『Endless SHOCK』エターナル編公演千穐楽記念カーテンコールが31日に東京・帝国劇場で行われ、堂本光一、佐藤勝利(timelesz)、越岡裕貴、松崎祐介、中村麗乃(乃木坂46)、島田歌穂らが登場した。同作は2000年より開幕したシリーズで、2005年からは堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』として、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。2024年は4月11日~5月31日の帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)を皮切りに、7月~8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月に再度帝国劇場(本編のみ)と、全国ツアーを予定している。○■『Endless SHOCK』に出演する中村麗乃(乃木坂46)中村は「4月5月と2カ月間、 ほぼ毎日この帝国劇場で『SHOCK』というステージに立たせていただけて、本当に毎日贅沢だな、皆さんと素敵な時間をいただいていただいているなと実感しながら過ごさせていただいておりました」と振り返る。「また私は11月に帝国劇場の公演に戻ってくるので、その時もぜひよろしくお願いいたします」と挨拶した。堂本が「去年の千秋楽に、『これからまた自分の場所、グループに戻るそうです。 だけど、この『SHOCK』のカンパニーのことを忘れないでね』という話をしたと思うんですよ。そしたら今年稽古始まった時、すっかり忘れてらっしゃったので、11月戻った時、また忘れないでください」と言うと、中村は消えそうな声で「……はい」と返事。堂本は「不安だな」と苦笑し、周囲からも「『初めまして』ぐらいの感じだった」と指摘されていた。
2024年06月01日現・帝国劇場の建て替えのための休館に伴うクロージング・ラインナップの一環で上演されている、堂本光一が作・構成・演出・主演するオリジナルミュージカル『Endless SHOCK』は2024年5月31日、4・5月の帝国劇場公演(本編・Eternal編同時上演)の千穐楽を迎えた。この日は通常のカーテンコールに加え、さまざまなサプライズ演出が用意された特別カーテンコールが行われた。『Endless SHOCK』千穐楽(Eternal編)カーテンコールよりまず堂本が「季節の移り変わりを感じながらみんなと過ごした今回のSHOCK、無事千穐楽を迎えることができました。2000年から始まったSHOCKは2024年で幕を下ろすことになりました。支えてくださったすべての方に心から感謝を申し上げたいと思います」と挨拶。そして舞台上に現れたくす玉を割ると、「エターナルよ永遠に」と書かれた垂れ幕と大量の白い紙吹雪が舞った。同時におよそ1,900人の観客がユリの花を振り上げて、客席も白一色になった。満員の客席からは1900本のユリの花で祝福(撮影:五月女菜穂)サプライズで登場した井上芳雄から大きなユリの花束を受け取る堂本光一(撮影:五月女菜穂)さらに、2000年に『エリザベート』のルドルフ役で帝国劇場デビューをし、堂本とも親交が深い井上芳雄が、大きなユリの花束を抱えて客席後方の扉から登場。6月20日(木)から帝国劇場で開幕する『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の稽古中の井上は「30分だけ稽古をしてすぐここに来ました」と明かしつつ、「みなさんが元気で大千穐楽を迎えられることを祈っております。光一君は同い年......(堂本の方が)学年はひとつ上なんですけど(笑)、SHOCKをやり遂げていることを本当に尊敬しています」などとコメント。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の稽古を抜け出してきたという井上芳雄も、Eternal編千穐楽を祝福(撮影:五月女菜穂)本公演は引き続き、7・8月に大阪・梅田芸術劇場、9月に福岡・博多座、11月に現・帝国劇場最後の公演を行うが、本編のみの上演のため、Eternal編はこの日が最後の上演となった。Eternal編について堂本は「コロナ禍でどうやったらエンタメの灯火を消さずにいられるかと考えて生み出した作品。今はいろいろな規制が解除されたので、Eternalをより見応えのあるものに進化させてきました。自分としては、本編は前向きに終わっているっぽいけれど、非常に曖昧に終わる。一方で、Eternalは悲しい空気感もあるけれど、コウイチという役からするとみんなが前に進んでいるのを見届けられる作品。Eternalによってコウイチもやっと天に昇ることができると思うのですが、(今後の公演は上演されないので)コウイチは一生どこかを彷徨っている......」などと思いを語っていた。佐藤勝利「ここからの景色を光一君の横で見られて」堂本扮する主人公コウイチのライバル役を務める佐藤勝利は「僕の節目節目には帝劇があって、ここからの景色をまた見られて、しかも光一君の横で見られて、すごく感慨深い」と感極まった様子で語ると、ふぉ~ゆ~の越岡裕貴と松崎祐介は「4月5月、僕ができることはできたんじゃないか。また11月に戻ってくるので、そのときにまたよろしくお願いします」(越岡)、松崎祐介は「僕が何を言いたいか、5文字で表します。あ!り!が!と!う!」(松崎)とそれぞれコメント。『Endless SHOCK』千穐楽(Eternal編)カーテンコールより(撮影:五月女菜穂)高田翔は「僕は本編よりもEternalに愛着があって。終わっちゃうんだな」と思いを口にし、越岡、松崎同様に4・5月公演のみ出演の寺西拓人は「舞台に立つことやミュージカルの楽しさを教わった作品。最後まで走り抜けられるように祈っております」と激励。松尾龍は「正直身体がギリギリでやっていた。光一君は2000回以上やっているので、リスペクトしかない」と吐露。尾崎龍星は「SHOCKで初めてセリフのある役を演じて、みなさんのおかげで末っ子龍星という人格が生まれた。本当にありがとうございます」と感謝を述べた。『Endless SHOCK』千穐楽(Eternal編)カーテンコールより(撮影:五月女菜穂)さらに、ナオキ役の石川直は「今回はラストイヤーということで、この2ヶ月間が早く過ぎたなと感じましたが、すごく楽しめました。僕は地方公演には出られないですが、また11月に頑張ります」。ヒロイン・リカ役の中村麗乃(大阪・博多公演は綺咲愛里。11月帝劇公演は綺咲とのWキャスト)は「2ヶ月間ほぼ毎日帝国劇場のステージに立たせていただけて、本当に毎日贅沢だな、素敵な時間をいただいているなと実感しながら過ごしていた」と話し、オーナー役の島田歌穂は「とにかく1回1回胸に焼き付ける思いで、感謝を込めながら大切に演じさせていただき、しっかりとバトンを(Wキャストの前田)美波里さんにお渡しできるように最後まで頑張ります」と力強いコメント。石川直(撮影:五月女菜穂)中村麗乃(撮影:五月女菜穂)島田歌穂(撮影:五月女菜穂)およそ1時間にわたる特別カーテンコール。最後に堂本は「毎日お客様に温かい拍手をしていただける。ステージに立っている仲間たちと顔を合わせることができる。支えられながら、ステージに立つことができている。(稽古期間も含め)とても本当に幸せな3ヶ月でした。ここでお別れになってしまうメンバーもいますけども、また違った場所でも会えることを期待してますし、これからずっと共にするメンバーもたくさんいますから、最後まで走り切りたいと思っております。全ての方に感謝を申し上げます。本当にどうもありがとうございました!」と締め括った。『Endless SHOCK』千穐楽(Eternal編)カーテンコールより(撮影:五月女菜穂)取材・文:五月女菜穂<公演情報>『Endless SHOCK』作・構成・演出・主演:堂本光一【東京公演】※『Endless SHOCK』『Endless SHOCK Eternal』同時上演2024年4月11日(木)~5月31日(金)※公演終了会場:帝国劇場出演:佐藤勝利越岡裕貴、松崎祐介、高田翔、寺西拓人、松尾龍、尾崎龍星、石川直、中村麗乃前田美波里・島田歌穂(Wキャスト)【大阪公演】※本編のみ2024年7月26日(金)〜8月18日(日) [全29回公演]会場:梅田芸術劇場メインホール出演:中山優馬林翔太、室龍太、高田翔、原嘉孝、松尾龍、尾崎龍星、綺崎愛理島田歌穂【福岡公演】※本編のみ2024年9月1日(日)~9月29日(日)会場:博多座出演:佐藤勝利福田悠太、辰巳雄大、室龍太、高田翔、松尾龍、尾崎龍星、綺崎愛理前田美波里【東京公演】※本編のみ2024年11月8日(金)~11月29日(金)会場:帝国劇場出演:上田竜也福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介、松尾龍、尾崎龍星、石川直、綺崎愛理・中村麗乃(Wキャスト)前田美波里公式サイト
2024年06月01日俳優の井上芳雄が、31日に東京・帝国劇場で行われ『Endless SHOCK』エターナル編公演千穐楽記念カーテンコールに登場し、堂本光一を祝福した。同作は2000年より開幕したシリーズで、2005年からは堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』として、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。2024年は4月11日~5月31日の帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)を皮切りに、7月~8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月に再度帝国劇場(本編のみ)と、全国ツアーを予定している。○■井上芳雄、堂本光一の『Endless SHOCK -Eternal-』千穐楽に駆けつける『Endless SHOCK』本編の回想をしながら3年後の世界を描く、『Endless SHOCK -Eternal-』千穐楽を祝うべく登場した井上。『ムーラン・ルージュ!』稽古中という井上は「今30分だけ稽古に参加して、すぐここに来ました」と明かし、会場を驚かせる。喜ぶ堂本は「ほら、同い年じゃない?」と問いかけると、井上は「そう、同い年。学年は光一くんの方が1つ上だけど」と指摘し、「はっきりさせとかないと」と笑わせる。「辿ってきた道は違えど、いろんなことを共有して」(堂本)、「今は同志みたいな気持ちでいさせてもらってます」(井上)と互いに絆を感じている様子。井上は「『-Eternal-』が生まれたのもコロナ禍で、どうやって『SHOCK』を上演しようかという時に、『こうしようと思うんだ』という話を一緒にしたのも覚えてますし。ストーリー自体も素晴らしいから、こうやって上演が続いてたんだと思うんですけど、それが一区切りということは、やっぱりまた、いい意味で新しい状態でやれるっていうことだから」と語りかけ、堂本が「その先にまたなんか新しいの作れっていうことですか!?」と驚くと、会場は拍手。『Endless SHOCK』2000年記念公演にもビデオメッセージを寄せた井上は「お客さんは『またあいつか』みたいな感じになると思うんですけど。でも、もう『呼ばれたらいつでも行くぜ』という気持ちで、今日は半ば無理やり越させてもらってます。でも僕『SHOCK』は1回も出たことなくて。 ライバル役のオファーをずっと待ってるんですけど……」と苦笑し、堂本は「やるならオーナーじゃない!?」とツッコミ。井上は「こういう風に関わらせてもらって、 最後こうやって舞台上に立って分かち合うことができて、すごく嬉しいなと。俺ももう『SHOCK』に出たということにして、これからプロフィールに書こうと思います」と宣言した。2人では「『何かできるといいね』って話はいつもしてるよね」という堂本。井上も「新しいことをね、やりたいなって思いますし。僕は、たとえば光一くんが演出するものに出させてもらうとかあったら素敵だなと思ったりしてます。でも飲みながら喋ってるんで、大体忘れてます」と明かした。
