2歳児健診で言葉が遅いと指摘された長男は発達相談を受け、親子教室に通ったゆーとぴあさん。一方、次男は言葉の遅さ以外にも困っている特性があり、2歳児健診で指摘があると思いきや、保健師さんからは問題はないと言われモヤモヤしたまま帰宅。しかし、やはり多動気味の次男に悩んでいるので、保健センターに行き親子教室へ通いたいと相談。同時にほかの施設が実施する教室にも積極的に参加し、おむつも外れて幼稚園に通う準備が整いました。入園式当日、制服を身につけるのを嫌がり、園では抱っこしていないと走り出してしまう状況。3歳児健診では身長や体重を計るのもひと苦労で通園に心配が残る状態でした。心配した初登園以降、2〜3日もするとすんなり通園する次男にまずはひと安心のゆーとぴあさん。束の間の自由を手に入れ、以前より描きたかったマンガに没頭。お迎えの時間、担任の先生から次男が園から逃亡しようとするという相談を受けます。最初は気にしていなかったものの、次男の困った・できなかった報告を連日聞かされ続け、発達医療センターへ行くよう促されてーー。 そうか、病院に行けばよかったんだーー 「一度発達医療センターに行ってみてください」来る日も来る日も担任の先生から次男のできなかった報告を受け、悩んでいたゆーとぴあさん。これまでどこに相談すればいいのかわからなかったのですが、病院と言われたのは意外だったもののストンと腑に落ちました。 長男のお迎えに行くと、今度は長男の担任からペンやお箸がうまくもてず、集中力がないという報告を受け、緊急面談を打診されます。 面談日。先生より園で鉛筆やお箸をうまくもてない長男は家ではどうしているのかを尋ねられ、さらに姿勢が悪くフラフラしているという話をされ、なんと長男も発達医療に診てもらうよう告げられるのでした。 ◇◇◇ これまでずっと次男の多動に悩まされてきたゆーとぴあさん。幼稚園に通うために保健センターや市の相談センターなどで相談をしてきて、正直なところどこに相談して、どうすればよいかわかりませんでしたが、病院と言われて腑に落ちました。しかし、問題がないと思っていた長男までも病院に診てもらうよう言われて衝撃を受けます。これからどうなるのでしょうか? ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年09月11日1歳半健診が近づくにつれ、募る不安1歳を過ぎると歩いたり少し言葉を喋るようになったりと、目覚ましい成長を見せる息子。そして気になってくるのが1歳半健診のことでした。すでに健診が済んだお子さんのママたちから、身体測定などに加えて、『発語の様子』『指差し』『積み木を積めるか』といったことをみられたり、保健師さんや医師からのヒアリングがあると聞きました。1歳半健診の話題が出たのは、息子が1歳過ぎの頃。その当時は健診項目ができていなくても「そのうちできるかな」とのん気に構えていました。しかし息子が1歳半に近づくにつれ、「あれ、そういえばできていない?」と気づき、焦りはじめました。Upload By ネコ山多動傾向があり落ち着きがない息子。言葉も遅めで、1歳半の時点で意味のある言葉は「オイシー(美味しい)」のみでした。指差しをする様子もないので、いろんなものの名前を言いながら指さして見せても、息子はまったくといっていいほど反応をしません。積み木は積まず、打ち鳴らすばかり……。最終的に健診の数日前に、「カーカー(カラス)」と「あった!(〇〇あった)」を言うようになり、積み木もようやく積めるようになりましたが……不安な気持ちで当日を迎えました。落ち着けない身体測定・内科健診1歳半健診の会場に着くと早速走り出す息子。いつも通りの息子の様子に「やれやれ」と思ったと同時に、周りの様子を見てびっくりしました。大体の子どもがイスに座っていたり、立ち歩いていても親の近くから離れないのです。一方の息子はというと、会場前のロビーで目についた気になるものを見つけては走り出して触ったり、階段を行ったり来たりで落ち着きがありません。「おとなしく座って」と言っても無理だと思ったので、健診の順番が来るまで廊下や階段を行き来して過ごしました。順番が来て会場内に入ると、まずは身体測定と内科健診がありました。身長・体重・頭囲・胸囲の測定はおとなしく測られていました。内科健診も同様に、おとなしく私の膝の上で診察を受けていました。こう見ると特に問題なく見えるのですが、大変だったのは待ち時間。数分程度の待ち時間でさえじっとできず、持参した息子の気を紛らわせるためのアイテムを早々に使い果たしてしまいました。必死な私は会場の壁に人気キャラクターのイラストが貼ってあるのを見つけて「ほら見て!」と声をかけてみましたが撃沈。息子は赤ちゃんに大人気のキャラクターでさえまったく興味がなかったのでした……。Upload By ネコ山保健師との面談、最終的に脱走!母子手帳を出してついに保健師さんとの面談です。保健師さんは積み木をいくつか出すと、息子にお手本を見せてくださいました。しかし息子は保健師さんを見ていません……。机上に置かれた積み木で遊びだしました。その後何回か説明し直しても保健師さんの指示が伝わっていない様子です。保健師さんは次の「発語」の課題に進みました。「オイシー」「カーカー」「あった」が言えることを伝えたものの、保健師さんは微妙な反応……。「ママ・パパは言いませんか?」と聞かれてしまいました。1歳半のほとんどの子どもは「ママ・パパ」と親のことを呼ぶものなんだ……と少しショックを受けました。指差しの話題になっても、息子は保健師さんの話を聞いていません。先ほど出してもらった積み木に夢中です。「積み木は終わりにしようか、次はこっちを見てね」と促しても一向に積み木を離しません。最終的には途中で積み木遊びを邪魔されたことに気を悪くした様子で、面談場所から脱走していきました。発達支援教室を薦められるが……発語が遅めなことや意思疎通が取れないということで、保健師さんから自治体が運営する未就園児向けの発達支援教室を面談後に紹介されました。週1回集団遊びや親子遊びを通じて、発達が気になる子どもの成長を促すものです。(※発達支援教室等の支援内容や利用条件は自治体によって異なります)。多動だったり言葉が遅めの息子。「支援教室で発達に詳しい専門の方たちや、同じ年くらいの子どもたちと過ごせば言葉が増えるかも!私も、そんな息子との関わり方を学べるかも!!」と、瞬時に参加することを決めましたが、その後の保健師さんの言葉に絶望しました。「妹さんが生まれたばかりとおっしゃっていたのですが、預け先はありますか?きょうだいの同伴はできないんです」実家・義実家・そのほか親戚全てが遠方のわが家は発達支援教室に参加できず、息子の発達については『様子見』ということで、保健師さんとの面談は終わりました。Upload By ネコ山暴れる歯科健診発達支援教室に参加できず、失意の中での歯科健診でした。「歯科健診は多分なんともなくクリアできるだろう、ただしじっとしていれば」不安材料はあるものの、保健師さんとの面談に比べたら気持ちが楽です。息子の順番が来て先生の膝に頭を、対面した私の膝にお尻をのせて診察開始です。おとなしく先生の膝に寝転んだ息子でしたが、口の中に器具を入れるや否や先生にキックをしそうになりました!Upload By ネコ山先生は慣れているのかうまく避けてくださりましたが、次に息子は私が固定している足をバタつかせ逃げようとします。「息子は歯磨きのときもいつもこんな感じで暴れるんです……!」と謝り、最終的に歯科衛生士さんにもサポートしてもらいなんとか健診を終えることができました。5歳になった今でも息子は歯磨きに抵抗があるので、口内が敏感なのかもしれません。今思えばあの暴れようが少しは理解できます。その後、5歳になった息子はADHD+ASDの傾向があり、児童精神科医からグレーゾーンと言われることになるのですが……そのお話はまた次回以降に書きたいと思います。執筆/ネコ山(監修:室伏先生より)1歳半健診の頃の息子さんのご様子とネコ山さんのお気持ちを具体的に共有していただき、ありがとうございました。不安と戸惑いの中での健診、大変でしたね。発達に課題をもつお子さんの徴候は、1歳~2歳頃に顕在化してくることが多いように思います(この時期に徴候が分かりにくいお子さんもいらっしゃいます)。発達障害のお子さんは、単に発達が遅れるというものではなく、発達の進む順番や質が異なっています。発達の遅れを示す用語としては、「発達遅滞」があり(言語発達が遅れていれば言語発達遅滞、運動発達が遅れていれば運動発達遅滞となります)、発達障害のお子さんで発達遅滞も併せ持つ場合もありますが、発達障害と発達遅滞は言葉の意味としては異なります。例えば、自閉スペクトラム症の特性があるお子さんは、話し言葉はゆっくりなのに、数字や文字を読むことの習得がとても早い場合もあります。これは、興味の方向が、コミュニケーションツールとしての言葉ではなく、記号としての文字・数字に向かっていると推測されます。大人もそうですが、子どもは自分の興味のあることに対しては、絶大な記憶力や集中力を発揮するわけです。自閉スペクトラム症の特性の一つとして、言葉やアイコンタクト、ジェスチャーなどのコミュニケーションに対する興味が薄かったり、興味はあっても相手にとって心地よい、距離の維持や関わり方が難しいといったことがあります。せっかくの発達支援教室も、妹さんがいらっしゃると通えないというのは、とても辛い制限でしたね。こういったことを共有してくださることで、今後の課題が明確になり、支援を受けやすい社会に変わっていくことを願います。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年09月11日2歳児健診で言葉が少し遅いと指摘された長男は発達相談を受け、親子教室に通ったというゆーとぴあさん。一方、次男は言葉の遅さ以外にも困っている特性があり、2歳児健診で指摘があると思いきや、保健師さんからは問題はないと言われてモヤモヤしたまま帰宅。しかし、やはり多動気味の次男に悩んでいるので、保健センターに行き親子教室へ通いたいと相談。同時に療育園や子育て支援センターなども積極的に参加します。その甲斐あってか、おむつも無事外れて幼稚園に通う準備が整いました。次男の入園式当日。制服や帽子を身につけることを拒否し、幼稚園では上履きも履かず、抱っこをしていないと走り出してしまう状態。同じ日の午後に3歳児健診もありましたが、すでに疲れていて機嫌が悪い次男は、身長や体重などを計るのもひと苦労。健診できない項目もあるまま終了しました。果たして通園は可能なのでしょうかーー。 すんなり幼稚園に行けていると思ったけどーー 初登園こそ泣いたものの、すぐにすんなりと幼稚園に行くようになった次男。1カ月ほど泣いていた長男と違い、ひと安心のゆーとぴあさんは束の間の自由を手に入れ、以前から描きたいと思っていたマンガに没頭します。 