スイーツマニアの間で話題沸騰中の北海道スイーツがある。その名は「生(レア)クッキー」である。北海道・長万部発、北海道産の小麦粉や道産バターを使い、さらには卵も地元産。塩はオホーツク海産と北海道食材にこだわり、しっとりやわらか食感に仕上げたクッキーだ。発売は2010年3月。実店舗を構えずインターネット販売を中心にファンを拡大。数多くの媒体で紹介され、お取り寄せグルメだけではなく、おもたせグルメとしての人気も高まっている。生クッキーは4種類で、「キャラメルカシューチャンク」「マカチョコチャンク」「クリーミーホワイトチャンク」「濃厚フレッシュ」(それぞれ4枚630円)を揃える。さらに、「ショートケーキクッキー」として「チョコレートケーキクッキー」「ショートケーキクッキー」(それぞれ3枚525円)を用意。こちらは、チョコレートケーキやショートケーキをクッキーで表現したもので、濃厚な味わいが楽しめる。これらの商品を販売するのはコーキーズインターナショナル。長万部出身の佐藤公紀氏が代表取締役を務める。特徴的なのは、商品の味わいだけではない。例えば生クッキーシリーズは白と黒の非常にシンプルなパッケージだが、ショートケーキクッキーシリーズは本物のショートケーキのような三角形の箱に入っている。7個揃えれば1ホール。おもたせとして人気が高いのも頷ける。さて、そんな同社が初のリアルショップ「COWKEY’S COOKIES 円山店」をオープンした。場所は北海道・札幌の円山公園近く。15席のカフェスペースを併設し、生クッキーを使ったパフェも用意する。佐藤氏は、「焼きたてのクッキーを提供するため、カフェは必須だと思っていた」と語る。店舗は牛小屋をイメージ。真っ白な天然漆喰壁で囲まれた店内からはガラス張りの工房が見える。商品ディスプレーには本物の牧草があしらわれ、なんともナチュラルな雰囲気。ドーム型の天井の所々にはミルククラウンがデザインされ、遊び心に溢れている。イートインメニューは、焼きたての生クッキーとコーヒーのセットが500円(コーヒーSサイズの場合)。他に、「生クッキーソフト」(380円)や「生クッキーパフェ」(780円)など、ここでしか食べられないメニューが揃う。ちなみにコーヒーは、札幌市内にある「杉屋珈琲」のコーヒー豆を使用。生クッキーに合わせてブレンドされたオリジナルブレンドを用意するこだわりようだ。9月23日のグランドオープンから約1カ月。地元客を中心に人気を集め、好調だという。さらには、10月24日~28日まで開催中の「サッポロデザインスイーツ2012」にも出店。同イベントは札幌のカフェやパティシエと北海道のクリエイターがコラボレーションするもので、期間中限定商品を販売する。「これからもこういったイベントには積極的に参加していきたい」(佐藤氏)とし、今後もコーキーズの人気は拡大していくことだろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日日本旅行グループの北海道オプショナルツアーズ(ほっとバス)はこのほど、北海道各地に点在する終着駅を訪ねる「終着駅探訪」シリーズ4コースを発売した。同商品は、さまざまな観光スポットや食事を設定した従来の商品内容とは一線を画し、昼食や時間刻みのイベントを設定せず、下車地で自分なりの旅を楽しんでもらおうというシンプルなコンセプトの日帰りバスツアー。「2635Dで行く夕張駅」「5425Dで行く新十津川駅」「5921Dで行く増毛駅」「2227Dで行く様似駅」の4コースあり、各コースとも鉄道乗車区間が設定されている。各コースでは「ゆるく鉄道を楽しむ旅」をテーマに、旅客鉄道としては北海道で一番最後まで残った私鉄として知られる大夕張鉄道の南大夕張駅跡などの静かに眠る鉄道遺産の見学や、ノスタルジックな駅への立ち寄りなどを予定。鉄道マニア向けというより、鉄道に少々興味のある初心者や女性、ファミリーをターゲットとし、各下車箇所でゆっくりと時間を取って鉄道を楽しんでもらうことを想定している。旅行代金は全コース大人4,800円。申込みは北海道オプショナルツアーズのウェブサイトにて受け付けている。北海道オプショナルツアーズでは、今回の商品の反応を踏まえて、室蘭・函館・江差・根室など他の終着駅の商品化を検討するとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日ビックカメラは北海道日本ハムファイターズのパ・リーグ優勝を祝して、「北海道日本ハムファイターズ リーグ優勝セール」を開催する。セールは10月3日(水)より10月8日(月・祝)まで。同社指定のカメラ、パソコン、テレビ、家電などの購入で、通常のポイントサービス(10%、13%、15%など)に加え、さらに3%ポイントをサービスする。セールは同社の札幌店で開催。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月03日JR北海道は、北海道初の鉄道「幌内鉄道」の全線開通130周年を迎えるのを記念して、幌内鉄道のルートをたどりその歴史に触れる1泊2日のツアーを企画し、参加者を募集する。幌内鉄道は、幌内炭鉱の石炭を手宮港に運ぶために北海道開拓使により建設され、1882(明治15)年11月13日に幌内~手宮間の全線が開通した。現在は廃止されているが、旧幌内駅は三笠鉄道記念館として、旧手宮駅は小樽市総合博物館としてそれぞれ整備され、両施設とも北海道における鉄道輸送の歴史を伝える貴重な施設となっている。旧手宮駅(小樽市総合博物館)から旧幌内駅(三笠鉄道記念館)まで幌内鉄道のルートをたどるのは、ツアーの1日目。小樽~札幌間および苗穂~岩見沢間は団体専用臨時列車(お座敷車両)を使用、その他の行程は貸切バスを使用する。小樽市総合博物館では幌内鉄道に関するレクチャーを受けられ、三笠鉄道記念館では解説付きで館内を見学できる。途中の札幌では、北海道遺産や近代化産業遺産に認定されている「北海道鉄道技術館」にも立ち寄るという。2日目は三菱大夕張鉄道保存会の今井一郎事務局長が同行、トンネル遺構や南大夕張駅跡など夕張に残る数々の鉄道遺産を案内する。夕張鉄道や大夕張鉄道で活躍した車両などを収蔵する「石炭の歴史村SL館」もこのツアーのために特別に開館し、ツアー参加者のみ見学を受け入れる。記念ツアー「『幌内鉄道』と夕張の鉄道遺産めぐり」は10月13日出発。札幌駅または小樽駅発着、1泊(ホテルマウントレースイ)付きで大人2万500~2万6,000円。募集定員は40名。JR北海道の駅・旅行センターにて受け付けている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日日本最北端の北海道稚内宗谷岬はオホーツク海と日本海に挟まれ、海産物の宝庫だ。