1968年創業、デンマークを代表するテキスタイルメーカー「クヴァドラ(KVADRAT)」から、プレミアムラインとして2014年3月にデビューしたテキスタイルコレクション「クヴァドラ/ラフ・シモンズ(KVADRAT / RAF SIMONS)」の新作が世界に先駆けて東京で発表された。イスやソファなどの張地となるハイエンドなテキスタイルコレクションと、クッションとスローのアクセサリーコレクションで構成される同コレクション。会場では、新作テキスタイルを纏った名作家具とラフ・シモンズの15-16AWコレクションも併せて展示された。新作は、ブークレ織からインスパイアされ、ストライプの上に点が散りばめられた「ノイズ(Noise)」、淡いカラーのストライプの下からダークカラーが陰影のようにのぞく「マサイ(Masai)」、多色がミックスされた背景の上にストライプが走る「シロッコ(Sirocco)」の3種。綾織の特長を生かしながら、異なるムードを持つ色達のコントラストを楽しむデザインだ。「綾織りのパターンは、多彩な色とすっきりとした線を融合するのに完璧な構造。そして、新鮮な印象をもたらす。さまざまな素材の糸と複数の撚糸を組み合わせることで、深みが生まれるだけでなく、はっと驚くような色とパターンを表現することが出来た」とラフは語る。第1弾のコレクションと合わせて14シリーズのテキスタイル、33種類のクッション、3種類のスローで構成される同コレクションは、カッシーナ・イクスシー各店と東京・六本木のリビング・モティーフで購入出来る。両者のコラボレーションは、ジル・サンダーの11-12AWコレクションで、当時クリエーティブディレクターを務めていたラフがクヴァドラのテキスタイルを採用したことがきっかけで実現。クヴァドラのCEOのアンダース・ブリエル(Anders Byriel)の提案により、ラフは自身初となるインテリア界でのコラボプロジェクトを始動することになった。「ラフはインテリアや素材、技術への造詣が深く、何より、最先端の嗅覚を持ったクリエーター。『クヴァドラ/ラフ・シモンズ』は、我社に新しいカテゴリーのビジネスをもたらしてくれた。織り方から色、素材に至るまですべてラフのアイデアで、今季は更にエッジィなデザインが誕生した。ファッション性だけでなく、10年、20年と使う家具のためのテキスタイルであることも考え抜かれている」とブリエル。更に「顧客はヨーロッパや、コンテンポラリーデザインへの需要が高まる北米が中心だが、今後は青山のショールームを中心に日本市場でのビジネス拡大を計画している。日本には我々のデザイン性を理解してくれる顧客が多く、大きな可能性を感じている」と同氏。今後の日本での戦略を聞くと、「クリエーティブな人々との文化的な交流を通じて、ローカルなコミュニティーを築きながらブランディングしていくのが、クヴァドラというクリエーティブ企業ならではの戦略だ。今後日本のアーティストや建築家とのコラボも計画しており、ミラノサローネなどで世界に向けて発信して行く。オンラインも含めた顧客とのコミュニケーションも強化して行く」と話してくれた。クヴァドラの今後の日本での挑戦に注目だ。
2015年04月06日現在、映画『羊たちの沈黙』のスピンオフTVドラマ「ハンニバル」で猟奇殺人犯ハンニバル・レクターを演じ、大きな話題となっている“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン。いまハリウッドで注目を集める“北欧男子”の第一人者でもある彼の映画主演最新作『悪党に粛清を』から、予告編が解禁となった。1870年代、アメリカ。デンマークから新天地アメリカへ渡った元兵士のジョン(マッツ・ミケルセン)は、開拓地で妻子を殺されてしまう。犯人を追いつめ射殺したジョンだったが、犯人が悪名高いデラルー大佐(ジェフリー・ディーン・モーガン)の弟だったことから怒りを買うことに。さらに、彼の情婦で声を失ったマデリン(エヴァ・グリーン)も巻き込み、それぞれの壮絶な復讐が始まった…。かつて、命の価値は駅馬車以下といわれたアメリカ・西部開拓時代。愛を奪われた男と声を失った女が非情すぎる“悪”に粛清を施す本作は、正式出品された2014年カンヌ国際映画祭で大絶賛され、世界中の映画祭でも熱狂をもたらした、かつてないウェスタン・ノワール。妻子を殺され復讐に燃える孤高の男には、『偽りなき者』でカンヌ国際映画祭「主演男優賞」を受賞したデンマークを代表する国際的俳優マッツ・ミケルセン。謎に包まれた悪党の情婦役には、『007/カジノ・ロワイヤル』でマッツとも共演、『300』シリーズでも知られるエヴァ・グリーン。さらに復讐の相手役を、人気TVドラマ「グレイズ・アナトミー」や「SUPERNATURAL/スーパーナチュラル」、映画『レッド・ドーン』のジェフリー・ディーン・モーガンが務める。解禁された予告編は、愛する者を失い、復讐という業を背負ったマッツとエヴァの、哀しみを押し殺すような抑制された演技が印象的。心優しき男が冷酷なスナイパーとして再び銃を手に取る様子には、誰も観たことのないウェスタン・ノワールを予感させている。同時に、ジェフリー演じる“悪役”の非情極まりない姿は、緊迫感をより増長させている。監督は、マッツと同じデンマーク出身で『キング・イズ・アライヴ』がカンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品されたクリスチャン・レヴリング。ラース・フォン・トリアーやスサンネ・ビア、トマス・ヴィンターベア、ニコラス・ウィンディング・レフンなど、素晴らしい才能を持つ映画監督を数多く輩出するデンマークから、また新星が誕生した。『悪党に粛清を』は6月27日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月04日テキスタイルの廃棄量削減に取り組むウォーンアゲイン(Worn Again)社が、「ケリング(Kering)」「H&M」とパートナーシップを締結した。イギリスを拠点とする同社は、廃棄されたテキスタイルを消費者向け製品にリサイクルする企業として05年に創業。これまでに、「ヴァージンアトランティック」や「ユーロスター」「マークス&スペンサー」などのブランドとともに、テキスタイルの廃棄量削減に取り組んできた。同社ではこの度、廃棄された衣料からポリエステルやコットンだけを分別し、それを化学的に抽出するという新たなテクノロジーを開発。これにより、回収した混合繊維の分別や、染料や科学物質の除去といった問題を解決している。今後はケリング、ケリング傘下の「プーマ(PUMA)」、H&Mが抽出された繊維を元に、新たな生地や衣料を生み出していく予定だ。ケリングのチーフサステナビリティオフィサーであるマリ=クレール・ダヴォは、「今回のコラボレーションは、テキスタイルの廃棄量を減らすと同時に、ケリングのスポーツ&ライフスタイルブランドで使用するサステイナブルな原材料を、新しいかたちで調達するための抜本的な解決案を提示するもので、革新の好例であると言えるでしょう」と語っている。
