多くの働くママが悩むのが、「仕事と家事・育児の両立」ではないでしょうか。時間的な厳しさもあり、心身ともに負担が大きいため、ストレスを溜めやすく、体を壊してしまうこともあるでしょう。仕事と家事・育児を両立するために、どのようなことができるのか、考えてみました。会社を辞めるべきか……働くママの悩みインターネット上では、こんな悩みが多く見られます。仕事と家事・育児の両立に疲れてしまった夫が家事・育児に協力的でない家事を全て一人でこなさなければならないのが辛い仕事を辞めたいけれど、生活が苦しくなるから辞められない育児と仕事との両立は難しく、疲れも溜まっていきがち。疲労から体調を崩したり、うつになってしまうこともあるようです。また、相談する相手がいなかったり、自分の両親のようにいざというとき子どもを任せられる人がいないことも、深刻な悩みに繋がるようです。 仕事と家事・育児を両立するためにできること多くの働くママが悩みを抱えながら取り組む育児と仕事の両立。心身ともに疲れきってしまわないように、どのような対策を取ればいいのか考えてみました。夫に協力してもらう家事と育児を両立するために必要不可欠なのが、やはり夫の協力でしょう。家事の分担や育児のサポートなど、夫婦で半分こ……とまでは行かなくても、夫が協力する割合が少しでも多くなることで、妻の負担はかなり軽減するはず。掃除や洗濯、子どもの送迎など、夫にもできるものを分担し、夫婦で話し合って協力しあえる体制を作りたいですね。ストレス解消法を見つけるただでさえ時間がない中で難しいとは思いますが、少しでもストレスを解消できる趣味や時間を確保し、発散しながら心身のバランスを整えることも必要です。ヨガやストレッチなど、自宅でも簡単にできる軽い運動は自律神経を整え、リラックスする効果が期待できます。本やネットなどで調べて、取り入れてみてはいかがでしょうか。家事・育児の負担を減らす全てをきちんとやろうとすると、心身ともに追い込まれてしまいます。そうならないためには、多少の手抜きも必要。全自動洗濯機や食洗機、乾燥機などを使って、できるところから楽にしていきましょう。惣菜や冷凍食品を夕飯に取り入れたり、休みの日に1週間分の夕飯の下ごしらえや作り置きをしておき、毎日の家事負担を減らすのも良いでしょう。育児や教育に対しても、夫婦間で価値観や意見の相違があると難しいかもしれませんが、思い切って夫に任せてしまうことも時には必要なのではないでしょうか。時短勤務をするできれば仕事の内容や役割の調整もしたいところ。厚生労働省のアンケート調査によると、仕事と家事の両立のために適切だと思う勤務時間は「5〜6時間」という回答があります。通常の勤務より1割程度時短するだけでも、仕事と家事との両立がしやすくなるそう。収入などの問題もありますが、フルタイムで働いているかたは一度検討してみても良いかもしれません。転職を検討する勤務時間と同じく、負担になるのが通勤時間。自宅から会社までが遠い場合は、近隣の職場に転職することで1日の中で有効に使える時間も変わります。勤務時間、通勤時間、やりがいや内容など全てが理想的な職場を見つけるのは難しいと思いますが、自分の優先順位と照らし合わせながら、良い職場を探してみてはいかがでしょうか。育児と仕事が両立しやすい職種は?求人サイトanによると、仕事と家事を両立しやすい仕事のランキングは以下のとおりだそう。1位レストラン・カフェ(ホール・キッチン)2位軽作業・製造スタッフ3位一般事務・受付レストランや軽作業といった仕事はシフト制を導入しているところが多いため、短時間勤務ができたり、代わりの人員を見つけるなどすれば子どもの都合で休みを取るといったこともしやすいのかもしれません。 まとめ仕事と家事、育児の両立は働くママたちの共通の課題。これを解決するには自分で全てやろうとするのではなく、夫婦での協力や多少の手抜きなども必要です。自分に甘くする心の余裕も持ちながら、無理をせず、自分を追い込まないように取り組んでいきたいですね。 参考:Yahoo!知恵袋厚生労働省両立支援に係る諸問題に関する総合的調査研究an 子育てと両立できたシゴト総合ランキング
2018年08月17日こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。育児と仕事を両立させるのに、日々全力を尽くしているママ達がたくさんいます。今回は、3兄弟を育児中の働くママにお話しを伺い、その中で見えてきた両立させるためのポイント と協力要請をするときの言葉かけ に焦点をあててみました。体験談:35歳、3人男子のパートタイムママの場合他県から引っ越してきたYさんは、「育児と仕事で日々大変で死にそうだ 」が口癖の女性でした。公務員のご主人と子ども達の5人家族で官舎に住んでいます。子どもは3人とも元気盛りの男の子です。(小6・小1・幼稚園児)今では育児と仕事の両立をし、好きなヨガのインストラクター資格を取ることができました。しかも、口癖もなくなり、毎日幸せそうです。Yさんのある平日のタイムスケジュールです。5:00起床:洗濯機を回し、コーヒーを沸かしながら早朝ヨガ5:45シャワーを浴びて着替え6:00朝食準備とお弁当作り6:30家族を起こし、みんなで朝食7:10夫出勤(ゴミ出しを依頼)7:20小学生組が登校(朝食の後片付け・洗濯物を干す・三男の着替え・メイクなど)8:00三男と共に出勤8:10幼稚園に送り届ける8:20出社15:00退社(迎え前に買い出し)15:40三男と次男(学童)お迎え15:50帰宅(洗濯物取り込みから片付けと買ってきた物を片付けて夕食準備)16:30長男学校から帰宅(入浴時間までにお風呂掃除を子ども達にお手伝いさせる)18:30子ども達が入浴19:30夫帰宅・家族で夕食21:30子ども達就寝(ここまでの間に夕食片付けとお弁当準備・入浴)22:00夫と自分の自由時間(予定を確認するなど)23:00頃就寝すごく時間びっしりに思えますよね。「コーヒーを飲んだり、雑誌を見たりという時間は十分に取れています。 」とのことでした。育児と仕事を両立させるコツ育児と仕事を両立させるためは、「無理をしない 」ことが大切です。頑張りすぎてしまうママなどは、一生懸命になりすぎてしまう傾向にあり、ママ自身が疲れてしまいます。これでは、うまくいかなくなってしまうでしょう。無理をしないことを前提に、育児と仕事を両立させるためのコツを4つ紹介します。●育児と仕事を両立させるための4つのコツ・子供に手のかからない時間帯に行動朝や子どもが寝てからなど動ける時間を活用・子育て支援活用ファミリーサポートやベビーシッターなどの自治体にあるサービスを活用・育児予定と仕事予定は一目でわかるようにする家族みんなが一目でわかるようにカレンダーなどに書き込んでおく・ママ自身の楽しみを見つけるリフレッシュ時間は、短くても毎日持てるように先に確保女性は、機転が利き行動もできるので、マルチタスクに向いています 。だから、家事育児に仕事と重なってもこなせるのです。しかし、1人で行うには限度があります。それを解消するために、協力とリフレッシュが必要不可欠 です。家族に協力要請するための言葉のかけ方育児や仕事の両立には、夫や親、義親など家族の助けが必要です。しかし、すべてにおいて協力を得られない場合もあるでしょう。なるべくイエスの返事と、協力してもらうためには、言葉のかけ方を変えたり足したりしてみるという方法があります。育児の協力をしてもらいたいとき、「ちょっと手伝ってよ。 」や「おむつくらい替えて 」なんていう言い方になっていませんか?これだと、ちょっとしたケンカやイライラの蓄積になります。言葉のかけ方を変えて回避しましょう。以下が例です。・「○○だけお願いしてもかな?」限定することで手伝いやすくなる・「あなたの時間を使って申し訳ないんだけど、○○頼めるかな?」最初に謝っておくと相手が断りづらくなる・「こんなことあなたにしか頼めないの。お願い。」頼られると断りづらくなるし、相手も悪い気はしない気持ち良く一緒に育児ができるように、言わなくても協力してもらうために、労いの言葉を必ずかけるようにすることをおすすめします。「ありがとう」 や「助かったわ」 などの労いの言葉と共に、笑顔を付けるとなお良いでしょう。----------社会に出て働くという素晴らしいことをしているママ達。育児と仕事を両立させるのは大変です。だから、ママ自身が無理をせずできるようにコツと言葉かけを試してみましょう。きっと大変さの中にも充実感を覚えることができるようになると思います。【参考書籍】伝え方が9割著:佐々木圭一●ライター/桜井涼●モデル/大上留依
