数々の空間アワードを受賞した重厚でモダンな空間季節ごとにテーマが変わるビュッフェで、お好きなものを心ゆくまで大切な方の誕生日や記念日のお祝いにも数々の空間アワードを受賞した重厚でモダンな空間2階から6階まで吹き抜けが広がる開放的な店内。ホテルコンセプトである「ノスタルジックジャーニー」を体現した空間は、数々の空間アワードを受賞しています。席間も広くとられていて、ベビーカーでも楽々入店可能。ゆったりと食事を楽しむことができます。吹き抜けが広がり開放的同店は、朝・昼・夜と多彩なメニューを楽しめるビュッフェやアラカルト、カフェメニューまで幅広くそろい、様々なシーンで利用することができます。中でも、季節ごとにテーマが変わるビュッフェは、フレンチやイタリアンをベースとした各国の料理が楽しめると好評です。重厚かつモダンな空間また、目の前でシェフ自らが仕上げてくれる特別メニューもあり、香りや音、色の変化など五感で料理を楽しめます。女性にうれしいスイーツメニューは食べやすいサイズなのでいろんな種類を楽しむことができます。ホテルならではの手の込んだ品々を心ゆくまで楽しめる120分間です。季節ごとにテーマが変わるビュッフェで、お好きなものを心ゆくまでそれでは【All Day Dining La Jyho】のメニューの中から、おすすめのお料理をピックアップしてご紹介しましょう。『ポークスペアリブハニーマスタード』ジューシーで柔らか!甘辛い味付けのスペアリブとハニーマスタードソースの相性の良い一品。爽やかなオレンジを添えて。じっくり焼いたポルケッタ/ディナー限定『ローストビーフ』食欲をそそる肉料理も充実ポルケッタはハーブとニンニクの風味を効かせ、丁寧に焼き上げた逸品。香り高いハーブと柔らかな肉質のポークのハーモニーをどうぞ。一方ローストビーフは旨味を閉じ込めた人気メニュー。コクのあるベイクドビーンズとご一緒に楽しめます。『栗とゴルゴンゾーラのケークサレ』栗の甘さをゴルゴンゾーラのしょっぱさが引き立てます。ゴルゴンゾーラチーズのコクと程よい塩味が口に広がるケークサレ。ゴロゴロと入った栗の食感もお楽しみいただけます。大切な方の誕生日や記念日のお祝いにも誕生日や結婚記念日など、様々なアニバーサリーの際には、メッセージプレートをオーダーすることもできます。アニバーサリーメッセージプレート懐かしさを感じるモダンな空間で、シェフが趣向を凝らした料理の数々に舌鼓を打つ素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。AllDayDiningLa Jyho(KYOTOCENTURYHOTEL)【エリア】京都駅【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】京都駅 徒歩1分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年11月12日日本の歴史と『和』の魅力が詰まった街・京都。日本を代表する観光地ですが、コロナ禍によって打撃を受けてしまいました。そこでJR東海は、2021年11月1日から同年12月12日まで、京都の街に希望の光を灯すイベント『ひかりの京都』を実施。京都府内の社寺を竹灯籠でライトアップし、幻想的な光景を生み出しました。希望の光が灯った『秋の京都』京都府内を中心に風景を撮影している、写真家の、うさだぬ(@usalica)さん。同年11月6日、京都市右京区にある神護寺(じんごじ)の写真をTwitterに投稿しました。およそ3千本の紅葉が植えられており、いち早く秋の訪れを感じることができる『紅葉の名所』として知られる神護寺。『ひかりの京都』企画によって、美しくライトアップされた姿がこちらです!紅葉色付く大階段が幽玄な美しさでございました。 #ひかりの京都 pic.twitter.com/AEDaTBWxq0 — うさだぬ-『極彩色の京都』写真集重版 (@usalica) November 6, 2021 4年ぶりに夜間拝観が実施された神護寺を、優しい色で彩る竹灯籠のライトアップ。数多の光は生い茂る紅葉を照らし、その燃えるような赤い色をさらに際立たせています。京都の魅力をとらえたうさだぬさんの写真は拡散され、多くの人から「この世界に入りたい」「京都に行きたくなった」といった声が寄せられました。残念ながら神護寺のライトアップは同月7日で終わってしまいますが、同企画の開催期間であれば、ほかの社寺でも美しく照らし出された風景を楽しむことができます。いろいろな想いが詰まった光を見て、安らぎを感じてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2021年11月07日毎年10月31日に訪れる、ハロウィン。日本ではコスプレや仮装などをするイメージが強い行事ですが、カボチャやコウモリを模した装飾が街のいたるところで見られるため、目でも楽しめるイベントでしょう。シーズンによって変わる手水鉢で有名な、京都の『柳谷観音 楊谷寺』でも、ハロウィンに合わせた装飾が施されていたようです。写真家の、うさだぬ(@usalica)さんが撮影した写真がこちら。かぼちゃの浮かぶ手水鉢がかわいかった。 pic.twitter.com/FwIp2aamb6 — うさだぬ-『極彩色の京都』写真集重版 (@usalica) November 1, 2021 うさだぬさんが撮影したのは、ミニカボチャが浮かぶ手水鉢と手水舎。黄色やオレンジ色など、さまざまな色のミニカボチャが浮かべられている様子は、ハロウィンそのものです。手水舎にカボチャとともに彩られた美しい花々にも、目を奪われますね。うさだぬさんが撮影した『柳谷観音 楊谷寺』の手水写真に、反響が上がりました。・カボチャの手水鉢は初めて見ました!ハロウィンぽくてかわいいですね。・鮮やかな色合い。見ていて心が洗われます。・これが京都のセンスなのですね。真似ができません。季節の移り変わりを目で感じられる『柳谷観音 楊谷寺』の手水は、今後も多くの人たちの心を癒すことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年11月02日素材のポテンシャルを極限まで生かした料理生産者の顔が見える食材を店主自ら厳選料理を引き立てる焼き物をセレクト素材のポテンシャルを極限まで生かした料理京都・御所南の閑静な町並みの一角に溶け込むように佇む【御幸町 田がわ】。店内は、靴を脱いで上がる掘りごたつ式のカウンター席のみで、店主の作業を見ながらゆったりと食事を楽しむことができます。陶器でつくられた昔ながらの炉とこだわり抜いた紀州の備長炭で、素材のポテンシャルを極限まで引き出した料理は幅広い年齢層を虜にしており、京都はもちろん、日本各地からファンが多く訪れています。くつろぎを演出する掘りごたつタイプのカウンター席店主・田川喜章さんは、元エンジニアという異色の経歴の持ち主。対企業の開発ではなく、人と向き合う仕事に魅力を感じはじめ料理の世界に飛び込みました。信念は伝統的な日本料理の追求。しかしただ古典を模倣するのではなく、味に理論的な意味を求め、正統派の範囲内で新たな可能性を探るのが流儀です。軸の部分を守りつつ、どれだけ変えられるかが料理人の道そしてたどり着いた答えのひとつが、料理における“尽くし”の技法です。たとえば鮑の柔らか煮なら、肝をソースにし、煮汁を卯の花と合わせて添えることで鮑を強く押し出します。また松茸の炊き合わせなら大ぶりにカットした松茸を、相性の良い鴨だしと合わせます。主素材の存在感を明確にすることで、淡い味付けでありながら旨みが力強く主張するのです。生産者の顔が見える食材を店主自ら厳選同店で使用する食材は、野菜も海産物も生産者の顔が見える食材が基本。店主自らが産地に足を運び、生産者と話を交わすほか、店主の故郷の友人からも食材が届けられます。調理法を大事にしながら現代風なアレンジを加え調理しています。肝からだしまで味わい尽くす『鮑の柔らか煮』じっくり煮た柔らかい鮑を濃厚な肝ソースで素材の魅力を余すところなく引き出す田川氏らしい一品。柔らかく煮た鮑、濃厚な肝のソースに加え、身を炊いただしと合わせた卯の花を添えています。体を温める秋の炊き合わせの一例『松茸と合鴨の吉野煮と冬瓜』旬の味覚を一皿に松茸の風味、きのこならではの野趣をダイレクトに伝えることを意識した炊き合わせ。大ぶりにカットした松茸と、鴨のだしの絶妙な取り合わせで、豊かな香りと深い味わいが伝わります。季節の移ろいを多彩な料理で伝える日本料理の花形『八寸』見た目にも楽しめる鮮やかな『八寸』『八寸』で意識するのは、季節感。特に節句を大切にすること。晩秋のある日の『八寸』は、紅葉が彩る華やかで賑やかな秋の京都の庭を、多彩な料理で表現しました。料理を引き立てる焼き物をセレクト土の温かみが宿る焼き物の器。骨董、現代作家の区別なく、料理を引き立てる焼き物を揃えています。骨董の深み、現代の鮮度。その両者の上手な使い分けかたにも注目です。また酒は基本にゲストの要望に応える幅広いラインナップ。酒好きの店主がセレクトした、酒自体の美味しさを感じられるものが充実しています。土の温かみある器が、料理をさらに引き立てて奇をてらわず、華美な演出に走らず、吟味した素材で四季の移ろいを体現した繊細な和の逸品をしみじみと味わえる【御幸町 田がわ】。美食をゆっくりと楽しみたい日、少し特別な日、京都らしさを満喫したい日を彩ってくれる名店です。料理人プロフィール:田川 喜章(たがわ よしあき)さん1976年、三重県出身。理系科目が得意で、高専を卒業してエンジニアとして就職。サラリーマン時代に料理人と知り合い、対企業の開発ではなく、人と向き合う仕事に魅力を感じはじめる。思いは募り、25歳で一念発起し料理の世界へ。「要所で人に恵まれた」と振り返る通り、横浜【真砂茶寮】、京都【祇園 丸山】、東京【麻布 幸村】と錚々たる名店で修業の機会を得る。2016年、40歳で独立を果たし、京都に【御幸町 田がわ】を開店。御幸町田がわ【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】21000円【アクセス】京都市役所前駅 徒歩8分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年10月27日伝統の京料理に炭火焼きの手法を取り入れた独創的な京懐石厳選食材の持つ香りや旨味を絶妙な火入れで美味なる一皿へ炭火の香りをさらに高める充実のワインリスト伝統の京料理に炭火焼きの手法を取り入れた独創的な京懐石元・お茶屋さんを改装した古都の風情が漂う一軒家。1階はカウンター割烹や奥庭を借景にした個室などがあり、2階には6名まで利用できる広い個室があります。京の趣を感じながらゆっくりとくつろげる雰囲気が漂います。京の風情を感じながら食事ができる一軒家カウンターに座ると目に飛び込んでくるのは大きな焼き台。「炭火焼きはお鮨と同じように出来上がった瞬間が一番美味しい。だから、温かいうちに、香ばしい香りと共にすぐに出せるようにと、焼き台を中心としたカウンター割烹スタイルにしました」という山本さん。食材が焼かれる姿を見ながら、耳、目、鼻で出来上がりまでの過程も楽しむことができます。料理に魂を宿す仕上げの焼き炭火焼きと聞くと一見シンプルな調理法に思えますが、上質な食材選びはもちろんのこと、ひとつひとつ手間暇を惜しまずにされる丹念な下ごしらえには、鮨屋にも似た手仕事があります。そして火入れ加減で食材の表情が変わります。山本さんはスペインのバスク地方に、名店の炭火焼きを食べに訪れるなど、今も“焼き”を追求。同店では伝統の京料理に炭火焼きの手法を取り入れ、食材の持つ香りや旨みを最大限に引き出した独創的な一品一品に出会うことができます。厳選食材の持つ香りや旨味を絶妙な火入れで美味なる一皿へ食材は、採れたての新鮮な京野菜のほか、日本海の若狭からは甘鯛やあわび、瀬戸内の淡路からはマナガツオや赤ウニを。浜名湖のすっぽんもこの店の名物料理。イベリコ豚やフランス産の仔羊も炭火で楽しむことができます。それでは、ここでは同店で食べていただきたいメニューをご紹介しましょう。スッと歯が通るほど柔らかな『あわびの柔らか煮の軽い炙り』柔らかな食感と磯の風味が抜群若狭産の大ぶりなあわびは、80度の昆布だしでじっくりと4時間煮て、ふっくらと柔らかに。仕上げにさっと炙ることで、少しの香ばしさがほんのり加わり、中はレア状態に。添えられた肝醤油が磯の香りを運んできます。京の味覚の共演『甘鯛と松茸の合わせ焼き』上品な甘さが特徴の“ぐじ”に松茸の風味がふわり“若狭ぐじ”として京で珍重されてきた若狭の甘鯛。身は昆布締めをしてから、オイルでじっくりと低温調理した後にさっと炙ることで香ばしくふわふわに。皮は揚げてパリパリ。仕上げに骨からとった出汁のあんをかけて。炭火の香りをさらに高める充実のワインリスト炭火の香りをさらに高めるワインが充実ソムリエの資格も持つ店主。グラスでシャンパンや赤・白のワインを頂けるほか、ラ・ターシュやジュヴレ・シャンベルタンなどの銘ワインも。もちろん日本酒もこだわりの逸品が数多くそろいます。店名の【いふき】は、「息を吹きかける」という言葉が由来。食材も店もなにか一つ加えてあげる事により、より一層の満足を得ることができるという、そんな思いが全てにおいて表現されています。惜しみない手間をかけて仕上げた極上の炭火焼きをご堪能ください。料理人プロフィール:山本典央 (のりお)さん1972年、京都府生まれ。物を作りだすことが好きでおいしいものを食べたいという思いから料理人を志し、祇園の【あじ花】 などで修業をはじめる。その後、2005年に独立。先斗町に【炭火割烹 いふき】をオープンさせる。斬新な炭火割烹が評判を呼び、京都一予約の取りにくい店との呼び声も。2011年、祇園に店を移転させる。祇園炭火割烹いふき【エリア】祇園【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】22000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩7分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年10月16日こんにちは、おーまえです。京都のちょっといいこと、連載6回目の今回は、京都の市についてご紹介します。京都では骨董などを扱う市が定期的に、そしていろんな寺社仏閣でも行われています。中でも有名なものは、毎月21日開催の東寺の市、通称「弘法さん」と毎月25日開催の北野天満宮の市、通称「天神さん」。たくさんのお店が並び、老若男女、誰が行っても何か欲しいものが見つかること間違いなしのこの市。早起きして行ってきましたー!弘法さん行われる東寺は、京都駅から南、大宮九条にある五重塔が有名なお寺です。広い境内には、さまざまなお店が並びます。着いた途端にワクワクしますー。▲門のそばからお店がずらり。骨董だけではなく、作家さんの手作りの器、お漬物や野菜なども販売されています。一緒に行ったうちの旦那さんは、工具屋さんで長時間楽しそうに選んでいましたよ。▲お漬物も手作りで安い!しっかりと個別包装もされています。▲掘り出し物がありそうな雰囲気がプンプンする、工具屋さん。また東寺に来たら食べたい、東寺餅をお土産に購入。ふわふわのお餅と餡子のバランスが◎。シンプルな美味しさです。続いて北野天満宮で開催される天神さんへ!北野天満宮は、春は梅苑が開かれることでも有名で合格祈願で訪れる方も多い神社です。こちらは境内というよりは、北野天満宮の東側の通りや駐車場にお店がずらりと並びます。私個人的な印象としては、天神さんは古い着物などの衣類のお店が多いように感じました。オシャレに着物を着てみたいという方にはかなりおすすめです!▲着物や帯、布類もたくさん!▲参道には露天が並んでお祭り感も楽しめます。▲トミカのミニカーも並んでました〜。▲ガラクタの中から掘り出し物を探すのこそ、こういう市の醍醐味!行けばついつい長居していろんなお店を覗きたくなる市。宝物探し感覚でずっと見てられます。こだわりの品揃えを感じさせるお店も多く、常連のお店さんに常連のお客さんがしっかりいて、所々で「久しぶりやねえ、元気やった?」とお話しする姿も見かけました。そんな和気藹々とした雰囲気の市が気軽に楽しめるのも、京都のちょっといいところです。今回の市は緊急事態宣言の前、人の少ない朝の時間帯に参加したものをご紹介をさせていただきました。緊急事態宣言等の感染防止の観点から、現在は開催中止になることも多い市ですが、今の状況が落ち着いて安心、安全に楽しめる日が1日も早く訪れることを心から願っています。今回の京都のちょっといいことはここまで。また次回お会いしましょう! おーまえ京都在住。ほぼ毎日自転車行動。時間があると気になる場所やお店をウロウロ探し回りがち。お笑いと犬がずっと好き。最近はリボベジに小さな幸せを感じてます。
