女優の橋本愛が6日、都内で行われた映画『バースデーカード』(10月22日より全国公開)の完成報告会見に、ユースケ・サンタマリア、須賀健太、宮崎あおい、木村カエラ、吉田康弘監督とともに出席した。同映画は、毎年届く"バースデーカード"に書かれたメッセージを通して、亡くなった母親と遺された家族との絆や深い愛情を描いた珠玉の感動作。この世を去った母から毎年送られてくるバースデーカードを通して成長していく主人公の紀子を橋本が演じ、紀子が10歳のときにこの世を去った母親の芳恵を宮崎が演じる。今回、初共演を果たした橋本と宮崎は、それぞれの印象を聞かれると、橋本は「役柄の設定上、一緒にお芝居をするシーンがたったの1シーンのみで、現場では言葉を交わさず同じ空間を共有するということだけをしていたのですが、私はその1シーンがすごく好きで、脚本を読んでいても絶対にいいシーンにしたいと集中していました」と当時の心境を明かし、「初めて近距離で宮崎さんを見て、宮崎さん演じる母と向き合ったときに、気持ち悪いと思われるかもしれないんですけど、宮崎さんの手がすごく印象に残っていて、すごくキレイな手で繊細で大きな愛情を感じる手をされているなと思って、その姿を見て自然と涙が出てくるような感動を覚えていますし、それは宮崎さんだからこそ感じた気持ちでしたし、それをそのままシーンに持ち込めたことを感謝しています」と語った。一方の宮崎は、橋本さんと父親役のユースケが親子ゲンカをするシーンが好きと言い、「そのときに10代後半特有の揺れみたいなものを、橋本さんの瞳からすごく感じられて、母がいなくなってしまったことで、揺れている娘の思いを感じたので、ちゃんと面と向かってお芝居をして、その揺れみたいなものを感じて見たかったなと思いました」と吐露した。また、初めて自分以外のキャストの配役を聞いた際の心境を聞かれると、橋本は「宮崎さんのお名前を聞いたときに『会えねえじゃねえか!』って思って悔しかったです」と本音を明かして会場を沸かせ、「私は女家族で育ったので、真逆の父親と弟という設定に、何とも想像しづらい家庭環境の中、須賀さんは凄まじい弟感を教えてくださって、ユースケさんが父親と聞いたときは映画の性格が分かって、明るい前向きな方向性なんだなって率直に思いました」と打ち明けていた。
2016年10月06日映画『バースデーカード』の完成報告会見が10月6日(木)、都内で行われ、橋本愛、ユースケ・サンタマリア、須賀健太、宮崎あおい、吉田康弘監督、主題歌「向日葵」を書き下ろした木村カエラが出席した。10歳のときに愛する母親を病気で失ったヒロイン・紀子が、亡き母親から毎年届くバースデーカードに励まされながら、成長を遂げるハートウォーミングな一作。紀子を橋本さんが、紀子の母親・芳恵を宮崎さんが演じ、母娘役で初共演を果たしたが、設定上、共演できたのは1シーンだけだったのだとか。共演の感想を聞かれ、2人揃って「まず台本を読んで、『会えない!』と思った」と残念がっていた。それでも橋本さんは、「現場では言葉を交わさず、空間を共有し、すてきなシーンにしたいと思った」といい、「印象に残っているのは、宮崎さんの手がすごくおきれいだったこと。繊細で大きな愛情を感じる手をされていて、自然と涙が出ました」とふり返った。一方、宮崎さんも「ちゃんと話をするようになったのは、(撮影後の)キャンペーンが始まってから。映画を観て、10代特有の“揺れ”を瞳から感じたので、私もそれを直接感じてみたかった」と話していた。“家族”4人が勢ぞろいした会見に、芳恵の夫・宗一郎役のユースケさんは「ママ(宮崎さん)に、2人を会わせたかったからね。今日はうれしいですよ」と目を細め、紀子の弟・正男を演じた須賀さんは「僕のほうが、橋本さんより1歳上なので『弟なのに年上に見えたら、どうしよう』と思っていたが、まったくそう見えず、安心しております」と笑いを誘い、場を和ませていた。『バースデーカード』は10月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月06日吉田羊が主演を務めるドラマWの新作『コールドケース~真実の扉~』と神奈川県警が先ごろ、タイアップポスターを発表したが、吉田が14日に一日警察署長を務めた。その他の写真本作は、神奈川県警捜査一課に所属する主人公・石川百合(吉田)らが未解決事件に隠された真相を見つけ出していくもので、主演の吉田は14日に、加賀町警察署長の吉田忠之署長から“一日署長”として委嘱された。彼女が訴えるのは“振り込め詐欺撲滅”で、友人の家族が被害あったことを紹介し「“お金を取られたことも悔しいけれど、自分を守りたいと思った親心を利用されたことが腹立たしかった”と友人が語っておりました」と語って、注意を呼びかけた。その後、加賀町警察署を出た吉田は、中華街などをパレードしながら“詐欺撲滅”を訴え、集まった人々に「家族の絆を悪用する振り込め詐欺は絶対に許すことができません。ひとりひとりが警戒心を強め、日頃から家族と密に連絡を取り合うことが、撲滅への第一歩になると思います。みなさま、ご協力をお願いします」と語りかけた。WOWOW開局25周年記念『連続ドラマW コールドケース~真実の扉~』10月22日(土)22:00第1話無料放送/全10話
2016年09月15日今年の春、女優の吉田羊と松岡茉優が親子役を演じ、実家から“巣立つ”娘を見守る愛にあふれた母の姿が話題を呼んだトヨタホームのTVCMから、続編となる新CM「帰省」篇・「迷った日」篇がメイキングとともに到着。引き続き、母を吉田さん、娘を松岡さんが演じ、EXILEATUSHIがカバーした中島みゆきの名曲「糸」が起用されている。本CMは、前回のCM「旅立ち」篇の続編で、実家から離れて暮らす娘の帰省を描いた、お盆シーズンにぴったりのCM。「旅立ち」篇では、大学進学のため旅立つ日、名残惜しげな娘に母が「いつでも帰っておいで。あなたの家なんだから」と優しい言葉をかけ、娘が涙する…というものだったが、今回は実家に帰ってきた松岡さん演じる娘から、特大スマイルが登場する。何かつらいことがあると、いつも実家に帰る娘。家に帰ってくるなり、泣いてしまう娘の心情を察してか、母は少し遅れて玄関で出迎える。夕食には娘の好きな料理が並び、父(二階堂智)と娘の、お互いに気になるけれど素直になれないやりとりもありながら、家族で囲む食卓は笑顔に包まれていく。実家で元気を充電し、最後に母からのエールをもらった娘は、パっと明るい笑顔に!晴々とした表情で実家を後にする――。決して特別なことはしていないのに、娘のことをよくわかっている母だからこそ、できることの数々。そんなちょっとした心配りが垣間見え、娘を元気づける本CM。最後の見送りシーンでは、松岡さんのニコッとした笑顔に「カワイイ!」という声が飛び、スタッフ一同も思わず笑顔に。前回「旅立ち」篇の涙を流すシーンでは、切ない演技でスタッフを“もらい泣き”させた松岡さんは、今回は“もらい笑い”を振りまいていた。一方の「迷った日」篇では、夜遅くに疲れて、少し落ち込み気味の表情で帰宅した母。リビングに入ろうとすると、夫・息子・娘の3人が「おかえりなさい」と声をかける。思わず表情がゆるみ、「ただいま」と優しく返す母。そんなほんの些細なことでも、家族の顔を見てホッとできる瞬間にフォーカスした本CMは、吉田さんの絶妙な表情の移り変わりが一番の見どころ。CM序盤の悩める表情から「おかえりなさい」の言葉で、フワッと表情が和む自然な演技には我が家に帰ったときの安堵感が表れ、共感を誘っている。吉田さん、松岡さんはそれぞれ、「“家族の絆”を表現できる女優」「娘(学生)の繊細な感情を表現できる女優」との太鼓判を得て、今回も引き続いての起用となった。EXILE ATSUSHIの温かくも切ない歌声が彩るCMと、撮影中も温かな笑みにあふれた2人の母娘ぶりをこちらから確かめてみて。トヨタホーム新CM「帰省」篇・「迷った日」篇は8月11日(木)より全国にてオンエア。(text:cinemacafe.net)
