保育園(学童)のお迎えに行って、夕飯やお風呂の準備をして、子どもの宿題を見て・・・働くママは忙しいですよね。収入は下がることはあっても、上がることはない。そんな風に思い込んではいませんか?でもね、産休や育休で一時的に収入が減ることはあっても、キャリアアップ、年収アップを続けている働くママはいます。年収アップに成功している女性たちが取り入れている仕事の習慣を2つ紹介します。[仕事の習慣1] 朝の時間を大切にしている仕事と育児の両立が成功している人の多くは、朝の時間の使い方が上手です。夜は子どもと一緒に早めに就寝して、朝早起きする。そして、本を読んだり、資格取得や昇給のための勉強をしたり、その日の仕事の段取りについて考える時間を捻出しています。家族が起きると待ったなしの忙しさになるので、パートナーや子どもが起きだす30分位前には起き、自分のための時間をとるのだそうです。朝、静かにその日の仕事や自分のキャリアにつながる行動をすることで、日中の仕事効率が上がり、評価にもつながりやすくなります。私の場合、毎朝この時間にピシッと起きて即行動・・・というのが苦手なので、早めに目覚ましをセットして、布団の中でボーっと考える時間を意識してとるようにしています。「あのアイデアを成功させるには何から始めればいいかな」「あのお客さまにはこんな提案をしてみよう」「今日の仕事はあれとこれと~、だったよね」等、これから始まる未来について考えます。スッキリしたところで布団から起き上がり、考えついたことを書き出しています。この時間をとるだけで、1日を冷静に過ごせるから不思議です。スッキリ起きられない人は朝日が入る窓のある部屋で、カーテンを閉めずに眠るようにするといいですよ。[仕事の習慣2] 会社の利益を常に意識する年収を上げるのが上手な人は、「会社の利益に貢献するために、自分は何をするべきか」を常に意識しています。給与の源である会社の利益に貢献すれば、評価が上がり、収入が増えることを知っているからです。一方、なかなか年収が上がらない人は「なんで自分の給与は上がらないのか」と、不遇な自分にフォーカスしているケースが多いようです。「上司が●●さんばかり可愛がっている」「子どもを産んでから、大事な仕事は任されなくなった。早く辞めさせたいのでは?」・・・なんて考え出すと、不平不満や疑心暗鬼が頭の中を占領してしまいます。会社の利益を上げるには、(1)売上を上げる、(2)コストを下げる、(3)返品等のリスクを下げる、(4)企業資産を有効活用する、(5)企業イメージを上げる、等様々な方法があります。あなたの立場でできることはないか、スキマ時間に考える習慣をつけましょう。そうすることで職場でのあなたの行動や言動が変わります。それが評価アップにつながり、昇給・昇進等につながり、年収アップに結びつきます。アクセルとブレーキを一緒に踏まない働くママの年収アップを阻む思考の1つに「仕事と育児の両立が難しくなるので、重要ポストには就きたくない」というのがあります。パートナーが家事や育児に非協力的である家庭ほど、その傾向が高いようです。しかし、保育園児を育てながら部下のマネジメントをしている女性リーダーや女性社長の知り合いに聞いてみると、「工夫は必要だけど、なんとかなる」と言っています。たとえば、住まいを実家や仲の良い親戚・知人宅の近くに引っ越して、会議が長引いたりしたときにヘルプをお願いしているご家庭は多いです。実家が遠く、パートナーのサポートを得難い場合はベビーシッターを雇って、保育園のお迎えと食事の準備を頼んでいる人もいます。また、短時間勤務で自分が帰宅したあとのマネジメントを直属の部下に頼んだり、スマートフォンやスカイプ等を活用して在宅対応可能な環境を整えたりしている人もいました。ある大手玩具メーカーで取締役を務める女性は、こんなことを言っていました。「保育園のお迎えがいつも最後で、寂しそうな目をしている子どもを見ていて思ったんです。この子にこんな思いをさせているのだから、せめて仕事は楽しくやろう!って。そう心に誓って働き続けたら、ここまできました」と。そして、「職場で自分をセーブしちゃダメ!管理職になったらなったで、そのときに考えたらいい。私も一緒に考えるから、アクセルとブレーキを同時に踏まないで」そう後輩の女性社員に伝えているとも言っていました。