フリーアナウンサーで女優の八木亜希子(54)が12月24日、線維筋痛症のため休養すると発表された。八木の所属事務所によると、「数日前から原因不明の体調不良が続き、回復の兆しがみられない為、医療機関にて診察を受けたところ、線維筋痛症との診断を受けました」と経緯を説明。さらに「医師からの指示により、しばらくの間全ての仕事をキャンセルし、休養させていただく事になりました」とし、「治療については数日間入院し、その後は通院にて行う予定です」と今後についても報告された。八木が患った線維筋痛症とは、関節や筋肉など全身に激しい痛みが起こる病気とされている。さらに疲労感や頭痛、睡眠障害といった症状から、うつ病を併発するケースもあるという。同日には、毎年恒例番組『明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー2019』(フジテレビ系)が深夜に生放送される予定だった。だが八木の休養を受けて、フリーアナウンサーの中野美奈子(40)が代役を務めると発表された。同番組は事前に「不幸だった出来事」を募集し、放送中に明石家さんま(64)と八木が投稿者へ電話をかける。投稿者の「不幸話」が面白ければ合格となり、プレゼントが贈られる。今年で35年目となるさんまと八木のコンビ。その息の合った掛け合いも見どころの一つで、クリスマスイブの“風物詩”となっていた。そのため、Twitterでは八木を心配する声が相次いでいる。《明石家サンタ、今夜放送なのに‥ 残念だ‥ 最近、病気関係の話題が多い様な気がする‥ ゆっくり治して、戻って来て欲しい》《八木亜希子さん…長年続いた明石家サンタが… 残念ですが回復をお祈りしています》いっぽう21日放送のラジオ『八木亜希子 LOVE&MELODY』(ニッポン放送)では、元気な声でクリスマスソングを選曲していた八木。そんな八木にこんな声も上がっている。《明石家サンタに電話出演待ってます!十分に休養してまた元気なお姿見せてください!》《八木さんは無理しないで休んでほしいけど、電話出演してくれるのも期待してしまう。。》
2019年12月24日フリーアナウンサーの八木亜希子(54)が線維筋痛症のため当面の間、休養すると12月24日に発表された。24日は毎年恒例の「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2019」(フジテレビ系)の放送日。放送当日に同番組への出演も中止となり、八木を気遣う声が上がっている。各メディアによると八木は、数日前から原因不明の体調不良が続き医療機関にて診察を受けた。すると全身の筋肉に強い痛みなどが出る線維筋痛症であると判明。しばらくの間、全ての仕事をキャンセルし休養すると決定した。所属事務所は「治療については数日間入院し、その後は通院にて行う予定です」とコメントしているという。00年3月にフジテレビを退社し、フリーアナウンサーに転身した八木。以降はアナウンス業のみならず、女優としてテレビCMやドラマ、映画にも出演。幅広い分野で活躍している。その最中での休止に、ネットでは気遣う声が上がっている。《「死に至る病ではないが死にたくなる程の痛み」と聞いた事あります。とてもお辛いと思いますが、一日も早く良くなります様に祈ります》《これまでもある程度の期間、痛みに耐えつつお仕事をされてきたのではないか。ゆっくり休んで、回復してほしい》さらに線維筋痛症について《まだ日本では医師にさえ認知度が低いし、保険もききません》《著名人が公表することで周りの人にこの病気を理解してほしい》といった声も上がっている。また「明石家サンタ」には恒例のやりとりがある。94年の放送時、「八木さんのファンです」とハガキに書いて投稿した男子高校生がいた。当時のさんまが「どういうところがいいの?」と訊ねたところ、高校生は「いや、別に……」とそっけない態度で返答。スタジオが大爆笑となったことで、以降も様々な投稿者がこのやり取りを真似してきた。そのためネットでは《恒例のくだりが見れないのは甚だ残念》《恒例の『別に』が聞けると思ってたのに》《このやり取り見れんのかあ》と惜しむ声が。いっぽうで「明石家サンタ」の出演休止を「残念」としながらも、八木を労る声が上がっている。《2人の司会と掛け合いはとても面白く、楽しみにしていたので残念ですが、この病気は難病と聞くし、治療に専念して完治を目指してほしいです》《明石家サンタ、八木さんの聖母のような、そしてはしゃぐさんまさんを優しくフォロー時には厳しくな感じの名コンビ、今年は見れないのか、八木さんお大事に》《明石家サンタを待ちわびていたので、突然の告知にショックです。でも、治療に専念してたっぷり休養して…元気になってください!応援してます!》
2019年12月24日劇団EXILE 町田啓太が25日、ジョルジオ アルマーニ ビューティの期間限定ポップアップストア「アルマーニ ビューティ KOYO」に登場し、招待者限定のトークショーを行った。同スポットは、18日より発売されたアルマーニ ビューティの"リップ マエストロ"新作「マット ネイチャー」から椅子パイアされた、紅葉をテーマにしたポップアップストアで、26日〜27日の2日間オープンする。エレガントな女性のイメージを聞かれた町田は、「電車の中で席を譲ってたり、気軽に手を差し伸べられる女性は素敵だと思いますし、写真におさめたくなりますよね。優しさが滲み出てる感じが、エレガントじゃないのかな」と表す。そんな女性につけてもらいたいリップとしては、「リップ マエストロ #405」をチョイス。「優しい感じもあるし、強さもあるし。このリップをつけてる方と紅葉を見に行ったら、思わず写真に撮りたくなるだろうなと思います」と、やはり写真を撮りたい様子だった。一方で「男性でも(リップを)つけてもいいと思いますし、もちろん」と男女問わないスタイルを提示する町田。「いろんな情報がたくさんある中で、自分らしくというのが一番いいと思いますし、自分なりのファッション、ライフスタイルを楽しんでいればいいなと思います。男女関わらず楽しく生きていけたらいいなと思っていますので」と語った。トークイベント後の取材では、観客15人という少数のイベントに「こんなに距離感近いこともなかなかないですし、不思議な感覚。メディアの方々の方が多くて、逆に新鮮でした」と笑顔に。女性の唇の好みを聞かれると、「目に焦点がいくくらい唇にもいくから、艶感がある方が好きです。僕は唇がすごく薄いので、厚めの方に憧れます」と回答する。2020年には劇団EXILE全員の舞台『勇者のために鐘は鳴る』公演も控えており、「メンバーみんなで、バーベキューしに行ったりはしてて、すっごく楽しかったですね」と振り返り、その場の酒は「レモンサワーが多かったかもしれないですね」と明かした。また、リップをプレゼントしたい人は? と聞かれると、「妹は全く化粧気がないので、プレゼントしてあげたいです。旦那さんも子供もいて、ふだんからドレスアップしないので、プレゼントしたい」と家族思いな一面も。家族間のプレゼントは「最近になってするようになりました」と言うも、よく考えると「僕だけもらってないです。せがまないとダメですね」と苦笑。しかし「気持ちなので。見返りがほしくて渡すわけではないので、プレゼントしようかな」と意欲を見せていた。
2019年10月25日劇団EXILEの町田啓太が、11月20日に自身初の写真集『BASIC』(光文社)を発売することが10日、明らかになった。写真はすべて撮り下ろしの2部構成。新宿・ゴールデン街で飲み歩く姿など大人の表情を映した第1部、地元・群馬で学生時代の思い出の地を巡る第2部にわたって、「29歳 俳優・町田啓太」の素顔を切り取った。1万字ロングインタビューのほか、素の姿を捉えた約20分のメイキングDVDも収録。撮影は気鋭の写真家・彦坂栄治氏が担当した。また、発売記念イベントとして、お渡し握手会を東京で12月1日、大阪と名古屋でも11月24日に開催予定。予約特典として、オフィシャルファンクラブ「EXILE TRIBE FAMILY」限定で「町田啓太直筆サイン本」、「EXILE TRIBE STATION」では「EXILE TRIBE STATION 限定版特製ポストカード本人直筆メッセージ付き(プリント)」が付く。さらに楽天ブックス限定で表紙違いの限定版も発売(特製しおり付き)。今回の発表を受け、町田は「この度、1st写真集を出版させて頂くことになりました! 僕が生まれ育った地元で懐かしの場所を巡りながらワクワクしたり、旧友たちとの対談での暴露話にヒヤヒヤしたり、ゴールデン街で雨に打たれながら撮影したり…素敵なスタッフさんたちと気の向くままに楽しみながら作った思い出の一冊です!」とアピールし、「この機会に僕の根本にある好きなことや興味のあること、感じていることをみなさんと共有させて頂ければと思いながら撮影に挑ませて頂きました。是非楽しみにしていてください!」と呼び掛けている。
2019年10月10日グラビアアイドルの星名美津紀がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『パラダイスラブ』(ともに発売中 DVD:4,104円税込 ブルーレイ:5,184円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントを行った。2012年8月にリリースした1stDVD『純情恋愛』が新人としては異例の大ヒットを記録して一躍人気グラドルの仲間入りを果たした星名美津紀。以降はトップグラドルとしてグラビア業界を牽引するなど、その活躍ぶりは目を見張るものがある。そんな彼女の通算18枚目となる同DVDは、今年5月に常夏のハワイで撮影。ハワイの大自然をバックに、グラビアの王道的なシーンを見せつつも、ますます色気に磨きがかかったセクシーなシーンも大胆に披露している。最新作について星名は「今回は彼氏とハワイ旅行に行くという設定で、彼氏とイチャイチャしました(笑)。台本がなかったので、セリフはすべてアドリブでやらせてもらって。私と付き合ったらこんな感じになると思います。すごくリアルな感じなので、楽しんでいただければ」と解説。見どころについては「ハワイのジャングルのようなところでは、蚊がいっぱいいたんですけど、タンクトップに短パンという格好で頑張りました。それと今回は久しぶりに制服を着ています。お声がある限り、着たいと思っています」とあげながら、「いつもは水着の内側に両面テープを貼っていますが、今回はいつもより倍でした(笑)。おっぱいを楽しめるシーンはいっぱいあり、彼氏と一緒にお風呂に入ったシーンがオススメです。彼氏の身体を洗ってあげたんですけど、彼氏目線が俯瞰して見られると思います」とアピールした。一段とセクシーさが増した星名。「今年で23歳になったので、少しずつ大人の階段を上っていると思います。ただ、特にこれが大人というものを自分で見つけ出していないので、26歳ぐらいまでに見つけられたらと思います。大人ってなんだろう? まだ分からないですね(笑)」と実感が湧いていないという彼女に「26歳までやりたいことは?」と問うと「マグロやカツオの一本釣りをしてみたいです。中々やる時間がないので、やってみたいですね」と無邪気に笑っていた。
2019年09月03日グラビアアイドルの星名美津紀が、最新イメージDVD&ブルーレイ『パラダイスラブ』(各4,104円税込 ブルーレイ:5,184円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。2012年8月にリリースした1stDVD『純情恋愛』が新人としては異例の大ヒットを記録して一躍人気グラドルの仲間入りを果たした星名美津紀。以降はトップグラドルとしてグラビア業界を牽引するなど、その活躍ぶりは目覚ましい。最新作となる同DVDは、常夏のハワイで撮影。ハワイの大自然をバックに、グラビアの王道的なシーンを見せつつも、ますます色気に磨きがかかったセクシーな身体も披露している。水着はどれも過激なものばかり。ビーチではピンクの三角ビキニに現在グラビア界で大流行のY字形超ハイレグ変形水着など、大胆な水着を着用。バスルームで着用したチューブトップ風水着も秀逸で、上からカメラで捉えたHカップバストは見る者を虜にするだろう。水着以外の衣装も胸元が全開で、どのシーンでも星名のバストを堪能できる。また、ビーチや猫のコスプレなどのシーンではキュートな星名が見られる反面、大人スイッチが入ると表情も激変。一段と大人っぽくなった星名が誘惑目線で見る者をドギマギさせる。なお、同DVDの発売を記念したイベントが9月1日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA 1号店 サブカル・モバイル館6F(12:00~、15:00~)、9月8日に大阪・難波のソフマップなんば店8F イベントスペース(13:00~、15:30~)でそれぞれ開催される。
