株式会社鴨ブックス(所在地:東京都豊島区、代表者:鴨頭 嘉人)から2023年2月14日(火)に、原田 理恵子氏の初の著書『あなたの“おブス”は腸のせい!?』を発刊しました。また、原田氏は地元大阪のTV番組『J-COM LIVEニュース』に生出演するなど、同書は発売前から反響を呼び、2刷り3,000部の重版が決定しました。『第二の脳』と呼ばれる腸によって生かされている“有り難み”を知る1冊【本の内容】身体の不調、仕事のトラブル、人間関係の悩みの原因は、“宿便”にあり。長年腸内に蓄積された宿便が毒素を放ち、血液を汚し、健康や思考の循環を停滞させている…その現状を理解しないまま、身体に良いとされるものを“摂取”するほうにばかり注目する世の『腸活』に、本書は警鐘を鳴らします。本書では、まずは“出す”ことが先決で、腸の役割を理解し、腸内環境を整えることから健康も、幸福も生まれていくとしています。これまで延べ1万回以上“腸”と向き合ってきた著者自身の経験をもとに、腸を整えることで起こった不思議な体験談や、誰もが今すぐに使える呼吸法やマッサージ法などを、図解を入れながら分かりやすく解説しています。腸に関する正しい知識と習慣を身につける『本気の腸活』で、日本の幸福度を世界No.1にするという原田氏の決意に満ちた、腸に対する著者の愛情があふれた1冊です。腸をもむだけでその人の性格や生活習慣まで見えるという原田氏。施術回数は延べ1万回以上【新刊「あなたの“おブス”は腸のせい!?」概要】著者 : 原田理恵子発売日: 2023年2月14日(火)定価 : 1,650円(税込)本の内容は以下のように構成されています。はじめに「腸内環境を整えよう!」【第1章】 あなたの“おブス”は腸のせい1.断捨離できずに、腸山積み…2.文句ばかりの、腸ひねくれもの…3.不調な時に食べなさい! は腸ナンセンス!4.本当に美しい人は見た目も中身も腸キレイ!5.言いたいことが言えず、腸モヤっと…COLUMN1 『どんなダイエット法もうまくいかなかったのに…!!』【第2章】 あなたの身体が教えてくれる“おブス”注意報1.排泄物に注意せよ!2.睡眠負債に注意せよ!3.お腹の張りに注意せよ!4.肌荒れ・むくみに注意せよ!5.水の飲み方に注意せよ!COLUMN2 『日本と世界のトイレ事情』【第3章】 心と身体を整える!小腸ヨガで腸・Happy1.「小腸もみ」ではなく「小腸ヨガ」2.「腸ヨガ」ではなく「小腸ヨガ」3.「運動」ではなく「小腸ヨガ」4.小腸ヨガの施術5.小腸ヨガの3つのメリット6.小腸ヨガの体験談COLUMN3 人間関係の問題がスッキリ!?誰にでも簡単にできる『腸・褒め活』【第4章】 何を入れるかよりも、どう出すか1.腸は足し算より引き算!!2.腸からはじめる自立宣言!3.宿便は腸の声を遮る壁になる4.ぽっこり下腹改善には「引き算方式」5.身体の不調が大きい時には…COLUMN4 身体に良いことカムカム習慣【第5章】 ウンが出るだけ、運気が上がる1.健康・美容・仕事・人間関係に止まらない!運気も上がる2.正しい位置に腸がないっ!?3.チョウ簡単な腸活方法COLUMN5 『何度も救急車で運ばれた私は…宿便排出で救われた!』【第6章】 腸はあなたの一番の理解者1.腸は全てを知っている!2.まだまだすごいぞ小腸の働き!!3.心は身体のどこにある!?4.腸の声を聴かないと“おブス”になるCOLUMN6 忙しすぎる反動!?マイペースなのんびり腸おわりに 小腸ヨガで腸・Happyに【著者プロフィール】“腸もみ姉さん”という愛称で親しまれている原田氏原田 理恵子(はらだ りえこ)小腸もみサロン小腸ヨガサロンKr*pa【クリパー】代表株式会社腸能力開発機構 代表2002年頃に医療介護の現場やボランティアに参加。活動を通し『排泄ができなくなったら命取りになる』という出来事を経験する。14年に、がん哲学外来メディカルカフェの活動を開始し、予防ケアの必要性を強く感じたことから、腸のスペシャリストを目指すようになる。17年より、小腸ヨガサロンKr*pa【クリパー】代表として小腸もみサロンの運営やセラピスト育成事業、食セミナー、オンライン講座と多岐にわたって活動をしている。21年8月には株式会社腸能力開発機構を設立し法人化。SDGs事業、各企業や行政関連、学校での講演会活動を精力的にこなしている。これまで腸と向き合ってきた回数は延べ1万回以上。『腸活』を追求し、日本の古き良き時代を風の時代に転換させ、さまざまな社会問題を解消していけるような取り組みを目指している。【鴨ブックスについて】出版業界に革命を起こす、「書店を応援する出版社」としてYouTube講演家の鴨頭嘉人が設立しました。直近20年で書店の半分近くが閉店に追い込まれています。私どもはその状況を踏まえ、情報発信の場であり、人生を変える一冊に出会える場である書店を元気にするために、自社の利益を減らし、書店の粗利率30%を実現しました。この活動を続けることで、出版社だけが生き残るのではなく、書店も取次も幸せになれる未来をつくろうとしているのです。出版社の利益を下げて業界の存続につなげることは、多くの出版社にとって有益だと考えています。紙の本は滅びるなどと言われていますが、とんでもありません。出版社が利益配分を現状にあったものに変えるだけで大切な文化は守られるのです。これが私たちが考える「出版業界の革命」です。【鴨ブックス会社概要】会社名 : 株式会社鴨ブックス本社 : 東京都豊島区東池袋3丁目2番4号 共永ビル7階代表者 : 鴨頭 嘉人設立 : 2021年4月URL : 事業内容: 書籍出版(ビジネス書・自己啓発書) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月14日日本滝100選に選ばれた「原不動滝」と紅葉迫力ある滝と紅葉今年は、11月3日(木・祝)の10:00~15:00に原不動滝・小滝公園もみじ祭りが小滝公園にて開催されます。2021年4月から開園した小滝公園。ヒラベの釜飯(数量限定・予約受付のみ)や、ヒラベ(川魚のアマゴ)の塩焼き、素揚げのほか、焼きおにぎり、一夜干しの提供があります。さらに、原観光りんご園のりんごも販売、地元野菜の販売もされます。また、駐車券をお持ちの方に無料で、豚汁の提供も行います。赤く色づくもみじに囲まれながら、秋まつりをお楽しみください。原不動滝・小滝公園もみじ祭り | しそうツーリズムガイド : Twitter投稿 : 原不動滝と紅葉の魅力原不動滝はブナやモミなどの原生林に囲まれた清流が3段状になって、落差88mの岩肌を滑り落ちる姿はとても美 しく荘厳で、遊歩道が整備されているので、滝を眺望できる場所まで安全に行けます。「日本の滝100選」にも選ばれた名瀑です。秋には、滝の近くの木々が紅葉し、紅葉景色の原不動滝が楽しめます。様々な葉が色づくまた近くには、キャンプ 場・コテージ、観光りんご園などもあり、1年を通じて多くの観光客で賑わいます。りんご園キャンプ場コテージりんご狩り | 原観光りんご園:Hara Apple Garden | 宍粟市| りんご狩り、キャンプ、ログハウス、滝ウォッチング : instagram投稿 : 地図 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月18日原つむぎさん(24)は保育士と幼稚園教諭の資格を持つ癒し系グラビアアイドル。胸もお尻も規格外なプロポーションで注目を集めていて、イベントや撮影会が行われると参加整理券の完売が続出することから「令和の完売女王」というキャッチフレーズで呼ばれるように。先日は、半脱ぎの写真を投稿したところ注目を集めているようです。早速チェックしてみましょう!今にも脱げそうな半脱ぎスタイルにファン歓喜 この投稿をInstagramで見る 原つむぎ????(@haratsumugi)がシェアした投稿 優しい穏やかな笑顔が印象的なつむぎさん。肩下まで下りたトップスが今にも脱げそうでハラハラしますがフォロワーにはそれがたまらない様子。コメント欄には「笑顔も素敵♡セクシーで、めっちゃ美しいですね」「超絶綺麗です♡」「笑顔が素敵でつむぎさん可愛いね」とつむぎさんの優しい笑顔とセクシーファッションに胸キュンしたフォロワーからの書き込みが寄せられておりました。癒しオーラ満載でなおかつセクシーな写真を投稿するつむぎさん。次はどんな悩殺写真を投稿するのか楽しみですね!
