季節の挨拶や帰省など、手土産を用意する機会の多い年末年始。FASHION HEADLINEでは、ファッション・ビューティ業界のプロが選ぶ“冬の手土産”をご紹介。お遣いものに悩むことがあれば、目利き達が太鼓判を押す逸品リストを参考にして欲しい。京都で140年余り、茶筒づくりを行う開化堂の6代目八木隆裕さんが選ぶのは、祇園の裏路地にある「Kagizen Gift Shop」でのみ販売される「飴雲(Amegumo)」(780円)。同ショップは閑静な一軒家で、ギフトショップにはカフェ「ZEN CAFE」も併設されている。海外出張も多い八木さんは「見た目が綺麗なことや、ここの店でしか販売されていないのも魅力」と語り、この「飴雲」を手土産に選ぶ機会も多いという。店内奥には、和菓子作りを見学可能な工房と、イベントを開催するギャラリースペースも広がるとあって、京都に足を運んだ際には手土産のみならず、日本の職人の技を体感できるスペースなのも見逃せない。
2015年12月28日方南ぐみ企画公演『ボンバーマン初夏の浅草の秘密』に、劇団EXILEの小野塚勇人と八木将康が出演する。ふたりが演じるのは、タイムスリップによって昭和25年という時代にやってきた男たち。小劇場の手練れに混じって、この作品にどう取り組んでいるのか。初日を控えた小野塚と八木が気合いを見せた。方南ぐみ企画公演『ボンバーマン初夏の浅草の秘密』チケット情報自分の人生がうまくいかないのを世の中や人のせいにしていた若者が、ひょんなことから昭和25年の浅草に迷い込んだ。そこで出会うのは、戦争を生き抜き、貧しくとも懸命に生きている人たち。小野塚と八木は、台本を読んですぐ、この物語に惹かれたという。「現代にいると、ちょっとイヤなことがあっただけで面倒くさいってなるけど、この時代はイヤだからって頑張らなければ本当に死んでしまう。生きていくためには何だってやるぞっていう強さを感じるんです」(小野塚)。「知らない時代のことだから、自分にとって新しい知識としてすごく勉強になりますし、また「知らない」ということが逆に役を演じる時にリアルな反応をすることができる強みでもある。観てくださる方も、僕たちと同じ目線で物語に入っていけると思います」(八木)。まさに、ふたりを通して観客にも何かが届くという仕掛けだ。「現代っ子の僕たちだからこそ伝えられるメッセージというものも台本には詰まっているので、しっかり伝えていきたいと思っています」(小野塚)。今作の作・演出を手がけ、方南ぐみを主宰する樫田正剛は、実はふたりの恩人である。2012年の樫田の作品『あたっくNo.1』への出演をきっかけに、劇団EXILEに加入することになったからだ。だからこそ、期待に応えたいという気持ちは強い。「まったく未経験の僕らに、技術じゃなくて気持ちで芝居をするっていう役者としての基礎を教えてくれた人なので、今回もちゃんと精神を入れて、本気で役と向かい合いながら芝居をしたいと思います」(小野塚)。「常にチャレンジしろ、やりすぎるぐらいがいいっていうこともいつも言われるんです。だから、ベテランの方々にもまれながら、食らいついていこうと思ってます」(八木)。また、今回は小劇場で上演されるとあって、このふたりならではの息の合ったところも間近で観ることができそうで、「視線を合わせるところや細かい表情も観ていただきたいポイントです」と八木もアピールする。「戦後の話ですけど、エンターテインメントにあふれる物語で、笑える部分もたくさんあります。それに、知らないことが描かれているからこそ面白いということもあると思うんです」と最後に語った小野塚。その言葉が演劇の真髄を表していた。公演は7月15日(水)から20日(月・祝)まで東京・キンケロ・シアターにて。チケット発売中。取材・文:大内弓子
2015年07月08日9月6日公開の映画『フルスロットル』の公開直前ゼロGアクション体験イベントが2日、東京・台場のお台場 デックス広場で行われ、お笑いコンビ、ダチョウ倶楽部の肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵、パルクールパフォーマーのCORKY(コーキ/牧野晃樹)が出席した。昨年交通事故により不慮の死を遂げたポール・ウォーカーの遺作となる本作は、驚異の身体能力を持つ2人の男が、クールにスマートに画面狭しと暴れまくる無重力アクションムービー。本作では、特別な道具や物を使うことなく自然な形で表現されている新ジャンルアクション"パルクール"を使用して大きな話題を集めている。そんな本作の公開を間近に控えたこの日のイベントに、ダチョウ倶楽部の3人が揃って登場。本作について寺門が「この映画はアクションが激しかったですよ。CGじゃなくて本当にやっていました! アクション映画は当たり外れがあるんだけど、これはこれは当たりでしたね」と絶賛すれば、リーダーの肥後も「最初から最後まで飽きずに見れました。最初にパルクールでクルクル回って掴みはOK! そこから面白い展開があって、最後はスッキリします!」とべた褒め。一方の上島は「出演者も個性的で良かったですよ! やっぱり主演のパルクール! えっ? パルクールいないの?」と足を止めた一般客を笑わせた。また、同イベントには日本を代表するパルクールの達人、CORKYがスペシャルゲストとして登場。ダチョウ倶楽部を前にしてパルクールの技を披露し、それに触発されてかアクション芸人のダチョウ倶楽部もパルクールにチャレンジすることに。おなじみの誰がやるか決める時のギャグで上島が臨むことになるが、「ブラジルの人聞こえますか~?」とサバンナ、八木真澄のネタを披露しただけであえなく断念した。多くの一般客と報道陣に「どうもすみませんでした…」と謝罪しながら「絶対に無理だと思いましたよ」と降参宣言するも「パルクール芸人」と名乗ろうとしたが、CORKYから「ちょっとダメですね。もっと練習していただかないと…」と当たり前のようにダメ出しされていた。映画『フルスロットル』は、9月6日より新宿ピカデリーほか全国公開。
