俳優・飯沼愛が主演する7月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『南くんが恋人!?』(毎週火曜後9:00)に、30年前に“南くん”を演じた俳優・武田真治が出演することが決定した。武田は、飯沼演じる主人公・ちよみの父親役を演じる。1987年に刊行された内田春菊氏の人気漫画『南くんの恋人』(青林工藝舎刊)は、これまで4度もドラマ化され、テレビ朝日では1994年に高橋由美子&武田、2004年には深田恭子&二宮和也、と2度にわたって制作された。本作『南くんが恋人!?』は、まさかの男女逆転バージョン。『南くんの恋人』とは違い“南くん”が15センチの手のひらサイズになって、恋人・ちよみの前に現れる。主人公・堀切ちよみを飯沼が演じ、“南くん”こと、南浩之はFANTASTICS・八木勇征が演じる。そして今作の脚本を手掛けるのは、1994年放送の高橋&武田版『南くんの恋人』でも脚本を担当した岡田惠和氏。30年越しに新しくなった『南くんが恋人!?』で筆を執り、ひと夏の甘くほろ苦いホーム・ラブコメディーをつむぐ。そんな本作で武田が演じるのは、ちよみの父・信太郎。自宅の隣で焼き鳥店を営む信太郎は、実はちよみとは血の繋がりはないのだが、ちよみのことを大切に思っている心優しい男性という役どころ。武田は、1994年の『南くんの恋人』は自身にとっても「出世作となった」と言い、「内田春菊さん原作のこの作品に再度関わることができ、うれしくて打ち震えました!」と興奮。今作では「悩みを抱える娘と向き合う、その戸惑いやハラハラを全国の娘を持つお父さんにも共感してもらえたら」と、役柄への意気込みを明かした。また、ちよみの・楓を木村佳乃、南くんの父・晴幸を沢村一樹、ちよみの祖母・百合子を加賀まりこ、信太郎が営む焼き鳥店の常連で、商店街で手芸店を営む“チャコ”こと木村久子を室井滋、ちよみが所属するバスケ部のコーチでもある山高晋一を光石研が演じることも発表された。■武田真治(堀切信太郎役)コメント――今作『南くんが恋人!?』へのご出演にあたり、企画を聞いた際どんな印象を持たれましたか?内田春菊さん原作のこの作品に再度関わることができるとは思ってもいなかったですし、しかも脚本は岡田惠和さん。今回演じるのは“南くん”ではありませんが、自分としては“出世作”にもなったシリーズの新作に関わることができるのがうれしくて、打ち震えましたね!――今作の脚本は武田さんが出演された『南くんの恋人』も手掛けた岡田惠和さんですが、あらためて今作への出演で楽しみなことなどはありますか?僕が南くんを演じた『南くんの恋人』は、物語も本当に面白かったですし、ぶっ飛んだストーリーに視聴者の皆さんもついてきてくれました。当時は昭和から平成になって間もない頃で、学園モノというとちょっと悲しいストーリーのものが多く、その中では新しいタイプの学園モノでした。着ていた衣装や髪型、高橋由美子さんが歌う主題歌など、全てがムーブメントになっていったことを覚えています。今回はきっと僕よりも若いスタッフに囲まれて撮影をしていくと思いますが、今の自分たちがいいと思うものを全部取り入れて、みんなで楽しくのびのびやっていけたらなと思います。――『南くんの恋人』撮影当時の思い出で印象に残っていることはありますか?実は高橋由美子さんにあまり会っていないんです(笑)。当時、たくさんの視聴者が会いたかった高橋由美子さん演じる“ちよみ”に、僕も同じように会いたかったのを覚えています。あとはそうですね、ピンク色のGジャンを着ていたと思うんですけど、あれ、僕の自前だったんです。今でもとってあるので、今作でも一度はご披露したいと思っています(笑)。――今回演じる堀切信太郎をどんな風に演じたいと考えていらっしゃいますか?僕が演じる信太郎は、ちよみの父親なのですが、血の繋がりはない複雑な家族構成でもあります。『南くんの恋人』で振り返ってみると素敵だったのは、「小さくなってしまうことで、うまく伝えられない悩みに大人も向き合い、一緒に成長していく」というところもうまく描かれていたことだったように思います。今回は僕もその大人の側になり、悩みを抱える娘と向き合うことになるわけですが、その戸惑いやハラハラを全国の娘を持つお父さんにも共感してもらえるといいなと思います。岡田さんの脚本ではそういった“今の時代のお父さんの姿”、“娘との向き合い方”も描かれているので、うまく表現していけたらと思います。――もしも15センチの手のひらサイズになったら、やってみたいことはありますか?日常が全部日常ではなくなって、全てが大冒険になるのでしょうね…。30年間想像したこともなかったな…。やっぱり僕は小さくならなかった方だったので(笑)!30年前は15センチになった女の子をポケットに入れて学校に通ったので、僕も誰かのポケットに入っていろんな人の日常を体験してみようかな…!――ドラマを楽しみにされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。この夏一番面白いやつです!ぜひ楽しみにしてください!
2024年05月30日テレビ朝日は、連続ドラマ『南くんが恋人!?』(毎週火曜後9:00)を7月に放送することを23日、発表した。何度も映像化されてきた名作『南くんの恋人』が、男女逆転バージョンとして、飯沼愛、FANTASTICSの八木勇征のコンビで令和初の映像化を果たす。1987年に刊行された内田春菊氏の人気漫画『南くんの恋人』は、これまで4度もドラマ化され、テレビ朝日では1994年に高橋由美子&武田真治、2004年には深田恭子&二宮和也、と2度にわたって制作された。そんな名作『南くんの恋人』だが、令和初の映像化作品はまさかの男女逆転バージョン。これまでの作品で15cmの手のひらサイズになってきたのは恋人“ちよみ”だったが、今作『南くんが恋人!?』では“南くん”が手のひらサイズになって、ちよみの前に現れる。そして今作の脚本を手掛けるのは、1994年放送の高橋&武田版『南くんの恋人』でも脚本を担当した岡田惠和氏。30年越しに新しくなった『南くんが恋人!?』で筆を執り、ひと夏の甘くほろ苦いホーム・ラブコメディーをつむぐ。今作で主人公・堀切ちよみを演じるのは、飯沼。女優発掘・育成オーディション『TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日_』で約9000人の中から1位に選ばれると、『この初恋はフィクションです』の主演でデビュー。『VIVANT』や『マイ・セカンド・アオハル』(いずれもTBS)といった話題作への出演で話題を集めた。飯沼は、今作でGP帯ドラマ&テレビ朝日ドラマ初主演。数々の名優たちが演じてきた作品の主人公を務めることになり「うれしさと驚きがあった」と話す。「皆さんが、南くんとちよみの2人を応援したくなるよう、作品とちよみというキャラクターに愛情をたくさん持って演じていきたいです」と力強い意気込みを明かしている。そんなちよみの恋人で、突然15cmの手のひらサイズになってしまう“南くん”こと、南浩之を演じるのは、FANTASTICSの八木勇征。小さい体でちよみとともに暮らし始める南くんを演じることとなり八木は「見ている皆さんにも共感して、応援していただけるような、何度でも見たくなるような作品にしていきたい」とし、「小さくなる前と、小さくなってしまってからのギャップも大切に演じたい」と力を込めた。■原案・内田春菊コメント南くんの方が小さくなる逆転版「南くん~」を、「南くんは恋人」というタイトルで描いたときは、時代が早かったのか…ファンレターが一通届いただけでしたが(笑)、時を経てこのバージョンでドラマになるなんて本当に感激です。惠和さんの作るシーンは私には到底思いつかないものばかりだし、キラキラしたお二人が逆転南くんをどう演じて、監督さんたちがどのように作り上げてくださるのか、心から楽しみにしています。■脚本家・岡田惠和コメントまずは「南くんの恋人」の生みの親、内田春菊さんに感謝です。自分でかかわっておきながら、こんなにドラマ化するってすごいことだなと思います。そして、今回「南くんが恋人!?」ご指名いただいて光栄です。お話いただいたときはちょっと震えました。おぉ、そんなことがやれるんだと。小さくなってしまうのが、女の子から男の子になることで、どんな新しい発見や、化学反応があるのか、とても新鮮で、楽しみながら紡いております。飯沼さんと、八木さんという、これからのドラマ界を担っていくであろうお二人にとっての代表作になるといいなと思っております。南くんシリーズは、ちよみと南くんを演じる若い俳優さんにとっては、宝箱のようなドラマです。いろんな種類のいろんな感情のお芝居の場がたくさんたくさんあります。素敵な経験になると思います。お二人が町中で「ちよみちゃん」「南くん」と声をかけられるようになったらと思いながら書かかせていただいてます。かつての「南くん」を体験して、懐かしいと思ってくださる方も。南くん初体験の方も楽しめるドラマになっていると思います。たのしくてせつない物語をお届けしたいと思っております。■飯沼愛(堀切ちよみ役)コメント――今作『南くんが恋人!?』へのご出演にあたり、企画を聞いた際どんな印象を持たれましたか?また、『南くんの恋人』はこれまでに何度も映像化されている名作ですが、作品への印象などもお聞かせください。これまでそうそうたる方々が演じられてきた『南くんの恋人』を令和バージョンとして初めて男女逆転でやることになりました。“男女逆転”という設定は新しいなと思いましたし、そのような名作を自分が演じるということに、うれしさと驚きがありました。新しい、“令和のちよみ”をお届けできたら、と思っています。――今作の脚本はこれまでの『南くんの恋人』も手掛けた岡田惠和さんですが、脚本を読まれた感想をお伺いできますか?温かくて優しい空気が文字から伝わってきました。個人的に岡田惠和さんの作品をやりたいとずっと思っていました。デビューのきっかけとなったオーディション番組で最初にいただいたのが岡田さんの脚本だったので、今回すごくご縁を感じていますし、岡田さんの描かれる世界を演じることができるのもとても楽しみにしています。――南くん役のFANTASTICSの八木勇征さんとは初共演かと思います。これまでの印象や、初めてご一緒しての感想などをお聞かせください。やはり【国宝級イケメン】の印象が強いです(笑)。今日お会いするのが3回目なのですが、目や声に優しい雰囲気がにじみ出ていらっしゃって、南くんはけっこうイケイケなキャラクターなのですが、そんな南くんを演じている姿が今からとても楽しみです。――今回演じる堀切ちよみをどんな風に演じたいと考えていらっしゃいますか?視聴者の皆さんが、南くんとちよみの2人を応援したくなるように、そこは一番大事にして演じていきたいと思っています。『南くんが恋人!?』という作品と、ちよみというキャラクターに愛情をたくさん持って演じていきたいです。――もしも15cmの手のひらサイズになったら、やってみたいことはありますか?つまらない回答かもしれませんが、やっぱりポケットの中に入ってみたいですね(笑)。自分で歩かなくて済むし、ポケットの中から世界を見てみたいです。――ドラマを楽しみにされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。これまでに『南くんの恋人』を見てくださっていた方も、見たことがない方も、たくさんの方々が楽しめる作品になっていると思います。今年は『南くんが恋人!?』で一緒に楽しい夏を過ごせたらと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください!■八木勇征(南浩之役)コメント――今作『南くんが恋人!?』へのご出演にあたり、企画を聞いた際どんな印象を持たれましたか?また、『南くんの恋人』はこれまでに何度も映像化されている名作ですが、作品への印象などもお聞かせください。実は僕はこの作品のタイトルを今回初めてお聞きしたんです。それで母や年上の方々に『南くんの恋人』について聞いてみたらみんな知っていて、それほどのビッグタイトルで数々の先輩方が演じられてきた作品なんだということをあらためて実感しました。令和になって初めての『南くん』ですので、作品の良さをしっかりと体現しつつ、飯沼さんと僕で新しいものを作っていけたら、と思っています。今回は“男女逆転”で南くんのほうが小さくなってしまいますが、その部分の面白さとともに素晴らしい作品をお届けできたらと思っています!――今作の脚本はこれまでの『南くんの恋人』も手掛けた岡田惠和さんですが、脚本を読まれた感想をお伺いできますか?すごく温かい世界観だったのはもちろん、ちよみと南くんの会話もリアルでイメージが浮かびました。親しみやすさもあり、見ていてほっこりするだろうな、と感じましたし、小さくなってしまってからの南くんが奮闘する姿も、コミカルながらも一生懸命さが伝わり、どんどん読み進めてしまいました。――ちよみ役の飯沼愛さんとは初共演かと思います。これまでの印象や、初めてご一緒しての感想などをお聞かせください。僕はFANTASTICSというグループで活動しているのですが、そのグループにはオーディションを受けて入ったんです。飯沼さんもオーディション出身なので、勝手に“同志感”を持っていました。実際にお会いした飯沼さんは、柔らかい雰囲気を持ちつつもハキハキとされていて…。先日の誕生日にプレゼントしてくださったサウナのグッズも、気に入ってあっという間に使ってしまいました(笑)。――今回演じる南浩之はどんな青年で、どんな風に演じたいと考えていらっしゃいますか?南くんは小さくなってしまう前は、ちよみからも「完璧な人」というイメージを持たれているんですけど、小さくなってしまってからはワガママな部分や完璧ではない部分をちよみに見せていきます。そういうギャップを大切に演じていきたいです。そして関係性が変わっていきながらも、視聴者の方から応援される2人になれたら、と思います。――もしも15cmの手のひらサイズになったら、やってみたいことはありますか?実際にそんなシーンもあるんですけど、動物の上に乗ってみたいですね。動物に乗って、そのスピードを体感してみたいな…。チーターとか、速そうですよね。――ドラマを楽しみにされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。今作では僕的にも新しい挑戦がたくさんありますし、この作品を撮っていく上で飯沼さん演じるちよみとの掛け合いは大事にしていきたいと思います。見ている皆さんにも共感して、応援していただけるような、何度でも見たくなるような作品にしていきたいと思いますので、楽しみにしていてください!
