秋公開の映画『HiGH&LOW THE WORST』の新キャストとして「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のパフォーマー、中務裕太と小森隼の出演が決定。俳優デビューを果たす。2人が演じるのは、“希望ヶ丘団地”と名付けられていたマンモス団地で育ち、絶大なパワーを持つ“兄弟”尾々地真也と尾々地正也。中務さんが真也、小森さんが正也を演じ、通称“オロチ兄弟”として参加する。なお、劇中では激しいアクションシーンにも初挑戦し、さらに鬼邪高校の絶対的番長・村山(山田裕貴)との共演シーンも多数あるという。中務さんは「ずっとHIROさんに『HiGH&LOWに出たいです』と直談判していましたので、オファーを受けた時は夢が叶ったと、すごく喜んだのを覚えています。不安な気持ちよりワクワクの気持ちの方が大きかったです」と出演を熱望していたと明かし、「アクションは不良上がりの鳶職の役という事で、綺麗なアクションではなく出来るだけ泥臭くなるようにワザと荒くやってみたりしました。普段からアクロバットなど身体を使う事は得意なのですが、アクションはアクロバットとはまた違う感覚で練習から楽しんで取り組む事ができました」とアクションシーンについてコメントしている。一方、「オファーを受けた時は正直何も考えられませんでした」と率直な感想を語った小森さん。「自分が役者として現場に行くこと、どの様な姿勢で取り組むべきなのか本当にイメージ出来ませんでした。ですが、新しく何かにチャレンジする時の根拠のない自信が湧いて来ましたし、それに比例するように不安があったのも事実です。今はお話を頂けて良かったと思ってます」とコメント。アクションについても「アクション練習はとても楽しかったです!なんせ身体を動かすことは慣れているので!連日の演技練習で自分の中では答えを見つけられないモドカシイ気持ちの中でのアクション練習でしたので、体を動かすアクション練習は本当に楽しんでました。こうすればよりカッコよくアクションが見える!とか、こう動きたい!とか頭の中で答えを見つけられるのですが、アクションも自分の思うように動かない身体にとても悩みました」と語っている。そして、オロチ兄弟と同じ団地で過ごした幼なじみとして、すでに発表されている花岡楓士雄(川村壱馬)に加えて、桐原誠司役を白洲迅、石井マドカ役を富田望生。本作のキーマンともなる前川新太役を矢野聖人が演じる。祖父の看病のため、団地から離れていた花岡楓士雄は、数年ぶりに街にへ。帰ってきた早々、全国から粗暴者が集まる鬼邪高校へ転入し、“テッペンをとる”と決意表明。いつものノリと変わらず盛り上がっているオロチ兄弟ら幼なじみたちだが、そこにはいるはずの新太の姿がない…。「鬼邪高校VS鳳仙学園」の最強の学校同士の大激突の裏で、新太の行方を探しながら絆を深めて成長していく幼なじみたちの友情物語が描かれ、想像を超える衝撃のストーリー内容となるようだ。そして、オロチ兄弟のテーマ曲として「GENERATIONS」の新書き下ろし楽曲「SNAKE PIT」が決定。アップテンポな曲調と爽快なメロディーで映画をさらに盛り上げる。さらに、友情物語を彩る新書き下ろし劇中歌「Nostalgie」は、「GENERATIONS」のボーカル、数原龍友が自身初のソロでバラード曲を歌い上げる。「やっとソロでの楽曲に挑戦させてもらえる…その喜びの気持ちでいっぱいでした」と喜んだ数原さんは、楽曲については「この楽曲はすごく自分を投影しやすく、自然と歌詞が入って来ました。2番の歌詞で『変わることは勇気だと 大人になる度 そう 気がついた』と、ありますがちょうどこの曲をレコーディングした時期に、自分自身、心を、今までの考えを、大きく変なければいけない決断が迫られている時期でした。そんな時にこの歌詞が浮かび、自分が変わることは今までの生き方を変えるという事でもあり、未知な部分や怖さがありましたが、この歌詞に救われました。まさか自分が歌う楽曲に自分が救われるとは思ってもみなかったので驚きましたがその分、思い入れが強くなりました」と思いを明かし、「何か変わらなければいけない。決断が迫られている。そんな方々に変わることは怖いかもしれないけれど、自分が変わることでまた道が拓けるかもしれない…そんな想いが伝わると嬉しいです」と話している。『HiGH&LOW THE WORST』は10月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:HiGH&LOW THE WORST 2019年10月4日より全国にて公開Ⓒ2019「HiGH&LOW」製作委員会
2019年07月05日LCCで働く人々の仕事や恋愛模様をリアルに描くドラマ「ランウェイ24」が7月よりスタート。初の連続ドラマ主演となる朝比奈彩を迎えるほか、犬飼貴丈&白石隼也と歴代ライダー俳優も出演することが分かった。本作は、航空会社「Peach」が全面協力し、関西国際空港を拠点とするLCC(ローコストキャリア)を舞台に、空港内や実機での撮影を実現。注目の航空業界の裏側に迫る、リアリティーあふれるドラマを作る。朝比奈彩、演じる主人公と「似てる」今回主演を務めるモデル、タレント、女優として活動する9頭身美女、朝比奈さんが演じるのは、女性副操縦士・井上桃子。憧れの亡き父の背中を追いパイロットとなった女性が目指すのは、乗客だけでなく仕事仲間からも信頼される“グレートキャプテン”。LCCならではのコストマネジメントとサービス向上の両立に悩む社員たちの奮闘や、運航中のトラブルにスタッフたちが協力して立ち向かう姿を描く。連続ドラマ初主演に「率直に嬉しい気持ちで一杯」と心境を明かした朝比奈さん。しかし、撮影が近づくにつれて不安が増していったようだが、「脚本を何度も読んで、監督やスタッフの皆さんとお会いして安心できました」と話し、「この作品を通して井上桃子というキャラクターと共に自分も成長していけたらなと思います」と意気込み。また、演じる桃子は自身とすごく似ているという朝比奈さん。「喜怒哀楽が激しいところや、一つの事に夢中になると周りが見えなくなるところ、正義感や責任感が強いところが特に似てると思います」と共通点を語り、「桃子は26歳で自分と同世代の女性なので、恋や仕事のことで悩む姿に共感できますし、見ている方にも共感してもらえる部分が多いと思います」とコメント。「井上桃子がまっすぐ進んだ先に、幾度となく困難が立ちはだかっているけれど、それに向かって全力で進んでいく姿や、10話を経て成長していく姿をみていただきたい」とアピールしている。「ビルド」犬飼貴丈&「ウィザード」白石隼也、主人公と深い関わりを持つ役どころ共演には、次世代ブレイク俳優の登竜門とされる「仮面ライダー」シリーズ出身俳優が参戦。「仮面ライダービルド」で主演を務め、「獣になれない私たち」や朝ドラ「なつぞら」など話題作にも出演する犬飼貴丈が、和菓子職人を目指す桃子の恋人・海野大介役に。「仮面ライダーウィザード」で主演し、「グッドモーニング・コール」『東京喰種トーキョーグール』などに出演する白石隼也は、「Peach」に中途入社してきた謎めいた副操縦士・香月徹也を演じる。桃子のオンとオフに深い関わりを持つ役どころのこの2人。ドラマの進行とともに、その関係性に様々な変化が…。ヒロインを取り巻く恋模様にも注目だ。どんなキャラクター? 犬飼「不器用」、白石「ややこしい」演じる役柄について、犬飼さんは「明るく真っ直ぐです、それ故に不器用な役です」と言い、白石さんも「生意気で無愛想なややこしい彼ですが、仕事に対するストイックな姿勢がとても魅力的な人間です。共通点は生意気なところくらいでしょうか」と説明。また犬飼さんは「これから暑くなりますし、体調管理にしっかり気をつけて撮影に臨みたい」とこれからの撮影に向けて意気込み、白石さんは「航空業界への最大限のリスペクトを持ちつつ、観てくださる方に元気を与えられるようなエンターテイメント作品になれば良いなと思っています」とコメントしている。「Peach」の仲間たち舞台となる「Peach」の仲間は、個性溢れるキャラクターの人たちが。ジェンダーレスな客室乗務員の役に「Sonar Pocket」ko-dai。イマドキ女子の客室乗務員役に傳谷英里香。職場のムードメーカー的存在であり桃子の指南役でもある機長役に長谷川朝晴。航空会社の社長役を小倉久寛が演じる。なお、メイン演出は新進気鋭の現役女子大生監督。『21世紀の女の子』でも注目の松本花奈が細やかに描き出す。あらすじパイロットだった亡き父に憧れ、念願の航空業界に就職した副操縦士の井上桃子(朝比奈彩)。在りし日の父を知る上司の機長・新開浩平(長谷川朝晴)の指導のもと、夢のキャプテンになるためにPeachで日々、研鑽を積んでいる。桃子の彼氏・海野大介(犬飼貴丈)も、桃子の夢を応援。老舗和菓子店の跡継ぎで現在修業中の大介とは、夢を目標にお互いを支え合う仲だ。ある日、桃子がフライト予定の便で乗客とのトラブルが発生。LCCのシステムを知らない客が、機内持ち込み荷物の制限について文句を言ってきたのだ。トラブルはほかの乗客も巻き込み、一触即発の状態に発展!?その一部始終を、離れたところから見ている香月徹也(白石隼也)。対応に追われる桃子は、その存在にまだ気づいていない…。「ランウェイ24」は7月7日より毎週日曜日23時35分~ABCテレビ(関西)にて、7月6日より毎週土曜日深夜2時30分~テレビ朝日(関東)にて放送。※ほか地域でも放送予定、地上波放送終了後TVer、GYAO!にて見逃し配信(cinemacafe.net)