2022年09月15日人気漫画家・西原理恵子(57)の長女・Aさんの“告発”が話題を呼んでいる。単行本の売上は累計240万部を記録し、映画化もされた西原の大ヒット子育てエッセイ漫画『毎日かあさん』。その中で“ぴよ美”の名前で書かれ、多くの読者に親しまれてきたのがAさんだ。しかし、Aさんは昨年7月にブログを公開。そこで、『毎日かあさん』での自身の取り上げられ方について「無断で私の本名、仕事歴、外見、精神病をコンテンツとして扱い親が大儲けしていた」と告発したのだ。現在ブログは削除されているが、Aさんの“コンテンツ化”された苦しみはTwitterで改めて取り上げられることに。すると、大きな話題を呼ぶこととなった。SNSの発達によって、子供の姿を一瞬で全世界に披露することが可能になった昨今。著名人はもとより、一般人の親子がSNSを通して一瞬で人気者になることもある。子供の愛らしい姿を見て、幸せな気持ちになるひともいるだろう。しかしAさんのように、コンテンツ化されることは子供にとって必ずしもメリットがあるわけではないようだ。そこで、母娘関係改善カウンセラー・横山真香氏に子供をコンテンツ化することの問題点について話を聞いた。横山氏は「発信者との連帯感や共感は読み手にとってもハッピーなものです」と子供をコンテンツ化することのポジティブな面を認めた上で、こう切り出す。(以下、カッコ内はすべて横山氏の発言)「例えば赤ちゃんに『この写真、公開してもいい?』と聞いても『嫌だ』と答えることはできません。ですから、『子供にも人権やプライバシーがある』という考えを念頭に置くことが大前提です。いくら自分の子供とはいえ、子供のことを他者に伝える際に『自分は子供の人権やプライバシーを守っているか』としつこいほど言い聞かせるべきです。大人でも赤の他人が自分の写真を見ていたり、持っていたりすることを『気持ち悪い』と感じる人が多くいます。背景に特徴的な風景などが入り込んで『個人情報が守られているか』と気をつける必要もあります。それは子供のケースでも同じです」■自我が芽生えたころから、子供の意思を確認すべきその上で、大人だけの視点で考えないことが重要だと説く。「大人が想像する以上に、子供は“他者に自分のことが知られている”ということを大変嫌がります。親戚や近所の人の前で子供に関する些細な話をしても、『なんで言うの?』と不快に思うこともあります。子供にはそれぞれ独特の世界観があるわけで、それを脅かすような言動は大変嫌がられます。そして子供の反応は、兄弟姉妹の間でもわかれるくらいそれぞれ違います。子供なので『嫌だ』と思う理由がうまく言えません。しかし、その『嫌だ』という感覚を大人は認めましょう。『大したことないのに、いいじゃん』と思うのは、身勝手な大人の言い分にすぎません」‘16年2月、バイオリニストの高嶋ちさ子(53)がコラムで「息子が言うことを聞かないから、ゲーム機を壊した」というエピソードを明かしている。横山氏はこの件を引き合いに出す。「恐らく、高嶋さんの息子さんも学校で“お前の母さんすごいな”なんて言われたりして話題になったのではないでしょうか。子供には子供のコミュニティーがあるので、そこで話題になることを嫌がることも当然あります。有名人でなくても話題になることはあるので、そういうところにも親は気をつけるべきです」年を重ねるにつれ、子供は次第に繊細な年ごろになっていく。“コンテンツ化の上限”は果たしてあるのだろうか?「まず物心ついた子供に、SNSなどで親が情報を公開するということがどういう意味を持つのかを説明しましょう。その上で『やめて』と断られたら、それが上限です。幼稚園の年長くらいからはっきりとした自我が芽生えますから、そのあたりから子供の意思を確認すべきです。また、子供が大きくなってから『コンテンツ化されていた』と知ることで問題が生じる可能性もあります。『記録をつけてくれたんだ』と思う子供もいるでしょうが、『なぜ、こんなことをしたの?』と思う子供だっています。親の物差しで考えることが一番よくないです」■“なぜ公開するのか”について、誠意を持って答えられるかまた漫画やエッセイで子供について書く際にも、細心の注意が必要だという。「漫画や小説の場合、『このエピソードは取り上げてほしくなかった』『自分とは認識が全然違う』と子供が感じることもあるでしょう。親からしたら微笑ましい出来事でも、子供からしたら『どうして黙っていてくれなかったの?』と受け取ることも。“子供と親では捉え方が違う”と認識しておくべきです。信頼関係が崩れている場合、コンテンツ化していたことが関係悪化の燃料になることもあります。子供からしたら、子供をダシにして“いい親アピール”しているように見えるでしょう。コンテンツ化は、子供が年を重ねてもついて回る問題です」“うちの子はきっと大丈夫”、そんな油断こそが危ないようだ。「子供が小さいと『将来、子供との関係が悪くなる』なんて誰も思いません。でも、実際には小学4~5年生くらいから、親に『お前』という子も出てきます。なので、小学生になればコンテンツ化がキッカケで問題が起こる可能性もあると覚悟しておいた方がいいでしょう」そして、横山さんは最後にこう結ぶ。「コンテンツ化は家族だけでなく、不特定多数が子供のことを知る機会となります。大切な思い出を残す場合とは全く違います。“なぜ公開するのか”について、誠意を持って答えられるようにしておくべきです。それができないならば、子供について発信することを思いとどまるべきです」“毎日子供”として暮らすうちに、子供は親と異なる考えや感受性を持つようになる。そのことを理解し、親が丁寧に子供と向き合うことが大事なのかもしれない。
2022年06月18日展覧会「虹をかける:原美術館コレクション」が、群馬・渋川市の原美術館ARCにて、2021年4月24日(土)から2022年1月10日(月・祝)まで開催される。原美術館とハラ ミュージアム アークが「原美術館ARC」として集約40余年の歴史を歩んできた東京・品川の原美術館と別館のハラ ミュージアム アークが統合され、2021年4月、群馬県の地で「原美術館ARC」として再スタートを切る。豊かな自然の中にたつ「原美術館ARC」は、漆黒の建物それ自体が美術品のように美しく、館内には、書院造をモチーフとした特別展示室「觀海庵」などが設けられている。設計は世界的建築家・磯崎新が手掛けた。“虹”をテーマに、多彩な作品を紹介する最初の展覧会「原美術館ARC」としての初めての展覧会は、多様性や共存、平和の象徴ともいえる“虹”をテーマとし、現代美術を集めた「原美術館コレクション」と、国宝・重要文化財を含む東洋古美術からなる「原六郎コレクション」の中から、様々な国籍や文化を背景に持つアーティストたちの作品を紹介する。なお、本展は第1期と第2期に分かれており、各期で異なる作品に出会うことができる。約1,000点から構成される「原美術館コレクション」「原美術館コレクション」は、1950年代以降の世界各国の現代美術を、原美術館設立当初から収集し続けてきたものだ。理事長・原俊夫独自の視点で選ばれた絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど約1,000点で構成される。「虹をかける:原美術館コレクション」展では、2018年の「現代美術に魅せられて」展で出品されたものや、惜しくも中止となった原美術館最後の収蔵品展に展示する予定だった作品群を中心に紹介する。草間彌生、蜷川実花、荒木経惟、安藤正子、ジム ランビー、クリスチャン ボルタンスキーらに加え、原美術館でも人気を博した奈良美智や宮島達男の作品もリニューアルし展示される。狩野探幽や円山応挙らの作品が揃う「原六郎コレクション」一方「原六郎コレクション」では、明治時代の実業家である原六郎が収集した古美術から、中国陶磁の真髄を伝える国宝「青磁下蕪花瓶」、浮世絵美人図の先駆けとなる重要文化財「縄暖簾図屏風」をはじめとする近世日本絵画や書、工芸を所蔵している。本展では、近世日本の住宅に特徴的な書院造をモチーフとした展示室で、狩野派の日本絵画や円山応挙の大作画巻「淀川両岸図巻」といった作品と現代美術の競演を楽しむことができる。【詳細】展覧会「虹をかける:原美術館コレクション」会期:第1期 2021年4月24日(土)~2021年9月5日(日)、第2期 2021年9月11日(土)~2022年1月10日(月・祝)会場:原美術館ARC住所:群馬県渋川市金井2855-1TEL:0279-24-6585休館日:木曜日(祝日と8月を除く)、展示替え期間、1月1日(土)入館料:一般 1,100円、大高生 700円、小中生 500円、70 歳以上 550円※原美術館メンバーシップ会員は無料、学期中の土曜日は群馬県内の小中学生の入館無料※ぐーちょきパスポートを提示、障がいのある人は特別料金規定あり※団体については問い合わせ※伊香保グリーン牧場とのセット券(一般 1,800円、大高生 1,500円、中学生 1,400円、小学生 800円)※カフェ、ミュージアムショップのみ利用の場合も原美術館ARC への入館料が必要。【出品作家(予定)】全期:アニッシュ カプーア「虚空」、草間彌生「ミラールーム(かぼちゃ)」、宮島達男「時の連鎖」、森村泰昌「ロンド ネオ」(仮題)、奈良美智「My Drawing Room」、鈴木康広「日本列島のベンチ」、束芋「真夜中の海」第1期(春夏季)現代美術:艾未未(アイ ウェイウェイ)、カレル アペル、アルマン、今井俊満、トム ウェッセルマン、アンディ ウォーホル、エロ、河原温、工藤哲巳、篠田桃紅、篠原有司男、ジャスパー ジョーンズ、杉本博司、須田悦弘、ジャン デュビュッフェ、ルイーズ ニーヴェルスン、ナム ジュン パイク、ルチオ フォンタナ、ジャクソン ポロック、クリスト、三木富雄、ロバート メイプルソープ、ロバート ラウシェンバーグ、ジム ランビー、李禹煥(リ ウファン)、ロイ リキテンシュタイン、ジェームス ローゼンクイスト、マーク ロスコなど古美術:狩野探幽「龍虎図」、円山応挙「淀川両岸図巻」など第2期(秋冬季)現代美術:荒木経惟、安藤正子、アドリアナ ヴァレジョン、フランチェスカ ウッドマン、加藤泉、加藤美佳、アンゼルム キーファー、ウィリアム ケントリッジ、マリック シディベ、周鉄海(シュウ テイハイ)、崔在銀(チェ ジェウン)、ジェイソン テラオカ、ミカリーン トーマス、蜷川実花、クリスチャン ボルタンスキー、ジョナサン ボロフスキー、増田佳江、やなぎ みわ、柳幸典、米田知子、横尾忠則、ピピロッティ リスト、ジャン=ピエール レイノーなど古美術:狩野派「雲龍図」、狩野派「層嶺瀑布図」など