2024年06月01日KinKi Kidsの堂本光一(45)が主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK Eternal』が5月31日、東京・帝国劇場で千穐楽を迎えた。光一と同じ2000年に帝劇デビューをした“同期”井上芳雄(44)がサプライズで駆けつけた。百合の花束を抱えた井上は、「おめでとう~!」と祝福しながら、同じ百合の花を手にした1900人の観客の合間を通り、サプライズで登場。光一が手を差し出し、井上をステージに引き上げる一幕も。「王子が王子を!」という共演キャストの感動の声に井上は「姫になった気分です」とほほ笑み、会場を沸かせた。井上は、6月下旬から同場所で上演される『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のけいこ中だが、「呼ばれたらいつでも行くぜという気持ちだった」と、合間を縫って駆けつけた。光一が「たどった道は違えど、いろんなことを共有して来たよね」としみじみと語ると、井上も「今は同志みたいな気持ち」と共感した。共演キャストに囲まれた井上は「僕は『SHOCK』は1回も出たことなくて、ライバル役を待ってるんです」とふくれっ面。「でも、こういう風にかかわらせてもらって、舞台上で分かち合うことができてうれしいな。『SHOCK』出たってことにしてプロフィールに書こうと思います」と胸を張り、笑いを誘った。話が尽きない2人だが、光一は「『何かできると良いね』という話はいつもしているよね」とにっこり。井上は「新しいことをやりたいな。光一くんが演出するものに僕が出させてもらうこともあったらすてきだなと」と期待を寄せた。この日のフォトコールには、光一、井上のほか、佐藤勝利(timelesz)、中村麗乃(乃木坂46)、越岡裕貴&松崎祐介(ふぉ~ゆ~)、島田歌穂ら出演者が登壇した。作・構成・演出・主演を光一が務め、2000年11月の初演『MILLENNIUM SHOCK』から続く同ミュージカルは、今年でラストイヤー。4月22日に大台の2000回を達成し、5月9日夜の部にて、森光子さんが舞台『放浪記』で1961年から2009年にかけて積み上げた国内演劇の単独主演記録2017回を超え、2018回を達成し、単独1位となった。コロナ禍において誕生し、本編の3年後を舞台にしたスピンオフ作品『Endless SHOCK Eternal』は、今回の公演をもって終幕する。今後は、7、8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月に博多座(本編のみ)、11月に再度帝国劇場(本編のみ)で上演する。
2024年06月01日KinKi Kidsの堂本光一(45)が主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK Eternal』が5月31日、東京・帝国劇場で千穐楽を迎えた。ライバル役を務める佐藤勝利(timelesz)が、光一への感謝を語った。コロナ禍において誕生し、本編の3年後を舞台にしたスピンオフ作品『Endless SHOCK Eternal』は、今回の公演をもって終幕する。佐藤は、帝国劇場が来年2月に改修のため休館することに触れ「僕の節目には帝劇がある。デビュー記者会見も帝国劇場でしたし、自分が主演をやらせていただいたこともある」と回想。「自分の決断で鍛錬の時期だと(帝国劇場から)遠ざかっていたところ、引っ張ってくださって。まさか『SHOCK』に出られる、ライバル役を務められると思っていなかったので、光一くんに感謝です」と思いを伝えた。そして「いつも言えてないですが、越岡(祐貴)くんにも松崎(祐介)くんにも支えていただいて感謝ですし、名前をすべて言えないのですが、スタッフの皆さん、何よりもお客さんに支えられていたからこそ走り切れと思います」と感謝。「ここから見る景色を光一くんの横で見られて感慨深いなと思いました」と充実感をにじませた。佐藤は、9月の福岡・博多座公演に出演するが、改修前の帝国劇場は同公演が最後となる。佐藤のコメントを見守っていた光一は「この景色が最後だと考えられないよね」とうなずいていた。この日のフォトコールには、光一、佐藤のほか、中村麗乃(乃木坂46)、越岡裕貴&松崎祐介(ふぉ~ゆ~)、島田歌穂ら出演者が登壇。井上芳雄がサプライズで祝福に駆けつけた。作・構成・演出・主演を光一が務め、2000年11月の初演『MILLENNIUM SHOCK』から続く同ミュージカルは、今年でラストイヤー。4月22日に大台の2000回を達成し、5月9日夜の部にて、森光子さんが舞台『放浪記』で1961年から2009年にかけて積み上げた国内演劇の単独主演記録2017回を超え、2018回を達成し、単独1位となった。今後は、7、8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月に博多座(本編のみ)、11月に再度帝国劇場(本編のみ)で上演する。
2024年06月01日KinKi Kidsの堂本光一(45)が主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK Eternal』が5月31日、東京・帝国劇場で千穐楽を迎えた。越岡裕貴&松崎祐介(ふぉ~ゆ~)が、思いを語った。コロナ禍において誕生し、本編の3年後を舞台にしたスピンオフ作品『Endless SHOCK Eternal』は、今回の公演をもって終幕する。今後は、7、8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月に博多座(本編のみ)、11月に再度帝国劇場(本編のみ)で上演し、『SHOCK』は閉幕となる。越岡は「長かったような短かったような。苦楽をともにしたメンバーと離れるのはさびしい」と本音を吐露。「二幕前に光一くんの楽屋行かなくなると思うとさびしい。光一くんの着替えを見る謎の時間もないと思うとさびしい」と重ねた。そして「4月、5月、僕のできることはできたんじゃないかなと思って。大阪にバトンをつなげたんじゃないかなと思っております。また11月に戻ってくるのでその時にまたよろしくお願いします」とした。光一は、「でもね、11月は役の位置が変わるからね」と指摘。越岡は「あ、そうか、俺、コウイチの右腕おわり?」と再びさびしげな表情に。すると、光一は「最後の背中トントン、グッと来たよ」と、今作で越岡が務めていたフライングのワイヤーの脱着をする“フッキング”と呼ばれる役割を全うしたことに感謝。越岡は「毎日グッとさせてますけどね」と答え、笑いを誘った。感動的なムードから一転、松崎は「5文字で表します。ありがとう。ピャー」と独特な“松崎節”で思いを伝えた。この日は光一、越岡、松崎のほか、佐藤勝利(timelesz)、中村麗乃(乃木坂46)、島田歌穂ら出演者が登壇。井上芳雄がサプライズで祝福に駆けつけた。作・構成・演出・主演を光一が務め、2000年11月の初演『MILLENNIUM SHOCK』から続く同ミュージカルは、今年でラストイヤー。4月22日に大台の2000回を達成し、5月9日夜の部にて、森光子さんが舞台『放浪記』で1961年から2009年にかけて積み上げた国内演劇の単独主演記録2017回を超え、2018回を達成し、単独1位となった。
2024年06月01日KinKi Kidsの堂本光一(45)が主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK Eternal』が5月31日、千穐楽を迎えた。光一が記念のくす玉を割り、大量の紙吹雪を浴びると、1900人の観客から百合の花でサプライズ祝福を受けた。百合の花を振る客席を見わたした光一は「2階のうしろの方は見えていない。見える、見えないんじゃないんです。感じるんです」と決め顔。共演者と客席から「フー!」と盛り上げられるほほ笑ましい一幕もあった。コロナ禍において誕生し、本編の3年後を舞台にしたスピンオフ作品『Endless SHOCK Eternal』は、今回の公演をもって終幕する。光一は「コロナ禍のときにどうしたらエンタメの灯火を消さずにやることができるのかを考えて生み出した作品」と感慨深げに振り返り、「作品は、お客さんの目があってどんどん成長していくものだと思うんです。一人ひとりが役を育てて、良くなる過程が見て取れた部分もあったので、勉強になりました」と演出家としての思いを語った。そして「この作品は、支えてくださっている方が紹介しきれないくらいたくさんいます。感謝を申し上げたいと思います」と一礼。「こうして毎日満員のお客さまに温かい拍手をいただける、毎日(共演キャストと)顔を合わせることができる幸せな3ヶ月となりました」と思いを伝えた。「ひとつの節目ではあります」とした上で「コウイチ(役名)という人物は『みんなの思いが積み重なればそこにいる』」と劇中のオーナーのせりふを引用。「みなさんが思い浮かべてコウイチを復活させていただければと思います」と願いを込めた。この日のフォトコールには、光一のほか、佐藤勝利(timelesz)、中村麗乃(乃木坂46)、越岡裕貴&松崎祐介(ふぉ~ゆ~)、島田歌穂ら出演者が登壇。井上芳雄がサプライズで祝福に駆けつけた。作・構成・演出・主演を光一が務め、2000年11月の初演『MILLENNIUM SHOCK』から続く同ミュージカルは、今年でラストイヤー。4月22日に大台の2000回を達成し、5月9日夜の部にて、森光子さんが舞台『放浪記』で1961年から2009年にかけて積み上げた国内演劇の単独主演記録2017回を超え、2018回を達成し、単独1位となった。今後は、7、8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月に博多座(本編のみ)、11月に再度帝国劇場(本編のみ)で上演する。
