出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、楽しい話題を提供できる女性、「思い出写真を持ってくる女」になりきり。恥ずかしい黒歴史も含めて、話が盛り上がるきっかけに。先日、同期ライブを行ったことをきっかけに、13~14年ぶりくらいに吉本の養成所で出会った同期メンバーと集まることになりました。私を入れて4人グループだったのですが、そのうちの一人が、ガラケーからスマホにデータを移行して、当時の写真を持ってきたんです。みんなで見ていると、「この公園でネタ合わせをしたよね」「これはジョイポリスに行った帰りじゃない?」と当時のいろいろな思い出が蘇ってきました。ほかにプリクラもあり、そこに書かれている「地引網作戦」という言葉を見て、「どうせこれ、いい男を捕まえようと言ってたんだよ…」と思い出したりして。たとえ黒歴史でも、恥ずかし笑いができて面白かったです。脳が一気に若返る感じがしたし、初めて思い出すこともたくさんありました。地元のおさななじみや長い付き合いの友だちと集まると同じ話をしがちで、それも楽しいものだけど、今まで忘れていたことを思い出して話すのも新鮮でいいですよね。逆に、「これは一体、何の意味があったんだろう?」と、最後まで思い出せない写真もあって、それはそれで面白かったです。写真は4人で一緒に過ごした時間があったことの証拠になるし、エモいってこういうことなんだ…と気づきました。写真を準備して場を盛り上げることって、大事なことなんだなと実感したんです。まずは、友だちや家族と時間を過ごす時に、今からでも写真をたくさん撮って残しておくことが大事。撮って終わりではなく、ちゃんとバックアップをしたり、データを移行するなど、きちんと保存して残しておくようにしましょう。また、実家に置いてある卒業アルバムを自分の手元に置くだけでもよさそう。時々見返すと、懐かしい気持ちに浸れるはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年4月19日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年04月16日東京・新国立劇場と京都・ロームシアター京都にて来春、「TIME」の日本初上演が決定した。本作は2021年、坂本龍一がアソシエイト・アーティストを務めた世界最大級の舞台芸術の祭典「ホランド・フェスティバル」(オランダ・アムステルダム)で世界初演。坂本さんが生前、本作のために全曲を書き下ろし、演者の動き、光と映像、水を駆使した表現は、満場のスタンディングオベーションを呼び起こした。そんな劇場空間でインスタレーション、パフォーマンス、ヴィジュアル・アートが融合し、ふたつの夢幻が交錯するシアターピースの最新作が、待望の日本初上演を迎える。本作では、長年にわたる深い信頼関係のもと、コラボレーションを続けてきた坂本さんと高谷史郎のこれまでの共同作品の要素を踏まえつつ、2人が新たなコンセプトを追求。坂本さんの音楽、高谷さんのヴィジュアル・デザインにより創り上げられる。出演には、ダンサーとしても国際的に活躍する田中泯、伝統楽器「笙」を国際的に広めた第一人者、宮田まゆみらを迎える。なお、チケット情報ほか詳細は後日発表となる。また、関連イベントとして、「109シネマズプレミアム新宿」開業を記念し、全シアターの音響監修を務める坂本さんの関連作品を期間限定特別上映。「第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展ダムタイプ|2022: remap」は、アーティゾン美術館(東京・京橋)にて開催中だ。「RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANITIME」は2024年3月28日(木)~4月14日(日)東京・新国立劇場(中劇場)、4月27日(土)~28日(日)京都・ロームシアター京都(メインホール)にて上演。109シネマズプレミアム新宿 開業記念オープニングイベント「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」は4月14日(金)~5月18日(木)開催。「第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展ダムタイプ|2022: remap」はアーティゾン美術館 6階展示室にて5月14日(日)まで開催中。(cinemacafe.net)
2023年04月12日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手のことを思って話ができる女性、「口すっぱく言う女」になりきり。悪役を買って出る気持ちで注意をすることが大事。3人目を妊娠して助産師外来に行ったところ、1人目も2人目もお世話になった助産師さんに出くわしました。すると、「口すっぱくなっちゃうよ!」と言われたんです。それから、「3人目だから自信も付いてきたと思うけど、そういう時にこそ転ぶのよ」「子どもが2人いるとバタバタして、お腹が張っていることに気づかないことがあるから、まずはお腹を第一優先でいたわって」「地に足をつけて歩く!右足、左足、右足、左足で歩く!」「段差をちゃんと見て乗り越える!」など、本当に口すっぱいじゃん!と思うくらい、いろいろと注意をされました。でも、最初に「口すっぱく言うよ」と言われていたことで、この方はあえてそうしてくれているんだとわかるし、気を付けるべきことをしっかりと教えてくれるので、わかりやすくて助かっています。それに、「大きな声では言えないんだけど」と言われると続きが気になるように、「口すっぱくなっちゃうよ」と先に言われると、なんだろう?と思って話をちゃんと聞くようになる。その点でも、すごく大事だなと思いました。たしかに、2人を産んでいるからこそ、“この時はこうだったから大丈夫かな”と油断しがちなところもあるので、指摘してくれると助かるし、3人目といえども子どもはそれぞれ違うので、前と同じじゃないところもたくさんあります。私のために指摘をするという大変な役を引き受けてくださって、本当にありがたいと思います。助産師さんのようになるためには、“私が言いたいから言う”のではなく、相手のためを思って言うという気持ちを伝えることが大事。“うるさい”と思われるかもしれないけど、それでもいいという、悪役を引き受けるような気持ちで言うようにしましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年4月12日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年04月08日3月28日に亡くなった音楽家の坂本龍一さん(享年71)。生前、熱心に非核や反原発を訴えてきた坂本さんの発言が、訃報に際して再びネットで注目を集めている。‘11年3月、東日本大震災によって引き起こされた福島第一原子力発電所の事故。原子力発電の安全性が改めて問われる形となり、震災後には全国で脱原発運動が巻き起こった。坂本さんは脱原発をテーマにしたロックフェスティバル「NO NUKES」の呼びかけ人となり、自らもYMOとして出演するなど、精力的に運動を行ってきた。’12年7月に行われた原発反対派の集会に参加した際、政府が原発を再稼働したことについて触れ、「長期的にはなりますが、すぐ止めろと言っても(政府が)止めないのでですね。我々にできることは何かといえば、電力会社への依存を少しでも減らしていくということですね」といい、こう話した。「こういう声がもちろん、彼らにも少しプレッシャーとなって届きますし、本当に電力会社の料金体系の決め方の問題とかですね、発送電の分離とかですね。地域独占とか、そういうのが、どんどん自由化していけば、原発に頼らない電気を我々市民が選ぶことができるわけです。また、いち家庭や事業所などがですね、どんどん自家発電していくと。そうやって時間はかかりますが、少しでも電力会社への依存を減らせばですね、私たちのお金が電力会社に行ってしまって、それが原発がいるものに、そういう施設になるわけですから。そういうところに払うお金を少しでも減らしていくと」そして「言ってみれば、たかが電気です。たかが電気のために何で命を危険に晒さなきゃいけないんでしょうか」といい、「2050年ぐらいには電気などというものは各家庭や事業所や工場などで自家発電するのがもう当たり前と、常識という社会になっているという風に僕は希望を持っています。そうなってほしいと思います。たかが電気のために、この美しい日本、そして国の未来である子供の命を危険にさらすようなことはするべきではありません。お金より命です。経済より生命。子供を守りましょう。日本の国土を守りましょう」と語った。一連の発言は、「たかが電気」というフレーズが切り取られて取り沙汰されることも多く、“電気を軽視している”と厳しい声が一部で上がることに。そして坂本さんが亡くなったことを受けて、YouTubeなどを通して“たかが電気発言”の全文が再び注目を集めることとなったのだ。しかし発言の評価はわかれている。まず坂本さんの発言に賛同する声は、こう上がっている。《発言の全文読むと電気がいらないって意味じゃなく、原子力発電の代替電源目指そうという趣旨》《一応自分でも全文読んでみたけど、確かにそうね。電気なんか要らないとは言ってない。発電方法を多様化していずれ原発が無くても済むようにしましょうよってこと》《たかが電気発言って切り取りの典型だよな》いっぽう、「全部読んだけど印象は変わらない」という声もこう上がっている。《全文読んでもあの発言は批判されるべきとしか思えないけどな 電気のために命かけてる人世の中に沢山いるし、それをちゃんと認識してたら「たかが電気」なんて発言出てこねえよ》《まあ切り取りは誤解を与えかねないからどうあれ良くないとは思うが、全文読んでも「電気不足が命に直結する人の存在を考えてない」印象を個人的には抱いてしまう》《スピーチ全文読んでも「たかが電気」としか読めない文脈だけどな》10年以上経った今、このように論戦状態となっている。それほどインパクトのある発言だったといえるのかもしれない。