2024年05月24日株式会社K2 Picturesが日本発の映画製作ファンドを設立し、岩井俊二、是枝裕和、白石和彌、西川美和、「MAPPA」、三池崇史ら、志を共にする世界で活躍するクリエイター陣を発表。カンヌ国際映画祭開催中のフランス・カンヌにて、記者会見を実施する。■日本発の映画製作ファンド“K2P Film Fund I”立ち上げK2 Picturesは、“日本映画の新しい生態系をつくる”べく、日本発の映画製作ファンド「K2P Film Fund I(読み:ケーツーピー フィルム ファンド ファースト)」を立ち上げ。本ファンドの映画製作では、新たな国内外投資家の日本映画産業への参入、クリエイターへの利益還元を推し進めていく。K2 Pictures近年、日本コンテンツの活躍は目覚ましく、本年の米国アカデミー賞で『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞し、配信業界でもNetflix「忍びの家 House of Ninjas」、Disney+「SHOGUN 将軍」など日本文化を描いた作品の人気が高く、アニメや漫画なども世界での人気は右肩上がりと、コンテンツは国内産業の中でもトップクラスの一大産業に発展している。しかしながら、まだまだ日本の映画製作では、その生態系は長らく変わっていない状況があり、その1つに海外法人や国内においても新しい投資家が参入しにくい現状がある。そこで、現状の日本の映画製作における新たな選択肢として、日本コンテンツに興味がありながら接点を持てなかった国内外の会社が参加しやすいように、スポーツ・エンタメ領域やファンド領域を専門とする弁護士や、エンタメ領域を得意とする会計事務所・ビズアドバイザーズ株式会社のサポートのもと、海外からの投資を想定した法律・会計基準をもつ、このファンドを練り上げた。さらに、日本映画製作におけるクリエイターへの利益還元は十分に行われているとは言い難い状況にあり、本ファンドではクリエイターや制作に関わるスタッフに対する利益還元の仕組みを取り入れる。それによって、多くの才能が映画産業に夢を持ち続けられる体制を整えていく。映画に欠かせない投資家・クリエイターにおける新たな生態系を本ファンドでつくることにより、日本映画をさらに活気ある産業にしていくこと、そして世界の市場に向けて展開していくことが大きな目標。そんなK2 Picturesが思い描く映画制作の形やビジョンを形にした、ファンド組成について詳細を発表すべく、世界中の映画業界の関係者が多く集まるカンヌ国際映画祭が開催中であるフランス・カンヌの場で記者会見を行う。■岩井俊二、是枝裕和、白石和彌、西川美和、MAPPA、三池崇史らと映画製作が進行中日本映画の新しい生態系をつくるという、K2 Picturesが目指すこれからのビジョンに賛同し、ともに映画製作を進めていくクリエイターも合わせて発表。日本のみならず、特にアジアでの人気が高く、欧米、中国での映画製作の場を広げている岩井俊二、『万引き家族』でカンヌ国際映画祭・パルムドールを受賞し、本年のカンヌ国際映画祭では審査員を務める是枝裕和。毎年のように新作を発表し、最新作『碁盤斬り』は先日イタリアで開催されたウディネ・ファーイースト映画祭で批評家により選出されるブラック・ドラゴン賞を受賞した白石和彌、監督2作目の『ゆれる』がカンヌ国際映画祭監督週間で正式出品され、その後もオリジナル作品を中心に精力的に作品制作を続けている西川美和。「呪術廻戦」「チェンソーマン」など海外でも人気の高いアニメーション制作を行う株式会社MAPPA、その新作は常に海外からも注目され、カンヌ国際映画祭をはじめ幾度となく様々な映画祭に招待されている三池崇史など、日本はもちろんのこと、海外でも活躍の場を広げ続けている監督とK2 Picturesは世界市場を目指した映画製作を進めていく。■5月18日(土)フランス・カンヌにて、記者会見開催決定そんなK2 Picturesが思い描くビジョンやファンド組成について詳細を発表すべく、現地時間5月18日(土)に開催中のカンヌ国際映画祭メイン会場に程近いJWマリオット・カンヌにて、K2 Picturesが掲げるビジョンと共に今回立ち上げるファンドを世界に向けてプレゼンテーションをするため、記者会見を実施。『孤狼の血』シリーズや“村”シリーズ(『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』)、『初恋』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『THE FIRST SLAM DUNK』『キリエのうた』などを手がけてきたK2 Pictures代表取締役CEO・紀伊宗之、共に作品製作をしていくクリエイター・三池崇史、西川美和も登壇。さらに、監督デビューをする大型新人監督もこの会見で発表される。クリエイター陣よりコメント(五十音順)・岩井俊二紀伊宗之のやりたいことなら絶対に応援したい。それがこのプロジェクトに参加した僕の純粋なる動機だ。プロデューサーとしての彼は無類に頼もしい。彼にかかったら開かない鍵なんかないかのようだ。彼とする仕事は無類に楽しい。それは彼に人を信じる力があるからだと思う。いつの時代も破天荒な発明家が時代を塗り替えて行く。今回、彼は僕らのために新しい乗り物を作ってくれた。K2 Pictures。それは自動車のようでもあり、船のようでもある。飛行機にも潜水艦にもなり得る。山に登ればそれはピッケルとアイゼンに変身してくれる。そんな変幻自在、臨機応変なしなやかさがK2 Picturesの持ち味になることだろう。そんなチームだったらフィルムメーカーだって本気で頑張れる。僕も思いつく限りのアイディアを投じてこの恩に報いたい。どんな冒険が僕らを待ち受けているだろう。10年後、どんなチームに成長しているだろう。とにかく今から何もかもが待ち遠しくて仕方がない。・是枝裕和30年映画を作って来て感じていた既成の作り方への疑問や、違和感をどうしたら改善出来るか模索している途上で、紀伊さんたちの取り組みに出会いました。このチャレンジが成功して、映画界に良い風が吹き、新しい才能にチャンスが開かれる。そんな未来を実現しようとしている心意気に共感して、仲間に加えて頂きました。共闘を楽しみにしています。・白石和彌K2 Picturesの勇気ある船出に心から拍手を送ります。日本の映画界に革命を起こし、見えない壁を壊して下さい。今までの日本映画では実現不可能だった企画や、突出したユニークな才能が生まれることを期待しています。私も並走して世界を驚かせる映画を作りたい。よろしくお願いします。・西川美和日本の映画の世界でキャリアを重ねながら抱くようになったのは、なぜか自信や希望よりも行き止まりのロープにつんのめるような感覚でした。これ以上映画を撮るのはなんとなく怖いような気がしていました。それで「映画」から背を向けるように、従来の映画会社や出資者が決して歓迎しないような話を書いていたんです。すると紀伊さんという人が立ち上げたK2 Picturesが新しい投資で資金繰りしてそれを映画にする、と言ってくれた。本気だろうか、と思いました。しかも若い作り手の独創的な企画にもチャンスの扉を開いているという。安全牌で固める発想ではなく、新しい人やきわどいものに必要十分な資金と環境で機会を作ることを目指すK2 Picturesの挑戦には乗ってみる価値があると思いました。ある意味、K2 Picturesのファンドや新しい配給の仕組みは、危険な冒険にも思えます。実際、一筋縄ではいかないこともあるでしょう。でもそれが映画作りだし、どうせ映画を作るなら私は冒険をするチームと組みたい。それがこれから先に日本で映画を作っていく人たちの、新しい活路になっていく可能性があるならば尚更です。・MAPPA「K2 Picturesの挑戦を応援したい」という想いで、このプロジェクトに参加させていただきました。私たちも、アニメーションスタジオとして何ができるのかを精一杯考えながら、映画製作のパートナーとして力を尽くしたいと考えております。・三池崇史『K2 Pictures』。そして紀伊という怪しげな男について紀伊=誠実な破壊者。私はこう見ている。とてもパワフルだ。そして、そのエネルギーの源は、優しさだと思っている。「もっと面白い映画を創って、もっと幸せになろうよ」紀伊さんの笑顔に、そんなシンプルなメッセージを感じる。だから私は『K2 Pictures』を信じている。(シネマカフェ編集部)
2024年05月10日芸能界きっての『おしどり夫婦』として知られる、タレントの南明奈さんと、お笑いコンビ『よゐこ』の濱口優さん。2022年7月には、第1子の男児が誕生し、子育てに励んでいます。2人の並んだ笑顔が…2024年2月27日、南さんがInstagramで公開した、濱口さんとのツーショット写真が話題を集めました。写真がこちら!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 南明奈(@akinaminami)がシェアした投稿 最近『似てるね』と言われる事がさらに増えた気がするakinaminamiーより引用南さん自身も「似ている」と自覚する、2人の笑顔。目元や口角の上がり方などが、ツーショットで見比べると、確かに似ていますよね。ネット上でも「そっくり」「兄妹ぐらい似てます」「夫婦って似てくるんですね」など、南さんのコメントに、共感する声が多く上がっています。夫の濱口さんも、南さんとの写真を、同年1月17日に、Instagramで公開しました。 この投稿をInstagramで見る 濱口優(@hamaguchi_masaru)がシェアした投稿 濱口さんのコメントによると、写真は、2023年12月に宝島社から発売されたブランドブック『DOD USAGI YEAR ANNIVERSARY BOOK』の撮影中に撮ったものだそうです。リラックスした笑顔で写る2人からは、言葉にせずとも仲のよさが伝わってきます。これからも、息子さんと3人で、幸せな夫婦生活を過ごしていってほしいですね![文・構成/grape編集部]
2024年02月29日女優の南沙良が、傘ブランド「Wpc.(ダブリュー・ピー・シー)」の新イメージキャラクターに決定。南が出演する新グラフィック広告が2日、公開された。○4つのシチュエーションに合わせた“傘コーデ”20周年を迎えた「Wpc.」は、ワールドパーティーがプロデュースする傘ブランド。公開された新グラフィック広告では、「傘はファッションだ。」をコンセプトに、4つのシチュエーションに合わせた“傘コーデ”を提案。なかでも、南のお気に入りだという赤いワンピースに華やかなイエローの雨傘を合わせたショットは、印象的な“傘越しの見返り美人”に仕上がっている。新イメージキャラクターを務める南は、「普段から日傘はよく使っているので、身近な商品のイメージキャラクターに起用していただけたことは素直にうれしいです」と喜びのコメント。「今までは傘にこだわりを持つことが少なかった」そうだが、「洋服との組み合わせを考えたり、お気に入りの傘を探したり。雨の日のおでかけでも気分が晴れやかになったような気がします」と話している。また、南が起用された理由は、「目力や表情の豊かさ」「強さと信念」「感度の高いファッション性」などが決め手だったという。シチュエーションに応じて、爽やかな表情やうっとりするような表情を見せた南は、「みなさんにも、Wpc.の傘をファッションの一部として、傘を取り入れることの楽しさを感じていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せた。
