2021年7月24日、『T.M.Revolution』でボーカルを務める西川貴教さんがTwitterに1枚の写真を投稿。投稿によると、西川さんは音楽業界4団体の職域接種で、新型コロナウイルスのワクチンを打ったそうです。しかし、本題とは逸れたところに注目が集まっています。ワクチンを接種した西川貴教の『ある部分』が話題に接種会場にあまり人がいなかったことから、音楽業界を守るための予防接種をアピールした西川さん。「自身の愛するエンターテインメントを守りたい」という気持ちが伝わる真剣な投稿ですが、添付されていた写真に多くの人が釘付けになってしまったようです。西川さんの『ある部分』に目が行ってしまう写真が、こちら!音楽4団体の職域接種でしたが、会場はほぼ空席でした。エンタテインメント業界の嘆きを聞くわりに、ワクチン接種に消極的な気がします。ワクチンを接種しても感染はしますが、重篤化を防ぎ医療従事者の皆さんの負担を軽減させ、イベントの実現に向けて1つ1つ頑張っていきます。 #IRF21 #TMR25 pic.twitter.com/BFSlXECiQH — 西川貴教 (@TMR15) July 24, 2021 注射を打った腕を見せつけるように前に出す西川さん…ですが、ムキムキな太い腕の主張が激しすぎます!2020年11月には、滋賀県大津市で行われた、健康美コンテスト『BEST BODY JAPAN滋賀大会』に出場し、ゴールドクラスで優勝する快挙を果たした西川さん。普段から太い上腕や盛り上がった力こぶ、浮いた血管など、鍛え上げられた肉体が「これでもか」といわんばかりに目立っていますね。西川さんの投稿は拡散され、音楽業界を想う気持ちへの称賛だけでなく、筋肉へのツッコミも相次いでいます。・すごい。腕が太すぎて注射用の絆創膏がさらに小さく見える!・最高に筋肉注射のしがいがありそうな腕ですね!・写真で笑っちゃった。これは筋肉注射をはじき返してしまうのでは?中には「注射の針は曲がりませんでしたか?」とユーモアを交えて注射針のほうを心配する声も。西川さんの記念撮影は、まさに『筋肉注射』という言葉が似合う1枚となったようです。[文・構成/grape編集部]
2021年07月25日犬飼貴丈が“不倫サレタガワの夫”を、堀未央奈が“不倫シタガワの妻”を演じ話題となっている、テレビドラマ『サレタガワのブルー』。原作は著者・セモトちかが集英社の女性向けマンガアプリ「マンガMee」で連載中の大人気作品だ。愛妻家のイケメン夫と優しくてかわいい妻の幸せな夫婦生活を描いた温かい物語ーーと思いきや、思いもよらぬ妻の不倫から始まる、“(不倫)された側の悲劇”を描いた物語だ。今回は、“不倫サレタガワの夫”・田川暢役の犬飼にインタビューを実施。『サレタガワのブルー』のことはもちろん、“ブルー”にちなんだ話、“マンガ”にまつわる話も聞いた。『サレタガワのブルー』に感じた“新しさ”――マンガ好きの犬飼さん。『サレタガワのブルー』の原作マンガはご存知でしたか?実際にマンガを読んだのはドラマのお話をいただいてからですけど、以前から知っていました。普段、流行っている作品のリストをつくっていて、何かマンガが読みたい!と思った時にその中から選んでいるんですよ。『サレタガワのブルー』も流行っていたので、流行り作品リストに入っていました。――読まれてみて、どのような印象を受けましたか?いろんな意味で新しいなと思いました。これまでの同じような作品だと、男性が“シタガワ”もしくは女性が“シタガワ”でも“シタガワ”の視点で描かれることが多いようなイメージがあって。男性の“サレタガワ”視点で描かれるのは新しいなと。しかも、“シタガワ”が罪悪感を微塵も抱いていないのも新しいと思いましたね。キャラクターたちがあまりにも突き抜けているから、中盤から笑えてきちゃうというか面白くなっちゃう感じでしたよ。シリアスな作品なのに、もはやちょっとコメディを読んでいる気持ちになりました(笑)。――たしかに(笑)。とはいえ、ドラマ初回放送日に解禁されたメイキング映像では「もう(堀さんを見ていると)動悸がするようになっちゃって。さっきもなんかギクッとしたんですよね」とコメントしていましたよね。藍子に対する恐怖心のようなものもあったのでは……?自分自身が恐怖心を抱いていたわけではないんです。物語の中で暢が傷つけられる姿を見てきたので、友だちが堀さん(藍子)に酷い目に遭わされた感覚になってギクッとしていました(笑)。「暢が可哀そうであればあるほど藍子のキャラクター性が引き立つ」――犬飼さんご自身が演じる田川暢の印象はいかがでしょう。僕は暢に対して、いろいろ思うところがあります。藍子に“サレテシマウ”原因は暢にもあるのではないかと思うんですよ。ナヨナヨし過ぎているし、とある理由でつけているピアスも僕からしたらあり得ないなと。中盤くらいから「暢も暢だよな……」「もしかしたら実は一番おかしいんじゃないか……!?」と思いました(笑)。――見方を変えるとそういう側面もあるかも……。そんな暢を演じる上で意識したことはありますか?暢が可哀そうであればあるほど藍子のキャラクター性が引き立つと考え、見るからに可哀そうな表現をしようとは思いました。例えば、なるべく強い顔をしないようにしようとか、気持ち声を高めにしようとか。僕、日常生活では強い顔になることが多いのと、声色も低めなので、そうならないように意識しました。――実際、犬飼さんが暢を演じられるのは少し意外でした。これまで演じられてきた役柄とは少し違うなと。僕自身、こういった役柄は初めてだったので緊張しました。ここ2年くらいは個性的な役ばかりを演じていたから、すごく勉強にもなりましたね。あまりにも個性の強い役をやり過ぎていて、それが普通だと思っていたけど、本来役者ってこういう役もやるんだよなと(笑)。裏切る側の役は演じられていましたけど、裏切られる側の役はなかったですよね。そうですね。あとはコメディ作品がすごく多かったんですよ。ここまでずっとシリアスな作品はほとんどなかったかもしれません。――今回のようなシリアスな作品や役柄を演じていて、特にどんな感情が一番大きかったですか?とりあえず「悲しい」気持ちが一番大きかったですね。とはいえ、本作では最終的に反撃していくので、溜まりに溜まったフラストレーションが一気に解放された瞬間はすごく気持ちよかったです。撮影中の楽しみは“中華料理屋さん”?――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?作品自体がシリアスなので撮影中はシリアスな空気になりますけど、カットがかかった瞬間からスタッフさんや共演者のみなさんとくだらない話しをずっとしていました。あまりに話しが盛り上がり過ぎて撮影が始まらないみたいなことも(笑)。気持ちにメリハリがつけられたのはありがたかったですね。――盛り上がっていたところからシリアスな雰囲気に切り替えられるものなのでしょうか……。意識せずとも自然に切り替えられていたかもしれません。作品の中にコメディとシリアスが交互にあると切り替えづらい部分もあります。でも、本作に関してはずっとシリアスだったので、いざ撮影するとなれば切り替えられましたね。――では、撮影時の印象に残っていることを教えてください。撮影現場近くに中華料理屋さんがあってお昼の時間に食べに行ったら、そこのご飯が美味しすぎて一人でよく行っていました。カウンター席しかない雑多な中華料理屋さんなんですけど、そこに行くのが楽しみで撮影現場に行っていたところはあるかもしれません(笑)。塩ラーメン、醤油ラーメン、チャーハン、チンジャオロース……決まったメニューをローテーションして食べていましたね。――そこまで美味しい中華料理屋さん、気になります(笑)。暢の妻・藍子役を演じた堀(未央奈)さんとは、撮影現場でどのようなお話をされていましたか?堀さんも僕もゲームが好きなので、結構ゲームの話しをしていましたね。あとは『サレタガワのブルー』の登場人物について話すことも。「まともなのは梢さん(森梢、演:高梨臨)しかいないよね」とか話していましたね(笑)。全員どこかしらちょっとおかしいので……。――ひと癖ふた癖あるキャラクターばかりですもんね。ちなみに犬飼さんは『サレタガワのブルー』で好きなキャラクターはいますか?好きなキャラクターか……和正(森和正、演:岩岡徹)かな。ここまで突き抜けているキャラクターは見ていて面白いです。あとは、たみくん(久民浩平、演:中田圭祐)と梢さん。この二人くらいしかまともなキャラクターはいないなと思っています(笑)。「負の感情は全て音楽にしてパソコンに保存します」――暢のように人に嘘をつかれたり嫌なことをされたりした時、犬飼さんならどうしますか?嫌なことをされた相手によって出方を変えるかもしれません。例えば、インターネット上で他人や仲の良くない人に嫌なことを言われても何もしない。逆に親しい相手だったら素直に気持ちを伝えて解決の方向に持っていく。仕事関係の人だったら今後の関係性を考慮してスルーしてしまうかもしれないという感じですね。――どんな相手に対しても暢みたいに「復讐してやろう!」と思うことはないんですね。ないですね。よく漫画や映画で言うじゃないですか、「復讐からは憎しみしか生まない。負の連鎖だ」みたいな。そういう考えを持っていますね。――犬飼さん、普段ブルーになることはありますか?些細なことで結構ブルーになりますよ。最近だと自分の馴染みの景色が変わってしまったことに対してブルーになりましたね。建物やお店…あったはずのものが無くなっていたり、何も無かったところに新しい何かができていたりすると、マジか……って。自分のテリトリーであればあるほど凹みます。――例えば、ご自身の地元とか?そうですそうです。地元に帰った時に、ここが無くなっちゃったんだ……とか。――そんなブルーになった時、どうやって気持ちを切り替えるのでしょうか。