ここを舞台に、9月22日(土)、23日(日)に「日本海・オホーツク海グルメバトル2012~Sea級グルメグランプリ~」が開催される。開催時間は10時00分~16時00分。会場はキタカラ・JR稚内駅前広場。ちなみに、”Sea級グルメ”とは、国土交通省が地域活性化の拠点港「みなとオアシス」に認定した港周辺で捕れた海産物を素材にする料理。稚内港は2007年北海道第1号登録している。2007年から始まったこのイベント。年を追うことに、多くの市民・観光客が訪れ、昨年は3日間の開催で15,050人を集めたほど。いまや、同イベントを売りにした旅行ツアーが企画されるなど、稚内の一大イベントへと成長した。昨年までは、オホーツク海と日本海それぞれの食材を用いた鍋を、集まったお客さんが試食し、どちらの鍋が美味しいか投票し、優勝を決めるというものだった。今年からは、各店が日本海かオホーツク海で水揚げされた海産物を使ったオリジナル料理をエントリー。来場者は”Sea級グルメ”を食べ比べ、最も優れたグルメを1品選び、会場内に設置した投票箱へ投票する。投票数上位3品が表彰されることになった。1位にはゴールドトロフィーと賞金5万円、さらに2013年開催の「第3回Sea級グルメグランプリ全国大会」出場権が与えられる。2位にはシルバートロフィーと賞金3万円、3位にはブロンズトロフィーと賞金2万円が贈られる。いわば、B級グルメの”海の幸”限定バージョン。今回からタイトルにも「Sea級グルメグランプリ」が加わった。来場者にも特典があり、”Sea級グルメ”を三品以上食べると豪華賞品が当たる抽選会に応募できる。なお、Sea級グルメは、有料販売となる。グランプリを争うグルメのほか、例年バトルの対象となっていた500人用の大鍋は、9月22日「エビ鍋」、23日「カニ鍋」が予定され、それぞれ先着500名に、100円で提供される。また、宗谷海鳴り太鼓、キッズダンス、宗谷ご当地体操、エンジェルボイスコンサート、観光クイズ、ゲーム各種、リボンちゃんクイズ大会、おたのしみ抽選会などが予定されている。ヨーヨーすくいやスーパーボールすくい、フワフワ遊具などが用意されているキッズコーナーほか、稚内の観光PRキャラクターである「出汁之介(だしのすけ)」や北海道デスティネーションキャンペーンイメージキャラクターの「キュンちゃん」もやってくる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日「焼きとり」とは串に刺した鶏の胸肉や内臓など焼いた食べ物……こんなことは常識中の常識だ。ところが北海道の焼きとりは、なんと豚肉を使用しているというのだ。それが本当だとすれば、まさしく常識を覆す重大な事実である。これは確かめずにいられない。豚肉を使っているにも関わらず堂々と焼き鶏を名乗っているのは、「室蘭焼きとり」である。室蘭焼きとりを出す店は地元室蘭にはもちろんのこと、現在では北海道各地にあり、道内では室蘭の味としておなじみである。ではなぜ、室蘭で“豚肉を使った焼きとり”という特殊なご当地グルメが定着していったのだろうか。まずその歴史を探ってみた。室蘭は製鉄の街として、明治から昭和にかけて多くの労働者が集まり大いに繁栄した。しかし、昭和12年に日中戦争が勃発。日本政府は食糧増産、軍用靴生産のための豚革確保を目的に、全国の農家に養豚を奨励した。そして、豚の肉と皮以外は食べてもよいというお達しを出したという。そこで市内の焼きとり店はこぞって豚の内臓(モツ)を仕入れ、メニューに取り入れた。これには当時、鶏肉が高価でどの店もとても仕入れることができなかったという背景も関係している。そのため、もともとは鶏肉の代わりに野鳥を使用していた。しかし、野鳥は決まった季節にしか食べることができない。そこで、安定して入手できる豚のモツが、野鳥に取って代わるようになった。しかし、料理名はすえおきで焼きとりと呼ばれ続け、いつしか「室蘭焼きとり」として定着したのだそうだ。というわけで、室蘭焼きとりは豚がメインなのである。多くの店では“鶏肉を使用した焼きとり”もメニューに用意しているが、あくまでもこの焼きとりの主役は豚だ。そして、室蘭焼きとりは塩でなくタレが主流。各店秘伝のタレがあり、味を競っている。脇役として欠かせないのは、まず玉ねぎだ。玉ねぎの産地でもある室蘭らしい組み合わせで、豚肉のおいしさを見事に引き立てる。もうひとつ欠かせないのが洋がらし。タレの甘さとツーンと鼻腔(びこう)を刺激する洋がらしの最強タッグは、室蘭に来たならぜひとも味わっていただきたい。忘れられなくなること間違いなしだ。室蘭内の焼きとり屋各店では、オープンと同時に客がのれんをくぐり始める。酒のつまみとして日常から楽しまれているのはもちろんだが、イベントや祝い事がある際に家族で食べに行くという人も多いようだ。酒場とファミレスの中間のような感覚だろうか。ともかく室蘭市民にとって室蘭焼きとりはソウルフードそのもの。根付き方がハンパではない。伝統ある室蘭焼きとりの店は数多くある。その中で個人的にイチオシしたいのは「やきとりの一平」だ。室蘭や近郊の伊達、登別に5店舗、札幌にも2店展開している。昭和25年(1950)から続く老舗だ。炭火で焼いた豚精肉を、創業以来つぎ足し続けているタレに浸し、とどめに洋カラシをたっぷりと塗る……室蘭焼きとり王道のスタイルをしっかりと継承する人気店だ。味もさることながら、大衆酒場を思わせる、レトロな雰囲気が漂う店内もすてき。室蘭観光を楽しんだ一日の〆にでも、ぜひ立ち寄ってみてほしい。もちろん他にも室蘭焼きとりの店はある。室蘭に来て焼きとりを食べる際、室蘭焼きとりの店は必ず店舗や看板などに「室蘭焼きとり」と表示しているので、よく確かめてからのれんをくぐろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日広い北海道を旅行する手段としてレンタカーは最高だ。交通機関がとぼしい北海道だが、レンタカーがあればどこへでも自由に行くことができる。また北海道は道路が広いだけでなく、直線道路が多い。一度は味わってほしいと思う。ところで、北海道のレンタカーにはある奇妙なうわさがあるのをご存じだろうか?レンタカーは一般的に「わ」ナンバーというのが常識である。しかし「北海道のレンタカーは『れ』ナンバーだ」といううわさが流れているという。北海道在住ライターの私にしてみれば寝耳に水のようなビックリするではないか。だって北海道で走っているレンタカーは、他府県と同様全て「わ」ナンバーなのである。なぜそんなうわさが流れるのか。私の遠い記憶を思い起こすと、昔北海道で走っていたレンタカーのナンバーは確かに「れ」だった。レンタカーというものがこの世に出てきた頃、子どもだった私は「レンタカーだかられナンバーなんだなぁ」などと、友達や親兄弟と会話したことがあった。いつの間にかレンタカーのナンバーが「わ」になり、なんで「わ」になったのか…などと考えていたのである。