごいことだと思います)、下のきょうだいの面倒見が良いこと、今は料理や工作を楽しんでいることなどから、まずは自分に対する自信をつけていってほしいと思います。そうして最終的には自分のやりたいことを見つけていってほしいと願っています。Upload By ユーザー体験談イラスト/keikoエピソード参考/かい(監修:井上先生より)女の子の場合男の子に比べて、発達障害を早期に気づくのは難しいと言われています。初めての人や場所、活動に対する高い不安や、環境や予定の変更などによる高いストレスなど大人から見ると目に見えにくい困難が多かったのだと思います。親御さんの理解によって、お子さん本人もうまくいかないことは自分のせいではなく、自分の特性に合わせて環境や学び方を工夫すると良いことに少しずつ気づかれていくのではないでしょうか。かいさんの書いておられるように、それぞれのお子さんの得意な所や好きな所をたくさん褒めていくことがお子さんの自信を高めることにつながると思います。
2022年11月26日このお話は作者原黒ゆうこさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじオニザワ先生からほのかは「芯が強い」と電話で言われて、心強く感じたまゆみ。そしてほのかもまた、学校に行くと言い出しました。久しぶりに学校から帰ったほのかの様子は…?久しぶりに登校したほのかちゃんオニザワ先生が担任にカウンセリングへオニザワ先生の配慮カウンセリングを受け始めたほのかちゃん。学校ではヨワキ先生にかわってオニザワ先生がちゃんと目を光らせてくれ、無事に過ごせています。ただ、あおいちゃんは相変わらずです…。次回に続く 「ママ友がモンペだった話」(全36話)は17時更新!
2022年11月07日10月21日、自称“少年革命家”のゆたぼん(13)が自身のYouTubeチャンネルを更新。現在、ゆたぼんは自身と同じ不登校の境遇に悩む子供たちに勇気を与えるという名目で、専用車「スタディ号」にて日本を一周する企画を実施している。今回投稿された動画は「アンチは『不登校でも生きられる』と知れ」と題されたもの。動画内で、ゆたぼんは鳥取県に住む40代男性・ツチヤマさんの自宅を訪れ、非水洗式のトイレや五右衛門風呂、バーベキューなどを楽しんだ。動画の後半には、ゆたぼんがツチヤマさんの不登校でも幸せに生きていけたという体験談に耳を傾ける場面も。ツチヤマさんが「どんだけ高学歴でもどんだけいい会社に就職しても、それで人生反対なわけじゃなくて。学校行く行かないっていう枠を取払って、みんな本当に納得のいく人生を歩んでいってほしいなと思っています」と語ると、ゆたぼんは「ありがとうございます!いや本当にもうその通りだと思います」とうなずいて共感を示した。さらにゆたぼんは「高学歴であっても本当に不幸だっていう。まああの、俺のYouTubeでね、アンチとかそういうのおるんで、アンチとかも学校行っててもこういうことしかできないんで。学校行ってなくてもこういうことができるよっていうことを、あの証明してくれてるので本当にすごいなと思います」とコメント。不登校でも自由に生きていけることを強調した。この動画の更新にあわせて、ゆたぼんは自身のTwitterを更新。自宅に招いてくれた40代の男性に感謝を述べたうえで、《アンチも『不登校でも生きられる』ってことをもっと知った方がええで》と投稿し、改めてアンチに対抗する姿勢をみせた。ゆたぼんは直近でも、10月17日にTwitterで《動物園行ったらみんな人気の動物とかカワイイ動物と写真撮るやろでもウンチとは写真撮らんやろwアンチはウンチやから誰も写真撮りたがらんねん!!人気者の俺にウンチが嫉妬してて臭いだけや》と投稿。アンチのことを汚物呼ばわりしていた。ゆたぼんの一連の投稿に対し、SNS上では《アンチは今まで無難な選択肢、安全牌ばかり選んで生きてきたから、そうじゃない生き方もあるということがわからないのでしょう!》《不登校先輩これからも頑張ってください》と賛同の声が。その一方で、ゆたぼん自身がアンチへの反論のために“不登校は生きていけない”と決めつけているのではないかと、疑問を呈する声も上がっている。《不登校は死ぬような前提でモノを言うな。そういうとこ直そうね》《あなたが今やるべき事は、「不登校でも生きられる」ことの証明ではありません。「不登校で生き辛さ」を抱えてる人を助けることです。今まで何をやってきたんですか?》《不登校では生きられないなんて誰が言ってるんだ?そんなコメ見た記憶がない。むしろ不登校のイメージを貶めて誤解を生んでいるのは君達親子と口汚くアンチ叩きしているこの支援者じゃないのかな?》
2022年10月22日睡眠時間がどうしても一定しないわが家の凸凹兄妹の妹、いっちゃんは小さいころから眠るのが苦手で、眠ってもしばしば些細な物音などで目を覚まします。小学生になると、入眠に苦労するのは変わらずですが、一度眠ると深く眠り込むようになりました。一旦眠り込むと起こしても起きないのです。当然、学校は遅刻してばかりです。Upload By 寺島ヒロ睡眠の記録を取ってみると…実は母親である私自身、睡眠障害があり毎日覚醒する時間が遅れていく睡眠サイクルがあります。それで「もしや」と思い、いっちゃんの睡眠記録をつけ始めました。実際に眠った時間だけではなく、眠いと言い出した時間、眠ったがちょっとだけ起きた時間、起床した時間を詳細に記録していくと、「1〜2時間ずつ睡眠時間が後ろにずれていく」ことが分かりました。Upload By 寺島ヒロ小学校5年生から不登校に小学校低学年のうちは、起きると学校に行っていたのですが、4年生ぐらいになると、「11時を過ぎるとお昼ごはん食べに来たの?と、からかわれるから行かない!」と言って昼からは行こうとしなくなりました。いっちゃんの睡眠時間は9時間。朝から活動しているのは月の半分ほどです。5年生から次第に行かない日が増え、6年生のときにはついに1/3ほどの出席率となり「不登校」となりました。また中学校も、コロナで休校が続いたこともあり、ほとんど行くことができませんでした。「勉強は好き」進学先を探すけど…高校へは進学したいと希望していたいっちゃん。睡眠時間を固定しようと試みましたがうまくいかず、結局、通信制の高校に通うことにしました。志望校はいっちゃん自身がネットで検索していくつかの学校と比較検討して決めました。通信制の高校、実際に通ってみるとUpload By 寺島ヒロ部活動も部活ごとにslackがあって、娘は美術部に入っています。slackではお題を出し合ったり、作品をアップしたり、絵を描くときのツールの使い方など交流も盛んで「Twitterとかより突っ込んだ感想をもらえる!」と、喜んでいました。通信制の学校というと、家で1人でテキストを開いて…というイメージだったけど時代は変わったな…と思います。睡眠サイクルは固定できないまま「通信の学校いいなー」「大学もこうだったらいいのにー」という娘。高校生活を心から楽しんでいるようです。睡眠の問題が解決したわけではないので、これから進学や就職をどうするかなど、悩みは尽きませんが…今あっての未来。心配し過ぎることなく、今を大切に過ごしたいと思います。執筆/寺島ヒロ(監修:井上先生より)学校の始業時間は決まっているので、睡眠に問題のある子どもさんの場合、それに合わせようとすると、本人だけでなく親御さんもとても苦しくなってしまうと思います。高校では、始まりの遅い昼夜間の高校や通信制などが選択肢になってくると思いますが、いっちゃんには通信制がすごく合っていたようですね。通信制も学校によってはさまざまな活動をオンラインで提供しているところもあります。また対面出席を重視しているところもあります。子どもさんに合った学校を選択するため、オープンスクールや説明会に子どもさんと一緒に参加してみるのもよいかもしれません。
2022年09月27日子供の行動というのは、時に親たちの想像を超えてくるものです。サコサコ(@yukisunmoon_877)さんは、7歳の娘さんの登校を見送った際に、見かけた光景について漫画に描きました。雨上がりの朝、まだ水たまりがある道を小学生たちが通りますが…。【水たまりガチ勢】嘘みたいだろ?これ、登校中なんだぜ…?明日、こういう光景多発しそう。 #育児絵日記 #育児漫画 #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/0e7VFN2tVV — サコサコ (@yukisunmoon_877) September 19, 2022 濡れることなんてまったく気にせず、水たまりに入っていく小学生男子…!しかも恐ろしいことに、この光景は下校時ではなく、登校時なのです。この男子たちは、靴下の替えを持っていなければ、1日中素足で過ごすことになるのでしょう…。帰宅後にびしょびしょに濡れた靴下と靴を見て、ため息をつく親たちの姿が目に浮かびます。投稿には「これは我が家の長男ですね」「いや~水筒は勘弁して!」などの声が上がっていました。子供たちにとっては「濡れて困る」という未来のことよりも、「大きな水たまりに入りたい」という今この瞬間の好奇心のほうが勝っているのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2022年09月20日自称「少年革命家」の不登校Youtuberゆたぼんが13日、自身の公式Youtubeチャンネルを更新。「生まれた町で不登校の子に元気と勇気を与えてきた」と題された動画を公開したが、その内容に疑問が集まっている。現在、専用車「スタディ号」で日本を一周する企画を実行中のゆたぼん。