村上隆がプロデュースした初のカフェ「バー・ジンガロ(Bar Zingaro)」が、中野ブロードウェイ2階にオープンした。バー・ジンガロのテーマは「コーヒー」「カクテル」「アート」の3本柱。店内にはオーナー・村上隆によるアート作品の他、彼がセレクトしたアートも展示されている。現在展示されているのは、22日より中野ブロードウェイ4階の「Oz Zingaro」で「三人展」を行う陶芸作家の上田勇児、大谷工作室、熊谷幸治の作品。内装はノルウェーの首都オスロに本店を構え、東京にも出店するカフェ業界でグローバルに知られる「フグレン(Fuglen)」が手掛けた。コーヒーやエスプレッソを中心としたカフェメニューの他に、カクテルやビール、ワインなど酒類がラインナップ。パンやケーキなどの軽食も用意されている。今後は、現在中野ブロードウェイ内に4店舗展開しているギャラリー「Kaikai Zingaro」「Hidari Zingaro」「pixiv Zingaro」「Oz Zingaro」をつなげるコミュニケーションの場、イベントスペースとして展開していく考え。
2013年11月16日ヨーロッパなどの外国を旅すると、たくさんの人が生き生きと集い、新鮮で美味しそうな食べ物がいっぱいのマルシェを見かけることがよくありますよね。日本ではなかなか見られない光景ですが、今、東京・中野で「ナカノマルシェ」が行われています。「ナカノマルシェ」は、「IRODORI(彩り)」をテーマに、中野セントラルパークの洗練された空間と、中野四季の森公園の開放感の中で、色鮮やかな青果や花などが並ぶ、彩り豊かな都市型のヨーロッパの朝市をイメージしたマルシェ。さまざまなショップをはじめ、ワークショップなどのイベントもあって、とっても楽しそうです。マルシェゾーンには、毎日約20店舗が出店。新鮮な野菜や生花、天然酵母パンやこだわりのベーグル、心を癒すオーガニック雑貨やアロマグッズなど、品質だけでなく見た目もスタイリッシュなショップは、モデルの大桑マイミさんがセレクトしたものだそう。普段なかなかお目にかからないステキなものと出会える予感がしますね。また、開催中11時から22時まで(最終日は18時まで)、カフェ&バーゾーンも開設されます。日中、ランチやカフェとして利用した後、17時からはバータイムとして、 英国パブTHE FooTNiKのアルコールに合うお料理と共にビールやカクテルなどのドリンクを楽しんでは? バーゾーンの街路樹に飾られるLEDランタンの柔らかい光に包まれながら飲むビールは格別かも。さらに、6月1日、2日には、テレビや雑誌、書籍など、各種メディアで活躍する管理栄養士やフードコーディネーターが集うユニット「Love Table Labo.」が、食に関するワークショップを開催。ビューティ スープ&スムージーレッスンやワインテイスティング講座など魅力的な内容だけに、ぜひ参加してみたいところです。(当日11時から整理券を配布、参加費は1,000円)そして、このナカノマルシェはペットと一緒に参加も可能。6月1日、2日の週末には、ドッグゾーンが開設され、愛犬のしつけ教室(無料)や、愛犬撮影会(有料)が実施されるので、お散歩がてら立ち寄るのもよさそう。お買い物や食事を公園で楽しんで、いつもとは違う体験をすれば、すっかりリフレッシュできそうです。野外で過ごすのにぴったりの爽やかな季節だから、ぜひ足を運んでみては?・中野セントラルパーク マルシェイベント実行委員会 公式サイト