2021年09月14日洗練された「野趣と文化」を表現する京都を代表する老舗料亭京丹後の食材の豊かさを物語る逸品ぞろい京料理に合わせるワインから、希少な日本酒まで充実のお酒リスト洗練された「野趣と文化」を表現する京都を代表する老舗料亭明治3年に誕生した、京丹後の料理旅館に端を発する京都を代表する老舗料亭が【和久傳】です。【室町和久傳】は、中村外二工務店が手掛けた京都の風情を残しつつモダンシックにデザインされた一軒。凛とした趣のある佇まいは都会の喧騒を忘れ、非日常の世界へと誘います。凛とした趣のある空間客席は2つの開放的なカウンターや中庭を望むテーブル席、大きさの異なる4つの個室があるので、様々なシーンで利用できます。特に、料理人を囲むように作られたカウンターは、どのお席からも料理人のきめ細やかな所作を目の前で見ることができます。今なお京丹後から取り寄せる野趣あふれる魚介、野菜は農家直送と、市場を通さず届けられる素材が多く、その時季の旬の恵みが贅沢に表現されます。時に大胆に素材を押し出し、味わえばその味は繊細な京料理。そんな、直球の味わいが訪れるゲストに口福を運んでくれます。京丹後から届く四季の恵みを、贅沢に調理京丹後の食材の豊かさを物語る逸品ぞろいそれでは海と山に囲まれた、京丹後の食材の豊かさを物語る【室町和久傳】の逸品の中から、今回は3品ご紹介しましょう。『鬼海老おかき揚げ 鯛白子 うに醤油』丹後で捕れた鬼海老をおかきをまぶし素揚げに。さらに炭焼きの鯛白子と合わせ贅沢なうに醤油で。香ばしさに加え、鯛白子やうにの旨みが得も言われぬ口福を運びます。味わうたび旨みが広がる『黒あわび 筍 菜の花のそうす 木ノ芽』間人から取り寄せた最上級の黒あわびを柔らかく煮て、旬の筍と共に菜の花のペーストで味わう一品。柔らかな食感とともに、豊かな風味が口いっぱいに広がります。『焼霜あなご 湯葉春菜なべ 地クレソン 芹 春菊 花山葵 わらび』皮目を炙ったあなごをメインに、春の野菜をたっぷり盛り込み鍋仕立てに。葛餡を使い味わうほどに温まります。焼き目の香ばしい穴子をたっぷりの野菜と共に。京料理に合わせるワインから、希少な日本酒まで充実のお酒リスト京料理の味を壊さない繊細なワインを中心に、グランヴァンなども取りそろえる充実のワインリスト。さらに、日本酒は獺祭や玉川など人気の銘柄から希少酒までをラインアップしています。料理の味に寄り添い、美味しさを引き立てます。季節感を大切に、野趣と繊細さを両立させた同店の料理。上質な空間で、京丹後から届く四季の恵みを表現した味わいを心行くまで堪能してみてはいかがでしょうか。室町和久傳【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】11000円【ディナー平均予算】22000円【アクセス】烏丸御池駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年09月09日建築を通して京都を知る大規模展覧会株式会社長楽館が、京都市京セラ美術館で開催中の「モダン建築の京都」展との連携企画として2021年9月25日より「長楽館モダンタイルタルト」(税込み1800円・ドリンク付き)を「デザートカフェ長楽館」で販売します(2021年12月26日までの期間限定)。京都市京セラ美術館開館1周年を記念して2021年9月25日より開催される「モダン建築の京都」展は、近代建築の宝庫でもある京都のモダン建築を多彩な資料(原図面や模型、写真、映像など)とともに紹介する大規模建築展です。京都のモダン建築の1つである長楽館(旧村井吉兵衛京都別邸)からも「螺鈿細工の椅子」「花台」をはじめとした、1909年竣工当時からの調度品が複数出展されます。展覧会チケット提示でおトクに!今回発売される「長楽館モダンタイルタルト」は、1909年の建築当初より残る長楽館旧温室(現・長楽館BOUTIQUE)のタイルの柄をイメージした商品です。長楽館のパティシエによる自家製クリームと国産小麦を使ったサクサクのクッキー生地でシンプルな美味しさが際立つスイーツとなっています。セットドリンクは「長楽館オリジナルブレンドコーヒー」と「長楽館オリジナルブレンドティー」の2種類から選択可能。会計時に「モダン建築の京都」展の入場券を提示すると、200円引きのサービスが受けられます。※別途サービス料10パーセントが発生します。(画像は株式会社長楽館のプレスリリースより)(画像は株式会社長楽館より)(画像は京都市京セラ美術館より)【参考】※株式会社長楽館のプレスリリース/@Press※株式会社長楽館※京都市京セラ美術館
2021年09月05日水とだしという日本料理の真髄を追求した懐石料理白湯にはじまるコース料理は、ひとひねりしたご飯も話題店主がセレクトしたこだわりの器が、いっそう料理を引き立てる水とだしという日本料理の真髄を追求した懐石料理京都御所からほど近く、地下鉄「丸太町」駅から徒歩5分ほどの場所にある【木山】。店内は、無垢の木を基調にし、すっきりとしていて温かみのある空間。カウンターや個室があり、デートや接待、友人や家族の食事など、さまざまな食事の目的に合わせて使い分けできます。無垢の木を基調にした、明るくすっきりとした店内店主の木山義朗氏は、19歳から『和久傳』で16年間修業し、その内10年間料理長を務めた実力派。そんな【木山】のもてなしは、一杯の白湯を出すところから始まります。店をつくったときに掘った井戸から汲んだまろやかな水です。店主の木山義朗さんは、この水を使い、一組ずつ真心をこめて鰹節を削り、だしをとります。荒節、本枯節、鮪節。特注の削り箱で削る節は3種類目の前で削られる鰹節の音は心地良く、温めた昆布だしと合わせて濾すと馥郁たる香りが漂います。引き立てのだしを使い、旬の食材とあわせた椀ものはこの店の華。顔の見える生産者から届く食材の持つ力を生かし、丁寧につくられた料理の数々も日本の季節をしっかり感じさせてくれます。白湯にはじまるコース料理は、ひとひねりしたご飯も話題料理は昼夜ともコースで、白湯にはじまり、季節の食材と極上のだしを取り入れた料理が続きます。〆の食事は毎回ひとひねりした季節の小丼、じゃこごはん、お雑炊などの数種類から選ぶ楽しさも。“水”と“だし”にフォーカスした日本料理の真髄を『木山劇場』で感じることができます。それでは今回、3品をご紹介しましょう。ふわふわの玉子とウニがとろけるおいしさ『ウニの玉締め丼』〆のご飯は店主のルーツでもある【はしたて】の名物小丼が登場。ほかに、削った鰹節をかけた『じゃこご飯』、『お雑炊』などから選べます。お腹に余裕がある人は全部オーダーできるのもうれしい。ふわふわの玉子と濃厚なウニがヤミツキに引き立てのだしでつくる【木山】の真打『椀物』だしの香りを極限まで生かすため、塩を卵白で練って灰汁を取った塩水と、薄口しょうゆのみで調理。この日の食材はアブラメ、ばちこ、ウルイ、木の芽。食材の香りや旨味がだしと融合し、食べる間に風味が変化します。だしの旨みを存分に感じてあえて鰹と昆布のだしを使わずつくる『小吸い物』コースのクライマックスを楽しんでもらうため、三品目に登場する『小吸い物』は貝類のだしやすっぽんなど、メインのだしとは違うもので仕立てます。この日はハマグリのだしでつくる春キャベツのすり流し、車海老。お腹の奥に染み渡る滋味深い一品店主がセレクトしたこだわりの器が、いっそう料理を引き立てる使用する器は、木山さんがギャラリーなどに足を運び、気に入ったものをコツコツと集めたものばかり。写真の折敷は、佃伸眞吾さんのもの。ほかにも村田盛さん、辻村塊さん、岸野寛さんなどの現代作家から、古い骨董までを取り混ぜて使っています。現代作家から骨董まで、料理を引きたてる器の数々水とだしという基本をとことん追求した【木山】。日本料理の真髄、そして懐石料理の奥深さを堪能できる一軒です。料理プロフィール:木山義朗さん1981年岐阜県岐阜市生まれ。“食べることが好き”ということから18歳のときに地元岐阜の日本料理店に入る。1年半修業後、【和久傳】に入社。本店に6年務めた後、25歳でJR京都駅構内に開店した【はしたて】の料理長に抜擢。29歳のときに【京都和久傳】の料理長に就任。6年務めた後、36歳で【木山】をオープン。木山【エリア】京都御所/西陣【ジャンル】和食【ランチ平均予算】11000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】丸太町駅 徒歩4分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年09月01日京都で最も予約が取れない店といわれる日本料理店特製カウンター越しに繰り広げられる独創的な料理料理パフォーマンスと軽妙なトークが奏でる“さゝ木劇場”に魅了京都で最も予約が取れない店といわれる日本料理店京都・祇園、建仁寺の裏手にある八坂通り沿いは、日本家屋が立ち並ぶ京都らしい風情を醸す一角。この場所にあるのが、京都で最も予約が取れない店といわれる【祇園さゝ木】です。街を歩き、暖簾をくぐるまでの時間も料理への期待を高めます。京都らしい風情漂う八坂通りに佇む一軒築100年以上の古民家を改装した店内は、広々とした空間。10mを超す一枚板のカウンターの背景にはピザ窯もあり、従来の日本料理の概念を超えた独創的な料理を楽しむことができます。築100年以上の古民家が舞台使用する食材は、朝どれの魚、拳ほどもある鮑、日本各地の名だたる野菜や珍味など豪華絢爛な食材が目を奪います。しかし、この店の人気を支えるのはそれ以上に、素材を活かす技術にあります。例えば、味の基本となるだしは、季節や料理により昆布をつかい分けることで、主素材の魅力を引き出しつつ、“だし”そのものも力強い旨みを湛えます。また素材の切り方、火の入れ方、塩の振り方ひとつとっても然り。食材への深い理解があるからこそ、その魅力が引き立つ調理を施せるのです。特製カウンター越しに繰り広げられる独創的な料理ゲストが揃ってからスタートするコース料理は、季節の食材を美しく、そしてエネルギッシュに仕立て、食べる楽しみを改めて感じさせてくれるものばかり。今回は、同店のオススメ3品をピックアップしてご紹介します。日本料理の要たる自慢の『椀』一口目は少し薄いと思わせつつ、飲み干した際に丁度良く感じる塩梅。4種の昆布をつかい分けることで、素材に合わせた絶妙なだしを引いています。この日の具材は甘鯛。素材に合わせて変えるこだわりの“だし”が決め手豪快に味わう『鮑のステーキ 肝のソース』2時間半ほど煮て柔らかくなった鮑を、仕上げに焼き上げることで香ばしさと弾力をプラス。豪快にカットして頬張ることで、旨味が口いっぱいに広がります。独特の食感と旨みを堪能して京都の季節の移ろいを、美しい盛り付けで表現する『八寸』写真は9月の『八寸』の一例。中秋の名月、別名芋名月を表現し、芋の葉の上に新物いくら、ホタテ味噌漬け、小芋、新銀杏などを盛り付けています。一皿に季節の移ろいを表現料理パフォーマンスと軽妙なトークが奏でる“さゝ木劇場”に魅了旬の最高級食材が、稀代の料理人・佐々木氏の見事な手さばきによって独創的な料理に生まれ変わり、最高の料理を彩るにふさわしい由緒ある器で提供。加えて、佐々木氏の軽妙なトーク、機敏に立ち働く弟子たちの姿が相まって、時に“さゝ木劇場”と呼ばれる同店。一度訪れたら、多くのゲストの心をつかんで離さないことを実感できることでしょう。家族や友人同士、デートや海外ゲストとともに、ぜひ訪れたい一軒です。料理人プロフィール:佐々木浩さん1961年、奈良県生まれ。祖父、父、叔父すべてが料理関係という料理人一家に育つ。高校時代、友人に料理を振る舞ううちに、料理を通して人を笑顔にできることに魅力を感じ、高校卒業後に料理の道へ。数々の名店を渡り歩きながら、元来の負けん気から「死ぬ気で努力した」という時代を経て、27歳で店長兼料理長を任され、36歳で独立し【祇園さゝ木】を出店。2度の移転を経て現在地に。2020年、ミシュランガイド三ツ星獲得。祇園さゝ木【エリア】祇園【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】京都河原町駅 徒歩12分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年08月22日木の温もりを感じる、純和風の趣きに包まれた日本料理店季節ごとの味わいを大切に、選りすぐりの旬の食材を使用さりげなく飾られた季節の花が、和やかなムードを演出木の温もりを感じる、純和風の趣きに包まれた日本料理店京都市営地下鉄東西線・京都市役所前駅から徒歩2分、または京阪本線・三条から 徒歩8分。アクセスのよさも人気の秘密旬の食材を伝統の技法で仕立てた、王道の日本料理をコースでじっくりと味わえる【日本料理 櫻川】。鱧やフグ、冬瓜など、四季折々のおいしい素材が、匠の手によって風情を感じる逸品へと生まれ変わります。たまねぎ風味のだしでいただく『鱧しゃぶ』や、上品な味わいの『鮎塩焼』など、珠玉の品々を店主おすすめの日本酒とともにぜひ。ゆったりと配置されたカウンター席で過ごす、充実の時間木がふんだんに使われた店内は、和の趣きに溢れながらモダンさも感じさせる洗練された空間。アットホームな雰囲気の中、家族や友人と、ゆったりと食事を満喫できる一軒です。カウンター席は仕切りがなく、料理人の手元がよく見える特等席。料理人との会話を楽しみながら、この上ない幸せを感じるひととときです。季節ごとの味わいを大切に、選りすぐりの旬の食材を使用ウニ、花穂じそ、おくらが彩りを添える、涼しげな『青大豆豆腐』「食材は旬のものを使うのが、日本料理の王道」を信条に、伝統の技法で五感に響く料理を提供する【日本料理 櫻川】。瀬戸・明石を中心に、魚介は季節に合わせて全国各地から厳選。