2018年07月26日華やかな一方で多忙なイメージがある建築の世界。その第一線で働くママ・パパたちは、子育てと仕事をどうやって両立しているのか。そのリアルな実態がわかるエッセイ集『子育てしながら建築を仕事にする(学芸出版社)』が刊行されました。そこで、編著者で「キュープラザ二子玉川」の商環境デザインを手がけた3歳児ママ・成瀬友梨さんをはじめ、建築家パパの三井祐介さんと豊田啓介さんも参加したトークイベントに潜入! さらに後日、成瀬さんにインタビューし、両立するための工夫や職場の環境づくり、働くママにとって過ごしやすい家づくりなどのアドバイスをいただきました。 ■「あきらめること」から始まる仕事と育児本でもトークイベントでも、多くのママ・パパが語っているのが「あきらめる」ことの大切さ。建築家は自分ですべての事柄を決定し、ディテールにとことんこだわる仕事ですが、育児が始まるとそうはいきません。「仕事をしていると子どもが気になるし、子どもといると仕事が気になる。葛藤もありますが、最近は鈍感力が身についてきました。例えば、忙しくても早く帰って家族と夕飯を食べたり、ビールを飲んですぐに寝ちゃったり。やってみると、結果はそう変わらなかったりするんですよね。すべてを自分がコントロールすることをあきらめることで、人が育つという面もあります(豊田さん)」。「私は、建築家の仕事と並行して7年間続けてきた大学助教の仕事を、辞める決断をしました。学生に対応する時間が足りなくなり、子どもと過ごす時間もボーッとすることが多く、体力気力の限界になってしまったんです。今やっている仕事も、細かいところには目をつぶってスタッフに任せている部分が多い。歯がゆい気持ちもありますが、今は我慢の時だと思っています(成瀬さん)」。育児も同様で、すべてを夫婦だけでやろうとするのではなく、あきらめが肝心。ベビーシッターや病児保育を利用したり、近所の知り合いやママ友に保育園の送迎を頼んだりと、周囲に頼ることが大切だと話してくれました。■「スケジュール管理」と「得意分野」で分担 本に登場する夫婦は、育児・家事の協力体制が完璧! それぞれの仕事や家族の行事など、あらゆる予定をスケジュール管理アプリで共有し、互いに助け合っています。「妻も仕事がかなり忙しいうえ、高齢の両親のサポートもある。だから、掃除や料理は僕がやることが多いんですが、家事は得意なので全然苦ではありません。妻は、買うと高いからと夜中に教材を自作したり、科学の実験装置を作ったりと、子どもの自発的な学習を促すための時間を惜しまない。お互いが得意なことを、自然と分担している感じです(三井さん)」「私は保育園への送り迎えや食事の用意、夫は掃除・洗濯・ゴミ出しなどを担当しています。私が出張の場合、夫は子どもにごはんを作って食べさせ、寝かしつけまでこなしてくれるので、本当にありがたい。2歳くらいまでまでは熱を出すことも多かったので、区の病児保育にはずいぶんお世話になりました(成瀬さん)」ほかにも、ルンバや食洗機・食材宅配サービスを活用したり、ファミリーサポートやベビーシッターを頼んだりと、両立するための方法は家族によってさまざま。試行錯誤しながら、自分たちに合ったスタイルを模索しているようです。■「クリエイティブな時間=1人時間」を確保する方法子どもが生まれるまでは1日中建築のことを考えていた建築家たちにとって、クリエイティブな時間をどう確保するかも重要な課題。仕事と子育てに追われる日々の中で、それぞれ工夫をしているようです。「子どもを寝かしつけた後で夜中まで本を読んだり考えごとをしたり、もう一度事務所に戻って作業をすることもあります。また、他業種の人に会ったり、面白そうなイベントに参加したりと、自分の世界を広げることも大事。どうしても夜の外出が多くなってしまうんですが、夫は快く送り出してくれます(成瀬さん)」「夕食はできるだけ家族そろって食べたいので、子どもを寝かしつけた後に1人で外出して、時間を確保することが多いですね、近所に3、4軒ある行きつけのバーで、ビールを飲みながら思考をめぐらせたり図面をチェックしたり。深夜1時ごろに帰宅して就寝、翌朝7時に起きるというサイクルです(豊田さん)」何かと忙しい子育て期に「自分だけの時間」を確保するのは難しいもの。お互いの仕事を尊重し合うこと、そして夫婦が同等に子育てスキルを身につけることが大切だと感じました。 ■ママ建築家・成瀬友梨さんにインタビュー! 働くママが子育てしやすい家とは?――まず、この本を出版しようと思ったきっかけを教えてください。成瀬さん:私は東京大学工学部建築学科の助教として学生の指導をしていたんですが、女子学生から「子育てと建築の仕事を両立する将来が想像できない。大変そうで、とても真似できない」と言われることが多かったんです。才能ある若者たちが「仕事か、子育てか、どちらかを選ばないといけない」と考えているとしたら、本当にもったいない。そこで、実際に両立している人々を紹介することで「自分にもできる!」ということを伝え、背中を押したいと考えたのがきっかけです。実際に、本が出来上がってみると、建築家に限らず、これから子どもを持とうとしている方や子育て中の方、会社のマネジメント層にも役立つ本になったと実感しています。――確かに建築家に限らず、子育てしながら働くことは「大変」というイメージが強いですよね。成瀬さん:実際に経験してみると、自分の時間が減ってしまうのは大変なのですが、豊かになったことの方がずっと多いんですよ。以前は、仕事に夢中で休日も常にインプットの時間でしたが、子どもがいると強制的にペースダウンするので、季節による太陽の光や緑の変化に敏感になりました。週末には公園で思いっきり遊んだり、保育園の友達家族と昼間からお酒を飲んだりと、世界が広がっていくのも楽しい。子どもができてからバリアフリーの大切さに気づくことができ、世の中には本当に多様な人がいることも知りました。――この本に出てくる建築家の皆さんは、会社の理解のもとで周囲と協力しながら仕事をしている印象を受けました。働くママが職場で協力を得るためのコツを、ぜひ教えてください。成瀬さん:子育てだけが大変なのではなく、それぞれにさまざまな事情があると認識することが、大前提だと思います。そのうえで、ほかの人が困っていたらいつでも相談にのる、協力する、というスタンスでいることが一番大事なのではないでしょうか。――子どもがいると、家に対する考え方も変わってきます。建築家の目線から見て、子育てしやすい家とはどんな家だと思われますか?成瀬さん:子どもが元気に動き回れるように、広くてのびのびした家がいいでしょうね。実利的には、玄関が広いのが一番。子どもが小さいうちは、ベビーカーや三輪車などいろいろと置くものがありますし、宅配便の荷物をちょっと置いておくのにも便利です。玄関で子どもの支度をすることも多いので、狭いと苦労するかもしれませんね。また、玄関が広いと全体の印象として余裕があるように見える、という効果もあります。――最後に、働くママ・パパへのメッセージをお願いします。成瀬さん:子育てを終えた方からは「子育ては大変だけど、さみしいくらいあっという間に過ぎてしまうもの」とよく言われます。その言葉を信じて、楽しんでいけたら素敵ですよね。私も怪獣のような子どもを抱えていますが、仕事も家庭も欲張りに生きていきたい。完璧じゃなくていいから毎日を大切にしていきたいと思っています。参考図書: 「子育てしながら建築を仕事にする」 (学芸出版社)著・編集 成瀬友梨ゼネコン、アトリエ、組織事務所、ハウスメーカー、個人事務所等、異なる立場で子育て中の現役男女各8名の体験談を集めたエッセイ集。仕事と子育ての両立に奮闘しながら、欲張りに楽しむリアルな姿が見えてくる。成瀬友梨 プロフィール1979年愛知県生まれ。2007年東京大学大学院博士課程単位取得退学。同年に成瀬・猪熊建築設計事務所共同設立。と2010年〜2017年東京大学助教。地域・ライフスタイル・コミュニケーションという観点から建築を考え、シェアをキーワードに設計を行う。主な編著書に『シェアをデザインする』『シェア空間の設計手法』等。
