たったひとりで家事、育児に追われ、疲れた、辛い、イライラするという方もいるのではないでしょうか。ワンオペ育児で辛い思いをしているママたちに、その乗り切り方のアイデアをご紹介します。ワンオペ育児とはワンオペとは、「ワンオぺレーション」つまり「ひとり勤務・ひとり稼働」という意味で、、大手飲食チェーン店などが深夜など人手の足りない時間に休憩なしで一人シフトの体制で長時間の業務を行わせていたことが問題となり、広く知られるようになりました。今、家庭内でも、この「ワンオペ」が問題視されています。夫が単身赴任や仕事などで家にいる時間が少ない場合、あるいはシングル世帯の場合など、ひとりで家事と育児をこなし、仕事のある方は仕事も含め、すべてをひとりでこなさなければいけない育児環境を「ワンオペ育児」と呼ばれるようになりました。 核家族化も進み、実家や夫方の両親と離れて暮らしているケースも。困ったことやお願いしたいことがあっても、遠くから呼び寄せるとなると、頻繁にお願いするは無理なので、必然的にママひとりに育児の負担がかかってしまいます。 共働きのママの辛いワンオペ育児の現実とは外で仕事をしている共働きのワンオペ育児の方には、こんなに辛い現実があります。 朝早くからお弁当や朝ごはんの用意をし、子どもの準備と出勤前の自分の準備をします。 時には子どもがぐずって思うように進まない日もあるでしょう。そんな日はイライラを募らせながら子どもを保育園や学校へ送り出し、職場へ急いで向かいます。 ここまでで、すでにひと仕事を終えたくらいのエネルギーを使っていますので、とても疲れた気持ちになります。そして、気持ちに余裕がないと仕事でミスも多くなって、辛い気持ちはさらに強くなります。 また、子どもが病気になって迎えに行かなくてはならないとき、すぐに行けないことも…。他に頼れる人がいなければ、ひとりですべてを抱え込むことになりますので、気を遣うばかりです。 「今日は何事もなく一日が終わった」と思える日の方が少ないかもしれません。 仕事が終わるとすぐに保育園のお迎えや子どもの帰宅、買い物や洗濯物の取り入れ、夕飯の支度などが始まります。子どもが小さければ、お風呂の用意や入浴もすべてひとりで行わなければなりません。 疲れた体をフル回転させ、イライラする気持ちを抑えながらも、用事を一つひとつこなしていきます。 子どもが眠ってからも片づけや保育園の準備、学校の提出物など、やることは山のようにあります。このように、時間に追われる日々が毎日続くのです。寝不足は続き、疲れた体を休める時間がありませんので、病気に罹りやすくなってしまうことも。これは一例ですが、実際はこれ以上ハードなワンオペ育児をしている方もいるでしょう。 専業主婦の辛いワンオペ育児の現実とは 専業主婦は、仕事をしていないので基本は子どもを保育園に預けられません。幼稚園の年齢になるまでは、家で一緒に過ごす必要があります。子どもとは離れずに、休みのない育児環境が続きます。 乳児であれば、夜中も母乳やミルクの時間があり、少し寝ては起きての繰り返しで睡眠不足が続きます。 日中も、疲れた体でオムツ替えや泣いている赤ちゃんを抱っこ、母乳やミルクを飲ませるなど、やることはたくさんあります。育児に休みはありません。 1、2歳になっても一緒に家で過ごすので、公園へ連れていくことも大事なルーチンになります。親子ですのでワガママが出やすく、イヤイヤ期には親がイライラしてしまうこともあります。 子どもがいつも一緒にいると子育てに時間を取られ、合間に家事を進めようと思っても、思うように進まないこともあります。子ども中心に時間を使っていますので、自分の時間がほとんどありません。また、子どもと二人きりの生活が続くと、社会や世の中から遮断されたような閉塞感を感じるかもしれません。 これも一例ですが、専業主婦の場合、子どもとずっと一緒にいなければいけないこと自体がストレスの元になります。 共通の辛い現実 もし、ワンオペ育児中に病気になったら、家事、育児は誰がやってくれるのでしょうか。頼れる人がいない場合は、どうればよいのでしょうか。病院に行くこともはばかられます。毎日やらなければいけない家事や仕事に追われ、気持ちが落ち着かず心の余裕も持てなくなってしまいます。 また、自分ひとりのワンオペ育児となると、子育ての責任をひとりで背負い、相談する相手もなくさまざまな決断をひとりで決めなければならず、その責任感も多大なストレスとなります。 ワンオペ育児を乗り切るための5つのポイント ■1.「家事は手を抜こう完璧でなくてもよい」くらいの気持ちの余裕例えば食事の準備。いまは栄養価の高いものがたくさん売っていますので、出来合いのお惣菜または簡単な手抜き料理でもいいと思うようにしましょう。 毎日、凝った料理をつくる方がよい育児なのではなく、親が笑顔で子どもと向き合えることが大切です。疲れたと思ったら手抜き料理でもオッケーにしましょう。 また、掃除や洗濯も毎日しっかりやろうと思わずに、間に合う程度にやっておけば大丈夫だと思うようにします。そうすると、気持ちが楽になって時間にも余裕が生まれます。 ■2.交流の場を持つ愚痴を言ったり、仲間と共感すると気持ちがスッキリします。