動物はそれぞれがユニークな習性をもっています。例えば犬は吠えたり、何かをくわえたり、噛んだりするのが好きなことが多いでしょう。一方、猫は高いところや狭いところを好んだり、爪を研いだり、人の足にすり寄ってきたりすることがありますよね。ところが、中には本来とは違う習性を身につけてしまう動物がいるようです。自分のことを猫だと思ってる?パグのルーシーの飼い主さんが、愛犬の一風変わった行動を紹介しました。自宅のリビングルームでくつろいでいるルーシー。飼い主さんのほうを見ながら、カメラ目線である行動を始めます。何をしているのかというと…こちらをご覧ください。ソファの背もたれにちょこんと座り、前足を舐めたり、前脚で顔を拭いたりしているルーシー。その様子は、猫が前脚で顔を洗っているしぐさにそっくり!後ろ脚だけでバランスをとった座り方も、あまり犬では見られませんよね。『自分のことを猫だと思っているパグ』というタイトルで投稿された動画には、驚きの声が上がっています。・猫にしか見えない!・笑いすぎてコーヒーを吹き出した!・猫を演じさせたら、この犬はアカデミー賞並みだ。飼い主さんいわく、ルーシーはいつもこうして猫のようなしぐさをするのだとか。猫に似た動きをしている最中には、なぜか飼い主さんをじっと見つめるのが好きなのだそうです。猫そっくりの行動といい、絶妙なバランス感覚といい、カメラ目線といい…ツッコミどころが多すぎるルーシー。かなり個性的なパグですが、かわいいことには変わりないですね![文・構成/grape編集部]
2023年03月29日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第120回目は黒猫のセーラム(Salem)さま。先住猫さまと良好な関係を築いた猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.120猫さまの話をもっと聞かせて!セーラムさまは2歳の男性猫さま。セーラムさまが語ります。僕は飼い主とアパルトマンに住んでいます。たくさんのキスで目覚め、それから朝食のカリカリをいただきます。特別な食事はありませんが、飼い主がクロワッサンやチキンを食べている時は目を丸くして要求します。それから遊んで、飼い主にくっついて寝ます。この家には、プラトンという名のパパのような存在の大きな猫がいます。よく遊んでくれて、毛繕いもしてくれます。そしてもう1匹、カネルというクリーム色のロン毛の猫がいて、よくちょっかいを出します。実はヤマトという大きな犬もいて、一緒に寝ると気持ちがいいんです。ヤマトはいい友達です。ひとりになりたい時は、洗濯かごの中での昼寝!これは最高です。でもやっぱり飼い主の首元で寝るのが一番嬉しい時間です。飼い主から見たセーラムさまとは。私は学生で、コミュニティマネージメントを専攻しています。今までも、私のそばにはいつも猫がいました。今はセーラムが来て猫3匹と犬1匹の賑やかな毎日です。セーラムは、廃墟の中から見つけ出され保護されました。その時、彼は生後2日目だったとのことです。話を聞いて生後3週間のときに会いに行った時には、もう誰もセーラムの世話をすることができない状態で、私が名乗り出て引き取りました。特別なエピソードはありませんが、彼が私にくれる愛で毎日が幸せです。セーラムの存在が私を満たしてくれるのです。あだ名はラッキースター!ばかげたことをたくさんしても、彼は私の恋人です。――大の動物好きの飼い主のところにはすでに2匹の猫さまがいました。新入りのセーラムさまが来てからは家の中が活気に満ちて明るくなったと言います。やんちゃ具合も、他の先住猫さま達との関係も良好で楽しい毎日です。末っ子の甘えん坊セーラムさまは飼い主を独占している日々を満喫していました。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年03月26日猫のお茶子ちゃんと、ゴールデンレトリバーのぷぅちゃんと暮らしている、飼い主(@pu_channeldesu)さんは、日々、ペットとの暮らしぶりをTwitterなどに投稿しています。2023年1月、ぷぅちゃんが子犬を産みました。子犬の名前は、つゆちゃんです。つゆちゃんは、母親であるぷぅちゃんだけでなく、先輩であるお茶子ちゃんの姿もよく見ながらすくすくと育っています。そのことがよく分かる動画がこちら。猫を見て育ったゴールデンレトリバーの子犬が獲物を見つけた時 pic.twitter.com/feR4YnXlTg — ぷぅ♡つゆ♡お茶子 (@pu_channeldesu) March 24, 2023 そろりそろりと近付いて、一気に狩る姿は、猫の仕草によく似ています!つゆちゃんは、お茶子ちゃんがおもちゃで遊ぶ姿を見て、どのように狩りを行うのかを学んだのでしょう。つゆちゃんのかわいらしい姿に、ハートを撃ち抜かれた人は多いようです。・なんだこれは!かわいすぎる。・子犬の姿なのに、猫の仕草だ。よく観察しているんだろうな。・足音を立てないようにそっと動かすところとか、まさに猫!・動物であっても、育ちは本能に勝るのか。面白い。この先、つゆちゃんは、ぷぅちゃんとお茶子ちゃんの両方から、さまざまなことを学び、大きく育っていくのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月26日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第119回目はシャム猫のアイリス(Iris)さま。SNSで人気者になっている猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.119猫さまの話をもっと聞かせて!アイリスさまは6歳の女性猫さま。アイリスさまが語ります。私はアイリス!シャム猫です。より正確に言うとシャムブルートーティーポイントタイプのミックスです。SNSのコンテンツクリエーターをしている飼い主、シャルロットと一緒に生活しています。私はシャルロットの人生のリズムをコントロールしています。つまり、私が寝るとき、彼女は寝ます。朝、私がカリカリを食べるとき、それに合わせて横で彼女が支度をしたり、朝食をとったりしています。季節によって異なりますが、冬は暖かいラジエーターに座るか、窓から鳥を見ます。私はInstagramやYou tubeチャンネルのコンテンツを作成するために働く日もあります。カメラの前でモデルになるのも大好きです。準備ができたらすぐに、急いで駆けつけます。でも、それはいつもというわけではなく、常に報酬 (おやつ)があることがポイントです。私は気性が激しいので、無理強いは禁物。とにかく、シャルロットにとっても、私にとっても、仕事は楽しいものでなければなりません。それから午後早く、シャルロットが少し休憩すると、私も毛布の下で彼女に寄り添いおやつ休憩まで昼寝をします。シャルロットは紅茶、私は液体キャンディー(チュールみたいなもの)でひと息つきます。それから、シャルロットは仕事に戻ります。私は、窓の外を眺め、日光浴をし、眠ります。そしてシャルロットのところに行ったり来たりしながら、もうすぐ食事の時間だと知らせます。通常、シャルロットがシャワーを浴びている間、バスルームで午後8時頃に食事をします。それからシャルロットがベッドにくつろぎに行くと、すぐに彼女の足の間に入ります。最後に明かりが消えると、翌朝までシャルロットとべったり。まあ、寒すぎると躊躇なく羽毛布団の下に入るのですが…。これは典型的な1日ですが、もちろんいろいろな日があります。私は魅力的です。そして、美しい青い瞳で人間にしばしば催眠術をかけることもできます。とっても柔らかい毛皮を持っているし、私は肉体的にも精神的にも特別なのです。飼い主から見たアイリスさまとは。2016年末、子猫を飼いたいと思いました。特に品種の希望はありませんでしたが、青い目をした女性猫を探していました。たくさんリサーチをして、小さくて真っ白な猫を含む数匹の子猫の里親募集の個人のウェブサイトを発見しました。午後9時の配信を見てすぐにメッセージを送り、翌日の2016年12月12日、アイリスに会い、養子縁組しました。彼女は数匹の猫と犬と暮らしていました。とても温かく迎えてくれる家族で、不思議なことに、そこでは家にいるように感じました。真冬の雨の中、車で170キロ以上走った後のことです。帰り道、このことを私に知らせたのはアイリス彼女自身だったのだと自分に言い聞かせていました。家に着いた瞬間、私は彼女をベッドに寝かせました。彼女は生後9週間で、とても小さく、真っ白でした。そして翌朝までほとんど動きませんでした。その後、予想に反してとても元気な子猫だとわかりました。私にはたくさんの信頼と忍耐が必要でしたが、すぐに計り知れない愛がもたらされました。私はアイリスにバランスの取れた食事を与えるために最善の努力をしています。健康の基本ですからね。これは、私のInstagram アカウントで最初から伝えていた価値観です。アイリスは毎日カリカリを食べており、週に数回、ムース、パテ、マグロやチキンのフィレなどウェットフードも食べます。彼女はいつも、私と同じボトル入りのミネラルウォーターを飲んでいます。飲み水も食べものと同じくらい重要だからです(アイリスは非常に貪欲な猫であり、さまざまな好みがありますが、それでもいくつかの条件があり、ときどき特定のブランドを嫌がります)。アイリスは毎日おやつを食べます。99% はフリーズドライのおやつ (100% チキン)です。においがなく手につかないので、撮影時は、カメラの扱いが楽になりました。それ以外の場合は、お茶の時間に液体のおやつを食べます。また、乾燥した小魚を食べることもあります。私は常に品質を重視しています。彼女はとても食いしん坊なので大食い防止のボウルで食事をしなければならないのです。そうしないと、すぐ食事を吐いてしまいます。釣り竿の形をしたおもちゃは、猫との絆を深めるのに最適だと思います。またアイリスは靴に付いているシンプルなひもでも、真剣に遊びます。そして彼女はトンネルに隠れるのが大好きです。アイリスは非常に気が強く、生き生きとしていて繊細です。シャム猫に「気性の荒い」というレッテルが貼られていることは有名ですが、誤解されています。彼らは自分の気持ちを知らせているだけです。アイリスはとてもおしゃべりで、とてもエネルギッシュで、とても好奇心旺盛です。ただ、シャムは非常に排他的で、1人だけでいることが好きなことを知っておく必要があります。それに加えて、彼女はとても人なつっこくなる時もあり、抱きしめたくなります。 彼女は変化に素早く適応します。そして出会う人間の癖を理解します。アイリスはとても好奇心旺盛な猫です。 彼女は、私がコンピューターに向かっている時でも、キッチンでも、DIYをしている時でも、私を見るのが大好きです。驚く人もいるかもしれませんが、アイリスは定期的にシャワーを浴びています。彼女は小さい頃から水に慣れているのです。アイリスは、私のエネルギーがなくなった時に出会いました。その時、私は非常に難しい選択をしていたのです。そして、彼女は私がそれにとらわれないようにしてくれました。私は「アイリスがそこにいて私を必要としている、私は彼女を守らなければならない」と考えることができて、彼女のおかげで私は自分自身を大事にし、自信をもって生きていくことを学びました。アイリスは信じられないほどユニークな存在です。彼女は決意と勇気があり、忍耐強いです。私は彼女をとても愛しています。彼女の幸福は私にかかっているので、私はまず自分が健康で幸せでいなくてはいけないと学びました。猫は感情のスポンジだとよく聞きますが、私はそれを実感しています。周りからは性格が似ているとよく言われます。アイリスは天秤座で、私は水瓶座で、どちらも風の星座です。面白いのは、最近、自分の誕生月の花がアイリスであることを知ったことです。とてもステキな類似点です。彼女と毎日一緒に暮らせることにとても感謝しています。今この瞬間を彼女と一緒に呼吸したい、それが一番大切なことです。でも、最も魔法のような瞬間は私たちが離れて過ごす休暇のときです。彼女はすぐに順応するので、いつも驚かされます。私たちはお互いを信頼していて、それは魔法のようです。明らかに、シャムは自分よりも飼い主に愛着をもっています。私たちが離れて暮らす休暇の時間は、私たちをさらに近づけます。そして、私たち2人がエネルギーを再び集中できるようにしてくれるのです。アイリスは私が一瞬一瞬成長するのを助けてくれます。私の人生と作品の両方にとって、素晴らしいインスピレーションの源です。私は子どものころから写真が好きで、アイリスがとても刺激的なモデルになっています。私たちの愛は、私をより良くしてくれ、それに感謝するために最善を尽くしています。――飼い主のシャルロットのイマジネーションの源はアイリスさまによって導かれているようです。アイリスさまがミューズとして存在し、お互いを高めあう最高のパートナーとして毎日を過ごしている日常は、シャルロットのデジタルクリエイターとしての活躍でもよくわかります。お互いとても真面目に向き合う関係に心打たれました。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年03月25日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第118回目は赤トラ猫のキャロット(Carotte)さま。自分の名前が気に入っている猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.118猫さまの話をもっと聞かせて!キャロットさまは5歳半の男性猫さま。キャロットさまが語ります。僕の名前はキャロット、「人参」という意味の名前です。特に人参が好きなわけではないのですが…。トラ柄が少なくて全体にオレンジ色なので飼い主が名付けました。