TOKIOの長瀬智也主演、宮藤官九郎監督がメガホンを取った映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016年2月6日公開)の第1弾ビジュアルが15日、公式サイトにて公開された。公開されたビジュアルには「地獄へようこそ。」のセリフと共に、両手を広げ不敵な笑みを浮かべる赤鬼・キラーK(長瀬智也)と、地獄に落ちたとは思えないほど気楽な表情を見せる高校生・大助(神木隆之介)の姿が。長瀬の衣装を手がけたのは、『ジョゼと虎と魚たち』(03年)や『少年メリケンサック』(09年)を担当したことでも知られるスタイリスト・伊賀大介。「手はジミヘンとカート・コバーン、下半身はマイケル・ジャクソン、声は忌野清志郎」という一般的な"鬼"像を覆す、ロックと和のテイストが混ざり合った鬼姿を完成させた。長瀬自身、「パッと見ただけでは僕だと分からない」と語る特殊メイクは、撮影の度に約90分かけて施された。一方の神木演じる大助は、キスもしたことがないまま地獄に落ちてしまった高校生。一見するとウブで悲惨な高校生を思わせつつも、「なんかこいつ地獄に落ちそうって、観る人をイラつかせるキャラクター」という、これまでの神木にはなかった"ウザキャラ"を熱演する。脇を固める尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古舘寛治、皆川猿時、古田新太ら、今後公開されるその他のキャラクタービジュアルにも注目が集まる。本作は宮藤の完全オリジナル作品で、監督最新作の舞台に選ばれたのは地獄。地獄専属ロックバンド地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギターで地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーKと、17歳の若さで地獄に落ち、片思い中のクラスメイトに会いたい一心で生き返りを目指す、大助の地獄めぐりの様子を描く。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2015年08月16日宮藤官九郎が脚本・監督を手がけ、長瀬智也と神木隆之介が15年ぶりの共演を果たす『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。7月8日に実施されたクランクアップ報告記者会見後、SNS等では新たな情報を求める声が相次いでいたが、このほど、舞台が“地獄”とは思えないほどお気楽モードな(?)第一弾ビジュアルが、公式サイトにて解禁となった。ごくフツーの高校生・大助(神木さん)は、同級生のひろ美ちゃんに片思い中。だが、修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは、深紅に染まった空と炎、どくろが転がり人々が責め苦を受ける、ホンモノの地獄!“なんで俺だけ!? まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる!”慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる、赤鬼のキラーK(長瀬さん)。彼の“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた大助の地獄めぐりが幕を明けるーー。このたび解禁された第一弾となる待望のビジュアルには、「地獄へようこそ。」のセリフと共に、両手を広げ不敵な笑みを浮かべる赤鬼キラーKと大助の姿が!『さくらん』『モテキ』の伊賀大介が手掛けた衣装に身を包んだ長瀬さんは、「手はジミヘンとカート・コバーン、下半身はマイケル・ジャクソン、声は忌野清志郎」という、一般的な“鬼”像はどこへやら、ロックと和のテイストが融合した最強にカッコいい“鬼”姿を披露。長瀬さん自身も「パッと見るだけでは、僕だと分からない」と語る特殊メイクは、撮影の度に90分がかりで施されたという。一方の神木さん演じる大助は、キスもしたことがないまま17歳で地獄に落ちた、一見ウブで可哀相な高校生…と思いきや、「なんかこいつ、地獄に落ちそうって、観る人をイラつかせるキャラクター」という、神木さんのこれまでのイメージを覆す、超ド級のウザキャラに!いずれも、全く新しい姿を見せるこの2人が、“地獄”で一体どんな絡みを見せるのか。また、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古舘寛治、皆川猿時、古田新太ら、脇を固める個性派キャラクターのビジュアルにも、引き続き注目していて。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年2月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月15日TOKIOの長瀬智也が7月8日に、東映東京撮影所で行われた主演作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のクランクアップ会見に出席した。7年ぶりの映画出演で、地獄でロックバンドを率いる“赤鬼”を演じ、「演じられるのは僕しかいない」「もし他の誰かが演じたら、嫉妬します!」と豪語した。その他の画像会見には長瀬をはじめ、共演する神木隆之介、森川葵、清野菜名、 監督・脚本を手がける宮藤官九郎が出席。不慮の事故で地獄に落ちた平凡な高校生(神木)が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いるキラーK(長瀬)と出会い、ロックバンドを結成。現世へのよみがえりにチャンスをかける。宮藤監督は「長瀬くんと、ジャック・ブラック主演の『スクール・オブ・ロック』みたいな映画を撮りたかった」と本作の着想を明かし、撮影所最大のスタジオに“完全オリジナル”な地獄を再現した撮影を「朝9時から夜11時まで、30日間地獄の日々だった」と振り返った。また、「地獄で拷問を受ける高校生と言えば、神木くんしかいない。実際、いじめられると、いい顔するんで(笑)」と神木の起用を説明した。長瀬と神木の共演は、実に15年ぶりで「こんなにたくましくなって…。今後も15年単位で共演していこう。次は51歳になっているけど」(長瀬)、「もっと早く、また共演したいです。初めて会ったのは、僕が小学3年生のときでしたから…」(神木)と再タッグに大喜び。会見では、尾野真千子、桐谷健太、古舘寛治、皆川猿時、古田新太の出演が発表された。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』2016年2月 全国ロードショー!!取材・文・写真:内田 涼
2015年07月08日「TOKIO」の長瀬智也が7月8日(水)、都内で行われた主演作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のクランクアップ会見に、本作で15年ぶりの共演を果たした神木隆之介とともに出席。「こんなにたくましくなって…」と感激しきりだった。一方、神木さんは「当時、僕は小学3年生でした。初めてお会いしたのが、長瀬さんが22歳のとき。そして、いま僕が同じ22歳になって、すごくうれしいなと思います」とこちらも感無量の表情。「じゃあ、今後も15年単位で共演しよう。ってことは、次は俺51歳だけど」(長瀬さん)、「そんなこと言わず、もっと早く共演したいです」(神木さん)と再共演に意欲を燃やした。会見には長瀬さん&神木さんに加えて、監督・脚本を手がける宮藤官九郎、共演する森川葵、清野菜名が出席。映画は不慮の事故で地獄に落ちた高校生・大助(神木さん)が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる“赤鬼”キラーK(長瀬さん)と出会い、バンドを結成するというオリジナルストーリーだ。7年ぶりの映画出演にして、宮藤監督とのタッグは実に11年ぶりとなる長瀬さん。強烈過ぎるインパクトを与えるキラーKという役どころに、「もしほかの俳優さんが演じたら、嫉妬します!」「キラーKを演じられるのは、僕しかいない。自画自賛で申し訳ないですけど」と並々ならぬ意欲と強い思いれを示した。「いつか長瀬くんと、ジャック・ブラックが主演した『スクール・オブ・ロック』みたいな音楽映画をやりたかった」と宮藤監督。また、神木さんを起用した理由を「なぜか、神木くんに対してはサディスティックになる自分がいて(笑)。地獄で拷問を受ける高校生…と言えば、神木くんしかいないと思った。実際、いじめられると、いい顔するんですよ」とニンマリしていた。会見では、本作に尾野真千子、桐谷健太、古舘寛治、皆川猿時、古田新太が出演していることも情報解禁された。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年2月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月08日堤真一&戸田恵梨香主演の硬派な本格社会派ドラマ「リスクの神様」に、モデルや女優として活躍する新川優愛が出演することが決定した。偽装、隠ぺい、不正利益供与、粉飾決算、個人情報流出などの企業による相次ぐ不祥事や、痴漢冤罪、不倫騒動などの個人間のトラブルに巻き込まれた人々を救う“危機管理専門家”たちの活躍を描く本作。既に、堤さん、戸田さんを始め、森田剛、古田新太、志賀廣太郎、山口紗弥加、満島真之介、平幹二朗、田中泯、吉田鋼太郎、小日向文世など、ドラマ、映画はもちろん、舞台などでも活躍する実力派俳優がキャストに名を連ねている。このほど本作への出演が決定した新川さんは、「ミスマガジン2010グランプリ」、「ミスセブンティーン2011」などの受賞歴を誇るトップモデルであり、現在は「non-no」の専属モデルを務めている。