2019年08月28日「別冊フレンド」(講談社)にて連載中で、芸能人と一般JKの秘密の恋を描くみきもと凜の同名少女まんがを映画化した『午前0時、キスしに来てよ』。この度、八木アリサが橋本環奈演じる主人公の恋のライバル役で出演することが決定した。この度、本作への出演が決定したのは、雑誌「ViVi」の専属モデルをはじめ、最近は女優としても活躍の場を広げる八木アリサ。公式Instagramのフォロワーは51万人を超え、同世代の女性からカリスマ的存在として絶大な信頼を誇っている。そんな彼女が演じるのは、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のボーカル、片寄涼太演じる国民的スター・綾瀬楓の元カノで、自身も売れっ子の美人女優というカリスマ的な存在である内田柊役。別れたあとも密かに楓のことを想い続け、橋本環奈演じる日奈々の前に恋のライバルとして立ちはだかる。今回、そんな八木さんと片寄さんの2ショット写真が解禁。一般JKである日奈々の可愛らしい雰囲気とは正反対の、クールで大人な柊の魅力が垣間見え、元恋人同士の2人のただならぬ雰囲気が漂う1枚となっている。八木さんは、自身の役について「柊は、日奈々の恋敵という役どころですが、実はまっすぐな想いをもった優しい女の子です。そんな柊を丁寧に演じられるように役と向き合いました。初めて京都弁にも挑戦しています!!」とコメントし、原作の設定どおり京都弁に初挑戦することも明かした。また、「女の子の憧れがたくさん詰まっているまぶしい物語になっていますので、ぜひ劇場できゅんきゅんしてください」と観客へのメッセージも送っている。『午前0時、キスしに来てよ』は12月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:午前0時、キスしに来てよ 2019年12月、全国にて公開予定Ⓒ2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会
2019年07月05日モデル・女優の八木アリサが、片寄涼太&橋本環奈のW主演映画『午前0時、キスしに来てよ』(12月公開)に出演することが5日、明らかになった。同作はみきもと凜による同名コミックを実写映画化。超・まじめ人間で優等生だが実は夢見がちな花澤日奈々(橋本)が、ある日映画の撮影で高校にやってきた国民的人気スター・綾瀬楓(片寄)に出会い、2人は惹かれていく。住む世界が全く違う2人には、思いもよらぬ障害が次から次に押し寄せる。八木が演じるのは、日奈々の恋のライバルとして登場する内田柊。国民的スター・綾瀬楓の元カノで、自身も売れっ子の美人女優というカリスマ的な存在であり、別れたあとも密かに楓のことを想い続け、日奈々の前に立ちはだかる。さらに、元恋人同士の楓と柊が夜のバーで見つめ合う2ショット写真も初解禁。一般JKである日奈々の可愛らしい雰囲気とは正反対の、クールで大人な柊の魅力が垣間見える写真となっている。○八木アリサ コメント柊は、日奈々の恋敵という役どころですが、実はまっすぐな想いをもった優しい女の子です。そんな柊を丁寧に演じられるように役と向き合いました。初めて京都弁にも挑戦しています!! 女の子の憧れがたくさん詰まっているまぶしい物語になっていまので、ぜひ劇場できゅんきゅんしてください。
2019年07月05日BS11の八木菜緒アナウンサーと、箱根駅伝で「山の神」と呼ばれ活躍した柏原竜二氏が16日、それぞれのSNSで結婚したことを発表した。八木アナは自身のツイッターを更新し、「私事でございますが、私、八木菜緒は、本日2019年4月16日に柏原竜二さんと入籍いたしました。これから一人の妻として彼を支えられるよう生じて参ります」と報告。そして「お互い支え合いながら朗らかな家庭を築き、これまで以上に誠実に仕事と向き合い、取り組んでいく所存です」とした。そして、柏原氏もブログで入籍を報告し、「これから、一人の夫として彼女を支えられるよう、精進して参ります。また、本来であれば関係者の皆様に事前にご報告をしなければなりませんでしたが、時間都合であったり、業務都合であったりと二人の時間が中々取る事ができず、ご報告が遅れました事お詫び申し上げます。大変恐縮ではございますが、この場を借りてご報告とさせて頂けたら幸いです」とつづった。
2019年04月16日『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』の原恵一監督最新作『バースデー・ワンダーランド』から、声優の藤原啓治と矢島晶子が担当するキャラクターが登場するちょっと怖い本編シーンが到着した。女優・松岡茉優が主人公の声を務めるほか、杏、麻生久美子、市村正親ら豪華俳優陣が参加することでも話題の本作。今回到着した映像は、「クレヨンしんちゃん」の初代“ひろし”と“しんのすけ”の声でお馴染みの藤原さんと矢島さんが演じるワンダーランドの世界を荒らす“悪役コンビ”、ザン・グとドロポのシーン。アカネが泊っている宿で、食料を奪おうとするザン・グとドロポ。食料が減り、水不足の危機に陥っているワンダーランドだが、「食い物を出せ」と店主を脅し、むりやり食べ物を奪ってしまう。さらに睨みつけて水も要求、怒った勢いでテーブルを破壊してしまう。ひろしとしんのすけとは全く違うキャラクターのザン・グとドロポだが、2人には本当の目的もあるようで…。「クレヨンしんちゃん」をはじめ、『河童のクゥと夏休み』『カラフル』『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』にも出演するなど、原監督作品には欠かせない存在となっている藤原さんと矢島さん。原監督は2人に絶大な信頼を寄せており、「敵役のザン・グとドロポの悪役コンビは、藤原さんと矢島さんにぴったりだと思ったので演じてもらうことにしました」とコメント。また「藤原さんにはワンダーランドの誰もが恐れているザン・グの怖さを表現してもらい、矢島さんは悪役だけどどこか憎めないドロポを演じてもらいました。ひろしとしんのすけとは真逆の悪役キャラを楽しみにしてほしいです」と呼びかけている。『バースデー・ワンダーランド』は4月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:バースデー・ワンダーランド 2019年4月26日より全国にて公開©柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会
2019年04月04日元ロエン(Roen)デザイナーの高原啓(タカハラヒロム)とロックバンド「L’Arc〜en〜Ciel」のボーカル・HYDEによる「スイッチブレード(SWITCHBLADE)」、および高原啓による「ブラック ハニー チリ クッキー(BLACK HONEY CHILI COOKIE)」が、2019年3月28日(木)、合同ファッショショーを開催。ショーで発表された新作アイテムは、2019年4月より各取扱店舗で発売される。鬼龍院翔らも参加のイベント内で披露ファッショショーが実施されたのは、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔らも参加したカルチャーイベント「- 遊 嬉 宴 楽 -」内。ショーモデルには、摩天楼オペラの燿をはじめとするヴィジュアル系メタルバンド、ロックバンドのメンバーらを多数起用した。会場中央に伸びたステージには、まずはじめに「スイッチブレード」、続いて「ブラック ハニー チリ クッキー」を纏ったモデルたちが登場。彼らは、4月より発売される新作と、これまでに発売されたアイテムを織り交ぜたコーディネートで、舞台の上を進んでいく。スイッチブレードショー前半を飾った「スイッチブレード」とは、“移り行く時代の中でも不良でいる良さを失くしたくない”そんな内に秘めたナイフをファッションで表現したい人たちに向けたストリート系ファッションブランド。高原啓とHYDEプロデュースのもと、2017年に誕生した。「スイッチブレード」は、グラフィックを配したTシャツやフーディー、背中にブランドロゴをあしらったロングシャツ、クラッシュデニムパンツなど、カジュアルなスタイルを多数披露。カラーはハードなブラックをベースに、鮮烈なレッドを差し込み、コントラストを効かせた。真っ赤なスカーフをアウターのエポレットに結んだり、レッドのベルトをブラックのシャツワンピースに配したり、といった具合だ。ブラック ハニー チリ クッキー会場を照らすライトがレッドからブルーへと変わると、高原啓が2017年、「甘さ」と「辛さ」と「腐った味」をキーワードに立ち上げた「ブラック ハニー チリ クッキー」のルックが姿を現す。序盤に登場した艶やかなレザーのマント風ジャケットや、ブラックのファーをたっぷりとあしらったコートは、力強くもエレガントなムードを放っている。その他、ブルーグラデーションのデニムとディアスキン(鹿革)を張り合わせたジャケットや、レオパード柄を配したワイルドなライダースジャケット、鋭い眼光の猫をカットソーなどを使ったルックも目を惹いた。【詳細】スイッチブレード&ブラック ハニー チリ クッキー 新作アイテム発売時期:2019年4月アイテム例:<スイッチブレード>・REVERSIBLE MA-1 48,000円・SARROUEL CARGO PT 32,000円<ブラック ハニー チリ クッキー>・Coating Parka 52,000円・Leather Shirt 98,000円取り扱い店舗:<スイッチブレード>ROYAL FLASH 神宮前店ほかROYALFLASH各店、DETRUIRE、second image、Hardi Vague、BRYAN、arco など<ブラック ハニー チリ クッキー>ROYAL FLASH 神宮前店ほかROYALFLASH各店、DETRUIRE、MENS SELECTION、second image、Hardi Vague、VILLAGE、BRYAN、arco、disruptive(住所:愛知県名古屋市中区新栄一丁目6-3 シャインビル2F) ほか