2013年05月31日中野BC(和歌山県海南市)は、新酒の梅酒を楽しむ「中野梅酒 NOUVEAU(ヌーボー)」2012を12月14日から発売。東京都有楽町の和歌山県アンテナショップと同社ホームページ他で展開する。同社によると、梅酒の製造はウメの収穫期である6月に果実をお酒に漬け込み、半年後の12月に実を取り出し、蔵でさらに半年間熟成させるのが一般的であるという。このほど発売する「中野梅酒 NOUVEAU」は2012年6月の仕込み分で、たるからウメの実を取り出したばかりをヌーボーとして発売。梅酒ヌーボーの味と色を楽しめるよう、5年熟成のヴィンテージ梅酒の新商品「中野梅酒 AGED」2007と合わせ、「梅酒プレミアムセット 刻(とき)」として販売する。また、梅酒ヌーボーの解禁を記念し、東京駅前の「ホテル龍名館東京」内の日本料理店「花ごよみ 東京」で、同商品をグラスで販売するイベント「梅酒BAR」を開催。12月24日から2013年2月28日までで、ヌーボーの他、梅酒カクテル飲み放題(1,500円/2時間)も用意している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日東京メトロ丸ノ内線の中野坂上駅に11日、新しい出入口・コンコースがオープンする。中野坂上交差点付近に加えて荻窪寄りにも出入口を設置し、利便性向上を図る。中野坂上駅は丸ノ内線の本線(池袋~荻窪間)と支線(中野坂上~方南町間)が分岐する駅で、都営大江戸線との乗換駅でもあり、東京メトロにおける昨年度の1日平均乗降人員は6万1,969人。既存の出入口は中野坂上交差点付近(丸ノ内線ホームの池袋寄り)にのみあり、平日朝ラッシュなど混雑が激しかった。新しい出入口は丸ノ内線ホームの荻窪寄りに設置。混雑緩和につながるだけでなく、東京メトロが火災対策として取り組む「ホームから地上までの二方向の避難経路」も確保され、より安全性の向上した駅となる。改札口とコンコースはホームより低層の地下3階に置かれる。ホーム階と改札階を結ぶエレベーターを2基設け、改札階と地上を結ぶエレベーターも1基設置して、エレベーターによるホームから地上までのルートを確保。出入口の階段に上り・下りのエスカレーターを計4基併設するなど、バリアフリーにも対応した。コンコースには多機能トイレも置かれる。東京メトロの駅では初めて、駅出入口と一体となった緑地スペースも設置。地下1階は緑地スペースからの明るい自然光が差し込むという。出入口と緑地スペースから外気を取り込み、コンコースにかけて自然の風で換気も行われる構造となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日酒造会社で機能性食品の研究・開発を手掛ける中野BCは23日、悪玉コレステロールを減少させるという熟す前の「青柿」の粉末を食品やサプリに使う業務用商材として発売した。同社は柿の中でも、特に未成熟な「青柿」に着目。2007年から、同社のリサーチセンター「食品科学研究所」と岐阜県生物工学研究所、(独)食品総合研究所と共同で機能性等の研究を進め、2009年に青柿に含まれる「タンニン」が、善玉コレステロール(HDL)を減らさずに、動脈硬化などを進行させる悪玉コレステロール(LDL)を減少させる効果を発見した。さらに2008年には、特許出願中の独自技術を考案し、青柿を「無味」の粉末にすることに成功。無味の粉末にしたことで、応用範囲が広がり、菓子などの食品やサプリメント等の商品化を検討することとなった。商品名は「パーシモンパウダー」で、これは柿の木や実を意味するパーシモンという英単語が由来とのこと。価格は100g 1,650円(送料別)、1kg 1万5,000円(送料込)。年間300kgの売り上げを目指すという。また同社は発売を前に、青柿の粉末を使用したスイーツの共同開発を高知県の菓子工房「コンセルト」に依頼。4月から「柿フィナンシェ」「柿と酒粕のサブレ」「わらび餅」の3商品を試験販売しており、健康になれる“機能性スイーツ”として、評判は上々だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月31日生活を見直し、パートナーを支えたいフジテレビの人気女子アナ、中野美奈子アナウンサーが28日、この夏にも同局を退社すると発表した。現在、彼女が司会を務めている朝の情報番組「とくダネ!」