2024年06月01日KinKi Kidsの堂本剛が、きょう30日放送の日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』(後7:54~後9:00※一部地域では後8:00~)内「ゴチバトル」に出演。堂本は、10年ぶり2度目の同企画挑戦となる。堂本は前回、最下位で22万円近く支払った。今回は「不安要素としては増田くん」「絡み方が…」といきなり告白。増田貴久(NEWS)は意に介さず、いつもの“増田節”を貫く。恒例のハイトーンオーダーでは堂本も思わず苦笑い。先輩後輩の意外な関係性も明かされる。テーマは「センスが悪いのは誰だ?ゴチ!」。さまざまな企画でメンバーの芸術センスをチェックする。増田が「剛くんのファッションや音楽性は後輩たちがめちゃめちゃ影響受けてる」と堂本のセンスを絶賛すると、「まっすー(増田)いいよ!」とようやく堂本のテンションがアップ。今話題の「クロックス」のカスタマイズやうちわを使った書道アート企画では、堂本のセンスに全員が釘づけとなる。さらに、ゴチメンバーの中にもセンスを爆発させる人物が現れる。「高級ギター聴き比べ」クイズでは、2万円と100万円のギターの音色を聞いて、どちらが高級ギターかを当て、外したメンバーが高額おみや代を自腹する。一流アーティストの堂本は、見事正解できるのか。100万円のギターで堂本とナインティナイン・岡村隆史の即興セッションも。堂本の珍しい“胸キュン”なせりふが飛び出す恒例の胸キュンしりとり対決も見どころとなる。バトルの舞台は地中海料理店「BESIDE SEASIDE 」。設定金額は1万5000円。「イメージイート」と称して、料理を見ただけで抜群の食リポを披露する高橋文哉は、バレーボール経験者ということで、「イメージサーブ」を披露。堂本が「まっすーも参加して」とリクエストして、コンビでエアバレーボールに 挑戦する謎の展開となる。ラストオーダーでは、それまで堂々としていた堂本も「足が震えてきた」と弱気を見せる。果たして前回の雪辱を晴らすことはできるのか。
2024年05月30日アイドルデュオ・KinKi Kidsの堂本剛が『まる』(2024年10月公開)の主演を務めることが10日、明らかになった。同作は監督・脚本を荻上直子監督が務めたオリジナル作。近年では音楽活動が中心となっていた堂本が、監督と企画プロデューサーから約2年間の熱烈オファーを受け、「自分が必要とされている役なら」と心を動かされ出演に至ったという。映画主演は2005年に国分太一とW主演を務めた『ファンタスティポ』以来、単独映画主演は1997年に公開された『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来、27年ぶりとなる。堂本が演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田で、彼の日常が○に浸食され始める奇想天外な物語となる。これまで自らストーリーを進めていく役柄の多かった堂本が、不思議な事態に巻き込まれていくキャラクターで新境地を魅せる。本作の監督を務めるのは、数々のオリジナル脚本で話題作を生み出し『彼らが本気で編むときは、』(17)で第67回ベルリン国際映画祭・観客賞&審査員特別賞を受賞、『波紋』(23)で第33回日本映画批評家大賞・監督賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得る荻上直子監督。円熟の域に達した荻上監督の、作家としての神髄が凝縮されたともいえるテーマで堂本と初タッグを組む。この度、2種類のティザービジュアル(メイン/キャラクターVer.)と特報映像も解禁。ティザービジュアル(メイン)は、沢田が住む街を背景に撮り下ろした写真を使用。巨大な○に飲み込まれそうな堂本演じる沢田の上に、「ある日突然、○が迫ってきた」という言葉が微妙に歪んだ形で添えられている。さらに今回は、キャラクターVer.も解禁。沢田らしい虚無感のある表情で、すぐ後ろには○が迫ってきている。デザインは、A24作品の日本版ビジュアル(『ミッドサマー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)、荻上直子監督の初期の名作『バーバー吉野』、『めがね』、『トイレット』などを手掛けるデザイナー・大島依提亜が手がけ、グラフィカルで普遍的な〇の形を、日常的な実写風景、人物と組み合せる事で不思議な作品世界を表現した。特報映像には、日常が○に浸食されはじめ、いつしか○に囚われ始める沢田の様子が映しだされていく。最後には襲い掛かる奇妙な出来事に対して、「すごっ」とどこか他人事のような沢田の一幕も。不思議な世界観を纏った特報となっている。年始から始まった本編撮影は終了し、現在は仕上げ作業中となっている。○■堂本剛 コメント主演でお芝居させていただくのは久しぶりです。寝不足で誰のために何のために働いているのかも考えられない毎日を過ごしている主人公の沢田。だから顔色も良くはない、目の下にはクマ、顔の筋肉も動いていない。自分本来の心で人生を柔らかく生きて描きたいままに画を描くこと。これが叶えば良いだけなのに、人は自分を誰かと比べ、審査し、点数のようなものを付ける。孤独だということをそれこそ理解できずにそうしてしまう人も多いのだろう。孤独を感じていなければ人はそうならないだろう。頼んでもいないのに人は人の生き方や道にそうする事で我が身や我が心が安心するのだろう。ならばそれに付き合うこともまた人生か? と、沢田なりに人々の孤独に漂ってみている。きっと正しくないしもはや楽しくもない事はわかっているが、いらぬ優しさがそうさせてしまうのかも知れない。そんな沢田を演じるうえでいろいろを整えることをやめて崩すイメージで演じさせていただきました。共演者の皆様がとても優しく接して下さいました。荻上監督をはじめスタッフの皆様も大変優しく接して下さいました。そのことがいちばん嬉しくて幸せでした。「人は人に優しく生きることができる」を叶え合い大切な一日を繰り返し完成した作品『まる』。まるという言葉や文字を皆様はどう捉えてこの作品を楽しんでいただけるか興味深いところです。劇中でもたくさんまるを描きました。細部に渡る隅々まで。たくさんたくさん描きました。世の中が平和を諦めずに平和を作ることへ時間や命を繋げてほしいと想いを込めて「。」○■監督・脚本:荻上直子コメント撮影中の1ヶ月間、純度の高い無色透明な塊、みたいなもののそばにいるような気持ちでした。もし彼のタマシイが見えたら、きっとそんな感じなのだろうと思う。混じり気のないどこまでもどこまでも透明な珠(たま)。【編集部MEMO】映画『まる』ストーリー…美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)を発端に、日常が○に浸食され始める。(C) 2024 Asmik Ace, Inc.
2024年05月10日KinKi Kidsの堂本剛が主演を務める映画『まる』が、2024年10月に公開されることが決定した。堂本が映画で主演を務めるのは、1997年に公開された『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来27年ぶり。近年では音楽活動が中心となっていたが、荻上直子監督と企画プロデューサーから約2年間にわたる熱烈オファーを受け、「自分が必要とされている役なら」と心を動かされ出演に至ったという。今回堂本が演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた〇(まる)を発端に、日常が〇に浸食され始める奇想天外な物語だ。これまで自らストーリーを進めていく役柄の多かった堂本が、不思議な事態に巻き込まれていくキャラクターで、27年ぶりの主演にして新境地を魅せる。併せて、2種類のティザービジュアルと特報映像も公開となった。ティザービジュアル(メイン)は、沢田が住む街を背景に撮り下ろした写真を使用。巨大な〇に飲み込まれそうな沢田の上に、「ある日突然、〇が迫ってきた」という言葉が微妙に歪んだ形で添えられている。またキャラクターバージョンでは、沢田らしい虚無感のある表情が収められている。デザインは、A24作品の日本版ビジュアル(『ミッドサマー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)、荻上監督の初期作品『バーバー吉野』『めがね』『トイレット』などを手がけるデザイナー・大島依提亜が担当。グラフィカルで普遍的な〇の形を日常的な実写風景、人物と組み合せる事で不思議な作品世界を表現した。また特報映像には、日常が〇に浸食され、いつしか〇に囚われはじめる沢田の様子が映し出されていく。最後には襲い掛かる奇妙な出来事に対して、「すごっ」とどこか他人事のような沢田の一幕も。いつの間にか観ているこちらの心までぐるぐる回り出すような、不思議な世界観を纏った内容となっている。■堂本剛 コメント主演でお芝居させていただくのは久しぶりです。寝不足で誰のために何のために働いているのかも考えられない毎日を過ごしている主人公の沢田。だから顔色も良くはない、目の下にはクマ、顔の筋肉も動いていない。自分本来の心で人生を柔らかく生きて描きたいままに画を描くこと。これが叶えば良いだけなのに、人は自分を誰かと比べ、審査し、点数のようなものを付ける。孤独だということをそれこそ理解できずにそうしてしまう人も多いのだろう。孤独を感じていなければ人はそうならないだろう。頼んでもいないのに人は人の生き方や道にそうする事で我が身や我が心が安心するのだろう。ならばそれに付き合うこともまた人生か?と、沢田なりに人々の孤独に漂ってみている。きっと正しくないしもはや楽しくもないことはわかっているが、いらぬ優しさがそうさせてしまうのかも知れない。そんな沢田を演じるうえでいろいろを整えることをやめて崩すイメージで演じさせていただきました。共演者の皆様がとても優しく接して下さいました。荻上監督をはじめスタッフの皆様も大変優しく接して下さいました。そのことがいちばん嬉しくて幸せでした。「人は人に優しく生きることができる」を叶え合い大切な一日を繰り返し完成した作品『まる』。まるという言葉や文字を皆様はどう捉えてこの作品を楽しんでいただけるか興味深いところです。劇中でもたくさんまるを描きました。細部に渡る隅々まで。たくさんたくさん描きました。世の中が平和を諦めずに平和を作ることへ時間や命を繋げてほしいと想いを込めて「。」■監督・脚本:荻上直子 コメント撮影中の1カ月間、純度の高い無色透明な塊、みたいなもののそばにいるような気持ちでした。もし彼のタマシイが見えたら、きっとそんな感じなのだろうと思う。混じり気のないどこまでもどこまでも透明な珠(たま)。映画『まる』特報映像<作品情報>映画『まる』2024年10月公開公式サイト: Asmik Ace, Inc.
