『映画 マイホームヒーロー』のキャストリレーインタビュー映像第3弾「ラスボス編」が公開された。どこにでもいる普通の父親・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)が、愛する一人娘の零花(齋藤飛鳥)に危害を加えようとする半グレ犯罪組織の彼氏・麻取延人(内藤秀一郎)を殺害してしまうことで全てが始まるドラマ『マイホームヒーロー』。映画版では、ドラマから7年後を舞台に、哲雄が埋めた死体が発見され、死体とともに消えた10億円の行方を探っていた半グレ犯罪組織のボス・志野(津田健次郎)たちとの最後の戦いが描かれる。公開された映像には佐々木と津田が登場。津田が演じる癖が強すぎる狂気のラスボス・志野は映画版から登場するキャラクターで、津田の印象について佐々木は「ドラマでは吉田栄作さんがクセ強だったのですが、映画になってさらにクセ強な方が登場された」と振り返る。志野が哲雄の職場に現れ、初対面となるシーンでは隣のデスクでシャボン玉を吹いたり、倉庫で哲雄をリンチしたりと、かなりの狂いっぷりで「(キャラクターを)面白く作ってきはったな」と感激したことを明かした。一方、津田は「蔵之介さんとガッツリお芝居させていただくことが一番の楽しみで早く撮影が来ないかな」と佐々木との共演を心待ちにしていたと語った。またクセ強なキャラクターの役作りについて、青山貴洋監督の「新しい悪役像を作りたい」「(志野のキャラに)クセをつけたい」というリクエストを聞き、その場のアドリブでキャラ案を出し、絶賛されていたという。津田は撮影時を振り返り、「そんなリクエストをもらえるなんて本当に光栄で(志野を演じて)とても楽しかった」と演技に対して率直に楽しんでいる様子を見せた。作中では緊迫シーンが多い佐々木と津田だが、撮影中のほっこりエピソードを聞かれると、津田は着ていた衣装を速攻着替え、大浴場に向かう佐々木の姿を見て「よっぽどお風呂がお好きなんだろうな」と佐々木のお風呂好きに驚きと感心を覚えたとコメント。寒い中での撮影だったということで佐々木は「一刻も早く風呂に入り温まって、ビールを飲んで寝る」と撮影後の束の間のほっこりエピソードを振り返った。また、山川直輝(原作)も「志野を演じられた津田健次郎さんの怪演により、全体のクオリティを大きく上げていただいたと思います。脚本執筆時、原作に志野がまだほとんど登場していなかったため、実写版のスタッフの皆様にほぼオリジナルでイチから作り上げて頂いて、あのいいキャラになったことに感謝しています」とコメント。さらに、朝基まさし(作画)も「出来上がった映画は真摯に、誠実に、丁寧に作られた作品だと思います。観た人の心に届く1本になれば嬉しいなぁ」と映画の公開に向けて期待を寄せている。『映画 マイホームヒーロー』キャストリレーインタビュー映像<ラスボス編><作品情報>『映画 マイホームヒーロー』3月8日(金) 公開映画公式サイト:映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年02月29日『映画 マイホームヒーロー』が3月8日(金) に公開されることを記念したイベント『マイホームヒーローDAY〜ドラマと映画イッキ観イベント』が、2月26日(月) に東京・秋葉原 UDXシアターで開催された。原作は、累計発行部数370万部を突破し、2017年より「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載中の『マイホームヒーロー』。昨年放送されたドラマシリーズでは、どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の展開で幕を開け、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための“命がけの騙し合い”が繰り広げられた。映画ではドラマの最終回から7年後を舞台とした完結編が描かれる。イベントには、ドラマでもお馴染みの面々である、娘の彼氏を殺した父・鳥栖哲雄役の佐々木蔵之介、刑事になり真相を追う娘・零花役の齋藤飛鳥、ドラマで行方知れずのまま最終回を迎えた恭一を演じる高橋恭平(なにわ男子)、そして本作のメガホンを取った青山貴洋監督が登壇。観客は事前に配布された「マイホームヒーローうちわ」を思い思いに振りながら、大きな歓声で歓迎した。満員の観客を前に、佐々木は「(客席が)近いですね〜久しぶりやな、こんな近いの(笑)。今日は2時間ドラマ、舞台挨拶、そして映画と皆さん4時間半このイベントに参加してくださるということで、本当にありがたいです。学校や会社はどうしてはるんやろうとちょっと思うんですけど(笑)。お集まりいただきまして本当に嬉しいです。普段なら“短い時間ですがお楽しみください”と言うところですが、今日は長い時間ですがたっぷり楽しんでください!」と呼びかけ、舞台挨拶がスタート。昨年秋に放送された連続ドラマ版の感想を聞かれた佐々木は、「本当に楽しく拝見しておりました。なかなか客観的に見れなくて、このときの血糊は大変やったな〜とか、恭一に殴られている時は、あの倉庫寒かったな〜とか、鳥栖家の外の隅っこでトイレしているのを零花ちゃんに見つかるシーンでは、零花ちゃんの反対側から、向かいの家のおばちゃんがずっとこっちを見てたな〜、とか色んなことを思い出しました(笑)。あのときは恥ずかしくて恥ずかしくて(笑)」と撮影の裏側を語った。佐々木蔵之介続いて齋藤は「私は逆に視聴者の目線で観ていました。ドラマ版の零花ちゃんは、お父さんの罪に気付かずのほほんとしているので、皆さんと同じようにいちファンとして、蔵之介さんこんなに大変なシーンがあるんだ、とか、こんなにボロボロになっていたんだ、と楽しんでいました」とコメント。高橋は「僕は客観的には見れなかったですね。アクションシーンも初めてだったので、ここもうちょっとああした方がよかったな、とか思うところがたくさんありました。銃撃シーンも、寒かったな〜と。基本的に寒かったんですよ」と振り返ると、佐々木から「寒いのってさ、カイロ貼ってへんやろ!なんで貼らへんの?」とツッコミが。「裏でめっちゃ震えてました。でもカイロって暑すぎません?貼るカイロってちょっと怖ないですか?皮膚に直貼りやと思ってたんですよ(笑)」と佐々木と高橋の、関西弁ならではのテンポ良い掛け合いに会場からは笑いが巻き起こった。この日訪れた観客が観たのは、ドラマ全話を2時間に凝縮した特別編集版『ドラマ「マイホームヒーロー」スペシャル』。MBS(関西ローカル)で2月28日(水) 20時より、TBS(関東ローカル)で3月3日(日) 13時30分より放送されるもので、今回のイベントで初お披露目となった。もともと30分の全10話を2時間にまとめるという作業を、青山監督は「本当に大変で、先週までこの作業をやっていたんです。今日直に観てくださった皆さんの顔が見れることが感慨深いです。まとめることも大変なのですが、どのエピソードを抜いていくかということが大切で。ダイジェストじゃないようにしないといけない上、新たに編集し直して、さらに蔵之介さんにもご協力いただいて新しく撮ったナレーションもいくつか入っているんです。楽曲に関しても、ドラマの曲を映画で使った曲に一部差し替えたりして、見やすいものにしようと作業していきました。今年開けてずっとこれをやっていたので、とにかく感慨深いです」と苦労を振り返る。これを受けて佐々木から「いや〜5時間近くあったのを2時間近くにしたんですもんね。監督、編集作業は楽しかったですか?」と聞かれると、監督は「楽しかったです。僕が監督したのは1話、2話、10話だけなんです。台本段階では全話関わっているのですが、他の話に関しては他の監督が撮っているので、違う監督の映像を改めて観るのも色々な発見があって楽しかったですし、人が撮った映像を編集するのは、作り手としては少しはばかられる行為で、ちょっと申し訳ないと思いつつ……新たに編集をし直すという作業は非常にやりがいがありました」と達成感を覗かせた。哲雄を演じた佐々木は、SNSでも“再現度100%超え”と原作ファンにも好評を博したが、「自分の中で迷ったり、哲雄はこのときどう思っているんだろう、この先どう展開していくんだろうと思った時には、いつも漫画を読んで立ち返っていました。ドラマのクランクインのときに、延人からタバコを投げつけられるシーンで、投げつけられた時どうしてたっけ、と原作を読み返したら、投げつけられる瞬間に身体をクロスさせる格好をしていて、“これ、やろう”と。他にも(物を)右手で持っている、左手で持っている、など、寄せられるものは全部寄せてみようと意識して、原作をコンテのように考えて演じていました」と、原作へのリスペクトを明かした。それを受けて監督も、「ドラマ版の蔵之介さんは細かいところで原作のポーズなどたくさん寄せてくださっていました。2話で、延人を殺した後の零花ちゃんの家に零花ちゃんが帰ってきてしまい身体で部屋を隠そうとするシーンは、原作の哲雄がやっているポージングで、それも入れてくださいました」と振り返ると、続けて佐々木が「セリフに関しても、“原作にはこのセリフがあったからやっぱりここを入れませんか”と監督に相談したり。すごく原作が頼りになりました。原作が全て引っ張ってくれました」と、とにかく原作への忠実さを大事にしながら臨んだという。零花はドラマ版では哲雄の犯した罪には気付いていないが、何やら哲雄や歌仙の様子がおかしいことをツッコんだり、マイペースに見えて実は直感が鋭いところも。自身と似ている部分を聞かれると齋藤は「私はあんまり人の感情が分からないタイプなので(笑)」と謙遜すると、佐々木からは「そんなことないやろ、わかるやろ(笑)」とツッコミが。「零花ちゃんは鋭いところもあるし、何より真っ直ぐで自分の中の正義がある子なので、“零花ちゃんかっこいいな、憧れるな”と思いながら演じていました」と零花への印象を明かした。齋藤飛鳥ドラマのラストで哲雄の罠にハマり組織から追われることとなった恭一。殺されそうになるシーンなど、半グレ役ならではのシーンも多々演じてきたが、高橋は「ドラマの中の恭一は、哲雄に罪を着せられて……色々やられちゃったので、本当に残念です(笑)。でもその中で垣間見える人間性と言いますか、ぽろっと気を許す瞬間など、ギャップがあるキャラクターだったのでやっていてすごく楽しかったです。色々が初めてすぎて、そもそも半グレがどういうものか、というところからのスタートだったので、どうやって怖さを出そうかと、役作りを自分の中で考えていくことも楽しかったです」とキャラクターについて考えながら楽しんで演じたという。佐々木蔵之介「観客の皆さんは僕たちのヒーローです」ドラマの7年後が描かれる映画版では、半グレ組織に追われながらもなんとか罪を隠し通せたと思いきや、隠したはずの死体が見つかってしまうという衝撃の展開に。半グレ組織のトップである志野(津田健次郎)に追い詰められた哲雄は、ドラマ以上の大ピンチを迎える。殴られたり蹴られたりするリアクションや、追い詰められ震え上がる演技のコツを聞かれると、佐々木は「その時の気持ちでやっています。殴られたり蹴られたりするのは、皆さんがすごく思い切りやってくれたから出来たんだと思います。遠慮されたら出来ないので。お互いが信用して、ドラマも映画も、安全に演じましょう、というルールでやっていました」と周りの皆との信頼関係のおかげだと語った。監督は、「撮影中、待機中の蔵之介さんが追い込まれていく顔は、どんどん目つきが鋭くなってきて、僕も話しかけるタイミングを見計ろうかな、と思うくらい入り込まれていました」と佐々木ののめり込みぶりを振り返った。映画では、零花が刑事になり父の罪に迫っていくという痺れるような展開に加え、零花が父の疑惑に気付き、感情が大きく揺さぶられる演技も見どころのひとつ。零花が涙を流すシーンは予告編でも印象的だが、齋藤は「普段、その場その場でいつも監督のご指示や現場の空気を見て演じることが多く、演じるまではそこまで泣くことを覚悟していなかったんです。でも、いざ当日になったら零花ちゃんにとってすごく大事なシーンだったので、プレッシャーを感じました。元々私はアイドルをやっていて、たくさんお芝居をやってきたわけでもないですし、皆さんの期待に応えられるかなと心配はありながらも、思うままにやるしかない!とやらせていただきました」と振り返る。零花のシーンに監督は「涙のシーンを見て、自分自身も撮っていて泣いてしまったんです。実際映画に使っていないテイクでも(齋藤の)涙が止まらなくて。ドラマの7年後を描いた映画ってちゃんとまとまるのかな、って僕自身も不安があった中、零花ちゃんが車の中でお母さんと会話するシーンを見て、“あ、これ大丈夫だな”と。そのくらい、自分自身で気持ちの転換にもなった。そのシーンを撮っていたカメラマンが、そのシーンを撮り終えてカットをかけなかったら、芝居に引き込まれすぎてレールから落ちちゃってました(笑)」と齋藤の演技に現場の全員がのめり込んでいた様子だったという。高橋はアクションシーンについて「ドラマでやらせていただいていた分、最初の頃より飲み込みも早い気がして、演じていて楽しかったですし、アクションシーンはやってみたかったことのひとつでもあったので嬉しかったです。ドラマでは銃を取るシーンがあるのですが、そこがアイドルターンのようになって。銃を取る姿が綺麗すぎると注意されました(笑)。“アイドルになってるよ”と言われて、すみません!