今回、ご紹介するのは、映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』。周りからゼロ距離と言われるほど仲の良い大学生のアキ(秋吉純太)役の赤澤遼太郎さんと、ハル(藤城春継)役の高橋健介さんにお話をうかがいました。「幸せでいっぱいな、ぜいたくな作品です」左から赤澤遼太郎さん、高橋健介さん【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 187映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』の原作は、ごはんものの新鋭・たじまこと氏によるBL漫画『アキはハルとごはんを食べたい』。物語の中心となるのは、周りからゼロ距離と言われるほど仲の良い大学生のアキ(秋吉純太)とハル(藤城春継)。暖かみのある一軒家でルームシェアをするふたりのほのぼのとした日常と、誰でも簡単に美味しく作れるレシピで、読者の心と胃袋を掴みました。映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』では、アキとハルの人生に大きな変化が訪れます。別々の大学に進学するも、静かな住宅街にある一軒家でルームシェアをしていたふたりは大学4年生になり、就職活動に奔走する日々。写真家の道に進むことを決めたハルは写真スタジオに、アキはインテリア雑貨の会社に内定が決まります。そんなある夜、アキに一通のメール。それは、勤務地が大阪に決まったという知らせでした。一緒に暮らせるのも卒業まで残りわずか。寂しい気持ちとモヤモヤを抱えるふたりの決断は……。本作は、そんな話題の実写映画の2作目。前作に続き、料理担当のアキ役を演じるのは、『マッシュル-MASHLE-』THE STAGEやMANKAI STAGE『A3!』など、2.5次元舞台・ミュージカルを中心に活躍する、赤澤遼太郎さん。片付け担当のハルは、初主演のテレビドラマ『ウルトラマンX』以来、ドラマや映画だけでなく、ミュージカル『刀剣乱舞』や『ワールドトリガー the Stage』など2.5次元作品でも存在感を示す高橋健介さんが演じています。ーー続編の映画が製作されると知ったときのお気持ちは?赤澤さんありがたいのひとことです。高橋さんそうですね。赤澤さん座組が一緒ということも良くて。ハル役を変わらず高橋健介くんが演じると分かったとき、何よりもうれしかったです。高橋さん僕もアキ役とハル役のどちらかや前作に関わってくださった方々が変更になっていたら、この続編はなかっただろうと思いました。赤澤さん感謝の気持ちでいっぱいです。ーー『アキはハルとごはんを食べたい』が愛される理由は、どこにあると思っていますか?赤澤さん座組の雰囲気が良く、撮影が楽しかったことがこういう結果につながったのかもしれません。幸せでいっぱいな、ぜいたくな作品になったと思います。高橋さん作り手やファンのみなさんが、この作品を愛してくださった結果ですね。赤澤遼太郎さんーー演じる役とご自身が似ているところは?赤澤さん好きな人にとことん尽くすところが似ていると思います。原作を読んだときから、アキがハルに尽くしてあげたいという気持ちに共感できました。僕も片付けは得意なほうではありませんから、アキの片付けが苦手なところもかわいいなと思います。ただ、僕はあまり料理をしないので、そこはアキと違いますね。高橋さん僕は片付けも料理もあまりしませんし、写真も積極的に撮りません。悩みがあったとき、ほかの人に相談せず、自分で解決するところは似ていると思いました。ーー演じる際に心がけたところは?赤澤さんアキがハルに対して向ける視線に気をつけました。ハルのことをついつい目で追ってしまう、ずっと見ている、彼の気持ちを知りたい。そういう気持ちを意識して演じました。高橋さんハルが抱える悩みは、この年代なら誰もが抱えるものです。みんな同じような悩みを抱えているという気持ちを繊細に表現しようと思いました。高橋健介さんーー印象に残っているシーンやお気に入りのシーンを教えてください。赤澤さんハルがアキに、就職よりも働いてからのほうが大事と言って励ますところです。僕自身も学生時代に担任の先生から同じようなことを言われたので、印象に残っています。自分の気持ちを曲げてまで就職するのではなく、自分の色を活かせる会社に入ることのほうが意味がある。そっと背中を押してくれるような優しい言葉だと思います。高橋さん社会人になって、カメラマンのアシスタントとして現場へ行くシーンです。日頃、撮影現場でアシスタントさんたちの表情や動きを拝見させていただいていたので、演技に取り入れることができました。改めて、撮影現場はアシスタントさんたちを含むスタッフさんたちの頑張りによって成り立っているんだと思いました。ーー劇中、アキがハルを励まそうと水族館へ行くシーンがあります。おふたりが誰かを励ましたいとき、何をしますか?赤澤さん何か言葉をかけるよりも、ただそばに寄り添ってあげたいです。僕は料理が上手ではありませんが、レシピ動画を観ながらオムライスを頑張って作ってみたいです。高橋さん僕はご飯に誘いたいです。もし、断られたら、その方はひとりでいたいんだろうと思いますから、そっとしてあげたいです。赤澤さんちゃんと手は差し伸べてあげるんだね。ーー最後に、本作の見どころを教えてください。赤澤さん進んでいくふたりの関係に加えて、彼らを取り巻く人々にも変化が訪れます。アキハルの世界観を楽しんでいただきたいです。高橋さん誰もが通ってきた気持ちが描かれている、共感性の高い作品です。自分にもこういうことがあったなと思いながら、本作を観て少しでも前向きになっていただけたらうれしいです。インタビューのこぼれ話劇中、登場するおいしい料理の数々は、フードコーディネーターさんによるもの。「撮影が終わったら、みんなで食べました。キービジュアルにも使われている、ナポリタンが甘めのソースになっていておいしかったです。たくさん食べました」(赤澤さん)、「みんなで食卓を囲むことにより、自然に仲良くなれました。特にすき焼きがおいしかったです!」(高橋さん)。Information映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』6月14日(金)より、シネマート新宿ほかにて公開出演:赤澤遼太郎、高橋健介、佐奈宏紀、櫻井佑樹、竹内星菜、伊織いお、青山ひかる、永山たかし、鎌苅健太、山本宗介、佐倉萌、来栖うさこ、柴田理恵監督:川野浩司脚本:川崎龍太原作:たじまこと「アキはハルとごはんを食べたい」(竹書房「bamB!」刊)配給:クロックワークス©たじまこと/竹書房・「アキハル2杯目!」製作委員会衣装協力・赤澤遼太郎さんジャケット¥57200(Ohalオーハル/JOYEUXジョワイユ東京都港区南青山6-6-22 LUNA ROSSA南青山3階03-4361-4464)シャツ¥30800(SOLソル/JOYEUX)パンツ¥23100(MAISON SPECIAL)、そのほかのアイテムは、スタイリスト私物高橋健介さんカーディガン¥39600(ANEI/JOYEUXそのほかのアイテムは、スタイリスト私物写真・園山友基文・田嶋真理 スタイリスト・小野魁人ヘアメイク・SUGA NAKATA(GLEAM)写真・園山友基 文・田嶋真理 スタイリスト・小野魁人 ヘアメイク・SUGA NAKATA(GLEAM)
2024年06月13日フリーアナウンサーの大橋未歩(45)が20日、自身のインスタグラムを更新。テレビディレクターで10歳年下の夫・上出遼平氏との“顔出し”2ショットを公開した。投稿したのは、写真家・阿部裕介氏が撮影した夫婦写真。大橋はモノトーンコーデで決め、上出氏と並び笑顔全開。2枚目では、肩を寄せあい歩く仲むつまじい姿を披露している。幸せオーラあふれる投稿に、ファンからは「あばばばば!!素敵写真すぎて朝から鼻血でるぅ…旦那様のお顔が照れとデレが混在していて 私もこんなお嫁さんほしい…」「とても素敵な写真、ご夫婦でほんとに憧れます」「2枚目、最高ですやん」「未歩さん、カッケーーーッッです!!」などといった声が寄せられた。
2024年05月21日見る人の記憶や感覚に働きかける作品を制作する今村遼佑。自身の身体感覚を投影し、鑑賞者も体験できる作品をつくる全盲の美術作家・光島貴之。ともに京都を拠点とするふたりが、2025年2月の展覧会に向けてワークショップと展示を行う『感覚をめぐるリサーチ・プロジェクト〈感覚の点P〉展 プレイベント』が5月19日(日)〜26日(日)、東京都渋谷公園通りギャラリーで開催される。生活の中の些細な出来事から着想し、インスタレーション、映像、絵画、テキストなどを制作する今村。一方、10歳の頃に失明し、鍼灸を生業とする光島は、テープやカッティングシートを用いた「さわる絵画」「触覚コラージュ」などを制作している。ふたりは2018年、きょうと障害者文化芸術推進機構が運営するart space co-jin(京都府)が携わるプロジェクト「アートと障害のアーカイブ・京都」で出会った。2023年には京都で展覧会『今村遼佑×光島貴之<感覚の果て>』を開催。今回の展示では、その出展作品も一部展示される。光島貴之《さやかに色点字 ― 中原中也の詩集より》2023-2024年協力:株式会社高雄木材工業所制作協力:アトリエみつしま撮影:片山達貴(「今村遼佑×光島貴之〈感覚の果て〉」展2023年アトリエみつしまSawa-Tadori 展示風景)東京都渋谷公園通りギャラリーでは、今回のイベントを皮切りに、ゲストを迎えてリサーチプロジェクトを実施し、その記録や成果を共有する展示を行う。5月19(日)・26日(日)にはゲストにアートユニット「L PACK.」を迎え、触り心地の異なるさまざまな素材がコラージュされた《触覚のテーブル》を囲んでワークショップを行う。さわり心地をヒントに一人ひとりが感じたことを伝え合うといった内容だ。参加方法は各回定員12名、各回当日11時から整理券配布の先着順となるが、詳しくは東京都渋谷公園通りギャラリーの公式ホームページを参照してほしい。今村遼佑《プリペアド・トイピアノ》2023年撮影:片山達貴(「今村遼佑×光島貴之〈感覚の果て〉」展2023年アトリエみつしまSawa-Tadori 展示風景)また、関連イベントとして5月20日(月)には、全盲の美術鑑賞者・写真家の白鳥建二を迎え、会話を楽しみながらグループで展示作品を鑑賞する観賞会「みると話(わ)」を行う(定員に達したため申し込みは終了)。さらに本編となる来年の展覧会では、今回のリサーチを踏まえて新たに制作した作品を発表することになる。時間をかけて丁寧につくられる展覧会、その過程からぜひ一緒に見て体験してほしい。<開催概要>『今村遼佑×光島貴之 感覚をめぐるリサーチ・プロジェクト 〈感覚の点P〉展 プレイベント』会期:2024年5月19日(日)〜2024年5月26日(日)会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 交流スペース、展示室 1・2時間:11:00~19:00休館日:5月20日(月)公式サイト:
2024年05月07日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が25日より、舞台俳優として活躍する赤澤遼太郎、北出流星、林勇輝、中谷優心の4名による個人ライブ配信をリレー形式でつなぐ企画「PUSH PUSH LIVE!! ~舞台俳優~」を実施する。○プライベートな空間でライブ配信この企画では、人気若手俳優である4名が、それぞれの自宅を中心としたプライベートな空間でライブ配信を実施予定。普段舞台で鑑賞できる演技力や表現力とは違った素顔を見ることができるほか、リスナーから送られるコメントへの回答を交えたインタラクティブなコミュニケーションを取ることができる。なお、配信スケジュールは、赤澤遼太郎(4月25日20:00~)、北出流星(4月26日22:00~)、林勇輝(4月29日20:00~)、中谷優心(4月30日20:00~)を予定。
