違法薬物の使用疑惑や当て逃げ、不倫にセクハラ、パワハラ……と、今年も芸能人たちの不祥事が大きく報じられた。2019年に麻薬取締役法違反で逮捕された沢尻エリカ(37)の舞台復帰や2020年に自身の不倫がきっかけで杏(37)と離婚した東出昌大(35)のメディア出演など、YouTubeや舞台などで復帰する芸能人も少なくないが、幅広い視聴者を持つテレビへの復帰はハードルが高いようだ。そこで本誌は、「そろそろテレビで見たい不祥事タレント」について、男女300人にアンケートを行った(~12月18日)。第2位に選ばれたのは、両親に対する自殺ほう助の罪に問われ、懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡された歌舞伎俳優の市川猿之助(48)。2023年5月に父・市川段四郎さんと母・延子さんと一家心中を図るという前代未聞の事件を起こし、世間を騒がせた。裁判では、がんを患う父親の病状悪化も事件の要因だったと明かされたことから、《両親が死亡したことは大変なことだが、話し合いの末のことと聞き及んでいる》(70歳以上男性/無職)《立ち直ってほしい》(30代男性/会社勤務)と、同情の声が。長年、歌舞伎界を牽引してきた功労者であった猿之助に、《家庭の事情と歌舞伎界のしがらみが引き起こした不幸な出来事だったと思う。才能溢れる方なのでご本人の体調や精神面が安定されたら復帰して欲しい》(40代女性/専業主婦)など、活動再開を望む人も少なくない。同率2位だったのは、2016年に芸能界を電撃引退した成宮寛貴(41)。週刊誌で違法薬物使用疑惑が報じられたが、「今後これ以上、自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと、自分にはもう耐えられそうにありません」と引退を表明した。疑惑報道について本人と事務所が完全否定していたこともあり、《そもそも噂程度だったのではないかと思う。週刊誌で取り上げられて真相は解らないまま》(20代男性/会社勤務)《不祥事についての詳細をあまり知らないので》(60代女性/その他)と、擁護する声も。ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)などに出演する人気俳優だった成宮は、《本人は復帰する気はないと思うがもったいないと思う》(60代女性/パート・アルバイト)《実力があると思うからぜひ活躍する姿を見てみたい》(30代女性/パート・アルバイト)と、引退から7年が経った今も人気は根強い。そして第1位は、銀座の高級クラブのホステスに対する暴行事件が発覚した香川照之(58)。女性の胸を触りブラジャーを剥ぎ取るなどのセクハラに加え、ママの髪の毛を鷲掴みにする写真が雑誌で公開され、世間を驚愕させた。キャスター就任から1年を迎えたレギュラー番組を降板、出演するCMの放送停止や契約の打ち切りなどが相次ぎ、芸能活動を自粛した。ただ、事件そのものが3年前の騒動で、すでに被害女性との示談も成立していたことから、《理由が同情でき相応の罰を受けているから》(15歳以上男性/学生)《事件にはならず示談していて、謹慎も長期に渡るから》(20代男性/会社勤務)と、同情の声が。人気ドラマ『半沢直樹』(TBS系)などで印象的な演技を披露してきた香川に、《顔、演技、全てに他人が真似できない良さがあるから》(15歳以上男性/学生)《香川さんの演技が好きなのでまたテレビで見たいです(20代女性/パート・アルバイト)など、早期復活を願うファンも多いようだ。
2023年12月29日違法薬物の使用疑惑や当て逃げ、不倫にセクハラ、パワハラ……と、今年も芸能人たちの不祥事が大きく報じられた。YouTubeや舞台などで復帰することは多いものの、一度不祥事を起こしてしまった芸能人にとって、テレビでの復帰はなかなか難しい。そこで本誌は、「一生テレビで見たくないと思う人」について、男女300人にアンケートを行った(〜12月18日)第3位に選ばれたのは、唐田えりか(26)との約3年にもわたる不倫が発覚した東出昌大(35)。現在は関東の山中で自給自足の狩猟生活を続けながら、仕事があるときだけ現場に出向く生活を送っている。11月に公開された映画『コーポ・ア・コーポ』のヒモ男役も一部では高評価だったが、まだまだ世間からの風当たりは強いようだ。というのも、当時、妻の杏(37)が妊娠中の不貞行為だったことや、杏に不倫が知られた後も関係を続けていた東出。さらに謝罪会見では、「好きなのは杏か? 唐田か?」という記者の質問に対して10秒以上も沈黙し、「妻への気遣いが足りなすぎる!」と世の女性たちの顰蹙を買っていた。そんな不倫相手への未練タラタラな態度に、《やってしまったことに対して内心はそこまで悪いと思ってなさそう》(30代女性/会社勤務)《反省が足りないように思う》など、厳しい声が多く寄せられた。一気に仕事が激減した東出だが、《不倫のやり方が最低すぎる。相手の女優も二度と出て来て欲しくない》(40代女性/パート・アルバイト)《杏さんや子供のことを考えると、家族の幸せを壊した当人だと思うから》(50代女性/パート・アルバイト)と、人気回復の兆しは見られない。第2位は、複数女性との不倫騒動で世間を騒がせた渡部建(51)。テレビのレギュラー番組を9本持ち、15歳年下の妻・佐々木希(35)との間に第一子を授かるなど公私ともに順風満帆な人気芸人に浮上したスキャンダルは、連日大きく報道された。半年間の雲隠れの後に開かれた会見では、「不適切な場所での不貞行為を深くお詫びします」と、公共トイレでの不倫を認め、集中砲火を浴びた。アンケートでも、やはり多目的トイレでの不貞行為について不快感をぬぐえない人が多く、《女性をバカにしていることが許せない》(60代女性/専業主婦)《公共トイレで、なんてことをしてくれたんだと思う》(60代女性/専業主婦)など、非難の声が多数。《偉そうにグルメを語っているわりに、やったことがけちっぽすぎる》60代男性/無職)《そもそも好感度がないし、嘘くさく感じる》(15歳以上女性/学生)と、一度失った信用を取り戻すのは容易ではないようだ。そして第1位は、週刊誌に自身のハラスメント疑惑が報じられると知り、一家心中を図ったとされる市川猿之助(48)。父親の市川段四郎さんと母親に向精神薬を飲ませ、自殺を手助けしたとして自殺ほう助の罪に問われ、東京地裁から懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡された。《あまりにも身勝手な行動》(70歳以上女性/無職)と、事件を重く受け止めている声が。初公判では、「許されるのであれば、舞台で立ちたい。歌舞伎で償っていきたい」と発言した猿之助だが、《求刑が軽すぎ》(60代男性/派遣社員・契約社員)《親が2人とも亡くなっている。テレビなんて、ありえない》(60代男性/パート・アルバイト)と、復帰の道は前途多難ようだーー。
2023年12月29日悪しき慣習や風土によって長年蓄積された事案が露呈した2023年2023年1月〜10月に発覚した不祥事15件(※)のうち、著しくイメージダウンした出来事を上位3例まで選択してもらったところ、1位は「ビッグモーター、保険金不正請求問題」(45.5%)に。以下、「ジャニーズ事務所(※)、性加害認める」(35.9%、2位)、「回転ずし店など、客による迷惑動画で対応に追われる」(26.2%、3位)と続きました。※調査対象とした15事例は、編集部が危機管理の専門家の意見をもとに選定。回答者は任意で3事例を選択した。※現在、社名は「SMILE-UP.」に変更している。【2023年 イメージが悪化した不祥事ランキング】1位「ビッグモーター、保険金不正請求問題」(45.5%)2位「ジャニーズ事務所、性加害認める」(35.9%)3位「回転ずし店など、客による迷惑動画で対応に追われる」(26.2%)4位「日大、アメフト部薬物事件と組織統治問題」(23.8%)5位「四谷大塚、講師が教え子を盗撮し逮捕」(9.2%)6位「楽天モバイル元部長ら水増し請求による詐欺で逮捕」(7.0%)7位「ペットショップCoo&RIKU、ずさんな管理を元従業員が告発」(6.8%)8位「近畿日本ツーリスト、コロナ関連事業で過大請求最大16億円」(6.7%)9位「吉田屋が販売した弁当により、500人を超える集団食中毒発生」(4.7%)10位「歌舞伎町タワー『ジェンダーレストイレ』に抗議殺到」(4.1%)2023年は、企業の悪しき慣習や風土によって長年蓄積された事案が露呈した事件が上位に。公表が遅く当事者意識の欠けた対応は「隠そうとしている」「逃げている」と批判を浴び、イメージが著しく悪化しました。顧客によるイタズラ動画が炎上し不安を広げた事例もランクインし、危機管理広報として意識しなければならないリスクの範囲も広がっています。同調査は、広報・PRの専門誌『広報会議』(毎月1日発売)の2024年1月号(2023年12月1日発売号)に掲載の特集「危機を乗り越える広報対応」の中で実施したもの。生活者の価値観の変化を顕在化し、危機管理広報に活かすことを目的に毎年行っています。特集内では、ランキング結果を踏まえて危機管理の専門家らが広報対応の重要性について分析しています。調査概要■広報会議編集部「2023年に発覚した企業・個人の不祥事」に関するアンケート・編集部が危機管理の専門家の意見をもとに選定した、15件の企業・団体に関する不祥事(2023年1月〜10月までに発覚)の中から、任意で3つまで「イメージが悪化した」項目を選択してもらい、ランキング化。あわせて、選択した理由などを自由回答で調査した。調査方法:インターネットリサーチ対象:全国、20〜69歳の男女期間:2023年11月6日〜7日有効回答数:1,000調査機関:ネオマーケティング()宣伝会議(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅「検索履歴…見せられますか?」女性の約半数、男性の6割が「見せられない」と回答 。もっとも見せたくないと思う相手は誰?✅働く男女の6割が経験している、年末年始の「あれ」とは?「ほぼ毎年経験」という人も3割に!✅『18歳までに子どもにみせたい映画100』学校では教えてくれない大切なことも、すべて映画に詰まっている!