2019年05月30日賀来賢人主演で人気漫画をドラマ化する、WOWOWオリジナルドラマ「アフロ田中」。この度、夏帆、白石隼也、小澤征悦らの出演が決定した。のりつけ雅春による累計570万部(電子書籍含む)突破の人気漫画で、脱力系青春グラフィティの金字塔「アフロ田中」。ドラマ化では、「上京アフロ田中」を中心に取り上げるという。ヒロイン・マキ役に夏帆実は田中と同じく、恋愛に不器用なOLのヒロイン・マキを演じるのは、『きばいやんせ!私』『ブルーアワーにぶっ飛ばす』と主演作の公開が続く夏帆。今回は久しぶりのロングヘアーで出演する夏帆さんは「女子からみても可愛いマキちゃんを演じるのかとプレッシャーで胃が痛くなりました。数年ぶりに髪をロングヘアにして、マキちゃんに少しでも近づけるようがんばりました」と言い、「田中ことヒロシとマキの不器用でもどかしすぎる恋模様を、ぜひ放送で、みなさんにも温かく見守ってもらえたらな、とおもいます」と視聴者へ呼びかけた。田中の同僚・西田役に松尾諭田中の同僚で未だに中学生ノリな困った先輩、西田役には、「SP 警視庁警備部警護課第四係」『シン・ゴジラ』の松尾諭。今回、原作の西田を見事に再現した。「共演者の方々がほぼ初めての人ばかりだったので、ワクワクとドキドキが混ざったような感じでした」と心境を語った松尾さん。原作にて「田中とマキのデートのエピソードはどれも笑えてキュンとして好き」と語り、「漫画からそのまま飛び出してきたような原作イメージそのままのおかしな面々が紡ぎ出すアフロ田中ワールド、どうぞご堪能ください」とメッセージを寄せている。純粋でむっつりでスケベで童貞!? 高橋役に白石隼也田中と同い年、純粋だけどむっつりスケベな童貞サーファーの高橋役には、「グッドモーニング・コール」『東京喰種トーキョーグール』の白石隼也。短髪姿で挑む見事な童貞っぷりに注目だ。出演決定時、「ナゼ僕に純真無垢な童貞・高橋くんの役が回ってきたのか」と疑問に思ったという白石さんは、「いかに自分の気持ち悪い部分をさらけ出せるか、という一心で撮影に挑みました。笑いのツボは人それぞれですが、楽しんで観て貰えるドラマになっているのではないかと思います」とコメントしている。モテ男・鈴木役に小澤征悦田中の恋愛の師匠的存在、モテ男・鈴木役には、「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」や大河ドラマ「篤姫」「いだてん ~東京オリムピック噺~」の小澤征悦。その的確すぎるアドバイスで田中らをまとめあげ、頼れる兄貴として男たちを引っ張る。出演決定し、「初めてアフロ田中と言うタイトルを事務所から聞かされた時、もしかしたらゆる~くダマされてるんじゃないか?と思ったほどでした。が、台本を読んだら声を出して笑うほど面白く、ダマされていない事が分かり、良かったです(笑)」と最初は疑ったと明かす小澤さん。「自分たち俳優部は、一生懸命、真面目にバカを演じました。でも見て頂く方には、もうほんとに何も考えず、リラックスして観て頂けたら幸いです」とメッセージを送っている。そのほか、鈴木のことが大好きなちょっと面倒くさい女子・ナオミ役に村川絵梨。計算高くて恋愛上手なマキの師匠的存在・ユキ役に清水葉月。男性陣を虜にするサーフィン上手な婦人警官・ミワコ役に今野杏南。スナックのママ役で渡辺えりも参加。新たに、発表されたキャストたちも登場する特報映像も公開された。WOWOWオリジナルドラマ「アフロ田中」は7月5日より毎週金曜日深夜0時~WOWOWプライムにて放送(全10話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2019年05月17日長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が共演する映画『コンフィデンスマンJP』の公開に先駆け、この度映画にも出演する神出鬼没のコンフィデンスマン、五十嵐が主役となる“5夜連続ドラマ”「コンフィデンスマンIG」が放送されることが決定した。ダー子への想いを募らせ、献身的に協力してきたコンフィデンスマン五十嵐をメインに描く本作の舞台は、ダー子たちのアジトであるスイートルーム…の階下に位置する同じ間取りのスイートルームだ。ダー子たちが仕掛けるコンゲームのための道具や衣装などを置くための倉庫で、五十嵐、ちょび髭、そして五十嵐の舎弟の3人が、コンゲームのための地味な準備をする姿、五十嵐のダー子への一方的な恋模様を描くミニドラマとなっている。今回がドラマ初主演となった五十嵐役の小手さんは「何故『舎弟』が2話以降登場できなかったのか?何故『五十嵐』が1話に登場しなかったのか?ドラマ本編を見直したくなる仕掛けも満載だ」とアピールしつつ、「まぁぶっちゃけ映画の宣伝で実現した企画なんで、映画も宜しくお願いします」とコメントしている。また、脇を固めるのはダー子の子猫ちゃんのひとり、ちょび髭(瀧川英次)、ドラマ第2話「リゾート王編」で偽の小松武雄として登場した五十嵐の舎弟(小野塚勇人)。そして監督は、ドラマ第3話「美術商編」、第7話「家族編」の演出をした三橋利行。脚本は、引き続き古沢良太が担当する。「コンフィデンスマンIG」は5月13日(月)から16日(木)24時25分~、17日(金)24時55分~フジテレビにて放送(計5回)。※そのほか、FNS系にて放送予定『コンフィデンスマンJP』は5月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:コンフィデンスマンJP 2019年5月17日より全国東宝系にて公開©2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会
2019年04月15日映画『海獣の子供』が2019年6月7日(金)に全国で公開される。五十嵐大介の人気作品を映像化映画『海獣の子供』は、漫画家・五十嵐大介の同名人気作品を、映画 『鉄コン筋クリート』で第31回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したSTUDIO4℃が映像化する作品。海中や水族館など、水の中を鮮やかに描いた原作の描写が、美しい映像と音楽で再現される。物語の主人公は、ハンドボール部に所属する中学生の琉花。ある日トラブルに巻き込まれ部活で居場所をなくした彼女が、突発的に向かった東京の夜の海で不思議な少年・海と、その彼の兄・空に出会う。この出会いが世界を変えることとなっていく。主人公の声優に芦田愛菜が抜擢物語の主役「琉花」の声優には、14歳ながら数々の映画・ドラマ・CMで幅広く活躍する芦田愛菜が抜擢された。また、琉花と共に物語の鍵を握る2人の少年「海」は、映画『リメンバー・ミー』で主人公ミゲル役の日本語吹替版声優を務めた石橋陽彩が担当する。また「海」の兄である「空」役を声優初挑戦となる浦上晟周、二人の少年の謎を追う天才海洋学者・アングラード役を映画『レディ・プレイヤー1』で青年トシロウ役を務めた青森崎ウィン、アングラードのかつての相棒で「海」と「空」を保護している海洋生物学者・ジム役を田中泯がそれぞれ演じる。※当初「空」役としてキャスティングが決定していた窪塚愛流は、変声期の影響で辞退。稲垣吾郎&蒼井優が夫婦に、その他にも豪華化キャストが集結また、「琉花」の父親・安海正明役には稲垣吾郎、母親の安海加奈子役には蒼井優を起用。稲垣は2006年公開の映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』以来の長編アニメーション映画への出演となる。その他にも、映画『サマーウォーズ』以来の声優挑戦となる富司純子、アニメーション映画初出演となる渡辺徹など豪華キャストが集結する。主題歌は米津玄師の新曲「海の幽霊」主題歌は、米津玄師が本作のために書き下ろした新曲「海の幽霊」。米津玄師自身の作品としては初の映画主題歌となる楽曲だ。主題歌入り予告解禁!そんなファン待望の主題歌入り予告も解禁。10代のころから原作に惚れ込んで制作したというこの楽曲は、切なくも美しいメロディーと米津玄師の高く響き渡る歌声がマッチした美しい仕上がり。“大切なことは言葉にならない”という歌詞のフレーズは、映画のキャッチコピー“一番大切な約束は、言葉では交わさない”という作品テーマにも通じており、作品の世界観をより一層盛り上げるものとなっている。音楽は巨匠・久石譲が担当音楽は映画音楽界の巨匠・久石譲が担当。原作の世界を深く描き出すために、全編描き下ろしで制作された壮大な音楽は圧巻の映像美と相まって、まるで海の世界に呑み込まれそうになるほどの迫力。予告では、前半は浜辺の静けさを、後半は海の荒々しさを表現したかのような音楽とともに、3人の出逢いをキッカケに始まる海洋冒険ミステリーの一端を垣間見ることが出来る。ストーリー自分の気持ちを言葉にするのが苦手な中学生の琉花は、夏休み初日に部活でチームメイトと問題を起こしてしまう。母親と距離を置いていた彼女は、長い夏の間、学校でも家でも自らの居場所を失うことに。そんな琉花が、父が働いている水族館へと足を運び、両親との思い出の詰まった大水槽に佇んでいた時、目の前で魚たちと一緒に泳ぐ不思議な少年“海”とその兄“空”と出会う。琉花の父は言った――「彼等は、ジュゴンに育てられたんだ。」明るく純真無垢な“海”と何もかも見透かしたような怖さを秘めた“空”。琉花は彼らに導かれるように、それまで見たことのなかった不思議な世界に触れていく。三人の出会いをきっかけに、地球上では様々な現象が起こり始める。夜空から光り輝く流星が海へと堕ちた後、海のすべての生き物たちが日本へ移動を始めた。そして、巨大なザトウクジラまでもが現れ、“ソング”とともに海の生き物たちに「祭りの<本番>が近い」ことを伝え始める。“海と空”が超常現象と関係していると知り、彼等を利用しようとする者。そんな二人を守る海洋学者のジムやアングラード。それぞれの思惑が交錯する人間たちは、生命の謎を解き明かすことができるのか。“海と空”はどこから来たのか、<本番>とは何か。【詳細】映画『海獣の子供』公開日:2019年6月7日(金)全国ロードショー出演:芦田愛菜、石橋陽彩、浦上晟周、森崎ウィン、稲垣吾郎、蒼井優、渡辺 徹/田中泯、富司純子監督:渡辺歩音楽:久石譲主題歌:米津玄師原作:五十嵐大介「海獣の子供」クリアファイル付き前売り券発売4月12日(金)からは、劇場購入特典付き前売り券が発売。本作のキャラクターデザイン・総作画監督・演出の重要な三役を務めた小西賢一が、制作過程の中で描いたレイアウトの作画監督修正を使用した「原画A5クリアファイル」が、チケットとセットになっている。バリエーションは、「琉花&海Ver.」と「空&アングラードVer.」の全2種類。購入窓口では、好きなデザインを選択することが可能だ。■前売り券情報発売日:4月12日(金)※3月23日(土)「AnimeJapan2019」先行発売価格:一般券1,500円(税込)販売場所各上映劇場劇場購入特典:原画A5クリアファイル※全2種(A 琉花&海Ver /B 空&アングラードVer)※ムビチケカード1枚購入につき、特典が1つ※特典は、数量限定※「AnimeJapan2019」会場購入特典は、映画『海獣の子供』B2映画ポスター(非売品)
