●モノクロ写真はディテール感が重要ワコムは、神奈川県・横浜市「パシフィコ横浜」で2月12日~15日にかけて開催されたカメラと写真映像のワールドプレミアムショー「CP+(シーピープラス) 2015」にて、5人のプロ写真家によるペンタブレットを使ったフォトレタッチセミナーを開催した。ここでは、創世記からデジタルでの表現に取り組み、モノクロ表現を多く取り入れたプロ写真家・茂手木秀行氏の「Wacom Creative Seminar『Cintiq Companion 2 を活用したモノクロ写真づくり』」セミナーから、魅力的なモノクロ写真に仕上げる極意を紹介する。茂手木秀行氏が実作業をしながら細かな説明をしていくという非常に具体的なセミナーとなった。茂手木氏は、最初に同じくセミナー講師を務めたプリンティング・ディレクターの小島勉氏の実施したセミナー内容に言及し、「(小島氏が解説したように)レタッチで画像は劣化します。これをしっかりと頭に置いておきましょう」と前置き。「当然の話ですが撮影はRAWデータで行います。つまり、撮影した画像の基本調整は、情報量が豊富なRAWデータのときにやっておいて、レタッチをいかに最小限にとどめておくかが重要になってきます」と語った。最初に、茂手木氏はモノクロ写真ならではのコツを伝授。「明暗差を作っておくことも大事ですし、太陽があたって色が飛んでいるとこはハイライトで調整します。モノクロというのは色情報がない分、ディテール感をきちんと出すのが基本」とのこと。「"黒はつぶさない、白は飛ばさない"」というフレーズを強調し、「白のディテールと黒のディテールがしっかりと出ている状態が大切です。よいデータを作ることが、よいプリントをつくることにつながっていきます」とコメントした。続けて、「RGBでいうと250-230あたりですがその部分を詰めて、シャープネスをかけたり、コントラストを上げたりしていきます。そうすると地球上ではなく、どこかほかの場所のような空気感ができあがっていくんです。この写真でいくと、船の影の部分のディテールはきちんと残してあげましょう」とより具体的な数値に言及しつつも、できあがる空気感のイメージも例示。これで基本の部分ができあがり、ここからはPhotoshopで細かい加工を進めていく。●「レベル補正」と「トーンカーブ」、明暗調整で使うべきなのはどっち?Photoshopでの加工に関しても具体的な解説がなされた。まずマスクを作成し、[マグネット選択ツール]で船をおおまかに選択。次に選択範囲の明るさの調整を行うにあたり、「『レベル補正』より『トーンカーブ』を使ってください」と指定があった。というのも、レベル補正は画像を劣化させる比率が高いためだという。「シャドウを引きだしつつ、コントラストをしっかり出したいのですが、最初はこのトーンカーブで細かい調整をするのが大変だと思います。調整レイヤーで整えた後、不透明度を変更するとやりやすいのでお試しください。選択範囲の境界線がざっくりと切ったままなので、マスクを調整するタブで選択した部分の境界線をぼかすなどして調整するとなじんでいきます」と、つまずくであろうポイントに先回りした丁寧なアドバイスが展開された。ここまで行ってきた加工により船は鮮やかに、周りは沈んだ色味になり、表現したいものが引き立っていくという。「ぼかし(ガウスぼかし)を使うのもいいですね。画面の手前がぼけていると、船までの距離感をぐっと出すことができますよ。マスクを使いこなすことができるようになると、画面の演出の仕方もうまくなっていくと思います」とコメントした。さらに茂手木氏は、データを劣化させないために有効な「ふたつの保存のポイント」をレクチャー。ひとつは、カラースペースの部分だ。「モノクロ写真を保存する場合「モノクロ専用のグレーガンマ」を選択しがちですがこれはNG。なぜならインクジェットプリンターはこの設定を受け付けないからですね。必ず「sRGB」を選択するようにしてください」と解説。「プロファイルを何度も変換しするとまた画像が劣化しますので、この作業を1回ですませることが大事です。保存するときはTIFF形式かpsd形式で保存しましょう。ご存じの方がほとんどだと思いますが、jpgは画質を大幅に劣化させてしまいます」と、追加で保存形式についても言及した。もうひとつのポイントは、加工が終わり、最後に画像を統合してプリントする際の「ヒストグラム」に関するもの。「ヒストグラムにくしのような穴があいている状態は、データが劣化していることを示しています。これを防ぐにはまず最初に[イメージ]から[モード]を[8ビット]→[16ビット]に変更してください。画像の加工が終わったらレイヤーから画像を統合し、[8ビット]モードに戻します。たったこれだけの作業で穴空きを防ぐことができます。特にモノクロ画像だと効果的なので、ぜひお試しください」と語った。いかがだろうか。セミナー会場の撮影では細かい設定の違いまでは分かりづらいが、撮影後のデータの扱い方で写真のプリント仕上がりは大きく変わってくる。プロの加工技術のヒントを聞ける貴重な機会となった。なお、茂手木氏は今後ともワコムのセミナーにてさらに突き詰めた画像加工のテクニックを説明するとのことなので、こまめにセミナー情報を確認してほしい。
2015年02月16日CP+は「カメラと写真映像のワールドプレミアショー」というだけあって、主役は何といってもデジタルカメラ、レンズ、周辺機器、ソリューション、各メーカーだ。とはいえ、華といえばやっぱりコンパニオンのみなさん。会場を彩り、来場者には華を、取材陣にはいっときの癒やしを与えてくれる。CP+2015のコンパニオンさんフォトギャラリー、第1弾、第2弾に続いて、第3弾をお届けしよう。
2015年02月16日CP+は「カメラと写真映像のワールドプレミアショー」というだけあって、主役は何といってもデジタルカメラ、レンズ、周辺機器、ソリューション、各メーカーだ。とはいえ、華といえばやっぱりコンパニオンのみなさん。会場を彩り、来場者には華を、取材陣にはいっときの癒やしを与えてくれる。CP+2015のコンパニオンさんフォトギャラリー、第1弾に続いて第2弾をお届けしよう。
2015年02月14日●"写真"に革命をもたらす次世代カメラパシフィコ横浜で開催されている「CP+2015」へ行くために「みなとみらい」駅の改札を出たオレをまず驚かせたのは、クイーンズスクエアの天井にぶら下がる大きなスヌーピーだ。オレはスヌーピーには敏感なのだ。そして、子供が周りを走り回ったり、特撮ドラマ(「仮面ライダー」か?)の撮影が行われていたり、パシフィコ横浜に到達するわずか数分の間に、さまざまなものが襲いかかってきた。めまぐるしい街だ。パシフィコ横浜に着くと「ああ、今年も来たなあ」という感慨がある。この季節には、何年もこのパシフィコ横浜に足を運んでいるのだ。今年、CP+2015でオレを待ち受けていた興味深いアイテムを紹介していこう。○ピント位置を撮影後に変えられる次世代カメラ「LYTRO ILLUM」米LYTRO社は撮影後にピント位置を変えられるカメラのメーカーとして有名だ。LYTROが最初に作ったカメラは筒状のトイカメラのようなものだったが、その後の進化によって誕生したのが「LYTRO ILLUM」(ライトロイルム)だ。LYTRO ILLUMは焦点距離30-250mm(35mm判換算時)の光学8倍ズームレンズを搭載し、一般的なユーザーが十分満足して使える程度の焦点距離をカバーしている。レンズ部分はよくあるコンパクトデジタルカメラと比較すると長く、サイズはズームレンズを装着した一眼レフという感じ。ただし、重量は940gなので見た目ほど重くない。この大きなボディの理由は、4,000万「レイ」(画素ではない)の「ライトフィールドセンサー」を搭載しているからだとか。このセンサーが光の強さや色に加えて、光の"方向"(光線)の情報も記録する。そのため、撮影後に写真のピント位置や絞りを変えられるほか、3D映像も生成できるのだ。ちなみに、多くのデータを記録するせいで、1枚の画像データが50MBにもなってしまう。ピント位置の変更は、背面モニター(タッチパネル式だ!)での再生時にも行えるし、パソコンやタブレットから専用アプリを用いても行える。LYTRO ILLUMは、カメラにとって"フォーカス"とは、ひいては"写真"とは何なのか? という概念を根本から変えてくれそうで、強いインパクトを持つ未来的なカメラだ。○自分で組み立てられるカメラ「KONSTRUKTOR」現在、多くの人がデジタルカメラを使っているが、なかば趣味的にフィルムカメラを使う人も存在する。ある意味究極といってもいい、自分で組み立てられるフィルムカメラが、ロモグラフィーの「KONSTRUKTOR」だ。まるでプラモデルを組み立てるように、自分でパーツをネジ止めして組み立てていくと実際に使えるカメラが完成する。