僕、高校でバンドを組んでいて、ミュージシャンになろうと思って上京したんです。そしたら、なぜか今「田川暢」になっているんですけど……(笑)。――(笑)。今でも趣味で音楽をつくっているので、負の感情とかは全部音楽にしてパソコンに保存しています。――その音楽が世に出されることは……?今後どうなるか分からないですけど、『サレタガワのブルー』の主題歌は狙っていました(笑)。ダメでしたけどね(笑)。犬飼さんの少女マンガへの食わず嫌いを克服させた、風間俊介オススメの作品――『サレタガワのブルー』は女性向けマンガアプリ「マンガMee」で連載されていますが、犬飼さんは少女マンガはお好きですか?以前まで全く読まなかったんですよ。自分が読んでいたジャンルとは全く違うジャンルだったから、あんまり読む機会はなく……。でも、以前共演した風間俊介さんに少女マンガに抵抗があるんですとお話したら、『ぼくの地球を守って』という少女マンガをオススメされて。読んでみたらすごく面白かった。そこから自分の中にあった少女マンガに対する食わず嫌いはなくなりましたね。――もともとはどういう作品がお好きだったのでしょう。ちっちゃい頃は王道の少年誌、週刊少年ジャンプに載っているマンガをずっと読んでいました。それ以外にも、「え、そんなの読んでいたの?」と思われるような作品も結構読んでいて。例えば、『東大一直線』『まことちゃん』とか。あとは、手塚治虫さんなど割と古めな作品や伊藤潤二さんのような怖い系の作品も自分のサブカルチャーのルーツですね。――それは誰かの影響で読むようになったんですか?サブカルチャーに関して、かなり寛容な家庭で育ったんですよ。おばあちゃんやお母さんがそういう昔の作品やアート系・ホラー系の作品が好きだったので、読まされていた感じでした。――その中に少女マンガはなかったんですね。そうなんですよね。でも、手塚治虫さんの『リボンの騎士』は読んでいましたし、『ベルサイユのばら』『エースをねらえ』『アタックNo.1』とか古い少女マンガ作品はアニマックスとかで放送されていたアニメを見ていました。――かなり幅広く作品に触れてきたのだなと感じました。最後に、最近読んだマンガで面白かった作品を教えてください!Netflixオリジナルアニメにもなった『終末のワルキューレ』は、以前から継続して読んでいますね。面白い。同じく継続して新刊を待っている作品は『喧嘩稼業』『呪術廻戦』とか……。あと、最近すごく面白かったというか好きだったのは『青い車』。少し前(1996年)に発売された短編集です。鬱々とした気持ちを抱えた若者たちの小話がオムニバス形式で収録されている作品で、複雑な人間模様になんだかなぁ……と思ったり、SFチックな要素が入っていたり。絵柄は似ていないんですけど、『空が灰色だから』という作品の奇妙さを抜いたような雰囲気もあって。すごく読みやすく面白かったです。犬飼貴丈さんのサイン入りポラを2名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=640c3d5b-43ad-45dd-b924-fabb6c0927ba&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。ドラマイズム『サレタガワのブルー』出演:犬飼貴丈堀未央奈岩岡徹(Da-iCE)/高梨臨監督:スミス脚本:舘そらみ原作:セモトちか(集英社『マンガMee』連載)mbs.jp/saretagawa-blueMBS:毎週火曜 深夜0:59~、TBS:毎週火曜 深夜1:28~放送中!撮影/鬼澤礼門、取材・文/阿部裕華、ヘアメイク/加藤ゆい(フリンジ)、スタイリング/秋山貴紀、衣装協力/シャツ(シャリーフ)¥26,400・パンツ(リメール)¥5,940/シアン PRバングル¥66,000・リング¥13,200(ともにノース ワークス)/HEMT PRその他/スタイリスト私物【問い合わせ先】シアン PR TEL 03-6662-5525 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-2-3 ルカビルⅡ 2F〜4F、HEMT PR TEL 03-6721-0882 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-31-8 FKビル 3F
2021年07月20日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「LGBT法案」です。LGBTと一括りではなく個別の課題解決を。与野党合意で進められていた、性的少数派をめぐる「理解増進法案」は自民党内の強い反対を受け、今国会での提出を断念しました。オリンピック憲章では、いかなる差別も認めず、ジェンダー平等を謳っています。オリンピック開催国でありながら、この法案が成案できないというのは恥ずかしい状況だと思います。2014年のソチオリンピックでは、ロシア政府が同性愛を認めないとLGBT運動を弾圧したため、各国の首脳は抗議の意を示し、開会式の参加をボイコットしました(日本は参加していました)。自民党内でも、稲田朋美議員をはじめ、LGBT当事者と対話を重ねてきた議員はなんとか成案させようと与党幹部に詰め寄りましたが、「家族観が壊れる」など、ベテラン議員からのクレームがついて進みませんでした。もともと野党は、ヘイトスピーチや、同性愛者という理由で入居を拒否されたり、社内で差別を受けたりすることを禁止する「差別解消法案」を提出していました。それに対して自民党はLGBTの人々の実情をまず知ってもらおうと「理解増進法案」を進めていました。結局、自民党案を修正する形で与野党合意したのですが、「差別は許されない」という文言に対して、与党内の保守派が「権利を与えることで、権利を極度に主張されると訴訟が起こり、かえって分断を生む。何をもって差別とするかを定義づけないかぎり法案は認められない」と強硬姿勢を崩さず、国会提出も叶わなかったのです。たとえ法律ができたとしても、差別感情を持つ人の意識が一変するわけではありません。理解を深めるためには、対話や交流の場を増やすことが肝要なのだと思います。残念なのは、この制度を決める国会議員の中に、公表しているLGBT当事者がほとんどいないということです。議員の多様性のなさにも問題があると言わざるを得ません。最初からLGBT法案に賛成か反対か、という二択から始めるのではなく、もっと小さな主語で、性別の問題で困っているさんの課題に対処するには、どんな方法があるのか。具体策を一つずつ見出すことが、状況改善の糸口になるのかもしれません。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年7月21日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年07月17日犬飼貴丈・堀未央奈W主演のドラマ『サレタガワのブルー』が、7月13日(火)深夜から放送される。この度、その予告編とキービジュアルが公開された。『サレタガワのブルー』は、集英社の女性向けマンガアプリ『マンガMee』で連載し、単行本1、2巻が同時発売された、セモトちかの“不倫”を題材とした漫画作品が原作。主人公・田川暢はイケメン、デザイナーで高収入。愛する妻・藍子に尽くし、家事に仕事にと努力を惜しまない。一見、幸せそうな夫婦生活を送っていた暢だったが、ある日、その幸せが崩れ始める。彼が目撃しのは、職場の上司との不倫を楽しんでいる藍子の姿だったのだ。自分の欲望に忠実に生きる藍子に、暢は復讐を決意する。W主演として暢を演じる犬飼、藍子を演じる堀のほか、藍子の不倫相手に岩岡徹(Da-iCE)、その妻役の高梨臨の出演が発表されている。さらに、中田圭祐、染野有来、希代彩、吉田志織、加治ひとみがキャスティングされた。この度公開されたキービジュアルは、タイトル通りブルーを基調とした色使いで、暢と藍子が抱き合って正面を見ている様子が切り取られたほか、藍子の不倫相手・和正(岩岡)と、その妻・梢(高梨)も加え、妖しい雰囲気を醸し出している。予告編は、YouTuber ヒカルと、Da-iCE / Natural Lagのメインボーカルとして活動する花村想太による音楽ユニットUPSTARTが歌うオープニング主題歌「ペルソナ」が流れるバージョンと、Hilcrhymeが女性目線で綴った歌詞を男性目線で新たに書き下ろしたエンディング主題歌「Lost love song【III】-サレタガワ-」が流れるバージョンの2種。そのどちらも、暢が藍子の決定的な不倫現場を目撃するショッキングな場面などが映し出される。オープニング主題歌:UPSTART「ペルソナ」予告エンディング主題歌:Hilcrhyme 「Lost love song【Ⅲ】-サレタガワ-」予告『サレタガワのブルー』7月13日(火)よりMBS/TBS毎週火曜深夜0:59〜ドラマイズム枠
2021年06月29日犬飼貴丈と堀未央奈がW主演する『サレタガワのブルー』が7月13日(火)より放送開始となる。この度、本作より場面写真が公開された。集英社の女性向けマンガアプリ「マンガ Mee」での連載開始以降、同アプリの総合ランキングで常に上位にそのタイトルを輝かせ続け、5月には1、2巻が同時発売されたセモトちかの人気マンガ『サレタガワのブルー』。ドラマ化した本作は主演のふたりに続き、主要キャストとして高梨臨と岩岡徹(Da-iCE)の出演も発表され、ますます盛り上がりを見せている。公開された場面写真は犬飼と堀が演じるラブラブな夫婦姿。美男美女が仲良くデートをしたり、家でくつろいだりしている様子はまさに“誰もが羨む素敵なカップル”。幸せに満ち溢れた結婚生活にしか見えないが、その裏に隠された真実とは。暢の隣で可愛らしく微笑む藍子。実は会社の上司と絶賛不倫中である彼女が隠し持つ、欲望全開な思考回路にゾッとすること間違いなし。不倫によって、どれほど簡単に幸せや笑顔が壊されてしまうかをリアルに描く。こんなに楽しそうに笑う暢と藍子が、次にどのような表情を見せるのか、さらなる情報の解禁に期待だ。■番組情報『サレタガワのブルー』7月13日(火)より放送開始MBS:毎週火曜深夜0:59〜TBS:毎週火曜深夜1:28〜