2023年04月08日3月28日に亡くなった世界的音楽家の坂本龍一さん(享年71)。坂本さんのマネジメント事務所が明らかにした翌4月3日は、各局のニュース番組やワイドショーで相次いで訃報が伝えられた。そんななか、視聴者の注目を集めたのは番組で流れた音楽。坂本さんが1978年に高橋幸宏さん(享年70)と細野晴臣(75)と結成した「YMO」の代表曲「ライディーン」を流す番組が目立ったのだ。そのためネットでは、《坂本龍一の代表曲はライディーンではないです》《坂本龍一さんのニュースで代表曲に「ライディーン」を挙げるワイドショーが多過ぎてほんとうにがっかり》などと批判の声が上がる事態に。「坂本さんの代表曲といえば、『千のナイフ』や坂本さんが初めて音楽映画を手掛けた83年公開の映画『戦場のメリークリスマス』での『Merry Christmas, Mr.Lawrence』、『energy flow』などが挙げられます。一方、YMOの『ライディーン』は今年1月に亡くなった高橋幸宏さんが作曲者であるため、BGMに使用されることに違和感を抱いたファンも少なくなかったようです。ただ、NHKでは『ライディーン』を流さなかった番組も確認されています」(WEBメディア記者)このことが一部ネットニュースで伝えられると、たちまち“ライディーン論争”が勃発することに。上記のようにテレビ局の選曲を批判する声もあれば、その批判に対して異論を唱える声も上がっている。《たしかに「ライディーン」は高橋さんが作った曲ではあるけど、YMOの曲でもある。 そして坂本龍一さんはYMOのメンバーである。 なので、別に流しても良いと思う》《確かに、追悼として流すのであれば、坂本さん本人が作った曲を流すのが当然なのでしょうが、「YMO」としてはライディーンは代表的な曲なのだから、そこまで目くじら立てて文句を言うのも何だかと思います》《坂本龍一がYMOにいた事は事実だし、RYDEENという楽曲に参加してたのも事実。そこを突くのはあまり詳しくない人に対してマウントを取りたいだけに見える》一方で『ライディーン』をめぐっては、楽曲誕生の経緯に“ある通説”が広まったこともあった。「『ライディーン』には高橋さんが鼻歌で歌ったメロディを、坂本さんが譜面にしたという説が囁かれていたため、“坂本さんも作曲に携わった”と捉えるファンもいたようです。しかし、高橋さんは2012年に出版した著書『心に訊く音楽、心に効く音楽』(PHP研究所)で『教授の記憶違いだと思います』と否定しており、『(自分で)譜面に書いたような気がするんですね』『譜面に書くという慣れないことをやったので、逆に覚えているんです』と綴っています。確かに作曲したのは高橋さんですし、坂本さんの訃報を取り上げるならば坂本さんが作曲した楽曲を流す方が相応しいでしょう。ですが、YMOは坂本さんの軌跡の一つなので、グループの代表曲を番組で流すことはあり得ることです。また今回の論争で、『ライディーンは高橋さんが作曲したんだ』という気付きの声も上がっています。この世を去った坂本さんと高橋さんがいかに素晴らしい音楽家だったかということが、ある意味示された事象だったのではないでしょうか」(音楽関係者)
2023年04月06日2023年4月2日に逝去が明かされた、音楽家の坂本龍一さん。所属事務所によると、坂本さんが息を引き取ったのは同年3月28日とのこと。2020年6月にがんが発覚して以来、闘病生活を送っていたといいます。映画『戦場のメリークリスマス』の『メリー・クリスマス ミスターローレンス』をはじめ、多くの名曲を生み出してきた坂本さんは、日本を代表する音楽家の1人。坂本さんの演奏や作る楽曲に影響を受けた音楽家は、少なくありません。葉加瀬太郎、亡くなった坂本龍一さんを追悼日本の音楽界をけん引してきた、葉加瀬太郎さんも、坂本さんの影響を受けた音楽家の1人。坂本さんの逝去が明かされた翌3日に、自身のInstagramを更新すると、1枚の写真とともに坂本さんへの想いをつづりました。収録スタジオに、坂本さんのサインが入った写真を飾っているという、葉加瀬さん。尊敬している坂本さんの旅立ちに、強いショックを受けたといいます。僕のスタジオには、いただいたサイン入りの写真がずっと飾ってあります。昨夜は一晩中、貴方の音楽を聴きました。未だぽっかりと穴が空いてしまったような大きな悲しみは癒えませんが、いつか天国でお会いするその時に、少しでもお褒めの言葉を頂けるよう、これからもしっかりと自分の音楽に向かい合おうと思います。たくさんの素晴らしい音楽を本当に有り難うございました。お疲れ様でした。安らかにお休みください。tarohakase_hatsーより引用 この投稿をInstagramで見る 葉加瀬太郎 TARO HAKASE(@tarohakase_hats)がシェアした投稿 大切な人がこの世から旅立った時、現実を受け入れるのは難しいもの。もうこの世に存在しないことを信じられず、気持ちの整理がつくまでは、心に穴が空いたような感覚を覚えます。葉加瀬さんも同様に、ずっと尊敬の念を抱いてきた坂本さんが亡くなったことに対し、まだ実感が持てない模様。逝去を知った日は、坂本さんがこれまで生み出してきた楽曲をずっと聴いていたといいます。きっと、楽曲から坂本さんの心に触れ、これまでの思い出に浸っていたのでしょう。音楽家としての、坂本さんへの想いが伝わってくるメッセージは、多くの人の胸を打ちました。・本当に偉大な音楽家でしたね。葉加瀬さんの想いが伝わってきて、泣けます。・坂本さんが亡くなったのはとても悲しいけれど、音楽は永遠だと思います。・葉加瀬さんのショック、お察しします。早く元気を出してくださいね。音楽家が亡くなった後も、生前に生み出された作品はずっと残ります。そして、聴いた人に感動を与え、後世のアーティストたちには影響を与え続けてくれるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年04月04日日本を代表する音楽家の1人であり、これまで数々の名曲を世に生み出してきた、坂本龍一さん。2023年4月2日、坂本さんが同年3月28日に逝去したことが、所属事務所によって明かされました。所属事務所によると、2020年6月にがんが発覚して以来、坂本さんは治療を受けながら、創作活動に勤しんでいたといいます。作曲家やピアニスト、そして音楽プロデューサーとして、幅広く日本の音楽界に貢献してきた坂本さん。旅立ちに対し、多くの人から悲しむ声や感謝の声が上がっています。ビートたけし、『戦場のピアニスト』坂本龍一を追悼坂本さんの逝去が明かされた翌3日、お笑いタレントのビートたけしさんが自身のウェブサイトを更新。たけしさんが1か月に一度ほどの更新頻度で近況を報告する『VOICE』項目にて、坂本さんの逝去について想いを明かしました。ただただショックで残念で仕方がなく言葉もありません。「戦場のメリークリスマス」の大島渚監督が亡くなってデビッド・ボウイが亡くなって、坂本龍一さんが亡くなって仲間がみんないなくなってしまい、「戦場のメリークリスマス」は俺だけになってしまいました。北野武 公式サイトーより引用1983年に公開された、映画『戦場のメリークリスマス』。坂本さんが手掛けた楽曲『メリー・クリスマス ミスターローレンス』は、美しくもどこか儚いピアノの旋律が、世界各国で高い評価を受けました。楽曲を手掛けるほか、ヨノイ大尉役で俳優としても携わっていた坂本さん。そして、たけしさんはハラ・ゲンゴ軍曹役で出演していました。同作の監督である大島渚さんは、2013年に逝去。そして、ジャック・セリアズ陸軍少佐役を務めた、俳優のデビッド・ボウイさんは2016年にこの世を去っています。「『戦場のメリークリスマス』は俺だけになってしまった」という一文からは、作品をともに制作した仲間への想いや、たけしさんのさびしい気持ちが伝わってきます。たけしさんの追悼文は、多くの人の胸を打ちました。・とても重い言葉だ。また『戦場のメリークリスマス』を見たくなった。・大丈夫、まだロレンス中佐役のトム・コンティがいるよ…!・短いにもかかわらず、あふれんばかりの想いが伝わるメッセージに涙が出た。坂本さんの所属事務所は、逝去を明かす際、生前の坂本さんが好きだった『Ars longa, vita brevis.(芸術は長く、人生は短し)』という一文を添えました。クリエイターが人生を終えても、坂本さんらが魂を込めて生み出した作品は、長きにわたって多くの人の心を揺さぶってくれるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年04月04日《わたくしども所属の音楽家/アーティスト坂本龍一が去る2023年3月28日71歳にて永眠いたしました》4月2日、坂本龍一さんの訃報が伝えられた。冒頭のコメントは、所属レーベルのcommonsがTwitterで発表したものだ。坂本さんは幼少の頃からピアノと作曲を学び、東京芸術大学に入学。大学院を修了した後、’78年に高橋幸宏さん(享年70)や細野晴臣(75)とともにイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成し、一世を風靡した。「ソロの音楽家としても活躍し、’83年の映画『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞を獲得。’87年の映画『ラストエンペラー』では米国アカデミー賞作曲賞やグラミー賞を受賞し、“世界のサカモト”として知られることに。また’99年のシングル『ウラBTTB』はインストゥルメンタルとして初のオリコンチャート1位となっただけでなく、150万枚以上の売上を記録。異例の大ヒット作となりました」(音楽関係者)日本を代表する音楽家である坂本さんは社会問題にも関心が高く、環境保護や核廃絶に熱心に取り組んでいた。また’17年に本誌で行った吉永小百合(78)との初対談では《たとえば、環境にいい取り組みをしている企業の商品を買うことは、その企業を応援することになります》といい、《とくに女性の消費者はすごいパワーを持っていますから。このことを自覚してものを買っていただく。そうすれば、日本のみならず世界は確実に変わると思います》と語っていた。そのいっぽう、近年は病との闘いでもあった。’14年には中咽頭がんと診断され、克服後に音楽活動を再開。’17年には、本誌のインタビューで闘病についてこう語っていた。「僕は、40代ごろから食や健康には十分、気を使ってきたつもりだったんです。整体や足湯なども、みんなが言いだすはるか前からやっていたので、『そんなことは、もう昔からやっている』という自負もあった。それでも、がんになってしまうんだ、と。だから、ちょっとした自信や知識なんて、なんの役にも立たない」「僕は、ここ20年くらい西洋医学は拒否して、風邪をひいても薬は飲まないで足湯で治していました。その延長でいけば、がんになっても代替医療や民間療法だけで治そうとしていたかもしれない。でも、そうしていたら、僕は今ごろ生きていないかもしれない。これはわかりませんよ。治る人もいるけど、治らない例もたくさんありますから」■坂本さんの飽くなき挑戦…“死後のコンサート”を計画そこで坂本さんは西洋医学と民間療法の、それぞれのいいところを取り入れていくことにしたといい、“闘病生活での変化”をこう明かしている。「自分の信念とか、そういうものをちょっと低くしようと思ってね。だって、3.11のとき自分の信念だ、知識だ、自負だ、というのがことごとく役に立たないとわかって、ガツンとやられましたから。だから僕は、自分を生かしてくれた現代医療に、とても感謝しているんです」坂本さんは’20年にも直腸がんであることが判明したが、それでも飽くなき挑戦を続け、史上初の試みとなるMRやモーション・キャプチャーを利用した“死後のライブ計画”を明かすなど精力的だった。《MRのコンテンツというのはまだほとんどないに等しいんだけど、(略)この技術のいいところは、いまモーション・キャプチャーでぼくの演奏を収録しておけば、ぼくが死んだ後でも現実のMIDIピアノを演奏させる、仮想的なコンサートが開けること。実際のコンサート会場のステージにMIDIピアノを置いて、ヴァーチャルなぼくがそれを弾くということができる。100年後でもみんながゴーグルの中で演奏するぼくが立体的に見える》(「GQ Japan」内コーナー『教授動静第28回』’20年12月2日付)commonsによると《2020年6月に見つかった癌の治療を受けながらも、体調の良い日は自宅内のスタジオで創作活動をつづけ、最期まで音楽と共にある日々》だったという坂本さん。天国でも新たな音楽を作り続けることだろう。
