オリックス・バファローズの山本由伸が28日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて、千葉ジェッツ・富樫勇樹とコラボ配信を行い、シーズン中のスケジュールを明かした。コラボ配信では、山本と富樫が同じ質問に答え、プロ野球選手とプロバスケットボール選手でどのような違いがあるのかを探る企画を実施。「シーズン中のスケジュールを教えてください」という質問に対し、山本は食事をとる時間や睡眠時間など、ナイターの試合が行われる1日のタイムスケジュールを円グラフにまとめた。その中でスタッフが、円グラフのほとんど半分の割合を「睡眠」の項目が占めていることに着目。富樫も「10時間くらいですよね」と驚くと、山本は「僕は結構眠りが浅いので、長く眠らないと眠いんです」と説明した。続いて、食事の詳細を聞かれ、山本は「試合前は炭水化物系が多いメニューを食べています」と回答。また球場入り前のルーティーンとして、「お風呂に20分くらい入って、ストレッチを1時間くらいしてますね」「シーズン中は疲れも溜まりますので、ケガをしないように入念にやってます」と明かした。
2021年12月30日オリックス・バファローズの山本由伸と千葉ジェッツ・富樫勇樹が28日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にてコラボ配信を実施。お互いの第一印象を語った。今回が初対面となった山本と富樫。お互いの第一印象として、富樫は「今年はずっとすごい」と山本の今シーズンの活躍を讃えながら、「正直もっと小さいと思ってました。想像してたより体が大きかったですね」と驚いたことを明かした。一方の山本は「今日お会いした時の服装がすごくおしゃれで、髪型もすごくカッコよくて、そこが気になりましたね(笑)」「僕が着こなせないような服を着こなしてたんで、それがすごくカッコよかったです」と伝え、笑いを誘った。コラボ配信では、山本と富樫が同じ質問に答え、プロ野球選手とプロバスケットボール選手でどのような違いがあるのかを探る企画を実施。「調子が悪くなった時の改善法」や「試合中に意識していること」、「別のプロスポーツで活躍できるとしたら何をやりたいか」などにそれぞれが回答した。
2021年12月29日オリックス・バファローズの山本由伸が11日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて実施されたライブ配信番組『山本由伸の17LIVE』第2回に出演。「プロ野球選手として心がけていること」について語った。山本が17LIVE視聴者とコミュニケーションを取りながら、シーズン中の裏話などを明かす同番組。今回は「クイズ山本由伸」と題して、山本がこれまでに答えてきたインタビューシーンを視聴者と一緒にクイズ形式で振り返る企画を実施した。番組後半、2021年10月29日のインタビューで「プロ野球選手として心がけていること」を聞かれて何と答えたかという問題が出題され、 山本は「(正解かは)微妙だな……」とボソリ。頭に浮かぶ答えに確信を持てず、考えあぐねながら、「いいクイズですね(笑)」と出題者を讃えて笑いを誘った。引き続き二の足を踏む山本に対し、スタッフが「ちなみに、同じ質問に今答えるとしたら?」と尋ねると、これには「野球を第一に考える」とキッパリ。そして「これ言ってそうなんですけどね。でも(視聴者からの)コメントを見ていると、違うことも言ってそうなんです」と説明しつつ、視聴者コメントで寄せられた「野球中心の生活をすること」を最終的な答えとした。結果は見事正解。スタッフが「具体的にどういうこと?」と深掘りすると、山本は「野球の邪魔にと言うか、野球がちゃんとできないようなことはしないという感じです」と述べていた。
2021年12月15日オリックス・バファローズの山本由伸が11日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて実施されたライブ配信番組『山本由伸の17LIVE』第2回に出演。「登板間隔が空いた時の気分転換の方法」を語った。山本が17LIVE視聴者とコミュニケーションを取りながら、シーズン中の裏話などを明かす同番組。今回は「クイズ山本由伸」と題して、山本がこれまでに答えてきたインタビューシーンを視聴者と一緒にクイズ形式で振り返る企画を実施した。その中で、2020年3月27日のインタビューで「登板(間隔)が空いた時の気分転換の方法」を聞かれて何と答えたかという問題が出題され、「覚えてないです……」と思わず笑ってしまう山本。「答えられる問題って(事前に)聞いてたんですけどね(笑)。これは無理だ」と嘆きながら、視聴者のコメントも参考にした上で「家で映画を観る」と回答する。しかし、正解は「一人で買い物やランチ」というもの。山本は「これは分からん」「今も全くピンと来てないです」と言い、現在のリフレッシュ方法は「最近はテレビをめっちゃ観ますね」と明かしていた。
2021年12月14日オリックス・バファローズの山本由伸が11日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて実施されたライブ配信番組『山本由伸の17LIVE』第2回に出演。「野球選手として一度はやってみたいこと」を語った。山本が17LIVE視聴者とコミュニケーションを取りながら、シーズン中の裏話などを明かす同番組。今回は「クイズ山本由伸」と題して、山本がこれまでに答えてきたインタビューシーンを視聴者と一緒にクイズ形式で振り返る企画を実施した。その中で、2021年7月19日のインタビューで「野球選手として一度はやってみたいことは?」と問われた山本が何と答えたかという問題が出題される。視聴者から寄せられたコメントを見て、自身の発言を思い出したという山本。「コメントに助けられた」と笑顔を見せながら、「ノーヒットノーラン」と自信満々に回答する。しかし、結果は不正解。正解は「ホームランを打ちたい」だったことが告げられると、山本は「本当っすか?」と目を丸くする。そしてスタッフからの「打ちたい?」の質問には、「記憶にはないけど、打ってみたいですね」と改めて答えつつ、「視聴者のみんなも間違えたんで、ちょっと反省してほしいですけどね(笑)」と茶目っ気たっぷりに話し、笑いを誘っていた。
2021年12月13日オリックス・バファローズの山本由伸が1日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて実施されたライブ配信番組『山本由伸の17LIVE』に出演。同チームの中嶋聡監督から受けた指導内容を語った。「山本由伸&森下暢仁を徹底解説」と題し、広島東洋カープの森下暢仁と共に配信を行った山本。ヤクルトと戦った日本シリーズの感想や、ぺこぱ・シュウペイに似ているという理由で森下を「森ペイさん」「ペーさん」と呼んでいることなどが明かされた。そのなかで、視聴者から寄せられた「中嶋監督から怒られたことはありますか?」という質問に対し、山本は「試合中はたまに厳しいことも言われますね」と回答。「自分たち(バッテリー)の配球が全然攻めてない時やブレてる時は、“怒る”って感じではないですけど、ご指導が入りますね」と明かしながら、注意を受けるような「悪いことはしてない」と笑いを誘った。また、来シーズンの目標を聞かれ、山本は「日本一でしょ」とニヤリ。「個人成績は全部一番をとりたい。今年の成績より良い成績を出したいですね」と意気込みを見せた。
2021年12月04日オリックス・バファローズの山本由伸、広島東洋カープの森下暢仁が1日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて実施されたライブ配信番組『山本由伸の17LIVE』に出演。球速アップの秘訣を明かした。視聴者から寄せられた「球速はどうすれば上がりますか?」の質問に、森下は「投げ続けることは必要」と回答。山本もそれに同意しながら、「高校生の時に森下さんと試合して、森下さんのアップを見てたんですよ。そしたら高い(軌道の)キャッチボールをしたり、ライナーを投げたりしてたのを僕はマネしてます」と、森下が高校時代に行っていたウォーミングアップを参考にしていることを明かした。スタッフから「覚えてますか?」と聞かれると、森下は「由伸と試合したのは正直覚えてないです」とキッパリ。山本が「ヤバい。片思いだ」と寂しそうな表情を浮かべると、森下は「でも、1個下で150キロを投げるピッチャーがいるっていう話を聞いて、宮崎に遠征に行ったりしていた」とフォローを入れた。一方、当時のことを鮮明に記憶している山本は、打者としても森下と対戦したと言い、「ヤバい球でした」「衝撃」と回顧。「こっそりキャッチボールとかマネしてました(笑)」と再び森下に伝えながら、「キャッチボールは大事ですよね」「キャッチボールって雑にしがち。雑にする人もいるけど、いいピッチャーはキャッチボールをちゃんとする」と球速アップに関する持論を述べる。森下も「(毎日することなので)そこで感覚を掴んだり」とうなずいていた。
2021年12月03日井上道義&読売日本交響楽団によるマーラー『大地の歌』が、2022年1月28日(金)に、東京芸術劇場コンサートホールにて開催される。井上道義は、マーラーの交響曲第8番『千人の交響曲』(2018年)と交響曲第3番(2019年)で、国内外から著名ソリストを集めただけでなく、史上初となる首都圏音楽大学の合同コーラスを結成。常にベストを追求しチャレンジ精神を忘れない”老青年”マエストロ、井上が読売日本交響楽団を指揮し、続編として交響曲『大地の歌』を取り上げる。ソリストには、第3番に続き井上が全幅の信頼を寄せるアルトの池田香織。そして、テノールに、2020年当劇場での『ラ・トラヴィアータ』(アルフレード役)で日本人離れした圧倒的な声量と音楽性を披露した宮里直樹をキャスティングし、万全の布陣で臨む。さらにマーラー同様、20世紀を代表するシンフォニストの一人、シベリウスによる最後の交響曲である第7番、ケルン放送交響楽団とブルターニュ交響楽団、東京芸術劇場の共同委嘱作品となる藤倉大“Entwine”をプログラミング。 “Entwine”は今回が有観客としては世界初演となる。チケットは現在発売中だ。■公演概要「東京芸術劇場Presents読売日本交響楽団演奏会」日程:2022年1月28日 (金)19:00 開演(ロビー開場 18:00)会場:東京芸術劇場 コンサートホール曲目:藤倉大:Entwine (日本初演)*ケルン放送交響楽団・ブルターニュ交響楽団との国際共同委嘱作品シベリウス:交響曲第7番 ハ長調 op.105マーラー:『大地の歌』*アルト、テノール独唱と大オーケストラのための交響曲*歌詞:ハンス・ベトゥゲの詩集『シナの笛』から指揮:井上道義アルト:池田香織テノール:宮里直樹管弦楽:読売日本交響楽団