(笑)」と普段アイドルグループで活動する高橋ならではのエピソードも。高橋恭平(なにわ男子)ここで本作のタイトル『マイホームヒーロー』にちなんで、皆が普段自宅でどのように過ごしているのか、自宅でのこだわりやエピソード「マイホーム●●」を披露。佐々木は「家にいたら寝てるか、酒飲んでるか、風呂入ってるか……なので、マイホームスリーパーかマイホームドランカーか、マイホームニューヨーカーやな(笑)。夜と、朝風呂も毎日必ず入ります」とジョークを交えながらこだわりを明かした。齋藤は「香りが好きで、お部屋ごとに香りを決めています。いかにほのかに、香り同士が喧嘩しない香りを漂わせられるか、ということを研究しています」とコメント。高橋は「マイホーム断捨離ですね。先日もいらなくなった服や着なくなった服をまとめて後輩に渡しました。これいる、これいらん、で直感です。服を買う時も試着しないです。30分くらいで全部終わりました。直感、即決、大好きです」と語った。ここで、2月28日が誕生日の高橋にバースデーサプライズを敢行。佐々木が「今日はマイホームヒーローDAYですが、ご存知のように、2月28日は恭平くんのバースデーなので、ぜひ皆さんとこのバースデーを祝えたらと思うのですが、いかがでしょうか?」と呼びかけると客席からは大きな拍手が。ステージ上にドラマのキーアイテムであるオムレツを模したサプライズケーキが登場すると、高橋は「ケーキの上にオムレツ!すごいですね!見たことないですが、すごく可愛らしいですね〜。嬉しいです。そんなまさか、無いと思っていました。恥ずかしいもんですね」と照れながらも喜んだ。24歳の抱負を聞かれ「辰年なので、龍みたいにかっこよく、強く!恭一も気持ちが強い子なので、恭一とマイホームヒーローが、グンと上に行く1年になればいいなと思います」と力強く語った。佐々木は自身が24歳だった頃を振り返り、「僕が24のときは会社員だったんじゃないかな。大阪で広告代理店に入社しました。初めて自分で給料をもらって、“給料ってこんな風にもらうんや”」と当時を振り返る。さらに高橋に「昇竜のように行ってください!」と声をかけると、高橋は「まかせといてください!」とふたりの絆を感じさせる場面もあった。最後に代表して佐々木が「こんなに長いイベントに参加していただいた皆様こそがヒーローだと思っております。昨年ドラマが放送されて、3月8日に映画が公開、と続いていきます。皆さんは僕たちのヒーローです。まさに“マイホームヒーローズ”の皆さんだと思っています。本日は楽しんでいってください」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。<作品情報>『映画 マイホームヒーロー』3月8日(金) 公開映画公式サイト:映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年02月27日『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)のマイホームヒーローDAY 〜ドラマと映画イッキ観イベント~が26日に都内で行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、青山貴洋監督が登場した。同作は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送された。どこにでもいる普通の父親・哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。○■『マイホームヒーロー』ドラマ版撮影時のエピソードを振り返る佐々木蔵之介イベントでは、ドラマ全話を2時間に凝縮し特別編集され放送されるドラマ『マイホームヒーロー』スペシャル」(※MBS 2月28日20:00〜、TBS 3月3日13:30〜)と『映画 マイホームヒーロー』(3月8日劇場公開)を一気に上映。ドラマ版と映画版の間に舞台挨拶が行われた。佐々木は、特別編集されたドラマ版に「マンションの外でトイレしていて、飛鳥ちゃん(零花)が来て見つかるシーンの撮影の時に、向かいの家のおばちゃんがずっと俺を見てたとか、もういろんなことを思い出した」とまさかの裏話。「俺はこうやってこうして向こうから撮って、飛鳥ちゃんが見てる時、道挟んで向こうのおばちゃんがずっと。恥ずかしくて恥ずかしくて」と、見ている様子を表しながら苦笑していた。また、原作を大切にしていたという佐々木は「いつも漫画を読んで立ち返ってました。漫画からすべて引っ張って作りました」と振り返る。「クランクイン初日の時に、タバコを投げられるシーンがあって。初日の最初のカットで『どうしてたっけ』と漫画を見たら、手をこう。『これ、やったろ』と思って、やりましたね」と、手を交差させるアクションを再現。「右手で(ものを)持っているとか、しゃがんでるとか、寄せられるものは寄せてみようと思って。原作をコンテのように(参考に)してやっていました」と明かした。
2024年02月26日『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)のマイホームヒーローDAY 〜ドラマと映画イッキ観イベント~が26日に都内で行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、青山貴洋監督が登場した。同作は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送された。どこにでもいる普通の父親・哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。○■『映画 マイホームヒーロー』イッキ観イベントにキャスト陣登場「めっちゃ寒かった」と撮影を振り返った高橋だが、佐々木は「俺、めっちゃカイロ貼ってたけど、貼ってた?」「なんで貼らへんの?」と疑問を持っていた様子。「暑すぎません? 貼るカイロって、ちょっと怖くないですか? 直に貼ると火傷するっす。ちょっと前まで、僕、直貼りやと思ってたんですよ。直貼りが怖かったので、振るカイロ入れてました」と使い方を勘違いしていたことを明かした。また、作品にちなみ自宅での過ごし方を「マイホーム〇〇」と表すコーナーでは、高橋が「言い方が……銀シャリ? 服を整頓するやつみたいな」と回答し、周囲からは「断捨離!」と総ツッコミ。高橋は「それでした。何でしたっけ? 断捨離」と苦笑し、「いらなくなった服とか着なくなったものをまとめて後輩とかに渡しましたね」とコメント。あげる基準については「直感です。『これいる』『これいらん』と。基本、服決める時も着ないんですよ。パッと合わせて『買う』『買わない』みたいな。『着ないだろう』『着るだろう』と30分くらいで全部終わりました。即決です。直感即決大好きです」と語った。さらに、28日が高橋の24歳の誕生日ということで、サプライズで誕生日祝いも実施。「ないと思ってました。そんな、まさか。すんません、恥ずかしいっすね。『もういいです』ってなりますね」と照れる高橋だが、「今年、辰年で僕も辰年なので、龍みたいにかっこよく強く。作品がガンといける、いい1年になればいいなと思います」と抱負を述べ、佐々木も「昇り龍のように、これから行ってください!」とエールを送った。
2024年02月26日俳優の佐々木蔵之介が主演を務める『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)のキャストリレーインタビューPV<キーキャラクター編>が22日に公開された。公開されたのは、主演・佐々木による、キャストリレーインタビューPV。物語のカギを握る、哲雄の前に現れた2人の男として、高橋恭平(なにわ男子)・宮世琉弥が登場した。2人の現場での印象について主演の佐々木は「ドラマでは初めての悪役に悩みながら演じていましたが、映画ではすでに想いを込めたものを持って現場に立っていたので素晴らしかった!」と高橋の短期間での急成長を大絶賛。高橋が演じる恭一は、ドラマ版では半グレ組織のメンバーで、哲雄(佐々木)と不思議なバディ関係を築いていく役どころ。映画では逃亡生活をおくっていた恭一が7年ぶりに哲雄の前に現れる。作中では哲雄と家族を脅かすが、役を離れたところでは、佐々木は高橋を父親のようなまなざしで見守っていたという。宮世が演じる大沢は、映画から登場し、哲雄の秘密を知る謎の男。サイコパスな言動をしながらもどこかキュートで掴めないキャラクターである。そんなミステリアスな役柄を演じる宮世に対して佐々木は「どこか影もありながら、敵なの? 味方なの? と思わせる爆発力のある面白いキャラクターを作ってきたな」と表す。「フレッシュでエネルギッシュな2人に引っ張ってもらって助かりました」と、刺激を受けていることを明らかにした。逆に佐々木について高橋は「言い方やトーンなど細かいところについて『こうした方がいい』というよりも(役の気持ちを踏まえて)『(恭一は)こうしたいんじゃないか』という形でアドバイスをいただけてありがたかったです」、宮世は「引き出しを尋常じゃない数、お持ちでした。自分もいろんな感覚を身に着けていきたいです」と感化された様子。さらに、新たに見つけた佐々木の魅力について、宮世は「笑顔が素敵!」「関西弁で話すギャップも魅力」と答える。高橋も続けて答えようと一呼吸置くと、佐々木から「そこは、関西弁やろ!!」と佐々木からツッコミが入り、笑いが巻き起こる一幕も。劇中の3人の役柄からはなかなか見ることのできない和やかな一面を見せている。【編集部MEMO】『マイホームヒーロー』は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送され、12月19日に最終回を迎えた。どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。(C)山川直輝・朝基まさし/講談社/ドラマ「マイホームヒーロー」製作委員会・MBS
2024年02月22日『映画 マイホームヒーロー』が、3月8日(金) に公開される。このたびキャストリレーインタビュー映像の第2弾<キーキャラクター編>が公開となった。原作は、累計発行部数370万部を突破し、2017年より「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載中の『マイホームヒーロー』。昨年放送されたドラマシリーズでは、どこにでもいる普通の父親・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏・麻取延人(内藤秀一郎)を殺してしまう衝撃の展開で幕を開け、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための“命がけの騙し合い”が繰り広げられた。映画ではドラマの最終回から7年後を舞台とした完結編が描かれる。公開された映像には、主演の佐々木に加え、半グレ犯罪組織に所属する間島恭一を演じる高橋恭平(なにわ男子)と、哲雄の秘密を知るという謎の情報屋・大沢隼人を演じる宮世琉弥が登場。高橋の印象について佐々木は、「ドラマでは初めての悪役に悩みながら演じていましたが、映画ではすでに想いを込めたものを持って現場に立っていたので素晴らしかった!」と絶賛。また映画版から参加する宮世に対しては「どこか影もありながら、敵なの?味方なの?と思わせる爆発力のある面白いキャラクターを作ってきたな」と、作品に合わせた役作りに感激している。一方、高橋・宮世から見た佐々木の印象について、「言い方やトーンなど細かいところについて“こうした方がいい”というよりも(役の気持ちを踏まえて)“(恭一は)こうしたいんじゃないか”という形でアドバイスをいただけてありがたかったです」(高橋)、「引き出しを尋常じゃない数、お持ちでした。自分もいろんな感覚を身に着けていきたいです」(宮世)と、芝居の細部まで気を遣う佐々木の演技の幅に感化された様子だった。さらに、新たに見つけた佐々木の魅力について、宮世は「笑顔が素敵!」と答え、さらに佐々木は本作では普段の関西弁を封印して臨んでいるので「関西弁で話すギャップも魅力」と語る。高橋も続けて答えようと一呼吸置くとすかさず「そこは、関西弁やろ!!」と佐々木からツッコミが入り、笑いが巻き起こる一幕も。劇中の3人の役柄からはなかなか見ることのできない和やかな一面も垣間見ることができる。『映画 マイホームヒーロー』キャストリレーインタビュー映像<キーキャラクター編><作品情報>『映画 マイホームヒーロー』3月8日(金) 公開映画公式サイト:映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年02月22日石原さとみ主演ドラマ「Destiny」に、仲村トオルと佐々木蔵之介が出演することが分かった。本作は、20年の時をかけたサスペンス×ラブストーリー。石原さんと亀梨和也が初共演し、石原さんのいまの恋人役に安藤政信、大学時代の仲間に宮澤エマ、田中みな実、矢本悠馬らが出演する。佐々木さんが演じるのは、奏(石原さん)の父・辻英介。東京地検特捜部の検事として、強い正義感を胸に仕事に邁進していたが、奏が15歳のときに事件に巻き込まれてしまう。そんな父の事件以降、姓を替え、母と共に長野に移り住んだ奏は、「父と同じ検事になりたい」と、信濃大学法学部へ。それから20年。