日本映画界を代表する2人、中井貴一と佐々木蔵之介がW主演で、来年公開予定の映画『嘘八百』に出演することが決定した。舞台は大阪・堺。骨董の世界に身を置きながらも、冴えない仕事をしている古物商の則夫(中井貴一)と陶芸家の佐輔(佐々木蔵之介)。偶然出会ったふたりの前に現れたのは、“幻の利休の茶器”だった!?一発逆転を狙って、家族や大御所鑑定士、文化庁をも巻き込み、壮大な狐と狸の化かし合いが始まる――。本作は、『百円の恋』で日本映画界に新風を吹かせた監督・武正晴と脚本・足立紳のタッグに、連続テレビ小説「つばさ」「てっぱん」などの脚本でも知られる今井雅子が加わり、オリジナル脚本で大人に向けた極上のコメディを描く。今回、主演の2人が演じるのは、中井さんが古物商の則夫役、佐々木さんが陶芸家の佐輔役。いまや日本映画界を牽引する存在として欠かせない2人は、6月に公開となる『花戦さ』でも共演しているものの、今回のような本格的な共演は今回が初めて。また、2人とも武監督作品への出演も初となる。本作で中井さんは古物商役を演じるということで、役作りに関しては「古美術関連の書籍を読んだりしています」と話し、「良い意味でも悪い意味でもロマンに包まれた商売だと感じているので、演じるのがとても楽しみです」と期待を語る。また佐々木さんは「大阪人の『おまえ、ホンマ!?嘘つけぇ!』は完全に褒め言葉です。『浪華の八百八橋』と言いますが、200橋くらいです。大阪では大きく盛った方が勝ちです。結果、オモロかったら良いんです。大阪の堺を舞台に、武監督と中井さんと利休さんと嘘っぱち×100倍の映画、お楽しみに!」とメッセージを寄せた。オファーについて武監督は、「作るにあたって、バカバカしいところもありながらホロッとくるような非常に難しいジャンルの“喜劇”に挑戦したいと考えていたので、そこには素晴らしい俳優さんが必要でした。ストーリーを考えていく中で、関東から来る男と関西の男の話にしようとイメージが固まった頃には、中井さんと佐々木さんしかいないと感じ、オファーさせていただきました」と2人しか考えられないと語る。また「昨今“嘘”という言葉がネガティブで殺伐としたイメージに受け取られる世の中になってしまっていますが、先人たちの作ってくれたこの『嘘八百』という言葉は、嘘の中にも楽しさやおおらかさがあるものだったと思っています。僕は映画作りも『嘘八百』だと思っていますし、その『嘘八百』は楽しいものであって、自分の映画作りの根本はそこにあると考えています」と独自の理論を述べ、「『嘘八百だったけど、なんて楽しい世の中なんだ!』と感じてくれる作品にできたらいいなと思います」と意気みを語った。『嘘八百』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年02月07日「気品と知性と色気がある」「優しくて面白い」「またお会いしたい」と、会う人を皆ファンにしてしまうと噂の、中井貴一さん。役者としての凄さは誰もが知っているけれど、素の顔はいったいどんな感じ?中井さんの魅力について、共演者やスタッフにこっそり教えていただきました!■「おしゃれで作法も素敵、一瞬で恋しました」(ドラマプロデューサー・浅野澄美さん)初めてお会いした時、深々とお辞儀をされて「中井です」と挨拶された瞬間に、すっかり恋に落ちてしまった私です(笑)。『最後から二番目の恋』では、生真面目で誠実、ユーモアと包容力に溢れる三枚目の男、という長倉和平を演じられるのは貴一さんしかいない!と最初から決めていました。どんな役もまるでその人物がその街で生きているかのようなリアリティを出せるし、何でもないようなセリフも、貴一さんが口にすると名言になったりする。運動神経がよくて料理、歌、絵手紙まで何でも上手だし、イタリア製のスーツから上下グレーのジャージまで着こなしてしまう。さらに、話題が豊富で話が面白く、しかも聞き上手で…ってその魅力は書ききれません。■「青年のような顔も持つ、“THE大人の男”」(女優・長澤まさみさん)現在公開中の映画『グッドモーニングショー』で、初めてお会いした中井さん。身のこなしがスマートでありながら、誰にでも気配りを忘れないジェントルな方で、想像通りの“THE大人の男”でした。一方で芝居には貪欲で、時には、良い意味で青年のような生きのよさがあるところも、魅力的。いつでも笑顔で余裕を持っていて、どんなシーンでも融通が利くというか、決してひとりよがりな芝居をされないところは、とても勉強になります。年齢の壁がなく、おなじ土俵に立ったからには、若手からベテランの方まで同等に接してくれる、俳優のお手本のような方です。どんな役者とも向き合えるあたりも、先輩としての覚悟を感じて頼りになります。■「気配り上手で背中に目があるみたい!」(スタイリスト・白石絵理子さん)現場に私服で入られる時にいつも驚くのは、ハイブランドの服とファストファッションなどを絶妙にコーディネートされていること。ハイもローもすべてをフラットに判断できる知識とセンスをお持ちなので、常にこちらは試されているようです(笑)。モノの本質をきちんと見極められるところは、さすがです。すべてにおいて器用で、お世話になったスタッフには、よく直筆のお礼状を書いて渡していると聞いています。コンビニのシュークリームから政見放送にまで詳しく、何に対しても目が肥えていて、しかもアシスタントにまで「お昼食べなよ」と声をかけたり、気配りをしてくれます。背中に目があるみたい!といつも驚かされます。■「中井さんのこと、本当の父だと思っています」(俳優・神木隆之介さん)ドラマ『風のガーデン』での共演が決まり、中井さんにお会いする前は、もし怖い方だったらどうしよう…とも考えていました。でも、いざお会いすると本当に優しくて、僕を息子のように思って接してくださいました。それからは僕も本当の親子みたいな気持ちでお付き合いさせていただいています。僕が20歳になった時「人生での大きなお祝い事は、成人式と還暦だと思うから、きちんと祝いたい」とおっしゃって、お祝いをしていただきました。また、基礎から教えていただいた、テニスのコーチでもあるんです。壁を作らずに、周りにいる人たちを常に笑顔で気にかけている姿を見ると、本当に憧れます。どうしたら父さんみたいな紳士になれますか?◇なかい・きいち1961年生まれ。大学在学中に俳優活動を始める。代表作は映画『ビルマの竪琴』や大河ドラマ『武田信玄』ほか。『最後から二番目の恋』も話題に。2017年は織田信長役をつとめる映画『花戦さ』が公開予定。ジャケット¥105,000(タリアトーレ/ビームスF 新宿 TEL:03・5368・7305)シャツ¥34,000チーフ¥9,000(共にルイジ ボレッリ/ビームスF 新宿)パンツ¥35,000(PT01/ビームスF 新宿)ネクタイ¥18,000(ルイジ ボレッリ/バインド ピーアール TEL:03・6416・0441)時計¥3,150,000(パテック フィリップ/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL:03・3255・8109)シューズ¥270,000(ジョン ロブ/株式会社ジョン ロブ ジャパン TEL:03・6267・6010)眼鏡、リングは本人私物◇浅野澄美さんドラマプロデューサー。(株)フジクリエイティブコーポレーション所属。これまでに中井さんが主演をつとめた『風のガーデン』『最後から二番目の恋』『きんぴか』の3作品を担当。◇長澤まさみさん女優。1987年6月3日生まれ。代表作は映画『モテキ』『海街diary』ほか。公開中の『グッドモーニングショー』では、アナウンサー役をつとめ、中井さんと共演。◇白石絵理子さんスタイリスト。主に雑誌やCMに出られる時の中井貴一さんの衣装を担当しているファッション・スタイリスト。2004年から中井さんと仕事をしていて、今年で12年目。◇神木隆之介さん俳優。1993年5月19日生まれ。2017年は映画『3月のライオン』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』など出演作がぞくぞくと公開予定。※『anan』2016年11月16日号より。写真・中野敬久スタイリスト・白石絵理子ヘア&メイク・藤井俊二インタビュー、文・若山あや
2016年11月11日スタジオに入ると、まずはスタッフに「よろしくお願いします」とにこやかに挨拶をしてくれた中井貴一さん。そして、こちらが衣装を選びかねている時は「一度全部着てみましょうか?」と、提案してくれる軽やかさ。俳優デビューから36年、ずっと第一線で活躍してきた理由は、こういうところにもあるのではないだろうか。「役者を続けていられるのは、運がよかったんですよ。あとは親父のおかげです。親父は僕が2歳半の時に亡くなりましたが、僕に俳優のバトンを渡してくれたんです。(父に)受け渡されたものが8なら、自分の実力はたぶん2くらい。ずっとそう思って生きてきて、今の自分があるという感じ(笑)」それがリアルな実感なのだそう。1983年、名作ドラマ『ふぞろいの林檎たち』の大ヒットでその名を全国に知らしめると、次々に人気ドラマや大作映画に出演。25歳の時、大河ドラマで武田信玄の主演を張り、実力派俳優の地位を早くも不動にした中井さん。「僕は、これまでの大河ドラマ史上で一番怒られた主役だったと思う。子役時代がほとんどなくて、青年期も大人も僕が演じたから全50回に出演したんですけど、若くてまだ何も知らないし、監督も厳しくて、毎日すごいストレスで。でもね、ダメ出しをされて隅っこで落ち込んでいると、照明さんがやってきてボソッと『よかったよ』と言ってくれたりするんです。救われましたね。そういう大人たちが陰で僕を支えてくれて、神輿の上に抱え上げてくれた。がむしゃらにやって怒られて、周りの手を借りながらも何とか乗り越えたからこそ、いい経験になったんだと思います。気がつけば、当時支えてくれた大人たちの年齢を超えていました。でも僕が大人になれたかというと、まだなりきれてないような気がする(笑)」昔はグレゴリー・ペックを見て、日常から気負わずおしゃれを楽しんでいる、そんな大人になりたいと憧れていたという中井さん。「大人の定義って、あるようでないのかもしれないし、実際のところ僕にはまだわからない。年齢を重ねてこなせる役が広がるとか、それなりにおしゃれを楽しめるようになった気がするのは、ただの経験値にすぎないんですよね」最近は、楽しい作品に出演することも多い。公開中の映画『グッドモーニングショー』ではキャスターの澄田真吾を演じている。まさにベテランなのにトホホな男だ。「コメディこそ、間が大事。反射神経を鍛えて、常に気を使って芝居しないと面白くならないんです。クスクスと笑えるユーモアは、僕の人生におけるテーマのひとつ。人間、必ずどこかで悩むんだから、それなら笑って過ごしたいと思うんですよね。僕が演じる澄田は、次々起こるハプニングに動揺して逃げ腰になる。その一方で、女性に対してカッコつけようとしたりしてる。そんな人間らしさが見えるから、笑えるし愛着が湧きます。だって僕らの若い頃は、女性を助手席に乗せるために車の免許を取ったもんです。不良だって、好きな子に『髪型ダサい』って言われただけで、あんなにポリシーを持っていたリーゼントをやめたりする時代でした。男なんて、女性から『カッコいいね』って言われたいから背伸びもするし、頑張れるんです(笑)。そういう意味では、大人の男は女性が作ると言っても、過言ではないのでしょうね」◇なかい・きいち1961年生まれ。大学在学中に俳優活動を始める。代表作は映画『ビルマの竪琴』や大河ドラマ『武田信玄』ほか。『最後から二番目の恋』も話題に。2017年は織田信長役をつとめる映画『花戦さ』が公開予定。ジャケット¥105,000(タリアトーレ/ビームスF 新宿 TEL:03・5368・7305)シャツ¥34,000チーフ¥9,000(共にルイジ ボレッリ/ビームスF 新宿)パンツ¥35,000(PT01/ビームスF 新宿)ネクタイ¥18,000(ルイジ ボレッリ/バインド ピーアール TEL:03・6416・0441)時計¥3,150,000(パテック フィリップ/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL:03・3255・8109)シューズ¥270,000(ジョン ロブ/株式会社ジョン ロブ ジャパン TEL:03・6267・6010)眼鏡、リングは本人私物※『anan』2016年11月16日号より。写真・中野敬久スタイリスト・白石絵理子ヘア&メイク・藤井俊二インタビュー、文・若山あや