むしろ全国的に同じ流れではなく、これが北海道だけの流れであるとしたら?むしろ北海道民としてなぜそんなことになったのか確かめたいものである。車のナンバー登録を所管する北海道陸運局(国土交通省)の札幌陸運支局に聞いてみた。すると「確かに昔、北海道のレンタカーは『れ』ナンバーでした」という回答をいただいた。乗用車のナンバープレートを上から順に見ながら説明すれば、話は早い。まず左上に所管している陸運支局名が入っている。「札幌」とか「品川」とか書かれているあれだ。その右横に3桁の数字が入っている。年齢が30代後半ぐらいの人なら、この部分が以前は2桁だった記憶があるだろう。更に年齢が40代後半ぐらいの人であれば、この部分が1桁だった時代を記憶している人もいるだろう。車の台数が増加するに従い、この数字の桁数は増えてきたのである。当然、地域によって車の所有台数は異なるため、桁数が増えた時期も異なるが、札幌支局では平成10年から3桁に移行した。次にナンバープレートの下側の左端、問題になっている平仮名の表記だ。この部分は車の用途により使われる文字が決まっている。「レンタカーは『わ』、あるいは『れ』にしましょう」という通達が出たのは昭和46年。北海道運輸局では「れ」を採用することにした。ところがどうした偶然か、全国的には「わ」を採用する支局が圧倒的に多かったのである。そこで北海道でも、全国から来る利用者に分かりやすいようにと、上段の数字の3桁移行に合わせて「わ」登録に統一したのである。「わ」統一化から既に10余年。おそらく現役として使用されている「れ」ナンバーのレンタカーは、もう無いのではないかと推測できる。万が一見つけた方がいたら、ぜひご一報いただきたい。しかしまあ、レンタカーのナンバーが「わ」であろうが「れ」であろうが、どっちでもいい。一気に盛り上がりをぶち壊す全否定的見解であることは分かっているが、そういうコアなことはさておき。北海道でのレンタカー旅行をぐんと楽しめるアイデアを紹介したい。北海道は都市部から離れると、主要幹線道路に通称「パーキングエリア」と呼ばれる施設が点在している。当初は広い北海道を移動するトラックドライバーが仮眠できるよう、あるいは不意に雪が降ってきた際にチェーンを取り付ける場所として、道路際に設けられた駐車場のことだ。一般のドライバーも自由に利用できる。この場所を今はやりの「車中泊」の場所として利用しながら旅をすると、がぜん面白いのである。なにせ長距離ドライバーの仮眠施設としての役割があるので、一泊程度であれば誰に注意されることなく利用できる。北海道は自由にキャンプできる場所が多いが、テントを張るのは面倒だし、最近は熊の出没も多い。ちょっと奮発して、2人ぐらいならゆうゆうと足を伸ばして眠れるミニバンやワンボックスタイプのレンタカーを借りてみる。宿代を節約しながら、自由でワイルドな旅を満喫できるだろう。着替えや洗面・入浴道具も用意しておこう。途中に日帰り入浴できる温泉や洗面ができる施設などを利用すれば、清潔感を十分保ちながら旅ができる。またパーキングエリアの設備は本当にまちまち。トイレや自動販売機が設置されている所もあれば、舗装すらされていない所もある。トイレがあるパーキングエリアならより便利だろう。また、自炊の道具を調達して、夜はパーキングエリアの隅でバーベキューなどということも可能だ。ただし注意事項もいくつかある。全てのパーキングエリアは自由度が高く、特に利用時間などを設定していない。しかし、必要以上にスペースを確保しての自炊や、長期の滞在などは止めていただきたい。迷惑行為が多発すると規制も多くなり、迷惑するのは地元の人々である。ゴミの投げ捨てなどは論外だ。また、どんなドライバーがやって来るかも分からない。女性だけでの利用は十分気をつけた方がいい。場所によっては不良たちのたまり場になっている可能性もある。パーキングエリアを探す際は、買い出しなどするお店などでできるだけ情報を集めるのが無難だろう。注意事項はあるものの、レンタカーの野宿旅はガイドブックに無い北海道の魅力を存分に味わえること間違いなしだ!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日日本グルメの傑作のひとつ、赤飯。モッチリ感たっぷりのもち米、歯ごたえある小豆、そしてごま塩の3者が奏でる繊細な味わいが特徴だ。そんな赤飯関して、「北海道の赤飯にはさらに『甘み』が加わっている」というウワサが全国民を驚かせている。果たしてその真相はいかに。いきなりだが、結論から述べさせていただきたい。北海道にはシッカリと甘い赤飯が存在している。スーパーやコンビニの弁当、惣菜コーナーには赤飯が陳列されているが、ノーマルタイプと甘いタイプの割合を見るとおおむね半々、場所によっては甘い赤飯の割合が高い店が普通にある。赤飯のおにぎりも同様だ。店によってはノーマルタイプの赤飯で握ったおにぎりは置いていないところもある。道外の皆さまにとっては驚きかもしれない。では、どうやって赤飯に甘みをつけているかというと、「甘納豆」が使われているのである。北海道流甘い赤飯は、小豆より粒の大きな甘納豆が入っているのでひと目で分かる。レシピは色々あるようだが、オーソドックスなものは一般的な赤飯より簡単にできるらしい。もち米とお米を半々ぐらいの割合にし、食紅を混ぜて炊きあげる。ご飯が炊けたら甘納豆を入れて一緒に蒸し、ハイ、出来上がりである。この北海道独特の甘い赤飯は、どのようにして誕生したのだろう?札幌に「光塩(こうえん)学園女子短期大学」という私立の学園がある。1948年に服飾の学校として産声をあげ、1958年からは栄養課程を設置。現在は食物栄養科と保育科があり、古くから多くの札幌女性たちが、家政教育を学んだ伝統的な私学なのだ。この学園の初代学長である、故・南部明子先生のお母さまが甘い赤飯を考え出したという。お母さまは子どもたちが喜ぶようにと、炊き上げた赤飯に甘納豆を載せ食卓に出したそうで、南部先生はその味が忘れられなかったという。そしてその後、昭和20~30年代に、あちこちの料理教室からひっぱりダコとなった南部先生は、しばしばそこで甘い赤飯を紹介した。当時、札幌を代表する料理の先生として名高かった南部先生の料理は新聞やラジオを通じて北海道中に紹介され、それがきっかけとなり甘い赤飯も道内に普及したのだ。働く女性を応援する気持ちが強かった南部先生。より簡単に作れるようにと考えたレシピが、現在のオーソドックスな甘い赤飯のレシピとして残っているわけだ。ウワサによると、青森などにも甘い赤飯は存在しているらしい。とにかく北海道に来たら、どこでも手に入る甘い赤飯をぜひお試しあれ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日メルセデス・ベンツ日本は27~29日、北海道札幌市で開催される環境見本市「環境広場さっぽろ 2012」に参加し、最新のクリーンディーゼルエンジンを搭載した「BlueTEC」3モデルの展示・試乗を実施する。