アクサ生命は4月2日より、先進医療特約「先進医療まるごとサポート」の販売を開始すると発表した。今回の先進医療特約は、『アクサの「一生保障」の医療保険』シリーズまたは『アクサの「治療保障」のがん保険』に付加できる。特徴は、先進医療給付金として、技術料と同額が受け取れること。たとえば技術料として500万円の費用がかかった場合、給付金として500万円受け取れる。1療養につき最大1000万円、通算で2000万円まで支払われる。また、治療を受ける際の交通費や宿泊費をサポートする先進医療一時金が、1療養につき15万円支払われる。この先進医療保障の保険料は変わらず一生涯継続される(「ガン先進医療給付特約(12)」を除く)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月29日民間旅客機の事故は、どれくらいの確率で起きているのか。よく航空機事故の確率を車の事故と比較して30数分の1しかないなどといわれるが、プロのパイロットが操縦する航空機と、一般の人が運転する自動車とを比較してもあまり意味はない。航空業界では長らく、100万フライトに1回が常識とされてきた。ツインタワービルに旅客機が激突する映像が強烈だったアメリカ同時多発テロ事件の起こった2001年は、実はその前年より航空機事故の数は減っており、必ずしもイメージとは一致しないものだ。イメージと一致しないといえば、近ごろ話題を呼んでいるLCC(Low Cost Airline=低コスト航空会社)も同じで、「予算がないなら安全面でも手を抜いているのでは? 」という先入観が結構あるらしい。しかし、それはちょっと違う。LCCには大きな後ろ盾はない。一度でも死亡事故でも起こせばたちまち倒産してしまう。LCC先進国であるアメリカでは、1996年にバリュージェットというLCCが墜落・死亡事故を起こしたが、その後バリュージェットの名は航空業界から消えた。分かりやすいのがJALとの比較だ。単独機としては世界最多数の犠牲者が出したJALは、遺族への補償の関係でつぶすにつぶせない事情もあったとはいえ、その後も運航を続けた。同社が2010年に経営破たんしたときにも、国の手厚い保護があったことは記憶に新しい。しかし、LCCが保護してもらえる理由はない。そこで、機内サービスや人件費や事務所の家賃や電気代などあらゆるコストを削減し、その分を安全面に投資するというのはLCCの半ば常識となっている。中にはそうでないLCCもあるかもしれないが、そういうところが多いようなのだ。実は、民間航空機事故の確率が「100万フライトに1回」という業界の常識は、ここ10年で格段に改善されている。2000年と2010年の世界の航空旅客数を比較すると約1.5倍に増えている(日本航空機開発協会・資料)。特にLCCの需要はここ10年でグングンと伸び、10年前はその需要がゼロに近かったアジアの場合、LCCの市場スコアは20%近くまできている。一方で、航空機事故の発生率は下がり続け、2010年は過去最低、2011年はさらにそれを更新し、100万フライトにつき0.37回となった(国際航空運送協会調べ)。つまり、約300万フライトに1回と、3分の1まで減少したのだ。LCCが需要をのばしたここ10年で、航空機事故の発生率は格段に下がった。LCCの安全性を示す1つのデータといえるだろう。もちろん、LCCだけでなく大手航空会社の安全性も同時に高まっていることは言うまでもない。最後に、いまの航空機の安全性が飛躍的に高まった背景には、航空機メーカーや航空会社を中心とする関係者の努力があるからで、日航機事故を含む過去の事故への反省も教訓となっている。そういう意味で、過去の事故とその犠牲者および遺族のことを忘れてはならない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日いいともで「放送事故」?3月5日に放送の「笑っていいとも!」に出演した芥川賞作家の西村賢太氏の発言が「放送事故ではないか?」と物議をかもしている。芥川賞の西村賢太の型破りトーク「中卒フリーターで前科者、友達も一人もいない」。