組み立てに要する時間はだいたい1~2時間だという。サイズはコンデジ程度だが、なんといっても軽い。ちなみにレンズもプラスティックで、焦点距離50mm・絞りF10というスペック。シャッター速度は1/80秒固定で、バルブモードも持っている。固定焦点で0.5m~∞にピントがあう。富士フイルムの「写ルンです」と似た仕様、という感じだろうか。いや、現在の「写ルンです」にはフラッシュがあるから、ちょっとだけ遅れをとっているかもしれない。もちろん「写ルンです」は自分では組み立てられないが。自分で組み立てるカメラというのは斬新だし、価格も3,790円(税別)と気軽に楽しめそうなのがいい。○歴史の影に消えていたレンズの復活「ペッツバール」正確に再現するのが写真の正義、という潮流が昨今あるようにオレは思う。そんな流れに押されてか、一時期は消えていた「ペッツバール」というレンズをロモグラフィー社が現代に復活させたのが、「LOMOGRAPHY PETZVAL LENS」だ。最近は「美しいボケ味」を重視する人が多いが、このペッツバールレンズでは背景がぐるぐると渦を巻くようにボケる。独特な味を持っているのだ。再現性が低いせいか、しばらくは歴史の表舞台から消え去っていたのだが、その特性を楽しみたいということで、ロモグラフィーがペッツバールを現代によみがえらせたらしい。実際に渦巻きボケの写真を見ると、これが実に美しい。ちなみにレンズの焦点距離は85mmでポートレート向けだ。ペッツバールのアイデンティティはその渦巻きボケの写真だけに限らない。レンズの鏡筒はレトロな真鍮製で、時代を感じさせてくれる。"持つ喜び"もたまらないだろう。ちなみに、マウントはキヤノンのEFマウント用とニコンのFマウント用を用意する。アナログでもデジタルでもOKなので、幅広いユーザーが楽しめる。●まだまだ行くぜ! CP+でオレを待ち受けていたおもしろアイテム○カシオブースにて発見! セルフィーで使いやすそうな「EX-ZR1600」多くのカメラがレンズだの画質だの連写速度だの、と撮影性能をアピールするなか、「セルフィー撮影で使いやすい」というわかりやすいアピールで、オレが気に入ったのがカシオのコンデジ「EX-ZR1600」だ。背面モニターが180度チルトするカメラも最近多くなった。ただし、これは単に"チルトできる"というだけだ。EX-ZR1600では背面モニターが"シャキッ"と"パキッ"と気持ちよくセルフィーポジションにチルトする。さらにカメラ前面にシャッターボタンを持ち、セルフィー撮影時にも押しやすい。Bluetooth Low Energyで常時スマートフォンと接続し、シャッターを切ると撮影画像をWi-Fiで自動転送するのだ。これは最近のセルフィー流行に乗ったすばらしい仕組みといえる。画像処理エンジン「EXILIMエンジンHS Ver.3」搭載で、動作レスポンスが極めて快適なのもいい。○CDの音を美しく再生するウッドコーンマジック - ビクターカメラ・写真のイベントなのに、なぜかCDコンポも展示されていた。それがビクターのウッドコーンスピーカー搭載コンポ「EX-B1」だ。このモデルは市販されておらず、イベントごとに台数限定で販売されているという特殊なものだ。今回は15台限定で販売するということだった。ウッドコーンスピーカー搭載機のなかでも、極めてハイレベルな機器だそもそも、ウッドコーンスピーカーって何? という話になるが、これは"ウッド"と名前にある通り、木製の振動板をつかったスピーカーだ。振動板を木にすることで、より自然な音を再現する、とされる。ビクターは音楽CDなどを作成する録音スタジオ(ちなみに本社の裏にある)を持っている。そこの録音エンジニアたちは、最終的な音の仕上がりをチェックするために、コンシューマー機器としてウッドコーンスピーカーを使っている。ブースでは音楽CDを再生していたが、こんな小さなスピーカーで、しかもCDを再生しているとはとても思えない音を出していた。このハイレゾオーディオ全盛の時代にも、「いいと思える音」を感じさせてくれるのは素晴らしい。何か、目の前で楽器が演奏されているかのように音の響きを感じてしまうのだが、これはPCM音源というよりもDSD音源のフィーリングだ。これがウッドコーンマジックだろうか。○写真はどこに行くのか?さて、「写真はどこに行くのか?」ということをしみじみと考えさせてくれたのが今回のCP+だ。かつて、絵画が写真の登場によって、その記録的な意味やバリューを失ったように、記録的な意味での写真も、もはや1つの到達点に達した気がする。ペッツバールのような、"写実"的ではなく"アート"的なレンズが復活したというのも、それが何かしらのターニングポイントを過ぎたことを感じさせてくれる。現在、一般的な静止画よりも多くの情報を記録するLYTRO ILLUMは、静止画から一歩進んで「空間を記録する」と称する。今回は取り上げていないが、パナソニックは4K動画から静止画を切り出す「4Kフォト」を大きく打ち出している。そんな流れのなかで、これから静止画を記録するためのカメラはどうなっていくのだろうか?この先、過去を振り返ることがあった時に、「そういえば、あの頃が1つのターニングポイントだったな」と思うような時代がまさしく"現在"なのではないか? とオレは考えている。
2015年02月14日神奈川県・パシフィコ横浜で2月12日から15日まで開催中の「CP+2015」。国内最大級のカメラの祭典であり、大手メーカーのみならず、様々なカメラや写真・映像関連メーカーがブースを出展している。そんななか、「LYTRO」ブースでは撮影後にピントを変えられるという、これまでにない機能を備えたデジタルカメラ「LYTRO ILLUM」(ライトロイルム)が展示されている。ブース内にはジオラマが設置され、実際にLYTRO ILLUMを試用することも可能。写真家によるトークショーも賑わいを見せている。○実際にブースでLYTRO ILLUMを体験してみたLYTRO ILLUMの特徴をざっくり説明すると、撮影した後からピント位置を自由に変更することができるデジタルカメラ、ということになる。スマートフォンなどでよくある「背景をソフトウェア処理でボカす」のとはちがって、光学的に「ちゃんとしたボケ」(何だか微妙な表現だが……)を自由に得られるのだ。撮影後には、ピント位置だけでなく絞りもF1.0からF16まで変更できる。なお、撮影時の絞りはズーム全域でF2.0固定だ。レンズ交換はできず、固定式となっている。ボディはカメラらしくはあるものの、グリップや液晶画面が斜めになっている個性的なデザイン。まさに"未来のカメラ"といった出で立ちで、個人的にはものすごくかっこいいと思う。レンズの青いラインもどことなく未来チックだ。肩に斜めがけして観光地を闊歩したい。レンズが巨大なので重そうに見えるが、重量は940gで見た目ほどでもない。レンズを装着した状態の一眼レフエントリー機と同じくらいだ。グリップの持ちやすさとも相まって、軽快に撮影を楽しめそうだと感じた。ブースにはジオラマが設置されており、LYTRO ILLUMを体験できる。操作などでわからないことは、その場にいるスタッフが丁寧に説明してくれるので安心だ。ちなみに、シャッターボタン脇の"LYTROボタン"を押すことで「深度オーバーレイ」モードとなり、ライブビュー画面内の被写体にリフォーカス(再合焦)できるかどうかを表示してくれる。具体的には、被写体のオレンジとブルーで縁取られた部分には、撮影後にピントを合わせられる。「撮影した後にピント位置を変更する」。文章で書くとそれだけのことだが、今後、写真の歴史に革命をもたらしかねない機能だ。ひょっとすると、CP+2015のLYTROブースこそが「未来」につながる入り口かもしれない。
2015年02月13日CP+は「カメラと写真映像のワールドプレミアショー」というだけあって、主役は何といってもデジタルカメラ、レンズ、周辺機器、ソリューション、各メーカーだ。とはいえ、華といえばやっぱりコンパニオンのみなさん。会場を彩り、来場者には華を、取材陣にはいっときの癒やしを与えてくれる。CP+2015のコンパニオンさん、さっそくフォトギャラリー第1弾をお届けしよう。