子どもを産んだら、キャリアアップ、収入アップのラインから外れると思っているのなら、まずはその思い込みを手放してください。そして、会社の利益を上げるために、今、あなたができることは何かを通勤時間の電車の中で、3分でいいのです。考える習慣をつけて、何かアイデアがひらめいたら、上司と相談した上で実践していきましょう。朝の30分と通勤時間の3分。たったこれだけの「仕事の習慣」、ぜひ生活に取り入れてくださいね。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2014年02月13日愛媛県今治市の住宅会社であるベリーホームは、育児と仕事の両立を支援するチャイルドケア付き『シングルマザー優先住宅"X1(エックスワン)シリーズ"』()を発売した。新築一戸建ての販売価格は1,345万円.同社の代表取締役である塩見氏は、住宅会社社長と保育園のオーナーを兼任。子育て中のシングルマザーを支援するために、「経済的にも、精神的にも安心して暮らせる住まいが作れないものか」という想いから、同住宅をリリースしたという。住宅には子どもと母親の健康に配慮した健康素材を利用し、家具・家電は無料で提供。ほかにも、チャイルドケアサービスの無償提供や、月1回利用できるエステサロンチケットの進呈(有効期間は2年)、有機野菜セットの格安宅配を受けられる。チャイルドケアサービスについては、保育料を割引価格で提供。通常の保育時間とは別に、週2回、18時から20時までの2時間は無償で預かってくれる。玄米菜食の提供や、子どもの宿題や家庭学習のケア(小学生低学年まで)も可能とのこと。
2014年02月07日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「恋愛と仕事の両立はできるのでしょうか」という、かじのさん(28歳 公務員)のお悩みに心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんがアドバ イスしてくれました。■かじのさん(28歳 公務員)のお悩み仕事と恋愛の両立はできるのでしょうか。私には夢があります。独立して会社を持つことです。けれど、それがうまくいってしまったら、女性の幸せを逃しそうで怖いです。結婚や出産もしたいし、夢も叶えたいです。どうしたらいいでしょうか。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりかじのさん、こんにちは。「夢がある」とはっきり言えること、とっても素敵です。その上で結婚も出産もしたい。女性にとって、仕事とプライベートの両立は永遠のテーマですよね。そんなかじのさんの「ステキ」を更に解き放つこんな言葉をプレゼントします。次の言葉を、良かったら口に出して言ってみてください。「私の仕事が上手く行くと、女として更に充実しちゃうかも!」…言ってみて、どんな思いが浮かびましたか? 「そうかも!?」とテンションが上がる感覚があるようあれば、この言葉をしばらくお守りにしてみてください。反対に、「そうは言っても…」と少しモヤッとした場合、どのような言葉が浮かんできましたか? 例えば心の中に「そうなれば嬉しいけれど、そんなに簡単に行かない」と感じている部分はありませんか? ・仕事を楽しむと恋愛がうまくいかない・仕事と恋愛どちらかを選ばなければならない・どちらもうまく行かせることは無理そう心の中で自分が勝手に「決めて」いる部分はありませんか? 実はこれ、自分に暗示をかけている状況と同じなのです。あなたは誰かを見て、誰かの話を聞いて、こう思うような状況を見て、そう思ってきただけなのかもしれません。実は私もそう思ってきました。女性にとって仕事とプライベートの両立はとても難しい。何かを犠牲にしないと成立しない、と。ところが今は仕事もプライベートも充実させ、若くして結婚し、優しい旦那様との間に子供を授かりつつ、実業家として活躍している女性が私の周りにはたくさんいます。両立させるには、大変なことも実際あります。それでも彼女たちは何より自分のやりたいことを思いきりやりながら、家族に囲まれている今を心から楽しんでいます。これからは、思い込みや不安を増長させるようなケースではなく、あなたがまさに描いている理想の人生を歩んでいる人たちを、その目でたくさん見て話を聞いてみてください。