「勉強する」というと、みなさんはどういうスタイルをイメージするでしょうか。机に向かって教科書や問題集を広げる――。たしかにわかりやすい勉強のスタイルです。でも、それこそが勉強することだと考えて子どもに強いることが、子どもを勉強嫌いにしてしまっているとしたらどうですか?独自の授業スタイルで注目される「探究学舎」の代表である宝槻泰伸先生に、子どもの勉強法に関するアドバイスをもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)大人の働き方は変わるのに、子どもの勉強の仕方は変わらない時代が進むに伴って、これまでは価値があったもの、あたりまえだと思われていたものもそうではなくなることは珍しくありません。それこそ、時代の変化が激しいいまなら、その傾向はさらに強まっています。たとえば、働き方がそうでしょう。かつての企業の従業員たちは、企業のリーダーが決めた課題を解決するために、企業によって割り振られた仕事をなるべく要領よくこなしていました。それは、従業員を管理することを重視した軍隊的な労働環境だったといえるでしょう。でも、そういう働き方に対して多くの人が違和感を覚えるようになりました。そうして、いまは自由度が高い労働環境をデザインする時代に入ってきました。たとえば、フリーランスもそうですし、企業も勤務時間を自由にしたりフリーアドレス制にしたり、あるいはソファやハンモックを配置するなど、以前では考えられなかったオフィスも増えてきています。ところが、子どもたちが勉強する環境はどうでしょうか?いまも子どもたちは、何十年前の子どもたちとなんら変わらず、姿勢を正して机に向かい、教科書を開いて勉強することがよいとされています。大人の働き方はどんどん変化しているのに、子どもたちの勉強に関しては、かつてとまったく同じスタイルが正しいとされているのです。まずはそのあたりまえを疑ってみませんか?ずっとあたりまえとされてきた子どもの勉強スタイルを疑うみなさんも、仕事の最中にお菓子を食べて小腹を満たすこともあるでしょう。あるいは、仕事で必要な資格を取得するための勉強として、自宅のソファに寝っ転がってテキストを読むこともあるはずです。子どもだってそうしていい。ソファに寝っ転がってポテトチップスでもつまみながら勉強をしてもいいのです。しかも、教科書を使うことにこだわる必要もありません。子どもが夢中になって石ノ森章太郎の『マンガ日本の歴史』シリーズ(中央公論新社)を読んでいたら、それも立派な歴史の勉強であるはずです。また、みなさんもメディアを通じてGoogleなど最先端の企業のオフィスを見て、「いいなあ、こういうところで働きたいな」と思ったことがあるでしょう。それは、子どもの勉強にもいえるはずです。大人が、これまであたりまえとされてきた働き方を疑っていいのなら、子どもだってこれまであたりまえとされてきた勉強の仕方を疑ってもいい。そして、子どもが自分でやりたい方法で勉強することを、大人は認めてあげるべきだと思うのです。子どもの思考力を鍛える、おすすめ「なぞ解き教材」ではひとつ、わたしがおすすめする勉強法をお伝えしましょう。もちろん、これまでお伝えしてきたように、勉強法は子どもそれぞれでいいのですから、わたしがおすすめする勉強法を絶対にやらせるべきだというわけではありません。さて、そのおすすめの勉強法ですが、松丸亮吾くんの著書を子どもに与えるというものです。松丸くんは、有名なメンタリストのDaiGoさんの弟で、なぞなぞをつくるクリエイターです。その著書であるなぞ解き教材がじつに素晴らしい!たとえば、『東大松丸式 数学ナゾトキ 楽しみながら考える力がつく!』(ワニブックス)がそのひとつです。松丸くんがつくるなぞなぞのなにが素晴らしいかというと、とにかく考えたくなるし夢中になるし、答えられるととてもうれしくなるというところです。そんなクリエイティブななぞなぞをつくれる一種の才能を松丸くんは持っているのです。もちろん、著書に掲載されているなぞなぞは、ただのなぞなぞではありません。松丸くんは、「考えるという行為を楽しい行為にすること」をビジョンに掲げて活動している人です。だからこそ、著書に掲載されているなぞなぞも、解くことで思考力を鍛えられるものになっています。先に挙げた著書の帯を見てみると、「想像力、多角的思考力、発想力、試行錯誤力、説明力――勉強でも社会でも役立つ5つの力を鍛える!」とうたっています。これなら、「子どもに勉強を得意になってほしい」と願っている親にも響くのではないでしょうか(笑)。ただ、みなさんには、「子どもには絶対に学校の勉強を得意になってほしい」と願うような古い価値観はやはり捨ててほしいなと思っています。現代的にいえば、価値観をアップデートしてほしい。もちろん、学校の勉強を全否定する必要はありません。漢字の読み書きができないよりはできたほうがいいし、計算も正確にできたほうがいいでしょう。でも、それはベターであってマストではありません。そうして親が自らの価値観をアップデートした先に、従来の勉強の仕方などにはこだわらない、我が子にフィットする勉強法が見えてくるのではないでしょうか。『探究学舎のスゴイ授業 子どもの好奇心が止まらない! 能力よりも興味を育てる探究メソッドのすべて 元素編』宝槻泰伸 著/方丈社(2018)■ 「探究学舎」代表・宝槻泰伸先生 インタビュー記事一覧第1回:“勉強させずに”子どもを伸ばす! 「従来型の学習にこだわってはいけない」その訳は第2回:親がどんなに願っても勉強しない子どもの「学びへの好奇心」は、こうくすぐる!第3回:「勉強嫌い」は親の価値観が古いせいかも。寝転がってお菓子を食べながらでもいいんです【プロフィール】宝槻泰伸(ほうつき・やすのぶ)1981年5月25日生まれ、東京都出身。京都大学経済学部卒業。探究学舎代表。幼少期から「探究心に火がつけば、子どもは自ら学びはじめる」がモットーの型破りな父親の教育を受ける。高校を中退し京都大学に進学。ふたりの弟も同様に京都大学に進学。その後、5年の歳月をかけて、子どもたちが「わあ、すごい!」と驚き感動する世界にたったひとつの授業スタイルを開発。5児の父でもある。主な著書に『強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話』(徳間書店)、『とんでもオヤジの「学び革命」 「京大3兄弟」ホーツキ家の「掟破りの教育論」』(小学館)、『勉強嫌いほどハマる勉強法 子どもが勝手に学びだす!! 宝槻家のストーリー活用術』(PHP研究所)がある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年03月21日子どもの学習机を買うときに悩むのが購入タイミング。「買ったはいいものの、体に合わない、なんだか子どもっぽいと使わなくなってしまったんです……」という声をよく聞きます。そんなお悩みに答えて、子どもの成長に合わせて調節ができるおしゃれな学習机をピックアップしました!しかも、子どもが集中できる環境づくりも叶うんです。その秘密をチェックしてみませんか?机の購入、子どもの成長まち?学習机は、1番最初に子どもが手に入れる自分だけのスペース。どこに何を置くか、どんな風に使うかは、自分次第。買ってもらったときはなんだか大人へと一歩近づいた気分になるものです。そんな学習机は何年も長く使うことがほとんどで、お子さんに寄り添ってくれる場所にもなります。せっかく買うなら妥協せず、ステキなものを贈りたいですよね。子どもの集中力は学習机に影響される!?学習机を選ぶときに大事なのは、体のサイズに合った机とイス。身体への負担が少ないほど、集中力は高まります。そこで悩むのが学習机の購入時期です。小学校入学前に買うのが定番ですが、子どもの成長のことを考えると少し躊躇してしまいますよね。子どもの成長はあっという間。小学校6年間だけでも平均36cmも身長が伸びるんです。せっかく学習机を購入するなら高校生や大学生まで使って欲しいもの……。そんな願いを叶えてくれるのが学習机『Sorano(ソラノ)』です。36cmの成長にも対応!『sorano』はこちら成長に合わせてデスクも変化こちらが子どもの成長に合わせて変化する学習机『Sorano(ソラノ)』。側面に穴がいくつも空いているのがわかりますか?この穴にあわせて机、椅子ともに高さを5段階に、椅子は奥行きまで簡単に調整することができます。▽一番低いときはこちら▽▽一番高いときはこちら▽まるで別の机のように、ここまで天板の高さを変えることができます!体の負担減!学校と同じ学習環境を『学校用家具JIS(日本工業規格)』では、体への負担が少ない最適な学習姿勢として……1.肘の位置は机上面と同じ2.背もたれが背中をしっかり支えている3.ひざ裏とイスの間にすき間があること4.足裏が自然に床についていることの4つの条件を重要としています。ソラノはこの学校用家具JISが提示している身長に沿ったサイズに調節できるため、おうちにいても学校の教室と同じような学習環境を作ることが可能に!身長に合わせて机の天板の高さを変えられるので、正しい姿勢をキープすることもできます。体に合ったサイズの机を使うことで、身体的な負担は少なくなり集中力アップにもつながるんです。集中できる環境をつくる『Sorano』をチェック!用途に合わせてカスタマイズ学年が上がると増えてくる勉強道具や教科書。ソラノはお部屋のスペースや収納するものに合わせて、ブックスタンドやワゴン、キャビネットなどをカスタマイズすることもできるんです♪2人並んでの勉強も◎。収納家具を組み合わせ!左:デスク80cm / 真ん中:ブックスタンド2つ縦積み(上)、サイドキャビネット / 右:デスク100cmこちらのようにサイドキャビネットやブックスタンドの収納を挟んでデスクを並べるのもおすすめです。ほどよく仕切りがあることで、それぞれのプライベートな空間を守りつつも、近い距離にいられる安心感がありますね。ブックスタンドは上下反転させることで組み合わせができ、仕切りのついた本棚のような収納に変わります。またタテ積みの状態で前後を反転して組み立てられ、左右双方から使うことができます。ソラノは木目が美しく、肌触りのやわらかいアルダーハギ材を使用。長く使っても飽きの来ない、シンプルでスタイリッシュなデザインが好評いただいてます。カスタマイズしたものはいつでも自由自在に動かせるので、お子さんの成長に合わせてレイアウトを変えたり、お子さん自身で秘密基地を作るように組み合わせを楽しむこともできますよ♪カスタムアイテムのラインアップ一覧上品でかわいらしい『Sorano Prettia(ソラノ プリティア)』ソラノは男女問わず使えるデザインですが、さらに女の子らしい『SoranoPrettia(ソラノプリティア)』もあります。ナチュラルなホワイトカラーが天板のウッド部分と相まってカントリーテイストに。さりげないハートのアクセントがキュートですよね!幼すぎないかわいいデザインなので、ソラノと同様に長く使える学習机となっています。お揃いのワゴンやラックもチェック!長く使える学習机でいつも最適な環境を♪小学生、中学生、高校生、大学生と成長しても使い続けられるシンプルなデザイン。そして成長に合わせてサイズを調整できるため、いつも最適な状態で使うことができます。大人になっても作業をするスペースやメイクスペースとしても活躍しそうですね!お子さんと一緒に成長し長く寄り添ってくれる、そんな学習机を選んでみてはいかがでしょうか♪天板高さ調節タイプデスク一覧オフィス家具や勉強机なら『オカムラ』
2020年02月29日小学校の授業は、1コマ45分。児童はイスに座り、机越しに先生の説明を聞くというスタイルが一般的です。その日の授業内容を受けて、毎日宿題も出されます。小学校入学が迫ってくると、「うちの子は、ちゃんと授業に集中できるの?宿題も大丈夫?」と不安になるママもいるでしょう。今回の記事では、小学校入学前に同じように悩んだ経験のある私が、息子が幼稚園年長の冬頃から始めた、わが家の「家庭学習の環境づくり」についてお伝えします。わが息子、小学校で授業に集中できるかな…息子は、とにかく「元気印」が取り柄の男の子。じっとしていることがあまり得意ではなく、幼稚園でも、イスに座って先生の話を静かに聞くことを苦手としていました。先生からは「工作など何か作業をしているときには、すごく集中していますよ!」と褒めてもらうことも多かったのですが、授業参観などでの様子を見るかぎり、先生の説明を聞かずにどこか遠くを見てボーっとしていたり、お友達と話していたり…。「あれ、小学校って、こんな授業の受け方でいいの?」息子の4つ上の長女の入学時を思い出してみても、そんな悩みをもった記憶がないため、今回は胸騒ぎが止まりませんでした。「ちょっとこのままでは不安すぎる!」と、小学校入学前の冬、意を決して家庭学習の習慣づけから始めてみることにしました。家庭学習は「学年×10分+10分」が目安娘の小学校の先生から聞いた家庭学習時間の目安は、「学年×10分+10分」。この中に学校から出た宿題をする時間は含まないそうです。自治体や学校によって目安は異なりますし、この時間にピッタリ合わせて学習する必要もありません。ひとつの基準として参考にしてみてください。1年生⇒20分2年生⇒30分3年生⇒40分4年生⇒50分5年生⇒60分6年生⇒70分上記の目安に則ると、1年生になる息子の目標は「20分」。案外短いと感じませんか?テレビアニメなどは30分ですし、「何かに集中すれば20分はあっという間にこなせるだろう」と、軽く考えていました。しかし、いざ「勉強」となると、話はまったく別。息子はひらがななどの文字そのものに興味を示さなかったため、学習ドリルを見てもつまらなそう。そこで、ひらがなよりも簡単に取り組めそうな学習ドリル(数字、知育、迷路、工作)を数冊用意しました。それにも関わらず、開始数分で「わからない」「飽きた」「遊びたい」と言い出す始末…。20分の長いこと!ここは親として彼の不満を根気強く解消していくしかありません。やりたくない息子をその気にさせる方法とは?彼の思いを受け止め、とにかく「なんだか楽しいかも!」と思ってもらえるような対処法を考えることにしました。・「わからない」⇒「一緒に解こう!」と誘う。正解したら盛大に褒める・「飽きた」⇒数種類の学習ドリルを交換しながら進める(1冊をやり終えることにこだわらない)・「遊びたい」⇒学習系のカードゲームなど、遊びながら学べる教材も用意して、一緒にやる家庭学習に慣れるまでは、ひとりでは机に向かってくれなさそうな予感…。「それならば!」と、子どもと学習しながら、「話している人のほうを向く⇒話を聞く⇒やり方を確認する⇒わからなければ質問する」という授業の流れと、学校が終わったら家で宿題をするという、生活リズムを覚えさせることを意識しました。また、まだ時計が読めなかったので、学習時間はスマートフォンのストップウォッチ機能などを使って、一緒に確認しながら進めました。「学校では何をするのか?帰宅後はどうするのか?」を本人がある程度わかるようになれば、息子の学校生活に対する私の不安も、少しは解消されるだろうと考えました。息子との家庭学習は、うまくいくときもあれば、不発の日もありました。子どもの集中力は「年齢×1分」と聞いたことがあったので、20分の目標時間を5分×4回に短く分けてみたり、親子とも無理をせず、家庭学習をお休みする日を定期的に作ったりもしました。その他の取り組みとして、息子に家庭学習を自分ごととして捉えてもらいたかったので、本屋さんに連れて行き、本人に教材を選ばせたりもしました。すると、息子自身で選んだ教材は案外すんなり学習するということに気づきました。「自分で選ぶ」という使命感が、学習にも良い効果があったように感じます。それ以来、学習教材や文房具などは、予算が許す限りはなるべく本人に選ばせるようにしました。このような親子の奮闘を経て約3か月。小学校入学時には、息子も「家で机に向かう」ことにはだいぶ慣れてきました。入学以降は、自発的とは言わないまでも、私が「宿題した?」と声掛けすると、「あ!」という感じで宿題を始めます。1年生がもうすぐ終わりを迎えますが、宿題をやり忘れたことは今のところ一度もないので、親としても少し安心です。「勉強って楽しい!」と思える方向に子どもを導こう子どもが小学生になるとき、「勉強中心の学校生活に適応できるだろうか」と心配になるのは、親として当然のことです。子どもにとっても、幼稚園から小学校に入学して、いきなり毎日「勉強!宿題!」と言われても、困惑してしまうことでしょう。幼稚園年長は、さまざまなルールを守りながら集団生活を過ごすことにも慣れてきた頃。年長の後半は、そこに学習要素を少し加えつつ、親子で小学校入学に向けて準備を開始するのに最適な時期です。子どもが「楽しくて、もっと学びたくなる!」と思える環境づくりを、子どもと相談しながら進めてみてはいかがでしょうか。<文・写真:ライターnanahi>
