月9史上初の時代劇として話題を集めたドラマを映画化した『信長協奏曲』の完成披露試写会が1月7日(木)、都内で行われ、小栗旬、柴咲コウ、向井理、藤ヶ谷太輔、濱田岳、高嶋政宏、水原希子、山田孝之、松山博昭監督が出席した。この日は映画の完成と、新年の門出を祝うべく、「TOKYO SENGOKU(戦国) COLLECTION」と題したド派手なファッションイベントを開催!劇伴を手がける「m-flo」の☆Taku TakahashiがDJを務めるなか、会場センターに設置された巨大ランウェイを、キャスト陣が思い思いの“最新和装ファッション”で闊歩した。「花札をイメージした」という一点ものの豪華な着物に身を包んだ“信長様”小栗さんは、「ランウェイは初体験。緊張しました」と壇上で安堵の表情。映画をイメージした甲ちゅう水着ギャルを引き連れての登場に、「ありがたい。めでたいです」とご満悦だった。一方、紫の清楚な着物で登場した柴咲さんは「あまりない体験。皆さんが歩く姿を見るのも、楽しかったです」とランウェイを満喫。「慣れないことなので、緊張しました」(向井さん)、「下駄が歩きづらくて…」(山田さん)と男性陣はランウェイに悪戦苦闘したが、モデルの水原さんは「皆さん、個性あるステージで素敵でした」と“プロの目線”で太鼓判を押していた。原作は小学館「ゲッサン」にて人気連載中の石井あゆみによる同名コミック。歴史嫌いで、いつも逃げ腰の高校生・サブローが、ひょんなことから戦国時代へタイムスリップしてしまい、そこで出会ったサブローと瓜二つの織田信長に「自分の代わりに信長として生きてくれ」と頼まれてしまう…。ファン待望の劇場版では、天下統一を目指すサブローが「信長が本能寺の変で死ぬ」という歴史的事実と向き合いながら、それでも平和を願う姿が描かれている。「ここからがスタート。ぜひ応援してください」とアピールした小栗さん。もし自身が戦国時代にタイムスリップしてしまったら、「3日ともたないと思います。すぐに捕まって、気づいたら首を落とされているはず」と弱気な発言…。好きな時代に行けるとしたら「両親のなれそめを見てみたい。本人から聞くのは、きっと美化されているから」と話していた。『信長協奏曲』は1月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月07日ブロードメディアとGクラスタ・グローバルは2日、コーエーテクモゲームスの人気歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・創造」のスマートフォン・タブレット向けアプリの提供を開始した。アプリはApp Store、Google Playよりダウンロード可能。価格は税込み4,000円。15分の無料お試しプレイができる。「信長の野望・創造」は信長の野望シリーズ30周年記念作品当たるリアルタイムストラテジー。マップの拡大・縮小を行うためのピンチイン、ピンチアウトなどタッチ操作を取り入れ、スマートフォン、タブレットでのプレイを可能にした。アプリサイズはiOS版で21.4MBで、プレイ時は常時ストリーミング通信が発生する。このため、安定した3Mbps以上のWi-Fi環境での利用が推奨されている。常時6Mbps以上であれば高画質な映像でのプレイが可能という。対応OSはAndroid 4.2以降、iOS 8.1以降。
2015年10月02日先日、来年1月公開の映画『信長協奏曲』に続き、2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」への主演が決定した柴咲コウ。初のNHK出演にして大河主演、しかも、女性ながら戦国時代に一国の城主となった井伊直虎の生涯を描くという大役を得た柴咲さんが、愛する古都・京都から現在の思いを語る「アナザースカイSP」が2週にわたって放送されることになった。華麗な和装に身を包み、司会の今田耕司、瀧本美織とともに京都から送る特別版となる今回。柴咲さんにとって京都とは、計画も立てず、ふらっと訪れる地であり、現地の人におすすめを尋ねたり、友人に逢ったりとアクティブに過ごす場所のよう。そして、何度も京都を訪れるように、海外も気に入ると何度も同じ場所に行くという柴咲さんが、特に気に入っている場所が、今回訪れたマルタ島とロンドンだ。まずは、7年前に初めてひとりで暮らし、人生の転機となったという地中海のマルタ島へ。ここを訪れた理由は、「ひとりで旅行に行きたい」「知らない国ならどこでもいい」、そして「なんとなく暖かいところがいいな…」という、自由な感性を持つ柴咲さんらしい思いつきがきっかけだった。今回は7年ぶりの再訪だったにもかかわらず、そんな年月が経っていないような気がしたという柴咲さん。訪れる前ではすっかり記憶が薄れ自信がなかったが、すぐに当時の記憶が蘇ってきたそうで、それほど、柴咲さんにとってマルタ島は印象深い場所だったという。当時はホームステイ先に1か月ほど滞在していたため、ナンパされたことも!現地の食材を使った料理を学んだり、ホストファミリーとドライブをしたり、さまざまな経験をした想い出の地。今回はその当時、教わった料理をもう一度再現する。また、マルタ島は猫の多い島としても有名。猫好きな柴咲さんも大興奮で猫話に盛り上がる中、今田さんが新しいペットを飼い始めることに!? さらに、ハチミツが名産のマルタ島。柴咲さん自身もハチミツのようなオーガニックな食品にこだわりを持ち、家でも料理をよく作るそう。お正月にはおせちを作るのが好きという、その理由とは…?そして、7年前には食べられなかったマルタ島の絶品の郷土料理をいただくことに。新たに、伝統工芸の体験もする。前回訪れた7年前といえば、デビューして10年ほどだったころ。柴咲さんは仕事に対しても、自分自身の在り方に対しても悩みを抱え、何か違う感性を求めていたという。今回訪れて、改めて島を巡って分かったマルタ島の真の魅力。そして、柴咲さんがマルタ島の旅で学んだこととは?いま、1つの節目を迎えている柴咲さんの心境を、この旅から覗いてみては。「アナザースカイSP」マルタ島編は10月2日(金)23:35~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月02日岐阜県岐阜市中心市街地一帯で10月3日・4日、岐阜市のまちづくりに貢献した織田信長公を称える第59回「ぎふ信長まつり」が開催される。まつりでは、織田信長公や斉藤道三公をはじめとする戦国武将や火縄銃鉄砲隊などで編成する「信長公騎馬武者行列」、自由なおどり文化を発信する「市民勝手カーニバル」や「音楽隊」がパレードを実施。他にも「歩行者天国」や「楽市楽座」などイベント盛りだくさんとなっている。10月3日の主なイベントとして、10月3日は10時より信長公追悼式(場所: 崇福寺)、12時50分~14時には音楽隊パレード(場所: 岐阜市中警察署前~金華橋通り南進~文化センター前)、13時30分~15時40分には市民勝手カーニバル(場所: 岐阜中警察署前~金華橋通り南進~文化センター前)など。10月4日の主なイベントとして、11時30分~11時40分には信長公騎馬武者行列出発式(場所: JR岐阜駅前信長ゆめ広場)、12時30分~14時20分には信長公騎馬武者行列(場所: JR岐阜駅南~加納上本町~加納桜通~長良橋通り北進~若宮町交差点~岐阜市役所までと岐阜公園)など。若宮町歩行者天国やわく☆わくフリーマーケット、楽市楽座は両日の10時~16時に開催される。第59回「ぎふ信長まつり」の会場は、若宮町・金公園・柳ケ瀬・神田町・玉宮町・信長ゆめ広場ほか岐阜市中心市街地一帯となる。
