長身でスタイルがいい人に注目特に海外旅行をする際は、長時間飛行機に乗っていることも多いので、少しでも快適に過ごしたいものです。そんなとき、美人のCAがいたらちょっと嬉しいですよね。そこで、431名のマイナビニュース会員の男性にCAの制服が似合いそうな若手女優について聞きました。理想のCAに選ばれたのは、果たして誰でしょうか?>>女性編も見るQ.CAの制服が似合いそうな若手女優を教えてください(複数回答)1位新垣結衣28.3%2位北川景子16.7%3位綾瀬はるか16.5%4位堀北真希13.9%5位石原さとみ11.8%■新垣結衣・「黒髪のロングが似合いそう」(36歳/通信/技術職)・「顔立ちがまさにCAですね」(41歳/ソフトウェア/営業職)・「首のスカーフが似合いそう」(27歳/医療・福祉/専門職)■北川景子・「きりっとした美人が似合うと思う」(34歳/機械・精密機器/販売職・サービス系)・「大人っぽいから」(22歳/金融・証券/営業職)・「すらっとしたスタイルと上品な感じが似合っている。ファーストクラスのCAにいそう」(26歳/不動産)■綾瀬はるか・「映画でもやっていたので」(27歳/自動車関連/技術職)・「スタイルが良いので、似合うと思うから」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「笑顔の素敵な女優さんだから」(33歳/その他/販売職・サービス系)■堀北真希・「あまり派手でないので」(47歳/医療・福祉/専門職)・「清楚な感じなので」(22歳/電機/事務系専門職)・「きりっとした感じが制服とマッチしていると思うから」(48歳/その他/事務系専門職)■石原さとみ・「厚い唇」(30歳/電機/技術職)・「接客業が向いてそう」(29歳/情報・IT/技術職)・「きれいに着こなしそう」(30歳/小売店/販売職・サービス系)■番外編:やはりスタイルが決め手・榮倉奈々「スタイルがいいから」(31歳/運輸・倉庫/営業職)・長澤まさみ「脚が綺麗でスタイルが良いので映えそう」(30歳/機械・精密機器/技術職)・本田翼・水川あさみ「さわやかそう」(28歳/農林・水産/技術職)総評栄光の1位に輝いたのは「新垣結衣」です。意見の大半は、かわいくて長身だからというものでした。CMでもCAっぽい制服を着ていますが、よく似合っていますね。続く2位の「北川景子」も、圧倒的に美人でスタイルがいいという意見が多かったです。中にはクールだからという評も見受けられました。3位「綾瀬はるか」は、映画で実際にCA役を演じていて、その制服姿が似合っていたという意見が多数。続く4位の「堀北真希」は、清純なイメージが好感を持たれたようです。それは5位「石原さとみ」も同じで、やはりCAに求められているのは、優しさや清潔さだというのがうかがえます。そのほかの評はわかれましたが、基本的にはスタイルが良くて顔が小さいというのが、CAの制服が似合うかどうかのポイントのようです。今回選ばれた若手女優のみなさんは、その条件に見合っている方ばかり。CA役もハマりそうです。(文・OFFICE-SANGA繁原稔弘)調査時期:2013年3月23日~2013年3月30日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性431名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】あったらうれしい機内食ランキング【男性編】食事かサービスか制服か!?乗りたいエアラインランキング【男性編】一緒に旅してみたい旅・紀行番組でおなじみの芸能人ランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年04月14日gooランキングが調査結果を発表新しい年がスタートし、元旦婚や新年早々の婚約発表など、著名人のゴールインに関するニュースが多数伝えられ、今年も注目を集めている。結婚といえば、女性の永遠の憧れ“ウエディングドレス”が、まず一番に思い浮かべられるところだが、特別な美しさのあるウエディングドレス姿、世間はだれのそんな姿を見てみたいと思っているのだろうか。gooランキングが「ウエディングドレス姿を見たい女優は?」と尋ねたランキングを発表しているので、チェックしてみたい。この調査はNTTドコモ「みんなの声」にてインターネット投票で実施されたもので、期間は昨年2012年の11月17日~11月24日、有効投票数は10111票となっている。(画像はイメージ)2011年同様調査とも合致、なりたい顔でもトップランキング結果のベスト10をみてみると1位綾瀬はるか2位北川景子3位新垣由衣4位堀北真希5位井上真央6位香里奈7位武井咲8位桐谷美玲9位宮崎あおい10位吉瀬美智子となっている。トップ3につけた3人は、奇しくも2011年のgooランキング「ウエディングドレス姿を一目見てみたい女性有名人ランキング」とぴったり一致。上位は不動の人気で、注目度の高い存在となっていることがうかがえる。綾瀬はるかは「なりたい顔ランキング」でもトップに選ばれるなど、女性から憧れられることも多い。そんな彼女のウエディングドレス姿はぜひ見てみたい、絶対にキレイ!と考える向きも多いのかもしれない。昨年6月の映画「ホタルノヒカリ」の公開記念イベントでは、ウエディングドレス姿を披露した綾瀬。2位の北川はドラマ「謎解きはディナーのあとで」で、3位の新垣もドラマ「全開ガール」で、それぞれウエディングドレス姿を劇中披露している。こうした場面ではその姿をすでに披露している彼女たちだが、本物のウエディングドレス姿の美しさは、やはり幸せオーラもまとって、さらに特別な輝きをまとったものとなるのだろう。近くその姿を見ることができる人も含まれているのか、今年も注目される。元の記事を読む
2013年01月05日ライフスタイルショップを展開するSOUはこのほど、東京都港区北青山に本物志向のワインバー「北青山ワインガーデン」をオープンした。同店は「ワインは気軽に食事と楽しめる」というコンセプトのもと、格式が高いイメージのあるグラスワインを690円から用意した。東京の数々のワインバーでマネージャーを務めた、シニアソムリエの上片平隆史氏がワインを選定。常時100種類以上のワインを取りそろえ、フランス、イタリアはもとより、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカなどニューワールドのワインも多数用意する。料理は、和食で修業したシェフが和の要素を取り入れながら、フレンチスタイルの本格的な料理を用意。店の内装は、北青山にふさわしい赤と黒の演出がほどこされている。営業時間は、17時~翌2時。定休日は日曜、祝日で、年内の祝日は営業となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日今年も残すところ2カ月弱。年末恒例の『NHK紅白歌合戦』、今年の司会は白組が嵐、紅組が堀北真希に決まり、そろそろ出場歌手も発表される頃だろう。メガ幸子(小林幸子)やAKB48、K-POP勢などの動向も気になるが、内々定との噂があるももいろクローバーZをはじめとした初出場枠は特に注目したいところ。そこで今回は「NHK紅白歌合戦に初出場しそうな歌手・グループ」を女性548名に聞いてみた。>>男性編も見るQ.NHK紅白歌合戦に初出場しそうな歌手・グループは?(複数回答)1位きゃりーぱみゅぱみゅ72.3%2位JUJU22.4%3位Superfly19.3%4位斉藤和義18.8%5位ナオト・インティライミ16.4%6位ゴールデンボンバー15.9%7位YUI10.6%8位サカナクション7.8%9位miwa6.8%10位SEKAI NO OWARI3.6%男性編を超える7割以上もの圧倒的な支持を得て、きゃりーぱみゅぱみゅが1位を獲得。「今年を代表する売れっ子」(33歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)というコメントのとおり、パリで開催された『Japan Expo』出演、11月6日の初の日本武道館公演など多くの話題を提供。来年にはワールドツアーを行うことが決定しており、「海外でも人気だから、その勢いが認められて紅白に出場しそう!」(26歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)という意見もあった。また、モデル出身ということから「衣装に注目が集まりそう」(25歳/金融・証券/営業職)という声も。2位は男性編では4位だったJUJU。「素敵な歌が多いから」(23歳/金融・証券/営業職)というように、ファンとして「出てほしい」と希望している人が今回のアンケートで最も多かった。「ドラマや映画の主題歌に起用されることが多く知名度が高い」(26歳/食品・飲料/その他)との声があり、CMや情報番組、ニュース、バラエティなどのテーマソングにも使用されているため、幅広い世代に認知されているようだ。「人気、実力ともにある」(28歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)と太鼓判を押す人も。3位は身長153cmと小柄ながらもパワフルな歌唱力に定評があるSuperfly。男性編と同じく「『まだ出場したことがないんだ』と驚いた」(22歳/医療・福祉/専門職)という意見が多かった。「NHKが似合う感じ」(23歳/食品・飲料/技術職)という声も。4位の斉藤和義は、昨年末にドラマ『家政婦のミタ』の主題歌「やさしくなりたい」がヒットしたため、「ドラマの影響で幅広い年齢層に知られるようになった」(28歳/医薬品・化粧品/技術職)という意見が寄せられた。男性編では7位だったナオト・インティライミは、女性編で5位にランクアップ。「歌もいいけど、顔もいい」(23歳/自動車関連/クリエイティブ職)と思っている女性ファンが多いのかも。■総評男性編と女性編、あまり大きな差はない結果になったが、女性編では同性として共感しやすいJUJU、イケメンのナオト・インティライミがランクアップ。6位のゴールデンボンバーに対しては、「今年出なければもう機会がなさそう」(32歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)という辛辣な意見とともに「出演を熱望しております」(22歳/情・IT/クリエイティブ職)というファンの声も少なくない。もし出場したら、楽器を弾かないエアバンドがどんな「ギターソロ」を見せてくれるか楽しみなところである。また、ランク外ながら、人気急上昇中の星野源にも注目したいところ。2013年公開の『聖☆おにいさん』のブッダの声優のほか、2本の主演映画の公開も控えており話題性は抜群。楽曲はもちろん、NHKのドラマに何度も出演しているため局内の好感度も高そう。ゴールデンボンバーの『女々しくて』のような煩悩を、星野源の『くだらないの中に』が除夜の鐘のように取り除いてくれない……か!?(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年10月19日~11月2日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性548名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】イクメンなジャニーズタレントランキング【女性編】AKB48、ももクロの次に"くる"アイドルグループランキング【女性編】メガネっ子No.1総選挙!AKB48のメガネが似合うメンバーランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年11月09日今年も残すところ2カ月弱。年末恒例の『NHK紅白歌合戦』、今年の司会は白組が嵐、紅組が堀北真希に決まり、そろそろ出場歌手も発表される頃だろう。メガ幸子(小林幸子)やAKB48、K-POP勢などの動向も気になるが、内々定との噂があるももいろクローバーZをはじめとした初出場枠は特に注目したいところ。そこで今回は「NHK紅白歌合戦に初出場しそうな歌手・グループ」を男性409名に聞いてみた。