2021年03月25日井ノ原快彦が主演を務める、映画『461個のおべんとう』が11月6日より公開される。ヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)を映画化した同作は、長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、お弁当を作り続けた日々を描いた心温まる作品だ。井ノ原と、後輩である道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)が親子役を務めたことでも注目を集めている同作。今回は井ノ原にインタビューし、作品の思い出や後輩の道枝についても話を聞いた。○■息子役・道枝駿佑17歳の叫びに感銘――原作者の渡辺俊美さんから、直接音楽やお弁当作りの指導をしてもらったり、息子さんのお話を聞いたりといったことはあったんですか?ギターの練習はスタジオで「一緒にやろう」という感じでした。全て俊美さんが作った曲なので、「ここはこうやって弾いた方がいいよ」といったアドバイスをいただき、そこからまた家で練習しました。お弁当作りに関しては、料理のアドバイスと言うよりも、俊美さんがどうやって作っていたのかというお話を聞きました。ちょうど僕がやっていた舞台を観に来てくださって、楽屋で話し込んだら長くなってしまって(笑)。でも、そこで息子さんとの関係についてのお話も聞けました。道枝くんと歌った「Lookin’4」という曲も、一緒にゲームをしていた時のことが元になってるんだ、とか(笑)。――息子役の道枝さんは18歳ですが、ご自身が同じくらいの時と比べたりすると、印象はいかがでしたか?会った時は17歳になったばかりだったんですが、とても礼儀正しかったです。KREVAくんとやついくんとバンド用のポスター撮影をしていたところに来てくれて、「東京に出てきたので……」と言って、「なにわ男子 道枝」と熨斗のついたお菓子をくれたんですよ。去年、舞台をやっていた時も、大阪公演に誘ったら熨斗をつけた差し入れを持ってきてくれて……お菓子屋さんに頼むのかな? ご両親もしっかりした方なんだなと思いました。僕は地元のゆるキャラのサブレしか持っていなかったから、恥ずかしくて(笑)。よく「最近の若いもんは……」と言うけど、いいことしか言えません!――井ノ原さんの青春時代は、けっこう破天荒だったんですか?バブル時代ですからね(笑)。周りに変わった方が多かったから、「そういうものなのかな」と思っていたら、だんだん時代が許さなくなってきて、今の若い子はそういうところで生まれた子たちなんだろうなと思うんです。道枝くんは東日本大震災も経験しているし、阪神大震災の話もずっと聞かされてるだろうし、それでコロナ禍もあり、色々と考えるだろうな、と。この作品についても、「当たり前の日常なのに、今では当たり前じゃないことばかりが詰まってる」と言ってて、本当によく考えてると思うし、その通りだと思います。――道枝さんとのセッションもすごく印象的でした。彼はハモったことがなかったみたいなんです。俊美さんにレコーディングについていただいたんですが、その前に何回か合わせたのに、なかなかうまくつかめなかったので、合間で一緒に練習しました。そうしたら飲み込みが早いから、僕がちょっと歌い出すだけで、彼のハモが途中から入ってくるようになって。ゲームみたいにチョコチョコと練習していました。――親子のシーンでは、どのようなところが心に残っていますか?一樹のいろいろな行動について、虹輝から「なんで?」と聞かれるシーンが多いんです。その度に一樹は「説明しなきゃダメ?」と返すんだけど、本人にとっては大きなことではなくて、単に「好きだから」とか、そういう理由。でもそれが虹輝にとってはすごく大きな問題で、そういう眼差しを受けた時に、一樹の気持ちで「あ、すいません」と思ってしまいました(笑)。「父さんがうまくいくのは、周りに甘えてるからだよ」と言われるシーンも、「ごもっともです」と思うし、息子の虹輝から強い眼差しを受けて、グッとくるところはたくさんありました。あとは、撮影が始まる時に「自分の中で大事にしてるシーンってどこなの?」と聞いたら、道枝くんが「浜辺で叫ぶシーン」と言っていたことが印象に残っています。初々しいのが、「あのシーンが大事だと思ってるんですよね」とかじゃなくて、「あのシーンが難しいと思ってる」「頑張りたいと思ってる」と言っていたところ。だから、「僕も見れたらいいな」と言っていたら、たまたま自分も撮影のあった日だったんです。道枝くんのそのシーンが見れて、「17歳の叫びって、すごいな」と思いました。そんな声はもう出ないと思ったし、感情の揺らぎもあって、彼の人間性が出るんだな、考えていることもいっぱいあるんだろうな……と思って。いいものを見せてもらったような気持ちになりました。最後のお弁当までの流れも、「人がものを食べている瞬間って泣けるな」と思ってグッときました。――KREVAさん、やついさんとは作中のバンド・Ten 4 The Sunsを演じられていましたが、ライブシーンもかっこよかったですし、結成20年という設定で、インタビューシーンなんかもすごくリアルでした。初対面だけど、2人とも最初からすごい話すから、ずっと会話していました。インタビューだと、テレビとまた違うところがあって、ちょっと素が出る感じ。でも20周年を迎えたバンドという設定だったので、ちゃんと話すことは話すという気遣いもあったり。やついさんもKREVAさんも、”お芝居”にならずに普通に話すから、「この人たち、すごいな」と思いました。本業だからこそ、リアルだなと思うところはあるでしょうね。同年代だし、それぞれいろんな形で音楽に携わってきたから、そういう部分が出ていてよかったと思っています。――今までのお話を伺っていても、テレビなどで拝見していても、井ノ原さんの意見や考え方がすごくフラットだなと思うんですが、どう培われてきたんでしょうか?徐々にだと思いますが、グループ活動して来たのは大きいかもしれないです。あとは、俳優というお仕事でも、例えば僕は今回母親役の倍賞千恵子さんのことをすごくリスペクトしていますが、それが演技に表れてしまったら元も子もないので、フラットにならないといけない。演技が終わった時に、きちんと人として尊敬しているという気持ちが出ればいいと思います。僕らの事務所の先輩や、役者としての先輩たちも「カットがかかるまでは関係ないから」と言ってくださっていたから、それが1番良い方法だとわかっていたんでしょうね。そういった先輩方から教わったことが、自分にも生きているんだと思います。■井ノ原快彦1976年5月17日生まれ、東京都出身。1995年にV6としてCDデビュー。以降、グループでの活動の見ならず、ドラマ、映画、舞台で俳優として、TVではMCとしても活躍の幅を広げ、老若男女問わず愛されている。主なドラマ出演作は、カンテレ開局60周年特別ドラマ『僕が笑うと』(19年)や、前シリーズを含めると15年にわたって出演している『特捜9』シリーズ(18〜20年)など。主な映画出演作は『天国は待ってくれる』(07年)、『FLOWERS』(10年)。昨年話題となった劇場版アニメーション『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』ではナレーションを務めた。