2020年01月23日陰山英男先生監修による人気の学習机が、「K-model2」として新しくなりました。学習姿勢を正すことから学力向上のサポートを考えたデスクです。陰山英男先生監修による人気の学習机が、「K-model2」として新しくなりました。学習姿勢を正すことから学力向上のサポートを考えたデスクです。傾斜天板で姿勢を正しく保てます。学習時に猫背になりがちな子どもの姿勢を正しく導いてくれるのが傾斜天板です。無理のない正しい姿勢をとることで脳へ酸素が行きわたり、学習意欲も高まります。効率アップアイテム透明トレー!引出しに乱雑に収納しがちな教材も、中身が見える透明トレーなら整理整頓も効率よく収納できます。必要なものを机の上にサッとだせば勉強の準備はOK!片付けの習慣も身につきます。横長、広々。上棚がなく奥行が短いので集中力を妨げるものは置かないようになります。必要な学習用具を横に並べられるため、効率よく短時間の集中がしやすくなります。新春!学習デスク・ザ・バーゲン日石横浜ホールで1月25日、26日の2日間、2020年モデル学習家具の展示販売を行っております。人気の学習机を格安でお求めいただける絶好のチャンスです。是非、お気軽にお越しください。新春!デスク・ザ・バーゲンの詳細はこちら
2020年01月20日冬休みも終わり、3学期が始まると卒業、入学シーズンも目の前。学習パターンや環境も変化し、学習机を選ぶ基準も変わってきています。新モデル学習家具のすごい所を紹介していきます。リビング学習でも2人使いでも、自由な組合せができる省スペースデスク。最小限の奥行48cm!?デスクの奥行はノートや本を広げることができる最小の48cmに設計されています。省スペースと使いやすさを両立させています。背もたれのないベンチにサッと座って集中。使用しない時はデスクの下にすっきり収納できるのでリビング空間にもマッチします。座面の高さはお子さま成長に合わせて調整でき、ランドセル収納ができる足置き付きです。ベンチで学習!?タブレットは必須アイテムに!?デスクシェルフにはタブレット学習に対応する「スライドタブレットスタンド」が付いています。タブレットを使用しなくても、メモなどを磁石でとめることができるようになっています。デスクが回転!?回転式のデスクは天板を持ち上げて簡単に回転させることができます。壁際で、もしくは部屋を見渡せる向きで、お子さまが落ち着いて学習できる環境づくりを考えていけます。
2020年01月07日冬休みも終わり、3学期が始まると卒業、入学シーズンも目の前。学習パターンや環境も変化し、学習机を選ぶ基準も変わってきています。新モデル学習家具のすごい所を紹介していきます。スチールフレームとビンテージ感のある天然木ホワイトオーク無垢材とスチールを組み合わせた、大人が使っても違和感のないシンプルなデザインです。収納力と機能性同シリーズのシェルフは上棚を分離してデスクの上に置くことが可能です。しかも分離した下棚はデスクと高さが同じなので作業スペースを広げることもできます。また、単独でリビングなどに使用できるデザインです。時代に合わせた魅力あるオプションデスクのうえに設置するブリッジは、タブレットフック付きでタブレット学習にも対応。スチール製の仕切りは可動式です。揃えて使いたい!おしゃれなシェルフ&チェア
2020年01月06日どうもこんにちは、のばらです!今年小学校に入学した我が家の次女。学校には毎日そりゃもう楽しく通ってるわけですが、宿題や家庭学習などは「身に付いている」と言うには程遠く…母に何度も何度も言われて、しぶしぶ机に向かう毎日。そんな次女がどうすれば勉強に前向きに取り組めるのか、母も色々と考えてみました。そうです。我が家の作戦A…それは「学校ごっこ」!!とくに自分が先生役の時なんかは張り切ってどんどん問題出してくれるので、答え合わせと称して本人にもしっかり計算させるのです。次女としてはあくまで遊びのつもりなので、気付かないうちに二桁の計算や繰り上がり、繰り下がりの計算などが手を使わずできるようになっていたりして、母はありがたい限りです。…まぁおそらく姉妹を動かすのは「妹になんて負けない」「お姉ちゃんに絶対勝つ」というライバル心だったりするのでお互い相乗効果で高みを目指してがんばってくれ…っ!
2019年12月06日こんにちは!2歳9ヶ月の息子が大好きな、ねここあんな。です!今回のテーマは「子どもたちの家庭学習」ということですが…息子はまだ2歳。もちろん勉強は早いと思っています(笑)でもこれから先、きっと私たちは「勉強しなさい」と言う親にはならないと思います。…というのも、私たち夫婦は子どもの頃「勉強しなさい」と言われたことがなかったのです。■親から勉強しろと言われたことのない私たちが大切に思うこと夫は、親から勉強しろと言われないのを良いことに宿題を一切せず、木登りなどをしていた子でした。それでも学ぶことは楽しかったらしく、授業だけは真面目に聞き、中学で学年1位の成績をとったことがあるほど頭が良かったらしいです。私はというと、親から勉強しろと言われないのを良いことに、一晩中絵を描いているような子でした。さらに国語、体育、図工以外の成績は非常に悪く、勉強も嫌いでした。それでも両親は「算数の点が悪くても、作文や体育、そして絵ができるなら素晴らしい」と一緒になって喜んでくれていました。同じ「勉強しろと言わない親」に育てられたとしても、結局本人のやる気次第なんですよね。そんな幼少期を経て私たちが知ったことは「勉強とは“勉強をしなさい”と言われてすることではない」ということ。だから息子には「さまざまなことに興味を持って、“知りたい”と思う好奇心が養われるといいな」と思っています。それに「勉強」や「学習」というのは一概に「机に向かってするもの」だけではないですよね。感性が磨かれるといいな、という思いを込めて「息子にはいろいろな体験をさせてあげたい!」というのが私たち夫婦の持つ考えです。私が絵を描く道を進んだように、息子にもいろいろな体験の中から進みたい道を自ら選び、歩んで欲しいと思います。■料理や農業、さまざまな体験が与えてくれる“学び”「体験」といってもそこまで特別なことはしません。例えば一緒に料理を作る!簡単なことだけをやってもらうんですが、一緒に台所に立つことは、ただおままごとをやるよりも学びが多いと思っています。これをやるうちに「これはニンジンさんだね!」「これはなぁに?」「ハクサイさん??」とたくさんお話をします。ニンニクの匂いが強烈だったり、水が冷たかったり…それがこの時間に大切なこと。五感を使って、食材のこと、料理のこと、何か得るものがあったらうれしいです。ちなみにこの時間、楽しいようで、親は結構大変です(笑)「きっくんもこれしたい!!」などが出てくると私も気が気じゃありません!それでも危ないことは「危ないんだよ」と教えることもひとつの学びなのかなと思っています。なので時間に余裕があるときにしかできませんが、今では役割分担も把握してくれているみたいでヒヤリハットなことも減りました。ようやく肩を並べて台所に立つことを幸せに感じるようになりました。さらには、少し遠出をした先で農業体験をしてみたことも。身体で感じるおべんきょう!そう思って参加してみたのですが…これは親も勉強になりました!!お芋や大根を採ってきたのですが、大根には赤い大根や丸い大根なんかがあって、それぞれ個性が違うんです。どんな見た目をしていたらおいしい野菜か、とか、食材によって向いている料理の違いなど…私自身すごく新鮮でした。野菜たちが畑で育つこと、土から引っこ抜くこと、家族で協力すること、などなど息子にとって体験が勉強になっていればいいなと思いました。■水族館や動物園、鉄道博物館などで育まれる好奇心や探求心それと、息子を喜ばせたい、いろいろ知ってもらいたい、という思いから水族館や動物園に行くようになりました。そういった場所もある意味、「家庭学習」ができる場だと思っています。というのも、「魚の切り身が泳いでる」と思う子どもが増えている…、みたいな話を聞いたことがあって(笑)スーパーのお魚さんやお肉さんたちの本当の生きている姿は、ちゃんと見て理解して欲しいと思っています。そしていつか「いただきます」や「もったいない」の意味をわかる大人になって欲しいなと思っています。出かけた先だとおのずと親子の会話も増えるし、会話自体が2歳の子には勉強なのかもしれません。最近では鉄道博物館に行ったり、実際に電車に乗って遠出するのもお気に入りなようです。労力はいりますが、息子の興味が湧いているものをより深めることで出てくる単語もずいぶん増えた気がします。新幹線のことを「あーきっちょ」と呼んでいた息子がいつの日からか、「N700Aのぞみ」と新幹線の種類なども教えてくれるようになっていました。もちろん机に向かって学ぶことも大切だとは思いますが、それだけでなく「これはなぜこの形なの?」「どうやって作られているの?」「自分でも作れるの?」といった好奇心や探求心が養われることが願いです。その手助けをしてあげるためにも、いろいろな体験をさせることが我が家の「家庭学習」かなと思いました!
2019年11月30日娘が2歳になってすぐ、1日10分の「お勉強タイム」を作ることにしました。勉強といっても数字やひらがなを覚えるようなものではなく、子どもの指の器用さや集中力アップが目的で始めたものです。そこで活躍したのがダイソーのおけいこシリーズやシール、ぬりえ。思った以上に子どもの成長に役立った商品とこの数か月の娘の成長ぶりを紹介したいと思います。文房具もダイソーで調達!まず、ダイソーで探したのが勉強に必要な文房具。筆箱・鉛筆・消しゴムはすでに持っていたので、鉛筆削り・スタンプ・クレヨンを購入しました。鉛筆削りは色々な種類がありましたが、娘の手でも扱いやすい小ぶりのものをチョイス。鉛筆の先が減ってきたら、娘が自分で鉛筆削りを使って削ります。2歳児にとって鉛筆削りを上手に使うのは難しく、最初のうちは苦労しました。しかし、何度か繰り返しやっているうちに少しだけですが、自分で削れるようになりました。スタンプはやり終えた教材と勉強した日の証としてカレンダーに押しています。使い始めた頃はスタンプの位置がズレてしまっていましたが、今では上手に押せるようになり、小さいことながら娘の成長を感じられました。娘もスタンプを押すのが楽しいようで、勉強をするモチベーションにもなっています。シール、めいろ、ぬりえの種類が豊富!ダイソーには「ひらがな」「かず」などの教材もありますが、2歳くらいの子どもには遊び感覚でできる「シール」「めいろ」「ぬりえ」がおすすめです。小さいシールを上手にはがして狙いどおりの場所に貼るという作業は意外に指先の器用さが求められ、集中力も必要です。左は開始当初、同じ場所にシールを重ねて貼っています。右は3か月くらい経ち、食品をテーブルに配置するなど意味のある貼り方ができるようになりましたダイソーのシールブックには色々な種類がありますが、子どもが慣れないうちはシールが大きめの「かおアートブック」シリーズがいいかもしれません。上達してきたら細かいシールがたくさん付いている「シールブック」シリーズがおすすめです。めいろやぬりえは子どもの運筆練習に役立ちます。娘が初めてめいろに挑戦した時は線をなぞるということが理解できないようでした。数か月経った今ではシンプルなめいろであればクレヨンで上手になぞれるようになり、より難しいめいろができるように日々練習しています。「繰り返し」がポイント!100円だから気軽わが家では娘が幼稚園から帰ってきておやつを食べ終えた後、お勉強タイムをすることにしています。毎日決まったタイミングで行うことで勉強が習慣づき、今では娘自ら「お勉強する!」と言ってくれるようになりました。教材から新しい言葉を学ぶことも多いように思います。1日に使う教材はシール・めいろ・ぬりえのうち2種類で、それぞれ最低でも1ページが目標。「りんごのシールはどこにあるかな?」「キャラクターの口をクレヨンで塗ってみようか」といったように、こちらからお題を出す形で行っています。そして、最後にカレンダーにスタンプを押して終了するのがルール。毎日同じテーブルで、必ず椅子に座って勉強することも大事にしています。シールやめいろなどの教材は、書店で買うと1000円以上する商品もあるので、ダイソーで100円で買えるのはありがたいものです。娘を見ていて分かったのは、同じことの繰り返しが成長に繋がるということ。100円なら同じ商品を何度でも買って試すことができるので、小さい子どもの教材としては最適です。手頃な値段で気軽に始めることができるので、ぜひダイソーの勉強グッズをチェックしてみてくださいね。<文・写真:ライター奥汐紀>