2023年04月03日2023年4月2日、音楽家の坂本龍一さんの訃報は世界中をかけめぐり、大きな衝撃を与えました。坂本龍一さん71歳が逝去「最期まで音楽と共にある日々でした」音楽グループ『イエロー・マジック・オーケストラ(通称:YMO)』のメンバーとして活躍し、ソロとしても映画『ラストエンペラー』の音楽でアカデミー賞を受賞するなど、輝かしい功績を残した坂本さん。訃報から一夜明けた同月3日、『YMO』で坂本さんともに活動していた細野晴臣さんは、自身のInstagramを更新し、1枚の画像を投稿しました。 この投稿をInstagramで見る Hosono Haruomi(@hosonoharuomi_info)がシェアした投稿 同年1月に『YMO』のメンバーである高橋幸宏さんの訃報が伝えられた際、坂本さんが見せた反応と同様の形で、灰色の画像をInstagramに投稿した細野さん。当時、坂本さんなりの追悼ととらえられた灰色の画像の投稿を、細野さんもまた模倣するところに、『YMO』のメンバー間の絆や関係性がうかがえます。坂本さんが亡くなり、『YMO』の最後の1人となった細野さんに、多くのコメントが寄せられました。・悲しいです。細野さん、長生きしてください。・細野さん、おいしいものを食べて、心と身体を労ってほしいです。・2人の分までこれからの音楽活動を輝かせてください。高橋さんの死から約3か月という短い間に届いた、坂本さんの訃報。細野さんが感じているであろうショックは、はかり知れません。改めて、坂本さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年04月03日2023年4月2日、音楽家の坂本龍一さんが、同年3月28日に逝去したことが分かりました。71歳でした。所属する事務所によると、葬儀は坂本さんの強い意向で近親者のみで執り行われたといいます。わたくしども所属の音楽家/アーティスト 坂本龍一が去る2023年3月28日71歳にて永眠いたしました。謹んでご報告申し上げます。2020年6月に見つかった癌の治療を受けながらも、体調の良い日は自宅内のスタジオで創作活動をつづけ、最期まで音楽と共にある日々でした。これまで坂本の活動を応援してくださったファンのみなさま、関係者のみなさま、そして病気治癒を目指し最善を尽くしてくださった日米の医療従事者のみなさまに、あらためて深く御礼申し上げます。坂本自身の強い遺志により、葬儀は近親者のみで済ませておりますことをご報告いたします。また、弔問、ご香典、ご供花につきましても謹んで辞退申し上げます。最後に、坂本が好んだ一節をご紹介します。Ars longa, vita brevis.芸術は長く、人生は短し報道関係のみなさま、取材等はお控えくださいますよう心よりお願い申し上げます。2023年4月2日株式会社キャブエイベックス・エンタテインメント株式会社commmonsavex portalーより引用また、坂本さんのInstagramも更新され、グレーの背景に生年月日と没年月日の文字が記され、朽ち果てたピアノの画像が浮かび上がる、音のない動画が投稿されていました。 この投稿をInstagramで見る Ryuichi Sakamoto(@skmtgram)がシェアした投稿 音楽グループ『イエロー・マジック・オーケストラ(通称:YMO)』のメンバーとして活動し、電子音楽のジャンルに影響をもたらしたといわれる、坂本さん。さまざまな映画音楽も手掛け、『世界のサカモト』として海外からも高く評価をされてきました。自身も出演した、1983年に公開された映画『戦場のメリークリスマス』のテーマ曲は、イギリスのアカデミー賞の作曲賞を受賞。さらに、1987年公開の映画『ラストエンペラー』でも音楽を手掛け、日本人として初めてアメリカのアカデミー賞の作曲賞を受賞しました。また、音楽の分野だけでなく、環境や平和問題について活動団体を立ち上げるなど、社会活動家としても知られています。ネット上では、世界中の人々から逝去を悼むコメントが寄せられています。・コンサートが素晴らしく、観られてよかったです。音楽はもちろん思想も尊敬できる人。ただただ、悲しいです。・がんとの長い戦い、つらかったでしょう。本当にお疲れさまでした。ゆっくり休んでください。・初めてピアノで弾けるようになった曲が『戦場のメリークリスマス』でした。もういないなんてさびしいです。・坂本龍一さんは、ひたむきに反戦を訴える音楽家でした。その平和への想いは、世界のどこかで今もつながっています。「芸術は長く、人生は短し」という言葉を好んだという、坂本さん。その素晴らしい音楽と坂本さんの想いは、永遠に人々の心の中に生き続けていくことでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年04月03日20th Centuryの坂本昌行が、ミュージカル『キャメロット』の主演を務めることが3日、明らかになった。同作はアーサー王伝説を描いたT.H.ホワイト「永遠の王」を原作とし、『マイ・フェア・レディ』の名コンビであるアメリカの脚本家アラン・ジェイ・ラーナーと作曲家フレデリック・ロウによって書かれた名作ミュージカル。正統派古典ミュージカルと呼ぶにふさわしい、壮大な音楽とドラマチックなストーリーが、観客を魅了する。1960年にブロードウェイのマジェスティック劇場で初演、アーサー王役にリチャード・バートン、ランスロット役にロバート・グーレ、グィネヴィア役にジュリー・アンドリュースが名を連ね、トニー賞を4部門受賞するなど大きな話題となった同作。1967年に制作された同名映画でも数々の賞を受賞、以来、3月からもニューヨークのリンカーン・センターの劇場で開幕するなど、世界中で長きにわたって上演が重ねられている。世界各地で愛され続けるグランドミュージカルの日本初上演となる。演出を手掛けるのは、現代演劇を中心に幅広いジャンルで活躍する宮田慶子。主演のアーサー王を演じるのは、今年、2度目の読売演劇大賞優秀男優賞(第24回・第30回)を受賞し、確かな演技力と歌唱力で活躍する坂本昌行。円卓の騎士ランスロットには、テレビドラマやバラエティ番組をはじめ、舞台の経験も著しい桐山照史(ジャニーズWEST)、アーサー王の妻グィネヴィアには、舞台を中心に話題作への出演が続き、女優として活躍の場を広げる唯月ふうか、アーサー王の隠し子で謀反を起こすモルドレッドには、声優はもとより、ミュージカル界でも存在感を示す入野自由、そして、キャメロットに流れ着いた辺境の騎士ペリノアには、劇団四季退団後もミュージカル俳優としてその風格ある演技と歌声で魅了し続ける今井清隆と多彩な実力派キャストが揃った。○あらすじ中世イングランドの都キャメロット。アーサー王(坂本昌行)は政略結婚を嫌がり逃げ出したグィネヴィア(唯月ふうか)と森の中で出会い、互いの素性を明かさないまま、二人は恋に落ちる。グィネヴィアを王妃として迎えたアーサー王は、戦いが絶えない時世の中でも正義と公正さを信じ、武力ではなく法による統治を目指す。そして、皆が対等に話し合える円卓会議を発案し、イングランド全土から気高き騎士の招聘を試みる。辺境の騎士ペリノア(今井清隆)は図らずもキャメロットへ流れ着いた一人だが、そんなアーサー王の噂を聞きつけたフランス人騎士ランスロット(桐山照史)も一路キャメロットへ向かい、王に直談判で志願、「円卓の騎士」の一員となる。アーサー王は極めて優れた騎士道精神を持つランスロットに惚れ込み、全幅の信頼を置くようになるが、その裏でランスロットと最愛の妻グィネヴィアが密かに愛し合っていることを知る。二人の幸せを願うものの、自身への裏切りを許すことができず、苦悩するアーサー王。そこに追い打ちをかけるように隠し子のモルドレッド(入野自由)が現れ......。
2023年04月03日音楽家の坂本龍一さんが、3月28日に亡くなったことが2日、公式ホームページで発表された。享年71。坂本さんは2020年6月に発見されたがんの治療を受けながら、体調が許す限り自宅で制作活動を続け、「最期まで音楽とともに生きた」という。坂本さんの強い希望により、葬儀は近親者で執り行われた。ホームページでは「彼のファンをはじめ、彼の活動を支えてくださったすべての方々、そして治療のために全力を尽くしてくださった日米の医療関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます」とコメント。そして、坂本さんの「お気に入りの言葉の1つ」として、古代ギリシャの医師・ヒポクラテスの「芸術は長く、人生は短し」が紹介されている。
