俳優でモデルの庄司浩平が1日、自身のSNSを通じて、単身でミラノに旅立ちミラノコレクションのオーディションに挑戦することを発表した。2020年、テレビ朝日系『魔進戦隊キラメイジャー』のキラメイシルバー/クリスタリア宝路役で俳優デビューを飾った庄司。また、俳優として活動しながら、今年日本で開催された「Yohji Yamamoto POUR HOMME 22-23AW COLLECTION」では、見事オーディションに合格し、ランウェイデビューも果たした。そんななか、庄司は1日に自身のSNSを更新。成田空港にて自撮りで撮影した動画をアップし、単身でイタリア・ミラノへ渡り、ミラノコレクションのオーディションに挑戦することを発表した。事前オファーなどはない状態で、現地のオーディションに臨むという。今回の挑戦について、庄司は「元々大学一年生から留学を目標にして勉強をしていたこともあり、常に海外への意識がありました。在学中『キラメイジャー』のオーディションに受かり留学は断念しましたが、モデル、俳優等の仕事のジャンルに問わず、どこか早い段階で海外で仕事をすることを考えていました」と告白。そして「僕の身長は、正直言って日本だと“大きい”ではなく“大きすぎる”と言われるサイズです。でも、海外のショーには可能性があると感じました。僕の意思や現状を踏まえたうえでマネージャーの方をはじめとした、協力して下さる多くの方々がヨーロッパでのチャレンジを模索してくださいました。結果的にミラノでサポートして下さる事務所も見つかり、実現に至りました」と経緯を説明し、「今回は単身、自費で飛び込み、もちろん何かオファーがあるわけでもない。けれど、誰にでも与えられるチャンスではありません。挑戦する機会があるのなら、行かない手はないと思いました」と、決断に至った思いを打ち明けた。また、オーディション挑戦のため、「色々な話などを聞いた上で、僕の体型で最も良い状態を決めてそれに合わせています。肩幅などは1cm単位で見られるので、トレーニングもそうですが、食事なども徹底して管理しています。去年の秋ごろは体重を73キロまで増やしていました。筋トレや多く食事をとって意識的に増量していましたが、モデルとしての可能性を探っている中で、やはり減らすことにしました。今は65〜6キロを保っています」という庄司。さらに「知り合いのカメラマンさん、衣装さん、メイクさんなどに協力していただいて作品撮りを定期的にするようにもしています。私はミラノに行ったことがないので、実際にミラノで仕事をされていた方から話も聞いて、より実践的に取り組みました。被写体になる機会を増やすことは、“モデルという仕事” に対する一番の学びの方法だと思っています」と、入念な準備を行なってきたことを明かした。現在、庄司はオーディション挑戦の過程を自身のSNSを通じて報告しているが、「今回の僕の挑戦がどうなっていくのか、僕にもまだ分かりませんが、今回の挑戦は皆さんに見届けていただきたいので、現地から色々なことを発信していけたらと思っています。是非チェックして頂いてコメントもしていただけると励みになります。皆さん応援よろしくお願いします!」とメッセージを送った。
2022年06月08日大西流星(なにわ男子 / 関西ジャニーズJr.)主演ドラマ『夢中さ、きみに。』のBlu-ray&DVDが7月14日(水)に発売されることが決定した。原作は和山やまによる累計27万部の大人気コミックで、ユニークすぎる男子高生の淡々とした日常を描いた青春群像劇。1月7日よりMBSドラマ特区にて放送されたドラマ版は、中高一貫の男子校に通うミステリアスな魅力がある林美良の物語4編と、中学校時代モテすぎた反動で平穏な日常を求めて「逆・高校デビュー」を果たした二階堂明の物語4編を合わせた全8編で構成されている。ドラマ化にあたり物語が再構成され、原作では出会わなかったそれぞれの登場人物たちの運命が交差する模様も描かれた。本作が初の単独主演となった大西が林役を『仮面ライダーゼロワン』の主人公・飛電或人役で一躍注目を集めた高橋文哉が二階堂役を演じている。監督は『MIU404』の塚原あゆ子、脚本は『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が務めている。Blu-ray&DVDの映像特典にはメイキング映像が収録。さらに初回封入特典として、スチール満載のブックレットとメインビジュアルのミニクリアファイルが封入され、ファンならぜひ手に入れておきたい内容だ。■リリース情報『夢中さ、きみに。』7月14日(水)Blu-ray&DVD発売<Blu-ray>9,350円(税込)映像特典:メイキング初回封入特典:スチール満載ブックレット / ミニクリアファイル<DVD>7,150円(税込)映像特典:メイキング初回封入特典:スチール満載ブックレット / ミニクリアファイル
2021年03月26日北海道を拠点に活躍する5人組演劇ユニット「TEAM NACS」(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)が結成25周年を迎える節目の年に上演する新作、TEAM NACS第17回公演『マスターピース~傑作を君に~』のビジュアルおよび公演情報が15日、公開された。日本が混沌の急坂を駆け上がろうとしていた昭和27年、真冬の熱海の温泉宿にも駆け上りたいシナリオライターがいた。新作映画の脚本執筆のため、泊まり込みで原稿と向き合う男たち。まだ見ぬ傑作“マスターピース”を求め、5人の侍が刀をペンに持ち変えて、時々温泉に浸かりながら未踏の軌跡を描き切る。2018年に上演されたTEAM NACS第16回公演『PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて』では、全56ステージ8万人、ライブ・ビューイングと合わせて11万5千人を動員したTEAM NACS。前回公演より3年振りに公開される新作は、脚本を、映画『桐島、部活やめるってよ』(12)などの作品を手掛けた喜安浩平氏、演出を、2015年上演のTEAM NACS第15回公演『悪童』を手掛けたマギー氏が担当。開催都市は、大阪、広島、福岡、愛媛、仙台、新潟、長野、名古屋、東京、北斗、札幌。チケットは、S席が9,500円、A席が9,000円で、一般発売は2021年3月20日を予定している。
2020年12月14日「TEAM NACS」結成25周年となる来年2021年、3年ぶりとなる本公演「マスターピース~傑作を君に~」を4月より上演する。この度、本公演のビジュアルが公開された。日本が混沌の急坂を駆け上がろうとしていた昭和27年。真冬の熱海の温泉宿にも、駆け上りたい男たちがいた。彼らはシナリオライター。新作映画の脚本執筆のため、泊まり込みで原稿と向き合っている。男たちは挑む!まだ見ぬ傑作、【マスターピース】を求め、5人の侍が刀をペンに持ち変えて、未踏の軌跡を描ききる!ときどき温泉に浸かりながら!森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真からなる演劇ユニット「TEAM NACS」。2018年に上演された第16回公演「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」では、全56ステージ80,000人、ライブ・ビューイングと合わせて115,000人を動員。そんな前回公演から3年、節目の年に上演する今回の新作は、『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が脚本を担当、マギーが本作も演出を担当し、昭和中期の日本を舞台にした物語となっている。今回完成したビジュアルは、オレンジの背景に5人が写る昭和を感じさせる1枚。本公演は、4月5日(月)からの大阪公演を皮切りに、広島、新潟、名古屋、東京、札幌などで上演。チケットは2021年3月20日(土・祝)に一般発売が行われる。TEAM NACS第17回公演「マスターピース~傑作を君に~」大阪公演は2021年4月5日(月)~11日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演。※名古屋、東京、札幌ほかにて公演あり(cinemacafe.net)
2020年12月14日川本成が主宰する劇団・時速246億の最新作「お静かにどうぞ」が8月22日にシアターサンモールにて開幕。本番に先がけて同日昼に公開ゲネプロが行われた。【チケット情報はこちら】本作は、声優のアフレコ現場を題材にしたバックステージコメディ。出演は、声優歴30年を超える小野坂昌也や、アニメ『NARUTO-ナルト-』のうずまきナルト役でも知られる竹内順子、洋画・海外ドラマの吹き替えを手掛ける東地宏樹や高橋広樹、声優・俳優と多彩に活動する豊永利行・高橋良輔など、声優として経験豊富な豪華キャストが勢揃い。さらに、元モーニング娘。の新垣里沙や、2.5次元舞台で活躍する若手俳優の吉澤翼、ブルドッキングヘッドロックの小笠原健吉・山田桃子、そして、川本らが出演。作・演出は、自身も声優として活動してきた経験のあるブルドッキングヘッドロックの喜安浩平が務めた。物語は、あるアニメ作品を作り上げるために声優たちが集まったアフレコブースを中心に展開する。それぞれの役柄は、本人の性格や声優としてのキャリアをそのまま反映させたような、まさにハマり役ばかり。大阪弁で先輩風を吹かすムードメーカーの小野坂や、小野坂に頭の上がらない豊永や高橋(良)たち、人気声優ゆえの高橋(広)の疲れ切った演技など、普段の彼らの姿がそこにあるようだ。個性の強い彼らによって繰り出されるテンポのいい掛け合いは、もはや自然すぎてアドリブにも見えてしまう。例えば取り留めもなく言い合いするシーンなどは、本当にふざけ合っているように見えて、その楽しい雰囲気だけで笑わされてしまう。現場をよく知るベテランたちのよもやま話などアフレコ現場ならではの“あるある”も次々と飛び出し、爆笑の連続だ。そんな笑いの中にあって圧巻なのは、台本を片手にマイクの前で入れ替わり立ち替わり台詞を言うアフレコシーン。キャラクターに命を吹き込むように声色を駆使した台詞回しはさすがの大迫力。本物のアフレコを見ているようで、現場の緊張感も伝えてくれる。制作陣からのムリな注文や、各々の仕事やキャラクターへのこだわりからくる軋轢、新人が抱える悩みなど、アフレコの合間に起こるいろんなハプニングを経て、作品が完成していく。コメディとして大笑いしながら、声優たちのドキュメンタリーとしても楽しめる作品だ。時速246億「お静かにどうぞ」は9月1日(日)までシアターサンモールにて上演。当日券の整理券は、開演1時間前から30分前までに劇場入口にて配布される。取材・文:門 宏
