12月26日(土)19:00よりWOWOライブにて放送される「僕らのミュージカル・ソング2020」の第3弾出演者とセットリストが発表された。「僕らのミュージカル・ソング2020」は、ミュージカル界のトップスター井上芳雄がホストを務めるスペシャルプログラム。今年の6月、7月に2カ月連続で放送され、好評を得た本企画の第3弾が「年末スペシャル」として放送されることが先日発表された。これまで世界的アーティストのジョシュ・グローバンと、視聴者からの投票をもとに楽曲を選んだ「2020年のミュージカル界を振り返るコーナー」に中川晃教、平原綾香、加藤和樹、大野拓朗が出演することが発表されていたが、今回も第3弾出演者として豪華なゲストが明らかに。今回発表されたのは「2021年注目作品コーナー」と題して、すでに来年の公演が発表されているミュージカル作品を紹介するコーナーの出演者。まず、2021年1月15日に開幕となるミュージカル『パレード』よりレオ・フランク役の石丸幹二、その妻ルシール役の堀内敬子が出演し、作品を代表する名曲2曲をデュエットで一足早く届ける。続いて、1月28日に開幕するミュージカル『マリー・アントワネット』より、マリー・アントワネット役の花總まり、フェルセン伯爵役の田代万里生が出演し、花總のソロ曲と、2人で名曲をデュエットで披露。さらに、3月5日開幕のミュージカル『GHOST』より、ヒロインのモリー役Wキャストの咲妃みゆ、桜井玲香が出演し、それぞれ珠玉のソロ曲を歌唱する予定だ。コロナ禍の厳しい状況の中、ファンに希望や勇気を与えてくれたミュージカル界の2020年を振り返りながら、来年への希望に溢れた豪華な出演者とラインナップで届けられる「僕らのミュージカル・ソング2020」。 22日(火)には最後のゲスト出演者発表を控えているので、 引き続き注目しよう。【番組情報】「僕らのミュージカル・ソング2020年末スペシャル」12月26日(土)19:00(WOWOWライブ)ホスト:井上芳雄<ゲスト>海外リモートコーナー:ジョシュ・グローバン2020年の振り返りコーナー:中川晃教、 平原綾香、 加藤和樹、 大野拓朗2021年注目作品コーナー:『パレード』石丸幹二、 堀内敬子、 『マリー・アントワネット』花總まり、 田代万里生、 『GHOST』咲妃みゆ、 桜井玲香※作品開幕日順<セットリスト>●『パレード』より「まだ終わりじゃない」/ 石丸幹二×堀内敬子「無駄にした時間」/ 石丸幹二×堀内敬子●『マリー・アントワネット』より「明日は幸せ」/ 花總まり「あなたに続く道」/ 花總まり×田代万里生●『GHOST』より「ウィズ・ユー」/ 咲妃みゆ「夜は必ずあける」/ 桜井玲香番組公式サイト:
2020年12月18日「最初の歌合せであまりのレベルの差にすごい苦しくなって……」主演を務めるNHK大河ドラマ『青天を衝け』(’21年2月14日から放送予定)の撮影中というハードスケジュールのなか、ミュージカル『プロデューサーズ』(12月6日まで東急シアターオーブで上演)の公開稽古に登場した吉沢亮(26)。ミュージカル初挑戦となった今作では、コミカルで“ウブ”なダンスや、共演するミュージカル界のプリンス・井上芳雄(41)とも渡り合う伸びやかな美声が見どころ。終了後の囲み取材では、今後もミュージカルを続けるのかとの質問に「いや、もうないです(笑)」と笑いを誘った。「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月26日現在上演中のミュージカル『プロデューサーズ』において、開幕2日目の公演を観劇する機会に恵まれた。1968年の映画をもとに、2001年に米ブロードウェイで舞台化された本作は、トニー賞12部門で最優秀賞を獲得した大ヒットミュージカル。英ウエストエンドなど世界各国で上演を重ね、05年にはブロードウェイのオリジナル主演キャストによる映画も製作された。 “史上最低”のミュージカルをつくってボロ儲けを狙うプロデューサーコンビの顛末が、今回の日本版では福田雄一の演出によってコミカルに描かれる。破産寸前で落ちぶれ気味のプロデューサーこと主人公マックスを演じるのは、井上芳雄。彼に巻き込まれながらもタッグを組む気の弱い会計士レオを、ミュージカル初挑戦の吉沢亮と、米ニューヨーク留学帰りの大野拓朗がWキャストで演じる。取材日は“大野レオ”の初日だった。失敗作ほど利益を生む──と帳簿から確信したマックスとレオは、ナチス・ドイツの指導者アドルフ・ヒトラーを愛するフランツ(佐藤二朗)が書いた荒唐無稽な「ヒトラーの春」を脚本に選ぶ。演出にロジャー(吉野圭吾)と助手カルメン(木村達成)というクセ強めのゲイカップルを迎えると、マックスは出資者を募るためにホールドミー・タッチミー(春風ひとみ)ら資産家の老婦人から色仕掛けで小切手をかき集める。小賢しくもどこか憎めないマックスを、井上はユーモアたっぷりに演じる。二幕で会計上の不正が警察に見つかり投獄された彼が、これまでの計画を回想すべく歌とダンスで一人“高速”ダイジェストを繰り広げるパフォーマンスは見どころだ。ひたすらボケ倒す登場人物をすべて受け止める、ウィットに富んだツッコミにも注目したい。大野は、周りの“濃い”キャラクターに翻弄されるレオを表情巧みに造形。特に、英語の話せない女優志望ウーラ(木下晴香)のセクシーな魅力に抗えず、悩殺される様は前方席であってもオペラグラス持参でチェックされたし。コミカルな一面以外にも、伸びやかな高音が甘く優しく響く歌声はプリンス然としており、スマートかつ無邪気なレオ像を印象づけた。この日のカーテンコールは、カンパニーの中で唯一初日を迎えた大野を祝福するムードに突入。MCと化した井上からコメントを求められると、ゲネプロの機会がなく「初めて通しました!」と明かす大野に観客から大きな声援と拍手が送られた。約1年半ぶりという舞台出演、留学を経てパワーアップした彼の雄姿を見届けに劇場へ足を運んでみては。上演時間は約190分(休憩含む2幕)。公演は12月6日(日)まで、東京・東急シアターオーブにて。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2020年11月11日ハリウッドでコメディの巨匠といわれる映画監督、メル・ブルックス。彼が手がけた『プロデューサーズ』は、ブロードウェイの落ち目のプロデューサー・マックスが、金目的で失敗確実な最低ミュージカル制作に奔走するコメディ。なんとそのミュージカルに、このたび井上芳雄さんが初挑戦。ミュージカル界のプリンスといわれたその人が、下世話なミュージカルで詐欺まがいの金儲けを企むプロデューサー役とは驚きだ。馬鹿馬鹿しい笑いに本気で取り組む、僕らのエネルギーを感じてほしい。「役って巡り合わせだと思うんです。確かにこれまでやってこなかったタイプの役で、勝算はとくにない。でも、チャンスがあるならどんな役でもやってみたいし、この役を自分にと思ってくれた人がいるならば挑戦したい。そもそも自分に合うと言われた役でも楽ではなかったですし」演出は、今や日本を代表するコメディ監督・福田雄一さん。ふたりは、3年前からミュージカルを題材にしたコメディ番組『グリーン&ブラックス』(以下、グリブラ)でタッグを組んできている間柄だ。「グリブラは、最初の台本の読み合わせの段階から、キャストが思いついた面白いことをどんどん足していく現場なんです。面白いことを思い切りやったものからつまんで一本のコントに仕上げる。福田さんは、その面白いことが出てくる空気を作るのがうまい演出家なんです。大胆さと繊細さを持ち合わせている感じ」翻訳もののコメディの難しさは、日本とは国民性や文化はもとより、笑いの質自体が違うこと。福田さんが手がけてきた海外コメディは、単なる翻訳ではなく、笑いの部分を日本向けのものへ転換したものが多い。「福田さんのやり方も、海外コメディを上演する上での可能性のひとつだと思います。でも、以前にケラリーノ・サンドロヴィッチさんの舞台に出たとき、セリフのテンポや抑揚でこんなに面白くできるんだってことを知って。かなり馬鹿馬鹿しい話ですし、作品自体の面白さと福田さんの笑いとのバランスを、いい感じに探れればと思っています」じつは井上さん、20代の頃から「笑いがどうやって生み出されるのかをずっと考えてきた」という。「いろんな場でしゃべる機会をいただいてきて、トークで笑いを起こす法則みたいなものは、なんとなくわかってきた気がするんですよ。でも、役を演じるなかで、小手先じゃ到底到達できない笑いが生まれることがあって、それは確実にホンの力なんですよね。もちろん役者の技術も空気感も大事ですから、今回そこに到達できたらなと思っているんです」今回、マックスの相棒・気弱な会計士のレオを、吉沢亮さんと大野拓朗さんがWキャストで演じることに。「吉沢さんはこれがミュージカル初挑戦だそうですが、素敵な声をしてますし、歌にもダンスにもストイックで熱意を感じます。大野くんは、演技を学びにNYに行ったり、広い視野で物事を見ている。持ち味が全然違う、いいWキャストですよね」今年、コロナ禍で出演を予定していた公演が次々と中止になった。これまでは数年前から決まっている仕事で予定が埋まっていたが、目の前の予定が空白に。そこで「初めて自分に何ができるかを考えた」そう。「これまでは受け身のなかでどう頑張るかだったのが、いろんな可能性が生まれてきて、思いもよらないことに挑戦できました。ただそれを見てくださる方々がいるのも、この世界で20年やってきたこのタイミングだからこそ。そういう意味で僕はラッキーなのかもしれません」大声で笑うことが憚られるこの時期に上演される爆笑コメディだ。「刺激の強い笑いですが、だからこそ触発される感情もあるはず。馬鹿馬鹿しい笑いに出演者全員が本気で取り組んでいる、そのエネルギーを感じていただければと思います」ミュージカル『プロデューサーズ』破産寸前のブロードウェイのプロデューサー・マックス(井上)は、会計士・レオ(吉沢・大野)から、成功した公演より失敗した公演のほうが利益を生んでいると聞き、故意に失敗作を作ろうと画策する。11月9日(月)~12月6日(日)渋谷・東急シアターオーブ脚本/メル・ブルックス、トーマス・ミーハン音楽・歌詞/メル・ブルックスオリジナル振付/スーザン・ストローマン演出/福田雄一出演/井上芳雄、吉沢亮・大野拓朗(Wキャスト)、木下晴香、吉野圭吾、木村達成、春風ひとみ、佐藤二朗ほかS席1万3500円、A席9000円、B席4500円(すべて税込み)東宝テレザーブ TEL:03・3201・7777いのうえ・よしお1979年7月6日生まれ。福岡県出身。福田雄一監督とのミュージカルコメディ番組『グリーン&ブラックス』は、現在WOWOWにて放送中。来年3・4月には舞台『日本人のへそ』への出演も控える。ジャケット¥48,000パンツ¥23,000(共にLANVIN en Bleu/ジョイックスコーポレーション TEL:03・5213・2532)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年11月11日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・吉田ナオキヘア&メイク・川端富生インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年11月10日ブロードウェイミュージカル『プロデューサーズ』の公開ゲネプロが8日に東京・東急シアターオーブで行われ、井上芳雄、吉沢 亮、大野拓朗、福田雄一が取材に応じた。同作は、メル・ブルックスの1968年の同名映画をもとに、同氏により2001年にブロードウェイで舞台化され、その年のトニー賞において新作ミュージカルが受賞可能な13部門のうち、史上最多の12部門で最優秀賞を受賞した大ヒットミュージカル。ロンドンのウエストエンド、さらにカナダ、ドイツ、オーストラリア、韓国、日本など世界各国で上演を重ね、2005年にはブロードウェイ・オリジナル主要スタッフとオリジナル主演キャストによる映画も製作された。かつてはブロードウェイでヒット作を生み出したプロデューサーのマックス(井上)は、現在はすっかり落ちぶれて失敗作が続き破産寸前。ある日、マックスのオフィスにやって来た気弱な会計士・レオ(吉沢亮/大野拓朗)が「成功した芝居よりも失敗した芝居のほうが利益を産むこと」に気づき、2人は最悪のシナリオ、最悪のスタッフ、最悪の役者を集めて、大コケ間違いなしの失敗作を作り上げようと奮闘する。公開ゲネプロでは貫禄を見せる井上、伸びやかな歌声を響かせる吉沢らに客席は大拍手。豪華なセットや、ミュージカル界への愛あふれる演出で楽しませた。