俳優の柳葉敏郎が主演を務める、映画『室井慎次 敗れざる者』(10月11日公開)と『室井慎次 生き続ける者』(11月15日公開)の最新映像が22日、公開された。○■『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』スーパーティザー映像今回公開されたのは、まだ見たことがない室井の姿を捉えたスーパーティザー映像。室井の「無職です」という衝撃的な一言から始まり、秋田犬と戯れ、故郷へ帰り丁寧な暮らしをしているという、かつてない室井の姿が。これまで現場の捜査員のために粉骨し、警視庁・警察庁の権力争いに利用され、自ら逮捕されるなど波乱に満ちた警察人生の中で、理想と正義を貫いて生きてきた室井の“今”が映し出されている。また、家の前で雪かきをする室井の傍らには謎の少年たちの姿も。この少年たちは室井とどういう関係なのか、「捜査するの?」という問いかけに「もう警察官じゃない」と返す室井など新たな一面が垣間見える映像となっている。(C)フジテレビジョン【編集部MEMO】『踊る大捜査線』は、1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こしたドラマ・映画シリーズ。翌1998年に『踊る大捜査線 THE MOVIE』が公開されると、興行収入100億円超えの大ヒットを記録。2003年公開の映画第2弾『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では、興行収入173.5億円を記録し、20年以上経った今もなお、邦画実写記録の圧倒的頂点に君臨している。そして、これまでに公開した映画シリーズ6本の累計興行収入は、487億円、累計動員数も3598万人を超えている。
2024年05月22日2部作で公開される映画『室井慎次敗れざる者』『室井慎次生き続ける者』の最新映像が到着した。映像は、「無職です」と言う、室井慎次の衝撃的なシーンからスタート。秋田犬と戯れ、故郷へ帰り丁寧な暮らしをしている室井。これまで現場の捜査員のために粉骨し、警視庁・警察庁の権力争いに利用され、自ら逮捕されるなど、波乱に満ちた警察人生だった男のいまは、「踊る」シリーズで初めて見せる姿だ。家の前で雪かきをする室井と、謎の少年たち(齋藤潤、前山くうが・こうが)。どういう関係なのか気になるが、その全貌はまだ謎に包まれている。『室井慎次敗れざる者』は10月11日(金)より全国にて公開。『室井慎次生き続ける者』は11月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:室井慎次 敗れざる者 2024年10月11日より公開© フジテレビジョン室井慎次 生き続ける者 2024年11月15日より公開© フジテレビジョン
2024年05月21日俳優の及川奈央(43)が13日、自身のX(旧ツイッター)を更新。BSフジ『クイズ脳ベルSHOW』に出演したことを報告した。及川は出演時の写真などを添えて「今日は早起きをしてお台場へ。#クイズ脳ベルSHOW に出演させて頂きました。MCの岡田圭右さん、進行の川野良子アナウンサーさん、ゲストのウド鈴木さん、倉沢淳美さん、平松伸二さん、スタッフの皆様ありがとうございました!」と感謝。続けて「クイズ、楽しかったー!放送日はまたお知らせします。ぜひお楽しみに♪」としたためた。この投稿に「ついに脳ベルSHOWデビューですか!」「とうとう脳ベルSHOWに」などといった驚きの声が寄せられている。
2024年05月14日俳優の柳葉敏郎が主演を務める『踊る大捜査線』シリーズの映画最新作のタイトルが『室井慎次 敗れざる者』(10月11日公開)と『室井慎次 生き続ける者』(11月15日公開)に決定し、二部作で公開されることが明らかになった。○■『踊る』シリーズ最新作のタイトルは『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』今回明らかになったのは、『踊る』シリーズ映画最新作のタイトルと公開日。4月26日から先んじて全国の映画館でタイトルと公開日が載ったチラシが設置されていた。また、同シリーズお馴染みのスコープマークに室井慎次(柳葉)のシルエットがデザインされた通常バージョンのチラシのほか、デザインの異なるレアバージョンのチラシも少量設置されている。あわせて公開された最新映像は、青島(織田裕二)との約束を守るべく自らの犠牲も顧みず邁進してきた室井慎次が真剣な表情で雪景色の中に佇む姿からスタート。映像にはスーツを脱ぎ、秋田犬と暮らす室井の姿も収められており、現場の捜査員のために粉骨し、警視庁・警察庁の権力争いに利用され、自ら逮捕されるなど波乱に満ちた警察人生だった室井に一体何があったのか、ラストには室井から想像もできなかった衝撃の一言も。また、同作の音楽を映画『THE FIRST SLAM DUNK』の音楽も手掛けた武部聡志氏が担当。亀山千広プロデューサーとは、ドラマ『ビーチボーイズ』以降何度もタッグを組んでいるが、今回『踊る』プロジェクトに初参戦となる。【編集部MEMO】『踊る大捜査線』は、1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こしたドラマ・映画シリーズ。翌1998年に『踊る大捜査線 THE MOVIE』が公開されると、興行収入100億円超えの大ヒットを記録。2003年公開の映画第2弾『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では、興行収入173.5億円を記録し、20年以上経った今もなお、邦画実写記録の圧倒的頂点に君臨している。そして、これまでに公開した映画シリーズ6本の累計興行収入は、487億円、累計動員数も3598万人を超えている。(C)フジテレビジョン
2024年05月01日「踊るプロジェクト」の新作が二部作で公開されることが決定。『室井慎次 敗れざる者』が10月11日(金)、『室井慎次 生き続ける者』が11月15日(金) に公開となる。1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした「踊る」シリーズ。これまでに公開された映画シリーズ6本の累計興行収入は487億円、累計動員数は3,598万人を記録している。室井慎次(柳葉敏郎)が主人公となる新作映画は、1997年3月18日放送のドラマ最終話「青島刑事よ永遠に」で青島俊作(織田裕二)が室井と交わした「あんたは上にいろ。俺には俺の仕事がある。あんたにはあんたの仕事がある」という約束から27年の時を経て発表された。今回公開となった最新予告映像では、青島との約束を守るべく自らの犠牲も顧みず邁進してきた室井が真剣な表情で雪景色の中に佇む姿や、スーツを脱ぎ、秋田犬と暮らす室井の姿も。そして、ラストには室井から想像もできなかった衝撃の一言が放たれる。また、本作の音楽を映画『THE FIRST SLAM DUNK』などで知られる武部聡志が務めることが発表された。なおプロデュースは亀山千広、脚本は君塚良一、監督は本広克行がそれぞれ担当する。“踊るプロジェクト”映画最新作 ティザー映像<作品情報>『室井慎次 敗れざる者』10月11日(金) 公開『室井慎次 生き続ける者』11月15日(金) 公開公式サイト:フジテレビジョン
2024年05月01日“踊るプロジェクト”最新情報として、『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』の二部作公開が決定した。1997年のドラマ最終話放送、「あんたは上にいろ。俺には俺の仕事がある。あんたにはあんたの仕事がある」という“青島と室井の約束”から27年の時を経て先日、「踊るプロジェクト」再始動が発表されていた。最新映像では、青島との約束を守るべく、自らの犠牲も顧みず邁進してきた室井慎次が、真剣な表情で雪景色の中に佇む姿から始まる。スーツを脱ぎ、秋田犬と暮らす室井の姿も登場しており、現場の捜査員のために粉骨し、警視庁・警察庁の権力争いに利用され、自ら逮捕されるなど波乱に満ちた警察人生だった室井に一体何があったのか気になるばかり。そして、ラストには衝撃の一言も放っている。なお、プロデュース・亀山千広×脚本・君塚良一×監督・本広克行という、「踊る」シリーズスタッフ再集結が明らかになっていたが、加えて音楽は、『THE FIRST SLAM DUNK』も担当した武部聡志が、「踊る」プロジェクト初参加する。4月26日からは、一部劇場を除く全国の映画館で映画タイトルと公開日が載ったチラシが提出開始となった本作。お馴染みのスコープマークに室井慎次のシルエットがデザインされた通常バージョンのチラシと、少しデザインの異なる別バージョンのチラシ(レアバージョン)も少量設置されるというサプライズが施されているのも注目だ。『室井慎次 敗れざる者』は10月11日(金)より公開。『室井慎次 生き続ける者』は11月15日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:室井慎次 敗れざる者 2024年10月11日より公開© フジテレビジョン室井慎次 生き続ける者 2024年11月15日より公開© フジテレビジョン