お迎えの時間、幼稚園に行くと担任の先生から次男が逃げ出してしまうため、目立つように帽子の色を変えていいかと相談されます。そして次の日も、その次の日も次男ができなかったことを報告されます。 最初のうちは気にしていなかったゆーとぴあさんですが、謝り続ける毎日に不安になり、できなかった報告だけでなく、どうすればいいか教えてほしいと悩みます。さらに、多動傾向がある次男の発達医療センターの受診をすすめられてーー。 ◇◇◇ 長男と違って、すぐに幼稚園に慣れた様子の次男にひと安心しましたが、担任の先生から次男の相談や報告を受けます。先生も困ったからこその報告なのだと思いますが、言われるまでもなく実感して悩んでいるゆーとぴあさんにとって、できなかったことだけでなく「どうすればいいいか」、正解でなくても話ができるともう少し心が軽くなったのではと思ってしまいますね。 ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年09月10日2歳児健診で言葉が少し遅いと指摘された長男は発達相談を受け、体操教室にも通いました。一方、次男には言葉の遅さ以外にも困っている特性があり、2歳児健診で必ず指摘があると思っていたのですが、保健師さんからは問題はないと言われてモヤモヤしたまま帰宅。しかし、やはり多動気味の次男に悩むゆーとぴあさんは、再度保健センターに行き親子教室へ通いたいと相談。療育園や子育て支援センターなども積極的に参加します。その甲斐あってか、おむつも無事外れて幼稚園に通う準備が整いました。春休み、2人を連れてショッピングモールに出かけましたが、ポップコーンの自販機でひと悶着が。キャラメル味を選ぼうとした長男と、親目線で塩味のボタンを押したゆーとぴあさん。こだわりの強い長男は勝手に味を決められたことにかんしゃくを起こして大騒ぎ。帰りたいのに、自販機に引き返そうとする長男との攻防が続きます。そこへ、同じく小学3年生ぐらいの男の子2人を連れたママから「頑張って!」と声をかけられ、心が救われるのでした。 毎日、こんな状態で幼稚園通えるの? 次男の入園式当日。何かを察して制服や帽子を身につけたがらない次男。幼稚園に着いても上履きを履かず、すぐに走り出してしまうため引き止めと抱っこを何度も繰り返すゆーとぴあさん。 しかもその日は午後から3歳児健診があり、保健センターへ。すでに疲れている次男は機嫌が悪く、身長も体重も計るのを嫌がります。次男ひとりでの計測が難しいため、体重はゆーとぴあさんと一緒に体重計に乗って計ることに。その後も視力は計れず、歯のフッ素もギャン泣き……。 身も心もクタクタになったゆーとぴあさん。これから無事に幼稚園に通えるのでしょうか。 ◇◇◇ 初めての登園は親子ともに緊張しますよね。じっとしているのが得意じゃない次男にとって椅子に座ったり、話を聞いたりするのも慣れないことで大変だったはず。 さらにこの日は、3歳児健診もあるというハードスケジュール。すでに疲れて機嫌の悪い次男の健診は困難を極めているというのに、まさかの自分の体重を公開されるというメンタル面のショックも受けたゆーとぴあさん。本当にお疲れ様でしたとねぎらいの言葉をかけたいですね。 ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年09月09日2歳児健診で言葉が少し遅いと指摘された長男は発達相談を受け、体操教室にも通いました。一方、次男には言葉の遅さ以外にも困っている特性があるので、2歳児健診で必ず指摘があると思っていたのですが、保健師さんからは特に問題はないと言われてモヤモヤしたまま帰宅。しかし、やはり多動気味の次男に悩むゆーとぴあさんは、再度保健センターに行くことにしたのでした。保健センターで次男を親子教室に通わせたいと伝えると、3歳児健診まで待つようにとの返答。早生まれの次男はそれでは間に合わないと言うと、状況を理解してくれ、数カ月待ったのち参加できることに。ゆーとぴあさんは、保健センターのほかの施設で実施している教室にも積極的に参加します。その甲斐あってか、晴れて次男のおむつが外れ、幼稚園に入る準備が整いました。 ショッピングモールで大騒ぎ。無の境地だった私にーー 次男が幼稚園通園前、長男が新年長の春休み、2人を連れてショッピングモールへ出かけました。ひとしきり遊んだあと、ポップコーンを買って帰ることに。手間や添加物など親目線で考え、強引に味を決めてしまったゆーとぴあさん。 こだわりの強い長男はかんしゃくを起こし、その場所で地団駄を踏んでいます。しまったと思いますが、ポップコーンを買い直すわけにもいかないので駐車場まで連れて行こうとしますが、何度もポップコーンの自販機へ引き返そうとする長男との攻防が続きます。 ほかのお客さんもいるので周囲の視線も刺さるのですが、もはや無の境地で2人の手を引くゆーとぴあさん。そこへ、ゆーとぴあさんと同じくひとりで小学3年生ぐらいの男の子2人を連れていたママに「頑張って!」と声をかけられます。あのママも子育てが大変なときがあって、エールを送ってくれたのでしょうか。心で感謝しながら、いつかあのママのようにゆっくりショッピングできる日を夢見るのでした。 ◇◇◇ 子どもが食べたいおやつも、つい親目線で手間や添加物などがないものを排除して選んでしまうことはよくある状況ですよね。でも、何も言わずに決めてしまうのは子どもも納得がいかないと思うので、ひと声かけて相談ができるとよかったですね。 食べたかった味を選べず、かんしゃくを起こしてしまって何度も自販機に戻ろうとする長男との攻防で、もはや周囲の目も気にしていられなくなったゆーとぴあさんにかけられた、通りすがりのママのエールは心温まりますね。 ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年09月08日妊娠23週の妊婦健診の日。いつもより検査に時間がかかったけれど、最初は何の疑いもしていなかった。診察室に呼ばれるとそこには院長先生が。告げられた衝撃の言葉とは……。普段と違って検査に時間のかかった妊婦健診。赤ちゃんは大きくなっているか聞こうとすると……。 妊婦健診でのエコー写真。写っていたお顔には… ※訂正:(誤)検診の意味→(正)健診の意味 院長先生から告げられたのは「口唇口蓋裂」の可能性。体中の血の気が引く思いをしたちょるりさん……。 ちょるりさんは現実を受け止めようとしています。 でも「普通って当たり前じゃない」頭でわかっていても、 私には関係ないと思ってしまいがちですよね。 自分ごと、と捉えることの難しさを感じてしまいます。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月02日2歳児健診で言葉が少し遅いと指摘された長男は発達相談を受け、体操教室にも通いました。一方、次男には言葉の遅さ以外にも困っている特性があるので、2歳児健診で必ず指摘があると思っていたのですが、保健師さんからは特に問題はないと言われてモヤモヤしたまま帰宅したのでした。ある日、次男の昼寝の寝かしつけをしていたゆーとぴあさんは一緒に寝入ってしまい、先に次男が起きてしまいます。ゆーとぴあさんが遅れて目覚めると、隣にいたはずの次男がいないことに気づき、家中探しても見つからず、外に探しに出ると義父に連れられた次男が。義父からはしっかり見ておくようにと責められますが、次男はゆーとぴあさんの隙をうかがっているので、四六時中見張ることは容易ではありません。毎回注意をしてもまだ2歳で理解もできているわけではない次男。困ったゆーとぴあさんは、再度保健センターへ行くことにしました。 健診では問題なしと言われたけど、次男の発達が心配でーー ※訂正:(誤)保険センター→(正)保健センター ※訂正:(誤)進められた→(正)勧められた ※訂正:(誤)参出来る→(正)参加出来る 次男の発達が気がかりで、個人的に保健センターへ出向いたゆーとぴあさん。受付で次男の2歳児健診では何も言われなかったこと、でも発達に悩んでいて長男のときにすすめられた親子教室に入りたいと伝えました。 受付の女性は親子教室がいっぱいで新しい子どもが入れないため、3歳児健診のときにまた案内するので待つようにと説明してくれました。教室は就園前の子どもが対象で、次男は3月生まれ。3歳児健診がおこなわれる4月では間に合わないことを説明すると、事情を理解した受付の女性は卒業者が出て空きができ次第、紹介すると返答してくれました。 4カ月ほど待って保健センターの親子教室の参加をはじめ、療育教室や子育て支援センターなど、積極的に参加した成果があったのか、幼稚園が始まる直前の3歳の3月、晴れて次男のおむつが外れました。 夫や母の協力もあまり得られず、ワンオペで育児に捧げてきたゆーとぴあさん。次男の幼稚園通園でやっと子育てから少し解放されるんだと喜びを噛み締めていました。 ◇◇◇ これまで夫には次男を2回ほどしか預けたことがなく、母にも落ち着きがなさすぎて見るのが嫌と言われるなど、ほぼワンオペ育児の状態だったゆーとぴさん。その6年間、ほぼ自分の時間が取れなかったということなので、本当にお疲れ様でしたと伝えたいですね。少し子育てから解放され、自分の時間を満喫できることを祈るばかりです。 ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年08月28日2歳児健診で言葉が少し遅いと指摘された長男。母親のゆーとぴあさんもそのことは気づいていましたが、生後すぐに手術経験があるため元気が一番だと思っていました。保健師から発達相談の指導をもらってーー。長男の言葉のスピードについて、優先順位が高くなかったゆーとぴあさん。しかし、2歳児健診で言葉の遅さの指摘を受け、さらに親として気になることがないか尋ねられます。質問に答えると発達相談をすすめられ、そこでも言葉の遅れの指摘が。そして保健センターで開催している体操教室に誘われたのでした。 育てやすいと思った次男だけど、落ち着きがなくて大変! ※「2歳児検診」…正しくは「2歳児健診」と書きます。 保健師さんから誘われた体操教室。この時点では発達に遅れがあるだけだと思っていたゆーとぴあさん。無料利用できることもありこの教室に数カ月ほど通いましたが、途中で次男を妊娠・出産。親子教室は卒業しました。 育児に余裕ができた2人目。母乳をよく飲み夜泣きもほとんどなく、長男と違って育てやすかった次男。しかし、生後8カ月ごろからじっとしていることが難しく、歩き始めると2秒と目を離していられません。ゆーとぴあさんは身を削って育児と家事に追われ、疲弊する毎日を過ごしていました。 そして次男の2歳児健診。次男も言葉が遅く脱走癖もあるため、長男のときと同様、発達相談の指摘を受けるはずと、ある意味覚悟を持って臨みました。