2019年03月31日映画『PRINCE OF LEGEND』で“先生王子”を演じている 町田啓太さん。同作の見どころから自分を王子に例えるなら何王子か、などまで語っていただきました。町田啓太 as 先生王子/結城理一(ゆうきりいち)普段の自分に王子らしいところなんてないのかも。僕が演じている結城理一は、「三代目伝説の王子」の座を巡る舞台となる、聖ブリリアント学園の英語教師。先生界の絶対的エースで、生徒にまぎれて自分も伝説の王子を目指しますが、バトルを繰り広げる王子たちがこぞって成瀬果音というひとりの女生徒に夢中になる中、自分は1ミリも興味ないっていうところに自問自答するんです。結城は美に対する執着が人一倍強く、他の王子も美意識は高いはずなのに、どうして自分だけ成瀬果音に惹かれないんだ、と。台本をいただいた時は、その執着が行きすぎているように感じて、どう表現すればいいのかと正直迷いました。でも、それが滑稽で、笑ってもらえるようなキャラクターになればいいのかな、と思うようになって。自問自答するシーンは、あえて子どものように感情的になり、思い切り演じました。基本的にはひとりで演技をしているシーンが多かったんですけど、TEAM 3Bの3人との絡みも、実はわりとありました。彼らは卒業生の役で、実際の年齢も僕と近かったから、すっかり意気投合して、4人でしょっちゅうごはんや飲みに行く仲に。大人同士、本当に楽しかったですね。それと3Bには、1回ターンしてから「彼氏にしてはいけない3B」と言ってポージングを決めるシーンがあるのですが、こだまたいちくんは、そこで毎回ヨレヨレッとフラつくんです。それが面白すぎて、なんだかキュンとしました(笑)。他にも、この王子はモテそうだと思ったのは、川村壱馬くん。選手権内で一人の女生徒に対して、王子一人ひとりが壁ドンをするという対決があったんですけど、撮影後、「誰の壁ドンが一番キュンとした?」って、みんなで女生徒役の方に聞いたら、「壱馬くん」と。それを言われた瞬間、普段は硬派な壱馬くんが、「よっしゃ!」って跳びはねて。あんなかわいらしい一面を見たら女子はキュンとするでしょうね。僕がキュンとされるような王子らしいところですか?どうなんでしょう…。プライベートの僕は、「しみったれた王子」ですからね。いや本当に、田舎育ちで、静か~なところが好きなんです。きちんとしている役柄が多いせいか、人からは「公務員みたい」って言われることがありますが、本人まったくきちんとしていないですし(笑)。そんな普段はさておき、この映画では“王子”を全うしています。とにかく僕のシーンは、箸休め的な感じで楽しんでもらえたら。全編を通しては、友達や恋人と、映画館で笑いながら観ていただけると嬉しいですね。あとは、奏役の涼太にしかできない素敵なシーンもあったりするので、それをぜひ楽しみにしてもらえたらなって思います。まちだ・けいた1990年7月4日生まれ、群馬県出身。俳優。劇団EXILEのメンバー。今年1月公開の映画『二階堂家物語』に出演。また、出演映画『L♥DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』が3月21日公開。ジャケット¥64,000シャツ¥28,000パンツ¥36,000(以上ウィーウィル/ウィーウィル ギンザTEL:03・6264・4447)その他はスタイリスト私物映画『PRINCE OF LEGEND』監督/守屋健太郎脚本/松田裕子出演/片寄涼太、鈴木伸之、佐野玲於、清原翔、町田啓太ほか3月21日より全国東宝系にて公開。©2019「PRINCE OF LEGEND」製作委員会※『anan』2019年3月27日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・KOHEY取材、文・菅野綾子保手濱奈美(by anan編集部)
2019年03月23日シンガーソングライターの須澤紀信が自主企画ライブイベント「キシン伝心 Vol.1」を3月9日に下北沢CLUB 440で開催。TBSラジオのレギュラー番組と同タイトルを名付け、ラジオさながらのたっぷりのトークと趣向を凝らした歌の数々で観客を楽しませた。【チケット情報はこちら】普段から敬愛するシンガーソングライターをゲストパートナーに迎え、この日限りの音楽ユニットでそれぞれの持ち歌によるセッションや影響を受けたアーティストのカバーなどを繰り広げる、1月26日に開催されたVol.0に続き今回2回目となる本イベント。オープニングナンバーは、1stシングル『はんぶんこ』のアコースティックギター弾き語りからスタート。須澤の透き通った優しい歌声に観客はうっとりと聴き入った。続いてこの日のゲストパートナーであるピアノ弾き語りのシンガーソングライター坂本タクヤをステージに迎え入れ、ここからはお互いが生まれ変わりたいものから命名したという“生イルカメロン”とのユニット名でセッション。坂本の最新ミニアルバムに収録の『日々』をコラボし、坂本は心をこめたハイトーンボイスによる甘い歌声で観客を魅了した。ミニアルバム表題曲の「帰ろうか」では、須澤がバイオリンで参加し、美しい音色を聴かせた。また、須澤の1stアルバム『半径50センチ』から『いいんだよ』も演奏し、ふたりで美しいコーラスを響かせた。影響を受けたアーティストを紹介するコーナーでは、須澤が「すべての楽器をレコーディングするセルフプロデュースで憧れている」という斉藤和義の『空に星が綺麗』や、坂本が「歌を始めたきっかけ」という中孝介の『花』をふたりで歌い上げた。観客のアンケートに答えるコーナーもあり、「過去と未来に行けるとしたらどっち?」や「自分自身で変えたいところは?」など、多くの質問に回答。息の合ったふたりの軽快なトークに会場は爆笑の渦になった。最後は、須澤が坂本をイメージして書き下ろしたという、生イルカメロンの唯一のオリジナルソング『アソート』を披露。本作は「タクヤさんがラブソングをあまり書かないので」という理由から須澤が制作したラブバラード。ふたりの温かく包み込むような歌声に拍手喝采となり、須澤の自主企画イベントは大成功で幕を閉じた。今後のコンサートは、5月18日(土)渋谷RUIDO.K2での2ndワンマンライブ「~ボクの街、キミの街~」が決定している。今回の「キシン伝心」の、人となりや内面にフォーカスを当てたアットホームなイベント内容とは別の側面である、須澤が音楽に真摯に向き合う姿をバンドサウンドで魅せる、エネルギッシュなステージになるという。「この5月という季節は出会いや別れがあり、新しい生活が始まり、その後にちょっとホームシックになったりもするタイミング。地方から上京組の僕だからこそ、そんな心に寄り添える歌も歌ってみたい」と須澤が語るように、この日のために新曲を鋭意制作中。このワンマンライブに足を運び、“須澤ワールド”にどっぷり浸ってほしい。チケットは発売中。取材・文:門 宏
2019年03月20日筋肉芸人のパイオニア、サバンナの八木真澄さんと、アメリカへ筋肉留学までした、なかやまきんに君。「ザ☆健康ボーイズ」の名でユニットを組む二人が、和気あいあいと、時に真面目に、筋肉談議!――おふたりが筋トレにハマったきっかけは?八木:僕は、小6の頃、肥満児やったんですよ。160cmで80kgもあったんで、ダイエットとして始めたんが最初ですね。なかやま:おにぎり食べては褒められまくった時代(笑)。八木:「よく食べるね」って。筋トレと食事制限で中2の頃には173cmで65kgまで落ちて、今の体型ベースができた感じですね。なかやま:僕は、高校のバスケ部を引退して、運動不足解消でジムに通いだしたのが始まりです。――なぜユニットを組むことに?なかやま:八木さんが土下座して頼んできたんで仕方なく…。八木:誰がやねん!違うわ(笑)。なかやま:本当は、僕がNSC生だった’99年頃、深夜番組の運動対決企画に呼んでもらったんです。その対決相手が、八木さんとレイザーラモンHGさん。八木:僕がいちばん先輩で、すでに筋肉キャラでやってて、HGは新人、きんに君は無名のマッチョなNSC生。この中ならテレビの流れ上、僕が勝つはずなんですよ。なかやま:八木さんは、その番組のレギュラーでしたしね。八木:なのに、こいつ全然、手加減せんと優勝してしまった(笑)。それ以来、交流が続いてて、結婚式の2次会の余興で組むようになり、営業もやりだして。タンクトップ&短パンで、冬の営業は過酷ですよ…。北海道の陸別町というマイナス30°Cの世界でやった時なんて、食べかけのラーメンが食品サンプルみたいに立ってましたから。暖かいって言われて入った楽屋の温度が0°C(笑)。なかやま:山形県で冬に終日ロケした時、八木さんはトレンチコート羽織ってましたよね?八木:あまりの寒さに我慢できへんくて着させてもらったら、翌年、きんに君はそのままで、僕だけが代えられた(笑)。――(笑)。ザ☆健康ボーイズのネタはどうやってできたんですか?八木:ロケバス内の遊びで、筋トレクイズをお互い出し合ってたんです。「プロテインと書いて何て読む?」「神の粉」「女神の涙といえば?」「コラーゲン」って感じで。それを一本にまとめました。――八木さんは、筋肉芸人の先駆け的存在ですよね。八木:僕が始めた25年くらい前は、鍛えてる人がほんまにいなかった。プロテイン飲んでるだけで珍しがられて、「何、飲んでんねん、ステロイドか!?」って笑いになって。当時は筋肉芸人の先駆けとしてやってましたけど、今はいっぱいいるでしょ。HG、(品川庄司の)庄司、他事務所にも小島よしお、オードリーの春日…。後輩からの突き上げがすごすぎる(笑)。なかやま:八木さん、本当に筋肉キャラやってきました?昔、一緒にトレーニングした時だって、ベンチプレスが全然胸まで下がってませんでしたよ。「ベンチプレスは110kgでやってる」って言っちゃった手前、無理やりやっただけでしたよね?八木:後輩と筋トレするからには「かまさな!」と思って。普段より5kg重たいので回数も多めにやったら、1週間筋肉痛でまともに動けんかった…。左・八木真澄(サバンナ)やぎ・ますみ1974年8月4日生まれ。京都府出身。YouTubeチャンネル「YAGI TV」やSNSで情報発信中。吉本坂46『泣かせてくれよ【八木真澄(サバンナ)盤】』が好評発売中。右・なかやまきんに君1978年9月17日生まれ。福岡県出身。「ザ・プロテイン」をプロデュース。昨年『ウケる筋トレ』を上梓した。YouTubeチャンネル「ザ・きんにくTV」や「ザ☆きんにくブログ」も好評。※『anan』2019年2月20日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年02月17日モデルの八木アリサが4日、都内で行われた「Samantha Thavasa 25周年キック・オフプレ発表会」に出演した。八木は、人気モデルたちが登場したファッションショーのトップバッターを飾り、白のショートパンツに白のトップス、赤いバッグというコーディネートを披露。美脚全開でランウェイを歩き、抜群のスタイルで魅了した。同ステージには、八木のほか、石川恋、滝沢カレン、鈴木愛理、舞川あいく、オードリー亜谷香、新川優愛も登場した。同イベントは、今年3月にサマンサタバサが25周年を迎えることを記念して開催。抽選で選ばれた1,000人を招待し、プロジェクト発表のほか、豪華ゲストによるトークショーやライブパフォーマンス、ファッションショーなどを実施した。撮影:蔦野裕
2019年02月04日2月9日(土)、サントリーホールで行われる東京都交響楽団プロムナードコンサートでは、小泉和裕と川久保賜紀による、季節を彩る演奏が楽しめそうだ。【チケット情報はこちら】川久保賜紀がチャイコフスキー国際コンクールで最高位、サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝してから、15年以上が経つ。その後、同世代の音楽家とピアノ・トリオを結成したり、タンゴの演奏に取り組んだりと演奏家としての幅を広げつつ、現在もソリストとして第一線で活躍しているのは多くの方がご存知の通りだ。ヴァイオリン協奏曲のなかでチャイコフスキーと並んで人気の高いシベリウスは、川久保が昔からレパートリーにしている作品のひとつ。続いて演奏される《冬の日の幻想》と曲の冒頭がそっくり、という共通点をもった凝ったプログラミングと合わせてお楽しみいただきたい。チャイコフスキーの交響曲第1番を小泉和裕が都響で取り上げるのは、今回を含めてなんと3回目。同じチャイコフスキーの交響曲でも第2番や第3番より演奏している点を鑑みれば、小泉の思い入れが伝わってくる。初期の作品ではあるが、チャイコフスキーらしい哀愁と情熱が詰まった名曲であることを、小泉による重厚な音楽づくりで気づけるはずだ。公演のチケットは発売中。文:小室敬幸(音楽ライター)
2019年02月01日劇団EXILEの鈴木伸之と八木将康が22日、LDHのファンクラブ会員向け動画配信アプリ「LDH TV」の劇団EXILEオリジナル番組内で「1分間に最も多く箸でキャッチしたマシュマロの数」のギネス記録にチャレンジ。これまでの記録35個を大幅に上回る43個を記録し、ギネス世界記録を達成した。今回、鈴木と八木が挑戦したギネスチャレンジは、2m離れた場所から1人がマシュマロを投げ、もう1人が箸でつかむというもの。1分の制限時間のなかで、いくつ成功できるかを競う。会場には劇団EXILEやDEEPのメンバーも駆け付け、さらに三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの山下健二郎やTHE RAMPAGE from EXILE TIBEの川村馬壱から応援コメントの映像がサプライズで届くなど、2人の挑戦を後押しした。ギネス公式認定人の合図でチャレンジが始まると、野球経験者の鈴木が抜群のコントロールでマシュマロを投げるのに対し、同じく高校球児だった八木が、見事な箸さばきで次々とキャッチを繰り返した。一時はマシュマロをスタンバイするスタッフが追い付かない場面もあったが、これまでの記録を大幅に上回る記録でギネス記録更新を果たした。今回の快挙に八木は「まじで嬉しいです! ギネスに名前がのるなんて信じられない!」と喜びをあらわにし、鈴木も「これを皮切りに、いろんなギネス記録を更新していきたいです!」とさらなる記録に意欲を見せた。