ママ友やブログ、SNSでの交流、職場の人に話すなど、誰かに気持ちを伝えるようにすると、気持ちの整理ができます。 ■3.自分の時間を必ずつくる子どもが保育園や学校へ行っているのであれば、自分の時間を楽しめる日をつくりましょう。 とはいえ、有給はすべて子どもの病欠に使ってしまってそれどころではない、というママも少なくないと思います。 パパにも休みを取ってもって、自分の時間を持てたらいいですね。ストレスを溜めてしまう前に、しっかりとリフレッシュできる日をつくりましょう。 ■4.身近な人に助けてもらう。誰かに相談する頼れる人が身近にいる場合は、積極的に手伝いをお願いしましょう。1、2時間だけでも子どもを預かってもらうだけで、気持ちに余裕を持てるようになります。 しかも、子どもはいろいろな人と関わり、さまざまな経験を増やせます。ママ以外の人と関わると、いままで知らなかった遊びに出会い、違う刺激を楽しむことや我慢することなど、たくさん学べます。子どもにとっても、よいことは多いのです。 もちろん、旦那さんがいる場合は頼るべき人物ナンバーワンは旦那さんになります。パパと相談し勤務時間や場合によっては勤務場所を会社に相談してもらうなどもできるでしょう。 親族が遠くに住んでいる、という場合はインターネットでビデオ会話もできます。頻繁に連絡をとると、おじいちゃん、おばあちゃんも喜ぶかもしれませんね。 もし、身近に誰も頼れる人がいない、という場合は市区町村の役所へ聞いてみるとよいでしょう。 いきなりワンオペ育児の不安を伝えるのも気がひけると思いますので、育児サークルを聞いてみたり、緊急時の預け先や連絡先などを聞いておくと安心に繋がると思います。 ■5.疲れすぎる前に対処する疲れすぎやイライラが溜まると、気持ちに余裕が持てなくなります。判断力も鈍り、本来の自分とは違う自分になってしまうこともあるでしょう。 ワンオペ育児で辛い思いをして追いつめられないように、ママは自覚をもって対処することが大切です。笑顔のママでいられるように…筆者もワンオペ育児経験者ですが、幸いにも実父母と同居することで救われ、辛さから解放されました。 赤ちゃんはママひとりだけで育てるものではなく、社会全体で育てるものだという認識が高まっています。お母さんが強いストレスを感じている場合は、ひとりで抱え込まないで積極的に助けを求めるようにしましょう。母親として、育児の助けを求めることは、決して恥ずべきことではありません。 気持ちに余裕を持ち、子どもにいつでも笑顔を見せられるような素敵なママでいたいものですね。
2017年06月18日もし、あなたの夫が「他県に異動になる」と言ってきたら、どうしますか? 夫についていく? 単身赴任をしてもらう? 周りにも、仕事の都合で他県へ異動になる男性も少なくありません。そのために妻は「転勤についていく」か「単身赴任で頑張ってもらう」かの選択を迫られます。ある女性は、夫に単身赴任をお願いしたのですが、その理由は「子どもが新しい環境で馴染める気がしない。それに私自身、復職したばかりだから。」このように、子どもや自分の仕事によって残る妻も多いのではないでしょうか。しかし、会えない時間が家族の、そして何よりも夫婦関係にプラスになればよいのですが、実際はそうとは限りません。私のもとにも「単身赴任中の夫が不倫をしている」と言う相談も受けることがあるほど、単身赴任中の不倫は多いと聞きます。単身赴任中に夫婦仲に溝ができてしまう夫婦には下記の共通点があるようです。いない方が楽に感じてしまう実は、夫が単身赴任をしている妻から話を聞いていると、多くの女性が「夫がいないと楽だ」と回答します。「とにかく食事! 作っても帰りが遅いと食べないことも多いし、お弁当だって作っても時間がなかったとかで食べてくれないことも…単身赴任になってから、そんなストレスがなくなった!」(36歳/保育士)毎日いると、それはそれでイライラすることも多いですが、会わない時間がある分、会ったときに相変わらずの夫に対するストレスが一気に膨れ上がってしまうようです。コミュニケーションが不足する何と言っても、毎日一緒にいることでコミュニケーションをとっていた夫婦にとって、離れることでコミュニケーション不足になることは避けられません。そのため、今まで当たり前のようにしていた相談事も「この程度なら自分で判断しようかな」となって行きます。「夫婦の会話がとにかく減った。今まではテレビを見ながら等、何気ない時間もコミュニケーションをとっていたのに、必要最低限の報告のみで…そうなると戻ってきたとき会話が続かない」(40歳/介護士)■単身赴任で離婚がよぎる…妻の本音単身赴任が長くなると、妻もふと離婚が頭をよぎることがあるかもしれませんね。どんな瞬間に妻たちは、離婚を本気で考えてしまうのでしょうか?▼ワンオペ育児が大変夫が単身赴任でいないとなると、子どものお世話は基本的に妻が一人で担うことになります。近所に頼れる祖父母などが住んでいれば助けを求めることもできますが、そうでない場合は、妻は一人で抱え込み、夫への不満がどんどん募ってしまいます。特に子どもの年齢が低ければ低いほど、お世話の負担も大きいため、「どうせ一緒に暮らせないなら、離婚しても同じ」などと、離婚を考えてしまうケースが多いようです。