2021年06月24日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「温室効果ガス46%削減」です。環境の問題だけではなく、経済の生き残り策 。4月に気候変動サミットが開かれ、各国が温室効果ガスの削減目標を表明しました。日本は2030年度までに2013年度比で46%削減するという新たな目標を掲げ、「50%の高みに向けて挑戦を続ける」と発表。それまでの目標値は26%削減でしたから、一気に引き上げた形になります。ところが、環境問題に熱心に取り組む若い人たちが、その数字では足りないと、経産省前でハンガーストライキを行いました。パリ協定では、世界の気温上昇を産業革命前と比べて1.5°Cに抑えることを目標に定めています。そこまで効果を出すには日本は62%の削減が必要だと訴えたのです。ちなみに他国の目標値は、アメリカは2005年比で50~52%削減。EUは1990年比で55%以上減。イギリスは1990年比で78%以上減です。アメリカのバイデン大統領は、オバマ政権で謳われた、温暖化防止と経済格差是正の両方を行う経済刺激策「グリーン・ニューディール」をさらに強化し、「クリーンエネルギー/持続可能インフラ計画」に4年間で総額2兆ドルを投入すると公約で掲げました。中国は、公害により健康被害が多く出たことを機に、環境対策に積極的になり、2030年までの温室効果ガス削減目標は2005年比で65%以上削減。また、2035年の新車販売でガソリン車をゼロに。電気自動車を中心に省エネ・新エネルギー車の割合を5割にし、残りの5割もすべてハイブリッド車にすると昨年秋に発表しました。欧米や中国の削減目標値が高いのは、環境対策がこれからの経済の主戦場になると踏んでいるからです。欧米の大手企業は、石炭や火力による電力に依存する企業とは取引しないと公言していますから、日本も再生可能エネルギーの比率を上げるなどの対処をしないと、このままでは世界の経済市場から日本の企業は排除されてしまいます。環境対策は、地球を守るというイデオロギー的なものから、産業の生き残り策に大きく変わったんですね。AIや再生可能エネルギーなど、あらゆるテクノロジーを駆使し、環境に負荷をかけない産業政策を、国が本格的にとる必要があるのではないかと思います。堀 潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年6月16日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年06月12日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「出入国管理法改正案」です。難民は犯罪者ではない。廃案後も対応是正を求める。日本の入国管理のあり方が国際的に問題視されています。まず、難民認定率が1.2%(2020年)と、とても低い。さらに、難民申請を却下された外国人が、入国管理の施設に長期間収容されていることも問題になっています。家族と引き離され、無期限勾留のような状況で、体調を崩してもきちんとした手当てが受けられません。扱いが非人道的ではないかと、国連からも再三勧告を受けていました。今国会では出入国管理法の改正が審議されました。改正案には、難民認定手続き中は強制送還が停止されるという規定を3回目以降の申請には適用せず、本国に送還できるという変更が含まれていました。しかし、内戦や封建的な軍政から命からがら逃れてきた人を母国に送り返せば、その人は殺されてしまうかもしれません。改悪案だと、多くの人が反対の声をあげ、3月に名古屋入管施設に収容中だったスリランカ人女性が死亡し、その管理状況が問題視されたことも受け、与党は今国会での審議を断念しました。難民申請をしている人が本当に難民なのかを判定するのは確かに難しいです。パスポートはもとより、その人を証明するものがないからです。けれども、難民=犯罪者ではありません。ただ、入管庁は麻薬カルテルの一味や武装集団を入国させないよう水際を守るのが仕事ですから、入管庁の中で難民審査を行うこと自体に無理があると思います。たとえば、難民局を作り、難民なのか、虚偽の申請をする偽装難民なのかを審査できる体制を整える必要があるのではないでしょうか。日本は難民申請を厳しくする一方で、特定技能制度など、外国人労働者を受け入れる規制緩和はしてきています。労働力のためには門を開き、助けを求める人には閉ざすというのは矛盾しています。欧米には多民族、多文化の土壌があり、移民を国力に反映させる術を持っています。その点、日本は多様性を受け入れるのが不得意なんですね。廃案になっても難民に対する日本の対応は問題が残っています。もしも日本が戦争状態になり、自分が国を逃れ難民になったとしたら?と想像力を働かせて考えてみてほしいです。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年6月9日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年06月05日犬飼貴丈と堀未央奈が夫婦役で共演する新ドラマ「サレタガワのブルー」に高梨臨が出演することが決定。不倫をサレタガワの妻“サレ妻”を演じる。犬飼さん演じる田川暢は“不倫サレタガワの夫”、堀さん演じる藍子は、上司と秘密の関係を持つ“不倫シタガワの妻”。最愛の妻の裏切りに絶望し苦悩する暢と、不倫にハマりながらも夫の前では可愛い妻を演じ、楽しむ藍子。欲しいモノを手に入れるためなら手段を選ばない史上最凶の悪女の本性を知ったとき、暢は復讐を決意する。本作は、不倫に対する怒りと憎しみとイライラと、心のざわつきが止まらない新感覚不倫エンターテインメント作品となっている。高梨さんが演じるのは、暢と同じく不倫を“サレタガワ”の妻・森梢。9か月の息子がいるにもかかわらず、夫の和正が藍子と不倫している事実を知り、暢と協力関係を結ぶことに。常に帰宅が遅く、家事や育児に献身的でない和正の冷酷な態度や言葉に耐え続け、ワンオペ育児を続けてきた専業主婦の梢。しかし、和正の不倫に気づいてからは、和正に正当な慰謝料を払わせて息子と2人で生きていくことを心に決めるのだ。「コミカルさも感じるほど濃いキャラクター達に笑ってしまいながらも、どんどん展開していく話に、夢中になって読み進めてしまいました」と原作と台本を読んだ感想を明かし、梢については「一番普通の感覚を持った人間」と説明。「自分の子供の為、そして自分自身の幸せの為に、どんどん強くなっていく梢の姿、そして、どんどん激しくなっていく悲劇のエンターテイメントを是非楽しんでいただきたいです」とアピールした。「サレタガワのブルー」は7月13日より毎週火曜日深夜0時59分~MBS、毎週火曜日深夜1時28分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2021年06月03日タレントの堀ちえみが6月1日、都内で行われたGEヘルスケア・ジャパン「ポケットエコー Vscan Air 新製品記者発表会」に出席した。グローバルヘルスケアカンパニーのGEヘルスケア・ジャパンは、ポケットサイズの超音波診断装置「Vscan (ヴィースキャン)」の最新モデル「Vscan Air(ヴィースキャン エアー)」を発売。その記者会見に口腔がんや食道がんを患って闘病生活を送り、現在も治療中の堀ちえみが登壇して病気の早期発見の大切さを説いた。これまでの経緯について堀は「2019年に口腔がんを患い、ステージ4という告知を受けました、2019年2月に手術をし、悪性の部分を取り除いた結果、舌の6割以上を取って太ももの一部を移植しました。首にも転移(食道がん)していて、エコーに命を助けていただいたと言っても過言ではありません」と説明。手術から2年3カ月が経過した現在は通院のほかにボイストレーニングやリハビリに取り組んでいるそうで、「通院は耳鼻科と口腔外科、それぞれ3カ月に1回は受診しています。経過観察で検査をし、食道がんも経過観察で半年に1回は胃カメラを飲んで再発の有無を診ていただいております。リハビリはコロナ禍なので1カ月に1回、ボイストレーニングは1週間に1回、リモートで先生に2時間ご指導していただいております」と明かしつつ、「コロナも怖いですけど、がんも進行してしまうと非常に恐ろしい病気。そちらの方も対策をちゃんとしながら検査を受けて早期発見できるようにしています。今は全然元気で、喋り方が後遺症として残ってしまいましたが、職業柄話せるように毎日最低でも15分はリハビリとボイトレをやるように心掛けています」と将来を見据えていた。堀は来年3月にデビュー40周年を迎える。「コロナ禍ということもあって事前に決められないもどかしさはありますが、歌の方は変わらず1曲でも多く歌って皆さんにご心配をお掛けした分、安心していただけるように頑張りたいと思っています」と40周年記念コンサートに意欲を見せ、ファンの前で歌うことを「一つの目標にして頑張ります。そこは実現させます!」と力強く宣言。「喋り方も含めて以前と変わってしまった部分で最初は命が助かったけどこの先どうやって生きていこうかと思ったところからスタートしました」と改めてこれまでを振り返り、「落ちるところまで落ちたから後は楽しみしかありません。今はそういう気持ちです。辛いことがありましたけど、皆さんのお陰で生かせて頂いております。瞬間瞬間が楽しいと思えますし、今は大変な世の中ですが、辛い方に目を向けるのではなく、楽しいことや素晴らしいモノに目を向けて過ごす方が同じ生きていくのであればそっちの方がお得かなと思っています」と前向きだった。