2018年02月27日女性の働き方が変わっている現代、結婚してからや子供を産んでからも仕事を続けたい女性が増えていると思います。そんな女性の働き方、子育てとの両立について今求められている環境はどういったものなんでしょうか?女性の美を応援する企業「株式会社ミルボン」で子育てと両立しながら働く社員さんにインタビューしました。anan読者のリアルな声と共にお伝えします。約70%の女性が出産後も仕事を続けたいと希望20~30代のanan読者に聞きました。「子供を産んでからも仕事を続けたいと思いますか?」という問いに約70%もの人が「はい」と回答。多くの女性が仕事をずっと続けたいという結果になりました。そうです。今の時代は女性も男性と同様にキャリアをつんだり、社会に出て働き続けたいという人が多いんです。でも子育てとの両立は難しそう? そのためにはどうすればいいの? という不安や疑問も多いのではないのでしょうか。そんな疑問と共に実際に仕事と子育てを両立、会社の制度までも変えた「ミルボン」の女性社員にインタビューしてきました。女性の美を応援する会社「ミルボン」「ミルボン」は美容室で使用されているカラー材やトリートメント材、写真のようなシャンプーなどを開発、生産しており、実は知らないところでお世話になっている女性も多いかと思います。男性社員が多いこの会社ですが、女性の美を応援している会社だからこそ女性に優しい会社になろうと、現在仕事と子育ての両立を応援する両立支援を試行錯誤しながら進めているそうです。実際に子育てと仕事を両立する2人の女性今回インタビューしたのは、株式会社ミルボンのFP本部大阪支店フィールドパーソンサブマネージャーの松井さん(左)と開発本部中央研究所ヘアケアチームマネージャーの谷川さん(右)です。松井さんは現在小学校3年生の男の子のママ。1年の育児休暇を取得後、復帰しました。入社当時は夜遅くまで残業し、働くのが当たり前の営業社員としてバリバリ仕事をこなしていました。「産休など絶対に取れない!」といった状況だったそうですが、「一生働きたい」「子育てもしたい」という強い思いもあり、仕事と育児を両立するために次のようなことに取り組みました。それは、専門性を高めて、自分の存在をアピールすること。「会社にいなくてはならない人材になろう」と思い、ヘアーカラーの勉強をはじめたそうです。そのかいあって、前例のなかった育児休暇を無事取得することができ、仕事と子育てを両立するパイオニア的な存在となりました。現在は美容師さん向けにヘアカラーのセミナー講師などで企業に貢献し、ミルボンで大活躍しています。谷川さんは現在4歳の男の子のママ。ミルボンの研究員&研究所マネージャーでは、初めての産休・育休取得者です。製品開発という、代理がきかないこの部署は大変忙しく、たいていの女性社員は結婚・出産を機にやめていったそう。でも、谷川さんはその流れに乗りたくない、なんとか産休・育休を取得しようと「自分は出産後も働き続けたい」と周囲に意思表示することを心がけました。そのように事前に公言していたおかげで、実際に取得するときは上司や会社へスムーズに伝達できたといいます。2人のようなパイオニア社員によってかわった制度・自身の工夫2人のような社員の働きかけでどのように会社は変化していったのでしょうか?時間給が取得できるようになったミルボンでは、お休みを取る時に半休など区切られた時間でしか取れなかったそうで、子供の発熱などですぐに有休がなくなってしまうことも不満の1つでした。二人のようなパイオニア社員の声により短時間制度・時間単位で取得できる家族看護介護休暇が導入されました。これにより時間給が取れるようになったそうです。anan読者からも「子供が第一なので有休がすぐになくなってしまう」という声もありました。時間休が取れるのは働くママにとっても大切ですね。短時間勤務スタイル生みだし、時には身内の手を借りる松井さんは自分にあった働き方をみつけるため、人事に掛け合い、短時間勤務(1日6時間勤務)という制度を作ったそうです。それは先にもお伝えした通りに専門性をつけるなどの準備をしていたからだといいます。また、会社での制度ではないものの、ご自身の制度としておばあさまに子どもを月の三分の一から半分ほど預けることで残業ができるようなシステムを構築。その代わり、ちゃんとアルバイト料金としてお金を払っていて、頼みやすい環境を作っているそうです。時には周りを巻き込む制度を自分で作ってしまうのも手ですね!会社と話し合える場を作った「研究開発と育児をしながら仕事しているのはすごい!」と言われるほど、研究職での復帰はなかなか難しいところ、マネージャーという職についたのも、谷川さんにとって女性の働く環境作りのひとつの改革、モデルになるためといいます。もちろん会社の理解もあってなので、ミルボンでは休職・復職前面談の実施などでお互いが仕事を続けるうえでの前向きな話し合いの機会も設けるようになりました。そこで自分の希望も伝えもしっかり話し合い、サポートもあったので、これならできると思って、マネージャー職を受けたそうです。女性に必要な制度はまだ改革途中アンケート結果でもお二人からも、正直、会社の制度にはまだ満足がいってないという結果です。実際に両立されているお二人が現在、ミルボンに希望するのは在宅勤務の制度。産む前は便利かな?と思っていた託児所ですが、家や会社から遠いところにあると、思いのほか送迎に時間が取られるといいます。そこで、例えば1日中デスクワークの日などを在宅勤務にすれば、送迎時間を仕事に費やすことができるので、ぜひともこの制度を導入してほしいとのことです。常に時間に追われているワーママにとっては、1分1秒でも時間を有意義に使いたいですよね。読者へのアドバイス「まずはやってみる・やり方を考える」anan読者からは、「自分の収入があるので子供にいろんな経験もさせてあげられる」「仕事の間だけでも一人の時間ができるのでリフレッシュできる」(29歳・事務職)などの声があり、仕事と育児の両立は大変ながらも、得ているものもたくさんあるようです。最後に、お二人から学んだ両立のコツをまとめてみました。いずれ子供を産みたいと思う、働いている女性のみなさんへ3年くらい前から結婚・出産できる環境・技術を整えるなど「まずは準備をすることが大切」と言います。例えば松井さんのように専門性をつけることや谷川さんのように「私は産休・育休をとって働き続けたいんだ」という意志表示をしておくことで制度を利用しやすくなったり足りないことへの不満も人事に言いやすくなったりするそうです。また実際に取得している人の話を聞くことも勉強になるとのことです。将来、子供を産みたいと思う学生のみなさんへ今、就職活動での質問の中でも「私は将来的には子供を産んでも仕事を続けたいと思っています。この会社ではその状況はどうですか?」という質問をする学生も多いそうです。もし、いずれ子供を産みたいと思っているのなら、企業説明会などの時に聞いてしまうのも手かもしれません。もちろん、ダイレクトに聞くのはちょっと……と思われる方は既に産休・育休を取得している女性が多い会社への就職活動を中心に行うのがいいのではないでしょうか。現在、子育てと仕事を頑張っているママのみなさんへいざとなったらお休みを取れるように他社とのアポイントをひとりではなく誰かと一緒にしておいたり、緊急時に対応してもらえるように準備・効率的に業務ができるようにやり方を改めて考えるのもひとつの手。女性のためにも会社にとっても、両立できる事例があるというのが大事だと思うので、まずは会社と話し合ってやってみることも大切です。そして一番大事なことは多忙だからこそ、やれないことに対して仕方がないと思い、完璧を求めないこと、自分を許すことも大切だと言います。理想のキャリアウーマン・母・妻ということを忘れて、もちろん他のできる社員と比べることもなく自分のペースをしっかり掴むことで自分が楽になるそうです。女性が働き続ける時代へ実際に両立しているお二人だからこそのお話を聞くことができて、未来におけるビジョンや準備の大切さ、実際にトライしてみることが重要なんだと思いました。これからどんどん女性が社会にでる時代。子育てと仕事の両立はまだまだ課題がたくさんですが、お二人のように自分の働き方をみつけていきたいものですね。