2023年04月02日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の身の安全に配慮できる女性、「“守る”が第一優先の女」になりきり。ハザードマップや街の危険な場所を確認しよう。新潟で1日警察署長をやらせていただいた時、楽屋に一人の女性警察官の方がやってきました。その日の打ち合わせを終えてからもいたので、「もう大丈夫ですよ」と伝えると、「わかりました」と言って出ていかれたのですが、その後もずっと部屋の前に立っている。そして、呼ぶとすぐに入ってきてくださったり、警察署長の制服の着方を尋ねると教えてくれたりと、結果、楽屋の中に違和感なく佇み、いろいろ手伝ってくださる形になったんです。普段、楽屋には私とマネージャーさんくらいしかいないので、最初は、“なんでずっといらっしゃるんだろう?”と思っていましたが、“あ、私を守ってくれているんだ”と気がつきました。「何かあればおっしゃってください」という言葉が心強く、背中を見せないところも頼もしく、“私は今安全だ、守られている”という気持ちになり、その方の包容力みたいなものを感じました。ここまで人に守られることってなかなかないですよね。しかも、会場へ向かう途中では、「ここ、寒くなります」と気温のことまで心配してくださるなど、すごい職業だなと。おそらく、その方からすると、誰かのそばにいて気遣いをしたり守ることが当たり前。これまでの警察関係の仕事を振り返ってみても、たしかに全員が同じだったなと気がつき感動もしました。楽屋では警察のあるあるなど、普段あまり聞くことのできない話もでき、すごく楽しかったです。まずは、“身を守る”という意識を持つところから始めてみるとよさそう。警察の方が、「このエレベーターはがくんとなります」という配慮をしてくれたように動線を確認したり、街の気をつけるべき場所やハザードマップを確認しておくなど、身の安全を守る情報を頭に入れておきましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年4月5日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年04月01日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、“やらない”ことを笑いにできる女性、「断る勇気がある女」になりきり。できることは一生懸命やり、できないことは断ろう!新潟のテレビ局の新入社員さんが、ロケに挑戦するという番組がありました。帰国子女でシティガールの女性が秘湯へ行き、温泉のお湯を汲んでくるというミッションですが、そのために3~4時間も山を登らなければいけないという過酷なものだったんです。寒いし、大きなピアスが木の枝に絡まったりと色々大変そうで目が離せない。そして、山を登っている時には、「無理です!」「まだ先があるの?」。秘湯が洞窟の奥にあるとわかった時には、「ん~、行けなそうです!」ときっぱり断り、結局、インストラクターさんに頼んでそのお湯を取ってきてもらっていました。楽しそうにロケをしていたけど、最後には「二度と行きたくないです!」ときっぱり言ったことがすごく面白く、番組としてもちゃんと成立していたんです。“やらない”という選択をして笑いを取る姿を見て、はっきり言うことが笑いに変わることもあるんだ、言い方次第で人を動かせるんだと勉強になりました。私だったら、裏工作とかをして、やらなくてすむ方向へと持っていきそう。なぜ、嫌な感じがしないのかと考えてみると、人としての可愛げがあるキャラクターであることはもちろん、自分の力でできるところまでは一生懸命やっていることが伝わってくるからだと気付きました。山奥に行くロケを引き受けた理由は、「面白そうだったから」で、楽しいと思うからやり、いざやってみて大変だから「嫌だ」というのは、すごくシンプルでいいですよね!彼女のように上手に断れる人になるためには、頼まれたことを達成するために必要な作業を一つずつ分解して、自分ができることは一生懸命やり、できないことは正直に断るのが大事。絶妙なバランス感がポイントだと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年3月22日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年03月19日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、困難も前向きにとらえる女性、「寄り添い、笑いに変える女」になりきり。大変な経験を面白い話に変えられる人は素敵です!先日、保育園の面談で長女と次女の先生に会いました。今、2人ともイヤイヤ期に突入して苦しんでいるということを伝えると、「わかりますよ、保育園でもそうです」と共感してくれて嬉しい気持ちになりました。さらに、長女の先生は長女の、次女の先生は次女のモノマネをしてくれて、あるあるモノマネってこんなに面白いの!?とびっくりするくらい爆笑してたんです。たとえば、私が「貸ーしーて」と言うと「やーだーよ」と返すところや、片付けをしなきゃいけない時に、自分が始めるのではなく他の子に「片付けなきゃダメなんだよ」と言うところ。きっと先生も手を焼いているんでしょうけれど、大変なことを笑いに変えてくださってありがとうと思えたし、イライラしなくなりました。モノマネのほかにも、ヤダと言って暴れている長女を抱きかかえて「シャケって呼んでいるんです」と言うと、「もう身長が伸びているのでマグロですね」と重ねてくださったり。次女の目をつぶりながら飲み物をゆっくり飲んでいる姿を、「ソムリエのようですね」とたとえてくれることも。私は“どうすればいいんですか!?”と切羽詰まった気持ちでいたけれど、先生の面白い言い回しを聞くと心が軽くなり、子育てという壁にぶつかっているけれど、その壁が面白いものになっていると感じました。結果、面談を楽しかったな~という気持ちで終わることができ、本当にすごいなと先生をあらためて尊敬しました。先生たちのようになるには、相手に共感する力を養うこと。また、ピンチをチャンスととらえられる心を持つことが大事だと思います。たとえ大変なことが起こったとしても、「鉄板の面白話ができた!」と前向きに受け止めるように頑張ってみましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年3月8日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年03月04日革小物・スマートフォンアクセサリーの企画・製造・販売を手掛ける坂本ラヂヲ株式会社(東京都目黒区・代表取締役坂本雄一)は、中目黒本社にて日頃の感謝を込め春の大感謝祭を2023年3月31日(金)~4月2日(日)に開催します。GRAMAS(グラマス)のスマホケース、革小物、Apple Watchバンドを中心に、取り扱いブランドをお求めやすい価格にてご提供させていただく3日間限定のお祭りです。製品化に至らなかったサンプル品など店頭で目にすることのない製品も取り揃えております。目黒川沿いの綺麗な桜を鑑賞しながら、弊社イベントにもお立ち寄りください。【日時】3月31日(金)14~20時取引先様限定(最終入場:19時30分)4月1日(土)10~13時お得意様限定14~18時どなたでもご来場いただけます(最終入場:17時30分)4月2日(日)10~13時お得意様限定14~18時どなたでもご来場いただけます(最終入場:17時30分)※全日程ウェルカムドリンク付き【対象ブランド】GRAMAS/GRAMAS Meister/GRAMAS COLORS、DAY BREAKE 、TRAVALO【場所】東京都目黒区青葉台3-10-9 VORT青葉台2F 坂本ラヂヲ株式会社東急東横線 中目黒駅徒歩15分東急田園都市線 池尻大橋駅徒歩10分地図 : 期間中、弊社製品と一緒にご来場いただいた皆様にはハズレなしのスピードくじをご用意しております。さわやかな春を感じに中目黒まで遊びにお越しください。GRAMAS Official Shop : GRAMASは「あなたの人生を豊かにする至高の逸品」をコンセプトにしたブランドです。『GRAMAS』の由来はGrand Masterpieceで、至高の逸品を意味します。我々にとって製品とは「価値ある体験」を生み出すツールです。GRAMASはすべての製品を通じてあなたに「価値ある体験」を提供することを約束します。手にする人に、豊かな人生を。- GRAMAS -DAYBREAKE公式ショップ : 暇を愉しもう。焚き火を眺めながらぼんやり過ごす何をやってもいい何もやらなくてもいい大自然に身をまかせて、暇を愉しもう。TRAVALO公式ショップ : イギリスのアトマイザーブランド。フレグランスボトルから、ダイレクトに詰め替えられるバルブパーツは、日本やヨーロッパなど世界中で特許を取得しています。空気に触れずに香水を充填できるため香料が劣化しづらく、気密性が高いのも特徴。ミスト状に噴射されるスプレーヘッドの品質もアトマイザーの中で一線を画しています。世界で信頼された構造、携帯しやすいサイズや素材、ファッション性豊かなデザインで香りのオシャレをお楽しみいただけます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月02日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、エンターテイナー気分で料理する女性、「キッチンから幸せを届ける女」になりきり。料理を楽しむ気持ちは食べる人にも伝わるもの。この間、料理家の平野レミさんと共演しました。母がファンなこともあって私も昔からレミさんの大ファン。一緒にお仕事できることが嬉しいし、いろいろ教えてもらいながらアシスタントをするのもすごく楽しかったです。「えのきの茎の部分を焼いちゃおう!」と、段取りにない料理を作り始めたり、「にんじんを入れて」というカンペが出ているのに入れないので、私が入れたり。一品作ったところで「6分押しています!」というカンペが出されたり、天使と呼ばれる、差し替えを担当する映っちゃいけない人も見えていたりと、アトラクションのような感じでワクワクしました。生放送でとにかくバタバタしているけど、レミさん節が炸裂して明るい空間に。また、「食べちゃえば変わらないから!」と食材を突き刺すなどインパクトもすごいし、食パンとバターや卵などを混ぜたものを使ってクッキーを作るなど斬新な発想がすごくて、面白いな、楽しいなと思ったんです。そして番組の最後にレミさんが、「料理は口で味わうだけじゃなくて、目でも耳でもお鼻でも楽しめるもの」「キッチンから幸せを発信しましょう!」と言って終わったのですが、なんて素敵なんだろうと思いました。私は料理が苦手で後ろ向きな姿勢だし、「作ったから食べてよ」というような気持ちで作っていたな、幸せを発信できていないなと気づかされました!キッチンから幸せを届けるには、“料理を作るなら楽しいほうがいいよね”という気持ちを持つことが大事。“なんちゃって野菜炒め”のようにユニークなネーミングを考えたりと、レミさんのようにエンターテイナーな気持ちで食べる人を楽しませたいもの。料理を通じて、食卓やキッチンを明るくできたらいいですよね!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年3月1日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年02月25日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、いいあんばいでゲームを盛り上げられる女性、「ゲームコーナーを考える女」になりきり。企画力とリサーチ力が楽しい時間を作り出す!