俳優の佐野勇斗が11日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店で「佐野勇斗 カレンダー 2018.04-2019.03」(発売中 2,500円税抜き 発売元:東京ニュース通信社)の発売記念イベントを行った。「佐野勇斗 カレンダー 2018.04-2019.03」の発売記念イベントを行った佐野勇斗初めての連続ドラマ出演となった『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)でミステリアスな青年役を演じて話題を集め、若手ネクストブレイク株の筆頭とも言われている佐野勇斗。そんな彼の初めてとなるソロカレンダーは、32ページにもわたるブックスタイルの壁掛けカレンダーで、10代最後の様々な表情を切り取っている。ソロとしては初めてのカレンダーをリリースしたことに佐野は「今までM!LK(佐野が所属しているダンスユニット)のカレンダーはありましたが、僕1人のカレンダーは初めてで、買ってくれる人がいるのかな? と不安もありました」と話しつつ、「撮っている時は楽しかったので、毎月違う表情をしていると思います。今回はマザー牧場で撮影したんですが、アルパカが可愛くて、そこで撮った写真はいい表情をしていると思います」と千葉・富津のマザー牧場で行われたロケに満足げ。事務所の先輩に山崎賢人などがいるが、「賢人くんには笑われると思いますよ。『何かっこつけているの?』って。でも賢人くんにはあげようと思います(笑)」と笑顔を見せながら「10代最後の色んな表情が見られるカレンダーになっています。毎月毎月たくさん色んな表情の佐野と過ごして下さい」とファンにアピールした。3月23日で20歳となる佐野。「20歳になったら海外に行きたいです。昔から海外の文化に憧れていたので、色んな国に行ってみたい。まずはイタリアに行ってピザを食べたいですね」と茶目っ気たっぷりで「俳優業一本に絞るというのはなく、俳優業や音楽活動をしたりバラエティーだったりと自分の引き出しをどんどん増やしていきたいですね」と20歳の抱負を。8月には葵わかなとダブル主演を務める初主演映画『青夏 Ao-Natsu』も控えているが、「色んな事務所の先輩に憧れて僕はこの業界に入りました。その先輩方に少しでも近づけてうれしい気持ちもあるんですが、主演ということは大きなものを背負わなくてはいけないと思います。そういった意味での不安は大きいですね」と表情を引き締めていた。
2018年03月11日EXILE、FANTASTICSの佐藤大樹が、映画『ママレード・ボーイ』(2018年4月27日公開)に出演することが1日、わかった。同作は吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載された、シリーズ累計発行部数1,000万部の人気コミックを実写化。2013年からは13年後を描いた『ママレード・ボーイ little』が『ココハナ』で連載されている。両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希(桜井日奈子)と、同い年の松浦遊(吉沢亮)の恋模様を描く。佐藤が演じるのは、主人公・光希と遊の同級生でテニス部のエース、須王銀太。かつて光希が想いを寄せた相手で、実は銀太自身も一途に彼女を想い続けていた。光希と遊が一つ屋根の下で暮らし始めると、銀太の秘めた恋心も揺れ動き始める。佐藤は、2014年にEXILEの新パフォーマーを決めるオーディション「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」に合格し、最年少でEXILEに加入。2017年には、EXILEの世界とともに、ダンスパフォーマンスグループFANTASTICSを結成し、リーダーを務める。同グループは昨年末に新ボーカリストの加入も発表された。また『HIGH&LOW』シリーズでは山王連合会のチハル役として、ドラマシーズン1のキーパーソンとなった。今回はテニスシーンでも抜群の身体能力を発揮。テニスシーンがあると聞いた時から練習を重ね、テニス部のエースらしく説得力のある美しいフォームを追及したという。廣木隆一監督も「こんなに好青年なのかと驚くほど、キャラクター通りの好青年でした」と佐藤の佇まいを称賛。「明るくて、まっすぐで、一途。銀太と光希にとって、ある大切なシーンでの彼の芝居は本当に切なさが伝わると思います」と太鼓判を押した。原作の吉住は「テニスシーンを見学に行ったとき『撮影どうですか?』と聞いたら『楽しいです!』と目をキラキラさせて答えてくれて嬉しかったです」と振り返る。「爽やかで、ちょっとワンコっぽい感じ。猫っぽい吉沢さんの遊と好対照で、良いバランスなんじゃないかと思いました」と語った。松橋真三プロデューサーは「"銀太"は、連載当時、女性たちから人気を二分した人気キャラクターなだけに、慎重な選定をしました」とキャスティング時の苦労を明かす。「役者としても可能性を感じ、注目している男でしたが、本人に出会い、夢を持ち、礼儀正しく、そのまっすぐな瞳で一生懸命になんにでも取り組む姿はまさに銀太そのものだと思いました」と印象を表した。○佐藤大樹コメント原作がたくさんの方に愛されているので、銀太役が自分でいいのかなと不安に思うこともありましたが、監督や周りの方に支えられ、今の自分にできる精一杯の銀太を演じることができました。銀太は、真っ直ぐで一途で情熱もあるスポーツマンです。廣木監督からは「今の大樹が演じるままに、素でいていいよ」と仰って頂けたのが印象的でした。桜井さんは、積極的に話しかけてくれるし、作品を盛り上げようという気持ちが強く感じられる、本当に素敵な方だと思いました。吉沢君とは恋のライバル役ですが、現場でも時間が空くたびに二人でたくさん練習したり、プライベートでは二人でご飯や温泉に行くほど仲良くなりました。ライバル役が吉沢君でよかったです! 原作ファンの方はもちろん、映画好きの方々にも是非観ていただきたいです!(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
2018年02月01日矢崎広、柳下大、小川ゲン、佐野岳という今注目の若手俳優による4人芝居『Shakespeare’s R&J~シェイクスピアのロミオとジュリエット~』が1月19日(金)に開幕する。出演者4人に話を聞いた。舞台「Shakespeare’S r&J」チケット情報本作は、アメリカの劇作家ジョー・カラルコが不朽の名作『ロミオとジュリエット』を斬新な発想で脚色し、世界的に話題を集めた戯曲。厳格なカソリックの男子高校生4人が寄宿舎を抜け出し、禁断の書に定められた『ロミオとジュリエット』のページを開く――というストーリーで、演出は新国立劇場演劇研修所のコーチを務め、自身のユニットでも作品を発表している田中麻衣子。「シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をやるわけではないことは、観に来る方に知っておいてもらいたいです」と柳下。4人の役名は<学生1><学生2><学生3><学生4>。名もなき彼らが夜中にこっそりと起き出し、はちきれんばかりの好奇心で『ロミオとジュリエット』を演じ始める。しかし、「やっぱりシェイクスピアの言葉は強い。引っ張られちゃいます」(佐野)と、油断すると『ロミオとジュリエット』をそのまま演じてしまう苦労を語る4人。彼らがみせたいのはそこではないのだ。「寄宿舎の同じ部屋で暮らしている男子学生4人が、この本を手にすることで、しまっていた感情や想いがどんどん溢れていく。それをお客様に覗き見していただくような作品です」(矢崎)。「かなりしっかり掘って、その下でみんなでつながっていかないとうまく見せられないのかなと思っています。だから稽古場ではその性格や関係性を掘り下げる作業をしています」(佐野)。取材は稽古が始まって2週間というタイミングであったが「なかなかカタチにならないというか。けっこうたくさんこねてるんですけど、ひとつ作っては壊し、ひとつ作っては壊し、みたいな。本当にいろんな解釈、方向性、見せ方があるので」(矢崎)、「これからは、すごく細かい作業、例えば声のボリュームだったり、誰を見る見ないだったり、物を取る仕草、座る姿勢…そういう部分を詰めていくことになると思います。本当にちょっとしたことの積み重ねです」(柳下)と繊細に、けれど頑丈に稽古を重ねていた。“学生”の“芝居”という二重構造だが「さらにもう一個層があるというか。『ロミオとジュリエット』を演じている学生たちを僕たちが演じてるっていう。やっぱり身体も精神も変えられないから、完全に学生を演じようとしても滲み出るものは必ずあるので。だからこそ、その俳優がやる意味がある。そういうところも面白いんじゃないかなと思います」(小川)。公演は1月19日(金)から 2月4日(日)まで東京・シアタートラムにて。1月23日(火)・30日(火)アフタートークあり。取材・文:中川實穗