すると、保健師さんから特に問題なしと言われて終了しました。え、なぜーー? ◇◇◇ 長男が3歳のときに生まれた次男。はじめは長男と違って育てやすさを感じていたのですが、次第にじっとしていられない個性があることがわかり、少しの時間も目を離せず疲労困憊のゆーとぴあさん。長男と同じく、言葉の遅さもあるので次男の2歳児健診も必ずひっかかると思って、勢い込んで臨んだのに、指摘はなく終了。母親として一番身近にいてその特性を感じているのに、この結果は逆に心配してしまいますよね。 ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年08月25日体育座りが苦手、じっとしていられない自閉スペクトラム症の園児発達障害の専門家が出会った発達が気になる子どもたちや、その保護者の抱えていたリアルな「困った!」をもとに、対応策などをドキュメントタッチで解説します。今回は、自閉スペクトラム症の園児のエピソードです。体育座りが苦手で、じっとしていられない。友達と一緒に遊ぶことが難しい。園の先生からわが子が困っている様子を聞いた保護者は、健診で「体幹が弱い」と言われたことを思い出して……。Upload By 専門家体験談Upload By 専門家体験談Upload By 専門家体験談解説:マンツーマンの理学療法だからできることーー理学療法士今回は、自閉スペクトラム症の園児のエピソードをもとにお届けしました。幼稚園・保育園などの大きな集団の中では見過ごされてしまったり対応が難しいことも多くあります。マンツーマンの理学療法を通して、お子さんの持っている良い部分をたくさん引き出すことができ、お子さんに満足感や達成感を与え、自信をつけさせてあげることができたように思います。保護者の方に伝えたことお子さんの身体の特性として、基本的には低緊張で筋肉や関節が柔らかいため、筋力が発揮しにくかったり、姿勢保持、応用的な活動が難しいと考えられること。そして、自信がない、注意や集中力が続かない、対人社会性、コミュニケーションなどの課題にも影響している可能性があることを説明しました。そして、まずは身体を使って遊ぶ楽しさを知り自信をつけていくこと、人とのやり取りを楽しんでできることを目標にしていきましょうとお話ししました。プログラムについてお子さんが安心して、見通しが持てるような流れでプログラムを組み立て、毎回、同じ流れ・順番になるように心がけました。また、マンガでも描かれているように、プログラムの順番を絵カードや写真カードでホワイトボードに提示し、本人に開始時に説明、一緒に順番を確認しました。一つ終わるごとにマグネットシートを貼りつけてある絵カードや写真カードをひっくり返し、残りのプログラムの見通しをつけました。具体的なプログラムは、バランスボード立位、バランスボードに立ちながらキャッチボール、トランポリン、自転車補助なし(後方バーつきで介助しながら)、スポーツリハビリ(バスケットシュート、風船バトミントン、野球バッティングなど)が主な内容でした。どれも低緊張での姿勢保持困難さを改善するための、姿勢保持練習や、身体への意識を高めること、足元への注意、両手動作による体幹安定性の向上などを目的としたプログラムです。そして最後に、ご褒美のような形でお子さんにやりたい課題を選んでもらい、一つだけ行いました。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年08月23日2歳児健診で言葉が少し遅いと指摘された長男。母親のゆーとぴあさんもそのことは気づいていましたが、生後すぐに手術経験があるため元気が一番だと思っていました。特に相談することでもないはずだけどーー?長男の2歳児健診で保健センターにやってきたゆーとぴあさんと長男。前回の1歳半健診は待たされたので、今回は早めにやってきました。 生きているだけで十分と思ってたけど、そうじゃないの? ※「一歳半検診」…正しくは「一歳半健診」と書きます。 ※「保険センター」…正しくは「保健センター」と書きます。 1歳半健診では保健師さんから積み木と言葉の指摘がありましたが、まだ幼いので気にしていなかったゆーとぴあさん。 生後すぐに大きめの手術をしたことから、生きていることが第一で、言葉についてはおおらかに考えていました。 ですが、やはり今回も言葉の遅さを指摘され、保健師さんからほかに気になることを聞かれたので、集中して遊べないこと、癇癪を起こすことに困っていると答えました。すると、施設内の発達相談をすすめられ、待つように言われたのです。 待つこと数十分。やはり言葉の遅れが気になると言われ、保健センターでおこなっている体操教室への参加を促されます。何か問題があるのでしょうか? ◇◇◇ 親としては、わが子が元気でいてくれることが最優先です。ましてや、生まれてすぐに手術や大病があったとなれば、まずは生きていてくれるだけでありがたいと思いますよね。 成長のスピードも個人差があり、育児をするうえでの困りごとはつきものなので、保健師さんからの指摘に驚くゆーとぴあさん。これからどうなるのでしょうか? ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年08月22日このお話は作者おたんこ助産師さんのご友人のエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。こんにちは、おたんこ助産師です。今回は、友人のお話です。無知は悪いことではない。けど、無知はときに差別につながることがある。だから、知ってほしい。私の友人のこと…。■今日はお顔見せてくれるかな?■驚きの事実が発覚…!妊娠6ヶ月。健診に訪れた夫婦はエコー検査で、赤ちゃんの顔が見られるのを楽しみにしていました。しかし、想像もしなかった事実を耳にすることになるのです…。次回に続く「どうして私のおくちは割れてるの?」(全31話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者に寄せられた体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年07月20日ワンオペ育児で心身ともに限界上の子が2歳、下の子がまだ0歳だったときの話です。当時は父親の育児休業がほとんど普及しておらず、産後も主人はフルタイムで仕事。帰宅後も疲れてほとんど家事・育児ができない状態だったため、私はほぼワンオペでふたりの育児をしていました。上の子はイヤイヤ期まっただ中。言うことをきかず、ごはんを食べさせるのもお風呂に入れるのもひと苦労。下の子は昼夜のサイクルもまだ整わず、夜中に最低でも2回は起きて授乳。さらに主人と自分の食事をつくり、毎日の洗濯も……。寝不足と疲労で、正直もういっぱいいっぱいでした。健診で保健師さんが……そんな疲れとストレスの日々を送っていた中、下の子を健診に連れて行く時期になりました。正直、外に出るのも億劫になるほど疲弊していたのですが、行かないわけにもいきません。疲れた体を引きずって、会場へと向かいました。そこでは、保健師さんが現在の育児の状況を「うんうん」とうなずきながら聞いてくれました。第二子を産んでから、1人で大人の人と話す機会もほとんどなかったのでこれだけで少し心が軽くなったのですが、保健師さんは私の状況を把握すると、「お母さんがんばりすぎないでいいよ。手を抜いてもいいよ。夕食はたまにはカップラーメンでもいいじゃない」と。この言葉を聞いた瞬間、すべての力が抜けて、私はその場でボロボロと泣いてしまいました。保健師さんの言葉で自分らしさが取り戻せたあのとき、保健師さんの言葉で、自分が思っている以上にがんばり過ぎていることに気づきました。そして、自分を失ってまでがんばりすぎなくてよいことにも。その日をきっかけに、ときには冷静になって手を抜こうと意識できるようになり、徐々に明るく毎日を過ごせるようになりました。親が心に余裕をもつと子どもにも伝わるのか、単純に成長しただけなのか、上の子のイヤイヤも少しずつ落ち着くようになりました。本当に、あのときは保健師さんのひとことに、どれほど救われたかわかりません。あれ以来その保健師さんにお会いすることはありませんでしたが、今でも感謝しています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年07月08日赤ちゃんの顔はまだ見ることができず…(※画像は凛さんオフィシャルブログより)凛さんは元プロレスラーでタレントの北斗晶・佐々木健介夫妻の長男・健之介さんと昨年結婚し、現在は第一子を妊娠中。カナダで映像作家をしている健之介さんと一緒に暮らすために渡加し、出産に向けて過ごす日々をブログなどで公開しています。いよいよ妊娠後期となり、「出産前最後のウルトラサウンド(超音波、エコー)」を受けるため病院へ。妊婦健診では超音波(エコー)検査で赤ちゃんの様子などを確認しますが、日本の産科では毎回行うことが多いのに対して、凛さんいわくカナダでは「エコーが出産までに2~3回しかない」といい、この日が出産前最後のエコー検査だったそう。しかし医師から「お腹が小さい」と言われ、もう一度受けることになったそうで、凛さんはお腹の赤ちゃんの様子をもっと見たかったようで「2回受けれただけでもほんとに有難い」と綴りました。肝心の赤ちゃんは特に何も問題なく、「安定に元気」だったとのことでひと安心です。ただ、元気ではあるものの、エコーの際「日本にいた時から顔をちゃんと見せてくれない」という赤ちゃん。「頑張って時間かけて見れたのはたったの1回だけ」「いつも手と足で顔隠してる…」だそうで、この世に誕生するそのときまでお預けのようです。ちなみに健診には毎回夫の健之介さんが同伴し、医師たちの英語による説明を通訳してくれるのだそう。凛さんも頑張って聞き取ろうとはするものの、「ワーッて話されても受け答えができない」ため、とても助かっているそうです。すでに頼りになるパパですね。(※画像は凛さんオフィシャルブログより)(※画像は凛さんオフィシャルブログより)妊婦健診のエコー検査では何を調べてる?妊婦健診で行うエコー検査は、お腹の赤ちゃんの様子が見られる貴重な機会として楽しみにしている人も多いことでしょう。エコー検査では時期ごとに、下記のようなことを確認しています。妊娠初期(妊娠15週ごろまで)・正常妊娠かどうか(子宮腔内に胎嚢を確認)・胎児が生きているか(心拍動を確認)・胎児の数はいくつか(双子などの多胎か、またその場合は赤ちゃんを包んでいる膜[絨毛膜、羊膜]や胎盤などの数も確認)・妊娠週数はどうか(胎児の大きさ[頭殿長:CRLや児頭大横径:BPD]から計測)・胎児に大きな形態の異常はないか(胎児の頭、頸、胸、腹、手脚を観察)・母体の子宮や卵巣に異常はないか(子宮・卵巣の形態、子宮筋腫や卵巣腫瘍などの疾患の有無を確認)など中期~後期(妊娠16週ごろから)・赤ちゃんが正常に発育しているかどうか・子宮頸管長の測定※経腟エコーで行う・羊水の量・胎盤や臍帯の確認妊娠初期は、腟の中にプローブを差し込んで検査を行う経腟エコーになります。経腟エコーは周波数が高く、腟に近いところがきれいに見えるのが特徴です。妊娠中期以降は、診察台などにあおむけに寝た状態でおなかにプローブを当てて検査する経腹エコーになることが多いですが、妊娠中期以降でも子宮頸管長測定や前置胎盤などの診察では経腟エコーを行います。時期や観察部位などによって適した方で検査しますので、不明点があれば医師や助産師に尋ねてみましょう。参照:【医師監修】妊婦健診の経腹エコーはいつから? 経腟との違いとは