2015年04月01日北欧家具メーカーの「フリッツ ハンセン(Fritz Hansen)」が、ファッションデザイナーのラフ・シモンズとコラボレーション。「ポール・ケアホルム」コレクションの特注モデルを、世界25セット(201万6,000円)限定で販売する。フリッツ・ハンセンは1885年にデンマークで創業された家具ブランド。スチーム曲げの技術を用いた木製家具の先駆者となり、国内初のスチール家具を発表するなど、現在では北欧を代表する家具メーカーにまで成長した。そのデザイナーのポール・ケアホルムが生前に手掛けた家具は、繊細なディテールと独特のオーラで高い評価を集めている。51年に開発がスタートした同コレクションでは、当時まだ一般的ではなかったスチールが、いち早く家具の素材として取り入れられた。コラボアイテムのうち、「PK80」は優れた構造バランスを持つデイベッド。洗練されたフォルムが高く評価されているケアホルムの代表作だ。一方、古代エジプトの折りたたみスツールにインスピレーションを得た「PK91」は、ミニマニズムを極めた上品なデザインが特徴となっている。どちらもフレームにはサテン仕上げのステンレススチールを使用。更に「PK80」には、ナンバリング入りのレザーエンブレムをあしらった。これらの作品では、ヨーロッパ有数のデザインテキスタイルメーカー「クヴァドラ(Kvadrat)」社の最高級テキスタイル「Sonar2」を使用。これにより、通常はレザーのみで展開される「ポール・ケアホルム」コレクションには極めて珍しい、ファブリック張りの家具を完成させた。そのデザインは大学で工業デザインを学び、卒業後は家具デザイナーとして働いた経験を持つラフ・シモンズ(Raf Simons)が担当している。今回のコラボアイテムは、世界25セット(201万6,000円)限定で販売される。また、4月1日より日本でも、インテリアショップ「リビングモティーフ(LIVING MOTIF)」をはじめとしたパートナー店舗にて巡回展示が行われる予定だ。
2015年03月31日フランス発の北欧ブランド「ソウルランド(SOULLAND)」が15年、日本上陸を果たした。取り扱い店舗は、アーバンリサーチ(URBAN RESEACH)、オカイユ(OCAILLE)、チェスターコパーポット(CHESTERCOPPERPOT)、ルイス(LUI’S)など。スカンジナビアの職人技やトラディショナルなスピリットを、コンテンポラリーなデザインに落とし込んだソウルランド。そのアイデンティティは、中折れ帽にベースボールキャップのツバを組み合わせたアイコンハット「Adler Fedora」に象徴されているという。デザイナーのサイラス・アドラー(Silas Adler)は元スケーターで、得意とするのはクラシックとストリートの融合。12年には「DANSK FASHION AWARD」を受賞した。ブランドではプレ、メインと年4回のコレクションを発表。今年は「リー(LEE)」とのコラボを果たし、全10型のGジャンやデニムを展開している。更に、パリのセレクトショップ、コレット(Colette)とコラボした"Tuileries" Collection for Coletteも発表しており、コレクションのイメージビデオも製作。その内容はモノクロなパリの街並みをスケーターの人型が駆け回るというもので、クラシックな世界にストリートの空気をミックスマッチさせている。
2015年03月11日世界最大規模の国際アパレルファブリック&アクセサリーの専門見本市「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス―スプリングエディション2014」が今年も3月18日から20日までの3日間に渡り開催される。会場は今回から国家会展中心(上海)(National Exhibition and Convention Center)へ移り、2014年春の2倍にあたる総面積10万平方メートルに拡大。24の国と地域から2,500を超える出展者を予定している。ヨーロッパからは、イタリアのミラノ・ウニカ・パビリオン、ポルトガル・パビリオン、ドイツとフランスの各ゾーン、「プレミアム・ウ-ル」ゾーンなどが集う「サロンヨーロッパ」が出展。アジアからは日本、韓国、パキスタン、台湾のパビリオンならびにインドのコットンテキスタイル輸出促進協議会パビリオンが出展し、中国国内からは約2,000 組が参加する。その他、各国のデザイン・スタジオがユニークなデザインを持ち寄る「ヴァーブ・フォー・デザイン」ゾーンや、環境への意識が高い企業や持続可能な製品、テクノロジー、サービスを紹介する「オール・アバウト・サステナビリィ」ゾーンなどが注目を集める。関連プログラムも多数用意されており、トレンド・フォーラムや中国国内外の講演者によるセミナーでは、デザインとトレンド、テクノロジー、マーケット情報、事業戦略などがテーマとして用意されている。また、三つのテキスタイル関連見本市「ヤーン・エキスポ春期」「PH バリュー」「中国国際服装服飾博覧会」も同時開催となる。
2015年03月09日アンドフィーカは、Swedenstyleとの共催による展覧会「北欧デザイナーによる一汁一菜の器『DUKA -北欧流シンプルな食卓』」を開催する。会場は東京都・六本木のスウェーデン大使館 ベルイマン展示ホール。会期は3月11日~24日 平日10時~17時30分(12:30~13:30は昼休み、最終日は16時30分まで)。入場無料。同展は、両社の共同事業である、さまざまな分野で活躍する北欧デザイナーたちによる北欧デザインのコレクション「Scandinavian Pattern Collection」の文化交流イベントの第2弾として開催するもの。日本の食文化の原点である「飯と汁」に着目し、26名の参加デザイナーが「一汁一菜」の器にそれぞれの気持ちをこめて飯椀や小皿、箸置き、テーブルマットとのコーディネートをデザインし、北欧の暮らしの中での楽しみ方を提案するという。また、展示されている品物は、同コレクションのコンセプト「デザインの背後にデザイナーの気持ちがあり、デザインの向こうに人々の暮らしがある」に沿って、普段使いの磁器の代表格である長崎県の「波佐見焼」で飯椀、小皿、箸置きの3ピースに焼き上げているという。これらは、カジュアルラインの「フェリエ」(20デザイン)と、プレミアムラインの「スヴァット&ヴィット」(8デザイン)の2ラインにて商品化され、「フェリエ」は、LOFT4店舗(渋谷、横浜、梅田、立川)にて3月11日より販売されるほか、同4店舗に加え、一部のデザインを除き、LOFTオリジナル商品を全国22店舗で同時発売されるという。一方の「スヴァット&ヴィット」については、アルコデザインにより3月11日よりオンラインにて予約受付を開始し、4月初旬より直営店舗で先行販売、4月下旬より全国百貨店や専門店を中心に展開される予定となっている。そのほか、今回の特別展示として、スウェーデンの人気イラストレーター、スティーナ・ヴィルセンが描いた食のシーンにまつわるイラストも展示されるという。さらに関連イベントとして、来日する参加デザイナーのインガ・カールソンとマリールイス・ヘルグレンによるパネルディスカッション「一汁一菜の器をデザインするということ」(3月14日 14時~)と、デザインコンサルタント山本由香氏(Swedenstyle代表)によるトークショー「DUKA:北欧流シンプルな食卓の楽しみ方」(同日16時~)が開催される。会場はどちらもスウェーデン大使館 オディトーリアム。