女優としても「GTO」(フジテレビ)「水球ヤンキース」「銭の戦争」「35歳の高校生」(日本テレビ)など話題作に相次いで出演し、映画では『今日、恋をはじめます』『アオハライド』など、めざましい活躍を見せている。「リスクの神様」で新川さんが演じるのは、売れっ子トップアイドルの北条ちなみ。物語の中でちなみは、戸田さん演じる日本最大の商社「サンライズ物産」の神狩かおりが、世界的電機メーカー「生島電機」と共同開発した、次世代型バッテリー「LIFE」を搭載した家電製品のCMやポスターのイメージキャラクターに採用される。今回の役について新川さんは、「ちなみちゃんのような、トップアイドル役は初めてです。彼女は、すごく売れているという設定で、リアルな自分よりも、CMにたくさん出ていて、うらやましいというのが最初の印象です(笑)。初めに、トップアイドル役と聞いたときには、“歌って踊る”ことを求められているのかと思って、『できないです』と答えてしまいました(笑)」とコメントしている。さらに新川さんは「これまでに出演させていただいた作品では、演じたことのないキャラクターに挑戦しています。新たな一面を発見していただけると思いますので、普段あまり見せることのない“キャピキャピした新川優愛”を、是非お楽しみに!」と、自身の新境地への意気込みを語っている。これまでは“ツンデレ”なキャラクターを演じることが多かったという新川さんの“キャピキャピ”した姿を見ることができる放送を、ぜひ楽しみにしていて。「リスクの神様」は7月8日より毎週水曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月07日フジテレビの新ドラマで企業の危機管理をテーマにした「リスクの神様」の記者会見が6月25日(木)に開催され、主演の堤真一に戸田恵梨香、森田剛、志賀廣太郎、平幹二朗、小日向文世が出席。小日向さんが自らの薄毛を“危機”のネタにし志賀さんと薄毛トークを展開した。企業の不祥事による謝罪会見や報道が続く現状を背景に企画された社会派ドラマ。様々なものを扱う大手商社を舞台に、危機管理のプロの活躍を描く。ドラマの中では、世間を賑わせた実際の事件、実際の企業の不祥事を思わせる描写もある。サンライズ物産の危機対策室長・西行寺を演じる堤さんは、企画について「最近、こういうの多かったですよね。大きなハンバーガー屋とか、大きな航空会社の“何とかリターン”とか(笑)。タイムリーだと思ったし、こんなのドラマにしていいの?と思った。フジテレビ、やったちゃいましたね(笑)!」と楽しそうに語る。戸田さんは同社の総合職で、東大出で数か国語を操るエリートだが、とある不祥事で危機に陥る神狩かおりを演じるが「この問題、(実際に起きた)あれだな…とか当てはまるので緊張感のある作品になってます」と語る。契約のためなら何でもするとうわさされる女性総合職ということで、現場では「色気MAX!」を要求されるという。あるシーンについて、段取り(テスト)の後で「監督に『いまは段取りだったけど、本番は色気MAXで』と言われ、いまので私としてはMAXだったんですが…(苦笑)。大人の女にはまだまだ手が届いてないようです(笑)」と現場でのやり取りを明かした。この日、出席したキャスト陣に加え、古田新太、吉田鋼太郎、田中泯、満島真之介、山口沙弥加ら実力派が顔を揃えており、特にベテラン俳優陣は、互いに様々な思い出があるよう。平さんは普段から“鋼太郎”と呼び捨てにしている、この日は欠席となった吉田さんについて「ブレイクしたので『鋼太郎様』って呼ばないと」とニヤリ。小日向さんは、その吉田さんが山口さんの電話番号をゲットしていたと暴露するなど、不在の吉田さんを巡るトークで会場をわかせた。その小日向さんは、作品にちなんで最近、体験した“危機”について問われると「正直に言うと毛ですね。20年後には平さんの年齢になってますが、何もなくなってると思う」と自ら薄毛問題に切り込む!「志賀さんを横にして言うのもなんですが…」という小日向さんの言葉に、バーコード型薄毛の志賀さんは「坊主にするしかないよね。僕も60過ぎたら坊主にしようと思ったけどこの形(=バーコード型の髪型)で(世間に)出ちゃったから…」と小日向さんと薄毛談義を始め、場内は爆笑に包まれた。小日向さんは「平さんを見ると、残酷だなぁって思います。(努力は)してますが、確実に減ってます」と淡々と語り、これには堤さんら共演陣も爆笑だった。「リスクの神様」は7月8日(水)22:00より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年06月25日アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)が展開する、ファストファッション・ブランド「センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ(SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH)」が、女優・宮沢りえを起用した15SSのイメージビジュアル第2弾を公開した。昨年は、俳優の古田新太を“女装”させるという大胆な起用で、大きな注目を集めた同ブランドのビジュアルイメージ。今年は、宮沢りえを起用し、ファストファッションでありながら、ハイセンスで、クリエーションに徹底的な拘りをもったイメージをブランドとリンクさせて表現したという。4月に発表された第1弾では、ハードボイルドな表現で着こなすトレンチコートに“Sure, Why Not”というお茶目な表現をコミック調に仕上げた、コントラストとパンチの効いた一枚と、大きなバナナとともに自然な表情を見せるハイセンスな一枚。そして今回の第2弾では一転、艶やかで魅惑的な表情に鮮やかな生花の背景とクリアなイメージのイラストが融合した美しい一枚と、ヴィヴィットなピンク色が効いた直線的な背景にクールな表情を見せるグラフィカルな一枚となっている。この撮影を担当したのは、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「シャネル(CHANEL)」、「ケンゾー(KENZO)」など名だたるハイブランドのキャンペーンムービーや写真を手掛けてきた新進気鋭の女性カメラマン、クエンティン・ジョーンズ(QUENTIN JONES)。フォトグラファーでありながら、イラストレーター、映像監督、アニメーター、さらにはモデルとしても活躍しており、その才能がここ数年で一気に注目を浴びている次世代のクリエーターだ。今回、「女優・宮沢りえ」という従来のイメージをユーモラスに新しい切り口で表現。写真という枠を飛び越え、イラストや映像などで、アートピースとして仕上げている。
2015年06月17日NHK連続ドラマ「マッサン」を始め、『海街diary』『日本のいちばん長い日』など話題作の出演が絶えない俳優・堤真一を主演に迎え、偽装、隠蔽、個人情報流出などトラブルに巻き込まれた企業や個人、そしてその家族を救う、危機管理専門家たちの活躍を描くドラマ「リスクの神様」に、古田新太、志賀廣太郎、山口紗弥加ら6名のキャストの出演が新たに決定した。本作で堤さんが演じるのは、かつてのアメリカのGE社や政府関連の危機管理に携わり、数々のトラブルを解決、業界内で“the God of risk”(リスクの神様)とうわさされる伝説の危機管理専門家で、日本最大の商社・サンライズ物産の危機対策室長として雇われることとなった物語の主人公・西行寺智。サンライズ物産の女性総合職として電機部門で活躍、順風満帆な日々を送っていたものの、開発に携わった次世代型バッテリーのリコール問題に巻き込まれてしまい、その後、危機対策室で西行寺と共に働くことになるヒロイン・神狩かおりを戸田恵梨香が、西行寺の頼れる右腕として活躍するサンライズ物産・危機対策室渉外担当・結城実を森田剛が演じる。また今回新たに発表された追加キャストとして、西行寺がアメリカで働いていた頃からの相棒で、彼から最も信頼されており、彼の切り札として活躍するジョーカー的な存在、サンライズ物産・危機対策室調査主任・種子島敏夫に、「劇団☆新感線」の看板役者として唯一無二の存在感を示す一方で、舞台のみならず、映画、ドラマ、CM、ラジオなどでも活躍を続ける古田新太。一見さえない窓際管理職のような風貌からか、周囲からは過小評価されているものの、ごくまれにトラブル解決の糸口を期せずして発見し、西行寺たちを助けることもあるサンライズ物産・危機対策室副室長・財部栄一に、名脇役として映画やドラマに引っ張りだこの志賀廣太郎。強気な性格から上司や同僚とのトラブルを起こしがちな後輩・神狩かおりを応援し、かおりからの信頼も厚いサンライズ物産・広報部主任・橘由香に、現在放送中の「ようこそ、わが家へ」でも好演している山口紗弥加。かおりの恋人で、いつもかおりに振り回されているものの、常に彼女のことを優しく見守るサンライズ物産・薬品部主任・原田清志に、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で注目を集めた満島真之介。アメリカから西行寺を呼び寄せ、社内に危機管理対策室を開設、辣腕を振るう経営スタイルで社内からは独裁的とも見られているサンライズ物産社長・坂手光輝に、蜷川幸雄演出作を中心に舞台で圧倒的な演技力を発揮し、ドラマでは連続テレビ小説「花子とアン」での好演が記憶に新しい吉田鋼太郎。坂手社長の経営方針に反発、社長直轄の危機管理対策室の動向を常に監視するなど、ことごとく坂手社長と対立するサンライズ物産・専務・白川誠一郎に、映画やテレビで善人から悪人まで幅広い役柄を、その確かな演技力で見事に演じきる小日向文世が扮する。