子どもがまだ生後半年くらいのころ、初めて子連れで飛行機に乗りました。お願い!泣かないで!!隣に座ってたい男性が終始、ため息、にらみつけてきて本当に怖かったです。確実に煙たがられている感じでした。電車と違って逃げることができないので本当に苦痛でした。飛行機に乗る約2時間の間、子どもが少し「うー!」と言うだけ「はぁ…。ったく…。」と呟き、冷たい視線を感じました。私は、子どもに泣かれないようにヒヤヒヤしながら過ごしていました。 ◇◇◇ この出来事があってから、飛行機や新幹線など、長時間乗る公共交通機関は乗らないようになりました。その後、車を購入し車移動をするようになり気がラクになりました。 作画/さくら著者:小林りか40代、現在子供は12歳です。そろそろ反抗期かなというかんじです。
2024年05月01日長女が5歳、年中のときのお話です。働き始めた私は、幼稚園の終わる時間のお迎えに間に合わなくなりそうな日がありました。そこで幼稚園に電話を入れると、園長先生から思いもよらない言葉が返ってきたのです……。 園長先生の言葉長女が5歳、次女が1歳のころにパートで働き始めました。上の子が幼稚園、下の子が保育園で送迎が2カ所になってしまったこともあり、育児と仕事の調整がうまくできず、子どもにさみしい思いをさせてしまうこともしばしば。 ある日、パートの勤務時間の変更があり、パートが終わってから上の子を幼稚園に迎えに行くと、あと少しで預かり保育が始まってしまう時間になってしまいました。預かり保育とは、幼稚園の時間が終了したあとに、延長で子どもを預かってくれる制度です。 そこで幼稚園に電話して、園長先生に「ギリギリ預かり保育の前に間に合うか、間に合わないかという状況になってしまうのですが」と相談しました。 すると、「過ぎてしまうようでしたら、預かり保育を利用していただいて構いませんよ。そうすれば、もう少しゆっくりされてから迎えに来られても大丈夫ですし」と気遣ってくれたのです……。 当時はいろいろ悩んでいたため、「ゆっくりしてから迎えに来ていい」と言われたことにとても救われました。園長先生の温かい対応に心が癒やされたこともあり、仕事が忙しくつらかった時期を乗り越えられたと思います。それからは、仕事の忙しい時期も落ち着き、仕事と育児のバランスをとりながら生活できるようになりました。 その後もたまに子育ての悩みなどを園長先生とお話しし、コミュニケーションを取っていました。働き始めてすぐは大変でしたがあのときの園長先生の温かい言葉には今も感謝しています。 著者:松原 りさ
2024年05月01日お姉ちゃんと一緒に「いただきます」をして、ご飯を食べようと思ったら…!?何だか渋い顔をしている赤ちゃん。一体どうしたのかな? ご飯の時間だよ♪ ご飯の時間になりました。 お姉ちゃんのここなちゃんはご飯を食べ始めましたが…妹のかんなちゃんは何だか渋い顔。 どうしたのかな?? 何か訴えているけど…「ご飯、食べないの??」とママ。 すると… かんなちゃん、ママに何かを訴えています。 なかなか伝わらないなぁ… ママもかんなちゃんの言いたいことを何とか理解しようとしますが… なかなか理解ができません(涙) お姉ちゃんも心配してるよ? すでにご飯を食べ始めているお姉ちゃん。隣のかんなちゃんの様子を見ながら、 「なんでご飯食べないのかな?」 「お腹が空いてないのかなぁ?」と、心配してくれていますよ。 ようやく解決!?「どうやったら、ママにわかってもらえるかなぁ…」と考えたかんなちゃん。 ジェスチャーを加えてママにアピール! (これ、、これがあたちイヤなの!!!)という心の声。ママにちゃんと伝わるかな?? 気づいてもらえた♡ ママも「エプロンが嫌なのね?!」と納得!!エプロンを外してみると… スッキリ♪ 言いたかったことがちゃんとママに伝わったかんなちゃん。エプロンも外れて、首元もスッキリ! 気を取り直して「いただきます♪」 ようやく、ご飯を食べることができそうです!「いただきます!」 ご飯美味しい♪ かんなちゃん、嬉しそうにご飯を食べます♡ママやお姉ちゃんもご飯を食べるかんなちゃんを見てほっと一安心♪たくさんご飯食べてね。 YouTube「いっちーファミリー@itchyfamily」では、他にも可愛らしい動画がたくさん配信されていますよ。 姉妹で遊ぶ姿や、仲良し姉妹の日常の姿をぜひご覧くださいね。どれも思わず笑顔になってしまう動画ばかりですよ。また、Instagram(@kokopapagram)も更新しているので、そちらも要チェックですよ! 娘がご飯を食べない..まさかの理由とは!?|いっちーファミリー画像提供・協力/いっちーファミリー
2024年05月01日出産時を振り返ると、たびたび話題になるのがパパの振る舞いです。中でも、陣痛中のスマホ問題は切実……。出産から時間が経ってもなお、思い出すとイラッとするエピソードになっているようです。では、出産に立ち会うパパは、どのように過ごせばよいのでしょう? ベビーカレンダー公式インフルエンサー組織「ベビカレメイト」のママと開催した座談会で、話を聞きました。座談会では「陣痛時、必要以上のスマホ操作は好ましくない」と言う意見で一致。陣痛中、パパは手持ち無沙汰だったり、何をしていいかわからなかったりするのも頷けますが、ママは命懸けの出産に挑んでいます。陣痛の痛みを想像して…陣痛の長さや痛みは人それぞれ。それでも一定の間隔で痛みが訪れ、そのつらさは想像を絶するもの。数時間で分娩に進む人もいれば、日を跨いで痛みに耐える人もいます。 まずは、陣痛がいかに大変か、可能な限り想像し、自分ごとにするとよいでしょう。 スマホゲームや不要なネットサーフィンは控えるか、ママの了承のもと、おこなうのがベターと言えます。パパへのお願いでは、陣痛中のパパはどのように振る舞うのが良いのでしょう。座談会では、3つの意見が挙げられました。 ドラマのようにそばで応援痛みを代われない以上、パパにできることには限りがあります。しかし、その場にいるだけで、心強かったり一緒に出産に臨んでいる気持ちになったりするのは紛れもない事実です。 人生イチと言っても過言ではない痛みに向き合うママには、誠心誠意向き合ってほしいもの。妊娠・出産ドラマを視聴し「ドラマのように応援する姿勢」を研究しておくといいかもしれません。 親に出産の進行状況を連絡いざ陣痛が来たとなると、ママの両親も心配しているはず。パパには出産の進行状況を両親に連絡してほしいと言う意見も挙がりました。 痛みと痛みの間はママにとっては貴重な休憩時間。少しの連絡でさえ、思うようにはできないものです。事前に連絡先を交換するなどし、連携を取れるようにしておきたいですね。 写真を撮ってほしい最後に挙げられたのが、陣痛・出産時の写真を撮ってほしいと言う意見でした。出産時の写真は二度と撮れない貴重なショット。 陣痛に耐える姿はもちろん、産まれてくる瞬間など、どんな写真を残したいかは出産前に話し合っておくといいかもしれません。 逆に、写真を撮られたくない場合も事前に伝えておきましょう。また、院内での撮影は産院に確認しておくと安心です。出産に立ち会うパパの心得何より、陣痛は言い表せないほどキツいもの。一般的な腹痛とは異なります。パパにはそれをしっかり理解し、出産に向き合ってほしいのです。 そして、重要なのは、何があってもイラッとしないこと、後に引きずらないこと。陣痛のつらさのあまり、ママはひどいことを言うかもしれませんが、どれも陣痛の痛みがそうさせているのです。 意外と忘れられない出産時のパパとのエピソード。立ち会い出産をする人は、穏やかな気持ちで出産当日を迎えられるよう、事前に話しておくといいかもしれませんね。 ベビカレメイトのママたちの体験談が、これから出産を迎えるママの参考になることを願っています!