2015年03月02日北欧発の新作&旧作映画を取り上げる「ノーザンライツフェスティバル2015」が、今年も渋谷・ユーロスペース&アップリンクにて開催されることが決定。第5回を迎える今回は、世界中に多大な影響を与える北欧ミステリを特集し、昨年、日本でもロングラン・ヒットとなった『シンプル・シモン』を音声・字幕ガイド付きの日本語吹き替え版で上映することが分かった。傑出した才能が次々と現れ、日本でも話題を呼んでいる北欧映画。今回は、『シンプル・シモン』の大ヒットも記憶に新しいスウェーデンの若き才能アンドレアス・エーマン監督と、『ニンフォマニアック』のラース・フォン・トリアー監督の甥にあたる、ノルウェーの俊英ヨアキム・トリアー監督にフォーカス。エーマン監督の『シンプル・シモン』を音声・字幕ガイド付き日本語吹き替え版上映するほか、『リメイク』『ビッチハグ』とこれまでの作品を日本初紹介。ノルウェーアカデミー(アマンダ)賞を席巻したトリアー監督の『リプライズ』(ジャパンプレミア)、『オスロ、8月31日』も上映される。また、デヴィッド・フィンチャー監督の『ドラゴン・タトゥーの女』の原作となった「ミレニアム」シリーズ、スウェーデンを代表するミステリ小説「マルティン・ベック」シリーズなど、いま世界中で大人気となっている北欧ミステリを一挙特集。現代北欧ミステリ界の隆盛を支えた「マルティン・ベック」の誕生50年にあたる今年は、シリーズ代表作『刑事マルティン・ベック』ほか、「ミレニアム」を超える大人気刑事シリーズの『エリカ&パトリックの事件簿 説教師』、アイスランドの世界的ベストセラー「エーデンデュル警部」シリーズを完全映画化した『湿地』が紹介される。さらに、劇場未公開作品の中から、ジャパンプレミアとなるラース・フォン・トリアー初のコメディ作品『ボス・オブ・イット・オル』、パペットのムーミンが登場する『劇場版ムーミン谷の彗星』、ノルウェーの国民的アニメ『ピンチクリフのクリスマス』ほか、NHKでも放映されたスウェーデンの作家セルマ・ラーゲルレーヴ原作のアニメ『劇場版 ニルスのふしぎな旅』が劇場初公開されることにも注目。それぞれ個性豊か、選りすぐりの北欧映画17本。その世界を東京・渋谷で満喫してみて。「ノーザンライツフェスティバル2015」は1月31日(土)~2月13日(金)までユーロスペース/アップリンクにて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年01月19日「インターテキスタイル上海アパレル・ファブリックス-2014年秋」では、日本もパビリオン「Japan Pavilion 2014」を中心に各社が出展。日本からテキスタイルトレンドを発信した。会場では連日、日本ならではの高付加価値商品を求めて、多くのバイヤーが足を運んだ。12回目の参加となる東洋紡は、アクリル素材をメインに、中国のインナー用途に素材提供。スポーツやホームウエアへの需要増を受けてインドネシアやベトナム、台湾など海外生産オペレーションを強化している。世界初の吸湿発熱性繊維や、徐々に注目を集め始めているという除菌繊維などを紹介。「日本ゾーンには、高くても他にはない高品質やユニークな素材を求めてくる。世界で戦うには、日本らしさ、東洋紡らしさを出していきたい。中国の若者ファッションへの意識が変化しており、インナーなど見えないおしゃれにもこれから気を使うようになると予想している」と担当者。東レは、主力であるエクセーヌやニットなど最新の素材をそろえた。パリコレクションに参加している著名ブランドが使用する素材にも注目が集まった。担当者は「前は値段を聞いただけで帰ってしまうバイヤーが多かったが、今は商談になる。高い機能性や感性が受け入れられるようになった。まだまだこの分野には伸びる余地がある」という。モリリンの担当者も、「日本の素材は高いが他にはないものがあるので人気が高い。海外オペレーションビジネスも好調で、3年目を迎えるベトナムでは2年目に黒字を達成。今年バンコクに拠点を開設し、素材開発から行う。インドネシアでも今年再開した」と話す。齋栄織物は今秋、中国のテキスタイル市場で最も権威ある賞の一つである、China International Fabrics Design Competitionで「Prize for Best Colour Application」と「Putstanding Prize」をダブル受賞。繊細な薄いシルクテキスタイルはブースでも手に取る人が多く、「高価な素材も受け入れられる土壌が整ってきた」と同社。「中国市場全体は伸び悩んでいるが、本物志向になってきたのを感じる。消費者も目が肥えてきたのではないか」と語るのは旭化成の担当者。ベンベルグは欧米中心に人気が持続しており、中国でも様々なブランドが採用している。蝶理も、「去年よりも引き合い多く、商談スペースが足りないほど。春展にも出展して、商品の見せ方などいろいろ工夫していきたい」と中国市場へ期待を寄せる。瀧定名古屋は、「メンズライクなものや、スポーティーなテイストがトレンドで、ダブルジャカードや段ボールニットなどが好調。数年前は中国と日本でトレンドに差があったが、今はほぼ同じ」という。今回が初出展となったのはセイレン。会社として、グローバル化の取り組みの一つとして参加を決め、中国の見本市に出展するのも初だという。予想以上の反響で、客足が途絶えず、好調な滑り出しとなった。今秋上海事務所も営業を開始した。三菱ファッションも初出展。独自開発の素材を紹介。機能素材と天然素材の二つをテーマに、高い付加価値商品を紹介している。欧米からのバイヤーも約3割を占めた。服飾資材を扱う嶋田商事は、スポーツの要素をタウンユースへ採り入れ、圧着ファスナーや反射材を取り入れたデザインを提案。ブースでは、展示品の側に記載されているバーコードをスマートフォンで読み取ると各商品の詳細説明を見られるという仕組みを導入。今後オンラインでのサンプル発注システムなども検討しているという。
2014年12月19日「インターテキスタイル上海アパレル・ファブリックス-2014年秋」で注目のキーワードとなったのは、「エコ」「デニム」「デザイン」。中でも、「サスティナビリティのすべて(All About Sustainability zone)」と題されたゾーンでは、アパレル界にもグローバル規模でサスティナビリティの波が到来しているのを予感させた。同ゾーンには、リサイクル再生素材や天然素材を用いた素材を展開するメーカーが出展した他、サスティナビリティに関するコンサルティング会社など35社が出展。サスティナビリティーに関する知識や業界動向などの情報を提供する「教育」ゾーンと、既製品を展示する「ecoBoutique」ゾーンも設けられた。「メッセ・フランクフルトでは、“サスティナビリティ”に約6年前から注目している。昨年同展で行ったプレゼンテーションも好評だったので、今年は更にサスティナブルなビジネスモデルを追求すべく、規模を148%に拡大した。素材そのものだけでなく、その生産工程から最終製品に関する展示も行うことで、アパレル業界のすべての生産者に向けて提案しているのが特徴。技術向上に伴う品質の向上やコストの低下により、これからますます発展していく分野だと確信している」と同見本市を主催するメッセフランクフルトベルント・ミュラー氏。来年3月の春展でも同企画を実施予定という。日本からは、蝶理が出展。染色工程におけるサスティナビリティへの取り組みや、セルロースを原料とするトリアセテートを混合した機能素材などを紹介。ecoBoutiqueでは、米国のユニファイ(Unifi)が、100%リサイクルポリエステル素材を使用したスポーツウエアを展示した他、サスティナブルファッションの普及を目指して2011年よりNGO団体「Redress」が開催しちている「EchoChic Design Awards」の受賞作品も並んだ。スイスに本社を置くブルーサイン・テクノロジーズ(Blue Sign Technologies)は、商品の生産工程におけるサスティナビリティ施策の提案を行うコンサルティング会社。ブルーサイン認証という独自の基準もさまざまな企業で取り入れられている。同社のアジア担当者によると、アウトドア・スポーツメーカーは既に積極的な取り組みが見られるが、アパレル業界でも興味を持つ企業が増えているという。会期中行われた、中国と東南アジアのアパレル市場に関する国際会議でも、各団体の代表より、中国のアパレル市場の成長鈍化が懸念される中、その突破口としてエコやオーガニックなどが注目されているという指摘が上がった。また今回、中国で近年テキスタイルデザインへの需要が急増しているのを受け、デザインスタジオが集まる「ヴァーヴ・フォー・デザイン(Verve for Design)」ゾーンの規模も昨年より56%拡大した。イタリア、スペイン、イギリス、オーストラリアなどから21のデザインスタジオが参加した。「中国のブランドがハイエンドでグローバルなブランドへと成長するためには強い個性を持ったクオリティーの高いデザインが必要。プリントと刺繍を組み合わせたアーティスティックなデザインや、欧米のトレンドに沿うようなデザインが人気」と話すのは、イギリスのデザインスタジオ「サークルライン(Circleline)」。他社に比べ高めの価格設定ながら初日からブースは盛況となった。なお、今後は日本市場への進出も目論んでいるという。デニムについても、近年の需要の高まり設け、「ビヨンド・デニム(Beyond Denim)」スペースも25%拡大。フランスの「ネリーロディ・エージェンシー」がデザインした新ホールでは、最新のデニムデザインのトレンドや加工技術が紹介された。