井上は「福田さんがいらしてからの稽古3日目には『1幕を通す』と言われ、嘘だろうと思ったんですけれど、必死に1幕を覚え、そして2幕を続けて覚えて、必死すぎてそこからの記憶があまりないんですけど、とにかく毎日全力でふざけるというのをやっていました。どうなるんだろうなと思いながら稽古していたんですが、なんとかなるんですよね。劇場に来て、こうして出来上がって、夢を見ているようです」と振り返る。ミュージカル初挑戦となった吉沢は「まわりのみなさんは本当にミュージカル界の素晴らしい方ばかりで、最初の歌合わせであまりのまわりとのレベルの差にすごい苦しくなって、仲間は(フランツ役の佐藤)二朗さんだと思っていたんですけれど……(笑)。意外と二朗さんがミュージカルらしい歌い方をされていて、『おい、嘘だろ』と、裏切られたと思いました」と苦笑。「なので僕は必死に頑張っているところです!」とアピールする。一方、留学もしていた大野は「僕はコメディが大好きで、芸人さんにも憧れてて、だからこそ福田さんの作品にも憧れていて、やっと今回初めてご一緒させていただけることになって、よしやるぞ! と思ったんですけど、自分が全然おもしろくなくて……」と逆にコメディ面を反省。「こういうところなんです。僕、真面目なんです」と言う大野に、井上は「本当に真面目な人は自分で真面目って言わないから! もう一周まわってふざけてるでしょ?(笑)」とツッコミつつ、「でも、本当にみんながおふざけを持ち寄る現場なので、すごかったです」と明かした。演出の福田は、各キャストについて「芳雄くんはもう芳雄くんだから! 芳雄くんって、ミュージカルになると全然違うんですよ。ミュージカルでは初めてご一緒したんですけど、口から声が出ているのではなくて体の全体から声が出ている感じでした」と絶賛。また「吉沢くんは初めてのミュージカルということもあって、舞台役者っぽい芝居をしないのでそれがすごく新鮮でおもしろくて、一方で拓朗くんが王道のミュージカルのプリンスっぽく演じるので、個性が分かれてとても良いWキャストになったと思います」と語った。見所について、井上が「劇場に来てみて驚いたのが、めちゃくちゃ豪華なんですよ、舞台が。今年は大変なことがいろいろありましたけど、そんな1年の締めくくりに、こんなに豪華なこんなにバカバカしいミュージカルを、この渋谷でできることが、なんて幸せなんだろうと思います」と表すと、吉沢も「いや、セットを見て、びっくりしちゃって、もしかしてこれ、ミュージカル!? と思いまして」とたたみ掛け、井上は「今までなんだと思ってたの?」とつっこむ。最後に井上は「ブロードウェイのオリジナル版の振り付けをそのまま使っていまして、ブロードウェイのスタッフや日本のスタッフの皆さんの尽力によって今に至っているので、今の時点で感無量なんですが、そういった今までの多くの皆さんの努力やエネルギーに応えるべく全力でばかばかしいことをやっているので、2020年最後に大笑いしにシアターオーブに来ていただけたら嬉しいです!」と締めくくった。公演は東急シアターオーブにて11月)日~12月6日。
2020年11月08日女優として活躍している井上真央(いのうえ・まお)さん。そのかわいらしさと高い演技力で、多くの人から支持されています。そんな井上真央さんの現在の姿や活躍ぶり、アイドルグループ『嵐』の松本潤さんとの関係など、さまざまな情報をご紹介します!井上真央の現在の活躍や画像は?井上真央さんの近年の活躍ぶりを見てみましょう。2018年9月に、井上真央さんは、メ~テレ開局55周年記念ドラマ『乱反射』(テレビ朝日系)に加山光恵役で出演。俳優の妻夫木聡さんと夫婦役を演じました。 #妻夫木聡 × #井上真央 、初共演✨監督は #石井裕也 。 #貫井徳郎 の傑作ミステリー小説を、日本映画界を代表する俳優・監督・スタッフが集結し映像化メ~テレ開局55周年記念ドラマ⚡️『乱反射』テレビ朝日系列全国ネットで今秋放送です! pic.twitter.com/FqA4xD6NoY — メ~テレ (名古屋テレビ/メーテレ) (@nagoyatv_6ch) August 10, 2018 昨日19日(水)「 #乱反射 」の記者会見が行われました✨ #妻夫木聡 さん、 #井上真央 さん、原作の #貫井徳郎 さんが登壇し、後半サプライズで子役の #小岸洸琉 (ひかる)くんも登場 #9月22日土曜 #よる10時15分 #メ~テレ開局55周年記念ドラマ #テレビ朝日系列全国ネット pic.twitter.com/NRqsM6wakI — メ~テレ (名古屋テレビ/メーテレ) (@nagoyatv_6ch) September 20, 2018 2019年10~11月にかけて放送されたドラマ『少年寅次郎』(NHK総合)では、主人公・車光子役を熱演。土曜ドラマ【 #少年寅次郎 】第2話ご覧くださりありがとうございます。来週は第3話。W寅ちゃんです。あ、その前に再放送は30日の夜中、31日の0:55からです。 #NHKドラマ pic.twitter.com/U3WDHwAbad — NHKドラマ (@nhk_dramas) October 26, 2019 土曜ドラマ【 #少年寅次郎 】絶対に絶対に絶対に観てもらいたい最終話。放送まであと1時間。語り継がれる回になる予感! #NHKドラマ pic.twitter.com/RwdDQwewF8 — NHKドラマ (@nhk_dramas) November 16, 2019 同年12月公開の映画『カツベン!』では、橘琴江役を演じました。映画『 #カツベン !』公開2日目本日は公開記念舞台挨拶を行いました✨豪華キャスト陣がご登場さらに成田さんが活弁の口上を生披露成田さんの挨拶にもあった通り、公開してからの映画は皆々様のもの‼️ぜひ劇場でご覧ください #成田凌 #黒島結菜 #周防監督 pic.twitter.com/mKMCjFGlIU — 映画『カツベン!』公式 (@suofilm) December 14, 2019 最近では、2020年7月公開の映画『一度も撃ってません』に出演。福原歌留多役を演じています。【キャストコメント紹介】公開まであと8日!!本作出演の #井上真央 さんのコメント!!良~いキャラを演じられています! お楽しみに! #一度も撃ってません #7月3日公開 pic.twitter.com/ZIOzr003Fz — 絶賛公開中!【公式】映画『#一度も撃ってません』 (@eiga_ichidomo) June 25, 2020 2021年1月公開の映画『大コメ騒動』には、主人公・松浦いと役で出演。\ キービジュアル解禁 //もう我慢できん!!健保もない!生保もない!明日食べるお米もない!〈超格差社会〉を変えた、100年前の女性たちの実話!! #大コメ騒動 #井上真央 #室井滋 #夏木マリ #立川志の輔 pic.twitter.com/gj2d5pg4M3 — 映画『大コメ騒動』公式 (@daikomesodo) August 27, 2020 ほかにも、ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』(日本テレビ系)では佐倉麻衣役を演じることが決定しており、井上真央さんは同作の公式サイトで意気込みをこのように語っています。ー「二月の勝者」塾講師役・佐倉麻衣での出演についてプロデューサーの熱意に後押しされ、飛び込んでみようと思いました。原作のような現代のリアリティーを大切にしながらも、ドラマだからこそ描ける部分も大事にしていきたいです。塾講師としては新米の役ですので、生徒や家族との触れ合い、また目の当たりにする現実などを通して、成長していく過程を丁寧に演じられたらと思っています。『二月の勝者-絶対合格の教室-』公式サイトーより引用ー本作への、意気込み受験を経験された方、これから迎える方がご自身と重ねながら共感し、皆さんで楽しんで頂ける作品になればと思っています。子どもたちと共に成長していく思いで頑張りますので、宜しくお願い致します。『二月の勝者-絶対合格の教室-』公式サイトーより引用7月スタートの新土曜ドラマ『 #二月の勝者 ―絶対合格の教室―』情報解禁‼️ #柳楽優弥 さん演じるスーパー塾講師 #黒木蔵人 と対照的な情熱女性塾講師役 #佐倉麻衣 に #井上真央 さんが決定✨✨井上真央さんのコメントはコチラ➡ #日テレ pic.twitter.com/RdXE2onokI — 二月の勝者-絶対合格の教室-【公式】 (@2gatsu_ntv) March 1, 2020 井上真央と『松潤』の現在の関係は?井上真央さんとの交際が長らくささやかれているのが、『松潤』こと松本潤さんです。ドラマ・映画『花より男子』シリーズで共演したことをきっかけに交際をスタートさせたといわれている、2人。たびたび結婚もささやかれていますが、近年では「破局した」との報道も一部で流れているため、井上真央さんと松本潤さんの関係が現在、どうなっているのかは分かりません。井上真央さんが素敵な恋愛をしてくれていたら嬉しいですね。井上真央ってどんな人?4歳の時に『劇団東俳』に入団し、5歳の頃から子役として活動をスタートした井上真央さん。1992年放送のドラマ『真夏の刑事』(テレビ朝日系)でデビューしました。1999~2003年にかけて放送されたドラマ『キッズ・ウォー』シリーズ(TBS系)に出演したことをきっかけに注目を集め、同作は井上真央さんの代表作の1つとなりました。2005年には、ドラマ『花より男子』(TBS系)で主人公・牧野つくし役を演じ、ブレイク。同作は、続編や劇場版が制作され、『キッズ・ウォー』シリーズと並んで、井上真央さんの代表作の1つとなっています。以降も、ドラマ『ファースト・キス』(フジテレビ系)や『獣医ドリトル』(TBS系)、『トッカン 特別国税徴収官』(日本テレビ系)、『明日の約束』(フジテレビ系)、連続テレビ小説『おひさま』(NHK)、大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK)など、多数のドラマに出演。ドラマ『ファースト・キス」』制作発表(左から)劇団ひとり、松雪泰子、伊藤英明、井上真央、平岡祐太、阿部サダヲ 2007年また、映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』や『ダーリンは外国人』、『八日目の蝉』、『白ゆき姫殺人事件』、『焼肉ドラゴン』、『一度も撃ってません』など、数々の映画でも魅力的な演技を見せています。井上真央さんのこれからの活躍も応援しています!井上真央 プロフィール生年月日:1987年1月9日出身地:神奈川県身長:158cm4歳の時に『劇団東俳』に入団し、5歳の頃から子役として活動をスタート。1992年放送のドラマ『真夏の刑事』でデビューし、1999~2003年にかけて放送されたドラマ『キッズ・ウォー』シリーズに出演したことをきっかけに注目を集める。2005年には、ドラマ『花より男子』で主人公・牧野つくし役を演じ、ブレイク。以降も、数多くの映画やドラマに出演している。井上真央の現在は?「結婚するなら?」と聞かれて語った男性は…[文・構成/grape編集部]
2020年10月26日阿部サダヲ、瀬戸康史、田辺誠一、中村倫也、二階堂ふみら、豪華俳優たちが出演したM&Oplaysプロデュースの2013年の舞台「八犬伝」が、11月15日(日)に衛星劇場にてTV初放送が決定した。武蔵国・大塚に犬塚信乃はいた。父・番作が強欲な伯母夫婦の策略によって自害に追い込まれ、代々引き継がれてきた名刀・村雨を足利家へ献上するように信乃に託した。伯母夫婦の養女である幼なじみの少女・浜路は、信乃を慕い結婚を望むが、両親の悪巧みによって地元の権力者のもとへ嫁がされようとしている。信乃を慕う浜路の家の下男・額蔵は、為す術もなくそんな彼らを見守っている。そんなある日、ひょんなことから信乃のもとに現れた「孝」の字が浮かび上がる玉を目にした額蔵は、自分の「義」の玉を示す。また、2人には同じ痣があった。額蔵はこの奇妙な共通点に、もしや2人は同じ運命に導かれた仲間ではないか、と信乃に言う――。本作は、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」を原作に、青木豪が脚本を手掛け、河原雅彦が演出を担当し、2013年3月にBunkamuraシアターコクーンにて上演された舞台。出演には、阿部サダヲ、瀬戸康史、津田寛治、中村倫也、近藤公園、尾上寛之、仲野太賀、辰巳智秋、二階堂ふみ、田辺誠一。映画やドラマ、歌舞伎など様々なコンテンツで作られてきた「八犬伝」だが、今作はこれまでのどの作品とも異なる、疾走感あふれる「八犬伝」となっている。なお、毎月第3日曜日は「どっぷりステージDAY」と題し、11月15日(日)8時からは本作を含めた舞台作品6本を一気に放送。男劇団 青山表参道X「ENDLESS REPEATERS -エンドレスリピーターズ-」(team SAPPHIRE)や、「おおきく振りかぶって 秋の大会編」、M&Oplaysプロデュース「ライクドロシー」、ゲキ×シネ「乱鶯」、井上芳雄の「銀河鉄道の夜」がラインアップされている。M&Oplaysプロデュース「八犬伝」は11月15日(日)17時45分~CS衛星劇場にて放送※再放送:11月29日(日)13時45分~。(cinemacafe.net)