2024年05月01日夫の実家は、車で3時間以上かかる遠方です。そのため、ゴールデンウィークやお盆などの長期休みに、義理の実家へ泊まりに行くのが恒例になっています。私は今回の出来事があるまで、うまく義父母と付き合えていると思っていたのですが……。ドアの向こうから聞こえる私の悪口子どもたちは義父母が大好き。義実家へ泊まりに行くことをいつも楽しみにしていて、私も義実家へ泊まることに抵抗はありませんでした。当時、3歳と2歳になったばかりの子どもたちを連れて義実家へ泊まったときのことです。2人ともイヤイヤ期で、私は常にイライラ。今振り返ってみると、心に余裕がなかった時期だと思います。 子どもたちを寝かしつけて自分も寝ようとしていたとき、ドアの向こうで義父母の会話が聞こえてきました。 「さっきも無視したよ。せっかく話しかけているのに」、「子どもに手がかかるからって……もう少し気を遣えないのか」 すぐに自分のことだとわかりました。義母に話しかけられたとき、子どもたち2人が同時に大泣きしていて、私は子どもをなだめるのに必死でした。泣き続ける子どもにイライラし、義母の話が聞こえていないフリをしていたのです。 これ以上自分の悪口を聞きたくなくて、「おやすみなさい」とドア越しに伝えてその場を離れました。義父母は会話が聞こえていることに気づいたかもしれませんし、まったく気づいていないかもしれません。私は悲しくて暗い気持ちで眠りにつきました。 次の日の朝、義父母は普段通り接してくれています。気まずいと思いつつも、私も気にしないようにと考え直して普段通り過ごしました。 義父母との関係は良好だと思っていたのに、悪く言われるのはショックでしたが、私も悪いところがあるのでとても反省しました。このことがなかったら私はやさしい義父母に甘え、もっと失礼な態度をとっていたかもしれません。いくら仲が良くても、親戚との付き合い方は気をつけようと思った出来事でした。 著者:今井まい6歳息子と4歳娘、夫と犬の4人+1匹暮らし。薬剤師として働くママ。モットーは子どもと一緒に学び続けること。自然科学を中心とした体験重視の知育や、働くママのための記事を中心にライターとして活動中。
2024年05月01日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、赤ちゃんの水分補給について教えてくれました。これからの季節、水分補給は欠かせないですよね。月齢ごとのポイントや水分補給の際の注意点についても詳しくお話ししてくれています。ぜひ参考にしてくださいね。気温が高くなるこの時期、赤ちゃんの水分補給に迷うこともあるかと思います。今回は、月齢ごとに水分補給のポイントについてお話ししていきます。 生後6カ月未満の赤ちゃんの水分補給生後6カ月未満の赤ちゃんへの水分補給は母乳か育児用ミルクが最適で、その他の水分は不要と言われています。お茶や白湯などの水分は赤ちゃんの未熟な消化機能では水分として取り込みづらく、その他の水分をとることで必要な母乳や育児用ミルクを飲む量が減ってしまうことがあり、必要な栄養が取れなくなってしまうリスクがあるからです。 そのため、生後6カ月未満の赤ちゃんが外出先や野外でなどで汗をたくさんかいた場合には他の水分をあげるのではなく、授乳間隔を通常よりあけないようにするなど、こまめに授乳をすることが大切です。 生後6カ月〜1歳未満の赤ちゃんへの水分補給生後6カ月〜1歳未満の赤ちゃんは、離乳食を食べるようになってきて、母乳の授乳回数や育児用ミルクの量が減ってくるかもしれません。基本的には生後1歳未満であれば、水分補給の中心は母乳や育児用ミルクがメインなので、無理してその他の水分で水分補給する必要はありませんが、お茶や白湯などの他の水分も離乳食や授乳に影響しない程度に進めても良いでしょう。 最初は、麦茶や白湯をあげるようにすることをおすすめします。ミネラルウォーターをあげる場合は、赤ちゃんの胃腸に負担の少ない軟水にしましょう。 また、赤ちゃん用のイオン飲料やジュースは、あげすぎるとそれだけを好んで飲むようになることがあり、糖分のとりすぎに繋がってしまいます。発熱などの病気の際にもなるべく、母乳や育児用ミルクを与えるようにしましょう。 一気に飲ませるのはNG! 与え方のポイントは?麦茶や白湯の赤ちゃんへの与え方のポイントは、いっぺんにたくさん飲ませるというよりは、少量を数口程度にこまめに分けてあげる感じがおすすめです。基本的には、コップやスプーン、ストローなどであげるようにします。哺乳瓶で慣れている場合は、哺乳びんであげても大丈夫です。 しかし、生後1歳未満であれば、水分補給の中心は母乳や育児用ミルクがメインなので、基本的には、無理してその他の水分で水分補給する必要はありません。母乳や育児用ミルクは、通常の授乳間隔よりあけすぎないようにいつもよりこまめにしっかり飲ませるようにすることが大切です。 1歳以降の水分補給のポイントは?1歳以降の赤ちゃんは離乳食も進んできて、母乳や育児用ミルク以外にも、麦茶や白湯を水分補給に取り入れる家庭も多いことでしょう。外出する際にもベビー用の麦茶などを携帯しておくのがおすすめです。 母乳を飲んでいる場合には、基本的には欲しがるときにお子さんにあわせて与えれば問題ありません。育児用ミルクの場合も、通常の回数や間隔であげてください。 水分補給をおこなうタイミング水分補給のタイミングは、通常のお世話のタイミングや遊んだあと、お風呂上がりなどがよいでしょう。春夏の季節の外遊びは気温も高く熱中症の心配も出てくるので、こまめな水分補給を心がけてくださいね。 水分補給は、飲ませようとしてもなかなか飲んでくれないというお子さんがいたり、反対に、水分を欲したときに一気にたくさんの量を飲んでしまうこともあるでしょう。効果的な水分補給のポイントは、一気に飲ませるのではなく、少量ずつこまめに飲ませてあげること。 1歳を過ぎると、赤ちゃん用のイオン飲料やジュースなどを好んで飲む子も多く、水分補給が気になるママとしてはついつい与えてしまいがちにもなりますが、糖分のとり過ぎや虫歯の原因となることもあるので注意しましょう。 このころの水分補給は、ストローマグなどであげることも多くなるかと思います。逆流防止機能のあるストローであっても、口をつけた物を長時間常温に置いておくのは雑菌が繁殖しやすいので避けるようにしましょう。 別の容器で用意しておき、少量ずつ新しい物を入れてあげるのも良い方法です。1回に入れる量は、1〜2時間で飲み切る量を目安にして、それ以上の時間になったら破棄するようにしましょう。 まとめ水分補給のポイントをおさえて、赤ちゃんの成長や様子に合わせて対応していけると良いですね。 引用参考文献:NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会編集、『母乳育児支援スタンダード』 医学書院、2009参考サイト:やってる人多し!体調の急変にもつながるので要注意!乳幼児への熱中症予防対策を現役助産師が教えます|ベビーカレンダー参考サイト:実はお茶や白湯はNGなことも!?