俳優の古舘寛治が24日、都内で行われたドラマイズム『滅相も無い』放送記念トークイベント&3~4話先行上映会に参加した。劇作家・演出家の加藤拓也氏が初めて連続ドラマで全話の脚本、監督に挑む本作は、7つの巨大な穴が突如現れた日本を舞台に、「穴に入れば救済がある」と説く団体によって引き寄せられた8人の男女が“自分史”を語っていく“穴”ドラマとなっている。MBSで毎週火曜深夜0時59分から、TBSで深夜1時28分から放送。Netflixで見放題配信。イベントでは、本作の見どころを語るフリップトークも行われたが、トークイベント後に3~4話を視聴するファンに向け、古舘は「第5話!!」と記したフリップを掲げながら「僕が出ている5話が見どころです」と全力アピール。平原テツや中嶋朋子らから「自分が出る5話だけを宣伝する先輩、ちょっと残念です(笑)」「さまざまな愛が描かれている作品。古舘さんの自己愛のような(笑)」と総ツッコミを受けていた。イベントにはこのほか、窪田正孝、津田健次郎が登壇した。
2024年04月24日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が7日、「ABEMA NEWS チャンネル」で配信された『ABEMA的ニュースショー』に出演。驚異的な記憶力を披露した。○驚異的な記憶力を披露7日の配信では、古舘がスタジオに初登場。番組MCを務める千原ジュニアが「テレビ朝日系列のニュース番組で、古舘さんの隣で俺がMCやるっておかしいやろ! どういう気持ちでやったらええの?」と話して笑いを誘うと、古舘は「いやいや……。もう昔の話だから」と返した。また、進行を務めるテレビ朝日の田中萌アナウンサーが「古舘さんは憧れの中の憧れ」と大先輩との共演を喜ぶと、古舘は「10年前に、テレビ朝日入社前の田中さんと飲み会で会ってるんです。場所は西麻布の飲食店で、あれは10月18日でした」と回顧。この驚異的な記憶力に、田中アナも思わず「そんなところまで!?」と驚きの表情を浮かべる。すると、ジュニアは「古舘さんは記憶力がスゴい。俺も『この間の話面白かったよ! あのグリーンのネクタイの時ね』と言われて、何のとき? となった(笑)」と明かし、スタジオを盛り上げていた。なお、この模様は現在、「ABEMA」にて無料配信中。(C)AbemaTV,Inc.【編集部MEMO】お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアがMCを務める、ABEMAの報道情報番組『ABEMA的ニュースショー』(毎週日曜12:00〜生放送)。独自取材と目線で、世間をざわつかせている話題沸騰のニュースの核心「的」を射貫く。また、時にはあえて「的」を外した独自取材で伝えることで、世の中で言われている「的(マト)=正義」に疑問を投げかける。鋭いツッコミに定評のあるジュニアが、一癖も二癖もあるゲストらと 1週間のニュースをしゃべり倒す。
2024年04月09日フリーアナウンサーの古舘伊知郎(69)と平井理央(41)が、5日からスタートするABEMAの新番組『FOR JAPANー日本を経営せよー』(毎週金曜後9:30)でMCを務めることが発表された。これに先立ち、2日、都内で行われた制作発表記者会見に登壇した。平井は2012年7月、フジテレビの先輩社員と結婚。同年9月末に退社し、フリーとなった。17年10月に第1子女児を出産。22年12月に離婚を発表した。古舘は、会見冒頭から「年の差を越えて、本日結婚することになりました」と、離婚後初の番組レギュラーとなる平井に対し、ギリギリなネタを飛ばす“舌好調”ぶり。平井とのタッグについて「仕切りがうまい。ほどよく泳がせてくれるんです。『こっちまでおいで…』と泳がせておいて、プールサイドまで来たと思ったら蹴り飛ばされるような」と絶賛(?)した。会見MCが「新しいスタートを切られた上での番組レギュラーに対する意気込みは?」と問うと、平井は「気を遣っていただいて…」と恐縮しながら「プライベートでも大きな変化があった中で、すごくいいお話をいただいた。自分をアップデートしたり、学びたいという気持ちが強まっていたタイミングで、すごく光栄です」と喜びを伝えた。この一連の流れを聞いた古舘は「メディアも今後変わっていくと思うんですけど、こういう質問って難しいですよね」と切り出し、「夫婦別姓もまだ成り立っていないですし、この国はなかなか保守的。でも、良い悪いは別として、世の中はどんどん変わっていく。婚姻制度や戸籍制度というものがいつまで続くかわからない」と持論を展開。「そのうち離婚とか結婚とかも関係なくなっちゃうのかなと。昔は『結婚=いいこと、離婚=よくないこと』で、公表する側も質問する側もあまりよくないことだと自覚しながらやり取りをしていた。でも、もうそういう時代じゃなくなるんだろうね」と伝えた。平井自身も「離婚した後に『おめでとう』と言ってくれるメッセージをくれる友達も結構いて、そういう時代になってきているなんだなと思った」としみじみ振り返り、先輩。「伝説のアナウンサーである古舘さんとのコンビということで緊張がありました。しっかりとアシストできるようにがんばります」と意気込んだ。同番組は2023年にBS11で放送された、中小企業の社長を掘り下げる情報バラエティー。このほどABEMAに移籍し、「日本を経営せよ」という副題のもと、30年以上にわたって経済成長が停滞している日本の“運営・経営”にモノ申す。古舘はMCとして討論のファシリテーターを務め、平井はアシスタントを担当する。
2024年04月02日フリーアナウンサーの古舘伊知郎(69)と平井理央(41)が、5日からスタートするABEMAの新番組『FOR JAPANー日本を経営せよー』(毎週金曜後9:30)でMCを務めることが発表された。これに先立ち、2日、都内で行われた制作発表記者会見に登壇した。同番組は2023年にBS11で放送された、中小企業の社長を掘り下げる情報バラエティー。ABEMAに移籍し、「日本を経営せよ」という副題のもと、30年以上にわたって経済成長が停滞している日本の“運営・経営”にモノ申す。前身番組ではふかわりょうがMC、岡副麻希と村上佳菜子がアシスタントという布陣だったが、今回の新番組では古舘がMCとして討論のファシリテーターを務め、平井がアシスタントを担当する。さらに番組には、実際に現場に立っている経営者たちが登場し、日本の問題点を語り合いながら具体的な改善策を提示していく。古舘は、平井とのタッグについて「仕切りがうまい。ほどよく泳がせてくれるんです。『こっちまでおいで…』と泳がせておいて、プールサイドまで来たと思ったら蹴り飛ばされるような」と絶賛(?)した。平井から「カンペに従って進行しているだけです(笑)」と制されると、「僕の妄想だったか…」と肩を落としながらも「制止してくれないといつまでもしゃべってしまうので、ありがたい」と感謝。続けて「これはいいコンビですよ。今後発展していくコンビです」と胸を張った。平井はこれまで「仕事ではあまりご一緒したことがない」と共演を喜びつつ、「伝説のアナウンサーである古舘さんとご一緒するということで、まずは緊張がありました。上手くアシストができるのか…と」とオファー時を回顧した。さらに「父方のおじが古舘さんの同級生だったそうで、よく話を聞かせてくれたんです」と意外なつながりも告白。「これまでずっと眉唾だなと思っていたのですが、古舘さんの口からも実家のお話が出てきて、本当だったんだなと。おかげさまでリラックスして収録に臨むことができました」と笑顔で伝えた。
2024年04月02日フリーアナウンサーの古舘伊知郎(69)が2日、都内で行われたABEMAの新番組『FOR JAPANー日本を経営せよー』(5日放送開始、毎週金曜後9:30)の制作発表記者会見に登壇した。会見のMCから今年12月に70歳を迎える上で今後の目標を聞かれると、古舘は「目標はまったくない」ときっぱり。「これは逆張りでも何でもなく、『古希を迎える』と考えること自体がどうなんだろう」と切り出し、「大昔の人は自分が何歳かすらもわからなかったわけですよね。今は年齢を正確に数えられるわけだけど、年だから、節目だからと考えてしまうと面白くない」と持論を語った。続けて「生きている限り通過点だと思っているので」と力を込め、「「例えば古希のお祝いパーティーとかをやっちゃうと、僕死んじゃうと思います」と笑わせた。同番組は2023年にBS11で放送された、中小企業の社長を掘り下げる情報バラエティー。このほどABEMAに移籍し、「日本を経営せよ」という副題のもと、30年以上にわたって経済成長が停滞している日本の“運営・経営”にモノ申す。古舘はMCとして討論のファシリテーターを務め、平井理央がアシスタントを担当する。