2021年06月02日画家・絵本作家のヒグチユウコが手掛けるギャラリー「ボリス雑貨店」にて、SFストップモーションアニメ『ジャンク・ヘッド(JUNK HEAD)』の展覧会「ジャンク・ヘッド」展(仮称)が開催される。期間は、2021年10月7日(木)から12月26日(日)まで。堀貴秀が1人で7年かけて完成させたSFストップモーションアニメ映画『ジャンク・ヘッド』『ジャンク・ヘッド』は、映画の制作経験のなかった堀貴秀が独学で作り始め、たった1人で7年もの歳月をかけて完成させたSFストップモーションアニメ映画。ひとコマひとコマを撮影し、それを繋げて映像にするという非常に手のかかるストップモーションアニメを、セット制作から声優まで1人で行ったということでも話題だが、何といってもその精巧な映像とストーリーに魅了される人が後を絶たない。日本では、2021年3月26日(金)より全国10館で公開され、ミニシアターランキングでは2週連続で1位を獲得し、現在も公開劇場数を増やし続けている。また、これまでファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞、ファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞するなど世界的評価も非常に高い。ヒグチユウコの申し出から実現、実際に使用したパペットやセットを展示今回の展覧会「ジャンク・ヘッド展(仮称)」は、公開後の早い段階で、映画を鑑賞したヒグチユウコがその世界観を気に入り、制作中の三部作の応援を申し出たことがきっかけになったそう。会場では、撮影で使用されたキャラクターのパペットや緻密なセットなど、『ジャンク・ヘッド』の世界観を感じられる様々な展示が予定されている。「トロちゃん」と「ギュスターヴくん」のイラスト完成、グッズ販売も予定また、ヒグチユウコが、『ジャンク・ヘッド』にオマージュを捧げ、特別なイラストを描き下ろした。劇中に登場する「トロちゃん」と、ヒグチ自身のキャラクターである愛らしいネコの顔、ヘビのような手、タコのような足が特徴の「ギュスターヴくん」の触れ合う様子が描かれている。展覧会では、このイラストを使った商品の販売も見込んでいる。【詳細】「JUNK HEAD」展(仮称)期間:2021年10月7日(木)~12月26日(日)会場:ボリス雑貨店住所:東京都渋谷区神宮前4丁目16-2
2021年05月30日漫画家のセモトちかさんによる、不倫を描いた漫画『サレタガワのブルー』。漫画配信アプリ『マンガMee』で上位を獲得するなど、人気を見せています。そんな『サレタガワのブルー』がテレビドラマ化決定!発表にはネット上でも歓喜の声が上がりました。主人公・田川暢役を演じるのは俳優の犬飼貴丈さん。またW主演で、田川藍子役を演じるのは、2021年3月にアイドルグループ『乃木坂46』を卒業した堀未央奈さんです。2人のポスタービジュアルを、原作者のセモトちかさんが描いたオリジナルイラストも公開されています。『サレタガワのブルー』は、愛妻家のイケメン夫が、妻に不倫をされることから始まる新感覚不倫エンターテインメント作品。主人公・田川暢(たがわのぶる)はイケメン、デザイナーで高収入、愛妻家の誰もが羨むイイ夫。大好きな妻・藍子(あいこ)に尽くし、家事に仕事に努力を惜しまない。藍子も家事一切を仕切ってくれる暢に優しく、ラブラブな2人。一見幸せそうな夫婦生活を送っていた暢だが、ある事実を目の当たりにする。彼が見たのは職場の上司との不倫を全力で楽しんでいる藍子の姿だった…。「まさか藍子さんが…そんなはずはない…」優しく可愛らしい藍子が自分を裏切るはずがない。だがそんな願いは届かなかった…修羅場を迎え、自分の欲望に忠実に生きる藍子に、復讐を決意する暢。「いい女はね、自分の望みは確実に全部叶えるの」暢に、史上最凶の不倫妻を裁くことはできるのか!?ドラマイズム「サレタガワのブルー」ーより引用原作者の、セモトちかさんは「田川暢役の犬飼貴丈さんはまさに思い描いていたご本人だった」と、配役が決まった時には驚きと感動で声が出たといいます。また、堀未央奈さんについても、「撮影現場でプロ根性を見た」と絶賛。ドラマ『サレタガワのブルー』は、TBS・MBSで同年7月13日の深夜から放送です![文・構成/grape編集部]
2021年05月22日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「Z世代」です。世界中で抱える問題。解決の鍵となるZ世代。バブル世代と氷河期世代は「X世代」、‘80~‘90年代半ばに生まれたゆとり世代は「Y世代」、‘90年代半ば~2010年代初めに生まれた若者たちは「Z世代」と呼ばれています。Z世代に注目が集まるきっかけとなったのは、人権運動家のマララ・ユスフザイさんや環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんの登場でしょう。ティーンエイジャーが、人権や地球環境が脅かされている窮状をSNSを通じて訴え、それらを守ろうとするアクションは世界で同時多発的に起こりました。そうして、経済至上主義とは別の新しい幸福の価値観を広げていきました。日本のZ世代は、小学生~中高生の多感な時期に東日本大震災や原発事故を体験しています。義務教育課程で環境や人権、SDGsについて学び、働き方は会社員ベースから、フリーランスベースに移行しつつあります。国や集団に属さずに、強い個として生き抜く新自由主義者がフィーチャーされた時代を経て、人々は戦いに疲れてしまいました。さらに自然災害が頻繁に起こり、景気は回復せず、格差は広がるばかり。個人の力ではどうしようもない状況に陥っています。そんな背景のもと、多様な個が足りない部分を補填し合い、困難を共に乗り越えようとする「コミュニタリアニズム(共同体主義)」がZ世代に広がっていきました。社会環境は目まぐるしく変化しています。人権や環境部門に積極的でない企業は投資の対象にならなくなり、SDGsというゴールを目指さねばなりませんが、大人たちは策がなく困っています。以前、ベンチャー企業と大手企業をマッチングさせる取り組みを取材したとき、大企業の社員はZ世代の新しい感性や価値観をサービスに取り入れようと、熱心に若い起業家たちの意見を聞いていました。これまでは若者の意見といえば、流行物やギャル語など、トレンドとして取り上げられる程度でした。しかし、今後は、デジタルネイティブのZ世代から新しい知見を学び、大人は資本やマーケットを若者に提供するなど、ウィンウィンの関係を築く必要があると思います。互いに協力しなければ乗り越えられそうにない問題が世界に山積みなのです。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年5月26日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年05月21日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「米中外交」です。体制の違いにより対立が顕著に。注視が必要です。アメリカの外交政策を、国際協調から「アメリカ第一主義」に大きく方向転換したトランプ前大統領。バイデン大統領は2月の演説で、「アメリカは戻ってきた」と世界に向けてメッセージを発し、再び協調体制に戻すこと、失われた同盟関係を修復することを宣言しました。問題は対中国です。就任前には「弱腰になるのでは?」と推測する声がありましたが、それを覆すかのようにバイデン政権は中国に強い姿勢を示しています。人種や宗教によって差別することは許さないと、新疆ウイグル自治区や香港、東南アジアに対する中国の挑発的な支配姿勢を批判。「中国の経済的虐待に立ち向かう」「人権や知的財産、グローバルガバナンスに対する中国の攻撃を押し返す」などと表現しました。中国への強硬姿勢は、トランプ時代と変わりませんが、バイデン大統領は「アメリカの国益となる場合は、中国政府と協力する用意がある」と付け加えることも忘れませんでした。しかし、米中関係は日に日に緊張感を増しています。3月に行われた米中外交トップ会談では、人権に反する中国の行為を非難したアメリカに対し、「内政に干渉する行為には断固として反対」と、中国側は強く反発しました。中国は自らを民主国家と謳いますが、民主主義の定義が私たち自由主義国とは異なり、最終決定権はすべて中国共産党にあります。バイデン大統領は、中国が民主国家に変わることを期待していたのですが、体制の違いは露わになるばかり。3月末の記者会見でバイデン大統領は「21世紀における民主主義と専制主義のどちらが機能するかの闘い」と発言し、対立を極めました。習近平国家主席は、オバマ政権のころには「G2」として、中国とアメリカで世界の秩序を作ることを呼びかけていました。ところがトランプ政権になり対立関係に。本音ではビジネス上で繋がっておきたい両国ですが、不当逮捕や弾圧が日常的に行われる国相手では安心して投資はできません。今後、たとえば台湾をめぐり、米中関係がさらに悪化した場合には、日本の米軍基地から中国にプレッシャーをかける可能性も。他人事ではいられないのです。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。新しい朝の報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~8:00)が放送中。※『anan』2021年4月21日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年04月16日ひとりの日本人が独学で作り初め、製作期間7年間をかけた壮大なSFストップモーションアニメ『JUNK HEADジャンク・ヘッド』。