『え…』男女で違う!“嘘”のつき方嘘をつくことは誰でもあります。一般的には嘘と呼ばれますが、性別によりその嘘の表現や意図は異なります。今回は、男女別の嘘を紹介します。特定の様子男性は嘘をつく際、特定の様子を見せることがあるようです。それは動揺、言葉が多くなるといった特徴がよく見受けられます。一方、女性が真実を隠す、あるいは嘘を紡ぐ際には、無言や一時的な会話の空白が生じることがあります。男性であれば、その場の緊張感から物語を創り上げる、女性であれば、結果から避けるために口をつぐむといった傾向があります。視線の傾向事実と反することを告げるとき、男性は視線を外す傾向にあります。一方、女性はむしろ相手と目を合わせ続けることを心掛けます。男性は恐怖感から視線を外し、女性はその逆で対話の相手に嘘が見つけられないため、視線を持続させます。この行動の違いから、男性の嘘が見破られやすいと感じるかもしれません。嘘と真実の巧みな操作女性は直感的に相手の言葉を解釈し、男性よりも強く、敏感性が高いとされています。その結果、男性が嘘をつこうとしたとき、言葉の矛盾や行動パターンの変化に対して、早く気づく傾向にあると思われます。男女間で見られる嘘の表現方法には、はっきりとした差異があるとは言えますが、この差異は嘘をつく背後の「意図」に依存する部分が大きいです。男性と女性の「嘘の目的」の違い「仕事中、一旦自宅に戻ったときがありました。そのとき、ドアには普段使用しないチェーンがされていて…慌てて妻を呼び出すも、玄関になかなか姿を見せずに違和感を抱きました。その後、妻の浮気が発覚しました…。」(30歳男性)男性は自分を向上させる、自分の立場をよくする、または不利な状況を和らげるために嘘をつくことが多いです。それに対して、女性は人間関係をスムーズに進める、または対立を回避するために嘘をつく傾向があります。嘘をつく背後の意図が、その嘘の行動パターンに影響を与えると見られます。(Grapps編集部)
2024年04月24日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原隆家を演じる竜星涼の声を紹介する。――藤原隆家を演じていろんな本とか史実ではなかなか荒くれ者だったりとか、平安の貴族の家柄の人間ですけれど、その系統にはなかなかいないような自分で何かを成し遂げていくっていう意外とこの僕ら兄弟とか家族の中では、ちょっと異端な感じなんじゃないかなという、そこがいいコントラストになって見せることができたらいいのかななんて思いながら、すごいでも僕は結構そういうさがな者は、嫌いじゃないといいますか好きなのでどちらかというと。とはいってもやはり貴族としての雅感はね、そういう教養だったりとかっていうのはやっぱり自然と受けてきていると思うので、そういう細かいところはやっぱり優雅に、だけれどそこをどの程度どこまで崩したり、偉い人がいる場所で帝がいる前でそんなことはしないよとか、ちょっとその崩した部分というのを限界ギリギリのラインまでで、みなさんと相談しながらやっているっていうのが今の楽しい部分かなと思っていますね。――兄・伊周についてやっぱり兄貴は兄貴で自信満々で、どちらかというと独り善がりですごく前に前にいきますけれど、でもそんな兄を見ているからこそ、力が抜けるなっていうのはすごく思ったんですよね。「兄貴がこうやっている」。それを後ろから見て、どちらかというと兄貴がいるところではちょっと一歩引いて見ている、俯瞰している「すごく頭がいいな隆家」って思ってしまうんですよね。でもそこでもやっぱり母親は長男の兄貴に対してすごく親身になり、そこは同じ兄弟でも兄貴贔屓じゃないけれど、愛みたいなのがちょっと強いのかなって、そんなつもりは母親はなくてもそういうふうに見える。「隆家はあっけらかんとしているし大丈夫だろう」って思うからなのかもしれないですけど、「どうせ俺のところにはそんなこないだろ」っていう「でも兄貴より俺のほうが一枚も二枚もうわてなんだけどな」っていう、その野心みたいなものはきっとあるんだろうなと。そこはすごく面白かったですね。
2024年04月21日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、一条天皇を演じる塩野瑛久の声を紹介する。――一条天皇について幼いころから天皇に即位して、自分の中でも自覚は芽生えつつもまだ若いというところで、至らないところだったりもあると自覚はしているものの民に寄り添い、本当にこの国をよくしようと一生懸命、動こうとしているっていう描写はいくつかあってですね。関白の言いなりになるのではなく、自分の頭で考え自分で行動し、よき政を行っていこうという意志はすごく感じ取れるので、すごく聡明な愛情深い天皇なんじゃないかなと思っております。――藤原道隆について自分とは少し異なる考え方だなという風に思っているんじゃないかなと感じていますね。道隆なりの気持ちもわかると一条天皇は思ってはいるんじゃないかなと思いまして。というのもやはり一条天皇は、政としてきっちり自分が意志を持っていろんなことを決めていかなければならない中でも情にも厚いというか、すごくそばにいる人を信頼したいって思うような人だと思うので、道隆もその中の一人ではあると思うので無下にはできないなと思いながらも、ちょっと乱暴だなと思ったりする一面もあるんじゃないかなと思っています。――定子についてとてもとてもいとおしくて、なくてはならない存在。心安らげる居場所みたいなふうに思っているんじゃないかなと思ってはいるんですけれども、一条天皇も自分で政治を動かしていかなければならないという使命があって、やはりその情というものが邪魔してしまうことも時にはあるんじゃないのかなと思っていて、その中のやはり一番大きい核というものが定子の存在なんじゃないかなと思っておりますね。それがいい方向に働くときもあれば、自分の中でちょっと突っかかってしまうことに働いてしまうこともあるんじゃないかなと感じています。
2024年04月21日人間という生き物は、個々の目的に基づき、ときに嘘をつくものです。とくに男女間での嘘は、その目的やつき方において顕著な差異があります。そこで今回の記事では、男性と女性がどのように異なる嘘をつくのか、その背後にある心理は何なのかを紹介しましょう。嘘をつく目的嘘をつく際の最も大きな違いは、その目的にあります。男性は主に自らを有利に見せるため、また自身の立場を強化するために嘘を使うことがよくあるのです。これに対し、女性は人間関係をスムーズに保ち、対立を避けるための嘘をつくことが多いとされてます。この目的の違いが、嘘をつく際の振る舞いに大きな影響を与えているでしょう。視線の動き嘘をつくとき、視線の動きにも明確な差があります。男性は嘘をつくとき相手の目を見ることを避けがちですが、女性は逆に相手の目を意識的に見つめる傾向にあるようです。男性は恐怖から目を逸らすのに対し、女性は嘘が発覚しないように意識して視線を合わせるのでしょう。この行動の違いから、男性の嘘はより明らかになりやすいかもしれません。行動パターン男性が嘘をつく際には、緊張からオドオドする、過剰に話し始めるといったパターンが見受けられます。逆に女性が何かを隠しているときは、無言になったり、会話にわずかな沈黙を含ませたりすることが多いようです。男性は心地よく沈黙できないため無理に話す傾向にあり、それが違和感を生む原因になるかもしれません。相手の嘘を許容するコミュニケーション術一般的に、男性は女性と比較して嘘を上手につけないとされます。しかし、その嘘が必ずしも悪意から来るものではありません。ときには相手を思うからこそ、真実を伏せることもあるのです。相手の嘘に固執するよりも、二人の関係性を良好に保つことを優先するべきかもしれません。(CoordiSnap編集部)