2024年04月25日Netflixは直木賞作家・今村翔吾の小説「イクサガミ」シリーズの実写化を発表。この度、主演・プロデューサー・アクションプランナーを担当した岡田准一と藤井道人監督、そして原作者・今村翔吾氏のクロストークが公開された。主演のみならず、初のプロデューサーとして本作に挑む岡田さん。岡田さん自らが「監督は彼以外考えられなかった」と語る藤井監督、そして本作の生みの親である原作者・今村氏が、かつてない挑戦への熱い想いを語り合った。企画の成り立ち――Netflixの高橋信一さんから、岡田准一さんにプロデューサー&主演オファーが届いたのが始まりだったと伺いました。岡田:高橋さんにお声がけいただいたとき、ちょうど僕は役者のキャリアの中で時代劇を軸に据えるパートに入っていて「日本、そして世界でもヒットする時代劇をどう作るか」を考えていました。時代劇にはアクションや人間ドラマ、社会性ほかエンターテインメント要素が豊富にあるため、もっとうまくできるのではと僕個人は感じています。今村先生の小説は時代モノの核を大切にしながらも攻めていくエンタメ性があり、いまの人々も楽しめる作りになっているのが好きで読ませていただいていたため、(映像化に対して)非常に興味を持ちました。そして、自分がプロデューサーとして入るうえで「日本でも世界でも売れる時代劇を若い世代で作る」を目標に掲げました。では、誰に撮っていただくか。僕は藤井道人監督以外は考えられませんでした。『最後まで行く』でご一緒した際、芝居を大切にしながらエンタメ性を追求する素晴らしい才能に感銘を受けたのです。正直、「藤井監督が受けてくれなかったら僕は降ります」という想いでアタックしました。藤井:とても光栄です。僕はこれまで、好き好んで時代劇を観てきた人間ではありません。ただ、自分たちが生きていくうえで絶対に避けては通れないのが“時代”ですし、岡田さんがいてくれるなら面白いものができるのではないかと思い、まず今村さんの原作小説を読ませていただいて「こんなに面白い本があるのか!」と衝撃を受けました。30代が多い僕のチームが本作に携わるのはめちゃくちゃ試練だと思いましたが、この年齢でこんな勝負をできるのはものすごく恵まれていると自覚して、お受けさせていただきました。今村:実は僕も「世界に通用する時代小説」をコンセプトに『イクサガミ』を書いていました。「日本の若い世代、ひいては世界に受け入れられるような、エンタメに振り切った時代小説を書く!」という想いで始めたんです。いまだから言うわけではないのですが、編集者さんと「Netflixさんしか映像化は無理だから、どうか届いてほしい」と話していたので、オファーをいただいた際にはとにかく嬉しかったです。しかも主演が岡田准一さん!執筆中に主人公・愁二郎に岡田さんのイメージを重ねていたので、二重に驚きました。脚本作り/目指すビジョン――原作を読んでいても「どう映像化するんだ!?」と感じましたが、脚本作りはどのように進められたのでしょう。藤井:まず岡田さんと「日本、そしてその先にどう届けるか」を話し合いました。日本人が持っている心や様式美がアクションやエンターテインメントに交じり合うことでその目標が達成できるのではないかと結論付け、日本人としての誇りを大事にして脚本を作ろう、と決めました。その後に今村先生にお話を伺ったのですが、「小説と映像で想いが一緒であれば問題ない。藤井監督たちが思う『イクサガミ』を届けて下さい」という優しい言葉をいただけて、安心して「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤しながらも自由に書かせていただきました。今村:僕からすると「原作ではこうですがこう変更して大丈夫ですか?」と最大限配慮して下さって、真摯に向き合って下さっているのが伝わってきたので、何の心配もありませんでした。小説を書いた身としても「ここは映像では違う風に表現した方が届きやすいだろうな」と思っていましたし、その見せ方については藤井監督や岡田さんのチームを信じていました。脚本も読ませていただきましたが、率直にすごくよくできていると感じました。小説と変えている部分も、映像ならではの視覚的にハラハラさせる演出が加わっていて面白かったです。岡田:何回本打ち(脚本の打ち合わせ)を行っただろうか……というくらい改稿を重ねましたが、藤井さんが最後に綺麗に直してくれて、どんどんキャラクターに心が通っていきました。海外も視野に入れている以上、キャラクターの作り方もこだわった部分の一つです。日本の時代モノで難しいのは、侍を描くにあたって主従関係が付随することにより「お殿様の部下である武士たちは個性を消す」になってしまいがちなことです。つまり、キャラ立ちを優先しすぎると世界観を破壊しかねないため、どう組み立てていくか。アクションプランナーとしても、原作に最大の敬意を払いながら「今村さんが描こうとしていること」を見失わず、そのうえで映像としての方法論を見つけていくのには頭を悩ませました。――複数のエピソードからなるドラマシリーズですから、そのぶん労力もかかったかと思います。藤井:岡田さんはプロデューサーとして全国各地のロケハンに同行してくださって、ロケ地を一緒に決めて「じゃあここでこういったアクションをしよう」と話すことができました。そのアクションにしても、岡田さんが全部に的確なコンセプトを付けて下さるんです。「ここは混乱を生む場所、ここでは“狩り”をテーマにしよう」といった風に。そうすると目的が明確になってくるんです。シーンやキャラクターに応じたコンセプトを設けて下さるから俳優も演じやすいでしょうし、あの岡田さんがやって下さるからこそ脚本に強度が生まれたのだと感じます。岡田:それを映画3本分のボリュームでやらなければならないわけです。脚本だけでものすごい分量ですし、登場人物も多いなか、それぞれの見せ場もちゃんと拾っていきたいので、アクションプランナーの仕事は脚本段階から始まっていて、各シーンで「こういうことをしたい」ということを提案し、OKが出たものを入れ込んでいただく形をとりました。藤井監督は本質を見失わない強さを持っていて、映像で嘘をつかず、誤魔化さないのが魅力だと感じています。衣装も約300人分以上用意したり、スタッフ含め全員が「いいものを作ろう」という気概で妥協なく、本当に攻める姿勢で臨んでいます。藤井:映像的には、僕たちはいつも通り「感情を撮る」を重視しています。この中で起こっていることはいまの社会にも当てはめられるでしょうし、友情や絆といった守るべきもの・時代の流れの中で失われてしまったものは普遍だと捉えています。「いま自分が心動くものを撮る」を念頭に置きながら、エンターテインメントとして面白いかを研究して作っています。自分は時代劇を勉強してきた人間ではありませんから、専門性という意味では不安があります。でも時代劇に影響を受けつつ、その枠にとどまらない自由度を有したエンターテインメント作品を目指していければ、僕にも面白いものが作れるのではないかと。その考えは、今村先生が「イクサガミ」シリーズで時代小説を開拓してくださったことにも通じるのではないかと個人的には考えています。そして、僕の隣には時代劇の継承者である岡田さんがいてくれる。今村先生と岡田さんという無敵の両翼があるので、僕は自分とチームが信じる”いい仕事”に徹そうと思っています。期待と意気込み――今村先生が楽しみにされているシーンや、注目ポイントはございますか?今村:こんなことを言って無理させたくはないのですが、やっぱり岡田さんのアクションを一刻も早く観てみたいです。「どんな感じになるんだろう」と僕が一番楽しみにしています!岡田:ありがとうございます。いま撮影が始まって3日目(取材日時点)ですが、「チャレンジするってこういうことだよな」と大変さと充実感を味わっています。そもそも出演者だけで292人以上いますから出演者としてもプロデューサー、アクションプランナーとしてもてんてこ舞いではありますが、これまでの「時代モノはこうあるべきだ」という常識を覆すような「攻めるぞ!」という熱量を感じる現場になっています。まずは日本の皆さんに「こんなに凄いものを作れるんだ!」と認めていただけるようなものをしっかり創り上げて、そこから「これを世界に届けようぜ!」と思ってもらえるように邁進したいです。この作品は、僕の身体が無事だったらとんでもない作品になります。藤井:唯一無二の環境を作っていただいているぶん、責任感は伴います。出演者が300人近くいるということは、スタッフも同じだけの人数が関わっているということ。総勢600人以上が現場にいて、それぞれの家族やファンの方にもこの作品が枝葉のように広がっていくと考えると、作品を背負わないといけない感覚も強まります。だからこそ、僕たちは観たことのないものをしっかり届けないといけません。最高のストーリーとキャスト・スタッフ、映像――その全てをアップデートして「日本、そして世界に届く」作品を生み出すことが、今回僕がチャレンジしたいと思った理由でもあります。(取材・文:SYO)Netflixシリーズ「イクサガミ」はNetflixにて世界独占配信予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年04月19日元宝塚歌劇団員で女優の遼河はるひが7日に自身のアメブロを更新。“戦場カメラマン”として知られるフォトジャーナリストの渡部陽一さんが堪能した大好きな品を紹介した。この日、遼河は「先日よじごじで放送されました撮影しながらの大人旅」と切り出し「河口湖の湖畔にて、富士山と」と湖畔をバックにした自身の写真を公開。「残念ながら、今年は桜の開花が遅れ富士山と桜の写真は撮れませんでした」と残念そうに述べつつ「それでも一本だけ!咲いてました!」と桜の写真も公開した。続けて「花より団子!富士山の羊羹!富士山を眺めつつ。。桜の香りと共に」と和菓子を手にした渡部さんとの2ショットを公開。「ランチは、絶品親子丼」と明かし「渡部陽一さんは、大好きな牛丼を!我ながら、良い写真撮れました!」と食事中の渡部さんの写真も公開した。最後に「さてさて!今日は、お天気も良く桜も満開で、お花見日和!」と述べつつ、自身については「今年はお花見せずですが」と説明。「それよりなにより!!今日は!!桜花賞」とコメントし「クィーンズウォーク&川田騎手!頼みましたよ」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月08日元宝塚歌劇団員で女優の遼河はるひが13日に自身のアメブロを更新。夫に指摘された料理を公開した。この日、遼河は「冷蔵庫のものをかき集めた」「おウチごはん」と述べ、料理が並べられた食卓の様子を写真で公開。「色々ツッコミどころはある」といい「右のツナとカブの葉のサラダ」「ほぼ、葉というより、茎」とコメントし「ちょっとツナとのバランスが」「なので、、牛肉との炒め物に使ったほうれん草を、足しました」と報告した。続けて「シラスも、本当は大根おろし欲しかったんですが、なかったので、我慢」と述べ「醤油とお酢をかけまして」と説明。「牛肉とほうれん草のオイスター炒め」については「ほうれん草を茹でた後、切るのを忘れまして」と明かし「旦那さんからお年寄りだったら、喉につかえそうだよ と、突っ込まれ」とつづった。また「さきに、私は食べてたのですが不思議と私。。。なーんにも気にならず」だったといい「鈍感力!」とお茶目にコメント。「お味噌汁に至っては、もう具が、乾燥わかめしかない。。。と困ってたら、冷凍庫に冷凍した油揚げ発見」と述べ「良かった!」「どうにかおウチごはん完成!」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月14日TELASAオリジナルコンテンツ「ROAD TO ゼロ-道枝駿佑、新たなる挑戦-」の配信が決定した。「なにわ男子」の道枝駿佑が、テレビ朝日ゴールデン帯連続ドラマ初主演を務める新ドラマ「マルス-ゼロの革命-」。本作は、道枝さん演じる謎多きカリスマ転校生・美島零《ゼロ》に導かれ、【マルス】という動画集団を結成した落ちこぼれ高校生たちが、大人社会に反旗を翻していく姿を描く、爽快な新感覚青春ドラマだ。今回配信が決定したオリジナルコンテンツは、そんな記念すべきゴールデン帯初主演作で奮闘する道枝さんに密着。これまでの自分とは正反対のキャラクターを演じる苦悩と成長の日々を追った。撮影前の準備段階からクランクイン、日々進んでいく撮影の裏側にカメラが完全密着。「自分をぶっ壊してやる」と強い決意で新境地に臨む道枝さんを丁寧に追った珠玉のドキュメンタリーは、全3回にわたって配信となる。「ROAD TO ゼロ-道枝駿佑、新たなる挑戦-」#1は1月19日(金)21時~TELASAにて配信。「マルス-ゼロの革命-」は1月23日より毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送(※初回拡大スペシャル)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月16日学校法人工学院大学(理事長:後藤 治、所在地:東京都新宿区/八王子市)は、2023年12月15日に行われた理事会で、次期学長に今村 保忠教授を選任しました。任期は2024年4月1日から2027年3月31日までの3年間です。