私たち芸人は学園祭に呼んでいただくことがあるのですが、ネタをやって、トークタイムやサイン色紙が当たるじゃんけん大会をするようなケースが多いもの。でも、昨年行ったとある学校のイベントは、ネタを披露した後に学生さんvs芸人で行うゲームコーナーが用意されていたんです。自分の頭に書いてあるNGワードを言わないようにしながら会話をするという内容だったのですが、こうしたコーナーを考えるのはすごいなと思いました。というのも、どう盛り上がるかなんてやってみないとわからないですし、芸人が何を言うかということも想像がつかないはず。劇場などで行うイベントの場合はプロの作家さんが付いていたりするのに、学生さんたちだけで作り上げるなんて…と感動しました。NGワードを考えたり、頭につける小道具を作ったりと手間もかかり、決めることもいっぱいあったはず。ゲームコーナーを仕切るMCの方もいて、ルールをわかりやすく説明するデモンストレーションもありました。この日のためにしっかりと準備をして、めちゃくちゃ練習をしたんだろうな…と。実際にゲームが始まるとすごく盛り上がり、学生さんは特訓を積んだんじゃないかと思うほど、芸人にNGワードを言わせるのがうまいんです。たとえば、「夏子さんは空き時間に何をしていますか?」と聞かれて「だいたいスマホを触っちゃうな」と言うと、スマホがNGワードだったり。当たりすぎても盛り上がらないし、見ている側も楽しめるものにしなければいけないのに、見事だなと思いました。盛り上がるゲームコーナーを作るためには、企画力を磨くことが大事。そして、参加する人についてちゃんと調べておくことが必要。入念な下準備が不可欠です!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年2月22日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年02月18日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の真意に気づける女性、「記入欄から読み取る女」になりきり。想像力を持ち、いろいろな可能性を考えることが大事。次女の歯科検診に行った時のこと。問診票に記入するのですが、その中に「気になるところは?」というものがあり、「特にないです」と記入しました。すると、問診の際に先生から、「わかっていると思うんですけど、お姉ちゃんがいるからといって同じものを食べさせちゃいけないですからね」と言われ、ドキッとしたんです。たしかに、長女の時にくらべて、少し意識が緩くなっていた私。先生は、「特にないです」という記述から、“2人目だからわかってます”という気持ち、ちょっと自信過剰になっている部分を読み取ったんだ、本当にすごいなと思いました。ほかにも、「お菓子やジュースはダメです、お芋にしてくださいね」「トマトが苦手ならケチャップから始めては」など、私が忘れていたことを指摘し、思い出させてくれました。また、妊娠中の検診で問診票に記入した時は、気持ちの部分でいろいろ辛くて、すべての「辛い」という欄に丸をつけ、小部屋に連れていかれたことがありました。先生は、何が辛いのかということをていねいに聞き取ってくださり、本当の原因が判明。それも、人が書いていることの真意を記入欄から読み取るちからがあるからこそできることだなと思いました。たとえば空欄があった時、“書くほどじゃない”と思ってスルーしたのか、書く時間がないほど大変な思いをしているのか、面倒なだけなのかなど、いろいろな可能性が考えられるわけです。そこに気づき、見逃さない人って素敵ですよね。まずは、普段の生活でも手紙やメッセージの文面をそのまま受け取るのではなく、相手の様子や文字を見て、ほかに真意はないかなと読み取ることが大事。その一歩先のところまで想像できるといいなと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年2月15日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年02月11日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自己アピールが上手な女性、「コンテストに出る女」になりきり。自分の人生や長所を見つめ直す機会は大事!先日、女性たちのコンテストイベントに参加する機会がありました。約2000人の参加者のうち、最終審査に残ったのはたった9人。履歴書の写真と見比べると、人に見られることで意識が変わるからか、全員とても素敵になっていました。最終審査では、2分くらいのスピーチで自分たちの魅力や持ち味をアピールしなければならず、それって難しくて大変なことですよね。でも、みなさんは堂々としていて、披露する内容もそれぞれに違っていて個性豊か。趣味を見せる人もいれば、子どもを笑顔にするためにやっている体操をする人も。どのスピーチにも彼女たちがこれまで歩んできた人生のストーリーが表れているなと感じることができ、すごく感動してしまいました。人の生き様を見られるコンテストという場所はすごく刺激的で、出場しているみなさんは本当に素敵でした!同時に、みなさんの話を聞きながら、自分がアピールできる長所ってなんだろうという思いも湧いてきたんです。街行く人に「あなたの人生で自慢できることはなんですか?」と尋ねるような番組を見ている時も、私なら何をピックアップするだろうと考えるのですが、同じような気持ちに。コンテストはこれまでの人生を見つめる機会になるし、後で振り返った時にいい思い出になる、自分の歴史に刻むことができるイベントなんだと気付かされました。そんな素晴らしい経験をするためには、まず、コンテストに一度挑戦してみるのはどうでしょうか。世の中にはさまざまなコンテストがあります。普段と違う、自分が試される場所に出ることで意識が変わるはず。あと、自分をアピールするとしたら何を言うか、ということを一度、きちんと考えてみると長所に気付けそうです。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年2月8日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年02月06日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、推しと過ごす時間を全力で楽しむ女性、「全身装備をする女」になりきり。周りの人を巻き込みながら推しを応援できる人は素敵。以前、ハリセンボンの近藤春菜さんに、Perfumeのライブへ連れていってもらいました。春菜さんはPerfumeの大ファンなのですが、会場に着いてジャンパーを脱いだ瞬間、ライブTシャツ姿になり、首に公式グッズのタオルをかけ、フル装備になったんです。その格好で、曲に合わせて踊りまくっている様子を見ていると、とにかく楽しんでいることが伝わってきました。Perfumeさんからはもちろん、春菜さんからも元気をもらい、本当にすごい方だなと思ったんです。Perfumeのメンバーも嬉しいだろうし、存在に気づいていたように感じました。ただ、春菜さんがすごいのは会場でだけではありません。ライブには3人で行ったのですが、大きな車を借りてきてくださったことに、まずびっくり。しかも、飲み物やお菓子など道中で食べるものも準備していて、まるでAP(アシスタントプロデューサー)さんかと思うくらいの気配りぶりでした。さらに、Perfumeの曲を道中のBGMとして流してくれたおかげで、ライブ中に“この曲知ってる!”と、より楽しむことができたんです。ライブ後の食事の予約、最後は家まで送ってくださり、至れり尽くせりの旅でした。何よりも感動するのは、“やってあげた感”が一切ないこと。春菜さんには、人を素直に甘えさせる力があるんだと、あらためて実感しました。春菜さんのようになるためには、“みんなで一緒に楽しもう!”という気持ちを持って、周りを巻き込みながら推すことが大事だと思いました。ファンになったばかりの新参者にも優しく、いろいろなことを教えてくれる。推しへの愛の強さが素敵な形で表れていて素晴らしいですよね。私もそんなふうに応援したいです。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。『anan』2023年2月1日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年01月28日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、謙虚な気持ちで仕事をする女性、「聞かれてから喋る女」になりきり。みんなが喜ぶことをゴールにすると上手くいく。先日、『ノンストップ!』に出演した時、テレビショッピングのコーナーで一等米のコシヒカリをいただきました。明太子と一緒に食べたのですが、一口いただいた瞬間、格別なことがわかるような美味しさにびっくりしました。それから一週間くらいして、今度は『せっかくグルメ!!』の収録に参加。試食コーナーで、とんかつとご飯を食べたところ、メインに負けないくらい白米が美味しくて、またしても驚いたんです。どちらの番組もバナナマンの設楽(統)さんがいるので、「このあいだの『ノンストップ!』のお米も美味しかったですね~」と話していたのですが、どちらの番組も、同じフードコーディネーターさんが料理を準備しているということが判明したんです。しかも、本人が「両方とも私です!」などと主張したわけではなく、私と設楽さんの話を聞いた他のスタッフさんが気づいたことがきっかけとなって、初めてわかった。私であれば、『ノンストップ!』で美味しいと言われたタイミングですぐに、「それは私が炊きました!」「お米が美味しいのはもちろんですが、水の配分に気をつけました」など、褒められたいという気持ちが強くなり、いろいろ言ってしまうはずです。テレビの収録は時間が読めないことも多いのに、彼女のお米の炊き方はいつもカンペキ。一番いい状態に仕上げるため、いろいろと計算し尽くされているのを感じました!大事なのは、“褒められる”ということをゴールとして定めていてはダメということ。彼女はきっと美味しいお米を出したら、みんなが喜んでくれるだろうと思って、裏方に徹しているに違いありません。私も、彼女のようにそうした広い視野と謙虚な心を持って、頑張りたいと思います。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年1月25日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年01月22日2023年1月15日、音楽グループ『イエロー・マジック・オーケストラ(通称:Y.M.O.)』のメンバーである、高橋幸宏さんが亡くなったことが分かりました。