2014年09月03日「ケンゾー(KENZO)」を運営するケンゾーパリは1月29日、八木通商と共に、日本で合弁会社「ケンゾーパリ ジャパン」を設立することを発表した。新会社は今後数ヶ月以内に設立され、日本におけるケンゾーラインのディストリビューターとして、14AWから営業を開始する。ケンゾーパリのエリック・マレシャル(Eric Marechalle)CEOは「ケンゾーのファッションは、ブランド創始者・高田賢三の故郷である日本のお客様に高く評価されており、更にその存在を高めたい」とコメント。 八木通商の八木雄三代表取締役社長は「私共のマーケティングに関する高度な専門知識を用いて、ケンゾーを日本市場において最も成功を収めるブランドに育てて行く」と意気込みを語っている。高田賢三は、1970年にパリにブティック「ジャングルジャップ」を開き、ハンドメイドのウィメンズコレクションを発表。99年にはLVMHグループの傘下となり高田はアーティスティックディレクターを辞任。2011年7月に「オープニング セレモニー(OPENING CEREMONY)」創設者のキャロル・リム(Carol Lim)とウンベルト・レオン(Humberto Leon)がクリエーティブディレクターに就任した。八木通商は1946年に設立。アメリカ、ヨーロッパ、アジアに海外拠点を持ち、「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」「バラクータ(BARACUTA)」「バブアー(Barbour)」「J&M デヴィッドソン(J&M DAVIDSON)」「ファリエロ サルティ(Faliero Sarti)」「スリードッツ(three dots)」などの輸入・販売を手掛けている。2009年には「モンクレール(MONCLER)」とも合弁会社を設立し、日本でのビジネス展開を担っている。
2014年01月30日3月24日(木)、開催中の第3回沖縄国際映画祭で“アースマラソンの裏話を聞く『ラン アンド ラン』”のイベントが那覇市・桜坂劇場にて開催され、『ラン アンド ラン』の上映と、主演の間寛平とサバンナ・八木真澄&高橋茂雄を迎えたプレミアムトークショーが行われた。間さんが笑顔で登場すると、客席からは大きな歓声があがった。その声援に応え、間さんは「アヘアヘ」とおなじみのギャグを披露し会場に笑いを提供した。間さんがアースマラソン中に前立線がんを患ったことを聞き、心配していたという高橋さんだが、テレビで間さんが「前立線〜!!」と絶叫する姿を見て「(がんを患ったのは)ホンマかな?と思いました」と呆れ顔でコメント。「がんになんか負けていられない」と思ったという間さんは、治療の様子を“がんのモノマネ”で説明し、シリアスな話も笑いに変えて話し、「さすがお笑いのキング!」と会場から再び大きな声援を受けていた。上映作品について間さんは、「キャメル監督っていうのが、俺がアースマラソンに挑戦してることを知って撮らしてくれと言うから」と、アースマラソン中に撮影が急きょ決まったという驚きのエピソードを披露。撮影時は台本もないうえに、もちろん言葉も通じず、適当に(?)会話をしながら演技に臨んだことまで暴露した。呆れたサバンナは「お客さん今日はすごい映画、観に来ましたね…」と苦笑い。監督がイラン人だという話から「中東は怖いというイメージがあるけれど、18か国走ってきた中でイラン人が一番優しい!」と話した間さん。「マラソンしていると、バイクに乗っていけと言ってくれたり、家に泊まりに来いって言ってくれる人や差し入れをくれる人も多かった」という心温まるエピソードを披露し、会場は和やかな雰囲気に。そのとき、高橋さんが急に笑い出し「寛平さん、スタッフが舞台袖から監督の名前教えてくれたんですけど“カマル・タブリージー”って…」と注意したので、会場は大爆笑。監督の名前を間違えた間さんは、高橋さんに「一文字も合うてへんやん!」と突っ込まれていた。続いて、アースマラソンの写真をスライドショーで見ることに。間さんがマラソン中に出会った人々と撮った写真を見て、八木さんが「寛平さん、サルそのものじゃないですか」と感想を述べ、さらに、一緒に写っている人との関係を“サルと調教師”とまで言いだし、会場は再び大爆笑。終始、会場を沸かせたトークショーだが、最後は「東の方は大変なことになってますし、一刻も早い復興に向けて頑張ってほしいと思います。我々も一生懸命そのために頑張って、ちょっとでも役に立つことをしていきたいと思います」という間さんの真剣な言葉で締めくくられ、笑いが日本中に元気を与えると、チャリティーを目的に開催された沖縄国際映画祭にふさわしい“Laugh&Peace”なイベントとなった。第3回沖縄国際映画祭は3月18日(金)から27日(日)まで、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターをメイン会場に開催。特集「よしもと芸人が贈る!沖縄国際映画祭2011」■関連作品:第3回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2011年3月18日よりカウントダウンイベント開始、22日から27日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】木村監督が涙を流し完成させた作品で、日本中に笑いとエールを贈る【沖縄国際映画祭】中谷美紀、涙をこらえ沖縄から被災地へエール!【沖縄国際映画祭】相武紗季、初の子持ち役で新たな境地が開けた!【沖縄国際映画祭】黒沢、鬼奴の彼氏いない歴に「映画の中だけでも恋愛しないと」【沖縄国際映画祭】私たちにも、できることがきっとある。吉本芸人が贈る映画祭開幕!
2011年03月25日