有名人であればネットや本で読んで下さい。その上で「でも私はあんな風にはできない」「あの人たちは特別なんだ」と思うのであれば、元々ある不安を握っていたいのかもしれません。しかし今のかじのさんは、まさに新しい価値観を自分にインストールしようとされているのだと思いました。自分の古い思い込みとは真逆を生きている輝く女性にたくさん影響され、自分の世界をたくさん広げてみてください。その活動の中に運命の人へと繋がる赤い糸が紛れ込んでいたら、尚楽しいですね。夢が叶いますように、心から応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年12月31日仕事をしながら子育てをする女性にとって、その両立は至難のワザ。「子供と過ごす時間が少なくて大丈夫? 」という想いと、「仕事でも周りに迷惑をかけたくない」というジレンマと、常に戦っています。保育園にお迎えに行って帰宅すればご飯の準備をしなくてはいけないから、本当は見せたくないけれどテレビやDVDをつけ、ご飯を食べさせてお風呂に入れ、寝かしつけて、やっと1日が終わる…。一緒にいる貴重な時間をどう有効的に使えば、自分も、子供にとってもハッピーでいられるのか…。仕事をしながらでも、ふたりの絆をもっともっと強くするコツを、話題の脳科学者、黒川伊保子さんにお聞きしました。■子どもに、母親を独占させる時間を作る働く母親にとって最も大事なのは、子どもとの時間に仕事を持ち込まないこと。子どもと関わっている時間に、携帯電話を鳴らさない。メールを見ない。どうしてもというときは、トイレに行って隠れてする(不倫みたい? )くらいの覚悟が必要です。子どもには、母親の"意識"を独占していると感じる時間が必要です。ただ一緒にいるだけじゃダメ。その時間が僅少でもいい。決まった時間帯に、安定して母親の意識を独占していること。これが、子どもの精神の安定を作ります。精神が安定していれば、ぐずらないしキレないから、手がかからない。集中すれば、かえって時間のコスパが上がります。保育園の帰り道、料理の時間、お風呂の時間、添い寝の時間。とにかく、全身全霊で、子どもを感じてあげてください。母親が自分を思っていてくれることを、子どもは肌で感じます。それは、時間の長さではなく大事なのは、定番の時間。「この場所、この時だけは、母親は自分のもの」という安心感なのです。生活のどんな時間にも、常に携帯電話が鳴ったり、メールを見たりしていては子どもに安寧の「定番時間」が訪れません。兄弟がいるこの場合も、10分でいいから(あるいは週末にまとめて1時間か)、母親を独占できる定番の時間を持たせてあげましょう。たとえば、弟を先に寝かしつけて(この時間は弟に集中)、15分後、兄は兄で寝かしつけるとか…。子育ての第一のコツは、僅少でもいい、週末の帳尻合わせでもいいから、「定番の母親を独占させる時間」を作ること。つまり、働く母親でいることは、まったく不利ではないのです。四六時中傍にいても、子どもに集中できない母親なら(自分の理想を押し付けて、現実の子どもを見ていない母親も一緒)、子どもに安寧を与えられません。一極集中できる働く母親の方が、専業主婦より、ずっと子育て上手だったりします。今の母親たちは、携帯やスマホがあるから、知らず知らずのうちに「定番の安寧時間」のない子育てをしているのでは? そんなの数分よ、と思うかもしれないけど、あるときは散歩の途中、あるときは料理の途中という不確定性が問題。子どもの脳に、「定番」が出来上がらないんです。これは、携帯電話と生きる21世紀人類の最大の育児トラブルだと私は思っています。会社の同僚にも、「私は、18時以降は基本、メールを見ません。でも、明け方、見て対応しておきますから」と宣言しておきましょう。タスク処理なんて、夜中に処理しても、明け方処理してもかわりませんよ。もしも、管理職で、夜中にスタッフの完了報告を受けて、帰ってもいいかどうかの判断をしてやる必要があるなら、子どもに、ちゃんと事情を話して、子どもから時間をもらうべきです。「ママの部下に帰ってもいいよ、って電話かけてあげなきゃいけないの。いい? 」と確認して。相手が赤ちゃんでも。なお、子どもに集中する時間を確保するためには、家事は大いにサボってください。我が家の息子は、家事が片付かなくてテンパって、息子に向かってキレまくる私を優しく抱きしめて、「ママ、落ち着いて。