2014年12月18日世界最大規模の国際アパレルファブリックス&アクセサリーの専門見本市「インターテキスタイル上海アパレル・ファブリックス-2014年秋」が中国・上海10月20日から23日までの4日間に渡り開催された。第20回目を迎える今回は、出展者数・来場者数ともに過去最高を記録。新国際博覧中心の約17万平方メートル超の会場に、30の国と地域から3,844社が出展し、93の国と地域から7万1,138人が訪れる盛況ぶりとなった。初日に開催された記者会見では、メッセフランクフルト アジア・ホールディングのステファン・ブールマ社長が、「20年前に12ヶ国から130の出展社が集まり、始まった同見本市が世界最大規模へと成長した」と感慨深げに語った。また、賃金の低下や原材料の高騰などにより、中国のアパレル市場の成長鈍化が心配されているが、消費者の関心が価格ではなくクオリティーへとシフトしつつあることや、技術革新などにより、今後もビジネスチャンスが期待出来ると強調。同じく初日に行われたミラノウニカの記者会見でシルヴィオ・アルビーニ会長は、直近6ヶ月間でイタリアから中国への服地の輸出が約13%減少したことに触れつつも、「中国が巨大で重要な市場であることには変わりはなく、ミラノウニカゾーンを訪れるバイヤーも毎回増えている。イタリアの素材にはクオリティー、革新、そしてカスターマーサービスという比類ない強みがあり、欧州を代表する生産地として、十分な競争力を持っている」と今後のビジネス拡大に意欲を見せた。なお、ミラノウニカのパビリオンには128社が出展。ウール、カシミア、シルクなど、イタリアメーカーならではの高級素材が並んだ。2015年3月開催の春展より、虹橋空港近くに建設中の中国博覧会展総合体に場所を移し、2014年春展の約2倍となる10万平方メートルの会場でインターテキスタイル・ホーム・テキスタイルやヤーン・エキスポと同時開催する。
2014年12月17日ワコールはこのほど、ナイトウェアブランド「ワコールスリーピングウェア」から、フィンランドのテキスタイルメーカー「フィンレイソン」とのコラボレーションデザインのナイトウェアを発売した。今回発売されたアイテムは、「ワコールスリーピングウェア」に「フィンレイソン」のテキスタイルを用いた北欧スタイルの部屋着タイプのナイトウエア。「フィンレイソン」は1820年、フィンランドで創業したテキスタイルメーカーで、抽象的でスクエアなパターンのクラシックデザイン「コロナ」(1958年)や、子供の頃に友達と遊んだ思い出をイメージしたという「エレファンティ」(1969年)など、北欧の自然や植物の色、四季の移り変わりなどを源としたデザインを生み出しているという。コラボ商品のテキスタイルは、「コロナ」「キーラ」「サト」「エレファンティ」の4タイプ。アイテムは「ワンピース」(1万3,000円)・「パジャマ」(1万1,000円~1万5,000円)・「ローブ」(1万3,000円)・「ケース付ブランケット」(5,900円)の4種類(価格はすべて税別)。なお、取扱いアイテムとサイズはテキスタイルにより異なる。全国の百貨店、下着専門店、量販店、「ワコールウェブストア」で販売している。
2014年12月02日メサゴ・メッセフランクフルトは、2015年1月14日から17日まで世界最大のホームテキスタイル及びコントラクトテキスタイルの国際見本市「ハイムテキスタイル」を開催。5月4日から7日にかけては、テキスタイル及びフレキシブルマテリアルの加工に関する国際見本市「テックスプロセス」を開催する。会場は、両見本市ともドイツ・フランクフルト国際見本市会場。ハイムテキスタイルは、昨年2,714社が出展し、見本市における出展者数の新記録を更新した国際見本市。今年は、ホームテキスタイル分野に「東レ」、 「ボラス・コットン(Boras Cotton)」、「エプソン・ヨーロッパ(Epson Europe)」などが、ハウステキスタイル分野に「アンダーセン・テキスタイル」、「bb & dd」、「EGヘイルド」などが新たに出展することが決定した。これまでに参加経験のある「ディアス・サンプロテクション」や「C-ENG」なども復帰し、更なる勢いを見せる。展開される製品は、ウインドウデコレーションや室内装飾、フローカバリングを始め、壁紙、ブラインド、バス、ベッド、テーブルなどに向けたテキスタイル。幅広い分野の製品展開に加えて、トレンドプレゼンテーションや関連企画、国際的なアワードなども合わせて実施される。中でも、今回の目玉となるのが、「テーマパーク」をテーマに2015-16年のトレンドを発信するエリア(ホール4.0)。成長分野であるデジタルプリントなどの製品を始め、同見本市でも特に革新的な製品や最新トレンドを意識した製品がそろう。更にデジタルテキスタイルについてのカンファレンスやプレゼンテーション「マテリアル・ギャラリー」を始めとした様々な企画も開催。カン ファレンス・スペースでは、有名な専門家による講演や、デザインスタジオ監修のプレゼンテーションも行われる。また、Galleria1の「グリーン・ビレッジ」は、サステナビリティについての情報を集めるためのスペースとなる。1月14日には「レクスチャー・スクエア」でオンラインビジネスのマーケティングについてのセミナーを、1月16日には環境問題に対する講演や同方針を持つ企業と交流出来るグリーン・ツ アーを展開。更に、テキスタイル、サステナビリティ、デザインをテーマとしたコンペティション「ヤング・クリエーションズ・アワード:アップサイクリング 2015」も開かれる。他にも、恒例企画「New & Next」では、次世代のクリエイティブなデザインアイデアを発表。初の試みとしてスタートアップ企業と若手デザイナーによる展示が披露される。一方、3回目の開催となる今回のテックスプロセスでは、“ファッション業界の強力なソフトウェアソリューション”に注目。ITセクションのエリアでは、3D視覚化、 RFID、スマートファクトリー、AR、デジタルフィッティングといったITの先端技術を応用したソリューションが、ファッション・アパレル業界に向けて紹介される。デザインや製品開発におけるオートメーションテクノロジーや、編み機、品質管理や研究開発に関わる製品を始め幅広い製品が出展予定。前回の開催では、330社が出展し、98の国々から2万人が来場した。尚、今回もテクニカルテキスタイルと不織布の国際見本市「テクテキスタイル」も同時開催となる。