2015年09月13日小栗旬、山田孝之、向井理、柴咲コウら豪華俳優陣を迎え“月9”史上初の時代劇として話題を集めたドラマの映画化『信長協奏曲』。先日のビジュアル解禁に続き、「悲報」の文字から始まる第1弾特報映像が解禁。本編の内容が垣間見えるとともに、ドラマから引き続き登場するキャストの姿が明らかとなった。原作は小学館「ゲッサン」にて人気連載中の石井あゆみによる同名コミック。歴史大キライで、いつも逃げ腰の高校生・サブローが、ひょんなことから戦国時代へタイムスリップしてしまい、そこで出会ったサブローと瓜二つの織田信長に「自分の代わりに信長として生きてくれ」と頼まれてしまう…。裏切り、暗殺、陰謀が渦巻く中、その困難をくぐり抜け家臣たちの信頼を勝ち取り、天下統一を目指すサブローの運命は?公開された映像では、冒頭から「悲報」という不穏な文字が踊り、小栗さん演じるサブローが古田新太演じる松永弾正久秀から“織田信長=自身”の運命を告げられショックを受けるシーンからスタート。ドラマから引き続き登場する柴咲さん(帰蝶役)、向井さん(池田恒興役)、山田さん(羽柴秀吉役)、濱田岳(徳川家康役)の姿も見られ、ドラマを彷彿とさせる和気あいあいのシーンや、スケールアップした合戦シーンの一端を楽しめる。そして、「俺は運命と戦うよ」と語る信長に涙を堪える表情の帰蝶。さらい火を背に険しい表情で立ち尽くす秀吉。サブローが「嘘だろ…」と傷ついた姿で言葉詰まらせる先に立ちはだかるのは?最後まで見逃せない特報映像に仕上がっている。本作では、ついにクライマックス“本能寺の変”までが描かれ、一秒たりとも見逃せない見所満載のストーリーとなっているようだ。オールスターキャストの競演と、衝撃と感動のクライマックスを、ぜひ劇場でチェックしてみて。『信長協奏曲』は2016年1月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月01日保険見直し本舗は6日、ユニークな場所の貸出を行っているスペースマーケットとコラボレーションし、"本能寺の変"跡地にある信長茶寮にて、一般の人を招き、座禅の中で自らの人生について考え、保険について見直すというイベント「保険見直し寺」を計2回開催した。保険見直し本舗では、全国各地でユニークな場所のレンタルサービスを提供している「スペースマーケット」とコラボレーションし、保険離れが進んでいると言われている若者に向けて、保険について見直す場を提供するプロジェクトを発足。今回、プロジェクト第一弾として、"人生何が起こるかわからない"をテーマに、全国的に有名な京都"本能寺の変"の跡地、織田信長公の慰霊碑がある「信長茶寮」にて、座禅をしながら保険を見直す「保険見直し寺」を開催し、一般の人に参加してもらった。「保険見直し寺」は、座禅と座学が1セットで約70分程度。各回5人が参加した。「まずは、人生を見なおそう」と題して行われた座禅では、講師として陽雲院の副住職である吉瀬公隆氏を招き、座禅を実施。初めて座禅をした人もいて、10分間の座禅だったが、何度も警策を打つ様子が見られたという。また、「人生を、保険を、見直そう」と題して行われた座学では、これまで900件を超える保険相談に対応した保険見直し本舗コンサルティングアドバイザーの河本敦志氏が講師を担当。参加者には、まだ保険に加入していない人や友人に勧められて保険に加入した人が多く、質疑応答では保険を見直す際のポイントを積極的に質問している様子が見られた。今回のプロジェクトでは、今まで保険についてあまり考えたことのない20代を中心に参加。「保険を見直す機会ができた」「人生と保険が無料で楽しく見直せるなんておトク」等、保険に対してポジティブなコメントがあったという。今回の結果を受け、保険見直し本舗では今度とも保険を見直すきっかけを作るべく、さまざまな場所でイベントを開催していく予定としている。
2015年08月07日昨年、月9史上初の時代劇として放送され、小栗旬、山田孝之、向井理、柴咲コウら豪華俳優陣の出演でも話題を呼んだ「信長協奏曲」。当初から映画化が発表されており公開時期が待たれていたが、この度、公開日が2016年1月23日(土)に決定、併せて本作の第1弾ビジュアルが解禁され、クランクアップを迎えた小栗さんのコメントが到着した。原作は小学館「ゲッサン」にて人気連載中の石井あゆみによる同名コミック。歴史大キライで、いつも逃げ腰の高校生・サブローが、ひょんなことから戦国時代へタイムスリップしてしまい、そこで出会ったサブローと瓜二つの織田信長に「自分の代わりに信長として生きてくれ」と頼まれてしまう…。裏切り、暗殺、陰謀が渦巻く中、その困難をくぐり抜け家臣たちの信頼を勝ち取り、天下統一を目指すサブローの運命は、かつて信長だった男・明智光秀の手により本能寺で絶たれるのか?ドラマから引き続き、サブローと明智光秀の二役に挑戦した小栗さん。劇場版でも見事な乗馬、殺陣の腕前を披露し、成長したサブローが躍動する姿を演じているという。撮影は今年4月上旬から2か月以上にわたり、都内や関東地方だけでなく、織田信長にも縁の深い京都や関西でもロケが行われた。約300人のエキストラを使った大規模な合戦シーンや、上賀茂神社(京都)、彦根城(滋賀)など本物の寺社仏閣を使った本格的な撮影も敢行されたようで、仕上がりに期待が高まる。撮影を終えた小栗さんは、「半年以上この作品に関わってきて、大変なことも多かったけど、織田信長としての人生を最後まで生きることができて良かった」と満足気に語り、本作への手ごたえについても「今回はサブローだけでなく、織田家のみんなで戦う合戦のシーンもたくさんあり、サブローと本物の信長の光秀がどんなラストを迎えるのかも含め、見どころ満載です!」と自信を覗かせた。今回、公開された第1弾ビジュアルは、全国の劇場にてポスター・チラシとして掲出予定。公開日が2016年1月23日(土)に決定し、公式サイトも立ち上がるなど、いよいよ本格始動した劇場版プロジェクト。今後も、ほかのキャストたちのビジュアルや本編予告編など続報から目が離せない。『信長協奏曲』は2016年1月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月07日サードウェーブデジノスは28日、「信長の野望 Online」の推奨PCとして、ゲーミングPC3モデルを発表した。PCショップ「ドスパラ」で同日より販売開始する。税別価格は109,980円から。○GALLERIA 信長の野望 Online推奨 12周年記念モデル XT「GALLERIA 信長の野望 Online推奨 12周年記念モデル XT」は、「信長の野望 Online」の推奨PCとしてNVIDIA GeForce GTX 960を搭載するゲーミングPC。税別価格は135,980円から。購入者特典として、30日間プレイ可能なゲームプレイ用シリアルと、「信長の野望 Online」サービス開始12周年を記念のゲーム内アイテム「十二周年旗指箱」のオリジナルカラー版が付属する。そのほかゲーム内アイテムとして、プレイヤーキャラクター成長支援アイテム「覚醒の成長支援箱」、ゲーム内で役に立つアイテムと交換できる「領国銀」を2000を獲得できる「領国銀大包」、「特別家臣登用一式」なども手に入れられる。標準構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(4.00GHz)、チップセットがIntel H97 Express、メモリがPC3-12800 8GB (4GB×2、最大16GB)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960(2GB)、ストレージが2TB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。OSはWindows 8.1。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×6、USB 2.0×2、HDMI×1、DVI×2、DisplayPort×1、マイク入力 / ライン出力など。本体サイズはW207×D520.7×H450.2mm、重量は約13.9kg。○GALLERIA 信長の野望 Online推奨 12周年記念モデル DM「GALLERIA 信長の野望 Online推奨 12周年記念モデル DM」は、「信長の野望 Online」推奨のコンパクトデスクトップPC。税別価格は109,980円から。ケースが小型になっており、5.25インチベイの空きが1カ所のみとなっている。特典は共通。標準構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4590K(3.30GHz)、チップセットがIntel B85 Express、メモリがPC3-12800 8GB (4GB×2、最大16GB)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 750Ti(2GB)、ストレージが500GB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。OSはWindows 8.1。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×4、USB 2.0×4、HDMI×1、DVI×2、DisplayPort×1、マイク入力 / ライン出力など。本体サイズはW185×D395×H370mm、重量は約8.2kg。○GALLERIA 信長の野望 Online推奨 12周年記念モデル QF960HE「GALLERIA 信長の野望 Online推奨 12周年記念モデル QF960HE」は、「信長の野望 Online」推奨の15.6型ノートPC。税別価格は135,980円から。特典は共通。標準構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710MQ(2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリがPC3-12800 8GB 4GB×2、最大32GB)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960M(2GB)、ストレージが500GB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、ディスプレイは15.6型の非光沢(1,920×1,080ドット、ノングレア)。OSはWindows 8.1。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI×1、D-Sub×1、SDカードリーダ、約92万画素Webカメラ、マイク入力 / ヘッドホン出力など。バッテリ駆動時間は約3.1時間。本体サイズはW383×D249.5×H37.6mm、重量は約2.6kg(バッテリ含む)。