おいらは、ママに抱きしめてほしいだけなんだ。おうちなんて汚くてもいい」と言ってくれてました(涙)。ちなみに、我が家の「母親独占時間」の筆頭は、本の読み聞かせ。息子の15歳(おとな脳完成期)の誕生日に「今日で子育ては終わり。後は親友になろうね。ところで、私の子育ての何が一番良かった? 」と聞いたら「絵本を読んでくれたこと。ずいぶんたくさん読んでくれたよねぇ」と答えてくれました。ちなみに、テレビやDVDを見せてしまうことについては、電子画面の耐性については個人差があるので、いいとも言えないし、悪いとも言えません。要は、子どもを観察しておくことです。子どもが、キレやすい、疲れやすい、根気が続かない、食事に集中しないといった症状を呈しない程度なら、問題が無いとみていいように思います。目安としては、就寝時間の1時間前には止め、早寝・早起き・しっかりご飯・絵本の読み聞かせの邪魔にならない程度なら、多くの場合、問題ないはずです。■頼りにして甘えて、自分の相談役にする私は、早くから、会社での困ったことや、新商品開発の話なんかを息子にして、息子の意見やアイデアをもらってました。たとえ、3歳の子でも、びっくりするような慧眼を見せてくれたりします。「ママのスタッフ、ママの言うことがわからないみたい」とかいうと、「おいらも、ママの話、ちょっとなぞのときがある」「え? どんな? 」なんて話が進み、意外なアドバイスをもらうことも。商品のアイデアなんて、奇想天外で素敵。小学校1年のときは、自動車部品会社のクライアントを持っていた私に「電気がなくても永久に回るファン」を発明したから、特許取っといて、と理解不能な図面を渡してくれたりしました。時には実際に役に立つアイデアもたくさんもらいましたよ。連載エッセィのネタに詰まると、本当、いろいろ考えてくれたなぁ~。そんなわけで、彼は母親の相談役だと思ってるから、相談を持ちかける態で話をすると、ことはスムーズ。「ママさぁ、明日朝いちばんの飛行機に乗らなきゃいけなんだけど、眠れそうにないんだよね。困ったな」とか言うと「一緒に寝てあげるから早く早く」と布団の中に入ってくれる(微笑)。そのまま、彼は優しくて素敵な22歳になり、今や、かけがえのない正真正銘の相談役。料理はプロ並み、機械いじりはバイクを組み立てるくらいは朝飯前だし、ことばのセンスも、経営センスも、遥かに私を凌駕してるし。頼りにした方がことがスムーズだから、作戦で頼りにしてきたけど、結果は予想以上。世界中、どこに言っても、食べていける男になりましたね。手作りのご飯が、優秀な脳と親子の絆を強める。■時間が僅少だからこそ、手を抜いてはいけないのが食生活食事を手抜きしていては、子どもは不機嫌でぐずるし、理解力も不足するため、かえって、子どもにかかる時間が増えます。子ども自身は、成績も伸び悩み、運動能力もいまいちになり、かわいそう。ママやパパの能力も、食事に大いに影響を受けます。なかでも、朝ごはんを食べないのと、朝ごはんにいきなり甘いものを食べるのは要注意。前者は脳のエネルギーが枯渇して、頭が悪くなると共に、背が伸びず、筋肉もつきにくくなります。後者は、脳にエネルギーを届ける血糖の値が乱高下し、躁鬱のような状態をもたらします。(食べた直後はとても元気なのに、ほどなくだるくなり、やがてムカついてキレる)ごはんは、朝ごはんに限らず、野菜や海草、大豆製品(豆腐、枝豆)などの低GI食品とタンパク質(特にたまご、豚肉は脳にいい!)を欠かさないこと。また、夕飯のあと、甘いもの(アイスクリームや果物)を食べると寝ている間に血糖値が乱高下し、ちょうど朝目覚めの頃、低血糖になるので、目が覚めません。朝、寝起きが悪く、機嫌が悪い子の多くが、夜の糖質食を習慣にしています。一日は誰にでも等しく24時間しかありませんが、正しく食べれば脳の力は倍増し、一日にできることは何倍にもなるのです。時には手抜きでいいけれど、手の抜き方にも知恵の利かせようがある。外食や弁当でも、バランスを考えて、あれこれメニューを組み合わせてあげる余地があります。日々の食のサポートには、「大切にされている」と感じさせる効果があります。「大切にされた」という記憶は自尊心をつくり、自分や自分に関わる人を大切にしてくれることに。安易に非行に走るのを、止める力にもつながります。