2024年04月02日ダウンタウン・松本人志(60)に“性加害疑惑”が報じられ、まもなく1週間が経とうとしている。今田耕司(57)やほんこん(60)、フリーアナウンサーの古舘伊知郎(69)など、芸人や著名人も報道への見解を語り始めた。疑惑を報じた「週刊文春」によれば、時期は8年前の2015年。松本はスピードワゴン・小沢一敬(50)に女性を集めさせ、東京・六本木の超高級ホテルで飲み会を開催。“ゲーム”と称して、参加女性に性行為を迫ったという。しかし松本が所属する吉本興業は、報道を真っ向から否定。法的措置の検討を示すなど、“全面対決”の様相を呈している。世間の関心が高まるなか、にわかに注目を集めている人物が。それは、オリエンタルラジオ・中田敦彦(41)。現時点で松本の疑惑に何らかの発言をしているわけではないが、“匂わせ”の雰囲気を醸し出しているというのだ。中田といえば今年5月下旬に、自らのYouTubeチャンネルで松本を猛批判。松本がお笑い賞レースの審査員をやりすぎていると指摘し、「松本さんが『面白い』って言うか言わないかで新人のキャリアが変わる」「業界のタメにならない」などと反発。その上で「松本人志さん以外の価値観を持つ人たちにそのハンドルを渡すことで、お笑い界に新しい価値観や新しいスターができる土壌を作ることがお笑い界全体への貢献になる」と、考えを述べていた。お笑い界“トップ”への大胆な「提言」は物議を醸し、相方の藤森慎吾(40)はじめトミーズ雅(64)や上沼恵美子(68)といった大御所も苦言を呈す事態に。松本もXに《テレビとかYouTubeとか関係なく2人だけで話せばいいじゃん連絡待ってる!》と宛名を特定せず呼びかけていたため、“中田へのメッセージでは”と憶測を呼んでいた。後に藤森との対談で、「愛ゆえに提言しているわけですから。クレイジーラブ」と語っていた中田。“松本愛”が強いことから、現在取り沙汰されている松本の疑惑にも一部ファンからは見解を求められているようで……。12月17日にYouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』へ投稿された動画で、自民党派閥のパーティー券をめぐる“裏金疑惑”を解説していた中田。しかしコメント欄には動画内容の感想だけでなく、こんな声が寄せられていた。《引退するする詐欺かまってちゃんこと、「吉本の裸の王様」のやりたい放題の闇について解説願います》《あっちゃんネットワークでしっかり裏取り&ネタ固めて…… 松本人志氏への第2提言~待ってます》《松本アウト〜》《松本人志の件の動画も楽しみにしています》《松本人志に関して、中田さんの言ってることは正しかった! 芸能界が中田さんに謝罪すべきだ!》さらに注目すべきは、中田のチャンネルがこれらのコメントに“いいね”を返しているのだ。寄せられているコメントは現在までに700件を超えるが、中田はその全てに“いいね”を返してはいない。そのため、コメントを選んで意図的に“いいね”している可能性も伺える。そんな中田は、28日にサブチャンネル『中田敦彦のトーク』に投稿された動画で2024年の抱負を語っていた。冒頭で今年を振り返り、「スキャンダルめいたものや炎上めいたものが、いっぱいありましたよね」とコメント。中田は“誰もがネット発信できる現代になった”とし、「ある意味何もかも明らかにできちゃうじゃないですか」と切り出した。続けて「(トラブルになった)片方が有名人だっていうだけで、“有名人に対して怒ってる”というのを誰もが影響力持って言えちゃう時代でもあると思う」「誰もが影響力っていう大きな爆弾を持っているような時代」と、世相を論じていた。松本の疑惑に関するコメントに、“いいね”をしていた中田。これは松本を追求する「提言2」の“予告”なのか、果たしてーー。
2023年12月31日10月2日に行われたジャニーズ事務所の2度目となる記者会見。社名変更や新会社の設立などが発表されたが、4日にフリーアナウンサーの古舘伊知郎(68)が『ゴゴスマ~GO GO!smile~』(TBS系)で言及。その内容が、ジャニーズファンの怒りを買うことになったのだがーー。「なぜジャニーズ帝国ができたかと言えば、これはテレビメディア、新聞も含めてメディア全体、そこと一対になってやってきたことで帝国たらしめた側面がしっかりとあるんですよ」と振り返り、アナウンサーという立場から「やっぱり、テレビを含めて我々は反省し、検証して、どういうふうにジャニーズと付き合ってきたかってことも同時にやっていくことが大事」と述べた古舘。ジャニーズ事務所を取り巻くメディアのあり方が、今回のような問題を引き起こしたと指摘した。さらに「一番大事だと思ってるのは、タレントに罪はない、タレントは頑張ってもらいたいのは当たり前なんですけど」と前置きした上で古舘は「支えてきたテレビ局もマスコミもすべて経済活動として成り立っていた根幹は、ジャニーズ教の信者さんたち。僕は分かりやすくあえてこう言います」と主張したのだ。「これはそれぞれ宗派と、たとえればグループなりそれぞれ自分の推し活の対象の方がいて、その人を一生懸命に応援し、見守り、育てることでジャニーズは相対として大きくなったわけですよ」とし、ジャニーズ事務所及びジャニーズのタレントたちの成長の背景には、ファンの存在が大きかったと自論を述べた。さらに、「今までは信仰の対象ぐらいの1つの組織でしたから、これが急に今のグローバル社会に合わせたもの、すごくまっとうな会社経営にすべて変わるということが今できるかというと、移行期間を見るってのも大事だと僕は思います」と続けていた。ファンの存在なくしてはここまで大きくはならなかったのではないかーー。だからこそジャニーズの転換期を見守るべきだという考えを示した古舘だが、一部のジャニーズファンたちは「ジャニーズ教」「信者」という古舘の表現に怒りを覚えたようだ。SNS上には次のような声があがっている。《訂正してほしいこれってファン皆んなに対してのある意味 誹謗中傷にならないの?》《ジャニーズを宗教だとふざけるなよ、言って良いこと悪いことがわからないのか。たまたま、推しがジャニーズなだけで、ジャニーズが好きなだけなのに、信者扱い。すごく傷つきました。古舘伊知郎さんあなたはジャニーズファンに人権侵害しましたよ。》《はぁっ!?️古舘伊知郎……ジャニーズタレント(元も含む)を応援した全てのファンの事、宗教信者扱いした……いやそれはおかしいやろ……例えにするにしても全員が信者であると。新興宗教だとまで言うか……それは訂正を求める》卓越したワードセンスから“言葉の魔術師”とも呼ばれる古舘。今回は決して批判的な文脈ではなかったにはずだが、どうやら言葉が独り歩きしてしまったようだ。
2023年10月05日ドウェイン・ジョンソンが主演を務める映画『ブラックアダム』のプレミア配信が本日1月20日(金) よりスタートした。話題の最新映画をデジタルレンタル&デジタルダウンロード販売にて最速で提供するワーナー・ブラザースの「プレミア配信」。『マトリックス レザレクションズ』『THE BATMAN-ザ・バットマン-』『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』に続き、第4弾となる本作は、DCコミックを原作に、5,000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダムがスーパーヒーロー軍団と戦うさまを描いたアクション・エンターテイメント。世界74カ国で初登場ナンバー1、全米で3週連続ナンバー1ヒットを記録し、全世界興行収入は3億1900万ドルを突破。ドウェイン・ジョンソンの主演映画史上ナンバー1のオープニングを記録した。ドウェイン・ジョンソンは、自身との共通点がある“ワル”のブラックアダムを「どうしても演じたい」と映画化に10年以上強く想いを寄せていたとのことで、ドウェイン自ら主演とプロデューサーを兼任している。併せて、『ブラックアダム』プレミア配信のCM映像が公開された。ナレーションを務めるのは、プロレス界をはじめ数々の名実況を生み出してきたフリーアナウンサーの古舘伊知郎。CMではその独特な語り口“古舘節”が繰り広げられている。また、特別映像「作品が生まれるまで」の無料配信がスタート。さらにAmazonプライム・ビデオでは本編冒頭10分の映像が、2月28日(火) まで独占配信中だ。映画『ブラックアダム』TVCM「お家で場外乱闘編」映画『ブラックアダム』WEB CM「筋肉の修行僧編」映画『ブラックアダム』WEB CM「天下無双編」<作品情報>映画『ブラックアダム』配信中監督:ジャウマ・コレット=セラ製作総指揮:ドウェイン・ジョンソン【キャスト】ブラックアダム:ドウェイン・ジョンソン(楠大典)ドクター・フェイト:ピアース・ブロスナン(田中秀幸)ホークマン:オルディス・ホッジ(杉村憲司)サイクロン:クインテッサ・スウィンデル(内田真礼)アトム・スマッシャー:ノア・センティネオ(榎木淳弥)アドリアナ:サラ・シャヒ(坂本真綾)■Amazonプライム・ビデオ独占『ブラックアダム』本編冒頭10分映像配信期間:2月28日(火) まで■特別映像「作品が生まれるまで」無料配信公式サイト:
2023年01月20日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が29日、ABEMAで配信されたトーク番組『デマ投稿を許さない』(毎週水曜23:30~)にゲスト出演し、『報道ステーション』(テレビ朝日系)時代の苦悩を明かした。2016年まで『報道ステーション』のメインキャスターを務めていた古舘。当時は抗議の嵐で心が折れかかったこともあったといい、「罵詈雑言はまだ(心が)折れない、“言ってないことを言った”と言われるのが嫌だった」と当時を振り返り、「サンドバックのように(非難を)浴びて心が折れたけど、(自分が)言ってなくても言ったことにしていいや、と。その人が俺に怒って、ちょっとでもガス抜きして朝起きて仕事に行くなら、それが俺の仕事だなと思うようにした」と対処法にも言及した。それ以上につらかったのは「偏見と差別」で、「『たかが立教大学上がりのプロレス実況上がりが、即刻(キャスターを)辞めやがれ』というのが結構きた」「『ニュースキャスターは偉いんだから、お前は下りろ』というのは差別だと思いました」「そういうのは人間社会のつきものだっていうのをずっと勉強させてもらった」と告白。赤裸々な体験談に、司会の坂上忍は「“デマ投稿”なんてそういうことなんでしょうね。どこかですり替えられてゆがんで、それが一人歩きしていったりするわけですもんね」と神妙な面持ちで耳を傾けていた。
2022年06月30日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が29日、ABEMAで配信されたトーク番組『デマ投稿を許さない』(毎週水曜23:30~)にゲスト出演し、『報道ステーション』(テレビ朝日系)時代の収入事情を明かした。2016年まで『報道ステーション』のメインキャスターを務めていた古舘。「古舘伊知郎の2014年度の年収は12億5000万円以上」という噂について聞かれると、「これは違います」と否定した。さらに、自身は個人事務所ではなく古舘プロジェクト(芸能プロダクション)に所属する一タレントであるとし、「例えば制作協力費だなんだと名目はいろいろあると思いますけど、そういうのでテレ朝から素晴らしい金額のお金をいただいて、等分に分けて僕に入る。だから、こんなに俺個人がもらえる訳がないんです」と説明した。これを受け、司会を務める坂上忍は「月3,000万円?」と予想。「月3,000万円くらいはもらってたかもしれない」と頷く古舘に、坂上は「だから『報ステ』だけを考えると年間4億円ぐらい」「もらって当然の仕事だと思います。あんなに大変な番組……」と納得の表情を浮かべていた。
2022年06月30日2021年9月6日に、アナウンサーやYouTuberとして活動する古舘伊知郎さんが、YouTubeを更新。歌手の工藤静香さんとの間に起きた、忘れられない思い出を明かしました。古舘伊知郎が語る、工藤静香の『粋な対応』工藤さんといえば、80年代にブームとなったアイドルグループ『おニャン子クラブ』の元メンバー。ソロでも、一世をふうびしたアイドルとして有名ですよね。工藤さんがソロデビューをする前から、交流があったという古舘さん。動画の中で、ソロデビュー前の工藤さんのことを「大人びた外見ながら、明るくて人懐っこい性格だった」と振り返り、「見た目と中身のアンバランスさが魅力」と語りました。古舘さんいわく、工藤さんは芸歴が長くなるにつれて振る舞いが大人っぽくなり、業界用語を使うようになったといいます。古舘さんは、工藤さんの変化が自然なものだと理解しつつも、さびしさを感じていたようです。飲みの席で一緒になった際に、工藤さんに古舘さんが「昔に戻ってほしい」と告げると…。俺も酒飲んで酔っ払ってたわけだから。「静香ちゃん本当に素晴らしいし、歌もうまくなってるし、生意気いうようで悪いけど立派だ」と。「だけど昔の静香ちゃんも見たくて」って。「『それ、はけたほうがいいよね』とかあまり業界用語使わないで、昔に戻っとけ」とか、酔った勢いでいったら、その時に(工藤さんが)ニコッと笑って「古館さん、私だって成長しますよ」って。「別に嫌味ないい方してないでしょう」っていうから、「全然してないよ、俺は憎まれ口を今叩きたいだけだよ」つって。古舘Chーより引用続けて、古舘さんが「酔った勢いでいっている」と伝えると、工藤さんは「それだったら許してよ古舘さん。気を使ってさ、ちゃんとしゃべるようにするから」といい返したといいます。そん時は昔に戻ってくれて、キリッとして。俺のいうことをちょっとだけ聞いたふりして、「私は私だから」っていうのを見せた。俺、その時にスターの気骨ってのを感じた。決して人を嫌な気持ちにさせず、人をたしなめるわけでも、「私は私ですから」なんていい方じゃなくて。ニコニコ笑って、俺が要求する昔のパターンをにじませながら、「私は私」ってことをきちっと見せる。古舘Chーより引用古舘さんは、当時の工藤さんが見せた対応について「素晴らしい受け答えだと思った」と絶賛。動画を見た人からは、次のようなコメントが相次ぎました。・エピソードに感動しました。・工藤さんって、そんな人だったんだ。・工藤さんは、実は気さくで芯の通った性格をしているイメージです。忠告ともいえる古舘さんの発言に、笑顔を見せながら対応した工藤さん。相手の意図をくみ取り、周囲への気遣いを忘れないコミュニケーション能力の高さがうかがえるエピソードですね。[文・構成/grape編集部]
2021年09月07日2021年3月18日付にて、YouTubeチャンネル『チョコレートプラネット チャンネル』では、『悪い顔選手権』の動画を配信中です。この『悪い顔選手権』は、異なる3つのシーンで撮影された悪い顔の画面を見ながら、どんな悪い人をイメージするかを考察するというもの。この企画は、チョコレートプラネットの長田庄平さんと松尾駿さんのどちらが悪い顔なのかという内容でスタートしました。これが大好評で、その後も、インポッシブル編、純烈さん編、GERATIONS・中務さん&メンディーさん編などの『悪い顔選手権』動画がYouTubeにて公開されています。今回の挑戦者は、なんと、アナウンサーの古舘伊知郎さん。実は、古館さんの方からチョコレートプラネットの2人に逆オファーしたそうです。『OK』が出た時の古館さんには、やってみたい気持ちと勘弁して欲しいという気持ちの両方があったとか…。一体、どんな悪い顔が見られるのでしょうか。早速、動画をご覧ください。いかにも悪そうな顔もさることながら、チョコレートプラネットの2人にせがまれて動画にあてたアナウンスの臨場感!かつて『報道ステーション』(テレビ朝日系)のメインキャスターとして、ニュースを読んでいた古館さんそのものでした。チョコレートプラネットの2人が、「毎回いて欲しい」「完成形を見た」と大絶賛した完成度の高さは、さすがプロですね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年05月31日人気芸人のチョコレートプラネットがYouTubeで始めた「悪い顔選手権」が再生回数600万を超え、古舘伊知郎が参戦するなど各所で話題だ。なにげない“悪顔”の裏側を妄想してニュース映像風に見せる企画だが、本誌では動物編にトライ!題して「動物たちの『悪い顔』選手権」ーー。【週刊誌編】■お泊まりデートも「巣穴は別々だった」!遊ばれたメス犬がふてくされ告白本誌直撃にタヌキが吠えた!動物界にも二股とか不倫とかあるのかしら、しかも異種交配?【スポーツ新聞編】■八百長、賭け麻雀など疑惑噴出!?愛くるしいのになぜパンダ球団追放も愛される裏側で荒れた生活をしてたなんて、私が支えてあげたのに。【ニュース番組編】■秋田犬容疑者(12)/逮捕:窃盗の疑いよっぽど生活に困ったのね。言ってくれれば餌代貸したのに(笑)。■キジトラ容疑者(10)/元妻との口論の末、ケガをさせた疑いいまだ怒りが収まらない様子。今の妻を愛するばかりの行動かニャ■ハシビロコウ容疑者/仲間と共謀し、養殖魚などを盗んだ疑いふだんめったに動かないハシビロコウ、大食いで知られているからね。■「美人局」キツネザルが容疑を認める温厚な性格のクロシロエリマキキツネザル。裏ではやり手だったのね。■「中継」対立グループと決闘へシマウマは気性が荒くてけんかっ早いそうだけど、この顔は怖すぎ〜。■「中継」広域暴ネコ団S会幹部・茶トラ容疑者/逮捕(福岡の離島)野良の世界でオスらしく生きるには組織に入るしかなかったのかも。本当は愛らしい彼らを悪人に見立てちゃってゴメンナサイ。最高の役者っぷりに感謝〜!!「女性自身」2021年4月20日号 掲載
2021年04月12日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が8日、自身の公式YouTubeチャンネル「古舘Ch」で、みのもんたからパーキンソン病であることを告げられた時のことを振り返った。「報道ステーションでご一緒していた小川彩佳さんの思い出を語る。みのもんたさんの記事についても古舘が熱弁」と題した動画で、古舘はみのから一昨年の11月、「どうしても話したい」と料亭に突然呼び出されたことを明かした。そこでみのからは「誰にも言わないでほしいんだけど、実は俺はパーキンソン病なんだよ。だから番組も降りてきちっと整理して、水道メーターの会社の社長も降りて会長に退いて…」などと報告を受けたという。古舘は「俺、涙ボロボロ出ちゃって。何も言うことがなくなっちゃって。そこでみのさんに寄り添うだけでいいんだけど、何か言わなきゃと。しゃべり手根性と自我の強さがあるから、言えない自分がいて悔しくて涙が出ちゃった」と述懐した。さらにみのは、自身がフリーに転身した直後に古舘がカバン持ちをしてくれたことに触れ、「これからフリーになって不安な時にお前がびったりついてくれた。だったら俺が人生の転機をさらに迎えて、病気と戦わなきゃいけない。会社のこともある、番組も降りるという節目に際しては、またお前に寄り添ってほしいと思って来てもらったわけよ」と説明したとのこと。そして古舘は、「またさらに涙が出てポロポロっとなった瞬間に、『さ、飲もうよ』って。泣いてる俺、置き去りだもん(笑)」と回想していた。