2018年01月16日ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーであり、俳優としての活躍も目覚ましい佐野勇斗が、4月はじまりのカレンダー「佐野勇斗カレンダー2018.04-2019.03」を、2月14日(水)に発売することが分かった。1998年3月23日生まれ、愛知県出身の佐野さんは、ダンスボーカルユニット「M!LK」のメンバーとして活躍し、連続ドラマ初レギュラー出演した菅野美穂主演ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」では、菅野さんと田中直樹演じる夫婦の長男役を熱演し話題に。そして、「カンナさーん!」や『高台家の人々』『ミックス。』と話題作にも出演。今後も1月スタートの「トドメの接吻」や、『ちはやふる -結び-』『羊と鋼の森』など続々と出演作の放送・公開が控えており、現在若手ネクストブレイク株の筆頭といえる。そんな佐野さん初めての単独ソロカレンダーとなる今回は、32ページにわたる「ブックスタイル」の壁掛けカレンダー仕様。現在19歳、10代最後の貴重ないまの魅力を凝縮し、「M!LK」のときとはひと味もふた味も違う、“俳優・佐野勇斗”にフィーチャーし、ナチュラルで等身大、繊細さと大胆さ、根っからの明るさと、ふとしたときに見せる憂いの表情などが収められている。今回のカレンダーに関して佐野さんは、「個人としては初めてのカレンダーなのでとても嬉しく思います!」と喜び、「M!LKでは可愛い、若々しい僕の表情が多かったりするんですけど、今回のカレンダーは、僕自身今年ハタチになるということで、少し大人な一面も見せられるカレンダーにしたいなと思い、マネージャーさんやカメラマンさんとも話し合いながら撮影に臨みました!少しでも、いつもと違うちょっと大人な佐野勇斗をみていただけたらなあと思っています」とコメント。なお、3月には都内にてカレンダー発売イベントの開催も決定。佐野さんは、「ちょっとでもいいので会いに来てくれると嬉しいです」とメッセージを寄せている。「佐野勇斗カレンダー2018.04-2019.03」は2月14日(水)発売(※一部、発売日が異なる地域有)。(cinemacafe.net)
2018年01月08日モデルの佐野ひなこが23日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた「BVLGARI AVRORA AWARDS 2017」ゴールデンカーペットセレモニーにゲストとして登場した。佐野は、花模様があしらわれた黒いドレスで登場。シースルー素材から美脚を披露し、さらに胸元の谷間もくっきりとのぞかせ、色気を漂わせた。そして、ゴールデンカーペットの感想を聞かれると、「華やかですね」と笑顔を見せた。比類なき才能と創造性に輝き、多くの人々にインスピレーションを与える女性を表彰する同アワード。今年は、大竹しのぶ(女優)、河瀨直美(映画監督)、蜷川実花(写真家・映画監督)、菅原小春(ダンサー・振付師)、ヤマザキマリ(漫画家)、芦田多恵(ファッションデザイナー)、野尻命子(裏千家名誉教授・ローマ出張所所長)、伊達美和子(森トラスト代表取締役社長)、毛利悠子(現代美術家)が受賞した。ゴールデンカーペットには、受賞者のほか推薦者も登場。さらに、ゲストとして佐野のほか、マギーや中村アン、三吉彩花、すみれ、SHIHO、アンミカなど、豪華な顔ぶれが華を添えた。
2017年11月23日モデルの佐野ひなこ、舟山久美子らが27日、都内で行われた女性誌『with』(講談社)のウエディングイベント「with Wedding Camp 2017」に出演し、ウエディングドレス姿を披露した。「ウエディングドレスショー」のトップバッターで登場した舟山は、美しいデコルテラインを輝かせ、吉倉あおい、野崎萌香、愛甲千笑美もデコルテあらわなドレスで魅了。ラストを飾った佐野は、お腹がチラリと見える上下分かれたセパレートタイプのドレスで登場した。ランウェイをゆっくりと歩く花嫁姿のモデルたちに、観客はうっとり。その後、ランウェイにモデルたちが全員集まり、観客へのブーケトスも行われ、会場は盛り上がった。「with Wedding Camp 2017」は、幸せな結婚を夢見る女子200人を招待して開催。「ウエディングドレスショー」のほか、「およばれ服ショー」などを実施し、佐々木希のトークショーも行われた。
2017年10月30日モデルの佐野ひなこが27日、都内で行われた女性誌『with』(講談社)のウエディングイベント「with Wedding Camp 2017」に出演した。佐野はwithモデルによる「およばれ服ショー」で、鳥や草花が描かれた淡い水色のベアトップのワンピースに、ファーマフラーをプラスしたコーディネートを披露し、美背中で魅了。その後に行われた"4代目with girls"の発表では、首に巻いていたファーマフラーを肩にかけ、美しいデコルテラインを披露した。「with Wedding Camp 2017」は、幸せな結婚を夢見る女子200人を招待して開催。withモデルによるウエディングドレスショーや、ゲストによるトークショーなどが行われた。
2017年10月27日鈴木勝秀の上演台本・演出による舞台『ウエアハウス~Small Room~』が10月8日、東京・アトリエファンファーレ高円寺にて開幕した。『ウエアハウス』は、鈴木がエドワード・オールビー作『動物園物語』をモチーフに、ライフワークとして1993年の初演から幾度か形態を変え、構築し続けている会話劇シリーズである。今回の新作では、もとは二人芝居のところを三人芝居に書き換えて発信。実弟・佐野大樹との演劇ユニットWBBで活躍する佐野瑞樹や、味方良介、劇団プレステージの猪塚健太といった気鋭の俳優陣とともに、強烈な吸引力を放つ、緊迫の不条理空間を生み出している。舞台『ウエアハウス~Small Room~』チケット情報閉塞感ただよう一室。そこは取り壊しが決まった教会の地下にある“憩いの部屋”で、地域サークル「暗唱の会」の活動場所となっている。会のメンバーであるエノモト(佐野)は、まだ一度も人前で暗唱を披露したことがなく、アメリカを代表するビート派詩人、アレン・ギンズバーグの長編詩『吠える』を、ただひたすら練習するのみだ。彼がひとりでぶつぶつと『吠える』をつぶやいているところに、若い男シタラ(味方)が現れる。いきなり英語で話しかけてきた彼にエノモトは関心を持ち、ふたりは会話を始める。だがそのコミュニケーションは次第に不協和音となり、部屋には不穏な空気が充満していく。おかしな表現ではあるけれど、終始落ち着かない、“居心地の悪い快感”が沸き上がり、舞台から目が離せなかった。懸命に平静を保とうとするエノモトを、徐々に混乱に陥れていくシタラの不気味さが怖い。天井に仕込まれた照明の意匠や、絶妙なポイントで差し挟まれる音の効果も、息詰まる緊張を増幅させる。中盤、ふたりのあいだの違和感を蹴散らすように現れる第三の男、テヅカ(猪塚)が、さらにマイペースな不協和音をもたらして面白い。テヅカによってシタラは一時、翻弄され、混乱させられる側に回るが、やがて自身のリズムを取り戻す。つながりたいけれど、閉じていくしかない。味方の表情にそんな矛盾した心の変容が見てとれて、ふいに立ちのぼるもの悲しさに胸を突かれる瞬間もあった。実直さも老獪さも感じさせる佐野の巧みな表現、味方の研ぎ澄まされた感性、空気を掌握する力を持った猪塚の個性と安定感。鈴木の緻密な仕掛けのもと、三様の魅力のぶつかり合いは見応え十分だ。百席にも満たない小劇場の緊密空間だからこそ、“そのひと言”で微妙に変化する彼らの表情、感情の揺れを、つぶさに追うことができる。何の目的で彼はこんな言葉を吐くのか、こんな行動に出るのか…。脳内で疑問を駆け巡らせるうち、やがて震撼のクライマックスを目撃することになる。孤独感やコンプレックス、わかりあえない苛立ちなど、身に覚えのある感覚に震え、観客全員で秘密を共有したように感じた一時間半だった。小劇場でこそ味わえる上質の、興奮の演劇体験だ。公演は11月7日(火)まで。取材・文上野紀子
