かわいい縁起物が揃う! 福岡の郷土玩具店「山響屋」2015年のオープン以降、幅広い層に愛される福岡の新名所「山響屋」では、全国各地の可愛い郷土玩具や民芸品に出会えます!今回は、福岡旅行のおみやげやプレゼントにもぴったりな縁起物をセレクト! 最近運気悪いなあ…なんてあなたも必見です!縁起物の代名詞! 赤いボディが鮮やかな「ダルマ」ぽってりとしたまるいフォルムが可愛いダルマ。中国が発祥とされているだるまですが、群馬県高崎市のだるまを始め、日本にも様々な種類のだるまが全国各地で誕生しています。日本のだるまは倒しても何度でも起き上がる「起き上がりこぼし」と融合されて誕生したという説もあり、「七転八起」の意味もあるとして、昔から縁起物として多くの人から愛されています。「西日本のダルマは一部の地域を除いて、すでに目入れがされているんです。表情が豊かで可愛いですよね」と店主の瀬川さん。幸運や金運を招いてくれる個性豊かな「招き猫」ダルマに続き、縁起物として認知度の高い招き猫。前足をあげるその愛らしい様子に、最近では外国人のファンも多いそうです。瀬川さんは「招き猫の誕生には諸説ありますが、農作物を食べてしまうネズミを駆除する猫にあやかったというのがメジャーですね」と語ります。山響屋に並んでいる招き猫はどれも、サイズも表情も個性豊かなものばかり。なかでも目を引くのが、猫の首にタコがぐるりと巻きついた山形県・米沢の相良土人形が作る「猫に蛸」。ブチ猫やオッドアイ、ハチワレなど、種類も様々なので、お気に入りの一体を探したくなります。子どもの成長をあたたかく見守る「張子の虎」上記の二大縁起物に比べると少し新鮮ですが、パッと華やかな黄色に、触れるとゆらゆらと首を揺らす姿が愛らしい「張子の虎」。虎のように強く、たくましい男の子に育って欲しいという願いが込められていて、関西・九州エリアでは、端午の節句でお馴染みの縁起物です。こちらも発祥は中国とされていますが、日本でもふすまなどに用いられ、古くから家を守る存在としてしたしまれていました。張子の虎には、「無病息災」や「厄除け」に意味もあり、家を守ってくれる心強い存在です!取材・文/ ワタナベユウミスポット情報スポット名:山響屋(やまびこや)住所:福岡市中央区今泉2-1-55 やまさコーポ101電話番号:092-751-7050
2017年06月21日「SNOOPY茶屋」は「PEANUTS」と和の癒しコラボレーション「SNOOPY茶屋」は、ピーナッツの世界観と和が融合したテーマカフェです。1階は、人気の和菓子や、野菜のソフトクリームのテイクアウトコーナー。京都の伝統工芸品のコラボレーション商品や、京都・錦店限定商品、PEANUTSライセンスグッズが購入可能です。2階は、新鮮な野菜を使った食事メニューや、和テイストのスイーツが楽しめます。スヌーピーやウッドストックのコラボメニューなど、PEANUTSファンにはたまらないメニューに出会えるでしょう!SNOOPYファン必見! 「スヌーピー黒みつきなこパフェ」「スヌーピー黒みつきなこパフェ」(1,026円)は、ヘルシーな寒天と、黒みつきなこのプリンパフェです。白玉やあずきなどの上には、かわいらしいスヌーピーのマシュマロが乗っています。アイスの上に5色のあられが付いて、京都らしさを感じさせる一品です。パフェの器やお盆にもスヌーピーが描かれており、ファンにはたまりません!スタッフおすすめ京御膳「スヌーピー彩り京都御膳」「スヌーピー彩り京都御膳」(2,138円)は、季節のお惣菜や生湯葉が楽しめる京御膳です。スヌーピーの型抜きが、御膳をかわいらしく彩っています。旬の新鮮な野菜を使った料理や天麩羅、生湯葉など豪華な食事が楽しめます。こちらの御膳は数量限定のため、早めに行って注文するのがおすすめです。「SNOOPY茶屋」は事前予約を受け付けていませんが、待ち時間に1階でショッピングを楽しめるのも嬉しいところ。スヌーピーファンなら一度は訪れたい場所です。ファンならずとも、京都らしさを感じさせる和の空間は、誰もが癒されるスポットとなっています。PEANUTSのキャラクターと一緒に和の世界を堪能してみてください。スポット情報スポット名:スヌーピー茶屋住所:京都府京都市中京区 錦小路柳馬場西入中魚屋町480番地電話番号:075-708-7174
2017年06月15日約500種類の縁起物や郷土玩具がお出迎え!福岡の繁華街天神の街をはしる国体道路から、細い小道を1本入ったエリア今泉にある「山響屋」は、九州をメインに全国各地の郷土玩具や民芸品の専門店です。大阪でだるまに絵付けをおこなう絵師として活動していた店主の瀬川さんが、2015年にオープンしました。店内には約500種類を超える作品がところ狭しと仲良く並んでいます。郷土玩具にはその地域の特色や文化が反映されていて、小さい頃におじいちゃん・おばあちゃんの家で見かけたなあと思わず幼少の頃に想いを馳せてしまうような、そんな懐かしい気持ちにさせてくれます。日本全国、そして海外からも注目される福岡の新名所!山響屋に並ぶキュートな面々はどれも、瀬川さんが全国各地の生産者のもとに足を運び、大切にお店に連れ帰った作品ばかり。昨今後継者問題が深刻になりつつある、日本の伝統工芸に新たな形で光が当たることで、その魅力は若い世代にも広まりつつあります。オープンして2年を迎えたばかりのお店は、福岡県民にとどまらず、県外や海外のお客さんも足を運ぶ新たな名物スポットとして愛される存在に! ときには、伝統工芸師の方や生産者の方もお店に顔をだし、可愛い我が子たちを見守ることもある、温かな空間です。鮮やかなだるまが並ぶ店内はもはやパワースポット!販売している作品の他に、店内にはだるま絵師である瀬川さんがかねてよりコレクションしているという、だるまたちもずらり。鮮やかな朱色のだるまたちの並ぶ様子は圧巻!たくさんの縁起物やだるまが集まる店内は、もはやパワースポット! ビビビッときた作品を家に連れて帰れば、きっと運気アップ間違いなしです!取材・文/ ワタナベユウミスポット情報スポット名:山響屋(やまびこや)住所:福岡市中央区今泉2-1-55 やまさコーポ101電話番号:092-751-7050
2017年06月08日まとふ(matohu)がスタートさせた新ブランド「まとふ プロジェクト(matohu project)」から、津軽の伝統工芸「こぎん刺し」を使った「コ-ギン ステッチ(CO-GIN STITCH)」が登場。2017年秋より、まとふ表参道本店で発売する。「まとふ プロジェクト」は、まとふがアートディレクションする新ブランド。各地の手仕事や工芸など失われつつある技術に目を向け、現代のファッションと融合させることで、新たな命を吹き込んでいく企画だ。今回は、江戸時代津軽地方で生まれた、伝統工芸「こぎん刺し」に着目。麻の野良着を暖かく丈夫にするため、太い綿の糸を刺繍‟刺し子”をしたことに起源を持つ「こぎん刺し」は、柳宗悦も高く評価したほど美しい手仕事が宿っている。「こぎん刺し」を施した襟とカフスを自由に取り換えられるアイテムを用意。繊細なデザインがあしらわれたそれぞれのパーツは、専用のシャツのみならず、ニットやドレスの襟元に加えたり、ジャケットの袖口から覗かせたり…とアクセサリー感覚で楽しめる。男女ともに使えるユニセックス仕様なのも嬉しいポイントだ。【アイテム詳細】まとふ「コ-ギン ステッチ(CO-GIN STITCH)」発売時期:2017年秋取り扱い店舗:まとふ 表参道本店住所:東京都渋谷区神宮前5-9-25 1FTEL:03-6805-1597