これは、全国に苦しんでいる不登校児に勇気を届けることを目的にした企画だ。また企画立ち上げに際し、クラウドファンディングを募り487万円も支援を集めていた。13日に公開した動画は、ゆたぼんの生まれ育った町でもある大阪で撮影。まずは、ゆたぼんのクラウドファウンディングを支援した人から誘われたという「向日葵体操クラブ」で体を動かすことに。トレーナーに教わりながら、ゆたぼんは倒立前転やバク転、側転などマット運動に挑戦。最終的には、サポートを受けながらもバク転を成功させ、トレーナーからも「かなり筋が良い」と褒められていた。そして、体操クラブでのパートが終わると、支援者とご飯に行ったことを報告。顔出しはNGとのことで、顔を隠した2ショットを公開していた。そして「不登校やからあかんということじゃないし、学校行ってないからあかんということじゃないからみんなも学校行きたい子は行ったらいいし、行きたくない子は行かんでいいと思うし、やりたいことを全力でやって自由に楽しく生きて、ハッピーで笑ってたらいいんちゃうかなと思ってます。元気やったらえんちゃうかなと思います」と力強くメッセージを送っていた。全部で8分の動画だったが、大阪でのゆたぼんの行動が映されていたのは5分ほど。最後は約3分間にわたって、ボクシングに興じるゆたぼんなどが映ったエンディング映像が流れていた。動画タイトルで「不登校の子に元気と勇気を与えた」としたゆたぼんだったが、動画はほぼ体操クラブでの挑戦に終始し、顔出しNGだったものの不登校児との具体的な交流などの報告はほとんどなかった。そのため、動画のコメント欄やネット上には、“勇気を与えた”ことに疑問の声が。《その子とどんな話をしたか興味がありますね。対話式の議事録みたいなの、その子に校閲してもらった後でブログにアップとかできませんか??書式なら許可も取りやすいのではないでしょうか。ゆたぼんが「元気を与えて来た」とハッキリ仰っているので、どうやって「与えた」のか知りたいです。》《どんな内容かはわかりませんが 元気と勇気を与えたそう》また、8分の動画の中で3分間がエンディング動画だったため、《エンディングの尺長ぇよ笑》《そういや大阪出身だったね。っていうかいつものゆたぼんソングのパートが尺の1/3は大きすぎない?》という意見もあった。大阪編はまだまだ続くということだが、次回はどう勇気を与えるのだろうか。必見だ。
2022年09月15日自称「少年革命家」の不登校YouTuberゆたぼん(13)が連日、炎上し続けている。不登校で苦しんでいる子供に勇気を届けることを目的に、車で日本を一周するクラウドファンディング企画を立ち上げたゆたぼん。487万円も支援が集まり、6月30日に東京を出発して以来、旅の様子をYouTubeやSNSで報告してきたが……。「企画を開始したはいいものの、本来の目的である“不登校児への支援がぜんぜん果たされていない”という指摘が殺到。さらに自宅で一緒に食事をするといったクラファン支援者のリターンを巡って、直前に日程を連絡した結果、スケジュールが合わず返金を申し出るなどゴタゴタが続きました。こうした動きから、ネット上ではクラファン企画の中止を求める署名が立ち上がり、5千人以上の賛同者が集まる事態に」(ITジャーナリスト)ゆたぼんは9月5日に公開した動画の中で、支援者からは中止などを求められていないことを明かした上で、「俺に日本一周中止しろ、返金しろってメールしてきた支援者は147人のうち0人やで?ニュースに書くんやったら、『クラファン支援もしてない無関係のアンチが勝手にごちゃごちゃ騒いで嫉妬してるだけ』って書けよ」と猛反論。また9月3日、音楽グループ「Repezen Foxx」のYouTube生配信に、出資志願者としてゆたぼんは出演。出資希望金額である1千万円の内訳を説明する流れで、掛け算の九九に苦戦する一幕が。生配信の中で「ハーバード大学に行きたい」とも言っていた中での出来事だけに、ネット上で愕然とする声が相次ぐ事態に。これに対してもゆたぼんは、《「九九ができひんとか本気にしてるやつマジで笑えるねんけど、エンタメもわからんとか終わってるやんw》と一笑に付していた。至るところで波紋を呼んでいるゆたぼんに対して、厳しい意見を放ったのが“ひろゆき”こと西村博之氏(45)。9月8日に行ったYouTube生配信でひろゆき氏は、視聴者の「勉強する必然性について子供から聞かれたらどうする?」という視聴者の質問に対して、「頭の悪い人を見せますかね。こんな大人になりたくないでしょ、っていう」と返答。これに対して視聴者からゆたぼんを引き合いに出され、こう続けたのだ。「そうね。掛け算のできない、学校に通っていない高校生でしたっけ。掛け算の九九ができないけどハーバードに行きたい、みたいな子供。日本中から『あ、こいつアホだな』って思われてる人を見せて、こうなりたくないよね、九九くらい分かったほうがいいよね、っていうのもいい例なんじゃねえかなぁと思いますね」ゆたぼんを“なりたくない見本”としたひろゆき。いっぽう、絶賛する大人も。NHK党の立花孝志党首(54)は9月7日、YouTubeに投稿した動画の中で、クラファン企画に支援金を出していない人が文句を言うのは筋違いとした上で、「僕から見たら超天才なので、意見をする人はやめてほしい。相手がすごいなと思ったら、話を聞く子ですよ。お父さんの言いなりになんかなる子じゃありません。彼のような天才をあまり邪魔しないようにして欲しい」と擁護していた。またゆたぼんの実父でありクラファン企画でともに日本一周中の中村幸也氏はTwitter上で、絶賛する一般人の投稿を相次いでリツイート。そして擁護した立花党首に対しても《ありがとうございます!!これからも冒険しまくります人生は冒険だ!!》と感謝のリプライを送るなど、諭す様子は見られない。そうしたなかでネット上では炎上続きのゆたぼんを“おだてる”周囲の大人たちに対し、 “監督責任”を問う声が少なくない。《これはゆたぼんが悪いんじゃなくて周りの大人が完全に悪いんだよな》《そもそも中学生という若さで顔を出してインターネットの世界に足を踏み入れるのは危険。黒歴史を量産してデジタルタトゥーになる。なんで大人たちはゆたぼんを出すの?と疑問》《少年よ、今、あなたにとって心地良い言葉をささやく大人たちは、あなたの将来になんの責任も持ってくれないぞ》
2022年09月09日家庭での教科学習まずはわが家の学習について…なのですが「学習」と言ってもさまざまな「学習」があり、子どもは何をしても学びに繋がると私は考えているので、ここでは少し言い方を変えて「教科学習」についての話をしてみようかと思います。わが家は学校へ行かない選択をした当初から家庭での教科学習を続けています。子どもの心の状態によって教科学習を家庭で続けるかどうか、慎重な判断が必要なケースもあるかと思うのですが、むっくんの場合は教科学習を続けたいという本人の強い希望があったこと。また教科学習を続けることが本人の安心感に繋がると判断できたことから、毎日短時間ですがゆる~く母と一緒に学習を続けることに決めました。しかし親子での教科学習はただでさえ難しいものです。その上、むっくんにはもともと得意と苦手の大きな差、感情のコントロールの難しさ、完ぺき主義などのこだわりもあり、間違えるとキレる、難しいとキレる、苦手だとキレる。初めて習う事に対しては不安からキレる。私がイラっとすれば共鳴してキレる!これは本当のほんとうに難しい!!学習支援に関して私は素人なので、家庭教師など外部の力に頼りたいものの「先生」に対してよいイメージがないむっくんは外部の人を怖がって絶対に嫌だと拒否。仕方がないので私が頑張るのですが、当然うまくできず、何度もぶつかり、やめたくなることもありました、投げ出したこともあります。それでもむっくんは泣きながら、キレながら、おれは絶対勉強する!と頑張ろうとするのです。あるとき「おれがキレても暴れても、お母さんだけは諦めないで!」と言われ私も腹をくくりました。Upload By ウチノコ本気で教科学習と向き合ってみると、本人のWISCなどから見えてくる数値の凸凹、聴覚や視覚言語などの認知特性、同時処理や継次処理などの認知処理様式、情報の入出力方法の情報処理過程など、さまざまなことを考慮して行う必要があることが見えてきました。そういった視点を私が持てたことで、最近では教科や単元の得手不得手に合わせて教材を変えるなどの工夫ができるようになりました。さらにその日の調子で変わる取り組める分量の見極めや苦手な部分をカバーするさまざまな方法や道具。それらを考えて学習プログラムを組めるようになったことで、2年目にしてようやく学習ペースが安定しキレることも減ってきたように感じています。当初の教科学習の目的は「むっくんの心の安定」でしたが、元気になった今は「本人の特性を考慮した学習スタイルの確立」に変わりました。学びたい気持ちが強いのに、自分に合う方法が多数のあり方と違うことがむっくんの苦しさの一つだと私は感じています。だからむっくんに合う学習方法を見つけ出すこと。そしてむっくん自身が自分に合う学習方法を模索する力をつけること。それがとても大切なことのように思うのです。むっくんはそれさえ確立できれば一人で歩いていける子だから、その日まで私がそばで伴走を続けていけたらと考えています。Upload By ウチノコ家庭外との繋がり私たちの場合、学校へ行かない選択後も本が好きなむっくんの希望で図書の授業に私と一緒に参加する学校の部分利用をしていました。それなりに楽しく通っていましたが、一年経ったころからむっくんが「不登校を選んだ友達が欲しい」と言うようになり、フリースクールの利用を開始。