2015年02月13日カメラと写真映像の情報イベント「CP+2015」が、今年もパシフィコ横浜で開催。マウスコンピューターのブースでは、写真家向けの高性能デスクトップPC「MDV For Photo」を展示していた。「MDV For Photo」は、"カメラには詳しいが、PCには詳しくない"ユーザー層に向けた製品で、写真家の可能性を広げる最適な構成を提供してくれるというもの。特徴としてはまず、高性能パーツによる処理速度の速さだ。搭載されているカードリーダーはUSB3.0に対応しており、転送速度は従来のUSB2.0に比べて最大10倍以上違うので取り込みにかかる時間が飛躍的に短縮される。スタンダードモデル「MDV-GZ7000S-DP」では、CPUにIntel Core i7-4790K (4.0GHz)、メモリにPC3-12800 32GBを採用しており、負荷のかかるRAW現像も短時間で処理することが可能だ。また、ストレージは高速SSDと大容量HDDを組み合わせることで、軽快な動作と日々蓄積されていく膨大な写真データの保存を両立させている。大容量HDDは本体前面にリムーバブルドライブとして搭載されているので、PCケースを開けずに簡単交換できるところもポイントだ。もうひとつ、写真家にとってもっとも悩むのがプリントにおける色再現だ。色再現のズレをなくしてしっかりとカラーマッチングできるよう、Adobe RGBキャリブレーションに対応したEIZO製24.1型ディスプレイ「EIZO CX241-CNX」、広色域印刷に対応したキヤノン製プリンタ「PIXUS PRO-10」とのセットプランも用意されている。ブースでは「MDV-GZ7000S-DP」が展示されており、約3年前の旧型PCと比較して操作を体験することができる。
2015年02月13日2015年2月12日、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にて、カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2015」が開幕した。期間は2015年2月12日(木)~同年2月15日(日)だ。開催時間は午前10時~午後6時(最終日は午後5時まで)、入場料は1,500円だが、CP+2015の公式サイトで事前登録すると無料になる。今年もマイナビニュースでは、CP+2015の情報を随時お届けしていく。詳細はCP+の公式サイトを参照いただくとして、カメラメーカーとレンズメーカーはもちろん、多くのカメラ周辺機器メーカーがブースを出展。話題の新モデルや発売前のモデルに触れたり、各社によるセミナーなども豊富とあって、毎年たくさんのカメラファンが訪れる。昨年(2014年)は大雪に見舞われたCP+だが、今年は天気予報を見る限り、好天に恵まれそうだ。2月14日(土)と最終日の2月15日(日)は大きな混雑が予想されるので(毎年、土日は大変な人出)、お目当てのメーカーや製品がある方は、午前中の来場をおすすめしたい。
2015年02月12日カメラを向けられると、とりあえずピースをしてしまう日本人の悲しい習性。写真を見ればどれもこれも人差し指と中指を立てている、なんてこともあるのではないでしょうか。とはいえ、キメすぎるのも恥ずかしいし、ポーズをとらないのだってなんだか落ち着かないですよね。しかし、そんなお悩みとももうさよなら!斬新かつ、さりげなくてカワイイ「指ハート」ポーズが、お隣韓国から海を渡り、ここ日本へやってきましたよ~。「指ハート」とは?出典元:KOREAN HANURI BLOG このように、親指と人差し指をクロスさせて、小さなハート型を表現しています。控えめだけどとってもキュートですよね。なんでも、今韓国では若者の間で「ハートブーム」なのだそう。そのきっかけとは一体何なのでしょうか。なぜ「指ハート」がブームに!?今、バラエティ番組の即興で生まれた「キヨミソング」という曲に合わせて踊る、「キヨミダンス」が韓国で大流行。顔と手だけで表現する振付のため、簡単に覚えられ、多くの若者がVineやYouTubeに投稿しています。出典元:youtubeより 「キヨミ」とは韓国の造語で「可愛い子」という意味。その名の通り、あざといまでに可愛い振付が特徴です。クラブなどでも踊られるようになり、モデルのスルギちゃんが「覚えてきた!」とinstgramで「キヨミクラブバージョン」の動画をアップ。これが「かわいすぎる…!」と、瞬く間に韓国の若者の間で広がり、「ハートダンス」という名前で多くの人に親しまれるようになりました。そこで披露しているこの「指ハート」。出典元:スルギinstgram 今では「少女時代」をはじめとする、韓国の人気芸能人もカメラを向けられるとこのポーズをとるほど。芸能人の拡散力は抜群で、韓国の流行に敏感な日本人にも伝わっていったのです。海外では「ピース」は御法度だった!?ごく一部では「指ハート」が話題にはなっているものの、ポーズといえば日本ではまだまだ「ピース」が主流。しかしこのピースサイン、国によっては御法度なのです。たとえば、ギリシャでは「くたばれ」という意味に。イギリスやオーストラリア、ニュージーランドでは、手のひらを内側に向けた俗に言う「裏ピース」をすると侮辱や卑猥といった意味になります。インドではなんと「大便がしたい」ということを表すのだとか・・・!? ピースサインが日本に広まったのは1980年頃なのだそう。海外では別の意味があると分かると気軽にはやりづらい上に、そろそろ飽きてきたのではないでしょうか。メインは「指ハート」に移行しても良い頃かもしれませんね。それにピース(平和)の次はハート(愛)なんて素敵。次に写真を撮るときはぜひ試してみて下さい!
2015年02月09日オリンパスイメージングは2月5日、スマートフォンと組み合わせて写真表現の可能性を広げる、マイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式小型カメラ「OLYMPUS AIR A01」を発表した。同社オンラインショップ限定で3月6日に発売する。価格は、ボディ単体が33,800円、14-42mm EZ レンズキットが49,800円(ともに税別)。「AIR A01」はレンズの鏡胴のような本体にマイクロフォーサーズ規格のレンズを装着し、スマートフォンから操作して撮影するカメラだ。本体のサイズはW56.9×D43.6×H57.1mm、重量は147g(バッテリーとmicroSDカード含む)。有効1,605万画素の4/3型LiveMOSセンサーを搭載している。AIR A01とスマートフォンは、Wi-FiもしくはBluetoothで接続する。AIR A01と連携するために同社が用意するスマートフォンアプリは8種類。1回の撮影で6パターンの写真を自動的に提案する「OA.Genius」、14種類のアートフィルターと9種類のアートエフェクトを適用できる「OA.ArtFilter」、色調や彩度、明るさを編集する「OA.ColorCreator」、1つのシーンを複数の視点から撮影してフォトストーリーを作成する「OA.PhotoStory」、デジタル一眼のようなマニュアル撮影やリモート撮影を可能とする「OA.ModeDial」などを提供する。さらに、同社は「OPC Hack & Make Project」を運営しており、AIR A01のアプリ開発キット(SDK)や3DデータなどをWebサイト上に一般公開。OPCはOpen Platform Cameraの略で、開発者やクリエーターが新しいアプリやオプションパーツを作成しやすい環境を整えている。
2015年02月05日ワコムは、神奈川県・パシフィコ横浜で2月12日~15日に開催されるカメラと写真映像のワールドプレミアムショー「CP+(シーピープラス) 2015」に出展し、5人のプロ写真家によるペンタブレットを使ったフォトレタッチセミナーを開催する。また、同社が1月6日に発表した液晶ペンタブレット「Cintiq 27QHD」や「Cintiq Companion 2」をはじめ、写真作品の制作を効率化するペンタブレット製品の体験コーナーが設けられる。CP+の入場料は1,500円(公式サイトで事前登録を行うと無料)。今回開催されるフォトレタッチセミナーの内容および講師に関して、プリンティング・ディレクター 小島勉氏の「Wacom Creative Seminar「Cintiq27QHD を使った画像処理とプリントの極意」、フォトグラファー 茂手木秀行氏の「Wacom Creative Seminar『Cintiq Companion 2 を活用したモノクロ写真づくり』」、写真家 礒村浩一氏の「Wacom×GANREF コラボレーションセミナー 『レタッチテクニック このワザで写真仕上げはほぼ完璧!』」、ゆるかわ写真家 川野恭子(きょん♪)氏の「Wacom Creative Seminar『Intuos で仕上げるゆるかわ写真』」、PHOTOGRAPHER yuricamera氏の「カメラの学校(デジタルハリウッド)×Wacom 『はじめてみよう!Intuos を使った動物写真のレタッチ』」といったセッションが予定されている。セミナーの詳しいスケジュールについてはこちらのページを参照してほしい。また、ワコムブースには同社のペンタブレット製品を体験できるコーナーが設けられる。Windows OS搭載のクリエイティブタブレット「Cintiq Companion 2」(2月20日発売予定)や、27型QHDの液晶パネルを搭載した広いワークスペースと広色域な色表示、ハードウェアキャリブレーション機能による正確な色表現を実現する液晶ペンタブレット「Cintiq 27QHD touch」(2月13日発売予定)といった新製品を発売日に先駆けて体験できるほか、21.5型液晶ペンタブレット「Cintiq 22HD」や、13.3型液晶ペンタブレット「Cintiq 13HD」、プロフェッショナル向けペンタブレット「Intuos Pro」、これから画像処理を始めてみたい人に適したペンタブレット「Intuos pen & touch」の6機種が用意されるとのことだ。なお、ワコムブースの場所は、パシフィコ横浜1F展示ホール フォトプリントメディアゾーンM-02に設営される。