2015年04月28日フジテレビ「信長協奏曲」『寄生獣』『アオハライド』など、2014年も漫画の実写化映画&ドラマ作品が豊作だった。特に今年はそれらの映画の公開(もしくはドラマ放送)とアニメの放送が、比較的近い時期にあったことが特徴的だろう。小栗旬や東出昌大、染谷将太などイケメン俳優たちが実写で演じるのと同時に、アニメで同じキャラを演じた声優たちは一体どんな人たちだったのか?アニメに洋画吹き替え、ナレーション、舞台に歌手活動、さらに最近では地上波のバラエティ番組などでも活躍する声のプロ“声優”。ここ2、3年で顔を出す機会が一気に増え、今年は「声優JUNON」なる雑誌まで刊行されたほど、“イケメン声優”と呼ばれるアイドル的要素を持った声優たちの認知が広がってきている。しかし、まだまだその姿や活躍を知らない方も多いはず。今回は、イケメンボイス、略して“イケボ”で2014年を彩った男性声優たちを出演作品とともにご紹介!■俳優たちに負けず劣らず乙女を虜にしたイケメン声優たち月9史上初の時代劇として注目され、映画化も決定しているドラマ「信長協奏曲」。小栗旬が務めた主人公・サブロー役を演じたのは、「声優JUNON」で堂々たる表紙を飾り、5月には初の横浜アリーナ単独ライブを成功させた宮野真守。そのモデル級のルックスの良さに加え、歌って踊れて、さらにライヴやイベントではお笑い担当までこなし、ファンのみならず声優仲間をも楽しませる彼が、その抜群の演技力で戦国の世で力強く生きる高校生を熱演。またドラマでは小栗さんが一人二役で演じていた織田信長&明智光秀役を、同じく「声優JUNON」に登場した梶裕貴が演じた。「声優アワード」2年連続主演男優賞を受賞した梶さんは、「曇天に笑う」「ノブナガ・ザ・フール」「七つの大罪」「ワールドトリガー」など2014年も数多くの作品で主要キャストを務める大活躍。とっておきは、東出さんの胸キュン演技が記憶に新しい「アオハライド」で、主演の馬渕洸を好演。東出さんに負けず劣らずそのイケボで多くの乙女を虜にした。また今年の実写映画化の代表作のひとつ『寄生獣』もアニメ版「寄生獣 セイの格率」が放送され話題に。主演を務めたのは、「声優JUNON」だけでなく「CanCam THE“イケメン”BOOK 2014」(本誌付録)に“イケメン声優”として紹介され、今年最もイケメン声優としてプッシュされたといっても過言ではない島崎信長。一部のファンからは小池徹平にも似ていると言われているほどの甘いマスクだ。そんな島崎さんは「Free!-Eternal Summer-」「pupa」「それでも世界は美しい」と今年も主演作が目白押しだった。来年以降の活躍にも期待が集まりそうだ。■今年帰ってきた! イケメン声優たち今年は人気作品のシリーズ2期や続編などが多く放送され、声優たちが再び人気役を演じた年でもある。TUTAYAレンタルランキングでもほぼ一年間上位をキープした「Free!-Eternal Summer-」も注目すべき2期作品のひとつ。この作品では先ほどの宮野さん、島崎さんに加え、鈴木達央(「幕末Rook」高杉晋作役)、細谷佳正(「テラフォーマーズ」膝丸燈役)らが共演しており、まさにイケメン声優の大盤振る舞い。鈴木さんは、「幕末Rook」高杉晋作役や自身のバンド活動など、ロックな印象が強い声優だが、本作では柔和な主人公の親友役を演じ、その演技の幅の広さで多くのファンを魅了した。一方、細谷さんは爽やかな少年からクールな二枚目までこなす演技幅はもちろん、イベントなどで見せる素の細谷さんの天然さがファンや声優仲間の間で人気の理由のひとつ。イケボだけでなく天然という要素も持ち合わせる細谷さんの奥深い魅力が来年も発揮されるのを楽しみに待ちたい。またシリーズ続編といえば、「黒執事」「ジョジョの奇妙な冒険」などの続編が放送され、両作品で主演を務めたのが小野大輔。声優仲間の間でも「ハンサム」と称されるその顔は声優好きでなくともチェックしてほしいところだ。また小野さんとの共演作が多く、<物語>シリーズや「ハマトラ」など多くのシリーズ作品での続投が目立った神谷浩史も忘れてはならない。今年はスカーレット・ヨハンソン主演作『LUCY』で初の洋画CMのナレーションを務め、その活躍の場を広げた神谷さん。小野さんと神谷さんは、2015年1月~3月に「デュラララ!!×2承」「進撃の巨人 2期」でもそれぞれ続投が決まっている。■「東京喰種」「デュラララ!!」――2015年アニメ2期で蘇るイケメン声優たちアニメの最終回を迎え「もうあの声は聞けないのね…」と残念に思うこともファンにとっては少なくないだろう。2015年に2期の放送が決定し、帰ってくるイケメン声優たちもいるのだ。原作漫画が突然のラストを迎えたことで話題となったアニメ「東京喰種トーキョーグール」。2014年9月に放送が終了してから、たった1クールで来年1月より2期「東京喰種トーキョーグール√A」が放送されることからも、その人気ぶりがうかがえる。中でもミステリアスなキャラクターで人気のウタ役を演じた櫻井孝宏は、持ち前のクールなイケボで、「曇天に笑う」「信長協奏曲」「オオカミ少女と黒王子」と、今年もミステリアスでクールな役を多彩に演じ分けた。また、ウタの友達で寡黙な縁の下の力持ち、四方蓮示を演じたのは、「魔法科高校の劣等生」「曇天に笑う」「ハマトラ」と頼られるアニキ肌キャラを数多く演じた中村悠一。“ゆーきゃん”の愛称でファンから愛される中村さんだが、彼の“寡黙な縁の下の力持ち的キャラクター”とえいば、同じく1月から2期が放送される「デュラララ!!×2承」の門田京平も要チェック!こちらでも中村さんのイケメン低音ボイスを遺憾なく発揮してくれることだろう。「デュラララ!!×2承」ではもうひとり、注目すべきイケメン声優・下野紘が新キャラクター・黒沼青葉役を演じる。年下少年系や、ヘタレ、元気っ子の役を演じさせたらピカイチの下野さんは、大人気作品「うたの☆プリンスさまっ♪ 」のライブを1月に控えており、そのイケメン・フェイスを拝めるチャンスも到来の予定。■歌に!モデルに!新しいジャンルのイケメン声優たち島崎さんと共に、声優専門雑誌を飛び出し、「声優JUNON」や20代女性のバイブル雑誌「CanCam」の付録「THE“イケメン”BOOK 2014」に“イケメン声優”として紹介されたKENN。舞台に、アーティスト活動に幅広く活躍するKENNさんは、今年は「アオハライド」「テラフォーマーズ」と人気作に立て続けて出演。来年は主演作の劇場版『境界の彼方 -I’LL BE HERE-』の公開が控えており、声優業はもちろん、そのイケメンを活かした俳優業などにも期待したい。多くの声優たちがアーティスト活動していることはいままでもお話してきたが、よりアーティスト色が強い若手声優たちが頭角を現したのも今年の特徴なのでは。「黒子のバスケ」で一躍有名となった小野賢章もそのひとり。8月、初のソロライブを東京で開催。全編ロック感溢れるライブでファンを楽しませたその音楽性を活かし、「幕末ROOK」でもその美声を遺憾なく発揮した。また小野さんと「少年ハリウッド」で共演している蒼井翔太は、テレビ東京放送のカラオケ番組に2度出演し、その天使の歌声とルックスで注目を浴びた。今年は3作シングルCDをリリースし意欲的に歌手活動をこなす彼は、来期には自身の出世作「うたの☆プリンスさまっ♪」や「少年ハリウッド」の2期が控えており、声優としての活躍からも今後目が離せない。声優界にも“眼鏡イケメン”は存在するのだが、その中でも「眼鏡が本体」と言わしめる若手声優といえば、江口拓也。江口さんのイケメンポイントといえば、“眼鏡”と187cmの身長だろう。イベントでもずば抜けた高身長で乙女の目線を独り占めすることもしばしば。江口さんも、主演作「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の2期が2015年春に放送されることが決定している。女性アイドル声優に低年齢層が多いのに比べ、いままで男性声優は経験豊富なベテラン層が活躍してきた。しかし、最近では新人声優でも抜擢されるケースも。若手声優の中でも“新星イケメン”と呼び声高いのが、今年アニメ「オレん家の風呂事情」で主演デビューを果たした若干23歳の梅原裕一郎。デビュー間もないながらも、既に「声優JUNON」の注目の新人枠でピックアップされた期待の星!まだ認知度は低いものの、来年1月放送の「美男高校地球防衛部LOVE!」で主要キャラクターを演じることから、今後人気が高まるであろうネクストブレイク声優のひとりだ。いままで“声”の役者、声優たちに馴染みがない人にとって、そこにはいまだ見ぬイケメンが眠っている可能性がある。そんなイケメン声優たちとともに数々のアニメ作品や楽曲が世に出た2014年。お正月休みで時間があるいまこそ、2014年放送のアニメを一気見するも良し、発売されたCDを聞き漁るも良し、2014年の彼らの活躍ぶりを振りつつ2015年の声優たちの新たな挑戦、活躍に期待したい。(text:cinemacafe.net)