2021年12月03日オリックス・バファローズの山本由伸が1日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて実施されたライブ配信番組『山本由伸の17LIVE』に出演。日本シリーズ第1戦で投げ合った、東京ヤクルトスワローズの奥川恭伸の印象を語った。「山本由伸&森下暢仁を徹底解説」と題し、広島東洋カープの森下暢仁と共に配信を行った山本。ヤクルトと戦った日本シリーズの感想や、ぺこぱ・シュウペイに似ているという理由で森下を「森ペイさん」「ペーさん」と呼んでいることなどが明かされた。そのなかで、奥川の印象を聞かれ、山本は「普段はリーグが違うので、しっかりと見たことはなかったんですけど、想像の100倍素晴らしい選手でした」と絶賛。「(投げ合いは)大接戦というか、僕がちょっと負けてましたね(笑)」とこぼしながら、「本当にすごかったです」と振り返った。また、森下も「1戦目にふさわしい両投手の投げ合いだったので、ファンの方は痺れたんでじゃないでしょうか」と熱戦を回顧。同じセ・リーグのチームではあるものの、奥川との投げ合いはまだないと言い、「これから対戦する機会が増えてくると思うので、楽しみです」と目を輝かせた。
2021年12月02日オリックス・バファローズの山本由伸が1日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて実施されたライブ配信番組『山本由伸の17LIVE』に出演。日本シリーズ第6戦で見せた9回141球の力投にまつわる秘話を明かした。「山本由伸&森下暢仁を徹底解説」と題し、広島東洋カープの森下暢仁と共に配信を行った山本。日本シリーズの初戦を振り返り、「初戦は流れを左右すると言われますし、初めての日本シリーズだったのでなかなか緊張しましたね。でも楽しかったです」と感想を述べた。その後、山本は視聴者からリアルタイムで寄せられる質問に回答。「日本シリーズで印象に残っている選手やシーンは?」の質問に、「どの試合もすごかったので、試合は選べない」と前置き、「最後はヤクルトの選手が優勝して泣いているのを見て、スポーツの良さを再確認できました」と笑顔を見せた。その中で、「日本シリーズのピッチングに点数をつけるなら?」という質問をピックアップした山本は、「1戦目は悔しさもあったんですけど、最後は気持ちもこもってたし、今シーズンの中では一番100点に近かったんじゃないかなと思います」と自己採点。森下も「グッドピッチングでしたね。100点を超えてます」と絶賛した。続けて、森下が「8回くらいにコーチの方と握手してたのがテレビで流れていたので、交代なのかなと思ったら次の回も出てきて。ファンの方も燃えたんじゃないですかね?」と水を向け、山本が日本シリーズ第6戦の1シーンを語っていく。当初は「本当に8回までで交代の予定だった」という山本。しかし、8回に3者連続三振をとる山本のピッチングを見たキャッチャーの若月健矢から「もう1回行くぞ。今状態がすごくいいから」と声をかけられ、「8回がラストだと思って(マウンドに)上がったんですけど、若月さんがそんなこと言うから、自分も(気持ちが)乗っちゃって、よっしゃ行くぞってなりました」と、高山郁夫投手コーチと握手をしながら続投の意思を伝えていたことを明かした。
2021年12月02日オリックス・バファローズの山本由伸によるライブ配信番組『山本由伸の17LIVE』(全4回)が12月1日(20:00〜開始予定)、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にてスタートする。2021年シーズンを通して最多勝や最優秀防御率など、投手として5冠を獲得した山本。『山本由伸の17LIVE』では、今シーズンを含めた2021年全体の振り返りや裏話、来シーズンへの意気込み、さらに投手目線から見た「すごい」と思う選手について等、リスナーから届いた質問にも回答しながら語っていく予定だ。○■山本由伸コメントこの度、17LIVEでライブ配信させて頂くことになりました。シーズン中はなかなかこのような機会がないので、ファンの皆さんとやり取りすることを楽しみにしています! たくさんのコメント、メッセージをお待ちしています!
2021年11月29日この度、株式会社UMA design farm 代表取締役 原田祐馬氏が、コミュニケーションディレクターに就任しましたのでお知らせします。「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」に向けて、一層地域社会とのつながりを強固にし、より多くの方に花園近鉄ライナーズを認知いただくよう努めてまいります。原田祐馬(ハラダ ユウマ)1979年、大阪府吹田市生まれ。京都精華大学芸術学部デザイン学科建築専攻卒業。UMA/design farm代表。どく社共同代表。名古屋芸術大学特別客員教授、グッドデザイン賞審査委員。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。著書に『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』。メッセージはじめまして。原田祐馬です。地域に関わるブランディングやコミュニケーションデザインの専門性を活かし、クラブチームと地域の未来を一緒に考えていきたいと思います。父親の影響で、8歳から15歳まで吹田ラグビースクールに通い、高校でも3年間、ラグビーに熱中していました。高校卒業後は、吹田ラグビースクールで、20歳までサポートコーチとして参加していました。そこからは学業に専念し、観戦専門でしたが、これからは自分のスキルを活かして花園近鉄ライナーズの力になれるよう尽力します。よろしくお願いします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月02日俳優の井上真央さんにとって3年ぶりとなる出演CMが、2021年9月14日から放送され話題を呼んでいます。井上真央、3年ぶりのCM出演に反響テレビドラマ『キッズ・ウォー』(TBS系)や『花より男子』(TBS系)など、2000年代前半に人気女優の仲間入りを果たした井上さん。今回、植物性乳酸菌飲料『ラブレ』シリーズのイメージキャラクターに起用された井上さんは、当時と変わらぬ美貌だけでなく、テレビでは初となる歌声も披露しています。コンスタントに映画やドラマに出演している井上さんですが、年に1~2本のペースなこともあってか、今回のCMで「久々に見た」という印象を受けた人は少なくない様子。また、2021年で34歳となった井上さんですが、20代前半のようなあどけなさも感じさせる容姿に「変わらない」「相変わらずかわいい」と絶賛の声が寄せられています。・井上真央ちゃん、久々に見たな~!『キッズ・ウォー』の時と変わらないかわいさ。・あの井上真央がもう30代半ばとは…時が流れるのは早いな。・歌がうまくてびっくり。2021年の秋からは、テレビドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室 -』(日本テレビ系)への出演も決定している井上さん。再び、井上さんの演技を見られることに心を躍らせるファンは多いことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年09月20日朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)で8月のマンスリーエンタメプレゼンターを務め、毎回SNSでトレンド入りするなど注目を集めた若手俳優、藤原大祐(ふじわら・たいゆ)。現在17歳、現役高校生の彼に、最近の出演作の話や、これからへの想いなどを聞いた。撮影:山口真由子めざましファミリーの皆さんが優しすぎる――マンスリーエンタメプレゼンターには、どんな気持ちで臨んでいましたか?朝の番組なので、普段よりも元気よく、観ている方が気持ち良く一日をスタートできるように心がけていました。子どもの頃、アナウンサーになるのが夢だったので、アナウンサーの方々と一緒に朝の情報番組に出演できることがものすごく嬉しくて、本当に楽しんでいました。――番組中、緊張しない、と言っていましたが、普段から緊張はしないのですか?ほとんどしないです。――失敗することを考えてしまうとかは?失敗するイメージもあまり湧かないです。できないかも、という選択肢を自分の中で作りたくないんです。もしできないことがあれば、悔しいと感じてできるようになるために努力をします。そうは言いつつ、リスク管理してしまう自分もいるんですけど(苦笑)。ただ最初からできないかも、とは思いたくないし、やってみたことがないことでも、「できる」と言って突っ込んでみるのが僕の性格です(笑)。小さい頃からそうですね。撮影:山口真由子――生放送中、事前に準備をしておいて、これは役立った、ということはありますか?イメージトレーニングはしていました。あとは、生原稿読み用の原稿は、当日の朝、メイク中とかに来るんですけど、その時点で何度か練習をしていきました。そこは絶対にきちんとやりたかったので。僕、活字があまり得意ではなくて、普段は本もほとんど読まないんですけど、声に出して文字を読むのは好きなんですよね(笑)。――原稿読みを経験して、ナレーションや、声優などの声の仕事に興味が出ることはありませんか?それは全然考えていませんでした。でも、声優さんってすごいな、と尊敬していて。僕が『めざましテレビ』でやらせていただいたナレーションは、基本的には淡々と読んで、強調するところだけを意識するとういうやり方ですけど、声優さんは表情や動作なしに、アニメーションに合わせて感情を表現するじゃないですか。それはすごい、って思うんです。声だけに表現の幅が限定されるので難易度が高いから、今の僕にはまだ難しいかな、とは思いますが、挑戦してみたい、という気持ちはあります。撮影:山口真由子――エンタメプレゼンターをやってみて、印象に残っていることはありますか?