今村 保忠教授<次期学長>今村 保忠(いまむら やすただ) 64歳(現 先進工学部生命化学科 教授)<任期>2024年4月1日~2027年3月31日(3年間)<略歴>学位/理学博士(東京大学)専門分野/生物化学、マトリックス生物学、細胞工学1959年 鹿児島県生まれ1983年 東京大学 教養学部基礎科学科 卒業1985年 東京大学 理学系研究科相関理化学課程修士課程 修了1987年 東京大学 理学系研究科相関理化学課程博士課程 中退1987年 東京大学 教養学部化学教室 助手1989年 理学博士(東京大学)1994年 東京大学 大学院総合文化研究科生命環境科学系 助手1997年 米国ウィスコンシン大学マディソン校 客員研究員2006年 工学院大学 工学部応用化学科 助教授2008年 工学院大学 工学部応用化学科 教授2015年 工学院大学 先進工学部生命化学科 教授2018年 工学院大学 副学長2020年 工学院大学 先進工学部学部長2020年 学校法人工学院大学 理事所属学会/日本結合組織学会(評議員)、日本生化学会、International Society of Matrix Biology、ほか 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月18日猟奇的な事件を扱う本格ミステリー〈屍人荘の殺人〉シリーズとは違う、暗いものを突破するようなエネルギーに満ちた小説を書いてみたいと思った、と語る今村昌弘さん。できあがったのが小学6年生の少年少女が探偵団的な役割を果たし、オカルトめいた謎に挑んでいく『でぃすぺる』だ。子ども時代の懐かしい記憶をくすぐられる無二の面白さがある。マリ姉の死の謎を、“掲示係”になった少年少女は解き明かせるか。「本格ミステリーで大事にしているロジックは誰にでも等しく扱える力のはずで、極端に力を持たない存在である小学生でも同じようにロジックで事件を解き明かすことはできるのではないか。また、小学生だからこそオカルトに対してもはなから否定せず、思い切った発想ができるのではないかと思ったのです」夏休み明けの新学期、壁新聞を作る掲示係になったユースケ、サツキ、ミナ。サツキは、1年前の地域の大祭〈奥神祭り〉の前日に亡くなった従姉のマリ姉の死の真相が〈奥郷町の七不思議〉と関わっているのではないかと考えていた。マリ姉の死と彼女のパソコンに遺されていた6つの怪談話には、どんなつながりがあるのか。7つめを知ると死ぬという噂は本当なのか。3人は壁新聞記事のために調べ始めるが、少しずつ、町を覆う重苦しい秘密が見えてきて…。探偵役は子どもといえども、謎解き部分の難易度は極めて高い。「ユースケを視点人物に据えたことで、子どもが見える範囲、できる範囲のバランスを塩梅しなければいけなかったのは難しかったですね。今回は怪談と謎解きを一つ一つ進めていく形にしたので、序盤でこういう伏線を張っておくべきだったとか、最後のほうになると悩む場面が増えてきたんですね。6つのホラーに対して、ユースケがオカルト的な、サツキが論理的な、それぞれの推理を展開し、欠点をミナが指摘する。ミナはミステリー好きで、推理小説のルールや約束事を解説する立場も担っています。6×3のロジックに加えてさらに全体の種明かしのロジックも用意しなくてはいけなかったので、非常に燃費の悪い作品になりました(笑)」だが、本書で忘れてならないのは、子どもたちが謎解きのために行動し、考え、気づきを得て大きく成長していく描写が活き活きとしている点。ジュブナイルとしての完成度も圧巻で、長く読まれてほしい一冊だ。今村昌弘『でぃすぺる』ザ・小学生男子的なユースケ、優等生のサツキ、シングルファーザーに育てられている転校生のミナ。3人の絆や運動会の場面は感動的だ。文藝春秋1980円いまむら・まさひろ作家。1985年、長崎県生まれ。2017年、鮎川哲也賞受賞デビュー作『屍人荘の殺人』が各ミステリーランキングを総なめし、大ブームを巻き起こす。同作は’19年に映画化も。©文藝春秋※『anan』2023年11月8日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2023年11月07日現在「さいたま国際芸術祭2023」でも展示中の現代美術家・今村源の個展『今村源遅れるものの行方』展が、11月3日(金)〜2024年1月28日(日)、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。1980年代に活動をスタートし、京都を拠点として関西を中心に活動してきた今村にとって、10年ぶり、関東以北では初の美術館での個展となる。ボール紙、発泡スチロール、石膏、針金、ビニールなどの日常にありふれた軽量の素材が、今村の手にかかると浮遊感あふれる彫刻に変わる。その作品の根源には、森の地下に菌糸を張り巡らし、時折地上に姿を表すキノコの世界がある。人間には目に見えないが、確実に世界と共生し、世界を支えている菌類に対する今村の思索は、私(個)を超えて、連綿と続く生命への営みへと広がってきた。同展では、2019年に宮城県石巻市で開催された「リボーン アート・フェスティバル2019」で発表した巨大なキノコの彫刻作品《きせい・キノコ・2019》も、エントランスホールに登場する。ありふれたものに少しの隙間を与える、あるいは天地を入れ替えたり、裏返したりしたインスタレーションは、しばらく見つめていると、使われているものの意味を離れ、例えば水面に映る世界のように、虚実入り混じる詩的で深遠な世界に見えてくる。初日には、関西を拠点に国内外で活躍する動態ダンスの角正之と即興ユニット[.es ドットエス]のsaraが、今村の作品を舞台としてダンス&パフォーマンスを展開。その後、今村自身のアーティストトークが行われる。会期中には、茨城県内のキノコや植物、発酵食品の専門家を訪ねる「今村源とたずねる見えない世界のフィールドワーク」、身の回りの素材と針金でキノコをつくるワークショップもあるのでぜひチェックを。キノコとアートと哲学の意外な関連性を深掘りしてみよう。<開催情報>『今村源遅れるものの行方』展会期:2023年11月3日(金・祝)~2024年 1月28日(日)会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー、エントランスホール時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(1月8日は開館)、12月9日(土)、10日(日)、12月27日(水)~1月3日(水)、1月9日(火)料金:一般900円公式サイト:
2023年10月23日2006年に放送開始となったTVアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』の舞台化が決定。ダブル主演を務める赤澤遼太郎に話を聞いた。「ナイトメアフレームの見せ方が大事」だと赤澤は言う。ナイトメアフレームとは、TVアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』世界において使用される人型自在戦闘装甲騎。主人公のルルーシュ・ランペルージが超大国「神聖ブリタニア帝国」に反逆する姿を描いた物語は、放送当時大きな反響を呼んだ。その戦いを描くなかで、要となるのがナイトメアフレームでの戦闘描写というわけだ。「いろいろな人の心情やその時起こっていることの重大さも説明することになるだろうから、そこをどう表現するかが大事だし、楽しみでもあります」もともとこの作品が大好きだった赤澤。中学生の時、スタイリッシュなビジュアルと世界観、そしてカリスマ性にあふれたダークヒーロー・ルルーシュに魅了されたという。今回ルルーシュの幼なじみにして好敵手である枢木スザクとして、ルルーシュ役の小南光司とダブル主演を務めることも「ほかの誰でもなく自分がスザクを演じられることがすごく嬉しい」と満面の笑みを浮かべた。スザク役へのキャスティングは、キャラクターの顔や雰囲気を考えると納得だそう。ビジュアル撮影の際も、スタッフと相談して衣裳のウエストラインを絞るなど、積極的にキャラクターデザインに沿ったビジュアルを心がけた。「再現度がすべてではないけれど、お客様にとって観に行くかどうか決める重要な要素。だからビジュアル発表の時はドキドキします。『いい』っていう反応が大きかったので嬉しかったですね」と打ち明ける。ダブル主演の相棒となる小南とは共演経験もあり「台本や自分の演じるキャラクターの流れに沿って、いかにリアリティをもって演じるかにこだわって、嘘がないところがいい。僕がセリフをかむのが怖かった時期にそのことを話したら『かむことより、気持ちが伝わらないことの方が怖くない?』って言ったんですよ。小南さんらしいし、確かにその通りだと思った。彼とならお互いに言いたいことを言える、いいコンビでいられます」と語る。「座長として役者として、スザクの感情を保ちながらも周りのみんなをしっかり見ていきたい。これまでの経験を活かしながら、『コードギアス』が僕にとってこれまでの最高傑作にしたい。常に最新の出演作が一番いい作品でありたいんです」。そんな赤澤の挑戦を見届けたい公演は、京都公演を経て9月23日(土・祝)~10月1日(日)にサンシャイン劇場にて。取材・文:金井まゆみ
2023年09月11日赤澤遼太郎と高橋健介が演じる大学生アキとハルの日々を描いた『アキはハルとごはんを食べたい』が、6月2日(金)より2週間限定公開。この度、劇中で2人がフーフーしながら食べる「トマト塩ラーメン」のレシピが公開された。暖かみのある一軒家でルームシェアをする大学生のアキとハル。性格も悩みも違うけど、ごはんを食べたら気分がアガる2人が、ひたすら仲良くごはんを作って食べるだけのほのぼのとした日常を描く本作。劇中に登場するレシピの数々は、原作者のたじまことが、自身でレシピを考えて実際に作ってみることで漫画に落とし込んだという。料理担当のアキを演じた赤澤さんは「この仕事をいただくまでは料理をほとんどしてこなかったのですが、実際に家でレシピ通り作ってみると、とても簡単に美味しくできました! 僕のオススメはチーズダッカルビ餃子です! ただカロリー高めなのでご注意を……!」とコメント。フードコーディネーターの佐倉萌のもと、手軽に作れるアレンジレシピが完成した。撮影現場では実際に「トマト塩ラーメン」を赤澤さん、高橋さんで作ってみることに。劇中で一度作っている赤澤さんが普段から料理をしない高橋さんに教えながら完成させたという。わちゃわちゃしながら作る2人の姿は劇中のアキとハルそのもの。作った後はもちろん2人でラーメンを実食。水を入れすぎたことと長く茹ですぎてしまったことから麺が伸びてしまって少し失敗してしまったとか。その様子は9月6日(水)発売のBlu-ray&DVDの特典映像にて確認できる。そのほかにも赤澤さんお気に入りの餃子チーズダッカルビ、総菜コロッケのホットサンド、ベーコンエッグなど、アツアツの湯気とシズル感が思わず食欲をそそる料理が次々と登場。アキとハルがごはんを口いっぱい頬張る、微笑ましい姿に注目だ。『アキはハルとごはんを食べたい』はシネマート新宿ほかにて2週間限定公開中。Blu-ray&DVDは9月6日(水)リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アキはハルとごはんを食べたい 2023年6月2日よりシネマート新宿ほかにて2週間限定公開©たじまこと/竹書房・「アキハル」製作委員会
2023年06月02日俳優・小西遼生のオリジナルアルバム3作品のサブスクリプション配信が、本日5月31日(水) よりスタートした。映画・ドラマ・舞台で活躍すると同時に、自身の作詞作曲によるオリジナル楽曲を制作するなど、精力的に音楽活動を行っている小西。このたびサブスク配信されたのは、2018年7月発売のミニアルバム『飛魚』と、2019年夏に開催された『空想改革』2DAYSの本編を丸ごと収録した初のライブレコーディングアルバム『空想改革 -KONISHI RYOSEI LIVE 2019-』、無観客生配信LIVE『REC』のライブレコーディング音源をもとに、リテイク、リアレンジ、コーラスレコーディングなどこだわりの遊び心を加えたアルバム『The sparkle of life is like a bubble』の3作品。どれも高品質の音像で、独創性の高い音楽と言葉の響きが並んでいる。<作品情報>小西遼生 ミニアルバム『飛魚』小西遼生『飛魚』ジャケット【収録内容】01. パンドラの匣02. 生きる者たち03. 飛魚04. OPIUM LOVERS05. GREEN TUNNEL06. TIC TAC07. おやすみ小西遼生 アルバム『空想改革 -KONISHI RYOSEI LIVE 2019-』小西遼生『空想改革 -KONISHI RYOSEI LIVE 2019-』ジャケット【収録内容】01. 空想改革-空-02. 此の世は、夢03. ピリオド04. MUSEUM~幻想的に非合理的な夢を~05. TRIP06. 鴉07. 空想改革-想-08. FAIRY SONG09. 飛魚10. A bird gets sunshine11. 6月の雨12. 空想改革-改-13. Hey Master14. 君に幸あれ15. ま、いっか16. Super Hero17. 想い出だらけ18. Ding-dong19. Silence20. 空想改革21. 短い夢小西遼生 アルバム『The sparkle of life is like a bubble』小西遼生『The sparkle of life is like a bubble』ジャケット【収録内容】01. さくら花02. Morning Star03. HIGH SOUL04. あの夏が聞こえる05. 夏の幻06. COME AWAY07. 幻08. 光れ09. Melancholic10. 街のいろ11. 喜びの歌12. THE MAGIC HOUR詳細はこちら:
2023年05月31日実写映画『アキはハルとごはんを食べたい』より、作って食べて食べまくる予告編と場面写真が公開された。一軒家でルームシェアをする大学生のアキ(赤澤遼太郎)とハル(高橋健介)。性格も悩みも違うが、ごはんを食べたら気分がアガる2人が、ひたすら仲良くごはんを作って食べるだけのほのぼのとした日常を描く本作。大きな唐揚げを頬張り、「うま!!」と発するハルをアキが嬉しそうに見つめるシーンから始まる今回の予告編。料理担当のアキの得意料理は、手軽に作れるアレンジレシピの数々で、インスタント袋麺を使ったトマト塩ラーメンに総菜コロッケのホットサンド、餃子チーズタッカルビ、豆乳ラーメン鍋など、食欲をそそる料理満載の映像となっている。そんな中、美大に通うハルは、教授からカメラマンになるためにイギリス留学を勧められ思い悩むが、就職活動に大学の授業の課題と忙しそうにするアキには相談できずにいた。しかし、偶然友人からイギリス留学の話を耳にしてしまうことに。また、寝ぼけたハルがアキに抱き着くシーンや、鼻についた生クリームをアキがとってあげるなど、ゼロ距離のドキッとするシーンも観られる。合わせて公開された場面写真では、エプロン姿のアキやラーメンをすするハルなど、2人のほのぼのとした日常が切り取られ、ハルの姉・立夏(青山ひかる)や、大家さん(柴田理恵)らの姿も写し出されている。『アキはハルとごはんを食べたい』は6月2日(金)よりシネマート新宿ほかにて2週間限定公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アキはハルとごはんを食べたい 2023年6月2日よりシネマート新宿ほかにて2週間限定公開
2023年04月29日フルラ(FURLA)から、アーティスト・小泉遼(Ryo Koizumi)とのコラボレーションによる新作コレクションが登場。2023年3月15日(水)から3月28日(火)まで伊勢丹新宿店メンズ館 B1で、3月22日(水)から3月28日(火)まで阪急メンズ大阪1階で開催される限定ストアなどで販売される。“カリグラフィー”入りのレザーアイテムを展開日本を中心に活動するカリグラフィーアーティスト・小泉遼。カリグラフィーアートとは、文字を美しく見せる手法である「カリグラフィ」を発展させ、文字をアーティスティックにデザインしてメッセージを伝えるアートだ。フルラから登場するのは、そんな小泉遼のカリグラフィーアートを落とし込んだコラボレーションコレクション。柔らかなカーキをベースにしたバッグやスモールレザーグッズに、鮮やかなイエローやグリーン、ブルー、ホワイトで、さまざまなワードのカリグラフィーアートを躍るように描いているのが特徴だ。バッグやレザー小物など4種アイテム中でも注目は、十分な収納力を備え、普段使いにも旅行やアウトドアでも活躍してくれそうなバックパック。フルラが得意とする高品質なレザーと、テクニカルな異素材をミックスしたこだわりの仕上がりとなっている。またトートバッグは、前面にマグネットフラップポケットをアクセントに配して。小物の出し入れにも便利な機能的なデザインが魅力的だ。異素材組み合わせた上質レザーで機能性と実用性を備えたレザー小物も見逃せない。イエローのカリグラフィーのコントラストが目を引くスマートフォンフォルダーは、ハンドフリースタイルで使用できるストラップ付きで。ほかにもジップアラウンド式のロングウォレットが揃う。限定ストアでは定番「GIOVE」と別売りハンドルもそのほか、伊勢丹新宿店メンズ館 B1と阪急メンズ大阪1階で開催される限定ストアでは、これらのアイテムに加え、取り外し可能なハンドル定番トートバッグ「GIOVE」と、5パターンの異なる別売りのハンドルを販売する。詳細フルラ×小泉遼 コラボレーション レザーグッズ価格:・B-MAN COSMO M バックパック 95,700円・B-MAN ENEA L トート 82,500円・E-MAN COSMO PHONE HOLDER 23,100円・P-MAN PROJECT XL ZIP AROUND WALLET 35,200円<限定ストア展開アイテム例>・MAN GIOVE HANDLES PATCH 17,600円・MAN GIOVE HANDLES STUDS 22,000円※付け替えハンドルのみの価格。バッグ本体は別売り■伊勢丹新宿メンズ館 限定ストア期間:2023年3月15日(水)~3月28日(火)会場:伊勢丹新宿店メンズ館 B1住所:東京都新宿区新宿3-14-1TEL:03-3352-1111(大代表)■阪急メンズ大阪 限定ストア期間:3月22日(水)~3月28日(火)会場:阪急メンズ大阪1階住所:大阪府大阪市北区角田町7-10TEL:06-6361-1381 (大代表)
2023年03月16日Netflix製作によるオリジナル実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』への出演が決まっている新田真剣佑(25)。「真剣佑さんは、『聖闘士星矢』の実写版ハリウッド映画『Knights of the Zodiac』に主演が決定しており、すでに撮了。『ONE PIECE』と合わせて、“ハリウッドスター”に向け邁進しています」(芸能プロ関係者)しかし、ハリウッドでの仕事が順風満帆な真剣佑に、辛い出来事が立て続けに襲った。昨年8月19日には尊敬する父親だった千葉真一さんが新型コロナウイルス感染症のため亡くなると、その後も父を巡って遺族間トラブルも報じられた。また最近では、暴露系YouTuberとして話題を呼んでいる東谷義和氏による“攻撃”も受け、真剣佑も消沈しているという報道もある。事務所側も法的措置に出ることを明らかにしているようだが、最近では持ち直しているという。「真剣佑さんは『ONE PIECE』の撮影のため、昨年11月から南アフリカに長期滞在しています。そこでは雑音が入ってくることも少なく、仕事もプライベートに充実した日々を送っているそうです」こう明かしてくれたのは、真剣佑の知人だ。「日本からは、パーソナルトレーナーほか2~3名のスタッフを帯同し、万全の態勢で向かいました。現地ではコロナなどによる影響でしばらく待機せざるをえない時間があったのですが、『それもいい休息になった』と話していました。もともと体力、アクションには自信のあった真剣佑さんですが、撮影では肉体をフルに酷使して挑んでいます。とはいえ、Netflixでは昨今のコンプライアンスに即した撮影体制になっており、昔のように朝から晩までということはありません。きっちり8時間撮影と決まっており、その辺も充実した海外ライフにつながっているそうです」(前出・知人)ロサンゼルス育ちでネイティブ並みの英語を操る真剣佑だが、日本から遠く離れた地で彼を支える存在が、かねて報じられている“恋人”A子さんだ。「交際約2年となるA子さんは、現地での撮影にも帯同しているそうです。長期滞在に欠かせない栄養面でのサポートをしたり、撮影が休みのときには2人で同地でのデートを楽しんでいるそうです」(別の知人)昨年11月末に日本から出国する際、「成田空港に真剣佑さんと女性が一緒に出国ゲートにいてびっくりしました」(居合わせた空港利用客)という証言もあり、やはり真剣佑にとってA子さんは公私ともに欠かせないようだ。「元子役出身で7歳年上のA子さんは、元芸能人とは思えないしっかりした性格で、2人は真剣なお付き合いをしています。父である千葉さんにもA子さんを紹介したことがあり、天国のお父さんも“頑張れよ!”と応援してくれているのではないでしょうか」(前出・知人)父の果たせぬ夢をかなえるため、A子さんと二人三脚で突き進む――。
2022年04月29日今田美桜初主演ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」に、鈴木伸之演じる小野忠の同期と部下役で、2.5次元舞台で活躍する高橋健介と赤澤遼太郎が出演することが分かった。主人公・麻理鈴(今田さん)が、部署を転々として出世を目指していく本作。高橋さんが演じるのは、「オウミ」の社員で小野(鈴木さん)の同期・恩田和久。マーケティング部の本体に所属し、第3話で麻理鈴が勤務することになるリサーチ部門(通称:おまけ)を少し上から見ているキャラクター。一方、赤澤さんが演じるのは、小野の部下で企画開発部の是政誠。小野の仕事のサポートを行い、彼の愚痴を聞くことも多い。社内政治が大好きな小野は、各部署に知り合いがおり、社内の情報収集。小野の同期役として、1話に荒牧慶彦、2話では和田雅成と、これまでにも2.5次元俳優が出演していた。高橋さんは「鈴木伸之さん演じる小野と同期の恩田なので、2人のシーンがあるのですが、空き時間に私が鈴木さんに『全く関係のない話なんですけど、、』と話し始めると『本当に全く関係ない話だね』と仏の様な笑顔で聞いてくださいました。とても素敵なお方でした」と鈴木さんとの共演をふり返り、「『悪女(わる)』を観ますと非常に前向きになれますので、是非観てもらって、また1週間無理のない程度に諸々頑張って頂ければ幸いです」とメッセージ。「現場は様々な刺激に溢れていて、撮影の度に幸せを感じています」と出演への喜びを語った赤澤さんは、「是政誠は仕事の『デキる』小野さんの下で働く社員。彼なりの思いを大切にしながら、映像の大先輩たちに必死についていこうとしています。4月の新しい生活にふさわしい、色々な人の立場から描かれた世代を超えて楽しめる作品だと思うので、沢山の方々に観ていただけると嬉しいです!」とアピールした。「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2022年04月22日株式会社文藝春秋コミック編集部は、司馬遼太郎の傑作歴史小説『竜馬がゆく』のコミカライズを「週刊文春」で連載開始いたします。漫画化を手がけるのは、二度もテレビドラマ化された産科医療漫画『コウノドリ』(講談社)の作者・鈴ノ木ユウさんです。連載は4月28日発売の「週刊文春」(5/5・12合併号)から開始します。初の漫画化となる、坂本竜馬作品の原点『竜馬がゆく』。原作を読んだことがない若い世代の読者にも、古くからの司馬遼太郎ファンにも楽しめる作品になっています。原作小説の大ファンだと話す、鈴ノ木ユウさんからコメントをいただきました。「大役を任せられました。プレッシャーしかありませんが、司馬遼太郎先生の作品はしっかり読んできました。楽しんで描かせていただきますので、応援をよろしくお願いします」なお、作者の鈴ノ木ユウさんは4月28日発売の「モーニング」22・23合併号から『コウノドリ』の新シリーズ「新型コロナウイルス編」の集中連載を開始します。また、シンガーソングライターの絢香さんによる楽曲『百年十色』から生まれた、描き下ろしスピンオフコミックを4月2日よりコミックDAYS(講談社)で無料公開します。著者プロフィール司馬遼太郎1923年、大阪府生まれ。産経新聞在職中の1960年に『梟の城』で第42回直木賞を受賞。1966年の『竜馬がゆく』『国盗り物語』での第14回菊池寛賞はじめ、多くの賞を受賞。主な著書に『燃えよ剣』『坂の上の雲』『翔ぶが如く』『関ヶ原』『功名が辻』『菜の花の沖』など多数。1996年没。鈴ノ木ユウ1973年、山梨県生まれ。2007年、『東京フォークマン/都会の月』で第52回ちばてつや賞に準入選。2010年に『えびチャーハン』で第57回ちばてつや賞に入選。2011年、『おれ達のメロディ』を「モーニング」(講談社)に短期集中連載。同誌に2013年から2020年にかけて連載した、産科医療を題材とする『コウノドリ』は第40回講談社漫画賞の一般部門を受賞。累計800万部超。綾野剛主演で二度テレビドラマ化された。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月02日アイドルグループ『なにわ男子』のメンバーである道枝駿佑さんが、映画『今夜、世界からこの恋が消えても』で初主演を務めることが発表されました。道枝駿佑、福本莉子とW主演原作は、一条岬さんの同名小説『今夜、世界からこの恋が消えても』。また、2016年開催のオーディション『第8回東宝シンデレラ』でグランプリを受賞した福本莉子さんが、道枝さんとともにW主演を務めます。数々の作品に出演し、ともに若手俳優としても注目を集める、道枝さんと福本さん。今回のW主演に意気込みを語りました。道枝駿佑さんコメント初の主演映画なので、不安もありつつ、楽しみもありつつ、クランクインを迎え、いよいよ動き出したなという気持ちです。映画で主演を演じたいとずっと思っていたので、お話をいただいた時は、とても嬉しかったですし、しっかりと悔いのないように自分らしくやり切りたいと思います。