横浜地検中央支部の検事として多忙な日々を送るが、大学時代に起きた《不可解な死亡事件》以降、姿を消していたかつての恋人・真樹(亀梨さん)が12年ぶりに現れたことで、封印していた過去の扉が開き、その事件とともに《父の真実》にも近づいていく。仲村さんが演じるのは、真樹の父でエリート弁護士の野木浩一郎。真樹とは折り合いが悪く、確執関係にある。奏と真樹が対峙することになる大学時代の《不可解な死亡事件》、その中で思いがけず見えてきた奏の《父の死の真相》。一見バラバラに見える出来事が繋がったとき、物語は思いもよらぬ方向へと突き進んでいくことになる。佐々木さんは「放送の始まる4月は、高校生から大学生、学生から社会人のように、その時々で考え方や価値観、人間関係が変わってくる季節でもあると思います。ドラマのタイトルが『Destiny』なんですが、運命が“命を運んでいく”と書くように、その時々によって環境も感情も変動していくと思うんです。父を追って検事という職業を選んだ奏が、どのような思いを胸に行動していくのか…。そして、その時々で移り変わっていく登場人物達の感情も見どころだと思います。ぜひ、ご覧ください」と視聴者へメッセージ。また「実は僕、亀梨くんが小学生の時に会ったことがあるらしいんです」と話す仲村さんは、「僕は全然覚えていなかったんですが、あるドラマで少年野球のチームが試合をしているシーンがあったことは記憶にあって…その野球少年たちの中に亀梨くんもいたらしいんです。その撮影の昼休憩のときに、僕がベンチで寝ていた亀梨少年の口にかき氷を入れたらしく、それに驚いて飛び起きたと亀梨くんが言っていたのですが…。僕は、その日初めて会った少年に、そういうイタズラをしないと自負しているので(笑)、よっぽどかわいらしかったか、よっぽど面白い顔で寝ていたのか、どっちかだと思うんですけど(笑)。亀梨くんがその時のドラマの映像を、この前スマホで見せてくれたんですが、そういう過去のちょっとした繋がりが、今回親子を演じるうえで何かスパイスになればいいなと思いました」とエピソードを明かした。「Destiny」は4月、毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日俳優の佐々木蔵之介が主演を務める『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)の場面写真が19日に公開された。○■半グレ犯罪組織”間野会”のトップ・志野を演じる津田健次郎の場面写真この度公開されたのは、“ヤバさ全開”な半グレ犯罪組織”間野会”のトップ・志野(津田健次郎)の場面写真。ポップコーンを頬張る中に狂気が伺える様子、巻き上がる炎の中に包まれ笑みを浮かべる様子、そして鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)の首元にナイフを突き付ける様子、と”クセ強な志野の数々の姿が捉えられている。今作のラスボスとも言える志野寛治は、7年前に失踪した間野会の幹部である麻取義辰(吉田栄作)の死体が発見されると、彼が持っていた消えた10億円の行方を追い、哲雄に狙いを定めて鳥栖家を極限まで追い詰める。実写作品では初の悪役を演じた津田は予告映像での恫喝シーンなどでも発揮されている、リミッターが外れたような“ワル津田”が話題となっているが、今回のオファーについて「シンプルに嬉しかったですね。ラスボスという立場で一番最狂の敵という事で、どんな風に演じようかなと思って楽しみにしていましたし、非常に演じがいががありました」と振り返り、初の悪役を心から楽しんで演じたという。先日の完成披露イベントでも、「ナイフで切り付けられたと思ったら、その血を頬に付けられ津田さんがその血を舐めて…こんなの台本には全然書いてないんですよ(笑)」と佐々木に暴露されていたが、津田は「どうすれば志野という登場人物の個性のエッジがより効いてくるかを常に考えていて、とにかく現場で思い付いた事を実践したり、現場に入って『こういうモノが使えるな』という空気感を元にイメージを膨らませていきました。それを監督が楽しみながら受け入れてくださったり、時にはそれはちょっと違うから外しましょうか、というジャッジもしていただきながら、現場の皆さんと共に作りあげていけたので楽しかったです」とアイディアによってこの “クセ強”ラスボスを完成させていたことを語っている。本作は、スリリングなサスペンスであると同時に、“誰にでも守りたい人がいて、それぞれの正義がある”という群像劇としての一面も持ち合わせている。半グレ犯罪組織・間野会のトップである志野にとっては側近の窪(音尾琢真)と組織のメンバーが家族のように大切な存在であり、志野から見れば哲雄は悪であるという。津田は「志野には志野の考えや正義があって、鳥栖哲雄の方が悪である、という所は非常に大事にしてやっていました。志野や間野会がやっている事は酷い事なのですが、彼らが根底に抱えている、”絆を持って、何かを成し遂げていく”というのは、若者がベンチャー企業や劇団を立ち上げていくっていう、それに近い感覚があるような気がしたんですよね。やっている事のベクトルが最悪なので、決して許される事では無いんですけども(笑)根底に孤独感を抱えているアウトローたちが、同じような思いを抱えた仲間たちを家族と捉えて、組織を作り上げていったというような純粋な部分もある気がしました。ただ、決して褒められたモノではない人達であるのは間違いないので、同情の余地は一切無いんですけど(笑)」と、“志野としての正義”を意識して演じたことを明らかにした。きょう19日発売の『ヤングマガジン』(講談社)では津田のインタビューも掲載されている。【編集部MEMO】『マイホームヒーロー』は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送され、12月19日に最終回を迎えた。どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。
2024年02月19日反町隆史主演ドラマ「グレイトギフト」の公式SNSが、第3話のNG&ハプニング映像を公開した。本作は、脚本家・黒岩勉オリジナル最新作。大学病院を舞台に、“完全犯罪の殺人”を可能にする未知の殺人球菌・ギフトをめぐるノンストップ・サバイバル医療ミステリー。反町さんが病理医・藤巻達臣を、波瑠がコンビのような関係となる検査技師・久留米穂希を演じるほか、佐々木蔵之介、尾上松也、倉科カナ、津田健次郎らが出演している。今回公開された映像では、セリフに苦戦する心臓外科教授・白鳥(佐々木さん)の様子や、自暴自棄になった藤巻が、ギフトを飲もうとするもハプニングに見舞われる場面が公開。撮影の裏側公開に「白鳥先生本編ではめっちゃ腹立つけどこれがあるから許せちゃう」、「早口言葉に使えそう」、「本編はあんなにシリアスなのに、、、なんて和む現場なんだ」、「NG報告する反町さんかっこいいです」と視聴者からコメントが寄せられている。第5話(2月15日放送)ギフトを盗み、密売した事務長・本坊巧(筒井道隆)。弱みを握り、支配下に置いた心臓外科医・郡司博光(津田健次郎)は、震天動地の裏切りを企てる。頃合いを見て、これまで忠誠を誓ってきた新理事長・白鳥稔(佐々木蔵之介)にギフトでとどめを刺し、その後釜に座る。藤巻と本坊を前に、そう高らかに宣言した郡司は、安曇杏梨(倉科カナ)の協力を得て、さらなる暗躍を開始し…。「グレイトギフト」は毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月09日3月8日(金) に公開される『映画 マイホームヒーロー』完成披露イベントが、2月5日(月) に東京・有楽町朝日ホールで開催。出演者の佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、宮世琉弥、津田健次郎、木村多江と、青山貴洋監督が登壇した。原作は、累計発行部数370万部を突破し、2017年より「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載中の『マイホームヒーロー』。昨年放送されたドラマシリーズでは、どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の展開で幕を開け、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための“命がけの騙し合い”が繰り広げられた。映画ではドラマの最終回から7年後を舞台とした完結編が描かれる。イベントはキャストの登場を待ち侘びる観客たちの熱気あふれる中、ドラマでもお馴染みの面々である、娘の彼氏を殺した父・鳥栖哲雄役の佐々木、刑事になり真相を追う娘・零花役の齋藤、母・歌仙役の木村に加え、映画からの新キャストである哲雄の秘密を知る謎の青年・大沢役の宮世、哲雄を追い詰める間野会の“クセ強”ラスボス志野役の津田、そして青山監督が登壇すると、観客からは割れんばかりの大きな歓声が湧き上がった。満員の観客を前に、佐々木は「本当に大雪の中ありがとうございます。ちょうど1年前の時期にドラマと映画を撮っていたのですが、今日は皆様に初めて見ていただける……もうどうしようかとドキドキしていましたが、この皆さんの声援にすごく救われました。『映画 マイホームヒーロー』、本日初ヒーロー(披露)目です(笑)」と笑いを誘い、舞台挨拶がスタート。佐々木蔵之介昨年放送された連続ドラマへの反響を聞かれると佐々木は「鳥栖哲雄がめちゃくちゃ怖かったとか、一方ですごく笑ったとか、皆さんすごく楽しんでくださっていて嬉しいです。ドラマの最後で恭一に罪をなすりつけたので、“鳥栖哲雄何してくれてんねん”、“ええ加減にしろよ”という声も聞きました(笑)」と様々な反響が届いている様子。ついに物語が完結を迎える本作だが、佐々木は「お父さんとして、ひとつの答えを映画版でお届けした」と哲雄の決断に覚悟を覗かせ、完成した映画への感想を聞かれると「ここに立っていらっしゃる皆さんがスクリーンからはみ出んばかりに暴れ回っているのがすごく嬉しかったです。キャストもスタッフも、皆さんが原作に敬意を払って作っていましたので、原作の魂が映画にも投影されていると思います」と自信をのぞかせる。さらに、娘の彼氏を殺した罪から逃れて7年の時を経た哲雄を演じるにあたって「7年間、1日たりとも安心した日はなかったと思います。罪悪感があり、後悔はしていたし、人を殺めたのに新しい命を授かり、そして最愛の娘が警察官になったという……ここが大きいですね。でも、変わらず家族を愛するということを礎にここまで演じてきました」と振り返る。映画では、零花が刑事になり父の罪に迫っていくという痺れるような展開を迎えるが、この変化に対して齋藤は「いただいた台本を素直に受け取り、素直に演じるということに徹してやらせていただきました。お父さん、お母さんとの関係性も、私が素直に演じることで、7年の経過や、今どんな空気感が家族に漂っているかということを感じ取ってもらえるかなと思ったので、私は素敵な脚本に着いていっただけで、特に何もしていないです(笑)」と謙遜すると、それを受けて佐々木は「今回娘はめちゃくちゃ頑張ってはりましたよ!!優秀な刑事になって嬉しいと思いつつ、ドラマの中では零花は何も知らないからほっこりしていたのに、今回の映画の中ではひりひりしていました」と7年を経て変化した気持ちを振り返る。齋藤飛鳥齋藤は「零花は正義感がある子だから、真相に迫っていきたいという真っ直ぐな気持ちと、でも掴んでしまうとお父さんが逮捕されるんじゃないかという、もどかしくて感情の動きが忙しない中だったので、家族との団欒シーンもどこか落ち着かないような気持ちでした。お母さんの優しい顔を見ても、色々抱えているのか……と思ってしまい、心が落ち着かない日々でした」と難しい感情だったと語る。そんな父と娘を見守る母・歌仙を演じた木村は、家族を守りたいという一心で哲雄の罪に加担していくという役どころで、「まず7年経って、息子が増えて、さらに成長している逞しい零花ちゃんがいて、逞しくなって微笑ましい分、これどうなっちゃうんだろう、というハラハラ感は観てくださる方たちと同じくらいハラハラして、ジェットコースターに乗ったような気持ちで演じました。ご覧になられる方もジェットコースターに乗ったように、一緒にハラハラドキドキしてくれるはず」と期待を込めた。木村多江さらに齋藤の演技に対して、「零花ちゃんは褒めるまでもない。うちの零花ちゃんは本当に素敵だから。親バカでなく、この齋藤飛鳥!本当に大好きになっちゃった。なんだろう……とにかく映画を観て!!零花ちゃんはすごいの!!」と本当の母のようなコメントを披露。佐々木も「僕は本当に、飛鳥ちゃんのシーンで泣いちゃった。飛鳥ちゃんが動くたびに泣いてしまった」と続けると、木村が「うちの零花をよろしくお願い致します」と挨拶し、鳥栖家の絆が強く伝わるコメントに会場からは温かな拍手が湧き上がった。ドラマのラストで哲雄の罠にハマり組織から追われることとなった恭一を演じた高橋。映画では7年ぶりに哲雄と再会するが、高橋は「まずは恭一が無事で何よりだったなと思います。生きてましたね〜。哲雄は死んだと思ったでしょうけど、残念!生きてました(笑)。そこから7年ということで、間野会から逃げてからの日々もそうですし、まさかの哲雄と再会しての恭一の心境だったり、7年後の気持ちの持っていき方をすごく考えました。