タレントの村田倫子、前田希美が4日、京セラドーム大阪で開催された「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2022 AUTUMN & WINTER」に出演した。村田と前田はディズニープリンセスをイメージしたウエディングドレス姿に身を包み、華やかなショーを展開。約500人以上が参加した「17LIVEライバーオーディション」を勝ち抜いた人気ライバーたちと共にランウェイを飾った。村田はシンデレラ風のウエディングドレスで頭にはティアラを思わせるキラキラの髪飾り。前田は腕の部分の膨らみが特徴的な白雪姫風ウエディングドレスを着用。色はリンゴのように真っ赤で、リンゴのような丸いイヤリングも添えていた。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。23回目となる今回は、「meet new japan culture」をテーマとし、変わりゆく文化や美しき良き伝統などを発信する。撮影:蔦野裕
2022年08月04日演劇界の最先端をひた走る劇作家・根本宗子が傑作舞台を自ら映画脚本にし、主演に前田敦子、彼氏役に菊池風磨を迎えた『もっと超越した所へ。』。この度、前田さんのナレーションが誘うブチ切れ&ブチ上がりの恋愛バトルの予告編映像が解禁となった。シンガーソングライターのaikoが作詞・作曲も手掛けた主題歌「果てしない二人」が流れる予告編では、久しぶりに再会した衣装デザイナー・真知子(前田さん)の部屋に早々と上がり込んだストリーマー・怜人(菊池さん)が「ちょっと横になる?」と誘い込むところから始まる。「手とか洗ってないから」「俺も洗ってないから大丈夫っしょ」と、なし崩しにされる真知子…。また、ボンボン男・富(千葉雄大)は子役上がりタレント・鈴(趣里)に甘えつき、落ぶれ俳優・慎太郎(三浦貴大)は、風俗嬢・七瀬(黒川芽以)に虚勢を張る。「好き」と笑い合うフリーター・泰造(オカモトレイジ)とギャル・美和(伊藤万理華)。仲睦まじく幸せなはずなのに、うなだれる彼女たちの姿と「なんでこんな人を好きになっちゃうんだろう」という言葉が浮き上がる。「自分の罪悪感減らさないでよ!」「毎日生活して暮らしていくってラクじゃないことだから!」と訴え、「泣いてないで早く出てってよ!」とブチ切れた彼女たちから追い出された彼らは“全員クズ男”。この恋愛、これで終わっていいの?後悔しない明日のために、いままでと同じにしないために、何かを飲み込めば、多くを望まなければ…。彼女たちは、自分たちだけのハッピーエンドをつかみとることができるのか!?最後は、前田さんがナレーションを担当し「私たち4人の意地と根性でもっともっともっと超越した所へ!」という力強い言葉で締めくくられ、物語の期待が膨らむ予告編となっている。『もっと超越した所へ。』は10月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:もっと超越した所へ。 2022年10月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
2022年08月03日ムロツヨシがまるで罪滅ぼしかのごとく懸命に少女失踪事件の捜査にあたる刑事を演じる、連続ドラマW「雨に消えた向日葵」に佐藤隆太が出演することが決定。緊迫の瞬間を切り取った場面写真も公開された。本作は、吉川英梨の小説「雨に消えた向日葵」(幻冬舎文庫)を原作に、ある少女失踪事件の真相を追う刑事と、失踪した少女の家族の苦悩と執念の日々を描いたヒューマンミステリー。佐藤さんが演じるのは、失踪した少女・葵の父、石岡征則。仕事人間の征則は、妻とは離婚調停中、葵とも別居していたが、失踪を機に全てを投げ打ち、葵の捜索に心血を注ぐ役どころ。マスコミによる報道被害や世間からのあらぬ誹謗中傷など、被害者家族に降りかかる苦難を体現する。「この先どんな展開になってゆくのかと釘付けになってしまい、ページを捲る手が止まりませんでした」と原作を読んだ感想を語った佐藤さんは、「胸の痛みを伴う話ではありますが、絶対に諦めないという執念、そして家族の絆にきっと大きな力を感じて頂ける作品」とコメント。また、「いつか一緒に思い切りコメディをやりたいと思っていたムロさんと、対極の作品での共演となりましたが、静かな緊張感が続くとても刺激的な現場となりました」とムロさんとの共演をふり返っている。併せて到着した場面写真は、物語序盤の刑事・奈良と征則のシーン。なかなか進展しない警察の捜査に歯がゆさを覚え、奈良に厳しい態度をとる征則だが、自分と同じように葵の無事を信じて捜査に当たる奈良の思いに触れるうち、次第に心境に変化が訪れる。連続ドラマW「雨に消えた向日葵」は7月24日(日)22時~WOWOWプライム・WOWOW4K・WOWOWオンデマンドにて放送&配信(全5話)。※放送(WOWOWプライム・WOWOW4K)/毎週日曜22時※配信(WOWOWオンデマンド)/各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信(cinemacafe.net)
2022年05月09日『THE BATMAN-ザ・バットマン-』が3月11日(金)に公開される。その公開直前スペシャルイベントとして3月8日に吹き替えを担当した佐藤隆太と芸人・ニューヨークが登壇し、トークが繰り広げられた。本作はクリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来、全世界が待ちわびたバットマンの単独映画。サスペンスの要素が色濃く、クリストファー・ノーラン監督作『ダークナイト』シリーズや『ジョーカー』を彷彿とさせるような世界観に包まれている。知能犯リドラーの最後の標的は、若き日の青年ブルース。彼の嘘が暴かれ、本性が狂気に変貌していく姿や“バットマン”になろうとする様子がミステリアスかつエモーショナルに展開されていく。本作で描かれるのは、ブルースが“バットマン”となって2年目の物語。悪を制することを決めたものの、リドラーにより彼にまつわる隠された嘘が暴かれ、追い詰められて狂気に変貌していくブルースの危うい姿は、これまでのシリーズでも一線を画したものとなっている。日本公開に先駆け、先週3月4日より世界中で公開された本作は、『ジョーカー』を超えて74カ国でNo.1メガヒットスタートを記録。2022年に公開された作品ではダントツの1位となっている。世界中で大ヒットスタートを果たした超話題作の日本公開を目前に控えた3月8日、バットマンの大ファンであり、吹き替え声優に決定した佐藤隆太と、『ザ・バットマン』の舞台「ゴッサム・シティ」のモデルがアメリカのニューヨークということで、若者を中心に絶大な人気を誇る芸人ニューヨークのふたりが登壇し、公開直前イベントが実施された。2年目のバットマンを描いた本作にちなみ、2年目の学生や社会人2年目の”2年目限定”の観客を招待。さまざまなトークが繰り広げられた。映画の登場人物を意識したファッションでニューヨークのふたりが登場。嶋佐はモッズコートにニット帽を被って、全身緑のバットマンの宿敵リドラーに、屋敷はビシッと黒のスーツでブルース・ウェイン(バットマン)になりきった。ふたりの登場に客席から歓声が溢れ、ふたりは「よかった、ちょっとザワっとした」と会場を沸かせたことに満足気。スーツ姿の屋敷に対し「いつものお前や」という嶋佐からのツッコミが飛ぶと、「お前こそリドラーと似すぎ!」と屋敷から逆ツッコミが。「本作のなかで、リドラーはほとんどマスクを被って素顔を出さないんですよね。で、リドラーの素顔がずっと気になるんですけど、出てきた瞬間こいつ(嶋佐)だった。今日この格好だからリドラーと楽屋一緒だった。今日のお客さんには本当に悪いんですけど、たぶんリドラー登場した瞬間に笑っちゃうと思います」と、嶋佐が図らずもリドラーを演じるポール・ダノにそっくりであることに冒頭から大盛りあがり。バットマンが住む街ゴッサム・シティのモデルとなった都市はニューヨークとして知られているが、都市と同じ名前だから、という理由で今回のイベントに呼ばれたことについて屋敷は「本当に有難い限りです。ニューヨークという名前だけで、まさかこんな大きな映画のイベントに呼んでいただけるとは思ってもみなかったです」とコメント。するとそこですかさず嶋佐が「俺がリドラーに似ているからじゃないの?」とつぶやき、会場は爆笑に包まれた。ここで、もうひとりのゲストである佐藤隆太も登壇。本作の「吹き替え声優」とMCから紹介され、サプライズ登場した佐藤の姿に、観客から驚きの歓声が飛び交った。佐藤が演じるのはゴッサム・シティの市長、ドン・ミッチェル役。吹き替え参加について佐藤は「昔から大ファンだったバットマンに声優という形でちょこっとでも参加させていただき大変光栄です」と語った。収録についての思い出を問われると「参加させてもらえることはとても光栄だったけど、とても難しかったです。まず大好きな世界なので邪魔したくないと考えて、最初にオファーをいただいたときはちょっと怯みました。でも演じるキャラクターは重要なポジションだけど、登場シーンはそんなに多くないと聞いてやることを決意しました」と多くのファンに愛される作品に参加する怖さを感じたと、正直な想いを吐露。続けて「実写の作品で別の役者さんが演技しているところに声だけのせる、というのは、まず役者さんをリスペクトしてそれにフォーカスした声と演技をしなければならないので責任重大。本当に難しかったけど光栄な仕事でした」と熱い感想を語った。また昔からバットマンが大好きで、バットマンを見て育ったという佐藤は普段から愛用しているバットマングッズを披露。海外で買い付けたというTシャツを数枚持参し、バットマン愛を爆発させた。映画について話が及ぶと、佐藤もニューヨークのふたりも大興奮で感想を語り始め、佐藤は「本当にとんでもないものを観た。今までとは違った新しいバットマンの側面を覗き見した気分。観客の皆さんはこれから見るからネタバレはできないけど、一つ言えるのは冒頭のタイトルロゴが過去一番かっこいいです!」、屋敷は「ヒーローものとか“マン”がつく映画、“マンつく系”のジャンルはあまり観てこなかった人生なので、本作観てテーマの深い映画であることに驚きました。悪にもちゃんと理由があったり、こんなに複雑で考えさせられる映画だとは。アクションも2Dでみたのに4Dで見たような迫力があって楽しかったです」、嶋佐も「今までのバットマンと違って、ちょっと社会派サイコサスペンス的な要素もあり楽しめました。リドラーのクイズが難しいけど、吹き替えで見ると分かりやすいのでおすすめ」とそれぞれ想いの詰まった感想を語った。さらに千鳥のノブがスペシャルゲストとして、たった二言だけの台詞で声優参加しているが、ニューヨークのふたりは「馴染みすぎててぜんぜん分からなかった」とノブを見つけられず悔しさを語った。すでに映画の公開がスタートした全米では、大ヒットスタートを記録。日本でも爆発的なヒットを断言した佐藤は「全世界280億円越え…すごいですね。『ジョーカー』も日本でかなり盛りあがりましたが、その時を超える盛りあがりがあれば映画に関わらせてもらった身としては嬉しいです」と語り、屋敷は「僕の“マン”の中ではNo.1!」、嶋佐は「大ヒットするでしょう!そして僕がリドラー役の俳優に似ていることが本人まで届いてほしい」と自信と願望を明かした。本作で描かれるのは“2年目のバットマン”の物語。それにちなみイベントの客席には、学生2年目や社会人2年目など、“2年目”というキーワードに関係する人々が集結。2年目みんなで、まだまだ未熟なバットマンの姿を応援するべくイベントが開催されたが、3人も自身の2年目の頃を回想した。自身の俳優2年目の頃の写真を持ち出した佐藤は20歳の頃を回想し「金髪で、ちょうど『池袋ウエストゲートパーク』に出ていた頃です」と紹介。嶋佐は大学生2年生の頃に長い髪の毛をストレートにし「山P」の異名を持っていた武勇伝を語ると「嫌な髪〜〜」と屋敷がぼやき。その屋敷の高校2年生の頃の空手少年の姿には、佐藤が「めっちゃイケメン!」と大絶賛した。そして最近19年間の交際を経て結婚を発表した屋敷にMCから「ちょうど奥様と出会った頃では?」と話題を振られると、照れながらも初デートで間接キスを狙ったが失敗に終わった経験を語った。大盛りあがりのトークで充実したイベントの最後には、佐藤が代表して映画をアピール。「他のシリーズでは見たことのないような、バットマンがもがき、悩む姿をみることができるので新鮮で面白い。完成しきっていないバットマンであり、誕生物語としても楽しめるので、バットマン映画を初めて観るという方でも絶対楽しめます!」と太鼓判を押した。さらに会場にいる2年目の観客たちに向けて「2年目という時期は、勝手がわかるようになって自分のペースを掴み始める時期ですが、慣れもあり新しい挑戦もあり、悩みも増える頃だと思います。ぜひ自分の力を信じて、バットマンのごとく思いっきり暴れてほしいです」と応援メッセージを寄せ、イベントは和やかに幕を閉じた。『THE BATMAN-ザ・バットマン-』3月11日(金)公開