2020年11月06日お笑いコンビ・ロザンの菅広文と宇治原史規が先月25日、YouTube公式チャンネル「ロザンの楽屋」で、夢を持つことについて自身の考えを語った。「【夢があるかないか】で人の優劣を決めてはいけない」と題した動画内で、「夢を追うことって、そんなに素晴らしいことなのか。普通に淡々と暮らしていければええやん」と疑問をぶつけた菅。そのきっかけは、コンビニでの出来事だったそうで、「音楽やってるような感じの子おるやんか。『ここは俺の居場所じゃねーんだ』みたいな接客するやつおれへん? あれは夢の影響やと思うねん」「すごいふてくされてやってる子おるやんか。それがすごい嫌で」というエピソードを語った。芸人はもちろん、ミュージシャンもコンビニの店員も、「お客さんを楽しませる仕事」だという菅は、「本質としては一緒。お客さんに不快な思いをさせない。不快な思いをさせてしまってる段階で、音楽で成功するか? って」という辛らつな意見も。「そこまでの行程をサボるなよ! って思う。置かれてる状況を無視するなよって思う。自分の置かれてる状況をナシにするやん」と強い口調で諭した。そんな菅の考え方に、宇治原も、「『俺は夢があるから、これは腰掛なんだ。こんなことしてる人間じゃないんだ』っていうのが、一番間違えてる」と共感した様子。夢を持っている人が称賛されがちな世間の風潮についても、「色んな夢があるけども、一般的に語りがちな夢を、いいね! って言い過ぎやってことでしょ? 夢を持とうが持つまいが、持ってる人と持ってない人の間に優劣の差なんてない」と苦言を呈していた。
2020年11月02日女優の原知佐子さんが1月19日に、上顎がんのため逝去した。84歳だった。原さんといえば、55年に新東宝ニューフェイスとしてデビュー。映画や舞台など幅広く活躍した。1970年代にはドラマ『赤いシリーズ』(TBS系)で、ヒロイン・山口百恵のイビリ役として存在感を発揮した。「原さんは『赤いシリーズ』で、百恵さんのファンが激怒するほどの意地悪な役を熱演しました。ですが演技以外では多忙を極める百恵さんを気づかって、食事に誘うといった優しい面もあったようです」(テレビ局関係者)最近の活躍では、映画『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』(’15)や『シン・ゴジラ』(’16)にも出演していた原さん。『シン・ゴジラ』では、背負われて避難する老婆役を演じていた。「原さんの登場シーンはほんの数秒でした。そのため、エンドロールで原さんを発見した観客も多かったようです。注意深く探さないとわからないほどだったので、原さんを見つけようと再び観劇する人もいたようです」(映画関係者)そんな原さんといえば、『ウルトラマン』シリーズを手がけた故・実相寺昭雄さん(享年69)がご主人だ。実相寺さんは円谷プロ制作の『ウルトラマン』や『怪奇大作戦』といった怪獣・特撮番組の監督として有名で、多くの映像作家たちに影響を与えた。原さん自身も特撮番組に数多く出演し、実相寺さんが携わった特撮ドラマ『ウルトラマンティガ』(’96)や『ウルトラQ dark fantasy』(’04)などにも出演した。「原さんは実相寺さんの作品に出演するいっぽうで、互いを詮索しない自由な夫婦関係でした。とはいえ、原さんはお墓参りには必ず行っていたそうです。実相寺さんは先祖を大切にする原さんに感謝していました」(前出・映画関係者)しかし、’06年11月29日に実相寺さんは胃がんのため逝去した。「当時、原さんは愛知県で舞台に出演していました。その間に実相寺さんの容体が悪化したようです。実相寺さんが永眠したことを確認すると、原さんは直ぐ舞台に戻ったと聞きました。原さんはその時のことについて、『舞台があったから気丈でいられた』と振り返っていました」(舞台関係者)生涯にわたって女優魂を貫いた原さんに、追悼の声があふれている。《マザラス星人やマノン星人役の…実相寺監督の奥様、原知佐子さん亡くなったのですか…ショックご冥福をお祈りします。》《原知佐子さん。凛とした女性でした。実相寺監督が亡くなった後にもウルトラシリーズに出演されたりして嬉しかったです。「シン・ゴジラ」にも出演。ご冥福をお祈りします》《原知佐子さん 実相寺昭雄さんの奥さまであり、『シン・ゴジラ』やウルトラシリーズにも出演なさってた『ウルトラマンオーブ』最終回前編でも、「太平風土記」に纏わる大事な役を演じられておりましたね お疲れ様でございました》
2020年01月20日GENERATIONS from EXILE TRIBEが、ニューシングル『Brand New Story』をリリース。メンバーの数原龍友さんが、今回の曲で表現したもの、そして、今後挑戦していきたいことについて語りました。30歳の時、圧倒的な輝きを放っていたい。新曲のデモテープを聴いた瞬間、探し求めていた曲と出合えた手応えがありました。ビートがあり今っぽいけど、温かみもあり、それがEXILEらしい。今作のように歌が前に出る楽曲は表現遊びが楽しいのですが、特に“歌は楽しいな、いいな”とあらためて強く感じられた作品です。今は、次のツアーで昨年の完成度を超えていくには何をすべきかと考えている時間が、すごく楽しい。想像を超えないと熱狂には繋がらないから、誰も観たことのないものを作りたいです。ファンの皆さんは、思わぬところで僕たちを包んでくれることもあれば、逆に、こちらの気持ちがうまく伝わらないことだってある。でも、その経験を生かし、次の僕たちの形として提示していくわけだから、今のGENERATIONSは、ファンの皆さんが構築しているところが大きいと思います。そう、今年27歳になるのですが、30歳になった時に圧倒的な輝きを放っていたいんです。やるべきことをやりながら余裕のある、窮屈じゃない男。後輩に“数原さんは働いているけど遊んでいるし、いつ寝てるんだろう。あんなふうに自由に生きていきたいな”と思ってもらえれば嬉しいです。かずはら・りゅうと1992年12月28日生まれ。兵庫県出身。ボーカリスト。今はマリンスポーツに夢中。サーフィンと、湖でレイクサーフィンをやることにハマっている。シャツ 参考価格¥150,000中に着たカットソー 参考価格¥40,000(共にヴァレンティノ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)その他はスタイリスト私物ジェネレーションズ フロム エグザイル トライブ2012年にデビューした7人組ダンス&ボーカルグループ。アニメ映画『きみと、波にのれたら』の主題歌「Brand New Story」を収録したニューシングルが発売中。今年は5大ドームツアーを予定。※『anan』2019年7月24日号より。写真・酒井貴生(aosora)スタイリスト・吉田ケイスケヘア&メイク・寺本 剛(JYUNESU)取材、文・菅野綾子保手濱奈美重信 綾撮影協力・アワビーズ(by anan編集部)
2019年07月21日『パーマネント野ばら』『ぼくんち』など、映画化された作品も多い漫画家の西原理恵子さん。『毎日かあさん』のようなエッセイマンガも人気ですよね。筆者もファンなのですが、西原さんの著作には「常に女子の味方」と感じるものがたくさんあるなと感じています。そして、女性のためのサバイバル戦術を解く作品も豊富。そこで今回は「女のけもの道」を語る西原さんの著作を3つご紹介します。■母から娘へ、愛のあるアドバイス『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』(KADOKAWA)こちらは、西原さんが娘さんへのアドバイスとして書かれたエッセイのようです。でも、内容はティーンから社会人まで、女性全般に知ってほしいこと、いろいろ。例えば「ダイヤも、お寿司も、自分で買いましょう」とか「王子様を待たないで」……。特に10~20代の人におすすめですが、アラサー、アラフォーの女性の心に響く言葉もたっぷり詰まっています。■波瀾万丈の人生で培った処世術を伝授『生きる悪知恵正しくないけど役に立つ60のヒント』(文芸春秋)西原さんが赤裸々に語った、生きる知恵にまつわるエッセイです。「おカネ」「男と女」「ビジネス」「家族」「トラブル解決」まで、西原流の生きるヒントが満載!「夫が浮気しているようです。追及すべきでしょうか」「頼まれるとイヤと言えない性格をどうにかしたい」といった読者の悩みを募り、人生相談の体裁で構成されています。著名人の相談にマンガで答えるコーナーも。楽しくて役に立つ1冊です。■読んでスッキリ!生きる上での参考にも『スナックさいばらおんなのけものみち』シリーズ(KADOKAWA)理恵子ママが、ざっくばらんに女子たちの相談に乗るという「スナックさいばら」シリーズ。『七転び八転び篇』『バックレ人生大炎上篇』『ガチ激闘篇』など、西原節が炸裂しています。筆者のおすすめは『男とかいらなくね?篇』。もうこのタイトルがすごいですよね。ちなみに裏テーマは「女の自立篇」となっています。これは特にアラフォー以上の女性に響く内容だなと。西原さんご自身はオーバー50なので、これから女性として人生を歩んでいく上での参考になりそうです。特筆すべきは、第2章の『男だらけの男祭り、開催!女たちにダメ出ししてください』。男性のダメ出しに、西原さんがナイスな解説をつけていて、名言の連投なんです。「恋愛は面倒くさくて当たり前。相手のトリセツを作るべし」とか「オカンのふり見て、わがふり直せ」「おかまとおかんに勝る者無し」……とにかく、読んでいてスッキリする本音トークがいっぱいです。■終わりに最近ちょっと落ち込んでいる、元気がない、という女性は、ぜひ西原理恵子さんのエッセイを手に取ってみましょう。背中を押されたり、パワーをもらえたり、いろいろな意味でシビレます。GW中にまとめて読んだら、連休明けには少し晴れやかな気分になっているかも!?