2024年05月10日KinKi Kidsの堂本剛が、今年10月公開の映画『まる』で27年ぶりの映画主演を務めることが決定した。堂本が映画主演を務めるのは、1997年に公開された『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来。近年では音楽活動が中心となっていた堂本だが、監督と企画プロデューサーから約2年間の熱烈オファーを受け、「自分が必要とされている役なら」と心を動かされ出演に至った。堂本は、95年に日本テレビ系列でスタートした『金田一少年の事件簿シリーズ』、『ぼくらの勇気 未満都市』(97/NTV)、『Summer Snow(00/TBS)』などのドラマ作品を中心に10代の頃から数々の人気作品に出演してきた。そんな堂本が本作で演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)を発端に、日常が○に浸食され始める奇想天外な物語。これまで自らストーリーを進めていく役柄の多かった堂本が、不思議な事態に巻き込まれていくキャラクターで、27年ぶりの主演にして新境地を魅せる。本作の監督・脚本を務めるのは、『彼らが本気で編むときは、』(17年)で第67回ベルリン国際映画祭・観客賞&審査員特別賞を受賞、『波紋』(23年)で第33回日本映画批評家大賞・監督賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得る荻上直子氏。本作で堂本と初タッグを組む。2種類のティザービジュアル(メイン/キャラクターVer.)と特報映像も解禁された。ティザービジュアル(メイン)は、沢田が住む街を背景に撮り下ろした写真を使用。巨大な○に飲み込まれそうな堂本演じる沢田の上に、「ある日突然、○が迫ってきた」という言葉が微妙に歪んだ形で添えられている。キャラクターVer.では、沢田らしい虚無感のある表情、すぐ後ろには○が迫ってきている。デザインは、A24作品の日本版ビジュアル(『ミッドサマー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)、荻上監督の初期の名作『バーバー吉野』、『めがね』、『トイレット』などを手掛けるデザイナー・大島依提亜氏が担当。また、特報映像には、日常が○に浸食されはじめ、いつしか○に囚われ始める沢田の様子が映しだされていく。最後には襲い掛かる奇妙な出来事に対して、「すごっ」とどこか他人事のような沢田の一幕も。いつの間にか観ているこちらの心までぐるぐる回り出すような、不思議な世界観をまとった特報となっている。■主演:堂本剛(沢田役)コメント主演でお芝居させていただくのは久しぶりです。寝不足で誰のために何のために働いているのかも考えられない毎日を過ごしている主人公の沢田。だから顔色も良くはない、目の下にはクマ、顔の筋肉も動いていない。自分本来の心で人生を柔らかく生きて描きたいままに画を描くこと。これがかなえば良いだけなのに、人は自分を誰かと比べ、審査し、点数のようなものを付ける。孤独だということをそれこそ理解できずにそうしてしまう人も多いのだろう。孤独を感じていなければ人はそうならないだろう。頼んでもいないのに人は人の生き方や道にそうすることで我が身や我が心が安心するのだろう。ならばそれに付き合うこともまた人生か?と、沢田なりに人々の孤独に漂ってみている。きっと正しくないしもはや楽しくもないことはわかっているが、いらぬ優しさがそうさせてしまうのかも知れない。そんな沢田を演じるうえでいろいろを整えることをやめて崩すイメージで演じさせていただきました。共演者の皆さまがとても優しく接してくださいました。荻上監督をはじめスタッフの皆さまも大変優しく接してくださいました。そのことがいちばんうれしくて幸せでした。「人は人に優しく生きることができる」をかなえ合い大切な一日を繰り返し完成した作品『まる』。まるという言葉や文字を皆さまはどう捉えてこの作品を楽しんでいただけるか興味深いところです。劇中でもたくさんまるを描きました。細部に渡る隅々まで。たくさんたくさん描きました。世の中が平和を諦めずに平和を作ることへ時間や命をつなげてほしいと想いを込めて「。」●監督・脚本:荻上直子コメント撮影中の1ヶ月間、純度の高い無色透明な塊、みたいなもののそばにいるような気持ちでした。もし彼のタマシイが見えたら、きっとそんな感じなのだろうと思う。混じり気のないどこまでもどこまでも透明な珠(たま)。
2024年05月10日堂本剛主演、荻上直子監督作『まる』が10月より公開されることが決定。ティザービジュアルと超特報映像が解禁された。堂本剛が、1997年に公開された『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来、27年ぶりに待望の映画主演を果たす本作。堂本さんは、監督と企画プロデューサーから約2年間の熱烈オファーを受け、「自分が必要とされている役なら」と心を動かされ出演に至ったという。演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた◯(まる)を発端に、日常が◯に浸食され始める…という、奇想天外な物語だ。荻上直子監督監督を務める荻上直子は、数々のオリジナル脚本で話題作を生み出し、『彼らが本気で編むときは、』(17)で第67回ベルリン国際映画祭・観客賞&審査員特別賞を受賞、『波紋』(23)で第33回日本映画批評家大賞・監督賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ている。そんな円熟の域に達した荻上監督の、作家としての神髄が凝縮されたともいえるテーマで堂本さんと初タッグを組む。ティザービジュアル(メインVer.)この度、2種類のティザービジュアル(メイン/キャラクターVer.)と特報映像も解禁。ティザービジュアル(メイン)は、沢田が住む街を背景に撮り下ろした写真を使用。巨大な◯に飲み込まれそうな堂本さん演じる沢田の上に、「ある日突然、◯が迫ってきた」という言葉が微妙に歪んだ形で添えられている。ティザービジュアル(キャラクターVer.)さらに今回は、キャラクターVer.も解禁。沢田の虚無感のある表情が捉えられ、すぐ後ろには◯が迫ってきている。デザインは、A24作品の日本版ビジュアル(『ミッドサマー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)、荻上監督の初期の名作『バーバー吉野』、『めがね』、『トイレット』などを手掛けるデザイナー・大島依提亜が、グラフィカルで普遍的な◯の形を日常的な実写風景、人物と組み合せることで不思議な作品世界を表現した。併せて解禁された特報映像には、日常が◯に浸食されはじめ、いつしか◯に囚われ始める沢田の様子が映しだされていく。最後には襲い掛かる奇妙な出来事に対して、「すごっ」とどこか他人事のような沢田の一幕も。いつの間にか観ているこちらの心までぐるぐる回り出すような、不思議な世界観を纏った特報となっている。●主演:堂本剛(沢田役)コメント主演でお芝居させていただくのは久しぶりです。寝不足で誰のために何のために働いているのかも考えられない毎日を過ごしている主人公の沢田。だから顔色も良くはない、目の下にはクマ、顔の筋肉も動いていない。自分本来の心で人生を柔らかく生きて描きたいままに画を描くこと。これが叶えば良いだけなのに、人は自分を誰かと比べ、審査し、点数のようなものを付ける。孤独だということをそれこそ理解できずにそうしてしまう人も多いのだろう。孤独を感じていなければ人はそうならないだろう。頼んでもいないのに人は人の生き方や道にそうする事で我が身や我が心が安心するのだろう。ならばそれに付き合うこともまた人生か?と、沢田なりに人々の孤独に漂ってみている。きっと正しくないしもはや楽しくもない事はわかっているが、いらぬ優しさがそうさせてしまうのかも知れない。そんな沢田を演じるうえでいろいろを整えることをやめて崩すイメージで演じさせていただきました。共演者の皆様がとても優しく接して下さいました。荻上監督をはじめスタッフの皆様も大変優しく接して下さいました。そのことがいちばん嬉しくて幸せでした。「人は人に優しく生きることができる」を叶え合い大切な一日を繰り返し完成した作品『まる』。まるという言葉や文字を皆様はどう捉えてこの作品を楽しんでいただけるか興味深いところです。劇中でもたくさんまるを描きました。細部に渡る隅々まで。たくさんたくさん描きました。世の中が平和を諦めずに平和を作ることへ時間や命を繋げてほしいと想いを込めて「。」●監督・脚本:荻上直子コメント撮影中の1ヶ月間、純度の高い無色透明な塊、みたいなもののそばにいるような気持ちでした。もし彼のタマシイが見えたら、きっとそんな感じなのだろうと思う。混じり気のないどこまでもどこまでも透明な珠(たま)。『まる』は10月、公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:まる 2024年10月公開予定© 2024 Asmik Ace, Inc.