2020年10月23日2011年、東日本大震災の渦中に上演されたこまつ座『日本人のへそ』が、東北へのオマージュを込めて2021年3月、10年ぶりに上演される。井上ひさしの劇作家としての本格的デビュー作であり、喜劇、ミュージカル、 日本語、 推理劇、 そしてどんでん返しの連続と、好きなものをこの一作にすべて注ぎ込んだ井上ひさしの劇作の原点ともいえる作品。東北岩手から集団就職で上京したものの、大都会の中で職を転々とし、ついには浅草ストリップの華に仕立てられたヘレン天津の一代記。大どんでん返しの連続で、息をもつかせぬスピード感で疾走するエネルギッシュな音楽劇だ。演出を手掛けるのは鬼才・栗山民也。この度出演が決まった井上芳雄、小池栄子、朝海ひかる、山西惇からコメントが到着した。井上芳雄(会社員役)コメント井上芳雄「井上さんの最初の作品と、最後 の作品をやれるのは面白いんじゃない?」演出の栗山さんからもらった言葉が忘れられません。僕は井上先生の遺作である『組曲虐殺』 に出演させて頂き、人生が変わったと思っています。それ以来、先生の作品を次の世代に伝えるための綱を担ぐ一人でありたいと、願い続けてきました。そして、処女作にはその作家の全てが詰め込まれていると聞いたことがあります。以前『日本人のへそ』を観劇した時には、作品が持つ途方もないエネルギーに驚くと共に、『組曲虐殺』へと繋がる思いも確かに感じました。そのエネルギーと思いを自分の身を持って確かめられる幸せと 、今回のカンパニーの皆さんと一緒に今のお客様にお届けできる喜びを、舞台上で爆発させたいと思います。小池栄子(ヘレン役)コメント小池栄子この度、ヘレン天津を演じさせて頂きます。岩手から上京した女学生がストリッパーになり、そこからヤクザの女になったりと成り上がっていきます。自分にとって未知なる領域のお芝居になる予感がしています。ドキドキ、ワクワクです。栗山さんの鋭い演出のもと、井上ひさし作品ならではの言葉遊びを存分に楽しみ、言葉の力、伝える力をお客様と共にじっくり味わえたら幸せですね。肉体も脳ミソもグチャグチャにして、まさに体当たりで演じたいと思います。朝海ひかる(アナウンサー役)コメント朝海ひかる井上ひさしさんの原点ともいわれている作品『日本人のへそ』に出演できると聞きとても嬉しかったのと同時に、何でもありのこの作品に自分がちゃんと順応できるのか…...。挑戦しつつ、苦悩しつつ、そしてやっぱり最後は楽しんで演じられたら幸せだなぁと思っております。また新たな『日本人のへそ』をお楽しみ頂ける様、スタッフの皆様、キャストの皆様と共に挑んで参ります。山西惇(教授役)コメント山西惇私が初めて栗山民也さんとお仕事させていただいたのは2011年の新国立劇場『雨』でした。それ以来、何度も井上ひさしさんの作品でご一緒させていただきましたが、栗山さんはよく「井上さんの戯曲の中で最も好きなのは、やっぱり『日本人のへそ』なんだよ。」と話されており、私もいつか機会があればと願っていたものが遂に実現する事となりました。奇しくも2011年以来の再演です。日本人が、いや世界中の人たちが元気を取り戻そうとしているこの時期に、この作品を上演出来る事に運命と必然を感じます。猥雑さと毒とパワーと人間への愛とそして笑いと。その後の井上戯曲の魅力の全てが詰まっているこの作品に、最高のスタッフ、キャストの皆さんと共に、全身全霊を掛けて挑みたいと思います。上演は2021年3月に東京公演(紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA)、同4月に横浜公演(関内ホール大ホール)、大阪公演(新歌舞伎座)、その後愛知へ巡回する。こまつ座 第135回公演『日本人のへそ』作:井上ひさし演出:栗山民也出演:井上芳雄小池栄子朝海ひかる久保酎吉土屋佑壱前田一世藤谷理子木戸大聖安福毅岩男海史山崎薫大内唯山西惇ピアノ・朴勝哲【東京公演】2021年3月6日(土)~28日(日)会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA【横浜公演】2021年4月6日(火)・7日(水)会場:関内ホール 大ホール【大阪公演】2021年4月1日(木)〜4日(日)会場:新歌舞伎座【名古屋公演】2021年4月17日(土)・18日(日)会場:日本特殊陶業市民会館(ビレッジホール)
2020年10月09日日本では『リトル・ダンサー』として知られる映画『Billy Elliot』を舞台化した、ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』が、現在TBS赤坂ACTシアターにて上演されている。同作は2006年に舞台化され世界中で評判となり、日本では2017年に初演を迎えた。1984年、イングランドの炭鉱町に住む少年ビリー・エリオットがバレエの才能を開花させていく姿を軸に、ありのままに生きるというメッセージや、消えゆく炭鉱と子供達の未来の対比が、エルトン・ジョンの音楽にのせて描かれていく。日本初演版は観客動員数16万人を超えるヒット作となり、第四十三回 菊田一夫演劇賞の大賞も受賞。1年半にも及ぶオーディションを経て1511名から選ばれた川口調、利田太一、中村海琉、渡部出日寿が主人公のビリーを演じる。そんなビリーの未来を想像させるオールダー・ビリーとして出演するのが、ダンサー・俳優として活躍する大貫勇輔だ。最近はドラマ『ルパンの娘』出演、アニメ『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』(20年)主演声優としても話題を呼ぶ大貫だが、初演から同役を演じ、自身の仕事観も大きく変わったという。○■良い作品は絶対に広がっていく――初演出演を経ての今回となりますが、大貫さんにとっての『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』はどんな作品ですか?人生を変えてもらったと言ってもいいくらいの作品です。僕もお芝居や歌、色々なことにチャレンジさせていただいてきたんですが、どこかに「自分のベースはダンス」という気持ちはあったんです。俳優としてもどんどんチャレンジしたいけど、無意識に言い訳にしてたところがあったというか。でもこの作品に関わって、ビリー少年たちが歌もダンスもお芝居も全部を高いレベルで求められ、日に日にできるようになってく様を一番近くで体感した時に、「努力は人をここまで変えるんだ」と気づいて。そこから僕自身の生活から普段の練習、作品に向かうときの姿勢までも大きく変わりました。少年たちが「努力すれば変われる」ことを見せてくれたので、僕にも出来るはずだと思いました。なので、絶対に再演してほしかったし、もし再演する際は絶対また関わりたいと思い、前回が終わった時点から3年間、バレエのトレーニングもしてきました。稽古をしながらも、「前よりも自分の中で1歩上がれた」と感じています。――私も何回も劇場に通ったのですが、上演が始まってからどんどんチケットが取れなくなっていって、最後には当日券の列がすごかったという印象が強く残っています。反響が広がっている実感はありましたか?やっぱり、良い作品は絶対に広がっていくんだと体感できました。初演から何年も全世界で上演されているすばらしい作品が、国を超えて日本人にも響くのだと。嬉しかったし、誇らしかったですね。――一方で、堀社長が「大変すぎて再演は無理なんじゃないか」とおっしゃってもいましたが…(笑)裏は壮絶だったみたいですね(笑)。でも、キャストたちは、本当に楽しんで、誇りを持ってステージに立っていました。――オールダー・ビリーを演じている時は、どのような心境だったんですか?初演の時は不安で不安でたまらなくて、緊張で吐き気すら感じながら演じていました。照明も落ちて真っ暗な中、袖で椅子を持って待機して……椅子を回しながら踊るというだけでも大変なのに、八百屋(傾斜のある舞台)で暗くて、スモークも焚かれている。これ以上ダンサーを苦しめるシチュエーションはないんじゃないかというくらいの中でのパフォーマンスですし、お客様に、何よりビリーに夢を見せなきゃいけないシーンです。「これがビリーの未来の姿なんだ」と思わせる夢のシーンを届けるための緊張感が本当に毎回ありました。今回は初演の経験があるので、前回よりもリラックスしてできている感覚はあります。劇場で、本番と同じ状態で稽古できているのも大きいですね。○■今の日本にもリンクする作品――稽古ではコロナの影響もあると思いますが、どんな様子でしたか?今回に関してはコロナの影響がバネになったところもあったと思います。みんなリモートでトレーニングやレッスンをしていたのですが、ビリー少年たちは思いっきり稽古したいのにできなくて、上演も延期になり、もし今回の上演が中止されて今後再演されても今のキャストではできないという焦りが、前向きなエネルギーに転換されたように思います。より子供たちの熱量を感じます。――まさに踊ることを止められたビリーのような…。今の日本にも合う作品なんじゃないかな。精神面や社会情勢、いい意味でリンクする作品だと思います。――稽古場の対策としては、どのようなことをされているんですか?とても厳しく対策していて、一挙手一投足がチェックされています(笑)。何か触ったら消毒するし、踊るシーンではマスクですけど、その他はずっとフェイスシールドをしているし、できることは全部やってます。指定の場所以外は飲食禁止で、稽古場内で何も食べられないことが、けっこうつらいです。お腹を空かせたまま稽古しています(笑)。また、一人一人が日常の中で気をつけないといけないから、みんなで食事なども行けないんですよね。前回は炭鉱夫のみんなでごはんに行ったりして、絆や信頼関係を作ってきたものが、今回はできないので、寂しい気持ちはありつつ、逆に稽古場でじっくり考えていることがより化学反応を生んでいる気もします。――改めてになりますが、大貫さんの好きなシーンを教えてください。僕が出演する「Dream Ballet」というシーンでは、お父さんがビリーの可能性を見て心が動いていく。全てのお父さんたちが理解できると思っていますし、とても胸を打たれます。あとは「Grandma’s Song」も、本当に美しい。「Solidarity」や「Angry Dance」と好きな振り付けはたくさんあるんですけど、特に「Grandma’s Song」は音楽も雰囲気も振り付けも素晴らしいです。○■俳優としても挑み方が変化――先ほど、『ビリー・エリオット』を経て俳優としての気持ちが変わったとおっしゃっていましたが、それは後に出演した作品にも現れていたんですか?例えば『メリー・ポピンズ』は『ビリー~』の後だったので、挑み方も大きく変わりました。自分にとって代表作2作と言ってもいいくらいの作品で、思い入れの深い2作です。――『メリー・ポピンズ』といえば、プレ公演中のトラブルに機転を利かせた大貫さんが出て来てフォローされていたのも印象的でした。あれは、びっくりしました(笑)。ここを盛り上げるのは「自分にしかできない」と思って出ていきました。でも、海外スタッフもハプニングに対する日本カンパニーの対応を「素晴らしい」と言ってくれて、よかったと思いました。――俳優としては、ドラマ『ルパンの娘』で主人公・三雲華(深田恭子)の幼馴染・円城寺輝役として注目も集めていましたが、反響はいかがでしたか?反響は大きかったですね。続編も決まりましたし、僕を通してミュージカルのことを知っていただけたら嬉しいです。井上芳雄さんや山崎育三郎さんという、先頭をきって広げていってくださってる方々の後に続いて、一員になって貢献できたらと思います。――それでは、最後にミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』についてのメッセージをいただけたら。ミュージカルをよく観る方でも初めての方でも、子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、すべての人が楽しめる作品です。家族の話であり、仲間の話であり、子供の夢の話であり、さらに実際の少年たちの成長していく姿が見られるドキュメンタリーでもある。音楽も素晴らしいし、いろいろな角度から楽しめる、本当にたくさんの方に観てもらいたいミュージカルです。自分の人生を少しでもプラスに変えるようなきっかけになってくれたらと思います。■大貫勇輔1988年8月31日生まれ、神奈川県出身。17歳よりプロダンサーとして数々の作品に出演し、2011年にミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で死のダンサー役として注目を集める。2012年にはミュージカル『キャバレー』で俳優デビューを果たした。主な出演作に『マシュー・ボーンの『ドリアン・グレイ』(13年、主演)、ミュージカル『メリー・ポピンズ』(18年)、舞台『ねじまき鳥クロニクル』(20年)など。ドラマでも活躍の場を広げ、『ルパンの娘』(19年)出演で話題に。『グランメゾン東京』(19年)、『知らなくていいコト』『ラーメン大好き小泉さん 二代目!』(20年)、声優として『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』(20年、主演)などに出演し、10月15日からは『ルパンの娘』続編が放送される。