>>女性編も見るQ.NHK紅白歌合戦に初出場しそうな歌手・グループは?(複数回答)1位きゃりーぱみゅぱみゅ61.9%2位Superfly14.4%3位斉藤和義13.9%4位JUJU13.4%5位ゴールデンボンバー13.2%6位YUI12.5%7位ナオト・インティライミ10.0%8位miwa8.3%9位サカナクション7.8%10位SUPER☆GiRLS4.4%ぶっちぎりで1位を獲得したのは、11月6日に初の日本武道館公演を成功させたきゃりーぱみゅぱみゅ。「メディアの露出度がダントツだったから」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)という声が多かったように"今年最もブレイクした歌手"として初出場する可能性は非常に高い。来年にはワールドツアーが決定していることもあり、「話題性がある」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)という意見もあった。「インパクトの強い歌手を何組か選出する傾向にあるから」(30歳/金融・証券/営業職)と、近年の紅白の傾向を分析して選んだ人もいるようだ。2位は実力、人気ともに申し分なしのSuperfly。一昨年にはNHKサッカーテーマソング「タマシイレボリューション」を歌っていたこともあり、「まだ出ていないことが不思議」(30歳/ソフトウェア/技術職)と疑問に思う人も多かった。「Superfly自身が出場を断っていたのでは?」という噂もあるが、真偽のほどは……!? 「歌がうまい!」(47歳/ソフトウェア/クリエイティブ職)、「存在感がある」 (46歳/生保・損保/営業職)と40代からも支持を受けている実力派に今年はぜひ出場してもらいたい。3位は、来年でデビュー20周年を迎える斉藤和義。「ベテランなので期待できる」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)というほか、「昨年末に『家政婦のミタ』の主題歌がヒットしたから」(36歳/その他/その他)という声も。4位は11月7日に初のベストアルバムをリリースしたばかりのJUJU。「歌のうまさがピカイチ! あの低音は魅力的」(40歳/ソフトウェア/技術職)と絶賛する声も寄せられている。5位は今年に入って人気急上昇中の"楽器の弾けないエアバンド"ゴールデンボンバー。笑撃のパフォーマンスをウリにしているだけあって、「インパクト大!」(27歳/学校・教育関連/専門職)という意見が多数寄せられた。■総評海外からの評価も高く、ワールドツアーが決定しているきゃりーぱみゅぱみゅは、話題性抜群でほぼ当確と言っていいだろう。司会の堀北真希が、正式な芸名「きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ」って呼ぶところをもしかしたら見られるかもしれない。2位~4位のSuperfly、斉藤和義、JUJUは歌唱力が自慢の実力派ながら、当確と言えるほどの要素がないので何とも言えないが、人気は十分であることはわかる。また、6位のYUIは、9月にリリースした「fight」がNHK全国音楽コンクール中学校の部の課題曲に起用されたこともあり、出場はほぼ間違いないとも言われている。ランク外ながら出場を予感させるのは、今年発売したシングルが6作連続でオリコン週間チャートの1位を記録したSKE48。紅白応援隊のAKB48との同時出場となるか、こちらも楽しみに待ちたい。サプライズ候補として名前が挙がっている初音ミクは、ファンの反対もあって実現は難しいかもしれないが、人気は折り紙つきだ。果たして発表はいかに!?(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年10月19日~11月2日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性409名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】イクメンなジャニーズタレントランキング【男性編】AKB48、ももクロの次に"くる"アイドルグループランキング【男性編】メガネっ子No.1総選挙!AKB48のメガネが似合うメンバーランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年11月09日武井咲と松坂桃李という今年大ブレイクを果たした2人を迎え、累計発行部数900万部を超える人気少女漫画を映画化した『今日、恋をはじめます』の完成披露試写会が11月8日(木)に開催された。武井さんに松坂さん、原作者の水波風南、古澤健監督が舞台挨拶に登壇した。真面目が取り柄のダサい女子高生・つばきと成績優秀で自信満々のイケメン男子・京汰の恋を描いた本作。入学早々につばきはみんなの前で京汰にファーストキスを奪われ、「自分の女にする」と宣言までされてしまい戸惑うが…。劇中の制服に身を包んだ武井さんと松坂さんは大歓声に迎えられ、仲良く手を繋いで登場。武井さんは「私は今年3月に(高校を)卒業した身ですからまだまだ大丈夫です!」とニッコリ。「しかし!桃李くんは…どうですか?」と24歳の松坂さんに質問を装いつつツッコミ?松坂さんは「違う作品でパンプアップしたので(サイズが)若干、キツくなっている気がしますが、ビジュアル的には僕の中ではまだイケるんじゃないかと思っています」とアピールした。一方、武井さんのおさげ髪について松坂さんは「違和感ないですね。昭和な感じですよね、この人(笑)。僕は同じ時期に武井咲と(朝ドラの『梅ちゃん先生』で共演した)堀北真希という2人のおさげ髪を見てました。彼女(=堀北さん)も違和感なかったけど、あなたもとっても似合ってます」と頷いた。いきなりのキスで始まる本作だが、そんな恋について武井さんは「どうなんでしょう?撮影してみたら悪くなかったです。最初は『ん?そんなのダメです!』って感じでしたが、してみるとなかなかいいです(笑)。憧れというか、一回は経験してみたいと思いました」と明かした。松坂さんは驚きつつも「男子からしたら相当、勇気が要りますよ。でもアリと言っていただけると世の男子としては救われます」とホッとした表情。監督から「(アリなのは)“世の男子”というか、それは桃李くんだからです!」と突っ込まれると、「そういうのはテレるんで…」と困ったように顔を赤らめてうつむき客席の女性ファンを沸かせていた。さらに武井さんのリクエストで劇中の京汰の「今日からこいつ、オレの女にするから」というセリフを実演。武井さんの肩にガッチリと腕を回す熱演ぶりに客席は再び大歓声に包まれた。そんな2人の現場での様子について監督は「カメラが回ってないところでもいつもイチャイチャしてました」と“熱愛”ぶりを暴露。原作者の水波さんからは「最初は正直、少女漫画の実写化ってどうなんだろう?と思ってたけど、(現場や完成した作品を)観たらいままで私が観た少女漫画の実写作品の中で断トツの1位。2人のかわいさとカッコよさが際立ってました」と絶賛され、2人とも嬉しそうな笑みを浮かべていた。『今日、恋をはじめます』は12月8日(土)より全国にて公開。■関連作品:今日、恋をはじめます 2012年12月8日より全国東宝系にて公開© 2012映画「今日、恋をはじめます」製作委員会 © 水波風南/小学館
2012年11月08日「図書館戦争」や「阪急電車」など次々と著書が映像化されている、人気作家・有川浩。そんな彼女の地元・高知を舞台にした「県庁おもてなし課」(角川書店刊)の待望の映画化がこのほど決定!「関ジャニ∞」の錦戸亮と堀北真希が初共演を果たすことが明らかとなった。すでに発行部数20万部を突破し、雑誌「ダ・ヴィンチ」では“ブック・オブ・ザ・イヤー2011”で総合ランキング&恋愛小説ランキングで第1位を獲得、第3回ブクログ大賞小説部門で大賞を受賞している話題作の映画化となる本作。高知県庁・観光部に設置された観光促進を目的とする「おもてなし課」の職員・掛水とアルバイトの明神が、県出身の毒舌小説家・吉門の助言を元に高知県を新たな観光名所とするべく奔走する姿を描いたラブストーリー。錦戸さんは『ちょんまげぷりん』以来3年ぶりの映画主演となったが、今回演じるのはヤル気はあるが空気の読めない「おもてなし課」の職員・掛水史貴。「生まれも育ちも高知県の県庁職員役です。大阪出身ですが…」と早速不安げなコメント。しかし、初競演となる掘北さんについては「堀北さんとのお芝居はあの透明感に負けないよう、掛水として正面から体当たりで演じられればと思います。実在する『おもてなし課』という一風変わった課に勤務する平凡な男が、堀北さん演じる明神さんと出会い、一人前の“いごっそう”(※土佐弁で「気骨のある男」の意)に成長する姿をたくましく演じられるよう頑張りたいと思います!」と、久々の映画主演にやる気十分といった様子。一方の堀北さんが演じるのは、民間感覚と柔軟な発想力を兼ね備えたデキるアルバイト・明神多紀。「原作を読んで、目の前の壁を一つずつ乗り越えていく姿に元気をもらいました。方言にも挑戦させていただきますが、高知県のことを勉強して、地元の人になりきれるように頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。生まれも育ちも東京の堀北さんが、どんな土佐弁を繰り出すのか期待したい。本作は“ふるさと”を舞台にしたラブストーリーとあって、高知県の全面協力の下、高知の色彩豊かな大自然の景色をふんだんに盛り込んだ内容になるようで、錦戸さんからは「パラグライダーにも挑戦するという事なので、空から見下ろした高知県、日本の素晴らしさを掛水と共に、僕自身もたくさん気づけるんじゃないかな? と大変楽しみにしています!」とのコメントも。キャスト陣にはほかにも、高良健吾(毒舌小説家・吉門喬介役)や関めぐみ(伝説の元県庁職員の娘役)など人気・実力ともに兼ね備えた若手俳優の出演も決定している。さらに、本作の製作を務めるのは昨年スマッシュヒットを飛ばした『阪急電車片道15分の奇跡』のスタッフ陣。原作者の有川さんも「気心知れた『阪急電車』チームにまた作っていただけることがとても嬉しいです。ロケハンから楽しく参加させていただきました。後は錦戸さんの掛水や堀北さんの多紀に会えるのが楽しみで仕方ありません!」と期待感でいっぱいのようだ。『県庁おもてなし課』は2013年5月、全国東宝系にて公開。■関連作品:県庁おもてなし課 2013年5月、全国東宝系にて公開
2012年08月30日NHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の撮影が8月24日(金)にクランクアップを迎え、主演の堀北真希と松坂桃李が最後の撮影に臨み、その後、報道陣の取材に応じた。終戦直後の東京・蒲田を舞台に、女医の梅子を中心とした下町の人々の人情あふれる人間模様を描いた本作。昨年6月に堀北さんの主演が発表され、11月に撮影が開始し、撮影は10か月におよんだ。ラストは庭で梅子と夫の信郎が梅の木を見つめるシーンが撮影され、無事撮影が終了した。堀北さんと松坂さんは衣裳のまま登場し、2人で用意されたくす玉を割りクランクアップをお祝い。既に前日までに撮影を終えていた片岡鶴太郎、高橋克実、南果歩、鶴見辰吾らも2人のために駆けつけ、花束を手渡した。撮影を終えたばかりで堀北さんは「本当に終わったのかな?という感じ」とまだ実感がわかない様子。「長かったような短かったような10か月でした。戦後の蒲田で梅子として生きることができて充実していました」と笑顔で語り「スタッフ、キャストのみなさんが支えてくださってこの日を迎えられました。ひとりの力ではここまで来られなかったです」と感謝の思いを口にした。松坂さんは「(登場当初の)ボロボロの汚い格好から始まって気づいたら社長になってました(笑)。信郎に体を貸してもう一つの人生を歩んだような気持ちです」と感慨深げに語った。改めてこの「梅ちゃん先生」が自分の中でどんな作品になったかを尋ねられると、堀北さんは「いままでにない緊張やプレッシャーを感じながら取り組んできました。期間も長く、どうなるか先が見えないまま目の前のことに必死に取り組む10か月で不安は常にありましたが、貴重な経験でした」と充実した表情。印象深い出来事として2人が揃って挙げたのは、2人の結婚とこれから梅子が迎える出産のシーン。「どちらも私自身、経験したことがないことなので演じてみて印象的でした」と堀北さんが言えば、松坂さんも「いままでやったことがない役で嬉しかったです。『俺の子だ!やったぞ』という気持ちでした(笑)」としみじみと喜びを語った。共に人見知りだという2人は共演シーンの増えた6月頃から積極的に言葉を交わすようになったそう。「最初は会話が続かなかったけど(笑)、いまは楽しい良い関係で、夫婦で撮影を乗り切れました」(堀北さん)、「最初はクールな感じがしたけど、すごくピュアなんです」(松坂さん)と仲睦まじい様子で微笑み合っていた。「梅ちゃん先生」は9月29日(土)まで放送。