本作の大ヒット御礼舞台挨拶が4月9日(金)に行われ、監督・原案・キャラクターデザイン・編集・撮影・照明・音楽の堀貴秀が登壇した。公開後、2週連続でミニシアター系映画ランキング1位を獲得、14日間で興行収入2,423万円、観客動員数1万7,000人を突破している本作。東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた大ヒット御礼舞台挨拶で、堀監督はまず、「本日はありがとうございます。こんな大きな舞台で公開することが出来て光栄です」と会場に足を運んでくれた観客に感謝。MCから公開後、環境などの変化はあったかと聞かれると、「職場の社長が優しくなりました(笑)」と話し、会場に足を運んでくれた観客からの質問コーナーに移った。Q:製作費と資金と調達はどうされたのですか?A:短編は仕事しながら製作したのですが、それが沢山の賞をいただいて、長編は企業さんから製作のお声をいただいて作ることができました。金額面のほうはファンタジーで(笑)Q:製作期間7年間という長い月日ですが、どうやってモチベーションを持ち続けたのですか?A:製作を始めたのが40歳だったので、これが最後のチャンスだ、と思い踏ん張りました。Q:3部作と聞いたのですが、今後の製作の目処はついていますでしょうか?A:最初から3部作として製作していて、すでに次の絵コンテまで完成している状態なのですが、製作には資金が必要になるので、この作品がヒットしてくれたらすぐにでも製作できます!Q:字幕の所で手書きのぐちゃぐちゃっとした文字の字幕があったのですがあれは意味があるのですか?A:字幕のフォントにもこだわりを入れていて、音声が壊れてガラクタになったときは書体を変えたりしています。Q:実際に製作していて、むしゃくしゃする瞬間などはどうしていたのですか?A:ひたすら耐えていましたね(笑)途中から夢の中でも作業していて、悪夢のようでした。現実か夢なのか分からなくなってくる瞬間はありましたが、ちょっとずつ映像が出来上がっていくのが楽しくて頑張れましたね。Q:6分の1のスケールで製作したと拝見したのですが、小さくなると製作の際細かい作業になって大変かと思うのですが、主人公の大きさを子供の等身に設定したのはなぜですか?A:主人公は体はロボットの設定なのですが、映画が進むにつれて成長させたいという思いがありました。なので、最初は小さい姿だったのですが、最後のほうにかけて体を入れ替えるという方法で成長していく様子を表しています。Q&Aで制作中の意図や苦労について赤裸々に語った堀監督。最後に、「最近周りから、すごい!天才ですね。と言われることが多いのですが、この作品が作れたのはそれまで大したことができなかった僕が諦めなかったからできた作品なので、今いろんな面で諦めずに頑張っている人たちの支えになれる作品になれば良いなと思います」とコメント。「これからも頑張っていくので応援よろしくお願いします!」と語り、イベントは幕を閉じた。『JUNK HEAD』は全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)
2021年04月10日『T.M.Revolution』でボーカルを務める、西川貴教さん。2021年でデビュー25周年を迎えるにあたって、同年5月13日から同年12月23日にかけて行うライブツアーの実施を発表しました。西川さんは同年4月1日、今回のライブツアーについてTwitterで以下のようにコメントしています。「あの…これはエイプリルフールではありません…」真面目な告知であるにもかかわらず、エイプリルフールのネタと勘違いされないかを心配する西川さん。その理由は、斬新すぎるライブツアーの開催スケジュールでした。あの... これはエイプリルフールではありません...「25周年迎えるT.M.Revolution 滋賀県内だけを回る25公演ホールツアー開催」 #TMR25 — 西川貴教 (@TMR15) April 1, 2021 なんと『T.M.Revolution』は大津市や米原市、彦根市など、滋賀県内のみで25公演のライブを実施!新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で、全国各地を巡回するツアーを行うには厳しい状況です。そのため、県内で25公演という斬新な形式をとったのかもしれません。また、西川さんは滋賀県出身であり、『滋賀県ふるさと観光大使』を務めています。故郷に元気を届ける目的もあるのでしょう。今回のライブツアーが発表されたのは同年3月31日でしたが、エイプリルフール前日だったため、西川さんは念のために事実であることを告知したようです。斬新な告知内容と西川さんのコメントに対し、滋賀県民を中心に多くの人から反響が上がっています。・さすがは故郷愛の強い西川さん!滋賀県民として嬉しいです。・むしろエイプリルフールのネタだったら、ちゃぶ台をひっくり返しますよ!・こんなにも地元愛にあふれるアーティストを、俺はほかに知らない。同公演を実施するにあたり、出演者及びスタッフ、観客へのコロナウイルス対策はしっかりと行うとのこと。『T.M.Revolution』の音楽のパワーで、滋賀県は大いに盛り上がることでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年04月01日監督の堀貴秀がたった1人、独学で作り始め7年間かけて完成させ、世界の映画賞で称賛されたSFストップモーションアニメ『JUNK HEAD ジャンク・ヘッド』。この度、全て手作りで精密な動きをする人形の制作秘話が明らかになった。1人の日本人の情熱と狂気に世界が熱狂し、ファンタジア国際映画祭最優秀長編アニメーション賞やファンタスティック映画祭新人監督賞を受賞、『シェイプ・オブ・ウォーター』などのギレルモ・デル・トロも驚嘆、激賞した本作。環境破壊やウイルス感染による遺伝子崩壊で滅亡に向かう地下世界を舞台に、人類存続をかけた“JUNK HEAD”の奇妙で未知なる壮大な冒険が始まる――。この度到着したのは、コマ撮りのストップモーションアニメで重要な人形の制作秘話。解禁された写真からは、設計図の横に細かいパーツを並べたものや、人形が肉付けされ、でき上がるまでの工程の様子を見ることができる。コマ撮りアニメで重要なのは人形の骨格であり、人形に合わせて全てのパーツを金属素材などで加工して制作した堀監督は「コマ撮りはmm単位で動かす作業なのでスムーズに動く滑らかさと体勢を維持させる強度という難しいバランスの加工技術が必要だった」と語る。また、クリーチャーの場合は基本的に、フォームラテックという素材でできており、液状のゴムを泡立てて型に入れ込み加熱することにより、柔らかくて軽いスポンジのような人形となる。しかし、素材の扱いが難しく情報も少なかったため「何回も実験を繰り返し、人形の制作の仕組みを理解することができたのは映画制作の終盤だった。なので、本編中の人形はよく見るとボロボロだったりします」と、人形の制作も独学で進めていたことを明かす堀監督。そんな監督力作の人形から、この壮大で未知なる冒険を体験してほしい。『JUNK HEAD ジャンク・ヘッド』は3月26日(金)よりアップリンク渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2021年03月02日環境破壊やウィルス感染による遺伝子崩壊で滅亡に向かう地下世界を舞台にしたSFストップモーションアニメ『JUNK HEAD』が日本公開決定。日本版ポスタービジュアルと予告編、場面写真が到着した。環境破壊が止まらず、もはや地上は住めないほど汚染された。人類は地下開発を目指し、その労働力として人工生命体マリガンを創造する。ところが、自我に目覚めたマリガンが人類に反乱、地下を乗っ取ってしまう。それから1600年──遺伝子操作により永遠と言える命を得た人類は、その代償として生殖能力を失った。そんな人類に新種のウイルスが襲いかかり、人口の30%が失われる。絶滅の危機に瀕した人類は、独自に進化していたマリガンの調査を開始。政府が募集した地下調査員に、生徒が激減したダンス講師の“主人公”が名乗りを上げる。地下へと潜入し、〈死〉と隣り合わせになることで命を実感した主人公は、マリガンたちと協力して人類再生の道を探る…。本作は、映画の作り方は独学、たった1人でスタート、製作期間7年間、本職は内装業──そんな驚愕ワードを引っさげてアニメーション界に突如出現した堀貴秀の作品。総ショット数約14万コマ・フィギュアは全て手作りという本作は、ファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞し、ギレルモ・デル・トロ監督から同じ高みを目指す才能として激賞された。到着した予告編では、個性豊かなキャラクターが登場する何とも不思議な世界観を覗くことができる。そして、監督、原案、絵コンテ、脚本、編集、撮影、演出、照明、アニメーター、デザイン、人形、セット、衣装、映像効果の全てを堀監督ひとりで担い、製作していった様子もメイキングとして登場。コマ撮りアニメとは思えないほどの滑らかな動きと迫力のある映像に注目だ。『JUNK HEAD』は3月26日(金)よりアップリンク渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2021年02月26日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「子供・若者白書」です。自己肯定感の低い若者たち。長所を伸ばせる社会に。内閣府が毎年国会に提出している「子供・若者白書」。