めざましファミリーの皆さんが優しすぎるということです。僕からするとテレビを通してずっと見てきた方々なので知ってる顔なんですけど、皆さんの方は僕のことが初めてなのに、1回目の放送のときから前から会っていたかのように接してくださって。すごく包容力があって、迎え入れてくださっている感覚がありました。お話もたくさんできました。自分から言うのもどうかとは思うんですけど、僕、周りの大人の方からすると生意気なところがあるみたいで(苦笑)。そんな僕を受け入れてくれるどころか、むしろそのままの感じで来てよ、みたいな感じも伝わってきて、それがすごく嬉しかったです。アナウンサーになりたい、と思っていたまま、気付いたら役者になる方向に撮影:山口真由子――早朝からのお仕事でしたが、藤原さんにはモーニングルーティンはありますか?普段はまず朝起きて寝ぼけた状態でサプリメントを飲みます。それが飲んでから食事までの間を20分くらい空けないといけないので、その間にシャワーを浴びると、大体、髪の毛を乾かしている間に時間が過ぎて、朝ごはんが食べられます。そういう時間配分は完璧にハメたいんですよね(笑)。――理想の朝の過ごし方は?早朝5時くらいに起きて、まだ街に人がほとんどいない状態のときに、アンドレ(愛犬)と一緒に散歩に出るんです。今のような暑い時期でも、朝だとちょっとひんやりとした風を感じられるし。普段は日焼け対策のために、長袖、長ズボンで外出しているんですけど、そのときは半袖、半ズボンで体でも風を感じて。周りに人がいないタイミングであれば、マスクを外して空気も吸えるので、開放感もある。それで家に戻って、温かいコーヒーや紅茶を飲んだりすると、その一日はすごく有意義に過ごせますね。撮影:山口真由子――アナウンサーになるのが夢だった、とおっしゃっていましたが、いつ頃からその想いはあったのですか?もともとは自分からアナウンサーになりたい、と思ったのではなくて、親から勧められたんです。アナウンサーはちゃんとした仕事だし、毎日、決まった時間とかに息子の顔が見られて、成長を感じられるのがいい、と。それで僕自身もアナウンサーさんに注目するようになったら、カッコイイ、と思うようになりました。情報番組のアナウンサーさんはしっかりした感じがするし、バラエティ番組のMCをやっているアナウンサーさんは面白いし。小学生のときからずっとアナウンサーになりたい、と思っていました。撮影:山口真由子――そこから現在の俳優という仕事を目指すようになったのはなぜですか?アナウンサーになりたい、と思っていたまま、気付いたら役者になる方向になっていました(笑)。それは今の所属事務所に入った経緯と重なるんですけど、ありがたいことに中学3年生頃から、いろんなところからスカウトの声をかけていただけるようになって。自分でも(芸能界が)向いているのかな?と思っていた時期に、母親が友人に何気なく僕がスカウトを受けたことを話したんです。そしたら、その友人の方がどうせ入るなら大きな事務所が良いと言って、僕の写真を僕が知らない間に今の事務所に送っていて。それで、事務所の方から、まずはレッスンをしてみない?と言われて、行った場所がオーディション会場でした。でも実際にお芝居のレッスンをしてみたら、自分でも楽しいな、と感じるようになって、今につながっています。だからホントにギリギリまでアナウンサーになりたい、と思っていて、急に役者になった感じです(笑)。――でもまだ17歳ですし、これからアナウンサーを目指すこともできますよ。今はもうこっち(俳優)の楽しさに気付いてしまったので。アナウンサーさんもエンターテイナーでもあるし、大きくは変わらないのかも知れないですけど、自由に表現できる良さが(俳優には)あります。アナウンサーさんは情報を伝えることがメインの役割で、自分自身の感情は抑えることを基本的に意識されていると思うんですけど、役者は情報なんてどうでもいいから、俺の感情を知ってくれ、みたいな。そこは大きく違うところじゃないかな、と思います。人が幸せになることが、僕のしたいことにつながる撮影:山口真由子――そんな役者としての藤原さんを見られるのが、現在放送中のドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)です。主人公の泉美(比嘉愛未)の家の近くの中華料理店でバイトをしていて、ミュージシャンを目指して路上ライブもする藤井蓮役ですが、藤原さんは蓮をどんな人だと思って演じていますか?最初は僕自身も知らなかったんですけど、FODで配信されているスピンオフ(『ぼくの推しは王子様』)に出演したとき、蓮が何でもできたんです。なぜか聞いたところ、裏設定として、蓮は自立するためにいろんなバイトを転々として頑張っている、ということを知って。路上ライブをするというのも、勇気がいることだと思うんです。僕だったらできないので。そう考えると、蓮は夢に向かって一生懸命に頑張れる人なんだ、と感じました。あとは、僕の考えなんですけど、蓮はエンターテイナーだな、というのもあります。ドラマの中での蓮の出演シーンは少ないですけど、蓮が出てくることで、一瞬、その場の雰囲気が変わればいいな、と思って、かなり明るいキャラクターにデフォルメして演じています。相手が落ち込んでいようが、僕が来たら楽しませてあげたい、というような性格かな?と思っています。とにかく今回は、作品の雰囲気を壊さない範囲で暴れられるだけ、暴れられたらと(笑)。そうやって演じて、ちょっと抑えられて放送されている感じです。©フジテレビ――役作りはどのようにしていきましたか?見られ方を考えます。僕がこういう風に演じたとき、目の前にいる役者さんはどう思うのかな?とか、この番組を企画した人は、僕の蓮を見て、違うな?と思うのか、こんな蓮もあったんだ、と思うか、とか。そして、一番にはテレビの前で観てくださる方が、どういう感情を抱くのかな?というのを考えて、作品の雰囲気を壊さないように、でも、ちょっとでも連に注目してもらえるように、ということを考えました。――すごく客観的に役を見ているのですね。そうですね。逆に僕は主観的に見ることが苦手で。感情移入することが難しいんです。自分の人生ですら俯瞰で見てしまうところがあるので(苦笑)。もっと主観的に物事を見ることは、頑張らないといけないところだな、と思っています。撮影:山口真由子――藤原さんは自分自身をどんな人だと思っているのですか?生粋のエンターテイナーじゃないですかね(笑)。人前に出るのが大好きで、カメラの前や、大勢の人の前に立つと気付いたらスイッチが入っています。人を楽しませたいんです。もし自分が落ち込んでいるときでも、仕事が入れば急にテンションを上げられます。――自分が楽しみたい、という気持ちよりも、誰かを楽しませたい、という気持ちが大きいんですね。そうかも知れないですね。普段の生活でも、自分がしたいことよりも、人がしたいことをすることが多いです。人がやりたいことをするために、自分が我慢をする、ということはしないですけど、人が幸せになることが、僕のしたいことにつながるんです。人が笑う姿を導くために、僕が何かをすることが、僕のしたいことなんです。――人のためにやることが、自分のためにもなる、という。でも、それって世の中の人みんなそうだと思うんです。自分の近くにいる人を楽しませることができたら、自分も楽しくなるじゃないですか。それが人間だと思う。それを大勢の人に対してやることができるのが、僕たちのような仕事だな、と思うので、僕はそれに向いていたのかな、と思います。人生初芝居は「めちゃくちゃ早口じゃないかと思います」撮影:山口真由子――そして、11月12日からは、映画『愛のまなざしを』も公開になります。仲村トオルさん演じる主人公の息子役ですが、この作品が藤原さんにとって人生初の演技となったんですよね。はい。撮影したのはかなり前で、2年前のちょうど今頃でした。人生初のオーディションで、オーディションというものの感覚を味わってみよう、ということで参加して。だから、受かったらもちろん嬉しいけど、受からないだろうと思っていたところ、ありがたいことに選んでいただけました。もうホントに右も左もわからない状態で、監督さんから「ちょっとこうしてみて」と言われたことを、言われるがままにやるだけだったんです。でも、「その真っすぐな姿勢が輝いていたよ」と言っていただけました。だから現場でもとにかく監督さんの言うことに従って、委ねようという気持ちでやっていました。撮影に入る前に2日間くらいリハーサルの期間もあって。そこで仲村トオルさんともお話ができて、父子の関係性がどういうものかも話し合ってからできたので、それはすごくやりやすかったです。ただ、今話していて思い出したんですけど、ホントにカメラの前に立つのが初めてで。宣材写真を撮るためにスチールカメラの前に立ったことはあったんですけど、映像のカメラの前に立つのは初めてだったので、その存在感というか、見られているな、という意識がありました。©︎Love Mooning Film Partners――そこから約2年が経って、当時の自分は今の自分からはどんな風に見えますか?まだ完成作は観れていないので、記憶する範囲なんですけど、めちゃくちゃ早口じゃないかと思います。僕、普段から早口で、よく周りの人から聞き取れない、と言われるんですよ。今もだいぶ抑え気味にしゃべってます(笑)。特にお芝居になるとさらに早口になってしまって、『おじカワ(ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」)』のときも、前半は早口になっていました(苦笑)。撮影中は監督が「普通の人間ってこれするかな?」ということをよくおっしゃっていて。例えば、動きを止めてセリフを言うとかなんですけど、普段、何気なくしゃべっているときって、教科書開きながら、とか、引き出しを開けながら、とか、何かやりながら話すじゃないですか。僕もそれを言われて「確かに」と思ったんですけど、やっぱり決められたセリフがあって、カメラがあって、表情も気にしながら動くというのは、最初は難しかったです。だから、もうそのことでいっぱいだったので、早口までは意識が回っていかなったと思います(苦笑)。でももう2年も前のことなので、逆にあまり恥ずかしくないです。顔からして違っているので、今の僕を観るというより、初めてのお芝居なんだ、という感覚で観ていただけたら。ただ、一生に一度しかない初めてのお芝居ではあるので、そういう意味ではすごく観ていただきたいですね。撮影:山口真由子――今後、自分のこんなところに注目してほしい、ということがあれば教えてください。最近感じていることなんですけど、役者って、基本的に自分を表現するのではなくて、自分の中の一部を、役を通して見せている、という感じなのかな、と。全くの素の自分であるとか、自分の考えていることとかを表現することって、そんなに多くないんです。でも、僕としては、そういうところも表現できる人になりたいな、という想いもあって。明確にどういうことかはまだ言えないですけど、僕自身の想いを聞いて、誰か一人でもいいからポジティブな気持ちになれたり、その考え方いいな、とか思ってもらえたり、そんな風にいろんな気持ちを与えられるように、エンターテイナーとしての幅を広げていけたらな、と思っています。取材・文:瀧本 幸恵<作品情報>ドラマ『推しの王子様』毎週木曜、夜10時~ フジテレビ系にて放送中公式サイト:映画『愛のまなざしを』11月12日(金) 全国ロードショー©︎Love Mooning Film Partners公式サイト:
2021年09月10日ドラマ『推しの王子様』で、外見は乙女ゲームの理想的なキャラクターそっくりなのに、中身は残念という役どころを演じている渡邊圭祐さん。自身の恋愛をひもとくと、初恋は小学生の頃。相手は学校の先生だった。「おそらく20代後半の方で、子どもの僕から見ると、ものすごく大人の女性に感じました。その先生は、隣のクラスの担任だったので、休み時間のたびに隣のクラスに行っていましたね。大義名分としては、友達と話すためなんだけど、本当は先生に会いたかった。これが、好きって気持ちなんだなって初めて自覚しましたね」学生時代は、年上に惹かれる傾向があったそう。でも、もう年齢は関係ないとキッパリ。「学生時代の1歳差ってものすごく大きいじゃないですか。大学1年生にとっては、スーツを着て就活している3年生や4年生がものすごく大人に見えていました。でも、社会人になって、学校という括りがはずれると、関係性がもう少しフラットになりますよね。もちろん先輩/後輩、上司/部下という関係は存在するけれど、置かれる環境が変わったことで、人を見る時のモノサシも、『どう仕事に取り組んでいるか』に変わりました。僕、人を見るのが好きなので、効率のいいやり方をしているなとか、無意識に動きやクセを見ていますね」そして、恋愛において何よりも大事にしているのが、互いに尊重し合える関係性であること。「自分色に染めたいとか、そういう願望はまったくないです。自分のあり方は自分で考えたいし、相手もそうあってほしいから、僕から何か言うこともないですね。そりゃ、小さいことは言うでしょうけど。『トイレットペーパー、替えといてよ』とか(笑)。恋仲で一番大事なのは、信頼関係の上にそれぞれが自分らしくいられることだと思うんです。お互い好きになった理由があるはずなのに、相手に何かを強いたり、自分を曲げたり、我慢しながら生きても、全然楽しくないですよ。楽しむことが僕のモットー。恋愛に限らず、楽しいことじゃないと続かないと自分でわかっているので、この仕事も楽しめなくなった時点で辞めていると思います。もちろん、役を生きるのが苦しいこともあります。でも、苦しさも含めて芝居が今はすごく楽しいんです。10年後も20年後も、そうあれたら。そして、男性からも憧れられる人になりたいですね。僕が憧れているのは、窪塚洋介さん、長瀬智也さん、舘ひろしさん。窪塚さんや長瀬さんは、我が道を行くところがカッコいいですね。色気があって、人としての奥行きを感じます。舘さんは一度お会いして、こうなろうと決めた人。すっと立ち上がり『舘です』とご挨拶してくださったのがあまりにもカッコよくて、僕も『渡邊です』と言うようにしています。憧れに近づく第一歩は、真似からかなって」読者アンケートで、付き合う決め手として「落ち込んだ時に支えになってくれる」という回答が多かったと伝えると、「気をつけて!」と渡邊さん。「すでに男性側はその情報をいろんなところで耳にしてるんで、なかには女性を“落とす”ための計算で寄り添う人がいるんですよ。そういう人の手のひらの上で踊らされないように、僕から注意喚起したい!そんなヤツに落とされる前に、女性から落としにいきましょうよ」話題を呼んだ『恋はつづくよどこまでも』では新人看護師、『恋はDeepに』ではイケメン3兄弟の三男役と、恋愛ドラマへの出演が続く。さまざまな恋愛を役として体験したことで、恋愛観に変化はあった?「あまり変わらないですね。今は完全に仕事モードで、恋愛から離れすぎた生活を送っているというのもあるんですけど(笑)。作品に入ってさえいれば、すぐにでも心から好きな相手に会いたいという気持ちで現場に向かえますし、役を演じることで満足できるんです。これまではピュアな役どころが多かったので、不倫する作品とかで、汚れ役を経験してみたいですね。ただの不倫じゃないですよ。情事を重ねまくる大不倫(笑)」俳優/渡邊圭祐(わたなべ・けいすけ)1993年11月21日生まれ、宮城県出身。地元でのモデル経験を経て、2018年『仮面ライダージオウ』でドラマ初出演。現在、出演ドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)が放送中。12月、『彼女を笑う人がいても』で初舞台を踏む。ジャケット¥48,000(サバイ/HEMT PR TEL:03・6721・0882)シャツ¥28,000(アポクリファ/サカス ピーアール TEL:03・6447・2762)パンツ¥33,000(ケンイチ/サカス ピーアール)シューズ¥18,000(スペース クラフト/HEMT PR)メガネ¥34,000(ビージェイ クラシック コレクション/アイズプレス TEL:03・6884・0123)写真家/マスダレンゾ1994年11月1日生まれ。「Helsinki Lambda Club」「MONO NO AWARE」などミュージシャンを中心に撮影。オルタナコレクティブ友達チーム「GROUPN」としても活動中。「カメラを通じて、圭祐さんとコミュニケーションを進めていく時間はとても心地よいものでした。よき時間をありがとうございました」※『anan』2021年8月25日号より。写真・マスダレンゾスタイリスト・八尾崇文ヘア&メイク・木内真奈美(Otie)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年08月24日2021年6月23日付にて、YouTubeチャンネル『NONSTYLE井上365 ノンスタイル井上』では、カジサックこと、キングコングの梶原さんとノンスタイルの井上さんのコラボ企画の動画を配信中です。実はこの2人、同期でありながらツーショットでのトークは初めてで、梶原さんが半年ごとに井上さんを口説き続け、ようやく実現したとか。2000年にデビューした後、すぐにスターになったキングコングと、『追いつけ追い越せ』でやってきたノンスタイルは、かつて『不仲説』もささやかれていました。本動画は、そんな2人が、2021年6月22日付でYouTubeチャンネル『カジサック KAJISAC』と『NONSTYLE井上365 ノンスタイル井上』にて初のツーショット・トークを終えた翌日のもの。井上さんのYouTubeチャンネルでは『恋愛』をテーマにすることも多いようで、井上さんは、ヨメサックさんと知り合って15年以上という梶原さんに、かなり突っ込んだ質問をしているようですよ。さて、どんな話が聞けるのか、さっそく動画をご覧ください。梶原さん曰く、常に夫婦で恋愛する秘訣は、子供が寝たら「恋人に戻る」とのことでしたが、なかなかできることではないような…。どうやら不仲説は『デマ』だったようで、時々ボケながらも、仕事に対し本音で熱く語っている2人の姿がとても印象的でした。もし、前半のトークをご覧になりたい方は、こちらもご覧ください。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年07月21日青春時代を振り返ったとき、誰にでもひとつはある忘れてしまいたいような思い出。まもなく公開の最新作『Bittersand』では、高校生活で起きた“ある事件”によって時計が止まってしまった男女が運命の再会をするところから物語が始まっています。そんな注目の青春ミステリーの見どころについて、こちらの方々にお話をうかがってきました。井上祐貴さん&萩原利久さん【映画、ときどき私】 vol. 389『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』などで活躍している井上さん(写真・左)や『3 年 A組 -今から皆さんは、人質です-』などで知られている萩原さん(写真・右)といった次世代の人気俳優が集結している本作。井上さんは高校時代に想いを寄せていた同級生の絵莉子にまつわる出来事がきっかけで前に進めずにいる主人公の吉原暁人を演じ、萩原さんは少し空気の読めないところがある、暁人の“悪友”井葉有介を演じています。7年のときを経て、忌まわしい記憶を塗り替えるために奔走する2人の姿を描いた本作で、それぞれの役を好演している井上さんと萩原さん。今回は、撮影現場の舞台裏や青春時代の思い出、そして塗り替えたい“ビターな記憶”について語っていただきました。―まずは、最初に脚本を読まれたとき、どのような印象を受けましたか?井上さんこの作品では18 歳と25歳という2つの時系列が同時に描かれているので、最初は少し難しいと感じるところもありました。でも、読むほどにそれぞれのキャラクターのことが理解できるようになりましたし、特に暁人と井葉の関係性がおもしろいなと思いました。―萩原さんは、どのように井葉を演じようと考えていましたか?萩原さん今回は、井葉のテンションによって左右されるシーンがわりと多かったので、失敗できないなという思いが強かったです。なので、どうやって空気を読まずにぶち壊せるか、みたいなことをずっと考えていました。あとは、同じ役でも異なる年齢を演じるということが、プレイヤーとしては挑戦だったと思います。スイッチを切り替えながら演じ分けた―おふたりとも、高校生と25歳の両方を演じていらっしゃいましたが、演じ分ける難しさもあったのではないでしょうか?井上さんもちろん、簡単ではありませんでした。ただ衣装に助けられたというか、制服を着れば高校生になれて、スーツを着れば社会人になれたので、目に見えるもののおかげでそれぞれの気持ちの“スイッチ”を入れることができたのかなと。演技では、年代によって声の高さを変えたり、そういったことを意識しながら演じました。