2024年05月10日KinKi Kidsの堂本光一(45)が9日、東京・帝国劇場で上演中のミュージカル『Endless SHOCK』の2018回公演を達成し、国内演劇の単独主演回数1位を記録。同シリーズに出演歴のある今井翼らが、祝福にサプライズで駆けつけた。この日のカーテンコールには、メインキャストの佐藤勝利(timelesz)、中村麗乃(乃木坂46)、ふぉ~ゆ~(越岡裕貴、松崎祐介)、島田歌穂のほか、サプライズゲストとして、梅田彩佳、森公美子、前田美波里(Wキャストで今作出演)、中山優馬、上田竜也(KAT-TUN)、米花剛史、町田慎吾、屋良朝幸、今井も登場した。カーテンコールの途中、梅田、森、前田が6本のバラの花束をそれぞれ抱えて登場。続けて、越岡と松崎の誘導でキャストが移動すると、ステージ奥から2000本のバラの花でできたモニュメントと上田、中山が現れた。計2018本バラで光一を祝福する準備が整うと、米花、町田、屋良、今井といった『SHOCK』の歴史を彩る面々が登壇。過去に使用した"シャンパン大”のバルーンも登場した。"シャンパン大"を米花、町田、屋良の3人とともにMusical Academyとして活動した秋山純に重ね、なつかしむ場面もあった。初代ライバル役を務めた今井がサプライズ登場すると、光一は天を仰ぎ、笑顔に。2人は熱烈なハグを交わした。大歓声の中、今井は「光一くん、大記録達成おめでとうございます。僕は未成年の頃に初めて立たせていただきました。光一くんは今でも舞台に立ち続けていて、かっこいいなと思います。40代の鏡です」と祝福した。屋良は「おめでとうございます。Musical Academy結成です」と米花&町田と並ぶと「秋山(純)は、都合で来られなくて」と当時のメンバーに言及。「僕たちも『MILLENNIUM』から出させてもらって。きょうはお祝いに来られて、うれしいです」と伝えた。町田は「まずは会いたかったですよ」と感激し、「すばらしい記録です。『SHOCK』という舞台に立たせていただいたことを誇りに思っています。おめでとうございます」と祝福。米花も「(光一との再会は)12年ぶりです。本当におめでとうございます」も続けた。一人ひとりと顔を合わせ、うれしそうな表情を見せていた光一は「いろんなことを共にしてきたもんね」としみじみ。「タイムスリップするわ、当時に。うれしいです」と懐かしんだ。作・構成・演出・主演を光一が務め、2000年11月の初演『MILLENNIUM SHOCK』から続く同ミュージカルは、今年でラストイヤー。4月22日に大台の2000回を達成し、5月9日夜の部にて、森光子さんが舞台『放浪記』で1961年から2009年にかけて積み上げた国内演劇の単独主演記録2017回を超え、2018回を達成し、単独1位となった。今後は31日までの帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)、7、8月は梅田芸術劇場(本編のみ)、9月は博多座(本編のみ)、11月は再度帝国劇場(本編のみ)で上演する。
2024年05月10日『Endless SHOCK』堂本光一 単独主演記録2018回達成記念カーテンコールが10日に東京・帝国劇場で行われ、堂本光一、佐藤勝利(timelesz)、越岡裕貴、松崎祐介、中村麗乃(乃木坂46)、島田歌穂らが登場。また、スペシャルゲストとして梅田彩佳、森公美子、前田美波里、中山優馬、上田竜也、米花剛史、町田慎吾、屋良朝幸、今井翼がスペシャルゲストとしてお祝いに駆けつけた。同作は2000年より開幕したシリーズで、2005年からは堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』として、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。2024年は4月11日〜5月31日の帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)を皮切りに、7月~8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月に再度帝国劇場(本編のみ)と、全国ツアーを予定している。○■『Endless SHOCK』2018回達成で国内記録を更新5月9日夜の部にて、故・森光子さんが舞台『放浪記』で積み上げた国内演劇の単独主演記録2017回を超えて2018回を達成し、単独1位となった。しかし堂本自身は「(実感が)ないんですよ。今、翼が来てくれたり、当時の後輩も駆けつけてくれたりして、本当につい最近のように思っちゃうんですよね。だからこんな2018回もやってきたという気があまりしてなくて、すごく不思議な感覚ですね」と心境を吐露した。ここまで続けられたことについて、堂本は「やっぱりそこに求めてくださる方がいるからというのは大きいですね。お客様はもちろんのこと、スタッフの皆さんや共演者の皆さんにもお応えしたいという思いが強かった」「森光子さんが2017回というすばらしい記録を立てられて、森さんの言葉で有名な『あいつより うまいはずだが なぜ売れぬ』という、森さんを象徴したような言葉があるんですけど、自分は逆で『あいつより下手なんだから、命を燃やさないと』と、ずっとそう思ってやってきました。自分には何もないですから、正直言って。だったらとにかく命を燃やして輝きをお届けするしかないなと思ってやってきた次第です」と名言を残し、会場には拍手が起こった。奇しくも、5月9日は森さんの誕生日。「本当にびっくりですね、みんな『合わせたでしょ』と思うでしょ? 本当にやってないんですよ。コロナ禍もあったりで公演回数がずれたりとかもしていて、運です」と驚き、「今年のスケジュールを出した後に、東宝の菊地さんから連絡があって『すごいですね、森さんの誕生日に合わせたんですか?』と言われて、『は!?』『ほんまや!!』って鳥肌立ったんです」と説明する。森さんは『SHOCK』のファンだったそうで「毎年のように来ていただいて、昼夜ある時は必ずお弁当を入れてくださり、いつもいつもずっと支えてくださった母でした。自分は同列には並べられないので、今も昔も変わらず、偉大な尊敬する大先輩ですから、その気持ちは本当に変わりません」と感謝。楽屋には森さんの写真を置いているという堂本は、今日も「行って参ります」と声をかけたそうで「とにかくいつも通りやろうと思っていました」と明かした。さらに森さんのマネージャーが「新しくなった帝劇でもまた『SHOCK』をやってほしい。森さんが大好きだった美しいフライングをまた見せてほしい」と言っていたことを聞くと「ライバル役、翼やってくれる?」と今井に尋ねた堂本。会場の拍手の中、今井は「今年狙ってました」と笑いを誘う。一方で、堂本は「本当に気持ちは嬉しいですね。嬉しいですけど、ここまでやってきて、25年間の中でメンタル的には1番強い状態にありますが、フィジカル的にはきてます! 体は正直です! 今年で最後にしようというのは自分の中でも決めたことですから。本当にそのお気持ちは嬉しいですし、それがまた新しいものにつながっていったりするのかなと、ありがたくその言葉を受け止めさせていただきたいなと思います」と、“ラストイヤー”への意思は変わらず。歴史に名前が残ることについては、「『滅相もございません』という感じで、自分的にはステージに立つことや表現すること、20代や30代の頃と比べて何か後ろ向きに思ったり、自分の輝きにも限界があるなと思ったりすることもありましたけども、皆さんがこうやってお祝いしてくれるということは、まだまだ期待しているぞということなのかなと」とコメントし、会場は拍手。「そういうふうに捉えて、自分を鼓舞していきたいと思います」と語った。
2024年05月10日『Endless SHOCK』堂本光一 単独主演記録2018回達成記念カーテンコールが10日に東京・帝国劇場で行われ、堂本光一、佐藤勝利(timelesz)、越岡裕貴、松崎祐介、中村麗乃(乃木坂46)、島田歌穂らが登場。また、スペシャルゲストとして梅田彩佳、森公美子、前田美波里、中山優馬、上田竜也、米花剛史、町田慎吾、屋良朝幸、今井翼がスペシャルゲストとしてお祝いに駆けつけた。同作は2000年より開幕したシリーズで、2005年からは堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』として、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。2024年は4月11日〜5月31日の帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)を皮切りに、7月~8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月に再度帝国劇場(本編のみ)と、全国ツアーを予定している。○■『Endless SHOCK』2018回達成記念に過去出演者たちが集結2018回達成に、過去出演者がスペシャルゲストとして集結。まず前田美波里、森公美子、梅田彩佳が登場すると、それぞれ6本ずつの薔薇を堂本に手渡す。そしてステージ下から2000本の薔薇を使ったアーチとともに上田竜也、中山優馬が出現。あわせて2018本の薔薇で堂本を祝った。さらに、すでに事務所を退所していた今井翼、米花剛史、町田慎吾、屋良朝幸が登場すると、会場も大歓声。各人と熱いハグを交わし、堂本は「本当にいろんなものを超えた形がここにある」としみじみ。松崎が「お久しぶりです!」と頭を下げると、今井が「秋山(純)くんに見えてきた」と苦笑する一幕も。改めて今井は「本当に光一くん、大記録達成おめでとうございます。僕は未成年の頃に初めて一緒のステージに立たせていただいて。光一くんは今でも舞台に立ち続けると。本当にかっこいいなと思います。おめでとうございます。40代の鑑です」と堂本を称えた。屋良が町田、米花と並び「Musical Academy結成です」と言うと、会場は拍手。「秋山は?」と尋ねる堂本に、屋良は「今日はもろもろの都合で秋山は来れなくて、本当に申し訳ございません」、さらに「僕たちも『ミレニアム』(『MILLENNIUM SHOCK』)から出させてもらって、未成年だった。僕は途中ライバル役もやらせてもらって980数回までいったんです。実は(今年の)2000回(公演)もお声をかけていただいたんですが、すみません。やめました」と謝罪。「けれども、こうして呼んでいただけたのはすごく嬉しいです」と感謝した。町田は「まずは、会いたかったですよ〜!!」と叫び、堂本は「変わんないねえ!」と喜ぶ。続けて町田は「素晴らしい記録で、僕もこの『SHOCK』という舞台に立たせていただいたことを誇りに思っております。本当におめでとうございます」と祝福。米花も「米花です。僕は12年ぶりです。本当におめでとうございます」と堂本を祝った。最後に堂本は「この景色が見られるって、本当に幸せなことですし、今日改めて皆さんの温かい拍手をいただいて『こんなに力になるものか』と感じました。我々のステージに立つ仕事ってすごく怖いことでもあるんですけど、こんなにも自分も幸せになることができるし、皆さんの顔を拝見、あ、ごめんなさいあんまり見えてないですけど、顔を拝見するとすごく幸せそうな……と言ったら失礼なのかなあ? でも本当に高揚された顔をされていて、ああ、こんなにも人を幸せにできる仕事につけるって、自分自身が幸せなことだなと、今日改めて思いました」と語る。「『SHOCK』としては今年終始符を打とうと考えておりますが、これからまた新しい自分というものを皆さんにお届けできたらいいなと思っておりますし、改めて周りを見渡すと、お客さんもそうですし、本当に素晴らしい仲間たちがたくさんいるんだなということを実感できて、本当に幸せな1日になりました。今後ともよろしくお願い致します」とまとめた。