すでに発表済みの堤さん、戸田さん、森田さんはもちろん、舞台で活躍しその演技力に定評のあるキャストが勢ぞろいした。さまざまな伏線が複雑に張り巡らされる本作で、この豪華キャスト陣がどのような芝居を見せてくれるのか、楽しみに待ちたい。「リスクの神様」は7月より毎週水曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月06日代官山の「ギャラリースピークフォー(GALLERY SPEAK FOR)」が、古田亘による個展「少年と海」を開催する。期間は4月24日から5月6日まで。写真家・映像作家として活動している古田が得意とするのは、俳優やタレントなどのポートレート。被写体がまとうべき役柄の美しさ、演出上の意図を的確にとらえることに定評があり、これまでにテレビや映画など様々な現場で撮影を手掛けてきた。今回公開される「海の情景」シリーズは、そんな古田が10年前から地元の葉山で撮り続けてきたもの。凪いだ海の美しさ、荒れた海の美しさが、無垢なスタンスのままに切り取られた。その中には、3人の息子たちが成長していく姿もあり、ある種の日記にも通じる心眼、海との対話の中で古田が見てきた日常を見ることが出来る。同シリーズはプライベートでの作品が中心となるため、そのほとんどが今回初めて公開されることになる。会場ではアーカイブの中から、作家本人がセレクトした約40点の写真を展示。更に、同タイトルの作品集やプリントに加え、古田のデザインによるボディボード、ビーチサンダルなどが販売される。会期中4月25日15時からは古田とラジオパーソナリティー・秀島史香によるギャラリートークが行われる。【イベント情報】少年と海会場:GALLERY SPEAK FOR住所:東京都渋谷区猿楽町28-2SPEAK FOR2階会期:4月24日から5月6日時間:11:00から19:00(最終日は18:00まで)休廊日:木曜日入場無料
2015年04月15日WOWOWのドラマ「闇の伴走者」の完成披露試写会が4月7日(火)、都内で開催され、W主演を務める松下奈緒、古田新太をはじめ、田中哲司、平田満、三木孝浩監督が舞台挨拶に登壇した。「MASTER キートン」(浦沢直樹)の原作・脚本協力、ドラマ化もされた漫画「クロコーチ」(コウノコウジ)へのリチャード・ウー名義での原作協力などで知られる長崎尚志の小説を『アオハライド』『ソラニン』など恋愛映画の名手である三木監督がドラマ化。ある巨匠漫画家の謎めいた遺稿に描かれた、35年前の迷宮入りの女性失踪事件の真相を、元警察官の女性と漫画変種者の男の異色コンビが追いかけていくさまを描く。元警察官で、現在は調査会社の調査員として依頼を受けて事件を追う優希を演じた松下さんは「久しぶりに笑顔のない役を楽しんでやらせてもらいました」と振り返る。一方、漫画のうんちくを語らせたら右に出る者はいない漫画編集者・醍醐を演じた古田さんは、知り合いの漫画編集者を参考にしたそうで「そいつは、どうでもいいことをダラダラ喋るヤツなんです。お前の知識なんてどうでもいい(笑)!苦しい役でした(苦笑)」と松下さんとは対照的につらい撮影だったよう…?いや、撮影自体は「サスペンスだけど明るくて、楽しかったんです。悲惨なシーンもみんなヘラヘラしてた」と楽しかったようだが「セリフが多い!こんなに長々としゃべらないでしょ、ひとりで。食いしん坊でポテトチップスを食べたりしてるんだけど、(古田さん自身は)お菓子大っキライなんです!」と撮影中の恨みつらみを吐きだし、笑いを誘っていた。2人のコンビネーション(?)が見どころの本作だが、古田さんは松下さんを「キレイでチャーミングでおっさんみたい(笑)」と評価し「初対面の時からゲラゲラ笑ってた」と明かす。松下さんは恥ずかしそうに「古田さんの前だと素でいちゃうんですよ(苦笑)」と釈明していた。田中さんは、二十年来の友人である古田さんとの共演について「ドキドキしました。細い目の奥で全て見透かされているようで…。でもよく見ると、目の奥はセリフでいっぱいいっぱいだったみたいですけど(笑)」と楽しそうに振り返る。その田中さんだが、撮影中は花粉症に加え、食あたりにも苦しめられたそうで、古田さんは「セリフが多い日で、フラフラで『早く帰りたい…』って言ってた(笑)」と暴露。田中さんは「カキにあたりました…。みなさん、気をつけて!火を通してもあたる時はあたります」と語り、会場は笑いに包まれた。『アオハライド』、『ホットロード』などの少女漫画原作作品をはじめ、青春映画で高い評価を得てきた三木監督だが「甘いものが好きで、スイートな作品が多かったですが、ずっと甘いものを食べ続けているとスパイシーなものが食べたくなる」とサスペンス・ミステリーへの挑戦の経緯を明かし「キャストもピリ辛ぞろいで楽しい現場でした」と自信をのぞかせる。過去の恋愛映画との最大の違いを問われると「天気が悪くても撮れるってすごく楽!画が暗くてもいいって楽しいです」とミステリーならではの撮影での利点を明かし、会場は再び笑いに包まれていた。また、漫画を扱った作品にちなんで、登壇陣に子どもの頃に愛読していた漫画や、ドラマ化してほしい漫画を尋ねると、松下さんは「ベルサイユのばら」と回答。「大好きで、オスカルになりたかった」と明かした。古田さんは永井豪の「バイオレンスジャック」、田中さんは「がんばれ元気」(小山ゆう)、平田さんは「天才バカボン」(赤塚不二夫)と、それぞれの世代や嗜好がうかがえる回答が並び、会場をわかせていた。WOWOW連続ドラマW「闇の伴走者」は4月11日より放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年04月07日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じた映画『夫婦フーフー日記』の完成披露試写会が3月24日(火)に開催され、佐々木さん、永作さんに加え、共演の佐藤仁美、高橋周平、前田弘二監督も出席。撮影時は生後8か月だった息子役の赤ちゃんと久々の対面を果たした。実話をベースに製作された本作。17年間、友達として過ごしたのちに結婚したダンナとヨメ。入籍後すぐにヨメが妊娠するも、時を置かずにがんに侵されていることが発覚し、やがて悲しい別れが訪れる…。そんな様々な事態に直面するも前を向いて仕事、子育てに奔走するダンナの姿を描き出す。佐々木さんは本作の脚本を最初に読んで「ただ悲しい、苦しい、絶望だけでなく、希望にあふれていて笑い泣きしました」と明かす。脚本を呼んで出演を即決したという永作さんも「本当に面白かった。魅力的な人がたくさんいて、こんなに泣いたり笑ったり忙しい脚本はない!感情が揺り動かされて『やりたい』と思いました。闘病シーンがしっかりとある中で、こんなに笑っちゃうなんて…爆笑しましたから」と語る。2人の“夫婦漫才”のような掛け合いも本作の大きな魅力だが、佐々木さんは「(永作さんとの共演は)10年前に夫婦をやって以来ですが、何の打ち合わせもなくやれました」とニッコリ。永作さんは「ボケとツッコミが多くて、生粋の関西人の佐々木さんがいてくださってよかったです!私も(佐々木さんのボケとツッコミを)盗もうとしたんですが、全く盗めなかったです(笑)」と述懐。すかさず佐々木さんから「永作さんのキャリアにそんなのいらないでしょ!」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。改めて久々の共演について、佐々木さんは「アイドルグループの)『ribbon』の頃から全く変わらないかわいさでした。僕が関西の小劇場にいた頃、『ribbon』が古田新太さんの『劇団☆新感線』に客演すると聞いて『え?ribbonが?』と思った頃から変わらないです」と永作さんの変わらぬかわいらしさを絶賛!永作さんは「あいかわらず男らしい方だと実感しました」と役を離れても仲睦まじい様子をうかがわせた。ヨメに先立たれたダンナは父親として仕事、そして“ぺーちゃん”の育児に奔走するが、佐々木さんは「撮影は3週間でタイトなんですけど、ぺーちゃんにはぺーちゃんの時間が流れてる(笑)。笑ってほしい時でも、ぺーさまは、お泣きになられたり、寝ておられたり…(笑)。それでも1回、笑ってもらえると現場が明るくなるんです。(劇中のダンナと)現場がリンクしてました」とふり返る。永作さんはそんな佐々木さんの奮闘について「大変だったと思いますが慣れてらして、上手に抱っこして落ち着いてました」とパパぶりを称える。佐藤さんは「(現場に)いないと思ったらぺーちゃんのところに行ってて、いると思ったら筋トレしてた(笑)」と明かし、会場は再び笑いに包まれた。そして、イベントの最後にぺーちゃんを演じた平井美遥ちゃんが佐々木さんに抱っこされて登場!撮影当時は生後8か月だったが、そこから約1年で大きく成長し、佐々木さん、永作さんらを驚かせていた。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月24日4月より放送されるWOWOW連続ドラマW『闇の伴走者』で、松下奈緒と古田新太がW主演を務めることが発表された。本作は、『MASTERキートン』などの漫画原作・脚本を手がけた長崎尚志のミステリー小説を原作にしたクライムミステリーで、このほどふたりのビジュアル写真とコメントが公開された。その他の写真『闇の伴走者』は、伝説の漫画家が遺した未発表原稿に隠された迷宮入り失踪事件の謎を、元警察官と漫画編集者の異色コンビが、漫画の画稿をヒントに暴いていくクライムミステリー。三木孝浩監督がメガホンを執り、佐藤大と阿相クミコが脚本を担当し、劇中に登場する漫画を田中圭一と伊藤潤二が手がける。松下、古田のほか平田満、田中哲司、要潤、藤井美菜、真野響子、森本レオらが出演する。松下が演じるのは元警察官の調査員・水野優希、古田は偏屈な漫画編集者・醍醐真司を演じる。