一緒にいる時間が短かったとしても、ときにはごはんを手作りできなくても、「思いと知恵を添えれば」、ちゃんと効果も出るし、見えない愛情の絆で結ばれていきます。たとえ、100%手作りしていても、ずっと傍にいても、意識の集中が足りなければ意味がない。専業主婦でないことに、引け目を感じなくても大丈夫ですよ。黒川 伊保子さんプロフィール:(くろかわ いほこ)奈良女子大学理学部物理学科卒業。株式会社「感性リサーチ」代表取締役。人工知能の研究に携わったのち、脳と言葉の研究を始める。語感と人間の意識の関係を発見し、独自のマーケティング論が各企業からの注目を浴びる。ユーモアを織り込んだ的確なコメントや、女性ならではの柔らかな感性、言い回しに雑誌やラジオほか、テレビでも引っ張りだこ。朝日ワイドスクランブル火曜日レギュラーとしても活躍。最新刊、「キレる女 懲りない男-男と女の脳科学」(ちくま書房)も好評。(取材・文:安田 光絵)
2013年09月07日愛する我が子のために一生懸命に育児をするママたち。子どもの成長を見るのは楽しいものだが、時には育児について悩んだり、苦しんだりすることもあるはず。ヒューマンアカデミー株式会社では、今年2月21日(木)~3月6日(水)の14日間で、全国の子どもをもつ主婦1,007名を対象に「育児に関するお悩み調査」を実施。世の中のママたちはどのようなことに悩み、どのように解決しているのだろうか?育児をする上で困ったことを訪ねたところ、1位は「子どもの叱り方・ほめ方」で11.2%、2位には「自分のイライラ解消法」が10.9%、3位の「しつけについて」は9.4%という結果に。「叱り方・ほめ方・しつけ」については正解がなく、どんな方法が良いのか、悩んでしまうママが多いようだ。可愛い我が子でも、育児をしていて「イライラ」してしまうのは仕方のないこと。解消法をママ同士で意見交換したり、楽しさに変える方法を見つけたりするのが良いのかもしれない。そんな育児についての悩みを相談する相手には、27.1%で「夫」が1位となったが、ママたちに専門家に相談した経験を聞いてみたところ、「ある」・「ないが相談してみたい」が62.2%と、多くのママが育児の悩みを専門家に相談したいと思っていることが明らかとなった。では、仕事についてはどのように考えているのだろうか?今回、専業主婦の方に、子育てが落ち着いたら仕事をしたいかと質問したところ、「したいと思う」と答えたママが90.3%と約9割のママが社会復帰を希望している現状が分かった。仕事がしたいと思う理由は様々かもしれないが、多くのママが社会復帰を望んでいることが覗える。ママたちが自分のいろいろな経験を活かせるような職業が増えると、より働きやすい環境ができるはずだ。英国で誕生し、「国家職業資格」として認定されている資格を持っている人が活躍する“チャイルド・マインダー”という職業がある。アンケートをとったところ、約4割のママがチャイルド・マインダーという職業があることを知っていた。世の中の認知が決して高い職業ではない中で、ママたちが約4割も知っているということは、ママたちにとってチャイルド・マインダーという職業は、気になる存在のよう。さらに、実際にチャイルド・マインダーにお子様を預けたいと思うかを聞いたところ、「思う」、「どちらかというと思う」と答えたママは58.1%という結果に。チャイルド・マインダーに預けたいと思うママが約6割も。もっとママに「チャイルド・マインダー」という職業が認知されたり、「チャイルドマインダー」の数が増えると、ママたちがお子様を預けて、ほかのことにチャレンジしたり、育児に関する話しをプロから聞く機会が増えるなど、良いことが増えていくのかもしれない。ヒューマンアカデミーでは、ママが子育て経験を生かせるチャイルドマインダーという職業に就き、社会で活躍する姿を応援していくチャイルド・マインダー講座を開いている。ママが育児経験を活かせる仕事、ママのことをお助けする仕事。何とも魅力的な職業ではないだろうか。公式サイト:(text:cinemacafe.net)