2014年12月30日7月からテレビアニメ、10月からは小栗旬を主演に迎え放送中のドラマ、その後実写映画化へと展開していく、フジテレビ開局55周年記念プロジェクト「信長協奏曲」。いよいよ12月22日(月)にドラマ版が最終回を迎える本作だが、このほど小栗さんを含めた豪華キャストが集結した「スペシャルCM」が渋谷ハチ公前のスクランブル交差点に設置されている4つの大型ビジョンで放送されることが明らかになった。誰もが知っている織田信長が、現代からタイムスリップした普通の高校生だったという設定のもと、弱小大名にすぎなかった織田家の若武者たちが、未来から来たサブローの力によって「天下統一」という途方もない夢に向かってこぎ出し、やがてその夢を勝ち取る寸前までたどり着く姿を、戦国時代を舞台にした青春群像として描き出す本作。今回のCMに登場するのは、小栗旬(サブロー・織田信長・明智光秀)、柴咲コウ(帰蝶)、向井理(池田恒興)、「Kis-My-Ft2」藤ヶ谷太輔(前田利家)、阪田マサノブ(丹羽長秀)、阿部進之介(佐々成政)、北村匠海(森長可)、濱田岳(徳川家康)、高嶋政宏(柴田勝家)、山田孝之(羽柴秀吉)という総勢10名のオールスターキャスト。放映される「スペシャルCM」は、4つの大型ビジョンの特性を活かし、4種類の別素材ながら、同時に見ると連動した内容になっている。冒頭で柴田勝家を演じる高嶋さんの「渋谷の皆の衆!」という呼びかけに続き、織田信長、徳川家康、羽柴秀吉といった戦国時代の武将たちが、現代を象徴する渋谷スクランブル交差点をジャックする様は圧巻!SHIBUYA TSUTAYAの「Q’S EYE」を中心とした4つの大型ビジョン(Q’S EYE、MUSEE Channel、グリコビジョン渋谷、109フォーラムビジョン)で映し出される「スペシャルCM」は、12月20日(土)、21日(日)、22日(月)午前9時18分~深夜24時48分の毎時18分、48分に放映される。原作とは異なるラストを迎えるというドラマ「信長協奏曲」。小栗さんが見事に2役を演じきっている織田信長の“最後の決戦”がどのような結末となるか…。最終回に向けた「スペシャルCM」にますます注目が集まりそうだ。ドラマ「信長協奏曲」最終回は、12月22日(月)21時~22時9分(15分拡大)フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月19日小栗旬主演の“月9”ドラマ「信長協奏曲」で木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)を演じるなど、テレビ、映画に、引くてあまたの実力派俳優・山田孝之が、2014年夏、思うところあって訪れた赤羽で過ごした様子を記録したドキュメンタリードラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」が、2015年1月、テレビ東京にて放送されることが決定した。2014年の夏、ある映画の撮影中に、役と自分を切り離すことが出来なくなり苦悩していた山田孝之は、赤羽に実在する個性的な人たちを面白おかしく描いた漫画「ウヒョッ!東京都北区赤羽」に出会い、感銘を受ける。「ここに行けば、見失った本来の自分を取り戻せる」と直感した山田は、信頼を寄せる映画監督・山下敦弘を自宅に呼び出し、赤羽での自分の姿を撮影してほしいと依頼。さっそく赤羽に降り立った彼は、まず、「ウヒョッ!東京都北区赤羽」の作者であり主人公の清野とおると会う約束をとりつけるが…。この番組は、俳優として役と自分を切り離すことが出来なくなり苦悩する山田さんが、地元・赤羽では「ONE PIECE」より売れているといわれるある漫画に出会い、作者や漫画に登場する赤羽の住人たちと交流しながら、自分の“軸”となるものを探していく姿を追った、かつてないほどリアルな(?)連続ドキュメンタリードラマ。『味園ユニバース』『苦役列車』の映画監督・山下敦弘が、友人の北区民であるドキュメンタリー監督・松江哲明と共に作品化させた。しかも、赤羽の住民たちだけでなく、山田さんのリアル親友の綾野剛を始め、尊敬してやまない俳優のやべきょうすけ、大根仁監督、ミュージシャン・吉井和哉らとの交流も捉えていく。【山田孝之コメント】いまふり返って見てみるとあの時期はやはり相当参っていたのだなぁ、結構ヤバい所まで行ってしまってたのだなぁと思った。しかしそんな自分の姿がどうやら人から見ると面白いらしいので、面白いならいっかと今回の形に収まりました。【山下敦弘監督コメント】俳優、そして人間としての山田孝之にカメラを向け、振り回され、自分自身を見失った2014年の夏でした。(中略)密着ドキュメンタリーという方式なので、時折監督である自分も写り込んでしまい、正直あまり見られたくない気持ちもありますが、それ以上にあそこまで自分をさらけ出した山田孝之本人が放映の許可を下ろしてくれたので、自分の醜態をさらけ出す覚悟が出来ました。2014年、山田孝之の“崩壊”と“再生”の記録を遅い時間帯ではございますが、じっくりと堪能してください。【松江哲明監督コメント】親友であり、映画のライバルでもある山下君から「松江君、助けて」と、ある日突然連絡がありました。そこで見せられたのは、赤羽での山田孝之を映した日常の映像素材。「2時間前後の映画にまとめてしまうのは、もったいない」と感じ、テレ東さんに相談したところ、なんと全12話の番組として放送していただくことになりました。僕はドキュメンタリー監督としての技術をぶち込み、何よりも北区民として恥ずかしくない作品を目指しました。日本映画界を代表する俳優と監督が、“本当の山田孝之”を求めて葛藤する“誰も見たことのない山田孝之”を映したひと夏の衝撃的な記録映像。どんな番組に仕上がっているのか、いまから楽しみだ。「山田孝之の東京都北区赤羽」は2015年1月9日より毎週金曜深夜0時52分~1時23分、テレビ東京・テレビ大阪ほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月30日「極悪がんぼ」「HERO」「信長協奏曲」と、3作連続で王道の恋愛モノからは一線を画したラインナップが続いたフジテレビの“月9”ドラマだったが、2015年1月クールではロマンチックなラブコメディーが復活!ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」を放送することが決定した。主演に“月9”初出演にして初主演となる杏が“理系女子”を演じることも明らかになった。東京から一番近くて、一番遠い都会・横浜を舞台に、「人生に恋愛は不要だ」と考えるようになった“恋愛力ゼロで恋愛不適合者”の男女が、それぞれのやむにやまれぬ事情から結婚を目指すことに…。お互いに一切の恋愛感情を持たないまま、デートを重ねていく様子をテンポのよい会話劇でコミカルに描き出す。「リーガルハイ」『ALWAYS 三丁目の夕日』『探偵はBARにいる』『寄生獣』など数多くの話題作を手がけ、“いま最も筆力のある脚本家”と言われる古沢良太と、「のだめカンタービレ」『テルマエ・ロマエ』など、コメディに定評のある武内英樹監督がタッグを組む。今回、杏さんが演じるのは、国家や社会に奉仕できる仕事に情熱を燃やし、マイペースで融通が利かない超合理主義者・藪下依子。効率的で規則正しい生活を好み、乗る電車、座る席、歩く道、着るものと食べるメニューは曜日ごとに決めているという独特の性格の持ち主だ。杏さんは月9ドラマ初主演。フジテレビの連続ドラマに出演するのは、「名前をなくした女神」以来、およそ4年ぶりとなる。そんな杏さんの相手役、“恋愛力ゼロ”の男・谷口巧には、「鈴木先生」シリーズ(テレビ東京)「MOZU」シリーズ(TBS)などのドラマや、映画『海月姫』、そして最強の男“シキシマ”を演じることで話題を呼ぶ実写版『進撃の巨人』などに出演し、作品ごとにまるで違う表情を見せる俳優・長谷川博己。