2022年03月09日佐藤隆太&岡田義徳&塚本高史が出演する12年ぶりの復活となる『THE3名様 ~リモートだけじゃ無理じゃね?~』の劇場公開が決定した。「THE3名様」は、石原まこちんの同名漫画を原作に実写ドラマとして、2005年にスタート。佐藤さん、岡田さん、塚本さんが演じるフリーター3人組が、深夜のファミレスで会話を繰り広げるだけのゆるい内容が話題に。2010年の「THE3名様シングルDVD~マキシちゃってもよかですか?」まで5年間で全11タイトルのDVDシリーズが発売され、累計33万本の大ヒットを記録した。そんな気楽なショートコンテンツの元祖とも言うべき「THE3名様」が、石原さんの完全書き下ろしで今回復活。内容の全貌は明らかになっていないが、チラシビジュアルには“遂にファミレスが戦場に!?「THE3名様」史上、最大の戦いが今始まる。”というコピーが記載されている。まさかの劇場公開に、本人たちが一番驚きの様子。スクリーンでたくさんの人と「THE3名様」を観るというのはどういう感じなんだろう、と喜びと不安が入り混じるも、笑いの感覚は全く変わらず、自分たちが面白いことをやるという姿勢はそのまま。ハードルは上げすぎず、ぜひご期待くださいとコメントしている。予告編も急遽公開。本人たちにより本編映像に別アテレコされた60秒予告で、「THE3名様」らしい空気感の映像となっている。ほかにも、舞台となるファミレス店員役として、コスプレイヤー・モデル・女優とマルチに活動する桃月なしこが出演。さらに、12年前から変わらずウェイター役として小林大介、安藤玉恵はウェイトレスを経てウェイトレスチーフ役として出演することも分かった。『THE3名様 ~リモートだけじゃ無理じゃね?~』は4月8日(金)より新宿バルト9、T・ジョイ横浜、ミッドランドスクエアシネマ、梅田ブルク7、T・ジョイ博多、札幌シネマフロンティアにて1週間限定公開。(cinemacafe.net)
2022年02月23日永山瑛太と向井理が主演する「幕末相棒伝」が1月3日放送。永山さんと向井さんの演技に「最後は涙が止まらなかった」などの声とともに、佐藤隆太演じる伊東甲子太郎が終盤で取ったある“行動”に「また今回も」「既視感が」などネットがざわめいている。五十嵐貴久による原作を『超高速!参勤交代』『引っ越し大名!』の土橋章宏が脚本を手がけドラマ化した本作。大政奉還を画策し、幕府と討幕派の戦を何が何でも阻止しようと躍起になっている坂本龍馬には永山さん。農民から武士を志し徳川の幕臣となった新選組副長で、本来なら敵である龍馬とともに犯人捜しをすることになる土方歳三には向井さん。2人を取り巻く人々として、土方を実の兄のように慕う新選組一番組隊長の沖田総司には白洲迅。両親を戦災で失くし幼い兄妹や祖母の面倒を女手一つで見ている料亭・七梅の女中、おしのには堀田真由。龍馬が作った海援隊の隊士で明治政府で外務大臣となる陸奥陽之助(宗光)に浅利陽介。土方に対し全幅の信頼を寄せる新選組局長の近藤勇に阿部亮平。武力倒幕を目指していたが龍馬に説得され一旦は大政奉還を受け入れた西郷吉之助(隆盛)に谷田歩。世間では人斬り半次郎と恐れられる薩摩藩士の中村半次郎に奥野瑛太。龍馬と組んで薩長同盟の成立に尽力した土佐藩陸援隊の中岡慎太郎に和田正人。倒幕を目論む長州藩のリーダー的存在である桂小五郎に駿河太郎。徳川家最後の将軍となった徳川慶喜に渡辺大。会津藩士の佐川官兵衛に近藤芳正。新選組参謀だったが別動隊・御陵衛士を組織、その喋り方を坂本から気持ち悪がられている伊東甲子太郎に佐藤隆太。徳川家が生き残るため大政奉還を進めようとする永井尚志に杉本哲太。龍馬にとって大政奉還実現のための大きな壁となる岩倉具視に中村梅雀といった豪華な顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。幕府方と倒幕派の戦争を避けようと大政奉還を画策していた坂本龍馬だが、将軍・慶喜の襲撃事件が発生。龍馬は敵であるはずの新選組の土方歳三と組んで事件を捜査するハメに。敵同士の2人は対立しながらも薩摩の西郷隆盛や長州の桂小五郎、公家の岩倉具視らを相手に京の都で命がけの大捜査を始めることなるというストーリー。放送後のSNSには「向井理も永山瑛太も坂本龍馬も土方歳三も大好物なので、面白く見て最後は涙が止まらなかった」「瑛太さんの龍馬ハマり役だったし、やっぱり向井くんにはポニテがよく似合うし、荒っぽい土方最高だった」など主演の2人の演技に触れたコメントが多数。また佐藤さんが演じた将軍襲撃の“黒幕”伊東甲子太郎が、終盤で復讐のため近江屋に乗り込み坂本を斬るシーンに「佐藤隆太さんJINで坂本龍馬斬って約10年の時を超えてまた今回も斬ってる」「佐藤隆太さんに既視感があったんだけど、坂本龍馬を斬ったところで思い出したわ…」と、かつて「JIN‐仁」でも坂本龍馬を暗殺した東修介を演じていたことを思い出す視聴者からの声も寄せられている。(笠緒)
2022年01月04日女優の前田敦子が22日、都内で行われた『ホークアイ』マーベルクリスマス・トークイベントに、声優の小野賢章とともに登壇した。マーベル・スタジオによるオリジナルドラマシリーズ最新作『ホークアイ』が、毎週水曜17時にディズニー公式動画配信サービス・Disney+(ディズニープラス)で独占配信中。このたび最終話の配信を記念してマーベルクリスマス・トークイベントが開催された。前田は、本作について「盛りだくさん。すごい贅沢で、ホークアイの戦闘シーンはかっこいいです。まだ何も腑に落ちてなくて、誰が一番の黒幕なのか気になって仕方ないです」と熱く語り、最終話を「早く見たいです」と声を弾ませた。また、マーベル作品の魅力について、「本当にこの世界にいるんじゃないかと思わせてくれる。いろんな意味で心のヒーロー。会えるんじゃないかなって。すごいリアルに感じられる。もともとはコミックの世界なんでしょうけど、現実にいてほしいなと思っています」と熱弁。「大好きです」とにっこり笑った。家族との平和なクリスマスを目前に大事件に巻き込まれ、愛する家族の元を一時離れて戦いへと挑むホークアイの姿が描かれる本作にちなみ、クリスマスについてもトーク。予定を聞かれると、前田は「私は子供と“夢の国”に行こうと思っています」と話した。
2021年12月22日俳優の佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史が出演するドラマ『THE3名様』が、12年ぶりに復活することが16日に発表された。『THE3名様』は、石原まこちん氏の同名漫画を原作とした実写ドラマとして2005年にスタート。佐藤、岡田、塚本演じるフリーター3人組が深夜のファミレスで会話を繰り広げるだけの脱力感のあるゆるい内容が話題に。2010年『THE3名様シングル DVD〜マキシちゃってもよかですか?』 までの5年間で、全11タイトルのDVDシリーズが発売され、累計33万本の大ヒットを記録している。いまだにファンからの注目度も高く、昨年10月、塚本の誕生日に集まった佐藤、岡田とプロデューサーを加えた4人の写真がインスタグラムに投稿されると、『3名様』ファンからは、さまざまなコメントが集まり、新シリーズへの期待が高まっていた。そしてこの度、石原氏の完全書き下ろしで新シリーズ『THE3名様 〜リモートだけじゃ無理じゃね?〜』が始動。本日16日から、クラウドファンディング「うぶごえ」内に『THE3名様』ページがオープンし、まずは2022年3月開催予定の上映イベント「『THE3 名様』完全復活祭ってホントかよ?!」(仮)を目指す。ページ内では『THE3名様 〜リモートだけじゃ無理 じゃね?〜』の新ネタ「ファンをクラする?」が配信されている。さらに本日発表となった返礼品メニューも、『3名様』ファンにはたまらないメニューに。1つ目が3,333 円メニュー「THE3名様特製ロゴ入り伝票スタンド」で、「これであなたも4人目に! 様々な用途に使えそうな伝票スタンド! みんなでファミレス気分をおっ立てて行こう! いらねーよって言わせまシェン!」とのコメントが添えられえている。そして2つ目が33,333円メニュー「特製『THE THREE JOURNAL』+エンドロールにお名前クレジット」で、「12年ぶりの思いを語ったスペシャルインタビュー&フォト満載の3名様新聞。そして、エンドロールにまさかのお名前クレジット! 歴史に自分の名前を刻めるって本当かよ?!」とのコメントが添えられている。さらに今後は、YouTubeアカウントも開設されメイキングコンテンツなどが配信されていく予定。■ジャンボ役 佐藤隆太コメント皆様お待たせしましたっ!……と大声で叫びたいところではございますが、「いや、言う程待ってねぇわ!」と、さらにデッカイ声で突っ込みが入りそうなので、ひっそりとお伝えしたいと思います。ま、もともと『3名様』ってそんな感じで、“ひっそり”“こっそり”やってる位が“しっくり”くるんですが。これだけの時間が経ってからの再始動。やるからには例えそれが一人か二人か三人だけでも、待ってくれていた人がいるならば、その方が前作までと変わらないテンションで楽しんでもらえる作品にしたかったので、正直今回ばかりは、この作品とは無縁と思われていたプレッシャーというヤツがありました。でも、やっぱり義徳くんと高史と“3名”でやる芝居は極上に楽しかったし、出来上がったモノも紛れもなく『3名様』でした!すぐにでもまた次の撮影をしたいです。「ちょっとガッカリな再始動」にはなっておりませんので!是非久しぶりにあのゆるくてくだらない3名を見てやって下さいませ!PSここまで待って下さっていた、まるで絶滅危惧種のような皆さま、心からありがとうございます。■まっつん役 岡田義徳コメントえー、この度。私達、3名様はクラウドファンデングというものをやる事になりました。くだらない事をずっとしていたい僕達に力を貸してください。小爆笑とクスクス笑いをみんなに届けますので!■ミッキー役 塚本高史コメント12年ぶりにまたこの3人でやりたい放題できる環境を作ってくれた事に感謝してるのと、期間が長かったので、待っててくれたとは思わないけど(笑)また3人でダラダラと僕らが面白いと思っていることを10年ぶりにやります!!今までは3名様のコンセプトとしては、ながら見できる作品だったけども、今回は3人の細かい表情だったりに注目してみてもらえるとより一層3名様感が味わえるんじゃないかなと思うよ。■原作者:石原まこちん氏コメント「実写版の『THE3名様』またやらないんですか?」この12年、私が読者の方や編集者さんから掛けられた声の中で最も多かった一言がコレです。私自身、復活をずっと待ち侘びていた実写版『THE3名様』のファンの1人、今回の復活は夢のようです。今作は脚本を担当し、前作よりも深く作品に関わらせていただき、佐藤隆太さん、岡田義徳さん、塚本高史さんの役者さんとしての力と変わらぬ3人の仲の良さ、スタッフの皆様のプロフェッショナルな魔法を目の当たりにし、この「特に何も起こらないドラマ」にたくさんの可能性を感じています。そんな、実写版『THE3名様』をよりたくさんの方に知っていただくために皆様のお力をお貸し頂けたら幸いです!■プロデュース・監督:森谷雄氏コメント12年ぶりでも『THE3名様』は間違いなく健在です。前回以上にパワーアップしています。あの空気感はやっぱりあの3人にしか出せないものだと改めて思いました。今回は企画段階から準備段階の要所要所で3人と石原まこちん先生とコミュニケーションを取りながら進んできたので、みんなのパワーが一つになったのだと感じています。監督としてはそれらのパワーを掬い取っただけです。しかしながら、自分が『THE3名様』を監督できたことは自分史上、とても誇りに思います。引き続き『THE3名様』の応援よろしくお願いします!(C)2022「THE3名様」Partners(C)石原まこちん・小学館
