昭和時代においては50%超えが当たり前、年によっては80%を超えるなど、圧倒的な視聴率を誇った『NHK紅白歌合戦』。多くの国民の注目を集めるがゆえに、出場する歌手のパフォーマンスにも熱が入り、思わぬ“事件”を呼んでしまうこともある。’82年の紅白に『チャコの海岸物語』で出場したサザンオールスターズは、ボーカルの桑田佳祐が当時、国民的歌手と呼ばれていた三波春夫さんを思わせるコスプレとモノマネでパフォーマンス。このこと自体も「大御所を愚弄している」と批判を浴びたが、さらに間奏で「国民のみなさま、ありがとうございます。われわれ放送禁止も数多くございますが、こうやっていけしゃあしゃあと出させていただいております。とにかく、受信料は払いましょう!裏番組はビデオで観ましょう!」と叫んだことが物議をかもした。サザンオールスターズは翌年の紅白にも『東京シャッフル』で出場。しかし、それ以降、桑田佳祐がソロで特別出演する’10年まで26年間、紅白に出場することはなかった。’85年の紅白に『にくまれそうなニューフェイス』で白組のトップバッターとして出場した吉川晃司は、シャンパンを口から吹き出し、ステージ上にまき散らしながら登場。持ち時間が終わっても演奏を続け、ステージから立ち去らなかったため、次の河合奈保子の出番とかぶってしまい、『デビュー~Fly Me To Love』の冒頭部分を河合が歌えなくなる(河合は笑顔で乗りきる)という“事件”を起こしている。また、吉川がまき散らしたシャンパンが原因かは定かでないが、白組の2組目として『スシ食いねェ!』を歌唱したシブがき隊の布川敏和(フッくん)がステージ上で2度も転倒し、メンバーの本木雅弘(モッくん)に「大丈夫!?」と声を掛けられるというハプニングも。吉川はこの“事件”以降、現在に至るまで一度も紅白には出場していない。後に伝説として語り続けられる“事件”を起こしたのは、‘90年の紅白に初出場した長渕剛。当時の本誌《紅白16分間熱唱に―大批判の声で、当惑》によると――。《“国際”紅白の目玉、長渕剛が画面に映ったのは午後8時半すぎ。ベルリンからの第一声は「寒いもなにも現場を仕切っているのがドイツ人ばっかりで、闘ってくれる日本人がいない。こっちはタコばっかりです」。しかも、3曲連続の16分以上も時間を独占したとあって、批判が続出。せっかくの視聴率50%台回復も台なしとなってしまったようだ。「植木等、北島三郎が持ち時間をカットされたのに、これでは不公平ではないか」と、年が明けてから視聴者から抗議の電話が殺到。さらに(1月)2日、恒例の新春公演中の五木ひろしも「こっちは20年間出続けて3分ですからね」と不満顔。長渕と言えばこれまで紅白出場を拒否。それが一変したのはNHKの特別措置(’90年10月に東西統一を果たしたドイツのベルリンから生中継)によるもので、こうした批判は本人のせいではないから、年明けから当惑、苦虫をかみつぶしているとか。》長渕は’03年、『しあわせになろうよ』で13年ぶりに紅白出場。NHKホールで行った自身のコンサートで「ここ、NHKホールだよな。その昔、出入り禁止になったんだ、おれ。3曲ほど歌っちゃって、あのころ。くそ生意気なガキだったんだよ。考えてみたら、本当にスイマセン!いろいろ諸事情があってね。一応、自分のなかでは正論だったんだけど、どうもな、若かりしころの正論っていうのは、なかなか社会には通用しない。それをまあ、おれが代表で見せたようなもんだ」と語っている。
2021年12月29日アイドルグループ・ももいろクローバーZが、31日に東京・日本武道館で「第5回 ももいろ歌合戦~届け! 希望の彼方へ〜」を開催することが決定し、第1弾出場者が発表された。同イベントは、ももクロメンバーが「紅組」「白組」に分かれて対決、豪華アーティストがフル尺で歌唱する年越しカウントダウンライブ。2日に行われた「第5回 ももいろ歌合戦 出陣式 生中継」で、玉井詩織と佐々木彩夏が「紅組」、百田夏菜子と高城れにが「白組」になること、そして昨年に引き続き2年連続で俳優の舘ひろしが応援団長に就任することが発表された。また、第1弾出場者も明らかになり、初出場となる五木ひろしがサプライズゲストで番組に登場した。五木のほか、華原朋美、上坂すみれ、『ウマ娘 プリティーダービー』から誕生した声優ユニット・ウマ娘 プリティーダービー、Saucy Dog、サンリオキャラクターズ、Da-iCE、鈴木鈴木、もーりーしゅーと、まなまる、村方乃々佳らの初出場が決定。さらにとんねるずの木梨憲武が、ココリコ・遠藤章造とネプチューン・堀内健の3人組ユニット「ももクロちゃんと木梨とココリコ遠藤とホリケンとだれか」で出演するなど豪華な顔ぶれが揃う。当日は、ABEMAの「ABEMA SPECIAL2」で特別番組『第5回 ももいろ歌合戦〜届け! 希望の彼方へ〜50組超え出場! 年越し8時間無料生放送』の配信も決定。ももクロのスペシャルライブ、「第5回 ももいろ歌合戦」をノーカットで放送し、17時から8時間にわたり生配信する。そのほかBS日テレ(19:00~)、ニッポン放送(22:00~)、テレ玉(22:00~)、三重テレビ(22:45~)、チバテレミライチャンネル(23:00~)でも放送。2年ぶりの有観客開催に百田は、「新型コロナウイルスの影響で、皆さん大変な1年だったと思うので、そんな年だったからこそ大晦日は笑顔で新年を迎えたいと思っていて。みんなで力を合わせて2021年の明るい締めくくりと希望溢れる2022年を迎えたいです」とコメントし、玉井も「今年で第5回ということで、紅組、白組で分かれているからには、勝負で戦って勝ちたいです! 勝ちたいという気持ちもありつつ、来てくれる皆さん、配信で見てくれる皆さんと最高の1年の締めくくりにしたいです」と意気込む。佐々木は「一昨年は有観客と配信どちらでもやらせていただき会場にいる皆さん、色々な場所から配信で見てくださっていた方のたくさんの気持ちが伝わったので、今年もみなさんで最高な、新たな1年を出迎えたいです」とファンにメッセージを送り、高城は「今まで2度負けてしまっているので、今年は3度目の正直で勝てるように“ガチ燃え”です!」と勝利へに意欲を見せた。■第5回『ももいろ歌合戦』 第一弾出演者※カッコ内は出演回数あたらよ(初)アップアップガールズ(仮) (4)彩羽真矢(初)Anna(初)いぎなり東北産(初)石川柊太(3)泉谷しげる(3)五木ひろし(初)上坂すみれ(初)ウマ娘 プリティーダービー(初)遠藤章造(ココリコ)(初)オーイシマサヨシ(2)大友康平(3)岡田将生(3)尾崎裕哉(初)角田晃広(東京03)(5)華原朋美(初)氣志團(5)木梨憲武(2)サイプレス上野とロベルト吉野(5)Saucy Dog(初)さだまさし(5)サンリオキャラクターズ(初)CZ’21(初)塩乃華織(5)笑福亭鶴瓶(5)私立恵比寿中学(3)水前寺清子(5)SUPER★DRAGON(3)鈴木鈴木(初)Da-iCE(初)高木ブー(2)高橋ジョージ(初)田中将大(5)超ときめき宣伝部(2)東京女子流(4)戸田恵子(2)703号室(2)西川貴教(3)NOKKO(3)村方乃々佳(初)HYDE(2)妃海風(3)ヒプノシスマイク(山田三郎・毒島メイソン理鶯・有栖川帝統・観音坂独歩・天谷奴零・天国獄)(4)ファーストサマーウイカ(2)BOYS AND MEN(3)堀内健(ネプチューン)(初)mao(初)松崎しげる(4)松本明子(5)まなまる(初)もーりーしゅーと(初)森口博子(5)MORISAKI WIN(初)山野さと子(初)
2021年12月03日今年の大みそかに放送予定の『第72回NHK紅白歌合戦』に、出場しないことが判明した五木ひろし(73)。昨年で歴代最長となる50回連続出場を記録し、’13年に“卒業”した北島三郎(85)と並ぶ出場歴となった。だが各メディアによると、五木は大阪・新歌舞伎座でコンサートを開催した10月17日、紅白に出場しない意向を明かしたというのだ。そして「いつか来ること。永遠に続くわけではない」としつつも、「連続50年出場を達成できたという喜びを胸に終了したいと思う」とファンに語ったという。「五木さんは’07年を最後に、トリを務めていませんでした。北島さんが50回目の出場となった際は大トリを務めていましたが、昨年の五木さんに対してはそういった配慮はなかったようです。五木さんも『せっかくの記念なのにな……』とこぼしていたといいます。今回、ファンに向けて紅白を退くと明かした五木さんですが、『落選』や『辞退』という言葉は使わなかったそうです。きっと、五木さんなりのプライドがあったのかもしれませんね」(プロダクション関係者)’71年の初出場以来、紅白を支えてきた五木。彼のような功労者が退く背景には、NHKの“思惑”があるという。「紅白は年々、若年層を取り込もうとする傾向にあります。例えば米津玄師さん(30)やYOASOBIは、紅白出場をもってテレビでのパフォーマンスを初披露。また昨年出演したNiziUは『反響の大きさを無視できない』として、デビュー前に初出場が決定。他にも覆面で知られる4人組ボーカルグループ・GReeeeNはARを駆使した映像演出で登場し、SNS上で話題を呼びました」(テレビ局関係者)だがそういった新陳代謝に伴い、歌謡曲や演歌のジャンルは押され気味にあるという。「演歌・歌謡枠での出場者は年々減少しており、昨年は41組中9組でした。さらにそのなかでも、若手の歌手が選ばれているようです。昨年の白組では五木さん以外、山内惠介さん(38)や三山ひろしさん(41)、氷川きよしさん(44)など30〜40代が中心。いっぽう近年の氷川さんは、演歌とは異なるジャンルにも挑戦しています。ただ、北島さんは’18年に特別企画として『まつり』を披露し、昨年はリモート出演もしました。五木さんにも今後、そのような形での出演機会はあるかもしれません」(前出・テレビ局関係者)このような加速する“演歌外し”に、ネット上では《そんな……五木ひろしがいない紅白なんて》《演歌が好きな身としては、非常に悲しいです》と残念がる声が。その一方で、《さすがにもう演歌と最近の音楽との共存は難しいかなと》《演歌を聴く層が減っているでしょうし、聞かない層にはまったく知らない曲か古い曲みたいな感じになりますので、枠が減るのはいたしかたないですね》と理解を示す声も上がっている。
