猫が好きなおもちゃの定番といえる、猫じゃらし。棒とおもちゃの間に糸が付いている釣り竿タイプもあり、猫の狩猟本能を刺激するおもちゃとして人気のようです。猫用のおもちゃで遊んでいるのは…?スペインで撮影された猫の動画が話題になっています。映っているのは、キャットタワーのてっぺんにいる猫。釣り竿型の猫用おもちゃで遊んでいるのですが、その遊び方がかなり独特なのです。一体どのような遊び方なのでしょうか。こちらをご覧ください。遊ばれているのは猫ではなく…犬!猫が猫用おもちゃで犬を釣り上げようとしています!釣り竿の先に付いているおもちゃを「ほれほれ」というように揺らしている猫は、犬が届きそうで届かない絶妙な距離をキープ。これは犬も楽しくて夢中で食いついてしまうでしょう。想像の斜め上をいく、猫のおもちゃの遊び方に、多くの人たちが爆笑したようです。・これめちゃめちゃかわいいんだけど!・大笑いした!なんて面白くて賢い猫なんだ。・彼らは留守番をしている時、いつもこうして一緒に遊んでいるんだろうな!・今まで見た中で最高のビデオの1つだよ。自分が遊ぶのではなく、猫用おもちゃで犬と遊んであげる猫はとても賢いですね。そのうち、猫と遊んでいた飼い主さんが、気付いたら猫に遊ばれていた…なんていう日がやってくるかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2023年10月30日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第177回目はノルウェージャンフォレストミックス猫のキナック(Kinak)さま。こっそり甘える猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.177猫の話をもっと聞かせて!キナックさまは8歳の男性猫さま。<キナックさまが語ります>僕のお家は世界有数のサーフスポットがある大西洋のビーチエリアに建つ、日本庭園を有した一軒家です。飼い主は金融投資会社経営のお母さんとお医者さんのお父さん、それに小さな男の子と同居しています。早朝5時に飼い主とコンピュータ前に座って一緒に金融市場をチェックします。7時にここの息子からご飯とミルクをもらい、お母さんのオフィスの机上でお昼寝をしながらお仕事(の邪魔)をして、日が高くなった後は日本庭園に出てネズミやトカゲ狩りをして庭のお手入れをします。息子が学校から帰ってきた後は、庭園内にある露天風呂に入るのを端から見学。夜は息子と一緒に寝ます 。食事はカリカリタイプを1日3回、昼食前と夕食前はお料理中の飼い主にお肉の端切れを少しもらいます。僕のお世話係はすべてここの息子が担当、おやつは息子愛飲の乳糖カットの牛乳を毎日3回小皿に少しもらいます。最高のごちそうは、お父さんが趣味の魚釣りから帰ってきた日の新鮮な魚の切味。これは最高の喜びです!僕は物心つく前の生後2か月くらいでこの家に来ましたが、1歳になるまではずっと家の中で飼い主お母さんにひと時も離れず、夜寝る時もいっしょに布団に入って腕の中で寝ていました。だから僕の本当のお母さんだと思っています。ここの息子は赤ちゃんの頃から相手をしているので弟的な…そして最高の遊び相手なんです。<飼い主から見たキナックさまとは>8歳頃、学校の帰り道で拾った子猫から始まり、私は常に猫と一緒に暮らしています。メインクーンのサイファーは、7年前に旅立った後も家族に未だに愛されている唯一無二な存在です。当時サイファーに弟を迎えたいと思っていたところ、近所にパリから引っ越してきたサーフィン仲間の家で子猫が産まれたので、キナックを迎えることにしました。キナックのお気に入りは私のPCの上と息子のベッド 、おもちゃは7歳の息子(笑)。息子が生まれた時から弟(手下)だと思っており、息子が歩いていると常に追いかけ回しています。性格は自己肯定感が高めです。喧嘩に強いと思っているようですが、実際はとても弱いのです。唯一甘えられる存在である私には、周りに他の誰もいないのを確かめてから甘え、誰かが来たらすぐに距離をあけるのです。私と似ているところは忠誠心があり、家族愛に満ちているところです。一番楽しかったエピソードは息子が生まれ、初めて家に連れて帰ってきた時に優しく触ってくれたこと。その頃からずっと息子を見守ってくれています。息子が泣いていると必ず寄り添ってくれています。キナックがいることで家中が安らぐのです。ーーキナックさまはこの家の息子さんととても仲良しな関係を築いています。弟的に思っていても、お世話はすべて息子さんの役割なのでキナックさまは最高の信頼を寄せているのが写真でも感じられました。雄大な大西洋の空気を毎日浴びて今日も幸せな毎日を暮らしていることと思います。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年10月28日猫の体に顔をうずめて息を吸う、『猫吸い』。いわずもがな、猫と暮らす飼い主たちの間で行われる行為で、吸うことで愛猫に愛を伝えている人もいれば、ただ純粋に匂いを堪能している場合もあります。『猫吸い』をしていたのは?3匹の猫との日常をX(Twitter)で公開している、飼い主(@kagisuzu0531)さん。ある日、飼い主さんは、猫のすずくんで『猫吸い』をする、娘さんの姿を写真におさめました。驚くべきは、猫吸いを覚えた年齢。なんと、娘さんは3歳にして、『猫吸い』のよさに気付いてしまったのです!飼い主さんが『猫吸い』をする姿を見て覚えたのでしょうか。すずくんの背中に自分の顔をうずめる娘さんの眼差しは、真剣そのもの。一方のすずくんは、一点を見つめ、娘さんから『猫吸い』をされていることに、やや困惑しているようです!3歳にして『猫吸い』を覚えた娘さんの姿に、さまざまな声が寄せられました。・娘さん、幼くしてすっかり『猫のプロ』ですね!・幸福感が得られる行為を覚えてしまったか…。これは、将来有望。・この年齢で『猫吸い』を…!?う、うらやましい!『猫吸い』は、やりすぎると愛猫のストレスになり得るほか、猫から人に移る感染症にかかる可能性があるため、ある程度の注意が必要です。猫の様子を観察しながら、ほどほどに楽しむようにしたいですね。真剣に『猫吸い』を行う娘さんの姿は、多くの人を笑顔にさせてくれました!また、飼い主さんは、InstagramやTikTok、YouTubeでも猫たちのかわいらしい姿を公開しているので、「もっと見たい」と思った人はチェックしてくださいね。Instagram:suzutumuhuuTikTok:kagisuzuYouTube:かぎしっぽすず&つむぎ[文・構成/grape編集部]
2023年10月26日オーストラリアの山で仕事をしていた作業員たちが、思いがけず動物を救助することになりました。ある作業員の男性(derpyderpderp27)が、浅い坑道の底から小さなトゲのようなものが突き出ているのを見つけたそう。気になってそのトゲの周りを掘ってみると…1匹のハリモグラが出てきたのです!ハリモグラは全身が太くて硬いトゲで覆われていて、細長い口吻(こうふん)が特徴の動物で、オーストラリアやタスマニアなどに生息しています。作業員が見つけたハリモグラは坑道の底にはまっていたため、彼らは工事を中断して助けてあげようとしました。ところが相手はハリモグラ。作業員たちよりもうんと早く穴を掘ってしまうため、なかなか捕まえられません!結局、捕まえるまでに約30分もかかったのだとか。そしてハリモグラは捕まった時、「あちゃー!捕まっちゃった」というようなポーズを見せたのです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。Echidna we rescued at workbyu/derpyderpderp27 inaww作業員に抱えられたハリモグラは、恥ずかしそうに両手で顔を隠しているように見えますね。この珍しい写真にはさまざまな感想が寄せられました。・顔を隠してる!なんてかわいいんだろう。・この子は恥ずかしがり屋さんなんだね!・おそらく長い間日の光を見ていなかったから、目がくらんでしまったんじゃないかな。この後、作業員たちはハリモグラを安全な場所まで連れて行って、そこで放してあげたそうです。ハリモグラが土を掘るのが得意だとしても、そのまま工事現場にいたら身の危険があったかもしれません。土から飛び出た小さなトゲを見逃さず、30分もかけて捕まえてくれた心優しい作業員たちのおかげで、ハリモグラが無事でよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月25日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第176回目はトラ猫のポポ(Popo)さま。食べかたが超器用な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.176猫さまの話をもっと聞かせて!ポポさまは4歳の女性猫さま。<ポポさまが語ります>私はパリの11区にある小さなアパルトマンで、『Les trois chocolats』というチョコレート屋さんを経営している飼い主家族と生活しています。猫にとってチョコレートの原料カカオに含まれる成分は毒のようですが、飼い主から漂う匂いも、お店の袋の香りも大好きです。ただ、九州出身の飼い主は時に焼酎を飲むのですが、それだけは勘弁してほしいです。毎朝、飼い主と一緒に起きて、出勤時間までちょっぴり遊んでもらって、留守中は窓辺のベンチでひなたぼっこしたり、鳩とにらめっこしたりしています。外を眺めながらお昼寝して、子猫の時から一緒のぬいぐるみのクマと遊んで、飼い主が帰ってきたら遊んでもらいます。寝る時も飼い主と一緒です。主食はカリカリです。大っ嫌いな病院や爪切りを頑張った日はかつおぶしがご褒美に登場します。おやつは味が苦手でまったく食べないですが、猫草が大好きです。性格は甘えん坊な気まぐれで、かまわれ過ぎたら、怒って虎のように襲うので注意してくださいね。