萩原さん脚本を読みながら、最初はどういうふうに演じ分けようかなと考えていましたが、登場人物のなかで、井葉だけ変わっていないところがあったので、僕の場合は変わらないことがひとつのテーマなんじゃないかなと。なので、細かいところで変化をつけつつ、井葉が持つ適当さや自由さといったベースは変わらないように気をつけました。ある意味、井葉だけ取り残されているようなところもあったので、周りの人たちに作ってもらった部分も大きかったと思います。合宿みたいな楽しい現場だった―劇中で繰り広げるおふたりのやりとりがすごく絶妙でおもしろかったですが、普段のおふたりの関係性は?萩原さん実際も、あんな感じだよね?井上さんあそこまで高いテンションではないとしても、確かに基本的には変わらないかもね。萩原さん現場でもよくしゃべってたしね。井上さんそうだね。あとは、昼休憩とか夜ホテルに戻ってから一緒にゲームしたり。萩原さん今回、男子はみんなで同じ部屋に泊まっていたこともあって、合宿みたいだったからね。大部屋の和室に布団を敷いて、みんなで並んで寝るみたいな。井上さん大浴場しかなかったから、毎日お風呂もみんなで一緒に入ったよね。萩原さんとにかく、みんな仲が良かったから本当に楽しかったです。井上さんキャストのみんなが自分の役どころとキャラクターが似ていることもあったので、それも撮影の延長みたいに感じていた理由かなと思います。利久くんも自分では井葉とかけ離れているとコメントしてたけど、実際は井葉要素満載だったしね(笑)。萩原さんいやいや、本当に僕としては心外でしたよ。というのも、最初に脚本を読んだときに「自分とは違い過ぎるからどうしよう。かなり作って現場に行かないといけないかな」と心配していたのに、みんなから「井葉っぽい」と言われたので、自分で自分のことがわからなくなったこともありました(笑)。でも、みんなと生活をともにすることで、きちんとコミュニケーション取れたのはよかったなと思います。―撮影は1年半ほど前ということで、コロナ禍の前だったからこそ、そういう密なやりとりができたのかもしれないですね。井上さん確かに、いまだったら難しいので、あのときだからこそできたことだなと改めて感じます。いろいろなことをひっくるめて青春だった―そのなかでも忘れられないエピソードがあれば、教えてください。井上さんクラスメート役の柾⽊玲弥くんがムードメーカーとなって、みんなの間に入ってコミュニケーションを取ってくれていた気がします。萩原さん本当にありがたかったですね。井上さんただ、僕はほぼ全部のシーンに出ていることもあって、ひとりだけ撮影が遅くまであったので、みんなといられる時間も少なくて、けっこう寂しい思いをしました。萩原さんそのとき、僕はみんなとまくら投げとかしてましたけどね(笑)。井上さんだから、それも知らないんですよ……。帰ったときにみんなが人狼ゲームで盛り上がっていたときもあったんですけど、僕だけ朝が早かったので、「いいなぁ」と思いつつひとりで端っこで寝ていることもありました。でも、それも含めて青春を感じれたなといまは思います。―ちなみに、自分の青春時代を思い出といえば?暁人のように女の子をかばった経験はありますか?萩原さんいや、そんな思い出はないですね(笑)。井上さん僕もないですよ(笑)。萩原さん映画みたいなキラキラした青春というよりも、思い出すのは高校3年生の午前授業だった月曜日のこと。毎週友達と一番安いうどんを食べながらジャンプを回し読みしていました。1年間、毎週必ず同じことをしてたので、一番の思い出ですね。井上さん確かに、僕も学校が早く終わる日は楽しみだったな。友達とボーリングとかカラオケに行ったりして、遅くまで授業がある日にはできないことをするのが好きでした。いま思うと、あれが青春だったなと思います。基本的に後悔はしないタイプ―では、本作の暁人のように塗り替えたい“ビターな記憶”はありますか?井上さん僕は基本的にあまり後悔しない性格で、楽しいことだけじゃなくて、辛いこともいまとなってよかったかなと思えるタイプなので、特に塗り替えたいことはないかもしれません。ただ、強いて言うなら、もう少しちゃんと勉強しておけばよかったなとは思います(笑)。萩原さんそれは間違いないよね。井上さん両親がせっかく塾に通わせてくれて、整った環境があったのに、「何をしてたんだろう」とふと思うことはあります。萩原さん僕もやらない後悔をするのが怖くて、とりあえずやるほうなので、あまり後悔はないし、もう一度やり直すほうが嫌かもしれないです。ただ、飲み過ぎて二日酔いになるたびに、「なんで、あんなに飲んじゃったんだろう」という後悔はします(笑)。かなり小さいことですけど、やり直したいと思うのはそのときくらいです。―(笑)。これに関しては、多くの方が共感しているかもしれません。また、本作では暁人と井葉の恋愛模様も見どころですが、登場するのは、ひとりで内に抱える絵莉子とつかみどころのない自由な澄子。おふたりは、どちらがご自分の好みのタイプに近いですか?萩原さん僕は絵莉子みたいに何かを秘めている感じの女の子のほうが、何を考えているんだろうみたいなところから興味がわいて、追いかけてしまうかもしれないです。井上さん僕は地に足がついていて尊敬できる人がいいので、ちゃんと仕事をしているという意味でも絵莉子はステキだなと思いました。休みの日は圧倒的なリフレッシュ感をもとめている―おふたりとも絵莉子派なんですね。萩原さん天真爛漫な子もいいなと思うんですけど、観ていただくとわかるように、澄子はちょっと極端ですからね……。井上さん確かに、澄子は情報がなさすぎて怖いかも(笑)。萩原さんそうそう。ある意味、どんな子なんだろうという興味はあるんだけどね。井上さんそれはあるね。ただ、興味はあっても、付き合うとなると、僕はちょっと疲れちゃうかも。―観客のみなさんにも、そんな女性陣に注目していただきたいですね。では、おふたりが最近ハマっていることがあれば、教えてください。井上さん最近DIYをはじめて、テーブルを作りました。きっかけは、正規品で自分がほしいイメージのテーブルがなかったからなんですけど、昔からDIYに関するテレビとか動画はよく見ていて、すぐに始められるくらい知識はあったんです。それがいまは趣味のひとつになっています。―いきなり家具を作ってしまうとは、すごいですね。萩原さんは息抜きでしていることはありますか?萩原さん僕はひたすら寝ます(笑)。たまに、夕方から翌日の昼間くらいまで、一度も起きることなく、15、6時間寝てしまうこともあるくらいです。起きたときに体のなかが全部入れ替わっているような圧倒的なリフレッシュ感がいいんですよね。誰もがどこかに共感できる作品になった―そこまで寝れるのもすごいです(笑)。それでは最後に、読者へのメッセージをお願いします。井上さん自分の過去のなかで、モヤモヤしていることやひっかかっていることに対して、他人から見たら向き合わなくてもいいこともあるかもしれないですけど、暁人たちのように7年越しに真正面から向き合っていく姿を見て、「自分も一歩踏み出してみよう」とか「いままで目を背けていたことに向き合ってみよう」と少しでも思ってもらえたらいいなと思います。誰もがどこかには共感できる作品なので、楽しんでいただきたいです。萩原さんコロナによって世の中がすごく変わってしまいましたが、この作品もようやく公開できることになったので、ぜひみなさんにも劇場で観ていただけたらうれしいです。インタビューを終えてみて……。劇中で見せている息の合ったやりとりは、実際のおふたりから出ているものだと納得してしまうほど仲の良い井上さんと萩原さん。撮影中のことを振り返る楽しそうな姿から、そのときの様子が浮かぶようでした。おふたりにとっても、新たな青春の1ページとなった本作にぜひ注目です。過去を変えて新たな未来をつかむ!些細なことから人生を変えてしまうような大きなものまで、心のなかに残り続けてしまうのは塗り替えたい過去の記憶。カッコ悪くても立ち向かおうとする暁人と井葉の姿は、いまさらどうすることもできないと諦めるのではなく、いつになっても変える力を誰もが持っているのだと教えてくれるはずです。山本嵩(井上祐貴、萩原利久)取材、文・志村昌美井上祐貴 スタイリスト:西脇智代メイク:松山麻由美シャツ¥19,800/SHAREEF、ジャケット¥85,800/ato、パンツ¥5,500/WYM LIDNM萩原利久 スタイリスト:Shinya Tokitaメイク:松山麻由美シャツ ¥23,100、パンツ ¥17,600/ともにワーダー(デザインワークス イチキュウロクゴ トウキョウ03-3406-7669 )ストーリー25歳になった吉原暁人は、さえないサラリーマン生活を送っていた。そんなある日、高校時代に想いを寄せていた石川絵莉子と思いがけないところで再会を果たす。ところが、彼女にとっては、暁人を含めた高校時代の思い出はすべて、忌まわしい“黒板事件”によって、拒絶すべき過去となっていた。そして暁人自身も、その頃から自分が一歩も前に進めていないことに気がつくことに。そこで暁人は悪友で親友の井葉の力を借りて、自分と絵莉子のために「記憶を塗り替える」企てを進めることになるのだが……。胸がギュッとなる予告編はこちら!作品情報『Bittersand』6月25日(金)シネ・リーブル池袋、UPLINK吉祥寺他、全国順次公開配給:ラビットハウス©Bittersand 制作委員会写真・山本嵩(井上祐貴、萩原利久)