2019年01月24日ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会(3月11日(月)・紀尾井ホール)に挑む川久保賜紀(ヴァイオリン)と小菅優(ピアノ)。ふたりのデュオは、海外ではたびたび演奏を重ねているものの、国内では、今年7月に開いた、やはりブラームスのソナタ全曲演奏会に続き、これがまだ2度目となるフレッシュな顔合わせだ。【チケット情報はこちら】「優ちゃんのピアノのヴォイシング(発音、音色作り)がすごく好き。とても情熱的でレンジが広くて、一緒に遊べます」(川久保)「賜紀ちゃんは型にはまらずに楽器を自由自在に歌わせる。こちらが何か投げかけると、すごく自発的な答えが返ってくるので、そのやりとりが楽しい」(小菅)ブラームスの3曲のヴァイオリン・ソナタは、作曲家としての成功を確固たるものにし、円熟期に向かう46歳から55歳の間に書かれた後期作品。明るさと哀愁が行き交う第1番。充実したたくましい作風の第2番。重厚だが内省的で暗鬱な第3番。いずれもヴァイオリンの魅力を堪能できる傑作だ。3曲を続けて演奏するのは精神的にかなりヘビーだという。「第1番の切なさから第3番のエネルギッシュな若々しさまで、そのペーシングというか弾き分けが難しい。頭と手がマッチしなければいけないし、それがコントロールされている作品だと感じます。やり過ぎてもダメですし、全体を見て音色を作っていかなければならない。そこが難しいし、面白いところですね」(川久保)「ピアノもそうです。途中であまり楽しみ過ぎないで、全体の受け渡しをうまく考えていかないとブラームスの本意を伝えられません。あとは、北ドイツの作曲家らしい、感情を爆発しきれない内面性をどう表現するか。外に出すのではなく、内側に向かって。たとえばピアニシモを、私たちが聴かせるのではなく、お客さんを私たちのピアニシモに引き込まなければならないと思います。そこがブラームスの音楽の微妙なところですね」(小菅)10年ほど前にヴァイオリニスト樫本大進の紹介で知り合って以来の仲の良い友人同士。「優ちゃんはいろんなことに興味を持っていて知識もある。ちょっとシャイなんですけど、話すととても面白い。頭がいいんだなって思います。特別な存在です」(川久保)「賜紀ちゃんはいつも自然体です。おごらないで、誰にでもフレンドリーで。ふたりとも食べるの好きだよね」(小菅)「優ちゃんのロール・キャベツや、サーモンとセロリとトマトのオーブン焼きは絶品」(川久保)「賜紀ちゃんはやっぱり、マーマレードを使った手羽先の照り焼きが美味しい!」(小菅)そんな気心知れた相手とのブラームス。「優ちゃんの音楽の幅広さをヴァイオリンで表現できるようにしたい。まだ弾いたことがないようなヴァイオリンを弾きたいんです。それがブラームスならできるかなと思います」(川久保)「お互いに新しいことを生み出せたらいいなと思います。今まで以上に時間をかけて作り上げていきたい。今までふたりで弾いてきたなかで1番大きな課題だと思います」(小菅)取材・文:宮本明
2018年12月17日二宮啓によるモンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)のコレクション「6 モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ(6 Moncler Noir Kei Ninomiya)」にフォーカスした特別なイベントが、ハウス オブ ジーニアス 東京(HOUSE OF GENIUS TOKYO)にて、12月8日から20日まで開催される。ハウス オブ ジーニアス 東京は、モンクレール ジーニアスに特化した12月30日までの期間限定コンセプトストア。今回行われるイベントでは、バルーンアーティストユニットのデイジー バルーン(DAISY BALLOON)とのコラボレーションによるインスタレーションを設置し、ストアはまるでアートミュージアムのような空間へと変貌する。二宮啓の持ち味であるナイロンとレザーによる小さなモジュールを掛け合わせた緻密なクラフトマンシップと、モンクレールのダウンならではのハイテクな素材を実験的に融合させ組み立てた「6 モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ」が打ち出すのは、近未来的でありながらもダークロマンティシズムの世界観。それらアイテムと、いくつものバルーンの調和による神秘的なブラックの世界を堪能できるだろう。イベント期間中には、「6 モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ」アイテムの購入者を対象に、モンクレールのアイコンキャラクター「モンダック」をラバーで象った「ミニチュアラバーモンダック」をプレゼント。数量限定で先着順なのでお早めに。【イベント情報】「6 モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ×デイジー バルーン」インスタレーション会期:12月8日~12月20日場所:ハウス オブ ジーニアス 東京住所:港区南青山5-2-12 R2-A
2018年12月07日劇団EXILEの全メンバーが総出演することで話題のSABU監督最新作『jam』。この度、主人公のひとり、町田啓太演じるタケルにフューチャーした特別映像が公開になった。本作では演歌歌手のヒロシ(青柳翔)、やくざに復讐を誓うテツオ(鈴木伸之)、意識不明の恋人に献身的な愛を注ぐタケル(町田啓太)の3人の主人公の“因果応報”が描かれる。今回公開されたのは、タケルのパート。意識不明の恋人を献身的に看病しながら、毎日“善いこと”をして願掛けする青年の物語だ。タケルを演じるのは、町田啓太。現在放送中のTBSドラマ「中学聖日記」や大河ドラマ「西郷どん」にも出演しており、注目を集める若手俳優のひとりである。特別映像では、タケルが恋人のために“善いこと貯金”をする姿が映し出されている。彼の“善いこと”は少しずれていて、いつも他人から誤解されてしまう。なかなか愛が伝わらないタケルだが、その純粋な姿に世の女性たちは思わずキュンとするに違いない。また、すでに公開されている場面写真では、顔中傷だらけのテツオや、一万円札のネックレスを首にかけるヒロシの姿が確認できる。三者三様の”因果応報”物語がどのように絡み合っていくのか。その気になる結末は是非劇場で見届けていただきたい。『jam』は12月1日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:jam 2018年12⽉1⽇より新宿バルト9ほか全国にて公開©2018「jam」製作委員会
2018年11月09日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が刊行するフォトブック『ファッション・アイ』シリーズに、篠山紀信による『シルクロード』など、新たに5タイトルが登場。『シルクロード』発売を記念して、ルイ・ヴィトン 六本木ヒルズ店と新宿店では、11月20日まで作品を展示するスペシャル・ディスプレイが展開されている。新宿店「Women of Silk Road」をテーマに赤を基調にした店内六本木ヒルズ店「Blue of Silk Road」をテーマに青を基調とした店内ルイ・ヴィトンは、1998年から自社で出版を手掛け、『シティ・ガイド』や『トラベルブック』など現在までに80タイトル以上を刊行してきた。2016年に誕生した『ファッション・アイ』は、ファッションフォトグラファーが街や地域、国の魅力を独自の視点で捉えたフォトブック。ラグジュアリー・メゾンであるルイ・ヴィトンが制作する旅に関連する書籍コレクションを充実させるものであり、ファッション分野の作品で最も知られるフォトグラファーたちの才能を通じて、写真が間接的にファッションを引き立たせる。現在10タイトルで展開されている同シリーズに、今回、篠山紀信による『シルクロード』を含む5タイトルが新たに登場する。篠山紀信による『シルクロード』風景と地形の驚くべき多様性を備えたユーラシアは、昔から勇敢な旅人を引きつけてきた。篠山紀信もその一人。『シルクロード』は、1981年と1982年に出版された8巻に収められた写真から選び抜かれた写真を収録し、人々の生き様を教えてくれる。食べることが好きな彼は、生鮮食品であふれかえる露店が立ち並ぶ市場のシーンを堪能。数々のおいしいものを味わうが、シルクロードに点在する礼拝所を見過ごすことはない。シルクロードに沿った諸文明の相互的な繋がりのおかげで、信仰は、仏教または、イスラム教、キリスト教に由来するものであれ、命脈を保っている。また同書は、戦争と狂信の暴力によって今や地図から消し去られた場所を垣間見せることも目指している。アフガニスタンのバーミヤン大仏や、パルミラの古代都市、シリアのアレッポの青空市場といった文化遺産の貴重な記録をなすこれらの写真の多くは、今や、過ぎし時代を偲ぶよすがとなっている。この他、オリビエーロ・トスカーニ(Oliviero Toscani)による『クレット・ディ・ブッリ』 、ハーリー・ウィアー(Harley Weir)による『イラン』、ポール・ルーストー(Paul Rousteau)による『ジュネーブ』、クエンティン・デ・ブリエ(Quentin de Briey)による『バリ』が刊行。各タイトルは、厳選された写真を大判で紹介するとともに、フォトグラファーの経歴と、フォトグラファーへのインタビューまたは批評的エッセイを収録している。販売は、ルイ・ヴィトンストアならびに公式サイトにて。【イベント情報】『LOUIS VUITTON FASHION EYE SILK ROAD by 篠山紀信』発売記念 SPECIAL DISPLAY会期:11月2日~11月20日<六本木ヒルズ店>時間:12:00〜21:00※11月3日は展示エリアへの入場は17:00まで<新宿店>時間:11:00〜20:00【書籍情報】『シルクロード』写真:篠山紀信言語:略歴ならびにインタビュー、エッセイ、キャプションは、フランス語・英語2ヶ国語表示304ページ/235×305mm発刊:2018年11月
2018年11月01日俳優の八木将康が、10月19日に「CRAZY四角形」として歌手デビューすることが12日、明らかになった。劇団EXILEの俳優として活躍し、EXILE/EXILE THE SECONDのSHOKICHIの弟としても知られる八木。今回、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの登坂広臣とELLYがプロデュースを務め、デビュー曲「WANAWANA」を配信する。同曲が配信チャートなど「何かしらで1位」を獲得した暁には、現在開催中の登坂広臣のソロツアー「HIROOMI TOSAKA LIVE TOUR 2018 “FULL MOON”」で、生パフォーマンスをするという。八木の歌手デビューへの道のりは、動画配信アプリLDH TVの企画から始まった。もともと歌手志望で、三代目 J Soul Brothersの登坂や今市隆二を輩出した「VOCAL BATTLE AUDITION 2」をキッカケに芸能界入りした八木。現在は俳優として活動しているが、昨年の10月にTAKAHIROのファンクラブイベントを訪れた際、TAKAHIRO本人に促され、ステージ上でEXILEの「運命のヒト」を熱唱し、歌手活動への夢が沸々と甦っていたという。また、登坂とELLYが八木のインスタグラムをプロデュースしたことに味をしめた八木は、LDH TVの企画に便乗し、歌手デビューのプロデュースを2人にオファー。登坂とELLYは困惑しながらも、八木の熱量に押されオファーを快諾し、八木をスターにする「SUPER STAR PROJECT」が始動した。登坂、ELLYがトータルプロデュースする同作は、LDHのヒットメーカーであるZEROとLucas Valentineが楽曲を担当。「パリピから子供まで」全てを飲み込む、最強のパーティー・チューンとなっている。更に、AFROJACKやビョーク、PKCZなどを手掛けるWIRED MASTERSのCASS IRVINEがマスタリングを担当し、本気のダンス・ミュージックが完成した。