長谷川さんも、杏さんと同じく月9ドラマ初出演となる。杏さんは“月9”出演について「ヒロインとして出させていただくということに、驚くとともに、これはぜひ頑張らないといけないな、と思っています」と意気込みを語った。また、理系女子を演じるにあたって「前髪をばっさりと切ってイメチェンしました。演じる依子はかなり個性的なキャラクターなので、それを中和する個性的な何かを掛け合わせたいな、と思って」とビジュアル面でのこだわりも。「依子は淡々とした人物なので、感情の起伏がそんなにない。その上、言動もかなり変わっているので、それを愛されキャラクターと言うか、ひとつのヒロインとして成立させ、受け入れてもらうっていうのは意外と難しそうだなと思っています。ただ、信念を持って、これが依子ですっていうふうになっていけば、面白いんだなって感じていただけるといいなと思っています」とコメントした。一方の長谷川さんは「まさか僕が“月9”に出ることになるとは思っていませんでした(笑)。すごく嬉しかったです。本当に本も面白く、巧のキャラクターはちょっと変わってはいますが、こんな面白い作品に出演する機会もなかなか無いので、すごく楽しみにしています」と喜びを語っている。本作を企画したフジテレビ編成部の成河広明氏は「1月の月9は、久しぶりのロマンチックコメディーです。でも、主人公たちはちょっと変わっていて、ちょっとイタい、恋愛不適合者。人生でデート未経験な超理系堅物女と自称“高等遊民”のアラフォーニート。これまでにない月9に仕上がるはずです」。「デート~恋とはどんなものかしら~」は1月19日より毎週月曜21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月28日小栗旬を主演に迎えて、フジテレビ開局55周年記念プロジェクトとして制作された、現在放送中の月9ドラマ「信長協奏曲」。このほど本作の第6話から、17歳で「第21回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」グランプリに輝いた、イケメン俳優・市川知宏が出演することが明らかとなった。本作は、現代に暮らす高校生・サブロー(小栗旬)が突然、戦国時代にタイムスリップしてしまい、自分とそっくりな本物の織田信長と入れ替わり天下統一を目指すという奇想天外な物語。その斬新な設定と、月9枠初の“時代劇”として話題を呼んでいる。市川さんと言えば、今年大ヒットした川口春奈&福士蒼汰の主演映画『好きっていいなよ。』での好演を始め、酪農をテーマにした青春映画『銀の匙 Silver Spoon』や、さらに一家連続殺人事件を描いたサスペンスドラマ「家族狩り」など話題作に続々出演。本作で月9ドラマ初出演となる。そんな市川さんが本作で演じるのは、室町幕府15代将軍・足利義昭(堀部圭亮)の家臣・細川藤孝。第6話で、サブローは足利義昭と対面するが、お互いの考え方の違いにより対立、義昭は全国の大名に“信長討伐”の書状を出し、織田家を窮地に追いやるという物語が展開する。この第6話の市川さんと小栗さんの共演シーンで見どころとなるのが、足利義昭にお目通りを請う明智光秀(小栗旬)の願いを細川藤孝が断る場面。足利義昭が本気で織田を滅ぼそうとしていることを伝え、光秀の今後を案ずる様子も描かれるようだ。市川さんは今回の役柄について、「細川は室町幕府第十五代将軍足利義昭の家臣で、冷静な判断、客観的な見方を出来る教養のある人物」と分析。さらに、「自分自身あまり経験のない時代劇、そして初めて戦国時代の世界に入るということで、とても緊張感のある現場を過ごしています」と撮影現場からコメントを寄せている。ドラマ「信長協奏曲」は毎週月曜21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月11日現在、『月刊少年サンデー』で連載中の『信長協奏曲(コンツェルト)』。今年の7月にはフジテレビ開局55周年記念プロジェクトの一環としてアニメが放映され、10月13日にはテレビドラマ版の第1話が放映となった。主演の小栗旬さんをはじめ、向井理さんや柴咲コウさん、山田孝之さんなどの実力派を迎え、視聴率15.8%という好発進となった。今回は、そんな人気マンガ『信長協奏曲』にゆかりのある地を紹介しよう。○病弱な信長と入れ替わる!?『信長協奏曲』の物語は、ふつうの高校生・サブローがある日突然、戦国時代にタイムスリップしてしまうところからはじまる。そこで出会った自分とうり二つの顔を持つ、若き日の織田信長。しかし、信長は病弱で身体が弱く、戦乱の世に嫌気がさして織田家を逃げ出すところであった。信長は自分とそっくりのサブローに、織田家を任せて去ってしまうのである。いわゆる「タイムスリップもの」「入れ替わりもの」という王道をとりながらも、既存の歴史に対する作者・石井あゆみ氏の独特の解釈やアレンジ、主人公・サブローの飄々(ひょうひょう)としたキャラクター性が魅力となり、人気はぐいぐいと高まった。○サブローが刻んだ天下への一歩~桶狭間古戦場~サブローにとっての信長は「天下をとった人」という漠然としたもの。史実通り、サブローも天下を狙うが、その道には多くの名将たちが立ちはだかる。まず物語序盤の大きな戦いといえば、桶狭間の戦いだ。史実でも信長の名を世にとどろかせた奇跡の一戦だが、当のサブローは今川勢4万に対し、織田軍3,000~4,000の劣勢というのに焦る表情がない。その様子に、家臣の柴田勝家や間者として送り込まれている木下藤吉郎らは籠城と思い込む。しかしサブローは、農民たちから届く今川義元の本陣位置の情報を待っていた。○サブローと光秀の共闘の地~岐阜城~桶狭間の戦いで今川義元を倒し、着々と勢力をのばしてゆく織田家。斎藤家が治める美濃も手中におさめることに成功した。稲葉山城に居城を移すと、沢彦(たくげん)和尚の提案に従い、稲葉山を岐阜と改名したサブロー。さらに、武をもって天下を治めるという「天下不武」を発布する。この辺りは史実と相違ないが、裏でサブローはある人物に再会した。本物の織田信長である。彼は明智家の養子となり明智光秀と改名。織田家を盛り立ててくれたサブローに感謝し、これからは織田家のために尽くすという。ここから、サブローと明智光秀、ふたりの信長による天下統一への"協奏曲"がはじまるのである。○浅井長政とお市の想いが交錯~小谷城~京への上洛を考えるサブローは、その道筋にある浅井家へ妹・お市を嫁がせた。お市は現代っ子であるサブローの影響もあってか、美しいけれど自由奔放なおてんば娘へと育っていた。兄が大好きで兄が天下をとると信じてやまないお市だが、夫である浅井長政は縁故である朝倉家に味方し、織田軍に攻撃をしかけてしまう。そして、織田家と対立した浅井家は、ついに小谷城に追い詰められることとなる。サブローは長政に降伏を進めるも、長政はこれを拒否。結果、お市と3人の娘たちだけが城から出され、織田家へと返されることとなった。しかし、織田軍本陣へ向かう道中、突如お市の姿が見えなくなってしまう。お市は長政のいる小谷城へと引き返していたのだ。兄を慕う一方で、お市が長政へ抱いていた思いとは? ドラマでもここは大事なシーンになるだろう。○サブローと家康が対峙した武田騎馬隊~長篠・設楽原古戦場~タイムスリップという設定で興味深いのは、サブローが歴史の教科書を持ってきていたことである。ひょんなことから焼失してしまったが、信長が日本史のどこかで鉄砲を使い武田軍との戦いに勝利するという記憶が、サブローの中に残っていた。ここで注目なのが武田騎馬だ。武田信玄が死去し、跡を継いだ武田勝頼は織田側の城・長篠城を包囲。武田騎馬隊は戦国でも最強とうたわれる軍隊だ。大量の鉄砲を用意しただけでは勝てない。秘策を思いついたサブローは、友人であり同盟者の徳川家康とともに武田軍を迎え討つ準備をはじめる。史実でも重要な歴史のターニングポイント、長篠・設楽原の戦いの幕があがる。ドラマは原作をアレンジしたストーリーを展開するため、マンガ『信長協奏曲』に親しんでいる人も、ドラマではちょっとした視点の違いを垣間見ることができるかも。小栗旬さん演じる"サブロー信長"の活躍に注目したい。(文・かみゆ歴史編集部 青木一恵)○筆者プロフィール : かみゆ歴史編集部歴史関連の書籍や雑誌、デジタル媒体の編集制作を行う。ジャンルは日本史全般、世界史、美術・アート、日本文化、宗教・神話、観光ガイドなど。おもな編集制作物に『一度は行きたい日本の美城』(学研パブリッシング)、『日本史1000城』(世界文化社)、『廃城をゆく』シリーズ(イカロス 出版)、『日本の寺完全名鑑』(廣済堂出版)、『大江戸今昔マップ』(KADOKAWA)など多数。また、トークショーや城ツアーを行うお城プロジェクト「城フェス」を共催。「かみゆ」「城フェス」