この名前、まんざら悪くないと思います。僕はテラスと庭のある一戸建てに住んでいて、毎日快適な生活をしています。定期的に口に鳥をくわえて家に入ろうとしますが、飼い主が近づくとうなり声を上げてしまいます。別に怒られたり、盗られたりもしないのですが…。僕は、自分が得た獲物をアピールしたいだけなんです。毎朝飼い主たちと同じ時間に起きて、食事をいただきます。2回目の食事は午後4時頃です。大食いで、すぐに体重が増えるので注意しています。去勢手術後は尿の問題のために、それに対応したカリカリしか食べていません。冬になると、ほとんど家の中で過ごします。ひもや紙団子で遊ぶくらいでしょうか。そのため冬の間は太るので、じゃがいもと呼ばれたりしています。これからの季節は暖かくなり、晴れた日には、庭に出て走ったり、用を足したり、遊んだり、狩りをしたりします。そして、たいてい外で夜を過ごします。してほしいことを要求したり、自慢したり、抱きしめられたりする方法はわかっています。大きな声で喉を鳴らし、「長ぐつをはいた猫」のように振る舞えばいいんです!飼い主から見たキャロットさまとは。前の猫のオスカーが16歳で亡くなってから6か月後、キャロットが我が家にやって来ました。彼は友達の家で生まれ、2人の兄弟と1人の妹 (赤とぶち) がいました。彼はひとりで来るはずだったのですが、彼の妹のニョッキ (ぶち猫でセミロング) は保護先を見つけることができなかったので、私たちは2匹とも飼うことにしました。私たちは、彼らを庭で追いかけっこしたり、抱きしめたり、グルーミングしたりすることで幸せになりました。しかし、残念ながらニョッキは2歳で癌になり亡くなってしまいました。それ以来、キャロットはひとりぼっちで、そろそろ新しい仲間を見つけたいと思っています。キャロットは私たちにたくさんの幸せと愛をもたらしてくれます。彼は家族の一員です。彼が深く愛されていること、そして私たちが彼のことを気にかけていることを知っています。地面を転がってお腹を見せて楽しい瞬間を与えてくれるし、彼は私たちに尊敬の念で接してくれます。キャロットが私たちのもとを去らなければならない日、彼はひとりではありません。私たちは彼を抱きしめてキスをし、彼は私たちの庭で植物や装飾とともに埋葬されるでしょう。そしてオスカーとニョッキと共に休息するのです。――とってももふもふして可愛らしいキャロットさまは、これからの季節はたくさん運動してスマートになるのでしょうね。猫さま好きな飼い主達にも愛されて幸せな毎日ですが、早く相棒が見つかって一緒に遊ぶことができればいいですね。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年03月21日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第116回目は茶トラのカタス(Katus)さま。大きな目をした年齢不詳の猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.116猫の話をもっと聞かせて!男性猫さまのカタスさま、年齢は不明です。カタスさまが語ります。僕は3部屋あるアパルトマンに住んでいます。毎晩飼い主たちと一緒に寝て、朝は7時から行動を始め、まずは遊びを要求します。飼い主たちが仕事に行っている間、僕は帰宅を首を長くして待っています。遊ぶのが大好きで、とにかくかまってほしいのです。食事は調理済みの鶏肉と野菜を食べます。カリフラワーとカボチャも大好きです。飼い主は僕のためだけの食事を用意し、新鮮な鶏肉を購入したり魚を調理したりします。飼い主は食品店で鮮度保持のためのシェフとして働いているので、いい食材が手に入りやすいんですって。あとはスイスのナチュラルヨーグルトが大好きです。寒がりなので太陽の下にいるのが大好き。ソファの上でも、床の上でも、暖かければどこでも居座ります。僕はおもちゃを持っていません。その辺に転がっているテニスボールや小さなボールで毎日ひとり遊びをしています。今夜のご飯は何が出てくるのか楽しみで仕方がないのです。飼い主から見たカタスさま私たちは路上に捨てられていた赤ん坊の猫を飼っていましたが、すでに大人になってから出会ったカタスの場合は、それとは事情が異なっていました。最初の数日間、彼はとても穏やかに見えました。それから、彼がいかに頑固であるかがわかりました。彼は、欲しいものを手に入れるまでニャーとしゃべり続けます。彼はゲームではなく、私たちとたくさん遊びたがります。初めて会った頃とはまったく違うカタスを発見しました。彼の年齢はよくわかりません。5歳か6歳だと思います。前の飼い主に捨てられた後、捨て猫の世話をしていた人に引き取られて、別の猫と一緒に生活していました。私たちはそこを訪れて、カタスに初めて会いました。彼は落ち着いていて、喉を鳴らしていて、私たちを見てハグを望んでいました。すぐにカタスを気に入り、私たちは彼を養子にしました。カタスは社交的な猫です。周りに人がいるのが大好きで、特に私たちが彼の世話をするのが大好きです。私たちが話していないときでも、彼はたくさんおしゃべりをします。カタスはとてもかわいらしく、長い毛並みをもっていて愛らしい子です。時々彼は賢明です。大きな丸い目をしていて表情豊かです。カタスは、興奮のピークを迎えると非常に熱狂的になり、四方八方に走ったり遊んだりし始めます。時々、私たちは彼が大きな子どもだと感じます。カタスがそばにいてくれて、毎日最高な日々です。彼が最も幸せなのは、私たちの目が行き届く庭に出ることなのだと思います。彼は普段はアパート内にいますが、小さな緑地へ行くことが許されると、私たちが近くにいるだけで安心して遊びます。カタスは私たちに勇気とエネルギーをもたらしてくれるだけでなく、心配事を忘れさせてくれ、愛を受け取り、愛を与える人生のパートナーなのです。――カタスさまは性格もいいし可愛いですね。どうして前の飼い主がカタスさまを手放したのかは話が聞けませんでしたが、ここの家に来て美味しいご飯と愛情たっぷりの毎日を過ごせるカタスさまは幸せですね。過去のことより前向きな姿勢で、今日も楽しくすごしている事でしょう。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年03月18日株式会社東急エージェンシー(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:澁谷 尚幸)は、このたび新刊本『家族になろうね 保護犬・保護猫を迎え入れた18のストーリー』を発行いたしましたので下記のとおりお知らせいたします。定価250円(税込)■保護犬・保護猫と家族になることを当たり前の選択肢の一つに。本書は、Amazonが環境省パートナーシッププロジェクト「つなぐ絆、つなぐ命」の一環として実施したキャンペーン「保護犬・保護猫 Welcome Family Campaign ~両想いで家族になろう~」の中で募集した、保護犬・保護猫を家族として迎え入れた人々(=迎え主*)が、家族になるまでのストーリーの入賞作を収録したものです。1,000件の応募作品の中から、elicaさんの「一緒に生きよう。幸せになるために。」がグランプリに選ばれました。そのほかWelcome Family賞2作品、審査員特別賞4作品、入賞3作品、賛同メーカー賞5作品の受賞作品が選ばれました。審査員は、アマゾンジャパン合同会社および環境省の担当者、ライターの田中裕子さん、漫画家の佐倉イサミさん、当取り組みにご賛同頂いたメーカー各社の担当者が務められました。これらの受賞作品に加え、特別番組「Amazon presents 『みやぞん校長のWelcome Family学園』」にご出演いただいたタレントのみやぞんさん、本コンテストの審査員の田中裕子さんと佐倉イサミさんのストーリーも加えています。なお、本書の売上は公益社団法人アニマル・ドネーションを通じて動物福祉に役立てられます。■書籍概要書籍名: 『家族になろうね 保護犬・保護猫を迎え入れた18のストーリー』著者 : Amazon 保護犬・保護猫 Welcome Family Campaign 事務局形式 : Kindle版発売日: 3月17日(金)価格 : 250円(税込)URL : *「迎え主(むかえぬし)」について「Welcome Family ストーリー」の募集と同時に、保護犬・保護猫を迎え入れる方々を表す新愛称を募集しました。従来、「里親」という言葉が使用されることが多かったのですが、里親の本来の意味は親権/所有権を持たない親/飼い主を表す言葉であり、動物保護施設で一時的に犬や猫を飼養する預かりボランティアに近い名称でした。そこで、新愛称を用いて正しい理解を促進することで、多くの方々に保護犬・保護猫と家族になることをより身近に感じていただけるよう、Amazonでは環境省、保護犬・保護猫の関連団体、企業とともに本取り組みを始めました。結果2,577件の愛称案をお寄せいただき、厳正なる審査を経て、新愛称を「迎え主(むかえぬし)」に決定しました。この愛称は、Amazonや環境省および保護犬・保護猫関連団体、企業による今後の様々な活動でも使用してまいります。<本書 「はじめに」より>■受賞収録作品・一緒に生きよう。幸せになるために。 <迎え主:elica>・ニコのセカンドライフ <迎え主:ちまき>・いつからだって、幸せになれる <迎え主:みさき>・霙から桜へそして紅葉へ <迎え主:なばな円盤>・一緒に暮らすこと、それはきみの呼び名が増えていくこと<迎え主:明日美>・柴犬サチがすずと呼ばれるまで <迎え主:入海ヒロ>・保護猫マンガ「福は内」 <迎え主:猫野サラ>・父の仕事場は猫の通り道。 <迎え主:nikonatsu2572>・何年経ってもツンデレな美人さんへ。 <迎え主:たなかともこ>・仮称「クロ」 <迎え主: wata>・お隣さんの猫がかわいすぎて、愛犬ロスを脱出し保護猫を迎え入れた話<迎え主:永田有沙>・不妊治療に疲れた夫婦が1匹の保護犬と出会う話 <迎え主:月見>・ひとつ屋根の下 <迎え主:黒柳能生>・猫から学んだ10のこと <迎え主:ハラヒロシ>・犬には快適な部屋で転がっててほしい <迎え主:眞木佑那>■その他収録作品・ラブちゃんラブ! <迎え主:タレント みやぞんさん>・あなたの歳を数えながら <迎え主:ライター 田中裕子さん>・猫を拾って世界が変わった話 <迎え主:漫画家 佐倉イサミさん> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月17日縁があって出会ったペットは大切な家族です。しかし、やむを得ない事情でペットを手放さなければならないこともあるでしょう。真冬のイギリスで、飼い主に捨てられた1匹の猫が見つかりました。猫の名前はリロといい、飼い主が書いた手紙が付けられていたとのこと。メモには、飼い主が飼えなくなったこと、リロの性格や好きなものについて記されていたのです。私の名前はリロです。私のママは私をとても愛していますが、もう飼えなくなりました。私はおやつと柔らかい毛布が好きな家猫です。遊び好きで自立心が強いですが、添い寝が好きで、夜はベッドの端っこで寝ます。私はいい子です。ママは誰かが私をもっと愛してくれることを願っています。どうか私をかわいがってください。追伸私は生まれた時からママと一緒にいたので、ほかの人に慣れていません。リロを保護した動物保護団体『RSPCAマンチェスター&サルフォード』の投稿によると、リロはとても怖がりで臆病な猫だったそうです。しかし、この手紙のおかげで、リロにぴったりの里親を見つけることができたといいます。この投稿には、飼い主への同情と非難、そして、リロの幸せを願う声が寄せられました。・悲しいね。飼い主がどれほど、この猫を愛していたのかが分かる。・飼い主の気持ちを思うと涙が出た。つらかったに違いない。・ペットを置き去りにするのは間違っている。この猫はいい人に見つけられて運がよかったんだよ。リロは新しい里親の家にすっかりなじんで、元気に過ごしているということです。どんな事情があろうと、ペットを誰もいない場所に捨てるのは無責任といえるでしょう。しかし、この手紙によって、飼い主がリロを最後まで大切にしていたことはうかがえます。リロが新しい家族とともに、これからずっと幸せに過ごしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月13日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第115回目は黒白ハチワレのウメコ(Umeko)さま。母猫の強い愛で無事に産まれた猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.115猫さまの話をもっと聞かせて!ウメコさまはもうじき3歳の女性猫さま。ウメコさまが語ります。私はアパルトマンの4階に住んでいます。朝は7時半にご飯の合図で目を覚まし、まずは食事、それからまた寝て、中庭を見たり、一人追いかけっこをしたり、遊んだり、 やりたい事をやりたい時にするという感じで毎日を過ごしています。夜は飼い主と共に寝て、朝まで飽きることなくぐっすり寝てしまいます。去年の春、突然体調を崩して検査入院をしました。その時に食物アレルギー性消化器疾患と判明し、アレルギーマネジメント用のドライフードだけが私の食事です。一度ウェットフードを試しましたが好みではありませんでした。ドライフード派の燃費の良い猫と呼ばれています。基本ストーカー体質なので、飼い主のそばでゴロゴロしています。かと思えば、寝室にあるクローゼットの扉を自力でこじ開け、中に潜んでかくれんぼも得意です。おもちゃはヘアゴムとシャカシャカするビニール袋!好奇心旺盛で物怖じしない楽天家とも言われています。チャームポイントは、口元の黒い模様。常に口を開けているように見えてかわいい!と飼い主は言います。