<飼い主から見たポポさまとは>日本にいた時も犬や猫は飼っていましたが、フランスで猫さまをお迎えするとは思ってもいませんでした。お店のスタッフの義母がオスと思って飼っていた猫に子猫が産まれて引取り手を探していたので引き取ることにしました。ポポという名前は、一緒に住んでいるパートナーが何となくかわいいからという理由でつけました。だけど、「ポポ」というのはフランス語の赤ちゃん言葉でうんちという意味と知って、フランス人の友人達に爆笑されました。獣医さんのところで名前を呼ばれる時、先生達はいつも半笑いです。でも韓国語では赤ちゃん言葉のチューって意味みたいなので、良しとしています!ポポは忍者のように壁を蹴ってジャンプするのが得意です!すごく高い場所にジャンプできた時、褒めてと言わんばかりに下にいる私をドヤ顔で見てくるので、「すごいねぇー!」と全力で褒めてあげます。たまに失敗すると心が折れるのか、私の背中に飛び乗り、踏み台にしてジャンプしています。そんなポポは大切な家族の一員です。親バカですが、本当に顔が美人さんです!性格は甘えん坊で、遊んでほしい時だけかわいい声でおねだりしてきます。お腹を出して全力でかまってちゃんアピールされるととろけてしまいます。私と似ている点もあって、心を許した人にだけ甘えたり、構われすぎると急に冷たくなるのは似ているかもしれません(笑)。おもしろいエピソードもいっぱいあって、ひとつ挙げるなら、コンビニのシャケおにぎりの話。夕飯におにぎりを食べようと台所に置いて出かけたのですが、帰ってきたら器用に袋を開けて中身のシャケだけ食べて残りは床に散乱していました。怒るより器用さに驚いて、思わず「すごいね」って褒めちゃいました。彼女は1000%の癒しです!ポポが家族になってフランス生活がより充実したものになりました。彼女が20歳になったら一緒にお酒で乾杯しようねって約束してます!(乾杯だけですけど)ーー美味しいチョコレートを作る飼い主と一緒で(猫さまにカカオは禁物)毎日とろけるような生活をしている様子がよく伝わってきました。乾杯はお酒でということですが、お酒嫌いなポポさまはどんな表情で記念日を迎えるのでしょうか?著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年10月21日動物保護施設には飼い主がいない野良猫が保護されることがあります。そのような猫の生い立ちを知ることは難しく、なぜ野良猫になったのか分からないことが多いのです。アメリカのニューメキシコ州にある動物保護施設『エスパニョーラ・ヒューメイン』に、1匹の野良猫が保護されました。推定8歳のウィルフレッドくんという猫を見た施設のスタッフは、ひと目でその猫が過酷な環境で生きてきたことが分かったそう。なぜなら…ウィルフレッドくんは体中が傷だらけだったからです。疲れ切ったような目をしたウィルフレッドくんの耳には羽のように切れ目が入り、首の周りには大きな傷を負っていました。これらの傷はほかの猫に襲われたことを示していたのです。また、ウィルフレッドくんは猫エイズに感染していました。猫エイズは主にほかの猫に噛まれることで感染します。ウィルフレッドくんはこれまでに何度もほかの野良猫と戦って、多くの傷を負っていたと思われました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Española Humane(@espanolahumane)がシェアした投稿 そんなウィルフレッドくんは、とても甘えん坊で人懐っこい性格なのだそう。施設に来てからは、治療の甲斐あってケガは順調に回復していきました。『エスパニョーラ・ヒューメイン』はSNSで、「この甘えん坊で社交的な男性は、ヒザの上でのんびりと暮らしたり、窓辺から鳥を眺めたり、ごはんの皿が空になることがないことを知っています」と投稿。ウィルフレッドくんにそんな安らかな生活を与えてくれる里親を募集したところ、数日後に家族が決まりました!この報告にはたくさんの喜びの声が寄せられています。・この猫は戦士を引退する時が来たんだ。・顔を見れば困難な猫生を送ってきたのが分かるね。・この愛らしい顔の猫には最高の家族がふさわしい!幸せになって。投稿によると、猫エイズの治療法はありませんが、最近の研究では感染しても平均的な寿命を全うすることが分かったといいます。野良猫として孤独や飢えを乗り越えるだけでなく、ほかの猫との闘いからも生き延びてきたと思われるウィルフレッドくん。これからは家族の愛情と安らぎを感じながら、残りの猫生を穏やかに暮らしていってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月19日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第175回目はブチ猫のミヌーヌ(Minoune)さま。おもちゃは本物志向な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.175猫さまの話をもっと聞かせて!ミヌーヌさまは2歳半の女性猫さま。<ミヌーヌさまが語ります>私はパリ郊外にある庭付き一軒家でピエール家族と生活しています。1日の平均的な過ごしかたは、絶好なロケーションなのでほとんど狩りをしているか、寝る、食べるを繰り返しています。おもちゃは生きている野ネズミ!すぐにかじらないで、飼い主にプレゼントすることもあります。普段は飼い主の足元で寝ますが、早朝になると窓をカリカリして飼い主が起きてくるまで催促の合図をするのが毎朝の日課です。だって、庭をパトロールしないといけないから。いつもの食事はカリカリです。特別な日には少しパテをいただいています。おやつはチューブ入りのスープで、目がありません。お気に入りの寝場所は夏は飼い主のベッドで、冬は暖炉の横のソファでゆったりくつろいでいます。家族の中ではピエールが一番好き!ピエールがいない時は仕方がないから、他の家族とも遊んであげます。<飼い主から見たミヌーヌさまとは>保護猫協会を通じてミヌーヌを保護することになりました。生まれて数か月で前の飼い主から協会に引き取られたミヌーヌ。前に痛い思いをしていたのかも、と感じるような怯えた様子が最初はありましたが、うちに来てから彼女の生活は穏やかになりました。小さくてすばしこく、庭での狩りが大好きです。私は子どもの頃、家にはいつも猫がいたので大の猫好きです。旅行から帰った時、ミヌーヌが出迎えてくれて本当に良かったと思いました。彼女は私に幸せと優しさを与えてくれる最高のパートナーなのです。ーー飼い主のピエールさんのお宅で、ミヌーヌさまはべったりぬくぬくの季節がやってきますね。もうじき暖炉に火が入ります。でも、もちろん寒くたって狩りに出かけていくミヌーヌさま。いつでも狩りは欠かせないようです。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年10月14日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第174回目はグレー白のフィガロ(Figaro)さま。生後3か月のフワフワ猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.174猫さまの話をもっと聞かせて!フィガロさまは生後3か月の男の子猫さま。<フィガロさまが語ります>僕は毎日思いっきり遊んで過ごしています。64㎡の家が僕には広すぎて、走り回ると疲れてすぐに眠くなってしまいます。まだ子猫用のフードだけなんですが、飼い主は大人になったらおやつをあげるよって言っています。いつから大人になるんでしょうか?名前の由来はディズニー映画の「ピノキオ」に登場するゼペットじいさんの飼い猫の名前だそうです。性格が似てるんですって!ちょっと話が長くなって眠くなりました。おやすみなさい!<飼い主から見たフィガロさまとは>ママ友が子猫を譲ってくれると言うので、猫好きな私はすぐにOKしました。その時フィガロは生後1か月半でした。最初に会いに行ったとき、友達が「子猫の中で一番きれいな子猫だよ」って言ってくれました。本当にフィガロは超かわいいので恋に落ちました。彼はとてもスイートです!ハグして欲しい時はよく鳴きます。抱き上げると小さなゴロゴロ音が聞こえてきます。あ〜幸せだなと思う瞬間です。ひと言でフィガロを表すのは難しいですが、キュートでクレイジーなんです。たくさんたくさん遊んであげるので、これからも健康で私にとっての世界一の猫でいてください。ーーまだ、赤ちゃんのフィガロさまの毛並みはフサフサでとても柔らかいんです。アップの写真ではすでに大人顔になってきているので、将来が楽しみですね。あっという間に猫さまは大きくなってしまうので、今の瞬間を楽しんで生活してくださいね。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年10月07日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第173回目は雑種のビスコット(Biscotte)さまとミルカ(Milka)さま。弟猫を溺愛する猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.173猫さまの話をもっと聞かせて!ビスコットさまは9歳の女性、ミルカさまは6歳の男性猫さま。<ビスコットさまが語ります>ビスコットさま私はパリの中庭があるアパルトマンに住んでいます。グレーのトラでハチワレのかわいい弟ミルカと一緒に生活しています。ミルカがどうしてここに来たのかは詳しくはわかりません。ただ、コロナ時期にいつも家にいたので退屈していた私に飼い主がサプライズなプレゼントをと思っていたのかもしれませんね。ミルカさま私の平均的な1日は食べて寝て、少し起きて食べてそしてまた寝ます。ミルカは活発でよく遊んで、飼い主のストーカーをしています。食べて少し寝て、また遊んでという感じです。食事はパテとカリカリです。特別な日には鶏肉と野菜のスープが登場します。