ファッション誌『JJ』(光文社)出演権をかけたオーディションが、ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM(ショールーム)」で開催される。同誌は、「ガール」から「レディ」を目指す20代に向けて、ファッションとビューティを中心に実用的な情報をまとめたファッション誌。今回のオーディションのグランプリ受賞者は11月発売の1月号の誌面に登場でき、グランプリ以外の審査員特別賞の受賞者(0~3人)もモデルとして誌面を飾ることが約束される。モデルとしてスカウトされるチャンスもある。オーディションは、誌面を見た応募者の中での審査通過者が参加する「JJ枠」(応募期間:~2017年7月16日23時59分)と、SHOWROOM公式アカウント所有者が参加する「SHOWROOM枠」(応募期間:~8月20日21時59分)の2部門で行われ、勝ち残った参加者で決勝が行われる。参加者はイベント期間中に配信を行い、視聴者からの星(無料ポイント)、ギフティング(有料ポイント)、コメント数によって順位が決定。配信を通じて視聴者の心をつかむことが鍵となる。詳しくはJJ枠告知サイト、SHOWROOM「予選A」枠告知サイト、SHOWROOM「予選B」枠告知サイトにて。
2017年07月09日今年8年ぶりにソロアルバム「async」を発表した音楽家の坂本龍一が、6月3日(土)今夜放送の「SWITCHインタビュー 達人達(たち)」に出演、「動的平衡」の概念を提示、生命の謎を探求する生物学者の福岡伸一と活動拠点のニューヨークで語り合う。東京藝術大学に在学していた頃からスタジオ・ミュージシャンとして活動、細野晴臣、高橋幸宏らと結成したテクノポップユニット「YMO」として発表した「ライディーン」や「君に、胸キュン。」などが大ヒット、『戦場のメリークリスマス』では音楽を手がけただけでなく俳優として作品にも出演、日本人初の英国アカデミー賞作曲賞を受賞。その後1987年公開の『ラストエンペラー』では日本人初のアカデミー作曲賞を受賞したほか、世界的な音楽賞を数多く受賞。その音楽性が国内のみならず世界で高く評価された坂本さん。2014年に中咽頭がんを公表、1年近くにおよぶ闘病生活を経て山田洋次監督作『母と暮せば』、第88回アカデミー賞で3部門の受賞に輝いたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作『レヴェナント:蘇えりし者』の音楽を同時期に手がけて復帰。昨年は芥川賞作家・吉田修一と鬼才・李相日監督、そして渡辺謙をはじめとする超豪華キャストが競演を果たした映画『怒り』の音楽を担当したのも記憶に新しい。一方、分子生物学の見地から「生命とは動的平衡にある流れである」という「動的平衡」の概念を提唱した福岡さんは、BSE問題で独自の見解を発表、生物学界だけでなく社会全体から大きな注目を集め、2007年の「生物と無生物のあいだ」がベストセラーとなった。今回は坂本さんがコンサートを行ったホールと福岡さんが研究活動を続けるロックフェラー大学で、秩序や論理の限界を知ったうえで自然を見つめ直すことの重要性と、音楽と生物学の意外な共通点についてトークを繰り広げる。最新アルバムで街の雑音などの“ノイズ”を取り込んで既製の音楽像と異なる音楽の形を提案した坂本さんと、「動的平衡」について考察するなかで論理を越えた自然の力の大きさに魅せられてきた福岡さんの2人の語り合いから見えてくるものとは!?「SWITCHインタビュー 達人達(たち)」は6月3日(土)22時~NHKEテレで放送。(笠緒)
2017年06月03日映画のアカデミー賞、音楽のグラミー賞に並ぶ、演劇、ミュージカルの世界における世界最高峰のトニー賞。この度、「V6」の坂本昌行が、WOWOWにて放送される「第71回トニー賞授賞式」のスペシャルゲストとして出演することが明らかになった。6月11日(現地時間)にアメリカ・ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催される「第71回トニー賞授賞式」。アメリカ演劇界で最も権威のある賞とされており、該当期間中にニューヨークのブロード ウェイで上演された演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、まさに1年のブロードウェイを総括するアウォード。今回、スペシャル・ゲストの坂本さんはNYを訪れ、ブロードウェイにて今年のトニー賞を賑わす最新のミュージカルを観劇しレポート。その模様は、トニー賞授賞式の事前番組「トニー賞がやってくる!#2」「坂本昌行 ブロードウェイ・リポート トニー賞直前SP in NY」にて無料放送。また、12日(日本時間)授賞式当日は、日本のスタジオに生出演し、番組での歌唱も予定されている。なお、案内役は宮本亜門と八嶋智人、スペシャル・サポーターは井上芳雄が務める。「毎年、この時期になるとそわそわします」といつもトニー賞授賞式はテレビで見ていたと話す坂本さん。「今年はなんとその番組にゲストとして初参加させていただきます。出演者のお三方とともに楽しみたいと思います」と心待ちにしていると語っている。「トニー賞がやってくる!#2」(無料放送)は5月27日(土)9時50分~「坂本昌行 ブロードウェイ・リポート トニー賞直前SP in NY」(無料放送)は6月3日(土)19時~「生中継!第71回トニー賞授賞式」(2か国語・同時通訳) は6月12日(月)8時~「第71回トニー賞授賞式」(字幕版)は6月17日(土)19時~※すべてWOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月12日英シンガーソングライターのエド・シーランが、自身の楽曲「フォトグラフ」の著作権侵害を巡って2,000万ドル(約22億円)を求められていた裁判にようやく決着がついたようだ。2016年にソングライターのマーティン・ハリントン氏とトーマス・レナード氏は、エドの楽曲「フォトグラフ」が、2人が作曲し英版『Xファクター』の勝者マット・カードルの名のもとで2012年にリリースした「アメージング」の盗作だと主張する裁判を起こしていた。ハリントンとレナードは、「アメージング」のコーラス部分と、権利を侵害している「フォトグラフ」は39個の共通の音があり模倣していることが明らかだと訴えていた。BBCの報道によると7日、カリフォルニア州の裁判所は和解条件を施行するという形でこの訴訟終止符を打ったという。とはいえ、ハリントンとレナードの弁護士を務めたリチャード・ブッシュ氏は和解条件についてコメントすることを避けている。その一方で、問題となっている曲を歌ったマットは昨年、ツイッターで自身はこの裁判にまったく関与しておらず、エドのことを音楽の「天才」であると称賛していた。「みなさん、どうか記事をしっかりと読んでください。これは僕の裁判ではありません。エド・シーランは本当に天才的で彼の成功は100%すべて受けるべきものなんです」(C)BANG Media International
2017年04月13日「坂本龍一 | 設置音楽展」が、東京・神宮前にあるワタリウム美術館で開催される。期間は、2017年4月4日(火)から5月28日(日)まで。「坂本龍一 | 設置音楽展」は、8年ぶりの新作アルバム『async』の世界を音と映像、インスタレーションで多角的に紹介するもの。このニューアルバムは「あまりに好きすぎて、 誰にも聴かせたくない」という坂本本人の思いをそのままに、リリース以前の試聴やサンプル盤の配布が一切行われていなかった。ワタリウム美術館では、その音の全貌が明らかになる数日後の4月4日より、独自のインスタレーションを展開する。≪会場 2F - drowning - (仮)≫では、坂本龍一の「整った環境で音楽に向き合ってもらえたら」という思いと、新アルバムが「映像喚起力の強い音響作品である」という点から、坂本龍一が最も信頼するムジークエレクトロニクガイサイン製スピーカーにて、アルバム全曲の5.1ch サラウンドを再生するインスタレーション空間を創造。さらに、長年のコラボレーターである高谷史郎(空間構成・映像)の手を借りて空間を提供する。≪会場 3F - volume - (仮)≫では、映像・音響をzakkubalanのもと、ソロアルバム制作時に多くの時間を過ごした空間を映像で抽象的に捉え、その空間が持つ環境音とアルバム楽曲の中の音素材を混ぜたシンプルな映像とで構成するインスタレーション空間を展開する。≪会場 4F - path - (仮)≫は、バイオグラフィカルなアイテムの展示や、音楽と映像の視聴ブースで、世界的に注目されるタイ出身の映画監督・映像作家のアピチャッポン・ウィーラセタクンがアルバム『async』からイメージした映像を上映。さらに、ファンとの双方向交流のための「COMMUNICATION WALL」を設置した開かれた空間となっている。来場者から坂本への質問や、作品への感想など書き込み、坂本からその質問への回答や、あらたな問いを掲示する壁を設置。他にも、複数のターンテーブル+ヘッドフォンを設置し、新アルバムも含め、坂本のソロの作品のほとんどをアナログ盤で揃え、来場者が自由に視聴するブースを整える。また、過去の映像作品なども視聴可能だ。新作制作過程にインスピレーションを与えた書籍、モノ、写真、メモ、譜面なども展示予定なので、新アルバムを待ち望む坂本ファンには、必見のイベントになるだろう。【展覧会情報】「坂本龍一 | 設置音楽展」会期:2017年4月4日(火)~5月28日(日)会場:ワタリウム美術館入場料館料:大人 1,000円/学生[25歳以下] 500円/ペア券割引:大人2人 1,600円住所:東京都渋谷区神宮前3-7-6【音源情報】坂本龍一 / asyncCD:RZCM-86314 3,780円(税込)/発売中アナログ盤:RZJM-86312~3 7,020円(税込) /2017年5月17日発売収録曲:01. andata アンダータ02. disintegration ディスインテグレーション03. solari ソラリ04. ZURE ズレ05. walker ウォーカー06. stakra スタークラ07. ubi ユビ08. fullmoon フルムーン09. async アシンク10. tri トゥリ11. Life, Life ライフ、ライフ12. honj ホンジ13. ff エフエフ14. garden ガーデンアナログ盤ボーナストラック15. water state 2 ウォーター・ステート2