2024年04月18日俳優の佐藤健が主演を務める、映画『四月になれば彼女は』(公開中)の新ビジュアルが17日、公開された。精神科医の藤代俊(佐藤)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届く。“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には、10年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランドと、その後も世界各地から春の手紙は届く。時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていたが、弥生は「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という謎掛けだけを残して突然姿を消してしまう。春はなぜ手紙を書いてきたのか? 弥生はどこへ消えたのか? ふたつの謎が次第に繋がっていく。今回公開されたのは、藤代と弥生の未来を思わせる“愛するビジュアル”。公開から24日が経過した4月14日に観客動員数70万人を突破したことを記念して作成され、藤代と弥生が様々な葛藤や苦悩を受け入れ、2人で寄り添いながら歩く後ろ姿を切り取られている。明け方の街を何気なく歩く2人の背中には、陽の光が射し虹がかかっているようにも見え、どこか穏やかで暖かな雰囲気を感じさせる。キャッチコピーも藤井 風が歌う主題歌「満ちていく」からインスピレーションを得てつけられた。コメントは以下の通り。○■佐藤健愛の形は無数に存在します。それをこの映画で少しでも感じてもらえれば嬉しいです。○■長澤まさみ思い通りにはいかないけれど、自分の求めるものを知るきっかけを物語から拾ってもらえたら嬉しいです。懸命に生きる姿は憂いをまとって、更に美しく見える気がします。皆さんも、素敵な恋をして下さい。○■森七菜四月になれば、柔らかな暖かさの中過ごせると思っていたのですが、思わず少し汗ばむような予想外な春で、年々どんな季節がくるのかが分からなくなっているような気がしています。どこか通ずるものをこの作品に感じていました。(C)2024「四月になれば彼女は」製作委員会【編集部MEMO】映画『四月になれば彼女は』は、『怪物』(23)、『君の名は。』(16)など数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気氏の同名小説の実写化作。米津玄師「Lemon」、あいみょん「マリーゴールド」などのミュージックビデオを演出した山田智和氏が、長編映画監督に初挑戦する。佐藤健が主演を務め、長澤まさみ、森七菜らが出演する。
2024年04月17日大河ドラマ「光る君へ」より、ファーストサマーウイカ、財前直見、益岡徹の君かたりが公式サイトにて公開された。吉高由里子が紫式部を演じる本作。今回公開された映像では、ききょう(清少納言)役のファーストサマーウイカさんは、藤原定子(高畑充希)について、「『推し』の感覚にすごく近いんじゃないかな。娘でもなく、恋人でもなく、けど命を懸けてお守りしたいとか、最大の雇い主ではあるけれども」とし、“清少納言”という名について「すべてを背負った名前で宮中に入るっていうのがぐっとくるというか。『あなたの今までの人生を背負って学んだものとかをすべて持ってきて、宮中で私の力になってね』って言われたような気がして」と女房になるシーンをふり返っている。財前さんが演じているのは、兼家(段田安則)の妾である藤原寧子。和歌に長け、兼家との日々を「蜻蛉日記」として残した彼女。この「蜻蛉日記」は、まひろ(紫式部)も幼いころから読み込んでおり、そのことを知り、「まひろが歌を詠んでいく人になるきっかけみたいなことになるので、すごく重要な役割をいただいたなと思っていて」「先輩なんだけど、ちょっとお母さんの面影を見るみたいなシーンなのかな」とコメント。倫子(黒木華)の父・源雅信役の益岡さんは、雅信の最期について「婿殿(道長)に対して皮肉なことを言うんですけれども、あれも本当はそうしたかったけど、その出発点は娘かわいさの発想」「家族を大事に思った人間なんだなっていうのをすごく感じました」と語っている。第15回あらすじ道隆(井浦新)は、強引に定子(高畑充希)を中宮にし、詮子(吉田羊)を内裏の外へと追いやった。2年後、一条天皇(塩野瑛久)は麗しく成長。道隆の独裁には拍車がかかっていた。伊周(三浦翔平)らに身内びいきの人事を行い、定子のために公費を投じ始める。道長(柄本佑)は兄のやり方に納得がいかない。一方のまひろ(吉高由里子)は、さわ(野村麻純)と近江の石山寺へと出かける。そこで思いもよらない人物との出会いが…。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月14日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原寧子を演じる財前直見の声を紹介する。――藤原寧子について一人息子(道綱)に甘い親(笑)。ひとことで言えば、やっぱり自分の負い目としては妾でいるっていうことがあるので、やっぱり正妻さんの子とはまた違うので、バカにされちゃいけないなっていうのは心のどこかにあると思うんですけど、でもああいう歌を書く人ですから、そんなに重く感じてはいないと思うんですよ。逆になんていうの…利用しているじゃないけど、こういう環境の自分を表現するっていうプロデューサー的な目もあったんじゃないかなとは思います。――まひろが『蜻蛉日記』を読んでいたと知って幼い子にはやっぱり難しいんじゃないかなと思うんですけど、この『光る君へ』の中でいうと、これから先まひろが歌を詠んでいく人になるきっかけみたいなことになるので、すごく重要な役割をいただいたなと思っていて、しかも母親がいないじゃないですか。「娘がいたらきっとそう言ったでしょう」という言葉がちょっとお母さんっていうふうに先輩なんだけど、ちょっとお母さんの面影をみるみたいな、シーンなのかなっていうことが、すごく大事ないいシーンだなというふうに思っていました。――藤原兼家について基本的に亭主元気で留守がいいじゃないかな(笑)。息子を独り占めできたし、やっぱりある意味歌のために必要な人だったっていうこと。さっきプロデューサー目線って言ったことは、歌を書くことで兼家さんという存在が必要だった。嫌いじゃないし、来てくれたらとてもうれしいし、わりと近い存在で必ず膝を触っていたりとか肩をもんだりとかっていう、そういう普段兼家さんが見せないことをたぶん寧子の前ではしていたんだろうし、そういうちょっと安らげる場所が見ている人もちょっとフフってほほえましくなるっていうシーンになったらいいなと思って演じていました。
2024年04月14日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、源雅信を演じる益岡徹の声を紹介する。――源雅信を演じて源氏として平安中期から末期、ずいぶん貴族階級が没落したりとか武士階級が起こったり、藤原氏には大きく水をあけられたんだけれども、そのすぐあとに連想するのが、『平家物語』の祇園精舎の…っていうね。そういうのをすごく連想してね。しかもそれが現代の社会にも転換できるといいますかね。それがおもしろいなってつくづくやっぱり思いまして、役として少し出し抜かれる源氏のでも位は高いんですけど、その役をやっただけでそれを感じられたっていうのは、すごい収穫だったと思います。――雅信の最期最期、婿殿(道長)に対して見方によっては皮肉なことを言うんですけれども、あれも本当はそうしたかったけど、その出発点は娘かわいさの発想ですしね。そのことを思ったときに「俺はお前のことは反対だったんだ」っていうことをせめて伝えるっていうのが、かえって2人にとって結果よかったんじゃないかなっていうね。だからその辺の書かれ方も見事だなっていうね。多少錯乱しているっていうふうな解釈ももちろんできるんですけれども、家族を大事に思った人間なんだなっていうのをすごくい感じました。ですからその言葉と裏腹に最期、手をぐっと握れたっていうのがすごくよかったと思うし、いろいろそういう意味で勉強になりましたね。生き方の問題として、あの死に方はどう考えても幸せですしね。みんなに見てもらって。――雅信の家族について表の顔と家族でも顔っていう分け方をしたとしたら全然違う表れ方をしているっていうのがね、面白いですよね。奥さんを大事にして、娘に弱くてっていうね。それがとても現代的につながるものがあるんだなっていうふうに本当にやりがいのある家族の一員になれたという、なんというかな…、「こうあったらいいだろう」と、どんな時代でもこういうふうに夫婦関係と親子関係があればいいんじゃないかって。問題は起こるんだけど、それをなんとか解決していくみたいなそういうことはね、できることはすごくいいなと思いました。