2017年10月13日神永学の同名人気推理小説の舞台版『心霊探偵八雲 裁きの塔』が5月31日に開幕した。本作は「心霊探偵八雲 ANOTHER FILES」シリーズの舞台化第3弾で、2013年に上演された『いつわりの樹』、2015年の『祈りの柩』に続く最終章。第1弾から主人公・斉藤八雲を務めてきた久保田秀敏にとっても“ラスト八雲”となる。開幕公演を取材した。舞台『心霊探偵八雲 裁きの塔』 チケット情報久保田をはじめレギュラーメンバーのキャストは美山加恋、東地宏樹、佐野大樹、樋口智恵子が前作以来2年ぶりに再集結。さらに今作の登場人物として石坂勇(THE CONVOY)、水石亜飛夢、北園涼、田中涼星、今村美歩、OH-SE(電撃チョモランマ隊)が参加し、本作ならではの魅力をつくりだす。今回の舞台となるのは八雲(久保田)と晴香(美山)が通う大学。その時計塔で女子学生が殺され、その場にいた晴香が殺人容疑で逮捕されてしまう。これまで多くの事件を共に解決してきた晴香の逮捕という衝撃の中で、推理の前に八雲がぶつかったのは「信じる」ことへの葛藤。「僕は信じるに値するだけ彼女のことを知っているのか」と立ち止まってしまった彼に「人を信じるのに理由は必要ない!」と教えたのは、晴香同様ずっと一緒に事件を解決してきた刑事の後藤(東地)だった。もがく八雲と全身で向き合う後藤のシーンは、後藤にしか見せない八雲の姿に3作目ならではの深みが感じられた。それ以外にも、後藤の部下・石井(佐野)と同期のエリート・小野寺(OH-SE)が刑事を続ける中で分かれてしまった道や、真琴(樋口)を導いた恩師・恩田(石坂)の言葉、桜井(水石)と西澤(北園)の仲がこじれた理由、殺された花苗(今村)が抱えていた想い、瀬尾(田中)が本当に見たものなど、登場人物それぞれのドラマが一つひとつ丁寧に描かれている本作。そのエピソードは、劇場を出て改めて「裁きを受けるのは誰なのか」を考え始めたときに更に深く突き刺さってくるものになるはずだ。また、セットはシンプルで、場面の切り替わりは芝居と光と音で表現。まるでテレビや映画のように時計塔、警察、大学校舎とシーンが替わっていく演出は鮮やかで、小説を読んでいるようにイメージが広がる。さらに、ステージは低く客席通路も使うため、息づかいや振動まで感じられる距離で芝居が繰り広げられる。シリーズで演出を手掛ける伊藤マサミが「とにかく熱いステージを」とコメントした通り、俳優の存在が際立ち、放たれる熱がこぼれずに伝わってくる。公演は6月11日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeⅩ、6月16日(金)から18日(日)まで大阪・大阪ビジネスパーク円形ホールにて。原作者の神永自らがシナリオを手掛けるのは舞台版だけ。神永ファンもお見逃しなく!取材・文:中川美穂
2017年06月01日神永学の人気推理小説の舞台化シリーズ最新作『心霊探偵八雲 裁きの塔』が5月31日(水)から東京・大阪で上演される。開幕を目前にした稽古場に潜入した。舞台『心霊探偵八雲 裁きの塔』チケット情報本作は、漫画化、ドラマCD化、テレビアニメ化と幅広く展開される人気推理小説「心霊探偵八雲」シリーズの舞台版最新作。今作『裁きの塔』は、2013年に上演された『いつわりの樹』、2015年の『祈りの柩』に続く「心霊探偵八雲 ANOTHER FILES」シリーズが原作の舞台第3弾となり、「ANOTHER FILES」舞台化“最終章”という重要な作品。死者の魂が見える赤い左眼を持つ主人公・斉藤八雲を演じるのは久保田秀敏。過去2作品で八雲を演じてきた久保田は今作で“ラスト八雲”が予告されている。共演者には、前作から出演する美山加恋と樋口智恵子、アニメやドラマCDでは声優も務め舞台には前々作から出演する東地宏樹、舞台シリーズ一作目から出演し続けている佐野大樹というお馴染みの顔がズラリ。さらに今作の鍵を握る登場人物たちを、石坂勇(THE CONVOY)、水石亜飛夢、北園涼、田中涼星、今村美歩、OH-SE(電撃チョモランマ隊)という個性豊かな俳優陣が演じる。演出を手掛けるのは、久保田同様2013年から参加する伊藤マサミ。そして脚本は原作者の神永学自らが手掛ける。この日は衣裳を着ての通し稽古。緊張感もあるだろうが、キャスト達はワイワイと明るい空気。いい雰囲気が伝わってくる。物語は、八雲の相棒・晴香(美山)が殺人容疑で逮捕されるというまさかの展開から始まる。そんなショッキングな出来事の中で描かれるのは、「信じる」「向き合う」といった登場人物それぞれの葛藤や成長の物語。中でもクールな八雲が感情を爆発させるシーンは、今作ならではの見どころのひとつだろう。八雲と晴香のテンポのいい会話や、後藤(東地)と石井(佐野)のコミカルなやり取りなどは、“いつもの”感が伝わるさすがの息の合い方。また、ゲストキャストの水石や北園らの熱演は最後まで真犯人が誰なのか混乱させ、石坂やOH-SEによる登場人物の想いを引き立てるような巧みな芝居が今作の物語の面白さを体感させてくれた。ミステリーならではの次々と変わる場所や時間は、セットチェンジなどではなく棒状の照明を光らせたり動かしたりすることで表現。空気が途切れることなく物語が進んでいくことに加え、その演出そのものも美しく魅力的だった。小説からアレンジが加えられ、原作ファンも新鮮な気持ちでストーリーを堪能できる本作。公演は5月31日(水)から6月11日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeⅩ、6月16日(金)から18日(日)まで大阪・大阪ビジネスパーク円形ホールにて上演。取材・文:中川美穂
2017年05月30日焼き立てキッシュ専門店「ラ キッシュ」は、佐野プレミアム・アウトレットに新店を2017年3月17日(金)にオープン。これは初のアウトレット業態への出店となる。キッシュとは、ヨーロッパ発祥の伝統的な家庭料理で、朝食から酒のおつまみまで幅広く活躍するフードメニュー。「ラ キッシュ」では、直径7cmのサクサクしたパイ生地の中に様々な料理やスイーツを流し込み、華やかで手土産にもおすすめの手のひらサイズのキッシュを提案している。2月17日(金)にオープンした町田マルイ店では、ハムチーズ、オニオングラタン、ロレーヌ、エビのオマールソースと4種類のデリキッシュと、甘い物好きな方にオススメなキッシュプリンやキッシュいちごプリンなどを展開。佐野プレミアム・アウトレット店ではより幅広い層の来店者に向けて豊富なメニューを揃える予定だ。【ショップ詳細】焼き立てキッシュ専門店「ラ キッシュ」佐野プレミアム・アウトレット店オープン日:2017年3月17日(金)住所:栃木県佐野市越名町2058 佐野プレミアム・アウトレットTEL:0283-25-8308
2017年03月16日ジャニーズ事務所の佐野瑞樹と、*pnish*のリーダー佐野大樹による兄弟演劇ユニット「WBB」の第11回目の本公演『スペーストラベロイド』が、12月3日に開幕した。兄弟が交互に企画を担当するWBB。今回は兄・瑞樹が企画するSide-W。毎回、上質なワンシチュエーションコメディを上演するSide-Wの今作は「WBB版新喜劇」と銘打ち、キャストにパンチ浜崎(ザ・パンチ)、児玉智洋(サルゴリラ)と芸人も参加。笑いに特化した作品となった。WBB vol.11『スペーストラベロイド』チケット情報物語の舞台は宇宙船。宇宙旅行の最後のモニタリング飛行を行う船内には、船長候補の玉地(瑞樹)と、火野(大樹)・八木沼(尾関陸)・土田(児玉)が乗組員として働き、総責任者の松金(細見大輔)が採点を行っている。玉地は船長になるために必死だが、土田は自由奔放に動き、開発部から異動してきた火野は機嫌が悪い。さらに八木沼はアンドロイドロボ・メイサ(パンチ)の外見を勝手に改造したと言う。そして乗客は、一般公募で当選した新婚夫婦(大久保聡美、川上将大)と、テレビ取材にやってきたディレクター(畠山遼)&カメラマン(篠田諒)。しかし、新婚夫婦が喧嘩になり撮影はうまく進まない。玉地がどうにか挽回しようと奮闘する中、ある事実が原因で勘違いが勘違いを呼び……。その場しのぎの嘘を発端にさまざまな混乱が起こるベーシックなコメディ。ゲネプロ後に瑞樹が「今回はエネルギー全開、汗かきまくり、全員ホームラン狙い。みんなフルスイングするぞっていうところがテーマになっています。だからみんなの必死さ加減、声の張り方ひとつからすごくパワフルに仕上がってる」と語ったように、キャスト達はフルスロットルでぶつかり合い、次々と笑いを生み出す。さらに今作ではアドリブコーナーもあるなど、これまでのSide-Wとひと味違う仕上がりに。瑞樹は「お客さんがどんな反応をするのかもやってみなきゃわからないので、非常にワクワクドキドキ、期待と不安の気持ちがいつもより強いです!」と開幕を心待ちにしていた。大樹が「キャストはいろんなジャンルから集まっていますが、すごくチーム感がある」と話す10人の息はピッタリ。それに加え、「自分で言うのもなんですが…WBBふたりのシーンもあるので」(大樹)、「そこは自分のやりがい。あそこにすべてを懸けているところはあります!」(瑞樹)という兄弟の熱いシーンも観られる。WBB版新喜劇をぜひ堪能して!WBB vol.11『スペーストラベロイド』は12月11日(日)まで東京・赤坂RED/THEATERにて上演。取材・文:中川實穗
2016年12月06日モデルで女優の佐野ひなことタレントのさかなクンが21日、都内で行われた映画『ファインディング・ドリー』MovieNEX(22日発売 4,320円税込 発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン)発売記念イベントに出席した。ウォルト・ディズニー・ジャパンは、世界興収10億ドルを突破し、日本でも68億円突破の大ヒットを記録したディズニ/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』のMovieNEXを22日より発売。そんな本作の発売を記念し、本作の海洋生物監修を務めたさかなクン、本作の大ファンだという佐野ひなこを招いてトークショーを行った。黄色のワンピースに白のアウターを羽織って登場した佐野は、5回ほど見たという本作について「今回は泣いて笑ってって感じなんですけど、笑いの方が多い印象です、ハンクちゃんの運転がとても上手でワイルドだったので、そのシーンが大好きです。すごくハラハラしたので、ハンクちゃんの運転にも注目です」とアピール。また、会いたいキャラクターを「いっぱいいるんですけど、中でもエイ先生がかっこよかったです。好きだった先生に似ているイメージがあったので」と意外なキャラクターを上げた。クリスマスが1カ月後に控えており、クリスマスに会いたい人は? という質問に佐野は「毎回記念日になるとお母さんがケーキを用意してくれるので、お母さんに会いたいです。可愛らしいケーキを作ってくれるから、クリスマスらしいケーキを楽しみにしています」と笑顔。報道陣からは、長友佑都選手と結婚報道のある平愛梨の話題を振られ、「ますますキレイになってとても幸せなんだろうなって思います。本当に羨ましいですよね。私も是非続きたいです。来年ぐらいには」と羨望の眼差しで「今年のクリスマスは早すぎますね。もう少し時間をいただきたいです(笑)」と苦笑いを浮かべていた。