2016年08月10日株式会社三越伊勢丹ホールディングスの食品子会社である三越伊勢丹フードサービスが今秋、東京・品川にあるアトレ品川に「FOOD&TIME ISETAN」をオープンする。FOOD&TIME ISETANは食に関する専門性と、食から広がるライフスタイルを提案する発信型ライフスタイルストアで、ニーズに合わせて「嗜む(リカー・ワインバー・菓子・デリ)」「作る(青果・畜産・水産)」「食べる(フードコート)」「過ごす・暮らす・学ぶ(カフェ・雑貨・書籍)」の4つのエリアで構成されており、時間帯に応じて異なるサービスを提供していく。施設内の各エリアにおいて、「嗜む・作る」エリアでは鮮度感、ライブ感、清潔感でクオリティーの高い商品を提供するスーパーマーケット・クイーンズ伊勢丹が、「食べる」エリアには、1933年創業の本格はベーカリーであるブランジェ浅野屋、フレッシュな食材とハンドメイドにこだわって、クイックでヘルシーなメキシカンフードが味わえるグズマンイーゴメズ(Guzman y Gomez)、クラフトビールからカルチャーを発信するビアバー・アンテナアメリカ(Antenna America)などがオープンを予定している。「過ごす・暮らす・学ぶ」エリアでは2015年2月に日本初上陸したカフェ・ブルーボトルコーヒーがオープン予定となっているほか、三越伊勢丹グループがセレクトしたコスメ、雑貨、食と親和性の高い書籍も取り扱う計画。なお、プロデューサーは柴田陽子、デザイナーは谷尻誠と吉田愛の建築設計事務所 サポーズデザインオフィスが務める。
2016年08月05日「家」を未来産業の交差点と見立てるプロジェクト「HOUSE VISION 2 TOKYO EXHIBISION」が、東京はお台場・青海ではじまった。日本を代表するグラフィックデザイナーである原研哉が展覧会ディレクターを務めるHOUSE VISIONでは、新進気鋭のクリエイターや世界で活躍する建築家たちが企業とともに手掛けた未来の家を提案している。そんな“未来の家”をFASHION HEADLINEでは巡ってきた。その全貌をレポートする。エントランスからメイン広場、また12棟ある展示ハウスに至る会場全体の構成は、世界的な建築家・隈研吾が担当。和の大家と呼ばれる隈らしく、エントランスや広場、通路には、ふんだんに木材が使われ、やすらぎや心地よさが感じられる空間だ。木々の香りに導かれて訪問したのは「吉野杉の家」。この家は、気鋭の若手建築家・長谷川豪と旅の概念を変革したアメリカ・サンフランシスコの企業Airbnb(エアビーアンドビー)が手掛けた家。「Airbnbと“ホストとゲストの関係性を問い直す家”というテーマで家作りを検討。また作って終わりではなく、過疎地域を活性化させる取り組みとして、その家を地域に移築してAirbnbで貸出すプロジェクトに」と長谷川。この取り組みに賛同し協力したのが奈良・吉野町。杉や檜などの産地である吉野の木々を使って、吉野町の人たちのコミュニティスペースになり、国内外から旅行者が訪ねてくる家を生み出した。「コミュニティがホストになる」という家は、大テーブルや広い縁側のある1階をみんなの空間として、小屋裏のような2階はゲストの空間として、作られている。「だから1階と2階では木々の香りも違う、1階は甘い香り、2階は爽やかな香りがするのでそれも体験して欲しい」と長谷川はコメントする。会期を終えた今秋11月には吉野町に里帰りしてAirbnbに登録され、宿泊予約を受け付ける。次に訪ねたのは「遊動の家」。ここは建築家の谷尻誠×吉田愛と三越伊勢丹が手掛けた極上のリノベーション空間。パソコン一つもって世界中を飛び回るニューノマドな仮想施主にむけて、三越伊勢丹がモノの選定や調達を行い施主個人のライフスタイルをそのままカタチにした家。「だから建築はシンプルに黒皮鉄、杉古材、モルタルのみで構成しモノや生活を際だたせる空間にしました。また室内に配した小屋には、余白を多くとりそこに縁側的な部分をもうけて仲間たちとのコミュニケーションの場に」と谷尻は語る。また12棟のなかで一番高い家は「賃貸空間タワー」。こちらは国際的な建築展の受賞も数多い藤本壮介氏×大東建託の建てた家。“個人空間と共用空間を再定義した賃貸住宅”がテーマ。キッチンやお風呂、ライブラリー、庭などを広々とした共用空間に対して、ベッド、トイレ、収納と生活の最小限要素をまとめたプライベート空間。お年寄りと若者、単身者と若夫婦、世代や職業を超えた人々が住むことで、そこに新鮮なつながりが生まれていくだろう。共用スペースの至るところで、ゆるやかなコミュニケーションが生まれる賃貸だ。そして家ではないけれども、夏空の下取材を続ける我々を癒してくれたのは、住友林業×プラントパンター西畠清順×隈研吾の「市松の水辺」。樹木と水と木材で作られた心地のいい庭だ。市松模様の柄を1ユニットとして組みたてているので、都会のどこにでも庭を生み出せる。陽射しをさえぎる木陰の下で、冷たい水辺にちゃぽんと足をつけて、真夏の涼を楽しみたい。また休憩処であるAGF(味の素ゼネラルフーヅ)と長谷川豪が手掛けた「冷涼珈琲店 煎」では、日本の軟水にあう豆を選び焙煎した「煎」のアイスコーヒーと江戸時代から続く和菓子処・榮太樓總本鋪の冷菓子を提供。海風にはためく麻の暖簾、爽やかな香りが漂う吉野檜のベンチシートでいただくアイスコーヒーは、今も未来も私たちを癒してくれるはずだ。他にもメインホールには蔦屋書店や代官山蔦屋書店2階のラウンジAnjin(アンジン)がサテライト出店。約3千冊にのぼる「住まい」をテーマにした書籍が並び、HOUSE VISIONの関連書籍も先行発売している。さらに会期中(8月28日まで)は毎日、建築家やアーティスト、デザイナーなど多彩なゲストのトークセッションが予定されている。HOUSE VISION会場をぐるりと巡ることで、経済の停滞、人口の縮退、自然災害の頻発、コミュニケーションストレスの増大など今の日本が抱えるさまざまな問題や未来に対する12のアプローチを見てとることができるはず。確認申請を経て、建てられた展示ハウスは明日にでも利用可能な家も多い。絵空事ではないリアリティのある未来の家たち、どの家でどんな暮らしを望みますか?【展覧会情報】HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION会期:2016年7月30日~8月28日時間:11時~20時(最終受付19時30分)料金:一般 1,800円学生 1,500円
2016年08月01日未来の家を探求するプロジェクト「HOUSE VISION」による展覧会「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXIHIBITION」が、7月30日から8月28日まで、東京・お台場の青海駅(ゆりかもめ線)前、特設会場で開催される。>>レポート「隈研吾、藤本壮介、長谷川豪らが原寸大で具現化した“未来の家”。この夏注目のHOUSE VISION!」はこちらから!HOUSE VISIONは、日本人の暮らし方を具体的に提示するためにつくられた情報発信と研究のプラットフォーム。建築家、研究者、多様な企業、行政との対話を重ね、活動の成果を共有し発展させていくために、シンポジウムや研究会、展覧会を開催している。本展では、「CO-DIVIDUAL 分かれてつながる/離れてあつまる」をテーマに、15社の企業と13人(ユニット)の建築家、クリエイターが、技術と創造性を掛け合わせコラボレートした13のエキシビションハウスを展示。集団の中の個、個の集合の形が問い直されていく今、暮らしに合致した充足感を実現するための「家」が公開される。展覧会ディレクターは、HOUSE VISIONの発起人でもあるデザイナー、武蔵野美術大学教授の原研哉。企画コーディネートは、建築家の土谷貞雄。会場構成は、新国立競技場の設計にも携わる建築家、東京大学教授の隈研吾が手掛ける。会場では、都市と農村の二拠点居住を構想する無印良品と建築家アトリエ・ワンによる「棚田オフィス」をはじめ、三越伊勢丹と建築家の谷尻誠と吉田愛が、仕事で移動が常態となったような人々、すなわち“ニュー・ノマド”を対象とした「遊動の家」、賃貸住宅の再定義を掲げた大東建託と建築家の藤本壮介による「賃貸住宅タワー」、展示会場を構成する10.5cm角の杉材を数十倍に拡大したような凸版印刷と原デザイン研究所による「木目の家」などが展示される。会場内では、住まいや暮らしに関する書籍や、各エキシビションハウスに関連した書籍などを販売する代官山蔦屋書店や、同書店2階のラウンジ・Anjinのキッチンカーなどが登場する。なお、会期中には、トークイベントが毎日開催される。詳細は、随時、オフィシャルサイトやfacebook、twitterで発表されるという。【イベント情報】「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXIHIBITION」会場:お台場・青海駅前 特設会場住所:東京都江東区青海2-1会期:7月30日~8月28日時間:11:00~20:00(入場受付時間19:30まで)料金:(入場料金)一般1,800円、学生1,500円、一般3回券4,500、学生3回券3,500円(前売りチケット)一般1,500円、学生1,300円、一般3回券4,000、学生3回券3,000円