同イベントは北海道最大の環境見本市で、1998年から開催されており、昨年は3万3,000人以上が来場した。メルセデス・ベンツは、「クリーンディーゼル普及促進協議会」の出展にともない、会員企業として参加するもので、今回で6回目の参加となる。発売間もない「ML 350 BlueTEC 4MATIC」と、「E 350 BlueTEC アバンギャルド」を展示するほか、「エコカー乗り比べ試乗会」では「E 350 BlueTEC ステーションワゴン アバンギャルド」を試乗車として提供する。同社の「BlueTEC」は、ディーゼルエンジンの欠点であった排出ガス中の汚染物質を、エンジン内部の解決策で約75%、システム全体では80~90%低減。「世界一クリーンなディーゼルエンジン」としている。今回のイベント参加について、「日本市場において2006年に国内で初めてのクリーンディーゼル乗用車を発売した自動車メーカーとして、クリーンディーゼル普及促進協議会の活動趣旨に賛同し、参加しています」としている。同イベントは札幌市の「アクセスサッポロ」で開催され、入場無料。27~28日は10:00~17:00の開催で、最終日のみ16:00までとなる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月28日埼玉西武ライオンズはこのほど、5月に発表した「西武鉄道創立100周年記念デザインユニフォーム」を、8月11~12日の対北海道日本ハムファイターズ戦、8月17~19日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦の計5試合にて、監督・コーチ・選手全員が着用すると発表した。このユニフォームは西武鉄道創立100周年の記念企画として実施したユニフォームデザイン募集の最優秀作品のデザインをもとに製作したもの。西武鉄道4000系と「スマイルトレイン」30000系の車体色にちなんだ配色となっている。「西武鉄道100周年記念ユニフォーム」は非売品だが、8月11日の対北海道日本ハムファイターズ戦では、当日のチケットを持っている人全員にプレゼントされるという。サイズは中学生以上の男性がLサイズ、女性と小学生以下の男子はSサイズ。配布方法や配布場所などの詳細は後日発表される。ユニフォームのプレゼントは11日のみ。12日および17~19日の各日には、記念ユニフォームの付いたチケットが毎日500枚限定で発売される。ユニフォーム付きチケットは前売が5,000円、当日は5,300円。ライオンズオンラインチケットショップなどで購入できる。記念ユニフォームの実物は、6月23日に西武ドームで行わる対オリックス・バファローズ戦の試合終了後、フィールド内に設置する特設ステージで披露される。選手も実際に着用する予定で、来場者は自由にフィールドに下りて、お披露目を観覧できるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日JR北海道は18日、「北海道デスティネーションキャンペーン」(以下、北海道DC)開催に合わせた夏の臨時列車の概要を発表した。北海道DCの開催期間は7月1日から9月30日まで。オープニングを飾る列車として、「昔懐かしい汽車旅」をコンセプトに、DD51形機関車牽引、客車5両(14系座席車3両、24系寝台車2両)の急行列車が登場する。7月1日は函館~札幌間で急行「北海道一周ニセコ号」が運転され、長万部駅から「山線」を経由して蘭越駅、ニセコ駅、倶知安駅、小樽駅に停車する。翌2日は、札幌~釧路間を滝川駅経由で走る「北海道一周狩勝号」を運転。3日は釧路駅から釧網本線・石北本線経由で札幌駅へ向かう「北海道一周大雪号」を、4日は札幌~函館間を千歳線・室蘭本線経由で走る「北海道一周エルム号」を運転する。各列車とも全車指定席で、寝台車も普通車指定席として扱う。7月の3連休には急行「まりも」も復活。客車5両(14系座席車3両、24系寝台車2両)をDD51形が牽引する。20日は札幌駅から釧路駅まで石勝線経由で運転し、寝台車はB寝台として発売。22日は釧路駅から札幌駅まで滝川駅経由で運転し、こちらは全車指定席(寝台車も座席扱い)となる。また、8月6日~31日には、「山線」経由で函館~札幌間を結ぶ特急「ヌプリ」も登場。根室本線釧路~根室間、通称「花咲線」では7月21日~8月31日、快速「北太平洋 花と湿原号」(詳細は本誌既報の通り)が運転される。その他、「旭山動物園号」「富良野・美瑛ノロッコ号」「くしろ湿原ノロッコ号」「SL函館大沼号」など、毎年おなじみの観光列車も運転される予定だ。9月末には、北海道DCのクロージングに合わせて客車急行列車が再登場。客車5両、DD51形牽引で、札幌発函館行が9月28日に、函館発札幌行が9月30日に運転される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月19日日本再生トラストLLCが北海道浦河町で手掛ける、「スマートファーム浦河」プロジェクトの中心事業であるメガソーラー(約1Mワット)の建設について、「光電気工業」と、設置事業者「北海道電気工事」との間で正式合意に至ったことが明らかとなった。この事業主である日本再生トラストLLCは、2月に旧グランファームの土地約6万坪を取得。太陽光発電と宿泊施設を伴った次世代農業・畜産・観光事業をハイブリッド化した「スマートファーム」全プロジェクトの第一弾として、「スマートファーム浦河」を発表した。浦河町は北海道でも太平洋側に面し、年間を通じて気温も高く日照時間も年間約1700時間以上確保できるため、メガソーラーの設置には格好のエリア。このほど、同プロジェクトの中心事業であるメガソーラー建設について、施工会社エスイーエム・ダイキンの北海道代理店「光電気工業」と、設置事業者「北海道電気工事」が正式合意した。これにより「スマートファーム」計画が大きく前進したといえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月17日お取り寄せスイーツの専門店・北海道スイーツの森と海のマルシェが13日、北海道洋菓子作品コンテスト・ロールケーキ部門金賞パティシエの手がけた「苺のシャルロット」を発売した。同製品は、ビスキュイ生地の中に北海道産の苺のババロアを詰めて冷し固め、その上にさらに苺ゼリーを流している。ババロアには、苺と木苺を砕いて混ぜた果肉をふんだんに使用。上品で甘酸っぱいハーモニーが楽しめる。やわらかくて香ばしい口ざわりが特徴だ。同製品を手がけたのは、10年間ヨーロッパの一流ホテルで修行したのち、札幌の京王プラザホテルでフランス料理長を務めたこともある、小樽在住の有名シェフでありパティシエのムッシュカンノ。