の冒頭で自ら発表したもので、6月末で降板することにしたという。退社の理由としては、一昨年3月に結婚した整形外科医師の夫に海外赴任の予定があり、それに同行したいためという。これまで、時間が割けなかったが、これからはパートナーをゆっくりと支えていきたいと考えているようだ。新たな女性として輝ける一歩を夫の仕事も忙しく、共に過ごす時間がなかなか持てなかったという彼女。退社し、生活を見直して、専業主婦としてバックアップ側にまわる決意を固めたようだ。メディアから彼女の姿が消えるのは残念だが、海外に場所を変えても、専業主婦という立場となっても、彼女なりに新しいかたちで輝ける女性として生きていくことだろう。決断を受け止め、リスタートする中野アナをあたたかく見守り、応援したい。元の記事を読む
2012年03月29日芥川龍之介の短編「藪の中」を大胆に脚色し、映画化した『TAJOMARU』が9月12日(土)に公開を迎え、都内で舞台挨拶が行われた。主演の小栗旬を始め、柴本幸、田中圭、やべきょうすけ、松方弘樹、萩原健一に中野裕之監督、山本又一朗プロデューサーが顔を揃え、会場は大きな盛り上がりを見せた。劇場の後方扉から小栗さんらが登場すると、会場を埋めつくした女性ファンの黄色い声援が会場全体に響き渡った。握手を求めるファンをかき分けて壇上に上った小栗さんは「おはようございます。(壇上に到着するまで)結構、長い道のりでしたね」と笑顔で挨拶。司会者からは、劇中で小栗さん扮する多襄丸(=直光)が見せる“泣き”の演技についての質問が飛んだが、小栗さんは「あれはだいたい、目薬です。隠れてこっそりね(笑)」ととぼけた。監督によると「旬くんもすごかったけど、幸ちゃんはもっとすごかった。旬くんは負けず嫌いなので、幸ちゃんが泣くと旬くんも泣き返す、といった感じでした」と明かした。その柴本さんは劇中で描かれる“愛”の形について「現代ではこんな愛は、なかなかないので、特別な経験をさせてもらいました。直光のダイレクトな愛を私自身(=阿古姫)は直接的に受け止めるわけではないので、(演じながら)複雑な思いでした」とふり返った。松方さんは、小栗さんの印象を尋ねられ「初日にお会いして、くそデカいのに、顔が小さいなぁって思いました。(小栗さんは)集中力が素晴らしく、楽しい撮影でした」と語った。本作でスクリーンに復帰した萩原さんは「プロデューサーも監督も環境づくりが非常にお上手でした。映画作りというものが変わったことを肌で感じましたね。“ジャパニーズ・ニュー・シネマ”の幕開けです!」と高らかに宣言。田中さんは、これまでのイメージとは打って変わって、悪役に挑戦したが「演じているときは難しくて、迷いながらみなさんとキャラクターを作り上げていきました」と語り、事務所の先輩である小栗さんとの共演については「役を通してでしか、旬くんのことを『貴様!』なんて呼べませんからね(笑)。そういうところも楽しみでした」と明かし会場を沸かせた。やべさんからは「小栗くんが圭くんにダメ出ししてる姿が忘れられません。圭くんは酒が強くないので、少し飲むと顔全体が真赤になって、鼻だけ白いコアラみたいになるんです。小栗くんはそれを見て『お前、また飲んでるのか?飲む時間あったら台本読め!』って言ってましたね」との証言が。小栗さんは、苦笑交じりに「圭が(酔って)廊下で寝ていたことがありました」と明かし、やべさんも「しかも、旬の部屋の前でね(笑)」とさらにダメ押し。先輩たちによって明かされた、田中さんの意外な姿に会場は笑いに包まれた。最後は客席をバックに写真撮影が行われ、映画の船出に満員の客席からは大きな拍手が贈られた。『TAJOMARU』は丸の内ルーブルほか全国にて公開中。■関連作品:TAJOMARU 2009年9月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009「TAJOMARU」製作委員会■関連記事:【どちらを観る?】愛か自由か?松ケン『カムイ外伝』VS小栗旬『TAJOMARU』『TAJOMARU』小栗旬「女の人の気持ち?一生わかんないと思うな…(笑)」「何があってもおれがお前を幸せにする!」小栗旬『TAJOMARU』本編映像が到着ショーケン、東大で復活の怪気炎!“東大特別講師”小栗旬が考えるリーダー像とは?小栗旬主演の最新作!『TAJOMARU』試写会に50組100名様をご招待