2021年06月23日「ウルトラマンタイガ」で注目を集めた井上祐貴と、「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」などの萩原利久、「ウルトラマンR/B」「シンデレラはオンライン中!」などの木下彩音という次世代の注目俳優が共演する『Bittersand』。この度、謎が謎を呼ぶ冒頭映像が到着した。この度到着したのは、井上さん扮する暁人が、萩原さん演じる親友の井葉に教室の黒板に描かれていた【3年1組相関図】を自分が描いたと噂を流して欲しいと懇願する謎が謎を呼ぶ冒頭映像。このシーンを演じた井上さんと萩原さんが、青春ミステリーの魅力や、謎を解くヒントにもなるキャラクターについて、思春期ならではの感情を語った。冒頭映像の前半では、暁人が井葉に詰め寄り「俺の“噂”を流して欲しい」と頼み込む様子が描かれる。興奮気味に懇願する“噂”とは、教室の黒板に描かれた【3年1組の相関図】を自身が描いたことにして欲しいというのだ。その相関図の内容が映像の後半で映し出されており、【石川絵莉子の本性】という木下さん演じる絵莉子についての相関図で、“ビッチ”、“裏切り”、“友情と愛情、人間関係を跡形ものなく破壊する女”と本人も、観る者も傷つけるネガティブな言葉ばかりが描きなぐられている。暁人から相関図という言葉を聞いただけで、井葉が「あれ、エグいよな」と動揺していることからも分かるように描かれた絵莉子はもちろんのこと、描いた人物もクラスメートからは、冷たい視線を浴びることは必至。それなのになぜ、暁人はそんな嘘をつくことを頼むのか?はたまた、それは嘘ではなく、本当に暁人が描いたのか?謎が謎を呼ぶシーンだ。本編では、この謎が7年後の暁人と絵莉子の運命的な再会をきっかけに、明かされていくことになる。冒頭からミステリー要素満載の本作だが、同じ“青春ミステリー”「3年A組」でも重要な役どころを演じた萩原さんは、「学生だからこそ起こる不安定な危うさが良いと思います」と子どもから大人に移行していく不安定な学生時代を描いていることこそが、このジャンルの魅力だと分析する。続けて「多くの人が学生を経験しているので、登場人物の心情だったり、感情にどこかしらで、共感できるポイントがあって、作品に入り込みやすいのも青春ミステリーの魅力なんじゃないかなと思います」と、登場人物に感情移入できることもこのジャンルが誰からも愛される理由と推察する。井上さんもまた「暁人は、芯はあるけど本当に不器用な人だなと先ず初めに思いました。それは暁人だけでなく登場人物みんなに言えることなのですが、きっとみんなが素直に感情を伝えることが出来ていたら、高校時代の記憶は"変えたい記憶"や"消したい記憶"には、なっていなかったんじゃないかなと思います」と、思春期ならではの不器用さがこの事件を起こしてしまったと明かす。さらに「ウルトラマンタイガ」『劇場版 ウルトラマンタイガ ニ ュージェネクライマックス』ではE.G.I.S.の新人実働部隊員、『NO CALL NO LIFE』では不良少年を演じてきた井上さんだが、「暁人は頼り甲斐もないし不器用だけど、確固たる自分がある。でもそれをうまく伝えることが出来ない人なんだろうなと思っています」と自身の演じた暁人を分析しており、確固たる自分がある暁人だからこそ、冒頭シーンで描かれる“頼みごと”をしているのかもしれない。『Bittersand』は6月25日(金)よりシネ・リーブル池袋、UPLINK吉祥寺ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bittersand 2021年6月25日よりシネ・リーブル池袋、UPLINK吉祥寺ほか全国にて順次公開©Bittersand 制作委員会
2021年06月13日井上芳雄が信頼を寄せる作・演出家、蓬莱竜太と6年ぶりにタッグを組む舞台『首切り王子と愚かな女』が6月に上演される。“ミュージカル界のプリンス”と呼ばれる井上の、プリンスではない個性派俳優としての顔を引き出してきた蓬莱が、今回井上に用意したのはなんと“王子”役。ただその王子も、やっぱり一筋縄ではいかないキャラクターのようで……。井上に、作品に対する期待や意気込みを訊いた。井上と蓬莱の出会いは2009年の舞台『Triangle~ルームシェアのススメ~』(蓬莱が脚本を担当)。この時に「すごく面白くてびっくりして、そこから蓬莱さんの作品を観に行くようになりました」という。その魅力については「よく言われていることですが、緻密な人間関係を描き、みんな感じてはいたけれど、見て見ぬふりをしていたようなことを物語の中でバンっと提示するところが魅力。でも作風は実は一作ずつ全然違っていて、常に新しくなり続けている。最近も劇団で人形劇ムービー(しがらみ紋次郎~恋する荒野路編~)を作っていらっしゃいました。挑戦し続けているところが、カッコいいですね」と話す。今回も蓬莱としては異色の、架空の王国を舞台にした大人のファンタジー。癇癪持ちで自分勝手、反乱分子の首を次々に落とす“首切り王子”と、生きる理由がわからず死のうとしている“愚かな女”をめぐる物語だ。井上は「僕、ネタでよく「自分は20年プリンスをやっています」みたいなことを言っていますが、実際、もうそんなに王子役って来ないんです。久しぶりに王子役が来たと思ったら“首切り王子”でした(笑)」と笑いながらも、演じる役柄を楽しみにしている様子。「僕はどうしても、正しい側の人を演じることが多いのですが、蓬莱さんは毎回そうじゃない役をくれる。今回もどうやら、複雑な設定がある模様です。こういうおとぎ話風のものを書くのは初めてだと仰っていましたが、やっぱりその中での人間模様は蓬莱さんらしく、痛いところを突いてきます。もともと蓬莱さんは「こんな時期だし、楽しいものが書きたい」と仰っていたのに、蓋を開けてみたら、全然楽しいだけの話じゃなかったのですが(笑)、僕としても人間の悲しさとか、愚かだけど可笑しいという面を演じられたら、と思っていますので。こういう役柄に挑戦できるのは、役者として嬉しいです」。王子と運命的に出会う“愚かな女”を演じるのは伊藤沙莉。「とても旬の……もちろん子役からずっとやってきての今だと思いますが、今、勢いがあって実力もある女優さん。芸歴が長い大女優みたいなところと、これからが期待される若い方だという、どちらの魅力もある。ご一緒するのが楽しみです。」『首切り王子と愚かな女』は6月15日(火)から7月4日(日)まで東京・PARCO劇場にて上演。その後大阪、広島、福岡公演も予定している。取材・文:平野祥恵
2021年06月07日過去からの再生を描く映画『Bittersand』より、井上祐貴、萩原利久、木下彩音の3人がそれぞれ“高校生”と“25歳”を演じ分けたビジュアルが到着。併せて予告編も公開された。何者かが描いたクラスの男女の爛れた相関図によって、誹謗中傷の的となり、日常が暗転した暁人(井上さん)と絵莉子(木下さん)。そして悪友・井葉(萩原さん)。ビジュアルでは、制服姿の高校時代と、大人の雰囲気感じられる25歳の姿を比較することができる。まず井上さんは、ヘアスタイルの変化だけでなく「声のトーンを少し変えるように意識しました」と明かし、加えて「親友の井葉とのシーンでは、学生の頃の仲の良さと社会人になってからの仲の良さを比べた時、社会人の方はより一緒に居ることに慣れてる風に見える様にと思って演じました」と井葉との親密さでも時間経過を創出。一方、井葉に扮した萩原さんは「いい意味で、井葉はあまり変えないことを意識しました。見た目はかなり変化しているのに、中身はそこまで大きく成長してない。というのが井葉らしいのかなと思いました。変わりすぎないことで学生時代から引きずり続けている暁人に寄り添えるような気がしました」と語る。2人とは異なり、7年間高校時代の友人と会っておらず、消したい過去を持つ絵莉子について木下さんは「高校生と25歳とでは物事の考え方など大きく変わる時だと思います。まだ私は撮影時19歳でどちらの歳にも近かったので、演じやすかった感じがします」とふり返り、「高校生は自由に自分ペースで生きているように演じ、一方25歳はそのギャップを見せる為に大人な女性の落ち着いた感じをイメージして演じました」と明かしている。併せて到着した予告編では、25歳の暁人が、絵莉子と再会する様子が映し出される。しかし、彼女にとっては、彼を含めたその頃の思い出は全て消したい過去となっていた。そこで暁人は、当時の事件を“無理やり忘れたふり”をするのではなく、“ちゃんと終わらせたい”と、井葉の力を借り、自分と絵莉子のために記憶を塗り替える企てを進める。映像では3人のほかにも、同級生の姿も確認することができる。『Bittersand』は6月25日(金)よりシネ・リーブル池袋、UPLINK吉祥寺ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:Bittersand 2021年6月25日よりシネ・リーブル池袋、UPLINK吉祥寺ほか全国にて順次公開©Bittersand 制作委員会
2021年06月01日お笑いコンビ・品川庄司の品川祐が14日、スピードワゴン・小沢一敬のYouTubeチャンネル『スピードワゴン小沢のオザワ倶楽部』に出演。芸人と映画監督を目指すきっかけとなったエピソードを語った。お笑いだけでなく、品川ヒロシ名義で作家や映画監督としても活躍している品川。この日公開された動画「【映画】品川ヒロシ監督が影響を受けた映画監督TOP3はまさかの人達」では、デビュー前を振り返り、「ダウンタウンさんに憧れて、お笑いいいなって。初めて一人暮らしした部屋はテレビがなくて、有線でダウンタウンさんの漫才がかかってて。1日2回くらいかかってたんですけど、チェックして書き起こして、それくらいダウンタウンさんが好きになって。強烈に憧れてたんですよ」と述懐した。一方で、映画が好きだった品川は、芸人になるか、映画監督になるか迷っていたそうだが、「たけしさんが、『その男、凶暴につき』を撮ってるじゃんって。芸人になって成功すれば、映画が撮れるんだ! っていうので、芸人になろうと思ったんですよ」と告白。芸人として活躍しながら、同作で映画監督デビューしたビートたけしの影響を受け、自身も同じ道を歩むことになったが、「たけしさんの演出がめちゃくちゃ好き。アクションシーンもそうだし、暴力描写も好き」と、北野映画の魅力を熱弁して話題を締めくくっていた。
2021年05月19日プロボクサーの井上尚弥が、メンズエステティック「MEN’S TBC」のイメージキャラクターに起用された。今回のイメージキャラクター起用について、井上は「広告オファーをいただいたことを大変光栄に感じています」と謝意。続けて「自分は打たれないボクシングを心掛けて、なるべくなら美しいボクサーでありたいと思っています」と、自身が理想とするボクサー像を明かした。井上は普段から美容に対し関心が高く、同社の「美への追求」に共感してイメージキャラクターを務めることになったそうで、「スタイリッシュでカッコいいイメージを持っていたMEN’S TBCにサポートしてもらえることを嬉しく思います」と喜びのコメント。そして最後に「これまで以上に強く美しい井上尚弥を目指しますので、皆さんご声援をよろしくお願いします」とメッセージを送っている。なお、井上が登場する新CMは、14日から放送される。