クッキーシューやパンナコッタを広めたことでも知られている。同製品のターゲットは20~30代の女性。父の日のスイーツギフト商戦をにらんでいるという。価格は1,780円(送料別)。北海道スイーツの森と海のマルシェ(楽天市場内)で購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日一般社団法人・日本RV協会の調査によると、キャンピングカーユーザーがGWから夏休みにかけて具体的に計画している旅行先は、1位が北海道、2位が東北であることがわかった。調査は、同協会のホームページにアクセスするキャンピングカーユーザーを対象に、3月15日~4月13日にかけてアンケート形式で行われた。回答者数は255名。「GWから夏休みにかけて行ってみたいところ」として、46.7%が北海道を挙げた。2位は15.3%で東北、3位は9.8%で九州。以下北信越、東海、四国がともに5.9%で並んだ。最下位は関西の1.6%だった。この結果について同協会では、自然が豊かな地域を自由気ままに旅しながら、温泉などでストレスを癒やしたいユーザーが多いと分析。安価な宿泊場所で長期滞在を楽しむ、キャンピングカーらしい旅行スタイルだとしている。また、「自宅との距離がどのくらい離れた場所にまで旅行に行くか」については、首位は「500km未満」と答えたユーザーで、42.5%を占めた。続いて「1,000km未満」が27.6%で2位。「2,000キロ以上」が14.0%で3位と、遠距離志向が鮮明に。100km未満の近場を目指すユーザーはわずか4.7%に止まった。余暇は「安・近・短」の時代と言われて久しい中、キャンピングカーユーザーは宿泊と長距離走行を積極的に楽しむ、「旅らしい旅」を求める傾向がうかがえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月09日プロ野球・千葉ロッテマリーンズが、本拠地・QVCマリンフィールドにて5月8日(火)に開催される公式戦で対戦相手の北海道日本ハムファイターズのファンを対象とした企画チケットを4月25日(水)より発売する。実況解説付きビジター応援チケットの詳細同企画は、現役時代に最多勝を獲得した元日本ハム投手の松浦宏明による生解説を聞きながら、千葉ロッテ対日本ハム戦を楽しめるというもの。ホームチームが対戦相手のファンにサービスを提供するというユニークな企画だ。また、本企画で使用されるフィールドテラス・スイートはパーティー用の個室とオープンテラスを併せもった定員30名のプライベート・パーティー・スペースだ。「フィールドテラス・スイート実況解説付きビジター応援しナイト!」は、弁当とドリンク2杯の特典付。4月25日(水)より一般発売開始。
2012年04月24日日本ミシュランタイヤは19日、「ミシュランガイド北海道 2012 特別版」の重版を決定したと発表した。同書は北海道の厳選したホテルとレストランを紹介。従来の星付きのレストランの情報だけではなく、星はつかないがおすすめの店舗や、コストパフォーマンスの高い食事を提供するレストランも掲載している。ジンギスカンやラーメンなど北海道ならではのグルメ情報も収録されている。発売日は20日だが、多くの読者や書店から問い合わせがあり発売日前に重版を決定した。価格は、2,310円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月20日日本ミシュランタイヤはこのほど、「ミシュランガイド北海道 2012 特別版」のセレクションを発表した。4月20日発売で価格は2,310円。同ガイドブックに今回掲載される施設は合計699軒で、このうちレストランが475軒、ホテルが133軒、旅館が91軒。レストランでは、「鮨 田なべ」「温味」「モリエール」(いずれも札幌市)の3軒と、洞爺湖町の「ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン」の合計4軒が三つ星を獲得した。二つ星はレストラン12軒と旅館1軒、一つ星はレストラン50軒と旅館2軒。同書には星が付いていない店舗も数多く掲載されており、121軒に「ビブグルマン」(ミシュランのキャラクターである「ビバンダム」こと「ミシュランマン」の顔のマーク)が付いている。これらは、コストパフォーマンスの高い食事を提供し、星のない店の中でも特に調査員がおすすめするレストランを意味し、3,500円以下で食事ができる店にこのマークが付いている。また、ビブグルマンや星付き店の他にも、星は付かないが「おすすめの店」を288軒掲載。うどん、カレー、串焼き、ジンギスカン、豚丼、豚肉料理、焼き肉、洋食、羊肉料理、ラーメン、スペイン料理、ピッツァという新しいカテゴリーも掲載している。今回のセレクションは、2010年の秋頃からミシュランの社員でありホテル・レストラン業界の専門知識を持つ専任の調査員たちが匿名で行ってきた調査をもとに決定されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月13日近畿日本ツーリストは9日、「貸切リゾート列車『デリシャストレイン』で巡る 北海道周遊4日間」を発売した。羽田空港から新千歳空港へ飛び、富良野・知床半島・摩周湖・阿寒湖などを巡る3泊4日の旅。7月1日発限定で、1名の価格は12万6,800~14万5,800円。今回の企画では、JR北海道の協力により、団体臨時列車を貸切で運行。「デリシャストレイン」の名にふさわしく、車内では「じゃがいもスイートポテト」「赤いルバーブのチーズタルト」など、地元で人気のスイーツが日替わりで楽しめる。2日目に訪れる浜小清水駅では、B級グルメ「オホーツク北見塩やきそば」をはじめ、牛肉やアスパラガスなど北海道の食材を使った屋台での昼食を楽しめる。北海道「駅弁」選手権2011新駅弁の部でグランプリを獲得した「汐彩弁当」や、池田駅の「特製十勝牛のワイン漬けステーキ弁当」といったこだわりのメニューも続々登場する。富良野や小清水原生花園など花々が咲き誇る有名スポットも訪問し、まさに北海道のベストシーズンを目と舌で味わえる内容になっている。なお、出発日の7月1日は、JR北海道も参加する「北海道デスティネーションキャンペーン」の初日にあたる。これに合わせ、札幌駅で同ツアーの貸切列車の出発式も行うとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日近畿日本ツーリストと日本旅行はこのほど、国内パッケージツアー「き・ら・り 北海道」を共同商品として発売した。同ツアーは、「鉄道でゆっくりめぐる、滞在して楽しむ新しい旅」がテーマで、北海道を6つのエリアに分け、それぞれのエリア内で美しい自然や歴史、料理などをじっくりと楽しむ滞在型のツアー商品だ。