2016年11月21日12月に赤坂RED/THEATER(東京)にて上演される、ジャニーズ事務所所属の俳優:佐野瑞樹と、大人気 演劇ユニット*pnish*(パニッシュ)のリーダー:佐野大樹による兄弟演劇ユニット「WBB」の第11回公演 『スペーストラベロイド』の詳細が本日発表となった。WBB vol.11『スペーストラベロイド』チケット情報奇数回となる今回は兄の佐野瑞樹による企画、通称Side-W。過去公演同様に 『ワンシチュエーションコメディ』を上演するが、本公演は過去公演とひと味違い、徹底して笑いを追求する。出演者には佐野瑞樹、佐野大樹のほか、前回公演に出演した田村亮(ロンドンブーツ1号2号)が座長を務める田村亮一座より、パンチ浜崎(ザ・パンチ)、元3人組お笑いユニット「ジューシーズ」の児玉智洋(サルゴリラ)、元キャラメルボックスの技巧派、細見大輔の他、昨年までミュージカル「セーラームーン」でセーラームーン役を務めた大久保聡美、2.5次元舞台などでも活躍中の若手俳優、尾関陸、川上将大、畠山遼、篠田諒など、多彩な顔ぶれが揃う。本公演を企画した佐野瑞樹は「今回の「スペーストラべロイド」はSide-Wの基本コンセプトである上質なワンシチュエーションコメディにドタバタ感とバカバカしさを思いっきり足してやろうと思ってます!!言うなれば、WBB版新喜劇!!キャストを見れば一目瞭然ですが、とにかく笑いに特化します。 僕自身パワー負けしないようテンション高めで突っ走ります!!いつもと少し違ったWBBをぜひ観に来 てくださーい!!」とコメント。公演は12月3日(土)から11日(日)まで、東京・赤坂RED/THEATERにて。 チケットの一般発売は10月23日(日)午前10時より。
2016年10月06日芝居をやりたい、という思いから誕生した、*pnish*(パニッシュ)は佐野大樹、森山栄治、鷲尾昇、土屋佑壱といった同世代の役者4人のユニット。今年、結成15周年迎えた彼らが放つ本公演は、*pnish* vol.15 『サムライモード』。これは2008年に上演した演目で、「侍」として己の信念を貫く漢(おとこ)たちの笑って泣ける痛快戦国活劇だ。*pnish*vol.15『サムライモード』チケット情報今回もそれぞれが初演と同じ役に挑むが、新たに脚色・演出に鈴木勝秀、客演に佐藤永典をはじめ、崎山つばさ、川上将大、津村知与支、藤原一裕、鳥羽潤といった彩り豊かな顔ぶれを迎え、初演とはひと味違った舞台を志す。そこで現在の彼らの思いを伺った。「初演当時から7年。僕らも変わり、できることも感じ方も変わっています。そこに、鈴木勝秀さんという男くさい新たなテイストが入ってどんな世界を届けられるか、すごく興味があります。15周年を迎え、改めて応援してくれる方々ともっと会える機会を作りたいし、もっとたくさんの人達と会うためにどんどん活動の機会を増やしたいと実感しています。なので、改めて、*pnish*の舞台はおもしろいんだ!と感じてもらえる舞台を贈ります」(ガラクシャ役・土屋佑壱)「この作品は、裏切りに次ぐ裏切りが目まぐるしいお話ですが、前回僕は、おもしろい、を意識して演じていた気がしています。でも、今回、改めて脚本を読んだら、当時とはまるで違う捉え方ができて驚きました。それは成長なのか、変化なのかを僕のなかで見つけることが今から楽しみです。初演を観た方も初めて観る方にも、新たな世界を届けるので待っていてください。どんな話か気になる方には、初演のDVDも発売中です!(笑)」(橘役・森山栄治)「先日、久々に15周年を記念したハピパニこと『HAPPY *pnish* BIRTHDAY 15th!』をやれて、とても楽しかった。みんな、根っこは変わっていないけどそれぞれ成長したと感じられて、ますますおもしろいことを一緒にしたいと感じました。再演ではなく、新たな気持ちで挑みます。ハピパニに15歳の方が来てくれて驚きましたが、そんなふうに幅広い層に楽しんでいただける舞台を作りたいです」(シスイ役・鷲尾昇)「昨年の舞台版『魔王 JUVENILE REMIX』に続き、本公演ができることがとても嬉しい!今年は、愉快で笑える *pnish* だけでなく、なにか漢っぽいものをやりたいと話して、この演目に辿り着きました。なので、僕らのなかでは新作上演のつもりでいます。佐藤くんを始め手練れが揃っている座組で、全員が輝ける作品なので、一度と言わず二度三度と、噛み締めにきてください」(サイガ役・佐野大樹)東京は9月24日(土)から27日(火)まで、サンシャイン劇場、神戸は10月1日(土)・2日(日)、新神戸オリエンタル劇場にて上演。取材・文/おーちようこ
2016年08月12日WBB vol.10.5『リバースヒストリカ2016』が7月27日(水)に開幕する。本作は、ジャニーズの佐野瑞樹と、*pnish*の佐野大樹による兄弟ユニット「WBB」による“10.5回目”の番外公演。佐野大樹がリーダーを務めるユニット*pnish*のヒストリカルコメディ『リバースヒストリカ』を、佐野瑞樹がアドバイザーを務め、上演。今回、本番を1週間後に控えた稽古場を取材した。【チケット情報はこちら】物語の舞台は現代。売れない映画監督・中島は、戦国武将の姿を描く時代劇の撮影の準備をしていた。主演は、次期大河ドラマに出演する売れっ子俳優で中島の弟・朋希。現場には、出演者や脚本家と共に、撮影現場のお祓いのために祈祷師・由井野も召集される。しかし実は由井野は祈祷師ではなく霊媒師だと判明し、好奇心で武将の霊を呼び出すが…織田信長、明智光秀、豊臣秀吉とそうそうたる武将の霊が次々とメンバーに憑依し、大混乱を巻き起こす――。稽古は、佐野大樹の声掛けで始まった。「ふたつの役をなるべく離すように!」。本作の面白さは“憑依”。現代っ子に戦国武将が憑依したときのギャップが大きければ大きいほど、その魅力が引き立つのだ。中でも織田信長(Ry☆)、明智光秀(佐川大樹)、柴田勝家(櫻井圭登)は、特に線の細い3人が演じるため、武将の迫力とルックスとのギャップが印象的。憑依した時の、佐川の鋭い目や強さを感じる殺陣、櫻井から想像もつかない荒っぽさは、どこに隠し持っていたのだろうと驚かされた。Ry☆は“肩を脱臼しやすい虚弱体質の身体に乗り移った信長”という設定があり、威圧感と脱臼を共存させる芝居がおかしい。美少年として知られる信長の小姓・森蘭丸(吉岡佑)は、信長よりも背が高く“人をイラッとさせる”男に憑依したため、なんとなく信長からの寵愛が受けられない。愛されない蘭丸、というなかなかない設定にも笑ってしまう。また、小笠原健と高崎翔太による中島兄弟は、物語の柱。佐野大樹演じる秀吉とのやり取りなど、みせるシーンも多く、シリアスとコメディをスムーズに行き来する。陽気な兄弟による息ピッタリの掛け合いが作品をテンポよく進めていた。さらに、本作が上演される劇場は、東京・品川プリンスホテルクラブeX。360度客席が取り囲む円形ステージで、舞台の縁ギリギリまでつかった芝居や、工夫された立ち位置など、どの席から観ても楽しめるように練られていると感じた。公演は7月27日(水)から31日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて。