“何年後の芝居をする”のも初めてだったので、どうやって気持ちを作っていこうかなと考えながら、楽しみながら撮影に臨んでいました」と恭一の気持ちの変化を意識したと振り返る。高橋恭平(なにわ男子)映画の撮影現場では、「蔵之介さんや琉弥がホテルに泊まる日に、僕も一緒の撮影日で、琉弥と日帰りサウナに入りに行ったことですかね。サウナに入ると、蔵之介さんも座ってはって、ラッキーって(笑)。3人で入りました」と、仲睦まじいエピソードが飛び出した。高橋と宮世は撮影の前から親交があることに触れられると、高橋は「仲良しだから、共演するのがすごく変な感覚で。撮影前から関係があった分、ここの場に一緒に立っていることが変な感じがします(笑)。ゲームが共通の趣味なので、お家に遊びに行かせてもらったり」と和気藹々と語っていた。キュートなルックスなのにサイコパス感のある、敵か味方か分からないミステリアスな大沢を演じた宮世は、「とにかく“復讐する”という目的だけでお芝居をさせていただきました。それ以外は何も考えずに演じました。“何の躊躇もなく復讐するぞ”、という気持ちを全ての動機にして行動に落とし込みました。それが観ている方々にはサイコパスに映るんではないかなと思います」とキャラクターの価値観に没入して撮影に臨んだという。宮世琉弥哲雄を追い詰める犯罪組織のトップ間野会のラスボス・志野を演じた津田。狂気をはらんだ”クセ強”な演技が話題だが、津田は「作り上げていくときに、どういう風にやろうかなと考えていたときに、監督に“クセをバリバリ強くしてください”とリクエストを頂きました。そんなに楽しいことをやらせていただいて本当にいいんですか?と嬉しくて。台本に書いていないことも現場でたくさん提案させていただいて、とにかく遊ばせていただきました。佐々木さんを追い詰めるのは……とにかく楽しかったです(笑)。佐々木さんはめちゃくちゃリアクションをとってくださるので、一緒に芝居をしていてすごく楽しかったです」と“クセ強ラスボス”を楽しんで演じた様子。津田健次郎そんな津田に劇中で詰められまくった佐々木は「こちらこそめちゃくちゃ楽しかったです。ナイフで切り付けられたと思ったら、その血を付けられ津田さんがその血を舐めて……こんなの台本には全然書いてないんですよ(笑)。スタッフさんも“津田さんが血舐めるから舐められる血糊に交換!”と(笑)。楽しい現場でした。でも、志野は怖いけど、低音ボイスがセクシーだなと思いながら演じていました。本当に楽しかったです」と相思相愛だったと明かした。青山監督はふたりのシーンに対して「ちょうどクランクインの時にこのシーンがあって、“哲雄さんってこうだったよな〜”とドラマの時の哲雄が帰ってきたような気がして、改めて映画のスタートが切れたなと思いました。また、見たことのない津田さんをずっと見てみたいと思っていて、役柄について色々お話をした後に津田さんから提案してくださって、描写的にはえぐいシーンなのに、ちょっと面白いんですね。そういうところもエンタメとして楽しめるようになったなと思いました」とふたりの掛け合いのシーンに期待を込めた。そして2月4日が誕生日の佐々木に、登壇者&観客全員でバースデーサプライズを敢行。齋藤が「2月4日が佐々木蔵之介さんのお誕生日ということで、あるものを用意させていただきました」というコメントでサプライズケーキが登場。まさかのサプライズに佐々木は「ドラマの中でも零花がいつも誕生日のプレゼントをくれるんですよ。これはドラマなのか現実なのかわからないくらい嬉しいです。いや〜〜〜〜これ……どうしよう……。生きてきてよかったです」と言葉が詰まるくらい感無量の様子。さらに登壇者、そして観客全員で佐々木に“ハッピーバースデートゥーユー”の合唱をプレゼント。曲中の“ハッピーバースデーディア●●”の部分について齋藤が「零花としてのお祝いなので、ハッピーバースデーディア“お父さん”ですよね」と登壇者と観客に呼びかけると、津田らが「僕もお父さんでいいの?」と笑いを誘いつつ、佐々木はこの場にいる全員からのバースデーソングのプレゼントに「いや〜〜本当に生きててよかったですね!こんなことがあるなんて思ってもなかったです。本当にありがとうございます」と照れながらも喜びをのぞかせていた。最後に佐々木が「本当に“クセ強”のキャラクターたちがスクリーンで大暴れします。ちょっとやばいシーンもあります。血も汗も、大切な人のために涙も流します。誰が悪なのか、誰が正義なのか、分からない。僕は最後娘と対決します。鳥栖家がどういう結末を迎えるのか、皆さん是非見届けてください。観て面白かったら是非周りの方に勧めてください。皆さん映画を楽しんで、お気をつけてお帰りください」と呼びかけて、舞台挨拶は終了した。<作品情報>『映画 マイホームヒーロー』3月8日(金) 公開映画公式サイト:映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年02月06日『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)の完成披露試写会が5日に都内で行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、宮世琉弥、津田健次郎、木村多江、青山貴洋監督が登場した。同作は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送された。どこにでもいる普通の父親・哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。○■『映画 マイホームヒーロー』ラスボス役の津田健次郎哲雄を追い詰める半グレ犯罪組織のラスボスを演じた津田は「どういうふうにやろうかなと思ってた時に、監督から『クセをバリバリ強くしてください』というリクエストをいただきまして。その場で本読みをさせていただいて、『そんな感じでガンガンやっちゃってください』みたいな」と振り返る。「そんなに楽しいことをリクエストしていただけたのが、本当に嬉しく。だから台本に書かれてないこととかも、現場で監督に提案させていただいて、遊ばせていただいた感じです」と語った。「蔵之介さんがめちゃめちゃリアクションをとってくださるので、一緒に芝居してるのが楽しい」という津田に、佐々木は「僕も楽しかった。ずっと一緒にしたかった」と応える。バイオレンスシーンも台本になかったものが多かったそうで「血つけられて、血舐めて、そんなん台本に全然書いてないんですよ。津田さん血舐める! 血のり舐めれるやつに交換! となって楽しかった」と暴露。津田は「スタッフさんがあっという間に動いてくださって」と感謝し、佐々木は「怖いけど、低音ボイスがセクシーと思いながら」と称えていた。この日は、前日に56歳の誕生日を迎えた佐々木のサプライズバースデーも。作品にちなみ「ハッピーバースデー ディア お父さん」と歌うことになったが、津田が「僕も“お父さん”でいいんですか?」と確認し、会場は笑いに包まれていた。
2024年02月05日『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)の完成披露試写会が5日に都内で行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、宮世琉弥、津田健次郎、木村多江、青山貴洋監督が登場した。同作は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送された。どこにでもいる普通の父親・哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。○■『映画 マイホームヒーロー』完成披露試写会で佐々木蔵之介にサプライズイベントでは、2月4日に56歳の誕生日を迎えた佐々木のためにサプライズを実施。作中で哲雄の娘・零花役の齋藤の合図でケーキが運び込まれ、佐々木は「原作の中でもドラマの中でも娘がいつも誕生日にプレゼントしてくれると言ってて、ちょっとこれはドラマなのか現実なのかわからないぐらい嬉しいです」と動揺する。観客にも事前にバースデーソングを歌うことが知らされており、齋藤は「零花としてのお祝いなので『(ディア)お父さん〜』で」と決定。佐々木は「皆さんのお父さん? ちょっとお父さんだったことは覚えてないんですけど」と苦笑しつつ、歌を受け止める。最後には「生きててよかったですね。こんなことがあるなんて、思ってなかったですね。本当にすみません。ありがとうございます」と頭を下げていた。
2024年02月05日『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)の完成披露試写会が5日に都内で行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、宮世琉弥、津田健次郎、木村多江、青山貴洋監督が登場した。同作は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送された。どこにでもいる普通の父親・哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。○■『映画 マイホームヒーロー』完成披露試写会に齋藤飛鳥が登場主人公の娘である零花を演じた齋藤。映画ではドラマの7年後が舞台ということで「お芝居の細かなあれこれはわからないので、いただいた脚本を素直に受け取り、素直に演じるということに徹してやらせていただいて。私が素直に演じることで、皆さんに7年経ったこととか、今どんな空気感が流れているのかも感じ取ってもらえるかなと思ったので、素敵な脚本にただついて行っただけで、特に何もしてないです」と謙遜する。佐々木は「めちゃくちゃ頑張ってはりましたよ。ドラマの時もやけど、映画も観ていただいたらもう、警視庁捜査一課になってるもんね」と話しかける。「娘が優秀になって良かったと思いつつ、ドラマの中ではほっこりしたシーンもあって安心してたんですけど、今回映画の中ではずっとヒリヒリしてました。娘とのシーンが」と苦笑した。母親・歌仙役の木村は齋藤について「褒めるまでもない。もうね、本当に素敵だから。うちの零花ちゃん」と絶賛。「親バカどころじゃなく、本当に齋藤飛鳥、大好きになっちゃって。映画観て! もうとにかく! 本当にすごいの! とってもいいお芝居してて」と訴えかける。佐々木も「僕はずっと観てて、飛鳥ちゃんのシーンで泣いてたの」と明かし、齋藤は「え、本当ですか?」と驚いた様子に。「私も泣いちゃった」(木村)、「飛鳥ちゃんが心動く度に泣いてた」(佐々木)という両親役の2人の言葉に、齋藤は「ええ、嬉しい!」と喜びながらも「ハードル上げすぎで大丈夫かな!?」と心配。木村は「本当に、零花をよろしくお願いします」と観客に頼んでいた。登場時はキャスト陣が客席を通り、フォトセションも客席で行うなど、観客との距離が近かった同イベント。佐々木や高橋が観客の方を向いて話しかけるたびに悲鳴のような歓声が上がり、それがツボに入ったのか齋藤は後ろを向いて笑いが止まらない様子だった。
2024年02月05日『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)の完成披露試写会が5日に都内で行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、宮世琉弥、津田健次郎、木村多江、青山貴洋監督が登場した。同作は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送された。どこにでもいる普通の父親・哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。○■『映画 マイホームヒーロー』完成披露試写会に高橋恭平、宮世琉弥ら登場ドラマ版から出演する高橋は「まずは(演じた)恭一が無事でした。無事で何よりやったなと思うけど、生きてましたね。哲雄も死んだと思ってたんでしょうけど、残念、生きてました」とひょうひょうと話す。「7年間半グレから逃げていた日々もそうですし、まさかの哲雄と再開しての恭一の心境だったり、7年後の気持ちの持っていき方はすごく考えました。数年後のお芝居をするのも初めてだったので、どうやって作っていこうかなと考えながら、楽しみながら撮影に臨んでました」と役作りについて振り返った。撮影中の楽しかった出来事について、高橋は「蔵之介さんとか琉弥が泊まる時に、一緒のの撮影日やって、僕は日帰りだったんですけど、サウナだけ琉弥と一緒に入りに行ったのが楽しかったことです。『サウナだけ入ろうぜ』と言って、琉弥も『いいよ〜』と言ってくれて」と明かす。佐々木は「僕は湯船で目撃しました。帰れるはずやのに、ホテルに宿泊している人が入れるサウナに、サウナ料金だけを払って、2人で待ち合わせして入って行くのを」と暴露。高橋は「蔵之介さんの連絡先を知らなかったんで、知ってたら連絡して誘おうかなと思ったんですけど、サウナ開けたら蔵之介さんが座ってたので『あ、ラッキー!』と思って。実質3人で入りました」と自慢する。宮世は「きもちかったです。80度くらいあった? 露天風呂もついてて、雨の日だったんですけど、こうやって風に当たりながら」、高橋は「外気浴しながら、撮影のこと話しながら」とサウナの様子を説明した。もともと仲良しだったという2人だが、きっかけはゲームだったという。高橋は「変な感覚で。作品が一緒になる雨から関係があった分、ここの場に一緒に立てるのがすごい変な感じしますね」「趣味が一緒でそこから会うようになって、おうちに遊びに行かせてもらったりもして」と明かし、宮世も「来ましたね」と頷いていた。