2016年11月10日主演・中井貴一×君塚良一監督(「踊る大捜査線」シリーズ)のタッグで贈る、現在公開中の映画『グッドモーニングショー』。この度、10月20日に大阪・TOHOシネマズなんばにて本作の舞台挨拶が行われ、中井さんが登壇した。ワイドショーを舞台にした本作は、落ち目のキャスターが陥る、災難だらけの1日を追った抱腹絶倒のオリジナルコメディ。このキャスターが、女子アナから交際関係をバラすと迫られ、プロデューサーからは番組の打ち切りが告げられ、さらには、立てこもり事件に巻き込まれ、犯人と直接交渉するハメになる、“人生サイアクの日”を描く。主人公のキャスター澄田真吾役の中井さんほか、長澤まさみ、志田未来、濱田岳、吉田羊、松重豊、時任三郎など豪華俳優陣が登場する。8月に行われた完成披露試写会では、中井さんが澄田真吾としてMCに初挑戦し、流石の司会ぶりと爆笑の舞台挨拶で話題に。カナダで開催された「第40回モントリオール世界映画祭」では、本作がワールド・コンペティション部門に正式出品され、現地の映画ファンも爆笑の渦に巻き込み、さらに公開直前には、中井さんと時任さんが女子アナの卵たち100人にグッドなアドバイスを行うイベントを実施し、大変な盛り上がりをみせた。また、先日の初日舞台挨拶では、登壇者がくじ引きで一番“ツイてない”人を決め、見事(?)中井さんが「ハズレ」を引き、本作で使用された重さ50kgの防爆スーツを再び着るハメになり会場を沸かせた。そして今回は、中井さんが本作を引っさげ、笑いの本場大阪に登場!中井さんは「大人の方に楽しんで頂ける映画を、と思ってみんなで撮影をしました。このような映画がヒットしてくれると、大人向けの映画がどんどん作れるので、ぜひ皆さん、お誘いあわせの上ご覧ください」と挨拶。本作はコメディということで、「コメディの方が難しいです。秒単位で攻めていかないと面白くならないので…」と話し、参加したモントリオール世界映画祭については「世界に通用するのはやっぱり“大阪”だと思いました。モントリオールのお客さんは声を出して、ものすごく笑うんですよ。東京だと、みなさん、あまり声を出して笑わない。大阪では、舞台の公演をやっても、本当に笑ってくれる。つまらなかったらつらい当たり方をされるんですが、おもろかったら、みんな、わーって立って喜んでくれて、本当にありがたい」とコメント。また舞台挨拶中、大阪のファン代表として大阪のご当地アイドル(?)「オバチャーン」のメンバーが花束を持って登場。「オバチャーン」は、「大阪のおばちゃんパワーで世界を元気に」することを目的に結成された“絡んでくるアイドル”だそう。中井さんを歓迎するため、「オバチャーン」でも特に精鋭の「仏セブン」を含む10人が集結し、ヒョウ柄の衣装に身を包んだおばちゃんらは、非常に近い距離で中井さんに絡んでいく!「えらい男前やなあ。一つだけ聞かせて。中井さん、その役は『ミヤネ屋』の宮根さんを意識してはると違います?」とオバチャーンレッド・舟井栄子が詰め寄ると、「宮根さん?まったく意識してないです(笑)」と否定した中井さん。続けてオバチャーンブルー・宇口久子が「長澤まさみみたいな若い人に言い寄られても、アンタ、あんまちょっかい出したらアカンよ。女は怖いから」と言うと「勉強になります」と中井さんは受け止めた。そして花束贈呈では、「声がすてきやね」とオバチャーンイエロー・有田けい子。中井さんは「こんなに汗かく花束は、初めてです」とコメントし、MCから感想を求められると「感想?こんなにうれしいことはないです(汗)え?感想?しんどいわ…」とおばちゃんパワーにタジタジの様子だった。『グッドモーニングショー』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年10月21日旅とグルメをテーマに出演者たちが様々な場所でロケするバラエティ番組「火曜サプライズ」。10月11日(火)今夜は石原さとみ、本木雅弘、佐藤健、有村架純、中井貴一ら豪華ゲストを迎えて4時間スペシャルでの放送となる。石塚英彦とウエンツ瑛士が街の絶品グルメを食べまくる企画「食いしんBOYS」は今回、石原さんをゲストに迎え3人で横浜のびっくりグルメを味わうことに。まぐろや中トロ盛り放題のお店では、その驚きの値段に“びっくり”するほか、変わった形のピザのお店などを巡る。番組の名物企画「アポなしグルメ旅」のゲストは本木さん。ロケ地は本木さんが新婚時代に住んでいたという富ヶ谷。当時奥様と通ったお店や、地元の人に教えてもらった元寿司職人が作るたまごサンドが人気のお店にアポなし交渉。妻の両親である内田裕也&樹木希林の話題や、3人の子供たちの話、またシブがき隊の解散秘話までほかでは聞けない暴露トークが連発する。駅から歩いて3分以内で行ける激うまグルメを探す「3分歩けばウマい店に当たる!」には佐藤さんと有村さんが登場。赤羽の街を舞台に徒歩3分以内で行ける絶品グルメや気になるスポットを巡る。「結婚するなら有村架純!」と公言するウエンツさん、「赤羽の母」と呼ばれる占い師に2人の未来を占ってもらうと予想外の占い結果が…放送をお楽しみに。そして芸能人が思い出の地を旅する「ぶらり旅」に登場するのは中井さん。中井さんの思い出の地は“鎌倉”。中井さんの父・佐田啓二が昔住んでいたという北鎌倉や、学生の頃デートでよく来たという葉山を“ぶらり旅”。さらに「ふぞろいの林檎たち」で共演して以来の付き合いだという柳沢慎吾も参加。柳沢さんに乗せられて思わずはしゃぐ中井さん。当時21歳だった2人の撮影時の裏話や爆笑秘話が連発。かつて父が住んでいた家を初訪問するとそこで思わぬ懐かしい出会いも。感動する中井さんだがその直後、柳沢さんを思わぬハプニングが。一体何が起こったのか。また人気企画「有名人の豪邸訪問」は豪華3本立て。スタジオ生企画もお届けと見どころ満載の4時間になりそうだ。「食いしんBOYS」のゲストで登場の石原さんが主演のドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」は毎週水曜日22時~日本テレビ系で放送中。出版物のクオリティを裏で支える“地味”ながら重要な役割である「校閲」をテーマに、ファッション編集者を目指し出版社に入社したものの校閲部に配属されてしまった石原さん演じる28歳の河野悦子の奮闘ぶりを描く。共演は菅田将暉、本田翼、松川尚瑠輝、足立梨花、曽田茉莉江、杉野遥亮、芳本美代子、ミスターちん、鹿賀丈史(特別出演)ら。「アポなしグルメ旅」にゲストで登場した本木さんは、『おくりびと』以来7年ぶりの映画主演作となる『永い言い訳』が10月14日(金)より全国にて公開。西川美和監督が直木賞候補となった自著を自ら映画化。妻とその親友が旅先で事故死するもその時、不倫相手と密会していたため世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない本木さん演じる小説家・津村啓こと衣笠幸夫が、妻の親友の遺族でトラック運転手の夫・陽一とその子どもたちに出会い、幼い彼らの世話を買って出ることになるという物語。幸夫の妻を深津絵里が、不倫相手を黒木華が演じている。「3分歩けばウマい店に当たる!」に登場した佐藤さん、有村さんが出演する映画『何者』は10月15日(土)より全国東宝系にて公開。朝井リョウによるベストセラーを原作に就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生を描く作品で、佐藤さん、有村さんのほか二階堂ふみ、菅田さん、岡田将生、山田孝之ら若手実力派俳優陣が集結。演劇界の若き鬼才・ 三浦大輔が監督・脚本を手がけるほか、主題歌と劇中音楽を中田ヤスタカが担当することも話題だ。「ぶらり旅」で鎌倉を訪れた中井さんは最新作『グッドモーニングショー』が全国公開中。『踊る大捜査線』シリーズの脚本家、君塚良一がメガホンをとり共演に長澤まさみ、志田未来、濱田岳、吉田羊、時任三郎らを迎え、中井さん演じる中年の落ち目のワイドショーレポーターが、なぜか立てこもり事件に巻き込まれていくさまをコミカルに描き出す。中井さんと時任さんの18年ぶりとなる共演にも注目。豪華芸能人が各地にロケに繰り出す「火曜サプライズ」秋の4時間スペシャルは、10月11日(火)今夜19時から日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年10月11日当時でも異色の社会派ドラマ「ふぞろいの林檎たち」での共演が1983年。その後、シリーズを重ねた同ドラマの「パートIV」(1997年)以来の共演となった中井貴一と時任三郎は、しかし「何年か会ってなくても、つい昨日も顔を合わせていたような感じ」と口をそろえ、その関係を“戦友”と表現する。20代で出演した「ふぞろい…」から約30年にわたり、様々なドラマに出演し、いわばテレビ業界を“中の人”として見てきた2人が今回、映画『グッドモーニングショー』で演じたのは、TV局で働き、朝のワイドショーを担当するアナウンサーと番組プロデューサー。そんな2人に改めて、TVの隆盛と近年のインターネットの勃興で叫ばれる危機、30年の変遷について語ってもらった。――普段、ドラマでTVに出てらっしゃるおふたりですが、ワイドショーのスタッフを演じてみて、同じTV業界でもやはり違うものでしたか?中井:僕らは普段、ワイドショーには番宣(※放送前のドラマなどの番組の宣伝)で出させていただく立場で、招き入れていただいて2~3言、コメントするくらいで、そんなに大変と思ってなかったけど、実際の番組制作の現場はこんなに大変なのか!と。映画のオープニングで、番組の準備に奔走するスタッフたちの姿はほぼ、僕が見学させていただいた現場そのままです!朝の情報番組ほど“ながら”なものってないでしょ?つけっぱなしで朝ご飯食べたり、ネクタイ締めたりしながら「今日の占いは…」なんて(笑)。でも気楽なものほど作り手は大変で、それはコメディで笑ってもらうための作品作りの現場ほどシビアだってのとリンクしましたね。時任:立場としては普段、僕らは取材される側の人間で、それこそ若い頃は、ワイドショーに追いかけられて「この野郎!」って思ったり、肝心なコメントは編集で切られたりしてて腹を立てたものだけど(笑)。いざ、その立場に放り込まれてみると、こんなに大変な仕事なんだなぁって感じましたね。――中井さんが演じたのは、ある出来事がきっかけで、現場レポートができなくなったアナウンサー・澄田。時任さんは、番組プロデューサーの石山を演じられています。長い付き合いという意味で、お二人の関係と重なる部分もあったかと思います。時任:“積み重ねた時間”という意味では重なりますよね。中井:2人のシーンは、台本にない余白の部分を2人で作っていった感じがあったよね?時任:完成した映画を観たら「あれ?あそこ削ってるんだ?」ってやりとりもあったけど(笑)。中井:久々の共演で懐かしさもあったけど、それよりも僕らの中にある“同期”感覚がスクリーンを通じて映ってるんじゃないかなと思いますね。――「ふぞろいの林檎たち」の当時と比べて、ドラマ、TV番組の作り方も大きく変わったと思いますが。時任:当時は必ず、全てのシーンでリハーサルがあって週に2日はリハに充ててたからね。相当鍛えられましたね。中井:ほぼしごき(笑)。いま考えると、相当ぜいたくな時間でしたよ。時任:リハーサルをクリアするために、電話で読み合わせをしたりしたよね?中井:携帯なんてない時代に、家の電話でですよ。リハーサルのためのリハーサル!――当時、お互いについては俳優として、どんな思いで見てたんですか?中井:これね、さぶちゃんは「そんなことない」とか「覚えてない」って言うんだけど、当時、僕は21歳でさぶちゃんは25歳、この年齢の開きってすごく大きく感じるんですよ。