2016年07月10日二子玉川駅周辺のエリアを舞台にしたアートフェスティバル「TOKYO ART FLOW 00」が、7月29日(金)~7月31日(日)の3日間開催される。「TOKYO ART FLOW 00」は、東京急行電鉄株式会社、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、玉川高島屋S・C、楽天株式会社の4社が発起企業となり、二子玉川地域に関わる企業、地域、大学、行政などが参画する実行委員会(実行委員長 建畠晢 多摩美術大学学長)を発足し、アートプロデュースを株式会社ワコールアートセンターが行うアートフェステイバルだ。本企画のタイトルの“flow”には、流れる、満たされる、あふれる、巡るなどの意味があり、二子玉川にある多摩川の河川敷を舞台に、アートを通じて人々が交流し、インターネットのようなテクノロジーや隣人との会話を通じて拡散され、二子玉川を東京の新たな文化拠点として位置付けていくことを狙いとして命名された。またテーマカラーのマゼンダは、新しいまちや都市開発エリアを“グリーンカルチャー”と表現することから着想を得て、そこに足りないものをアートが補うという考えを元に、“グリーン”の補色である“マゼンタ”を使用している。メイン会場の多摩川河川敷では、スイスのラング&バウマンによる国道246号の橋脚を利用したパブリックインスタレーション「Beautiful Bridge #2」、「SUPPOSE DESIGN OFFICE」 の谷尻誠と吉田愛による透明な球体につつまれたリビングを表現した作品「Air Stone」、映画上映を行う「246シアター」など夜の多摩川河川敷を使ってグランピングを楽しむコンテンツを予定。そのほか、会場では「坂本美雨+CANTUS」によるうたのインスタレーション「うたうまち」や、1000万円あったら何を買うをテーマにビジネスリーダーたちの欲しいアート作品を集めたアートフェア「10MILLIONS」、商業施設や街路をはじめとする夜の風景をマゼンダカラーで染めていく高橋匡太による「夜景プロジェクト ‐マゼンタナイト‐」など、3日間街全体を巻き込みながら様々なプログラムが展開される。(text:cinemacafe.net)
2016年06月21日二子玉川駅周辺エリアでは7月29日から31日まで、アートフェスティバル「トウキョウアートフロウゼロゼロ(TOKYO ART FLOW 00)」が開催される。第0回として“Human’s nature-人間の自然”をテーマに開催される同フェスティバル。二子玉川駅周辺のショッピング施設から、二子玉川地域最大の自然資源である多摩川河川敷に至るエリアで、アーティストと市民による創造と探求の場を形成するべく様々なプログラムを実施する。メイン会場の多摩川河川敷では、スイスのラング&バウマンによる国道246号の橋脚を利用したパブリックインスタレーション「Beautiful Bridge #2」や、SUPPOSE DESIGN OFFICEの谷尻誠と吉田愛による透明な球体につつまれたリビングを表現した作品「Air Stone」などを展開。映画上映を行う「246シアター」も登場し、夜の多摩川河川敷を使ってグランピングを楽しむことができる。その他の会場では、坂本美雨とCANTUSによるうたのインスタレーション「うたうまち」や、“1,000万円あったら何を買う”をテーマにビジネスリーダーたちの欲しいアート作品を集めたアートフェア「10MILLIONS」などを実施。商業施設や街路をはじめとする夜の風景をマゼンダカラーで染めていく高橋匡太による「夜景プロジェクト -マゼンタナイト-」では、来場者が鐘を鳴らすとライトアップのカラーがチェンジする「この鐘を鳴らすのはあなた」や、街灯の光がモールス信号のリズムで明滅することで詩を語りかける詩人の谷川俊太郎とのコラボレーション作品「つぶやく街灯」などが登場する予定だ。【イベント情報】「トウキョウアートフロウゼロゼロ」会場:二子玉川駅周辺(多摩川河川敷、玉川高島屋S・C、二子玉川ライズなど)会期:7月29日~31日時間:7月29日が12:00~23:00、30日が10:00~23:00、31日が10:00~20:00
2016年05月24日俳優の吉田鋼太郎が、12日に亡くなった演出家の蜷川幸雄さんに対して、所属事務所を通じて追悼のコメントを発表した。吉田は「偉大な演出家であり、最大の恩師であった蜷川さんの訃報に言葉が見つかりません。今はまだこの現実を受け止められておりません」と悲しみを綴った。吉田はシェイクスピア劇、ギリシア悲劇など広く舞台俳優として活動しており、近年はNHK連続テレビ小説『花子とアン』(2014年)、テレビ東京系ドラマ『東京センチメンタル』(2016年)など、映像での活躍も注目されている。蜷川作品においても常連であり、『タイタス・アンドロニカス』(2004年、2006年)、『オセロー』(2007年)、『アントニーとクレオパトラ』(2011年)、『ヘンリー四世』(2013年)などの作品で主演を務めていた。
2016年05月13日橋本愛と宮崎あおいが娘と母役で競演し、『パッチギ!』『嫌われ松子の一生』にも参加している吉田康弘監督が贈る感動作『バースデーカード』。この度、いま注目の若手俳優・中村蒼が、橋本さん演じる主人公・紀子の初恋の相手・立石純役として初共演することが明らかになった。小学生時代のあだ名は「泣き虫のりこ」。落ち込む私をいつも励ましてくれるのがママ。優しくて、明るくて、そんなママのことが大好き。このままずっと隣にいて安心させてくれる、と当たり前のように思っていた。10歳の誕生日までは…。ママは病気に勝てず天国に行ってしまった。ママと過ごす最後の年になってしまった10歳の誕生日、ある約束をした。それは20歳を迎えるまで私たち姉弟に毎年手紙を贈ること。翌年訪れた、母がいない11歳の誕生日、本当に手紙が届いた。そして20歳を迎えた最後の手紙。そこには10年前私が投げかけてしまった質問の返事が記されていた。「ママは希望通りの人生が送れている?満足できている?」。小学校のクイズ大会で一問も答えられず落ち込む私を励ましてくれたママ。でも私はふり切ってしまったのだ。その後ママは「ごめんね」と泣いていた。私はそこからずっと、ママにかける言葉を探していたように思う。ママの“答え”を読んだ後、私は決心した。10年前のあの日をやり直すために。たくさんの出会いと経験を経て、私が変われるチャンスを手紙はくれた。さらにチャーミングなママは、まだサプライズを用意。最後に思いがけないプレゼントが待っていた――。誕生日に毎年届く、亡き母からの“バースデーカード”。それは、最愛の娘の成長を見守ることが出来ないことを悟った母が、ありったけの愛を込めて綴った未来の娘への“手紙”…。バースデーカードを通して成長していく娘・紀子(17~25歳)役には橋本さんが、母・芳恵役に宮崎さんが好演。さらに、家族を温かく見守る紀子の父・宗一郎役にはユースケ・サンタマリア、一家のムードメーカー的存在の紀子の弟・正男役に須賀健太といった個性豊かな実力派俳優が集結している。そんな中、今回新たに決定したのは、主演映画『東京難民』、SPドラマ「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」などに出演する中村さん。昨年放送された「無痛~診える眼~」では、先天性無痛症で無毛症の青年という近年でも類を見ない難役に挑戦し、まるで別人のレベルまで変身する徹底的な役作りと今まで培われた確かな演技力で世間に圧倒的なインパクトを与えた中村さん。