2024年04月30日【音楽通信】第155回目に登場するのは、音楽活動でも俳優活動でも、デビューから約30年の間ずっと第一線で活躍し続けている、及川光博さん!子どもの頃から振り付けしてステージに立っていた【音楽通信】vol.155ミュージシャンとしても、俳優としても、第一線で活躍し続けている、及川光博さん。1996年にアーティストとしてデビューして以降、そのキラキラとした存在感と王子様のような佇まいから、「ミッチー」という愛称とともに人気を博してきました。毎年のアルバムリリースや全国ツアー、さらに1998年には俳優活動をスタート。ドラマや映画などでもその姿を見ない日はないほど、ひっぱりだこなのは周知の通りです。そんな及川さんが、2024年4月24日に20作目となるアルバム『DON’T THINK,POP!!』をリリースされるということで、音楽的なルーツなどを含めて、お話をうかがいました。――幼少時は、どのような音楽環境でいらっしゃいましたか。子どもの頃は、アニメや戦隊ヒーローの主題歌を夢中で歌っていましたね。原体験としては、商店街の夏祭りのステージを覚えています。のど自慢大会のような催しがあって、そのステージで子どもながらに、バックダンサーを従えて歌っていました。5、6歳のときから、近所の子どもたちに振り付けをレクチャーしていたんです。――すでにエンターテイナーとしての才能が垣間見えていたんですね。ほめられるのがうれしくて。学芸会でも主役を演じましたね。小学校も高学年になると、『ザ・ベストテン』(TBS系 1978〜1989年)に代表される歌番組を当時はよく観ていて、沢田研二さん、郷ひろみさん、田原俊彦さんといった歌手の方が歌って踊る姿に夢中になりましたから。そして中学からは洋楽が大好きになって、マイケル・ジャクソンやプリンス、ロックバンドの洋楽を聴くようになって、いよいよ自分でもバンド活動を始めました。さらに、中学のときは演劇部だったこともあって、毎年学園祭のステージに立つようになりました。演劇部は高校でも入っていて、大学時代は俳優養成所に通いつつ、バンドざんまいの日々。ライブハウスで歌い小さな舞台にも出演していました。いま54歳なんですが、ほぼ40年間、音楽とお芝居をやっています。――どちらかのジャンルに偏ることなく、当初から表現すること、エンターテインメントがお好きだったのですね。そうです。音楽もお芝居もひっくるめたエンターテインメントをずっと愛し続けています。――1996年5月にシングル「モラリティー」でアーティストとしてデビューされ、1998年4月にはドラマ『WITH LOVE』で俳優活動も開始されました。デビューのきっかけは、アーティストでも役者でも、どちらでもよかったんですよね、いま思えば。チャンスをいただけて、本当にありがたかったです。駆け出しの頃は、よくも悪くも目立つことを意識していましたし、ナルシスティックな、キャラクター性を前面に打ち出すプロデュースをしていました。それで「王子様」のイメージで認知されて、ステージではバラの花を投げたりくわえたり、少女マンガ的な演出をしていましたね。――ではご自身で曲を作りたい、歌いたいと思われて、音楽制作を始めたのはいつ頃に?高校時代から、曲は自分でギターを弾きながら作っていました。80年代後半はバンドブームだったし、ミュージシャンに憧れました。ですが、高校生の頃は洋楽のダンスミュージックを演奏できるほどの技術はなかったんです。大学に入ってからは、ファンクやソウルといった演奏技術を必要とする音楽に目覚めていって。ちょっと自慢になっちゃうんですが、アマチュアバンドコンテストで優勝したこともあって。そんな成功経験も含めて、どんどんプロデビューを意識するようになりました。――アーティストとしても毎年リリースとツアーを欠かさず、俳優としても毎年連続ドラマにご出演されて、歌もお芝居も第一線で続けていらっしゃるのはすごいことですね。本当ですか?まあ、福山雅治さんか僕ぐらいじゃないかな……冗談ですよ(笑)!? どちらも自分の中で当たり前のことになっていますね。肩書きはどうであれ、二足のわらじこそ、私の職業という意識で続けています。――俳優業では、とくに『相棒 Season8』の2代目相棒・神戸尊役や、近年は『半沢直樹』の渡真利忍役といった大ヒットドラマが強く印象に残っている方も多そうです。ありがとうございます。ただ、たとえば『半沢直樹』にしても、最初から大ヒットドラマになるなんて想像もせず参加した作品。その都度、チャンスをいただいたら、欲張らずにコツコツと続けて、信頼と実績を重ねていくだけなんです。どんな仕事でも真摯に向き合っていれば、おのずと結果は出ますし、それが未来につながっていくのだと思っています。――俳優業でいえば、ヴィム・ヴェンダース製作総指揮による及川さんの初主演映画『クローンは故郷をめざす』(2009年公開)も印象深いです。文学的な作品ですよね。監督に熱烈にオファーされて出演したのですが、SFでありながら哲学的な物語でもあり。大変な撮影でしたけども、初主演作で初めて国際映画祭にお呼ばれもして(2006年度のサンダンス・NHK国際映像作家賞も受賞)、僕も印象深いです。新作は「何も考えずに楽しめるポップな作品」――2024年4月24日にアルバム『DON’T THINK,POP!!』をリリースされます。ご多忙のなか、いつごろから制作されていたのですか。アルバムは、昨年の9月頃から約半年の制作期間で作りました。とはいえ制作中も、ドラマ出演や映画の撮影をしていましたから、相当働いていると自負しています(笑)。昨年はアルバムをリリースしなかったので、そろそろ作らねばと。今回は、何も考えずに楽しめるポップな作品にしたいと思いました。やっぱりビート自体が楽しいものですし、ファンクや歌謡曲などいろいろなサウンドがありますが、音楽って本当に楽しい。20枚目のアルバムですが、まだまだ飽きないんですよね。あらためて、デビューできてよかったです。――とてもバイタリティにあふれていらっしゃって、ご多忙でも疲れることはないですか?疲れますよ(笑)。精魂込めて楽曲を作るために長時間集中しますし、レコーディングで歌い続ける体力も気力も限界はある。当然疲れるんですが、創作の高揚感と達成感のほうが大事。生きててよかったと思えるんです。完成した喜びは、かけがえのないもの。たとえば、中学や高校だったら3年で卒業という区切りがありますが、アルバム制作だとそれを作品ごとに味わえるといいますか。このアルバムを主軸としたツアーもあるので、毎年、毎作品ごとに思い出を心に刻んでいけるのが、僕の人生のいいところです。本当にファンの方やまわりのスタッフがいてこそ成立することなのですが、アルバムを出してツアーができるという、生きた証しを毎年発表できることがすごくうれしいですね。――このアルバムのタイトル『DON’T THINK,POP!!』は、一番表現したいことになりますか。そうです。なんか考え込んで内省的になったとて、未来はあまりいい方向に変わらないなと。僕はパリピじゃないので「DON’T THINK」といっても、感覚を研ぎ澄ませようよ、というニュアンスが大きいんです。そしてポップス主体のアルバムなので、弾けようという、ダブルミーニングですね。――アルバムのリード曲「Amazing Love」は、キャッチーでファンクで軽快な楽曲で、大人の恋心を歌っています。どのようなことを意識して歌詞を書かれましたか。これはネガティブからの逆ギレですね。Aメロの歌詞に書いている「もう人間やめたい」という心境から、いかに人生を謳歌するかという歌。恋愛に引っかけて書いていますけれども、自分で何か崇拝の対象、救いとなるものを見つけることが大切だというメッセージも込めていたり、込めていなかったり(笑)。世の中に“推し活”という言葉がありますが、推しの存在が生きる原動力になったり、辛いときの支えになったりしますよね。自分にとっての救いとなることを見つけようと、歌詞にも「救世主 Baby」と書いたのですが、それは世界を救う主ではなく、一人ひとりの毎日の救いのことを歌っています。救いがないと頑張れないじゃないですか。生きづらい世の中で、希望の光を見失わないようにという思いを込めて作りました。――「Amazing Love」では、ご自身初のアニメーションを駆使したミュージックビデオも制作されていますね。そう。“ミッチー”という概念でイラストを描いてもらいまして。3次元の2次元化が初めてなので、すべてお任せで作っていただきました。ツアーグッズにも展開しようと思っているので、ベイベーたち(ファンのみなさんたち)の反響も楽しみですね。――作詞と作曲を手がけていらっしゃる3曲目「敏感・センシビリティー」は小気味いいサウンドで若い世代への応援歌の側面も感じられます。ビートに言葉を乗せるため、英語に聴こえる日本語をちりばめた歌詞になっています。サウンドは、ブラスセクションとリズムセクションが主役。ストレートなファンクですね。サビの歌詞にある「悔やむよりも先に飛べ!」ということをもっとも伝えたい。限られた時間の中で、どう生きたって後悔は残るけど、それでも後悔しないようにいまを生きるべしというメッセージです。――続く4曲目「デジャヴと紫陽花」は、爽やかさとムーディさも感じます。シティポップの要素も入れて、叙情的でポエトリーな1曲になりました。――5曲目「恋の嵐」は恋が始まりそうなワクワク感と勢いのある、ポップで明るい楽曲です。これはアニソンを意識して作った楽曲で、たとえば女子アイドルグループとコラボできないかなとぼんやり考えながら作りました。さらに昭和の歌謡曲に対するリスペクトの思いもところどころに込めつつ。――メロディがどことなく懐かしい感じがしました。そうでしょう?どことなく松田聖子ちゃんぽい感じも入れていて。――6曲目「みず色ワンピース」は、歌詞に「ミッチーのワンマンショーに行くんでしょう?」と、パートナーがミッチーファンで、ジェラシーがありつつも包容力がある男として送り出すという視点の歌詞が面白いです。自分でも歌詞を書いていてニヤニヤしていたと思います(笑)。僕、歌詞を書くときはだいたい手書きで情景をイメージしながら書くので、この曲もニヤけていたかなと。僕のショーに参加するベイベーたちの彼氏の気持ちを初めて書いてみました。なぜかその気持ちを“ミッチー”が歌っているというパラドックス(笑)。僕の歌詞って、1曲まるまる聴かないと、ストーリー展開が読めないものが多いですね。――すべての楽曲において及川さんが作詞されていますし、楽曲作りもされることもありますが、そもそもどのように曲を仕上げているのですか。まずサビのメロディと歌詞を思いつくことが多いですね。お風呂でシャンプーしているときに思いついたりして(笑)、そこからストーリーを展開していく。そんな書き方ですね。ボイスレコーダーに歌って吹き込むとか、そんなハイテクなことはせず、浮かんだメロディや歌詞はギターを弾きながら、ノートやルーズリーフなどに手書きしていくんですよ。――インスピレーションがふっと降りてくるんですね。うん。でも、締め切りがなかったらいつまでもできないかな(笑)。あとは毎日を生きていて感じたことや見た景色、それからよくも悪くもメディアで気になったニュースがミックスされていく。歌詞はなるべくポジティブなワードに変換して、アウトプットするという感覚です。――7曲目「Dream Maker」はアッパーなロックサウンドです。