飼い主から見たウメコさまウメコが私の生まれて初めての飼い猫です。ウメコの年齢=私の猫歴となりますね。パリ近郊の友人家族から引き取りました。庭に迷い込んだ猫がいて、いきなり3匹の猫を出産したそうです。友人家族も迷い猫が出産間近とは夢にも思わず、雨宿り程度のつもりで家にあげたとのことでした。元々友人宅で計画していたBBQがその翌日にあり、生後1日目のウメコに出会いました。後に、迷い込んだ母猫はその友人宅へ、ウメコの兄弟もそれぞれ共通の知人宅へ養子縁組となりました。外で生き延びて、ウメコを含む子どもたちを安全に産むための場所を見つけた母猫には感動しました。ウメコは気に入ったおもちゃは犬のようにくわえてこちらへ持ってきます。また、出張やバカンスなどで友人宅に預けることも多いのですが、友人宅でもすぐにのびのびストレスフリーでいてくれるので、頼もしい特技の持ち主です。あまり物怖じしない、図々しくも飄々と生きていける強さも持ち合わせています。ウメコは家族の一員、娘です。かなり甘えん坊なので、私は母親かなと。ウメコに出会って、愛は血縁ではないと心から思います。お互いの健康を重んじ、外出しても早く家に帰ろうと意識するようになりました。ウメコのお陰で子どもを思う親の気持ちがわかった気がします。ーーガーデンパーティの前日に生まれた猫さまたちは、みんなそれぞれ飼い主が見つかってよかったですね。パーティの間中、猫さまの話題で持ちきりだったのではと想像します。この偶然の出会いが、猫さまを飼ったことがない今の飼い主さんの心の幸せをもたらしたのですね。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年03月12日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第114回目は白地にグレーのトラ模様のニノン(Ninon)さま。パリジェンヌになった猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.114猫さまの話をもっと聞かせて!ニノンさまは6歳の女性猫さま。ニノンさまが語ります。私の名前はニノンです。フランスの女性の名前で、Georges Brassensという有名な歌手の歌(1962年の古い歌になります)の歌詞にあるNinonが由来になっているとのことです。住んでいるのはパリの6区で、アーティストが多く住んでいる地区のアパルトマンです。お話するのが大好きで、飼い主が話しかけると必ず返事をします。冬はベッドで頭を枕に乗せて、人間のように横になって寝ます。朝は午前5時~6時に飼い主の顔をなめて起こし、朝ご飯を食べてから二度寝をします。飼い主が出勤をしてからは一人気ままな時間を過ごし、飼い主が戻ってきたら全速力で遊びまくります。夕飯にグルメな猫缶を食べた後、遊んだり寝たりを繰り返しながら1日が終わります。ウェットフードが好きなので、栄養バランスのとれた猫缶や、ゆでたチキンを割いてもらいます。歯磨き用のおやつも大好きで「お手とおかわり」がちゃんとできます。最近はおやつをくれるまで何度もお手を繰り返すようにしています。飼い主が家で仕事をしているときは、目の前にある丸い箱の中にくるんと丸くおさまって、会議の内容を聞きながら寝ています。飼い主が上司と話していて、話が面白くなくなると、数多くあるボタンの中からミュートボタンを選んで押すことが特技です。飼い主の職場の人達には天才猫だと思われています。飼い主から見たニノンさま私は国際機関に勤務をしており、途上国の教育支援を行う仕事をしています。幼少期に米国で生活をしていた時から家には猫がいました。自立してからも常に猫が周りにいて、アフガニスタンで勤務をしていた2011年~2016年の間に2匹のアフガン猫を日本に連れて帰りました。そのうち1匹は実家の父と水入らずの生活をしていたのですが、最近亡くなり、もう1匹の猫は東京のど真ん中のタワーマンションで都会猫の生活を送っています。中近東のヨルダンで仕事をしていた際に、急にニノンが仕事場に現れました。まだ本当に小さな子猫の時でした。銃を持つ強面のセキュリティーガードの人達に可愛がられて猫缶をもらっていたところ、冬が近づいてきて外にいるのはかわいそうだと思い、家に引き取りました。それ以来、完全なる家猫・箱入り猫の毎日です。ヨルダンからフランスに引っ越すこととなり、ヨルダンの獣医さんと共にすべての手続きを行い、エアフランスでニノンを手荷物として一緒に乗り込み、無事にシャルルドゴール空港に到着。それからニノンのパリジェンヌ生活が始まりました。コロナ禍にオンラインで仕事をしていた際には、ほとんどすべての会議にニノンが登場するため、仕事場の人達はみなニノンのことを知っています。一度、緊迫した会議をしていた際にニノンが参加してしまったのが、その場を和やかにしてくれ、急に仕事の話が全てうまくいったことがあります。ニノンは私の生活の中心にあり、常にニノンが幸せになるにはどうしたら良いだろうかといつも考えています。ニノンは人生における最愛のパートナーなのです。ーーヨルダン生まれのニノンさまはすっかりパリジェンヌになってしまいました。野良猫を放っておけなかった飼い主はニノンさまと出会ってすっかり虜になったようです。毎日が活気のある生活だと話します。お話好きなニノンさまは人間の会話も十分理解できていると察しますね。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年03月11日サッカーをする子を持つ保護者の皆さんが「こんな記事があったらいいのに」と思っているのはどんなことでしょうか。今回は、関東で活動するとあるチームにお伺いして、保護者の皆さんと屋外企画会議ならぬ「サカイクにあったらいいなと思う記事」について親目線のリアルなアイデアをいただく機会を設けました。前編でご紹介するのは、最近よく聞くようになった「主体性」の育て方についてなど、多く聞かれたことについて。みなさんも「わかる」と共感いただける内容になっているかと思います。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■その1.子どもたちに必要な「主体性」ってどんなこと?最近、学校やその他の場所でもよく目や耳にする「主体性を育てる」ということ。これからの時代を生きていくために主体性が大事と言われているし、いろんな場所で「主体性」と聞くけど、具体的にどういう事か、少しあいまいで分かりにくい。社会が求める主体性はつまりどんなことを指すのか、どんなことが必要なのかを改めて定義したコンテンツがあると助かる、という保護者の声がありました。みなさんも、近年よく聞く言葉ですよね。小学生だけでなく、あらゆる年代で主体的に考えて動くことを求められていますが、親の皆さんの世代はそこまで自主性・主体性を声高に叫ばれていた時代でもないため、どうやって主体性を育てるのかを発信してもらうと参考になる、ということでした。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■その2.見守りと放置の境目は?自立を促すために見守っているのに「放置」とみられないか気になる子どもの自立を促すために、自分でやってみて失敗して考えてほしいから見守っているつもりだけど、「放置している」と見なされるのではないかと心配。という保護者の方からは「見守りと放置の境界ってどこ?と悩む。具体例を挙げて紹介してほしい」という提案をいただきました。子どもへのかかわり方について、そのさじ加減に悩む保護者は多いですよね。最近は過干渉気味でなんでも親がしてあげる子も多いので、あえて自分で考えて失敗も見守る姿勢を「放置している」と指摘されたりすることもあるそう。たとえ相手が言わなくても「放置だ」とみなされそうで不安だという心の内を明かしてくださった保護者も。ほかにも、主体性を大事にし自分たちで考えて動くクラブの理念に共感し、納得して見守っているはずなのに、試合会場で応援席からあれこれ細かく指示を送っている熱量の高い保護者を見ると「自分たちももっと手をかけたほうがいいのかと気持ちが揺らぐことがある」と心情を吐露してくださった方もいました。自立を促すサポートと、干渉のさじ加減について子どもへの接し方や声掛けの例があると助かるのではという、現実に即した提案でした。■その3.いつまで経ってもイマイチ理解できないサッカーのルールNo1「オフサイド」子どもがスポーツを始めると、親御さんもそのスポーツのルールを少しずつ知っていくと思います。サッカーでもそれは同様です。今回お話を伺った保護者の皆さんが言っていたのは、「サッカーのルール解説が欲しい」ということ。子どものサッカーを応援する親として、ルールがわかっている方がサッカーの理解も深まって楽しめると思うけど、サッカー未経験だとルールがよく分からなくて、試合に集中できない気がするという声がありました。とくに「オフサイドが未だによくわからない。解説記事があると嬉しい」というもの。「オフサイド」はプロ選手でもたくさん引っかかるもので、サッカーをよく知らないうちは、何に対してレフェリーが笛を吹いたのかわかりづらいですよね。子どもの試合を見ていてレフェリーが笛を吹いた時、「今の笛は何のファウル?」と最初に戸惑ったのがオフサイトだという親御さんたちによる、「子どものサッカーを応援する親に向けたルール解説」というリアルなアイデアでした。 いかがでしたでしょうか。保護者の皆さんの悩みに即した提案や、親としても子どものサッカーをもっと楽しむための視点からのアイデアをいただきました。いただいたアイデアをもとに、保護者の皆さんのためのコンテンツを作成していきますのでお楽しみに。後編でも引き続き、サッカーの現場で聞いた保護者が本当に求めている記事についてご紹介します。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年03月07日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第113回目は赤茶長毛のサリー(Sully)さま。心に穴が空いた飼い主を癒した猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.113猫さまの話をもっと聞かせて!サリーさまは1歳の男性猫さま。サリーさまが語ります。僕は都会のアパルトマンに住んでいます。今のところお出かけはしていません。赤ちゃんの時、たくさんの猫達とケージに入れられて窮屈だった記憶が少し残っています。僕の飼い主とは、出会った頃から気が合うと感じて僕のほうからちょっかいを出しました。この家は快適ですね。特に浴室はきれいに磨かれていて(飼い主はビューティーサロンのマネージャー)鏡を覗き込んだり、蛇口から直接水を飲んだりと、浴室で過ごす時間も多いのです。あと、気持ちが良いフカフカ毛布があるソファーの上。飼い主たちがテレビを見ている間、僕はここでうたた寝をします。ご飯は『Franklin』というブランドの子猫用のパテとカリカリです。朝晩はパテ、昼はカリカリを食べています。もうじき大人猫用のご飯も準備しなきゃと飼い主が話しているので、どんな違いがあるかとても楽しみです。飼い主から見たサリーさまサリーは私たちの最初の猫です。サリーがやってくる前は犬と一緒に住んでいましたが、残念ながら亡くなってしまいました。それからは悲しみに暮れていたので、もう犬を飼う気持ちにはなれませんでした。それでも、心の空白のためにも動物を飼いたいと考えていて、それなら猫がいいなと思っていました。そして、不幸な猫を救うために動物保護施設に行きました。最初に私たちの元にやって来たのがサリーでした。私の最愛の人(彼氏)が履いていたスニーカー、ナイキのジョーダンで遊び出したので、すぐに私たちはサリーを選びました。彼は大きくてかわいい毛むくじゃらの子猫です。親切で、愛情深く、私たちにとても似ていますが、少し頑固でもあります。サリーは私たちと話をしたり、写真を撮られるのが大好きです。はい、私たちも同じく、写真が大好きです。毎朝サリーがやってきて来て、私たちが起きる前にベッドで大きなハグをしてくれるのです。サリーがいると、私たちは孤独を感じません。 魅力的な目をしていて大きな存在感を放っています。サリーはこれからも私たちの人生に多くの幸せを与えてくれるでしょう。この幸せな瞬間と、私たちが共に分かちあえる生きかたを教えてくれたサリーにただただ感謝です。――最愛の犬さまを失った悲しみは計り知れないものだったと思います。しかし、幸運にもキラキラした瞳のサリーさまと出会ったことで、飼い主たちは塞いでいた心が解放されたようです。まだまだ若いサリーさまと楽しい日常を過ごして下さい!取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年03月05日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第112回目はブリティッシュショートヘアのプリミツ(Primityu)さまです。食う寝る遊ぶの毎日を過ごす猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.112猫さまの話をもっと聞かせて!プリミツさまは生後6か月の男性猫さま。プリミツさまが語ります。僕の飼い主は、パリ16区にあるフレンチレストランのオーナーシェフです。毎日とても忙しいようですが、仕事が休みの日には一緒にお昼寝をしたり、遊んでくれます。時々お風呂にも入れてくれます。飼い主の仕事が終わって家の扉の前に着くと、すぐわかります。ニャーニャー鳴いて、早く開けるように要求します。携帯電話を見ていて僕を相手にしない時は、携帯をかじって遊んでとせがんだりもします。なぜられるのは好きで、甘えん坊なのです。アパルトマンの3階に住んでいます。