2017年09月13日彼とのセックスをより気持ちよくするためにはコツも必要。AV女優の川上ゆうさんに、女性がもっと感じるコツを聞きました。セックス自体はしていても、なかなかオーガズムを感じられないという人は少なくないはず。「自分がどの場所をどう刺激されるとイキやすいのかを知っておくことが大事。そのためには自分で触ってみたり、パートナーとある程度回数を重ねることも必要です」(川上さん)とはいえ、テクニックなど、外的刺激がすべてではないという。「エロいムードであったり、集中できる環境であったり、女性の場合は気持ちの問題も大きいもの。体だけでなく、気持ちの盛り上げ方もおろそかにしないで。また、女性と男性とでは、感じやすい体位も異なります。ですから自分が気持ちよくなれる体位にうまく導くために、上手なおねだりテクも身につけてみてくださいね」以下では女性がもっと感じるための3つのステップをご紹介。STEP1感じるカラダづくりセックスで感じられるオーガズムには、クリトリスでイク通称“クリイキ”と、膣内のGスポットでイク通称“中イキ”の2タイプがあります。クリトリスでは8~9割程度の人がイケるのに対し、中イキの経験者は半数程度と難易度高め。なので初心者はクリイキから挑戦を。オーガズムを体得するためには、自分の感じるところを触って、どんなふうにしたら気持ちがいいか自主練することが大切。ただし、毎日やりすぎると感度が鈍り、セックスで感じにくくなってしまうので気を付けて。STEP2感じるココロづくりセックスでイクには、自分の快感の波を捉えるために、体に神経を集中することが重要。でも、明るいところでセックスしていると、色々なことが気になって集中することが難しいもの。慣れないうちは部屋を暗くして余計な情報を遮断し、感覚を研ぎ澄ますようにしましょう。また、女性は男性に比べ、セックスまでの流れやシチュエーションに興奮度を大きく左右されがち。ときには服を着たまま挿入してもらったり、キッチンでしてみたりとエロティックな演出をちりばめると、自分のHな気持ちを盛り上げることができます。STEP3おねだりの心得もっと愛撫をしてもらいたいときや、体位を変えたいとき。彼にそれを伝えるのが恥ずかしいと思う人も多いはず。そんなときはその羞恥心を活かしてお願いするのがベスト。恥ずかしがりながら、少し甘えたように「もう少し触って…」とおねだりをすれば、彼は喜んでやってくれるはず。そういうキャラじゃないという人こそ、その非日常感をプレイとして楽しんで。川上ゆうさん‘04年にデビューし、13年以上活躍し続ける人気AV女優。著書に『「もっと愛される」30歳からのモテSEX』(双葉社)などが。※『anan』2017年8月16・23日号より。イラスト・水元ローラ文・春山繁美(by anan編集部)
2017年08月19日アデコはこのほど、「働く女性におけるがん治療と仕事と両立」に関する調査結果を明らかにした。同調査は7月21日~31日、何らかの形で就業している20~50代の女性200人および企業の人事担当者596人を対象に、インターネットで実施したもの。がんと診断されて不安になったことについて尋ねたところ、56.5%が「仕事への影響」と回答した。次いで「家族への影響」(43.0%)、「治療による体調の変化」(42.5%)となっている。勤務先での不安や心配について質問すると、「職場への迷惑」(59.0%)、「業務遂行への影響」(46.0%)、「治療や療養のために休暇を取ること」(43.0%)が上位を占めた。「周りから必要以上に気を遣われること」(30.0%)、「不特定多数に知られ詮索されること」(25.5%)など、職場におけるコミュニケーションを懸念する声も多かった。がんと診断されて以降も就労を継続した目的について聞くと、74.0%が「家計を維持するため」と答えた。「治療費を工面するため」(35.5%)、「働くことに喜びや生きがいを感じるため」(28.5%)という回答も多い。治療と就労を両立した理由は何か聞くと、64.0%が「職場の上司・同僚・部下等の理解・協力があったから」と答えた。2位は「家族の理解・協力があったから」(53.0%)となっており、治療と仕事を両立できた背景として、給与の維持や柔軟な働き方よりも、職場や家族からの理解・協力が大きいことがわかった。勤務先で配慮してほしかったことはあるか尋ねたところ、82.5%が「ある」と回答した。具体的には、「傷病休暇・休業制度の充実」(40.0%)、「柔軟な勤務形態の容認」(37.5%)といった働き方の選択肢に関する配慮のほか、「治療に関する費用の助成」(30.0%)、「業務量・内容、業務分担等の調整」(24.5%)などだった。人事担当者を対象とした調査では、がん治療のために利用できる制度で、最も多くの企業が導入済みなのは「傷病休暇・休業制度(賃金支給あり)」(47.5%)だった。しかし、各制度の導入率は半数を下回り、企業規模によって差があることもわかった。
2017年08月18日新しい年度がスタートする4月は、育休明けや就職などで、久しぶりに仕事復帰をするママも多いはず。でも、カジュアルな格好に慣れてしまい、いざ会社に行こうと考えると、「どんな服を着たらいいんだろう」と悩んでしまうこともあるかもしれません。以前働いていた頃の服は、出産で体型が変わっていたりデザインが流行遅れだったりで似合わなくなっていることも。「動きやすさ」と「きちんと」を両立した、ママのお仕事服選びのコツをおさえておきましょう。■ベーシックな組み合わせを一週間分用意ジャケットやカットソー、スカートなど、ベーシックなアイテムでの組み合わせを一週間分用意しておきましょう。できれば平日5日分プラス予備で6パターン準備しておくと、子どもに汚されたり洗濯が間に合わなかったりしても安心です。パンツやスカートなどのボトムスは着回しになっても大丈夫。時間のある週末のうちに、バッグやアクセサリーなども合わせてクローゼットにセッティングしておきましょう。たとえ毎週同じ着こなしになっても、ローテーションを変えれば「いつも同じ服」という印象にはならないものです。週によってコーディネートを変える場合は、「モノトーン」「ベージュ系」など、自分のベースカラーを決めておくと組み合わせがしやすいですよ。■ワンピースで楽ちんコーデ ジャケットは素材選びも重要ラクなのにきちんと見えるおすすめのアイテムがワンピース。ジャケットを合わせればきちんと見えますし、カーディガンを羽織ってカジュアルダウンもOKです。子どもが転んだときや保育園のお迎えなどでしゃがむことも多いので、膝が隠れるミモレ丈を選ぶとよいでしょう。また、ママのお仕事服は素材選びも重要です。ジャケットでおすすめなのは、動きやすいジャージー素材やエレガントな印象のツイード。どちらもシワになりにくいので、子どもを抱っこしたり畳んでバッグに入れたりしても安心です。■パンプスは“走りやすさ”もチェック育休中は毎日ぺたんこ靴だったママも、仕事に復帰すれば久しぶりにパンプスを履くことに。仕事がスタートすると、子どもの抱っこや大荷物、お迎えの時間に間に合わせるため駅までダッシュ……など、華奢なパンプスではつらくなるような場面も。パンプスのヒールは高すぎず安定感のあるものを選び、立っているときだけではなく“走りやすさ”もチェック。おすすめは安定感がありながら美脚に見せてくれるチャンキーヒールです。とはいえ、靴を買うときに店頭でダッシュするわけにはいきませんよね。試し履きをするときは実際に歩いてみるほか、その場でつま先立ちをして、かかと部分が脱げないかどうかを確認しましょう。■自転車で保育園送迎をするときの注意点保育園の送迎や買い物などに自転車を使うママも多いはず。自転車に乗るときは、ロング丈のスカートやガウチョパンツなどはNG。裾が車輪に巻き込まれたり、ペダルをこぐ脚が引っかかったりする可能性があり、大変危険です。また、子どもを乗せた状態の自転車はとても重いもの。電動アシスト自転車になると、重量はさらに増加します。こぎ出しや一時停止の際にしっかり重さを支えるために、サンダルや細いヒールの靴は避けるようにしましょう。育休中とは違うオフィススタイルは、ママにとって気分転換にもなりそう。仕事復帰してから慌てないように、しっかり準備をしておきたいですね。