現地では「本物志向」をコンセプトに、北海道でしか見られないものやできないこと、味わえないものなどに触れる。一例として、知床でのヒグマウォッチングクルーズや函館ハリストス正教会の特別拝観、地元の調理師からイカ料理を習う「いか&ガゴメ昆布クッキング」、地元画家が絵になる風景場所をご案内しスケッチ指導をする「地元画家と函館スケッチ散歩」などが用意されている。地元ガイドがその土地の歴史や文化を解説する町あるきコースも充実。なお、北海道までの移動には東北新幹線E5系や寝台特急北斗星などを使用。現地では新千歳空港や札幌駅からJR北海道を利用する。同ツアーの基本プランは2泊で、7泊8日まで延泊可能。出発日は4月27日から9月28日までの毎日。旅行代金は2万9,800円~(き・ら・りステイ札幌・小樽エリア、往復基本フライト、Aプラン2泊、1室4名以上利用の場合)。首都圏、中部、関西、九州、道内地区の両社直営店と提携販売店にて取り扱う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日日本旅行は14~22日、大阪ステーションシティ内「鉄道プラザ」にて「JR北海道フェア」を開催する。同イベントでは、JR北海道車両ヘッドマークの掲出や、関西では入手が難しいJR北海道オリジナルグッズの販売などを行う。グッズ購入者には、北海道ディスティネーションキャンペーンイメージキャラクター「キュンちゃん」のオリジナルグッズをプレゼントする。プラザ内にあるNゲージジオラマでは、マスコンによるJR北海道車両の運転体験も実施する。期間中の週末には、子供用の駅長制服が着用できる「お子様なりきり駅長体験」や、北海道観光のパンフレット配布も実施する予定だ。「鉄道プラザ」(大阪ステーションシティノースゲートビルディング11階)は、鉄道に愛着を持ってもらおうとの趣旨で運営されているスペース。Nゲージジオラマやプラレールお遊びコーナー、交通博物館の情報や資料を展示する「交通科学博物館Information」などが常設されている。入場は無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月09日食材王国北海道より春の味便りが届いた。「北の味紀行と地酒 北海道」の関東全店で2012年4月9日(月)より、関西全店 で2012年4月12日(木)より、春の期間限定フェアを開始する。この春の期間限定フェアでは、「春にしん」「アスパラ」「行者にんにく」といった今しか食べることのできない旬な海鮮・野菜を、様々なメニューで楽しめるという。北海道 “春の期間限定フェア”期間:関東2012年4月9日(月)~/関西2012年4月12日(木)~店舗:「北の味紀行と地酒 北海道」 関東・関西全店舗代表メニュー:アスパラと彩り野菜ピクルス/春にしん刺身/行者にんにく天ぷらお問い合わせ: コロワイドホームページ
2012年04月08日サカエ福島産業株式会社は、「スイーツランド北海道」を31日にプレオープンと発表した。同サイトは北海道の隠れた名店のスイーツの紹介や、パティシエを応援する総合ポータルサイトとなっており、「スイーツマルシェ」と「パティシエワールド」の2つのブランドから構成される。今回は「スイーツマルシェ」が先行公開となる。北海道は自給率200%という「食の王国」。北海道産の原料を使って作られた逸品スイーツを、道外の人でも食べられるようにとオープンした同サイトでは、スイーツだけでなくパティシエにもスポットを当てる。「スイーツマルシェ」と「パティシエワールド」の2本柱で、北海道のスイーツを丸ごと感じることで、新しい味への扉が開くかもしれない。なお、プレオープン時に掲載される企業は、株式会社永光農園(北海道札幌市)、株式会社サッポロミルク(北海道札幌市)、株式会社しらおい菓子工房まいこ(北海道白老町)、有限会社岡田屋(北海道洞爺湖町)となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日人気韓流スター、チャン・グンソクと少女時代のユナが共演する韓国ドラマ『ラブレイン』の北海道ロケの様子が公開された。グンソク×ユナ共演ドラマ『ラブレイン』北海道ロケの写真同作は、日本で韓流ブームの火付け役となった『冬のソナタ』『秋の童話』などを手がけたユン・ソクホ監督がメガホンをとった。1970年代と現在の2つの時代を行き交いながら、青春時代の純粋な愛を描くロマンティック・ラブストーリー。チャン・グンソクは、感受性豊かな美大生ソ・インハ役と、仕事と愛に自由奔放なフォトグラファー、ソ・ジュン(ソ・インハの息子)のひとりふた役を、ユナも、チャン・グンソクの恋人役で清楚で大人しいキム・ユニと、朗らかなユニの娘、ハナのふた役を演じる。ユン監督たっての希望により実現した北海道ロケは、先月末から約10日間にわたり、富良野・旭川エリアをベースに、美瑛、上富良野吹上温泉、ファーム富田などで撮影された。全20話(予定)のうち第5~6話の中で印象的な場面として使用される。マイナス15度の極寒の中、薄手の衣装で撮影に臨んだというチャン・グンソクは、「本当に本当に寒かったです!撮影は大変でした。(北海道は)見どころや美味しいものもたくさんありましたが、何よりも富良野や旭川といった街の素朴で温かい人々の心を直接感じることができて本当に嬉しかったです」とコメント。一方のユナも、極寒の中でも笑顔を絶やさず、「すごく楽しかったです。景色も雪も本当にきれいでした。お寿司もラーメンも、そしてラベンダーのお茶も美味しかったです」と、ふたりとも北海道を満喫したようだ。ドラマ『ラブレイン』は、韓国KBSにて3月26日(月)放送スタート。日本国内の放送については未定だが、DVD化が決定している。発売日未定。