2012年08月24日女将といえばどのような女性を思い浮かべるだろうか。立ち居振る舞いが美しい、あるいは教養があるなど、様々なイメージを持っている人が多いだろうが、芸能人なら誰が似合いそうだろうか。ということで、マイナビニュース会員の男女936名に聞いてみた。Q.旅館の女将が似合いそうな芸能人を教えて下さい(複数回答)1位 吉永小百合 27.2%2位 八千草薫 8.9%3位 高島礼子 5.6%4位 友近 5.1%5位 岩下志麻 4.6%■吉永小百合・「着物のイメージがあり、しっとりした雰囲気でもてなしてくれそう」(22歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「何があっても落ち着いて対応してくれそうだから」(24歳女性/生保・損保/営業職)・「こんな美人女将はいないと思うけど、いたら絶対旅館が繁盛すると思う」(24歳女性/商社・卸/営業職)■八千草薫・「のほほんゆったりとした美人だから」(25歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「和服が似合うあたり、まさに女将という感じがする」(40歳男性/機械・精密機器/技術職)・「癒しの旅館になりそう」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■高島礼子・「高級旅館の女将さんが似合いそうな凛とした印象がある」(24歳女性/その他/その他)・「美しく芯が強くてしっかりしていそう」(46歳男性/警備・メンテナンス/その他)・「着物の着こなしが上手そう、テキパキ指示を出して切り盛りしていそう」(24歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)■友近・「あの喋りなら旅館も切り盛りできそう」(27歳男性/その他/その他)・「友近は旅館で働いていたそうなので、客を楽しませそう」(28歳女性/その他/その他)・「『おいでやす~』みたいな感じで京都の旅館の女将になれそうな気がするので」(28歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)■岩下志麻・「和服が似合うので歴史がありそうな旅館が似合いそう」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「貫禄がありそう」(30歳男性/その他/技術職)・「ちょっと怖いけど老舗旅館に存在してそう」(39歳男性/建設・土木/事務系専門職)■番外編: 若女将だったらこの人!・「仲間由紀恵: 和風美人で大好きな女優さんだから」(22歳女性/医療・福祉/専門職)・「堀北真希: 将来、絶対その役をしてほしい、似合うに決まっている」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/その他)■総評圧倒的な支持を受けて1位になったのは「吉永小百合」。さすが大女優といったところで、着物が似合うという意見はもちろん「こんな人が女将なら美しくて憧れてしまうと思う」「やっぱりこの人以外にいない」など、絶賛する回答が多かった。2位になったのは「八千草薫」。こちらも着物が似合うという意見が多かったが、吉永小百合と比較すると、穏やかで優しそう、癒されそうという回答が目立った。続いて3位は「高島礼子」。「女将の貫禄と色気の両方がありそうなので」など、貫録と色気を支持する意見がいくつか見られた。続いて4位は「友近」。面白そうだからという意見はもちろんのこと、彼女の器用なイメージも支持につながり、「客さばきが上手そう」「何でもできそうだから」などの声も寄せられた。そして5位は「岩下志麻」で、着物が似合う、貫録があるからという回答が多かった。吉永小百合がずば抜けた存在感を放った今回のアンケート。確かに彼女が女将の旅館なら、一度は行ってみたいと思う人も多いだろう。ちなみに「黒柳徹子」という回答もあり、それはそれで行ってみたいかも!?(文・アリウープ 高橋賢司)調査時期: 2012年8月2日~2012年8月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性402名 女性534名合計936名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日2010年10月に劇場公開され話題を集めたよしながふみの人気漫画の映画化、“男女逆転”版『大奥』の続編となる『大奥[右衛門佐・綱吉篇]』。主人公である大奥総取締・右衛門佐(えもんのすけ)役に堺雅人、女将軍・徳川綱吉役に菅野美穂が演じることに加えて、このほど彼らを取り巻く豪華キャスト陣と新ビジュアルが公開された。家光の時代から30年、“犬将軍”と呼ばれる徳川綱吉の時代。大奥に現れたのは、汚れなき心で将軍を支える院主・有功(ありこと)と瓜二つながら、自らの野望を叶えようと暗躍する男・右衛門佐(堺雅人)。不安と孤独に身を焦がし愛を求め続ける女将軍・綱吉(菅野美穂)を己の野心のために利用しようと近づいていく姿、そして大奥で渦巻く愛憎のドラマが描かれる。先日発表された堺さん、菅野さんの初競演に続いて、今回新たに発表されたキャスト陣は豪華絢爛。女将軍・綱吉に主従の関係だけでなく愛にも似た思いを抱く御側用人・柳沢吉保役にはNHK連続テレビ小説「カーネーション」で一躍注目を浴び、映画・ドラマに引っ張りだこの尾野真千子。対して、冷静沈着な右衛門佐の片腕・秋本役には柄本佑が扮し、本作の語り部という役目も果たす。五大将軍・綱吉の世継ぎ問題に端を発し、派閥争いで野望・策略・陰謀・嫉妬渦巻く大奥の男衆のバトルが最大の見どころの一つとなる本作。右衛門佐、秋本を率いる“御台所・信平チーム”と、現幕府の実権を握る“桂昌院チーム”の2つの勢力があの手この手で、野心をぶつけ合っていく。綱吉の正室であり、右衛門佐を綱吉の側室にしようと京より呼び寄せた食わせ者、御台所・信平役には宮藤官九郎。対して、綱吉を溺愛する実の父親・桂昌院を西田敏行、綱吉の側室で彼女との間に子をもつ伝兵衛役には、原作者に「この人以外に浮かばない!」と言わしめた元祖王子様キャラの要潤と、日本映画界きっての演技巧者が集結した。その演技合戦ももちろん、今回公開されたビジュアルからは、一癖ある右衛門佐役の堺さんを筆頭に、原作漫画ファンも納得のハマリ具合が感じられる。さらに、綱吉の初恋の相手・阿久里に榎木孝明、その妻・牧野備後守成貞に市毛良枝、右衛門佐の母・水無瀬権中納言氏信に由紀さおり、桂昌院が崇拝し生類憐みの令の発令を薦める僧侶・隆光に堺正章らベテラン勢のほか、大奥を取り巻く男衆には、ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」の桐山漣を始め、三浦貴大、郭智博、満島真之介、永江祐貴、竜星涼といった若手勢も参戦!まさに死角なしの鉄壁の布陣に仕上がったようだ。二宮和也、柴咲コウ、堀北真希、玉木宏らが集結し大ヒットを記録した前作『大奥』にも全くひけをとらない豪華絢爛なキャストたちが、果たしてどんな泥沼試合を見せてくれるのか?期待が高まる。映画『大奥[右衛門佐・綱吉篇]』は12月22日(土)より全国にて公開。映画同様、堺さん主演で“男女逆転”大奥の誕生秘話と、その過程で引き裂かれる純愛を描くTVドラマ「大奥[有功・家光篇]」は10月、TBS系列にて放送開始。■関連作品:大奥[右衛門佐・綱吉篇] 2012年12月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会 中学生円山 2013年、全国にて公開© 『中学生円山』製作委員会
2012年07月27日園山真希絵の昨年6人、今年は2人のプロポーズの真相18日、朝日TV系「おはよう朝日」の芸能デラックス・コーナーで芸能レポーター、井上公造が塩谷瞬の二股交際騒動で一躍有名になった料理研究家の園山真希絵(34)についてレポートした。井上は友人から、園山さんが会いたがっているとメールをもらい、園山の店に初めて出向いた。店はもう一度行くには難しいと感じるくらいに分かり辛く、細い路地を歩き、たどり着けたという。園山のお店は完全予約制で住所も電話番号も非公開、スタッフの女性は全員美人揃いだった。店の感想は、料理は確かに美味しく、間違いない。しかし、早く料理を食べたいのに説明が長すぎたという。井上公造 語録「園山真希絵は、自己アピールが強く、世間知らず」Smapの中居正広・司会の「金スマ」に出演した園山は、「去年は6人、今年に入ってからも既に2人の人からプロポーズをされた」と話していたが、普通ではあり得ない人数。その点を確認すると、「園山さんって料理が上手いよね。こんな人と結婚したい。」という言葉もカウント1になっている。井上は、料理の説明が長いことや、お世辞をプロポーズにカウントしてしまう園山は自己アピールが強く、世間知らずな女性。また、「金スマ」放映後に、園山が使わないでほしいと言った所も使われてしまったと発言している事も、世間知らずだとコメントした。園山は神田うのにウエディングドレスを発注園山と神田うのは親友で、神田夫妻が園山の店に来店しているとき、塩谷瞬を紹介された。二人が結婚すると聞き、園山が席を外したときに、神田は塩谷に本当に結婚するのかと確認した際、塩谷は「はい。」と答えた。園山が既に神田にウエディングドレスを発注しているなら、婚約不履行で訴えられてしかるべき状態といえるようだ。元の記事を読む
2012年05月19日京浜急行電鉄は9日より、2100形1編成にNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』のラッピングを施し運行開始した。梅屋敷駅では同作品の主題歌「さかさまの空」(SMAP)を駅メロディに導入した。堀北真希さん主演で放映中の同作品。舞台が大田区の蒲田であることを受け、京急線でもドラマの舞台となった地域を盛り上げるべく、ラッピング電車が走ることに。2100形の車外ドア横と窓下にラッピングが施され、堀北さんのサインも入っているという。ドラマ放送終了の今年9月末まで運行され、おもに快特として、泉岳寺~三崎口間を1日約3~4往復する予定だ。京急蒲田駅の隣駅である梅屋敷駅では、”梅”つながりで『梅ちゃん先生』の主題歌「さかさまの空」が駅メロディに。駅名標の周囲に梅のロゴを散りばめ、待合室などのガラス面に番組ポスターを掲出するなどの装飾も行われる。駅メロディとホームの装飾はともに期間限定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日オープニングから3週連続で週末興行ランキングで1位を記録し、大ヒットを続けている『ALWAYS三丁目の夕日‘64』。この大ヒットを記念し、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて2月22日(水)、育児に大忙しでなかなか普段は劇場で映画を鑑賞できないお母さんたちを招待した“ママさん上映会”が開催され、先月無事に出産を終え子育てに奮闘中の小雪と山崎貴監督によるトークショーが行われた。この日、会場には6か月から5歳までやんちゃ盛りの子供たちとそのママさんたちが参加。小雪さんは元気いっぱいの子供たちの歓声に「初めて見る光景ですね(笑)」と困惑しながらも優しげな笑顔で手を振った。