2017年04月08日【ママからのご相談】40代小学5年生のママです。転職を考えています。家庭と両立させつつ、今の自分に合った会社を選びたいのですが、いろんな求人を見るたびに迷ってしまいます。どうすれば良い会社に転職できるでしょうか。●A. 自分らしい選択基準を最大3つ持ちましょう。ご相談ありがとうございます。ママライターの馬場じむこです。転職、悩ましい問題ですよね。特にご家庭があって両立させていくことを考えると、独身だったころと比べて何を優先させるかも変わってくるかと思います。今回は、『株式会社はぴきゃり』代表取締役、金澤悦子さんの著書『人見知りでも「人脈が広がる」ささやかな習慣』から、選択基準についてお伝えいたします。●チャンスをものにする人が持つ“自分らしい選択基準”金澤悦子さんの著書にはこのような記述があります。**********『チャンスをものにする人に共通しているのは“自分らしい選択基準”をもっていることだと確信しています。“自分らしい選択基準”とは、何かを判断する際のこだわり、譲れないポイントのこと。「それなら、あるよ」という人も、それが本当に“自分らしい”のかを今一度考えてみてください』**********自分らしい選択基準、大事です。勤務時間、仕事内容など、時間をとってゆっくり考えていくと何を優先するかあぶり出てくる感じがします。心を穏やかにして考えられるように、自然の多い公園や落ち着いた喫茶店で気持ちを書き出すなどもよいでしょう。そして、SNSや雑誌などで華々しく活躍している人を見るとつい翻弄されて、他の人から見て活躍しているように見えるから、今はこういった働き方が主流だからというように自分の基準を見失ってしまうこともあるでしょう。私も何度も翻弄されました。自分の中に感じる、ちょっとした違和感 を無視しないことが大事です。●選択基準は最大3つしかし、自分らしい選択基準を出したとしても理想が多く、どの条件にもぴったりなものを探していては、なかなか見つかりません。金澤悦子さんの著書にはこういったことも書いてあります。**********『選択基準は最大3つ。案件についての要望をすべて書き出し、順位をつけてみましょう』**********この選択基準を3つに絞るということ、年収、仕事内容、勤務時間、勤務場所、会社の規模などあらゆるものを出してみます。あなたの年齢や環境などで「今の時代、そんな条件の会社は無い」と言われることもあったかもしれません。しかし、それはいったん外に置いておいて、自分の望むままに書き出し、そしてその中から譲れない3つ を出します。ちなみに私の場合、1番譲れないものは勤務時間でした。子どもがある程度大きくなったとはいえ、家族と過ごす時間を大事にしたいので、独身のときのように夜遅くまで残業して仕事するのは無理だと感じています。----------いかがでしたでしょうか。この自分らしい選択基準を3つ持つことによって、自分で仕事を探すにしろ、人にお願いするにしろ、よりチャンスをつかみやすくなります。良いお仕事が見つかるよう願っています。【参考文献】・『人見知りでも「人脈が広がる」ささやかな習慣』金澤悦子・著●ライター/馬場じむこ(書評ブロガー)
2016年07月02日働くママにとって、子育てと仕事を両立させることは大変です。仕事が終わって急いで保育園へ、というママも多いのでは?そんなとき、子育てと仕事どちらにも使えるマザーズバッグがあると便利です。普通のバッグに比べて収納性に優れ、子育てに不可欠なマザーズバッグ。しかし、マザーズ バッグには可愛らしいデザインのものが多く、仕事へ持っていくには不向きです。忙しいママにとって、2つ以上のバッグを使い分けつつ仕事と子育てを両立さ せるのは大変……。そこで今回は、働くママにおすすめのマザーズバッグを紹介していきます。初めてマザーズバッグ選びをする方も、今使っているものを替えたいと考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。仕事帰りにそのまま保育園へ、そんなママにオススメのバッグマザーズバッグの多くは、可愛らしいデザインなのが魅力的。トートバッグタイプやリュックタイプなど、形で選べるのはもちろん、デザインから好みのバッグを選べるというのが嬉しいですよね。しかし、子育てをしながら仕事も両立しているママにとっては、マザーズバッグと仕事用のバッグの使い分けが難しいこともあります。特に、子どもを保育園へ送ってから仕事へ行く、仕事が終わってから保育園へ迎えに行くというママであれば、毎回バッグを持ち替えるのはとても面倒です。そんなママには、仕事にも持って行けるシックなデザインのバッグをオススメします!MK MICHEL KLEINキャリアボストンバッグ淡いベージュやブラックなどをベースとした「キャリアボストンバッグ」であれば、仕事へ持って行っても違和感がありません。さらに、このバッグはフェイク レザー仕立てなので、上品なイメージを持たせることができます。持ち手は余裕のあるサイズのため、手に提げて持ち歩くことができるほか、そのまま肩にかけることもできます。子育て中に多くの手荷物を持つとき、肩にかけられるというのは嬉しいポイントですね。イタリア製本牛革の「LADIES BAG」もまた、仕事持ちと子育て両方に使えるバッグです。洗練されたデザインは、仕事場へ持って行くのにピッタリ。バッグのマチは大きく、なかにファス ナー付きのポケットがついているため、マザーズバッグとして使用するにも十分な収納性があります。広いスペースには、おむつやおしり拭き、着替え、哺乳瓶 などをしっかり収納することが可能です。こういったバッグを使えば、持ち替えの手間がなくなり、仕事と子育てを両立させやすくなります。一見するとマザーズバッグには見えないかもしれませんが、収納性や機能性のしっかりしたバッグなら、マザーズバッグとしての役割を十分に果たしてくれるのです。日々忙しいママにとって、便利なアイテムといえるのではないでしょうか?続きを読むライター:フフルルマガジン
2016年06月11日インテリアをぐっとおしゃれにしてくれる観葉植物がいま、これまでになく注目されています。最近ではハンギングしたり、壁かけフレームに入れたり、飾り方のバリエーションもさまざま。でも「いつも枯らしてしまう」「あっという間に元気がなくなった」という声もよく聞きます。そこで、意外と知らない、観葉植物を枯らさないための簡単なコツを紹介します。■コツ1 正しい方法で水やりをするなにをかくそう私は、観葉植物をことごとく枯らしてしまう人でした。南向きの日当たり抜群の家に住んでいた時でさえ全滅させたツワモノです。今は日当たりがイマイチの部屋に住んでいますが、コツをつかんでからは枯らすことがなくなりました! そのポイントは水やりだったんです。元気がないからといって、チョコチョコ水をあげるのはよくありません。古い水が底にたまり、その水が乾ききる前に水が足される状態になって、根腐れの原因となります。土が乾燥するまで間隔を空け、あげるときは、鉢の底穴から水がこぼれおちるぐらいにたっぷりと。根っこまでしっかり行き届くようにあげてください。その時、受皿にたまった水は必ず捨てるようにしましょう。■コツ2 水やりの時間帯・頻度も大切暖かい時期(3月から10月ごろ)は、朝・夕にあげましょう。夏場の昼など、日差しがきつい時間帯はNGです。逆に寒い時期(11月から2月ごろ)は、朝・昼に。夕方以降は気温が下がっていくため避けるようにします。水やりの頻度は品種にもよりますが、たいてい週に1回程度で十分。気温の上昇に応じて回数を増やすのが基本ですが、その際も土の乾燥具合を必ず確かめましょう。■コツ3 葉水をすると植物が喜ぶ! 虫も防げる!葉っぱに霧吹きなどでシュッと水分を与えることを、「葉水」といいます。葉の周りの湿度があがると植物たちは大喜びします。また、葉水は乾燥から葉を守ると同時に、害虫予防にも効果的です。葉の裏につき、退色させるハダニなどはとても水に弱いので、しっかり葉水を与えていれば防ぐことができます。春以降に現れやすいアブラムシも、強めに勢いよく水を吹きかけることで撃退できます。葉水をする時に葉の裏側などをよく観察し、大量発生する前に予防できるよう意識しておくといいですよ。これからの季節は植物がぐんぐん成長する時期。寒い間に落葉してしまった観葉植物でも、ふたたび新芽を出すことがあります。人間と同じく、話しかけると育つという話も聞きますよね。その生命力を信じて、愛情を注いでみてください!