2023年12月04日たびたび報道される、芸能人の逮捕や不祥事。そういった騒動はネガティブな内容が多いため、ファンを含む多くの人に衝撃を与えるほか、関連作品にも影響を及ぼします。芸能人の起こした事件や騒動が原因で、ドラマの放送が延期したり、映画が公開中止になったりしたことは珍しくありません。『芸能人の不祥事』による作品公開中止に賛否2023年6月16日、俳優の永山絢斗氏が、大麻を所持した大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことが分かりました。同月30日には、同氏が出演する映画『東京リベンジャーズ2血のハロウィン編―決戦―』が公開予定であり、多くの人が作品が予定通りに公開されるのかを不安視する声が上がっています。逮捕が報道された同月16日12時時点で、同作の上映に関する声明は発表されていません。しかし、延期もしくは中止になる可能性はあり得るでしょう。アニメ化や実写化、舞台化を果たし、映画は第1作、第2作と立て続けに高い人気を博してきた、『東京リベンジャーズ』。多くの人が最新作の公開を心待ちにしていただけに、今回の件を受け「公開は無事に行われるのか」という声が上がっているようです。「作品に罪はない」「公開自粛は致し方ない」の声前述したように、芸能人の不祥事によって作品の公開が延期されたり、いわゆる『お蔵入り』になったりしたことは、これまでに何度もありました。『作品の公開自粛』という判断に対し、さまざまな意見が上がっています。【肯定的な意見】・直接的でも間接的でも、被害者がいるなら自粛すべき。加害者の顔が世間に露出したり、称賛されているのを見たりするのはつらいと思う。・公開続行はダメでしょう。その人が活躍することによって、苦しめられている人がどこかに存在するんだから。・芸能界はイメージ商売。スポンサーらお金を出している人がいる以上、公開の可否は別問題だと思う。【否定的な意見】・制作側の考えも理解できる。でも、作品に関わった全員やファンがあまりにも不憫すぎる。・大勢の目に触れるテレビ放送はともかく、映画の場合は見たい人だけがお金を払って見るわけだし、いいんじゃないかな。・確かに罪を犯した関係者は悪いが、作品に罪はない。たった1人の不祥事による影響力が大きすぎる。賛否を問わず、「罪を犯した人に責任があり、償う必要がある」という考えは一致しているものの、作品が公開されることによる影響に対しては、さまざまな意見があるようです。今後、『東京リベンジャーズ2血のハロウィン編―決戦―』の公開については、ウェブサイト等で詳細が発信されることでしょう。『関係者の不祥事で作品公開を自粛すべきか』の議論が白熱する中、多くの人が同作の動向に注視しているようです。[文・構成/grape編集部]
2023年06月16日福山市では、市内企業と就労意欲のあるシニアのマッチング機会の拡大のため、シニア向け合同企業説明会を開催します。本説明会は、市内企業における人材確保と、就労意欲のあるシニアの活躍の場づくりをめざす生涯現役促進地域連携事業(厚生労働省委託)の一環として開催するものです。参加は事前予約制となります。日時2022年(令和4年)12月8日(木)10:00~15:00場所福山ニューキャッスルホテル3階光耀の間(広島県福山市三之丸町8-16)主催福山市生涯現役促進地域連携協議会共催広島県協力ハローワーク福山内容・シニア従業員を募集している市内企業約30社の仕事内容や就労条件などの個別説明・ハローワーク福山、ひろしましごと館福山サテライト、はたすて、福山市社会福祉協議会、福山市シルバー人材センター、産業雇用安定センター、福山高等技術専門校、本協議会による相談コーナー対象55歳以上の就労希望者申込期限12月7日(水)までシニア向け合同企業説明会参加者募集! - 福山市ホームページ : 福山市について福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約46万人の拠点都市です。福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、今年築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。福山市ホームページ トップページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月24日学生と企業をつなぐリクルートキャンペーン「未来会議@Hiroshima」地元企業をもっと知る株式会社広島ホームテレビ(本社:広島市中区、代表取締役社長:三吉吉三)は、地元企業で働く魅力を発信し、学生と企業をつなぐリクルートキャンペーン「未来会議@Hiroshima」を展開しています。広島ホームテレビ : この度、広島経済大学(学長:石田 優子)と連携し、学生たちが企業の商品や事業・イメージなどをPRする「紙媒体デザインを制作する授業」が始まります。これらは、広島の魅力的な企業を地元の若者にPRしたいという「未来会議」の目的と、同大学の授業『「私たちの広島」 PR 実践』の学習目的とが合致し、実現。【大学生が考える企業PR広告】を実践まずは、広島の地元企業によるプレゼンテーションが実施されます。この特別授業は、地元企業3社と学生とをつなぎ、学生たちが「広報」を考えていく取り組みとして生まれました。【広島の魅力あるモノ・コト】をPR「地元企業の魅力や商品をPRする」をテーマに講義がスタート!学生たちは、事前に広告を制作する上での考え方やテクニックを学び・地元企業のPRを考え、広告(ポスター・フライヤー・チラシいずれか)を完成させていく予定です。実施概要■授業日時:令和4年10月28日(金)午後2時45分~夕方4時15分■場所:広島経済大学■学科:メディアビジネス学部メディアビジネス学科(後藤心平 准教授)■参加学生:「私たちの広島」PR実践受講学生23人■参加企業:株式会社 大興、株式会社フレスタ、株式会社ジュンテンドー<授業の流れ(予定)>▸10月28日(金)・・・参加企業からのプレゼン▸12月頃・・・中間発表と企業からのフィードバック▸2023年1月頃・・・完成したPRを学生が成果発表『未来会議@Hiroshima』について広島ホームテレビの「未来会議」は、未来志向で地元に密着する広島企業をもっと知っていただくために、魅力的な企業を紹介。今後も産学連携による活動推進を通して、広島県で働く魅力やメリットをリアルに伝えていくことを目指し、「企業の魅力を学生が知ること・学生目線で考えること」を応援しています。テレビの強みである発信力・創造力を活かしてSDGsの認知を広げるとともに、県民と企業によるSDGsの取り組みを支援。共に成果を享受できるよう、事業展開を通じて貢献してまいります。 広島経済大学について「興動人」を実践的に育成するために、「社会人として必要な学識を養う」、「人間力を培う」、「自分を表現する能力を身につける」ことを柱として、さまざまな取り組みや特色ある学習プログラムを実施。※興動人とは、広島経済大学の造語であり、学生に求める理想の将来像です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月27日株式会社インターマックス(本社:山梨県、代表取締役社長:今中 大介)は、創業25周年を2023年に迎えるにあたり、企業ロゴと企業スローガンを一新することをお知らせいたします。新ロゴの採用と同時にコーポレートサイトもリニューアルいたしました。コーポレートサイトURL: 新企業ロゴ1新企業ロゴは、創業時にロゴデザインを担当した、代表の今中 大介の実弟である「今中 隆介」氏がディレクションを行い、デザインは「デザイン事務所 mi e ru」が担当しました。2023年には25周年を迎えることもあり、新たにInterMaxバイクブランドの復活なども視野に入れたデザインとしました。<今中 隆介>デザイン事務所r-homeworks代表。兄である今中 大介が 1998年にインターマックスを創立した当初より、CI及び展示会ブース等のデザインに携わってきた。現在は空間プロデュースやプロダクトデザインの枠を超えて、プロジェクト開発などへ活動範囲を拡張している。<デザイン事務所 mi e ru>石川 マサル・渡辺 恵によるデザインスタジオ。それぞれ、クリエイティブの現場で学ぶ。さまざまな「価値」を「見える」カタチに。ブランドアイデンティティ・デザインを軸として東京・秋田で活動中。また、一新したロゴマークに合わせてコーポレートスローガン“Ride Addict”を制定しました。“Ride Addict”とは、自転車を溺愛している人々、すこし乱暴な言い方をすれば、自転車中毒、でしょうか。世界の価値観が大きく変わり、自分の人生、大切な時間を見つめ直す人が増えています。そのような時代背景において自転車に情熱を傾けることは、中毒という言葉とは裏腹に、心身ともに健やかな充足をもたらします。新企業スローガン何より私たちインターマックス自身が、自転車狂“Ride Addict”です。私たちは、自転車を愛する人々に自信を持ってご紹介できる商品を提供することを使命としており、時代に応じた優れた製品と高まる健康志向にフィットしたライフスタイルをお客さまにご提案していく会社です。インターマックスは、自転車を溺愛し、どこまでも走り続ける人を応援します。これからのインターマックスにご期待ください。■株式会社インターマックスについて株式会社インターマックスは、世界最高峰自転車レースであるツール・ド・フランスを日本人プロサイクリストとして初めて走った今中大介により1998年に設立された自転車関連用品の輸入販売を行う商社です。創業以来、国内外の選りすぐりのブランドを皆様にお届けしています。<会社概要>会社名 : 株式会社インターマックス所在地 : 〒400-0211 山梨県南アルプス市上今諏訪634-3代表 : 代表取締役社長 今中 大介設立 : 1998年事業内容: 自転車および自転車部品、用品卸販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月07日大人気マンガシリーズ、今回は鳥野とりこ(@torico_bird)さんの投稿をご紹介!「保育士さんが一斉退職した話」第17話です。会社を早退し、園長に物申すことに…。呆れた園長の言い訳とは…!?<保育士さんが一斉退職した話#17>出典:instagram園長先生に詰め寄り…出典:instagramあくまで自己都合と言い張り…出典:instagramこのまま問い詰めると…出典:instagram迷惑はかけられない!出典:instagram冷静に話をすることに出典:instagram全く安心できない園の実態…出典:instagram新しい看護師さん…!?出典:instagramめっちゃおばあちゃん!出典:instagram園長に詰め寄るものらりくらりとかわされてしまいます…。そんな園長は代わりの看護師を連れてきたと言いますが…まさかのおばあちゃん!?次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@torico_bird)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年05月26日今回は@エトラちゃんは見た!さんの投稿をご紹介!「ブラック企業で嫌がらせを受けた話」第16話です。部長はユズリハさんが出社していないことに気が付きましたが電話がつながりません。そして部長の奥さんからも電話が…!プシュッ出典:lamire暴露してから会社を去った出典:lamire数週間前出典:lamire一応「出る」ってていで出典:lamire承知しました
2022年04月25日今回は@エトラちゃんは見た!さんの投稿をご紹介!「ブラック企業で嫌がらせを受けた話」第5話です。新卒で入社した会社は、パワハラ・セクハラがはびこり、重労働、低賃金でこき使うブラック企業でした。ユズリハさんが入社時に聞いた話と全然違っていて…!?ブラック企業だと気づいたものの…出典:lamire同期のアカネとランチへ出典:lamire「ああいう中年だけにはなりたくなーい!」出典:lamire転職も視野に入れておかないと…