『イエロー・マジック・オーケストラ』高橋幸宏さん逝去「名曲をありがとう」「ライディーンが大好き」同日、『Y.M.O.』のメンバーであり、音楽家の坂本龍一さんは自身のTwitterとInstagramに1枚の画像を投稿しています。投稿された画像は、いずれも一面灰色の画像。Twitter、Instagramのどちらにも、投稿文はありませんでした。ネットからは「高橋さんの訃報を受け、追悼したのでは?」と推測する声が多く上がりました。 pic.twitter.com/LjiZy3K4n0 — ryuichi sakamoto (@ryuichisakamoto) January 14, 2023 坂本さんは、高橋さんの訃報を受け、言葉にならない想いを灰色の1枚で表現したのかもしれません。高橋さんは『Y.M.O.』の数々の名曲とともに、ファンの心の中で生き続けるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年01月15日4月から5月にかけて上演されるミュージカル『ザ・ミュージック・マン』より、主演・坂本昌行の扮装ビジュアルとメインキャストが発表された。本作は、作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによって共同制作されたブロードウェイ・ミュージカル。1957年にブロードウェイで初演後、1961年にウエストエンドで初演、翌年には劇場映画化し大ヒット。2003年にはブロードウェイのトップスター、マシュー・ブロデリックとクリスティン・チェノウェス出演でテレビ映画化された。今回の公演では、記念すべき日生劇場60周年イヤーの幕開きを飾るべく、演出にブロードウェイのみならず世界各国の演劇シーンで活躍してきたダニエル・ゴールドスタイン、主演には約30年にわたって数多の名作ミュージカルに出演し続けてきた坂本を迎え、装いを新たに上演される。物語の舞台はアイオワ州にある田舎町リヴァーシティ。そこに音楽教授と名乗る主人公ハロルド・ヒルがやってくる。彼は“ミュージック・マン”と呼ばれる詐欺師で、街の人々に演奏を教えると言ってマーチングバンドを作り、楽器や制服を売りつけてはお金を持ち逃げするという悪質商法を繰り返していた。そんな彼がある時、リヴァーシティで図書館の司書として働くマリアンと出会い惹かれていく。彼女に自分の正体を明かそうするが、一方で街の人々に素性を暴かれてしまい……。坂本昌行 扮装ビジュアル楽器セールスマンにして実は詐欺師の主人公ハロルド・ヒル教授を演じるのは坂本昌行。そして、ハロルドが想いを寄せる図書館の司書マリアン・パルー役には元宝塚歌劇団花組トップ娘役で、退団後は映像や舞台作品への出演のほか情報番組のリポーターなど活躍の場を広げている花乃まりあ。ハロルドの古い仲間マーセラス役には、昨年末に15年間在籍した「純烈」を卒業し、本作でミュージカルに初挑戦する小田井涼平。ハロルドの同業者チャーリー役には、グランドミュージカルに数多く出演しアーティスト活動も精力的に行う藤岡正明。町長の娘ザニータのボーイフレンドであるトミー役には、『スリル・ミー』や『チェーザレ 破壊の創造者』など話題作の出演が続く山崎大輝。そのほか、町長の娘ザニータ役には昨年上演のミュージカル『シンデレラストーリー』で初舞台にして初主演に抜擢された水嶋凜。リバーシティを治めるシン町長役には、独特の存在感を放ちどんな役も自在に演じ分ける六角精児。町長の妻ユーラリー役には、圧倒的な歌唱力と持ち前の明るいキャラクターで幅広い世代から高い支持を集める森公美子。マリアンの母ミセス・パルー役には、長年ミュージカル界を牽引し続けるベテラン女優、剣幸が務める。<キャストコメント>■坂本昌行(ハロルド・ヒル教授)今回お披露目するハロルド・ヒルの扮装ビジュアルは、コメディ要素とテンポ感のある作品の音楽を聴きながら臨みましたが、これからこの役を演じるにあたり「難しいことは考えず、この役を楽しむことが大事かな」と感じました。共演者の皆さんはバラエティに富んだ方々なので、果たしてどんなミュージカルが出来上がるのか楽しみです。王道スタイルのミュージカル作品ですが、この多彩なキャストの方々が集まることで、日本版ならではの『ザ・ミュージック・マン』が出来上がるのではないでしょうか。僕はいつも、「カンパニーがこの作品を愛して、楽しむ」ことが、作品をより良く成長させると思っています。役者が心から楽しんでないと、お客様には見抜かれてしまうので、「作品を楽しむ、愛する」という想いを大切にしながら、お客様よりも誰よりも、僕がこの作品を楽しみたいと思います(笑)。■花乃まりあ(マリアン・パルー)沢山の方に愛されてきた歴史あるこの作品に携われることを心から嬉しく思います。また海外の演出家の方とお仕事をご一緒するのは、私にとって初めての経験です。お稽古場からどんな発見、経験、感動があるのか...とてもワクワクしています。錚々たるキャストの皆様とご一緒させていただけることに緊張もありますが、多くのことを学ばせていただける有難い機会だと感じております。私が務めさせて頂くマリアンは清廉潔白、真面目で、傍から見ると少し「お堅い」印象の女性ではありますが、ハロルドのユーモア溢れる明るさに対して、彼女のその「堅さ」、二人のバランスが面白いと感じています。また、恋によって彼女の心のやわらかな部分が見えてくる様子を大切に演じられたらと思っています。役作り……という以前にですが、楽曲が本当に美しくて、聴いているだけで幸せな気持ちになれるので、ブロードウェイ版の音源を繰り返し聴いています。この楽曲の素晴らしさをしっかりお届けするためにも、歌のお稽古に丁寧に取り組みたいです。この作品、役を生き抜くことができたら、また新しい自分に出会えるような気がしています。私にとってとても大きな挑戦です。楽しく心あたたまるストーリー、美しい楽曲と見応え満載のダンス。暖かな陽射しが降り注ぐ春にぴったりな、王道ミュージカルです! どうぞご期待ください。■小田井涼平(マーセラス・ウォッシュバーン)『ザ・ミュージック・マン』出演が決まった時は素直にありがたいと思いましたし、ミュージカル未経験なので自分がどうなっていくのか、ドキドキとワクワクの入り混じった不思議な緊張感の中にいる今現在ですが、とにかく思いっきり楽しみたいと思っています。共演者の方々はそりゃもう、「すごい!」の一言で自分がここに名を連ねることに正直ビビってます。共演の皆さんからいろんな素敵要素を盗みまくりたいと思ってます。僕が演じるマーセラスは、冒険心や好奇心は満たされてない気がします。だからこそ、ハロルドというワイルドカードの存在に惹かれ、色んな仕掛けや手助けをしてるのかな?と。宝物を見つけたようなキラキラ感を持った大人を演じてみたいなぁ、と直感的に思っています。今は日々のステージを先に控えたミュージカル本番を意識して歌ったり踊ったりしています。この作品への出演は、自分にとっての新たな一歩になるのではないかと思っています。できるだけ沢山のお客様にご覧頂きたいと思いますし、僕と同じようにミュージカル未体験のお客様にも足を運んで頂きたいと願っています。皆さんがこの作品を愛してくれるよう、日々葛藤したいと思います。皆様どうぞよろしくお願い致します。■藤岡正明(チャーリー・カウエル)世界中で永く愛されてきた『ザ・ミュージック・マン』への出演が決まった時は、また新たな扉を開けて、新しい景色と出会えるという確かな実感を感じました。錚々たる、そしておひとりおひとりが強い個性と実力、説得力のあるキャスト陣にちょっとビビりつつも、よく知っている方もたくさんいらっしゃるので、今から楽しみです!僕が演じるチャーリーは、まだなんとも言いづらい部分ではありますが、「コミカルとシリアスの共存」という点を意識して演じられたらと、今現在は漠然と考えております。正直稽古に入ってみないとわかりませんが、今はただただダンスが不安でたまりません(笑)。もしかしたらこの作品がきっかけでダンサーに転向するようなことがあるかもしれないとドキドキしています!こんな時代にわざわざ劇場まで足を運んでくださるんだから、たらふくお腹いっぱいになって帰ってもらわなくては申し訳が立たない! そんな気持ちで取り組んでいます。『ザ・ミュージック・マン』は、きっときっとお客様の心をほっこりと温めてお腹いっぱいにできる作品だと個人的に確信しています。どうかお楽しみいただけますよう、全力で演じさせていただきます!■山崎大輝(トミー・ジラス)今回が自分にとって初めてのブロードウェイ作品で、どのような手順や方法で作品が作られていくのか。それを一番近くで見て感じることができるのかと思うととても楽しみになりました! 共演する皆さんは、どの方々も役として説得力のある方ばかりで、より自分の役を全うしていけたらと思います。僕が演じるトミーは、いろんな要素を持っている人物だなと思ったので、純粋なまっすぐさだったり、ハートフルさを大切に演じていけたらと思っています。この作品がなければこの後の自分は無かったと言える、そんな作品になりそうです。ミュージカルの素晴らしさ、音楽の素晴らしさをどんな人にも伝えられる、そんな作品が出来上がると思います。皆さまの心の笑顔が見れることを楽しみに作品づくりを頑張っていきます! お待ちしています!■水嶋凜(ザニータ・シン)ダニエル・ゴールドスタインさん演出の作品に出演させていただけると決まった時は、とんでもなく大きな世界にこれから1歩踏み込ませて頂くんだな、といった気持ちが大きく、まだ想像もつかない世界を想像して漠然としていました。同時に、こんな大きなチャンスを頂けたことが嬉しくて、程よい緊張感とワクワク感が混ざりあったような感覚でした。共演者の皆さんは様々な分野でご活躍されている方ばかりで、皆さんのお名前をお聞きした際はそれぞれの方から沢山のことを、様々な角度でめいっぱい吸収したい! と思いました。ザニータはとても天真爛漫で、自分の中で思ったこと感じたことをすぐハッキリと伝えられる、とても真っ直ぐなキャラクターだと感じました。少しの子供っぽさと、その中でも女性らしさを併せ持った仕草を見つけて、それを丁寧に一つ一つ作り込んでいけたらなと思っています。また、ザニータはとてもダンスの上手な女の子なので、そんな彼女の身軽さをちゃんと表現できるような体づくりを始めています。以前出演させて頂いたミュージカルでの役柄ではキャラクターの心情を歌ったものが多く、歌の中でストーリーが進むようないわゆるミュージカルらしい曲を歌ったことがありませんでした。なので前回とはまた異なる体験が沢山待ち受けていると思いますし、私の中ではこれから先、演者としての人生においてミュージカル作品の基盤となる作品の一つになるのは間違いないと感じています。歌、音楽、ダンス、笑いが満載のとっても素敵なこの作品を皆さんと共有出来ることを心から楽しみにしています。