2012年03月12日なにこのサラサラした雪は! これが、「クラブメッド北海道(サホロ)」に到着して最初に発した言葉だった。世界中のスキーヤーから絶賛されているという北海道のパウダースノー。その中でも特に雪質がよく、晴天率が高い場所にあるリゾートがここなのだ。北海道のほぼ中央にある十勝・帯広エリア、そばで有名な新得町に立地する。最も近い空港は、約70km離れた「とかち帯広空港」。そこから送迎バスに乗って1時間半でリゾートに着く。昨秋には「道東自動車道」の夕張ICと占冠IC間が開通したため、「新千歳空港」からも車や送迎バスで約2時間半でのアクセスが可能となった。話は戻るが、前述のパウダースノー、服に積もってもサササッと払うだけで落ちるほどサラサラ。実際にスキーをしてみると、とても滑りやすい。ふかふかサラサラのおかげで転倒しても痛くない。歩くと片栗粉のようにキュッキュッと音が鳴って面白い。ゲレンデは目の前に広がり、緩斜面から急斜面まで様々なコースがあるので初心者だって安心。また、スキーもスノーボードも未経験者から上級者までに対応したレッスンプログラムも用意。キッズ向けも用意されているので、子どもをレッスンに預けてパパ&ママは思う存分スキーを楽しむ、なんてことも可能なのだ。そして、特筆すべきは……ゴンドラ&リフト代はもちろん、レッスン料も追加料金不要ということ! クラブメッドでは、往復の航空料金から宿泊費、食事やアルコール(一部を除く)、滞在中のアクティビティー等がすべて料金に含まれる「プレミアム オールインクルーシブ」という独自のシステムを採用している。そのため、リゾートに到着してからは財布いらず。スキーをしておなかが空けば施設に戻ればいい。そこではブッフェスタイルでランチが楽しめ、お昼時を逃したとしてもバーに行けば軽食が用意されている。「ゲレンデの食事はまずくて高い! 」なんて声をよく聞くが、ここではホテルメイドの多種多様なメニューがいただける。ちなみに朝食、ランチ、ディナーと全てブッフェスタイル。北海道食材も盛り込んだ各国料理が楽しめる。ディナーは毎日テーマがあり、例えば北海道がテーマならタラバガニや十勝牛、ジンギスカンにちゃんちゃん焼きと高級素材や郷土料理がズラリと並ぶ。さらに、スペシャリティレストラン「ミナ ミナ」(予約制)ではディナータイム限定で、今冬「鍋」をテーマにメニュー展開。1つの鍋で、酒蒸し→鍋→シメの味噌ラーメンが楽しめる仕組みになっていて、なんとも面白い。こちらもオールインクルーシブに含まれているので、追加料金不要で楽しめる。ブッフェの料理もいいけれど、雪を見ながらみんなで鍋をつつくのも至福の時だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月13日最高のスキーシーズンを迎えた北海道に、プレミアム オールインクルーシブのクラブメッドが今年もオープンしている。北海道の雪山といえば壮大なパノラマとパウダースノー。クラブメッドの位置するサホロもその例にもれず、スキーヤーやスノーボーダー垂涎のふわふわの雪質を誇る。リゾートを出て、リフトまでは歩いてほんの数分。朝ごはんを食べたらすぐにでもゲレンデに飛び出して、1日中思うぞんぶん滑り倒すことができる。朝いちばん、誰も足を踏み入れていないまっさらな雪にシュプールを描くのは、得も言われぬ快感だとか。ゲレンデに出る前に、レセプションでリフト券をもらうのを忘れずに。テクニックの上達を目指すなら、インストラクターによるレッスンに参加するのがおすすめ。超初心者からアドバンスまでレベル分けしてあり、自分のレベルに合ったレッスンで無理なく学ぶことができる。このレッスンまでが料金に込み、というのがクラブメッド北海道のうれしいところ。初めてスキーやスノーボードに挑戦してみようかな、という人でも安心、かつ実践が主なので上達が早いと評判だ。リゾートの外にも楽しみがある。スノーホーストレッキング(有料・要予約)は白銀の森の中を馬の背に揺られながらトレッキングするというもの。馬が雪を踏みしめる音だけを聴きながら自然の中に身を置いていると、清々しく心洗われるような気持ちになる。これも北海道ならではの体験。リゾートまで送迎があるので、ぜひとも気軽に参加したい。クラブメッドファンを魅了するのは、連日なにかしら行われるサプライズだ。冬の北海道、そしてゲレンデ間近なクラブメッド北海道ならではの演出の数々は、いつでも感動と歓声につつまれる。クラブメッド北海道までは、帯広空港から約1時間30分、もしくは新千歳空港から高速バスで約2時間30分のアクセス。以前はJR北海道を利用してアクセスしていたため、今年からはぐっとアクセスが便利になったといえる。また、昨年7月にリニューアルオープンしたばかりの新千歳空港では北海道ならではのレストランやショップがたくさん。出発までの時間もショッピングなどで充実して過ごすことができるのがうれしい。お問い合わせ: クラブメッド北海道 ミニサイト 取材/岩佐 史絵
2012年02月08日1月のJALのテーマは「北海道」。札幌の日本料理の名店「みえ田」による料理をファーストクラスで楽しめる。わずかカウンター9席だけという、まさに札幌の隠れ家と呼ぶにふさわしい贅沢なお店「みえ田」。今回のスペシャルメニューを担当した三枝展正料理長よりコメントが届いている。「まずは、見た目だけで、北海道をイメージできるような食材を選んでいます。さらに、それぞれの食材が機内食として適切な温度でご飯とのバランスはとれているかも考慮しました。また、北海道の食は、素材を生かした豪快で大胆な味つけのものが目立つので、みえ田は、その一歩先へ進んで、食材そのものの味を生かしながら、より斬新で繊細な味付けを心がけています。『みえ田』テイストを感じていただければうれしいです」食の宝庫・北海道から届いたほっけやホタテ、鱈など、ここが機内であることを忘れさせてくれそうな贅沢なメニューがそろう1月のJALの機内食、ぜひお楽しみあれ。※提供は2012年1月のJALファーストクラスの機内食/17時以降の出発時間帯お問い合わせ: JAL WEBサイト
2011年12月28日今年の10月29日(土)、かねてより建設が進められていた道東自動車道夕張ICから占冠ICがついに開通。北海道の中心に位置する『星野リゾート・トマム』は、これで首都圏から最も近い北海道のリゾートとなった。道東自動車道は1995年10月に十勝清水IC~池田ICが開通して以来、少しずつ延伸してきた。これによって、北海道の玄関口である新千歳空港からトマムまで、乗用車で約120分だった道のりが高速利用で約70分に短縮。札幌市からは約150分だった道のりが高速利用で約100分というアクセスの良さとなった。開通によるメリットは単なる時間の短縮だけに留まらない。トマムICから約7分という距離にあるリゾートまで、急カーブだらけの山道という移動への負担も激減したのだ。「星野リゾート・トマム」では、快適な旅を提供し、長時間による移動のストレスを極力なくそうとさらなる取り組みを行っている。往復直行バス運行スキーシーズンが本格化する12月より、「北海道アクセスネットワーク株式会社」と共同で、新千歳空港~トマム間の直行バスを運行。1日6往復と運行を拡充。また、北海道国際航空の就航により、首都圏からの往来が便利になった十勝帯広空港~トマム間の直行バスも1日4往復へ拡充と、便利で快適な移動時間を提供している。海外客誘客の対応強化新千歳空港からの直行バスの拡充に伴って、震災の影響により落ち込んだ海外客の早期の復活を願い、北海道で海外観光客向けのガイド事業を展開している「株式会社ゼロプランニング」と提携。国際線到着口や空港からの移動に伴う言語への不安を解消すべく、英語や中国語に対応し、より満足度の高い北海道の旅を提供している。道東の入り口として、また富良野観光への中間地点として北海道の旅を彩るトマム。今後はウィンタースポーツ・シーズンの到来とともに、氷や雪の幻想的な世界が繰り広げられることだろう。ぐっと距離が近づいたリゾートで、北国の冬を満喫してみてはいかがだろうか。お問い合わせ:星野リゾート トマム tel.0167-58-1111取材/栗丘とまこ