野菜も京野菜をはじめ、旬のものが使われています。お米にもこだわり、その年々のおいしい品種を買い付けるほど。奥深い味わいの中から、お店オススメのメニュー3つをご紹介します!ホクホクとした身がやみつきになる『鮎塩焼(蓼酢・玉葱甘酢漬け・焼万願寺唐辛子)』旬野菜の付け合わせとともにいただく、季節の焼き物『鮎塩焼(蓼酢・玉葱甘酢漬け・焼万願寺唐辛子)』。写真は夏の風物詩・鮎ですが、時期によって天然のうなぎやフグの白子などを臨機応変に出しており、四季折々の味わいが至福の世界へと誘ってくれます。旬の魚介を、風味豊かなだしでいただく『鱧しゃぶ(玉葱風味出汁)』ノドグロや、フグ、ブリなど、なんとも贅沢な季節の旬魚のしゃぶしゃぶ。魚の種類によって、だしのつくり方も変えるこだわりようです。写真は、夏から秋にかけて楽しめる人気の『鱧しゃぶ』。彩り豊かな季節の野菜も一緒に、サッとしゃぶしゃぶしてどうぞ。旬の味わい『季節の八寸(鱧ずし・鴨ロース煮・ともろこしかき揚げ・山桃ワイン煮・鰻八幡巻き)』コースの前半に供され、季節感を愛でる喜びが感じられる一皿。写真は、鱧やとうもろしなどを使った、夏の八寸です。手間ひまかけた品々の盛り合わせに、思わず上がる感嘆の声。四季折々の恵みを、じっくりと堪能できる彩り豊かな逸品です。さりげなく飾られた季節の花が、和やかなムードを演出ご家族でもゆったりとくつろげる、清潔感のある空間が自慢落ち着いた佇まいは、三世代そろっての会食にお誂え向き。年配の方にはやわらかく食べやすいものを供してくれるなど、細やかな気配りにほっこりします。ご家族の大切な集まりに華を添える、凛と美しい季節の花々。四季の趣きを感じさせてくれる日本料理が、ハレの日を彩ります。昔ながらの割烹の雰囲気も大切にしながら、椅子カバーをされた清潔感のあるスッキリとした空間で食事が楽しめる【日本料理 櫻川】。落ち着きある趣きの半個室でゆったりと過ごすひとときは、極上の時間。料理はコースのみですが、好みに合わせてアレンジもしてもらえますよ。料理人プロフィール:山本 智史さん1974年、滋賀県生まれ。幼少の頃から料理が好きで、京都の鰻店で3年間修業に励み、1995年【日本料理 櫻川】に入社。地道な修業を重ねて2015年より3代目オーナーシェフに就任。大切に引き継がれてきた歴史と昔からのお客様の思いを胸に、腕をふるっている。日本料理櫻川【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】京都市役所前駅 徒歩2分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年08月20日古都の情緒が溢れる花見小路にある割烹料理店四季折々の食材が彩る伝統料理を京の四季と共に京料理の伝統に、新しい風も取り入れて古都の情緒が溢れる花見小路にある割烹京都らしい情緒溢れる四条花見小路に【祇園 なん波】はあります。京都には「一見さんお断り」という店が多くある中で、同店は京料理を楽しみたい方ならだれでも歓迎してくれるお店です。「一見さん」も歓迎、お一人様も気兼ねなくしっとりと落ち着いた数奇屋風の店内やさりげなく飾られた花は訪れる客を和ませてくれます。カウンター席は、料理人の巧みな手仕事や端正な所作を間近で見ながら、目の前でつくり出される珠玉の料理が愉しめると人気です。特等席のカウンター席その他、少人数でゆったりと過ごしたい方は個室も利用することができます。京都観光の際はもちろん、記念日や接待などさまざまなシチュエーションでご利用いただけます。四季折々の食材が彩る伝統料理を京の四季と共に旬の素材を吟味し、季節のメニューを考案するのが料理人・難波修さんのこだわりです。各々の食材の個性を存分に生かし、きっちり手間暇かけた日本料理が堪能でき、端正ななかにも遊び心が光る懐石は、味もさることながら目でも楽しめます。今回はこちらの3品をご紹介しましょう。彩り鮮やかな『先付』まろやかな味わいの鯛の白子豆腐。うるい、わらび、みょうがに雲丹を添えて(春の料理例)。※コースにより食材、調理法が異なります。 また、時期によって料理構成を変更する場合があります。旬の食材がたっぷり盛り込まれています香り立つおいしさ『煮物椀』季節を代表する食材と料理人の技が結集した『煮物椀』。蓋をあけたときに立ち上る上品な香り、味わい深いだしを楽しんでみてください。写真はうすいえんどうの白玉に筍をのせて(春の料理例)。※コースにより食材、調理法が異なります。 また、時期によって料理構成を変更する場合があります。上品な香りと味わい深いだしを堪能食事の後、抹茶と供される『菓子』コースの最後に供されるのが、抹茶と季節の生菓子。写真はいもあんのさくらきんとんです(春の料理例)。夜の8000円コースには、この料理は含まれません。※コースにより食材、調理法が異なります。また、時期によって料理構成を変更する場合があります。日本の自然の情景を彩り豊かに表した季節の生菓子京料理の伝統に、新しい風も取り入れてまた和の素材の他、自家製トマトソースなどで新しい風を取り入れるなど、常に創意工夫を凝らす難波さん。お昼・夜それぞれにコース料理があり、予算もしくは内容に合わせて選ぶことができます。「味や質の良い食材を吟味し、日々の料理に取り入れています」と語る難波さん四季折々の味覚を駆使した優美で粋な料理で、訪れた者を魅了する【祇園 なん波】。大切な人と季節ごとに足を運びたい一軒です。料理人プロフィール:難波修さん1964年、岡山県生まれ。父が魚屋を営んでいた影響で新鮮な魚介類には幼い頃から親しむ。そんな父の勧めもあり料理人の道へ。初めて勤めた店【恭ぜん】の頃、調理だけでなく器にも興味を持ち、関連する本を読んだり休みごとに美術館を巡って見識を深めた。その後京都ホテルオークラの懐石料理【入舟】にてさらに料理の腕を磨き、独立。【祇園 なん波】を開店、京料理の正道を歩み続ける。祇園なん波【エリア】祇園【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】四条駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年08月16日新型コロナウイルス感染症の世界的な流行によって、国内での旅行も困難な状況になった2021年8月現在。旅行でいろいろな刺激を受ける機会が激減したことにより、ストレスを感じている人は多いようです。そんな人たちの心を癒す、美しい風景写真をご紹介します。京都の空が作り出した、美しい赤色京都府を中心に四季を感じる写真を撮影している、うさだぬき(@usalica)さん。後ヶ浜海岸にある『立岩』を撮影し、Twitterに投稿したところ、壮大な光景は多くの人の心を奪いました。海の京都、立岩で見た夜明けの空が爆焼けで綺麗でした。 pic.twitter.com/Js1dOn5LDX — うさだぬ 京都写真 (@usalica) August 11, 2021 そびえ立つ高さ20mの立岩と、燃えるような赤色に染まった夜明けの空。金閣寺や清水寺などの京都府を象徴する建造物が写っていないにもかかわらず、写っている風景からは和を感じます。感染拡大の影響で、観光名所である京都府を訪れる人は減っているでしょう。そんな中、うさだぬさんの写真はネットを通して、多くの人に京都府の魅力を伝えてくれたようです。[文・構成/grape編集部]
2021年08月13日すべてはお客様の“おいしい”のために、探求し続ける料理店千利休も愛した名水でだしを取った繊細な京料理を季節の設えやおもてなしなど、細部にまで心を込めてすべてはお客様の“おいしい”のために、探求し続ける料理店店名の「研覃(ケンタン)」とは「物事を深く深く研究する、探求する」「自分自身を耕し研鑽を積む」という意味。祇園の花街で評判を呼んだ【祇園 ほりべ】の店主・堀部努氏が新天地として選んだのは、市内でも最も人で賑わう繁華街のひとつ烏丸エリアです。町家を改装した風情溢れる和の空間京都の代表建築である町家を改装。店の奥には坪庭を配し、街中にいながらも京の風情を味わえる贅沢な空間となっています。カウンター席は調理場の作業を目の前に、店主との会話も楽しみながら食事を楽しめるいわば特等席。個室は会食利用や特別なゲストのおもてなし、家族の記念日などにもってこいです。忙しい毎日を離れて、心落ち着く時間を堀部氏の繰り出す、伝統と真摯に向き合った逸品。すべてはお客様の「おいしい」のために、食に対しどこまでも実直に取り組む姿勢が、多くの食通から支持されています。千利休も愛した名水でだしを取った繊細な京料理を旬をおいしく楽しく召し上がっていただくことが大きなテーマの同店。厳選された枕崎のかつお節と、5年ものの利尻昆布、そして千利休も愛したといわれる名水「柳の水」でだしを取っています。また鮮魚をはじめとする食材や、北海道や九州など各地に足を運び、料理人自身が納得した食材のみを使用。そしてその日の食材を吟味した献立を組み立てます。驚きに包まれた『椀物』蓋を開ければ、だしの香りと共に四季の食材がお目見え。メインならではの驚きに包まれた逸品です。蓋を取って広がるだしの香りが鼻腔をくすぐります旬が彩る『八寸』ひとつの大皿の上をさまざまな旬の食材が彩る『八寸』。季節をテーマにした飾りつけが好奇心をくすぐるひと品です。京都の旬を目で、舌で感じて雅で奥深い『菓子』コースの締めくくりとなる『菓子』。雅で奥深い京菓子の世界をぜひ最後までご堪能あれ。コースの最後まで大満足季節の設えやおもてなしなど、細部にまで心を込めて京都らしく季節ごとに顔を変える設えや料理を彩る器もまた一興。店主自らが木材選びからこだわったカウンターなど、細部まで張り巡らせた趣向に目を凝らしてみれば、より一層楽しみが広がることでしょう。設えや器にもおもてなしの心を表現四季を表現するだけではなく、節句や神事ごとなどをも反映する【研覃 ほりべ】の料理。総合力の高い品々が連なる夜のコースは19,800円。日本料理ならではの魅力を存分に堪能できること請け合いです。料理人プロフィール:堀部努さん1969年、京都生まれ。21歳の頃から祇園の街で料理人人生をスタート。お店の立ち上げにも携わるなど30年間で数多くの経験をする。自らのお店【祇園 ほりべ】は府内外問わず、数多くの食通を愉しませてきた。10年の歳月を経て【研覃 ほりべ】と屋号を改め、活躍の場を繁華街・烏丸へ移す。日本料理のルーツを大切にした逸品は、祇園の花街と同様にお客様を悦ばせている。研覃ほりべ【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】烏丸駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年08月10日全室掘りごたつで、ゆっくりと過ごせる洗練空間旬の京野菜をはじめ、四季折々の新鮮な魚介類季節の日本酒やワインも豊富な品ぞろえ全室掘りごたつで、ゆっくりと過ごせる洗練空間凛とした空気に包まれた、静かな佇まいが印象的JR桂川駅から徒歩約15分、おだやかな桂川のほとりで静かに佇む【天ぷら 川辰】は京風天ぷらの名店。素材の持つおいしさを活かした料理を味わいながら、優雅な時間を過ごせます。ゆったりと流れる時間の中で、大切な人と語らいのひととき。落ち着いた大人のデートや大切な集まりに、自信をもって選びたいお店です。静かで落ち着いた和の空間。丁寧なスタッフのおもてなしで、ゆったりと寛ぐことができる店内は全室掘りごたつとなっており、足元を気にせず落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりと寛ぐことができます。会食や商談などのビジネスシーンをはじめ、法事での利用にも最適。両家の食事会や顔合わせの場としても使いやすい個室で、趣向を凝らした料理をいただけます。旬の京野菜をはじめ、四季折々の新鮮な魚介類旬の京野菜の旨みを、あますことなく味わうことができる全国各地の新鮮な魚介類や旬の野菜を惜しみなく使用した、各種コースメニュー。予約制での手軽なランチコースも人気です。新鮮なこだわりの食材が目の前で調理されていく贅沢な雰囲気は【天ぷら川辰】ならではの醍醐味です。それでは、店主おすすめの3品をご紹介しましょう!まずは、新鮮な旬の魚介のお造りでホッとひと息毎朝、魚屋に足を運んで仕入れる全国各地の旬の魚介。『先付』に続くコースの二品目は、贅沢な『お造り三種盛り』です。ビール、ワイン、シャンパーニュ、日本酒、焼酎とお酒の品ぞろえも豊富です。カラッと揚がった『海老の天ぷら』を味わう至福のひととき『海老の天ぷら』は、圧巻のボリュームで登場。店主のこだわりが光る逸品です。揚げたてサクサクをいただく、贅沢なひととき。プリプリ食感が自慢の海老二尾は、塩と天つゆをお好みで。料理を引き立ててくれる美しい盛り付けや器もまた、ごちそうです。甘くてホクホク!食べごたえのある『さつまいもの天ぷら』厳選された徳島県産鳴門金時をじっくりと約30分、低温で揚げた『さつまいもの天ぷら』。さつまいも本来の甘さとほくほくの食感を、匠の技で最大限に引き出しました。これを楽しみに足を運ぶファンも多いという、季節の味わいを心ゆくまでどうぞ。季節の日本酒やワインも豊富な品ぞろえ季節の日本酒など、気になる銘柄はスタッフに気軽におたずねを上質なお酒を酌み交わしながら、趣向を凝らした料理をゆっくりと楽しむひととき。揚げたてサクサクの天ぷらの味をよりいっそう引き立ててくれる、ワインや日本酒も厳選された品ぞろえです。落ち着いた雰囲気は、記念日デートにもおすすめ。季節の地酒はもちろん、ノンアルコールビールやソフトドリンクも気軽におたずねを。桂川のほとり、落ち着いた和の空気に包まれた【天ぷら 川辰】。気軽な飲み会から歓送迎会、忘新年会などさまざまなシーンに対応してくれます。長寿のお祝いや、両家の顔合わせのハレの日など、家族の大切な集まりにもおすすめ。全室掘りごたつのゆったりとした個室で、大切な仲間や家族と寛ぎのひとときが過ごせます。料理人プロフィール:竝川拓也さん大学卒業後、家業の飲食店を継ぐことを考えてはいなかったものの、就職した先で料理の世界に魅せられる。一念発起して脱サラし、料理人を志す。曾祖父の代より大切に受け継がれてきた店を、天ぷら専門店として再出発。経歴20年以上のキャリアを誇る。天ぷら川辰【エリア】桂/西京極/京都市西京区【ジャンル】天ぷら【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】桂川駅 徒歩15分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年08月04日京都市役所前駅【アランチーノ京都ホテルオークラ】京都駅【京都新阪急ホテル鉄板焼「ロイン」】三条駅【54THSTATIONGRILL】京都駅【KIZAHASHI(THE THOUSAND KYOTO)】京都駅【都ホテル 京都八条中国料理四川】京都市役所前駅【アランチーノ京都ホテルオークラ】京町家をモチーフにしたホテルレストランで、王道イタリアンを堪能京町家と洋のスタイルを美しく融合させた和モダンな空間京都市役所前駅に直結、アクセス抜群の【アランチーノ京都ホテルオークラ】。ハワイ屈指のイタリア料理店【アランチーノ】の日本店で、現地で数々の賞を獲得したおいしい料理が存分に楽しめます。