2021年10月20日6月9日、加山雄三(84)が東京五輪の聖火ランナーを辞退したことが発表された。今月28日に神奈川県藤沢市内を走る予定だった加山だが、オフィシャルサイトを通じて辞退を決めた思いを明かしている。《僕はスポーツが大好きです》と切り出し、64年に開催された東京五輪では黒澤明監督の映画『赤ひげ』を撮影していたことから、《観戦したり応援することがほとんど出来ず悔しい思いをしました》と振り返った加山。《今回の東京オリンピックこそ、心から応援し、また自らも盛り上げたい気持ちでいっぱいでした》と綴るも、《しかしながら今改めてこの世界の状況を見た時、手放しに開催を喜ぶことが僕は出来ません》とコメント。続けて《一度はお引き受けをした聖火ランナーですが、そして直前になってしまいましたが、勇気を持って僕は辞退いたします。今は、することもやめることも勇気が必要だと思います》と、その決意を記している。「ひとつの夢」だったという聖火ランナーを、コロナ禍による深刻な世情を理由に辞退した加山。さかのぼると今年2月から、藤井聡太二冠(18)や五木ひろし(73)、常盤貴子(49)など多くの著名人らが相次いで聖火ランナーの辞退を発表。辞退した著名人らが挙げた理由の大半は、「スケジュールの都合」によるものだった。「大会組織委員会は2月25日に、感染対策を盛り込んだ聖火リレーのガイドラインを発表しました。聖火ランナーは走る2週間前から、『会食や密集する場所への外出を避けること』『体調情報は組織委員会に報告すること』といった要請が出されました。実質的に“隔離”を命ずるような要請は、多忙な著名人にとってハードルが高かったようです」(プロダクション関係者)■「スケジュールの都合」から変化しつつある辞退理由そして時が経つにつれ、その理由にも変化がーー。「スケジュールの都合」ではなく、加山のように“コロナ禍による影響”を辞退理由に挙げる著名人が目立ってきたのだ。3月に聖火ランナーの辞退を発表した黒木瞳(60)は、「自分が走ると沿道で密集した状態を避けるといった感染防止対策が困難になるのではないか」と危惧し、辞退に至った。4月に辞退を発表したイモトアヤコ(35)も、その理由をインスタグラムで《私が公道をランナーとして走ることで人がたくさん集まってしまうのではないかということがわたしの一番の懸念点です》と綴っていた。今月4日に岩手県の聖火ランナー辞退を発表したばかりの、のん(27)も「岩手に行くことで、不安とご心配をおかけしてしまうとしたら、本意ではありません」とコメントしていた。現在、福島県を除いた東北5県を走っている聖火リレー。しかし青森県ではむつ市や三沢市など10市町村で中止になるなど、当初の予定を変更するケースが各地で相次いでいる。大会組織委員会が「安心・安全」を謳ういっぽう、「絶対大丈夫」と言い切れる確証はない。「どの地域も感染防止策に気を配っていますが、聖火リレー関係者の感染も報告されています。またランナーが通る瞬間は沿道が密状態になりやすく、ソーシャルディスタンスは観覧者の“良心頼み”。加山さんは宣言解除後に走る予定でしたが、感染者のリバウンドも懸念されています。さらに五輪開催まで50日を切った段階で、政府分科会の尾身茂会長が『普通はやらない』と警鐘を鳴らしてほど。そんな状況で走ったことでむしろマイナスイメージがついてしまうことを、著名人サイドも懸念した上での辞退なのでしょう」(全国紙記者)
2021年06月10日3月いっぱいで、まる60年の歴史を刻むNHK連続テレビ小説(以下、朝ドラ)。そこで、出演者たちの“特ネタ”はもちろん、人に話したくなるトリビアをクイズ形式で出題!あなたの“マニア度”は……?【Q1】高視聴率を呼んだ“●●時代の女性”という設定最高視聴率62.9%をたたき出した第31作『おしん』(’83年)は、明治から昭和を生き抜き、スーパー業を営む女性の一代記。好景気に沸く日本人が忘れかけた、ものの大切さや清貧を描いた。男性中心社会の明治時代を生き抜く女性の気骨を描いたのは、第36作『はね駒』(’86年)。ヒロイン役・斉藤由貴の好演も光り、最高視聴率は49.7%を記録。明治時代の女性を描いた作品は26作品ある。【Q2】『マッサン』、『エール』以前に男性が主人公を演じた作品は?第91作『マッサン』(’14年)、第102作『エール』(’20年)は、男性が主人公を演じた珍しいケース(前者の主演は玉山鉄二、後者は窪田正孝)。しかし第1作『娘と私』(’61年)、第3作『あかつき』(’63年)、第5作『たまゆら』(’65年)、そして第7作『旅路』(’67年)など、初期は男性を主人公に据えた作品が多かった。そのほか男性を主人公として描いた作品は、第32作『ロマンス』(’84年・主演:榎木孝明)、第33作『心はいつもラムネ色』(’84年・新藤栄作)、第35作『いちばん太鼓』(’85年・岡野進一郎)、第53作『走らんか!』(’95年・三国一夫)など。【Q3】「主演は無理!」のひとことでヒロインの座についた女優は?第15作『水色の時』(’75年)でヒロインを演じた大竹しのぶ(当時17歳)だが、最終オーディションでは落選寸前だったとか。しかし、脚本家たちの猛烈なプッシュによって選ばれたという。松嶋菜々子は演技経験が少なく、オーディション時に「(主演は)無理だと思います」と正直に話したことが制作陣の目に留まり、第54作『ひまわり』(’96年)のヒロイン抜擢につながった。【Q4】収録中に「ニューヨーク留学」が決まっていた人物とは?話題を呼んだバイプレーヤーといえば、第11作『繭子ひとり』(’71年)で家政婦・田口ケイを演じた黒柳徹子。田口は劇中、アメリカで家政婦をすることを選び、ニューヨークへとたっていくが、これは黒柳自身、アメリカ留学に行くことが決まっていたことから加えられた設定だった。【Q5】第67作『まんてん』に出演した宇宙飛行士は誰?第5作『たまゆら』(’65年)には原作者の川端康成が、そして第3作『あかつき』(’63年)には同じく原作者の武者小路実篤が劇中に出演するなど、“意外な出演者”も朝ドラの名物だ。第67作『まんてん』(’02年)には、スペースシャトル・エンデバーに搭乗した宇宙飛行士の毛利衛さんが本人役として登場。また、五木ひろしも第77作『ちりとてちん』(’07年)にて本人役で登場している。【Q6】元サッカー日本代表が朝ドラで演じた役とは?意外な出演者は、枚挙にいとまがない。元サッカー日本代表のラモス瑠偉は第66作『さくら』(’02年)で居酒屋店主・レオナルド役を演じた。また、『マッサン』にて、戦後のどさくさにまぎれて大阪で模造ウイスキーを販売する「柴田商会」の社長とその部下を演じたのは、安田大サーカスの団長とクロちゃんだった。【Q7】脚本家が5人も交代した“いわくつき”の作品は?長期にわたって撮影を行う朝ドラだが、なかには“ドタバタ降板劇”が報じられた作品も。脚本家・橋田壽賀子の人生を描いた第52作『春よ、来い』(’94年)では、主演の安田成美が途中降板。橋田との確執が噂された。鈴木京香がヒロインを演じた第46作『君の名は』(’91年)は視聴率の低迷にあえぎ、脚本家が5人も交代することに……。’22年に放送が予定される第106作『ちむどんどん』では、黒島結菜がヒロインに抜擢。朝ドラの歴史はまだまだ続く。「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月17日2020年11月18日に急性大動脈解離で亡くなった、東映会長の岡田裕介さん(享年71)のお別れの会が10日に行われ、約2,000名が参列した。東映映画のオープニングシーンの「荒磯に波」をイメージして作られた祭壇には、主なプロデュース作品のポスターも設置された。会場では俳優時代からプロデューサー、東映社長、会長を含めた経営者などの多彩な顔を持つ岡田会長の足跡を表した11分間の映像が流れ、俳優達の言葉や「映画館はなくならない、映画は不滅です」と語る2016年のインタビュー、日本アカデミー賞授賞式の「公平な賞の選定はもとより、日本映画の最大のお祭りとして日本映画が続く限り君臨してほしい」などのスピーチも収録し、一貫して、人を楽しませることの素晴らしさを体現していることに触れられたものに。戒名は東映、裕介の裕、本名の剛を入れた「東裕院殿天山剛映大居士」が授けられた。会場には阿部寛、石田ゆり子、五木ひろし、岩下志麻、大後寿々花、かたせ梨乃、上川隆也、岸部一徳、北大路欣也、工藤遥、國村隼、笹野高史、佐藤浩市、佐藤友美、里見浩太朗、篠原涼子、笑福亭鶴瓶、竹中直人、舘ひろし、田中義剛、田山涼成、豊川悦司、内藤剛志、中山忍、仲村トオル、名取裕子、西田敏行、橋本マナミ、原日出子、東山紀之、堀内孝雄、萬田久子、三田佳子、松平健、美木良介、水谷豊、森高千里、南野陽子、由紀さおり、柳葉敏郎、吉田栄作、吉永小百合、渡辺裕之と多くの俳優陣が訪れ、その死を悼む。さらに大森一樹監督、木村大作監督、阪本順治監督、周防正行監督、滝田洋二郎監督、堤幸彦監督、成島出監督、平山秀幸監督、山田洋次監督、行定勲監督、大谷信義氏(松竹 代表取締役会長)、迫本淳一氏(松竹 代表取締役社長)、松岡功氏(東宝 名誉会長)、島谷能成氏(東宝 代表取締役社長)、角川歴彦氏(KADOKAWA 取締役会長)と、映画業界人も続々と訪れた。俳優陣からは「こんなにも突然岡田会長がお亡くなりになられたことが今でも信じられません」(阿部寛)、「亡くなる3日前、元気で楽しく電話で話していたのに」(小林稔侍)、「亡くなられた日の数日前にお元気な笑顔を見ていただけに、吃驚したという凡庸な言葉しか浮かびませんでした。『こんな寒い中でどんだけ役者を立たせるんだ!』と役者の身体を気遣ってくれた岡田会長の姿が最後になるとは」(佐藤浩市)と、突然の訃報に驚きの言葉も。また、岡田さんが陣頭指揮を執っていた映画『いのちの停車場』(5月21日公開)主演の吉永小百合は「40年間も、映画づくりをご一緒させていただき、心から感謝して居ります」と心境を表し、同作に出演する広瀬すず、西田敏行も言葉を寄せた。岡田さんは、1970年に映画『赤頭巾ちゃん気をつけて』で俳優デビュー。その後、『実録三億円事件 時効』(75年)、『吶喊』(76年)、『火宅の人』(86年)などに出演し、プロデューサー業でも手腕を発揮しながら、1988年に東映に入社。東京撮影所長兼第一企画部長を経て、2002年に代表取締役社長に就任。2014年からは東映グループ会長を務めていた。○吉永小百合 コメント〝裕介さん、今、どちらですか? お元気ですか?〟大空に向かって、森の奥に向かって、時折声を掛けたくなります。あまりにも突然で、もうお会いできないという実感が涌かないのです。でも、現実なのですよね……。40年間も、映画づくりをご一緒させていただき、心から感謝して居ります。ありがとう!本当に、ありがとうございました。○広瀬すず コメント岡田会長のユーモアなお人柄で楽しい時間を過ごさせて頂いていた直後の事で、今もなんだか心の中がふわふわしています。私自身なかなか東映作品に参加させて頂く機会がなく初めてご一緒させて頂き、岡田さんが完成まで楽しみだなぁ、とおっしゃっていたので、凄く寂しいです。岡田さん、ゆっくりゆっくり休んで下さい。○西田敏行 コメント本当に岡田さん、いないんですか?もしかしたらすぐ傍にいるんじゃないですか。今でも、後ろから「西やん!」って声をかけられそうな気がします。先代のお父様は岩のような人でしたが、裕介さんは風のようにそして林のように涼やかな個性をお持ちで多くの人に愛され、また日本映画を語る上で欠かせない存在と思います。岡田さんとの別れを受け入れるにはもう少し時間が欲しいですが、ひとまずお別れですね。ご冥福をお祈りします。