2017年03月11日4月29日(土)~6月18日(日)の期間中、東京都江戸東京博物館で特別展「没後150年 坂本龍馬」が開催されます!本展では手紙や刀、写真など秘蔵の品々を一挙公開。資料を通じて坂本龍馬の足跡、知られざる素顔を感じられます。展示内容や見どころをチェックしましょう。《梨堂公絵巻)田中光美筆5巻のうち第3巻(部分)昭和8年(1933)京都・梨木神社蔵特別展「没後150年 坂本龍馬」で激動の幕末に思いをはせる1835年に生まれて1867年に亡くなった坂本龍馬は、まさに幕末、激動の時代を駆け抜けました。薩長同盟のなかだちや大政奉還の推進など、近代日本の礎を築いたといっても過言ではありません。本展では全7章にわたり、坂本龍馬の功績はもちろん、生きざまや家族との秘話にも光を当てます。公私両面から坂本龍馬に迫ることで、幕末という時代がおのずと浮かび上がってくるでしょう。坂本龍馬ファンならずとも要注目の展示内容です。●全7章の展示構成と主な展示品をチェック●1章「龍馬の生まれ育った時代」《大日本沿海輿地全図(伊能中図)のうち関東》江戸時代(19世紀)日本写真印刷蔵『大日本沿海輿地全図(伊能中図)のうち関東』江戸時代(19世紀)は、伊能忠敬が測量して制作した日本地図の一部。関東地方のほぼ正確な地形が描かれています。●2章「土佐脱藩と海軍修行」《梨堂公絵巻)田中光美筆5巻のうち第3巻(部分)昭和8年(1933)京都・梨木神社蔵1862年、坂本龍馬は土佐藩を脱藩して江戸に向かい、勝海舟と出会います。『梨堂公絵巻』田中光美筆(1933年)は、そのころ尊王攘夷派の公家として知られた三条実美がクーデターによって朝廷を追われた「七卿落ち」を描いた作品です。●3章「龍馬の手紙を読む」重要文化財《龍馬書簡文久三年三月二十日坂本乙女宛》文久3年(1863)京都国立博物館蔵展示期間:5/23~6/4脱藩した坂本龍馬は、土佐に残る家族へ多くの手紙を記しました。姉に宛てた『龍馬書簡 文久三年三月二十日 坂本乙女宛』(1863年)、兄への『龍馬書簡 慶応三年十月九日 坂本権平宛』(1867年)から、龍馬の人となりがしのばれます。●4章「龍馬の遺品」重要文化財《梅椿図(血染掛軸)》板倉槐堂筆慶応3年(1867)京都国立博物館蔵展示期間:5/23~6/4*左記以外は複製展示1867年11月15日、坂本龍馬は京都の近江屋で暗殺され、31年の短い生涯を閉じます。本章では坂本龍馬襲撃の現場となった近江屋の屏風『書画貼交屏風(血染屏風)』江戸時代(18世紀)、掛け軸『梅椿図(血染掛軸)』板倉槐堂筆(1867年)を展示。重要文化財《書画貼交屏風(血染屏風)》江戸時代(18世紀)京都国立博物館蔵展示期間:6/6~6/18どちらも血痕が生々しく、激しい襲撃を思わせます。さらに2015年、新たに坂本龍馬の遺品だと判明した『刀 銘山城國西陳住埋忠明寿作 坂本龍馬佩用』江戸時代(17世紀)も必見です。※屏風は6月6日~6月18日、掛け軸は5月23日~6月4日までの期間限定展示。●5章「薩長同盟から大政奉還―そして龍馬の死後―」《肥前長崎丸山廓中之風景》歌川貞秀画文久2年(1862)長崎歴史文化博物館蔵展示期間:4/29~5/21『肥前長崎丸山廓中之風景』歌川貞秀画(1862年)と『近世珍話』前川五嶺筆(1867年)では坂本龍馬亡き後、近代化へ突き進む当時の街並みや風俗が描かれています。●6章「瓦版・錦絵からみた幕末維新」《教導立志基徳川慶喜》小林清親画明治19年(1886)個人蔵展示期間:5/30~6/18当時の新聞ともいえる「瓦版」、浮世絵版画の「錦絵」から幕末維新を読み解きましょう。『教導立志基 徳川慶喜』小林清親画(1886年)は、江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜を描いた1枚です。※展示期間は5月30日~6月18日●7章「美術工芸からみた幕末維新─近世絵画・刀・甲冑―」《紫糸威鎧》島津斉彬所用江戸時代(19世紀)京都国立博物館蔵薩摩藩主・島津斉彬の甲冑『紫糸威鎧』島津斉彬所用(19世紀)、徳川慶喜の陣羽織『白羅紗葵紋付陣羽織』(江戸時代末期~明治初期)など美術工芸品の数々に目を奪われます。『江戸城明渡の帰途(海舟江戸開城図)』川村清雄画(1885年ごろ)は洋画の手法で描かれました。美術にも近代化の波が押し寄せているのが分かります。※陣羽織は4月29日~5月28日、『江戸城明渡の帰途』は4月29日~5月21日の期間限定展示。特に注目したい3つの見どころ●坂本龍馬の手紙を徹底解析重要文化財《龍馬書簡慶応二年十二月四日坂本乙女宛》(部分)慶応2年(1866)京都国立博物館蔵展示期間:5/23~6/4妻、おりょうとの新婚旅行を書いた『龍馬書簡 慶応二年十二月四日 坂本乙女宛』(1866年)からも分かるように、坂本龍馬の手紙は絵入りでユーモアにあふれています。本展ではたくさんの直筆手紙を分かりやすく展示。坂本龍馬が考えていたこと、妻や家族への細やかな愛情が手紙から伝わってきます。※展示期間5月23日~6月4日●新資料が続々!《刀銘山城國西陳住埋忠明寿作坂本龍馬佩用》江戸時代(17世紀)京都国立博物館蔵本展の4章で紹介した『刀 銘山城國西陳住埋忠明寿作 坂本龍馬佩用』江戸時代(17世紀)のように、ここ10年で新たに龍馬のものと判明した品、関係資料があります。『北辰一刀流長刀兵法目録 龍馬宛 千葉定吉筆』(1858年)も、その1つ。最新の坂本龍馬研究に触れてください。まだ新たな資料が出てくるところからも、坂本龍馬人気の根強さが分かります。●ビジュアル重視の分かりやすい展示《幕府軍艦 第二長崎丸関係資料より砂時計法螺貝遠眼鏡双眼鏡バロメーター》江戸時代末期(19世紀)東京都江戸東京博物館蔵瓦版、錦絵、絵巻物などビジュアルを多用した展示によって、坂本龍馬と幕末の時代がありありと分かります。絵だけでなく『幕府軍艦 第二長崎丸関係資料より砂時計 法螺貝 遠眼鏡 双眼鏡 バロメーター』(19世紀)などの品々も必見。《坂本龍馬湿板写真》慶応2年または3年頃高知県立歴史民俗資料館蔵展示期間:4/29~5/1※3日間限定公開、以降は複製展示坂本龍馬が生きた時代を、本展で疑似体験しましょう!本展開幕から3日間(4月29日~5月1日)は、坂本龍馬のもっとも有名な写真『坂本龍馬湿板写真』(1866~1867年ごろ)も限定公開されますよ。お見逃しなく!開催概要特別展「没後150年 坂本龍馬」開催期間:4月29日(土)~6月18日(日)会場:東京都江戸東京博物館(東京都墨田区横網 1-4-1)時間:9:30~17:30 ※土曜日は19:30まで。入場は終了30分前までです。休館日:毎週月曜日 ※5月1日と5月15日は開館料金:一般1,350円、大学・専門学生1,080円、小学生・中学生・高校生・65歳以上680円問い合わせ:03-3626-9974(東京都江戸東京博物館・代表)URL:
2017年03月11日日本音楽著作権協会(JASRAC)が、音楽教室などから著作権料を徴収する方向で検討していることを受け、大手音楽教室などの企業や団体はこの方針を反対するための「音楽教育を守る会」を結成しました。その他、アーティストや作詞家からも、「子どもには無料で使ってほしい」と言う声があがっています。実際に音楽教室に通わせている人もいる親の意見を聞いてみましょう。Q.音楽教室への著作権請求、どう思う?1.請求すべきだと思う 9.9%2.請求すべきではないと思う 61.4%3.わからない・どちらとも言えない 28.7%過半数以上の人が請求すべきではないと思うと回答しました。カラオケなどの営利目的での使用で著作権請求するのはいいとして、音楽教室での使用まで含むのはどうなの? そして、なぜ今になって? という疑問があるようです。■楽譜からも取っているのにさらに取るなんて!ピアノ教室などで使用する楽譜にはすでに著作権料が含まれています。当然子どもが習うときにもその楽譜を買っているわけですから、さらに著作権請求をするというのが理解できないという人が多数派。「楽譜には著作権料発生してますよね。さらに、それを使用する教室から取るんですか? 二重取りではないんでしょうか?」(千葉県 40代女性)「演奏するための著作権といった感じでしょうか。確かに音楽教室は恩恵受けてますが、レッスン料に上乗せされるのはどうかなと」(広島県 40代女性)「楽譜で払ってるのに。なんだかんだお金が欲しいだけなのに、もっともらしい理由をつけようとしてあさましいと思います」(神奈川県 40代女性)■なぜ今さら? JASRACへ不信感を抱く人も今まではよかったのになぜ今さら徴収するのか、ということを疑問に思う人もいました。