京町家の風情を残しつつ、洋のテイストもとりいれた名店ならではの雰囲気は、記念日のお祝いや大人デートにピッタリです。本場ハワイの味が堪能できる『北海道産ウニのトマトクリーム スパゲッティ』(コース料理より)シェフが世界各国から優れた食材を厳選、国内産の秀逸な素材も使ってつくる極上のイタリアンが楽しめます。ぜひトライしていただきたいのが『北海道産ウニのトマトクリームソ スパゲッティ』。ウニはスパゲッティの半量ほどありボリューム満点。白ワインをブレンドしたクリームがウニの甘味を最大限に引き出しています。アランチーノ京都ホテルオークラ【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】京都市役所前駅 徒歩1分京都駅【京都新阪急ホテル鉄板焼「ロイン」】京都駅を臨むホテルレストランで、贅を尽くした鉄板焼シックで落ち着いた店内、カウンターではシェフの華麗な鉄板調理の風景が楽しめます京都駅前、抜群のロケーションを誇る「京都新阪急ホテル」にある鉄板焼ダイニング。ホテルならではのきめ細かなサービスと厳選された素材の鉄板焼を堪能できます。生け簀からあげた蝦夷アワビや車海老を調理するシェフの巧みな手さばきを眺められるカウンター席が人気。鉄板焼ならではの臨場感とともに楽しむ食事は格別です。シェフ厳選の牛肉を堪能『黒毛和牛ステーキフィレ または ロース』(コース料理より)屈指の品質を誇る黒毛和牛や魚介類、四季折々のおいしい旬の野菜を堪能できるのが鉄板焼の魅力。目の前で華麗に焼き上げるパフォーマンスを見ながらの食事は思い出深いものになるはずです。肉や海鮮に合うワインも豊富で料理とのマリアージュが楽しめます。京都新阪急ホテル鉄板焼「ロイン」【エリア】京都駅【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】京都駅 徒歩3分三条駅【54THSTATIONGRILL】レジャースポットの隠れ家的ホテルレストランで楽しむフレンチ竹林を臨むシックなインテリアの店内、隠れ家的な雰囲気に心が落ち着きます京都観光の中心地「三条大橋」の程近く、「京都悠洛ホテル」内のメインダイニング【54THSTATIONGRILL】。京都の街並みに溶け込む外観とは裏腹に、店内はまるでタイムトラベルしたかのようなレトロさとモダンさを併せ持つおしゃれな雰囲気。ゆっくりくつろいでグリル料理や本格フレンチを堪能できます。シェフのオリジナルレシピによるパテ『パテドカンパーニュ季節野菜ディジョンマスタード』2 ,000円アラカルトではグリル料理、コースでは本格フレンチを堪能できるのが魅力。ベジタリアンメニューや女性にやさしいヘルシーなグリルディッシュなどバリエーション豊富な料理がそろっています。オススメは、シェフのオリジナルレシピによる田舎風パテ。挽き方を変えた数種類の肉とスパイスの香りがマッチした逸品です。京都駅【KIZAHASHI(THE THOUSAND KYOTO)】ホテルレストランで庭園を眺めながら日本料理を満喫美しい庭園を眺めながらくつろげる落ち着いた雰囲気の店内京都駅すぐのホテル「THE THOUSAND KYOTO」にある日本料理店。落ち着いた雰囲気のテーブル席では美しい庭園の眺めとともに、おいしい料理が楽しめます。また、カウンター席では割烹スタイルで、四季折々の食材を好みの料理法で味わえるのも魅力。ゆっくりくつろぎながら贅沢な時間がすごせます。季節の味を堪能できる『会席MIZU~みず~』(夜会席)14,916円旬の素材にこだわった、季節の移ろいを感じる会席料理はだしが決め手。昆布やかつお、蛤など素材の旨みを丁寧に煮出してつくられるだしが、食材本来の香りと旨みを引き立たせています。割烹スタイルのカウンター席では厳選された食材のネタ箱から好きな食材を選んで好みの料理が楽しめるのもこのお店ならではの魅力です。KIZAHASHI(THE THOUSAND KYOTO)【エリア】京都駅【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】京都駅 徒歩2分京都駅【都ホテル 京都八条中国料理四川】老舗ホテルのオリエンタルな空間で、本格中国料理を満喫オリエンタルな雰囲気に浸りながらくつろげる、華やかで高級感のある店内京都駅すぐ近くの「ウェスティン都ホテル京都」にある中国料理店【都ホテル京都八条中国料理四川】。どのメニューも四川料理の伝統を守りながら京風にあっさりとした味付けに仕上がっているのが特長。油や食材なども体にやさしいものが使われています。華やかなオリエンタル空間での贅沢な時間が大切な人との思い出を美しく演出してくれます。味わい豊かでコクのある甘さと辛さが絶妙な『小海老のチリソース』四川料理はもちろん広東料理や北京料理などさまざまな中国料理の技術を学び、さらに日本のおもてなしの心を大切にする料理長がつくる料理はどれも格別。なかでもオススメは『小海老のチリソース』です。ふくよかでコクのある甘味の酒醸(チュウニャン・甘酒に似た調味料)と 豆板醤との絶妙な組み合わせが人気の逸品です。都ホテル 京都八条中国料理四川【エリア】京都駅【ジャンル】四川料理【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】6500円【アクセス】京都駅 徒歩2分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年08月03日ギフトコンシェルジュの真野知子さんがおすすめのギフトをご紹介。今回は『「京の食」プレミアムフードコンソーシアム』の京の涼風膳です。京都に行きたい!そう思っていてもコロナ禍では思うように行けない状況が続いている。長引くコロナ禍の影響を受けて消費が落ち込んだ京都府内を産地とする食材、京の食を応援するプロジェクトがあるのをご存じだろうか。京都の一流料理店が開発した季節の御膳、ミールキット、鍋セットなどをメインにしたメニューから好みのものを選択できて、さらにしば漬けやすぐき漬けなど京漬物いろいろ、高級宇治茶、さらに京都産酒米の日本酒までついてくる。こんな盛りだくさんの京都ブランドが揃った豪華なセットがお値打ち価格で購入できるのだ。しかもお店や生産者を応援できるのだから見逃すわけにはいかない!夏を乗り切るスタミナをつけたい私は、創業150年余り、すき焼きの名店『モリタ屋』の“京都産すきやきセット”を。お肉は京都産の黒毛和牛。サシの入り具合もほどよく、柔らかい肉質。九条ねぎや玉ねぎなど野菜はカットされた状態で、ザラメや割り下も入っているので、調理も簡単。焼き豆腐や糸蒟蒻、お麩までセットになっていていたれりつくせり。食前には宇治茶を、すき焼きの後は京漬物をあてに日本酒で晩酌もばっちり。メイドイン京都の食材で食卓を囲みながら夏の休日を自宅で楽しむ。そんなひとときを提供してくれそう。お中元や暑中お見舞いにしても、皆が嬉しい贈りものに。ミールキット(写真は『モリタ屋』の京都産すきやきセット)、宇治茶(玉露または抹茶)、府内産酒米使用の日本酒(720ml入り)、しば漬けを含む京漬物のセット。¥10,000(送料込み)。「京の食」プレミアムフード コンソーシアムTEL:0120・396・306(10:00~18:00)新型コロナウイルス感染症による影響を見据え、各業界の関係団体が連携したプロジェクト。ミールキットと、日本酒、漬物、お茶など総額2万円分のセットが半額に。9月16日までの期間中、合計2万食限定販売。金~日曜着のセットを毎週販売。受付はお届け日の2週間前から前週の木曜まで。まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2021年8月4日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2021年07月28日この記事を書いた編集部員今日の朝ごはんは【旬菜いまり】で『京の朝ごはん』にしよう「そうだ 京都、行こう」と思い立って訪れた久しぶりの京都、今回の目的は食べ歩き。ただし、計画性をもって訪れた訳ではないので、事前に予約していたのは、2日目のイタリアン【cenci】だけ、という行き当たりばったりの旅です。※2020年度アジアのベストレストランにもランクインした【cenci】のお話は当編集部の編集長が以前記事にしておりますので、そちらをご覧ください。のっけから行き当たりばったりのわたくし、旅先の宿泊ではあえて朝食付きのプランにはせず、朝の空気を楽しみながらその土地のおいしいものを食べに行くのが大好きなので、御多分にもれず今回も同様のプランニングでいくことにしました。とは言うものの、かつては住んでいたこともある京都。大好きな【志津屋】さんの『カルネ』にしようか【イノダコーヒ】のモーニング『京の朝食』をキメるか迷いつつ検索していると、宿泊したホテルのすぐ近くに行きたかった朝ごはんのお店があることに気付きました。さっそく早朝7時に予約の電話を入れたところギリギリ1席だけキープ、そのお店こそが今回ご紹介する【旬菜いまり】なのです。一日30食限定『京の朝ごはん』1,500円(税込)一日30食限定という『京の朝ごはん』は予約時間に合わせて炊きあげる「土鍋ごはん」を中心に「西京焼きの焼き魚」「だし巻き玉子」「おばんざい2種」「つくだ煮」「サラダ」「味噌汁」「ぬか漬け」という、これぞ日本の伝統的な朝ごはんというラインナップ。京丹波産の炊き立てごはんは神々しいまでの輝きで、お米がたっているという表現がピッタリ。西京焼きやおばんざいといった本来定食において主役となるべきおかずの数々を脇役に押しやるのだから、ごはんがおいしいって偉大と言わざるを得ません。土鍋ごはんのパワーに押されて脇役に追いやられるおかずのみなさん『京の朝ごはん』を知らせる看板は路地裏にひっそり佇んでいました炊き立てならではの「お米がたつ」という表現がピッタリお膳にして約2杯半、大満足の朝ごはんを平らげた次第ですが、食べている間もひっきりなしに訪れるお客さんや、予約の電話を見ていると7:30~の朝ごはん営業は常に満席の様相。今回はたまたま直前の予約で入ることができましたが、予約は必須と思われます。京都の旅をステキなものにしてくれる、ステキな一日のはじまりを過ごしたい方は、ぜひ事前に予約をして、炊き立ての土鍋ごはんを楽しんでください。ちなみに、帰りの新幹線でしっかり【志津屋】の『カルネ』と【551】の『焼売』を食べたこともこの場をかりてご報告しておきます。思い立ったら食べに行く、そんな週末食べ歩きの旅からその一部をお届けしました。それでは次回も気になるお店でお会いしましょう。さよなら、さよなら、さよなら。旬菜いまり【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】烏丸御池駅 徒歩10分
2021年07月27日神宮丸太町【Droit】四条河原町【レ・シャンドール】四条河原町【Reine des pres】四条烏丸【アカ(aca 1°)】丸太町【Vena】神宮丸太町【Droit】フランス料理とワインを満喫できる大人の隠れ家で、記念日デート調度品にもこだわりがあり、非日常感たっぷり、心からリラックスできる店内「京都御苑」を臨む、静かな場所に佇む【Droit】は、大人の記念日デートにピッタリのレストラン。店内は、日常の喧騒を忘れさせてくれるリラックス空間。吹き抜けの天井があり、フロアも奥行きがあるので、ゆったり気分で会話を楽しみながら、旬の味覚を活かした本格派フレンチや厳選されたワインが楽しめます。なすの種子をキャビアに見立てた『キャビア・ドーベルジーヌ』(コース料理より)『おまかせコース』は素材とソースが共鳴し合うフランス料理。新鮮な魚介や野菜、厳選した肉など、素材の魅力を余すことなく引き出す料理がそろっています。その代表的な料理が、なすと帆立貝の絶妙な組み合わせが新鮮な『キャビア・ドーベルジーヌ』。素材が持つ本来の旨みを堪能できるひと品です。Droit【エリア】京都御所/西陣【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】神宮丸太町駅 徒歩12分四条河原町【レ・シャンドール】記念日デートを優雅に演出してくれる、気品漂うフレンチの名店名店ならではの気品溢れる店内、ふたりの時間を彩るきめ細かなおもてなしが魅力烏丸駅近くにある【レ・シャンドール】は1983年に創業した京都フレンチの名店。「黄金の大地」という店名通り、季節の恵みをふんだんに用いた正統派の料理が評判です。地元のグルメにも旅行者にも愛されているのは、味はもちろん、おもてなしの心を感じるきめ細かなサービス。記念日デートにピッタリのお店です。とろける食感と旨みが魅力の名作料理『フォアグラのポワレ セップ茸のリゾットを添えて』(コース料理より)本場ヨーロッパの食材と日本の新鮮素材で織りなす洗練フレンチ。仔牛やジビエなどの肉、ホワイトアスパラなどの野菜はヨーロッパから空輸仕入れ、魚介は瀬戸内や九州の鮮魚を厳選したものを使っています。素材の旨みを活かした正統派フレンチの名作料理をコースで堪能できます。レ・シャンドール【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】16000円【アクセス】烏丸駅 徒歩15分四条河原町【Reine des pres】記念日デートを美しく彩る、シンプルイズベストな京フレンチ大切な人と過ごす時間にピッタリ。料理のコンセプト「シンプル」な美しさそのままの店内神宮丸太町駅から徒歩3分の【Reine des pres】は、素材の持ち味を活かしたシンプルで美しい料理が人気のレストラン。どのメニューも味はもちろん、見た目の美しさに目を奪われます。落ち着いた店内は、料理のコンセプトと同様、無駄な装飾を省いた空間。大切な人とゆっくり会話を楽しみながら料理やお酒が楽しめます。オマール海老の概念が変わると評判、繊細な食感の『オマール海老のサラダ仕立て』(コース料理より)シェフ自ら選び抜いた上質な食材を使い、研鑽を重ねて会得した独自の火入れで食材本来の旨みを引き出す料理が特長。なかでもオススメは『オマール海老のサラダ仕立て』です。オマール海老の概念を覆すような繊細で優しい食感に心奪われるはず。フランス産ワインも豊富にそろっているのでお料理に合わせて楽しめます。Reine des pres【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】神宮丸太町駅 徒歩3分四条烏丸【アカ(aca 1°)】関西屈指のスペイン料理店で、異国情緒を感じながら記念日デートカップルがゆっくりくつろげる、木のぬくもりに満ちたオシャレなカウンター関西でも屈指のレベルと評価が高いスペイン料理のお店【アカ】。烏丸御池駅から徒歩5分のアクセスの良い場所にありますが、店内に入ると雰囲気が一変。南欧の異国情緒が漂います。デートにオススメの席は、ゆったりくつろげるカウンター。木のぬくもりを感じながら、本格派スペイン料理とワインがゆっくり楽しめます。炭火で丁寧に火入れした『国産牛の炭火焼』(コース料理より)ディナーは10皿前後のおまかせコースのみ。