2024年02月05日ドラマの最終話から7年後を舞台に、完結編が描かれる『映画 マイホームヒーロー』より、場面写真が到着した。今回公開されたのは、佐々木蔵之介扮する哲雄に全ての罪を着せられ、逃亡生活する恭一(高橋恭平)と、哲雄が再会し、土下座をして謝罪するも、積年の恨みをぶつけられるシーンや、哲雄と妻・歌仙(木村多江)、息子の彰(石塚錬)が放火された自宅を呆然と見つめる様子。“クセ強”の最狂ラスボス・志野(津田健次郎)が、歌仙と彰を脅す容赦ないシーン、神妙な面持ちの哲雄と娘で刑事の零花(齋藤飛鳥)が対峙する緊迫の場面、物語の鍵を握る謎の青年・大沢(宮世琉弥)の姿も。大沢が祈るように握るボールペンには、彼の過去に繋がる秘密が…。家族にまで間野会の手が迫り、極限まで追い詰められるという状況について佐々木さんは、「もう逃げ場が無くなった。ついに追い詰められたって感じですね。ドラマの時は深夜ではあるものの地上波放送という制約がある中で、それでも凄く攻めていましたが、映画はやりたい事をとことんやっちゃったなと」と語る。そして「僕に対して平気でナイフで切り付けてくるし、撃ちまくってくるし、色々やってくれましたね。こっちもやり返しましたけどね(笑)志野が僕の勤めている会社の隣にデスクに座っているとか、会社の倉庫に間野会のメンバーが集まっていたり…何でそんなことになっているの?(笑)と時には笑ってしまいそうになるくらいに追い詰められていました(笑)」と明かす。本作のプロデューサーは、佐々木さんの演技に「哲雄は殴られたり、流血したり、追い込まれたり…。いつもはシュッとした雰囲気のある蔵之介さんに、ボロボロになってもらいましたが、ご本人も面白がってやってくれました。感情の振り幅をしっかりと見せられるものにできたのは、蔵之介さんだからこそ」とコメントしている。また本日18時より、ドラマの無料再配信が「TVer」にてスタート。津田さんのナレーションでおくる、ドラマの全てと映画の魅力が詰まったスペシャルダイジェストPVも配信中だ。『映画 マイホームヒーロー』は3月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:映画 マイホームヒーロー 2024年3月8日より全国にて公開©2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年02月05日俳優の佐々木蔵之介が主演を務める『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)の場面写真が5日に公開された。○■『映画 マイホームヒーロー』場面写真一挙公開ごく普通のサラリーマン・哲雄(佐々木蔵之介)が、娘の零花(齋藤飛鳥)のために殺人・偽装工作・半グレ犯罪組織との攻防と様々なピンチに立ち向かう同作。今回公開されたのは、すべての罪を着せられて逃亡生活をおくっていた恭一(高橋恭平)と哲雄が7年ぶりに再会したシーンの場面写真で、哲雄は土下座して謝罪するも、頭を掴まれ積年の恨みをぶつけられてしまう。また哲雄と妻・歌仙(木村多江)、愛息の彰(石塚錬)が突如放火された自宅を見上げ呆然とする様子や、“クセ強”の最狂ラスボス・志野(津田健次郎)が容赦なく歌仙と彰を脅す様子など、絶体絶命に陥る鳥栖家の様子が捉えられている。さらには大雨の中、神妙な面持ちの哲雄と刑事となった零花(齋藤飛鳥)が2人きりの車内で対峙する緊迫のカットや、物語の鍵を握る、キュートさとミステリアスさを持ち合わせる謎の青年・大沢(宮世琉弥)のソロカットも。大沢が祈るように大事に握るボールペンには、彼の過去に繋がる秘密が隠されているという。ついに家族にまで間野会の手が迫り、極限まで追い詰められるという状況について、佐々木は「もう逃げ場が無くなった。ついに追い詰められたって感じですね。ドラマの時は深夜ではあるものの地上波放送という制約がある中で、それでも凄く攻めていましたが、映画はやりたい事をとことんやっちゃったなと。僕に対して平気でナイフで切り付けてくるし、撃ちまくってくるし、色々やってくれましたね。こっちもやり返しましたけどね(笑)。志野が僕の勤めている会社の隣にデスクに座っているとか、会社の倉庫に間野会のメンバーが集まっていたり……何でそんなことになっているの?(笑) と時には笑ってしまいそうになるくらいに追い詰められていました(笑)」と、ドラマを超える映画ならでは大ピンチの描写で容赦なく追い込まれたと振り返る。そんな佐々木の演技に松本桂子プロデューサーも「哲雄は殴られたり、流血したり、追い込まれたり……。いつもはシュッとした雰囲気のある蔵之介さんに、ボロボロになってもらいましたが、ご本人も面白がってやってくれました。感情の振り幅をしっかりと見せられるものにできたのは、蔵之介さんだからこそ」と太鼓判を押している。きょう18時より、TVerにてドラマの無料再配信もスタート。合計3週間で全10話が無料で配信される。【編集部MEMO】『マイホームヒーロー』は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送され、12月19日に最終回を迎えた。どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。(C)2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年02月05日佐々木蔵之介主演『映画 マイホームヒーロー』よりドラマ版のスペシャルダイジェストPVが解禁された。本作は、ごく普通の父親が、娘を守るために犯してしまった殺人から始まる、予測不能のノンストップ・ファミリー・サスペンス。鳥栖家を支えるごく普通のサラリーマン・哲雄(佐々木蔵之介)は妻・歌仙(木村多江)、娘の零花(齋藤飛鳥)とともに幸せに暮らしていた。そんな平穏が突然崩れ、殺人・偽装工作・半グレ犯罪組織との攻防と様々なピンチが襲い掛かるのだった…。2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送されたドラマシリーズでは、どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための【命がけの騙し合い】が繰り広げられた。この度解禁されたのは、ドラマの全てと映画の魅力が詰まったスペシャルダイジェストPV。全ての始まりとなった、哲雄が愛する娘を守るため犯した殺人。そこから始まる半グレ犯罪組織との命を懸けた攻防。その中で奇妙なバディ関係を組むことになる組織のメンバー・恭一(高橋恭平/なにわ男子)とのだまし合いと裏切り。最後には自らの命を犠牲にすることで哲雄を地獄の底に突き落とした組織の幹部・麻取義辰(吉田栄作)。哲雄は何度も命の危機に見舞われるも、ミステリー小説マニアとして培ってきたミステリーの知識と、家族を守るという正義感からなんとか生き延びる。証拠隠滅のため、組織の幹部・麻取の死体を山中に埋めたことで、ドラマは仮初の平穏とともにラストを迎えたが、映画版ではその平穏が音を立てて崩れ始める…。映画の舞台となるのは7年後。土砂崩れによって死体が警察に見つかってしまうところから物語は急加速。哲雄は、半グレ組織・間野会のトップであり最狂のラスボス・志野(津田健次郎)から執拗に狙われることになり、さらには警察官となった娘からも疑いの目を向けられてしまう。父vs警察vs半グレ組織、三つ巴の戦いが繰り広げられ、ドラマを超える史上最大のピンチが哲雄を襲う!そんな中、突如現れる謎の青年・大沢(宮世琉弥)はピンチの救世主となるのか?このPVのナレーションを務めたのは、映画版で登場する半グレ組織「間野会」のトップで、クセ強な狂気のラスボス・志野寛治を演じた津田健次郎。声優業はもちろん、近年はドラマ、映画にも活躍の場を広げ、先日公開された実写映画『ゴールデンカムイ』では、同作のTVアニメ版で声優を務める中、実写映画ではナレーションとして出演している。津田さんは完成した映画について「本当に見ごたえのある作品になっていますし、ドラマや漫画を知っている方はもちろんですが、知らない方でも楽しめる内容になっています。僕の演じるクセ強のラスボス”志野”の怖さをお客さんに楽しんで頂けたらと意識して演じました。さらに色や光などの画作りも本当に綺麗で、しっかりエンタメ作品になっているのを感じましたし、多くの方に楽しんでいただけると思います」とコメントしている。『映画 マイホームヒーロー』は3月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:映画 マイホームヒーロー 2024年3月8日より全国にて公開©2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年02月01日俳優の佐々木蔵之介が主演を務める『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)のスペシャルダイジェストPVが1日に公開された。○■『映画 マイホームヒーロー』ラスボス役の津田健次郎がPVナレーション鳥栖家を支えるごく普通のサラリーマン・哲雄(佐々木蔵之介)は、妻・歌仙(木村多江)、娘の零花(齋藤飛鳥)と共に幸せに暮らしていた。そんな平穏が突然崩れ、殺人・偽装工作・半グレ犯罪組織との攻防と様々なピンチが襲い掛かり、息もつかせぬドキドキハラハラの展開で話題を呼んだドラマ『マイホームヒーロー』。今回公開されたドラマのスペシャルダイジェストPVでは、その大ピンチの数々とストーリーを凝縮し、さらに映画版で登場する半グレ組織「間野会」のトップで、クセ強な狂気のラスボス・志野寛治を演じた津田健次郎がナレーションを務めた。『呪術廻戦』『チェンソーマン』『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』など、これまで長きに渡り数多くの人気アニメ作品で声優を務め続けている津田はドラマ、映画にも活躍の場を広げている。先日公開された実写映画『ゴールデンカムイ』では、同作のTVアニメ版で声優を務める中、実写映画ではナレーションとして出演し、劇場に訪れたファンからは歓喜の声が続々と上がっている。昨年放送された津田に半年間密着した「情熱大陸」放送回のTVerでの視聴回数は、2023年の同番組内でトップとなった。そんな津田がナレーションを務める今回のスペシャルダイジェストPVでは、哲雄が愛する娘を守るため犯した殺人から始まる半グレ犯罪組織との命を懸けた攻防が収められた。その中で奇妙なバディ関係を組むことになる組織のメンバー・恭一(高橋恭平/なにわ男子)とのだまし合いと裏切り、最後には自らの命を犠牲にすることで哲雄を地獄の底に突き落とした組織の幹部・麻取義辰(吉田栄作)。哲雄は何度も命の危機に見舞われるも、ミステリー小説マニアとして培ってきたミステリーの知識と、家族を守るという正義感からなんとか生き延びる。証拠隠滅のため、組織の幹部・麻取の死体を山中に埋めたことで、ドラマは仮初の平穏とともにラストを迎えたが、映画版ではその平穏が音を立てて崩れ始める。舞台は7年後。土砂崩れによって死体が警察に見つかってしまい、哲雄は半グレ組織・間野会のトップ・志野(津田健次郎)から執拗に狙われることに。さらには警察官となった娘からも疑いの目が向けられてしまう。津田は完成した映画について「本当に見ごたえのある作品になっていますし、ドラマや漫画を知っている方はもちろんですが、知らない方でも楽しめる内容になっています。僕の演じるクセ強のラスボス”志野”の怖さをお客さんに楽しんで頂けたらと意識して演じました。さらに色や光などの画作りも本当に綺麗で、しっかりエンタメ作品になっているのを感じましたし、多くの方に楽しんでいただけると思います」とコメントしている。【編集部MEMO】『マイホームヒーロー』は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送され、12月19日に最終回を迎えた。どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。