2016年07月27日WBB vol.10.5『リバースヒストリカ2016』が7月27日(水)に開幕する。本作は、ジャニーズの佐野瑞樹と、*pnish*のリーダー・佐野大樹の兄弟ユニット「WBB」の新企画。番外公演として、本公演とはひと味違った切り口で異色な企画にチャレンジする。今回はその第1回目。2007年の初演以来、さまざまな劇団に毎年のように上演されている*pnish*の名戯曲『リバースヒストリカ』をWBB版として上演する。稽古も中盤に差し掛かった稽古場で、WBBに初参加する小笠原健と高崎翔太にインタビューを行った。【チケット情報はこちら】ふたりはWBBについて「すごいなって思うのが、大樹さんはこの作品で演じるの3回目なんですよ。なのに真っ新なんです。前公演を追えば簡単だと思うんですけど、一個もその話が出ないんですよ。どこからその探求心が生まれてくるのか」(高崎)。「前回ああだったからそれをやろう、みたいな話が全然出なくて。全部新しく丁寧に作っています。WBBのふたりが芝居をすごく好きなのも伝わってくるし、熱いんです。出演できてよかったなって思います」(小笠原)。今回、瑞樹がアドバイザーを務め、大樹は*pnish*の初演と同じ役を演じる。「瑞樹さんが見に来てくださって、すごく丁寧にち密にコメディを作っている感覚があります。それこそ円形の劇場なので、立ち位置も細かく調整しながら。難しいからヒリヒリするけど、どんどん楽しくなっています。若手の勢いと熟練したWBBのち密さが合わさっていく感じ」(高崎)。小笠原は売れない映画監督(兄)、高崎は人気俳優(弟)という兄弟役で、普段から仲がいいふたり。共演が「楽しい」と口を揃える。「俺らはわかりやすい役で、バカふたり。過去にコメディで共演したことが生きてるなって感じます。ラクと言うと違いますが、ひとつ先の段階から作っていけるし、助かりますね」(小笠原)。高崎「今回観に来てくれる僕とケンケンのファンには『またWBB観たい』って言ってほしいよね、俺ら出てなくても。こういう作品が誰にでも観てもらえるようになったとき、演劇界はめちゃめちゃ明るくなると思う。本の力、演劇の力だけで魅了できる作品です。こんなおもろい作品は観なきゃひと夏損しますよ!」小笠原「今回は特に円形劇場だし、芝居のおもしろさ、生の舞台の楽しさが体験できると思います。老若男女楽しめる作品です。歴史に興味なくてもおもしろいので、迷ってる方にも本当にオススメしたい!」高崎「あと、これだけは言っとけって大樹さんに言われたんですけど、円形だから席が変わったらまた面白いです。チケット一枚買って満足しちゃいけない(笑)。大樹さんが言っとけって…」WBB vol.10.5『リバースヒストリカ2016』は7月27日(水)から31日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブexにて上演。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2016年07月20日佐野プレミアム・アウトレットで「サマー スペシャル セール」が開催される。期間は、2016年6月3日(金)から12日(日)まで。本格的な夏シーズンが始まる直前のこのシーズン。「サマー スペシャル セール」では、半袖シャツやワンピースなどの夏物ファッションはもちろん、スポーツからアウトドア用品、生活雑貨まで、様々なアイテムがお得に手に入る。バーニーズニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)では、最大70%オフ。キーン(KEEN)では、2足購入でさらに5%オフなど、店舗によって様々な割引が用意されている。また、アウトレット初出店を含め、新たな店舗が3店舗オープン。2016年6月2日(木) には、北関東エリア初出店のワイン専門店「エノテカ(ENOTECA)」、3日(金)には分厚いパンケーキとかき氷で有名な「雪ノ下」が、7日(火)には、本格グリル料理を手軽に楽しめる「太陽のグリル」が展開される。セールと合わせて、新たなフードにもチャレンジしてみては。【概要】佐野プレミアム・アウトレット「サマー スペシャル セール」期間:2016年6月3日(金)〜12日(日)セール例:バーニーズ ニューヨーク 最大70%オフキーン 2足目5%オフ、3足以上でさらに10%オフ住所: 栃木県佐野市越名町2058■エノテカ(ENOTECA)オープン日:2016年6月2日(木)営業時間:10:00〜20:00TEL:0283-86-9595■雪ノ下オープン日:6月3日(金)営業時間:9:30〜20:30※9:30〜11:00 まではモーニングメニューのみ。TEL:0283-86-7775メニュー例:・自家製苺コンフィチュール ココアチョコの黒いパンケーキ 800円(税込)・石垣島パイン氷 900円(税込)・愛媛チーズと富士の鶏のマカロニグラタン 1,026円(税込)■太陽のグリルオープン日:6月7日(火)営業時間:11:00〜21:00(LO 20:30)TEL:0283-23-0031メニュー例:・大麦牛 100%ハンバーグ(ライスつき) 1,180円(税込)・オムライス~自家製トマトケチャップ 1,080円(税込)・石窯ブールのフレンチトースト 〜サワークリーム&ブルーベリージャム 680円(税込)【問い合わせ先】佐野プレミアム・アウトレットTEL:0283-20-5800
2016年06月02日5月19日(木)に開幕を迎えるWBB vol.10『懲悪バスターズ』。初日まであと6日という稽古場にて通し稽古が行われた。WBB vol.10『懲悪バスターズ』チケット情報「WBB」とは、ジャニーズ事務所の佐野瑞樹と、*pnish*の佐野大樹による兄弟プロデュース公演。記念すべき10作目となる本作は弟の大樹が作・演出を担当し、佐野瑞樹、田村亮(ロンドンブーツ1号2号)、鈴木勝吾、OH-SE(電撃チョモランマ隊)、五十嵐麻朝、有澤樟太郎、政岡泰志(動物電気)らが出演。ダンスあり殺陣ありの派手で楽しい「サイエンス×ホラー×アクション活劇」となる。物語は、悪霊退治の薬を発明中の天才科学者・館合(瑞樹)と、落ちこぼれの悪霊・レイヴン(田村)や、悪霊退治兵器・オーメン(大樹)で金儲けをする恋塚(土屋佑壱)たちによる騒動記。天才ゆえに人情味の薄い館合と悪霊なのに人のいいレイヴンが出会い、いつしか友情が芽生えていく――。大掛かりなセットが組まれた稽古場で、この日まず最初に行われたのはダンスとアクションの確認。ダンスは出演者でもあるOH-SEが振り付けを担当している。かつてはジャニーズJr.として数々のステージで踊っていた瑞樹だが、身体のキレは健在。科学者らしいクールなダンスを軽やかに踊ってみせる。逆にダンスは苦手という田村は真剣そのもの!共に悪霊役を演じる鈴木や五十嵐と、悪霊をコミカルに表現したダンスを披露した。さらに、悪霊VS人間のアクションは、キャストみんなが参加する賑やかで楽しいシーンに。どこか悪くなりきれない悪霊のポップなアクションが次々と繰り出される。大樹の作品らしいマンガが動き出したようなコミカルな世界が広がった。わかりやすく、楽しく、派手で、おもしろい。子供や演劇初心者でも楽しめる、観ると元気の出る作品に仕上がりそうだ。また、通し稽古中もあちこちでキャストが振りの確認をしたり、芝居の打ち合わせをしたりと、「よりよくしたい」という気持ちが伝わる。本作が舞台出演3作目という有澤の、どんな場所にいても決して目を離さずに先輩たちの芝居を見つめる姿も印象的だった。WBB vol.10『懲悪バスターズ』は5月19日(木)から5月22日(日)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウス、5月28日(土)から5月29日(日)までは兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて上演。出演者によるアフタートークは、大樹がリーダーを務める*pnish*全員集合の日や、これまでWBBに出演してきた佐藤永典、神永圭佑、古川裕太が参加する日も!取材・文:中川實穗
2016年05月17日佐野瑞樹、大樹の兄弟ユニットによる公演WBB vol.10『懲悪バスターズ』が5月に上演される。作・演出・出演をする佐野大樹と、佐野の舞台に初出演する鈴木勝吾が、作品にかける想いを語ってくれた。WBB vol.10『懲悪バスターズ』チケット情報「今作は子供にも観に来てほしい。家族で楽しめる舞台にしたいです」と話す佐野。瑞樹演じる天才科学者と、田村亮(ロンドンブーツ1号2号)演じる悪霊によるハートフルコメディ。「落ちこぼれの悪霊とそれを退治する気難しい天才科学者が、お互いを知って仲良くなっていくストーリーです。今回のテーマは『知ること』。病気にしても何にしても知ることで怖くなくなるじゃないですか。未知なものにみんな恐怖を感じるから、そこを描けたらいいなって」鈴木は悪霊役。佐野は「色んなチラシ見るたびに(鈴木の)名前があるんですよ。きっとみなさんお願いしたがる方なんだろうなと思って」と話す。鈴木は「コメディはそんなに体験してきてないのですが、年々『勝吾くんっておかしいよね』って共演者から言われるようになって…(笑)。自分のズレてるところが出せたらと思っています」今作の構想を「お祭りのイメージ。普段はやらないダンスを取り入れたり、いつもより派手に。身体と体力で見せたいですね。どれだけ演劇的に表現できるか」と佐野が語ると、鈴木も「絶対そっちの方が楽しいと思います。演劇でしかできないことだから」と目を輝かせた。記念すべきWBB10作目。佐野は「今作の目標として、最後の最後までこだわり続けたい。どこまで追求できるか、その勝負はしたいです。大人になるとできないこともわかってしまうから、わがままを言わなくなったりもするんですけど、その時期を経て、それじゃだめだよなと思いました。嫌われてもいいからギリギリまで詰めていきたいです」。それに対し鈴木が「すごく共感します。それをやってこそ、ですよね。観客の前に出すものであること以前に、自分が選んでやっていることだったりするので、やっぱり納得いくまでやりたい」と話すと、佐野は「素晴らしい!」と笑顔を見せた。「大樹さんの想いを聞いて、僕ももっと頑張んなきゃなと思いました。