ハードロックに乗せて、男のバカバカしいほどの情熱を歌っています。主人公がダイエットしたり、髪型を変えたり……なんとか女子のハートを射止めようとする恋心ですね。説明するほどの曲じゃないです(笑)。――ははは(笑)。8曲目「神サマお願い」はストレートに平和を歌っていらっしゃいますね。1曲ぐらいはしっかりと伝えようと。いつも人を笑顔にしたくて、歌って踊っているんですけども、この曲は珍しく怒りや嘆きを表現していますね。これはミッチーというよりも、及川光博個人の戦争やいじめに対する思い。ひねりをきかせず、まっすぐに思いを綴りました。――一変して、9曲目「フライドポテト<未来編>」はコミカルで元気になれる歌詞と楽曲です。おまけの曲ですね。気になった方は、前作『気まぐれサーカス』を聴いてみてください。その続編となっています(前作に「フライドポテト」という曲が収録)。基本はとにかく楽しんでいただきたいので、聴いて笑顔になってくれたらいいなと思って作っています。またそれをステージで表現するときは、心の充足感や開放感を感じていただけたらと全力を尽くしています。――収録曲の「Amazing Love」「Dream Maker」は、初回限定盤盤に付属するDVDとして、ダンスの振りを教える「流星光一郎」先生(及川さんが演じるダンサーキャラ)のミュージックビデオもありますね。流星先生は、1997年くらいからいるんですよ(笑)。だから、僕と同じくらいのキャリアで、ベイベーのみなさんも一緒に踊れるよう、振り付けのレクチャーをしています。流星先生は性別を超えたキャラクターで、もともとは確か『パパパパPUFFY』(テレビ朝日系 1997〜2002年)で、PUFFYのふたりに振り付けを教えるコントから生まれました。僕はソロで活動しているので、みなさんを飽きさせないように、いろいろなキャラクターを生み出しているんですよ(笑)。――ずっとアイデアがあふれて、工夫をされてきているのですね。それは俳優業においても感じることがあります。どこかで作り手側の視点を持っているので、演じている被写体ではあるんだけれども、台本を読んでどうしたらもっとこのシーンが面白くなるか、監督の要求に的確に答えられるかを考えて、工夫する。面白いですよ。逆にアーティストとしては、自分が何をやりたいか、どう表現したいかが最優先です。――表現することにおいて、音楽とお芝居の切り替えもさほど意識することはなく?音楽の表現ではわがままですし、主義主張ありきです。ドラマや映画の現場に行ったら、監督やプロデューサーの言うことをよく聞きますね。意識して切り替えるというよりも、役割。おそらく僕は、作品作り自体が好きなんです。ときどき本当に趣味なんだか仕事なんだかわからなくなる瞬間がありますね。――2024年5月3日からは「及川光博 ワンマンショーツアー2024『DON’T THINK, POP!!』」が開催されます。ツアーは毎年欠かしたことがないんです。勤勉でしょう(笑)?楽しいから続けられます。これから演出を考えていきますが、華やかな衣装を着て、よく踊りよくしゃべるステージになると思います。2024年という1年を忘れられないものにすべく、全力を尽くすのみですね。毎年ツアーをして、それがライブ映像作品にもなりますし、デビューして以来、ちゃんと生きている実感が常にあります。うれしいですね。ちなみに毎回、ワンマンショーでのテーマカラーを決めているのですが、2024年はスカイブルーです。ベイベーたちも、毎年のテーマカラーに沿ったコーディネートでおしゃれしてコンサートに来てくれるんです。みなさんもぜひ、水色コーデで遊びにきてください!アーティストとして長く続けることが目標――お話は変わりますが、お休みのときはどんなふうに過ごしていますか。友人と飲んだり食べたりするぐらいです。休みといっても、洗濯したりアニメ鑑賞したりしていると1日はあっという間に終わるので、仕事のために疲れを取るのがメインですね。もしも長期で休みが取れたら、もっと別のこともできるんでしょうけど。結局は、休みの日でもマネージャーから連絡が来ますし、休みではないと(笑)。――そのお忙しいなかでクオリティの高い作品をいつも届けていらっしゃるというのは、やはり基本的にお仕事がお好きなのですね?お好きです(笑)。生みの苦しみや撮影のハードスケジュールなどがあっても、やりきって完成してしまうと、喜びに変わるんです。――及川さんのように生き生きとエネルギッシュに毎日を過ごすために、何かアドバイスをいただけますか。とにかく笑顔を意識することですね。楽しくなくても、口角を上げる。とはいえ、作り笑顔で生きるわけではないですよ。笑顔で人と対することによって風向きは変わりますから。空気が穏やかになり、交渉もしやすくなるんです。不愉快な思いをする確率が減るので、笑顔を心がけることは大事。あとは自分の欠点を意識すると、大きなミスを生まないです。自分の欠点を意識して行動することによって、周囲に迷惑をかけないことが大事。そうすると、必然的に信頼されて、人脈も広がる。結果、生き生きと過ごせるのではないかと思います。――いつもスマートな印象の及川さんですが、健康で過ごすためにライフスタイルで気をつけていることはありますか。糖質の摂りすぎ、ですね。年を重ねるごとに健康を意識しますが、ジムに通ったりもしないので、食事に気をつけるくらいですよ。あとは本当にステージでは2時間から3時間踊っているので、そこである程度鍛えられているんだと思います。――音楽活動は2024年で29年目となり、30周年も間近です。アーティストとして、そして個人的な今後の抱負を最後に教えてください。アーティストとしては、とにかく長く続けることが目標です。これが一番の野望ですね。ずっと音楽には関わっていきたい。そして個人的には、ゆとりを持ちたいです。いつまでたっても中学生みたいなことを考えてバタバタ働いているので、年相応の大人のゆとりを身につけたいな。――どのあたりが大人じゃないんですか?それは……いつまでたっても清濁の濁を呑みこめないところでしょうか。大人なら清濁併せて呑めないといけないのに、50代になっても未熟だな、青臭いなと思います。――そこも魅力なのかもしれないですよね?そう言っていただけるとありがたいんですけども、もうちょっと大人の色気や円熟味を出したい。「渋い」って言われたいですね(笑)。取材後記涼しげな瞳でスタイリッシュな印象のある、及川光博さんがananwebに登場。取材の日はよいお天気だったものの東京に強風が吹いていた日で、ご挨拶してすぐに「風が強かったけど、大丈夫でしたか?」とお気遣いをしてくださる及川さん。なんと紳士的で素敵なミッチー!ジャンルレスにご活躍されているのは、そのお人柄も関係あるのだろうなと思いました。そんな及川さんのニューアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね!取材、文・かわむらあみり及川光博PROFILE1969年10月24日、東京都生まれ。蠍座。B型。1996年にシングル「モラリティー」でアーティストとしてデビュー。独自の音楽性とその個性が注目を集め、1998年にドラマ『WITH LOVE』で俳優活動をスタート。以後、多くのアルバムリリースや毎年全国ツアーを行うとともに、ドラマ、映画、CMなどで活躍し、現在に至る。主な出演作に、ドラマ『白い巨塔』(2004年)、『相棒』シリーズ(2009〜2012年)、『半沢直樹』(2013年・2020年)、『グランメゾン東京』(2019年)、『ドラゴン桜』(2021年)、『最愛』(2021年)、『霊媒探偵・城塚翡翠』(2022年)、『女神の教室 〜リーガル青春白書〜』(2022年)、『御手洗家、炎上する』(2023年)。映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』(2015年)、『七つの会議』(2019年)、『引っ越し大名!』(2019年)、『桜のような僕の恋人』(2022年)ほか。2024年4月24日、ニューアルバム『DON’T THINK, POP!!』をリリース。5月3日より全国を巡るワンマンショーツアー2024「DON’T THINK, POP!!」スタート。InformationNew Release『DON’T THINK,POP!!』(収録曲)01. DON’T THINK,POP!!02. Amazing Love03. 敏感・センシビリティー04. デジャヴと紫陽花05. 恋の嵐06. みず色ワンピース07. Dream Maker08. 神サマお願い09. フライドポテト<未来編>2024年4月24日発売*収録曲は全形態共通。(通常盤)VICL-65958(CD)¥3,300(税込)(初回生産限定盤)VIZL-2309(CD+DVD+Photobook)¥5,720(税込)(セブンネットショッピング限定セット)00THN-42213¥9,900(税込)※初回限定盤+特製お弁当箱「DON’T THINK, EAT!!」(セブンネット限定特典:アクリルキーホルダー)【Blu-ray収録内容】※初回限定盤のみAmazing Love[Music Video]/ Let’s DanceAmazing Love / Let’s DanceDream Maker取材、文・かわむらあみり