2014年12月01日北欧スタイルの家具や雑貨は大人気ですね。イケアでお買い物するのが大好きという女子も多いはず。特にクリスマスシーズンのこれからは、北欧のクリスマススタイルを取り入れてみたいものです。全国のイケアで実施中のキャンペーンを利用して、お部屋をステキな北欧のクリスマスに変身させて、クリスマスパーティを開くなんていかが? このキャンペーンは、30,000円(税込)以上をお買い物すると、商品購入金額の10%分を、イケアキャンペーンカードに還元してくれるというもの。10%は大きいですよね。対象商品は、イケアストアの全商品だから、クリスマスの準備をするにはぴったり。(各種有料サービス、イケアレストラン&カフェ、スウェーデンフードマーケットは除く。またレシートの合算も不可)。イケアなら、クリスマスのデコレーションのためのアイテムが低価格で豊富にそろっているので、欲しいものがたくさんみつかりそう。クリスマスディナー作りに欠かせない用具はもちろん、テーブルウェアなどもクリスマス用のものにして、さらに気分を盛り上げて。また、ギフトのための包装紙や、ロマンチックな雰囲気づくりに欠かせないキャンドルも。お部屋でもっとクリスマス気分を盛り上げたいなら、ベッドカバーやマットやクッションなど、テキスタイルをクリスマスカラーにするのもいいですね。もちろん気分を新たに新年を迎えるために、ベッドやテーブルなどの家具を新調するのもよさそう。イケアキャンペーンカードは、発行翌日から3カ月有効なので、もちろんお買い物に使うのもいいですが、イケアレストランやビストロなどで、おいしいスウェーデン料理を楽しんでは? イケアレストランでは、あまり日本では食べられないスウェーデン料理を低価格で食べることができます。一度足を運ぶとハマってしまう人も多いよう。せっかくのクリスマスを、イブと当日だけ楽しむのではなく、今からお部屋をクリスマスムードにして、長い間ゆったりと楽しむのもステキですね。そのための準備をイケアで始めて、お得にお買い物しませんか?※一部の商品は数に限りがあるので、予めご了承ください。・イケア 公式サイト
2014年11月21日花王はこのほど、キャラクター「ムーミン」をデザインした洗濯用商品4種を数量限定発売した。○北欧をイメージさせるホワイトフローラルの香り同商品は、「ムーミン」の作者、トーベ・ヤンソンの生誕100周年の今年に合わせ発売する、北欧のナチュラルな発想や自然のあたたかみを大切にする気持ちを表現したデザインと香りの商品群。香りは、バニラをアクセントにしたホワイトフローラルの香りとなっている。パッケージには北欧デザインを全面に採用。北欧雑貨のデザインは、長く厳しい冬を屋内でも快適で豊かに過ごすために工夫されたものといわれており、自然の素材感、クラフト、あたたかさが特徴だという。トーベ・ヤンソンのイラストを全体にあしらったボトルには、「ムーミン」キャラクターの、ミィやニョロニョロ、スナフキンがあちこちに描かれている。商品は、洗濯用洗剤「フレグランスニュービーズ(粉末)」「フレグランスニュービーズ(ジェル)」(実勢価格各360円・税別)、「エマール」(同320円・税別)、柔軟仕上げ剤「フレア フレグランス」(同400円・税別)の4商品。数量限定での発売。
2014年10月28日ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)は10月6日、衣服やインテリア用品などのテキスタイル(布地)への印刷に特化したプリンタの新ブランド「Texart」の立ち上げと、その第一弾製品「RT-640」を発表した。「Texart」ブランドの第一弾製品となる「RT-640」は、テキスタイルに求められる鮮やかな発色にこだわった昇華転写方式のプリンタ。同社が培ってきたノウハウを活かしながら、製品本体、インク、インクシステム、出力用ソフトウェアをテキスタイル向けに一から設計したという。専用インク「Texart ink」は、CMYKLcLmにオレンジとバイオレットを加えることで、最大8色のインク構成で色域の拡大を実現。また、出力用ソフトウェアには、スイスのErgoSoftが専用に開発した「ErgoSoft Roland Edition」が用意された。印刷幅は最大1615mm、印刷ドット解像度は最大1440dpiとなっている。発売は欧州、北米で2014年中、その他地域では2015年を予定しており、発売後1年間で700台の販売を目指すとのこと。同社は、2013年5月に発表した中期経営計画の中で、成長戦略の1つとして「デジタル印刷技術を最大限に活用した新たなソリューションの提供」を掲げており、デジタル印刷のソリューションを活かせる分野として、テキスタイル向けの印刷市場に着目し、同分野での事業拡大を目的に、2013年10月にテキスタイル事業部を新設した。
2014年10月06日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE INC.)が展開する「ハート(HaaT)」が、日本で作るテキスタイルに焦点を当てた企画展「Heart in HaaT」テキスタイル展を9月8日まで、東京・港区のLA COLLEZIONE3階で開催している。ハートはテキスタイルデザイナー皆川魔鬼子と企画チームによる「テキスタイルから発想する」ブランド。2000年のブランドスタートから日本で作るテキスタイルにこだわり、日本の産地とともに開発した新しい技法を現代の服に生かしてきた。今回は00-01AWのファーストコレクションの有松絞りのジレや14-15AWで発表した京都西陣の階段絣(かすり)柄をジャカード織りで表現したテキスタイルなど、15年間のアーカイブの中から、厳選した服や小物67点を展示。絞り、丸編、加工、先染め、一本の糸を結んで多色 にすることで多品種小ロット織物生産システムを可能にする機械アレンジワインダーなど、技法別に分けることで、よりわかりやすく表現している。会場で渡される清水早苗編集によるテキストで、見ただけではわからないアイテムの詳細な説明や作られた産地、テキスタイルの混率なども知ることが出来る。また、空間デザイナーh220430の板坂諭によるルーペのように糸や技法の細部を拡大したように見ることが出来る、しずくや水滴をイメージした展示など、多くの人が楽しめるようになっている。トータルディレクターの皆川さんは企画展の開催について「10周年の時にできなかったので以前からこのような企画展をしたいと考えていた。次のステップに向けて新しい方向性を打ち出すためにも、これまで明かしていなかった技法や工夫を公開し、気持を新たにしたい、というのが一番大きな理由。日本ではこういうものが作られている、こんなことも出来る、ということをたくさんの人に知ってもらいたいという思いもある」と語った。また、日本での物づくりについて「リーマンショック以降、低価格商品の求められた頃が一番大変だったが、そういう時代に日本で何が出来るのかを考えて作ってきました。ブランドスタートから仕事をしてきた多くの企業は今も健在ですが、糸染めなどの各工程や最終の整理や加工をする企業が少なくなり、以前なら2ヶ月から3ヶ月で出来ていたものがさらに1ヶ月掛かるような状況になっています。日本にも、テキスタイルのきっかけになる糸をストックする企業が増えれば織りやすくなるし、若手のデザイナーも見本を作りやすくなる。そうした問題をデザイナーも考えなければいけないし、一般の人達にも知ってもらえれば」と話した。6日には18時半からトークイベントを開催し、22時まで開場する。