2017年04月10日伝統の漆器がモダンで素敵な器に伝統の木曽漆工を今に引き継ぐ丸嘉小坂(まるよしこさか)漆器店のボウル。底は透明なガラスで、色眼鏡と呼ばれた万華鏡を思わせる個性的なデザイン。クリスタルボウルS 6,900円。古代藍が美しい藍染グッズ美しい古代藍の色合いが魅力。明治44年から松本で3代続く浜染工房の銘品です。柄の型を取るところから工程はすべて手作業の型染め作品。藍染めコースター 760円、藍染めブックカバー 1,500円。湯上りに飲みたい! かりんエキス花梨(かりん)は、長野県が日本一の生産量を誇ります。昔からのどや身体にやさしい果実として信州ではおなじみ。ソーダーやお湯で割ったり、ヨーグルトにかけたりといろいろに使えます。1,500円。スポット情報スポット名:星野リゾート 界 松本住所:長野県松本市浅間温泉1-31-1電話番号:0570-073-011
2017年03月19日1日1室限定のお部屋は音楽と工芸がテーマ民芸家具の歴史を持ち、今やクラフトフェアでも有名な松本は工芸の街として知られています。また、ヴァイオリン教育のスズキメソッド発祥の地であり、小澤征爾が創立した「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」開催の地でもあることから、音楽の街“楽都”とも呼ばれます。1日1室限定の“ご当地部屋”はそんな松本らしく、楽器を作る木材を使ったスピーカーや、実際に吹いて楽しめるフルートを組み込んだオブジェなどが置かれ、松本らしさを体感できます。多彩に楽しめる工夫いっぱいの大浴場「星野リゾート 界 松本」のある浅間温泉は、アルカリ性単純泉のやわらかなお湯。江戸時代には、初代松本城藩主である石川数正によって「御殿場」が置かれ、松本城主のお殿様が通うようになったそう。陰陽イオンを含むので、代謝が促進され、湯冷めもしにくいお湯は、いつまででも浸かっていたいような心地よさです。全26室中15室は、客室に専用露天風呂があってプライベートにお湯を楽しむもよし。男女入れ替え制の大浴場「貴天」と「祥雲」では、内風呂と露天風呂、乾湿両方のサウナ、寝湯や立ったまま入れる湯船など、なんと八種十三通りもの楽しみ方ができます。スポット情報スポット名:星野リゾート 界 松本住所:長野県松本市浅間温泉1-31-1電話番号:0570-073-011
2017年03月15日伝統工芸がモダンに生かされた建築美が随所に北アルプスを望む美しく落ち着いた街・松本。その街中に佇む、和モダンな外観がちょっとミュージアムのような「星野リゾート 界 松本」。石畳とガラスの庇のコントラストが美しいアプローチを抜けると、白檀の香る玄関があり、その向こうはドームのような吹き抜けの高い丸天井を持つ開放的なロビーになっています。この美しい空間や意匠は、和モダンを追求する建築家・羽深隆雄氏が手がけたもの。美しい建築作品の中に泊まるような特別感が味わえます。自然素材をベースに、アーティスティックな非日常空間ロビーの天井は、和紙に貝殻をつぶした顔料を使ってクシ引きで塗った雲母刷り、廊下の壁はスサ入り天然土壁が文様を描いています。自然素材を使うことで落ち着いた和の雰囲気を持ちながら、工夫を凝らした意匠がアートのようにも感じられます。仕切りや入り口に使われている組子障子は、木製建具の中では最高の技術が必要とされています。細い檜を何千本と組み合わせて作られた細工に目を奪われてしまいそう。美意識に貫かれた美しきアートな宿には、伝統の技が生きています。スポット情報スポット名:星野リゾート 界 松本住所:長野県松本市浅間温泉1-31-1電話番号:0570-073-011
2017年03月14日ヴィヴィアン・ウエストウッド アングロマニア(Vivienne Westwood Anglomania)が新しいコンセプトショップを、3月1日に伊勢丹新宿店本館2階にオープンする。このショップでは、日本の伝統工芸技術とコラボレーションした、ここでしか手に入らないスペシャルなピースを展開していく。このコラボレーションコレクションのシリーズ第1弾には、有田・伊万里焼から江戸時代、磁器最高級品として扱われた伊万里大川内山鍋島焼のモダンな豆皿(8,500円)、有田の徳幸窯で制作された転写の技術でオリジナル柄を表現するデミタスカップ&ソーサー(9,500円)、高級日本料理店で使用されることが多く、アクセサリーケースとしてもピッタリの徳幸窯で作られた夏目蓋物(1万1,000円)。いずれも手仕事で表現され、グレー、イエロー、テラコッタの3色ですべて桐箱入り。同ショップでは今後も、熟練した職人が、ヴィヴィアン・ウエストウッド アングロマニアのためだけに特別に制作する日本伝統工芸品が毎シーズン発売される予定だ。
2017年02月27日自らの手で和を作り出す魅力益子焼きの歴史は遡ること江戸時代末期、笠間で修行した大塚啓三郎が益子に窯を築いたことに始まると言われます。益子の土と独自の釉薬を用いて作られる作品は、暖かい手触りと力強い美しさが特徴です。昭和54年には国の伝統的工芸品に指定されています。はまる人続出。ろくろ体験をしよう!この益子焼き、初めての人でも気軽に陶芸体験が出来る!ろくろ体験では粘土を回転する電動ろくろを使い、自分だけの器を作れます。少しの指圧加減で形が変わるので集中力が鍵です。なかなか出来ない体験に思わず夢中になってしまう人もしばしば。一生に一度は体験してみたいですよね。家族で楽しむ!オリジナルの絵付け体験オリジナルの言葉や絵を思い出にしたい方は絵付け体験がおすすめです。湯のみや平皿など絵付けする素焼き作品を選んで、好きな色で自由に描けます。クレヨン感覚で絵が描けるパステル絵付けは小さなお子様にも喜ばれるコース。お絵描きのように体験できます。自分たちで作ったお揃いの食器でご飯を食べたら美味しさも倍増間違いなし!本場栃木の「益子焼き」を体験できるお店をご紹介ルトロンお勧めの「益子焼き」体験が出来る陶芸教室は “小峰窯”。益子町益子にある本場の陶芸教室です。ろくろ体験は約2時間粘土使い放題等、お値段も嬉しい安心価格。また作家さんの作品の直接購入や、オリジナル商品を発注することも可能。記念日の贈り物としてもご利用して頂けます。友人や家族、恋人と一緒に体験できる楽しくてお得なクーポンも定期的に発行しているのでホームページを小まめに要チェックです。益子焼陶芸体験(とちぎ旅ネット)(外部サイトへリンク)益子焼(とちぎの伝統工芸品)(外部サイトへリンク)スポット情報スポット名:小峰窯KOMINEGAMA住所:栃木県芳賀郡益子町益子3169-1電話番号:0285-72-6311制作協力:栃木県企画編集:ルトロン編集部
2017年02月19日ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)のハイジュエリーと京都の伝統工芸を対比・融合した展覧会「技を極める-ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」が、京都国立近代美術館で開催される。期間は2017年4月29日(土)から8月6日(日)まで。ヴァン クリーフ&アーペルのアートピースの美術館展示は、1ヶ国1都市1美術館のみ。昨年行われたシンガポール・アート科学博物館での展示に続く開催であり、とても貴重な機会だ。本展では「技を極める」という点に着目し、ヴァン クリーフ&アーペルのハイジュエリーが見せる美しい宝飾やデザインの変容とあわせて、超絶技巧が集約された明治・大正期の日本の工芸作品を展示。そうすることで、フランスと日本の熟練の技を対比、そして融合させる。なお、建築家 藤本壮介の設計による会場には「文化の融合と未来」をテーマに、人間国宝によるコラボレーション作品も特別出展される。【開催概要】「技を極める-ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」開催期間:2017年4月29日(土)~8月6日(日)場所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町開館時間:9:30~17:00※金曜日は20:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜日 ※臨時休館あり観覧料:一般 1,500円(1,300円)、大学生 1,100円(900円)、高校生 600円(400円)※中学生以下、心身に障害のある方とその付添い者は無料(入館時に証明できるもの必須)※本料金でコレクション展も観覧可能。【問い合わせ先】京都国立近代美術館TEL:075-761-4111