2022年04月12日「“相方の不祥事で解散”と認識されてしまった影響は、いまだに大きいです……」こうため息をつくのは、大人気お笑いコンビEXIT・兼近大樹(30)の元相方・逢見亮太(34)。EXITは、りんたろー。(35)と兼近の“チャラ男”キャラでブレーク。レギュラー番組を多数抱える売れっ子になっている。そんな兼近はEXIT結成前、’13年から「ぷりずん。」というコンビを組んでいた。その相方が逢見で今はタイで芸能活動中だ。’17年末にぷりずん。が解散する半年前、逢見の運命を変えた出来事が発生した。『週刊文春』が《吉本芸人が集団強姦で解雇!》との見出しで20代女性の告発を掲載。女性が出席した飲み会に参加した「芸人O」と報じられたのが、逢見だった。本人が当時を振り返る。「その日、先輩芸人2人と居酒屋で飲んでいたら、先輩たちが女性を呼び寄せたんです。僕は帰ろうとしたんですが、別の先輩の家に『一緒に行こう』と誘われて断れませんでした。それで家に着いてちょっと飲んでゲームして僕はすぐ帰りました。その後にその事件が起きたんです。後日僕は吉本興業に呼ばれて初めて記事のことを聞かされました。しかし結局、女性側の一方的な主張でした。それなのに謹慎処分とされてしまったのです」その後、逢見以外の芸人4人は吉本から解雇。逢見は謹慎を言い渡されて活動休止となったという。「『週刊文春』の記事にも反論したかったのですが、吉本からは『何も言うな』と……。相方の兼近にも迷惑かけられないし、ひたすら我慢していました」事件は不起訴になるも、「ぷりずん。」としての活動ができない間に兼近がりんたろー。と新コンビを組んでいたという。「気づいたら、兼近がEXITとしてM-1に出ていて驚きました。さらに、’18年夏に兼近が『ゴッドタン』(テレビ東京系)で“EXITはお互いに相方が不祥事でいなくなったコンビ”といったフレーズを使ったんですよね。僕はタイに滞在していて知人からの連絡で知ったので、兼近に確認したら『テレビ側に言わされた。もう言わないようにするよ』と約束してくれました。しかし以降も番組や兼近の本でも“不祥事”とされ続けたのです」■「4~5年たって売れなかったら解散しよう」と約束を昨秋に発売された兼近の“自伝的”小説『むき出し』(文藝春秋)は累計5万部を突破。当時のコンビ解消理由がこうつづられている。《相方が突然の活動休止になる。週刊文春に集団強姦疑惑と報じられた》《バッシングが浴びせられ、会社もその声に応じるしかなく、俺にお笑いを沢山教えてくれた大切な相方は、日本を離れ、苦楽を共にしたコンビは解消した》《中島さん(兼近の小説内の相方名。りんたろー。の本名でもある)も前の相方がスキャンダルで解雇、コンビは解散となっていて、シンパシーを感じていた。残された2人で、漫才を楽しみたかった》実はりんたろー。の元相方は’16年4月、無免許運転で逮捕。半年間の謹慎期間を経てコンビを解散している。その影響もあり“EXITは元相方が不祥事でいなくなった同士”という印象がついてしまい、逢見を苦しめているという。「日本のクライアントさんからもお仕事の話があるんですけど、『ネットに不祥事解散と書かれていますね』などと聞かれてしまうんですよね。日本の企業はコンプライアンスが厳しいので、仕事の話が通りにくくなってしまうので影響が大きいのです」逢見は「ぷりずん。」解散の真相についてこう明かす。「もともと兼近とは『4~5年たって売れなかったら解散しよう』という約束でした。その期間に僕は謹慎で活動停止に。兼近は僕が何もできない間に新コンビを組んでいて、僕が復帰したら『売れなかったら解散する約束だったから』という理由で解散になりました。だから、解散と『週刊文春』の事件はまったく関係ないんです」解散後はピン芸人として活動しテレビにも出演していた逢見だが、約2年前に吉本との契約を解消し、現在はタイを拠点にドラマやバラエティ番組などで活躍している。「日本のテレビ業界とは違って、タイだとどれだけ大御所の方でも一緒に食事したりフレンドリーなところがいいですね」吉本興業に逢見の活動休止理由、また不祥事解散とされていることに関して見解を尋ねたが、回答は得られなかった。最後に逢見に元相方・兼近への思いを聞いた。「兼近とは仲が悪いわけではないですし、同じ芸人として応援しています。ただ、『元相方の不祥事』と言うのだけはやめてほしい。世間の誤解を解いてほしいですね。もちろん吉本には所属時代に磨いてもらったので感謝しています。そして、機会があれば兼近と共演したいです。『タイに行ってる間に、めちゃくちゃネタにしてくれたな!』とイジると思いますよ」そう語る逢見。兼近は元相方の思いをどう受け取るのか――。
2022年01月25日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の世界的な流行によって、1年の開催延期が決定された東京五輪。開催日は2021年7月23日に変更されましたが、同年5月現在、コロナウイルスは終息するどころか、さらに感染を広げています。東京五輪を開催すれば、世界中の選手が来日する上、多くの医療従事者が協力を求められることに。開催に対し、「今はそんな場合ではない。中止にするべきだ」という声が相次いでいます。東京五輪の反対意見ついて、池江璃花子選手が持論を展開白血病の治療で一度は東京五輪の代表の座を逃したものの、開催の延期によって奇跡的に内定をつかんだ競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手。同月7日、池江選手はTwiterで「辞退してほしい」「開催の反対に声を上げてほしい」といった意見が寄せられていることを明かしました。そういった東京五輪の開催反対を求める声に対し、池江選手は丁寧な言葉で持論を展開しています。いつも応援ありがとうございます。Instagramのダイレクトメッセージ、Twitterのリプライに「辞退してほしい」「反対に声をあげてほしい」などのコメントが寄せられている事を知りました。もちろん、私たちアスリートはオリンピックに出るため、ずっと頑張ってきました。ですが、↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 今このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことは仕方なく、当然の事だと思っています。私も、他の選手もきっとオリンピックがあってもなくても、決まったことは受け入れ、やるならもちろん全力で、ないなら次に向けて、頑張るだけだと思っています。1年延期されたオリンピックは↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 期待に応えたい一心で日々の練習をしています。オリンピックについて、良いメッセージもあれば、正直、今日は非常に心を痛めたメッセージもありました。この暗い世の中をいち早く変えたい、そんな気持ちは皆さんと同じように強く持っています。ですが、それを選手個人に当てるのはとても苦しいです。↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 長くなってしまいましたが、わたしに限らず、頑張っている選手をどんな状況になっても暖かく見守っていてほしいなと思います。— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 池江選手だけでなく、きっと多くの選手がコロナ禍での開催に不安を感じているでしょう。しかし、五輪開催の決定権は選手にはありません。現在も選手たちは、私たちと同じように感染や重症化のリスクにおびえながら生活を送っています。決定権のない選手にそういった言葉を投げかけるのは、見当違いといえるでしょう。一連の投稿に対し、合計でおよそ40万件もの『いいね』が寄せられました。文章を通して、池江選手のもどかしい気持ちは多くの人に伝わったようです。・選手個人にそんなことをいってもね…。企業の不祥事で社員を叩くようなものでは?・五輪開催反対の気持ちは分からないでもないけど、選手に「辞退しろ」というのは違うでしょ。・すごく言葉を選んで発言してるのが伝わってくる。お門違いの批判だよ…。五輪は多くのアスリートにとって世界の頂点であり、あこがれの場所。だからこそ、今の状況は心苦しいものでしょう。「今やるべきことをまっとうし、応援してくれる人の期待に応えたい一心でいる」という池江さんの言葉は、きっとほかの選手も同じはず。東京五輪がこの先どうなるかは分かりませんが、懸命に練習している選手個人に中止を求める声がなくなることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2021年05月08日お笑いコンビ『アンジャッシュ』の渡部建さんが不倫報道によって芸能活動を自粛を発表。2020年6月12日に放送された、渡部さんがMCを務めるラジオ番組『GOLD RUSH』(J-WAVE)は、相方である児嶋一哉さんが代打で出演しました。児嶋さんは、渡部さんの不祥事を涙ながらに謝罪。ネット上では、児嶋さんのコメントに反響が上がっていました。アンジャッシュ児嶋「立場的に僕のほうが弱かった」謝罪コメント全文児嶋さんは、渡部さんの不祥事について説明。「相方から見ても気持ち悪い」と、強い言葉で渡部さんの行動を非難しました。うちの相方、渡部が不倫ですね、不倫をしましてそれがもうね、笑えない。笑える不倫もないんですけど、笑えない、質が悪い、気分が悪い、相方から見ても気持ち悪い不倫をしまして、世間をものすごく騒がしてしまっています。あいつは自粛という形で僕が代わりにやらせていただくことになりましたけど…。GOLD RUSHーより引用大きく息を吸って、しばらく言葉を詰まらせた児嶋さん。渡部さんは「天狗になっていた」と、振り返りこれまでの言動についても指摘しました。本当に、バカです。大バカで、調子に乗ってたんでしょうね。仕事もうまくいくし、プライベートも順風満帆だし天狗だったんですよね。自分が勘違いしてたんですよ。本当に人の痛みとか思いやりとか優しさとか愛とかそういうのがないんですよ。だからこういうことになるんですよ。僕も浮気した方々だけではなくスタッフさんなどに対する態度、芸人仲間に対する態度、いわせてもらえば僕に対する態度、振り返ればダメですよ、あいつは。お前なんでそんなひどい傷付くようなことを平気でいうんだ、思いやりが、愛が、優しさがないんですよ。だからそういうことになるんですよ。僕ももうすごい昔ですけど、10年前以上にきれてケンカになったこともありますけど、あいつ、頭はいいですからね。理論武装されて、あんまり響かなかったなって。ぶっちゃけ、ずっとアンジャッシュは仲よしコンビではない。めちゃくちゃ仲悪い時もあれば、ちょっと話すこともあったんですけど。振り返ればなんか、「なんでお前そんなこというんだ」「なんだその俺に対するいい方は」「どういうつもりなんだ」「愛、なんにも感じないぞ」ということがあった。そういう時も僕が相方として「ダメだぞそういうの」とか、スタッフさんに対してもそうだし、いっとけばこういうことにならなかったのかなとは思いますけど…。僕も情けないんですけど、渡部は渡部で仕事は頑張ってますよ。あいつはその辺はめちゃくちゃ頑張ってる。現に仕事いっぱい増えて、僕なんかより売れて、アンジャッシュの関係性的にも、なかなか叱るということが立場的にもしづらくて。あんまりあいつに何かいうということはもう10年ぐらいなかったのかもしれないですね。立場的に僕のほうが弱かったですよ。GOLD RUSHーより引用涙をこらえながら、過去を振り返った児嶋さん。これまでの渡部さんの行動をきつく叱れなかったと、後悔の念に駆られていました。また、児嶋さんの元にはたくさんの励ましの言葉が届いており、そのメッセージを見るたびに涙が流れると吐露しています。なんかあっても、俺がいって変な空気になって、本番であいつに冷たくされてもな…とか、そういう情けない思いもあったりして。こういう僕の弱い部分があいつを甘やかしたんだなって思ったりもしますね。でもダメです、あいつは本当に大バカ野郎です。すごく多くの方に迷惑かけてまして、僕のところにもTwitterにスタッフさん、仲間、同業者の方から「頑張れよ」とかいろんなメッセージいただいているんですけどそれを見ると結構、泣いちゃうんですよね。そこは僕も気付きましたけど、やっぱ本当に多くの人に支えられて成り立っている、僕らはやってこれているんだなって、僕もそこは改めて再認識しましたけど。みなさん本当に心配してますよ。だから僕のところにそれだけたくさんの、そういうLINEとか電話きてるってことはあいつのところにもいっぱい、いろんなお叱りとか来てるんでしょうけども。GOLD RUSHーより引用児嶋さんは、今後の活動についてや、渡部さんへの想いも語りました。今後の渡部さんに求めることとは…各方面に迷惑をかけた相方に代わり、児嶋さんは番組やファンに対して、そして報道を見て気分を害した人に対しても謝罪をしました。そうですね、本当に迷惑をかけておりますよ。スポンサーさん、CMも、アンジャッシュでもそうだし、渡部もいっぱいやらしてもらって、もうどれだけ迷惑かけてるんだっていう。撮影した方々もそうですよね、その企業の方々も。もう何人になるんだよっていう話ですよ、迷惑かけてるのが。本当にすみません。それで番組関係ですよね。レギュラー10本。そんなにやってんのかいって思いましたけど。全部ダメですし、撮り直ししなきゃいけないのももちろんあるだろうし。この番組もそうですよ、『GOLD RUSH』だって。そりゃ渡部がやったほうがいいんですよ、進行うまいんだし、しゃべりうまいんだから。J-WAVEに迷惑かけてるんですよ、児嶋がやって。つたないこんなしゃべりで。J-WAVE優しいから、使ってくれてるんですよ。児嶋かわいそうだから、今日はやらせてやろうよって。これも迷惑かけてるんですよ。スタッフさんもそうだし、あと演者もそうですよね。収録してるものが放送できなくなったものもあるし。取り直しでまた来てもらうこともあるのかな。そういうのもあるし。事務所にもそうですよね。とんでもない迷惑かかってるんですよ。本当に申し訳ありません。あとは、ファンの方々ですね。「アンジャッシュのファン、そんなにいるのか」といわれたら、ちょっと自信はないんですけど。そこまで好きじゃなくても、「昔エンタ観ていて、笑いました」とか「ちょっとだけ好き」って方もいれたら、まぁそこそこいるんじゃないかなとか思ってるんですけど。そういう方を全部裏切って、迷惑かけましたよ。本当に申し訳ありません。あとはそうですね。今回の報道で、僕もそうなんですけど、気分を害した方がとんでもない数いると思うんですけどね。そういった方々も、すべての人、本当にうちの渡部がとんでもないご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。GOLD RUSHーより引用児嶋さんは、これからの仕事は考えられないものの、渡部さんが心を入れ替えることを願っていると明かしました。これからのこととかまだそんなしゃべるような段階ではないんですけど、あいつはそういうの本当に改めて、あいつとも1回2回電話して、当然僕にも謝って来て「心入れ替える」ってやり取りはありましたけど。そうですね…なんかね、あいつが俺に謝ってくることなんかないんで。