2013年04月16日経済力に自信がないという男性が増え、それが独身率の増加につながっているという調査結果もある現代の結婚事情。そんな背景から、男性たちは昔のように「守ってあげたい女性」ではなく、一緒に支え合える「働く女性」に目を向けているよう。ただ、働くキャリアを持った女性といえば、ハードな仕事と家事や育児の両立は? 忙しくても旦那さんとの関係はうまくいく? ……と不安に思っている人も多いのでは?今回は、キャリア女性の中でも働く女性の代表という印象のある看護師に、居心地のいい家庭をつくるコツを聞いてみました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。■感謝の気持ちをオーバーなぐらい表すSさん(42歳)は、看護師歴22年のベテラン。プライベートでは、26歳の時に友達の紹介で出会った男性と結婚し、3人の子供を育てています。独身時代は都心の大病院でバリバリ働き、結婚後は転勤族の旦那さんについて行き、転勤先でもスキルを活かして、その土地毎で看護師を続けています。「普段から、気を付けているのは『決して上から目線にならない』こと。2人で働くことで家計はかなり助かっていますし、正直なところ、主人より私の収入の方が上なのです。ですが、私が働き続けていることで、主人には家事や育児を協力してもらっていますし、我慢させてしまっている事もあります。それを忘れずに、手伝ってもらっても当然の事と思わず『ありがとう、助かったよ』とどんな時でも必ず言うようにしています」家族だから協力するのが当たり前と…ついつい感謝の心を忘れてしまうもの。「私も働いているんだし、やってもらって当然! 」と思わずに、その都度お礼を伝えることを忘れないようにする事が大事なようです。Sさんのように旦那さんより収入が多い場合は「上から目線」にならないように、特に注意が必要です。男性のプライドを守りつつ、上手に頼れるといいですね。■完璧を求めず適度な手抜きが大事夫を上手に立てながら家事の協力を得ているSさん。仕事と家庭を両立するにあたり、ほかに何か心がけていることはないか聞いてみました。「秘訣というとおおげさですが、唯一言えるのは一人で抱え込まないこと。日々の家事も子育ても、女性がひとりでやるのは大変です。“自分も仕事をしているのになぜこんなに大変な思いをしなきゃいけないんだろう”と思うと、どうしても態度や表情に出てしまいます。でも、私がピリピリすると家族の間で衝突が起きてしまうので、だったら最初から、“私はあなたたちにこうして欲しい”と伝えた方がいいんです。例えば、子供が受験時期でも、家の手伝いをしてもらいます。その代わり、“頑張ってくれてありがとうね”と必ず言うようにしています。それは主人に対しても一緒ですね」また、Sさんは、“適度な手抜き”を推奨すると言います。「食事も、仕事が忙しい時は、できあいのものを利用することがあります。そのかわり、時間がある時は、心をこめて料理を作ります。そういったメリハリは大事なのではないでしょうか」■作業を細かく分けて、具体的にお願いをする「まずはお願いする内容をできるだけ細かくします。例えば『部屋の掃除』ではなく、『玄関の靴箱の整理』や『リビングの掃除』のように作業を分散する事で、気持ちの負担が軽くなります。さらに、無理のない範囲で時間制限を設け『いついつまでにこれをお願い』といったように締め切りがあると、『やらなきゃ』という気になってくれるみたいです」「注意として、手伝ってもらった作業に不満があったとしても、ある程度は我慢をする事。服の畳み方や物の整理の仕方がついつい気になる事もありますが、旦那さんのやる気を削がない様に気を付けて下さい。ここでもやはり感謝の気持ちを忘れずに」細かく作業を分けて役割を決めたり、時間制限を設けたりするのは、テキパキと仕事を行う看護師という職業だからこそかもしれませんね。そういったSさんの接し方に効果があったのか、Sさん一家は旦那さんも子供も家事を手伝うことに協力的だそうです。忙しいと、自分の大変さを相手にわかってもらいたいとピリピリしてしてしまいがち。しかし、それをストレートに言って“強制的にやらせる”のではなく、旦那さんや子供が“気持ちよく手伝ってくれる”ような言い方ややり方をすることで、結局は自分にとっていい状況となるようです。このテクニックを使って、仕事と家庭を楽しめる賢い女性を目指しませんか?■今回ご紹介した以外にも、恋愛術や生活の知恵など、ナースの意外な情報を大公開中! ナースフル×ウーマンエキサイト特別企画ページ ■取材協力: リクルートの看護師求人・転職パートナー「ナースフル」
2013年02月19日