先月、俳優で夫の松山ケンイチとの間に男の子を授かった小雪さんは自身と同様に、劇中で妊娠と出産を経験し母になっていくが、実際に出産を経験した後に映画を観て「意外と“妊婦さん”してるなと思いました」と明かし、「作品と自分の実体験が重なることはあまりないことなので、運命を感じております」と、自身と役を重ねて照れ笑い。山崎監督も「いろんなキャスト、スタッフとの人生と被ってくることも多い映画だったので、本当に運命の映画だったんだなと思います」と喜びの胸中を明かした。本作は、東京オリンピックに沸き立つ1964年の日本を舞台に、日々の暮らしに幸せを見つける夕日三丁目の人々の悲喜こもごもを描くヒューマンドラマ。会場に集まったママさんからは小雪さん扮する芥川ヒロミ&竜之介(吉岡秀隆)夫妻の子供について、さらに実生活についての質問も飛び出した。「ヒロミと竜之介の間に生まれた子供は(ヒロミと竜之介の)どちらに似ているか?」という質問が飛ぶと「まだ分かんないですね。小雪さんのお子さんはどうですか?」と山崎監督が小雪さんに直撃。これに対して小雪さんは「(顔の)上は私で、下は夫って感じですね(笑)」と返すと、「ハイブリッドですね」とすかさず山崎監督がツッコミを入れ、会場は笑いに包まれた。さらに、「家事は旦那さん(松山さん)も手伝ってくれますか?」という質問に、小雪さんが「暇があれば手伝ってくれます。ただ私は男性も参加すべきだと思います」と語ると、客席のママさんたちは大きく頷いてみせた。映画『ALWAYS三丁目の夕日‘64』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:吉岡秀隆『三丁目の夕日’64』大ヒットに大喜び…でも「地元の友だち誰も観てない」堤真一、映画完成の喜びのあまり13万円分も痛飲!小雪から幸せいっぱいの手紙も吉岡秀隆「なでしこもいいけど、魔女も最高」本物の金メダルに大興奮!東京タワー上空に「333」東京五輪開幕式再現に吉岡秀隆、堀北真希ら感動!小出恵介「僕を恨まないで」“朝ドラ”ヒロイン堀北真希に平謝り
2012年02月22日俳優の吉岡秀隆が2月5日(日)、東京・日比谷のTOHOシネマズスカラ座で開催された『ALWAYS三丁目の夕日‘64』の大ヒット御礼舞台挨拶に、共演する堀北真希、堤真一、山崎貴監督、阿部秀司プロデューサーと共に出席した。先月の全国公開以来、大ヒットを記録し、同日には観客動員150万人突破が確実となった本作。「本当にありがとうございます」と大喜びの吉岡さんだが、「先日、地元の友だちと飲んだんですけど、誰も観てないんですよ!どうせ(堀北さん演じる)六ちゃんが結婚する話だろって。それだけじゃないのに…」と嘆き節。気を取り直して「前2作は、このためにあったと言っても過言ではない。ぜひまた三丁目に遊びに来てください」と熱っぽくアピールした。日本中が東京オリンピックに沸き立つ中、変わらぬ暮らしを続ける夕日三丁目の人々の悲喜こもごもを最新VFXを用いてノスタルジックに描き出した本作。シリーズ初の3D公開だが、「企画を聞いたときは『えっ、三丁目が3Dかよ。3Dはねーだろ』ってプロデューサーにずっと文句を言っていた」という堤さん。それでも完成した本編を観るなり「もうオープニングから号泣した」そうで、当初の不安や戸惑いは一掃。「本当にごめんなさい」と見事な3D演出に白旗をあげていた。また、堀北さんは「いまだから謝りたいこと」として、前作『ALWAYS続・三丁目の夕日』(’07)の撮影秘話を告白。当時、高校卒業を間近に控え「とにかく勉強しなくちゃいけなかった」のだとか。撮影の合間には、セット裏に置いた机で勉強に勤しんでいたそうで、「撮影中も頭の半分はそっち(勉強)でいっぱいだった」と山崎監督らに平謝り。そんな堀北さん演じる六ちゃんも、本作ではすっかり大人の女性に成長し、ついに結婚!六ちゃんのウェディングドレス姿はもちろん、第二の故郷である「鈴木オート」を巣立つ感動のエピソードは大きな見どころだ。舞台挨拶後には、吉岡さんらキャスト陣がヒット御礼のくす玉割り。この日は会場に駆けつけた約640人のファンにも“ミニくす玉”が配られ、お祝いムード一色だった。『ALWAYS三丁目の夕日‘64』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:堤真一、映画完成の喜びのあまり13万円分も痛飲!小雪から幸せいっぱいの手紙も吉岡秀隆「なでしこもいいけど、魔女も最高」本物の金メダルに大興奮!東京タワー上空に「333」東京五輪開幕式再現に吉岡秀隆、堀北真希ら感動!小出恵介「僕を恨まないで」“朝ドラ”ヒロイン堀北真希に平謝り妊娠9か月の小雪、深紅のドレスで登場!母になる実感「ひしひしと感じる」
2012年02月06日映画『ALWAYS 三丁目の夕日 ’64』が1月21日(土)に公開を迎え、吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子、堀北真希、森山未來、三浦友和、須賀健太、山崎貴監督が舞台挨拶に登壇。また、1月5日に第一子となる男児を出産した小雪からは手紙が届けられた。西岸良平のロングセラーコミックを映画化したシリーズの第3弾。東京オリンピックの年を迎え活気づく日本、そして変わらぬ温かさを持ち続ける三丁目の人々の暮らしを描き出す。吉岡さんは本作への特別な思いを「客観視して、お客さんと一緒に観られる映画。『バカだな』と思いながら自分を見ることができるのは初めて」と語る。堤さんも本作を「自分にとってホームグラウンドのようなもの」と感慨深げに語る。2人は初めて完成した本作を観た日、山崎監督と3人で飲みに行ったそうだが、堤さんは「あまりに幸せすぎて飲み過ぎました」と告白。吉岡さんが「堤さんは13万円も使っちゃったんですよ!」と暴露すると、会場は驚きに包まれた。堤さんは「ボラれましたよね…幸せじゃねーじゃん!」と苦笑を浮かべていた。劇中で吉岡さんとの間に第一子を授かる小雪さんは、手紙の中で舞台挨拶を欠席することを詫びると共に「我が家にも新たな家族が加わり、忙しくも楽しい毎日を送っています」と報告。文面から伝わる幸せムードに登壇陣からも笑みがこぼれた。シリーズを通して出演している三浦さんは「僕は(映画で描かれる)昭和30年代を体験している人間」と胸を張るものの、ほかの出演者と比べて出演シーンが短いことが不満のようで「毎回、もうちょっと出たかったって思うんです」と2度にわたって語り、会場の笑いを誘っていた。須賀さんはシリーズを通じて「身長が40センチも伸びました」と報告。「『大きくなったんだな』と自分でも思います。僕は昭和を体験していないので、(本シリーズは)タイムマシンのようなもの」と思いを明かしてくれた。堀北さんも本シリーズと共に成長してきたことを感じているようで「(演じた)六ちゃんは青森から上京しますが、私も15歳で家を離れて仕事を始めたので重なる部分が多く、大切に演じました。今回ばかりはお嫁に行くということで経験したことのないことでしたが、みなさんと過ごした時間を大切に演じました」と“巣立ち”に込めた思いを語った。その堀北さんのお相手となる医師役で本作からシリーズに参加した森山さんは「パッと出てきてパッと六ちゃんと結婚するということで幸せです」とニンマリ。会場は笑いに包まれた。本作を撮影中には東日本大震災が発生。山崎監督は「『(撮影を)続けるべきなのか?』と悩みましたが、みなさんにこうして届けることができて感無量です」と語り、客席からは拍手がわき起こった。『ALWAYS三丁目の夕日‘64』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:吉岡秀隆「なでしこもいいけど、魔女も最高」本物の金メダルに大興奮!東京タワー上空に「333」東京五輪開幕式再現に吉岡秀隆、堀北真希ら感動!小出恵介「僕を恨まないで」“朝ドラ”ヒロイン堀北真希に平謝り妊娠9か月の小雪、深紅のドレスで登場!母になる実感「ひしひしと感じる」NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら
2012年01月23日俳優の吉岡秀隆が1月17日(火)、都内で開催された『ALWAYS三丁目の夕日‘64』のプレミア試写会に、共演する薬師丸ひろ子、三浦友和、須賀健太、山崎貴監督とともに出席した。東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)を舞台にした、待望のシリーズ最新作。この日は同大会の女子バレーボールで優勝し“東洋の魔女”の異名をとった磯部サダさん(現姓・丸山)、篠崎洋子さん(現姓・田村)、佐々木節子さん、藤本佑子さん(現姓・内田)が登場し、吉岡さんらに本物の金メダルをお披露目。「なでしこ(ジャパン)もいいけど、魔女も最高ですね」(吉岡さん)と大興奮だった。映画の中には三丁目の面々がテレビを囲んで、魔女たちの熱戦を応援するシーンも。64年当時、中学1年生だったという三浦さんは「去年のなでしこもすごかったが、あのときの感動は10倍、いや20倍はあったんじゃないでしょうか。まさに“国をあげての応援”という言葉がぴったりだった」としみじみ。穏やかな表情を浮かべる魔女たちに「最強チームで怖いというイメージもあったが、こうしてお会いするとみなさん、優しいお母さん方ですね」としみじみ語っていた。また、薬師丸さんと山崎監督は奇しくも同じ64年生まれで「みなさんいい笑顔で、素敵な方々ですね。それにみなさんの身長で世界と戦ったのは、本当に誇るべきこと」(薬師丸さん)、「当時、僕はまだ“バブ~”って感じでしたが、大きくなってから、両親に何度もみなさんの話を聞かされたもの。今日はこうしてお会いできたので、早速自慢したい」(山崎監督)とこちらも感激を隠せない様子。須賀さんは中学時代にバレーボール部員だったそうで、栄光の名選手たちと対面し、少し緊張していた。日本中が東京オリンピックに沸き立つ中、変わらぬ暮らしを続ける夕日三丁目の人々の悲喜こもごもを軸に、三丁目で成長した六子(堀北真希)や淳之介(須賀さん)の巣立ちがシリーズ初となる3Dで描かれる。会場には、60歳以上のシニア層が約250人招待され「日本が一番元気だった64年を描いたこの映画が、復興元年の2012年に公開されるのは運命だと思う。僕らは“親孝行映画”と呼んでいるので、今日はみなさんに観ていただけて本当に嬉しい」(吉岡さん)、「私の父は宮城県石巻市の出身。昨年の震災はニュースの出来事ではなく、まさに家族に起こったことでした。この作品を通して、誰かの役に立つことが日々の喜びだとつくづく思います」(薬師丸さん)と思いを込めてアピールしていた。『ALWAYS三丁目の夕日‘64』は1月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:東京タワー上空に「333」東京五輪開幕式再現に吉岡秀隆、堀北真希ら感動!小出恵介「僕を恨まないで」“朝ドラ”ヒロイン堀北真希に平謝り妊娠9か月の小雪、深紅のドレスで登場!母になる実感「ひしひしと感じる」NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら
2012年01月17日1位は老若男女、みんなのアイドル!NHKの朝の連続テレビ小説は1961年に放送が始まり、「カーネーション」で85作を数えます。歴代のヒロインには今をときめく女優陣が名を連ね、次回作の「梅ちゃん先生」では堀北真希さんが主役を演じます。では、近いうちにヒロインを演じそうな若手女優は誰だと思いますか。男性323名に聞きました。>>女性編も見るQ.近いうちNHK朝ドラマの主役を演じそうな若手女優を教えてください(複数回答)1位芦田愛菜13.0%2位武井咲12.1%3位上戸彩11.1%4位蒼井優10.2%5位新垣結衣9.3%(敬称略)■芦田愛菜……・「最近の人気はスゴイ。脚本を書いてから俳優を考えるのではなく、芦田愛菜ちゃんに主役を決めてから脚本を書きそう」(32歳/情報・IT/技術職)・「幅広い年代に受け入れられそう」(23歳/学校・教育関連/専門職)・「主役もできるくらい性格が大人びている」(25歳/医療・福祉/技術職)・「今一番、視聴率を取っていると思う」(25歳/小売店/販売職・サービス系)・「人気に乗っかってNHKも手を出しそう」(22歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)■武井咲……・「最近、急激に伸びている女優の代表格」(26歳/そのほか/事務系専門職)・「最近、よくテレビで見かける」(29歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「若手で実力がある」(25歳/そのほか)■上戸彩……・「人気女優で年齢的にもいい時期だと思う」(29歳/医療・福祉/専門職)・「人気、好感度も高い」(23歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「個人的に好き」(23歳/医薬品・化粧品/技術職)■蒼井優……・「しっとりしていてNHK向きな気がする」(26歳/機械・精密機器/技術職)・「朝の顔が似合いそう」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「演技がうまいと思うので」(27歳/金融・証券/販売職・サービス系)■新垣結衣……・「大人の魅力があって落ち着きもあるし、朝ドラに合いそう」(27歳/運輸・倉庫/技術職)・「人気があるし、NHKのイメージに合っていると思う」(32歳/情報・IT/技術職)・「さわやかな感じがするから」(25歳/情報・IT/技術職)総評1位は、今をときめく子役の芦田愛菜ちゃん。2011年の顔ともいえる愛菜ちゃん旋風はまだまだ続く気配。「主役もできるくらい性格が大人びている」というコメントもあり、朝ドラ史上最年少主役が誕生するのかも!?2位は武田咲さん。「最近、急激に伸びている女優の代表格」のコメントのとおり、2011年大ブレイクした女優の一人。今年のNHK大河ドラマ『平清盛』でヒロイン級の役に抜てきされたこともあり、今後朝ドラデビューということもありそうです。3位の上戸彩さん、4位の蒼井優さん、5位の新垣結衣さんは、いずれも主役のドラマは数あれど、NHKの出演は少ない模様。3人とも、「朝の顔に似合うさわやかさがある」とのコメントが多いことからも、朝ドラの主役にぴったりといえそうです。(文・ペンダコ)調査時期:2011年11月9日~11月20日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性323名(その他と回答した48人を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】主人公の配役がバッチリだった大河ドラマ【ランキング男性編】ハマった「月9」ドラマ旬なランキング一覧はこちら完全版(画像などあり)を見る
2012年01月17日大ヒット・シリーズを初の3Dで描いた最新作『ALWAYS 三丁目の夕日’64』の公開を記念して、12日に東京都港区にある芝公園で飛行機3機を飛ばす大規模なイベントが開催され、主演の吉岡秀隆、堀北真希、薬師丸ひろ子、須賀健太ら出演者と山崎貴監督が登場した。その他の写真『ALWAYS 三丁目の夕日…』は、オリンピックが開催された昭和39年(1964年)の東京下町を舞台に、そこで暮らす人々の姿を描いたシリーズ第3弾。劇中に登場する高さ333mの東京タワーの下で、3丁目の夕日、3作目、3D公開の“3”にちなみ空に飛行機3機のスモークで“333”を描く“スカイ・ライティング”を行なった。茨城の空港からやってきた3機が見事に青空に“333”を描くと、歓声と拍手が起こり「僕らのためにやってくれているなんて胸がいっぱいです。良い年になりそう」(吉岡)、「感動しました」(堀北)、「空に文字を描くなんてロマンチック」(薬師丸)、と感激。山崎監督は「僕はCGで作ったんですけど、本物には勝てない」と感慨深そうに空を見上げ、「無謀な企画だと思ったけれど、全部上手く行くとは思わなかった。この作品はやっぱりなにか持っていますね。昭和33年から物語が始まりますし、“3”に縁のある作品なんです」と笑顔を見せた。吉岡は「この作品のために、1作目と続編があったのかもしれない、というくらい誇らしい作品になった」と胸を張り「パワー・スポットに行くのもいいですが、ぜひ映画館でパワーをたくわえて「1年乗り切っていくぞ」という気持ちになっていただければ」とPRした。『ALWAYS 三丁目の夕日’64』1月21日(土)全国東宝系ロードショー
2012年01月12日映画『ALWAYS三丁目の夕日‘64』の劇中にも登場する、1964年の東京オリンピックの開会式で行われた飛行機雲で模様を描く“スカイ・ライティング”を再現したイベントが1月12日(木)に開催され、主演の吉岡秀隆を始め、堀北真希、薬師丸ひろ子、須賀健太、山崎貴監督が出席。3機のプロペラ機が東京タワーの後ろに広がる青空に「333」の文字を描いた。人気シリーズの第3弾で、東京オリンピックに沸きつつも、変わらぬ暮らしを続ける夕日三丁目の人々の悲喜こもごも、三丁目で成長した六子(堀北さん)や淳之介(須賀さん)の巣立ちが描かれる。’64年の東京五輪の開会式では、航空自衛隊のチーム「ブルーインパルス」が華麗なアクロバティック飛行を披露し、飛行機雲で空に五輪のマークを鮮やかに描き出したが、劇中ではCGでこの様子を再現している。今回、公開を前にスカイ・スポーツ活動を行なっている「チームディープブルース」の3人のパイロットが参加し、「三丁目」、「シリーズ3作目」、「3D」にちなんで東京タワーを背景に「333」の文字を描くことにチャレンジした。この日は午前中から空は厚い雲に覆われていたが、イベントが始まる頃には青空に。これには山崎監督らも「さすが“持っている”作品です」と笑顔を見せた。茨城県の基地から飛び立った3機の飛行機はまず、東京タワー上空でデモンストレーションとして上空に飛行機雲で花を咲かせる“空中開花”を披露。続いて上空2,000メートルの高さに大きな「333」の文字を浮かび上がらせた。寒空の下でのイベントということで、震えながら「早く来てほしい」と語っていた登壇陣も見事に描き出された「333」の文字に大興奮!吉岡さんは「僕らのためにやってくれているというのが本当に嬉しい。胸がいっぱいになりました」と感動しきり。堀北さんは「(飛行機が)近づいてくる感じがワクワクしますね」と満面の笑みを浮かべた。東京五輪の年に生まれ、競技場の近くに家があったという薬師丸さんは「両親はTVに釘づけで空を見るのを忘れていたそうです。こういう形で見られて嬉しい」とニッコリ。須賀さんは「オリンピックのときもこういう感覚だったのかな」としみじみと喜びを語った。劇中でブルーインパルスを再現した山崎監督も「本物はすごい!CGで作ったけど、これは勝てないなぁ」と感動をあらわにしていた。さらにイベントの最後には三丁目の“夕日”を再現すべく、オレンジ色の風船約2,000個が空へ。吉岡さんは間もなく公開となる本作を「この3作目を作るために1作目と続編があったと思えるくらいです」と自信をうかがわせる。堀北さんは「1作目のとき、私は16歳で私もちょっとずつ大人になりながら六ちゃんを演じてきました」と寂しさものぞかせた。『ALWAYS三丁目の夕日‘64』は1月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:小出恵介「僕を恨まないで」“朝ドラ”ヒロイン堀北真希に平謝り妊娠9か月の小雪、深紅のドレスで登場!母になる実感「ひしひしと感じる」NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら
2012年01月12日2012年前期の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」のスタジオ取材会が12月20日(火)、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、“朝ドラ”ヒロイン・梅子を演じる女優の堀北真希を始め、共演する高橋克実、南果歩、ミムラ、小出恵介、鶴見辰吾、倍賞美津子が出席した。連続テレビ小説の第86作目にあたる「梅ちゃん先生」。戦後復興期の東京・蒲田で、命と向き合う女性医師“梅ちゃん先生”の奮闘を描くオリジナル作品だ。優秀な姉・松子(ミムラさん)と兄・竹夫(小出さん)の下で「しょせん私は松竹梅の“梅”よ」とコンプレックスを抱える梅子が、やがて自信に目覚め、地域医療に生きようと決意する“前向きさ”が物語のテーマになっている。「梅ちゃんはみなさんが思っている以上にドジなので、激動の時代の中でちょっと取り残されちゃうんです。そんな梅ちゃんがどういう風に人生を歩むのか、ぜひ見てほしいですね」と堀北さん。一方、ミムラさんは「おっちょこちょいで失敗することもあるから、私たちもつい『もう、梅ちゃんたら』って。それでも自分を見放さず淡々と前を歩き続ける。その健気さに胸キュンしちゃう」と優しい眼差し。小出さんは「僕ら姉兄は、梅ちゃんのことをまるで相手にしないときもあって、まあひどい仕打ちなんですよ(笑)。それなのに、よく素直に育ったなって思います。心を込めてやっている(演じている)ことなので、僕のこと恨まないで」と梅ちゃん=堀北さんに平謝りだ。そんな3兄弟を育てるのが、高橋さん演じる梅子の父・建造と、南さん演じる梅子の母・芳子。「見どころは梅ちゃんの頑張り。そして堀北さんの頑張りですね。本当に粘り強い」(高橋さん)、「家族の中では忘れられがちな位置にいますが、芯の強さをメキメキ発揮する。ちょうど梅の木が育っていくようで、みなさんにも梅の花が咲くところを見てほしい」(南さん)と役柄そのままに、目を細めていた。鶴見さんは建造の弟で梅子の叔父にあたる立花陽造、倍賞さんは梅子の祖母・正枝を演じている。「梅ちゃんには真実を見抜く力がある」(鶴見さん)、「15分という放送時間の中で、少しずつ成長していく。素敵じゃないですか」(倍賞さん)とこちらも梅ちゃんにゾッコンの様子だ。そんな温かな家族に囲まれ、堀北さんも「ベタベタしているわけではなく、でもしっかり心の拠りどころになっている。家族がかけがえのない存在だと改めて感じていただければ」とアピールしていた。NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」は2012年4月2日(月)より全156回(予定)にて放送される。■関連作品:ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:妊娠9か月の小雪、深紅のドレスで登場!母になる実感「ひしひしと感じる」NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら
2011年12月20日前作から5年ぶりとなるシリーズ最新作『ALWAYS 三丁目の夕日’64』の完成披露舞台あいさつが8日にTOHOシネマズ六本木で行なわれ、主演の吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、薬師丸ひろ子、須賀健太、小清水一揮ら出演者と、脚本&VFXも手がけた山崎貴監督が登壇した。その他の写真『ALWAYS 三丁目の夕日…』は、昭和39年(1964年)、オリンピック開催を目前に控えた東京を舞台に、下町で暮らす人々の人間模様を描いたシリーズ第3弾。前2作では、昭和30年代の風景をVFX技術を用いて再現したが、今作ではさらに3D化を試みている。吉岡は「大変長らくお待たせしました。“ALWAYS”史上最高の作品がようやく出来上がりました。多くは語りません。三丁目に行って元気を出しましょう」とあいさつ。小学生だった前作から高校生として登場する須賀が「作品と一緒に成長してきたような気持ちです」と話すと、吉岡と堤は「本当に大きくなって、しっかりとあいさつできるようになって、頼もしい」と成長を喜んでいた。「最初から最後まで臨月というなかなかない役だった」という小雪は、実際に現在妊娠9ヶ月を迎える。「作品を通して、腰痛など疑似体験ができた。想像でしかわからなかた部分を今、ヒシヒシとリアルに感じています」とニッコリ。「出産予定日も公開日のあたりなんだよね」と山崎監督が明かすと、場内からは拍手が起こった。劇中でウエディング姿を披露しているという堀北は「実際に着たときは、みんなの目が『もう行っちゃうの?』という雰囲気で、たくさんのお父さんに“ありがとう”を言うような感じでした」とコメント。堤は「8年前から六ちゃん(掘北)を見てきたわけですから、彼女の横にいる男を見ているだけでムカムカした」と語り、笑わせていた。「撮影の終わりかけに震災があって、続けていいのかと悩みました」と山崎監督は明かし、「おこがましいかもしれませんが、この時期を選んで生まれてきたような作品。“本当の幸せって何だろう?”と、もう一度考え直すきっかけにしてほしい」と語った。『ALWAYS 三丁目の夕日’64』2012年1月21日(土)全国東宝系ロードショー