2024年04月18日“踊るプロジェクト”が再始動し、室井慎次を主人公とした最新作を2部作で公開。映画『室井慎次 敗れざる者』が2024年10月11日(金)、続いて映画『室井慎次 生き続ける者』が11月15日(金)に全国上映される。『踊る大捜査線』の映画シリーズ再始動「踊る」シリーズは、1997年に連続ドラマでスタートし、それまでの刑事ドラマとは一線を画す人間模様を描いた内容で、社会現象を巻き起こした。1998年には、『踊る大捜査線 THE MOVIE』が公開されて大ヒットを記録。2003年には、映画第2弾となる 『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』が公開され、興行収入173.5億円を叩き出し、20年以上たった今でも邦画実写記録の頂点に君臨している。物語の主人公は、織田裕二が演じる所轄の刑事青島俊作。脱サラをして湾岸署刑事課に配属された異色の警察官である青島は、刑事の理想と現実とのギャップに困惑しつつも、真摯に事件に向かっていく。また、柳葉敏郎が演じる本庁キャリア組の室井慎次を始め、数多くの魅力的なキャラクターが登場するのも「踊る」シリーズの魅力だ。これまで“踊るプロジェクト”映画シリーズで6本の作品を通じ、時に熱く、時にユーモアを交えながらリアルな描写で人間ドラマを描いてきた。特に、青島と室井の“熱き友情”は見所のひとつで、1997年のドラマ最終話放送で交わした「あんたは上にいろ。俺には俺の仕事がある。あんたにはあんたの仕事がある。」という2人の約束は、胸に残る台詞のひとつだ。主人公は柳葉敏郎演じる室井慎次数々の名言、名シーンを生み出してきた“踊るプロジェクト”が、2024年秋、『室井慎次 敗れざる者』と『室井慎次 生き続ける者』というタイトルを掲げ、2部作で再びスクリーンに。劇中では、無職になった室井慎次が故郷へ帰り、秋田犬と戯れる丁寧な暮らしを送るなど、踊るシリーズで初めて見る室井の姿が。これまで現場の捜査員のために粉骨し、警視庁・警察庁の権力争いに利用され、自ら逮捕されるなど波乱に満ちた警察人生だった男の“今”が映し出される。家の前で雪かきをする室井の傍らには謎の少年たちの姿も。少年たちと室井はどういう関係なのか、「捜査するの?」という問いかけは一体何を指すのか…?亀山千広×君塚良一×本広克行の制作陣再集結制作陣には、これまでの“踊るプロジェクト”を支えてきたメンバーが揃った。プロデューサーは亀山千広、脚本は君塚良一、監督は本広克行が務める。また、音楽は、映画『THE FIRST SLAM DUNK』の音楽を担当したことも記憶に新しい武部聡志が担当する。【作品詳細】映画『室井慎次 敗れざる者』公開日:2024年10月11日(金)映画『室井慎次 生き続ける者』公開日:11月15日(金)出演: 柳葉敏郎、齋藤潤、前山くうが、前山こうがプロデュース: 亀山千広脚本: 君塚良一監督: 本広克行音楽:武部聡志
2024年03月22日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は博多華丸・大吉が登場。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2024年02月13日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙はスタローンが登場。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2024年01月28日株式会社ソーシャルテック(本社:東京都新宿区、代表取締役:望月 亨)は、男子プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)の宇都宮ブレックス 比江島 慎選手が『チャップアップシャンプー』の新たなアンバサダーに就任したことをお知らせします。宇都宮ブレックス 比江島 慎選手シリーズ累計売上1,000万本突破(※1)のヘアケアブランド『チャップアップ』の『チャップアップシャンプー』が初のCMを制作。アンバサダーとして、「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2024」ファン投票全体1位(※2)で話題となった宇都宮ブレックスの比江島 慎選手を起用しました。新たなステージへの挑戦や向上心を追求し、多くの方に自信と前向きな気持ちを届けていく姿。その強い意志とパフォーマンスは、今回のCMコンセプト「諦めない男は、かっこいい。」そのもの。所属チーム 宇都宮ブレックスでの活躍に限らず、2023年の国際大会で日本代表選手に選出され、逆転勝利の立役者としてアジア最高位の獲得に大きく貢献されました。ナレーションには、2023年大ヒットした「THE FIRST SLAM DUNK」三井寿役で話題となった笠間 淳さん。比江島選手とのコラボレーションにも注目。▼ソーシャルテック 公式YouTubeより ■比江島 慎選手からのコメントバスケットボールと向き合い続けた結果、宇都宮ブレックスや日本代表での活動をきっかけに、このようなお話をいただくことが出来、とても光栄に感じております。『チャップアップシャンプー』を使って、皆様にも未来に向けて良いイメージを持っていただければ嬉しく思います。僕自身も皆様に応援していただけるように、これからもバスケットボールに真摯に向き合い頑張っていきます。■『チャップアップシャンプー』洗練された髪と頭皮のケアを求める方々に向けて、以下の特徴で注目を集めています。・厳選された天然成分と植物エキス5種類のアミノ酸系・植物系洗浄成分を厳選。刺激を最小限に抑えつつ、洗浄力をキープします。・独自成分ジンゲルシックス(R)(赤ショウガ)を配合『チャップアップ』は日本初(※3)の試みとして、高知県四万十産の「赤ショウガ」から抽出したジンゲルシックス(R)を独自配合。頭皮や毛髪をすこやかに保つ上で、ユニークで特徴的な成分です。・ノンシリコンで頭皮に優しい弱酸性頭皮への優しさを追求し、ノンシリコンで製造。また、弱酸性で頭皮環境をサポートします。・爽やかなフレッシュグリーンの香りシャワータイムがより一層心地よくなる、爽やかなフレッシュグリーンの香り。すっきり洗い上げるだけでなく、リラックスした気分に誘います。これらの特徴を結集し、贅沢な洗髪体験を実現しています。チャップアップシャンプー商品ページ: ■比江島 慎選手 プロフィール(C)TOCHIGI BREX INC.出身地 :福岡県生年月日:1990年8月11日身長 :191cm体重 :88kg所属 :宇都宮ブレックス(B.LEAGUE / B1)<日本代表歴> ※2020年以降を抜粋2020年:FIBA アジアカップ2021 予選 Window 12021年:FIBA バスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選 Window1、東京オリンピック20202022年:FIBA W杯2023 アジア地区予選 Window42023年:FIBA W杯2023 アジア地区予選 Window6、FIBA W杯2023<主な受賞歴>2013-14:ルーキー・オブ・ザ・イヤー(NBL)2015-16:レギュラーシーズン ベスト5(NBL)2016-17:レギュラーシーズン ベスト5(B.LEAGUE)2017-18:レギュラーシーズン MVP / ベスト5(B.LEAGUE)2021 :第96回 天皇杯 ベスト52021-22:チャンピオンシップ最優秀選手賞(MVP)■笠間 淳さん プロフィール笠間 淳さん4月10日生まれ、広島県出身。主な出演作品は、劇場アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」(三井寿)、ナレーション「熱血バスケ」(NHK BS)、アニメ「ガンダムビルドダイバーズ」(クジョウ・キョウヤ)、ゲーム「アイドルマスター SideM」(葛之葉雨彦)、「あんさんぶるスターズ!!」(HiMERU)など。■会社概要会社名 : 株式会社ソーシャルテック所在地 : 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-7-30 小田急西新宿O-PLACE 5F代表者 : 代表取締役 望月 亨設立 : 2012年10月資本金 : 2,000万円URL : 事業内容: ・健康食品・医薬部外品の企画販売・健康食品・医薬部外品の通信販売業・ECサイトの運営※1 シリーズ累計売上1,000万本突破:2023年10月 ソーシャルテック調べ※2 「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2024」特設WEBサイトの最終結果より※3 TPCマーケティングリサーチ株式会社調べ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月06日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙はあのちゃんが登場。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。あのちゃんは、本日12月13日(水) にメジャー1stアルバム『猫猫吐吐』をリリース。『猫猫吐吐』はCD2枚組となっており、DISC1にはメジャーデビュー以降にリリースされた「AIDA」や尾崎世界観(クリープハイプ)提供の「普変」、TVアニメ『チェンソーマン』第7話のエンディングテーマ「ちゅ、多様性。」、ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)との共作曲「スマイルあげない」など全10曲、そしてDISC2にはインディーズ時代にリリースされた「絶対小悪魔コーデ」「F Wonderful World」など全7曲を収録する。アルバムの初回限定盤には、一夜限りの限定公開となった配信ライブ『ano 1st Streaming LIVE』全編、anoの1stツアー『トキメキ偏愛♡復讐ツアー』のドキュメント映像を収録したBlu-rayや、フォトブックが付属する。<リリース情報>メジャー1stアルバム『猫猫吐吐』発売中『猫猫吐吐』初回限定盤ジャケット●初回限定盤【2CD+Blu-ray+PHOTO BOOK】価格:11,000円(税込)※初回限定盤PKGデザイン●通常盤【2CD】価格:3,850円(税込)【収録内容】■DISC1[CD]01. 猫吐序曲02. 猫吐極楽音頭03. ちゅ、多様性。04. 涙くん、今日もおはようっ05. 普変06. AIDA07. コミュ賞センセーション08. スマイルあげない09. Tell Me Why10. ンーィテンブセ11. 鯨の骨■DISC2[CD]01. デリート02. Peek a boo03. SWEETSIDE SUICIDE04. アパシー05. 絶対小悪魔コーデ06. F Wonderful World07. イート・スリープ・エスケープ■DISC3[Blu-ray]※初回限定盤のみ・ano 1st Streaming Live・ano 1st TOUR『トキメキ偏愛♡復讐ツアー』恵比寿 LIQUID ROOM公演&ツアードキュメント■PHOTO BOOK ※初回限定盤のみ・完全撮り下ろしカット・ano『トキメキ偏愛♡復讐ツアー』『お手お座りでハイ♡報酬ツアー』ライブフォト・オフショットを含む豪華120Pフルカラー仕様詳細はこちら: 公式サイト:イラスト