2016年04月05日179日で亡くなった長女のはるちゃんと家族のエッセイ本「My Happiness Rule(マイハピネスルール)」を出版された田中美帆さん。第二子を出産し、今現在、仕事と育児を両立している田中さんに、出版に至るまでのお話とワーキングマザーとしてどんな日々を過ごしているのかを伺いました。───まずは、今どんなお仕事をされているのか教えて下さい。田中 関西美活サークルの運営、代表、ブロガー、メガネのセレクトショップAnother(アナザー)のディレクター兼オーナーなど、好きなことを仕事にしています。───関西美活サークルではどんなことをしていますか? また、始めたきっかけを教えてください。田中 友達やブログの読者さんから「スキンケアは何を使ってるの?」とか「こうゆうお店知らない?」とかオススメのものを聞かれることが多かったので、私が本当に良いと思っている物や人、場所をみんなに知ってもらえる場を作りたいなと思ったことがきっかけです。私のブログやフェイスブックを見た方がイベントに参加し、SNSで紹介してくださってから、どんどん広がっていきました。現在のメンバー数は約1500人です。関西美活サークルには、働く女性や主婦などさまざまな方がいらっしゃいますが、この活動が一人の女性として輝くきっかけの場になれば、と考えています。それから、個人で仕事をしている人、これから何かしたい人が集うランチ会や、クリスマスパーティー等を企画したり、東京の著名な美容家の方をゲストでお呼びして直接メイクを学べるセミナーなどを不定期で開催しています。現在は、メンバーの方に商品開発に入っていただき、率直な意見を出してもらうこともあります。───仕事と子育てを両立する上で大切にすることはなんですか?田中 私は、子どもが生まれた後も仕事を続けたいと昔から思っていたので、個人で仕事をしてきました。やはり雇われていると融通もなかなか利きませんし、私の性格上向いていないと思ったので。今になって、これは正解だったなと思います。子どもを見ながら家で仕事が出来るのでとても働きやすい環境だと感じます。一番大切にしたいものは家族なので、余裕が無くなるほどの仕事を詰め込まないようにしています。子どもの前ではいつでも元気なママでいたいですしね。もちろん、がむしゃらになることも時には大事ですが、常に楽しみながら仕事をしないといい結果が出ないタイプなんです。今回出版させて頂いた本の原稿を書く時も、好きなカフェにパソコンを持ち込んでリラックスしながら書いていました。文章を書くのは大好きなのでいくらでも書けました。娘を想いながらのとても幸せな時間でした。───仕事と育児を両方しているある1日の予定を教えて下さい。田中 だいたい下記のようなスケジュールで過ごしています。 7:00 寝室のカーテンを開けてベッドの上で子どもと戯れる 8:00 その後、主人のおにぎりを作り、仕事に送り出す 9:00 授乳後、出かける準備13:00 子どもを連れて、出版記念トークイベントに出演(子どもは、マネージャーに控室で見てもらう)16:00 子どもがすやすや寝てくれていたので近くのカフェでお茶を飲み、最後に授乳室で授乳18:00 帰宅18:30 子どもとお風呂に一緒に入り、授乳、寝かしつけ22:00 ブログを書く23:00 就寝───子育てをしながら仕事をする上で大切にしていることはなんですか?田中 メリハリです。どうしても子どもがいながら仕事をしていると、やらないといけない事が山ほどあります。家事もあるし。でも、焦ってしまうと目の前の事を片付けても、次のやらないといけない事を考えてしまったりで、結局悪循環。子どもって心ここにあらずの時って気づいている気がするんです。今は、子どももまだ2か月なので主人にも理解してもらい、家事は手抜きをしています(笑)。100%じゃなくてもいいかなって。───今子育ての悩みはなんですか?田中 授乳ケープがうまく使えなくていつも汗だくになります。授乳室があるところは良いのですが、人前でしないと行けない場面では、もう必死です。授乳室があるスポットがもっと増えたらいいなぁ。───今仕事の悩みはなんですか?田中 ありがたい事に、関西美活サークルへの企業からの仕事依頼が増えているのですが、実質2名で運営しているので人手が足りません。2016年は、同じ志を持って仕事が出来る仲間を増やしたいですね。───最近気になっていること、ものがあれば教えてください。田中 家事代行サービス。手が届かない場所の掃除をお願いしたいと考えています。すべてを自分でしようと思ってもなかなか出来ないので、その部分はプロの手を借りるのもひとつの手だなと検討中です。───子育てで悩んだ時はどんな方法で解消していますか?田中 溜め込まずにすぐに主人に相談します。平日は主人が帰ってきた後に今日あった事をお互い話しています。それは結婚当初から変わりません。この時間で、だいたいの事は解決します。今は私が眠たくてなかなか夜更かし出来ませんが、子どもが出来る前は、話しが弾み過ぎて寝不足になるなんてことも多々ありました(笑)。子どもが生まれる前は、カップルの延長のような感じでしたが、今は絶対的なチーム(家族)になれた気がします。───本を出版されたことを、はるちゃんにどんなメッセージとして届けたいですか?田中 はるちゃんから教えてもらったたくさんのメッセージを本にしたよ。私がはるちゃんにもらった生きる力を、今後は私がたくさんの人にしっかりと伝えていくからね! お空からこれからも見ていてね!今回出版された、長女・はるちゃんと家族の日常をえがいたエッセイ本には、愛娘の生と死を経験したからこそ感じる幸せを「マイハピネスルール」として綴っています。すべてを受け入れ、再び人生を歩き出す家族の姿が、すでに手にしている幸せとは何かを優しく問いかけてくれる一冊です。田中美帆(たなか・みほ)1983年生まれ。フジテレビ「あいのり」のテレビ出演をきっかけに、タレントとして活動。その後サロン主宰やアロマのイベント事業を経て、2013年、関西を中心に女性の活躍をサポートするコミュニティ「関西美活サークル」を立ち上げる。また、講演や主催イベントなど様々な活動情報に加え、美容やファッションなど日常を綴ったブログ「SWEET MIE」を開設。1日最高65万PVを誇るパワーブロガーとしても活躍し、アメブロ公式トップブロガーに認定されている。娘・悠(はるか)の妊娠から出産、そして6か月の命の軌跡を綴った記事が話題を呼び、特に女性読者から多くの反響がよせられている。 「My Happiness Rule(マイハピネスルール)」
2015年12月01日シチズンホールディングスはこのほど、「ワーキングマザーの生活時間」をテーマに実施した調査の結果を発表した。同調査では、仕事と育児・家事の両立のため、どのように時間を使っているのか、ほっと一息つける時間など、「時間」を切り口に、ワーキングマザーたちの生活実態や意識を探っている。まず、働いている日に子どもとコミュニケーションをとっている1日平均の時間(会話をする・ご飯を食べる・絵本を読む・着替えをする・お風呂に入るなど)を質問。回答は、「2時間」(25.0%)、「3時間」(27.0%)、「4時間」(19.8%)にほぼ集中しており、平均はおよそ3時間10分であった。次に、さまざまな生活時間において子育てと仕事を両立するために「削らざるをえない時間」を尋ねたところ、「睡眠時間」(40.5%)と「子どもとのふれ合い時間」(23.8%)がトップ2となった。同社は、子育て・仕事の両立の難しさを象徴する生活時間だとして「"大切なことなのに、なかなかできない"というもどかしさが伝わってくる」とコメントしている。子育てと仕事を両立するために「増やしたい」あるいは「減らしたい」と思っている時間を質問すると、「増やしたい時間」のトップは「子どもとのふれ合い時間」(55.5%)となり、最初の質問で明らかになった子どもとのコミュニケーションの時間(平均3時間10分)では、まだ足りないと思っている人が半数以上存在している。2位は「睡眠時間」(40.8%)で、「削らざるをえない時間」の1位と2位が入れ替わる結果となった。