2019年10月12日やらなくても理解できているうちは、勉強など二の次でいい――そう思っていると、あっという間に学習内容が難しくなり、スピードもアップして「何を勉強していいかわからない」「勉強するのが嫌だ」ということになりかねません。子どもが自ら勉強するようになるには、低学年あるいは入学前からの学習習慣がカギになります。「勉強は毎日するもの」と早い段階で脳に刷り込まれている子は、高学年になってもきちんと習慣として身についているので、自主的に勉強を続けることができるのです。今回は、高学年になってから慌てないために、「学習習慣を身につけるコツ」について紹介します。気づいたらついていけなくなっていた……なんてことも小学校低学年で習う内容はまだまだ簡単で、取りたてて復習に力を入れずとも理解できてしまうものも多いでしょう。そのため、家で勉強しなくても学習内容は身についているし、「高学年になって必要に迫られたら、自分で勉強するだろう」と楽観的に考えている親御さんも多いかもしれません。ところが、中学年の頃から抽象的な内容の学習が増え、突然勉強が難しく感じられるようになっていきます。たとえば、算数でいえば、これまで「リンゴが5個あり、2個食べました」のように日常生活に当てはめて具体的にイメージできる問題が主だったものが、突然「がい数」や「角度」といったイメージしづらい問題が増えるのがこの時期。そして高学年になると、理解できていない部分を家庭学習で補うことが苦痛になり、学習習慣が身についていない子は、勉強から遠ざかってしまうのです。また、ベネッセ教育総合研究所が全国の小学校4年生から中学校2年生までの子どもと保護者を対象に行なった実態調査から、学習習慣に対する親子の認識の差が明らかになっています。「小中学生の学びに関する実態調査速報版 2014」によると、小学生の約6割は、「親に言われなくてもコツコツ勉強できている」と感じているよう。一方で、小学生の保護者の46.7%が「子どもの学習に関する悩みや気がかり」に「学習習慣」を挙げています。「子どもは充分に学習していると感じていても、親の目から見ると不十分」というケースが多いようです。放っておくだけでは子どもの学習習慣はなかなか身につかないといえそうですね。早いうちから「勉強は毎日するもの」という意識づけをすることが、学習習慣を身につけるうえで大切なのです。学習習慣を身につけるコツ1:学習時間は短めに教育者の陰山英男先生は、幼いうちの家庭学習は短期集中型をすすめています。陰山先生いわく、小学校低学年までは、学習時間が長いほど成績が下がる傾向にあるのだそう。「週に一度、長くても30~40分、時間が取れない場合には10~15分でも十分です。それに加えて、1日に5分ずつくらい親と子どもで集中して何かをやる癖をつける。読書、音読、宿題をより丁寧にやるのでも良いので、集中力が高まったものを下げないうちに、迅速にやる。すると時間は短くても、子どもの能力は上がります」(引用元:マナビコ|【陰山英男先生に聞く】子どもを勉強嫌いにさせてしまう親の特徴とは?)また、勉強するタイミングも習慣化することが大切です。「学校から帰ったらまず宿題。それから遊ぶ」といった時間固定タイプでもいいですし、「家に帰ってきたら、18時の夕飯までに30分勉強する」といった所要時間確保タイプでもいいでしょう。夕飯の後は大人もくつろぎたい時間ですから、なるべく親子でゆったり過ごせるように、夕飯の前に学習を済ませておけるとお互いのストレスになりません。もしくは、早寝早起きを実践して、朝学習で勉強するのもおすすめです。学習習慣を身につけるコツ2:子どもに合った勉強場所をチョイス「リビングで勉強をすると学力が上がる」「東大生の多くがリビングで勉強していた」という話を聞いたことがある方は多いことでしょう。もちろん、リビングで勉強するだけで賢くなるわけではありませんが、リビングで勉強することにはいろいろなメリットがあります。小学校入学前から低学年のうちは、自分の部屋でひとりになることを怖がる子も多いもの。風で窓がガタガタ鳴ったり、物音がしたりするだけで、「おばけかな」「誰かいるんじゃないか」と不安になってしまう子もたくさんいます。しかし、リビングで学習すれば、一緒にいる家族の気配に安心できますし、物音で不安になって集中力が削がれることもありません。加えて、リビングという空間自体、人間が集中しやすい場所でもあります。ウェブサイト「中学受験情報局『かしこい塾の使い方』」主任相談員の小川大介さんは、次のように述べています。なぜなら、どういうときに人間が集中しやすいかというと、「リラックスできる空間にいて、かつ適度な緊張感と安心感がある」ときだからです。それは、まさにリビングです。一方、自分ひとりの空間である勉強部屋は、あくまでも自分だけの世界ですから緊張感はなく、集中力も下がりやすい場所だと考えることができる。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|“リビング学習でかしこくなる” は勘違い。東大生がリビングで勉強する本当の理由)このように、リビングは勉強にぴったりの場所なのです。もちろん、兄弟が多い家庭はリビングだと騒がしすぎる場合もありますし、人によって勉強のスイッチが入りやすい場所はそれぞれですから、一概には言えません。「絶対にリビング」とこだわる必要はなく、子どもにとってベストな環境を選ばせてあげることが大切ですね。学習習慣を身につけるコツ3:声かけのサポート学校から帰ってきてのんびりくつろいでいる子どもに、「勉強はいったいいつするの?」「早くやりなさい」という声かけは逆効果です。私たち大人が子どもの頃を思い出してもおわかりの通り、できていないことを責められるような声のかけ方では、やる気は起きにくいもの。まずは子どもに共感してあげましょう。子どもが「今日は暑くてやる気が出ないなあ」「今日は体育で疲れたから勉強したくないなあ」などと言ったときには、「こんな暑い日に勉強なんてしたくないよね」「疲れてるときに勉強なんて大変だよね」と共感してあげるのです。教育評論家の親野智可等氏いわく、子どもはそれだけで「わかってくれた」と安心するそう。一度は共感してあげてから、頃合いを見計らって「そうは言っても勉強しないとね。半分だけでもやってみたら?」と優しく声をかけることで、素直に勉強を始めやすくなるのだとか。子どもにとって勉強が苦にならないようにするためには、ガミガミ言うのではなく、子どもの立場に立ってサポートすることが大切ですね。***小学校低学年までに、勉強が習慣化していると、高学年あるいは中学生になってからコツコツ学習することが苦になりません。習慣化に大切なのは「楽しく、少しずつ」です。大人が先へ先へと急き立てるのではなく、子どもがペースをつかむまでは焦らず見守ることも大切です。(参考)PRESIDENT ONLINE|自ら机に向かう子の親が欠かさない習慣SHINGA FARM|学習習慣の基礎は幼児期からの“TO DOリスト”にあり!ベネッセ教育総合研究所|小中学生の学びに関する実態調査速報版 [2014] 2 学習態度・学習習慣ベネッセ教育情報サイト|伸び続けていくための学習習慣とは?マナビコ|【陰山英男先生に聞く】子どもを勉強嫌いにさせてしまう親の特徴とは?日経DUAL|親野智可等やっぱり子どもは褒めるに限るこどもまなびラボ|“リビング学習でかしこくなる” は勘違い。東大生がリビングで勉強する本当の理由東洋経済|大流行「リビング学習」は”諸刃の剣”であるこどもまなびラボ|「10歳の壁」ではなくて「10歳の飛躍」!親が我が子の10歳をもっと面白がるべき理由ベネッセ教育情報サイト|小学生の宿題、親の関わり方【前編】子どもの意欲を引き出す言葉と方法
2019年08月29日ついつい口に出てしまう「勉強しなさい!」という言葉。いくら繰り返したところで子どもがやる気を出すようにならないのはわかっていても、黙っていられない!という親御さんはきっと少なくないはず。しかし、主体的に学習する姿勢が子どもに身についていれば、自ら考え行動できるはず。したがって、「勉強しなさい」という声がけは、そもそも必要なくなります。では、どうすれば子どもの主体性を引き出すことができるのでしょうか?勉強の強制は逆効果!?「勉強しなさい!」と机に向かうことを強要し続けると、学年が上がるほど、いわゆる「馬の耳に念仏」に。すると、ますます親のイライラは募り、子どもは「ウザい」と感じるようになり、主体的な勉強からはさらに遠ざかっていくばかり……。そのような悪循環に陥るのを防ぐためにも、なるべく早い段階から「勉強しなさい」という言葉を避ける必要がありそうです。つまり、勉強は強制するのではなく習慣化するよう心がけるのが、伸びる子を育てるポイントになります。実は、成績の良い子ほど親から「勉強しなさい!」と言われていません。良い成績をおさめることができている子は、小学生のころから親にガミガミ言われなくても学習する習慣がついているのです。私の経営する学習塾でも、成績が良い生徒には、「親に言われる前にやる」タイプが多く、彼らは自分で考え、前向きな気持ちで勉強を楽しんでいます。(引用元:安村知倫(2017) ,『子どもの成績を「伸ばす親」と「伸ばせない親」の習慣』, 明日香出版社.)また、東大生の6割は「勉強しなさい」と言われたことがないといいます。彼らは、子ども時代に自主性・主体性を重視した教育を受けてきたおかげで、「好きなことに思いっきり没頭できた」のではないかと言うのは、東北大学加齢医学研究所教授で医学博士の瀧靖之氏。脳は、「好き」「興味がある」とポジティブなレッテルが貼られた情報ならば、思考が深まり、しっかり理解して記憶するようになるそう。「勉強しなさい」「やらなくちゃダメでしょ」などといったネガティブな声かけでは勉強が楽しいものだと感じることができず、拒絶するようになってしまうのも無理はありません。まずは行動を認める声がけをそうはいっても、いつまでも机に向かおうとしない子どもを黙って見過ごすことはできないですし、放っておいても進歩は望めません。まずは現在進行形で子どもの行動を認める言葉かけをするとよいと、学習コンサルタントでステージメソッド塾代表の西角けい子さんは言います。たとえば、宿題をしているときに「宿題、頑張っているね」と、声をかけてみましょう。これは宿題や勉強に限らず、ごはんを食べているときに「おいしそうに食べているね」、ゴロゴロしているときに「疲れているみたいね」といった、子どもの「いま」に対する共感の言葉がけを心がけると、家の雰囲気もよくなり子ども自身も親から行動を認めてもらえると感じるようになり、自信につながってきます。「宿題をやらなくちゃだめでしょ!」「今やろうと思ってたんだよ!」と言い合うような、怒る親とふてくされる子どもという悪しき構図からひとまず抜け出す簡単な方法です。また、「褒めて伸ばす」とはよく言いますが、テストの点を褒めたり成績を褒めたりするのももちろんですが、まずは途中の頑張りを認めて褒めてあげることも大切です。誰が見てもわかるような成果がなくても、姿勢よく机に向かっている、字を丁寧に書いている、難しい問題も投げ出さずに取り組んでいる、というような努力の過程の具体的な部分に注目し、「頑張っているね」「いいね!」と声をかけてあげましょう。これは、いちばん身近にいる親だからこそできること。小さな努力を認められ褒められて育つ子は、やる気も出て、その積み重ねで大きな成果を生むはずです。強制ではなく、きっかけづくりを子どもの「いま」を認め、さらにはテストの結果などがんばった面を評価することができたら、次に、わかっていない部分を親子で確認し合います。そこで親が「こんなふうに勉強してみたら」と提案するなどして、子どもが自分に合った勉強の仕方を発見するきっかけを作ってあげることが、勉強への姿勢を変えていくコツ。勉強して賢くなることが実感できれば、子どもは面白がってそれに打ち込むようになります。例えば練習を重ねて50メートル走のタイムがどんどん早くなったり、あるいはピアノが上手に弾けるようになったりするのと同様、勉強することで賢くなるのは、誰にとっても快感なのだから。賢くなり、難しい問題が解けるようになると、子どもなりに手ごたえを感じてくれるものなのです。(引用元:松永暢史 (2007) ,『子どもを親より賢くする本子どもを賢くする親は、ここが違う!』, PHP研究所.)子どもよりも少しだけ上のレベルの目標を設定し、「この目標を達成させるためにはどうしたらいいと思う?」と声をかけ、一緒に目標を達成するための方法や段取りを考えます。ただし、一緒に考えているようで最終的に親が「こうしなさい」と決めてしまうのはNG。あくまでも、学ぶのは子ども自身。本人から「こういう方法があると思う」という考えを引き出すことが大切です。それによって成果を得ることができれば、自ら勉強に取り組む姿がみられるようになるはずです。子ども主導で勉強時間を決めておくしかし、まずは大前提として、宿題や勉強に取り組む「時間」を生活の中に作らなくてはなりません。そこで親が「夕食前に1時間は勉強するようにしなさい!」と押しつけても、子どものモチベーションは続きません。自分で決めさせて実行させるほうが、子どもの責任感も育つというのは、チャイルドコーチングアドバイザーで桜ゼミナール塾長の安村知倫氏。子ども主導で、平日の何時から何時は宿題、何曜日の何時から何時は理科の復習、といったようなスケジュールを決めさせるのです。まずは、1週間のうちで時間が決まっている行動を書き出し、空白時間を見つけ、そこに勉強時間を設定していきます。ただし、空白時間には勉強だけでなく遊び時間もしっかり組み込み、勉強内容は最終的に子ども自身が決めるとよいといいます。効率的なスケジュールを組むことができれば、親は決まった時間に「そろそろ時間だね」と声をかける程度で済むようになるはずです。これは学習面だけでなく、健康で規則正しい生活を送るためにも有効な手段といえますが、親の協力も不可欠。できるだけスケジュールに沿った時間に子どもが夕食や入浴を済ませられるよう、生活の土台となる部分は崩さないようにしていけるといいですね。努力の「見える化」がさらなるやる気を引き出すさらに安村知倫氏は、子どもが自分で努力したことを「見える化」すると効果的だといいます。壁かけカレンダーを用意して、学校の宿題を含めたその日の家庭学習がきちんとできたら、カレンダーに◯をつけていく。学校のプリントを見直ししたら、ひとつの箱に入れていく。漢字練習や計算などの自学ノートを終わったら、同じ場所に積み上げていく。カレンダーに◯が並んだり、箱にプリントがたまったり、ノートが積み重なったりしていけば、頑張った証拠が目に見えることで満足感が得られ、さらなるやる気を引き出すことができるのです。この「見える化」した部分を親も一緒に喜ぶようにすれば、ますます効果的かもしれません。前述しましたが、親だからこそ知ることができる努力の過程を見逃さないことが大切です。テストや試験の「結果が全て」ではなく、それまでの努力が大切で尊いものだとわかっている子どもは、学習習慣が自ずと身につき、いずれ成績に反映されることでしょう。***家事や仕事を「頑張りなさい」と言われるよりも、「頑張っているね」と言われたほうがモチベーションを保てるのは、大人も同じ。何かを「やりなさい」と言われると逆効果になることが多いのは、振り返ってみれば合点が行くのではないでしょうか。「勉強しなさい!」を封印することができれば、親も子も少しずつ良い方向へ変わっていくはずです。文/酒井絢子(参考)こどもまなび☆ラボ|「勉強しろ」は逆効果!統計でわかった、親が本当にやるべき3つのことベネッセ 教育情報サイト|「勉強しなさい」よりも効果的!?な、子どもの学習意欲を高める関わり方PRESIDENT Online|自ら机に向かう子の親が欠かさない習慣「勉強しなさい」と言わない理由SankeiBiz|「勉強しなさい」は逆効果勉強嫌いな子を変貌させた家庭の特徴安村知倫 (2017) ,『子どもの成績を「伸ばす親」と「伸ばせない親」の習慣』, 明日香出版社.明光2020教育改革室 (2018) ,『開始5分の「振り返り」から子どもの学力はぐ〜んと伸びる!』, 主婦の友社.西角けい子 (2010) ,『子どもの成績は、お母さんの言葉で9割変わる!−−普通の子が次々日本一になったニシカド式勉強法』, ダイヤモンド社.小林公夫 (2009) ,『「勉強しろ」と言わずに子どもを勉強させる法』, PHP研究所.江藤真規 (2009) ,『勉強ができる子の育て方』, ディスカヴァー・トゥエンティワン.汐見稔幸 (2007) ,『親子のハッピーコミュニケーション』, 岩崎書店.瀧靖之 (2018) ,『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える究極の子育て「賢い子」は図鑑が育てる』, 講談社.松永暢史 (2007) ,『子どもを親より賢くする本子どもを賢くする親は、ここが違う!』, PHP研究所.