2024年04月14日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、ききょう(清少納言)を演じるファーストサマーウイカの声を紹介する。――藤原定子の女房になるシーンこれは私個人の解釈なんですけど、ききょうはすごくハツラツとして、気も強ければ思ったことをスパッと言うタイプなので「いや、もう別れてるんですよ」とか、違うことは違いますってハッキリ言えるような性格っていうところのコントラスト。「ちょっと変わってんなぁ」っていう一面も見えつつ、ききょうとしては家を捨ててきたわけですよ。旦那さんと息子までおっつけてきちゃったけど、もらった名前が亡くなった父と旦那の少納言。旦那が少納言ではなかったんだけれども、そのすべてを背負った名前で宮中に入るっていうのがグッとくるというか。まったく新しい名前にしてすべての人生をそれこそ本当にゼロにしてリスタートしますじゃなくて「あなたの今までの人生を背負って学んだものとかをすべて持ってきて、宮中で私の力になってね」って言われたような気がして、「あぁ清少納言…いいっすね!」って。「なんで元夫のやつ入れなきゃいけないんだよ」とか「おやじの名前かよ」みたいなことじゃなくて、全部を認めてくれたような器みたいなものを名前から感じて、「いい名前だな」と思っていたんじゃないかなって。短いシーンで誰がそこに感じるかわからないですけど、私はそう思って受け入れたんじゃないかなと。欲を言えば息子の名前も入れてほしかったくらいの感じかもしれないですけど(笑)、というふうに感じましたね。――定子について清少納言にとってきっと定子様っていうのは、史実で読んでいても「推し」。神とか宗教的な心酔するというよりは「推し」の感覚にすごく近いんじゃないかな。「尊い」「一挙手一投足がいとおしい」「愛くるしい」。娘でもなく、恋人でもなく、けど命を懸けてお守りしたいとか、最大の雇い主ではあるけれども「推し」の感情に近いんだろうなというのは思いますね。
2024年04月14日4月2日(火)、歌舞伎座4月公演「四月大歌舞伎」が開幕した。豪華顔合わせにも注目の昼夜二部制でおくる本公演より、オフィシャルレポートが到着した。昼の部の幕開きは、『双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)』より「引窓(ひきまど)」の名場面。歌舞伎三大名作『菅原伝授手習鑑』『義経千本桜』『仮名手本忠臣蔵』を手掛けた竹田出雲・三好松洛・並木千柳の合作による義太夫狂言の名作で、「引窓」の場面の舞台は中秋の名月を翌日に控えた、京都郊外。南与兵衛(中村梅玉)の家では、亡き父の後妻であるお幸(中村東蔵)と女房お早(中村扇雀)が、放生会(ほうじょうえ/捕らえられた生き物を解き放つ行事)の支度をしている。そこへ相撲取りの濡髪長五郎(尾上松緑)がやってくる。長五郎は訳あって人を殺めてしまい、この世の名残に母であるお幸に会いに来た。久しぶりに実子である長五郎に会ったお幸の無邪気な喜び、そして死ぬ覚悟を打ち明けられない長五郎の苦しみの対照が胸に響く。郷代官に任ぜられ、長五郎を捕らえる命を受けた与兵衛が手水鉢に写るその姿を見て気色ばむところから舞台は一気に緊迫、やがてお幸の気持ちを察して与兵衛は長五郎を見逃すために奔走する。昼の部『双蝶々曲輪日記 引窓』左より)南与兵衛後に南方十次兵衛:中村梅玉、濡髪長五郎:尾上松緑©松竹昼の部『双蝶々曲輪日記 引窓』左より)女房お早:中村扇雀、濡髪長五郎:尾上松緑、母お幸:中村東蔵©松竹昼の部『双蝶々曲輪日記 引窓』左より)濡髪長五郎:尾上松緑、南与兵衛後に南方十次兵衛:中村梅玉©松竹南与兵衛後に南方十次兵衛という役が大好きだという梅玉は「今回は12年ぶりですし、親しいあらし君(松緑)が濡髪役。活きの良い後輩に負けないよう勤めたい」と公演に向けて語る。梅玉は義理の母を思う与兵衛の優しさを丁寧に演じ観客の心を掴み、実子と継子の間に入って苦悩するお幸、夫を愛しながら母の心情を思うお早、そして与兵衛の情けを感じ縄に付こうとする長五郎というそれぞれの想いが繊細に描かれた胸に沁みる一幕となった。続いては、舞踊『七福神(しちふくじん)』。室町時代末期ごろから始まったとされる七福神信仰を素材として作られた数多の作品から、平成30年に歌舞伎座で新たな台本と音楽、振付で上演された本作。この度は、中村歌昇、坂東新悟、中村隼人、中村鷹之資、中村虎之介、尾上右近、中村萬太郎という花形七人がいずれも初役で七福神勤める話題の舞台だ。富士山を背景に、宝船が七福神を乗せてやってくると、天下泰平を喜び、いつまでも平安な世が続くようにと願いながら、神々が酒を楽しんだり、恋の手習いの艶っぽい踊りを見せたりと、賑やかで愛嬌溢れる空気に包まれた。春の陽気に相応しく、花形たちが心躍る舞踊を魅せた。昼の部『七福神』左より)福禄寿:中村虎之介、大黒天:尾上右近、毘沙門:中村隼人、弁財天:坂東新悟、恵比寿:中村歌昇、布袋:中村鷹之資、寿老人:中村萬太郎©松竹昼の部『七福神』左より)大黒天:尾上右近、福禄寿:中村虎之介、布袋:中村鷹之資、毘沙門:中村隼人、恵比寿:中村歌昇、弁財天:坂東新悟、寿老人:中村萬太郎©松竹昼の部『七福神』手前左より)布袋:中村鷹之資、大黒天:尾上右近中左より)福禄寿:中村虎之介、恵比寿:中村歌昇、寿老人:中村萬太郎奥左より)毘沙門:中村隼人、弁財天:坂東新悟©松竹そして、上方狂言の人気作『夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)』。片岡愛之助が団七九郎兵衛と徳兵衛女房お辰を、尾上菊之助が一寸徳兵衛を勤める。ふたりの競演は昨年6月博多座から引き続き、今年2月に芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した愛之助の受賞理由に『夏祭浪花鑑』の演技も挙げられた。公演に向けた取材会では、団七について「俠気(おとこぎ)に溢れ、一本気な上方の兄ちゃんですね」と話し、「今回も徳兵衛は、博多座でもご一緒させていただいた菊之助さん」と愛之助は喜び、菊之助も「こんなにも早く歌舞伎座で、またご一緒できてとても嬉しいです。徳兵衛は、俠気を見せる団七に惚れて、義兄弟の契りを結ぶ男なので、かっこいい愛之助さんの団七に食らいついて行きます」と話している。息の合ったふたりの競演に期待が膨らむ。昼の部『夏祭浪花鑑』左より)団七九郎兵衛:片岡愛之助、一寸徳兵衛:尾上菊之助©松竹罪人となっていた団七(片岡愛之助)の出牢の日。団七の女房のお梶(中村米吉)と伜の市松(中村秀乃介)は釣船三婦(中村歌六)と住吉社へやって来る。髪や髭が伸び放題の団七が、身なりを整えて浴衣姿で現れると、その爽やかな佇まいが場内を魅了する。団七は、大恩人の息子である玉島磯之丞(中村種之助)とその恋人琴浦(中村莟玉)の危難を救うため、一寸徳兵衛(尾上菊之助)とその女房お辰(片岡愛之助/二役)、釣船三婦らと奔走。立札を用いた団七と徳兵衛の息の合った立廻り、勢いある団七の花道の引っ込み、愛之助が一本気な団七と気風がよく筋の通ったお辰の二役を勤めるなど、みどころ満載。団七が泥にまみれながらの舅義平次(嵐橘三郎)殺しの場は、歌舞伎ならではの様式美で客席を魅了し、息を呑む展開が続くと幕切れには「大当り!」の大向うが掛かる盛り上がりとなった。昼の部『夏祭浪花鑑』左より)団七九郎兵衛:片岡愛之助、伜市松:中村秀乃介、団七女房お梶:中村米吉、一寸徳兵衛:尾上菊之助©松竹昼の部『夏祭浪花鑑』左より)団七九郎兵衛:片岡愛之助、おつぎ:中村歌女之丞、釣船三婦:中村歌六、一寸徳兵衛:尾上菊之助©松竹昼の部『夏祭浪花鑑』より団七九郎兵衛:片岡愛之助©松竹仁左衛門・玉三郎の競演に沸いた夜の部人間国宝・片岡仁左衛門と坂東玉三郎の競演が話題の夜の部。