食材選びに神経を研ぎ澄ますことで、よりストレートにその旨みを活かした『パエリア』、スペインで親しまれるコロッケとイカの墨煮を融合した『イカのクロケッタ』、炭火で丁寧に火入れした『国産牛の炭火焼』など、どの料理もスペインの奥深い魅力を堪能できる逸品です。アカ(aca 1°)【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】烏丸御池駅 徒歩5分丸太町【Vena】記念日デートは、本格イタリアンとソムリエ厳選のワインを堪能記念日デートにピッタリ、北欧のヴィンテージ家具に囲まれた上質な雰囲気の店内丸太町駅のすぐ近く。【Vena】は、旬の食材をふんだんに使用した本格イタリアンを楽しめるお店。本場イタリアで修業を積んだシェフのアイデアが冴える多彩なメニューが多くの人を魅了しています。店内は、北欧のヴィンテージインテリアでまとめられた大人の落ち着いた雰囲気で、記念日デートにピッタリです。丁寧な火入れで素材の旨みを凝縮した『仔羊の炭火焼季節野菜のトマト煮とアンチョビソース』(コース料理より)シェフが大切にしているのは、日本の四季を大切にした食材選び。『シェフのおすすめディナーコース』は旬を味わう贅沢が満喫できます。またワインセラーにはいつも1200本ほどのイタリアワインがあり、料理にふさわしい1本をソムリエが選んでくれるのも魅力。絶品イタリアンと多彩なワインとのペアリングも楽しめます。Vena【エリア】京都御所/西陣【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】丸太町駅 徒歩6分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年07月24日十条【THE REIGN HOTEL KYOTO】烏丸【イカリヤ365】京都市役所前【CAFEAALTOKYOTO】祇園四条【CAFERESTAURANTやよい】十条【THE REIGN HOTEL KYOTO】北欧スタイルの空間と心地よい音楽に囲まれて“全身で朝を過ごす”デンマークの伝統料理「スモーブロー」をはじめとした、こだわりの朝食ビュッフェ十条駅から徒歩約6分、北欧デザイン空間のホテル【THE REIGN HOTEL KYOTO】。こちらのレストランでは、全身で朝を過ごすための朝食ビュッフェが用意されています。デンマークの伝統料理「スモーブロー(オープンサンド)」や朝焼きパン、京野菜の冷/温菜、フルーツ、ヨーグルトなどのサイドディッシュ類はすべておしゃれなガラス製蓋つき容器に個別に盛り付けられています。海外にいるかのようなシンプルで洗練された店内店内は、上質で必要なものだけが配置された、シンプルでいておしゃれな北欧スタイルの空間。カウンター席もあるので、一人でもゆったりとした贅沢な「朝」の時間を満喫することができます。心地よい音楽とともに、目でも楽しめる朝食で新しい一日のはじまりを過ごしてみてはいかがでしょうか。THE REIGN HOTEL KYOTO【エリア】京都駅【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】-【アクセス】十条駅 徒歩6分烏丸【イカリヤ365】たっぷり新鮮野菜を楽しめる、身体にうれしい「ビストロビュッフェモーニング」朝どれフレッシュな農家野菜や、京野菜を自分好みで合わせる『つくるサラダ』京都烏丸・京王プレリアホテル内にあるイタリアンレストラン【イカリヤ365】。こだわりが詰まった豊かな 「ビストロビュッフェモーニング」が楽しめます。ぜひ食べたいのが、京都の農家さんが丁寧に育てた、朝どれフレッシュな農家野菜を使った『飲むサラダのスムージー&スープ』や自分好みでつくれる『つくるサラダ』です。広々とした、開放感ある店内。窓からの光が明るい雰囲気隠れ家のようでありながら、広々とした上質な雰囲気の店内は、フロアごとに異なる表情を持っています。『焼き立てクロワッサン』や『自家焙煎珈琲』に、たっぷりのおいしい野菜を楽しむ朝食はもちろん、ランチにもディナーにもさまざまなシーンで活用できます。イカリヤ365【エリア】七条/丹波口【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】烏丸駅 徒歩10分京都市役所前【CAFEAALTOKYOTO】“アアルトの世界観”に浸りながら、フィンランドスタイルの朝食を人気の本国サイズのBIGなシナモンロール世界的な建築家であるアルヴァ・アアルト氏の世界観と、フィンランドの雰囲気を体感できる【CAFEAALTOKYOTO】。オススメの朝食は『サーモンスープ』や『シナモンロール』。北欧の味をたっぷりと楽しめます。本国サイズが嬉しい『シナモンロール』は甘さ控えめ、ピュアバターを贅沢に使用しているため、しっとりとした食感。お好みのドリンクとセットできます。まるでフィンランドに訪れたかのようなオシャレな店内ヘルシンキにある【CAFEAALTO】の2号店であるこちらは、烏丸御池駅から徒歩約5分と好アクセス。アアルト氏がカフェのためにデザインした椅子、大理石や木のテーブルなどを復元した、こだわりのインテリアの店内は広々としていて、ゆとりのひとときを過ごせます。CAFEAALTOKYOTO【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1000円【アクセス】京都市役所前駅 徒歩5分祇園四条【CAFERESTAURANTやよい】隠れ家のような粋な和空間で味わえる、時間限定の朝食時間限定で味わえる、身体にやさしい『じゃこ粥』八坂神社の南楼門を南へ100mほどにある、ちりめん山椒と佃煮の店【CAFE RESTAURANT やよい】。こちらでは朝ごはんとして~11時までの限定メニュー『じゃこ粥』がいただけます。近江米の白粥、ちりめん山椒、じゃこ天、大根の煮物、胡瓜の漬物、しょうが餡の汁ものが付いたお粥のセットは、朝から身体にやさしく、うれしい朝食です。店内随所に配した小物が粋な、和モダンで落ち着きのある空間素敵な庭を眺めながら石畳の通路を奥へと進んだ先にある、離れのような雰囲気の佇まい。店内は、和の趣ある木目を活かしたテーブル席がゆったりと配置され、思わず長居したくなるくつろぎの空間です。こちらでいただく朝食のひとときは、日常の喧騒を離れてゆったりとした時間が流れることでしょう。CAFERESTAURANTやよい【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1500円【アクセス】祇園四条駅
2021年07月18日”馳走とは何か?”食を通して日本文化を発信していきたい!自らの足で食材を調達することの大切さを教わった修業時代器や食材一つ一つとっても日本には素晴らしい文化がある”馳走とは何か?”食を通して日本文化を発信していきたい!お店に一歩入った時から外の世界とは隔離されているような別世界を味わってほしいとの想いで、玄関の先に路地を。「駿牛菴」の字は中東さんが書き、月岡さんが掘ったもの平安神宮の大鳥居から続く神宮道の坂を少し上り、歴史深い青蓮院門跡の真横にその店【月おか】はあります。近くには京焼の一つである粟田焼の発祥の地があり、世界的にも有名な古美術商があるなど、文化的な香りが色濃く残るこの地。京町屋を改装したその美しい佇まいがしっくりと街中に溶け込んでいます。玄関を開けると、そこはちょっとした路地のような作りに。「駿牛菴」と書かれ、まるで茶室にでも来たよう。手水からは水が流れ、この先にあるのはどんな店なんだろうとワクワクしてしまいます。「畳に膳をおいて食事する。そんな昔からの日本の風情や文化を少しでも味わっていただきたい」と、カウンターを畳敷きに。板場の中央には“おくどさん”が鎮座。京言葉でかまどを“くど”と言い、親しみを込めて“おくどさん”と呼ばれています店内に進むと、真っ先に目に飛び込んできたのは、美しい畳敷きのカウンターと板場の中央に据えられた“おくどさん”。大将の月岡正範さんと女将の葉子さんが笑顔で出迎えてくださり、凛とした空気の中にも温かさを感じます。食事は、10皿ほどで構成されるおまかせコース(¥30,000/税サ込)のみ。17時からと20時半からの一斉スタートではじまります。まず、初めに出していただいたのが『八寸』。その美しく瑞々しい緑に思わず息をのんでしまいました。季節の色を感じさせてくれる『八寸』。牛乳を煮詰めた醍醐をまぶしたモロッコインゲン、乾燥した山椒の葉をかけた曲竹、走りのズッキーニには夏鹿の肉味噌を挟んで。その他、美山でとった朴葉で巻いた伝助穴子のお寿司屋、ホタテのすり身を入れた万願寺唐辛子など、京野菜や里山の食草を堪能できます「旬の味だけでなく、まずはその季節の色を感じてほしいですね」と大将。そこには、朝早くから京都の奥、美山の里山に自ら行って摘んできたという小紫陽花が可憐に咲き、淡いものから濃いものまで様々な緑の食材が添えられ、初夏ならではの里山の風景が目に浮かんできます。これらのほとんどの食材を自ら山で採ったり、畑に足を運んで直接買い付けているというから驚きです。そこには“走り回って食材を集める”という馳走本来の姿があります。ドライエイジングビーフを極める滋賀県・草津の精肉店【サカエヤ】から仕入れる十勝若牛。この牛肉をレストランなどに卸しているのはこの店のみだとか。骨付きの巨大なまま仕入れるので、厨房にも大きな熟成庫があります箸を進めるほどに気づいたのが、その絶妙な火入れ加減。歯ごたえや香りが豊かに残っています。野菜が主体ではありますが、その中に動物性のものがうまく組み合わせっていく。それらが口の中で複雑に絡み合い、どんどんおいしさを生み出していきます。「これは口内調理といって、日本特有の食文化なんです。料理は単体で完成するものではない。動物性のもの、植物性のもの、いろいろなものを少しずつ、その季節にしかない香りのもので口内調理を楽しんでもらいたいです」と大将。備長炭で焼く、十勝若牛のサーロイン。香ばしい香りがたまりません八寸の後には、白味噌の椀、焼物、お造り、煮物椀と続いていきます。そして「メイン料理を焼きますね」と出してこられたのが、なんとも巨大な肉の塊!分厚く切って板場中央のおくどさんで、じっくりと焼いていきます。熟成肉ならではの旨みがあふれ出す『十勝若牛の炭火焼き』。瑞々しい加茂ナスや爽やかな木の芽、にんにくの花がそえられたジュのソースと共にいただく「まずは食べてみてください」。言われるがまま一切れ口に運ぶ。弾力があるのにすごく歯切れがいい。そしてサーロインであるのにサシの甘さと言うものとはまったく違う、噛むほどに肉の旨みが広がってきます。そして驚いたことに後口がすごくさっぱりとしています。「サシの入った甘く柔らかな肉はそれ単体ではすごくおいしいですが、それを食べてしまうと味や香りが強すぎて次に出てくる料理に影響してしまいます。そんな中で出会ったのが、【サカエヤ】さんの十勝若牛を使ったドライエイジングビーフでした」。N.Y.に行ったことで、より肉に対して興味が湧いたという月岡さん。帰国後、店を始めるにあたってもぜひ肉料理を出したい。そんな想いの中、自身の料理をより高めてくれる肉に出会えたことはこの上ない喜びだったといいます。自らの足で食材を調達することの大切さを教わった修業時代「自分の足で土地を巡り、山野草を集めたり、田畑に出向いて生産者さんにあったり、食材を探し出すことの大切さを痛感しました」と、中東さんから日本料理のあるべき姿を教わったと語る、大将の月岡正範さん月岡さんが料理人を志したのは中学を卒業してすぐ。出身である札幌の郷土料理屋さんに入ったところからはじまります。その後、名古屋、京都、東京と渡る中で、かけがえのない人と出会います。その人こそ【草喰 なかひがし】の店主・中東久雄さん。「馳走とは何か、もてなしとは何かという本来の料理の在り方を教えていただきました」と月岡さん。中東さんの料理に向き合う姿勢に憧れ、修業に入ります。使う食材の多くは、京の奥地にある美山や大原、時には滋賀にまで足を延ばして、里山で山菜をはじめとした草花を摘んだり、畑に出向いて野菜などを買い付けています。旬そのものの落とし込んだ料理は、色合い美しく力強い味わい例えば、八百屋さんにトマトを頼めば1年中持ってきてくれる。でも本来だったらトマトは冬にはない野菜。そんな当たり前のことが当たり前でなくなってしまった現在において、自らの足で食材を探すことは、日本料理を守っていくうえですごく大切なことだと月岡さんは言います。料理をさらにおいしくさせるお酒。入手困難な【新政】のほか、市場に出ていない神稲・イセヒカリを使った特別なお酒も。女将がソムリエのため、日本酒の他ワインも充実しています3年間にわたる修業後、滋賀県・草津に【滋味 康月】をオープン。そのおいしさで人が人を呼び、ランチは2年先まで予約で埋まってしまうほどの人気店に。そんな中で、日本料理の素晴らしさをより世界に広めたいと、N.Y.行きを決心します。コロナ禍に見舞われ、開店準備を進めるも残念ながら、オープンを断念せざるをえなくなりましたが、日本を飛び出したことで、今まで以上に日本料理や日本文化が素晴らしく、価値あるものだということに気づいたと言います。「器や食材一つ一つとっても日本には素晴らしい文化がある。でもそれらの良さも日本人の中では希薄になっています。だからこそ、日本でお店を開くにしても、それら日本文化をより感じていだきたく思います」。そんな熱い思いを胸に生まれたのが【月おか】です。器や食材一つ一つとっても日本には素晴らしい文化があるお肉料理の前にまずは「煮え華」を一口。甘くいい香りの湯気が土鍋から立ち上り、まさにお米からごはんに進化した瞬間の「煮え華」。瑞々しく、口の中で香りが華やぎますメインの肉料理の後は、締めへと続くごはんが。【草喰 なかひがし】では、おくどさんで炊く土鍋の白いごはんこそがメインディッシュと言うように、【月おか】にもまたその精神が受け継がれています。煮えばなからおこげまで楽しめる『飯物 肴3種(へしこ・鰻の山椒煮・香の物)』普段なにげに口にしているごはんも、ここでは一粒一粒が味蕾を刺激してくる。頬が勝手にほころんでくるような、そんな幸せな時間を堪能しました。ごはんの後は、水菓子、N.Y.で感動したというチョコレートブラウニー、そして食後にお薄という形で締めくくられます。カウンターの後ろにはまるで美術館の様に古美術が展示されています。使用する器も桃山時代の赤織部から江戸時代の染付、現代作家のものまで「中国や朝鮮から渡ってきた器も、欠けようが割れようが、継いで使ってきた。これこそが日本で培われてきた文化。日本料理と共に日本文化を楽しんでほしいです」と月岡さん茶の湯の歴史と共に歩んできた日本料理。食べることを楽しむと同時に、日本文化の素晴らしさも味わってほしいと月岡さんが言うように、ゆったりと味わう食事の中で、本来の馳走の在り方、日本文化の素晴らしさを感じることができました。月おか【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】東山駅 徒歩5分