窓際には5階建てのキャットタワーがあるので、飼い主の留守中はここにいることも多いです。あとは本棚の上も大好きです。食べる、寝る、食べる、寝るの毎日です。だいたい7~8時に起きてお顔スリスリ、ご飯を食べてそのあとは軽く運動し、トイレに行き、外を眺めたり、昼寝をしたりしています。最近、動く青色の魚のおもちゃをもらってハマっています。抱き締めたりそのまま後ろ足で蹴りを入れたり、すっかりお気に入りになりました。ネズミのおもちゃもお気に入りです。テレビでネズミの動画を見た時はびっくりしましけど、これも最近の僕の遊びに加わりました。飼い主から見たプリミツさまとは小さな時から、家には必ず最低1匹は猫がいました。自分で初めて飼ったのはロシアンブルーで、5年ほど飼っていましたが、渡仏のため当時同棲していた彼女に譲りました。ブリティッシュショートヘアについては、以前知り合いが飼っていてかわいいと思っていました。プリミツは誕生日のプレゼントとしてやってきました。ビジネスパートナーが飼っている猫ちゃんの弟です。ブリティッシュショートヘア特有であるのかわかりませんが、プリミツはとっても甘えん坊のツンデレな性格です。いつも側にいないとイヤなのにあんまり抱っこされたりするのは好きではないです。人見知りもそんなになく、結構社交的な性格だと思います。好奇心旺盛で新しい人や物には怖がらず寄っていくタイプですね。まだ来て間もないので、毎日が本当に楽しいです。かわいい子どものような存在です。ご飯やトイレの世話をしたり、手間のかかる部分はありますが、それ以上に可愛いくて自分をとことん癒してくれる存在なのです。――大きいまん丸のお目目をもったプリミツさまは、自分の魅力を最大限に発揮して飼い主を虜にしてしまったようです。素晴らしい料理を作る時の真剣な表情の飼い主とは違った面を見せてくれました。今ではプリミツさまの存在は大きく、毎日が活気に満ちているようでした。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年03月04日複数の猫と暮らすと、愛猫同士がケンカになることがあります。本気度は猫同士の性格や状況によって異なりますが、大抵がじゃれる程度で、大ケガを負うほどのケンカには発展せずに終わるものです。毎日ケンカをする2匹の猫だけど?ミナミ(@droparts39)さんが一緒に暮らす、元保護猫のピノちゃん、アルちゃんは、仲よしではあるものの、毎日のようにケンカもするのだとか。特に、ミナミさんが思わず見てしまうほど、ピノちゃんの威嚇(いかく)の声はすさまじいそうです。しかし…。36.やさしいケンカ pic.twitter.com/XalKCNyS0p — ミナミ☻︎新連載準備中 (@droparts39) March 1, 2023 ミナミさんは気付いているのです。声の割には、大したケンカにならないことを…!2匹の『優しいケンカ』が日常茶飯事のため、慣れてしまったのでしょう。ギャアギャアじゃれる2匹の近くで、「平和だなあ」と、すぐさま仕事に戻ったミナミさんなのでした。ヒートアップし、ケガをしそうな場合は止める必要がありますが、ピノちゃん、アルちゃんの場合は心配がない…かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年03月02日アメリカの動物保護施設では、保護動物たちのためにペットフードやおもちゃなどの寄付を募っています。ミシガン州にある『ヒューメイン・ソサエティ・オブ・ウエストミシガン』でも、施設の入口に寄付ボックスがあり、訪れた人が気軽に寄付の品物を置いていけるようになっています。寄付用のボックスに入っていたのは2023年2月14日、その寄付用ボックスに何かが入っているのが見つかりました。パッと見ると、置かれていたのは猫砂と猫用のキャリーボックス。しかし、よく確認した職員は目を疑います。キャリーボックスの中に、なんと1匹のメス猫が入っていたのです。状況から推測すると、飼い主が猫をここに置いていったものと思われます。『ヒューメイン・ソサエティ・オブ・ウエストミシガン』はFacebookで、この猫の飼い主に向けてメッセージを送りました。今日、私たちの寄付ボックスに猫を置いていった人へ。あなたが愛するペットを置いて行かなくてはならなかったことを気の毒に思います。この猫はとてもきれいで、あなたに愛されていたことが分かります。安全なキャリーの中に入れて、雨風にさらされないように配慮されていました。この猫の好きな猫砂も置いていってくれましたね。この子は信じられない速さでスタッフに心を開いたことから、あなたに大切にされていたことは明らかです。飼い主である、あなた、もしくはこの猫を知っている人がいたら、私たちにこの猫の名前や好き嫌い、病気の有無などを教えてください。経済的な理由で猫を飼えない場合には、さまざまな支援の方法を用意しています。今日のお別れはつらかったと思いますが、私たちを信頼して大切な猫を預けてくださったことに感謝しています。Humane Society of West Michiganーより引用(和訳)寄付ボックスに入っていた猫は健康そうで、きちんと世話をされていたのが分かる状態だったとのこと。また、人懐っこい性格からも、とても愛されていたことがうかがえます。『ヒューメイン・ソサエティ・オブ・ウエストミシガン』では、飼い主が思い直して猫を迎えに来てくれることを願っていました。しかし、残念ながら飼い主からの連絡がないまま1週間が過ぎ、施設ではこの猫の里親を募集することに決めます。それから数日後、この猫に里親ができました!猫はベイと名付けられ、新しい家で「すでにノンストップの『ノド鳴らしマシーン』となっている」そうです。『ヒューメイン・ソサエティ・オブ・ウエストミシガン』の最初の投稿には、猫を捨てた飼い主を責めなかった施設の対応に称賛の声が上がっています。・なんて親切で思いやりのある対応。涙が出そうだ。・飼い主さんもつらかっただろうな。・悲しいよね。この猫の心も傷付いたと思う。おそらくベイの飼い主さんは、愛猫を安心して預けられる最善の場所として動物保護施設を選んだのでしょう。しかし、なんらかの事情で適切な譲渡のプロセスを踏めなかったと思われます。ペットを捨てることは間違っていますが、ベイが最後まで大切にされていたことが分かったのは救いです。ベイが新しい家族のもとで、一生安心して暮らしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月28日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第111回目、ワンワンワンは番外編の番外犬、犬さまの登場。柴犬のマメ(Mamé)さまです。犬生をエンジョイしている犬さまの物語【フレンチ猫さま】vol.111猫(犬)の話をもっと聞かせて!マメさまは4歳の男性犬さまです。マメさまが語ります。僕はパリ近郊の、お城が有名なシャンティイの隣町で3階建ての家に住んでいます。暖炉もあり、お庭が森に繋がっている素敵な家です。僕はハンガリー生まれ、パリ育ち。今は田舎へ引っ越し、ハッピーライフを満喫中です。朝は家の誰かが起きて下の階に来てから僕が起きます。家族はみんな上の階で寝ていますが、僕は階段をのぼることを禁止されています。ここの子どもたちが学校に行ってからようやく僕の散歩時間になります。嬉しくて嬉しくて家の裏の森を30分以上は走り回ります。飼い主が上の階のアトリエで仕事中(アーティストですが、イラストを書いたりケーキデザインしたり漫画の編集をしたりする多才な女性です)は、1階で家族の匂いのするソファーでお昼寝をしていることが多いです。自分のお布団がありますが、そこにはほとんどいません。休憩で下におりてきた飼い主は、思いっきり僕を撫でたり、テニスボール、それから噛むとピューピュー音の鳴るおもちゃで遊んでくれます。飼い主は僕を退屈させるとかわいそうと思い、何度かアトリエに連れて行きましたが、不安で落ち着かず、結局僕はずっと下の階にいるのです。午後になるとまた森を散歩します。体重コントロールをしているために僕の食事は夜に1回だけなのですが、家族が鳥の丸焼きを食べる時は僕にもおこぼれがやって来ます。その日が一番幸せなディナーでしょうか。寝る前にもう一度軽い散歩に行きます。子どもたちの学校のお迎えにも時々一緒に行きますが、人混みや車が多いのがとても苦手で、あまり好きではないです。僕の彼女が隣街にいるので(名前はリリーといいます)、時々一緒に森をデートをしますよ。この季節の森は激寒ですが、彼女と一緒にいると体も心もぽかぽかになるのです。飼い主から見たマメさまは?夫の仕事の関係でパリを離れなければならなくなった時、「柴犬を家族の一員に迎えられるなら田舎に行ってもいい」と冗談を言っていたのです。数日後、彼から新しい家族です、と赤ちゃん柴犬の写真が送られて来ました。この一撃で私はこれからの生活が変化するであろう未来を、マメと共に生きていくことを決めたのでした。大和魂とは程遠い犬で、チキン!とっても怖がりなんです。ビニールのカサカサという音でびっくりして吠えます。でも慣れると足の間に挟まってきたり、気づかれないように体をくっつけてきたり、本当にとっても可愛い性格です。お手もお菓子をあげないとしたくない、伏せもできない…けれども、私を24時間メロメロにしてくれます!人生で初めて犬を飼ったのですが、本当に家族だと感じます。居てくれるだけで、温かい気持ちで包んでくれる愛の存在です。チャームポイントは白いまつげのついたキラキラお目々ですね。見つめられると溶けてしまいます。私は子どもの頃に干された毛布の間に挟まって太陽の匂いをかぐのが好きだったのですが、なんと、マメからその匂いがするのです!そんなことも含めて、マメは私を癒やしてくれる毎日の心の栄養剤なのです。去勢手術をしてからは、体重が増えないよう獣医推奨のドッグフードをあげてます。一度食物アレルギーからひどい中耳炎になってしまったので、獣医推奨のビスケットやシンプルな鶏肉を乾燥させたものをあげるようにしています。マメは私のことは友達以上恋人未満的なご飯係と思っているようですが…。2021年の冬に珍しく雪が積もり、初めての雪に興奮!嬉しすぎてマメがたくさんジャンプしていたのが忘れられません。急にハイテンションになるところと飼い主の言うことを聞かないところは私にそっくりです(笑)――犬を飼うなら田舎に引っ越してもいいと条件付きで新しい世界に飛び込んでいった飼い主の勇気は、マメさまのお陰ですね。パリ市内よりずっと季節の変化を感じられる森の近くは、マメさまにとっても幸せに違いありません。過去に森の中で迷子になって豪雨の中24時間行方不明になったときは、くたくたボロボロになって戻ってきたそうですが、飼い主からのたくさんの愛情とケアでマメさまが体験した恐怖を克服していったのです。もう迷子にならないでください!そしてまだまだ寒い季節が続きますが、今日も森散歩を楽しんでくださいね。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年02月26日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第110回目は黒猫のカーリー(Kali)さま。いたずらが大好きな猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.110猫さまの話をもっと聞かせて!カーリーさまはもうすぐ1歳になる女性猫さまです。カーリーさまが語ります。私のお気に入りのおもちゃは、靴下や紙のボール、ロープの先に魚がいる棒の切れ端です。飼い主は私にリードをつけて、森の中へ散歩に連れて行ってくれます。1日の多くの時間を寝て、起きている時は好きなことをして過ごします。 家の中の植物の土を掘り、ハエを追いかけてジャンプし、紙やカーテンを引っ掻くなど…。それでカーリーという名前が付けられました(カーリーとは、ヒンズー教の主神シヴァ(Shiva)の妃の邪悪な分身で、破壊と死の黒い女神です)。私は魚が泳ぐのを見るのが大好きなので、小さな水槽も持っています。いつもはカリカリと時々少しのパテを食べますが、カリカリのほうが好みです。おやつに関してはあまり貪欲ではありません。飼い主が何度かおやつを私の鼻先まで持って来てくれたのですが興味がありませんでした。いつもはキャットタワーかソファで寝ていますが、起きている時は窓の近くで、外で何が起こっているのかをよく観察します。飼い主は私のことを小さなコウモリのようだ、時には小さな愛の女神だとも言っています。飼い主から見たカーリーさま私は両親と一緒に住んでいた子どもの頃、猫を飼っていました。この小さなカーリーはここの家で生まれました。2021年10月にカーリーのお母さんを見つけました。その時は生後4か月くらいだったはずです。恋人に完全に捨てられた彼女を引き取ることになり、不妊手術をしていなかったので間もなく妊娠し自宅で出産することになりました。彼女は非常に若く、経験が浅く、最初に産まれた子猫の出産はスムーズにできましたが、次の子猫はそうではありませんでした。私と私の娘がそれぞれの子猫の胎嚢を開け、拭き、へその緒を切って、彼女が出産するのを手伝いました。彼女は母乳も出なかったので、私たちは子猫たちに哺乳瓶でミルクを与えました。母親にミルクを与えることによって、母親が授乳するように刺激したりもしました。私たちは、娘が飼いたいと思っていたカーリーのほか4匹の子猫を、手分けして家族それぞれで世話をしました。カーリーが私たちの生活に入ってきたのはこんな経緯があったのです。世話をしている間に非常に強い絆が生まれたので、カーリーを手放すことはできませんでした。カーリーは何事にも好奇心旺盛で、ハグも大好きです。彼女は私たちが行うすべてのことにとても興味を示し、私たちのすべての活動に参加するのが大好きです。