幕開きは、四世鶴屋南北の『於染久松色読販(おせめひさまつうきなのよみうり)』より、土手のお六と鬼門の喜兵衛に焦点を当てた人気作。惚れた男のために悪事を働く“悪婆”と呼ばれる役柄の土手のお六を玉三郎、色気ある悪に満ちた喜兵衛を仁左衛門。昭和46(1971)年に初めてふたりで勤めて以来、上演を重ねてきた当り役で、「玉三郎さんとのコンビがこのときからスタートしたようなもので、思い出深いお芝居です」と仁左衛門は話し、「玉三郎さんのお六との呼吸は、自然に合います。強請りの場では、ちょっと間の抜けているところも見せます。そこが南北さんの芝居作りの巧さでしょう」と語る。夜の部『於染久松色読販』左より)鬼門の喜兵衛:片岡仁左衛門、土手のお六:坂東玉三郎©松竹凄味を見せながらも、ふたりの息の合った強請りの場は観客の心を引き込み、山家屋清兵衛(中村錦之助)に見破られ目論見が外れる件はユーモアある幕切れとなり、観客からは笑いと共に大きな拍手が起こった。夜の部『於染久松色読販』前列左より)鬼門の喜兵衛:片岡仁左衛門、土手のお六:坂東玉三郎後列左より)油屋太郎七:坂東彦三郎、山家屋清兵衛:中村錦之助©松竹続いては、仁左衛門・玉三郎が魅せる舞踊『神田祭(かんだまつり)』。江戸の二大祭のひとつ「神田祭」を題材として、粋でいなせな鳶頭を仁左衛門、艶やかな芸者を玉三郎が勤め、華やかな江戸風情が場内を包んだ。賑やかな祭囃子で幕が開くと、そこは祭り気分に浮き立つ江戸の町。仁左衛門演じるほろ酔い気分の鳶頭が登場し、江戸前のすっきりとした踊りを見せて祭りを盛り上げる。続いて、玉三郎演じる芸者が自らの思いの丈をくどきで表現する場面、そしてふたりが揃って踊る場面では、その美しさに客席も華やぐ。鳶頭が大勢を相手にした立廻りでは、割れんばかりの拍手が送られた。夜の部『神田祭』鳶頭:片岡仁左衛門©松竹夜の部『神田祭』左より)芸者:坂東玉三郎、鳶頭:片岡仁左衛門©松竹夜の部の打ち出しは、舞踊『四季(しき)』。明治・大正時代に活躍した女流歌人の九條武子による本作は、日本の四季折々の風情を美しく描き出し、「春 紙雛」「夏 魂まつり」「秋 砧」「冬 木枯」を通した上演、また歌舞伎座での上演は実に43年ぶりとなる。夜の部『四季<春紙雛>』前列左より)五人囃子:上村吉太朗、尾上菊史郎、中村萬太郎、中村種之助、尾上菊市郎後列左より)女雛:尾上菊之助、男雛:片岡愛之助©松竹夜の部『四季<夏魂まつり>』左より)仲居:中村梅花、若衆:中村橋之助、舞妓:中村児太郎、亭主:中村芝翫、太鼓持:中村歌之助©松竹夜の部『四季<秋砧>』より若き妻:片岡孝太郎©松竹夜の部『四季<冬木枯>』左より)木の葉:中村玉太郎、中村鷹之資、中村莟玉、尾上眞秀、尾上左近、みみずく:尾上松緑、坂東亀蔵、木の葉:坂東亀三郎、大谷廣松、市川男寅、中村福之助©松竹「春 紙雛」では桃の節句に飾られた尾上菊之助の女雛、片岡愛之助の男雛の紙雛の仲睦まじい恋模様が描かれ、「夏 魂まつり」は夏の風物詩である大文字の送り火を舞台に、中村芝翫の若旦那を中心に芝翫の長男・中村橋之助が若衆、三男・中村歌之助が太鼓持、甥・中村児太郎が舞妓を勤めるなど成駒屋一門が情緒豊かに舞う。「秋 砧」は筝の音に乗せて、夫を想う片岡孝太郎勤める若妻の心をしっとりと描き出し、「冬 木枯」では尾上松緑と坂東亀蔵のみみずくが見つめる先で、木枯らしに吹かれ舞う木の葉の動きを群舞で鮮やかに表現。木の葉女を勤める尾上左近を中心に木の葉男の坂東亀三郎・尾上眞秀が軽やかに踊る姿、とんぼやアクロバティックな動きが盛り込まれた振付に拍手が起きた。情緒豊かな日本の四季の変化を描く優美な舞踊に、酔いしれるひとときとなった。見どころ満載の歌舞伎座4月公演「四月大歌舞伎」は4月26日(金)まで、東京・歌舞伎座で上演中。<公演情報>歌舞伎座「四月大歌舞伎」【昼の部】11:00~一、双蝶々曲輪日記二、七福神三、夏祭浪花鑑【夜の部】16:30~一、於染久松色読販二、神田祭三、四季2024年4月2日(火)~26日(金)※休演10日(水)、18日(木)会場:東京・歌舞伎座チケット情報:()公式サイト:(無断転載禁止)
2024年04月08日大河ドラマ「光る君へ」より、主演の吉高由里子、井浦新、信川清順の“君かたり”が公式サイトにて公開された。紫式部の物語を描く本作。公開された映像では、まひろ(紫式部)役の吉高さんは、定子に忠誠を尽くすききょう(清少納言)について“刺激”になる存在だと語っており、「自分では思いもしない発想に感化されたりとかもしたり、それが仕事を探すとかいう切り替えにもなっていくんだと思いますし」とコメント。また、「目標があるというか、目的があるというか、っていう自分をちゃんと見つけられたききょうが羨ましいんじゃないかな」と彼女の生き方についても、まひろの気持ちを代弁した。そして、道長(柄本佑)の才色ともに優れている長兄・道隆役の井浦さんは、父・兼家(段田安則)の後継者指名を受けて、道隆は「一番父上に影響を受けている」とし、「父上が大事に大事に実践してきた思想、自分の家の中で権力をつなげて回していくという、この思想を道隆なりにこれからやっていく」「いよいよ自分なりの政を始められるんだっていう火がつけられるところ」とコメントしている。まひろの弟・惟規の乳母であるいと役の信川さんは、いとまを申し出る場面についての葛藤を語っている。▼第14回「星落ちてなお」仕え先を探すまひろ(吉高由里子)は、土御門殿からの帰りに道長(柄本佑)と鉢合わせてしまう。ある日、兼家(段田安則)は道長らを呼び、道隆(井浦新)を後継者にすると告げる。道兼(玉置玲央)は納得がいかず、激高。やがて兼家が逝去。跡を継いだ道隆が摂政になり、独裁を始める。一方、まひろはたね(竹澤咲子)に読み書きを教えていたが、厳しい現実が待ち受けていた――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月07日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、いとを演じる信川清順の声を紹介する。――いとを演じて台本を読んで、いとってちょっと空気が読めなかったり、家族じゃないから言っちゃったり、逆に言えなかったりっていうことがあると思うので、だからそういう部分は明るくするというよりはちょっと引っ掻き回すじゃないですけど、いいも悪いも家族にぐぐっと詰め寄ったり、見守ったりができたらいいなと思っております。――推規について高杉真宙さんがもうすでにかわいいんですけど、為時さんとまひろさんがやっぱりちょっと真面目な部分が多いじゃないですか、特にまひろちゃんってズバズバ意見も言うし、いろんな勉強もしたいところをちょっと2人の小難しいところをつつく役割をしていて、とってもかわいらしい性格とかわいらしいお顔でいとは溺愛しております。――いとまを申し出るシーン為時さんへのセリフでもあったんですけど、ここにしか本当に居場所がないだけじゃなく、本当にいとにとって大切な家族の人たちの場、でも自分は家族じゃないからって殿様にお伝えするっていうのですごい絶対出ていきたくない、本当は。絶対こんなこと言いたくないけど、本当に少しでも食いぶちを減らさなければ、私がいたら見るだけであつかろうみたいな感じだったと思うんですけど、それはすごくつらくて、しかも殿様のことめちゃめちゃ好きなので(笑)。殿の顔を見るなりね「言えん」とは思ったんですけど、気丈に振る舞っていとは伝えますけど、そのへんはやっぱりあの時代ならではというか、それがなんかもう生死、生き死にみたいな感じで関わっているのが、やっぱり平安時代すごいなっていう。いともやっぱりそういう乳母で入って、まひろも推規さんもみんな時代に振り回されているじゃないですけど、もっといろんな今だったら生き方もできるけど、そこに生きて、そこでしかない、でもそこのご家族が本当にいとにとって素晴らしい、かけがえのないものっていうところで殿様に引き止めてもらえてよかったです。ありがとう殿~!