本の読み方やお芝居の引き出しも確実に持ってて。演出家がものすごく怖くて、俺と柳沢慎吾は何やってもダメですごく委縮しちゃうんだけど、いつも三ちゃんだけ「うん、正しいですね」って言われるの。それはいま考えると役柄に合わせて狙ってやってたことなんだろうね。三ちゃんの役は自由人で、独立心の強いタイプだったし。そんなことはつゆ知らず、僕らはいつも「すげぇな、三郎」って(笑)。時任:いやいや、こっちはこっちでね「貴一、すごいな」と思ってたんですよ。いまも昔もそこは変わんないんだけど、100%の準備をした上で、アドリブが効くんです。本番で何があっても受け止めてくれるし、それを受けて返してくれる。今回の映画でも、改めて役者としてすごいなと思いましたよ。立てこもり犯役の濱田(岳)くんとのやり取りが、真に迫ってたなぁって。――現代でも名作と名高い「ふぞろいの林檎たち」ですが、当時はどんな風に受け止められていたのでしょうか?中井:「ふぞろい」の直後にね、フジテレビを中心にいわゆるトレンディドラマブームが起こるんですよ。でも、僕らがやってたのはあくまで社会派ドラマで、あの波には乗れなかったんだよね(苦笑)。フジテレビのドラマでも、トレンディのど真ん中のA面と、ちょっと変わった企画をやるB面とあるんですよ。柳葉敏郎さんに陣内孝則さん、石田純一さんなんかがA面で、僕らはB面…。そこはすごい格差を感じたよ! 「ふぞろい」も人気はあったけど、やっぱり社会派で、続編を続けるほど、そっちのカテゴリの空気が強くなったから…。トレンディは人々の“憧れ”を描くけど、僕らのドラマは「共感」。よく街歩いてて「頑張れよ」って声かけられました(笑)。頑張ってるよ(笑)!時任:少なくとも、人気の俳優をキャスティングして…という形で始まった作品じゃなかったしね。中井:撮影してたら、見学のおっちゃんが「ドラマ?誰出てんの?」って。「時任三郎とか柳沢慎吾が…」って俺はずっとスタッフとして対応してたもん(笑)。それが徐々に人気が出て、当時は移動は全員が集合してロケバスだったけど、修学旅行のバスが横に来て「キャーっ!」となってるんだけど、全員「え?誰に対し『キャー』って言ってんの?」って感じでポカーンとしてた。時任:楽しかったのと大変だったのと記憶がごちゃ混ぜになってるね。大変だったからこそ、チームワークが生まれて楽しいと思えるところまで行けたし。当時は「社会派」って部分についてもそんな深く考えず、自分は大学を途中で辞めた人間だから「もう一回、大学に入れた!」って喜んでた(笑)。貴一は当時は…中井:現役大学生でしかも3年生!そういう意味でもリアルだった。大学の中での反応もどんどん変わっていくの。自分が出る講義の教室の周りに人だかりができてて「人気の講義なんだ」と思って入ったら中はガラガラで「なんで教室の外にあんなに人がいるの?」って友達に訊いたら「お前だよ!」って言われるとか、漫画みたいなこともあったし(笑)。だって数か月前まで「誰が出てるの?」って聞かれてたんですよ。不思議だったね。――その当時といまと、TVを巡る環境も大きく変わってきています。中井:ちょうど僕がデビューした頃、TVに押しやられて映画がなかなか作れなくなった時代だった。今度はTVがインターネットに押しやられてる。一概に良いとか悪いって話じゃないんだけど、当時はTVって大人をターゲットにしてた。それがチャンネル権を子どもが持つようになって、子どもや若い子に向けて番組を作るようになった。でもいま、逆にチャンネル権を持ってるのって大人なんですよね。若い子はネットを見てるわけで。そういう意味で、勇気をもって立ち止まって、もう一度、大人向けの作品を作っていくのが得策なんじゃないかなって思いますけどね。楽な方に逃げて、お金を使わず…ってなると悪くなる一方で、悪い時ほどお金を掛けろって言うでしょ?時任:まあ、時代に合った媒体が広がり、必要ない、求められないものが淘汰されていくのは自然なことで、本当に良いとか悪いじゃないんですよね。ただ、スポンサーの意向ありき、コンプライアンスありきでの作品作りが、作品に変な影響を与えてしまう部分は多少なりともあるのかなとは思いますね。中井:最近、深夜枠のドラマが面白かったりするのは、作り手の意思で、面白いものを作ろうって意識がしっかりと反映されてるからなのかなと思う。見る側もアラばかりを探さない寛容さは必要ですよね。だって殺人犯が普通シートベルトして逃げないでしょ!?(笑)時任:そこは作り手も見る側も“作り話”として楽しめばね。中井:無茶をやるからこの世界、楽しいわけで、規律正しく生きてるひとは、俳優になってない(笑)。もう一度、大人になることを憧れさせるようなTVになってほしいですね。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年10月10日映画『グッドモーニングショー』が10月8日(土)より公開を迎え、主演の中井貴一をはじめ、長澤まさみ、志田未来、濱田岳、時任三郎、君塚良一監督が舞台挨拶に登壇した。『踊る大捜査線』シリーズの脚本家として知られる君塚監督が、自らよく知るTV業界の裏側に切り込んだ本作。ワイドショーの中年アナウンサーがなぜか、立てこもり事件の犯人から現場に来るように指名され、事件に巻き込まれていくさまをコミカルに描き出す。中井さん、長澤さん、志田さんはアナウンサー役ということで、事前にレッスンを受けたり、実際にフジテレビの朝のワイドショーの現場を訪れたりしたという。中井さんは「クランクイン前に『めざましテレビ』の現場にお邪魔して、アナウンサーの感情などについて聞かせていただきました。実際に、映画のセットは『めざましテレビ』(フジテレビ)のものなんですけど、背景は『ZIP!』(日本テレビ)なんです。そこは局や監督の気遣いですね(笑)」と裏事情を明かす。長澤さんは実際に女子アナ役を演じてみて「同じTVの世界でも(女優とは)全然違う畑、職業なんだなと感じました。自分がもしアナウンサーになると考えたら…毎日の生放送の緊張に耐えられないだろうと思います。私、話が下手で、いつもどこで話を終えたらいいかわかんなくなるんです。『あいつ、使えねーな』と思われてダメになる気がします…」と自嘲気味に語った。実際、アナウンサーの指導に当たる先生から指導を受けたという志田さんも「発声や強弱のつけ方がセリフを読むのとまったく違って難しかったです。私もアナウンサーになっても、カメラ目線で笑顔で話せないと思うので、私も『あいつ、使えねー』とクビになるんじゃないかと…」と苦笑する。濱田さんは、ワケあり立てこもり犯を熱演!「最近、重たいボブでマサカリ担いで走ってるばかりだったので…(笑)、僕にできるかと思ったんですが、思い切り立てこもらせていただきました!」と冗談めかして述懐する。主に中井さん、そして刑事役の松重豊とのシーンが中心となったが「あの立てこもりのシーンは、5日間くらい、同じ場所に通って撮影していました。中井さん、松重さんを若手が5日間も独り占めできることもなかなかない機会なので、思い切って胸を借りようと…。ついついアドリブで『うっせー、バカ!』とか出ちゃいましたが…と釈明する。これに中井さんは「本音ですよ。ああいうときに本音が出るんですよ」と冷たく語り、会場は笑いに包まれていた。『グッドモーニングショー』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月08日映画『グッドモーニングショー』の公開直前試写会イベントが10月5日(水)、都内にて開催され、主演の中井貴一と共演の時任三郎が登壇。時任さんが、18年ぶりという中井さんとの共演の印象を語った。同作は、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにする朝の情報番組である「ワイドショー」のメインキャスター・澄田真吾(中井さん)の災難だらけの1日を描いたコメディ・エンターテインメント。「踊る大捜査線」シリーズなど、放送作家・脚本家としてテレビを知り尽くした君塚良一監督がメガホンを取り、時任さんは澄田に理解を示す同期のプロデューサー・石山聡を演じる。時任さんと中井さんが、映画やドラマで共演するのは、ドラマシリーズ「ふぞろいの林檎たち」以来で18年ぶり。時任さんは、「久しぶりに中井貴一さんと共演できるというので、『はい』と即答でした」とオファーをすぐに快諾したエピソードを明かした。撮影が始まると、時任さんは「18年ぶりとか言われてもそんなにブランクを感じないのですよね。ほんとに、昨日会ったかのような感覚でした」といい、「映画とかテレビ以外でも、CMなどで共演していますから。あまり久しぶりという感じではなくて、『おお、昨日』という感じでやりました」とふり返った。時任さんいわく、中井さんとは「一緒に戦ってきたといったら大袈裟ですけど、若い頃に、同じ作品で同じ山を乗り越えてきた仲」とのこと。メインキャスターとプロデューサーという関係性を演じるに当たり、「その積み重ねを、アナウンサーとプロデューサーという2人の役柄で、空気感として自然に見せられたらいいなと思いました」と共演に臨んだ心境を言葉にした。試写会イベントには、アナウンサーを目指している女子アナの卵たち100名が集結した。中井さんと時任さんが女子アナの卵たちの悩みに答える企画が行われ、女子アナの卵の中の1人から、「年上の男性が好きなのですが、年上の男性に好かれる女性になる方法を教えてください」との質問が向けられる一幕があった。質問を受け、時任さんは「一生懸命やっている姿は素敵ですよね」と何かに打ち込むことをアドバイス。続いてマイクを持った中井さんは、「何がかっこいいのか分かりませんが、異性を意識してのことだと思います」と語り始めた。中井さんは、「最近、男子も、『付き合うの、ちょっと、いいっす』みたいな。『女子とか、自分はいいので』みたいな。『車とかあまり、いらないので』とかなるじゃない」と、最近増殖しているという“草食系男子”の在り方に触れたうえで、「俺らの時代はさあ、一生懸命、女子のためにかっこつけたのよ」と回顧。車を選ぶことをはじめ、「全部の目線が女子に行っていたわけ。“女子が『かっこいい』って言ってくれるから買う!”みたいな」とも。「そういうところが色々なものによって邪魔されていって、なくなってしまうことがこれからの社会は怖いなと思います」と、“草食系男子”に象徴される現代社会の現象に警笛を鳴らし、「すべてがやましい気持ちから出発することって、ありのような気がしているのですよ。それが色気に発展していく気がします」などとコメントし、質問者には「恋をすること」を勧めていた。『グッドモーニングショー』は10月8日(土)より全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年10月05日先日、次男の1歳6ヶ月健診に行ってきました。長男はもうすぐ6歳のため、久しぶりの健診です。1人目のときは健診のたびに必ず一度は落ち込んだり、モヤモヤしていました。2人目になり分かったことも増え落ち込むことはなくなりましたが、やはりどうしても違和感が残るのです。子育て支援も経験したことから、健診で違和感を感じるその正体に気付きました。「ママへの信頼」が足りていない?健診に行くたび落ち込むのはなぜか…それは全体(保健師さんや会場作りなど)的に、ママへの信頼が足りないからではないでしょうか?筆者は元転勤族のため、3つの地方で健診を受けていますが、それはどこでも共通で感じました。ママの話から、「間違ったこと」「周囲と違うこと」を問題にしているような空気感が、悩みを相談したいママの口を閉じてしまっているのではないか…とも思います。そもそも育児は個人差の大きいもので、画一的に決められるものではありません。日々悩みながら子育てをしているママにとって「それは違う」と一刀両断されてしまっては、落ち込むのは当たり前。具体的にご紹介しましょう。アドバイスが「ちょっと違う…」次男は断乳していません。断乳・卒乳に関しては個人差ありますが、一度長男で断乳を試したものの違和感を感じ、長男は4歳で自然卒乳。