2024年02月05日スペインの名匠ビクトル・エリセ監督の31年ぶりの最新作『瞳をとじて』から、叙情的な余韻を残す予告編が解禁。監督を敬愛する濱口竜介、岩井俊二、細田守ら映画監督や著名人のコメントも到着した。1985年、伝説のミニシアター“シネ・ヴィヴァン・六本木”で公開されると記録的な動員を打ち立て、いまもなおタイムレスな名作として多くの映画ファンの「人生ベスト」に選ばれる『ミツバチのささやき』のビクトル・エリセ監督が、第76回カンヌ国際映画祭で31年ぶりの長編新作としてカンヌプレミア部門にて発表した本作。長らくの不在を経て語られるのは、元・映画監督と謎の失踪を遂げたかつての人気俳優、ふたりの記憶をめぐる【人生】と【映画】の物語。この度、その予告が完成。映画監督を引退した主人公ミゲルは、22年前、映画の撮影中に突然姿を消した俳優で親友のフリオの失踪事件の真相を辿り、旅に出る。ミゲルの人生を大きく変えてしまった出来事の記憶を遡る中で、彼が見つけ出した答えとは――。【人生】と【記憶】をヒントに、エリセが長年見つめ続けてきた変わりゆく時代と人々の営み、そして【映画】への想いが詩情豊かに綴られたヒューマンミステリー。映像では、『ミツバチのささやき』から50年の時を経て再び“アナ”の名を持つ、フリオのひとり娘を演じたアナ・トレントの姿もとらえている。また、予告編にはひと足先に本作を鑑賞した著名人のコメントも到着。日本のミニシアターブームを牽引したビクトル・エリセの作品には多くの映画人が影響を受けたとを公言していることでも知られているが、予告でも細田守、岩井俊二、濱口竜介と日本を代表する映画・アニメーション映画監督たちがコメントを寄せる。さらに、映画監督の三宅唱、岨手由貴子、スタジオジブリの鈴木敏夫、作家の池澤夏樹、ゲームクリエイターの小島秀夫、さらには『ミツバチのささやき』を日本で初上映し、1館のみの上映で約5万人の観客を動員した“シネ・ヴィヴァン・六本木”の元支配人・塚田誠一氏など、映画を心から愛する人々からエリセの帰還に歓喜し、最新作を絶賛している。『瞳をとじて』は2024年2月9日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:瞳をとじて 2023年2月9日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国順次公開© 2023 La Mirada del Adiós A.I.E, Tandem Films S.L., Nautilus Films S.L., Pecado Films S.L., Pampa Films S.A.
2023年12月08日俳優・南沙良の2024年カレンダーが、オフィシャルストアにて予約販売がスタートした。“南沙良×フルーツ”をコンセプトにした今回のカレンダー。新鮮な生のフルーツを存分に使いながら、毎月異なるフルーツのイメージに合わせたスタイリングがポイントだという。表紙は、ドラゴンフルーツを手にした印象的なカットに決定。ほかにも、いちご、ぶどう、みかん、りんご、レモン、スイカなど、計12種のフルーツを使っている。7月のテーマ:メロン例えば7月は、メロンがテーマ。メロンを連想させる色味のタンクトップ、メロンの種のような粒が散りばめられた手袋を着用し、アーティスティックな一枚に仕上がった。スイカをテーマにした8月は、海でピクニック気分の様子が伝わる。カレンダー本編で使用されているカットには、スイカを美味しそうに頬張るシーンや、カメラ好きな南さんの私物カメラを使い、お互いに写真を撮りあっているような気分になれるカットも収録されている。8月のテーマ:スイカ中でも南さんのイチオシ写真は、りんごを手に持ち、こちらを見つめる透明感のある世界観に仕上がった。11月のテーマ:りんご今年も卓上カレンダーに加えて、ミニサイズカレンダーの2種類を販売。撮影で撮り下ろした写真を使ったフォトアクリルスタンドやアクリルキーホルダーも用意されている。▼南沙良コメント意外にもショートカットのバリエーションが多いことに驚きでした。。!どれも衣装が素敵だったのですが、特に11月のりんご衣装がお気に入りでして。ちょっと赤ずきんみたい!と盛り上がりながら撮影を進めていました。毎月ごとのフルーツの世界観が可愛らしく、私の好きなフルーツを詰め込んだ、美味しそうなカレンダーに仕上がっております。「南沙良 2024年カレンダー」は「MINAMI SARA ONLINE STORE」にて11月3日(金・祝)18時~14日(火)23時59分まで販売。(シネマカフェ編集部)
2023年11月04日2023年10月31日、タレントの南明奈さんがInstagramを更新しました。この日は、日本でイベントとして定着しているハロウィン。毎年10月末になると、多くの芸能人が仮装やコスプレをSNSで披露します。南さんも、2023年のハロウィンを最大限楽しむべく、コスプレをした模様。気合の入った写真を公開しました。南明奈の『アーニャコスプレ』に絶賛の声が続出南さんが選んだのは、アニメ化もされた人気爆発の漫画『SPY×FAMILY』!主人公一家の娘ポジションであり、マスコット的な愛らしさを誇る、アーニャのコスプレに挑んだといいます。正確な年齢は分かっていませんが、作中で4~6歳と推測されている、アーニャ。強い能力を持っているものの、身体は小さく、言動も幼さが目立ちます。そんなアーニャに南さんがふんすると、一体どうなるのかは…実際の写真をご覧ください!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 南明奈(@akinaminami)がシェアした投稿 特徴的なピンク色の髪形を再現し、アーニャが通う学校の制服を着用した、南さん。明るさがにじみ出る笑顔や、かわいらしい顔立ちがピッタリで、『アーニャらしさ』があふれ出ています!アニメキャラクター特有の派手な髪色が似合う人は、多くありません。しかし、南さんはピンク色の髪形もピッタリですね!バラエティ番組『プチブランチ』(TBS系)でも披露された、南さんの『アーニャコスプレ』に対し、多くの人から「かわいすぎる」「天使か?」といった声が寄せられました。2024年のハロウィンも、素敵なコスプレを披露してくれるのでしょうか。全国のファンがワクワクしているに違いありません![文・構成/grape編集部]
2023年11月03日インバウンド向け観光ガイドを育成ワヲジャパントラベル株式会社は、南房総市インバウンドガイド研修を2023年11月5日、11月6日に開催します。同研修は、南房総市観光協会が主催するもので、南房総市の気候風土が生んだ食文化を体験するツーリズムを体験とスポットごとのガイディングポイントを学びます。開催概要集合場所は、東京駅、参加費は無料(ツアー内の移動交通費、食事代、宿泊費等)ですが、集合場所までの交通費、お土産等の購入については自己負担、参加の締め切りは、10月27日です。定員は10名で申し込みが多い場合は選考を行います。実地研修前には、事前オンライン研修としてガイディングの注意点などの10月30日より講義動画が配信されます。実際にまわりながら南房総の食文化を理解実地研修での訪問先は、庖丁式を行う高家神社、ヤマナハウスでの発酵食品作り体験・ジビエ体験、地産野菜を使用したBBQ、船釣り体験・魚捌き体験、自然食レストラン百姓屋敷じろえむが予定されています。(画像は公式サイトより)【参考】※「ワヲジャパントラベル株式会社」のプレスリリース
2023年10月27日映画『キリエのうた』(10月13日公開)のティーチイン付き舞台挨拶が都内で行われ、アイナ・ジ・エンド、岩井俊二監督が登壇した。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。○■松村北斗のシーンは「どのくらい撮ったのかわからない」ティーチインイベントということで、会場からの質問に2人が答えることに。「1番撮り直したシーンは?」という質問に、岩井監督は「いっぱい撮ったのは、夏彦の走りのシーンですね。一体どのくらい撮ったのかわからないくらいで」と、松村のシーンを挙げる。岩井監督は「合成するとかいろんな可能性があったので、グリーンバックで走ってもらったり、現地でも走って撮影したり、マシンの上で走ったり……と本当にたくさん走ってもらいました。普段鍛えている松村さんはちょっとやそっとじゃ息が切れないのですごいんです。でも走ると、(距離が)どんどん遠くなって、僕たちも走って着いて行くのに必死で、スタッフは大変でした」と、撮影の裏側を明かした。
2023年10月25日映画『キリエのうた』(10月13日公開)の公開記念舞台挨拶が都内で行われ、主演を務めるアイナ・ジ・エンドをはじめ、松村北斗、広瀬すず、笠原秀幸、岩井俊二監督が登壇した。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。○■アイナ・ジ・エンド、岩井俊二監督のモテっぷりを告白先日行われた「釜山国際映画祭」に参加したアイナ、松村、広瀬、岩井監督。アイナは現地での思い出を聞かれると「いちばん驚いたことは、岩井さんがすごいモテていたこと……」と回答し、笑いを誘う。「赤い床(レッドカーペット)を歩いたさきで、『写真撮ってください!』と海外の俳優の方から声をかけられていたり、プリンセスみたいなきれいな人と2ショットを撮っていたり……」と岩井監督のモテっぷりを告白した。岩井監督は、その“プリンセスみたいなきれいな人”が実は中国の人気女優 ファン・ビンビンだったと説明。この日のイベントでMCを務めていた笠原は「えっ! うらやましい!」と声を上げていた。
2023年10月15日映画『キリエのうた』(10月13日公開)の公開記念舞台挨拶が都内で行われ、主演を務めるアイナ・ジ・エンドをはじめ、松村北斗、広瀬すず、笠原秀幸、岩井俊二監督が登壇した。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。○■松村北斗、笠原秀幸の力説にツッコミ「それ話したかっただけじゃん!」松村は「素敵な気持ちで作った映画なので、素敵な届き方をすればいいなという風に願っています」と挨拶。さらに「今日は上映後ですよね? 上映後なのでネタバレとか一切気にせず。さっきインスタライブやったんですけど、ちょっとネタバレしちゃったんで……」と話し、笑いを誘った。今回のイベントのMCは同作に出演している笠原が担当しており、慣れない司会に悪戦苦闘しながら進行を進めたが、この様子を見た松村は「だんだん声が小さくなってきましたよ」とツッコミを入れつつ、フォロー。会場も笠原を応援するように拍手を送るなど温かい空気で進行していた。また、松村は完成した作品を観た感想を聞かれると「こんなに背中丸かったっけ? と思うくらい丸かったのは記憶に残っています(笑)」とコメント。「どんどん時間経過で……(映画が)3時間あって3段階に。最後のラストシーンはこんな感じでお芝居してましたもん!」と話しながら、壇上で再現してみせた。この話を聞いた笠原と広瀬は、夏彦がしゃがみこんで靴紐を触るシーンが印象的だったようで、ステージ上で「同じ?」「わかる~」と意気投合。笠原は「本当に人って整理がつかなくなって、頭が混乱したときって、感情が一直線にいかない時がある。僕も前にすっごい混乱した時に、靴下を冷蔵庫に入れたことがあって、思わず思い出しちゃったくらい」と力説する。これを聞いた松村は「(靴紐のエピソード)それ話したかっただけじゃん~!」と笑顔を見せた。イベント終盤には岩井監督からキャスト陣に青いバラの花束がサプライズで贈られる場面も。岩井監督は松村と初めて会ったときに「なんて美しい人なんだ」と驚いたそうで、続けて「服を脱いだらまた美しすぎて動揺してしまって……」と話すと、松村は恥ずかしさからか手で顔を覆い、アイナと広瀬は「え……!?」と笑いを隠せない様子で声を漏らした。最後に岩井監督は「潮見夏彦は松村北斗が作り上げた作品です!」と熱い言葉で締めくくった。