2024年04月07日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、まひろを演じる吉高由里子の声を紹介する。――まひろの成長まひろが大人に刃向かっていくとか、戦うとかいうよりも子どもに教えたりとか、自分がやるべき使命みたいなものをちゃんと見据えて動いているような感じがして、私も年齢的にも下の子が増えていったりとか話す機会が増えていったりとかして、教えるっていうことが増えたし、人に教えることによって自分も改めて学んでいるんだなっていう実感もあったりとかして、こういう気持ちでやっているのかなっていうふうな想像につながったりはします。――ききょうについてすごく刺激を受ける人だと思います。影響はどうかわからないですけど、彼女の存在がまひろにとっての刺激になって、自分では思いもしない発想に感化されたりとかもしたり、それが仕事を探すとかいう切り替えにもなっていくんだと思いますし、何か行動しなきゃとか、足踏みしている自分にやっと気づいたっていう感じで、またさわさんとは違う関係性で必要な方なんじゃないかなっていうふうに思います。――ききょうの生き方口が裂けても言えないような言葉をききょうさんは、サクッとサラッと言って、また猛進していく姿を後ろ姿を背中を見つめるしかできないまひろは歯がゆいというか、悔しいというか、ふがいないというかっていう気持ちが自分に湧き出てきたんじゃないかなというふうに思うんですけど、目標があるというか、目的があるというかっていう自分をちゃんと見つけられたききょうが、羨ましいんじゃないかなという感じもありましたし。
2024年04月07日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原道隆を演じる井浦新の声を紹介する。――兼家の後継者に指名されて道隆は、兼家父上の息子たち娘の中で僕の勝手の解釈だと、一番父上に影響を受けている人物だろうなというふうに思っています。だから道兼とはまた違う父上の影響を受けていて、家督として温室の中で大事に大事に育てられてきたからこそ、本当に疑いもなく父上のやってきていることは本当にすべて学びながら参考にしながら、という意味で一番影響を受けてきている人物でもあると思うので、家督は道隆にするっていう言葉がきたときは、いよいよ自分の時代が訪れるんだっていうそういう思いに火が付く瞬間でしょうね、野心的な。それを野心という言葉一言で表現するのは僕は乱暴だなと思っているんですけど、自分の中で道隆は父上が大事に大事に実践してきた思想、自分の家の中で権力をつなげて回していくという、この思想を道隆なりにこれからやっていく、それの準備が入内させる定子、嫡男とそれを支えていく弟っていうすべてができているのでいよいよ自分なりの政を始められるんだっていう日がつけられるところ、狼煙が上がるところというか、だろうなとは思いました。――道兼が人殺しと知って知らなかったことに対して驚きはあったと思うんですが、僕の中では道隆もずるさとか弟が全部そういうところを背負っているのはもちろん知っていて、そこは見ないふりして全部任せていたっていうこともあっただろうなって。だから驚きとともにやっぱりそれが確信にも変わったりとかして、申し訳無さとか、そこはお前に任せたよっていう思いだったりとか、一つ二つの感情だけじゃないなとは思いました、あのシーンは。道兼に対しては。
2024年04月07日俳優の佐藤健、長澤まさみが4月1日、都内で行われた映画『四月になれば彼女は』(公開中)のティーチ・イン付き大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。映画プロデューサーで、小説家としても数々の話題作を生み出してきた川村元気の恋愛小説を映画化。婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊役を佐藤健、結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生役を長澤まさみ、藤代が10年前に交際していた初恋の女性で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春役を森七菜が演じる。ウユニ、プラハ、アイスランド、そして日本で撮影を敢行した純愛映画となる。公開からしばらく経ち、周囲からの反響を語ることに。佐藤は「本当面白いのが真っさらな気持ちで見てくれるじゃないですか。僕はやってる時に『やっぱり俺、愛するのサボってたなみたいな』『やっぱり俺が悪かったな。だから弥生が失踪しちゃうのか』って思いながらやってたんですけど、“藤代、そんなに悪くない説”があります」とする。「確かに(付き合いたてで買った食器という)思い出の品に気づかずに掃除してるのは悪いかもしんないけど、そんな悪いかな?『捨てないで』って言えばいい!弥生がぶっちぎりでヤバい説が」と弥生側にも問題があったことを熱弁。「ちょっと洗脳されてた(笑)。気は利かないけど素朴に生きてただけなんです」と藤代を擁護していた。長澤も「私も演じてて、弥生に対してすごく大胆な行動をとる人だなっていう印象があったり」と振り返る。それでも長澤は「私のせいじゃない。私に言わないでください」と苦笑いすると佐藤は「長澤さんが演じるからリアリティーがある!『ごめん、俺が悪かったな』って思った」と吐露して笑いを誘っていた。イベントには、森七菜、山田智和監督も登壇した。
2024年04月01日俳優の佐藤健、長澤まさみ、森七菜、山田智和監督が4月1日、都内で行われた映画『四月になれば彼女は』(公開中)のティーチ・イン付き大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。映画プロデューサーで、小説家としても数々の話題作を生み出してきた川村元気の恋愛小説を映画化。婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊役を佐藤健、結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生役を長澤まさみ、藤代が10年前に交際していた初恋の女性で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春役を森七菜が演じる。ウユニ、プラハ、アイスランド、そして日本で撮影を敢行した純愛映画となる。4月なって初のイベント。佐藤は「本当にありがとうございます。映画も見ていただいてありがとうございます。皆さんが応援してくださったから、公開してしばらく時間が経った今またこうやって立つことができています。非常にうれしく思っております」と笑顔。長澤は「本当に久しぶりのラブストーリーで、私も演じている時間はドキドキしながら演じておりました」と振り返ると「この作品をきっと見た人が、恋すること、愛について深く考えようかなって思うような、友だちと見て、意見がそれぞれ違って、その話をできるような、見た後も映画の余韻にひたってもらえるような作品になっているのかなと思います」と魅力を語った。森は「きょう、4月1日なので、弥生さんの誕生日です。誕生日おめでとうございます」と演じた長澤を祝福。長澤は「私が言われたみたいで(笑)。ありがとうございます」とほほえむと、森は「そんな日に皆さんとお話できるということでとてもうれしく思っております」とキュートな表情になった。山田監督は「森さんがおっしゃってくれたように、『四月になれば』というタイトルの映画を4月1日に見ていただいて、個人的にもすごくうれしいです」と“4月”のイベント開催を喜んでいた。
2024年04月01日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原定子を演じる高畑充希の声を紹介する。――藤原定子についてお花っぽいイメージです、といってもヒマワリみたいな子。夏にパァっていう花というよりは、華やかなんだけど影も少しあるようなお花みたいなイメージの人です。今は楽しく明るく小さい一条くん(一条天皇)と一緒のシーンもまだ多いので、純粋に楽しんでやろうと思っているんですけど、ここからいろんなことが起こっていく人なので、その過程でどんどんいろんな影響を受けていったり、まぁでも芯はある人かなと思うから、影響を受けない部分もあったり。ちょっと探り探り演じていければなと思っています。――定子の入内について今とはたぶん全然感覚が違うだろうから、政治的に利用されているみたいなネガティブなイメージというよりは、まぁそういうものだっていう育ち方をしているのかなと思っているんですけど、彼女がすごくよかったなと思うのは、その相手を好きになれたっていうことかなって思っていて、だからこそどんどん悲劇に巻き込まれてはいくんですけど、ただ自分がヘマをすると父親の行き先というか、これからに関わるっていうのをわかっているようでわかっていなかったりしたのを、きょうちょっとたしなめられるシーンがあったりとかして、なので…そうですね。でも全部をやらされているっていう感覚で受け取らない人なのかなと想像しています、今は。――一条天皇との関係性なんか今やっていて感じるのは、ものすごくいい意味で一条くんが定子に懐いているというか、ちょっと依存している感じもあってだから「自分がこの人を守らなきゃ」みたいな気持ちもちょっとはあったのかなって、なんとなく感じていて「この人のよりどころになれるのは自分だな」って思っているうちに彼も成長して、自分のよりどころにもなっていったのかなっていう、そういう変化を数年のうちに遂げたのかなと思っています。