2019年07月14日世の中に「勉強が大好き」な人は、いったいどれくらいいるでしょうか?子どもだけでなく、大人の実社会を見渡しても「勉強が大好き!」という人に会うのはとても難しいことかもしれません。東大を首席で卒業し、現在は執筆業やコメンテーターとしても活躍する山口真由さんも、これまでの著書のなかで「勉強は楽しいものではない」と率直な感想を述べています。ただ反面、「その楽しくない勉強にも、すごくいい部分がある」ということも強調されています。「勉強しなさい!」と我が子にいうのは簡単ですが、「なぜ勉強をするのか」という具体的イメージの共有も大事なこと。そこで、山口さんが感じてきた、「勉強の良い部分」と、「勉強するうえで忘れてはならない大切なこと」をレクチャーしてもらいます。構成/岩川悟(slipstream)写真/川しまゆうこ勉強の良いところは、やればやっただけ成果が出ることわたしがこれまでの人生で努力を費やしてきた「勉強」について、思うことをお伝えしたいと思います。勉強の良いところは「やればやっただけ成果が出る」ところだと考えています。たとえば、音楽やスポーツなどは、プロとして稼いで裕福に生活していけるのは上位5%程度の厳しい世界。でも、勉強は活躍できる裾野が広く、勉強さえしていればがんばったぶんだけなにかが確実に手に入ります。つまり、たとえ勉強で上位5%に入れなくても、勉強したことが無駄になることはないのです(もちろん、音楽やスポーツの分野でも上位5%に入れなかったからといってそれまでのすべてが無駄になるわけではありませんが)。勉強はオール・オア・ナッシングではなく、社会にさまざまな受け皿があります。そのため、社会で生き抜いていくためには、じつは勉強はかなりコストパフォーマンスが良い方法だと見ることができます。なにごとも、将来の目標をしっかり持っていれば、努力を続けていくモチベーションになります。でも、ぜひみなさんにお伝えしたいのは、たとえその目標に勉強が必要なさそうに思えても、勉強はしておいたほうがいいということです。勉強がいつ役に立つのかは、人それぞれです。もちろん、受験や就職だけに役立つものではありません。勉強で得た知識そのものが役立つこともあれば、考える力や課題解決力、分析力、計算力など、人生のあらゆる場面において勉強した経験は役に立ちます。勉強をすれば、そのぶんだけ活躍できる場所が社会には用意されているのです。勉強でなにより大切なのは、細かく区切った「目標」を持つことわたしは、目標を達成するために、勉強をするという考えを持っています。となると、勉強でなにより大切なのは、まず「目標」を持つことになります。ただ、勉強を手段と割り切るだけでは、ふだんの勉強を続けていくのを難しく感じる人もいると思います。遠い目標や「なりたい自分」を思い描くのは大きなモチベーションになりますが、それだけでは、勉強の苦痛に耐えることが難しいのも現実。そこで、勉強の効果を上げるためには、最終的な目標だけでなく、その過程での小さな目標をいくつか立てることをおすすめします。たとえば、資格試験に臨むなら、そのための模試の判定でもいいし、TOEIC®なら、いまのスコアよりも少しだけ上のスコアを目標にするのです。このときのポイントは、少しがんばれば手が届くくらいの目標を設定すること。高い目標を設定して達成できずに挫折感を味わってしまうと、「根拠のない自信」も傷ついてもとも子もありません。具体的な目安としては、いまのプラス5%程度の目標値を考えると良いと思います。気合だけで勉強を続けることはできません。でも、小さな目標をクリアしていく「達成感」を意図的に配置していくことで、少しずつ最終的な目標へと近づいていけます。また、適度な負荷をかけ続けることで、ストレス耐性も増していくでしょう。※TOEIC®はエデュケーショナル・テスティング・サービス(ETS)の登録商標です。この製品はETSの検討を受けまたはその承認を得たものではありません***勉強というのは、覚えるべきことをひたすら覚え、同じルーティンを繰り返していく、まさに忍耐の作業です。でも、そこに苦痛を感じるのは子どもも大人も同様であって、むしろそれは正常なことなのです。ではなぜ、勉強をしなければならないのか――。それは、目標を達成するため、社会で生き抜くための手段といえるでしょう。もし、「勉強は楽しいものだ」と思える瞬間がくるとすれば、それはゴールに辿り着いたときなのかもしれません。そんなゴールを迎えることができるよう、子どもの勉強を考えていきたいものですね。※今コラムは、山口真由著『東大首席が教える 賢い頭をつくる黄金のルール』(セブン&アイ出版)をアレンジしたものです。『東大首席が教える 賢い頭をつくる黄金のルール』山口真由 著/セブン&アイ出版(2019)【プロフィール】山口真由(やまぐち・まゆ)1983年、北海道出身。東京大学法学部在学中3年次に司法試験、翌年には国家公務員Ⅰ種に合格。学業成績は在学中4年間を通じて「オール優」で4年次には総長賞も受けるなどし、同大学を卒業。卒業後は財務省に入省し、主税局に配属。2008年に退職し、翌年から2015年まで大手法律事務所に勤務し企業法務に従事。その後、1年間ハーバード・ロースクールへの留学をし、ニューヨーク州弁護士資格も取得。現在は、テレビのコメンテーターや執筆でも活躍している。レギュラー番組として、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系/毎週月曜コメンテーター)。著書には、『東大首席が教える超速「7回読み」勉強法』、『東大首席が教える「間違えない」思考法』(PHP研究所)、『リベラルという病』(新潮社)、『東大首席・ハーバード卒NY州弁護士と母が教える 合格習慣55 家庭でできる最難関突破の地頭づくり』(学研プラス)などがある。
2019年06月21日”リビング学習”という言葉が定着し、学習机を購入されないご家庭は今や珍しくありません。一度購入すると定位置がほぼ確定してしまう学習机。住宅事情もありますし、そこそこのお値段もすることから、毎年のように”学習机、いる?いらない?について数々の意見を目にします。そんな筆者は、3LDKのマンション住まいであることから、「学習机?いらないでしょ」という不要派でした。しかし、結局のところ筆者は、この春1年生になった娘に学習机を購入しました。まだ入学して間もないですが、購入した理由と、学習机があってよかった!と感じたポイントをお伝えします。■ 学習机を購入する、しないは半々らしいFast&Slow / PIXTA(ピクスタ)リビング学習が定着しているとは言え、秋ごろから学習机の新聞折り込み広告や、コラムをよく目にします。「机はいらないけど、あの大きいランドセルを置くスペース、そして絵本や漫画の本棚とは別の”教科書”を置く棚は絶対いるなぁ…」そう感じていた筆者は、”ランドセル置き場”になる家具を探しに行きました。これが我が家に学習机を迎え入れたきっかけです。TOSHI.K / PIXTA(ピクスタ)売り場にズラ~っと並ぶ学習机たちを見て、娘のテンションが確実に上がっていたのを感じ取りました。販売員の方に話を伺うと「購入される方、されない方は半々くらいです。今の子はリビングと塾で勉強することが多いので、学習机は勉強する場所というより趣味スペースになっているお子さんも珍しくありません」暗に学習机で子どもは勉強しない、と教えてくれる販売員さん…(笑)。しかしこのコメント、深く納得してしまいますよね。■ それでも学習机を購入した理由しげぱぱ / PIXTA(ピクスタ)それでも学習机を購入した理由はまず第一に、「ランドセルを置く家具だけを購入しても、すぐにいっぱいになる」という情報を販売員さんから得たから。”1年生頃の教科書なんてノートを含めてもせいぜい10冊以内でしょ”と構えていたのですが、入学後どんどん学用品が増えていくそうなんです。子どもが学校へ持っていっているうちは安心でも、夏休み期間などの長期の休みの際は鍵盤ハーモニカなど様々な学用品を持ち帰り、置き場に困ってしまうんだとか。それならば、普段は空っぽでもいいからいざという時の場所を確保しておきたいという気持ちになりました。そして、一番の購入の決め手になったのは、”娘が学習机を欲しがった”ということです。女の子は、キラキラでピンク色がついた学習机がいい!と言い出しそうで、何となく学習机を見に行くことを尻込みしていました。しかし、娘の気に入ったデザインは何ともシンプル・コンパクト。娘が巣立っても親が将来使いたい!と思えるものでした。親の要望と娘の気に入ったデザインがうまくマッチしてくれたことが大きいと感じています。■ 購入してよかったと思えるポイントYsPhoto / PIXTA(ピクスタ)それでは、実際に学習机を購入してよかったと感じたポイントをお伝えします。まず学習机を購入したメリットとしてよく挙げられるメリット3つについて、筆者はどう感じたかですが……。・収納場所が確保できた…◎学習机とセットで棚も購入しているのでまだまだ余裕あり。・自分の場所がもてる…△自分の場所はここ、というような自覚はまだ見られない。ランドセルは帰宅後、リビングに置いてしまうことも。・学習習慣がつく…◎元々習い事の宿題の習慣があったので、学習習慣はある方。しかし学習机を購入してからは集中したいときは学習机に向かい、親に見てほしい宿題などはリビングで、と自分で選択できるのはいい傾向かと思います。その他に、筆者が感じた学習机のメリットはずばり、”子どもの行動を客観的にみられるようになったこと”かもしれません。リビングで宿題をしていると、どうしても「大丈夫?わかる?」と不要な声掛けを何度もしていた筆者。「自分で考えたかったのに!」と主張されることがしばしばありました。学習机で宿題をやらせてみると、時間はかかるかもしれませんが自分のペースですることができ、いい意味で子どもを試すことができます。この子はこういう部分が弱いんだ、とかここは得意なんだな、と見えてくるような気がします。子供も、”親からの自立”としてのきっかけになることを期待しています。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)いかがでしたか?学習机を購入してよかったかどうかの判断は、子供次第、親の考え方次第。購入を迷われている方は、一度お子さんと学習机を見に行かれてみるのもいいかもしれませんね!
2019年05月21日「学習机って、どう選べばいい?」「そもそも学習机って必要なの?」「学用品ってどれくらいある?収納はどうする?」ランドセルを準備したら、次に気になるのは学習机ですよね。学習机はどのようにして選べばいいのでしょうか?子ども家具も人気のインテリアショップACTUS(アクタス)主催の「リアルママと一緒に考える インテリアのプロが教える、学習机の選び方講座」を取材しました。先輩ママの学習机の購入・使用体験談と、プロによる子ども家具の20年の歴史と開発に対する思いをご紹介します。子どもの学習環境整備の参考にしてみてください。■ 小学生ママ2人に聞く!学習机の購入・使用体験談アクタスの学習机を使って数年。小学3年生~未就学児3人の子を持つ先輩ママ2名が、学習机の選び方から日常の体験談まで語ってくださいました。ケース1.子どもの成長に応じて、机の使い方や勉強の仕方は変わる先輩ママの1人は、家族5人で2LDK のマンション住まい。省スペースに設置できて、スタイリッシュなデザインに惹かれ、アクタスのVARIO(ヴァリオ)シリーズの学習机を、きょうだい2名分購入されました。その後、子どもの成長によって、机の使いかたや勉強の仕方が変わってきたことで、学習机の設置場所を3年間で3回変更してきたそう。子ども部屋に置いてもリビングダイニングに置いても、他のインテリアとなじみ、すんなり収まるサイズ感に感心されていました。ケース2.リビング学習の勘違い!? ダイニングテーブルでの学習はNG?「リビング学習」という言葉が定着していますが、ダイニングテーブルでの学習をイメージされる方も多いのではないでしょうか。もう1人のママも、1人目のお子さんの小学校入学直後は、ダイニングテーブルで宿題をされていたそう。ワーキングマザーのため、夕方に子どもたちと帰宅後、ママはキッチンで夕食づくり。上のお子さんはダイニングテーブルで宿題を。下のお子さんはリビングでテレビを見たり遊んだり……。そうなると、小学1年生が集中して学習できるわけもなく、ママが夕食を作り終えるまでに宿題が終わらない。しかたがないので、夕食を食べるためにダイニングテーブルに散らかった教材をいったん除けて……。中断した宿題はやる気をなくしてしまいますし、子どもの学習習慣を身につけなくてはと焦るママは、イライラの毎日……。その経験から、LDKの中で学習するにしても、ダイニングテーブルとは別の場所=学習机を用意してあげる必要を感じたそうです。小学生の持ち物は多い!しかも6年間で最大5倍増える!2人のママが口を揃えて力説していたのは、小学生の持ち物の多さ。ランドセルや教科書だけでなく、毎日持っていくハンカチ、ティッシュ、歯ブラシ、コップ、マスク、ランチョンマットや、毎週持ち帰る上靴、給食袋、体操服。そして学期末に持ち帰る道具箱、算数セット、ピアニカ、習字道具など。これに加えて、子どもの趣味の本やおもちゃ、工作物、通信教育の教材や習い事の道具も……。この記事では書ききれないほどの持ち物があるそうです。しかもこの持ち物、学年が上がるごとに増えて、6年間で最大5倍増えるというデータも!低学年のうちは、学習机に備わった収納だけで足りる場合もありますが、高学年になると収納棚が必要になるかもしれませんね。■ インテリアのプロに聞く!アクタスの子ども家具、20年の思いアクタスが子ども家具を作り始めたきっかけと、20年間つくり続けてきた思いをお聞きしました。1通のお手紙からはじまった、子ども家具づくり20年前、キャラクターを満載したロボットのような形の学習机が主流だったころ。「うちの子が将来使えるシンプルな学習机を、アクタスさんぜひ作ってください」というお便りが届いたそうです。それをきっかけに、「子どもは基地づくりが好き!」というコンセプトで、学習机とベッドなどの子ども家具を開発されました。それ以来、子供の成長や将来の生活の変化を想像しながら「子ども用の机」としてではなく、大人にも長く愛される製品を販売。現在では、6種類のシリーズで、学習机のみならず、チェスト、キャビネット、チェアなど、自由に組み合わせができるように展開されています。テーマは「継承」と「経年美化」子どもの学習机を、子どもが大人になるまで大切に使ってくれたらうれしいですよね。しかも子どもが使わなくなったあと処分するのではなく、親である私たちが使えたら無駄がありません。アクタスでは、「継承」をテーマに、長年使えるシンプルなデザインと耐久性を備えた、ロングライフな製品づくりが行われています。無垢の木材を使用した家具は、傷の修復もできますし、長年使うことで艶も出て「経年劣化」ではなく「経年美化」を楽しめます。子どもが小さいころにうれしい、カラフルで可愛らしいパーツは取り外すことが可能。ライトやチェアを大人仕様に変えれば、長年使うことができますね。アクタスの机はデザイン重視で高額?でも安全性はそれ以上!アクスの子ども家具と言えば、デザインがオシャレだけど、簡単に購入できる金額ではないですよね。シリーズにもよりますが、机と引出しのみの最小スペックでも10万円弱~の価格帯。ましてや、先輩ママたちの助言を取り入れて、たっぷりある学用品を収納できる収納棚や、高さを変えられる無垢材のチェアを購入すると……さらに、きょうだいでお揃いにすると……。大変なお値段になりますね。だけど、高価なものには理由があります。それは、長年の使用に耐えうるデザインや、質の高い素材の使用というだけではなく、安全性の高さです。「F☆☆☆☆」という基準をご存じでしょうか。シックハウス症候群を引き起こす原因とされる有害物質、ホルムアルデヒドの発散量を表す等級で、「F☆☆☆☆」は最上位規格を示すマークです。壁紙などの建材には、建築基準法によってホルムアルデヒドに関する基準の取り決めがありますが、家具にはこのような取り決めがないそう。表示義務はないので確かめることはできませんが、そういえば店頭に展示されている安価な家具から漂う刺激臭、筆者は感じたことがあります。わが家は子どもに喘息とアレルギーがあるので、子どもが毎日触れる家具の安全性は重視したいところ。アクタスの木製子ども家具は、ほぼ100%の製品が「F☆☆☆☆」基準をクリアしているそうです。いかがでしたか?ランドセルは高価な割に最大で6年間しか使用できませんが、学習机はもっと長く使えるもの。アクタスの学習机を使われている先輩ママの体験談と、アクタスの子ども家具の特徴をご紹介しました。学習机選びの参考にしてみてくださいね。「整える」ほど丁寧じゃなく「トノエル」くらいがちょうどいい。整理収納アドバイザーのトノエルでした。※掲載している商品名や価格は2019年2月時点の内容です。※取材協力ACTUS(アクタス)