2021年03月11日「この1週間で、5名もの著名人が聖火ランナーを辞退すると発表しました。今後も、この流れは続くと思います」(JOC関係者)著名人による聖火ランナーの“辞退ドミノ”が止まらない。2月3日に、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会・森喜朗前会長(83)による数々の問題発言をきっかけに辞退したロンドンブーツ1号2号・田村淳(47)を皮切りに、11日には藤井聡太二冠(18)がスケジュールの都合で辞退していたことが判明。その後も、25日に五木ひろし(72)、26日に常盤貴子(48)、27日には斎藤工(39)と玉城ティナ(23)と著名人らが次々と辞退を発表。3月2日にも渡辺徹(59)が、辞退を発表したばかりだ。田村を除き、著名人らが辞退理由として挙げたのが“スケジュールの都合”によるもの。しかし、なぜ同じ時期にこれだけ多くの辞退者が続出したのだろうか。あるプロダクション関係者は、その背景に組織委員会からの“要請”も影響していると言う。「2月25日の会見で、組織委員会の橋本聖子新会長(56)が聖火リレーに関するガイドラインを発表いたしました。“走行時以外はマスク着用”といった対策のなかに、聖火ランナーは“実施2週間前から会食や密集する場所への外出を避けること”を要請されています。体裁としては“要請”ですが、著名人の影響力を考えると実質的に“隔離”を命じているようなものです。聖火ランナーに選出される著名人の方はただでさえ多忙ですから、2週間前からほぼすべての仕事が封じられるのはさすがに困るでしょう。それぞれ昨年から辞退の調整は進んでいたそうですが、ガイドラインが発表されたこともこのタイミングで公表した理由の一つと聞いています」“隔離要請”に泣く泣く辞退した著名人ランナーたち。多忙なだけに、辞退が続き、このままゼロに……なんてことにはならなそうだ。お笑い芸人のロッチ・中岡創一(43)は27日、Twitterで《聖火ランナーの空いた枠にロッチ中岡はいかがですか?》と“立候補”。地元・長野県でランナーを務める予定だったオリエンタルラジオ・藤森慎吾(37)も28日にTwitter「藤森、地元長野で聖火ランナーやらせていただきます」と宣言していた。想定外の空き枠争いを制する著名人は果たして――。
2021年03月03日海の底へと男の体がゆっくり沈んでいく。そんなファーストシーンが悲劇的な結末を予感させる、綾野剛と舘ひろしの初共演作『ヤクザと家族 The Family』。しかも、メガホンをとるのは、『新聞記者』の藤井道人だ。権力の腐敗をメディアが暴いて、「正義は勝つ」的な爽快感を味わわせてくれるハリウッド映画と違い、不正を知っても闘うすべのない虚無感に日本社会の現実を映し出した監督である。その注目監督が、ヤクザを題材に描くとなれば、いわゆる任侠映画になるはずがない。抗争ではなく、“家族”を通して描かれるヤクザもまた、日本社会を映し出すことになる。3つの時代で描く、あるヤクザの20年。初のヤクザ役となる綾野が演じるのは、海辺の町で荒んだ少年時代を送った男・山本賢治。43年ぶりのヤクザ役という舘が演じるのは、地元のヤクザの親分・柴咲博。運命の巡りあわせか、柴咲の危機を救った山本は、柴咲と父子の契りを結び、ヤクザの世界に足を踏み入れる。持ち前の一本気を武器にヤクザの世界で男をあげるなか、山本は愛する女性とも出会うが、対立組織・侠葉会の攻勢は強まる一方。柴咲組という“家族”を守るためにある決断をした彼は、14年後、暴対法の影響で衰退した柴咲組の姿に、もはや社会にはヤクザが生きる場所がないことを知ることに。そんなヤクザになるしかなかった男と、そうすることで得た“家族”の20年間が、1999年、2005年、2019年という3つの時代を舞台に描かれる。綾野は、山本の20 年間を鮮やかに体現。金髪で真っ白な上下に身を包んだ尖った空気の19歳。背中の刺青もサマになっている20代半ば。そして、ヤクザが排除される社会で、愛する人からも疎まれる存在になってしまう現実に苦悩する40歳近くまで。しかも、リアリティに溢れているのは、さすが綾野といったところ。時代ごとに変わる映像のテイストも、1999年と2005年の過去パートと2019年の現代パートでは変わるスクリーンサイズも、山本の生き様の変化をより体感させてくれる。一度足を踏み入れたら、ヤクザをやめても5年間は、銀行口座も作れず、社会復帰が難しい現実をも映し出すあたりは社会派監督ならでは。しかも、時代はSNS全盛。心ない情報発信で、やっと手に入れた新しい家族との幸福は簡単に壊れてしまう。もはや、ヤクザは映画の中でもかつての任侠映画のように男が憧れる存在ではなく、生きるためにもがく存在なのだ。でも、これはせつないだけの物語ではない。父親を抗争で殺され、幼い頃から賢治を慕っていた半グレのリーダー・翼と、自分の父親がどんな人間だったか知りたがる少女・彩。そんな2人は、たとえヤクザでも父親は子供にとって大切な存在だということを浮かび上がらせ、この物語を本当の家族の物語へと昇華させて、驚くほど深い余韻を残す。しかも、どこか品格を感じさせる昔かたぎのヤクザが似合う舘の存在感も抜群なら、悪徳刑事役の岩松了ら、脇を固める面々も実力派揃い。侠葉会のキレキレの若頭・川山を演じる駿河太郎といい、『何食べ』のジルベールとも『恋する母たち』の赤坂くんともまるで別人の翼役の磯村勇斗といい、役者の新たな一面に触れる醍醐味もいっぱい。この魅力、ぜひ味わって。『ヤクザと家族 The Family』監督・脚本/藤井道人出演/綾野剛、尾野真千子、北村有起哉、市原隼人、磯村勇斗、菅田俊、康すおん、二ノ宮隆太郎、駿河太郎、岩松了、豊原功補、寺島しのぶ、舘ひろし1月29日(金)全国公開。©2021「ヤクザと家族 The Family」製作委員会※『anan』2021年2月3日号より。文・杉谷伸子(by anan編集部)
2021年01月31日一年の締めくくりである国民的音楽番組『NHK紅白歌合戦』。今回は無観客開催、出演者が3会場に分かれての歌唱など異例づくめだったが、視聴率は見事、大台の40%超えを達成。なかでも重要なのが、やはり番組を締めくくるトリの存在。白組トリを務めたのは、27年ぶりにNHKホールでの歌唱となった福山雅治(51)。名曲『家族になろうよ』で締めくくった福山だが、そんな福山に複雑な思いを抱いていた大御所が。今回で50回目となる最多タイの出場記録を誇る五木ひろし(72)だという。「同じく北島三郎さん(84)が50回目の出場となった際は、大トリを務めていましたが、五木さんは今回トリ候補にも挙がらなかったといいます。五木さんは07年を最後にトリを取っていません。長年支えてきた功労者である五木さんにはNHKがもう少し配慮すべきだったと思います。五木さんも『せっかくの記念なのにな……』と残念がっていたそうです」(芸能プロ関係者)しかし、五木の紅白は今回で終わったわけではない。「北島さんは50回目の際に自ら勇退を宣言しましたが、五木さんは今回、一切明言していません。最多出場となる51回を目指す可能性は大いにあるでしょう」(前出・芸能プロ関係者)今年末は多くの観客が見守る『紅白』に戻るよう願うばかりだ。「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月04日2020年12月24日、作詞や作曲で多くの名曲を生み出した、中村泰士(なかむら・たいじ)さんが亡くなったことが分かりました。81歳でした。サンケイスポーツによると、中村さんは同月20日に肝臓がんのため大阪市内の病院で息を引き取ったといいます。中村さんは細川たかしさんの『北酒場』や、ちあきなおみさんの『喝采』、五木ひろしさんの『そして…めぐり逢い』など、数多くのアーティストに名曲を提供してきました。元々は歌手として活動していたため、80歳を迎えた2019年には『80ステージ達成記念ライブ』で歌声を披露していた中村さん。老いを感じさせない姿で多くの人を驚かせ、「紅白歌合戦に出たい」と笑顔で目標を語っていました。訃報に対し、中村さんの歌に元気付けられた多くの人から「数々の名曲をありがとう」「昭和の歌謡曲といえば中村さん」といった声が上がっています。きっと雲の上でも、笑顔で歌ったり、曲を作ったりしていることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年12月24日綾野剛と舘ひろしが初共演する映画『ヤクザと家族 The Family』(2021年1月29日公開)のポスタービジュアル、予告動画が公開された。本作は、ヤクザという生き方を選んだ男の、3つの時代にわたる壮大なヒューマンストーリー。自暴自棄になっていたとき、地元のヤクザの親分から手を差し伸べてもらったことで心の救いを得て父子の契りを結ぶ少年期。時は移り、ヤクザとして名を上げていく男にも愛する自分の家族ができる。一方、暴力団対策法の施行はヤクザの有り様を一変させた。男の選んだ生き方は様々な矛盾を起こし始め、組の存続を巡る因縁の敵との戦いの中、ヤクザであることを貫くことは、一方でかけがえのないものを失うという状況を突きつけられていくが……。今回公開されたポスタービジュアルは、映画撮影前に「“家族”の話ならこういうポスターだよね」と制作陣が盛り上がった話をもとに制作された。綾野演じる柴咲組の若頭補佐・山本賢治にとって最愛の「2つの家族」を表現している。ポスター公開に合わせ、主題歌「FAMILIA」が冒頭から流れる30秒バージョンの予告も完成。同曲は、King Gnuとしても活動する常田大希率いる音楽集団millennium paradeの名義で書き下ろされた1曲で、プライベートでも親交のある綾野からの熱いラブコールでコラボレーションが実現した。また、12月5日開催の「第3回海南島国際映画祭」で新設されるガラプレゼンテーションにおいて『ヤクザと家族 The Family』の上映が決定し、藤井道人監督は「台北金馬映画祭に続き、海南島国際映画祭において『ヤクザと家族 The Family』を上映できること、本当に光栄に思っています。中国の皆さまの心に、本作がどう映るのか今からとても楽しみです。日本のみならず、アジア、そして世界中の皆さまに本作が届くことを心から祈っています」とコメント。綾野剛主演作としては、昨年の『影裏』に続き2年連続の選出となった。(C)2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会