2019年03月16日それぞれぴったりな男性は異なってくるのですがその中でも保育士の女性にぴったりな男性をいくつか紹介します。子供好きな男性は保育士の女性にとって魅力的保育士の女性におすすめの男性は、子供好きな男性です。子供が好きなだけでなく、世話好きだと尚いいでしょう。もし子供ができた時も母親だけが育児をするのではなく、父親も育児に積極参加してくれる可能性が高まります。それによって、育児の負担を分散させることができるため、円満な家庭も作りやすくなります。精神的に甘えさせてくれる男性もぴったり保育士の女性は常に子供の面倒を見ているので精神的なストレスもしくは負担が発生する時もあります。その時に保育士女性の話をしっかりと聞いてくれる男性は、精神的に甘えられるのでお勧めです。何か問題が発生した時、気軽に話せるようになるために頼もしい存在として頼っていくことができます。そして色んな問題や悩みを話すことで、ストレス解消でき、再び保育士の仕事を円滑に行えるようになるので重要です。家事を手伝ってくれる男性は心強い存在勤めている保育園の状況によっては、急に出勤しなくてはいけない場合もあります。そこで家事を手伝ってくれる男性は、急な仕事が発生した時も代わりに家事をしてくれる可能性が高いです。また保育園や子供の状態によっては、定時を過ぎても仕事をしなくてはいけない時も出てきます。そんな時も代わりに家事をしてくれる男性ならば、家に帰宅した時に少しでも疲労回復できるので、保育士の女性にぴったりです。特に料理や掃除の他に洗濯を行ってくれる男性は、自分が休みたいという時も代わりに家事をしてくれる可能性があり、良好な関係を築きやすく、円満な夫婦生活を続けやすいです。
2019年02月17日新たなスタッフで描かれる窪田正孝主演映画『東京喰種トーキョーグール2』(仮)に、前作からニシキ役の白石隼也の続投が決定した。食物連鎖の頂点とされる人間を食らう種族“喰種(グール)”が潜む街・東京を舞台にした本作。昨年夏に公開された前作『東京喰種トーキョーグール』に続き、人間でありながら喰種としての能力に目覚めた金木研(カネキ)役の窪田さんが続投するほか、新たに松田翔太(月山習役)、山本舞香(霧嶋董香役)が参戦することが決定していた。そして今回新たに、カネキが通う大学の先輩にして喰種の西尾錦を、前作に引き続き白石さんが演じることが決定!「仮面ライダーウィザード」で主人公操真晴人/仮面ライダーウィザードを演じ一躍脚光を浴びた白石さんは、今年、主演映画『ホペイロの憂鬱』が公開され、『母さんがどんなに僕を嫌いでも』にはメインキャストとして出演。そんないま注目の若手俳優である白石さんは、続投について「ニシキ死んじゃったね、と映画を観た方からよく言われましたが何とか生還することが出来ました。彼は不死身なのです」と喜び、「実写でグールをやる意味は何か、改めて正対し撮影に挑みました。続・東京喰種ではなく新・東京喰種をお楽しみに」とファンへ呼びかけた。また同時に公開された場面写真は、月山と対峙する緊迫のシーン。前作では、カネキと対立し熾烈な闘いを繰り広げたニシキ。しかし本作では最愛の恋人・貴未を守るために月山に立ち向かい、カネキとも共闘する姿が描かれる。今作ではアクションだけでなく、ロマンス溢れるシーンも注目のようだ。『東京喰種トーキョーグール2』(仮)は2019年夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:東京喰種トーキョーグール2(仮) 2019年夏、全国にて公開予定©石田スイ/集英社©「東京喰種」製作委員会
2018年11月29日11月30日公開の映画『かぞくいろ― RAILWAYSわたしたちの出発―』の試写会が21日、都内で行われ、有村架純、國村隼、三浦友和が出席した。人生を鉄道になぞらえて描いてきた映画『RAILWAYS』シリーズの第3弾となる今回は、鹿児島県~熊本県を結ぶ肥薩おれんじ鉄道が舞台。美しく彩り豊かな九州の西海岸を愛する夫を失った晶(有村架純)は、血の繋がらない息子・駿也(歸山竜成)を連れて夫の故郷・鹿児島へと向かう。鹿児島に住む義父・節夫(國村隼)と暮らすことになった晶は、節夫と同じ肥薩おれんじ鉄道の運転士になることを決意する。この日の舞台あいさつには、本作でダブル主演を務めた有村架純と國村隼、第2弾の『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』で主演を務めた三浦友和が登壇。三浦が「とにかく見終わった時に残るのは、すごく暖かい気持ちになるのが一番の印象です。鹿児島の雄大な景色の中、可愛い電車の雰囲気が良いし、とにかく彼女が健気で健気で、頑固親父(國村)に行くところの切なさが伝わってきました。運転手を目指す姿が健気でしたね」と有村を絶賛。それには思わず笑みをこぼした有村は「三浦さんに見ていただくとは思わなかったし、対面するとは思いませんでした。両サイドが恐れ多すぎてちょっと怖いです(笑)」とベテラン俳優に挟まれて恐縮しきりだったが、「本当にうれしいです」と三浦の褒め言葉に感謝した。家族の大切さを描いた本作にちなみ、「生涯のパートナーとして家族と歩む時に大事なことは?」という質問に、三浦は「人と比べないことが大事かなと。比べると妬みとかそういうった感情が生まれると思います。自分の家は自分の家、それぞれの家庭で自分の幸せはなんだろうな? と改めて見つけることが大事かもしれませんね」と回答。有村は「私は家族を持っていないので想像がつきませんが、やっぱり理解者でいたいですね。子供も将来の旦那さんになる人もそうですし、家族の理解者でありたいと思います」と話していた。映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』は、11月30日より全国公開。
2018年11月22日人気漫画家・五十嵐大介原作の「リトル・フォレスト」が、新たに韓国映画としてリメイクされることが分かった。主演は『お嬢さん』で鮮烈なデビューを果たしたキム・テリ。併せて予告編とティザービジュアルも到着した。何ひとつうまくいかない人生に悩む主人公のへウォン(キム・テリ)が、全てを手放して故郷に戻ってくるところからストーリーは始まる。幼なじみと共に、四季折々の風景の中で、農業をしたり、季節にちなんだ料理を楽しみながら、日々を丁寧に過ごすうちに、自身の輝きを取り戻していく。本作は、14年に橋本愛主演で2部作品として映画化された。日本で“ロハスブーム”の火付け役ともなった『リトル・フォレスト』だが、今度は舞台を韓国に移し、イム・スルレ監督がメガホンをとる。公開された予告編では、春夏秋冬が色鮮やかに映し出され、まさに四季を味わうような料理の数々が登場する。主人公のへウォンを演じるのは、今韓国で最も注目を集める若手女優キム・テリ。パク・チャヌク監督『お嬢さん』で、1500人の中から選ばれ華々しいデビューを飾り話題となった。現在公開中の『1987、ある闘いの真実』にも出演中で、今後の活躍が期待される。本作では、明るく初々しい20代らしいキム・テリの魅力も楽しみだ。またヘウォンの幼なじみのひとり・ジェハを『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』の出演でも話題となった、リュ・ジョンヨルが演じている。予告編と共に公開されたティザービジュアルでは、田舎の一軒家の縁側に座る、ヘウォン、ジェハ、ウンスク(チン・ギジュ)の3人の姿が映し出されている。そして、新鮮な野草の天ぷらや、卵のサンドウィッチ、ハーブティーなど本作に登場する季節に合わせたロハスな料理と共に、へウォンが食事を楽しむ姿を見ることができる。『リトル・フォレスト 春夏秋冬』は2019年夏、シネマート新宿ほか全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・フォレスト夏・秋 2014年8月30日より全国にて公開© 「リトル・フォレスト」製作委員会リトル・フォレスト冬・春 2015年2月14日全国より全国にて公開© 「リトル・フォレスト」製作委員会
2018年09月14日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼が1日、『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』内の『アエイオウ』舞台挨拶に登場した。同作は6つの詩から生まれた6つの新たな楽曲を6編のショートフィルムで描くオリジナル作。白濱は、安藤桃子監督『アエイオウ』の主演を務め、主題歌「何もかもがせつない」を同グループが担当した。主演の白濱は「音楽からショートフィルムが生まれるってLDHらしいプロジェクトだと思った」と語る。「台本を読んでいて、『これってどういうことなんですか?』と監督と話す機会が多かったので。見れば見るほど自分なりの答えが見つかってくる作品だなと感じました」と作品について振り返った。パフォーマーの小森は「改めてこの並びで、なんでお前なんだ感半端ない!」と苦笑。「グループのメンバーですけど、ボーカル(片寄)は歌って、亜嵐君は主演して。僕は曲聴いて『いいな』、映画観て『ちょっと難しいな』って。考えた時、どっちかというとこっちなんじゃないかな?」と客席側に立とうとする。片寄も「隼の存在意義みたいなのは、5日くらいかけて話してるんですよ」と明かした。主題歌にかけて最近あった「何もかもがせつない」エピソードを聞かれると、片寄は「小森の存在」とさらに小森いじり。小森は「SNSで僕の名前が出た時から、何もかもがせつない! 景色がすべて曇って見える」と嘆く。白濱は「隼の状況もそうなんですけど、こないだ(関口)メンディー君が始球式を投げて、133km/hで話題になったじゃないですか。すぐ樽美酒さんに抜かれましたね」と、それぞれメンバーのせつなさに注目していたようだった。また、作品にちなみ「ア・エ・イ・オ・ウ」のカードに書かれた質問に答えることに。「メンバーに感謝したこと、されたこと」という質問を引いた片寄は「もう、毎日っすね」と答え、会場からも感嘆の声が上がる。小森が「久々に会ったけどね」と言うと、片寄は「そんなことないでしょう。昨日会わなかっただけじゃない?」と指摘。小森は「1日会わなかったら久しぶりな感じするよね。今日朝、おはようって言うの緊張した」と告白し、白濱も「お前今日俺に言わなかったからね、『おはよう』って!!」と訴え、小森は「声が出なくて! なんかわからないけど亜嵐くんを見つめるだけの状況になった」と説明した。さらに小森は「昨日この登壇が心配すぎて、深夜に涼太くんに連絡したんですよ。なおさら挨拶しづらい」と複雑な心境を吐露。片寄が「感謝されてる感じはした。昨日LINEしてよかったでしょ?」と尋ねると、小森も「ちょっと心がほっこりした」と振り返った。