ふたりはお互いの印象について「醍醐さんを古田さんが演じられると聞き、まずご一緒できるのが嬉しく、『絶対!面白くなりそう!楽しくなる!!』と思いました。古田さん演じる強烈なキャラクター、醍醐真司に早く会いたいです。この撮影中は思いっきり振り回されたいと思います」(松下)、「今までご一緒する機会が無くテレビで拝見しただけですが、見たまま綺麗な人ですよね。クレバーな女優さんのイメージです。ま、オイラが癖の強い役者なので、上手い具合に反比例が生まれたらいいなと思います」(古田)と語っている。原作者の長崎氏は「プロデューサーの喜多氏より映像化したいと聞いた時には、『へーえ、本当にできるの?』くらいにしか思っていなかった。それが具体化して松下奈緒さん……主人公の水野優希と容姿もぴったりだ。もう一人の主役・古田新太さんは、醍醐真司よりずっといい男だが、博学、オタク、偏屈、反骨心……彼のキャラを見事に演じられる人と思い、強く希望した。あとは恋愛映画の巨匠・三木監督がどう料理してくれるか……一視聴者としても楽しみである」とコメントを寄せており、三木監督は「松下奈緒さん、古田新太さんという異色コンビが現場でどんなマッシュアップを放つのか、本当に楽しみです!この心強いキャストと共に、原作に潜む奥深い闇に挑んでいきたいと思います」と意気込みを語っている。WOWOW連続ドラマW『闇の伴走者』4月11日(土)スタートWOWOWプライムにて毎週土曜夜10:00(全5話)※第1話無料放送
2015年02月10日WOWOWの連続ドラマ『闇の伴走者』が、松下奈緒と古田新太のW主演で4月11日からスタートすることが10日、明らかになった。原作は『MASTERキートン』などの漫画原作・脚本を手がける長崎尚志。漫画界の巨匠が遺した未発表画稿をきっかけに、元警察官の女性調査員と漫画編集者のコンビが35年前に起こった連続女性失踪事件の真相に迫っていく異色のクライムミステリー。主人公の1人で元警察官の調査員・水野優希を演じる松下は「原作を読んでスリル感、爽快感があり、とてもカッコいいこの作品に参加出来ることに今からワクワクしています。優希は元警察官だからこその使命感や責任感、強さと弱さを持ち合わせたキャラクター。事件に関わっていくことで彼女の変化や成長を見ていただきたいと思います」とコメント。初めての共演となる古田については「絶対面白くなりそう! と思いました。撮影中は思いっきり振り回されたいです」と、早くもクランクインを楽しみにしている様子だ。優希とパートナーを組む漫画編集者・醍醐真司役の古田も「松下さんとは今までご一緒する機会がなく、テレビで拝見しただけですが、見たまま綺麗な人ですよね。クレバーな女優さんのイメージです。オイラが癖の強い役者なので、うまい具合に反比例が生まれたらいいなと思います」と松下との共演に期待を込めながら、「原作が面白いのでストーリーは当然面白いです。いい画が出来ればみなさんのご期待にそえると思いますので、頑張ります」とドラマへの意気込みを語った。出演はほかに田中哲司、要潤、藤井美菜、野間口徹、池田鉄洋、ベンガル、石丸謙二郎、真野響子、森本レオ、平田満。ドラマ『闇の伴走者』はWOWOWプライムにて4月11日(土曜 22:00~)スタート。全5話(第1話無料放送)。
2015年02月10日「MASTERキートン」などで知られれる漫画原作・脚本の長崎尚志による傑作ミステリー小説をWOWOWでドラマ化する連続ドラマW「闇の伴走者」。このほど本作で、WOWOW連続ドラマ初主演の松下奈緒と古田新太がW主演でコンビを組むことが明らかとなった。漫画家・田中圭一が劇中に登場する漫画を手がけ、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の佐藤大が脚本を担当、『僕等がいた』『ホットロード』など恋愛映画の名手・三木孝浩が監督を務める本作。物語は、漫画界の巨匠・阿島文哉の一周忌に50枚の未発表画稿が発見されたことから始まる。作画は阿島そのものだが、それは35年前の連続女性失踪事件を彷彿とさせる謎の多い内容だった。阿島夫人は、本当に阿島が描いた画稿なのか調べるようアジマプロの部長・小澤に指示を出す。調査会社から派遣されて来た元警察官の水野優希は、漫画編集者で知識が豊富な醍醐に協力を求めた。醍醐真司は、画稿の背景やシャドーの描き方、ペンやスクリーントーンの種類などから描かれた年代と作者を割り出していくのだが…。本作でこの謎に挑んでいく元警察官で出版業界メインの調査員・優希と偏屈だけど漫画編集者としては異彩を放つ醍醐の2人を演じることとなるのが松下さんと古田さんだ。2人は本作で初共演となるが、互いの印象については「まずご一緒できるのが嬉しく、『絶対!面白くなりそう!楽しくなる!!』と思いました。古田さん演じる強烈なキャラクター、醍醐真司に早く会いたいです。この撮影中は思いっきり振り回されたいと思います」(松下さん)、「今までご一緒する機会が無くテレビで拝見しただけですが、見たまま綺麗な人ですよね。クレバーば女優さんのイメージです。ま、オイラが癖の強い役者なので、上手い具合に反比例が生まれたらいいなと思います」(古田さん)と、コンビ結成前からすでに息はぴったりの様子。しかし、古田さんには役作りの一抹の不安もあるようで…「(演じる醍醐は)原作では、とにかくデカい人ですが、それほどオイラはデカくないんです。大丈夫なんでしょうか。それから、とにかく大食漢ですが、オイラは以外と少食です。ちなみに甘いものが苦手です」とのこと。そんな古田さんの不安をよそに原作者・長崎氏は「古田新太さんは、醍醐真司よりずっといい男だが、博学、オタク、偏屈、反骨心ーー彼のキャラを見事に演じられる人と思い、強く希望した」とのこと。古田さんの役作りに加え、松下さんとのコンビっぷりに注目だ。連続ドラマW「闇の伴走者」は4月11日(土)スタート/毎週土曜22:00~WOWOWにて放送(全5話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2015年02月10日古田新太、小泉今日子が出演する歌謡ファンク喜劇『いやおうなしに』が1月9日(金)KAAT 神奈川芸術劇場 ホールで開幕する。前日の8日には舞台稽古を公開、開幕にあたりキャストと演出の河原雅彦よりコメントも寄せられた。歌謡ファンク喜劇『いやおうなしに』チケット情報本作は『俺のせいで甲子園に行けなかった』『好きな男の名前 腕にコンパスの針でかいた』など、ダメな人々の悲哀をムードたっぷりに歌い上げるOnly Love Hurts(面影ラッキーホール)の楽曲にのせて描く音楽劇。古田と小泉は再起をかけてもつ煮込み専門店「ららホルモン」を開店する夫婦役、太一と奈美子を演じる。オープン初日、太一の起こした事件によって甲子園出場を取り消された時の野球部のキャプテン藤岡が店へとやってくる……。寄る辺なき男と女のやるせない物語をバカバカしくも切なく描いていく。「面影」独特の楽曲について、小泉は「最初はその独特な世界観に戸惑いましたが(笑)、毎日聴いているうちに好きになりました。人間って生々しくて可笑しくて切なくて悲しい、でも愛しいものだと思わせてくれる曲たちです。歌っているときに曲の世界に入りやすくてとても気持ちがいいです!」とご機嫌な様子。演出の河原も「古田さん、小泉さんを筆頭に全ての役者が「この人以外考えられない」と言い切れるほど、肥溜めのようなこの舞台の住人になっています。この作品において古田さんと小泉さんは肥溜め界のベストカップルです」と自信?のコメント。一方古田は「新春にふさわしいさわやかな作品です」とおどけたコメントを寄せた。神奈川公演は1月12日(月・祝)まで。その後、1月17日(土)・18日(日)埼玉会館、1月20日(火)から25日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、1月27日(火)・28日(水)愛知芸術劇場 大ホール、1月31日(土)・2月1日(日)宮城・電力ホール、2月5日(木)から3月1日(日)まで東京・PARCO劇場で公演。
2015年01月09日ブランド立ち上げから1周年を迎えた「センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ(SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH)」が、俳優の古田新太を起用した今春のイメージビジュアルを公開した。“THE WORLD STANDARD FASHION”をコンセプトにトレンドアイテムを手頃な価格で展開する同ブランドが新たにモデルに選んだのは、舞台・映画・TVドラマと多岐に渡り活躍する古田新太。2013年に立ち上がったばかりの同ブランドは主に20代男女をターゲットに展開をしているが、今回古田を起用した理由について「単にマーケットを年代で区分するのではなく、純粋にファッションを楽しむという意識と感度を持った世代を超える幅広い人達に訴求したいと考えている。その可能性を具現化してくれるアーティストを検討した結果、古田さんに決定した」とコメントしている。4バージョンあるイメージビジュアルの中で古田は、メンズファッションのみならず、ウィメンズファッションにも挑戦している。ウィメンズファッションを着ることになった古田は「これはドッキリに違いない」と一人疑惑を抱いていたそう。「いつになったらパネルをもった人が現れるんだろう」と、撮影中もドキドキしていたというが、慣れない女性服を華麗に着こなし、妖しくポーズをきめている。最後まで何も起こらず撮影は無事終了し、古田は完成したビジュアルイメージを見てやっと「これはドッキリじゃない」と実感出来たとのことだ。撮影を手掛けたのは、ロンドンの気鋭フォトグラファー、アンジェロ・パネッタ(ANGELO PENNETTA)。同ビジュアルは2日にオープンしたセンスオブプレイス バイ アーバンリサーチの15年春のキャンペーンサイトだけでなく、東京メトロ丸ノ内線と北大阪急行電鉄(地下鉄御堂筋線直通)にて期間限定で全ビジュアルが公開される。