台本を読んで、すごく感動しましたし、一日一日が尊くて儚くて大切なものだと改めて気づかせてくれるお話だなと感じました。『セカコイ』が十代最後の映画になるので、十代を締めくくれる、自分のターニングポイントとなるような作品になればいいなと思いますし、この映画を経験して、役者として一回りも二回りも成長したいと思います。福本莉子さんコメント三木監督とご一緒するのも二回目で、お相手の道枝さんも同じく二回目の共演で、いろんな縁が重なっている作品だなと感じています。道枝さん演じる透くんとの関係性が大事になってくるお話なので、共演したことのある方で良かったなと思いました。『セカコイ』の原作を読ませていただいて、涙が止まりませんでした。私が演じる真織は、一日で記憶がリセットされるという難しい役で、不安も大きいのですが、頑張らなきゃなという気持ちでいっぱいです。監督から「この作品は現場で真織が心を動かすことが大事だよ、大丈夫だよ」と背中を押していただいて、私自身も真織同様、日記を付け始めました。初心を忘れず、毎日毎日新鮮な気持ちで頑張っていけたらいいなと思います。2人が主演を務める映画『今夜、世界からこの恋が消えても』は、2022年7月29日、全国東宝系にて公開予定です。映画『今夜、世界からこの恋が消えても』ストーリークラスメイトのいじめを止めるため、同級生の女子・日野真織(ひの・まおり)に嘘の告白をした主人公・神谷透(かみや・とおる)。嘘の告白と分かりながらも、「放課後まで話しかけない」「連絡は簡潔にする」「お互いを本気で好きにならない」という3つのルールと合わせ、真織はOKの返事をします。好きにならないと約束を交わすもお互いを知るにつれ、いつしか惹かれ合う2人。透がついに想いを抑えられなくなった頃、真織から出た言葉は予想もしないものでした。「私。前向性健忘っていって、夜眠ると忘れちゃうの。1日にあったこと、全部」毎日、記憶と経験をリセットされる彼女は日記に1日の出来事を書き留め、朝早く起きて復習することで記憶をつなぎとめていました。そんな彼女に少しでも幸福な日々を届けたいと献身的に向き合う透。しかし、そんな日常は長く続きませんでした。透が真織の幸せを守るために仕組んだ『ある作戦』とは…。[文・構成/grape編集部]
2022年02月12日イッツフォーリーズ公演ミュージカル『魍魎の匣』の公開ゲネプロが10日に東京・オルタナティブシアターで行われ、小西遼生、吉田雄、北村諒、神澤直也、板垣恭一(上演台本・作詞・演出)、京極夏彦(原作)が取材に応じた。同作は、京極夏彦による同名小説のミュージカル化作。戦後間もない昭和20年代後半を舞台に、癖のある魅力的な登場人物と、民俗学や論理学、妖怪など様々な分野の薀蓄がぎっしりと詰め込まれた「百鬼夜行シリーズ」の中の1冊で、古本屋を営む「京極堂」こと中禅寺秋彦(小西)が「憑物落とし」を駆使して謎に包まれた事件を解き明かしていく。これまでも映画化、漫画化、アニメ化、舞台化など様々な展開をしてきたが、今回は初のミュージカル化で、小西演じる中禅寺が美声を響かせる。ファンにも人気の高い、久保竣公(加藤将)による作中作「匣の中の娘」もナンバーとして披露された。ゲネプロ後に行われた会見では、京極が「コロナが大変ですから、お客さんが来てくれるのか心配だったんですよ。蓋を開けてみたら追加公演で、こんなことする必要ないんですけど……」と、サプライズで「千客万来」の色紙をプレゼント。小西は「皆さんに見ていただけるように、ロビーに飾ります」と喜んでいた。公演は東京・オルタナティブシアターにて11月10日〜15日。また、イープラス「Streaming +」にて14日13時30分公演(全景映像配信)、18時30分公演(スイッチング映像配信)の配信も決定している。○会見全文・初日を前にして一言小西:今回『魍魎の匣』を初めてミュージカルにするということで、僕も原作の煉瓦と呼ばれる本を読ませていただきまして、あの面白い原作をミュージカルにしてお客様に楽しんでいただくためには「どうしようどうしようどうしよう」と、1カ月以上考え続けてここまで来ました。歌で説明をしていくことが多いので、お客さんに果たして伝わっているのだろうかと考えながら。ラストシーンなんか45分くらいあるんですけど、1つも脳が休まる隙がないですね。今もゲネプロをやったばかりで意識が朦朧としているんですけども、この後の初日を無事開けていきたいなと思います。吉田:やはり分厚い原作をこれだけの時間に圧縮した台本をどう演じるのか、すごく考え続けて、今なおまだ考え続けて、どんどん作品を良くしていきたいと思っているのが、千秋楽までずっと続いていくと思います。我々イッツフォーリーズという劇団で、長い歴史の中でも今までこういう作品をやってきたことが、おそらくないと思うんですけど、これを機に新しい劇団の第一歩になるような作品になればと思います。北村:これまで映画化、舞台化、アニメ化だったり、いろんな展開をすでにしている『魍魎の匣』という作品が、今回ミュージカルになる。今までそれだけ展開しているということは、たくさんの方に愛されてるという証拠でもありますし、今回発表させていただいて、ありがたいことにチケットもけっこう早い段階で売り切れて、追加公演も決まったり、本当に期待がすごく大きいんだなと、始動してから改めて思いました。昨今のご時世で満席の客席で演じられることもなかなかないと思いますので、『魍魎の匣』というこの重厚なとんでもない情報量をお客様に余すことなくぶつけたいと思っています。神澤:今、北村さんが言ったように、初日から千秋楽まで満員というのは人生でも初めてで、正直プレッシャーもあるんですけど、それ以上にワクワクが勝ってるかなというのが第一印象で。あとは原作ファンが多いので、今回『ミュージカルなのか』とか、『男性のキャラを女性に?』とか、色々な書き込みがあったんですけど、観てもらえた時にこれもアリだなと思ってもらえるように初日から頑張れたらと思います。板垣:あんまり観たことないミュージカルを作ってみたいなという野望がございまして。『魍魎の匣』の存在はもちろん存じてたんですが、あまりの分厚さに、本屋でに見かけるたびに25年くらい逃げ続けたんです。最近知り合いに「やっぱり面白いよ」と言われて、新しいものをちゃんと読まなければと思って読んだら、すごい面白かったんです。あの厚さをものともしない面白さ、そういうことだったんだと思いました。同時に「ミュージカルにできるかもしれないな」と考えてしまって。演劇における歌というのは、時間と空間を自在に飛び越えることができるという特性がありまして、だとしたら複雑な人間関係を1つの舞台で、1つの時間軸で見せられるのではないかと狙ったのが、今回の企みでございました。今、初日の直前ですけど、京極先生が横にいるところで「セリフ足すから」とか、映像チームにも「字を足しますから」とか、バタバタでございます。なので逆に緊張はしておらず、早く準備を整えて皆さんに渡し切らなければと、楽しみにしています。京極:皆さんの頭が朦朧としてしまうのは、全て私のせいです(笑)。過去にも映画化、アニメ化、漫画化、舞台にも2度ほどかかっていて、(原作が)長いですからね、どれもつまむところが違うんですよ。作品ごとに全く違う作品になっていて、原作を読んでくださってる方は「そこがない」とか「そこが違う」とか言うんだけど、それはもう、作品が別ですから。今回はミュージカルということで、僕は「どうなるんだろう」と耳を疑ったんです。おっしゃる通り、前代未聞にはなってると思います。犯行の動機や怪我の具合やお化けの説明を歌うというのはないと思うし、今後もない。各主演の中禅寺役の方は、誰もが朦朧とするんです。長いんです、セリフが。長いんですけど、歌えばいいんだって、今日ようやくわかりました。参考にさせていただきます。お疲れ様です。・本番を控えて、原作者:京極夏彦に聞いてみたいことは?小西:今!? もう、手遅れですよ。何を聞けばいいんですかね。何も言わないでいただきたいくらいです(笑)。とりあえず、(幕を)開けたい。京極:今「違うよ」と言われたら困っちゃう(笑)小西:とりあえず、絶賛しておいていただきたいです。気に入った曲とかありました?京極:曲は耳に残るいい感じで、みなさん声もよろしいですし、内容がちゃんと入ってくるんです。ただ、元々ごちゃごちゃしてますから、入ってきて心地よく聞いてると抜けていくんですね。でも、それが逆にいい感じ。あと、さっきスタッフとも話していたんですが、驚いたことがあって。榎木津礼二郎が、「飼っている熱帯魚に話しちゃった」って、客を魚に喩えましたよね。僕、今まで榎木津礼二郎が熱帯魚を飼ってるって書いてないと思うんですけど……北村:そうですね、勝手に作りました。京極:実は、榎木津礼二郎は熱帯魚を飼うことになっているんです。全員:ええ!?京極:まだ、書いてないんです。北村:やばい、逆にネタバレしちゃったかもしれない。京極:こっちが先だと思われたら悔しいので言いますけど(笑)。ただ、そのくらい皆さんつかんでくださってるんだなと思いましたので、ものすごく褒めてます。北村:よかった、めちゃくちゃダメ出しが来るかと思った。小西:発売されたら、こっちが先に言おうよ。北村:声を大にして……(笑)。ありがとうございます。・イッツフォーリーズの公演に客演として入っての感想は?小西:日本でオリジナルミュージカルをこんなに長く作り続けてる劇団って少ないと思うんです。最初はビビっていました。稽古場に行った時にみんながお互いを知っていて、そこに放り込まれる感じでしたから、(セリフを)噛もうものなら睨まれるんじゃないかな、みたいな。もちろんそんなことはないですし、僕が商業で普段ミュージカルをやってる時って、いろんな人が集まってきて作品を作るんですけど、この劇団にはそもそも個性的なキャラクターがたくさんいて、ここに関わっていないメンバーも本当にたくさんいるんですよね。『魍魎の匣』を作るとなった時に、木場役、関口役にこれほどピッタリな人を見つけてくることができる劇団の幅広さを感じましたし、あとは本当にミュージカルが好きなんだなと、毎日のように思います。だから僕自身、刺激になる。北村:僕も最初めちゃくちゃビビり散らかしてたんですけど、稽古をさせていただいて一緒に作ってく中で、「家族のような劇団なんだな」というあたたかさを感じたというか。知り合いの役者に「今度、イッツフォーリーズの作品に出るんだ」と言った時も驚いていて。僕もこれまでミュージカルに出た経験が多くないので、友達からも「歴史ある劇団に出演するなんて、すごいね。楽しみにしてる」と言われたので、イッツフォーリーズという名前がいろんなところで長年知られてるんだなと誇らしくもあり、家族に迎えられたような心地よさもあり、かつ毎日刺激をもらっています。なので、非常に楽しいです。・客演を迎えて、影響を受けたことなどは?吉田:毎日たくさん影響を受けて、刺激を受けまして。「刺激を受けてる」と言ってくださったことに驚いているくらいです。芝居や稽古への向かい方、台本の読み方だったり、小西さんにはすごくアドバイスしていだきましたし、北村くんも「すごいな、自由だな」と。これだけ自由に動き回れるんだな、すごいなと、本当に毎日感じましたし、他の客演の人たちもそうなんですけど、我々が今まで活動したことがないような、多方面で活動している人たちの持っているものをすごく感じました。劇団の中だけだと、家族みたいになってしまってそこから抜け出せない、はみ出さないみたいな部分が、もしかしたらどこかであるのかなみたいなことも感じ……。小西:反省はあとでしてもらっていいですか?(笑)吉田:はい、わかりました!(笑) とにかく刺激を受けまくって、吸収し尽くしてやろうと思った期間です。神澤:皆さんと同じくですけど、僕もかなり刺激を受けまして、まだまだ盗める所もあるんじゃないかなと思いながら。初日を迎えてしまってはいるんですど、ゲネプロでもまだまだ見つけられたことはあったりして。それこそ客演の方は色々な方面でご活躍されてるので、1人からもらえるものだけじゃなく、全員からもらえるもの数が多くて、頭がパンクしそうにはなったんですけど、そのパンクは悪い意味じゃなく、自分の中でいいものになっていったなと思いました。・(板垣に)原作のどの辺りを面白いと思ったのか?京極:遠慮なく……。板垣:思い切って言ってみますと、まあ、よく人が死んでしまう。バラバラになっちゃうのが特に面白かったです。全然知らないで初めて最近読んだもので、これはどういうふうに着地していくのか、と。あと僕が1番面白かったのは、歌にもしているんですが、「動機というのは解釈にすぎない」とか、シリーズの定番にもなっている「この世には不思議なことなど何もない」といった言葉。京極先生が妖怪などいないということを、百鬼夜行シリーズで書いてることに驚いたんです。僕も演劇という人間を描く仕事をしているもので、どんなに凄惨な事件や浅ましい話、ハートウォーミングであったりしても、個人個人のレベルではささやかなことでしかなかったりする物語を観ていただくことに、意義を感じている。