そんな看板をしょって、「破滅的な生を描く私小説」を書き続けてきた西村氏は昼の12時とは思えないトークをおおっぴらに飛ばした。ちょっと怪しい課外授業の「連続過激発言」西村氏が出演したのは、「ちょっと怪しい課外授業」というコーナー。そこでまず「芥川賞受賞後の変化」を聞かれ、「女性からメールアドレスを渡されるようになっり、肉体関係を持ちたいからメールを送ってみたが、返事が全くない」ことを告白。テーマの「楽しい独身生活を送る心得」では、「嫁は老ける一方だから結婚するのは損」「僕は若い女性とのぬくもりを大事にしたいので」と女性からの反感を恐れずに語った。それに対し、「メールを送っても返ってこなかったら、ぬくもりは得られないのでは?」とつっこみを入れられると、「そういう時は外にぬくもりを買いにいく」「僕は『デリヘル』に行くんですけど、ちょっとでも相手が僕のことを知ってそうなそぶりだったら、ノーマルなプレイにする」と、昼帯らしからぬ話題を大胆に語った。男性からは共感の声があがる西村氏の一連の発言は、「放送事故では?」と物議をよんでいるだけではなく、ネットでは「女性からは反感、男性からは共感」を買うこととなった。これは果たして放送事故なのか、それとも「いいとも!」が大胆にも視聴者の注意をひく挑戦に出たのだろうか。最近視聴率の低迷がささやかれている番組であるだけに、興味深いところである。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年03月06日自動車事故対策機構(以下、NASVA)はこのほど、自動車事故による重度後遺障害者への支援拡充を目的として、近畿・関東地区にて「委託先病院」を公募すると発表した。NASVAは、自動車事故による脳損傷が原因で重度後遺障害が残り、治療と常時介護を必要とする被害者のうち、特に重度の患者を対象とした専門病院として、国内4カ所(千葉、仙台、岡山および岐阜)に療護センターを設置運営している。また、2007年から札幌・福岡の2カ所にて、療護センターの一部機能(治療・看護)を一般病院の施設を活用して提供する「委託病床」の運営を開始。これらの療護施設は、順調に活動している一方、一部地域では自宅からの距離などを理由に、入院を断念する被害者家族が多数存在することが判明したという。このためNASVAは、2011年2月より「委託病床の拡充にかかる検討委員会」および「委託病床機能等審査委員会」を設置し、委託病床を拡充する方向で検討。その結果、「新たに大阪を中心とする近畿地区(16床)および関東南・西部地区(12床)に委託病床を開設し、2013年1月から患者の受入を開始すべき」などの結論を得たことから、今回、同病床の運営を委託する病院について、入札による公募を行うことを決定したとしている。今回の公募にあたり、NASVAは入札説明会を開催。日程・場所は、関東地区が3月9日15:00~、NASVA本部6階会議室、近畿地区が3月13日15:00~、NASVA大阪主管支所内会議室となる。申込み期限は3月8日正午。今後のスケジュールは、5月10日応募(入札参加表明)締切、6月29日開札、委託先病院決定、2013年1月(予定)入院患者受入開始となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月14日交通事故の発生件数は、平成22年度72万5,773件です。1日あたり約2,000件もの事故が日本のどこかで起こっている計算になります。いつ自分の身の回りに起こるかもしれない交通事故。日本損害保険協会がまとめた「自動車保険データにみる交通事故の実態」等のデータを元に、自動車事故にかかる費用を検証してみました。■交通事故による経済的損失額は年間約3兆2,000億円「自動車保険データにみる交通事故の実態」(日本損害保険協会)によると、2009年度に発生した交通事故による経済的損失額は、年間3兆2,069億円。内訳は物的損失額が1兆7,108億円、人身損失額が1兆4,961億円でした。交通事故の発生件数は年々減少していますが、人身損失額は高い水準を保ったまま。後遺障害による損失が大きくなっていると考えられています。■事故の約9割が車両同士の追突!