2021年02月12日東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視とされる問題発言を受け、今月IOCのバッハ会長を含む4者会談が予定されている。他3名のメンバーは森会長、橋本聖子五輪相(56)、小池百合子都知事(68)だ。ところが2月10日、小池氏はその会談を欠席する意向を示したのだ。各メディアによると、記者団の取材に対して「今はポジティブな発信にならないと思うので、私は出席することはない」と理由を述べたという。当初、森会長の発言に対して、小池氏は「絶句した。あってはならない」と批判。また森会長の進退については、「IOCは大きな組織で交渉が必要になる。誰がふさわしいかは組織委員会の判断も必要だ」と述べていた。いっぽうIOCは森会長の撤回を受けて、4日に「問題は終了」と切り上げようとした。しかし国内外からの批判が止まず、わずか5日後に「極めて不適切」と改めて声明を出す事態となった。「森会長をめぐって波紋は広がり続けています。東京都には1,400件以上もの抗議の電話やメールが寄せられています。また都が募集している『都市ボランティア』も、およそ100人が辞退したといいます。小池氏は相当頭を悩ませているようですが、今回の判断にはどのような戦略があるのか憶測を呼んでいます」(社会部記者)「出席しない」と明言した小池氏の判断は、国民の間でも賛否両論を呼んでいる。《森氏の発言と取り巻きの笑いが今の日本社会の状態であり、それを一瞬の問題で終わりにしないためには、発言力のある人が積極的に表明していくことが一番だと思う》《この状況で当のご本人と笑顔で握手でもしようものなら、致命的だもんな。無難な判断でしょう》このように理解を示す意見もあれば、批判する声もあがっている。フリーアナウンサーの古舘伊知郎(66)は、10日放送の『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS系)で「無責任だ」「自分を排除してどうする」と非難。『ひるおび!』(TBS系)に出演したコメンテーターで弁護士の八代英輝氏も、「イメージだけの人」や「東京都の長がこういうやり方をするのは非常に違和感」などと苦言を呈した。五輪をめぐって、小池氏の“強気な態度”はこれまでも見受けられた。19年11月に都内で行われた4者協議では、マラソン・競歩の開催地が暑さを避ける目的で札幌市に変更された。唯一反対していた小池氏は、参加者のIOCのジョン・コーツ調整委員長、森会長、橋本五輪相に向けて、「都として同意はできないが、IOCの決定を妨げることはしない。合意なき決定だ」と毅然と述べた。その後同年12月に開かれた都議会定例会でも、「残念でなりません」と納得していない様子を見せていた。いかなる場合でも動じない小池氏。果たして今回の“戦略”は、どのような結果になるのだろうか。
2021年02月10日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、自身のYouTube公式チャンネル『古舘伊知郎トーキングブルース アーカイブス』を『古舘ch』へリニューアルすることを発表した。合わせて、その経緯について謝罪会見風に語る動画を22日20時に配信する。同チャンネルでは、これまでトークライブ『古舘伊知郎トーキングブルース』のアーカイブ映像や、自身の代名詞である実況を活かした動画、中田敦彦、アントニオ猪木ら著名人とのコラボ動画など様々なコンテンツを配信してきた。視聴者からは「少年のような探究心に魅力を感じます」「古舘さんの切り口が好き」など賛辞の声が届いていたものの、再生数は思うように伸びず今回全面リニューアルを決意。その経緯について自分の言葉で伝えたいという古舘の思いから「緊急記者会見動画」を配信する。動画では会場に集まった記者から、「YouTubeなめてました?」「低再生回数の要因は?」「驕りの気持ちがあったのでは?」など厳しい質問が飛び交う。古舘は普段の意気揚々とした姿とは違う一面を見せながらも、これまでの動画の振り返りと、今後のYouTubeへの意気込みについてたっぷりと語る。
2021年01月22日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が13日、自身の公式YouTubeチャンネル「古舘伊知郎トーキングブルース アーカイブス」に出演し、フジテレビ系情報番組『とくダネ!』が3月26日で終了することが発表されたことについて語った。「小倉智昭さん司会、フジテレビ『とくダネ!』番組終了について古舘伊知郎が好きに喋り倒す!」と題して公開された動画で古舘は、「正直に言います。『とくダネ!』が終わること、そして、小倉さんが朝の顔から消えることに関しては、ものすごい残念」と胸中を明かした。古舘は、小倉との関係性について「そんな仲良くないんだよ。俺より先輩だよ。向こうからしたら無礼な後輩だと思っているかもしれないし、俺は俺で仲良いとも思ってない」としつつ、「でも、そんな個人的な思いなんか関係ない。本当に番組及び、小倉さんが朝の顔じゃなくなることに関して残念でならない」と嘆いた。また、「小倉さんはこれだけ(『とくダネ!』を)続けた人だから、死ぬまでやってほしかった」とも。「小倉さんは93年から『どうーなってるの?!』という番組を6年間やられてる。それから『とくダネ!』で22年。ということはトータル28年、午前中の顔としてフジテレビをけん引してきた人なんだよ。ここまで来ちゃったら、『悪いけどやめないでください』と思うんだよ」と持論を展開した。そして、番組の新陳代謝があることに理解を示しつつも、「『とくダネ!』は治外法権においてほしいの」と本音を吐露。「小倉さんのクセとか毒とかいやらしさとか。あえてヒールを演じる瞬間、文句言われるのを承知のうえで自分の好きな音楽の話を3分間しゃべり続けるとか。そういうのも含めて『とくダネ!』だったんですよ。クセのあるものが消えていくことが嫌でしょうがない」と述べていた。
2021年01月15日首都圏の1都3県を対象とする緊急事態宣言が発効した1月8日、菅義偉首相(72)が『報道ステーション』(テレビ朝日系)に出演。各メディアによると生出演ではなく、同日夕方に行われたインタビューのVTRが放送されたという。そんななか、富川悠太アナウンサー(44)に《媚びてる》《報道人としての自覚ゼロ》といった批判が相次いでいるのだ。富川アナは菅首相に「おせちなど食べる時間はあったんでしょうか?」「本当にお忙しいなかお越しいただいて」などと気遣いながらインタビューを開始。その後も菅首相の発言や考えを確認しながら、丁重にインタビューを進めた。例えば東京都の感染者数が2日連続2000人を超えたことについて、富川アナは「率直にこの数字をどう見ていますか?」と質問。すると菅首相は「去年の暮れに1300人という数字を見て、かなり先行き大変だなぁと思いました」と発言。「2日間で2000人超え」に触れなかった菅首相に対して、富川アナは「総理が『静かな年末年始を』と呼びかけた時でしたが、この時に今これだけ増えているというのを想像していましたか?」と追及。すると菅首相は「いやぁ、もう想像していませんでした」と、ようやく答えたのだった。このような危機感の薄い菅首相にも《曖昧》《他人事》と批判は上がっている。だが、なぜ富川アナが視聴者から反感をかってしまったのだろうか。「NHKの有馬嘉男キャスター(55)が昨年10月、菅首相に学術会議問題について追及したことがありました。そのことが首相サイドを怒らせたとして、降板の危機が報じられたばかり。菅内閣は新型コロナウィルス対策を巡って、支持率が低下。各所から批判が噴出しています。そんな今だからこそ、有馬キャスターのように顔色をうかがうことなく“国民の代弁”を期待した視聴者も多かったようです」(スポーツ紙記者)■1代目キャスター古舘伊知郎が託した“報ステ魂”同番組の2代目キャスターとなり、今年で5年目をむかえる富川アナ。番組開始以来、12年間も現場取材をこなしてきたベテランだ。いっぽうで前任者の古舘伊知郎(66)が築いた“報ステ魂”は、衰退しつつあるようだ。「古舘さんが『愚痴を聞いたことがない』と言うほど、富川アナは真面目で人当たり抜群。被災地の住民などに寄り添った、優しいリポートが印象的でした。ただ報道には自信がなかったのか、緊張感が走る現場ではオロオロすることも。菅首相との『おせち』の会話も、緊張をときほぐす“アイスブレイク”だったのでしょう。ですが古舘さんなら、単刀直入に斬り込んでいったでしょうね」(制作関係者)奇しくも『報ステ』と同じ時間帯には、『古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)が放送された。冒頭から「結果論と言われることを承知」としたうえで、「なんで去年の段階で緊急事態宣言出さないのか」と政府を批判した古舘。さらに「(感染者が増加する)既成事実作るまで待っていたんですか、と嫌味言いたくなりますね」とも述べた。そんな古舘が『報ステ』を去ったのは、16年3月31日。「無難な言葉で固めた番組は面白くない」「言うべきことは言う」などと“報ステ魂”を受け継いでもらうことを願っていた。そして後任の富川アナには「“乱世の雄”になっていただきたい」と期待を口にしていた。まさに“乱世”とも呼べるコロナ禍――。富川アナは、先輩の訓示を守り抜くことができるのだろうか。