2023年10月14日半崎美子と南こうせつの対談インタビューが、日本クラウンのレーベル公式サイトで公開された。半崎にとってレーベルの先輩で憧れの存在でもあるという南。半崎のアルバム『うた弁4 you』が8月2日に発売されたことを記念した今回の対談は、『うた弁4 you』と11月3日(金・祝) にリリースされる南のアルバム『三日月のセレナーデ』のコンセプトや共通点、オーディエンスが数人しかいなかった時代のライブエピソードなどが語られている。半崎美子、南こうせつコメント動画■半崎美子×南こうせつ対談インタビュー<リリース情報>半崎美子 ニューアルバム『うた弁4 you』発売中●特別盤(CD+DVD):5,500円(税込)半崎美子『うた弁4 you』特別盤ジャケット●通常盤(CD):2,500円(税込)半崎美子『うた弁4 you』通常盤ジャケット【CD収録内容】※全形態共通一通目:途二通目:雪の消印三通目:この文字が乾く前に四通目:大家さんと私のブルース~困った時はお互い様~五通目:リンドウ六通目:涙の記憶七通目:星を伝って追伸:地球へ with Anointed mass choir【DVD収録内容】※特別盤のみ■半崎美子『うた弁3』発売記念集大成ツアー2022〜地球の歩み方〜5周まわって立ち止まる〜 @中野サンプラザ1. 帰途2. 空の青3. 色彩4. タンチョウの夢5. 蜉蝣のうた6. お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~7. 母へ8. 桔梗の咲く頃9. 地球へ10. ロゼット~たんぽぽの詩~11. 赤色のヒーロー12. 道の上で13. サクラ~卒業できなかった君へ~14. 足並み15. 明日へ向かう人EN1. あとがきEN2. 布石配信リンク:南こうせつ ニューアルバム『三日月のセレナーデ』11月3日(金・祝) リリース南こうせつ『三日月のセレナーデ』CD盤ジャケット●アナログ盤:5,500円(税込)【収録内容】■Side-A1. 君しかない(2014)作詩:渡辺なつみ作曲:南こうせつ編曲:こうせつバンド2. 通り雨(1995)作詩:荒木とよひさ作曲:南こうせつ編曲:徳武弘文3. 神田川(1973)作詩:喜多條忠作曲:南こうせつ編曲:木田高介4. 雪が降る日に(1973)作詩:伊勢正三作曲:南こうせつ編曲:南こうせつ5. 道(2011)作詩:喜多條忠作曲:南こうせつ編曲:南こうせつ■Side-B1. 夢一夜(1978)作詩:阿木燿子作曲:南こうせつ編曲:石川鷹彦2. 風の竪琴(1983)作詩:松本隆作曲:南こうせつ編曲:水谷公生3. 恋のゆくえ(2003)作詩:南育代作曲:南こうせつ編曲:河合徹三4. Summer♪Angel(1995)作詩:松本一起作曲:南こうせつ編曲:徳武弘文5. 三日月のセレナーデ(1991)作詩:岡田冨美子作曲:南こうせつ編曲:斎藤毅●CD盤:3,300円(税込)【収録内容】1. 君しかない(2014)作詩:渡辺なつみ作曲:南こうせつ編曲:こうせつバンド2. 通り雨(1995)作詩:荒木とよひさ作曲:南こうせつ編曲:徳武弘文3. 神田川(1973)作詩:喜多條忠作曲:南こうせつ編曲:木田高介4. 雪が降る日に(1973)作詩:伊勢正三作曲:南こうせつ編曲:南こうせつ5. 道(2011)作詩:喜多條忠作曲:南こうせつ編曲:南こうせつ6. 夢一夜(1978)作詩:阿木燿子作曲:南こうせつ編曲:石川鷹彦7. 風の竪琴(1983)作詩:松本隆作曲:南こうせつ編曲:水谷公生8. 恋のゆくえ(2003)作詩:南育代作曲:南こうせつ編曲:河合徹三9. Summer♪Angel(1995)作詩:松本一起作曲:南こうせつ編曲:徳武弘文10. 三日月のセレナーデ(1991)作詩:岡田冨美子作曲:南こうせつ編曲:斎藤毅~ボーナス・トラック~11. 加茂の流れに(2001)作詩:南こうせつ作曲:南こうせつ編曲:南こうせつ12. 春に想えば(2001)作詩:南こうせつ作曲:南こうせつ編曲:南こうせつ13. あの夏の二人(2019)作詩:南育代作曲:南こうせつ編曲:南こうせつ配信リンク:関連リンク■半崎美子オフィシャルサイト:::各配信サイト:■南こうせつオフィシャルサイト:各配信リンク:
2023年10月13日『キリエのうた』の公開を控える岩井俊二監督が、1992年に放送された深夜ドラマ「夏至物語」を自らリメイクし、10月8日(日)より放送、9日(月)より配信されることが分かった。現在、YouTubeチャンネル・岩井俊二映画祭では、『キリエのうた』の公開を記念し10月12日まで3か月連続で岩井俊二関連作品を配信中だ。これまで『リップヴァンウィンクルの花嫁』や『なぞの転校生』など、監督作からプロデュース作までの様々な過去作を配信してきたが、この度、新作となる「夏至物語」が配信されることが決定し、ティザーとメインビジュアルが到着。1992年にオリジナル版を放送していたカンテレにて放送される。キャリア初期に数々のドラマを監督してきた岩井俊二監督。「夏至物語(1992)」はカンテレで深夜ドラマとして放送され、いまなおカルト的人気を誇る作品だ。その「夏至物語(1992)」を、最新作『キリエのうた』の主演をつとめるアイナ・ジ・エンドを主演に迎え、岩井俊二監督が自らリメイクした。愛する人の帰宅を待つ女の子の、愛と狂気に満ちた夏のある日を描く、どこか不穏でダークな物語だが、そんな世界観とは裏腹に美しい映像で綴られている。解禁されたティザーからは、その映像美の一端を垣間見ることができる。主演のアイナ・ジ・エンドは、『キリエのうた』とはまったく違う役どころを演じており、メインビジュアルの何かをじっと見つめる美しい横顔が印象的だ。また、1992年版のエンディング曲は「ムーンライダーズ」のファーストアルバム「火の玉ボーイ」(1976年)の中の名曲、「午後のレディ」が使用されたが、今回そのリニューアル版が新た「ムーンライダーズ」自らの手によって47年ぶりにレコーディングされることも決定。新たに甦る名曲にも注目だ。「夏至物語」は、岩井俊二映画祭YouTubeチャンネルでの配信後、10月10日(火)には、日本映画専門チャンネルにて「夏至物語【完全版】」の放送も決定。「『キリエのうた』公開記念・マイリトル映画祭Special 夏至物語×夏至物語」と題して、2012年から同チャンネルにて放送された「岩井俊二映画祭presents マイリトル映画祭」のスペシャルとして、新旧の「夏至物語」と、岩井俊二監督が自身の作品を語る90分のスペシャル番組を放送する。<アイナ・ジ・エンド コメント>1992年の作品を時代を超えて携わらせていただけて、とても幸せに思います。ありがとうございます。岩井さんの世界に混ざりこめることは私にとってやはり、すごく楽しくて刺激的でした。岩井さんの奇想天外な感性を目の当たりにする度に、あぁ、最高だー!と心が漏れます。自分に巡っている表現の血がざわざわと音を立ててユウコに没入していきました。とても暑い日の撮影で、岩井組の皆さんは汗をだらだら流していたのに、ずっと朗らかで、キラキラしていました。たくさん学ばせていただきました。そして、暑すぎる中でそうめんを食べた時おいしくって生き返りそうになってそうめん大好きになりました。"夏至物語たんまり味わってもらえますように。一度見たあと、二度目はユウコと一緒にそうめんを食べて観ていただけたら嬉しいです。夏の思い出を作りませんか。何卒、よろしくお願いします。<岩井俊二 コメント>29歳の夏に撮った「夏至物語」をアイナさんでリメイク。これ自分がまず観てみたいと思い、ご本人に旧作を観て頂いたところ、やってみたいとお返事が。かくして実現した本作。4K版として復活しました。(当時の解像度で比較すると面積比で27倍!)「キリエのうた」とはまた全く違うアイナさんです。きっとご堪能頂けるかと思います。旧作はムーンライダーズの「午後のレディ」の音源をお借りしてましたが、今回は改めて演奏して頂けることになりました。改めて当時こんな変なドラマを放送してくれたカンテレさんには今も感謝しかありません。今後もこうしたショートフィルムを時々作れたらいいなといろいろ構想中です。「夏至物語」は10月8日(日)25時~関西テレビにて放送予定。10月9日(月)~10月19日(木)岩井俊二映画祭 YouTubeチャンネルにて配信。『キリエのうた』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Band
2023年09月08日監督・岩井俊二×音楽・小林武史で奏でる音楽映画『キリエのうた』が、「第28回釜山国際映画祭」A Window on Asian Cinema部門にて、招待作品として上映が決定した。アイナ・ジ・エンド、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すずらが出演する本作は、壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ、13年に及ぶ壮大な愛の物語。降りかかる苦難に翻弄される男女4人の人生が、切なくもドラマティックに交錯していく。アジア最大級の映画祭の一つとして注目を集めている「釜山国際映画」。過去の同部門招待作品として、『そして父になる』『永い言い訳』『湯を沸かすほどの熱い愛』、一昨年には瀬々敬久監督『護られなかった者たちへ』、昨年はカンヌ国際映画祭にてカメラドール特別賞を受賞した『PLAN 75』が上映された。アジア圏で絶大な人気を誇る岩井監督。今回の決定に「アイナ・ジ・エンドさん、松村北斗さん、黒木華さん、広瀬すずさんという素晴らしい才能と共に撮影をした日々は、とても瑞々しく、いつまでも続いてほしいと思えるような至福の時間でした。そんな最高の仲間たちと作りあげたひさしぶりの音楽映画を、まず最初に釜山で上映していただけることを大変嬉しく思っています。この作品が、そしてアイナさんの歌が、釜山の観客のみなさんにどう響くのか、今からとても楽しみです」とコメントしている。併せて、場面写真も到着。キリエ(路花)、夏彦、イッコ(真緒里)ら3人がギターを楽しむ様子や、キリエとイッコの出会い、教師のフミや、ギタリストの風琴、謎の少女イワンの姿が切り取られている。『キリエのうた』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Band