WHOでは2歳まで母乳をあげることを推奨していますし、世界の卒乳平均は平均4.2歳。次男も自然卒乳でいくつもりです。ですが健診ではやはり、断乳を勧められました。「ぐずるたびにおっぱいは止めて」など一見アドバイス的なものをいくつかされたのですが、それが全て当てはまるかといえばちょっと違うのです。「こんな例もあって、それはどうかと思うのね」など保健師さんは懸命に話しているものの、聞いてる側からすると「それは私も違うと思うけれど、私も同じことをすると疑われているのでは…?」という気持ちに。「目の前にいるママへの信頼」よりも「ダメなママを是正しないと」という姿勢が優先されているように感じてしまいました。たとえ断乳を勧めるにしても、最初に「どういう時におっぱい飲ませてるの?」と聞いてほしい。最初に質問してママの話を傾聴しておけば、ママも安心して相談できますし、保健師さんも適切なアドバイスができるのではないかと思うのです。張り紙からの圧迫感健診では様々な張り紙が貼ってあったり、チラシも貰います。一例としてよく見かけるのが、『スマホに子守りをさせないで!』。職業柄か、表現が断定的なために「スマホに子守りをさせてるでしょ?絶対ダメだよ!!︎」という疑いと圧迫感を感じてしまいます。それがイヤで、続きを読むのをやめる人もいるようです。子育て支援の経験上、「ラクだから毎日2〜3時間はスマホを見せてまーす☆」というママは少数派。みんな「罪悪感を感じながら、迷いながら、それでもいっぱいいっぱいで」見せています。私も1人目のときは、できるだけスマホを見せたくありませんでした。しかし次男の産後2ヶ月目頃、毎日長男が幼稚園から帰ってくる夕方になると決まって、次男が激しい黄昏泣きを2時間以上…。のけ反りギャンギャン泣く次男をあやしながら、「あと1人大人がいてくれたら、長男に寂しい思いをさせないのに…。そうか、人がいなくなった代わりにテレビやスマホがあるのかな」と思いました。夫の帰りが遅く、『孤育て』状態の多い現代。今ではスマホを使う時があっても仕方ないと思います(子どもが執着するので適切にですが)。『スマホで育児もう一度考えてみませんか』などソフトな表現にすることで、ママの心の負担も軽くなるのではないでしょうか。信頼がないとママの心は開かない健診では違和感を感じましたが、ママが1番悩みを相談しやすいのもまた健診。ママの心を開き、相談してもらうためには、まずは保健師さんの対応や張り紙などにおいてもっとママを信頼してほしいと思うのです。確かに、育児を軽く見ているママもいるかもしれません。ですが真剣に子育てをしている大多数のママからすれば「すべてのママがそうではない」というのが本音。まずは目の前のママと向き合って、信頼してほしいと思います。信頼してもらえない人に、相談はできないのが人間ですから。ママにとって健診が、「ずっと悩んでたことを相談できて良かった」と思えるような場になることを願っています。ライター:メオトーク編集部
2016年09月29日「第40回モントリオール世界映画祭」“ワールド・コンペティション部門”に出品されている、主演・中井貴一で贈る『グッドモーニングショー』。この度、本作が 現地時間9月4日、公式上映が行われ、中井さん、長澤まさみ、志田未来、そして君塚良一監督が登壇した。「踊る大捜査線」シリーズなど、放送作家・脚本家としてテレビを知り尽くした君塚監督が、朝の情報番組である「ワイドショー」を題材に描く本作。報道、スポーツ、芸能、さらにファッションのトレンドやグルメ情報から人気動画まで、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにするワイドショー。そのワイドショーの顔であるキャスター澄田真吾役の中井さんを始め、長澤さん、志田さん、時任三郎、吉田羊、濱田岳、松重豊、池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介と豪華俳優陣が勢揃いしている。この日、映画祭のメイン会場であるシネマ・インペリアルにて、ワールド・コンペティション部門23作品の最後を飾る作品として上映される本作。上映に先駆けて、『誰も守ってくれない』『遺体 ~明日への十日間~』とモントリオール映画祭の常連とも言える君塚監督と共に、初めてモントリオールを訪れたキャスト3人は、カナダの民放最大手・CTV(カナダテレビ)や、旧市街最大の観光スポットであるノートルダム大聖堂など市内を観光した。そして、いよいよ公式上映。上映開始前には会場の外に200人を越える観客が列を作り、そこへモントリオール名物である“馬車”に乗って、中井さん、長澤さん、志田さん、君塚監督が登場。40回を数えるモントリオール世界映画祭史上初となる馬車での登場に、会場前の観客のボルテージは最高潮に!公式上映には、映画ファンを中心に700人を越える幅広い年代の老若男女が客席を埋めていた。上映前の舞台挨拶で中井さんは「みなさん、こんばんは、中井貴一です。モントリオール映画祭に参加するのは初めてです。いま、この会場で、みなさんとご一緒出来ることをとても嬉しく思います。私たちの映画『グッドモーニングショー』は100%日本製のコメディです。リラックスしてたっぷり楽しんで頂ければと願っています」と流暢なフランス語で挨拶。続けて長澤さんも「こんにちは、初めまして長澤まさみです。今回私が演じた役はとんでもない勘違い女です。楽しんで観て下さい」。志田さんは緊張しながらも「こんばんは。志田未来です。カナダの女子アナウンサーとは違った“日本の朝”を楽しんで下さい」とそれぞれフランス語で挨拶し、温かい拍手が送られていた。上映中は、中井さん演じる澄田に起こる災難に、声を上げての笑いが連続して場内に響きわたったり、追い込まれる澄田の姿に「Oh、My GOD!!」と感情移入してしまったり、とすっかり映画に入り込んでいる様子だった。上映後観客からは「すごく良かった。コメディとシリアスの面が入り混じっていて、日本の社会的な部分も感じることが出来た。俳優陣も素晴らしく面白かった」「コメディ映画と思って来場したが、シリアスな場面も盛り込まれていて何層もある様な深みのある映画だった」「とても心に残る映画でした」「私の人生にスパイスを与えてくれる映画」などと絶賛の声が寄せられていた。映画祭を終えて中井さんは「緊張していたのですが、思った以上に現地の方が笑って下さったので日本の方よりも素直に笑ってくれたイメージがあります」と手応えを感じていたよう。また、上映前の舞台挨拶で流暢なフランス語を披露していた中井さん。第二外国語はフランス語を専攻していたそうで、「フランス語は棒読みだと伝わらないので、伝わっているか不安でした。ほかの国の言葉を使うのも楽しいですね。とても良い経験をしました」と話し、「映画祭っていいですね。出演者として日々、現場で苦労していますが、映画祭に来るとその苦労が報われた気がします。そういう意味ではとても幸せな時間だなぁと思います」と映画祭を満喫していたようだ。また、長澤さんは「舞台挨拶については、直前まで全く緊張してなかったんですが、中井さんが完璧に挨拶されていたので、すごく緊張してしまいました。面白いことを言おうと狙っていたのですが、案外ウケなくて。通じなかった事にしておこうと思います(笑)」と明かし、志田さんは「観客の皆さんがみんな笑ってくれて、すごく楽しんで観られました。何度も一緒に笑ってしまいました」と観客と鑑賞した感想を語る。さらに、君塚監督は「観客の皆さんがよく笑って頂き、よく理解して頂いていたので、狙ったところで笑って下さった。非常に嬉しかった。海外の方々は作品を率直にとらえて下さっていると感じました」と喜び、「この3人は撮影現場では台詞を全然間違えないんですけど、今回はえらい緊張していて、ギリギリまで楽屋で練習をしていましたね(笑)」と明かしていた。『グッドモーニングショー』は10月8日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月06日10月8日公開の映画『グッドモーニングショー』の完成披露試写会が29日、都内で行われ、主演の中井貴一をはじめ、長澤まさみ、志田未来、濱田岳、吉田羊、時任三郎、君塚良一監督が出席した。『踊る大捜査線』シリーズで脚本などを手掛けた君塚良一監督の最新作となる同映画は、キャスターを主人公にテレビ番組のワイドショーを舞台にした物語。中井貴一扮するキャスター、澄田真吾とその周囲の騒動をコミカルに描く。完成披露試写会が行われたこの日は、中井貴一が欠席という設定で、劇中で演じた澄田真吾キャスターとして進行役を務めた。長澤に対して「おきれいでいらっしゃいますよね。"生長澤まさみ"は初めて拝見しましたよ。このドレスは長澤さんならでは!」と絶賛。続けて、「映画出演の話をいただいた時の感想は?」と質問すると、劇中で女子アナ役を演じた長澤は「女子アナは女優という仕事と似ていましたが、全く違う仕事だったので自分に演じられるか不安でした。でも作品のメッセージがとても誠実なものだったので、その誠実さに救われた気がします」と真面目な回答。そんな長澤に続き、キャスト陣や君塚監督は真面目に回答したが、澄田キャスターでいようとする中井を不真面目に思ったのか、長澤が「いつまで澄田さんなんですか?」と指摘するも、中井は最後まで本人とは認めず登壇者と観客を笑わせた。そんな中井が主演を果たした本作は、「第40回モントリオール世界映画祭」のワールド・コンペディション部門に正式出品が決定。中井をはじめ、君塚監督、長澤、そして志田が現地へと訪れる。君塚監督が「映画祭はオリンピックのようなもの。金メダルを目指していきたいです。中井さんを手ブラで帰さない!」と宣言すれば、長澤も「楽しめたらいいかなと思っています。中井さんがいないと不安なので」と今から映画祭が待ち遠しい様子だった。映画『グッドモーニングショー』は、10月8日より全国公開。
2016年08月30日映画『グッドモーニングショー』の完成披露試写会が8月29日(月)に開催されたが、主演の中井貴一は、劇中のワイドショーのレポーターの役柄そのまま司会者として登壇!共演の長澤まさみ、志田未来、濱田岳らにレポーターとして鋭く切り込み、会場を盛り上げた。『踊る大捜査線』シリーズの脚本家として知られる君塚良一がメガホンをとった本作。中年の落ち目のワイドショーレポーターが、なぜか立てこもり事件に巻き込まれていくさまをコミカルに描き出す。この日は「主演であるにもかかわらず、中井貴一は欠席」という設定で、中井さんはあくまで劇中のレポーター・澄田真吾として、ステージの中央ではなく、端っこの司会者席に登場!あくまで澄田になりきって「『グッドモーニングショー』という番組のキャスターをやっており、同じタイトルの映画という縁もありまして、本日の司会を務めます」と挨拶。さらに「ひとつ、みなさんにお詫びしないといけないことがある」と前置きし、主演・中井貴一が別の仕事のために欠席すると発表し「(主演の完成披露試写会欠席は)ありうるんですかね? いい気になってるんじゃないでしょうか?」と信じられないといった表情を見せ、笑いを誘っていた。共演者として長澤まさみ、志田未来、濱田岳、吉田羊、時任三郎、そして君塚監督も登壇したが、“司会者・澄田”の存在に、どう接していいのかと、なんともやりづらそうな微妙な苦笑いを浮かべる。君塚監督は「この設定のままやるんですか?」と尋ね、澄田キャスターより「設定?ちょっと意味が分からないですが…」と返され、お返しとばかり、中井貴一欠席について「非常に失礼!どうせ、三谷幸喜の映画とかに出てるんでしょ」と語り、会場は爆笑に包まれた。濱田さんは、主演でありながらも完成披露を欠席した中井さんを「社会性がないですね」とバッサリ。澄田キャスターは落ち着いた口調で「私もそう思います。本人に伝えさせていただきます」と返答する。また、濱田さんが映画の中で立てこもり犯を演じていることについて、澄田キャスターは「俳優さんは、演技を引き出しの中から出すそうですが、実際に立てこもりをなさったことがあるんですか?」と質問。濱田さんが「そういうことではないと思います。