2021年01月10日“トーク(喋り)でブルースを奏でる”というコンセプトのもと、古舘伊知郎がステージにただひとり、マイク片手に喋り続ける伝説のトークライブ「トーキングブルース」の最新公演『古舘伊知郎トーキングブルース-やっかいな生き物-」が12月4日(金)・5日(土)の2日間、東京・恵比寿ザ・ガーデンホールで開催される。1988年から2003年までの16年間毎年開催され、古舘のライフワークとも言える「トーキングブルース」。1998年には「第7回スポニチ文化芸術大賞優秀賞」を受賞しニューヨーク公演も実現、“ひとり喋りの最高峰”とも称された。2004年、古舘が初代キャスターに任命された『報道ステーション』(テレビ朝日)のスタートと共に公演は一時休止するも、「必ずいつの日か復活します」の言葉通り、2014年に一夜限りの復活を果たし11年ぶりの公演を行った。コロナ禍に見舞われた2020年は、6年ぶりに開催予定だった公演が延期となり、苦渋の決断で初の無観客配信ライブを8月に開催。今回念願の“有観客”ライブ開催となる。8月の無観客ライブでは、「やりづらいね、無観客っていうのは......主(あるじ)であるお客がいてこそ、その表情を見ながらしゃべるのがお客にかしずいてガンガン喋る人間の役割なんだ、本当にやりづらい!」と嘆いていた古舘。今回「この1年に対する思いを、お客様の目を見て語りたい」という本人の強い意志のもと、客席は半数に制限、万全の感染防止対策を講じて“有観客”公演の開催を決定した。古舘伊知郎、「覚悟」のトークライブをぜひ会場で体感してほしい。『古舘伊知郎トーキングブルース-やっかいな生き物-』12月4日(金)・5日(土)会場:恵比寿ザ・ガーデンホールチケット:11月3日(火・祝)23:59までオフィシャル先行抽選受付中
2020年10月30日古舘伊知郎が12月4日(金)、5日(土)の2日間、恵比寿ザ・ガーデンホールで「古舘伊知郎トーキングブルース-やっかいな生き物-」を開催する。報道番組『報道ステーション』の初代キャスターを務めたことでも知られる古舘は、現在もフリーアナウンサーとしてさまざまな活動を展開。その独特の語り口で今もなお人々を魅了し続けている。その彼が1988年から2003年に毎年開催していた伝説的なライブが「古舘伊知郎のトーキングブルース」だ。「トークでブルースを奏でる」と銘打った当企画はステージにたった1人、マイク片手に怒涛の勢いでしゃべり続けるというもの。1998年には「第7回スポニチ文化芸術大賞優秀賞」を受賞し、ニューヨーク公演をも実現させた。そして2014年の1度きりの復活以来、6年ぶりの開催となったのが、今年8月に無観客配信で行われた「古舘伊知郎トーキングブルース 2020 夏」。この中で古舘は「主人であるお客様の表情を見ながら、息づかいを感じながら喋るのが、お客様にかしずいて喋る人間の役目なんだ」と語り、次回の有観客開催を約束した。今に至るまで、コロナ禍の収束が見えず、難しい判断とはなったが「この1年に対する思いを、お客様の目を見て語りたい」という本人の強い意志のもと、万全の感染防止対策を講じた上での有観客開催が実現する。これは古舘伊知郎による覚悟のトークライブとなる。チケットは本日10月28日よりオフィシャル先行受付中。『古舘伊知郎トーキングブルース-やっかいな生き物-』12月4日(金)18時開場/19時開演12月5日(土)16時開場/17時開演会場:恵比寿ザ・ガーデンホール
2020年10月28日フリーアナウンサーの古舘伊知郎によるトークライブ『古舘伊知郎トーキングブルース-やっかいな生き物-』が、12月4日・5日に恵比寿ザ・ガーデンホールで開催されることが決まった。1988~03年に毎年開催していた『トーキングブルース』。『報道ステーション』キャスター時代の14年に一夜限りの復活を果たし、そこから今夏6年ぶりの開催が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響で延期し、無観客・配信で開催された。そのライブで、古舘は「主人であるお客様の表情を見ながら、息づかいを感じながらしゃべるのが、お客様にかしずいてしゃべる人間の役目なんだ」と語り、次回は必ず有観客で開催することを約束。その後もコロナ禍の収束が見えない中、難しい判断となったが、「この1年に対する思いを、お客様の目を見て語りたい」という本人の強い意志のもと、万全の感染防止対策を講じた上で、有観客として行うことになった。チケットは、きょう28日からオフィシャル先行受付開始。価格は7,000円(税込)。(C)2020FURUTACHI PROJECT Co .,Ltd. All right reserved
2020年10月28日モデル・タレントの生見愛瑠が、今メガネの最も似合う各界の著名人を表彰する「第33回 日本 メガネ ベスト ドレッサー賞」の特別賞SDGs部門に選出され27日、東京ビッグサイトで行われた表彰式に出席した。生見は「ニュースで見ていた賞だったので、自分が立てるなんて思ってなかったので、すごくうれしいです」と喜び、メガネについて「学校で授業を受けるときとか、おうちでつけているときが多いですけど、お出かけしたときにおしゃれなアイテムとして使うこともあります」と話した。目が悪くなって中学1年生の頃にメガネをかけ始めたそうで、「テレビとかではつけないんですけど、普段は使っています」と説明。「勉強しすぎて?」と聞かれると、「そう言いたいですけど、ゲームしているから目が悪くなっちゃいました」と笑い、「普段は細いふちの丸っぽいものをつけています」と語った。なお、政治部門は内閣官房長官の加藤勝信氏、文化界部門はフリーアナウンサーの古舘伊知郎、芸能界部門(男性)は俳優の中井貴一、芸能界部門(女性)は女優の吉田洋、サングラス部門(男性)は滝藤賢一、サングラス部門(女性)はモデル・タレントの藤田ニコル、芸人部門は“よしもとメガネ選抜”として銀シャリの橋本直、アインシュタインの稲田直樹、相席スタートの山崎ケイ、ミキの昴生と亜生が受賞した。
2020年10月27日お笑いコンビ・銀シャリの橋本直、アインシュタインの稲田直樹、相席スタートの山崎ケイ、ミキの昴生と亜生が、今メガネの最も似合う各界の著名人を表彰する「第33回 日本 メガネ ベスト ドレッサー賞」の芸人部門を“よしもとメガネ選抜”として受賞し27日、東京ビッグサイトで行われた表彰式・記者会見に出席した。橋本は「本当に出世しましたね。そうそうたるみなさんの中に入れていただいて。歴代受賞者のVTRを見せていただいたんですけど、すごい方ばっかりなんですよ。若手時代、メガネ1本しか持ってなくて、折れたらテープで止めてテレビに出ていた。あの時期から考えたら大出世ですよ」としみじみ。「ありがとうございます。感慨深いです。感無量です。親孝行です」と喜んだ。ミキの2人も「うれしい」と喜び、昴生は「兄弟の前にメガネのコンビ。それがアピールできてうれしい」と感激。稲田は「とても光栄です。メガネでだいぶマイルドにしていただいている」と話し、山崎は「メガネをつけ始めたら『色気があるよね』って。メガネをかけて今の“いい女”みたいな芸風にたどり着いた」と語った。なお、政治部門は内閣官房長官の加藤勝信氏、文化界部門はフリーアナウンサーの古舘伊知郎、芸能界部門(男性)は俳優の中井貴一、芸能界部門(女性)は女優の吉田洋、サングラス部門(男性)は滝藤賢一、サングラス部門(女性)はモデル・タレントの藤田ニコル、特別賞SDGs部門はモデル・タレントの生見愛瑠が受賞した。
2020年10月27日11月1日(日)心斎橋JANUSにて、古舘佑太郎ワンマンライブ「Guitar,Piano,Bass,etc…Sessions」の開催が決定!この日はサポートミュージシャンに森夏彦を迎え1stセット、2ndセットの昼・夜二回公演となっている。本イベントは、新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインに基づいて席数限定で開催される。 古舘佑太郎チケット情報チケットは、10月3日(土)10:00よりチケットぴあにて発売開始。
2020年09月30日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が14日、トークライブ『古舘伊知郎 トーキングブルース 2020夏』を無観客生配信で開催した。1988年~03年に毎年開催していた『古舘伊知郎のトーキングブルース』。「トーク(しゃべり)でブルースを奏でる」と謳ったこのトークライブは、マイク片手に2時間、怒涛の勢いでしゃべり続けるという、古舘でしかなし得ないステージだった。『報道ステーション』のキャスター就任後は休止していたが、14年に一夜限りの復活。そこから6年ぶりの開催が決まったが、新型コロナウイルスの影響で延期していた。そこで、「こんな今だからこそ語りたいことがある」という本人の強い思いにより、初の配信限定の無観客ライブとして開催。生配信終了後もアーカイブされており、17日23時59分まで視聴できる。(C)2020FURUTACHI PROJECT Co .,Ltd.All right reserved