2023年12月13日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は神田愛花さんが登場。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2023年11月14日西島秀俊&内野聖陽W主演の人気ドラマ「きのう何食べた? season2」第5話ゲストとして及川光博の出演が決定。西島さん演じるシロさんの元カレ・伸彦役で登場する。原作は、シリーズ累計945万部(電子版を含む)突破のよしながふみによる同名人気漫画(講談社)。2LDKのマンションで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)の毎日の食を通して浮かび上がるほろ苦くてあたたかな日々をリアルに描く。10月6日に1話が放送されると、「シロさんとケンジほっこりする」「今回もシロさんの作る料理は美味しそう」「相変わらずケンジかわいい」「シロさんのレシピでポテサラ作りました!」「これを楽しみに仕事がんばります」など、大反響。Xでは、日本のトレンド2位を記録し、「TVer」「ネットもテレ東」の見逃し配信の総再生回数は200万回を突破(10月15日時点ビデオリサーチ調べ)。エピソード別の見逃し配信再生数(配信開始後7日間)では、テレビ東京の番組の中で歴代1位の再生数を記録した。そんな本作の第5話(11月3日放送)に、シロさんの元カレ・伸彦役で及川光博が登場。伸彦は、史朗が賢二と付き合う数年前、一緒に暮らしていた相手。ルックスが史朗の好みドンピシャだが、恋人に対して強く出るタイプで思いやりに欠け、しかも気分にムラがあるという人物。そんな伸彦を及川さんが熱演する。そして第5話では、クリスマスのエピソードが登場。今回はシロさんとケンジの定番のクリスマスメニューにも変化が訪れることに…。及川さんは「とても光栄に思いました」と語り、「僕の身近なスタッフもみんな作品のファンだったようで、なんかもう大興奮でしたね(笑)」とコメント。「ネコとのお芝居だけがちょっと心配でした。彼らは常にアドリブですからね」と言いながら、「かぼすちゃん(ネコ)とのシーンが無事に撮れてホッとしました。そして現場見学にいらっしゃったよしながふみ先生とお話しできてうれしかったです」と明かす。「久しぶり」だったという西島さんとの共演については、「相変わらず落ち着いていて、集中力の高い人だな、と思いました」とふり返っている。なお、season2でもオリジナルグッズの発売が決定。場面写真と料理カットをふんだんに使用した2024年カレンダーが初登場するほか、毎度お馴染みの“ジルベール”Tシャツを含む、盛りだくさんなラインアップ。オリジナルグッズさらに、テレビ東京の60周年記念イベント「テレ東60祭@なぜか横浜赤レンガ」にて、「きのう何食べた? season2」も参加。フードブースにてseason1に登場した「バナナパウンドケーキ」とseason2に登場した「バターチキンカレー&チーズナン」を販売する。バターチキンカレー&チーズナン≪10月20日(金)放送 第3話あらすじ≫10月31日。史朗(西島秀俊)と賢二(内野聖陽)はハロウィンパーティーに招かれ、盛装で小日向(山本耕史)と航(磯村勇斗)の家へ。凝ったコスプレの出迎えに対し、史朗と賢二は普通のスーツだが実は裏設定が。さらにパーティーの最中、小日向と航の劇的な馴れ初めを知ることに――。数日後、史朗は両親の室内墓地見学に付き添う。2人はある理由で永代供養を考えていた。その夜、賢二は背徳感たっぷりの一人メシを満喫する。ドラマ24「きのう何食べた?season2」は毎週金曜深夜24時12分~テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送にて放送中。「テレ東60祭@なぜか横浜赤レンガ」は11月15日(水)~19日(日)横浜赤レンガ倉庫イベント広場にて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年10月17日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙はYOASOBIが登場。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。YOASOBIは、10月4日(水) に3rd EP『THE BOOK 3』をリリースしたばかり。『THE BOOK 3』には、新曲でTVアニメ『葬送のフリーレン』オープニングテーマの「勇者」をはじめ、TVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌「アイドル」、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』オープニングテーマ「祝福」など全10曲を収録。完全生産限定盤で、過去作と同様にCDと特製バインダーの仕様となっています。<リリース情報>3rd EP『THE BOOK 3』発売中完全生産限定盤:5,500円(税込)仕様:CD+特製バインダー『THE BOOK 3』ジャケット【収録曲】01. 勇者(TVアニメ『葬送のフリーレン』オープニングテーマ)02. Interlude "Awakening"03. 祝福(『機動戦士ガンダム 水星の魔女』オープニングテーマ)04. 海のまにまに(直木賞作家コラボプロジェクト「はじめての」楽曲 / 原作小説:辻村深月『ユーレイ』)05. ミスター(直木賞作家コラボプロジェクト「はじめての」楽曲 / 原作小説:島本理生『私だけの所有者』)06. Interlude "Worship"07. アイドル(TVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌)08. セブンティーン(直木賞作家コラボプロジェクト「はじめての」楽曲 / 原作小説:宮部みゆき『色違いのトランプ』)09. アドベンチャー(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン『ユニ春』テーマソング)10. 好きだ(直木賞作家コラボプロジェクト「はじめての」楽曲 / 原作小説:森絵都『ヒカリノタネ』/「いち髪」CMソング)関連リンクYOASOBI Official Site:(旧Twitter): YouTube Channel: TikTok:イラスト
2023年10月16日凛とした佇まい、でも懐っこさを感じさせる笑顔。多くの話題作に出演し、注目を集めつつある俳優・遠藤健慎。そんな彼が主演を務めるのが長崎を舞台とした映画『こん、こん。』だ。遠藤演じる「フツー」な毎日を送る大学生・堀内賢星がある日、同級生の七瀬宇海(塩田みう)と出会ったことから始まるラブストーリーだ。自分を普通だという賢星との共通点を聞くと「ちょっとメンヘラなところ」と答えた遠藤。そんな遠藤健慎の魅力に迫った。本来の自分から引き算した役作り――撮影に入るまで、横尾監督とはどのようなやりとりがあったんでしょうか。『こん、こん。』までに監督とは2回ご一緒させていただいて、映画を来年撮ろう、と言ってもらっていました。その中でどういった作品にするのか、男女2人がいるんだったら恋愛だよね、だとか、話し合いを何度も重ねて台本になっていった感じですね。なので、制作に入る前のやりとりも多くありました。――がっつりと作品に関わっていらっしゃる形なんですね。そうですね。横尾監督といろんな作品見て、「この作品のこのシーンが良かったね」だとかいろいろといい影響も受けながら、オリジナリティがあふれるものを作りたいという意志のもと、今回の作品が完成しました。――ご自身が演じられた堀内賢星はどのようなお気持ちで準備されましたか?賢星は自分のことを「フツー」だと思っています。普通って本当に人によって尺度が変わるというか。なので一番、大衆的な普通に寄せていくために自分の個性を一度言語化し直してみたり、僕はどんな人間なのかを調べ直してみたりしてから、僕から引いていく、引き算の役作りでした。自分にない経験値のものを演じるときは、ある程度足さないといけない、勉強しないといけないことがあったんですけど、今回は逆に引いていって、より人間味のあふれる子にしたいなと思いました。――自分の個性を見直す、向き合う、となったときに新たな発見もありましたか。僕はどちらかというと、人懐っこい人間なんだろうな、とか、あとは人よりも若干短気な部分があったりするのかな、とか……。そういうところも、見つめ直してみて自分についてより知ることができたというか。ネットでよく見かけるような性格診断テストも片っ端からやってみました。それでどういうタイプの人間で、どういう人と相性がよくてとか……。使える部分はもちろん使って、いらない部分はそぎ落として行ったんですけど、賢星を演じるとなると本当にいらない部分ばっかりでした(笑)。だから、本当に削り落として、削り落としてっていう作業でしたね。――映画を拝見すると、賢星くんはすごく難しい人間なんだろうな、ということを感じました。本当ですか。だとしたらすごくありがたいです。普通がゆえに気難しく受け取られてしまう。僕みたいな人からみたら、賢星は多分普通じゃないし、根暗な子だと見られがちだし。そういうところをどうやって普通にしようか、と抗ったりもしたんですけど、僕の中での「普通」を持ってるのが「普通の子」とも思っているので、あえていろんな人に「普通に見てください」というより、それこそ「賢星にとっての普通の尺度」を模索していった役作りの期間ではありました。――お話をお伺いしていると、遠藤さんと賢星くんは真逆な性格のように感じますが、共感する部分はありましたか?共感するというか……僕が演じた賢星で「これでよかったのかな」と思うのはちょっとメンヘラなところですね。愛に飢えているわけではないんですけど、愛情というものを知ってしまうと、もっと欲しいと思ってしまう。