2020年09月26日2002年以来上演が重ねられている、ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイ作、小池修一郎演出の人気ミュージカル『モーツァルト!』。直近の公演(2018年)では、今や“朝ドラ俳優”となった山崎育三郎と古川雄大がWキャストで務めたタイトルロールの、日本版オリジナルキャストが井上芳雄と中川晃教だ。今や押しも押されぬミュージカル界のトップランナーとなったふたりだが、初演当時、井上はまだデビュー3年目で主役は未経験。中川にいたっては、シンガー・ソングライターとしてはデビューしていたものの、ミュージカルには出演したことすらなかった。日生劇場、シアター・ドラマシティ、そして帝国劇場で上演される作品の主演に、そんな未知数のふたりを据えるとは——。考えれば考えるほど大冒険のように思えるが、小池修一郎の英断は吉と出て、作品は高い評価を受け、ふたりはスター街道を駆け上がっていった。中川は2007年公演、井上は2014年公演をもってヴォルフガング役を卒業。同じ役を演じながらも個性は対照的だったふたりだけに、卒業後にそれぞれが演じた役もバラバラで、今ではこのふたりがWキャストになれる役など簡単には思い浮かばない。ふたりが別々の道を歩んでいるからこそ、余計にキラキラした印象とともに思い出される“伝説のWキャスト”が、本日開催する一夜限りのコンサート『井上芳雄&中川晃教 僕らこそミュージック』だ。ヴォルフガング役のソロナンバー、《僕こそ音楽(ミュージック)》をもじったタイトルが興味をそそるコンサートの内容は、「これまでの感謝がこれからの希望へと繋がる、僕たちならではの特別なコンサート」(井上)、「選曲はミュージカルはもちろん! 日本を元気にする音楽! それぞれのオリジナル曲! などなど。洋楽邦楽を問わず、幅広く考えていきます!」(中川)とのこと。セットリストはもちろんだが、互いに“ヨッシー”“アッキー”と呼び合うふたりの、息の合ったトークにも注目したい。井上芳雄 & 中川晃教『僕らこそミュージック』9月23日(水)帝国劇場にて開催、ライブ配信も実施文:町田麻子
2020年09月22日井上芳雄がホストを務める番組「僕らのミュージカル・ソング2020」第2夜の出演者が発表された。「僕らのミュージカル・ソング2020」は、“いまだからこそ聴きたいミュージカル・ソング”をテーマに6、7月に渡りWOWOWにて放送される特別番組。6月20日は、浦井健治、柿澤勇人、昆夏美、上白石萌音らが出演する第1夜が放送された。第2夜では、アニメ化・映画化もされた「四月は君の嘘」のミュージカル版より、小関裕太、木村達成、生田絵梨花が登場。初披露となる2曲を放送する。また「ジャージー・ボーイズ」より中川晃教、藤岡正明、矢崎広、spiが出演。歌唱コーナーに加え、井上さん×小関さん×木村さん×生田さん、井上さん×中川さんによるトークコーナーも。さらに人気声優で、歌手、女優として幅広く活躍する坂本真綾も登場。井上さんとの共演作「ダディ・ロング・レッグズ」は、2012年の初演以来、再演を重ねてきており、今年9月にも上演を予定。そんな井上さんと坂本さんのデュエット歌唱、2人によるトークコーナーも放送する。なお、第1夜に続き、数多くのミュージカルで演出などを手掛ける小池修一郎(宝塚歌劇団)と井上さんのトークコーナーにも注目だ。「僕らのミュージカル・ソング2020」第2夜は7月25日(土)21時~ WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2020年07月06日新型コロナウイルス感染拡大によるステイホームの呼びかけで、自宅でビデオ通話しながら食事やお酒を楽しむ「リモート飲み会」が話題に。そこで、人気有名人同士の交流を緊急リサーチ!「LAを拠点とする生活になってから頻繁に飲んでいた役者仲間と会う機会がなくなりました。そこで自粛生活を機に、試してみたらハマったそうです」(演劇関係者)この4月、妻・山田優(35)との第3子が誕生した小栗旬(37)。LA生活の楽しみが通称“小栗会”メンバーのリモート飲み会だった。「嵐の松本潤さん(36)、生田斗真さん(35)らと5人で飲んだ際は、嵐の『GUTS!』の振付動画をもとに、実際に松本さんがダンスを披露。彼の振付指導に、小栗さんのお子さんも参加して盛り上がったそうです」(テレビ局関係者)小栗は4月24日にも、山田孝之(36)、赤西仁(35)、錦戸亮(35)とのYouTubeの生放送に参加。「酔っ払った4人は途中から悪ノリして、脱ぎだしてしまいました。『全裸監督』で話題の山田さんは画面から見えないところで全裸になってました」(配信関係者)ドラマ『テセウスの船』(TBS系)に主演した竹内涼真(27)は共演した鈴木亮平(37)、霜降り明星のせいや(27)の3人で“テセウス会”を開催。こちらも裸の展開に……。鈴木は、ラジオ『鈴木亮平Going Up』(ニッポン放送)で竹内の様子をこう報告した。《家でずーっと裸でしたね。基本、ヤツは家で裸だって言ってましたね。『服着ないの?』って聞いたら、『俺、いつもこうなんすよ』って。冬でもそうなのかな?》KinKi Kidsの堂本光一(41)は、舞台『ナイツ・テイル』で共演する井上芳雄(40)と“国際リモート飲み”をしたとラジオ『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)で語っている。「参加者は、舞台の出演者に加え、イギリスから演出家、アメリカから編曲家が参加。光一さんは『リモート飲み会って、人目が気にならないからいいね』と周囲に勧めているそうです」(音楽関係者)俳優同士では松坂桃李(31)と岡田将生(30)も。松坂はSNSで《小っ恥ずかしいけどいいもんですね》とリモート飲みを絶賛。「相葉雅紀さん(37)はリモート飲みをハシゴするそうで、気の置けない友人の一人がアンジャッシュの児嶋一哉さん(47)。自粛前は児嶋夫妻を自宅に招くほど気が合うとか」(別のテレビ局関係者)リモート飲みは、令和の定番“飲みニケーション”になりそう!「女性自身」2020年6月23・30日合併号 掲載
2020年06月19日2夜にわたって放送される、井上芳雄がホストを務める「僕らのミュージカル・ソング2020」。この度、第一夜の曲目が明らかに。さらに、すでに発表されている出演者のコメントも到着した。同番組は、“いまだからこそ聴きたいミュージカル・ソング”をテーマに、6月と7月に放送する特別番組。第一夜には、今年の上演が中止となってしまったミュージカル3作品から出演者が登場、代表曲を歌唱する。『「ウエスト・サイド・ストーリー」Season3』より浦井健治、柿澤勇人、桜井玲香、伊原六花による「トゥナイト」、浦井さんと柿澤さんによる「マリア」。「エリザベート」より井上さんが「最後のダンス」を。「ミス・サイゴン」より昆夏美が「命をあげよう」、屋比久知奈と小野田龍之介が「サン・アンド・ムーン」を披露。浦井さんは「残念ながら公演はできませんでしたが、今回歌唱出来たことで、この役を昇華というか、ひとつの“けじめ”がつけられたのかな、と感謝しています」と思いを明かし、柿澤さんも「今回公演が中止になって何かで残したいという思いがあったのでこのような機会を頂けて感謝しています」とコメント。桜井さんは「今なかなか劇場で直接聴くことができない素晴らしい楽曲がたくさん放送されるのでご自宅で楽しんで頂けたら嬉しいです」と言い、伊原さんは「ミュージカルの曲は聞くだけで元気を貰えると思います。『ウエスト・サイド・ ストーリー』の世界を感じて頂けたら嬉しいです」とメッセージ。昆さんは「本来なら公演をしていたこの時期に、この劇中衣装を着て歌うことができて本当に胸がいっぱいです。開幕に向けて稽古を重ねてきた『ミス・サイゴン』メンバー皆の思いを背負って心を込めて歌いました!」と歌唱に込めた思いを述べる。「とっても緊張しました」とふり返った屋比久さんは、「再演の機会があった時に見たいなと思 って頂ければ嬉しいです」と話し、小野田さんも「アクリルボードを挟んでのデュエットに戸惑いつつも楽しみました(笑)やっぱり皆でなにかを作り上げるって最高ですね!まだミュージカル公演が再開できてない今、きっと記憶に残る番組になるのではないかと思います」と語っている。さらに、上白石萌音が「カラー・オブ・ザ・ウィンド」(『ポカホンタス』より)と、井上さんとのデュエットで「A Million Miles Away」(『アラジン』より)を爽やかに歌い上げる。上白石さんは「今日パフォーマンスできてやっぱり歌って楽しいなと実感しました。距離をとって歌うなど制限はあるにしても誰かと声を合わせて歌うことで繋がりを感じて幸せでした」と参加した感想を語り、「ミュージカルファンのみなさんにとっては楽しみにしていた舞台が見られなくてすごく辛い時期だと思います。形は少し変わったとしても、また劇場に行けるその日までずっと舞台を好きでい続けていて下さい!私も心待ちにしているひとりです。一緒に辛抱強く待ちましょう!」とコメントを寄せている。さらに本番組のホストを務める井上さんは「現在のミュージカル界の様子がわかる、内容の濃い番組になりました。みなさんに元気をお届けできれば嬉しいです!」と仕上がりに自信をみせた。また、番組では出演者によるトークコーナーも。長きにわたり「エリザベート」の演出を務める小池修一郎(宝塚歌劇団)と井上さんのトークコーナーでは、「エリザベート」を含めた2人それぞれの上演することが叶わなかった作品を通して、心境や状況をふり返る。「僕らのミュージカル・ソング2020」第一夜は6月20日(土)20時~、第二夜は7月25日(土)21時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2020年06月18日6月と7月の2夜にわたり、井上芳雄をホストに迎えた番組「僕らのミュージカル・ソング2020」をWOWOWで放送することが決定。井上さんからコメントも到着した。「僕らのミュージカル・ソング」は、2015年に同じく井上さんをホストに迎えて行われたWOWOWオリジナル・ライブ。今回、ミュージカル界で活躍するスターたちが集うスペシャル番組として復活することに。番組では、井上さんの歌とトークを中心に、“いまだからこそ聴きたいミュージカル・ソング”をテーマにスペシャルプログラムで放送。なお、出演者や詳しい内容は、これから順次発表されていくという。またリクエスト企画「あなたのミュージカル・ソング」も復活。Twitter上でリクエストを募り、その中から井上さんの歌唱曲が決定する。今回の放送に関して井上さんは「今年は世界中が想像もしていなかった事態となり、演劇・ミュージカル界も大きく影響を受けました。毎年生中継していたトニー賞授賞式も開催延期ということで、例年の時期には中継できませんでした。日本のミュージカルでもたくさんの公演が中止となっています。ミュージカルの灯を絶やさぬように、また、お客様が劇場に戻ってくださるまでの、“お楽しみ”として、今回、WOWOWでこのような番組をやらせていただくことになりました」と言い、「日本だけでなく、ブロードウェイも含めた今のエンターテインメント界の状況も、トークを含めてお届けする予定です。