2021年05月12日女優の森川葵が1日、NON STYLE・井上裕介のYouTubeチャンネル『NON STYLE井上365 ノンスタイル井上』に出演。合コンの“最強メンバー”として、プライベートでも交流のある3人の名前を発表した。この日公開された動画「【芸能界飲み会事情】トップ女優森川葵の豪華な交遊録! 出てくる名前がすごい!」で、合コンの“最強メンバー”を聞かれた森川は、「広瀬アリス。楽しいですよ。めちゃくちゃ面白いですよ」と言い、続けて、「島崎遥香。ぱるる、良い子よ。面白いし、独特の世界観持ってるし」と、仲が良い2人を猛プッシュ。最後に、浜辺美波の名前を挙げつつ、「でも多分、女子側の意思疎通がとれない」と、笑いながら明かしていた。今を時めく豪華メンバーに、井上は、「この合コン、最高に楽しいやろうな~。絶対行くよ。正直、俺20万円かかっても行くわ」と大興奮。一方で、「俺が来たら、どんな顔するやろな?」と、心配そうな表情を浮かべると、森川は、「アリスはめっちゃ喜ぶんじゃないですか? 楽しいの大好きだから。みーたん(浜辺)も、はじめは、えっ? てビックリするかもしれないけど、徐々にその状況をすごい面白がっていくと思う」と歓迎ムードだった。しかし、「楽しいのが好きやん? だから、ワーッてしゃべるやんか。でも、そこから1ミリでも口説く感じを出してきた瞬間……」と井上が続けると、「みんなで帰ると思います。帰ろっか~って言って」と笑顔でバッサリ。自分を含め、広瀬、島崎、浜辺の4人が集まると、コミュニケーションがとれないことを危惧していた森川だが、「そこの意思疎通だけはとれると思う」と、いたずらっぽく笑っていた。
2021年05月05日黒島結菜と井上祐貴が、北村匠海主演映画『明け方の若者たち』に出演することが決定。コメントも到着した。2022年放送開始予定の連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロインを務めることも決定している黒島結菜が演じるのは、北村さん扮する明大前の飲み会で<僕>が一目ぼれする<彼女>。“LINEよりも手紙が似合いそうだし、パスタよりもそばが似合いそう”な<僕>のタイプドストライクで、恋と仕事、そして秘密をまとったキャラクターとなっている。「ウルトラマンタイガ」で主演し注目された井上祐貴が演じるのは、新入社員の<僕>の同期で後に親友となる<尚人>。高いポテンシャルと意識を持ち優秀だが、希望とは程遠い部署に配属される人物。同じく現実と理想のギャップに悩む<僕>を近くで支える役どころだ。黒島さんは「台詞を言葉にするのがとても難しくてわからないことだらけでしたが、今のわたしにできる精一杯ができたと思います」と撮影をふり返り、「北村くんとは3回目の共演だったので、安心して現場で過ごすことができ、井上くんは初めてなのに初めてじゃないような不思議な人でとても楽しくお芝居ができました。松本監督の演出は常に新しくて、ニヤッとしてしまうくらい面白かったです。撮影が終わって少し経ちますが、今思い出すとすごく純粋で美しい時間でした」とコメント。脚本を読み、同世代の登場人物に共感したという井上さんは「撮影合間の北村くんや黒島さんとの他愛もない会話も、まるで劇中の1シーンに感じる様な現場で、撮影中はそんな感覚で過ごしていました」と語る。本作の監督・松本花奈は、2人について「冒頭、沖縄料理屋での飲み会のシーンで、皆の輪に混ざろうとせず時間を持て余したように、ただそこに”いる”だけの『彼女』の姿をモニター越しに見たとき、思い描いていた『彼女』像とあまりに一致していて心臓がバクバクした」「尚人という役柄は、友達想いで仕事への意欲もあり、良いときも悪いときも常にその時々のベストを追求できる男です。一見何でも出来すぎて嫌な奴にも見えそうですが、井上さんはそんな尚人をとても人間味溢れる人物として演じてくれました」と撮影した印象を明かしている。そんな2人に加え、全出演者が発表。<僕>の母・知子役を高橋ひとみ。<僕>と<彼女>の出会いの場、沖縄料理屋の女将役を濱田マリ。<僕>が友人に連れられて訪れた風俗で出会う風俗嬢・ミカ役を佐津川愛美。<僕>の上司・中山役を山中崇。<僕>と尚人の同期・黒澤役を菅原健。<僕>が物語冒頭で参加する明大前での「勝ち組飲み」の主催者であり、同級生・石田役を楽駆が演じる。『明け方の若者たち』は2022年お正月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:明け方の若者たち 2022年全国にて公開予定
2021年04月23日ミュージカル『魔女の宅急便』が約3年ぶりに再演される。主人公のキキを演じる井上音生に話を聞いた。ミュージカル『魔女の宅急便』の公演情報はこちら井上は、’16年に第8回「東宝シンデレラ」オーディション特別賞・りぼん賞をW受賞し、’18年に映画『嘘を愛する女』で女優デビュー、’19年に舞台『魍魎の匣』で初舞台を踏んだ16歳。今作が舞台2作目、初主演となるが「出演が決まってうれしかったです。小さい頃からジブリ映画の『魔女の宅急便』を観ていて、私も魔女になりたいとか、魔法を使ってみたいと思っていたので、その頃の夢が叶いました」と軽やかな笑顔を見せる。自身の演じるキキについては「16歳になった今、台本や原作(角野栄子氏の児童書)を読むと、小さい頃に映画で観たキキとは印象が違いました。以前は魔法が使えてかわいい魔女だと思っていたのですが、今は、13歳の普通の女の子なんだなってことに気づきました。同い年の子に嫉妬もするし、ちょっといじわるもしたくなるし、ニキビが気になるところは私と同じで(笑)、親近感が湧きました。私は昨年4月に愛媛から上京したのですが、その時に不安だったことや戸惑ったことは、キキがコリコの町で暮らし始めた時の気持ちと重なると思います。そういう自分との共通点を見つけていって、自分らしいキキをつくっていきたいです」と語る。ミュージカルへの出演は初挑戦だが、小さい頃から観劇をすることは多く、劇団四季の『ライオンキング』や『オペラ座の怪人』、『レ・ミゼラブル』などを観てきたそう。その中でも「一番感動した」と明かすのが、朝夏まなとがアン王女を演じた『ローマの休日』。「アン王女が本当にきれいで、舞台の上でキラキラしていて。それを観て、私もやってみたいと強く思いました」と熱く語る。演出の岸本功喜からは「ミュージカルの歌は台詞なので、台詞として感情を込めて歌ってほしいと言われました」とアドバイスももらったそうで「稽古でも心掛けたい」と意気込む。今は「日々、女優の勉強」だと言い、「愛媛からの上京は、芸能活動にもっと向き合いたくて自分で決めました。自分が決めたからにはがんばらなくちゃいけないと思っています」と語る姿がキキとも重なる井上。フレッシュなキキに期待したい。ミュージカル『魔女の宅急便』は、3月25日(木)から28日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場、4月10日(土)から11日(日)まで愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、4月15日(木)から18日(日)まで大阪・メルパルクホール大阪にて上演予定。取材・文中川實穂
2021年03月05日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の井上音生さんです。主人公・魔女の少女キキ役で初めてのミュージカルを熱演!『ミュージカル「魔女の宅急便」』でキキ役に大抜擢。「キキが修行でコリコの町に行くところが、上京して不安だった私と似ています。東京は人が多くて、放り込まれたような感覚でした(笑)」。アニメや漫画に夢中、という一面も。「池袋にあるアニメイトが大好き。いつか声優のお仕事にも挑戦したいな。ボイトレに通って、録音した自分の声を聴いてどのトーンで話せば響くのかを研究しています」。現在高校1年生で、仕事と勉強を両立中。「暗記科目は台詞を覚えるのと同じ要領で勉強しています!」目標は、英語を話してひとりで世界一周!小さい頃から教室に通って、勉強中。この前は英検2級を受けてきました。黒猫のあんちゃんが癒し。今回の作品に出演が決まる前から飼っています。遊ぶのが楽しい!クラシックバレエを4歳から継続中。家でシューズを履くことも。バレエのおかげで姿勢が良くなりました。いのうえ・ねお2004年生まれ。第8回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、デビュー。今年3月25日から開幕の『ミュージカル「魔女の宅急便」』ではキキを演じる。※『anan』2021年3月3日号より。文・松下侑衣花(by anan編集部)
2021年03月02日親の愛を知らない高校生の有海と不良少年・春川。似た境遇の二人が惹かれ合う本作『NO CALL NO LIFE』にW主演するのは、優希美青さんと井上祐貴さん。――有海も春川も辛い過去を背負っている難しい役ですね。優希:有海がなぜこんなにも報われないのか、一人で考えてもわからなくて、なかなか役を掴めませんでした。でも、監督の「美青ちゃんの中の闇をそのまま表現すればいいよ」という助言で入り込めました。井上:僕は感じないんですけど、監督の分析は正解なんですか?優希:マネージャーさんが、有海はぴったりな役だと言っていたので、そうなんでしょうね(笑)。井上:僕自身は、春川が育ったような環境ではなかったので、最初は理解できないことが多くて…。とにかく台本を読み込み、春川が何を思っていたのか考えていく中で、春川の抱える苦しさや悲しみがわかってきました。春川にとって有海は、初めて未来に希望をもたせてくれた存在。二人は互いを必要としてますよね。優希:二人の純粋な恋愛に憧れますね。私だったら現実を見てしまうけど、大好きな人といたい気持ちを貫いて、信頼し合えるって素敵。――お二人の初対面は?井上:僕が賞をいただいたスカウトキャラバンの決選会場だったらしいんですが、本当に申し訳ないんですが、高揚しちゃって、その日の記憶がないんです…。優希:イケメンがいると思って見ていたのが、井上さんでした。井上:そうなんですか!?それは嬉しいです(照)。その後、お仕事でお会いした時の優希さんは静かな方という印象だったんですけど、今回の共演で明るいムードメーカーな方にイメージが変わりました。優希:井上さんは真面目で勉強熱心。前に共演したドラマでは出番が終わっても、他の役者さんの芝居を最後まで見てましたよね。見習わなきゃ。――タイトルに掛けて、コレなしででは生きていけないというものは?井上:今まで生きてこられたのは家族や友達のおかげで、こうして仕事ができるのも、共演者の方々に助けられ、スタッフさんが育ててくれたから。