2018年05月04日仕事と並んで、女性の人生で大きな痛手となるのは、恋愛のつまずき。生涯独身の不安、ダメ男との交際…そんな窮地からどう脱する?漫画家・西原理恵子さんと俳優・安田顕さんが語ります!未婚女性が増えている今。普段の生活が楽しく、独り身でも問題ない、という人はいいけれど、ふと将来のことを考えて、「このままずっと一人で大丈夫…?」と、不安になりがちなのも、また現実。西原:そもそも結婚って、みんなどうしてしたいんでしょうね?結婚は、子どもを高校、大学まできちんと通わせるための罰則規定ですよ。それ以外には、する意味ない!安田:でも、一人は不安とか、何かあるんじゃないでしょうか。西原:いや、女性のほうが長生きする可能性が高いんだから、結局は一人になるでしょ?その前に、先に倒れた男の看病しなきゃいけなかったり、相手の家族の面倒も見たり、大変なことしかないですよ。安田:西原先生は、高須先生(高須クリニック院長)とお付き合いされているそうですが、“結婚”という形はとられていないんですよね?西原:高須先生は、菩提寺まで持っているようなでっかい家の人だから、結婚するなら、ちょっとした歌舞伎の家に嫁ぐようなもの。いくら好きでも、家族全員ドイツ語とか英語とかしゃべる人たちがついてくるなんて、恐ろしくて…(笑)。結婚って、相手の家を背負わなきゃいけないところがあるから、女の人にとってメリットはどこにもないと思うけどね。安田:そんな重責を負うより、独り身のほうがいい、と?西原:女の人って、とかくマイナスな面ばかり見がちだけど、独り身の自由って素晴らしいんだから!金銭的にきちんと自立していれば、心配する必要なんてないんです。男に頼らなくたって、生きていけます。安田 顕さん俳優。1973年12月8日生まれ、北海道室蘭市出身。西原理恵子さん漫画家。1964年11月1日生まれ、高知県高知市出身。※『anan』2018年3月7日号より。写真・芹澤信次イラスト・西原理恵子スタイリスト・村留利弘(安田さん) ヘア&メイク・西岡達也(安田さん)高松由佳(西原さん)取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2018年03月02日仕事は、生活の糧であり、生き甲斐にもなり得る人生で重要な存在。もしもそれがなくなったら…?いざという時の心得を漫画家・西原理恵子さんと俳優・安田顕さんが考えます。経済が不安定な今の時代。契約や派遣といった雇用形態の人も多く、もちろん正社員でも、いつ仕事がなくなってもおかしくない状況。失業した…!そんな窮地に陥ったら?西原:私もずっと契約とか派遣みたいなものですからね~。安田:役者も同じです(笑)。西原:もちろん失業しちゃったら大変だと思いますよ。でも、仕事は選ばなければいくらでもあるんです!安田:確かに。西原:私が最初に始めたのは、エロ本のカット描きですからね。大切なのは、身の程知らずの夢を叶えることじゃなくて、自分ができることや、やりたいことで、どう稼ぐかということ。安田:選り好みをしている場合じゃない、と?西原:そう、そう。失業したっていう時の例えとしてはアレですけど、もしその人がミュージシャンになりたかったとしたら、じゃあ、あなたの音楽は「どうしたらお金に換えられるの!?」って。バンドマンでもいいし、居酒屋で演奏する人でもいい。時給800円もらえるところで探せば、ミュージシャンになれますよ!紅白に出るとか、アリーナを埋めるとか、そういうことじゃなくて、明日が期限のガス代3000円を稼ぐことのほうが大事じゃん。だって、止められちゃうんだから。1日3000円とか稼げたら、もうプロなので、それを探すことがまず必要だと思いますね。安田:なるほど。そう考えておけば、失業した時も、自分のやれることから次の仕事を探していけそうですね。西原:上を見てもキリがないし。ダメならダメで次に行けばいいんです。「ここならイケる!」って道が、必ずあるから。プライドなんて、さっさと捨てちゃって!安田 顕さん俳優。1973年12月8日生まれ、北海道室蘭市出身。西原理恵子さん漫画家。1964年11月1日生まれ、高知県高知市出身。※『anan』2018年3月7日号より。写真・芹澤信次イラスト・西原理恵子スタイリスト・村留利弘(安田さん) ヘア&メイク・西岡達也(安田さん)高松由佳(西原さん)取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2018年03月01日生きていくうえで軸となる、仕事と恋愛。そのどん底からの抜け出し方を、数多の荒波を乗り越えてきた漫画家・西原理恵子さんが指南。迎え撃つのは、人生の流れに身を任せてきたという、チームナックスのメンバーでもある俳優・安田顕さん。捉え方次第で、ピンチはチャンスに!波瀾万丈な西原理恵子さんの人生。転んでも、立ち上がる。その濃厚で逞しいサバイバル経験を、安田顕さんとお聞きすることに。西原:私が最初につまずいたのは、19歳で美大の予備校に入った時ですね。安田:どうされたんですか?西原:課題で描いたデッサンが、成績順に貼り出されたんですけど、私は最下位。その時点でプライドはぺしゃんこだった。それなのに、いざ武蔵美に入ったら、まわりはもっとスゴい人たちだらけで…。その上には東京藝大っていうのがあって、さらに院とかになるとチョモランマみたいなものでしょ。でも、予備校で最下位からスタートしたおかげで、自分の実力がどんなものか、もうわかっていたんですよね。だから、卑屈にならず、「そんな自分にできることは何なのか」って、考えることができたんです。安田:冷静ですね。西原:で、始めたのが、1カット500円のエロ本のカット描き。本当は、芸術家とかイラストレーターとか、かっこいいのになりたかったんですけど、私はとにかく絵で食べていきたかったから、身の程知らずの夢にはしがみつかなかった。“自分には才能がある”と思っている人たちが絶対にやらないことにこそ、自分にできることがあるんじゃないか。そう思って行ったのが、エロ本でした。安田:でも、それが今の足掛かりになったんですよね。西原:はい。ただ、その頃、男でもつまずいています(笑)。安田:そうなんですか!西原:当時、大学の学費から生活費まで自分で稼がないといけなくて、居酒屋とかいろんなアルバイトをしていたんです。歌舞伎町で水商売のバイトもしていたんですけど、お客さんにセクハラされたり、「バカ女」扱いされたり。時給1400円もらえるからいいやって思ってたはずなのに、なんか寂しくて…。そういう時に、無職の男が転がり込んでくるという(笑)。もともと田舎でヤンキーと付き合ってたから、無職ってわりと平気だったんです。安田:免疫があったんですね(笑)。でも結局、無職はダメだと?西原:そう。自分が稼いだら、相手も稼いでくれるなんて思い込むのは大間違い!むしろやらなくなっちゃう。私がバイトでへとへとになって家に帰ると、ぐちゃぐちゃに汚した部屋で無職の彼が待っていて、「靴下どこ?」って。安田:それはイラッとしますね。西原:でも、そんな男でもそばにいてほしかったのは、自分に自信がなかったから。「いらない」って思えるようになったのは、絵の仕事で食べていけるようになった時。引っ越そうと部屋を片づけていたら、そこに“働かない男”っていう粗大ごみがあることに気づいて。ただ、その後もそういう“腐れチ○ポ”ばかりと付き合っちゃうんですけどね(笑)。安田:腐れチ○ポ!?西原:ダメ男のことです。ユーモアをまぶした勢いある西原さんの語り口に、少々押され気味の安田さん(笑)。そんな中、ちょっと聞いてみたいことがあるようで…。安田:西原先生は、刺激的な言葉で人を惹きつけて、本質に持っていくっていう印象を受けたんですけど、それはもともとの感性なのか、あるいは生きていくうえで必要な技術として作り上げてきたものなのか、気になります。西原:典型的な、南方のウソつき文化です。安田:え!?西原:南国の人って、陽気な感じでウソついたりするでしょ?かまして、ウソついて、笑わせて。私の地元の高知では、そういう黒潮文化が染みついているというか。何しろ、人を笑わせたら勝ち。安田:そういえば、僕らチームナックスが人生相談に乗るっていう企画をやったとき、「人見知りが直りません」という相談に対して、うちの大泉洋は、「おもしろければ、なんとかなる。それを磨けばいい」って言ってたんですよね。僕は真面目に、「相手と真摯に向き合う」なんて答えたんですけど、今の西原先生のお話を聞いて、大泉のほうが正解かなっていう気がしてきました(笑)。西原:確かに、“おもしろい”はサバイバル術の一つになるかも。わが家でも大事にしているのは、笑いだったりしますしね。いくらどん底の状況でも、エグるようにツッコんで笑いに変えちゃう。それが明るい方向に向かっていくためのコツなんだと思います。安田 顕さん俳優。1973年12月8日生まれ、北海道室蘭市出身。西原理恵子さん漫画家。1964年11月1日生まれ、高知県高知市出身。※『anan』2018年3月7日号より。写真・芹澤信次スタイリスト・村留利弘(安田さん) ヘア&メイク・西岡達也(安田さん)高松由佳(西原さん)取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2018年02月28日東京・品川にある原美術館では、創業者であり館長の原俊夫が自ら選定した「現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展(My Favorites: Toshio Hara Selects from the Permanent Collection)」を、前期と後期に分けて2018年1月6日より開催する。草間彌生「自己消滅」1980 年 ミクストメディア サイズ可変©Yayoi Kusama一つひとつ丹念に収集した1950年代以降の絵画、立体、写真、映像、インスタレーションなど所蔵作品約1,000点の「原美術館コレクション」から、館長の原俊夫が初めて自ら選びキュレーションするコレクションが揃う。1970年代後半より1980年代前半までの初期収蔵作品を主とする前期を2018年1月6日から3月11日まで、企画展の開催などをきっかけに収蔵された作品を主とする後期を3月21日から6月3日まで行い、約40年に渡る原美術館の活動の一端を紹介する。