2014年09月03日北欧のインテリアやデザインは、若い女性を中心に今とても人気ですよね。北欧にある家や部屋の様子を見ると、あんなところで暮らしたいと憧れている人も多いのではないでしょうか。北欧のトレンド情報や北欧関連のグッズやショップを紹介するWEBマガジン 『北欧じかん』 には、北欧のライフスタイル、ハウジング、デザインをテーマに現地レポートやインタビュー、コラムが掲載されているから、憧れの北欧のことがもっと詳しくわかるはず。『北欧じかん』は、ケイアイスター不動産の新築一戸建てブランド 「北欧ハウス」 のブランド・コミュニケーション・サイト。「北欧ハウス」は「北欧の生活美学に学んだ、家族のしあわせを育む住まい」をコンセプトに、家族のじかんや自然の惠みを大切にした住まいです。現在、『北欧じかん』ではオープンを記念して、「本場北欧の暮らしを見に行こう!」キャンペーンを首都圏エリア(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県)で実施中。応募は こちら から。(6月30日まで)『北欧じかん』のWEB上で応募すると、抽選で1組2名に、本場の北欧ハウスの見学もできる「デンマーク4泊6日の旅」をプレゼント。実際にデンマークに足を運んで、北欧のステキなライフスタイルを体験するチャンスですね。さらに5名には「ルネ・デューセレクト ムーミングッズ5,000円相当分」、10名には「北欧のお菓子詰め合わせ」がプレゼントされるから、北欧好きな人はぜひチェックして。日本にいても、北欧のインテリアや雑貨を取り入れたり、北欧のライフスタイルを参考にしたりすることはできるはず。また、北欧に住む人々の住居に活かされている家造りやデザイン、暮らし方の工夫を取り入れたアイディアいっぱいの「北欧ハウス」に住むのも、北欧に憧れのある人にはぴったり。ぜひ『北欧じかん』で、憧れの北欧のライフスタイルにさらに興味を深めてみては? キャンペーンへの応募もお忘れなく。・ケイアイスター不動産 公式サイト 「本場北欧の暮らしを見に行こう!」キャンペーンへの応募は こちら から
2014年05月12日ディノス・セシールは通販サイト「セシール」に、女性バイヤーが厳選した、北欧やヨーロッパテイストの雑貨をそろえた390円均一のオンラインショップ「390円均一ショップ petit*cecile(プチセシール)」 を、11月14日にオープンした。○インテリアやキッチン雑貨などが150点同サイトは、取扱商品全ての価格が390円(税別)の“プチ”プライス。取り扱いアイテムは、インテリア、キッチン雑貨、バス・アロマ、ハンガー、収納小物など約150点。女性バイヤーならではの視点で、北欧・ヨーロッパなど海外の雰囲気をもつ、上質でデザイン性の高いある個性派アイテムを取りそろえた。今後は、イチオシ商品を取り上げたコーナーや人気ランキング等を追加し、バレンタインやハロウィンなど、シーズンやイベントに合わせて毎月20~30アイテムずつ商品を追加していく予定だという。
2013年11月18日シンプルモダンな家具にテキスタイルで遊ぶ。そんな北欧インテリアの魅力にはまったオーナー夫婦がオンラインでスタートさせたファブリックと雑貨の店「ルネ・デュー」。すでに関西圏および東京・渋谷にオフストアがあるが、6店目となる神戸店が神戸国際会館SOL地下2階(神戸市中央区御幸通8-1-6)にオープンした。神戸SOL店の売り場面積は約40坪。北欧を中心に、ヨーロッパの生地ブランドと契約を結び、取り扱う生地の種類は約500種と国内有数の品揃え。スウェーデンのデザインスタジオ「ビヨルクフォース」はじめ、一般的な北欧ファブリックのイメージを超えるデザインバリエーションに驚かされる。現地のメーカーから直輸入し、『ルネ・デュー』でしか買えないブランドも多い。インテリア・アイテムとして人気のファブリック・パネルに加え、カーテンはもちろん、オリジナルスツールやランプシェード、クッションカバーやバッグといった商品は、自分で好きな生地を選んで作るセミオーダーが可能。生地は10cm単位で販売、またハーフ幅での購入もできる。ファブリックの価格帯は¥4,000~¥5,000/m程度が中心だ。ファブリックや自社で企画デザインした小物の他、デンマークの「ルーシーコース」(lucie kaas)社の復刻アイテムやノルウェーの陶器メーカー「フィッギオ」(FIGGJO)のテーブルウエアなど、レトロで温かみのある北欧アイテムのラインナップも楽しい。
2013年10月03日フランス・パリのテキスタイルが特徴的な雑貨ブランド「Lalé(ラレ)」を、ヘッジホッグワークスが日本総輸入販売元として国内の本格展開を開始。直営店では、最新コレクションを発売中。「Lalé」は、デザイナー自身のライフスタイルから生まれた、旅と子どもをテーマにした女性のためのブランド。デザイナーが子どもの頃に使っていた思い出の品々がインスピレーションの源。目を引くデザインやフォルムのアイテムは、新鮮さの中にもどこか懐かしいノスタルジックな雰囲気が感じられる。同ブランドの製品には、上質でハイセンスなテキスタイルを使った布製雑貨やインテリアグッズやバッグ類が揃い、品質にこだわった、細部まで工夫を凝らしたクラフトマンシップが活かされている。最新コレクションを含むLaléの全ラインナップは、ヘッジホッグワークスの直営店「ハニーソルト」で見ることができる。収納ケース(メーカー希望小売価格:8,400円)トラベルポーチ(メーカー希望小売価格:3,780円)シルクスカーフ(メーカー希望小売価格:5,775円)クッションカバー(メーカー希望小売価格:3,360円)【店舗概要】店舗名:ハニーソルト住所:恵比寿三越 1F東京都渋谷区恵比寿4-20-7(恵比寿ガーデンプレイス)元の記事を読む
2013年06月22日日本のテキスタイルの素晴らしさを表現するテキスタイルデザイナー・梶原加奈子がディレクションし、オリジナルテキスタイルをベースに生活雑貨までを展開するライフスタイルブランド、「グリデカナ」から、2013年SSコレクションより新たに「傘」が登場。初夏から夏にかけて雨傘、日傘ともに活躍するシーンも増えてくる。グリデカナならではの色彩豊かなテキスタイルの傘なら、雨の日も晴れ渡るようなハッピーな気分にしてくれること間違いなし。雨傘は、両面プリントになっており、手描きの水彩タッチで水の中に映る柔らかな光をイメージし、裏側は光の煌めきを表した水彩タッチのドットで構成したガラと、風の流れを感じるようなリズミカルな幾何学柄と裏面が水彩のストライプ柄の2種類だ。日傘は、木漏れ日を感じるようなイメージの柄を全面刺繍したものと、海に浮かぶヨットが傘の淵を漂うデザインの2種類。日本の職人の持つ技をオリジナルのテキスタイルで時代の流行に乗せたグリデカナの傘。ぱっと開いてみれば、そのデザインや風合いで表現される独自の世界観が広がる。手にしっくりと馴染む使い勝手の良さも心地よい。普段何気なく使っている傘にも、愛着が湧くようなアイテムを使うことで、雨の降る日の風景が、いつもと違って見えてくるかもしれない。gredecana(グリデカナ)TEL:0120-029-251(text:Miwa Ogata)
2013年05月14日フィンランドとスウェーデン、そしてロンドンのアーティストたちの、16のとっておきの庭をセレクトして紹介した本『北欧と英国のアーティストたちの庭』がジュウ・ドゥ・ポゥムより発売。表紙を飾るのは、2012年にヘルシンキで行われたワールド・デザイン・キャピタルで、シニア・コミュニケーション・オフィサーを務めたフィンランドのマーリットさんのお庭。春から夏までの間はクンプラ市民農園のコテージ付きのお庭を住まいにしているそうで、1927年の開園当時から残る、りんごなどの果樹や色とりどりの季節の花々がとてもきれい!イギリスでガーデンデザイナーをしているジニーさんのお庭は、白いウッドデッキが印象的。マウント・エトナ・ブルームと呼ばれる木の、黄色い花とのコントラストもすばらしく、ゆったりとしたひとときを過ごせそう。デッキから続く橋で小さな池を渡った先には、ハーブや草花が彩るナチュラルな空間が。フィンランドでスタイリストをしているアヌさんと、デザイナーのミッコさんのお庭。ふたりはパキラ市民農園の中にコテージ付きのお庭を持ち、子どもたちの学校がお休みのときはほとんどここで過ごしているとか。家庭菜園から収穫した採れたてのルバーブを使い、屋外のキッチンでホームメイドパイを焼いてくれたときの様子も紹介されている。スウェーデンの建築家、オレフさんのお庭は、海沿いから大きな丘の頂上まで広がる、セーデルマルム島の市民農園。子どものころから憧れていたというツリーハウスから眺める絶景には、ご本人も大満足の様子。フラワーガーデンや、ハーブ園、菜園など12ブロックに分けられたお庭からも、そのこだわりがうかがえる。ユニークなデザインの日時計や、陶器の人形、動物のオブジェといったデコレーションもポイント。個性豊かで、アイデア満載のお庭の数々が見られる本書は、インスピレーションを与えてくれるのはもちろんのこと、そのステキな暮らしぶりも垣間みられ、隅々まで楽しめること必至。春におすすめの一冊だ。『北欧と英国のアーティストたちの庭』編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5変型・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社