2018年07月01日「選手時代から器用なタイプではなく、僕が一生懸命頑張る姿をみて応援してくださる方が多かったです」 爽やかな笑顔を見せるのは、元サッカー選手の青山隼(30)。Jリーガー時代は内田篤人(29)や香川真司(28)らとともに“調子乗り世代”として活躍し、2007年にはFIFAワールドカップU-20で3試合連続スタメン出場を果たした。 「ゴールを決めたときに当時流行っていたビリーザブートキャンプの動きをみんなでしたりして、わいわいと明るくやっていました。中心にいたのは、槙野智章や柏木陽介とかで、僕は調子にのらない方でしたね(笑)」 中学2年のときU-14で日本代表に選ばれ、プロを目指した青山の元にはファンの女性が殺到した。 「いま考えると生意気だなと思いますけど、当時は恋愛なんてやってる時間はない。もっともっと練習してサッカーが上手くなりたいと思っていました」 真面目な性格の青山はサッカー一筋で、取り組み、名古屋グランパス、浦和レッズなどで活躍していたが、2年前に転機が訪れた。 「体はまだまだ動けると思ったんですが、気持ちがついていかなくなりました。そんな中途半端な状態でプロを続ける資格はない、と思ったんです」 一本気な青山は大好きだったサッカーを潔く諦め、役者の道を選んだ。 「身内からはサッカー選手になるときも『サッカーだけじゃやっていけない。幅広い視野を持って』と言われていましたし、芸能界に進むときも『大変だけど、やってみたら?』と背中を押してくれて」 役者に転身二年目の現在、二度目の舞台「ストックホルム」の稽古に励む日々だ。 「舞台のテーマは愛。恋愛、友情など、いろんな愛をみせられると思います。サラリーマン役ですが、熱い思いを持って懸命に生きている男の役なので、サッカー選手時代の僕とだぶるところがあるんですよね」 183cmの長身に長い睫毛と人懐っこい笑顔が印象的な青山。将来の夢について聞くと、こんな誠実な答えが返ってきた。 「もちろん有名になりたいとか売れたいなどの野望もありますが、人間としての魅力を持ってこそいろんな人に支援されるんだと思うんです。サッカーをやってきたという人生経験も含めて、常に自分と向き合って成長していきたいです」 最後に好きな女性のタイプを聞くと、照れ笑いをみせながらこう語った。 「石田ゆり子さんみたいに、品のある女性に惹かれます。経験豊富で、僕みたいな男でも包んでくれるような懐の深い年上の女性も好きです」 舞台『ストックホルム』2018年1月23日(火)~28日(日)まで東京・赤坂レッドシアターにて上演 ある監禁事件をテーマに、加害者と被害者の周りにいる友人・同僚・恋人たちとの繋がりを描き、それぞれの「愛の形」を表現していく。出演は、岡野真也、間宮夕貴、青山隼ほか。作・演出は蜷川幸雄氏の元で才能を磨き、舞台「海辺のカフカ」で世界各国で賞賛された演劇チーム渋谷ハチ公前主宰の高橋努。 チケット詳細は、青山隼のTwitterアカウント @jun_aoyama1988 まで。
2018年01月10日女優の有村架純と俳優の國村隼が、映画「RAILWAYS」シリーズの最新作『かぞくいろ』(2018年公開)に出演することが1日、わかった。同シリーズは地方のローカル線を舞台に、主人公が自分の生き方を見つめ直す姿を温かく描き、これまでに中井貴一、三浦友和が主演を務めた。新作ではシリーズ初となる「女性運転士」の物語を描く。有村は25歳で未亡人となり、夫の連れ子を抱えて夫の故郷の鹿児島で一念発起して鉄道の運転士を目指す主人公・晶を演じ、國村は晶の義父・節夫を演じる。毎回鉄道が登場する同シリーズだが、今回は九州の「肥薩おれんじ鉄道」が登場。九州新幹線の開業を機会に2004年に独立し、熊本県八代から鹿児島県川内を結ぶ第三セクター鉄道で、地元の新鮮な食材を使用した食事をゆったりと楽しめる食堂車「おれんじ食堂」が人気を呼んでいる。メガホンを取ることになった吉田康弘監督は「大切な人を失った哀しみを、互いに埋めていく再生の物語です。血の繋がりだけじゃない、新しい家族のカタチを提示することができたらと思っています」と意気込んだ。2018年1月にクランクインし、2月のクランクアップを予定している。○有村架純コメントレイルウェイズ過去2作品からの温かいバトンをしっかりと受け取り、今作の中にいる人と人が分かり合うには理屈じゃない何かがあり、本当の家族、愛、絆を、時間と共に見つけていければと思います。今回、私もまだ未経験であるシングルマザーという役どころですが、彼女の努力や気持ちに寄り添えるように、キャスト、スタッフの皆さんの力をお借りしながら、頑張りたいと思います。素晴らしい温かい作品にしたいです。○國村隼コメント吉田康弘監督とは今回が初めてです。いつもそうなのですが、初めての組に入るのが何度経験しても新鮮で、大好きなんです。「さぁ、この組はアップするまでどんな風に駆け抜けていくのか!」とワクワクドキドキします。久し振りの有村くんも居ますし、久し振りの鹿児島の地ですし、温泉と芋焼酎のパワーも借りていい作品になるよう頑張って参ります。
2017年12月01日ある島を舞台に、心に傷を負った人間の回復の物語を描く、ベルギー・フランス・カナダの合作映画『KOKORO』。國村隼を始め、安藤政信、門脇麦らが出演することでも話題の本作から、この度予告映像とポスタービジュアルが公開された。今回到着した予告映像の前半では、セザール賞常連女優、イザベル・カレ演じる主人公アリスが、日本を訪れるきっかけとなった経緯が描かれる。崖で國村さん演じるもう一人の主人公・ダイスケから、「飛び降りる?一緒に来る?」と問われるシーンからスタートする本映像、そこでは島に住む人々も登場し、國村さん、安藤さん、門脇さんらによる英語セリフのシーンも展開。また後半では、アリスとの関係性を意味深に垣間見せるドキッとするシーンも盛り込まれている。あわせて、アリスとダイスケのビジュアルに、舞台となった島の風光明媚な景色がコラボされたポスタービジュアルも公開。この風景は、心に傷を負った人々が訪れる“死に場所”ともいえる崖となっており、「生きる」というテーマを描く本作にふさわしい、ビジュアルに仕上がっている。『KOKORO』は11月4日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年09月04日韓国映画『哭声/コクソン』で世界的にも注目を浴びた國村隼をはじめ、安藤政信、門脇麦らが出演したベルギー・フランス・カナダ合作映画『KOKORO』が11月4日(土)より日本公開されることが決定した。本作は、ある島を舞台に描かれる、心に傷を負った人間の回復の物語。夫と思春期の子ども2人とフランスで暮らすアリスのもとに、長い間旅に出ていた弟ナタンが戻ってきた。ナタンは日本で生きる意欲を見つけたと幸せそうに語る。しかし、その数日後、彼は突然この世を去ってしまう。弟の死にショックを受けたアリスは、弟を変えた人々、そこにある何かに出会うため、ひとり日本を訪れる。ナタンの残した言葉を頼りに、その足跡をたどっていくアリス。そこで彼女は、海辺の村に住む元警察官ダイスケと出逢う。彼は飛び降り自殺をするために村の断崖を訪れる人々を、そっと思いとどまらせているのだった。求めすぎず、静かに傷をいやすことのできるその場所に、アリスはどこか安らぎを感じる。そしてダイスケをはじめ、ジロウ、ミドリ、ヒロミ、ハルキら、その村で出会った人々との交流が、静かにアリスの心に変化をもたらしてゆき…。最愛の弟を亡くし、失意のなかで日本を訪れたフランス人女性が行き着いたのは、投身自殺の名所と知られる崖のある静かな海辺の村。主人公のアリスを演じるのは、セザール賞常連女優であり、映画『奇跡のひと マリーとマルグリット』『きつねと私の12か月』などで知られるイザベル・カレ。もう1人の主人公ともいえる元警察官のダイスケを演じるのは、 ナ・ホンジン監督作『哭声/コクソン』のみならず、日本でも圧倒的存在感を誇る國村さん。さらにアリスが出会う地元住人ジロウを、ドラマ「コード・ブルー」や映画『GONINサーガ』などで知られる安藤さん、好奇心旺盛な女子高生ヒロミを『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『二重生活』などの門脇麦さんが演じている。本作でメガホンをとったのは、ベルギーの女性監督ヴァンニャ・ダルカンタラ。自身の祖母の経験に基づき、第二次世界大戦中にシベリアに追われたポーランド女性を描いた『荒野の彼方へ Beyond the Steppes』(’10)で長編作監督としてデビュー。同作でロカルノ国際映画祭オフィシャルコンペティション正式出品、マラケシュ国際映画祭で審査員特別賞、日本のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011にて監督賞に輝いている。『KOKORO』は11月4日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月24日今年度、特集番組として放送されているコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」。6月の放送に続き、今年度第2弾となる8月14日(月)放送回に、國村隼と深田恭子が出演し、コントに初挑戦することが分かった。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は、内村光良率いるコント番組。“人生”をテーマとし、毎日を懸命に生きようとするからこそ突き当たる人生の“可笑しさ”や“哀しさ”を、様々な設定やキャラクターのオムニバスコントでつづっていく。國村さんが出演するのは、警察署内での“アツい”男たちのやりとりを描くコント「アツい男たち」。そこで國村さんは、署長役として登場。星野源らとのドラマさながらの迫真の演技に注目だ。また今回コント初挑戦となるが、「ドラマや映画のときのように楽しく演じることができました」とさすがの余裕たっぷりでコメントしている。そして、深田さんは勤めていた会社を退職するOL役として、コント「ラストスピーチ」に登場。長年本番組のファンだったという深田さんは、「皆さんと同じ空間でお芝居できて嬉しかった!」と感激の様子。さらに、「LIFE!」