2019年08月26日野村周平が、SF恋愛漫画の金字塔として知られる桂正和・原作「電影少女」の初ドラマ化に主演。脚本を『桐島、部活やめるってよ』『ディストラクション・ベイビーズ』などで現代の若者の群像劇を描いてきた喜安浩平が務める。原作は、「ウイングマン」「I”s」など「週刊少年ジャンプ」黄金期を支えた作家・桂正和の代表作。1989年から1992年まで同誌で連載され、累計発行部数は1,400万部超え。SF恋愛漫画の金字塔といわれている。今回、その初のドラマ化の舞台となるのは2018年、原作漫画の25年後の世界。野村さんが演じるのは、高校生・弄内翔 。原作漫画の主人公・弄内洋太の甥となる。翔が叔父の家で見つけた1本のビデオテープ。ホコリをかぶったビデオデッキで再生してみると、画面から飛び出してきたのは…25年前に封印されていた“ビデオガール”!?時を経て現代に蘇った“ビデオガール・アイ”と2018年の普通の高校生の、ひとつ屋根の下の不思議な生活が始まる…!脚本を務めるのは、『ディストラクション・ベイビーズ』『幕が上がる』などの話題作を担当し、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞を受賞した喜安さん。監督には、ドラマ「下北沢ダイハード」「かもしれない女優たち」や「カルテット」エンディングなどを手がけ、その独特の世界観とスタイリッシュな映像で「Perfume」や星野源をはじめ、名だたるアーティストから絶大な支持を得ている映像作家・関和亮。注目のクリエイターたちが集結し、“ほろ苦くて切ない”2018年リブート版「電影少女」が25年の時を経て登場する。野村さんは、「僕が演じる弄内翔は、両親が離婚していることもあり何か心に抱えているような、殻に閉じこもっている高校生です。 ですが、ビデオガール・アイと出会い一緒に過ごしていくうちに、彼は段々と変わっていきます。原作ファンの皆さんの期待を裏切らないように精一杯演じたいと思います。楽しみに待っていてください」と気合い十分。また、原作・桂氏は「思い出深い作品なので、ドラマになることがすごく嬉しいです。さらには今回のコンセプトが面白くて期待大!!脚本を読ませて頂いたときから、どんな人が演じるんだろうと、あれこれ想像してましたが、イメージピッタリで、ワクワクしてます!!」と、25年の時を経たリブートに期待を寄せている。土曜ドラマ24「電影少女~VIDEO GIRL AI 2018~」は2018年1月、テレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月01日現在の小劇場界の最先端で活躍する人気劇作家たちが集結し、小劇場の聖地・下北沢を舞台に“人生最悪の一日”をテーマに書き下ろしたパニック・コメディー作品「下北沢ダイハード」が、テレビ東京金曜深夜のドラマ24にて7月より放送されることが決定。また案内人として、下北沢とゆかりのある舞台人、古田新太と小池栄子を迎えることも分かった。本作は、毎回設定も登場人物も変わる1話完結型のコメディー・ドラマ。古田さんと小池さんが、町のうらぶれたスナックの常連客とお店のママに扮し、2人が下北沢で起きた“人生最悪の一日”を語り始めるところからドラマがスタート。「違法風俗店で警察のガサ入れにあった俳優」「SMプレイでスーツケースに全裸で入ったまま、誘拐事件に巻き込まれた政治家」など、11通りのダイハードは本人にとっては大事件なのに、傍から見ていると爆笑必至のエピソードが繰り広げられる。そんな本作の脚本を手掛けるのは、映画『夜は短し歩けよ乙女』の脚本も手掛ける上田誠をはじめ、えのもとぐりむ、喜安浩平、西条みつとし、柴幸男、根本宗子、細川徹、福原充則、松井周、丸尾丸一郎、三浦直之といった11人の劇作家。また演出は、星野源の「SUN」のMVや、「Perfume」の作品を多く手掛ける関和亮、「マキシマムザホルモン」「でんぱ組.inc」などもMVを手掛けるスミス、『傷だらけの悪魔』の監督を務めた山岸聖太が担当する。今回案内人を務めることになった古田さんは、「おいらは(下北沢には)ほぼ毎日いるからね。ロケ地が全てわかるでしょ。絶対に聖地にならない所を狙って欲しいですね」と期待を抱き、撮影での楽しみを問われると、「終わってからの飲みですかね。いい作家が集まっています。ぜひご期待ください」とコメント。また小池さんは、「チャレンジングな企画に呼んで頂けるのは興奮しますね。色の違う11本の作品の良いスパイスになれるよう頑張りたいです」と意気込み、「皆が下北沢にもっともっと興味を持ってくれるキッカケになって欲しい」とメッセージ。さらに古田さんとの共演に「夢のよう」と話す小池さんは、「番組名物になるような、楽しいかけ合いが出来たら嬉しいです」と撮影を楽しみにしているようだ。各話の出演者には一体誰がキャスティグされるのか、そちらも期待だ。「下北沢ダイハード」は7月より毎週金曜深夜0時12分~テレビ東京にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年05月23日「AKB48」渡辺麻友が主演する、4月スタートの連続ドラマのタイトルが、この度「サヨナラ、えなりくん」に決定し、えなりかずきが出演することも明らかに。<“黒い”まゆゆד悪い”えなり>の異色の純愛コメディが始まる。主人公・桐山さおり(渡辺麻友)は、過去には様々な恋愛遍歴があったものの、現在は“純愛”を求めて奔走する25歳。理想の相手を探して婚活に精を出しますが、さおりが出会うのは浮気男だったり、マザコン男だったり、ドケチ男だったり…と驚くべきウラの顔を持つメンズばかり。そして、彼らにひどい仕打ちを受けた瞬間、さおりはその表情を一変。特殊な能力を発揮する。一体、その不思議な力とは…!?清純派アイドルとして活躍してきた渡辺さんが、自身のイメージとは異なる“恋多き女”を体当たりで熱演する本作。企画・原作は秋元康、脚本は劇団の主宰者、俳優、声優、演出家、作家など多彩な顔を持ち、脚本として参加した映画『桐島、部活やめるってよ』で第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞も受賞した喜安浩平らが手掛ける。そして今回、タイトルにもその名が刻まれているえなりさんは、物語のカギを握る重要な存在として出演。これまで見たことのない、悪キャラ=“えなりくん”を演じる。えなりさんは「コメディと感じる人もいるでしょうが、ホラーに思える人もいるかもしれない。深夜、“なるほどね~!”と、うなったり、“あるある~!”などと共感してもらえるようなドラマになると思います」とドラマについて話し、今回初共演となる渡辺さんについては「”可愛らしいお嬢様”というイメージ、そのままの方。そんな渡辺さんと今回の役柄のギャップにはビックリしています。これからまた撮影を重ねていって、2人でどんどん面白いシーンを作っていくことができるのではと期待しています!」とコメント。一方、渡辺さんは「えなりかずきさんはイメージどおりとてもやさしい方なのに、お芝居になると一転して圧倒されますし、とても勉強になります」とお互い役柄とのギャップに圧倒されているようだ。そのほか、渡辺さん演じるさおりの友人であやしげなバーの店長“村ちゃん”役に池田成志、さおりとは婚活パーティーで何度も顔を合わせる片栗役に上地春奈が扮する。第1話では、純愛を夢見るさおりは、婚活パーティーでイケメン社長・下野倉と出会う。理想の恋愛を語るさおりに、下野倉はプラトニックな交際を約束する。だが、下野倉のデートは毎回2時間限定。しかも何かと理由をつけてさおりに触れようとするため、さおりの友人・村ちゃんは、女慣れした様子を怪しんでいた。やがて、さおりは彼の本性に気づき…というストーリー。いままで演じたことのない役柄に挑戦する渡辺さんは、「“アイドル・渡辺麻友のイメージをぶち壊したい!”“自分の殻を破りたい!!”という思いで、毎日、本気で勝負に挑んでいます」とコメント。そんな気合十分に語る渡辺さんだが、一体本作でどんな新たな一面を見せてくれるのだろうか?「サヨナラ、えなりくん」は4月30日より毎週日曜日深夜0時40分~テレビ朝日にて放送。※放送直後よりビデオパスとテレ朝動画にて配信開始(cinemacafe.net)
2017年04月21日昨年放送された、「AKB48」グループメンバーが各話で主演を務めた「AKBラブナイト 恋工場」にて、主演女優バトルで第1位に輝いた“まゆゆ”こと渡辺麻友が出演するドラマがこのほど決定。4月スタートのテレビ朝日新ドラマ「サヨナラ、きりたんぽ」で、純愛を貫くがゆえに“阿部定”のように男性の下腹部を切断してしまうという、センセーショナルなヒロインに挑戦する。1936(昭和11)年、世間を騒がせた「阿部定事件」。仲居・阿部定が交際相手を殺害し、その下腹部を切断したこの衝撃的な事件は、のちに数々の小説や映画の題材にもなり、人々の興味を引きつけてきた。しかし、なぜそれほどまでに皆、この事件に関心を抱くのか?それは、猟奇殺人のように見えるこの事件が、純愛が行きついた果ての犯行だったから…。ドラマではこの「阿部定事件」を描く…ものではない。渡辺さん扮する主人公・桐山さおりが、“純愛を貫き通すため”“理想の男性に裏切られた復讐のため”“愛の方向性がズレたため”――出会ったサイテー男たちを成敗していくという異色のコメディーを描いていく。ドラマは1話完結形式で描かれ、毎回清楚な印象のさおりに惹かれる男性が登場。2人は交際を始めるが、実は相手は妻帯者だったり、酒乱だったり、DVだったり…。そんな男たちの本性がバレたとき、さおりは豹変し事件が起こる。果たして、さおりは理想の男性を見つけることができるのか…?企画・原作は、稀代のヒットメーカー・秋元康が手掛け、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平が脚本を担当する。渡辺さんは「お話をいただいたときは驚きました。あの衝撃的な事件、阿部定事件がドラマ化?私が平成の阿部定!?いままで演じたことのない役柄です!私自身も大きな挑戦となります」と話し、「純愛を求め過ぎたが故に行き着く果て。毎週日曜深夜、皆様に刺激的な夜をお届けしたいと思います!」と意気込み。杉山登プロデューサーは「理想の純愛を求める彼女と下心を隠した男たちとの恋の駆け引きは、可笑しくて、可愛くて、そしてすごく…コワいです。喜安浩平が書く刺激的なセリフを渡辺麻友がどう演じるのか、スタッフみんながいまからドキドキしています。究極の愛に生きる“大人のまゆゆ”をどうぞお楽しみに!」とコメントを寄せている。「サヨナラ、きりたんぽ」は4月期より毎週日曜日深夜0時40分~テレビ朝日系にて放送予定。※放送直後よりauビデオパス、テレ朝動画にて配信(cinemacafe.net)