2021年07月13日祇園四条【八坂】祇園四条【祇園245】祇園四条【祇園Calf】烏丸【ベンジャミンステーキハウス京都店】丸太町【富小路信】祇園四条【八坂】大切な人との記念日デートは、京都の絶景を眺めながら鉄板焼「これぞ京都!」八坂の塔を正面に、美しい街並みを一望できるカウンター東山、高台寺に近いホテル「パーク ハイアット 京都」にあるレストラン。フランスでミシュランの星を獲得したシェフが腕を振るう鉄板焼きが楽しめます。お料理はもちろん、京都の街並みが見える素晴らしい景色がカップルに人気。夜は八坂の塔がライトアップされ幻想的な雰囲気に。記憶に残る記念日デートが楽しめます。2色のソースが添えられ目にも鮮やか『パンケーキ 雲丹、天使の海老、キャビア』フレンチの技術を駆使した、革新的な鉄板焼きが楽しめます。『パンケーキ 雲丹、天使の海老、キャビア』もそのひとつ。ネギを混ぜ込んだじゃがいものパンケーキに、天使の海老や、雲丹、キャビアをのせたスターター。出合ったことのない素材の組み合わせや見た目も華やかな料理が大切なひとときを彩ります。八坂【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩10分祇園四条【祇園245】祇園で味わう京イタリアンで、ちょっとリッチな記念日デート格子戸の奥に広がる別世界。和と洋が織りなす居心地のいい店内骨董屋が並ぶ新門前通りに佇む【祇園245】。町屋の面影はそのままに、店内は白を基調とした洗練されたデザインで、安らぎと居心地のよさを感じます。特にデートにオススメなのが、調理のライブ感を味わえるカウンター。ゆったりくつろぎながら京都ならではのイタリアンが楽しめるので、会話も弾みます。季節の素材をふんだんに使った『おまかせコース(ディナー)』12,000円メニューはシェフおまかせのコースのみで、旬の素材をふんだんに使い、京野菜の色彩を活かしたイタリアン。シェフの経験と枠にとどまらない料理に驚かされます。美しく盛り付けられた一皿に季節のおいしさが凝縮。シェフ自ら厳選した世界各国のワインが約600本もあり、お料理とワインとのマリアージュも楽しめます。祇園245【エリア】祇園【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩7分祇園四条【祇園Calf】祇園の高級ステーキサロンで、ワンランク上の記念日デート町家を改築、マホガニーの一枚板カウンターやリッツウェルの椅子など、本物の贅沢感を追求した店内【祇園Calf】は花見小路通りからすぐの高級ステーキサロン。町家をリノベーションした店内に入ると、マホガニーの一枚板カウンターと美しい陰影を描く照明がお出迎え。デートにピッタリな大人のくつろぎ空間が広がります。フレンチとイタリアンの名手であるシェフが腕を振るう贅沢なメニューを堪能できるお店です。上質の肉にこだわり、極上のおいしさを追求した『黒毛和牛ステーキコース』15,000円肉は上質な近江牛を厳選し、緻密かつ渾身の調理で、インパクトある料理に仕上げられています。シェフが畑に出向き、その日の新鮮野菜を自ら仕入れているので四季折々の旬野菜が味わえるのも魅力。ワインもグランヴァンから希少銘柄まで網羅されていてお料理との相性も抜群。大切な人と味わう料理やワインは格別です。烏丸【ベンジャミンステーキハウス京都店】記念日デートにピッタリ、ホスピタリティと気品あふれるステーキハウスプライベートな空間でホスピタリティの高いサービスが受けられる個室「京の台所」錦市場商店街の西側にある【ベンジャミン ステーキハウス 京都】。京都の街並みになじむ外観とクラシックモダンな内装で、華やぎと落ち着きがあるステーキハウスです。日本文化と西洋の趣きが見事に融合したオシャレな雰囲気のなかで、ブランド牛のステーキや、京野菜を取り入れたメニューが楽しめます。プリッとしたエビの食感を満喫できる『JUMBO SHRIMP COCKTAILジャンポシュリンプカクテル(6 pieces)』4,620円旨みを逃さず焼き上げた上質な肉料理を堪能できるのはもちろん、魚介料理で人気なのが『JUMBO SHRIMP COCKTAILジャンポシュリンプカクテル(6 pieces)』。ニューヨーク本店のこだわりのスパイスで蒸し上げ、肉厚なプリッとした食感がくせになると評判です。ワインを片手に楽しみたい一品です。Benjamin SteakHouse(ベンジャミン ステーキハウス) 京都店【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】ステーキ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】烏丸駅 徒歩2分丸太町【富小路信】記念日デートが華やぐ、オシャレな京町家の贅沢フレンチ丸太町駅から徒歩5分!野菜をふんだんに使った繊細で美しいフレンチが堪能できる【冨小路信】。京町家の魅力を活かした店内は、白を基調にした洗練された雰囲気です。食材の持ち味を活かしたメニューが豊富。料理と真摯に向き合うシェフがつくる見た目も華やかな一皿が、大切な人との時間を色鮮やかに変えてくれます。京都・園部の畑をイメージした前菜『鮮魚のカルパッチョ庭園仕立て』京都・園部の契約農家から仕入れる朝採り地場野菜を中心に、四季折々の旬の食材でつくられる極上のフレンチが堪能できます。なかでも、まるでお花畑のような可愛いアレンジの『鮮魚のカルパッチョ庭園仕立て』は、女性に人気の前菜。美しい盛り付けに、次の料理への期待が膨らみ、会話も弾みます。富小路信【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】丸太町駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年07月12日京都駅【創作和食ぎんなん】四条【炉端すし魚鍋一鱗】祇園四条【むすび】四条【馬耳東風】京都市役所前【クラフトビール TAIGU(タイグ)】京都駅【創作和食ぎんなん】野菜と魚貝の創作和食で、超ヘルシーなひとりご飯ゆっくりとお酒とお料理が楽しめる、おひとりさまに人気のカウンター京都駅に近いアクセスのよさで会社帰りに立ち寄るのにとても便利。居心地がいい落ち着いた雰囲気でいつも賑わっている【創作和食ぎんなん】。おひとりさまならカウンター席で料理とお酒を楽しむのもよし、テ-ブル席、お座敷もあるので、友達や同僚との飲み会にもオススメ。いろいろなシーンで利用できます。なすに海老と湯葉のだしがおいしさを引き出す『なすのえび湯葉あんかけ』850円湯葉や生麩、京野菜など、京都の素材と新鮮な魚介類を使った創作和食が楽しめます。その代表が、『なすのえび湯葉あんかけ』。あっさりと、それでいてしっかりとした味わい。なすと、海老と湯葉のだしの絶妙な組み合わせが素材のおいしさを引き出す逸品です。ほかにも、素材の組み合わせが漸進な料理がそろっています。創作和食ぎんなん【エリア】七条/丹波口【ジャンル】創作和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3240円【アクセス】京都駅 徒歩3分四条【炉端すし魚鍋一鱗】お寿司をつまみながら、ひとりちょい呑みを満喫目の前でお寿司を握る板前さんとの会話に心が和む、カウンター祇園にあるお寿司屋さん、と聞くと、ハードルが高いと思われがちですが、ひとりでも気軽に入れる、あたたかいおもてなしの心を感じるお店です。鮮魚でつくられる丹精込めた寿司や天ぷらを京都の地酒とともに味わえます。ゆったりくつろげるカウンターは、ひとりご飯や肴とお酒だけの二軒目使いにもオススメです。カラッと揚がった、鮮度バツグンの海老や旬の野菜を味わう『大海老天ぷら盛り合わせ』1,848円伊勢志摩・九州・能登から直送で仕入れられる天然魚・活魚は鮮度抜群。全国各地の新鮮な食材を使い、独自の技術で調理されたお造りや天ぷら。その素材の旨みをじっくり味わうひとときは、疲れた体を癒やしてくれます。お酒の種類も豊富なので、お料理を楽しみながら、いろいろな地酒にトライしてみるのもオススメです。炉端すし魚鍋一鱗【エリア】祇園【ジャンル】創作和食【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩5分祇園四条【むすび】一見さん歓迎、おひとりさまも立ち寄りやすい、祇園の和食店京都の情緒あふれる店内。軽くお酒と肴、というときはカウンターもオススメ京都・祇園にありながら一見さんやおひとりさまも多い【むすび】。このあたりとしては手頃な価格のメニューが多いのが魅力です。インテリアは料亭を思わせるつくりで、おいしい和食を味わいながら、落ち着いた京都の雰囲気を満喫することができます。テーブル席もカウンターもゆとりがあり、贅沢なひとりの時間を過ごせます。ホタテのホワイトソースを殻の中に入れて焼いた『スプーンで食べるホタテのクリームコロッケ』900円繊細な料理を彩るのは、京都府南丹市の農家で有機栽培された、旬の野菜の数々。雑味のないしっかりした味わいが特長です。農薬を一切使わず育てられた食材が、お料理のおいしさを引き立たせています。お酒のおつまみにも合うおばんざいも豊富で、ちょっとずついろいろなものを食べたい、という女性にも人気です。むすび【エリア】祇園【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩3分四条【馬耳東風】ご褒美ひとりご飯は、大人の隠れ家でおいしい串を堪能串焼きの調理風景を眺めながら味わえるカウンター四条烏丸の路地裏に佇む【馬耳東風】。新鮮な鶏肉を、丁寧に串打ちし、絶妙な焼き加減で仕上げた焼鳥を堪能できるお店です。鶏肉を柔らかく、旨みを凝縮させる備長炭を使用。部位に合わせた串打ちで旨みを引き出しているのが、おいしさの秘密。店内に流れるJazzやアメリカンオールディーズのBGMにも心が和みます。宮古島の塩でさっぱりと、弾力ある食感に魅せられる『せせり』150円鶏肉のおいしさが際立つ串の数々は、長年経験を積んだ店主だからこそなせる技。なかでも、『せせり』は、食通をもうならせる逸品。脂ののりがよい希少部位で、宮古島の塩のさっぱりとした味わいと、弾力ある食感が特長です。噛むほどに肉汁があふれ、塩味がより肉のおいしさを引き立てています。馬耳東風【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3000円【アクセス】四条駅 徒歩2分京都市役所前【クラフトビールTAIGU(タイグ)】カジュアルなひとりご飯は、自家製クラフトビールからスタート天井が高く、開放的!リゾート気分になれるカジュアルな店内京都市役所からすぐ、木屋町通りに面したカフェレストランです。イタリアのバールを思わせる、カジュアルな雰囲気。仕事帰りやショッピングのあとに、ひとりでふらり立ち寄るのにぴったりです。ビールは、グループ会社の一乗寺ブリュワリーから直送される自家製クラフトビール。種類も豊富で料理に合わせて選べます。カリッとジューシーなおいしさに満足『スタウトに漬け込んだ唐揚げランチ』人気メニューは、スタウトビールに漬け込んだから揚げ。カリッとジューシーな食感に釘付けのリピーターがたくさんいます。ビールはもちろん、ワインを片手に楽しめるお手頃価格の小皿料理があるのもうれしい!「旬の食材を堪能」できる朝採れ有機野菜をふんだんに使用したサラダもぜひオーダーしたいメニューです。※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年07月12日梅雨の季節に、美しく咲くアジサイ。涼しげな様子は見ているだけで心が癒されます。京都府を中心に四季を感じる写真を撮影している、うさだぬき(@usalica)さん。京都府綴喜郡(つづきぐん)宇治田原町にある、『正寿院』で撮影した写真をTwitterへ投稿したところ、多くの反響が上がりました。正寿院では、夏に2千個以上の風鈴が境内に飾られる『風鈴まつり』が開催され、『風鈴のお寺』とも呼ばれています。そんな正寿院で撮影された、4枚をご覧ください。紫陽花の風鈴が涼しげに揺れていました。 pic.twitter.com/QYmvwYNyHn — うさだだぬき (@usalica) July 1, 2021 数えきれないほどの風鈴の中には、色とりどりのアジサイが…!地面から生えたアジサイを眺めることはあっても、アジサイを見上げることができるのは珍しいですよね。写真越しでも、アジサイの風鈴から鳴り響く音色が聞こえてきそうです。風鈴の原型は、お寺に吊るされている『風鐸(ふうたく)』という青銅製の鈴だといわれています。鈴の音が聞こえる範囲は聖域であることを表し、災いが起こらないと考えられているのだとか。美しい4枚に、ネット上ではこのような声が寄せられています。・アジサイの風鈴だなんて…発想が素晴らしい!・見ているだけで、涼やかな音が聞こえてきそうですね。・美しい風景!心に涼しい風が吹いてきます…。アジサイの風鈴に、心が洗われますね。きっとこの風鈴の音が響く境内は、おだやかな時間が流れていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年07月04日8年連続ビブグルマン獲得!京都の人気フランス料理店確かな技術が織りなすクラシックに忠実なフレンチ「いつ来てもいつもおいしい」と言ってもらえるお店づくり8年連続ビブグルマン獲得!京都の人気フランス料理店京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅から徒歩9分、京阪電鉄「神宮丸太町駅」から徒歩10分、また京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」駅から徒歩6分と、アクセスしやすいフランス料理店【ブラン・ピエール】。白石シェフが手掛けるクラシックなフレンチが人気を呼び、8年連続でミシュランガイドのビブグルマンを獲得しています。カジュアルフレンチの実力派人気店わずか17席の小さな店内ですが、カウンターやテーブル、床には椋(むく)の木をふんだんに使い、自然のあたたかみがあふれる空間になっています。また裏には京町家の風情が漂う小庭があり、春になると満開の桜を眺めながら食事ができるのも素敵です。「フランス料理を気軽に楽しく」というシェフの思いがお店づくりに反映されたナチュラルな雰囲気が、ゲストの緊張を解きほぐしてくれます。木のぬくもりがあふれるくつろげる空間「フランス料理本来の姿を楽しんでもらいたい」と語る白石シェフが手掛けるのは、奇をてらうことのないクラシックに忠実なフレンチ。季節感のある旬の食材や、京都の野菜を使い、素材の味を生かすように心掛けて料理しています。ディナーはアラカルトメニューが中心で、ワイン片手にカウンターで、テーブル席でゆっくりと……などシーンに合わせて利用できます。確かな技術が織りなすクラシックに忠実なフレンチ旬の京野菜をあしらった前菜から、フランス産フォアグラを使ったスペシャリテまで、ひと皿ひと皿にホテル仕込みの確かな技術が落とし込まれています。今回は、【ブラン・ピエール】を訪れたら味わいたい3品をご紹介しましょう。定番のアミューズ『人参のムースとコンソメのジュレ生ウニを添えて』コース料理に登場する人気アミューズがこちら。最大限に引き出したニンジンの甘さとウニの甘さが口の中でとろ~りととろけてたまりません!ウニの産地は時季によって変わります。グラスに入った美しい一品自家製ベーコンで縁取った『サバと北あかり(じゃがいも)のテリーヌカニみそのディップ』コースの前菜やサラダには旬の食材をふんだんに取り入れています。