2020年11月19日俳優の舘ひろし(70)が11月3日に、旭日小綬章を受章したと報じられた。各メディアによると、舘は「思いもかけぬ栄誉を賜り、大変光栄です。これまで支えてくださいました皆様に、改めて心より感謝申し上げます」と深謝。続けて「先ごろまで、その背中を追いかけて参りました、渡と同じ章を頂いたことを糧に、これからも精進を重ねる所存です」とコメントしたという。’76年に映画「暴力教室」で俳優デビューし、「西部警察」シリーズ(テレビ朝日系)や「あぶない刑事」シリーズ(日本テレビ系)で存在感を発揮した舘。近年では’18年に、映画「終わった人」で出世コースを外れた定年男性を好演。その演技力が評価され、モントリオール映画祭で最優秀男優賞を受賞。今なお、俳優として第一線で活躍し続けている。8月10日に肺炎のために亡くなった渡哲也さん(享年78)も、’13年に71歳で同章を受章。同じく石原プロに所属する舘は、およそ40年にわたって渡さんと“舎弟関係”を築いてきた。「『西部警察』への出演は、渡さんのオファーがきっかけ。出会いはまだ駆け出しだった舘さんに、渡さんが立ち上がって握手してくれたそうです。舘さんは俳優としての佇まいや、後輩への接し方も渡さんを踏襲。常に、一挙一動を観察していたといいます。そのため、どんなときでも『渡さんだったらどうするだろう』と考えるようになったそうです」(スポーツ紙記者)10月の月命日では、スポーツ紙の取材で渡さんを「父であり、兄であり、人生の師」と偲んだ舘。「来世というものがあれば、再び渡哲也という人の舎弟でありたいと思います」ともコメントしたという。「舘さんは四十九日が終わるまでは、何も語らないと決めていたそうです。密葬や法要に参加しなかったのも、渡さんの『静かに送ってほしい』という望みに従ったといいます。仮に舘さんが参列すると、他の参列できない人との不平等が起きてしまうことを考慮したのです」(芸能関係者)そんななか、来年1月16日をもって解散が決まっている石原プロ。一部報道では解散後、舘が新事務所を設立するとも報じられている。しかし形態が変わろうとも、舘の夢は渡さんとともにあるという。「渡さんは生前、舘さんの出演作を全て鑑賞していました。そんな舘さんは、『渡さんと映画で共演することが夢』と公言していました。叶わなくなってしまった夢ですが、舘さんは良い映画を撮って『渡さんの墓前に捧げたい』と意欲的だそうです。渡さんとの“舎弟関係”は、これからも紡がれるのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)来年1月には、映画「ヤクザと家族 The Family」が公開予定だ。本作で、43年ぶりにヤクザ役に挑戦したという舘。渡さんも舘を応援していることだろう――。
2020年11月04日綾野剛と舘ひろしの初共演、『新聞記者』スタッフ再集結で贈る、ヤクザという生き方を選んだ男の3つの時代にわたる壮大なヒューマンストーリー『ヤクザと家族 The Family』の日本公開日が2021年1月29日(金)に決定。併せて、場面写真が解禁となった。変わりゆく時代の中で、様々な問題をはらんだ「ヤクザ」というテーマを、1999年、2005年、2019年と変わりゆく3つの時代の価値観で切り取ることで、男たちの生き様を描く壮大なヒューマンストーリー。日本アカデミー賞主要3冠に輝いた『新聞記者』のスタッフが再集結して新たに描く本作で、綾野さんと舘さんが初共演を果たす。この度、場面写真が解禁。メイン写真では、綾野さん演じる山本と、山本を我が子の様に気に掛ける舘さん演じる柴咲組組長・柴咲のお互いを見つめる眼差しから、血は繋がらずとも、家族の絆の強さがひしひしと伝わってくる。このほか、山本と北村有起哉演じる柴咲組の若頭・中村が睨み合う姿や、寺島しのぶ演じる柴咲組の元頭の妻・愛子、磯村勇斗演じる愛子の息子・翼、市原隼人演じる山本の悪友・細野、尾野真千子演じる山本の恋人・工藤ら、山本を取り巻く人々の姿も確認できる。なお、本作は“台湾版アカデミー賞”と呼ばれる、第57回台北金馬映画祭(現地時間11月5日(木)~22日(日)開催)において、アジアの才能ある監督の作品を上映する「WINDOWS ON ASIA」部門への出品が決定。ワールドプレミアとして上映される。『ヤクザと家族 The Family』は2021年1月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヤクザと家族 The Family 2021年1月29日より全国にて公開©2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会
2020年10月15日綾野剛と舘ひろしが初共演する、ヤクザという生き方を選んだ男の3つの時代にわたるヒューマンストーリー『ヤクザと家族 The Family』。この度、本作の特報映像とティザービジュアルが公開。追加キャストも発表された。今回の特報映像では、本編映像が初披露。1999年代の山本(綾野さん)とヤクザの組長・柴咲(舘さん)との出会いを断片的に見せ、2005年代のヤクザとして男をあげていく山本の激動の人生に続く。街中を走るシーンや、血しぶきを浴びたような姿、そして最後には、2人が抱擁を交わし、柴咲が涙を流す姿も映し出されている。またこの映像と一緒に、追加キャストも発表。学費を払うために山本のクラブで働き、後に山本の恋人となる工藤由香を尾野真千子。山本の兄貴分にして柴咲組の若頭・中村努を北村有起哉。同じく柴咲組の組員で、山本の悪友・細野竜太を市原隼人。柴咲組の元頭・木村の妻で、親を亡くした山本を温かく見守る木村愛子を寺島しのぶ。愛子の息子・翼を磯村勇斗。ほかにも柴咲組の組員として、菅田俊、康すおん、二ノ宮隆太郎が出演。さらに、柴咲組と抗争を繰り返す侠葉会の組長・加藤雅敏を豊原功補。加藤の下で若頭補佐として何かにつけ山本につっかかる川山礼二を駿河太郎。裏で侠葉会と癒着する刑事・大迫和彦を岩松了が演じる。キャストコメント尾野真千子単なるヤクザ映画というわけではなく、色んな家族がある中で、こういった家族の描きかたをするんだなと撮影前から楽しみで、撮影中は心穏やかにいることが出来ました。年の近い若いチームだけれども、チームワークがすごく良くて、藤井監督の人柄なんだろうなと思いました。監督というリーダーと頼れるお兄さんになっていた綾野さんと本当に楽しい現場でした。ぜひ楽しみに待っていてください。北村有起哉このたび藤井監督にふたたびお招きいただきました。本当に素直に嬉しかったです。新聞記者の次はヤクザなんですね、役者冥利につきます。これまでに星の数ほどの任侠映画がありましたが、このヤクザ映画はタイトル通り、家族のお話です。怒鳴りあったり暴力シーンもあります。しかし、もがいてあがいていく時代おくれの登場人物達に少しでも愛着を抱き、そして束の間任侠映画というジャンルを忘れていただければ、この映画の本質が浮き彫りになると信じてます。市原隼人役者として自分と向き合う中でこの作品に出会えてよかったです。映画ってこうあるべきなんだなと。今回の現場に自分が求めていたものがありました。役者だけでは作れない環境と技術だけではなしえないものが、映像に必ず残っていると思います。自然と気負うことなくあふれ出てくる現場は後にも先にもないと思いますし、濃い充実した日々が送れました。生涯輝き続ける色褪せることのない作品ですので、楽しみにしていてください。磯村勇斗出演が決まった時、嬉しさと同時に目の前に一枚の壁が立ちはだかった感覚でした。この壁を乗り越えなければならない。そんな燃え上がる思いで挑みました。翼の役と向き合っていく中で、監督はシンクロする瞬間を大事にしていたと思います。役、相手、空気感と。だから毎シーン気が抜けない。でも気持ちのいい緊張感がありました。そして何より綾野剛さんが正面から向き合って下さったことで翼という人間が作れたと思います。映画の世界はこんなにも素敵な場所なんだと肌で感じました。俳優とは?お芝居とは?をもう一度考える機会を頂けた大切な作品です。寺島しのぶ3つの時代の中で変わりゆくオモニ食堂で撮影し、この場所にすごく愛着がわきました。時代ごとにセットや色も変わって、時を重ねる中で演じることができました。毎日監督と一緒に過ごして何とか監督の思っているように演じたいと思いました。難しいと感じながら演じていた日々でしたので、完成した映像でうまく表現されていたら嬉しいです。『ヤクザと家族 The Family』は2021年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ヤクザと家族 The Family 2021年公開予定©2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会