急に「それ違反ですから、お金払ってください」なんて、お金目的と思われても仕方ないのかもしれません。「なぜ今さらこういうことが問題になるんでしょうか? 請求すべきなら、もっとずっと以前からされるべきじゃないんでしょうか」(東京都 40代女性)「ちょっとせこくないですか」(愛知県 30代女性)「今さら徴収するなんて、お金目当てと思われても仕方がない気がする」(千葉県 30代女性)■音楽教室は演奏ではなく練習営利目的での演奏に著作権料が発生するのはいいとして、教室での演奏にまで発生してしまうというのはおかしいという冷静な意見を言う人もいました。音楽教室での演奏は、あくまで練習ですよね。「音楽をはじめ、著作物には著作権があり、お金がかかることは当然だと思います。しかし、教室での演奏、つまり練習にも著作権料が発生するというのは違和感を感じます。教室では『著作権のある音楽』に対して授業料を払うのではなく、先生の指導に対して支払うのですから」(神奈川県 40代女性)Q.音楽教室への著作権請求、どう思う?アンケート回答数:7090件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年03月07日音楽家・坂本龍一を追ったドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』が、2017年11月4日(土)に角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開される。5年にわたる楽曲制作に密着『Ryuichi Sakamoto: CODA』 は、2012年から5年の長期間に渡る本人への密着取材、そして膨大なアーカイブ素材から実現している。2014年患った大病を経て、過去の旅路を振り返りながら新たな楽曲が誕生するまで、坂本龍一の音楽的探求に正面から向き合った作品だ。2017年3月には、8年ぶりとなるオリジナル・アルバム「async」がリリースされたが、カメラはその楽曲制作の現場にも密着。アルバム制作の様子の一部始終を捉えた本作は、坂本龍一の最終楽章の始まりとしてスクリーン上で奏でられる。また、第74回ベネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に公式出品されることが決定。坂本龍一本人も2013年にコンペティション部門の審査員として参加したゆかりの深い映画祭で、日本での公開に先駆けてワールドプレミアを果たすことになった。坂本のこれまでの音楽的探究作中では、過去の坂本龍一の音への探求の描写が、積み重なるコラージュのように現在の坂本の作曲プロセスと交差。その一部始終を捉えた映像がスクリーンに映し出される。坂本龍一は、1978年に『千のナイフ』でソロデビューし、同年に細野晴臣、高橋幸宏とイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成。散解後も、音楽・映画・出版・広告などメディアを越え活動してきた。1984年には、自ら出演し音楽を担当した『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞、映画『ラストエンペラー』の音楽で米アカデミー賞ほかを受賞し、活動の中心を欧米に移行させた。こうして彼の革新的なサウンドを追求する姿勢は、世界的評価を得てきた。そして、世界に衝撃が走った2001年9月11日、米同時多発テロ。彼は、ニューヨークの自宅近くで起きた圧倒的な暴力、それが生み出す世界の不均衡と非対称を感じつつも、人間の暴力性の生物学的なルーツを追い求め、音楽の原点を探究したのだ。3.11以後には、宮城県名取市で被災ピアノと出会った坂本。自然の猛威によって水に溺れたピアノの音を聞いて、坂本は「痛々しくてその鍵盤に触れるのも辛かった」と語っていた。しかし、今ではその壊れたピアノの音色がとても心地良く感じるという。時と共にその被災ピアノの「自然の調律」の音は、サンプリングを通じて作曲プロセスの一部となり、新たな表現へと生まれ変わる。初公開となる秘蔵フィルム含む予告編予告編では、坂本の音楽的変化のきっかけにもなった、津波をかぶったピアノとの出会いのシーン、予期せぬガン告知を受けた後にこぼれた本音や闘病生活、様々な場所でを集め、それが坂本の紡ぎ出すとひとつになる様子など、“坂本龍一の今”が捉えられている。さらに、『ラストエンペラー』製作当時に坂本さん自身が撮った本邦初公開となる秘蔵フィルム、本編に盛り込まれている貴重な映像の一部も盛り込まれた。代表作にして、映画音楽家としての出発点でもある『戦場のメリークリスマス』のテーマ曲「メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス」の美しい旋律も印象的だ。【作品詳細】『Ryuichi Sakamoto: CODA』公開日:2017年11月4日(土) 角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開監督/プロデューサー:スティーブン・ノムラ・シブル出演:坂本龍一配給:KADOKAWA
2017年03月03日先日、グラミー賞にもノミネートされた世界的音楽家・坂本龍一に、2012年から5年間に渡り密着取材を行ったドキュメンタリー映画『RYUICHI SAKAMOTO DOCUMENTARY PROJECT』(仮題)が、11月に公開されることになった。3.11以後、宮城県名取市で被災ピアノと出会った坂本さん。自然の猛威によって水に溺れたピアノの音を聞き「痛々しくてその鍵盤に触れるのも辛かった」とふり返る彼は、いまはその壊れたピアノの音色がとても心地良く感じると語っている。時と共にその被災ピアノの「自然の調律」の音は、サンプリングを通じて坂本さんの作曲プロセスの一部になり、新たな表現へと生まれ変わっていく。そして、過去の音への探求の描写が、積み重なるコラージュのように、現在の作曲プロセスと見事に交差していく――。坂本さんといえば、どこか脆い幻想のようなバブルの時代、「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」の一員として日本のエレクトロニクスやテクノロジーを象徴するポップアイコンとなった。そして『戦場のメリークリスマス』、『ラストエンペラー』に出演、その映画音楽をも手がけ、前者では英国アカデミー賞、後者では米国アカデミー賞をそれぞれ受賞した。2001年9月11日、ニューヨークの自宅近くで起きた米同時多発テロによる圧倒的な暴力、それが生み出す世界の不均衡と非対称を感じつつ、人間の暴力性の生物学的なルーツを追い求め、音楽の原点をも探すことになった坂本さん。また、震災から3年を経た2014年3月11日には、自ら防護服を着用し福島第一原発を囲む特別警戒区を訪れ、無人の地と化した集落の残像の音にも触れる。テクノロジーに頼る現代人の営みが、自然環境を蝕み、人間の“生き場所”をも奪ってしまうことへの悲しみが、本作内における作曲プロセスの根底を流れていくかのよう。さらに、2014年7月には中咽頭がんを公表。1年近くにおよぶ闘病生活を経て、山田洋次監督作『母と暮せば』、第88回アカデミー賞で3部門の受賞に輝いたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作『レヴェナント:蘇えりし者』の音楽を同時期に手がけて復帰。まもなく3月には、8年ぶりとなるオリジナル・アルバム(タイトル未定)がリリースされる。カメラは、5年におよぶ密着の最終楽章として、楽曲制作の現場にも潜入し、その最新アルバム制作の様子の一部始終を捉える。併せて、幼少からの膨大なアーカイブ素材も劇中を彩る。大病を経て、新たな楽曲が誕生するまでの音楽家・坂本龍一の音楽的探求を、正面から描いた本作。坂本さんは、「官邸前のデモや、東北ユースオーケストラとのコンサート、がんがわかって映画制作のスケジュールに大きな変更が余儀なくされても、僕の側にはいつもカメラがあった。(監督の)スティーブンは僕に何を見たんだろう?プライベートスタジオも、自宅のピアノ室も、全てさらけ出した。こんな映画に坂本の私生活を覗くという以上の意味はあるんだろうか?果たして映画として“見れる”作品となっているんだろうか?いま、僕は完成が待ち遠しい」とコメント。一方、スティーブン・ノムラ・シブル監督は「震災後、坂本龍一さんの音楽表現がどのように変わるのか、新たにどのような曲を書かれるのか、もしそこまで密着可能であれば、何かカタルシスが生じるのではないかとの思いが、この映画を作り始めるきっかけ」とコメント。「映画を通じて、映像と共に音楽や音の魅力を表現できればと、いまも願っております。是非皆さまに劇場で音楽的カタルシスを体験していただきたく思います」と期待を込めている。『RYUICHI SAKAMOTO DOCUMENTARY PROJECT』(仮題)は11月、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日音楽の著作権を管理するJASRACが、音楽教室での演奏について著作権料を求める方針を示し、批判を浴びているようです。未来の作曲家やミュージシャンを養成する機関である音楽教室にまで「カネ」を請求することについて、「日本の音楽文化を衰退させるものだ」と批判が噴出。