2017年03月04日オムニバス・コメディ映画『幸福のアリバイ~Picture~』の公開初日舞台挨拶が18日(金)都内で行われ、陣内孝則監督をはじめ、出演者の中井貴一、柳葉敏郎、大地康雄、山崎樹範、浅利陽介、木南晴夏、入山法子、渡辺大、佐藤二朗が出席。今月11日に女優の吉井怜と結婚した山崎さんは、客席からの祝福の声に「ありがとうございます!」とはにかみつつ「先週11日に入籍しました! 怜ちゃん大好きだよ!」と大声でノロケていた。無名時代に山崎とドラマで共演した佐藤は当時をふり返り「そうそうたるメンバーがいる中での顔合わせの時に『頑張ります!』とヤマシゲが言った挨拶をふと思い出しました。そしていま、そうそうたるメンバーがいるこの舞台に2人して立てていることが感慨深い」とシミジミ。「この僕の挨拶はヤマシゲへのご祝儀代わりです」と粋に祝福した。また陣内監督は、山崎さんのほか浅利さんも結婚したこともあり「完成披露試写会で映画を観て結婚が決まった観客の方が6人くらいいるそうです。中にはポルシェが当たった人も…。それくらい観たら幸せになる縁起のいい映画」とうそぶきつつ“幸せ”に便乗アピールだった。一方『見合い』と『結婚』で山崎さんと共演した木南さんは「山崎さんは、演じたダメな男のキャラクターについて“そのままの僕”と言っていたので、映画そのもので山崎さんの新婚生活を覗いているようになっているはず。」と新婚をイジり「素晴らし“ダメンズ”ぶりで、目を見るとイライラした。山崎さんはイライラさせるのがお上手」と幸せに水を差す場面も。本作は、俳優として活躍する陣内さんが、映画『スマイル 聖夜の奇跡』以来約9年ぶりにメガホンを取ったオムニバス・コメディ作。人生における数々の節目を舞台に、日常の悲喜こもごもを“写真”というキーワードを通して5つのエピソードで描く。脚本は、映画『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平氏が務めた。映画『幸福のアリバイ~Picture~』は現在公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:幸福のアリバイ~Picture~ 2016年11月18日より全国にて公開(C) 2016「幸福のアリバイ~Picture~」製作委員会
2016年11月18日佐々木蔵之介主演『超高速!参勤交代 リターンズ』で敵役を演じていることでも話題の俳優・陣内孝則が、監督を務めた長編映画3作目『幸福のアリバイ~Picture~』。このほど、各世代を代表する実力派たちが集結した予告映像と場面写真が一挙に解禁となった。ヤクザの葬式とは知らずに会をとりなす葬儀屋と、故人の残した遺書の内容で揉める親族と知人、息子。婚期を迎え、好条件の見合いに目がくらむ女と、運悪く浮気が発覚する男。成人式というハレの日に、スーツではなく特攻服で行こうとする息子と、それを必死に止める両親。“オメデタ婚”をし、出産を控えた妻の元へ向かう夫と、あからさまに八つ当たりをする義父。ひとりの女性をめぐり、超一流のプロ野球選手に無謀な野球勝負を挑む、うだつのあがらないフリーター男。ちょっぴり風変わりな登場人物たちは、どこか共感できる悩みを抱いた普通の人々ばかり。そんな悩める人々が、人生のシャッターチャンスに直面する…。陣内孝則監督が前作『スマイル 聖夜の奇跡』(’07)から9年ぶりにメガホンをとり、『桐島、部活やめるってよ』『ディストラクション・ベイビーズ』の脚本家・喜安浩平とタッグを組んだ本作。陣内監督のもと集まったのは、中井貴一、柳葉敏郎、大地康雄、佐藤二朗、木村多江といったベテラン俳優陣と、「せいせいするほど、愛してる」の“ヤバ妻”ぶりも話題の木南晴夏をはじめ、山崎樹範、浅利陽介、渡辺大、入山法子ら若手実力派に、清野菜名、柾木玲弥といった注目のフレッシュな面々。今回解禁された60秒の予告編では、人生の “あるある”が詰まった(?)それそれのエピソードを笑いでつなぐ前半から一転、後半は予期せぬ出来事に見舞われる登場人物たちの幸せの瞬間をつなぎ、温もりあふれる映像が続いていく。「人生は一瞬の連続」、そして「思い通りにならないことばっかり…」と、誰もが自分の人生と重ね合わせて共感できる台詞とともに、本作の見どころを凝縮した予告映像に仕上がっている。また、一挙に解禁された10点の場面写真は、登場人物たちの関係性を想像させる、賑やかでおかしみあふれる写真ばかり。それぞれの人々が、人生の節目に起こる予期せぬ事態に右往左往する様子が見事に切り取られている。『幸福のアリバイ~Picture~』は11月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月11日せたがやこどもプロジェクト2016 キッズ・ミュージカル「ワンサくん」-祭りにいくぞ!大脱走! が、8月18日に、東京・シアタートラムで開幕。ギャオ!組のゲネプロを取材した。キッズ・ミュージカル「ワンサくん」チケット情報本作は、手塚治虫が1970年代に発表しアニメ化もされた未完の漫画『ワンサくん』が原作。キッズキャストはオーディションで選ばれ、主人公・ワンサ役のみのり(ギャオ!組)・鈴木颯人(ワァオ!組)をはじめ、個性溢れる顔ぶれが揃った。演出はダンスカンパニー「コンドルズ」の小林顕作、脚本は『桐島、部活やめるってよ』にて、第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平が手掛ける。演出の小林は、NHKEテレ「みいつけた!」のオフロスキー役や、シアタートラムで毎年上演する「子どもとおとなのための◎読み聞かせ『お話の森』」(せたがやこどもプロジェクト)で、子供たちにもおなじみ。物語は、10円で売られ、お母さんと離ればなれになった野良犬・ワンサくんがお金持ちのお屋敷に連れてこられ、そこで10匹の子犬と出会うことから始まる。ある大切なことのために脱走を企てるワンサくんだが、意外とお屋敷は居心地がよくて――。子供たちの元気な歌とダンス、コミカルな芝居が満載の本作。ワンサくん含め12匹の子犬たちが舞台の上を駆け回り、賑やかで楽しい舞台を作り上げる。子犬たちのキャラクターもそれぞれ個性的で、男の子チームは幼く、女の子チームはおませ。観ていると思わず笑ってしまう。そんな子犬たちを舞台上でまとめるのが、お屋敷で暮らす犬で唯一の大人・市川しんぺー。ときには一緒に駆け回り、ときにはフォローしながら、まさに“脇を固めて”いた。そして、主役であるワンサ役のみのりは、透明感のある声と真っ直ぐに心に届く芝居が魅力的。あっという間に観客を惹きつけ、物語を運んでいく。語り部として登場する遠藤三貴とふたりのシーンでは、手塚治虫原作ならではの切なさややさしさをしっかりと感じさせた。子犬たちが全身で表現する犬の動きも取り入れたポップなダンスも必見。劇中では、まさかの理由でかわいらしい殺陣も観られる。ちなみに“まさかの理由”は舞台好きなら納得かも!?ぜひ劇場で確認して!楽しくて、温かくて、自然と笑顔になれるキッズ・ミュージカルは8月28日(日)まで、東京・シアタートラムにて上演中。上演時間も約1時間15分と観やすいので、家族みんなで過ごす夏の締めくくりにオススメ!取材・文:中川實穗
2016年08月25日俳優・陣内孝則が監督を務める最新作『幸福のアリバイ~Picture~』が今秋公開されることが決定! 日本人には欠かせない人生の大イベントであり分岐点でもある「冠婚葬祭」をテーマに描き、キャストには、中井貴一、柳葉敏郎、木村多江、木南晴夏、佐藤二朗ら豪華キャストが集結していることも明らかになった。ヤクザの葬式とは知らずに会をとりなす葬儀屋と、故人の残した遺書の内容で揉める親族・知人・息子。婚期を迎え、好条件の見合いに目がくらむ女と、運悪く浮気が発覚する男。成人式というハレの日に、スーツではなく特攻服で行こうとする息子と、それを必死に止める両親。出来ちゃった結婚をし、出産を控えた妻の元へ向かう夫と、あからさまに八つ当たりをする義父。ひとりの女性をめぐり、超一流のプロ野球選手に無謀な野球勝負を挑む、うだつのあがらないフリーター男…。一種風変りな登場人物たちは、どこか共感できる悩みを抱いた普通の人々ばかり。そんな悩める人々が惑う様子をコミカルに描ききった、泣き笑いのヒューマンコメディ。ドラマ・舞台・映画と活躍の場を広げ、コメディからヒューマンまで幅広く演じる実力派俳優として活躍する陣内さん。監督としては、2003年の『ROCKERS』で自身のバンド活動を描き、長編映画監督デビュー。そして長編2作目は『スマイル 聖夜の奇跡』が公開された。そこから実に9年ぶりにメガホンをとったのが本作だ。また、脚本を手掛けたのは、『桐島、部活やめるってよ』『ディストラクション・ベイビーズ』などを手掛ける、いま注目される脚本家のひとり、喜安浩平。誰もが経験する人生の節目を軸に、人間模様の表裏を巧みに描いたヒューマンドラマとして、誰もが共感できる極上のコメディとして昇華させているという。キャストには、卓越した演技力でシリアスな作品からコミカルな作品まで幅広い演技をみせてくれる中井さんや木村さん。どの作品においても独自の世界観を放ち続ける柳葉さん。存在感で見るものを魅了する大地康雄、佐藤さん。どこか可笑しみと親しみを感じさせる名バイプレイヤー山崎樹範。そして若手実力派からは、『20世紀少年』シリーズや『君が踊る、夏』の木南さんをはじめ、浅利陽介、渡辺大、入山法子。『雨女』『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』など出演作の公開が控え、いま注目度急上昇中の清野菜名、『ライチ☆光クラブ』『黒崎くんの言いなりになんてならない』の柾木玲弥らが集結している。