交通事故が発生する状況としては、車両同士の追突・衝突が圧倒的に多く全体の86%を占めています。次いで人と車両の事故が9.5%、車両の単独事故が4.5%でした。(平成22年中の交通事故の発生状況警察庁交通局)事故発生件数が最も多い車両同士の追突には、正面衝突、追突、側面追突、後退時追突などがあります。軽微なものから甚大なものまで事故の大きさは一概には言えませんが、平均物的損失は数十万円に上ります。■死亡で1名当たり3,080万円の経済損失車両同士の事故に次いで多いのが人と車の事故である「人身事故」です。人身事故での平均物的損失額は5万1,000円と比較的安いのですが、当然ながら人的損失額は高く、死亡者数5,607人に対し損失額は1,727億円、後遺障害者数66,850人に対し6,150億円。傷害者数1,215,064人に対し7,084億円が報告されています。これを一人あたりに換算すると、死亡で約3,080万円、後遺障害で約920万円、傷害で約58万円という甚大な損失額になります。●平成22年1名当たり人的損失額(データを元に算出)死亡3,080万円後遺障害920万円傷害58万円■ガードレールは1m 5,000円~5万円交通事故の発生状況で一番少なかったのが、車両の単独事故、いわゆる自損事故です。構築物に衝突するケースと、自らが横転・転落してしまうケースがあります。構築物衝突と言えば、道路上の構築物を思い浮かべる人も多いと思います。大きさや形状によって異なりますが、ガードレールや照明柱、交通信号機用コンクリートポール、カーブミラーにぶつかった場合の損害額はこれぐらいと言われています。●損害額ガードレール(1mあたり)5,000円~5万円照明柱10万円~50万円交通信号機用コンクリートポール33,000円~7万円カーブミラー4万円~10万円一方、横転や転落の場合の平均物的損失額は、横転転落の場合40万8,000円、正面衝突35万3,000円、追突28万6,000円。側面衝突24万7,000円、後退時衝突13万7,000円。転落、正面衝突などスピードが出ているときの損害は大きく、あまりスピードが出てない後退時の衝突は低くなっています。■交通事故では、自転車事故の割合が高くなっている交通事故全体の件数は減っているのですが、自転車事故の占める割合は増えています。「自転車事故」(警察庁データ)によると、平成22年の自転車乗用中による死傷者数は15万1,631人にも上ります。自転車事故といっても、大半が自動車との事故で全体の84%を占めますが、自転車と歩行者との事故も発生しており、加害者となる自転車に多額な損害賠償金が求められるケースもあります。2つ事例をご紹介します。<自転車事故での加害事故例>■賠償額5,438万円成人男性が昼間、信号表示を無視して高速度で交差点に進入、青信号で横断歩道を横断中の女性(55歳)と衝突。女性は頭蓋(ずがい)内損傷等で11日後に死亡した。(東京地方裁判所、平成19年4月11日判決)■賠償額5,000万円女子高校生が夜間、携帯電話を操作しながら無灯火で走行中、前方を歩行中の看護師(57歳)の女性と衝突。看護師には重大な障害(手足がしびれて歩行が困難)が残った。(横浜地方裁判所、平成17年11月25日判決)※出典「知っていますか?自転車の事故」(日本損害保険協会)自動車、自転車に乗る場合、いつ自分が加害者になるか分かりません。一瞬の不注意でこれだけの損害額が発生します。当たり前のことのように言われる"交通安全"ではありますが、他人をキズつけないだけでなく、自分も経済的損失というキズを負わないよう心がけておきたいところです。■執筆者プロフィール森眞奈美(もりまなみ)サンダーバード国際経営大学院にて国際経営学修士号取得後、米国系再保険会社に入社。退社後ライター業をしながら、AFPを取得。現在は「保険」「クレジットカード・電子マネー」「ライフプランニング」などマネーに関するコラムを雑誌やWebで執筆中。