そんな彼が、今回演じるのは、紀子とは中学校が同じでずっと紀子とっての憧れの存在で、19歳のときに偶然に再会を果たし、ラーメン屋で修業しながらしっかりと将来を見据えて精神的にも自立している立石に、紀子は再び惹かれ始めるという役どころ。立石の言葉に励まされ、影響されながら少しづつ自分の殻を破っていく紀子。次第に立石の存在は紀子にとって大きな存在となり、いつしかかけがえのない相手になっていく…。今回中村さんは、いつか自分のお店を持つという夢に向かって日々努力しているという役のため、撮影前に都内のラーメン屋さんに何度も通い、実際にラーメン屋の店員の所作や麺の湯切りの修業を実施。特に湯切りの場面では、監督の意向で平ザルを使用。実はこの平ザルがとても難しい。そのため、中村さんは1か月間自宅のお風呂場で濡らしたタオルを麺に見立てて湯切りの猛練習。湯切りのしすぎで右腕が筋肉痛になるほど自分を追い詰めたようだ。撮影は実際に長野県岡谷市で営業している店で行われ、中村さんの一連の所作を観た店長は「教えることは何もない。筋がとても良い!」と太鼓判を押すほど。さらに今回は、1年以上離れていたバイクの運転にも挑戦!劇中で乗らなければならないバイクは旧式のバイクだったため、エンジンをかける事すら難しいバイク。さらに、紀子を乗せた2人乗りのシーンもあるため、撮影前に1週間の猛練習を行なったという。今後も黒木瞳が初監督をつとめる映画『嫌な女』など多数の出演作品が控えている中村さん。今最も注目されている若手俳優のひとりとあって本作の注目度もさらに高まりそうだ。<以下キャスト&スタッフコメント>■中村蒼今回立石役で出演する事になりました。原作ものが映像化される中、今作はオリジナルの作品で撮影現場では監督のこの作品にかける想いが伝わる様な熱い演技指導を受けとても素敵な時間を過ごさせてもらいました。主演の橋本さんは当時は10代だったにもかかわらずどっしりされていて、でも現場を離れると10代らしい表情に戻って強い部分と少し子供っぽい部分を持っている姿は本当に紀子そのものでした。母親の愛家族の愛の偉大さ最後には希望が持てる映画になっています。■橋本愛紀子と立石くんの関係をどう作れば2人が結婚まで行き着いてその先歩んでいけるのか、悩んでいた部分があったのですが現場でお芝居をしてすぐ、中村さんの母性をくすぐる笑顔と仕草にその答えを見ることができました。優しくて純粋で一生懸命で時に頼りになる、素敵な恋人でした。紀子の結婚相手が中村さんで良かった、と安心しました。■吉田康弘監督不器用でシャイだけど、純粋で熱い男を演じてもらいました。中村君の優しいけど意志の強そうな眼差しと、時折り見せる親しみやすい笑顔が役にぴったりでした。役作りのために、扱いにくいバイクの走行練習をしてもらったり、ラーメン屋の店員所作や、麺の湯切りを習得してもらいました。演技も自然体で、細やかな表情が素晴らしく、役の魅力を存分に表現してくれたと思っております。何よりも笑顔が素敵です。癒されます。安心できます。『バースデーカード』は2016年10月、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月23日NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の高幡アリサ役などで知られる元子役で女優の吉田里琴が、学業に専念するため芸能界を引退することを発表した。現在16歳の吉田さんは4月1日(金)、芸能活動を終了するとブログで発表した。「みなさんのおかげで、3歳から子役としてたくさんのお仕事をさせていただきとても幸せな日々を送ってきましたが、学業がどうしてもおろそかになってしまい、このままではいけないと思いました」として、今後は学業に専念すると伝えている。また当該ブログエントリーでは、所属事務所のスタッフによる報告も掲出されており、「大変残念な事ではありますが、吉田里琴の人生もこれから先がずっと長く、芸能以外の世界を知ることは彼女にとっても良い事なのではないかと考えます」と理解を求めている。吉田さんは子役として「リーガル・ハイ」や「坂の上の雲」など多数のドラマに出演してきた。また<a href="" target="_blank">『映画 ひみつのアッコちゃん』</a>で俳優・岡田将生と共演した際、岡田さんに現場で「一緒に住まない?」と誘われたというエピソードから、“岡田将生がプロポーズした美少女”とバラエティ番組などで話題を呼んだ。(花)■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開(C) 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2016年04月01日内村光良を中心に個性的なメンバーたちが毎週オムニバスコントを届ける「LIFE!~人生に捧げるコント~」に、新メンバーとして女優の吉田羊が加わることが発表された。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は内村さんが田中直樹(ココリコ)、塚地武雅(ドランクドラゴン)といった芸人たちや、星野源、ムロツヨシらいま旬の顔を率いてコントを行う人気番組で、4月で4年目を迎える。そこに、大河ドラマ「真田丸」に出演予定で、いまや映画・ドラマ・舞台などで活躍中の吉田さんが仲間入り!スタジオコントは初挑戦とのことだが、すでに収録では内村さんらとの息のあった演技を披露したという。吉田さんは「『面白いな』と思って見ていた世界に自分が入ることになり、私でいいのかなという思いと、入ったからには面白いことしたいなという思いと、半分半分でした」と、コントというものへの導入には多少の戸惑いはありながらも、「実際入ってみると、みなさんがさらりと仲間として受け入れてくださったので、安心してお芝居できましたし、またスタッフのみなさんも含めて、面白い瞬間を切り取ろうと緻密に計算して準備してくださっていたので、全力で楽しませていただきました」と、楽しんで収録を行った様子。「番組ファンのみなさんに、新メンバーとして受け入れていただけるよう、精一杯頑張りたいと思います」と抱負を語った。吉田さん登場回は7日(木)だが、2日(土)には「LIFE!4月7日スタートSP」として、過去の名場面のふり返りとともに、新しいセットや衣装の披露、そして吉田さんの初収録にムロさんが潜入リポートを敢行する。「LIFE!」シリーズの永久保存版とも言える放送となりそうだ。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は毎週木曜22時25分~、「LIFE!4月7日スタートSP」は4月2日(土)20時15分~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月01日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、「今年もトライしたいことがたくさん。変化は恐れず、楽しみます!」というモデルの吉田沙世さん。雑誌や広告で引っ張りだこの吉田さん。一度は地元で就職するも、ファッションに関わる仕事をしたいという思いから、モデルに転身したそう。「小中高とダンスをやっていて、表現するのが好きだったということもあって。あと、母が若い頃モデルをしていたんですよ。今思うと、その影響も大きかったんでしょうね」。自らを“常に変化を楽しみたいタイプ”と分析。「新しいことをやるのに物怖じはしない方。ラジオや演技にも興味があります。走るのが趣味なので、フルマラソンにトライしたい!」◇よしだ・さよ1990年生まれ。『SEDA』の専属モデルとしてデビューし、小誌や『VoCE』など数々の雑誌で活躍。プライベートが覗けるインスタグラム(@sayobaby)も人気。◇「エアプランツやサボテンが好き。このプラントハンガーもお気に入り」◇「言葉に触れると表現の幅が広がると思うので、毎日何かしら読みます」◇「姉御タイプのシーと甘えん坊のミー。毎日くっついて寝ています♪」※『anan』2016年1月27日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年01月24日数々の女性の生き様を演じてきた女優・吉田羊。