ということで、“NO支えてくださる方々、NO LIFE”ですね。語呂は悪いですけど(笑)。優希:どうしよう…。いい話の後に言いづらいんですけど…、私は“NOコナン、NO LIFE”。小1で恋してから彼が私の人生にいない日はなくて、朝1話、夜も1話必ず見てます。彼からはいろんな感情を学んできて、今回春川への思いに迷った時も、コナンに助けられました。井上:僕がグッときたシーンの撮影直後に、優希さんが「コナンだと思ってやった」って(笑)。優希:コナンへの想いで、涙が止まらなくなっちゃいました(笑)。『NO CALL NO LIFE』過去からの留守電メッセージに導かれ、有海は母親に捨てられた春川と出会い、恋に落ちた。やがてその留守電が、有海の衝撃的な過去を浮かび上がらせることになる。原作は壁井ユカコの同名小説。3月5日より全国公開。©2021 映画「NO CALL NO LIFE」製作委員会ゆうき・みお1999年4月5日生まれ。福島県出身。2012年、第37回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞。’13年、朝ドラ『あまちゃん』に出演。Netflixドラマ『僕だけがいない街』が地上波放送中。トップス、スカート¥7,900※セットアップ価格(Wild Lily TEL:03・3461・4887)いのうえ・ゆうき1996年6月6日生まれ。広島県出身。’17年、第42回ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞し、ミュージカル『ピーターパン』でデビュー。今夏、主演映画『Bittersand』が公開予定。シャツ¥27,000(SHAREEF)ジャケット¥48,000(CULLNI) 共にシアンPR TEL:03・6662・5525※『anan』2021年3月3日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・長谷川 綾(eleven./優希さん)西脇智代(エヌアイティー/井上さん)ヘア&メイク・RYO(ROI/優希さん)天野誠吾(井上さん)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年03月01日アミューズ所属の若手俳優による「チーム・ハンサム!」の小関裕太、新原泰佑、兵頭功海、藤原大祐、渡邊圭祐が10日、東京・SHIBUYA109で開催された「チーム・ハンサム! POP UP STORE」取材会に出席した。2月9日~23日に「SHIBUYA109 渋谷店」と「SHIBUYA109 阿倍野店」の両施設で「TEAM HANDSOME! ×SHIBUYA109 Valentine Campaign」が開催される。同キャンペーン開催を記念して、アミューズ所属の若手俳優による「チーム・ハンサム!」のPOP UP STOREがオープンし、今回のキャンペーンのイメージキャラクターにも就任した。会場では、2月14日のバレンタインに向けてimperfectとコラボしたオリジナルチョコレートを販売。「チーム・ハンサム!」を代表して、細田佳央太と渡邊圭祐が開発に携わり、imperfectが大切にしている農家の自立や環境保全に取り組みながら生産された原料を使用した特別な商品に仕上がった。その他にもクリアファイルやステッカー、バンダナマスクなど、オリジナルの商品を多数展開。また会場では、MBSにて先月より開始した初の冠番組「ハンサムゼミ」のコメント動画も流れる。新原は「渋谷のど真ん中に僕たちの看板やお店が…すごくうれしいです。昨日渋谷を通ったときに、外側の大きい(ポスターを)見させてもらって、大きすぎて恥ずかしかったんですけど、今日お店を見させていただいて、すごくかわいくて、ファンのみなさんに楽しんでほしいなと思います」と笑顔でコメント。藤原は「109の看板のところにすごく大きくポスターが貼ってあったので感動しましたし、TSUTAYAのビルで動画も流れていて、まさか自分があそこに載る日が来るとは、感動しました。みなさんも、スクランブル交差点を渡るときは見ながら…あ! 人にぶつからないように気をつけてください」と語った。小関も「チーム・ハンサム! は年に一度、感謝祭ライブをやるだけでしたが、初めて大きくポスターが載る機会を得てすごくうれしかったです。渋谷のど真ん中、109にまさか自分の顔がデカデカと載るとは思いませんでした」と感激。渡邊は「地方出身の自分からすると、渋谷の109という全国誰も知らない人はいないんじゃないかというところで催しをさせていただいくのは本当にうれしいですし、チーム・ハンサム! 大きくなりすぎちゃったなというのが正直な思いです。これからもよろしくお願いします」と兵頭は「福岡出身なので、田舎者の僕からしたら渋谷の109は東京に来たら1回は行ってみたかったところ。上京したばかりのときは遊びに来たこともあって、そこに僕の写真がハンサム! として載るのはうれしいですし、ハンサム! の力の大きさを感じました」とうれしそうに話した。
2021年02月10日俳優の渡邊圭祐が10日、東京・SHIBUYA109で開催された「チーム・ハンサム! POP UP STORE」取材会に、小関裕太、新原泰佑、兵頭功海、藤原大祐とともに出席し、バレンタインのエピソードを語った。渡邊は「バレンタインって男の子は全員ドキドキして学校に行っちゃう。下駄箱に、机の中にあるんじゃないかと、部活終わりに誰か待っているんじゃないかと、僕もそのうちの1人だったんですけど、そわそわしたまま授業が終わり、そわそわしたまま部活が終わり、結局もらったのは男子バスケ部の1つ上の先輩、男の先輩1人にだけもらったという…」と切ないエピソードを告白。「非常に不甲斐ない結果に終わり、情けなく思います」と低いテンションで笑いを誘い、小関らから「謝罪会見みたい」とツッコまれていた。2月9日~23日に「SHIBUYA109 渋谷店」と「SHIBUYA109 阿倍野店」の両施設で「TEAM HANDSOME! ×SHIBUYA109 Valentine Campaign」が開催。同キャンペーン開催を記念して、アミューズ所属の若手俳優による「チーム・ハンサム!」のPOP UP STOREがオープンし、「チーム・ハンサム!」がキャンペーンのイメージキャラクターにも就任した。会場では、2月14日のバレンタインに向けてimperfectとコラボしたオリジナルチョコレートを販売。「チーム・ハンサム!」を代表して、細田佳央太と渡邊圭祐が開発に携わり、imperfectが大切にしている農家の自立や環境保全に取り組みながら生産された原料を使用した特別な商品に仕上がった。その他にもクリアファイルやステッカー、バンダナマスクなど、オリジナルの商品を多数展開。また会場では、MBSにて先月より開始した初の冠番組「ハンサムゼミ」のコメント動画も流れる。
2021年02月10日2021年2月7日現在、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長を務める森喜朗氏の発言に対し、批判の声が上がっています。森会長は同月3日に出席した、日本オリンピック委員会の臨時評議員会で「女性の多い会議は長引く」といった発言をしました。同月4日には発言内容を撤回する釈明会見を行いましたが、その後も批判の声はやんでいません。森喜朗氏の『差別発言』に各国大使館が…?「ありがとう!」「かっこよすぎる」鈴木紗理奈「森さんのような人はどこにでもいる」同月7日放送の、情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、森会長の発言について特集。コメンテーターとして出演していたタレントの鈴木紗理奈さんは、「お世話になっているから指摘ができないという状況は誰にでもある」と語りました。私のいる世界(芸能界)にも、どの世界にも、森さんのような人がいらっしゃるんですよ。どこにもこういう価値観はあって。たぶん、女性だったらそれぞれが生きている世界でそれを感じているけど。実際にそういう方たちが力を持っていて、そういう方たちが積み上げてきたものの中で活躍させてもらっているからモノがいえない。サンデー・ジャポンーより引用鈴木さんは「多くの人が、差別を指摘できない立場にいる」と持論を展開。自身もそういった状況にあるものの、「勇気を持って声を上げたい」と主張しました。井上貴博アナの『疑問』に共感の声もコメンテーターとして出演していたモデルの長谷川ミラさんは、「差別的発言を受けた時には『今の発言、古いんじゃないですか?』『もう、今は令和ですよ!』みたいに、フランクに指摘したい」と意思を表示。長谷川さんのコメントを受け、MCとして出演していた井上貴博アナウンサーは、「失言をした人に対して、気を使わなければいけない状況がある」と、現状に疑問を呈しました。つまり、いわれたほうが気を使っているってことですよね。フランクに返さなきゃいけないような空気があるっていう。結局、女性側が気を使っているじゃないかと。サンデー・ジャポンーより引用その後も同番組ではさまざまな意見が交わされ、「差別をなくしていくためには、男女や立場などに関わらず、周囲が勇気を出して批判の声を上げていくことが大事」という結論に至っています。同番組内の一連の議論に対し、視聴者からはさまざまな意見が上がりました。・鈴木さんのいう通り、森会長のような発言をする人はどの業界にもいる!私の働く業界にも。そういう権力のある人に対して、間違いを指摘するのは難しいよね。・長谷川さんの意見、本当にそうだと思う。いいにくい相手だとしても容認していてはだめですね。フランクにでも、指摘していかなければいけないと思いました。・井上アナのひと言にハッとしました。なぜ、差別発言を受けた側が気を使わなければいけないのかと腹が立ちます。でも、結局は地道に指摘していくしかないんですよね。・僕も、自分の発言で周りに気を使わせているのではないかとドキッとしました。気を付けたいです。自身の中に根付いた価値観を変えることは、難しいこともあるでしょう。しかし、世間の価値観や常識は、時代とともに変わっていくものです。年齢を重ね、地位や権力を手にしたとしても、周囲の言葉に耳を傾け、注意や指摘を受けた時には、素直に考えを改められる人になりたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月07日