2012年02月10日アメリカンホーム保険は、ウェブサイトでの従来からのサービスや補償内容の説明に加え、自動車保険の事故対応での顧客の声や担当者の思いの公開と、初期段階の事故対応受付などの情報を拡充する改定を、11月末に行った。顧客の声と、事故対応に携わる担当者の思いを紹介同社ではこれまで、保険金を支払ったすべての契約者にアンケートを行ってきたが、今回、事故対応体制についての理解を深めてもらうべく、アンケート結果などでの顧客の生の声を定期的に更新して紹介する「お客様の声」欄を開設、評価の声に加えて指摘や叱責についても紹介している。また一方、事故対応に携わる担当者の姿勢や思いを、「事故解決のプロが大切にしていること」として紹介、万一事故に遭った際のきめ細やかで安心・信頼できる態勢、同社の取り組みをわかりやすく案内している。21時までの「事故受付」には、当日中に「報告」などまた同社では、事故直後の顧客の不安を解消するため、顧客からの連絡に対する「事故受付」から「初期段階の事故対応」・「報告」までを速やかに行うことが重要であると考え、事故当日21時までに「事故受付」を済ませれば、週末も含め当日中に対応の「報告」を行う体制を整備したとのこと。さらに上記に加え、契約者が無料で利用することができるロードサービスの内容一覧、宿泊施設やレジャー施設の優待料金についての情報もわかりやすく拡充したという。
2010年12月09日先進医療の検索サービス損保ジャパンひまわり生命保険株式会社は10日、同社サイト上に先進医療を対象とした医療技術や医療機関を検索できるサービス、「先進医療ネット」を開設したことを発表した。同社は2008年8月より、先進医療の技術料をカバーする「先進医療特約」を付加できる医療保険を発売し、本年9月までに累計47万件を販売。顧客からの高い関心と信頼を得てきた。新商品にも特約がまた同社が11月2日に新発売したがん保険「勇気のお守り」にも、「がん先進医療特約」が設けられている。同社はこの発表に際し、今後とも顧客サービスを充実させる決意を述べるとともに、下記のようなコメントを発表した。今回開設した「先進医療ネット」をご活用いただくことで、先進医療特約にご加入のお客様が、先進医療特約の支払対象となる医療技術や先進医療を受けられる医療機関を容易に検索いただけるようになりました。
2010年11月14日日本医師会は11日、公的医療保険を段階的に全国一本化する「全国一つの医療保険制度」の方針を示すとともに、「国民の安心を約束する医療保険制度」(全文は下記にリンク)を発表した。<公的医療保険の全国一本化に向けての道筋:日医案>そして、厚労省が13年度の廃止とともに新たに検討している高齢者医療制度改革案については、「拙速」との批判もあるため、当面は現行の後期高齢者医療制度を存続させて対応すべきだとしている。日医は「地域保険」と「職域保険」に移行・統合を提案厚労省は新たな制度として、75歳以上を原則として市町村国民健康保険(国保)に加入させ、将来的に国保を全年齢で都道府県単位に広域化する方針を示しており、これを13年度にスタートさせるべく、関連法案を来年の通常国会に提出する考えでいる。これに対し日医案は、現行の後期高齢者医療制度と国保を「地域保険」に統合し、大企業のサラリーマンらが加入する健康保険組合と公務員の共済組合を、中小企業向けの「全国健康保険協会」(協会けんぽ)に統合し「職域保険」に再編する。そのうえで、25年以降に地域保険と職域保険を一体化するとしている。これまで75歳以上は独立保険方式にする必要性を主張してきた日医だが、これまでの主張を撤回し大きく方向転換したことになる。
2010年11月14日オリックス生命保険(株)は、「医療保険CURE[キュア]」と「医療保険CURESupport[キュア・サポート]」の新しいテレビCMを、関東地区と関西地区で11月4日より放映を開始した。プロが入りたい保険で3年連続1位の「医療保険CURE」「医療保険CURE」は、『週刊ダイヤモンド』2010年3月20日特大号「保険をリストラ!」の[プロが入りたい保険 医療保険部門]で、3年連続で第1位を獲得したもの。新テレビCMでは、プロの方が高く評価した「医療保険CURE」の特性を、わかりやすく伝えるという。また2010年10月に発売した新商品「医療保険CURESupport」は、健康に不安がある方、持病のある方が加入し易いように引受け基準を緩和した医療保険で、商品の特性をわかりやすく伝えるため、インフォマーシャル風に制作している。<放映概要>放映エリア 放映期間関東地区 11月8日~11月26日関西地区 11月4日~11月30日(この内容は、下記にリンク)