2021年12月16日15年前、一世チョイ風靡した佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史による「THE3名様」が、「THE3名様 ~リモートだけじゃ無理じゃね?~」として新装開店して戻ってくることが分かった。「THE3名様」は、石原まこちんの同名漫画を原作とした実写ドラマとして2005年にスタート。佐藤さん、岡田さん、塚本さんが演じるフリーター3人組が、深夜のファミレスで会話を繰り広げるだけの脱力感のあるゆるい内容だ。2010年には、「THE3名様シングルDVD~マキシちゃってもよかですか?」までの5年間で全11タイトルのDVDシリーズが発売された。昨年10月、塚本さんの誕生日に集まった佐藤さん、岡田さん、プロデューサーを加えた4人の写真がインスタグラムで投稿され、新シリーズへの期待が高まっていた。そんな中今回、「THE3名様」が原作者の完全書き下ろしで復活。本日からクラウドファンディング・うぶごえ内にてページがオープンしており、「目指せワールドツアーって本当かよ?!」という勢いとともに、“一人でも多くの方に見ていただきたい”という思いから、まず、2022年3月開催予定の上映イベント「『THE3名様』完全復活祭ってホントかよ?!」(仮)を目指してスタート。またページ内では、新ネタ“ファンをクラする?”が配信。本日発表となった返礼品メニューもファン必見のメニューとなっている。さらに今後、YouTubeアカウントも開設され、メイキングコンテンツが配信予定だ。<コメント>佐藤隆太(ジャンボ役)皆様お待たせしましたっ!!…と大声で叫びたい所ではございますが、「いや、言う程待ってねぇわ!!!」と、更にデッカイ声で突っ込みが入りそうなので、ひっそりとお伝えしたいと思います。ま、もともと3名様ってそんな感じで、“ひっそり”“こっそり”やってる位が“しっくり”くるんですが。これだけの時間が経ってからの再始動。やるからには例えそれが一人か二人か三人だけでも、待ってくれていた人がいるならば、その方が前作までと変わらないテンションで楽しんで貰える作品にしたかったので、正直今回ばかりは、この作品とは無縁と思われていたプレッシャーというヤツがありました。でも、やっぱり義徳くんと高史と“3名”でやる芝居は極上に楽しかったし、出来上がったモノも紛れもなく『3名様』でした!すぐにでもまた次の撮影をしたいです。「ちょっとガッカリな再始動」にはなっておりませんので!是非久し振りにあのゆるくてくだらない3名を見てやって下さいませ!!PSここまで待って下さっていた、まるで絶滅危惧種の様な皆さま、心からありがとうございます。岡田義徳(まっつん役)えー、この度。私達、3名様はクラウドファンデングというものをやる事になりました。くだらない事をずっとしていたい僕達に力を貸してください。小爆笑とクスクス笑いをみんなに届けますので!塚本高史(ミッキー役)12年ぶりにまたこの3人でやりたい放題できる環境を作ってくれた事に感謝してるのと、期間が長かったので、待っててくれたとは思わないけど(笑)また3人でダラダラと僕らが面白いと思っていることを10年ぶりにやります!!今までは3名様のコンセプトとしては、ながら見できる作品だったけども、今回は3人の細かい表情だったりに注目してみてもらえるとより一層3名様感が味わえるんじゃないかなと思うよ。原作者:石原まこちん「実写版のTHE3名様またやらないんですか?」この12年、私が読者の方や編集者さんから掛けられた声の中で最も多かった一言がコレです。私自身、復活をずっと待ち侘びていた実写版THE3名様のファンの1人、今回の復活は夢のようです。今作は脚本を担当し、前作よりも深く作品に関わらせていただき、佐藤隆太さん、岡田義徳さん、塚本高史さんの役者さんとしての力と変わらぬ3人の仲の良さ、スタッフの皆様のプロフェッショナルな魔法を目の当たりにしこの「特に何も起こらないドラマ」にたくさんの可能性を感じています。そんな、実写版THE3名様をよりたくさんの方に知っていただくために皆様のお力をお貸し頂けたら幸いです!プロデュース・監督:森谷雄12年ぶりでも「THE3名様」は間違いなく健在です。前回以上にパワーアップしています。あの空気感はやっぱりあの3人にしか出せないものだと改めて思いました。今回は企画段階から準備段階の要所要所で3人と石原まこちん先生とコミュニケーションを取りながら進んできたので、みんなのパワーが一つになったのだと感じています。監督としてはそれらのパワーを掬い取っただけです。しかしながら、自分が「THE3名様」を監督できたことは自分史上、とても誇りに思います。引き続き「THE3名様」の応援よろしくお願いします!(cinemacafe.net)
2021年12月16日いまや“まえだまえだの…”なんて前置きなど必要ないくらい、ドラマに映画にと活躍を見せ、俳優として高い評価を集める前田旺志郎さん。現役大学生でもある彼の、いま思うこと。連続テレビ小説『おちょやん』をはじめ、『夢中さ、きみに。』『DIVE!!』『珈琲いかがでしょう』…。今年出演したドラマを挙げるだけでも、その活躍ぶりが見て取れる。そんな状況に言及すると、少しはにかみつつ「ありがたいです」との言葉を何度も口にした。精悍さと愛らしさの両方を持ち、聡明さの中に無邪気さと謙虚さを漂わせる、前田旺志郎さんという人とは。――目前に舞台『愛するとき 死するとき』が控えていますが、公演が発表になったとき、これまであまりやったことのないような作品でドキドキしてます、というコメントを出されていました。そこから心境の変化はありました?前田旺志郎さん(以下、前田):最初脚本を読んだとき、悪い意味じゃないんですけど、すごく読みづらかったんです。3幕あるんですが、どれもテイストが違うし、モノローグと会話が混在していたりもして。でも実際稽古が始まってみると、いろいろ演劇的な演出があってすごく楽しいです。自分が出てない場面も舞台上にいて、着替えもそこでしたり、着替えながら歌を歌ったり。道具を役者が運んできたり、舞台にメインで立っている人に僕らが服を渡したり。出演者全員で舞台を作っている感じが、すごく演劇っぽい。題材的に重たい作品なるかなと思っていたけれど、今は面白い作品になると確信しています。――前田さんは舞台という場所を、どうとらえています?前田:自分が生き生きできる場所というか、幸せな空間って印象が強いですね。舞台は今回で3回目ですが、毎回毎回すごい楽しみで。――なにが魅力なんでしょう。前田:お客さんがいる生の空間というのもそうですし、やっぱりみんなで稽古しながら少しずつ作り上げていく過程がすごく面白いし、幸せだなって感じるところですね。――本番もお好きなんですね。前田:お客さんが入ると、やっぱり稽古のときとは全然お芝居が違うんですよ。みんなのモチベーションも変わりますし、変えようとしなくてもお客さんとの無言の対話の中で自然と変わっていく。今までなかった感情が出る日もあります。――お芝居が楽しいなって思ったのは、どんなときですか?前田:直近で言うと、去年の夏頃コロナで最初の緊急事態宣言が解除されたときです。撮影が全部止まって家にいる生活になって…撮影が再開したときに、「うわっ、こんなに芝居をするってことが幸せだったんだ」って実感したんです。今までもちろん感じてはいたけれど、そのときにもう一つギアが上がったというか、頑張ろうって思いました。――その後くらいの撮影だったと思うのですが、『おちょやん』で注目度がグッと上がりましたよね。前田:『おちょやん』は、周りのキャストさんとか監督さん、スタッフさんも含めた座組み自体が本当に恵まれていて、天国みたいでした。その中で4か月近く作品に携われたのは、すごく貴重な経験でしたし、(杉咲)花ちゃんや成田(凌)さんから、お芝居の中だけでなくプライベートでも本当にたくさんのことを学べた現場でした。――得たものの中で、とくに印象的なことというと。前田:なんですかね…言葉とかより、3人で一緒にシーンを作っていく過程の中でのことですかね。なかなか言語化するのは難しいんですけど、おふたりと芝居のキャッチボールしていると…うわぁーって瞬間があるんです。おふたりとも、僕にすごく優しい球を投げてくれて、それをキャッチするだけで、僕の感情が一つずつ上がっていくような。そういう…人に何かを与えられる芝居をつねにされていたので、そこからもらうものも学ぶことも多かったです。――『おちょやん』でもありましたし、ドラマ『猫』でも、前田さんが感情をうわーっと出すシーンがとてもリアルでした。計算のないまっすぐな感情があふれ出してきている感じがして…。前田:確かに、あんまり計算はしてなかったかもしれないです。映像作品の場合、撮ろうと思えば何回でも撮り直しができる。だから駄目なら駄目で監督から言われるだろうという気持ちで、こうしたほうがいいかなということはあまり考えず、まず自分の感じたストレートな気持ちでとりあえずやってみるっていうことが多いです。――演じるときは、役に入り込んでいる感覚ですか?それとも少しずつ役に歩み寄っていく?前田:今の言葉を借りるならば、少しずつ役に歩み寄っていくほうが近いです。脚本をもらったら、自分の役の特徴的な部分が描かれてるシーンをヒントにしながら作り上げていく感じです。何も考えずにスッて役に入れたらいいんですけど、それこそ泣かないといけないシーンで、そこまで感情を持っていくには、それなりに積み上げていくものが必要で。ただ、ある段階までいけたら、そこから先はもう…感情に任せています。――今回の舞台は、舞台がドイツですしヒントが少なそうですね。前田:もう想像力です。脚本に書いてない役の空白の部分を自分で埋めていく作業。少ないセリフの中や、シーンへの関わり方、作品の中でのポジションなどから、どういうバックグラウンドなら成り立つかを考えます。それが合っているかはわからないんですけどね。言い方とか口調、感情の操り方とかから生まれ育ちを想像して、それを紙に書いたりしています。前田旺志郎さん出演の舞台『愛するとき 死するとき』は、ベルリンの壁崩壊前後のドイツを舞台に、3部構成で愛すること、生きることを描いた人間ドラマ。翻訳・演出は小山ゆうなさんが手がける。11月14日(日)~12月5日(日)三軒茶屋・シアタートラムほか、愛知、兵庫で公演あり。世田谷パブリックシアター TEL:03・5432・1515まえだ・おうしろう2000年12月7日生まれ、大阪府出身。子役の傍ら、兄・航基と共にお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。’15年の映画『海街diary』などさまざまなドラマや映画で活躍。’17年には『レミングスの夏』で映画単独初主演。近作に映画『キネマの神様』など。出演映画『彼女が好きなものは』は12月3日に公開予定。オーダーデニムスーツ¥53,900納期約1か月(IKSTILE TEL:080・3472・7868)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年11月17日号より。写真・成田英敏スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・佐藤健行(HAPP’s.)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年11月13日10月1日公開の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のバーチャルイベントが27日、都内で行われ、片岡愛之助、前田敦子が出席した。前作『007 スペクター』から6年の時を経て、シリーズ最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が10月1日に待望の初日を迎える。公開に先立って行われたこの日のイベントは、主演のダニエル・クレイグをはじめ、ラミ・マレック、レア・セドゥ、キャリー・ジョージ・フクナガ監督のいるロンドンと東京を繋いだバーチャルイベントで、日本からは片岡愛之助、前田敦子が東京会場に駆けつけてダニエル・クレイグらとの時間を共有した。『007』シリーズの熱狂的な大ファンだという片岡は「ドキドキですよ。