▼浮気を疑ってしまう離れて暮らす夫の浮気を心配するのは、愛があるゆえの焼きもちや嫉妬ではありますが、常に浮気を疑い、神経をとがらせていては妻も疲れてしまいます。ついしつこく詮索したり、不安から夫を責め立ててしまったりすることで、もちろん夫も良い気はしませんが、妻自身もそんな醜い自分に対して嫌気がさして、精神的に追い詰められてしまうことも多々あります。すると浮気を疑ってしまうような今の環境から解放されたくなり、離婚を選択してしまうこともあるのです。■単身赴任中の夫が感じている本音では単身赴任をしている夫側の気持ちはどのようなものなのでしょうか?▼一人でさみしい家族と離れて一人で暮らす生活にさみしさを感じる夫たちは多いでしょう。そのさみしさが原因で、つい浮気に走ってしまった…なんていうケースも決して少なくありません。単身赴任中であっても、家族とのコミュニケーションをしっかりとることで、夫の浮気防止につながると言えるでしょう。▼子どもの顔が見たい愛するわが子となかなか会うこともできず、成長を間近でみられないさみしさは、もしかしたら妻に対する愛情以上になるかもしれませんね。単身赴任中に妻への愛が冷めてしまったとしても、子どもへの愛情から離婚はしない…と決断する男性も少なくないでしょう。▼自由な生活が快適で楽しい単身赴任で家族と離れるさみしさを感じる夫もいる反面、誰にも干渉されない自由な環境に居心地のよさを感じる夫も何割かはいるでしょう。自分のペースで暮らせる単身赴任の生活に快適さを感じていたとしたら、再び家族と暮らすようになってからが、夫婦の関係を試されるときなのかもしれませんね。■単身赴任が離婚危機に陥りやすい理由一般的に単身赴任は離婚につながりやすいと言われていますが、その理由はどのようなものがあるのでしょうか?▼浮気のリスクが高まるお互いに離れていることから、相手の存在が薄くなり、身近に頼れたり、魅力的に感じたりする相手が現れてしまうと、つい心が傾いてしまう確率も高くなるでしょう物理的に距離があり、「いてほしい時にいない」という状況が長く続くことで、気持ちがすれちがい、さみしさから違う相手を求めてしまうというリスクが生じてしまうのです。▼いない方が楽だと気づいてしまう夫婦二人ならまだしも、子どもがいる場合は、妻も毎日子育てに追われ、余裕のない生活を送ることになります。単身赴任でいない夫に「そばにいて手伝ってほしい」とはじめのうちは不満を感じるものの、夫がいない子どもとの暮らしに次第に慣れてしまいます。すると久しぶりに帰宅した夫に対して煩わしさを感じて、「いない方が楽」という事実に気づいてしまう…なんてこともあるようです。▼離れて暮らすうちに気持ちが冷める恋は三年で冷める…なんて言われますが、毎日の生活のなかで、愛を育めないとなれば、状況によっては愛が冷める速度も加速してしまうでしょう。近くにいて、コミュニケーションがしっかりとれていれば防げたすれ違いも、お互いに離れて暮らしていることで、ちょっとしたボタンのかけ違いであっという間に気持ちが離れ、関係が破綻してしまうこともあるようです。単身赴任の夫婦円満の秘訣は暗示にあり? 不安の乗り越え方単身赴任によって、どちらか(もしくはお互い)の気持ちが離れてしまうことがあります。大切なもののために、頑張っているのにそんな悲しいことはできるだけ避けたいですよね。昔と違い、今は気軽にリアルタイムで会話ができます。例えば、Skypeやテレビ電話などを利用すれば、家族みんなで会話を楽しむことができます。このように直接、家族がコミュニケーションをとることはとても大切です。しかし、子どもが成長すれば習い事や部活などで、会話する時間も減ってしまいます。そんな時に大切なキーワードは「暗示」です。暗示と言っても、あまり深く考えないでくださいね(笑)。そのポイントをご紹介します。夫婦円満への暗示その1:子どもに「お父さんの頑張り」を伝える単身赴任でも、いつまでも仲の良い夫婦は、必ずと言っていいほど、妻が子どもに夫の頑張りをしっかり話しています。「お父さんは、あなたたちのために、寂しくてもお仕事頑張ってるんだよ」「こんなにも大切に思ってくれるパパ、帰ったら美味しいもの作ってあげようね!」子どもたちと、こんな話をできるだけ毎日交わしてください。そうすることで、子どもたちもお父さんの大切さをしっかり忘れずに残すことができますし、何よりも、子どもたちに話すことで、夫の頑張りを自分の耳にも聞かせることができるためです。自分で口にすることで、感謝の気持ちを自分自身が実感できるため、帰ってきたとき心から喜ぶことができるようになります。夫婦円満への暗示その2:時にはアナログを駆使電話やメール等、気軽にコミュニケーションをとることができる今昨今。しかし気軽な分、軽い気持ちで終わってしまいがちです。離れている時だからこそ、月に一度、手紙を送ってみるのも良いでしょう。子どもたちと一緒にでも構いません、手紙でちょっとした気持ちを伝えるだけでも、相手にもしっかり伝えることができます。そして、手紙を書くことで、自分の気持ちを客観的に見つめなおすこともできます。「こんなに私、寂しかったんだな」「なんだかんだ言っても、頼っちゃうよな」なんて、今まで忘れていた気持ちを思い出すきっかけになります。単身赴任によって、夫婦の関係に変化が出てしまうのは、仕方がありません。そして、今まで頑張っていた気持ちを少し休めることがあっても大丈夫です。しかし、それと夫婦仲が悪くなることは関係ありません。そんなときは、自分ができる方法で「夫婦円満」を見つけてみてください。きっと、今までより今のほうが良い関係を気づくことができるでしょう。そして、夫が戻ってきたとき、笑顔で迎えることができるようになるのではないでしょうか。