2019年に発表された「日本の若者意識の現状~国際比較からみえてくるもの~」が話題になりました。これは‘18年の冬に7か国の13~29歳の男女を対象に行われた調査で、国際競争力や結婚観、自ら切り拓く力など、日本の国力に関わる若者の実態を知ることが目的で行われました。この結果、日本の若者は他国の若者と比べて、自己肯定感が低い傾向にあることがわかりました。「自分自身に満足しているか」という問いに対して、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」を含め、イエスと答えた若者は、日本は5割に届きません。ところがアメリカは「そう思う」が57.9%。肯定的回答を合わせると、欧米諸国はほぼ8割を超えています。「自分に長所があると感じているか」という問いには、「そう思う」と断言する日本の若者はわずか16.3%。他の6か国は日本の倍近く、さらにそれ以上の高い割合で「そう思う」と答えています。日本の若者の自己肯定感の低さは、自分は役に立たないと感じる「自己有用感」の低さが関わっているようだと内閣府は分析しています。一方で、家族に大切にされていると感じる若者は多く、海外留学や海外居住を求める割合は低い。堅実で謙虚な優しい日本の若者像が浮かび上がりました。なかでも気になったのは、「よく嘘をつくか」という問いに7割の若者が、つかないと答えている一方で、「人は信用できないと思う」という設問に肯定的回答をした割合が5割以上。これは、政府のモリカケ問題や桜を見る会の問題、ブラック企業やいじめを隠蔽しようとする学校など、社会に対する不信感の表れなのではないかと思います。「うまくいくかわからないことに意欲的に取り組むか」という設問にはイエスとノーの回答がほぼ半々でした。成功体験の有無が影響しているのかもしれません。1月11日は成人の日。若者たちがそれぞれの特性に応じて活躍できる環境を、社会として作るべきではないでしょうか。若者のみなさんには、とるに足らない人間なんていないのだから、好きなことを追求して長所を伸ばしていってほしいと思います。堀 潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が昨年公開された。※『anan』2020年1月13日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年01月09日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「脱ハンコ」です。無駄な手続きを省くのが目的。押印否定ではない。菅政権になり、書類に押印をする手続きを簡略化しようと「脱ハンコ」の動きが官民で急速に進んでいます。コロナ禍のなか、テレワークが推奨されながらも、経理部門などでは、押印のためにわざわざ出社しなければいけないというような事態になっていたことも、改革の後押しとなりました。ただ、河野太郎行政改革大臣も話していましたが、政府はすべての押印をなくそうとしているわけではありません。印鑑証明や銀行印、契約書の押印などは残ります。そもそもハンコの問題ではなく、書類申請や申し込みなど、責任を分散させるために何人もの承認印を押させるなど、煩雑だった手続きを見直すことから始まりました。契約書の押印も、実は民法上では必須ではありません。口約束でも証明さえできれば契約は成立します。ただ、たとえば裁判になったとき、「自分で判を押した」ということが本人の承認意志の有無の証明になるため、押印を求められることが常になっているのです。インターネットの登場とともに電子取引が増え、2001年には電子署名法が施行されました。しかし、電子認証の申請手続きのハードルが高く、なかなか利用されませんでした。その後、テクノロジーが発達し、民間企業の方で電子署名の仕組みが進み、2017年以降、電子契約サービス市場は急速に伸びています。2018年に約37億円程度だったのが2023年には198億円になる見込みです。コロナ禍で契約者数が増え、電子契約サービスを導入している日本の法人数は300万社前後にのぼりました。Eメールの登場で、逆に、手書きの文書が特別なものになったように、今後、印を押す行為は文化として継承されていくのではないかと思います。脱ハンコは菅政権の行政改革の「1丁目1番地」。デジタル化の一つとして進められました。安倍政権のころから提案されていた事案。代替サービスもありますし、押印の必要性は法的根拠もなく、なんとなく皆が続けていた古い産業形態だったので、おそらく誰も反対はしない。ここにメスを入れるのは、菅総理にとって、手柄を立てるのにもってこいのテーマだったんです。堀潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年12月23日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年12月24日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「大阪都構想」です。大阪をきっかけに、都市のあり方の再検討が進めば。11月1日、大阪都構想についての住民投票が行われ、反対多数で否決されました。大阪都構想とは、大阪府が「都」になることではありません。大阪市を廃止して、4つの特別区として再編。東京23区のように地域ごとに行政区を割って、地域特性を生かし細やかな地域サービスを実現。広域的な行政は大阪府が行うという提案でした。これまで大阪府も大阪市も同じように権限を持ち、財源もあるため、「二重行政」となって税金の無駄遣いになっていると問題視されていました。たとえば、大阪府で高層商業ビルを建てたのに、同じようなビルを大阪市でも建てたり。あるいは、府がやろうとすることに市が反対し、プロジェクトが進まないというような事例も重なり、大阪の産業の衰退を招いたといわれてきました。それを解消しようと当時、府知事だった橋下徹さんと松井一郎さん(現在の大阪市長)が中心となり、2010年に「大阪維新の会」が立ち上がり、大阪都構想を掲げたのです。2015年に住民投票をしましたが否決。今年2度目の住民投票も再否決され、廃案になりました。大阪維新の会は新自由主義的な政党なので、競争させて無駄は省くという考え方。コストカットの側面から、行政サービスが悪くなるんじゃないか、というのが反対派の見立てでした。廃案になったものの、菅総理は「大都市制度の議論に一石を投じた」と提案については一定の評価を示しました。実際、平成の大合併により、多くの市町村の再編が行われ、同じ市のなかでも中心部は潤うが山間部は廃れるといった格差も生まれてしまいました。逆に、合併を選ばなかった村が地域特性を生かして発展していったケースも。社会的ニーズが多様化し、生活環境が変化に富むいま、暮らしや財政の基盤となる行政はもう少しミニマムにしていったほうが、隅々にまで目が届くのではないかと思います。松井市長は、その後、大阪市を残したまま区の権限を強くする8つの「総合区」を設置する条例案を来年2月に市議会に提案すると表明。大阪に限らず、これを機に地方行政のあり方を再検討する動きが進むことを望みます。堀潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年12月9日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年12月08日近年問題となっている、ネット上での誹謗中傷。特に著名人は情報が公となっているため、標的になりやすいのも事実です。歌手の西川貴教さんが2020年12月2日にTwitterを更新。投稿につづった『ある言葉』に共感の声が続出しています。西川貴教「ガタガタいいたいなら…」ストイックに筋トレに取り組む姿がたびたび話題になっている、西川さん。20年ほど前からトレーニングを重ね、ついに同年11月23日に健康美・筋肉美コンテスト『BEST BODY JAPAN 滋賀大会』のゴールドクラスで、優勝するという快挙を達成しました。しかし、西川さんは肉体美を絶賛される一方で、「気持ち悪い」や「歌手なのにどこを目指してるの」などの厳しい言葉を受けることも多かったそうです。そんな言葉に対し、西川さんはこう持論を展開します。「どこ目指してるの?」「前の方がよかった」他人の尺度で生きてなんていられない。世界中が未曾有の状況下だからこそ、覚悟と信念を持った生き方が必要だと思います。フィットネスも歴としたスポーツ競技です。ガタガタ言いたいならこの体か、これ以上になってから言ってくれ。話はそれからだ。— 西川貴教 (@TMR15) December 2, 2020 西川さんは、心ない言葉をかける人に対し「まずはこの身体になってからいってください」とバッサリ。さらに、「立派なスポーツ競技であるフィットネスに、自分は覚悟と信念を持って取り組んでいる」という強い思いも明かしました。ネット上では、西川さんの投稿を見た人から共感の声が続出。・かっこいい言葉!外野は気にせず、自分らしくいきましょう!・本当にその通りですね。人のことをあれこれというなら、自分も同じ努力をしてからですよね。・私も昔、自分の身体のことを悪くいわれ、傷ついた経験があったのでとてもスッキリしました。ありがとうございます。同年12月3日現在、西川さんは『BEST BODY JAPAN 2020 日本大会』への出場に向けて調整中とのこと。寄せられた心ない言葉に対して、強い姿勢を見せた西川さん。今後の活躍に一層期待が高まりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月03日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「新疆ウイグル問題」です。