2024年05月10日少年忍者の深田竜生、川崎星輝(※崎=たつさき)、ヴァサイェガ渉(※登場順)が3日、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われたファッション&音楽イベント『Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER』に出演した。3人は「Top of the Hill」のステージに登場。トップバッターの深田はサングラスをかけたクールな表情で登場。ランウェイ途中でサングラスを外すと、やんちゃな笑顔で“舌ペロウインク”を披露し、会場を沸かせた。川崎は、深田とステージですれ違いハイタッチ。クールな中にも遊び心のある衣装でランウェイを歩いた。持ち前のスタイルの良さを存分に生かし、アーティスティックな表情を見せた。そして、ステージのトリを飾ったヴァサイェガは、黒のセットアップに赤のロングジャケットをまとった“覇王感”あふれる姿で登場。去り際には、眉毛を上げるだけで歓声が起こるほど、会場の観客を骨抜きにした。同イベントには、池田美優、生見愛瑠、藤田ニコル、山本舞香らがモデルとして登場。ライブステージではILLIT、乃木坂46、FRUITS ZIPPER、ME:Iなどがパフォーマンスを披露する。南海キャンディーズの山里亮太とフリーアナウンサーの森香澄がメインMC、あのがゲストMCを務める。25回目の開催となる今回のイベントテーマは「TOKIMEKI GALAXY TRIP」。年齢性別を問わず、個性を出したファッションを楽しめる現代を銀河に例え、来場者に新しい自分を発見できるようなときめく宇宙の旅を楽しんでほしいという願いが込められている。
2024年05月03日『Endless SHOCK』堂本光一 単独主演記録2000回達成記念カーテンコールが22日に東京・帝国劇場で行われ、堂本光一、佐藤勝利(timelesz)、越岡裕貴、松崎祐介、高田翔、寺西拓人、松尾龍、尾崎龍星、中村麗乃(乃木坂46)、前田美波里らが登場した。同作は2000年より開幕したシリーズで、2005年からは堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』として、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。2024年は4月11日〜5月31日の帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)を皮切りに、7月~8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月に再度帝国劇場(本編のみ)と、全国ツアーを予定している。○■堂本光一 単独主演記録2000回達成を井上芳雄、市村正親が祝福この日2000回の節目を迎えた堂本に、ミュージカル『ナイツ・テイルー騎士物語ー』でW共演し、プライベートでも友人だという井上芳雄からビデオメッセージが届く。井上は「会場にいるお客様、ファンの皆様、スタッフの皆様、共演者の皆様、オーケストラの皆様、とにかく皆様おめでとうございます。皆さんが光一くんを支えてくださったからこその今日の記録で、僕の立ち位置がよくわかりませんけど、嬉しい気持ちでいっぱいです」と会場を笑わせる。さらに井上は「『SHOCK』は1回やるだけでも大変な公演というのは、僕も光一くんからもいろんな話を聞いてわかっているんですけど、それが2000回。光一くん、こんなに2000回もやってるのに、毎回『今日、できるかな』と思うらしいんです。楽屋の大好きなお風呂に『これからSHOCKやるけど、できるかな、できないかな、できないかもな』とか思いながら入って、一生懸命やって、終わって、また大好きなお風呂に入って『今日もできたな』と思うと。僕、この話飲みながら5回ぐらい聞きました」とエピソードも。「その1回1回が積み重なっての2000回なので、本当におめでとうという気持ちしかないです」と称えた。「僕も『SHOCK』の回数が1個1個増えるたびに、光一くんへの思いも1個1個増えてます。思いがあふれちゃってすいません」と続ける井上。「とにかく素晴らしい楽しい祝祭の時間になることをお祈りしております。僕も帝劇『SHOCK』中にお邪魔したいなと思いますし、またお風呂でのお話聞かせていただきたいと思います」とメッセージを終え、堂本は「井上くんも、何度も観に来てくれて」と感謝していた。一方、この日花束を持って堂本を祝いに駆けつけた市村正親は「芳雄はビデオで参加でしょう?」と対抗心。「僕は今、『スウィーニー・トッド』の公演中なんですよね。昨日川越でやって、今週大阪行くんです。でもやっぱり僕はビデオじゃなく。光一のためならなんだってついていく!」と宣言していた。
2024年04月22日『Endless SHOCK』堂本光一 単独主演記録2000回達成記念カーテンコールが22日に東京・帝国劇場で行われ、堂本光一、佐藤勝利(timelesz)、越岡裕貴、松崎祐介、高田翔、寺西拓人、松尾龍、尾崎龍星、中村麗乃(乃木坂46)、前田美波里らが登場した。同作は2000年より開幕したシリーズで、2005年からは堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』として、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。2024年は4月11日〜5月31日の帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)を皮切りに、7月~8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月に再度帝国劇場(本編のみ)と、全国ツアーを予定している。○■堂本光一 単独主演記録2000回達成記念カーテンコールを実施2000回の節目に、堂本は「昨日終わるまで忘れてまして、『明日、なんで昼公演なんだよ』と言ったら『2000回です』と言われて、そこで思い出したんですけど。まさか21歳の時に帝劇でやらせていただいてそこから25年目、こんなに長くやらせてもらえるとは思っていませんでした。2024年でラストイヤーと考えております、皆さんの支えがあったからこそだなと思っています」と感謝する。2000回は「勝利が教えてくれたの。エレベーターで」と明かした。そのまま幕が下りるところ、何も起こらず会場はざわつく。越岡と松崎が仕切り始め、くす玉が登場。堂本が紐を引くと、「数日紙がずっと出てくる」と苦笑するほどの紙吹雪が落ち、床に転がる堂本に後輩たちが紙吹雪をかける一幕も。堂本の額についた1枚は越岡が取り、「も〜らった」と喜んでいた。また、お祝いとして井上芳雄からのビデオメッセージ、そして「2000」の花束を持った市村正親も駆けつけ「さっきF列で観てた。今まで『SHOCK』を何回観たかわからないんだけど。いや、今日はもう特別な思いで観てた」と語りかける。「最後の方で『走り続ける』でしょう。『そうか、光一が走り続けるんなら、俺も走り続ける』と」「ハシゴからハシゴへ行くところは、Fだから首が疲れる、真上だから。でも、帝劇の空間が宇宙になったみたいで、宇宙遊泳しているように見えたんです。素晴らしい。2024回目もまた観たいなあって。くれぐれも体を大事に、最後まで乗り切ってください。2000回おめでとうございました」と祝いの言葉をかけた。堂本は「今日、最初のフライングで、市村さんがもう隠しきれないオーラで客席にいるのが見えちゃって。だから、市村さんの前で『リチャード3世』やるの、本当に嫌で」と苦笑。市村は「ハムレットもリチャードも両方やったもんだから。シェイクスピアのセリフが、うまくなった。俺が言えばお墨付き。蜷川(幸雄)先生の門下だから」と称賛する。市村が去ると、堂本は「本当にプライベートでもお世話になっていて、『ミス・サイゴン』の市村さんのエンジニアが好きでしょっちゅう観に行って。市村さんも『もうやめる』と言いながら復帰して、だから俺も“辞める辞める詐欺”しようかな。冗談だけど」とジョークを飛ばす。最後に「2000回、すごく大切な節目で、こうやって皆さんがお祝いしてくださること、本当に感謝しかないです。これまでのいろんな思い出はたくさんあるんですけど、ありすぎて逆に思い出せない。最近よく言ってるんですけど、ステージ上で毎日当たり前のことを当たり前にやるって、すごく難しいことなんですよね。だけどみんなもそこに徹してくれているのも感じるし、毎日その日の公演がベストだって言いますたけど、言葉じゃなくて、全員が実践してくれてるんです。それを感じて自分も気持ちで負けないようにやろうと、お互いに相乗効果になっていると感じられる」と語る。「今年で最後と言いましたけど、最後までやりきれるというのはとても幸せなことなんです。皆さんからの愛情を大切に、最後までやっていきたいと思っております」と意気込んだ。
2024年04月22日堂本光一が主演を務める大人気公演『Endless SHOCK』が4月11日(木)より東京・帝国劇場で開幕する。『SHOCK』シリーズは堂本が2000年、21歳の時に帝国劇場初主演を務めて以来毎年上演し続けてきたもので、現時点での総上演回数は1986回。今年の公演期間中には2000回の大台に乗り、さらには『放浪記』の森光子が保持している「単独主演記録1位」の2017回を堂本が上回る見込みだ。4月9日、この開幕記念会見が開催され、堂本のほか佐藤勝利、中村麗乃、越岡裕貴、松崎祐介、前田美波里、島田歌穂が登壇した。1月に行われた製作発表会見で、『SHOCK』は2024年をもって終幕することが発表されている。ラストイヤーの『SHOCK』に対する思いを聞かれた堂本は、しかしながら「いつも通り稽古をやって、いつも通り小屋入りし、いつも通り舞台稽古をしました。いつも通り、幕が開くんじゃないかなと思っています」と平静そのもの。共演者の方が寂しがっているようで、前田や島田がストレートに「寂しいです」と心中を話したところで堂本が「松崎が泣いてます!」と茶化し、松崎が泣き顔を見せ越岡がその肩を抱く……と、寸劇のような一幕を披露するカンパニー。どうやら湿っぽさはなさそうである。「ラストイヤーなのですが、ラストという感覚もなくて。ありがたいことに博多公演、大阪公演もあり、さらに11月には帝劇にまた戻ってくる。2000年に打ち上げ花火が上がるように『MILLENNIUM SHOCK』が始まったように、最後にまた花火を打ち上げようとたくさんの公演をやらせていただけます。そういう場を用意してくださったことに感謝だし、まだ最後だという実感がない、というのが正直なところ」と堂本。佐藤勝利堂本扮する主人公コウイチのライバル役は佐藤勝利(博多座公演も。大阪公演は中山優馬、11月帝劇公演は上田竜也)。佐藤は「僕は初めて見たエンタメが『Endless SHOCK』。15歳の時でした。そこから光一君にずっと憧れていた。この『SHOCK』ラストイヤーで光一君と肩を並べるライバル役をやらせていただくことは本当に光栄です。一生懸命頑張りたい」と意気込みを。中村麗乃ヒロイン・リカ役の中村麗乃(大阪・博多公演は綺咲愛里。11月帝劇公演は綺咲・中村のWキャスト)は「2度目の出演ですが、最後というタイミングでまたご一緒させていただけるとは思わなかったので光栄です。最後の公演が素敵なものになるよう全力で頑張っていきたい」と話し、オーナー役を演じる前田美波里と島田歌穂は「今年は初心の気持ちを忘れずに、一回一回を丁寧に演じたい」(前田)、「前人未踏の歴史を刻もうというこの作品の中で、少しでも携わらせていただけたことに感謝でいっぱい。