2023年07月07日不安な気持ちを吐露 この投稿をInstagramで見る 手島優 tejimayuu(@tejimayuu0827)がシェアした投稿 手島優さんは2022年11月に一般男性との結婚を発表し、先日第一子の妊娠を報告。Twitterでは「今すでに安定期に入り出産は10月下旬ごろを予定しております」と投稿し、「41歳になってからの初産ということもあり完全なる高齢出産など、初めてのことだらけで不安もありますが無理せず体力も付けつつ、まずは無事に出産出来るまで心身ともに健康に過ごしたいと思っておりますので温かく見守ってくだされば幸いです」と、不安まじりの気持ちも明かしていました。妊娠して食の好みが変化することはよくありますが、手島さんは「妊娠してると酸っぱいもの食べたくならないですか?って聞かれるのだけど私は全然」「酸っぱいものは酸っぱくて…食べたい!飲みたい!とは特になってません」だといい、妊娠前と比べて味覚の変化を感じることはないそう。味覚が変わらないことに「良いなぁ」と言われることもあるものの、「こんなに何も変わらないことに逆に不安になったりもします」という手島さん。7月3日にはブログで妊婦健診に行ってきたと明かし、「最近は胎動も感じるようになり愛おしさも増しています」「エコー中もピョコピョコ動いてて先生にも伝わってました」と、お腹の赤ちゃんはとても元気な様子です。週数より少し大きく育っているといい「悪いことではないみたいですが、私自身が大きくなり過ぎては母子共に良くないので今まで以上に体重管理をしっかりやっていこうと思います」と、急激な増量をしてしまわないよう、あらためて意識したといいます。妊婦健診の頻度は、妊娠23週までは4週間に1回ですが、手島さんは「仕方ないけど…正直今の時期の月一だけの健診って不安」「もっとエコー見てたいし、先生の話とかじっくり聞きたい。毎日でも。笑」と本音も。初めての妊娠は特に、お腹の赤ちゃんがどんな様子かどうしても気になってしまいますよね。ちなみに健診は妊娠24週〜35週では2週間に1回、妊娠36週〜出産までの間は1週間に1回の頻度になります。妊娠すると好きな食べ物が変わる?妊娠してから味の感じ方が変わったという妊婦さんは少なくありません。特に「妊娠すると酸っぱいものが食べたくなる」とよく言われますが、酸味のあるさっぱりとした味は確かにつわりの最中でも比較的食べやすい/飲みやすい食品のひとつとして挙げられます。それ以外にも、下記のものはつわり中でも口にしやすいことが多いようです。・水分の多いもの例:みかんやグレープフルーツなどの柑橘系の果物、バナナ、桃、スイカ、りんご、 梨、イチゴ、トマト、お粥、お茶漬け、スープ など・口をすっきりさせるもの例:飴、グミ、ガム、氷、炭酸水>、冷たいもの<プリン、ゼリー、アイス、ヨーグルト など・味が濃いめのもの例:お好み焼き、果汁ジュース、梅干し、乳酸飲料 など・香りが強くないもの例:水、お茶 など妊娠中の食の好みの変化は人によって様々で、「辛いものが食べられるようになった」「好きな梅干しが食べられなくなり、あんこが無性に食べたくなった」「大好きだったスナック菓子などが、全く食べられなくなった」「あれだけ好きだったお好み焼きのソースのにおいや味が嫌になった」といった声もあるなど、人それぞれ。それまで好きだった嗜好品がまったく食べられなくなったり、反対に嫌いだった食べ物が好きになったり……特定の食べものに激しく反応することもあるようです。ただ、妊婦さん全員につわりがあるわけではなく、症状の強さも人それぞれで、つわりに苦しむ人もいれば、出産するまでマイナートラブルとは無縁な人や、つわりの症状がとても軽くて気付かなかったという人もいます。定期的に妊婦健診を受け、何か心配事があればかかりつけの産科に相談しましょう。
2023年07月05日婦人科疾患は日常生活では気づきにくいものもあります。中には、妊娠中の妊婦健診で異常が見つかることも……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Sさんの場合……私の場合は、子宮筋腫でした。第2子妊娠中に妊婦健診で、子宮筋腫があると指摘されました。指摘があるまで自覚症状はありませんでした。「子宮筋腫があるね。今後、大きくならないか産後も定期的に診せてね」と医師から言われたので、産後に婦人科で受診しました。どんな治療を受けましたか?出産後に同じクリニックで定期的に経過観察をしてもらっていました。出産から2年ほど経過したため、MRIで検査をしたところ子宮筋腫が5cmほどになっていました。今後、月経が続く限り子宮筋腫が大きくなり続ける可能性があり、月経量が増えたり貧血などの症状が出たりする場合もあるため手術をすすめられました。私の母も子宮筋腫で子宮全摘手術をしていたので、全摘しなければならなくなる前にと思い、子宮筋腫摘出術を受けました。お産でお世話になっていたので先生への信頼があり、人生初の手術でしたがあまり不安は感じずに手術を受けられました。周囲の方に打ち明けましたか?まずは経験者である母に話してから、主人にも話をしました。「できるだけ早く手術してもらった方がいいだろう」と手術をする方向に話が進みました。母は自分の経験を話してくれ、先生を信じてすべてをお任せするようにと励ましてくれました。世の女性陣へ伝えたいことは?婦人科の診察を恥ずかしく感じる方もいらっしゃると思いますが、自分の体のことなので定期的に見てもらうことは大切だと思います。私は妊娠中に子宮筋腫を見つけてもらいましたが、妊娠・出産のときだけでなく、定期的に婦人科検診を受けておくと、いざというときに相談しやすいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。定期的な婦人科検診を……第2子妊娠中の妊婦健診で、子宮筋腫が見つかったというSさん。Sさんは子宮筋腫摘出術を受けたようですね。皆さんも定期的な婦人科検診を心がけ、いざというときに相談しやすいかかりつけ医を見つけてみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月01日■前回のあらすじ長女の療育手帳を取得。療育手帳とは知的な障害がある人に交付される手帳で、さまざまなサービスを受けられる。この日を迎えるまでどんな出来事があり、どんな思いを持って行動したのか。当時を振り返ると…。■いわゆる育てやすい子だった?■3歳の頃困っていたこと長女ゆいは健診で発達について指摘されることもなく、特に気になるところもなく成長してきました。しかし3歳の頃、困っていたことを思い出し…。次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年06月01日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ結婚して数年後、妊娠した主人公は帝王切開で女の子を出産。しかし、産後知り合ったママたちに帝王切開だったと話すと心ない言葉を投げかけられ、「お腹を痛めて産んでこそ母親」と言われているように感じるのでした。■帝王切開の話が出て…■帝王切開での出産を決意赤ちゃんが少し大きめだったこと、そして合併症もあることから帝王切開で出産した主人公。産後の痛みは想像以上で、傷口をかばう余裕すらなく、術後すぐに育児に追われるのでした。次回に続く「帝王切開ってかわいそうなの?」(全9話)は12時更新!本記事はあくまで筆者に寄せられた体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2023年05月23日現在小学校1年生の娘が1歳半のときの話です。家ではよく言葉を発していた娘ですが、極度な人見知りで、外では言葉を発することがほとんどありませんでした。1歳半健診で自分の名前や指さしの受け答えがあると聞いていた私は、娘が初めて会う人と会話できるかと心配していました。そして健診当日を迎え……。ひと言も言葉を発しない娘健診のあとにそのまま実母と予定があったので、私と娘と実母の3人で会場に行き、順番が呼ばれるのを待っていました。 娘の番になり、身長や体重などの身体測定のあと、別室でついに担当の保健師さんとの面談。やはり娘は名前を聞かれても、イラストを指さしされても、ひと言も発言せずに固まっていました。担当の職員さんも「普段、家では話すのよね?」と判断を迷っている様子でした。そんなとき……。 廊下にいる私の母を発見して…娘が、廊下で待っていた実母を見つけて「○○(実母の名前)さん!」「ちて(来て)」と叫んだのです。すると実母は、廊下からうれしそうな顔で娘に手を振ってくれました。 そのあと保健師さんが再度、娘の名前を聞いても、イラストの指さしをしても、やはり娘はひと言も言葉を発することはなく面談は終了。しかし担当してくれた保健師さんは、「緊張しちゃったんだね。おうちでできていることもわかったので大丈夫」と言ってくれました。 何か娘の発達について指摘されるのではと不安に思っていた私は、実母のおかげで娘の普段の様子を見せることができ、ホッと安心しました。あとで実母にこのエピソードを伝えると、そんなことになっていたとはまったく気が付いていなかったそうです。健診が終わった私たちを笑顔で迎えてくれた実母の顔を見て、何歳になっても母が一緒だとやっぱり心強いなと感謝した出来事です。 著者:河原りさ
2023年05月17日■前回のあらすじ離婚後義母と住み始めた元旦那。しかし息子の本性を知った義母は、息子に対してよそよそしく接するようになったのだそうです。そして不倫女のサチコは妊婦健診へ…。最初は私って鬼? とも思ったけど、絶対に慰謝料もらわないとは言ってないし、妊娠はしてなかったみたいだし、貰えるものは貰っておこうと…。家と土地の権利、慰謝料ももらって、私って意外と欲がすごいんだなと思いました。まあみんなそれなりのことしてるから悪いんですけどね!次回に続く 「不倫旦那と女を部屋に閉じ込めてみたらすごい事になった」(全70話)は21時更新!