野菜は大原の朝市まで仕入れに行き、基本的には京都産を使用しますが、産地は問わず「おいしい食材」を厳選するのがシェフのモットーです。こちらは、サバとじゃがいもという定番の組み合わせをテリーヌに。にんにくが効いたカニ味噌の濃厚ディップが美味。赤キャベツのピクルスがアクセントになっています。色鮮やかなテリーヌにうっとりランチタイムの人気No.1『フォアグラの入った和牛ハンバーグ』ランチで人気の『フォアグラの入った和牛ハンバーグ』は、ナイフを入れると肉汁とともにフォアグラからも脂があるれ出る、ジューシーさが秀逸な人気の一品。ランチはポルトソース、ディナーはトリュフソースです。あふれ出る旨みを堪能して「いつ来てもいつもおいしい」と言ってもらえるお店づくり常に笑顔で接客することを心掛ける白石シェフ。「いつ来てもいつもおいしい」と思っていただけるようどんな時でもクオリティを保つことをスタッフにも徹底して伝えているという。「これからも『お客さんに楽しんでもらいたい』という思いを大切に、押し付けるようなことはせず、ご希望に合わせて居心地のよい空間をつくりたいと思っています」と話してくれました。笑顔あふれるお店づくりを信条とする白石シェフ記念日にご利用の際は、事前に相談をするとデザートにメッセージを添えてもらうことができるとのこと。料理はもちろん、シェフの思いが細部にまで行き届いた【ブラン・ピエール】で心地いい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:白石健一さん1977年、大阪府出身。子どもの頃から料理をつくるのが好きで、学生時代に洋食店でアルバイトをし、「料理っていいな」とその魅力を再確認。調理師専門学校在籍中にフランス料理に魅了され、卒業後、ホテルニューオータニ大阪で3年、ウエスティンホテル大阪で9年に渡って腕を磨く。京都調理師専門学校で2年間フランス料理の講師を務めた後に【ブラン・ピエール】を開店し、現在に至る。1977年、大阪府出身。子どもの頃から料理をつくるのが好きで、学生時代に洋食店でアルバイトをし、「料理っていいな」とその魅力を再確認。調理師専門学校在籍中にフランス料理に魅了され、卒業後、ホテルニューオータニ大阪で3年、ウェスティンホテル大阪で9年にわたって腕を磨く。京都調理師専門学校で2年間フランス料理の講師を務めた後に【ブラン・ピエール】を開店し、現在に至る。ブラン・ピエール【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】5500円【アクセス】京都市役所前駅 徒歩7分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年07月01日祇園四条【LE UN 鮒鶴京都鴨川リゾート】烏丸御池【リストランテストラーダ】三条【XLV】清水五条【ブノワ 京都】清水五条【K36 The Bar & Rooftop】祇園四条【LE UN 鮒鶴京都鴨川リゾート】重厚な和建築のテラスで、東山の美しい景色を眺めながら、京フレンチ京都を代表する純和風建築のテラスで、京都らしいエッセンスを加えたフレンチが楽しめます祇園四条から歩いてすぐ、鴨川沿いにある【LE UN 鮒鶴京都鴨川リゾート】。1870年に老舗料亭旅館としてのれんを掲げ、登録有形文化財である純和風建築。そのテラスでの東山の美しい景色を眺めながらのディナーは格別です。料理はクラシカルなフランス料理の中に現代のエッセンスを散りばめた京フレンチ。料理も景色も京の情緒を感じます。京都ならではの食材を使ったフランス料理が味わえる『ディナー』7,865円~(税込)京都産を中心に、国産の食材にこだわった京フレンチを提案。特にオードブルには、堀川ごぼうや賀茂なす、紅法師水菜、金時人参などの京野菜がふんだんに使われているので、女性のお客様に好評です。ケーキやメッセージプレート、写真撮影などもオーダーできるので、大切な記念日にもオススメです。LE UN 鮒鶴京都鴨川リゾート【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】8500円【アクセス】祇園四条駅 徒歩7分烏丸御池【リストランテストラーダ】オフィス街にあるくつろぎのテラスで、老舗京都イタリアンの味を満喫京都市役所近くのアクセスの良さが人気。眺めのよいテラス席に座ると仕事の疲れも忘れます烏丸御池駅近く、オフィスが並ぶ御池通に面し、ゆったりとくつろげるテラス席がある【リストランテストラーダ】。日本最古のリストランテと言われる【フクムラ】の福村シェフが初代料理長を務めた名店です。店内もスタイリッシュなデザインで、接待やパーティーに利用できる個室もあります。ロゼに仕上げた鴨肉はやわらかく、芳醇な旨みがほとばしる『鴨ロースト低温調理』3,000円老舗【フクムラ】に勤務していた大塚シェフが、その伝統のレシピを受け継ぎつつ、自らのスタイルから生み出した新しい京都イタリアンを堪能できます。【フクムラ】で人気だった、生パスタを使った『完熟フルーツトマトの冷製カッペリーニ』をはじめ、季節ごとの前菜や京都産鹿肉の料理など、多彩なメニューが楽しめます。リストランテストラーダ【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1600円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】烏丸御池駅 徒歩5分三条【XLV】美しいテラス席も人気、ルイ・ヴィトン氏による「XLV」直営レストラン鴨川や京都の街並みが一望できるテラス席は、素敵なサプライズにぴったり京阪「三条」駅から徒歩5分。5代目ヴィトンファミリー、 ザビエ・ルイ・ヴィトン氏によるプライベートレーベル「XLV」直営のレストランです。屋上には京都の美しい街並みを眺めながら、料理がいただけるテラス席があります。コンセプトは、大人が楽しめる非日常的空間。演奏もあるのでいろいろな演出に使えそう。キャビアとワインを楽しむ『ヴィラージュコース』7,000円熟練シェフによる料理には、大粒のロシア産キャビアを使っている贅沢なメニューもあります。また日本ではあまりお目にかかれない特別なワインたちと巡り合えるお店です。雰囲気も、料理も、日常の喧騒から解放される工夫があり、大切な人と過ごす日々に彩りを与えてくれます。XLV【エリア】木屋町/先斗町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7000円【アクセス】三条駅 徒歩5分清水五条【ブノワ 京都】京都の街や「八坂の塔」が一望できるテラス席で、本場パリの味を楽しむ京都市街を一望できるロケーション。テラス席で五重の「八坂の塔」を間近に見ながらのディナーは格別です2020年3月、京都・清水に誕生したフレンチレストラン【ブノワ 京都】。ブノワはパリで100年以上続く老舗ビストロで、東京とニューヨークにもお店があります。ここ京都では、テラス席から季節の風景を眺めながら、フランス本場の味を満喫できるのが魅力。見た目にも美しい料理はワインとの相性も抜群です。フランス伝統の煮込み料理『カスレ・ブノワ風タルブ産白いんげん豆』3,200円フランスの伝統的な料理から、京都の趣をアレンジした新しいお調理まで、パリの3ツ星レストランで経験を積んだシェフによる多彩なメニューを堪能できます。ワインに合うシェフのスペシャリテや、モンブランを再構築して生まれたオリジナルスイーツなど、ここブノワでしか味わえない逸品が楽しめます。ブノワ 京都【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】清水五条駅 徒歩20分清水五条【K36 The Bar & Rooftop】屋上テラスのバーで、ロマンチックな京の夜景を楽しみながら乾杯京都の夜景を見るなら、屋上テラスのバー。美しい景色が最高の時間を演出してくれます清水寺や東山が見渡せる清水五条にあり、昭和初期の小学校校舎をコンバーションして話題の「ザ・ホテル青龍 京都清水」。その屋上にあるのが360度の絶景が見渡せるテラス席がある【K36 The Bar & Rooftop】です。伝説的バーテンダー西田 稔氏がつくるカクテルが京都の夜を華やかに演出します。低温でローストし仕上げに香ばしく焼き付けた『京もち豚と新玉ねぎのロースト』1,980円刻々と時間によって変わる景色をゆったりと味わってほしいという想いから、お酒だけでなく、料理も充実しているのがこのバーのうれしいところです。軽いおつまみとお酒を楽しむもよし、しっかりとした肉料理でディナーを楽しむもよし、忘れられない思い出になりそうです。K36 The Bar & Rooftop【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】清水五条駅 徒歩20分
2021年06月29日京都駅【串の坊京都駅店】京都駅【京都うまいもんとおばんざい市場小路ジェイアール京都伊勢丹】京都駅【がんこ京都駅ビル店】京都駅【京都中華料理清華園】京都駅【串の坊京都駅店】電車を降りたら直行できる、駅ビル11階の老舗串カツ専門店板前さんが串カツを揚げていくライブ感を楽しめるカウンター席1950年創業の老舗【串の坊】は、厳選素材を特製の衣とパン粉で揚げる串カツ専門店。美しく黄金色に揚がった串は、それぞれの素材に合った組み合わせのアイデアと工夫が凝らされていて、絶妙の一串に仕上がっています。駅ビルのお店だから、帰りの時間を気にせずゆっくりお酒やお食事が楽しめます。外はカラリ、中は柔らかほくほく、串カツの定番『鱚』など、一串162円~540円職人が、四季折々の串カツを、肉・魚介・野菜……とバランスよく次々に揚げてくれます。食べた本数で御勘定するシステム。どの串も、外はカラリ、中は柔らかほくほく、という食感を大切にして揚げてあるので、おしゃべりが弾んで、少し時間が経っても、おいしさそのまま。ゆっくりお酒といっしょに味わえます。串の坊京都駅店【エリア】京都駅【ジャンル】和食【ランチ平均予算】1250円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】京都駅 徒歩3分京都駅【京都うまいもんとおばんざい市場小路ジェイアール京都伊勢丹】夜もお昼も絶景!京都駅直結のオープンビューレストラン京都タワーのライトアップや街の灯りを眺望できるロケーション「ジェイアール京都伊勢丹」9階にある【市場小路】。京のおばんざいや厳選した食材による京都ならではのおもてなしで、幅広い年齢層に親しまれているお店です。お料理はもちろん、大きな窓から見渡せる美しい景色も魅力。特に夜は、京都タワーのライトアップと街の灯りがディナータイムを華やかに演出してくれます。濃厚な旨みのお肉と口溶けがいい卵黄のマッチング『名物 京鴨すき焼き 本和香糖の割り下とメレンゲ漬け卵黄』2,497円(税込)オススメは、濃厚な旨みがある京鴨と、ふんわり口溶けがいいメレンゲ漬け卵黄を使った、すき焼き。脇役の京生麩、湯葉、九条葱なども味を引きたてています。そのほか、ランチタイムには、自家製のおぼろ豆富が入ったおばんざいプレートが大好評!ディナータイムには魚や肉のボリューム満点のお料理が満喫できます。京都うまいもんとおばんざい市場小路ジェイアール京都伊勢丹【エリア】京都駅【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】京都駅 徒歩5分京都駅【がんこ京都駅ビル店】京都駅ビルにある優雅な空間で、趣向を凝らした懐石料理に舌鼓京都らしい優美な店づくりが魅力。各部屋には「源氏物語」の登場人物の名前が付けられています京都の名所イメージを盛り込んだ内装のお部屋で、ゆったりと季節の懐石料理を味わえる【がんこ京都駅ビル店】。趣き溢れる店内には、中、小の個室がそろっていて、仕事の接待や家族での会食などいろいろなシーンで利用できそう。日本各地から選び抜かれた新鮮な食材を、いろいろな料理で堪能できます。目で見て楽しめる寿司が要所要所に組み込まれた『寿司懐石』6,500円~(写真は『提』8,500円~)『寿司懐石』は、今までいろいろな懐石を食べ慣れた方でも、存分に楽しめる、趣向を凝らした、くずし懐石です。細工寿司・野菜寿司といった多彩な寿司が組み込まれ、お寿司の名店としても名高いお店ならではの工夫に驚かされます。また、懐石以外では、国産活〆ふぐを堪能できる『てっちりフルコース』もオススメです。がんこ京都駅ビル店【エリア】京都駅【ジャンル】和食【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】京都駅 徒歩3分京都駅【京都中華料理清華園】駅直結、京都タワーのフードコートで、老舗中華の味を気軽に楽しむ歴史ある老舗中華料理店のイメージを連想させるデザイン30年以上の歴史を持つ中華料理店【清華園】が、京都タワーに出店。京都で長年守り続けた老舗の味を、フードコートで手軽に味わうことができます。フロアは名店らしく上質なデザインになっているので、お買い物の途中や仕事帰り、デートまで、お酒も交えながら様々なシーンで楽しむことができます。見た目も美しく、食欲が増す『湯葉と毬麩のはんなり京おこげ』880円国産のもち米を高温で揚げてつくったサクサクの食感と香ばしさ漂うおこげに、黄金色のスープからつくる熱々の餡をジュッとかけていただきます。京都の旬の食材も入った、見た目も美しい洗練された一品です。また、京都タワーオリジナルメニュー『かわポン』もオススメ。プリッとした鶏皮の食感と肉汁が病みつきになります。京都中華料理清華園【エリア】京都駅【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】1000円【アクセス】京都駅 徒歩2分