夢が詰まった楽しい作品に必ずしようと思います。がんばって踊ります!」(鈴木)「今回は先輩方が多いのでプレッシャーはありますけど、そこは信じて、自分のやりたいものをまっすぐぶつかっていけたらなって思います」(佐野)WBB vol.10『懲悪バスターズ』は5月19日(木)から5月22日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて。その後、兵庫にて上演。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2016年04月25日女優でタレントの足立梨花、タレントの春香クリスティーン、タレントでモデルの佐野ひなこが13日、東京・銀座の松屋銀座で行われた展示会「POWER OF PRINCESS『ディズニープリンセスとアナと雪の女王展』」オープニングイベントに出席した。4月13日から5月8日まで松屋銀座で開催される「POWER OF PRINCESS『ディズニープリンセスとアナと雪の女王展』」は、1937年公開の『白雪姫』から『アナと雪の女王』のアナとエルサまでディズニー作品に登場する9人のプリンセスにフォーカスした展示会。そんな同展示会のオープニングイベントに足立梨花ら3人の女性タレントが華やかなドレス姿で登場した。『美女と野獣』のベルを意識したドレス姿の足立は「小さい頃から『美女と野獣』が大好きでなんです。ヒロインのベルは、人を外見で判断せず、周りに流されずに自分を貫く芯の強い女性。そういう女性になりたいと思っています」と話しながら、イベント前に見た展示会を「本当に貴重なものばかりです。誰もが見てもテンションが上がると思うし、自分もプリンセスになれるんじゃないかと思うものばかりでしたね」と感想を。ディズニーファンには「25カ国語でつないだ『レット・イット・ゴー』は、違う言葉なのに感情がつながっていて、すっと耳に入っていきます。それにここでしか手に入らない特別なものがありますので、ぜひ来て下さい!」とアピールした。プリンセスには王子さまが付きものだが、理想な王子さまの条件を「優しくて気遣いをしてくれる人で笑いのツボが一緒で趣味も合ってオシャレな人ならありがたいですね。一番は一緒にいて楽な人がいいな!できたらリードしてくれる王子さまが現れてくれたらいいですね」とハードルが高そうな足立に対し、部屋を片付けられない春香クリスティーンは「家事が出来る人!」と笑わせる場面も。3人の中で一番年下の佐野は「今年こそ王子さまが出来るのを信じています。恋すると痩せるような気もするし」とウエスト51㎝にも関わらずまだ細くなりたい様子で、腹筋など細くなる秘けつを説明しだすと足立が「それ以上痩せなくていいよ。横に並びたくない…。努力してるんだね。努力って大事だと思いました(笑)。私はまだまだプリンセスにはなれないかな…」と諦めモードだった。
2016年04月13日WBB vol.10『懲悪バスターズ』の制作発表が東京芸術劇場にて行われ、佐野瑞樹、佐野大樹、田村亮(ロンドンブーツ1号2号)、鈴木勝吾が登壇した。また、出演者のひとりでもある土屋佑壱(*pnish*)が司会として参加した。WBB vol.10『懲悪バスターズ』チケット情報「WBB」は、ジャニーズ事務所の佐野瑞樹と、*pnish*の佐野大樹が、兄弟でプロデュースする公演。ふたり交互に企画を担当しており、記念すべき10作目となる『懲悪バスターズ』は弟の大樹が作・演出を行う。佐野兄弟以外は毎回違う顔ぶれで公演を行っており、今作では、田村亮、鈴木勝吾、OH-SE(電撃チョモランマ隊)、五十嵐麻朝、有澤樟太郎、政岡泰志(動物電気)らと、演劇以外にもお笑いやダンスなどさまざまな分野のキャストが揃った。制作発表では、作品にあまり関係ない質問をしたり、同じ人に同じ質問を2度するなど、土屋の迷司会ぶりが炸裂。記者たちを爆笑させながら進行した。悪霊退治を研究している偏屈な天才科学者(瑞樹)と、人を驚かせることが苦手で落ちこぼれの悪霊(田村)を中心に、ダンスあり殺陣ありの派手で楽しいエンターテインメントとなる本作。作・演出を担当する大樹が「落ちこぼれの悪霊と偏屈な科学者が出会って、心が緩んでいくハートフルコメディです」と紹介すると、土屋から「ポスターには思いっきり『サイエンス×ホラー×アクション活劇』と書いてありますけど」とツッコミが。大樹は「ホラーと言っても“かわいいホラー”です」と慌てて説明した。2007年に劇団「田村亮一座」を立ち上げ、定期的に公演を続ける田村は、客演として他の劇団に参加するのは今作が初めて。「どんな稽古をしているかも興味があります。(舞台の作り方を)勉強しながら、自分も楽しめてお客さんも楽しめるようになれば」と話す。悪霊役の鈴木は「僕は鬼だったりロボットだったり、人じゃない役を演じることがすごく多いので、とうとう悪霊まできたか、と。ファニーに演じられたら」と話した。大樹は「(瑞樹は)兄でもあるし、この世界の先輩。ものづくりに対してのシビアさとかこだわりをすごく感じています。そこに負けないようにがんばりたい」。瑞樹は「(大樹の)いいところは真っ直ぐなところ。これは兄弟ならではなんですけれども、普通、面と向かって言えないようなところも言い合えるので、シビアに作品に取り組んでいけます」とWBBの楽しさを語った。WBB vol.10『懲悪バスターズ』は5月19日(木)から5月22日(日)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて。その後、兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて上演。チケットの一般発売は4月17日(日)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行抽選「プレリザーブ」を実施中、4月11日(月)午前11時まで受付。取材・文:中川實穗
2016年04月08日WBB vol.10公演「懲悪バスターズ」制作発表会見が4月7日(木)に都内で行われ、主演の佐野瑞樹、共演の佐野大樹、田村亮(ロンドンブーツ1号2号)、鈴木勝吾、土屋佑壱が出席した。ジャニーズ事務所所属の瑞樹さんと演劇ユニット*pnish*(パニッシュ)のリーダー・大樹さんによる兄弟演劇ユニットWBBが手がける第10回公演。間もなく真夏を迎える大都会の片隅を舞台に、なんちゃってポルターガイストを巻き起こす悪霊(落ちこぼれ)たちと、悪霊対峙に立ち向かう一人の天才科学者の戦いを描いた、サイエンス・ホラー・アクション活劇。瑞樹さんといえば、42歳になっても公式サイトのJr.枠に名前が記載され、“最年長のジャニーズJr.”として話題を集めた人物。昨年10月にようやく独立したページが設けられてJr.から卒業したと噂されたが、瑞樹さんは「僕も20代後半から役者としてずっとやって来たので、いつの間にかJr.というのはなくなっていたみたい」と釈明。故にこの一件がネットで広まった時には「まだそう(Jr.)なの?」と驚いたそうで、「誤情報を流してしまったみたいですみません」と頭を下げた。そんな瑞城さんは、天才科学者を演じるにあたり、「天才とは何ぞや?」と考えを巡らせた結果、福山雅治演じる天才物理学者・湯川学が主人公のドラマ「ガリレオ」を一話から見直すことに至ったそうで、「それを見ながらパクろうかな?」とニヤリ。土屋から「仕上がりは福山さんに寄って来るんですか?」と尋ねられると、「そうですね、ウリ似の可能性はありますね」とぶっちゃけ。演出を手掛ける大樹さんも「問題ありません!」となぜかきっぱり容認し、笑いをさらった。のっけから爆笑が響く会見に、お笑い畑から参戦する田村さんは少し押され気味。劇中、ダンスを披露することになるが、それについてはオファー時に全く聞かされていなかったようで、嘆きの声をあげる。しかし、「足を引っ張らないように」と気を引き締めると、「落ちこぼれの悪霊役なので役作りせずにイケそう」と自信もチラリ。そして「みんな個性があって面白くなりそうな予感」と初の客演に期待を寄せた。WBB vol.10公演「懲悪バスターズ」は東京芸術劇場プレイハウスで5月19日(木)から22日(日)、新神戸オリエンタル劇場で5月28日(土)から29日(日)まで上演。(text:cinemacafe.net)