助産師が教える暑い季節の体に負担をかけない「水分補給」とは?|ベビーカレンダー 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2024年05月01日出産直後から産後うつになり、とても苦しい時期を過ごしました。夫や私の両親は理解を示してくれたのですが、義母に症状を伝えたところ、とんでもないひと言が返ってきて……。ドン引きしました。 産後うつだと義母に伝えたところ…出産して、産後うつになった私。「自分は子育てができない」と悩み、食事もまともに食べられない、眠れない、涙が出てくる、と思い出しても本当につらかったです。 夫や私の両親は産後うつについて勉強し、理解を示してくれました。私が少しでも休めるようにと、夫は早めに帰宅をして育児をしたり、母は家事を手伝ってくれたりと、本当に有難かったです。 あるとき、義母に産後うつだと電話で話したところ、「子どもを産んだだけでうつ? どういうこと?」「そんなことでこれから育てられるの?」とお説教が始まり……。追い詰められた私は始終泣いていました。 その後も義母から電話が続き、堪忍袋の緒が切れた夫が「いま○○(私)は病気なんだ。看病する気がないなら放っといてくれ!」と言って電話禁止令を出してくれました。家族の助けや病院の治療で、うつの症状は治っていきました。今は元気を取り戻し、夫と両親にはとても感謝しています。しかし、義母の余計なひと言で症状が悪化したため、義母の言動は今も忘れられません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◇ ◇ ◇ 産後はホルモンバランスが急激に変わり、この変化が自律神経に影響を及ぼします。よく聞かれる「マタニティブルーズ」は一過性の生理的なもので、産後2週間ほどで自然に治まることがほとんど。一方の「産後うつ」は早ければ産後2〜4週ごろに発症し、こちらは医療機関での治療が必要です。マタニティブルーズが悪化して産後うつになるケースも少なくないので、ひとりでかかえこまず、かかりつけの医師または心療内科や精神科に相談して治していきたいですね。 イラスト/シュー子著者:中田美子監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月30日子どもとスーパーで買い物をしていたときの話です。 ちょっとやめてよ!野菜コーナーでカボチャを見たときに子どもが突然「ママのおしりはかぼちゃみたいに大きいよね」と大きな声で話しました。周りの人にも聞こえる声だったので、それを聞いたご婦人が驚いていたのを覚えています。とても恥ずかしかったです。 家でよく夫が私に対し言っていた言葉を真似したのだと思います。子どもは夫婦の会話をよく聞いているため、気をつけなければならないなと感じたと同時に、子どもの前では乱暴な言葉や、下品な言葉を使う事はしないようにしようと夫とも共有し、気をつけています。 作画/加藤みちか著者:北川みずき 3人の男の子を育てる専業主婦。
2024年04月30日私の息子はよく汗をかきます。当時1歳の息子は、単純に子どもで代謝が良いから汗がよく出ると思っていました。しかし、保育園の先生から「汗っかきだよね」と言われるように。髪の毛があまりなかった赤ちゃん時代や冬は問題なかったのですが、夏になると頭から強い臭いが出るようになり……。こまめに汗を拭いてみても…保育園の先生から指摘されてから、肌荒れを防ぐためにタオルなどでこまめに息子の体を拭くようになりました。清潔に保てたのか肌荒れはありませんでしたが、息子を拭くたび、頭から汗の臭いが強く出ていることに気が付きました。 そこで、頭皮や髪の毛もなるべく拭くように心がけ、シャンプーでなるべく丁寧に洗うようにしたのですが、頭の臭いはなかなか消えてくれなかったのです。 理容室のご主人に相談してみるとある日、息子を理容室に連れて行ったときのこと。私は、ふと息子の頭の臭いに悩んでいると理容室のご主人に相談してみました。ご主人は、「たしかに少し臭うね。予洗いを長めにしてみたら?」とアドバイスをくれました。 予洗いとは、ブラッシングして髪の毛の絡まりをといたあと、シャンプーをする前にお湯だけで髪の毛を洗うことです。先に予洗いすることで頭皮や毛穴の汚れを浮かし、シャンプーの効果が高まると言われているそう。 早速、翌日から試してみると、私の息子には効果テキメン! 完全に臭いが消えたわけではありませんが、不快には感じない程度に改善されていたのです。 臭いの原因はさまざまなため、予洗いで必ずしも臭いが軽減されるわけではないそうです。今回の件で初めて予洗いというものを知った私。毎日汗を拭く作業は大変でしたが、子どもがいるからこそ自分の知識が広がったと感じます。また、ささいなことでも困ったときは、誰かに相談したほうが良いと改めて学びました。 イラスト/森田家著者:長谷川 なぎ
2024年04月30日息子が生まれたばかりのころの話です。里帰り出産をした私は、実家から近い祖父母の家で1カ月ほどお世話になっていました。そんなある日、祖父が何気なく放った言葉に私はとてもショックを受けてしまいました……。 祖父の何気ない一言そのころの息子はよく泣く子だったので、泣き始めてすぐは様子を見ているようにしていました。息子を抱き上げた祖父は、「こんなに泣いているのにママに抱っこしてもらえないなんて、かわいそうに」と言ったのです。 私にとっては初めての子育て。泣いている理由もまだわかりませんでした。 祖父にも悪気はなかったと思いますが、そのときの私は産後で心身ともにボロボロの状態。その一言が割れたガラスのように心に突き刺さってしまい、ショックでぼう然……。その後、そのまま別室に行って、しばらく一人で泣いていました。 後日、夫が私の祖父母の家に来たとき――。 息子を夫に任せ、私はのんびりとお風呂へ。私が入浴してからしばらく経つと息子はぐずり出してしまい、いくら夫があやしても私が戻るまで泣き続けていました。 そのときにも祖父は「かわいそうに」「やっぱりママじゃないとダメなんだ……」と夫と息子に対して言ったそうです。今度は、夫が祖父の言葉にひどくショックを受けていました。 私たち夫婦は、2人で協力して子どもを育てていこうと約束していました。もちろん性差はありますが、「ママじゃないとダメ」「パパじゃないとダメ」ということはできるだけないようにしていくつもりだったのです。 今回のことで、祖父のような近しい存在でも、子育てに対する考え方が違ったり、何気ない言葉で傷つけてしまったりすることがあると気づかされました。子育てをしていく過程では、大小あれどこのようなことはまた起こるのかもしれません。私たち夫婦は、この出来事をきっかけに改めて話し合いました。そして、アドバイスは参考にしつつも、人の言葉に惑わされず、息子に合った育児スタイルを確立させていこうと心に決めました。 イラスト/ふくふく著者:松本 ロイ子