一回一回を目に、命に焼き付けていきたい」(島田)とそれぞれ語る。前田美波里島田歌穂『SHOCK』常連メンバーであるふぉ~ゆ~の越岡裕貴と松崎祐介は「4・5月は私たちふたりが出演しますが、11月には7年ぶりにふぉ~ゆ~(4人)が揃う。ちょっとエモい気持ち」(越岡)、「ふぉ~ゆ~になる以前、M.A.D.というグループで2006年の『Endless SHOCK』に初めて出演しました。今、当たり前のように帝国劇場に立っていますが、これは当たり前のことではないということを自分自身に言い含めながら、毎公演頑張っていきたい」(松崎)と思いを口にした。ふぉ~ゆ~の越岡裕貴と松崎祐介「timelesz」新メンバーに立候補するも…会見では、今月1日に所属グループ名が「timelesz」へ変わった佐藤へ心境を問う質問も。「名前も、メンバーも、たくさん変わったことはあるのですが、変えてはいけないこともあるなと感じています。僕が光一君の背中を追い続けていることもそうですが、応援してくださっているファンの皆さまに楽しんでもらいたいというその気持ち、この一点はすごく大事にしたいし、変えてはいけないと思っています」と心境を語る佐藤。またtimeleszは新メンバーを決めるオーディションを実施することも発表しているが、堂本がインスタで新メンバーに名乗りを上げたことも話題に。「応募資格が30歳まででした。芸歴だけでその資格を超えてた(笑)。『SHOCK』の(役としての)コウイチなら27・8歳の設定だから……どう? 意外と赤いバラも似合うぜ?」と茶目っ気たっぷりに佐藤につめよる堂本に、佐藤は「お似合いですけども(笑)。レジェンドだから逆に畏れ多い。僕たちが並べないです(笑)」とやんわりと拒否、そのやりとりに会場は笑いに包まれた。堂本光一『Endless SHOCK』はNYを舞台に、オン・ブロードウェイで若きエンターテイナーたちが成功を目指す中で友情や恋、嫉妬や葛藤を交錯させていく物語。若者たちのショービジネスへかける熱い思いと、華やかなショーシーンが、激しい殺陣、堂本による“階段落ち”、観客の頭上を飛ぶフライングなど見どころたっぷりのパフォーマンスとともに展開していく。なお2020年にはコロナ禍の感染防止を念頭に置いた新たな『SHOCK』として、本編の3年後を描いたスピンオフ『Endless SHOCK -Eternal-』が誕生。今回開幕する帝国劇場公演(4月11日(木)~5月31日(金))は、『Endless SHOCK』『Endless SHOCK -Eternal-』を同時上演する。その後7・8月は大阪・梅田芸術劇場メインホール、9月は福岡・博多座、さらに11月にはふたたび帝国劇場でも上演される(大阪公演以降は本編のみ)。取材・文・撮影:平野祥恵<公演情報>『Endless SHOCK』作・構成・演出・主演:堂本光一【日程】■2024年4月11日(木)~5月31日(金)会場:帝国劇場出演:佐藤勝利越岡裕貴、松崎祐介、高田翔、寺西拓人、松尾龍、尾崎龍星、石川直、中村麗乃前田美波里・島田歌穂■2024年7・8月会場:梅田芸術劇場メインホール出演:中山優馬林翔太、室龍太、高田翔、原嘉孝、松尾龍、尾崎龍星、綺崎愛理島田歌穂■2024年9月会場:博多座出演:佐藤勝利福田悠太、辰巳雄大、室龍太、高田翔、松尾龍、尾崎龍星、綺崎愛理前田美波里■2024年11月会場:帝国劇場出演:上田竜也福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介、松尾龍、尾崎龍星、石川直、綺崎愛理、中村麗乃前田美波里公式サイト
2024年04月10日ミュージカル『Endless SHOCK』公開ゲネプロが9日に東京・帝国劇場で行われ、堂本光一、佐藤勝利、中村麗乃、越岡裕貴、松崎祐介、前田美波里、島田歌穂が取材に応じた。同作は2000年より開幕したシリーズで、2005年からは堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』として、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。2024年は4月11日〜5月31日の帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)を皮切りに、7月~8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月に再度帝国劇場(本編のみ)と、全国ツアーを予定している。○■『Endless SHOCK』公開ゲネプロに堂本光一登場今回がラストとなる同作に、堂本は「今年もいつも通り稽古をやって、小屋入りして舞台上で稽古やって、いつも通り幕が開くんじゃないかなと思っております」と予想。堂本以外の役は入れ替えながら全国ツアーを行うため「今年のカンパニーとして考えるとライバル役も3人(佐藤、中山優馬、上田竜也)いますし、3人同時に稽古場に来てくれて、同じシーンにライバルが3人いるというとてつもないシーンも稽古場でありました」と振り返った。前田は「私は2013年からオーナー役をやらせていただきましたが、やはり今年は初心の気持ちを忘れずに。1回1回の公演を丁寧に演じたいと思います。寂しいです」、島田は「私は2022年に博多座公演からこの作品に参加させていただいて。この長い長い前人未到の歴史を刻もうという作品に少しでも携わらせていただいて感謝でいっぱいです。私も寂しい思いなんですが、1回1回、もう目にやきつけて命にやきつけてという思いで頑張ります」とそれぞれ心境を吐露。堂本自身は「とっても不思議な感覚で、ラストイヤーなんですけど、そんな感覚もしてなくて」と苦笑。「ありがたいことに博多も大阪もありますし、11月には帝劇にまた戻ってくるというのもあるので。2000年に打ち上げ花火が上がるように『MILLENNIUM SHOCK』というものが始まり、最後は打ち上げ花火のようにいっぱいやろうということでたくさんやらせていただけるので、何よりもこういう場を用意してくださった皆さんに感謝ですし、まだ実感がないというのが正直なところですね」と明かす。少し体重も増えたそうで「1番重かった時は64kgあったので、今はもうちょっと減ってるとは思うんですけど、ビバさん(前田)が『お尻がきれい!』と」と説明し、前田は「このぐらいの方が男らしい」と頷く。堂本は「でも減っていくとは思うんでね、どうしても」と苦笑しつつ、稽古について「みんなの協力を得て。最初のうちはスケジュール的にも、なかなか集まれる時間が少ないんじゃないかと危惧してたんです。だけど蓋開けてみたら皆さんが『SHOCK』のために協力してくれて。麗乃ちゃんもそうですし、勝利も本当にギリギリまで舞台やってたし大変だったんですけど、最終的にはみんなとすごくいい稽古ができたんじゃないかなと思っているので、感謝ですね」と語った。堂本は「自分としてはまだまだこのラストイヤーということには実感が持てていないんですけど、お客様もそうですし、自分もこの景色とか、一つひとつのシーンとか、そういったものを噛み締め、目に焼き付けながら、どの時間も大事に」と感慨深さもある様子。「いつも通り『SHOCK』の世界で、とりあえずこの2カ月生きられるということが、自分では大事にしたいことだなと思っていますし、とても嬉しいことなので、みなさんと共有できることを楽しみにしております」とメッセージを送った。
2024年04月10日ミュージカル『Endless SHOCK』公開ゲネプロが9日に東京・帝国劇場で行われ、堂本光一、佐藤勝利、中村麗乃、越岡裕貴、松崎祐介、前田美波里、島田歌穂が取材に応じた。同作は2000年より開幕したシリーズで、2005年からは堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』として、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。2024年は4月11日〜5月31日の帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)を皮切りに、7月~8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月に再度帝国劇場(本編のみ)と、全国ツアーを予定している。○■新グループ名「timelesz」を発表した佐藤勝利4月1日より、所属グループ名が「Sexy Zone」から「timelesz」に変わり、新メンバーオーディションの実施も発表された佐藤。「グループ名もそうですし、メンバーのこともそうですし、変わったことはいっぱいあるんですけれど、一方で変えてはいけないことも大事にしたいなと思っているので。光一くんの背中を追い続けて感じることもそうなんですけど、やっぱり応援してくださってるファンの皆様に楽しんでいただく気持ちは変えてはいけないことだなと思いますので、逆にそこをすごく大事にしています」と心境を語った。Instagramでは堂本が新メンバーに立候補していたが「応募資格があるのかなと思ったら、よく見たらなかったですね。芸歴だけでもう年齢を超えてました。30までなんで」と、「18歳から30歳」という年齢条件に引っかかってしまったという。「レジェンドですから恐れ多いです、逆に」と恐縮する佐藤だが、堂本は「『SHOCK』のコウイチだったら27〜28歳くらいの設定だから。(Instagramで菊池)風磨が反応してくれて、『カタカナのコウイチの方だったら』みたいな感じだった」と抜け穴を探す。さらに「意外と赤いバラも似合うぜ! なんなら帝劇の風呂で赤いバラ風呂に入ったよ」と主張する堂本に、佐藤は「いや、お似合いですけどね」「もうすごすぎますから。僕たちが並べないですから」とツッコんでいた。堂本は改めて「でも、本当に新しいことに挑戦して、すごいなと思います。後輩たちもそれぞれのグループがそれぞれで考えて、今、やってることですからね。頼もしいです」と称える。佐藤が「インスタでもそうですけど、光一くんがすごくフォローしてくださってありがとうございます」と感謝すると、堂本は「いや、僕は(新しい名前は)『Safety Zone』だと思ったけど違った」と会場を笑わせていた。
2024年04月10日「堂本剛さん(44)が3月末をもって、事務所を退所しました。堂本光一さん(45)個人は、STARTO ENTERTAINMENT社と契約し、“残留”する見通しですが、グループ・KinKi Kidsとしては事務所から“完全独立”する方向で現在、動いていると聞いています」(芸能関係者)4月1日に本格始動したSTARTO社。4月10日に東京ドームで、5月29日・30日に京セラドーム大阪で“ファン大感謝祭”が催されるが、キンキは“スケジュールの都合”で出演しないと発表されている。「光一さんの仕事で出演が難しいとわかると事務所側は“事前収録をして、後日行われる配信時に動画で出る”という方法を模索したそうですが、キンキは断ったと聞いています」(前出・芸能関係者)■「新たな景色を皆さんと共に」’23年10月のジャニーズ事務所の将来的な廃業が発表された会見後、光一は会員制サイトのブログで、《これから新たな素晴らしい景色を皆さんと共に見られるよう我々なりに答えを見つけたいと思っております》と綴っていた。これまで、ジュニア内のグループが独立したことはあっても、デビュー組が事務所を離れたことはなく、キンキで実現すれば事務所史上初めてのこととなる。広告代理店関係者は言う。「STARTO社としては、グループや各タレントとの契約内容について、東京ドーム公演がある4月10日前後に公表する意向だといいます。キンキは、ユニット名や楽曲の権利についての話し合いに時間がかかっているそうです」事務所はキンキの独立について本誌に「個別の契約内容等については、コメントを差し控えます」と回答したが、前例のない形に光一がこだわるのには理由が――。「すでに契約を終了している剛さんは、キンキの一員としてもTOKIOのようなエージェント契約ではなく、完全独立を望むスタンスだといいます。一方の光一さんは舞台関係の仕事を通して、後輩と関わる機会が多くあり、刺激を受けたそうです。3月放送の『だれかtoなかい』(フジテレビ系)にゲスト出演した際には、『後輩の演出とかをするようになって、(彼らを)導かないとダメだなと思うようになってきた』と語っていました。今後のためにも“STARTO社との関係を断たないほうがいい”と考えているのだとか」(前出・芸能関係者)光一は’23年10月に発売された『日経エンタテインメント』のインタビューで、“株式会社KinKi Kids”の可能性も示唆していた。“キンキ独立”という秘策が炸裂する――。