2010年11月13日9人による事故偽装滋賀県警交通指導課と彦根署などは21日、交通事故を偽装して保険金をだまし取ったとして、大津市の販売業田中肇(32)容疑者とその妻(28)ら合計9人を詐欺の疑いで逮捕した。複数のメディアが報じた。発表によると、田中容疑者らは2008年2月に東近江市の交差点で、信号停止した仲間の車に共謀者の車を追突させるなどして事故を偽装。同様の手口で他2件も事故を装い、保険会社から合計で約1,181万円をだまし取ったとされる。※画像はイメージ柔道整復師も計画に関与また、東近江市の柔道整復師 小島朋子(39)容疑者は、2件の事故について、田中容疑者ら3人が怪我をしていないことを知りながら、虚偽の施術費明細を保険会社に提出。治療費約296万円をだまし取った容疑がかけられている。中日新聞によれば、田中容疑者らは詐取した金を山分けし、生活費に充当していたもよう。9人とも容疑を認めている。
2010年10月25日このほど、團野浩氏の著による医療保険・健康保険等に関する各種法律の解説書「医療保険・介護保険法コンプリートガイド 」が、(株)ドーモより発刊された。初心者向けに各法律のポイントをわかりやすく解説当書籍は、健康保険法、国民健康保険法、高齢者医療確保法、介護保険法、医薬品医療機器総合機構法、医療法のポイントについて、初心者向けにわかりやすく解説したもの。法律の内容を理解した上で難解な法律の条文を読み解いていく新しいタイプの書籍といい、関連の仕事をされる方にとっては、有用情報がまとめられた重宝な一冊となりそうだ。なお、この体裁はB5版、定価は 2,520円(本体価格 2,400円)で、目次は以下となっている。リンク先から購入できる。【目次】第1章医療保険・介護保険制度のしくみ第2章健康保険法第3章国民健康保険法第4章高齢者医療確保法第5章介護保険法第6章医薬品医療機器総合機構法第7章医療法
2010年10月17日中国人民保険より初めて「歯」のための保険が発表された。スケーリング(歯石取り)や研磨、歯科サンドブラストなど通常の歯の手入れから美容まで広い範囲に保険を適用することが出来る。【image】dentalsupply’s photostream無料スケーリングや優遇サービス付き保険に加入すると、指定機関でスケーリング(歯石取り)や研磨、歯科サンドブラストなどを無料で受けられるほか、北京や上海などにある合計88ヶ所の指定医療機関でサービスが受けられる。また、5万元の医療事故補償金がついている。保険料は1年288元または1年168元だ。歯科治療の場合、一般的に医療保険の適用が難しいという。昨年末北京で初めて治療のためのスケーリングに医療保険を適用したが、美容のためのスケーリングは含まれていなかった。
2010年09月26日事故多発交差点社団法人「日本損害保険協会」が9月15日、平成21年度版のデータに基づいた、「全国交通事故多発交差点マップ」を公開した。これは全国地方新聞社連合会と協力をして、各都道府県の人身事故ワースト5までの交差点について、場所や特徴をあげ、注意点などをまとめたもの。ドライバーには必見だ。東京では東京都ではこの5年間、交通事故発生件数は毎年減少しており、21年には56,358件となった。ワースト1位は「大原交差点」。甲州街道と環状7号線の交差するこの大交差点では、昨年度22件の事故が発生している。1番は右折時の事故で8件。大阪府でも、ここ5年間事故は毎年減少し、21年度は51,697件。残念ながら1位となったのは大阪市浪速区の「大国交差点」。この大交差点では、地下鉄の出入り口などで、自転車が死角になる場合があるという。全24件の事故のうち、右左折時の事故が7件づつとなった。愛知県では、名古屋市中区の若宮北交差点が1位となってしまった。事故発生件数は24件。最多の原因は、左折時の10件となっている。自分にためにも相手のためにも、法令を守った安全な運転を心掛けていきたい。
2010年09月20日