2017年02月03日中禅寺湖の眺めと鹿沼組子が美しいライブラリーでご当地満喫障子や格子などに使われる細かい部材である組子。なかでも、鹿沼の木工技術は、日光東照宮建設のために全国各地から集められた職人がこの地に立ち寄り、その技術を伝えたのが始まりとも言われています。精緻な木工細工である鹿沼組子がはめられた窓の向こうは、雄大な中禅寺湖と男体山の眺め。その他にも大谷石、日光彫りといった栃木の伝統工芸を取り入れた「組子ライブラリー」は、まるで、高級な調度品に囲まれた博物館のような、洗練されながらも落ち着いた居心地のよい空間です。ここでは、夕方にはロゼスパークリングが出される「宵待ライブラリー」、夜は深みのある日光珈琲を益子焼のカップで楽しめる「月影ライブラリー」と時間帯に合わせて、さまざまおもてなしが。日光吹きガラスのペンで文をしたため、鹿沼組子にも挑戦また、この「組子ライブラリー」では、こうした、ご当地のおもてなしのほかに日光の伝統工芸に触れることのできる体験もいろいろ楽しめます。日光の吹きガラスで作ったつけペンで、ハガキに文をしたためると言う旅先ならではの体験や、鹿沼組子の体験キットでコースター作りに挑戦してみることも。すべてのパーツがお互いに支え合ってできる繊細な組子を作って、おみやげに持ち帰ることもできます(体験キット1,800円)。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾート界 日光TEL・予約:0570-073-011(界予約センター9:00~20:00)住所:栃木県日光市中宮祠2482−1
2017年01月23日ディズニーの魅力を、日本の伝統工芸で表現した食器やインテリアが揃うイベント「ディズニー・ライフスタイルコレクション」が阪急うめだ本店で開催される。期間は2016年9月21日(水)から26日(月)まで。会場は「キッチン&ダイニング」「リビングルーム」「書斎 ~ステーショナリー&雑貨~」の生活シーン別に加え「ディズニー×日本の技」で構成。特に注目したい「ディズニー×日本の技」では、切子職人によって受け継がれてきた技で、ミッキーが掘り込まれた「江戸切子グラス」や鏡面研磨された表面にくまのプーさんの彫刻が施された「高岡のアルミ くまのプーさん アイスクリームスプーン」などが展開される。有田焼の染付食器には、ドナルドの他ピノキオやダンボ、バンビなどが描かれていて、毎日の食卓を楽しく彩ってくれそう。さらに、ディズニーキャラクターを有名ブランドの世界観で表現したインテリアも。スワロフスキーによる、クリアクリスタルとブルークリスタルで眩くきらめくアリスの人形は必見だ。【詳細】ディズニー・ライフスタイルコレクション期間:2016年9月21日(水)〜26日(月)場所:阪急うめだ本店 9階 祝祭広場住所:大阪府大阪市北区角田町8-7営業時間:10:00〜20:00 ※最終日は18:00終了※スター・ウォーズ ライフスタイルコレクションも同時開催中■展開アイテム例・江戸切子グラス 32,400円、35,640円・北陸の伝統産業 高岡のアルミ くまのプーさん アイスクリームスプーン1本 6,264円 / 3本セット 18,144円・スワロフスキー人形 540,000円※価格はすべて税込
2016年09月24日日本ならではの美と技が織りなす伝統工芸の世界。伝統工芸の保存と後継者の育成を目的とし、公益社団法人・日本工芸会が開催する国内最大の公募展「日本伝統工芸展」が日本橋三越本店で始まった。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸という7部門の重要無形文化財保持者の最新作を始め、一般公募作品より厳正な審査を経て選ばれた入選作品約600点が展示されている。昭和29年3月に始まり、今年で63回目を迎える「日本伝統工芸展」。日本工芸会の副理事長であり、漆芸の重要無形文化財保持者である室瀬和美さんは「普段使いの道具から美の極致の芸術品まで、幅広い層の作品があることが工芸の魅力です。その魅力を国内はもちろんですが、海外にもっと発信していきたい。工芸を“craft”と訳したこともありましたが、日本独自の文化“kogei”として海外へ伝えていきます」と語った。今年の「日本伝統工芸展」では、7部門すべてに受賞作品が存在している。これはなかなか珍しいことだそう。まずは大賞ともいえる日本工芸会総裁賞の丸山浩明作「蝋引楓造象嵌飾箱」(ろうびきかえでつくりぞうがんかざりばこ)が展示されている木竹工エリアへ。柔らかな曲線や水紋のような木目が印象的な作品は「木目の美しさを出すために、漆ではなく蝋引きで仕上げました。内側の箱は黒漆で仕上げ江戸小紋のフランス縞を線象嵌であしらっています」と丸山浩明さん。普段は、木工職人として木の椅子などを手掛ける丸山さん。同作品は8ヶ月かけて完成させたそうだ。「曲線を出すのが難しかった」と日本工芸会総裁賞を受賞した丸山浩明さん。英語でJapanと称される漆。日本美を代表する工芸である漆芸部門では、山岸一男作・沈黒象嵌合子「能登残照」(ちんこくぞうがんごうず・のとざんしょう)と寺西松太作・蒔絵箱「夜景」に注目。山岸さんの作品からは能登の海に沈んでいく夕日が、寺西さんの蒔絵箱からは日本海の漁火の光景が浮かんでくる。昔から変わらぬ日本の風景美がどちらの作品にも描かれている。漆芸の重要無形文化財保持者の室瀬和美さんが手掛けた蒔絵螺鈿飾箱「春映」。桜が川面に映しだされる様を描いている。出品数が群を抜く陶芸部門。九谷焼ベテランの田島正仁作・「彩釉器」(さいゆうき)、京都で作品を手掛ける加藤清和作・藍三彩「1670」(らんさいさい「いちろくぜろなな」)、若手女性作家の高橋奈己作・「白磁水指」(はくじみずさし)の3作品が受賞している。なかでも日本工芸会新人賞を受賞した「白磁水指」は、ほとんどの作家が大きな作品を出品するなか、両手におさまるほどの小さな作品。しかしフォルムのおもしろさ、プリーツのような造形など小さな水指に込められた美の技巧は、観るものに強い印象を与えるはずだ。着ることで完成する“芸術”、着物が飾られた染織部門へ。受賞作の海老ケ瀬順子作・穀織着物「海に聞く」(こめおりきもの「うみにきく」)、穀織(こめおり)とは米粒を並べたような文様の絹織物。植物染料で染めた透明感あふれる水色、穀織の間に施された絣が海の波を感じさせて、まさに“海に聞く”というイメージを想起させる。重要無形文化財保持者の鈴田滋人さん作・木版摺更紗着物「舞花」。白粉花(おしろいばな)が着物一面に咲き誇っている。そしてガラス、七宝、硯、玉、屏風など幅広い分野をカバーする諸工芸ゾーンへ。高松宮記念賞を受賞した松本三千子作・省胎七宝鉢「蒼海」(しょうたいしっぽうはち「そうかい」)。金属製の下地(胎)を用いた通常の技法に比べて、下地を酸で腐食させて表面の七宝部分だけにする省胎七宝焼きには高い技術が要される。青々とした海に果てしなく続く波の動きも、その技あっての表現なのだ。審査・鑑査委員の白幡明さんの「剥貫蓮弁の蓋物」。木を削るようにガラスを削り出し、ガラスの柔らかさを表現。最高峰の工芸を手に取るように近くで鑑賞でき、受賞作品についてはイヤホンガイドで解説を聞くことができるので、この機会に伝統工芸の美と技を体感してほしい。そして万が一、手に入れたくなった場合もご安心を。展示されている工芸品は、ほぼすべてが販売品(非売品もあり)なのだ。芸術の秋、日本橋で伝統工芸に触れてみませんか?【展覧会情報】第63回日本伝統工芸展会場:日本橋三越本店 本館・新館7階ギャラリー住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1会期:9月21日~10月3日時間:10:30~19:30(最終日は18:00まで)入場無料