2023年09月05日岩井俊二監督最新作『キリエのうた』の予告編と第2弾ティザーポスターが公開され、併せて追加キャストが発表された。人気絶頂のタイミングで解散した“楽器を持たないパンクバンド”BiSHとして活躍し、ソロアーティストとしても活動の場を広げる異色のアーティスト、アイナ・ジ・エンドを主演に抜擢したことが大きな話題となっている本作。公開された予告編は、アイナの歌声が響き渡る主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」とともに、松村北斗、黒木華、広瀬すずらが演じるキャラクターの多彩な表情が垣間見える内容となっている。なお主題歌の作詞作曲は小林武史が担当した。また、追加キャストとして、村上虹郎、松浦祐也、笠原秀幸、粗品(霜降り明星)、矢山花、七尾旅人、ロバートキャンベル、大塚愛、安藤裕子、江口洋介、吉瀬美智子、樋口真嗣、奥菜恵、浅田美代子、石井竜也、豊原功補、松本まりか、北村有起哉の出演が発表された。さらに、ティザーポスター第2弾は、予告編でも印象的なシーンであった、路花(アイナ)、真緒里(広瀬)、夏彦(松村)が楽しそうにギターを奏でるシーンが切り取られている。■音楽:小林武史 コメント岩井監督とは近年も公私ともに付き合わせてもらってますが、音楽映画となると『リリイ・シュシュのすべて』や『スワロウテイル』以来で、今回また新しい扉が開かれようとしています。作りながらどんどん良くなっていっている手応えがあります。サウンドトラックと主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を作りながら、映画の後のKyrieをイメージした音楽も生まれています。アイナさんと一緒に作業するたびに、彼女の稀有な才能に驚かされています。■ギタリスト・風琴(フウキン):村上虹郎 コメント岩井組、痺れる映画体験でした。アイナ氏の隣でギターを奏でられる事、最高のバンドメンバーと共に。■IT会社社長・波田目(ナミダメ)新平:松浦祐也 コメント岩井組からお声がけがあり、喜び勇んでカミさんに報告すると、熱心な岩井作品ファンのカミさんが「お願いだから断って!アンタは絶対岩井監督の世界観に合わないから!」と懇願されました。お断りするはずもなく、バカ面さげて現場に行ったのですが、想像以上に撮影が楽しかったのです。岩井監督のたまに短い言葉で与える演出が面白く、芝居がガラッと変わるので本当に驚きました。『キリエのうた』参加できて幸せでした。■ストリートミュージシャン・松坂珈琲:笠原秀幸 コメント岩井俊二監督は、僕の人生を変え続けてくれている人です。自由の中にある緊張感で、そこに存在できているかをしっかりと見てくださる監督です。久しぶりに参加させて頂く事になり、撮影期間はずっと心が高揚していました。アイナさんは、その歩まれてきた道、アイナさんにしかできないやり方で、圧巻でした。キャスト、スタッフの熱量が一つにならないとできない、凄まじい映画に参加させて頂きました。是非、たくさんの方に見て頂きたいです。■キーボード奏者・日高山茶花(サザンカ):粗品(霜降り明星) コメント岩井監督とも撮影以来、久しぶりに再会できました。毛量偉人やん!俺の知ってる60歳のなかで一番毛量多い!監督のロン毛を見て俺は髪の毛を切りました(笑)。アイナさんにはいらんもんばっかり貰って、和気藹々とさせてもらってありがとうございます。■謎の少女・イワン:矢山花 コメント岩井組の皆さんと色々な場所に行ったこと、話したこと、一緒に見た夕焼けや食べたもの、全ての記憶が宝物です。岩井監督はアニメやピアノのことなど色々な話をしてくれました。最初は緊張していましたが、毎回監督に会うのがとても楽しみになりました。■ストリートミュージシャン・御手洗礼(ミタライレイ):七尾旅人 コメント映画に出たり小説を書いたりせず、ひたすら歌のみで表現していくと決めて25年やって来たけれど、岩井俊二監督から書きかけの台本の中の自分の役柄を見せて頂いた時、人生で一度だけ出演してみようと思った。路上にたゆたう無数の歌を顕在化させる基点として、僕が演じるMがいる。曲も作ることになり、感慨深い時間を過ごした。まだ完成版を観ていないので自分がどんな姿を晒しているか判りませんが、僕の醜態は他の素晴らしい役者陣が帳消しにするでしょう。■加寿彦のパートナー・マーク・カレン:ロバートキャンベル コメントワンシーンごとの撮影が、禅問答のように静かに流れる時間の中で行われたことを覚えている。演技指導はいっさいなく、俳優の心身に秘めた力をぐっと押し出すように、何度もテークを重ねていった。監督は厳しい表情を見せていない。代わりにもっと深い場所から、聞こえる人には聞こえる、魂を呼び覚ます大きな声を響かせている気がした。リズムの心地よく懐かしい一体感が、その日の午後にはあった。■キリエの母・小塚呼子:大塚愛 コメント10代の頃、岩井監督の作品に出会い、一瞬で魅了されました。いつか何かしらで関わりたいと淡い夢を抱き、ついにデビューして20年でようやくそれが叶い、未だドキドキしています。あの日というパズルがハマった完成の絵を、しっかり見届けたいと思います。■児童福祉司・沖津亜美:安藤裕子 コメント岩井さんの作品に触れたのはまだ私が高校生で、胸に捉えようのないタールみたいなものがこびり付いていた頃だと思います。やりようのない孤独とか、絶望とか、文字にしてしまうと陳腐なんだけれど、そう言った感情の共犯者になってくれるような予感がありました。置いて行かれた側の人間にしか分からないような、そんな想いです。大人になってこうやって岩井俊二の世界に自分がお邪魔できるとは。人生捨てたもんじゃないと思います。ありがとうございます。アイナちゃんは同じミュージシャンとあって、心易い思いで接していたけれど、彼女の踊りを見て息を呑みました。その空間を捉える指先の動き一つ見逃せないものがあります。そして寂しさの分、優しい人です。ご一緒できて嬉しかった。■夏彦の伯父・潮見加寿彦:江口洋介 コメント久々に岩井監督の新しい音楽映画が出来ました。以前出演した『スワロウテイル』では、リョウ・リャンキという役を演じたのですが、岩井監督の現場は独特で、何も言われないのだけど自然に体がその世界観の中に入っていくような不思議な現場で。今回の撮影現場でもすごく気持ちよくやらせていただきました。■夏彦の母・潮見真砂美:吉瀬美智子 コメント今回お声がけいただき、岩井組に参加させていただけて本当に光栄でした。どうして私がキャスティングされたんだろう、間違えてないかなとドキドキしていましたが、以前から似ていると言われていた松村くんと親子役で共演できると聞いてとても嬉しかったです。■夏彦の父・潮見崇:樋口真嗣 コメント不詳樋口、俳優部として三度目の岩井組参加にして、今までと違う三つのチャレンジを年甲斐もなくできるだけ頑張らせていただき、改めて岩井組俳優部の皆さんの困難とそれを微塵も感じさせぬ姿勢に感服致しました。つけたまま帰ってしまった結婚指輪をお返しするのを忘れてましたので今度持っていきます。■真緒里の母・広澤楠美:奥菜恵 コメント広瀬すずさんの母親役として出演させていただきました。岩井さん特有の現場の空気感に懐かしさを感じながらも、この作品世界の中にいられる幸せを感じながら撮影していました。あの日失ったもの、捨てたもの。心と折り合いをつけるしかない孤独や、照らされた道を探し彷徨うそれぞれの抱える痛み。冷静に映画を観ていたはずの私も、映像美と音楽に惹き込まれ、気付けば心がポロポロ泣いていてしばらく声が出てきませんでした。■真緒里の祖母・広澤明美:浅田美代子 コメント私はすずちゃんの“おばあちゅぁん役”をやらせていただきました。最初は緊張して現場に行ったんですが、それを溶かしてくれるような監督でほっとしました。岩井俊二ワールド満載の作品を沢山の人に観ていただきたいです。■楠美の恋人・横井啓治:石井竜也 コメント岩井監督とは90年代から本当に長いお付き合いになりますが、作品に出るのは2回目で、松たか子さん主演の『四月物語』(1998)以来ですね。久しぶりに岩井さんの映画作りの現場を目の当たりにして、相変わらず入り込み方が凄いと言いますか、ただならぬ迫力を感じました。そこが彼の素晴らしいところです。主演のアイナちゃんは、直接の絡みはなかったのですが、別に話す機会があり、これからが楽しみな才能だなと思いますね。■イッコの元恋人:豊原功補 コメント岩井監督の作品を観るたび、人の輪郭が物語の中に消えいりそうな、無垢な死生観みたいな感覚を受けておりました。果たして撮影時の岩井監督自身からもその輪郭線は明らかには見えず、浮遊する空気と時間の流れにいつしか裸にされているような未知な時間がありました。そこへアイナ・ジ・エンドさんの佇まいが輪をかけて亜空間を作り出していたことは疑いようがなく、曲の中に消え入ってしまうようなあの歌声からもやはり、あの二人は何らかの妖術を手にしているのだろうと勝手に推測しております。素敵な撮影現場でした。映画の完成を楽しみにしております。■イッコの元恋人のガールフレンド:松本まりか コメント中学生の時、『リリイ・シュシュのすべて』のオーディションで岩井監督とお会いして22年。ひとときではありますが憧れ続けた岩井組への参加となりました。今作でのアイナさんの歌声、芝居、存在に、鳥肌と得も言われぬ涙が何度も頬を伝いました。本物がここに存在した証なのだと思います。■音楽プロデューサー・根岸凡:北村有起哉 コメント衣装合わせで早めに着いて待っていたら、のっそりふわわっと監督がいらっしゃって、完全に虚をつかれ(うわ!本物の岩井俊二監督だっ!)と少しばかり虚勢を張ってた情けないボクは心の中で叫んでおりました。そしてアイナ・ジ・エンドさんとのはじめてのシーンでは「じゃあ、歌ってごらんよ」なんてエラソーなセリフをテーブル越しに吐いたら、彼女の生声をモロにくらってHPポイントが1になりました。そのくらいの衝撃を受けたのです。映画『キリエのうた』予告編<作品情報>『キリエのうた』10月13日(金) 全国公開公式サイト: Kyrie Film Band
2023年07月13日アーティストのアイナ・ジ・エンドが主演を務める、岩井俊二監督最新作『キリエのうた』(10月13日公開)の予告映像とティザーポスターが13日、公開された。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。この度、アイナ・ジ・エンドの歌声が響き渡る主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」と共にさまざまなキャラクターの多彩な表情が垣間見える予告編が公開された。音楽は岩井監督と長年タッグを組んできた小林武史の参加が決定し、2人の新たなミューズとしてアイナが加わったことで、音楽映画である本作を形作る楽曲が誕生した。併せて追加キャストとして村上虹郎、松浦祐也、笠原秀幸、粗品(霜降り明星)、矢山花、七尾旅人、ロバートキャンベル、大塚愛、安藤裕子、江口洋介、吉瀬美智子、樋口真嗣、奥菜恵、浅田美代子、石井竜也、豊原功補、松本まりか、北村有起哉の出演も発表。ティザーポスター第2弾も解禁となり、予告編でも印象的なシーンであった路花、真緒里、夏彦が楽しそうにギターを奏でるシーンが切り取られたものになっている。○音楽:小林武史 コメント岩井監督とは近年も公私ともに付き合わせてもらってますが、音楽映画となると『リリイ・シュシュのすべて』や『スワロウテイル』以来で、今回また新しい扉が開かれようとしています。作りながらどんどん良くなっていっている手応えがあります。サウンドトラックと主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を作りながら、映画の後のKyrieをイメージした音楽も生まれています。アイナさんと一緒に作業するたびに、彼女の稀有な才能に驚かされています。○追加キャスト コメント・村上虹郎(ギタリスト・風琴役)岩井組、痺れる映画体験でした。 アイナ氏の隣でギターを奏でられる事、最高のバンドメンバーと共に。・松浦祐也(IT会社社長・波田目新平役)岩井組からお声がけがあり、喜び勇んでカミさんに報告すると、熱心な岩井作品ファンのカミさんが「お願いだから断って! アンタは絶対岩井監督の世界観に合わないから!」と懇願されました。お断りするはずもなく、バカ面さげて現場に行ったのですが、想像以上に撮影が楽しかったのです。岩井監督のたまに短い言葉で与える演出が面白く、芝居がガラッと変わるので本当に驚きました。『キリエのうた』参加できて幸せでした。