2021年06月25日二条城の近くにある、古民家を改装した和の趣が広がる空間伝統的な懐石に、変化球を取り入れた四季を感じる料理お好みの酒器を選んで料理と相性のいいお酒を堪能二条城の近くにある、古民家を改装した和の趣が広がる空間観光名所の二条城のすぐそば。趣のある町家が立ち並ぶ閑静で風情ある押小路通りに佇む【二条城 ふる田】。明治末期の町家を改装した、和の情緒がたっぷり漂う日本料理店です。古都らしい静かな時間が過ごせる一軒上質な大人の雰囲気が漂うお店は、カウンター6席とテーブル4席のみでゆったりと寛ぎながらお食事をお愉しみいただけます。広くとったカウンターと、境目のない厨房、カウンター内にしつらえた焼き場、温かみがある土壁など、随所にこだわりが潜んでいます。明治時代の町家を料理店に改装「素材がよければ、技法はシンプルな方がよい」と店主・古田幸平氏は話します。「日本料理は素材とだしが揺るがなければよい」とも。その信念の実践とばかり、名だたる名店で腕を磨き独立を考え始めた古田氏が、最後の修業として選んだのは魚市場。「料理屋が1日5匹、10匹と魚を捌くなか、魚屋は1日300匹。自然と魚を見る目も養われました」という経験を持って、2016年に満を持して現店をオープンしました。調理工程を眺めながら、味に想像を膨らませる楽しさもカウンターの割烹は、料理人の所作のすべてがエンターテインメント。焼き場がオープンカウンター内に設えられているため、火入れの作業も見どころです。伝統的な懐石に、変化球を取り入れた四季を感じる料理その時季その時季で旬を迎えたこだわりの食材を使用。伝統的な懐石の作法の中に、少しの変化球を取り入れた、四季折々の料理を堪能できます。正統派の技と、独自のアイデアで味と見た目に変化を加えた『お造り』例えばこちらの『お造り』は塩釜の天然本マグロを藁で燻製にし、唐津の手摘み海苔、花穂紫蘇を添え、割り醤油と合わせたもの。藁の香ばしさと海苔の風味がマグロの旨みを引き立てます。正統派の技法に、少しのサプライズを潜ませる子持ちアユの淡白な味わいを、実山椒が引き締める『子持ち鮎の唐揚げ 実山椒のタレ』晩秋には子持ちアユをからりと揚げて、しっかりめの味付けの実山椒のタレを合わせた逸品を。色鮮やかな食用菊と、旬のいちじくの白がけがアクセントです。厳選素材で仕立てる一皿に、四季の移ろいを感じて締めのごはんの前に登場する、ほっと胃を温める『丸鍋』コースの終盤、ごはんの前に季節の小鍋が登場することも。だしを効かせた五臓六腑に染み渡る味わいがたまりません。素材の旨みが凝縮された『丸鍋』お好みの酒器を選んで料理と相性のいいお酒を堪能日本酒は店主が飲んでおいしいと思えるもの、料理の邪魔をしないものをセレクト。お客様の反応を見ながら、銘柄はいろいろと入れ替えています。お酒の味わいを左右する酒器は、お好みのものを選択できます。酒器に限らず、器や皿も、骨董から作家ものまで、店主の目で選んだこだわりの逸品が揃っています。店主がこだわりの器を収集「技術も大切ですが、やはり人間には生まれた家庭の味が染みついているもの。足を運んでくださるお客様のためにも、そんな‟自分の味”をぶらさないように心がけています」と語る古田さん。確かな技術で仕立てる、素材自慢の日本料理。その滋味深いおいしさから、数々の有名店がしのぎを削る京都で、確かな存在感を発揮。古民家を改装した落ち着いた雰囲気とも相まって、古都らしい静かな時間が過ごせる一軒です。料理人プロフィール:古田 幸平さん1979年、滋賀県出身。テレビ番組などでフランス料理に憧れを持ち、料理専門学校へ。そこで幼い頃から母がつくってくれた料理の素晴らしさに改めて気づき、和食の可能性を再確認。卒業後は京都【和久傳】、次いで東京【麻布 幸村】という2店の名店で技術を磨く。28歳で大阪の割烹の料理長を任され、その後は京都の【祇園おかだ】でアラカルトを学ぶ。独立を前に魚市場で魚を学び、2016年4月、36歳で【二条城 ふる田】を開店。二条城ふる田【エリア】二条城【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】20000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】二条城前駅 徒歩3分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年06月25日嵐山【嵐野亭】貴船口【貴船喜らく】蹴上【南禅寺料庭八千代】市役所前【京料理 竹島 ICHIGO】祇園四条【先斗町多から】嵐山【嵐野亭】テラスから、美しい嵐山の景色を一望できる絶景レストラン桂川沿いの桜や夕焼けを背にした渡月橋など、四季の風景を楽しめるテラス席季節ごとに彩りを変える嵐山の風景を、テラス席はもちろん、室内のお席からも見渡せる抜群のロケーションが魅力の【嵐野亭】。オープンキッチンを備えた店内では、料理人が厳選した京野菜や和牛の鉄板焼き、季節の天ぷらを調理する様子を五感で感じながらお食事をお楽しみいただけます。和牛の鉄板焼き、季節の天ぷらなど、吟味した食材を繊細な京の味に仕上げた『ディナー 比叡』7,700円(税込)嵐山の地で70有余年、和食レストランを営む「良彌」がプロデュース。和食一筋30年の料理人と、同じく30年洋食で腕を磨いた料理人が、それぞれの技を活かし、つくり上げた和食のコースは絶品の味。オープンキッチンで旬の食材をふんだんに使い、ダイナミックに調理する臨場感も、華やかな席を盛り上げてくれます。嵐野亭【エリア】嵐山【ジャンル】和食【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】嵐山駅 徒歩10分貴船口【貴船喜らく】豊かな自然に囲まれた貴船の川床で、京都の味覚を満喫100年以上続く伝統の老舗旅館ならではの洗練された佇まい。自然あふれる川床では心が癒やされます京都の奥座敷、貴船で店を構えて100年以上の老舗料亭【貴船喜らく】。貴船神社の正面という好立地にあり、四季折々、さまざまな顔を見せてくれる豊かな自然を感じながらお食事ができます。夏の風物詩にもなっている「川床」は、大切なお客様のおもてなしにもぴったり。京都らしい風流なひとときを満喫できます。川魚料理が楽しめる店の看板会席『納涼川床料理』老舗料亭の料理人の巧みな技が冴えわたる会席料理をご用意。夏はハモやアユ、秋はまつたけ、冬は猪肉など、春夏秋冬、その時季に一番おいしさを増す旬の食材を厳選。野菜も肉も魚も、地元京都産の食材をメインに使用しています。味はもちろん見た目にも華やかな料理は、大切なお客様の接待やお祝いの席を彩ります。貴船喜らく【エリア】鞍馬/貴船/京都市左京区【ジャンル】和食【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】貴船口駅 徒歩15分蹴上【南禅寺料庭八千代】東山を借景とした青龍庭園を眺めながら、京料理と湯豆腐を楽しむ四季折々の花が咲く庭園を眺めながらいただく京懐石に、心が和みます蹴上駅から徒歩5分。風情豊かな京を感じさせてくれる老舗【南禅寺 料庭八千代】。料理はもちろんのこと、四季の移り変わりを教えてくれる美しい花が咲く庭園も魅力です。隅々にまで行き届いた細やかなおもてなしと、和の優しさや想いが凝縮されたお料理は、日本だけではなく、海外から訪れる人々も魅了し続けています。素材のもつ味わいや食感をそのままに生かした『京懐石弁当雨月』雪 3,400円、花 4,400円、特花 4,900円(各税込)南禅寺エリアの名物料理となった「湯豆腐」や、季節を切り取り、その瞬間を器で表現した「京懐石」など、日本の伝統を大切にしたお料理をご用意。豆腐の豆には「福豊」を、水は京都の豊かな湧き水を使用。また、料理長が季節をテーマにつくり上げるお弁当は、旅のお客様はもちろん京都に住むお客様にも人気です。南禅寺料庭八千代【エリア】岡崎/平安神宮/南禅寺【ジャンル】和食【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】蹴上駅 徒歩5分市役所前【京料理 竹島 ICHIGO】鴨川を眺める川床でくつろぎながら、趣向を凝らした京料理を味わう東に鴨川、西には高瀬川。素晴らしい景色の川床で、優雅な気分でお食事を楽しめます京都市役所近くにあり、東に鴨川、西には高瀬川が流れ、春は桜のライトアップ、5~9月は川床も楽しめる【京料理 竹島 ICHIGO】。店内は日本の伝統美が感じられるつくりで、ゆったりとくつろげます。四季折々の食材を用いた美しい京料理はもちろん、地酒も充実しているので、接待やお祝いの席としても人気があります。四季の食材を使った京料理を存分に楽しむ『吟醸コース』8,000円伏見区向島で取れた無農薬米、季節の京野菜など、吟味した食材を用いた伝統的な京料理が楽しめます。手ごろな価格でオーダーできるコース料理は、寿司職人から日本料理の世界へ活躍の場を広げた料理長が素材の魅力を引き出す調理法でつくる逸品ばかり。京都の風情ある空間と、四季を感じるお料理で、贅沢な時間をお過ごしください。京料理 竹島 ICHIGO【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】和食【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】市役所前駅 徒歩3分祇園四条【先斗町多から】川床から見える鴨川の景色と、季節を感じる京料理に魅了される老舗料亭京都の風物詩、川床からの眺めは抜群。川向こうの建物は「京都四条南座」です先斗町の鴨川沿いで創業120年を超える老舗京会席のお店です。お料理はもちろん、「川床」で納涼のひとときを過ごしながら、鴨川沿いの抜群の景色を望めるのが魅力。歴史を感じる店内に足を踏み入れると、京都の風情ある雰囲気で訪れる人を包み込みます。老舗の贅沢な空間で目にも美しい京会席が堪能できます。上質な食材の旨みを活かした品々が堪能できる『京会席』7,560円(税込)お料理に使われている「タイ」、「ハモ」、「マグロ」などの魚介類は、店主自らが毎朝中央市場に出向き、仕入れています。そんな新鮮な素材を、手を加え過ぎずに旨みを引き出して仕上げた京料理は、多くの人から支持されています。伝承の技が際立つ京料理を、趣のある空間で心ゆくまでお楽しみください。先斗町多から【エリア】木屋町/先斗町【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩2分
2021年06月22日烏丸御池【亀甲屋】三条【農家野菜ふたご家京都先斗町】四条【ワイン食堂 nico】烏丸【AUXBACCHANALESオーバカナル京都】四条【ぎょうざ処亮昌】四条烏丸【亀甲屋】女性ひとりも絵になる趣ある空間で、京料理に舌鼓京都の「おばん菜」を肴に、ひとり飲みも楽しいカウンター席築70年の歴史ある京町屋に生成りの麻暖簾。情緒あふれる空間で、京料理が楽しめる【亀甲屋】。上質な素材と繊細な味付けのお料理に心踊らせながら、ゆっくりとくつろげるお店です。おひとりさまにも好評なのが、おもてなしの心が感じられる、あたたかい接客。心まで癒される贅沢な時間が過ごせます。京都九条葱と海老の風味が香る『海老と九条葱のとろみあん』990円料理の味はもちろん、それを引き立てる器にもこだわりがあり、目にも美しいメニューがそろっています。『海老と九条葱のとろみあん』もそのひとつ。海老を塩焼きするひと手間をかけ、一緒に煮込むことで、プリプリの新鮮な海老と、とろみの利いたあんの絶妙な組み合わせに。体も心もあたたまる贅沢な味が楽しめます。亀甲屋【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】和食【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】4500円【アクセス】烏丸御池駅 徒歩5分三条【農家野菜ふたご家京都先斗町】野菜不足を感じたら、ひとりで気軽に立ち寄れる創作和食のお店目の前に農家さんから届く採れたての野菜が並ぶカウンター席京都の風情漂う先斗町にある、大人の隠れ家的空間。「農家の台所」をテーマに、農家さんが心を込めてつくった野菜をふんだんに使い、ひと手間かつくりあげる心温まる料理が人気です。カウンター席もテーブル席もゆったりとした空間を大事にしているので、ひとりで入っても、周りを気にせずにくつろげます。トマトのリコピンとヨーグルトの乳酸菌がたっぷり『スイートとまとのヨ―グリートソース』638円新しい食材を、新しい形で、新しい価値を生み出す!というふたご家のモットーが、すべての料理に活かされています。その代表ともいえるのが『スイートとまとのヨ―グリートソース』。トマトの常識がくつがえるほどあま~い!斬新なおいしさに驚きます。野菜はもちろん、特選牛や旬の海鮮を使った創作料理が堪能できます。農家野菜ふたご家京都先斗町【エリア】木屋町/先斗町【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】3500円【アクセス】三条駅 徒歩3分四条【ワイン食堂 nico】笑顔で家族のように迎えてくれる、ひとりで行ける気さくなフレンチ気兼ねなく過ごせるテーブル席と、オーナーシェフとのおしゃべりも楽しいカウンター席「いつもニコニコ笑って仕事をしたいから」との理由で名付けられた通り、笑顔の素敵なオーナーシェフがひとりで切り盛りしている【ワイン食堂 nico】。オフィス街の四条駅から近いので、仕事帰りにふらりと立ち寄って、ワイン片手に料理をつまむのもオススメ。ひとりで気軽に入って、シェフ自慢の創作料理が楽しめます。肉汁を閉じ込めた『仔羊背肉のローストラタトゥイユ添え』3000円旬の食材を最高の調理法で味わっていただきたい、というシェフの思いから、季節ごとに仕入れた食材に合わせて料理の内容を変えています。ソムリエの資格も持っているシェフに、料理に合わせてワインのセレクトをお願いするのも楽しみのひとつ。シェフ自慢の創作料理とワインのマリアージュを満喫できます。ワイン食堂 nico【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4500円【アクセス】四条駅 徒歩5分烏丸【AUXBACCHANALESオーバカナル京都】ひとりの居心地のよさを実感できる、パリ風カフェレストラン店内はまるでパリ。ひとりの時間を大切にする人々の行きつけカフェレストラン烏丸駅直結、COCON烏丸1Fにあるお店です。一歩中に入ると、そこはもうパリ。フレンドリーな明るいパリのカフェをイメージした店内には、ひとりでくつろぐ人たちでいつも賑わっています。フランスで修業したシェフがつくる本格的なフレンチが人気。ランチもディナーもおいしすぎて、つい時間を忘れてしまいます。旬の新鮮な魚介を贅沢に味わえる『本日のお魚料理』時価厳選した素材を熟練した技術でつくりあげるフレンチ。本場フランス仕込みの味をたっぷりと味わえます。なかでも、その時々の旬の魚介をふんだんに使ってつくる『本日のお魚料理』は、幅広い年齢層に人気。ほかにも本格的なフレンチを、オシャレにカジュアルに楽しめる多彩なメニューがそろっています。AUXBACCHANALESオーバカナル京都【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】2500円【アクセス】烏丸駅 徒歩1分四条【ぎょうざ処亮昌】女性のおひとりさまにも人気、京都の素材でつくる「和」のぎょうざホッとひといきつけるテーブル席。女性のおひとりさまで埋まるカウンター席もありますオフィス街のそば烏丸駅に近く、落ち着いたオシャレな雰囲気が漂う【ぎょうざ処亮昌】は、女性に人気のお店です。ひとりで気楽に入れるカジュアルな雰囲気はもちろん、多くの女性がハマるのは、ほかのお店では味わえない「和」の味。素材・味付け・タレともに和風に仕上げた餃子は、いくつでも食べられると評判です。こだわりの素材と和風だしを使った『ぎょうざ』(1人前6個入り)360円このお店の餃子は和風。鰹ベースの合わせだしで仕上げ、隠し味に味噌を利かせた餡を、お店専用の皮で包んで、丁寧に焼き上げています。だから外はパリパリ、中はもちもち、の絶妙な食感。また、地元京都の厳選された野菜やお肉をたっぷり使っているのも魅力。上品な味がお気に入りのリピーターが増えているのも納得です。ぎょうざ処亮昌【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】餃子【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】2000円【アクセス】四条駅 徒歩8分
2021年06月17日