2016年09月23日“作品”とも言い換えられる工芸と、“製品”であるデザインの境目を探る展覧会「工芸とデザインの境目」が10月8日から17年3月20日まで、金沢21世紀美術館で開催される。監修はプロダクトデザイナー深澤直人が務める。同展では、日常生活の中で活きる「工芸」と「デザイン」の曖昧さに注目。ものづくりという点では同じだが、異なるジャンルとして区別される両者の違いを見極めることをコンセプトに、「プロセスと素材」「手と機械」「かたち」「さび(経年変化)」などのテーマから、工芸とデザインの境界を浮き彫りにしてゆく。会場では、6つのテーマに基づいて展示が行われる。「プロセスと素材」では、素材の持つ特性や力を生かし、治具を用いて工芸品を創り出す工芸作家と、治具を用いずに制作できるデジタル工作機器(3Dプリンタなど)を対比させて展示。「手と機械」では、工芸を作る人の手と、手を模倣し作られた機械にフォーカスして展示される。その他、「かたち」では、人の手が加わることによって洗練される工芸とデザインのかたちを紐解く。「経年変化」では、時間によって質感が変わり、使用者が愛着を持つようなものづくりに着目し、時間がデザインを工芸にする可能性を考える。「工芸とデザインの境目」では、精緻を極める工芸職人の熟練の技と、精密な機械とを比較しながら、見た目や機能性に注目。「工芸の新たな地平」では、テクノロジーの発展によって拓かれる工芸の展開を展示する。【イベント情報】工芸とデザインの境目会場:金沢21世紀美術館 展示室1~6住所:石川県金沢市広坂1-2-1会期:16年10月8日から17年3月20日時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)休場日:毎週月曜日(ただし、10月10日、10月24日、1月2日、1月9日、3月20日は開場)、10月11日、12月29日から1月1日、1月10日料金:一般1,000円、大学生800円、小中高生400円、65歳以上800円
2016年09月22日9月16日(金)から9月18日(日)の3日間、東京都港区の「アークヒルズ アーク・カラヤン広場」で「アークヒルズ秋祭り2016」が開催されます!盆踊りや屋台グルメ、山車など祭りの定番イベントが楽しめるほか、日本文化を体験するワークショップも開かれます。さまざまな催しに参加して盛り上がりませんか?2016年はアークヒルズ30周年アークヒルズは1986年に完成した複合施設です。オフィスやホテル、コンサートホールなどで構成されており、民間による都市再開発事業の先駆けとして知られています。2016年はアークヒルズ開業30周年目。今回の「アークヒルズ秋祭り2016」は30周年を記念して、例年より盛大に行われます。それでは、主なイベントをチェックしましょう。●これぞ秋祭り!メインプログラム●みんなで一緒に盆踊りアーク・カラヤン広場の中心に大きなやぐらが登場します!盆踊りの定番、東京音頭や六本木音頭にあわせて踊りましょう。盆踊り終了後の抽選会もお楽しみに。※日時:9月17日(土)18:00~20:00●子ども神輿・山車子供用のお神輿と山車でアークヒルズの外周をぐるりと巡る、毎年恒例のイベントです。希望者には半被を貸し出してくれます。なお数には限りがありますのでお早めに。また、秋まつり開催までの約10日間はオフィスエントランスロビーにアークヒルズ自治会のお神輿が展示されます。※日時:9月17日(土)13:30~14:30参加希望者は13:20までに神酒所前へ集合●縁日屋台お祭りといえば屋台です。射的やヨーヨー釣り、輪投げなどの遊戯屋台がズラリ並びます。大人も童心にかえって遊べますよ。※日時:9月16日(金) 11:00~21:00、9月17日(土) 11:00~20:00、9月18日(日) 11:00~19:00●ワークショップで日本の伝統を体験●手すき和紙手すき和紙作りを体験し、無形文化遺産に登録された日本の手漉和紙技術に親しみましょう。国内外で活躍する職人がやさしく指導してくれますので安心です。紙ができるまでの工程が分かります。※日時:9月17日(土)、9月18日(日)11:00~12:00、13:00~18:00(受付随時)定員:各日先着50名 ※材料がなくなり次第終了料金:1,000 円対象年齢:小学生以上(小学校2 年生以下は保護者の同伴が必要)●和紙で作る行灯(あんどん)伝統的な和紙の千代紙や板締染紙、落水紙を材料に行灯を作ります。和紙を通した柔らかな明かりに心が安らぎますよ。日 時:9月17日(土)、18日(日) 11:00~17:00 (毎時0分から開始、各回40~60分)定 員:各回6名参 加 費:1,300 円 ※小学生以上対象(小学校3年生以下は保護者の同伴が必要)※日時:9月17日(土)、9月18日(日)11:00~17:00(1時間ごとにスタート。各回40~60分)定員:各回6名料金:1,300円対象年齢:小学生以上(小学校3年生以下は保護者の同伴が必要)●屋台グルメで食欲の秋を満喫!アークヒルズやアークヒルズサウスタワー、仙石山森タワーの人気レストラン計12店舗が出店します。「スペイン バレンシアナバル ブリーチョ」のスペイン風サンドイッチ「ボカディージョ」(600円)や、「タコリッコ」の「チキンタコス」(300円)など本格的なメニューを気軽な屋台グルメでいただきませんか。テイクアウトした料理は畳休憩エリアでのんびり食べるのがおすすめです。※日時:16日(金) 11:00~14:00・17:00~21:00、9月17日(土) 11:00~20:00、9月18日(日) 11:00~19:00ほかにも紙芝居や和太鼓、祭囃子などのパフォーマンス、産地直送の野菜や果物を購入できる「ヒルズマルシェ」など盛りだくさん。秋をとことん楽しむ、「アークヒルズ秋祭り2016」へ足を運びましょう。■イベント概要名称:アークヒルズ秋祭り2016期間:9月16日(金)~9月18日(日)会場:アークヒルズ アーク・カラヤン広場所在地:東京都港区六本木1-1-1アクセス:南北線六本木一丁目駅から徒歩約2分「アークヒルズ秋祭り」公式facebookページ:
2016年08月30日身近な生活の中にある工芸を紹介する「そばにいる工芸」展が、9月6日から10月25日まで資生堂ギャラリーにて開催される。これまで、生活を豊かにするものとして工芸に着目し、美術と同様に数多くの工芸の展覧会を開催してきた資生堂。今回は昨今、テクノロジーに頼ったモノや情報に溢れた生活から、自然に寄り添うシンプルな生活へとライフスタイルをシフトする人が増えていることから、“日常の生活の中でそっと人間と寄り添う工芸”をテーマにした工芸展を開催する。会場には、森岡書店の代表である森岡督行の協力を得て、暮らしの基本となる“食”と“住” の側面から選んだ6名の工芸作家の新作を含む作品をひとり数点ずつ展示。鎌田奈穂(金工)、川端健夫(木工)、飛松弘隆(陶磁器)、ハタノワタル(和紙)、ピーター・アイビー(ガラス)、吉村和美(陶芸)といった作家たちによる、見た目も美しく、使う人のことが意識された、スプーンやフォークなどのカトラリーや照明、箱、ガラス容器、うつわなどの作品が集結する。また、会期中は作家たちのアトリエや制作の様子など、作品が生まれる背景も映像で紹介する予定だ。【イベント情報】「そばにいる工芸」展会場:資生堂ギャラリー住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階会期:9月6日~10月25日入場無料