企業のSDGsの意識を強めるきっかけになった。中国の新疆ウイグル自治区では、中国政府がウイグル族の人々を弾圧したり、100万人以上を収容所で強制労働させているなど、非人道的な行為が長年、世界的に問題になっていました。ウイグル族はイスラム教を信仰しており、中国共産党は実質的に宗教の自由を認めていません。特定の宗教は弾圧し、言葉や文化も漢民族への同化政策をとっています。そのことに反発し、一部のイスラム原理主義への回帰思想の人たちがテロを起こすようになり、中国共産党はそれらの過激派をテロ組織と認定し、取り締まりを強化するという悪循環も生まれているのです。今年、新疆ウイグル問題がさらに注目を浴びたのは、3月にオーストラリアの政府系シンクタンクが、世界の82社のサプライチェーン(部品や原材料の調達から製造、販売、消費までの一連の流れ)に、ウイグル族の強制労働が含まれていると発表したからです。そのなかにはアパレル、自動車、電化製品、携帯端末、ITなどの世界の有名多国籍企業や日本の企業も数多く含まれていました。これまでは人権や環境に配慮していると宣言していた企業でも、ウイグルの人たちから搾取するような強制労働に加担していることが明らかになり、各社対応に追われました。いまやESG投資が広まっており、人権や環境に感度が高い企業が投資の対象になり、それらに問題を抱えているとただちに企業価値を損ねます。しかし、サプライチェーンは多岐にわたっているため、メーカー側にしてみれば、まさか自分たちの会社が!と寝耳に水の出来事でもあったのです。トランプ政権は6月にウイグル人権法案を施行。ウイグル族弾圧に関与していることがわかった中国当局の担当者に、制裁を科せるようにする法律です。9月にはウイグル自治区で生産されている綿製品の輸入の禁止を宣言し、対中政策を強化しました。もしかしたら、私たちが普段着ている服や使っているスマホが、ウイグルの人々の強制労働につながっているかもしれません。そういう想像力を欠かさないようにしたいですね。こういう動きをきっかけに、SDGsの取り組みが世界的に進むことを願います。堀潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年11月25日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年11月19日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「小選挙区制」です。時局により、すぐ体制が変わりやすい選挙制度。安倍前総理の退陣により発足した菅内閣の任期は2021年の9月末までです。支持率の高いうちに衆議院を解散、総選挙を行って、盤石な体制を整えようという声も自民党内から強く上がっています。いま衆議院選挙で取り入れているのは小選挙区比例代表並立制。小選挙区制では、1つの選挙区から1人を選出します。この場合、与党かそれ以外か、ほぼ一騎討ちになるため、時の風によって体制が一気にひっくり返りやすい。民主党政権も、原発や消費税問題で対応を間違い、あっという間に政権が自民党に戻ってしまいました。小選挙区制では少数派の意見を拾いにくいという問題もあります。実は1993年までは中選挙区制でした。同じ選挙区内から3~5人を選べたので、多様な議員を国会に送ることができたのです。ただ、選挙区が広いと選挙運動に金がかかり、地元の有力者や代々政治家家系の候補者が有利になり、汚職も広がりやすい。それを改善しようと小選挙区制になりました。選挙で「支持する候補者はいるが、所属する政党は支持していない。どうしたらいい」という悩みをよく聞きます。僕は、小選挙区制では政治家個人の資質を見て選び、比例代表制の政党は、普段から自分の考え方に近い政党に投票するようにしています。ただ、比例代表制も、党の判断で名簿上位に並んだ候補者が私たちが選んだわけではないのに当選し、その後、汚職にまみれていく問題などが起きています。自民党の青年局が73歳定年制を打ち出したときには、党内でも相当の抵抗がありました。73歳を越えた候補者が比例代表の名簿の上位におり、本当にこの人たちは必要かと切り込んだのです。国民にとっていい政策を実現するには、与党と野党が緊張関係を持ち、多様な意見が飛び交い、慎重に議論できるようにしておくことが必須です。現在、女性議員や女性閣僚の比率はOECD加盟国でも日本は最低レベル。時代にマッチした、新しい感覚を持った議員が活躍できる国会や政府であってほしいですね。そのためにこの選挙制度は最適なのか、あらためてチェックする必要があるのかもしれません。堀 潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年11月4日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年11月03日とんねるずの石橋貴明さんが、ノリでなんでもやってしまうというYouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』。長年お笑い界を牽引してきた1人として、YouTubeの世界でも、その実力を遺憾なく発揮。動画がアップされるたびに話題となっています。今回は「貴さん初めてシリーズ」として、占いに初挑戦。ゲストには、占い師Love Me Doさんが登場します。そして、石橋さんが占いに対して、疑問に思っていることなどを、率直に質問していきます。実は、石橋さんは最近気になる出来事があったそうで、Love Me Doさんにそれについて聞いてみました。Love Me Doさんによれば、運を高めるにはマイナスが必要だそうで、マイナスの後には必ずプラスの運気がやってくるのだそうです。その見解に、一同納得。そして、最も気になる『貴ちゃんねるず』の方向性について、今後どうすれば良いのかを聞いてみました。・女性お笑い芸人の恋愛相談にのる。・野球のゲーム実況をする。・軸を決めずにいろいろ挑戦する。すると、Love Me Doさんからさまざまなアドバイスが…。詳しい内容は動画でご覧ください!2021年は、石橋さんの運勢がとても良く、60年に一度の幸運期なんだとか。そして、YouTubeを成功させるためには「プロデューサーのマッコイさんの提案を全て受け入れてください」とのことでした。しかし、そのアドバイスには、あまり納得していない様子。いたって真剣に話すLove Me Doさんと、真剣に聞きつつもたまにボケる石橋さんのトークが、なんとも面白いです。また、合間合間でLove Me Doさんの名前を間違えるのですが、とっさに思いつくネーミングセンスが素晴らしい!その度に「Love Me Doです!」のやり取りが。石橋さんの愛のあるボケのおかげで、Love Me Doさんの名前は、しっかりと視聴者にも浸透しました。しかし、そこで終わらないところが、とんねるずの石橋さん。最後はLove Me Doさんへ石橋さんからアドバイスをしたところ、予想を超える展開に!気になる方は、ぜひ動画をチェックしてみてくださいね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年10月29日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「菅内閣誕生」です。なぜ改革が必要か、目的と理由の情報公開も求む。安倍総理が病気を理由に退陣。9月16日、自民党の菅義偉総裁が、第99代内閣総理大臣に指名され、菅内閣が発足しました。就任の記者会見ではデジタル化強化のために新しくデジタル庁を創設することや、少子化対策として不妊治療の保険適用を実施したいと発言しました。安倍政権の流れを汲み、継承していくのは安全保障政策や自衛隊のあり方、憲法改正など。菅さんは外交経験は少ないため、ロシアのプーチン大統領など、前総理がこれまでに積み上げてきた信頼関係を生かし、体調が回復し次第、安倍さんが外交特使として派遣されるのではないかと注目が集まっています。特にいまは、アメリカと中国が牽制し合っている最中なので、前任者に託すというのは、いい対策なのではないかと思います。一方、内政に関して菅内閣は、積極的に改革を行おうとしています。安倍さんとの大きな違いは、菅さんは世襲政治家ではなく無派閥ということ。会見でも「行政の縦割り、既得権益、悪しき前例主義を打ち破り、規制改革を全力で進める」と断言していました。前政権では、成長戦略が道半ばで終わってしまったので、これからは民間の参入を積極的に打ち出すことになりそうです。政府内でもベンチャー企業が活躍できるかもしれないという期待は、企業家の間に高まっています。また、官邸人事は強化されるでしょう。内閣の方針に沿う人は重用するけれど、抵抗する人は容赦なく切るという傾向は今後も続きそうです。9月には「日本学術会議」が推薦した候補者のうち6名の任命を見送りました。その理由が不明だという声が上がりましたが、明確な説明はなされていません。パンケーキ好きなど、柔らかいイメージのメディアプロパガンダも効いて、就任時には74%と高い支持率を集めました。しかし、改革により、特定の産業や企業、一部の富裕層や企業家にのみ利益がもたらされ、弱者が切り捨てられることになってはいけません。「誰にとっての改革なのか」ということは見失わないでほしいと思います。また、なぜ改革が必要なのか、目的と理由に関するしっかりとした情報公開はぜひ求めたいところです。ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年10月28日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年10月21日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「政府事業の民間委託」です。