今後音楽教室側は団体を作り、反対活動を展開していくようです。賛否両論ありますが、誰もが最初は名曲を演奏することで楽器の使い方を覚え、音楽家やミュージシャンとなるもの。その芽をつむようにも思う行動は、やはり歪に思えてしまいますね。真似といえば「替え歌」もその一種です。最近は様々な曲の替え歌を歌い、それをYouTubeなどの動画サイトに投稿している様子を目にします。これもやはり、著作権の侵害ということになるのでしょうか?法律事務所アルシエンの清水陽平弁護士にご意見を伺いました。 Q.替え歌を歌ってYouTubeに公開…これは法的に問題ないの?*画像はイメージです:著作権の侵害になる可能性が高いですが、例外もあります。「歌詞にも著作権があるため、替え歌をすることは、著作権のうち翻案権侵害、著作者人格権のうち同一性保持権を侵害する可能性があります。もっとも、著作権は原則として50年で消滅するため、50年経過していれば問題になりません。また、作者不明なものについても著作権の帰属が不明なので、問題になりません。なお、YouTubeなどは著作権管理団体と契約して、その団体が管理している楽曲であれば原則として自由に使って良いことになっていますが、翻案権や著作者人格権の管理まではしていない関係で、許諾もできず、結果、問題になるということになります。したがって、個別の許諾を取る必要があります。また、販売する際も、個別の許諾を取ることが必要です」(清水弁護士) 基本的には著作権の侵害になりますが、50年経過しているものや動画サイトが契約・管理している楽曲、そして個別に作曲家などに許可をとれば公開・販売することもできるよう。ちなみに、替え歌の元祖・嘉門達夫さんは個別に作詞作曲者や管理者に許可とり、許されたものだけをCD化しているそうです。替え歌を作ることも才能ですが、「権利」にも気を配らないといけないのですね。 *取材協力弁護士:弁護士 清水陽平(法律事務所アルシエン。インターネット上でされる誹謗中傷への対策、炎上対策のほか、名誉・プライバシー関連訴訟などに対応。)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです*I000s_pixels / Shutterstock
2017年02月06日アイドルグループ・V6の坂本昌行が、舞台『君が人生の時』主演を務めることが22日、わかった。同作は1939年、ニューヨークにて初演されたウィリアム・サローヤン作の舞台。ニューヨーク劇評家賞とピュリッツァー賞を受賞(本人は辞退)した。日本の近代演劇に大きな影響を与えた海外戯曲を新たに翻訳する、新国立劇場主催の「JAPAN MEETS...―現代劇の系譜をひもとく―」シリーズの第11弾となる。演出は同劇場の演劇芸術監督・宮田慶子、翻訳は渡辺千鶴が務める。宮田は「サローヤンの『君が人生の時』を初めて読んだのは、20代後半だったと思う。正直に白状すると、そのときは『何も理解できなかった』というのが事実だ」と述懐する。「人生の機微も陰影もわからない若造なんかには、とても理解できない『ホン』なのだ」と説明しながら、「歳を重ねるうちに、だんだんと『気になるホン』になっていった。そしてついに『やりたいホン』になり、そして、自分で手がける幸運な機会に巡り会えた」と、思い入れを語った。さらに宮田は「人間をいとおしみ、生きる喜びをつむぐことによって、不幸な時代への警鐘を鳴らす作者の想いは、知性 と誇りを切実に求めている。音楽やダンスも絡みながら、世界の縮図のような『美しい』時間が作れたら……と思う」と、作品の方向性を示した。主演の坂本は、サンフランシスコの波止場の外れにある場末の酒場を舞台に、若く美しい放浪者・ジョーを演じる。坂本は「初めて台本に目を通した時は、理解出来ない自分がいました。では、今はもう理解してるかと問われると困ってしまうのですが」と、作品の難しさに触れた。坂本は「それだけ登場人物たちの微妙な心の揺れや葛藤など、繊細なお芝居が要求される作品だと感じました」とコメントを寄せ、「心強い役者の皆さんそして演出家の宮田慶子さんと一緒に、また新たな『君が人生の時』をお客様にお届け出来たらと思います」と意気込みを語った。同作は東京・新国立劇場 中劇場で、2017年6月13日~7月2日に上演される。他、野々すみ花、丸山智己、橋本淳、下総源太朗、沢田冬樹、中山祐一朗、石橋徹郎、枝元 萌、瀬戸さお、渋谷はるか、RON×II、かみむら周平、林田航平、野坂弘、二木咲子、永澤洋、寺内淳志、坂川慶成、永田涼、一柳みる、篠塚勝、原金太郎、木場勝己が出演する。
2016年11月22日今年43回目を迎えたベルギーのゲント映画祭の、映画音楽をたたえるワールド・サウンドトラック・アワード部門において、坂本龍一が栄誉賞(ライフタイム・アチーブメント)を受賞し、話題を呼んでいる。現地を訪れた彼に、映画音楽の現場について訊いた。その他の画像「僕は人生全部を映画音楽に捧げてきたわけでもないし、たとえば80代のエンニオ・モリコーネさんみたいな方に比べたら若輩者ですし、こんな賞をもらっていいのかなという気が先に立ちます。それとライフタイム・アチーブメントというとなんだか終わりみたいなので、それは嫌だなあ(笑)」と、冗談まじりに語る坂本。素人にはなかなか窺い知れない映画音楽の制作現場について、こう解説してくれた。「通常作曲家に頼むときに、ここにはこんな感じの音楽、と見本を貼付けてくるんです。その代用品のリズムや雰囲気に沿って監督たちは毎日編集をやっているので、作曲家がいざできましたと持っていってもどこか合わない(笑)。それを新品に替えさせるのはハードルが高いんです。監督にもよりますが、ハリウッドの場合はだいたいべったりと貼付けてきますよ。『レヴェナント:蘇えりし者』の(アレハンドロ・G・)イニャリトゥは、彼自身とても音楽好きで詳しいから、すごくきめ細かくテンポラリーな音楽を貼付けてきた。それを超えるものを2カ月ぐらいで何十曲も作るのは本当に大変でした」そんななかで、後にも先にも例外だったのは故大島渚だったという。「『戦場のメリークリスマス』でまず俳優として役をオファーされたので、ぜひ映画音楽もやりたいと自分からお願いしたんです。最初に持っていった曲が気に入られてから100パーセント自由でしたし、どこに何を入れるかもそのとおりに使ってくれた。あんなことは他に一度もないです。近かったのは『リトル・ブッダ』で、あのときは(ベルナルド・)ベルトルッチと相当揉めましたけれど、結果的に(リピートも含めて)120パーセントぐらい使ってくれました」今はできるだけ映像を観てから、仕事を受けるか否か決めるようにしているという。では、“世界の坂本”をそこまで苦労の多い映画音楽の創作に駆り立てるものとは何なのか。「やっている最中は本当に大変で二度とやりたくないと思うんですけど、終わると楽しい思い出が残る。ひとりでこつこつとやっているのとは違う面白さがあります。素晴らしい才能のある人たちとやるのはチャレンジングだけど、終わったときの喜びは特別なんです」取材・文・写真:佐藤久理子
2016年10月31日キャリー・マリガンが主演を務め、女性には投票権も親権さえも認められていなかった時代の女性参政権運動を描いた『未来を花束にして』(原題:『Suffragette』)。このほど、その予告編映像が解禁となった。1912年イギリス・ロンドン。24歳のモード・ワッツは、洗濯工場で働く同僚の夫と幼い息子と3人で暮らしていた。ある日、モードは、サフラジェット(女性参政権運動の活動家)である友人の代わりに公聴会で証言をすることになる。それを機に彼女は、WSPU(女性社会政治同盟)のリーダー、エメリン・パンクハーストの演説を聞き、デモにも参加するように。しかし、夫から家を追い出され、息子に会うことまで禁止され、さらに工場長からクビを宣告される…。20世紀初め、ロンドンで先鋭化していた女性参政権運動の活動家、サフラジェットたちを描く、実話を基にした本作。主人公は、洗濯工場で働く若き母親モード。あるとき“別の生き方があるのでは?”と疑問が芽生え、愛する我が子には自分とは異なる人生を歩んでほしいと、行動を起こすべく運動に身を投じていく。そのモードを凛として演じたのは、『17歳の肖像』『華麗なるギャツビー』のキャリー・マリガン。また、女性運動の指導者エメリン・パンクハーストには、オスカー女優メリル・ストリープ、モードの同志のイーディスにはヘレナ・ボナム=カーター。モードの夫には、ベン・ウィショーと豪華キャストが集結。監督はサラ・ガヴロンが務め、脚本は『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』のアビ・モーガンと、強力な女性チームが語り継ぐべき物語を完成させた。2016年、日本では6月に18歳以上が投票した参院選が初めて実施され、8月には女性初の小池百合子・東京都知事が就任。いまでは当たり前となった1票に、命をかけ、自分たちの意思で社会を変えていった女性たちの心揺さぶられる物語には、予告編のラスト、メリルから「すべての娘たちはこの歴史を知るべきでありすべての息子たちは胸に刻むべきだ」とコメントも寄せられている。『未来を花束にして』は2017年1月27日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月16日現在開催中のトロント映画祭で、アン・ハサウェイが主演するSFスリラー『Colossal』の北米配給権を中国企業が買い付けたことが、業界で話題を呼んでいる。その他の情報その中国企業の名前は、現在、明らかにされていない。買い付け金額は、500~700万ドルあたりではないかと見られている。2017年に大規模な公開をすることも約束しているようだ。もちろん、中国企業がアメリカの映画館に自ら配給するのは現実的に難しく、この会社はアメリカの新しいスタジオに投資するようで、実際の配給業務は、そのスタジオが行うことになると思われる。最近、中国とハリウッドは急速に関係を近づけているが、このようなディールは、初めてのことだ。『Colossal』には、ほかに『ダウントン・アビー』のダン・スティーヴンスなどが出演。監督は、スペインのナチョ・ビガロンド。文:猿渡由紀