おやつもいただきます。ちゅ~るとカリカリのおやつですね。いろいろな猫がうちに遊びに来るのですが、その時はソファーの下に隠れたり、ベッドの横の高い所から様子を伺っています。私の特技は、背伸び状態でしばらく立っていられること。反対にミルカは、初めましての猫でも、全く動じなく逞しいです。こんな日常ですが弟が来て本当に良かったと毎日思っています。<飼い主から見たビスコットとミルカさまとは>ビスコットは、クリスマスにSPA(動物保護協会)が、パリのrepublique広場に来ていた時に出会いました。怯えていたのに、私が近づいたらそばに来てくれた時が初めましてになりました。ミルカは、コロナウイルス蔓延中にFBB(ブリジット・バルドーが主催している動物協会)に私たちが行き、うちの彼にしがみついたのが出会いです。ビスコットは、穏やかで、シャイ、怖がり、ですが猫界の影の番長です。ミルカは、社交的、甘えん坊、穏やかで寛大!性格も顔つきも違って、特にビスコットはチャーミング。ミルカはいつもお返事してくれます。私に似ているところもありますよ。誰が来てもあまり気にしないところ、寝たらすぐ忘れる、などなど。私は小さい頃から野良猫と遊んだりしていて、フランスに来てから猫を飼い始めました。初めての猫はダネットとという名前で、猫のことをよく知るきっかけになりました。いつも思い出すのはダネットとお散歩へ行ったことかなぁ。お別れはいつかはやってきます。もうすでに経験済みですが、最期の時はビスコットもミルカも病院などには入れず、うちで看取りたいと思っています。ーーパッツン前髪で優しいビスコットさまは活発なミルカさまをいつも観察しているようです。小さい頃から野良猫さまと遊んでいた飼い主さんは、先代のダネットによって、すっかり猫さまの虜になってしまったようですね。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年09月30日「礼儀正しい男の子」こうつづられた猫の動画に大きな反響が上がっています。TikTokに動画を投稿したのは猫のレズナーくんの飼い主(reznor_the_cat)さんです。『礼儀正しい男の子』というのはもちろん、レズナーくんのこと。猫がしつけを守ったり、芸をしたりしても、「礼儀正しい」とはいいませんよね。礼儀正しい猫とは、一体どんな猫なのでしょうか。それはこちらの動画を見れば分かります。@reznor_the_cat #knock #polite #comein #catsoftiktok ♬ original sound - Reznor_the_cat飼い主さんの部屋にやってきたレズナーくん。部屋の中に入りたそうなレズナーくんは、すでに開いているドアを前脚で2回ノックしたのです!飼い主さんが「ノックしなくていいよ。入っておいで」というと、レズナーくんは「お邪魔します」というようにゆっくりと入ってきました。この動画には510万件の『いいね』が集まり、レズナーくんの礼儀正しさが絶賛されています。・なんて立派な紳士だ!・ノックの仕方を知っているなんて、かわいすぎる。・「お邪魔してすみません。なでていただきたいのですが」っていいそう。・ドアを蹴って大声で鳴きながら部屋に入ってくるうちの猫と大違いだ。飼い主さんは「ノックしなくていい」といっているので、彼女がレズナーくんにノックの仕方を教えたわけではなさそうです。もし、レズナーくんが誰かがノックする様子を見て覚えたのだとしたら、相当賢い猫ですよね。猫に対する誉め言葉はいろいろありますが、レズナーくんにぴったりなのは紛れもなく『礼儀正しい猫』でしょう![文・構成/grape編集部]
2023年09月29日生まれたばかりの赤ちゃんを見ると、多くの人は、その愛らしさに頬がゆるむはず。自分が親でなくても、小さな命を守りたいと願うものです。それは人間だけでなく、ほかの動物たちも同じかもしれません。赤ちゃん猫を見守っていたのは…?東京都足立区にある『大師前どうぶつ病院』では、一時的に子猫をあずかっていました。まだ小さな子猫に、スタッフがミルクをあげていると…。同院のX(Twitter)アカウント(@6pikuuOTUnIU9W6)に投稿された、こちらの写真をご覧ください!ミルクを飲んでいる子猫を「ジッ…」と見つめる存在が…!そばで見守っているのは、同院で保護されたしんべぇくん。自分よりも小さな子猫が、しっかりミルクを飲めているか、心配で見に来たのかもしれません。ただミルクを狙っていた可能性もありますが…どちらにせよ、かわいらしい1枚ですね!胸がキュンとなるような光景には、7万件以上の『いいね』が集まりました。【ネットの声】・見ているだけで幸せになれる写真。なんてかわいいの!・自分もスタッフの一員だと思っているんだろうな。優しいね、しんべぇくん!・私もこんなふうに見守られたい。悶絶級。・尊すぎて泣いちゃった。たまらなくかわいい…。後日、子猫は里親のもとへ帰っていったとのこと。しんべぇくん、『見守り』お疲れさまでした![文・構成/grape編集部]
2023年09月26日「リモートワークをするようになったらペットが喜んでいる」という話はよく聞かれます。それと同時に、ペットがかまってほしがるため仕事に集中できない人もいるようです。猫のパキートくんと暮らすアンドレア(paquito_thecat)さんも、自宅で仕事をしています。パキートくんはいつもアンドレアさんにべったりで、抱っこされるのが大好きなのだそう。しかし、常にパキートくんを抱っこした状態では仕事がはかどりません。そこでアンドレアさんは、いいものを見つけて購入しました。それは猫用の爪とぎ、その名も『スクラッチパッド プロ』!アップル社の『iPad Pro』に似た名前の、ノートパソコンの形をした爪とぎです。「猫は飼い主のマネをするのが好き」と聞いたアンドレアさんは、早速自分のノートパソコンの隣に『スクラッチパッド プロ』を置いて仕事を始めます。すると、タイピングをする彼女を見たパキートくんは…!こちらをご覧ください。@paquito_thecat Yes, your cat needs a laptop too. This is the #ScratchPadPro from Amazon & @famforpets #CatsOfTikTok #CatLover #Cat #wdympartner ♬ original sound - Paquito & Andreaアンドレアさんのマネをして、『スクラッチパッド プロ』のキーボード…ではなく、爪とぎボードで同じ動きを始めたパキートくん。まるで一緒に仕事をしているようで、クスっと笑ってしまいますね。これなら彼女とパキートくんは隣に座って、それぞれの『仕事』がはかどりそうです。このユニークなグッズには猫好きの人たちから絶賛の声が上がっています。・ちょっと待ってくれ!『スクラッチパッド プロ』がかわいすぎるんだが!・タイプしまくっている姿に笑ってしまった!・この猫はかなり仕事熱心なビジネスマンだね。『スクラッチパッド プロ』はキーボードの部分が爪とぎになっているだけでなく、スクリーンがほかの猫たちとZoomミーティング中だったり、マウスがネズミの形だったりと、猫が興味をそそる仕掛けになっています。『スクラッチパッド プロ』で遊んでいるパキートくんも楽しそうですね。SNSにはアンドレアさんのほかにも、この『スクラッチパッド プロ』を愛猫に買ってあげたら喜んで遊んでくれたという動画がたくさんあります。飼い主さんにとって、仕事中にかまってほしがる愛猫を無視するのは心苦しいはず。『スクラッチパッド プロ』はそんな飼い主さんの救世主になりそうですね![文・構成/grape編集部]
2023年09月25日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第172回目はヨーロピアン猫のアキラ(Akira)さま。本当は超甘えん坊な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.172猫さまの話をもっと聞かせて!アキラさまは2歳半の男性猫さま。<アキラさまが語ります>僕はパリ近郊のシャンピニーという町にある、庭付き一軒家に住んでいます。朝起きると、とりあえず家から出してもらい近所をパトロール。夏限定で庭の草でかくれんぼをします。この夏は暑かったので桜の木の下の茂みで涼んでいることが多かったです。気に入らない奴がいると警告猫パンチで追い払います。ケンカ早いので鼻の頭に傷を負ったことも1度や2度ではありません。いつも家の裏のガレージの屋根から遠くを監視して侵入者を見張ります。この仕事が終わると、夜のパトロールまで寝ています。家のなかでは、ここの家の娘のIKEAの椅子でだいたい昼寝をしています。庭に向かって置かれている電子ピアノの上で庭を監視しながら伸びていることもあります。ここなら安心して留守番ができます。自慢は長いしっぽです。飼い主にはかなり甘えん坊だけど、ここの家族に相手にされないと諦めてふて寝しちゃいます。<飼い主から見たアキラさまとは>子ども達が小さい頃、もらって来たポンズという雄猫がいましたが、1歳になる前に肝臓の病気で亡くなってしまいました。それからしばらくはやっぱり、生き物は飼いたくないなって思っていました。娘の友人のホッケー仲間の知り合いの猫に子どもが生まれたということで、すぐに引き取ることにしました。名前の由来は子ども達が好きな漫画『AKIRA』から。家に初めてきた日は忘れられません。私たちのことは興味はあるけど、怖いしびっくりの連続で家中をぴょんぴょん飛び回って可愛かったです。『ちゅ~る』というものを食べたことがない子で、パテをあげたらお腹を壊してしまい、病院に行きました。そのときお医者さまから「この子のお腹にはパテはよくない」と言われました。それからは少量パッケージ売りされている、ちょっとお高いビスケットが常食です。遊びは棒にネズミがついているものと、ぬいぐるみのジェラトーニ。彼女を連れてよくデートしていますが、先日はとうとう、彼女を家の外に持ち出していました!