の大人気キャラクターコントにも登場予定となっている。なお先日、俳優・中川大志がコントに初挑戦することも発表されており、ファミリーレストランを舞台にしたコント「とどろけ!ファミレス塾」に登場。内村さん演じる強烈な新キャラに見事なツッコミを入れるという役に挑戦している。國村さん、深田さん、中川さんのほか、今回の全出演者は以下の通りだ。内村さん、田中直樹、星野さん、石橋杏奈、じろう(「シソンヌ」)、「阿佐ヶ谷姉妹」、大水洋介(「ラバーガール」)、棚橋弘至、ムロツヨシ、塚地武雅。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は8月14日(月)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月08日映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(8月4日公開)で、俳優・國村隼(61)が演じる東方良平役の姿を捉えた場面写真が22日、公開された。良平は、山崎賢人演じる主人公"ジョジョ"こと東方仗助の祖父。市民を守るだけでなく、35年間守り続けてきた杜王町と娘の朋子、孫の仗助を深く愛する人物だ。共演した山崎は、現場でコミュニケーションを重ねる中で祖父のような距離の近さと、温かく優しい雰囲気を感じたという。國村といえば、今年3月に公開された映画『哭声/コクソン』での怪演が評価され、韓国の映画賞である第37回青龍映画賞で男優助演賞と人気スター賞のダブル受賞を果たしたばかり。今回公開された場面写真は正義感に溢れる警察官の姿と共に、役者としての鋭い眼光を捉える。本作のほか、今年は『忍びの国』(7月1日公開)、『鋼の錬金術師』(12月1日公開)、『DESTINY 鎌倉ものがたり』(12月9日公開)など注目作の公開を控えている國村。『哭声/コクソン』公開後、ツイッター上では「國村隼見るたびコクソンが頭に」「夢に出る」「怖すぎて直視できない」など、イメージを引きずってしまうほどの演技力をたたえる声が数多くつぶやかれている。(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2017年06月22日『チェイサー』(08)、『哀しき獣』(10)のナ・ホンジン監督最新作『哭声/コクソン』(3月11日公開)は、日本を代表する名優・國村隼が参加したサスペンス・スリラーだ。得体の知れないよそ者の”山の中の男”が平和な田舎の村に現れ、同時に村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していくという謎の事態を、ヒリつくようなリアリスティックな描写の数々で映像化。映画の日本公開前に来日したナ・ホンジン監督と“よそ者”役の國村隼が、超衝撃作について語った。――最新作の『哭声/コクソン』は、ナ・ホンジン監督らしい衝撃作ではありますが、『チェイサー』(08)や『哀しき獣』(10)とは異なるアプローチが新鮮でした。監督:今回の映画では、殺人などの描写をまったくしていないんです。前作までは直接的な描写を重要視していましたが、今回は止めて、美術的なもののみを描写しようと思いました。例えば人間は、蛇を見て恐れを感じるけれど、それと同じように人間誰もが知っている恐怖の話をしようと思いました。ただ、誰もが知っているけれども誰もしたがらない、そういう人間の深い恐怖についての話をしようと思ったんです。――鑑賞後に、そうとう引きずる映画だと思いました。監督:そういう恐怖は作りだそうという努力よりも、そういう恐怖をユーモアみたいなもので自制することで、映画が終わるまで観客が離れないように引き止める努力をしました。それが何かと言うと、不幸が自分の目の前にあった時に、人間はなす術がないということです。存在する理由が人間にはあるはずなのに、消滅する瞬間には何もすることがないということ。人間は崇高で偉大で価値があると言っているけれども、何もすることができない。誰もが知っているけれど、知らんぷりをしている。そういう話をしようと思いました。――人間そのものの恐怖も感じました。クァク・ドウォンさん演じる警官ジョングのシーンを観ていると、善人の変貌に絶句してしまいます。國村:娘を想う父親の気持ちとしては、他人事として観ていれば、わからんでもないですよね?監督:俳優は皆そうですが、映画の中で向き合いますよね。クァクさんと國村さんが、ひとつのフレームワーク、カメラの中で息を合わせる瞬間があります。ただ、主演クラスの俳優同士が、あのように息を合わせる瞬間は、そう多くはないんです。だから韓国映画では、そういう瞬間はすごいことになります。もはや言葉でどうのこうのというレベルではなく、そういう雰囲気になってしまいます。「演技を通して戦っているのではないか?」とさえ思う状況になるんです。まさしく真剣な戦いを繰り広げるということです。國村:“よそ者”の愛犬を手にかけるシーンがありますが、クァクさんはつるはしを持っていますよね。映像ではあの回数だけですが、あのつるはしは本物なんですよ(笑)。でも実際は何度も何度も振り下ろしていて、まるで工事をしているような回数、振り下ろしていました。いやあ体力があるなあと、あのシーンを観ると思い出しますね。次の日、ものすごい筋肉痛になったと思いますよ(笑)監督:ものすごいエネルギーを噴出することになります。そういう時、「肩の力を抜いて」みたいなことを、僕の口から言えるような雰囲気ではないんです。だから黙って見ていて、そのうち疲れたら自分で止めるだろうと思って観ていたけれど、結局手首を痛めたみたいです(笑)國村:やっている本人は、楽しいものなんですよ。後で大変なだけで(笑)――さて本作は、さまざまな賞を韓国で受賞しました。その受賞を受けて、例えば後進の刺激になるとか、自身のやりがいや、海外での活動の意義みたいなことも感じますか?國村:僕はもともと、あまりたいそうなことは考えていないんです(笑)。ただ純粋に、外に出て知らない国の人たちと言葉もカルチャーも違うなかで、同じ映画を作る作業が楽しいし、面白くできるんです。自分のキャリアが結果的にそうなっているからかもしれないですが、僕が初めて映画というものに触れたのは、井筒さんの『ガキ帝国』(81)。10年後くらいに『ブラック・レイン』(89)でハリウッドへ。その後は香港にも行ったりしていて、そう考えると、僕の映画のスキルは外から逆に入ってきているので、外で知らない人とやることに違和感がないんです。だから、強い想いを抱いて出て行っていることでもないんです。ある意味、どこかで当たり前のことであって、映画をやるということは、そういうことなんだとも思える。だから結果的に青龍映画賞で男優助演賞と人気スター賞をいただいたことで、日本の俳優さんたちに韓国の映画界やお客さんが興味を持ってくれればうれしい。――今回の『哭声/コクソン』は日韓の映画人、才能の激突と言ってもいいと思いますが、このコラボレーションを経て、お互いにすごみみたいなものを感じましたか?國村:才能が人のカタチをしているような人ですよね。映画を作ることしか考えていないような人なので、現場でのテイクを重ねながら、ベースのイメージがどんどん膨らんでいくタイプの人。そういう意味でもすごく才能がある人、そこにすごみを感じました。監督:アリガトウゴザイマス(笑)。おそらくわたしだけではないと思いますが、一緒に今回仕事をした韓国の俳優、スタッフ全員、國村さんの演技を見て驚いたと思います。國村さんが現場に現れると期待が高まる、そういうこともあったと思います。それは外見的な部分ではなく、内面的な深さも含めてです。撮影の日を待ち焦がれていたほどですから。監督というものは映画を作る際に、自分が考えたものが、どう具現化されるかということに一生懸命になりがちですが、國村さんは自分が考えていたもの以上のものを作ってくれる。そういう点が、すさまじいなと思いました。いろいろな意味で助けてもらったし、本当に尊敬しています。國村:ありがとうございます(笑)■プロフィールナ・ホンジン1974年生まれ。2008年の長編デビュー作『チェイサー』が高く評価され、大韓民国映画賞、大鐘賞映画祭など韓国内の映画祭のみならず、世界有数の映画祭でも次々と賞を受賞。監督第2作『哀しき獣』では、圧倒的なスピード感と緊迫感で衝撃を放ち、続く3作目となる本作では、人間の精神世界に食い入るような新たなスタイルの緊張感の構築に成功した。國村隼1955年生まれ、大阪府出身。1981年、『ガキ帝国』で映画デビュー。以降、映画を中心に多くの作品に出演を重ね、1997年には『萌の朱雀』で映画初主演を果たす。2017年には『忍びの国』(中村義洋監督)、『ジョジョの奇妙な冒険』(三池崇史監督)などの待機作があるほか、海外の作品では、ジョン・ウー監督の『追捕 MANHUNT(原題)』、『KOKORO』にも出演している。(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION
2017年03月11日『チェイサー』『哀しき獣』の鬼才ナ・ホンジン監督のもと、韓国の実力派俳優陣とともに日本から國村隼が参加、外国人初の「第37回青龍映画賞」男優助演賞を獲得した『哭声/コクソン』。このほど、國村さんが演じた、村を混乱に陥れる“よそ者”にフィーチャーしたWEB予告が解禁。ショッキングすぎる、その役どころが明らかになった。平和な田舎の村に、得体の知れない“よそ者”がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男について謎めいたうわさが広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。しかも、殺人を犯した村人は必ず、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。事件を担当する村の警官ジョングは、ある日、自分の娘に殺人犯たちと同じ湿疹があることに気づく。ジョングが娘を救うために“よそ者”を追い詰めていくが、そのことで村はさらなる混乱に陥り…。2016年カンヌ国際映画祭で上映されるや観客を震撼させ、韓国で観客動員数700万人に迫る大ヒットを記録した究極のサスペンス・スリラーとなる本作。韓国で最も権威ある映画賞のひとつ「第37回青龍映画賞」ではナ・ホンジンの監督賞をはじめ、平和な田舎の村に大きな変化をもたらす“よそ者”を演じた國村さんが同映画賞の歴史の中で外国人俳優として初受賞となる男優助演賞と人気スター賞を受賞するなど、本年度最多となる計5部門を受賞。また、韓国のアカデミー賞といわれる「第53回大鐘賞」でも本年度最多タイとなる5部門を獲得。その評価は、全米映画レビューサイト「RottenTomatoes」では批評家満足度で99%(1月30日時点)をマークしている。國村さんが演じる“よそ者”とは、物語の舞台となる平和な田舎の村に現れた得体の知れない日本人。時を同じくして、村人が自身の家族を殺す凄惨な事件が次々と起こり始める。主人公の警察官ジョング(クァク・ドウォン)が、その“よそ者”について周囲の人々から聞かされる証言をもとに展開していく本映像では、“よそ者”の恐るべき生態が次々と明らかに。ジョングは自分で見聞きしたものに囚われ、振り回される中で重大な決断を迫られることになる。“何を信じるか?誰を信じるか?”“惑わされるな”というテロップは、ジョングに向けられていると同時に、我々観る者にも突きつけられている。國村さんは、食用の生肉を吐き気をもよおすまで実際に食し、ふんどし一丁での激しい滝行にも挑戦。半年にもおよぶ、文字通り肉体的にもハードな撮影に臨んでいるが、本映像で見せているのは、熱演のほんの一端。ナ・ホンジン監督だからこそ引き出せた、一度観たら決して忘れられない凄みある人物像は、ぜひスクリーンで確かめてみてほしい。『哭声/コクソン』は3月11日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月02日俳優の國村隼が1月24日、都内で行われた韓国発のサイコミステリー『哭声/コクソン』のジャパンプレミアに、メガホンをとる韓国映画界の鬼才、ナ・ホンジン監督(『チェイサー』『哀しき獣』)とともに出席した。國村さん演じる“よそ者”が突如現れた平和な村で、犯人が身内を殺害する猟奇事件が続発。パニックに陥る住民は、事件と“よそ者”との因果関係を疑うが…。昨年、韓国で観客動員数700万人に迫る大ヒットを記録し、最も権威があるとされる「青龍映画賞」では監督賞に加えて、國村さんが男優助演賞&人気スター賞の2冠に輝く“日本人初の快挙”を達成した。「オファーをいただき、過去の作品や今回の脚本から『とんでもない才能だな』と実感しましたが、いざ撮影が始まると、もう想像以上。才能のかたまりですよ」とナ・ホンジン監督を絶賛する國村さん。過酷な現地ロケも「僕以外の俳優が“よそ者”を演じているのは見たくない。それが正直な気持ちだった」と全幅の信頼で乗り越えた。ナ・ホンジン監督も「“よそ者”を演じられるのは、國村さんだけ。現場では常に驚かされ、感嘆するばかり。尊敬の念はさらに強まった」と心からのリスペクト。完成までに6年の歳月を費やし「未練を残さないよう、すべてを注ぎ込み、自分らしいスタイルを貫いた作品。ご覧になる皆さんの解釈1つ1つがすべて正しいし、最後はご自身の中で完成させてほしい」とアピールした。すでにハリウッドリメイクの企画も持ち上がっているが、「確かに申し出があったと聞いていますが、私自身が監督を務めることはありません。でも、國村さんは絶対出演するべき」(ナ・ホンジン監督)、「彼が監督しないなら、私も出ません」(國村さん)と、固い絆を披露した。『哭声/コクソン』は3月11日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月25日カンヌ国際映画祭を始め世界の映画祭が熱狂し、韓国2大映画賞の1つ「青龍映画賞」では國村隼が外国人俳優として男優助演賞を初受賞した『哭声/コクソン』。このほど、戦慄の日本オリジナル予告編が解禁となった。平和な田舎の村に、得体の知れない“よそ者”がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男についての謎めいたうわさが広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。そして殺人を犯した村人は必ず、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。事件を担当する村の警官ジョングは、ある日、自分の娘にも殺人犯たちと同じ湿疹があることに気づく。ジョングが娘を救うために“よそ者”を追い詰めていくが、そのことで村は混乱の渦となっていき、誰も想像てきない結末へと走り出す――。韓国映画史上に残る究極のサスペンス・スリラーとして、世界を震撼させている本作。『チェイサー』『哀しき獣』のナ・ホンジン監督が手がけ、今年韓国では観客動員数700万人に迫る大ヒットを記録している。本作で、村にやってきた“よそ者”を怪演した國村さんが「青龍映画賞」にて男優助演賞と人気スター賞の2冠を達成したほか、ナ・ホンジンが監督賞と5冠を獲得した。このたび、本作の圧倒的な緊張感と重厚感が伝わる日本オリジナル予告編が完成。平和な田舎の村で、村人が自分の家族を殺す凄惨な事件が多発、警察官のジョングが事件を担当するところから映像が始まる。現場を目撃したという女性ムミョンに話を聞いたジョングは、その原因ではないかと噂される得体のしれないよそ者に疑いを向けるようになる。そんなある日、娘に犯人たちと同じ湿疹があることに気づいたジョングは、彼女を救うために祈祷師イルグァンを呼ぶが、彼はジョングに「あいつは人間じゃないぞ。悪霊だ」と言い放つ――。過去2作品では、スピード感のある展開で手に汗握るスリルを描いたホンジン監督だが、「暴力描写でスリルを与えたいままでのやり方は避けたかった」と語り、本作ではこれまでとは打って変わって、じわじわと息の根を止めるように高まる緊張感と全く先の読めない展開、圧倒的に迫力ある映像で観客を物語に引きずり込んでいく。そんな映画のエッセンスを感じられる重厚感たっぷりの映像となっている。また、「見ているものは本当に真実なのか?」という予告中のナレーションが、本作の謎に迫る重要なキーワードとなっているという。警察官ジョングを演じるのは、43歳にして本作が初の主演作となる名脇役クァク・ドウォン。監督に『哀しき獣』の出演者で最も印象に残ったと言わしめ、今回大抜擢となった。日本から参加した國村さんも、受賞も納得の体を張った熱演を披露。そのほか、日本で主演作公開が相次ぐファン・ジョンミン、演技派の若手女優チョン・ウヒといった実力派がそろう。『哭声/コクソン』は2017年3月11日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月27日累計700万部のベストセラーコミックを映画化した『彼岸島 デラックス』の完成披露上映会が10月4日(火)、新宿ピカデリーにて行われ、出演する白石隼也、鈴木亮平をはじめ総勢10名が人間チームと吸血鬼チームに分かれ、にぎやかに登壇した。鈴木さんは、監督も言っていたと前置きした上で、「お金をかけたB級映画に仕上がっています!」と、独特の表現で完成作に胸を張った。『彼岸島 デラックス』は、松本光司氏が手掛けた原作「彼岸島」シリーズをもとに、2013年にMBS・TBS系列で連続TVドラマ化され、好評を受けて映画化となった。生きて還ってきた者は誰一人いない、吸血鬼伝説が残る彼岸島を舞台に、2年前に島へ行ったまま姿を消した兄の篤(鈴木さん)を探すため上陸した弟の明(白石さん)と、その仲間たちの想像を絶する恐怖の戦いを描く。『彼岸島』シリーズといえば、登場人物の息づかいを表現した、原作に1万回以上登場するという擬音「ハァハァ」がお馴染み。上映会では、キャストを人間チームと吸血鬼チームにわけ、『彼岸島』にまつわる質問にどちらの回答が、より観客を「ハァハァ」させたかで、勝者を決める催しが行われた。キャスト陣がお手本の「ハァハァ」を見せることになり、優しい、強め、息あらめ、言いやすい…など、白石さんや鈴木さんが様々な「ハァハァ」を繰り広げると、はじめ恥ずかしがっていた観客もノリノリに。いざ質問が始まり、「彼岸島にひとつだけ持っていけるとしたら何を持って行く?」という問いには、白石さんが「メガネです。僕は非常に目が悪いんです。島に行くときに目が悪いと戦えないですから。視力をよくして、ハァハァ…」と、茶目っ気たっぷりに答えた。一方、鈴木さんは、「本当に悩みに悩んで実用的に、え~、軍用ヘリ!」と帰る気満々の回答。観客の「ハァハァ」を集計することになり、白石さん側が少ないと分かると、白石さんが急きょ脱ぎだすハプニングが起こった。「ハァハァが、キャーに変わった」と栗原類が目を丸くすると、鈴木さんも触発されて結果的にジャケットを脱ぐことに。すると、さらに「キャー、格好いい!」という女性客からの「ハァハァ」を超えたリアクションを受け、にんまりした鈴木さんだった。そのほか、上映会には桜井美南、遠藤雄弥、阿部翔平、佐藤めぐみ、水崎綾女、高野人母美、柳ゆり菜が出席した。『彼岸島 デラックス』は10月15日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:彼岸島デラックス 2016年10月15日より全国にて公開(C) 2016「彼岸島」製作委員会
2016年10月04日卓球リオ五輪メダリストの水谷隼選手が、10月9日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ特番『逃走中~どうぶつ島を攻略せよ!~』に参戦する。ハンターから制限時間内で逃げ切り、賞金獲得を目指す同特番は、今回初めて、神奈川・八景島シーパラダイスを舞台に展開。イルカ、ラッコ、セイウチといった水族館の人気者たちも登場する。そんな中で参戦する水谷選手。ゲームを終え、「出演のオファーを受けテンションが上がった! 雨の中で何かをすることって子どもの頃以来だったので、今まで参加したテレビ収録の中で、一番楽しかった」と大満足で、「ぜひまた参加したい。八景島は今度家族で来たいです」と楽しんでいる。また、A.B.C-Zからジャニーズ筋肉No.1の塚田僚一と、ジャニーズきっての俊足・橋本良亮も参戦。塚田は「鬼ごっこが大好きだったので自信はあった。すごく白熱した『逃走中』になったんじゃないかと思う」、橋本は「体力はまだまだあるけど、できることはやりつくした! 生き物を見る余裕がないくらい、必死に逃げた」と熱戦を振り返った。さらに、りゅうちぇる、Every Little Thingの伊藤一朗、岡田結実、カリスマショップ店員のぺえも参戦。りゅうちぇるは「イルカが近寄ってきてくれてかわいかった。餌をあげたら手が臭くなったけど…」、岡田は「イルカがかわいくて癒やされて、もうハンターに捕まってもいい!と一瞬思ってしまった」、ぺえは「必死過ぎて生き物を見る余裕は全くなかった」と、それぞれ動物たちへの印象を語り、伊藤は「逃走者みんなが汗やいろんなものを滴らせながら楽しんでいる様子は必見!」と見どころを語っている。ほかにも、加藤諒、澤部佑(ハライチ)、白洲迅、須賀健太、千秋、藤田ニコル、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)、八重樫東、柳沢慎吾が挑む。