ミュージカルがお好きな方にも、そうではない方にも、エンターテインメント界の“今”を知るという意味でもぜひご覧いただきたいです」と呼びかけている。「僕らのミュージカル・ソング2020」第一夜は6月20日(土)20時~、第二夜は7月25日(土)21時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2020年06月03日株式会社パルコが運営するPARCO劇場が、演劇をはじめとするライブエンタテインメントの魅力をオンラインで伝えるプロジェクト「PARCO STAGE @ONLINE」の始動を発表した。「PARCO STAGE @ONLINE」では、演劇を「観る」「参加する」「もっと知る」という3つの柱から、PARCOプロデュース過去作品のオンライン配信や、PARCO劇場ゆかりのアーティストや気鋭のクリエイターとコラボしたオンラインならではの作品公開、視聴者参加型の講義スタイルのオンラインイベントやワークショップの開催や、 演劇がさらに楽しくなるプログラムを配信。これらを通じて、演劇の魅力やPARCO劇場の魅力を発信する。「観る」コンテンツ第1弾では、「『転校生』オンライン同窓会~卒業生にまた会える~」と題し、2019年上演の「転校生」(作・平田オリザ、演出・本広克行)の本編フル映像をYouTube にて無料プレミア公開。同公演は、21世紀に羽ばたくネクストスター俳優を発掘するべく、21人の出演者をフルオーディションで選抜し、これまで2015年と2019年に上演してきた高校生群像劇となっている。また、演劇に「参加する」「もっと知る」コンテンツ群を「PARCO THEATER ACADEMY」と総称し、第1弾に「戯曲を読むということ〜朗読劇『ラヴ・レターズ』を通して〜」を6月中旬に公開。演出家の藤田俊太郎が、朗読劇の金字塔である『ラヴ・レターズ』を精読することを通じて、「戯曲を読むということ」の神髄を語る。スペシャルゲストには「こけら落としスペシャル」で497回目のアンディとメリッサを演じた井上芳雄、坂本真綾も登場。視聴者からも幅広く質問を受け付け、出演者が回答するコーナーも設けられる予定だ。「観る」コンテンツ第1弾:『転校生』オンライン同窓会~卒業生にまた会える~●配信URL: ●配信期間第一週「転校生」2019 年女子校版:6月6日(土)15:00~プレミア配信/配信終了後〜6月13日(土)14:59 までアーカイブ視聴可能第二週「転校生」2019 年男子校版:6月13日(土)15:00~プレミア配信/配信終了後〜6月20日(土)14:59 までアーカイブ視聴可能※本編の上演時間は、女子校版・男子校版ともに 75 分程度「もっと知る」コンテンツ第1弾:戯曲を読むということ〜朗読劇『ラヴ・レターズ』を通して〜●配信期間:6月中旬配信予定●出演者:藤田俊太郎/ゲスト:井上芳雄、坂本真綾
2020年06月01日女優・池田エライザが、音楽番組「The Covers」にて名バラード「SWEET MEMORIES」をカバーすることが分かった。リリー・フランキーと池田さんが司会を務め、様々なアーティストが思い出深い名曲を個性的なアレンジで贈る音楽番組「The Covers」。この春から7年目に突入した本番組では、4月19日と26日の2週に渡り、作詞活動50周年の松本隆を迎えスペシャルナイトを放送。スペシャルナイト第1夜では、宮本浩次をゲストに迎え、松本さんと夢の初共演。MC&宮本さんと共に、松田聖子と130曲以上タッグを組んできた松本さんのヒストリーを、「松田聖子名曲アーカイブス」を交えながら紐解く。また、小さい頃から松本作品に親しみ、松田さんが大好きだったという宮本さんが「白いパラソル」を弾き語りで披露。さらに「男女の本物の物語がこの歌詞の中にある、これもまた泣けて仕方がない」という名曲をつまびくシーンも。宮本さんのパフォーマンスを目の当たりにした松本さんは「いいよね…この人(宮本)の歌は、やさしいんだね」と深々と語った。また、番組MCの池田さんは、彼女ならではの解釈で1983年発表の名曲「SWEET MEMORIES」をカバー。エレキギターを手に、キーボード・上田禎と共に魅惑の世界観を届ける。ほかにも、「松本隆×松田聖子名曲カバー集」では、井上芳雄による「瑠璃色の地球」、「GLIM SPANKY」による「ガラスの林檎」、山崎まさよしによる「SWEET MEMORIES」といったパフォーマンスを紹介する。■松本隆コメント例えば、嵐の日に仲良い友達数人が部屋に集まって、しんみり好きな音楽の話をしてるうちに、誰かがアコギ弾いて歌い出して、みたいな番組です。はっぴいえんどの時代には大滝、細野が歌ってましたが。不思議に心温まるんですよね、不思議に。「The Covers」は4月19日(日)22時50分~BSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2020年04月17日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介が26日、都内で行われた大学ミスコンテスト「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2020」「MR OF MR CAMPUS CONTEST 2020」でMCを担当。授賞式後の囲み取材で、井上は“自宅での過ごし方”について語った。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、無観客で行われた同イベント。井上は、イベントなどの中止・延期が相次いでいる今の状況について、「仕方ない部分ではあると思います。人命第一が絶対なので。でも、なるべく早くお客さんが集まってくれるような時が来てくれればいいなと、一刻も早く。それは思いますね」と話した。すると、石田が「週末、自宅待機したほうがいいってなってますけど」と、東京都の小池百合子知事が都民に今週末の不要不急の外出自粛を要請したことに触れ、過去に接触事故で活動自粛していた時期があった井上に対して「井上さん自宅待機が得意な時期あったじゃないですか。アドバイスがあったら…」とコメントを求めて笑いを誘った。石田にイジられた井上は、「長期自宅待機すると頭がおかしくなります。自宅待機はしないといけないんですけど、外に出ることは大事だと思います」と経験者として意見。また、自宅でのおすすめの過ごし方を聞かれると「写経になりますね。1回精神統一するという意味で、写経が…」と語った。石田と井上は、「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2020」グランプリに輝いた日本大学2年の西脇萌さんと、「MR OF MR CAMPUS CONTEST 2020」グランプリに輝いた桜美林大学2年の一光希さんグランプリとともに取材に対応。2人は井上のアドバイスを笑いながら聞き、西脇さんは「勉強になります」と話していた。
2020年03月26日1983年に作家・劇作家の井上ひさしが立ち上げ、以降、井上作品を専門に上演し続けている制作集団・こまつ座が、井上が戦争前後の庶民の営みを描いた“昭和庶民伝三部作”の第1作となった音楽劇『きらめく星座』を、3月10日(火)から15日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演する。物語の舞台は昭和15年の東京・浅草。小さなレコード店・オデオン堂では、家族4人とふたりの間借り人が仲良く暮らしている。ある日、陸軍に入隊していた長男の正一が脱走し、すぐさま憲兵伍長“蝮の権藤”が乗り込んでくる。さらに、長女みさをが“ハガキの束から選んだ”という夫・源次郎が家族に加わるが、堅物の愛国主義者で傷痍軍人の源次郎は、音楽好きでジャズを流す家族たちが許しがたい。こうしてオデオン堂には大嵐が吹き荒れることになり……。本作は1985年に初演され、井上自身が演出した数少ない作品のひとつ。太平洋戦争前夜の昭和16年12月7日までの1年間を描く物語で、その時代は決して明るくはなく、戦争の愚かさを痛切に浮かび上がらせる。一方で、ピアノの生演奏にのせて『青空』や『一杯のコーヒーから』などの昭和初期の流行歌の軽快なメロディと数々の名セリフが劇空間を弾ませる。生前、井上はこの物語を「涙と笑いに満ちた懐かしい香りのするもの」とし、私戯曲的と位置付けている。これまで多彩な顔ぶれにより上演され、既に延べ500回の公演回数に達している舞台。演出は井上が絶大な信頼を寄せ、本作を手がけるのは4度目となる栗山民也。そしてキャストには久保酎吉、松岡依都美、高橋光臣、粟野史浩、瀬戸さおり、後藤浩明、高倉直人、村岡哲至、木村靖司、大鷹明良が揃い、上質なアンサンブルを紡ぐ。文:伊藤由紀子
2020年03月04日吉田羊主演、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和が豪華共演する大ヒットクライムサスペンスシリーズ待望の第3弾となる連続ドラマW「コールドケース3~真実の扉~」の放送が、2020年冬に決定した。大ヒット海外ドラマの日本版「コールドケース」は、2003年から2010年まで7シーズンにわたりアメリカ・CBSで放送され高視聴率を記録。未解決の凶悪犯罪、通称“コールドケース”を扱う捜査チームの活躍を描き、世界中の人々に愛されたドラマシリーズで、本国アメリカでは全シーズンの平均視聴者数が1,000万人を超える大ヒット作。2016年、WOWOWがアメリカ国外としては世界初となる日本版、連続ドラマW「コールドケース ~真実の扉~」の制作・放送。オリジナル版ではフィラデルフィアだった舞台を、日本版では神奈川に移し、実力・人気を兼ね備えた女優・吉田羊が神奈川県警捜査一課の中でチームを引っ張る主人公の女性刑事・石川百合役を好演。チームメンバーと共に、毎話異なる未解決事件の真相を解明していくハイクオリティ・クライムサスペンスとして注目を浴びた。そして2018年には連続ドラマW「コールドケース2~真実の扉~」として続編が放送され、WOWOWドラマ史上初となる全編8Kによる収録を敢行。さらにシーズン1、2共に全編4K・HDR(ハイダイナミックレンジ)版も制作し、本作の醍醐味である過去と現在をつなぐ世界観を最新技術を駆使した圧倒的な映像美で表現することに成功した。吉田羊率いる捜査一課チームの結束力はさらに強まるシーズン3となる今作では、吉田さん扮する石川百合が率いる神奈川県警捜査一課チームの結束力はいっそう強まり、闇に葬られた悲しき事件の真実が次々と明らかに。また、これまで語られることのなかった個々の物語も描いていく。1990年11月にサービス放送を開始したWOWOWの開局30周年記念作品の1つとなる。監督は、佐藤浩市主演『サイレント・トーキョー』の公開を控える波多野貴文監督をはじめ、連続ドラマW「殺人分析班」シリーズの内片輝、連続ドラマW「ミラー・ツインズ」の守下敏行。音楽も『メアリと魔女の花』の村松崇継が引き続き担当する。そして今作でも新たな未解決事件の年代やテーマ、さらには未解決事件が起きた当時のヒット曲、そして日本版「コールドケース」だからこそ実現する超豪華ゲスト陣が各話を彩る。シーズン1では吉沢亮、仲里依紗、ユースケ・サンタマリア、中村倫也、村上虹郎、伊藤健太郎、眞島秀和、門脇麦、仲代達矢。シーズン2では橋爪功、宮藤官九郎、吉岡秀隆、佐藤浩市、田中圭、奥田瑛二、井上芳雄、飯豊まりえ、成海璃子、早乙女太一、松本穂香らが出演してきたが、シーズン3のゲスト陣にも期待がかかる。「石川百合という役は自分の一部みたいなもの」主演の吉田さんは「私にとってこの石川百合という役は自分の一部みたいなもので、百合のその後の人生をまた演じたいなと思っていたので、今はワクワクしかないです」とコメント、「馴染みの良さがシーズン2に続いてありました」とチームワークを強調する。さらに「今シーズンは攻めています」と語り、「途中ハラハラする展開もあるかと思いますが、この5人の“今”を見ていただけたら嬉しい」と視聴者に向けてメッセージを贈った。熱血漢の若手刑事・高木信次郎役の永山さんは、「(5人が揃うと)嬉しくて笑っちゃいました(笑)帰ってきた、という感覚が前回よりもあります」と言い、「『変わることもあるけど、変わらないこともある』そんな成長した信次郎を今回お見せしたいです」と意気込む。チームのムードメーカーである立川大輔役・滝藤さんもまた、「立川役は、私の俳優人生の中で1、2を争うカッコイイ役ですからね。誰も言ってくれないから自分で言っちゃいますけど」と喜びを語りつつ、「今、食事制限して身体を鍛えているので、シャワーシーンをやるならシーズン3しか考えられません。