私はアキラみたいに甘えん坊じゃないし、心配性じゃないです。アキラは私の事を母親って思っているかも?ふみふみされることが多いし、甘えかたが尋常じゃありません。一般的なパリの猫さん事情と違って、外に出している庭猫は、それ用のワクチン打ったり、どこかで怪我して血だらけで帰ってきたりと心配な毎日です。近所では交通事故で亡くなる猫が多いので、ふらりと帰ってきて、またパトロールに出かける彼を見ると逞しさも感じます。雄猫だからか、長男に抱かれるのはあまり好きじゃないみたいで、一緒に暮らし始めた頃は彼の部屋にだけオシッコをしたり嫌がらせをしていました。今では良い関係になっています。アキラが私に与えてくれるものは癒しと、これからもずっと裏切らない信頼。寂しいときに癒してくれる家族。彼は私たちにとって大切な家族の一員です。ーーアキラさまはこの家(ここの家族)が大好きで、いつも直立不動の状態で侵入者を観察しています。不審者を見つけると飛び出していき猫パンチで応答します。鼻には傷が絶えないですが、ここの家族を守る勇者のようでした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年09月24日人の言葉を話さない動物は、感情を態度で表します。私たちはそんな動物の感情を正しく理解し、共感できているでしょうか。我が子を失い、攻撃的になった母猫アメリカのウィスコンシン州で7匹の保護猫と暮らすジュリア・スタラー(rescuecatmittens)さん。ジュリアさんは猫たちの日常をTikTokで紹介していて、ある動画に大きな反響が上がりました。それは元野良猫だった、キャリーちゃんという猫についての動画です。キャリーちゃんは保護される前か後に出産しましたが、キャリーちゃん自身の健康状態が悪く、子猫たちの世話ができなかったのだそう。そして子猫は全員、亡くなってしまったのです。我が子を失ったキャリーちゃんはひどく攻撃的になり、それが原因で安楽死させられそうになりました。猫が大好きなジュリアさんと夫は、そんなキャリーちゃんを見殺しにできず、里親になったのです。しかし、キャリーちゃんの攻撃性はジュリアさんの家族になってからもすぐには収まりませんでした。その後、モカちゃんという子猫を迎えたおかげで、キャリーちゃんは少しずつ心を開き始めたそうです。そんなキャリーちゃんの心に大きな変化が訪れたきっかけは、ジュリアさんの出産でした。生まれた娘さんに対して、キャリーちゃんはまるで我が子のように接するようになったのです。@rescuecatmittens Our sweet mama kitty #cats #catsoftiktok #kittensoftiktok #adoptdontshop #emotional #heartwarming #storytime #update #feralkittenrescue #straycat #sad #mittenstherescuekitty #fyp ♬ the winner takes it all - november ultraベビーカメラに映っているのは、仲よく寄り添う娘さんとキャリーちゃん。キャリーちゃんは娘さんに、何度も愛おしそうに体をすり寄せています。娘さんが泣いていると、キャリーちゃんはすぐに駆けつけて、あやしてくれるのだそうです。ジュリアさんは「キャリーが攻撃的だったのは悲しみに暮れていたから。彼女は母親になりたかっただけなのです」とつづり、動画を投稿。キャリーちゃんの悲しみに共感して、涙する人が続出したようです。・かわいそうに。子猫を失ったこの猫がどれほど悲しかったことか。・いろいろな感情が込み上げて、声をあげて泣いてしまった。・多くの人が動物の気持ちを軽視して、すぐに「攻撃的」と誤解しているんじゃないかな。@rescuecatmittens Sometimes, animals just need a little bit of love #mittenstherescuekitty #mittensandboots #feralcatrescue #sickcat #catlover #inspiration #funnyvideos #emotional #happy ♬ the winner takes it all - november ultraジュリアさんの娘さんにとって、キャリーちゃんは「もっとも優しくて、辛抱強く、思いやりがある猫」なのだとか。また、娘さんの誕生後、キャリーちゃんが攻撃的になることはなくなったそうです。動物が攻撃的な行動をとるのは、なんらかの理由があるはずです。その理由を知ろうともせず、「攻撃的だから」というだけで彼らが生きるチャンスを奪ってしまうのは、あまりにも残酷なのではないでしょうか。娘さんを我が子のようにかわいがっている姿が、きっと本来のキャリーちゃんなのでしょう。母性本能にあふれたキャリーちゃんが、再び『母親』になれてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2023年09月19日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第170回目はバーマン猫のシラタマ(Shiratama)さま。かまってちゃん猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.170猫さまの話をもっと聞かせて!シラタマさまは1歳半の女性猫さま。<シラタマさまが語ります>私はパリ7区のアパルトマンで、レストランのパティシエをしている飼い主と生活しています。通りを挟んだ向かいはアイスクリーム屋さんです。鳩ウオッチングしながらお店の入りもチェックしています。平均的な1日は朝5時に飼い主を起こしに行ってご飯をおねだり、その後はブラッシングでまったりタイム!その後8時くらいまで窓のそばで入念なニャルソック!仕事に出かける飼い主をお見送りして16時頃までお昼寝をします。飼い主が休憩時間に帰ってきたら一緒に遊んだり、ブラッシングをしてもらいます。17時半からはお留守番です(時々レストランのスタッフルームで寝ていることもあります)。23時半に飼い主が帰宅、飼い主が寝る25時くらいまで遊んでもらいます。食事は2種類あって、毛長用と高タンパクのものをちょこちょこと1日かけて食べています。プラス、ウエットフードを食べますが、こちらの量は少なめです。私の美貌を保つために飼い主はバランスの良い食事を提供してくれます。例えば以下のような献立です。朝:お魚の缶詰(サーモン)昼:poulet dinde(チキン、ターキー)などのお肉が入ったウエットフード夜:お肉系のパテに水を加えたもの飼い主がお休みの日は19時~22時までシラタマ運動会。おもちゃでたくさん遊びます。遊ぶのが好きなので、あの手この手を使って遊びます。<飼い主から見たシラタマさまとは>私が小学生の頃、目がブルーのシャム猫のような野良猫を拾いました。お腹に赤ちゃんがいて、4匹ほど飼っていた時期があります。シラタマを飼うきっかけになったのは、去年のバカンスの時に借りたアパートの部屋に毎日遊びにくる三毛猫があまりにもかわいく、人懐っこい子で、とんでもなく癒されたこと。その後猫を飼うことを決めました。ブリーダーさんの家に生後2か月の猫を見に行って出会いました。小さくてほわほわのたんぽぽの綿毛みたいでした。私の仕事柄、平日は仕事時間が長いので、お休みの日は、散歩に出たりほとんどシラタマのために使っています。彼女の居場所は『Muuto』のboxの中。とにかく箱が好きなようです。ベットの上ではコロコロご機嫌で転がったり、へそ天で寝ます。大好きなおもちゃは私のヘアゴム、ティッシュを小さくまるめたものには目がありません。他に『ヨロコブラ』(日本の作家さんの猫用おもちゃ)や、ネズミのおもちゃで遊びまくっています。性格は人懐っこく、時にはわがままでやんちゃ、そしてかまってちゃん!!箱入り娘として大切に育ててます(こんなに可愛くなると思ってなかったです!)。私の人生に欠かせない存在になりました。抱っこすると、ふわふわでとろけそうな柔らかさが気持ち良いです。私と似ている一面は、頑固なところでしょうか!粘り強くて、一度外に出る!と決めたらずっと鳴き続けます。シラタマは私のことはお母さんもしくは、親友?と思っているでしょうね。私には猫を被らず言いたいことを言ってきます。私のベッドの上で一緒に寝ることが多いのでやっぱりお母さんかな?一番楽しかったエピソードは一緒にサンセヴァスチャン(スペイン)を旅行して、リュックサックに入れて街中をお散歩したり、バルに行ったり海を見に行ったこと。街中の猫さま好きに可愛がってもらいました。シラタマがいるお陰で絶大な癒しがもらえ、生き物を大切に扱うことを教えてくれます。言葉が通じなくても気持ちを察することは可能なんですね。ーー飼い主は、シラタマさまが小さな頃からリュックサックに入れて、公園やカフェに散歩に行き、移動や外の環境に慣れさせていたとの事です。今では4時間くらいの列車の旅ならお利口にできるようになりました。サンセヴァスチャンには2度も行ったそうです。街を一緒に散歩してシラタマさまも飼い主とお出かけして嬉しかったというお話も聞けました。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年09月18日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第169回目はハチワレ猫のツクネ(Tsukuné)さま。気遣い上手な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.169猫さまの話をもっと聞かせて!ツクネさまは3歳の女性猫さま。<ツクネさまが語ります>私はパリの19区にあるアパートメントで、飼い主と、私より若い2歳の彼らの息子と一緒に生活しています。パティシエの居候もいて、毎日ワイワイ暮らしています。朝6時くらいからご飯が食べたくて、ベッドの飼い主にカラダでアタックします。