2019年03月01日子どもが学校から帰ってきてもなかなか宿題に取りかからない、机に向かってはみるけれど勉強に集中できていない様子だ、といった悩みを抱えていませんか?勉強の時間や場所を決めて実行しても、なかなか集中モードに入れないお子さんも多いようです。そんなときのお子さんは、「脳が覚醒していない」のかもしれません。実は、集中して勉強するには「脳が覚醒している」ことが大切なのです。脳が覚醒しているというのはどのような状態をいうのか、覚醒レベルはどうしたらアップできるのか、さらに子どもがあっという間に集中する簡単なエクササイズを3つご紹介します。脳が覚醒すれば集中できる集中して勉強する方法には、さまざまなアプローチがあります。たとえば、食後は血流が脳よりも消化器官に優先して流れるので勉強するなら食前がいい、他に気を取られないよう机の上には勉強に使わないものは置かない、勉強が終わったらゲームやおやつなどのご褒美を用意するなど――。実際にご自身の学生時代やお子さんの勉強対策に試したことがあるでしょう。しかし現実には、環境や条件を整えても、さっと集中モードに切り替えて勉強するのは難しいですね。集中して勉強するには、「集中している」ときの脳の状態を知るとヒントが見えてきます。脳科学者の篠原菊紀先生は、以下のように話しています。脳科学の観点から説明すると、「集中できている」というのは、脳の線条体(せんじょうたい)という部分が活動している状態。線条体とはいわゆる「やる気スイッチ」です。行動と快感を結びつけている器官で、移動する動物のすべてが持っているものとされます。というのも、行動に快感を感じられなければ、動物は生き抜くことができないからです。(引用元:Study Hackerこどもまなび☆ラボ|子どもの「やる気」と「集中力」を引き出す脳科学的テクニック)線条体は、脳の奥にある大脳基底核という神経細胞体の一部で、運動の始まりや持続、制御を司っている部位です。体への刺激を伝えるはたらきがあり、ここから出される信号が「淡蒼球(たんそうきゅう)」という部分に届くことで、脳の「やる気スイッチ」がオンになります。つまり、脳を集中している状態にするには、体に運動などで刺激を与えて線条体を活動させ、淡蒼球に刺激を与えることが必要で、運動によって脳をうまく騙せれば集中できるといえるでしょう。脳の集中力を上げるには、体幹の筋肉を動かす実際、運動をすることで集中力が上がるという脳の仕組みを生かして、授業が始まる前に外遊びや運動の時間を取り入れている学校や園も各地にあるようです。同じように帰宅後、家でも宿題や勉強の前に運動を取り入れて集中力をアップさせることができます。その際、「体幹」の筋肉を意識することがポイントです。東京大学名誉教授の小林寛道氏は、体幹の筋肉(体幹深部筋)を動かす効果について、次のように述べています。「体幹深部筋というのは、背骨や骨盤周辺、また四肢の付け根にある筋肉の総称です。姿勢を保ったり、歩く・走るといった人間の基本的な動作にかかわる重要な働きをする筋肉であり、その代表的なものが、背骨と脚をつないでいる大腰筋です。そして、これらの筋肉に刺激を与えると、意欲や根気、集中力が高まることがわかっています」(引用元:プレジデントムック(2017),『プレジデントFamily 小学生からの知育大百科 2018完全保存版』, プレジデント社.)※太字は編集部で施した本来は、勉強の前に外遊びをさせて体をのびのびと十分に動かせるのが理想ですが、環境や状況によって難しい場合は、体幹の筋肉を動かすことで同じような効果が期待できます。脳に効く!集中力が高まるエクササイズ脳の「やる気スイッチ」である線条体は、体を動かせば活動してくれます。そのため、特に決まったエクササイズを行なう必要はありませんが、ここでは例として、小林教授が提唱する大腰筋を動かすエクササイズを3つご紹介します。【仰向けで行なうエクササイズ】1)仰向けで床に寝ます2)膝を90度に曲げ、お尻を浮かせます。おへそを天井へくっつけるイメージでゆっくり持ち上げます3)持ち上げたらゆっくり元に戻します4)2と3の動きを8回繰り返し、2セットを目安に行ないます【正座で行なうエクササイズ】1)正座の姿勢になります2)両手を前に伸ばし、背筋がまっすぐになるように前屈して伸ばします3)伸ばした姿勢のまま、前を見るように首を上げます4)そのままおなかの筋肉を引き締めて体をゆっくり元に戻します【あぐらで行なうエクササイズ】1)足の裏を合わせて胡坐の姿勢になります2)両手でそれぞれの足首をつかんで、背中はまっすぐ伸ばしたまま、頭と肩でぐるっと大きな円を描くように上体をまわします3)次に肩をまわさず腰だけをまわします正座やあぐらはヨガや座禅にも取り入れられているように、集中したいときやリラックスしたいときに適していると小林教授はいいます。そして、正座やあぐらで姿勢良く座るには、お尻を後ろに突き出すくらい腰をしっかり伸ばすのがコツだそう。また、これらのエクササイズで効果を上げるには、背骨と脚をつないでいる大腰筋をイメージしながら行なうように声をかけてあげるといいですよ。もちろん、上記エクササイズでなくても、ストレッチやスクワット、逆立ちなどでも効果を得ることができます。親子で軽く体を動かしたあとに、タイマーなどを使って「宿題何分で終わるかなゲーム」をしてみてはいかがでしょう。いつもはダラダラとやっている宿題があっという間に終わるかもしれませんよ!***勉強前だけでなく仕事、スポーツ、芸術など分野を問わず、集中力はさまざまな場面で必要になる能力です。それぞれの分野で必要になる記憶力、思考力、技術力、創造力といった能力を十分に発揮する場合でも、高い集中力を自在に操れることが大きなアドバンテージになります。(参考)Study Hackerこどもまなび☆ラボ|子どもの「やる気」と「集中力」を引き出す脳科学的テクニック親力講座|簡単な問題でやる気スイッチの線条体を活性化するさぽナビ(Z会)|<あなたのまわりのサイエンス>集中力と継続力を発揮するしかけをつくるベネッセ教育総合研究所|やる気は脳ではなく体や環境から生まれる(池谷裕二インタビュー)プレジデントムック(2017),『プレジデントFamily 小学生からの知育大百科 2018完全保存版』, プレジデント社.
2019年02月27日みなさんはどんなペンケースを使っていますか?ペンが取り出しやすく手が当たっても机から落ちないペンケースがあったらとっても便利ですよね。今回は、そんな願いを叶える便利な新型ペンケースをご紹介します!〔キングジム〕が発売する、たおれないペンケース「オクトタツ」です♪机に置くだけでピタッと密着して自立するハイテクなペンケースなのだとか。本日2月27日(水)より販売開始なので、みなさんぜひチェックして見てください!倒れないペンケース「オクトタツ」とは?製品名:たおれないペンケース「オクトタツ」価格:Sサイズ 950円(税抜)/ Mサイズ 1200円(税抜)外寸:Sサイズ 48×192mm / Mサイズ 60×215mm今回は従来のペンケースの常識を覆す、最新型ペンケース「オクトタツ」についてご紹介します♪「オクトタツ」とはその名の通り、机に置くと密着して倒れにくいペンケースなんだとか。縦に置けるのでとっても省スペースになります!ケースの底面に吸着パットが内蔵されており、机の表面としっかり密着します。また、衝撃低減バネがペンを取り出すときにかかる衝撃を減らしてくれるのだとか。そのため、ぶつかったり机が揺れても落ちにくいんです。こんなに便利でスマートなペンケース、見たことないですよね!サイズは大小2種類。カラーはピンク・アカ・キイロ・ミドリ・アオ・クロの6色です。底面のフタはコンパクトにたためる!吸着パット部分のフタを外して机と密着させたら、フタは本体部分に沿わせてコンパクトに固定することができます。これにより、さらにムダなスペースが省けて机をひろびろ使えますよ!吸着パットは学校で使われているような木製の机にもしっかりと密着してくれるのでうれしいですね♪外したキャップも重ねて固定!写真のように、ケースのキャップは外したら底ブタに重ねて固定することもできます。こうしておけばキャップをなくす心配もいりませんね♪キャップ部分は小物入れにも!Mサイズ。キャップ上部のフタを開けるとなんと収納スペースがついているんです!(Mサイズのみ)ここに消しゴムやクリップなどの小物を入れておけるのでとっても便利♪筆記用具は頻繁に使うものだから筆箱の中が整理されていると使いやすくてうれしいですよね。お気入りの「オクトタツ」をゲットしよう♪今回は机に置くと倒れない、便利な新タイプのペンケース「オクトタツ」をご紹介しました☆スリムでかさばらないデザインなので、バッグの中でもジャマにならず持ち運びにもうれしいですよ!サイズやカラーもバリエーション豊富♪みなさんもお気に入りの「オクトタツ」をゲットしてみてはいかがですか?値段もお手頃なのでぜひチェックしてみてくださいね。
2019年02月27日「24時間勉強していると思いますよ。寝る間もないので寝ながら勉強していると思います」ニューヨークにいる小室圭さんの近況を問われ、こう答えたのは、小室さんの代理人を務める上芝直史弁護士。1月22日に発表された文書は大きな波紋を呼び、連日この話題を取り上げるワイドショーの論調も手厳しい。しかし上芝氏によれば、小室さんに慌てる様子はないという。「ご自身のコメントが誤読や誤解されるかもしれないと、圭さんは想定していました。コメントへの評価も、ネットの記事を読んで把握しているでしょう。現在、日本で言われていることも、圭さんの想定から外れているものはありません」国民からの“猛批判”も想定内。眞子さまとの結婚への障害とは考えていないようだ。「ここにきて眞子さまとの“再会計画”が現実味を帯び始めているようですからね。眞子さまが今年の7月、南米のペルーを訪問する方向で調整が進んでいるのです。日系人の移住120年となった両国を訪れ、親善を深めるそうです」(皇室担当記者)日本からペルーへの直行便はなく、アメリカのロサンゼルスやニューヨークを経由することが多い。「ニューヨークに留学中の小室さんは、5月中旬の期末試験が終われば夏休みに入ります。借金トラブルが国民的な大騒動となっている現在、日本への帰国が難しくなっている小室さんですが、経由地となるアメリカで眞子さまを出迎えるならば実現の可能性はあります。眞子さまは自室にこもって、毎晩のようにスマートフォンで小室さんと連絡を取られているそうです。すでに“夏休みの再会”を具体的に相談されていることでしょう」(前出・皇室担当記者)もし再会が叶えば、昨年8月に小室さんが渡米して以来となる。数々の障害を乗り越えようとする2人の期待は膨らむばかり――。
2019年02月13日学習机探しは秋からスタートするとも言われますが、まだ決めかねている方も多いのではないでしょうか?目からウロコの「先輩ママの学習机・体験談」と、グッドデザイン賞受賞の「長く使える学習机」を、3本まとめてご紹介します。ぜひこれからの学習机探しにお役立てください!■ 1.学習机は勉強以外のことも学べる重要な場!小学校の入学前の準備として、ランドセルの購入と同時にスタートするのが「学習机探し」です。必需品と思われる学習机ですが、実際のところ、リビングで宿題をするケースも多く、学習机は物置状態となることも。「学習机はやっぱりいらないのでは?」と判断し、購入しないのもアリかもしれませんが、学習机を用意すると、子どもに「小学生のお兄さん・お姉さんになるんだ」という期待感を抱かせ、やる気や学習意欲を高めることができます。また、学習机があると、子どもがそこを「自分のスペース」と自覚し、整理整頓の大切さを学ぶ機会にもなります。「空間を使いやすくするために整理収納を行う」「物を管理する」など、学習机は、物への責任感や生活力を身に付ける場にもなるんですよ。詳しくは記事をチェック!小学校6年間で50回しか使っていない!? 子どもにも簡単な「学習机」の活用法■ 2.意外!使ってみて不便だった学習机の便利機能とは?TOSHI.K / PIXTA(ピクスタ)一口に学習机といっても、デザインや機能、お値段もさまざま。情報を集めれば集めるほど、何をどう選べばいいのか分からなくなってしまいます。そんなときは先輩ママの体験談に耳を傾けるのが一番です。「正直、いらなかったと思う機能」と、「学習机を買ってあげて良かったと思う点」について、先輩ママさんたちにリサーチを行いました!ふじよ / PIXTA(ピクスタ)いらなかったのは、「イスの下のランドセル置き場」「引き出し」「机上の本棚」など。あると便利そうなものばかりなのに、一体どこが良くなかったのでしょうか?購入してから「失敗だった!」なんてことがないように、ぜひ先輩ママの意見を参考に学習机を探してみてくださいね。詳しくは記事をチェック!学習机は秋から探し始めるのが正解!先輩ママに聞きました「正直、いらなかった機能は?」■ 3.長く使い続けられるグッドデザイン賞の学習机学習机は大人の目から見ても「カッコいい」と思えるデザインのものの方が、子どもが大きくなってもずっと愛用できます。「木とスチールのずっと使えるつくえ」は、高さを2段階に替えられる組み立て式の学習机。なんとこちら、脚と引き出しボックスを取り外すと、文机になり、幼児期から使うこともできるんです!素材はヒノキで、見た目の高級感はもちろん、手触りも心地よく、小さい頃から本物に触れさせることで、子どもの感性も育ちそう。素材の伐採から見学できる「学習机ツアー」も実施しており、2017年グッドデザイン賞を受賞。こうしたワークショップを体験すると、学習机への愛着がいっそう湧いて、ずっと大切に使い続けたくなりますね。詳しくは記事をチェック!子どもが大人になっても使える「勉強机」が発売【Editor’s セレクション】
2019年01月27日親の自分が勉強嫌いでも、子どもには勉強をしてほしいと思う人は多いですよね。とはいえ、子どもだって勉強が嫌いだという子は多く、うまく勉強意欲をかきたてるにはどうしたら…と悩む親は珍しくありません。そこで今回は、子どもの勉強意欲をかきたてる遊び方を3つご紹介いたします。1. 粘土遊びや工作遊びで想像力をつける粘土遊びって、いくつになっても楽しく、ずっとやっていられますよね。特に、何かを作る遊びが好きな子は、世の中にどのようなものがあるのかに興味があり、「ケーキを作りたい」と思ったら、ケーキとはどのような形か、何が乗っているのか、どうしたらリアルに作れのるかと考えるのです。より正確に作りたいと思ったら、まずはその物について調べる必要がありますよね。また、想像で何かを作ったとしても、本当にこんな物はあるのかと確認してみたくなるでしょう。そうしていくうちに、世の中への興味がどんどん膨らんでいくのですね。粘土でも工作でもパズルでも、どうしたら自分の思い描いたものを作り出せるか、どれだけ想像力を膨らませられるのかが鍵なのです。2. トランプやかるた遊びで記憶力をカードゲームは記憶力を育てるにはピッタリ。トランプでの神経衰弱や、かるた遊びでは、どこに何が置いてあったかを記憶していかなければいけないため、とても頭を使います。また、かるたでは文字を読む力も養えるでしょう。日本語を読んだり聞いたり、何かを記憶していったり…、そういう力を育てていければ、普段の勉強にも役に立ちますね。3. 手紙や交換日記で書く力を今ではメールやLINEが主流となっているため、手紙を書くという機会は減りましたが、文章を書くということは、自然と書く力を育てることへと繋がります。友だち同士の手紙、親との交換日記など、なるべく「書く」ということを意識して続けてみてください。子ども1人だけではなく、親や友だちも楽しく学べることでしょう。授業で言葉を書くのと、自分の気持ちを文章に書くのとでは頭の使い方が違うため、手紙や交換日記を続けることで、書く力だけではなく、文章力も自然とついていきますよ。いかがでしたか?楽しく学べば、それだけ子どもの力として蓄えられていきます。つまらないと思いながら勉強しても、まったく身には入らないのです。学ぶことをどれだけ楽しもうとするか、それが、勉強意欲をかきたてるためには必要なのですね。