この作品を作りあげる上で欠かせないピースの一つであれるようにたくさんお稽古にも励みますので、 是非観に来て頂けたら嬉しいです。劇場でお待ちしております!■六角精児(ジョージ・シン町長)自分がアメリカ発のミュージカルに出演できるなんて、夢のようだと思いました。共演者の皆さんは初めてご一緒する方が多いのですが、その分、何が出来るのか? ドキドキワクワクですね。あと、20年ぶりに坂本君と芝居をするのは楽しみです。この作品でも、出演者との稽古や演出家とのミーテイングを経て、出来ることをしっかり積み重ねて行きたいと思ってます。今は舞台に立つことを維持する、最低限のウォーキングやトレーニングをやっています。ステージをやり終えたあとに、心地良い達成感が残る芝居がやれればと思っています。お客様も、私達出演者とともに劇場で「極上のひととき」をすごしましょう!■森公美子(ユーラリー・マッケクニー・シン)私は以前に博品館劇場で上演された『ザ・ミュージック・マン』(1985年) に出演しておりまして、多分カンパニーの中で、経験してるのは私だけではないでしょうか? その時はミセス・パルー役でした。兎に角楽しみです。六角さんとは2回目の夫婦役で御座います。藤岡君とも何度かご一緒してますが、ほぼほぼ皆さんとは初めてなので、凄く楽しみにしてます。坂本さんとは、V6の時にお会いしてました。今回私が演じるユーラリー・シンは真面目な人だと思うのですが、旦那さんが町長ということもあり、少し、横柄な所もあり、しかしながらハロルドの魅力に、引き込まれて行く感じでしょうか? 作品としては、2回目なんですが、本当にクラシックなミュージカルなので、クラシックの要素もあり、レンジの広いミュージカルと思ってます。ハロルド・ヒルに扮する坂本さんの、魅力が沢山見られると思いますし、お子さんが観てウキウキする場面が沢山あると思います。是非劇場でお待ちしております!■剣幸(ミセス・パルー)私は古き良き時代のオーソドックスな作品が大好きです。ヒュー・ジャックマンの好演で盛り上がっていると聞いていたこの『ザ・ミュージック・マン』にお声をかけていたただいて、飛び上がるほど、嬉しかったです。ゴールドスタインさんがどのように演出してくださるのか、とっても楽しみです。そして、初めてご一緒させていただく方が多いので、新しいコミュニケーションが生まれ、どんなカンパニーになるのか、ワクワクしています。ミセス・パルーは、子ども思いの肝っ玉母さんに見えれば、と思っています。娘や息子には、古い慣習にとらわれず、本当の意味で幸せになって欲しいと願っている、心あたたかいお母さんでありたいです。色々なことを経験させていただいた私にとっては、歌やダンスが満載のミュージカルは、“ふるさと” のような気がしています。厳しいけれどあたたかく、ほっとするところです。そこから飛び出して様々に挑戦ができるのも、この原点があるからこそ、と思っています。この作品の、嘘の中にある真実……それを信じようとする、人間の強さとあたたかさを感じてください。そして象徴とも言うべきパレードのシーンは、『ME AND MY GIRL』のランベスウォークや、『ハロー・ドーリー!』のパレードのシーンと同様、心沸き立つ圧巻な場面になると確信しています。辛いことも多い今の世の中ですが、ひととき忘れてご一緒に楽しんでいただけたら!<公演情報>『ザ・ミュージック・マン』脚本・音楽・歌詞:メレディス・ウィルソン原作:メレディス・ウィルソン&フランクリン・レイシー演出:ダニエル・ゴールドスタイン【出演】坂本昌行/花乃まりあ/小田井涼平/藤岡正明/山崎大輝/水嶋凜/六角精児/森公美子/剣幸■アンサンブル今村洋一/植木達也/尾川詩帆/片岡栞/伽藍琳/後藤裕磨/今野晶乃/佐々木誠/管谷孝介/鈴木昌実/鈴木大菜/多岐川装子/常川藍里/富田明里/中村ひかり/新橋和/松谷嵐/門馬和樹/蘆川晶祥【東京公演】2023年4月11日(火)~5月1日(月)会場:日生劇場■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)S席:14,000円A席:9,000円B席:4,500円■先行抽選エントリー:2月7日(火)~2月10日(金)■先行先着販売:2月19日(日) 11:00より販売受付開始※先行抽選販売および先行先着販売は、東宝ナビザーブにご登録(無料)いただきましたお客様がご利用頂けます。東宝ナビザーブ:■一般前売り:2月25日(土) 11:00販売開始問合せ:東宝テレザーブ 03-3201-7777【愛知公演】2023年5月6日(土)・7日(日)会場:御園座■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)S席:14,000円A席:9,000円B席:5,000円■一般発売2023年2月25日(土) ※25日(土) はインターネット販売のみ問合せ:御園座営業部 052-222-8222【大阪公演】2023年5月13日(土)~15日(月)会場:梅田芸術劇場 メインホール■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)S席:14,500円A席:9,500円B席:5,000円■一般発売2023年2月25日(土)問合せ:梅田芸術劇場 06-6377-3800【静岡公演】2023年5月20日(土)・21日(日)会場:静岡市清水文化会館マリナート 大ホール■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)S席:14,000円A席:12,000円■一般発売2023年3月4日(土) ※東京公演と異なります。問合せ:キョードー東海 052-972-7466【福岡公演】2023年5月26日(金)~28日(日)会場:博多座■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)A席:14,500円B席:9,500円C席:5,000円■一般発売2023年3月11日(土) ※東京公演と異なります。問合せ:博多座電話予約センター 092-263-5555(10:00~17:00)公式サイト:
2023年01月14日朗らかな笑顔と、場を和ます品のある立ち居振る舞いに人柄の良さが滲み出る横澤夏子さん。気遣いを絶やさず、好感度の高い横澤さんが、日々、心がけ、実践していることとは?楽しいトークはもちろん、朗らかな表情や柔らかなムードで見る人を笑顔に導く横澤夏子さん。芸人としてのスキルだけでなく、品のある立ち居振る舞いに好感を持つ人が多いことも、さまざまな番組に引っ張りだこの理由。そう伝えると、「自分にはないものだからこそ品格のある人に憧れる気持ちは強いです」という答えが返ってきた。一つ一つの動きに重きを置くことが大事。「“本棚を見るとその人がわかる”と言いますが、私の本棚を見ると、いかに品格のある人になりたいと思っているかがわかるはずです(笑)。マナーに関する本はたくさん読み、歩き方や所作を学びました。薬指に意識を持ち、そこから思いやりのビームが出ているつもりで動かすと美しく見えるとか。実践すると、銀行員の方みたいな気持ちになれて楽しいですよ」横澤さんといえば、街で見かけた人を再現する“あるある”ネタが人気。自身も、素敵だなと思う人が現れると観察をして、マネするようにしているそう。「以前、番組で共演したアイドルの方を見た時に、登場して一礼してからしゃべり始めていることに気づいたんです。私は『横澤夏子で~す!』と言いながら出ていっちゃってたなと。“おじぎをする”“しゃべる”のように、動きの一つ一つに重きを置くと、せわしなさがなくなって品格が生まれるんだと学びました。ピン芸人という仕事柄、間が空いてしまうことが怖くて。早くしゃべらなきゃ、とずっと焦っていたのですが、人は意外と待ってくれるし、そんなに慌てなくていいんだなって。マネをしてみると、落ち着いて話すことで自然と落ち着いたムードが生まれ、相手の心も落ち着くんだとわかりました。ゼロコンマ何秒の違いですが、品格に大きく影響している気がします」理想の人をマネることを始めたのは、中学生の頃。「卓球をやっていたのですが、父に、『強い選手の戦型だけでなくボールの拾い方もマネをしろ』と言われていたんです。私は地区大会で会う1つ年上の選手に憧れていたのですが(笑)、彼女はスマートにサッとボールを拾っていて、細かいところにこそ内面が出るんだなと。所作をマネすることでその人の鎧を着ることができ、近づけたような気がしていました」TPOに合う言葉は試行錯誤の結果です。出演する番組では、ツッコミなど相手にズバリと言うことも多い横澤さん。それなのに、言葉がキツく響くことはなく、場を明るく盛り上げるのは、話し方や言葉選びへの苦心の賜物だ。「以前、ロケで年配の方に話しかける時、『お元気ですね』と言いたかったのに、『元気いっぱいじゃないですか!』と子ども相手のようなことを言ってしまい、しばらく反省しました。敬語をちゃんと使えるようにしたり、ボキャブラリーを養うために、あえて先輩や偉い人としゃべるように意識しています。試行錯誤と実践を繰り返すしかないのかなって。あと、ちょっと“ん?”と思う人がいた時は、直接的な表現はせず、悪口に聞こえないような言い方にします。例えば『不思議な人だよね』ぐらいにとどめておいたり…。単なる悪口は聞いている方も面白くないかなと思いますし」ロケ番組や取材の時、人の話を前のめりに聞く姿勢も印象的な横澤さん。それも相手に対するマナーの一つ。「婚活パーティに行っていた時に学んだのが、相手に興味がないと質問が思いつかず、話が続かないということ。逆にいうと、質問をすることで話は弾むし、相手に“自分に興味を持ってくれているのかな”と思ってもらえるんです。たくさんの人に会ってコミュニケーション能力は磨かれたと思います。でも、私はもともと、目の前にいる人が送ってきた人生や起こったドラマを知りたいという気持ちが強くあって。人の話を聞くことが好きということは大きいです」お礼の手紙を書くことや内祝いなど、古くから伝わるしきたりも大事にしている。「“そういうことができるちゃんとした人”だと思われたいんですよね(笑)。でも、長く根付いている風習には何かしらの意味があるんだろうなと気になるし、調べるようにしています。すると、“内祝いはおすそ分け”などと出てきて、これってこじつけじゃないの?と思うんですけど、面白いから実践しちゃう(笑)。しかも、自分がした気遣いって、意外と自分に返ってくるんですよね。だからこそ、ちゃんとしようとか、これからも親切のおすそ分けをしていきたいって思うんです」よこさわ・なつこ1990年7月20日生まれ、新潟県出身。芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネでブレイク。『王様のブランチ』(TBS系)などに出演中。小誌で「いい女ごっこ」を連載。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。ジャンパースカート¥12,100ブラウス¥7,700(共にFREDY&GLOSTER/FREDY&GLOSTER TEL:03・6712・6258)イヤリング¥2,800(pani pani)その他はスタイリスト私物※『anan』2023年1月18日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・大瀧彩乃ヘア&メイク・山内勝博取材、文・重信 綾構成・野尻和代(by anan編集部)