7時に朝ご飯を食べて、ご機嫌でバルコニーへ虫ハンティングに行きます。『Royal canin』 のカリカリ、たまにパテも。よく虫も食べています。特別な時は日本の『ちゅ~る』が出てきます。人間の食べ物にはあまり興味がないのですが、たまに甘いパンやチーズをお皿に少し入れてもらうと時間をかけて食べます。日中はだいたいリビングにある飼い主の夫のアトリエエリアでゴロゴロしています。アトリエの布の隙間、ソファ、飼い主の身体の上は特に気持ちがいいです。19時の晩ご飯後はおもちゃで遊んで、21時には飼い主の周りをウロウロして早くベッドに行こうとアピールします。飼い主と必ず同じタイミングでベッドに入り、横で眠りにつきます。おもちゃは髪の毛を結ぶゴム遊びが一番です。<飼い主から見たツクネさまとは>私は小さい頃からおばあちゃんといる事が多かったのですが、おばあちゃん宅にはいつもいろんな猫がいました!初めて家族として猫を迎えたのは高校一年の秋。近所で産まれた子猫を連れて帰って来て、ブンと名づけました。時を経て、残念ながら最期の時には立ち会えなかったのですが、彼女と過ごした青春がよくフラッシュバックします。ツクネが家族になった経緯をお話します。親しい友人宅のお庭に迷い込んだ猫がそのまま翌朝出産し、そこで産まれた3匹の姉妹達の次女がツクネでした。偶然出産の翌日に友人宅を訪れ出会ったのです。性格は怖がりでいつもビクビクしています。気を遣っているのか、息子が眠るとすぐに甘えてくる遠慮猫でもあります。特技はウゥっとうめきながら膝の上に上手にジャンプすることと、蜂や虫のハント。ツクネは私にとって長女、たまにマッサージ師(笑)です。名前を呼んだら走ってくるところが可愛いです。私に似ているところがあって、自分では感じたことは無いのですが、キャットシッターをしてくれる友人からは、気を遣うところが私にそっくりだと何度も言われました。一番楽しかったエピソードは、息子を出産した日のことです。深夜に陣痛が始まったのですが、初めてのことでよく分からず朝まで我慢しようとお風呂に入って耐えていた時、いつも夜はひっくり返って寝ている彼女が身体中をトントンしてくれて、お風呂が大嫌いなのに湯船に座って私を朝まで見つめていてくれた事です。ツクネと初めてふたりで夜を明かしました。彼女の存在は毎日をアクティブに生きるパワーを教えてもらい、時にはダラダラしていいよと許してくれます。のんきなツクネと一緒にいられて毎日が本当に癒されています。ーーこの猫さま連載にはすでにたくさんのハチワレ猫さまが登場していますが、ツクネさまはビー玉のようなまん丸お目目が可愛いですね。ひっくり返った姿を見るととても怖がりには見えません。今日も虫を捕まえて遊んでいるのでしょうね。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年09月16日子育てをする上で大変なことの1つに、『子供のいたずら』が挙げられます。幼い子供は、元気があり余っているゆえに、やんちゃをしてしまうもの。また、いたずらに対する大人のリアクションも、おかしくてたまらないのでしょう。無邪気な子供たちのいたずらに、大人は時に頭を抱えつつ、対応しているのです…。ビリビリに破られた『保護者説明会のプリント』の真相小学生の息子さんを育てる、@shibayuushaさんは、ある日、いたずらの現場を目撃しました。現場に残されていたのは、保護者説明会のプリント。親にとって重要な情報が詰まったプリントが、見るも無残な有様になっていたのです。現場を見た瞬間に、すべてを察し、『犯人』の姿をX(Twitter)に投稿。いたずらをした『犯人』に対し、投稿者さんは、刑事ドラマさながらに呼びかけました。「…やったな?」そう、大切なプリントをビリビリにしたのは、息子さんではなく、愛犬のむぎまるくん!まだ2歳のむぎまるくんにとって、プリントはオモチャのようなものなのでしょう。夢中になってビリビリに破いているうちに、我に返ったのかもしれません。投稿者さんを見つめるつぶらな瞳は、自分の罪を認めているのか、はたまた無罪を主張しているのか…。キリッとした表情を見るに、「やっていません」といっているように思えてきますね。むぎまるくんの犯行に、写真を見た人からは「神妙な表情で吹いた」「こりゃ、やっちまったな…」といった声が上がっています。どうやらこういった事件は、犬のいる全国の家庭で頻繁に起こっている模様。今この瞬間も、どこかで犯行が計画されているかもしれません…。[文・構成/grape編集部]
2023年09月13日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第168回目はアビシニアンのカルロス(Carlos)さま。ご褒美のパテが大好物な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.168猫さまの話をもっと聞かせて!カルロスさまは2歳の男性猫さま。<カルロスさまが語ります>僕はパリのアパートメントで生活しています。平均的な1日は、ハエを狩ること、太陽を追って寝ること、バルコニーを楽しむこと、ハトを観察することで終わってしまいます。毎日の食事はカリカリばかりですが、週に一度パテを食べる権利があります。このパテは格別で、週末に苦手な外へ出かけたときは、よく頑張ったご褒美にもらえるのです。お菓子全般が大好きで、飼い主がケーキを焼いているとそばに行き観察します。オーブンで焼かれたケーキの香りが漂うだけでよだれが出てきます。家の中で一番好きな場所は天気が良いときはバルコニー、外出できないときはベルベットのアームチェアの上を陣取ります。<飼い主から見たカルロスさまとは>子どもの頃に猫を飼っていたのですが、大人になって私自身では初めて猫を飼いました。インターネットで検索してアビシニアンのブリーダーさんを見つけました。私たちは赤ちゃんの頃にカルロスに会い、幸運にも彼を家族として迎え入れることができました。彼はすぐに私たちのところにやって来て、私たちの腕で眠ってしまいました。最も楽しかったエピソードは、彼がアパートに到着した最初の数時間。夜になると布団の下に隠れてハグを求めに来ました。この時は極上の幸せを感じました。カルロスはいわゆるパリのアパートメントの猫です。私たちは彼を田舎に連れて行くのが好きですが、彼はいつも家にいるので、自然をあまり好きではありません。チャームポイントは頭と大きな耳。小さなライオンのような愛と優しさの存在がたっぷりのカルロスにゾッコンです。ーーとても懐っこいカルロスさまは何時間撫でられてもじっとしているそうです。小さな犬のようでもあるとのこと。飼い主もカルロスさまもグルメなようで、話を聞いているだけで大好きなお菓子作りの匂いがしてきそうです。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年09月10日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第167回目は黒白ハチワレ猫のオリオン(Orion)さま。フランスとイタリアを行き来する猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.167猫さまの話をもっと聞かせて!オリオンさまは5歳の女性猫さま。<オリオンさまが語ります>私はフランスとイタリアを行き来して生活しています。飼い主が国際機関のアナリストなので、それぞれの国に私の家があるのです。パスポートはフランス猫としていつも持ち歩いています。パリでは6区のアパルトマン、イタリアではベネト州のトレビソ(Venice 近郊)というところに住んで約2年が経ちます。今はイタリアが拠点ですが、もちろんパリにも年に何回かは帰国しています。朝が弱いので9時前には起きません。フランス、イタリアどちらにいても、窓際で鳥の観察が日課です。食事は『シェーバ』のチキンが常食で、おやつにはミルクとカリカリをいただきます。飼い主が家にいる週末には大好物のローストビーフが出てくるのを期待しています。飼い主のやっていることにはなんでも参加したいタイプで、料理もですが、特にプリンターの構造に興味があります。毎日飼い主の秘書的な役目をしています。<飼い主から見たオリオンさまとは>3歳ぐらいから実家には絶えず猫がいました。オリオンは動物保護団体から2019年の春に引き取った時に、既に右手に障がいがありました。通りにうずくまっていたところを保護されたそうです。車に轢かれたのか、もしくは木登りをして落ちたのかはわかりません。私の元にやって来てからはいつも一緒に旅をしています。得意技は、ソファーからジャンプして、歩いている私の背中にタッチすることです。これはお帰りなさいのサインのようです。最近グルメなところが私と似てきました。イタリアに来てからいろいろな魚を食べるようになって、スズキとエビが大好物になりました。休暇で年に2回ほどパリの自宅に戻りますが、パリのマイベッドでは、やはり睡眠の質が違うようで、ゆっくり寝られるようです。オリオンは障がいがあるものも真摯に生きています。性格はとても明るいです。そんなオリオンをとても尊敬しています。ーー魚が豊富なイタリアの生活と、生まれ育ったフランスの生活はどちらにいても幸せそうでした。パスポートを持ち国境越えに慣れっこになっているオリオンさまは、まさに飼い主の秘書的な役割をしていていました。障がいが残っているのであまり自由に遊べませんが、その代わりジャンプ力がすごいお転婆娘でした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年09月09日みなさんは、『猫吸い』をご存じですか。猫の体に顔をうずめて、大きく息を吸い込むことをいいます。猫を飼っている人の中には、これが至福の時だという人も…。ハマジ(@xxhama2)さんと暮らす、猫の大吉くんも『猫吸い』をされていました。ただし、『猫吸い』をしているのは人ではなくて…。アメリカのコミックに登場するヒーロー、スパイダーマンのフィギュア!優しく抱きしめての『猫吸い』を、全身で受け止めている大吉くんは、「やれやれ」と思いながらも、まんざらでもない様子です。懐の深さを見せる大吉くんには、数々のコメントが寄せられました。・されるがままの大吉くんに笑った!というか、スパイダーマン!そこを代われ!・大人しく吸われている…俺もこれくらいモフモフな猫に埋もれたい。・『猫吸い』への共感や、キュンとしてしまうポイントなど、猫好きが反応するすべてが写真に詰まっている。ちなみに、スパイダーマンのフィギュアはこの日、家に届いたのだとか。もしかしたら、この『猫吸い』を受け入れることで、家族の一員として認めたのかもしれませんね…![文・構成/grape編集部]