・笠原秀幸(ストリートミュージシャン・松坂珈琲役)岩井俊二監督は、僕の人生を変え続けてくれている人です。自由の中にある緊張感で、そこに存在できているかをしっかりと見てくださる監督です。久しぶりに参加させて頂く事になり、撮影期間はずっと心が高揚していました。アイナさんは、その歩まれてきた道、アイナさんにしかできないやり方で、圧巻でした。キャスト、スタッフの熱量が一つにならないとできない、凄まじい映画に参加させて頂きました。是非、たくさんの方に見て頂きたいです。・粗品(霜降り明星)(キーボード奏者・日高山茶花役)岩井井監督とも撮影以来、久しぶりに再会できました。 毛量偉人やん!俺の知ってる60歳のなかで一番毛量多い! 監督のロン毛を見て俺は髪の毛を切りました。(笑) アイナさんにはいらんもんばっかり貰って、和気藹々とさせてもらってありがとうございます。・矢山花(謎の少女・イワン役)・岩井組の皆さんと色々な場所に行ったこと、話したこと、一緒に見た夕焼けや食べたもの、全ての記憶が宝物です。 岩井監督はアニメやピアノのことなど色々な話しをしてくれました。最初は緊張していましたが、毎回監督に会うのがとても楽しみになりました。・七尾旅人(ストリートミュージシャン・御手洗礼役)映画に出たり小説を書いたりせず、ひたすら歌のみで表現していくと決めて25年やって来たけれど、岩井俊二監督から書きかけの台本の中の自分の役柄を見せて頂いた時、人生で一度だけ出演してみようと思った。路上にたゆたう無数の歌を顕在化させる基点として、僕が演じるMがいる。曲も作ることになり、感慨深い時間を過ごした。まだ完成版を観ていないので自分がどんな姿を晒しているか判りませんが、僕の醜態は他の素晴らしい役者陣が帳消しにするでしょう。・ロバートキャンベル(加寿彦のパートナー・マーク・カレン役)ワンシーンごとの撮影が、禅問答のように静かに流れる時間の中で行われたことを覚えている。演技指導はいっさいなく、俳優の心身に秘めた力をぐっと押し出すように、何度もテークを重ねていった。監督は厳しい表情を見せていない。代わりにもっと深い場所から、聞こえる人には聞こえる、魂を呼び覚ます大きな声を響かせている気がした。リズムの心地よく懐かしい一体感が、その日の午後にはあった。・大塚愛(キリエの母・小塚呼子役)10代の頃、岩井監督の作品に出会い、一瞬で魅了されました。いつか何かしらで関わりたいと淡い夢を抱き、ついにデビューして20年でようやくそれが叶い、未だドキドキしています。あの日というパズルがハマった完成の絵を、しっかり見届けたいと思います。・安藤裕子(児童福祉司・沖津亜美役)岩井さんの作品に触れたのはまだ私が高校生で、胸に捉えようのないタールみたいなものがこびり付いていた頃だと思います。 やりようのない孤独とか、絶望とか、文字にしてしまうと陳腐なんだけれど、そう言った感情の共犯者になってくれるような予感がありました。 置いて行かれた側の人間にしか分からないような、そんな想いです。 大人になってこうやって岩井俊二の世界に自分がお邪魔できるとは。 人生捨てたもんじゃないと思います。 ありがとうございます。 アイナちゃんは同じミュージシャンとあって、心易い思いで接していたけれど、彼女の踊りを見て息を呑みました。 その空間を捉える指先の動き一つ見逃せないものがあります。 そして寂しさの分、優しい人です。 ご一緒できて嬉しかった。・江口洋介(夏彦の伯父・潮見加寿彦役)久々に岩井監督の新しい音楽映画が出来ました。 以前出演した「スワロウテイル」では、リョウ・リャンキという役を演じたのですが、 岩井監督の現場は独特で、何も言われないのだけど自然に体がその世界観の中に入っていくような不思議な現場で。今回の撮影現場でもすごく気持ちよくやらせていただきました。・吉瀬美智子(夏彦の母・潮見真砂美役)今回お声がけいただき、岩井組に参加させていただけて本当に光栄でした。どうして私がキャスティングされたんだろう、間違えてないかなとドキドキしていましたが、以前から似ていると言われていた松村くんと親子役で共演できると聞いてとても嬉しかったです。・樋口真嗣(夏彦の父・潮見崇役)不詳樋口、俳優部として三度目の岩井組参加にして、今までと違う三つのチャレンジを年甲斐もなくできるだけ頑張らせていただき、改めて岩井組俳優部の皆さんの困難とそれを微塵も感じさせぬ姿勢に感服致しました。 つけたまま帰ってしまった結婚指輪をお返しするのを忘れてましたので今度持っていきます。・奥菜恵(真緒里の母・広澤楠美役)広瀬すずさんの母親役として出演させていただきました。岩井さん特有の現場の空気感に懐かしさを感じながらも、この作品世界の中にいられる幸せを感じながら撮影していました。 あの日失ったもの、捨てたもの。心と折り合いをつけるしかない孤独や、照らされた道を探し彷徨うそれぞれの抱える痛み。冷静に映画を観ていたはずの私も、映像美と音楽に惹き込まれ、気付けば心がポロポロ泣いていてしばらく声が出てきませんでした。・浅田美代子(真緒里の祖母・広澤明美役)私はすずちゃんの”おばあちゅぁん役”をやらせていただきました。 最初は緊張して現場に行ったんですが、それを溶かしてくれるような監督でほっとしました。岩井俊二ワールド満載の作品を沢山の人に観ていただきたいです。・石井竜也(楠美の恋人・横井啓治役)岩井監督とは90年代から本当に長いお付き合いになりますが、作品に出るのは2回目で、松たか子さん主演の「四月物語」(1998)以来ですね。久しぶりに岩井さんの映画作りの現場を目の当たりにして、相変わらず入り込み方が凄いと言いますか、ただならぬ迫力を感じました。そこが彼の素晴らしいところです。主演のアイナちゃんは、直接の絡みはなかったのですが、別に話す機会があり、これからが楽しみな才能だなと思いますね。・豊原功補(イッコの元恋人役)岩井監督の作品を観るたび、人の輪郭が物語の中に消えいりそうな、無垢な死生観みたいな感覚を受けておりました。果たして撮影時の岩井監督自身からもその輪郭線は明らかには見えず、浮遊する空気と時間の流れにいつしか裸にされているような未知な時間がありました。そこへアイナ・ジ・エンドさんの佇まいが輪をかけて亜空間を作り出していたことは疑いようがなく、曲の中に消え入ってしまうようなあの歌声からもやはり、あの二人は何らかの妖術を手にしているのだろうと勝手に推測しております。素敵な撮影現場でした。映画の完成を楽しみにしております。・松本まりか(イッコの元恋人のガールフレンド役)中学生の時、「リリイ・シュシュのすべて」のオーディションで岩井監督とお会いして22年。ひとときではありますが憧れ続けた岩井組への参加となりました。今作でのアイナさんの歌声、芝居、存在に、鳥肌と得も言われぬ涙が何度も頬を伝いました。本物がここに存在した証なのだと思います。・北村有起哉(音楽プロデューサー・根岸凡役)衣装合わせで早めに着いて待っていたら、のっそりふわわっと監督がいらっしゃって、完全に虚をつかれ(うわ!本物の岩井俊二監督だっ!)と少しばかり虚勢を張ってた情けないボクは心の中で叫んでおりました。そしてアイナ・ジ・エンドさんとのはじめてのシーンでは「じゃあ、歌ってごらんよ」なんてエラソーなセリフをテーブル越しに吐いたら、彼女の生声をモロにくらってHPポイントが1になりました。そのくらいの衝撃を受けたのです。(C)2023 Kyrie Film Band
2023年07月13日アイドルグループ・SixTONESの松村北斗が、映画『キリエのうた』(10月13日公開)の完成報告イベントに出席。憧れだったという岩井俊二監督作品参加の喜びを語った。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きる4人の物語を描いている。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。この日のイベントには、松村のほか、主演を務めたアイナ・ジ・エンドをはじめ、黒木華、広瀬すず、粗品、大塚愛、江口洋介、吉瀬美智子、奥菜恵、浅田美代子、北村有起哉、岩井俊二監督が参加。岩井監督作品初出演となった松村。「初めて映画がおもしろいものかもしれないと、自分の中で気付いたのが、岩井さんの『リップヴァンウィンクルの花嫁』だったので、そこから岩井さんの映画ばかり観ていた時代がありました」と岩井監督作品が映画を好きになったきっかけであると明かす。「それが日々自分を取り込みながら、毎日目の前で作られていくというのが、本当に刺激的でしたし、人生にとってとんでもない思い出の1つですね」と、力強く語った。この言葉を聞いた岩井監督が、「嬉しすぎますね……いや~、もうこの上なく嬉しい。とてつもなく嬉しいです」と喜びを表現すると、同作に出演しており、今回のイベントでMCも務めた粗品が「そんなに嬉しいすか? ほんま!? 適当ちゃいます? ほんまかいな!」とツッコミを入れ、笑いを誘った。また、久しぶりの岩井作品参加となった黒木も撮影を振り返りつつ、出演の喜びを語ると、粗品が「監督、嬉しいですね~」と岩井監督にパスを投げかける。すると、岩井監督も「たまらなく嬉しいです」と乗っかり、会場からは大きな笑いが起こった。
2023年07月13日アイナ・ジ・エンド、松村北斗、黒木華、広瀬すずが出演する映画『キリエのうた』の公開を記念して、本作の監督である岩井俊二の関連作品を、7月13日(木)からYouTubeにて限定配信することが決定した。YouTubeチャンネル「岩井俊二映画祭」にて、現在、不定期で岩井監督の過去作品を配信中。今回は、7月13日(木)から『キリエのうた』公開前日の3か月間連続で、全10作品を限定配信していく。ラインアップは、黒木さん主演の『リップヴァンウィンクルの花嫁』をはじめ、ここでしか観ることのできない『花とアリス ショートフィルム版』、小林武史による楽曲も印象的な『リリイ・シュシュのすべて』、監督初のハリウッド長編で、蒼井優が出演する『ヴァンパイア』といった監督作品。テレビ東京で放送された「なぞの転校生」、熊澤尚人監督作『虹の女神』、北川悦吏子初監督作『ハルフウェイ』などのプロデュース作品も網羅。今回の配信に際して、岩井監督は「YouTubeでこんなに一気に自分の作品を配信するのは初めての試みですが、少しでも新作の追い風になればなあという想いで思い切ってやってみることにしました。新作『キリエのうた』公開までの3ヶ月間、『岩井俊二映画祭』を楽しんでいただけたら幸いです」とコメントしている。▼岩井俊二関連作品3か月連続YouTube限定配信<配信スケジュール>・7/13(木)~7/19(水)リップヴァンウィンクルの花嫁 劇場版・7/20(木)~7/29(土)なぞの転校生(全12話)・7/28(金)~8/3(木)花とアリス ショートフィルム版・8/4(金)~8/17(木)後日発表・8/12(土)虹の女神・8/18(金)~8/31(木)ハルフウェイ・9/1(金)~9/14(木)後日発表・9/15(金)~9/21(木)後日発表・9/22(金)~9/28(木)ヴァンパイア・9/29(金)~10/12(木)リリイ・シュシュのすべて※スケジュールは変更の可能性もあり『キリエのうた』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Band