そういうの聞いていると、切なくなる部分と、「ちゃんとここは怒んなきゃな」ってことで「お前これだけ迷惑かけてるぞ」ってことはちゃんと怒ったつもりだったりとか、いろんな感情があるんですけど。まぁ人間、そんな簡単に変われるとは正直思ってないんで。何年かかるか分かんないですけど、本当にいった通り心入れ替えて、人の気持ちが分かる、優しさ、愛がある人間に生まれ変わんなきゃダメですよ。で、復帰どうこうとかはまだ全然早いですけど、もし許してもらえてそういう場が与えられるようになったら、がらっと人間変わってなきゃダメですし、仮に復帰できなくてほかの仕事するとしても、人間的に変わってないと人と人の付き合いとかですからね、仕事は。絶対人とやるものですから、そこは変わってないとどの世界でもダメですよ。変に口先が上手くて頭回るけど、そんな小手先に走らず心で人と通じ合える人間になってほしいですよ。GOLD RUSHーより引用さらに、今後の活動については、渡部さんの仕事のフォローなど、今ある仕事を一生懸命に取り組むことを誓っています。僕、個人的にも、もう許してもらえるならもう今まで通り1人で、仕事は1人で頑張って、それしかないですね。目の前の仕事を一生懸命やらせていただいて、こういういろいろあって渡部の穴埋め、フォローとかそういう仕事とか多分あるでしょうからそれも一生懸命やらせていただいて。予定通り入ってる仕事一生懸命やらせていただいて、これからも使ってもらえるならやりたいし、これでもうもしかしたら無くなっちゃうかもしれませんけど、それはもうアンジャッシュとして27年ぐらいですかね。知り合って30年やってきて、僕があいつを誘って、そいつがやってしまったことなので、それはもうしょうがなく受け止めるしかないですけど、僕の考えはそうですね。改めて本当にうちの相方がご迷惑かけて申し訳ございませんでした。GOLD RUSHーより引用児嶋さんの謝罪の言葉は、ファンにとって衝撃だったようです。・「立場的に僕のほうが弱かった」という言葉がすごい心に来る…。注意できなかったんだろうな。・言葉がとても重く感じた。児嶋さんの想いは十分に伝わってきました。・「仲良しコンビではない」というところに、これまで2人しか分からないいろいろなことがあったんだと思う。ラジオの冒頭10分にも及んだ、児嶋さんの謝罪。児嶋さんの誠心誠意のコメントは、多くの人の心に届いたようです。[文・構成/grape編集部]
2020年06月12日*画像はイメージです:昨今大手企業の不正行為が相次いで発覚しています。いずれも日本を代表する企業であるだけに、その影響は計り知れないものがあります。一連の不正は、会社内で「当たり前」のような状態となっていた模様。それを見かねた一部の勇気ある社員が内部告発をしたことで、不正が明るみに出たようです。 ■意外と知られていない「内部告発」の方法自分の働いている会社の不正を告発することは、自らの首を絞めかねない行為。ほとんどの人が「見て見ぬふり」をしてしまうことでしょう。しかし、正義感などから、やはり「内部告発に踏み切るべきだ」と考える人もいるはず。この場合、周りの社員にバレないよう、密かに行動する必要があることは、皆さんご存知のとおりです。その一方で、「どこに、どうやって」告発をすれば良いのかは、あまり知られていません。仮に企業の不正を内部告発する場合、どのように進めれば良いのでしょうか?星野・長塚・木川法律事務所の木川雅博弁護士に解説していただきました。 ■内部告発はどのように行う?「最近も、性能データ数値、リコール件数、決算資料等の改ざん・ごまかしなどの企業の不正に関する報道が相次いでいます。従業員からの内部告発によって企業の不正や不祥事が明るみに出ることがありますが、原則として内部告発は実名で行うことになっているため、告発による不利益や報復をおそれてしまう方も多いかもしれません。そこで、実際に内部告発をしたいと思った場合にはどうすればよいかについて、制度を含めて簡単にお伝えしたいと思います」(木川弁護士) ■公益通報者保護制度(内部通報者保護制度)の存在「公益通報者保護法上の公益通報は、労働者が、不正目的ではなく、会社や役員・従業員等について生じている(まさに生じようとしている場合も含む)法令違反(コンプライアンス違反)行為を会社や外部に通報することです。公益通報者保護法や裁判例上、通報した人に対して降格・異動・解雇等の不利益行為を行ってはならないとされており、企業内の不祥事を発見した従業員が通報しやすくなっています」(木川弁護士) ■実際に内部告発をするときはどうしたらよいか「とはいえ、実際には不祥事が組織ぐるみで行われている場合などでは通報者に対する退職勧奨や不利益取扱いが行われてきたこともあります。法律は当事者間で紛争になってから守ってくれるものですので、事実上、不利益な扱いを受けない保証はありません。公益通報者保護法違反に対する罰則がないことも問題視されています。そこで、通報を検討している方が取り得る方法は2つあり、1つは匿名で通報をすることです。匿名通報は公益通報者保護法上の保護の対象になりませんが、理由のない不利益取扱いを受けた場合は裁判で争うことが可能できます。上司や会社を信用できない場合に様子見として会社上層部または外部に通報してみるのもいいかもしれません。そして、もう1つはその会社に見切りをつけて堂々と実名で通報を行うことです。昔とは違い、不正は明るみになりやすくなっていますのでその会社でキャリアを積んでも水の泡になる可能性が大いにあります。そのような会社は、残業代が払われないなど既に自分が被害を被っている場合がありますので、タイミングとコストを考慮して通報を行うのがよいでしょう。どこに、どのタイミングで通報するかについて迷われた場合は、第三者委員会や弁護士会の公益通報相談窓口へ相談するとよいです。結局、公益通報を行うこと自体によるメリットがない上、公益通報者保護法違反に罰則もなく、しかも、むしろ不利益取扱いを受けるリスクを背負うだけという点がネックだと思います。法改正もさることながら、どうしても社内での自浄作用が働かない場合には通報も選択肢の1つとして考えるような法令遵守行為が礼賛されるような社会になることを願います」(木川弁護士) 現状内部告発を行う場合は、会社からの不利益取扱いなどを受ける可能性があるようです。自分を守るためにも、告発の前に弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。 *取材協力弁護士:木川雅博 (星野・長塚・木川法律事務所。通信会社法務・安全衛生部門勤務を経て、星野・長塚・木川法律事務所に所属。破産・再生・債務整理を得意とする。趣味は料理、ランニング)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです* NOBUHIRO ASADA / Shutterstock
2017年11月13日●拳銃の不正押収は「絶対に楽しいこと」死刑囚の告発をもとに、記者が殺人事件の首謀者を追い詰めていく犯罪ドキュメント小説『凶悪』。山田孝之の主演で2013年に実写化され、第37回日本アカデミー賞の優秀監督賞をはじめその年の映画賞の28冠に輝いた。原作からはジャーナリズム精神を正義とする記者の姿が浮かび上がるが、映画では悪事を暴くことにのめり込み、家庭が崩壊するという闇の部分も映し出す。妻からの「面白かったんでしょ?」という言葉は、山田演じる藤井の心を深くえぐる。この作品を手掛けて一躍時の人となった白石和彌監督が、今度は北海道警察の不祥事をテーマにした映画『日本で一番悪い奴ら』(6月25日公開)でメガホンをとった。綾野剛演じる刑事・諸星要一は「正義の味方、悪を絶つ」という信念を持ちながら、先輩刑事・村井(ピエール瀧)の教えに従って、裏社会に身を投じる。スパイであるSの協力により次々と拳銃を押収し、「銃器対策課のエース」と呼ばれるまで昇りつめるが、「日本警察史上、最大の不祥事」によって破滅の運命へと導かれる。『日本で一番悪い奴ら』の原作が、主人公のモデルである稲葉圭昭氏のノンフィクション小説『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』。この小説は同氏の懺悔録とも言える内容だが、一方で映画はド派手で浮世離れした私生活や倫理観が麻痺した姿も描くことで、笑いのエッセンスも加えている。この常に"二面性"を重視する白石監督とはどのような人物なのか。「インモラルなことをできる範囲でやらなきゃダメ」「そういうものを作る責任が自分にはある」という強い信念で突進する北海道出身の白石監督。撮影秘話のほか、「表現の自主規制」や「邦画界の未来」といった"白石イズム"の根底にも触れた。○「不正」テーマの作品に正義感はない――試写室が大混雑で、途中からは笑い声も。評判はどのように伝わっていますか。試写で入れない方がたくさんいるとは聞いていますけど……僕にはいい話しか伝わってこないですからね(笑)。まぁ、興奮気味に褒めてくださる方もいるので、まず1つ目の階段は上がったかなという気はします。――前作の『凶悪』が重いテーマだったことから、今作はエンターテイメント性に重きを置いたそうですね。原作が懺悔録のような内容だったので、「告発するヒーロー」として描く選択肢もあったのではないでしょうか。私も原作を読んだ時に、告発したい気持ちが全面に出た懺悔録だと受け止めました。ただ、100丁もの拳銃を押収するのは、「絶対に楽しいこと」なんじゃないかと。右折禁止のところで警察に待ち伏せされたことってありますよね? そういうのも、実は楽しいはずなんです。低姿勢に「すみませんね。急いでるのは分かるんですけど、免許証見せてもらっていいですか?」なんて言われますけど、こちらがキレるのを待ってますからね(笑)。警察の方も同じ人間ですから、そんなもんだと思います。このあたりのことを原作の稲葉(圭昭)さんに尋ねてみたら、やっぱり「楽しかった」と。ヤクザを養って一丁1~2万円で拳銃を仕入れるのは、コスト的に完全な赤字なわけですから、楽しさや興奮がないとやってられませんよね。――綾野さんが演じた諸星は、見方によっては仕事熱心なタイプとも。ただ、一線を越えると人が離れていくのも、残酷ではありますが現実ですね。組織というものは、調子に乗っている時は頼られますが、不要とされると煙たがられるもの。政治、野球、相撲……世の中の組織内ではだいたい同じようなことが繰り返されていると思います。――『凶悪』の原作はジャーナリズム精神で突き進む週刊誌記者の話でしたが、映画では奥さんから「面白かったんでしょ?」という核心をつく言葉がありました。そういう人間の二面性は常に意識されているんですか。『凶悪』の原作者・宮本太一さんはとてもすばらしい方ですし、ジャーナリズム精神を実践して高い評価を得た方。そこを映画で描くことは重要だと思いますが、一方で「結局それで飯食ってるやん」「何部売れたって話をしてるんでしょ」という見方もされるわけです。それはテレビやほかのメディアも同じだと思います。僕らだって北海道警察の悪事をテーマにしていますが、公開初日に果たして何人見てくれたのかはやっぱり気になります。そこには「正義」も「悪」もないと思うので、そこから一歩引いたところで見たいという思いは常にあります。――『週刊文春』の編集長を取材したことがあったのですが、仕事に「正義」はないと。同じようなことをおっしゃっていました。そうなんですね(笑)。売れるものが「良いネタ」とされるわけで、われわれもヒットをすればそれは「良い映画」になる。○シートベルトしない描写は「もっと自由を」の悪意――今回の映画では、刑事がシートベルトをしない描写がありました。表現の自主規制として、よく話題に上がるのがこの"シートベルト問題"です。テレビだけでなく映画でも、俳優さんが車のCMに出演している場合は必ずシートベルトをしないといけません。そもそも「道路交通法違反」という指摘もありますから、仮にシートベルトをしないのであれば私有地で撮るしかありません。実は今回はCG合成の停め撮り。そういった制約によって撮りたいものも撮れない時代。すごくつまらないですよね(笑)。これは良い意味での"悪意"というか。こんな自主規制をよしとするクリエイターなんて一人もいないはずですから。表現はそういうことに左右されるのではなくて、もっと自由であるべきだという、僕なりのエールでもあります。覚せい剤や濡れ場のシーンもそこに含まれるのですが、昔は映画の中で当たり前のようにやっていたこと。そんなに難しいことやっているつもりはないんですけどね。――本音をいえば、諸星が悪事の限りを尽くして絶頂期を迎える銃器対策課時代をまだまだ観たかったです。こうして観客側も倫理観が崩壊してしまうんですね(笑)。ありがとうございます(笑)。ただ、「調子に乗っているとヤケドをする」というメッセージを伝えるためには堕ちていく様も描かなければなりません。きっと人間のバイオリズムなんでしょうね。うまくいっている時もあればダメな時も。それを「堕ちていく=ダメ」じゃなくて、そういうバイオリズムの中で生きているということを客観的に映したいという思いがありました。そもそも堕ちていく人間、実は美しかったりするんですよね。――稲葉さんにも直接会われたそうですが、どんな方なんですか。人当たりがよく色っぽい方。原作にも入ってない話も聞きましたが、やっていたことがひどすぎて……。映画ではできないことがいっぱいあるなと思いました(笑)。部屋で拳銃が暴発したり、喫茶店で拳銃とお金を交換したりするシーンがありますが、実際には拳銃を喫茶店に忘れてしまったこともあったそうです。――なんといううっかりミス(笑)。上司である課長も、押収した拳銃を棚にぶん投げてましたね。ははははは(笑)。――そういう何気ない描写が、道警の体質を物語っているわけですね。ただ、道警だけでなく日本全国規模でまかり通っていたことなので、多かれ少なかれあっただろうし、やっていなくてもそういうことは必ず目にしていたはずです。