2017年04月30日転勤族の妻につきまとうのが“単身赴任”の問題。「亭主元気で留守がいい…」よく耳にするこのフレーズ、夫が単身赴任になるまではピンとこなかった私ですが、実際になってみると…(笑)。今回は単身赴任経験者のママ66人のアンケートを元に、単身赴任の悩み、夫婦の問題を乗り切るポイントをまとめてみました。単身赴任期間とその理由今まさに単身赴任中25人、過去に経験がある35人、近い将来に予定がある6人。赴任期間で一番多かったのは、半年~1年が30%、次いで2~3年は26%。4年以上も離れているが12%も。単身赴任になった理由として一番多かったのは、「帯同できない地域だった」「子どもの学校を配慮した」で同率20%ずつ。次いで「勤務期間が短い」18%、「家・マンションを購入した」14%。自分がついて行きたくない、子どもがついて行きたくないというケースも。その他、共働きなので自分の仕事がある、ちょうど妊娠していた、親の介護などの理由がみられました。では離れている間、どのくらいの頻度で家族一緒に過ごせているのでしょうか?単身赴任の夫とどのくらいの頻度で会っていますか?毎週末会えているのが14%、月に2~3回、月に1回がそれぞれ31%と、ひと月の中で会える頻度が比較的高い人が“76%”という結果。週末に移動できる距離なら、無理をしてでも帰る努力をして家族で過ごしている様子がうかがえます。逆に2~3カ月に1回は6%、半年に1回が12%、ほとんど会えていないのが6%も。パパの仕事もハードでしょうが、待っているママと子どもたちも寂しく大変だろうなと想像しました。次に、家を守っているママの心配事や悩みについて聞いてみました。夫が単身赴任中の、妻の心配事や悩みは?「子どもが病気になったとき、人手が欲しいときにない」(ななせぶんさん)、「小さい子ども2人を一人で見るのは大変、自分のストレス発散がなかなかできない」(そらみさん)、「子どもが父親の存在を忘れないか、家族の気持ちがバラバラにならないか心配」(ぺこりのさん)、私もその気持ちがよくわかります。パパではなくママが単身赴任しているケースもみられ、「毎週末、片道5~6時間かけて移動するので経済的・身体的負担が大きい。平日の父子家庭の子どもへの影響も心配」(ATマチさん)という悩みもありました。二重家計などの経済的な問題、海外の赴任地によっては治安や医療面もとても気になるところ。そして男性の一人暮らしは食生活や健康管理も大変ですし、加えて女性問題…と心配事が尽きません。…そろそろ本題に(笑)。では実際にどのくらいの人が“夫婦関係に危機感”を感じているのでしょう?単身赴任で夫婦の関係に危機感を感じたことはありますか?離れている夫との関係に危機感を感じたのは29%、感じなかったのが71%という結果。危機感を抱いている人が、私の予想をはるかに下回ったのには驚きました。私は現在進行形で単身赴任を経験中ですが、夫のいない生活に慣れてきた頃から忙しさを理由に連絡が激減、ちょっとしたすれ違いがはじまり「このままではまずいな」と感じました。「久しぶりに会ったときにぎこちない感じ」(ぴっころりんさん)、「夫が家族の輪に入りにくくなり、何を話せばよいのかわからなくなる」(リスさん)、「会わないといなくてもいいかなと、必要性を感じなくなる」(くまおさん)など、思わずうなずいてしまいます…。「気づけば、子育ての考え方が異なっていた」(とどさん)と、コミュニケーション不足によって、二人の向かう方向がズレてしまうことも。驚きの回答、50%は単身赴任で夫婦関係が良くなった!しかしそんな中、これまた予想を反する回答が得られたのが、「単身赴任によって夫婦の関係は良くなりましたか?」の質問。“良くなった”と答えたのが、半数を占めたのです!「家事や育児の手伝いをしてくれないことへのイライラがなくなった」(のんきちさん)、いない人には期待もしませんしね、それもよーく分かります(笑)。「一緒に過ごせる時間が限られるので、以前よりも互いを大切に思えるように」(えままさん)、「お互いの存在が精神的な支えだと気づいた」(ありさりさん)など、パートナーのありがたさを改めて見直すきっかけになることも。他には「毎月必ず会って、新婚当時のような心になっています」(リンリンちゃん)、「会えない時間が愛を育て、相手を思う気持ちが強くなりました」(cervejaさん)とラブラブな夫婦の様子も聞けました。すばらしい!単身赴任中、夫婦間でどのような工夫をしていますか?最後に、“夫婦の関係を良好に保つための工夫”についても教えてもらいました。「なんでも相談すること。