2019年01月22日こんにちは、コラージュアーティスト・グラフィックデザイナーのM!DOR!です。 以前、PeLuLuさんでインタビューを掲載していただいたご縁もあり(記事はこちら→ )、これからコラムを書かせていただくことになりました。 制作のこと、すきなもの、インスピレーションなどなど、いろいろなことを書いていきますので、よろしくお願いします! わたしは普段、主に1700~1940年ごろの紙ものを素材に作品を制作しています。 制作しているときは、自然と机の上もコラージュ状態。当時の紙ものをコピーせず、そのものを使用しているので、使えるのは一度きり。ひとつずつ丁寧に、ひたすら切る!切る!切る!の繰り返しです。 制作している間に、影と素材で遊んでみたり。 平面作品はもちろん、数年前から立体作品も作るようになり、楽しさ倍増。ガラスドームや木箱などを使い、そのなかに小さな世界を作っています。 立体作品にした時の影遊びが、またすきな時間。光を当てる角度や間隔によって変わる、もうひとつの世界。 次回はアトリエについて書こうと思いますので、どうぞお楽しみに。 WEB
2019年01月20日2020年度に大きく変わる「大学入試共通テスト」では、知識の詰め込みだけではなく、思考力や判断力が問われるようになります。このような力を養うためには、机の前での「The 勉強」では身につきません。実は、日常生活の中の新しい経験や楽しい体験こそ、思考力や判断力が自然と身につけられるチャンスなのです。そこで今回は、その具体的な方法をご紹介します。日常や非日常の体験の中でこそ記憶に残る!子どもの考える力は、無限の可能性を秘めていると言われています。しかし、小さな子どもの思考力を引き出すには、親の手助けが必要です。なかでも日常生活と勉強をリンクさせる方法が、もっとも有効なようです。意識的に、日常生活に学校で学んだことを応用させることで、学習内容をより定着させることもでき、さらに思考力や判断力、さらには応用力も養うことができるのです。そこで実践したいのが、買い物やスケジュール管理、お出かけの計画などの経験や体験。大人にとっては当たり前のことでも、子どもにとっては初体験のことばかり。初体験というのは、子どもにとってすべてが学びであり、その経験から大切なことをどんどん吸収していきます。子どもは自分の体験で得た知識はそう簡単には忘れません。理科・社会は私たちの生活と関わる教科なので、日常生活の中でも様々な体験ができますが、いつもと違う場所でいつもと違う体験をするほうがより記憶に残ります(引用元:日経DUAL|中学受験にも生きる!冬のおでかけ学習【社会編】)子ども主体で考え、判断させる実例集それでは、実際にどんな方法があるのか実例をご紹介します。子どもの年齢や、学校で習っている学習内容に合わせて、どんなことに挑戦できるかをご両親が判断してみてください。■決まった金額内で買い物をする足し算や引き算、掛け算などを学校で勉強し始めたら、子どもに買い物を頼んでみましょう。慣れるまでは一緒に買い物に出かけて、後ろから見守ってあげるのでもいいですね。500円や1000円など、あらかじめ予算を決めておいて、その予算を越えないように買い物をするよう伝えます。余ったお金でお菓子を買っていいよとご褒美をあげれば、足し算と引き算を使って、いくらのお菓子が買えるのかを一生懸命計算するでしょう。ほかにも、一緒に買い物へ行って会計をする時に、お釣りの小銭が少なくなるように考えさせると、思考力が身につきます。小さなお子さんであれば、100円を渡して駄菓子を自分で計算させながら買うのもいいですね。<この体験で身につく力>思考力判断力計算力■お出かけの目的地や交通手段を考える親子でのお出かけは、子どもにとって新しい経験がいっぱい。いつもは親が決めてしまう休日のお出かけ先を、たまには子どもに決めさせてみましょう。子ども主導で計画を立て、家族で出かけてみることもよい経験です。ガイドブックやインターネットを見ながら、目的地を決めましょう。そのときに、日帰りでも行ける場所なのかを地図で確認しながら決めるといいですね。地図を学習している時期であれば、学習内で勉強した地名などを絡ませて、行き先を決めるのもおすすめです。行き先を決めたら、そこまでの交通機関を一緒に考えてみましょう。地図上で目的地を見ながら、電車で行きやすい場所なのか、駅からは徒歩なのかバスなのか、車で行く方が便利なのか、ご両親がアドバイスしながら経路を考えてみます。このような経験を通じて、子どもは自ら考える力や、交通手段などを比較して決定する判断力を養うことができます。また、実際にその場所に行ってみると、計画通りにいかないことも出てくるでしょう。その時に、どうして上手くいかなかったのか、どうすれば上手くできるのかをもう一度考えてみると、そこで応用力も育まれます。そして、地図を見ながら目的地までも、ぜひ子ども主体で動いてみましょう。親にとっても新しい発見があり、親子で新鮮な体験になるはずです。<この体験で身につく力>思考力判断力応用力地図を読む力■お出かけ先でのスケジュール管理時計が読めるようになったら、日常的な声掛けで、「○時に家を出るけど、あと何分ぐらいある?」などと、クイズ感覚で問いかけてみることで日常生活と勉強を“リンク”!子どもの「判断力」「応用力」「計算力」を鍛えるよい方法ですね。そして、日常生活の中で時間の管理がある程度できるようになったら、お出かけ先でのスケジュールを子どもに組み立てさせてみてはいかがでしょうか。一日のスケジュール表を紙に書いて、「○時にここに着くには、何時に出ればいいかな?」「お昼には何分ぐらい時間を取ろうか?」など、最初はご両親と一緒にスケジュールを組み立ててみましょう。慣れてきたら、自分で考えさせてみて、ご両親が無理のないスケジュールになっているかを確認してみるのもいいかもしれません。そして実際に現地へ行ってみて、スケジュール通りに回れたのか、回れなければどこで時間がかかったか、時間が足りなかったのかなどを、一緒に話し合ってみるのもおすすめです。子どもはその体験をもとに、次回は時間の管理を工夫することができるでしょう。時間の配分を予測したり、改善したりすることができるようになると、日常生活や学校生活の時間の使い方も上手にできるようになるでしょう。<この体験で身につく力>思考力判断力時計を読む力時間の使い方臨機応変に動く力3つのアプローチを親が意識しておく!買い物やお出かけの計画などを、ただ経験させるのではなく、以下のようなことを親御さんが意識しておくのがより効果的なようです。【「考える」とは】「自分の言葉で語れること(What)」「疑問に思うこと(Why)」「手段や方法を思いつくこと(How)」のいずれかのことをしているときに、「考えている」という状態になると考えます。通常の教育では、「これは何?」「どこ?」「いつ?」「どっち?」が多く、このようなインプットばかりのアプローチでは、考えるという行為は起こりにくいのです。(引用元:東洋経済ONLINE|「考える力がない子」を変える3つの問いかけ)意識しておきたいのが、この3つのアプローチです。集団で行う学校での学習では、自分の言葉で伝えたり、じっくり時間をかけて手段や方法を考える機会が少ないのが現状。しかし日常での経験の中であれば、その機会は親御さん次第でたくさん与えることができるのです。〇自分の言葉で語れること(What)〇疑問に思うこと(Why)〇手段や方法を思いつくこと(How)買い物やお出かけなどをきっかけに、自分の言葉でどうしたいかを人に伝えられたり、そこで疑問に思うことを言葉にしたり、手段や方法を考えたりという経験をたくさんさせて、自然と考える力を身につけさせましょう。***知識をインプットするような机の上の勉強だけではなく、日常の中の経験と学習内容をリンクさせることで、自らの力で考え、判断する力が自然と身につきます。これが親子での楽しい体験であれば、子どもは「またやってみたい!」「もっと何かしてみたい!」という意欲にもつながります。たっぷり時間が取れる長期休みなどに、ぜひ親子で実践してみてくださいね。文/内田あり(参考)ベネッセ教育情報サイト|親子で過ごす時間が子供の学習能力を底上げする!日経DUAL|中学受験にも生きる!冬のおでかけ学習【社会編】東洋経済ONLINE|「考える力がない子」を変える3つの問いかけ
2019年01月15日お部屋の家具として欠かせない机。その大きさやデザインは用途に合わせて無限にあります。今回は、様々な種類のDIYデスクのアイデアをご紹介します!初心者向けから上級者向けまで多数取り上げているのでぜひチェックしてみてください☆DIYでこんなに種類が豊富なデスクが!ひと口にデスクといってもさまざまなサイズ、デザインがありますよね。まずはゆぴのこさんがこれまで手がけた作品をピックアップしてみました!【引き出し付きコーヒーテーブル】脚は古い鉄脚を再利用して天板部分をDIYされたとのこと。天板にアクリル板を使ったディスプレイが素敵ですね。【宿題用座卓】和室に合うように昔のそろばん教室のような机をイメージ。ちょっとしたものが収納できる引き出しを取り付けられたそうです。【コンソールテーブル】こちらは杉材で脚を作り、天板に古いパレットの板を利用して作ったコンソールテーブル。玄関のディスプレイ用にかなりスリムに作ったので狭いスペースでも置けちゃいます♪【ダイニングテーブル】こちらは古い鉄脚に古足場板を天板にして作ったダイニングテーブル。先日「スツール・椅子コレクション」でご紹介したベンチとお揃いです♪小さなものから大きなものまで、デスクは用途によっていろいろな種類があることがわかりましたね。DIY初心者はまずは簡単で小さいものからトライしてみましょう!▼詳しいアイデアはこちら▼DIY・リメイクしたテーブル&机コレクションに慣れるにはまずは組み立てからはじめてみよう♪一から全て作るというのは、DIY初心者にとってかなりハードルが高くなります。まずは組み立てるだけの家具から始めてみましょう。Rさんが紹介してくれたこのシンプルなデスクは〔IKEA〕デスクパーツです。お好みの天板に脚を取り付けるだけなのでとっても簡単♪DIY感覚気分を楽しみながら組み立てることができますよ。▼詳しいアイデアはこちら▼【デスクを簡単DIY】IKEAの激安テーブル脚を使ってみました!便利な2way☆サイドデスク!花台にも使えそうなスモールサイズのサイドデスクはak3さんのアイデアです。天板をはずせばトレーとして2wayとして使えるのがポイント。脚部分は角材を組み合わせてビスで留めていきます。シンプルな構造なので、初心者にもおすすめです。▼詳しいアイデアはこちら▼スモールサイズだけど なかなか使える2way サイドテーブルをDIY♪鉄足テーブルもDIYでつくれちゃう!PeanutVillageさんは憧れの鉄脚デスクをDIY!アイアン脚はネットで購入するものを使用し、天板を取り付けるだけで手軽に好みのサイズの机を作ることができるとのこと。アイアンのクールなフォルムは、インテリアにも溶け込み、男前な印象に♪天板もアイアンに合わせて塗装をすれば、さらにおしゃれ度がアップしますよ。▼詳しいアイデアはこちら▼憧れの鉄脚テーブルをDIY!【リビングDIY】家にあるものでできちゃう♪話題のスタンディングデスク作り思考の整理収納塾田川瑞枝さんは、家にあるモノで簡単にスタンディングデスクをDIYされたそうです。そのモノとはなんと「踏み台」。その上のストールラックを置いてクロスを被せればデスクの完成!この台の良いところは、立っても座っても使える所です。座って仕事をしたい時は、机の奥に追いやれば前が空きます。自分の身長に合わせた踏み台を利用すれば簡単にスタンディングデスクが手に入るというアイデア。踏み台も、13cm~20cmと種類も豊富なので選びやすいのも嬉しいですね。▼詳しいアイデアはこちら▼話題のスタンディングデスクを手作り!意外なモノで出来るんです!開け閉めできるパソコンデスク!出しっ放しにしておくと、なんとなく残念ない印象のパソコン。簡単に取り出せて、使わないときはしまっておけるデスクがあれば便利ですよね♪あーつんさんはDIYでロータイプのパソコンデスクを作られたそうです!見た目もおしゃれで使い勝手も抜群。リンクから詳しい作り方と工程を見ることができますよ。▼詳しいアイデアはこちら▼ロータイプのパソコンデスクをDIY【番外編】デスクライトを作ろうデスクまわりの照明に、HANDWORKS*RELAXさんのアイデア。エジソンバルブはいかがでしょうか?エジソンバルブとは、発明家の「エジソン」が発明したカーボン式の電球の復刻版のことです。電球の中のフィラメントに炭素を使用しているので、あたたかな独特のノスタルジックな灯りを灯してくれます。ボックス型に板を組んでエジソンバルブを固定。やさしい明りに癒されます♪▼詳しいアイデアはこちら▼エジソンバルブ×木材×アイアンでデスクライトを簡単DIY!【番外編】要らなくなったテーブルをリメイク☆HANDWORKS*RELAXさんのアイデアをもうひとつ。不要になったよくある折りたたみテーブルをリメイクしたこちら。簡単なDIYで天板を好みにDIYされたそうです。天板を取り外し、脚の部分はそのまま使用。ワトコオイルやステンシルでアレンジをすれば、廃材のような雰囲気に。一から作るのは大変ですが、不要になったデスクを使えば、誰でも簡単にお好みの家具を手にすることができますね。▼詳しいアイデアはこちら▼swaro109さんは、廃材や解体して出た木材などを利用して、何年も使われていたような、廃退した家具、コンソールテーブルをDIY♪アクリル絵の具や、アンティークメディウムなどで、金具を塗装すればビンテージな雰囲気に。ポイントは、好きなだけ傷つけたり叩いたり、ストレス発散しながらDIYすること。エイジング加工をすることで、とってもいい雰囲気を醸し出してくれる家具になりますよ♪▼詳しいアイデアはこちら▼不要になった折りたたみテーブルを男前にリメイクDIY!初めは少しずつ、組み立てるところから♪DIYビギナーから上級者まで、いろいろなアイデア満載の今回の記事。最初は既成のものを組み立てるところから初めて、DIYのコツを学ぶのもおすすめです。ホームセンターで木材を購入する場合は、欲しいサイズにカットしてくれるサービスや、工具を貸し出してくれる店舗もあるので、ぜひ利用してみてくださいね。