2016年08月29日日本の可愛いを求めに、越境北上。福島県の玄関口郡山から電車で1時間、野口英世ゆかりの地である会津若松にはすでに本格的な夏が訪れていたようだ。会津若松の伝統工芸品、会津木綿を使用してキュートなテディベア「あいくー」を作る庄子ヤウ子さんの元へ訪れる前に、会津木綿の織元「山田木綿織元」へと足を運んだ。明治38年創業の山田木綿織元は会津若松の駅から歩いて10分ほど、ノスタルジックな街並みが残る七日町にある創業100年を超える老舗の織元。小さな敷地の中で糸の染色から織り、製品化まで全て一貫して行っている。会津木綿は今から約400年前に誕生した。当時の会津藩主、蒲生氏郷公が産業振興のために綿花栽培を始め、木綿を織ったのが起源と言われている。丈夫で厚手の生地、地域によって異なる地縞と呼ばれる縞模様、ランダムに現れる横糸のぷっくりとしたふくらみが会津木綿の特徴だ。経糸と横糸の間に空気をよく含むため汗をしっかりと吸い保温性に優れる生地は、夏はうだるほど暑く、冬は雪で埋もれるほどの極寒という会津の盆地独特の気候にもよく合うのだそう。伝統工芸品として400年以上続いてきたが、明治末から大正にかけての木綿生産の最盛期には30以上あった工場も、現在は山田木綿と原山木綿工場の2社にまで減ってしまった。それでも続いてきた伝統を絶やさぬようにと、毎日工場は動き続けている。音を立てて織る優しい縞山田木綿織元では昭和初期の豊田式織機を使用し、昔ながらの風合いを今でも大事に受け継いでいる。しかし現役で動いているのは10数台程度で、修理が必要で稼働していないものもある。機械が古いため部品がなく、修理できないままになっているのだ。一反の大きさは横幅37cm、長さ約12メートル。織り機一台で1日に織り上がるのは約一反半だが、日本全国から発注が相次ぎ今では生産が追いつかなくなっているのだとか。工場で働くのは熟練した織職人のおかあさん、おばあちゃんたちで、中にはこれから工場を担っていくのだろう若い女性もいた。生地の生産から服や小物の製品化まで、現在は20人程度で回している。小さな部屋一面に置かれている織り機とは別に、糸を整える作業をする機械やボビンに巻きつける機械もある。大きな歯車に色とりどりの糸が巻きついているのは“整経”をする機械。一反の幅を織り上げるのに必要な経糸(たていと)を作りたい縞模様、長さに合わせて揃えていく作業である“整経”の工程が会津木綿では特に重要になる。ここであの鮮やかな縞模様の配列が決まっていく。作業途中で止まっていた機械を覗いてみると、縞が出るように途中で経糸の色が変わっているのがよくわかる。上、下、上、下、と交互に離された経糸の間に横糸を通すことで一段一段織られていく。ガシャンガシャンという大きな音とともに横糸を巻き付けた杼(ひ)と呼ばれる棒が規則正しく高速で往復していく光景はなかなかダイナミック。この横糸に凸凹としたアクセントがつくのが会津木綿の特徴であり、素朴な質感が出るポイント。「工場全体がまるで機械のように動くんですよ。スイッチを入れると、みーんな動くの」製品の制作や営業を担当している3代目の奥さんが、針と木綿を持った手を動かしながら嬉しそうに答えてくれた。工場の天井には織り機一つ一つに繋がるベルトを動かす機械が連なっており、一つのスイッチで全てが稼働するそう。まるでハウルの動く城のようだった。オリジナル商品も制作工場の隣には縫い場兼販売スペースがあり、山田木綿を使用して作られた雑貨やIIE(イー)のストール、山田木綿織元のオリジナルアイテムが並んでいる。この日も頼んだ品を取りに来たり、商品を見に訪れる人が多くいた。一軒家の居間がそのまま工房になっているのもどこか暖かい雰囲気を感じる。会津木綿を使用したぬいぐるみを作る會空(あいくう)の“しまくま”も山田木綿の生地を使用。キャスケットやネクタイなど、縞模様を活かしたポップなアイテムも並ぶ。山田木綿織元オリジナルブランド「Le Cotonnier d’Aizu」はフランス語で “会津の紡績工” という意味。工場で作られた会津木綿を使用したワンピースやシャツ、エプロンや帽子といった小物をその場で制作し販売している。「木綿って素朴なイメージがあって若い人には馴染みがないから、今っぽくも着れるようにね」と、ガウチョパンツやギャザーの寄ったフリルブラウスなど、若い女の子たちでも着たいと思うようなデザインも多くあることに驚いた。しっかりとした生地、しゃりしゃりと清涼感のある肌触りは今の季節にもよく合いそうだ。木綿というと少し野暮ったくて渋い色合いで、若い子が身につけるイメージはあまりなかったが、実際生地を見てみるとカラフルな色合い、ぷっくりとした糸が出す表情に思わず「可愛い!」と声をあげてしまった。この生地が、一体どんな可愛いものに変身していくのか。どんな思いを編みこまれ形になっていくのか。可愛いを求めに越境北上はまだまだ続く。続き:会津木綿のテディベア 「あいくー」が結ぶ、私の笑顔と故郷の空Text : Azu Satoh
2016年08月23日ベトナムを拠点としているファッション・フォー・フリーダム(FASHION 4 FREEDOM)は、デザイナーと職人を結びつけ製品を作り出すサプライ・チェーンを構築する企業だ。女性CEOであるランヴィ・ニューエン(LanVy Nguyen)がデザインの力を駆使しベトナムの伝統工芸や職人を守るため設立されたそうだ。そのファッション・フォー・フリーダム内で運営されているシューズブランド、サイゴン・ソーシャライト(SAIGON SOCIALITE)からリリースされている、工芸品のようなソールが付いたハンドメイドのヒールが現在注目されている。木材を削り出し精巧に彫られたソール部はベトナムの「パゴダ」と呼ばれる伝統的な技術を使用したもので、一足ずつ熟練の職人が18日から22日かけ仕上げているという。ソール部分に合わせる本体はレザーを使用し、こちらも手作業で丁寧に取り付けられる。従来、パゴダの技術は世代から世代へ受け継がれていたが、近年職人の数が減っていく一方であり技術を絶やさないようにするため、このプロジェクトが計画された。ファッション・フォー・フリーダムのこのような活動は、ファッションを通じて職人たちに新しい市場を紹介することで彼らに利益を得てもらうことを実現しているそうだ。実行している製品の計画から生産までの行程は、従来のマスプロダクションの流れによって発生する重労働者の低賃金問題を改善することができるそうだ。※本記事は (引用元: に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2016年08月13日ユネスコのクラフト創造都市に認定された石川県金沢市では10月13日から17年2月25日まで、工芸の魅力を発見・発信する大型フェスティバル「金沢21世紀工芸祭」が初開催される。藩政期以来、芸術文化が発展してきた石川県金沢市。同イベントでは、これまで市内で個別に開催されていた工芸イベントを集結し、金沢の工芸と街の魅力をより強く、幅広くアピールしていく。期間中は、ワークショップや展示イベントなどを市内各所で実施。そのうち茶の湯文化が根付く金沢ならではのイベント「金沢みらい茶会」では、“トラディショナル”と“コンテンポラリー”の2大テーマで茶会を実施し、それぞれの席主が思い思いの解釈でおもてなしの場を創造。「趣膳食彩」では、金沢の街を深く知るディレクター陣が、工芸作家や料理、空間を独自の感性でコーディネートしたプレミアムな世界観を五感で味わうことができる。その他、作家やギャラリストとの交流もできる市内3エリアで行う展示イベント「工芸回廊」、ギャラリーやアートスペースが連携する展示イベント「金沢アートスペースリンク」、子どもから大人まで幅広い層が参加できるワークショップを行う「金沢みらい工芸部」などの企画が実施される予定だ。【イベント情報】「金沢21世紀工芸祭」会場:石川県金沢市中心部会期:10月13日~17年2月25日