彼女はとてもインタラクティブな関係(一方的ではない相互関係)を結んでいるのです。私たちのカーリーとの毎日は楽しいひと時であり、彼女が何かいたずらをすることは少なくなってきましたが、もしいたずらをしてもすぐに私たちは許します。カーリーは私の人生と意識にたくさんの愛、気配り、配慮、存在感、快適さ(ソファのスペースが少なくなりますが)を与えてくれています。――とにかくヤンチャなカーリーさまは隙があれば悪さをしているようです。もうすぐ1歳になるので少し落ち着いたとは聞いていますが、お茶目な表情を見るとなんでも許してあげたくなりますね。カーリーさま、今日は何を企んでいるのでしょうか?取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年02月25日動物保護活動をしたり、保護猫の写真を撮影したりしているRyostory(@ryostory1124cat)さん。InstagramやTwitterに、猫たちのかわいらしい姿を投稿しています。投稿者さんはある日、1匹の小さな保護猫と過ごしていました。すると、その猫はスヤスヤと眠りについてしまい…。Twitter上で10万以上の『いいね』が寄せられた、かわいらしい猫の姿をご覧ください。見てー手のひらで寝た pic.twitter.com/99WLwvBNDz — Ryostory 1/17〜名古屋写真展 (@ryostory1124cat) July 20, 2022 投稿者さんの手のひらの上で眠っている猫。あまりの小ささとかわいさに、時を忘れて見つめてしまいたくなりますね!投稿者さんによると、この当時、猫はまだ生後1か月ほど。すくすくと成長し、いずれは手のひらに収まりきらなくなっても、そのかわいさは変わらないことでしょう!【ネットの声】・かわいすぎて、ニヤけてしまいました!・見ているだけで、幸せな気持ちになれます!・「お~、よしよし!」と撫でたくなる…!・「かわいい」以外の感想が出てこない!猫たちのかわいい姿を見て、多くの人が癒されたようです!なお投稿者さんは、Instagramでも次のような保護猫たちの愛らしい姿を投稿しています。 この投稿をInstagramで見る Ryosuke Miyoshi@ 猫写真家 ねこ 子猫 こねこ(@ryostory1124)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Ryosuke Miyoshi@ 猫写真家 ねこ 子猫 こねこ(@ryostory1124)がシェアした投稿 もっと見てみたい人は、ご覧ください。ryostory1124[文・構成/grape編集部]
2023年02月24日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第109回目は白茶トラのトム(Tom)さま。半野良からイエ猫になった猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.109猫さまの話をもっと聞かせて!トムさまは5歳の男性猫さまです。トムさまが語ります。朝、飼い主達が起きるまでじっと待っています。飼い主が起きたらご飯を食べ、二度寝して、窓辺で鳩を観察します。それから、遊んで寝て、毎日毎日飼い主とこの家の息子に撫でられまくり、幸せに暮らしています。1日2回くらいは家中を暴走します。寝る時は、飼い主か息子のベッドの足元が居心地良いので、気分に合わせて選んでいます。飼い主はもっと上まで来てほしいと言っていますが…。食事は『ロイヤルカナン』のドライフードと、朝晩『Almo Nature』のウェットフード(マグロ)です。このマグロはとても美味しく、これが出てくる時は飼い主の言うことをなんでも聞きます。犬みたいに、おすわり・お手・おかわり・立ち・クルクルを毎回披露します。芸達者でしょう。でも、体重が6キロあって体格がいいので、食事には気を付けています。チャームポイントは、むっちりプリプリのお尻です~(洋ナシ体型)!大好きな居場所はベッドの上、キャットタワー最上階です。冬は暖房の前の猫用ベッドの中に陣取ります。大好きなおもちゃは“カシャカシャブンブン”。ぬいぐるみなどは全く興味がありません。猫じゃらし系でよく遊びますが、少しすると飽きてしまうので、次のおもちゃをいつも要求しています。知らない人でも駆け寄ってゴロゴロすりすり。誰が来てもピンポンが鳴れば玄関にお出迎えに行きます。郵便配達や電気工事のおじさんにも愛嬌を振りまいています。本当に人間が大好きで、他の犬も猫も好きです。友達のトラーは今までにお試し期間の1泊を入れて3回、バカンス時に一緒に生活しました。僕は優しい性格なので、すぐにトラーを受け入れました。でも、ここのテリトリーは僕のもの。「親分顔」になりトラーが少しでも僕のお気に入りの場所に入ったりすると、仁義なき戦いのテーマと共に現れ、首根っこを咥えて教育的指導をしました…。猫界の掟も守らなきゃいけません。年齢的にも体重的にも僕が上なので、トラーは大人しくしています。僕がトラーの毛づくろいをずっとしたり、世話役になっているので、お互いの飼い主は安心しているでしょう。オス同士は関係性が難しいとみんな言っていますが、トラーが素直な性格をしているからだと思います!また遊びに来てほしいと、バカンス時が待ち遠しいのです。飼い主から見たトムさま猫を飼うのはトムが初めてです。先代犬が亡くなって、私も当時11歳の息子も無類の動物好きのため、寂しくて保護猫のアノンス(掲示板)でトムを見つけました。2019年に亡くなった先代犬がジェリーだったので『トムとジェリー』から名付けました。飼う条件は、アパート暮らしが苦ではない、子どもが苦手ではない、犬に対して恐怖心を持たない(犬の匂いが家にまだ残っていると思ったため)等でした。すぐにトムが見つかり、アソシエーションまで会いに行き、あれよあれよという間に即決でした。ご縁ですね。トムが1歳2か月の時でした。トムは飼い猫として生まれたはずなのに、何らかの理由でお家に入れてもらえず半野良となり、寂しくて道端で通りがかりの人に愛情を求めてずっと鳴いていたのを保護されました。私が引き取る5か月ほど前のことだそうです。当時のトムの写真を持っていますが、今と全く違って本当に寂しそうに見えます。その写真を見るたびに、胸が締め付けられます。身勝手な人間のせいで辛いめにあったのに、人間を嫌いにならないでいてくれて感謝の気持ちしかありません。忘れられないのが、我が家に来て一晩経った翌朝、私のベッドに来て顔中ずっと舐めてくれたこと。まぶたあたりは痛かったのですが、まるで「ありがとう」と言ってくれているようでした。しかし外での生活がトラウマになったようで、今でも外が怖いようです。アパート暮らしなのでその点は不幸中の幸いとなっています。トムと私は脳天気なところが似ていると思います。トムが私のことをどう思っているかは、いつも話しかけると目を細めてうっとりしてくれるので少しは愛されていると信じています。一緒にいるともう毎日が楽しくて…、つい一緒にダラダラしてしまいます。犬のほうが感情表現が豊かだと思っていたのですが、猫もこんなに表情が豊かだとは思っていませんでした。時々しきりに「ニャーニャー」何かを訴えてくるのですが、私が分からないと「だめだこりゃ」という感じですごすごと去っていくのが面白いです。あと写真にもありますが、おじさんみたいに座っているポーズが得意で笑えます。ジャンプに失敗したときなど、まるでなにもなかったかのように「いや、別にジャンプしたかった訳じゃないし」とでも言いたそうに毛づくろいしているときなど、息子と笑いをこらえています。17歳半まで生きた愛犬を看取った時のように、もちろんトムも最後まで責任を持って1日でも長く一緒に暮らしていきたいと思います。家族でもある動物の死はとても辛いものです。しかし、同時に命とは何かを考えさせてくれ、そして彼らが生前に人間に与えてくれたことの大きさに気づきます。そういった経験をさせてくれる動物達に感謝したいと思います。この先トムが老いて、介護が必要であろうとオムツ生活になろうと、傍にいて彼の猫生を最後まで見届けたいと思っています。―――前回この連載#106に登場したトラーさまもスポット参加です。バカンス中にお互いの猫さまを預かりっこの良い関係を築いています。もともと犬派だった飼い主もトムさまの魅力にメロメロですね。半野良を体験したトムさまはここに来たお陰で、毎日がイキイキとしていて満足そうでした。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年02月22日2月22日は猫の日です。フランス在住のカメラマン松永学さんによるananwebの人気連載『フレンチ猫さま』で特に人気のあった5名の猫さまを紹介します。あどけない子猫さま、イケメン猫さま、お利口猫さま、後ろ姿がすごい猫さま、芸術的な猫さま…個性豊かでモフモフな猫さまたちに癒されましょう。7か月のおてんば子猫さまアルバは7か月の女性猫さま。家に戻るのは気が向いた昼間だけのようです。私は5人きょうだいで、ある家の庭で生まれ、そこではアルバと呼ばれていました。2か月の時、今の飼い主が小さなメス猫がほしいと、私が家族に選ばれました。他にもふたり女の子がいたのですがなぜ私を選んだのかはわかりません。飼い主の仕事は獣医なので何か考えがあったのでしょう。まだここにきて5か月ですが、ここの住人たちは会えば必ず相手をしてくれます。でも私は毎日ほとんど外で生活しています。ここは南仏なのですが周りに外で遊ぶ猫が多いんですよ。気候は冬でもそんなに寒くならないし、遊び場所もたくさんあります。たまに生まれた実家に帰って、きょうだいにも挨拶します。夜はきょうだいと一緒に狩りに出かけます。明るくなってから、ネズミや小鳥をくわえて自分たちの家に戻ります。収穫は飼い主へのプレゼントです。驚かれたり褒められたりします。※ 取材・文Manabu Matsunaga※ 2022年2月22日配信生後7か月のイケメン猫さま飼い主の母の友人のところで、この夏たくさんの子猫が生まれました。ひとりの子猫がメインクーンの多指症であることがわかったときに、生物学の学生だった飼い主はこのチャンスに飛びつきました。いま、セスは生後7か月の男の子です。初めて飼い主に会った時、彼女は僕の兄のほうに興味がありました。そんなことがわかりながらも、美人さんだったので僕のほうからアタックしました。膝の上に飛び乗り甘えたのです。まだ小さなゴロゴロ音しか出せませんでしたが、アピールするのに十分だったのでしょう。それに僕のゴールデンアイは、愛情光線がたくさん発射できるのです。僕は外の世界にとても興味があり、外出することや人と会うのが好きで、とても活発なんです。飼い主はどっちかというと僕とは真逆な性格で、僕が来てからは彼女の人生は以前よりずっと活動的になったようです。※ 取材・文Manabu Matsunaga※ 2022年2月23日配信リードなしでお散歩できる男性猫さまタマさまは14歳の男性猫さまです。1年前にパリ郊外の小さな家に引っ越してきました。2階建てで、リビング、キッチンのあるベランダが地下にあり、大きな寝室が上の階にあります。小さいけど庭もついています。僕はテニスコートの近くに捨てられてからすぐに発見され、飼い主が私を引き取りました。僕の得意技はリードなしで田舎道を散歩できることです。道行く人がみんなビックリしますよ。狩りが上手で、野ネズミや小鳥を捕まえて持ち帰ります。社交的で近所で工事があると見に行くので、みんなからは現場監督と呼ばれてます。※ 取材・文Manabu Matsunaga※ 2022年9月10日配信後ろ姿は黒猫なハチワレ猫さま黒が多めなカチュスさまは5歳の女性猫さまです。私は、1906年に建てられた元漁師の家に住んでいます。U字型の中庭と、裏庭があります。私の柄は、白よりも黒が多いので真後ろから見ると黒猫に間違われがちです。家の中で誰かが起きると私も起きて、1日が始まります。決まって毎朝6時から、暗くなるまで1日中起きています。朝、まずは外出をするように頼み、飼い主に「安全な首輪」を付けられ散歩に出ます。私がいじめられたり道に迷ったりするリスクを避け、自分のテリトリーに留まりながら散歩できます。時間が来たら定期的に食事をしに戻り、家を一周し、愛撫され、家の中に誰かがいる時は、遊んでと催促します。外で1日を過ごすことができるように、食べ物と水を外に用意してくれる時もあります。昆虫、クモ、鳥、などを狩るのが大好きです。夜になると寝るために家に帰ります。高いところにバスケットがあるキャットツリーで夜10時まで眠り、それから降りて場所を移動、2階の廊下にある小さなバスケットで一晩中眠ります。冬には、薪ストーブの前にあるコンバーチブルアームチェアに座り、飼い主と一緒にテレビを見てくつろぎます。※ 取材・文Manabu Matsunaga※ 2022年11月6日配信お目目がまあるい猫さまローリーさまは、もうすぐ3歳になる男性猫さまです。僕は、ワインで有名なボルドーで、大きなテラスが2つあるメゾンで暮らしています。朝は飼い主を起こして、それからテラスに出て、鳥を追いかけながら日光浴をします。そして、飼い主が家で仕事や勉強をしている間は静かに眠ります。起き出すと、基本的にどこでも飼い主につきまとい、1日中彼女を追いかけます。夜は飼い主と一緒に食事をし、少し遊んでから眠りにつきます。獣医の診断では、少しスリムになったほうがいいそうです。心臓に問題を抱えていて、太りやすい体質らしいのです。食事は、蒸しズッキーニのみじん切りと缶詰を合わせたものが中心ですが、満足しています。太陽が大好きなので、テラスのソファで寛ぐのは最高の時間です。見晴らしがよく、家の中を見渡せる場所です。料理をしている飼い主を見ることができるキッチンテーブルもお気に入りです。僕専用の昼寝をすることもできるバランスの悪い吊り橋も大好きです。得意なことは、人とのコミュニケーション。よく喋り、何百万もの異なる声のトーンを使い分け、何を望んでいるのかを伝えることができます。俳優のようだとも言われています。本物のようなネズミのおもちゃで遊ぶことがよくあります。 多分、このことが僕が「芸術的」と言われる理由です。たくさんのおもちゃのネズミを持っていて、飼い主の寝室の前に並べておきます。ボールだけでなく、小さな枝、ゴミ…、投げてもらえる全てのものをキャッチして飼い主のところまで持って行くのです。※ 取材・文Manabu Matsunaga※ 2022年12月18日配信猫さまは世界を救う猫さまの姿に癒されましたか?心を落ち着かせてくれた猫さまに感謝しながら、猫の日を過ごしましょう!まとめ構成・小田原みみ