報連相(ほうれんそう)です」(たかさん)、「1日おきでもメールや電話で連絡をとる」(すぎ888さん)、「おはよう、おやすみの連絡は必ずしていました」(しーちゃん)と、頻繁な連絡を心がけることが基本。「子どもの行事や予定はGoogleカレンダーを使って共有し、夫の生存確認のためにLINEをしている」のは、そらみさん。カオリアさんのように「予定は相手に確実に伝えておく」ことも大切です。「一緒にいるときは全力で楽しむ」(ぺこりのさん)、「夜の生活は定期的に行う!」(ピコックさん)、「たまにデートをする」(ずっきさん)と、夫婦の時間を最大限に楽しむ努力も必要。「感謝を忘れないように心がける」(くみっきーさん)、「“ありがとう”を必ず言う」(のんきちさん)と、離れた場所で一人がんばるパパを思い、感謝の気持ちを言葉で表すこともステキだと思いました。決してマイナスだけではない単身赴任、この逆境が良い経験になったと言えるよう、夫婦・家族の絆を強めるチャンスにできるといいですね。私も今度の夫の一時帰国の時に、久しぶりにデートでもしてみようかな。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2017年01月10日つらいと思っていた早朝の移動、実はこれがこの旅を有意義なものにしてくれた。早朝に動くと午前中には目的地に到着でき、時間がムダにならない。リオ・デ・ジャネイロには9時過ぎに到着し、昼前から街を散策することができた。[行きの飛行機編はこちら][マカパ・イグアス編はこちら](どこでも眠れる三女)“Tバック”“カイピリーニャ”パラダイス!?リオを代表する観光スポットのひとつ、コパカバーナビーチ。朝からツーリストと地元の家族連れ、物売りの人々が混在している。忘れてはいけない“観光地=窃盗に注意”、気を引き締めなければ…。そしてこのビーチ、右を見ても左を見てもT、T、T、Tバック!(Tバック天国?)。「私も着なきゃおかしいでしょ!」と思えたくらい、子どもから大人まで、表面積の小さな水着。見たくもないのに大きなお尻が目に入り、慣れるまで目のやり場に困った。そしてこのビーチでひときわ目立っていたのが“スクール水着”の長女と次女。逆に見つけやすくて助かったのだが、リゾートビーチで妙に浮いていて笑えた。青い空のもと海を眺めながら飲む“カイピリーニャ”(さとうきびの蒸留酒カサーシャとライムのお酒)がおいしすぎる。(子どもたちにはココナッツジュースを)調子にのって飲み過ぎてしまった私、その日の夕方“カメラの存在”がすっかり記憶から消えていることに気付く。気付いたのはスーパーでお土産の買い物中。「カメラをビーチに置いてきてしまったかも!?お昼を食べたあそこかも!?」めちゃくちゃ焦り、表情が急変…。“盗まれたんじゃなくて、酔っぱらってどこかに置いてきたなんて絶対に言えなーい!!”もう買い物どころではなくなり、お土産をほったらかして急いでホテルに帰った。結局カメラはホテルの部屋のバッグの中にあったのだが、ブラジルでもこんなことをやらかしてしまう母、そしてそれに振り回される家族であった…。(いつも通り。笑)国際色豊かな現地ツアーリオでは市内の観光スポットを回る1日ツアーに参加。コロンビア、アルゼンチン、カナダ、オーストラリアの人々と私たち日本人。多国籍ツアーを率いるのは、めちゃくちゃ明るいブラジル人のおじさん。ポルトガル語とスペイン語、英語の3か国語を操る。このグループに入ると、日本は世界のほんの一部だと気付かされる。言語はもちろん、肌の色や目の色が違うのは普通。体の大きさや背の高さ…人と違って当たり前。他人との違いなんてどうでもいい!その感覚がとても心地よい。(シュガーローフマウンテンから、コパカバーナビーチを眺める)(外観だけ見られた、マラカナンスタジアム)“私たちの住む日本は小さな島国だけど、世界はこんなに広いんだよ”、子どもたちにそんなことが伝わっていればいいなと、ツアー仲間と1日を共にしてそう思った。(コルコバードのキリスト像、すごい人!!)必ず目に入ってくるファベーラ(貧民街)ガイドのおじさんが「あそこは高級住宅地、その上はファベーラだ」と指をさす。ビーチ前に立ち並ぶリゾートホテルからも、山側にファベーラが見えた。その背後の山頂にはキリスト像。どこを見ても“富と貧”が同時に目に入り、いやおうなしに考えさせられる。まるで世界の縮図を見ているようだった。(手前は教会、奥の山にはファベーラ)涙のお別れ旅の最終地はサンパウロ。リベルダージ(日系人街)のど真ん中のホテルに滞在し、ブラジル日系移民資料館やラーメン店を訪れ、新旧の日系文化にどっぷりつかった。ここでは地下鉄に乗るという冒険もしてみた。切符を窓口で買うなんて、ものすごく久しぶりで新鮮だ。(薄暗い地下鉄、ドキドキしながら乗った)親子水入らずの時間はあっと言う間、お別れのときが近づいている。長女と次女は数日前からカウントダウン、こっそり泣いていた。それをちゃかしていた三女。しかし別れのときは「とうさ~~~ん」と号泣。まだ5歳、父と一緒にいたい甘えたい時期だから無理もない。「元気で。また会おう」夫は初日に空港で出迎えてくれた時のように、笑顔で手をふっていた。この旅で見えたもの今回の旅の最大のテーマは“父の住んでいる国、町、仕事と生活”を見に行くこと。