2014年10月27日フジテレビ開局55周年記念プロジェクトとして、7月には「テレビアニメ」、10月からは「連続TVドラマ」、そして実写劇場版が計画されている「信長協奏曲」。主演・小栗旬、柴咲コウ、山田孝之、向井理ら豪華レギュラー俳優陣に加え、各話のゲスト俳優も注目を集める本作だが、このたび、第4話にトップモデルにして女優の水原希子が出演することが明らかになった。勉強が苦手で歴史についても無知という、どこにでもいそうな高校生のサブローが、突然、戦国時代(1549年)にタイムスリップしてしまい、そこで出会った自分の顔とそっくりな本物の織田信長に、「病弱な自分に代わって、織田信長として生きてほしい」と頼まれ、天下統一を目指すという物語の本作。今回水原希子さんが演じるのは、明るく天真爛漫な信長の実の妹・市。登場する第4話では、小栗旬演じるサブローが「ずっと妹がほしかったんだ!」と大喜びする姿をみて、病弱だった兄から急に明るくなった兄を「明るい兄上の方が好きにございます!」と、すぐに受け入れるという素直で無邪気な市を演じている。「失恋ショコラティエ」に次いで2度目の“月9”出演に対し「今回も、そのとき(「失恋ショコラティエ」)とはまた違ったプレッシャーを感じています。時代劇なので、言葉づかいや所作など覚えなくてはいけないこともありますし…。でも、“月9”ならではのポップ感もある作品です。私が演じる市も、明るくて天真爛漫なキャラクターなので、緊張感を持ちながらも楽しく演じられたら良いですね」と、市さながらの明るいコメント。また主演の小栗さんとは、「サントリー・山崎12年」のCM(2013年)以来、2度目の共演となるが「まだ、私は収録に入ったばかりなんですけど、いまはまだ、あまりお話できていません。もう少ししたら、収録以外でも“兄上!”って呼んでみたいな…と、思っています(笑)。でも、小栗さんがいらっしゃるだけで安心できます。“この人について行けば大丈夫”です」と、共演する小栗さんとの収録の様子を語った。「市の登場シーンはポップなので、みなさんにも妹感覚で見ていただきたいです。憎めない娘だな…と。そして、5話に向けて成長していく姿に少しでも感動していただけたらうれしいです。そのために一生懸命がんばりますので、是非ご覧下さい」と本作への意気込み十分の水原さんが、男性俳優陣の多い雄々しい現場の中で、どのような存在感を示すのか注目したい。ドラマ「信長協奏曲」は毎週月曜21時~フジテレビにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2014年10月24日小栗旬を主演に、柴咲コウ、山田孝之、向井理ら豪華俳優陣を迎え、人気コミックを連続ドラマ・映画として映像化する、フジテレビの開局55周年記念プロジェクト「信長協奏曲」。今月13日(月)より放送され、初回平均視聴率は15.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という好スタートを切った本作から、このほど第3話に「AKB48」を卒業後、女優として活躍する前田敦子が出演することが明らかになった。本作は、勉強が苦手で歴史についても無知という、どこにでもいそうな高校生・サブロー(小栗旬)が、突然、戦国時代(1549年)にタイムスリップしてしまい、そこで出会った自分の顔とそっくりな本物の織田信長(小栗旬)に、「病弱な自分に代わって、織田信長として生きてほしい」と頼まれ、天下統一を目指すというもの。第3話の物語は、4万5千もの今川軍が攻めてきたと知ったサブロー(小栗旬)が、城から逃げ出してしまうものの、逃げ込んだ村は今川領だった…という物語が展開される。今回前田さんが演じるのは、小栗さんが逃げ込む今川領・田楽村の村娘・お春。月9ドラマに出演するのは、2008年に放送された「太陽と海の教室」以来、実に6年ぶり。今回が自身2度目の月9ドラマ出演となり、主演の小栗とは初共演となる。出演のオファーを受けた前田さんは「『信長協奏曲』も、『太陽と海の教室』と同じ村瀬プロデューサーなんです。その繋がりで呼んでくださって、お会いしたときに『成長したね』とおっしゃってくださいました。なんだか“お父さん目線”で温かく見ていてくださったようで、うれしかったです(笑)。豪華な出演者のみなさんに、まぜていただけたのも光栄ですね」と喜びを語る。また、「すごく現実を受け止めている娘だと思います」と自身が演じるキャラクターについて語る前田さん。「夢も何もない…これが当たり前みたいな?将来、未来を考える必要もない…ある意味、あきらめて生きているような気がします」と分析する。初共演となる小栗さんについては、「小栗さんとご一緒するのは初めてです。ご本人は意識されてないかもしれませんが、主役という位置を分かっているというか、全うされている…、自然にみんなを引っ張っていらっしゃると思いました。そんな“居かた”がカッコいいですね」と語るも、「高校生のサブローということで、最近の小栗さんの役では見られないような、ピュアであどけない感じを表現されていらっしゃいます。ドラマをご覧になられた方は、普通に“カワイイ”と、言っちゃうんじゃないかなって(笑)。白いパーカーも似合っていてステキです」と印象について話した。到着したビジュアルからも分かる通り、逃げてきたサブローと危うくぶつかりそうになり、落馬してしまったサブローを家で看病する姿はもちろん、前田さんのキュートな“村娘”姿はファン必見のシーンとなりそうだ。ドラマ「信長協奏曲」は毎週月曜21時~フジテレビにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2014年10月17日フジテレビ系月9ドラマ「信長協奏曲」の記者会見が10月6日(月)都内スタジオで行われ、主演の小栗旬、共演の柴咲コウ、山田孝之、向井理が出席した。妻で女優の山田優との間に、待望の第一子を授かったことが今月1日明らかになったが、小栗さんは「本当に嬉しいですし、生まれてきてくれた我が子はめちゃくちゃ可愛いので、この子のためにも今後頑張っていかなければいけない」と姿勢を正しつつも、「現場でみんなから『顔が幸せそうになってきちゃったな』と言われて。やっている役は高校生からのスタートなので、そういう(幸せそうな)部分が出過ぎないように戦国時代を生き抜きたい」と照れくさそうに意気込んだ。漫画家・石井あゆみによる同名コミックのドラマ化で、TVアニメ、連続ドラマ、実写劇場版として展開するフジテレビ開局55周年記念の超大型プロジェクト時代劇。平凡な高校生のサブロー(小栗さん)が、ひょんなことから戦国時代にタイムスリップし、自分とそっくりな織田信長に出会う。信長から天下統一を託されたサブローは、戦国時代の仲間たちとともに戦いへと身を投じていく。小栗さんといえば国民的人気アニメの実写映画化『ルパン三世』でタイトルロールを演じたばかり。漫画原作ものに立て続けに出演しているが「好きというか、『やらない?』ってオファーが来るんですよね。だからやる感じで」としながら、「でもルパンに関しては、キツいなと思いましたけどね」とぶっちゃけていた。一方、本格的共演となる柴咲さんが「何せ私は気が弱いものですから、初日に(小栗さんを)ひっぱたくシーンから始めたのがつらかったですが、いい試練を与えられた感じ」と弱いキャラを貫こうとすると、小栗さんはすかさず「あんなフルスイングのビンタは初めてで、凄い勢いでしたけどね」と、柴咲さんの気が強い一面を暴露していた。フジテレビ系月9ドラマ「信長協奏曲」は10月13日(月・祝)21時~スタート。(text:cinemacafe.net)
2014年10月06日人気コミックを連続ドラマ・映画として映像化するフジテレビの開局55周年記念プロジェクト「信長協奏曲」。これまでに、主人公のサブローと本物の織田信長を一人二役で演じる小栗旬を始め、柴咲コウ、向井理、山田孝之など豪華なキャスト陣が発表されてきたが、今回新たに信長が信頼する家臣で、後の前田利家となる前田犬千代役に「Kis-My-Ft2」の藤ヶ谷太輔が演じることが明らかになった。物語は、勉強が苦手で歴史についても無知という、どこにでもいそうな高校生・サブロー(小栗旬)が、突然、戦国時代(1549年)にタイムスリップしてしまい、そこで出会った自分の顔とそっくりな本物の織田信長(小栗旬)に、「病弱な自分に代わって、織田信長として生きてほしい」と頼まれ、天下統一を目指すというもの。今回発表された藤ヶ谷さん演じる前田犬千代は、若い頃から信長に仕え、信長からも信頼されている人物。血気盛んな性格で、「槍の又左(またざ)」(又左は、犬千代が元服し名乗った前田又左衛門利家という名からとられた)という異名を取るほどの槍の名人で、数々の戦場で大きな手柄を立てた。ドラマ「信長協奏曲」では、第2話からの登場するとのこと。見どころは、第3話の冒頭で披露される佐々成政(阿部進之介)との相撲のシーン。どのような衣装で登場するかは未定のようだが、ファン必見の肉体美が、第3話冒頭で見ることができるかも?