という意味で、一見仕掛けはおどろおどろしいんですけど、ものすごく普通の人間の営みの部分を中心に据えてらっしゃると思ったので、やりたいと思いました。そこから先は後悔して、台本が書き上がらなくて死ぬかと思ったんですけど……。書き上がる前にまとめられない。すごい時間がかかったんですが、(演出で)文字を出すということを考えついたもので、これで難しい単語を説明なしで一気に見せてしまおうと。ただ、人間というものはささやかな一人ひとりの事情で生きてて、一つひとつに関しては、不思議な事情はなかったです。さらにもう1個、飛び抜けたことを先生はおっしゃっていて、「物語は解釈である」と。物語を書きながら、「物語は解釈だし、僕たちは物語の中で生きてるに過ぎないんだよ」と中禅寺が言ってることに感銘を受けました。京極:今おっしゃった通りで、私は字を書いただけなので、あとはそれを受け取る人の解釈なんです。この舞台は板垣さんの解釈、そしてその解釈を受けた表現者の方々の解釈で、受け取った、観てくださった方々もそれぞれに何かを解釈する。そういうことなので、もう私の出番はないです。小説書き上がった段階で手を離れているので、どのように受け取られてもどのように表現されても、僕は全然なんとも思わないです。よく原作を改変して怒る方がいらっしゃいますけど、全く僕は思わなくて、むしろそこからできた一つの作品が面白いかどうか。今回は面白かったので、全然OKです。・最後に一言小西:今こうやって劇場でいよいよお客様に観ていただけるということですが、僕らは稽古初日くらいからずっとワクワクしていました。面白い作品ができるかどうかは僕ら次第ですけど、作品に入る前に原作を読み、台本を読み、これが本当にうまく作用したら、皆さんにとても複雑なエンターテインメントを届けられるなと感じていました。言葉というのは、苦手な人はとても難しいものに感じるかもしれませんが、この作品の中にはあまり答えがないので、僕らも脳を思いっきり揺さぶっていきたいと思います。お客様の受け取り方も自由だという言葉もありましたし、答えを求めずに、ぐわんぐわんの頭で帰っていただければなと思っています。今、劇場を100%の状態で開けられることが本当に幸せだと思っているので、皆様の貴重な時間をほんの少し僕らにいただいて、損しなかった、よかったと思ってもらえるように頑張りたいと思います。
2021年11月10日黒木華・柄本佑がW主演を務める『先生、私の隣に座っていただけませんか?』より、本編映像が解禁となった。黒木華と柄本佑が結婚5年目の漫画家夫婦を演じ、夫の不倫をモチーフにした新作漫画を描く妻とそれを読む夫の心理的な攻防が描かれる本作。今回解禁となったのは、こっそり妻の新作漫画を盗み見してしまった柄本さん演じる夫が妻の不倫を疑い自動車教習所で大パニックとなる本編映像。動揺した俊夫が、血相を変えて妻・佐和子が通う自動車教習所に乗り込むシーンから始まる。佐和子の描いた漫画を読んで彼女の不倫を疑い、居ても立っても居られずに教習所に向かった俊夫は、急いで車を停めると一目散に教習所内のコースに駆け出し、佐和子が乗っている車を探して目を凝らす。遠くの車を確認するため、咄嗟にスマホのカメラのズーム機能を使う描写も絶妙にリアルだ。そうして、ようやく妻を発見した俊夫だったが、我に返り、慌ててのぼり旗の陰に身を潜める。次の瞬間、妻と一緒に車から出てきたのは、ついさっきまで自分が盗み見していた妻の漫画に登場する教習所の若い先生と瓜二つの男だった…。まるで漫画の展開が現実のもののように感じられるほど仲睦まじい2人を見て、俊夫は愕然と膝から崩れ落ちる。右往左往する俊夫の姿はコミカルで、自分も不倫をしている身でありながらパニック状態に陥るどこか憎めない俊夫という人間味溢れるキャラクターをよく表している。ハラハラドキドキ、笑いと恐怖が見事なバランスで共存する夫婦の心理戦にぜひ注目してほしい。『先生、私の隣に座っていただけませんか?』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:先生、私の隣に座っていただけませんか? 2021年9月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C)2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会
2021年09月13日俳優の小西遼生が主演を務める、イッツフォーリーズ公演 ミュージカル『魍魎の匣』のビジュアル及び配役が19日、明らかになった。同作は、京極夏彦による同名小説のミュージカル化作。戦後間もない昭和20年代後半を舞台に、癖のある魅力的な登場人物と、民俗学や論理学、妖怪など様々な分野の薀蓄がぎっしりと詰め込まれた「百鬼夜行シリーズ」の中の1冊で、古本屋を営む「京極堂」こと中禅寺秋彦(小西)が「憑物落とし」を駆使して謎に包まれた事件を解き明かしていく。この度公開されたのは、中禅寺秋彦(小西)、木場修太郎(吉田雄)、榎木津礼二郎(北村諒)、関口巽(神澤直也)が並んだビジュアル。京極堂こと中禅寺秋彦の視線が印象的なビジュアルとなっている。また、各キャストの配役も明らかに。カストリ雑誌編集者・鳥口里美役に大川永、新人小説家の久保竣公役に加藤将、事件のきっかけとなる14歳の少女・楠本頼子役に熊谷彩春、刑事である木場の部下・青木文蔵役に池岡亮介、頼子の友人・柚木加菜子役に德岡明、頼子のクラスメイト加菜子の実の母親・柚木陽子役に万里紗、派出所勤務の警官で頼子の相談相手となる福本郁雄役に横田剛基、主人公中禅寺の妹で新聞記者の中禅寺敦子役に宮田佳奈が決定した。また頼子の母・楠本君枝役に米谷美穂・金村瞳(Wキャスト)、柴田財閥の顧問弁護士・増岡靖子役に神野紗瑛子、加菜子が入院する美馬坂近代医学研究所所長・美馬坂幸四郎の助手・須崎太郎役に堀内俊哉、柚木母娘の世話をし、長年監察してきた雨宮典匡役に浅川仁志、新興宗教の教主・寺田兵衛役に森隆二が名を連ね、美馬坂近代医学研究所の所長・美馬坂幸四郎役を駒田一が務める。○キャスト中禅寺秋彦:小西遼生木場修太郎:吉田雄榎木津礼二郎:北村諒関口巽:神澤直也鳥口里美:大川永久保竣公:加藤将楠本頼子:熊谷彩春青木文蔵:池岡亮介柚木加菜子:德岡明柚木陽子:万里紗福本郁雄:横田剛基中禅寺敦子:宮田佳奈楠本君枝:米谷美穂、金村瞳(Wキャスト)増岡靖子:神野紗瑛子須崎太郎:堀内俊哉雨宮典匡:浅川仁志寺田兵衛:森隆二美馬坂幸四郎:駒田一
2021年08月19日俳優の新田真剣佑が、7日より放送されるdTVの新CMに出演する。新CMでは、薄暗い部屋のなか、大量のポップコーンを片手にソファーに座りながら、食い入るようにテレビ画面を凝視する新田の姿が。テレビに映し出されている作品に夢中でポップコーンが手からこぼれ落ちたり、抱えていたクッションをソファーの隅にどかしたり、とにかくテレビ画面を観続けている。そしてCM後半では「新田、dTVに真剣にハマる!」という力強いナレーションとともに、‟真剣 ハマる“という大きなテロップが出現する演出も。ナレーションは、老若男女問わず人気の声優・山寺宏一が担当している。なお、今回のCMは本日1日より、dTV公式YouTubeにて公開中。
2021年08月01日京極夏彦原作の人気長編推理小説『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』がミュージカル化。主演に小西遼生を迎えて、2021年11月10日(水)から11月15日(月)まで東京・オルタナティブシアターで上演される。京極夏彦の人気長編推理小説『魍魎の匣』『魍魎の匣』は、京極夏彦による百鬼夜行シリーズ第1弾『姑獲鳥の夏』に続く第2弾として刊行された長編推理・伝奇小説。第49回日本推理作家協会賞に輝き、コミック化、アニメ化、映画化され、2019年には舞台化もされた人気作品だ。戦後まもない昭和27年を舞台に、古本屋「京極堂」を営む、宮司にして陰陽師の“拝み屋”中禅寺秋彦が複数の事件を解き明かしていく物語が描かれている。イッツフォーリーズによってミュージカル化そんな複雑で怪奇な物語『魍魎の匣』が、ミュージカルカンパニー・イッツフォーリーズによって初めてミュージカル作品として上演されることに。上演台本・作詞・演出は、日本版脚本&歌詞・演出を担当した『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』で第27 回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した板垣恭一が担当する。主人公・中禅寺秋彦に小西遼生主人公・中禅寺秋彦役には、テレビドラマのアクション作品からブロードウェイミュージカルまで、映画、テレビ、舞台と幅広く活躍を続ける小西遼生を抜擢。また、正義感が強く、暴走しがちな刑事・木場修太郎役は、ミュージカル『見上げてごらん夜の星を』や『おれたちは天使じゃない』など、イッツフォーリーズの名作舞台に出演する吉田雄が演じる。さらに、私立探偵・榎木津礼二郎役には「『刀剣乱舞』大坂夏の陣」などの北村諒を、中禅寺秋彦の幼馴染で小説家の関口巽役にはミュージカル『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の神澤直也を起用。その他、熊谷彩春、加藤将、池岡亮介、イッツフォーリーズ出身のベテラン実力派俳優・駒田一などがキャストに名を連ねる。<配役>中禅寺秋彦…小西遼生木場修太郎…吉田 雄榎木津礼二郎…北村 諒関口巽…神澤直也鳥口里美…大川 永久保竣公…加藤 将楠本頼子…熊谷彩春青木文蔵…池岡亮介柚木加菜子…德岡 明柚木陽子…万里紗福本郁雄…横田剛基中禅寺敦子…宮田佳奈楠本君枝…米谷美穂、金村 瞳(Wキャスト)増岡靖子…神野紗瑛子須崎太郎…堀内俊哉雨宮典匡…浅川仁志寺田兵衛…森 隆二美馬坂幸四郎…駒田 一ミュージカル『魍魎の匣』あらすじ戦後復興たけなわの昭和27年8月15日。暗い性格で友達も少ない14歳の少女、楠本頼子と、頼子のクラスメイトで秀才だが、同じく親しい友人がいない柚木加菜子。ある日加菜子は、自分たちは互いが互いの生まれ変わりだ、と頼子に声をかける。やがて2人は親交を深め、最終電車で湖を見に行こうと約束するが、中央線の途中で加菜子がホームから転落し電車に轢かれてしまう。たまたま乗り合わせていた刑事の木場修太郎は現場に駆けつけ、頼子と共に病院へと向かった。そこで加菜子の姉の柚木陽子と出会う。重体の加菜子を救える可能性のある病院を知るという陽子の話から、窓のない建物で、周辺住民からは「匣(はこ)」と呼ばれている相模原の研究棟に加菜子を転院させ、そこで治療を受けさせることになった。一方、小説家の関口巽は、知り合いの雑誌記者、鳥口と、出版社社員の中禅寺敦子と共に、武蔵野の連続バラバラ殺人事件を追っていた。その最中、道に迷って「匣」のような建物にたどり着いてしまう。そこは「美馬坂近代医学研究所」で、加菜子が入院している研究棟だった。その後、厳戒態勢の中で加奈子が失踪し、姉の陽子宛に脅迫文が届く。鳥口は新興宗教「穢封じ御筥様」の調査をしている中、関口を通して「京極堂」と呼ばれる拝み屋、中禅寺秋彦に相談を持ち掛ける。そこに私立探偵の榎木津礼二郎が加わり、行動を共にすることになった。バラバラ殺人事件、加菜子の誘拐、穢れた金を浄化のために教祖に集める新興宗教。異なる事象がやがて一つに集束していく。事件の裏に渦巻く「魍魎」とは何なのか。そして、京極堂の過去の秘密とは。作品詳細イッツフォーリーズ公演ミュージカル『魍魎の匣』原作:京極夏彦「魍魎の匣」(講談社文庫)上演台本・作詞・演出:板垣恭一作曲・音楽監督:小澤時史出演:小西遼生、吉田雄、北村諒、神澤直也、大川永、熊谷彩春、万里紗、德岡明、加藤将、池岡亮介、横田剛基、宮田佳奈、米谷美穂、金村瞳、神野紗瑛子、堀内俊哉、浅川仁志、森隆二、駒田一、ほか<公演情報>上演期間:2021年11月10日(水)~11月15日(月)※楠本君枝役Wキャスト・金村瞳:10日、12日、13日18:30、14日13:30・米谷美穂:11日、13日13:30、14日18:30、15日会場:オルタナティブシアター住所:東京都千代田区有楽町2丁目5番1号 有楽町マリオン(有楽町センタービル)別館 7Fチケット料金:前売8,800円、当日9,300円、土日ソワレ割7,500円、S70 7,500円(70歳以上、当日要年齢確認)、他、割引有※全席指定チケット一般発売日:2021年8月20日(金)11:00~(ぴあのみ10:00~)チケット窓口:・オールスタッフTEL:03-5823-1055(平日11:00~18:00)、公式サイト・ぴあTEL:0570-02-9111(Pコード:507-688)、公式サイト・イープラス:公式サイト・カンフェティチケットセンター:公式サイト主催・企画・制作:オールスタッフ、ミュージカルカンパニーイッツフォーリーズ※未就学児童入場不可<追加公演>上演日程:2021年11月11日(木)14:00開演■先行抽選期間:2021年10月6日(水)12:00~12日(火)23:59取扱:オフィシャルサイト■一般発売発売日:2021年10月20日(水)11:00~チケット窓口:・オールスタッフTEL:03-5823-1055(平日11:00~18:00)、公式サイト・ぴあTEL:0570-02-9999(Pコード:509-078)、公式サイト・イープラス:公式サイト・カンフェティチケットセンター:公式サイト【問い合わせ先】オールスタッフTEL:03-5823-1055(平日11:00~18:00)