2016年10月01日「ベツコミ」(小学館)にて連載され、ドS男子との胸キュンラブストーリーで人気を博した少女マンガ「ココロ・ボタン」が、青山吉能&土岐隼一ら超フレッシュな声優を迎え、映像配信サービス「dTV」の人気ジャンル「マンガ」にて待望のムービーコミック化を果たすことが分かった。高校の入学式の日。気分が悪くなったあたしを助けてくれた古閑くん。――キミに好きになってもらいたい―― そんな想いで告白したあたしは「お試し」でつきあってもらえることになったけど、ちょっぴりSな古閑くんに翻弄されっぱなしの毎日で…?平凡な女子高生・春日新奈と、秀才だがドSな一面もある古閑衛人が繰り広げる胸キュン学園ラブストーリー!dTVの人気ジャンル「マンガ」では、マンガをコマ割りして動かし、そこに声優がセリフを吹き込み、効果音など音声を付け加えた動画=ムービーコミックをランナップ。これまでも「今日、恋をはじめます」や、花守ゆみり、八代拓、山谷祥生、梅原裕一郎、東城日沙子らいま注目の若手声優を迎え「花にけだもの」などが配信。今回、新たにラインナップされるのは、宇佐美真紀・原作のマンガ「ココロ・ボタン」。衛人の正式な彼女になるため奮闘する新奈と、そんな新奈に徐々に惹かれていく衛人の様子が“胸キュン”だと多くの読者のハートを掴み、累計240万部を突破する人気作だ。今回のムービーコミック化に宇佐美氏は「嬉しさもあったのですがキメ台詞を音読されると恥ずかしい!と思ってまして…。でも声優さんの可愛い声、素敵な声で読まれると別物でした!絵も動いてるような演出で感情が伝わりやすく、作品が素敵に生まれ変わったように思えました。初めて『ココロ・ボタン』を知る方にも、楽しんでもらえるのではないかなーと思います!」と期待を寄せた。そして、主人公の春日新奈役を演じるのは、「Wake Up, Girls!」七瀬佳乃役で知られる若手声優・青山吉能。アフレコをふり返り「彼女(新奈)の言動全てに声を当てていくうちに、自然と彼女の中に引き込まれていき、最終的には勝手に声が出るほどでした」と、芝居の新境地を開いたよう。またもう一人の主人公・古閑衛人役には、「アイドルマスター SideM」都築圭役で一躍人気を博し、10月放送「ユーリ!!! on ICE」に出演する声優・土岐隼一。「ドS系?小悪魔系?皆さんはどうですか?僕は好きです!でも友だちにいたら、ハラハラしてしょうがない気がする(笑)でもそんな人も素直になるときはあるんです!そんな素顔を、どうぞ覗いてみて下さい!!」と、見どころをアピールした。主題歌は、全員の身長が180cm以上という8人組男性音楽グループ「SOLIDEMO」の最新シングル「Orange」に決定。本作にピッタリの爽やかで甘酸っぱいポップチューンは必聴。リーダーのシュネルは「Orangeのサウンドと歌詞がマンガの世界ととっても合う楽曲だと思います。皆さんのドキドキするような気持ちと一緒に主題歌も楽しんでもらえると嬉しいです!」とメッセージを送った。dTVマンガ「ココロ・ボタン」は9月20日(火)0時より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年09月14日卓球の水谷隼選手が、きょう9日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ダウンタウンなうSP』(レギュラーは毎週金曜19:00~19:57)に出演し、驚きのエピソードを次々に告白する。リオ五輪で、日本人卓球選手史上初めて、シングルスでメダルを獲得した水谷選手。番組では、五輪の舞台裏を中心に盛り上がるが、水谷選手と仲の良い友人や、妻からの証言を元に、その人間性が明らかになっていく。水谷選手は過去に「貯金額は1億円超」とビッグマウス発言をしたこともあるが、この知られざる舞台裏を告白。また、自身の結婚式の3次会で、妻と大ゲンカになり、彼女が結婚指輪を投げつけて帰ってしまったというエピソードも赤裸々に語る。ほかにも水谷&坂上忍チームとダウンタウンチームによる卓球対決も。リオ五輪にカンボジア代表として男子マラソンに出場した猫ひろしも、元卓球部ということで参加し、水谷選手に勝負を挑む。この日の放送では、若槻千夏、中村玉緒、博多華丸・大吉も登場。飲み仲間ゲストとしてモデルのマギーもお供する。
2016年09月09日シリーズ累計700万部を誇る松本光司によるベストセラーコミックを、TVドラマに引き続き、“弟”白石隼也ד兄”鈴木亮平で演じる『彼岸島 デラックス』。このほど、兄弟の「師匠」と呼ばれるシリーズ屈指の人気キャラクター・青山龍之介にフィーチャーした「師匠」編特報映像が解禁。その声を、ベテラン俳優・石橋蓮司が実写声優初挑戦で演じていることが分かった。600年前より吸血鬼伝説が残る孤島「彼岸島」。この島へ行き、生きて還ってきた者は誰一人いない。禁断の封印が解かれたとき、あふれ出たのは恐怖と絶望だった。島全体には吸血鬼や邪鬼(おに)とよばれる巨大で異様な化け物がはびこり、島民は絶体絶命の窮地に追い込まれる。人間として生き延びるか、感染して吸血鬼と化すか。次々と襲い来る恐怖を目の前に立ち上がったのは、2年前に島へ行ったまま姿を消した兄の篤(鈴木さん)を探すため上陸した、弟の明(白石さん)とその仲間たちだった。島のレジスタンスと共に、化け物たちに立ち向かう明たち。それが想像を絶する戦いになるとは知らずに…。「彼岸島」シリーズの人気キャラ、青山龍之介こと通称「師匠」といえば、身長262cm、体重198kg、特技は丸太振りという人間離れした怪力の持ち主。白石さんと鈴木さん演じる、明と篤兄弟の文字どおり師匠で、吸血鬼たちに対する抵抗組織のリーダーである。今回、そんな師匠の華麗な丸太裁き、キレのあるアクションがたっぷり詰まった特報が到着。この謎多きダークヒーローの声を演じるのは、名優・石橋蓮司だ。石橋さんといえば、蜷川幸雄や蟹江敬三らと共に劇団を旗揚げするなど生粋の演劇人として知られ、北野武監督『アウトレイジ』、監督・阪本順治×主演・藤山直美『団地』など数多くの映画・ドラマ出演でもお馴染み。実写映画では初の声優としての参加となるが、そんな石橋さん演じる「師匠」だからこそ、凄まじい説得力を感じ取ることができる映像になっている。風になびくロングヘアに、普段は恐ろしげな仮面をつけている「師匠」。果たして、その仮面の下は人間なのか?怪物なのか!?「師匠」の活躍にも期待高まる映像を、こちらから確かめてみて。『彼岸島 デラックス』は10月15日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月06日白石隼也&鈴木亮平のW主演で人気漫画を実写化する『彼岸島 デラックス』。ドラマ版に続いての実写化で、さらに進化を遂げる本作のヒロイン・ユキ役を、『合葬』『リップヴァンウィンクルの花嫁』の桜井美南が務めることがわかり、コメントが到着した。原作「彼岸島」は「ヤングマガジン」での連載14年目を迎え、現在でも読者投票上位に常にランクインする人気漫画。吸血鬼に支配された孤島を救うサバイバル・ホラー作品で、他作品にない吸血鬼や巨大モンスターの登場、次々と襲い来る絶体絶命の展開に幅広い年齢層から人気を呼んでいる。今回は、過去の映像化作品では十分に表現することが難しかった邪鬼(おに)と呼ばれる巨大モンスターを、映画化ならではの最新CG技術を駆使して完全再現するという点でも注目が集まっている。本作で桜井さんが演じるのは、主人公・明(白石隼也)の幼なじみであるユキ役。一度決めたことは貫き通す強い意志を持った友達思いの女の子であるユキは、吸血鬼に支配された彼岸島に取り残された明の兄・篤(鈴木亮平)を救うべく、仲間とともに再上陸することを決意。彼岸島上陸後、護られてばかりの自分に嫌気がさし、部活で学んだ弓道に磨きをかけ、次々と襲い来る吸血鬼や吸血鬼が変化した巨大モンスター・邪鬼に弓矢で立ち向かい、仲間の力になろうと奮闘する役どころだ。2014年、人気女優の登竜門といわれる「ネスレ キットカット」の5代目受験生応援イメージキャラクターに、応募者総数8,172名の中から選出されてデビュー。ドラマ「なぞの転校生」でのヒロイン役や、平田オリザ氏脚本・本広克行氏演出の舞台「転校生」、小林達夫監督『合葬』、岩井俊二監督『リップヴァンウィンクルの花嫁』に出演。今年4月には慶應義塾大学へ入学したことでも話題となったほか、8月より放送のBSスカパー!オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」に出演が決定するなど、いま目覚ましい活躍を見せる桜井さんから、コメントが到着している。◆桜井美南コメント今回、映画初ヒロインとしてユキ役に抜擢をしていただき本当にビックリしたのと同時に、アクション初挑戦ということもありダブルプレッシャーを感じていました。弓矢を武器にし、仲間のために果敢に闘うユキ。正義感が強く、人情深い役だったので、アクションを大切にしながらも、心の動きなどを丁寧に演じることを心掛けました。弓矢の練習は思っていた以上に大変でしたが、キャストさんやスタッフさんたちから「意外にもセンスあるじゃん!」と言っていただいたことが自信にも繋がり、堂々とした凛々しいユキが表現できたと思います。関係者試写を拝見しましたが、作品全体を通して、想像をはるかに超える、ドキドキが止まらないド迫力映像になっていました!手に汗握るアクションの合間にあるヒューマンドラマにも注目していただきたいです!そんな桜井さん演じるユキには、闘うヒロインとしてだけでなく、複雑な女心を表現するシーンもあるとのこと。彼岸島最初の上陸後、戦いの末、吸血鬼となって死んでしまったと思われていた、幼なじみであり交際相手のケンとの奇跡的な再会、ユキに想いを寄せ、またユキも友達以上の特別な感情を抱く明の存在との間で揺れ動くヒロインを演じる桜井さんの姿は必見だ。