2013年04月09日東京・原宿のギャラリー「ロケット(ROCKET)」にてテキスタイルデザイナー・ユキ フジサワ(YUKI FUJISAWA)による個展「シースルー」が3月1日より開催されている。本展では、ミューズ5人の私生活からインスピレーションを受け、新作のテキスタイル「シースルー」を制作。それを用いてストーリーを感じさせる衣服や小物などのアイテムをデザインした。会場のロケットを一つの“ホーム”に見立て、キッチンやベッドルームなどをイメージした空間に、それぞれのミューズをテーマにしたテキスタイルから作ったアイテムを展示する。これらのアイテムは一部受注販売も可能だ。その他、会期中は過去の作品「午前○時のスカート」「オーロラのシュシュ」なども販売。更に彼女の代表作であるオーロラのテキスタイルを作るワークショップを3日、6日、9日に開催する。参加費は3500円。会期は12日までユキ フジサワは「みえないもの」をコンセプトに手作業でテキスタイルを制作。オリジナルテキスタイルによる一点物衣服や小物が主軸のブランド「ハートの、(haato no ten)」も手掛けている。【イベント情報】ユキ フジサワ シースルー場所:ロケット住所:東京都渋谷区神宮前6-9-6会期:2013年3月1日から3月12日時間:12:00から20:00入場無料
2013年03月01日アパレルウェブは、2012年10月3日(水)~4日(木)の期間に、生地・副資材の商取引サイト「テキスタイルネット」に出店している企業12社による合同展示会「テキスタイルネット展」を開催する。10月3日(水)、4日(木)の2日間にわたり開催される「テキスタイルネット展」では、テキスタイルネット出店企業12社による素材展示が行われ、合織、天然素材、ジャージー素材など、様々な素材を一堂に展示し、2013春夏の生地や副資材を提案する。アパレルデザイナーや生産担当者に向けた2013春夏の生地・副資材を展示するほかにも、商品企画などに役立つ無料セミナーが同時に開催される。色、素材、スタイル、柄などに関するトレンド情報をはじめ、海外のコレクション分析、最新IT技術とテキスタイル業界の融合などといった内容で4つのテーマに分けて2日間にわたり開催する。オリジナルの柄のテキスタイルを作成できるサービスで、インクジェットプリンターのプリント実演なども実施。そのほかにも、デザイナー団体とのコラボレーションによる、テキスタイルネット出店企業のテキスタイルを使用した製品の展示を行う。展示会初日の10月3日(水)には、誰でも入場可能なレセプションパーティも18時より開催する。テキスタイルネットは、現在の出店企業28社、バイヤー7,000件、取り扱い商品数は8,000点を上回る生地・副資材の商取引サイトとしてアパレルウェブが運営している。「テキスタイルネット」展示会概要日程:2012年10月3日(水)~4日(木)10:00~17:30場所:the sad cafe studio東京都渋谷区神宮前1-9-12ロイスダールビルB1F~2F元の記事を読む
2012年10月02日アキレスは9月中旬より、北欧のシューズブランド「Tretorn(トレトン)」を、全国の百貨店およびセレクトショップ、靴専門店にて展開する。「Tretorn」は、スウェーデンのヘルシンボリでラバー製品メーカーとして、ヘンリー・ダッカー氏によって創業。北欧(スカンジナビア)文化をルーツに、1950年からスニーカーの生産販売を開始。1960年代には当時プレッピースタイルのアイコンでもあった第35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディ氏が、1970年代にはテニスのスタープレイヤー、ビョルン・ボルグ氏が代表モデル「Nylite(ナイライト)」を愛用。これを受けて欧米や日本でも当時の若者の間で人気を博した。近年においても、有名アパレルブランドとのコラボレーションなどで再注目され、昨年には創業120周年を記念し、ニューヨークのソーホー地区に旗艦店がオープンしている。ブランドコンセプトは、おもに北欧スタイルを称賛する機能商品やレジャー商品を創造すること。スウェーデンの国民性のごとく、シンプルながら機能性とスタイリッシュさを備えた商品を提案する。9月中旬より展開される商品としては、2012年秋冬モデルのスニーカーやラバーブーツなど、12タイプ(メンズ9タイプ、レディース3タイプ)を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日イデーが、7月21日(土)より、イデーショップ 自由が丘店をはじめ全店にて、初春の南スウェーデンでイデーが直接買い付けを行ったアンティーク家具や雑貨を一堂に紹介し、展示販売を行う「スカンジナビアン サマー ~北欧アンティークのある暮らし~」展が開催される。サイドテーブルやチェストなどの小家具から、イングヴ・エクストロームやカール・アクセル・アッキング、イルマリ・タピオヴァラらの名作チェア、さらに空間にアクセントを与える雑貨まで、合計300点以上の品々。家具商品は日本国内で必要なメンテナンスも施されているのもポイント。またこれにあわせて、セキユリヲさんをはじめ北欧のライフスタイルやクラフトに造詣の深い方々を招き、「北欧アンティークのある暮らし」により親しめるための写真展やトークショー、ワークショップ、フリーマーケット等を開催。この夏、イデーショップでスカンジナビアン サマー、北欧の夏をたのしんではいかが?≪ イベント ≫(1)【写真展】加治枝里子 写真展雑誌「TRANSIT」をはじめ国内外で幅広く活躍する気鋭の写真家 加治枝里子さんが北欧で撮り下ろした、未発表作も含む数々の写真を展示。開催期間:8月9日(木)~8月31日(金)開催場所:イデーショップ 自由ヶ丘店(2)【トークショー】「シンプルを楽しむ北欧の幸せの作り方」トークショー書籍「シンプルを楽しむ北欧の幸せの作り方」の制作に関わった、セキユリヲさん×加治枝里子さん×明智直子さんによるトークショー。北欧のフィーカ(お茶会)を楽しみながら書籍の制作秘話や北欧の豊かな暮らしについての話される。さらに展示会中は、書籍販売と本の中でも紹介している北欧のクラフトアイテムの販売も行う予定。 開催日時:8月11日(土)14:00~15:00 開催場所:イデーショップ 自由ヶ丘店 参加費:1,000円(フィーカ代込) 定員:30名 ※要予約(3)【フリーマーケット】イデー マーケット スペシャル 「ノルディック フリーマーケット」イデーショップ 自由ヶ丘店で毎月第3土曜日に開催しているイデー マーケット。そのスペシャル版として、アンティークやクラフトアイテムから食べ物まで、北欧の蚤の市を体感できるマーケットを開催。 