2021年07月16日京極夏彦原作の長編推理小説をミュージカル化した『魍魎の匣』が11月10日(水)~15日(月)に有楽町マリオン内の劇場・オルタナティブシアターで、小西遼生を主演に迎えて上演される。『魍魎の匣』は、京極夏彦による第1作の『姑獲鳥の夏』に続く百鬼夜行シリーズ第2弾として刊行され大人気となった長編推理伝奇小説。第49回日本推理作家協会賞受賞作でもあり、コミック化やアニメ化、映画化、さらに2019年には舞台化もされ、シリーズ最高傑作との呼び声に違わぬ根強い人気を持つ。この作品を初ミュージカルとして演出するのは、日本版脚本&歌詞・演出を担当した『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』で第27 回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した板垣恭一。上演台本と作詞も同時に手掛ける。作品の特徴ともいえる民俗的世界観をオリジナルミュージカルとしてどう創作していくのかに期待だ。古本屋「京極堂」を営み、宮司にして陰陽師の「拝み屋」であるシリーズの主人公中禅寺秋彦役には、テレビドラマのアクション物からブロードウェイミュージカルまで、映画、テレビ、舞台と幅広く活躍を続け、話題となった『フランケンシュタイン』では怪物役を演じて演出の板垣恭一ともコンビを組んだ小西遼生が決定している。そしてミュージカル『見上げてごらん夜の星を』や『おれたちは天使じゃない』など、イッツフォーリーズの名作舞台作品でカンパニーを引っ張る吉田雄が、正義感ゆえ暴走しがちな刑事・木場修太郎役、舞台『刀剣乱舞』大坂夏の陣や『おそ松さん』シリーズのほか、数々の話題となった2.5次元ミュージカル作品で活躍する北村諒が探偵の榎木津礼二郎役を演じる。さらにミュージカル 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(20)で好演した神澤直也が、主人公・中禅寺の幼馴染で小説家の関口巽役に、さらに熊谷彩春、加藤将、池岡亮介、イッツフォーリーズ出身のベテラン実力派・駒田一ほか、様々な場で活躍する俳優陣とイッツフォーリーズのメンバーとで人気作『魍魎の匣』の初ミュージカルに挑む。物語は戦後復興たけなわの昭和27年8月15日。バラバラ殺人事件、加菜子の誘拐、穢れた金を浄化のために教祖に集める新興宗教。異なる事象がやがて一つに集束していく。事件の裏に渦巻く「魍魎」とは何なのか。そして、京極堂の過去の秘密とは一体。<上演台本 / 作詞 / 演出:板垣恭一・コメント>「新作ミュージカルを一緒に作りましょう」と持ちかけられた僕は、どうせなら今までのミュージカルにないような題材をと考え、才人・京極夏彦氏の小説『魍魎の匣』を提案しました。ファンの方には「レンガ」と称される、あの分厚い小説です。複雑で多彩な人間関係、重厚な謎解き、そして昭和27年の日本。この傑作小説をミュージカルにしてみませんかと伝え、企画が動き出しました。見どころは大きく3つ。ひとつ目はスピード感。長大なストーリーを素早く展開させるノンストップ・ミュージカルを目指します。ふたつ目は原作世界観の再現。映像で投写されるのは、ひたすら「文字」です。聞きなれない言葉、難しい漢字をビジュアル化して、小説のページをめくっているかのような観劇体験を目指します。3つ目はキャストの妙。主演の小西遼生氏、元劇団員の駒田一氏を中心とする豪華な外部出演者と、劇団員が混ざり合って演技の火花を散らします。『魍魎の匣』は「百鬼夜行シリーズ」の2作目にあたり、時代設定は前作『姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)』同様、昭和27年(1952年)です。同年4月、サンフランシスコ平和条約が発効され、日本は主権を回復したと言われています。つまり現代日本がスタートした年なのです。もしかして京極夏彦氏はこのシリーズで「現代の古典」を書こうとされているのではないか、つまり現代に通底する真理を描こうとしてのではないでしょうか。本作では「科学」と「情念」という真逆な要素が絡み合います。それは、世界は計算で割り切れるはずと考えたい我々と、感情に振り回され己をコントロールできない我々、つまり今現在の私たちそのものだと僕は感じています。見たことのないようなミュージカルを作り出すのが目標です。劇場でお待ちしておりますので、どうぞご期待ください。<主演:小西遼生・コメント>この度、中禅寺秋彦役を務めさせて頂きます小西遼生です。この複雑怪奇な物語に音楽をのせて、一からまた新たなるミュージカル作品を創れる喜びを感じています。馴染みある板垣恭一さんの脚本・作詞・演出と、以前よりご一緒してみたかった音楽家・小澤時史さんのタッグ、そしてオリジナルミュージカルに精力的に挑み続けているイッツフォーリーズの面々との共演も心強く、とても楽しみです。とはいえ慎重すぎるほどに慎重で、事件解決には腰が重い中禅寺が、個性豊かな他の登場人物と、この度の事件と、どのように関わりを持っていくのか、、脚本と音楽が手元に届くのを心待ちにしたいと思います。きっと皆様にお目にかかる頃には、素晴らしい作品が出来上がっていることでしょう。この世には不思議なことなど何も無いのだから。<出演:吉田雄・コメント>京極夏彦さんの原作を読んだ時、難解だけど面白く、もし自分が配役されるなら、絶対、木場刑事をやってみたいと思っていたので、演出の板垣さんから指名されたときは感無量でした。初めての刑事役に全力で取り組み、板垣さんや初顔合わせの共演者の皆さんと火花を散らして舞台を作っていきたいです。劇団の先輩である駒田一さんと共演するのも今から楽しみです。イッツフォーリーズの舞台をご覧になったことがない方も是非、観ていただきたい作品にしたいと思っています。<出演:北村諒・コメント>榎木津礼二郎を演じます、北村諒です。すでに様々な展開をしている魍魎の匣。沢山の方に愛されている作品で、榎木津礼二郎を演じれること、とても嬉しく思います!原作のもつ雰囲気をしっかり舞台上で表現できるよう、そして観に来てくださる皆様に楽しんでいただけるよう、全身全霊で挑みます。学ぶことも多いと思うので、今から楽しみです!<出演:神澤直也・コメント>僕が演じる関口巽と僕の年齢は10歳ほど離れていますが、いかに違和感なく演じられるか、僕自身が演じることに意味があるようなキャラクターに仕上げていくのが課題です。『魍魎の匣』はミステリーが苦手な人にも面白いと思っていただける作品です。原作の面白さをミュージカルにすることでまた違った味わいが出て来ると思っています。■公演情報イッツフォーリーズ公演ミュージカル『魍魎の匣』11月10日(水)〜 15日(月)会場:オルタナティブシアター※未就学児童入場不可チケット料金:前売8,800円 / 当日9,300円 / 土日ソワレ割7,500円S707,500円(70歳以上、当日要年齢確認)他、割引有※全席指定・税込
2021年07月13日俳優の小西遼生が、イッツフォーリーズ公演ミュージカル『魍魎の匣』の主演を務めることが13日、明らかになった。同作は、京極夏彦による同名小説のミュージカル化作。戦後間もない昭和20年代後半を舞台に、癖のある魅力的な登場人物と、民俗学や論理学、妖怪など様々な分野の薀蓄がぎっしりと詰め込まれた「百鬼夜行シリーズ」の中の1冊で、古本屋を営む「京極堂」こと中禅寺秋彦(小西)が「憑物落とし」を駆使して謎に包まれた事件を解き明かしていく。この作品を初ミュージカルとして演出するのは、日本版脚本&歌詞・演出を担当した『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』で第27回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞している板垣恭一。上演台本、作詞も同時に手掛け、作品の特徴ともいえる民俗的世界観をオリジナルミュージカルとしてどう創作していくのか注目となっている。主演の小西は、古本屋「京極堂」を営み、宮司にして陰陽師の「拝み屋」であるシリーズの主人公・中禅寺秋彦を演じる。話題となったミュージカル『フランケンシュタイン』(17・20年)では怪物役を演じて演出の板垣恭一ともコンビを組んでいる。ミュージカル『見上げてごらん夜の星を』(16年)や『おれたちは天使じゃない』(21年)など、イッツフォーリーズの名作舞台作品でカンパニーを引っ張る吉田雄が正義感ゆえ暴走しがちな刑事・木場修太郎役に、舞台『刀剣乱舞』大坂夏の陣(21年)、『おそ松さん』シリーズのほか、数々の話題となった2.5次元ミュージカル作品で活躍し続けている北村諒が探偵の榎木津礼二郎役に、ミュージカル 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(20)年で好演した神澤直也が中禅寺の幼馴染で小説家の関口巽役に決定。さらに熊谷彩春、加藤将、池岡亮介、イッツフォーリーズ出身のベテラン実力派・駒田一ほか、様々な場で活躍する俳優陣とイッツフォーリーズのメンバーとで人気作『魍魎の匣』の初ミュージカルに挑む。公演は東京・オルタナティブシアターにて11月10日〜15日。○板垣恭一 (上演台本・作詞・演出) コメント「新作ミュージカルを一緒に作りましょう」と持ちかけられた僕は、どうせなら今までのミュージカルにないような題材をと考え、才人・京極夏彦氏の小説『魍魎の匣』を提案しました。ファンの方には「レンガ」と称される、あの分厚い小説です。複雑で多彩な人間関係、重厚な謎解き、そして昭和27年の日本。この傑作小説をミュージカルにしてみませんかと伝え、企画が動き出しました。見どころは大きく3つ。1つ目はスピード感。長大なストーリーを素早く展開させるノンストップ・ミュージカルを目指します。2つ目は原作世界観の再現。映像で投写されるのは、ひたすら「文字」です。聞きなれない言葉、難しい漢字をビジュアル化して、小説のページをめくっているかのような観劇体験を目指します。3つ目はキャストの妙。主演の小西遼生氏、元劇団員の駒田一氏を中心とする豪華な外部出演者と、劇団員が混ざり合って演技の火花を散らします。『魍魎の匣』は「百鬼夜行シリーズ」の二作目にあたり、時代設定は前作『姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)』同様、昭和27年(1952年)です。同年4月、サンフランシスコ平和条約が発効され、日本は主権を回復したと言われています。つまり現代日本がスタートした年なのです。もしかして京極夏彦氏はこのシリーズで「現代の古典」を書こうとされているのではないか、つまり現代に通底する真理を描こうとしてのではないでしょうか。本作では「科学」と「情念」という真逆な要素が絡み合います。それは、世界は計算で割り切れるはずと考えたい我々と、感情に振り回され己をコントロールできない我々、つまり今現在の私たちそのものだと僕は感じています。見たことのないようなミュージカルを作り出すのが目標です。劇場でお待ちしておりますので、どうぞご期待ください。○小西遼生 コメントこの度、中禅寺秋彦役を務めさせて頂きます小西遼生です。この複雑怪奇な物語に音楽をのせて、一からまた新たなるミュージカル作品を創れる喜びを感じています。馴染みある板垣恭一さんの脚本・作詞・演出と、以前よりご一緒してみたかった音楽家・小澤時史さんのタッグ、そしてオリジナルミュージカルに精力的に挑み続けているイッツフォーリーズの面々との共演も心強く、とても楽しみです。とはいえ慎重すぎるほどに慎重で、事件解決には腰が重い中禅寺が、個性豊かな他の登場人物と、この度の事件と、どのように関わりを持っていくのか、、脚本と音楽が手元に届くのを心待ちにしたいと思います。きっと皆様にお目にかかる頃には、素晴らしい作品が出来上がっていることでしょう。この世には不思議なことなど何も無いのだから。○吉田雄 コメント京極夏彦さんの原作を読んだ時、難解だけど面白く、もし自分が配役されるなら、絶対、木場刑事をやってみたいと思っていたので、演出の板垣さんから指名されたときは感無量でした。初めての刑事役に全力で取り組み、板垣さんや初顔合わせの共演者の皆さんと火花を散らして舞台を作っていきたいです。劇団の先輩である駒田一さんと共演するのも今から楽しみです。イッツフォーリーズの舞台をご覧になったことがない方も是非、観ていただきたい作品にしたいと思っています。○北村諒 コメント榎木津礼二郎を演じます、北村諒です。すでに様々な展開をしている魍魎の匣。沢山の方に愛されている作品で、榎木津礼二郎を演じれること、とても嬉しく思います!原作のもつ雰囲気をしっかり舞台上で表現できるよう、そして観に来てくださる皆様に楽しんでいただけるよう、全身全霊で挑みます。学ぶことも多いと思うので、今から楽しみです!○神澤直也 コメント僕が演じる関口巽と僕の年齢は10歳ほど離れていますが、いかに違和感なく演じられるか、僕自身が演じることに意味があるようなキャラクターに仕上げていくのが課題です。