2016年09月15日フジテレビ・ノイタミナほかにて10月より放送が決定しているTVアニメ「舟を編む」。この度、本作に人気声優の櫻井孝宏と神谷浩史、そして坂本真綾が出演することが決定。併せてキービジュアルやメインキャラクターの最新ビジュアルも到着した。「まじめもいいけど、もう少し空気を読めってコト」「西岡さんの仰る『空気』は【呼吸する】ものではなく、【場の状況、雰囲気】を表す際に用いる『空気』ですね…」。口下手なのに営業部員の馬締光也と、一見チャラ男だが辞書編集部員である西岡正志は、偶然街中で出会う。中型国語辞典「大渡海」の刊行計画を進める出版社・玄武書房のベテラン編集者・荒木は、自身の定年を間近に控えて後継者探しに躍起になっていた。そんな中、西岡から馬締の話を聞き、彼をスカウトすることに…。「人をつなぐ―言葉を編む」。伝わらない言葉。伝えられない想い。これは、そんな不器用な人間たちの物語――。原作は、累計発行部数120万部の大ヒットを記録した三浦しをんの同名著書。2012年には本屋大賞を受賞、また翌年には松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョーらを迎え実写映画化され、今年、満を持してアニメ化される。このほど発表されたのは、物語の中心人物となる3キャラクター。「亜人」「ジョーカー・ゲーム」などの話題作に出演するほか、永野芽郁や竜星涼ら若手俳優が勢ぞろいするドラマ「こえ恋」に声の出演もしている櫻井さんが演じるのは、玄武書房・第1営業部に所属する馬締光也役。営業マンではあるが、口下手で自分の想いをうまく相手に 伝えられない。西岡との出会いをきっかけに、言葉に対する能力を開花していく役どころだ。偶然にも馬締と出会う西岡正志役には、「おそ松さん」や「デュラララ!!×2」ほか人気作に出演し、「クレヨンしんちゃん」の2代目ぶりぶりざえもんに抜擢されるなど話題が絶えない神谷さん。玄武書房・辞書編集部に所属しており、見た目通りのチャラ男でコミュニケーション能力は高いが、 辞書編集に興味はないようだ。そして、馬締が下宿している「早雲荘」の大家・タケおばあちゃんの孫娘で板前修行中の林香具矢役には、「黒執事」「アルスラーン戦記」などのアニメ作品をはじめ、『スター・ウォーズ』シリーズのパドメ・アミダラ役や海外ドラマなどで吹き替えとしても活躍する坂本さんが担当。それぞれ世の中を生きていく上で想いをうまく伝えられないでいる、不器用な人間たち。そんなキャラクターを豪華キャスト陣が熱演する。また今回、本作の本格始動に併せて原作者の三浦氏と、「昭和元禄落語心中」の作者で本作ではキャラクターデザイン原案を手掛けた雲田はるこからコメントが到着。三浦氏は「シナリオ、絵コンテ、美術設定など、どれもこれも感嘆のため息が出てきます。スタッフのみなさまの情熱が詰まった作品になりそうで、とっても楽しみです !」と期待を語る。また雲田さんと共にアフレコに立ち会ったという三浦氏は「登場人物に声を吹きこむとは、まさに命を吹きこむことなのだなと実感し、感激しました。いまの段階でこんなに素晴らしいということは、完成品をテレビで拝見したら、私はどうなってしまうのでしょうか。感激死しないよう気をつけます」と興奮気味に語る。雲田さんも「冒頭の、荒木さんと松本先生がそば屋で語り合うシーン。後のお話を知っているからなのか、ムネアツだからか、声優さんの演技があまりに素敵だからか、涙がにじんで止まりませんでした」と思わず感極まってしまったと明かし、「これから絵も動いて、色もついて、我が子…というにはおこがましいですが、我が孫も同然のキャラクターたちが動いて行くこと、楽しみにしております。ぜひ、皆様もご期待ください。世界一のファンから見ても、すごく良いアニメになりそうです」と絶賛した。さらに本日8月18日(木)25時5分からフジテレビにて放送されるノイタミナにて、最新プロモーションビデオが放映。初公開となるTVアニメ「舟を編む」アニメーション映像とキャラクターボイスが披露される。「舟を編む」は10月よりフジテレビ・ノイタミナほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年08月18日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「18歳からの選挙権」です。***公職選挙法が一部改正され、70年ぶりに選挙権の年齢が引き下げられました。いよいよ、満18歳から投票できるようになります。少子化が進むなか、未来を担う若い世代が政治に参画できるようになるというのは、喜ばしいことですね。ただ、今年18歳、19歳になる人の数は約240万人で、有権者全体の2%にすぎません。ですから、これを機に政策がいきなり若い人向けにシフトするということはないでしょう。10代の有権者が生まれるということは、政党にしてみれば新たな支持者を囲い込めるチャンス。高校生や大学生を対象にボランティアを募ったり青年部を作るなど、どの政党も積極的にアプローチをかけています。世界的に見ると、191か国・地域のうち9割以上の国で、選挙権の年齢を18歳以上にしています。日本の有権者の年齢が20歳以上だったのは、成人年齢が20歳だからです。選挙年齢の引き下げは、国民投票の年齢が満18歳以上に定められたことがきっかけになっていますが、政府は将来的に、日本の成人年齢を18歳にすることも検討中。そうなれば、少年法も改正されますし、国民年金保険料を納める義務も18歳から課せられます。少子高齢化対策として、国は、働ける人、税金を払える成人の数を増やしたいんですね。18歳選挙は夏の参議院議員選挙から始まります。本番を前に「模擬選挙」を実施している学校もあります。議題に合わせて、生徒同士で議論を戦わせ、多角的な視点から、どこに投票するか考えをまとめる力を養うというもの。日本人はディベート下手ですよね。自分の意見が否定されると人格まで否定されたように感じて、人間関係に支障が出てきたり。感情と切り離して議論することは大切です。皆さんも、今日のランチをどこにするかというような身近なテーマでも、お友達とディベートをしてみてはいかがでしょう?汚職問題などを機に政治不信が募り、若者の政治離れに拍車がかかって、今、20代30代の投票率の低さが問題になっています。10代の政治参加に刺激されて、20代30代の政治意識が高まることも期待されているんです。◇ほり・じゅんジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2016年6月29日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2016年06月26日戦国時代に全国の各地に残された歴史資料や美術工芸品を一堂に展示する「戦国時代展 -A Century of Dreams-」。坂本龍馬の手紙や新資料を展示する「特別展覧会 没後150年坂本龍馬」、ふたつの展覧会がそれぞれ東京都江戸東京博物館で開催されることが決定した。「戦国時代展 -A Century of Dreams-」は織田信長、上杉謙信など、戦国時代に台頭した戦国武将にまつわる歴史資料や、狩野派絵師の作品など美術工芸品を展示。約100年に及ぶ歴史を紹介する。「特別展覧会 没後150年坂本龍馬」では自由奔放な生き様や家族への愛情が伝わってくる龍馬の手紙を展示。そのほか、近年になって発見解明された書状や剣術免状、近江屋で暗殺された際に龍馬が敵刃を受けたとみなされる刀など、貴重な関連資料も展示される。「戦国時代展 -A Century of Dreams-」は11月23日(水・祝)から2017年1月29日(日)まで、東京都江戸東京博物館で開催。その後、京都、山形を周る。「特別展覧会 没後150年坂本龍馬」は京都、長崎で開催されたのち、2017年4月29日(土・祝)から6月18日(日)まで東京都江戸東京博物館で開催。■「戦国時代展 -A Century of Dreams-」【東京会場】東京都江戸東京博物館(東京都)2016年11月23日(水)~2017年1月29日(日)【京都会場】京都府京都文化博物館(京都府)2017年2月25日(土)~4月16日(日)【山形会場】米沢市上杉博物館(山形県)2017年4月29日(土)~6月18日(日)■「特別展覧会 没後150年 坂本龍馬」【京都会場】京都国立博物館(京都府)2016年10月15日(土)~11月27日(日)【長崎会場】長崎歴史文化博物館(長崎県)2016年12月17日(土)~2017年2月5日(日)【東京会場】東京都江戸東京博物館(東京都)2017年4月29日(土)~6月18日(日)【静岡会場】静岡市美術館(静岡県)2017年7月1日(土)~8月27日(日)