2023年05月03日息子の3歳半健診で起こった話です。家庭保育だったため、あまり他の子と比べる機会がなく過ごしていたので、少し驚いてしまった体験談を紹介します。 うちの子だけ? 3歳半健診で遭遇した衝撃的な風景 3歳半健診がきっかけとなり、息子のトイレトレーニングが前進しましたが、まだまだ布パンツには変えられない状況です。しかし、息子の意識が少しずつ変わり、成長していく姿を見て、私も焦らずに声かけをしていこうと思えたエピソードでした。 監修/助産師 松田玲子著者:シュー子3歳、1歳の二児の母。専業主婦(潜在介護士)。育児の合間に妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に作画中。
2023年03月21日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回は、1歳半健診を受けたときのお話です。 想定内の質問は楽勝! しかし、想定外の質問をされると… 前回に引き続き、1歳半健診の思い出です。 娘の普段の食事について質問されたときのこと。 娘の食事については問題なしと言われホッとしたのですが、「ご両親は普段どんなものを食べてますか?」の質問には固まってしまいました。 フルタイム共働きの、私たち夫婦。 娘の食事だけはしっかりととらせていますが、自分たちは後回しの生活……。 時間がない中ではパンやドリンクだけ、なんてこともしょっちゅう。 あまり胸を張っては言えない食生活に、思わず口籠もってしまったのでした。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2023年03月10日全国健康保険協会京都支部(京都市中京区、支部長 守殿 俊二、以下、協会けんぽ京都支部)は、京都府の約55,000事業所、88万人が加入する医療保険者です。健診(生活習慣病予防健診)の実施および、受診後の健康サポート(特定保健指導」等の実施や、「健康の現在値(いま)を見よう」広報プロジェクトを通じた保健事業等の周知、健康づくりに関する啓発を行うことで、健康保険料率の低減に資する取り組みを進めています。【トピック】(1) 令和5年度の健康保険料率が医療費などを基に決定。2040年の保険給付は1.7倍(*1)の試算も。(2) 医療費の約3割(*2)が生活習慣病にかかる医療費。生活習慣病を早期に発見いただくための健診(生活習慣病予防健診)の補助率のアップを実施。(3) 生活習慣病は35歳頃から有病率が上昇。京都発“健診を受けた日”の健康サポート事業「トータルヘルスケアサポート」を推進する他、関係団体や加入事業所との「データを活用したコミュニケーション」を推進。*1 2018年-2040年比*2 協会けんぽ京都支部加入者が対象。がんを含む(1) 令和5年度の健康保険料率が医療費などを基に決定。2040年の保険給付は1.7倍*の試算も。*2018年-2040年比令和5年度の健康保険料率(京都支部)は10.09%(令和4年度 9.95%)及び介護保険料率(全国一律)は1.82%(令和4年度 1.64%)。納付は本年3月分(4月納付分)から変更になります。*任意継続被保険者は4月分(4月納付分)より健康保険料率は、加入者みなさまの医療費に基づき算出されます。令和5年度健康保険料率の計算の基礎となる医療費(令和3年度医療費)の伸び幅は47都道府県中3位という分析結果となり、全国的にみても医療費の伸びが大きかったといえます。また、医療費がコロナ禍以前の水準に戻ったこともわかっています。今回の保険料率の上昇はコロナ禍における受診行動の影響が大きかったことが主な要因ですが、京都の協会けんぽ加入者の医療費の傾向として、他の地域に比べ特に60歳以降の医療費支出の割合が高いという分析結果もあります。協会けんぽ京都支部では、若いうちからの生活の見直しで未然に発症・重症化を防ぐことができる生活習慣病の予防に向けた取り組みを行っています。診療種別1人当たり医療費の対前年度比の寄与度(令和3年度)●2040年の保険給付は1.7倍の試算*。*2018年-2040年比日本の1人当たり医療費は、年齢を重ねるごとに高くなる傾向があります。今後、2025年に団塊の世代全員が75歳以上となり、2040年には65歳以上の人口がピークを迎えることで、2018年に39.2兆円であった国全体での保険給付費は、2040年には68.5兆円まで増加することが見込まれています。(国全体における医療費等)1人当たり医療費 将来の保険給付費の見通し急速な少子高齢化の波を避けられない状況の中、わたしたちができることは、「将来、次世代が背負う負担を少しでも軽くするため、若いうちから健康のための暮らしの工夫をすることである」ということであるといえます。※保険料率の解説は公式サイトもご参照ください。( )けんぽのいっぽ!(2) 京都の協会けんぽ加入者医療費の約3割が生活習慣病にかかる医療費。(がんを含む)生活習慣病を早期に発見いただくための健診(生活習慣病予防健診)の補助率のアップを実施。京都の協会けんぽ加入者の医療情報※より、生活習慣病と生活習慣病以外の医療費を集計しました。生活習慣病の医療費は187億5,555万円で医療費全体に占める割合は15.3%で、生活習慣との結びつきが強いがん(新生物)も合わせると、総医療費の約3割を生活習慣病が占めることが分かりました。(資料1)※入院(DPCを含む)、入院外、調剤の電子レセプト。また、京都の協会けんぽ加入者における生活習慣病疾病別の患者一人当たりの医療費と有病率について分析を行ったところ、生活習慣病患者を母数としたときの有病率が最も高い疾病は糖尿病(10.7%)、次いで高血圧性疾患(9.9%)であることがわかりました。一方、有病率は低いものの一人当たり医療費の高い疾病(腎不全、くも膜下出血等)も分析により判明しています。このようなデータに基づいて、有病率、医療費それぞれのボリュームゾーンに対して適切な保健事業等を行ってまいります。(資料2)(資料1)京都の協会けんぽ加入者における生活習慣病と生活習慣病以外の医療費(資料2)生活習慣病疫病別 患者一人当たりの(京都支部加入者)医療費と有病率●健診補助率のアップについて生活習慣病は、予防ができる疾病といわれています。協会けんぽでは、生活習慣病を早期に発見いただくための健診(生活習慣病予防健診)を実施し費用の補助を行っております。この度、皆さまからお預かりしている保険料を皆さまの健康のため、また医療財政の適正化のため、令和5年4月から健診費用補助率の拡大(62%→72%)を行います。こちらをはじめとして、今後も順次さらなる保健事業の拡充を行ってまいります。健康保険は、加入者の皆さまの収入の約5%を拠出いただいて運営しています。自分のために、社会のために有効活用いただくことをお勧めしています。【一度考えてみませんか?健康保険料の有効活用のこと。】 (3) 生活習慣病は35歳頃から有病率が上昇。京都発“健診を受けた日”の健康サポート事業「トータルヘルスケアサポート」を推進する他、関係団体や加入事業所との「データを活用したコミュニケーション」を推進。生活習慣病の有病率は、35~40歳頃から上昇することが分かっています。保険料率は医療費と密接な関係にあり、ご自身の健康、社会全体を通しても“健康”でいることが、この抑制につながります。●京都発・“健診を受けたその日”に受けられる健康相談「トータルヘルスケアサポート」。健康でいるためには日頃からからだのチェックを行い、メンテナンスにつなげていくことが重要です。協会けんぽ京都支部が独自に始めた「トータルヘルスケアサポート」は、これまで協会けんぽが健診結果で“高リスク者”となった方のみを対象として行っていた健康相談事業(特定保健指導)を、本事業ではより多くの方を対象とし、“健康について考える日=健康診断(生活習慣病予防健診)を受診したその日”に、健康相談ができるサービスです。詳しくは協会けんぽ公式ホームページをご参照ください。※令和5年度の事業の概要については追ってホームページに掲載いたします。 ●保有する医療や健診データを使用した関係団体とのコミュニケーション加入者のみなさまが“健康”でいられるための事業として、協会けんぽ京都支部では関係団体や加入事業所との「データを活用したコミュニケーション」をさらに推進いたします。現在、分析結果にて健康リスクが高いことが分かっている業態団体等へ、リスク傾向にかかるデータを活用したアプローチ、ジェネリック医薬品使用推進にかかる医療機関等への調剤データを活用したアプローチを実施しています。また、加入事業所へは従業員の健診結果を集約して見える化したツール「事業所健康度カルテ」を提供しています。※協会けんぽの健診を受けている従業員さまが10名以上いらっしゃる事業所さまに提供今後はさらに、保有するデータをわかりやすく発信するため、データブック「健康白書」を作成し、関係団体や加入者へ健康保険事業や医療財政の理解促進・啓発を行ってまいります。【加入事業所向け「事業所健康度カルテ」提供サービス】職域、地域における健康保険ならではの「業態比データ」、「地域比データ」を示し、事業所の“健康度”をお知らせします。事業所健康度カルテ【補足資料】■協会けんぽ京都支部の広報プロジェクト からだの中は見えない、だから健康の現在値(いま)を確認しよう。広報プロジェクト「健康の現在値(いま)を見よう」協会けんぽ京都支部は、加入者の皆さまがご自身の健康や生活習慣に関する情報を得て、その情報を活用する力(ヘルスリテラシー)を向上させていただくため、令和3年度より、「現在値(いま)が見える場所」という統一テーマを掲げた広報プロジェクトを開始しています。みなさまが生涯にわたり元気に、夢を持ち、活躍し続けるためには、ふだんの生活の中からは見えないからだの現在値(いま)を見ることが大切であると考えています。ご自身のからだの現在値(いま)をみていただくため、健康診断(健診)の受診勧奨をはじめとした保健事業の利用推進を行っています。健康の現在値(いま)をみよう協会けんぽ京都支部では、皆さまが「現在値(いま)をみる」きっかけとなる、動画や特設ウェブサイト、メールマガジン等、広報活動を実施。また、健診結果等のビッグデータを活用し、京都府の健康課題や、かかりやすい疾病の傾向などを分析、発信し、京都の皆さまの健康の後押しをしてまいります。今後も、このプロジェクトを通し、多くの皆さまが健康意識を高め、また各事業所が健康経営(R)への取り組みを加速できるよう活動してまいります。※「健康経営(R)」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です【お問合せ先】全国健康保険協会 京都支部 企画総務グループ担当: 浴畑・堤TEL : 075-256-8636FAX : 075-256-8670 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月08日息子が生後4カ月のとき、毎日の寝不足で産後一番追い込まれていました。そんな中、生後3・4カ月健診の際に担当してくださった先生に、息子が寝ないことを相談するとショックな言葉が返ってきたのです。しかし、その後の保健師さんの面談で気持ちがとても軽くなったエピソードを紹介します。毎日の寝不足で限界息子は新生児のころから何時間も泣き続けるような子でした。生後3カ月からさらに眠らなくなってしまい、夜泣きは1時間起き、日中はトータル30分寝てくれたら良いほう。息子も眠いはずなのにうまく寝れないためか、起きているときはいつもグズグズで機嫌が悪く、四六時中抱っこをしてあやす日々でした。 コロナ禍での出産だったため夫以外の人には誰にも頼れず、産後の体がまだ回復していない状態での寝不足が続いたことで心身ともに追い詰められ、死にたいと思ってしまうことがあるほどでした。そんな時期に生後3・4カ月健診があったのです。 先生に鼻で笑われモヤモヤ健診の問診票には息子がまったく寝てくれないため悩んでいることを記入し、受付に提出。