2011年12月08日人気シリーズの5年ぶりの新作にして完結編となる『ALWAYS三丁目の夕日‘64』の完成披露試写会が12月8日(木)、都内で開催され吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、薬師丸ひろ子、須賀健太、小清水一揮、山崎貴監督が舞台挨拶に登壇。現在妊娠9か月で来月出産予定の小雪さんにとっては、これが出産前に公の場に登場する最後の機会となったが、元気な様子を見せた。西岸良平の人気漫画を原作に、2005年に公開されてロングランヒットを記録した『ALWAYS三丁目の夕日』、その2年後に公開され前作を上回るヒットとなった『ALWAYS続・三丁目の夕日』に続く第3弾。東京オリンピック開催の昭和39年を舞台に、高度成長の真っ只中でも以前と変わらず人情味あふれる夕日三丁目の人々の喜怒哀楽を情感たっぷりに描き出す。小雪さんは夫役の吉岡さんに手を引かれて深紅のドレスで登場。腰痛のせいか壁に手をつきながらゆっくりと歩く姿が見られたが、客席の歓声に笑顔で応えるなど元気な様子を見せた。劇中では出産を体験しており「疑似体験でいい経験をさせてもらいました」とニッコリ。「自分以外のものを守ろうとする気持ちが自然に芽生えてきました。神様が決めた10か月という月日は、母になるための準備の時間なんだな思います。(撮影中に)想像でしかなかったのが、いまはリアルにひしひしと感じています」と改めて母親になる心境を明かした。予定日は映画の公開初日から2日しか離れていないこともあり、監督が「1月21日(土)に産んでほしい」と語ると「(客席の)拍手の音に反応しています」とお腹に手をやり微笑んだ。一方、「鈴木オート」ではついに今回、堀北さん演じる六子がお嫁に行くことに…。堤さんは「(第1作の)8年前から見てるわけで、その中での思いがあって…脚本読んだ時点でダメでした(苦笑)。現場では僕だけでなく、スタッフのおじさんたちも同じ気持ちだったと思う。(結婚シーンで六子の)隣にいる男を見るだけでフツフツと怒りがわいてきて、演技している気がしなかった」と“父”の思いを吐露した。堤さんの妻を演じた薬師丸さんも、娘同然の六子の結婚に「『えー?もういっちゃうの?』という感じで喜ぶというよりも悲しみをこらえて送り出す感じでした」と寂しそうに明かした。堀北さんは「次のステップに進むときに希望を持って行かなくちゃいけないけど、いままでの場所に置いていかなくちゃいけないものがたくさんありました。みなさんの目が『いっちゃうの?』という感じで(笑)、たくさんのお父さんたちに『いままでありがとうございました」と言う気持ちでした」とふり返った。本作ではビッグイベントとして東京オリンピックが描かれるが、もたいさんは「出演者の中で実体験で経験したのはおそらく私と三浦(友和)さんだけ。私は代々木でブルーインパルス(※五輪でアクロバティック飛行を披露した航空チーム)を見まして、本当に見事で感動しました。映画でもう一度みなさんに見てもらえるのは嬉しい」としみじみと語った。また、この日は前作に続き主題歌「グッドラック」を担当した「BUMP OF CHICKEN」の姿も見られた。『ALWAYS三丁目の夕日‘64』は2012年1月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら
2011年12月08日初のランジェリーモデルに果敢に挑戦!今日、アーティストとして多彩に活動を広げている後藤真希。今回、初めてファッションブランド「rienda」によるランジェリーライン「rienda suelta」のモデルに起用されることとなった。2011秋冬のシーズンモデルとして、商品アピールを展開するそうだ。ランジェリーモデルを務めるのは、彼女にとって今回が初めてのこと。ファンには驚きとともに、あらためてその美しさに魅せられる機会となりそうだ。カタログはまるで写真集のよう☆後藤真希がモデルを務め、編集された今季のカタログ「rienda suelta」はブランドプロデューサーである中根麗子氏とフォトグラファー・薮田修身氏によって制作されたそうだ。彼女の美ボディも光るセクシーでスタイリッシュなカタログは、まるで一個の写真集のようなクオリティの高さで、一見の価値あり!全国の「rienda」ショップ店頭で配布されているので、ぜひチェックしてみてほしい。もちろんアイテムも魅力的。魅惑のランジェリーは手に入れたくなるものばかりだ。後藤真希としては、年内での活動休止を発表している。11月2日にはラストアルバム「愛言葉(VOICE)」をリリース予定。12月4日にはラストライブが予定されている。残り少ない期間だが、彼女の魅力を存分に感じたい。元の記事を読む
2011年10月14日5児の母、堀ちえみが再々婚まで秒読み?10日、大手スーパーのイトーヨーカドーが全国で開催する「米粉うまっ。フェア」のキックオフ・イベント(東京、亀有)に、堀ちえみがゲストとして出席した。今年の6月にレギュラーを務めるニッポン放送「上柳昌彦ごごばん!」で、新恋人との熱愛を生告白している堀だ。5児の母でもある堀は、食料自給率向上のための国民運動「フード・アクション・ニッポン」の応援団を務めており、1年前に活動を通じて米粉商品と出会ったという。現役子育て中の堀は「ガツンとおなかにたまるので、育ち盛りの子どもたちにオススメ」とPRした。2度の離婚経験を経て、今年4月から2人の子どもを持つ一般男性との交際中も順調で、すでに同居していることを告白。プロポーズについても「頂いています。『一緒になりましょう』と」と明かし、結婚の時期については「タイミングですかね」と、未定であることを話したが、再々婚まで秒読みではないかとの憶測も。(時事ドットコムより)新恋人と子供たちとの関係も上手くいっているようで、USJ(ユニバーサルスタジオ)に遊びに行くなどしているという。堀は89年に医師と結婚し3児をもうけたが99年に離婚、2000年に雑誌編集者と再婚し2児を、もうけ昨年、離婚した。また、交際中の男性も2度の離婚歴があり、バツ2同士の結婚になる予定だ。元の記事を読む
2011年10月13日映画『天国からのエール』が10月1日(土)に公開を迎え、主演の阿部寛を始めミムラ、桜庭ななみ、矢野聖人、森崎ウィン、野村周平と熊澤誓人監督が舞台挨拶に登壇した。主人公のモデルとなった故・仲宗根陽さんの妻・美幸さんもゲストとして登場しキャストやスタッフへの感謝の思いを綴った手紙を朗読。劇場は深い感動に包まれた。沖縄で弁当屋を営みながら地元の高校生のために無料の音楽スタジオを設立し、一昨年、がんで他界した仲宗根さんの実話を基に、彼と彼のもとで成長を遂げていく若者たちの姿を描いた本作。阿部さんは映画を観終えたばかりの観客に「本当に、本当にありがとうございます」と感謝の思いを伝えた。「東京から来たいち俳優が、(亡くなって)1年も経たないうちに仲宗根さんを演じるということにプレッシャーもありましたが、みなさんに支えられてやらせていただきました」と晴れ晴れとした表情で語った。阿部さん演じる陽の妻を演じたミムラさん。いまも仲宗根さんの遺志を継いで音楽スタジオを続けている妻の美幸さんとは、役作りのために撮影中はあえてあまり深く接することをしなかったと言うが、「日常会話やたわいもない話の中からも奥さんと陽さんの距離感が見えてきました。現場にも来ていただき“現場のお母さん”という感じで同じ女性としても憧れるところがありました」とふり返った。桜庭さんも初日を迎えて万感の思い。「もしも仲宗根さんのような人が近くにいたら、私たちも仲宗根さんを信じられるし、仲宗根さんも私たちを信じてくれて、夢を追いかける自信になると思う」と仲宗根さんへの思いを語った。矢野さん、森崎さん、野村さんはホテルの部屋も一緒で常に一緒に過ごしていたという。劇中、桜庭さんと4人でバンドを組むが、全員、ほとんど楽器は初めて。森崎さんが「みんな、成長がすごく早かった。ヤバいと思って家で練習した」と言えば、ほかのメンバーからは「実は森崎くんが一番成長が早かった」という声が上がるなど互いに切磋琢磨したよう。野村さんは「休みの日に男3人で美ら海水族館に行って参りました」と明かすなど、仲の良さをうかがわせた。映画初出演となる矢野さんが阿部さんとの共演について「夢のような時間でした。右も左も分からない中で、阿部さんやミムラさん、スタッフのみなさんに支えていただいた」と語ると、阿部さんは「大人になったな」と嬉しそうに目を細めた。沖縄からこの日のために上京した仲宗根さんの妻・美幸さんはキャスト陣、スタッフへの思いをしたためた手紙を涙ながらに朗読。特に、劇中の手作り結婚式で阿部さんが台本にない「いままでありがとう」というセリフを加えたことに「不器用だった主人の思いを代弁しているようで涙があふれました。阿部さんは人の痛みの分かる方。主人も喜んでいると思います。この映画は宝物になりました」と語ると、会場は温かい拍手に包まれた。阿部さんは「最初は夢物語のように感じ、本当にこんな人がいたのかな?という思いでしたが、沖縄で奥さんが出迎えに来てくださったとき、後ろに仲宗根さんが立っているように感じました。奥さんを通じて仲宗根さんの存在を感じて、それまでの思いが消えた」と語った。監督も「ストーリーだけ聞くとファンタジーのように聞こえますが、みなさんの近くに本当にいるんじゃないかと思ってもらえるようにとリアリティを大切にした」と“実話”の重みを強調した。『天国からのエール』は全国にて公開中。■関連作品:天国からのエール 2011年10月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会■関連記事:阿部寛×ミムラインタビュー目指したのは「対等にケンカできる」夫婦女性の圧倒的支持を集め“ぶちょお”藤木直人が「理想の上司No.1」に君臨!阿部寛、具志堅用高の生「ちょっちゅね」に大喜びNHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら『天国からのエール』監督が語る「夫婦ならではの気遣い、苦難を乗り越える瞬間」