2024年02月01日女優の佐々木希が29日、都内で行われた「新美容家電ブランドBrighte 商品発表&アンバサダー就任発表会」に出席した。化粧品ブランド、Yunth(ユンス)を展開するAiロボティクスは、新たな美容家電ブランド、Brighte(ブライト)を立ち上げ、それに伴い新商品の美顔器「ELEKI LIFT(エレキリフト)」と美容電気ブラシ「ELEKI BRUSH(エレキブラシ)」を2月8日より新発売。この日は新商品の発表会が行われ、ブランドアンバサダーに就任した佐々木希が登壇した。シックな黒のワンピース姿で登場した佐々木は「私自身、美容に関して興味があって、常に女性の皆さんもキレイになりたいという思いがあると思いますので、今回のアンバサダーを務めさせていただけてとてもうれしく思っています」とアンバサダー就任を喜んだ。実際に使用した新商品は「ELEKI BRUSHは顔も身体も色々と使えるんですが、メイクをしている場合は頭に使うとすごく良いですね。日中はメイクしているので、頭にやるとグッと(気分が)上がります。ELEKI LIFTはクレンジングモードがあって本当に汚れが落ちるんです。顔にも透明感が出てとてもオススメです」とすっかり気に入った様子。また、2月16日からオンエアされる新CMにも触れ、「本当に楽しく撮影させてもらいました。社長さんはじめスタッフの皆さんの熱意が伝わってきて、私も一生懸命この商品を頑張ってアピールできたらという気持ちになりました」と撮影ではやる気が沸いてきたといい、「格好良いところとリラックスしたところの両方があるので、楽しんでいただけると思います」と自信を見せた。美容器具の発表会ということで自信のある顔のパーツや美容法を問われ、「自信のあるパーツは正直ないです(笑)。日々頑張っているという感じですね」と謙そんしつつ、「お水をたくさん飲むようにしています。お水を飲むことで肌の中から透明感が出るのではないかと私的には思っています」と持論を語った。佐々木は2月8日の誕生日で36歳を迎える。誕生日が間近ということで関係者からバースデーケーキと花束を手渡された佐々木は「ありがとうございます」と感謝の言葉を口にしながら「昨年は出産もあって事務所と相談させてもらって緩やかなペースでやらせてもらいました。今年は色んなことをことをしたいと思っているんですが、もちろんお芝居もしていきたいという気持ちもあります。考えたらきりがないぐらい色んなことにチャレンジしたいですし、お芝居を頑張りたいです!」と意欲を見せていた。
2024年01月29日ロックバンドa flood of circleのギターボーカル・佐々木亮介がパーソナリティを務める特別番組『佐々木亮介の泥水ラジオ』が、1月28日(日) 26時から生放送されることが決定した。本番組では、3月8日(金) にニッポン放送主催で開催されるa flood of circleと漫才師・金属バットのツーマンライブ『KINZOKU Bat NIGHT at 東京キネマ俱楽部』の魅力や、イベントに向けた意気込みについて佐々木が語る。また、“対バン”相手となる金属バットもコメント出演し、同じくイベントに向けた意気込みを寄せる。金属バットさらに、3月13日(水) リリースとなるa flood of circleのミニアルバム『CANDLE SONGS』より、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)プロデュースのリード曲「キャンドルソング」が、同番組内で初OAされることが決定した。番組の後半では、『CANDLE SONGS』をひっさげ全国15カ所を回るツアー『CANDLE SONGS - 日比谷野外大音楽堂への道 -』、そして8月12日(月・祝) に開催される、バンドとしては10年ぶりとなる日比谷野外大音楽堂でのライブ『a flood of circleデビュー15周年記念公演 “LIVE AT 日比谷野外大音楽堂”』への思いも語る。『KINZOKU Bat NIGHT at 東京キネマ俱楽部』のチケットは一般発売中。■佐々木亮介(a flood of circle)コメント3月8日に鶯谷・キネマ倶楽部でa flood of circleと漫才師の金属バットがライブをやる。意味わからないと思うけど特段意味はなく、バンドと漫才の化学反応みたいなことも考えてなく、自分の思いつきと金属バットの漫才が好きという気持ちに御両人が面倒くさそうに付き合ってくれる楽しいだけの"KINZOKU Bat NIGHT"、これを東京で観たいってニッポン放送のカワハラくんが言い出し、彼はそれを実現させる心を持っていて、心があり過ぎて特番まで決めて来ちゃったという訳で、1月29日深夜に"佐々木亮介の泥水ラジオ"(生放送)をやる。その夜a flood of circleの大阪公演が終わってから東京のスタジオまで行くということなんで、これは普段怠けている自分には非常に根気のいる仕事量で、お茶割りなど買い込みアルコールの力を充分に借りて喋ったりギターを弾いたり歌ったりしたい。新曲をオンエアしたい。金属バットからコメントが来るに決まっている。出来ればネズミ構の話以外で頼みたい。よろしくどうぞ。<番組情報>『佐々木亮介の泥水ラジオ』1月28日(日) 26:00~27:00(29日(月) 2:00~3:00)パーソナリティ:佐々木亮介(a flood of circle)コメント出演:金属バット<イベント情報>『KINZOKU Bat NIGHT at 東京キネマ俱楽部』3月8日(金) 東京キネマ倶楽部開場 18:00 / 開演 19:00『KINZOKU Bat NIGHT at 東京キネマ俱楽部』ビジュアル■出演a flood of circle金属バット■チケット料金前売:5,000円当日:5,500円■チケットはこちら:()『a flood of circleデビュー15周年記念公演 “LIVE AT 日比谷野外大音楽堂”』8月12日(月・祝) 日比谷野外大音楽堂開場 16:00 / 開演 17:00『a flood of circleデビュー15周年記念公演 “LIVE AT 日比谷野外大音楽堂”』ビジュアル■出演a flood of circle■チケット料金全席指定:5,000円U22割:2,500円Tシャツ付全席指定:8,500円(Tシャツ送料込)U22割Tシャツ付全席指定:6,000円(Tシャツ送料込)イベントHP:
2024年01月27日SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2024年1月スタートのテレビドラマ『グレイトギフト』(テレビ朝日系)の見どころを紹介します。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。以下、ネタバレが含まれます。これは医療ドラマではあるけれども、いわゆる『医者が難病や重傷の患者を治す』という解決のインターバルをくり返すヒーローの作品ではない。主人公は冴えない病理医で、その上倫理観も中途半端だ。人生の限界が見え始めた中年の男が、今にも手のひらからこぼれ落ちようとしている日常を守ろうとする、泥沼のような綱渡りの物語だと思う。初回の『グレイトギフト』(テレビ朝日系木曜21時)は、ここ最近のサスペンスドラマの主流であるスピード感というよりは、主人公が危うく善悪を揺れながら渡るじりじりした展開に、最後まで目が離せないドラマだった。巨大な大学病院内で元総理大臣の大物政治家が急性心不全で急死。一見何の不審もないその死に、うだつの上がらない病理医・藤巻達臣(反町隆史)が小さな疑問を抱いた。通常では見つけづらい新種の球菌が急性心不全を引き起こしていること、そして元総理の不審死が意図的な殺人だと確信した藤巻は、球菌の危険性を病院の理事長・奥野(坂東彌十郎)に報告する。警察に届けるべきだと訴える藤巻を相手に、奥野の対応は鈍い。一方、藤巻の妻・麻帆(明日海りお)は重い心臓病で同病院に入院しており、新しい治療法を使えなければ命の危機が迫っていた。藤巻は球菌の情報と引き換えに、奥野に新しい治療法の実施を厚労省に働きかけるように迫り成功する。だが藤巻が信頼する妻の主治医で、心臓外科の教授・白鳥稔(佐々木蔵之介)に、この球菌の情報を伝えたことから事態は思いもよらぬ方向に進み、藤巻は大学内の権力闘争に球菌の存在とともに巻き込まれる。白鳥は正義感と共に強烈な権力志向を持った男で、権力を得るために球菌を使って邪魔な人間を排除する共犯を藤巻に持ちかける。それは実質、妻の命と引き換えの脅迫だった。これまで反町隆史が演じてきた数々の名作から浮かぶ彼の印象は、まごうことなく『男らしさ』『明朗さ』『行動力』といったアクティブなものだと思う。だが、今作『グレイトギフト』ではそれらをピタリと封印し、社会になじめない孤独な中年男として登場する。まず人と視線が合わない。会話のタイミングも微妙にずれる。気が弱い上に空気も読めない。既視感のある『忙しい時にはイラッとくる人』の要素がてんこ盛りである。球菌の存在を発表せねばならないと奥野に再三訴えかけるのも、正義感や倫理というよりも、大事になるまえに自分の手から責任を手放したい気持ちのほうが強いように見える。そんな哀れな凡人である藤巻だが、家族への愛はゆるぎなく、妻や娘から冷え切った対応を受けながらも報われない愛を注ぐ。妻の命の為なら、おどおどしながら駆け引きも汚れ仕事も呑み込む姿がなんとも切なく、いじらしい。その藤巻と対照的な存在がふたり。波瑠が演じる検査技師・久留米穂希と、佐々木蔵之介が演じる白鳥である。穂希は藤巻同様にコミュニケーション能力が低くマイペースだが、そんな自分に居心地の悪さや劣等感を感じることはない。殺人球菌に強い興味を持ち、迷うことなく解明したいと思っている。波瑠はどんな役を演じる時も主演級の華やかさを放つ稀有な俳優だが、今作のようなどこか体温を感じさせない、理知的な女性を演じる時にとりわけハマって輝くように思う。そして白鳥は藤巻とは正反対に、明確な理想と医師としての使命感、そして権力を得るためには邪魔な存在を迷わず排除する冷酷さを持った男として立ちはだかる。自分は正しい側の人間であるという自信に満ちた白鳥の微笑にぞくぞくさせられる。善人も悪人も等しく魅力的に演じられる円熟期の佐々木蔵之介、本領発揮の役である。他にも、彼らを取り巻く病院の面々、警察、高級ラウンジと、一癖ある手練れの俳優ぞろいで、果たしてこの殺人球菌をめぐる謎がどこに転んでいくか、人間関係がどう変化するのかは全く予想がつかない。オリジナルストーリーならではの愉しみを堪能できることだろう。今作の脚本をオリジナルストーリーで手がけるのは、黒岩勉。黒岩勉脚本といえば、過去に映画化にもなったヒット作を生み出してきている。コロナ禍を経て、今最も筆の乗った脚本家が描く生と死の物語が、どのような軌道を描くのか楽しみでならない。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなSNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2024年01月22日俳優の佐々木蔵之介が主演を務める『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)の場面写真が20日に公開された。○■『映画 マイホームヒーロー』新キャラクターの印象は?この度公開された場面写真では、哲雄(佐々木蔵之介)と愛娘の鳥栖零花(齋藤飛鳥)の家族団欒シーンや、哲雄を追い詰める間野会のトップであり狂気のラスボス・志野(津田健次郎)ににじり寄られ震え上がる哲雄(の姿も。さらに刑事となった零花とかつて哲雄の罠に落ち、すべての罪を着せられて逃亡生活をおくっていた恭一(高橋恭平)が7年ぶりに再会し神妙な面持ちで話し込む様子、キュートな出で立ちとは裏腹に哲雄の秘密を知るミステリアスな存在である大沢(宮世琉弥)と哲雄の密会のシーンなど、個性豊かでクセ強キャラクター陣の登場と展開に期待が膨らむものとなっている。津田健次郎演じる志野は、どこかリミッターが外れたような一目見ただけで”マトモじゃない”と思わせる狂気を纏う。本作のプロデューサーの松本桂子は津田の起用理由を「新しい世界観、面白い世界観を思いっきりやってくださる方ということでオファーさせていただき、津田さんにも熱い思いで『やりたい』と言っていただきました。初めてお会いした時に、『とにかくリミットをかけず、思いっきり演じる津田さんを見たい』という話を監督と共にさせていただきました。『この悪役を自由に演じたらどうなるんだろう』と思っていたのですが、撮影序盤から色々とアイディアをご提案してくださり、想像する以上に面白みのある役柄に仕上げてくださりました。また、撮影に入る前には、参考になる洋画を沢山見て研究され、現場では常にモニターチェックをされている津田さんを見て、キャラクターへの探求心や想像の自由さには驚かされました!」と語り、津田の熱量の高さ、真摯に役に向き合う姿を絶賛。さらに、キュートな出で立ちとは裏腹に異様な存在感を放つ大沢役の宮世琉弥の印象について「可愛さと怖さ、狂気みたいなところがすごくあるなと思っていました。以前私が仕事をした時、宮世さんは18歳ぐらいだったのですが、当時から大人びている表情をする瞬間があり、その見た目とのギャップが面白いなと思いました。今回は衣装も真っ白で、いい意味の違和感が出ていると思います。(予告にもある)『バーン!』というセリフのシーン、あそこは大沢の無邪気さが狂気に代わる瞬間ですが、見事に我々の期待に応えてくれました。後半戦は、どんどんスイッチが入ってき、大沢の持つ異様さを存分に演じ切ってくれたなと思います」と太鼓判を押す。新たなキャラクター陣に、佐々木は「津田さんや宮世さんをはじめとした新キャラクターの皆さんはそれぞれがとても強い個性で演じてくださっているので、助かったと言いますか、そのお芝居を受ける身としてはとても楽しかったです。ドラマで(吉田)栄作さんがとても奇妙でネチネチと面白いキャラクターで追い詰めてきたので、なんとか山に埋めたんですけど(笑)。今回、津田さんがまたとても濃いキャラクターで来てくださったので、戦いがいがありましたし、絡まれがいがありました。宮世くんもあの明るいキャラクターなんですが、強く僕に迫ってくれたので楽しかったですね」と、濃密な演技合戦を楽しんだ様子。