●元大阪府警は絶賛も「笑えなかった」――本作でいえば勝矢さん演じる経理担当の次長が、"緩く"ではありますが「ストッパー」的な役割を果たしています。そういう正義感がある人でも、大きな組織の中では次第に染まり、「NO」という方が変人扱いされてしまう。――拳銃を押収するために密売することについて「買うんですか!?」とツッコミを入れてくれるのがその次長。ただ、その笑いが行き過ぎるとコントのようになってしまいます。そうなんですよ。そのバランスが一番難しかったです。心がけたのは「笑いをとりにいく芝居」にしないこと。組織の中で、それぞれが必死になって動いていることを念頭に演じてもらいました。――撮影初日の前夜、綾野さんとお酒を飲んで一致した部分があったと聞きました。具体的にはどのようなことだったのでしょうか。今作は諸星の22歳から48歳までを描いています。綾野くんは34歳で、経験値や想像だけではその年齢差は埋められない。そこに迷いがあったようなので、「それを埋める方法は僕もわからない。ただ、この人は真面目で一生懸命。選択肢を求められた時に、常によりベターなことを考えて実行していた。その先に事件があった。でも根底にあるのは真面目な部分。先々のことを考えず、正直に生きていたという彼の姿を1シーン、1シーンに置き換えて、まずは全力でやっていくしかない」と伝えました。そういうルール作りが互いに一致したんです。展開によってテンションをあえて変えるとか、そういう計算は一切しませんでした。人生って、そうじゃないですか? 人がいつ死ぬなんて誰にも分からない。「その時その時のことを考える」とはそういうことだと思います。○運命を変えた孝行息子"凶悪"――北海道にキャンペーンに行かれたそうですね。地元は盛り上がっていましたよ。社会正義のためだけにこの映画を作ったわけではないということが、観てくれた方に伝わったみたいなので安心しました。ただ、道警さんは面白くはないでしょうね。今でも働いている方もいらっしゃいますから。――北海道警察からのコメントは?今のところはありません。警察関係者の中で何人かは観た方もいると思いますけど……。そういえば、元大阪府警の銃器対策課の方がご覧になったみたいで、大絶賛してくれました。「周りは笑っていたけど、自分は笑えなかった」と(笑)。稲葉さんはこの映画を通して追体験するわけですから、「ひどいことしてたんだな」とあらためて感じたそうです。捕まった後に道警を擁護する場面がありますが、稲葉さんは観るたびに必ずそこで泣いてしまうとおっしゃっていました。――そういう意味でも観る人によって変化する映画だと思います。何が正義で、何が悪なのか。「だから何なの?」と思われるかもしれないですけどね(笑)。結論を訴えるのは簡単なことなのかもしれないですが、こういう実録系の話は結局、結論なんて出ない。過去にはそういう話があった……結局そこに着地します。――最近ではさまざまなオファーが舞い込んでいるそうですね。音楽を担当された安川午朗さんが「仕事を選んでほしい」とおっしゃっていました(笑)。しばらくはやれるだけやってみたいです。面白くないものはやりませんが、どんなものでも「面白い」と思ったことはやりたいと思っています。――『凶悪』で多くの賞を受賞されましたが、そこから風向きが変わった感じですか?今回の企画もこの『凶悪』という"孝行息子"がいたから。『凶悪』がないままこれを持ち込んでも、うまくいかなかったでしょうし、それはすべてがつながっていると思っています。『凶悪』がそこまで評価されるなんて……あんなひどい映画が(笑)。賞をもらいたくて映画を作っているわけではないんですが、いただいたことで今までは「白石って誰?」というところからはじまっていたのが、最近では「『凶悪』の人ね」と認識してもらえるようになりました。それに関してはよかったと思います。○これからの日本映画について――「インモラルなもの」をテーマとして掲げていらっしゃいますが、何かきっかけが?まさか自分がそうなるとは思っていませんでした。『凶悪』を撮る前ぐらいに若松(孝二)さんが亡くなられて、新藤(兼人)さんや大島(渚)さんもちょうどそのころで……。みなさんがインモラルなものばかり撮っていたわけではないんですが、日本映画の中で、ある地位を築かれていた。「大手配給の作品だけじゃない何か」というか。――エンターテイメントの幅は狭まっていると思いますか?お金をかけている映画の中では幅はあるのかもしれませんが、本来、映画はギャンブルなんですよ。当たるか当たらないかは誰にも分からない。それが分かるのであれば、当たる映画だけを作っていけばいいだけの話で。製作委員会方式が主流になると大穴は狙わずに、本命にしか張らなくなっているわけですよね。そうなるとレース自体がつまらなくなってしまう。買っても配当1.2倍みたいな。たまにはこういう、"大穴"みたいな映画にみんな張りたいはずなんですよね。――邦画界が盛り上がるには何が必要なのでしょうか。『凶悪』ぐらい低予算の枠組みで、連発して実績を残すことができれば……。2、3億かける映画でこういうものは難しいと思うので、あのぐらいのバジェットでもう少しいろんなことができる環境を作っていくことが大切だと思います。ただ、ミニシアターも少なくなってきている。そういうペイできる環境が縮小していることも、マイナス要因だと思います。シネコンに入ることができても最初の土日で評価されてしまって、お客さんが入らないものは一瞬にして淘汰されていく。そこで勝負しても瞬殺されるという厳しい現実が待っています。ミニシアター向けにその手の作品はたくさん作られてはいます。でもロングランでは上映できない。邦画の盛り上がりは興行の問題と密接なので、NetflixやHuluといった映像配信サービスで1カ月配信するという選択肢も今後重要になってくるかもしれません。■プロフィール白石和彌(しらいし・かずや)1974年北海道生まれ。1995年、中村幻児監督主催の映画塾に参加し、その後、若松孝二監督に師事。助監督時代を経て、行定勲、犬童一心監督などの作品にも参加。初の長編映画監督作『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(10年)の後、ノンフィクションベストセラー小説を実写化した『凶悪』(13年)は、第37回日本アカデミー賞優秀監督賞ほか、各映画賞を総なめした。最近ではNetflixのオリジナルドラマ『火花』の監督も務めた。
2016年07月05日女医でタレントの西川史子(45)が19日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。不祥事続きの政治家について、「政治家という職業が下品になっている」と苦言を呈した。番組では、舛添要一都知事の辞職決定のニュースを紹介。次期都知事の候補について意見を言い合った。西川は「舛添さんだけではなくて、その前の猪瀬さんも、石原さんも同じようにファーストクラスを使ったり、いろいろしてきた」と指摘し、「政治資金規制法を見直さなきゃいけない。この人だけの問題じゃない」と根本的な見直しが必要だと主張。「政治家という職業があまりに下品になっているのがよくないなと思いますね」と話した。タレントのテリー伊藤は、次期都知事について「想像力のできる知事」が必要だと意見。「『(東京)オリンピックを成功させる』って言うけど、オリンピックはほとんど成功しますよ。大事なのは、そのあとの"オリンピックロス"」と持論を展開し、「特に団塊の世代はとりあえず2020年まで頑張ろうとか、もっと上の人はあそこまで生きようかとか…。2020年以降、都民をどう導いていくか」と語った。
2016年06月19日最近は大手の有名企業だけでなく、ベンチャー企業を選ぶ人も増えてきていますよね。ベンチャー企業は変化と可能性に富んでいて、若いうちからいろいろなことに挑戦できたり、古い企業に比べて柔軟な社風であるなど、様々な魅力があります。しかしその一方で、まだまだ新しい会社であるため、色々な問題がつきまとってくることもあります。今回は、「ベンチャー企業に就職するデメリット」を考えてみたいと思います。■賃貸契約などで戸惑われる「4月からベンチャー企業に入社することになり、会社の近くで物件を探していたんだけど、審査時に勤務予定の会社の名前を書いて出したら、不動産屋さんがちょっと怪訝な顔をしていた。結局不動産屋さんがリサーチしてくれて審査は通ったけど、なんかショック。比較的新しくて名前も売れてない会社だから仕方ないんだけど…」(24歳・大学院生)賃貸等を契約する際に、勤務先の会社名があまり有名でないと、特に年齢の高い不動産屋さんなどでは「それ、何の会社?」「何売ってるの?」など、ちょっと怪訝な顔をされることもあるようです。もちろん、それだけで審査に落とされることはなさそうですが、明らかに戸惑われて気持ち的にショック…という思いをした人も多いようです。■「大手企業主義」の人にバカにされる「就活が終わると内定先の披露し合いっこみたいになる。そういう時に『ベンチャー企業に行く』と言うと、勤めるのは大手じゃなきゃ!みたいな人には『え?それどこ?大丈夫?』みたいにバカにされることも多い。私はやりたいことを選んでるから全然後悔はないんだけど、やっぱりムカつくよね(笑)」(22歳・学生)今の時代、必ずしも大きな企業に行くのが正解、ということはありません。しかし依然として有名企業や大手企業のネームバリューには、魅力やステイタスを感じる人が多いのも事実です。そんなわけで、就活生の間にも、大手企業に行くことが正解!という価値観の人も多くいます。そういう人からは、「ベンチャーに就職する」というと、驚かれたり、バカにされることもあるようです。とはいえもちろん、価値観なんて人それぞれ。企業選びに模範解答はないので、素直に自分のやりたいことを選べば良いと思いますよ!■退職金が出ない「ベンチャーに行った先輩から聞いた話では、ベンチャー企業ではけっこう退職金が出ないところが多いらしい。意外と知られていないから、就活前にはしっかりチェックしておいた方が良いと思う」(24歳・メーカー)そしてわかっているようで意外と知られていないのが、ベンチャー企業では退職金が出ないことも多いということです。ベンチャーは新しい会社が多く、まだ制度が整っていなかったり、独立・起業など人の入れ替えが激しいこともその一因なのかもしれません。また残業手当や諸手当が「見込み」になっていて、月給の中に最初から含まれている…というパターンも多いようです。もちろんこうした諸手当や退職金が無い分、月給や年収は比較的高いことが多いです。どちらがいいかは自分でしっかり見極めておきましょう。就職活動では、急にずらりと自分の前に様々な企業が並ぶので、どんなところにいけばいいか分からなくなってしまうことも多いかと思います。どのように働いて、どのように生きていきたいか、ゆっくり自分と話し合って、自分にとってベストな選択にできるといいですね。
2016年03月14日IDC Japanは2月4日、企業におけるオープンソースソフトウェア(OSS)の利用実態調査結果を発表した。OSSを「本番環境で導入している」と回答した企業は31.3%で、昨年の調査は31.5%、一昨年の調査では32.0%と、この3年間で大きな変化は見られなかった。従業員規模別で見ると、「本番環境で導入している」と回答した企業は1000人~4999人で36.8%、5000人以上で39.4%となり、一方では、100~499人以下の企業が最も低く24.8%となった。IDC Japanでは、企業の規模に比例してOSSの導入率が高くなる傾向があり、この背景には、多くの中小企業ではOSSを導入して管理する人材が乏しいということがあると分析している。また、OSSを使用している企業に対して、より詳細にOSSの利用実態についても調査。その中で、本番環境で使用しているOSSの種類を調査した結果、Linuxが67.3%で最も高い利用率となった。その次に高い使用率のOSSは、RDB(リレーショナルデータベース)のMySQLで53.1%となり、以降、アプリケーションサーバのTomcat(35.6%)、RDBのPostgreSQL(35.0%)、システムソフトウェアのSamba(21.4%)、システム管理のZabbix(16.2%)、ハイパーバイザーのXen(16.2%)が続く。近年、クラウドインフラ領域で注目を集めているOpenStackは6.1%、コンテナプラットフォームのDockerは4.5%となり、また、ビッグデータ関連としては、データ分散処理のHadoopが6.8%、NoSQLの中ではMongoDBの使用率が最も高く4.5%となった。さらに、調査ではクラウドサービスとOSS使用の関係を分析し、IaaS(Infrastructure as a Service)を利用している企業の42.5%はOSSを積極的に使用していくという方針をとり、43.8%はOSSを適材適所で使用していくという方針となっているという。PaaS(Platform as a Service)を利用している企業においても、53.1%がOSSを積極的に使用していくという方針をとり、34.7%はOSSを適材適所で使用していくという方針であることがわかった。一方、IaaSあるいはPaaSを今後も含めて利用しないという企業では、OSSを積極的に使用していくという方針は20%未満にとどまっており、こうしたことから、同社はOSSの使用はクラウドサービス利用との関係性が強く、クラウドサービスの普及がOSSの使用拡大のドライバーになると指摘している。同調査は、2015年12月に国内の企業および組織のIT部門を対象としたアンケートで回答を得たもので、1次調査で1482社、2次調査で309社から有効回答を得ている。