開催日時:8月18日(土)11:00~日没迄 開催場所:イデーショップ 自由ヶ丘店(4)【ワークショップ】セキユリヲさんによるカード織りのバンドづくりワークショップ スウェーデンで古くから民族衣装などに使われる、細幅の織物をつくる人気のワークショップ。初心者の方にもおすすめ。 開催日時:8月25日(土)①12:00~14:00 ②15:00~17:00 開催場所:イデーショップ 自由ヶ丘店 参加費:3,850円(材料費込) 定員:各8名 ※要予約(5)【特別メニュー】自由が丘ベイクショップ 「スカンジナビアン フィーカ メニュー」イデーショップ 自由ヶ丘店 4階にある、自由が丘ベイクショップでは北欧の食を楽しむスペシャルメニューを展開。・シナモンロール:伝統的なレシピで作る、カルダモンの香りとシナモンシュガーの北欧ブレッド(200円)・リハプラト:フィンランドの定番、マッシュポテト&マッシュルームソース、自家製のジャムで食べるミートボール(1,470円)開催期間:7月21日(土)~8月31日(金)お問合せ:自由が丘ベイクショップ TEL:03-3723-2040(6)【アンティークガラス雑貨展】「エリック・ホグラン」展 スウェーデン出身の人気ガラス作家、エリック・ホグランの色鮮やかでプリミティブな作品を中心に、アンティークを展示販売します。 開催期間:7月21日(土)~8月31日(金) 開催場所:デリエ イデー(7)【インテリアコーディネート】北欧アンティークを加えたコーディネートの提案人気のデザイナー作品(二子玉川店はイルマリ・タピオヴァラ、東京ミッドタウン店はイングヴ・エクストローム)を中心に、デザイナーの紹介を交えお部屋のシーンに組み合わせたコーディネートで展示販売。開催期間:7月21日(土)~8月31日(金)開催場所:イデーショップ 二子玉川店 / 東京ミッドタウン店※各イベントの詳細は、各店舗へお問い合わせください。お問い合わせ:株式会社イデー 公式サイト ■Scandinavian Summer Antique furniture & Object / 北欧アンティークのある暮らし開催期間:2012年7月21日(土)~8月31日(金)開催場所:イデーショップ 自由が丘店 TEL:03-5701-7555 イデーショップ 二子玉川店 TEL:03-5797-3023 イデーショップ 東京ミッドタウン店 TEL:03-5413-3455デリエ イデー(新丸ビル) TEL:03-5224-5571イデーショップ ヴァリエテ(渋谷ヒカリエ) TEL:03-6434-1641イデーショップ ヴァリエテ(西武池袋) TEL:03-5958-8366アタッシェ ドゥ イデー(ルミネ有楽町) TEL:03-5222-1586イデーショップ オンライン
2012年07月25日株式会社ゴールドウインは、同社が展開するブランド「ヘリーハンセン」の2012年春夏の新作として、「リーフ」「波」などのスカンジナビアンテキスタイルをモチーフにしたコレクションを展開している。北欧・マリンを原点とし、1877年に誕生した同ブランドは、2011年春夏シーズンより”from ocean to mountain”をコンセプトとしたデザインを皮切りに、アウトドアラインの展開をスタートさせた。今シーズンのコンセプトに掲げたのは”Weekend Vacation”。ブランド誕生の地であるノルウェーの、大自然に囲まれた気ままな週末の過ごし方を提案していくという。4色展開となるスカンザヘリーレインスーツは、同ブランドが独自開発した防水透湿性素材のヘリーテックXP素材を使用。また、3色展開のベガジャケット、9色展開のスカンザライトジャケット(写真掲載なし)には、ヘリーテックXPよりも軽量コンパクトが特徴のヘリーテックDLを使用している。シェルジャケットとしての必要条件を揃えていながらも、デザイン性の高いウェアの発表で、ますますアウトドア業界を盛り上げてくれそうである。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月07日北欧フィンランドの巨匠、インテリアデザイナーのエーロ・アールニオの新作、ペンギン型のおきあがりこぼしに、今注目が集まっている。アールニオ曰く、“少々食べ過ぎてしまった”ペンギンの雛たちのまん丸としたお腹が、重たくてゆらゆらと揺れてしまう様子は、実に愛らしくてたまらない。この動きが私たちに日常を離れた癒しを提供してくれる。まあるいお腹の中身は重しが入っていて、約7kgと結構重たい。アーモンド形の目がついた顔は左右非対称で、それが何かペンギンの持つ独特の暖かみを感じさせる。お問い合わせ:Magis Japan株式会社 公式サイト
2012年01月28日ヨーロッパのアーティストたちのアトリエや、おしゃれな雑貨、インテリアを紹介した本などで人気のジュウ・ドゥ・ポゥムの新刊『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』が16(金)より、発売される。本書では、インテリア雑貨から、家具、陶器、文房具、子ども雑貨、北欧ヴィンテージ、ニットや手芸用品、ミュージアムショップ、さらに、かわいいパッケージが自慢のキャンディーショップやオーガニック食料品店まで、ストックホルムにある注目の41店鋪を、ビジュアルとともにたっぷり紹介。表紙を飾るのは、 『Uni(ウニ)』 というオリジナルの子ども服ブランドのショップ。“男の子も女の子も好きなデザインを自由に楽しんでほしい”とのコンセプトのもと、学生時代からの友人同士、リンダさんとサラさんがデザインを手がける子ども服は、エコロジカルな素材を使い、品質にもこだわったものばかり。ほかに雑貨もセレクトして販売している。また、日本でもすっかりお馴染みのスウェーデンを代表するブランド 『10-Gruppen(ティオ=グルッペン)』 のショップも紹介! 店内は、『10-Gruppen』ならではのビビッドなカラーがとっても印象的。 『Iris Hantverk(イーリス・ハントヴェルク)』 は視覚に障害を持つ人たちをサポートするアソシエーションが運営するショップ。視力が不自由な人たちが技術を身につけ、職人として手がけたブラシを中心に、スウェーデンの手工芸品を扱っている。また、 『Manos(マノス)』 は、セラミック作品が並ぶアトリエショップ。繊細で温もりを感じさせる、セラミックアーティストのカリンの作品とともに、アーティスト仲間が手がけた雑貨やオブジェが勢揃いしている。日本でも大人気のスウェーデン作家による作品がずらりと揃う、ヴィンテージ屋 『Wigerdals Värld (ヴィエルダルス・ヴェルド)』 も見逃せないお店。陶器のリサ・ラーソンやスティグ・リンドベリ、ガラスのエリック・ホグランといった作家の、特に50年代から70年代にかけてのヴィンテージ・アイテムが充実。オーナーのマッツさんによる美しいディスプレイも必見!スウェディッシュ・デザインの魅力がぎゅっと詰め込まれた、おしゃれで実用的なガイドブック『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』。ビジュアル満載でインテリアの参考になるのはもちろんのこと、眺めているだけで楽しく、夢が広がる一冊である。『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社ジュウ・ドゥ・ポゥムHP 上記ショップのリンク先 ※スウェーデン語または英語 『Uni(ウニ)』 『10-Gruppen(ティオ=グルッペン)』 『Iris Hantverk(イーリス・ハントヴェルク)』 『Manos(マノス)』 『Wigerdals Värld (ヴィエルダルス・ヴェルド)』 取材/田辺香
2011年12月12日