2016年04月07日モデルの佐野ひなこが30日、東京・渋谷パルコで行われた「2016 PARCO SWIM DRESSキャンペーン記者発表会」に出席した。2003年の森下千里から始まり、2009年には佐々木希、2012年には優香ら数々の女性タレントを起用し、スターへの登竜門的キャンペーンとして注目を集めている「PARCO SWIM DRESSキャンペーン」。今年はモデルでタレント、女優にとマルチな分野で活躍している佐野ひなこが選ばれ、夏ファッションのキーアイテムでもある水着姿となって、ポスターやWEBサイトを中心にアピールしていく。記者発表会が行われたこの日は、佐野が水着姿となった巨大なポスターをお披露目。初めて目にしたポスターに佐野は「初めて大きなポスターを見ましたが、ようやくイメージガールに選ばれたことを実感しました。本当に飾られるのか半信半疑なので、絶対見に行っちゃいます(笑)」と信じられない様子だったが、「私が小さい頃から見ていたものなので、まさか自分がという思いです。本当にありがたいことですし、キャンペーンを皆さんに知って欲しいですね」と笑顔を見せていた。84㎝のFカップバストに驚異の51㎝というウエストが魅力の佐野。経歴詐称が発覚した経営コンサルタントの"ショーンK"ことショーン・マクアードル川上氏に絡めて「51㎝は詐称?」という報道陣の質問に「ないです! !ないです! すぐに測れます! 詐称ではないです」と全面否定するも「うっかりすると増えちゃうので、腹筋は意識するようにしています。そうすれば戻りますから。増えないようにキープしていきたいですね」と51㎝のウエストは努力の賜物だとか。また、夏と言えば恋愛の季節でもあるが、恋愛の話題を振ると「いいですよね~。夏にデートしたいですよ…。今はいないんですけど、『イイな!』と思う人は毎回作るようにしています。恋はキレイになれる秘けつだと思うので」と前向きだった。
2016年03月31日ジャニーズ事務所所属の俳優:佐野瑞樹と、演劇ユニット*pnish*(パニッシュ)のリーダー:佐野大樹による兄弟演劇ユニット「WBB」。その第10回公演『懲悪バスターズ』(5月に東京・神戸にて上演)の出演者の一部が本日発表となった。偶数回となる今回は弟の佐野大樹による企画、通称Side-B。まるで漫画の世界観をそのまま舞台に持ってきたようなアクションコメディ作品というのが特徴で今回は佐野大樹自身が作・演出を手掛ける。出演は佐野兄弟、田村 亮(ロンドンブーツ1号2号)の他、鈴木勝吾、OH-SE(電撃チョモランマ隊)、有澤樟太郎、政岡泰志(動物電気)、原金太郎など、多彩な顔ぶれが揃う。田村 亮は「今回、WBBの舞台に参加させていただける事になり、楽しみで仕方ないです。自分が参加した事でより良い作品になったとお客さん、WBBの方々に言われる様に努力します。まだ、稽古もやってない状態でコメントをしているので、偉そうな事を言ってますが、「稽古が始まっても、同じ様な事が思えます様に!」と神様に祈っています。ただ、芸人を二十数年間やってきた直感では 楽しい舞台になりそうな予感しかありません。緊張感と楽しみを与えてくれそうなWBBの舞台、頑張るしかないでしょ!」とコメント。佐野瑞樹は「WBBも、いろんな人たちに支えられ第10回公演の節目を迎えることができました。それが東京芸術劇場のプレイハウス、さらには田村亮さんに出演して頂けるという、まさに夢のような企画になりました。もうワクワクが止まりません!ですがその反面、重責もとんでもないものになっています。感謝の意を込めて、絶対に面白い作品にするという覚悟を持って全力でぶつかっていきますのでぜひ劇場に足を運んでください!! とにもかくにも頑張ります!!」とコメント。作・演出を務める佐野大樹は「WBBを始めて記念すべき第10回目の公演となりました。WBBとしては今までにない規模でやらせて頂く事になり、それに負けないゲストの面々。田村さんをはじめ、とてもとても多彩で実力派の皆様に揃って頂きました。これだけのゲストの皆様とご一緒出来る事に感謝致しております。後はそれに見劣りしない作品を作る事が私の仕事だと思っています。楽しみと怖さでいっぱいですが真っ直ぐぶつかって行きたいと思います。ファンタジーあり、コメディあり、アクションありのエンターテイメントな作品を目指します」とコメント。公演は5月19日(木)から22日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて、5月28日(土)・29日(日)に新神戸オリエンタル劇場で上演される。チケットの一般発売は4月17日(日)午前10時より。
2016年03月02日ジャニーズ事務所所属の俳優:佐野瑞樹と、演劇ユニット*pnish*(パニッシュ)のリーダー:佐野大樹による兄弟演劇ユニット「WBB」。その第10回公演『懲悪バスターズ』(5月に東京・神戸にて上演)の出演者の一部が本日発表となった。偶数回となる今回は弟の佐野大樹による企画、通称Side-B。まるで漫画の世界観をそのまま舞台に持ってきたようなアクションコメディ作品というのが特徴で今回は佐野大樹自身が作・演出を手掛ける。出演は佐野兄弟、田村 亮(ロンドンブーツ1号2号)の他、鈴木勝吾、OH-SE(電撃チョモランマ隊)、有澤樟太郎、政岡泰志(動物電気)、原金太郎など、多彩な顔ぶれが揃う。田村 亮は「今回、WBBの舞台に参加させていただける事になり、楽しみで仕方ないです。自分が参加した事でより良い作品になったとお客さん、WBBの方々に言われる様に努力します。まだ、稽古もやってない状態でコメントをしているので、偉そうな事を言ってますが、「稽古が始まっても、同じ様な事が思えます様に!」と神様に祈っています。ただ、芸人を二十数年間やってきた直感では 楽しい舞台になりそうな予感しかありません。緊張感と楽しみを与えてくれそうなWBBの舞台、頑張るしかないでしょ!」とコメント。佐野瑞樹は「WBBも、いろんな人たちに支えられ第10回公演の節目を迎えることができました。それが東京芸術劇場のプレイハウス、さらには田村亮さんに出演して頂けるという、まさに夢のような企画になりました。もうワクワクが止まりません!ですがその反面、重責もとんでもないものになっています。感謝の意を込めて、絶対に面白い作品にするという覚悟を持って全力でぶつかっていきますのでぜひ劇場に足を運んでください!! とにもかくにも頑張ります!!」とコメント。作・演出を務める佐野大樹は「WBBを始めて記念すべき第10回目の公演となりました。WBBとしては今までにない規模でやらせて頂く事になり、それに負けないゲストの面々。田村さんをはじめ、とてもとても多彩で実力派の皆様に揃って頂きました。これだけのゲストの皆様とご一緒出来る事に感謝致しております。後はそれに見劣りしない作品を作る事が私の仕事だと思っています。楽しみと怖さでいっぱいですが真っ直ぐぶつかって行きたいと思います。ファンタジーあり、コメディあり、アクションありのエンターテイメントな作品を目指します」とコメント。公演は5月19日(木)から22日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて、5月28日(土)・29日(日)に新神戸オリエンタル劇場で上演される。チケットの一般発売は4月17日(日)午前10時より。
2016年03月02日3月に東京・赤坂RED/THEATERにて上演される、荻田浩一演出・脚本によるO-Parts公演 コメディプレイ『リビング』の主演が発表された。主演を務めるのは、栗山航。2013年にテレビドラマ『牙狼〈GARO〉~闇を照らす者~』の主演・道外流牙役にて俳優デビューし、テレビドラマ『婚活刑事』(2015年)、映画『L・DK』(2014年)などに出演。現在放送中のテレビドラマ『お義父さんと呼ばせて』に水嶋拓也役として出演中だが、舞台は『BIOHAZARD THE STAGE』(2015年)に続き、今作が2作目となり、舞台初主演を務める。舞台『リビング』チケット情報本作は、家庭のダイニングルームを舞台にしたドタバタのワンシチュエーションコメディ。栗山が演じるのは、仕事中に客のクレームに耐えきれず逃亡し、家に引き籠る主人公・マタロウ。しかし、その家でも無職で呑んだくれの父親や長年付き合っていた恋人、出て行った母とその愛人などに振り回されるという役どころだ。コメディ作品には初挑戦となる栗山は「僕はコメディが好きなんですよ。なのでコメディと聞いて嬉しくてワクワクしています。荻田さんならではの間の取り方などを一つひとつ自分に染み込ませていきたいなって思いますね」と期待を膨らませる。テレビや映画など映像の世界でも活躍している栗山だが、舞台の魅力をチーム感だと語る。「時間をかけてみんなで詰めていく作業が楽しいです。チームプレイが好きなんですよ。カンパニーみんなでコミュニケーションをとりながら、ここの芝居がこうだからこっちでこうしたい、とかそういう話し合いができるのはいいなって思いますね」荻田は『牙狼―』を見て、栗山を主役に抜擢したという。「うれしい限りです。ただ、『牙狼―』のイメージを持った方はみんな『全然違うね』って言います。全然クールじゃないんですよ(笑)」その端正な容姿から男前の役が多い栗山だが、今回演じるマタロウは“ささくれて荒れ放題”という今までにない役柄。「マタロウは演じていて気持ちいいだろうなって思います。かっこつけてる人じゃないので。僕自身は穏やかなほうですし引きこもりでもないですが、(役を)作るっていう感覚はあまり好きじゃないので、自分の中にあるものを信じてやりたいですね」共演は元・宝塚歌劇団雪組トップ娘役の舞羽美海や元・劇団スタジオライフの三上俊、*pnish*の佐野大樹、俳優でダンサーの大野幸人などバラエティ豊か。このキャスト陣で描かれるコメディの世界は期待大だ。「コメディですけど、きっと深い作品になると思います。観てくれる方になにか残せる作品にしたいです」(栗山)O-Parts公演 コメディプレイ『リビング』は、3月2日(水)から7日(月)まで東京・赤坂RED/THEATERにて公演。なお、チケットぴあでは先行抽選「プレリザーブ」を2月1日(月)18:00より受付開始。一般発売は2月6日(土)より。取材・文中川實穗