別にラブシーンでも私は構いません。……しかし、出来上がった台本にはそんなシーンは皆無でしたので、今回も立川ヌードはありません。残念でなりません……」と笑いを誘う。豊富な捜査経験を持つ金子徹役の光石さんは、「(現場は)全くもってお久しぶりな感じがしなくて。2年も開いていた感じが全くしない…もう日常になっています」と明かす。「シーズン3は、5人のよりパーソナルな“私”の部分がこれまでよりも掘り下げられている感じがします。全体的に人間味が増えて、それぞれのエピソードがありますが、特に(滝藤さん演じる)立川の“私”に迫る回」に注目だそう。そして、メンバーから“代理”と呼ばれる本木秀俊役の三浦さんも、「レギュラー陣が、無理なく自然に結束してて…でも馴れ合いの仲の良さでもない。5人がとっても良い感じの集まりになっているので。それがすごく反映すれば良いかなと思っていますし、反映するに違いないと思っています」と、シリーズで培ってきた“チーム力”に自信を覗かせている。連続ドラマW「コールドケース3~真実の扉~」は2020年冬、WOWOWプライムにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年02月28日2011年にこの世を去った名優・原田芳雄の足跡をたどる「特集上映原田芳雄生誕80年」が渋谷のユーロスペースで開催される。原田芳雄は1940年東京都生まれ。俳優座の劇団員時代の1967年にテレビドラマでデビューし、翌年に石原慎太郎が原作・脚本を担当した『復讐の歌が聞こえる』で映画デビュー。今回の特集でも上映される1970年の『反逆のメロディー』で人気を博し、以後は藤田敏八、若松孝二、鈴木清順、森崎東ら多くの監督の作品に出演し、圧倒的な存在感と観る者をくぎ付けにする演技で多くのファンを獲得した。活躍の場は映画だけでなく、ドラマや音楽など多岐に渡っており、バラエティ番組で趣味の鉄道について熱く語る姿も見られた。精悍でワイルドなルックス、鋭い眼光、豪快に見えて細部までこだわり抜かれた演技は大きなスクリーンで堪能できるスケールの大きなもの。残念ながら2011年に病でこの世を去ったが、彼が遺した作品はいまも多くの映画ファンを魅了し続けている。今回の特集は、原田芳雄の夫人にして彼が設立した俳優事務所の社長でもある原田章代に、映画評論家の山根貞男が聞いた書籍『俳優 原田芳雄』の刊行を記念したもので、10作品を上映。1980年の名作『ツィゴイネルワイゼン』や、若松孝二監督の重厚なアクション『われに撃つ用意あり』、最後の映画出演作『大鹿村騒動記』などが上映される。また会期中にはゲストによるトークイベントも予定されており、22日(日)には阪本順治監督と妻夫木聡が登壇。以降も石橋蓮司、桃井かおり、勝村政信が登壇し、映画上映後にトークイベントを開催する。特集上映原田芳雄生誕80年『反逆のメロディー』(監督:沢田幸弘)『無宿人御子神の丈吉牙は引き裂いた』(監督:池広一夫)『赤い鳥逃げた?』(監督:藤田敏八)『ツィゴイネルワイゼン』(監督:鈴木清順)『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』(監督:森崎東)『出張』(監督:沖島勲)『浪人街』(監督:黒木和雄)『われに撃つ用意あり』(監督:若松孝二)『大鹿村騒動記』(監督:阪本順治)『火の魚バリアフリー劇場版』(監督:黒崎博)2月22日(土)から28日(土)まで渋谷・ユーロスペースで開催
2020年02月22日主演を務めるミュージカル界のプリンス、井上芳雄をして「日本のオリジナルミュージカルの最高傑作だとずっと思い続けてきました」と言わしめる『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ』が、本日1月7日より東京・シアタークリエにて上演される。良質なオリジナル作品を多数生み出してきた音楽座が、1988年に旗揚げ公演として初演し、その後もたびたび上演しては客席を感動の涙で包んできた名作だ。主人公はシャイで少し頼りない青年、悠介(井上)。作曲家として身を立てるという夢に向かって懸命に努力していた彼はある日、スリを生業としている少女・佳代(咲妃みゆ)と出会う。身寄りがなくひねくれて生きていた佳代だが、「いつの日か夢は叶う」と語る悠介を見て、忘れていた素直な気持ちを思い出していく。やがて作曲家として認められ始めた悠介と、小さな幸せを大切に過ごせるようになった佳代。だが佳代には本人も知らない秘密があり、それがふたりと周りの運命を大きく動かしていくのだった……。出演はほかに、畠中洋、吉野圭吾(Wキャスト)、濱田めぐみ、上原理生、仙名彩世、福井晶一(Wキャスト)、土居裕子ら。佳代役オリジナルキャストの土居をはじめとする元音楽座のメンバーと、この作品がきっかけでミュージカルの道を志したと語る俳優が多く含まれていることも話題となっている。作品を大切に思う豪華キャスト陣、そして進境著しい小林香の演出によって、名作にまた新たな命が吹き込まれることだろう。2月2日(日)までシアタークリエ、2月7日(金)から9日(日)まで福岡市民会館 大ホール、2月12日(水)から15日(土)まで大阪・新歌舞伎座にて上演。文:町田麻子
2020年01月07日2020年春から放送される「半沢直樹」新シリーズに先駆け、半沢直樹の出向先で起きた事件を描くスペシャルドラマ「『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』~狙われた半沢直樹のパスワード~」が1月3日(金)放送。主演は吉沢亮。今田美桜がヒロインを務める。池井戸潤の原作を堺雅人主演でドラマ化、2013年夏クールにTBS系日曜劇場で放送された「半沢直樹」。堺さん演じる主人公・半沢直樹の名セリフ「倍返し」がその年の流行語大賞にも選ばれるほどの大ヒットとなった。前作で半沢直樹は関連会社に出向を命じられたが、その出向先「東京セントラル証券」で起こった事件を描くのが、本作「エピソードゼロ」となる。半沢直樹が出向した東京中央銀行の関連会社「東京セントラル証券」では、証券トレーディングシステムの大規模リニューアルを予定していた。検索エンジンサービスの開発・運用で勢力を伸ばしていた新興IT企業「スパイラル」の新人プログラマー・高坂圭はあまり目立たない社員だったが、ある日突如発生したシステムダウンのピンチを凄まじいプログラミング能力で乗り切り、周囲を驚かせたことで、彼の実力を認めた加納専務からコンペのプロジェクトリーダーに任命され、オリエンテーションの会場で「東京セントラル証券」のリニューアルの担当者である城崎勝也や新入社員の浜村瞳と知り合う。そんななか、ある男が「スパイラル」を訪ねてくる。黒木亮介と名乗るその男を前にした高坂は脳裏に過去のある苦い記憶がよみがえる…。成功すれば数億の売り上げに繋がる重要なプロジェクト。「スパイラル」にとって社運を賭けたこの一大プロジェクトが進行する裏で、人知れず“ある陰謀”が同時にうごめいていたことを、まだ誰一人も知らなかった――。本作の主人公となる高坂圭役には昨年朝ドラ「なつぞら」に出演、来年の大河「青天を衝け」で主演を務めることも決まっている吉沢さん。ヒロインの浜村瞳には「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「セミオトコ」などで着実に女優として成長を遂げている今田さん。高坂と過去に因縁のある謎の人物・黒木亮介には「グッドワイフ」や『君は月夜に光り輝く』などでその輝きを放つ北村匠海。また高坂が働く「スパイラル」の開発部でリーダー格の若本健人には吉沢悠。「スパイラル」の社長・瀬名洋介には尾上松也。「スパイラル」の加納専務には井上芳雄。「東京セントラル証券」でリニューアルを担当する城崎勝也には緒形直人。井上さんが演じる加納と尾上さんが演じる瀬名は4月から放送される新シリーズにも登場するため、彼らの行動も目が離せない。前作から7年を経て放送開始となる4月の新シーズンを前に、両作の橋渡しにして新シーズンの序章ともいえる本作で改めて“半沢ワールド”を味わってみては?「『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』~狙われた半沢直樹のパスワード~」は1月3日(金)23:15~TBS系で放送。(笠緒)
2020年01月03日数年後に振り返ったとき、2020年がオリンピック・パラリンピックと共に語られることは確かだろうが、同様に、演劇の話題作が目白押しだった年、としても記憶されるかもしれない。現在すでに発表されているラインナップを目にしただけでも、そう感じる人は少なくないはずだ。約4年のブランクを経て新たにオープンするのが、PARCO劇場。1月の『志の輔らくご 』、2月の『ラヴ・レターズ』に続いて、 3月よりオープニング・シリーズとして多彩な作品が上演を控えている。3~4月に渡辺謙主演『ピサロ』、5月に演出・森新太郎と佐々木蔵之介のタッグによる『佐渡島他吉の生涯』を上演。続いて、“三谷幸喜三作品三か月連続上演”と題し、6月から8月まで三谷による新生PARCO劇場への書き下ろし第1作『大地』を披露する一方、7月には『大地』終演後の舞台を使って22時に開演する『三谷幸喜のショーガール』、8月には三谷文楽『其礼成心中』を上演。9月には作・長田育恵&演出・栗山民也『ゲルニカ』、10月には生瀬勝久、池田成志、古田新太が組む「ねずみの三銃士」の最新作(作・宮藤官九郎、演出・河原雅彦)、11月には前川知大作・演出作品、12月には同名の米映画を音楽劇として宮本亞門が舞台化する『チョコレートドーナツ』を上演。オープニング・シリーズは2021年 5月上旬まで続き、全14作品がラインナップされている。渋谷でPARCO劇場と双璧をなすBunkamuraのシアターコクーンは、松尾スズキ新芸術監督のもと、劇場そのものがどのように表現されていくかに注目が集まっている。主催公演としてラインナップされているのは、鄭義信作・演出による『泣くロミオと怒るジュリエット』(2~3月)、1999年、2010年に上演された松尾スズキの戯曲をノゾエ征爾が演出する『母を逃がす』(5月)、赤堀雅秋の作・演出作品(6月)、DISCOVER WORLD THEATRE(8~9月)、松尾自らの作・演出作品(10月)、三浦大輔の作・演出作品(12月)。松尾芸術監督らしい、清濁併せのむような独自の色を期待したい。また4月のシアターコクーンでシス・カンパニー公演として上演される『桜の園』は、ケラリーノ・サンドロヴィッチがチェーホフ四大戯曲に取り組む企画の第4弾で、大竹しのぶ、宮沢りえ、井上芳雄、黒木華、杉咲花ら華々しいキャストがシリーズの掉尾を飾る。現代演劇としてはほかに、草なぎ剛が白井晃演出のもとブレヒトの世界に挑む『アルトゥロ・ウイの興隆』が1月に開幕。劇団☆新感線が2月から4月まで東京と福岡で『偽義経冥界歌』を上演。宮藤官九郎は、「ねずみの三銃士」への書き下ろしに加え、4~5月には5年ぶりとなるウーマンリブの公演『もうがまんできない』を行う。吉田鋼太郎が芸術監督を務める〈彩の国シェイクスピア・シリーズ〉では、2月に『ヘンリー八世』、6月に『ジョン王』の開幕が控える。また、2月開幕の『ねじまき鳥クロニクル』では、村上春樹の原作を藤田貴大がインバル・ピントらと組んでどう具現化するかに興味が寄せられている。そして、『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』(1~2月、佐藤隆太出演、谷賢一演出)、『ガールズ&ボーイズ -Girls & Boys-』(5月、長澤まさみ出演、蓬莱竜太演出)、『殺意(ストリップショウ)』(7月、鈴木杏出演、栗山民也演出)と一人芝居の注目作も今年は多い。2020年のミュージカルの上演予定作品を見てまず気がつくのは、イギリスの巨匠作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーの作品の多さだろう。3月に三浦春馬、生田絵梨花らの出演で日本初演を果たす『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~』、同じく3月に5年ぶり3度目の上演となる『サンセット大通り』、4~5月にHey! Say! JUMPの薮宏太が主演する『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』、8~9月に鴻上尚史の演出で日本初演となる『スクール・オブ・ロック』が待機している。