2021年07月13日カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ“G-SHOCK”より、当社所属のプロゴルファー・石川遼選手との初めてのコラボレーションモデル『GM-5600RI20』を11月11日に発売します。GM-5600RI20石川遼選手石川選手は、過去17回のツアーで優勝を収めるなど、日本の男子ゴルフ界を牽引するプロゴルファーの一人です。高い目標を掲げて世界に活躍の場を広げていく石川選手のチャレンジ精神が、グローバルで新しい価値を生み出す当社の企業理念と合致することから、2013年から所属契約を締結しています。『GM-5600RI20』は、長年共に歩んできた石川選手との待望のコラボレーションモデルです。石川選手の強さとゴルフに対する思いを込め、バンドには座右の銘の「一意専心」を英訳した“WITH HEART AND SOUL”のメッセージを、遊環には石川選手がこれまで優勝したツアー数を象徴する17個のスターをあしらいました。ベースモデルには、シルバーのメタルベゼルを採用したスクエアフェイスでミニマムなデザインが特徴の「GM-5600」を採用。裏蓋には石川選手のサインを刻印し、ELバックライトを点灯させると、サンバイザーのイラストが浮かび上がるなど遊び心のある仕掛けも施しています。GM-5600RI20「一意専心」を表すメッセージ17個のスター石川選手のサインイラスト(ELバックライト点灯時)専用パッケージ今回のコラボレーションモデルについて、石川選手は「 『一意専心』(“With Heart and Soul”)は、僕が高校生の時にカシオの電子辞書で見つけ、これまでずっと大切にしてきた言葉です。惑わされずに自分の信じた道を進む、心を強く持ち続けるという意味を持ち、数々の試合を共に乗り越えてきた“G-SHOCK”のタフさともリンクするので、皆さんのハートにも届くものと信じています。」とコメントを寄せています。メーカー希望小売価格 2万7,500円(税込)発売日 11月11日〇石川遼選手プロフィール6歳よりゴルフを始め、高校生になった2007年にツアー初出場した「マンシングウェアオープンKSBカップ」では、ツアー最年少の15歳245日で優勝を飾りました。プロへ転向した翌年、17歳にして賞金1億円を獲得し、2009年には史上最年少の18歳で賞金王に輝きました。2018年は史上最年少の男子ツアー選手会長として国内ツアーを牽引。2019年には「日本プロゴルフ選手権大会」を含むツアー優勝17回、14人目の生涯獲得賞金10億円を突破するなど、日本の男子ゴルフで最も注目を集める選手の一人として活躍しています。オリジナルゴルフマーカープレゼントキャンペーン『GM-5600RI20』を購入された方に、先着でオリジナルのゴルフマーカーをプレゼントいたします。キャンペーンの実施有無は店舗によって異なります。詳しくはG-SHOCK取扱店舗にお問合せください。特設ページ企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月20日俳優の高岡蒼佑(38)が3日、インスタグラムを通じ、俳優業を引退すると発表した。高岡は2日から3日にかけて、「6」「5」「4」「3」「2」「1」の画像を順に投稿。「17歳から携わらせてもらって現在38歳。この21年間で、いい景色も、ドロドロとした景色も、恐らく皆さんの想像を遥かに超える景色をこの目で見させて頂き、感じ、日々感性を揺さぶられ、また、感情は破壊され、日常でどれが本当の自分かもわからなくなる感覚も味わいました」の書き出しから、役者人生を振り返った。その中には、深作欣二監督、井筒和幸監督、若松孝二監督、蜷川幸雄さんらに「数々の監督ともご一緒させて頂きました。一生の宝です」と感謝する内容も。「お芝居はとてもやり甲斐のある、他には変えがきかない特別なものだと今でも思っています。本当に演じてこれた事、誇りです。濃密な時間を過ごさせてもらいました」と俳優業の魅力をつづる一方、「徐々に見たくもない色んな景色が見えてきて、ドロドロとしたものに顔だけ出して溺れていく感覚なのかな。自分の心だけが日に日に壊れるのを感じながらも、何度も何度ももがき続けてきました」「世間の声は時に励まされ、時に残酷です。この感覚もこの仕事の良い所でもあり、悪い所でもあり、他では味わう事はなかったでしょう」と苦悩も打ち明けた。また、「ある時、それはだいぶん前ですかね、演じるという事への執着がなくなっている事に気づきました。心の底から物作りは好きです。必要としてもらえていない役者は自分の中ではお終いです。人生一度きりをもがき苦しんでも続けるのも正解です。自分は無理に顔を出してまで何でもかんでもしがみつきたくない」と葛藤があったことにも触れ、「自分は無理に顔を出してまで何でもかんでもしがみつきたくない。これまで代表作に恵まれただけで本望です。思い切り演じ切る役と出会えた事、それだけで大きな財産です。本当にこれまで支え続けてくれた人達には感謝しかありません」。そして、「もう思い残す事もございません。この決断を誰1人にも相談していません。何年も考え続けた気持ちです。一度きりの人生、後悔しない生き方をしたいです。自分で決めた生き方を誇れるように強く生きていきます」に続いて、最後の投稿で「誇らしくもあり、険しくもあった、役者という道から、本日を持って退かせて頂きます。体力はありますが、気力の限界。全て出し尽くし、演りきりました」と引退を発表。「自分をここまで育てて頂き、支えて下さった関係者の皆様、心より御礼申し上げます」と謝意を示し、「本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません。応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。皆様のご多幸を心よりお祈りしております。関わっていただいた皆様には、格別の感謝を送ります。21年間、本当にありがとうございました」と結んでいる。1999年、テレビ朝日系ドラマ『天国のKiss』で俳優デビュー。2005年公開の井筒和幸監督作『パッチギ!』で李安成役を好演し、第20回高崎映画祭最優秀新人俳優賞を受賞した。その他、映画『バトル・ロワイアル』『青い春』『クローズZERO』『ROOKIES -卒業-』『さんかく』『座頭市 THE LAST』『僕等がいた』『止められるか、俺たちを』、ドラマ『太陽の季節』『人間の証明』『ROOKIES』『リアル・クローズ』『猿ロック』『テミスの求刑』『義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル』など数多くの作品に出演した。この投稿をInstagramで見る誇らしくもあり、険しくもあった、 役者という道から、本日を持って退かせて頂きます。 体力はありますが、気力の限界。 全て出し尽くし、演りきりました。 役者だからいいじゃん、俳優だからいいじゃん。 その言葉を真摯に受け取れず、期待の言葉として頂いていたにも関わらず、自分にとってはプレッシャーでしかありませんでした。 自分を立派だと思った事は、今までたった一度もありませんでした。 誇れる才能も御座いません。 期待に応える事が出来ず、本当に申し訳なく思っています。 今後はどうかそっとしておいてください。 自分をここまで育てて頂き、支えて下さった関係者の皆様、心より御礼申し上げます。 本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません。 応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。 皆様のご多幸を心よりお祈りしております。 関わっていただいた皆様には、格別の感謝を送ります。 21年間、本当にありがとうございました。 高岡蒼佑 @ sosuketakaokaがシェアした投稿 - 2020年 8月月2日午前9時55分PDT
2020年08月03日司馬遼太郎さんの命日となる2月12日の「菜の花忌」を迎えたことを受け、原田眞人監督が岡田准一主演で映画化する『燃えよ剣』(5月22日公開)への思いを語った。岡田とタッグを組んだ『関ヶ原』(17)に続き、再び司馬さんの原作を映画化する原田監督。『燃えよ剣』と出会ったのは高校時代だったが、すぐにファンにはならなかったという。「土方の夜這いに抵抗を感じてしまって……。むしろその頃は『新選組血風録』の方が好きでした。近藤の虎徹や、土方の和泉守兼定、沖田の菊一文字で男を競い合うところ、沖田の初恋のエピソードなどが好きでした。『燃えよ剣』を本当に好きになったのは50歳を過ぎてからです。『燃えよ剣』の魅力はたくさんありますが、土方と近藤の関係性はもちろん、それ以上に土方と沖田の関係性に惹かれるものがありました。改めて読み直して、新選組を映画化するとしたら『燃えよ剣』を中心に『新選組血風録』と合体させてやりたいと思っていました。なおかつ、子母沢寛さんのエピソードもいくつか入れたいと考えていたのですが、実際に脚本にしてみると、ボリューム的にカバーしきれない。そこで、『燃えよ剣』に絞って、土方の日野時代から箱館(函館)までを描く話にしよう、と」(原田監督・以下同)年齢を重ねる中で、心酔していった司馬遼太郎さんの世界。その魅力はどこにあるのか。「司馬先生の語り口には体温を感じます。作家として上から目線ではなく、語り掛けてくれるようなところが魅力です。時代小説ですが閑話休題も多く、司馬先生の考えていることが温かい言葉で聞こえてくる。それが、昔の話を身近に、文章を多面的に見せている。司馬先生はもちろん素晴らしい文章力をお持ちだし、話し言葉の面白さもある。でも、一番すごいのはリサーチ力。それに加え記憶力に長けている。司馬先生の作品を読むと、個人教授で色々なことを教わって、知識を得られたような気分になります。常に読者の近くにいてくれるように思えます」原田監督自身、映画『検察側の罪人』(18)では主演の木村拓哉から「監督に膨大な量の知識があって」と絶賛されるほど、その圧倒的なリサーチ力や知識量には定評がある。これまでも『日本のいちばん長い日』(15)では終戦、『関ヶ原』(17)では天下分け目の戦い、と「日本の変革期」をテーマに力作を生み出してきた。「幕末」を描いた『燃えよ剣』にも、原田監督のこだわりが随所に散りばめられている。「映画化するにあたっては、そもそも新選組はどう生まれたのか、それをはっきりさせるために、松平容保公をきちんと描くことは意識しました。会津藩との関わりの中でしか新選組は生まれなかった。容保を主人公にした司馬先生の『王城の護衛者』のストーリーも取り入れています。また、池田屋事件に関しては、当初からその全貌を捉えなくてはならないというところからこの映画は始まりました。司馬先生は事件に関わった人物について細かく書かれているので、それを踏襲しています。その後に間違いも発見されましたが、この映画ではあくまでも司馬史観の中の池田屋事件を描いています。ただ、事件の顛末をしっかり書いている割には、近藤と土方が二手に分かれたというのが『燃えよ剣』を読んだだけでは理解できなかった。最終的に腑に落ちたのは、『ビン・ラディンはどこだ』というキーワードが自分の中に浮かんだときでした。ビン・ラディンが宮部鼎蔵です。他の人間は取り逃していますが、宮部鼎蔵だけは逃さずに殺す。それが池田屋事件だったのだと解釈し、脚本を進めていきました」「ロケ地の中でこだわったのは、お雪(柴咲コウ)と土方(岡田准一)が逢引する西昭庵のシーン。時代劇によく出てくる寺社仏閣は避けたかったのですが、そのときに岡山の頼久寺を見て、『あぁここだ』と思いました。抜けに少しだけ映っていますが、江戸時代の小堀遠州の手による庭園がとても美しい。また、土方と岡田以蔵(村上虹郎)が河原で殺陣をやるシーンがありまして、それも岡山で撮りました。最初は鴨川の脇の場所を探したいと思いましたが、岡山県真庭市勝山の旭川沿いに建つ家屋で撮りました。気に入っているシーンのひとつです」撮影前、「世界勝負の本格的時代劇を目指したい」と意気込んでいた原田監督。原作への敬意と並々ならぬ熱意をもって手掛けた本作は、5月22日に公開を迎える。(C)2020 「燃えよ剣」製作委員会
2020年02月12日