2016年02月05日●マーケティングは、大企業だけのものじゃない11月9日、日本国内で初めて「Facebook Marketing Boot Camp」が開催された。同イベントは中小企業やスタートアップ、個人事業主などを対象に、Facebookを通じたデジタルマーケティングの実施をサポートする目的で行われたイベントだ。世間一般的に、大企業とは異なり、マーケティングにかけられる人材・資金コストが限られているのが中小企業やスタートアップ。これに対し、Facebookはどのようにアプローチしてゆくのか。Facebook Japan 執行役員 SMB(中小企業)事業担当の井上英樹氏に、詳しい話を伺った。○マーケティングがスモールスタートできる時代井上氏 : このたび日本で初の開催となったFacebook Marketing Boot Campは、東京会場で約400名、金沢会場で約100名、大阪会場で約300名と、トータルで800名ほどのお客さまにご来場いただき、大盛況となりました。一昔前まで、マーケティングは膨大な予算が必要で、ノウハウを蓄積した専門知識を持つ人材が、マスメディアに対して時間をかけてやっていくものとして認識されていたと思います。しかし、状況は変わりました。今やデジタルが普及し、生活者は多くの時間をデジタル環境、モバイル環境で過ごしている状況です。それゆえ、中小企業やスタートアップ、個人事業主であっても、デジタルを活用することでマーケティング活動ができる時代になったといえます。Marketing Boot Campを開催した背景には、Facebookのソリューションやサポート体制、海外進出の方法をお伝えするのはもちろん、こういった「現状」をお伝えしながら、中小企業・スタートアップの方々と共に日本を盛り上げていきたい、という思いもありました。――― もともと中小企業・スタートアップは、マーケティング活動を行う上でどういった課題を抱えているのでしょうか?みなさんが共通してお持ちの課題は、やはり資金と人材のリソースが限られていることだと思います。資金面では予算を割けないこと、人材面ではデジタルを理解している方や、広告運用に必要な知識を持つ方が少ないこと、そして情報を学びとる場がないことなどが挙げられます。具体的に言うと、そもそもデジタルを活用して「どんなことが」「どこまで」できるのか知らない・わからないという企業は多いように感じます。現状を知らないがゆえに「マーケティング=大企業がやるもの、マス向けの広告を出すもの」といった、旧来の価値観を持ってしまっている企業もあるのではないでしょうか。とくに小規模な組織だと、デジタルに関する知識を身につける時間を確保しづらい面もあります。自社製品・サービスを作ったり、提供したりすることにリソースの大半を割き、次いで経理や人事などの業務に残りのリソースを割く、ということは当然の流れと言えるでしょう。また、マーケティングは販路を構築するために欠かせない業務ですが、やらなくても事業は回っていきます。そういった背景があり、マーケティングの優先順位を上げきれていない中小企業・スタートアップは少なくないでしょう。○北海道の中小企業がアジアへ、海外売上を30倍に――― 企業の規模に関わらず、デジタルを活用する企業・そうでない企業に二極化している面もあるのでしょうか?そうですね。規模に関わらず、「マーケティング = 事業全体の目標を達成するための柱」だと考え、デジタルを活用すれば予算に応じた施策を打っていけると気づいている企業は、先進的な取り組みをしている印象です。今回のMarketing Boot Campに登壇いただいた、健康食品・化粧品等の企画・製造・販売を行う北の達人コーポレーションさま(本社 : 北海道札幌市)の取り組みは、とてもよい事例だと思います。北の達人コーポレーションさまは、2014年9月からの4カ月、日本で展開する広告と同じ戦略で、言語とターゲットを変えて広告を出稿する「Facebookを活用したアジア圏への海外進出キャンペーン」を香港・台湾・シンガポールに向けて実施し、海外売上を30倍に成長させました。海外売上のうちFacebook広告経由で発生した割合は80%を占めます。加えてこのキャンペーンを実施後、北海道のドラッグストアで同社の商品写真を見せ、「これ置いてないの?」と尋ねる台湾人観光客が続出したそうです。それまで同社は店舗販売をしていなかったのですが、あまりの反響の大きさに、ドラッグストアから商品を卸してほしいと問い合わせがきたのだといいます。インバウンドのお客さまからのニーズが生まれたことで、販売チャネルを増やすことにも成功しました。●Facebookが、中小企業の海外進出プラットフォームへ○Facebookなら、日本から出ることなく"気軽に"海外進出できる―――勝因はどんなところにあったのでしょうか?まずは、いきなり「何か買ってください」と押しつけるのではなく、最初にサンプルをお送りするという、ハードルを一つ下げたアプローチを行ったところです。また、基本的なところになるのですが、複数のクリエイティブをテストし、最も良いものに注力したことが考えられます。このテストでは、キャッチコピーと写真を3種類ずつ用意して、掛け算で全9種類のクリエイティブを同時に出し、反響の良かったクリエイティブの配信を増やしていきました。Facebook広告には複数回している広告のうち、効果の良いものを多く表示する調整機能(自動)があるので、それを活用してもらいましたね。この事例は、海外展開を目指す中小企業・スタートアップに、希望を与えるものになったと感じています。デジタルがない時代であれば、海外進出するとなると、現地調査はもちろん、リアル店舗の準備、現地での人材採用など、非常に高いコストがかかります。しかし、Facebook広告を使えば、どのエリアに対するどの広告が良い結果を出しているか、日本にいながらにしてチェックできるわけです。海外マーケットに挑戦する上で、ほとんど手間をかけることなく、インパクトを出せる可能性がある。もちろん、各国の言語を使って広告コピーを考えるなどの努力は必要ですが、それさえ乗り越えればFacebookという情報発信のプラットフォームを活用することで、数千~数万円で気軽に海外へ挑戦できます。○コミュニティ・Eメール・チャットで広告主のサポートを強化――― 今後、こういった成功事例を見て、あとに続きたい企業も多く出てくると思います。彼らに向けて、どのようなサポートを行っていくご予定ですか?大きく2種類のサポート対象者がいます。1人目は、Facebookに費用を直接支払い、広告を運用する広告主です。以前はオンラインのヘルプセンターを設けていただけでしたが、今春から広告主同士のコミュニティを作りました。その中で相談をあげると、知識のある人が答えてくれるほか、過去の履歴も参照できます。同時に、Facebook社員が正しい回答がなされているか確認したり、誰も回答していない質問に答えたりと、コミュニティを活性化する動きも行っています。さらに同時期から、過去180日間に100円(1ドル)以上、広告出稿をしていただいたお客さまに対し、Eメールでのサポートを開始しました。日本語で質問を書いて送っていただくと、初期対応に関しては1営業日以内に回答をお戻しします。また、トライアルとして、一定額以上出稿いただいているお客さまには、リアルタイムでのチャットサポートを開始しました。どれくらいの規模感で、どういったサポートを提供すれば、お客さまの役に立てるか、私たちの側でも模索している段階です。2人目は、エージェンシーのサポートを受けながら、広告を運用する広告主です。私たちからエージェンシーに対し、積極的に情報提供を行うことで、間接的に支援を行っていきます。○中小企業・スタートアップでも世界相手に勝負できるプラットフォームがある――― 最後に、中小企業・スタートアップに対し、メッセージをお願いします日本では中小企業が会社の数でいうと99.7%、就労人口でいうと70%を占めます。大企業がデジタルを活用している状況があっても、それだけでは国民全員が「成長している」実感は持てないでしょう。皆が「未来がある」と希望を持てる社会を作るためには、中小企業・スタートアップの層を盛り上げていかなければ、と強く思います。人口減少が続く今の日本では、経済成長が頭打ちだと言われ、「5~10年がんばれば景気が良くなる!」といったムードはありません。2020年の東京五輪に伴う観光誘致で、訪日外国人観光客は増えていますが、活気は足りていない印象を受けます。また、日本経済の世界におけるシェアは4%だと言われます。残り96%は別の経済が存在するわけです。しかし、わずか4%の中で「成長しない」「伸びない」と悲観的になるのではなく、96%を含めた世界経済全体に対し挑戦できる世の中にしていきたいと、私は個人的に思っています。そんなチャレンジに貢献できるのが、世界共通のプラットフォームとなるFacebookです。実名のIDベースで、趣味趣向などを元に精緻で多種多様なターゲティングができることが、Facebookの圧倒的な強みです。狙ったターゲットに9割以上の確率でリーチでき、近隣という狭い範囲でも、もちろん海外に対してもアプローチできます。ターゲティングとリーチを掛け合わせたとき、Facebookは大きなパワーを発揮するはずです。一社でも多くの日本企業が、Facebookというグローバルなプラットフォームを通じて、世界に挑戦してほしいと思っています。
2015年12月10日帝国データバンクは、2016年に創業から節目の年を迎える企業(個人経営、特殊法人等含む)を「周年記念企業」として、企業概要データベース「COSMOS2」(146 万社収録)から10年刻み(200 周年以降は 50 年刻み)で抽出し、調査・集計した。それによると、2016年に、創業10周年・50周年・100周年といった節目の年を迎える企業(周年記念企業)は全国で13万5,292社に上り、うち創業100周年を迎えるのは大同特殊鋼や主婦の友社、霧島酒造など1,830社あることが、帝国データバンクが11月16日に発表した「2016 年『周年記念企業』調査」で明らかになった。2016年に周年記念を迎える全国の企業13万5,292社のうち、上場企業は383社あるという。全体では2006年に創業して10周年を迎える企業が2万4,415社と最も多く、1976年創業の40周年が2万2,187社で続く。上場企業では、1946年創業の70周年が92社で最多だった。また、1916年創業の100周年は1,830社、1816年創業の200周年は7社、1566年創業の450周年も4社あったとのこと。このうち、450周年を迎える西川産業は室町時代の1566年、ヒゲタ醤油大阪夏の陣の翌年である1616年に、それぞれ創業した(詳細はこちらを参照)。100周年を迎える企業には、大同特殊鋼や主婦の友社などの大手企業の他、本格芋焼酎「黒霧島」で知られる霧島酒造や、NHK連続ドラマ「マッサン」の主人公のモデルとなったニッカウヰスキー創業者の、妻リタが英語教員をしていた小学校などを運営する帝塚山学院などがある。この他、ジャパネットたかたは30周年を、2011年12月に史上最年少(当時)の25歳でIPOを果たした社長として注目された村上太一氏が創業したリブセンスは10周年を、それぞれ迎える。創業10周年・50周年・100周年企業の社数を業種別に見ると、10周年ではサービス業が8,149社(33.4%)で最多であり、50周年では建設業(6,495社、35.6%)、100周年では小売業(491社、26.8%)がそれぞれ最多だった。同じく創業10周年・50周年・100周年企業の、本社所在の都道府県別に見たところ、10周年・50周年・100周年のいずれも東京都が最多で、大阪府が続く。2016年を前に、既に周年記念への準備を進めている企業も少なくないという。サッポロビールは2015年8月に、札幌市の「サッポロガーデンパーク」を140周年記念事業の一環として2016年春に向けてリニューアルすると発表した。また、主婦の友社は、2008年に部数低迷により休刊した老舗雑誌「主婦の友」のブランドを復活させた雑誌を、100周年を前に2014年秋に刊行し、2015年も第2弾の発売を予定しているという。周年記念は自社ブランドの向上や販売促進に寄与する他、社員の士気を高め、企業活力の向上にも繋がると同社はいう。さらに、各種の周年イベントはギフトやノベルティ関連企業、飲食店やホテルなどにとっても大きなビジネス・チャンスとなっており、2016年も多くの周年記念企業の動向が注目されるとしている。主な周年記念企業(100年以上)
2015年11月17日IDC Japanは14日、国内の企業における、企業向けモビリティソリューション導入/検討状況を調査し、その問題点および導入ポイントについて分析した結果を発表した。これによると、タブレットの導入率が高い企業で「高い導入効果が出た」と回答する企業が多いことが判明した。モビリティソリューションに対する投資を主導する部署は、本社部門や経営者管理部門が35.0%と最も多く、次いでIT部門が25.1%となった。この結果に対し、同社はPCなどの一般的な機器導入は、IT部門が主導することが多いが、モビリティソリューションは企業内における新たな市場分野であり、本社部門や経営/管理部門を中心に運用ルールを定めながら導入することが求められるためと分析している。モビリティソリューションの導入目的としては、50.1%の企業が「生産性の向上」と回答。しかしながら、「販売や売上額の増加」は約23%、「カスタマーサービスの改善」は約12%と低い回答率となり、「工数/業務効率改善」を細分化した目標の項目も同様に低い回答率にとどまっており、導入にあたっての具体的な目標設定がされている企業が少ないことが明らかになった。モビリティソリューション導入した企業の同ソリューション投資に対する評価は、約57%の企業が「会社上層部の期待に添っている」と回答。また、タブレットとスマートフォンの社内導入率と評価を分析すると、それぞれの機器の導入率が40%を超える企業では、タブレット導入企業の「上層部の期待に添っている」とする回答率がスマートフォンよりも高い傾向となった。この結果については、モバイル機器の社内導入率が上昇することで、業務アプリケーションなどへの展開が進み、より大画面のタブレットで導入効果が出やすくなっているためとしている。IDC Japan PC,携帯端末&クライアントソリューション シニアマーケットアナリストの浅野浩寿氏は、「モビリティソリューションでは効果測定が十分にされないために、継続的な導入が進みにくい傾向が見られる。効果測定が十分にされていない1つの理由は、導入段階で導入目的を十分に細分化できていないことにあると考えられる」と分析結果を述べている。