2015年02月03日スマホをはじめ一眼レフカメラなどで、写真を撮る機会は最近ますます多くなっていませんか。その中でも、家族や友達、恋人やペットといった大切な存在と一緒にいる瞬間は、写真にしてずっと留めておきたいものです。そんなとっておきの写真をぜひもっと思い出に残るものにしたいと思いませんか。現在、「明治安田生命2014マイハピネスフォトコンテスト」が作品を募集中です。このコンテストのテーマは、「あなたがいる しあわせ。」。家族や友人、恋人など身近にある“しあわせな瞬間(とき)”を写し出した作品を募集しています。応募作品の一部は、小田和正さんの楽曲をBGMにした明治安田生命のイメージCMで使用される(2015年放映予定)ので、大切な写真がさらに思い出に残るはず。昨年5月から放映されているこのCMでは、小田和正さんが10年ぶりに明治安田生命のイメージCMのために書き下ろしたオリジナル楽曲「愛になる」を使用しており、CM映像の魅力をいっそう引き出しています。「明治安田生命2014マイハピネスフォトコンテスト」は、今年で16回目の開催となり、これまでの累計応募総数は、91万点を突破。昨年も、63,800点の応募があったとか。2009年4月には、単一テーマでは「世界で最も応募作品数の多い写真コンテスト」としてギネス世界記録(TM)に認定されるほどのコンテストです。けれども、「技術にとらわれない、誰でも気軽に応募できるコンテスト」とのコンセプトを掲げているので、写真は全くの初心者という人も積極的に応募できます。もちろんスマホからの応募もOK。スマホの中には、何げなく撮った大切な一瞬が保存されていませんか。「あなたがいる しあわせ。」というテーマに沿った、家族のふれあい、夫婦やカップルの愛情、成人・結婚といった人生の節目のよろこび、仲間や友人と頑張った感動・思い出など、“しあわせな瞬間(とき)”を撮った写真が手元にあるという人は多いはず。そんな家族、恋人、友人などと2人以上、もしくは動物と一緒に撮影した写真があれば、ぜひ応募してみては?応募された作品の中から、グランプリ1名に旅行券50万円分がプレゼントされるほか、金・銀・銅賞や佳作など、合計1,000名以上に表彰のチャンスがあります。今年は、親友との何気ない日常や一緒に行った旅行でのひとコマなど、友人とのかけがえのない“しあわせな瞬間(とき)”をテーマに撮影した作品を対象とした、「ベストフレンド賞」も新設されています。親友との何気ない日常のワンシーンや、女友達との旅行先での1枚、幼なじみの結婚式の感動シーンなど、大切な友達のとっておきの1枚で「ベストフレンド賞」をねらうのもいいかも。応募は、プリント写真であれば明治安田生命の職員へ手渡しのほか、郵送も可能。またデジタルデータの場合は、パソコンもしくはスマホから こちら へアクセスしてください。「明治安田生命公式Facebookページ」からも応募が可能です。応募方法の詳細については、 こちら をご確認ください。応募の締め切りは1月31日(郵送の場合は当日消印有効、インターネットの場合は24時まで)だから、あともうすぐ。自分が撮影した大切な写真が、小田和正さんの歌と共にテレビで放映される貴重なチャンスです。ぜひ、「明治安田生命2014マイハピネスフォトコンテスト」に応募してみては?・明治安田生命 公式サイト コンテスト専用ホームページは、 こちら から
2015年01月20日エレコムは1月13日、カメラバッグ「GRAPH GEAR」シリーズから、一眼レフカメラ用スリングバッグ「DGB-S016」シリーズを発表した。発売は1月下旬。価格は税別8,870円だ。DGB-S016シリーズは、カメラボディ、交換レンズ、三脚、タブレット、スマートフォンなどを収納できるカメラバッグ。両サイドのファスナーを開くことで約30%容量を拡張可能だ。10型までのタブレットを収納できるポケットも装備。また、カメラボディとレンズ用のインナーボックスは着脱式で、インナーボックスの仕切りをセットする位置は自由に変えられる。バッグのサイズはW340×D150×H210mm、重量は約510g。インナーボックスのサイズはW230×D115×H160mm。カラーはブラック、レッド、グレー。
2015年01月13日パナソニックは7日、米ディーバネットワークス社(以下、ディーバ)との提携を発表した。パナソニックのデジタルカメラなどとディーバの写真クラウドを連携させ、通信機能やサービスの拡充を図る。新規製品の共同開発にも取り組む。パナソニックは、ディーバに出資してグローバルな包括的協業を進めていくとしている。ディーバは直感的な操作で写真の編集や共有ができるクラウドサービスをすでに提供。パナソニックのデジタルカメラと同サービスを連携させることで使い勝手の向上を図り、マーケティング活動も推進していく。また、撮影した写真の共有に関する多様なニーズに応えるべく、両社の持つ技術やノウハウを活かした新規製品の開発も行う。
2015年01月07日山陽トランスポートは11日、静止画・動画の撮影ができる「カメラ付きマウス EEX-MAKH02」を発売した。同社の直販サイト「イーサプライ」での限定販売で、価格は税込3,980円。EEX-MAKH02は、底面にカメラを備えたマウス。撮影時には、PC画面に撮影する画像が映し出されるので、画面を確認しながらシャッターボタンを押して撮影する。静止画のほか、動画、音声の記録にも対応。撮影した写真は直接PCに保存可能だ。付属ソフトではトリミング、輝度やコントラストの調整、ぼかし、テキスト入力などの編集を行える。保存形式は、写真がJPG/BMP/PNG、動画がWMV/AVI。マウス部分は、センサーがブルーLED光学式でボタン数は「2」。分解能は1,200cpi。カメラ部分は、画素数200万画素、撮影サイズは最大1,600×1,200ドット。インタフェースはUSB。本体サイズは約W57×D42×H105mm、重量は約91g。ケーブルの長さは1.2m。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1。
2014年12月11日今日のテーマは「自作写真集」です。今回使用したのは、「Photoback」というサイト。先日、人生で初めて行ったカメラ講座のレポート記事を書いたのですが、そのカメラ講座の講師の方が使ってらしたサイトで、今回憧れて使ってみました。○作成手順(1)写真集に入れたい写真を選ぶ(2)Photobackのサイトで、写真集の大きさ、ページ数を選ぶ(私は今回単行本サイズで、94ページのものを選びました)(3)各ページに写真と文章を入れる(4)注文ボタンを押して完了私の場合、実際に注文してから届くまで一週間ほどかかりました。丁寧に梱包された状態で迅速かつ丁寧に届けていただきました。また、透明な書籍カバー(有料)もオプションで付けることができたので、今回それも注文しました。○出来上がった写真集がこちらこちらが実際の自作写真集です。帯も付けることができるので、すごく嬉しい! まるで本当に出版されたかのようです(笑)。帯の色も選べます。今回は、うちの猫の鼻の色に合わせて、淡いピンク色にしてみました。心配だったのは、実際に印刷された際に画像がどれほど劣化するのかということでしたが杞憂に終わりました。解像度はかなり高いもので発注したのですが、十分美しく印刷されていました。文字は、少し小さかったかなと反省(笑)。ウェブ上で見るとしっかり大きく見えてしまうので、この辺はちょっと失敗したかなぁと思います。なんと一番最後のページでは著者紹介までできちゃいます! 本当に売り物の本みたいでこれまた嬉しい。背表紙はこんな感じでシンプルに仕上げていただきました。裏面はこちら。一番シンプルですね(笑)。○中身をチラ見せ今回ご紹介したこの自作写真集。サイト上で公開か非公開かを選ぶことができます。今回は「公開」の設定にしましたので、みなさんにもこの写真集をウェブ上でご覧いただけます。写真集のタイトルは、「ずっと、いっしょ。」です。よろしければどうぞ。○次回予告次回のテーマは、「連写機能を使ってみよう」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年11月30日ハンドメイド、手作り作品の通販・販売サイトminne(ミンネ)では、クリエイターが作った食器「カメラの角皿」を販売している。○古びたカメラをイメージした角皿同サイトは、ハンドメイド作家がユニークでオリジナリティある手作り作品を販売する通販サイト。「カメラの角皿」は、クリエイターのrinanorinanoさんが手がけた。同商品は、古びたカメラをイメージした角皿で、レンズ、ファインダーなどがデザインされている。カメラの上の青い部分は、空を表現したもの。和ものを意識した造りで、味わい深いデザインとなっている。サイズは約18.5×18×2cm。価格は1,000円(税込)。