2014年12月05日戸田恵梨香が主演し、松坂桃李と共演する新作『エイプリルフールズ』が来年4月1日(水)に公開される。ドラマ『リーガルハイ』の石川淳一監督と脚本家・古沢良太がタッグを組む本作には、里見浩太朗、富司純子、ユースケ・サンタマリア、寺島進ら総勢27名の豪華キャストが出演する。『エイプリルフールズ』は、古沢による完全オリジナル・ストーリーで、「映画館でしか観られないエンタテインメントを!」をモットーにした“空前絶後、抱腹絶倒、お馬鹿なのにホロリとさせられる、誰も観た事のないエンタテインメント超大作”になるという。戸田の役どころは“対人恐怖症の妊婦”で、松坂の役どころは“SEX依存症の天才外科医”。そのほか、高嶋政伸、古田新太、生瀬勝久、岡田将生、小池栄子、小澤征悦、滝藤賢一、菜々緒、大和田伸也、千葉真一、戸次重幸、宍戸美和公、高橋努、浜辺美波、山口紗弥加、りりィ、千葉雅子、窪田正孝、矢野聖人、浦上晟周、木南晴夏が出演する。石川監督率いるドラマ『リーガルハイ』の製作チームと、「自由にオリジナル映画でも作りたいですね」というひと言から始まったという本企画。古沢は「これは、たくさんの愛とユーモアと嘘がちりばめられた4月1日の物語です。今は、早く皆さんに届けたいと願うとともに、この企画そのものが嘘じゃないことを祈るばかりです」とコメント。石川監督は、「この映画、『ジャンルは何?』と問われると、ちょっと考えてしまいます。コメディ?…う~ん人情物?…う~ん。でも笑って、泣けて、ビックリできる」と説明し、「『リーガルハイ』でご一緒した時も思いましたが、“古沢脚本、恐るべし”です。それに加え、今回の役では戸田恵梨香さんのキモカワイさと松坂桃李さんのふてぶてカッコよさが大爆発しています」と語っている。戸田と松坂は、「これはコメディーです。コメディーだけど笑えるだけではない。それをぜひ劇場で観て頂きたいです。私、またまた暴れまわってしまいまして…本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。とても熱い時間でした」(戸田)、「今まで演じた中でもかなり攻めている役で1シーン1シーン刺激的でした。見どころは、かなりディープな濡れ場です(笑)この映画のタイトルから察していただけるようにどこまでが“嘘”、どこからが“真実”なのかわかりません」とコメントを寄せている。『エイプリルフールズ』2015年4月1日(エイプリルフール)公開
2014年11月26日大ヒットテレビドラマシリーズ「リーガルハイ」チームが完全オリジナル・ストーリーを引っ提げ、満を持して映画界に進出することが明らかとなった。「映画館でしか観られないエンタテインメントを!」をモットーに描かれるそのタイトルとは、『エイプリルフールズ』。さらに、本作で濃すぎる個性あふれるキャラクターを演じる主演の戸田恵梨香を始め、松坂桃李、岡田将生、滝藤賢一、菜々緒、戸次重幸、窪田正孝ら豪華キャスト27人の存在も明らかとなった。ドラマ「相棒シリーズ」や映画『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズ、映画『寄生獣PART1&2』、映画&舞台「キサラギ」、ドラマ「リーガルハイ」シリーズなど、エンタテインメント界全ジャンルで活躍する脚本家・古沢良太の「キサラギ」以来となるオリジナル脚本の映画化作品。本作の舞台となるのは、東京らしき大都会。時は4月1日、1年に一度だけ嘘をついていい日“エイプリルフール”。なにげなくついた嘘が新たな嘘を呼び、あちらこちらで大騒動が勃発!街は緊張と混乱に包み込まれていく…。一つのシチュエーションの中に、超個性的なキャラクターが登場し、複数のエピソードが同時に進行する複雑怪奇なストーリーが展開する。そんな本作で“対人恐怖症の妊婦”の主人公を演じるのは、若手実力派女優・戸田恵梨香。その相手役となる“SEX依存症の天才外科医”には、様々な役柄で映画・ドラマ・CMと大活躍を見せる松坂桃李が演じている。「これはコメディーです」と語る戸田さんは、「コメディーだけど笑えるだけではない。それを是非劇場で見て頂きたいです。私、またまた暴れまわってしまいまして…。本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。とても熱い時間でした」といい、一方の松坂さんは「今まで演じた中でもかなり攻めている役で1シーン1シーン刺激的でした。見どころは、かなりディープな濡れ場です(笑)。この映画のタイトルから察していただけるようにどこまでが“嘘”、どこからが“真実”なのかわかりません。もしかしたら僕は出ていないかもしれないし、4月1日に公開しないかもしれません。その嘘を、皆様に見極めていただければ幸いです」とまさにどこから嘘なのか分からないコメントを寄せている。さらに、ユースケ・サンタマリア(命懸けの接客係)、寺島進(不器用な誘拐犯)、高嶋政伸(過去に囚われた刑事)、生瀬勝久(生還した男)、千葉雅子(生還させた女)、岡田将生(不運続きの救急隊員)、小池栄子(パンクの女)、窪田正孝(告白される大学生)、矢野聖人(告白する大学生)、小澤征悦(ホラ吹きシェフ)、滝藤賢一(お人好しの運転手)、菜々緒(魔性のキャビンアテンダント)、大和田伸也(謎の髭の紳士)、千葉真一(強面暴力団幹部)、高橋努(従順な舎弟)、戸次重幸(巻き込まれた夫)、宍戸美和公(巻き込まれた妻)、浜辺美波(ワケあり小学生)、山口紗弥加(困惑する母親)、りりィ(うさんくさい占い老婆)、浦上晟周(僕は宇宙人)、古田新太(激しい店長)、木南晴夏(ポップなバイト女子)、里見浩太朗(ロイヤル紳士)、富司純子(ロイヤル婦人)と総勢27名の超豪華な俳優陣が集結。「リーガルハイ」で堺雅人が演じた古美門研介に負けず劣らずの、古沢氏が生み出した強烈なキャラクターに注目が集まりそうだ。古沢氏は「これは、たくさんの愛とユーモアと嘘がちりばめられた4月1日の物語です。今は、早く皆さんに届けたいと願うとともに、この企画そのものが嘘じゃないことを祈るばかりです」とコメントを寄せるが、果たして無事に公開されるのだろうか?『エイプリルフールズ』は2015年4月1日より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月26日ファンクバンド「Only Love Hurts(面影ラッキーホール)」の紡ぎ出す曲が音楽劇になる。『好きな男の名前腕にコンパスの針でかいた』『あんなに反対していたお義父さんにビールつがれて』といった曲のタイトルからもわかるように、その世界はあまりにも独特。だが、だからこそ面白いと乗ったのが、古田新太だ。果たしてどんな舞台になるのか。音楽劇『いやおうなしに』について語ってくれた。今回の企画は、演出を手がける河原雅彦の、「Only Love Hurts(面影ラッキーホール)」の曲を使った音楽劇を古田新太でやりたいという思いから始まった。打診された古田は即決。「アルバムとシングルCDをすべて持っているぐらい、おいらも『面影』が大好きなんです。いいなと思うのは、歌詞がひどいところ(笑)。だから今回の舞台も、ひどい話になるんだろうなと期待しているんです」。河原にしろ、脚本を担う福原充則にしろ、ひねりの効いた喜劇はお手のもの。現段階では、古田演じる下町の食堂の店主と、そこに集まる人々が描かれる予定だが、「たぶんみんなだらしない人たちなんでしょうね(笑)。ただ、『面影』の歌詞が不幸で重い分、バカらしい軽い話になればいいなとは思ってます」。共演には、妻役の小泉今日子、娘役の高畑充希などが揃った。男性ボーカルの「Only Love Hurts(面影ラッキーホール)」の歌を女性が歌うことによる化学反応も、古田は楽しみにしているらしい。「あの不幸な女の歌をキョン吉(小泉)とか充希ちゃん(高畑)が歌う。それだけでも面白いですよね。キョン吉とは舞台では初共演なんですけど、『できない』ということを一切言わないプロフェッショナルですから。どんなひどいことでも抗わずにやってくれるはすだと(笑)、頼りにしています」。そう話す古田自身も、もちろんNOを言わない役者だ。「おいら、アドリブをやる人だと思われがちですけど、細かく演出してもらうほうが好きなんです。言われたことは何でもやります。ましてや、舞台はタブーの少ない場所ですからね。やりたい放題やっていいと思ってるんです」。その意味では、「Only Love Hurts(面影ラッキーホール)」の身もふたもないような世界を描く今作は、まさに、舞台でしか味わえないものが体感できるはず。「だから、この機会に、『面影』ファンや音楽好きの人も、ぜひ舞台を経験してほしいなと思いますね。今のところ、面白くなる要素しかないですから。安心して劇場に来てください(笑)」。音楽劇『いやおうなしに』は1月9日(金)神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場ホールより開幕。その後、埼玉、愛知、東京を周る。なお現在、神奈川、埼玉、愛知公演の先行抽選プレリザーブを実施中。受付は神奈川、埼玉公演が10月13日(月・祝)午前11時まで。愛知公演が10月16日(木)午前11時まで。取材・文大内弓子