実体験を出すというわけではないので…」と説明すると澄田キャスターは「私は演技のことはよく分かりませんので」とすっとぼけ、さらに多方面で活躍中の濱田さんに「一寸法師をやられてましたっけ?」「スーさんの役も」と切り込む。濱田さんは「金太郎です!」「浜ちゃんです。スーさんはおじいさんのほうです」と苦笑交じりに訂正し、会場は再び笑いに包まれていた。時任さんと中井さんは、本作で18年ぶり共演を果たしたが、時任さんは「18年ぶりとは思えないですね。若い頃、同じ作品で濃厚な時間を過ごして…いまだにいつ会っても久しぶりって感じしなくて、つい昨日会ったような気がしてます」と語ったが、澄田キャスターはこの言葉に「中井さんの気持ちまでは僕は分からないですが…(笑)、おそらく同じ感情をお持ちなのでは?」と代弁!最後に澄田キャスターは、中井さんから預かってきた手紙を朗読するというパフォーマンスも見せる徹底ぶり!長澤さんからあきれ気味に「いつまで澄田さん(の設定)なんですか?」と突っ込まれるも、最後までぶれることなく「ちょっと質問の意味が分からないですが…」とかわし、最後まで司会者の大役をやり遂げた。『グッドモーニングショー』は10月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月29日長編ドキュメンタリー映画『健さん』が2016年8月20日(土)から全国公開される。2014年11月10日、俳優・高倉健が惜しくもこの世を去った。これまで『幸福の黄色いハンカチ』『鉄道員(ぽっぽや)』など邦画史上に残るヒット作に出演してきた名優は、スクリーンからにじみ出る圧倒的な存在感のみならず、彼の考える俳優のあり方や人生哲学によって、多くの人を惹きつけてきた。本作は生前に限られたインタビューしか受けなかった高倉健の素顔を明かす、初のドキュメンタリー映画。監督はニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一だ。海外の名優、名匠のインタビューからは、映画そして日本の美学を紐解く。また、日本映画の黄金期を彩り、今日もなお活躍し続けるクリエイター陣の証言からは、高倉健の輝かしいキャリアとともに、古き良き日本映画の歴史も辿っていく内容となっている。解禁された予告編では、ジョン・ウー監督がトム・クルーズを撮影する時に健さんのスタイルを意識し、「ブラック・レイン」で共演したマイケル・ダグラ スが高倉健から多くを学んだと語る。またマーティン・スコセッシ監督は、高倉健は本物のアーティストであったとコメント。その他、国内からは降旗康男監督や山田洋次監督なども登場するほか、高倉健の実妹、森敏子が母親のエピソードを語るなど、大変貴重な映像が使われている。【作品詳細】『健さん』公開日:2016年8月20日(土)全国公開監督:日比遊一エグゼクティブ・プロデューサー:李鳳宇出演者:マイケル・ダグラス/ポール・シュレイダー/ヤン・デ・ボン/ユ・オソン/チューリン/ジョン・ウー/マーティン・スコセッシ (50音順)阿部丈之・真子/石山希哲・英代/今津勝幸/梅宮辰夫/遠藤 努/老川祥一/川本三郎/佐々木隆之/澤島 忠/関根忠郎 立木義浩/中野良子/西村泰治/降旗康男/森 敏子/八名信夫/山下義明/山田洋次/中井貴一(語り)音楽:岩代太郎 / 写真提供:遠藤努 今津勝幸 立木義浩 操上和美 高梨豊 2016年/日本/95分/5.1ch/ビスタカラー・モノクロ 製作:ガーデングループ、レスぺ制作・配給:レスぺ / 宣伝協力:ブラウニー / 後援:読売新聞社(c)2016 Team "KEN SAN”
2016年08月08日中井貴一主演映画『グッドモーニングショー』が、カナダのモントリオールで開催される「第40回モントリオール世界映画祭」のメイン・コンペティション部門である“ワールド・コンペティション部門”に正式出品されることが決定した。本作は、「踊る大捜査線」シリーズ脚本を手掛け、放送作家・脚本家としてテレビを知り尽くした君塚良一監督が、朝の情報番組である「ワイドショー」を題材に描く。報道、スポーツ、芸能、さらにファッションのトレンドやグルメ情報や人気動画まで、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにするワイドショー。そのワイドショーの顔であるキャスター澄田真吾が本作の主人公。澄田は生放送中にアシスタントの美人アナウンサーから2人の交際関係をバラすと脅され、プロデューサーから番組打ち切りの危機を告げられ、さらに突然起こった立てこもり事件に巻き込まれて犯人との直接交渉をする羽目になってしまう。本作は、そんなキャスター澄田の災難だらけの1日の模様を描くコメディ・エンターテインメント映画だ。キャストには、主人公・澄田真吾役の中井さんを始め、長澤まさみ、志田未来、時任三郎、吉田羊、濱田岳、松重豊、池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介とバラエティに富んだ豪華俳優陣が勢揃いしている。今回正式出品が決定した「モントリオール世界映画祭」は、1977年に設立されたカナダ最古の国際映画祭の1つ。毎年8月にケベック州のモントリオールで開催され、40回目を迎える今年は、現地時間の8月25日(木)~9月5日(月)の期間で行われる。日本からはこれまでに、奥田瑛二監督の『長い散歩』(最優秀作品賞)、滝田洋二郎監督の『おくりびと』(最優秀作品賞)などが賞を受賞し、日本作品が高い評価を受けている。なお、君塚監督は『誰も守ってくれない』で最優秀脚本賞を受賞、『遺体 明日への十日間』のワールドグレイツ部門(非コンペ)の招待に続き、今回で3度目の出品になる。主演の中井さんは「エンターテインメント色の濃い本作が海外の映画祭に招待を頂けるのは画期的で、光栄だと思っています」と喜び、「出演した映画が海外の映画祭に招待されることはあったのですが、スケジュールの都合で参加出来ていませんでした。そういう意味では、初めて海外の映画祭に参加することになりますが、君塚監督、そして長澤さん志田さんら女性陣と一緒に楽しめたらと思います」と初参加となる海外映画祭に期待を抱いた。さらに、「日本を代表して行くので、リオではなくてモント“リオ”ールで金メダル(グランプリ)を獲って来られたらと思っています」と意気込んでいた。また君塚監督も、「ワイドショーの狂騒を描いたこの映画を世界の人々に見てもらえることになり、喜んでいます。朝のワイドショーは世界中で放送されている番組なので、きっと楽しんでくれるでしょう」とコメントした。本映画祭の公式上映にて初めて海外お披露目となる本作。映画祭には中井さんほか、長澤さん、志田さん、そして君塚監督が出席予定とのこと。『おくりびと』以来のコンペ部門でのグランプリ栄冠に期待がかかる。『グッドモーニングショー』 は10月8日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月28日日本が生んだ稀代の映画俳優、高倉健の知られざる姿を、マーティン・スコセッシ監督やマイケル・ダグラスら、国内外20名以上の証言で綴る長編ドキュメンタリー映画『健さん』。このほど、その大スターの魂にふれ、力強さと温かみを感じさせる予告編が解禁となった。2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。“最後の映画スター”高倉健が逝った。1960年代に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた俳優。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた――「健さん!」。しかし、我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか?生前に限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?本作は、そんな疑問への答えを提示した、高倉健初のドキュメンタリー映画。 ニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一が手がけ、その輝かしいキャリアはもちろん、今日もなお活躍し続ける国内外のクリエイター陣の証言から、高倉健の魂とともに、古き良き日本映画の歴史をも辿っていく。解禁された予告編では、在りし日の健さんにゆかりのある、国内外の映画人、関係者が多数登場し、知られざるスターの姿を浮かび上がらせる。ジョン・ウー監督が、『ミッション:インポッシブル2』でトム・クルーズを撮影する際に健さんのスタイルを意識したことを明かせば、『ブラック・レイン』で共演したマイケル・ダグラスも健さんから多くを学んだと語り、マーティン・スコセッシ監督は、「高倉健は本物のアーティストであった」と評する。さらに、国内からは降旗康男監督や山田洋次監督など巨匠監督たちも登場するほか、高倉健の実妹、森敏子氏が母親のエピソードを語るなど、大変貴重な映像が使われている。「漫然と生きる男ではなく、一生懸命な男を演じたい」「どんなに大声を出しても、伝わらないものは伝わらない。むしろ言葉が少ないから伝わるものもある」――。そんな健さんの人生哲学が貴重な証言で綴られ、知られざるスターの姿が浮き彫りとなる予告編を、こちらから確かめてみて。『健さん』は8月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月24日朝の情報番組“ワイドショー”を舞台に、中井貴一、長澤まさみらを迎えて描く『グッドモーニングショー』。この度、本作の主題歌が「KANA-BOON」の新曲「Wake up」に決定したことが分かった。澄田真吾(中井貴一)は、朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター。かつて報道番組のニュースキャスターだったが、ある震災現場からの現場リポートが世間から非難を浴びて番組を降板。以来、現場からのリポートが怖くてできなくなり、同期入社のプロデューサー石山聡に拾われていまに至っている。ある日、いつものように深夜3時に起床した澄田は息子と妻の言い争いに巻き込まれる。面倒くさいことから逃げるようにテレビ局に向かう車内で今度は、澄田のアシスタントの小川圭子アナウンサーから連絡があり、2人の交際を今日の番組で発表しようと迫られる。彼女は澄田と付き合っていると勘違いしているのだ!さらにプロデューサーの石山から番組の打ち切りが報告され、新番組への登板はないことも伝えられ、踏んだり蹴ったりの事態に意気消沈する…。『踊る大捜査線』シリーズなどを手掛け、放送作家、脚本家としてテレビを知り尽くした君塚良一監督が描く本作は、報道、スポーツ、芸能、さらにファッション、グルメや人気動画まで、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにする、そんなワイドショーの顔であるキャスター澄田真吾が主人公。この落ち目のキャスターが陥る、災難だらけの一日を追った抱腹絶倒のストーリーを描いていく。キャストには、主人公・澄田役としてキャスター役初挑戦となる中井さんをはじめ、サブキャスターの女子アナに長澤さん、新人アナウンサーに志田未来、澄田と同期のプロデューサーに時任三郎、澄田の妻に吉田羊、立てこもり事件の犯人に濱田岳、事件の解決にあたる警視庁特殊班リーダーに松重豊、さらには個性的な番組スタッフに池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介とバラエティに富んだ、ひとクセどころか、ふたクセ、みクセの豪華俳優陣が勢揃いしている。そして今回、「KANA-BOON」が本作の主題歌に決定。君塚監督が描く魅力的なラストシーンが、一層輝くような楽曲をイメージしたところ、プロデューサーの頭に「KANA-BOON」の疾走感あるロックが思い浮かび、いまの若い世代の気持ちを代弁する視線が映画を支えてくれるものになると考え、今回のオファーに至ったという。