2024年04月01日ウユニ(ボリビア)、プラハ(チェコ)、アイスランドでのロケを敢行したことでも話題の映画『四月になれば彼女は』が公開中だ。カメラを持って世界中を旅する伊予田春を演じた森七菜と、米津玄師「Lemon」、あいみょん「マリーゴールド」、宇多田ヒカル「Gold ~また逢う日まで~」など多くの伝説的ミュージックビデオ(MV)を演出し、本作で長編映画監督デビューした山田智和に、同作について聞いた。映画は、『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』など新海誠監督作品をプロデュース、『映画ドラえもん のび太の新宝島』の脚本も手掛けた川村元気氏の小説(文春文庫)が原作のラブストーリー。主な登場人物は、3人。佐藤健演じる精神科医の藤代俊、長澤まさみ演じる坂本弥生、そして森が演じる藤代の大学時代の恋人で初恋の相手、伊予田春。弥生との結婚の準備を進める藤代のもとに、春から10年ぶりに手紙が届く。ウユニ塩湖、プラハ、アイスランドから手紙を送ってくる、春。そんな中、弥生が突然、姿を消してしまう。春はなぜ手紙を書いてきたのか?弥生はどこへ消えたのか?ふたつの謎は、やがてつながっていく。森は、旅先からかつての恋人に手紙を送る春を演じるにあたり、「春の真っ直ぐさ、純粋さが一切の淀みなく見ている人に伝わるといいな、と思いながら演じていました。春のことをどこか神格化して、あがめるような気持ちがありました」と振り返る。そんな森の演技について、山田監督は「ウユニ、プラハ、アイスランドを旅している春の顔と、大学生の時の春の顔が、全く別人のように見えました。藤代と別れた後、春がどんな年月を過ごしてきたのか、どんな覚悟を持って旅に出たのか、そういったことを自然と取り入れて、見事に表現してくれたからだと思います。ウユニのカットを長澤さんに見せた時も、『学生時代と違う顔してる。すごくいい表情』とおっしゃっていました」。長澤が絶賛していたことを聞いて、「うれしい!」と素直に喜んだ森。「佐藤さんや長澤さんの背中を見ていると、いつまでたっても追いつけないような気もしてくるのですが、あきらめずに追いかけていきたいと思います」と謙虚に語っていた。■監督の撮りたいものに全力で向き合うと決めていた森と山田監督は、少人数の撮影クルーとともに昨年1月から3週間かけてウユニ、プラハ、アイスランドへ渡り、本作を象徴するエモーショナルなシークエンスを撮影してきた。「荷物のパッキングとスムーズに飛行機を乗り換えるコツ、トランジットの時間を充実させるために手荷物として何を持っておくべきか、といったことにかなり詳しくなりました」と森は冗談めかして言うが、飛行機の乗り継ぎを含めて10ヶ国を旅することになった。その撮影は、「プラン変更の連続」(山田)だったという。本作には、ウユニ塩湖の水面が鏡のように見える絶景が収められているが、鏡状態になるのはさまざまな条件がそろった時で、その確率は50%程度とされている。山田監督は天候を見て、リハーサルを予定していた日に急きょ本番撮影をすることに。「ウユニの街は標高3700メートルという高地にあり、富士山の頂上(標高3776メートル)とほぼ同じ高さで空気が薄い。コンディションを整えるのも大変だった中、無理を言って挑戦させてもらいました」(山田)。「撮影チャンスを逃したくない」山田監督の思いに、森は100%応える覚悟で今回のロケに挑んでいた。「日本の映画で海外を何ヶ国も回って撮影する作品はなかなかないと思うので、監督には撮りたいものを全部撮ってもらいたいと思いました。どれだけ疲れていても全力で向き合うと決めていました」(森)。山田監督は「大袈裟でなく、森さんがいなかったら、この映画の監督としていまここに僕はいないと思う」と、絶大な信頼があったことを明かす。「全スタッフ、全キャスト、一人でも欠けていたらこの映画は出来上がらなかった。ですが、過酷な海外ロケの間、僕自身の心の状態をピュアに保ち、本当に撮りたいと思ったものを撮るトリガーみたいなものになってくれたのは森さんでした。森さんがいなかったら…と考えるだけでゾッとします。素晴らしい才能と出会えて僕はすごくラッキーだと感謝したい気持ちでいっぱいです」。■映画は自分にとって、一番大切なアート山田監督は、日本大学芸術学部映画学科映像コースを卒業後、宇多田ヒカル、サカナクション、米津玄師、あいみょん、藤井風などのMVやNIKE、TOD’S、PRADAなどの広告映像、ショートフィルムなどを数多く手掛け、オリジナル短編作品も発表。圧倒的な映像の美しさと人間を生々しく描き出す抜群のセンスとアイデアで今もっとも注目される一人だ。「僕は大学の映画学科に入ったところから映像をつくる人生が始まって、映画をつくるサークルにも入っていました。自分にとって、一番大切なアートが映画。いつか自分が監督を務めた長編映画をつくりたいと思いつつ、ミュージックビデオの仕事で拾ってもらって、見出してもらって、それが川村元気さんに声をかけていただくきっかけにつながって。肩書はなんでもいいと思っている反面、これでようやく胸を張って『映画監督です』と名乗れるうれしさもあります」(山田)。念願の長編映画を作り上げたことで、「自分が撮りたいのは人間の様(さま)で、映画だったんだな、と改めて気づくことができました。魅力的なストーリーで、人間をしっかり描くには映画というフォーマットが一番適している。今回、素晴らしい原作と佐藤さん、長澤さん、森さんら素晴らしい俳優たちと出会ってこの作品をつくることができたことを糧に、多くの人に見てもらいたい映像、伝えたいと感じた言葉、そして愛すべき人間たちを映画にしていけたらと思っています」(山田)。
2024年03月30日3月22日(金)本日公開された映画『四月になれば彼女は』の公開記念特番「Bar April ~それでも人は恋をする~」の未公開映像付きが、YouTubeにて公開された。映画は、川村元気の同名ベストセラー恋愛小説の映像化。過去と現在、東京そしてボリビアのウユニ、チェコのプラハ、アイスランドなど世界各国を舞台に、愛する人の姿を探し求める切なくも壮大な愛の物語。今回公開された特番では、精神科医・藤代俊役の佐藤健、謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生役の長澤まさみ、藤代のかつての恋人・伊予田春役の森七菜が、とあるバーに集結。佐藤さんがカクテルを作ったり、ウユニ塩湖で森さんと長澤さんが電話のやり取りをしていたという、“佐藤さん初耳”エピソードが明かされたり、そして恋愛や人間関係の悩みにまじめに答えている。視聴者からは「御三方の話は深くて学びが多くてずっと見てたい素敵な雰囲気です」、「3人の事がよく知れて面白かったです!!」、「3人のトークがほんと面白い」、「とっても楽しいトークが観れてテンション上がりました」と感想が寄せられている。『四月になれば彼女は』は全国東宝系にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年03月22日男性の嘘を見破る5つのポイント嘘を見過ごすと、大切な人が他人のもとへ行ってしまう可能性があります。今回は、男性の嘘を見破るための5つの裏技を紹介します。視線の動きをチェックする会話中、彼の視線に注目してみてください。重要な話題になると目線をそらす人や、普段は目を合わせない人が突然、目を合わせてきた場合は、何かを隠している可能性が高いです。特に後者は「嘘をついているなら目を合わせるはずがない」という思考を利用したものかもしれません。些細な部分をチェックする彼の言動に何か違和感を覚えたら、軽く指摘してみてください。主要な話題に直結していなくても構いません。嘘つきは、小さな事にも強い反応を示すことが多いのです。もし、彼が普段と違う反応を見せたら、それは嘘を疑う理由になるでしょう。落ち着いて待つ何となく彼が嘘をついているように思えたら、一旦その状況を黙って見守ることも賢明です。そこで大切なのは、自分の感情を抑えて静かに待つこと。じっと黙っていると、彼が不安になり話を始める可能性があります。その際「なぜ黙っていたの?」と問われたら、彼の反応を観察しましょう。シンプルな質問を投げかける彼に対して「昨夜は家にいた?」というような、YesかNoで答えられる質問をしましょう。そして、彼がそれに対して曖昧な答えを返したり、反論したりした場合は要注意。彼は何かを隠している可能性があります。同じ質問を再度する嘘つきは、詳細な設定を考えてはいますが、それを何度も繰り返すことは困難です。一度疑問を抱いた場合は、しばらく経ってから同じ質問を再度投げかけてみてください。それで彼が混乱したり話が一致しなかった場合、彼が嘘をついている可能性が高いです。彼を攻撃しない彼が何かを隠しているからといって、そのすべてがあなたに対する裏切りではないかもしれません。具体的な状況を観察して、さりげないサインを見逃さないことが大切です。(Grapps編集部)