2023年01月12日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、状況に合わせて臨機応変に動く女性、「全部食べなくてもいいと言う女」になりきり。ルールに縛られすぎず柔軟性を持つことが大事!このあいだ家族でファミレスに行った時のこと。子どものために注文したお子様ランチを運んできた店員さんが、「お口に合わなかったらすみません」「全部食べなくてもいいですから」と言ったんです。これまで、そんなことを言われたことがなかったから、不思議な人だな~と思っていました。でも、その後も気になっていろいろ考えたところ、子どもにごはんを残すことを許さない母親だと思われたのかも、という結論に至りました。子どもがおもちゃを置いてあるコーナーに行こうとするのを止めて「座りなさい」と言ったり、運ばれてきたお子様ランチのゼリーを先に食べないよう隠したりする様子を見ていて、“この人なら何があっても全部食べさせるに違いない”と。それで、“無理に食べなくてもいいよ”と言おうとしてくれたんだなと気づきました。子どもが自分の好きなものを頼んだとはいえ、最後まで全部食べさせるのは至難の業。せっかく作ってくれたものを残すのは申し訳ないので、いつも“食べさせなきゃ”が最優先事項になり、鬼の形相になってしまう私にとっては、ものすごく心が軽くなるありがたい一言でした。そして、残さず食べることはもちろん大事ですが、せっかく外食に来ているのだから、まずは楽しく食べることが何よりも大事だということに、あらためて気づかせてくれるきっかけにもなりました!店員さんが私たちに言ったことは、普通、なかなか口にしないものだと思うんです。だからこそ、彼女のようになるためには、状況に合わせて、いい具合にルールから外れられることが大事。仕事のマニュアルは大事にしつつも、臨機応変に動ける柔軟性を持ち、目の前のお客さんを最優先に考える。そんな人を目指したいです。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年1月11日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年01月10日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、訪れた街のことを知ろうとする女性、「転勤先を自分のものにする女」になりきり。アンテナをしっかり張って街歩きをしてみよう!先日、埼玉のラジオ番組に出演した時のこと。パーソナリティの方と話していると、「金沢にも来てくれましたよね。私、以前、金沢でアナウンサーをしていたんです」と。さらに話すうち、北陸や東北など、私が仕事で行ったことのあるすべての地域に、転勤で住んでいた経験があることが判明したんです。さらに、美味しい食べ物や観光名所、街の人たちの人となりなど、それぞれの街の魅力や事情をちゃんと知っているところがすごいと思いました。しかも、私が金沢のマラソン大会に出たことがあるという話をすると、「だいたい雨なんですよね」と言われ、地元の人だけが知っているような情報もインプットされていてびっくり。福井県を舞台にした私の主演映画のことも知ってくれていて、「福井の人がすごく喜んでいましたよ」と教えてくれました。ラジオのパーソナリティという仕事柄もあるかもしれませんが、街を歩く時にしっかりとアンテナを立てているんだろうなと感じました。私はこれまで5回ほど引っ越したけど、彼女のように話すことはできないなと。勤務地で過ごした時間がちゃんと経験値となっているし、この人はどこでも生きていけるだろうなと、力強さも感じました。ロケ先でも仲良くなれるでしょうし、第二のふるさとと呼べる場所がたくさんありそう。コミュニケーション力や聞く力、取材力などいろいろなスキルが高い人だなと感じました。彼女のようになるには、たとえ仕事で行く場所でも“街のいいところを見つけに行こう”と前向きな気持ちを持つとよさそう。また、旅先でも地元の方と仲良くなって漁師さんから魚をもらったり、居酒屋で隣の人とお酒を酌み交わすなど、心の扉を全開にして交流することも大切だなと思いました!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年12月27日TBSテレビアナウンサーの近藤夏子さん(26)は、高校3年の時にJJ専属モデルオーディションに応募しグランプリを受賞。モデルやタレント活動を経てTBSテレビに入社しアナウンサーに。『サンデージャポン』や『エス・ワン』では圧倒的なスタイルの良さや持ち前のキャラクターが人気を集めているようです。先日、自身のインスタグラムにサッカー日本代表選手とのツーショット写真を投稿し注目を集めているようです。早速チェックしてみましょう!板倉滉選手とツーショット公開に「結婚報告かと思った」とフォロワー注目 この投稿をInstagramで見る 近藤夏子/TBSアナウンサー(@kondokako0804)がシェアした投稿 「サッカー日本代表板倉滉選手にインタビューさせて頂きました!!!」とワールドカップ2022で活躍した板倉滉選手とのツーショット写真を公開した近藤アナ。ユニフォームを一緒に持ち、素敵な笑顔の2人からはインタビューがとてもいい雰囲気だったことが伝わってきますね。コメント欄には「結婚報告かと思った」「お似合い♡」といい雰囲気のお2人に称賛のコメントが相次いで寄せられておりました。先日には写真週刊誌『FLASH』でグラビアに初挑戦した近藤アナ。今後の活躍からも目が離せないですね!あわせて読みたい🌈「胸が!谷間がエロい!」足立梨花さんの大胆水着ショットに生駒里奈さんも「あらあらっ」と反応
2022年12月23日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の心を癒すものをプレゼントする女性、「リフレッシュアイテムをくれる女」になりきり。心が疲れた時に実践できるリセット法を熟知しよう。以前、吉本の社員さんから神社にまつわるパワーアイテムを2ついただきました。一つは、明治神宮の「やわらぎの鈴」という心身の健康を祈念したもので、鈴が宙に浮いているように見える神秘的な佇まいをしています。私に柔らかな風を感じてほしい、いい音色を聴いてほしい、という思いがあって選んでくれたとのこと。鈴って子どもの頃はよくつけていたのに、最近はなかなか手にする機会がなかったアイテム。友だちの中には、“幸せになるから”と鍵にジャラジャラつけている人もいます。たしかに澄んだ音色が気持ちいいし、鍵につけておくとすぐにありかがわかるので便利ですよね。熊よけにもなりますし(笑)。そして、もう一つは、おいせさんの「お浄(きよ)め塩スプレー」。「空気が重い、だるいと感じるような清めたい空間にいる時に使ってください。リセットできますから」と言われ、今は常に持ち歩くようにしています。どちらのアイテムも、普段の生活の中でパワーをもらえるというか、気持ちをリセットできる方法をくれる人って、すごくありがたいなと思いました。私のリフレッシュ法はキャンドルをつけ、音楽をかけながらバスソルトを入れたお風呂に入ることですが、それとくらべてもすごく手軽でいいですよね。お土産やプレゼントに取り入れてみようと思いました。心のリセットアイテムをプレゼントしてくれる人になるには、まず、自分のリセット術を熟知して、人に教えることがポイントに。コスメや美容法の口コミを参考にする人が多いように、よかったものやおすすめのものを知りたい人は多いはず。切り札じゃないですが、ちょっと心が疲れてしまった時に気持ちの逃げ道として実践できる方法を、日頃から探しておくようにしましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年12月21日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年12月19日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手の立場になって物事を考える女性、「いい意味で逆手にとる女」になりきり。ネガティブなことも前向きな褒め言葉に変換を。1歳になった下の子が最近、人見知りが激しいんです。“親以外は許さん!”と言わんばかりの勢いで、家族以外の人を見ると、ずーっと腹の底から声を出して泣き続けます。それは、ベビーシッターさんに見てもらっている時も同じなので申し訳ないし、迎えに行った時に「すみません、どうでしたか?」と謝ることも。すると、一人のシッターさんが、「今日も泣いてましたけど、すごく意志が強いですね」「お母さんじゃないということがわかっている証拠。成長しているという確認作業でもありますから」と、ポジティブな表現をしてくださったんです。そんなふうに、逆手にとっていいように言ってくれるんだ…と感動しました。その方はベテランで、どんなことがあっても動じず、どっしりとしていて心が乱されないような方。ほかにも、「お母さんがいなくて泣く時期は人生でいうと一瞬なんですよ」と言ってくれたことも。保育園の先生にも同じような方がいて、私が連絡帳に「これもやりたいあれもやりたいと、おもちゃを全部出して困ってます」と書くと、「保育園でもバタバタ忙しそうに働いていますよ」と返してくれました。子どもが遊んでいることを働いていると表すのがすごく面白いと思ったし、気持ちがラクに。そんなとらえ方ができる人って、心が広くて素敵だなと思いました。そんな表現ができるようになるためには、発想や視点の転換ができることが大事だと思うんです。子どもの立場に自分を置き換えて考えることで、保育園の先生のように「忙しい」「働いている」みたいなワードが出てくるはず。ネガティブにとらえがちな出来事を褒め言葉に変換するようなトレーニングを、日頃からやってみるのもよさそうです。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年12月14日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年12月11日