2020年08月15日俳優として数々の作品で活躍している古舘寛治(ふるたち・かんじ)さん。渡米した経験があり、帰国後は流ちょうな英語を生かして外国語教室『NOVA』のCMに出演していたことでも知られています。そんな古舘寛治さんの英語力や、出演ドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』(テレビ東京系)で滝藤賢一(たきとう・けんいち)さんと見せたダンスなど、さまざまな情報をご紹介します!古舘寛治は大学に行かず、渡米して演技を学ぶ!2020年3月24日に放送されたバラエティ番組『チマタの噺』(テレビ東京系)に出演した古舘寛治さん。高校生の時に役者を志し、芝居経験もないまま18歳の時に地元・大坂から上京したことを明かしています。その後、大学には行かず小さな劇団に入り、20代の時に1人で渡米。そこでは、憧れの俳優であるロバート・デ・ニーロが経営する寿司バーでアルバイトをしながら、俳優スクールで演技を学び、武者修行に励みます。アメリカでの暮らしは「面白さはあった」と振り返るも、帰国した理由についてこのように語りました。自分が(俳優で)成功したいと考えた時に、英語で(やっていくのは)なかなか難しいと思った。チマタの噺ーより引用その後、アルバイトをしながら俳優を続けた古舘寛治さんが、テレビ番組や映画に出始めたのは40歳になった頃でした。この時から端役や脇役の仕事が次々と入るようになり、存在感を発揮。『遅咲きの俳優』としてブレイクを果たしています。古舘寛治は『NOVA』のCMで有名に 英語がペラペラアメリカから帰国後、古舘寛治さんは33歳で平田オリザさん率いる劇団『青年団』に所属。それからというもの、アルバイトと劇団の活動を並行する下積み生活を送っています。やがて『駅前留学』のフレーズで人気を集めた『NOVA』のCMに出演。独学でみがいた英語力が注目され、古舘寛治さんの顔も広く知られるようになりました。そんな古舘寛治さんの公式ページはすべて英語で表記されており、「おしゃれすぎる!」と話題に。また、『ニューヨークアジア映画祭』のインタビューでは、流ちょうな英語で2016年に公開された映画『淵に立つ』の見どころを紹介しています。NYAFF Chat with HARMONIUM’s Kanji Furutachi - Part 2さらに、教育番組『えいごであそぼ with Orton「That’s Life」』(NHK)にも出演し、分かりやすい英語とコミカルな演技で注目を集めました。古舘寛治、ピアノに苦戦古舘寛治さんは2016年に公開された、宮藤官九郎(くどう・かんくろう)監督の映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』に出演。TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ同作では監督の指示で、これまで経験したことがない『ピアノ演奏』に挑戦することになり、「かなり苦労した」と明かしています。鍵盤をさわったことがない男に、超速弾きのピアノをやらせるという...。必死で練習したんです...。東宝WEB SITEーより引用「毎日必死で、孤独にピアノを練習していた」と語る古舘寛治さん、劇中に登場するたくさんの『鬼』の中でも「監督が一番、鬼だった」とコメントしています。古舘寛治と滝藤賢一が『コタキ兄弟と四苦八苦』でダンス!古舘寛治さんは2020年に放送されたドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』(テレビ東京系)に出演。同作では滝藤賢一さんとダブル主演を務め、真面目すぎてうまく生きられない兄・古滝一路役をコミカルに演じていました。一方、滝藤賢一さんは古滝一路とは正反対の性格の弟・古滝二路役を演じ、2人が繰り広げる絶妙な掛け合いが「面白すぎる」と話題に。また、同ドラマのオープニングテーマを歌うバンド『Creepy Nuts』の楽曲に合わせて古舘寛治さんと滝藤賢一さん、ヒロインを務める芳根京子さんが踊るスペシャルな映像が公開。この時、何十年かぶりにダンスを体験したという古舘寛治さんは、同ドラマのオフィシャルサイトで次のようにコメントしています。「音楽に乗せて踊って欲しい」と言われて正直遠い昔に踊っていた頃の血が騒いだ。それでももう50過ぎの体が思うように動かないのは自覚している。そのつもりになってみて老いた自分にガッカリするのも悲しい。そんな複雑な心境でしたが、即興での踊りは難しかったけど楽しくもありました。そしてスタッフたちが上手く繋いでくれました(笑)『コタキ兄弟と四苦八苦』オフィシャルサイトーより引用撮影に参加した『Creepy Nuts』は「カメラを通した瞬間に光り輝いてました」とコメントし、古舘寛治さんのブランクを感じさせない踊りに感激していました。古舘寛治はドラマ『いだてん』や『逃げ恥』に出演古舘寛治さんは2019年に放送された大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(NHK)に可児徳役で出演しています。同年5月25日に大阪府豊中市で行われたトークショーに出席し、作品の見どころなどを熱く語っています。さすが大阪。笑いの街。懐かしかった。 #いだてん #徳三宝 #可児徳 pic.twitter.com/KaLNloErYT — 古舘寛治Kanji Furutachi (@Mkandhi091) May 25, 2019 また、2016年放送のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)では、主人公たち行きつけのバーの店主・山さん役で出演し、大きな存在感を発揮していました。いただいちゃいました!ヽ(≧Д≦)ノ #逃げ恥 #山さん pic.twitter.com/1l5znxCKd5 — 古舘寛治Kanji Furutachi (@Mkandhi091) December 22, 2016 遅咲きの名優として輝き続ける古舘寛治さんの、さらなる活躍に注目です!古舘寛治 プロフィール生年月日:1968年3月23日出身地:大阪府血液型:AB型身長:1743所属事務所:空(くう)高校生の頃に役者を志し、18歳で地元・大阪から上京。20代で単身ニューヨークに渡り、舞台演技を学んだ。帰国後は劇団『青年団』に入団し、舞台をベースに数多くの映画やドラマに出演。近年では映画『TOO YOUNG TOO DIE! 若くして死ぬ』や『淵に立つ』、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、『コタキ兄弟と四苦八苦』などで個性派俳優として存在感を発揮している。[文・構成/grape編集部]
2020年05月29日4月スタートの「NEWS」増田貴久主演ドラマ「レンタルなんもしない人」に、比嘉愛未、葉山奨之、古舘寛治といったレギュラーキャストが決定。増田さんの撮れたて場面写真も初解禁された。いまもなお依頼が殺到しているサービス“レンタルなんもしない人”の“なんもしない”お仕事ぶりをドラマ化する本作。主人公で“レンタルなんもしない人”森山将太役を増田さんが演じることが決定している本作だが、この度レギュラーキャストが発表。比嘉さんが演じるのは、“レンタルさん”の妻で、夫の活動を温かく見守る沙紀。「懐の深さというか温かみを感じる」「沙紀のような女性がいたらまっすぐお家に帰りますよね(笑)。本当に優しさにあふれている女性です」と演じる沙紀の印象を明かした比嘉さん。増田さんとの共演については「初めてなのに、初めましてじゃない感じがしました。緊張させない安心感や親近感があり、すでに“レンタルさん“だなと思いました。少し不思議な感覚でしたね」とまさにハマり役と語っている。また、がむしゃらタイプのエリート営業マンで、ある出来事をキッカケに“レンタルさん”のアンチとなっていく神林勇作役を葉山さんが演じる。演じるキャラクターについて「一見くせものに見えましたが実は客観的に物事を捉えてるキャラクターで視聴者の意見に近い考えを持っている人物」と説明した葉山さんは、“レンタルさんのアンチ”という設定のため「心苦しかったのですが実際に SNS に上がっている愛の無いコメントを読んでみて『何故、この人は攻撃的なコメントを投稿するのだろうか?』をひたすら考えて、色々頭の中で想像し神林と言うキャラクターを作っていきました」と役作りを明かしている。そして、あの手この手を使って雑誌を売ろうとする謎のホームレス・金田役を古舘さんが演じる。キャラクターについては「まだ序盤の台本しかいただいてないので本当に何者なのかわかりません」と自身もまだつかめていない様子の古舘さん。増田さんについては「とても礼儀正しい方です。増田さんと二人だけのシーンが多いのでどんな掛け合いになるのか楽しみにしています」と期待を寄せている。3名のキャスト発表と同時に、“レンタルさん”のトレードマーク、帽子とグレーパーカーを身に着けた場面写真も到着した。「レンタルなんもしない人」は4月8日より毎週水曜日深夜0時12分~テレビ東京にて放送。※Paravi&ひかりTVにて配信予定(cinemacafe.net)