2024年04月30日3歳の息子と公園にお出かけしたとき、息子と遊んでいた小学生のひとりが「トイレ」と言い出します。公園内にトイレはなく、自宅のトイレを貸してあげたのですが、その後まさかの展開に……。 こんなことってある!?団地住まいの3歳の息子と私は、敷地内の公園によく遊びにいきます。あるとき、息子と一緒に遊んでいた小学1年生くらいの男の子がもじもじし始め、「トイレに行きたい……」とひと言。公園内にトイレはないため、自宅のトイレを貸してあげることにしました。最後に「ありがとうございました」とお礼が言えるいい子だったのですが、その日以降、その子は私と息子が公園にいない日でも「トイレを貸してほしい」と何度もわが家を訪ねてくるように。漏れそうで困っているという様子でもありません。トイレを一度貸したことをきっかけに、わが家のトイレが「気軽に行ける公衆トイレ」だと思われているのでは!? と思った私は、「漏れそうで急いでいるとき以外は、自分の家のトイレを使ってね」とやんわり注意しました。 その後、その子がトイレを貸してほしいと言うことはなくなりました。困っているときはトイレを貸してあげたいですが、「漏れそうなときだけ」などのルール作りは必要だと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:桂ゆかり
2024年04月30日息子が3歳、娘が1歳のときの話です。当時、私は家で遊ぶと部屋中散らかり放題になるため、できるだけ児童館や公園などへ外出していました。ある日、ママ友のと子連れで公園へ行った日のこと。帰宅した私に放った夫の言葉に一瞬耳を疑いました……。 ママ友と公園ピクニックを計画あるとき、仲良しのママ友と子どもを連れて大きな公園に行く計画を立てました。ママ友親子と会うのは久しぶりだったので、お弁当を持参し、午前中からたっぷり遊ぶことに。お出かけまでの準備や乳幼児を2人連れたワンオペの外出は一苦労ですが、私も子どもたちも公園ピクニックをとても楽しみにしていました。 しかし、準備の段階でやっぱり大変! まず、お弁当。それから水筒・着替え・タオル・おやつ……など外出時の常備品。さらに、息子には三輪車もせがまれました。いつも以上に準備で疲れてしまいましたが、すべては子どもたちの笑顔のために! そう思って頑張りました。 当日は、大量の荷物を持ちながら娘の抱っこに対応。また、元気な息子を見守ることにも必死の私。 当然、ママ友とゆっくり話せる時間もありません。それでも、楽しく遊べたので私は満足でした。 夫のありえない発言公園から帰宅すると一気に疲れが押し寄せてきました。この日は休日で在宅だった夫に「ちょっと疲れたから休んでくるね」と私は言いました。すると夫は……。 「今、友だちと遊んで息抜きしてきたのに、疲れたって?」と言ったのです! 思わず「これのどこが息抜きなんだよ!」と私は夫にまくし立てて、準備から当日まで大変だったことを話しました。 私の訴えに夫は、「ごめん。息抜きではないね」と謝罪。私はひとりで休憩することができました。その後も、わが家ではこのスタイルが定着。夫の休日に私が子連れでママ友とお出かけしたあとは、帰宅後は育児を夫とバトンタッチするように。そうすることで私も夫もひとりの休憩時間を確保することができるようになりました。きっかけは夫のありえない発言でしたが、結果的にお互いに息抜きができるようになってよかったです。 著者:都 うめこ
2024年04月30日下の子が幼稚園のとき、クラスの違うお友達のママからなぜかとても気に入られ、よく話しかけられるようになりました。え!?今なんて!?特に避ける理由もなかったので、会ったらおしゃべりする程度でした。ある日、そのママが通っているクリニックの整体師さんがどれだけカッコ良いのかを話してきました。私は「へぇ、イケメンだね」程度に答えていたのですが、それからというものもっぱら彼女の話題は整体師さんがどれだけイケメンなのかばかりに。ある日、別のママから「あの人整体師の人と不倫してるんだよ」と告げられました。旦那さんは単身赴任で海外にいると聞いていたのですが、楽しそうに不倫している姿を彼女はSNSに投稿しているのも見てしまいショックを受けました。 その後、話かけられたら対応はするけれど、自分からは挨拶以外は話をしないようにしました。 ◇ ◇ ◇ 不倫していることがバレバレなのに、アピールするような行動をとる人と仲良くするのはトラブルなどに巻き込まれたりしないためにも、このママのようにある程度距離を置くことも大切かもしれませんね。子どものことを考えると、わざと避けるよりも当たり障りのない対応をすることが良いのかもしれませんね。自分と価値観が合わない人とは、ある程度距離を置き無理に合わせず、ママの心の平和を優先させると良さそうですね。 作画/さくら著者:米田芽衣子40代、中学生と大学生の子がいる母。正社員で働きつつ家事は全て担当しているブラック主婦。
2024年04月30日私自身の通院のため、3歳の息子を義実家に預けていました。息子を迎えに行くと、義父が息子と仲良く遊んでくださっていて感謝の気持ちでいっぱいでした。しかし、後日、再び預けた日……私は義父が息子にとんでもないことを言い聞かせているのを目撃してしまったのです――。 冗談では済まされない息子が帰宅後、義父と遊んだ時のことを話してくれたのですが、義父のことを「おとうさん」と呼んだのです。 いつもなら義父のことを「じいじ」、夫のことを「パパ」と呼んでいる息子。義母が義父のことを「おとうさん」と呼ぶので、それを真似しているのかな?と思い、その場ではとくに何も言いませんでした。 後日、再度、預けた息子を義実家へ迎えに行ったとき――。 わたしが「お義父さんありがとうございました」と言いながら部屋に入っても、耳が遠い義父は私に気が付きません。そこで、近くまで行って声をかけようとしたそのとき……とんでもない会話を聞いてしまったのです。 いつも通り義父のことを「じいじ」と呼んだ息子。すると、義父は「『じいじ』じゃなくて『おとうさん』と呼びなさいと言っただろ」と息子に言ったのです。 その言葉を聞いて私はゾッとしました……。たとえ冗談のつもりでも、自分を「おとうさん」と呼ばせようとしていたことに驚きとモヤモヤした気持ちに。また、私や夫のいないところでそんなことを息子に教えていたということを不快に感じました。 息子も違和感を覚えたのか、すぐに「おとうさん」と呼ぶことはなくなりました。夫の親族のこともそれなりに信頼していた私。身内と言えども、子どもに関しては目を光らせておかないといけないのかなと考えさせられた出来事でした。 イラスト/ぽん子著者:二原 紗奈