2020年08月24日俳優の舘ひろしが21日、都内で行われた「マイナポイント事業 新CM発表会」に、女優の深川麻衣、お笑いコンビ・ずんの飯尾和樹とともに出席。新CMで人生初の着ぐるみに挑戦した感想を語った。総務省は、 消費の活性化とマイナンバーカードやキャッシュレス決済の普及を後押しすることを目的とした「マイナポイント事業」において、舘、飯尾、深川をイメージキャラクターに起用。3人が出演する新テレビCM、マイナポイント広報室「登場」篇と「家族みんなで」篇が、7月27日より全国(一部地域を除く)で放送される。同CMは、“マイナちゃん”の着ぐるみを着ながら、7月より申し込みが始まった「マイナポイント事業」の広報に励む舘と深川に対して、飯尾が2人を見守りながらも2人の自由さに振り回されて思わずツッコミを入れるという内容。舘と深川は人生初の着ぐるみ姿を披露している。舘は、「暑くて。テーマパークで着ぐるみ着て踊ったりしてらっしゃる方は本当に大変だなと痛感しました」と着ぐるみの感想をコメント。「この前、電話で渡と話しまして、『今度着ぐるみ着るんですよ。恥ずかしくて』と言ったら、『お国の仕事なんだ。誇りを持ってやれ』と言われました」と渡哲也からの言葉を明かし、「ですから私はこの着ぐるみ、本当に誇りを持って頑張りたいと思います」と語った。舘の着ぐるみ姿に、飯尾は「着ぐるみを着ながらかっこいいなと。お茶目な役なのでギャップがありました」とコメント。深川は「着ぐるみ姿で舘さんとご一緒できる機会はこれから先ないかもしれないと思うと、貴重な機会をいただいたなと思います」とうれしそうに話した。
2020年07月21日俳優の舘ひろしが21日、都内で行われた「マイナポイント事業 新CM発表会」に出席。所属する石原プロモーションの解散発表後初の公の場で、感謝の思いを語った。石原プロモーションは17日、2021年1月16日に看板を下ろし、所属俳優のマネジメント業務を終了することを発表。舘は「私が在籍して37年間。本当にみなさんに支えられてやってこられたということで、感謝の気持ちでいっぱいです。もちろんファンのみなさん、関係者のみなさんに心より感謝しています」と語った。今後については、「私個人としては、石原プロにお世話になったとき、渡(哲也)にすべてを預けたので、私個人は渡次第。渡がどうするか、これからゆっくり渡と話し合っていきたいと思います」と述べた。総務省は、 消費の活性化とマイナンバーカードやキャッシュレス決済の普及を後押しすることを目的とした「マイナポイント事業」において、舘、お笑いコンビ・ずんの飯尾和樹、女優の深川麻衣をイメージキャラクターに起用。3人が出演する新テレビCM、マイナポイント広報室「登場」篇と「家族みんなで」篇が、7月27日より全国(一部地域を除く)で放送される。同CMは、“マイナちゃん”の着ぐるみを着ながら、7月より申し込みが始まった「マイナポイント事業」の広報に励む舘と深川に対して、飯尾が2人を見守りながらも2人の自由さに振り回されて思わずツッコミを入れるという内容。舘と深川は人生初の着ぐるみ姿を披露している。発表会には、飯尾と深川も出席した。
2020年07月21日2020年6月18日より、サントリー食品インターナショナル株式会社が特設サイトにて『クレヨンしんちゃん×クラフトボス』のウェブ限定オリジナル動画を公開。動画ではしんのすけが生まれてから現在までの5年間の野原家の日常と、父・ひろしの心情が描かれています。『すべての父ちゃんたちへ』ストーリーは、大掃除中の野原家でひろしが重いダンボールを運んでくるシーンから始まります。しんのすけとひまわりが遊びながらひろしの足の間をすり抜けると、ひろしはよろけて転倒。ひろしは、ダンボールから落ちて散乱したアルバムや写真の中から、生後間もないしんのすけの写真を見つけます。「お~懐かしい!しんのすけちっちゃいな~!」そして、ひろしはしんのすけが生まれてからの生活を思い返していきます。「思えばこの頃は、仕事も忙しい時だったし…空回りしてたなあ、俺」と振り返るひろし。夫婦の奮闘やしんのすけの成長などが描かれた続きは、こちらの動画をご覧ください!しんのすけの言葉で何かに気付き、ほぐれたかのように笑顔を浮かべてひと息つくひろし。ラストの『すべての野原ひろしたちへ』という文字が心にしみますね。この動画は、日々頑張って働く全国の父親を応援することをテーマに制作されました。監督は、劇場版クレヨンしんちゃんシリーズの中でも、特に人気の高い作品『映画クレヨンしんちゃんガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(以下、ロボとーちゃん)』の監督としても有名な、髙橋渉監督が務めています。『ロボとーちゃん』で父・ひろしと家族の絆を描き、日本中を感動に包み込んだ髙橋監督は、どのような思いで動画の制作に挑んだのでしょうか。髙橋監督「やっぱりひろしは凄いようで凄くない」サントリー食品インターナショナル株式会社が動画の公開を記念して行ったインタビューで、髙橋監督は動画の見どころや、クレヨンしんちゃんファンへのメッセージなどを次のように答えています。――完成した動画をご覧になって、いかがですか。ひろしの内面という題材だけで1本の作品を作れることになるとは思わなかったので、新鮮な気持ちで取り組めました。改めて野原ひろしについて考えることになったのですが、やっぱりひろしは凄いようで凄くない、親しみやすい『とーちゃん』だなと思いました。仕事も忙しい、初めての子育てにも奮闘、と本当に大変な時期を過ごしていると思うんですけど、グチるしボヤくし足も臭いしとかっこよくないところを隠さないところが魅力的、というか、自分自身ほっとさせられます。そんなかっこ悪い本音を出せるのも、妻のみさえや子供たちのしんのすけ・ひまわり、家族みんなが受け入れてくれるからでしょうね。素敵な家族ですよね。――今回の動画の見どころを教えてください。野原家の5年間を描いているので、全員の成長ぶりなどを見てほしいです。しんのすけが生まれてから5年、子育ての初めの5年間って嵐のように大変な時期であると思うのですが、その中にも嬉しいこと、苦しいこと、いろんなことが起こると思うんです。父・野原ひろしという存在を通じて、そんないろんな感情を描いているところが見どころじゃないかなと思います。――今回の動画に込めたメッセージを教えてください。「ひろしの生き方を通して、頑張る力や勇気や温かい気持ちを届けられたらな」という想いを込めました。また、いつものようにクスッと笑えるシーンもあるので、野原家と一緒に笑って楽しんでもらえたらなと思います。――多くのクレヨンしんちゃんシリーズ作品に関わってこられた髙橋さんですが、ウェブ動画の監督を務めたのは初めてだと思います。劇場版との違いはどのようなところにありましたか。単純にいうと映像の長さですね。劇場版と比べ、ウェブアニメは短いので、その短さの中で伝えたいことを伝えるという難しさがありました。なので今回のアニメは『野原ひろし物語』という大長編映画の予告編を作るような気持ちでのぞみました。また、制作スタッフのみなさんも古くから知っている信頼できる方ばかりだったので、いい意味で力を抜いて取り組むことができました。――最後に、動画を見る方々や全国のクレヨンしんちゃんファンへ、メッセージをお願いします。きっと力をもらえる動画になっていると思います。これを見て、全国のとーちゃんたちに「ありがとう」のひと言でも感謝の気持ちを伝えてほしいです。「ありがとう」が、今の日本全体を少し明るくするんじゃないかと思います。また、ウェブ限定オリジナル動画公開に先駆けて、クレヨンしんちゃんの舞台である春日部駅にて、2020年6月15~21日まで巨大屋外広告が展開されています。春日部駅でのクレヨンしんちゃんの巨大広告の掲示は、これまでも夏休みなどのイベントに合わせて数回実施されており、その心温まる内容が話題を呼びました。「しんちゃんのポスターに泣きそう」貼られていた広告に涙今回は、ウェブ限定オリジナル動画の内容になぞらえて、父として仕事・子育てに奮闘するひろしの姿が描かれています。2020年6月21日は『父の日』。ポスターや動画を見ると、全国のお父さんたちに「お疲れ様です!」といいたくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月18日『新聞記者』藤井道人監督の最新作『ヤクザと家族 The Family』の公開が決定。今回初共演となる綾野剛と舘ひろしを迎え、“ヤクザ”をテーマにした壮大な物語を作り出す。本作は、『あゝ、荒野』『新聞記者』『宮本から君へ』などの話題作を世に送り出しているスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画し、『新聞記者』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した藤井監督のオリジナル脚本作品。1999年、2005年、2019年――3つの時代で見つめる、ひとりの男とその家族・ファミリーの壮大なヒューマンストーリーだ。男は自暴自棄になっていた少年期に、地元のヤクザの親分から手を差し伸べてもらったことで、心の救いを得て父子の契りを結ぶ。しかしときはうつり、彼にも愛する自分の家族ができる。一方、暴対法の施行はヤクザの有り様と男の環境を一変。男の選んだ生き方は様々な矛盾やハレーションをおこし始め、組の存続を巡る因縁の敵との戦いの中、ヤクザであることを貫くことは、かけがえのないものを失うという状況を突きつけられていく…。綾野さんが演じるのは、広域指定暴力団の3次団体・柴咲組の組員、山本賢治。今回がヤクザ役初挑戦となる。父親を覚せい剤で失い、その日暮しの生活を送っているときに柴咲組組長の危機を救ったことから、ヤクザの世界へ。移り変わる社会の中で「組織=ファミリー」と「愛する家族」の間で揺れ動く、時代を象徴する“最後のヤクザ”ともいえる男の半生を演じる。そして舘さんが演じるのは、少年・山本に手を差し伸べ、“家族”という居場所を与える柴咲組組長・柴咲博。43年ぶりのヤクザ役だ。キャスティング理由について藤井監督は「河村プロデューサーと話して、主人公の山本という役は綾野剛以外考えられない、という共通の認識でした」と言い、「20年の役を生きる山本という役は、その時代を象徴するかのように様々な繊細な感情を表現しなければならなかったからです。綾野さんのストイックな役への姿勢は、本作の脚本の世界を何倍にも広げてくれました」とコメント。一方、舘さんのキャスティングについては、監督のリクエストだったそうで「かっこよくて、でも愛嬌もある、優しい『父親像』を舘さんに託しました。舘さんには撮影時本当にたくさんのことを教えていただき、僕の監督人生の大きな財産の一つとなりました」とふり返っている。出演キャストコメント■綾野剛渾身の作品が生まれました。現場では今までに感じた事の無い鼓動の連続で、毎日が走馬灯のようでした。果てしなく目を背けたくなるような残酷さと、その体温を永遠と抱きしめ続けたくなるような心地よさ。これが"家族"なのかと。母、親父、兄弟、愛した女。過去から現在、人権と時代。そしてこれからの未来を生き抜く子供たち。私達、藤井組は、その全てをひとつの映画に込めました。幾度もの難関にも映画は私達を見放さず、見つめ続け、救ってくれた。映画は私達にとって最後の"家族"です。スタッフ、キャスト、家族のみんなで乗り越え導き出した愛の結晶。それが「ヤクザと家族 The Family」です。どうか、どうか。家族を大切に。■舘ひろし「ヤクザ」という題材で家族の愛を描いた作品(脚本)に、大変興味を持ちました。藤井監督は感情表現を繊細に演出し、俳優スタッフが一つとなり、丁寧に作品を作り上げていきます。その姿勢に感銘を受けました。綾野剛さんは、訴えかける目力が素晴らしい。いつも作品のこと、役柄を深く考えており、役の中をリアルに生きている、そんな俳優さんだと思います。とても刺激をもらいました。「ヤクザと家族 The Family」どうぞ、ご期待ください。『ヤクザと家族 The Family』は2021年公開予定。(cinemacafe.net)