2014年11月29日EIZOは28日、ネットワークカメラ(IPカメラ)の映像表示と遠隔操作に対応する23型フルHD液晶ディスプレイ「DuraVision FDF2304W-IP」において、ネットワークカメラの標準規格「ONVIF(Open Network Video Interface Forum)」への対応を発表した。新バージョンの製品は12月の発売を予定しており、価格はオープン。DuraVision FDF2304W-IPは、互換性のあるネットワークカメラをLANケーブルで接続することによって、複数台のカメラ映像を表示できる液晶ディスプレイ。手元のリモコンから各ネットワークカメラのパン、チルト、ズーム、明るさ、フォーカスといった遠隔操作も行える。今回のバージョンアップでONVIF規格に対応し、ONVIF規格に準拠するAXIS、BOSCH、SONY、JVCといった大手カメラメーカーの複数機種との接続使用が可能になる。そのほか、各ネットワークの登録情報を保存する機能などを追加する予定。対応ネットワークカメラは、EIZO Webサイトにて順次公開していく。DuraVision FDF2304W-IPの主な仕様は、液晶パネルがIPS方式、画面サイズが23型、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下左右とも178度、応答速度(中間階調域)が8ms。入力インタフェースはHDMI×1、およびネットワークカメラ接続用のGigabit Ethernet対応有線LAN。USB 2.0×2ポートのハブを備える。スタンド機能は上30度のチルトで、VASA 100mmマウントに対応する。本体サイズはW563.5×D157×H411.5mm、重量は約7.9kg。
2014年10月29日今日のテーマは「カメラ雑貨」です。本連載の第五回で、「お気に入りのカメラ雑貨」と称してカメラアクセサリーを紹介しました。あちらは「カメラを使うために使用するアクセサリー」でしたが、今回は「カメラそのものがデザインとして使われているカメラ雑貨」を紹介します。○カメラ型の小物入れまずはこちらから。カメラ型の小物入れです。以前はコンデジのカバーとして利用していました。コンデジが壊れてしまってからは、リップクリームなどを入れるためのケースとして利用しています。カラーは黒もあったのですが……悩みに悩んでこちらを選択。でもいつか黒も欲しい。○あこがれの二眼レフそしてこちらはあこがれの二眼レフ……!!……ではありません。二眼レフの形をした、鉛筆削りでございます。お値段は千円とかなりお安いので、実はあまり期待していなかったのですが、実際に手に取って見てみるとチープな感じが全くなくて驚き。後ろから見ると鉛筆削りであることがわかっちゃいますね(笑)。鉛筆はたまーに使うので、その際に利用しようと思います。○猫と記念撮影!実際の大きさはこれくらい。一般的な鉛筆削りよりも少し小さめで、猫の頭くらいの大きさです。ここ最近で手に入れたカメラ雑貨の中では一番のヒットでした。すごく嬉しい。○カメラデザインの便箋そしてこちらもお気に入り。カメラデザインの便箋です。このカメラが封筒なので、この中にお手紙を入れて郵送することができます。封筒として使うのがもったいないくらい、精巧な仕上がりです。残念ながら封筒は3枚しか入っていません。……もっとほしい!!大切に使おうと思います。○カメラモチーフのネックレス近所の公園などで軽くカメラを持っていく時は、このカメラネックレスをつけています。コレをつけると何となく気合いが入るので(笑)。お値段はたしか3,000円しないくらいだったのですが……。結構ずっしりとした重さで、レンズの中にあるキラキラした飾りもキレイなので好きです。大きさはこれくらい。小さめの消しゴム一個分といったところでしょうか。○カメラ型のブリキ看板一番実用性が低いのはこちらです(笑)。カメラ型のブリキの看板!!見つけた瞬間、衝動買いしてしまいました。こんなの見たら絶対欲しいに決まってる!!大きさは、猫一匹分くらいです。玄関の棚にモチーフとして飾っています。裏面はこんな感じ。サビないよう、定期的にお手入れしています。○次回予告次回のテーマは、「レンズから情報を読み取ろう」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年10月28日ケンコー・トキナーが展開するカメラバッグブランド「aosta」から、「エクスチェンジ」シリーズ第2弾として、スリングタイプのカメラバッグが発売された。同商品は、かぶせ部分に防水性の高いターポリン素材を使用した薄型のスリングバッグで、フラップ部に反射材を使用することで周囲からの視認性を高めた。体にフィットするデザインのため、サイクリングやアウトドアなどに適するという。背面部には取り外し可能な蒸れにくい特殊素材(EVA)のクッションを採用し、クッションを外すと背面部をメッシュポケットとして使用できる。バッグ内ではミラーレス一眼や交換レンズを仕切った状態で収納することができ、タブレット収納スペースも装備している。「エクスチェンジスリングバッグ」の展開カラーはブラック・レッド・ブルーの3色。本体サイズは外寸法が幅455×高さ300×奥行き110mm、内寸法が幅390×高さ185×奥行き70mm、重さは650g。全国のカメラ店・量販店で販売される。
2014年10月22日カメラ嫌いを克服! 写真うつりが格段に良くなる4つのコツ楽しかった旅行や結婚式のあと、SNSにアップされた写真を見て「ええ、これが私!?もう少しマシなはずなのに!」「頼むからこんな映りの写真を載せないで~」と悲鳴をあげた経験ってありませんか?いやはや、月日は非情なもの。化粧で周囲の目はごまかせても、レンズは正直だ…って違います!実は、写真うつりの良しあしは、ちょっとしたコツで変わってくるんです。ぜひそのコツを身につけて、“写真美人”をめざしましょう!●上目づかいで目をぱっちりにとにかく目を大きくすればかわいく見えるとばかりに、アイメイクを濃くしている人はいませんか?でも、写真うつりで大事なのは、むしろ目線の作り方。少し上目づかいにするだけで目が大きく見えて、はっきりした印象の顔になります。また、自然とアゴを引く形になるので小顔効果も。ただし、あまり極端にするとギャルっぽくなったり、にらんでいるように見えて怖くなってしまうので注意しましょう。●歯の見せ方でスマイル美人に最近ではあまり使われなくなってきましたが、かつて写真を撮るときの掛け声は「はい、チーズ」が定番でしたよね。これは「チー」のときの口の開き方が、自然と口角の上がった歯の見える形になるから。日本女性は歯を見せることに抵抗を感じる人が多く、つい口を閉じたまま口角だけを上げようとしがちなのですが、同じ人でも、歯を出して笑っているほうが、口を閉じて笑っているときよりも好感度が高くなると言われています。カメラを向けられたら、恥ずかしがらずに歯を見せて微笑んでみて。●フラットなライトを意識して自分の写真を見たとき、「なんだか実際よりも老けて見える…」と感じるなら、それはスポットライトやダウンライトの下など、明暗の強い場所で撮影した可能性大。そういう場所で撮影すると、目の周りなど顔のくぼんだ部分が暗めになり、疲れた印象になってしまうのです。撮影するときはスポットライトの下などを避けて、普通の照明のある、明るくてフラットな光のところで撮るようにしましょう。●「酔っ払い顔」は残さない!飲み会のとき、酔っぱらってみんなではしゃいで撮る写真は楽しいものですが、あとで見ると“単なる酔っぱらい”の姿がそこに…。もちろん、それも楽しい思い出の一コマ。そう割り切れるなら、気にすることはありません。けれど、もしあなたが写真うつりを人一倍気にするタイプなら、思いきって「酔っぱらったときの写真は残さない」という選択肢も考えてみましょう。せっかく写真を撮るなら、ベストな状態でうつりたいもの。以上のコツを押さえて、ぜひ素敵な思い出を残してくださいね。<取材・文:内田聡美(イデア・ビレッジ)>