2023年07月10日映画芸術科学アカデミーが、安藤サクラ(『万引き家族』『ある男』)、岩井俊二(『スワロウテイル』『ヴァンパイア』)、テイラー・スウィフト、ザ・ウィークエンドら398名を新会員候補として招待し、公式ホームページで発表した。398名の内訳は、40パーセントが女性、34パーセントが少数民族/人種のコミュニティーに所属、52パーセントがアメリカ以外の51か国(または地域)出身の人たちだという。オースティン・バトラー(『エルヴィス』)、ポール・メスカル(『aftersun/アフターサン』)、ステファニー・スー(『エヴリシング・エヴリウェア・オール・アット・ワンス』)、ケリー・コンドン(『イニシェリン島の精霊』)など、今年のアカデミー賞にノミネートされた俳優も多い。今年、助演男優賞に輝いたキー・ホイ・クァン(『エヴリシング・エヴリウェア・オール・アット・ワンス』)も招待を受けている。アカデミーのCEOビル・クレイマーと会長ジャネット・ヤンは「アカデミーはこれらのアーティストや専門家をメンバーに迎えることを誇りに思います。彼らは映画の分野を超えたグローバルな才能の象徴であり、映画の芸術と科学に重要な影響を与えてきました」とコメントしている。(賀来比呂美)
2023年06月29日映画芸術科学アカデミーが、今年の新会員に招待した人々のリストを発表した。日本からは、安藤サクラと岩井俊二が招待された。新会員の人数は398人で、去年よりひとり多い。2016年に多様化への本格的努力を始めて以来、アカデミーは投票母体の顔ぶれを変えるべく、大量の新会員を入れてきたが、ある程度変化が出てきたため、昨年から少しペースを落ちつけている。リストには、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のダニエルズ、キー・ホイ・クァン、ステファニー・スー、『イニシェリン島の精霊』のケリー・コンドン、『aftersun/アフターサン』のポール・メスカル、『エルヴィス』のオースティン・バトラーなど、今年のオスカーの受賞者、候補者の名前が並ぶ。他には、テイラー・スウィフト、セルマ・ブレア、ビル・ヘイダー、キキ・パーマーなどに声がかかった。『怪物』公開中(C)2023「怪物」製作委員会文=猿渡由紀
2023年06月29日岩井俊二監督最新作の音楽映画『キリエのうた』(10月13日公開)のキャラクタービジュアルと映像が15日、公開された。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きる四人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。アイナは自ら歌う詞と曲も書き下ろす。今回公開されたのは、松村北斗(SixTONES)が演じる“夏彦”のキャラクタービジュアル&映像。夏彦はいなくなってしまった彼女を探す青年で、ビジュアルではギターを弾きながら誰かに微笑みかける夏彦の姿に「あの日からずっとーー」とコピーが添えられている。さらに暗闇が広がる夜に、夏彦がさまよい走る姿をとらえた映像も公開された。(C)2023 Kyrie Film Band
2023年06月15日キャラクタービジュアル&映像を4週連続で公開中の岩井俊二監督映画『キリエのうた』。この度、その第2弾として、松村北斗(SixTONES)演じる“夏彦編”が到着した。本作は、別れと出逢いを繰り返しながら、4人の人生が交差し、絡み合い、奏でる13年の物語。松村さんが演じる夏彦は、いなくなってしまった彼女を探す青年。ギターを弾きながら、誰かに微笑みかける夏彦の姿とともに、「あの日からずっとー」と添えられたコピーから、彼の心に刻まれた誰かに対しての深い想いが感じられるキャラクタービジュアルが公開。映像では、暗闇が広がる夜、夏彦が彷徨い走る姿が映し出され、“いなくなってしまった彼女”を探す中でどのような運命を辿るのか、気になる仕上がりだ。『キリエのうた』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Band
2023年06月15日岩井俊二監督最新作『キリエのうた』より、松村北斗(SixTONES)演じるいなくなってしまった彼女を探す青年・夏彦のキャラクタービジュアルと映像が公開された。人気絶頂のタイミングで解散する“楽器を持たないパンクバンド”BiSHとして活躍しながらも、ソロとしても活動の場を広げるアイナ・ジ・エンドを主演に抜擢したことが大きな話題となっている本作。公開されたビジュアルは、ギターを弾きながら誰かに微笑みかける夏彦の姿、そして「あの日からずっとーー」と添えられたコピーから、彼の心に刻まれた誰かに対しての深い想いが感じられる1枚となっている。また、暗闇が広がる夜に夏彦がさまよい走る姿を捉えた映像も公開となった。映画『キリエのうた』キャラクター映像(夏彦)<作品情報>『キリエのうた』10月13日(金) 全国公開公式サイト: Kyrie Film Band
2023年06月15日上野の森美術館で、特別展『恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造』が開かれています。本展のナビゲーターは、俳優の南沙良さん。恐竜が大好きという南さんに、展覧会の見どころや恐竜の推しポイントについて、お聞きしてきました!南沙良さんがナビゲート南沙良さん【女子的アートナビ】vol. 300特別展『恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造』では、恐竜や古代生物を描いた「パレオアート(古生物美術)」にフォーカスし、19世紀から現代までに制作された復元図や漫画、フィギュア、ファインアートなど、世界各国から集められた約150点の作品を展示。失われた古代世界を、アートで巡ることができる展覧会です。本展を企画された神戸芸術工科大学の岡本弘毅教授によると、恐竜が知られるようになったのは、19世紀前半。イギリスで巨大な爬虫類の化石が見つかり、未知の生物と判明したそうです。恐竜の「発見」から200年たち、その姿や形がどんなふうに変化していったのか、作家と研究者のイマジネーションによってつくられた古生物の姿を楽しめる展示になっています。プレス内覧会では、展覧会ナビゲーターで無料音声ガイドのナレーションも務めた俳優の南沙良さんが登壇。その後、インタビューも実施しましたので、まとめてご紹介します。巨大な生物が好き――まず、なぜ恐竜がお好きなのですか?南さん昔から、巨大生物が大好きなんです。恐竜やゴジラなど、大きいものに憧れていました。映画『ジュラシック・パーク』は全作品見ていますし、図鑑も昔からすごく好きで、飛び出す図鑑などもよく見ていました。恐竜のなかでは、肉食恐竜が好きです。強くて大きくて、自分がいかに小さいか、想像できるのがいいですね。――巨大生物ですと、例えばキングコングのようなものもお好きなのですか?南さん好きですね(笑)。大きくて凶暴なものが好きです。だから、恐竜も肉食がよくて。音声ガイドに「よし来た!」――音声ガイドのナレーションも初挑戦されています。恐竜好きなので、このお仕事は「よし来た!」という感じでしたか?南さんはい(笑)。恐竜に関わる仕事ははじめてなので、「よし来た!」と思いました。私は博物館や美術館も好きなので、うれしい気持ちになりましたね。――音声ガイドのナレーションはいかがでしたか。南さんふだん使わない難しい言葉やカタカナが多く、特に恐竜の名前が難しかったです。事前にいただいた資料を読み込んでから行き、私なりに一生懸命がんばったので、心地よく聴いていただけたらうれしいです。――音声ガイドには、恐竜の解説だけが吹き込まれているのですか?おもしろい聴きどころはありますか?南さん恐竜の解説だけでなく、画家や作品の解説もあります。解説があると、より深く楽しく見られるのではないかなと思います。私が印象に残ったのは、ウォーターハウス・ホーキンズの《イグアノドン晩餐会へのオリジナル招待状、1853年12月31日》についての解説。ホーキンズがロンドンの公園に製作した実物大のイグアノドンの模型の中で晩餐会が開かれたそうなのですが、私も、この晩餐会に参加したいと思いながら読みました。夢があっていいですよね。恐竜同士の戦いに惹かれる…――恐竜の博物館に行くのがお好きとのことですが、本展は美術館で開かれていて、恐竜や古生物を描いた絵画、パレオアートが見どころになっています。この点はいかがですか?南さん確かに、博物館の恐竜展は化石展示が多いですが、本展はパレオアートなので、珍しいと思いました。恐竜の絵には200年の歴史があり、昔はこんなふうに描かれていたとか、進化の過程を見られるのは楽しいです。また、画家によって作風に違いがあり、ポップなものがあったり、精緻なものであったり、いろいろありましたね。個人的には、恐竜の皮膚などが細やかに描写されている部分が好きです。――お気に入りの作品は?南さんチャールズ・R・ナイトの《白亜紀―モンタナ》です。ティラノサウルスとトリケラトプスの対決シーンを淡い色彩で描いた作品で、夢の中に出てきそうな幻想的なところがお気に入りです。私がイメージする通りの太古の恐竜です。恐竜同士の戦いにも惹かれますね。実際に見てみたいですし、想像するとすごく楽しいです。――恐竜にお詳しい南さんが、この展覧会で新たに知ったことはありましたか?南さん200年前にはイグアノドンの角だと考えられていたものが、実は鋭くとがった前足の親指だったというのはすごく驚きましたね。おもしろいなと思いました。フィギュアは何十体も!――コレクター気質があるそうで、恐竜グッズも集めているそうですね。南さんはい、たくさんもっています。パジャマやスリッパ、洋服などいろいろあり、家の中は恐竜グッズであふれかえっています。今日の私服も、ティラノサウルスのニットでした。――リアルにつくられた恐竜のフィギュアも集められているそうですが、どんなふうに楽しむのですか?南さん棚に飾って、眺めて楽しんでいます。恐竜を見て、ロマンを感じながらお酒を飲んだり(笑)。フィギュアは、家のインテリアにはあまり合わず浮いていますが、すごくお気に入りです。――フィギュアはどのくらいお持ちですか?南さん何十体かはありますね。高校生ぐらいから、ちょこちょこ集めて、だんだん増えていきました。――本展でも、コレクターの方が集めたリアルなフィギュアが展示されていましたね。南さんあれは、すごくよかったですね。欲しいです(笑)――最後に、あまり恐竜のことを知らないお友だちをこの展覧会に誘う場合、どんなふうに声をかけますか?南さん150作品もあるから、お互いの好きなものを探しに行こうという感じで誘いたいです。――お話を聞かせていただき、ありがとうございました。取材を終えて…恐竜の話を楽しそうに語ってくれた南さん。小さいころから、アート好きのご両親に連れられ、原美術館などの美術館や上野の博物館にも通っていたそうで、想像力や感受性が豊かな方でした。恐竜愛にあふれる南さんが語る音声ガイドは、ご自身のスマートフォンがあれば無料で利用できます。ぜひ、ガイドを聴きながら恐竜アートの世界を楽しんでみてください。Information会期:~7月22日(土)会期中無休会場:上野の森美術館開場時間:10:00 ~ 17:00(土日祝は 9:30 ~ 17:00)※入場は閉館の 30 分前まで観覧料:一般¥2,300、大学・専門学校生¥1,600、高校生・中学生・小学生 ¥1,000