2024年03月19日佐藤健の主演映画『四月になれば彼女は』より、原作者・川村元気と主題歌を担当した藤井風との対談の模様が公開された。本作は、川村による同名小説を長編映画に初めて挑戦する山田智和監督が映像化。10年にわたる愛と別れを、壮大なスケールで描いたラブストーリーで、佐藤のほか、長澤まさみ、森七菜、仲野太賀、中島歩、河合優実、ともさかりえ、竹野内豊と、実力派俳優たちが集結した。今回の対談ではふたりが貴重な制作秘話を披露。「メロディはどうやって誕生したんですか」という川村の質問に対し、藤井は「物語を貫いている空気感みたいなものにインスパイアされて。(これは)自宅で書くもんじゃないなと。どこかつーんとした、それでいて神聖で、崇高な場所で書きたいと思って、教会で書かせていただいたんです。映画のエンディングのところでストップして。(その後)どういう音楽が鳴ったら、この物語の邪魔をしないだろうか。それを考えながらピアノに向かいました」と語り、本編観賞後に体感した感覚をそのまま楽曲制作に活かしたことを明かした。対談は1時間にわたり、タイトルに込められた想い、本作に抱いた感想、そして歌詞が生まれたプロセスについてなど貴重なトークが行われた。全文は映画公式サイトに掲載されている。<作品情報>『四月になれば彼女は』2024年3月22日(金) 公開公式サイト:「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年03月18日佐藤健、長澤まさみ共演の『四月になれば彼女は』で、主題歌を務めた藤井風と原作者である川村元気の対談が実現した。45万部を突破した同名ベストセラー恋愛小説を映画化した本作。主題歌は、本作のために藤井風によって書き下ろされた新曲「満ちてゆく」。楽曲の背景には、「青春病」のMVで監督を務め以前より親交の深かった山田智和との縁、さらに原作者・川村元気とのめぐり逢いがあった。この度、「満ちてゆく」について、藤井さんと川村氏が語り合った対談では、貴重な制作秘話が披露されている。藤井 風 - 満ちてゆく Official Video「メロディはどうやって誕生したんですか」という川村氏の質問に対し、藤井さんは「物語を貫いている空気感みたいなものにインスパイアされて。(これは)自宅で書くもんじゃないなと。どこかつーんとした、それでいて神聖で、崇高な場所で書きたいと思って、教会で書かせていただいたんです。映画のエンディングのところでストップして。(その後)どういう音楽が鳴ったら、この物語の邪魔をしないだろうか。それを考えながらピアノに向かいました」と語り、本編観賞後に体感した感覚をそのまま楽曲制作に活かしたことを明かした。『四月になれば彼女は』主題歌入り予告編また、今回の作詞について藤井さんは「教会入った時も祈りました(笑)。書けますように。降りてきますように。そしたら歌詞もすらすらと……」と明かすと、川村氏は「藤井 風の歌詞を読んでいると、曲が死というものに近接する瞬間がすごくある。そこでハッとして、そこからまた生き返るというか、戻ってくる感覚がある。それがすごく好きなんですよ」と語った。そのほかタイトルに込められた想い、本作に抱いた感想など1時間に渡る熱いトークが行われた。対談全文については映画公式サイトに掲載されている。『四月になれば彼女は』は3月22日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年03月18日吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」の公式サイトでは、ユースケ・サンタマリアと上地雄輔、2名の「君かたり」が公開されている。大河ドラマ第63作目として現在放送中の本作は、「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く物語。出演者の撮影現場からのコメントが聞けるこの「君かたり」。陰陽師・安倍晴明を演じているユースケ・サンタマリアさんは、これまで多くの作品に登場してきた安倍晴明とは、また異なると説明し、「ビジネスマン安倍晴明みたいなところを今回やりたいということで。要は生きていくために、世渡り上手にやっていくみたいな」「見ていて不思議な感じになると思います」と説明。関わりの多い藤原家については「内心は嫌いになれない」「ただ単にビジネスとして利用しようとしているってだけでもなく、ある種の感情っていうか、愛情に近い何かを持っていて」と語っている。また、才に恵まれず、兼家から軽く扱われている道長の異腹の兄・藤原道綱役の上地さんは、道綱について“天然素材”と表現。「見ている方がホッとするようなかわいらしさもあり、人間らしさもあり、視聴者目線であるような感情をしっかり道綱という役の中で、ぬくもりというか温度を出せたらいいな」とコメントしている。第11回「まどう心」兼家(段田安則)の計画により花山天皇(本郷奏多)が退位。為時(岸谷五朗)は再び官職を失うこととなった。まひろ(吉高由里子)は左大臣家の娘・倫子(黒木華)に父が復職できるよう口添えを頼むが、摂政となった兼家(段田安則)の決定を覆すことはできないと断られる。諦めきれないまひろは兼家に直訴する。一方、東三条殿では道隆(井浦新)の嫡男・伊周(三浦翔平)らも招いて宴が催され、栄華を極めようとしていた――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月17日佐藤健、長澤まさみ、森七菜が出演する映画『四月になれば彼女は』の公開記念特番「Bar April ~それでも人は恋をする~」の放送が決定した。ウユニ、プラハ、アイスランド、そして日本と、史上最高峰のスケールで紡がれる心に刺さるラブストーリー『四月になれば彼女は』。今回の特番では、主人公・藤代役の佐藤さんがバーテンダーを務める「Bar April」に、藤代の婚約者・弥生役の長澤さんと、藤代の初恋の女性・春役の森さんが来店。スペシャルカクテルと共に、恋愛、人間関係の悩みに真面目に答えるトーク企画となっている。また、映画の撮影秘話も満載だ。なお、本放送は、3月16日(土)よりテレビ愛媛、山口放送、テレビ信州、山形放送などで順次放送予定(※地域によって日時は異なる)。公開記念特番「Bar April ~それでも人は恋をする~」は3月16日(土)11時20分~テレビ愛媛ほかにて順次放送。『四月になれば彼女は』は3月22日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年03月07日大河ドラマ「光る君へ」より、出演者の撮影現場からのコメントが聞ける「君かたり」が公式サイトにて公開された。吉高由里子が紫式部に扮する本作。今回公開された「君かたり」には、まひろ(紫式部)ののんびりとした弟・藤原惟規役の高杉真宙、まひろとは特別な絆がある藤原道長役の柄本佑、町辻で風刺劇を披露する散楽の一員である直秀役の毎熊克哉が登場。それぞれ、演じる役柄やまひろについてなどを語っている本映像。高杉さんは、「助けたくなる姉」「なくてはならない存在」と姉・まひろや乳母・いと(信川清順)について語る。柄本さんは、直秀について「同じにおいを感じる」「自由さみたいなものに対する、憧れみたいなのも意外に道長の中にはちょっとあるんじゃないかな」と考えを述べた。そんな直秀を演じた毎熊さんは、「若いときに失ったこととかが、むしろ何か得るタイミングだったりする気がしていて、それを忘れないでほしい」「若いときに味わった気持ちを汚さずにというか、やっぱり人生いつまで生きるかわからないですけど、大事なものっていうのはそんなに何個もないはずなので、そういうのを持っていてほしいなと思いますね」とまひろと道長への思いを明かしている。第10回あらすじ兼家(段田安則)は道長(柄本佑)たち一族を巻き込んで、秘密裏に花山天皇(本郷奏多)を退位させ、孫の懐仁親王(高木波瑠)を擁立する計画を進め始める。その頃まひろ(吉高由里子)は、家に帰ってこない為時(岸谷五朗)を案じ、妾の家を訪ねてみる。そこには身寄りもなく最期を迎えようとしている妾の看病をする為時の姿があった。帰宅したまひろのもとに道長からの恋文が届く。まひろは道長への文をしたため始めるが――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月04日俳優の佐藤健が主演を務める、映画『四月になれば彼女は』(3月22日公開)のスペシャルインタビューPVが、公開された。精神科医の藤代俊(佐藤)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届く。“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には、10年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランドと、その後も世界各地から春の手紙は届く。時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていたが、弥生は「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という謎掛けだけを残して突然姿を消してしまう。