2023年02月22日元保護猫の、マルくんとオレオちゃんと暮らしている、演歌歌手の藤あや子さん。愛猫家として知られ、マルくんとオレオちゃんのイラストが描かれたチャリティーグッズを販売するなど、猫の保護活動にも精力的に取り組んでいます。猫の日、藤あや子の『ご報告』内容に反響2023年2月22日、藤さんは『ご報告』と題し、Twitterを更新。自身のチャリティーグッズの収益を、犬や猫の殺処分ゼロを目指して活動する、公益財団法人『どうぶつ基金』に寄付したことを明かしました。藤さんが今回寄付した額は、なんと100万円。「1日も早く、殺処分ゼロの世の中になることを切に願っております」とし、チャリティーに参加してくれた人たちに感謝の言葉を贈っています。ご報告本日2月22日(猫の日)にマルオレチャリティーグッズの収益¥1,000,000を公益財団法人どうぶつ基金(TNR活動)に寄付致しました一日も早く殺処分ゼロの世の中になることを切に願っておりますチャリティーにご協力くださいました皆様ありがとうございました pic.twitter.com/PW4Axwh7FD — 藤 あにゃ子 (@fuji_ayako) February 22, 2023 チャリティーグッズのTシャツに身を包み、笑顔でマルくん、オレオちゃんと写真に写る、藤さん。マルくん、オレオちゃんはもちろん、世界中の猫を大切に想っているのでしょう。猫の日に合わせて行われた藤さんの発表に、絶賛の声が寄せられています。・素晴らしい活動。本当に殺処分がゼロになる日が来てほしい。・素敵な試み。すべての犬と猫に幸あれ!・人に飼ってもらえない動物たちのことも想って行動するなんて…。ありがとうございます。・少額ですが、私も『どうぶつ基金』に寄付させていただきました。チャリティーグッズも買います!また、コメント欄では猫の日に合わせて、藤さんのユーザーネームが『藤あにゃ子』になっていることにも注目が集まっていました。SNSで猫の写真や関連の出来事などが拡散されやすい、猫の日。こうした活動も同時に広がれば、1匹でも多くの犬や猫の命が救われることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年02月22日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第108回目はヨーロピアンのチム(Chim)さま。かくれんぼが特技の猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.108猫さまの話をもっと聞かせて!チムさまは1歳半の男性猫さま。チムさまが語ります。僕はパリのモンパルナス近くのレストランを経営している飼い主と先住の犬と一緒に、レストランと同じ建物にあるアパルトマンに住んでいます。飼い主の夫はそのレストランのシェフで、美味しい料理が得意です。お店が休みの日でも、家は美味しい匂いに包まれるので、どんな食べものが出てくるのか興味津々です。特別な日には参鶏湯の鶏肉が登場します。いつものご飯はパテとカリカリ。made in France の『ziggy』というブランドのものなのは、食にこだわる飼い主ならではです。僕の1日のライフスタイルは、遊ぶ、ご飯、寝る、瞑想、遊ぶ、ご飯、寝る、瞑想…の繰り返しです。小さいスーパーボールで遊ぶのが大好き!好きな場所はキャットタワーの最上階。寒い日には、不在の飼い主のベッドにこっそりと潜り込みます。あ、いい匂いがして来たのでこの辺で!見回りに行ってきます。飼い主から見たチムさまとはチムは私にとって初めての猫です(もともと動物は苦手でした)。ある日、長女の友人が捨て猫の里親を探していることを知り、「お迎えに行っておいで」と。その日のうちに我が家へ来ました。生後たったの4~5日目でした。お世話の甲斐もあってあっという間にどんどん成長しました。チムの性格は、人懐っこく甘えん坊でいたずら好き。静と動の差が激しいヤンチャな猫です。特技はかくれんぼと犬のモノマネ(笑)!遠くからでも私を見ていて、ふと視線が合う時は本当に可愛いと思います。私に似て人に合わせないし無理をしない(できない)。やりたいことしかやりません。思い出深いエピソードが2つあります。ひとつは、ブイヨンをとった後のポワロネギを咥えているところに遭遇し、取り上げようとしたらお蕎麦みたいにずずーっとすすって飲み込んだこと。猫にとってネギは命にかかわると知って、すぐ獣医に駆け込んで吐き下しのお薬を飲ませたけれど吐かず…。今では笑えるけれど、あの時は10日間くらい生きた心地がしなかったです。ふたつめは、自分で排泄ができない頃、どうやっても便秘がひどくてお腹がパンパンになり、獣医にどう説明するか娘と言い合いになっていたら、すぐ横で今までにないくらいキレイなウンチをしたこと。チムは私に自己肯定感、ムダなチカラを抜くこと、ストレッチの大切さを教えてくれるのです。――生後たったの4~5日目にやってきたチムさまのお世話は大変だったのだろうと想像します。飼い主も通常の仕事で忙しい中、子ども達3人が交代でかかりっきりで見守っていたようです。先住の犬さまとの相性も良いそうです。今日も台所からいい匂いがして幸せに包まれているのでしょうね。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年02月19日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第107回目はサイベリアンの茶トラ、クリームコートのプウシ(Poushi)さまとレッドコートのアキ(Aki)さまです。同時に引き取られた双子の猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.106猫さまの話をもっと聞かせて!プウシさまとアキさまは1歳半の双子の姉妹です。プウシさまとアキさまが語る自分たちのこと。私たちはパリ市内の7平米のバルコニーを備えた35平米のオスマン様式のアパートメントに住んでいます。平均的な1日は6時30分に起きて遊び、8時に朝ごはん食べます。その後、ひと眠りして身だしなみを整え、天気が良ければバルコニーを少し散歩します。12時にお昼ご飯を食べて、14時~18時はシエスタ、そしてバルコニーを散歩、18時に夕食を食べて、23時30分に就寝前の抱っこをリクエストして1日が終わります。主食はカリカリとパテですが、おやつは食欲をそそるチキンとチーズが入ったドライフードです。お気に入りの場所はそれぞれですが、アキは机で仕事をしている飼い主(パパ)の膝の上。プウシは旅行かばんの上、キャットツリーにあるバスケット、そして床の角度のあるコーナーです。大好きなおもちゃは、アキは装飾品(羽、糸)の付いた糸と玉。プウシはボール、箱の中で遊ぶのが大好きです。性格は、アキは怠惰で貪欲で食べることしか考えていません。プウシはおしゃべりで独占欲が強く嫉妬深いです。双子ですが、あまり似たところはないかもしれませんね。でも、毎日仲良く暮らしているのです。いつもお互い求め合っているので離れ離れにならなくてよかったねとよく話しています。飼い主から見たプウシさまとアキさま私は小さい頃からいつも動物に囲まれていました。私の夫は、アレルギーのため家族と一緒に動物を飼う機会がありませんでした。私の家族のヨーロッパ種の猫であるコスタ(2023年で13歳の女性猫)に会い、彼の願いはいつか生姜猫(茶トラ)を飼うことになりました。そこで2年前、私は夫に内緒で低刺激性のサイベリアン種のリサーチを始めました。課題はコートの色が赤であることでした。しかし、そのような猫がいるパリの近郊のブリーダーをなかなか見つけることができませんでした。12月の最後の週、夕方に映画館に行く前に、生姜猫のサイベリアン種の子猫5匹 (オス2匹とメス3匹)の養子縁組の紹介を見つけました。私はすぐに、赤ではありませんでしたがクリーム色の毛並みの女性猫に気づきました。子猫の管理者からは、予約はできないと言われましたが、私の熱意を知って翌日の朝一番であれば、連れて帰ることができると約束してくれました。閉店まであと30分しか残っておらず、この機会を逃すわけにはいかないと思い、夫に連絡を取り、早急に写真を送って、状況を把握してもらいました。夫はすぐに小さなプウシに恋をしてしまった様子でした。その夜は猫の事で頭がいっぱいで、映画のあらすじはほとんど覚えていませんでした。翌朝一番に夫と2人でブリーダーを訪れ、小さなクリーム色の女性の子猫を迎え入れることが決まりました。夫がもう1匹飼ったらどうか?と言った時は驚きでした。その結果、30分ほど様子を観察し、どのきょうだい猫がプウシと一番楽しそうに遊んでいるかを確認しました。それは赤毛の女性猫で、すぐにアキと名付けました。アキ(日本語で秋)は、赤毛の色と生年月日を考慮してつけました。長い毛のプウシの由来は、ほこりを集める長い毛があるため、ホコリ取りというアクションにちなんだ、かわいい名前をつけました。2匹は私達に、責任、楽しみ、融和、愛を全て同時に持ち込んでくれたました。プウシはお腹にカールがあり、ふわふわの長い絹のような毛並みです。アキは小さな顔で、ピンク色の足をしていて、満足するととても愛情深くなる性格です。どれをとっても世界最高の2匹と一緒になれたのです。彼女たちにとって私たちは「食品の流通業者」で、「できれば私たちをかわいがってください」、「今すぐハグしてください」という要求程度なのかもしれませんが、これからも2匹同時に溺愛したいと思っています。――猫アレルギーのある猫さま好きカップルが、ついに猫さまとの生活を手に入れた幸せなお話が聞けました。いつも猫さまのことを考えていたので、ラッキーにもプウシとアキに出会えたのです。彼女の夫の満足顔が想像できますね。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年02月18日一般社団法人サルヴァトーレ(所在地:滋賀県草津市、代表者:山本 歩)は、のら猫を捕獲・不妊手術を行い元の場所に戻すTNRや保護猫の里親探しに力を入れ活動しています。のら猫手術専門の病院を滋賀県に作るために、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で実施しているプロジェクトが2023年2月28日までとなりますので、お知らせいたします。プロジェクトサムネイル「CAMPFIRE」クラウドファンディングサイト 【背景】滋賀県では、のら猫の不妊手術に協力的な病院が少なくのら猫が増え続け、多くの猫たちが殺処分されてしまうという現状があります。そのため自宅1階にのら猫手術専門の病院と、猫を保護できるスペースを作りたいと考えております。保護した猫(1)捨てられていた猫達保護した猫達(2)【リターンについて】 ※一部を記載3,000円 :お礼のメール、保護猫の写真5,000円 :お礼のメール、肉球マグネット×210,000円:お礼のメール、猫型アクリルタワシ×250,000円:お礼のメール、ねこ型ケーキ、リトルマーブルケーキ1本とサバラン5個の詰め合わせ【プロジェクト概要】プロジェクト名: 猫の殺処分“0”を目指して~のら猫手術専門の病院と保護スペースを作りたい~期間 : 2023年1月26日~2023年2月28日までURL : 内容 : (1) のら猫手術専門の病院を作る(2) 猫の保護スペースを作る【会社概要】商号 : 一般社団法人サルヴァトーレ代表者 : 山本 歩所在地 : 〒525-0035 滋賀県草津市西草津2丁目1番8-1号設立 : 2018年2月主な事業内容: のら猫のTNR(猫を捕獲し不妊手術を行い、元の場所に戻すこと)保護猫の里親探しホームページ: Facebook : Instagram : Twitter : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月17日・・・ペットも大事な家族の一員。我が子同然の存在なのに、どうして母子手帳がないんだろう?双子の妊娠を機にペットの母子手帳がわりとなる「もしもヘルプ手帳」を開発したというイラストレーターのオキエイコさん。3児のママでイラストレーターでありながら、緊急時のペットの救いとなるアイテムを次々に制作・販売し、会社まで立ち上げました。きっかけとなったできごととは? 「保護猫との暮らし」や「育児と仕事の両立のコツ」についてもお話を伺いました。オキ エイコさんイラストレーター、双子を含む3児の母。2022年に株式会社nancocoを設立し、緊急時にペットを救う手帳「もしもヘルプ手帳」を考案・制作。 「もしもショップHelmo」 を立ち上げ、売上の一部を保護猫活動に寄付。著書は「ねこ活はじめました」(KADOKAWA)、「なんとかここまでやってきた」(KADOKAWA)。 プロフィール詳細 >> SNS: @oki_soroe 、 @soroe.handmade きっかけは友人と、双子の妊娠「もしもヘルプ手帳」は、飼い主さんのもしもに備えてペットの情報を記録しておく手帳。いわば、ペットのための母子手帳です。かかりつけの動物病院やワクチン履歴、ごはんの回数や性格など、何かあったときにこれさえ見ればペットを安心して引き継ぐことができます。