2016年05月17日2014年7月、中咽頭癌であることを公表し、音楽活動の休止を余儀なくされた坂本龍一が2本の映画音楽で復帰を果たした。1本は山田洋次監督の『母と暮せば』。そして、もう1本は第88回アカデミー賞で3冠に輝いた『レヴェナント:蘇えりし者』だ。本人にとって「人生で初めての経験」と認める大病は、死を見つめる思わぬ機会となった。2本の映画は偶然にも、「生と死」の境界を超えた「蘇り」がテーマになっており、一握りのアーティストだけが引き寄せる運命的な必然性を感じ取るファンもいるはずだ。インタビューでは『レヴェナント:蘇えりし者』に話題を絞り、「療養と並行した音楽制作ですごくきつかったが、何があってもやらなければと内心思った」同作について話を聞いた。映画は未開拓の荒野を舞台に、瀕死の重傷を負った上に仲間に見捨てられ、最愛の息子まで奪われた孤高のハンターが、復讐を果たす荘厳なサバイバル超大作。悲願のアカデミー賞主演男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオの熱演はもちろん、史上3人目となる2年連続の監督賞に輝いたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの力強い演出、3年連続でオスカー像を手にしたエマニュエル・ルベツキの撮影も観客の魂を揺さぶる。「イニャリトゥとルベツキのコンビは、前作の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』もすごかったけど、今回はまた違う次元に踏み込んでいて、圧倒された。本当にどこに行っちゃうんでしょうね(笑)。欧米ではシンプルに復讐の物語だと評する声も多いようですが、僕自身は自然こそが映画の主人公だと思いました。どんな壮絶なドラマであっても、大自然にしてみれば、小さなもので…。音楽制作もその点を念頭に置きました」。長編デビュー作『アモーレス・ペロス』(’00)の大ファンだという坂本さん。『バベル』(’06)では坂本さんの既存楽曲が印象的に使用された縁もあり、電話で会話したり、イニャリトゥ監督がコンサートに足を運ぶなど、自然な形で親交を深めていた。初の本格タッグを組むと、「もともとラジオDJだから、耳がすごくいいんですよ。一瞬の視線の動きで、感情がガラッと変わるシーンもあり、それを表現する音の指示も細かい」とプロをうならせる、手ごわい相手だった。そんな二人が 『レヴェナント:蘇えりし者』の映画音楽に関して一致したのは、ミニマルな音像の追求だ。「イニャリトゥが言っていたのは、『メロディよりもサウンドだ。サウンドの積み重ねが必要なんだ』ということ。この点は僕も同感でしたね。先ほども言いましたが、映画の主役はあくまで自然。音楽が空気のように存在し、映像が捉えた自然の素晴らしさを下支えしたかった。抒情的でメロディアスな楽曲では、空気感を台無しにしかねないですから」。その言葉通り、シンセサイザー、オーケストラ、ノイズがせめぎ合いながら、最小限の音の集合体となり、大自然と対峙する主人公の息づかいにシンクロする、いわば「呼吸する音楽」が生み出された。「確かに息は、音の重要なテーマでしたね。自分の息だけが聞こえる無音の世界に、ポツンと取り残された孤独感、無力感、緊張感に寄り添うような、一種の間(ま)を大切にしたし、風が吹く音、雪を踏む音なども、作曲の上で大きな役割を果たしました」。今月には所属レーベル「commmon」の設立10周年を記念し、東京・恵比寿ガーデンプレイスで「commmons10 健康音楽」と題したイベントを開催したばかり。また、『レヴェナント:蘇えりし者』に続く新たな映画音楽の製作も手がけ、「詳細は6月頃に発表される予定。日本の映画で9月に公開されますよ」と大病を乗り越え、アーティスト活動はますます精力的になっている。まさに「呼吸するように」音楽を生み出す坂本さんの今後に注目だ。(text:Ryo Uchida/photo:Nahoko Suzuki)
2016年04月20日音楽家の坂本龍一(64)が7日、都内で行われた映画『レヴェナント:蘇りし者』(4月22日公開)の特別試写会に出席し、音楽を担当した本作のメインテーマ曲などをピアノで生演奏した。第88回アカデミー賞でレオナルド・ディカプリオが悲願の主演男優賞を、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が2年連続となる監督賞を受賞した本作。音楽を担当した坂本は、監督の右腕的な人物から「明日LAに来てくれ」と電話で突然言われたと、本作に関わることになった経緯を説明した。そして、制作途中の本作を初めて見た時は「映像に圧倒された」と言い、「(前作の)『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』もぶったまげたけど、その次のレベルに行っていた」と当時の衝撃を告白。そこから約6カ月かけて音楽を作り上げ、完成した映画を見た時は「音楽が大きい」と驚いたという。「映画によっては思っていたより下げられ聞いてほしいところが聞こえないというのはよくある。今回はでかい! うれしいといえばうれしいんだけど、ちょっとでかすぎじゃないかなって心配した」と笑った。また、監督について「音楽に対する耳とセンスがめちゃくちゃいい。驚くほど精度の高い耳でああだこうだ言ってくるのでやる方としては困る。細かいです」と、笑いながらその耳を称賛。「またオファーがあったらやりますか?」と質問されると、「来ないと思いますけど」と笑いつつ、「デビュー作の『アモーレス・ペロス』から注目して大好きな監督だったので、万が一また依頼してくれたら喜んでやります」と答えた。さらに、自身の近況を聞かれると、「2年前に人生初の大病をしましたが、おかげさまで治って、こんなハードな仕事もできるようになりました」と中咽頭がんを乗り越えた話をし、「体重も10キロ減ってスリムになって、安心して人前に出られるようになりました」と笑顔で報告。「映画も音楽も健康じゃないと楽しめない」「音楽と健康はすごい大事な結びつきなんだなと身をもって知りました」と語った。イベントでは、本作のメインテーマ曲などをピアノで生演奏し、観客を魅了。演奏後には、ピアノを愛おしそうにいじり、「ピアノをなでたり、ぶったり、押さえたり、いろいろしてるんです」と、いろんな方法で音を生み出したことを明かした。(C)2016 Twentieth Century Fox
2016年04月08日音楽家の坂本龍一が4月7日(木)、音楽を手がけた<a href="">『レヴェナント:蘇えりし者』</a>の特別試写会に出席。再び日本映画の音楽を担当し、9月に封切られることを明かした。タイトルを含めた詳細は「6月に情報解禁される予定」だといい、ファンの拍手を浴びていた。この日は会場となった東京・恵比寿 ザ・ガーデンホールでの試写を前に、坂本さんがピアノの生演奏を披露する贅沢な一夜に。映画のメインテーマ曲を含め3曲、約10分間の演奏が、スクリーンに投影された本編映像との幽玄なコラボレーションを実現させた。未開拓の荒野を舞台に、瀕死の重傷を負った上に仲間に見捨てられ、最愛の息子まで奪われた孤高のハンターが、復讐を果たすため、約300kmの壮絶なサバイバルを繰り広げる。第88回アカデミー賞でレオナルド・ディカプリオが主演男優賞を初受賞し、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが2年連続の監督賞に輝いた。イニャリトゥ監督からのオファーを受け、完成前の映像を目にした坂本さんは「映像に圧倒されましたね。この前の<a href="">『バードマン』</a>もたまげたけど、早くも次のレベルに踏み出していて『この人は、どこに向かうんだろう』と思った」。イニャリトゥ監督については、「音楽に対する耳とセンスが驚くほどいい」そうで、「指示が細かいし、数か月前に作った曲のこともしっかり覚えているから、参りましたね(笑)」とふり返った。完成に至るまで「きっとラフなものも含めて、300回くらい観ているかも。当然だけど、(映像管理の)セキュリティも厳しかった」と坂本さん。劇中に自身の音楽が流れる完成版を観て、「音が大きかった。うれしいと言えばうれしいけど…大きすぎ(笑)」と照れ笑いを浮かべ、「映画のテーマは、自然と人間の葛藤」と話していた。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月07日レオナルド・ディカプリオ主演映画『レヴェナント:蘇えりし者』で音楽を手がけた坂本龍一が作品の魅力と音楽について語った“音楽版予告”が公開になった。坂本が手がけた音楽も登場する。『レヴェナント:蘇えりし者』音楽版予告映像映画は、アメリカ西部の未開拓の荒野を旅する途中で熊にノドを裂かれて瀕死の状態に陥るも、仲間のジョン・フィッツジェラルドに置き去りにされてしまった主人公ヒュー・グラスが、自然の脅威に立ち向かいながら、死の淵から蘇り、約300キロもの旅をして、フィッツジェラルドに復讐しようと壮絶なサバイバルに挑む姿を描いたもの。映像の冒頭に登場した坂本は「この作品には息を呑むような素晴らしい映像が詰まっています。私は音楽で、主人公ヒューグラスの壮大なドラマを表現しました」とコメント。劇中の音楽は坂本、“アルヴァ・ノト”ことカールステン・ニコライ、The Nationalのギタリストでもあるブライス・デスナーが担当。監督から『メロディよりもサウンドだ。サウンドの積み重ねが必要なのだ!』というリクエストを受けた坂本は、ミニマルな構成でドラマを支える“サウンド”を構築。制作された楽曲と、こだわり抜かれた映像、ディカプリオの決死の演技は見事に調和しており、「人間ドラマを包む大きな自然というものを音楽で描きたかった」という坂本の言葉に思わずうなづいてしまう映像になっている。『レヴェナント:蘇えりし者』4月22日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか 全国ロードショー