2014年10月22日アユートは15日、動画撮影時の手ぶれに弱いデジタルカメラでも、手ぶれを抑える「カメラスタビライザー」を発表した。本日より同社の直販サイト「アキハバラe市場」にて販売を開始する。直販価格は4999円。「カメラスタビライザー」では、手ぶれの軽減におもちゃの「やじろべえ」と同様の仕組みを採用。ハンドグリップ上部のボールジョイントを支点とし、カメラ固定部のアームに取り付けたウエイトでバランスを取る。ハンドグリップを動かしても、カメラの固定部はボールジョイントの上でバランスを取っているので、カメラをまっすぐに保つことが可能だという。また、カメラの固定位置やグリップ取り付け部、アームの長さ、ウエイト重量の調整に対応し、サイズや重量の異なるカメラを搭載できる。カメラが重くなるほど、調整が難しくなるため、アユートではコンパクトデジタルカメラからミラーレスカメラ程度の利用を推奨している。本体サイズはW190×D50×H21~305mm、重量は約480g~600g。
2014年10月15日HTCは米国時間8日、潜望鏡のようなスタイルの小型カメラ「RE」を発表した。手に取るだけで即座にカメラが起動し、ボタンを押すだけで手軽に写真撮影ができ、専用アプリでスマホとの連携も可能。10月下旬に米国から販売を開始する。価格は199.99ドル。同製品は、1600万画素のCMOSセンサー、146度の広角レンズを搭載し、グリップセンサーを備えた小型カメラ。端末を手に取ることで、カメラが起動し、ボタンを押すだけでシャッターを切ることができる。ボタンは短く押すと写真、長押しでフルHD(1080p)、30fpsの動画撮影に切り替わる。IPX7相当(水深1mで30分間持続)の防水性能も備え、水中でも使える。撮影モードはスローモーションやタイムラプス撮影にも対応する。iOSおよびAndroid対応の専用アプリ「RE」により、スマートフォンとも連携する。写真、動画、タイムラプス撮影をWi-Fi経由でシームレスに同期でき、スマートフォンやクラウド上にデータの保存が行える。保存したデータはHTC提供のZoeアプリと連携させ、ハイライトビデオの作成などもできる。YouTubeへのリアルタイム動画ストリーミング機能も今後追加される。上記以外の主な仕様は以下のとおり。レンズのF値は2.8、バッテリーは820mAh、通信はWi-FiがIEEE 802.11 b/g/nおよびWi-Fiダイレクトに対応。Bluetooth Low Energyにも対応する。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月09日今日のテーマは「お気に入りのカメラグッズ」です。○カメラバッグカメラを毎日使っていると、どうしても徐々にカメラグッズが増えていってしまいます。まずはカメラバッグのご紹介。二つ持っていますが、昔買ったものは封印。今はこちらを使用しています。パッと見た時にカメラバッグっぽくないので、そこが気に入ってます。割とコンパクトですが、カメラ一台と、交換レンズ一本を入れることができます。連載用に撮影をしていたらうちの猫が寄ってきました。小さな自分が入ることができないスペースであることにビックリしているようです。さすがのうちの猫(3.5キロ♂)でも難しいみたいです(笑)。自分が中で眠れないとわかると、あっさり退却していきました。○レインカバー次のカメラグッズは、レインカバーです。雨はカメラの大敵。でも、散歩している最中にどうしても突然雨が降ってくることもあります。そんな時のために、レインカバーをつけるようにしています。液晶モニターを見られるように透明なフィルムがあるので、とても便利。○写真立て写真立ては、一時期無印良品で大量に買いあさっていました。おかげさまで、家の中にはあちこち写真立てが。でも最近買ったこちらの写真立てが今は一番お気に入りです(ロフトで買いました)。大きなハートが猫の可愛さを引き立ててくれます。○カメラ型の小物入れカメラの形をした小物入れも持っています。街中を歩いていると、これと同じものを首からぶら下げている人も結構いますね。コンデジ用のケースとして使っている人も多いようですが、私自身がコンデジを持っていないので、今はリップクリームやらを入れる小物入れとして愛用しています。○猫写真クッション記事「うちの猫の等身大オリジナルクッションをつくってみた」でも紹介しましたが、撮影した写真は、定期的にクッションなどのグッズにしています。こちらは特にお気に入り。亡くなった先代の猫の写真を使っているのですが、ちょうどあの子と同じくらいの大きさで、膝に乗せているとこの子が帰ってきたみたいな気持ちになれて嬉しいです。○カメラピアスとカメラストラップカメラピアスというグッズもたまに買っちゃいます。値段はだいたい200~300円。ストラップにつけると、ワンポイントになって可愛いんです。カメラストラップも最近は安価なものがたくさんあるので、数本持っておいて、その日のファッションに合わせても楽しそう。私は現在水玉のネイビーのものを持っています。小さなカメラのチャームも付いていて、そこもお気に入り。○ミニトランクでレンズを保管レンズを保管しているミニトランクも結構気に入ってます。数年前に、ぶらりと立ち寄った雑貨屋さんで購入しました。レンズ4~5本入ります。乾燥材と一緒に入れて保管しています。この味のある革のテイストがこれまた好み。○ぶらり散歩用のカメラグッズ入れこちらはカメラ用のバッグなどではなく、私が高校生の時にお小遣いをためて買ったバッグです(地元栃木にある、福田屋という百貨店)。ものすごく小さいミニバッグですが、これがまた丈夫なのです。スモークブラックの色合いなので、割とどんな服にも合わせやすいです。確か3,000円もしない安物のバッグだったはずなのですが、気がつけばもう十年近く使っていますね。○一番よく使うNikonのカメラストラップは頑丈な革のものNikonにつけているカメラストラップは、革の頑丈なものです。ミラーレス一眼レフとは異なり、どうしてもこちらは重くなりがちなので……。ストラップも、頑丈なものをと思い購入しました。ネイビーやオレンジなど、珍しい色の革ストラップがたくさんあったのですが、思い切って赤を選んでみました。○好きなショップカメラグッズを購入する際は、よくネット上のオンラインショップを利用しています。・アクリュ…レトロな感じのカメラグッズが満載・mi-na…可愛らしいグッズがたっぷりでよく利用します・monogram…カラフルでポップなカメラアクセサリーがそろってるお店・rocce…レトロでシックな商品がたっぷり・ミンネ…カメラグッズ専門店ではありませんが、カメラ関連の可愛らしい手作りグッズがたくさんあります上記3つのサイトは、マジで閲覧注意です。見始めるとものすごい長い時間がいつの間にか経っています。時間が今ある!という場合のみ、見る方が良いです(笑)。○次回予告次回のテーマは、「iPhoneでどこまで猫を撮れるか」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年09月28日キヤノンは9月16日、都内でデジタルカメラ新製品発表会を開催。同発表会では、新製品に関するプレゼンテーションのほか、プロの写真家によるトークセッションも行われた。トークセッションでは、キヤノンが満を持して発表した「EOS 7D Mark II」の広告やカタログの写真を撮影した13人のプロ写真家が登壇。各々が自らの作品を紹介するとともに、7D Mark IIの性能について熱く語った。関連記事プロ向け機に迫る技術を惜しみなく投入した中級一眼レフ「EOS 7D Mark II」 - キヤノン デジタルカメラ新製品発表会レポート(2014年9月16日)キヤノン、10コマ/秒連写・撮像面位相差AFの中級一眼「EOS 7D Mark II」(2014年9月16日)キヤノン、65倍ズームでどんな被写体も捉えるカメラ「PowerShot SX60 HS」(2014年9月16日)キヤノン、F1.8レンズと1型CMOSを搭載するコンデジ「PowerShot G7 X」(2014年9月16日)○プロ写真家が評価する「EOS 7D Mark II」の機能とは?今回トークセッションに参加したのは、戸塚学氏(野鳥写真)、長根広和氏(鉄道写真)、中西祐介氏(スポーツ写真)、ルーク・オザワ氏(飛行機写真)の4ジャンル、4人のプロ写真家。