まさかお話できるなんて思ってもいませんでしたし、このお話をいただいた時は何が何でも来たい! と思い、今日は舞台の稽古の最中なのに早く終わらせて来ました」と気合十分。対する前田も「うれしいですし不思議な感覚です」と笑顔。2人がイギリスにいるダニエル・クレイグらに質問するコーナーもあり、片岡が「ダニエルさん、私は歌舞伎でも同じ役を務めるというのがよくあります。時代を超えて同じ役を演じてますが、今回ダニエルさんが16年間務めてきたダニエル・ボンドをどう評価しますか?」と質問すると、ダニエル・クレイグは「最初の『カジノ・ロワイヤル』は原作第1作目でジェームズ・ボンドがジェームズ・ボンドになったところからスタートしました。自分の考えや感情などを入れ込むことができたし、このキャラクターは非常に複雑で面白いキャラクターだと思います。色んな感情を自分の中でジェームズ・ボンドは誰なのか? ということを考えながら16年かけて誰なのか分かったような気がします」と回答した。また、前田もダニエル・クレイグに対して「今回でラストのジェームズ・ボンドと聞いてすごく寂しいなと思います。本当にラストになってしまうんですか?」と問いかけると、ダニエル・クレイグは「本当に最後です。そして本当に今は色んな思いがあります。甘酸っぱい思いですね。でも十分やり切ったと思います。ですから私は前進していく、次のことに挑戦していくという気持ちですよ。もちろん悲しさや寂しさはありますが、次のボンドに託したいですね」と次世代のボンドに期待を寄せていた。中継ではあるが、ダニエル・クレイグらとの時間を共にした片岡は「夢のようです。ただただファンの1人として呆然と見てましたね」といまだ信じられない表情で、前田も「分かります。ボーッとしちゃいました」と片岡に納得顔。また、前田はジェームズ・ボンドを16年間務めてきたダニエル・クレイグについて「目の前にいると恋するに決まってますね。ボンドガールの気持ちがよく分かります。私は今までのボンドはダニエルさんが一番セクシーだと思いますね」と心を奪われたようで、「映画館で見るのがすごく楽しみです」と公開が待ち遠しい様子だった。映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、10月1日より全国公開。
2021年09月28日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』が現在公開されている。小説家・原田マハ氏の同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握った同作は、映画監督を目指し夢を追っていた若き日のゴウ(菅田将暉)と、ギャンブル漬けで借金まみれとなった現在のゴウ(沢田研二)に起こった奇跡を描き、映画愛溢れる作品となっている。現代パートで、沢田演じるゴウこと円山郷直の孫・勇太を演じたのが、俳優の前田旺志郎だ。小学生の時には兄・前田航基とお笑いコンビ・まえだまえだとしても活躍、現在は20歳となり現役大学生として勉学に励みながら俳優として精力的な活動を行っている。今回は前田にインタビューし、同作への思いや、俳優として思うことなどについて話を聞いた。○■今の時代にはいない「トップスター」との共演――今回松竹映画100周年記念映画で、主演の沢田さん演じるゴウの孫としてキーになる役でしたが、お話を聞いた時にはどのような気持ちでしたか?もう、「うおお! 頑張るしかないな」という感じでした(笑)――沢田さんについては、どのような印象だったんでしょうか?ゴウは勇太の前ではとても自然体ですし、沢田さんが役の内側の部分で会話してくださっているのを感じました。この役は2人とも少し変わったところがありますが、互いに周りの情報にあんまり左右されず、偏見なく人として向き合えるところがあって、相性が良かったんじゃないかと思います。沢田さんも大先輩で大スターで、緊張もしましたが、お芝居の中ではゴウとして向き合っていましたし、おじいちゃんとしての優しさも、常に感じていました。撮影現場にいる時は僕も「ゴウおじいちゃん」という気持ちで接していました。――前田さんの世代だと、沢田さんについてはどのようなイメージを持たれていたんですか?父親がよく車で沢田さんの曲を流していました。共演が決まってから若い頃の動画も見させてもらって、すごくかっこよかったですし、今の時代にはいないトップスターだと思いました。現代は自分を表現する媒体が良くも悪くも多いので、色々なフィールドの中でのスターはいますけど、誰もが共通認識として知っているスターは生まれづらいと思うんです。みんながスターだと思える存在というのは、やっぱりすごいなと。――そういう存在って、改めて欲しいと思いますか?それぞれが自分の得意なことで自分を表現できる媒体が増えるのは、めちゃくちゃいいことだと思っています。多様性はすごく大事なので、いろんな人がメディアに出ることによって、見る方の認識も自然と養われていくでしょうし、そういう意味では現代の情報社会になって良かったです。でもそれはそれとして、やっぱりみんなが共有できるものがあった時代への憧れみたいなものもあります。どちらがいい、という話ではないんですけど、メディアはその時代に合ったものが流れるのでしょうし、社会全体として見たときに、今はこれがベストなんだろうと思ったりはします。○■同世代に「負けてられへんな」――前田さんは現代パートに出演されていますが、過去パートを観て何か感じたことはありましたか?ゴウがまっすぐに進んでいるのが、すごくいいなと思いました。今は情報が入りすぎて、夢を抱く前に諦めてしまうこともあるけど、実際にやってみないとわからないこともありますし、ゴウのように夢を持てるのはすごくいいな、と。――前田さんはもちろん子役の時から活躍されていますけど、もし今から役者を目指そうとしていたら無邪気に夢を抱くのは難しい、と思うところもあるのでしょうか?大変だろうなあ、と思います。だからこそ、今、同世代で役者を始めた人、夢を追いかけてる人たちの熱量はすごいですし、その熱量に対して「負けてられへんな」という気持ちもあります。――今は大学で演劇教育をテーマに学ばれてるんですよね。はい。でも舞台の演出やお芝居自体を学んでいるというよりも、演劇を教育に導入することの可能性を探っていて、教育の色の方が濃いかな、という感覚です。演劇を通して学べることはたくさんあって、多様性や行動力、創造力、主体性もそうです。演劇に触れることで、他人の普段見られない部分に触れたり、その場でコミュニケーションが取れたり、それから演劇を完成させた時の成功体験が自己肯定感を上げてくれたりと、色々なことにつながるんじゃないかと、僕は思っています。2020年に学習指導要領が変わって、今までは詰め込み型教育だったところへ、問題解決力の重要性が提唱されだしていて、色々なアクティブラーニングも導入されているので、PBL(Project Based Learning)の1つとして、演劇の可能性もあるんじゃないかと思っています。――お話を聞いていると地に足がついているというか、本当にしっかりされているんですが、長く芸能活動をされていて、そういったことは意識されているんでしょうか?「真面目に生きよう」「地に足をつけよう」と考えているわけではないんですけど、僕に唯一あるのは「調子に乗らない」です(笑)。調子に乗るなんて、絶対にありえないことなんですけど、自分がそうありたいという理想ではあります。――では最後に改めて、作品について感じたところを教えてください。僕はこの作品を観ると「いろんな愛に溢れた作品だな」と思うんです。山田監督がずっと描かれてきた家族の愛情はもちろん、恋愛もあれば友達への愛もあり、映画への愛情もある。誰が観てもどこかで共感できたりとか、何か励みになったり学べたりすると思うので、あまり映画を観ない人、よく観る人、色んな方に観ていただけたら嬉しいです。■前田旺志郎2000年12月7日生まれ。大阪府出身。子役としてデビューし、2007年からは兄の前田航基とともにお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。俳優として活躍の幅を広げ、是枝裕和監督作品の映画『奇跡』(11年)では主演を務める。 近年の出演作に映画『キネマの神様』(21年/山田洋次監督)、『彼女が好きなものは』(21年/草野翔吾監督)、『うみべの女の子』(21年/ウエダアツシ監督)、ドラマ『猫』(20年/TX)、連続テレビ小説『おちょやん』(20-21年/NHK)など。
2021年08月16日舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆のメインビジュアルが、31日に公開された。同作は吾峠呼世晴によるコミックの舞台化作。家族を鬼に皆殺しにされた少年・炭治郎が、唯一生き残ったものの鬼になってしまった妹・禰豆子を人間に戻し家族の仇を討つため、“鬼狩り”となって戦う物語が描かれる。昨年1月に東京・兵庫にて初演が上演され、剣戟アクションや世界観に寄り添う音楽が話題を呼んだ。31日発売の集英社『週刊少年ジャンプ』にて公開された、同舞台のメインビジュアル。水の呼吸を繰り出す炭治郎を中心に、ついに集結9人の”柱”、那田蜘蛛山で炭治郎たちの前に立ちはだかる十二鬼月・累の姿も。さらに、産屋敷耀哉、栗花落カナヲを含む全キャラクターのソロビジュアルも公開された。またこの度、デジタル版『週刊少年ジャンプ』定期購読者限定のチケット最速先行販売の実施も決定した。○出演竈門炭治郎:小林亮太竈門禰????豆子:高石あかり(※高ははしごだか)我妻善逸:植田圭輔嘴平伊之助:佐藤祐吾冨岡義勇:本田礼生煉獄杏寿郎:矢崎 広宇髄天元:辻 凌志朗時透無一郎:奥田夢叶胡蝶しのぶ:門山葉子甘露寺蜜璃:川崎愛香里伊黒小芭内:宮本弘佑不死川実弥:前田隆太朗悲鳴嶼行冥:チャンヘ栗花落カナヲ:内田未来累:阿久津仁愛産屋敷耀哉:廣瀬智紀鬼舞辻無惨:佐々木喜英(C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
2021年05月31日女優の前田敦子が23日、自身のインスタグラムを更新し、俳優の勝地涼と離婚したことを報告。勝地も公式サイトで報告した。前田は「私事ですが、私、前田敦子は、勝地涼さんと何度も話し合いを重ね、過日、離婚届けを提出したことをご報告いたします」と報告。「3年間の結婚生活において生活スタイルや価値観の違いで、少しずつ、お互いの歩幅や方向が変わり、別々の道を歩くことになりました。夫婦ではなくなりましたが、一人息子にとっては永遠に父親であり、母親でありますので、今後も力を合わせて育てていきます」とつづり、「これまでの経験を生かしこれからの前田敦子も役者業を精進して参りますので、勝地涼さんともども、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。勝地も「前田敦子さんと時間をかけて協議を重ねて来ましたが離婚という選択になりました事をここに報告させて頂きます。このような結果になったのは、自分の至らなさによるものだと思っています」と報告。「息子に対しては、父親として立場は変わる事はありません。息子としっかり向き合い、今後も引き続き協力して子育てして参りたいと思っています」とし、「今後とも前田敦子さん共々、御指導の程よろしくお願い致します」と締めくくった。2人は2018年7月に結婚し、2019年3月には第1子となる男児の誕生した。