それは妻の私にとっても重要なことだった。夫のいない生活と、仕事と家庭の両立に必死だったこの2年間。忙しさゆえに夫との連絡が激減、「亭主元気で留守がいい…」あのフレーズが何度かよみがえった。実はすれ違っていたんじゃないか?と思える時期もあった。(この危機感を感じていたのは私だけらしいのだが…)彼の住んでいる家や町、職場、お世話になっている方々に会うことで、“今の夫”を知ることができたこと、小さなことのようだが私にとっては一番大きかった。不思議と私の心が落ち着き、これからは互いのギャップをもう少し上手に埋めていけるんじゃないか、そう思えた。「自分だけががんばっているんじゃない。夫がこうして働いてくれているからこそ、私たちも日本で安心して生活することができる」、当たり前のことだが改めて感謝した。そしてこの旅の間、文句ひとつ言わず、ケンカひとつせずに冒険に付き合ってくれた勇敢な娘たち、彼女たちの底知れない“順応力と潜在力”を見ることができ、母は心からうれしかった。そんな子どもたちを、もっともっと大きな気持ちで信じていこうと思った。旅の終わりに、海外コンプレックスだった長女が「外国は思っていたのと全然違ったよ!すごく楽しかった!!」と、生き生きとした表情で言った。“実際に自分の目で見て、肌で感じるとはこのことなのか!”、“娘3人を連れて来たことは間違いではなかった!”と一人感動、帰りの機内で旅の余韻にひたる母であった。…羽田空港到着後に、まさかのロストバゲージに気付くまでは…。(笑)そして3日後に手元に届いたスーツケース、お土産のチョコレートは何度も溶けて見事に変形していた…。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年10月10日マカパ空港、ターミナルで父に駆け寄り抱きつく3人娘。[行きの飛行機編]はこちらから。「よく来たね!!がんばったね!」その言葉とハグだけですべてが報われる。子どもと夫の嬉しそうな表情を見てまた涙が…。(涙腺ゆるみっぱなしの私。笑)「よかった、ここまで子どもたちを無事に連れて来ることができた」、夫の顔を見て私もホッとした。赤道直下のアマゾン、マカパブラジル北部のアマゾン川河口域にあるマカパは、ブラジルの中でも一番貧しいと言われるアマパ州の州都。家や建物、町を走る車やバイク、道路や露店、上半身裸で家の前でくつろぎおしゃべりする人々。茶色い水のアマゾン川。日本とはまったく違う風景に、子どもたちにはちょっとしたカルチャーショック。(大河アマゾン川を眺める)(赤道モニュメント:赤道を飛び越えて南半球から北半球へ)(寝るときはハンモック)アマゾン川沿いにあるローカルレストランで、はじめての本場の“シュハスコ”を食べた。(吹き抜けの店内、川からの風がきもちいい。暑いが日陰ならなんとか大丈夫)ビュッフェ形式で副菜をお皿に取り、焼きたてのブラジル風バーベキューをスライスしてのせてもらう。お皿ごと計りに載せて計量し、重さで料金を支払う仕組み。でもこれって野菜少なめで肉が多くても同じ値段?そのへんの価値がよくわからない(笑)しかし異国の食事は新しい発見がありワクワクする。肉は岩塩だけの味付けでうまみが引き立ちいい感じ。そして暑い中のブラジルビールがまた最高なのだ!あれだけ注意した野良犬に…マカパの町には野良犬が多いと聞いていたが、本当だった。やせ細った犬たちが道の端に座っていたり、歩いていたり。びびって走ると追いかけられもする。もしかまれて狂犬病にかかったりしたら命とりだ。だから「野良犬がにらんでも吠えても走っちゃだめだよ!」と、口をすっぱくして言ってきた。なのに走ってしまった…、一番心配していた三女ではなく長女が!!吠えた犬に一瞬反応した長女→それを見て犬が吠えながらこっちへ向かってくる→その瞬間、長女が小走りになった!恐怖の“野良犬スパイラル!!”反射的に「こら!!!走るなーーーっ!!」と、ドスのきいた声で娘に怒鳴ってしまった。幸い同行していた男性が犬を追い払ってくれ事なきを得たのだが、本当に怖かったのだろう、しくしく泣いてしまった長女…。(もしかして私の声にびびった?)どちらにしても無事でよかった。時差ぼけと暑さと闘いながらアマゾンを体感マカパでの2回目の朝を迎える。太陽は朝からギラギラまぶしいのに、体はすっきりしない…。昼間に眠くなり夜中や早朝に目が覚めるという、これがまさに“時差ぼけ”。日本とブラジルの時差は12時間、慣れるのを待つしかない。(アマゾン川から昇る太陽)体中にべっとりとした空気が張り付いてくる熱帯雨林気候、これも想像以上にしんどい。「意識して水をたくさん飲むように」と夫。背中のリュックには常に5人分の水を抱えている。子どもたちが喜んだのは、アマゾン川での“釣り”だった。「アマゾン川で釣りができるなんて夢みたい!」。風を切りながら進むボート、最高に気持ちいい!!しかし、ひとたびボートが止まると、ライフベストを着ている私たちは汗だく、熱中症へまっしぐら。「ひ~~、もう耐えられない…」そんな時に絶妙のタイミングで、長女がピラニアをゲットした!親は1匹釣れて内心ホッ、子どもたちが「釣れるまで帰らない!」