司会進行役は、アイ・イメージングフラッグ代表の石田立雄氏だ。まずは、多くのユーザーが関心を寄せていると思われるAF性能について語られた。司会の石田氏いわく、AF性能はこのカメラの「キモ」だという。今回、新幹線E7系を撮影した長根氏は、7D Mark IIのAF性能について、次のように説明する。「(今回撮影した鉄道写真を指し)こういったカタログチックな写真を撮るときは、従来は置きピンにしてワンショットAFで連写していました。理由は、測距点がファインダーの左右端にないため、電車の顔に測距点を合わせてAIサーボを使う、ということができなかったんです。でも、7D Mark IIの65点AFは、ファインダーの左右端にも測距点があってピントが合う!それならと、今回は欲張って65点自動AFを使ってみました。連写した全コマ、見事、運転席にピントが合っていましたよ」続いて、バスケットボールの試合を撮影した中西氏が解説。「今までのAFは、黒いユニホームと白いユニホームが混在する試合では、白い方を追いかけることが多かったんです。ですが7D Mark IIのAFは、黒いユニホームにも同じように食いついてくれる。AF速度も、普段使っている1DXとの違和感を感じさせませんし、長根さんも仰るように、測距点が左右端にまであるのがいい。フルサイズだと、どうしても(測距点が)中央付近に固まってしまいますから」と7D Mark IIのAF性能を評価する。AF性能の話題がひと段落すると、話題は秒間8コマから、秒間10コマへと高速化した連写性能へ。「秒間8コマも10コマもそんなに違わないじゃないか、と思う人もいるでしょう」という石田氏の”フリ”に、「いやいやいやいや」「全然違いますよ!」と写真家の皆さんが突っ込む。飛行機写真家のルーク氏は、夜の空港での撮影シーンを例に7D Mark IIの連写性能について解説する。「空港は夜景がキレイなんです。誘導灯とか、飛行機の衝突防止灯などが光っていて。でも、移動する機体を、不定期に点滅する衝突防止灯が光った状態で写すのは非常に難しい。ところが、7D Mark IIなら簡単に写せるんです。秒2コマの差は大きいですよ! 」戸塚氏もルーク氏の言葉に大きく頷いて、こう語る。「私は普段5D Mark IIIを使っています。連写能力は秒6コマなので、鳥の羽ばたきを撮ると、すべて羽が下の状態だったりするんですよ。今回、無謀にも縦位置で鳥の羽ばたきを撮ったのですが、まるでコマ撮りしたかのように綺麗な羽ばたきが撮れました。しかもRAWで31コマも連写できるので、バッファも一杯にならずに済む。それに、連写時のシャッター音もいいですね」7D Mark IIのシャッター音については、ステージ上の全員が非常に気に入っていると述べていた。話題は、これまた気になる高感度撮影性能へと移る。戸塚氏は感激してこう述べる。「5年前、従来機7DのISO6400で撮影をしたときも、ローライトで撮ったシマフクロウがしっかりと写っていて、驚いたものでした。しかし7D Mark IIは、なんと最高ISO16000でしょ。ならばとISO16000で撮ってみたんです。ほぼ真っ暗に近かったので、さすがに手ぶれもありました。が、ブレのない写真は、ピントがカッチリ来ている。狙い通り、これは面白い写真になりました」一方でルーク氏は「高感度撮影で航空写真の世界が広がった」と語る。ISO6400がためらいなく使えてしまう。おかげで、夜の空港で100-400mm F5.6なんていうレンズが使えるんです。こんなの、少し前まではあり得ない撮影でしたよ」そして最後は、7D Mark IIならではのフリッカーレス機能について。中西氏が自身が撮影したフリッカーレス機能をオンにした連続写真とオフにした連続写真を例に解説した。オン状態の連続写真は、どのコマも一定の見た目を保っているのに対し、オフ状態の連続写真は、コマごとの色と明るさが、明らかに違ってしまっている、という作例だ。中西氏「(オフ状態の連続写真を指し)こちらは、体育館の水銀灯のチラツキによる露出やホワイトバランスの変化をカメラが写してしまっているからです。これは写真家の技術ではどうにもならないので、私たちは仕方がないことと、長年諦めてきたんですよ。それが、機能をオンにするだけですべて解決されてしまう。まさかカメラが解決してくれるとは!」ちなみに中西氏によれば、フリッカーレス機能は、一般の人が電灯の下でカスタムホワイトバランスを使う際にも有効とのことだ。「ホワイトバランスを取るときに使うグレーボードにも、実は電灯の光の点滅が写り込みます。したがって、グレーボードが赤くなったり緑になったりして、正確なホワイトバランスが取れない。でも、7D Mark IIなら、フリッカーレス機能を使うことで、この悩みが解消されます。これ、記事に書いておくと良いですよ(笑)」7D Mark IIの魅力、写真の楽しさを熱く、楽しそうに語る石田氏と写真家の方々。トークショーの時間は30分間だったが、皆まだまだ語り尽くせないといった表情だった。そんな4人をはじめ、13人の写真家が心血を注いだ7D Mark IIのカタログ、そして広告映像の数々。今回、キヤノンは7D Mark IIのカタログを「鳥」「電車」「スポーツ」「モータースポーツ」「動物」「飛行機」「総合」の計7種用意した。ぜひ店頭で、すべてコンプリートしていただきたい。
2014年09月16日ソニーは9月10日、デジタルカメラ「レンズスタイルカメラ QX」シリーズ「DSC-QX10」のカラーバリエーションとしてピンクモデルを発表した。発売は10月10日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は24,000円前後(税別)。関連記事ソニー、スマホを10倍ズームデジカメに変える「サイバーショット QX10」(2013年9月5日)2013年9月にブラックモデルとホワイトモデルが発表された「DSC-QX10」のカラーバリエーションモデル。「レンズスタイルカメラ」は液晶モニターなどを省いて、レンズやイメージセンサー回りの構造のみを残すことで、アタッチメントでスマートフォンに装着できるようにしたカメラだ。「DSC-QX10」および「DSC-QX100」の発表時は、ブランド名が「サイバーショット(Cyber-shot)」とされていたが、今回のモデルから「レンズスタイルカメラ」と刷新された。主な仕様は、撮像素子が有効約1,820万画素の1/2.3型Exmor R CMOSセンサー(裏面照射型)で、レンズが焦点距離25~250mm(35mmフィルム換算時)の光学10倍ズーム、開放F値がF3.3~F5.9、対応感度がISO100~ISO12800となっている。記録メディアはメモリースティック マイクロ(Mark2含む)、microSD/SDHC/SDXCメモリーカードが利用可能で、記録形式は静止画がJPEG、動画がMP4、動画の記録画素数が1,920×1,080ドットとなっている。付属バッテリーの撮影可能枚数は約220枚。サイズはW62.4×D33.3×H61.8mm、重量は本体のみで約90g、バッテリーとメモリースティック マイクロを含む状態で約105g。なお、スマートフォン側の操作で撮影するには専用アプリ「PlayMemories Mobile」が必要となる。スマートフォンとの接続にはWi-Fi(無線LAN)を使用し、対応スマートフォンとであればNFC部にかざすだけで接続設定が可能だ。
2014年09月10日大好きなカフェのスイーツの写真や、街中で見かけたネコの写真、旅行先での写真など、次々に撮影してSNSにアップしている人は多いはず。自分の大好きなものをたくさんの人に見てもらえるのはうれしいことですよね。でも、せっかくだったら、もっとステキな写真を撮りたい、そう思いませんか?そうなると、やっぱりスマホのカメラ機能ではちょっと厳しいかも。最近はミラーレス一眼を持っている女性を見かけることも増え、チャレンジしたいと思っている人は多いはず。ただ、いきなりカメラを買うのはちょっとハードルが高い気もしますよね。機械に苦手意識のある人は、使いこなせるか少し不安も。そんな人にオススメなのが、オリンパスプラザ大阪セミナールームで行われる「オリンパスプラザ PhotoCollege 大阪」。10月8日の第1回から5回にわたって、写真の基礎からばっちり教えてもらえます。オリンパスのショールーム主催の教室だから、自己流ではなく、しっかりとマスターできるのがうれしいですね。そして一番のポイントは、「OLYMPUS PEN」を期間中無料で貸し出ししてもらえること。つまりカメラを持っていなくても参加できるのです。これなら気軽に始められるうえ、カメラを買うかどうかじっくり考えることもできそうです。