何かが足りなくなってしまいがちな子、というイメージではあったので、そこは僕も同じだな、と思いながら。多分、僕もメンヘラなので。――そんな真っすぐな目で「メンヘラ」だと(笑)。多分、僕はメンヘラなので。大事なことなので2回言いました(笑)。その辺りは結構共感しながらというか、現場に入ってやってみたら多分そうなんだろうな、となったようなところもありました。演じるまでは正直全然違う人間だろうと思っていたんですけど、だからこそある程度パーソナルな部分も投影しつつやってみた感じではあります。――役作りをした上で、現場に入ってからさらにチューニングされていったんですね。そうですね。チューニングには結構時間がかかりました。間違いないと思います。(C)2023 BLUE.MOUNTAIN長崎は「帰るような気持ちになりそう」――撮影中は監督とはかなりお話はされたんですか?してはいたんですけど、どちらかというと、それも削る側の会話の方が多かったです。ここのセリフはもういらないよね、というところはがっつり削りましたし、それこそシーンまるまる削られているところもあります。基本的に現場では自由にやってみろ、という監督なので、考えたものをやってみて、いらないときははっきりいらないと言われるぐらいでした。のびのびやらせていただける監督でした。――共演の塩田みうさんとはいかがでしたか?(遠藤健慎と)塩田みうちゃんとは会話も多かったですよ! でも、賢星とみうちゃんが演じた宇海ちゃんは、だんだん相性が良くなっていく流れも必要だったと思うのでその変化も見せられた、ということは現場ですごく感じました。というところでいくと、彼女がヒロインで良かったな、と思いますね。助けられました。――そんな中、宇海ちゃんがいるにも関わらず、途中で賢星が別の女性に……というシーンもあります。演じていて「いや、お前が悪いだろう」ってすごく思いました(笑)。でも、誰しもが、悪いと思いながらも、一線を越えてしまうことは恋愛じゃなくても、何かの拍子であると思うんですよね。その感覚でいられるように心がけていました。僕のパーソナルな部分でいくと「おー、越えちゃえ!」ってなるところがある気がするので、そこは僕と賢星の差なのかなと思います。――そして、この作品で欠かせないのが「長崎」という場所です。長崎の街はいかがでしたか?いや、すごいです!マイナスイオンを感じていました。空港に降り立った瞬間にぶわっと風が吹いてきて。夏場の撮影だったので、昼帯はむちゃくちゃ暑いんですけど、夜になると、風がクーラーぐらい涼しいんですよ。それが東京ではないじゃないですか。新鮮でしたね。あとは日が長すぎて、日中のシーンむちゃくちゃ長くて、8時ぐらいまで撮ってるんですよ。で、逆に夜が短いので、やっと日中のシーンを撮り終わったと思ったら、夜のシーンに行くよ、みたいな。でも、それも全編長崎で、かつ3週間というタイトなスケジュールだからこそできた経験だろうなとは思うので、俳優として貴重な経験をさせていただいたなと思います。――地元のみなさんもすごく友好的だったとお聞きしました。すごいんですよ、ロケ地貸していただくのも、「いくらでも使ってよ」って。ごはん屋さんで撮影したときは「メシ食いな」って出してくれたり。あと、地元の方からオーディションをしたんですけど、その中に鍼の先生がいて。「肩が……」って言うと、「おいで」って施術してくださったんです。あれがなかったら、ちょっともたなかったかも、と思うときもありましたね。スタッフさんは20人ぐらいで小規模だったんですけど、いざ現場に行くと5、60人ぐらいいらっしゃって。ありがたい環境の中で主演を張らせていただきました。――みなさんも長崎の街を盛り上げたい、という思いがあるんでしょうね。だと思います。監督から聞いたんですけど、空港にも映画のポスターを出してくれていたり町総出で迎え入れてくれている感があります。本当にありがたいし、温かいですね。今度行くときは、帰るような気持ちになりそうです。あのとき関わってくださった方以外にもぜひ観ていただきたいですし、元々は監督が長崎を盛り上げたいという意向で始まったプロジェクトでもあるので、それが成功してもらえたら僕も嬉しいです。(C)2023 BLUE.MOUNTAIN「最年少の仮面ライダーになりたかった」――今回、ぴあに初登場ということで、遠藤さんのパーソナルな部分も少しお聞きしたいな、と思います。長崎に帰るような気持ち、ということでしたが、ご出身は静岡県の清水町なんですよね。どんな街ですか?日本で一番綺麗な川が流れてて、水道の水をそのまま飲めるんですよ。だから18歳で東京に出てきて、初めてペットボトルで売っている水のありがたみを知りました。と、いうぐらい水が本当に綺麗で、やっぱり水が綺麗だとごはんもおいしいんですよね。自然も豊かだし、その川にしかいない鳥もいたりして。――18歳で上京とのことですが、デビューは9歳のときなんですよね。それまではずっと清水町から通われていたんですか?そうですね。中学生になるまでは父と一緒に来ていて、それからは1人で新幹線に乗って。――俳優を志したきっかけはどういったものだったんですか?俳優を志したことはないんですよ。ずっと仮面ライダーになりたくてやっていて。8歳でこの業界に入って、当時16歳で、菅田将暉さんが最年少の仮面ライダーをやっていたから、僕が更新したい!という気持ちだったんですけど、仮面ライダーになってないんですよね。で、ここまでやってきて、辞められないよね、と。それから3年続けていたんですけど、映画『恋い焦れ歌え』をきっかけに、俳優としての楽しさを知って、やっと志すようになりました。そのときは、賢星とは逆で足りないものを足さないといけない役でしたね。かなり大変な現場でした。――10代、ずっと俳優をされてきて、進路に悩まれたことはありましたか?やめるか、やめないか、ということは悩みました。ただ、高校を卒業するときに僕は俳優を言い訳にして大学受験を諦めた人間ではあったので。大学の付属高校に通っていたんですけど、同級生が700人以上いて、大学に行かなかったのは僕とあとひとりだけでしたから。そのときは頑張ろうと思っていたでんすけど、高校までとは違って、やっぱりお金のやりくりとか、食事をどうしよう、となったときにやめるかやめないか、という悩みはたまにありました。――くじけそうになったり、心が折れそうになったときも?心が折れそうなときにはマネージャーさんがいてくれましたね。何も言っていないけど、わかってくれてるのかな。折れそうになったときには、大体マネージャーさんから既にLINEが来ている、みたいな。助けられましたね。――以心伝心のような。そうですね。マネージャーさんがやめるとなったら、僕も続けるかどうかを悩むと思います。それ以外は、やれと言われる限りはやるって決めたので。頑張らせていただけるのも皆さんのおかげだと思っています。あざといなら、ずっとあざといままでいてほしい――今作がラブストーリーということで、恋愛観もお聞きでたらと思います。遠藤さんご自身は理想の恋愛はありますか?うーん……。僕、家ではずっと音楽をかけているんですよ。――どういう系の音楽がお好きなんですか?いろいろ聴くから、幅広いんです。J-POPも好きですし、ヒップホップや洋楽も好きなんですけど、夏場はこれっていうのがあるじゃないですか。サマーチューンをかけたいとか、夜になるとちょっとチルな音楽かけたいとか。そういう、波長が合う方だといいな、というのはありますね。僕自身、音楽の趣味の波が激しいので、夜でも四つ打ち系の音楽を聴くこともあるし、そういうときに、趣味じゃない音楽を聴ける女の子。止めて、って言われると、ルーティンが!ってなっちゃいますね。1日中、音楽かかってるのが僕のルーティンではあるので。あっ、もちろん気は使いますよ!ダメなときはダメ、ということはわかっているし。お互いに気遣える関係性だといいなとは思いますね。――音楽が譲れないところなんですね。かもしれないです。無音だと落ち着かなくなっちゃうので、音楽は必須ですね。――作中ではだいぶ積極的に押される役どころですが、遠藤さんは愛されたい派と愛したい派、どちらですか?うわ、迷うな!愛されたい!愛されたいです!――グイグイ来られても大丈夫ですか。うぅん……。わりと流されがちではあるんですけど……でもなんか……あざとくなくても……いいかな、とは思います。――見抜いてしまうから、とか?かな。あざとい子って、多分、あざといからかわいいじゃないですか。でも時間を重ねていくとあざとさってだんだん減っていくんですよね。そのときに素が見えるぐらいだったら最初から素で来てほしいです。もしくは、一生あざといままでいてくれるか、のどっちかだと思います。変な素の見方をしたくないんですよね。――幻滅してしまう?かもしれないけど、未来が見えなくなってくるのかもしれないです。このキャラクターだったら結婚まで見えますよ、だけどいざ素が見えてくると……。でも、これもこの子のいいところだと思ったら耐えられます。でも、そこまで耐えられるのが恋愛だと思っていないです。――遠藤さんご自身は、恋愛をしたら変わったりしますか?恋愛したら変わる……ですね。1人で抱えていたものを、わりと助けてって言っちゃうタイプかもしれないです。恥ずかしいからあんまりしたくないんですけど、どうしても頼れるところには頼っちゃうクセがあるので。どうしても助けて、となるかもしれないです。――ということは年上がいい?年上の方が頼りやすいかもです。――頼られるのがしんどい、とかでしょうか。僕もいっぱいいっぱいだから、って。でも年上の人がいっぱいいっぱいなのって逆にかわいく見えてくるんですよね。年下だと偉そうなこと言っちゃいそうで自分が怖いです。自分の価値感を押し付けてしまいそう。年上の方は人生経験が厚いから別に押し付ける必要ないですし、年上の方が相性はいいのかなとは思いますね。――いろいろ聞かせていただいてありがとうございます!この作品では「普通」というキーワードが重要にもなってくると思うんですけど、遠藤さんご自身が大切にしたい「普通」は何かということ最後にお聞かせください。礼儀ですね。僕は両親から基本的に作法とか、「ありがとう」と「ごめんなさい」は確実に言える人間であれ、と教わってきていて、それが自分の核の部分にもなっています。逆に「ありがとう」と「ごめんなさい」を言えない人を見ると「普通じゃないぞ、こいつ」って思っちゃうぐらいなんですよ。だからそこの礼節は、ちゃんと体が覚えてくれていたのでよかったです。ここから先どんな人生を歩んでも、そこだけは残さないとな、と思います。取材・文:ふくだりょうこ撮影:杉映貴子<作品情報>『こん、こん』9月29日(金) よりヒューマントラストシネマ渋谷、ほかにて公開(C)2023 BLUE.MOUNTAIN公式サイト:
2023年09月25日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は笑福亭鶴瓶師匠。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。鶴瓶師匠がぴあの表紙に登場するのは、雑誌『ぴあ』時代の1986年、2008年に続いて3回目。10月からは、毎年恒例となる全国ツアー『笑福亭鶴瓶落語会』がスタート。ツアーは、10月20日(金) 京都・ロームシアター京都 サウスホールを皮切りに12月12日(火) 沖縄・琉球新報ホールまで全国7都市を回ります。<公演情報>『笑福亭鶴瓶落語会 2023』■京都公演10月20日(金) ロームシアター京都 サウスホール開演 18:30問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00 日祝休業)■大阪公演10月27日(金) 森ノ宮ピロティホール開演 18:3010月28日(土)・29日(日) 森ノ宮ピロティホール開演 13:00問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00 日祝休業)■岡山公演10月30日(月) 岡山芸術創造劇場ハレノワ 中ホール開演 18:30問合せ:YUMEBANCHI(岡山)086-231-3531(平日 12:00~17:00)■新潟公演11月18日(土) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場開演 16:00問合せ:キョードー北陸チケットセンター025-245-5100(火~金 12:00~16:00/土 10:00~15:00)■福岡公演11月25日(土) キャナルシティ劇場開演 16:0011月26日(日) キャナルシティ劇場開演 13:00問合せ:キョードー西日本0570-09-2424(11:00~15:00 日祝休業)■東京公演11月30日(木)・12月1日(金) サンシャイン劇場開演 18:3012月2日(土)・3日(日) サンシャイン劇場開演 13:00問合せ:チケットスペース03-3234-9999(平日 10:00~12:00/13:00~15:00)■沖縄公演12月12日(火) 琉球新報ホール開演 18:30問合せ:ピーエムエージェンシー098-898-1331(平日 11:00~15:00)※開場時間は開演時間の45分前です。※6歳未満入場不可。※車椅子のお客様は事前にお問い合わせまでご連絡ください。■チケット料金全席指定:7,000円U-22(22歳以下)チケット:2,000円チケットはこちら:詳細はこちら:イラスト
2023年09月16日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は佐藤浩市さん。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。佐藤さんは、今月8月25日(金) より最新出演作『春に散る』が公開されます。『春に散る』は、数々のベストセラーを世に放ってきた沢木耕太郎が、半生をかけて追い続けてきたテーマであるボクシングを通じて〈生きる〉ことを問う作品で、瀬々敬久が監督を務める。本作で佐藤さんは、不公平な判定負けでアメリカへ渡り、40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一を演じています。<作品情報>『春に散る』8月25日(金) 全国公開『春に散る』ポスター(C)2023 映画『春に散る』製作委員会監督:瀬々敬久原作:沢木耕太郎『春に散る』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)脚本:瀬々敬久、星航音楽:田中拓人【出演】佐藤浩市、横浜流星橋本環奈/坂東龍汰、松浦慎一郎、尚玄、奥野瑛太、坂井真紀、小澤征悦/片岡鶴太郎、哀川翔窪田正孝、山口智子公式HP:公式Twitter:公式Instagram:イラスト
2023年08月16日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、現在映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』が公開中の山田裕貴さん。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。また、山田さんは7月28日(金) より最新出演作『キングダム 運命の炎』が公開されます。本作は、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き秦国の王・嬴政(えいせい)の物語を描いた漫画『キングダム』(原泰久/集英社)の実写映画化シリーズ第3弾。復讐に燃える「趙」と侵略を迎撃する「秦」が、因縁の地で激突する「馬陽(ばよう)の戦い」が描かれる。山田さんは、主人公と対立する国「趙」の武将・万極を演じています。<作品情報>『キングダム 運命の炎』『キングダム 運命の炎』ポスタービジュアル(C)原泰久/集英社(C)2023映画「キングダム」製作委員会7月28日(金) 全国公開関連リンク公式サイト:::イラスト
2023年07月14日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、現在朝の連続テレビ小説『らんまん』に出演中の神木隆之介さん。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。また、神木さんは6月23日(金) より最新主演映画『大名倒産』が公開されます。『大名倒産』は、数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎の同名時代小説を原作とした実写映画。ある日突然、徳川家康の子孫だと言われ、越後丹生山藩の若殿となる青年・松平小四郎。庶民から一国の殿様へとなったのもつかの間、実は25万両、現在の価値で借金100億円を抱える、ワケあり藩だった……。神木さんは、本作でキャリア初の“ちょんまげ”姿を披露。いきなり若殿(プリンス)になったと思ったら100億もの借金を背負わされるという、“巻き込まれ系プリンス”をコミカルに演じています。<作品情報>『大名倒産』2023年6月23日(金) 全国公開原作:浅田次郎『大名倒産』(文春文庫刊)監督:前田哲脚本:丑尾健太郎、稲葉一広■出演神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチ、小日向文世、小手伸也、桜田通、宮﨑あおい、浅野忠信、佐藤浩市 ほか公式サイト:『大名倒産』本予告(90秒)イラスト
2023年06月11日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、王林さん。現在ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』に出演中です。ここでは、表紙を手掛ける及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2023年05月16日“情熱のピアニスト”として人気を博している及川浩治のサントリーホールでのピアノ・リサイタルが9月16日(土)に開催されることが決定した。及川は1995年の正式デビュー以来、ほぼ毎年、サントリーホール、ザ・シンフォニーホールなど中心に大ホールでのリサイタルを開催しており、今春には《及川浩治ピアノ・コレクション》と題して「大ホールとは異なる演奏者と客席の距離が近いホール」で「及川自身が、その時一番弾きたい曲目を自由にプログラム」することをコンセプトにした新シリーズのリサイタルを始動するなど精力的に活動している。今年のサントリーホールは“ピアノ名曲集”と呼ぶべき演目になる。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番「月光」で始まり、第23番「熱情」で締めくくる構成で、究極のピアノ・ソナタともいえる2曲に、及川が愛してやまない数々のピアノの名曲が挟まれるプログラムだ。ピアノ曲を代表する名曲として「英雄ポロネーズ」「幻想即興曲」をはじめとしたショパンの作品群、リスト「愛の夢」、ドビュッシー「月の光」「亜麻色の髪の乙女」などが演奏される。及川浩治 (C)Ayumu Gombi今回はベートーヴェンの「月光ソナタ」と「熱情ソナタ」を最初と最後に配置した名曲プログラム、有名であると同時に作品そのものの質が素晴らしい“真の名曲”をお届けします。「月光」はベートーヴェン自身が幻想風ソナタと言っているように、それまでのピアノ・ソナタの型を破った作品でもあります。「熱情」はおそらくピアノ・ソナタの頂点にある作品で、ある意味においてベートーヴェン以降の誰も到達することが出来ていない偉大なソナタです。この2曲の間に配置した名曲の数々は、僕がこれまでにずっと愛奏してきた作品ばかりです。作品の内容・知名度共にMAXの名曲集をお楽しみください。及川浩治及川浩治ピアノ・リサイタル9月16日(土) 14時開演サントリーホールベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第 14 番「月光」 嬰ハ短調 op.27-2リスト:愛の夢 第 3 番リスト:ラ・カンパネラ (ブゾーニ編)ショパン:ワルツ第 3 番 イ短調 op.34-2ショパン:ワルツ第 1 番「華麗なる大円舞曲」 変ホ長調 op.18ショパン:即興曲第 4 番「幻想即興曲」 嬰ハ短調 op.66ショパン:ポロネーズ第 6 番「英雄」 変イ長調 op.53ドビュッシー:月の光ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女クライスラー:愛の悲しみ (ラフマニノフ編)スクリャービン:エチュード第 12 番「悲愴」 嬰ニ短調 op.8-12ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第 23 番「熱情」 ヘ短調 op.57■チケット情報