2014年10月10日「劇団☆新感線」の人気公演を映画館で鑑賞する「ゲキ×シネ」の10周年記念作品第2弾『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』が公開となり、3月30日(日)に都内劇場で主演の古田新太、浦井健治、高橋由美子、麿赤兒が舞台挨拶に登壇した。「五右衛門ロック」シリーズの第3弾で空海の遺したと言われる宝を巡り大争奪戦が繰り広げられる。この日は、出演者のひとりである三浦春馬も出席予定だったが、高熱のために急遽、欠席となった。三浦さんからは「本日は体調不良のため劇場に伺えず、大変申し訳ございません。僕自身、映像化されるこの日を楽しみにしていました。久しぶりにお会い出来るキャストのみなさん、そしてゲキ×シネを待ち望んでいてくれた会場のみなさんと一緒に時間を過ごすことが出来ず、大変申し訳なく思います。新しく蘇った、ゲキ×シネ『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』を楽しんで頂けると嬉しいです」とのお詫びのメッセージが届けられた。古田さんはシリーズ3作目となったが「いつも通り」の自然体で臨んだと述懐。だが麿さん、そして村井國夫という両ベテランとの共演は「楽しみでした」と目を輝かせ、「喫煙所でいつも一緒でした。『肩が痛い。腰が痛い』と言ってました(笑)」と楽しそうにふり返る。三浦さん、そして蒼井優という若いキャスト陣についても「優も春馬も頑張り屋でギリギリまでお客さんを楽しませて、舞台袖に下がってハァハァ言ってました」とそのプロ根性を称賛していた。麿さんは古田さんを「世紀の詐欺師のような大物」と称賛しつつ、劇中で対峙し、にらみ合うシーンについては「ホントに腹が立ちました。背筋がズズっとするような感じでしたね」と述懐。舞台公演時以上のアップで見られる両雄のにらみ合いは大きな見どころと言えそうだ。本シリーズですっかり“バカ王子”のイメージが定着した浦井さんだが、この日も天然発言を連発。古田さん、高橋さん、橋本じゅんとの歌のシーンでは「毎回、立ち位置が違うって怒られました。立ってるんですけど…」と語り、高橋さんから「立ってない!」と怒られ、古田さんからも「健治とじゅんさんは困ったもので、怒っても『はいはい』というだけで何にも聞こえてない」と苦笑い。そんな指摘にも浦井さんは「幸せでした」とニコニコと笑みを振りまき、会場の笑いを誘っていた。最後に古田さんは「これからもくだらないものをいっぱい作っていきます。飽きるまでよろしく!」と呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。ゲキ×シネ『ZIPANGPUNK~五右衛門ロックIII』は公開中。(黒豆直樹(cinema名義))
2014年03月31日生瀬勝久、池田成志、古田新太の3人による演劇ユニット「ねずみの三銃士」。彼らの第3回公演『万獣こわい』が東京・PARCO劇場で公演中だ。『万獣こわい』チケット情報3人が5年ぶりに企画した新作で、作・演出は過去2回の公演同様、宮藤官九郎、河原雅彦が手がける。少女時代に8年間監禁され続けた女性トキヨ(夏帆)を巡る物語。事件の7年後、彼女が自分を救ってくれた命の恩人である喫茶店のマスター(生瀬勝久)を訪ねて来たことから、ありふれた喫茶店にただならぬ暗雲がたちこめていく。3人は開幕直前に行われた会見で口々に意気込みを語っている。■生瀬勝久最近、メディアでの露出が真面目な役が多かったので、今回の舞台でははじけたいと思っております。■池田成志不安。不安。不安。不安が渦巻く世界に、我々もまた不安なものを提出いたします。どう受け止めてもらえるのかも不安ですが、我々自体が不安で不安定なものなのだという覚悟も込めているつもりです。少し下品な寓話と受け止めて頂ければ幸いです。■古田新太いつもながらの「感じの悪いお芝居」です。と、思っていましたが、この間稽古を観に来た殺陣師の人がこう言いました。「胸クソ悪いお芝居ですね。」今回は、胸クソ悪いお芝居です。乞うご期待!東京公演は4月8日(火)まで。その後、長野、新潟、愛知、大阪、宮城、福岡ほか全国で公演。
2014年03月26日劇団☆新感線の看板役者・古田新太が五右衛門に扮した人気ロック時代劇シリーズの第3弾『ゲキ×シネ ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』の公開を記念して、3月30日(日)に新宿バルト9でキャストによる舞台あいさつが実施される。また当日は、イベントの模様が全国の映画館で生中継される。その他の写真“ゲキ×シネ”は、劇団☆新感線の公演を最新のデジタル機器を駆使して収録し、映画館の大スクリーンで上映するもの。ゲキ×シネ最新作『ZIPANG PUNK…』は、豪快で正義感あふれる天下の大泥棒・石川五右衛門が空海が隠したとされる黄金を巡って大騒動を巻き起こすアクションあり、歌あり、ダンスありのエンターテインメント作品。三浦春馬、蒼井優、浦井健治、高橋由美子、麿赤兒ら豪華キャストが顔を揃えている。新宿バルト9で行われる舞台あいさつには、古田、三浦、浦井、高橋、麿赤兒が登壇する予定。舞台あいさつ付き上映のチケットは3月11日(火)より一般発売される。なお本イベントの2回目(19:50の回)は、18歳以上の観客が参加できる。『ゲキ×シネ ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』3月29日(土)全国公開『ゲキ×シネ ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』舞台挨拶3月30日(日)会場:新宿バルト9 (東京都)15:00の回上映後/19:50の回上映前登壇者(予定):古田新太/三浦春馬/浦井健治/高橋由美子/麿赤兒/他料金:2200円(全席指定)『ゲキ×シネ ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』舞台挨拶中継劇場T・ジョイ大泉/品川プリンスシネマ/池袋HUMAXシネマ/MOVIX昭島/MOVIX亀有/シネマイクスピアリほか全国49館チケット発売:3月11日(火)10:00より
2014年03月03日生瀬勝久、池田成志、古田新太の3人による演劇ユニット「ねずみの三銃士」。彼らの第3回公演『万獣こわい』の製作発表が2月6日、都内で行われ、生瀬、池田をはじめ、キャストの小池栄子、夏帆、小松和重、そして過去2回の公演でも作・演出でコンビを組んだ、宮藤官九郎、河原雅彦が会見に顔を揃えた。ねずみの三銃士『万獣こわい』メンバーのひとり、古田はインフルエンザで急きょ欠席。生瀬がメッセージを読み上げ「インフルってしまいました。何だよ予防接種2発打ったのに、面目ない」と謝罪しながら「幸い高熱が出るわけでもなく、家でぼーっとしています。タミフルが効くことを願い、面白い作品を作るべく頑張ります。みんな、宣伝よろしく。インふるたエンザあらた」と近況を報告。生瀬は「来い!馬鹿」と一喝した。舞台は、少女時代に8年間監禁され続けた女性トキヨ(夏帆)を巡る物語。事件の7年後、彼女は自分を救ってくれた命の恩人であるカフェのマスター(生瀬勝久)を訪ねて、店を手伝いたいと申し出る。温かく彼女を迎え入れたマスターとその妻(小池栄子)。だが、しばらくすると、トキヨの里親アヤセ(古田新太)が現れ、彼らの運命が少しづつ崩れ始める……。宮藤は「3人はキャスティングまではすごく盛り上がるんですけど、キャスティングが決まると僕に丸投げという。古田さんの『とにかく、えげつないのがやりたい』という要望と、成志さんの『笑える話がやりたい』という希望と、生瀬さんの『俺はいい話が好きだ』という3つの希望を毎回かなえて、今回もかなえていこうと思っています」と話した。対して生瀬は「宮藤くんは、そう言いましたが、過去2回の作品で僕が言った「いい話」は全然入っていないじゃないですか。今回もきっといい話ではないです。ですから、えげつなくて笑える話だと思っていただければと思います」とコメント。演出の河原も「今回は今までの中で一番、地方とか回らせていただくんですが、一番とんでもないものをもっていくことになるのでは。毎回丸くおさまらない、そういう仕事ができるのは自分にとっても大切」と話すように、今回も刺激的な舞台になりそうだ。今回は長野、新潟、愛知、大阪、札幌、宮城、福岡、沖縄と地方公演が多いだけでなく、高校生以下向けの格安チケットも用意。生瀬は「若い方たちにたくさん見に来ていただけたら。演劇というのは映画やテレビドラマと違った魅力がある。もう50歳すぎたおっさんが、まだチャレンジしているところを、ぜひ見にきてください」と若者にアピールした。3月15日(土)から4月8日(火)まで東京・PARCO劇場にて。その後全国を巡演。東京公演のチケット一般発売は2月8日(土)午前10時より。
2014年02月06日7月、東京・Bunkamura シアターコクーンで上演する蜷川幸雄演出舞台『盲導犬』に、古田新太、宮沢りえ、小出恵介の出演が決まった。1973年に唐十郎が櫻社のために書き下ろし、蜷川幸雄が初めて唐戯曲を手がけた記念碑的作品。石橋蓮司、蟹江敬三、緑魔子が出演した伝説の舞台だ。蜷川は1989年に再び同作を手がけ、この時の出演者にはまだ年若かった木村拓哉も名を連ねた。そして今回、人気・実力を兼ね備えた3人の俳優を得て、24年ぶりに同作を再演する。舞台は新宿。盲人の影破里夫(エイ ハリオ)は、伝説の“不服従”の盲導犬・ファキイルを探し求めている。新宿にもうひとり、開かずのコインロッカーと格闘する女、奥尻銀杏(オクジリ イチョウ)がいる。ロッカーの中には、初恋の人タダハルの手紙が入っているのだが、南国で殺害された夫が鍵を持ったままなのだ。盲人と女、ふたりの魂は自ら求めるもののため、新宿をさまよう。はたして銀杏はタダハルと再会できるのか。そして、破里夫はファキイルに出会えるのか。破里夫に古田新太、銀杏に宮沢りえ、そして破里夫とともにファキイルを探し歩くフーテン少年に小出恵介。3人の舞台巧者がスペクタクル性と繊細な叙情性をあわせ持つ唐十郎作品に挑む。舞台は7月に東京・Bunkamura シアターコクーン、8月には大阪でも公演予定。