2024年04月30日モグモグと美味しそうにご飯を食べる赤ちゃん。するとママから、「いただきますした?」の一言が。ママの質問への赤ちゃんの反応に思わずクスッ♪ ママとお姉ちゃんはお話し中 ご飯の時間。その前に、ママとお姉ちゃんは大事なお話しをしています。 ご飯美味しい…♡ その横で、妹のかんなちゃんはすでにご飯に夢中です(笑) 美味しそうに食べていますね♪大物っぷりを発揮しています! あれ?「いただきます」したかな?ご飯をモグモグ食べていたかんなちゃん。すると、お姉ちゃんとのお話しが終わったママがあることに気づきました。 「かんな、いただきますした??」 すると… あ!?そういえば… ママの言葉に思わず振り向くかんなちゃん。 「あ!忘れてた…!?」という表情が微笑ましいですね(笑) さらに… 「いただきます!」 ママの方を見て、「いただきます」をアピール(笑)(あたち、「いただきます」忘れてなんかないよ…) しっかり「いただきます」もできました! ママも思わずクスッ♡ かんなちゃんの大慌てな「いただきます」を見て、ママも思わずクスッ。ママ達にも再び笑顔が♡かんなちゃんのファインプレーで、みんなで笑顔の食卓になりました♪ YouTube「いっちーファミリー@itchyfamily」では、他にも思わずクスッとしてしまう動画がたくさん配信されていますよ。 ショート動画はどれも大人気♪姉妹で遊ぶ姿や、仲良し姉妹の日常の姿をぜひご覧くださいね。また、Instagram(@kokopapagram)も更新しているので、そちらも要チェックですよ! 「いただきます」をし忘れてママにバレた!その時、1歳児の反応は|いっちーファミリー画像提供・協力/いっちーファミリー
2024年04月30日同性カップルの日常をYouTubeチャンネル『ふたりママFamily(旧Maho Risa Family)』で発信しているMahoさんとRisaさん。パートナーシップ宣誓し、家族となった2人。その後Risaさんが2022年11月に長男・ぽこ太郎くんを出産しました。今回は、Mahoさんが妊娠・出産したということで、1人ずつ出産しようと思った経緯や年子育児のメリット、デメリットなどをお聞きしました。 ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=『新しい家族のカタチ』について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 職場の同僚のMahoさん(写真左)とRisaさん(写真右)。一緒に仕事をする中でお互いに惹かれあい、お付き合いをスタートし、家族になりました。 付き合ったころから「子どもが欲しい」と思っていたという2人。さまざまなステップを経て、デンマークの精子バンクで1,000人以上の候補の中からドナーを決定。5回目のチャレンジでRisaさんが第一子・ぽこ太郎くんを授かり、2022年11月に出産しました。 育児に専念するため、しばらく動画をお休みしていた2人。久しぶりに更新した内容は、なんと「2人目の妊娠発表」! 今回妊娠したのはMahoさん。2024年3月に第2子を出産しました。2人のママが、1人ずつ出産したわけとは…!? マイノリティだからこそ、分かり合えるきょうだいが欲しかった2人は元々、「子どもは2人欲しかった」そうです。 その理由は、「マイノリティだから、分かり合える相手としてきょうだいがいた方が良い」と考えてのことだと語っていました。 年齢的に子どもを3人もつことは厳しいかもしれないため、話し合って子どもは2人と決めたようです。 2人のママが1人ずつ出産したわけとは?子どもたちの将来を考えて、きょうだいを作ろうと計画した2人。Mahoさんは最初から「絶対に子どもを産みたい!」と思っていたそうですが、Risaさんは自分で産むことに関しては、「どちらでもいいかな」と思っていたそう。 そんな中、「家族が増える=家族としての幸せが倍になる」という話を2人でしているうちに、Risaさん自身も自然と「子どもを産みたい」と考えるようになったといいます。 自分も産みたいけど、2人の子どもを想像したときに「Risaの子どもを育てたい」というMahoさんから熱望もあり、1人ずつ出産することにしたようです。 なぜ「絶対に自分が産みたい!」と思っていたMahoさんからではなく、Risaさんが先に出産したかというと、年功序列で決めたそうです。 年子育児のメリット・デメリット動画では、年子での妊娠・出産・育児を振り返って良かったこと、大変だったことを教えてくれています。 良かったこと・上の子もまだ小さいので、ママが妊娠することによる寂しさをあまり感じていない・1人目の出産・育児の記憶が新しいから、2人目育児の想像がつきやすい・出産準備がラク。上の子のものを使える 大変だったこと・ぽこ太郎が保育園1年目なので風邪をひくことが多かった・妊娠中のMahoさんが子どもと一緒に風邪を引きやすかった・妊娠中の抱っこが大変だった このほかにも、「上の子と同じ産院で出産し、同性カップルという特殊な環境を温かく受け入れてもらえた」ことが良かったそう。 同性カップルだからこそわかり合えること「1年前にパートナーが妊娠・出産を経験しているからこそ、つらさや大変さをわかり合うことができた。これはめちゃくちゃ良いことだった!」と語るMahoさん。 初めての妊娠で不安な中、一度出産を経験しているパートナーが横にいてくれるのはとても心強かったそうです。 また、2人のつわりの重さが違ったことから、「人によっても妊娠や出産の状況は異なる。決めつけた価値観で話さない方が良い」など、お互いに経験しているからこそ理解し合えることもあったといいます。 ◇◇◇ 動画では、終始おふたりが笑顔で見つめ合って話す姿から、お互いを想いあっている様子がとても伝わってきます。そんな姿に、視聴者からは『愛に溢れた素敵な家族だと心から思える。お体お大事に赤ちゃん楽しみにしてます!』など、たくさんの応援コメントが届いていました。 同性カップルの子育てや年子育児はたくさんの苦労もあるかと思います。お互いの気持ちを分かり合えるおふたりなら、支え合いながら笑顔溢れる子育てができそうですね。 YouTubeチャンネル「ふたりママFamily」では、おふたりの日常生活妊娠中や子育てについてなど、さまざまな動画が投稿されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:ライター 逆井マリ
2024年04月30日次男が3歳のころ、家族全員で地元のお祭りに行ったときの話です。そろそろ帰ろうと階段を上っていると、次男が転んでしまいました。私はすぐさま次男を抱きかかえ、階段をのぼりました。ただ転んだだけだから大したことはないと思った私。まさか救急車を呼ぶことになるとは思いもよりませんでした――。 楽しいお祭りのはずが…救急車!?階段を上ったところで、一呼吸していると、見知らぬ女性が「お子さんの額から血が出てますよ!」と教えてくれました。よく見ると次男の額はぱっくり割れていて、そこから血が流れていて、私の服も血だらけになっていたのです。予想外の出血量に少しパニックの私に、額に当てる用にとティッシュを差し出しながら、女性は「救急車を呼んでもらった方がいいかもしれませんね」と言いながら救護所へ誘導してくれました。 救護所へ着いてもなかなか止まらない出血……。結局救急車を呼んでもらうことに。そして次男と一緒に私もそのまま病院へ行きました。 病院に到着すると、まずCTを撮り、その後、額の傷を縫ってくれました。後日、抜糸に行くことに。 