藤ヶ谷さん自身、「PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~」(’12)以来2年ぶりで、今回が2度目の月9ドラマへの出演となる。時代劇への出演は、単発ドラマ「白虎隊」(テレビ朝日)で伊東又八を演じて以来、8年ぶりだ。藤ヶ谷さんは本作への参加に「(小栗さん演じる信長を)とにかく全力でお守りし、お力になることを意識し、犬千代だったらその当時をどのように感じていたかを考え、行動したいと思います」と意気込みを寄せている。また、初共演となる小栗さんについては「すごく芝居に熱い方だと聞いたことがあります。とにかく自分自身で感じ取り、身体で感じたいと思います」とコメント。どのような主従関係を見せてくれるのだろうか。「フジテレビドラマ史上最も豪華」と言っても過言ではないほどの強力なキャスト陣が揃った本作。監督には「LIAR GAME」シリーズ、「失恋ショコラティエ」など独自の世界観を構築し続けている松山博昭を起用し、これまでの時代劇の既成概念を覆す“ポップでスタイリッシュな時代劇”を目指すようだ。ドラマ「信長協奏曲」は10月13日(月・祝)よりスタート/毎週月曜21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月29日小栗旬を主演に迎え、人気コミックを連続ドラマ・映画として映像化する、フジテレビの開局55周年記念プロジェクト「信長協奏曲」。このほど10月から“月9”枠で放送されるドラマ版で、小栗さん演じる信長の妻・帰蝶を柴咲コウが演じることが明らかとなった。物語は、勉強が苦手で歴史についても無知という、どこにでもいそうな高校生のサブロー(小栗旬)が、突然、戦国時代(1549年)にタイムスリップしてしまい、そこで出会った自分の顔とそっくりな本物の織田信長(小栗旬)に、「病弱な自分に代わって、織田信長として生きてほしい」と頼まれ、天下統一を目指すというもの。柴咲さんがレギュラーとして月9ドラマに出演するのは、「ガリレオ」(’07/10月クール)以来、7年ぶり。また、主演の小栗さんとは、「わが家の歴史」(’10)で、同じシーンに登場したが、芝居上での絡みはほとんどなく、がっぷり四つの共演は今回が初となる。柴咲さんが演じる帰蝶は、織田信長の正室(正式な妻)で当時、美濃(現在の岐阜県)を治める戦国大名・斎藤道三の娘。「美濃からやってきた高貴な姫」という意味で「濃姫」とも呼ばれている。原作コミックでは、帰蝶は自分の夫(本物の織田信長)とサブローが入れ替わったことに気付かないまま、それまで病弱だった本物の信長に比べ、元気で活発、さらには「でえと」と称して自分を屋敷の外にまで連れ出してくれるサブローに恋心を募らせていくような、おっとりとした女性として描かれているが、ドラマ版「信長協奏曲」の帰蝶は、政略結婚をした本物の信長とは折り合いが悪かったことを始め、キレイでおしとやかなお姫様というだけではなく、父である道三との葛藤や、政略結婚で嫁いできた織田家内での孤立など、戦国に生きた女性ならではの悩みを抱える一女性として描かれるようだ。そんな帰蝶は、第一話から大活躍のようで、小栗さん演じる主人公・サブローに強烈なビンタを見舞うシーンもあるとのこと。柴咲さんは、初共演となる小栗さんについて「以前、竹中直人さんと小栗さんが飲まれている所にお誘いいただいて、ごあいさつだけさせていただいていました。それから数年たっていますので、ほとんど初めてのような気分でしたが、一度お会いしているしと思って、話しかけてみたのですが、あまり盛り上がらず…、今後どうしたら良いのか…(笑)。私よりお若いですが、懐が深い方だなぁと。今回初めてご一緒させていただいたお芝居が、いきなりビンタするシーンだったんですけど、なぜだか躊躇なくビンタさせていただきました(笑)。まったく遠慮しなかったので、パーンと良い音が響きましたね(笑)。そこらへんは良かったなぁと(笑)。小栗さんはストイックな役者さんなので、今回のようにしっかりビンタが当たった方がうれしいのではないかと思います(笑)。初日は、なかなか雰囲気がつかめず、ご迷惑をおかけしてしまったのですが、小栗さんは嫌な顔ひとつせず、受け止めて下さいましたね」とコメントを寄せている。ドラマ「信長協奏曲」は10月13日(月・祝)よりスタート/毎週月曜21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月11日織田信長の安土城は教科書に必ず出てくるお城ですが、実はその正確な姿は謎のままなのです。安土城について、歴史研究家の藤井尚夫さんにお話を伺いました。藤井さんはお城の復元図を多く手掛ける専門家です。――安土城の天主はなぜ正確な姿がわからないのでしょうか。藤井さんまず本能寺の変で信長が死んだ後、明智光秀と秀吉との争いの中、燃やされて、その後再現されません。また、当時の外見を正確に描いた絵画資料が残っていません。なので推測するしかないんですよ。――どうやって安土城天主の形を推定するのですか?藤井さんそれは太田牛一が書き残してくれているからできるんです。太田牛一という人は信長の側に常につき従っていたと思われる人で、信長の言動をこと細かく記録して残してくれました。江戸時代には『信長公記』(しんちょうこうき)という形になって写本が作られています。この中に、安土城の描写があります。――それは、どんな内容なんでしょうか。藤井さん例えば、天主一階には、「十二畳敷、唐の儒者達を」狩野派の絵師に描かせた部屋があったなど、各部屋のことが書かれています。また天主第四層、第五層の外部の色なども描写されています。これらの記述を元に再現図を描くんです。――ということは、復元者によって細部が変わってくる可能性がある?藤井さんそうですね。解釈の違いが出ますので。例えば、太田牛一が地上一階には「御土蔵」があったと書いています。天主の中に土蔵があるというのは、私はヘンだと思いますので、これは天主の外に隣接してあったものだと解釈しています。でも天主内にあったと想定する方もおられますね。――藤井さんは復元図を制作される時にどんな点に興味を持ちましたか?藤井さん安土城は外部五層、内部七階建てでしたが、この四層と五層部分が特徴的ですね。この四層と五層の両方に「御縁輪」(ごえんがわ)があり、「高欄」(こうらん)があったと書かれています。これは軍事的構築物ではないですね。*……高欄というのは縁などの端に設ける手すりのこと。――ベランダみたいになっているところですね。四層目にもあったのですか?藤井さん太田牛一は四層目の外側の画についても記述をしています。逆に言うと、太田牛一という人は、そこに立てる人だったと言えます。また擬宝珠(ぎぼし)があったという記述もあります。なので擬宝珠高欄が四層目にあったと推測するのが自然ではないでしょうか。*……擬宝珠(ぎぼし)というのは、高欄の親柱にかぶせる宝珠型の飾りのこと。橋などでも見られる。――なるほど。外観の色なども記述があるのでしょうか。藤井さん四層では部屋の内側が金で、外の柱が朱という記述があります。宣教師・フロイスの記述の中に「壁が青」と書いてあったりするんですが、これは窓の「桟」(さん)の部分のことだと推測されています。緑青色、つまりエメラルドグリーンのことを「青」と書いたのではないでしょうか。ただ、復元案によっては壁を青にされている方もおられますね。――もし、宣教師の記述が正しいなら「壁が青」というのは相当派手ですね。藤井さん配色としては派手ですね(笑)。あと瓦ですね。安土城の瓦は特別製だったんですよ。――と言いますと?藤井さん唐人の一観という瓦師(かわらし)が焼いた瓦を使ったと書いてあり、軒瓦に金箔(きんぱく)を貼(は)ったものが現地で発見されています。――記述を頼りに少しずつ再現していくしかないんですね。藤井さんそうですね。今から安土城の外見を正確に知る可能性としては、行方不明の屏風(安土山図屏風)を発見するしかないでしょうね。これは信長から贈られて、宣教師ヴァリニャーノからバチカンのグレゴリウス13世に献上されたものです。安土城が描かれていたのですが、残念ながら今では行方不明です。――バチカンには到着したんですか?藤井さんええ。記録もあります。その後どうなったのかわからないんですよ(笑)。――ちゃんと探したんでしょうか(笑)?藤井さん出てくると世紀の大発見なんですけどね(笑)。織田信長の安土城は、本人の非業の死と共に失われてしまいました。もしかしたら、その本当の姿も永遠にわからない方がロマンがあるのかもしれません。(高橋モータース@dcp)↑安土城天主跡の礎石↑天主最上階で佇む信長(画/藤井尚夫)