一方齋藤も「皆さんあんなに得体の知れないお芝居をされているとは思わなくて、観てビックリしました。こんな気味の悪い人達がいっぱい出ていたんだと改めて思いました(笑)」とクセの凄さに改めて驚いていたという。映画で描かれるのはドラマ最終回から7年後という設定だが、「ドラマで10話まで自分で体感した上で、映画の撮影には長い期間が空くことがなく臨めたこともあり、ドラマで体感した鳥栖哲雄を失うことなく役に入れました。ただ、その7年という期間を彼がどのように過ごしたのかはしっかりと考えました。特に、娘が警察官になったということ。これは大きなことで、新しい関係性でしたがドラマをずっとやってきたからこそ映画にはすんなり望むことができました」と佐々木。齋藤も「7年経ったという事を受け止めて演じることが出来ましたね。零花ちゃんは警察官になって大きく環境も変わっていますけど、ずっと一貫しているものがあるので、そんなに難しく考える事なくスッと入れた気がします」と7年の歳月で変わるものや変わらないもの、それぞれを大事にしつつ映画に挑んだようだ。【編集部MEMO】『マイホームヒーロー』は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送され、12月19日に最終回を迎えた。どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。(C)2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年01月20日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)の大ヒット御礼白黒舞台挨拶が12日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、佐々木蔵之介、田中美央、山崎貴監督(リモート)が登場した。同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。さらに山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介といった、実力派俳優陣が勢揃いし、モノクロ映像版『ゴジラ-1.0/C』も公開された。○■映画『ゴジラ-1.0』反響を明かす浜辺美波作品の反響について聞かれると、浜辺は「たくさんもらいますね。他の作品の打ち上げしてるのに『ゴジラのあれどうった?』とか、『どうやって撮ったの?』とか、業界の方からもお話しいただくことがたくさんあります」と明かす。さらに浜辺は「私の母が『すごい泣いた』って」と身近な反響も。「怖いやつとか、私がイヤな目にあう作品は観れないんですけど、『ゴジラ』はそれでも『すごく泣けてよかった。ゴジラも怖かった』と、私の予想を遥かに超える反応をしてくれたのでうれしかったです」と喜んでいた。
2024年01月12日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)の大ヒット御礼白黒舞台挨拶が12日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、佐々木蔵之介、田中美央、山崎貴監督(リモート)が登場した。同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。さらに山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介といった、実力派俳優陣が勢揃いし、モノクロ映像版『ゴジラ-1.0/C』も公開された。○■映画『ゴジラ-1.0』大ヒット御礼白黒舞台挨拶に登場した田中美央ゴジラを倒す作戦の中心人物であり、陽炎型駆逐艦「雪風」の元艦長として反響の大きかった堀田辰雄を演じた田中。挨拶では「海神作戦を開始する!」「衝撃に備えよ!」と名セリフを披露し、会場を沸かせる。田中は「まさかここに立たせていただけるとは。我慢しきれずに朝10時のTOHOシネマズでモノクロ版を観てまいりました。まだ興奮しております」と周囲を驚かせた。作品の反響について、田中は「周りの友達が1回のみならず2回3回と、お子さんや友達を連れて観に行ってくれた話を聞いて。(背後のボードのコメントにも)『13回観ました』というのを見ましたが、今日のモノクロ版を入れると、僕は15回」と再度会場を驚かせる。「勝っちゃいました」と照れた田中は、SNSでたびたび映画館での目撃情報が上がっているものの「1度も声をかけてもらってない」と告白。「よく日比谷のゴジラ像の前にポツンと座ってるんですけど。いつでも声かけてください。大好きな映画でございます」と語った。
2024年01月12日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)の大ヒット御礼白黒舞台挨拶が12日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、佐々木蔵之介、田中美央、山崎貴監督(リモート)が登場した。○■映画『ゴジラ-1.0』山田は「なんとなく感想を見てると『山田裕貴、出てるんだ』と。あまり僕が出ていることが広まっていない事実を知って、舞台挨拶に絶対立ちたいなと思いまして」と苦笑。「観て『山田裕貴出てたんだ』と言ってもらえるような作品が海外に行って、獲りすぎて何の賞かわからないくらい受賞していて。日本の作品が世界で評価されて、また帰ってきたときに『日本の映画って、面白いんだな』と思ってもらえる、ムーブメントを起こす作品に携わらせてもらえて、本当にすごく嬉しいなと思いますし、今一度、僕がこの映画に出てるということを、今日宣言しに来ました」とアピールした。周囲の反響については「観てわざわざ声をかけてくれる俳優さんがいたり。メイクさんのお子さんが家族で観に行って『誕生日プレゼントにゴジラ(のフィギュア)が欲しい』とか、『キングキドラが欲しい』とか言っているみたいで、巡り巡って子供たちに素敵なものを芽生えさせてるんだと思うと、愛されてるんだなと感じましたね」としみじみ。退場時にはゴジラになりきってドスンドスンと階段を降り、最後には咆哮を上げて盛り上げていた。
2024年01月12日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)の大ヒット御礼白黒舞台挨拶が12日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、佐々木蔵之介、田中美央、山崎貴監督(リモート)が登場した。同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。さらに山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介といった、実力派俳優陣が勢揃いし、モノクロ映像版『ゴジラ-1.0/C』も公開された。○■映画『ゴジラ-1.0』大ヒット御礼白黒舞台挨拶に神木隆之介ら登場全世界興収が140億円を突破し、大ヒット中の同作。世界中の賞にもノミネートされ、アカデミー賞ノミネートのためのロビー活動で渡米している山崎監督は、リモートで挨拶に参加した。神木からの「世界の貴〜!」という呼びかけで登場した監督は、ハリウッド背景を「ホテルでしょ!?」とツッコまれ「夜中の2時です」と苦笑する。「いろいろやってるんですよ。取材も受けてますし、超巨匠たちに会ってますよ。言えないくらいの巨匠に会ってます」「本当に上から数える人たちですよ。『貴〜会いたいんだよ』という連絡があって、いっぱい会ってます」と明かし、会場を驚かせた。さらに山崎監督は「ノミネートに向けたプレゼンテーションがあって、あさって本番がある。クリティクス・チョイス・アワードという大事な賞にもノミネートされてるので、それの授賞式にも行きます」と説明し、「大変。わけわかんない」と疲労している様子。観客が「貴~!!」と呼びかけると、「ものすごい呼び捨てされてるので、うれしいけど切ない」と感想を述べた。神木が「僕はよく『世界の貴』と呼ぶじゃないですか。あれ、イヤですか?」と尋ねると、山崎監督は「やだよ」と即答。神木は「じゃあ、これからも呼びますね。ちゃんと“世界の”をつけなきゃいけない」と天邪鬼な返しで、山崎監督は「安っぽいよね。ただのパチモンみたい」と文句を言う。また続編の可能性について聞かれると、山崎監督は「知りません知りません。続編作りたいですよね。みんなで東宝に言いましょう」と観客をけしかけていた。
2024年01月12日ドラマ最終話の7年後、完結編として公開される佐々木蔵之介主演『映画 マイホームヒーロー』の新キャストと本予告映像、本ビジュアルが公開された。今回発表された新キャストは、津田健次郎、宮世琉弥、立川談春、板倉俊之(インパルス)、大東駿介、西垣匠、金子隼也の7名。父・哲雄(佐々木さん)に迫る最後にして最大のピンチにどこまでも追い打ちをかける人物たちだ。半グレ組織・間野会のトップで、クセがスゴい狂気のラスボスの志野寛治を演じる津田さんは、「現場では皆さんの力で作り上げていただいた場所の中で、自由に芝居をさせていただいてるんだなというのを感じられて、どのシーンも楽しく演じさせていただきました。志野は佐々木さんの演じる鳥栖哲雄にとって強大な敵であり、恐怖の対象ですが、志野には志野の正義があり、彼からすると哲雄の方が悪であるという側面もあるので、彼の正義を大切に演じさせていただきました」とコメント。零花の彼氏・麻取延人と共に消えた10億円を狙い、最強の殺し屋・窪(音尾琢真)と共に、哲雄を容赦なくどこまでも追い詰めていく。「君の花になる」「パリピ孔明」に出演した宮世さんは、哲雄、さらには間野会の秘密を知る存在として哲雄の前に現れる大沢隼人を演じる。物語完結のカギを握るミステリアスなキャラクターとなっているが、「彼が出てきたシーンではその画が凄く不思議な空間になると思うんです。最初大沢君を見たら本当に謎の少年なので、観ている人は色んな考察をされると思いますし、次第に明かされる彼のバックボーンと、その中で彼が今までどういう風に生きてきたのか、ということを考えていただきながら楽しんでいただけたら嬉しいです」と語っている。ほかにも、談春さんが哲雄とは旧知の仲である警視庁組織対策部の刑事・安元浩司、板倉さんが警視庁捜査一課刑事・戸島、大東さんが安元の部下として警視庁組織犯罪対策部で刑事を務める薬師寺、西垣さんが零花の同期であり警視庁の榎木、金子さんが哲雄が務めるおもちゃ会社の部下・南田を演じる。併せて予告映像も完成。土砂崩れによって発見された哲雄が隠した死体をきっかけに、10億円の行方を追っていた半グレ犯罪組織間野会のトップ・志野は、哲雄に近づく。さらに7年前の出来事を知らずに警察官となった娘の零花も、父と犯罪組織との関わりに気づき、壮絶な構図の物語が完結に向かっていく。ナイフを突きつけられ拷問を受けたり、炎に包まれる我が家を絶望の表情で見つめたりと、切り取られる哲雄の全シーンが壮絶を極める超ギリギリの連続。そしてラストでは、最後の敵となってしまう最愛の娘に銃を向けられる衝撃のシーンが。佐々木さんも「ドラマでは哲雄は娘を守るために、殺人を犯してしまい、家族を守るために半グレと戦いました。そして、7年の時を経て、容疑者となった自分と娘への思いの葛藤が描かれ、さらに前にもまして知恵を出して半グレと戦います。サスペンスと家族愛、どちらもさらにスケールアップしているので楽しみにしていただきたいです」とドラマからスケールアップした映画に期待を込めてコメントを寄せている。なお、本作の主題歌はEveの書き下ろし楽曲「インソムニア」に決定。疾走感溢れる楽曲は、大ピンチの連続に陥る哲雄の状況にシンクロしているようにも感じられるが、Eveさんは「まさにこの映画を体現したような曲に仕上がりました。作品が無ければこの曲はここまで連れていってもらえていなかったと思います、映画と合わせてどうぞご期待下さい」とメッセージを寄せている。『映画 マイホームヒーロー』は3月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:映画 マイホームヒーロー 2024年3月8日より全国にて公開©2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年01月10日俳優の佐々木蔵之介が主演を務める『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)の新キャスト、本予告、主題歌情報、本ビジュアルが10日に公開された。○■『映画 マイホームヒーロー』新キャストこの度、映画新キャストが明らかに。半グレ組織・間野会のトップでクセがスゴい狂気のラスボス・志野寛治を演じるのは、人気声優・津田健次郎。哲雄(佐々木)を執拗なまでにイケボで追い詰める。実写作品での悪役を演じるのは今回が初となり、(ドラマシリーズで)哲雄が殺してしまった、娘の零花(齋藤飛鳥)の彼氏・麻取延人と共に消えた10億円を狙い、最強の殺し屋・窪(音尾琢真)と共に、鳥栖哲雄を容赦なくどこまでも追い詰めていく。哲雄の秘密を知る謎の青年・大沢隼人役には宮世琉弥。哲雄、さらには間野会の秘密を知る存在として哲雄の前に現れるが、果たして敵なのか味方なのか、物語完結のカギを握るミステリアスなキャラクターとなっている。警視庁組織対策部の刑事・安元浩司を演じるのは立川談春。