きっかけは1人暮らしで猫を飼っていた友人。“病気や災害などで突然自分が家に帰れなくなったら、誰がこの子の面倒をみてくれるんだろう…”…そんな不安の声からでした。「最初は友人からの相談を受けて、“もしも私に何かあったら猫を気にかけてあげてください”というメッセージ入りのスマホの待ち受け画像をネットで無料配布したんです。そうしたら予想以上にたくさんの方が賛同してくれて。緊急時にペットがいることを意思表示する必要性を強く感じたんです。それからわたし自身が双子を妊娠し、母子手帳を書いていたときに“あの子たち(2匹の愛猫)の分がないのは不自然だな”と思い、猫用の母子手帳『ねこヘルプ手帳』が生まれました」(オキさん)手帳を開くと、緊急連絡先や、かかりつけ動物病院の連絡先、猫のプロフィールなど、引き継ぎに必要とする情報がすべて書けるようになっていますSNSや口コミでの告知のみだったのにも関わらず、予約の時点で初版は完売。何度目かの増刷を繰り返すほど、反響をよんでいます。また、猫用以外のペットにも欲しいという声が多く寄せられ、いまでは犬用の「いぬヘルプ手帳」、犬猫以外の動物・エキゾチックアニマル全般用の「どうぶつヘルプ手帳」の3種類が販売されています。もしもヘルプ手帳(カバー付き)各1,056円(税込)※送料別 商品詳細 >> 「たくさんの反響があり、それだけ多くの人が必要としていることを実感しました。これからの時代は、ペットと暮らしていることを周りの人に知らせることや、“私がもしものときはこうして欲しい”という意思表示をすることが、最低限のマナーや新常識になって欲しい。そのために動物病院やペットショップに置いてもらうなど、まだまだできることはたくさんあると感じています」(オキさん)手帳だけでなく、ポストやスマホなどにつけられる「ステッカー」や車につけられる「マグネット」も制作・販売され、昨年12月にはバッグなどに付けて簡単に持ち運べる「どうぶつヘルプカード」も誕生しました。家にいますシリーズ ステッカー各495円(税込)、マグネット 各990円(税込) ※送料別 商品詳細 >> どうぶつヘルプカード各 2,178円(税込)※送料別 商品詳細 >> 自然な流れで起業2022年10月には個人事業主から法人化、今後はペットを救うための活動をさらに広げていくのだそう。ECショップ「Helmo」の愛らしいロゴもオキさんのデザイン1歳未満の双子と長女の3人の育児をしながら会社の代表になると聞くと、さぞかしガツガツと野心を燃やしているのかと思いきや、取材中もご本人はいたってマイペースで穏やか。ふたり仲良く添い寝「考える間もなくどんどん勝手に進んでいっているような感じです。宣伝費をかけたわけではないんですが、手帳を買ってくれた方が『かかりつけの動物病院に聞いたら、ポスターを貼ってもいいっていってくれましたよ!』とか、自発的に動いてくれて。ツイッターなどでこういうのはどうかと発信すると、フォロワーさんがどんどんアイデアや意見をくれて、ブラッシュアップしていけたり。とにかくみなさんハートフルで良い方ばかりで、本当にありがたいですね。わたしひとりではとてもできませんでした」(オキさん)ひとりで取り組もうとすると難しく感じる問題も、みんなが小さな力を持ち寄って協力すれば、それが解決の大きな糸口となることもあります。寄付もそのひとつ。「もしもヘルプ手帳」の売り上げは、1冊につき50円が公財日本動物愛護協会に寄付され、動物の殺処分を減らす運動に使われています。オキさんの愛猫であるしらすちゃんとおこめちゃんの2匹も、もとは保護猫でした。「じつはわたし自身が猫と暮らしたいとなったときに、ペットショップしか頭に思い浮かばなかったんです。考えてみたら実家の愛猫も捨て猫の子どもを引き取ったので保護猫だったんですが、知識がなかったために友人にいわれるまで選択肢に挙がらなかった。だからこそ、保護猫を知らない方に選択肢を渡したいという想いで、『ねこ活』(KADOKAWA)( )というコミックエッセイを書きました」(オキさん)ねこ活では愛猫しらすちゃんとの出会いや、全国の里親さんから寄せられた実際のエピソードについてなど、保護猫と暮らすまでのリアルなストーリーが描かれています。仕事も育児も家族の協力はマストいまでは2匹目の保護猫おこめちゃんも家族の一員となり、幼い子ども3人と賑やかな毎日を送っているオキさん。取材中も生後9か月の双子のひとりをおんぶしながら対応してくださいました(もうひとりは在宅勤務中の旦那さんが別室で見ているそう)。仕事と育児はどのように両立しているのでしょう。きょうだい仲良く集合。左下:おこめちゃん 中央:しらすちゃん「一に協力、二に協力といった感じで、家族の協力は欠かせません。わたしの実家が近くにあるので頼りっぱなしですし、夫も出張が多い仕事だったのですが、双子の妊娠をきっかけに泊まりの少ない仕事に転職しました。わたしもイラストレーターの仕事はすべて受けるのではなく今の活動につながる仕事に絞るなど、家族全員で働き方を変えたのは大きいですね。とくに双子を妊娠してからは必然的に家族の結束が強くなりました」(オキさん)忙しい合間も癒しとなるのは、愛猫の存在。最近は寝ている双子ちゃんのほっぺにしらすちゃんとおこめちゃんがスリスリと寄っていくなど、本当に仲良し。とくにおこめちゃんの様子を見ていると“もしかしたらおこめは赤ちゃんを産んだことがあるのかな?”と感じることもあるのだとか。赤ちゃんをやさしく見つめる2匹双子の子守りはまかせてニャオキさんが双子の妊娠に気づいたのも、普段は寝ているときに枕元に寄ってくる2匹がお腹の上に乗ってきたことがきっかけで “もしかして、お腹の病気?”と気になり、調べたことで判明したそう。目に見えない変化にも敏感に気づいて寄り添ってくれるのは、まぎれもなく家族そのものです。今後はヘルプ手帳のリフィル式仕様のものやQRコードがついた首輪など、さらに進化したペットのもしもに備えたグッズを制作予定とのこと。仕事も育児も家族一丸となって自然体で自分らしく進んでいくオキさんの活動が今後も楽しみです。 ペットのための母子手帳「Helmo」もしもヘルプ手帳を見る 取材・文:佐々木彩子取材協力:オキエイコ
2023年02月16日子どもの高校進学をきっかけに猫を飼い始めました。当時44歳で体と心の変化に戸惑い始めたころで不安でいっぱいでしたが、更年期の私にとって猫との暮らしが想像以上の癒やしとなりました。私が猫を飼い始めたきっかけと一緒に暮らす様子をお話しします。★関連記事:子育てが一段落して飼い始めたペット。癒やしの存在だけではなく私の世界を広げてくれた【体験談】飼い始める前に保護猫カフェに通って勉強高校に入学したら、猫を飼いたいとず~っと言っていた子ども。2018年には予行練習(?)でハムスターを飼い始めましたが、案の定、世話をするのは私に。そして、突然呼吸が不安定になったなと思ったら、一夜を待たずに天国へ。動物を飼う責任をひしひしとかみしめていました。それなのに「猫なんて世話ができるの? そして、そんな立派なペットをお迎えできるのだろうか(家の広さといい、経済状況といい……)」という思いが先に立ち、「受かったらね~」なんてお茶を濁していたら、高校合格後、「猫を飼いたい!」と子どもからの猛アピール。ケージを置いて自分の部屋で飼う、お世話もちゃんとする(私としては半信半疑というか3割信じて7割疑う)というではありませんか。ペットは子どもの情操教育にも良いし、思春期で会話の少なくなった子どもとの距離も良い感じになるかもと思い始めました。まずは、家の近くにある保護猫カフェに行ってみることにしました。そこで骨抜きになったのは、私のほう。かわいい! かわい過ぎる! 純粋無垢な瞳に俊敏な動き、人を寄せ付けない凜としたお姿。そんな子が家でうろちょろしてくれるなんて、たまらんっ。とはいえ、私自身は猫を飼うのは初めてで、早速保護猫カフェでおこなっている猫飼い講座に申し込み、子どもとしっかりお勉強。そして、保護猫カフェにいた1匹の猫(推定年齢2~3歳)を迎え入れました。猫を飼い始めたことで家族との関係が改善夫と下の子どもを説得して家に来た猫は、子猫と一緒にいたところを保護されたお母さん猫。保護された日、2月14日のバレンタインデーにちなみ、「チョコちゃん」と名付けました。子どもを置き去りにせず、雪の寒い日も頑張っていた、私にとっては尊敬すべきお母さん猫。その愛情深さは感服のひと言。お手本にさせてもらっています。当時、私はライターの仕事を続けていくべきかどうか迷い、将来を考えあぐねていました。生理が来る間隔が短くなっていたり、腰痛や肩凝りに苦しんでいたり。心と体の変化に戸惑い、イライラする日も多くて、子どもと夫との関係がぎくしゃくしていました。そんなとき飼い始めたチョコちゃんに、家族みんながメロメロ。彼女を囲んで会話が弾むようになりました。「今日チョコちゃん、こんなことしたよ!」などと、たわいのない会話のキャッチボールができることで、ギスギスしたりせずに家族と接することができるようになったのです。猫と一緒に過ごすことで気持ちがリセットできた猫はみんなそうなのか、うちの猫がそうなのかはわかりませんが、うちのチョコちゃんはマイペースなんですよね。寝たいときに寝る。構ってほしいときに私の周りにまとわりついたり、甘えた声を出したりするので構っていると、気が済んだらプイッといなくなる。そんな自由気ままな姿を見ていると、うらやましいと同時に、自分の気持ちに忠実になってもいいのかなと思えたりしました。このころは、将来の目標として社会福祉士の資格取得を目指していました。根を詰めてガツガツ勉強していたり、受からないんじゃないか、受かってもどうなるのかと気持ちに余裕がなかったり。そんな気持ちに余裕がないときに限って、膝の上に乗りたいと超絶甘えてくることもありました。時間がないのに……と思いつつも、ついお呼びがかかると従わざるを得ない。そうしているうちにすっと落ち着いてきて、良い小休止や気持ちのリセットになっていることも。彼女のおかげで、1日のうちの何十分かはふっと肩の力が抜けるときがあり、肩凝りや腰痛も幾分軽減できたような気がします。まとめ猫との暮らしは、私の更年期の始まりとややシンクロしています。心も体も微妙なお年ごろで、ネガティブな感情、思うように動かない体に四苦八苦することもしょっちゅう。そんなときにかわいい声で鳴き、文字通り猫かわいがりできる存在がいることは頼もしい限りだと思います。だって、わが子が小さいころを彷彿とさせるんですもの。これまた文字通り猫なで声で話しかけ、良い子だねと存在そのものを愛でる。愛情ホルモンといわれているオキシトシンがだだ漏れに違いない!トラブルに遭い、自分自身を見失いがちな更年期にとって、絶対的に足りないもの、渇望してやまないものを猫との暮らしで享受できていると思っています。さて、子どもがお世話をちゃんとしているか、気になる方がいらっしゃるかもしれません。1日2回のえさやりの1回はしています。でも、トイレのお世話や病院へ連れて行く、爪を切るなどは案の定私の係。なので、お世話の程度は予想通りでした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/杉田リエ(51歳)大学生と高校生の母。第二子出産を機にフリーライターに。46歳のとき社会福祉士の資格を取り、ケースワーカーとして社会復帰。現在の悩みは教育資金と心&体の健康。愛猫の姿に癒やされます。
2023年02月14日この度、株式会社アトリエミラネーゼが運営する猫好きさんの為の宝石店[猫の宝物](福岡県久留米市、代表:石井)は、猫好きさん達へいつでもどこでも猫を感じられる、とにかく可愛すぎる猫モチーフのペンダント、婚約指輪と結婚指輪の新作を猫の日(※)2月22日に発表。予約受付を開始いたします。(※)猫の日、2月22日水曜日:猫の鳴き声「ニャン ニャン ニャン」となる日本の「猫の日」は、16年目になっております。一般社団法人ペットフード協会が制定。このペンダントで、カップル~結婚へ(晩婚化、少子化)の一助になれば幸いです。エンゲージリングはもちろんの事、ご夫婦には、周年記念でお揃いに。猫の日 猫好きさんの為の宝石店[猫の宝物] 外観■記念イベント令和5年2月22日(水)午後2:22 ご予約受付開始営業時間:10:00~17:00★水曜日、定休日ですが営業致します。【店舗概要】店舗名 : 猫の宝物所在地 : 福岡県久留米市東町1-41アクセス: 西鉄久留米駅徒歩3分営業時間: 10:00~17:00 予約制URL : 猫の日 ニュースリリース ペンダント オープンニャンコ猫の日 ニュースリリース ペンダント オープンニャンコmini猫の日 ニュースリリース ペンダント オープニャンコW■新ラインナップ・ペンダント価格は上から264,000円 198,000円 440,000円※リング類は、画像データ、PDFデータ ご参照 2月22日(ニャーニャーニャー)猫の日に向けて、動きまわっております。2月22日がなぜ猫の日と呼ばれているのか…みなさまはご存じでしょうか?Wikipediaより1987年に愛猫家たちが集った「猫の日実行委員会」と一般社団法人ペットフード協会が制定した日であり、2月22日である理由は「222」が猫の鳴き声に近いことから、語呂合わせで決められたといいます。語呂合わせということは、なんとなく分かりますが、そのような実行委員会があるとは存じ上げませんでした…お恥ずかしい。この猫の日に多くの企業が猫に関するイベントやキャンペーンをやっておりますが、当店でももちろん便乗しちゃっています。■HISTORYこの街と同じように、流行を発信する存在でありたい 世界にひとつだのお洒落なリングをつくりたいこうして[アトリエミラネーゼ]はスタートしたのです。それからずっと、ご注文をお受けしてから全てを制作するオーダーメイドのジュエリーを作り続けてきました。