「演じることが何より好き」と語る女優・吉田羊の周りには、凛とした気配が漂う。とはいえ、周囲へ心を配り、相手の目を見て語りかける優しい声からは、人としての味わい深さも感じられる。そんな彼女が憧れる女性とは?そして、来年の目標とは?ー昨年、ドラマ『HERO』に出演するまでは事務所に借金があったと伺いました。そのような苦労がありながらも女優の仕事を続けられたのはなぜでしょう?なにより演じることが好きだったというのが一番ですね。そして、ある程度、舞台やドラマなどに出演できるようになってきてからは、「楽しみにしてるよ」というファンの方からのメッセージが支えになりました。たまには、自分が「ああ今回はダメだったな」と思う時もあったのですが、ファンの方が「羊さんのこんなところがよかったよ」と声をかけて下さったり、そのみなさんの言葉に支えられて生きてきましたね。ー今年公開された作品でも、映画『ビリギャル』での母親役、ドラマ『コウノドリ』での助産婦役など、沢山の女性を演じられましたね。様々な人生を送る女性たちを演じる時、どのように役作りをされていくのですか?一つ、ファッションというキーワードもありますね。やはり、衣装を着た時にぐっと気持ちが入ります。衣装とヘアメイクでその役は8割完成すると思っているので、普段と違う格好をすることでその役が降りてくるイメージです。特に、私の場合は、憑依型で演じるタイプなので、緻密に計算していくというよりも、衣装とメイクで大枠を捉えたら、あとは現場で五感を研ぎすまして感情を作っていきます。お芝居は生ものだと思っているので、相手役の方やセットなど、視覚や聴覚をフルに使って役をふくらませていきます。だから、私自身で役作りを完成させてから現場に入っていく感覚ではないかもしれないですね。周りのみなさまに沢山のものを頂いて、演じさせて頂いている感覚です。ー多くの女性の憧れでもある羊さんですが、羊さんご自身が憧れる女性像とは?石田ゆり子さんが大好きで敬愛しています。ゆり子さんは、いつも穏やかで、言葉豊かで、自分の哲学を持ちながらも、相手の立場を慮ることが出来る女性です。まさに、私の理想の女性像ですね。ゆり子さんにお会いするたびに、自分が浄化されていく感覚。いつお会いしても、その時の私に必要な言葉を、確実にかけて下さいます。きっと、相手の心をちゃんと見てお話されているのだと思います。私もそういう女性でありたいと思っています。ー2016年は、どんな一年にしたいですか?今年は、沢山お仕事を頂いたのはありがたかったのですが、書物を読む時間がなかなか取れなかったんです。来年は本を読んで、視野を広げて物事を深く理解できるようにしたいなと思っています。女優のお仕事では、年明けに難役を一つ演じることが決まっていますし、頂いている役柄はどれも初挑戦の役ばかりなので、その一つひとつをしっかりと演じていきたいですね。また新しい自分と出会える年になるのではと楽しみにしています。
2015年12月28日アンリアレイジ(ANREALAGE)と、アートディレクターの吉田ユニとのコラボレーションによる「STAR WARS COLLECTION」が12月1日、そごう・西武限定で販売を開始した。同コレクションは、映画『スター・ウォーズ』のオープニングロールをイメージして製作されたもの。これまでの物語が文字で語られ、文字が宇宙に放たれていくかのように画面奥に流れて行く同作の象徴的なオープニングシーンを、シルエットやテキスタイル柄を変形させることでファッションに変換した。ラインアップは、遠近感のある独特な形と柄が印象的なTシャツ(2万2,000円)やスカート(4万8,000円)、シャツ(6万円)から、ネックレス(4万5,000円)など。平面の洋服に立体的なスケール感を与えることで、斬新かつ新しいファッションを作り上げた。取り扱いは西武 池袋本店、西武 渋谷店、そごう 横浜店となっている。
2015年12月01日「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)などのブランドでおなじみの吉田カバンは、その機能性とデザイン性の高さからビジネスパーソンにもすっかりおなじみ。国内の協力業者の職人さんによる「メイドインジャパン」が特徴であり、年間180万本のカバンを生産しているそうです。そんな吉田カバンのビジネススタイルを明かしているのが、その名も『吉田基準 価値を高め続ける吉田カバンの仕事術』(吉田輝幸著、日本実業出版社)。現在も増収増益を続けているという、同社の成功の秘密が明かされているのです。■基本的に「値引き」をしない理由ところで吉田カバンは、原則として値引きをしないことで知られています。もし、小売店舗が承諾を得ずに値引きをしていた場合は、「商品引き上げ」という措置をとることもあるというのですから徹底しています。しかし、なぜそこまで値引きを拒むのでしょうか?著者によれば、そこにはいくつかの理由があるそうです。まず第一は、あとから値引きしたとしたら、定価で買ってくださったお客さまに対して失礼にあたるため。また値引きをするとブランドイメージも崩れ、当然のことながら利駅も減ってしまいます。もともと吉田カバンの商品は、手間ひまをかけて制作する職人さんの工賃と、材料費や運送費などの諸経費、そして一定の利益を乗せて「販売価格」を設定したもの。余分な上乗せは一切していないのだそうです。つまり値引きをしたとしたら、つくり手側は誰も幸せになれないというわけです。■百貨店との取引を減らした理由かつて、吉田カバンの主要販路は百貨店だったそうですが、2000年代に入ってから、百貨店との取引を徐々に減らしていったことがあったのだといいます。普通に考えれば、百貨店はきわめて重要な顧客であるはず。なのになぜ、そんなことをしたのでしょうか?著者によればその理由は、売り場の方との「考え方の違い」だったのだとか。というのも、いつのころからか百貨店からの要求がどんどん強くなっていったそうなのです。「吉田カバンの販売担当をする店員を2人雇ってくれ」といわれるときもあれば、「売り場のディスプレーは全部負担してほしい」「小品を置くための什器は持ち込んでくれ」というように、吉田カバン側の負担が大きくなっていったということ。そして、値引きをしない吉田カバンの商品はそれまで「セール除外品」となっていたのに、クリアランスセールの時期になると例外が許されなくなり、「今後、バーゲンを行うから必ず商品を何本か出してほしい」といわれるようになっていったのだとか。立場的に断ることができなかったため、やむなく対応した時期もあったとはいいます。しかしそれが何度も続いたので、「とてもこれ以上はおつきあいできない」との判断を下し、結果的に取引を減らしていったのだということ。メーカーと店舗との間で、ありそうな話ではあります。しかし近年は、取引を再開するケースが増えているのだそうです。吉田カバンのそうしたスタンスを理解してもらえるようになり、ブランドイメージが崩れないよう、「セレクトショップ的な商品構成の売り場で扱いたい」といったような依頼が多くなってきたから。方向性や考え方が認知されたということになりますから、時間がかかったとはいえ、これは理想的な展開だといえるのではないでしょうか?■あまり商品の値上げもしない理由ちなみに吉田カバンでは、値引きをしないかわりに、頻繁な値上げも行わないのだそうです。同社のカバンの主要顧客層は社会人男性。だからこそ多くのカバンは、1万円台から4万円台の価格帯に抑えるようにしているということ。いわば、「手の届く範囲での高品質」を目指すことが、吉田カバンのモノづくりの基本姿勢だというわけです。*他にも「広告を打たない理由」「バーコードを使わない理由」、果ては修理に対する考え方など、吉田カバンならではの考え方がぎっしりと詰まっています。なお余談になりますが、タイトルにもなっている「吉田基準」の語源についてもご説明しておきましょう。これは、決して妥協しない社員の姿勢に対して、職人さんや取引先の人々の間で使われはじめた言葉。だとすればそれは、本書に書かれている戦略があったからこそ生まれたといえるのではないでしょうか。(文/書評家・印南敦史)【参考】※吉田輝幸(2015)『吉田基準 価値を高め続ける吉田カバンの仕事術』日本実業出版社