2013年02月05日古田新太が天下の大泥棒・石川五右衛門に扮する劇団☆新感線の人気シリーズ最新作『SHINKANSEN☆RX「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII」』が、12月19日に東京・東急シアターオーブにて開幕した。出演はほかに三浦春馬、蒼井優ら。劇団☆新感線 SHINKANSEN☆RX『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』チケット情報もともとは「古田新太には石川五右衛門のヅラがよく似合う」という思い付きから始まったという今シリーズ。2008年、2010年公演に続いての第3弾だ。1作目では南の島、前作ではヨーロッパの小国を舞台に大冒険活劇を繰り広げた五右衛門だが、今回の舞台は初の日本。空海が開いた寺にある黄金目玉像という仏像を盗むも、それは金メッキのガラクタ。だが実はそれにこそ空海が残した莫大な埋蔵金の隠し場所が暗号として刻まれていた。そのお宝をめぐり女盗賊、盗賊目付、堺の悪徳商人、さらに天下人秀吉や、前作から五右衛門との因縁を引きずった南蛮人までも登場、怪しげな人々が入り乱れ、陰謀や復讐や恋が繰り広げられていく。とにかくこれぞ劇団☆新感線、と手を叩きたくなる、派手で粋で、血湧き肉躍る舞台。轟音で鳴るロック、フライングなど派手な演出、さらにおバカ要素もてんこもりで、思いっきり笑って楽しめる。ちゃらんぽらんのようで決めるところはバシっと決める古田の五右衛門はもはや鉄板。ユニークな“五右衛門ヅラ”すら次第にカッコ良く見えてくるから不思議だ。また探偵的ポジションである盗賊目付、明智心九郎役の三浦春馬が、新感線初参戦とは思えぬハマりっぷり。ルックス良し歌良しダンス良しで、さらにコメディセンスも抜群。“ウザ爽やか”とでも呼ぼうか、彼ならではのキャラクター造形で百戦錬磨の新感線メンバーと渡り合っても一歩も引かないインパクトで、舞台人としてのセンスの高さを見せ付けた。蒼井優も映像で見せる印象とは180度違う、おきゃんな娘を好演。女盗賊・猫の目お銀をぴょんぴょん元気に飛び跳ねながらキュートに演じる。また三浦演じる心九郎と双璧をなすうっとおしさをかもすシャルル王太子を、ミュージカル界のプリンス・浦井健治が前作に続きハジけた演技で楽しげに演じれば、悪役ポジションで村井國夫&麿赤兒のベテランコンビがビシっと舞台を締める……と、キャスト陣の豪華さも他に類をみないほど。まさにお祭りのような舞台になっている。新感線ではめずらしい、謎解き要素も加わった今回の作品。五右衛門らが挑む暗号解読に加え、男女の心の謎解きも物語の軸のひとつ。この部分を三浦と蒼井がしっかりと演じ、観劇後、熱狂の中にもほのかに爽やかな余韻を残させる。年末年始の忙しい間を縫っても観に行きたい、ジャパニーズ・エンターテインメントだ。公演は1月27日(日)まで同劇場にて。その後2月6日(水)から28日(木)まで大阪・オリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)でも上演される。チケットは発売中。
2012年12月25日「女の子と付き合うなら自分でリードしたいタイプですね」。強気の表情でそう語るのは若手俳優集団「D-BOYS」の堀井新太。半年ほど前に20歳の誕生日を迎えたばかり。仕事や自らについて、プロ意識の高さや大人としての責任感を感じさせる口調で語りつつ、時折のぞくヤンチャな表情、いたずらっぽい笑みが印象的だ。現在、BeeTVにおいて配信中のネットドラマ「ハイスクールドライブ~目が覚めたら高校生だった~」でドラマ初主演を果たした。近年、ネット配信ドラマをステップに多くの若手俳優がスターダムの道を歩んでいるが、堀井さんもその期待を背負う有望株。そんな彼が俳優としての野望から恋愛観までたっぷりと語ってくれた。高校時代、モテるのはクールなタイプだったけど…“学園潜入型恋愛ドラマ”と銘打たれた本作。瑞々しい青春を送る主人公の高校生の身体になぜか光浦靖子(オアシズ)演じる30代後半女性の意識が入り込んでしまうのだが、彼女はしゃべることも手足を動かすこともできない。何もできないままただひたすら若者の言動に驚き、怒り、リアルなツッコミを入れていくというこれまでにない目線とスタイルで物語が進行する。堀井さんが演じた主人公・蒼太はモテモテのバスケ部キャプテン。「最初は明るい男をイメージして、素の僕自身に近い男として演じようと思っていた」と堀井さん。だがメガホンをとった瀬田なつき監督(『嘘つきみーちゃんと壊れたまーちゃん』)からは「もっと感情を押し殺して」と正反対の性格を求められた。「脚本の柴崎(竜人)さんにも『不機嫌な二枚目をイメージして書いた。バスケをやってるし、『スラムダンク』の流川(楓)のような役として演じてほしい」と言われました。リハーサルで芝居を組み立てていくときに考えたのは高校時代のこと。モテる奴って確かにクールなタイプだったなと。好かれようとする奴ほどモテないんですよ(笑)。裏表が見えないような男の方が魅力的に映るのかな?と。ある意味でひねくれた男でもあるし、素直じゃない奴として演じるようにしました」。堀井さん自身は「蒼太とは正反対で思ったことをすぐに口に出すし、面白ければすぐ笑うタイプ」とのことで、蒼太と似ていると感じた部分はほとんどなかったという。「あえて挙げるなら…部活(※堀井さん自身は軟式野球部で活躍)に関しては、僕も大会前にはすごく熱くなってました。でも実際に部活シーンを演じてみてもやっぱり違うんですよね。蒼太はキャプテンという立場にあることも関係しているかもしれないけど、自分が部活に打ち込んでた頃を思い出してもやっぱりちょっと違うなと」。自身と違うタイプだからこその蒼太に対する憧れは?可愛らしい同級生の彼女にあんなに愛されながらも冷たくあしらう姿には劇中の光浦さんならずとも「おいっ!」と突っ込みたくもなるが…。「憧れはありますよ。蒼太は友人に対してもそっけないところがあるけど、不思議と人が集まってくる。それは“何か”を持ってるんでしょうね。ムカつく気持ちももちろんありました。自分でやりながら『最低な野郎だな』って思ってましたから(笑)。自分で自分がそっけないということすら意識してないんでしょうね。ただ演じながら蒼太の本当の考えが徐々に分かっていくところはありましたね」。物語が進む中で、部活の指導に訪れていた年上の女性に蒼太がほのかな想いを抱いていることが明らかになる。堀井さん自身、年上の女性は恋愛の対象か?と尋ねると「高校時代は考えられなかったけど、いまならアリですね」という答えが返ってきた。「いまなら」の理由は冒頭でも紹介した「自分が主導権を握りたい」という思いにある。「例えば僕が高校生で自転車しか持ってなくて、年上の彼女に『前の彼氏は車だったけど』なんて言われたら惨めで耐えられないです(苦笑)。食事するにも定食屋しか行けないのに、『イタリアンが…』なんて言われたら悲しい!いまは自分で仕事もしてるし、免許もあるし(笑)、年上の女性でもグイグイ自分でリードしますね」。「意識はしてないけど、普通の自分のノリでいると本当に弟みたいに」「D-BOYS」では下から2番目、スペシャルユニットの「D☆DATE」では最年少ということで“弟分”“末っ子キャラ”として見られがちだが、実生活では長男。恋愛観からもうかがえるが積極的に攻めていく性格だと自らを分析する。「実は先輩にゴチャゴチャ言われるのが一番嫌なタイプです。でも「D-DATE」の先輩方は本当にすごい人ばかりなので大人しく言うこと聞いてます(笑)。そうしたら『お前、弟みたいだな』と言われるようになって…。高校の先輩・後輩の関係よりも年が離れている分、実際にお兄様方は静かだし大人なんです。意識はしてないけど、ごく普通の自分のノリでいると本当に弟みたいな感じなんですよね」。そうやって学生時代とは違った立ち位置で先輩を見ながら仕事に打ち込む中で意識も変わってきた。「仕事を自分一人でやってるものだと思わなくなりましたね。少しずつ周りを見られるようになり、連帯感を大切にするようになりました。部活でも最初は自分がレギュラーを獲るのにとにかく必死だったのが、少しずつチームが勝つためにということを考えるようになったけど、それと同じかな。作品に携わったとき、どうすればより良い作品になるかというのを常に意識するようになりましたね」。様々な作品に出演する中で“役者”という仕事への思い、カメラの前や舞台上こそが自分の主戦場だという意識も固まってきたという。「僕自身、映画やドラマを観終わったときに『あぁ現実に戻った』と感じられる作品、ジブリの映画のように終わるのが寂しいと思えるような作品が好きなんです。だから自分もそういう作品に関わりたい。好きな監督は三池崇史監督と三谷幸喜監督。もしも、おふたりの作品に自分が入ったらどうなるのか?どんな芝居ができるのか?と考えるとワクワクします」。20代も視界良好といったところだが、最後にプライベートでの現在の目標を聞いてみた。「いまだにパソコンを持ってないので、21歳までに普通に扱えるようになりたいです。自分の歌さえどうやってダウンロードするのか知らないので(苦笑)。現代っ子らしくない?下町育ちで『靴は下駄でいい』ってタイプですから(笑)。頑張って自分でコンテンツを作れるようになりたいですね!」。(photo/text:Naoki Kurozu)特集「年下のカレ」カーディガン(MORGAN HOMME/プリマクレール・アタッシュプレス)シューズ(MORGAN HOMME/プリマクレール・アタッシュプレス)