2023年06月14日俳優の南果歩さんが、2023年4月25日に自身のInstagramを更新。愛犬が発熱し、すい炎を起こしたことを明かしました。愛犬にすい炎が起きた原因は、南さんが来客に出し、テーブルに置いていたチョコレートとマドレーヌを誤って食べてしまったこと。チョコレートは、犬にとって毒性の食べ物です。食べてしまうと、発熱や下痢などの症状を起こすといわれています。南さんは愛犬を病院に連れて行き、血液検査をして点滴を打ってもらいましたが、「まだまだ油断はできない」とのこと。 この投稿をInstagramで見る KahoMinami南 果歩(@kaho_minami)がシェアした投稿 今回の出来事は、南さんがいない時に起きてしまったものの、「保護者なので責任を感じています」とコメントしています。「飼い主は食べ物には特に注意を払ってあげないとダメだと痛感しています」ともつづりました。南さんの出来事に、ファンからは「自分も気を付けようと思いました」「1日も早い回復を祈っています」といった反響が上がっています。愛犬が健康で過ごせるよう管理するのは、飼い主の役目。南さんの投稿を通して、ペットと暮らす難しさを改めて感じた人も多いことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年04月26日音楽映画『キリエのうた』が2023年10月13日(金)に全国公開される。監督は岩井俊二、主演はアイナ・ジ・エンド。岩井俊二監督の音楽映画『キリエのうた』映画『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』など、CHARAやSalyuら傑出した歌姫たちとのコラボレーションを実現してきた映画監督・岩井俊二。これらの作品は今なお、新しい世代の共感を集め続けている。主演アイナ・ジ・エンドが路上のミュージシャンにそんな岩井俊二が監督を務める音楽映画『キリエのうた』は、路上のミュージシャンが主人公の物語だ。別れと出逢いを繰り返しながら、4人の人生が交差し、絡み合い、奏でる13年の物語が繰り広げられる。主人公・キリエを演じるのは、2023年6月29日(木)に解散した元BiSHのアイナ・ジ・エンド。『キリエのうた』で初主演を果たし、自ら歌う詞と曲をも書き下ろす。また、SixTONESの松村北斗や黒木華、広瀬すずも出演し、時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きる4人の物語を紡いでいく。主人公・キリエ(路花)…アイナ・ジ・エンド歌うことでしか“声”を出せない住所不定の路上ミュージシャン。潮⾒夏彦…松村北斗(SixTONES)いなくなってしまった彼女を探す青年。寺⽯⾵美…黒木華物語の発端に大きく関わる小学校の先生。⼀条逸⼦(イッコ)(真緒⾥)…広瀬すず路上ミュージシャン”キリエ”のマネージャーをかって出る謎の女。どこか人生を諦めたような表情を浮かべている。⾵琴(フウキン)…村上虹郎ギタリスト。波⽥⽬(ナミダメ)新平…松浦祐也IT会社社⻑。松坂珈琲…笠原秀幸ストリートミュージシャン。⽇⾼⼭茶花(サザンカ)…粗品(霜降り明星)キーボード奏者。イワン…⽮⼭花謎の少⼥。御⼿洗礼(ミタライレイ)…七尾旅⼈ストリートミュージシャン。マーク・カレン…ロバート キャンベル加寿彦のパートナー。⼩塚呼⼦…⼤塚愛キリエの⺟。沖津亜美…安藤裕⼦児童福祉司。潮⾒加寿彦…江⼝洋介夏彦の伯⽗。潮⾒真砂美…吉瀬美智⼦夏彦の⺟。潮⾒崇…樋⼝真嗣夏彦の⽗。広澤楠美…奥菜恵真緒⾥の⺟。広澤明美…浅⽥美代⼦真緒⾥の祖⺟。イッコの元恋⼈…豊原功補イッコの元恋⼈のガールフレンド…松本まりか根岸凡…北村有起哉⾳楽プロデューサー。主題歌は小林武史が作詞・作曲「キリエ・憐れみの讃歌」主題歌は、『スワロウテイル』『リリイシュシュのすべて』以来、岩井俊⼆と長年タッグを組んできた⼩林武史が作詞・作曲を担当。岩井俊⼆、⼩林武史の強力タッグにアイナ・ジ・エンドが加わることで生まれた楽曲「キリエ・憐れみの讃歌」が物語を彩る。Kyrie(キリエ)名義でアルバム『DEBUT』リリース尚、主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を含む、全9曲収録予定のアルバム『DEBUT(デビュー)』が、Kyrie(キリエ)名義で2023年10⽉18⽇(⽔)に発売される。劇中で主人公・キリエが歌う楽曲にはアイナ・ジ・エンドが作詞作曲した楽曲が多数あり、それらの楽曲をすべて⼩林武史がサウンドプロデュース。劇中で流れる⾳楽とは異なるアレンジでアルバムに収録される。また、『DEBUT(デビュー)』の発売同日に、⼩林武史が担当するサウンド・トラック「『キリエのうた』オリジナル・サウンドトラック 〜路花〜」もリリースされる模様。合わせて要チェックだ。企画・プロデュースは『シン・仮面ライダー』の紀伊宗之企画・プロデュースは、『孤狼の血』シリーズ、『シン・仮面ライダー』、『リボルバー・リリー』の紀伊宗之が担当。ティザービジュアルのグラフィックデザインは人気アートディレクターの吉田ユニ、写真は『First Love 初恋』のメインビジュアルの撮影を担当した濱田英明が手掛けた。【作品詳細】音楽映画『キリエのうた』公開日:2023年10月13日(金)原作:岩井俊二監督:岩井俊二脚本:岩井俊二企画・プロデュース:紀伊宗之出演:アイナ・ジ・エンド、松村北⽃、⿊⽊華、広瀬すず、村上虹郎、松浦祐也、笠原秀幸、粗品、⽮⼭花、七尾旅⼈、ロバート キャンベル、⼤塚愛、安藤裕⼦、鈴⽊慶⼀、⽔越けいこ、江⼝洋介、吉瀬美智⼦、樋⼝真嗣、奥菜恵、浅⽥美代⼦、⽯井⻯也、豊原功補、松本まりか、北村有起哉制作:ロックウェルアイズ配給:東映■アルバム詳細・Kyrie『DEBUT』発売日:2023年10⽉18⽇(⽔)価格:(CD+ DVD) 6,050円、(CD+ Blu-ray) 6,050円、(CD) 3,850円※DVD、Blu-rayにはアルバム楽曲制作などのメイキング映像を収録予定(DVDとBlu-ray に収録される映像は同⼀予定)。・「『キリエのうた』オリジナル・サウンドトラック 〜路花〜』(2枚組CD) 4,400円発売日:2023年10⽉18⽇(⽔)
2023年04月23日岩井俊二監督最新作の音楽映画『キリエのうた』(10月13日公開)が公開されることが20日、明らかになった。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きる四人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。アイナは自ら歌う詞と曲をも書き下ろす。『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』など、CHARAやSalyuら傑出した歌姫たちとのコラボを行なってきた岩井監督。主演に抜擢されたアイナ・ジ・エンドは、今年6月29日に人気絶頂のタイミングで解散する“楽器を持たないパンクバンド”BiSHとして活躍しながらも、ソロとしても活動の場を広げ、名だたるアーティストや著名人にもファンが多い異色のアーティストで、最近は怪我も話題となっていたが、復活で新たな挑戦を行う。イナ・ジ・エンドの歌声と共に本作を彩る松村北斗(SixTONES)は、「岩井監督の作品のおかげで“映画”が好きになった!」とコメントするほど岩井俊二監督の大ファン。元々憧れていた岩井監督に大抜擢され、初タッグとなった。『リップヴァンウィンクルの花嫁』で数奇な花嫁を演じた黒木華も参戦し、物語の発端に大きく関わる女性を演じる。さらに『ラストレター』で清楚な少女を演じた広瀬すずはピンクの髪の妖艶な姿を見せる。企画・プロデュースは、『孤狼の血』シリーズ、『シン・仮面ライダー』『リボルバー・リリー』の紀伊宗之が手がける。グラフィックデザインは人気アートディレクターの吉田ユニ、ポスター撮影は人気フォトグラファー濱田英明が担当し、ティザービジュアルは、口元を大胆に切り取ったものに。印象的な劇中カットで広がる特報も解禁され、写真のみで広がっていくアイナ・ジ・エンド、松村北斗、黒木華、広瀬すずの朗読から始まる特報は、まだ明らかになっていない新たな世界がどんなものになっているのか想像を掻き立てる内容となっている。(C)2023 Kyrie Film Band
2023年04月20日岩井俊二が原作・脚本・監督を務める音楽映画『キリエのうた』の公開が決定。アイナ・ジ・エンド、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すずが出演する。『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』など、CHARAやSalyuら傑出した歌姫たちとのコラボがいまなお新しい世代の共感を集め続けている岩井監督作品。最新作となる今作は、路上のミュージシャンが主人公の物語。映画初主演のアイナ・ジ・エンドが演じ、自ら歌う詞と曲をも書き下ろす。そして、アイナ・ジ・エンドの歌声と共に本作を彩るのは、「レッドアイズ 監視捜査班」や連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」、『ホリック xxxHOLiC』などに出演、役者としての階段を確実に登り、「岩井監督の作品のおかげで“映画”が好きになった!」とコメントするほど、岩井監督の大ファンだという松村さん。『リップヴァンウィンクルの花嫁』で数奇な花嫁を演じた黒木さんが、物語の発端に大きく関わる女性を演じ、本作のメインを飾るもうひとり、『ラストレター』で清楚な少女を演じた広瀬さんは、今回公開された写真でピンク髪姿を披露している。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きる4人の物語(うた)は、どんなハーモニーを奏でるのか――。また、口元を大胆に切り取ったティザービジュアルも公開。グラフィックデザインは吉田ユニ、写真は「First Love 初恋」のメインビジュアル撮影も担当した濱田英明が手掛け、それぞれの目線で岩井監督が描く世界を“切り撮り”表現している。合わせて、写真とキャストの朗読で広がっていく特報映像も公開中だ。『キリエのうた』は10月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Band
2023年04月20日岩井俊二監督最新作の音楽映画『キリエのうた』が、10月13日(金) より全国公開されることが決定。併せて出演キャスト、ティザービジュアル、特報映像が公開された。本作の主人公は路上のミュージシャン。その役で映画初主演を務めるのは、6月29日(木) の東京ドーム公演をもって解散するBiSHのアイナ・ジ・エンドで、本作のために自ら歌う詞と曲も書き下ろした。アイナの歌声とともに本作を彩るのは、日本アカデミー賞新人賞・話題賞を受賞した松村北斗(SixTONES)。松村は「岩井監督の作品のおかげで“映画”が好きになった!」とコメントするほど岩井監督の大ファンで、このたび岩井に抜擢され初タッグが実現した。そして『リップヴァンウィンクルの花嫁』で数奇な花嫁を演じた黒木華も参戦。物語の発端に大きく関わる女性を演じる。さらに本作のメインを飾るもうひとりは、『ラストレター』で清楚な少女を演じた広瀬すず。公開された写真ではピンクの髪の妖艶な姿で、どんな女性を演じるのかに期待が高まる。今回公開となったティザービジュアルは口元を大胆に切り取ったもの。グラフィックデザインをアートディレクターの吉田ユニ、写真を『First Love 初恋』のメインビジュアルの撮影も担当した濱田英明が手がけており、それぞれの目線で岩井が描く世界を“切り撮り”表現している。また写真のみで広がっていくアイナ、松村、黒木、広瀬の朗読から始まる特報映像は、まだ明らかになっていない岩井が描く“世界”がどんなものになっているのか想像を掻き立てられる内容となっている。映画『キリエのうた』特報映像<作品情報>『キリエのうた』10月13日(金) 全国公開映画『キリエのうた』ティザービジュアル(C)2023 Kyrie Film Band
2023年04月20日