ナム ジュン パイク「キャンドルテレビ」1980 年 テレビ、ろうそく 33x41x24 cm©Nam June Paik前期は、アメリカの作家で戦後絵画に大きな影響を与えた抽象表現主義のジャクソン・ポロックやマーク・ロスコ、その後続世代を代表するロバート・ラウシェンバーグやジャスパー・ジョーンズ、世界を席巻したポップアートの代表者であるアンディ・ウォーホルやロイ・リキテンシュタインなどの作品を展示。前衛的、実験的精神に溢れたヨーロッパの作家たちとして、絵画のジャン・デュビュッフェやカレル・アペル、彫刻のアルマンやセザール、ジャン・ティンゲリー。日本の作家からは、戦後日本美術を牽引した今井俊満、河原温、工藤哲巳、宮脇愛子などの作品が集結する。また、今も現役で活躍する草間彌生、篠原有司男、杉本博司、李禹煥、さらに世界に影響を与えたアジアの作家として、ナム・ジュン・パイクや艾未未(アイ・ウェイウェイ)などの作品が一堂に会する。蜷川実花「PLANT A TREE」2011 年 C プリント 48.5x72.8 cm©mika ninagawa Courtesy of Tomio Koyama Gallery後期は、安藤正子、荒木経惟、ヤン・ファーブル、加藤泉、ウィリアム・ケントリッジ、森村泰昌、奈良美智、名和晃平、蜷川実花、野口里佳、マリック・シディベ、杉本博司、束芋、ミカリーン・トーマス、アドリアナ・ヴァレジョン、やなぎみわの作品展示を予定。詳細は後日、ウェブサイト()にて発表する。原美術館の歴史を物語る作品が集結する貴重な機会、現代美術の魅力を存分に感じてみては。【イベント情報】現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展会期:2018年1月6日〜6月3日(前期1月6日~3月11日/後期3月21日〜6月3日)会場:原美術館住所:東京都品川区北品川 4-7-25時間:11:00〜17:00(祝日を除く水曜は20:00まで)休館日:月曜(祝日は開館)、1月9日、5月1日(展示替え休館3月12日~20日)
2017年12月21日西原理恵子の同名漫画が原作の、劇団た組。第14回公演『パーマネント野ばら』が6月14日(水)から上演される。劇団た組。『パーマネント野ばら』チケット情報ある田舎で女のたまり場と化した美容院「パーマネント野ばら」を舞台に “愛すべき女性の強さとずるさ”を描く本作。主人公・なおこを演じる上野なつひ、なおこの同級生・ともちゃんを演じる飛鳥凛、脚本・演出を手掛ける劇団た組。代表の加藤拓也に話を聞いた。加藤にとって「長い間やりたいと思っていて、ようやく実現した」という作品。「すごくずるいし、すごくいやしい…でもそれを嫌いになれない。そこに女性という性に対しての愛が詰まっている、西原さんらしい作品だと思います」。その主演を務める上野は「ファンの多い作品ですしプレッシャーも大きいんですけど、自分も好きな作品に出られることが嬉しいです。実は一番狂ってる女・なおこを素敵に健気に演じられたら」と意気込む。劇団た組。の公演を『まゆをひそめて、僕を笑って』『楽屋』と観てきた飛鳥は「加藤さんの舞台の登場人物は魅力的な人ばかりで、一人ひとりに引き込まれる。私も本番ではそういう女の子に見られるのだろうなと思って。あんなふうになれるのは、どんな稽古なんだろうなって」と期待を語る。ふたりにオファーした理由を聞くと「僕はお芝居を作るうえで、“普段どうしているのか”ということを大事にしていて。(芝居で選ぶのではなく)話をさせていただいて人柄とかで(役と)雰囲気がピッタリやなって方にお願いしています」(加藤)。数えきれないほど俳優と会い「一番なおこにピッタリだった」という上野は「なおことは似てる部分が多い。劇中の『何もないのに愛されたい』という台詞が好きなんですけど、私も同じことを思っていて。周りの人は何もないなんて思ってないし、何かはあるんだけど、自分自身が何もないと思ってしまっている。その弱さと欲張りさが似てると思いました」。飛鳥は「ともちゃんと自分はかけ離れた雰囲気。女性ってこうも激しいものなんだなと思いました。すごく魅力がある人なので、愛して演じていきたいです」。それに対して加藤は「稽古場でやるのは『この感情になろう』じゃなくて『この感情はどうやって生まれてくるんだろう』という作業。だから(俳優と役が)離れてるとかは気にしないんです。大事なのは雰囲気」と話す。「実は先日、西原先生にお会いしたんです」と上野。「先生も『好きな作品なので舞台化されて嬉しい』とおっしゃってましたし、頑張らなきゃな」と笑顔で語った。公演は6月14日(水)から18日(日)まで東京・浅草九劇にて。取材・文:中川實穗
2017年05月26日年齢を重ねるごとに魅力が増す、三浦理恵子さんアイドルグループ「CoCo」のメンバーとして1989年にデビューし、現在は女優として活躍する三浦理恵子さん。今年で43歳になる三浦さんは、年齢を重ねるごとに美しさが増していることで、魅力ある40代として男女問わず人気を集めている。そんな三浦さんが、美容情報サイト「毎日キレイ」で連載する「三浦理恵子の美容ライフ」にて、自身の化粧ポーチの中身を公開した。三浦さんの美しさの秘密を紐解く鍵となりそうだ。気になるポーチの中身は?愛用スキンケアグッズ今回公開されたのは、2016年夏バージョンのポーチ。季節に合わせて持ち歩くコスメを変えているという。気になる中身のまず1つ目は、「JOMALONE」の「E ハンド トリートメント」というハンドクリーム。こちらは基礎化粧品を作っていたブランドで、最近では香水やルームフレグランスも人気ということで、使用感と香りがピカイチとのこと。ミストとして持ち歩いているのは「Eau de RoseGRASSE FRANCE」のローズウォーター。ダマスクローズ100%の化粧水のため、香りがとても良くリフレッシュできるそうだ。そして必ず持ち歩いているというアロマオイルは、「SHIGETA」の「ラベンダーファイン」と「ゴールデンドロップス」、「オダシテ」の「セラムコンセントレートワイルドキャロット」。疲れた時のリフレッシュや、化粧水に混ぜて使用しているという。香り重視のコスメたち化粧直しに使用するのは、「THREE 」のUVプロテクターとリップ。こちらも香りと使用感にこだわっているブランドだ。フェースパウダーはCHANELの「レ・ベージュ・プードゥル・ベル・ミン」。全体的に香りと使用感にこだわりを持って、スキンケアを重視しているようだ。これら三浦さんオススメのアイテムを、日々のリフレッシュや女子力アップのための参考にしてみてはどうだろうか。【参考】※三浦理恵子の美容ライフ
2016年08月16日東京・品川の「原美術館」にて、2014 年秋の「開館35周年記念 原美術館コレクション展」以来となる全館を使ったコレクション展示「みんな、うちのコレクションです」が、8月21日(日)まで開催中だ。「原美術館」は、もともと個人邸宅として 1938年に建てられたもので、西洋モダニスム建築を取り入れ、中庭を包みこむように緩やかな円弧を描いた空間デザインが特徴的。居間や寝室であったスペースは企画ごとに展示を入れ替えるギャラリーに変わった一方、浴室や洗面所などのユーティリティースペースは、アーティストに依頼してユニークな常設展示作品に生まれ変わっているほか、建物の中以外の、敷地内の庭にも、野外の常設作品が点在している。大規模な美術館とは一風異なり、作品と同時に、美術を鑑賞体験する“場”そのものも味わえる場所だ。1979年の創立以来収集してきたコレクションは、国内外の多彩な現代アーティストの絵画・彫刻・写真・映像作品など、現在約1,000点にのぼる。その中から、横尾忠則、加藤泉、クリスト&ジャンヌ=クロード、ウィリアム ケントリッジをはじめとする絵画・彫刻・ドローイング・映像作品を展示。今回は、中国を代表するアーティストであると同時に、積極的な社会活動でも知られる艾未未(アイ・ウェイウェイ)の貴重な初期作品や、日本から帰化してブラジル美術界の巨匠となり、昨年惜しくも亡くなったトミエオオタケ(大竹富江)の絵画も展示される予定だ。原美術館では、増築した多目的ホールや中庭を利用して多彩なイベントも随時開催されており、会期中には、8月13日(土)、14(日)に「トヨダ ヒトシ 映像日記・スライドショー」が行われる。また、日曜日と祝日には、同館学芸員による展示解説も行われる。展示解説は、14:30から約30分間で予約は不要。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日第2回「ベストハリ肌ニスト」男性が最も魅力的に感じる40代女性タレントとは?10月30日、ドクターシーラボは、第2回「ベストハリ肌ニスト」に三浦理恵子さんが選ばれたと発表した。同賞を選考する上で、20代から50代女性を対象に、「最も、男性をとりこにしてしまう」程魅力的な40代女性タレントについてアンケートを実施。1位「三浦理恵子」、2位「高岡早紀」、3位「森高千里」という結果になった。同社では、ハリのある肌の女性を表彰することで、“美肌”を目指す女性を増やすことを目的として、同賞を昨年から開催している。秒速リフトケアで“三浦理恵子”級の美肌をそして、うるおいのあるハリ肌になるためのアイテムとして、リニューアルされたばかりの同社人気商品「アクアコラーゲンゲルエンリッチリフトEX」を紹介。リニューアル記念として、同商品とフェイスライン集中ケアバンド、メイクしながらリフトケアができるBBクリームがセットになった「エンリッチリフトセット」を、先着3万人限って無料プレゼント中だという。秒速リフトケアを体験して、“三浦理恵子”級の美肌を手に入れてみてはいかがだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】・ドクターシーラボ プレスリリース(DreamNews)