今年の紅葉を素敵に撮れるよう、今から腕を磨いておくのもオススメさらに、オリンパスフォトチューターとして活躍する女性フォトグラファー・クキモトノリコさんによる、女性限定15名のみのクラスなので、和気あいあい楽しく学べそうなのも安心。写真の好きな友達も新たに見つけられるかも。5回のクラスの間には、カメラの取り扱い方から、スマホのカメラではなかなかできない、背景のぼけた写真の撮り方、いろいろなレンズの使い方などだんだんステップアップ。「OLYMPUS PEN」の最新機能までも使えるようになるので、これまでよりもぐっとステキな写真が撮れるようになりそうです。3回目の撮影会では、日曜日に靭公園に出かけ、ゆるり公園フォト散歩も。バラ園や参加者同士など、風景からポートレートまでさまざまな写真が撮影できます。宿題として撮影してきた写真の講評も受けられるから、めきめきレベルアップするはず。自信作ができたら、卒業作品展が行われるので、そこでぜひ展示しては? 作品展ができるなんて、ちょっと自慢したくなりそう。女友達などにも見てもらいたいですね。申し込み・詳細は、9月5日から9月24日まで こちら から。応募多数の場合は抽選となります。「オリンパスプラザ PhotoCollege 大阪」を卒業して、すっかりカメラにハマったら、「OLYMPUS PEN」の優待販売もあるから、いよいよカメラを購入、カメラ女子として本格デビューするのもいいですね。そのきっかけ作りのためにも、ぜひ受講を考えては?スマホのカメラ機能でたくさんの写真を撮ったり、SNSでたくさんの人に見てもらえるなら、ぜひワンランク上の写真を目指してみて。カメラのレンズを通して世界を見れば、これまでとは違った風景が見えてくるかも。新しい自分に出会えそうです。・OLYMPUS 公式サイト ・ Fotopus みんなの投稿写真 オリンパスデジタルカレッジ 「オリンパスプラザ PhotoCollege 大阪」の申し込み・詳細は、 こちら から
2014年09月05日写真とカメラが大好きなカメラ男子。もちろん映画やカラオケといった普通のデートもいいのですが、せっかくならカメラ男子な彼にもっと喜んでほしくありませんか?実はカメラ好きの男子に提案すると「おっ、わかってるな」と思われるスポットがあるのです。今回はそんな、カメラ男子とのデートで行ってみたい場所を4つ紹介します。■1.カメラメーカーのショールーム東京や大阪といったある程度大きな町に出かけるときは、カメラメーカーのショールームに行ってみてください。事前に彼のカメラがどこのメーカーのものかを調べておいて、同じメーカーのショールームを提案するのです。たとえばニコンであれば銀座、大阪、仙台に、キヤノンなら銀座、品川、名古屋、梅田、福岡、札幌にショールームがあります。ショールームではそのメーカーの最新の機材に触れられる他、専門のスタッフからいろいろと話を聞けたり、写真展が開催されたりしています。もしあなたがカメラ自体には興味がなくても、写真展にはすばらしい作品が展示されていますので、美術館デートのつもりで一緒に楽しめるはずですよ。■2.フォトウォーク全国各地で開催されているフォトウォークというイベントをご存知でしょうか。いわゆる「まちあるき」、もっとざっくり言うとお散歩の発展形のイベントで、参加者はカメラを持って町を歩き、気になったものや風景をスナップ撮影するのです。カメラを持って歩くだけで、いつもとは違った町の魅力を知ることができたり、参加者同士が仲良くなって新しい出会いにつながったりするフォトウォーク。カメラ男子の彼と一緒に参加すれば、いつもとはちょっと違ったお散歩を楽しめることでしょう。もちろん、イベントのフォトウォークではなくて、あなたと彼の2人で"フォトウォーク"しても楽しそう!■3.東京ディズニーリゾート東京ディズニーリゾートは普通にデートスポットじゃないの?と思われるかもしれませんが、男子には遊園地があまり好きではないという人も多いですよね。そんな彼がもしカメラ男子なら、迷わずディズニーリゾートに誘いましょう。というのも、ディズニーリゾートは建物や風景の完成度がとても高く、写真スポットにはたまらない場所だからです。海外チックの景色や、夜景、そしてパレード・・・・・・写真を撮りたくて仕方ないカメラ男子にとって、ディズニーリゾートはまさに被写体の宝庫!もしかすると乗り物には興味を示さないかもしれませんが、たまには彼と一緒にカメラを持ってディズニーランドをめぐるのも楽しいと思いますよ。■4.ブックカフェで写真集を読むデート中にカフェで一休みするとき、普通のカフェではなくブックカフェを選んでみても面白いですよ。ブックカフェはコーヒーを飲んだりご飯を食べたりしながら、ゆったりと読書を楽しめるカフェのこと。お店の中にはたくさんの本があり、アート系の本や写真集が充実していることが多いです。もちろん、一休みのついででなく、最初からブックカフェを楽しむつもりで訪れてもOK。彼の好きな写真家の話などを聞きながら、楽しいひとときを過ごしましょう。■おわりにいかがでしたか?普通のデートも楽しいけど、せっかくカメラ男子の彼がいるなら、その趣味を一緒に楽しまない手はありません。写真というフィルターを通すだけで、いつもの場所も違った楽しみ方ができるはず。さあ、カメラを手に出かけましょう!(山田井ユウキ/ハウコレ)
2014年05月23日ニコンは5月22日、同社子会社のニコンインステックが顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sightシリーズ」としては初めて、デジタル一眼レフカメラで使用しているニコンFXフォーマットのCMOSセンサを搭載した、有効画素数1625万画素の顕微鏡デジタルカメラ「DS-Ri2」および、高感度/低ノイズを特長とした顕微鏡モノクロデジタルカメラ「DS-Qi2」を発売すると発表した。DS-Ri2は、撮像サイズ36.0mm×23.9mmのCMOSセンサを搭載することで、高精細な画像を1ショットで撮影することが可能。また、新開発の画像処理エンジンにより、白再現性が重要な病理標本などの明視野観察に高い性能を発揮できるほか、画素ピッチ7.3μmの画素サイズと、低ノイズ回路設計により、ISO200~12800までの感度でノイズの少ない蛍光画像の撮影が可能だとする。さらに、USB 3.0によるパソコンとの接続により、フレームレートを従来製品の19fps(1280×1024ピクセル)から45fps(1636×1088ピクセル)に向上することが可能になったという。なお、2製品ともに画像統合ソフトウェア「NIS-Elements」を組み合わせることで、撮影した画像の表示から解析まで一貫した操作が可能になるという。いずれも6月2日より発売される予定である。
2014年05月22日ロジテックINAソリューションズは3日、東京カメラ部との共同企画として、一眼レフユーザー向け大容量ストレージのラインナップに「LHR-2BRH40EU3WR」「LHR-2BRH60EU3WR」「LHR-2BRH80EU3WR」の3モデルを追加した。4月上旬より発売する。価格は30,370円(税別)より。○LHR-2BRH40EU3WR「LHR-2BRH40EU3WR」は、3種類のRAID機能を搭載する2BAY HDDケース「LHR-2BRHEU3」に、ウエスタンデジタル製のNAS向けHDD「WD Red」を2台内蔵したモデル。デジタル一眼レフで撮影した画像保存に適した大容量ストレージとして発売される。価格は30,370円(税別)。HDD容量は2TB×2台の合計4TB。RAIDモードはRAID 0/1/JBODで、シングルモードにも対応する。「WD Red」のファームウェア「NASWare 2.0」のストリーミング機能、電源管理機能、電力消費最適化機能と合わせて、高い信頼性を発揮する。インタフェースは、USB 3.0とeSATA。「AUTO PC連動機能」により電源を切り忘れても自動でスリープモードに移行する。本体内部の温度によって搭載ファンの回転数をコントロールする「自動冷却FANコントロール機能」も搭載。本体サイズはW92.6×D208.08×H160.03mm、重量は約1.08kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.4以降。○LHR-2BRH60EU3WR「LHR-2BRH60EU3WR」は、HDD容量が3TB×2台の合計6TBのモデル。価格は40,556円(税別)。容量以外の仕様は「LHR-2BRH40EU3WR」とほぼ共通。○LHR-2BRH80EU3WR「LHR-2BRH80EU3WR」は、HDD容量が4TB×2台の合計8TBのモデル。価格は55,370円(税別)。容量以外の仕様は「LHR-2BRH40EU3WR」とほぼ共通。
2014年04月03日