一方、ロイド=ウェバー屈指の名作『キャッツ』を大井町の専用劇場でロングラン上演しているのは、劇団四季。四季といえば、2020年にはJR東日本四季劇場[春]、JR東日本四季劇場[秋]の2劇場のオープンが控えており、[春]では9月から待望の『アナと雪の女王』を上演、7月にオリジナル作品『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』で開場する[秋]では、やはりロイド=ウェバーの『オペラ座の怪人』が10月にロングラン公演を開始する。また、台本・作詞を長田育恵、演出を小山ゆうなに託した四季の新作オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(自由劇場で10月に開幕)にも演劇ファンの視線が集まるにちがいない。また、NYやロンドンで人気を博したミュージカルの翻訳上演も目立ち、3~4月にはアニメ映画を下敷きにした『アナスタシア』、大ヒット映画を舞台化した『ボディガード』、5月にはアラン・メンケン作曲、小池修一郎演出・訳詞による『ニュージーズ』、6月には渡辺直美主演『ヘアスプレー』が上演を控えている。ちなみに『アナスタシア』は、6~8月に宝塚歌劇宙組が上演を予定しており、ふたつのバージョンを見比べるのも面白い。鉄板の再演作品といえば、東宝版主演から20周年を迎えた『エリザベート』を筆頭に挙げたい。4月から8月まで5カ月にわたって、東京・帝国劇場のほか、大阪、名古屋、福岡をまわり、節目の公演を各地の観客と分かち合う。これに加えて、帝劇では、上演回数が1500回に迫る『ミス・サイゴン』を5~6月に、7~8月にシアタークリエ版のスケールアップが楽しみな『ジャージー・ボーイズ』を上演、11月にはWキャストの平原綾香と水樹奈々が圧巻のパフォーマンスを競った『ビューティフル』の3年ぶりの再演が実現する。一方、徹底したオーディションとレッスンでビリー役の少年たちが驚異的な成長を見せ、2017年の日本初演が大きな反響を呼んだ『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』が7月から11月にかけて東京・大阪で上演されるのもうれしい。古典芸能に目を移すと、ふたつの大きな襲名が一際大きな注目を集めている。歌舞伎では、十三代目市川團十郎白猿の襲名披露興行が、5~7月の歌舞伎座を皮切りに、11月に博多座、2021年2月に大阪松竹座、4月に御園座、11月に南座で開催される。襲名披露がこれほど長期にわたって行われるのは、團十郎がそれだけ大きな名跡である証にほかならない。また、講談師・神田松之丞は、2月の真打昇進に伴って、神田伯山を六代目として襲名。実に44年ぶりとなる大名跡の復活であり、歌舞伎界、講談界ともに、求心力のある存在の活躍があるからこそ、シーン全体の盛り上がりを期待したくなる。
2020年01月01日芸能人たちのモヤモヤ事件を、スッキリと深いところまで捜査し解決するリアルドキュメントショー「芸能人モヤモヤ事件簿人生の未解決事件は2019年のうちに解決SP」が12月29日(日)に放送される。今回はゲストに、原宿でスカウトされ、アイドルグループ「乙女新党」のメンバーとして活動しながら、女優としても『瀬戸内海賊物語』『暗殺教室』などに出演。数々のCM出演でも話題となり知名度が上がったところで、2017年には連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインに抜擢。放送終了後の2018年春には日曜劇場「ブラックペアン」、夏には『青夏 きみに恋した30日』に出演するなど大きな飛躍をみせた葵わかな。小学生の頃から子役として『DIVE!!』などに出演。その後ダンスロックバンド「DISH//」のメンバーに選ばれ、4年連続で元日日本武道館公演を敢行するなど人気に。音楽活動と同時に俳優としても「仰げば尊し」や「隣の家族は青く見える」『君の膵臓をたべたい』などに出演。今年1月クールの日曜劇場「グッドワイフ」で演じた若手弁護士役も評判を呼んだ北村匠海。そのほか人気お笑いコンビ「カミナリ」やコメンテーターとしても活躍するカンニング竹山、俳優の高橋克実、元プロレスラーでタレントとしても活動する北斗晶らも出演。番組では北斗さんが“デンジャラスクイーン”と呼ばれ最強の女子プロレスラーだった頃、アメリカのプロレス団体・WCWで世界女子王座のチャンピオンベルトを獲得したが、その後団体が消滅。北斗さんにとってそのベルトは宝物のような存在だが「果たして自分が持ったままで良いのだろうか?」とモヤモヤしているという…そんな芸能人たちの“モヤモヤ事件”を捜査していく。今回のゲストの葵さんは、世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔を同名実写映画化した『キャッツ』で主人公ヴィクトリア役の吹き替えを担当。同作には葵さんのほか山崎育三郎、高橋あず美、ロバート秋山、森崎ウィンらも吹き替えで出演する。北村さんは新春に放送されるSPドラマ「『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』~狙われた半沢直樹のパスワード~」に出演。同作は来年4月からの「半沢直樹」(仮)に先駆け放送されるものとなり、半沢直樹が前作で出向を命じられた「東京セントラル証券」に赴任した後に起きるある事件を中心にした物語。主人公に吉沢亮、北村さんのほか今田美桜、吉沢悠、井上芳雄、尾上松也、緒形直人らが出演する。『キャッツ』は2020年1月24日(金)より全国にて公開。「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ」は2020年1月3日(金)深夜23時15分~TBSにて放送。「芸能人モヤモヤ事件簿人生の未解決事件は2019年のうちに解決SP」は12月29日(日)22時~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年12月29日吉沢亮主演スペシャルドラマ「『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』~狙われた半沢直樹のパスワード~」に、吉沢悠、井上芳雄、北村匠海、尾上松也、緒形直人の出演が決定した。本作は、来年4月からの「半沢直樹」(仮)に先駆け放送されるスペシャルドラマ。前作最終回で堺雅人演じる半沢直樹は、頭取から子会社への出向を命じられてしまったが、スペシャルドラマは半沢がその子会社「東京セントラル証券」に赴任した後に起きるある事件を中心に展開される。主人公を取り巻く主要キャストが判明すでに主人公の敏腕プログラマー・高坂圭役を吉沢亮、半沢の出向先の新入社員・浜村瞳役を今田美桜が演じることが決定しているが、今回新たに高坂を取り巻く主要キャストが一挙に発表。高坂が働くIT企業「スパイラル」開発部のリーダー格・若本健人役を吉沢悠。「スパイラル」の専務・加納一成役を井上芳雄。高坂と過去に因縁のある謎の人物・黒木亮介役を北村匠海。「スパイラル」の社長・瀬名洋介役を尾上松也。そして、「東京セントラル証券」情報システム部の主任・城崎勝也役に緒形直人が決定。なお、井上さん演じる加納と尾上さん演じる瀬名は、4月放送の続編の原作にも登場する人物。シリーズの展開においても重要な鍵を握る人物だ。そのほか、瞳の上司で「東京セントラル証券」情報システム部の部長・府川義則役に元劇団四季の栗原英雄。玉置玲央、磯崎義知、吹越ともみなど個性派俳優陣も参加する。キャストコメント吉沢悠日曜劇場『半沢直樹』から数年を経て、2020年、新たな半沢イヤー記念に相応しい内容のスペシャルドラマに出演させていただき、とてもうれしく思っています。僕がこの作品にとても感動しているのは、撮影現場の空気自体がドラマの空気感同様、緊張感と高い熱量に包まれていることです。「半沢ファン」の期待に応えつつ、エピソードゼロの独特な違った世界観を生み出そうと、全員が必ず最高のドラマにしようという気持ちの表れではと思います。「こんな半沢があっても面白い!」というスペシャルドラマになっていますので、どうぞご覧ください!!井上芳雄『半沢直樹』のスペシャルドラマにお声掛けいただき、大変興奮しました。普段は舞台が多く、ドラマ出演が多い訳ではない中で、本当にありがたい機会だと思っています。私が演じるのはIT企業の専務という役柄ですが、僕自身はアナログな人間なので分からないことも多いです(笑)。今の時代らしい最先端の業界の話で、新鮮な気持ちで演じられたらと思っています。また、吉沢亮さんとは初共演となるので、そこも楽しみにしています。『半沢直樹』らしい痛快な展開が紡がれていますし、新年から「今年も頑張るぞ」という気持ちになれる作品になっていると思いますので、是非ご覧ください!北村匠海『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』に出演させていただくことになりました北村匠海です。今回、自分としてもなかなか今までに演じたことのない役どころですし、約1年ぶりにTBSさんのドラマに帰ってこられたうれしさもあります。別作品でも撮影の苦楽を共にした吉沢亮くんの脇を支えるいいエッセンスになれればいいなと思います。尾上松也このたび『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』に、出演させていただくことになりました。あの伝説のドラマのスピンオフ作品に出演できますことは光栄の極みです。私は今回主人公の高坂圭が勤めているスパイラルの社長・瀬名洋介を演じます。本編にも負けない作品にできますよう、全力でつとめます!どうぞお楽しみに!緒形直人只今、熱いスタッフと俳優たちに囲まれ“ONE TEAM”の意気込みで、鋭意撮影を行なっております。私自身は、皆様に楽しんでいただけるように良い緊張感を持って丁寧に演じていければ良いなと思っております。半沢直樹イヤーの先陣として、どんなドラマに仕上がるのか『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』をご期待ください。「『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』~狙われた半沢直樹のパスワード~」は2020年1月3日(金)23時15分~TBSにて放送。日曜劇場「半沢直樹」(仮)は2020年4月期放送予定。(cinemacafe.net)
2019年12月10日ミュージカル『エリザベート』の製作発表が12日に都内で行われ、小池修一郎(演出/訳詞)、花總まり、愛希れいか、井上芳雄、山崎育三郎、古川雄大、池田篤郎(東宝 取締役演劇担当)が登場した。同作は1992年にウィーンで初演をむかえて以来、世界中で上演されているミュージカル。日本では1996年から宝塚歌劇団、2002年からは東宝版の上演が行われている。オーストリア=ハンガリー帝国の皇后・エリザベート(花總、愛希)の生涯を描き、ハプスブルク家の崩壊の物語に、"死"の概念である黄泉の帝王・トート(井上、山崎、古川)を絡めた。製作発表にはオーディエンス招待200名に1万人の応募があったというが、小池は「何かの縁ですから、これからも死ぬまでエリザベートを見続けてください」とアピール。また「エリザベートを一文字で表すと?」という難質問には井上が「断ることもできるんですか?」と戸惑いつつも、「僕、愛だ思います。言ったもん勝ちだと思うので!」と手を挙げる。そんな井上の様子を見た出演者陣はどんどん挙手し、古川は「僕も愛……」、花總は「エリザベート的には、"生"きるです。どんな時も生きる!」、山崎は「熱。お客様の熱」と回答。愛希は「欲! 人間の欲の部分が人間らしくて良いかと思います」と新たな視点で、周囲を驚かせていた。「それぞれにとってエリザベートとは?」という質問には、花總が「自分の人生を変えるほどの大切な節目となった作品です。初演の時はまだ22歳。その時に初めて演じさせていただいた役を今こうしてまだ演じる機会をいただけていることが奇跡だと思いますし、なくてはならない作品であり、役になっております」としみじみ。愛希は「ずっと憧れだったので、演じている今でも『夢なんじゃないか』という瞬間もありました。なかなか乗り越えられない壁というか、登れたと思ったらまたさらに高い壁が待っているという感じで、ずっと憧れの作品ですし、役です」と心境を吐露した。井上は「作品としては奇跡のようなバランスで生まれたミュージカルだと思って、何十年に1本だと思います」と見解を披露。「だからこそ、僕たちにチャンスをくれる。