2016年04月01日いよいよ来週、TBS、BS-TBSほかにてTVアニメのオンエアが開始する『坂本ですが?』の公式サイトに、4月1日になった途端『昭和元禄坂本心中』というイラストとそのあらすじが現れた。■『昭和元禄坂本心中』あらすじクール、クーラー、クーレスト噺家の登場!?この物語は、とあるクール、いや、クーレストな噺家・坂本の落語人生を綴ったものである――。有楽亭入問早々、落語界の、いや世界中の注目を集める一人の前座がいた。その名は坂本(さかもと)。この春4月よりいよいよTVアニメ化! 超スタイリッシュな噺家・坂本から目が離せない!?イラストには座布団を何重にも重ねたスタイリッシュな高座で見事にバランスを取り、涼しい顔で落語をする『坂本ですが?』の主人公・坂本の姿が。実はこのイラストはTVアニメ『坂本ですが?』と『昭和元禄落語心中』のエイプリルフール企画によるスペシャルコラボイラストによるもの。さらにイラストページ上にリンクされている『昭和元禄落語心中』の公式サイトにもアクセスすると、"落語心中"のメインキャラクター・菊比古が、坂本のように学ランに黒ぶちメガネを着用し、学校の教室で落語をするというイラストが現れ、こちらも架空の作品『菊比古ですが?』のあらすじとそのスペシャルコラボイラストが見ることができる。(C)佐野菜見・KADOKAWA/坂本ですが?製作委員会
2016年04月01日2016年4月よりTBSほかにて放送開始となるTVアニメ『坂本ですが?』。その初単独イベントが4月23日に丸の内ピカデリーにて開催されるが、その詳細が決定した。当日は4月7日より放送開始のTVアニメ『坂本ですが?』の生コメンタリー付き振り返り、超先行上映会、トークショーを予定。緑川光(坂本役)、檜山修之(ケンケン役)、稲田徹(丸山先輩役)をはじめ、オープニング・エンディングテーマを担当するカスタマイZ、スネオヘアーが出演する。○「坂本ですが?」初単独イベント! ~スタイリッシュトーク&クーレスト上映会~ - 開催概要【日時】2016年4月23日(土)1)19:00開始(終了予定20:15頃)2)20:50開始(終了予定22:15頃)※開始、終了時間は前後する場合がある。【場所】丸の内ピカデリー3【登壇者】緑川光(坂本役)、檜山修之(ケンケン役)、稲田徹(丸山先輩役)、カスタマイZ(OPアーティスト)、スネオヘアー(EDアーティスト)ほか※ゲストは都合により、予告なく変更となる場合がある。【内容】登壇者によるトークショー、生コメンタリー付き振り返り、及び先行上映※各上映会はそれぞれ一部上映話数が異なる。【料金】2,500円均一(税込)チケットは、ローソンチケットにて「プレリクエスト先行(抽選)」(エントリー期間:4月2日(土)11:00~4月6日(水)23:59)が行われるほか、4月9日(土)は一般販売を予定。各詳細についてはアニメ公式サイトをチェックしてほしい。(C)佐野菜見・KADOKAWA/坂本ですが?製作委員会
2016年03月31日2016年4月7日(木)よりTBSほかにて放送開始となるTVアニメ『坂本ですが?』だが、4月23日(土)に初の単独イベントの開催が決定した。気になるイベント内容は"超先行上映&トーク"という情報のみが告知されており、イベントにはキャスト陣から緑川光(坂本役)、檜山修之(ケンケン役)、稲田徹(丸山先輩役)、そして主題歌を担当するカスタマイZ、スネオヘアーの出演が予定されている。○TVアニメ『坂本ですが?』超先行上映&トークイベント概要【日時】4月23日(土)【場所】丸の内ピカデリー3【出演】緑川光(坂本役)、檜山修之(ケンケン役)、稲田徹(丸山先輩役)、カスタマイZ(OP主題歌担当)、スネオヘアー(ED主題歌担当)予定【内容】超先行上映&トーク※チケットの発売情報などそのほか詳細はあらためて発表される。※夕方以降の開催予定となっている。(C)佐野菜見・KADOKAWA/坂本ですが?製作委員会
2016年03月17日先日待望のTVアニメ化が発表され、主人公の高校生・坂本を人気声優の緑川光が演じることで話題になった人気コミック作品『坂本ですが?』が、2016年4月7日(木)よりTBSほかにて放送開始となることが決定した。今回は放送情報に加え、Cool!な新規キービジュアルやPVの公開をはじめ、追加キャスト情報、主題歌情報など、スタイリッシュに大量の情報が解禁された。まず、TVアニメのオープニング主題歌はカスタマイZ、ED主題歌はスネオヘアーが担当。カスタマイZが担当するOP主題歌「COOLEST」のジャケット写真やMVは、メンバー全員が「坂本」ようにスタイリッシュに学ラン・黒ぶちメガネを着用するという、まさにCOOLESTなビジュアルになっているようなので、こちらもカスタマイZ公式サイトやYouTubeチャンネルでチェックしてみよう。CDの発売は2016年4月27日を予定。エンディング主題歌はスネオヘアーが歌う「無くした日々にさよなら」。こちらは、スネオヘアーの3年ぶり9枚目のメジャーアルバムとして2016年5月25日にリリースされる全14曲入り「0 (読み:ラブ)」に収録される予定となっている。さらに注目のキャスト陣は、主人公・坂本を緑川光が演じるのをはじめ、久保田吉伸役を石田彰、あっちゃん役を杉田智和、まりお役を武内健、ケンケン役を檜山修之、瀬良裕也役を森久保祥太郎、黒沼あいな役を堀江由衣、藤田恵役を中原麻衣、カナちゃん役を田村ゆかり、みーちゃん役を植田佳奈、八木さん役を生天目仁美、田中さん役を藤田咲、エリカ役を高橋美佳子、森田役を前野智昭、安田役を鈴木達央、小林茂役を矢部雅史、角田先生役を中田譲治、久保田茂美役をくじら、丸山先輩役を稲田徹、8823先輩役を遊佐浩二、深瀬さん役を岩田光央がそれぞれ演じるという豪華な顔ぶれとなっている。坂本 : 緑川光久保田吉伸 : 石田彰あっちゃん : 杉田智和まりお : 武内健ケンケン : 檜山修之瀬良裕也 : 森久保祥太郎黒沼あいな : 堀江由衣藤田恵 : 中原麻衣カナちゃん : 田村ゆかりみーちゃん : 植田佳奈八木さん : 生天目仁美田中さん : 藤田咲エリカ : 高橋美佳子森田 : 前野智昭安田 : 鈴木達央小林茂 : 矢部雅史角田先生 : 中田譲治久保田茂美 : くじら丸山先輩 : 稲田徹8823先輩 : 遊佐浩二深瀬さん : 岩田光央ほか○TVアニメ『坂本ですが?』PV■ゲームアプリのリリースも決定!?GOODROIDは、2016年4月放送開始のTVアニメ『坂本ですが?』とコラボレーションしたスマートフォン向けゲーム『坂本ですが?秘技…フリータイムキラー』のイメージイラストと開発中画面を3月12日(土)に行われたアニメの先行上映会にて発表した。本作は、4月放送開始アニメ『坂本ですが?』の個性豊かなキャラクターたちが登場し、学園生活での様々なトラブルをスタイリッシュに解決していく学園シミュレーション要素が入った"スタイリッシュ"放置ゲーム。アニメ中に登場する名シーンがゲームの中で登場するほか、放送中のアニメとの連動するイベントも予定されているという。iOS/Adnroid向けに4月末のリリース予定となっている。TVアニメ『坂本ですが?』は、2016年4月7日(木)よりTBSにて毎週木曜の深夜2時28分~に放送されるのをはじめ、MBS、CBC、BS-TBSほかにて放送開始予定。そのほか詳細はアニメ公式サイトなどをチェックしてほしい。(C)佐野菜見・KADOKAWA/坂本ですが?製作委員会
2016年03月12日KADOKAWA「ハルタ」にて連載された佐野菜見氏が描く『坂本ですが?』のTVアニメ化が決定! TBS・BS-TBSにて2016年4月より放送開始となる。■『坂本ですが?』ストーリー概要クール、クーラー、クーレスト高校生の登場!この物語は、とあるクール、いや、クーレストな高校生・坂本の学園生活を綴ったものである――。 入学早々、クラスの、いや学校中の注目を集める一人の生徒がいた。その名は坂本(さかもと)。彼にかかれば、ただの反復横跳びは、秘技「レペティションサイドステップ」へと変貌し、上級生からの「パシリ」は、「おもてなし」へとクラスチェンジする。そんな彼のクールな一挙手一投足から、目が離せない。2013年度「コミックナタリー大賞」第1位、2013年度「ダ・ヴィンチ上半期 BOOK OF THE YEAR」男性マンガ部門第1位、「このマンガがすごい! 2014」オトコ編第2位など、数々の賞を受賞している人気コミックス『坂本ですが?』。TVアニメ化にあたり、監督を高松信司氏、キャラクターデザインを中嶋敦子氏、音楽を福田裕彦氏、アニメーション制作をスタジオディーンが担当する。注目のキャストだが、坂本役は緑川光が担当することが発表されている。○TVアニメ『少年メイド』との合同イベントを3/12に開催さらに放送直前となる3月12日(土)には、東京・有楽町朝日ホールにて、同じくTBS4月新番となる『少年メイド』との合同イベント「TVアニメ第1話合同先行上映会」が開催される。イベントでは、第1話の先行上映とともに、キャスト&監督トークも予定されている。イベントは、16:30~/19:00~の2回行われ、チケットの価格は各回とも3,240円(税込)。チケット販売は1月16日(土)の10時よりローソンチケットにて発売開始となる(会員先行販売)。■「『少年メイド』×『坂本ですが?』TVアニメ第1話合同先行上映会」概要【開催日】2016年3月12日(土)【開催時間】1回目 開場16:00~ / 開演16:30~2回目 開場18:30~ / 開演19:00~【会 場】有楽町朝日ホール【価 格】3,240円(税込 / 全席指定) ※1人2枚まで【出演者】少年メイド : 藤原夏海・島﨑信長・前野智昭坂本ですが? : 緑川光・高松信司監督、ほか【内 容】少年メイド : キャストトーク/第1話先行上映坂本ですが? : キャスト&監督トーク/第1話先行上映チケットは、1月16日(土)12:00~1月20日(水)23:59の期間、ローソンチケット(Lコード:31913)にて会員先行販売(会員登録無料 / チケット料金と別途先行手数料などが発生する / クレジット決済のみ)が行われ、当落・決済・発券などは1月22日(金)15:00~の予定となっている。なお、一般販売は、1月23日(土)10:00の予定。そのほか詳細は、TVアニメ『坂本ですが?』公式サイトなどをチェックしてほしい。(C)佐野菜見・KADOKAWA刊/坂本ですが?製作委員会