2018年12月27日これまでの住宅の設計で、「どんな場所がほしいですか」という質問をすると、たいてい「パソコンや勉強など机での作業をするための場所が欲しい」という声があがります。旦那さんであればそれは「書斎」と呼ばれる場所となり、子どもや家族みんなで使う場所となれば「ワークスペース」と呼ばれて使われます。今回はこれらの場所を家づくりでお考えの方に、書斎とワークスペースの効果的な使い方を、事例をあげてご紹介していきたいと思います。旦那さんの希望を叶える!「書斎」を最適な空間にするには?書斎について、旦那さん側からは以下のようなご要望をよくいただきます。こもる場所がほしい静かに読書をする空間がほしい書斎をもつのが夢でした自分だけの秘密基地のような空間がほしいんだ!など家づくりの中での想いが、このプラスアルファの空間には込められているような気がします。上記のようなご要望があった方々に私がご提案したのは、天井高をきゅっとおさえた書斎空間。デスクは造り付け、背後の本棚も造り付けとなっていて、こもるには最適の空間ができあがっています。この書斎空間はリビングの一角にあり、天井高をおさえた分、上がロフトスペースになっています。またSOHO、いわゆる自宅でお仕事をされる方のための書斎を提案したこともあります。こちらも造り付けのデスク、そしてその脇にはたくさんの書類を収めることのできる棚を設けています。お施主さんは家事のかたわら、お仕事に集中する空間と時間をここで確保しています。■ 子どもがいる家には「ワークスペース」がオススメ小さいお子さんがいらっしゃるご家族の方からは、以下のようなご要望を多くいただきます。家事をしながら子どもの勉強を見たりできるようにしたい子ども部屋は最低限の広さにして、その分家族の共用スペースに広さをとりたい家族の誰でもちょっとした作業ができるデスクスペースがほしいなどそのようなお施主さんには、オープンなかたちで家族みんなが使えるワークスペースという空間をご提案しています。こちらのお宅は、台形型の敷地いっぱいに設計したため、リビングの側面が斜めになっています。そこに長い三角形のカウンターを造り付けました。これによってLDK空間のかたちに一定の平行な感覚をあたえながら、ご家族が勉強したり、読書したり、パソコンをしたり、裁縫をしたりなど、ひとつの空間のなかでそれぞれ思い思いの時間を過ごせる場所となっています。また、こちらは子ども室をはさんだ階段ホールに造り付けのデスクを配置し、共用の勉強スペースとしています。机の正面には吹き抜けが面していて、下階のダイニングキッチンからその雰囲気を感じることができます。書斎やワークスペースなどのちょっとした作業をするスペースは、住宅空間の活用方法をとらえなおすきっかけにもなります。空間の広さなどに優先順位をもうけ、ちょっと考え方、ものの見方を変えてみるだけで、空間や生活に豊かさが生まれてくるはずです。
2018年10月03日日々の生活に欠かせない机やテーブル。お店で買うこともできますが、高さがちょっと足りなかったり、色が好みじゃなかったりと、おうちに合った商品を見つけるのは大変なことも。そんなときはDIYしちゃいましょう!今回は、机やテーブルをDIYする際に参考にしたいすてきなアイデアをたっぷりご紹介します♪机のDIYは初心者さんにもおすすめ生活のさまざまなシーンに登場する「机」。用途のほか、空間に合わせて選んだり、好きなデザインを選んだりする方がほとんどかと思われます。でも、いざ置いてみるとなんだかしっくりこない、なんてことはありませんか?そんな時こそぜひチャレンジしていただきたいのがDIYです。「デスクをDIY?」と聞くと大がかりでビギナーには無理!と思われがちですが、構造がシンプルな机はDIY初心者にはピッタリなアイテムなんです。DIYに慣れている方は、アイデア次第でアレンジが自由自在。ぜひ、これからご紹介するアイデアを参考に、机のDIYにトライしてみてくださいね。ナチュラルおしゃれで機能的な机が、たったの約3,000円で!narumintさんのアイデアは、〔IKEA(イケア)〕の《LERBERG》を使った材料費たった3,000円で作ることができるパソコンデスク。作業時間はなんと30分!DIY初心者も簡単に作ることができますよ。まずは〔イケア〕の《LERBERG》を組み立てていきます。プラスドライバー1つで簡単に組み立てることができ、10分もかからないのだとか!narumintさんが今回天板に使用したのはなんと足場材。足場材を一枚の天板にするため、100均の端材を使ってネジで固定。組み立てた脚も端材で固定したとのこと。完成したのがこちら!足場材の傷や汚れがビンテージ感を出していてステキですね。このように、脚部分は既製品を使うことでとても簡単に机を作ることができます。天板にはお好みで塗装をするのもおすすめですよ。▼詳しいアイデアはこちら▼材料費3000円でプチプラDIY♬* ̥◌パソコンデスク、机、作業台、ダイニングテーブルにもなる優れもの❤︎“子どもっぽくない”子ども用勉強机も、DIYで叶う♪子ども用の学習机って、大きくなると不要になったり置き場所に困ったりと、何かと厄介な存在。とはいえ、子どもが勉強したりお絵かきをしたりする場所を作ってあげたい!というのが親心。RH+さんはSPF材を使って、コーナーの一角にシンプルで飽きのこない勉強机をDIYしたのだとか!とってもステキなのでぜひ参考にしてくださいね。材料は天板用に1×4材、脚用に3×4のSPF材を用意。〔ダイソー〕で購入した木ダボとダボドリルを使って、1×4材を3枚つなげて天板を作ります。棚受けは〔イケア〕の既製品を使用。脚と棚受けを天板を載せる高さに合わせて壁に固定します。天板を乗せて完成!デッドスペースがコーナーカウンターに早変わり。これならお子さんが成長した後も、ワークスペースやディスプレイ棚として使うことができますね。▼詳しいアイデアはこちら▼SPF材でコストダウン!勉強机をDIY☆これがDIY!?まるで売り物みたいに本格的なダイニングテーブルえ、これがDIY作品!?と驚いてしまうこちらは、むく太郎さんの作品です。ヒノキの角材をベースにした本格的なテーブルですが、コツさえ覚えれば意外と簡単に作ることができますよ♪用意するものは次の通り。・50mm×35mmのものと50mm幅の角材・天板フレーム用(長さ):木材①800mm×2本、②730mm×5本・脚用(長さ):角材700mm×4本、木材③730×2本、④630mm4本・棚受け:木材⑤730mm×4本・天板用板:厚み25mm手順としてはまず。天板フレームを作り、脚を固定していきます。土台完成したらあとはフレームに収まるように自由に切った板材をはめていきます。板をジグザグなパッチワーク風に貼り付けると意匠性が出てステキです!フレーム土台と板の側面にしっかりとボンドを塗って、固定。カンナややすりで微調整しながら作業するとスムーズとのこと。フレームを濃い目のブラウンにしたので、メリハリをつけるために天板はミディアムウォルナットカラーをチョイス。しっかり色を付けたら、余分なオイルは布でふき取ります。あとは乾くのを待つだけ!材料も構造もシンプルなので、見た目以上に簡単に作ることができるのが嬉しいですね。▼詳しいアイデアはこちら▼どうせなら本格DIY!コンパクトなダイニングテーブルをつくってみよう!宿題にパソコンに、あると便利なコンパクトデスクパソコンを置いたり家計簿をつかけたり、子どもが勉強したりと、リビングにあると便利なワークデスクをDIYしたのはMika.reさん。・2×4材:71cm×4本・太めの角材:75cm×2本、14.5cm×2本・板材:32cm×2本・天板:90cm×40cm1枚・L字金具、ビス、オイルステイン、これらの材料を使ってコンパクトで機能的なワークデスクを作っていきます。はじめに足になる部分(2×4材71cm)2本の間に、角材の75cmの分をビスで留めたものを2つ作ります。これに、14.5cmの角材を、足の部分同士をL字金具で繋げます。ビスで留めようとすると、かなり長いビスが必要かつ工具も必要になるので、L字金具で簡単に繋げるのがポイント。天板にする板と土台もひっくり返し、机の裏側から天板をビス留めていきます。塗装前にちょっとキズを入れたり削ったりしてヴィンテージ感を出していくと○。お好みの塗料で塗装した後、ワンポイントに〔セリア〕の鉄板風シートを天板の幅にカットし貼ります。好きな場所に欲しいサイズに作れるのがDIYの楽しいところですね。▼詳しいアイデアはこちら▼リビングに、家族で使えるコンパクトなパソコンデスクをDIYカラボとリメイクシートで初心者さんも簡単♪DIYやリメイクに大活躍のカラーボックスを使って机を作ったるぅんさん。DIY初心者でも簡単に作ることができますよ♪ベースとなるカラーボックスは〔ニトリ〕のA4サイズが入るタイプ。これに、1×4材の天板を固定します。ホームセンターで1320mmにカットしてもらい、壁を利用し浮きや隙間が出来きないように足で固定しながらボンドでつけて、さらに端材とビスで留め固定。天板を塗装し、カラーボックスの側面には壁紙を貼って完成。壁紙には天板に塗ったニスをぬって色味を抑え他とのこと。カラーボックスを使うことで棚もでき、収納力も抜群!材料費は4,000円以下とのことなので、初心者でも手軽にトライできそうですね。▼詳しいアイデアはこちら▼DIY 超簡単 カラボと1×4材で机カラボで簡単♪キャスター&収納付きサイドテーブルカラーボックスを使ったアイデアをもうひとつご紹介。ayu__mamanさんのアイデアはキャスターをつけて可動式に。リビングのちょっとした隙間にあると便利な机をDIYされたとのこと。カラーボックスは2個を使用。背板にリメイクシートを貼り、表裏逆にはめ込んで裏に黒色が見えるようにします。テーブルの天板は、30×60cmのSPF材を使用。加工してあるため、カットやヤスリがけの手間が不要ですが、見た目を板を並べたように見せたかったので、彫刻刀で10cmごとに縦線を入れたそうです。天板をお好みの塗料で塗装し、乾いたら天地を逆にしてキャスターを取り付けていきます。下穴を開けてからビスで固定すると○。完成品がこちら!キャスター付きなので使いたいときに出し入れが簡単にできるスグレモノ。内側には細々としたものを収納できるのも便利ですね。▼詳しいアイデアはこちら▼【カラボを使って】収納できるサイドテーブルをDIYこんなの欲しかった!収納たっぷりおしゃれなサイドテーブルソファでくつろいでいるとき、飲み物やキャンドル、本を置くちょっとしスペースが欲しいなんてことはありませんか?mayamayaさんのアイデアはそんな悩みを一気に解消!しかもおしゃれで収納力も抜群なんです。しかも、使用する材料はなんと、すのこやまな板、そうめんの空き箱というのだから驚きです!天板部分は蝶番で固定することで開閉式に!こんなにおしゃれなサイドテーブルがすのこやまな板で作ることができるなんて驚きです。正面にワイヤーアートを付けて完成。雑誌やテレビのリモコンなども収納できる万能机。ぜひトライしてみましょう!▼詳しいアイデアはこちら▼キャスター付きのサイドテーブルを DIYインテリアにもよくなじむ♡シンプルで使いやすいサイドテーブルベッドのサイドテーブルをDIYでゲットしたのは*youko*さん。しかも材料はすベて100均でそろえることができちゃうんです。ここでも大活躍の「すのこ」を使ったアイデアをご紹介しましょう。用意する材料は次の通り。・ウッドデッキパネル3枚・すのこ40cm×25cm1枚・白の水性塗料・ハケ・釘・木工用ボンドもどれも100均で簡単にそろえることができますよ。まず、すのこを全部カットしてバラして4本の棒にします。次にすのこを裏返して4本それぞれをカット。その後、すのこ裏表全部を白くペイントします。すのことウッドデッキパネルは木工用ボンドで固定。その上から釘を打っていきます。ソファのサイドテーブルとしても大活躍!塗料はインテリアに合わせて塗っても楽しそうですね。また、お好みでステンシルを施しても素敵。基本を抑えればアイデア次第でオリジナルデザインを楽しむことができますね。▼詳しいアイデアはこちら▼100均アイテムでいろんな場所で使えるサイドテーブルをDIY♡余った端材を有効活用!解体できる男前ローテーブルヴィンテージの机やテーブルなどの家具ってかっこいいけれどいざ、本物を買うとなるとお値段が張りますよね。そこで参考にしたいのがbeansさんのアイデアです。廃材を使った男前なDIYをご紹介!なんとこちら、天板が取り外せるんです。厚さがそろった端材と、脚の木材、ベースになるコンパネを用意します。コンパネは枠に合わせてカットしましょう。枠を組んでコンパネを引き、その上にパズルのようにバランス見ながら端材を並べていきます。脚になる部分はガタつき防止のためにホームセンターでカットしてもらいましょう!脚と天板をバラせるように、コンパネと脚をダボで固定できるよう穴を開けます。あとはお好みで天板と枠、脚を塗装して天板乗せたら完成。バラした天板はインテリアフレームに!天板の裏側にステンシルが施されていたというわけです。天板はもちろん固定してもOK。男前でありながら意外と簡単に作ることができるビンテージ風机。汚し加工をしても楽しそうですね。▼詳しいアイデアはこちら▼端材がメイン! ローテーブルDIY丸いテーブルが四角い机に!?本格的な学校風机DIYホームセンターやディスカウントショップなどでよく見かける楕円形のローテーブルを、クールな四角い机にリメイクしたmacahomeさん。ちょっと懐かしい学習机は、インテリアにもぴったりですよ。裏面についていた金具や補強材をすべて外し、天板をカット。そえ木の両端をきっちりとクランプで挟んでカットすると失敗がないとのこと。脚をカット、釘で組み立てていきます。塗装し、組み立てた脚に天板を固定。天板の表面にビスを見せたくなかったので、天板の裏から打ったそうです。天板もお好みの塗料で塗装したら完成。机としてはもちろん、花台としても使えそうですね。▼詳しいアイデアはこちら▼楕円のテーブルを学校机みたいにリメイク!おうちに合った机を安く、楽しく作っちゃおう!このスペースにぴったりば机が欲しい、空間に合うデザインのテーブルが欲しい。ーーそんな悩みを一気に解消してくれるDIYによる机作り。ご紹介したアイデアを参考に、世界にひとつだけのオリジナル机を作ってみてはいかがでしょうか♪
2018年09月08日メキメキと頭角を現しつつある(暴君の)3歳・三男。今まで何度も注意してきたにも関わらず、机の上に登って剣を振り回していました。あまりにも言うことを聞かないので、ドカンとキツめに怒りました。当然、号泣。ごめんなさい!! と泣きながら謝り、反省…数秒後には再び机の上…。先日、登る直前で後から声をかけると、まさかの言い訳が(笑)初代暴君(次男)を飛び越えて、《帝王》になりつつある三男でした。