2016年07月26日日本の伝統工芸や世界のクラフツマンシップにフォーカスした「TOKYO CRAFT MARKET|Season 02 : Summer 2016」が、7月23日、24日に東京・青山の国際連合大学中庭広場にて開催される。会場には、木工家具、漆器、陶器、藍染、綿織物、革製品、ハンドメイドシューズ、メキシコやアフリカのクラフトアイテムなど、約60店舗の作家やクラフトショップが集結。3面硝子で見通しが良く、日本の伝統染料「柿渋」による淡い色合いが特徴のdemode fukunakaによるショーケースや、山響屋による広島県宮島で作られる宮島張り子、大久保ハウス木工舎の桜と栗の木のへらなどのアイテムが展開される。また、お茶や和菓子、日本酒、ビールやコーヒーなどの「CRAFT FOOD」も用意。さらに、毎週末土日に国連大学前で開催している「Farmer’s Market @UNU」に出店する農家の果物をたっぷり使った酵素シロップかき氷も1日限定150食で販売される。山梨にある菊島西洋堂東支店のすももや、石垣島の脳家による島パイナップルなどを使ったかき氷が楽しめる。詳細の商品情報は、イベント公式Pinterestページ()、最新情報は公式Facebookページ()に随時アップしている。【イベント情報】「TOKYO CRAFT MARKET|Season 02 : Summer 2016」会場:国際連合大学中庭広場住所:東京都渋谷区神宮前5-53-70会期:7月23日、24日時間:10:00~17:00入場無料
2016年07月18日CCI国際綿花評議会は5月10日“コットンの日”を記念し、東京・目黒のウェスティンホテル東京でアメリカ綿の力で日本の伝統工芸の新しい職人像を提案する新プロジェクト、パワー・オブ・コットン(POWER of COTTON)を発表した。会場では、COTTON USAとアンリアレイジ(ANREALAGE)森永邦彦のコラボレーションによるワークウエアを披露するとともに、森永と寄贈先である伝統工芸工房モメンタムファクトリー・Oriiの折井宏司社長のトークセッションも行われた。今回のプロジェクトは日本の社会課題や伝統領域に革新を起こすことで、アメリカ綿の先進性やアメリカという産地に対する理解を広げ認知度を高めることを目的に行われたもの。ヴォーグジャパンの協力のもと、COTTON USAとアンリアレイジの森永がコラボレーションし、富山県高岡市で美術工芸品や銅像の伝統的着色技法を応用した発色技法など革新的な取り組みを行っているモメンタムファクトリーのユニフォームを制作。日本の伝統産業における後継者問題に対して、アメリカ綿を使用した革新的なユニフォームを作ることで新しい職人像を提案し、職人に興味を持ってもらうことで職人になりたいという若者の減少に歯止めをかけようという取り組みを行った。無地や白がフラッシュやライトによって柄やカラフルな色に変わる16SSコレクションの技術を取り入れ、勲章と光をコンセプチュアルに表現したユニフォームを作成した森永はトークセッションで、「アメリカ綿であることに注目してもらえるようなものにした。また、職人が着るユニフォームのイメージを壊したかった」とした上で「工房の床や壁、ユニフォームについているシミは汚れではなく積み重ねた時間や歴史を象徴する勲章のようなもの。工房に着いていたシミをスキャンして柄を作り、光が当たったときに柄が勲章のように浮かび上がるようなデザインした。また、使っていくうちに付く新しいシミが光を放つシミと共存するように色は白にした」と説明。折井社長は「初めて見たときには職人からもわっという歓声が上がった。これからの仕事のやる気にもつながるし、責任をもってやっていかなければいけないと感じた」とコメント。また、折井社長は「伝統産業を継承するには新しい風が必要だし、これからもどんどん前に進みたい」と強調。森永は「アメリカ綿とテクノロジーの相性の良さも実感できた。今回の取り組みでアメリカ綿や伝統工芸に興味を持ってくれる人が増えれば」と話した。当日はアメリカ綿のイメージにふさわしい著名人を選ぶ「COTTON USA AWARD 2016」の授与式も同時開催され、藤原紀香、小柴風化、溝端淳平が受賞した。
2016年05月11日ティーポットやカップに入れて湯を注ぐと、きれいな花を咲かせるお茶。「工芸茶」といわれる中国のお茶です。華やぐ季節にはお茶にも花を咲かせれば、気分がよりアップしそう。来客時はもちろん、手みやげにもオススメです。■花が咲くお茶「工芸茶」って?中華料理のお店で丸く小さいボールのような茶葉をみたことはありませんか? あれが花の咲くお茶、工芸茶です。中国のお茶はとても古くて長い歴史があります。でも工芸茶は、比較的最近考案されたお茶です。見て楽しむ芸術品とまでいわれ、まさにビジュアルを重要視した、本当に美しいお茶なのです。■工芸茶ってどうなっているの?この工芸茶に使われる花はカーネーション、キンモクセイ、ジャスミン、千日紅、ローズ、マリーゴールド、ユリ、菊などです。職人の手によってつくられています。茶葉は、一本一本まとめて木綿の糸で縛っていきます。この茶葉のまとめ方がとても大切で、上手にまとめられていないとうまく開くことができません。この茶葉の部分が、お湯を注いだときに葉のように大きく開きます。そうしてきれいに整った茶葉に花を縫いつけていきます。花はとても小さいので茶葉に縫いつけていくのはとても大変です。最後に乾燥させてできあがり。このように、ひとつひとつ丁ねいにつくられているのです。■工芸茶の秘密じつは、工芸茶には正式な名称がありません。お店で販売されているものはそれをつくった人の思いや感性で名前がつけられているのです。たとえば、ユリは白百合が使われます。中国では古代宮廷で白百合は美容薬膳にも使われていたということで、それに由来した名前がつけられているものもあります。工芸茶の持つストーリーを想像しながら味わうのも楽しみ方のひとつといえそうです。■工芸茶のいただき方工芸茶とガラスポットを用意します。耐熱ガラスのグラスやカップでも構いません。まずは茶器を温めましょう。このひと手間で花が開きやすくなります。温まった茶器に工芸茶を入れたら、上からゆっくりと熱湯を注ぎます。花が開いたらいただけます。花の咲くお茶、工芸茶は、それぞれのお店のオリジナルです。効能やビジュアルなど、お好みのものを探してみるのも楽しいですよ。
2016年04月02日ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)が、「シチリアン カレット アイウエア コレクション」を3月下旬に発売する。同コレクションは、シチリア島の伝統工芸へのオマージュとなるもの。中世の騎士や女性が主役の伝統的な人形劇「プーピ(PUPI)」や、「カレット・シチリアーノ」と呼ばれる鮮やかで濃密な彩りが特徴の飾り馬車や車輪のモチーフが用いられた。ホワイトとブルーのストライプ柄の上にレリーフデコレーションが描かれた木製テンプルのモデル(8万6,000円)では、ブラック、ブルー、ホワイト、オレンジの4色を用意。テンプルはアンティークの飾り馬車同様、職人が手作業で色を付けた。1950年代からインスピレーションを得たキャッツアイシルエットのモデル(3万6,000円)では、素材にメタルとアセテートを採用。フレームの外側全体にカレット柄を施したモデルと、内側にカレット柄を施したモデルの2種類が用意された。カラーはブラック、レッド、イエローなど。また、大ぶりでグラマラスなスクエアタイプのモデル(2万7,000円)も登場。こちらもカレット柄を大胆に使うことで華やかなアイウエアに仕上げられており、カラーはブラック、バナナなどが採用された。