熱狂させるのは保証されているので、その分いろんなチャレンジができる。僕もそのチャレンジの一環で生まれたと思うんですけど、ミュージカル観客を増やすことができるし、たくさんの人にチャンスを与え続けてる、全部ひっくるめて奇跡の作品だと思います」と語った。2015年からルキーニ役として出演し、今回トート役に初挑戦する山崎は「毎回ルキーニとして舞台に立つ時には自分のセリフから始まるんですけど、何公演やっても緊張するという舞台は初めて」と振り返る。これまでルドルフ役として出演し、2019年よりトート役を演じている古川が「ともにミュージカル人生を歩いた作品。オーディションのときとか考えると失礼な態度をとったり、稽古中も先生に対してちょっと反抗的な態度をとったり。でも先生が愛をもって接してくださったおかげで、今では言われたら『はい』と答えるようになった」と成長を表すと、井上がすかさず「飼い慣らされて行ったってことですか?」とつっこんだ。製作発表後の取材で「反抗的な態度」を深掘りされてしまった古川は「成長ということを表すために、誇張した部分はあります。言われたことを自分ができないということに対しての苛立ちから、少しムスっとしたり……」と説明する。弁解する古川の様子を、山崎は「よくしてた」、花總は「してたよね。私たち見てた」と笑顔で見守り、古川は「誇張してないのかもしれません」と苦笑していた。東京公演は帝国劇場にて2020年4月9日~5月4日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月11日~6月2日、名古屋公演は御園座にて6月10日~28日、福岡公演は博多座にて7月6日~8月3日。○キャストエリザベート(Wキャスト):花總まり、愛希れいかトート(トリプルキャスト):井上芳雄(大阪、名古屋、福岡公演)、山崎育三郎(東京公演)、古川雄大フランツ・ヨーゼフ(Wキャスト):田代万里生、佐藤隆起ルドルフ:三浦涼介ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ:未来優希ゾフィー(トリプルキャスト):剣幸、涼風真世、香寿たつき(東京、大阪公演)ルイジ・ルキーニ(トリプルキャスト):尾上松也(東京、大阪公演)、上山竜治、黒羽麻璃央
2019年11月12日ミュージカル『エリザベート』の制作発表が12日に都内で行われ、小池修一郎(演出/訳詞)、花總まり、愛希れいか、井上芳雄、山崎育三郎、古川雄大、池田篤郎(東宝 取締役演劇担当)が登場した。同作は1992年にウィーンで初演をむかえて以来、世界中で上演されているミュージカル。日本では1996年から宝塚歌劇団、2002年からは東宝版の上演が行われている。オーストリア=ハンガリー帝国の皇后・エリザベート(花總、愛希)の生涯を描き、ハプスブルク家の崩壊の物語に、"死"の概念である黄泉の帝王・トート(井上、山崎、古川)を絡めた。2015年よりルキーニ役として何度も同舞台に立ってきた山崎が、今回初のトート役に挑戦。山崎は「ルキーニという役に出会ったことで役者としての新しい扉が開いたと思っており、本当に感謝しています。そんな中で来年、20周年という大きな節目の年にトートという役で帝国劇場に立てることを嬉しく思いますし、誰よりも近くでトートを見てきましたので、ルキーニを演じた自分を演じた自分だからこそできるトートができるんじゃないかなと思っております。トートとルキーニの関係性が大事だと思って演じてきたので、ルキーニ役とも相談しながら演じていきたい」と意気込んだ。山崎は「恐怖心を与える、氷のように冷たく触ったら火傷しそうなというイメージ」とトートを表しつつ、「今回小池先生のこだわりで、"真ん中分け"のトートなんですね。東宝版でも宝塚版でも、今までのトートにいないということで、視覚的にも注目していただきたい」と意外な観点からアピール。小池が「70年代のロックのイメージ」と説明すると、山崎は「ちょっとどういうことか……」と戸惑い、井上は「僕たちも真ん中分けでいこうねって話をしてる。オールバックかもしれないし」と古川と顔を見合わせた。制作発表後の囲み取材でも、センター分けは話題に。山崎は「トートが決まって、今年の公演のルキーニも真ん中分けにしたんですよ。6:4くらいだったのが、5:5に」と明かす。2019年の公演開始よりも前にトート役が決まっていたために「トートの動きとか動線をずっと見てました」と言うと、井上も「見られてるというのは、僕たちも感じてました」とニヤリとした。真ん中分けのこだわりについては「完全に小池先生です。いくつかあったカツラの中で、初めから先生は『育はセンター分けだ』って。真ん中分けで紫、という先生のこだわりが最初から最後までありました」と振り返った山崎。「ルキーニの前に帝国劇場で扮装をやったんですけど、すっぴんの状態で紫の真ん中分けのカツラをかぶったので『これはまずいことになる』と思ったんです。全然似合ってなくて。でも先生はそのときからメイクしたところまで見えていた」と苦笑する。出演者陣も山崎のトート就任について「なんとなく知っていた」という状態で、井上は「この前のS帝劇のの千秋楽時に、カーテンコールで『次やるんだってね』って、初めて言った」と振り返る。「なんかアドバイスください」という山崎に、井上は「企業秘密なんで……」と交わしつつ、「『ちょっと歌い方変えました?』と聞きにきてくれたりとか。『自分だったらどうしよう』と考えてるんだろうなと、感じてはいました」と明かす。井上は「僕が真ん中分けにしてるかもしれないですね」と再度真ん中分けに触れつつ、「でも、全然違うトートになると思うんですよ。やればやるほど形が捉えられないので」と心境を語った。東京公演は帝国劇場にて2020年4月9日〜5月4日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月11日〜6月2日、名古屋公演は御園座にて6月10日〜28日、福岡公演は博多座にて7月6日〜8月3日。○キャストエリザベート(Wキャスト):花總まり、愛希れいかトート(トリプルキャスト):井上芳雄(大阪、名古屋、福岡公演)、山崎育三郎(東京公演)、古川雄大フランツ・ヨーゼフ(Wキャスト):田代万里生、佐藤隆起ルドルフ:三浦涼介ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ:未来優希ゾフィー(トリプルキャスト):剣幸、涼風真世、香寿たつき(東京、大阪公演)ルイジ・ルキーニ(トリプルキャスト):尾上松也(東京、大阪公演)、上山竜治、黒羽麻璃央
2019年11月12日今年で10回目の開催を迎えるWOWOW「勝手に演劇大賞」。今年は10回目の開催を記念し、スペシャルトークイベントの開催が決定。さらに、『グリーン&ブラックス』出演の井上芳雄より、コメントが寄せられた。「勝手に演劇大賞」は、を演劇ファンからのWEB投票によって選出された作品・演出家・俳優を表彰する賞。投票期間は、本日11月1日から12月31日まで。「作品賞(ストレートプレイ部門/ミュージカル部門/2.5次元部門)」 「演出家賞」「女優賞」「男優賞」「新人賞」に分けられ、結果は2020年2月下旬、勝手に演劇大賞特設サイトにて発表される。10回目の開催を記念して開催されるトークイベントには、フリーアナウンサーの中井美穂と演劇ジャーナリストの徳永京子の登壇が決定。ゲストとともに今年の演劇と過去の演劇大賞を語る予定だ。本イベントの参加は同じく「勝手に演劇大賞」の特設サイトで11月29日まで受け付けられる。対象はWOWOW加入者で、定員は25組50名。また今回寄せられた井上芳雄のコメントは下記の通り。●井上芳雄コメント一番感動したミュージカルは、名古屋で観た劇団四季の『ノートルダムの鐘』でした。ストレートプレイですと、『ドライビング・ミス・デイジー』。名作とは聞いていましたが、初めて観ました。市村正親さんと草笛光子さん、堀部圭亮さんの3人芝居で素晴らしかったです。アメリカの翻訳劇ではありますが、どこの国の話というのは関係ない、人と人の話になっていて、シンプルではあるのですが素敵な作品でした。草笛さんをはじめベテランの皆さんの演技を観ていると、僕もお芝居を続けてこんな風になりたいという希望になりました。WOWOWオリジナルミュージカルコメディ福田雄一×井上芳雄『グリーン&ブラックス』#3211月27日(水)夜11:00WOWOWライブ(毎月第4水曜日夜11:00 ※変更の場合あり)・勝手に演劇大賞2019投票期間:11月1日(金)〜12月31日(火)対象作品:2019年に国内で上演された全ての作品投票方法:勝手に演劇大賞特設サイトにて ※WOWOWのWEB会員登録が必要となります(登録無料)投票各賞:「作品賞(ストレートプレイ部門/ミュージカル部門/2.5次元部門)」「演出家賞」「女優賞」「男優賞」「新人賞」結果発表:2020年2月下旬 勝手に演劇大賞特設サイトにてプレゼント:カブキグラス 1名様 ※投票いただいた方の中から抽選でお送りいたします。勝手に演劇大賞特設サイト: ・勝手に演劇大賞2019 第10回記念スペシャルトークイベント日付:12月8日(日)開場:13:30 開始:14:00 終了16:00(予定)会場:都内某所(当選された方にのみお知らせします)人数:25組50名様(お一人でのご応募も可能です)登壇者:中井美穂、徳永京子ほか(予定)応募期間:11月1日(金)〜11月29日(金)
2019年11月01日井上陽水が本日10月20日、東京・東京国際フォーラム ホールAで「井上陽水 50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~」を開催する。1969年のデビューから今年で50周年となる井上陽水。11月27日には細野晴臣、宇多田ヒカル、椎名林檎、槇原敬之、福山雅治ら豪華アーティストたちによるトリビュート作品『井上陽水トリビュート』のリリースも決定している。本日の公演は今春からスタートしたライブツアーの一環。当公演では懐かしい曲から最近の楽曲まで、誰もが楽しめるセットリストになるだろう。当ツアーの東京公演は本日が最後。この記念すべき公演をお見逃しなく。■公演情報「井上陽水 50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~」日時:10月20日(日)開場17:00/開演18:00場所:東京・東京国際フォーラム ホールA
2019年10月20日日本国内だけに留まらず、北米・ヨーロッパ・アジアと世界中で圧倒的な人気を誇っている堀越耕平の人気漫画の劇場版アニメ『僕のヒーローアカデミア THE MOVIEヒーローズ:ライジング』。この度、本作の予告編が公開された。総人口の約8割が超常能力“個性”を持って生まれる世界で、人々と社会を守る職業・ヒーローになることを多くの若者が夢見る中、“無個性”で生まれてしまった主人公・緑谷出久が、一人前のヒーローを目指してヒーロー輩出の名門校で成長していく姿を描く「僕のヒーローアカデミア」。劇場版では、雄英高校1年A組全員で訪れた、日本のはるか南に位置する離島・那歩島が舞台。クラス全員が胸を高鳴らせる“ヒーローっぽい”活動とそこで出会う姉弟との絆、そして最凶の敵<ヴィラン>“ナイン”との大バトルと、全てのシーンが見どころだ。今回到着した予告編では、ド迫力アクションバトルシーンが覗け、公開がより待ち遠しくなる仕上がりに。さらに、先日発表されたゲスト声優、井上芳雄と今田美桜が演じる最凶の敵<ヴィラン>ナインとナインの側近スライスのキャラクターボイスをいち早く確認することができる。なお、本作の主題歌も決定。TVアニメ「ヲタクに恋は難しい」OPテーマなどを担当した「sumika」の“高みを目指して”という意味を込め名付けられた書き下ろし新曲「ハイヤーグラウンド」が本作を彩る。ボーカル&ギターの片岡健太は本作について「はじめて逆上がりが出来た日。『昨日と今日は違うんだ』と知って、明日が楽しみになったあの瞬間のことを、もう一度思い出させてくれる大切な作品」とコメント。今回の予告編では、その楽曲の一部を聞くことができる。『僕のヒーローアカデミア THE MOVIEヒーローズ:ライジング』は12月20日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:僕のヒーローアカデミア THE MOVIEヒーローズ:ライジング 2019年12月20日より全国東宝系にて公開©2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
2019年10月11日