2018年08月22日夏は園や学校は長い夏休みになりますね。旅行やお出かけなどの予定もあるでしょうが、毎日というわけではないですよね。長いと思いながらも、ダラダラ過ごしていてはあっという間に時間は過ぎてしまいます。夏を有意義に過ごすことはとても大切です。休みの勉強はどのくらい、どんな風に取り組めばいいのか。さらにどんなことを行えばよいのかを見てみましょう。・夏休みにやってほしいこと 1位は勉強休みが続くからと言って毎日ダラダラ過ごしてほしくはないですよね。夏休みに子どもにしてほしい事のアンケート結果です。1.勉強2.お手伝い3.遊び4.自由研究5.スポーツ※「Yahoo!クラウドソーシング」におけるWebアンケート有効回答2036名1位~3位は僅差ですが、勉強がリードする結果となりました。実際、夏休みは1学期の復習に最適で、2学期に向けて成績を伸ばすのに効果的です。園児には関係ないと思うかもしれませんが、小さい内から少しでも机に向かう習慣をつけることは今後の学習習慣の手助けとなります。そして意外かもしれませんが3~6歳の子はお勉強が大好きです。長い夏休みの間に、1日1回お勉強する習慣を始めてみましょう。・夏休みの勉強のコツ小学生の1日の勉強時間の目安は「学年×10分」と言われます。1年生は10分、3年生は30分ということですね(受験をする場合は「学年×20分」ともいわれます)。もちろん本人のやる気があればもっと勉強させるのは構いません。しかし、夏休みは学校がないからもっと勉強した方が良いのでは・・・と不安になりこれ以上の時間を無理にさせてはいけません。1日に長く勉強をするよりも、少しの時間でよいから毎日机に向かう習慣をつけた方が力になります。そもそも、子どもの集中力も続きませんよね。3~4年生になってきたら、1学期の苦手な分野を補習し苦手を克服しておきましょう。親が1学期のテストなどを分析して、教えてあげたり練習させたりします。特に算数はつまずいてしまうとその後の積み上げができずどんどん分からなくなってしまいます。ただし、苦手な部分は子どもが嫌いな部分でもあります。例えば漢字が苦手な子に書き取りの練習やドリルばかりさせるのは、余計に嫌いにさせてしまう可能性があります。漢字かるたや学習漫画を読むなどして、楽しく学ぶ工夫をしましょう。歴史が嫌いな子を、夏休みに歴史館や史跡に連れて行ったら歴史好きになったという例もあります。苦手克服のための工夫を色々考えてみましょう。・入学前の勉強のコツまだ入学していない幼児の場合、どんな勉強をしたらよいのでしょうか。基本的に興味を持つものならどんなものでもいいと思います。たくさんの選択肢を用意して本人に選ばせると、自分で選んだので責任を持って取り組みますし、やる気もアップします。選ぶ際の基準は、本人が “一人で” “簡単に” “楽しく” できるということです。子どもはできないことがあると一気にやる気が失せてしまいます。「できた経験」を積み重ねることでどんどんやる気が出て自ら取り組むようになるのです。終わったらしっかりと褒めてあげることも忘れずに。間違っていた場合でも「最後まで取り組んだ」「ふざけないで出来た」など、褒めるポイントはたくさんありますのでうまく見つけてあげてくださいね。幼児用の教材は書店にも色々ありますが、最近はインターネットで無料ダウンロードできるプリントがたくさんあります。参考サイトをご紹介します。・幼児の学習素材館・キッズステップ・プリントキッズ他にも、塗り絵や迷路、読書などどんなものでもいいと思います。間違い探しなども子どもは喜んで取り組みますよね。「勉強」という枠組みにとらわれず、まずは楽しく机に向かう習慣をつけましょう。・夏休みにしかできない経験を!机に向かうだけが勉強ではありません。空いた時間は、通園・通学時には出来ない経験をたくさんさせてあげましょう。・昆虫飼育・サマースクールに通う・博物館・動物園などに行く・家庭菜園・料理づくりさらに2学期に行う学習内容が分かっていたら、つながる体験をさせてあげると授業の理解が深まります。例えば理科で天体学習をするならプラネタリウムに連れていく。歴史の勉強をするなら関連する施設・史跡に連れていく。ゴミ問題を学ぶならゴミ処理場を見学するなどです。机で学ぶだけでは理解が難しいことも、体験したことは理解しやすく記憶にも残りやすくなります。私の息子が行きたい博物館・水族館は全国にいくつかあります(神奈川在住ですが、愛知・福井・兵庫・九州など)。車で1~2時間程度なら普段の休みで連れていくのですが、飛行機ではないと行けないような場所もあり普段は中々難しいですよね。今年はその中から1つ選び、旅行として行ってみようと思っています。せっかくの長い休みですから普段できない所に行くのもいいですね。そして大前提として、早寝早起きを含めた規則正しい生活を送るということを忘れずに。夏休みが終わった後の生活にスムーズにシフトできるようにしておく必要がありますね。
2018年08月10日筆者は、この春から中学生になった男の子と、5年生になる女の子の母です。勉強はほとんど学校と塾任せ。先生達にまかせておけば大丈夫だろう!と、のんびりあぐらをかいている母親です(笑)そんな筆者は有元秀文氏の著書「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」(扶桑社刊)を読んで、今、衝撃が走ってるんです……。そこで、今回と次回と2回にわたって、同書を参考に地頭のいい子どもにするための方法をご紹介いたします。Greyscale / PIXTA(ピクスタ)■ 「勉強ができる頭のよさ」とは違う「地頭のよさ」ってなんだろう?Kazpon / PIXTA(ピクスタ)あなたの身近な人で「この人、頭がいいな」って思う人いますか?計算が早かったり漢字をたくさん知っている人は、確かにすごいなぁ~とは思いますが、「頭がいい人」とはちょっと違うかな……。有元氏の著書の「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」のなかでは、考える力意見を述べる力記述する力討論する力調和する力これらの力がある人が「地頭がいい人」で「頭のいい人」といっています。そんな人を羨ましいと思うし、子どもにもそんな力があればいいなとは思いますが、これらは持って生まれたものなので、親の力ではどうすることも出来ないのでは?と思ってしまいます。そのぶん、これから何とかできそうな「学力アップ」に力を注ぎたくなるのですが、実は「地頭」も努力しだいでどうにかなるそうですよ!■ 「地頭」は学校では良くならない!学校でつく力、つかない力とは?Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)「学歴がよい」「学力が高い」という、かつては武器になったスペックも、その威力が効かなくなっていきます。いまでさえそうなのですから、あと10年も経てば、この傾向がより強くなるのははっきりしています。そうなったときに求められるのは、客観的に数値化されない「地頭」なのです。-「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」より-勉強さえ頑張ってれば大丈夫。そんな時代は終わったようです……。「勉強ができるだけの使えないヤツ」そんなレッテルを貼られた人生を、子どもに送ってほしいはずがありません!でも、うちの息子を例に挙げるなら「地頭」が良いとは言えないかな……(笑)。考える力…オリジナルを生み出すのが苦手。意見を述べる力…自分の考えを伝えるのが苦手。記述する力…考えを文章に起こすのが苦手。討論する力…意見がぶつかるくらいなら引っ込めちゃう。調和する力…人に合わせるなら一人でいた方がラクみたい……。これじゃちょっと、まずいですよね……。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)では「地頭」を良くするには、どこでどう学べば良いのでしょうか?日本の学校教育は、「一人の教師が効率よく大勢の子どもたちを指導する」ことに主眼が置かれているのです。教科書一冊を終わらせるというカリキュラムを消化するのに、教師はある意味必死です。未だに点数至上主義、詰め込み主義でついて行けない子どもたちを置いてきぼりにするような教育がまかり通っているのは合理的ではありません。-「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」より-個々の特性を見抜いて「頭のいい子」にしてくれないかしら?しかし、学校には頼れそうもありません。学校でつけられない力なら、家庭で力をつけるしかないじゃないかという結論にいたるわけですが、一体どうすれば良いのでしょうか?■ 頭のよい子の家庭には、必ず「会話」がある。HAteruma / PIXTA(ピクスタ)お子さんと一日どのくらい会話をしていますか?うちの中学生になった息子は、自分の事を進んではあまり話しません……。反抗期なんだと片付けてしまえば、それはそれでラクなのですが、母の私は「聞きたがりで知りたがり」。一方的に私が質問をするのですが、「別に」とか「普通」とか、あいまいな返事をされてしまい、終いにはイライラしだすという……。思ったような回答が得られないと「それは違うでしょ?」なんて言ってしまいますし、理想の答えを求めた話の聞き方をしているな……と反省することもよくあります。家庭でのコミュニケーション、親子の会話はその子が将来人間関係を作るベースとなり、人間的な魅力を生む基礎となります。親子の会話はおろそかにしてはいけないのです。親に話したばかりに怒られたり、自分の行動や考えを否定されたりすると、子どもは「親に話さない方がいい」と思うようになってしまいます。これが、親子の会話がなくなる原因の一つだということは間違いありません。-「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」より-「グサリっ」。ちょっと思い当たる節があるのは、私だけでしょうか?著書を読み進めて行くと、子どもに話しかける事は問題はなさそうですが、筆者の「質問の仕方」に問題があったようなんです。次回は、「質問の仕方」、親が試される「質問力」について触れていきたいと思います。【参考】※「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」(扶桑社刊)
2018年05月12日学習机って、金額も機能も、本当にピンキリで、どんなものを選ぶべきか迷ってしまうもの。でも、そもそも学習机って必要なの?子どもの自立心と学習机の関係性について、植草学園大学発達教育学部の小川晶准教授は次のように話す。●学習机は必ずしも必要ない?「子どもの成長において、学習机がなければいけないとは思いません。わざわざ学習机を用意しなくても、リビングのテーブルで良いと思います。むしろ『どこでも学習できる環境を整えること』や『学習机に学習をゆだねないこと』が大切だと思います」(小川先生以下同)学習机に学習をゆだねてしまうこととは、「子ども部屋に学習机を置き、『自分の部屋で勉強しなさい』と言うことだそう。「親が『勉強しなさい』と言ったからといって、勉強する子にはなりません。それよりも、子どもは親が家で本を読んでいるのか、テレビをずっと見ているのかなど、日頃の行動に影響を受けます。また、親が子どもの近くにいて、安心感を得られるほうが、子どもの自発的な行動につながります」●子どもの呟きに応じられる場に学習机を置こうもし学習机を購入するとしても、どんなものを買うかよりも「置く場所」が大切だとか。「特に学童期の勉強は、発達段階的にも学習内容的にも、ひとりで集中して行うというより、何かブツブツ呟きながらやるほうが多いです。そのため、ひとりで部屋にこもるより、何か音がしていて安心できる環境に学習机を置くほうが良いですよ」ただし、親が励ましたり、子どもに張り付いたりして勉強を見てあげる必要はない。ときどき「できた?」と声をかけ、「めんどくさい!」という子どもの呟きがあれば「そう。面倒くさいんだ~」と相槌を打ってあげるだけで十分だそう。「子どもが宿題に取り組んでいるとき、お母さんは雑誌を見ていたり、お父さんはPCを開いたりして、その空間に一緒にいてあげるだけでも良いと思います」親が心がけたいのは、子どもにいかに勉強させるかではなく、子どもとの時間を共有すること。そうした親子の関係性は、良い学習机を与えることよりもずっと、子どもの学習意欲を高めることにつながるようだ。(取材・文:田幸和歌子編集:南澤悠佳/ノオト)
2018年04月13日子供部屋の定番となっていた「学習机」を置かない家庭が増えています。「リビングで学習する」「カウンターデスクを造り付ける」など、マイホームでの新しいプランの工夫も取り入れられているようですね。ここでは、子供部屋に学習机を置かないメリットやプランでの工夫などについて紹介します。子供部屋に学習机を置かないメリット以前は、「子供が小学校に入学するタイミングで学習机を準備する」というのが定番となっていましたが、最近は既製品の学習机を置かないという選択をしている方も増えてきています。学習机を置かないという選択をするメリットとしては、次のようなことが考えられます。・年齢に合わせた学習スタイルに対応できる学習机を置かない家庭では、年齢に合わせて学習場所を変えるなどの工夫をしています。例えば、小学校低学年のうちは個室の子供部屋で学習をするという習慣はほとんどないでしょう。この場合、リビングなど家族のサポートを受けながら共有スペースで学習することが多いですよね。学習机は必ず必要となるものでもありません。個室である子供部屋で学習を始めるきっかけの多くは、中学生に入学してからというケースです。中学に入ると定期テストや受験勉強など集中して学習する機会も増えてきます。このタイミングで学習机を検討する場合、小学1年生の好みとはかなり違ってきますので、高校、大学にも繋がるようなものを選択することができるでしょう。・子供部屋の広さが学習机に左右されないマイホームの間取りを考える際に、子供部屋に学習机を置かないと決めている家庭では、プランで子供部屋の広さに左右されることがそれほどありません。例えば、子供部屋に将来ベッドと学習机を配置するという想定の場合、なんとなく「6帖」の子供部屋を確保したいと希望する方が多くなっています。しかし、6帖の子供部屋を確保するために、もしかしたら他の部屋への影響や建物全体が大きくなり建築費用が増加するということにも繋がりかねません。子供部屋に学習机を置かないという選択は、間取りプランの自由度を生み出すことにもなり、コンパクトな住まいにまとめたい場合や狭小住宅などの場合でもメリットがあります。学習机を置かない間取りプランの工夫とは実際に学習机を置かない場合に想定する間取りプランや、使い方の工夫をいくつかご紹介します。・子供部屋にカウンターデスクを造り付けする学習机を置かないとはいえ、中学生くらいになれば個室で学習をする機会もあります。どのような年齢、部屋の使い方にも対応できるのが、カウンターデスクを造り付けるという方法です。奥行やレイアウトなど部屋の広さに合わせて自由に配置ができることや、壁側一面にカウンターを造り付ければ、将来的には学習机としてだけではなく、テレビやパソコンを置いたりと利用の幅は広がります。・2階のホールに共有のスタディースペースを設ける子供部屋に学習机を置かない代わりに、2階の階段ホールなどに家族共有のスタディースペースを設けることで、半個室のような学習スペースを確保します。本棚なども造ることで、読書スペース、パソコンスペースなど様々な使い方ができそうですね。・学習机としてダイニングテーブルを使う学習机としての製品は多機能になっている代わりに、デザイン的におしゃれなものは少ないですよね。ダイニングテーブルを学習机の代わりにすることで、素材やカラー、デザイン、大きさも自由に選ぶことができ、使い勝手も期待できます。例えば、自然素材の家なら子供部屋には無垢のダイニングテーブルを選び、空間に似合う家具をそろえることが出来るでしょう。このようなデザイン家具なら年齢に左右されることなく、また必要になる最適な時期に準備することができますね。子供部屋も今やとってもおしゃれになっています。どのような選択が良いか、長く使えて、年齢や使い方の変化に対応できる最適な方法を検討してみてはいかがでしょうか。
2018年03月15日小学校の新入学に備えて準備するものの代表に学習机があると思います。我が家もかつて年の近い3人の子どもたちに学習机を準備しました。今回はその経験から見えてきたことや思ったことを書いてみました。あくまで我が家の場合ですので参考程度にご覧くださいね。入学前、学習机が届くと…机の上を片付けさせてもすぐまた散らかるし(これはただ片づけ下手なのかもですが…)、店で選んだときはそんなに大きさは感じなかったのに、家の中に設置すると机の圧迫感というか存在感もなかなかのもの。それが二年後にはこんな状態に。(長男は次女と同時に購入してしまったため)↓さすがにリビングに学習机3台はなかった。ということで~子どもたちも私の居るところで話しながらやりたかったようですし、親としてもリビングのほうが勉強見たりしやすいので、このリビングで宿題スタイルは小学校のうちはずっと続きました(笑)中学生になると自分だけの空間が心地良くなってくるのか、少しずつリビングに居る時間が減るので机も使うようになるはずなのですが、そのお年頃には、子どもが机や部屋に対する好みや求めるポイントも違ってきたりもします。(男の子と女の子でも違いますが)というわけで、私は学習机は幼いうちは必要ないんだな~と、年の離れた末っ子が小学校入学時は机の購入はしませんでした。「でも机が無いとどこに学用品しまうの?」と思われるかもしれませんが、こうしましたよ。その後、末っ子3年生の時に姉の机をもらい受けましたがやはり物置化しており本来の目的では使われていません(笑)学習机が悪いという話ではなく、金額もサイズも大きなお買い物なので情報として我が家の体験談お届けしました。現在は学習机も様々なタイプが売ってるようですし、お部屋の間取りや家族構成によってもどうしたらいいかはそれぞれだと思います。お子さんが使いやすくて心地よいスタイルはどうなのか、そんな観点でのスペース作りでいいのかなと思うじゃがころでした!
2018年01月20日