2015年10月16日イノベーティブな発想に基づくプロジェクトを、企業内でビジネスとして成立させるために必要なノウハウとは?イノベーションを起こそうとする企業が、真に大切にすべきこととは?こうしたテーマに特化したセミナーやワークショップ、人材交流会を開催するコミュニティ「Innovation Cafe」が注目を集めている。昨年7月には「業務改革」(vol.0)、今年2月には「事業開発」(vol.1)をテーマにシンポジウムを開催し、数多くの参加者を集めたことからも、このコミュニティに対する期待の大きさ、ニーズの高さが伺える。そして2015年7月15日に秋葉原コンベンションホールにて、「技術開発」をテーマとしたシンポジウム(vol.2)が開催される(お申し込みはこちら)。今回は、これに先立ち、同Cafeの実行委員たちに、コミュニティ起ち上げの経緯や活動の目的などを聞いた。○なぜ今、イノベーションが必要なのか取材当日集まっていただいたのは、大成建設、大成ロテックを経て、現在はビジネスプロセス・コンサルィングなどを行う株式会社オランの代表、木内里美氏、CAC-社会起業家研究ネットワークの代表で、ソーシャルイノベーションに関する著書もある服部篤子氏、そしてITソリューションで企業の情報活用を支援するウイングアーク1st株式会社の奥田哲史氏と平田寛美氏の4人。ウイングアーク1stは、同Cafeのスポンサーであり、事務局の役割も担っている。同Cafe発案の原点は日本の将来に対する危機感だと、発起人の一人、木内氏は語る。「今後日本の高齢化はいっそう進み、20年後には急激に国力が劣化します。その時にも日本が今と同じような力を持ちつづけるには、イノベーションを起こして海外へ発信し、ビジネスにしていかなければなりません」そして、かつての仕事仲間である田辺 要平氏(大成建設)や、データサイエンティストとしても有名な河本 薫氏(大阪ガス)らと、イノベーター支援のための具体的な活動を模索し始めた。これが同Cafe誕生へとつながっていく。○異端・異才ならではの発想と、企業内の壁「イノベーションを起こせるのは、“異端児”です。だから“異端児ネットワーク”をつくり、その多様性の中から得た気づきを、イノベーションにつなげてもらえるような環境を用意したいと考えました。ただ異端児的な人材は、自分がやろうとしていることに対する熱意も知識もある反面、企業という組織の中にある政治を利用することが苦手で、想いを達成することができないことが多いものです」(木内氏)型破りな人材が、既存の事業とかけ離れた分野で何かを始めようとしても、予算取りや上層部の説得という壁にぶつかったり、社内で敬遠されたりするようになるのは、想像に難くない。ウイングアーク1stがスポンサーとなることを決めた理由の一つも、そこにあった。新しいビジネスを起こそうとしている同社のユーザーが、社内の壁を前に行き詰まっているケースをしばしば目にしていたのだ。「個人やチームが持つイノベーションへの熱い想いを、なんとか支援したい、当社製品のユーザー様に限らず、日本企業のイノベーションをしっかり支えていきたいと考え、事務局も引き受けることにしました」(奥田氏)「同Cafeでは企業内の個人やチームが、企業のリソースを上手く使いながらイノベーションを実現していく方法にフォーカスをあてることにしました。その方が効果も大きなものになりえるからです」(平田氏)○それぞれの想いが結実して生まれたInnovation Cafe企業内イノベーションの成功事例をコミュ二ティで役立てていきたいとの考えから、平田氏は、服部氏に参加をオファーする。服部氏は阪神淡路大震災をきっかけに市民の力、特にNPOの活動に着目し、社会起業家、ソーシャルイノベーションへとその研究の幅を拡げていった人物で、企業内イノベーターへの取材をまとめた『未来をつくる企業内イノベーターたち』(近代セールス社)の著者でもある。「今の社会には、政策と市民のニーズの間にギャップがあり、歪みが生じています。それを埋めるために多くのNPOが活動していますが、草の根運動では成果を上げるのに時間がかかってしまいます。だから企業がそうしたギャップ、つまり今目の前にある課題を、自らのビジネスにどう取り込んでいけるかを考えることが必要です。それこそがイノベーションとなり、社会的な成果につながるものとなるはずです」(服部氏)木内氏の抱く将来への危機感とは別の角度から、イノベーションの必要性を捉える服部氏だが、イノベーションを支援したいという想いは同じ。服部氏は実行委員となることを快諾する。こうして同Cafeの骨格ができあがった。○企業の内外からイノベーションを支援同Cafeでは、企業内イノベーションを実現させた(実現させつつある)人材を「バリスタ」としてシンポジウムに招き、その体験談からノウハウを学び取ってもらう他、バリスタたちが実践した人の巻き込み方、政治力の利用の仕方、新規ビジネスを定着させるためのノウハウなどを凝縮し、「イノベーターセオリー」として確立しようともしている。「最初の発想だけでなく、ビジネスとして定着するまで、全体をどうデザインしていくかがわかっていないと、実を取ることができません。そこを我々が『セオリー』にまとめ、ノベーションを起こすための手法として参加者と共有したいと考えています」(ウイング1st奥田氏)こうしたセオリーが必要となるのは、裏を返せば、企業内に新しい発想を評価できる人材がいないということの証でもある。「今の日本企業には、異端な人材の活かし方を知っている人が少ない。経営者も含めて、まず異端・異才を認知する力が必要です」(木内氏)そこで同Cafeでは、きちんとした評価のできる人材、個人を認められるリーダーの育成をも視野に入れつつ、同時に同Cafe自体がイノベーティブなプロジェクトを評価する役割をも担おうとしている。「成功した企業内イノベーターの場合、自社内よりも先に外部から評価されていることが多いですね。まず外部で認められ、何かの賞をとって、ようやく社に認められたという話は良く聞きます」(服部氏)「Innovation Cafeでは今まで表に出てきたことのないイノベーターを採り上げ、社外からその人の仕事の価値を認めることで、企業内イノベーションの支援につなげられればと考えています」(平田氏)○1500いいねを超えCafe Member同士の異業種交流もすすむ参加者や登録者はCafeMemberとされ、Member同士の業種をこえた交流も、同Cafeの大きな活動目的だ。立ち上げ当初から企業内の様々な部門から関心を集めており、Memberは今後ますます増えていくことが予測される。「企業の人は一人ひとりと喋っていると有能さを感じるのに、成果が出せていない人も多い。成果を出すためには、様々な人たちとコラボレーションし、知恵を出し合う場が必要です」(服部氏)「考え方が違う異業種の人から得られる影響は非常に大きいし、自分のヒントや力になります。そういう体験を広く味わってもらえるコミュニティにしたいですね」(木内氏)次回のシンポジウムは7月15日に開催される。イノベーションにつながる発想を持っている方、社命でイノベーションを起こすことを求められている方のみならず、イノベーティブな人材を育てる立場の方にも必見の内容となるだろう。「今は企業にも余裕がなくなってきて、本業に関係ないセミナーには参加できないという話も聞きますが、個としてその雰囲気を打ち破って、ぜひ参加していただきたい。それくらいでないと、社内の壁など打ち破れないでしょう」(木内氏)
2015年06月19日企業業績の改善や株主還元の強化から、5月の決算発表時に、増配を発表する企業が目立ちました。また、配当金について、利益の一定額を配当に回す政策を打ち出す企業も散見されました。今回は、日本企業の配当政策について調べてみました。○配当金と配当政策投資家(株主)は、投資先企業の株価の上昇という形で投資の成果を受け取ることが期待できるほか、投資先の企業が稼いだ利益から配当金という形で受け取ることができます。株価上昇の大きな原動力は企業業績の向上であり、そのため、設備投資や事業拡大などの投資が必要であることから、企業が稼いだ利益を、配当に回すのか、投資に回すのかは重要な問題と言えます。そのため、企業が稼いだ利益の割り振り(利益処分)は、企業の経営方針を決める最高の会議である、株主総会の重要な議題の一つとなっています。こうした利益処分の考え方は、配当政策と呼ばれ、日本企業はこれまで、安定した金額を継続して支払う配当政策を採ることが一般的でした。安定配当を配当政策に掲げる場合、企業は配当金額を減らすこと(減配)に抵抗感があり、増配に対して慎重な姿勢を取ることから、配当金額は低く抑えられる傾向となり、年間配当金額を株価で除した配当利回りは、相対的に低くなっていました。1990年代後半、株価が低迷する中、株式投資において配当金が注目され、海外投資家などからの強い要求もあって、安定した低い水準の配当金ではなく、例え変動したとしても、企業業績に見合った配当金を求める声が徐々に高まりました。ステップアップ安定配当の政策下では、高業績などにより配当金を増やす場合でも、増額する部分を「特別配当」、「記念配当」と称して追加的に支払う形式にし、将来、元の水準に戻した場合に、減配と見られるのを避けるようなことが行なわれていました。○配当性向配当性向とは、その決算期の企業の最終利益に対する配当金の割合を示すものであり、その期の配当金をその期の最終利益で除して算出します。日本企業の配当性向は30%程度と言われており、40%~50%程度といわれる欧米企業に比べると低い水準にあります。なお、利益を配当に回すか投資に振り向けるかは、企業の成長段階や経営スタイルなどによって変わるものであり、配当性向の水準だけで企業の優劣を決めることには注意が必要です。足元で、日本企業は「稼ぐ力」を強く求められるようになっており、ROE(自己資本利益率)の向上や、その先にある株主還元の強化が大きな課題となっています。すでに導入されたスチュワードシップ・コードや、6月から適用予定のコーポレートガバナンス・コードなどにより、これまで利益を蓄えて着実な経営に留まっていた企業は、蓄えた資金を、更なる成長のための投資や、配当や自社株買いなどの株主還元に、振り向けることが求められつつあります。このような流れを受けて、2015年の配当総額は初めて10兆円を上回る見通しとなるなど、増配を発表する企業が目立ちました。また、決算発表時に、配当政策として配当性向の採用を掲げる企業が散見され、そうした政策転換を行なった企業の株価が上昇するケースも見られました。現状では、ROEの向上に注目が集まっていますが、投資家として配当利回りや投資収益を考えた場合、配当の源泉は企業の利益であることから、新たな市場拡大や利益率改善などによるROA(総資産利益率)の向上を通じてROEを引き上げるという、まさに「稼ぐ力」の強化が望まれる時代に変化しつつあると考えられます。ステップアップ配当総額は6年連続で増えています。配当性向は配当額を最終利益で除して算出しますが、配当額に自社株買いを加えた額を最終利益で除して算出する「総還元性向」も注目を集めつつあります。(2015年5月21日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、投資信託・投資・経済の専門用語をテーマで学べる「語句よみ」からの転載です。→「語句よみ」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが経済一般・関連用語についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年05月21日ユーザーローカルは5月12日、ビジネスSNS「LinkedIn」の人気企業ランキングを集計し、その結果を発表した。同ランキングは、「それぞれの企業アカウントを、何人のユーザーがフォローしているか」をもとに順位付けしたもの。これによると、最も人気のある日本企業は日産自動車で、フォロワー数は25万8,611人となった。また、同社は、「LinkedIn人気企業ランキング」のサイトを公開し、同結果のほか、登録社員数のランキングや日別のフォロワー数推移グラフを掲載している。これらのデータは、ユーザーローカルが提供するソーシャルメディア解析ツール「Social Insight」にて、さらに詳しく分析することが可能だ。