2020年05月27日声優の藤原啓治さんが、2020年4月12日に亡くなっていたことが分かりました。55歳でした。藤原さんが代表取締役を務める事務所『株式会社 AIR AGENCY』の発表によると、死因はがんとのことです。2016年8月、藤原さんは病気のため声優業を一時休業していました。その際、病名はプライバシーに配慮し非公表とされていました。持ち前の深みのある声で数多くの作品に出演してきた藤原さん。2006年に独立し、現事務所を立ち上げました。中でも、長寿アニメ『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役は多くの人の印象に残っていることでしょう。藤原さんの訃報に対し、ネットからは「あまりにも早すぎる」「もうひろしの声が聴けないなんて」といった悲しみの声が相次いでいます。今後も数多くの作品に藤原さんは生き続けることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年04月16日芸能生活40周年を迎えるタレントのコロッケが、節目を記念した「ものまねエンターテイメント コロッケコンサート『勝手にやってすみません!~40th Anniversary』」を行う。還暦となった翌日から幕を開けるステージの詳細を掘り下げようと、本人のもとへ向かった。【チケット情報はこちら】1980年に日本テレビ系『お笑いスター誕生』でデビューしたコロッケ。300種以上のものまねレパートリーを抱え、バラエティ番組で活躍する一方、東京・明治座、愛知・御園座、大阪・新歌舞伎座、福岡・博多座などの大劇場で座長公演も務めている。本コンサートの構成を尋ねると、ちあきなおみ・美空ひばり・岩崎宏美・森進一・五木ひろし……といった“定番芸メドレー”のほか、「今回いちばん力を入れたい」と準備を進める“40周年スペシャルメドレー”の構想を明かしてくれた。25周年コンサートにおいて30人ほどのメドレーで出発したこの企画は、30周年で100人に膨れ上がり、35周年では年代別に展開。脚光を浴びる“時の人”のものまねを取り入れるスタイルが好評を博した。その心は、コロッケいわく「ものまねを古い芸にしたくない」──。「常に新境地を開拓して、お客さんに喜んでもらいたいんです」と語る。というのも、最近始めたYouTubeチャンネルの視聴者に「親世代がコロッケファン」の若者が現れ始めたから。彼らに刺さるネタとして、大人気マンガ『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎を「キンプリ(King & Prince)の平野紫耀くんでやってみようと思いついて」と言いながら目の前で披露する。他にも米津玄師・Official髭男dismをはじめとする最新のJ-POPアーティスト、東方神起・BIGBANG・BTSといった韓流アイドルまで網羅する幅広さを覗かせた。「ヒット曲をレパートリー内の誰に歌わせたら楽しんでもらえるか」といった着眼点も持ち合わせる。その源泉は「ロボットの五木ひろしさん」など、コロッケが「30%似ていて70%は“別の生き物”」と割り切るデフォルメ芸。本人にどれだけ似せるかより、その特徴を面白おかしく捉え直す“パロディ”は本コンサートでも発揮される。LiSAが歌ったアニメ版『鬼滅の刃』の主題歌「紅蓮華」に対しては「玉置浩二さんか徳永英明さんでやったら面白そう」とニヤリ。目下構想中で変更の可能性もあるが、定番芸と最新エンタメから想を得たネタが一堂に会する、老若男女にとって親しみやすいショーとなりそうだ。コンサートは3月14日(土)の神奈川・横須賀芸術劇場、21日(土)の東京・中野サンプラザ ホールを筆頭に、2021年2月まで全国計25会場を巡演する。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2020年02月18日令和初の開催となるも、第2部の関東での平均視聴率が37.3%と過去最低を記録した『第70回NHK紅白歌合戦』。本番では欅坂46・平手友梨奈(18)がパフォーマンス後に倒れこむなど、数々のハプニングが。だが、“事件”はステージの外でも……。まずリハーサルでひと際輝きを放っていたのが、14回目の出場となったaiko(44)。「リハーサルでは記者に手を振り返したり、aikoさんファンの女性スタッフの膝の上に座ったりと大サービス。その女性スタッフは感激のあまり号泣していました。またラグビー日本代表の選手とハイタッチする演出があったのですが、堀江翔太選手(33)らはaikoさんのライブに行くほどのファンで、大喜びしていたと聞いています」(スポーツ紙記者)総合司会・内村光良(55)とのコントパートでは絶妙な掛け合いを見せ、お茶の間に和やかな空気を運んだ紅組司会の綾瀬はるか(34)。本番ではけん玉に失敗するお茶目な姿を見せていたが、並々ならぬ努力を重ねていたようだ。「綾瀬さんはリハーサルでもけん玉を披露し、成功させていたのですが、時間を見つけては控え室でずっと練習をしていたそうです。また司会としての気遣いが徹底されていて、各出演者への楽屋見舞いとしてバラをプレゼントしていました」(レコード会社関係者)打ち上げで大活躍だったのが、『浅草キッド』を披露したビートたけし(72)だ。「たけしさんは帰ろうとしていたところを呼び止められ、打ち上げで最初に挨拶することに。『今年は野鳥の会とかいろいろやらされた!』とぼやいて笑いを取っていましたよ。また五木ひろしさん(71)は、けん玉チャレンジに失敗した三山ひろしさん(39)が『来年もまた挑戦します』と言うと『ほかはないのか!?』と突っ込んで盛り上げていました」(NHK関係者)次回はけん玉チャレンジを成功させて、高視聴率獲得も間違いなし!?「女性自身」2020年1月21日号 掲載
2020年01月06日ゴールデンボンバーが11月14日、「NHK紅白歌合戦」出演者発表の直後にアルバム「もう紅白に出してくれない」のリリースを発表した。さらにニュースサイト風のホームページを制作するなど、その凝った演出にネットが沸いている。ゴールデンボンバーの公式Twitterアカウントは同日、《金爆、新アルバムタイトルは「もう紅白に出してくれない」》というタイトルのニュース記事をアップした。しかしその配信元は「KBpress」であり、ニュースサイトは「Yah00!ニュース」となっている。さらにリンクされたページを開くと「音楽ナタソー」が配信元となっている「Yah00!ニュース」のページに飛ぶことができる。そこには「紅白出場者の発表があった14日、発表後わずか数分後にゴールデンボンバーのニューアルバムのタイトルと詳細が発表された」とつづられており、続けて「2015年の『女々しくて』以来、NHK紅白歌合戦への出演が無いゴールデンボンバー、 今年は新元号発表から即座に『令和』という曲を制作して話題になりファンの間では年末の紅白歌合戦への返り咲きが期待されていたが叶わなかった」と述べられている。さらに「 【写真】落選を知り落ち込む?メンバー」をクリックすると新しいアーティスト写真を見ることができる。また「Yah00!ニュース」の“アクセスランキング(エンタメ)”の1位はOfficial髭男dism、2位はスピッツ、3位はゆず、そして4位は五木ひろし(71)。それらの配信元は「スポーツ放置」「デイソースポーツ」「ねとらほ」「肉感スポーツ」となっている。また自身の楽曲「水商売をやめてくれないか」にちなんで「夜職で束縛彼氏をお持ちの方へ」と書かれたバナーも表示されている。1月に放送され話題となったドラマ「トクサツガガガ」(NHK総合)の主題歌を担当し、さらに新元号が発表されたタイミングで「令和」を配信するなど今年も注目を集めたゴールデンボンバー。今回の「もう紅白に出してくれない」も大反響を呼び、公式Twitterアカウントの投稿は3時間ほどで1.3万件のリツイートと1.8万件もの“いいね”を記録。さらに“金爆愛”溢れる声が上がっている。《わたし、リンク先Yahoo!ニュースかと思い込んでいたら自前のサイトだった(笑)細かくてめちゃめちゃウケるー(笑)好きですゴールデンボンバー!!!!》《悲しいけど、全てをネタにするキリショーすき》《最高です流石です、紅白に出られなくても一生ついていきます!!!!!!》また「Yah00!ニュース」のコメント欄の“もっと見る”をクリックすると、ゴールデンボンバーの2ちゃんねるスレッドに飛ぶことができる。そこでは、こんな驚きの声が上がっている。《おい、ここ公式からリンク貼られてるぞwww》《ここ公にするとかw》《紅白落選、アルバムタイトル、MV、そしてここが晒され、感情が追いつかんぞwww》