陣内監督は、「5年程前、喜安君という才能溢れる脚本家と知り合い、写真という形に残された『幸福のアリバイ』が巻き起こす喜劇と、指し示す幸せの在りかを映画にしたいと思いました」と製作に至った経緯を説明。また、「大地さんの名演技、中井さんの大人の色気、柳葉さんの愛情、佐藤二朗君と山崎樹範君のユーモアとペーソス…。盟友の名演技に救われ、支えられ、魅せられる映画です!」とキャストについて熱く語った。30年以上にわたり、日本の第一線を走り続けてきた俳優・陣内さん。信頼の厚い陣内さんの9年ぶりの監督作とあって、ベテランから注目の若手まで幅広い豪華キャストが揃った今回。一体、誰がどんな配役となるのだろうか。『幸福のアリバイ~Picture~』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年05月25日映画『ディストラクション・ベイビーズ』が2016年5月21日(土)に公開。監督・脚本は、新鋭・真利子哲也、主演は柳楽優弥だ。“日本映画史上もっとも過激な108分”と掲げる本作には、注目される若手・新鋭俳優陣が集結。主演の柳楽優弥に加え、菅田将暉や小松菜奈、村上虹郎、池松壮亮らが出演している。柳楽が扮するのは、路上でいきなり見知らぬ人間に殴りかかり、ストリート・ファイトを繰り返す野獣のような若者。その異形のオーラとカリスマ性に惹きつけられ、共に凶行に及んでいく“恐るべき子供たち”を菅田らが演じる。愛媛県松山市でオールロケを敢行した作品は、衝撃の青春映画となっている。監督の真利子哲也は、新鋭ながらすでに高い評価を得る鬼才。『極東のマンション』など初期の自主映画で話題となり、東京藝術大学大学院の修了作品『イエローキッド』が劇場公開。大ブレイク直前のももいろクローバーが出演した怪作『NINIFUNI』は国際映画祭で特別上映されるなど、そのエッジーな作風に国内外で評価されている。■ストーリー愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所のプレハブ小屋に、ふたりきりで暮らす芦原泰良(柳楽優弥)と弟の将太(村上虹郎)。日々、喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す――。それからしばらく経ち、松山の中心街。強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、逆に打ちのめされても食い下がる泰良の姿があった。街の中で野獣のように生きる泰良に興味を持った高校生・北原裕也(菅田将暉)。彼は「あんた、すげえな!オレとおもしろいことしようや」と泰良に声をかける。こうしてふたりの危険な遊びが始まった。やがて車を強奪したふたりは、そこに乗りあわせていたキャバクラで働く少女・那奈(小松菜奈)をむりやり後部座席に押し込み、松山市外へ向かう。その頃、将太は、自分をおいて消えた兄を捜すため、松山市内へとやってきていた。泰良と裕也が起こした事件はインターネットで瞬く間に拡散し、警察も動き出している。果たして兄弟は再会できるのか、そして車を走らせた若者たちの凶行のゆくえは――。【作品情報】『ディストラクション・ベイビーズ』公開日:2016年5月21日(土)監督・脚本:真利子哲也脚本:喜安浩平音楽:向井秀徳出演:柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、池松壮亮、北村匠海、三浦誠己、でんでん©2016「ディストラクション・ベイビーズ」製作委員会
2016年05月24日柳楽優弥に菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、さらに池松壮亮、北村匠海ら、次世代を担う若き実力派たちが新鋭監督・真利子哲也のもとに集結した“ヤバすぎる”問題作『ディストラクション・ベイビーズ』。このほど、本作をいち早く鑑賞した日本の映画界でもトップクラスの人気と実力を誇る山田孝之と綾野剛が、絶賛の声を贈っていることが分かった。「ももいろクローバー」が出演する『NINFUNI』が、スイス・ロカルノ、オランダ・ロッテルダムなどの国際映画祭で特別上映されるなど、そのエッジの利いた作風で国内外から注目を集める真利子監督の満を持しての商業映画デビュー作となる本作。共同脚本に『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞を受賞した喜安浩平を迎え、愛媛の松山市内や小さな漁港町を舞台に、オリジナルの世界観を創りあげた。暴走しっぱなしの狂気を有するカリスマ的な主人公・芦原泰良を柳楽さん、一見チャラい高校生ながら泰良に魅せられ、相棒となる裕也には菅田さん、そんな2人の“危険な遊び”に偶然巻き込まれることになるキャバクラ嬢に小松さん、行方不明になった兄・泰良を健気に探す弟・将太に村上さんと、今後日本映画界を担い、革命をもたらすであろう若き才能たちが集結。さらに池松さん、北村さん、三浦誠己、でんでんといった存在感ある演技派が脇を固め、昨今の日本映画の枠には収まりきらない衝撃必至の狂気と欲望のパワーを放っている。そんな本作を早くも鑑賞した“先輩”俳優で、柳楽さんや菅田さんとは『闇金ウシジマくん Part2』でも共演した山田さんと綾野さんが絶賛のコメントを寄せている。そのほか、いまの日本エンターテインメント界の第一線で活躍するクリエイターたちからも声が届いた。■山田孝之(俳優)以前共演した作品の出来上がりを観たときに、思ってはいたのだけれど、同事務所の先輩としての小さなプライドもあり言えなかった事実が、今回『ディストラクション・ベイビーズ』での芝居を観たいまは明言できる。彼の芝居はズバ抜けていて、こんな緻密で繊細なこと俺はできてないなって思う。柳楽優弥ってマジですげーよ。■綾野剛(俳優)銀幕から激臭がほどばしった泰良の愚直、裕也の酔狂、那奈の逆鱗、将太の啓示。それぞれの正しさは、人の心を殺すのだろう■黒沢清(映画監督)映画史上まったく前例のないキャラクターを真利子哲也は生み出した。その男は、まるで食べて寝るように人を殴り、殴られる。山のように犠牲者が出るが、それが彼にとっての安らぎなのだ。私もいつのまにか影響され、不思議なすがすがしさを感じ始めていた。■松江哲明(ドキュメンタリー監督)こんな映画が見れることを彼と出会って12年間、待っていた。真利子、完勝だよ。■大根仁(映像ディレクター)いずれ大傑作を作ることは予想はしていたが…まさかここまでとは!日本映画界のジョーカー真利子哲也監督がついに覚醒!■熊切和嘉(映画監督)それが彼にとっての存在証明であるかのごとく、ただ黙々と動くものを破壊する。高揚感とは無縁の、純粋な暴力。彼こそが暴力そのもの。外では絶対に会いたくないのに、スクリーンの中では、不思議と色気を感じさせていた。■米津玄師(ミュージシャン)二時間弱のあいだにこれだけ人を殴ってる映画は初めてみました。舞台である松山市は僕の故郷である徳島と程近く、何だか少し懐かしさを感じると同時に、煮え切らないものを抱えていた十代の頃にこの映画と出会えていたら、どれほど景色が違って見えただろうかと思い馳せてしまいます。『ディストラクション・ベイビーズ』は5月21日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日5月21日(土)から全国公開される映画『ディストラクション・ベイビーズ』に出演している俳優の菅田将暉が、12日(木)今夜放送のバラエティ「ぐるぐるナインティナイン」の2時間SPにゲスト出演する。菅田さんが出演するのは番組の人気企画「ゴチになります!17」。VIPチャレンジャーとして「ゴチバトル第8戦」に参戦する。番組のレギュラー陣である“ゴチメンバー”とゲストのVIPチャレンジャーが、高級レストランを舞台に値段を知らないまま料理を注文、その合計金額があらかじめ設定された金額にどれだけ近いかを競う同企画。今回の舞台は六本木の東京ミッドタウンにある「ジーニーズ東京」となり、本格フレンチと“六本木料理”と名付けられた遊び心あふれる多彩なメニューを相手に“ゴチバトル”が繰り広げられる。バトル中のトークでは、今年から“ゴチメンバー”に加わった女優の二階堂ふみさんとの“うわさ”についての質問が飛び出す場面も。さらにはゴチメンバーのネットや週刊誌などでささやかれた噂の数々も検証される。最終的に自腹を切るのは誰なのか?勝負の行方をお見逃しなく。今回のスペシャルではその他、矢部浩之が息子たちに「カッコいいパパ」の姿を見せるべく奮闘する企画の第2弾としてピアノに挑戦。新メンバーが加わった「ぐるナイ金星相撲部」の初合宿の模様などもオンエアされる。菅田さんが出演している映画『ディストラクション・ベイビーズ』はタイトルの通り若者の狂気と欲望を描いた作品。舞台は愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所にふたりきりで暮らす芦原泰良(柳楽優弥)と弟の将太(村上虹郎)。喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す。松山の路地裏、強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、打ちのめされても食い下がる泰良。彼に興味をもった北原裕也(菅田将暉)が、「おもしろいことしようや」と声をかける。通行人をターゲットに無差別に暴行を加え、車を強奪したふたりは、乗り合わせていた少女・那奈(小松菜奈)と松山市外へ向かう。その頃、将太は、自分をおいて消えた兄を探しに市内へとやってきていた――。「ももいろクローバー」が出演する『NINFUNI』を手掛け、国内外で注目を集める真利子監督の商業映画デビュー作となり、『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が真利子監督と共に脚本を担当。菅田さんのほか、柳楽優弥、小松菜奈、村上虹郎などが出演している。「ぐるナイ2時間SP」は12日(木)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年05月12日海外からも注目を集める真利子哲也監督と、柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎ら若き才能溢れる俳優が集結した問題作『ディストラクション・ベイビーズ』。