2015年11月04日「サザンオールスターズ」の“原坊”こと原由子が来年公開のアニメーション映画『ももへの手紙』で自身5年ぶりの映画主題歌を担当することが明らかになった。原さんが作詞作曲を手掛けた主題歌には夫の桑田佳祐もコーラスで参加。瀬戸内の島を舞台に綴られる家族の愛の物語に夫婦で彩りを加える!監督デビュー作『人狼 JIN-ROH』がベルリン国際映画祭に出品された俊英・沖浦啓之の7年ぶりの新作となる本作。作画監督を『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』の安藤雅司が務めるほか『AKIRA』の井上俊之に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の本田雄、『サマーウォーズ』の青山浩行、さらに美術監督に『魔女の宅急便』の大野広司と、日本の長編アニメーションを支えてきた才能が集結。仲たがいしたまま死別した父への思いを抱える少女・ももが、母と移住した瀬戸内の島で成長していく姿を通して家族の愛が描き出される。原さんは本作のために主題歌「ウルワシマホロバ〜美しき場所〜」を書き下ろした。“マホロバ”とは「美しい場所、住みやすい場所」を意味する古語で、アコースティック中心のアレンジと原さんの透き通るような歌声が映画の舞台となる瀬戸内の美しい自然を思い起こさせる。原さんにとって映画の主題歌は『リトル・レッドレシピ泥棒は誰だ!?』の際の楽曲「大好き!ハッピーエンド」以来5年ぶり。その間にサザンの活動休止に夫・桑田佳祐の食道がんによる休養と復帰などもあり、自身は昨年6月にソロ楽曲やサザンの楽曲などあらゆる曲からセレクトしたベストアルバム「ハラッド」をリリース。翌7月には19年ぶりとなるワンマンライヴを鎌倉で行ったが、今回、1年ぶりに“原坊”が本格的に活動を開始する。原さんは「小さい頃からアニメが大好きですので、『ももへの手紙』に音楽で参加させて頂けたことはとっても嬉しく光栄です。この映画への熱い想いを語って下さった監督にも感動しましたし、監督のお気持ちに寄り添えるよう心がけたつもりです。お父さんを想うももちゃんの気持ちに、私自身の大切な人、そして美しい故郷への想いをプラスして、心を込めて歌いました。とても素敵な映画ですので、どうぞお楽しみに」とコメント。ギターの斎藤誠にベースの角田俊介、ドラムの鎌田清など長年活動を共にしてきた面々はもちろん、桑田佳祐もコーラスとして参戦!夫婦で優しい想いを歌い上げる。『ももへの手紙』は2012年GW、全国にて公開。■関連作品:ももへの手紙 2012年G.W、丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011『ももへの手紙』製作委員会
2011年07月11日西原理恵子の実人生を基にしたベストセラー漫画の映画化『毎日かあさん』の女性応援試写会が1月26日(水)、東京・スペースFS汐留で行われ、西原と主人公の“ママ友”役で映画デビューを飾った北斗晶が出席。共に仕事と母親を両立させている2人は、「何もかも完璧にこなす必要はない」と口を揃え、「今夜は夕飯作らず、なまけてください」(西原さん)、「うちは芸能人だから特別、なんてことは一切ない。一緒に頑張りましょう」(北斗さん)と会場に集まったお母さんたちを応援した。主人公の漫画家サイバラ(小泉今日子)と元戦場カメラマンの夫・カモシダ(永瀬正敏)、6歳の息子と4歳の娘が織りなす驚きと喜びに満ちたエピソードをつづる本作。西原さんは「私しか知らないカモシダの笑顔を演じてくれた」と永瀬さん渾身の役作りに驚いた様子。そして西原さんの娘は本作を観始めると、すぐに泣き出してしまったのだとか。一方、「息子はすぐに居眠りしちゃって(苦笑)。本当やってくれますよ」と西原さんも呆れ気味だった。しかしそんな肩の力を抜いた子育てこそが、西原流。「最初から勉強もしなくていい。片付けもしなくていいって考えれば、子どもを叱らなくて済む。絶対譲れない部分だけイヤだといえる“野村沙知代”が心の中にいれば。何でもこなすいい嫁なんて、ただの女中」と西原節が炸裂だ。娘にはしっかり働くように教育し、息子には「家庭的な女性は求めちゃダメ。あなただけが頼りなんて言う女の子もダメ」と言い聞かせているそうだ。その心はずばり「何かあったとき、母親が明るく元気でなければいけないから」(西原さん)。これには北斗さんも大いにうなずき、「母親が笑顔じゃないと、家の中も暗くなるもんね。うちも(夫の佐々木)健介が無職になったときがあるけど、そんときは『私の出番だな』と思ったね」。小さな子どもを残し、仕事に出かけなければいけないときも「寂しい思いをさせて辛いけど、悩みは一時(いっとき)」と笑い飛ばした。この日は厚生労働省の小宮山洋子副大臣も来場。この度『毎日かあさん』と同省が実施する「子育て支援・児童虐待防止キャンペーン」の啓発ポスターと特別タイアップすることになったのだ。小宮山副大臣は「本当にお母さんへの応援のような映画」と太鼓判。「子どもが減り、高齢者が増えている日本は草食系男子では維持できない。女性が能力を発揮し、働きやすい環境ができるよう法案作りを呼びかけている」と会場を勇気付けるメッセージで、西原さん&北斗さんも頼もしい援軍を得たようだ。『毎日かあさん』は2月5日(土)より全国にて公開。■関連作品:毎日かあさん 2011年2月5日より全国にて公開© 2011映画「毎日かあさん」製作委員会■関連記事:小泉&永瀬16年ぶりの子連れ“ツーショット”披露小泉今日子元夫・永瀬正敏との共演に「同業者としてがっつり戦えた」【シネマモード】今年、映像界を賑やかにしてくれた人小泉今日子と永瀬の共演シーンがついに解禁!『毎日かあさん』予告編が到着小泉今日子×永瀬正敏『毎日かあさん』試写会に350組700名様ご招待
2011年01月26日最近は、邦画を観る方が増えてきました。そのせいか、日本での映画作りも盛り上がり続けているここ数年。そんな中で、オリジナリティ溢れる映画作品に大いに貢献している女性がいます。人気漫画家の西原恵理子さん。彼女の個性的な作品群は、オリジナリティ溢れる原作を求める映画関係者には、とにかく魅力的なのでしょう。昨年は『いけちゃんとぼく』、『女の子ものがたり』が映画に。ただ、面白いのは彼女自身、TVコメンテーターとして、歯に衣着せぬ率直な言葉で世相を斬り、人気を博してもいるところ。彼女の作品のみならず、彼女自身の生き様が個性的で興味深いということなのでしょう。それを証明するかのように、今年、2010年は『パーマネント野ばら』(原作)のほかに、彼女の実生活が元となった作品も続々映像化。TVドラマでは、彼女の若き日々を描いた「崖っぷちのエリー〜この世でいちばん大事な「カネ」の話」(テレビ朝日)が放映に。さらに、『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』も現在公開中。この作品は、西原氏の元夫で戦場カメラマンの鴨志田穣さんが執筆した同名小説が原作。重度のアルコール依存症だった鴨志田氏が自身の体験をベースにし、地獄のような日々から、西原氏や周囲の人々の支えを得て立ち直り、愛情溢れる家庭へと戻っていく姿を描いています。2人を演じているのは永作博美、浅野忠信。実は、2011年2月5日(土)には、そんな日々を、西原氏の視点から描いた漫画を映像化した作品『毎日かあさん』も公開に。こちらでは、同じ2人を小泉今日子、永瀬正敏の元夫婦コンビが熱演。距離感、阿吽の呼吸、「あ、いまの本音でしょ?」といった勘繰りも可能なセリフの数々などが、この2人だからこそという感じで、かなり楽しめます。もちろん、それ以外の部分も魅力たっぷり。西原氏の人間性、たくましさ、そして形にこだわらない家族の愛などが気取りなく描かれていて、「なんでもない毎日も楽しい」、「泣いているヒマがあったら、笑おう」など、温かいメッセージに心動かされるのです。メディアに登場するときの西原氏は、いつも元気ではつらつとしていますから、うわさには聞いていたもののこれほどの苦労を抱えていたとは思いもよらなかった私。そんな苦労の最中にも、笑って前に進んできた彼女。その半生を覗いてみて、「彼女(&彼女が生み出す作品)が引っ張りだこになる理由」を垣間見た気がして、妙に納得しきりでした。2010年の映像界を大いに賑わせた彼女でしたが、この分だと2011年も引き続き…となりそうですね。(text:June Makiguchi)■関連作品:毎日かあさん 2011年2月5日より全国にて公開© 2011映画「毎日かあさん」製作委員会酔いがさめたら、うちに帰ろう。 2010年12月4日よりシネスイッチ銀座、テアトル新宿ほか全国にて公開© 『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』製作委員会パーマネント野ばら 2010年5月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010映画「パーマネント野ばら」製作委員会女の子ものがたり 2009年8月29日よりシネクイントほか全国にて公開© 2009西原理恵子・小学館/「女の子ものがたり」製作委員会いけちゃんとぼく 2009年6月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2009「いけちゃんとぼく」製作委員会■関連記事:小泉今日子と永瀬の共演シーンがついに解禁!『毎日かあさん』予告編が到着小泉今日子×永瀬正敏『毎日かあさん』試写会に350組700名様ご招待浅野忠信×永作博美『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』試写会に10組20名様ご招待大東俊介が北乃きい、佐野和真らと共演の携帯配信ドラマで“憧れのお兄さん”役に浅野忠信妻に迷惑かける役に「僕もその通りだった、ちょうどいい」