2018年10月12日ミュージカル『レ・ミゼラブル』新キャストお披露目会見が10日、都内で行われ、佐藤隆紀(ジャン・バルジャン役)、上原理生(ジャベール役)、伊礼彼方(ジャベール役)、濱田めぐみ(ファンテーヌ役)、屋比久知奈(エポニーヌ役)、三浦宏規(マリウス役)、熊谷彩春(コゼット役)、斎藤司(テナルディエ役)、朴璐美(マダム・テナルディエ役)、小野田龍之介(アンジョルラス役)が登場した。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年の初演から公演数は3,172回を数える。19世紀初頭のフランスを舞台に、社会情勢や民衆の生活を描いていく。佐藤は「いつか、という思いでいたけど、正直こんなに早く受かるとは思ってなかったので、焦っています」と心境を表す。「自分のスキル、そして内面が伴って、これから本番に向けて、スキルアップしていきたい」と意気込んだ。伊礼も「いつかジャベールをやりたい」と思いつつ、「思ったより早くこの役にたどり着けたので、自分の持ってるワイルド感、イケメン感、悪役感、培ってきた引き出しをすべて駆使して挑みたいと思います」と語った。一方、これまでのアンジョルラス役から役替わりとなった上原は「あぐらをかきたくない」「違う役をやってみたい」という思いから、今回ジャン・バルジャン役とジャベール役のオーディションを受け、ジャベール役を射止めたという。「たくさん革命をしてきた私が、今回から革命を鎮圧する側に回りました。全く違う『レ・ミゼラブル』の景色が見れるんじゃないかなという楽しみがあります。どれだけできるかわからないんですけど、2幕頭の『昔は俺も戦った』という台詞は説得力があるんじゃないかなと思います」と会場を笑わせた。ファンテーヌ役の濱田は「"まさかハマメグが!? と驚かれたと思うんですけど」と苦笑。「お客様として楽しむ作品だなと思ってたんですが、オーディションを受けさせていただくタイミングがありまして。自分が亡くなって、天国に行く時に後悔したくないなと思いました」とオーディションを受けた時の心境を明かす。朴も「独立したばかりで、もうちょっとチャレンジしてもいいのかな」と決意。オーディション時には「『璐美はキャット、猫のようにコゼットを追い詰めて!』と言われて『なんだ!?』と思ったけど、『自由にやってみちゃえばいいじゃない』とスイッチが入ったのを覚えています。あっという間に終わって、扉を出た瞬間に大号泣しました」と振り返った。お笑い芸人・トレンディエンジェルとして活躍する斎藤は「大先輩の方々に囲まれて本当に緊張しまして、歯が痛い」と普段とは雰囲気が違う様子。「皆が愛している作品ですし、足を引っ張らないようにやらせていただければ」と意気込んだ。オーディションの話題に注目が集まったが、『モアナと伝説の海』ヒロインでも知られる屋比久は、「ワークショップのような形でオーディションを進めていただいて、私が今まで知らなかった感情に出会える場だった」と振り返る。17歳の熊谷も「高校で友達に話しかけるように歌ってみて」というアドバイスで歌った結果、「『目の奥でキラキラしているのが見えたよ』と言われたのが本当に嬉しかった」と様子を語った。上演時には20歳で、史上最年少のマリウスとなる三浦は、オーディションで「演出家の方に『カフェ・ソング1曲の中にもいろんな感情があって、それを表現して欲しい』と言われて、表現したいと思っても、技術が伴わず、思うようにできなくて。それが本当に悔しくて、泣きそうになるくらいできなかった」と当時の心境を吐露。「絶対に、次はもっと自分が経験してできるようになってやろうと思っていたのが、選んでいただけたので、あと少しの時間しかありませんけど、万全の状態で挑んでいきたいと思います」と決意を新たにした様子だった。また、実は「15歳の時にもオーディションを受けて最終選考まで残っていた」という小野田。「どの作品よりも見ている」とレミゼ愛を語る。オーディションでは譜面をもらっていなかった『ア・ベ・セー・カフェ』前半も急遽歌うことになったものの、「『いけますよ』と答え、好きでよかった。見事に歌詞が出て、自分のことを尊敬しました」と笑顔を見せた。東京公演は帝国劇場にて2019年4月19日〜5月28日(プレビュー公演 4月15日〜4月18日)。他、名古屋公演、大阪公演、福岡公演、北海道公演と全国ツアーを予定している。
2018年10月10日まぐろで有名な神奈川県・三崎「日の出通り商友会」にお店を構える「紀の代(きのだい)」。観光で訪れる方をはじめ、地元の方からも親しまれている明治5年創業の老舗寿司店です。まぐろや地魚の寿司はもちろん、丼や天ぷらなど豊富なメニューが揃います。“地元のお寿司屋さん”らしい落ち着いた店内京急久里浜線「三崎口駅」からバスで約15分。“やってます”と書かれたのれんが目印の「紀の代」は“三崎マグロ”を使った多彩なメニューが味わえるお寿司屋さんです。明るく清潔感のある店内は、店主が目の前で腕を振るうカウンター席と、テーブル席・座敷に分かれており、落ち着いた空間が広がります。“地元のお寿司屋さん”という雰囲気が旅の気分を盛り上げてくれますよ。創業100年以上の歴史をもつ老舗「紀の代」は三崎で100年以上もの歴史を誇る、地元で有名な老舗のお寿司屋さんです。現在の5代目の店主は、赤坂の寿司店で修行をしたのちに、このお店を継いだのだそう。まぐろだけでなく、市場での取引値段がまぐろとほぼ同じの高級イカ「麦イカ」などの地魚もしっかり取り入れたこだわりの料理で、訪れる人を魅了しています。まぐろづくし!絶品「とろとろ丼」魅力的なメニューが揃うなか、必ずいただきたいのが名物「とろとろ丼(1,880円)」。もともとまかないとして作られていた料理を、5代目店主が正式なメニューとして考案したものです。ほのかな甘みを感じる酢飯の上に、「ビントロ・まぐろのヅケ・ネギトロ・ホホのユッケ」が贅沢に盛られたまぐろづくしの一品。上に乗ったうずらの卵を崩すと、さらに上品でまろやかな味わいが楽しめます。出汁のきいた「マグロのつみれ汁」と、日替わりの「本日の小鉢」がセットになったボリューム満点のメニューです。三崎ならではの珍しいメニューも「紀の代」では、ほかではなかなか食べられない珍しいメニューも揃います。まぐろの胃袋を湯通しした珍味「まぐろのわた」や、希少部位であるまぐろの尻尾あたりの皮を使った「まぐろの皮ポン」、まぐろの白子をカラッと揚げた「白子の天ぷら」など、新鮮な魚だからこそ食べられるメニューは、漁港に近いお店ならでは。春から初夏にかけて旬を迎える「麦イカの刺し身」も東京ではなかなか食べられない珍しい一品です。「麦イカ」とは体長20cm以下の若いスルメイカの呼び名だそうで、刺し身がやわらかいのが特徴。おいしい肴に思わずお酒もすすみます。「みさきまぐろきっぷ」なら食事もお得に楽しめる三崎を観光するなら「みさきまぐろきっぷ」の利用がおすすめ。途中下車もできる「三崎口駅」までの「京急線往復乗車券」と「京急バスフリー乗車券」、「紀の代」をはじめとする約30店舗もの加盟店から選んで食事が楽しめる「まぐろまんぷく券」、温泉や水族館などの施設や、おみやげ選びに利用できる「三浦・三崎おもひで券」がセットになったお得なきっぷです。価格は出発駅によって異なりますが「品川駅」からの利用で3,500円。旅の当日に、京急線各駅の券売機や窓口で手軽に購入できますよ。地元の名店で「三崎マグロ」を堪能して都心からも日帰りで気軽に行けるレトロな漁港の街、神奈川県・三崎。地元で長く親しまれるお店で“三崎マグロ”の魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:紀の代住所:神奈川県三浦市三崎1-9-12電話番号:046-881-3167
2018年09月05日こんにちは、車椅子ジャーナリストの徳永 啓太(とくなが けいた)です。ここでは私が車椅子を使用しているマイノリティの一人として、自分の体験談や価値観を踏まえた切り口から“多様性”について考えていこうと思っています。今回は、私の価値観と取材対象者さまの価値観を“掛け合わせる”、対談方式の連載「kakeru」の第4弾です。様々な身体や環境から独自の価値観を持ち人生を歩んできた方を取材し、Be inspired!で「日本の多様性」を受け入れるため何が必要で、何を認めないといけないかを探ります。今回は「みせる」です。2018年1月からこれまでに7回、カワイイモンスターカフェで開催された“生き様ナイト”と題したバーレスクショー。そこで小人バーレスクとしてパフォーマンスをするちびもえこさん。前例のない小人バーレスクとして、人前で“見せる”そして“魅せる”ことをなぜやろうと思ったのか。これまでの経験や考えを本人にうかがいながら、彼女の魅力について紹介したいと思います。スタイリストを目指して上京ちびもえこ:中学の頃からスタイリストになりたいと思っていて、高校はファッションコースのある学校を選びました。おしゃれに興味を持ち始めた頃、自分の丈に合った服がなかったり着たい服が着られないという現実を痛感し、この悔しさをどうやって昇華しようか考えたときに、世の中にある素敵な服や自分が着たいと思う服を自分以外の人に着せようと思ったのがきっかけです。そして18歳でバンタンデザイン研究所のスタイリスト科に入学しました。徳永:専門学校に進むことを選んだのはやはり、ファッションが好きだったからですか?ちびもえこ:好きでもあったけど中学のときに痛感した現実に対して見返したいという気持ちが強いかもしれません。ファッションも好きですが反発精神の方が強かったので職業にしたいと思いました。本当に好きなものに関しては受け身でいたいタイプですね。徳永:そうでしたか。スタイリストは裏方のお仕事ですよね。今みたいに人前へ出るようになったのはいつ頃からですか?ちびもえこ:2016年の夏ごろには本格的にスタイリストを目指していたけど、もしなることができなかったらどうしようと考えていました。 そのころ、今まで知ろうとしなかった、私と同じ境遇の方はどういうお仕事に就いているのだろうと想像を巡らすようになったんです。ネットで検索するとモデルやイラストレーターとして活躍されている後藤仁美さんのお名前が上がってきて、彼女が色々情報を発信していらしたので、そこで初めて同じ境遇の方について知りました。そこからNHKのバリコレ(バリアフリーコレクション)という身体障がい者をモデルとしたファッションショーがあることを知り、とりあえずやってみようと思い応募しました。それにモデルとして受かって表に出たのが一番最初です。その経験から小人をモデルとしたファッションショーをやっている海外のデザイナーさんからオファーがきたりしましたが、特に専門学校在学中はそれ以上表に立つことはなかったですね。徳永:なるほど、小人モデルという要素だけではなく、自分の身体と向き合ってできたパフォーマンスとが合わさって魅せれるようになったから今のもえこさんがあるということですね。レスリー・キーさんの撮影がなかったら今のもえこさんはなかったということですか?ちびもえこ:そうですね。バーレスクは考えたことなかったですね。今を思えば自分の身体と向き合ったきっかけでもあります。これまで向き合ってこなかったので。バーレスクのイベントは私が出演する前からカワイイモンスターカフェであって、「そこに出ないか」とお誘いを受けて2018年1月から出演しています。オファーを受けたときはさすがに全部脱がないだろうと思っていましたが、結果脱ぎましたね(笑)「小人バーレスク」という新たな表現徳永:8月10日に行われた「生き様ナイト」で、7回目のバーレスクショーになりましたね。僕は最初に見させてもらったときにとても衝撃を受けました。小人バーレスクを見たことがなかったのもありますが、もえこさんの脱ぎっぷり、バーレスクらしい妖艶な雰囲気を醸し出していたことがとても新鮮に見えました。ご自身としてはいかがですか?ちびもえこ:初めの頃はとにかく勉強でした。バーレスクの存在は知っていたけれど、これまで見たことがなく右も左もわからなかったし共演させていただくKUMI(くみ)さんとIG(あいじ)さんはプロのポールダンサーの方なので緊張もしました。KUMIさんから振り付けを一から教えていただいたり、衣装なども全てコスチュームデザイナーの方にお借りしたり、メイクも教えてもらったり、本当に周りの方のお力をお借りして立たせていただきました。