2021年04月23日佐藤隆太が、毎週金曜日放送中のドラマ「俺の家の話」の第8話(3月12日放送)にゲスト出演していることが明らかになった。本作は、長瀬智也×宮藤官九郎がタッグを組んだ、濃すぎる家族が織りなす新しい形のホームドラマ。2000年放送の「池袋ウエストゲートパーク」では、長瀬さん演じる真島誠の相棒、マサこと森正弘を務めた佐藤さん。そんな2人が、21年ぶりに宮藤脚本のドラマで共演。スペシャルゲストとして登場する今回、佐藤さんは「さんたまプロレス」行きつけのスポーツ整形外科医に扮し、ドラマをさらに盛り上げる。佐藤さんは長瀬さんについて、唯一無二の魅力があり、人を惹きつける力もあり、お芝居も柔軟でおもしろいと言い、「撮影中にこの方ともっとお芝居のラリーを続けたいなという気持ちが一気に湧き上がりました。また、カメラが回っていないときも現場の真ん中で自然と盛り上げ、みんなが魅了されてしまうんです。今までの俳優人生の中でも中々出会ったことがない方です」と魅力を語る。また、毎週の放送を楽しみにしているそうで、「こんなにも一週間が待ち遠しく思えるようなドラマは久しぶりで、自分もいち視聴者として最後まで楽しみながら、みなさんと一緒に見届けたいなと思います」とコメントしている。「俺の家の話」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2021年03月05日元AKB48で女優の前田敦子さん(29)と俳優で夫の勝地涼さん(34)が離婚協議に入ったことがサンケイスポーツで報じられ、世間を賑わせています。前田さんといえば“不動のセンター”と呼ばれ、”神7”の中で1番早くに結婚と妊娠を発表した人物でもあります。常にAKBのアイコン的な存在であり、アイドルとしての先陣を切り続けてきた前田さん。離婚というチャレンジも1番最初にするとは……。とはいえ、ニュースを読んだ人のリアクションの多くは「すると思っていた」「逆にやっとなんだ」「2年は持ちこたえたほうだと思う」と比較的想定内といった声が大きいのも特徴です。正直筆者も結婚当初から不穏な未来を若干予想していましたが、そもそもプライベートをまったく知らない一般人の外野すら離婚を予想する夫婦ってそういません。人は一体どこに、離婚しそうな空気を感じるのでしょう。■スピード婚×情緒×実家関係そもそもスピード婚と離婚率は連動しているとのこと。交際1年未満で結婚したカップルは3年以上交際した上で結婚したカップルよりも離婚率は39%高く、交際1~2年のカップルよりも20%高いことがアメリカのエモリー大学の研究で明らかになっています。前田さんと勝地さんは交際期間4カ月ということで、そもそも結婚報道時から「早すぎでは」という声が漏れていました。その上で他の要素をみていくと、前田さんのイメージや前評判にも離婚を想起させる要素が2つほどあったのかもしれません。・情緒的なイメージ前田さんといえば、AKB在籍時代からやや感情的で情緒的な性格であることが報じられていました。たとえば卒業直後に泥酔して泣きじゃくり、俳優の佐藤健さんにお姫様だっこをされたこと。昨年夏には前田さんが自宅近くで癇癪を起こし、勝地さんがなだめるといったシーンがスクープされています。それぞれ起きた原因はどうあれ、前田さんは気持ちが高まると感情的になるというイメージは周知されていました。この感情のアップダウンと子育ての大変さが相まって、「離婚を決めてしまうのでは……」と当初から多くの人に思わせていたかもしれません。・母親と仲良しすぎる前田さんは母親と非常に仲が良いと言われていました。出産後も一時期は同じマンションに家族を呼び寄せ、サポートを頼むなどの濃い関係性が築かれていたようです。一般的に、育児を実家がサポートしてくれる体制はありがたいこと。しかし同時に実家が子ども(今回であれば前田さん)と近すぎると、家の中には夫婦と実家という2つの判断軸が生まれることに。今回であれば、勝地さん側は難しい立場に置かれることとなります。常に2つの判断軸があると例えば何か意見が別れた際、多数決で実家側の意見が通ることが多くなりがち。その結果、夫婦の関係がギクシャクすることもあるのです。前田さんと勝地さんの実際の関係はわかりませんが、報道によると勝地さんが前田さんに合わせる形で生活が成り立っていたようです。その苦労も、かなりのものだったのかもしれません。現時点では協議に入ったとの報道ですし、記事内で前田さんの事務所は「事実ではありません」と否定。勝地さんの事務所は「聞いていない」と答えているとのこと。まだ離婚が成立しているわけでもありません。果たして、これからどうなるのでしょうか。■離婚してもイメージダウンのない不思議さそんな「離婚しても仕方ないかもね~」というイメージを抱かせている前田さん。興味深いのは今回の離婚協議報道やその前の夫婦不仲報道が出ても、前田さんのイメージがあまり落ちていない点です。なぜだろうと考えてみると、そもそもアイドル時代からあっちゃんのセンターとしての魅力は“今にも倒れそうな必死さや危うさ”。めちゃくちゃ輝いているのに、どこか影を感じる奥深さだったからかもしれません。今後も主演映画が控えている前田さん。離婚してもしなくても、らしさをより輝かせてほしいもの。でも同時に、情緒の激しさはちょっと心配もしちゃう……。ただ結局、この心配させちゃうほどの要素が“あっちゃんの魅力”なのかもしれません。(文:おおしまりえ)
2021年01月31日1月16日(土)より、佐藤隆太主演舞台『いまを生きる』が新国立劇場 中劇場にて開幕。初日公演に関係者にのみ向けたゲネプロが実施され、その際の舞台写真や、出演者を代表するキャストからコメントが到着した。本作は1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督によって制作されたアメリカ映画を元に、2016年10月〜12月にオフブロードウェイで舞台化された作品の日本版。2018年に上演された、上田一豪が演出、佐藤が主演を務めた日本初演は生徒と真摯に向き合う教師と、思春期の少年たちが自由に生きることの素晴らしさに目覚める輝きを鮮烈に描き、好評を博した。新キャストを迎え、確かな演技力を持つ佐藤と若手俳優たちが織りなす『いまを生きる』の再演に期待してほしい。<キャスト代表コメント>●佐藤隆太この作品は「いまを精一杯生きることの大切さ、尊さ」がテーマなので、このような時期だからこそ、お芝居を通して、堅苦しくなく伝えることができたらと思っています。お客様には安心して観て頂けるよう、対策なども試行錯誤しながら、いつも以上に緊張感を持って、ここまできました。今回、再演ではありますが、新しいキャストの方々を迎え、全く違う教室の雰囲気になっています。初めて観る方々はもちろん、初演を観たことのある方々にも、新鮮な気持ちで楽しんで頂けると思います。●佐藤新(IMPACTors / ジャニーズJr.)佐藤隆太さんをはじめ、他の俳優の方々と一緒に演技ができることを光栄に思っています。今はとにかく本番を迎えられることが嬉しいです。今回はピアノとチェロの生演奏があり、臨場感のある舞台がお届けできると思います。この「いまを生きる」という公演を通じて、僕たちのお芝居の成長も観て頂きたいです。●瀬戸利樹この状況下のなか、最終日まで稽古を終え、幕が上がることを嬉しく思います。このカンパニーは隆太さんのおかげで楽しく、伸び伸びとお芝居をさせていただき、先生と生徒たちの関係性が舞台上にも表れていると思います。ニールは人に対する「思いやり」の気持ちが強い人物なので、演じていくうえで、言葉選びの大切さを学びました。それらの言葉を噛みしめながら、いまを生きたいと思います。●影山拓也(IMPACTors / ジャニーズJr.)僕自身、昨年春に予定されていた舞台が中止になってしまったこともあり、今回幕を上げられるということが嬉しく、作品を届けられることに幸せを感じます。大変な世の中ですが、劇場に足を運んでくださる皆様には感謝に溢れ、客席の反応が楽しみです。佐藤隆太さんをはじめ、周りのキャストの皆さんと共演できる貴重な時間を最後まで噛みしめながら、頑張っていきたいと思います。●基俊介(IMPACTors / ジャニーズJr.)新国立劇場の舞台に立つのは初めてなので、今はとても緊張しているのですが、キャスト、スタッフの皆さまと稽古をしてきたなかで、とても素敵な雰囲気を作り上げてきました。大変な時期ではありますが、ご来場いただく皆様に感謝をしながら、無事に千秋楽を迎えられるように頑張りたいと思います。●三宅亮輔もう初日かと思ってしまうくらい、あっという間の1か月でした。ここから本番を迎えていくなかで、どう転がっていくかが楽しみです。キャスト同士の仲がとても良く、それが芝居にも出ていると思いますし、演じていて楽しいです。こんな時期だからこそ、自分たちが一生懸命やることで、「いまを生きる」ということが伝わると思います。キーティング先生の言葉はどんな人にも響くと思うので、一緒に耳を傾けてほしいです。●市川理矩まず、初日を迎えられることがすごく嬉しいです。キャスト同士の雰囲気がとても良いので、その雰囲気を保ちながら、体調管理をしっかりして、最後まで頑張りたいです。キーティング先生と出会い、キャメロンがどんな決断をするのか、是非ご覧ください。【公演概要】『いまを生きる』演出・上演台本:上田一豪出演:佐藤隆太、佐藤新、瀬戸利樹、影山拓也、基俊介、三宅亮輔、市川理矩 / 小向なる、飯田基祐、佐戸井けん太主催・企画製作:フジテレビジョン公式サイト: ()●東京公演:2021年1月16日(土)~1月31日(日) / 新国立劇場 中劇場料金:(全席指定)S席 9,200円 / A席7,500円(税込)お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)●大阪公演:2021年2月11日(木)~2月14日(日) / サンケイホールブリーゼ料金:(全席指定)S席 9,200円 / A席7,500円(税込)お問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~16:00 日曜、祝日は休み)●名古屋公演:2021年2月20日(土)~2月21日(日) / 東海市芸術劇場料金:(全席指定)S席 9,200円 / A席7,500円(税込)お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
2021年01月18日「私、本当は何がしたいのかな?」働いていれば誰だって、一度は考えたことがあるはず。アナウンサーとして活躍していた前田有紀さんも悩みを抱える一人だった。「仕事はやりがいもありましたが、5年ほど過ぎてから迷いが生じてきて。自分が夢中になれることを見つけようと必死でした」彼女を変えたのは、スーパーのレジ横で何気なく購入した花。「玄関に花を飾ったら、空間がパッと明るくなり、疲れて帰った時にすごく癒されて。もっと植物と触れ合う時間が持てたらと考えるようになりました。その気持ちが強くなり、花にまつわる仕事がしたいと思うように。会社を辞めることは人生のレールから外れる気がしてなかなか決断できませんでしたが、不安よりも好奇心が上回り、転職を決意したんです」会社を辞め、イギリスのガーデナーの下でインターンを経験。「想像以上に重労働で、毎日泥だらけになっていました。少し前までは身なりをきちんと整えて、カメラの前に立っていたのに、すごい変わりようですよね」周りの目も気にせず、植物に触れていると心が満たされていたという。修業を経て、帰国後は自由が丘にある生花店に就職した。「会社員を10年間やっていたので、世の中のことを知っているつもりでしたが、レジ打ちも梱包もまともにできなくて。でも、日々植物に囲まれ、気持ちはとても前向きでした。また、店に立っていると、想像以上に、限られた人しか花を買わないということもわかって。特別な日だけじゃなく、もっと日常で自然の息遣いを感じられる暮らしを多くの人に楽しんでもらいたいと思うようになりました」約2年半、勤務した後、独立。“都会の暮らしをもっと花と緑に溢れたものにすること”をテーマにオリジナルブランド『gui』を立ち上げた。店舗は持たず、オンラインで注文を受け、フラワーロスを抑えながら、花や緑のある暮らしを提案。また、カフェやアパレルブランドなどに積極的にポップアップショップを出店するなど、植物と触れる機会の少ない人にも出合いの場を創出している。転職後、着実にキャリアを進めてきた前田さんだが、起業する時には大きな葛藤もあった。「当時、妊娠していたので、“子育てしながら会社の経営なんて難しいんじゃない?”と、周囲から心配されました。でも、やってみなきゃわからないと思ったし、事実、大変なことはあったけれど、周りに助けてもらいながらできたこともたくさんありました」やりたいことを叶えるためには、周りの人に助けを求める姿勢も大切だと気づいたという。「昔は“できない”と言えなかったんです。今思えば、会社員の時は受け身で仕事をしていたし、周りの目が気になって、選択肢も消極的になっていたと思います。でも、好きなことを見つけてからは、人生の舵を切るのは自分しかいないと思えるようになり、やりたいことがクリアになって、すごく強くなったと思います」順調に仕事も増えていったが、コロナ禍の影響も受けたという。