2010年12月08日漫画家・西原理恵子の傑作「毎日かあさん」が、小泉今日子と永瀬正敏という、元夫婦の2人が夫婦役で共演し、実写映画化されることが決まった。原作は、2002年10月より毎日新聞朝刊の毎週日曜日の生活家庭面にて連載中の漫画で、単行本はシリーズ累計150万部を超えるベストセラー。西原さんの実人生を基に、主人公の漫画家と元カメラマンの夫、6歳の息子と4歳の娘の驚きのエピソードがつづられる。これまでに文化庁メディア芸術祭賞(2004年)、手塚治虫文化賞短編賞(2005年)を受賞し、TVアニメ化もされ、現在、テレビ東京系で放送されている。『女の子ものがたり』、『いけちゃんと僕』、『パーマネント野ばら』と近年、西原さんの作品が立て続けに映画化されているが、本作は笑いとどこかホロリとさせる部分、そして鋭い毒をはらんだ、西原ワールドの真骨頂とも言える作品。多様化する価値観の中で、変化する家族の形と、変わらない絆が描き出される。主人公のサイバラを演じる小泉さんは「大好きな作家、西原さんの、あの『毎日かあさん』を演れるなんて小躍りしたい気分です。永瀬氏との共演は、時が過ぎたと言いますか、同業として戦える日が来たのだと嬉しく思います。いろいろあった私たちだからこそ出来ることがあるはずです。信頼する小林(聖太郎)監督とそのあたりを探りながらよい映画になるように頑張りたいと思います」とコメント。サイバラの夫・カモシダを演じる永瀬さんも「以前から『いつかまた同じ現場に立てるといいね』と彼女と話していたことが、この素敵な物語で実現することを、嬉しく思ってます。僕にとっては久々の映画なので監督に身を委ね、皆で力を合わせ、愛される作品になる様、精一杯頑張ります」と意気込みを語る。酸いも甘いも知る2人が、西原ワールドでどのような“夫婦姿”を見せてくれるのか――。西原さんは「『毎日かあさん』は自分の人生の代表作になるかもしれないので、嬉しくもあり心配でもあり、という感じですねホントに。自分の子供が成人してどっか行っちゃうような感じですね」と語り、小泉さんについては「(西原さんの原作映画の主演女優で)初めての同年代の人で。アイドルと言っても、ちょっと“叩き上げ臭”のする人という(笑)。前から私の本を読んでくれているというのは聞いていました。お会いしたことはないのですが。お互いいろんなことがあった同世代の女性なんで『いろいろあったね』というところを上手にきっとやってくれるんじゃないか、と」とコメント。さらに、永瀬さん、そして2人の共演についても「鴨ちゃんっぽい人ですよね、雰囲気が。『どのツラ下げて帰ってきたんだい感』みたいのが映画の中でばっちり出ると思います(笑)。居心地の悪そうなお父さんの感じがよく出るんじゃないでしょうか(笑)。(2人が演じることで)いろんな喜びや、いろんな悲しみをね、同年代で経験してきて『あんたもいろいろあったろうね』という気がするんで、そんな感じでやっていただけたら、と」と期待を口にする。メガホンを握るのは『かぞくのひけつ』が注目を集めた小林聖太郎。「実在の人々を題材にしたベストセラー漫画が原作…というのは、映画の作り手にとって、チャレンジしがいがあると同時に、非常に手強い相手でもあります。『毎日かあさん』という原作に恥じない映画にできるのか?不安はありますが、小泉今日子さんと永瀬正敏さんという心強い共犯者たちと一緒に、いい作品にすべく全力を尽くします。まぁ、とは言うても、そんな気負いなんて微塵も感じさせないような、軽やかでオモロい映画になったらいいな、と夢見ております」と意気込みを語っている。明るく、愛情深いが独特の毒と鋭さを持つサイバラと、時に豪放磊落で規格外の魅力を放ちながらも、繊細な面を併せ持つカモシダ。小泉さん、永瀬さんのやり取りを想像するだけで胸が高鳴る『毎日かあさん』。公開は2011年新春、全国にて。■関連作品:毎日かあさん 2011年新春、全国にて公開
2010年07月07日漫画家の西原理恵子が、自作を原作とする映画『パーマネント野ばら』の劇中の意外なシーンに出演していることが明らかになった。本作は、海辺の街にひっそりと佇む美容室「パーマネント野ばら」に集う女たち、そして主人公の女性の恋模様を描いた作品。菅野美穂が8年ぶりに映画主演を果たしたことでも注目を集めている。西原さんの作品は、これまでいくつも映画化されてきたが、これらの作品に西原さん自身が何らかの形で、カメオ出演していることはファンにとっては周知の事実。本作ではいったいどのシーンに出ているのか?と気になるところだが、今回ばかりは分からないという人も多いのでは?それもそのはず!先に答えを明かすと、西原さんが出ているのは美容室「パーマネント野ばら」にあるヘアカタログの中。劇中、パンチパーマの女性が美容室を訪れ、恋をしたことを理由に「ヘアスタイルを変えたい」と申し出るのだが、その女性客が手にしているカタログの中で、様々なヘアスタイルを披露するモデルが、全て西原さんなのである。このたび、その写真もあわせて公開された。西原さんは、自身が出演しているこの「美人ヘア・カタログ」を大層気に入っているそう。撮影用とはいえ、一見、本人と気づかないほど堂々としたモデルっぷりを見せている。気づいた人は思わず笑ってしまうこと間違いなし。巨匠アルフレッド・ヒッチコックばりにカメオ出演に闘志を燃やし続ける(?)西原さん渾身の「美人ヘア・カタログ」にもご注目あれ!『パーマネント野ばら』は5月22日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:パーマネント野ばら 2010年5月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010映画「パーマネント野ばら」製作委員会■関連記事:夏木&菅野がさばけた恋愛指南「だめんずとは行くだけ行ってグチャグチャに」菅野美穂×夏木マリトーク付『パーマネント野ばら』女性限定試写会に40組80名様ご招待菅野美穂ら女優陣があの言葉を連発?原作者・西原理恵子「下品ですみません(笑)」菅野美穂8年ぶりの主演作『パーマネント野ばら』先行試写会に5組10名様ご招待2010年、最も活躍する俳優は?『かいじゅうたちのいるところ』Tシャツを3名様プレゼント
2010年05月19日続々と著作の映画化やTVアニメ化が決まっている漫画家・西原理恵子。中でも彼女の自叙伝的な作品を原作とした『女の子ものがたり』が8月29日(土)に公開を迎えた。都内劇場では主演の深津絵里を始め、大後寿々花、福士誠治、波瑠、高山侑子に森岡利行監督、そして西原さんを迎えて舞台挨拶が行われた。主人公の漫画家・菜都美を演じた深津さんは「とにかく原作に出会えたことが幸せで、しかも映画に参加できたのはラッキーで恵まれていたと思います。演じる上では原作の素晴らしさを損なわないように気をつけました。西原先生のご自宅にもお邪魔して、どんな生活をして、どのようにして漫画を描いているかを見学させてもらいました」とふり返った。「女優としての今後の目標は?」という質問には「決めてしまうと窮屈になるので、マイペースで、自分の足で踏みしめながら頑張りたいと思います」と笑顔で語った。大後さんは、3世代にわたって登場する菜都美(=なつみ)の学生時代を演じたが「3世代の幼少時代を演じたことはあったんですが、真ん中の世代を演じるのは初めてだったのですごく悩みましたが、原作のなつみと監督がイメージするなつみを合わせながら演じました。西原先生の絵を初めて観たときは、色使いがきれいだし、最近の漫画とは描き方が全く違うので、すごくびっくりしました。画を描くシーンはやり直しができないので、緊張で震えました」と撮影を思い出しながら語った。菜都美を担当する新米編集者・財前役の福士さんは作品について「男の子の僕も涙しました」とコメント。さらに、深津さんの印象を尋ねられると「とても素晴らしい女優さんで、一緒にお芝居していて楽しかったです。『あ、深津さんがダラダラしてる』なんて思いながら芝居してました(笑)」と嬉しそうに明かした。女の子同士のケンカを超えた本気の取っ組み合いも描かれる本作。なつみの親友・きみこ役の波瑠さんは、「(大後さんとの)ケンカのシーンは、前日にリハーサルをしたのですが、そのときから辛い気持ちになってしまって、痛いのと悲しいのとで頭がグチャグチャになりました。監督からは『本気で頭殴っていいからな』と言われたのですが、本気のお芝居だったので大変でした。ケンカのシーンの撮影の後は、芝居とは違う涙が出てきました。すごく思い出になりました」と感慨深そうにふり返った。同じく親友のみさ役の高山さんも、「自分でもお気に入りの作品になりました。撮影の後も3人でご飯を食べたり、一緒に遊んだり、お互いの学校の話をして楽しかったです。一緒にいる時間が長かったので、クランクアップしたときはすごく寂しくなりました」と、名残惜しそうに語った。そして、一同をまとめ上げた森岡監督。脚本家としても活動する監督だが、原作にはない脚色について聞かれると、「自分が書いたドラマの視聴率が悪かったりすると落ち込みます。でも、誰か1人でも応援してくれる人がいれば頑張れるので、そういった気持ちを込めて追加しました。また、西原先生の『上京ものがたり』の先の世界を描きたくて書きました」と本作に賭ける思いを口にした。これに対し、西原さん本人は「原作を何年前に描いたのかすら忘れてしまったのですが(笑)、また新しい視点で観ることができて幸せでした。原作は、みっともない青春を描きたくて描きましたが、女優さんたちが頑張ってくれたのですごく良かったと思います」とコメント。「女優さんにはなかなか話してくれない方が多かったのですが、深津さんはたくさん話しかけてくれました。若いのにしっかりしていて、『さすが叩き上げの方だなあ』と思いました。初の汚れ役をありがとうございました(笑)」と深津さんの女優根性を称賛すると、会場は笑いに包まれた。さらに、劇場に集まった観客200人には夏らしいひまわりの花がプレゼントされ、映画のラストシーンで描かれる“ひまわり畑”が劇場に再現。会場一体となって記念撮影が行われ、和やかなムードのまま終了した。『女の子ものがたり』は渋谷シネクイント、シネカノン有楽町2丁目、角川シネマ新宿ほか全国にて公開中。■関連作品:女の子ものがたり 2009年8月29日よりシネクイントほか全国にて公開© 2009西原理恵子・小学館/「女の子ものがたり」製作委員会■関連記事:『女の子ものがたり』高校生になった大後寿々花が演じる「子供から大人に変わる瞬間」「明るくて変な子なんですよ、みさも私も(笑)」『女の子ものがたり』高山侑子の素顔持田香織が熱唱も、だんだん足が開いてしまう?“女子力”の低さに苦笑波瑠、大後寿々花と本気で取っ組み合い!?「あんなに感情的になったのは初めて」女子の友情は最強!『女の子ものがたり』ノベライズ版を3名様にプレゼント
2009年08月31日