お祭り会場は暗がりで人がたくさんいたため、3歳の次男にとっては歩きづらかったのかもしれません。そして、階段のとんがった角部分に額をぶつけたようで、縫うほどの怪我をさせてしまいました。 処置が早かったおかげか、幸いにも次男の額の傷は目立たなくなりました。あのとき声をかけてくれた女性には感謝してもしきれません。 二度と大きな怪我をさせないよう、今は子どもの目線に立って、歩きづらさや危険なポイントがないかどうかなどを確認するようにしています。 イラスト/ふくふく著者:丘里リル監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月30日子どもが5歳くらいの頃の話です。同居の義母は普段から気性の荒い人でした。特に嫁である私に対するあたりが強く、料理など家事をなじられ、私は肩身を狭くして暮らしていました。その日も突然不機嫌MAX状態になった義母。義母の気性の荒さには慣れていた私も、その日の義母の言動のひどさには驚いていました。夫に相談すると、義母の機嫌が悪い本当の理由がわかって――!? 義母がイライラしているのは…普段から怒鳴られている私ですが、ある日、さすがにあまりの義母の言動のひどさに、夫に相談することにしました。すると、衝撃の事実がわかったのです……。 自営業の私の夫は、支払いが重なるなど資金繰りに困ったときに、大家さんとしてそこそこの収入がある義母にお金を借りていたと言うのです。 義母は私がお金を借りたかのように、私に対してひどい言動を繰り返していました。夫も夫で、私に何の相談もなく、義母に借金を繰り返していたことにショックを受ける私……。 借金を打ち明けられたときには思わず、「家にお義母さんと2人にされている私の身にもなってよ!」と夫に詰め寄ってしまいました。 その後、お金を返すと多少機嫌が良くなる義母ですが、ことあるごとに「誰のおかげでお前たちは生活できているんだ!」と怒鳴ってきます。 夫は外に出てばかりで、義母と顔を合わせるのを避けていました。私が何か言おうものなら、「仕方がないんだ!俺だって一生懸命やってるのに文句あるのかよ!」と逆ギレされる始末です。家では義母にひどい態度をとられ、夫にも逆ギレされ、本当にやるせません。 お金の問題がなければ、もう少し居心地が良かったのだろうかと思う毎日です。義母の怒りをぶつけられるたび、「家族だからといって安易にお金を借りてはいけない」と感じています。夫と私が冷静に話せるタイミングをみて、一度夫婦でしっかり話し合おうと思います。 イラスト/ふくふく 著者:原田加奈子
2024年04月30日私と子ども2人でドライブに行ったときのこと。帰り道にジュースを買ったのですが、しばらくしてすぐに「もうない!」と言い始め……。帰宅して後部座席を見ると、まさかの光景が広がっていました。 車のある部分にジュースがたっぷりと…私と息子2人で少し遠くにドライブに行ったとき。帰り道にジュースを買いました。しばらくすると、3歳の息子が「ジュースがもうない!」と言ってきました。 そんなに早く飲めるはずがないのに……と思いつつ、自宅に到着。子どもを降ろそうと後部座席を見ると、ドアの内側の取っ手部分にオレンジジュースがなみなみと注がれており……。 ジュースをこぼさないよう、雑巾で吸い取りながらキレイにしました。まさか、そんなところに液体が入っているとは思わなかったのでビックリ。驚きとともに、大人の発想では考えつかないことがあるなぁと思いました。 ◇ ◇ ◇ 子どもはときに思いもよらない行動をしますよね。ダメなことはダメと伝えつつ、子どもの好奇心を伸ばしていきたいですね。 イラスト/あやこさん著者:いちご
2024年04月30日私に子どもが生まれ、姉がお祝いをくれることになりました。以前から「お祝いは何がいいか」と聞かれていたのですが、特に思いつくものもなく。「なんでもいいよ」と姉に言っていたのですが……。 あれ?なんで?姉は、私が子どものために何か選んで買えるように、お祝いにお金をくれました。姉が帰った後、もらった祝儀袋の中身を見るとなんと空。 姉に電話をかけて「中が空っぽだった」と伝えると、姉はすぐに飛んできて、ものすごい勢いで謝罪していました。昔から姉はそそっかしいところがあり、入れたつもりで、私にくれる前にチェックをしなかったよう。昔から姉はちょっとおっちょこちょいなところがあり、私も姉だから伝えることができましたが、これが友人や親せきだったら言いにくいだろうな……と思いました。 ♢♢♢誰しもミスはあるもの。しかし、ママが感じたように「お金の話」になると、友人や親戚にはなかなか言い出しづらいかもしれませんね。みなさんが焦ったおっちょこちょいなエピソードはありますか? 作画/市田スナオ著者:井本桜子1児の母。専業主婦。趣味はドラマと映画鑑賞とカフェ巡り。
2024年04月30日娘が小学2年生のとき。保育園から一緒のA子ちゃんが「足にケガをした」と言い、娘と一緒に家にきました。軽いケガだったので簡単に処置をして、そのまま娘と家で遊んでいました。そして、A子ちゃんのママが迎えにきたときのこと。急にまさかのお願いをされ……。 ママ友からの急なお願いに困惑A子ちゃんを預かっているとママに連絡。ですが、夕食の時間になってもA子ちゃんのママから連絡がなく……、仕方がないのでみんなで夕食を食べました。20時を過ぎてようやくママが迎えにきたのですが、いきなりA子ちゃんを怒鳴り始めました。 そして私に、「月曜は仕事が忙しくて遅くなるから、A子を月曜だけ預かってくれないか」と言ってきたのです。保育園のときから押しが強く苦手に感じていましたが、A子ちゃんを不憫に感じて預かることに。 2カ月ほど預かったのですが、一度もお礼はありませんでした。段々とA子ちゃんママへの不信感が募り、預かるのをお断りしました。 その後、A子ちゃんのママから「預かってくれたお礼に親子でコンサートへ行きませんか」と誘われて行くことに。ですが、コンサートの内容は大人向け。娘は飽きたのか、少しあくびをしました。すると、ママが鬼のような形相で娘をにらみつけ……。やはり相性が合わないなと思い、お付き合いをやめました。 ◇ ◇ ◇ 急にお願いされると、こちらも断りづらかったりしますよね。相性が合わないと感じたら、少しずつ距離を置くなどでストレスをなくしていきたいですね。 イラスト/森田家著者:楠田千代
2024年04月29日娘が3歳のとき。体調を崩して保育園をお休みしたのですが、その日はどうしても仕事を休めず、義母に預かってもらいました。そのとき娘が義母に、「ママのごはんが食べたい!」と言ったのですが、そのごはんの正体というのが……。とっても焦りました。 “ママのごはん”の正体は…!?仕事を終えてスマホを見ると、義母から着信がありました。折り返したところ、「⚪️⚪️ちゃんが『ママのごはんが食べたい!いつも風邪のときに食べる』と言うからおかゆを作ったんだけど、これじゃないって言うの。『お母さんがいつも作る大根とかおあげが入ってるおかゆがいい』って言っていたけど、どうやって作るの?」と聞かれました。 義母は料理上手で、その日のおかゆも土鍋で生米から作ってくれたそうです。でも「これじゃない!」と言い張る娘。それはそうです。娘が言っているのは、冷やご飯に残ったお味噌汁をかけただけの“ねこまんま”のことなのです。土鍋も使わず、2秒で完成します。正直に答えたところ、義母が大爆笑してくれたのがせめてもの救いでした。 ◇ ◇ ◇ 子育てをしていると、子どもの思わぬ発言で恥ずかしい目にあったりしますよね。ときに焦ってしまいますが、小さいうちならではの子どもらしい発言を楽しみたいですね。 イラスト/あやこさん著者:今 幸子