この度、ついに本作の予告編が解禁された。舞台は愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所にふたりきりで暮らす芦原泰良(柳楽優弥)と弟の将太(村上虹郎)。喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す。松山の路地裏、強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、打ちのめされても食い下がる泰良。彼に興味をもった北原裕也(菅田将暉)が、「おもしろいことしようや」と声をかける。通行人をターゲットに無差別に暴行を加え、車を強奪したふたりは、乗り合わせていた少女・那奈(小松菜奈)と松山市外へ向かう。その頃、将太は、自分をおいて消えた兄を探しに市内へとやってきていた――。本作は、「ももいろクローバー」が出演する『NINFUNI』を手掛け、国内外で注目を集める真利子監督の商業映画デビュー作。脚本は、『桐島、部活やめるってよ』で、日本アカデミー賞優秀賞を受賞し、若い世代の感情の揺らぎを掬いとる名手・喜安浩平が、真利子監督と共に担当している。そしてキャストには、主人公・泰良を演じる柳楽さん、喧嘩を繰り返す泰良に興味を持ち近づく北原裕也役に菅田さん、そんな彼らの遊びに巻き込まれる少女・那奈役に小松さん、姿を消した兄を探す弟・将太役に村上さんが好演している。そのほか注目の若手俳優・北村匠海や、池松壮亮、でんでんなど、主役級の存在感を誇る演技派が脇を固めている。今回ついに解禁された映像は、柳楽さん、菅田さん、小松さん、村上さんの剥き出しの狂気がぶつかり合う予告編。ただひたすらにケンカを繰り返す泰良に、触発されるように凶行に及ぶ裕也。2人は通行人に次々と襲い掛かり、その危険な遊びに巻き込まれる那奈だが、彼女もまた何かを踏みつけるような狂暴な一面を覗かせている。狂暴すぎる泰良を兄に持つ将太もまたいまにも爆発してしまいそうなヒリヒリとした雰囲気を漂わせている姿が見てとれる。さらに予告編でも流れる本作の音楽は、ロックバンド「ZAZEN BOYS」の向井秀徳が担当している。フリーキーな先鋭的ビートを探究する「ZAZEN BOYS」を率いる彼が、今回はフリージャズ的なアプローチで映像と凶暴に絡みつくスコアと、エンディングテーマ曲「約束」を制作している。真利子監督自ら直接の依頼を受け、かねてから真利子作品に興味を寄せていた向井さんとの待望のコラボレーションが実現した。本作について向井さんは、「この映画には言い訳が無い。この痛みに理由がない。混乱を恐れていない。とにかく、強い。こんな日本映画をずっと待っていた。また新しい何かが始まる気がする。この映画に音楽として参加させてもらったことを私は光栄に思う」と熱いコメントを寄せている。若者の狂気と欲望を圧倒的な強度と密度で描く本作。昨今の映画にはないパワーを持つ映画を、まずはこちらから確認してみて。『ディストラクション・ベイビーズ』は5月21日(土)より、テアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月18日柳楽優弥を主演に菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎ら日本の映画界を担う若き俳優達が集結する『ディストラクション・ベイビーズ』。真利子哲也監督が商業映画デビュー作に放つ本作から、このほどポスタービジュアルが解禁された。舞台は愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所にふたりきりで暮らす芦原泰良(柳楽優弥)と弟の将太(村上虹郎)。喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す。松山の路地裏、強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、打ちのめされても食い下がる泰良。彼に興味をもった北原裕也(菅田将暉)が、「おもしろいことしようや」と声をかける。通行人をターゲットに無差別に暴行を加え、車を強奪したふたりは、乗り合わせていた少女・那奈(小松菜奈)と松山市外へ向かう。その頃、将太は、自分をおいて消えた兄を探しに市内へとやってきていた――。「ももいろクローバー」が出演する『NINFUNI』を手掛け、国内外から注目を浴びる真利子監督の、満を持して贈る商業映画デビュー作となった本作。脚本には真利子監督と共に、声優・俳優としても活動し、『桐島、部活やめるってよ』では日本アカデミー賞優秀賞を受賞し、若い世代の感情の揺らぎを掬いとる喜安浩平が担当している。若者の狂気と欲望を圧倒的な強度と密度で描き、昨今の日本映画の枠には収まりきらないパワーを放つ映画となった。キャストには、主人公・泰良役の柳楽さんを筆頭に、彼に触発され凶行に及ぶ北原裕也役に菅田さん、そんな彼らの遊びに巻き込まれる少女・那奈役に小松さん、姿を消した兄を探す弟・将太役に村上さんが好演している。また、那奈が働く店の店長・三浦役に池松壮亮、将太の親友・健二役に北村匠海、泰良と将太を造船所に住まわせ面倒を見る近藤役にでんでんが出演し、演技派との共演が決定している。そして今回解禁されたのは、怒りとも挑発ともつかない混沌とした狂気をたたえる柳楽さん演じる泰良が目を引くポスタービジュアル。またそこには、菅田さん演じる裕也、小松さん演じる那奈、村上さん演じる将太の姿も捉えている。ほとんど言葉を発さず、衝動的な暴力行動に身を宿す「獣」のような若者・泰良を演じた柳楽さんの、そんな「目」と圧倒的存在感がビジュアルに表れている。『ディストラクション・ベイビーズ』は5月21日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月11日俳優の池松壮亮が、真利子哲也監督の商業映画デビュー作となる『ディストラクション・ベイビーズ』(5月公開)で演じるキャバクラ店長・三浦のビジュアルと同作の主要キャストの場面写真が10日、公開された。本作には池松のほか、柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎らが出演。『桐島、部活やめるってよ』(12年)で日本アカデミー賞優秀賞を受賞した脚本・喜安浩平氏が、真利子監督と2人で脚本を手掛ける。舞台は、愛媛・松山西部の港町、三津浜。喧嘩に明け暮れる主人公・泰良を中心に、タイトル通り破滅的な青春を送る若者の群像劇を映し出す。主要キャスト4人の場面写真では、それぞれ背景は異なれど、癖のありそうなキャラクターの表情を披露。柳楽演じる泰良は、見るからに地方都市の不良といったような危なげな雰囲気を醸し出している。そんな泰良に惹かれ行動を共にする裕也(菅田)もまた、泥が付着した服装とボサボサの髪型で怪しげであると同時に、憂いも感じさせる。小松が演じるのは、そんな泰良と裕也の凶行に巻き込まれてしまう少女・那奈。夜景をバックにした横顔からは、どこか思いつめているかのような感情を読み取ることができる。泰良の弟・将太(村上)は、打って変わって爽やかな学ラン姿。そして、ビジュアル初公開となった三浦は、背景の主婦らの目線も相まって、若いながらもキャバクラ店長として暗躍している模様もうかがえる。(C)2016「ディストラクション・ベイビーズ」製作委員会
2016年02月10日柳楽優弥を主演に菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、さらに池松壮亮ら、日本映画界の次世代を担う若き実力派俳優たちが、新鋭監督・真利子哲也のもとに集った衝撃作『ディストラクション・ベイビーズ』。このほど、小松さん扮する那奈が務めるキャバクラの店長役・池松さんの初出し写真を含む、主要キャストの新たな劇中カットが一挙に解禁となった。舞台となるのは、愛媛県松山。ケンカに明け暮れる芦原泰良(柳楽さん)と偶然出会った北原裕也(菅田さん)、2人が強奪した車に乗り合わせていた少女・那奈(小松さん)、さらに兄・泰良を探す弟・将太(村上さん)ら若者たちが欲望と狂気に目覚めていくさまを描き出す。国内外から圧倒的注目を浴びる真利子監督の、待望の商業映画デビュー作となる本作。脚本は、真利子監督と共に、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞を受賞し、若い世代の感情の揺らぎを掬いとる名手・喜安浩平が担当する。このたび到着したのは、主要キャストがこれまでに解禁された写真とはそれぞれ違った表情を見せる劇中カット!柳楽さん演じる狂気に染まる主人公・泰良は、何者かに因縁をつけているかような危険な雰囲気が漂う表情が印象的だ。一方、そんな泰良に惹きつけられ、行動を共にする菅田さん演じる裕也の表情は、悲しげで疲れ果て、うつろな瞳をこちらに投げかける。また、小松さんが演じる那奈は、泰良と裕也の凶行に巻き込まれてしまうキャバクラ嬢だが、その顔はどこか思いつめているようにも見える。加えて、村上さんが演じる泰良の弟・将太の学ラン姿もお披露目となった。さらに、今回初解禁となったのは池松さんの劇中カット。『無伴奏』『セトウツミ』など、今年も話題作が控える池松さんは、那奈が務めるキャバクラの店長・三浦を演じており、その存在感は圧倒的。泰良が軸となり、それぞれが内に秘めていた狂気を爆発させていくことになる本作。あなたの中にもあるかもしれない狂気が、スクリーンで炸裂する瞬間を見逃さないで。『ディストラクション・ベイビーズ』は5月、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月10日世界から注目を浴びる新鋭・真利子哲也監督が描く衝撃作『ディストラクション・ベイビーズ』。柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎など若き才能を持つ俳優陣が出演する本作から、この度、主演を務める柳楽さんが狂気の眼差し向けるティザービジュアルが公開された。舞台は愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所にふたりきりで暮らす芦原泰良と弟の将太。喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す。松山の路地裏、強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、打ちのめされても食い下がる泰良。彼に興味をもった北原裕也が、「おもしろいことしようや」と声をかける。通行人をターゲットに無差別に暴行を加え、車を強奪したふたりは、乗り合わせていた少女・那奈と松山市外へ向かう。その頃、将太は、自分をおいて消えた兄を探しに市内へとやってきていた――。本作の監督には、「ももいろクローバー」が出演する『NINFUNI』を手掛け、日本のみならず海外からも注目を集める新鋭・真利子監督。脚本は、真利子監督と共に、俳優、声優、脚本家と幅広いジャンルで活躍し、『桐島、部活やめるってよ』では、日本アカデミー賞優秀賞を受賞し、若い世代の感情の揺らぎを掬いとる名手・喜安浩平が担当している。そして主人公・泰良を演じるのは、連続テレビ小説「まれ」などに出演する柳楽さん、喧嘩を繰り返す泰良に興味を持ち近づく北原裕也役に『ピース オブ ケイク』『ピンクとグレー』など話題作に続出する菅田さん、そんな彼らの遊びに巻き込まれる少女・那奈役に『近キョリ恋愛』や『黒崎くんの言いなりになんてならない』の公開も控え注目を集める小松さん、姿を消した兄を探す弟・将太役には今年の秋に放送された「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」でメインキャストとして出演した村上さんが好演。また、那奈が働く店の店長・三浦役に池松壮亮、泰良と将太を造船所に住まわせ、面倒を見る近藤役にでんでんらが集結した。今回解禁されたビジュアルは、狂気に満ち溢れた鋭い眼光でこちらを見る主人公・泰良を一面に描いた一枚。壮絶な激闘の後なのか、片目が腫れ上がり開けないほどボコボコの顔だが、開かれたもう一方の獣の如き眼差しは、視線を外せなくなるほどの迫力だ。先日解禁された、泰良の場面写真も話題となったが、その凄みに暴力の匂いが加わり、圧倒的なインパクトを含んだビジュアルとなっている。また、裏面に主要キャストの場面写真が集結。それぞれの目線の先に見るものとは…。映画の内容により期待膨らませるそんな仕様となっている。日本映画界を担い、革命をもたらす若き才能が集結した本作。彼らだからなせるその若者の狂気と欲望を描いたこの映画、昨今の日本映画の枠には収まりきらないパワーを持っているに違いない。『ディストラクション・ベイビーズ』は2016年5月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2015年12月28日現在第2クールが放送中のTVアニメ『蒼穹のファフナー』だが、2015年12月26日(土)に"「蒼穹のファフナー EXODUS」最終! 緊急クロッシング特番"の有料配信が決定した。2004年にオリジナル作品として公開されたTVアニメ『蒼穹のファフナー』。2005年のテレビスペシャル『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』、2010年の劇場版『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』に続き、2015年1月より10周年記念新シリーズ『蒼穹のファフナー EXODUS(エグゾダス)』の第1クール、10月より第2クールの放送がスタートし、大きな話題を呼んでいる。12月26日(土)に行われる"「蒼穹のファフナー EXODUS」最終! 緊急クロッシング特番"は、10月に行われた特番の第2弾で、今回は前編・後編に分けて前回よりも内容をボリュームアップ。出演者は石井真(真壁一騎役)、喜安浩平(皆城総士役)、松本まりか(遠見真矢役)、田中正彦(真壁史彦役)、そして石川由依(水鏡美三香役)が予定されている。バンダイチャンネル、ビデオマーケット、楽天SHOWTIME、ニコニコ動画ほかにて配信予定。詳細についてはアニメ公式サイトをチェックしてほしい。(C)XEBEC・FAFNER EXODUS PROJECT
2015年12月18日現在第2クールが放送中のTVアニメ『蒼穹のファフナー EXODUS』だが、2015年12月27日(日)に、本作のメインキャラクター・皆城総士の生誕祭イベントの開催が決定した。毎年多くのファンが心待ちにしている本イベントだが、当日はシネマート新宿にて、メインキャスト陣によるスペシャルトークを展開。さらに"真壁一騎生誕祭"に続いて、今回も全国13館にて「ライブ・ビューイング」の開催が決定している。○「『蒼穹のファフナー EXODUS』皆城総士生誕祭イベント」概要【開催日時】2015年12月27日(日)19:00開演【会場】シネマート新宿スクリーン1【登壇者(予定)】石井真(真壁一騎役)、喜安浩平(皆城総士役)、松本まりか(遠見真矢役)【イベント内容】キャストによるトークショー【料金】3,500円(税込)チケットの一般発売は、2015年12月10日(木)21:00よりイープラスにて開始。販売は1人2枚までとなっている。イベントに関する詳細はアニメ公式サイトにて。ライブ・ビューイングについてはこちらをチェックしてほしい。また、Blu-ray&DVD第7巻とキャラソンアルバムのジャケイラストもあわせて公開されているので、こちらも要注目だ。(C)XEBEC・FAFNER EXODUS PROJECT
2015年12月04日ライブ・ビューイング・ジャパンは、2015年12月27日(日)にシネマート新宿で開催される、「『蒼穹のファフナー EXODUS』皆城総士生誕祭」を、全国の映画館でライブ・ビューイングすることを決定した。2004年にTVアニメシリーズの放送が開始された『蒼穹のファフナー』は近未来、未知の生命体"フェストゥム"の侵略から、少年少女が巨大ロボット"ファフナー"に搭乗して島を守るというオリジナルアニメとして企画・制作され、今年で11周年を迎えた。2015年1月から4月まで『蒼穹のファフナー EXODUS』第1クールが放送され、10月より第2クールがスタート。最先端のアニメーション技術を駆使した映像美とスケール感、怒涛のストーリー展開で大きな話題を集めている。今年9月、『蒼穹のファフナー EXODUS』第2クール放送開始前にシリーズ初となるライブ・ビューイングが行われ、第14話の先行上映や、登壇したキャスト陣の絶妙なかけ合いによるトークに、映画館でもたびたび爆笑が起こるなど好評を博した。2度目の開催となる今回は、ファンの間では毎年恒例となっている「総士生誕祭」をリアルタイムで全国に届けるもの。皆城総士役の喜安浩平をはじめ、真壁一騎役の石井真や遠見真矢役の松本まりかといったメインキャストが登壇し、生誕祭ならではのコーナーや、『EXODUS』の放送終了直後となるトークイベントなどが行われる。○「『蒼穹のファフナー EXODUS』皆城総士生誕祭 ライブ・ビューイング」概要【開催日時】2015年12月27日(日)19:00開演(開場時間は映画館によって異なる)【会場】全国各地の映画館【登壇者(予定)】石井真(真壁一騎役)、喜安浩平(皆城総士役)、松本まりか(遠見真矢役)【料金】2,800円(全席指定/税込)チケットのプレオーダーは、2015年12月10日(木)21:00~2015年12月14日(月)12:00の期間、イープラスにて受け付けられる。一般発売は、2015年12月19日(土)12:00からスタート予定。上映劇場などイベントに関する詳細は、「『蒼穹のファフナー EXODUS』皆城総士生誕祭 ライブ・ビューイング」情報サイトなどをチェックしてほしい。(C)XEBEC・FAFNER EXODUS PROJECT
2015年12月04日2015年10月より放送開始となったTVアニメ『蒼穹のファフナー EXODUS(エグゾダス)』第2クールだが、angelaが歌う第17話の特別エンディング楽曲「愛すること」(TVsize)の楽曲配信が決定した。配信は、10月25日(日)の0時より「iTunes」、「レコチョク」にてスタートする。さらに、第17話の衝撃的な内容を受け、緊急特番"「蒼穹のファフナー EXODUS」緊急クロッシング特番"の有料配信が決定。10月28日(水)の23時よりニコニコチャンネルにて配信開始予定となっている。当日は、石井真(真壁一騎役)、喜安浩平(皆城総士)、佐々木望(堂馬広登役)、そして小林沙苗(羽佐間カノン)が出演予定。また、11月22日(日)には、シネマート新宿にて、"「蒼穹のファフナー EXODUS」公開WEBラジオ収録イベント"の開催も決定。イベントの模様はニコニコ生放送にて生中継予定となっている。さらに、当日はサプライズも用意!? 登壇予定者は石井真(真壁一騎役)と白石稔(近藤剣司役)で、チケットの販売情報は後日あらためて発表される。そのほか、各詳細についてはアニメ公式サイトをチェックしてほしい。(C)XEBEC・FAFNER EXODUS PROJECT