『彼岸島 デラックス』は10月15日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月13日松本光司によるベストセラーコミック「彼岸島」が、2013年のTVドラマに続いて白石隼也と鈴木亮平のW主演で実写映画化。『彼岸島 デラックス』として10月15日(土)より全国公開されることが決定し、「ハァハァ」せずにはいられない(?)特報映像と第一弾ビジュアルが到着した。原作「彼岸島」シリーズは、吸血鬼に支配された孤島で仲間を救い、脱出を試みるサバイバル・ホラー。「彼岸島」(全33巻)、「彼岸島 最後の47日間」(全16巻)、「彼岸島 兄貴編」(全1巻)、「彼岸島 48日後…」(既刊6巻・連載中)は、講談社「ヤングマガジン」にて連載14年目を迎え、現在も読者投票上位に常にランクイン、シリーズ累計700万部を誇る大人気漫画だ。ほかに類を見ない特徴的な吸血鬼やモンスターが数々登場し、次から次へと襲いかかる先の読めない展開が幅広い年齢層から支持されている。本作では、2013年に放映されたMBS・TBS系列での連続TVドラマ版を格段にスケールアップさせ、恐怖を倍増、迫真のアクション、ド迫力の映像、すべてにこだわり抜いて“デラックス”に映画化。主人公・宮本兄弟には、ドラマ版から引き続き白石さんと鈴木さんがW主演で続投する。弟・宮本明を演じる白石さんは、TVドラマ「仮面ライダーウィザード」シリーズの主人公で注目を集め、以後も映画『ストレイヤーズ・クロニクル』、『のぞきめ』、FOD(フジテレビオンデマンド)とNetflix配信ドラマ「グッドモーニング・コール」などへの出演で人気上昇中。また、兄・宮本篤を演じる鈴木さんは、“当たり役”のまさかの続編『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』が現在公開中、『ルドルフとイッパイアッテナ』『海賊とよばれた男』と、幅広い役柄をこなせる実力派として話題作への出演が続々と決定している。今回の映画版で描かれる物語は、原作中盤での大きなターニングポイントである明(白石さん)と篤(鈴木さん)の兄弟対決。第一弾ビジュアルでも示唆されているように、血を分けた兄弟が闘うことになる理由が明らかになるという。また、「彼岸島」といえば、登場人物の息づかいを表現した、原作に1万回以上登場するという擬音「ハァハァ」がおなじみ。ビジュアルに散りばめられた「ハァ」や「ハッ」「ハー」の数々は、この映画版ビジュアルのために原作者・松本氏によって描き下ろされたものだ。一方、本作の映像化において最大の難所は、「邪鬼」(おに)と呼ばれる巨大モンスターの表現。本作では、表情や筋肉の動きなど細部の細部までこだわり抜いた最新のCG技術により、原作で人気の邪鬼たちをド迫力のスケールで再現。特報映像には、「姫」と呼ばれるシリーズの中でも人気の高い邪鬼が、一瞬だけ登場している。シリーズ最強にして最恐の「彼岸島」、劇場で「ハァハァ」すること間違いなし!の兄弟対決と壮絶なアクションシーンに期待が高まる。『彼岸島 デラックス』は10月15日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月18日イケメンとヒロインの“同居”系ラブコメ漫画の金字塔「グッドモーニング・コール」がドラマ化!2月12日(金)に完成披露試写会が行われ、ダブル主演の福原遥、白石隼也、桜田通、荒井萌、健太郎、永嶋柊吾、長澤航也、田中日奈子が舞台挨拶に登壇した。ひょんなことから同じマンションに同居することになった高校生の男女と、彼らを取り巻く面々の恋模様を描き出す。連ドラ初主演となった福原さんは「不安でいっぱいです」と心境を明かしつつ「現場では最初はみんな、人見知りだったんですが、今は仲良しです。ドキドキするシーンがいっぱいあります」と笑顔を見せる。白石さんは25歳にして17歳の高校生役ということで「ヒゲを隠すのが大変です!1日3回剃ってます」と苦笑交じりに明かし、会場は笑いに包まれた。まもなくバレンタインということで、女性陣3人に役柄の枠を取り払って、男性キャラ5人のうち、チョコをあげたい一人に実際にプレゼントしてもらったところ、福原さんは永嶋さんに、荒井さんは健太郎さんに、そして田中さんは桜田さんにプレゼント。主役でありイケメン秀才で非の打ちどころのないはずの上原久志役の白石さんはまさかのゼロ!この異常事態に白石さんはうなだれつつ「まあ、キャラですもんね。僕の問題じゃないから」と平静を装うも、福原さんらから「キャラはすごい人気ですから」と一蹴され、ガックリとうなだれていた。撮影はまだ続いているが、仕上がりについて白石さんは「原作をリスペクトしており、監督からも『台本じゃなく漫画を読め』と言われるくらい。キャラクターの再現度は高いです!」と自信をのぞかせていた。「グッドモーニング・コール」はフジテレビオンデマンド、Netflixにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月12日「神奈川県などが実施の『地域限定保育士』で、保育士不足は解消されるのか」と題した前編では、保育士不足の現状や制度導入の利点についてご紹介した。そんな中、各自治体ではどのような点を保育士確保の課題と捉えているのか。担当者に聞いた。○潜在保育士の掘り起こしが課題まず第1に課題として指摘されたのは、保育士の資格を持ちながら保育士としては働いていない「潜在保育士」の掘り起こしだ。千葉県の担当者によれば、「希望する勤務時間や場所がマッチングできない」「ブランクがあった後にいきなり現場に出るのが怖い」などを背景に、資格保有者の再就職が進んでいない現状があるという。そんな中でも、新たに資格を取得する人の数は限られているとして、「再就職を促す施策に力を入れていく」と語った。また大阪府では、潜在保育士が再就職をためらう理由として、「条件にあった職場を自力で探すのが難しい」「保育事情がわからず不安」などがあると分析。今年度から潜在保育士を対象にした「大阪府保育士・保育所支援センター」を開設し、求職の相談に応じているほか、セミナーや保育体験を通して、現在の保育情勢を学んでもらう取り組みを始めている。○処遇の改善と働き続けられる職場環境づくりをさらに改善が必要と考えられているのが、保育士の待遇面や職場環境だ。処遇の改善について特に沖縄県では、「他の自治体と比べても保育士の平均年収が低い」と分析。要因のひとつに、認可保育所でも非正規職員の保育士が多いことをあげ、正規雇用化した場合、施設に補助金を支給する制度を今年度から導入している。加えて神奈川県の担当者は、「保育士の平均就業継続年数は7.6年と短いため、現在就業中の保育士が継続して保育現場で活躍してもらうための方策も併せて必要だ」と主張した。県が保育士登録を行っている人を対象に行ったアンケート調査※では、保育士としての仕事を辞めた理由として、「結婚のため」(23.7%)、「妊娠・出産のため」(23.4%)、「育児のため」(15.1%)が上位に入っている。厚生労働省は来年度以降、通常もしくは地域限定とする試験の枠組みを問わず、保育士資格試験を年2回実施する地域を拡大していくという。国には、新たな保育人材の確保に加えて、資格取得者が長く働き続けられる環境づくりも求められているといえるだろう。※平成26年度神奈川県保育士実態調査結果による※画像と本文は関係ありません。
2015年11月14日全国で保育所の整備が進められる中、深刻な問題となっている「保育士不足」。国は平成29年度末までに、46.3万人の保育士が必要だとしているが、そのためには新たに6.9万人の保育士を確保しなければならないという(平成27年1月時点)。その確保策として、今年から導入された「地域限定保育士」の試験がこのほど、神奈川県、千葉県(成田市)、大阪府、沖縄県の4府県限定で実施された。3年間、受験した自治体で働くことを条件に、年1回の試験を2回に増やすというこの試みに、行政はどんな期待を抱いているのか。各自治体の担当者に聞いた。○深刻な保育士不足の実態「地域限定保育士」は、受験した自治体でのみ保育士として働くことができる資格のことを指す。受験者にとって最大のメリットは、通常年に1回しか受験できない保育士試験のチャンスが2回に増える点。保育士登録を行ってから3年を経過すれば、全国で働くこともできる。今年からこの制度を導入した4府県が共通して抱えている悩みはもちろん、深刻な保育士不足だ。このままでは、神奈川県で平成31年度までに約3,000人、沖縄県では平成29年度までに約2,300人の保育士が足りなくなるという。大阪府の担当者は現状として、「受け皿となる保育所を整備することはできるが人がいない」と指摘。千葉県では、国家戦略特区に指定されている成田市限定の導入となっているものの、「成田市だけでなく、東京に近い地域は特に不足している」という。○"より早く"確保できることにメリットしかし、「地域限定保育士」の導入が果たして保育士不足の解決策となるのだろうか。この点について4府県すべての担当者が口をそろえて指摘したのは、「受験回数が増えれば来年4月からすぐに働ける保育士の数が増える」ということだ。保育士資格は3年の間に8科目の試験を受験し、最終的に実技試験に合格することで取得できる仕組みになっている。そのため、未受験科目や不合格科目の残っている受験者が、この制度を利用して合格を勝ち取れば、来年の試験を待たずして、資格を取得できることになる。自治体にとってはいち早く、保育士を確保できることにつながるのだ。10月に行われた地域限定保育士の試験で、沖縄県では約500名が受験。ほかの府県でも、通常試験時を上回る受験申し込みがあったという。約2,000人の受験申し込みがあった千葉県の担当者は、「例年の合格率が20%ほどと考えると、単純に例年より約400人分、合格者数が増えることになり、数としての確保ができる」と話した。さらに制度を導入したのが4府県に限られていることもあり、ほかの自治体在住者が同府県で働いてくれる可能性が高まる点も魅力だという。大阪府の担当者は、「大阪府で働きたいという人の機会を創出することにつながる」と回答。神奈川県や千葉県でも、他地域からの受験者がみられたことに期待を高めている。一方で担当者に取材すると、いずれの自治体もこの制度が抜本的な解決策になるとは考えていないことがわかった。地域が必要としている対策とは何なのか。後編では、課題と行政の施策についてご紹介する。※画像と本文は関係ありません。
2015年11月13日