2024年04月29日初めての育児は不安ばかりで、自分なりに頑張りつつ義母にも少し手伝ってもらっていました。するとある日、義母からまさかの発言をされ……。そんなこと言わないで…私には0歳の子どもがいます。初めての出産、育児はわからないことだらけで不安だったので、義母に家事や育児を手伝ってもらいながら頑張っていました。 しかしある日、1歳の子どもがいる向かいの家の夫婦を見て、「お向かいさんはよく夫婦2人だけで0歳の時期を乗り越えたわよねぇ」と言ってきたのです。義母に手助けしてもらっている私への嫌味のように感じましたし、義母に頼りきりにならないように自分なりに努力をしていたので、この言葉にはとてもショックを受けました。 もしかしたら嫌味のつもりはなかったのかもしれませんが、何気ないひと言で人の心を傷つけることがあるんだと身をもって実感。相手の置かれている状況をよく考えてから言葉を発するようにしようと、改めて思った出来事です。 作画/さくら著者:見夜
2024年04月29日天気が良く暖かかったので娘とお散歩へ行き、公園で遊び帰るときのことでした。今まではお散歩に行っても「そろそろ帰るよ~」と言うと帰ってくれていたのですが、イヤイヤ期が始まった娘はその日まったく帰りたがらず困っていました。帰りたくない娘の攻撃に涙目に…夜ご飯も作らないといけないし暗くなってきてしまうので、抱きかかえて強制的に帰ろうとするとやはり大泣き! 大暴れがはじまり、普通に帰れば5分もかからない道を10分以上かけて帰ることになりました。周りの視線も気になるし大暴れされ、顔を叩かれた私は泣く寸前でした。そんなとき、通りかかった見知らぬおじいちゃんが「大変だね、えらいね。お疲れ様」とひと言声をかけてくださいました。そのときは「ありがとうございます」としか言えませんでしたが、とても気持ちがラクになりました。 ◇ ◇ ◇ 今でも遊びやお散歩の帰宅時は、イヤイヤと大騒ぎされ対処方は見つかっていません。しかし、冷たい目線が向けられているわけではない、と気持ちを落ち着かせることが出来るようになりました。外に出るときは、なるべく予定は入れず時間に余裕を持たせるように気をつけています。 作画/まげよ著者:佐山実20代、イヤイヤ期の3歳の娘を育てる母。スマホで凝った写真を撮りたくて頑張り中。
2024年04月29日お昼寝をしていた双子くん。弟の方が先に起きたと思ったら…!?優しさを溢れるまさかの行動に注目ですよ♪ おはよー♪ お昼寝をしていた双子のあお君とそら君。先に弟のそら君がお目覚めです♪ 「おはよー!たくさん眠れたかな?」 あお君はまだ寝てるかな? 先に目覚めたそら君ですが、どうやらあお君の様子が気になるようです。 「まだ寝てるみたい」と、あお君を見て確認します♪あお君のことを思いやるそら君の姿に癒されますね。 健気な姿にキュン♡ そら君、ママの方にすぐにやってくるかと思ったら… どうやら、寝ているあお君のことを気遣って、扉を閉めてあげるようです。 「あおくん、扉開いてたら眩しいかな?」と一生懸命扉を閉めようとしてくれますよ。 さらに… 泣いてるかな??今度はあお君が起きたようで、泣き声がしてきました! すると… 「よいしょっ!よいしょっ!」あお君のことを心配して、扉を開けようと頑張っています。 扉を開けてお部屋の中を覗き込み、あお君の様子を確認! 双子ならではの絆なのでしょうか。赤ちゃんとは思えない、優しさ溢れるそら君の行動にびっくり! この様子はぜひ動画でもご覧くださいね。「すごい!」「優しい」「以心伝心♡」などのコメントがたくさん寄せられていましたよ♪ 大丈夫だよ♪ そら君が扉を開けてくれたので、あお君も泣きながらも一生懸命そら君やママのもとへやってきました! 「あお君もおはよう〜♪」 安心したかな♡ 無事ママのもとに辿り着いたあお君。ママに「よしよし」もしてもらって、安心できたかな♡ そら君、ありがとう♪ 扉を開けてくれたり、泣いているあお君を心配してくれたそら君。優しさ溢れる行動の数々にママもびっくり!「そら君、ありがとうね♪」 YouTube「双子と僕@aosora_twins」では、他にも思わず笑顔になれる動画がたくさん配信されていますよ。双子ならではのほっこり動画や、お兄ちゃんとの仲良しな姿はどれも癒されるものばかり!インスタグラムも更新しているので、そちらもぜひご覧くださいね。 赤ちゃんって空気読めるの!?|双子と僕画像提供・協力/双子と僕
2024年04月29日現在、0歳の娘を育てています。これは私が娘を妊娠中、性別がわかったときの周りの反応について、悲しい思いからスカッとした気持ちになった体験談をご紹介します。男の子を望んでいる義父妊娠がわかったとき、報告した際に「でかした!」と、とっても喜んでくれた義父。その後、何度かおいしい物を食べて体力をつけるようにと、食事に連れて行ってくれました。 ある日、信憑性は定かではないですが、義父が「肉をよく食べると男の子が生まれやすいから」と言ったことに少しプレッシャーを感じていました。今までステーキや焼肉など肉料理が多かったのもあり、「男の子を望んでいるのかな?」と……。 そんな中、妊娠8カ月ころに女の子とわかり、さっそく伝えると素っ気ない態度。食事にも誘われることがなくなりました。あからさまに態度が変わったので、悲しんでいる私を夫は慰めながら義父に怒ったり、義姉にも伝えていたりしていました。 モヤモヤしたまま……報告から数日後、義父の還暦祝いで食事会があり、参加するか迷いましたが、いつも優しくしてくれる夫に免じて行くことに。 食事会では、義姉が「ごめんね、うちの父親が。昭和的な考えでしか物を言わなくて、だいぶ失礼な態度をしちゃったみたいで。古くさい考えしかできないから気にしないで、赤ちゃんには関係ないんだし! 元気な子を産んでね」と、優しく言ってくれました。 おかげで少し出産に対しての思いはスッキリしましたが、義父本人に対してはまだモヤモヤしていました。悲しい思いもしたけれど……そんなある日、義父から花束が送られてきました。突然の品に夫は「お詫びの品じゃない?」と。後日、お会いしたときにお礼を言うと、「気にしてしまうようなことをしてしまったようで、すまない」と謝ってくれました。夫からは、義姉が義父に対してこてんぱんに怒っていたことを、こっそり教えてくれました。 そのときから現在は体調を気にしてくれたり、出産して退院時も何か手伝おうとしてくれたりしました。そんな姿を見て悲しい思いをさせられた分、スカッとする気持ちもありました。 悲しい思いをしたことで、「女の子ではなく、男の子ならよかったのに」と思ってしまうことが何度かありました。今はかわいい娘が生まれてきてくれて本当によかったと思う反面、そんな娘に申し訳なくなります。他人に何かを言われても、「あまり気にしないでいることが、ときには必要かもしれない」と感じた体験でした。 著者:おまゆ新生児の娘の初心者母。今は育休中だが、休暇前は保育士をしている。幼稚園での職務経験もアリ。