2015年10月24日宮崎将と「ももいろクローバー」出演の短編『NINIFUNI』(’11) が、スイス・ロカルノ国際映画祭、オランダ・ロッテルダム国際映画祭で特別上映されるなど、世界から注目を集める新鋭・真利子哲也監督の最新作『ディストラクション・ベイビーズ』の制作が決定。本作のキャストに柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎と日本映画界を担っていく若き俳優たちが集結していることが明らかになった。愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所にふたりきりで暮らす芦原泰良と弟の将太。喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す…。松山の中心街、強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、打ちのめされても食い下がる泰良。彼に興味をもった北原裕也が、「おもしろいことしようや」と声をかける。通行人をターゲットに無差別に暴行を加え、車を強奪したふたりは、乗り合わせていた少女・那奈と松山市外へ向かう。その頃、将太は、自分をおいて消えた兄を探しに松山市内へとやってきていた――。『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞優秀賞を受賞し、若い世代の感情の揺らぎを掬いとる名手・喜安浩平が脚本を担当する本作。喧嘩をくり返す主人公・泰良を演じるのは、NHK連続テレビ小説「まれ」や『合葬』などに出演する唯一無二の存在感を放ち続ける柳楽優弥。泰良に興味を持ち、近づく若者・北原裕也に、『ピース オブ ケイク』『ピンクとグレー』など多数の話題作に出演し変幻自在の活躍を見せる菅田将暉。泰良たちの遊びに巻き込まれる少女・那奈に、女優・モデルと垣根を越えた活躍をみせる小松菜奈。姿を消した兄・泰良を探す弟・将太に、デビュー以降、進化し続ける村上虹郎が好演する。撮影は2016年5月28日にクランクイン、オール松山ロケを敢行し、6月14日に夏編の撮影がアップ。10月に秋編の撮影を予定しており、今冬完成予定だという。<以下、キャスト&監督コメント>■柳楽優弥(芦原泰良役)暴力描写がとても多く、少年犯罪という問題をベースにストーリーが進んでいきます。このような題材がオリジナル脚本から劇場で公開されることをとても嬉しく思います。監督、スタッフ、キャスト皆が同じベクトルを以ってこの作品を盛り上げ、撮影現場には常に危うさと興奮がありました。仕上がりを観るのが、とても楽しみな作品です。劇中、泰良が発する言葉は五つほどしかなく、その代わりに行動や表情から彼の気持ちが表現出来ていれば嬉しいです。そして、真利子組で泰良という役を演じる事が出来て光栄でした。■菅田将暉(北原裕也役)撮影中、「阿修羅みたいだったよ」とニヤニヤしながら真利子監督が近づいてきてくれた事がありました。そのとき、衣裳合わせで「新しい菅田将暉を撮りたい」と仰ってくれた監督の顔が浮かび僕もニヤニヤしました。とても心地良い瞬間でした。人間の欲深さと衝動に反比例して実感していく現実への恐怖に僕自身答えが見つかりませんでした。でもそれが人間なんだと改めて感じました。そんな真利子組ならではの生々しさとファンタジーの両方を兼ね備えた新世界に生きるのが楽しくて仕方ありませんでした。■小松菜奈(那奈役)私と名前が同じこの那奈は心の底から悪い女です。お芝居中はとにかく無我夢中で記憶がそんなにありません。それほど気持ちに余裕がなく過酷なもので逃げたいと思う事も多々あった事は間違いないです。「孤独・恐怖・嫉妬・欺瞞」全くポジティブ要素が一つもない役…でも、やりがいはとてもありました。■村上虹郎(芦原将太役)駆け抜ける初夏。台本を一枚づつめくるにつれて覚えた高揚感は尋常ではなく、やっとこさ出逢えた同年代とガチガチに共演できる現場はこれまでになく熱いものでした。磯臭い造船所に足を掴まれ、社会の埃にまみれて葛藤を強いられる将太の見る世界はどこもかしこも善意を感じられない。泰良を演じられた柳楽さんを筆頭に、僕らは伊予弁と共に生き、吠える。■真利子哲也監督偶然、松山にある呑み屋で興味深い人と知り合い、取材をはじめ脚本を書き進めて、およそ3年かかりましたが、ようやくここまできました。オリジナルの題材で困難はあったものの今このタイミングでしかできないこともたくさん盛り込んで、集まった役者やスタッフをはじめ、愛媛で知り合った仲間たちも混じえて、ゼロから作り上げた手応えがあります。目下、痺れるような仕上がりになるように完成まで油断せずやっていこうと思う次第です。『ディストラクション・ベイビーズ』は2016年初夏テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月03日俳優の岡田将生、成海璃子、松岡茉優、白石隼也、高月彩良、黒島結菜らが7日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『ストレイヤーズ・クロニクル』(6月27日公開)の上映会に登場し、舞台あいさつを行った。極秘機関の実験によって、特殊能力を得ることと引き換えに20歳前後までしか生きることができない宿命を背負わされた子どもたちが、未来の希望を信じた昴(岡田)らチームスバルと、未来に絶望し人類の破滅を企てる学(染谷将太)率いるアゲハチームに分かれて死闘を繰り広げる本作。次世代を担うとされる若手キャストたちが集結していることでも話題を集めている。イベントでは、10代の命を燃やし尽くしぶつかり合う登場人物たちにちなんで、10代の女子高生100人を前に舞台あいさつを実施。主演の岡田が「昴を演じました岡田将生です。この作品で初めてアクションに挑戦しました。初めてのことだったので、いろいろと大変でしたがケガは大丈夫でした!」とあいさつすると、会場は黄色い声援に包まれた。チェロを初めて触ったという音大生の役・成海は「家に持って帰って練習したのですが、苦情が来るんじゃないかと心配でした」とエピソードを披露。続く松岡は「入った瞬間良い匂いしましたよ!」と女子高生でいっぱいの会場に興奮気味。口から鉄片を放って敵を倒す超能力を持つ役どころから、「人に向かってつばを吐くように鉄片を飛ばすと、屈強そうな大人を倒せるので強くなった感じがして気持ちよかったです」と振り返った。超腕力と痛みを感じない体を持つ最強の男、亘を演じた白石が「岡田君と初共演できたのがうれしかったです。このお仕事をはじめたばかりのころに、たまたま行った飲食店で岡田くんが手伝いをしていて、いつか共演できたときはこの話をしようと言っていたんです」と意外な出会いを明かすと、岡田が「その時に薦めた銀ガレイを食べてくれませんでしたよね」と応じ、会場の笑いを誘った。高周波レーダーの能力を持つ碧役の黒島は、「初めて拳銃を持てたのがうれしかったです。重かったですが、撃つのは意外とすんなりできました」と語り、続いて"挑戦したい新しいこと"を聞かれると、「4月から大学生になるのですが、人見知りなので自分から声をかけて友達を作りたいなと思います」と意外な一面をのぞかせた。今年20歳を迎えた松岡もコメントを求められ、「なんか皆が『ワー』ってなってくれること無いかなと思ったんですけど…そうだ年金手帳が届きました。思ったよりもペラペラで無くしちゃいそうです」と、新成人らしい発見があったことを明かした。そして、"チャレンジしたいこと"には「あと5年くらい女子高生の役をやりたい」と答え、「でも若い人と膝が違うんですよね。ちゃんとケアしてあと5年頑張ります!」と決意を語った。さらに、映画内で行われるチームによる"対決"と絡めて"注目している対決"や"応援しているもの"を聞かれると、松岡は「応援しているものといったら、モーニング娘。’15さんですね。皆さんぐらいの年齢の子が歌ったり、踊ったり、一生懸命ですごいですから。宣伝隊長なんてお話があったらやりますよ」と独自の道を行く回答。一方で黒島は、「今私は友達を作ろうと頑張っているので、同じように新しい環境に慣れようとしている皆さんを応援しています!」と新大学生らしいコメントを寄せた。続けて主演の岡田が「広島東洋カープの黒田投手はおとこ気もあって応援してしまいますね」と真面目に語ると、すかさず松岡が「さっきから岡田さんの答えに女子高生が反応していませんね! 一番キャーキャー言われるはずなのに」と鋭い指摘。すると岡田も「松岡さん厳しいなー。現場ではほとんどしゃべらなかったので、今日話してくれて喜んでいたのですけど」とタジタジの様子だった。映画の原作は作家の本多孝好氏による同名小説。『アントキノイノチ』(2011年)の瀬々敬久監督がメガホンをとり、『桐島、部活やめるってよ』(2012年)で、第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平氏が脚本を務める。(C)本多孝好/集英社(C)2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年04月08日俳優の岡田将生がアクションに初挑戦する、本多孝好原作の映画『ストレイヤーズ・クロニクル』(6月27日公開)の予告動画とポスターが20日、公開された。本作では、極秘機関の実験によって、特殊能力を得ることと引き換えに20歳前後までしか生きることができない宿命を背負わされた子どもたちが、未来の希望を信じた昴(岡田)らチームスバルと、未来に絶望し人類の破滅を企てる学(染谷将太)率いるアゲハチームに分かれて死闘を繰り広げる。黒島結菜(碧)や松岡茉優(モモ)ら、注目の若手俳優たちが出演していることでも話題を集めていた。ポスターと共に公開された動画では、昴の超視覚、モモの超圧縮呼気、亘(白石隼也)の超腕力など、それぞれの特殊能力を使った迫力のあるバトルが展開。さらに、「人間どもが!」と激昂する学に続き、「やめろ!」という昴の叫びが捉えられるなど、両チームの対立の激化を予感させる内容に。また、後半では4人組バンド、ゲスの極み乙女による主題歌「ロマンスがありあまる」が初披露。闘いの中で苦悩する子どもたちの姿とシンクロするかのような、切ない歌詞が印象的な楽曲になっている。原作は作家の本多孝好氏による同名小説。『アントキノイノチ』(2011年)の瀬々敬久監督がメガホンをとり、『桐島、部活やめるってよ』(2012年)で、第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平氏が脚本を務めた。(C)本多孝好/集英社(C)2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年03月20日『幕が上がる』おそるべし!青春映画、侮るべからず!もしかしたら青春真っ只中に生きる彼女たちよりもむしろ、すでに青春を通り過ぎたはずの大人たちに、「ももクロ」に熱狂するモノノフたちよりも、熱くなることを忘れた人々にこそ、この映画はガツンと響くのかもしれない。映画『幕が上がる』がついに公開を迎えた。5人揃って主演を果たした「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏。撮影を通じて彼女たちは何を思い、何を手に入れ、何を伝えようとしたのか?【役柄紹介】百田夏菜子…高橋さおり(3年):演劇部部長。周りから半ば強引に部長に任命される。最後の大会に向けて脚本を執筆し、演出を担当する。玉井詩織…橋爪裕子(3年):通称“ユッコ”。部の看板女優でお姫様キャラ。高城れに…西条美紀(3年):通称“がるる”。黙っていれば美人のお調子者。佐々木彩夏…加藤明美(2年):さおりを慕うしっかり者の後輩。