2015年11月29日吉田羊がクールからキュートに!11月20日、花王は、化粧品ブランド「オーブ クチュール」の新CMに吉田羊を起用したと発表した。話題のドラマや舞台に出演し、男女を問わず人気のある彼女。人生初の化粧品CMということで、普段のクールな雰囲気を一新し、キュートな表情をみせている。“ぽんぽんチーク”を絶賛気になるCM内容は、11月24日から新発売する“ぽんぽんチーク”を楽しんでいる様子が撮られており、「自分で言うのもなんですがとっても綺麗でした」とメイクの仕上がりを絶賛した。簡単でなじみがいい!透明感もアップ多く女性が頭を抱えていたチークの入れ方。どの位置につけたらいいのかわからない、適量を取るのが難しい、ナチュラルにぼかせない、などの悩みに真剣に向き合い、開発されたのが同新商品だ。使い方は、本体から取りはずした「チークナビ」を、小鼻の横に“ぽんぽん”するだけ!簡単なのにふんわりなじんで、思わず笑みがこぼれてしまう。また、血色がよくみえることで透明感もアップし、理想の肌へと近づく。カラーは、柔らかな色合いのピンク、ピーチ、オレンジに加え、華やかなローズとレッドをあわせた5色を用意。彼女のようにイメージチェンジをして、可愛らしい女性を演出してみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・花王 プレスリリース(PR TIMES)
2015年11月21日トレンダーズは11月4日、吉田正樹事務所と動画事業における業務提携に至ったことを発表した。これにより同社は、動画マーケティングの事業領域を拡大したい考えだ。吉田正樹事務所とは、フジテレビ「夢で逢えたら」「笑う犬の生活 - YARANEVA!」など、数々のヒット番組を企画制作してきた吉田正樹氏が2009年1月に設立。TVも分かるクリエイティブカンパニーとして、Webを中心としたプロデュースや映像制作、インバウンドに強いYouTuberやタレントマネジメントを手がける。トレンダーズによると、企業のプロモーション・PRにおける動画の活用が注目を集め、動画制作ニーズが高まる一方で、制作した動画の視聴回数が伸び悩み、想定していた効果が得られないという課題を抱える企業も増加したほか、スマートデバイスとSNSの急激な普及により、動画を活用したプロモーションはSNS拡散が成否を決めるといっても過言ではいという。このような現状を踏まえ、同社は、企業のプロモーション動画の企画・制作において豊富な実績を誇る吉田正樹事務所と業務提携することで、SNSでより効果的に拡散される動画の企画・制作からPRまでをワンストップで請け負うことが可能に。今後、ユーザーアクションに加え、ユーザーインサイトの分析をさらに強化し、吉田正樹事務所の企画力を掛け合わせ、ターゲットユーザーへのリーチや拡散、共感を呼ぶ動画の制作を目指す。
2015年11月05日アールストアは11月5日、「泊まれる本屋」をコンセプトに訪日外国人観光客や国内旅行者をターゲットとしたホステル「BOOK AND BEDTOKYOをオープンする。宿泊せずにBOOK AND BED TOKYOの空間を気軽に楽しめる「デイユースプラン」も、11月9日より展開する。コンセプトは泊まれる本屋で、「映画を観てたら寝ちゃった」「友達とLINEしてたら寝ちゃった」というような「好きなことをしてたらうっかり寝ちゃった」というような"寝る瞬間"を提供するホステルをイメージしている。内装デザインは谷尻誠氏・吉田愛氏率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE」、ブックセレクトは「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」が担当。本棚の中にベッドが埋め込まれている構造で本は販売せず、「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」選書による本をそろえている。池袋各駅から徒歩1分のところにあり、平日は3,500円(80cm×205cm)~、金土曜日・祝前日は4,500円(80cm×205cm)~。11月9日からは、宿泊者以外にもデイタイムのラウンジスペースも提供し、13:00~19:00の間に1,500円で展開する。
2015年10月26日女優の吉田羊と木村佳乃が、黒木瞳の映画初監督作『嫌な女』(2016年公開)で、W主演を務めることが17日、明らかになった。吉田の映画主演は、本作が初となる。本作は、作家・桂望実氏の同名小説(光文社)を原作に、来年のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』を担当する西田征史氏が脚本を務める作品。人と打ち解けられないことから友だちができず孤独で真面目一徹な弁護士・石田徹子役を吉田、派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役を木村が演じる。境遇や立場が正反対の2人を通して、女性の強さや友情をコミカルで感動的な人間ドラマとして描き出す。昨年7月期に放送されたドラマ『HERO』(フジテレビ系)で一気に知名度を上げた吉田。以来、ドラマや映画のオファーが殺到しているが、本作は「共演すらまだない大先輩黒木瞳さんの初監督作品、しかも主演でというお話を頂いた時は自分の耳を疑いました」と本人にとっても予想外の抜てきだった。「かつてない大役の重責に武者震いする一方で、瞳監督のこの作品に掛ける並々ならぬ情熱に身体を底から突き上げられ、女優が女優を撮る面白さをぜひ見たいとも思いました。脚本と登場人物がうなるほど魅力的で、これは何としても最高の作品にしたいという思いです」と気合をみなぎらせ、「共演者・スタッフの皆さまの胸を借りながら、丸裸で、瞳監督の情熱にぶつかっていきたいと思います」と意気込む。一方の木村も、「黒木瞳さんが映画の監督をされると聞いて、大変驚きました」と心境を伝え、「内容を知らない内から、ぜひやらせていただきたいと心躍っていました」と撮影を心待ちにしていた様子。「台本を頂いた後瞳さんにお会いして、監督のこの作品への強い想いを感じました。これから 大先輩の前で丸裸になるのかと思うと身が引き締まる思いと共に、いまだかつてない緊張を感じております。とてもとても熱い夏になりそうです」と女優としての喜びを噛みしめている。2人の魅力について、黒木監督は「自分の殻にとどまらず、何かをみつけたい、何かを試したい、何かを成し遂げたいというエネルギーに満ちあふれた女優だと思っています」と説明。その印象は撮影がスタートしてからも「徹子を演じる羊ちゃんからは、忍耐力と理性とふところの深さを感じます」「夏子を演じる佳乃ちゃんからは、順応性と探究心、そして自由自在の瞬発力を感じます」と変わらなかったが、「お二人は、同じ画面の中に存在していても、まったく違う色の光を発します。そのふたつの光が交わったときは圧倒されます。私の言葉に耳を傾け芝居に入る徹子と夏子、スクリーンの中で、この夏の太陽より輝いている吉田羊さんと木村佳乃さんの『嫌な女』を、ご期待ください」と撮影前の予感は手応え、そして確信へと変わった。東映東京撮影所のほか、関東近郊でロケ。8月末にクランクアップ予定で、今秋の初号を予定している。