2019年11月14日現在、配信中の津軽弁ラップ曲『TSUGARU』がSNSなどで話題沸騰の演歌歌手、吉幾三。10月30日(水)には急遽『TSUGARU』のCD発売が決定するなど注目を集める中、12月には『吉幾三 特別公演』が大阪・新歌舞伎座でおこなわれる。第一部は松竹新喜劇の作品をベースにしたお芝居『どたばた遊侠伝 時代おくれの竜』を、そして第二部は『吉幾三 オン・ステージ ジャンルを超えて…吉幾三 世界の旅唄』の豪華2本立てだ。「吉幾三 特別公演」チケット情報「60歳を過ぎると物忘れがひどい」とボヤキ節の吉幾三。先日は歌番組の収録でヒット曲『雪國』の歌詞を間違えたそうで、「しょうがないから歌い直したよ。隣にいた五木ひろしさんに『2回歌ったみたいに疲れたわ』と言ったら、『2回聴いたみたいにいい歌だった』と言って笑ってたね」と、持ち前のユーモアも忘れない。芝居もアドリブ満載で楽しませる。「突然『昨日は旨いもんを食ったそうだね』と芝居の途中で相手に振ったりね。ひとしきりお客さんと一緒になって笑った後に、また本筋に戻す必要があるから。台詞は絡む相手の分まで覚えてる」と頼れる座長の横顔もチラリ。芝居心にも定評があり、緩急のノウハウは松竹新喜劇の大スター、藤山寛美を手本にしたと明かす。「一方的に独学で芝居を学ばせてもらったのは寛美先生だけ。とぼけた話し方や芝居の間の取り方、すべてが勉強になりました。僕は田舎育ちの9人兄弟。20歳そこそこで大阪に出て、アイドル歌手としてデビューしたのが昭和48年のこと。当時、寛美先生の人情喜劇は、そうだよなと泣きながら観ていました。今でも大阪時代の友人と会うと大阪弁が出ます。そういう意味では松竹新喜劇の作品にはすごく思い入れがありますね」。今回演じるのは香具師の竜三。面倒見のいい人気者だが、濡れ衣を着せられ流罪に。3年後、お礼参りに出向くはずが、物語は予想外の展開に…。「竜三は行った先々で困った人がいれば話を聞いて、お金を置いてくる。僕もよくコンサートで『安否確認に来ました』と冗談を言うんだけど、それと同じ。人情ですよね。気づけばどたばた喜劇に発展していく。最後は竜三の言葉で暗転になると思うので、大阪弁で面白く終わりたいですね」。「第二部の歌のステージは構成をいろいろと考えているところですが、諸外国の歌をメドレーで歌うコーナーをもうけます。自分の歌も好きだけど、歌ったことのない歌に挑戦するのも好き。12月だしクリスマス曲があってもいいし、最後はインドネシア、韓国、アメリカとか各国の曲を民族衣装に早替えしつつ、現地語で歌う。スタッフからは“最後はハワイで、ウクレレ片手に上半身裸で出たら面白い”と言われるけど、風邪ひくのはこっちだからね。皆さんと楽しめるものをいろいろ考え中です(笑)」。公演は12月1日(日)から18日(水)まで大阪・新歌舞伎座にて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年10月25日舘ひろしと新垣結衣の大ヒットドラマを、ベトナムを舞台に『太秦ライムライト』の日本人監督・落合賢が撮り上げた新作『パパとムスメの7日間』が日本公開決定。予告編とポスタービジュアル、場面写真が一挙に解禁となった。ベトナムやハリウッドで国際的に活躍する落合賢監督が、2007年、舘ひろしと新垣結衣のコンビでテレビドラマ化され、人気を博した五十嵐貴久著の同名小説を、設定をベトナムに変えて2018年に映画として製作・監督した本作。昨年末にベトナムで公開された際には、同時期公開の『アクアマン』を押さえてボックスオフィス1位を獲得。落合監督は2016年の『サイゴン・ボディガード』もベトナムで大ヒットしており、2作続けての快挙に。本作では、ベトナムのヒットメーカーといわれるチャーリー・グエンプロデューサーが参加。落合監督自身もプロデューサーを兼ね、『サイゴン・ボディガード』で主演したベトナムを代表する名優タイ・ホアと再度タッグを組み、さらに人気女優のケイティ・グエンを抜擢。公開5日間で約50万人動員し、興行収入は約400億VND(1.9億円)を突破する大ヒットとなった。落合賢監督が自ら企画をベトナムに持ち込み、映画化へ『太秦ライムライト』では、孤高の斬られ役として知られる福本清三を主役に、映画界での時代劇の現状、決して主役ではないが映画界を支える無名の名優をスクリーンに映し出した落合監督。今回の『パパとムスメの7日間』では、“父親と娘”という普遍的な関係に、現在のベトナムでも社会問題になっている“大人の子ども化”という原作にはないテーマをコミカルに盛り込み、日本人にもベトナム人にも楽しめるハートフルなファミリー・コメディに仕上げた。落合監督は「ベトナムの映画業界は目覚ましい急成長を遂げている過程ですが歴史も浅いため、良質のコンテンツや若い映画作家を常に求めており、僕のような外国人監督にもチャンスが満ち溢れています」と、その現状に触れながら「日本のアニメやドラマが広く認知されていることを活かし、今回は自分で原作権を交渉してベトナム映画業界にこの企画を持ち込み、プロデューサー兼監督として制作から配給まで作品の全ての段階に関わり、全身全霊を込めて挑んだ」とコメント。「日本では原作小説のみならず舘ひろしと新垣結衣のコンビで認知されているこの作品が、ベトナムの父娘だとどういう風に変わるのか、というのも見どころの一つです。普遍的なテーマとベトナムの個性的な文化背景を融合させ、日本の観客にも十分に楽しめる作品になったと思います」と期待を込めて語っている。あらすじ日系化粧品会社のベトナム支社で働くハイはユニークなアイディアを考えつくクリエイティブな人材だが、子どもっぽくておっちょこちょいなのが欠点。対照的に、しっかり者の女子高生チャウは才色兼備の優等生。最愛の母を7年前に亡くし、大人になることを余儀なくされたチャウは、問題ばかり起こす父の面倒に嫌気がさし、海外留学することを決意する。真逆の性格からくる衝突の多いパパとムスメだったが、ママの7回忌の日、不思議な現象をきっかけに人格が入れ替わってしまう。周囲にバレないようにと、2人はこれまでになく意思疎通を図るが、お互いに善かれと思ったことが裏目に出てしまい、関係は悪化するばかり。そんな中、チャウ(中身はパパ)には海外留学の奨学金を得るための大事な発表会の日と、ハイ(中身はムスメ)には会社での大事なコンペの日がやってきてしまう!『パパとムスメの7日間』は11月17日(日)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月23日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、29日に神奈川県・横浜アリーナで行われたイベント『ニッポン放送 岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭 in 横浜アリーナ2019』を開催した。本文イベント冒頭、颯爽と登場した岡村。ギャングから女性を救い、葉巻を吸おうとするが、胸を撃ち抜かれてしまう。仰向けに倒れる岡村だったが、詰めかけた1万2,500人の岡村コールによって復活し、タイトルコール。反町隆史の「POISON」を披露した。岡村隆史5回目となる同イベントでは、1曲目に「POISON」を歌うのがお決まりとなっている。グッズとして過去に歌われた全「POISON」を収録したCDも発売されているが、完売となっておらず、岡村は「このCDだけは残す訳にはいかない! こんな恥ずかしいことない。CDは絶対売れ残らないと思っていた。なんで買ってない?」と不満げであり、「"ポイノコ"だけは絶対避けないといけません。絶対残さないでくれ」と呼びかけた。また、特別企画「岡ー1グランプリ 歌ウマ王座決定戦」を開催し、インパルス・堤下敦、板東英二、熊田曜子、 King Gnu・井口理が登場した。岡村との熱愛疑惑が報じられた過去がある熊田は、Kiroroの「長い間」をピアノ弾き語りで披露した。そんな熊田に対して、岡村は「俺の好きな顔や。歌も含めて好きです」「響きました。届きました。受け取りました」などとべた褒めし、100点満点をつけた。左から熊田曜子、岡村隆史続いて登場した井口は安全地帯の「ワインレッドの心」を熱唱したが、岡村の採点は2点。「花道行ったらアカンやん」「声が高すぎる。声量がデカすぎる」などとイチャモンをつけ、笑いを誘った。そして五木ひろしが登場。「よこはま・たそがれ」を歌唱し、「いつもの私のコンサートの景色とはちょっと違ってまして。パワーがすごいですね」と感想を述べた。「『よこはま・たそがれ』を歌いましたので、ここで私は失礼します」という五木だったが、岡村が「TRY ME ~私を信じて~」を歌ってほしいと懇願。五木が過去に同曲をカバーした音源は、『ナインティナインのオールナイトニッポン』時代から番組内で度々流されており、リスナー待望の披露となった。岡村は「先生のステップ、目に焼き付けました。これからも私は五木先生を、五木プロモーションを全面的に応援していきます」と言うと、五木は「吉本はいいの?」と反応。岡村が「吉本じゃなくて、僕はもう五木プロモーションに入ろうと思います。移籍しようと思います」と切り返すと、五木は「いつでも歓迎します。なにかあったらいつでも私のところに」と歓迎していた。イベント終盤には、東京スカパラダイスオーケストラがパフォーマンスした。「Paradise Has No Border」の途中からは、岡村が登場し、アルトサックスでサビのフレーズを吹き、会場は大歓声。岡村は「やっちゃった! ありがとうございます。毎日練習で、家でこっそりひっそりやっていた」と振り返った。東京スカパラダイスオーケストラとコラボする岡村隆史さらに『オールナイトニッポン』のテーマ曲「Bittersweet Samba」、同番組の「ハガキ職人大賞」のBGMとして使用されている「パンドラタイムス」が演奏されたのち、「 めくれたオレンジ」を岡村のボーカルで披露された。イベントのラストには、出演者が集結して「TRY ME ~私を信じて~」を歌唱。また、次回の『岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭』が2021年1月17日に開催されることも発表された。(C)ニッポン放送