「KANA-BOON」が実写映画の主題歌を担当するのは本作が初めて。メンバーの谷口鮪は「今作『Wake up』は、また新たな自分たちの未来を切り開く、フレッシュで力強い楽曲です。劇中に出てくる言葉や情熱が、ミュージシャンとしての自分の想いとも重なり、映画とも心が通った曲となりました」と楽曲について語り、「より多くの方に、この映画の面白さ、そして僕たちの楽曲に込めたメッセージが届くことを願っております!」とコメントを寄せた。また君塚監督も「テレビキャスターのとんでもない1日を描いたこの映画に、彼らの闘争的なメロディと独特な声の色が必須でした。完成した主題歌は作品をより深く強く包んでくれました」と楽曲を絶賛した。『グッドモーニングショー』10月8日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月22日この度、故・高倉健の長編ドキュメンタリー映画『健さん』のポスタービジュアルが完成。そして、本作が上海国際映画祭「2016上海・日本映画週間」に出品されることが決定した。2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。“最後の映画スター”高倉健、逝く――。1960年代のプログラム・ピクチャー全盛期に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた、「健さん!」。しかし我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか? 生前に限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?監督はニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一。そして『ブラック・レイン』で高倉さんと共演したマイケル・ダグラスが当時の思い出や撮影秘話を初披露し、またジョン・ウーら海外の名優、名匠が出演している。映画、そして日本の美学を紐解き、日本映画の黄金期を彩り、今日もなお活躍し続けるクリエイター陣の証言からは、高倉さんの輝かしいキャリアとともに、古き良き日本映画の歴史をも辿っていく。そしてこの度、ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞の『グッドフェローズ』や、『カジノ』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などを手掛けるハリウッドの名匠マーティン・スコセッシ監督も出演することが決定。マーティン監督は、劇中で長年連絡を取り合いながらも、共に仕事をすることがかなわなかった無念や、高倉さんとの出会いなどの思い出を語り、偲ぶ姿が映し出されるようだ。このほど解禁されたのは、マイケル、ヤン・デ・ボン、山田洋次など、上段には在りし日の高倉さんゆかりの映画人、関係者の名前が綴られ、下段には過去に数々の高倉さんの肖像を世に発表し、話題を呼んだ福山小夜の絵が使用されているポスタービジュアル。そして本作のタイトル“健さん”という文字を書いたのは、日本を代表する書家であり、「旭日小綬章」を受章した中野北溟、デザインは長友啓典が手掛けた。高倉さんの力強さと温かみを感じさせると同時に、彼を偲び本作に出演する面々から、未だに高倉さんが我々の心の中で生き続け、胸を熱くさせていることに圧倒させられるビジュアルとなっている。なお本作は、「第19回上海国際映画祭」の正式イベントである「2016上海・日本映画週間」にて、本作の出品が決定。本作のほかにも、オープニング作品として『人生の約束』をはじめ、『暗殺教室』『HERO』『呪怨-ザファイナル‐』『図書館戦争 THE LAST MISSION』『ギャラクシー街道』『縁 The Bride of Izumo』と、魅力溢れる8作品が勢揃い。また、熊本で発生した地震の復興を願い、今回は熊本県をロケ地とした行定勲監督の『うくつしいひと』が特別上映される。そして、上海国際映画祭レッドカーペッド、日本映画週間オープニングセレモニーなどに当日、日比監督の参加も予定されている。『健さん』は8月20日(土)より公開にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月03日シンガーソングライター上北健が4月16日に東京・日本橋三井ホールにてワンマンライブ「上北健 HALL LIVE IN TOKYO "僕と君が、前を向くための歌"」を開催。2015年12月末のツアー以来、4か月ぶりのワンマンコンサートに約700人のファンが会場に駆けつけた。【チケット情報はこちら】同公演のチケットは即日ソールドアウト、満員の熱気の中ライブはスタート。昨年リリースしたアルバム『SCOOP』の収録曲を中心に新曲も披露、MCで熊本へのエールも送りながら、映像演出も交えて全16曲を熱唱した。アンコールで登場した上北より、夏にミニアルバムのリリースと、全国ツアーを行うことが発表されると観客から大歓声が起こった。ツアーは「上北健 1st mini-album “TIDE” Release TOUR 2016」と題し、8月27日(土)大阪・梅田AKASOを皮切りに、初の仙台公演を含めた4都市の全国ワンマンツアーとなる。チケットの一般発売は7月16日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けて、オフィシャルHP先行を実施中。受付は5月1日(日)午後10時まで。取材・文:西山英治■上北健 HALL LIVE IN TOKYO "僕と君が、前を向くための歌”4月16日 日本橋三井ホールセットリスト1 ミスト2 クロス・ストリート3 泣いていたから4 Phototaxis5 本音の手紙6 アイニイキル※acoustic ver7 ゆらぎ8 上昇9 false color10 緑閃光11 DIARY12 ブルータウン13 空が繋いだ14 COMPASS15 フラワーパズル<アンコール>16 心根~心音※弾き語りver■上北健 1st mini-album “TIDE” Release TOUR 20168月27日(土)umeda AKASO(大阪府)9月4日(日)LIVE HOUSE enn 2nd(宮城県)9月10日(土)ボトムライン(愛知県)9月17日(土)草月ホール(東京都)
2016年04月22日2014年に亡くなった高倉健さんの俳優としての在り方に焦点を当てたドキュメンタリー映画『健さん』の製作が決定したことが11日、明らかになった。2016年春の完成を予定している本作には、『ウォール街』(88年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞、製作を担当した『カッコーの巣の上で』(76年)ではアカデミー賞作品賞を含む主要5部門を受賞するなど、俳優業だけでなくプロデューサーとしても多くの実績を残すマイケル・ダグラスが登場。『ブラック・レイン』(89年)で高倉さんと共演した当時の思い出や撮影秘話を初めて明かす。また、高倉さん主演『君よ憤怒の河を渉れ』(76年)の西村寿行氏による同名原作の再映画化作『追捕 MANHUNT』でメガホンを取ることが発表されたジョン・ウーも出演を快諾。かねてより大ファンと公言していた高倉さんへの思いを語っている。このほか、当時『ブラック・レイン』の撮影監督を務め、キアヌ・リーヴス主演『スピード』シリーズやアンジェリーナ・ジョリー主演『トゥームレーダー2』でメガホンを取ったヤン・デ・ボン、高倉さんが出演した『ザ・ヤクザ』(74)やロバート・デ・ニーロ主演『タクシードライバー』(76年)の脚本を手がけてきたポール・シュレイダーら、世界の名優・監督陣のインタビューを通じ、新たな「高倉健像」を浮き彫りにしていく。さらに、高倉さんの40年来の付き人である西村泰治氏が、プライベートのエピソードも紹介。中でも、西村氏の息子の結婚式に高倉さんが内緒で出席し、祝辞を述べる場面は、高倉さんの人としての優しさが垣間見え、本作の見どころの一つとなっている。監督は、ニューヨークを拠点に活動しており、写真家としての作品が世界の著名なコレクションに収蔵されている日比遊一。高倉さんが遺した言葉や作品を通して、国際的な視点から、映画や日本人の美学をひもといていく。「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのもの」と話す日比監督。「健さんファンに見ていただきたいのはもちろん、『健さん』を知らない若い世代の人たちにとっても『映画俳優、高倉健』との忘れられない出会いになることを、心から願っております」と希望を口にした。
2016年04月12日2014年11月に亡くなった映画俳優・高倉健に迫る長編ドキュメンタリー映画『健さん』の製作が発表になった。写真家・映画監督の日比遊一がメガホンを執り、マイケル・ダグラスやジョン・ウーらのインタビューを通し、日本が生んだ稀代の映画俳優の知られざる姿を浮き彫りにする。その他の写真『健さん』は、外国映画にも積極的に出演し続けた高倉健の俳優としての在り方に焦点を当てた記録映画で、ダグラスは『ブラック・レイン』で共演した当時の思い出や撮影秘話を初めて明かし、大の高倉健ファンを公言し、『君よ憤怒の河を渉れ』の西村寿行による同名原作を再映画化する『追捕 MANHUNT』(香港=中国合作・邦題未定)を監督するジョン・ウーは、健さんへの思いを存分に語っているという。そのほか、『ブラック・レイン』の撮影監督を務めたヤン・デ・ボンや、高倉健が出演したハリウッド映画『ザ・ヤクザ』で脚本を担当したポール・シュレイダー、そして40年来の付き人である西村泰治氏が、高倉健の貴重なプライベートのエピソードの数々を紹介する。日比監督は「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのものだと思います。健さんファンに観ていただきたいのはもちろん、“健さん”を知らない若い世代の人たちにとっても“映画俳優、高倉健”との忘れられない出会いになることを、心から願っております」とコメントを寄せており、インターナショナルな視点から、映画の美学、日本人の美学、ひいてはアジアの美学を紐解いていくドキュメンタリー映画になるという。『健さん』2016年全国公開
2016年04月12日日本を代表する映画俳優・高倉健が逝去して、早くも1年が経った。この度、高倉さんの知られざる姿を描く、高倉健長編ドキュメンタリー映画『健さん』の製作が決定。現在快調に製作が進んでおり、今年春の完成を予定していることが明らかになった。『鉄道員(ぽっぽや)』<a href="">『あなたへ』</a>など邦画史上に残るヒット作に出演し、享年83歳でこの世を去った高倉さん。 いまもなお映画の追悼上映や、旧交を深めた人々による回想が絶えることなく続き、改めて高倉さんが遺したものの偉大さは計り知れない。ニューヨークを拠点とし写真家としての作品は世界各国の著名なコレクションにも収蔵されている日比遊一が監督を務める本作では、高倉さんが遺した言葉や作品を通して、インターナショナルな視点から、映画の美学、日本人の美学、ひいては、アジアの美学を紐解いていくという。日本映画のみならず、外国映画にも積極的に出演し続けた高倉さんの俳優としての在り方に焦点を当てる本作には、『ウォール街』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、『カッコーの巣の上で』ではアカデミー賞作品賞を含む主要5部門を受賞し、プロデューサーとしても多くの実績を残すハリウッドの名優マイケル・ダグラスも出演。『ブラック・レイン』で高倉さんと共演した当時の思い出や撮影秘話を、初めて明かすという。さらに、高倉さんが主演した『君よ憤怒の河を渉れ』の西村寿行による同名原作の再映画化である『追捕 MANHUNT』(香港 =中国合作・邦題未定)を監督することが発表された世界的名匠・ジョン・ウーは、かねてより大の高倉健ファンを公言しており、本作への出演も快諾。その思いを存分に語っている。そのほかにも、『ブラック・レイン』の撮影監督を務めたヤン・デ・ボンや、『ザ・ヤクザ』で脚本を担当し、数々の作品の監督でも知られるポール・シュレイダーなど、高倉さんを知る世界の名優・監督陣のインタビューを通じ、新たな「高倉健像」を浮き彫りにする。さらに本作では、40年来の付き人である西村泰治氏が、高倉さんの貴重なプライベートのエピソードの数々を紹介。中でも、西村氏の息子の結婚式に高倉さんが内緒で出席し、祝辞を述べる場面は、高倉さんの人としての優しさが垣間見える本作の見どころのひとつとなるようだ。この度の製作決定にあたり、日比監督は「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのものだと思います。健さんファンに観ていただきたいのはもちろん、『健さん』を知らない若い世代の人たちにとっても『映画俳優、高倉健』と忘れられない出会いになること、心から願っております」とコメントを寄せた。世界の名優&名匠によって初めて明かされる “健さん”の知られざる姿。 いまもなお多くの人の心に残る高倉さんの偉大さを、本作を通して改めて感じることができそうだ。『健さん』は2016年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開(C) 2012「あなたへ」製作委員会