と言い出したらどうしようかと思っていたから(笑)釣った魚ではないがアマゾンの魚やエビを食べる機会もあった。想像していた臭みはなく、淡泊でなかなかおいしい。子ども連れはFIXなしで、臨機応変な旅をブラジルに行くなら絶対に訪れたかったのが“イグアスの滝”。雄大な景色に憧れ、誰もが一度は訪れたいと思う場所だ。イグアス初日はブラジル側を攻め、翌日はアルゼンチン側を予定していた。ブラジル側を楽しんだ日の夕食時、三女が食べる前に眠ってしまった。疲れだろうと思っていたら、夜中に腹痛と嘔吐…。飲み物の氷か、生野菜か?トイレに駆け込むこと約10回、何も胃に入っていなかったのが幸いし、ひどく汚すことはなかったが、とにかくつらそう。しかし翌朝にはケロッ、さすが三女!彼女のたくましさに感心する母であった。(吐き疲れて眠る…)ブラジル国内の旅行の日程は、夫が大まかな予定を立てていた。飛行機とホテル以外は子どもたちの体調次第でいつでも変更できるようにと、かなりアバウトな内容で。ツアーも現地ホテルでチェックして申し込むなど、臨機応変に動けたのでとても気が楽、ストレスも少ない。これが自由旅行のいいところ。結局アルゼンチン側は次の日に延期して、午前中はホテルでゆっくりと過ごし、昼からパラグアイに足をのばしてみることにした。家族旅行でも楽しめた大冒険!陸路の国境越えイグアスはアルゼンチンとパラグアイの国境が近い。「島国に住んでいる子どもたちに陸路国境越えを経験させてみたい」と夫。彼のオリジナルツアーにのってみた。(ブラジル―パラグアイ往復、待ち時間も含めてタクシーの料金交渉成立)(パラグアイ:国境近くは外国人向けのショッピングモールと露店が連なる。ドキドキしながらの散策)どちらの国もタクシーで国境を越えたのだが、パラグアイは入国審査、スタンプらしきものは無し!アルゼンチンはしっかりと出入国をチェックされスタンプも押してくれた。この違いは何だったのだろう?謎だ…。(ブラジル―アルゼンチンの国境、壁の色がブラジルカラーからアルゼンチンカラーに)その後ブラジル旅行では、タクシーの運転手にはほとんど英語が通じず、ポルトガル語で交渉する夫に頼りっきりとなる。ポルトガル語が通じなかったら、どれだけぼったくられるんだろう…?そんなことも頭をよぎった。イグアスの滝では、次女が滝の水しぶきを浴びて大喜びしている。片や三女はここぞという見どころでいつも泣いていた。どうやら足元の網目から見える滝が怖いらしい。怖いので父に抱っこしてもらうが、こちらも滝に落ちそうで怖い。「もう帰りたいよ~~~」、水の勢いと音、体に感じる地響きのような感覚を恐れて泣く三女。そんな姿がかわいいやら、おかしいやら、かわいそうやら。(図太いと思っていたあなたにも、怖いものがあったのね。笑)滝の近くまで行けるボートは年齢制限があって乗れなかったが、支流の川でゆったりとした流れを楽しめる“エコボートツアー”に参加し、イグアスを満喫することができた。ブラジルに着いて6日目、時差ぼけも解消されみんな調子がでてきた感じ!次はリオ・デ・ジャネイロだ!早朝5時の便での移動となる。が、深夜2時に起きられる自信はまったくなーし(笑)(つづく…)<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年10月06日男の食卓にありがちなこととは?ひとり暮らしや単身赴任などで、自炊をしている人は多いと思います。好きなものを作れる楽しさもありつつ、後片付けなどの面倒なこともありますよね。自炊派の皆さんは、どのようなことを感じているのでしょうか。自炊しているとありがちなことについて、392名の男性に調査しました。>>女性編も見るQ.自炊しているとありがちなことを教えてください(複数回答)1位揚げ物はつくらない36.5%2位同じものばかりつくってしまう19.6%3位丼やワンプレートですます17.9%4位何日も同じものを食べ続ける15.8%5位賞味期限が切れる13.8%■揚げ物はつくらない・「買った方が楽だから」(29歳/生保・損保/事務系専門職)・「油の始末に困る」(31歳/金融・証券/営業職)・「油が飛んで掃除が大変」(30歳/金融・証券/専門職)・「揚げ物は揚げ終わったころにはニオイで食欲がなくなってしまう」(44歳/情報・IT/技術職)■同じものばかりつくってしまう・「レパートリーが少ないので、どうしてもそうなってしまう」(24歳/情報・IT/技術職)・「同じものしか作れない」(28歳/自動車関連/技術職)・「頑張ってみても、12~15種類を作りまわしていたなあ」(32歳/医薬品・化学/事務系専門職)■丼やワンプレートですます・「グルメ欲がないと、とにかく手短に済ませたくなります」(35歳/その他/クリエイティブ職)・「洗い物がきつい」(34歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)・「かつ丼、カレー丼、すき焼き丼、牛丼。