2023年09月09日2023年4月、アメリカのニュージャージー州にある猫の保護団体『コミュニティ・キャット・クラブ』に「子猫を連れた母猫を保護してほしい」という依頼がありました。連絡をしてきたのは、とあるビルの管理人で、猫たちをビルの中で発見したとのこと。『コミュニティ・キャット・クラブ』のスタッフは現場に向かい、猫の親子を施設へ連れて帰りました。それからすぐにスタッフは、あることに気が付きます。子猫たちの母猫だと思われていたのは…実は去勢されていないオス猫だったのです!ビルの管理人が、たまたま子猫たちの近くにいたオス猫を母猫だと勘違いして、一緒に保護したといいます。『コミュニティ・キャット・クラブ』はオス猫を『ミスター・ママ』と呼んで、「彼は明らかにこの小さな子たちの子守りに同意していなかったようですが、寄り添ってくる子猫たちの面倒を見ていました」とInstagramで紹介。不本意ながらも猫たちの『母親役』にされてしまったミスター・ママに、笑いと称賛の声が上がりました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Community Cat Club(@communitycatclub)がシェアした投稿 ミスター・ママはまるで「なんで俺が子守りをしなくちゃならないんだ…」というような、納得いかない表情をしていますね!保護されてからすぐに子猫たちは全員、仮里親に預けられました。するとミスター・ママはやっと子守りから解放されて、リラックスしていたそうです。施設ではミスター・ママに去勢手術など必要な医療ケアをした後、里親の募集を始めました。 この投稿をInstagramで見る Community Cat Club(@communitycatclub)がシェアした投稿 見知らぬ子猫たちを拒絶せず受け入れていたのですから、ミスター・ママが愛情深い猫だということは証明済み。投稿には「『ミスター・ママ』って最高!笑ってしまった!」「すでにこの猫が大好きになったよ」など、好意的なコメントがたくさん寄せられていました。ところがなぜか、ミスター・ママの里親がなかなか決まらなかったのだとか。しかし、保護されてから約3か月後、ついにミスター・ママに家族ができたのです! この投稿をInstagramで見る Community Cat Club(@communitycatclub)がシェアした投稿 飼い主さんのベッドの上で気持ちよさそうに眠るミスター・ママの写真には、祝福の声が相次ぎました。猫たちを保護した時、施設のスタッフは母猫を探しましたが見つからなかったといいます。ほんの短い間でも、子猫たちの母親代わりを立派に務めたミスター・ママ。これからは自分自身が飼い主さんに好きなだけ甘えられますね![文・構成/grape編集部]
2023年09月04日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第166回目はメインクーン猫のチョピー(Tchoupy)さま。黄金色の目をした猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.166猫さまの話をもっと聞かせて!チョピーさまは2023年10月で1歳の男性猫さま。<チョピーさまが語ります>僕は2階建ての大きな家に住んでいます。眠りが浅いので、運動のために、週に1度、ハイキングしたり、ビーチに連れて行ってもらいます。最も楽しいのはビーチで飼い主と夕日を見て過ごす時です。大好きな自然を満喫し、家に戻れば爆睡します。毎週月曜日は特別な日で、パテを食べる権利があります。まだ子猫なのでおやつは貰えていません。人間とは逆ですね(笑)。お気に入りのおもちゃは、木の棒に紐が付いたイワシです。飼い主がおもちゃを投げると必ずくわえて持ち帰ります。みんなからは、とても穏やかな性格で抱きしめたくなると言われますが、自分からしがみつくことはなく、みんなを舐め回すのが大好きです。チャームポイントは白いあご。ここを撫ぜられると昇天します。<飼い主から見たチョピーさまとは>今まで猫を飼ったことはありませんでした。私はチョピーを経験豊かなブリーダーで見つけました。双子の兄弟がいて、そこではいつも一緒にいましたが、私はチョピーだけに夢中になりました。そしてチョピーが家にやってきました。彼の兄弟も別の家庭に養子として迎えられたので、幸せにしていることでしょう。チョピーが大きくなるにつれて、オオヤマネコのぬいぐるみのように見えてきました。でもまだ1歳なので、これからますます大きくなって、抱っこができなくなるかもしれません。チョピーは私と同じ乙女座の星座です。共通点を探していますが、まだ私に似ているところは星座以外みつかっていません。ただ、私と一緒にいると安全だということがわかっていると思います。特に一緒に夕焼けを見ている時はお互い無口で、物思いに耽って幸せな時間を共有しているのです。チョピーは私たちをなだめ、この家にいい空気をもたらしてくれます。家の中で私たちを落ち着かせてくれるのです。一緒にいれて本当に幸せです。この幸せな毎日を過ごしていても、いつかは彼とのお別れが来ることを想像しています。その時は腕にタトゥーを入れてお別れしようと思います。ーー飼い主とチョピーさまは、まるで恋人同士のように夕陽を見ながら1日を終えるのです。これからは秋になりますが、きっと夕焼けは秋空に美しく映えて、一緒に有意義な時を過ごすのだろうと想像します。黄金色の眼を持つチョピーさまは夕焼けと同じ色を持ち合わせていますね。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年09月03日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第165回目はヨーロピアンアンゴラのエミ(Emi)さま。家庭菜園で保護された猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.165猫さまの話をもっと聞かせて!エミさまは3歳の女性猫さま。<エミさまが語ります>パリ北部の郊外にある庭付きの住宅で、夫婦と3人の子ども、犬、亀、魚と一緒に生活しています。毎朝、私は午前5時45分に飼い主の声を聞くとすぐに起きて、犬のサムとともに集合します。2名とも廊下のドアの後ろで飼い主を待っていて、ドアが開くとすぐに追いかけ回します。飼い主が仕事に出かけるまで、 シャワー、トイレ、キッチンなどどこへでも同行します。それから2人の息子サシャとノアと一緒にベッドに戻り、家の中を歩き回り、順番に家族それぞれの部屋に会いに行きます。毎朝サーモンかチキンのウェットフードをひと袋食べます。その後、4時間ごとに10gの白身魚のカリカリが出てくるディスペンサーを使用しています。食事は毎日同じで、夜テレビの前で飼い主と一緒にくつろいでいる時は、彼女の食べているものを少しだけいただきます。好き嫌いはなく何でも好きです。おやつは新鮮な草とハエです(笑)。寝るのが好きなので、お気に入りの場所は、この家の夫のアイロンがけしたシャツを入れたかごの中です。アイロンをかけている間に私の毛がたくさん残るので、飼い主の夫はとても喜んでいます(笑)。あとは食器棚の上の高いところに置かれたカゴの中や、息子サシャの部屋にあるたくさんのカゴの中に収まるのが大好きです。おもちゃは犬と飼い主たちの足。あらゆる穴、袋、シート、箱などに入り込みます。<飼い主から見たエミさまとは>娘のサロメとボーイフレンドのベンジャミンが、家庭菜園を借りて野菜を育てていました。ある日、庭にある穴から小さな泣き声が聞こえたそうです。エミはひとりでそこにいて、自分の声を届けるために全力で叫んでいたそうです。ベンジャミンは有刺鉄線があるにも関わらずこの穴に潜り、エミを保護しました。とても小さく(196g)、ダニでいっぱいでした。彼らは子猫用ミルクのボトルと箱を獣医のところに買いに行き、エミを私たちのところに連れてきました。その時はエミが生き残れるかどうかわかりませんでした。彼女はとても小さくてもろく、かろうじて歩くことができ、生後約2週間でした。私たちは昼も夜も2時間ごとに交代でエミに哺乳瓶からミルクを与え、私はひと晩中エミのダニを1つずつ取り除き、私たちはできる限り母親役に徹しました。このようにして特別な関係を築き、今では彼女と一緒にいることができています。エミには2つの性格があります。彼女は私たちによくくっついて、私たちを探して近くにいたがる一方、愛撫されることや抱きしめられることがあまり好きではありません。撫でられることに慣れていないので、彼女は私たちに噛みつきます。エミは母親と兄弟に育てられなかったので、彼女は幼い頃に教育を受けられませんでした。エミは私たちの犬や子どもたちと同じように、家族のいち員です。彼女が仰向けになって頭を床に転がすという彼女独特の所作をするとき、ここに来てよかったね、と伝えます。私はエミによく似た性格で、ひとりで静かに過ごすことも好きですが、エミにはたっぷり愛情と注意を与えていると思います。この家にやってきたとき、彼女はとても小さかったので、私たちが小さな哺乳瓶を持ってきたのを見て、とても幸せになり感謝したに違いありません。それは私たちが決して忘れることのない、密着した4か月間でした。それ以来エミは私たちに喜び、平和、安らぎをもたらしてくれる、とても大切な存在になったのです。