2011年10月03日阿部寛とミムラ、2人の年齢差は19。だがスクリーンの中で2人は、全く年齢による遠慮や気兼ねを感じさせない太陽のように明るく、やさしく、そしてエネルギーにあふれた夫婦の姿を見事に演じている。沖縄で若者たちのために、私財を投じて無料の音楽スタジオを設立し、2009年にがんで亡くなった仲宗根陽さん。子供たちに正面から向き合い、全力でぶつかっていった彼の姿を描いた本作で、2人はどのような思いで夫婦を演じたのか?役柄に込めた思いを語ってもらった。熱演ではなく、憑依?「台本のセリフを超えたい」(阿部さん)実在の人物を演じるにあたって阿部さん、ミムラさんを驚かせ、そして悩ませたのが陽さんという人物のスケールの大きさ。「事実は小説より奇なり」とい言葉を体現したような彼の生き方を阿部さんは「2時間で収まるサイズじゃない」と評し、ミムラさんも「普通の人が5年に1回あるかないかっていうエピソードを週に1回体験してる」と頷く。阿部さんは陽さんの魅力として彼が持つ“眼差し”を挙げてこう語る。「生前の陽さんのインタビューと、若者たちのライヴを見守っている姿を映した映像が残ってるんですが、そのときの様子がいまも目に焼きついて離れない。仁王のようにも菩薩のようにも見える、何とも言えない人間を超越したような目をしてるんです。この目が人を惹きつけるんだな、僕にはこの目はできないと感服しました。演じる上ではとにかくぶれずにやりきろうという気持ちでした。自分がこの人とこの人の家族を守らなければとも思いましたし、この人が伝えたかったことは何なのか?考えに考え抜いてやらなければという意地もありました」。当初は台本に描かれた陽さんをシンプルに力強く演じようと考えていたという阿部さん。彼の家族や周囲の人々への取材を通じて感じた思いは「見えない部分で出していければ」と考えていたそうだが、撮影が進む中である思いが阿部さんの心に染みこんでいく――。「後半に差し掛かって『もっと、もっと』と思う中で『台本のセリフを超えたい』と考えるようになりましたね。それにはもう“乗っける”しかないのかな、と。“何か”が乗っかって入って来てくれないかなという思いで、陽さんのお墓参りに行ったりもしました。特に最後、陽さんが亡くなるシーンは誠心誠意やりたいという一心でした」。この陽さんを支える妻とはどんな女性なのか?ミムラさんはまず「対等にケンカができる関係」を念頭に置いて妻の美智子をイメージしていったという。「これだけのエネルギーとエピソードを持っている人の奥さんということで、同じだけのエネルギーがなければきっと横にはいられなかっただろうと。だから彼を止めるシーンではしっかりと止められなくてはいけないと思ったんです」。あえて陽さんの奥さんに話を聞くのではなく、阿部さんが演じる陽の姿から美智子というキャラクター、そして夫婦の関係性を作り上げていった。「絶対にただ優しいだけの人ではないとは分かるんですが、なかなか想像がつかなくて…。『無理だ』と行き詰まったときに、阿部さんに頼ろうって思ったんです(笑)。私は陽さんについて、エネルギーだけでなく『おれは動かんぞ』という確固たる信念が風貌からも感じられる人をイメージしてたんです。だから阿部さんが陽役って聞いて、ピッタリだと思いました。それで、阿部さんに肩を借りる形で2人の関係性を築いていきました。陽さんのやろうとしていることも、問題も全部分かってて『あなた、これどうすんの!?』ってハードルを出せればと。実際に奥さんに聞いたら、おふたりはよくケンカをされてたそうで、周りも『あの夫婦のケンカはすごいよ』っておっしゃってたそうなんです(笑)」。若き日をふり返れば「かっこつけても無駄なんだって思えた」(ミムラさん)映画の中で2人は若者たちを導く立場にあるわけだが、もちろんかつては、劇中の若者たちの側の立場で青春を過ごし、進むべき道を模索していたのだ。映画を観ると、陽さんのような人がそばにいてくれたらと思わずにいられないが、2人にも若い頃、周囲の大人が自分に向き合い、掛けてくれた言葉に人生を大きな影響を受けたという経験があるという。阿部さんは俳優としての自らを確立する過程でのある忘れられない経験を明かしてくれた。「僕は『メンズノンノ』という雑誌が世の注目を集めたことで、苦労せずにこの世界に入ったんです。しばらくして自分には俳優として何の実力もないってことに気づいたんですが、どういう手段を取ったらいいかさえも分からずにいました。そんなとき、あるカメラマンさんから『自分の身は自分で守らなくちゃダメだよ』と言われたんです。その意味は何だろう?って考えたとき、他人がどうこう言っても、役を演じる上で自分の感性でその役を守らなければ他に守ってくれる人はいないんだっていう考えに至った。そこから役作りをすることが徐々にではありますが楽しくなっていきました。それから、つか(こうへい)先生に声を掛けてもらったときも、半ば強制的にオーディションに参加させられたんですが、自分の中には『飛び込みたい』という意識も『行きたくない』って気持ちもあったんです。そうしたら、つか先生が僕の芝居にならない芝居を見て『おぉ、いいな』と褒めてくれた。たとえ嘘でもその瞬間にモヤモヤしたものが消えていきました。信じてくれる大人がいるということは、すごく大きなことだなと、それによって越えられるハードルはいくつもある。今回の陽さんと重なる部分がありました」。ミムラさんも「私も自らこの世界に入ったわけではなくて」と苦笑を浮かべつつ若かりし頃に思いをはせる。「あるCMが決まって、『勉強して来い!』って送り込まれたんですが、いま考えてもあのときの自分は、中途半端で自分本位でダメダメで、迷惑のかけ倒しでした(苦笑)。自分でも『向いてない』って思いながらやってたんですが、打ち上げの席である技術スタッフの方が『おれたちは現場の人間だから、(キャストが)悩んだり、一生懸命やったりというのを全て見てるよ』と言ってくださったんです。そのとき、私は『怖い』って思っちゃったんです。私の失態や見栄を張ってるのとか全部見抜かれてるんだって。優しい言葉で力みを取ってくれたんですが、私には逆に聞こえていた時期があって(笑)、でもこの人たちの前でかっこつけても無駄なんだって思えた。いま思うと両方の意味で取っていて良かった、余計に心に響いたな、と思います。事細かに説明された言葉じゃなくて、実感のこもったひと言を、時間が経って実感できることがあるんです」。本作だけでなく、『奇跡』、『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』など、阿部さんは若者たちを導こうとする役柄を演じることが多くなっているようにも思えるが…。阿部さんなりに若い世代に何かを伝えたいという思いがあるのでは?「若い俳優は周りに多いですが、とはいえ彼らは同じ職場でプロとして同じ舞台に立ってる。困ったことがあれば支えようとは思ってます。たまに一緒に食事に行ったら、昔、自分が経験したことをお節介で話しますがそれを受信するかどうかは彼ら次第。もうすでにプロですから、僕としては彼らの邪魔をしないように、より光り輝かせてやりたいとは思ってます」。2人の若者たちへの本物の思いをスクリーンを通じて感じてほしい。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:天国からのエール 2011年10月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会■関連記事:女性の圧倒的支持を集め“ぶちょお”藤木直人が「理想の上司No.1」に君臨!阿部寛、具志堅用高の生「ちょっちゅね」に大喜びNHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら『天国からのエール』監督が語る「夫婦ならではの気遣い、苦難を乗り越える瞬間」夫婦の絆を確かめる『天国からのエール』夫婦限定試写会に25組50名様ご招待
2011年09月27日少しずつ秋の気配が深まってきましたが、この9月、10月から異動や転職で新天地での仕事を始めるという人も多いのでは?子供の頃、新学期や転校先での新しいクラスにドキドキさせられたものだが、大人になってもそれは同じ。部署の雰囲気は?と緊張してしまうもの。特にサラリーマンにとって重要なのは上司!上司のタイプによって新天地で仕事のやり方が180度変わってしまうなんてことも…。そこでランキング企画「シネマカフェゴコロランキング5」では、男優、女優を対象に“理想の上司”をテーマにランキングを実施。その結果を大発表!女性からの圧倒的な支持を集め、栄えある理想の上司No.1に輝いたのは藤木直人。2シーズンにわたって放送された、綾瀬はるか主演の人気ドラマ「ホタルノヒカリ」(日本テレビ)の“ぶちょお”をイメージして理想の上司と考えた人がかなりの割合でいるよう。「あんな上司が会社にいたら、毎日出勤が楽しいと思います。まさに理想的です」(20代・男性)、「大人で誠実なのに、キュートな部分も持ち合わせています。実際、高野ぶちょおが上司なら、無我夢中で仕事します(笑)」(40代・女性)など温かく、そして時に厳しく部下に接する藤木“ぶちょお”を推す声が多く寄せられた。ちなみに「ホタルノヒカリ」だけでなく榮倉奈々主演の「泣かないと決めた日」(フジテレビ)で藤木さんが演じた、一見クールで厳しいが実は思いやりにあふれた統括マネージャーの姿を理想とする人も。どちらにも共通しているのは厳しさと優しさをきちんと使い分け、部下思いである点。世の管理職のみなさま、ドラマをぜひ参考に!続いて2位にランクインしたのは堤真一。映画が今年完結した『SP』はもちろん、働く男を演じることが多い堤さんだが、その背中に憧れる部下が多数!「スラリとした立ち姿や厳しい表情に似合う低い声などいわゆるデキる上司の要素を持ってますが、そんな“見た目”だけじゃなく、大人の男性として背負うべき何かをしっかり表現できる説得力ある演技力も理想的上司だなぁと思います」(50代・男性)など男性からの支持が高かったのが特徴と言える。キリリと引き締まった表情で働く姿を見ると「この人の下で仕事がしたい!」と思うのも納得。3位には唯一の女性。ドラマ「BOSS」や「離婚弁護士」(ともにフジテレビ)で働くカッコいい女性像を見事にを体現した天海祐希が入った。「後輩のことをよく見てくれそうだし、厳しい中にも愛をもって接してくれそうだから」(30代・女性)、「あれだけ分かりやすく仕事の指示ができて、注意してほめて、切り替えができる上司だと仕事のやりがいが持てそう。尊敬できる上司の理想です」(50代・男性)との声が。続く4位には「よく話を聞いて的確に判断してくれそう」(40代・男性)、「頼りになりそう」(30代・女性)と多くの支持を集めた渡辺謙。『沈まぬ太陽』を始め、正義感と信念を持って仕事をする姿が多くの人の心に強い印象を残しており、働く男の理想と言えそう。来年公開される小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡の帰還を描いた『はやぶさ遥かなる帰還』では、責任者であるプロジェクト・マネージャー役を演じており、読者から寄せられたイメージ通りの姿を見せてくれそう。そして5位にはまもなく『天国からのエール』が公開となる阿部寛がランクイン。こちらの作品では若者たちを導く、父親のような存在を演じているが、その姿勢や言動は普通の会社で部下たちを相手にしても同じように通じるものばかり。以前、大河ドラマ「天地人」で上杉謙信を演じたときの姿が理想の上司像として強く印象に残っているという人も多いようで男女の隔たりなく高い支持を集めた。さてあなたは誰の背中に付いていく?そして実際に上司の立場にあるあなたは誰をモデルにして頼られる上司を目指す――?あなたの理想の上司は?1位:藤木直人2位:堤真一3位:天海祐希4位:渡辺謙5位:阿部寛次回の「シネマカフェゴコロランキング5」のテーマは「駆け引きが上手そうな俳優」。こちらも是非、応募ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:はやぶさ遥かなる帰還 2012年2月11日より全国にて公開© 2012「はやぶさ」製作委員会天国からのエール 2011年10月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会シャンハイ 2011年8月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 TWC Asian Film Fund, LLC. All rights reserved.薔薇とサムライ 2011年6月25日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2011, VILLAGE INC.SP 革命篇 2011年3月12日より全国東宝系にて公開© 2011「SP」プロジェクトチーム ホタルノヒカリ 2012年、全国にて公開予定© 映画「ホタルノヒカリ」製作委員会■関連記事:阿部寛、具志堅用高の生「ちょっちゅね」に大喜びNHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら『天国からのエール』監督が語る「夫婦ならではの気遣い、苦難を乗り越える瞬間」『SP』出演陣再集結!松尾諭が岡田准一のクランクアップでの大号泣の思い出明かす渡辺謙が主催の『はやぶさ』打ち上げパーティで江口洋介ら豪華共演陣が明らかに!