3位以下は「趣味の時間」(20.8%)、「友人とのつき合い時間」(17.0%)と、自分のプライベート時間がランクインしている。「減らしたい時間」のトップは「通勤時間」(36.8%)となり、3位の「勤務時間」(30.8%)とともになかなか自分では変えられない時間だが、子どもの送り迎えなどもあって特に減らしたい時間であろうと分析。2位は「家事時間」(31.0%)となっている。最後に、働いている日のうち、1日の中で「ほっと一息つける時間」は何時頃ですかと質問したところ、トップ3は「22時」(31.3%)、「21時」(21.5%)、「23時」(14.0%)となった。「子供が寝た後にゆっくりできる」(22時・40代)、「子供を寝かしけ、一通りの家事が終わるから」(23時・30代)などの声が寄せられており、子どもが寝静まって家事も一段落する時間がほっとできる時間のようだと考察。その他にも、「会社でのお昼休みだけが唯一1人だけの時間」(30代)、「子供が起きる前の30分が自分の時間」(6時・30代)、など、昼の「12時」(5.8%)や早朝の「5時・6時」という人もおり、いずれにしても自分一人になれる時間が「ほっと一息つける時間」だと結論付けている。同調査は、未就学児(0歳~5歳児)をもち、夫婦共働きをしている全国のワーキングマザー400人(会社員・会社役員) を対象に、インターネットによる調査で9月24日~28日の期間に実施された。
2015年11月02日新年度から子どもを保育園に預け、仕事復帰するママも多いことでしょう。そして、仕事復帰にあたり、おそらく誰もがこのテーマで悩んだはずです「育児・家事と仕事の両立をどうするか」――。そんな皆さんに最初に言っておきます。「両立しようと思わないでください。」こう言うと、「え、両立しなきゃ生活が成り立たなくない?」と、多くの人が疑問に感じるかもしれません。しかし、実際問題、「育児、家事、仕事、どれも完璧にしよう!」というのはほぼ不可能です。このような姿勢ですべてに臨むと、ママ自身が壊れてしまう場合がとても多く、かえって危険です。では、どのように育児、家事、仕事の3つに向き合ったらよいのでしょうか?■すべてを完璧にするのではなく、バランスを見て、足りないところを補えればOK! ママだって人間ですから、何かに向けて注げるエネルギーは限られていますし、感情や気持ち、体調に左右されることも多いです。育休明けの初仕事は、久々に満員電車に乗って仕事に向かうことから始まります。その瞬間を「待ってました!」と喜び、初日からフルスロットルで仕事のできる、本当のスーパーマンも中にはいますが、多くのママは仕事のペースや感覚を戻すのに必死なはず。最初のうちはそれだけで1日の大半のエネルギーを使ってしまうことでしょう。そして退社後も、疲れ果てた心と体で保育園にお迎え→買い物→夕食づくり→夕食→お風呂→寝かしつけとノンストップで動くことになります。「早く食べなさい」「早く寝て」と、自分の気持ちを子どもに押し付けるような小言を言ってしまうことだって、少なくないはずです。でも、それでいいのです。育休明けのママはまず、そんな自分を受け入れてください。そして、「明日は子どもに『早く食べなさい!』と、できるだけ言わないようにしよう」と思って明日を迎えればいいのです。私自身ワーキングママで、夜な夜なパソコンに向かって仕事をすることも多く、仕事が立て込むと気持ちに余裕がなくなって、子どもに向き合うのがついおろそかになることもありました。しかも、そうなると決まって子どもは体調を崩すのです。そして、自己嫌悪と反省をし、「翌週は子ども中心で生活しよう」と思う――この繰り返しでした。家事もそうです。仕事で忙しく、時間がなければ惣菜や外食などで済ますのもアリです。そこで、「今週は、ほとんど惣菜や外食で済ますことが多かったから、週末は子どもと一緒に食事作りを頑張ろう!」「来週は手作りの夕食を1日でも多くしよう」と思って実行すればよいのです。今日できなくても、明日やればよい。今週できなかったなら、来週やればよい。長いスパンで見て、トータルでバランスがとれていれば、それでOK。「バランスを見て補う」とはそういうことなのです。■余裕があれば、効率よく家事をこなすワーママの時短テクニックを真似しようとはいっても、ワーキングママの中には、効率よく家事をこなして子どもとの時間を極力取る、という器用な人もいます。そうした人はたとえば、1週間分の夕食を時間がある週末に作って冷凍しておいたり、朝ごはんを作る時に、夕食の仕込みも一緒にしたり、という工夫をしています。ほかにも、インターネットの時短メニューのレシピをストックしておいたり、宅配業者の時短メニューセットを上手に活用したりするママもいます。お掃除ロボや食洗機を導入し、できる限り家事のストレスを失くした!という声もありました。■周りに頼れる人がいるのなら大いに頼りましょう! ワーキングママの中では、社会復帰を考えて自分や夫の両親の家のそばに住む、という選択をする人も増えています。これも立派なワーママの知恵。おじいちゃんやおばあちゃんに頼ることのできる幸せな環境であれば、大いに頼ればよいのです。子どもの急病など、緊急時のお迎えはおじいちゃんおばあちゃんが!というケースも増えていますし、どうしても時間がない時は実家でごはんを済ませる、というママもいます。また、ご主人にも頼って、家事は分担するのも大切なこと。外国では、ワーキングシェア(=ワークシェアリング。1人当たりの労働時間を短縮して仕事を分かち合い、雇用人数を増やすという考え方)という概念が進んでいるため、家事や育児も夫婦でシェア、という考えが当たり前になってきています。まずはご主人に簡単にやってもらえそうな家事からお願いし、少しずつお願いすることを増やしていくとよいでしょう。■育児と家事をしながら仕事をするにはどうすればよいか、自分に合った方法を見つけよう育児と家事をしながら仕事をするにはどのような工夫をすればよいか、そして、どの方法なら自分にとって負担なくこなせそうかを何パターンかシミュレーションし、試してみて、最終的に自分に合ったパターンを見つけていってください。そして、時々自分の気持ちが今どこに向いているのか? 育児、家事、仕事のバランスを見た時に足りない部分はないかを確認し、あればそこを補う。無理してどれも完璧にしようとはせず、まずは、この方法を実践してみてくださいね。
2015年04月01日少し前、このTVCMが話題になりました。仕事と子育てを両立するママたちにとっては共感を得たものの、これから子供を産もうと思う女性にとっては「子育てと仕事の両立は無理かな」と不安を感じさせたそう。「少子化を増幅させる」という大きな視点での問題定義も……。あなたはこのCM、どう捉えましたか?パパたちに見せてしまった私はこのCMをあえてSNSでシェアしました。すると予想以上に反響が大きかったのです。それも、子育て中のパパたちからの反響が多数。「たしかに授乳など、女性にしかできないことはある。でも、それ以外はそんなにない」「夜中の3時間おきにミルクを作ってあげたり、おむつを変えることは父親でもできる」「家の中のことを分断するのが当たり前だ」「女の人は育児がしたくないわけじゃない。それを当然と思ってる旦那に腹が立っているんだろう」「パパの存在が見えないのが寂しい。もっと頼ってほしい」などの嬉しい声をたくさんいただきました。「子育て=母親のもの」の終焉 子育ては母親がするもの、という時代は終わりました。その証拠に一部の企業では、男性の育児休暇を奨励しています。事実、過去、私の上司だった課長クラスの方も1ヶ月の育児休暇を取得しておられました。彼がマネージメントしていた人数は40名以上。彼が育休を取ったため、40人をマネージメントする人間が1ヶ月もいなかったのです。ところが、会社の仕事は問題なく進んでいました。あなたの仕事と子育ての両立を楽にする技 優秀な人ほど「自分がいないと大変なことになるんじゃないか」と思いがちですが、そうではありません。誰かが必ずあなたの業務を保管してくれるようになっている、それが会社という組織です。ですから、育児に専念するときは仕事の事はおもいっきり忘れてOK。むしろ、そういうライフスタイルがこれからの働き方のロールモデルとなるのです。