哲雄とは旧知の仲であり、零花の上司にあたる存在だが、とあることをきっかけに、土砂崩れで見つかった死体と7年前の殺人事件、そこに哲雄が何らかの形で関与していることに最初に疑惑の目を向け始める。警視庁捜査一課刑事・戸島を演じるは板倉俊之(インパルス)。捜査一課に配属となった零花の上官として、重要参考人となった哲雄の捜査に踏み切ることになる。さらに、安元の部下として警視庁組織犯罪対策部で刑事を務める薬師寺を大東駿介、零花の同期であり警視庁の榎木を西垣匠、哲雄が務めるおもちゃ会社の部下・南田を金子隼也がそれぞれ演じる。主題歌はEve「インソムニア」に決定し、本予告映像も公開された。ドラマの最終回から7年後、土砂崩れによって発見された鳥栖哲雄が隠した死体をきっかけに、死体とともに消えた10億円の行方を追っていた半グレ犯罪組織間野会のトップ・志野は哲雄の関与を確信し、哲雄に近づく。さらに7年前の出来事を知らずに「犯罪者は許さない」という強い正義感を持って警察官となった娘の零花も、この出来事をきっかけに父と犯罪組織との関わりに気付き、殺人犯の父 VS 警察官の娘 VS 半グレ犯罪組織と、7年の時を経て、壮絶な構図の物語が完結に向かっていく。10億円を狙う志野からナイフを突きつけられ拷問を受ける哲雄、愛する家族とともに炎に包まれる我が家を絶望の表情で見つめる哲雄、警察からも半グレからも徹底的に追い詰められる哲雄。そこに謎の青年・大沢が近づく。切り取られる哲雄のシーンは壮絶で、予告のラストでは“最後の敵”となってしまう“最愛の娘”に銃を向けられる衝撃シーンも。主演の佐々木蔵之介も、「ドラマでは哲雄は娘を守るために、殺人を犯してしまい、家族を守るために半グレと戦いました。そして、7年の時を経て、容疑者となった自分と娘への思いの葛藤が描かれ、さらに前にもまして知恵を出して半グレと戦います。サスペンスと家族愛、どちらもさらにスケールアップしているので楽しみにしていただきたいです」とコメントを寄せている。○■津田健次郎 コメント(本作のオファーを受けて)すごく嬉しかったですね。『マイホームヒーロー』という名前は知っていて、評判の高さも聞いてはいましたが、「え、ラスボス!?」と思い、非常に重大な役だと感じ、ありがたかったですし、嬉しかったです。事前に監督との打ち合わせがあって、台本を読んで色々用意してきた中で「ちょっと癖を強くしたい」というリクエストをいただいたんですが、それがめちゃめちゃ嬉しくて、「あっ、やって良いんですか!(笑)」とワクワクしました。そこからとにかく癖が強くてインパクトがあるキャラクターにしていくために、人とのリズムや、喋り方、立ち振る舞い一つ一つに癖を持たせることで、全体の癖を強くできればと思いながら、志野というキャラクターを作り上げていきました。現場では皆さんの力で作り上げていただいた場所の中で、自由に芝居をさせていただいてるんだなというのを感じられて、どのシーンも楽しく演じさせていただきました。志野は佐々木さんの演じる鳥栖哲雄にとって強大な敵であり、恐怖の対象ですが、志野には志野の正義があり、彼からすると哲雄の方が悪であるという側面もあるので、彼の正義を大切に演じさせていただきました。○■宮世琉弥 コメント座長の佐々木蔵之介さんの背中がとても大きく、同じ空間に居るだけでも、吸収させていただくものが多く、本当に全てを勉強させて頂きました。撮影を重ねていく中でも自分の引き出しが広がる現場だったので、この現場で得たものを今後の作品に活かして、いつか成長した姿で『マイホームヒーロー』のスタッフの皆さん、そして佐々木蔵之介さんや共演者の方々とまたご一緒させて頂けるように頑張ります。僕の演じる大沢君はこの物語のキーマンになっていて、彼が出てきたシーンではその画が凄く不思議な空間になると思うんです。最初大沢君を見たら本当に謎の少年なので、観ている人は色んな考察をされると思いますし、次第に明かされる彼のバックボーンと、その中で彼が今までどういう風に生きてきたのか、ということを考えていただきながら楽しんでいただけたら嬉しいです。○■Eve コメント・映画をご覧になった感想をお聞かせください。いわゆる"普通"とは違う家族の形が描かれていますが、取返しのつかないことをしてしまったどうしようもない人間なのに娘にとってのヒーローで在り続ける姿には、どこか人間らしさを感じられて見入ってしまいました。日常と非日常の対比、ジェットコースターのようなスリリングで緊張感のある展開に最後までハラハラしながらいつの間にか画面に釘付けになっていました。・ 『インソムニア』に込めた想いをお聞かせください。まさにこの映画を体現したような曲に仕上がりました。作品が無ければこの曲はここまで連れていってもらえていなかったと思います、映画と合わせてどうぞご期待下さい。【編集部MEMO】『マイホームヒーロー』は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送され、12月19日に最終回を迎えた。どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。
2024年01月10日アンジュルムの佐々木莉佳子が、アンジュルムおよびハロー!プロジェクトを卒業することを発表した。佐々木はグループのメンバーとしての活動に区切りをつけ、自分の可能性を自らで感じ、一人で何ができるか挑戦するため来春のコンサートツアーをもって卒業する。具体的な時期については、後日発表される。併せて、佐々木からコメントが到着した。■佐々木莉佳子 コメントいつも、愛してくださっている大切なみなさんへ。私、佐々木莉佳子は来年の春ツアーをもってアンジュルムおよび、ハロー!プロジェクトを卒業します。幼いながらに無我夢中で夢を追いかけ11歳でハロー!プロジェクトの一員になり13歳でアンジュルムに加入してから今まで活動してきた中で『佐々木莉佳子』という人間をここまで作り上げてきてくれたのは、紛れもなく当たり前ではない環境と出逢ってくれた全ての皆様そして、メンバーのみんな。幼過ぎたわたしには想像もできないくらい私という人間を作り上げて愛の形を教えてくれてそれがどれだけ大きな存在で自分自身を形作ったものかを常に感じてパフォーマンスだけではなく心の温度、暖かさ、時には難しく苦しい時も人と人との関わりを、教えてくれた私という人格を確立してくれた場所です。その中で、誰かの心を動かす、自分の心も動く『表現』という心の底からワクワクするものに出逢い、今とは違った自分を知りたくなったのが卒業を決めた一つのキッカケです。大好きなハロー!プロジェクトで沢山成長させていただいた分、今までとは違った形でもみなさんの、誰かの、心を動かしたい、光になりたいと強く思う私が居て、生きている中で何かを選択したり、先の事がわからないからこそ怖い時もあるけれど、たった一度の人生、飛び立たずに後悔する事だけはしたくない。だからこそどんな形にも色にもなれる自分でありたいし挑戦し続けるわたしでありたいなと思っています。大好きなダンスや音楽も自分の中に無くてはならない物なのでより成長した自分を見ていただけるように頑張ります!少しでも私の存在が皆さんの希望に自信につながって自分を愛せたらいいな。当たって砕けてだめならまた立ち上がって新しい私を皆さんに見ていただけますように。そして、わたしの永遠の青春アンジュルムという存在本当は、みんなが大きくなるまで一緒に居たい。だけど時間は進み続けるからわたしもまた一歩、進んでみるね。みんな、だいすき。卒業の日までおよそ半年みんなで笑って、幸せを共有して、噛み締めて、過ごせますように全力で愛を伝えます!!!!!最後の最後まで応援よろしくお願いします。みんな笑顔で居てね。
2023年12月22日俳優の佐々木蔵之介が主演を務める『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)の映像、場面写真、出演者が20日に公開された。ドラマシリーズ最終回直後に、ドラマから7年後を舞台に【完結編】が描かれる映画版の映像と場面写真が初解禁となった。そしてこれまで映画には、主演・佐々木蔵之介の出演のみが明らかとなっていたが、ドラマ版キャストの映画への出演情報も明らかに。監督はドラマシリーズの総監督も務めた俊英・青山貴洋氏が務める。ごく普通の父親・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)が何よりも愛情を注ぐ愛娘の鳥栖零花を演じるのはドラマと同じく齋藤飛鳥。映画で描かれる7年後には刑事となり、警視庁捜査一課に配属となった零花は、父親の隠している大きな嘘に近づく。ドラマでは鳥栖哲雄を完全に追い込んだ鋭い半グレ組織のメンバー・間島恭一を演じた高橋恭平、鳥栖哲雄の一番の理解者であり隠蔽工作を手伝う妻の鳥栖歌仙を演じた木村多江は続投。鳥栖一家を追い込んでいく半グレ組織の中心核で体術や武器の扱いに精通した犯罪のプロ・窪を演じる音尾琢真も、映画版でも引き続き地の果てまでも鳥栖哲雄を追い詰める。また、淵上泰史、神野三鈴といったドラマ版キャストの出演も発表された。映画はドラマ最終回から7年後を描き、平穏な鳥栖家の日常は、音を立てて壊れ始める。ドラマ最終回にて鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)が山中に隠したはずの死体が、土砂崩れによって発見されてしまい、警察は殺人事件と断定、一斉捜査に踏み切る。刑事となり警視庁捜査一課に配属された愛娘の鳥栖零花(齋藤飛鳥)は、捜査が進むにつれ哲雄に疑惑の目を向け始める。一方、死体とともに消えた10億円の行方を探っていた、窪(音尾琢真)ら半グレ犯罪組織は再び哲雄に狙いを定め、動き出す。そして、かつて哲雄の罠に落ち、すべての罪を着せられて逃亡生活をおくっていた恭一(高橋恭平)も再び姿を現す。殺人犯の父 VS 警察の娘 VS 半グレ犯罪組織と、ドラマでの大ピンチに引き続き映画ではさらなる絶体絶命の状況になる。○■佐々木蔵之介 コメントホッとしています。走り抜けたなと。出ているシーンの9割がピンチだったので(笑)その一方で役を離れる寂しさもあります。主人公・鳥栖哲雄は本当にずっとピンチなんですが、飄々としていて、血だらけになっていても割と無敵な感じで笑かしたりする時もあります。彼のそういう強さは、自分が弱いとわかっているところからきているんだと思いますね。自分が弱いというのはわかった上で、自分が守るべき、大切にすべき物があるからこそ、強靭な精神力や体力が保ち続けられるのかなと感じながら演じていました。それは、キャストもスタッフも同じで、この作品を愛しているからこそ、そういう強靭な精神力と体力で、皆がチームでここまで来れたんじゃないかなと思います。○■齋藤飛鳥 コメント挑戦が続く日々でした。力み過ぎることなく零花を演じることができたのは、キャストとスタッフの皆さんのおかげです。撮影の3か月間は、挑戦する気持ちと、みんなから貰う温かい気持ちが同時にあり、色々な物を見つけ吸収する日々でしたので、多少は成長できたのではないかと思います。自分のキャリア的にも、アイドルを卒業してから初めて撮影に参加した作品で、乃木坂の事を意識せずに一人でやっていくのが初めてだったので、改めてそういう目で見られるんだと思うとちょっとドキドキします。そういう私を起用していただいたのはとても嬉しかったですし、大事な作品になりました。○■高橋恭平 コメントこれまで演じてきた役とは180度違う悪者役を初めて演じさせていただきました。哲雄と7年ぶりに会うシーンも「底知れない怖さで」ということを監督と話していたので、何を考えているのか分からない怖さを出すというところは常に意識していました。漫画からこの作品を好きな方は多いと思いますし、この作品を知らない方でも老若男女問わず楽しんでいただけると思います。アクションやストーリーの深さ、家族愛もありますし、半グレ側は半グレ側で皆違った想いを持っていて、観る人たちにも色んな楽しみ方があると思うので楽しみにしていただきたいです。○■木村多江 コメントドラマと映画通じて、善と悪を考えさせられる作品でもあり、自分だったらどうするだろうと想像しながら、スペクタクルな部分やアクションなど、ご自身が哲雄さんのような気持ちになって楽しんでいただけたらなと思います。あと原作をご覧になっている方にも、ご覧になっていない方にも是非ご覧いただきたいです。とても素敵な映画になっていると思いますので楽しみに待っていてください!○■音尾琢真 コメント原作が子供を守るために戦う父の話で、私も一家の長でありますし気持ちが良く分かります。「あぁ、お父さんこんな気持ちで頑張っているんだな」って気持ちを感じていただきたいです。アクションとしてもエンターテイメントとしても面白いのはもちろん、家族を想う気持ちが胸を熱くさせる作品にもなっていますので、是非楽しみに観ていただければと思います。【編集部MEMO】『マイホームヒーロー』は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送され、12月19日に最終回を迎えた。どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。(C)2024映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2023年12月20日