2015年08月18日女優の黒木瞳が監督に初挑戦し、桂望実のベストセラー小説を実写映画化する『嫌な女』。この度、女優の吉田羊、木村佳乃がW主演を務めることが決定。吉田さんにおいては本作が映画初主演作となることが分かった。石田徹子はストレートで司法試験を合格し、弁護士となった才媛。28歳で結婚をし、人も羨む幸せな人生…の筈が、仕事も結婚生活も上手くいかず、心に空白と孤独を抱えた日々を過ごしていた。そんなある日、婚約破棄で慰謝料を請求されたという女性が徹子の元に訪れる。女性の名は小谷夏子。徹子の同い年の従妹だった。夏子は初対面の相手でも、たちまちするりとその懐に入ってしまい、男をその気にさせる天才。彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまうのだ。徹子は子どものころから自分と正反対の夏子が大嫌いだった。しばらくぶりで再会した二人だったが、この日以来、徹子は生来の詐欺師の夏子に振り回され、トラブルが起こるたびに解決に引っ張りだされることになり…。原作は、境遇も立場も違う対照的な2人の女性の人生を鮮やかに描き出し、豊かな感動を呼ぶ傑作としてベストセラーとなった桂望実の「嫌な女」(光文社文庫刊)。日本を代表する女優の黒木さんが初めて映画監督を務め、女性の強さと友情をコミカルに、高らかに謳いあげた感動の人間ドラマを作り出した。主演には、実力派女優2人がキャスティング。人と打ち解けられず友達もいないまじめ一徹の弁護士・石田徹子役には、『ビリギャル』『HERO』と大ヒット作に立て続けて出演し、『心が叫びたがってるんだ。』ではアニメ声優初挑戦するなど活躍の幅を広げている吉田さん。派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役は、『ホットロード』で主人公の母親を熱演、『星ガ丘ワンダーランド』でも母親役での出演を控える木村佳乃が演じる。主演の2人と黒木監督からコメントが届いた。■吉田羊共演すらまだない大先輩黒木瞳さんの初監督作品、しかも主演でというお話を頂いたときは自分の耳を疑いました。かつてない大役の重責に武者震いする一方で、瞳監督のこの作品に掛ける並々ならぬ情熱に身体を底から突き上げられ、女優が女優を撮る面白さを是非見たいとも思いました。脚本と登場人物が唸るほど魅力的で、これは何としても最高の作品にしたいという思いです。共演者・スタッフの皆様の胸を借りながら、丸裸で、瞳監督の情熱にぶつかっていきたいと思います。■木村佳乃黒木瞳さんが映画の監督をされると聞いて、大変驚きました。内容を知らない内から、是非やらせていただきたいと心踊っていました。台本を頂いた後瞳さんにお会いして、監督のこの作品への強い想いを感じました。これから 大先輩の前で丸裸になるのかと思うと身が引き締まる思いと共に、未だかつてない緊張を感じております。とてもとても熱い夏になりそうです。■監督・黒木瞳吉田羊さんと木村佳乃さんは、自分の殻にとどまらず、何かをみつけたい、何かを試したい、何かを成し遂げたいというエネルギーに満ち溢れた女優だと思っています。お二人からは、「なんか、面白そう」という感想とともにふたつ返事でご出演を快諾していただきました。この、なんか面白そう、という大胆なお気持ちが、私はすごいなと思いました。いま、撮影が始まり、お二人まったく違うキャラを演じていただいています。徹子を演じる羊ちゃんからは、忍耐力と理性とふところの深さを感じます。これは、徹子を演じる上でも不可欠ではありますが、役柄なのかご本人なのか、私でさえ見間違うほど、虚実皮膜の間を自由に行き来する才能に惚れ惚れしてしまいます。夏子を演じる佳乃ちゃんからは、順応性と探究心、そして自由自在の瞬発力を感じます。画面の中から飛び出してくるんじゃないかという演技力には、ドキッとしてしまいます。ハンパない感受性に、私は、ついニタニタしてしまいます。お二人は、同じ画面の中に存在していても、まったく違う色の光を発します。そのふたつの光が交わったときは圧倒されます。私の言葉に耳を傾け芝居に入る徹子と夏子、スクリーンの中で、この夏の太陽より輝いている吉田羊さんと木村佳乃さんの「嫌な女」を、ご期待ください。『嫌な女』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日セレクト系不動産情報サイト「アールストア(R-STORE)」が“泊まれる本屋”をコンセプトにしたホテル「BOOK AND BED TOKYO」を9月末にオープンする。住所は東京都豊島区西池袋1-17-7 ルミエールビル7階。“泊まれる本屋”がコンセプトの同ホテルが目指すのは、誰でも一度はしたことがあるだろう“本を読んでいたら、いつの間にかマブタが重くなって気づいたら朝だった”というような最高の眠り。訪日外国人観光客や国内旅行者をターゲットにしているということだが、旅行客でなくても本好きなら一度は泊まってみたい宿泊施設だ。内装デザインは谷尻誠、吉田愛が率いる、住宅や商業空間、インスタレーションなど多岐に渡る仕事を手掛ける「SUPPOSE DESIGN OFFICE」が担当した。宿泊者が本に埋もれながら眠ることが出来るよう、本棚の中にベッドを埋め込むなどのユーモアな工夫が施された。なお、ブックセレクトは“本のある暮らし”を提案する本のセレクトショップ「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」が担当している。また、7月25日まで、同ホテルの部屋をいち早く再現した一室が渋谷の「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」(東京都渋谷区神山町17-3)内に登場しており、本棚に埋め込まれたベッドなどの展示が行われている。
2015年07月15日アールストアは、"泊まれる本屋"をコンセプトとした外国人観光客向けホステル「BOOK AND BED TOKYO」を東京・池袋に開業すると発表した。オープン予定は2015年9月末。「BOOK AND BED TOKYO」は"泊まれる本屋"をコンセプトに作られた、外国人観光客および国内旅行者向けのホステル。デザインを手掛けたのは、建築家・谷尻誠氏と吉田愛氏が率いる建築設計事務所「SUPPOSE DESIGN OFFICE」で、客室内には本棚に埋め込まれたベッドを設置。「本を読んでいたら、いつの間にかマブタが重くなり気づいたら朝だった」という幸せな"寝る瞬間"を提供したいという。所蔵本のセレクトは、本のセレクトショップとして人気の「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」が担当。洋書はもちろん、日本人向けの書籍も充実させるとのこと。ラウンジスペースは、デイタイムに限り宿泊者以外にも開放される。なお、ブックセレクトを手掛けた東京・渋谷の「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」店内では、7月13日~25日の期間、本ホステルの一室を再現したスペースをオープン。本棚に埋め込まれたベッドなどが展示されるという。
2015年07月13日3D昆虫ドキュメンタリー映画『アリのままでいたい』が7月11日(土)に公開を迎え、ナレーション、ボイスキャストを務めたDAIGOと吉田羊、撮影監督の栗林慧、鴨下潔監督が舞台挨拶に登壇した。この日、客席には多くの子供たちの姿も見られたが、初日に劇場に足を運んだ観客の中から100名に、昆虫好きで知られる哀川翔から、生きているカブトムシのつがいがプレゼントされるというスペシャルサービスを実施!これは哀川さん自身が飼育したカブトムシで、こうした映画のイベントで観客に生物がプレゼントされるのは初めてのこととなる。舞台挨拶では、吉田さんが開口一番「“YSDY”吉田羊です」とDAIGOさんのお株を奪う“DAI語”を炸裂させる。負けじとDAIGOさんも、今回のオファーが届いた時の心境について「わかりやすく言うと“TK”って感じでしたね」と語るが、これを司会者は「そうですか。次に吉田さんは…」と華麗にスルー!DAIGOさんは慌てて「そこスルーされちゃうと…!」と抗議し、改めて「TK」について「ついに来たかってことです」と説明するが、この微妙なやりとりに吉田さんが「喋りづらいなぁ…」とポツリと漏らし、会場は爆笑に包まれた。撮影監督の栗林さんは本作の撮影の苦労について「世界初の昆虫3Dということで、(適した)カメラがなかった。風景や人物を撮る3Dカメラはあっても、小さな昆虫を撮れるものがなく、世界中を探して医療用の内視鏡の3Dレンズに行き着きました。レンズが固定されているのでピントを合わせることができず、大変でした。カマキリなどの大きな昆虫を撮るには、苦心してカメラそのものを作りました」と明かした。鴨下監督も「昆虫には演出できないので、ワンチャンスを撮り逃さないようにした」と苦労に満ちた撮影を振り返っていた。最後の写真撮影は、DAIGOさんも吉田さんも、哀川さんに贈られた本物のカブトムシを手に行われた。「小学生の頃、桜の木に毛虫が大量発生し、30センチ四方の箱に毛虫を詰めて母にプレゼントしてこっぴどく叱られた」という“武勇伝”を持つ吉田さんも、一切、怖がることなくカブトムシを触っていたが、DAIGOさんのカブトムシが突然、飛び立つというハプニングが!さらに吉田さんのカブトムシも飛んで壁に張り付いてしまい、思わぬ事態に会場は笑いや子供たちの歓声に包まれた。『アリのままでいたい』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年07月11日集英社は1月26日、女子レスリングで活躍する吉田沙保里選手の初エッセイ「明日へのタックル!」を発売する。吉田沙保里選手はアテネ、北京、ロンドンのオリンピック3大会で金メダルを獲得したほか、現在も世界選手権を含めた世界大会15連覇の記録を更新し続けている。今回発売する「明日へのタックル!」では、世界トップレベルのアスリートとして、また30代の1人の女性としての考えや、レスリングを始めた子供時代の思い出をはじめとするこれまでの歩みがつづられている。その他、連勝記録が途絶えて初めてわかったことや、3つの金メダルの裏にあった苦悩、急逝した最愛の父への思いについても語られている。価格は1,200円(税別)。