あなたがそのロールモデルになる一歩を踏み出してはどうでしょうか。「仕事もしっかり、子育てもしっかり」それを実現可能にする方法をご紹介します。あなたが不在でも、どこに何があるか分かるデスクに1つ目は、あなたがいなくても、どこに何がおいてあり、今その仕事がどうなっているのかをみんなに共有しておくこと。例えば、デスクの上に現在の仕事を案件ごとにまとめて、付箋などに名前づけしてファイリングしておく。名刺入れも机の上に出しておく。こうすることで、もし子供に突然のトラブルが起きて会社を退出しなくてはならなくなっても、誰かが助けてくれます。「今は子育てが優先」をはっきり言う2つ目は、自分のスタンスを公言すること。「私は今、子育てに専念したいので毎日4時には帰ります。でも、子育てが落ち着いたら比重を仕事にシフトします」そう名言しておけば、まわりも理解してくれるでしょう。時期をきちんと明確にすることも大事。夫との役割分担は分かりやすく設定 3つ目は、役割分担を夫と決めること。例えば、毎週月曜と木曜は旦那さんが子供の送り迎えをする。それ以外は自分がやる。そうやって日付で役割を決めることで、しっかり分業できます。頼れるママ友をたくさん持とう4つ目は、まわりに頼れる環境を作っておくこと。例えば、いざというとき頼れるように、近所のママたちと仲良くしておく。近所のママが困ったときは自分が助ける代わりに、自分が困ったときは助けてもらう。このサイクルがうまく回れば、双方にメリットが生まれます。ホームパーティーなど開いて、ママ友たちともっと頼り&頼られる関係をつくりましょう。 すでに、仕事と子育ての両立は実現可能な時代が始まっています。ここでご紹介した知恵さえ身につければ、子育てと仕事の両立はもっとラクで楽しくなりますよ。さあ、あなたも一歩を踏み出しましょう。
2015年01月14日プジョー・シトロエン・ジャポンは11月5日、洗練されたスタイリングと高いクオリティを両立させた新しいプレミアムモデル「プジョー308 / 308 SW」を、全国の正規販売店網「プジョー・ディーラーネットワーク」で発売する。新型「308 / 308 SW」は、「クラスを超えた完成度」をベースにコンセプトを設定し、デザインや質感、利便性、テクノロジーを高いレベルで調和させたモデルとして誕生した。その高い性能や品質はヨーロッパで高く評価され、「308」は3月のジュネーブ・モーターショーで欧州22カ国のジャーナリストが選ぶ「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。「308 SW」を含め、これまでに14万台を超える販売台数を記録している。ボディは新しい世代を指し示す都会的なデザインを採用。「308」のボディサイズは現行モデルに対して全長、全幅、全高ともダウンサイジングした。一方、「308 SW」は全長を85mm拡大し、機能性を高めている。ボディはPSAグループが新たに開発した次世代モジュラー型プラットフォーム「EMP2」を採用。従来に比べて70kgの軽量化を達成した。エンジンはEURO 6に適合した新エンジン「PureTech」に、新たにターボを組み合わせ、高圧燃料噴射により直噴化したユニットを搭載。排気量1.2リットルながら130PSを発揮する。トランスミッションは第3世代の6速オートマチック「EAT6」を組み合わせ、スムーズでレスポンスに優れた乗り心地を実現した。価格は、「308 プレミアム」が279万円(税込)、「308 SW プレミアム」が299万円(税込)など。
2014年10月06日経済力に自信がないという男性が増え、それが独身率の増加につながっているという調査結果もある現代の結婚事情。そんな背景から、男性たちは昔のように「守ってあげたい女性」ではなく、一緒に支え合える「働く女性」に目を向けているよう。ただ、働くキャリアを持った女性といえば、ハードな仕事と家事や育児の両立は? 忙しくても旦那さんとの関係はうまくいく? ……と不安に思っている人も多いのでは?今回は、キャリア女性の中でも働く女性の代表という印象のある看護師に、居心地のいい家庭をつくるコツを聞いてみました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。■感謝の気持ちをオーバーなぐらい表すSさん(42歳)は、看護師歴22年のベテラン。プライベートでは、26歳の時に友達の紹介で出会った男性と結婚し、3人の子供を育てています。独身時代は都心の大病院でバリバリ働き、結婚後は転勤族の旦那さんについて行き、転勤先でもスキルを活かして、その土地毎で看護師を続けています。「普段から、気を付けているのは『決して上から目線にならない』こと。2人で働くことで家計はかなり助かっていますし、正直なところ、主人より私の収入の方が上なのです。ですが、私が働き続けていることで、主人には家事や育児を協力してもらっていますし、我慢させてしまっている事もあります。それを忘れずに、手伝ってもらっても当然の事と思わず『ありがとう、助かったよ』とどんな時でも必ず言うようにしています」家族だから協力するのが当たり前と…ついつい感謝の心を忘れてしまうもの。「私も働いているんだし、やってもらって当然! 」と思わずに、その都度お礼を伝えることを忘れないようにする事が大事なようです。Sさんのように旦那さんより収入が多い場合は「上から目線」にならないように、特に注意が必要です。男性のプライドを守りつつ、上手に頼れるといいですね。■完璧を求めず適度な手抜きが大事夫を上手に立てながら家事の協力を得ているSさん。仕事と家庭を両立するにあたり、ほかに何か心がけていることはないか聞いてみました。「秘訣というとおおげさですが、唯一言えるのは一人で抱え込まないこと。日々の家事も子育ても、女性がひとりでやるのは大変です。“自分も仕事をしているのになぜこんなに大変な思いをしなきゃいけないんだろう”と思うと、どうしても態度や表情に出てしまいます。でも、私がピリピリすると家族の間で衝突が起きてしまうので、だったら最初から、“私はあなたたちにこうして欲しい”と伝えた方がいいんです。例えば、子供が受験時期でも、家の手伝いをしてもらいます。その代わり、“頑張ってくれてありがとうね”と必ず言うようにしています。それは主人に対しても一緒ですね」また、Sさんは、“適度な手抜き”を推奨すると言います。「食事も、仕事が忙しい時は、できあいのものを利用することがあります。そのかわり、時間がある時は、心をこめて料理を作ります。そういったメリハリは大事なのではないでしょうか」■作業を細かく分けて、具体的にお願いをする「まずはお願いする内容をできるだけ細かくします。例えば『部屋の掃除』ではなく、『玄関の靴箱の整理』や『リビングの掃除』のように作業を分散する事で、気持ちの負担が軽くなります。さらに、無理のない範囲で時間制限を設け『いついつまでにこれをお願い』といったように締め切りがあると、『やらなきゃ』という気になってくれるみたいです」「注意として、手伝ってもらった作業に不満があったとしても、ある程度は我慢をする事。服の畳み方や物の整理の仕方がついつい気になる事もありますが、旦那さんのやる気を削がない様に気を付けて下さい。ここでもやはり感謝の気持ちを忘れずに」細かく作業を分けて役割を決めたり、時間制限を設けたりするのは、テキパキと仕事を行う看護師という職業だからこそかもしれませんね。そういったSさんの接し方に効果があったのか、Sさん一家は旦那さんも子供も家事を手伝うことに協力的だそうです。忙しいと、自分の大変さを相手にわかってもらいたいとピリピリしてしてしまいがち。しかし、それをストレートに言って“強制的にやらせる”のではなく、旦那さんや子供が“気持ちよく手伝ってくれる”ような言い方ややり方をすることで、結局は自分にとっていい状況となるようです。このテクニックを使って、仕事と家庭を楽しめる賢い女性を目指しませんか?■今回ご紹介した以外にも、恋愛術や生活の知恵など、ナースの意外な情報を大公開中! ナースフル×ウーマンエキサイト特別企画ページ ■取材協力: リクルートの看護師求人・転職パートナー「ナースフル」
2013年02月19日