そこではいろいろな経験ができるうえ私の付き添いも不要だったので、むっくんと少し離れる時間が欲しい私の気持ちも考慮して、完全不登校に切り替えてフリースクールを優先することに決めました。現在は週に1~2日楽しそうに通っています。あまりに楽しそうなので「もっと通う?」と聞くと「おれは毎日行くと疲れてしまって楽しいとこも楽しくなくなっちゃうから、今のペースがちょうどいい」と話してくれて。彼の想いを尊重しながらちょうどいいペースを模索しています。Upload By ウチノコまた、1度離れた学校ですが今年度の先生が熱心な方だったことから、現在は週に1度担任の先生とタブレット通話の時間を取って繋がりを保っています。むっくんが学校へ行きたいと言うことはありませんが、現在の先生との信頼関係が育っている様子が見られ親以外の大人との関係性が作られていくことをとてもうれしく感じています。さらに、オンラインで好きなことの習い事も始めました。怖がっていた外部の人から学ぶことになり私はハラハラしましたが、こちらも理解ある先生と繋がることができ、とても楽しそうに取り組んでいます。むっくんが不登校を選んだ最終的なきっかけが運動会の練習への不信感だったこともあり、むっくんは「先生」に対して良いイメージを持っていませんでした。それが今、さまざまな大人と関わる中で「先生」にもいろんな人がいること、いろんな教え方があり、いろんな学び方ができることを体験することができています。この経験は今後、彼の視野を広げることに繋がっていくようにも感じています。Upload By ウチノコ過去を振り返って現在、私たちはとても穏やかな日々を送っています。家庭という安全基地に身を置き、頑張れそうなときに自分のタイミングで外の世界と繋がるホームエデュケーションを選択したことで、これまでの私やむっくんの困り感やしんどさが噓のようになくなりました。むっくんに集団生活を強いていたころの困り感は、フィットしない環境に無理に適応させようとしたために起こった部分もあったのだと痛感しています。合わない場にどうやってフィットさせるかばかりではなく、何故フィットしない環境に身を置かねばならないのかという視点の転換も大切なことなのかもしれません。毎日楽しそうに生き生きと暮らすむっくんを見ていると、決まったカリキュラムで、年齢に合わせて一律に進めていくよりも、本人の成長を待ち、本人が進めると感じたタイミングで次のステップに進んでいく現在のスタイルの方がむっくんは幸せを感じられることがよく分かります。関わりに難しさのある子どもだからこそ、これからもたくさんの人の手を借り、たくさんの場所へ行き、彼のペースや気持ちを尊重しながら大切に関わっていこうと思っています。執筆/ウチノコ(監修:初川先生より)ホームエデュケーションを組み立てるまでの試行錯誤、工夫、そして穏やかな生活に至ったプロセスのシェアをありがとうございます。家庭で教科学習を進めるのはなかなか難しいものです。保護者が教えると、お子さんも学習と日頃の仲良しな関係との切り替えも難しく、「分からないからやりたくない」となり、一生懸命教えてくれる保護者からすると「せっかく頑張って教えてるのに!」となり、もめてしまう話を相談場面でもよく聞きます。ウチノコさんがそうされたように、知能検査などで認知発達の特徴が分かっている場合にはそれを活かすのがまずは得策だと思います。検査を施行した心理士などに、検査結果を学習に活かす方法をぜひ聞いてみてください。図書の時間やフリースクールなど、むっくんの意見を聞きながら柔軟に体制を変化させたのも素敵ですね。そして担任の先生とのやりとりや、オンラインでの習い事など、当初では考えられなかったような展開も起きているようですね。人との出会いが何かを変えることがある、「好き」は苦手を超えることがある(興味のあるものなら「先生」に習うことも耐えられる)。これはむっくんだけではなく、いろいろなお子さんにも通じるところですね。さまざまな経験を通じて、むっくんが「いろいろな大人がいる」など世界が広がっていること、何よりだなと感じます。
2022年09月06日部屋をスッキリさせたい、片づけたいと思いながらも、「もったいない」と衣類を捨てられない人は多い。子どもの学生服など思い出の品はなおさらです。しかし、困っている人の助けになるなら手放しやすいのではないでしょうか。そこで、制服の「リユース」について経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれましたーー。■学生服の平均価格は5000円上がっている持続可能な社会を目指すSDGsの推進、また、困窮するひとり親家庭などへの支援のため、自治体が使わなくなった制服などをゴミにせずに集めて、希望する方に配って使ってもらう「リユース」に取り組んでいます。大阪府堺市のリユース制服×ひとり親応援プロジェクト「Re制服」は、市が学生服の寄付回収ボックスを、ドラッグストアなどの協力店に設置します。集まった学生服は、提携のリユース店が洗濯・補修し販売しますが、困窮するひとり親家庭には市が半額クーポンを配布。このクーポンを使えば、通常のリユース価格の半額で制服が買えるという取り組みです。集めているのは堺市内外の幼稚園〜高校の制服や体操服、通学カバンなど。寄付できるのは今使われているデザインのものに限られますから、注意してください。京都府宇治市の「制服リユース」は、宇治市立中学校の制服のほか、体操服や柔道着などを市役所にて無償で引き取り、無償で提供しています。提供先を限っていないので、サイズアウトや破れたときなど、だれでも利用できます。山口県宇部市の「子育てグッズ・子ども用スポーツグッズリユース事業」は制服のほか、鍵盤ハーモニカなどやスポーツ用品、ベビーグッズも回収し、必要な方に無償で提供しています。ほかにも千葉県船橋市や栃木県鹿沼市などでも制服のリユースが行われています。また、民間の制服リユース店も増えています。’11年に香川県高松市で開業した「学生服リユースShopさくらや」は、当時、中古制服の販売がないと知ったシングルマザーが始めました。制服を買い取り、地域の手を借りて洗濯・補修し販売する系列店が、今では全国に60店舗あります。’17年に開業した石川県金沢市の「リクル」は、「卒業式は出席したい」不登校児や、就職面接や卒業式で「きれいな制服が着たい」といったニーズに応え、中古制服のレンタルも行っています。学生服の平均価格は、’15年の約3万1000円から、’22年には約3万6000円と約5000円上がっています(総務省・男子学生服)。加えて、体操服や学生カバンなどをそろえると7万〜8万円かかることもあり、厳しい家庭も多いでしょう。身近な場での“おさがり”がほとんどない今、本来なら国が国民の暮らしに配慮した施策を行ってほしいところですが、“見る目”のない政権が続いています。住民の暮らしに寄り添う自治体が広がっていくことを期待して、私たちは物をムダにしないリユースをもっと活用したいと思います。【PROFILE】荻原博子身近な視点からお金について解説してくれる経済ジャーナリスト。著書に『「コツコツ投資」が貯金を食いつぶす』(大和書房)、『50代で決める!最強の「お金」戦略』(NHK出版)などがある
2022年09月02日夏休み明けに増えると言われている不登校や行き渋り。子どもにどう寄り添う?一般的に不登校とは、児童が病気やケガなど特別な事情がないのに長期間学校を休み続ける状態を指します。不登校になる原因やきっかけは子どもによってさまざまですが、早期解決できるか長期化させてしまうかは周囲の対処法によって大きく左右されると言われています。夏休み明けに増えるといわれている不登校や行き渋り。子どもに「学校へ行きたくない」と言われたら、保護者としてどんな言葉をかけて、どのように寄り添ってあげれば良いか悩んでしまう方も多いと思います。今回はそんな「不登校、行き渋り」について発達ナビの連載ライターさんやユーザー体験談などを集めました。腹痛、不眠…ADHD息子、夏休み明けの登校渋り。解決したのは意外なきっかけで…ADHDと広汎性発達障害(ASD)があるリュウ太さん。2学期がスタートすると、夏の疲れや、生活サイクルをなかなか戻せないせいか朝から気分が憂うつそうでお母親のかなしろにゃんこ。さんも悩んでいました。しかしある日、母の寝坊で事態が好転して…!「学校は怖い」と言う不登校息子。家庭でどう過ごしていたの…?本人の語る当時の心境などもADHDと自閉スペクトラム症の診断のある小学3年生のむっくんは小学1年生の秋から不登校を選び、この秋で丸二年になります。不登校を選んだときの簡単な経緯と、現在の心境、不登校直後の様子や家庭での体験学習などを紹介します。悪口、仲間外れ、いじめのストレスで自傷ーー不登校を選んだわが家12歳のころに自閉スペクトラム症の診断を受けており、相手の気持ちを考えたりすることが苦手な娘さん。正義感が強いこともあり、友達相手にしなくてもよい指摘をしてしまいトラブルなども度々…年齢が上がるごとにそれがいじめへと発展してしまい…。不登校の子どものサポート方法が分かる保護者向け無料セミナー!【9/10開催】休み明けで登校渋りがある、1学期は頑張って学校へ行くことができていたけれど、2学期からバテてしまっている…。そのようなお子さまもいらっしゃるのではないでしょうか。不登校のお子さまの心の状態から、家庭でどう向き合ったらいいのか?今後どうしたらいいのか?専門家などから詳しい情報を得られ、さらにその場で質問もできるオンラインセミナーを【9/10】に開催します!そのほか不登校、行き渋り関連コラムはこちら!