2016年02月01日「気をつけろ、これは罠だ!」豪雨の峠で、一夜の宿を借りようと豪奢な館を訪れた一行を迎えたのは、たった今まで食事をしていた気配が残る、しかし無人の食卓だった。果たして、繰り広げられたのはシリアスな謎解き、かと思いきや……!?【チケット情報はこちら】11月14日(土)に幕を開けたのはWBB vol.9『殺意は月夜に照らされて』。WBBとは、佐野瑞樹・佐野大樹による兄弟プロデュースで『みず=WATER』『だい=BIG』『兄弟=BROTHERS』の頭文字を取り結成。互いの活動で得たすべてを駆使して放たれる極上の舞台なのだ。そして、今回は兄・佐野瑞樹の企画により脚本に徳尾浩司、演出に亀田真二郎を迎えて届けられた。劇場に一歩入ると、そこには雨音に包まれた空間が広がる。舞台の上には瀟洒なリビングのセット。「まるでアガサ・クリスティの小説みたいだな」という、あるキャストのセリフ通り、待っていたのはワクワクドキドキするサスペンス・コメディだ。嵐の夜に辿り着いたのは、結婚式の二次会帰りという5人。彼らは安楽英和(荒牧慶彦)とその姉の披露宴に参加した、彼女の大学の同級生たちでアガサ研ことアガサ・クリスティ研究会の仲間だった。実は安楽の姉に惚れていた園田浩一(佐野大樹)、その同級生の亀井秀介(永島敬三)と未解決事件マニアな西久保アキラ(林野健志)、留年と休学を繰り返した先輩、古屋宗雄(森戸宏明)は持ち前の好奇心と無駄に前のめりすぎる行動力とで、無人の食卓の謎に挑むべく勝手に捜索を始めだす。しかし次から次へと誤解が生じて行き違い、事態は思わぬ方向へ。ドカンドカンと舞台を騒がせる彼らとは別に事態を撹乱するのは小山賢作(佐野瑞樹)と槇野啓(古川裕太)。やがて物語は「赤松峠の殺人事件」と呼ばれる、未解決事件と絡み出す。佐野大樹がカッコよく早とちりし、永島敬三がにぎやかに油を注ぎ、林野健志が不遜な態度で斜め上の推理を広げて、荒牧慶彦はにこにことマイペースに事態を進め、森戸宏明は無駄にやかましくかき回し、佐野瑞樹は淡々と実に当然の権利を主張し、古川裕太は寡黙に佇み爪を噛む。キャストが出たり入ったりしての行き違いに思わず吹き出しながらも、停電により状況が一転し度肝を抜かれ……とワンシチュエーションならではの軽快な展開が続く。そのテンポにつられて観ていると、一気に舞台はスリリングな方向へ。心がぐいっと引っ張られ、惹きつけられてしまう感覚がたまらない。特に注目したいのは終盤の、瑞樹と大樹兄弟のどシリアス、なやりとり。いつもはふざけ倒している(?)、ふたりの意外な姿も堪能してほしい。すべての関係が明かされる時、舞台に残っているのは誰か?──そんな彼らの公演は11月23日(月・祝)まで、東京・赤坂RED/THEATERにて上演。取材・文:おーちようこ
2015年11月17日初回視聴率好発進となった、松坂桃李主演のフジテレビ系で放送中の連続ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」。里見を誘惑する会員制高級クラブのホステス役・佐野ひなこと入山杏奈に加え、新たに女医役で笛木優子が出演することが決定した。そして、話題満載のドラマから11月3日(火)放送の第3話の詳細が到着した。原作は、週刊モーニングで連載されていた人気コミックス「サイレーン」。機動捜査帯(通称:キソウ)の物語が描かれ、相棒でありながら実は恋人同士である里見(松坂桃李)と猪熊(木村文乃)が、とある殺人現場に突如現れた謎の美女・橘カラ(菜々緒)と出会い、運命を狂わされていくクライム・ラブサスペンス。前回放送の2話では、管内で起きた2つの事件をきっかけに、カラの存在が気になり始める里見。そんなある日、被害者が通っていた美容整形外科にカルテを借りに行った里見は、院長の月本(要潤)と対面。しだいにすべての黒幕は月本なのではないかと考え始める。一方猪熊はカラとの距離を急速に縮めていく。数日後、繁華街で通り魔事件が発生。犯人の説得に失敗した猪熊は自分の力不足に落胆し、里見の慰めも耳に入らないまま二人は喧嘩別れしてしまうといったところで物語は終わっていた。松坂さん演じる里見がオタク風の格好に変装し捜査するなどなかなか見ることの出来ない松坂さんに話題を集めた回となった。今回出演が決定した笛木さんが演じるのは、主人公の里見(松坂桃李)が、3話で出会う被害者を担当する医者・倉本。佐野さんと入山さん演じるアイ&レナ同様、原作でも描かれている登場人物で、里見を誘惑するものの、里見の協力者となる重要な役どころ。そして11月3日放送の第3話では、通り魔の一件で、自分も猪熊の正義感を手に入れたいと考えるようになったカラ。一方、月本こそが一連の事件の黒幕ではないかと考えた里見は月本をマーク。とある高級会員制クラブに出入りしていることが分かると、猪熊にも内緒で潜入捜査を開始する。やがて、紹介されたアイ(佐野ひなこ)とレナ(入山杏奈)から、クラブの実態が売春組織であること、さらに月本とクラブの関係を聞き出すことに成功した里見。しかし、その話をライバルの速水(北山宏光)が聞いていた。一方で、マンションで待っていた猪熊は、帰ってきた里見からほのかに香水の匂いがすることに気付き、不安を覚える。しばらくして、里見の報告書がきっかけで署に捜査本部が開かれ、クラブを摘発することに。ところが当日、現場で待機していた里見と猪熊の元に、突如「捜査中断」の指示がかかる――。そんなお色気あふれる3人が登場するのは3話以降。4話から登場する笛木さん演じる倉本が、酔った勢いで里見の体をツンツン突いて、手を重ねたりするシーンでは「日曜の早朝、西麻布で酔っ払いのハイテンションシーンの撮影はキツイものがありました(笑)私が里見さんを誘惑しなきゃいけないのに(松坂さんが魅力的で)こっちが落とされてしまいそうで逆に身の危険を感じました(笑)」と語り、「年の差もあるのでイタくならないよう頑張りつつ、倉本としてこれから里見さんを色々と助けられたらいいなと思います」と意気込みを語った。また里見をホテルで誘惑するシーンで3話から登場する佐野さんは、「撮影を行う前に、助監督さんとリハーサルを行ったのですが…(松坂さん)筋肉の質感が全く違いました。助監督さんは筋肉なかったです(笑)でもそんなリハーサルの効果もあって、“思い切り演じきらないといけないんだ”っていう心構えができました」撮影秘話を暴露。一方、入山さんも「初日は、いきなり松坂さんの服を脱がせるシーンだったのですが“何をされても平気なので好きにしちゃってください”と言ってくださって、その優しさが嬉しかったです」と話した。なぜカラは猪熊をつけ狙うのか、事件を謎得ヒントを握る彼女たちの活躍にも期待したい。「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」は毎週火曜日22時よりフジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2015年11月03日ジャニーズ事務所所属の俳優、佐野瑞樹と、演劇ユニット*pnish*のリーダー、佐野大樹による兄弟演劇ユニット「WBB」。同ユニットの第9回公演、WBB vol.9『殺意は月夜に照らされて』が11月14日(土)より東京・赤坂RED/THEATERで上演される事が決定した。「WBB」は毎回、遇数回公演は弟の佐野大樹が企画を担当する通称「Side-B」、奇数回公演は兄の佐野瑞樹が企画を担当する通称「Side-W」のふたつの形式で行われている。奇数回となる今回は佐野瑞樹が得意とするワンシチュエーションコメディ作品。脚本を務めるのはフジテレビ系ドラマ『ロストデイズ』などで知られる徳尾浩司。キャストは佐野大樹、佐野瑞樹のほか、ミュージカル『薄桜鬼』、舞台『K』などに出演した俳優の荒牧慶彦、劇団「柿喰う客」に所属する俳優の永島敬三、劇団「動物電気」に所属する森戸宏明など、多彩な面々。物語は、豪雨の中、結婚式の参列者が車で2次会に向かう所から始まる。途中、車が動かなくなってしまい、とある洋館を訪ねる一同。彼らを迎えたのは、温かい食事、清潔なベッド、燃えさかる暖炉。だが、洋館の住人の姿はどこにもない。まるで、彼らが来ることが分かっていたかのような・・・。恐怖が笑いを、笑いが恐怖を誘うサスペンス風ワンシチュエーションコメディだ。同作の上演決定に際し、佐野瑞樹は「WBBもあっという間に9回目。来年には10回記念公演が待っています!その前に、僕が企画を担当するSide-Wの純粋なコメディの力というものを存分に魅せつけたいと思います!! まずは脚本。そしてガチな役者勢。それを支えるスタッフと一丸となって笑わせます!!こだわりのワンシチュエーションコメディ、観たことある人もない人も、好きな人もそうでない人もぜひ劇場まで足を運んでください!! きっとほっこりとした気持ちで帰れますよ(笑)」とコメントを寄せている。WBB vol.9『殺意は月夜に照らされて』は11月14日(土)から23日(月・祝)まで東京・赤坂RED/THEATERにて上演。チケットの一般販売は10月10日(土)午前10時より開始。
2015年09月07日