2016年01月15日2016年4月よりTBS、BS-TBSにて放送開始となるTVアニメ『少年メイド』(原作:乙橘)より、メインキャスト3名が発表され、それにあわせて、『坂本ですが?』との合同イベントが3月12日(土)に開催されることも明らかとなった。『少年メイド』は、「B’s-LOG COMIC」(KADOKAWA刊)に連載中の、しっかり者のメイド少年とグータラ大人の織り成すハートフル疑似家族コメディ。原作コミックスは現在8巻まで発売されている。○TVアニメ『少年メイド』登場キャラクター注目のメインキャスト陣は、主人公の小宮千尋役を藤原夏海が担当。そして鷹取円役を島﨑信長、篠崎桂一郎役を前野智昭がそれぞれ務める。■小宮千尋 (cv. 藤原夏海)ある日突然、天涯孤独の身の上に。母・千代の弟である鷹取円に引き取られた。「働かざるもの食うべからず!」がモットーなので、鷹取家に置いてもらう代わりに、家事全般を引き受けている。■鷹取円 (cv. 島﨑信長)千尋の母・千代の弟であり、千尋の叔父。のんびりした性格で、ズボラで部屋も散らかし放題。単なるニートかと思いきや、衣装デザイナーの仕事をしている。■篠崎桂一郎 (cv. 前野智昭)円の秘書を務める。千尋が来るまでは、円の生活全般の面倒をみていたが、見かけによらず家事が下手なので、家の中はガタガタだった。○TVアニメ『坂本ですが?』との合同イベントを3/12に開催さらに放送直前となる3月12日(土)には、東京・有楽町朝日ホールにて、TBS4月新番の『少年メイド』と『坂本ですが?』による合同イベント「TVアニメ第1話合同先行上映会」の開催が決定。イベントでは、第1話の先行上映とともに今回発表された3名のキャストによるトークショーも予定されている。イベントは、16:30~/19:00~の2回行われ、チケットの価格は各回とも3,240円(税込)。チケット販売は1月16日(土)の10時よりローソンチケットにて発売開始となる(会員先行販売)。■「『少年メイド』×『坂本ですが?』TVアニメ第1話合同先行上映会」概要【開催日】2016年3月12日(土)【開催時間】1回目 開場16:00~ / 開演16:30~2回目 開場18:30~ / 開演19:00~【会 場】有楽町朝日ホール【価 格】3,240円(税込 / 全席指定) ※1人2枚まで【出演者】少年メイド : 藤原夏海・島﨑信長・前野智昭坂本ですが? : 緑川光・高松信司監督、ほか【内 容】少年メイド : キャストトーク/第1話先行上映坂本ですが? : キャスト&監督トーク/第1話先行上映チケットは、1月16日(土)12:00~1月20日(水)23:59の期間、ローソンチケット(Lコード:31913)にて会員先行販売(会員登録無料 / チケット料金と別途先行手数料などが発生する / クレジット決済のみ)が行われ、当落・決済・発券などは1月22日(金)15:00~の予定となっている。なお、一般販売は、1月23日(土)10:00の予定。そのほか詳細は、TVアニメ『少年メイド』公式サイトなどをチェックしてほしい。(C)乙橘・KADOKAWA刊/少年メイド製作委員会
2016年01月15日1月1日(金)にNHK-FMにて放送される毎年恒例の音楽特番「坂本龍一 ニューイヤー・スペシャル」に坂本龍一が復帰!ゲストとして、坂本氏が音楽を担当した『母と暮せば』から監督の山田洋次と女優・吉永小百合が出演することが明らかとなった。故・井上ひさしの遺志を継ぎ、名匠・山田監督が脚本を執筆、「嵐」の二宮和也と大女優・吉永さんが親子役で初共演を果たすことで大きな注目を集めた映画『母と暮せば』。山田洋次監督の83作目にして最新作である本作で、昨年より病気療養中だった坂本氏が仕事復帰第1弾として音楽を担当。日本を代表する名匠同士が初めてタッグを組み、優しく泣けるファンタジー作を創りあげた。そんな坂本氏が、毎年元旦に放送するのが恒例の本番組。昨年は坂本氏の病気治療のため、タブラ奏者のU-zhaanがパーソナリティを担当。来年の放送では、はれて仕事復帰となった坂本氏がパーソナリティとしても復帰を果たす。ゲストには、『母と暮せば』が公開中の山田監督と吉永さんが登場し、映画や音楽の魅力がたっぷりと語られるという。豪華3人による鼎談はファンならずとも必聴だ。さらに番組では、坂本氏のスタジオピアノ演奏も復活。年明けには坂本氏が音楽を手がけ、ゴールデングラブ賞にノミネートされた『レヴェナント:蘇りし者』の公開を控え、”教授”こと坂本氏の復帰後の活動にさらなる注目が集まりそうだ。「坂本龍一 ニューイヤー・スペシャル」は、1月1日(金)22時~0時NHK-FMにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月22日ピクスタは10日より、 新たに写真・イラスト・動画素材のマーケットプレイス「PIXTA」の素材を購入する全会員を対象に、 権利侵害(著作権侵害、 肖像権侵害など)が発生した場合、これに起因する損害を補償する「安心補償サービス」を開始する。「安心補償サービス」は、 PIXTAで購入したデジタル素材(未加工のもの)に権利侵害(著作権侵害、 肖像権侵害等)が発生した場合に、 これに起因して購入者(会員)が被った損害を一定の条件においてピクスタが補償するというもの。同サービスを利用するにあたっての追加費用は不要。素材を最初にダウンロードした日から1年間を有効期限として、自動的に開始される。補償限度額は、会員ごとの総計で100万円まで。購入者である会員が利用規約等に違反していないこと等を条件に補償する。今回「安心補償サービス」を開始した背景には、昨今の社会的な著作権侵害に対する意識の向上や、企業のコンプライアンス意識の高まりを受け、多くの企業が日々使用するデジタル素材の著作権や肖像権について、 今まで以上に意識を向けるようになったこと、そして素材購入者のクリエイティブ活動をサポートすることで、同社のブランド価値を向上させたいという狙いがあるとのこと。また、同サービスの開始に合わせ、ピクスタ主催の無料セミナー「いまさら聞けない!クリエイティブの現場で必要な著作権入門」を開催。主にデザイナーやディレクターなどクリエイティブ業界の担当者を対象に、 デジタル素材を利用する上で知っておくべき権利の基礎知識として、「デジタル素材の著作権者は誰か、 購入したら著作権はどこに帰属するのか」、「そもそも「フリー素材」とは何がどこまで「フリー」なのか」、「被写体の肖像権はどうなっているか」などのトピックについて、過去に起きた訴訟の判例を交えながら語られる。なお、セミナーの開催日時は12月16日 19:00~(受付18:30~)、会場は東京都・渋谷のピクスタ 3Fセミナールーム。事前申込制で、Webページより手続きが可能となっている(12月15日 14:00締め切り)。
2015年12月11日レオナルド・ディカプリオが、先日発覚したフォルクスワーゲン社のディーゼル排ガス規制不正問題についての映画化権を取得した。「Hollywood Reporter」誌によると、レオナルドの製作会社「Appian Way」とパラマウント・ピクチャーズ社は、フォルクスワーゲン社が自社のディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題について「New York Times」のジャック・ユーイング記者が執筆中の本の映画化権を取得した。フォルクスワーゲン社が、アメリカの自動車排ガス規制対策としてディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していたことは先月、アメリカの環境保護庁によって明らかにされた。以来、全米だけでリコール対象はおよそ50万台、全世界では1,100万台にもなると見られ、同社の前CEOが引責辞任している。地球の温暖化対策や絶滅の危機にある動物の保護など、環境保護活動に熱心なレオナルドにとって、これは絶対に手掛けたいテーマだろう。現時点では、映画化はドキュメンタリーになるのか、フィクションか、監督や出演などについても未定。レオナルドは「Netflix」でも環境問題をテーマにしたドキュメンタリー・シリーズのプロデュースにあたる予定だ。(text:Yuki Tominaga)
2015年10月15日