2022年08月27日株式会社ファミリータイズ代表の鈴木 理子は、不登校・ひきこもり・摂食障がいなどのお子さまをお持ちの親御さんに、心の持ち方やコミュニケーション法をお伝えする「家族に笑顔を取り戻す~KET理子塾」の6期受講生を2022年9月1日から募集開始いたします。「家族に笑顔を取り戻す~KET理子塾」 講座風景(1)【提供の背景】現在、不登校の数は19万人と言われていますが、予備軍の子どもを入れると33万人とも言われます。子どもが不登校になると、親は子どもを叱咤激励してなんとか学校に戻そうとしますが、逆効果なことがほとんどです。社会問題にもなっている、子どもの不登校、ひきこもり、摂食障がいなどの子どもに表れる問題は、親が心の持ち方を見直し、子どもとのコミュニケーション法を変えていくことで良くなります。今回、私どもは、「家族に笑顔を取り戻す~KET理子塾」を通じて、蓄積されたノウハウをもとにお子さまの心の問題を理解し、動き出すエネルギーが貯まるような関わり方を学べる講座の受講生募集を開始いたしました。1期~5期まで約100名の修了生の90%以上が「楽になった」「家族に笑顔が戻った」「人生が変わった」などの感想とともにお子さんが動き出したと報告がありました。脳のトリセツと言われるNLP(実践心理学)のトレーナーである講師、鈴木 理子は自身の子どもが不登校経験者であり、それを克服した経験を持ちます。豊富な心理学の知識やコミュニケーションの講師として15年間で約延べ2万人をサポートしてきた経験、月間100時間近くの個人セッションや講座を行なって得たこと、著書「不登校は子どもからのメッセージ」(ごきげんビジネス出版)にまとめたことなどから、効果があると実感したことを講座に反映させています。【「家族に笑顔を取り戻す~KET理子塾」のサービス概要】<特長>従来、不登校など子どもに表れる問題は、本人に対する治療やカウンセリングが必要だと思われていましたが、本講座は母親が対象です。母親が学び、実践するだけで様々なことが改善されます。国家資格のカウンセリング、コーチング、NLP(実践心理学)などの確かな知識はもちろんのこと、講師自身が子どもの不登校を克服させ、親子関係を格段に良くした母親目線の経験や、セッション、講座を多数行なって効果があると実感した要素が詰まっています。また、期間中LINEでの相談無制限、グループセッションなどのサポートが万全で、効果が高いと評判です。<価格(税込)>詳細はお問合せください<詳細・申込> <講師プロフィール>鈴木 理子(すずき りこ)。慶應義塾大学文学部卒業。日本航空株式会社に国際線客室乗務員として8年間勤務。5年間の海外生活を経て、企業研修講師として独立。15年で延べ約2万人をサポート。三女が中学3年生で不登校になり、親子のコミュニケーションを徹底的に見直すことで、三女は元気になり、希望の大学に合格して学生生活を謳歌している。この経験をアメブロに書くとたちまち上位表示されるようになり、読者から個人セッションをしてほしいと頼まれるようになる。現在は月間約100時間のセッションと講座で、悩める多くの母親をサポートしている。母親としての経験者視点、国家資格の確かなカウンセリング、コーチング技術、実践心理学の知識などを、研修で培った論理的で分かりやすい解説に加え、セラピーも取り入れたセッション、講座は受講生の満足度が非常に高い。プロフィール■会社概要名称 : 株式会社ファミリータイズ代表者 : 鈴木 理子所在地 : 〒223-0055 神奈川県横浜市港北区設立 : 2022年7月事業内容: 人材教育URL : 【本サービスに関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社ファミリータイズTel:050-5372-4973 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月25日自閉スペクトラム症のある娘、友達トラブルからのいじめが発覚!?現在21歳の娘。12歳のころに自閉スペクトラム症の診断を受けています。相手の気持ちを考えたりすることが苦手な娘。正義感が強いこともあり、友達相手に指摘しすぎてしまい、友達から反論されると言い返せず、パニックや癇癪を起こす、というトラブルを度々起こしていました。娘の小学校はクラス替えもない小さな学校です。しかもクラスの半分程は幼稚園から一緒で長いと8年間一緒に過ごすことになります。小さいころからトラブルをよく起こしていた娘は幼稚園でも仲間外れになることも多くありました。年齢が低いときはそれでも翌日には仲良く遊べていたりしていたのですが、年齢が上がるにつれ、だんたんといじめへと変わっていきました。先生のいるところでは仲のいいふり、いないところで娘1人に対し、複数の生徒から娘の行動や言動を責め立てられたり、気づくように陰口をたたくなどされていたようです。私がそれに気づいたのは娘が小5のとき。夜中にすすり泣く娘に気づきいじめられていることが発覚したのです。Upload By ユーザー体験談娘がいじめられていることを学校に話したけれど私は急いで学校へ出向き話をし、担任に相談をしました。クラスみんなで仲良くしようと伝えてもらい、お互いさまだと仲直りの場をつくってもらい、一見すると大丈夫なように感じていました。一旦は解決したようにも思いましたが、小6のときに再発しました。当時、小6と小5の生徒同士の仲がよくありませんでした。しかし、娘は近所の小5の女の子と仲良く、よく一緒に過ごしていました。それが気に入らなかったのでしょう、朝登校するときに同級生に取り囲まれ嫌がらせを受けることが続いたようです。Upload By ユーザー体験談いじめはどんどんエスカレートしていきました。仲直りをするふりをしてメールで3人(娘、Aちゃん、Bちゃん)で遊ぼうと連絡が来たと思ったら、Aちゃんから「その日行けなくなったから、Bちゃんと2人で遊んで」と連絡、それならBちゃんと2人で遊ぼうと思ったらすぐにBちゃんからも「行けなくなった」と連絡が。結局「やっぱり娘ちゃん抜きで2人で遊ぶね」と言われ、娘がショックを受けている様子をAちゃんとBちゃんは一緒に見て楽しんでいるようでした。Upload By ユーザー体験談いじめのストレスでとうとう学校から呼び出しがこのようなことが続き、とうとう娘も参ってしまい、ある日学校で自分のお腹を殴ってしまったようです。スクールカウンセラーの先生の話だと、キャンプのためのジャガイモの収穫をしていたときに、娘の触った芋は汚いから嫌だと悪口を言われた直後に、自分のお腹を殴り始めたとのことでした。Upload By ユーザー体験談そのようなことがあり、私は再度学校へ。何度も話し合いをしましたが学校側からは「担任も病んでしまっています」「あまり話を大きくするとお母さんも保護者間でやりづらくなりますよ」などと言われました。解決する道筋も見えず、落胆しました。これ以上通わせられない!不登校を選択このまま登校を続けさせたら娘は潰れてしまうかもしれないと思い、私は無理して登校させることをやめました。そして、市がやっている教育支援センターに通わせることを決めました。支援センターでは簡単な勉強、ゲーム、工作などを行い、また夏休みにはキャンプもありました。娘は学校へのしがらみがなくなり、とてもホッとした様子でした。結局いじめ問題は解決しないまま娘は小学校を卒業しました。地元の公立中学へ行くことはやめ、私立中学を受験をし、環境を変えた娘。元気に登校はできましたが、やはり友達関係は難しく、中学に行っても度々友達トラブルを起こすことはありました。娘は小さいころからとても感情的で私自身、「なんで…」と、娘を気持ちの面で突き放してしまうことがありました。娘との関係をどうにかしたいと思う反面、向き合い方に悩んでもいたことも事実です。もう少し違う関わり方もできたのではないかと、今なら思います。それでもやはり、小学校へ無理して行かなくていいと判断したこと、中学受験をさせたことは、間違ってはいなかったと思っています。現在の娘に当時の心境を聞いてみて現在娘は21歳。やっと娘と向き合うことができ、当時の話などもするようになりました。やはりいじめは娘にとってもとてもつらかったようです。「お母さんに学校に行くことを止めてもらったことで、とても気持ちが楽になった」「教育支援センターはとても楽しかったけれど、本音としてはやっぱり普通に小学校に通って、卒業したかったな」となどと話してくれました。今でも全てを吐き出せている訳ではないようですが、その後高校生になり、いじめていた子たちに偶然会ったときも、当の本人たちは全く娘のことを覚えておらず、「苦しんでいるのは自分だけ?」と、とても複雑な気分になったようでした。今の娘との関係も、あのとき無理に学校に行かせずに教育支援センターで安心して過ごせる居場所をつくってもらい、しんどい中をなんとか乗り越えてきたからこそあるものなのかな?そうだったらいいな、と感じています。イラスト/SAKURAエピソード参考/るみちゃん(監修:井上先生より)2013年に政府はいじめ防止対策推進法を制定しました。娘さんのいじめに関する問題が起きたちょうどそのころではないでしょうか。学校の対応はこの法律に照らせば全くよくないもので、学校の協力なしにこのまま通学させても娘さんにとって良くないという判断は適切だったと思います。学校でのつらい出来事を誰かに相談できることがいじめの防止のための第一歩となります。思春期の時期は、親を苛立だてるような言動をしてしまうことも多いと思いますが、家庭で子どもが先生や友達の愚痴を言ったり、弱音をはいたりできるように聞いてあげることが大切です。あなたのエピソードもコラムになるかも?体験談募集中!保護者の方が日々子育てをする中で「こんなトラブルがあった」「こんなハプニングがあった」など悩みはつきないと思います。そんな発達ナビユーザーのみなさんの「困った」エピソードを募集しています。テーマは「反抗期・思春期」「自傷」「学習」「不登校」「ゲーム」「不器用」「ママ友・保護者」「ご近所トラブル」などに加え、今回より「パートナーや両親(義両親)、親族間トラブル」「冠婚葬祭」のお悩みも追加募集!パートナーなどとの意見の相違、冠婚葬祭でのルールが分からない、反抗期による親との言い争い、癇癪を起こして自分の頭を叩く、地団太を踏むなどの自傷行為…読み書きや計算の困りはもちろん、授業を落ち着いて受けられないなどの学習の悩み…行き渋りや不登校などの悩み…いろいろなお悩みエピソード、お待ちしております。お寄せいただいたエピソードの中から数作品、発達ナビの連載ライターさんにコラムとしてコミックマンガエッセイ化していただき、発達ナビで公開いたします!あるあるのエピソードからヒヤリとしたエピソード、SNSなどではなかなか言えないような家族やママ友とのトラブルまで。いろいろな「困った」エピソードをぜひ教えてください。