「イベントの装花の案件はほぼなくなってしまいました。そんな時、花を出荷しても値段がつかないと困っている農家さんもいると知って。もともと関心があった“農家さんの花の直送サービス”をスタートすることに。購入してくださる方が徐々に増え、新たな手応えを感じました」また、花の農家を取材し、記事を執筆したり、農園の人とインスタライブをして、花作りの現場を伝える取り組みも行っている。「どういう人がどういう環境で育てているのか、フラワーロスの実情など、知られていないことがこの業界にはたくさんあって。メディアの世界にいた私だからできることがあると思っています」花を飾る提案以外にも、花を使ったアクセサリーを作ったり、廃棄寸前の植物を活用してドレスを製作するなど表現の幅も広げる。「全く違う業界から入ってきたので、“花屋さんってこうだよね”っていう常識に縛られずに活動していきたいなと思います」HISTORY22歳:テレビ局入社。アナウンサーとして多くの番組で活躍。スポーツ番組を中心に担当。現場に出向いて、直接話を聞き、感じたことを自分の言葉で伝える大切さを学んだ。25歳:家に花を飾り、植物のある暮らしの心地よさに開眼。深夜に帰宅することも多く、不規則だった会社員時代。スーパーで購入した花に癒されている自分に気づく。32歳:会社を退職後、イギリスのガーデナーの下で修業。コッツウォルズでホームステイをしながら、中世の古城で庭を管理するガーデナーの下で下働き。泥だらけになりながらも花の仕事が好きだと再確認。33歳:自由が丘の生花店に勤務。店舗に立ちつつ基礎を学ぶ。店頭に立ち、花屋の仕事を基礎から学ぶ。「不慣れなため、怒られることもありましたが(笑)、できることが一つずつ増えていき、充実していました」34歳:花屋の仕事を応援してくれていた彼と結婚。大学の同級生とパートナーとして歩むことに。36歳:初めての子供を妊娠。生花店を退職し、独立。妊娠がわかり、花屋を退職して独立。起業し、ブーケや祝い花など個人向けのオーダーを中心に受ける。37歳:オリジナルフラワーブランド『gui』を立ち上げる。自身のフラワーブランドをスタート。育児と両立しながら商業施設のイベントの作品提供や企業コラボなどを行う。39歳:オンラインサイトで農家の花の直送サービスを強化。コロナ禍の影響で花を出荷できない農家を支援するため、直送サービスを強化。全国から多くのオーダーを受ける。まえだ・ゆき1981年生まれ、神奈川県出身。2003年、テレビ朝日入局。2013年に退社し、イギリスで見習いガーデナーとして修業。帰国後、都内の生花店に勤務し、独立。オリジナルブランド『gui』を立ち上げ、草花の魅力をさまざまな角度から発信中。※『anan』2021年1月13日号より。写真・大内香織取材、文・浦本真梨子(by anan編集部)
2021年01月07日コロナ禍で不安な気持ちやストレスを抱く人に向けて贈る、お休み前の大人向け朗読放送「深夜文学」。現在、flumpool・山村隆太が読み手となり『星の王子さま』を三回にわたって配信中だ。その第三夜が、11月22日、PIA LIVE STREAMにて公開された。【動画配信】深夜文学「星の王子さま」チケット情報サハラ砂漠に不時着したひとりぼっちの操縦士のぼくが、ちいさな星からやってきた王子くんとの出会いを描いた第一夜<ぼくと王子くんの出会いについて>。続く第二夜は、王子くんが星を飛び出して、ぼくに出会うまでの旅にまつわる話<王子くんの旅とキツネのひみつ>をお届けした。最終回となる第三夜は、王子くんの旅の続きと、ぼくとの別れを描く<王子くんとぼくのおはなし>を朗読する。第一夜と第二夜の物語をダイジェストで朗読して始まる第三夜。ぼくがサハラ砂漠に不時着して8日目、エンジンの修理の終わりが見え、王子くんとぼくの別れの日が近づいてくる。最後に王子くんがぼくに教えてくれたことは――。王子くんとぼくとの別れを描いた第三夜は、ちょっぴり切なさも漂うけれど、ポンと優しく背中を押してくれるような言葉が印象に残る。「だいじなものっていうのは、見えないんだ」「ひとっていうのは、1度や2度、気がゆるむけど、それがあぶないんだ」。忙しい日々、豊かな日常を過ごす中で、大人たちが忘れてしまった大切なこと。優しいけれど力強い『星の王子さま』の言葉たちが、言葉を大事に届ける山村の語りにより、より心にグサリと突き刺さる。最後には「人生の中で何度も何度も読み返せば、そのときの自分に大切なものを教えてくれるのが、この『星の王子さま』なんだと思います。これからもいろんな角度からこの作品を楽しんでいきたい」と語った。エンドロールでは、朗読の収録模様のオフショット映像も公開。慣れない朗読に苦戦している山村の様子を覗き見ることが出来る。PIA LIVE STREAMでは、『星の王子さま』の第一夜から第三夜を、11月29日(日)まで配信中。チケット発売中。
2020年11月24日コロナ禍で不安な気持ちやストレスを抱く人に向けて贈る、お休み前の大人向け・朗読放送「深夜文学」。flumpool・山村隆太が読み手となりお届けする第2弾『星の王子さま』の第二夜が、11月15日よりPIA LIVE STREAMにて配信中だ。【動画配信】深夜文学「星の王子さま」チケット情報サハラ砂漠に不時着したひとりぼっちの操縦士のぼくが、ちいさな星からやってきた王子くんとの出会いを描いた第一夜<ぼくと王子くんの出会いについて>。続く第二夜は、<王子くんの旅とキツネのひみつ>と題し、王子くんが星を飛び出して、ぼくに出会うまでの旅にまつわる話を贈る。王子くんは知らないこと、やるべきことを見つけに、いろんな星によってきた。星々での出会いや、旅のなかで出会ったキツネに教えてもらったひみつは、王子くんに自分の星においてきたバラの花のたいせつさを教えてくれた――。第一夜のぼくと王子くんとの出会いをダイジェストで朗読して幕を開ける第二夜。<王子くんの旅とキツネのひみつ>では、王子くんがさまざまな星を旅する中で出会ってきたさまざまな“いきもの”が登場。偉そうな王さま、みえっぱりな大人、のんだくれ、しごとにんげん、あかりつけ、ヘビ、バラなど、それぞれのいきものとの会話を、ときには太くどっしりとした声で、ときにはか細く優しい声で表現するなど、キャラクターによって声色を変えながら読み進める。胸に響く言葉の数々を、丁寧に、大事にしながら届ける姿勢は第一夜から変わらない。耳に心地良い、落ち着いた山村の声が、一日の疲れを癒してくれるようだ。灯りを落とした部屋で、温かいドリンクを片手にリラックスして視聴すれば、優しい眠りへと導かれるはず。「深夜文学」第一夜<ぼくと王子くんの出会いについて>、第二夜<王子くんの旅とキツネのひみつ>は、11月29日(日)までPIA LIVE STREAMにて配信中。第三夜<王子くんとぼくのおはなし>は、11月22日(日)夜10時配信。通常の視聴券の他、第一夜~第三夜の通し視聴券、グッズ付き視聴券なども販売中。
2020年11月18日flumpool・山村隆太による朗読配信『星の王子さま』の第一夜<ぼくと王子くんの出会いについて>が、PIA LIVE STREAMにて配信中だ。【動画配信】深夜文学「星の王子さま」チケット情報この朗読配信企画「深夜文学」は、コロナ禍で不安な気持ちやストレスを抱く人に向けて贈る「おやすみ前の大人向け・朗読放送」。さまざまなジャンルの出演者が文学作品の名作を朗読し、オンラインにて配信する企画だ。今回は、7月から8月にかけて行われた第一弾、石崎ひゅーいによる『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治 著)に続く第二弾の配信で、『星の王子さま』を3夜にわたってお届けする。11月8日(日)に配信された第一夜は、<ぼくと王子くんの出会いについて>を朗読。ひとりぼっちだった操縦士のぼくは、ある日サハラ砂漠に不時着して、ちいさな星からやってきた王子くんに出会う。王子くんはどうして自分の星を出て、地球に降り立ち、ぼくに出会ったのか――。配信は夜10時にスタート。『星の王子さま』の言葉たちは、大人になって薄れてしまったことや、日々の忙しさで見えなくなってしまったものなどを、ふと気づかせてくれる。その一語一語を大切にしながら、聞き手に丁寧に届けるような山村の語りがじんわりと心に沁みる。優しい声と柔らかい口調も耳に心地よく、『星の王子さま』の世界観にぴったり。目を瞑ればさらにその世界がふわ~っと広がっていくようだ。視聴するうちにふっと肩の力が抜け、視聴後は心地良い眠りへといざなわれる。配信期間中は何度でも視聴可能なので、就寝前に流しながら、ゆっくりと落ち着きの時間を過ごしてほしい。「深夜文学」<ぼくと王子くんの出会いについて>は、11月29日(日)までPIA LIVE STREAMにて配信中。第二夜<王子くんの旅とキツネのひみつ>は11月15日(日)夜10時配信。通常の視聴券の他、第一夜~第三夜の通し視聴券、グッズ付き視聴券なども販売中。
2020年11月10日佐藤隆太が主演を務め、新国立劇場 中劇場にて上演された舞台『いまを生きる』が、2021年、東京、大阪、名古屋にて再演されることが分かった。この度、佐藤をはじめ各キャストのコメントが公開された。1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督によって制作されたアメリカ映画を基に、16年10月〜12月にオフブロードウェイで舞台化された『いまを生きる』。映画は第62回アカデミー賞脚本賞を受賞し、脚本を務めたトム・シュルマンが舞台版の脚本も手がけて話題となった。2018年に上田一豪が演出した日本での初演は、映画版のロビン・ウィリアムズ演じる主人公キーティングとも違った、生徒と真摯に向き合うオリジナルの佐藤版キーティングに、思春期の少年たちが自由に生きることの素晴らしさに目覚める輝きを鮮烈に描き、好評を博した。本舞台も初演に引き続き、演出は上田一豪。主人公である、厳しい規律で縛られてきた男子高校生たちに新たな視点や影響を与える若き教師、ジョン・キーティング役を佐藤が再び演じる。新たなキャストとして選ばれたのは、厳格なノーラン校長役に佐戸井けん太、生徒のひとりであるニールの父・ペリー氏役に飯田基祐、ノックスが一目ぼれするクリス役に小向なる。そして生徒役には、転校生のトッド役に佐藤新(ジャニーズJr.)、中心的存在のニール役に瀬戸利樹、無邪気なノックス役に影山拓也(ジャニーズJr.)、純粋なミークス役に基俊介(ジャニーズJr.)、正義感があるチャーリー役に三宅亮輔、素直でまじめなキャメロン役に市川理矩と、今後の活躍が期待される若手俳優が揃った。各キャストコメントは以下の通り。■佐藤隆太コメント「こうしてまたキーティング先生を演じる機会をいただけて、本当に嬉しく思っています。中学生の時に見た『今を生きる』はとても衝撃的で、その後もずっと自分の中に残り続けている大切な作品です。役者という世界に思い切り飛び込む事ができたのも、この作品に、そしてキーティング先生に背中を押してもらえたおかげの様な気がします。初演のメンバーとは稽古、本番の中で、ともに悩み、笑い、しっかりと心のつながりを持てたように思います。今回、また新しい共演者の皆さんと、自分がどのように心を通わせ、どんな“ものづくり”ができるのか、緊張と期待でいっぱいです。ぜひ僕らの新しい教室を覗きに来てください」■佐藤新(ジャニーズJr.)コメント「これまでご一緒したことのない、役者の皆さんのなかでお芝居をさせて頂けることに今からドキドキしていますが、いろんなことを吸収したいというワクワクする気持ちもいっぱいです。この作品に真剣に向き合い、素晴らしいものにしていきたいと思っていますので、ぜひ観に来てください」■瀬戸利樹コメント「ニール・ペリー役を務めさせていただくことになりました。再演されるほど人気な『いまを生きる』に出演させていただけることが大変光栄です。ニールは優等生で、輪の中心になる存在です。熱く、そして愛のあるキーティング先生の言葉の数々を受け止めて、生徒たちが直面する戸惑いや前に突き進む力をお届けできる作品になるよう、稽古に励みたいと思います。悩んで、悩んで、悩んで。新しい僕なりのニールと一緒に、歩んでいきたいです」■影山拓也(ジャニーズJr.)コメント「他のキャストの方々の顔ぶれを見て、驚きと嬉しさでいっぱいで、今からテンションが上がっています。いつか学園モノの作品をやってみたいというのが自分の中での夢だったので、不安なこともありますが、想像を膨らませながら、楽しんで演じたいと思います」■基俊介(ジャニーズJr.)コメント「自分たちがいつも立っているステージとは違うので、すごく緊張していますが、芝居に真摯に向き合っていきたいです。このような真面目な役を演じるというのも初めてですが、自分の持っている全てをありのままに出して、この作品に向き合っていけたらいいなと思います」■三宅亮輔コメント「チャーリー・ダルトンを演じます、三宅亮輔です。僕自身、原作の映画を観て最も感情移入したのが彼でした。世界中の人々がもがき戦っているいま、この作品を上演する意義が大いにあると感じます。それゆえプレッシャーも感じています。皆さんの“いまを生きる”活力につながる作品になるよう全身全霊で取り組みます!」■市川理矩コメント「僕が演じさせていただくキャメロンは、とても真面目で臆病なところはありますが、自分の欲に忠実に行動する性格でもあります。映画、舞台『いまを生きる』を観て、自分が自分の人生をどう生きていきたいかとても考えさせられました。自由に生きることの素晴らしさ、その中で一人一人がぶつかる葛藤、そこをリアルに演じられたらと思います」『いまを生きる』東京公演:2021年1月16日(土)~1月31日(日)新国立劇場 中劇場大阪公演:2021年2月11日(木)~2月14日(日)サンケイホールブリーゼ名古屋公演:2021年2月20日(土)~2月21日(日)東海市芸術劇場