2009年09月12日いま、時代劇映画のヒーローに熱い視線が注がれている。日本映画界を牽引する若手実力派、松山ケンイチと小栗旬がそれぞれ主演を張る『カムイ外伝』と『TAJOMARU』だ。伝説のコミックと言われる白土三平の漫画が原作の『カムイ外伝』は、忍者の掟を破り組織から追われる抜け忍の“カムイ”が、追忍に執拗に追われながらもたった独りで生き抜く姿を描いたアクション・エンターテイメント。「カムイ役はこの男しかいない」という崔洋一監督のラブ・コールに、松山ケンイチは「日本人に生まれたからにはできるだけ時代劇に出たい」と応え、初めて激しいアクションに挑んだ。日本の忍者の存在は世界中でも広く知られ、数多くの漫画、アニメ、実写で描かれてきたキャラクターではあるが、この『カムイ外伝』がこれまで描かれてきた忍者と一線を画するのは、リアルな忍者であること。人並み外れた身体能力や必殺技を持っているものの、リアルさからかけ離れていないからこその面白さがある。それを成し得たのは『血と骨』や『クイール』で知られる崔監督の演出と宮藤官九郎による脚本の力も大きい。ただ、ドラマティックなストーリーを期待して間違いないこの2人がタッグを組んでいるだけに、VFX(視覚効果)があと一歩という欠点が浮き彫りに…。が、そこは大目に見て、非の打ち所のない松山ケンイチの忍者を堪能してほしい。生きることとは何かを深く追求した『カムイ外伝』に対して、『TAJOMARU』は愛のためにすべてを懸けた男の物語だ。『クローズ ZERO』で男も惚れる男としてその存在感を焼き付けた小栗旬が、今回は愛する女性のために地位も名誉も名前も捨て命を懸ける男・多襄丸を熱く演じている。多襄丸とは黒澤明監督作『羅生門』の原作として知られる芥川龍之介の短編小説「藪の中」に登場する人物で、本作は多襄丸を主役に据えた完全オリジナル・ストーリーとなっている。何不自由ない家柄に生まれた男が大盗賊・多襄丸として生きることを選ぶのだが、その背景には、血肉を分けた兄、弟のようにかわいがってきた家臣、そして心底愛した女性の裏切りがあった…。その不幸度とどんでん返しは上質なメロドラマといったところ。というわけで、小栗旬は泣いて泣いて泣きまくり!自他共に認める役者馬鹿ゆえに、感情高ぶる泣きのシーンごとに女性は多4.丸に惚れること必至。また、監督が中野裕之という点では、映像美やロック感も見どころだ。男性的にはもう少しアクション・シーンがあった方が…という懸念がなきにしもあらずだが、最終的に小栗旬の名演技にノックアウトされるので安心を。自由を求めた男・カムイと、愛を求めた男・多襄丸。あなたが今求めているヒーローはどっち?(text:Rie Shintani)■関連作品:カムイ外伝 2009年9月19日より丸の内ピカデリー2ほか全国にて公開© 2009「カムイ外伝」製作委員会TAJOMARU 2009年9月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009「TAJOMARU」製作委員会■関連記事:松山ケンイチ『カムイ外伝』インタビュー 孤高のヒーロー誕生の陰にあった挫折、恐怖『TAJOMARU』小栗旬「女の人の気持ち?一生わかんないと思うな…(笑)」「何があってもおれがお前を幸せにする!」小栗旬『TAJOMARU』本編映像が到着ショーケン、東大で復活の怪気炎!“東大特別講師”小栗旬が考えるリーダー像とは?ファッション小噺vol.112日本女優の美肌のヒミツはこれだった!