また小人バーレスクを見にきてくださるお客さまの反応もわからなかったので、本番は教わったことを全力でやりきるのに徹していたんです。そうやって初回から3回目まではいわゆるバーレスクの王道の衣装だったり演出をやらせてもらいましたが、お客さまの反応も少しずつわかってきたところで私なりの表現ってなんだろうと考えるようになりました。その頃、もともと単独イベントではなかったこのイベントが単独イベントとして開催させていただけるようになり「生き様ナイト」として始まったのです。私の生き様とは、と考えるようにもなりましたし、そのタイミングで共演者のIGさんが「海外のテレビでバーレスクは少しの笑いが必要と言っていた」とおっしゃっていたんです。さらにその言葉を踏まえた上で、その頃バーレスク界の大先輩の方が定期的に開催しているイベントに呼んでもらって初めて自分の身内がいない空間でパフォーマンスする機会をいただき、リアルなお客さんの反応も感じました。そしてその時初めて生でプロのバーレスクダンサーさんのパフォーマンスを見させていただいたんです。本当に感動しました。何よりもお客さんが楽しそうでみんなが笑顔の空間でした。そんな様々な出来事が重なり価値観が変わり、自分のパフォーマンスでも取り入れようと思って、自分の身体を見て皆さんに笑ってもらえるような演出をしたこともありました。徳永:表舞台に立つことで誰かに影響を与えることが増えてきたと思います。今だからこそ聞きたいのですが、世間や同じ境遇の方に伝えたいことはありますか?ちびもえこ:小人に対する固定観念を覆したいですね。この身体で生まれたことをかわいそうと思われがちだと普段から感じています。私がバーレスクとして脱ぐことでこの身体を見て欲しいというよりは、この身体でしかできない表現があると思っていて。“かわいそう”ではなく“羨ましい”と感じてくれたらおもしろい世の中になりそうですよね。なので同じ境遇の方だけじゃなくて世間一般に向けて発信したいと思っています。徳永:今回私の意見だけでなく、パフォーマンスを見ていた観客や関係者の方にもえこさんについてコメントをいただきましたのでご紹介いたします。もえこさんの固定観念を覆したい気持ちが伝わっているようです。・もえちゃんの素晴らしいところは小人で生まれてきたことですね。それと彼女はすごくポジティブでいつもパワーをもらっています。・ショーに登場しただけで他にはないものをもうお持ちです。私はいわゆる一般の体型をしているから身体一つで魅せれるかと言われればできないので、もえちゃんの存在はずるいなと、もちろんいい意味で武器だなと思いますね。・回数を重ねていくことに色気が出てきて素敵です。友達を連れてきたことがあるのですが、もえちゃんの方がよっぽどバーレスクだと言っていました。もえちゃんの良さは初めてバーレスクを見る方でも楽しめると思います。・もえちゃんは「なんでこの身体なんだろう」じゃなくて「むしろこの身体を選んで生まれてきたのよ!」って気持ちで踊ってます。見た目は最初だけであとは中身なので今後ともよろしくね!Keita Tokunaga(徳永 啓太)Blog|Instagram脳性麻痺により電動アシスト車椅子を使用。主に日本のファッションブランドについて執筆。2017年にダイバーシティという言葉をきっかけに日本の多様性について実態はどのようになっているのか、多様な価値観とは何なのか自分の経験をふまえ執筆活動を開始。
2018年08月29日モンクレール(MONCLER)の新プロジェクト「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」より、第2弾としてノワール ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)のデザイナー二宮啓によるコレクション「6 Moncler Noir Kei Ninomiya」が、7月25日から販売を開始する。「6 Moncler Noir Kei Ninomiya」二宮は、自身の持ち味である精巧なデザインと実験的なアプローチによってこのコレクションを創り上げた。ダウンの持つ技術的な側面と芸術的な側面の限界を打ち破り、ウェアラブルに仕立て上げるという新たな概念を打ち出している。ナイロンとレザーを巧妙に使い分けた小さなモジュールの掛け合わせや、緻密なクラフトマンシップと巧みなファブリックの操作による組み立てなど、挑戦的で機能性の高い完璧な形状を作り上げている。フェミニンなシェイプのラウンドスカートやパンクのイデオロギーを持ちつつもロマンティックなシルエットのロングコートやクロップドジャケット、ストール、ボリュームのあるブーツなどが登場する。「6 Moncler Noir Kei Ninomiya」それぞれのアイテムは装飾的且つ幾何学的なデザインが特徴で、インターシャやキルティング、ステッチング、アップリケ、ラッフルの技法により施されている。オーソドックスな手法を取り入れながらも、フレッシュで新しい印象が特徴。幾何学的なカットアウトと挑戦的なレザー使いのフラワーはコレクションにステートメントを与える他、緻密なクラフトマンシップを応用し、ダウン入りのナイロンチューブを編みあげたボリューミーなニットは二宮のテクニックを物語る。彼が「モンクレール ジーニアス」の為に作り上げたコレクションは、妥協のない光沢感とフューチャリスティックなブラックにフィーチャーしたカラーパレットにより、ダークロマンティシズムな世界観を表現。「『モンクレール ジーニアス』は革命に対する挑戦であり、あらゆる点で一歩先を行くプロジェクトです。ダウンという素材を使い、新しいテクニックに挑戦する機会を得ました。物事はその生み出し方次第で進化が決まると思います」と二宮は語る。「6 Moncler Noir Kei Ninomiya」本コレクションは一部のモンクレールブティック、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DSMG)を含む主要セレクトショップにて発売。
2018年07月18日こんにちは、車椅子ジャーナリストの徳永 啓太(とくなが けいた)です。ここでは私が車椅子を使用しているマイノリティの一人として、自分の体験談や価値観を踏まえた切り口から“多様性”について考えていこうと思っています。そして、私の価値観と取材対象者さまの価値観を“掛け合わせる”、対談方式の連載「kakeru」第3弾です。様々な身体や環境から独自の価値観を持ち人生を歩んできた方を取材し、Be inspired!で「日本の多様性」を受け入れるため何が必要で、何を認めないといけないかを探ります。今回のテーマは「りかい」です。インタビューをしたのは、発達に障害がある方や自閉症の方を支援している笹本智哉(ささもと ともや)氏。彼は個人活動でSOCIAL WORKEEERZ (ソーシャルワーカーズ)というダンスチームを運営し、福祉施設を訪問してパフォーマンスしたり、自閉症啓発イベントなどに参加したりしています。徳永啓太(左)笹本智哉さん(右)▶徳永啓太のインタビュー記事はこちら今回私は6月9日に東海道新幹線内で起きた殺傷事件で「犯人は発達障害」と報道されて物議を醸した件について、彼に発達障害の当事者をサポートする者としての見解をうかがいたくインタビューをお願いしました。この機会に発達障害とはどのようなものなのか、正しい知識を理解し我々がどのように付き合っていけばいいのか、そして当事者が社会とつながるにはどうすればいいかを笹本氏の専門知識を交えながら、多くの方に「りかい」してもらいたいと思います。当事者と一緒に行動し、その場でサポートする仕事笹本:今回は、発達障害や自閉症の方について読者の方に理解してもらいたいと思い取材をお受けいたしました。東海道新幹線での殺傷事件の報道からは発達障害に対するメディアの偏見がみられたので、正しい知識を持ってほしいという思いがあります。事件を起こした容疑者を擁護するものでは決してありません。また今回被害に遭われた方、そしてそのご家族の方には大変心が痛い事件となってしまったことに対し、お悔やみ申し上げます。このような事件が再び起こらないことを心より願っております。徳永:このようなトピックでのインタビューとなりましたが、お受けくださり誠にありがとうございます。それでは笹本さんのされているお仕事の内容からうかがってもよろしいでしょうか。笹本:私は児童発達支援管理責任者という資格を持っていて、未就学(小学校の就学年齢に満たない児童)の発達障害児へ向けた「療育(りょういく)」の仕事をしてます。療育というのは、発達障害のある児童が日常生活で身に付けづらいコミュニケーションや運動機能、身辺自立*1に必要なスキルや学習を身につけるための支援(セラピー)です。例えば、絵の描き方・文字の書き方、「助けて」や「トイレに行きたい」などのサインの発し方、自分が何がしたいかという要求をうまく伝えるためのスキルを身に付けるのをサポートします。児童が集団で行動できるようなスキルを身につけ、友達と遊んだりする際のコミュニケーションがとれるよう、当事者と一緒に行動しその場でサポートしたり教えたりするのも支援の一つです。また児童発達支援管理責任者は、専門医から発達障害や自閉症と診断された児童やご家族、相談支援専門員、行政と一緒に考え、それぞれにあった支援の計画をたてる。それを親御さんと共有し、ご家庭でも実施してもらうよう促すことや、行政とのやりとりに必要な書類作成や発達障害の当事者が通う施設の運営・管理などをしています。(*1)洗面、着替え、歯磨き、食事、排泄などの身の回りの基本的な動作徳永:では発達障害や自閉症の方は、具体的に困ったときにどのような行動をとってしまうのでしょうか?笹本:わかりやすい例で言うとイレギュラーなことに対応できないということでしょうか。 例えば電車に興味がある子が運行時間を何時何分まで記憶していて、それが天候などの影響で時間が変わっただけでどうすればいいかわからずパニックになってしまうケース。 周囲の人の声や音をすべて拾ってしまい環境に適応できずパニックになってしまうケース。思ったことや見えたものを何でも口に出してしまうケースもあります。またそれとは反対に自分の要求をうまく言葉にできずストレスを抱え込んでしまう方もおられます。「発達障害、自閉症=犯罪を犯す」は根本的に誤った認識徳永:彼らの行動にはそれぞれ理由があるわけですね。知っていればなぜそのような行動をとっているのか理解できますが、知らないまま当事者を見かけると「変わった人」や「異常な人」ととらえてしまう。これが認識の差だと感じます。そこで今回取り上げたいのは「東海道新幹線で起きた殺傷事件にみるメディアのあり方」です。一部メディアが「犯人は発達障害」と報道し物議を醸しました。 メディア側も軽率な行動だったと謝罪をしていますが、こういった報道が流れるということは根本的に誤った認識をしている方がいるからだと思いました。当事者と接する仕事をしていて今回の報道をどうとらえていますか? 笹本:非常に安直だと思いますし、憤りを覚えます。少なくとも私が見てきたなかで発達に障害があるからといって殺人を犯すというのはありえません。以前は児童に限らず成人の方もサポートしていましたが、考えにくいです。そもそも前提として計画的に殺人を犯すという発想は私たちもしませんよね、それに発達に障害がある方は自ら計画的に何かをする行為が苦手な傾向にあるからです。もちろん私が知らないだけでなかには犯罪に興味を持ってしまう方もいるかもしれません。そのような偏った思想を持つ人は一般と同じで少数だと考えます。なので発達に障害があるからといって犯罪を犯すというイメージに直結するのはとても偏ったとらえ方で残念に思います。社会の「人間」に対する許容範囲が狭いことが生きづらさを生み出している笹本:「同じでなければいけない」という風潮は一般社会だけでなく、ヘルパーや就労支援など発達に障害がある方を支援をする現場でも感じることがあり、とても疑問に思っています。 例えば食事中は絶対に背筋をピンと伸ばさないといけないとか、日常生活の場でシャツは絶対ズボンの中にいれなきゃいけないとか。音楽イベントに来てるのに歌ったり踊ったりしたらヘルパーに注意されるとか。作業所で休み時間でも同僚に手を振ったら怒られるとか。当事者がちょっとでも要求を人に伝えたら怒るとか相手しないとか。そういった場面を目にしたことがあります。