春はなぜ手紙を書いてきたのか? 弥生はどこへ消えたのか? ふたつの謎が次第に繋がっていく。○■佐藤健・長澤まさみ・森七菜、キャラクター像&注目ポイント語るインタビュー映像今回公開となったPVは、キャストが自身の演じたキャラクター像や注目ポイントについて語ったインタビューに加え、初解禁となる現場でのメイキング映像がひとつなぎになった約4分間の映像。本編撮影中のインタビューで佐藤は「ドキュメンタリー性みたいなものを大切にしたいと思っていました」「今回はできるだけ恋愛というものの真実を追求するような作品だなと思いました」と、より自然体な藤代という人物を作り上げ、誰もが共感できるようなむき出しの恋愛観に迫る作品であることを熱弁。結婚を目前に突如、失踪してしまうどこか複雑で繊細な内面を持つ弥生を演じた長澤は「(恋愛で)悩んでいる人に観てもらいたい作品になっているのかなと」とメッセージを送った。森も「人生の全部が詰まったような、また新しいラブストーリーになっているのかなと思いました。この映画の最後、これを望んで私も生きていこうって思う」と語っている。新たな本編映像に加え、佐藤と山田監督が語り合うシーンや屋外ロケなどのメイキングも公開。キャスト・スタッフが一丸となり熱意を注いだ様子が感じられる映像となっている。【編集部MEMO】映画『四月になれば彼女は』は、『怪物』(23)、『君の名は。』(16)など数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気氏の同名小説の実写化作。米津玄師「Lemon」、あいみょん「マリーゴールド」などのミュージックビデオを演出した山田智和氏が、長編映画監督に初挑戦する。佐藤健が主演を務め、長澤まさみ、森七菜らが出演する。(C)2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年03月04日3月22日(金) に上映がスタートする映画『四月になれば彼女は』より、スペシャルインタビューPVが公開された。本作は、『世界から猫が消えたなら』『百花』などで知られる川村元気による同名小説を原作とした実写映画。婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊を佐藤健、結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生を長澤まさみ、そして藤代が10年前に交際していた初恋の女性で、世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春を森七菜が演じる。公開されたのは、佐藤健、長澤まさみ、森七菜が自身の演じたキャラクター像や注目ポイントについて語ったインタビュー、さらには初公開となる現場でのメイキング映像がひとつなぎになった約4分間の映像。本編撮影中のインタビューで佐藤は「ドキュメンタリー性みたいなものを大切にしたいと思っていました」「今回は出来るだけ恋愛というものの真実を追求するような作品だなと思いました」と、より自然体な藤代という人物を作り上げ、誰もが共感できるようなむき出しの恋愛観に迫る作品であることを熱弁。複雑で繊細な内面を持つ弥生を体当たりで演じた長澤は「(恋愛で)悩んでいる人に観てもらいたい作品になっているのかなと」と全ての恋愛経験者に向けメッセージを贈った。森は「人生の全部が詰まったような、また新しいラブストーリーになっているのかなと思いました。この映画の最後、これを望んで私も生きていこうって思う」と溢れ出る感情を抑えきれない様子で語り、確かな自信を覗かせる。併せて、佐藤と監督の山田智和が語り合うシーンや屋外ロケなどのメイキングも公開。キャスト・スタッフが一丸となり熱意を注いだ様子が感じられる、貴重な映像となっている。『四月になれば彼女は』佐藤健 長澤まさみ 森七菜 スペシャルインタビューPV<作品情報>『四月になれば彼女は』3月22日(金) 公開公式サイト:「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年03月01日佐藤健主演映画『四月になれば彼女は』のスペシャルインタビューPVが公開された。今回公開された映像では、婚約者との結婚を控えた精神科医・藤代俊役の佐藤さん、謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生役の長澤まさみ、藤代のかつての恋人で、藤代に手紙を送る伊予田春役の森七菜が、自身の演じたキャラクター像や注目ポイントについて語ったインタビューに加え、現場でのメイキング映像が収録。「ドキュメンタリー性みたいなものを大切にしたいと思っていました」と語る佐藤さんは、「今回は出来るだけ恋愛というものの真実を追求するような作品だなと思いました」とより自然体な藤代という人物を作り上げ、誰もが共感できるようなむき出しの恋愛観に迫る作品であることを熱弁。また、どこか複雑で繊細な内面を持つ人物を体当たりで演じた長澤さんは「(恋愛で)悩んでいる人に観てもらいたい作品になっているのかなと」とコメント。森さんも「人生の全部が詰まったような、また新しいラブストーリーになっているのかなと思いました。この映画の最後、これを望んで私も生きていこうって思う」と確かな自信を覗かせている。『四月になれば彼女は』は3月22日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年03月01日映画『四月になれば彼女は』の新たなマンスリートレーラーが公開された。本作は、川村元気の同名恋愛小説の映画化。佐藤健、長澤まさみ、森七菜、仲野太賀、竹野内豊らが参加し、日本のみならず、ウユニ・プラハ・アイスランドと世界各地で撮影が行われた。今回公開されたのは、佐藤さん演じる初恋に痛い思い出を抱えている主人公の精神科医・藤代俊を映す、2月のマンスリートレーラー。映像が公開されると、視聴者からは「胸が痛い……」、「もう泣ける」、「早くみたいです」、「健さんのポロッと落ちる涙は他の作品でも、いつも泣けてしまう」、「また原作を読み返してみました映画ではどんな展開になるのか」、「もらい泣きしてしまう」などとたくさんのコメントが寄せられた。『四月になれば彼女は』は3月22日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年02月29日俳優の佐藤健が主演を務める、映画『四月になれば彼女は』(3月22日公開)の場面写真が22日、公開された。精神科医の藤代俊(佐藤)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届く。“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には、10年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランドと、その後も世界各地から春の手紙は届く。時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていたが、弥生は「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という謎掛けだけを残して突然姿を消してしまう。春はなぜ手紙を書いてきたのか? 弥生はどこへ消えたのか? ふたつの謎が次第に繋がっていく。○■映画『四月になれば彼女は』新場面写真10点を一挙解禁今回公開されたのは、今作の儚く美しい世界観が凝縮された場面写真10点。暗室にて現像中の写真を見つめる藤代、とある写真を物憂げな表情で見つめる弥生、旅先のアイスランドにて空を見上げる春とそれぞれの繊細な感情を感じさせるビジュアルが切り取られている。さらに、落ち着いた雰囲気で寄り添い合う藤代と弥生、青春の爽やかさがあふれる藤代と春の幸せな瞬間や、失踪した弥生を理解しようと苦しむ藤代が親友のタスク(仲野太賀)とバーで語らう日常の1コマも。そして、アイスランドとウユニ塩湖の絶景の中で春が一人佇むカットも解禁となった。また、藤代・弥生・春を取り囲む登場人物として新たに追加キャスト5名も公開。弥生が勤める動物園の飼育員で、獣医としての弥生のことをよく知る先輩・北村を橋本じゅん、原因不明の不眠症状に悩み、藤代の元を訪れる患者・桑原を水澤紳吾、藤代と弥生が訪れる結婚式場のウェディングプランナー・高橋を瀬奈じゅん、末期の病に侵されながらも、春が撮る写真に胸を打たれる女性・⾧谷川綾子に島かおり、春の写真の才能に魅了され、患者のポートレイト撮影を依頼する医者・中河玲子を高田聖子が演じる。【編集部MEMO】映画『四月になれば彼女は』は、『怪物』(23)、『君の名は。』(16)など数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気氏の同名小説の実写化作。米津玄師「Lemon」、あいみょん「マリーゴールド」などのミュージックビデオを演出した山田智和氏が、長編映画監督に初挑戦する。佐藤健が主演を務め、長澤まさみ、森七菜らが出演する。(C)2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年02月22日