2019年09月30日ナインティナインの岡村隆史が本日9月29日、横浜アリーナで「岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭 in 横浜アリーナ 2019」を開催する。ラジオ番組『岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭』はナインティナイン名義で放送していた前番組から数えて今年で25年目を迎える。本日の「岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭 in 横浜アリーナ」は2015年にスタートし、今年で5回目の開催。アーティストや芸人から、岡村の高校時代の同級生まで、番組リスナーにとってはお馴染みのメンバーが集まるライブイベントだ。今年はホブルディーズ、ロバート秋山竜次、May J.といった過去に出演経験のあるメンバーに加え、初出演の東京スカパラダイスオーケストラ、五木ひろしの出演がアナウンスされている。豪華ゲストと岡村の特別なパフォーマンスをお見逃しなく。■公演情報「岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭 in 横浜アリーナ 2019」日程:9月29日(日)時間:開場15:30/開演16:30会場:横浜アリーナ
2019年09月29日日本テレビ系「衝撃のアノ人に会ってみた!」の2時間スペシャルが9月18日(水)今夜放送。スペシャルゲストとして「嵐」櫻井翔と俳優の舘ひろしを迎えるほか、フィギュアスケート界から高橋大輔、女優の浜辺美波、俳優の白洲迅、タレントの小島瑠璃子らもゲスト出演する。本番組はテレビやSNSの衝撃動画、新聞などで話題となった“衝撃のアノ人”を探し出し「今だから話せる真実」「隠されたエピソード」、さらにはその後の人生も描くヒューマンドキュメントバラエティ。今回は20日(金)から開催される「ラグビーワールドカップ2019日本大会」の応援団長を務める舘さんと、スペシャルサポーターの櫻井さん、応援マネージャーを務める小島さんが登場。舘さんがニュージーランドへ赴き憧れの人と初対面する。またオリンピックメダリストで世界王者にも輝いたフィギュアスケート選手、高橋さんのアメリカ合宿に密着。ビヨンセの振付師との超ハードな練習をテレビ初公開する。そのほか妻夫木聡主演で大ヒットした『ウォーターボーイズ』のモデルとなった川越高校水泳部に密着。今年のシンクロ公演までの42日間を追う。櫻井さんと舘さん、小島さんが応援団として盛り上げる「ラグビーワールドカップ2019日本大会」は9月20日(金)より開幕。初戦となる日本対ロシア戦は同日19時45分より日本テレビ系で放送。11月2日(土)まで熱戦が繰り広げられる。高橋さんが出場する「木下グループpresents カーニバル・オン・アイス2019」は10月5日(土)、さいたまスーパーアリーナで開催。浜辺さんは劇場アニメ『HELLO WORLD』で声優に挑戦。北村匠海、松坂桃李らも声優を務め、2027年の京都を舞台に内気な男子高校生・直実(北村さん)の前に、10年後の自分・ナオミ(松坂さん)が突然現れ、事故で命を落とすことになる瑠璃(浜辺さん)を救うため、子どもの直美と大人のナオミ、奇妙なバディが誕生する…という物語。白洲さんは映画『葬式の名人』に出演、前田敦子主演、高良健吾、尾上寛之らの共演で、大阪府茨木市を舞台に、奇想天外な高校の同級生のお通夜を体験する人々を描く。劇場アニメ『HELLO WORLD』は9月20日(金)より全国東宝系にて公開。映画『葬式の名人』は9月20日(金)全国にて公開。「衝撃のアノ人に会ってみた!2時間SP」は9月18日(水)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年09月18日映画『アルキメデスの大戦』(7月26日公開)の公開初日舞台挨拶が26日に都内で行われ、菅田将暉、柄本佑、浜辺美波、舘ひろし、山崎貴監督が登場した。同作は『ドラゴン桜』『インベスターZ』などヒット作を飛ばす三田紀房による同名漫画を実写化。1930年代の日本、大日本帝国海軍の司令部による世界最大級の戦艦“大和”の建造を阻止するため、海軍少将・山本五十六(舘)は、帝国大学100年に1人の逸材=アルキメデスの再来と呼ばれる天才数学者・櫂直(菅田)を引き入れ、軍部の陰謀を暴こうとする。公開初日を迎え、「嬉しいですよね。エゴーサチしてました」と明かすと、菅田は「エゴサーチするんですね!」と驚き。さらに舘は「エゴサーチって何?」と質問し、「自分の名前で検索すること」と教えてもらう。菅田が「リアクションを知れるんです」と説明すると、舘は「勉強になるなあ」と感心し、菅田から「知らなくていいです」と制止されていた。また、「美しいものを測りたい」というキャラに合わせて、測りたいものを聞かれた菅田は「鼻フェチなんですよ。舘さんの鼻が完璧なんですよ。測りたいんですよ」と告白し、舘は「俺のどこを測るんだよ! 鼻!?」と、両手で鼻を隠して乙女のように恥じらう。さらに個人的に、菅田くんの鼻が好き」と告白し返した。菅田は「僕は滑り台のような鼻なんですけど、館さんはまっすぐな感じが好き」と好きなところを説明すると、舘の好みは逆だった様子。「僕、こんな感じでやってる」と、鼻の先が少し上を向くように下から押していることを明かし、キュートなやりとりに会場のファンからも笑いが起きていた。
2019年07月26日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務める「櫻井・有吉THE夜会」。その7月18日(木)今夜放送回は、『アルキメデスの大戦』で主演を務める菅田将暉と共演の舘ひろしがゲストとして登場。菅田さんと舘さんの“即興コント”など見どころ満載でお届けする。『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞すると、女装姿も話題となった『海月姫』に、鋭さと繊細さが共存する10代の多感さを見事を演じた『溺れるナイフ』。寺山修司の長編を映画化した『あゝ、荒野』に大ベストセラーの映像化作『火花』などの作品で数々の映画賞を受賞。1月クールの「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も大きな反響を呼んだ菅田さん。「西部警察」「あぶない刑事」という2つの大ヒットシリーズに出演。その後も数多くの刑事モノに出演する一方、娘と人格が入れ替わってしまう父親を演じた「パパとムスメの7日間」や『エイトレンジャー』では無敵のヒーロー、キャプテン・シルバー役を演じるなど幅広い役柄をこなし、放送中の「Heaven? ~ご苦楽レストラン~」も注目の舘さん。今回は菅田さんと舘さんの素顔を親友や幼なじみに徹底取材、丸裸にしていくほか、2人で超豪華な即興芝居も披露。その甘すぎる名演にも注目だ。また菅田さんの“ドタキャン癖”が発覚。ブチギレクレーマーの訴えに菅田さんがまさかの行動!?舘さんは「はじめてのおつかい」に。初体験の連続はどうなる!?今回ゲスト出演する菅田さんと舘さんが共演している『アルキメデスの大戦』は、7月26日(金)より全国東宝系にて公開。「ドラゴン桜」の三田紀房による同名漫画を『DESTINY 鎌倉ものがたり』の山崎貴監督が映画化。第二次世界大戦前夜、超大型戦艦「大和」に期待をかける日本帝国海軍の上層部に対し、海軍少将・山本五十六(舘さん)はこれからは航空母艦の時代と進言するが、上層部は「大和」建造を支持。危機を感じた山本は天才数学者・櫂直(菅田さん)を海軍に招き入れ、櫂の数学的能力で「戦艦大和」建設の裏に隠された不正を暴くことで計画を打ち崩そうと考える。櫂は日本の未来を守るため持ち前の度胸と頭脳、数学的能力を活かし、前途多難な試算を行っていく…というストーリー。「櫻井・有吉THE夜会」は7月18日(木)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年07月18日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」。その7月14日(日)オンエア回は、俳優の菅田将暉と舘ひろし、女優でモデルの西野七瀬がゲスト出演。また数々の番組でナレーターを担当する立木文彦も番組初登場を果たす。映画『共喰い』や『あゝ、荒野』で日本アカデミー賞に輝くほか、歌手として「まちがいさがし」などのヒット曲を送り出しその多才ぶりを見せつけ、先日は監督デビューも話題の菅田さん。80年代、「あぶない刑事」シリーズで一世を風靡、連続テレビ小説「純と愛」や『終わった人』など数々の作品に出演。歌手としても数多くのヒット曲を持つ舘さん。「乃木坂46」の1期生としてグループを牽引しつつ、「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-」のヒロインや『あさひなぐ』などの作品で女優としても活動してきた西野さん。今回も豪華なメンバーをゲストに迎えてお届け。菅田さんが会いたいという謎のシンガー、奇妙礼太郎が登場するほか、舘さんはなんと54年ぶりとなる丸刈りにする様子を公開。西野さんが描くキャラクター“どいやさん”の意外な正体まで多彩なトークが繰り広げられる。また「嵐にしやがれ」「世界の果てまでイッテQ!」など数々の人気番組でナレーションを担当、ジェイソン・ステイサムの吹き替えなどでも知られる立木さんが番組初登場。その素顔と美声にも注目だ。今夜のゲスト、菅田さんが主演を務め舘さんも共演する映画『アルキメデスの大戦』が7月26日(金)より全国にて公開。欧米列強との対立を深めていた1933年の日本、海軍省は世界最大の戦艦を建造する計画を秘密裏に進めていたが、海軍少将・山本五十六(舘さん)は航空機が主流という持論だった。そこで山本は「100年にひとりの天才」と言われる数学者・櫂直(菅田さん)に協力を依頼する…というストーリー。2人をはじめ浜辺美波、柄本佑、小林克也、小日向文世、國村隼、橋爪功、田中泯らが脇を固める。西野さんが出演するドラマ「あなたの番です 反撃編」は毎週日曜22時30分~日本テレビ系で放送中。田中圭が“交換殺人ゲーム”で妻を殺された主人公を演じる同作。2クール目となる“反撃編”では横浜流星が田中さんの“バディ”役で登場、西野さん演じる数学が得意な大学生・黒島沙和にも何やら秘密がある様子で、今後の展開が見逃せない。「行列のできる法律相談所」は7月14日(日)21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年07月14日