2020年10月15日俳優の佐藤隆太が主演を務める、舞台『いまを生きる』の再演が15日、明らかになった。同作は、1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督で制作されたアメリカ映画を2016年にオフ・ブロードウェイで舞台化した作品。ニューイングランドの全寮制学院を舞台に、赴任してきた英語教師と学生たちの交流を描く心温まる学園ドラマとなっている。2018年に上田一豪が演出、佐藤隆太が主演を務め、新国立劇場中劇場にて日本初演版が上演された。初演に引き続き演出は上田、主人公の若き教師、ジョン・キーティング役を佐藤が演じる。新たなキャストには、厳格なノーラン校長役に佐戸井けん太、生徒の一人であるニールの父・ペリー氏役に飯田基祐、ノックスが一目ぼれするクリス役に小向なるが決定。そして生徒役には、転校生のトッド役に佐藤新(ジャニーズJr.)、中心的存在のニール役に瀬戸利樹、無邪気なノックス役に影山拓也(ジャニーズJr.)、純粋なミークス役に基俊介(ジャニーズJr.)、正義感があるチャーリー役に三宅亮輔、素直でまじめなキャメロン役に市川理矩と、今後の活躍が期待される若手俳優が揃った。東京公演は新国立劇場 中劇場にて2021年1月16日~1月31日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて2021年2月11日~2月14日、名古屋公演は東海市芸術劇場にて2021年2月20日~2月21日。○佐藤隆太 コメントこうしてまたキーティング先生を演じる機会を頂けて、本当に嬉しく思っています。中学生の時に見た『今を生きる』はとても衝撃的で、その後もずっと自分の中に残り続けている大切な作品です。役者という世界に思い切り飛び込む事ができたのも、この作品に、そしてキーティング先生に背中を押して貰えたお陰の様な気がします。初演のメンバーとは稽古、本番の中で、共に悩み、笑い、しっかりと心の繋がりを持てた様に思います。今回、また新しい共演者の皆さんと、自分がどの様に心を通わせ、どんな“ものづくり”ができるのか、緊張と期待でいっぱいです。是非僕らの新しい教室を覗きに来て下さい。○佐藤新(ジャニーズJr.) コメントこれまでご一緒したことのない、役者の皆さんのなかでお芝居をさせて頂けることに今からドキドキしていますが、いろんなことを吸収したいというワクワクする気持ちもいっぱいです。この作品に真剣に向き合い、素晴らしいものにしていきたいと思っていますので、ぜひ観に来てください。○瀬戸利樹 コメントニール・ペリー役を務めさせていただくことになりました。再演されるほど人気ないまを生きる」に出演させていただけることが大変光栄です。ニールは優等生で、輪の中心になる存在です。熱く、そして愛のあるキーティング先生の言葉の数々を受け止めて、生徒達が直面する戸惑いや前に突き進む力をお届けできる作品になるよう、稽古に励みたいと思います。悩んで、悩んで、悩んで。新しい僕なりのニールと一緒に、歩んでいきたいです。○影山拓也 コメント他のキャストの方々の顔ぶれをみて、驚きと嬉しさでいっぱいで、今からテンションが上がっています。いつか学園モノの作品をやってみたいというのが自分の中での夢だったので、不安なこともありますが、想像を膨らませながら、楽しんで演じたいと思います。○基俊介 コメント自分たちがいつも立っているステージとは違うので、すごく緊張していますが、芝居に真摯に向き合っていきたいです。このような真面目な役を演じるというのも初めてですが、自分の持っている全てをありのままに出して、この作品に向き合っていけたらいいなと思います。○三宅亮輔 コメントチャーリーダルトンを演じます、三宅亮輔です。僕自身、原作の映画を観て最も感情移入したのが彼でした。世界中の人々がもがき戦っている今、この作品を上演する意義が大いにあると感じます。それゆえプレッシャーも感じています。皆さんの"いまを生きる"活力につながる作品になるよう全身全霊で取り組みます!○市川理矩 コメント僕が演じさせて頂くキャメロンはとても真面目で臆病なところはありますが、自分の欲に忠実に行動する性格でもあります。映画、舞台「いまを生きる」観て、自分が自分の人生をどう生きていきたいかとても考えさせられました。自由に生きることの素晴らしさ、その中で一人一人がぶつかる葛藤、そこをリアルに演じられたらと思います。
2020年10月15日元AKB48の前田亜美が、10月7日に『前田亜美1stフォトブック AMI』を発売する。11歳から芸能活動をはじめ、2016年にAKB48を卒業。女優やタレントとして活動する中、以前よりファンから「写真集を出してほしい」と熱望されてきたことから、今年25歳を迎えた節目のタイミングで初のフォトブック発売を決意した。タイトル、表紙から中面まですべての写真セレクト、配色から構成に至るまですべて自らプロデュース。様々な表情を見せながらすべてのシーンにおいて好きな花を添え、「最初で最後」というランジェリーカットにも挑んだ。また、これまで語ることのなかった「AKB48時代の葛藤やつらさ」「ファンや家族に対する思い」などを、「孤独」「悲しみ」「愛」「家族」「夢」という5つのエッセイに込めた。前田は、「11歳から芸能活動を始めて、今年で25歳。1stフォトブックで、産まれてから今に至るまでの過去や未来を赤裸々にお話します。華やかな世界にいながらも、誰にも言えなかったあんなことやこんなこと。花が好きなので花と共に作り上げた1冊になっております」とアピール。帯にはAKB48時代から前田をかわいがっていたという篠田麻里子が、「すっかり大人の色気も出てきた25歳の前田亜美ちゃん。様々なお花のような可愛らしさ・美しさ・儚さ・・・芯が強く魅力的な少女から大人になった渾身の一冊です」と絶賛コメントを寄せている。(C)KADOKAWA PHOTO/MAKINO SHOTA
2020年09月07日2020年9月5日に、俳優の前田敦子さんがInstagramを更新。いきすぎた取材や報道の在り方について、苦言を呈しました。前田敦子「面白おかしく物語を作らないで」「真剣な内容を失礼します」という1文とともに、前田さんは同日起きた出来事について投稿。幼い我が子を連れてスーパーマーケットへ行く道中、記者に後ろから突然声をかけられたといいます。取材を断っても記者はついてきて、前田さんの行く先にはカメラを持った人が待ち構えていました。今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました。後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました。子供との写真はもちろんやめてほしいです。atsuko_maeda_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 前田敦子(@atsuko_maeda_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月5日午前1時27分PDT前田さんは、生活をおびやかされるような取材の在り方について、胸の内をつづっています。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います。自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました。毎日安全に穏やかに過ごせますように。atsuko_maeda_officialーより引用前田さんはいきすぎた取材に対し「面白おかしく物語を作らないでほしい」「悲しいし、危ない目に遭いかねないと危機感を抱いた」と訴えました。切実な呼びかけに対し、ネット上では労わりの声が上がっています。・子供が一緒にいる時に、そういう取材は本当に控えるべき。・最低限の配慮は持ってほしい。プライベートはそっとしてあげて…。・ほかの芸能人も同じような被害に遭っていそうなので、前田さんが声を上げてくれてよかったと思う。いうまでもなく、芸能人も私たちと同じ人間です。プライベートな領域を侵すような過度の取材に、不安や恐れを抱くこともあるでしょう。この呼びかけが然るべき相手のもとに届き、芸能人を取り巻く状況が少しでも改善されることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年09月06日元AKB48で女優の前田敦子が5日、インスタグラムを更新し、過度な取材を控えるよう訴えた。前田は、「真剣な内容を失礼します」と切り出し、「今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました」と説明。「後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました」とその状況を伝えた。「子供との写真はもちろんやめてほしいです。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います」と吐露する前田。「自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました」と今回の投稿の経緯に触れ、「毎日安全に穏やかに過ごせますように」とつづっている。