50代くらいの男性の先生が息子の体重や身体測定をしてくださいました。健診の最後に、私が提出した問診票を見てフッと鼻で笑ったあと「寝てくれないと書いていますが、赤ちゃんはそういうものですから。今だけだと思って頑張ってください」と言われたのです。 たしかに先生がおっしゃる通り、赤ちゃんが寝てくれないのは今だけだと頭では理解していたつもりです。しかし、どうしても体と心がついていかず、藁にもすがる思いで問診票に記入したのに……。当時の私は先生の言葉を聞いて「母親のくせに」と責められたように感じてしまい、モヤモヤしたまま保健師さんとの面談になりました。 保健師さんの言葉に涙面談では育児で何か困っていることはないか聞かれました。私の一番の悩みは赤ちゃんが寝ないことでしたが、先ほど先生に言われた言葉が忘れられず保健師さんに何となく悩みを打ち明けることができませんでした。しかし、保健師さんはいろいろな言い回しで私の気持ちや状態を聞きだしてくれたのです。 「赤ちゃんの夜泣きはどれくらい? 日中は寝てくれる? ママの体調や気持ちはどう? ごはんやトイレ、睡眠はとれてる?」。保健師さんの質問に答えているうちに自然と涙がポロポロとこぼれてしまい、育児でつらいことをすべて打ち明けることができました。 保健師さんは「ママは本当によく頑張っているから自分を責めないで。赤ちゃんのためだと思ってもっと力を抜いていいんだよ」と言ってくれたのです。そして自治体でおこなっている育児や家事のサポート制度と育児相談ができる電話番号を教えてくださり、何かあればいつでも相談してねと心強い言葉をくれたのでした。 その後、保健師さんから教えていただいた育児・家事のサポート制度を利用したり、夫へ子どもをお願いして私は昼寝をするなど自分を大切にするように。保健師さんとの面談前は、母親なんだからと休むことに罪悪感を感じていました。でも今は子どものために少し休もうと思うことができ、結果私が笑顔でいることが家族のために繋がると気付くことができました。 監修/助産師 松田玲子著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2023年03月07日夫はいつもゲームをしたり本を読んでいたりするのに裸眼で、今まで目が悪くなったことはないそう。一方、私は就学前の健診であまり見えていないことがわかり、そのころからメガネをかけ始めました。子どもを産んで、自分の子どもも私と同じように視力が悪くならないか心配でした……。 心配していた子どもの視力私は幼いころから視力が悪く、就学前からメガネをかけていました。今でもお化粧するのに鏡を近づけないと見えないのでひと苦労です。学生のころはコンタクトを使っていましたが、今はメガネがラクなのであたりまえのようにつけています。 ただ、結婚して子どもが生まれると、もしかして私のように目が悪い子になるのではないかと不安でした。けれど、子どもの視力は9歳までに発達していくと言われているそうなので、生まれてすぐにはよくわかりません。 視力は問題なかったけれど…3歳児健診ぐらいから目の検査が始まります。上の子2人は3歳児健診、就学前健診では大丈夫でした。ですが、3番目の次女は自分でまだはっきりと伝えられないこともあり、再検査を眼科に行くようにすすめられ紹介状を書いてもらいました。 そのとき行った眼科では、発達段階で視力は問題なし。ですが、就学前健診で、共同性斜視ということが判明し、それから眼科へ定期的に通うことになったのです。そして、両目でしっかりと見るようにするため、メガネをかけたほうがよいということになりました。 メガネはうれしい?長男と長女は中学生くらいから視力が落ち始め、2人とも授業中はメガネをかけるようになりました。そして、小学生になった次女もかけることになり、すぐにメガネ屋さんへ。メガネをかけ始めた次女はなぜだかうれしそう。 私はメガネのせいで苦労したことがあったので、子どもも私と同じように嫌な思いをするのかなと、心配していました。でも、次女はおしゃれとしてメガネがかけられると思っているようで、みんなに自慢するようにかけています。 自分が苦労したころのメガネのイメージで、子どもたちに申し訳ないと思っていた私。ですが、上の子たちもメガネをかけていたこともあり、次女もうれしそうにメガネをかけてくれるのでなんだか救われました。末っ子の次男はまだ3歳でこの先どうなるかわかりませんが、できれば視力が悪くならないでほしいと願うばかりです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年02月21日第一生命グループの一員であるネオファースト生命保険株式会社(代表取締役社長:徳岡 裕士、以下「当社」)が提供する健診結果改善サポートアプリ「Neoコーチ」は、2022年7月28日(木)の一般公開から約半年で累計5万ダウンロードを達成いたしました。日ごろ当社および「Neoコーチ」を支えていただいているすべてのユーザーさま、パートナー会社さまに厚く御礼申し上げます。この度、サービスの向上を目的に、「Neoコーチ」をご利用いただくユーザーさまを対象にアンケート調査を実施し、数多くのご回答をいただきましたので、その結果をお知らせいたします。【調査概要】調査対象:健診結果改善サポートアプリ「Neoコーチ」のユーザー調査期間:2023年1月5日~15日調査方法:インターネットによる任意回答有効回答数:921人Q2.普段Neoコーチアプリをどれくらいの頻度で利用しますか?回答者のうち約8割が「毎日利用している」とご回答いただきました。Q6.チャレンジを続けている理由のうち、以下当てはまるものを教えてください(複数回答可)チャレンジ継続している理由として抽選機能に次いで多かった回答は「チャレンジの取組みやすさ」と「健康改善に取り組む必要性を感じていること」でした。Q7.チャレンジを続ける上でお困りの点・不便な点のうち、以下当てはまるものを教えてください(複数回答可)お困りの点・不便な点については真摯に受け止め今後の改善に活かしてまいります。Q8.アプリへの健診結果の登録状況を教えてください「健康診断結果を登録した」もしくは「登録する予定」のユーザーさまが約8割を占め、健康診断結果を登録するとさらにアプリ利用の満足度が上がることがわかりました。Q14. 健診結果de保険ナビについて、以下の項目はどの程度プラスもしくはマイナスに影響しましたか?「健診結果de保険ナビ(自分の健康診断結果に合わせた医療保険プランを提案する機能)」についてもポジティブな評価をしていただいたユーザーさまが多いことがわかりました。当社は「Neoコーチ」を通じて「健診結果を改善したいが何をしたらいいかわからない」「取組みがなかなか継続しない」等といった身近な悩みに着目し、ヘルスコーチング技術を通して一人ひとりのライフスタイルに合わせた生活習慣の改善取組みのご提案やフィードバック等のサポートを行う体験をご提供したいと考えております。今回のアンケート結果を通じて、ユーザーさまにこうした体験をご提供できていることがわかり、大変喜ばしく思いますとともに、一方でアプリの利用体験をさらに向上するためのご意見も数多くいただき、今後のレベルアップの励みとさせていただきます。当社は、お客さまの期待を超えたレベルでの顧客体験(=CX(Customer Experience))をお届けし、「利用して良かった」「ネオファースト生命、いいね!」と思っていただけるような商品・サービスの提供を社員一丸となって目指しております。今後も新たな機能の開発や顧客体験のブラッシュアップを行うことで、お客さまが抱える心身の悩みを解消し、Wellnessを高める顧客体験の提供に努めてまいります。【ダウンロードは以下からお願いいたします】健診結果改善サポートアプリ Neoコーチ | ネオファースト生命保険株式会社 : 【ご自身の疾病リスクを可視化して自分にピッタリの医療保険プランの検討にご興味のある方】健康診断結果をお手元に用意した上で、以下のURLよりアクセスしてください。健診結果de保険ナビ | ネオファースト生命保険株式会社 : 【本リリースに関する報道お問い合わせ先】ネオファースト生命保険株式会社CXデザイン部Neoコーチお問い合わせ窓口e-mail: neocoach_info@neofirst.co.jp 以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月17日4人の息子がいる、いであいさんの育児マンガを紹介します。四男くんの1歳半健診で、医師からある思いもよらないアドバイスを受けました。「あー4人目かぁ……」しかめっ面をしながら医師はそう言ったかと思うと……!? 四男の1歳半健診で医師から言われたのは… 四男くんを1歳半健診に連れていくと、医師は「あー、4人目かぁ……」と言いました。 そして2点、注意事項を告げられました。 ひとつは、たくさん四男くんに話しかけること。兄弟が話しかけるだろうけれど、お母さんは疎かになるかもしれないと言います。 ふたつ目は、写真をたくさん撮るようにすること。上の子の写真はたくさんあるのに下の子の写真が全然ないということにならないようにという、忠告でした。 健康面では指摘がないことにホッとしつつ、この医師の四男を想うやさしい気持ちが伝わってきて、幸せを感じるいであいさんでした。 ◇◇◇ SNSでこのマンガを読んだ方から「やさしい先生! 末っ子の悲劇を熟知しておられる!!!(末っ子より)」というコメントがありました。もしかしてこのお医者さまも末っ子なのでしょうか。健康面で問題ないからと、さくっと診断を終えるのではなく、真剣なまなざしで子育てをアドバイスしてくださるお医者さま。子育てを応援してくださっているようで、なんだか温かい気持ちになりますね。著者:マンガ家・イラストレーター いで あい4人の男の子のママです! ゆる〜く育児マンガを描いたり、イラストのお仕事をしています。
2023年01月31日定型発達だと思っていた次女私には二人の娘がいます。長女のまゆみは自閉スペクトラム症と知的障害の診断がついており、次女のあずさはいわゆるグレーゾーンの自閉傾向があると指摘されています。現在は4歳と2歳の娘たちですが、1歳半健診はそれぞれに思い出深いものがあります。まゆみのときは、誰が見ても「何か困りごとのある子だな」と分かるくらい意思疎通が難しい子どもで、騒ぎすぎて別室待機になったことや、相談ごとが多すぎて帰宅が夕方になったことを今でも覚えています。やがて次女のあずさも1歳半健診を受ける時期になりましたが、母子手帳のチェックリストにある“指差し”や“言葉での簡単なやりとり”などもできていたため、私は安心しきって「この子の1歳半健診はすぐに帰れるだろう」と考えていました。結果として、その1歳半健診で初めてあずさの発達面の違和感に気づき、その半年後に改めて自閉傾向の指摘を受けたことから、療育を始めることになります。「この子は問題ないだろう」と思いながら向かった次女の1歳半健診次女のあずさと1歳半健診の会場に着いてすぐ、「あれ?」と感じました。ほかの子どもたちはおとなしくお母さんの横で待っているのに、あずさだけがウロウロと待合室を練り歩くのです。「こっちにおいで」「ママのお膝で待とう」「大好きな絵本もあるよ」など、どれだけ声をかけても振り返りません。いつもなら呼んだら来るし、振り返って笑うのに、一体どうして?と思いました。仕方なく抱きかかえて席に戻ろうとすると、今度は大暴れ。どうにか席に座らせても、じっとできずにすぐウロウロ…。また捕まえても、私の手から逃れようとどんどん機嫌が悪くなってしまいます。探索に夢中になって指示が通らないその様子は、長女まゆみの小さいころを彷彿とさせました。Upload By にれ検査が終わるたびにあっちこっち行きながらも、検査自体は引っかかることなく進んでいきました。この点は予想通りだったものの、まさか待ち時間でこんなに苦労するとは想定外でした。『次の人』として待機している少しの間にも、あずさは床のシートを剥がして裏側を確かめています。そんなことをしているのは会場であずさだけでした。