2016年03月22日ヴィヴィアンタム(VIVIENNE TAM)が石川県・金沢の伝統工芸である「加賀繍」とコラボレーションしたトップス「チャイナカラートップス」を、3月18日に全国のヴィヴィアンタムショップとオフィシャルサイトで発売する。「チャイナカラートップス」(3万4,000円)は、ヴィヴィアンタムと11年に立ち上がった石川県・金沢の工房「加賀繍IMAI」のコラボレーションによるもの。チャイナカラーのトップスの襟元に、ヴィヴィアンタムをイメージしたドラゴンやピオニーが、色鮮やかな絹糸や金糸で熟練の職人技によって丁寧に描き出された。
2016年03月14日セイコーウオッチは3月11日に、高級ウオッチブランド「クレドール」の限定モデル(GCLP991)を発売する。限定100本、税別価格は1,000,000円。GCLP991は、月の光で夜空に生じる虹「月虹(げっこう)」を、螺鈿細工の輝きで表現。螺鈿細工とは、切り出した板状の貝片を漆で地板に接着し、上から漆を塗ったのちに、貝片がみえるまで余分な漆を研ぎだす装飾技法。GCLP991においては、老舗漆器メーカー「漆器 山田平安堂(やまだへいあんどう)」が、一点一点手作業で製作している。ムーブメントは、セイコー独自の「スプリングドライブ」(キャリバー7R87)だ。巻上方式は手巻きで、持続時間は約48時間(最大巻上時)、裏ぶたはシースルーバックとなっている。そのほか、ケースと裏ぶたの素材はステンレススチール、ケースサイズは外径38×厚さ9.7mm、風防はサファイアガラス(内面無反射コーティング)、バンド素材はクロコダイル(黒)、防水性能は日常生活用防水、耐磁性能はJIS耐磁時計1種。
2016年03月03日東京都・汐留のパナソニック 汐留ミュージアムは、日本の伝統工芸、文化や技術の価値や可能性を再発見する展覧会「REVALUE NIPPON PROJECT展 中田英寿が出会った日本工芸」を開催する。会期は4月9日~6月5日(水曜休館)。開館時間は10:00~18:00。入館料は一般1,000円、65歳以上900円、大学生700円、中・高校生500円、小学生以下無料。同展は、元サッカー日本代表である中田英寿氏が現役引退後続けている活動のひとつである「REVALUE NIPPON PROJECT」で生まれた作品を展示するもの。「REVALUE NIPPON PROJECT」は、日本が連綿と受け継いできた伝統的な工芸、文化や技術の価値や可能性を再発見し、その魅力をより多くの人に知ってもらう「きっかけ」を創出することで、日本文化の継承・発展を促すことを目的としている。同プロジェクトでは、毎年「陶磁器」、「和紙」、「竹」、「型紙」、「漆」といったひとつの素材をテーマに選び、批評家などの専門家を中心としたアドバイザリーボードが、工芸家およびアーティストなどのコラボレーターを選定し、各チームが自由な発想で作品を制作する。参加アーティストは、北川一成、隈研吾、小山薫堂、佐藤オオキ、佐藤可士和、佐藤卓、柴田文江、奈良美智、蜷川実花、深澤直人、他。さらに、この制作を通じて工芸の魅力を広く伝えるために中田氏自らも広報活動を行っており、この作品や人との出会いは将来の日本のラグジュアリーとなるべきものだと語られている。また、関連プログラムとして、シンポジウム「REVALUE NIPPON PROJECTと日本工芸の未来」が開催される。パネリストは見附正康(絵付師)、新里明士(陶磁器作家)、中田英寿。開催日時は4月23日14:00~16:00。参加費は無料だが、同展の観覧券が必要となる。そのほか、「竹ワークショップ竹玉ペンダント作り」(4月16日)、「和紙ワークショップ張子ってなんだろう!~カワイイ豆だるまとネコの張り子に絵付けしよう~」(5月7日)、「型紙ワークショップ伊勢型紙の技法で『しおり』作り」(5月14日)、「漆ワークショップ 色漆と金粉で飾るオリジナルの箸を作ろう」(5月28日)が開催される。参加費・申込方法など詳細は同展Webページにて。なお、同展はホームページ割引を行っており、引換券を提示すると入場料が100円割引となる。
2016年03月03日東京都・墨田区の「たばこと塩の博物館」は、日本の細密工芸である「根付」を中心に、日本の精美な工芸品の歴史と文化を紹介する特別展「細密工芸の華 根付と提げ物」を開催する。会期は、4月2日~7月3日 10:00~18:00(入館は17:30まで(月曜休館)。会場は同館 2階特別展示室。入館料は、大人・大学生:300円/小・中・高校生:100円/満65才以上:150円。同展は、江戸時代~現在まで、象牙・鹿角・木などの素材を用いて作られた「根付」をはじめ、印籠やたばこ入れなどの「提げ物」、さらには根付に関する文献資料なども合わせて展示しながら、これら日本の精美な工芸品の歴史と文化を紹介する特別展。江戸時代に制作された「古典根付」から、明治・大正・昭和時代前期ころまでの「近代根付」、昭和時代中期以降に制作された「現代根付」まで、象牙・鹿角・木などさまざまな素材を用いて作られた「根付」約370点を、形態や題材(中国・日本の故事、霊獣、動植物など)で分類して展示される。また、近代根付の巨匠・森田藻己(もりたそうこ/1879~1943年)の作品13点や、兄弟弟子の大内玉藻や藻己の弟子の作品も合わせて展示されるほか、根付の研究者でありコレクターでもあった高円宮憲仁親王殿下が所蔵されていた現代根付10点も合わせて紹介される。さらに、巾着、印籠、たばこ入れなど、さまざまな形や素材の提げ物が約80点展示されるとともに、「根付」本来の用途や歴史的背景についても紹介されるという。このほか、江戸時代中期に活躍した刀装金工や根付師57名を紹介する稲葉通龍(いなばつうりゅう)の名著「装剣奇賞」の手稿本、初版本、後版本も展示され、同書に掲載されている根付師の手がけた作品や絵画なども合わせて紹介されるということだ。
2016年03月02日「ダッチベイビー」をご存知ですか?アメリカでは60年の伝統があるパンケーキなんです。最近では日本にもお店が上陸したり、その他のお店でも味わうことができたりと人気。パンケーキといえば、フライパンやホットプレートでつくるものというイメージがありますが、ダッチベイビーは「スキレット」という鉄製のフライパンを使ってオーブンで焼きあげます。見た目も特徴的ながら、外はカリッと、中はモチっと新食感のパンケーキ。また、デザートとしてもおかずとしても楽しめるのもダッチベイビーの特徴。今日はそんなダッチベイビーレシピを5つ、ご紹介します。おうちでつくってカフェ気分を味わっちゃいましょう!■1:基本のダッチベイビーまずは基本のダッチベイビーから。生地をつくる前にはスキレットをオーブンに入れて予熱しておくことを忘れないでくださいね。スキレットを持っていない方は、ケーキ型の内側にバターを塗ることで応用できますよ。筆者はニトリでスキレットを498円で購入。1つあると、とても便利ですのでおすすめです。【材料】(15~18センチのスキレット1台分)卵1個薄力粉30g牛乳50cc砂糖小さじ1/3バター10g(焼く時用)粉砂糖適量バター、レモン、メープルシロップお好みで【作り方】(1)スキレットを入れた状態でオーブンを200度に予熱する。(2)ボウルに薄力粉をふるい入れ、砂糖を入れて泡立て器で軽く混ぜる。