2022年08月21日無料の参加登録受付中!不登校のお子さまやご家族へ届けたい、オンラインセミナーが9/10(土)に開催決定Upload By 発達ナビアライアンス プログラム学校へ行きたがらない。家にずっと引きこもっている。勉強もしないまま過ごして大丈夫だろうか、今後はどうすれば…。2学期になり、長い夏休みも終えて学校へ行きづらくなってしまったお子さまへどう向き合ったらいいのか、今後のことをどうしたらいいのか、ご不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。発達ナビでは不登校のお子さまとそのご家族に、ご自宅で情報を得られる機会をお届けするために「不登校サポートセミナー」を開催します。・日時:9/10(土)13:00~16:25(予定)・参加費:無料・形式:Zoomウェビナー配信・参加方法:事前申込必須。下記ボタンよりお申し込みください。・内容:専門家講演、不登校のお子さまを応援する企業によるセミナー※企画調整中のため、今後変更となる場合もございます不登校サポートセミナーの内容をご紹介不登校のお子さまと過ごす中で、どう関わったらいいのか、そしてこの先どうなっていくのか、不安な気持ちでいる方もいらっしゃると思います。サポートのゴールは、お子さまによってさまざま。また、お子さまとの関わり方も状況によって変化していきます。まずはお子さまの心の状態を理解し、見通しを持って適切なサポートとつながっていくことが大切です。今回は、公立の学校でスクールカウンセラーを務める臨床心理士の初川久美子先生にご登壇いただき、不登校のお子さまの心の状態に合わせた関わり方やサポート方法についてお話しいただきます。講演中にチャットで質問も可能。セミナー後半の回答コーナーで初川先生にお答えいただきます。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム講師:初川 久美子先生臨床心理士・公認心理師/東京都公立学校スクールカウンセラー/発達研修ユニットみつばち早稲田大学大学院人間科学研究科修了。在学中よりスクールカウンセリングを学び、臨床心理士資格取得後よりスクールカウンセラーとして勤務。児童精神科医の三木崇弘とともに「発達研修ユニットみつばち」を結成し、教員向け・保護者向け・専門家向け研修・講演講師も行っている。都内公立教育相談室にて教育相談員兼務。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム文科省が定めている「出席扱い制度」をご存じですか?自宅学習の努力を認めることで、いつかまた学校に行きたいと思ったときのために、学習の遅れを最小限にしておけるようつくられた制度です。この制度を活用すれば、不登校で学校を休んでいても、家庭学習を出席扱いにして、その先の進路などの選択肢を広げていける可能性があります。制度を利用するには、いくつかの条件を満たした上で、在籍する学校と交渉・連携していくことが重要です。本セミナーでは、のべ700名以上が出席扱いになった実績のある、無学年式オンライン学習教材「すらら」の担当者が、 本制度利用の具体的なルールや、すららを使って出席扱いとなった事例、最新情報などをご説明します。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム「学校の仕組みが合わない」「夏休み明けで行き渋りになっている」そんなお子さまにむけて、「オンラインフリースクールSOZOW」をご紹介。子ども一人ひとりの「好き」を起点に、自己肯定感を育む学校外の居場所としていま注目されています。代表は、LITALICOの元・執行役員。LITALICOワンダーで、デジタルを通して、不登校や発達特性のある子どもの可能性を解き放ってきた経験者です。当日は代表に加え、現場担当者も登壇して「ゲームばかりしている」「感受性が強くて新しいことに取り組むことが苦手」など実際にあったお子さま事例も含めてお話しします。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム不登校や引きこもりがちなお子さまがいるご家庭向けの勉強会です。復学や居場所など、学校に行かない選択をした子へのサポートや、中学以降の進路の選択肢について解説します。・不登校支援の選択肢フリースクールや訪問教室など、不登校のお子さまへの支援の選択肢や選ぶ際のポイントを解説します。・中学以降の進路の選択肢義務教育以降の高校進学の選択肢として、通信制・サポート校や高等専修学校、チャレンジスクールなど、不登校に理解のある進路を幅広く知ることができます。・教育にまつわる準備教育資金やお子さまの自立後に必要になってくる費用など、現実的な準備についても解説します。講師:井上欣永大学在学中は教職課程にて教師を目指しながら、特別支援学校にて知的障害・自閉症・ダウン症児の自立支援活動に従事。個人・組織のコンサルティング業界で培った心理学の考え方をベースに、人生に安心を提供できるLITALICOライフへ。たくさんの方のご参加を、心よりお待ちしております。
2022年08月19日むっくんが不登校を選ぶまで――これまでの経緯私たちは小1の秋から不登校を選びました。不登校に踏み切るまでのお話は以前のコラムにまとめています。当時のむっくんは大人に気持ちを伝えることが難しく、私たちも本人の様子を観察することで気持ちを汲み取る必要がありましたが、最近では当時感じていたいろいろな気持ちを言葉にして教えてくれることが増えてきました。「学校はとてもうるさくて疲れること」「学習で理解できていることを何度もやらなければならないつらさ」「上級生にからかわれた嫌な思い出」「友達に対する先生の学習指導が納得いかなかったこと」「突然予定が変わる不安」「いろんなことをじっと待たなければいけない不快感」「自分の発言や行動を周囲の人たちがどう感じているのか分からないという不安」「ほかの生徒が叱られている様子を見たこと。次は同じように自分が怒られるのではないかと心配で仕方なくなること」「何故これをやるのか教えてもらえないこと。質問しても納得する答えがもらえないこと」「なにもかも、勝手に決められてしまうこと」そういうものすべてひっくるめて「学校は怖い」ということ。むっくんの当時の心境は?むっくんがぽつり、ぽつりと話す当時の思いからは、彼は私たちが思うよりずっと繊細に周囲の様子を見聞きし、感じ取り、彼なりに考え、彼なりの努力をしながら、小さな心を痛めていたことを改めて知らせてくれます。学校へ行かない理由は単純なものではなく、ちいさな綻びがたくさんたくさん積もった結果だということが感じ取れます。話を聞けば聞くほど「彼には学校というシステム自体が合わない。どれだけ配慮があろうとつらさを感じてしまうだろう。だから行かない選択が彼の心を守ることにつながるのだ」と潔く思えているのが現在の親としての正直な気持ちです。休校があった年の新1年生なので、むっくんが小学校へ通った時間は約2ヶ月半。本人は学校へ通っていたころを振り返り「少しだけ行ったから、学校がどんなところか知ることができた。行ったから、知れて。知ったから行かないって決めることができた。だから少しだけど行ってよかったんだよ」と話しています。Upload By ウチノコ不登校選択後の家庭での様子むっくんは不登校を選んだ当初、精神的に不安定で私から離れられない、外出を嫌がる、夜眠れない様子などが見られました。そのため初期のころはとにかく無理せずゆっくりと、心と体が休まるように過ごしました。むっくんの周囲の大人は、私や夫をはじめ祖父母に至るまで彼の不登校を肯定的に捉えているので、家庭や家族が安全基地として機能することができました。また、学校へ行きたくないと話してから不登校の決断までも早かったので、無理をさせた時間が短かったことも幸いしたのか、むっくんは半年程度でそれなりに元気を取り戻すことができました。元気を取り戻してくると「暇だな~、なんかすることない?」と活動を求めることが増えていきました。そのため、私たちは学校が担っていた役割を今後どう担保していくか、ということを考えるようになりました。学校へ行ってくれたら正直な話、私は楽に過ごせます。だけど、再び学校へ戻ることを求めると、むっくんはまた心を壊してしまうと感じていました。そこでここからはホームエデュケーション(家庭を拠点に、子どもを尊重しながら、社会の資源を生かして学ぶこと)を目指していくことに決めたのです。Upload By ウチノコ家庭での体験学習最初に家庭をベースに取り組んでいくことにしたのが【体験学習】になります。【体験学習】といっても、なにか特別なことをするわけではありません。本人がやりたがることができるように、環境を整えたり、一緒に活動したりするだけです。普段の過ごし方は以前まとめたコラムがあるので参照してみてください。もともとむっくんはとても好奇心旺盛な人なので、次から次へいろいろと手を出していろんなことを楽しんでいます。中途半端感は否めませんが、楽しそうにくるくる動くむっくんを見ていることはうれしくもあります。特に料理に関するスキルが良く伸びていて、最近では私にお昼ご飯をつくってくれたり、弟のおやつを手作りしてくれたり。毎日好きなことをして過ごすうちに、こんなことを知っているんだ、こんなことできるようになってたんだと驚かされることもあり、何をしても学習になり、いろいろなことをどんどん吸収して成長していくのだなぁと感じています。さらに最近では、公営施設が行う子ども向けのイベントや公開講座などにも参加できるようになり体験の幅も広がってきました。子ども向けの講座は探せばたくさんあるので、本人の「好き」を大切にいろんな体験を積むことはそう難しくないのだと感じています。Upload By ウチノコ執筆/ウチノコ(監修:初川先生より)むっくんにとって、学校というシステムが合わない。本人の語りや様子をふまえ、ウチノコさんがご決断されたこと、さまざまな考えが逡巡したことと思いますが、ご家族みなさんが今はむっくんの不登校という選択を肯定的に捉えていらっしゃるとのこと何よりです。不登校になった当初は精神的に不安定になるお子さんは多くみられます。まずは休養を取られたこと、とてもよかったと思います。「暇」と言い始めるのが元気が回復してきた証拠なのはその通りです。体験学習を中心に過ごしているのもいいですね。むっくんは公営施設での子ども向けイベントに参加できるのですね(それは何よりです!)。家庭の中だけでは経験しづらいこともあるので、そうした催しをうまく利用できるといいですね。また、学校というシステム(セッティング)には合わなかったということですが、学校教育は膨大な内容を提供してくれる装置である側面もあります。学校ではどんなことを扱っているのかという視点も、大人の側は持っておくのもよいと思います。自分の生きるこの世界にはさまざまなもの・こと・不思議があるのだということを、さまざまな観点・視点から提示し、その中でお子さんが興味関心を持つものを見つけられるといいなと思います。