有安杏果…中西悦子(3年):強豪校からの転入生。当初は乗り気ではなかったが、さおりに誘われ演劇部に入部する。原作は劇作家の平田オリザが2012年に発表した処女小説。『桐島、部活やめるってよ』の脚本家・喜安浩平が脚本を担当し、『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督がメガホンを握ったが、撮影を前に「ももクロ」の5人は平田さんのワークショップに通い、演技のレッスンを受けた。ーーワークショップやその後の撮影を通じて、自分の役を掴んだ瞬間、手応えを感じた瞬間はありましたか?高城:やっていく内に、“がるる”という役をどんどん好きになっていくのを自分でも感じていました。最初は、役に対してどこまでやっていいのか分かんなかったんです。でもムロ(ツヨシ/顧問の溝口役)さんがクランクインした時、アドリブをガッチリ入れて自由に演じてて、監督もそれを『いいね』と言ってて、その時に『あぁ、自由にやっていいんだ』と思いました。玉井:クランクインする前は監督と役について話をするような時間はなくて、撮影する中で『ここはこうやってみよう』という感じで役を作っていったんです。だから役を掴んだ『ここ!』という瞬間は自分でも分かんないですけど、完成した映画を見たら、ちゃんとユッコとしてこの世界の中で生きられたんだ!と思えて嬉しかったです。百田:さおりは、みんなをまとめたり、劇中劇(=「銀河鉄道の夜」をモチーフにした作品)を作り上げていく役。オリザさんのワークショップの頃から、みんなは「銀河鉄道の夜」をやってて、そこで(指導する)オリザさんの姿を見て、どんなところで注意してるのかな?と観察してたんです。(撮影に入って)本番でもだんだん、自分で(みんなの演技で)気になるところが出てきて、それを指摘すると、みんなが次にそれを直してやってくれて、『作ってる』感が嬉しかった。最初は手を叩いて演技を止めることもできなかったんですけど、徐々にできるようになってきて、メンバー以外の部員役の子たちにも気づいたことを言えるようになったのは嬉しかったです。佐々木:やっている最中はモニターを全く見てないので、自分たちの演技がどうなっているのか全然分からなくて不安でした。でもやっぱり、やっていく内に、自分の中で明美ちゃんの性格とか、台本にないことまで定まってはっきりしてきたのが、すごく自信になりました。有安:(佐々木の言葉にうなずき)モニターを見てないから自分たちの演技を見て手応えを感じるってことがなかったんです。でも、最初は「こうかなぁ…?」と監督とかに相談してたんですが、「こうだと思う」と自分のやりたいことが出てきて、自分だけでなくみんなとも「ここってこうだよね」と作っていく感じになったのが「行けるんじゃないかな?」と思った瞬間ですね。ーーさおりをはじめ、部員たちは全国大会出場という目標に向かって一生懸命頑張ります。『ももクロ』もグループとして夢を掲げ、走り続けてきましたが、夢をかなえるために必要なことは?高城:夢をずっと持ち続けるって難しいことで、ぶれることもあるし、やめようって思っちゃうこともある。それでも、最後はそこに戻ればいい。意思を持ち続け、信じることが大事だなって思います。玉井:すぐに夢をかなえられる人もいるかもしれないけど、やっぱり続けなくちゃ、そこにたどり着けない。続けることです!百田:私は言葉にすることがすごく大事だと思ってて、私たちも昔から叶えたい夢や目標は口に出すようにしてきました。言葉にすると、自分たちだけでなく周りの人もそう思ってくれて、みんながそっちに向いて団結したり、必要なときに助けてもらえたりもする。そうやって夢をかなえてきたので言葉にするのを大事にしてます。佐々木:「ももクロ」も演劇部も一人じゃなくて、ひとりで目標をかなえるのではなく、みんなでかなえる目標なんですよね。(大事なのは)「みんなでかなえよう」という気持ちかな?もちろん、自分のための夢なんですけど、応援してくれる人や周りのためにも頑張る気持ちってすごく大事だと思います。有安:夢があっても多分、一度は「ダメかも」って思っちゃうことがあると思う。でも「行ける」って思うことがすごく大事。自分を信じることが大切!でも自分を信じるためには練習することや周りを信じることがすごく重要だなって思います。ーー百田さんは「ももクロ」のリーダーで、さおりは部長ですが、4人から見て百田さんの部長っぷりはどうでしたか?百田:良いこと言ってよね(笑)!高城:(わざとらしい口調で)すごく部長らしくて、カッコよくて頼れて…。玉井:普段、生活してる中ではリーダーっぽいところってないんですよ。でもライヴの最後の言葉とか、締めるところはリーダーらしさが出てくる。部長としても、最初に私たちがオリザさんに指導をしていただいてる時は、オリザさんを見ながら「できねーよ…。(みんなの芝居を)止められねーよ(苦笑)」って言ってたんだけど、いざ本番が始まるとバンバン止めてくる(笑)。「また止められた!次は何だ?」って感じで思いながらだんだん、部長らしくなってきたなってちょっと悔しかった。また最初からかよ!って(笑)。佐々木:私は最初、オリザさんから「肩が揺れる」と言われてたんですが、(百田さんが)それを明美ちゃんがスランプの時に言ってきて、オリザさんに見えました!高城:部員全員を集めて「このノートにみんなのこと書いてる」って言うシーンとか、玉ちゃんと百田の2人のシーンで「ひとりひとりのこと見て書いたんだ」って言うところとか、普段はプールに落っこっちゃうくらい病んで、ボケボケしてるのに(笑)、なんだかんだで結構、部員を見て最後はまとめてくれるのは部長らしいし『ももクロ』とも被るなって思いました。有安:舞台袖から私たちの演劇を見守ってるシーンで、その時の撮影に(百田さんは)いなかったんだけど、完成した映像でそのときの表情を見て『部長だな…』と思ったし、その後で私たち以外の部員の子たちもいて、その子たちも夏菜子を部長として見てる感じがして「ちゃんと部長やってんじゃん!」って思いました(笑)。ーーみんなの発言を聞いて百田さんはいかがですか?一同:これだいぶ、褒めたよ(笑)!これで反論あったら贅沢でしょ。百田:普段はみんな、恥ずかしくてこういうこと言えないんですよね、良いこと思ってるんですけど。みんな、私のこと好きなんだなって…(笑)。高城:インタビューだからしょうがなくね。玉井:世に出るものだからさぁ。佐々木:好感度考えて言ってるからね。高城:自分たちの見え方を気にしてるから。百田:サイテーだよ(笑)!部長に、さおりに誇りを持ってます!ーー最後にリーダーからひと言お願いします!映画の公開後は、同じく本広監督の演出で舞台版「幕が上がる」も控えてます。百田:舞台に関して平田さんがハードル上げてるとウワサを聞きまして…難しいから本広さんと「ももクロ」頑張れ!という投げやりなコメント耳にしたんですけど(笑)。まだ詳しい情報は聞いてないけど、平田さんと本広さんは“最強タッグ”だと思うので、しっかりしがみついていけるように頑張りたいと思います!映画に関してはどの世代の方が見ても、キラキラした青春を感じられる作品になってると思います。(取材陣を見渡し)みなさんは、昔を思い出し(笑)、まだ高校生になってない人はこんなに楽しいことがこれから待ってるんだと思っていただけたらいいなと思います。有安:すいません、ちょっと最後、高城さんがひと言(笑)!高城:みんなが知っている「ももいろクローバーZ」じゃないよっていうのを見せたいし、もっともっと「ももいろクローバーZ」にも興味持ってもらいたいし、ダブルで応援してもらいたいので、ひとり最低2回は見てください!(text:Naoki Kurozu)■関連作品:幕が上がる 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015「幕が上がる」製作委員会
2015年03月02日2014年の年末の放送された「第65回紅白歌合戦」では、メンバーの一人、有安杏果がインフルエンザで欠けながらも、チーム愛溢れるパフォーマンスでファンを魅了した「ももいろクローバーZ」の5人が主演を務める『幕が上がる』。映画化決定当初から発表されていた舞台化についての詳細がこのほど明らかとなった。日本が誇る劇作家、平田オリザが2012年に発表した、弱小演劇部の少女たちが全国大会を目指し、本当の喜び、本当の悲しみ、本当に大切なことに 気づき、輝いていく青春群像小説「幕が上がる」。この小説に惚れ込んだ『踊る大捜査線』 シリーズの本広克行が映画の監督を務めたことで話題となっていたが、舞台化については2015年5月に上演されるということ以外は隠されたままであった。映画化に際し、脚本は『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が担当したが、舞台の脚本は原作者・平田さん自らが担当。小説に描かれている“ある一時”にスポットを当て、さらに物語を掘り下げ、彼女たちの心情をより丁寧に描くことで、小説でも映画でも見られない彼女たちの青春物語を紡ぎだすとのこと。平田さんは「舞台版では、演劇の楽しさとももクロさんの元気の良さがオーバーラップするような作品にできればと思っています。なおかつ、せっかく私が台本書くので、『同時多発会話』など、私のテイストをできるだけ出して、うまくそれが融合すればいいなと思います」とコメントを寄せ、原作ファンもモノノフ(「ももクロ」ファン)たちも楽しめるような“演劇×他ジャンル”との融合に意欲をみせた。また、「撮影現場が青春そのものだった」と本作をふり返る本広監督が、舞台版では自身5作品目となる演出を担当。「舞台版は、演劇演劇している口語演劇をしてみたいと思っています。ももクロには稽古期間をしっかり取っていただいて、歌も歌わせない、持ち歌を一切歌わないガチの演劇作品を作りたいと思っています。オリザさんも頑張って書いてくださると思いますし、僕も全力で演出して、ももクロも全力投球で稽古して、いい作品になることは間違いないと思います。」と、作品に負けない熱量で舞台化について語った。映画から舞台へと活躍の場を広げ、さらに成長し輝く「ももクロ」から今年も目が離せない。舞台「幕が上がる」は5月1日(金)よりZeppブルーシアター六本木にて上演。映画『幕が上がる』は2月28日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月07日