(3)真ん中にくぼみをつくり、牛乳を入れてしっかり混ぜて、続いて溶きほぐした卵を加えてさらに混ぜる。(4)予熱ができたらスキレットを取り出し、バターを入れて溶けたら生地を流し入れる。200度のオーブンで15分焼く。(5)粉砂糖をふって仕上げる。食べるときにお好みでバターを塗ったり、レモンをしぼったり、メープルシロップをかけたり味の変化を楽しみながら食べます。特にレモンをしぼるのはダッチベイビーの特徴なので試してみてくださいね。■2:アイスのせダッチベイビー基本のダッチベイビーを焼き上げたら、食べる直前にアイスクリームを載せます。熱々と冷たさの組み合わせ、そして溶けたアイスクリームがバニラソースのようになるのもおいしいんです。基本のダッチベイビー同様に、レモンやメープルシロップなどをお好みでかけて楽しみましょう。もちろんチョコソースをかけたり、フルーツを添えたり、応用の仕方は無限大です!■3:いちご&生クリームのダッチベイビー基本のダッチベイビーに、お好みでカットしたいちごとホイップした生クリームをのせて。ダッチベイビーと生クリームのおいしい組合わせに、いちごの甘酸っぱさがアクセントになって、いくらでもパクパク食べられちゃうおいしさです。いちごだけではなく、ブルーベリーなどをミックスしたらとってもおしゃれでリッチ!冷凍のベリーミックスをうまく活用するのもいいかもしれません。■4:生ハムサラダダッチベイビーこちらも基本のダッチベイビー生地から作ります。ダッチベイビー生地はほとんどお砂糖が入っていないので、しょっぱいものと組み合わせてもおいしいのです。仕上げに粉砂糖のかわりに、粉チーズをたっぷりとかけて。どっさりとミックスリーフをのせて生ハムをトッピングして、もう1度粉チーズをかけてできあがり。お好みでオリーブオイルと塩、あるいはマヨネーズやシーザードレッシングなどをかけて召し上がってください。ゴーダチーズなどを擦りおろしてかけると濃厚な感じが増しておいしいですよ!■5:ほうれん草&ベーコンダッチベイビー焼き上がった基本のダッチベイビーに、炒めたほうれん草とこんがりと焼いたベーコンをのせて。塩胡椒やマヨネーズをかけたりして、お好みの味で楽しんでください。炒めたほうれん草とベーコンを載せたあと、とろけるチーズをのせてもう1度オーブンで少し焼くのもおすすめです。まるでオムレツを食べているような気分!ソーセージや他の野菜など、ご自身のお気に入りをぜひ探してみてください。*ダッチベイビーはオーブンに入れて焼くだけなので、失敗いらず。他にもシナモンやチョコソース、ジャム、ソーセージなどお好みのアレンジを探してみてくださいね。(文/料理家・まつながなお)
2016年02月24日漆器は、英語でJAPANと称されるように、日本美を象徴する工芸品。輝きを放つのではなく輝きを内包した光沢感が、器に上質さや品格をまとわせている気がします。江戸初期までは貴族や大名の道具であった漆器ですが、江戸時代中期には一般市民にも普及。各藩では、漆工芸を奨励。江戸以前より産地だった、輪島、山中、越前、飛騨、会津などは、より漆工芸が盛んになります。日本橋のたもとにある「黒江屋」は、元禄二(1689)年に創業の漆器店。徳川家や諸大名の御用達だったという黒江屋では、数百万は下らない蒔絵の文箱や作家ものの茶道具を見ることができます。とはいえ店内にならぶ漆器の多くは、今の暮らしに気軽に取り入れられるもの。普段使いの漆器を提案する老舗「黒江屋」にて漆器の良さや選び方を教えていただきました。まず器の生地には、木製と木粉樹脂製があります。丈夫なうえに厚みがあるので修理が可能な木製漆器。木製(くり抜き)加工で作れないデザインや軽さが持ち味の木粉樹脂製漆器。一般的には、木製よりも木粉樹脂の素地のほうが、価格はお手ごろです。ただ、塗りの回数や工程の複雑さによっては、木粉樹脂が高いことも。どちらにも良さがあるので、使い方にあわせて選んで欲しいと言います。また木製の漆器の良さは、熱伝導率が低いため、熱いものをいれると冷めにくく、冷たい氷水をいれると氷が溶けにくく水滴がつきにくいこと。さらに抗菌効果が高いため、昔から料理を重箱に詰めるのは理にかなっていたとか。はじめて漆器を選ぶ場合には、産地や価格の比較ができる専門店を訪ねてみるのがおすすめ。自分で使う器ならばお好みで決めればいいけれど、贈り物にする場合には決まりごとがあるのでプロにご相談を。また生地が木製か木粉樹脂は、一見するだけではわかりにくいもの。だからこそ、そんなことまできちんと話してくれるお店ならば安心ですね。 お弁当箱からコーヒカップまで、暮らしになじむ漆器たち工芸品から普段使いの器までさまざまな漆器をあつかう黒江屋で、大人女子たちに人気がある漆器をいくつかご紹介いただきました。値段もお手ごろな拭き漆の椀は、普段使いの汁椀として人気。器を彩る木目があたたかい雰囲気を醸しだします。モダンなのにほっこり感があるマグカップ。持ち手つきですが、熱伝導率が低いのでカップ部分を手で持っても大丈夫。同じデザインで大・小のサイズがあります。ギフトにすることが多いカップ&ソーサー。最近は、マットに仕上げたシンプルなデザインも人気だとか。塗りのコーヒースプーンは、金属のスプーンと違って匂いがうつらないのでコーヒー好きにはおすすめ。日本酒好きならば道具にもこだわりたいもの。塗りの片口でさしつ、さされつ、の休日はいかが?もちろんお酒だけではなく、お惣菜を盛り付けてもステキです。会社に手作り弁当を持参する弁当男子が増えている昨今、注目アイテムが塗りの弁当箱。漆器は抗菌効果も高いのでお弁当箱にぴったり。いいお弁当箱に詰めると、おかずがおいしそうに見えるから不思議ですね。つけおき洗いはNG、洗剤で洗って水きりすればOKお手入れが大変そうな漆器ですが、最近では食器洗浄機で洗える漆器も多いそうです。普段使いの器であれば、洗剤で洗って水きりだけしっかりすれば大丈夫。ただし塗りハゲや変形しやすくなるので、つけおき洗いだけは避けること。思った以上にお手入れもラクなのです。特別な日の器と気負わず、汁椀やマグカップを日々の暮らしにとりいれてみませんか。取材協力/ 黒江屋 東京都中央区日本橋 1-2-6黒江屋国分ビル2F03-3272-0948営業時間 9時00分~18時00分土・日曜、祝日休み
2016年02月18日究極のリップスティック「ルージュ・ジバンシイ」の限定セットパルファム ジバンシイは、リップスティック「ルージュ・ジバンシイ」シリーズの限定商品「ルージュ・ジバンシイ 京都 エディション セット」を2016年2月5日(金)より発売する。「ルージュ・ジバンシイ」は、すべての女性を美人にする究極のリップスティック。一塗りでまるでメイクアップアーティストがメイクをしたような、鮮やかで美しいセミマットな仕上がりの唇を実現する。京都でパリのアーティストが出会った「箔工芸」ジバンシイのアーティスティック ディレクター、ニコラ・ドゥジェンヌが日本の京都を旅して出会ったのは金箔のアート・箔工芸。箔工芸作家・裕人礫翔とニコラは意気投合し、大胆な限定アイテムが生まれた。今回発売される「ルージュ・ジバンシイ 京都 エディション セット」は、シルバーメタルと本革レザー、そして金箔のアートが施された美しいリップスティックケースとなった。また、裕人礫翔が施すアートはすべて手作業。ふたつとして同じ物がないデザインはまさしく芸術作品ともいえる。全世界で限定600セット限定同製品は、全世界600セット限定生産。ルージュ・ジバンシイ現品5本セットとスペシャルケースのセットで38,000円(税抜)となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】・ジバンシイ ニュース・LVMHフレグランスブランズ プレスリリース/PR TIMES
2016年02月06日