2015年01月23日既報のとおり、1月1日付けで日本HPの新社長に吉田仁志氏が就任したが、日本HPは1月8日、同氏の就任会見を都内のホテルで開催した。吉田氏は、2014年12月まで米SAS Institute副社長 兼 SAS Institute Japan 代表取締役社長を務めていた。この会見の中で、米HP シニアバイスプレジデント エンタープライズグループ&マネージングディレクター アジアパシフック&ジャパン担当 ジム・メリット(Jim Merritt)氏は、吉田氏を新たな社長に指名した理由を、「吉田さんとは長いこと知り合いだが、すばらしい実績があり、ソフト、サービス、ハードでも経験がある。これは非常に重要だ。また、リーダーとしてあらゆる資質をもっている。面接を通じて、吉田さんであれば、日本HPを任せられると確信した」と説明した。日本HP 代表取締役 社長執行役員 エンタープライズグループ 事業統括 吉田仁志氏は、日本HPを新たな職場として選択した理由を次のように述べた。「私も年をとるにつれ、日本を元気にし、いい状態で次の世代に渡していかなければならないという気持ちがずっとあった。HPはITのトップ企業だ。また、顧客志向の高い会社で社会に貢献していくというすばらしい企業文化をもっている、非常にまじめな会社だ。HPを元気にすれば、日本に、さらには世界に貢献できると思い日本HPに入社した。現在はビジネスモデルを変えざるを得ない状況になっており、これからITの果たす役割は大きい。HPは業界の中でも一番影響力のある会社で、ありとあらゆるものがある。それにより、包括的的なサービスを提供できる。そういったサービスを提供できる会社は数えるほどしかなく、さらに、グローバルで貢献できるのはHPしかない。HPの果たす役割は大きく、業界の先頭を切って貢献できる。私は8年4カ月SASにいたが、記録的な成長を続けてきた。今回、縁があってHPに来ることになったが、わくわくしている」(吉田氏)また、今年の3月までの活動については、「日本HPについては勉強中だ。3月まではお客様、パートナー、社員の話を聞いていきたい。そして、さらなる顧客志向を目指し、企業の業績に貢献するにはどうすればいいのかという点に取り組んでいきたい。ただ、HPだけではできないので、お客様やパートナーとチームになって取り組んでいきたい」と語った。日本HPの課題について同氏は、「社内にはまじめですばらしい人がいるが、まじめすぎることろがある。もっと高い視点で、価値の高い提案をしていってほしい。また、もっと積極的にアピールしてもいいと思っている」と述べた。なお、日本HPが分社化したあと、吉田氏が「Hewlett-Packard Enterprise」の社長に就任するのかという質問に対して、ジム・メリット氏は明言を避けた。
2015年01月09日吉田拓郎が12月3日に発売した最新ライブBlu-ray『吉田拓郎 LIVE 2014』。同作が今週12月15日付オリコン週間総合Blu-ray Discランキングで初登場9位を記録し、同チャートにおける最年長TOP10入り記録を更新した。同作で、これまで小田和正が2012年に発売した『小田和正コンサート“どーもどーも”その日が来るまでin東京ドーム』で達成した“65歳2か月”を3年6か月上回る“68歳8か月”を記録し、同記録歴代1位となった。吉田は2013年1月にリリースしたDVD『吉田拓郎 LIVE 2012』で、週間総合DVDランキングにおける歌手最年長TOP10入り記録を樹立しており、今回の偉業達成によって、同記録におけるDVD&BDランキング1位の2冠を手にする事になった。現在avexのオフィシャルYouTubeでは同作のダイジェスト動画が公開されているので、気になる方はご確認を。■『吉田拓郎 LIVE 2014』【DVD&2CD】8,640円(税込)【Blu-ray&2CD】9,180円(税込)【DVD】6,480円(税込)【Blu-ray】7,020円(税込)
2014年12月18日虎ノ門ヒルズでは、同施設の3層吹き抜けのアトリウム空間を建築家・谷尻誠氏らが幻想的な冬の雪空のイメージに演出するクリスマスプロモーション「TORANOMON HILLS WINTER 2014」を展開する。開催期間は11月28日~来年2月15日。今回の試みは、東京の新たなランドマークとなった虎ノ門ヒルズが、オープン以来初めて迎えるクリスマスをアーティスティックな空間に演出するプロモーションだ。3層吹き抜けのアトリウム中央には、SUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)を率いる建築家・谷尻誠と吉田愛が企画・デザインした、高さ10mの白い森のような神秘的な空間「ToranomonWhiteForest」が登場。その内側には同施設のキャラクター「トラのもん」と「鈴」が設置されるなど、記念撮影スポットとしても活用できるという。また、同施設2階のオープンスペース「オーバル広場」には、スペインを代表する世界的アーティスト、ジャウメ・プレンサによる高さ約10mの大型彫刻「ルーツ」も登場するという。同作品は、8つの言語の文字が膝をかかえて座る人間がかたどられ、多様な文化を越えた人間の平和的な共存を象徴しているという。夜間はライトアップによって昼間とは違った独特のシルエットが浮かび上がり、幻想的な雰囲気を醸し出すということだ。
2014年11月05日虎ノ門ヒルズはクリスマスプロモーション「TORANOMON HILLS WINTER 2014」を開催する。期間は11月28日から2月15日まで。期間中には館内の吹き抜けアトリウムに、クリスマスムードを幻想的に彩るアート作品「Toranomon White Forest」が姿を現す。これは、サポーズデザインオフィスの谷尻誠、および吉田愛のコラボレーションによるもの。高さ10mの純白なスチールが立ち並び冬の森のようになるという。アトリウム内には虎ノ門ヒルズのキャラクター“トラのもん”も登場し、その姿に着想を得たという鈴の演出にも注目したい。一方、オーバル広場では28日、アーティストのジャウメ・プレンサによるパブリックアート「ルーツ」が設置される。八つの言語からなる文字によって、膝を抱えて座る人型を象った巨大彫刻は、高さ10メートルに及ぶもの。多彩な文化の壁を乗り越えて人類が共存する、そんな平和の象徴として創作された。なお、期間中には館内のレストランやショップで、様々な催しが行われる。レストランバー「above GRILL & BAR」では特別メニュー「above 1st Christmas」(1万1,000円)を、レストラン「アンダーズ タヴァン」ではクリスマス限定コース(1万9,440円から)を用意。パティスリー「Pirouette」やカフェ「MAISON KAYSER CAFE」でも、数量限定のクリスマスケーキが提供される。その他、スキンケアブランド「SULA NYC TOKYO」では、虎ノ門ヒルズ限定のギフトボックス(8,316円)を販売。森タワー2階の臨時ワゴンショップでも、「トラのもん レジンフィギュア」(3,240円)が発売される予定だ。
2014年11月04日