2020年03月11日『Shall we ダンス?』(96)や『それでもボクはやってない』(07)で知られる周防正行監督が、『舞妓はレディ』以来5年ぶりとなるオリジナル作品に挑んだ。成田凌が初主演を務める『カツベン!』は、今から100年前に映画が「活動写真」と称されていた時代、無声映画の上映中にその内容を解説しながら登場人物の声色までを演じる「活動弁士」にスポットを当てている。これまで数々のオリジナル作品を手掛けてきた周防監督は、なぜ本作を通して「活動弁士」に注目することになったのか。そこには日本古来より受け継がれている「語り」の文化が関係していた。漫画や小説をもとに実写化される「原作モノ」が全盛の中、オリジナル映画に果敢に挑んだ人々を取材する連載「オリジナル映画の担い手たち」。第11回は、周防正行監督にとって映画化の動機となっている「驚き」を掘り下げる。○■「珍プレー」「神田松之丞」にも通底する“語り”文化――片島章三さんの脚本を読んだことが、映画化のきっかけになったそうですね。『舞妓はレディ』の撮影現場で片島さんから「読んでみてください」と脚本を渡されたのがきっかけです。たぶん、僕の意見を聞きたかっただけだと思いますが(笑)。僕も、片島さんが撮るものとして、「これは面白いね」と感想を伝えて。それからしばらくしてプロデューサーから監督をお願いされたので、「片島さんさえ良ければ」を条件に受けることになりました。自分以外が書いた(脚)本で、初めて「撮りたい」と思った本でした。――これまでそういう機会はなかったのでしょうか?ありましたよ。「この本で監督してくれませんか?」ということが何度かありましたが、なぜか撮りたいという気持ちになれなかったんですよね。「周防は自分で書かないと撮らない」と思われてる節があるみたいですが、全然そんなことないんですよ。「本が面白ければ撮る」がポリシーです。――「面白い」というのは、感覚的なものなんですか?僕自身の「驚き」です。その驚きを世界中の人に伝えたいかどうか。僕の映画で、共通しているのは「驚き」がスタートです。『変態家族 兄貴の嫁さん』(84)は、小津安二郎という人への「驚き」。ワンカットだけで「これって小津さん?」と分かるような映画監督は、世界中でも稀です。ファンとして「何なんだこれは」という驚きがずっとあったので、小津さんについての映画を撮ろうと思いました。大好きな小津さんに対する驚きが始まりです。『ファンシイダンス』(89)は、昨日まで渋谷のセンター街で遊んでいたような若者が禅寺の修行で入山するという現実が実際にあるんだという「驚き」。山に入った若者たちの目は、センター街にいるた若者の目とは違うんですよね。岡野玲子さんの漫画が原作なんですが、それまでのお坊さんのイメージが変わった作品でした。『シコふんじゃった。』(92)は、その日初めて廻しを締めた大学生が、いきなり国技館の土俵に上がるという「驚き」。初めて見た学生相撲の大会で、小手投げをされまいと頑張っている学生がいました。土俵に上がるのは初めての子でしたが、なんと骨折してしまって! 土俵下にいた関係者が「あっ、折れたな……」とつぶやいたんですよ。「なんだこの世界は!」「強豪校ではない学生たちは、こういう相撲を取ってたのか!」という驚きがありました。『Shall we ダンス?』(96)は、本当に映画の主人公のように駅からふと見上げた雑居ビルの窓に「ダンス教室 見学自由」と書いてあって。「そういえば、雑居ビルのダンス教室ってよく見るよなぁ。だけど、そこに通っている人を一人も知らない」と気づいたんです。そんな世間話をしていた時、東宝の方が「一度、東宝ダンスホールに見に来ませんか?」と誘ってくださって。仕事帰りのサラリーマンと思しき人がそそくさと更衣室に消えて出てくると、ピンと背筋を伸ばして、まるで外国人のように女性をエスコートしながら優雅に踊り始めるんです。取材をすると、あのダンス教室の向こうには、ボールルームダンスの聖地、イギリスのブラックプールがあるんだと知り、驚きました。刑事裁判がテーマの『それでもボクはやってない』(07)は、「刑事裁判ってこんなことになっているのか」「嘘だろ?」という衝撃。証拠は全部見ることはできないとか、もう驚きの連続でした。たぶんみんなも知らないことだろうから、映画にしてみんなに知ってほしいという思いがありました。――今回は、活動弁士に驚かれたわけですね。片島さんの本を読んで、僕は活動弁士を無視していたことに気づきました。学生の頃にサイレント映画をよく観ていたんですが、サイレント映画は「サイレント」で観るのが正しい観方だと思っていました。サイレントで観ない限り、その監督の意図は分からないと。以来、活動弁士や生演奏の存在を無視して生きてきました。でも、片島さんの本を読んで、はたと気づくわけです。明治、大正、昭和を通して、サイレント映画をサイレントのまま観ていた人はこの世にいなかった。洋画でいえば、例えばアメリカには音楽の生演奏があったので、やっぱりサイレントではないんですよね。日本ではそこに活動弁士の語りが入る。当時の日本の映画監督は、生演奏や誰がやるか分からない語りを想定して撮っていたという事実に気づかされました。活動弁士を知らなければ、日本映画を観てきたとは言えないのではないか。日本映画の初期、サイレント映画時代を支えたのは間違いなく活動弁士でした。ちなみに、黒澤明監督のお兄さんも活動弁士です。ポール・アンドラさんの著書(『黒澤明の羅生門 :フィルムに籠めた告白と鎮魂』)には、黒澤監督が活動弁士であるお兄さんの影響を受けたことが書かれています。小津安二郎も溝口健二も、どの活動弁士に語られるか分からないことを踏まえて撮っていたんです。稲垣浩監督は当初、「監督になってみると、活動弁士がこれほど邪魔な存在だと思わなかった」と言っていたそうですが、トーキー(発声映画)の時代になると、自分が書くセリフがどれほど活動弁士から影響を受けているかを痛感したそうです。初期の日本映画の監督はそれぞれ違った形で活動弁士に影響を受けたので、それが後の日本映画のスタイルにも大きな影響を与えたのではないか。それがこの映画を撮ってみて、あらためて分かりました。ヨーロッパやアメリカでも、最初の頃はスクリーンの前に人が立って、映画の説明をしていた時期があったそうです。でも職業として確立することなく、字幕と音楽だけで上映されるようになりますが、日本はトーキー全盛になるまで活動弁士がいて発展していきました。世界でも本当に珍しい映画史です。「物語」という言葉からも分かるように、日本人は語りでストーリーを楽しむ人種とも言えると思います。――最近では、講談師の神田松之丞さんや応援上映などが人気なのも、こうした日本人の感性に響いているからでしょうか?日本の「語り芸」の文化を強く感じます。例えば、これは活動弁士ではなくて「語り芸文化」の影響だと思いますが、古舘伊知郎さんのプロレス実況はまさに現代の活動弁士。それから、みのもんたさんの『珍プレー好プレー』のアテレコも。浄瑠璃、能や歌舞伎も「語り」によって人々に受け入れられてきたところがあります。『平家物語』を語る琵琶法師。講談、落語、浪曲、紙芝居……全部「語り」なんですよね。日本にはそうした豊かな「語りの文化」があって、それが活動弁士を生み出した。声色弁士という仕事もあって、スクリーンの横に複数人立って登場人物のキャラクターに合わせて声を演じていました。それはまさにアニメーションのアテレコ。今の声優さんの人気は、実は日本特有の語りの文化の影響を強く受けているからかもしれません。脈々と受け継がれている語りの文化が、今は神田松之丞さんに光が当たっています。そう考えると、日本の語りの文化が腑に落ちるというか。この映画は、語りについての作品なんです。――今回の『カツベン!』は、前作『舞妓はレディ』(14)後にすぐ製作に入ったのでしょうか?いえ。『舞妓はレディ』の後に2年間、別企画の準備を進めていたのですが、流れてしまいました。準備期間は作品やテーマによって違いますが、『Shall we ダンス?』は1年、『それでもボクはやってない』は多くの取材が必要だったので3年ほどかかりました。今回は、活動弁士の語りで映画を観た経験が少なかったので、とにかく活弁付きの無声映画作品を観ることから始めました。○■原作は映画の出来を保証するものではない――周防監督は本作含め、数多くのオリジナル作品を手掛けてこられました。オリジナル作品とは、監督にとってどういう位置付けですか?なるべく、「オリジナルで作りたい」という思いはあります。原作モノがあまりにも多いのは、お金を出しやすいからでしょうか。出資者側の事情もよく分かるんですよ。僕が一般劇場用映画で最初に撮った『ファンシイダンス』は原作漫画がありました。出資者は、どんな映画になるのか、原作があると予測しやすいわけです。「こういうものができるんだ」と想像がつく。『シコふんじゃった。』はオリジナルだったんですが、立教大学はどんな映画になるか不安があったのか、キャンパスを貸してくれませんでした。出資者の判断や撮影許可が取りやすいのが、原作モノの大きなメリットです。でも、そうなると原作モノしかこの世になくなってしまいます。だからこそ、オリジナルを作れる人は、積極的に作るべきです。