私はそんな娘の様子に不安を感じ、その場にいた保健師さんに聞いてみました。「この子、多動でしょうか。こんなに落ち着きがないなんて」保健師さんも観察してくれていたようで、「確かによく動く子ですね、いつもこうですか?」と聞かれました。確かにあずさは普段からよく歩き、よく遊ぶ子どもです。ただ、制止しているにも関わらずこんなに好奇心のまま動き回る様子は記憶にありません。考えてみると、あずさは病院にかかったことがほぼなく、予防接種も予約制で、移動もマイカーばかりのため、「じっとして待ってね」と声をかける機会があまりなかったように思います。1歳半健診はあずさにとって、初めての「じっと待つべき場」だったのです。不安が膨らみ、長女の療育先に相談「異常なし」として1歳半健診が済んだあずさ。けれど、一度抱いた不安は私の中で膨れ上がりました。ひと月ほど悩んだのち、私は長女の通う療育施設に「次女も多動傾向で困りごとが出てきた」と相談させてもらいました。幸いなことに、療育先は発達外来のある病院と提携しており、あまり待たずに心理士の方に診てもらうことができました。ただ、その時点では「異常とまではいえない」という結果で、「言葉もよく出ており、おもちゃを介して遊んだときに“ちょうだい”も“どうぞ”もできるので現時点では発達上問題ないといえます。よく動きたがるのはお姉ちゃんの行動を見て学んでいるとも考えられますし、性格的にも好奇心が強いようです。場所見知りと人見知りのなさは見られますが、そう心配はいらないでしょう」ということでした。「そうか、あずさの中ではまゆみの行動がスタンダードになってるんだ。もっと同年代の子の振る舞いを見る機会をつくらないと」と納得した私は、支援センターや児童館に行く回数を増やすことを安心材料にしていました。半年経って、強まってきた特性そうして1歳半健診から半年が過ぎました。その間、多動ぶりに困らされることが多くなってきて、「定型発達だろう」から「何らかの特性があるかもしれない」に私の意識も変わりつつありました。さらに、2歳を迎えてイヤイヤ期も最高潮。外へ行きたがるので1時間半から2時間ほど散歩に出る日が多いのですが、帰宅して私がクタクタになっていても、あずさは玄関でひっくり返って「おさんぽーーー!!もっかい!!いこうよーーーーー!!!!」と30分近く大泣きする日もしばしばでした。日ごろはいつもニコニコして、スーパーへ行くと周りのおじいさんおばあさんから「愛嬌のある子だねぇ~」と人気者になることも多いあずさですが、ひとたび癇癪が大爆発すると、親を叩いたりおもちゃを投げたりと手がつけられないようになってきたのです。Upload By にれそれでも私は「これがイヤイヤ期かぁ。大変だけど、まゆみはイヤイヤ期がまだ来ていないから新鮮だなぁ」とのんきに考えていました。転機になったのは、あずさを観客として連れて行ったまゆみの療育先の運動会でした。特性が大爆発!もう一度診察を受けることになって地域の体育館を借りて行われた運動会で、外に出たがったあずさが大癇癪を起こしたのです。あずさをなだめるのに抱っこして外へ出ようとすると、母親がいなくなるのを察知したまゆみが泣き出すというカオスな状況で、先生方も2人を泣き止ませようとあの手この手を尽くしてくれました。Upload By にれあとから聞いたのですが、差し出された風船を怒りのまま叩き落とすあずさを見て、先生方も「癇癪の様子がただごとではない」と感じたそうです。そこから「詳しく話を」ということになり、今度は心理士に加えて医師にも診ていただくことになりました。一番の困りごとというと多動だったので、私はてっきり「発達障害があるとしてもADHDの傾向だろう」とばかり思っていました。ところが、医師と心理士さんが問題視したのは多動や癇癪の強さよりも場所見知りと人見知りを全くしないことの方で、「現時点で診断をつけるとするなら自閉スペクトラム症」と告げられました。これには本当に驚きましたが、ADHDの診断は3歳ごろまでつけづらいという理由のほか、よくよく考えると、「周囲の様子を見ることなく自分の欲求を優先してしまう」という自閉的な傾向が場所見知りと人見知りのなさにつながっていたのか!とそこで初めて気づきました。いつもニコニコ人懐こい印象だったので、「あずさは物怖じしない性格なんだ」と思い込んでいたのです。そのまま療育をすすめられ、「療育に診断書の要る自治体だったら書いているところだけど、うちの市は診断書がなくても療育が受けられるので正式な診断はまだつけないでおきますね」と言われました。あずさはいわゆるグレーゾーンに当たる子どもなのだろうと思いました。ショックを受けつつも、心に芽生えた気持ち長女に続いて次女にも自閉傾向があるという事実はショックでしたが、2歳という早期から療育を受けられることになったのはあずさにとって良かったと思っています。指差しや受け答えができても自閉スペクトラム症とされる場合もあるのだと、私にとっても大きな学びになりました。あずさは今後、とりあえず1年間療育に通わせて様子を見るつもりでいます。Upload By にれ先生方にとって、保護者に子どもの発達の指摘をするのは勇気の要ることだと思います。元々相談実績があったとはいえ、運動会のあとに指摘してくださったことは本当に感謝しています。また、あずさの場合は気づきにくいタイプの自閉スペクトラム症だったこともあり、おそらく長女の存在なしには発達の違和感に気づけなかったんじゃないかとも思います。次女のあずさの特性の早期発見と、早期療育につながることができたのは、その前にお姉ちゃんのまゆみに発達障害があることが分かったことがきっかけで母親の私が徐々に理解を深めてこられたためでもあるので、まゆみにもありがとうと言いたいです。この先どうなっていくか未知な部分はたくさんありますが、姉妹の特性をよく理解して、親も子も笑顔を忘れないようにしていこうと思います。執筆/にれ(監修:初川先生より)次女あずさちゃんが療育につながったエピソードのシェアをありがとうございます。人の多い場面でじっと待てないことに違和感を感じたり、多動さや癇癪などに対応するのに苦労したり、そうしたことに瞬間瞬間でそう感じることはあっても、日々の子育てでそうしたことが流れていくなどして、なかなか相談する機会も持ちづらい面もあるかもしれません。にれさんが健診や長女まゆみちゃんの療育機関でそうした気配や不安をお話されたことがまずとても良かったと思います。にれさんも書かれているように、早期に療育につながったことは、あずさちゃんのより良い成長発達の面ではとても良いターニングポイントになったでしょう。相談して、何もないなら何もないで見守る。その後にまた違和感を感じたら、また改めて相談する。そうして複数の目で子どもの発達を見て、できることをする。そうした営みがとても良いなぁと感じました。
2023年01月19日乳幼児健診(0歳児健診)とは?健診を受けるとなにが分かるの?乳幼児健診(0歳児健診)は身長や体重を測るだけではなく、赤ちゃんが健康に成長・発達しているかを確認し、栄養状態、先天性疾患を含む病気の有無、予防接種の時期や種類の確認などを行い、疾病の早期発見・早期治療につなげる上で役立てられています。乳幼児健診は日本では1960年代から関東を中心に少しずつ広まってきました。心臓や子宮がんなどの単一臓器の「検診」と違って乳幼児健診は全身を診るので健康診断を略して「健診」と呼ばれています。このコラムでは乳幼児健診はいつ受けるのか、どんな検査をするのか、どんな持ち物を用意すれば良いのかなどの情報と、首のすわりが遅い、視線が合いづらい、お座り、寝返りなどができないなど、どのような場合に要観察になるのか、気になる発達の目安について解説します。乳幼児健診(0歳児健診)のスケジュールとは?全部で何回受診する?0歳児に行われる主な健診は、次の4回です(※)。1ヶ月健診3、4ヶ月健診6、7ヶ月健診9、10ヶ月健診母子健康法により「1歳6ヶ月」と「3歳」の健診は法的義務とされています。0歳児での健診は義務化はされていないものの、3、4ヶ月健診はほとんどの自治体で実施されています。また、自治体から指定されていない月齢でも、任意で乳幼児健診を受けることが可能です。保護者の都合等で当日健診に行けない場合は、かかりつけ医にも相談してみてください。(※)自治体によって異なる場合があります。ここでは、一般的な健診スケジュールと健診内容、要観察になる目安を紹介しています。1ヶ月健診主に発育・発達の具合を診ます生後1ヶ月の健診は、母体の状態を診るための産後健診と合わせ、主に出産した産院で行われます。チェックするのは次のような項目です。基本的には1日30g以上体重が増えているか成長を確認します。つまり産科退院時より1ヶ月経って1kg以上体重が増えていれば問題ありません。身長を測る際に両脚を伸ばすと股関節脱臼しやすいので注意が必要です。モロー反射(原始反射)が左右対称かどうか、鎖骨骨折や四肢麻痺の有無を確認します。難聴がある場合は反射が出ず、音過敏がある場合は反射の頻度が多くなります。臍ヘルニア(でべそ)と湿りを指摘された場合は、小児科を受診しましょう。臍ヘルニアはスポンジ圧迫法、湿っていれば硝酸銀で焼いて外来のみで修復可能です。斜頸の場合、曲がっているほうの首の横の筋肉(胸鎖乳突筋)が張っています。股関節脱臼があるとオムツを替えるときなどで股を広げたときにコリっという音がします。いずれの場合も症状があれば、整形外科へ紹介されることがあります。新生児は足を伸ばすと股関節脱臼しやすいので、なるべくがに股にして抱っこをしましょう。便の色が白いと、胆汁の出ない胆道閉鎖症の可能性があるため、小児外科を紹介されます。一過性ならばロタウイルスの検査が必要です。個人差はありますが、母乳の場合はやまぶき色で比較的軟らかく、ミルクの場合は薄めの黄色で比較的硬くと、母乳とミルクとでは便の色や硬さは異なります。3、4ヶ月健診主に首のすわりを中心に確認します2ヶ月になるとほとんどの赤ちゃんはうつぶせで頭を地面から離して上げられます。4ヶ月で首がすわっていなければ、運動発達の遅れがある場合があるので小児科で精査が必要です。原始反応とは、さまざまな刺激によって無意識的に反応する反射動作です。赤ちゃんの脳の発達により、自然に消えていく原始反射ですが、反対に言えば、原始反射が消えていない場合は、次の発達に移行できないと言われています。また、そのような場合には成長や発達に何か問題がある可能性も考えられるので、小児科の神経専門外来の受診を勧められることがあります。斜頸は傾いている側の首の横にある筋肉(胸鎖乳突筋)が張っていたり、股関節脱臼があると股を広げたときにコリっという音がしたりするなど、症状があれば、整形外科へ紹介されることがあります。臍ヘルニア(でべそ)または湿りを指摘された場合は、小児科を受診しましょう。臍ヘルニアはスポンジ圧迫法、湿っていれば硝酸銀で焼いて外来のみで修復可能です。ガラガラなどの握り方に左右差があれば、麻痺の可能性があるため、小児科の神経専門外来へ紹介されることがあります。1ヶ月でもほほえみ反応はありますが、あやしたときに声を出して笑えるかどうか、ミルクを飲ませるときに親と視線を合わせるかどうかがチェックポイントとなります。視線が合いづらいなどの場合は、要観察となります。6、7ヶ月健診主に運動(筋)や神経(脳)の発達を診察します5ヶ月から7ヶ月くらいになるとゴロゴロと寝返りができますが、原始反射が残っていると寝返りの妨げになってしまうこともあります。原子反射が消失していない場合、脳に何か問題がある可能性が考えられるので、小児科の神経専門外来を紹介される場合があります。まだお座りが安定していない場合でも両手をついて座りますが、徐々に背筋が伸びて手をつかないで座れるようになっていきます。欲しいものに手を伸ばして取るとき、親指が使えるかどうかを確認します。うまくつかめない場合は、小児科の神経専門外来や整形外科へ紹介される場合もあります。斜頸は傾いている側の首の横にある筋肉(胸鎖乳突筋)が張っていたり、股関節脱臼があると股を広げたときにコリっという音がしたりするなど、症状があれば、整形外科へ紹介されることがあります。