2022年08月18日NPO法人あんじゅりあんは、鹿児島市の殺処分ゼロを目指してこれまで活動してきました。今年度、殺処分ゼロを達成し、今後も鹿児島市の殺処分ゼロを目指していくため、支えるサポーターとなっていただきたいと思い、この度初めてのクラウドファンディングに挑戦することを決意いたしました。URL: TV取材も受けました令和元年度に283匹、令和2年度は133匹※。これは近年の鹿児島市における殺処分数です。令和3年度、保健所から引き出した猫は84匹で、鹿児島市は今年度初めて殺処分ゼロを達成しました。全頭譲渡が終了してませんが、活動を始めて以来の快挙です。ただし保健所から引き出した猫は状態が悪く、通常より多額の医療費がかかっているのが現状です。そのため、初期医療をすると同時に治療が必要で1匹当たりの平均医療費が65,000円前後かかってます。また、負傷猫の引き出しもしており負傷猫については交通事故などで重傷の場合が多く1匹で10万円を超える事が珍しくありません。全額を里親様にご負担いただくには、負担が大きく、鹿児島の猫については上限を40,000円(不妊去勢手術は別途)としてご負担いただいています。現状の医療費や団体の運営状況を鑑みても、現時点では医療費を下げることは厳しい状況です。今回のプロジェクトを通して、現状についてご理解いただきながら今後は、医療費の里親さま負担金上限30,000円を目指していきたいと思います。【目標金額と資金使途】◆目標金額 :300万円◆資金の使い道:保護した猫たちにかかる医療費※年間で毎年630万円ほどが必要となっています。まずはその一部だけでもご支援いただければ大変ありがたく、ご理解を賜れますと幸いです。【リターンについて】3,000円 応援コース10,000円 選べるオリジナルグッズコース30,000円 お気持ちを上乗せ応援コース50,000円 オリジナルカレンダーコース 他【NPO法人あんじゅりあん】理事長:平田 昇事務所兼シェルター:〒890-0031 鹿児島県鹿児島市武岡4-31-16 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月21日コム デ ギャルソン・パルファム(Comme des GARÇONS Parfums)は、新作香水「ゼロ(ZERO)」を、2022年6月8日(水)よりコム デ ギャルソン・パルファム取り扱い店舗にて発売する。新作香水「ゼロ(ZERO)」地球への想いを表現「ゼロ」は、地球への想いを香水を通して表現した、ウッディノートのオードパルファム。行動を通して地球と繋がることを称え、ごくシンプルなフレグランスに仕上げている。ニス、爽やかなベルガモットオイルのトップノートに始まり、アーシーなベティバーと合成ローズのミドルノート、ほのかに甘く温かみのあるカシュメラン、ムスク、チェダーウッドオイルが落ち着いたムードを漂わせる。必要最低限の印刷を施したガラスボトルまた、ボトルデザインは、コム デ ギャルソン パルファムの世界観と「資源の保護」を念頭に置いたミニマルな仕上がりに。曲線的なフォルムのボトルには完全にリサイクル可能なガラスを採用し、必要最低限の印刷のみを施すことで、研ぎ澄まされたシンプルさを実現している。【詳細】コム デ ギャルソン・パルファム「ゼロ」EDP natural spray発売日:2022年6月8日(水)展開店舗:コム デ ギャルソン・パルファム取り扱い店舗価格:100ml 21,175円
2022年06月06日徳島県上勝町へ寄付女性向けの植物性ウェルネスプロテイン『KOREDAKE』を展開する株式会社メップルは、ゼロ・ウェイスト(無駄や浪費、ごみをなくす)推進のため、環境月間に合わせて6月1日から「Spoon Action」をスタートしました。同社は通信販売にて付属の計量用スプーンを付けない「スプーンレスプラン」を展開。通常、「スプーンレスプラン」での1購入あたり10円を、自治体として日本で初めて『ゼロ・ウェイスト(Zero=0、Waste=廃棄物)宣言』を行っている徳島県上勝町に寄付しています。今回の「Spoon Action」では環境月間にあたる6月1日(水)から6月30日(木)までの期間、1購入あたり100円が寄付されることとなります。ごみを生み出さない社会へ『KOREDAKE』は、人の健康と地球環境にやさしい「ウェルネスプロテイン」を目指し、原材料の調達においても人と環境に配慮。大豆の生産から消費、廃棄までを追跡可能な状態にする「トレーサビリティ」の向上に取り組むサプライヤーから調達を行っています。寄付先である徳島県上勝町は、2003年に自治体として日本で初めて『ゼロ・ウェイスト宣言』し、ごみ自体を生み出さない社会を目指し、コンポストを活用した家庭での生ごみの堆肥化や、資源ごみを45種類以上に分別するなどの取り組みを行い、現在のリサイクル率は80%を超えています。(画像はプレスリリースより)【参照】※KOREDAKEブランドサイト
2022年06月06日赤城乳業の新作アイス「不二家ルックアーモンドアイスバー」が、2022年6月7日(火)より発売される。不二家のチョコ「ルック(ア・ラ・モード)」のアーモンドがアイスに!2022年に誕生60周年を迎える不二家のチョコレート「ルック(LOOK)」。一口サイズのチョコレート12粒入りの鮮やかなイエローのパッケージで親しまれるロングセラー菓子だ。「不二家ルックアーモンドアイスバー」は、そんな「ルック(ア・ラ・モード)」の“アーモンド”をイメージしたアイスクリーム。アーモンド風味のアイスクリームにローストアーモンドを混ぜ込み、仕上げにチョコレートでコーティングした。「ルック」の香ばしいアーモンドの風味と、コクのあるチョコレートがベストマッチな1品となっている。詳細「不二家ルックアーモンドアイスバー」151円発売日:2022年6月7日(火)発売エリア:全国【問い合わせ先】赤城乳業 お客様相談室TEL:0120-571-591(9:00~17:00 土、日、祝日、年末年始を除く)
2022年06月05日わが子がかわいすぎて、ゼロ距離で凝視するママとパパに起こった出来事とは……?寝ているわが子をゼロ距離で見つめていたら、何となく利き手が判明したエピソードを紹介します。かわいくてデロデロ、物理的にもデロデロ……。いつものように握りこぶしをハムハムしながら寝るわが子と、左右からゼロ距離で凝視するパパとママ。突如「ンキャー」と鉄拳が顔面に……。 右手側のパパだけがベチャベチャのデロデロに……。これは多分、右利きですね! 著者:マンガ家・イラストレーター イルカウミ君(1歳)のママで、ブログにて育児マンガや体験談マンガを連載中!
2022年05月27日子どもの不登校、行き渋り、どのように寄り添ってあげたらいい?不登校とは、文部科学省の定義としては「連続又は断続して年間30日以上欠席し、何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況である(ただし、病気や経済的な理由によるものを除く)」とされています。不登校になる原因やきっかけは子どもによってさまざまですが、早期解決できるか長期化させてしまうかは周囲の対処法によって大きく左右されると言われています。参考:児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査-用語の解説|文部科学省令和2年度の調査によると小・中学校における不登校児童生徒数は196,127人(前年度181,272人)であり、前年度から14,855人(8.2%)増加しています。児童生徒1,000人当たりの不登校児童生徒数は20.5人(前年度18.8人)。不登校児童生徒数は8年連続で増加し、過去最多となっています。また、新型コロナウイルス感染症によって学校や家庭における生活や環境が大きく変化し、それが子どもたちの行動などにも大きな影響を与えていることもわかります。新型コロナウイルスの感染回避による長期欠席者数は20,905人となっています。子どもが学校に通えなくなってしまった場合、子ども本人にはもちろん、保護者にもさまざまな不安が生じるかもしれません。いろいろな体験談と解決策を描いたコミックエッセイや、情報コラムから不登校や行き渋りの悩みの解決のヒントを見つけられるかもしれません。参考:令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要|文部科学省Upload By 発達ナビ編集部不登校、行き渋りなどの情報コラム不登校の原因・きっかけはさまざまですが、早期解決できるか長期化させてしまうかは周囲の対処法によって大きく左右されると言われています。不登校はどのようにして起き、どんな経過を辿るのか、保護者の子どもとの接し方のポイントを解説します。子どもが学校に通えなくなってしまった場合、子ども本人にはもちろん、保護者にもさまざまな不安が生じるかもしれません。このコラムでは、不登校の子どもと保護者をサポートする役割を担う「教育支援センター(適応指導教室)」を取り上げます。日本で唯一の不登校専門紙「不登校新聞」。夏休み明けに増え続けている子どもの自殺を止めるために、私たち親は何ができるのか、石井志昂編集長(不登校新聞)と牟田編集長(LITALICO発達ナビ)とともに考えます。不登校、行き渋りのコミックエッセイADHDのある次男くんは4月から小学6年生。いよいよ本格的に中学校選びを始める時期になりました。中学1年生のときに対人関係のトラブルがあり、1年間不登校だったスガカズさん。「自分の子どもには同じような経験はしてほしくない」と「本人(次男)の意思に任せたい」で揺れておりーー。小学校でも中学校でも卒業式で涙を見せたことがなかった荒木まち子さんの娘さんですが、高校の卒業式では大号泣!その涙の理由は、卒業式直前に行われた、生徒主体の「学習発表会」で知ることができました。通信制高校の角川ドワンゴ学園S高等学校に在学中の高校1年生の加藤路瑛さん。今回は、ネットコース生である加藤さんの学校生活をお話しします。今話題の通信制高校のリアルを大公開!小学校入学以来、何度となく登校渋りを繰り返し、小学2年生の秋から不登校になった鈴木希望さんの息子さんですが、4年生になり普通に登校するようになりました。そこに至るまでに何があったのでしょうか。ADHDと自閉スペクトラム症の診断を持つ小学2年生、むっくん。今は不登校で自宅学習を選んでいますが、気になる将来のことについてフリーランス児童精神科医の三木先生に聞いてみました!ASDがあるいっちゃんは中学3年生。府内の美術系の高校への進学を考えており、この秋から受験塾(のようなところ)に通い始めました。しかし、塾に通うのは嫌だと言いだして…。まとめ不登校に限らず、思春期の子どもとの接し方に悩む保護者の方は数多くいるのではないでしょうか。思春期に起きる子どもの変化は、時として親子関係にも変化をもたらします。そうしたタイミングで子どもが不登校になったとき、親としての責任を感じて自分を責めたり、子育てに自信を失ってしまったりすることもあるかもしれません。ですが、不登校の原因は一つではなくさまざまな要因が複雑に絡み合っています。つまり、子どもが不登校になるのは必ずしも全て親の責任ではないとも言えます。子どもとの対話を通して、前向きに、少しずつでも前に進んでいけることを願います。
2022年05月04日合同会社Spica(所在地:埼玉県川越市、代表社員:新田 哲男)は、不登校児向け児童福祉サービス「多機能型事業所スピカ」を埼玉県ふじみ野市にオープンしました。「多機能型事業所スピカ」詳細URL: 正面■施設の特徴*既存施設(放課後等デイサービス)との違い多機能型事業所スピカは、県から障害児通所支援事業所の指定を受けた、「児童発達支援」「放課後等デイサービス」の福祉サービスを提供する事業所です。従来の放課後等デイサービスは、いろんな特性を持ったお子様が利用するため、不登校児の受け入れは難しかったのですが、当デイサービスは「不登校児」向けのデイとなっており、お子様も保護者様も「安心して過ごせる場所」を目標に支援をしています。*e-ラーニングスピカでは、学習支援ソフト天神(e-ラーニング)を活用した学習支援を取り入れています。学習塾とは違い解法等を教えることはしませんが、お子様が無理なく学習に取り組める環境を用意します。学校からの認可を頂ければ、天神での学習療育により、スピカ利用日を出席扱いにしてもらえることもあります。学習支援に関しては、お子様が無理なく過ごせることを目標にしていますので、強制ではありません。*利用中のお子様と保護者様の声現在利用中の学校への行き渋りがあるお子様ですが、保護者様からは「学校に行ってないことによる学習への不安」や「お子様が家にこもってしまうことへの不安」が大きいとのことでした。当デイを利用しだしてから、本児が学習することへの喜びを感じたようで、自宅でも「いつスピカに行けるのか?」と家族に打ち明けてくれることが多くなりました。本児は学校だけでなく、同じ放課後等デイサービスへの行き渋りもあったのですが、「スピカには自分から率先して行ってくれる」との話があり、1つの成果として、大変嬉しい限りです。