2020年09月05日元AKB48で現在女優の前田敦子さん(28)と夫で俳優の勝地涼さん(33)が別居中であると、7月1日発売の週刊文春が報じました。前田さんは2019年3月に第一子を出産。現在は子育てをしながら女優として復帰していますが、国民的アイドルの元センターは子どもを生んでも人気健在のようです。そんな彼女の尻に敷かれていることが夫の別居原因……と記事では書かれていましたが、個人的に1つ気になることがあります。それは前田さんと前田さんのお母さまがすごく仲良しで、ご実家が同じマンションの別フロアに住まうほどであるという点です。結婚後の実家との距離感は、一般的に両者の物理的な距離に比例する傾向があります。今回のように意図的に自分の親と距離を詰め、夫婦関係が悪くなるというのは、そこに何かしらの弊害が起きることもあります。母親と娘の距離感というのは、いくつになっても難しいものです。とさらりと書きましたが、ここで言う「難しい」に納得した方は今現在で自分の母親との関係にネガティブなモノを感じているか、はたまた好きすぎて依存的になっているかもしれません。前田さんのご家庭がどうか、記事には詳細は書かれていませんでした。ただ一般的に必要以上に実の母親と近すぎる距離に住もうとする場合、両者の間には共依存的な愛情のつながりが続いている可能性があります。いつまでも母娘が仲良しといった表現は一見すると微笑ましく思えますが、それも程度問題。本来、結婚したら妻が1番に優先していくべきは、夫との家族を築くことです。しかしここで母娘の距離が近すぎると、夫婦の関係性に母の存在が割って入ることになり、パワーバランスが崩れます。例えば夫と妻が話し合って決めるというシーンにおいて、母親が横から「こうした方がいいんじゃない?」と口出ししたとしましょう。その結果として夫の意見が不本意に押し込められるというのは、よくないやり取りの代表です。はたまた物理的な干渉が母親側になくとも、妻が何かと実家にばかり寄り付いているような関係は夫からすれば面白くない部分があるものです。三者でのやり取りが基本となると、夫は2人の依存関係を壊す要因になる。そうするとだんだんと関係性から排除されていくか、夫側が強引に抵抗してきます。具体的には空気のように扱われたり、いつも言いなり的な役割になったり……。逆に夫が妻に対して、モラハラにも似た強引な態度で自分をアピールしてくるなどもあるでしょう。どちらにせよ、母親が過剰に間に入った関係は健康的な夫婦円満とはなりにくいのです。母と娘の関係がべったりで、夫は傍観者としてそれを眺めている。それを「バランスが取れているんだし、良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、人間関係に近すぎて良いことはありません。ここでの本当の問題は、母も娘も相手を求め続けるあまり、いつまでも心の隙間が埋まらないことが問題です。例えば娘の中には、いつまでも母親からの愛への渇望があります。「母親にべったりなのに?」と疑問に思うかもしれませんが、ありのままに母から愛されている感覚がないため、それを欲して母親にいつまでも執着するのです。その根底には母親の期待に答えられない自分への罪悪感や、長年愛されてこなかったという感覚への後ろめたさなど、いろんなものが蓄積されています。べったりすればするほど心の穴が満たされるわけでもないから、娘としては辛い状態が続きます。ではそんな不憫に見える娘に対して母親はどうなのかというと、実は母親も心のどこかでは同じようにありのままに愛されることを渇望しています。つまり母と娘、お互いがお互いの目線で「私を愛して」というメッセージを発し続け、そして見当違いのエネルギーを出しまくっている。なので、いつまでも関係は発展しません。ああ辛い。前田さんと勝地さんご夫婦がどういう関係性で成り立っているかは、これから明らかになっていくのでしょう。現在、夫婦は別居中とのこと。ただ今回ご紹介したような母娘の依存関係が根っこにある場合、別居を続けても根本的な解決にはなりにくいものです。AKB48の“神7”としては初めて結婚したあっちゃん。神7で初の離婚も、やはりあっちゃんなのか……。それだけは、避けて欲しいところです。(文:おおしまりえ)
2020年07月08日人気アクションゲーム「戦国BASARA」の舞台化シリーズ第17弾として、4月に東京・神戸にて上演される最新作・斬劇『戦国BASARA』豊臣滅亡。そのビジュアル撮影現場で、本作より新たな“蒼紅”に扮する伊達政宗役の武子直輝、真田幸村役の前田隆太朗に作品への思いを尋ねた。【チケット情報はこちら】石田三成(沖野晃司)が主演を務める本作で、新生蒼紅としてお披露目されるふたり。武子は「多くの先輩が出演され、ファンから長年愛されている作品」と“斬バサ”が持つ歴史の大きさに触れ、政宗役としてオファーを受けた時の率直な感想を「プレッシャーに感じましたが、それ以上の喜びがありました」と述べた。出演が決まった際、前田の第一声は「えっ、俺?」──。偉大なタイトルに驚いたものの、次第に「幸村になれるんだ、と思ったら嬉しくて!」と笑顔を見せる。ビジュアル撮影を「役に近づき、イメージを膨らませる大切な時間だった」と振り返ったふたりは、過去に舞台(おおきく振りかぶって 夏の大会編)で共演した仲。高校球児から一転、今度は“戦国武将”として同じステージに立つ。互いにどう向き合うか問いかけると、前田は「この前は対決シーンがなく、直輝くんと芝居上で絡むのは初めてだから楽しみ」とコメント。武子は「劇中は敵で、共演者としてはよきライバル」と続き、「隆ちゃんと切磋琢磨できる関係性を築けたら、それが作品にも現れる気がします」と前田に目配せしてみせた。シリーズの醍醐味といえる、迫力あるアクションシーンに殺陣は欠かせない。舞台『刀剣乱舞』シリーズへの出演などで経験のある武子は、政宗の六爪流(刀を指の間に挟む形で片手3本ずつ持ち、爪で引っ掻くように相手を斬る剣術)を実際にやってみて「経験はいったん脇に置いて1からのスタート」「指の筋力をアップさせて手なずけたい」とクールに意気込んだ。すでに殺陣稽古を始めている前田は初心者だけあって、幸村が両手に構える2振りの十文字槍を持て余し気味。それでも「必死に取り組み自分のものにして、舞台上の説得力としたい」と努力を約束した。ふたりの成長がどのように結実したか、ぜひ本番で確かめて欲しい。公演は4月10日(金)から19日(日)まで、東京・品川プリンスホテル ステラボールにて。その後、4月24日(金)から26日(日)まで、神戸・AiiA 2.5 Theater Kobeでも上演される。チケットの一般発売は、2月9日(日)10:00よりスタート。取材・文:岡山朋代(c)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年02月07日佐藤隆太が一人芝居に挑戦する『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』が1月25日より開幕した。同作は2013年にイギリスで初演。世界的に有名な「エジンバラ国際演劇祭」で、3年連続で観客の喝采を浴びた名作である。すぐさま世界中で翻訳上演されるようになり、このたび、初の日本上演となった。同作が観客を惹きつけてきたのは、観客との距離が近いトークライブのような上演スタイル。登場人物はひとりだけで、彼を囲むように観客が席につく。開演前から、出演者が観客に話しかけ、番号札を配布するなど、舞台と客席の境界線がどんどん薄くなっていく。そこで語られるのは、“ありとあらゆるステキなこと”のリストだ。配られた番号に応じて、観客の手助けを借りながら物語は進む。この日本版初演の翻訳・演出を手がけるのは、2019年夏に上演した「福島三部作」の第2部『1986年:メビウスの輪』で第23回鶴屋南北戯曲賞を受賞することが発表されたばかりの谷賢一。ルーマニアで本作に魅了された彼は、早速日本語台本の製作に取り組んだという。そして舞台に立つのは、佐藤隆太だ。宮本亜門演出の『BOYS TIME』(1999年)でデビューを飾り、以降、青春ものや教師もの、舞台では重厚な翻訳劇まで、絶え間なくさまざまな経歴を重ねてきた20年間を、この舞台に結集させる。演出の谷のコメントによると「アドリブのようにしか見えない箇所が何箇所もあるのに、すべての台詞と行動は戯曲中で指示されている。舞台と観客の関係、フィクションとノンフィクションの境界を揺さぶってくる野心作なのです」とのこと。物語が進行するうちに、主人公の男を襲った悲劇が少しずつあらわになる。それでも、生きる。「ステキなこと」を胸に。自分も物語に参加したかのような、不思議な体感を味わいに劇場へ出かけたい。公演は2月5日(水)まで東京芸術劇場シアターイースト、2月8日(土)から・11日(火・祝)まで新潟市民芸術文化会館 劇場(特設ステージ)、2月15日(土)・16日(日)に長野・まつもと市民芸術館 特設会場、2月18日(火)・19日(水)に名古屋市千種文化小劇場、2月22日(土)・23日(日)に大阪・クリエイトセンター センターホール、2月29日(土)・3月1日(日)に高知市文化プラザ かるぽーと 大ホールにて上演。文:小川志津子
2020年01月26日イギリスで初演されて以降、世界各地で上演されている作品『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』に出演する佐藤隆太さんに、お話を聞きました。観客と出演者が語らう形で進行するユニークで新しい上演形態も話題!放送中の朝ドラ『スカーレット』で草間役を好演中の佐藤隆太さん。これまで“動”の役を演じることが多かったけれど、今回は戸田恵梨香さん扮するヒロイン・喜美子を見守る穏やかな“静”のキャラクターだ。「最近、芝居に対しての恐怖心みたいなものが、以前と比べると薄くなってきたんです。今までは、ちょっとクセがあったり、何か引っ掛かりがある芝居のほうが安心できるというか、力まずにそこにいるだけの芝居が苦手だったんです。でも最近、言葉に出さなくても感じさせたり、通じ合うことができたら楽しいよなって思うようになっています」そんなふうに心境が変化したのは、ちょっとしたきっかけから。「少し前にドラマの現場で、監督が求めるものに自分の気持ちが追いつかず、迷ってしまったことがありました。いつになくしんどくなってしまって、デビュー作からお世話になっている先輩の山本耕史さんに電話したんです。そうしたら、僕らの年になったら自分がやりたいことをぶつけていくんじゃなく、覚悟を決めて現場で求められている役割に徹することも必要だと言われて。そこから、仕事に対して今までとは違うアプローチというか、楽しみ方ができるようになってきました」デビューから20年。今回、その節目にふさわしい新たな舞台に挑む。『エブリ・ブリリアント・シング』のキャストは佐藤さん一人きり。主人公が自らの物語を客席に語る形で進行し、時には観客を登場人物に見立ててセリフを交わしたりも。「最初に出演のお話をいただいた時は驚きましたし、ひるみもしました。自分がやったらどうなるかをいくら考えても想像がつかない。でも、だからこそ思い切って覚悟を決められた気がします」イギリスで初演されて以降、世界各地で上演されている作品で、実際に佐藤さんもアメリカ・ユタで行われていた公演を観に行ったそう。「これが本当に素晴らしかったんですよ。最初こそ自分に得られるものがあればと思って観ていたけれど、始まったらそんな気持ちはすぐに忘れて純粋に観客の一人になっていました。生身の人間が約1時間喜怒哀楽を表現して、汗をかいて走り回るだけでも感動する。それに加えて、いつ自分に順番が回ってくるかって思いながら観るからか、物語にぐっと集中するんです。それもあり、気づけば主人公により深く感情移入している自分がいて、自然と涙が出ていたり…。作品が本当に細やかに練り込まれているんだと思います。自分が演じる前に、作品を心から好きになれたのが嬉しかったです」明るく穏やかな口調と笑顔。親しみを感じさせる佐藤さんのキャラクターが最大の武器になるはずだ。「通常の役とは違って、素の僕も出るだろうし、人間力も試されると思うんです。臨機応変な対応があまり得意じゃないので、スムーズにいかない場面もあるかもしれない。でも、スマートに進行するだけが正解じゃない気もするので、全部さらけ出して楽しんでいけたらと思います」『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』一人のキャストが観客の前で語りだすのは、自らの物語。観客は、彼の求めに応じ、開演前に渡されるカードに書かれた言葉を読み上げたり、時に物語の登場人物になったりする。1月25日(土)~2月5日(水)池袋・東京芸術劇場 シアターイースト翻訳・演出/谷賢一出演/佐藤隆太一般5000円ほか(1/25、26のプレビュー公演は一般4500円ほか)*すべて税込み東京芸術劇場ボックスオフィス TEL:0570・010・296新潟、松本、名古屋、大阪、高知公演あり。さとう・りゅうた1980 年2 月27日生まれ、東京都出身。‘99年に舞台『BOYS TIME』でデビュー。映像、舞台の双方で活躍。連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)に出演中。ジャケット¥40,000シャツ¥17,000パンツ¥40,000(以上GARMENT REPRODUCTION OF WORKERS/CONFECTION CO.,LTD TEL:03・5794・0617)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年1月22日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・勝見宜人ヘア&メイク・白石義人インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年01月16日