2011年12月13日北海道旭川市。観光地で有名な富良野に近く、旭山動物園などが有名だが、ここが日本でも有数の家具の産地で、多くの家具ブランドやメーカーが集っているのをご存じだろうか。そんな旭川では年に1度、産地の新作展を行ない、日本の暮らしに適った家具を発表する。輸入家具やデザインファニチャーとはまた違う、「北海道クオリティ」は、お部屋に置いてすぐにしっとりとなじむような、親しみやすさと美が感じられる。そこで大人の女性の目に適うアイテムを、新作を中心にピックアップしてみた。「ウイング ラックス」(メーカー/カンディハウス)ソファ¥331,800~ センターテーブ¥79,800~、アームチェア¥122,200~カンディハウスの「ウィング ラックス」シリーズは、ソファのレッグやフレームがぎりぎりまで薄い。重心が低く、マンションの部屋でも圧迫感がないけれど、座り心地はゆったり。おなじくカンディハウスの同シリーズのデスク。ヴィンテージ風の雰囲気も感じられるデスク、奥行46㎝とコンパクトで寝室やリビングにもすっきりおさまる。お化粧やちょっとした書き物など、プライベートタイムのパートナーになってくれそう。最上段の引き出しの取っ手はレトロな鍵のよう。小さいポイントに心引かれる。「グランデ」(メーカー/匠工芸)ソファ1p ¥241,500~/2p¥315,000~/3p ¥367,500~匠工芸の「グランデ」は、幾何学的なフォルムを持ち、グラフィカルな印象のソファセット。こちらも薄い見た目で部屋の中で圧迫感がないのに、座ると体を包みこむようなホールド感がある。「マッシュルームスツール(メーカー/匠工芸)¥15,750同じ匠工芸のヒット製品となるのが、アッシュコンセプトの開発協力を得て生まれた「マッシュルームスツール」。軽く、コンパクトでどこか愛嬌がある。値段の手頃さもあって、予想以上の人気だという。パティオ(メーカー/インテリアナス)オープン価格デザイナー、村澤一晃さんのソファは若い世代にも人気が出そうな、少し角丸のレトロモダンなデザイン。「「soridome」(メーカー/ウッドワーク)テーブル ¥210,000~ キャビネット¥234,150~ チェア¥55,650~山田佳一郎さんがデザインした「soridome」シリーズ。無駄な装飾がなく、繊細なデザインのキャビネットやテーブルは、ごまかしがきかない分、メーカーの技術や材料の質が出るところだが、見事な仕上がりだ。通常は扉の裏に付けられる「反り止め」を、あえて表につけてデザインと取っ手を兼ねさせたのが、シリーズ名の由来でもあるという。「Kakudo Cutting Board ¥6,500/サイズS ¥9,000/サイズM(メーカー/高橋工芸)木の小物も、いわゆるクラフトというより、プロダクトデザイン的な美しさを持つ。八角形のまな板は、東京のデザイナー大治将典さんのデザインだ。旭川の木工職人、高橋秀美さんとの恊働で生まれた。また旭川は、インテリアをめぐる旅先としてもおすすめ。家具メーカーの本社ショールームやクラフトショップが点在している。人気のスポットとしては、森の中のコテージのような家具ショップ「北の住まい設計社」。オリジナル家具や雑貨やテキスタイルを扱うほか、おしゃれなカフェも併設。同じ雰囲気の住宅設計施工も請け負っている。冷涼な気候と森に囲まれた環境のせいか、北欧とイメージも近い旭川。ドラマ「風のガーデン」の舞台となった「上野ファーム」では話題の北海道スタイルガーデンを堪能できる。機会があれば、上質な暮らしのをヒントを得る旅を楽しんでほしい。 旭川家具工業組合 Webサイト 取材/本間美紀
2011年10月07日北の大地、北海道のお楽しみと言えば、やっぱりお土産ですよね。自分で買うのはもちろん、北海道へ行く人についリクエストしてしまったり、お取り寄せをしたりするほど好きなお土産はありませんか?男性238人に、好きな北海道銘菓についてアンケートを採ってみました。>>女性編も見るQ.送ってもらってでも食べたい北海道のお土産は?1位石屋製菓「白い恋人」 25.6%2位花畑牧場「生キャラメル」 16.4%3位六花亭「マルセイバターサンド」 16.0%4位ロイズ「生チョコレート」 10.9%5位カルビー「じゃがポックル」 10.5%●やっぱり定番の味派石屋製「白い恋人」:・北海道のお土産の定番。とにかくおいしい(29歳/通信/その他)・通販で買うほど好きだから(25歳/IT/プログラマー)・定番だが、何回食べても飽きないので(29歳/精密機器/研究開発)・最近は生キャラメルブームだが、昔からある目玉商品の一つ。道民に愛されているものだから(25歳/人材派遣/その他)六花亭「マルセイバターサンド」:・昔からなじみのあるお土産だし、何度食べてもあの濃厚さは飽きない(25歳/紙パルプ/営業)・クッキーと中のレーズンの相性がいいから(25歳/自動車関連/設計)・レーズンの甘酸っぱさと、バターの甘さが不思議な組み合わせでとてもおいしい(24歳/情報/マーケティング)・正直レーズンは苦手だが、マルセイバターサンドのレーズンはおいしい。本来嫌いなのにまた食べたくなるほどおいしい(24歳/自動車関連/財務)ロイズ「生チョコレート」:・口の中に入れただけで溶けていくあの感触と味がいい(26歳/印刷/財務)・北海道みやげの中でも、「白い恋人」は何度も食べたことがあるが、ロイズは食べたことがないから(29歳/団体/企画開発)・値段以上の価値があるから。くちどけ感がいい(23歳/男性/その他)●話題性で勝負派花畑牧場「生キャラメル」:・やっぱり今はやっているから(28歳/金属/営業)・一度しか食べたことはないが、あのとろけるおいしさにびっくりした。希少価値もあるので、ぜひもう一度食べたい(24歳/卸/システム)・これだけ話題になったから一度は食べてみたい(26歳/自動車関連/設計)カルビー「じゃがポックル」:・なかなか手に入り難いところと、おいしい塩を使っているから(29歳/運輸/総務)・北海道展とかでも購入できないため(27歳/小売/販売)・じゃがいもの本当のうまみがあり大好きだから(27歳/精密機器/営業)●その他ロイズ「ポテトチップチョコレート」:・どんな味か気になっているから(29歳/食品/研究開発)・一度食べてヤミツキになってしまったから(31歳以上/IT/システム)六花亭「ストロベリーチョコ」:・フリーズドライのイチゴとチョコが絶妙だから(29歳/情報/クリエイティブ)完全版(画像などあり)を見る
2009年10月16日