■クラウドファンディング実施中障害を持った子どもたちだけでなく「不登校」や「引きこもり」の子どもたちも利用できる学習型の社会福祉事業所の立ち上げを目指しています。(児童発達支援事業所、放課後等デイサービス)学校生活に上手く馴染めず行き場のない子どもたちが、安心して過ごせる、学習できる居場所を確保してあげたいという思いから社会問題と向き合う人のクラウドファンディングGoodMorningにて、プロジェクトを2022年4月12日から6月10日まで実施いたします。URL: ■店舗概要店舗名 : 多機能型事業所スピカ開店日 : 2022年3月1日(火)所在地 : 〒356-0041 埼玉県ふじみ野市鶴ケ舞1-1-18アクセス: 東武東上線・有楽町線「上福岡」駅 徒歩13分営業時間: 平日 9:00~18:00定休日 : 土・日・祝 年末年始:12月28日~1月4日夏季休暇:8月11日~8月17日URL : ■会社概要商号 :合同会社Spica市場 :法人番号 9030003018061代表者 :代表社員 新田 哲男所在地 :〒350-0014 埼玉県川越市古市場65-4設立 :2021年10月事業内容:児童福祉法に基づく障害児通所支援事業資本金 :220万円【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】多機能型事業所スピカTEL:049-257-4411 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月19日4月15日、小室圭さんが再受験した米・ニューヨーク州の司法試験の結果が、不合格だったとわかった。NHKの報道によると、小室さんが日本でパラリーガルとして勤務していた奥野総合法律事務所の奧野善彦弁護士は、15日午前に小室さんから電話で試験結果を聞いたという。小室さんは合格点まであと5点足りなかったといい、今年7月に再々受験する意気込みを語ったと報じられている。小室さんが眞子さんと結婚後、渡米したのは昨年11月中旬。当初は眞子さんと笑いながら、仲睦まじく歩く姿がキャッチされていた。ところが、司法試験を再受験した今年2月22日、23日(現地時間)、試験会場に訪れた小室さんの姿は“激変”していたという。「圭さんはNYの弁護士事務所で法務助手として働きながら、試験に向けて準備をしてきました。ですが仕事と勉強の両立はハードだったのか、試験会場に訪れた圭さんの表情はあまりにも暗く、髪の毛もボサボサ。そのような姿に、周囲からは“試験がうまくいかなかったのではないか”と心配の声が上がっていました」(NY在住ジャーナリスト)次の司法試験まで、残すところ約3カ月。米国生活を続けるにあたって、最も気がかりなのは経済面だろう。小室さんと眞子さんが暮らす高級マンションの家賃は、月50万円前後とも報じられている。「法務助手である小室さんの現在の年収は600万円前後だといい、司法試験に合格し弁護士になれば2,000万円前後の年収が見込めると言われています。小室さんは弁護士になることを前提に、現在勤務している弁護士事務所に雇用されています。ですが、2度目も試験に落ちてしまったことで、雇用が断ち切られてしまう可能性もあるかもしれません」(皇室担当記者)1度目の試験結果が不合格だとわかった昨年10月末、小室さんは今回と同じように奥野弁護士に電話で報告。その際、眞子さんも奥野弁護士と電話で話し、「夫を支えていきます」と伝えたという。そんな眞子さんはすでに仕事を始めているようで、世界三大美術館のメトロポリタン美術館で勤務していると複数の海外メディアが報じている。「同館が所蔵する美術品の解説文を、眞子さんが執筆していたのです。現在はアシスタント・キュレーターとして働いているようで、インターン扱いの眞子さんに給料は支払われていないと聞いています。圭さんが解雇されてしまうと、収入がゼロになることもありえます。正式雇用されれば、圭さんを経済的に支えることもできるのでしょうが……。一方でビザの問題もあります。圭さんは学生ビザの延長である『OPTプログラム』を利用しているそうで、眞子さんはその配偶者ビザと見受けられます。そうであれば、今年5月にはビザが切れてしまうのです」(前出・NY在住ジャーナリスト)昨年10月の結婚会見では、「圭さんの留学については、圭さんが将来計画していた留学を前倒しして海外に拠点を作ってほしいと、私がお願いしました」と語っていた眞子さん。果たして、小室さんは愛妻の望みを叶えることができるだろうか。
2022年04月16日じっとできない!むっくんは小学校に通っていたころは、立ち歩くことはなく座って授業を受けていたそうです。だけど、家庭学習に切り替えてからは学習中にごそごそウロウロゆらゆらガタガタ。どうにもじっと座り続けることができません。イスはそれなりに座り心地の良い高いやつで、足おきもあります。だけどちょこっと机で問題を解いたらウロウロ。また戻ってきて解きながらガタガタ。今度は床にねそべって続きを解いて、トランポリン休憩をはさみ、ハンモックに乗ってユラユラしつつ問題を読み、机で次を解いたらまたゴソゴソ。どうにもせわしないのです。Upload By ウチノコどうして動くの?私から見ていると効率が悪いだけでなく、疲れるのではないかと感じるむっくんの姿。だけど発達障害の勉強会では、じっとできない陰には体幹の弱さから体を支えつづけることが難しい、ユラユラなどの強い感覚刺激を求めている、さまざまな刺激が気になり多動・衝動性からじっとすることが難しい、などいろいろな要因があるという話を聞きました。きっとむっくんにとっては何かしらの理由や必要性があるから動き回っているのだろうとは思うものの、むっくんが何を感じているのか知りたい!そこで本人に聞いてみることにしたのです。動き回る理由「どんな感じで動いてるの?そんなに動いて疲れないの?」私の質問を聞いたむっくんは、しばらく考えてこう答えました。「なんかじっとしていると、ムズムズするっていうか。体がくすぐったくなるんだよ。勉強しているとその間はじっとするじゃん?じっとするとまばたきで瞼しか動かせないでしょ?ずっとそうしてたらオレはくすぐったくてたまらなくなるけどなぁ」なるほど、むずむず!むずむずの理由は体幹の弱さなのか、感覚刺激なのか、いろいろと気になってしまうからなのか、分からないけれど。むっくんはむずむずしている不快感を解消する目的で動き回るということに納得です。動き回っていても、それなりに学習は進んでいることを考えると、動きながらの学習が今のむっくんにとっては集中しやすく心地良いのかもしれません。それなら今はこのままで大丈夫だなと安心した私。さらにむっくんはこう続けました。「むしろ瞼しか動かせないのに、平気な方がおれには分からないよ。どうしてお母さんは平気なの?」Upload By ウチノコじっとしている理由そんなこと、私は考えてこともありませんでした。どうして私はじっとしていられるんだろう?効率重視だから?じっとしている方が心地良い?体重が重いから動きたくない気はするが?じっとしていることが私にとって本当に効率が良いのだろうか?心地良いことなんだろうか?私は自分のことなのに、思考停止していたことに気がつきました。むっくんは答えてくれたのに、私は「分からない」としか答えられませんでした。じっと座ることは「いいこと」でウロウロすることは「わるいこと」という子どものころに植えつけられた価値観、学習はじっとしてするもんだっていう思い込み。それらに疑問を抱くことなく、私はぼーっと生きてきたのかもしれない!なんだかそれはもったいないような気もしてきました。心地良いを探すこの会話の最中、あっ!と叫んでむっくんは「あるもの」を取りに行きました。それはバランスボール。むっくんのお気に入りで普段からよく使っています。おもむろに自分の椅子を避けて、バランスボールをセッティング。イス代わりに腰かけてぼよんぼよんと楽しみます。「これなら瞼以外も動かせるし、机で字も書ける!長く座っててもむずむずしない!すごくいい!!」バランスボールがむっくんの学習お助け隊に入隊しました。Upload By ウチノコ目的を見失わないように「じっとすること」は子どもがよく大人側からよく求められる姿だと思います。生きていく中でじっとすることが大切なシーンもたくさんあるでしょう。「じっとすること」が必要なシーンを想定し、無理のない範囲でじっとする練習をすることも大切だと思います。だけど、日常の学習の目的はあくまでも学習です。目的達成のために学習を邪魔するほかの不快感を取り除き、自分が一番学習しやすい、つまり集中できて頭が使いやすい姿勢でいることのほうがこの場合大切でしょう。むっくんのゴソゴソウロウロは学習に集中するための彼なりの努力なのかもしれないなぁと考えて見守っています。そして、私にも学びに適した自分にしっくりくる姿勢があるかもしれません。むっくんに負けないように私も自分の心地良いを探求していこうと思います。執筆/ウチノコ(監修:初川先生より)今回もまた、むっくんの見事な言語化に驚きました。むずむずする、どうして瞼しか動かさなくて平気なの?この問いにどう答えたらよいのかは私も難しいなと思います。さて、ウチノコさんが書かれているように、立ち歩きは(座って学習できるタイプの人からすると)気になるものですね。立ち歩いているのは集中が切れたからだ、集中していないから立ち歩くのだと暗黙の了解として持ってしまう大人は多くいます。ただ、むっくんが体現しているように、動いている方が学習や作業に集中できる人はいます。座って、いい姿勢で授業を聞くとなると、座っていることだけで、いい姿勢を維持するだけでエネルギーの大半を使い果たしてしまって、肝心の内容が入ってこない、と語っていたお子さんもいました。大人になると、仕事しているときに、立ってPC作業している方が捗る人、絶えず貧乏ゆすりしながら考え事している人など、どこかしら動いていたり、自由度の高い姿勢を取っていたりする方もいますね。大事なのは、学習の内容を理解して習得すること。そのときの姿や行動は問わない。ウチノコさんがご指摘の通りです。それが実は学習という観点からすると一番本質的な捉え方です。もちろん集団の中で学習する場合には、周りの子や授業の進行自体に支障を来さないような工夫は必要になりますが、大事なことは座っていい姿勢で聞くことではなく、内容を習得することです。姿勢や行動は気になりますが、それには惑わされず、学習が成立しているかを確認しましょう。