2016年04月12日鳥取に日本で最初に出来た民藝店があるのをご存知だろうか。銀座にもその支店がある「鳥取たくみ工芸店」だ。同店を創業した鳥取市出身の吉田璋也は、日本の民藝運動を率いた柳宗悦から直接教えを得た人物。晩年まで、医師として鳥取で務め、一方各地の作り手に民藝運動のプロデューサーとしてアドバイスした吉田の教えは、今もなお鳥取の地に息づいている。吉田の熱心な活動に加え、かつて交通が不便であった鳥取では、自分たちの土地にあるもので必要なものを作るという姿勢が根付いており、今もなおクラフトが盛んな土地柄だ。今回訪ねたのは、1945年に開窯した「因州・中井窯」。そこで、3代目・坂本章さんに窯を案内してもらった。窯では黙々と作業が続けられている中井窯では、緑、白、黒の色使いが印象的なモダンな器を作陶している。深く、しかし澄んだ色合いをみせる釉薬には、なるべく地元の天然素材を使う。例えば、農業を営む家が多い地域性を活かし、稲藁(いなわら)の灰、山林に育った広葉樹木の灰をつかい「白」の釉薬を調合するというように。緑、白、黒の色使いが中井窯の器の特色の一つ「ここの器は、自然にあるものを使って成り立っている焼き物ばかり」だと彼は話す。自然素材から作る釉薬は、気温や湿度などの環境の変化にも敏感だ。そのちょっとした変化が映された器には、どれ一つとして同じものはない。その感覚が、中井窯の器を手に取る人の心を掴むのかもしれない。また、窯の敷地内に2012年にオープンしたギャラリーショップには、手に届く価格で日々の食卓を彩るお皿、湯のみ、徳利、コーヒーカップなど、幅広い世代に愛される器が並ぶ。その中にはミルクピッチャーのように現代の暮らしに応えるような器も見られる。そこで、坂本さんに「どのアイテムが新しい型なのか」と尋ねると「どれが新しい、どれが古典という線は引きがたい。ただ、頭の中にいつも創作のチャネルがあって、ふとした時にそのスイッチが入る感覚で新たな器が生まれるんです」と返ってきた。そして、「いつの時代も、試行錯誤して新しい要素を加えていかなければ、伝統として残れない。諦めないこと、続けること、何か次の一手を打つこと。待っているだけでは、民藝に発展はない」と続ける。この思いが、民藝とデザインを出合わせ、現代の暮らしに寄り添う器を生み出したのだろう。窯の敷地内にはギャラリーショップもある坂本さんは、「生まれた時からここの器が日常だった。いいも悪いもない」と作陶をはじめたきっかけに話が及んだ時に話してくれた。暮らしの中で、その器を使い、この地の土に触れること。手を通じ、目を通して中井窯の器に触れてきた彼だからこそ、見いだした境地がそこにある。中井窯を語る上で欠かせない緑、白、黒の三色に掛け分けされた丸皿。その皿を手にして「ここにはもう何も足しません。引いて引いて、ここに何もかもがあるから」と語る坂本さん。もし鳥取を訪れたなら、足を伸ばしてもらいたい場所の一つだ。【窯情報】住所:鳥取県鳥取市河原町中井243ー5OPEN:9時~17時(不定休/訪問時は要連絡)URL:
2016年03月21日2月13日からWOWOWでスタートする連続ドラマ『きんぴか』で、主演の中井貴一が飯島直子と濃厚なベッドシーンを披露することが明らかになった。同ドラマは浅田次郎の原作をドラマ化したもので、中井演じる不器用なヤクザ・阪口健太、政治家秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)、元自衛官・大河原勲(ピエール瀧)の悪党3人が老刑事(綿引勝彦)のもとに集まり、彼らなりのやり方で"筋"を通そうとする重厚な人間ドラマ。物語の中で、飯島演じる看護師・マリアはふとしかきっかけで健太の優しさに触れ、健太は彼女の懸命な姿を見て強く惹かれ合い、肌を重ねる。東康之プロデューサーは「中井貴一さんと飯島直子さんが、ついに禁断の一線を越える…。中井さんには4時間かけた刺青を背中に背負ってもらい、飯島さんには一糸まとわぬ美しいお背中で演じていただきました。2人が小さなベッドで重なり合う、それはそれは危険な"大人のラブシーン"にぜひ注目下さい」とコメント。ドラマ『最後から二番目の恋』では兄妹役を演じていた2人が、はたしてどんな妖艶な絡みを見せてくれるのか注目だ。ドラマ『きんぴか』は2月13日(土曜 22:00~)WOWOWプライムにてスタート(第1話無料放送)。
2016年02月08日中井貴一がWOWOW連続ドラマWで初の主演を務め、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧と“3人の悪党”を演じる「きんぴか」。この度、刺青姿の主人公演じる中井さんと、恋人役の飯島直子の過激なベッドシーンの写真が解禁された。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井貴一)が、敵対する銀鷲会組長を射殺。これは、組を想っての健太の単独行動だった。それから13年、“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、老刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)ただひとり。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突きつけられる。一方の最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求めて“ひとりクーデター”を起こすも失敗。また同じ頃、政治家・山内瀧造(村井国夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな崖っぷちの2人にも向井が声を掛け、健太、大河原、広橋が揃った。かくして“3人の悪党”の快進撃が始まる――。昭和任侠を絵に描いたような昔かたぎで不器用なヤクザ・阪口健太には、今回がWOWO連続ドラマ初主演となる中井さん。また、政治家が犯した収賄の罪をかぶる元政治家秘書にユースケさん、安保法案に反旗を翻し単独クーデターを起こした元自衛官にピエールさん、ヤクザと恋に落ちる伝説の看護師役の飯島さん、そして3人の悪党を束ねる老刑事役に綿引勝彦といった豪華なキャストが集結している本作。今回解禁されたビジュアルは、品川徹演じる天崇連合会の総長・新見が入院している病院の救急センター看護師長で、業界では“血まみれのマリア”とも呼ばれる阿部マリアとの過激なベッドシーン。ドラマ「最後から二番目の恋」では兄妹役を演じていた2人が、今回はお互いに惹かれ合う恋仲を演じる。ビジュアルからも中井さんの刺青姿が異様な圧迫感、また飯島さんの妖艶さが感じられる。プロテューサーを務める東康之氏は「中井貴一さんと飯島直子さんが、ついに禁断の一線を越える…。中井さんには4時間かけた刺青を背中にしよってもらい、飯島さんには一糸まとわぬ美しいお背中で演していただきました。2人が小さなベッドで重なり合う、それはそれは危険な“大人のラブシーン”にせひこ注目ください」とコメント。3人の悪党の快進撃も気になるところだが、2人が熱演する危険な大人のラブシーンにも話題を集めそうだ。土曜オリジナルドラマ「連続ドラマWきんぴか」は2月13日(土)よりWOWOプライムにて放送開始。(1話無料放送)(cinemacafe.net)
2016年02月08日2月13日よりWOWOWでスタートする連続ドラマW『きんぴか』(毎週土曜日 22:00~ 全5話 ※第1話無料放送)の完成披露試写会が27日、都内で行われ、中井貴一、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧が出席した。同ドラマは、人気作家の浅田次郎が1992年から1998年にわたって発表した小説『きんぴか』シリーズをドラマ化したもの。金よりも出世よりも筋を通して生きたゆえ、組織に裏切られた3人の悪党にスポットをあて、その無念を見てきた老刑事の下に悪党3人が集結して彼らなりの方法で筋を通そうと行動を開始する、というストーリーとなっている。同ドラマでヤクザ役を演じた中井は「ヤクザをやると同級生から『お前らしい』と言われます。だからヤクザなんでしょうね(笑)。どこか基本的なところは任侠というか、そういうものがあると思います」と明かし、「先輩の高倉健さんや菅原文太さんがやっていたヤクザ映画がなくなり、世の中がエンタメに対して厳しくなっています。刑事ものやお医者さん、恋愛ものが多い中、今回はそういう意味でも挑戦でした」とドラマの意義を強調。政権に反旗を翻した元自衛官役のピエール瀧も「各々の憤りがそれぞれのエピソードにあり、後半になるにつれて各々の世界が一つになります。娯楽のチャンネルで異質なものをご覧いただけるのは非常に僕らも楽しみであります」と作品の出来には自信を見せた。WOWOWのドラマと言えば、三上博史主演の『下町ロケット』(WOWOWでは2011年放送)が昨年TBS系で放送されて高視聴率をマークしたが、ユースケ・サンタマリアは「今回もそうなりますよ。その時はこのキャストでぜひとも!」と関係者にアピールしながら「本当に2、3、映画化、そしてシーズン5、6とライフワークになればいいですね。それぐらい楽しい現場でした」と続編に期待。そんなユースケ・サンタマリアと対照的だったのが中井で、「この2人と共演したのは僕が熱望したキャスティングだったけど、ちょっと失敗したかな(笑)。地上波では佐藤浩市、照英、そしてココリコ田中直樹くんで『きんぴか』が放送されると思うので、その節はよろしくお願いします」と笑顔を見せていた。