2009年09月11日黒澤明の不朽の名作『羅生門』の原作としても知られる芥川龍之介の「藪の中」の登場人物の一人、伝説的な大盗賊・多襄丸を新解釈で描ききる『TAJOMARU』。9月に公開を控えた本作がついに完成を迎え、7月5日(日)、監督を務めた中野裕之、主演の小栗旬に柴本幸、田中圭、やべきょうすけ、松方弘樹、山本又一朗プロデューサーと、主だったメンバーを揃えての完成報告会見が行われた。来る七夕に因んで、この日キャスト陣は全員浴衣姿で登場、会場は立ち見が出るほどの超満員に。短髪姿をお披露目した小栗さんは、早速髪型について指摘されると「坊主はTAJOMARUの気合いでやったと言えと言われましたが、実はそういう訳ではないんですよね」と笑って説明。多襄丸(直光)は、名門の生まれながら、地位も名前も捨て、盗賊として生きていくが、小栗さんは「何で生き続けていくんだろうということを考えながら演じました。失ってまで生きてもがいていく…いまの自分たちには想像できないことですよね。演じるのが難しかったというよりは、刺激的でした」と役への思い入れを語った。また、本作の見どころとなる刀での立ち回りシーンの感想を尋ねると、「松方さんのスピードについていくのがやっとでした。松方さんとご一緒したその日一日で成長できた気がします。また、圭くんは直接の後輩なので、遠慮なく出来ました(笑)」といたずらな笑みを浮かべた。これに対し、直光への謀反を企む桜丸役の田中さんは、役とは裏腹に「旬くんは目標の人なので、委縮してなかなか自分の思い通りに出来ず苦しかったです」と悩んだ様子。だが、「夜、お酒を飲んで酔っ払っていたときに、旬くんが『芝居のときもいまみたいにかかってこいよ』と言ってくれ、ラストは先輩ということを忘れて桜丸として直光にかかっていけました」と役になりきるまでを明かした。直光に多襄丸の座を授ける旧・多襄丸役の松方さんは、撮影の様子を聞かれ、「みんな本当によく飲んでました。圭くんなんて酔っ払っているとこしか見てないです」とコメント。小栗さんに対しては「不良性感度が豊かで、手足も長く、顔も小さく、本当にうらやましい限りです」と半ば、うらやましそうに称賛の嵐。とにかくよくお酒を飲んでいた現場だそうだが、その原因はこの人にあり?「盗賊のイメージを仲間と話し合い、『盗賊は飲むんじゃね?』ということで、自分は酒が強い方ではないのですが、がんばりました。『昼は盗賊、夜、宴会』という台詞は自然と生まれました」と話すのは、盗賊のリーダー・道兼役のやべさん。小栗さんとは『クローズ ZERO』に続く共演となったが、「頭としての演技を見せてくれて、俺たちを引っぱってくれました」と厚い信頼を寄せた。柴本さんは、時代に翻弄されるヒロイン・阿古を演じたが、「ひとつひとつ理解しようとするのは難しく、メンタル面でもハードな役柄だったので、現場に入ってみんなに助けてもらいました」と撮影をふり返った。また、撮影中によく涙を流したという中野監督は、「沼で多襄丸が刀を抜くシーンはすごい大切なシーンだったので、うまくいって泣きました」とのこと。「この映画は役者力でできた映画なので、拍手をお願いできますか?」と観客に呼びかけると、盛大な拍手が返ってきた。そして最後に、一同、短冊にしたためた願い事を披露。それぞれが映画をヒットを願う中、田中さんは「人を切らなくてものし上がれますように(笑)」とのこと。そして小栗さんからは「もっと自由になれますように。僕たちの時代の自由って、何でも手に入っていろいろ出来てと一見、自由そうですが、精神的には自由じゃない気がするので、そういう意味を込めて」と作品に通ずるメッセージを贈った。『TAJOMARU』は9月、全国にて公開。■関連作品:TAJOMARU 2009年9月、全国にて公開© 2009「TAJOMARU」製作委員会
2009年07月06日