2024年04月29日温泉の脱衣所で隣になったのは、大柄の鋭い目つきで迫力のある30代位の女性。ちょっと怖そうな雰囲気だったので、手のかかる3歳の次女が何かして迷惑をかけないようにと、私はヒヤヒヤしていました……。 怖そうな女性が振り向いて…!?家族で日帰り温泉に行き、夫はひとりで男湯へ、私は11歳の長女と3歳の次女と女湯へ。脱衣所に着くと、とても混んでいる様子でした。 ロッカーの空いている所を見つけ服を脱ぎ始めると、隣のロッカーに大柄の鋭い目つきで迫力のある30代位の女性がひとりで来ました。なかなか怖そうな雰囲気だったので、「次女よ、何もしないでくれよ」と思った私。次女は温泉が楽しみでテンションが上がっていたのです。 ひとまず次女はスムーズに服を脱ぎ、脱衣所から大浴場まで進めたのでひと安心。……と思いきや、大浴場に入ると洗い場には3〜4組の列ができていました。一番後ろにはロッカーで隣になった怖そうな女性。またしても少しドキドキし始めた私。 子どもたちと話をしながら待っているとロッカーで隣になった怖そうな女性の番に。するとその女性は振り返って「あんたたち、先(洗い場)行って。早く洗って早く温泉入っておいで」と長女と次女に向けて言ってくれたのです。 まさかのやさしさに驚きながら、子どもたちと私はお礼を言い、先に洗わせてもらいました。 そして温泉に浸かり日ごろの疲れをゆっくり取って、再び脱衣所に戻ると、さっきの怖そうな女性も戻っていました。そして、近くにいたロッカーの鍵に苦戦しているお年寄りに「おばちゃんいけるー? 」と声をかけていて、女性のやさしさをまた感じた私。そのとき長女と目が合い、長女も同じように感じていることがわかりました。 子どもたちも私もその女性からやさしさを感じ、また私自身は「人は見た目で判断してはいけない」と反省した温泉旅。体の疲れも取れ、心もほっこりとした1日になりました。 イラスト/まげよ著者:石井ゆうき
2024年04月29日コロナ禍を経て、ようやく通常通りにおこなわれるようになった小学校の発表会でのことです。思いも寄らない行動をする保護者を目にして、私は驚きを隠せませんでした……。 久しぶりに制限なしの発表会娘は現在、小学校2年生。1年生のときの発表会はまだコロナ感染拡大防止のため、各家庭1名しか発表会を見に行くことができませんでした。 今年はついに何人参加してもよいというお知らせを受け取り、わが家も夫婦で見に行くことにし、楽しみにしていました。 体育館は人でいっぱい!そこへ突然…予想はしていましたが、やはり発表会がおこなわれる体育館の外は大行列! たくさんの保護者であふれていて、ようやく中に入ると、すでに前から5列ほどの席が埋まっていました。今年はパイプ椅子はなく直接床に座るようになっていたため、私たちも空いた所に座りました。 ところが、私の後ろに並んでいた1人のお母さんが「ちょっとすみません!」と言いながら、どんどん前へと進んできたのです。そして一番前の角に立てられている「保護者席」と書かれたカラーコーンをぐいっと横へ押しのけ、平然とその場所に座ったのです! すると教頭先生が…突然、最前列の端を陣取ったそのお母さん。隣の人も驚いてじろじろ見ています。さすがに見かねた教頭先生が「皆さん、順番に並ばれていますので」と声をかけると、しぶしぶ後ろの席へと移動していきました。 後から聞いた話ですが、そのお母さんはいつもそんな感じで授業参観などでも似たような行動をとったりするため、同じクラスの保護者からあまり良く思われていなかったようです。「先生が注意してくれてスッキリした!」とママ友たちは少しほっとしたようでした。子どもたちも見ていますし、改めて自分も常識ある行動をしなくてはと気を引き締める機会となりました。 イラスト/海乃けだま著者:中越 美織
2024年04月29日先日、義実家に遊びに行った際、もうすぐ小学生になる長男の勉強机を買おうか迷っているという話をしました。すると、義両親からプレゼントしてくれると提案があり、私たちはとてもうれしく思っていたのですが……。 予想外のものが登場!?某有名家具屋さんで買うか、ネットで買うかどうしようか長男や夫と話していると、義母から2階へ来るよう言われ、2階へ上がりました。すると、びっくり……夫が子どものころに使っていた勉強机をくれるというではありませんか! 義両親的からしてみれば、古い勉強机とはいえまだ使えるものなので、大切な孫にプレゼントしたいと思ったのでしょう。義両親の気持ちはうれしかったですが、新品を長男に買うことを想像していたので私はやんわり断ることにしました。新品を勝手に想像した私もよくなかったなと反省。その後、机そのものではなく、現金を入学祝いとしていただきました。 作画/加藤みちか著者:佐藤京子 結婚7年目の専業主婦。義両親は徒歩5分のところに住んでいる。
2024年04月29日息子はなかなか首がすわらず、ハイハイもおすわりも遅めでした。歩けるようになってからも、あまり体を動かしません。勝手にどこかへ行ったりしない分、面倒を見るのはラクだったのですが、どこか体に良くないところがあるのではないかと心配になっていました。しかし、息子が2歳になったころ、体を動かさないのには理由があったことがわかったのです――。 息子が運動をしたがらなかった衝撃の理由ある日、「お母さんと運動しよう」と子どもに声をかけた私。しかし、子どもから「お母さんが動いちゃダメって言ったんだよ」と言われたのです。 子どもが生まれてから、「動いちゃダメ」なんて言った記憶はありません。「動いちゃダメって私が言ったの?」と尋ねると、子どもは「うん」と頷きました。 「おなかにいたときに言ったんだよ」「『おなか痛いから、もう動かないで』って」 それを聞いた私はぞっとしました。たしかに、おなかにいたときはよく動いていたのです。あまりに激しく動くものだから、よく言っていました。でもまさか、聞こえていたなんて……そして、生まれてからもそれを守っていたなんて、にわかには信じられませんでした。 子どもには「体を動かすと気持ちいいんだよ」「今はお母さんのおなかは痛くならないから、気にしないでいっぱい体を動かしてね」と伝えました。 すると、だんだんと体を動かすように。かけっこも大好きになっていきました。私の言ったことを守って、体を動かさないようにしていたとは思えないものの、偶然の出来事にドキッとした私。今後も子どもといろいろなお話をしながら、他にどのようなことを覚えているのか聞いてみたいと思っています。 イラスト/まげよ著者:井本桜子監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月29日