2016年01月28日WOWOW「連続ドラマW きんぴか」の第1話完成試写会が27日(水)都内で行われ、主演の中井貴一、共演のユースケ・サンタマリア、ピエール瀧が出席。漫才のようなやり取りを繰り広げるユースケさんとピエールさんの姿に中井さんは「2人との共演を熱望したのは僕だけれど、失敗したかな。こんなに疲れる舞台挨拶は初めて」と泣き笑いで訴えていた。「鉄道員(ぽっぽや)」「地下鉄(メトロ)に乗って」などで知られるベストセラー作家・浅田次郎氏による、小説「きんぴか」シリーズを連続ドラマ化。金や出世よりも“筋”を通して生きたゆえに、組織に裏切られた3人の悪党が老刑事の下に集結し、彼らなりのやり方で筋を通していく。昭和任侠を絵に描いたような昔気質で不器用なヤクザを中井さん、政治家の罪をかぶった元政治家秘書をユースケさん、政権に反旗を翻した元自衛官をピエールさんが演じる。ユースケさんは、WOWOWでも地上波でもドラマ化された「下町ロケット」を引き合いに出して「WOWOWのドラマは、違うキャストで民放ドラマ化される。今回も面白いからそうなると思う。でもその時は同じキャストでやって欲しい。ほかの2人は一緒で、僕の役がココリコの田中(直樹)さんになるのだけはやめて」と訴え「この火を消してはいけない。続編を作って映画化して、“相棒”みたいにどんどんなる。ライフワークにしたい」と構想をぶち上げた。これにピエールさんが「民放では僕の役は、照英さんでお願いします」と乗っかると、2人のやり取りに涙を流しながら爆笑する中井さんは「2人との共演を熱望したのは僕だけれど、失敗したかな。こんなに疲れる舞台挨拶は初めて」とお腹を抱えつつ「地上波では、佐藤浩市、照英、ココリコの田中で放送されるだろうと思うので、その節はそちらもよろしくお願いします」とさらに重ねて会場を盛り上げた。マスコミに向けても「カメラのフラッシュ恐怖症なのでやめて」(ユースケさん)、「スケッチでお願いしますね」(ピエールさん)とやりたい放題の中で、中井さんは頭を悩ませながらも「今はエンターテインメントの中にヤクザというカテゴリーがなくなってしまった感があるけれど、このドラマはそこへの挑戦。視聴者の皆さんにもウソをウソと理解してほしい願いでもある」としっかりアピールした。WOWOW「連続ドラマW きんぴか」は、2月13日(土)22時スタート。(text:cinemacafe.net)
2016年01月27日WOWOWで2月13日からスタートする連続ドラマ『きんぴか』の原作者・浅田次郎が撮影現場を訪れ、主演の中井貴一、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧を激励した。ストーリーは、昔かたぎで不器用なヤクザ・阪口(中井)、最強の肉体を持つ自衛官・大河原(ピエール)、収賄容疑を被って逮捕された政治家秘書・広橋(ユースケ)の3人が老刑事・向井(綿引勝彦)のもとに集まり、彼らなりの方法で"筋"を通すべく大暴れする人間ドラマ。浅田は「この小説は25年前くらいに書いたものなので、映像化したいというお話をいただいた時は、正直『ええ?』って驚きました。ただ、その当時、社会の話題になっていたことが、時代が巡り巡って、また同じようなことが出てきている。不思議な感じがしました」とドラマ化についてコメント。「この小説は、あまり動きで笑わせるものではなく、平文の叙述で笑わせており、ストーリーの中で笑うものではない。その辺りをどのようにキャストのみなさんが演じて下さるのか興味があります」と、演技力に定評のあるキャストたちに期待を寄せた。出演はほかに村井國夫、岩松了、飯島直子。ドラマ『きんぴか』は2月13日(土曜 22:00~)WOWOWプライムにてスタート。
2016年01月21日中井貴一がWOWOW連続ドラマ初主演を務め、直木賞作家・浅田次郎のおよそ25年前の同名原作をドラマ化する「きんぴか」。このほど、その撮影現場を浅田さんが訪問。昭和任侠を絵に描いたような昔かたぎのヤクザを演じる中井さんと、元政治家秘書役のユースケ・サンタマリア、元自衛官役のピエール瀧と対面し、本作に大きな期待を寄せるコメントと貴重な4ショット写真が到着した。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井さん)は、組のためを思って、たったひとりで敵対する銀鷲会組長を射殺した。だが、それから13年、“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、老刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)のみ。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突きつけられる。一方、最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求めて“ひとりクーデター”を起こすも失敗。また、同じころ、政治家・山内瀧造(村井国夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな崖っぷちの2人にも、向井刑事が声を掛け、健太、大河原、広橋が揃った。かくして、“3人の悪党”の快進撃が始まる――。金や出世よりも、“筋”を通した生き方を貫いたゆえ、組織に裏切られた3人の悪党たちが、彼らなりの方法で反撃を開始する姿を痛快に描く本作。これまで、高倉健主演の『鉄道員(ぽっぽや)』や中井さん主演の『壬生義士伝』『柘榴坂の仇討ち』など、数々の原作が映像化されてきた浅田さんだが、WOWOWでのドラマ化は今回が初めて。中井さんを筆頭にキャスト陣に信頼を寄せ、ドラマの出来上がりを楽しみにしている様子だ。<原作・浅田次郎コメント>この小説は25年前くらいに書いたものなので、映像化したいというお話をいただいたときは、正直、「ええ?」って驚きました。ただ、その当時、社会の問題になっていたことが、時代がめぐりめぐって、また同じようなことが出てきている。不思議な感じがしました。映像化していただけるということなんですが、難しいだろうな、とは思っています。この小説は、あまり動きで笑わせるものではなくて、平文の叙述で笑わせているはずなんです。だから、平文の文章のところで笑うものであって、ストーリーの中で笑うのではない。さて、その辺りをどのようにキャストの皆さんが演じてくださるのか興味があります。連続ドラマW 「きんぴか」は2月13日(土)22時~WOWOWにて放送開始(1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2016年01月15日WOWOW初の浅田次郎作品をドラマ化する「きんぴか」。主演の中井貴一が刺青姿を披露することでも話題の本作だが、この度ドラマの期待高まる予告編が解禁された。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井さん)が、敵対する銀鷲会組長を射殺。これは、組を想っての健太の単独行動だった。それから13年、“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、老刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)ただひとり。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突きつけられる。一方の最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求めて“ひとりクーデター”を起こすも失敗。また同じ頃、政治家・山内瀧造(村井国夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな崖っぷちの2人にも向井が声を掛け、健太、大河原、広橋が揃った。かくして“3人の悪党”の快進撃が始まる――。原作は、『鉄道員(ぽっぽや)』『オリヲン座からの招待状』など数々の作品を生み出してきた浅田氏の長編小説「きんぴか」シリーズ。キャストには、WOWOW連続ドラマ初主演となる中井さんを始め、ユースケさん、ピエールさん、綿引さん、村井さん、飯島直子など豪華俳優陣が集結している。今回解禁された映像は、組のために殺人を犯したヤクザ・健太(中井さん)が恫喝する姿をはじめ、ユースケさん演じる収賄の罪を被った国会議員秘書・広橋(ユースケさん)、安保法案に反対した自衛隊員・大河原(ピエールさん)が銃を構え鬼気迫る姿がそれぞれ映し出される。さらに、拳銃を頭に突きつける中井さんの姿や、無残に部屋が荒らされ壁のいたるところに血痕が残されている部屋のシーンなど、緊迫感溢れる映像の連続には思わず息を飲む…。ヤクザ、政治家秘書、自衛官と、それぞれ信じたはずの組織に見捨てられた3人の悪漢を描く本作。彼らなりの通すべき“筋”とは一体…?3人の男たちの行く末をまずは予告編から覗いてみて。連続ドラマW 「きんぴか」は2016年2月13日(土)22時~WOWOWにて放送開始(1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2015年12月28日中井貴一がWOWOW連続ドラマWで初の主演を務め、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧と“3人の悪党”を演じる「きんぴか」が、2016年2月13日(土)より放送されることが決定。『鉄道員(ぽっぽや)』や『地下鉄(メトロ)に乗って』などで知られる作家・浅田次郎の約20年前の作品がWOWOWで初映像化となることが分かった。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井貴一)が、敵対する銀鷲会組長を射殺。これは、組を思っての健太の単独行動だった。それから13年。“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、元刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)ただひとり。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は、「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突き付ける。一方、最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求め“ひとりクーデター”を起こすが失敗。また同じころ、政治家・山内龍造(村井國夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな“崖っぷち”の男たち3人に向井が声を掛け、「肚、腕、頭、3つぞろいの悪党がそろったんだ。理不尽を我慢するこたぁやめて、好きにやってみろ」と言い放つ。かくして、“3人の悪党”の快進撃が始まった!金より、出世より、筋を通すことを優先したにもかかわらず、組織に裏切られた3人の悪党たちを演じるのは、いずれもひとクセある実力派俳優たち。昭和任侠を絵に描いたような昔かたぎで不器用なヤクザを中井さん、政治家の罪をかぶったキレ者の元政治家秘書にユースケさん、そして政権に反旗を翻した元自衛官にはピエールさんが配役。さらに、3人の悪党を束ねる元刑事に綿引勝彦、そして、ヤクザと恋に落ちる伝説の看護師に飯島直子という豪華なキャストが揃っている。今回は、ビシッとスーツや自衛服で決めた3人のキービジュアルと、彼らが初めて出会うサウナのシーンので裸一貫になった場面写真も解禁。中井さんは、なんと刺青姿を披露しており、風格の漂うヤクザ役を体現する。中井さんは「役柄的にヤクザですが、いま日本男子が忘れかけている義理や人情を重んじ、不器用だけどまっすぐに生きる、アナログな昭和の男」と、自身の役を説明しながら「私の敬愛する浅田さんの原作物で、いままでのWOWOWのドラマとは少し違う物になりそうな予感がしました。WOWOWの新しいドラマのパイオニアになれればと…」と意気込みを語る。また、ユースケさんは、政治家の身代わりとなって罪をかぶることになる秘書と言う役柄に「誰にでもできそうで、でも実は僕にしかできない役(勝手にそう思っています)」とコメント。ピエールさんは「中井貴一さんと共演させていただくのは奇妙かつ、光栄であります!ユースケは昔からの知り合いですが、芝居のお仕事でしっかり絡むのは意外にも初めてなので、これもまた、奇妙な感じです」と期待を込めて語った。会社のため、家族のためと“筋”を通して頑張ってみても、突然、人生が変わってしまうことが起こり得る現代。そんな時代だからこそ、いま生きるために必要な“誇り”のために、誰よりも一生懸命に悩み、のた打ち回る3人の姿を見届けてみて。連続ドラマ「きんぴか」は2016年2月13日(土)22時よりWOWOWにて放送(全5話、第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年11月28日