2012年12月01日「日本で英雄は誰ですか?」と聞くと必ず上位に名前が挙がるのが織田信長ではないでしょうか。織田信長に関する一次歴史資料というと、太田牛一の書いた『信長公記』、宣教師ルイス・フロイスの書いた『日本史』などが有名です。そこに書かれた実際の「信長さん」は学校で習った信長像とちょっと違います。非常に人間くさく、面白い人だなあと思ってしまいます。そんな信長さんのエピソードを紹介します。■ほっこりするエピソードポルトガルからやって来た宣教師ルイス・フロイスが信長さんに初めて会ったのは、二条城を作っている工事現場の橋の上でした。その時、信長さんはこの遠来の異人に「年齢はいくつか、いつ日本に来たか? ポルトガルから日本までどのくらいの距離か?」などの質問と共に「お主の両親はポルトガルでお主に会いたいと思ってはいないのか?」と聞いています。つまり「両親は心配してないのか?」と聞いたわけです。好奇心を満たす質問をする一方で、相手の肉親を気遣う一面を持っていたのです。■黒人を洗わせた!天正9年(1581年)、アレッサンドロ・ヴァリニャーノという宣教師が(奴隷として)連れてきた黒人を伴って信長さんに会っています。この会見のセッティングが傑作で、ヴァリニャーノからのリクエストに対して「3日後」と決めたのですが、黒人の噂(京都で大評判になっていました)が気になって「翌日」に変更されています(笑)。信長公記によれば、本能寺で黒人を見た信長さんは、その黒さが信じられず「洗ってみよ」と言ったそうです。で、洗ってみると黒さが際立ち大変に驚いたとか。この黒人は信長さんの希望でヴァリニャーノから譲られ、「彌介」(やすけ)と名付けられて信長さんに仕えることになりました。彌介は身長180cmの偉丈夫で、年齢は26、7歳、牛のように黒光する体の持ち主で、その力は10人力だったそうです。ちなみに彌介は本能寺の変時も信長さんの側にいて、明智光秀の軍勢と戦いました。光秀に捕まりますが放免されたことが記録に残っています。その後の彌介がどうなったのか、残念ながら記録がありません。■迷信やインチキが大嫌い領内に不思議な力を持つという「無辺」という名の僧侶がいることを聞いた信長さんは、この僧侶を安土城に召し出します。「どこの生まれか?」と信長さんが聞いても「無辺」と答えるだけ。「唐人か天竺人か?」と聞いても「修行者」としか答えない。頭にきた信長さんは、なんと「火あぶり」の準備をさせます(笑)。これに慌てた無辺は「出羽の羽黒生まれ」と答えます。そこで信長さんは「不思議な力があるというなら見せてみろ!」と迫ります。ところが、当然と言うべきか無辺は何もできません。信長さんは、髪の毛を所々切ってヘンな髪型にした上で、縄を打って城下から放逐したのです。この話には後日談があります。その後、無辺のしてきたインチキな所業を報告された信長さんは、「先々のためにならん」と言って、「捕まえてこい」と自分の領内に命令します。捕まった無辺は信長さんに詰問された後、殺されました。面白のは、この無辺を宿泊させていた石馬寺の栄螺坊も詰問されたことです。「なんでお前はあんなヤツを泊めてるんだ」というわけです。栄螺坊に言い訳は「石馬寺御堂の雨漏りを直すのに、無辺の人集めの力を借りた」というものでした。不思議な力があるという評判を利用してお金を集めたのでした。それを聞いた信長さんは、なんと栄螺坊に銀三十枚を出してやったのです。「しょうがねえなあ」という気持ちだったのでしょう(笑)。■相撲大会をめっちゃ開催信長さんは「相撲好き」として有名でした。度々相撲大会を開催しています。例えば天正6年(1578年)の8月15日には、近畿、京都から1,500人も安土に呼んで相撲大会を催しました。この時は、信長さんの配下の武将たちも、それぞれの家中の「腕っぷしの強い」のを選抜して出場させています。なにせ1,500人もいるので取り組が終了したのはすっかり日暮れ時(笑)。信長さんは終日、力士たちを呼んで賞品を与え続けました。特に良い取り組みを見せた14人は信長さんに褒められて、太刀、脇差、御服上下に百石+家までもらえたのです。■宗教論争のディベートを開催比叡山延暦寺の焼き打ちなどを行った信長さんですが、宗教論争(宗論)、今の言葉で言えばディベートを開催したのを知っていますか? 天正7年(1579年)、安土で浄土宗と法華宗、両宗派の僧たちの間で論争が行われていました。「いい加減にしろ」ということだったのでしょう、信長さんは調停に乗り出します。最初は部下を派遣して調停を行ったのですが、法華宗側は鼻息荒く言うことを聞きません。「判定はこっちでする。勝敗はきちんと書面にするから」というわけで、「宗論」を行うことになりました。結果は法華宗の負けで、負けた僧は袈裟をはぎ取られて万座で失笑を買うことになりました。その上、「負けました」という書面が歴史に残ることになってしまったのです。信長さんは判定の場にはいませんでしたが、結構この騒動を楽しんでいたのではないでしょうか(笑)。■天台宗対キリスト教の宗論対決もあった!前述のディベートは日本人同士の対決ですが、実は日本人対ポルトガル人の宗教対決もあったのです。これはポルトガル人の宣教師ルイス・フロイスが書き残しています。戦ったのは天台宗の僧・日乗と(フロイスに同行していた)ロレンソという宣教師でした。よせばいいのに信長さんの面前でした。永禄12年(1569年)4月20日のことでした。2時間あまりの論争の結果、日乗さんは論破され、激昂のあまり、こともあろうに(宣教師に切りつけようと)部屋に掛けてあった信長の刀をとろうとしたところを取り押さえられたのです(笑)。信長さんは「世の面前でそのようなことは無礼だ」と笑いながら言ったそうです。よっぽど面白かったんでしょうね。■安土城の外観は謎である安土城は信長さんが築いた城として有名ですが、安土城の外観は今でも謎なのを知っていますか?今見られる復元図はすべて、太田牛一が残した「安土城に関する記述」を元に研究家が想像して描いた想像図なのです。本能寺の変の後、すぐに安土城が焼失してしまい、また当時に描かれた詳細図がないため仕方がないのですが、実はたった1つだけ「安土城の本当の姿」を知りうる可能性があるのです。先述の宣教師ヴァリニャーノが信長さんに会った際に、安土城を描いた屏風を贈呈されているのです。この屏風はヴァリニャーノ経由でバチカンのグレゴリウス13世に贈られました。しかし今では行方不明なのです。歴史研究家の藤井尚夫さんによれば、「日本を出たという記録があり、ローマに着いたという記録も残っている」とのことですので、もしかしたらバチカン市国の収蔵庫のどこか片隅に埃(ほこり)にまみれて眠っているのかもしれません。これが出てくれば、その時初めて信長さんが精魂込めて作った「安土城の本当の姿」がわかるでしょう。(高橋モータース@dcp)
2012年10月19日7月16日、岐阜市を走る市内ループ線に、8台の信長バスが登場した。今秋岐阜県内で行われる「ぎふ清流国体」「ぎふ清流大会」でも信長にゆかりの地、岐阜をアピールする。斉藤道三の孫、龍興が14歳で城主になった稲葉山城を落とした織田信長は、稲葉山城を岐阜城と改名。安土城に移るまでの9年間、岐阜城で天下統一の本拠地とした。地名も井の口から岐阜に改名され、楽市楽座令により岐阜の町は栄えた。そんな岐阜にゆかりの深い織田信長をデザインした「信長バス」は全部で8台。車両の横と後ろに信長のイラストが描かれている。8台はそれぞれ違うイラストで、甲冑(かっちゅう)姿のもの、矢を射掛けているもの、馬上姿などのほかに、ワイングラスを掲げているものもある。車内の装飾も大名屋敷をイメージしたものに統一されている。お城の天井をイメージしたシートが貼られ、織田信長の家紋「木瓜(もっこう)」がデザインされたつり革が使われている。岐阜県では9月29日から10月9日(水泳競技は9月13日から9月17日)の日程で、第67回国民体育大会の「ぎふ清流国体」が、また10月13日から10月15日には全国障害者スポーツ大会の「ぎふ清流大会」が予定されている。「ぎふ清流国体」「ぎふ清流大会」という愛称は、岐阜県の美しくさわやかな清流のように、人々が出会い、絆を深めることを願って名づけられた。合言葉は「輝けはばたけだれもが主役」で、大会にかかわるすべての人々がキラキラと輝き、夢と感動を分かち合い、ともに未来をつくる国体としていく誓いがこめられている。「ぎふ清流国体」では正式競技37競技のほか、公開競技として高等学校野球(軟式・硬式)とトライアスロンが実施される。また、国体開催期間中に32の会場でデモンストレーションとしてのスポーツ行事で、レクリエーションスポーツが行われる。岐阜市は、総合開会式、総合閉会式のほか、正式競技のテニス、ボクシング、体操、自転車(トラックレース)、水泳の会場となっている。また、デモンストレーションとしてのスポーツ行事では10キロメートル・5キロメートルマラソン、インディアカ、ミニテニスが行われる。信長バスが走る市内ループ線は、メイン会場である岐阜メモリアルセンターを通る。国体の応援やデモンストレーションスポーツ行事の参加する際は、信長バスを利用してみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日