2022年04月14日株式会社FJネクストホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:永井 敦)は、循環型社会実現のためのコンセプト「ゼロエミッション」に共感し、CO2排出削減を目的として、2022年4月より企業ユニフォームの廃棄をゼロにする取り組みを開始いたしました。■概要当社グループのマンション管理業務に従事する巡回社員、ライフマネージャー(マンション管理員)、クリーンスタッフ(マンション清掃員)※計約400名 が着用し不要になったユニフォームを回収し、原料の分子レベルまで分解のうえ、新しいユニフォームの生地の原料として100%リサイクルするという取り組みです。これまで産業廃棄物として処分されていた、使用済みユニフォームをケミカルリサイクルすることによって、生産や廃棄の過程で排出されるCO2を抑制できるため、地球温暖化対策に繋がります。ケミカルリサイクルイメージユニフォームイメージ1ユニフォームイメージ2ユニフォームイメージ3当社グループは、この取り組みをはじめ、社会を取りまく様々な課題に対し、グループ一丸となって積極的に取り組むことで、SDGsが掲げる“持続可能な社会”の実現に貢献するとともに、一層の企業価値の向上に努めてまいります。【ゼロエミッションとは】1994年に国連大学が提唱した、人間の活動から発生する排出物を限りなくゼロにすることを目指しながら最大限の資源活用を図り、持続可能な経済活動や生産活動を展開する理念と方法のことです。東京都は、2050年に、CO2実質ゼロに貢献するゼロエミッション東京の実現を宣言しています。ゼロエミッションSDGs◆「株式会社FJネクストホールディングス」 (プライム市場:8935)事業内容:グループ会社の経営管理、不動産特定共同事業、不動産の企画開発、売買創業 :1980年7月「都市住空間への挑戦と創造を通して、豊かな社会づくりに貢献していく」を企業理念に、首都圏にて『ガーラマンションシリーズ』を展開しています。社会の一線で活躍する首都圏の単身者の生活を支えるインフラとして、また、安定した収益を不動産に求める方への資産運用商品として、地域や社会と一体となり、都市住空間の創造に取り組んでいます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月08日一般社団法人 子供自信協会(所在地:東京都中野区、代表理事:新井 輝一)は、不登校のお子さんをもつ親御様を対象とした「魔法の言葉がけセミナー」を提供しており、このたび再度の開催として2022年5月7日(土)、5月8日(日)、5月14日(土)分の販売を開始しました。「魔法の言葉がけセミナー」URL: ■提供背景コロナ禍の影響もあり、文部科学省の調査によると小・中学校における不登校の児童生徒数はついに20万人近くに達し※、年々悪化の傾向にあります。そんな中、2019年より不登校の再登校率100%を達成した個人カウンセリングでお伝えしていた「魔法の言葉がけ」の技術をオンラインセミナーで提供してほしいとのご要望が高まりました。このお声にお応えして2020年よりオンラインセミナーで提供を開始し、全国の多くの不登校の親御様にご受講していただいておりますが、この度5月に再度開催することが決定いたしました。※2020年度、小中学校における長期欠席者の数は28万7,747人、そのうち不登校の児童生徒数は19万6,127人に及ぶ出典元:文部科学省「令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」 ■サービスの特徴*親御様が魔法の言葉がけを身につけるだけで、不登校が自発的に解決する魔法の言葉がけはお子様の情緒に深く、ホンモノ共感することで、お子様の自己肯定感を高め、不登校を自発的に解決するテクニックです。このためお子様の行動を変えたり、制限したりする必要は一切することなく、突然「俺、学校に行く。」とお子様から自発的に再登校していきます。*個人カウンセリングで再登校率100%を達成した「魔法の言葉がけ」重度のゲーム依存、ネット依存、昼夜逆転、超完璧主義、無気力状態、強い対人恐怖症、長期化している不登校・引きこもり、複雑な家庭環境で育ったお子様など、どんな重い状態のお子様でも、親御様が魔法の言葉がけを身につければ、お子様の自己肯定感が高まり、自発的再登校が実現できた方法です。*不登校の真の原因「役立たず不安」を解明した上での個別指導ご家庭・お子様の状況から、不登校の原因を徹底的に解明し、その上で、お子様の自己肯定感を高めるための個別の解決策を個別指導します。親子の会話の録音添削を行い、具体的な言葉がけの指導まで行っているので、誰でも魔法の言葉がけを身につけることができます。■サービス情報価格:3,000円(税込)日時:2022年5月7日(土)13:00-17:302022年5月8日(日)13:00-17:302022年5月14日(土) 13:00-17:30※Zoomでのオンライン開催■お申し込み方法下記リンクから申し込むことができます。 ■講師プロフィール新井 輝一プロフィール写真日本人で初めての不登校専門カウンセラー不登校セラピー 代表一般社団法人 子供自信協会 代表理事サラリーマン時代にうつになり、強烈な不安と自殺願望に苦しんだ経験からカウンセリングを学び始める。その後、不登校の女子高生が薬物療法でもよくならず過去のトラウマに苦しみ、涙を流す姿を見て衝撃を受けて、「苦しむ子供たちを救いたい」と、2007年、日本で初の不登校専門カウンセラーとして「不登校セラピー」を立ち上げる。無気力の不登校児童が、自発的に再登校する魔法の言葉がけ「ホンモノ共感」「プラス言葉」、親の不安やイライラのスイッチを切る「解除」など、それぞれの不登校の原因やパターンに応じた個別具体的な指導を提供。対応案件の2/3以上で、子ども本人に会わずして、不登校問題を解決している。相談件数は約1,400件以上、深刻なトラウマに苦しむ不登校児童、引きこもり・完全無気力・精神病などの困難な不登校児童を短期間で「根本的改善と自発的再登校」に導き、個人カウンセリングで2019年に再登校率100%を達成。夢は不登校児童ゼロ。そして自信いっぱいで幸福感と可能性に満ちあふれた子供が一人でも多く増えることを願い、現在は、オンラインセミナーとカウンセリングに当たっているほか、講演活動にも取り組んでいる。■会社概要商号 : 一般社団法人 子供自信協会代表者 : 代表理事 新井 輝一所在地 : 〒164-0001 東京都中野区中野3-28-9-103設立 : 2016年11月事業内容: 子どもの健全育成と社会教育推進等URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】一般社団法人 子供自信協会 事務局TEL : 03-3382-7680MAIL: info@jisinkodomo.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月06日SNSをはじめたことでとんでもない事件に巻き込まれた様子を描いた大人気マンガシリーズ、「SNSの罠で不登校になった話」。 今回は作者の永遠の厄年2人組(@eiennoyakudosi)さんに、漫画執筆のきっかけなどをインタビューしました。「SNSの罠で不登校になった話」みどころ投稿者のお兄さんは、生まれつきの障がいを持ち運動ができない分勉強や資格習得に力を入れる努力家。それは高校で表彰され話題になるほどですが、中には、兄に嫉妬して面白くないと考える人もいるようで…。そんな中、コロナウィルスが流行し、授業はオンラインとなりクラスメイトとは会えない日々が訪れてしまいます…。そこで兄は両親に止められていたSNSを内緒ではじめ、同級生たちと連絡を取るようになったのですが…?出典:instagram学校では兄がA梨さんにストーカーしたという嘘の噂が広がっていました!クラスメイトや先生の誤解を解こうと弁明しますが信じてもらえず…。物語後半、事態を把握した両親が気づいた違和感から“事件の真相”が明らかに…!ほとんどの人が利用している「SNS」はとても便利で楽しいものですが、一歩間違えればトラブルに巻き込まれることも…。使い方次第で被害者にも加害者にもなり得るということを、改めて考えさせられる素敵な作品となっています。このお話を書こうと思ったきっかけを教えてください。もともと、私達の学生時代に遭ったいじめの体験談等を投稿していました。それを読んで下さっていたあるフォロワーさんから自分の家族が同級生からSNSを使った酷いいじめに遭い、学校からもきちんとした対応をしてもらえず、無かったことのようにされてしまったので、その話を出来るだけ多くの方に知ってもらうために、話を漫画化してほしいというDMを頂きました。詳しくお話しを伺ったところ、あまりにも酷い話で、実話だと信じられる証拠も充分に提示して頂いたので、個人が特定されないようフィクションを混ぜた形で漫画化させて頂きました。このお話はどんな読者さんに見てもらいたいですか?誰でもスマホが持つことができ、SNSが中心となった現代社会では、SNSを使ったいじめは誰にでも起こり得る問題だと思います。加害者がまだ未成年の子どもの場合には、悪いことをしている意識が無く、面白半分やふざけてやっていることが多いかと思います。そのため保護者や学校の先生といった周囲の大人達がSNSの扱いを指導し、イジメは絶対に許されないことをきちんと伝えるべきだと思います。SNSを使う全ての人はもちろん、SNSを扱う子どもを指導する立場の人にも読んで頂きたいです。最後に、読者さんやファンの皆さんにメッセージがあればお願い致します!あまり楽しい話題とは言えず、逆に難しい問題を取り扱った漫画にも関わらず、たくさんの方に読んで頂けて本当にありがたいです!今回インタビューに答えさせて頂いたのは、主に作画担当のF美ですが、私は3人の子を持つ母親です。話を考え、絵を描くときに自分の子どもを重ねて、もし自分が親だったらどうするかだとかを考えたりもします。私達の投稿を通して「こんな事が実際にあるんだ…」とか「自分だったら、我が子だったら…」と些細なことでもいいので、少しでも何かを考えたり、意識が変わるといいなと思います!今回は永遠の厄年2人組さんの「SNSの罠で不登校になった話」についてご紹介しました!永遠の厄年2人組さんの作品にかける想いが伝わってくる内容でしたね。永遠の厄年2人組さん、ご協力いただきありがとうございました!"
2022年04月01日大人気マンガシリーズ、今回は永遠の厄年2人組(@eiennoyakudosi)さんの投稿をご紹介!「SNSの罠で不登校になった話」第12話、最終話です。両親は転校をさせようとしましたが教頭に止められ、お兄さんも卒業まで頑張ることを決めました。しかし学校の対応に納得のいかない両親は調査報告書の提出を求めました。待たされた質問状出典:instagramなぜ加害者は…出典:instagram最後に
2022年03月16日大人気マンガシリーズ、今回は永遠の厄年2人組(@eiennoyakudosi)さんの投稿をご紹介!「SNSの罠で不登校になった話」第12話です。クラスのみんなからストーカー呼ばわりされ、別室登校で頑張って通っていたお兄さん。しかし毎回教師にA梨さんの件で説教をされついに学校に行けなくなった…!転校出典:instagramそこまでしてくれるなら…!出典:instagram両親は転校させることを学校に言いましたが今まで出てこなかった教頭に止められてしまいました。卒業まで頑張ることを決めたお兄さんですが、両親は学校の対応に全く納得できませんでした…。次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@eiennoyakudosi)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年03月15日大人気マンガシリーズ、今回は永遠の厄年2人組(@eiennoyakudosi)さんの投稿をご紹介!「SNSの罠で不登校になった話」第11話です。ライブ配信をしながら自宅に突撃されたお兄さん。このことは学校に報告しましたが口頭注意で済まされてしまいました…。停学期間が終わり…出典:instagramクラス中に…出典:instagramお兄さんに説教…出典:instagram停学期間が終わり学校に行くとクラス中、誰一人としてお兄さんの味方はいませんでした。別室登校で頑張って学校に行きましたが毎回教師に説教をされ、学校に行けなくなってしまいました…!次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@eiennoyakudosi)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年03月14日