2023年04月13日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、"めるる"こと生見愛瑠さん。今月よりドラマ『日曜の夜ぐらいは…』に出演します。ここでは、表紙を手掛ける及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2023年04月10日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、フワちゃん。ここでは、表紙を手掛ける及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2023年03月08日TVアニメ「ちびまる子ちゃん」3月の放送は、4週にわたり“ゲスト声優まつり”となっている。この度、ゲスト声優から浜口京子と及川光博のコメントが到着した。浜口さんが演じるのは、19日放送の「まる子、気合いを入れる」の巻に登場する、空き地でトレーニングをするお姉さん。東京から来たというお姉さんは、偶然出会ったまる子に“レスリングでオリンピックの金メダルを取りたい”という夢を語る…というあらすじ。「お話を頂いて、かつて女子レスリングがオリンピックの正式種目になることが決まったときと同じくらい、まるで人生が大きく変わるような喜びと驚きがありました」と出演決定時をふり返った浜口さんは、「まるちゃんと一緒に“気合いだー!”と叫ぶシーンがあって、感激でした」「まるちゃんたちのひとつひとつのセリフが温かくて、演じていて波長が合いました。正直なところ、まだ夢の中にいるような気持ちです」と演じた感想を語る。一方、及川さんが演じるのは、26日放送の「花輪くんとミッチーとビー玉」の巻に登場する男の子・ミッチーこと愛川光真。公園で悪ガキたちに絡まれていたところを、花輪くんに助けられたミッチーは、花輪くんと意気投合。その週末、ミッチーはまる子やたまちゃん、みぎわさんと一緒に、花輪くんの家に遊びにいくことに…というストーリーだ。及川さんは「人生の記念にと思ってお受けしたのですが、そのあとに台本を頂いたらまたびっくり。近所のお兄さん役とか花輪くんの親戚役で少し登場するくらいなのかなと思っていたのですが、しっかり出番があって、しかも小学生の役!正直、“これはしまった!”と思いました(笑)」と心境を明かし、「(愛川光真は)まるでミッチーが40歳若返ったようなキャラクターです。そして、物語はほろっと泣けるヒューマンドラマになっているので、ご家族のみなさんで、ノスタルジーを感じつつ、ほんのりと感動していただけたら幸いです。ぜひお楽しみに!」と視聴者へメッセージを寄せている。なお、今回ゲスト声優として、2人に加えて芳根京子、みやぞん(ANZEN漫才)も参加する。「ちびまる子ちゃん春が来た!花咲くゲスト声優まつり」は3月5日、12日、19日、26日(日) 18時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2023年03月05日ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの吉野北人、岩谷翔吾、長谷川慎が出演する、アートアクアリウム美術館 GINZAの新CMが、4日より関東エリアで放送される。新CMでは、吉野、岩谷、長谷川がアートアクアリウム美術館 GINZAの館内を楽しむ様子をクローズアップ。金魚が泳ぐ癒しの幻想世界に浸り、3人の笑顔があふれる表情とともに同所の魅力を届ける。「金魚と一緒の撮影は、お互いのコンディションとタイミングが大事で大変だったが、お互いが出演者のように準備して撮影に挑むことができた」と話した3人。優雅に泳ぐ金魚と息を合わせた演技が求められる難しい撮影となったが、撮影チーム全員で金魚と上手くコミュニケーションをとりながら進行した。コメントは以下の通り。■吉野北人実はプライベートで来たことがあり、今回の撮影ではとても縁を感じました。竹の色がグラデーションで表現されている金魚の竹林は、日本の良さが表れていてとても素敵です。真ん中にベッドをおいて寝てみたいです!■岩谷翔吾本当に滝が流れているかのような幻想的な空間でした。泳ぐ金魚の尾ひれが、洋服が揺れ動くような感じで、まるでファッションショーを見ているかのようでした。非日常な世界観に一瞬でトリップできました。■長谷川慎ファーストインパクトがすごく、幻想的な世界観に心が洗われました。両サイドに筒状の水槽が並び、照明の色が変わっていく様子が素晴らしかったです。真っ先にスマホを出して撮影しちゃいました。
2023年03月03日舞台『ロミオ&ジュリエット』の取材会が27日に東京・Bunkamura シアターコクーンにて行われ、W主演を務めるTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE・長谷川慎と北乃きいのほか、中尾暢樹、小松準弥、石川凌雅、京典和玖、若杉宏ニ、紺野まひる、鈴木省吾、美羽あさひ、野口かおる、松村雄基、山崎樹範、演出のアレクサンドラ・ラター氏が登場した。世界でもっとも有名な劇作家・シェイクスピアの不朽の名作『ロミオとジュリエット』を原作にした同作。フレッシュなキャスト陣が、ピュアな恋人たちのロマンスや若者たちのやり場のない情熱と葛藤を、芝居とダンスを融合させたムーブメントで表現する。宮崎駿監督が『もののけ姫』の舞台化を初めて認めたことで話題を集めた、イギリス出身のアレクサンドラ氏が演出を務める。今作が舞台初主演となる長谷川は、「初めに台本を読んだときは、何を言っているのか、さっぱりわからなくて混乱してました」とシェイクスピア作品の難しさに直面したことを告白。アレクサンドラ氏の演出のおかげで難解なセリフを紐解くことができたと明かし、「自分がセリフで困っているところを、英語でかみ砕いて違った表現で教えてくれて、意味がわかったことで自分の中に落とし込みながら演じることができました」と感謝を伝えた。また、ライブや大事な撮影に赤の勝負パンツで臨むことで知られる長谷川。報道陣から“初日にはく勝負パンツの色は?”という質問が飛ぶと、「赤ですね……というか、今も赤をはいてます。今日(公開ゲネプロ)もお客さんはいないですが本番なので、今日から2月12日の千秋楽まで、毎日“赤パン”でがんばります!」と気合いをのぞかせた。長谷川の勝負パンツトークで盛り上がっていると、共演の野口が「いつも勝負のときは赤なんですか?」と報道陣さながらに質問。すると、すかさず山崎が「どちらの媒体の方ですか?」とツッコミを入れ、笑いを誘った。
2023年01月28日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、俳人の夏井いつきさん。ここでは、表紙を手掛ける及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2023年01月11日柳楽優弥主演「ガンニバル」より、片山慎三監督のコメントが到着した。かつてポン・ジュノ監督の助監督として作品に携わっていた過去をふり返り、自身の作品における影響、本作の魅力について語っている。「この村では、人が喰われているらしい」という衝撃的な設定で、企画発表時から大きな注目を集めてきた本作。センセーショナルな内容で実写化不可能と言われてきた原作を、日本が誇る最高峰の豪華キャスト、豪華スタッフが集結し映像化した。片山監督はこれまで、『岬の兄妹』『さがす』で「人間の濃い部分を重点的に見ていた」と語るように、人間の心の奥に潜む闇や欲望をあぶりだしてきた。「ガンニバル」については「登場人物たちの人間関係が凄く濃い。善とも悪ともつかないような物語があって、これなら映像化しても単なる怖いドラマやスリラーに終わらないだろうと。そこに惹かれて、物語にどんどんハマっていった」と、禁忌を犯すという題材に加え、人間関係の描写に面白みや魅力を感じたという。監督が人間関係の描写にこだわるのには『パラサイト 半地下の家族』で米アカデミー賞4部門を受賞した韓国を代表する映画監督、ポン・ジュノ監督の存在がある。片山監督はポン・ジュノ監督作品『TOKYO!』(2008)、『母なる証明』(2009)の2作品で助監督を務めた経験を持つ。実際にポン・ジュノ監督から学んだことを聞くと「形にとらわれないこと。たとえば、怖いシーンからただ怖い感情を引き出すのではなく、ちょっと笑いの要素を入れてみる。そうすることで、一層、(表現の)深みが増すことがあるし、いい意味で別のスパイスが加わったりする。ジャンルにあまりとらわれすぎないようにするといいますか」と明かした。さらに影響を受けたこととしても「ポン・ジュノ監督らしさ、みたいなものをなるべく出さないように意識しても、どうしても撮影するカットが似たりすることはあります。そんな経験をした僕だからこそ出るおかしみ、人間を見る眼差しみたいなものはどうしてもあると思うんです」と語った。最後に、「ポン・ジュノ監督に『ガンニバル』を見せたらなんて言うだろう(笑)。『岬の兄妹』の頃とは明らかに違う作品になっているはずですからね。僕としては、この『ガンニバル』で新しいところへ踏み出そうとしたつもりです。踏み出せたかどうかはまだわかりませんが、そうなっていたらいいなと思っています」と本作の出来栄えに自信をのぞかせた。ポン・ジュノ監督の現場で培った洞察力や本質を見抜く力を持って作りあげられた本作においても、その類まれなる才能は発揮されている。「ガンニバル」はディズニープラス「スター」にて12月28日(水)より独占配信。(text:cinemacafe.net)
2023年01月04日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、愛称の「村神様」が流行語大賞にもなった村上宗隆選手。ここでは、表紙を手掛ける及川先生のイラストメイキングを公開いたします。イラスト
2022年12月10日