一般の方でも細かいことをすべてやれてるわけではないですし。それを当事者へ必要以上に求めている姿を見かけるととても残念な気持ちになります。私は当事者の主体性を引き出して生活をよりよくすることが支援だと思っているのですが、当事者を厳しく指導しているのは取り巻く関係者が恥をかきたくないからだと個人的に思っています。それは本当の意味で当事者支援にはならないのではないでしょうか。今回は大変難しい問題について答えてくれた笹本氏に感謝いたします。事件が起こった後に発達に障害がある方について取り上げるというのは不本意ではありますが、今回を機に発達に障害がある方や自閉症の方の正しい知識を持ってほしいという思いでおります。そんなインタビューのなかでも“社会が求める人間の能力の高さや人間像の理想が高い”という話題、そして“スタンプの版のように同じでなければ”というワードが印象的でした。私も「健常者」や「障害者」という言葉があるように、平均的なことができない人を分けたり、少し変わった考え方を持っている人に対して偏見を持つ傾向がある気がしていたからです。これでもっと社会が寛容になって、お互い認め合う余白ができればという課題が見つかり、連載のタイトルにも入っているワード「多様性」の根本を考える機会になったと思います。また最後に笹本氏がおっしゃっていた、もっと気軽に相談してほしいという点。日本は精神的に弱い方を受け入れようとしない風潮があり、そして当事者もカウンセリングを受けることに抵抗があると感じます。社会が多様性を認めようと動いているのであれば、こういったところも変えていく必要があるのではないでしょうか。最後に東海道新幹線での殺傷事件からメディアのあり方に疑問を持ったのでこの企画を提案いたしました。メディアや偏見についての異議申し立てであり、事件の容疑者を擁護するものでは決してありませんし、彼は完全に誤った行動をとったと思っております。私からも今回被害にあわれた方、そしてご家族の方にお悔やみ申し上げます。このような事件が起こらないことを心より願っております。Tomoya Sasamoto(笹本 智哉)Photo via SOCIAL WORKEEERZKeita Tokunaga(徳永 啓太)Blog|Instagram脳性麻痺により電動アシスト車椅子を使用。主に日本のファッションブランドについて執筆。2017年にダイバーシティという言葉をきっかけに日本の多様性について実態はどのようになっているのか、多様な価値観とは何なのか自分の経験をふまえ執筆活動を開始。
2018年07月11日オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)は、写真家・篠山紀信の作品「nudé」とコラボレーションしたカプセルコレクションを、2018年6月8日(金)に発売する。篠山紀信は、山口百恵や宮沢りえ、またジョン・レノンと オノ・ヨーコなど著名人のポートレートを撮影したことで知られる写真家。今回発売されるカプセルコレクションでは、人の身体を官能的に捉えた作品の数々がスウェットやトップス、ドレスに大胆にプリントされている。双子のモデルを撮影した「Twins」を引用したオーガンザのトップスは、淡い陰影が印象的な1着。双子ならではの、相似型の身体が織り成す不思議さと官能性を表現した作品をウェアに落とし込でいる。風景の色彩とともに、顔をダイナミックにプリントしたTシャツは、プリントの織り成す鮮やかなグラデーションがアイキャッチなデザインだ。【詳細】オープニングセレモニー×篠山紀信「nudé」発売日:2018年6月8日(金)アイテム例:・ORGANZA DRESS 74,000円+税・ORGANZA TOP 49,000円+税・COZY SWEATSHIRT 35,000円+税・FACE T-SHIRT 28,000円+税・HOOK AND EYE DRESS 46,000円+税・Nude TOTE 13,000円+税■オープニングセレモニー 表参道住所:東京都渋谷区神宮前6-7-1-BTEL:03-5466-6350営業時間:12:00~21:00
2018年06月10日●面接官から「何でその格好なんですか?」宮沢りえ、綾瀬はるかなどが出演していたことから「女優の登竜門」と称されるポカリスエットのCM。2015年、水原希子ら所属の芸能事務所・エイジアクロスが初めて開催したオーディションで7,851 人の中からグランプリに選ばれた八木莉可子は、その翌年にポカリのブランドキャラクターに抜てきされ、ポカリCM史上最多出演者数となる学生たちの中で“ガチダンス”を披露して話題となる。2017年からはプロトコーポレーション・グーネットのCMにも起用され、ここでもキュートなダンスを披露。放送後、ネット上では「かわいすぎる」と絶賛の声があふれた。東京で仕事の際は、地元・滋賀から通うことにこだわる八木。ダンスで多くの人を魅了する16歳の美少女は、一体どのような人物なのか。定期テストを終え、滋賀から来てくれた八木の本質に迫った。○IKKOさんみたいになりたい――現在高校1年生。デビューから3年ほど経ちましたね。そうですね。お仕事の時は地元の滋賀から新幹線で通っているんですが、富士山ぐらいになると「よし! がんばろう!」みたいなスイッチが入って、地元に帰ると「普段の八木莉可子」に戻ります。中学からこのお仕事をはじめたんですが、小学校からの友だちがほとんどなので「あの子が!?」みたいな驚きがあったそうです(笑)。高校では良い意味で芸能人扱いされずに、みんな普通に接してくれるのでありがたく思っています。――中学では生徒会長をやっていたそうですね。自分の学生時代では率先してやる人は少なかったように記憶していますが、そこには何か思いがあったんですか?もともと立候補することが好きなんです。生徒会に入った時に生徒会長を務めていた人が公約を掲げて、みんなを引っ張って行く姿がすごくカッコよくて。私もそうなりたいと思って立候補しました。――そんな経緯があったとは! 生徒会長を務めながら事務所のオーディションに応募。以前から憧れがありながら、なかなか実行に移せなかったと聞きました。そうなんです。幼稚園の卒園文集で「たくさんお洋服を着たり、お化粧ができたりするモデルさんになりたい」と書いていて、その時はIKKOさんに憧れてたんです。美容に関してのスペシャリストで、ファッションもすごくオシャレで。IKKOさんみたいにたくさんの女性に憧れられるようなモデルさんになりたいと思いました。それからしばらく経っても、なかなか踏み出す勇気が湧かなくて。小さい頃から「モデルさんになりたーい!」とは言ってたらしいんですけど(笑)。――実行に移すのは難しいことですよね。でも、お母さんのお友達がオーディションを勧めてくれたそうですね。はい! でも、新幹線の乗り方すら分からない頃だったので、何よりも「東京行けるかなぁ……」と不安しかなくて。そこから家族と話し合って、親から「やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい」と言われて、応募することにしました。――オーディションでは、どのような審査があったんですか?写真とウォーキング、面接の審査でした。写真は家で撮った簡単なもので(笑)。二次審査は自分の中でのコンテストのイメージというか、シンプルを意識してタンクトップとショートパンツ。でも、周りを見るとみんなかわいらしい格好で、焦りました(笑)。面接では「好きな映画は?」みたいな普通の質問もありましたし、やっぱり「何でその格好なんですか?」と聞かれてしまって、「シンプルイズベストだと思って」と答えました(笑)。グランプリにまさか選ばれると思ってなかったので、本当にうれしかったです。家族全員、「信じられない」みたいな感じで(笑)。オーディション終わってお母さんと会ったんですけど、ポカーンとしていました。それから、受賞直後に囲み取材があることを知らなくて、私は私で「どうしよう!」とパニック状態。あの時の映像はあまり流してほしくないと思うくらい、すごく硬い表情だったと思います(笑)。○ポカリオーディションでソーラン節披露――受賞後、初登校の日は覚えていますか?自転車通学でいつも一緒に通っている友だちがいて、さすがに知らないかと思いきや、自転車こけるんじゃないかと心配になるくらい猛スピードで近づいて来たことを覚えています(笑)。――相当ビックリされたんでしょうね(笑)。ポカリスエットやグーネットなど、出演CMはダンス系が多いですね。小学校の頃に新体操を6年間習っていましたが、ダンスはまた別物というか。ポカリスエットのオーディションではダンス審査があって、「好きなダンスを踊ってください」と言われたので、中学の伝統行事にもなっているソーラン節を披露しました。生徒会がメインとなって体育祭のいちばん最後にやる出し物です。マネージャーさんからは「控室に聞こえるくらい全力で踊って来て!」と言われて、しっかり声を出して踊りました。その頃、自分の携帯を持っていなくてお母さんのを借りてたんですよ。そこにソーラン節の音楽を入れていたんですが使い方をきちんと分かっていなくて。再生を押して、構え! ……で音が流れず。それを何回か繰り返していると、審査員の方が操作してくださいました(笑)。●欅坂46・平手友梨奈との共演秘話――それは焦ってしまいますね。ポカリスエットのキャッチコピーにもなっていましたが、八木さんはデビューしてから想像を超える出来事ばかりですよね。私自身、こんな世界にいさせてもらえるのは考えてもみなかったことです。事務所に入ってすぐにポカリのCMに出させていただけて「私がポカリ?」と周りの状況に追いついていない状態でした。今までがすごい方ばかりなので、「本当に私でいいのかな」とすごく不安でした。――そういえばTwitterに書いてあったんですが、ポカリダンスを学校でやることになったんですか?たまたま私がリーダーになったクラスマッチがあって、持ち時間3分で出し物は自由。何人かが「ポカリのダンスを踊りたい」と言ってくれて、最初は冗談だと思っていたんですが、「踊れる人がいるからやろう!」と盛り上がって。ある子が「めっちゃがんばろう! 最高の3分間にしような!」と言ってくれたんです。それはすごくうれしかったです。こんなふうに思ってくれているんだって。○平手友梨奈は「とっても優しい方」――みんな温かく見守っているんですね。デビューから3年。「芸能」という仕事に対しての印象で、変化はありますか?いまだに自分が「芸能人」としてやらせてもらってるのはすごく不思議な感覚があって。お仕事現場に入るとスイッチが入って、地元の友だちはいろいろ感想を言ってくれるんですが、「あれは違う八木莉可子」「私が知ってるリーコは、今まで通りのリーコやで」と。私にとっては、その言葉が本当にありがたいです。――ACのCMにも出演しましたね。いじめられている子を傍観している側の役でした。最初は見て見ぬふりの傍観者側。途中から真顔で通り過ぎるんですけど、だんだん怒りがこみ上げてきて。最後は本人にLINEを送るストーリーです。監督からは、その怒りが増していく流れを表現してほしいと言われました。今見ると、反省点ばかり(笑)。いじめる側の方々も演技がすごくて、本当に嫌な気持ちになっていったのを覚えています。――欅坂46の平手友梨奈さんがいじめられ役でした。平手さんとお話しする機会はありましたか?とっても優しい方でした。傍観者側といじめられている側なので最初はそこまでお話ししなかったんですが。その頃、平手さんがセンターを務めた「サイレントマジョリティー」のミュージックビデオをよく観ていたので、「あのダンスすごいですね」とお話しさせていただきました(笑)。――その後、八木さんも激しいダンスを踊ることに。欅坂46は紅白初出場など、以降も躍進が続いています。同世代の活躍ぶりをどのように感じますか。ACのCM以降はお会いできていないのですが、一度だけの共演でもすごく刺激になる存在です。歌からも感情がすごく伝わって来て、演技と歌で表現の仕方は違っていても、通ずる部分があるんじゃないかと感じます。○高校で上京しなかった理由――事前にお送りしていた質問では、「内面から輝ける心を持った女性になりたい」とありました。今は学業とお仕事を両立するようにやらせていただいているんですが、東京の高校を選ばなかったのは、将来の自分を見据えてのことで。私は、素の自分でいられる学校生活が今の私には大切と思って、地元での高校3年間があるのとないのでは私の中で将来的に何かが変わるような気がして。高校生活を充実させることによって、演技の部分でも活かされると思うので、今の地元の高校を選ばせていただきました。――デビューして3年。ご自身の変化はありましたか?モデルさんのお仕事でグラフィックを撮っているときも感情表現を求められる場面があって、そこには演技力が求められるようになります。ドラマ(『時をかける少女』『僕たちがやりました』)も経験させていただいて、感情表現としての演技が好きかもしれないと感じるようになりました。小中時代、仲良し4人組で過ごしていたんですが、昔はよく漫才をしたり、シンデレラをリメイクして作ってみたり。週に1回集まって、そんなところを自分たちで撮影していました。すごくクオリティ低いですし、見返すのも恥ずかしいくらいなんですが、最近も「今度ミュージックビデオ撮りたいね」とかいろいろ盛り上がっています。演技をしていると、その時の楽しさと共通する部分を感じて。私にとっては大切な時間です。■プロフィール八木莉可子2001年7月7日生まれ。滋賀県出身。慎重169センチ。A型。2015年、モデルオーディション「THE NEXT ASIACROSS MODEL AUDITION 2015」で7,851人の中からグランプリを受賞し、モデルデビュー。2016年から『Seventeen』の専属モデルを務めている。また、同年に大塚製薬・ポカリスエットのイメージキャラクターに抜てきされ、プロトコーポレーション・グーネットなどのCMにも出演。『時をかける少女』(16・日本テレビ系)、『僕たちがやりました』(17・フジテレビ系)など、女優としても活動の幅も広げている。2018年7月スタートのTBS系『チア☆ダン』に出演。そのほか、LUMINE 、京都きもの友禅のイメージモデルなど。