問題点は行政側に。新規民間の参入と育成が課題です。新型コロナウイルス対策の「持続化給付金」の支給において、経済産業省がサービスデザイン推進協議会に事業委託。そのほとんどを電通に再委託していたことが発覚し、中抜き疑惑が湧き起こり問題になりました。こういう大きな行政事業は、お金の管理、宣伝文句やデザイン、業者への発注など、仕事が多岐にわたります。しかも迅速に実行しなければいけないとなると、ノウハウを持ち安心して任せられるのは大手広告代理店しかないというのも事実です。東日本大震災で、計画停電を急にしなければいけなくなったときも広告代理店がいろいろなプロジェクトを組んで進めていました。前述の問題の決定的なミスは、説明がきちんとなされなかったことでしょう。不透明な関係で、本当は発注に偏りがあるのに、あたかも公平にやっているかのように見せかけた手法が問題。最初から、こういった大事業を頼める業者は限られていることを正直に公表すればよかったのだと思います。ただ、発注先が限られるということは、市場競争が起こらないため、価格が適正なのかどうかも判断がつきません。この状況を変えるためには、日頃から、様々な業界が行政事業に参入しやすくすることではないでしょうか。アメリカではオバマ政権以降、「オープンガバメント政策」を打ち出しており、政府の透明性、国民参加、官民協業を謳っています。地方行政では福岡市がITやデジタル技術を積極的に使った、新たな行政サービスを次々と打ち出しています。交通では配車サービスの「Uber」のライドシェアをいちはやく実験的にスタート。ベンチャー企業の誘致も進め、育成に力を入れてきました。LINEやYahoo!などのテック系、デジタル系新興企業と連携してプロジェクトを動かすなどしており、他県から視察も多く来ているようです。大手広告代理店が悪いという話ではなく、政府はきちんと情報公開をして、民間参入者を増やし、新たな産業を起こしたり企業育成をすること。本当の意味での効率を高めて、先鋭的、前衛的な新陳代謝のいい国になる必要があるのではないかと僕は思います。ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年10月14日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年10月12日2020年9月30日、歌手の西川貴教さんがTwitterを更新。『色違い西川貴教』という内容通り、写真に写る西川さんの変貌ぶりに、ファンがざわついているようです。実際の投稿が、こちら。色違い西川貴教かくとうタイプ声が大きい西川くんとキリショー「1・2・3」Music Video (テレビアニメ「ポケットモンスター」オープニングテーマ) pic.twitter.com/uWFXZNymHo — 西川貴教 (@TMR15) September 30, 2020 透明感のある色白の肌だった西川さんの身体が、褐色になっているではありませんか!どうやらこれは、人気アニメ『ポケットモンスター』(テレビ東京系)のオープニングテーマ『1・2・3』のミュージックビデオ撮影のために変身した姿のよう。ヴィジュアル系エアーバンド『ゴールデンボンバー』のボーカル、鬼龍院翔さんとコラボしており、動画には写真と同様の黒い容姿といつもの白い肌で歌う西川さんが映っていました。互いの人気曲を真剣にオマージュする様子や、表情豊かにふざけ合う姿に、クスッとしてしまいますね!黒い肌の西川さんに対し、ファンからはさまざまな感想が寄せられています。・一瞬合成写真のように見えました。・超個人的な意見ですが、西川さんはやはり白肌のほうが好きです!・びっくりしたけど、色違いの西川さんかっこいい!真っ黒マッチョ!歌だけでなく、さまざまな角度でファンを圧倒する西川さんに、多くの人が魅了されたようです![文・構成/grape編集部]
2020年10月01日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「日本の防衛」です。攻撃力を高めるより外交、経済政策でリスク回避を。日本の防衛における今年の大きなトピックは、河野防衛大臣が陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の秋田・山口への配備を撤回したことでしょう。撤回の理由は、想定されていた安全が確保できないこと。改修に費用がかかりすぎることなどでした。イージス・アショアは、飛んできたミサイルを撃ち落とすシステムです。いま計画を撤廃することで、防衛のためには敵基地に攻撃する能力のあるミサイルシステムが必要なんじゃないかと、話は思わぬほうに進んでいます。そうなると新しい兵器を買わなくてはいけませんし、攻撃能力を持てば、当然攻撃されるリスクも高まります。こうして、際限なく防衛力の拡張にひきずりこまれてしまうことを「安全保障のジレンマ」といいます。2020年度の防衛予算は5兆3130億円と過去最大になりました。2010年くらいまでは5兆円程度でしたが、近年一気に跳ね上がっています。理由の一つは、アメリカが防衛費を見直したこと。自国の経済も疲弊しているアメリカは、日本や韓国から軍を撤退し、自分の身は自分で守ってくれという姿勢でいます。これを受け、これまで空母を持たなかった日本も、空母の機能を持たせるために護衛艦いずもを改修したり、母艦に離発着できるオスプレイを配備したり、宇宙やサイバー関連にも防衛費を投入しました。ただ、安全保障は、軍事力増強だけが方法ではありません。外交政策も大きな歯止めになります。経済的な結びつきを強め、相手国を攻撃すれば自分たちも不利益を被る、という関係を作っておくことはとても有効です。EUが誕生したのも同じ理由です。2つの世界大戦の反省を受け、経済的関係を強めることでEU圏内は戦争を回避してきました。日本も、TPPやRCEPなど、アジア太平洋地域で大きな貿易圏を作り、互いを攻撃しにくくする方法を構築しようとしています。いま新型コロナで、人もモノも行き来しづらくなり、自国第一主義に走りがちです。しかし、各国の連携が薄れれば、リスクも高まります。このなかでどういう防衛協調策があるのか、今後もウォッチしていきたいと思います。ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年9月30日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年09月23日歌手の西川貴教(49)が8月29日、一般女性と入籍したことを発表した。「ご報告」と題し、Twitterに書面を添付した西川。「私、西川貴教はかねてよりお付き合いをしておりました方と、本日8月29日に入籍いたしました」と報告。続けて、「相手の方は一般の方ですので、名前や写真の公表は差し控えさせていただきます。皆様には何卒ご理解くださいますよう、お願いいたします」と呼びかけた。祝福が広がるなか、続くツイートでは亡き母の命日に結婚したことも明かした。《本当に、本当に沢山のメッセージありがとうございます。本日は母の命日でもあり、法事等でなかなか余裕がありませんが、後ほどひとつひとつ大切に読ませて頂きます。今後も精励恪勤、奮励努力して参る所存ですので、何卒よろしくお願い申し上げます》「西川さんは02年にPUFFYの吉村由美(45)さんと離婚。その後の18年2月、一部週刊誌に23歳年下の一般女性Aさんとの交際を報じられました。Aさんは大阪府出身。同じ関西出身の西川さんとは気が合うのでしょう。順調に愛を育んでいたようです。また『T.M.Revolution』として20年以上活動していた西川さんは、18年から本名名義でソロデビュー。17年に亡くなったお母様の病気を機に、『親からもらった名前で勝負したい』と覚悟を決めたといいます。年齢に劣らない歌唱力やパフォーマンスは、高く評価されています。西川さんは今年9月で50歳を迎えます。大きな節目として、結婚を決意されたのでしょう」(音楽関係者)本誌は19年1月上旬、大阪市の大型ショッピングモールで西川とAさんをキャッチ。そこには沢山の買い物袋を抱え、タクシーに乗り込む2人の姿があった。「ペアルックで買い物をされていたので、仲の良い夫婦に見えました。無印良品やニトリといった生活雑貨店で買い物をしていたようです。枕などの寝具も購入されていたので、すでに一緒に生活しているものだと思いました」(居合わせた買い物客)母の命日という大切な日に入籍をした西川。Twitterでは祝福の声が寄せられている。《おめでとうございます。 幸せなご家庭を築いて下さい!》《お母様も喜んでらっしゃると思いますよ 幸せになってくださいね!》《お母さんの命日にご結婚の報告が出来て、お母さんは、きっと天国で西川さんの幸せを見守ってくれてますよ》
2020年08月30日歌手の西川貴教(49)が29日、自身のツイッターを更新し、同日に一般女性と結婚したことを発表した。西川は、「ご報告」とコメントを添えて文書を掲載。「私、西川貴教はかねてよりお付き合いをしておりました方と、本日8月29日に入籍いたしました」と報告し、「相手の方は一般の方ですので、名前や写真の公表は差し控えさせていただきます。皆様には何卒ご理解くださいますよう、お願いいたします」と伝えた。続けて、「今後もこれまでどおり、皆様への感謝の気持ちを大切に、公私共に邁進してまいりますので、変わらぬご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます」と呼びかけ、「時節柄、書面でのご報告をもってご挨拶とかえさせていただきますこと、ご容赦ください」と結んだ。西川は、1999年にPUFFYの吉村由美と結婚したが、2002年に離婚している。
2020年08月29日