そして彼女は私が思う以上のものを与えてくれています。ーーー飼い主のジェラルディンは病院の産科病棟で保育助手として働いています。産まれたばかりの赤ちゃんの世話に慣れていたので、エミさまにも適切な世話をできたのだろうと想像します。この家族の動物(命)への愛情は素晴らしいものがあります。次回は、亀や魚の話を聞かせてもらいたいと思います。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年09月02日猫と暮らしている人なら、夜中に愛猫が大きな声で鳴いたり、家の中を走り回ったりして困った経験がある人は少なくないでしょう。夜は飼い主と一緒に眠る猫がいる一方、活動的になる猫もいるといいます。飼い主の安眠を豪快に妨げる猫ウクライナに住むナディア(sheldon_theblackcat)さんの愛猫であるシェルドンくんは、まさに後者。しかも、シェルドンくんの行動は、「ちょっとうるさいけれど無視して眠れるレベルではない」というのです。そこで彼女は寝室にカメラを付けて、夜中のシェルドンくんの様子を撮影することにしました。そして、撮影した動画をTikTokに投稿すると、大きな反響が上がったのです。@sheldon_theblackcat♬ А хто п'є, тому наливайте - Борис Сичевський寝ているナディアさんの身体に飛び乗ったり、顔を触ったり、足にまとわりついたりと、シェルドンくんは大暴れ!これではとてもぐっすり眠ることはできません!動画を見た人たちからは、共感と笑いが沸き起こりました。・真夜中の運動会だ。・大笑いした!あなた、これでよく眠れるな。・うちの猫がこんなじゃなくて本当によかったよ。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Шелдон(@_sheldon_theblackcat)がシェアした投稿 動画でご覧のとおり、シェルドンくんはとてもやんちゃでいたずら好きなのだとか。昼間もナディアさんの足に噛みつくなどしてくるそうですが、彼女はそんなシェルドンくんが愛おしくて仕方ないそうです。どんなに安眠を妨害されても、愛猫のかわいさには勝てないようですね![文・構成/grape編集部]
2023年08月30日洪水などの対策のため、コンクリートで両岸を固めた川は日本各地にあります。人間の暮らしを守るためには必要なことですが、自然な川と比べて岸に登りにくいデメリットがあり、野生動物が脱出できなくなるケースも。川から動物が救出されたニュースは、たびたびテレビ番組やSNSなどで注目を集めてきました。子猫を救出しに向かった男性「さすがに登るところがあると…」ある日、仕事中にすごい鳴き声が聞こえたため、周囲を探し回った、良太(ryooooooutan)さん。川の岸にしがみついている子猫を発見し、親猫の姿が見えなかったことから救助に向かいました。バッグに子猫を入れて、なんとか撮影者に渡すことができたのですが…。@ryooooooutan♬ ガチやべぇじゃん - P丸様。困ったことに、今度は良太さんが脱出できない状態に!「さすがに、どこかに人間が登れるところがあるだろう」と思って川に降りたのですが、それらしき場所を発見できなかったのです。救出者が助けを待つ展開に、多くの人が吹き出しました。・大役を果たした笑顔が清々しい。誰かお兄さんを保護してあげてください!・猫ちゃん、優しいお兄ちゃんに助けてもらえてよかったね!・オチに笑ってしまった。でも私も、猫を助けるために後先を考えず川まで降りそう。・ヒーローみたいでかっこいい。あなたにいいことがありますように。良太さんは、コンクリートの高い岸に脱出を阻まれ、怖くなってきたところ、近所の人が貸してくれたはしごを上って脱出できたとのこと。その後、子猫を病院に連れて行き、自宅で飼うことに決めたそうです。子猫にしずえと命名し、安全な室内でたっぷり愛でているのでした。いい人に助けてもらえてよかったね、しずえちゃん![文・構成/grape編集部]
2023年08月30日「猫が幸せ、私も幸せ」をブランドスローガンに、美しく機能性にも優れた猫の生活用品の製造・販売を手掛ける株式会社猫壱(本社:東京都新宿区、代表取締役:竹内 淳、以下 猫壱)と、ブランドと人のエンパワーメントに取り組むMOON-X株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役CEO:長谷川 晋、以下 MOON-X)と、2023年8月をもって“共創型M&A※”による統合を完了いたしました。猫壱のものづくりへの想いを大切に守りながら、猫の一生に寄り添う幅広い商品開発にさらに集中出来るように、管理・物流体制・ECやデジタル領域におけるMOON-Xの豊富なノウハウを活用し、より一層「猫とあなたに幸せな暮らし」への提供に注力して参ります。猫壱ホームページ: 猫壱Instagram公式アカウント: ※共創型M&A…大が小を飲み込むM&Aではなく、お互いの強みを持ち寄り、ONE Teamとなってブランドの更なる飛躍と継続的な成長を目指す、MOON-Xが提唱するM&Aのアプローチ。(右)株式会社猫壱 代表取締役 竹内 淳と(左)MOON-X株式会社 代表取締役CEO 長谷川 晋氏■猫壱について猫壱は常に「猫のため」を壱番に考えることにこだわり、猫の気持ちを考え、猫と暮らす方々の声を聴き、猫とお客様を深いレベルで理解することに力を注いできました。商品作りにおいても、常に「それは猫にとって壱番な商品かどうか」を判断基準において取り組んできた結果、原料にまでこだわったダンボール素材のつめとぎ「バリバリシリーズ」や、磁器製のフードボウルやウォーターボウルを取り揃えた「ハッピーダイニングシリーズ」、そして猫が嫌がる前にスパッと切れる「爪切り」など、猫とお客様に愛される人気製品を数多く展開しております。海外でも早期から積極的に展開し、米国は2014年から子会社のNecoichi Inc.を通じて、海外のお客様にも販売しており、多くのお客様に支持されております。猫壱 公式ホームページ: バリバリボウルタワーハッピーダイニングシリーズバリバリボウルストレスなくスパッと切れる爪切り■猫壱 創業者 竹内 淳の思い創業当時お客様を知るために毎週末店頭に立ち推奨販売をしていました。その時に多くの方から「うちの猫にぴったりの商品がない、ほしいと思える商品がない、だから消去法で商品を選んでいる」という声を聞きました。その声を聞き、とても悲しい気持ちになると同時に「猫が喜ぶ本物の商品を作りたい!」という強い決意が生まれました。脚付フードボウルに始まり、猫が嫌がる前にスパッと切れる爪切り、バリバリボウル爪とぎ、一品一品、猫と、猫と暮らす方に長くご愛用いただける商品の開発に取り組んできました。しかしながら、会社の成長とともに商品の開発以外の業務が増え、自分自身が猫とお客様に向き合う時間が段々と減っていき、それ以外の会社の管理に費やす時間が増えていき、このままではいけないと思っていました。そのような中で代表取締役CEOの長谷川氏、MOON-Xと出会い、猫壱が目指す姿、それを実現するために乗り越えなければならない課題について何度も何度も一緒に議論を重ねました。MOON-Xに支援いただくことで猫壱の管理・物流体制・システムをより盤石なものにしていき、これまで以上に商品開発に集中できるための体制を築いていけると確信し、統合を決断いたしました。猫壱の商品作りに対する姿勢、理念をこれからも大切に守り、MOON-Xが持つ組織体制、ECやデジタル領域におけるノウハウ、これまでの他カテゴリーで培った知見を活かし、世界中の「猫とあなたの幸せな暮らし」の実現に貢献してまいります。(左から)MOON-X 長谷川 晋氏、猫壱 竹内 淳、猫壱 竹内 康■MOON-X株式会社 代表取締役CEO 長谷川 晋氏のコメント竹内御兄弟と社員の皆様が、大切に育ててこられた「猫壱」ブランドをMOON-Xグループにお迎えすることができ、大変嬉しく思っております。当社では「Consumer is Boss」をコーポレートバリューに掲げ、常にお客様目線で考え、行動することを大切にしております。猫壱は、商品を実際に使う猫と、猫と暮らす人々の幸せを、文字通り「壱番」に考えて取り組んできた、特別な存在です。両社に共通するお客様を大切にする姿勢をこれからも守りつつ、お互いが持っているユニークな強みを持ち寄り、さらなるブランドの飛躍と世界中の「幸せな猫と人の暮らし」の実現を目指します。そして、日本にはまだまだ、お客様に愛され、大きく成長する可能性を持った素敵なブランドが沢山あります。MOON-Xは今後も、そのようなブランドを“共創型M&A”を通じてエンパワーする中で、お客様の生活を豊かにし、日本経済の発展に寄与してまいります。■MOON-X “共創型M&A” ブランド事例ベビー&マタニティブランド「kerata」(ケラッタ)は2016年に長野県に生まれました。2022年8月に統合ののち、ベストセラーは常時10個以上、スリーパーは累計販売数10万枚を達成。2022年10月には「Amazon.co.jp 販売事業者アワード2022」のカテゴリー賞 おもちゃ・ホビー・ベビー部門、2022年12月と2023年6月には楽天SHOP OF THE MONTH ベビー・マタニティ ジャンル賞を受賞しています。kerata: MOON-Xとケラッタ株式会社統合の際のプレスリリースはこちら ■猫壱における今後の採用強化について統合後の成長を見据えて、今後、猫壱では採用を強化していく予定です。順次、猫壱ホームページの採用ページに掲載いたしますので、ご確認ください。 ■株式会社猫壱 会社概要社名 : 株式会社猫壱所在地 : 東京都新宿区西新宿6-15-1セントラルパークタワー ラ・トゥール新宿605設立 : 2008年1月代表 : 代表取締役 竹内 淳事業内容: 猫用品の企画・販売 等URL : ■MOON-X株式会社 会社概要社名 : MOON-X株式会社(ムーンエックス)所在地 : 東京都目黒区三田一丁目3番19号設立 : 2019年8月創業者 : 代表取締役CEO 長谷川 晋、取締役CTO 塩谷 将史事業内容: ECブランドの共創型M&A、ブランドの成長・DX支援/コンサルティング等URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月29日家族など、互いに心を許している間柄の人との触れ合いは、特別な安心感を得られるもの。それは人間同士だけではなく、猫同士でも同じようです。2023年現在、5匹の猫と暮らしている、@nekotoixtushoさんがSNSに投稿した、心温まる写真をご紹介します。2匹の猫の関係性に「尊い」公開されたのは、1年前に保護したしま子ちゃんと、先住猫のたぬくんが写っている写真。しま子ちゃんを保護した当時の『懐かしい写真』だと、飼い主さんはいいます。「しま子が家に来た時、たぬがよく面倒を見てあげていた」というコメントとともに投稿された、4枚の写真がこちらです。当時、赤ちゃんだったしま子ちゃんの面倒をよく見ていたという、たぬくん。しかし、飼い主さんはこのことを「意外だ」と思っていたそうです。理由は、たぬくんが先住猫の中でも、ケンカ早く縄張り意識が強いため、他の猫から敬遠される存在だったから。飼い主さんとしては、たぬくんがしま子ちゃんに怒らないか心配だったそうですが、女の子だからなのか、初めから優しく接していたといいます。しま子ちゃんが甘え上手なこともあり、すぐにたぬくんは心の扉を開いた様子。2匹が近付いた当時は、飼い主さんも「感慨深い」と語っていました。しま子が、自らたぬのところに行きました...たぬは喧嘩っ早く、他の猫たちからは、敬遠されている存在。ずっと暮らしてきた者としては、感慨深いです... #しま子 #たぬたぬ #猫との生活 #猫のいる幸せ #猫のいる暮らし #猫好きさんと繋がりたい #猫 #猫好き #CatsOfTwitter #cats #cat pic.twitter.com/nzq9z3xUVN — ねこといっしょ (@nekotoixtusho) June 14, 2022 飼い主さんいわく、しま子ちゃんは当時から変わらず、今でもずっとたぬくんのことが大好きなのだとか。どの写真を見ても、しま子ちゃんとたぬくんが互いに信頼を寄せているのが伝わってきて、胸に熱いものがこみ上げてきますね。【ネットの声】・見ているだけで幸せな気持ちになります。ありがとう。・これは悶絶…。どちらもかわいいです。・なんて愛おしいんだ…。尊いとはこのこと。大切に抱きかかえたくなるような、愛にあふれる2匹の写真。きっと写真を見た多くの人に、癒しをもたらしたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年08月28日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第164回目はブリティッシュショートヘアのタズ(TAZ)さま。おでかけが大好きな猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.164猫さまの話をもっと聞かせて!タズさまは1歳の男性猫さま。タズさまが語ります。ここは僕のために用意されたバルコニー付きのアパルトメントです。好きなことは飼い主と遊んだりおしゃべりしたり、夜や毎日の散歩で外の広場に出かけること。飼い主がリードを準備したら嬉しくて声が出てしまいます。いつもは『ロイヤルカナン』のカリカリが主食ですが、好物の生サーモンが出てきた時なんかはよだれが出てきます。性格は時たま頑固ですが、機嫌がいい時はたくさんおしゃべりして飼い主と対話します。お気に入りのおもちゃはリモコンで動くマウスです。電池切れに注意してください。動かなくなると僕は騒がしくなりますよ。飼い主から見たタズさまとは。最初に飼っていた猫が残念ながら亡くなってしまい、猫のいないと生活に空洞ができてしまって寂しい毎日を送っていました。いつかは新しい子猫が欲しいと思っていました。偶然にも人からの紹介でタズを引き取ることにしました。そう、彼はいろんな意味で、火山のようにエネルギッシュで、海のように穏やかな子です。今までで最も印象深いエピソードは、ある朝、目が覚めると彼は私の首に寄り添って耳を吸い、私を母親と感じてくれた時です。優しさに満ちた愛らしい瞬間でした。タズの体はとても柔らかくていつでも抱きしめたくなります。とても遊び好きで元気な子!私と一緒にシャワーを浴びるのが好きなきれい好きです。私がタズを溺愛しており、彼にたくさんの愛を与えています。タズがいれば私の心は落ちつきます。そして私の人生に特別な意味を与えてくれます。タズと養子縁組をした私は、彼に甘く愛に満ちた人生をこれからも喜んで提供していきます。ーー外出好きなタズさまはいろんなところへ連れて行ってもらっています。普段は家の周りの広場ですが、飼い主の休みの時は海に行ったり、森へ行ったり、パリ観光だって名所を巡って楽しい時間を過ごしています。この夏のヴァカンスはどこへ行ったのでしょうか?今度教えてもらいます。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年08月26日行政から助成金が出ない動物保護活動家に寄付を行う「みんなのきふ」を運営するアスラネット株式会社(愛知県春日井市、代表取締役:岩山 伸司)は、パチンコ店向けホールコンピューターシステム最大手のダイコク電機株式会社(愛知県名古屋市、代表取締役社長:栢森 雅勝)と保護猫・保護犬の支援などの社会問題への解決を目指し、8月末より協力して支援を開始いたします。ダイコク電機社内で募った不要品は「みんなのきふ」を通して、全額が動物保護活動家への支援へ利用されます。「みんなのきふ」へ届けられた買取品■協力に至る背景■ダイコク電機株式会社では各事業所から選出された若手社員が、活性化委員会として各グループに分かれ、業務上の諸問題について従業員の意見を取りまとめて会社に提案、レクリエーションの企画・運営、社会貢献活動を行い、社内の活性化に努めています。今回、活性化委員会の社会貢献活動グループでは2023年は動物保護活動に注目し、事業所のある春日井市周辺にて活動を行っている団体、企業に取材を行いました。取材を通じて、動物保護活動について知見を深める一方で「春日井市では避妊去勢の一部補助はあるものの、国から助成金が無く、身銭を切りボランティアで活動を行っている。」「特に保護した猫・犬の医療費の金銭負担が大きく、足りない分は会員で出し合っている。」「地域住民から保護をしてほしいと電話が来るが、金銭的余裕が無い状況」など様々な課題が浮き彫りとなりました。そこで春日井市にて動物保護団体へ資金援助を行っているアスラネット株式会社の「みんなのきふ」に着目しました。「みんなのきふ」では、不用品の買取金・販売時の利益全額が動物保護団体へ寄付されます。数回の協議を経てこの度、保護猫・保護犬の問題解決の観点で一致し、社会貢献活動の一環として協力いたしました。まずはダイコク電機の社内で不要品を集めることから始め、6月末には段ボール42箱が集まりました。これらを「みんなのきふ」を介して買取・販売し得た収益130,098円を、8月末に春日井さくらねこの会へ全額寄付します。さらに保護猫・保護犬の支援について社内での認知の為、積極的に広報啓発活動にも取り組んでいます。ダイコク電機社内で段ボール42箱分の不要品が集まる■社内で不要品を寄付した人の声■・今回社内にて開催されたイベントをきっかけに保護猫活動について知りました。活動に直接携わることは難しいですが、不用品の寄付を通して保護猫活動の支援ができる仕組みは素晴らしいと思います。今後もこのような機会があれば、是非参加したいと思っています。・元々使わなくなった物を壊れたり、破けたりしていないのであれば一応残しておく性格です。でも結局は使わず処分するの繰り返しでした。それが誰かの役に立つ様になるのならこんなに嬉しい事はありません。これからもこのような取組みがあれば積極的に参加させていただきます。■今後の取組みについて■近年は動物愛護の精神が広がり、保護猫・保護犬の譲渡会から新しい家族を迎えるケースも増加してきています。その一方で、多くの動物保護団体が悩んでいるのが譲渡会の開催場所です。動物を取り扱うため適切な環境の会場が絞られる上、使用目的から断られるケースが大変多いのが現状です。また高額な会場レンタル費用などの理由から「県内では見つからず、離れた県外でやっと貸していただける施設が見つかった。」という声もあります。そのためダイコク電機は支援を継続するために、事業所の一つである坂下事業所を7月に譲渡会会場として提供しました。次回開催は11月12日を予定しています。このことは愛知県内の企業や住民が、同じ地域で困っている保護猫・保護犬を助けることで、SDGs(持続可能な社会の実現)や動物福祉(アニマルウェルフェア)など社会課題への解決の一歩にも繋がります。担当者の声:地域社会への貢献のため、より一層尽力していきます。■「みんなのきふ」について■「みんなのきふ」は、行政から助成金が出ない動物保護活動家に寄付を行っています。段ボールに不用品を入れて送るだけで寄付が完了し、買取金・販売時の利益全額が殺処分・保護動物の生活の改善に役立てられます。メインのリユース品買取事業を活かし、長年の目標である「多くの困っている犬・猫の命を一匹でも救いたい」という強い思いから、日本の動物福祉(アニマルウェルフェア)の現状を周知し、動物保護活動家を金銭的に支えることで、保護動物の幸せと保護活動が円滑になること目指しております。また支援待ちの動物保護団体が多く控えており、今後も継続的な支援を目指すために社会貢献活動に協力していただける企業様を募集しております。不用品で助かる仕組みとは?■会社公式ホームページ■アスラネット株式会社 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月24日