顔に布をかけるとそれを取ろうとする様子、足の裏が床についたときピョンピョンする様子を確認します。何らかの問題があれば、要観察となります。9、10ヶ月健診主に運動と心の発達を確認します手をつかずに安定して座れるかを確認します。背中がそって座れないことがあるような場合は、リハビリなどを検討することもあります。9、10ヶ月では座卓や椅子などにつかまって立つことができるようになる子どもも多いです。お馬さんごっこのような四つん這いで「はいはい」ができるかチェックします。ずりばい、シャフリング、高這いなどを行う子どももいます。なかなかはいはいをしようとしない場合、お腹の下に座布団やクッションを入れ、四つん這いの姿勢から訓練するといいでしょう。パラシュート反射とは、突然転びそうになったとき、とっさに手を前について体を打たないようにする反射のことです。側方と前方の確認が行われます。前方パラシュート反射は体を抱き上げ、逆さにして頭から落下するような姿勢にすると、両腕を伸ばし、両手のひらを開く動作がみられます。側方パラシュート反射は座っている状態で右、左に倒したときに倒れる方に腕を伸ばし、手のひらをつく動作がみられます。8ヶ月ごろからみられます。親指と対立した指で物をつかめるか、いわゆるUFOキャッチャーのようにつまめるか確認します。大人のまねをする様子、人見知りの有無、「アーウー」などの喃語の発達(1字か2字か)、アイコンタクトの有無を確認します。日頃、嚥下でむせることが多い場合は、言語聴覚士による嚥下訓練が必要になる場合があります。8ヶ月前後から前歯が生えてきます。定期的な歯磨きをしてあげましょう。子どもに虫歯が多い場合などネグレクトを疑われる場合があります。上あごよりも下あごが出ている反対咬合の場合は、口腔外科へ相談をするといいでしょう。アイスの棒のようなもの(木の舌圧子)を噛ませて調整することもあります(使用の前に口腔外科や歯医者などで正しい使い方を教わりましょう)。逆に1歳を過ぎてもおしゃぶりをしすぎると、下あごよりも上あごが出すぎて出っ歯になる傾向があるので要注意です。保護者が子育てに困難を感じるようなら、いつでもいいので早めに保健師さんへ相談してみましょう。乳幼児健診の持ち物、時間などは?当日慌てないように事前に持ち物や時間を確認しておきましょう。母子手帳の健診ページは、必ず左側のチェック項目の当てはまるところに〇を記入しましょう。「子育てに困難を感じますか?」の問いで、「はい」「どちらともいえない」に〇をつけても、健診の際には「様子を見ましょう」で終わってしまうことも多いので、困難のある場合には早めの医療機関の受診をおすすめします。乳幼児健診の持ち物は健康保険証乳児医療証母子手帳乳児健康診査受診票などです。その他、いつものお出かけと同様におむつ、タオル、お着替えなどを持っていくとよいでしょう。乳幼児健診の時間は自治体によって違います。時間が選べるようなら、赤ちゃんが疲れておらず、また機嫌が良く、昼寝の時間を避けた午前中がおすすめです。乳幼児健診で発達の遅れなどを指摘されたときは?健診で何らかの問題を指摘された場合は、「様子を見る」だけではなく、下記の対応を進めましょう。可能ならできる限り、早めに小児科の神経専門外来などを受診して、医師の診察を受けることも重要です。1.助言・事後指導2.センターによる継続支援地区担当保健師による個別支援、フォローアップ教室による集団支援、個別発達相談、親子心理相談など3.関係機関との連携による継続支援地域の子育てグループ、保育園・幼稚園、医療機関、療育相談センター、児童相談所など発達のために家庭でできること赤ちゃんは数ヶ月の差で、体格や能力などに大きな違いが出てくるものです。そのため、成長に合わせた離乳食や接し方、遊びなどを選んであげることが大切です。月齢ごとに保護者の方に取り組んでほしいことをご紹介します。3、4ヶ月ごろに家庭で取り組んでほしいこと離乳食の知識や準備をしましょう。ミルクアレルギーの場合は下痢をしやすいです。アレルギーの心配があれば、かかりつけ医で血中IgE値のチェックをしましょう。絵本や身近な興味のあるおもちゃを使って遊びましょう。また、いろいろな姿勢をさせる、笑顔のやり取りもおすすめです。地域とつながっていくことが大切です。ご近所さんや公園、児童館などでほかの親子とコミュニケーションを取るといいでしょう。6、7ヶ月ごろに家庭で取り組んでほしいこと触れ合い、遊び、スキンシップなどを積極的に行い、遊びのバリエーションを増やしましょう。離乳食が始まるこの時期は、子どもが食に興味を持つよう、保護者がおいしそうに食事を食べる姿を見せるのがおすすめです。母親が父親に育児を教えるなどし、父親が積極的に育児に参加できる環境を作っていきましょう。抱っこばかりせず寝返りで移動できる喜びを養いましょう。床に落ちているものを口にするのでキレイに片づけましょう。また、段差から落ちるので柵などを設けましょう。9、10ヶ月ごろに家庭で取り組んでほしいこと歯が生え始める離乳食後期のこの時期は、離乳食を手づかみで食べさせましょう。前歯で噛みきり、歯ぐきでつぶす練習も大切です。話すことはできなくても、親の言葉を理解し始めるので、積極的に言葉をかけてあげましょう。TVをはじめ電子メディアの見過ぎなどにも注意が必要です。離乳食が3回に増えたり、行動範囲が広がったり、お世話内容の幅が出てきたりするので、夫婦の役割(お願い事)を確認しておくと安心です。環境面では誤飲、転倒、お風呂場での溺水など、家庭内の事故に気をつけましょう。例えば、トイレットペーパーの芯の中を通る大きさのものは誤嚥する可能性があるので、与えないようにするなどです。特に誤飲で多いのはボタン電池、ホウ酸団子、洗剤、灯油、タバコ、コイン、薬剤包装(PTP)など。床に落ちているものは何でも口にするので、日頃からの整理整頓が重要です。階段や縁側から落ちないように柵も設けましょう。お風呂では残り湯での溺水が多いので、ドアを施錠するなどの対策も忘れずに。日頃から成長過程を把握しておきましょう乳幼児健診(0歳児健診)は医師(必ずしも小児科医とは限らない)をはじめ、歯科医師、保健師、助産師、看護師、心理士、栄養士、歯科衛生士など、 母子保健に関与する専門家に相談できる貴重な機会です(※自治体により相談できる専門家は違います)。気になっていることや育児への不安やストレスがあれば、ぜひ相談してみてください。そのためにも、日頃から赤ちゃんの成長過程を把握し、相談したいことは母子手帳などにメモをしておくといいです。きっと、後々の思い出にもなることでしょう。
2022年12月30日息子の歯が生え始めたのは生後7カ月のころ。下の前歯2本から生え始め、順調に生えそろってきたと思っていたのですが、1歳半健診で歯科医からまさかのひと言が! 生えてきたことに安心し、歯みがきさえしていれば大丈夫だと思っていました。ところが歯の不安は虫歯だけでなく、これからいろいろな問題があるのだと実感した体験談をお話しします。 歯が生え始めてうれしい反面息子は生後7カ月のころ、下の歯2本から生え始め、順調にそろってきていました。離乳食が始まったころから歯みがきもスタート。自分で歯ブラシをくわえて歯ブラシに慣れるところから、仕上げみがきもしっかりとしていました。 ところが1歳半健診で、「この子は乳歯から歯が大きく歯と歯の間隔が狭いから、永久歯に生え変わったときに歯並びが心配だね」と言われたのです。まさか歯の大きさについて指摘を受けるとは思ってもいなかったので、どうしたらいいのかと不安になるばかりでした。 歯が大きいとどうなる?歯科医と歯みがき指導の方から、歯が大きいとどうなるのか説明を受けました。一般的に乳歯は小さいから歯と歯の間が空いているものなのですが、大きいことによって間がつまっているため、より虫歯に気を付けること。永久歯に生え変わったときにすき間がないので、歯並びがきれいにならないかもしれないということを言われました。 虫歯は歯みがきやフッ素の塗布などでケアすることできますが、歯の大きさはどうにもできません。ただ、顎の発達次第では歯並びが悪くならいよう、対策できるかもしれないと知りました。 噛むことが大事歯の大きさと顎の発達は大きく関係があるそうで、顎が小さければ歯が収まりきらず歯並びが悪くなるため、早いうちから顎を発達させることが大事ということでした。そこで、よく噛む食事が大切で、小さいうちはやわらかい食べ物が中心ですが、食べられるようになれば少し固めの物、おやつならおせんべいや小魚などよく噛むものにすると良いそう。 それからはよく噛んで食べるおやつや食事を意識するようになりました。小学生では生え変わりの時期ということもあり歯並びも不安定でしたが、永久歯に生えそろうと心配していたほど歯並びは悪くなりませんでした。 1歳半という早い時期に歯のケアについて話を聞いていたので、早めの対策ができて本当によかったと思います。息子は虫歯では学校から歯科に行くようお知らせがきましたが、歯並びについての指摘はありません。本人も気にすることがないほどの歯並びになりました。歯のケアは大きくなってからを考えて、早めにすることが大事だと実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/Michika 監修/助産師 REIKO著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年12月25日私の息子は3歳半健診で、「発達障害の疑いがある」と診断されました。結果的に、その1年後の健診で「発達障害ではない」と診断されましたが、息子の幼過ぎる行動を見るたびに、発達障害と親のしつけについて考えさせられた私の体験談をお伝えします。3歳半健診で色が答えられない私の夫は外国人で、私たち家族は長い期間を国外で過ごしています。息子の周りで日本語を話すのは私だけでした。 あれは日本に帰国し、3歳半健診を受けたときのことです。「この色は何?」という質問に、息子は答えられませんでした。私は相談室に入り、医師に「息子は日本語が苦手なだけです」と話をしました。その後もさまざまなテストを受け、できることもあればできないこともありましたが、最終的には「発達障害の疑いがある。様子を見ましょう」と医師に言われてしまいました。 発達障害? 親のしつけのせい?息子はレゴブロックを組み立てたり、本の内容を覚えたりする点ではほかの子よりも優れているところもありました。そのため、息子が店で走り出したり、大声で怒り出して止まらなくなったりしても、手のかかる子だと思う程度でした。 ところが周りからは、私の息子への対応が甘過ぎる、しつけが悪いと言われることもありました。そう指摘され、息子に厳しく接することも。そのため、3歳半健診で「発達障害の疑いがある」と言われたとき、「本当に発達障害かもしれない」という思いと、「いや違う、私のしつけのせいだ」という思いから毎日悩みました。 息子の個性と親のしつけを考える 1年後の健診で、息子は「発達障害ではない」との診断を受けました。テスト結果は、同年代より優れている部分と劣っている部分の両方がありましたが、普段の生活でも、ほかの子より優れている部分と劣っている部分の差が大きい息子。以前はその劣っている部分を直そうと、厳しくしつけをしていました。 私はその視点を変えることにしました。周りからのプレッシャーもありましたが、今は息子の個性を大事にして優れている部分を伸ばそうと考えています。 息子は、いまだに幼い子のように自分の感情を強く出します。それは、のちに発達障害と診断されることになるかもしれません。でも、私には息子の優れた部分もきちんと見えています。今はその個性を大切にしたいと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/imasaku監修/助産師REIKO著者:シュストルじゅんこ二児の母。海外で結婚し、2人の男の子を妊娠・出産。異文化を楽しみながら子育てをしている。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2022年12月06日