2011年09月26日映画『僕たちは世界を変えることができない。』が9月23日(金・祝)、公開を迎え、都内劇場で行われた舞台挨拶に向井理、松坂桃李、柄本佑、窪田正孝が登壇した。満員の観客のスタンディングオベーションとこの日は欠席した深作健太監督からのメッセージに向井さんは感激し、言葉をつまらせる一幕も。「グッときちゃいました」と思いを明かした。実話に基づき、偶然目にしたパンフレットがきっかけでカンボジアに学校を建てるための活動を開始した学生たちの奮闘、青春を瑞々しく描き出した本作。エンドロールが終わると、劇場は拍手で包まれ、観客は総立ちに。そこに向井さんら4人が登場すると割れんばかりの大歓声がわき起こった。めったに見られない映画館でのスタンディングオベーションに向井さんも驚いた様子。「想像していませんでした。多くの人の心に届いてほしいという思いでしたので嬉しいです」と笑顔を見せた。松坂さんもこの光景に「鳥肌が立った」と語り、「この映画に出られて本当に良かったと心から思います」とホッとした表情を見せた。深作監督は新作の撮影でマレーシアにいるため、舞台挨拶は欠席したが、代わりに事前に録音された生声のメッセージが流された。キャスト一人一人に対しての思いが込められたメッセージに会場は深い感動に包まれた。特に「いままでに見たことのない熱さとリーダーとしての責任感を見せてくれた」と讃えられた向井さんは、マイクを手に絶句。「僕たちは前に立たせてもらう仕事をしてますが、カメラの後ろにはもっと多くのスタッフがいる」と言葉をつまらせながら仲間たちへの感謝を口にした。松坂さんも「監督に『おつかれさまでした』と言ってもらえて、この作品が僕にとって代表作なんだという思いがわいてきた。またみなさんと一緒に仕事ができるように頑張りたいと思います」と思いを語った。柄本さんも「深作監督の作品が好きだったので声を掛けていただいたとき、すぐに『やりたい』と言った」と明かし、改めて監督への感謝の思いを語った。窪田さんも「監督の声を聞いて、向こう(カンボジア)で辛かったことや4人でワイワイやったこと、歌ったことなどが鮮明に甦ってきました。“運命”という言葉で片付けてはいけないけど、縁のようなものを感じます」と語った。向井さんは「俳優部部長」(深作監督)として「よくやってこれたな、と思います。みんな真面目で、誰にも負けないくらい(作品に)向き合ってきた」とここにはいないキャストも含め、改めて苦楽を共にした仲間たちをねぎらった。『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』は全国にて公開中。『僕たちは世界を変えることができない。』3連続インタビュー■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズ■関連記事:向井理インタビュー引き算の演技で魅せた“ヒーローじゃない主人公”向井理、思わず本音が!?「パルテノン神殿は汚いところだった」松坂桃李インタビュー照れ屋な22歳が見つけた“熱いもの”向井理、流暢な英語でスピーチ!海外オファーは「なきにしもあらず」?NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら
2011年09月24日笑顔は人を幸せにする──向井理が初主演を果たした映画『僕たちは世界を変えることができない。』には、そんな人の心を豊かにする笑顔が詰まっている。原作は現役医師である葉田甲太氏が大学生だった2005年に、カンボジアに小学校を建てるための募金プロジェクトを立ち上げ、実際に小学校を建てるまでの体験記を綴った「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」。向井理は甲太(コータ)という役柄を通じて何を感じたのか?「命を削って作った作品」だと1つひとつ言葉を選びながらカンボジアロケを懐かしむ表情はただただ優しく、何かを伝えたいという直向きな情熱に満ちていた。台本も原作も読まずにカンボジアへ。その理由は…向井さんがカンボジアを訪れるのは2度目となる。1度目はデビュー間もない頃、テレビ番組「世界ウルルン滞在記」の畑作りを手伝うための旅だった。そして今回は、主人公コータを演じるためにカンボジアへ。「ドキュメンタリータッチで撮りたい」という深作健太監督の意向に応えるべく、向井さんは、コータとして彼の素を見せることを意識したという。演技し過ぎない演技、足し算ではなく引き算の演技、それは決して簡単なものではなかったはず。「簡単ではないですよね。普通のことをしながら(何かを)伝えるということは確かに難しくて…。コータはヒーローのようなキャラクターではないので、力技での芝居はしたくなかったんです。その方が簡単ではあるんですけど、そうしたくない作品でした。また、カンボジアでの撮影は敢えて台本を読まないようにしたんです。原作を読んで感情が固定しないようにと思って、原作も読まずにいました。というのは、シェムリアップ州立病院のエイズ病棟、ツールスレン博物館、キリング・フィールド…今日はどこに行って撮影するのかということは分かっているけれど、そこで何があるのかは撮ってみないと分からないんです。(原作者が実際にお世話になった)観光ガイドのブティさんがどんな説明をしてくれるのかは、その場じゃないと分からない。だから事前に知識は必要ないなと。初めて目にするから湧き出てくる感情もある、その時のリアクションを大切にしたいと思ったんですよね。ちゃんと感情が自由に動くように、変に身構えないように、セリフをセリフっぽく言わないということを心がけていました」。そんな真摯な役の取り組み方で、向井さんはコータの感情を生々しく演じきった。これは向井理本人のリアクションなんじゃないか?と勘違いさせるほどのリアルさがあるが、そこにたどり着くためには、きっと陰ながらの努力があったはず。けれど、その努力も葛藤も苦しさも役者として当たり前のことだと捉えている、それが向井理がデビュー当初から貫いている姿勢。実に真面目でプロフェッショナルだ。カンボジアのロケでは、長回しでスタートからカットまで4時間! という撮影もあり、撮影時間はトータルで200時間にも及んだという。つねにカメラを向けられるなか、向井さんを含め、学生サークル“そらまめプロジェクト”の主要メンバーを演じる、松坂桃李、柄本佑、窪田正孝の4人それぞれが自分たちの演じるキャラクターを通して感じたカンボジアとは一体どんなものだったのだろうか。4人をガイドするブティさんの話から、カンボジアを知ることができたと語る。「ブティさんの話を聞いていると、その情景が浮かんでくるんです。聞いているだけでつらいのに、ガイドという仕事とはいえ、自分のつらい経験を話してくれたのは嬉しかったですね。幼少の頃、ポル・ポト政権時代に政府の弾圧で父親を殺されたこと、自分は学校にいけなかったけれど、自分の2人の子供には学校に行ってほしくてガイドとして頑張っていることを、サラッと言えるのが凄い。それが僕の感じたカンボジアという国、人に対する印象ですね。強い国だなと。人として、カンボジアに行くことができて、本当に良かった」。観客もまた、コータたちを通じて切なさや悲しさを味わい、強く生きるカンボジアの人々の姿から何かを感じ取ることだろう。子供たちの笑顔が活力へ変わる幸せとは何か?自分はいま幸せなのか?と深く考えさせられるきっかけとなるのが、カンボジアの子どもたちの笑顔だ。「あの笑顔はすごい力ですよね。あの笑顔がこの作品の大切な要素だった」と顔をほころばせ、映画の核心に迫っていく。「カンボジア特有ですよね。日本人はカンボジアに対して、地雷、ポル・ポト政権、アンコールワット…勝手な偏見を持っていて、発展途上の国として見ている。僕もそうなんですけどね。そういう中にあの笑顔がある、だから笑顔が凄いと思うのかもしれない。彼らは日常的にあの土地で暮らしていて、朝が来て夜が来て、それが普通なのに。でも、そうではない人たちは、自分と照らし合わせて考えると(自分が)情けなくなって、あの笑顔に癒されるだけでなく、何か突き刺さるんですよね。コータたちは紆余曲折あって小学校を建てますけど、建てただけではダメだとも思っている。それでも、子供たちのあの笑顔があることで着地できたのかなと。撮影中、小学校1〜2年の子供たちと一緒に遊んでもらったんです。楽しいと笑ってくれる、遊んでいると笑ってくれる。役柄としてだけれど、この子供たちのために学校を建てるんだ! と思うと、すごく力になった。この子たちのために頑張れると思いました」。映画のラスト、小学校開校式のコータのスピーチのセリフには台本にはない言葉が添えられ、感動的なワンシーンとなった。「誰かのために何かをする喜びというのは、きっと自分のために何かをする喜びよりも強い」というのは劇中のコータのセリフ。誰かのために一生懸命になる素晴らしさを再確認させてくれる言葉のひとつだが、コータを演じながら向井さん自身もそんな熱い感情を抱いたのだろうか。最後にもう一度、向井理の心の中をのぞいてみたく、問いかけてみた。「正直、自分が出ている映画でそういうことを感じるのって難しいんですよね。客観的に見れないというか。撮影後、完成した映画を観ても、200時間の9割を知っているので、ああいうシーンがあったなとか、あのシーンカットされたなとか、自分の芝居にダメ出ししたりしてしまう(笑)。でも、映画の撮影ではあるけれど、自分たちで体験したこと、感じたこと、心に刺さったことが、もしかしたら映画を観ている人以上にあるのかもしれない。それをどれだけ純粋に届けられるのかが、今回の撮影のテーマだったと思うんです。たくさんのメッセージを詰め込んだつもりです。観て下さった方それぞれに感じるものがあったら嬉しいですね」。僕たちは世界を変えることができない──かもしれないが、コータとして向井さんが笑顔になれたように、笑顔が人を幸せにすると気づけること、それはきっと世界を変える小さな一歩、そう信じたい。(photo:Toru Hiraiwa/text:Rie Shintani)『僕たちは世界を変えることができない。』3連続インタビュー 松坂桃李インタビュー:: 原作者・葉田甲太×峯田和伸インタビューcoming soon!■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズ■関連記事:向井理、思わず本音が!?「パルテノン神殿は汚いところだった」松坂桃李インタビュー照れ屋な22歳が見つけた“熱いもの”向井理、流暢な英語でスピーチ!海外オファーは「なきにしもあらず」?NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら向井理、“母校”明治大学で『僕せか』PR…なぜかTBS安住アナが乱入
2011年09月21日まもなく公開となる『天国からのエール』試写会が9月20日(火)に都内で行われ、阿部寛とミムラ、桜庭ななみが舞台挨拶を行った。ゲストとして映画の舞台となった沖縄出身でボクシングの元世界チャンピオンである具志堅用高も出席し、沖縄の思い出話に花を咲かせた。沖縄で弁当屋を営むかたわら、学生のために無料の音楽スタジオを設立し、一昨年にがんで亡くなった男性の実話を描き出す。阿部さんは、沖縄でのロケを通じてモデルとなった仲宗根陽さんになりきっていったことを告白。「(沖縄で)発見したことがたくさんありました。スタジオは高校から10メートルくらいのところにあって、スタジオの生徒たちや陸上部や野球部の部員たちの姿が見えるんです。仲宗根さんがそれを見て、若者を応援したいという気持ちになったのがよく分かりました。現場で仲宗根さんの新しい面を知り、自分の中の仲宗根さんを撮影を通じて成長させていきました」とふり返った。阿部さん演じる陽の妻を演じたミムラさんも「発見したことや改めて考えさせられたことが多い映画でした」と述懐。「(仲宗根さんの)奥様が現場を温かく見守ってくださり、そのまなざしを通じて仲宗根さんがどういう人だったか知ることができました」と語る。具志堅さんは「最後は泣きました。生徒への指導も素晴らしいし、沖縄の子の性格をよくつかんでいる」と映画を絶賛。特にミムラさんについて「沖縄のお母さんの雰囲気が出てましたよ。頑張り屋で強いんです」と手放しでほめたたえた。桜庭さんはそんな具志堅さんを「ニイニイ(=陽)に似てる」とニッコリ。ミムラも「眼差しの優しさが似てる」と語り、阿部さんも「沖縄の人が持っている独特の目の真っ直ぐさ、佇まいが(陽さんと)重なります」とうなづいた。これに具志堅さんは「ニイニイはカッコいいよぉー」と照れくさそうに笑みを浮かべていた。この日は映画にちなんで沖縄のお弁当が用意され、阿部さんと具志堅さんはエプロンをつけて再登場。具志堅さんは弁当に舌鼓を打ち、得意の「ちょっちゅね」を連発し、登壇陣や観客を喜ばせた。『天国からのエール』は10月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:天国からのエール 2011年10月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会■関連記事:NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら『天国からのエール』監督が語る「夫婦ならではの気遣い、苦難を乗り越える瞬間」夫婦の絆を確かめる『天国からのエール』夫婦限定試写会に25組50名様ご招待阿部寛、実在の人物を演じたプレッシャーと感謝の思いを声を詰まらせながら吐露阿部寛、髪型&衣裳も“本物”を徹底『天国からのエール』ポスター完成
2011年09月20日