2012年12月10日演劇を映像で見せるという新たな試みで話題の“ゲキ×シネ”最新作『髑髏城の七人』の完成披露試写会が26日(月)に開催され、小栗旬、森山未來、早乙女太一、小池栄子、勝地涼が舞台あいさつに登壇した。その他の画像「劇団☆新感線」が90年から7年に1回上演してきた人気演目を若手キャストを迎えて2011年に再演した本作。かつて信長に魅せられ、配下としてその野望に身をゆだねた3人の男たちが、秀吉による天下統一を目前に再びあいまみえる。1日に2公演の日を含む計69公演を共にしたキャスト陣が久々に揃ったこの日。公演期間中にもみんなで酒を飲んだりすることもあったようで、小栗は「(上演後に)みんなでアイシングする時間があって、ひざや肩にアイスを着けたまま乾杯してました」と振り返った。ちなみにそんな時でも、「太一は早く帰っていた。いのうえ(ひでのり/演出)さんが楽屋に降りてくる前に帰っていた」と森山がニヤニヤと証言。小池が「(みんなと一緒に)いたくないんじゃなくて家に帰りたいんだよね?」と優しくフォローを入れると、早乙女は「帰りたいんです」と苦笑交じりにうなずいていた。若い俳優陣が集結したことで本作およびキャスト陣は“ワカドクロ”と呼ばれていたそうだが、若いとはいえ前日の酒が翌日にしっかり残ることもあったよう。小池が「旬くんは顔がむくんで『誰?』っていう日もあったよね?」と暴露。小栗は「1回、アンパンマンみたいになってた日がありました」と自嘲気味に明かした。森山は早乙女に口移しで毒を飲ませるという男同士のキスシーンと見まがうような官能的なシーンがあるが、「後日、太一とご飯食べたときに『ぶっちゃけ、おれの口移しどうだった?』って聞いたら『マジで酒臭くて嫌だった』って言われた」とショック(?)を告白。早乙女は「本当に酒臭いんですよ」と思い出すのも辛そうに明かし会場は笑いに包まれた。また勝地は公演中、体を気遣って「赤マムシにスッポン、ユンケル…」と片っ端から精力剤を試していたそうだが「真っ先に声が枯れてたよね?」(小池)、「太ってた(笑)」(森山)、「腕がパンパンだった」(小栗)と次々とダメ出しを食らい、挙句にかつて『髑髏城の七人』で主役をはった古田新太から届いた映像メッセージでは、ひとりだけ名前を読んでもらえないなど散々なイジられっぷりで客席の笑いを誘っていた。『髑髏城の七人』2013年1月12日(土)より全国ロードショー
2012年11月27日「劇団☆新感線」の公演をカメラで捉えて映画館で上映するゲキ×シネの最新作で2011年に新キャストで上演され話題を呼んだ『髑髏城の七人』の完成披露試写会が11月26日(月)に都内で開催。主演の小栗旬を始め、森山未來、早乙女太一、小池栄子、勝地涼が舞台挨拶に登壇した。1990年の初演以来、看板俳優の古田新太や歌舞伎役者の市川染五郎を主演に配し上演されてきた同劇団の代表作を、若手キャストを迎えて再構築。かつては織田信長の配下にあった3人の男たちの運命が豊臣秀吉による天下統一を目前に控えた戦国末期の関東で再び交錯する。1年前に上演した芝居を改めて映像で鑑賞し、小栗さんは「普通に面白かったです。小池さんに泣かされそうになりました。すげぇいいんですよ、栄子さん」としみじみと語る。新感線への参加は初めてだったが、かつて主役の捨之介を演じた古田新太から「森山と早乙女と一緒にやるのは大変だろうが頑張れと言ってもらった」と明かした。天魔王を演じた森山さんは「新感線のみなさんはおじさん、おばさんで(笑)、靭帯を切ってたりヘルニアや痛風を持ってるので、そういうのを持ってない僕らが何をできるか?と考えました」と若さをアピール。勝地さんは現場のムードメーカーだったよう。公演中は体力を維持するために様々な精力剤に手を出したそうで「すっぽん、赤マムシ、ユンケル…飲まないとやってられなかった」と語ったが、「真っ先に声が枯れてたよね?」(小池さん)、「太ってた」(森山さん)、「腕がパンパンになってたよね?」(小栗さん)と次々と突っ込まれていた。さらに、古田新太から届いたお祝いの映像メッセージではひとりだけ名前を呼ばれずに「おいっ!」と抗議の声を上げ笑いを誘った。最年少の早乙女さんは、個性あふれる“先輩方”を尻目に静かに佇んでいたが、劇中の森山さん演じる天魔王から真っ赤な毒を口移しで盛られる官能的とも言えるシーンについて、森山さんが「後日、太一とご飯食べに行って『ぶっちゃけ、口移しどうだった?』って聞いたら、『マジで酒臭くて嫌だった』と言われた」と暴露すると、「酒臭いんですよ!」と苦笑い。また公演のラスト2~3週間は、公演後に森山さんの楽屋にみんなで集まりアイシングをして乾杯していたことが明かされたが、ここでも「太一だけは(演出の)いのうえさんが降りてくる前に帰ってた」と再び森山さんがニヤニヤと暴露。小池さんの「(みんなと)いたくないんじゃなくて、(家に)帰りたいんだよね(笑)?」というフォローに「帰りたいんですよ。帰って風呂入ってゆっくりして寝て、また劇場に行くという感じでした」と照れくさそうに笑みを浮かべていた。ゲキ×シネ『髑髏城の七人』は2013年1月5日(土)より新宿バルト9で先行公開。同年1月12日(土)より全国にて公開。■関連作品:髑髏城の七人 2013年1月5日より新宿バルト9にて先行公開、1月12日より全国にて公開© 2012-2013 VILLAGE INC.
2012年11月26日学園に伝わる伝統の行事“白ふん流し”の復活を目指すふんどし部の面々の奮闘を描いた舞台『押忍!!ふんどし部!』のテレビドラマ化が決定、2013年4月よりテレビ神奈川がオンエアする。原作は、細川徹の脚本、河原雅彦の演出で2010年11月に初演。奇想天外な設定、舞台狭しと熱のこもった演技、歌、そしてダンスが繰り広げられるアグレッシブなパフォーマンスが話題となり、今年1月には再演も果たしている。ドラマ版では、主人公富永一郎太役にドラマ初主演となる白洲迅をはじめ、イケメン俳優がずらり顔を揃えるほか、神出鬼没のふんどし部OB・車先輩役に古田新太、学園理事長役に堀内敬子が出演する。ドラマは全12話。また、舞台の再々演も決定しており、同じく白洲迅主演で、来年2月6日(水)より東京・CBGK シブゲキ!!で上演。さらに、TVドラマ化&再々演決定を記念して12月21日(金)・22日(土)に同劇場でイベントも開催する。■DANCE&MUSIC 熱血学園ドラマ『押忍!!ふんどし部!』2013年4月放送予定。全12 話/30 分出演:白洲 迅、川原一馬、上山竜司、海老澤健次、坂口涼太郎、君沢ユウキ、冨森ジャスティン、金井成大、加藤 諒、奥村佳恵、清水宏、小松利昌、田鍋謙一郎、堀内敬子、古田新太ほか■熱血学園ミュージカル cube neXt『押忍!!ふんどし部!』2013年2月6日(水)~11日(月・祝)劇場:CBGK シブゲキ!!脚本:細川徹監修:河原雅彦演出:清水宏出演:白洲迅、川原一馬、海老澤健次、君沢ユウキ、加藤諒、坂口涼太郎、冨森ジャスティン、金井成大、広瀬諒人、明樂哲典、田鍋謙一郎、清水宏、シルビア・グラブ■『押忍!!ふんどし部!』TVドラマ化&再々演決定記念 2日間連続イベント12月21日(金)夜「おすふんMerry X’mas~マジかよ、ドラマ化ぁ!?~」12月22日(土)昼「おすふんMerry X’mas~再々演もやっちゃうぜ!!~」劇場:CBGK シブゲキ!!出演者:未定
2012年11月13日奇才・中島らもが1990年に書き上げ、その後幾度かの再演を重ねてきた『こどもの一生』が、11月4日、東京・PARCO劇場にて開幕する。同劇場では14年前にも上演されており、生瀬勝久、古田新太らが出演。現在まで語り継がれるほど、大きな話題を呼んだ伝説的舞台でもある。「こどもの一生」チケット情報物語は瀬戸内海の孤島に建つ医療クリニックを舞台に展開する。そこではある意外な精神療法が行われていた。さまざまな理由からストレスに悩み、島を訪れた患者たち。携帯電話もインターネットも繋がらない隔離された状況下で、治療は順調に進んでいるかのように見えた。しかし患者たちが遊びのつもりで始めたあるいたずらが、思いがけない恐怖を呼ぶことになる。前半では笑顔だったはずの観客の表情が、後半では一気に恐怖でひきつる。そのギャップの大きさこそ、『こどもの一生』という作品が多くの観客を惹きつけてきた理由のひとつといえるだろう。さらに演出のG2は、作品全体のテンポ感を重視。コミカルな前半から怒涛のラストへ。極力無駄をそぎ落とし、ストーリーのおもしろさを際立たせる。またダンス(振付=小野寺修二)や映像(=上田大樹)を効果的に使用し、作品に疾走感とある種の違和感を与えていた。G2が「みんなキャラクターが豊富で、いい意味で“不良”が集まりました」と語るキャストには、演劇人を中心とした実力派がズラリ。6年ぶりの舞台出演となったのは、柿沼役の谷原章介。「超がつく真面目」とG2が評するように、役への深い洞察力が感じられ、谷原らしい実直でユニークな柿沼像を生み出す。その谷原が「とても自由で、本当に刺激的」と言うのは、柿沼の上司・三友役の吉田鋼太郎。傲慢で嫌味な男という役どころを、まさに体を張った熱演で見せる。ほかに中越典子、笹本玲奈、山内圭哉、戸次重幸、玉置玲央、鈴木砂羽が出演。初演時にG2は、「今という時代を切り取ったような舞台を書いて欲しい」と中島に依頼した。今回の上演に当たっても新たにリメイクされ、現代を意識させる部分はある。だが多くの人がワクワク感を抱くホラーというジャンル、さらにG2が「とにかく“お話し”がおもしろい」と言い切っていることからも、すでにこの作品はある普遍性を帯びているように感じる。それはつまり、“名作”が持つ絶対的なおもしろさ。G2は最後にこうつけ加えた。「これを見逃すと、ほんの少しですが人生の損失になりますよ」と。その言葉に偽りがないことは、必ずや劇場で証明されるだろう。公演は11月25日(日)まで東京・PARCO劇場にて上演。その後、大阪、福岡、愛知ほか各地を巡演する。チケットは一部を除き発売中。取材・文:野上瑠美子
2012年11月05日