決して楽な道のりではありませんでしたが、私の想いにたくさんのお客様が共感してくださいました。2004年オープンで創業21年目を迎え、10,000組以上のジュエリーを手掛けさせて頂きました。お客様の一人ひとりに接していく中で、その方の個性や感性、夢や希望を共有し“イメージ以上のものを形にする”のが私の使命だと信じ、そのための努力は惜しまず続けてきました。そして一生大切にしてほしいから…20、30年後を見据えたジュエリー作りを心がけているのです。私にできるのはお客様の想いをカタチとして残すこと。私にとって、お客様の喜ぶ笑顔が見られる時が一番幸せな瞬間です。また新しいお客様との出会いを楽しみにしています。取締役社長 藤本 十萌猫好きさんの為の宝石店[猫の宝物] 公式サイト 公式Instagram 公式Twitter 公式Facebook 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月13日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第106回目は茶トラのトラー(Tolah)さま。長時間のお留守番を頑張っている猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.106猫さまの話をもっと聞かせて!トラーさまは1歳半の男性猫さま。トラーさまが語ります僕はパリ市内のピガール地区のアパルトマンに住んでいます。周りは繁華街で、賑やかな界隈です。僕の平均的な1日を紹介します。朝飼い主と一緒に起きて、朝ご飯にカリカリをちょっと食べた後、ボール投げや玩具で遊んでもらいます。飼い主が仕事に行くので、19時くらいまで家で一人で留守番をします。飼い主が帰ってきたら、夕飯はパテとカリカリを半分ずついただきます。留守中は時々イタズラしたり、窓辺にあるキャットツリーの上や籠の中のフワフワな毛布に乗って庭に来る小鳥や鳩を観察します。そして昼寝をします。たくさんのおもちゃがあるので、留守番&ひとり遊びもへっちゃらです。キツネの小さな人形がついたもの、生まれた時から一緒の小さなハリネズミのぬいぐるみ、段ボールで作ってもらったモグラたたきなどが相棒です。でもでもやっぱり飼い主にオモチャを投げてもらって、くわえて持ち帰って誉められるのが一番嬉しいかも。飼い主から見たトラーさまとは私の家には、私が生まれた時から猫が2匹いました。母が飼っていた女性猫のチャッピーと捨て猫だったちびこです。ちびこは14歳、チャッピーは20歳で亡くなりました。トラーは初めての男性猫で、遊ぶときの攻撃が女性猫より強いようです。うちにやってきた経緯は、友人の実家の飼い猫ライチが子猫を産み、引き取り手が3か月経っても見つからず引き取ることになったからです。私の母は大学生の時にトラーと全く同じ柄の茶トラ猫を飼っていました。階段からボールを落として、ダダッと階段を駆け下りてボールを取りに行くなど、今のトラーと同じように賢い猫だったそうです。女性猫はクールなところもありますが、男性猫は単純な感じです。そこが可愛いポイントでしょうか。一番楽しかったのは、生後3か月ちょっとで我が家に来て、子猫から子ども猫へ成長していく過程を見れたことです。ジャンプ力がついたり、知恵がついたり、植木をほじくってみたり、好奇心のかたまりで、どんな出来事も楽しく、これが一番楽しいということが決められません。ちょっとつり上がったアーモンド型の目と、のっしのっしと歩いてくる時の前脚、しっぽの下からのぞくドーナッツみたいなふぐり(いまはもうないのですが)、ちょっと四角い後ろ頭、キレイなシマシマ模様の入った背中から続く尻尾…かわいいなぁ、と感じるチャームポイントがたくさんあります。夏休みの間などにお互いの家を行き来する友達猫トムとも相性が良く、トラーはお兄ちゃんができた感じでまとわりついたりしています。性格は人懐っこく、イタズラ好き。賢くて甘えん坊で、かまってもらいたがり。私にとって最高の相棒です!――フランスでは長いバカンス中にお互いの猫さまを預かり合いするケースが多いです。でも絶対相性は必要!トラーさまの友達のトムさまは、おっとり構えた歌舞伎役者風の面立ちが可愛い猫さまです。人懐っこくて、例えば工事現場のおじさんとかにもバリアーを作ったり隠れたりせずに、スーッと寄って撫ぜてもらったりしています。懐が深い猫さまです!トムさまは今後この連載にも登場してくれる予定です。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年02月12日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第105回目は黒白ブチのミルク(Milk)さま。飼い主の心の支えとなった猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.105猫さまの話をもっと聞かせて! ミルクさまは6歳半の男性猫さまです。ミルクさまが語ります僕はパリ近郊のMeauxという街に住んでいます。この街の周辺ではブリーというチーズが有名で、僕も大好きです。でも、大好物なのはチキンかな!それが食事に出た時、食べ終えたら満足の表現、仰向けになって飼い主に気持ちを伝えます。朝は起きたいときに起きて (飼い主と同じように)、朝食を食べた後、1日を始めます。 家の中を歩き回り、飼い主がピアノの先生なので楽譜の上に寝そべったりして注意を引きます。飼い主が午後の終わりに仕事を終えて休んでいるときは、おやつを食べることができます。そして夕食後に一緒にテレビを見て、もちろん飼い主と一緒に真夜中頃になってから布団に入ります。たまに音楽の地方公演がある時は一緒に電車で移動することもあります。僕の友だちは青い魚のぬいぐるみ、これは抱き心地もいいのでそのまま眠ってしまうこともあります。それからバスの形をした爪研ぎは中に入れるので、僕は運転手さんのつもりになれます。いつも家の中はピアノの音が流れていて、この家も飼い主も大好きです。飼い主から見たミルクさまとはミルクと出会ったのは路上でした。動けなくなっていた彼は足を骨折しているようでした。放置していられなくて、そのまま彼を連れて帰りました。それからは治療とお世話に明け暮れて、自然に私の猫になりました。今まで彼は私にたくさんのものをくれましたが、最も重要なものは愛と伴奏でした。彼に会う前、私はパリで一人ぼっちでした。もちろん私にはたくさんの友達がいますが、家族全員が中国にいるので、孤独を感じることがよくありました。彼が来てからはそんな寂しさが吹き飛んでしまいました。ミルクは本当に優しくて私の隣で寝るのが大好き、私は彼を思いっきり抱きしめます。これからも私たちはまだまだ美しい物語を続けていきます。――道端で動けなくなっていたミルクさまは相性の合う飼い主と一緒になって幸運でしたね。献身的に手当をしてくれた飼い主にゾッコンのようでした。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年02月11日株式会社ルーシーケイは、昨年に続き保護猫を知るきっかけとして、猫好きクリエイターや店主による様々な猫アイテムを販売するPOP UP SHOP『Place where you meet cats ~猫と出会う場所2023~』を2月13日から2月28日まで東京都・池袋の西武池袋本店・4階イベントスペースNEWSにて企画開催します。Place where you meet cats ~猫と出会う場所2023~【POP UP SHOPの内容】2回目となる本年は「保護猫たちの新しい飼い主さんとのご縁を招く」をテーマにポスター譲渡会「ADOPTION PARK」も設置され、猫好きクリエイターや店主のこだわりアイテムが集結します。会期前半は保護猫をドローイングした原画や雑貨などを展示・販売する「marini*monteanyの猫展」を、会期後半は伝統工芸品の瀬戸の招き猫にアーティストたちが絵付けをした作品展示や猫にちなんだイラスト作品・グッズを集めた「猫づくし POP UP SHOP」を開催いたします。かわいい雑貨や美味しいお菓子を楽しみながら「猫と出会う場所」の一つである“譲渡会”や“保護猫”のことを一緒に考えてみませんか?[会期前半:2月13日(月)~20日(月)]marini*monteanyの猫展<参加作家>marini*monteany(イラストレーター)[会期後半:2月21日(火)~28日(火)]猫づくし POP UP SHOP<参加作家>嶽まいこ(イラストレーター)、marini*monteany(イラストレーター)、佐瀬麻友子(イラストレーター)、石澤彰一(押忍!手芸部・部長)、宮田麻貴子(ウルトラタマ)、渡邉良重(KIGI)、七字由布(イラストレーター)、Chima(シンガーソングライター)、umloo(アクセサリー作家)、MODERASeeK(造花作家)、中川彩香(アーティスト)、水沢そら(イラストレーター)、Sheetal(ヘナアーティスト)<参加SHOP>TIM&SAILOR(ビンテージ雑貨)、Glucklich(ビンテージ雑貨)、猫村商店(「きょうの猫村さん」雑貨)、中外陶園(陶磁器メーカー)、LEONIMAL(ペットグッズ)、&CAT(ペットグッズ)、millvalley(雑貨)、PAS DE DEUX(洋菓子)、COLOR WORKS(塗料メーカー) ほか ※敬称略marini*monteany イラスト■前半【marini*monteanyの猫展】会期前半は、メインビジュアルを担当するイラストレーター marini*monteany(マリーニ*モンティーニ)の猫にまつわる描き下ろしの原画作品や寄付付きの雑貨などを展示・販売します。絵付けした招き猫作品や保護猫のイラストグッズなど作家の猫愛を存分にご堪能ください。作家在廊日(2月19日)には「COLOR WORKS」のアップサイクルのペンキで、瀬戸の招き猫にペイントできるワークショップも行います。※詳細はイベント公式サイトへ【Place where you meet cats オリジナル猫クッキーBOX】昨年大好評だった人気洋菓子店 PAS DE DEUXとのコラボレーションクッキーを今年も販売。本年は『marini*monteanyの猫展』を記念して、保護猫が描かれたオリジナルボックス付きチョコがけクッキーが新発売。またmarini*monteanyと嶽まいこがデザインしたとっておきたくなる箱、アーティストBOX ver.の猫クッキーも限定販売いたします。(※クッキーの売上の10%は譲渡会を運営する「ジョートフル熊本プロジェクト」に寄付いたします)クッキー[original ver.]Place where you meet cats 猫クッキーBOX[original ver.]価格 :3,456円(全3柄)発売日:2月13日(月)クッキー[artist ver.]Place where you meet cats 猫クッキーBOX[Maiko Dake ver.]価格 :3,132円発売日:2月21日(火)※数量限定で販売、なくなり次第終了いたします。■後半【アーティストたちのまねき猫展】千年以上の歴史と伝統を持つやきものの街、愛知県瀬戸市で生まれた「瀬戸招き猫(中外陶園)」とアーティストがコラボレーション。「保護猫と飼い主さんたちのご縁をもっと招くように」という願いを込めて、さまざまなアーティストが創作した1点もののアート招き猫作品を展示・販売いたします。売上の一部は、保護動物の譲渡会を運営する「ADOPTION PARK 一般社団法人Do One Good」に寄付されます。アート招き猫<参加作家>marini*monteany(イラストレーター)、嶽まいこ(イラストレーター)、佐瀬麻友子(イラストレーター)、石澤彰一(押忍!手芸部・部長)、宮田麻貴子(ウルトラタマ)、umloo(アクセサリー作家)、MODERASeeK(造花作家)、中川彩香(アーティスト)、水沢そら(イラストレーター)、Sheetal(ヘナアーティスト) ほか※敬称略<後半参加作品の一例>渡邉良重(KIGI)作品:プリント額装水沢そら 絵本『binder kiken 2 Sora Mizusawa ちゃっくん』保護猫犬の譲渡会「ADOPTION PARK」のポスター譲渡会TIM&SAILOR/Glucklich/猫村商店/&CAT■開催概要イベント名 : 『Place where you meet cats ~猫と出会う場所2023~』会期 : 2023年2月13日(月)~28日(火)[前半 : 2月13日(月)~20日(月)]marini*monteanyの猫展[後半 : 2月21日(火)~28日(火)]猫づくし POP UP SHOP※最終日2月20日(月)・28日(火)は、当会場のみ午後7時にて閉場いたします。会場 : 西武池袋本店4階(中央A7)イベントスペースNEWS(〒171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1)TEL 03(5949)6611 直通主催 : 西武池袋本店NEWS企画 : Lucy+Kイベント公式ページ: ■会社概要商号 : 株式会社ルーシーケイ代表者 : 代表取締役 小山 奈々子所在地 : 東京支店 〒111-0051 東京都台東区蔵前4-14-11-301設立 : 2006年8月事業内容: イベント企画・デザイン・小売・アーティストマネジメントURL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社そごう・西武 池袋本店イベントスペースNEWS担当:俣野・東TEL :03(5949)6611 直通※価格は全て税込表示です 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月10日