そればっかりです」(33歳/機械・精密機器/営業職)■何日も同じものを食べ続ける・「1食分は効率が悪いから」(27歳/自動車関連/技術職)・「作りすぎというか、一人暮らしで自炊なら作り置きになってしまうものだと思う」(27歳/機械・精密/技術職)・「好きなメニューに偏る」(47歳/機械・精密/技術職)■賞味期限が切れる・「よく卵が切れるので、保存するために味玉にします」(26歳/団体・公益・官公庁)・「多少賞味期限が過ぎても問題ない」(53歳/情報・IT/技術職)・「賞味期限が迫っても、消費期限でなければ大丈夫です。たぶん」(27歳/運輸・倉庫/技術職)■番外編:自炊を続けるコツは楽しむこと・写真を撮る「うまくできたときに写真を撮り、家族に送ったりSNSにアップする」(23歳/学校・教育関連)・自画自賛「自炊だとついそうなってしまう」(47歳/その他/事務系専門職)・継続できない「面倒くさくてやる気が起きない」(28歳/運輸・倉庫/技術職)総評1位は「揚げ物はつくらない」です。準備や後片付けが大変という意見が多数寄せられました。なかには、火事が怖いというコメントも。たしかに、ニュースでも聞きますよね。2位は「同じものばかりつくってしまう」です。作れるものが限られているので、やむを得ずに……という理由を挙げた人が多数でした。3位は「丼やワンプレートですます」がランクイン。洗い物が簡単に済むから、という意見が圧倒的でした。4位は「何日も同じものを食べ続ける」。効率を考えて作りおきするからという意見が多数寄せられました。5位は「賞味期限が切れる」。意外と賞味期限が切れても気にしないという人が多く驚きました。自分のカンを信じるということでしょうか。圏外ではありましたが、「ご飯は冷凍しておく」にも多くのコメントが寄せられました。作り置きしておけるから便利ですよね。上手に作れたときには「写真を撮る」という意見もチラホラ。盛り付けにもこだわってみると、さらに自炊が楽しくなりそうですね。面倒だと感じる人は試してはいかがでしょうか?(文・OFFICE-SANGA澤井輝一)調査時期:2012年7月23日~2012年7月28日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性392名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】簡単に作れると思ってしまう家庭料理ランキング【男性編】食費を減らすために心掛けたいことランキング【男性編】実家に戻りたくなる瞬間ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年09月08日クラシエホールディングスは26日、全国の単身赴任中、もしくは単身赴任経験のあるビジネスマンを対象に実施したアンケート調査の結果を発表した。同調査は、4月13日~15日の期間にインターネット上で行われ、20歳以上の「単身赴任者」「単身赴任経験者」412名から有効回答を得た。まず、単身赴任が決まった時の気持ちを尋ねたところ、「どちらかというと嫌だった」(36.7%)、「とても嫌だった」(15.3%)の2つを合わせると過半数の52.0%を占めた。一方、「どちらでもない」は33.0%、「どちらかというと嬉しかった」は12.6%、「とてもうれしかった」は2.4%だった。「嬉しかった」人の理由としては、「自由な時間が増えそう」の53.2%、「仕事に関して満足できるものだった」の45.2%、「新たな土地、文化などに触れあえるから」の43.5%などが上位に入り、中には「昼から酒が飲めるから」との回答も見られた。実際、単身赴任生活に満足しているかと聞くと、「とても満足」(5.1%)、「満足」(37.6%)という人は42.7%に上った。一方、単身赴任で困ることとしては、「病気になった時」(55.8%)、「食事の心配」(54.9%)が半数以上となり、このほか「帰省に時間がかかり、何かあってもすぐに帰れない」「宅配便の受け取り」といった具体的なコメントもあった。「単身赴任の良い点は?」と尋ねると、圧倒的に多かった答えは「自由」で69.7%。次いで「家族に気を使わなくていい」が52.2%となった。反対に「悪い点」では、「お金がかかる」の67.0%、「寂しい」の52.4%、「不便」の36.9%が上位にランクイン。また、自分自身のことだけでなく、離れて暮らす家族を心配する声もみられたという。「単身赴任を早く終わりにしたいか?」との質問に対しては、単身生活が満足、不満に関わらず、「とてもそう思う」が27.2%、「そう思う」が34.2%と、6割以上の人が早く終わらせたいと感じていることが判明。その理由としては、「家族は一緒に暮らすべき」という意見が多数を占めたほか、「子どものことが気になる」「お金がかかる」「食事のバランスが崩れる」などの答えも目立った。単身赴任にかかる1カ月の生活費(家賃除く)は、「4万円未満」が20.9%、「4~5万円台」が20.1%と、約4割が5万円台までで生活をしていることが分かった。一方、「6~7万円台」は23.1%、「8~9万円台」は11.9%、「10万円以上」は11.2%だった。地域別で見た場合、「4万円未満」と回答した割合が多かったのが北海道・東北地区で、逆に「10万円以上」の割合が多かったのは関東地区となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月27日