2015年05月12日ライオンはこのほど、IT企業に勤める20歳代女性を対象とした「ライフスタイル」に関する調査の結果を公表した。同調査は、IT企業(ヤフー、アイスタイル、フリークアウト)に勤める20歳代女性を対象に、今年3月にインターネットを通じて実施。59名から有効回答を得た。○新社会人女子のお手本? 若手女子社員のライフスタイルとは「職場生活の満足度」について聞いたところ、76.5%が満足していると回答した。その理由は「人間関係に恵まれている(79.5%)」が最も多く、以下、「職場環境が整っている(59%)」「仕事が自分に合っている(51.3%)」が続いた。また、将来結婚を考えている人(84.3%)に聞いたところ、9割以上が「結婚後も仕事を続けたい」と回答した。「仕事上で日頃から心掛けていること」を聞くと「コミュニケーションを大切にしている」が78.4%と最も多かった。フリーコメントによると、その秘訣は「デジタルツールに頼らない」「誰に対しても笑顔で接する」フラットコミュニケーションにあることが伺えた。「職場に限らず、日々の生活の中で充実感を得られるのはどのような時か」を聞いたところ、「友人や仲間といる時(59.1%)」に次いで「仕事に打ち込んでいる時(54.6%)」「趣味に打ち込んでいる時(54.6%)」が上位に挙げられた。「週末にしていること」を聞いた。その結果「掃除・洗濯(87.2%)」が最も多く、次いで「休息・寝だめ(74.5%)」となった。それに対し「もっとやりたいと思っていること」では「勉強(57.5%)」が最も多く挙げられた。健康のために日頃から何かしらに取り組んでいる人を対象に「健康のためにしていること」を聞いた。トップ3は「栄養のバランスを考えて食事をする」「野菜をたくさん食べる」「睡眠をしっかりとる」となった。また、「美容のためにしていること」のトップ3では、「スキンケアを怠らない」「野菜をたくさん食べる」「睡眠をしっかりとる」が入った。
2015年05月09日6月より、企業のあるべき行動を記した「コーポレートガバナンス・コード」が導入されることとなり、市場でも注目が集まっています。日本の企業や株価にどのような影響を与えるか、今回はコーポレートガバナンス・コードと資本効率について調べてみました。○コーポレートガバナンス・コードコーポレートガバナンス(企業統治)とは、透明性が高く、迅速な意思決定を行なうための仕組みを意味します。企業が株主から経営を託された者として、また、顧客や従業員などの関係者に対する責任を果たすことをめざし、取るべき行動原則を記した「コーポレートガバナンス・コード」は、そうした仕組みを強化するために、6月1日より導入されることとなりました。同コードでは、OECD(経済協力開発機構)のコーポレートガバナンス原則や、英国のコーポレートガバナンス・コードなどをベースに、東京証券取引所(東証)と金融庁が原案を策定しました。そこには、株主が議決権などの権利を適切に行使できるような環境整備や、経営の透明性を高めるために経営戦略や財務情報などの適切な情報開示を行なうことに加え、企業価値の向上をめざし株主総会以外でも経営陣と株主が対話を行なう体制を整える、といった原則が定められています。東証は、こうした内容を適用した上場規則を同じく6月1日より施行することで、日本の上場企業に同コードの実施を求める予定です。また、実施しない場合はその理由を説明することが求められ、さらに、その説明をしない企業には、東証による社名の公表や、改善報告書の提出などの措置がとられます。同コードは政府の成長戦略の一環として位置付けられており、グローバル競争に打ち勝つための「攻め」の経営判断を後押しする仕組みとして、日本企業の持続的な成長、そして「稼ぐ力」の向上を促すことをねらいとしています。同じく持続的な企業成長を促すという主旨で「スチュワードシップ・コード」が昨年に導入されました。これは、機関投資家が顧客から預かった資金を適切に管理・運用する責任を果たすための「株主」側の行動原則です。「企業」側の行動原則であるコーポレートガバナンス・コードとともに、「企業価値を向上させるための車の両輪」として、日本企業の「稼ぐ力」の向上に寄与することが期待されます。ステップアップ同コードでは、独立した社外取締役を2名以上選任するべきとしています。外部の立場にある社外取締役が株主の視点に立って経営を監視することで、日本企業の収益力や国際競争力の向上につながることが期待されています。○資本効率コーポレートガバナンス・コードで焦点となっているのが、資本効率です。資本効率とは、企業が株式発行などにより調達した資本をどれだけ効率的に活用して利益を上げているかを示すものです。資本効率の指標として代表的なものが、株主が投資したお金(自己資本)を使ってどれだけ効率的に利益を上げているかを示すROE(自己資本利益率)です。近年の日本では、長らく続いた景気低迷を受け、財務の安定を優先して手元資金を積み上げたり、設備投資を控えたことなどから、収益率が低下し、ROEが欧米企業などと比較して低い傾向にありました。同コードでは、外部の声を経営に反映し易くさせることで手元資金の活用が進むと期待されているほか、政府も「グローバル水準のROEの達成」をコーポレートガバナンスの強化の目安の一つとしています。こうした取り組みを受け、ROEを経営目標に設定したり、増配や自社株買いといった株主還元によって資本効率を高める動きがみられるなど、日本企業にも既に変化が現れ始めています。足元では、こうした日本企業の変革の兆しがROEを重視する海外投資家を中心に市場で好感され、日本株式の上昇に寄与しました。6月よりコーポレートガバナンス・コードが適用されることで、日本企業の資本効率改善へ向けた「変革」が更に拡がることが期待されています。ステップアップ最近では、日本の機関投資家の議決権行使の判断基準にROEが用いられるようになり、ROEが一定以下の場合、トップ人事に反対するなど、「物言う株主」としての動きが拡がりつつあります。ROE向上へ向けた動きは企業だけでなく、株主側にも拡がっているようです。(2015年5月7日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、投資信託・投資・経済の専門用語をテーマで学べる「語句よみ」からの転載です。→「語句よみ」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが経済一般・関連用語についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年05月07日社会人になって21年目に入った。その半分以上を外資系の企業や団体で働いている。たまに日本企業にお勤めの方から、「日本企業と外資系との違いは何ですか?」と、とてもバッサリとした切り口の質問を受けることがある。「日本企業といってもいろいろあるのと同じで、外資系にもいろいろあるので…違いを一言でなんか言えない」というのが本音だ。だが、それをそのまま言ってしまっては、会話がそこで終わってしまう。だから、「そうはいってもですね…」と、以下の話をする。○日本企業と外資系とのもっとも大きな違い日本企業の中にいると社内での議論や仕事仲間同士の会話で「誰が」「何で」といった「前提」を強く意識することが少ない。これは日本語独特の文法も関係してくるのかもしれない。例えば、「ランチ行かない?」と職場で誰かが私に言ったとする。この会話には「誰が」といった主語や、「何で」といった理由は含まれていない。だが、余程、私が「勘違い」な人間でない限り、「ランチに行く」のは、声をかけた人と、声をかけられた私である。他のメンバーが加わるのかもしれないが、そのメンバーが誰かは、「ふわっ」としている。曖昧であってもあまり問題にはならない。「特に重要な相談ごと」があるわけでもないことは「阿吽の呼吸」で分かる。ランチに行く「理由」については気にもならない。私の想像だが、日本人同士には「そこまで言葉で言わなくても、相手は分かってくれている」という前提と安心感がある。この点、異なる言語、宗教、文化で育った者たち同士のコミュニティの場合、「そこまで言わないと、相手は分かってくれない」というのが前提のことが多い。「ランチに行かない?」と声をかけると「君と僕と二人でかい?」と、日本人同士ではあまり交わさないような会話の流れになることもある。「今度、新しいプロジェクトを始めることになったから相談をしていいか?」と「何で」という「理由」が、会話上続くこともある。「言わなくても相手はすでに分かってくれている」という前提のあるなしは、社員同士のランチのような他愛のない話であれば大きな問題ではない。だが、これが外交問題や、ビジネス上の重要な戦略についての議論、あるいは大きな契約に関わる「前提」の場合、当事者同士の勝手なバイアス(思い込み・先入観)が重大な失敗を招くことがある。だから、特に重要な話の時には、相手から「しつこい」と思われるくらい、前提となる言葉の定義や具体的な意味を、繰り返し確認して聞くクセがついた。自分の「常識」というのをあまり信用しないことにしている。こうして、日本企業と外資系とのもっとも大きな違いを挙げるとするならば、「言葉(文字)で言わないこと(書かれていないこと)」の確認にいかに手間ヒマをかけるかだと感じている。一方、こうした前提(条件)についての「勘違い」「早とちり」は、必ずしも外国人相手や外資系企業などで起こるわけではない。日本に住む者同士でも地域や世代の違い、何よりも個人差によって「前提」のミスコミュニケーションはよく生じる。これは、どちらか一方に責任があるのではなく、双方に原因がある。「異なることが前提」の異文化間よりも、「言わなくても分かってくれている」と思っていた間柄でのミスコミュニケーションの方が、生じてしまった後からの痛手や影響は、双方にとって大きいこともある。親しくて大切な間柄にこそ、丁寧な説明、あるいは、意を察することの胆力が必要なのかもしれない。<著者プロフィール<片岡英彦1970年9月6日東京生まれ神奈川育ち。京都大学卒業後、日本テレビ入社。報道記者、宣伝プロデューサーを経て、2001年アップルコンピュータ株式会社のコミュニケーションマネージャーに。後に、MTVジャパン広報部長、日本マクドナルドマーケティングPR部長、株式会社ミクシィのエグゼクティブプロデューサーを経て、2011年「片岡英彦事務所」を設立。(現 株式会社東京片岡英彦事務所 代表取締役)主に企業の戦略PR、マーケティング支援の他「日本を明るくする」プロジェクトに参加。2011年から国際NGO「世界の医療団」の広報責任者を務める。2013年、一般社団法人日本アドボカシー協会を設立代表理事就任。
2015年01月29日日本ブランド戦略研究所は20日、「企業情報サイトユーザー評価ランキング」の結果を発表した。同調査は業種別に抽出した有力企業252社の企業情報サイトの6コンテンツ(「会社案内」「ニュースリリース」「技術・品質・安全情報」「CSR・環境への取り組み」「IR情報」「理念・ビジョン」)をユーザーが評価するという形式で実施。調査期間は2014年10月、有効回答数は1万2,600人。○20社中10社は食品・水産業調査の結果、1位は食品・水産業の「サントリー」に。コンテンツの豊富さと頻繁な更新、ユーザビリティが評価され、6コンテンツのうち「ニュースリリース」「技術・品質・安全情報」「CSR・環境への取り組み」「理念・ビジョン」の4コンテンツで1位を獲得。前々回1位、前回2位から返り咲いた。次いで2位はWEBサイトを一新した「キリン」。3位「トヨタ自動車」、4位「サッポロビール」、5位「カルビー」という結果になった。業界別に見ると、上位20社のうち10社が「食品・水産業界」。他「機械・輸送用機器」「化学・繊維」「電機・精密」も多数ランクインした。
2015年01月21日富士通マーケティング(FJM)は、中堅中小企業向けマーケットプレイス「azmarche(アズマルシェ)」において、新たに「スタートアップ企業応援プラン」の提供を開始した。同プランは、起業を予定する人や創業から3年以内の法人を対象に、創業に必要なサービスを集約したもの。各種業務システムなどの「業務アプリケーション」や、情報共有やグループウエアなどの「コミュニケーション」、ファイルサーバやセキュリティなどの「ICTインフラ」といった各分野のサービスを用意する。また、「ICT投資はしたいが、費用は最低限にしたい」というニーズに応え、初期費用が無料で初年月額費が特別割引価格となるほか、電話サポートの付くプラン「応援価格」を設ける。なお、同社は今後、日本中小企業情報化支援振興協会(JASISA)やクラウドサービス推進機構(CSPA)、商工会議所、ITコーディネータ協会などと連携し、情報セキュリティのリテラシー向上やICTの利便性の理解促進などの啓蒙活動を実施し、中堅中小企業のICT基盤構築とそれらを活用した効率的な生産活動につながる情報提供を行う考えだ。
2014年12月08日日本生命保険はこのたび、企業保険を契約している団体向けに、6月2日よりインターネットを活用した新たなサービス「企業保険インターネットサービス(以下企保ネット)」を提供すると発表した。「企保ネット」は、これまで書類等の送付により行っていた加入者情報の変更手続きや保険料払込案内の確認など、企業保険に関わる手続きの大半をインターネットで行えるようにするもの。これにより、企業保険における各種手続きの迅速化・ペーパーレス化を実現することで、団体の利便性が大きく向上することとなるという。○団体のメリット簡単自動表示サポート機能により、必要最小限の項目を入力するだけで、その他の項目が自動表示され手続きが完了迅速書類等の送付からインターネット上の伝送に変更となるため、これまで1週間程度かかっていた各種手続きがリアルタイムで完了安全インターネット上の伝送により、書類等の紛失・個人情報の漏えいを防止(国際標準の暗号化技術やクライアント認証の導入により、セキュリティを確保)同社はこれまでも、企業年金を契約している団体向けのインターネットサービスとして、「確定給付企業年金オンラインサービス」を提供している。このたび提供を開始する「企保ネット」と合わせて、企業保険・企業年金にわたる団体向けの主要保険商品をカバーし、ほぼ全ての団体に利用してもらえるインターネットを用いた業界トップレベルの網羅的なサービス体制を構築したとしている。
2014年05月20日