2018年05月27日初めまして、車椅子ジャーナリストの徳永 啓太(とくなが けいた)です。私が車椅子を使用しているマイノリティの一人として、自分の体験談や価値観を踏まえた切り口と、取材対象者さまの価値観を“掛け合わせる”対談方式の連載「kakeru」の第2弾です。ここでは様々な身体や環境から独自の価値観を持ち人生を歩んできた方を毎月取材し、「日本の多様性」を受け入れるため何が必要で、何を認めないといけないかを探ります。徳永 啓太▶徳永啓太のインタビュー記事はこちら今回のテーマは「ちがい」です。インタビューをしたのはプロダクトブランド「MUKU」を運営する松田文登(ふみと)さん、崇弥(たかや)さんの双子の兄弟。知的障がいのあるアーティストが描くアート作品をプロダクトに落とし込むことをコンセプトに、傘やネクタイと身近なものを老舗の職人とのコラボレーションにより展開し、社会と繋がることモットーにしている。今あるものとはちがう視点から、ちがう価値観を届けたいという彼ら。プロダクトや福祉、アートと様々な方面で活動する中で見えてきたこととは何か、そしてその「ちがい」にブランドとしてどうアプローチしているのかを探っていきます。左から文登さん、崇弥さんアートを超えるプロダクトを目指して徳永:まずはMUKUを始めるきっかけなどをお伺いしてもよろしいでしょうか?松田崇弥(以下、崇弥):知的障がいのある方のアート作品に興味を持ったきっかけは双子の上に自閉症の兄がいまして、 幼少期は週末など母親に連れられて福祉施設に通っている方たちとキャンプに行ったりした経験から、 小学校の卒業論文に「養護学校の先生になりたい」と書くぐらい福祉関係の仕事に興味がありました 。今は広告の仕事をしていますが、ある日母親から岩手県にある「るんびにい美術館*1」を紹介され 、主に知的障がいのある方のアートを展示している美術館があることを知りました。そこに展示してある作品のクオリティーの高さに驚き、これはちゃんとプロダクトに落とし込めば世の中に提供できると思いました。 このときの衝撃を双子で話し合い、MUKUをスタートすることに決めたのです。(*1)知的な障がい、精神的な障がいなどのあるアーティストの作品を多く展示する岩手県・花巻市にある美術館。館内のアトリエではアーティストたちが作品の制作を行っている徳永:MUKUの活動でお互いの役割分担はありますか?松田文登(以下、文登):僕が営業や施設の方とのお話をさせてもらっていて、 崇弥が企画や広告などを担当しています。 先ほど崇弥から知的障がいのある方のアート作品の活動についての話がありましたが、僕は日本の縫製工場が失われつつある現状を知り、職人仕事を盛り上げていきたいという気持ちがあるため、「知的障がいのある方のアート」と「職人仕事を盛り上げる」という二つを掲げてやっていきたいと思っています。徳永:MUKUとしてのブランドのこだわりを教えてください。文登:僕らは「アートを超えるプロダクトを作りたい」といつも話していて、 まずはじめに値段が高くなっても構わないので、最高品質のものを作ること、そして日本製品にすることを決めました。価格が上がるという面もありますが、「知的障がいのある方の中からアートを通じてヒーローを生み出す」ことをやりたいと思っていて、そのためには品質は徹底的にこだわりたいと思っています。現在お願いしている職人さんは山形に自社工房を構える創業明治38年の「銀座田屋」というネクタイを専門にしているところです。細い絹糸を使用していて、高密度かつ多色の織りが出来ることで、アート作品の細やかな表現が再現できプリントよりも上品な仕上がりが実現しています。また傘は日本橋にある洋傘一筋87年の小宮商店というところにお願いしています。蓋を開けてみるとどちらも自社以外の製品を作るのはMUKUとが初めてということで、職人さんは「技術をより多くの人に知ってもらう機会になった」と喜んでくださいました。Artwork by SASAKI SANAEアート作品では白色になっているものを、ネクタイでは銀色で表現することで高級感が出る仕上がりになっている徳永:絵のセレクトやアーティストとの契約はどのように行なっていますか?崇弥:MUKUには双子を合わせてメンバーが5人いるんですが、みんなで話し合って決めています。 我々のところに美術館や親御さんから直接情報をいただき、そこから素敵な作品を我々で選びご連絡させていただいて、契約を結ばせてもらっています。 また僕らは売上分ではなく、工場へ発注した段階でデザイン使用料として商品価格の一部をアーティストさんに渡す仕組みにしています。なので今後も製造した分に比例してアーティストさんへ貢献できます。徳永:なるほど!アーティストにしっかり使用料が渡る仕組みになっているわけですね。他にも知的障がいのある方のアートでプロダクト作りをしている企業はありますが、品質へのこだわりと若者に受け入れられやすいようなプロモーションをしていて、これまでにないものだと感じました。徳永:個人的にこういった施設に通っている方のアート作品を世の中に広める活動について思うことがあって、アーティストと紹介する前に“知的障がい”という言葉を説明に使うことが、ありかなしかという問題です。どんな人であれ、いいものはいいと判断したいのですが、僕は“知的障がい”という言葉をみると良くも悪くも偏った見方をしてしまうなと正直思っていまして、その言葉だけで物事に対する価値観が変わってしまうこともあるかなと思っています。崇弥:この活動を始めて約1年半になりますが、最初は“知的障がい”という言葉を使わなくていいんじゃないかと話をしていました。一方でその言葉を使わなくなると、ブランドとしてのアイデンティティがなくなっていることに気がつきました。 色々話し合い悩んだ末、最終的には“知的障がい”という言葉を使うことにしました。 文登:ある日るんびにい美術館のアートディレクターをされている板垣さんと話をする機会があり、 “知的障がい”という言葉をつけるかつけないかついて悩んでいたことを打ち明けました、板垣さんからは「出すも出さないも、最終的に出た答えでいいのでは」というご意見をいただきました。しかし正直なところ、まだすっきりとした答えが出ていないと思っています。理想は、MUKUの情報を知らずにアーティストの作品を見てかっこいいと思ってくださった方が、後から知的障がいのある方の作品だと知るというサイクルに持っていけたらいいなと思っています。 崇弥:この件に関しては、常に僕たちも考えていてそのサイクルができたら一番嬉しいのですが、今の段階だとその導線を作るのは難しいとも感じています。 例えばトークショーに呼ばれる機会も増えてきたのですが、知的障がいのある方と一緒に活動していることの話について聞かれることが多く、作品にあまり触れられてないなと感じる時があります。僕らは世の中によく思われたいからやっているわけではなくて、彼らのアートの価値が正しくつけられるように持っていきたくて活動していると思っているので、世間が期待していることと僕らの考え方に差があり、それに違和感を覚えています。 徳永:最近知的障がいのある方のアート作品が注目される機会が多くあると思いますが、「知的障がいのある方=アーティスト」というわけではないと思います。もちろん中にはとても優れた才能を持っている方もおられますが、そういった方ばかりではないですよね。そうした方の作品をすくい取るというか、プロダクトに落とし込む受け皿のような活動をデザインを通じてできたらいいなと前々から思っていて、MUKUさんは今後そういった活動の役割として重要な位置になると思いました。崇弥:そうですね。僕たちが使用許可も含めて交渉できるアーティストの作品は現在1000作ほどですが、 毎年MUKUとして世の中に発表できているのは10数作という現状があり、とてももったいなさを感じています。今後はいろんな企業や行政、クリエイターと彼らの作品をプロダクトに落とし込めないか企画、提案をしていきたいなと思っています。インタビューの中でも少し触れていますが、そもそもアーティストであることに“障がい”のあるなしは関係ないはずなのに、“知的障がいのある方のアート作品”と言葉で括って取材することは野暮だと思っていました。それは「いいものはいい」と判断したいのに、知的障がいという言葉を使った説明が私の判断を鈍らせているためでもあります。また福祉関連に関わることは、色々な方が色々な解釈をされる分野でもあり、とてもセンシティブな問題がつきまとうと思っていて、どのような話題にするか正直迷いました。しかしお話しすることが決まったとき、私が疑問に思っている事柄についてどのように考えているのか、あえて深く掘り下げてみようと考え質問を投げかけました。それに対してMUKUのお二人は知的障がいという言葉の扱い方から、福祉事業でしっかりビジネスを試みていることまで難しい問題に快く答えてくれました。特に「売って儲けることでアーティストへ貢献したい」と筋の通ったお答えにはとても感心いたしました。何事にも継続が必要で、そのためには資金が必要です。なのでビジネスをすることは、とてもまっとうな考えだと思います。MUKUさんのように、アートとプロダクトを通じて価値観を整理するような活動を今後とも期待したいです。MUKUWebsite|Facebook|Twitter|Instagram“ちがう視界から、ちがう世界を描き出す”をテーマに、強烈なアイデンティティをもつアーティストが描くアート作品をプロダクトに落とし込み、社会に提案するブランド。クリエイティビティを徹底的にブランディングすることで、社会に新しい価値の提案を目指す。2016年六本木アートナイト、国立新美術館の展示会、伊藤忠青山アートスクエアの企画展、代官山蔦屋書店のフェアへの参加、100個のプロジェクトがうごめく実験区100BANCHへの参画など、福祉の枠を越えた精力的な活動を行う。▶︎これまでの徳永啓太の「kakeru」・#001 乳がんを患ってから起業。病気にかかると行動に制限をかける人が多いなか、“新しい肩書き”を手にした女性▶︎オススメ記事・障害者という“レッテル”はやめよう。アートキュレーターが語る「言葉に左右されない審美眼」の重要性・使わなくなった毛皮製品を仕立て直す男が、いくら“社会にいいこと”でも「押し付けでは意味がない」と考える理由Portrait photos by Anne Yano (Website|Instagram)Other images via MUKUText by Keita TokunagaーBe inspired!
2018年05月08日