漫画家は、「漫画として面白いものを」という発想のもと描いています。原作モノは、どんな映画になるのかある程度想像できるので、一定の安心材料にはなりますが、映画の出来を保証するものではありません。だから、オリジナルにお金を出すのも、原作モノにお金を出すのも実は同じなんです。そう思ってもらいたいから、オリジナルで撮れる人……つまり、それだけの説得力を持っている監督はできるだけオリジナルで撮ってほしいと思っています。――監督もその一人ですね。まぁ、今回はお金を出してくれましたからね(笑)。『それでもボクはやってない』なんて、『Shall we ダンス?』があったから撮らせてくれたと思うんですよ。脚本渡してるのに、「とはいえ、監督だからどこかで笑わせてくれるんだろう」とOKする方もいたみたいで。全然、そんなことないんですけど(笑)。シナリオはこうですと伝わっているはずなのに、みんな僕の過去作品にとらわれてしまう。――ということは、『Shall we ダンス?』までが大変だったということですか。そうですね。『シコふんじゃった。』や『Shall we ダンス?』の企画を通す時、「誰がこんなの観るの?」と散々言われましたからね。『シコふんじゃった。』なんて、スタッフも口にするのが恥ずかしそうでしたし(笑)。ある人からは、「ウンコふんじゃった? そんなの受けられない」と断られたこともありました。『Shall we ダンス?』がヒットしたおかげで、その後の話しは通しやすくなりましたよ。出資する側は、何かしらの保険が欲しいんですよね。■プロフィール周防正行1956年10月29日生まれ。東京都出身。1989年、本木雅弘主演の『ファンシイダンス』で一般映画監督デビュー。本木との再タッグとなる1992年公開『シコふんじゃった。』では、第16回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ、数々の映画賞を受賞し、1996年公開の『Shall we ダンス?』では、第20回日本アカデミー賞13部門を独占。その後も、『それでもボクはやってない』(07)、『ダンシング・チャップリン』(11)、『終の信託』(12)、『舞妓はレディ』(14)などの話題作を手掛けている。
2019年12月21日古舘寛治と滝藤賢一がW主演し、「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子が描く愛すべきダメおやじ2人の人間賛歌コメディドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」が来年1月期に放送決定した。兄・一路は予備校の英語講師だったが、現在は無職でつつましい暮らしをしている。楽しみと言えば、喫茶シャバダバに通うこと。可愛いアルバイト店員のさっちゃんに話しかけようと試みるが、いつもうまく行かず空振りに終わっている。そんなある日、兄の家に突然転がり込んできた弟・二路。兄弟の再会は8年ぶりで、兄が弟に勘当を言い渡して以来のことだ。突然の来訪をいぶかる兄だが、弟が来る直前に事故を起こしていたことを知り、慌てて現場へ。そこで出会った被害者の男・ムラタから、自分の代わりに待ち合わせ場所へ行ってほしいと頼まれる。待ち合わせ場所に現れた女を見て、兄弟は絶句する――。「逃げるは恥だが役に立つ」「獣になれない私たち」「アンナチュラル」など数々の人気作品を手掛けた野木氏のオリジナルドラマ、テレビ東京作品初参加となる本作は、真面目すぎてうまく生きられない兄とちゃらんぽらんにしか生きられなくなった弟が、ひょんなことから“レンタルおやじ”を始めることに。依頼内容はどれもひとクセある案件ばかり。生きるのが下手な兄弟が、レンタルおやじを通して孤独な依頼人たちと関わり、様々な無茶ぶりに“四苦八苦”しながらも、どうにか生きていく様を描いていく。そんな兄弟を演じるのが、名バイプレイヤーの古舘さんと滝藤さん。コタキ兄弟の兄を「リーガルハイ」「宮本から君へ」の古舘さん、弟を「探偵が早すぎる」「東京独身男子」の滝藤さんが演じ、正反対な性格の兄弟の絶妙な掛け合いが本作の見どころのひとつだ。今回の企画は、2人が「自分たちがW主演のドラマを立ち上げよう!」と意気投合したところからスタートし、3年近い月日を経てようやく日の目を見たプロジェクトだそう。古舘さんは「こんな夢のようなことはないのです。自分が主演!ありえない!しかも滝藤くんという素晴らしい売れっ子俳優とのダブル主演!その上に今や飛ぶ鳥を落とす勢いの野木亜紀子さんがこれ以上ない素晴らしいオリジナル脚本を書いてくださり」と喜びを爆発させ、「これはもう必死にやるしかありません。なんとしてもスゴオモな(すごく面白い!)作品にするのです。みんなで!どうかドッキリでありませんように~!」と意気込み。そして「本当に夢のようです(泣)」と語った滝藤さんは、「脚本の野木亜紀子さんとは【重版出来!】でご一緒して以来2度目。毎回あがってくる台本が信じがたい面白さ。お見事でございます!しかも当て書き…もはや、言い訳のしようもありません(汗)」とコメントしている。なお、監督は『苦役列車』『味園ユニバース』の山下敦弘が務める。ドラマ24「コタキ兄弟と四苦八苦」は2020年1月、毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送予定(※テレビ大阪のみ、翌週月曜0時12分放送)。毎週地上波放送終了後、ひかりTV&Paraviにて配信。(cinemacafe.net)
2019年11月06日テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーが8日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水曜 27:00~)のリスナー感謝イベントを、東京・本多劇場で行った。「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO) リスナー感謝祭2019~sailing day~」と題して行われた同イベントでは、事前にラジオでリスナーから募集した演出も多く取り入れられた。冒頭、スポットライトが当たるなか、佐久間がゲーテやウィリアム・シェイクスピアといった偉人たちの名言を朗読した。そして、映画『パルプ・フィクション』パロディのオープニングVTRの後、改めて登場した佐久間。380名定員に対して、1万通もの応募があったことを明かし、「今、ニッポン放送がちょっとしたパニックになっている」と笑顔。「革命が起きているんですよ。(以前にラジオで『夢は革命家』と発言した)弘中(綾香)じゃない革命が起きている」と満足気だった。続けて"ノーツイート"の約束のもと、ラジオでも話せない業界裏話を披露した。ラジオでの1コーナー「カンペ」も行われた。実際に佐久間がスタジオ内でカンペを出すスタイルで実施されたが、「リハで気づいたんですが、『一人ごっつ』スタイルじゃない? って(笑)。芸人が怖くて誰も挑戦しなかったスタイルに偶然挑戦するなんて」と漏らしていた。リスナー企画の佐久間による「お悩み相談」の後、お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明がサプライズゲストで登場。佐久間がプロデューサーを務める『ゴッドタン』などに出演する小木は、「スタンダップコメディにも見えるし、(古舘伊知郎の)『トーキングブルース』にも見えるし」と驚いていた。また佐久間は、アルコ&ピース・平子祐希にもオファーしたというが、「この間、(『ゴッドタン』の)「マジギライ1/5」の件もあったから、声をかけたんだけど、『ネタパレ』の収録があった」と説明し、「アイツはいつもそうなんですよ。加地さん(テレビ朝日・加地倫三プロデューサー)が来て、平子をボロクソ言ったときはモンゴルにいたし」と嘆いた。小木は「平子と『仲直りフレンドパーク』やりたいね」とニヤリ。佐久間も「加地さんにも出てもらって、3人でビンタし合いますか」と応じた。そして、小木は「佐久間さんは編集がすごい」と絶賛。しかし「ホームの現場は安心しきって、自分の力を出していない。『ゴッドタン』でハネなかったときも、俺は堂々と帰っていくから(笑)。でも他の現場では、編集を信頼していないから頑張っちゃう」と続けると、佐久間は「う~ん、複雑」と苦笑いだった。その後も小木の"佐久間愛"は止まらず、「このライブでリスナーの一体感ある姿を見たときに、『キィー』ってなった。あ、佐久間さんを持ってかれちゃうって」と会場に詰めかけたリスナーに嫉妬心を見せる場面も。さらには、「神田松之丞くらいの衝撃。まったく一緒なんだよ! ビックリした」と佐久間のトーク力を評し、「この人、もっていくなと。これからの時代、この人が背負っていくというか、ラジオのスターみたいな。ニッポン放送がすごいことをしたという感じはするわけ」と、佐久間がニッポン放送の起爆剤になるのではとの展望を語った。小木が退場した後、佐久間が自身の生い立ちについて語り、BUMP OF CHICKENの「sailing day」をギター弾き語りで披露。そして最後には、番組ラストの決めゼリフ「野郎ども、港に別れを告げろ、ヨーソロー!」で締めくくった。(C)ニッポン放送
2019年10月09日