2024年04月02日今シーズンより新国立劇場バレエ団のプリンシパルの ひとりとしてカンパニーを牽引する速水渉悟が、古典の傑作『ラ・バヤデール』ソロル役に初挑戦する。入団以来、数々の主要な役柄で存在感を示し、つい先頃は芸術選奨文部科学大臣新人賞・中川鋭之助賞受賞で話題をふりまいた。ますますの活躍が期待される彼に、新たな役柄への取り組み、舞台への思いを聞いた。「前回、入団して1年目に上演され他の役で踊ったので、上演が決まった頃から楽しみにしていた作品です。配役を聞いた時は嬉しかったですね」『ラ・バヤデール』は、古代インドを舞台に、寺院に仕える舞姫ニキヤと戦士ソロルの悲恋を描く古典の傑作。主役の踊りはもちろんのこと、エキゾチックかつ絢爛豪華な美術・衣裳、見応えあるソリスト陣の踊り、どこまでも幻想的な群舞、愛憎渦巻くドラマと、様々な魅力がぎゅっと詰まった作品だ。「役柄を自分なりに解釈し、唯一無二の、僕にしかできないソロルになりきれたらと思っています」新国立劇場バレエ団 速水渉悟戦士ソロルは、舞姫ニキヤと燃え上がるような恋の只中にあるにもかかわらず、王侯ラジャーの娘で絶世の美女、ガムザッティとの縁談を断りきれず、恋敵となる女性ふたりの直接対決、ヒロインの命の危機まで招いた末にニキヤは命を落としてしまう。「古典バレエに登場する男性の役というのは、良くも悪くも素直な人が多いのかな(笑)、という印象ですね。『ジゼル』のアルブレヒトもそうですが、リハーサルが始まる前の段階であまり深く考え過ぎず、踊りながら作り上げていくほうがいいのかなと感じています」凛々しい戦士でありながら極めて優柔不断という、複雑な人物像だ。「気持ちは、わかります(笑)」。が、「踊りの部分で大事にしたいのは、力強さ。それがソロル役の魅力の一つだと思うので、そこはしっかりと残しながら、味付けをしていきたい」と、意欲を見せる。「2月の公演、『ホフマン物語』の時、指導に来てくださった大原永子先生(前芸術監督)から、『あなたたちは“演じ”たらダメ。役になりきらないと』という言葉をいただきました。なりきるほうが入りやすいな、と以前から感じてはいたので、大原先生の言葉で再確認、という思いです。また、舞台は自分以外のダンサーと一緒に作り上げるもの。 “自分はこうする”と決め込んでしまうと、他の役の方と噛み合わないところが出てきます。臨機応変というか、パッときたものに返信できるようにしなければいけない。その点、なりきっていたほうがいろいろと視野が広がってくるのかなと思います。もちろん、お客さまに自分が一番綺麗に見えるポジションを、と自分を客観視する意識はあります」舞台経験が多いほど引き出しが多くなる「ポケモンと一緒です」ニキヤ役の柴山紗帆、ガムザッティ役の木村優里というふたりのプリマとのパートナーシップも見どころだ。「これまでも一緒に踊ってきたダンサーたちですから、コミュニケーションもとりやすい。この作品についてはまだ話をしていませんが、スタジオでリハーサルに取り組んで初めて、こういうふうに踊りたいんだな、こう接するのがいいんだな、ということが見えてくるのだと思います」『くるみ割り人形』より、柴山紗帆と(撮影:長谷川清徳)ドイツの名門、ジョン・クランコ・バレエ学校で学んだのち、米国のヒューストン・バレエで活躍。新国立劇場に入団して6シーズン目、プリンシパルとして着実に活躍の幅を広げているが、ここでのキャリアは決して順風満帆ではなかった。本番を翌日に控えた舞台稽古中に負傷、という苦い経験も。「2年目、3年目、4年目と、コロナ禍や怪我で踊れなくなる時期がありましたが、5年目にやっとコロナ禍が終わり、自分の身体もコントロールできるようになった。去年はたくさん勉強でき、レベルアップできた年だったかと思います。やはり、舞台をたくさん経験している人のほうが引き出しは多い。ポケモンと一緒です」ポケモン? と、一瞬耳を疑うが──。「戦えば戦うほど経験値が増えて、レベルアップする。入手困難なポケモンより、すぐに出会えるポケモンでも経験値を上げてレベルアップすればそのほうが強くなる。やはり経験で差が出るのかなと思うんです」エデュケーショナル・プログラム『白鳥の湖』より、木村優里と(撮影:鹿摩隆司)舞台経験の重要性を、身をもって知ったダンサーならではの力強い言葉。自身のことを「あんまり悩まないほうです」とも明かす。舞台での姿から、ポジティブなエネルギーを感じるというファンの声もよく聞く。「嬉しいですね! 僕たち、舞台で踊る者は、お客さまに感動していただけるように、と取り組んでいる。そういった感想を聞けるのはすごく嬉しいです」『ラ・バヤデール』の見どころについてあらためて尋ねると──「前回踊らせていただいた黄金の神像のシーンです」。2018年の公演で自身が踊ったこの役は、物語の展開には絡まないが、『ラ・バヤデール』の世界観を象徴する重要な役柄。全身を金色の姿で大技を繰り出すさまが異彩を放つ。「全身金ピカに塗って踊りましたが、肌が弱くて真っ赤になりました。でもテクニック満載の踊りでカッコいい役! 今回も素敵なダンサーたちが踊りますから、本当に楽しみです。僕自身は、まだ誰にも見せていないソロルをお届けしますので、ぜひ、映像では伝わらない、生の舞台を見ていただきたいですね。毎回、期待に応えるだけでなく、期待以上のものをお届けする。ずっとそう思っています」公演は4月27日(土)から5月5日(日・祝)まで、東京・新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。取材・文:加藤智子<公演情報>新国立劇場バレエ団『ラ・バヤデール』振付:マリウス・プティパ演出・改訂振付:牧阿佐美音楽:レオン・ミンクス編曲:ジョン・ランチベリー美術・衣裳:アリステア・リヴィングストン照明:アリステア・リヴィングストン/磯野睦出演:新国立劇場バレエ団指揮:アレクセイ・バクラン管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団2024年4月27日(土)~5月5日(日・祝)会場:新国立劇場 オペラパレスチケット情報:()
2024年03月22日京都府立堂本印象美術館(所在地:京都府京都市北区 )は、特別企画展「渡辺信喜 四季の譜 京都府立堂本印象美術館 現代作家展」、同時開催「第7回野外彫刻展」を、会期:2024年3月20日(水・祝)~2024年5月17日(金)にて開催いたします。特別企画展 チラシ会期 :2024年3月20日(水・祝)~2024年5月17日(金)開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日 :月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日休館)予定を変更する場合がございます。ご来館前に当館ホームページなどで最新情報をご確認ください。入場料金:一般510(400)円、高大生400(320)円、小中生200(160)円※( )は20名以上の団体料金※65歳以上の方(要公的証明書)および障害者手帳をご提示の方(介護者1名含む)は無料主催 :京都府京都府立堂本印象美術館(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)京都新聞助成 :一般財団法人地域創造【展覧会概要】芸術の発展に貢献する場として活用してほしいという堂本印象(1891-1975)の想いを受け継ぎ、「京都府立堂本印象美術館 現代作家展」を開催します。1回目は、優美な色彩による花の絵の画家として知られ、現在、京都の日本画の重鎮として活躍する渡辺信喜(1941-)をとりあげます。京都の仏画師の家に生まれた渡辺は、京都市立美術大学(現 京都市立芸術大学)卒業後、京都画壇の山口華楊に師事します。自然との共生を大切にする京都ならではの風土を愛するとともに、師華楊の薫陶を受け日本画材の持つ魅力を再認識し、優美な色彩に裏打ちされた独自の画境を拓きました。日展を舞台に活躍する傍ら、1984年には所属を越えた東西の日本画家たちによる「横の会」に参加して新しい日本画の在り方を目指して活動し、さらに解散後は、京都の日本画を活性させるため、横の会のメンバーらとともに「NEXT」を結成しました。こうした創作活動の一方で、京都精華大学で教鞭を執り、後進の育成にも尽力しました。現在は日展理事、京都日本画家協会理事長をつとめています。本展では、43歳の時に発表し、日展特選を受賞した「林檎」をはじめ、横の会、NEXTの出品作の他、日展の内閣総理大臣賞受賞作「夏草」など代表作を展示します。【出品作品】渡辺信喜 「罌粟」 平成6年 郷さくら美術館蔵渡辺信喜 「夏草」 平成27年 郷さくら美術館蔵渡辺信喜「チューリップ」 (“うたの原風景”より)平成30年 個人蔵渡辺信喜「春の小川」(“うたの原風景”より)平成30年 個人蔵【イベント】<関連イベント>●作家(渡辺信喜)によるスペシャルギャラリートーク(参加費・申込不要、要入場券)日時:2024年3月30日(土)14:00~2024年4月27日(土)14:00~場所:2階展示室【その他】■特別展示堂本印象「木華開耶媛」 昭和4年 京都府立堂本印象美術館所蔵【併催】●第7回野外彫刻展2024年3月20日(水・祝)~2024年5月17日(金)場所:美術館庭園【入場無料】主催:京都府、京都彫刻家協会、京都府立堂本印象美術館(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)助成:一般財団法人地域創造 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月08日「ももいろクローバーZの百田夏菜子さん(29)と結婚したKinKi Kidsの堂本剛さん(44)は地元愛が強いそうです。ゆくゆくは出身地の奈良県で結婚生活を送れたら最高だと考えているといいます」(芸能関係者)これまでほとんどスキャンダルを報じられてこなかったアイドル同士の結婚が発表されるや否や、ネット上では祝福の声が相次いだ。「小学6年生だった’91年にジャニーズ事務所に入所して以降、30年以上、堂本さんはアイドルとしてファンの期待を裏切らないように努めてきました。しかし’17年に突発性難聴を発症し、これが転機に。ラジオ番組で“周りの人のことを考えすぎた結果、体を壊してしまい、それからは自分のことを一番に考えるようになった”と語っていました」(前出・芸能関係者)アイドルとしてファンの期待にこたえながら、自分も出せるようになった堂本。これにはあるサポートが。「堂本さんは水晶が好きだと公言し、ふだんから身に着け、ライブやSNSなどでも公開してきました。’17年に難聴を患ってからはさらに思い入れが強まったのだとか。自分らしく人生を生きていくうえで、心の支えになっているそうです」(前出・芸能関係者)■「砂糖を減らせば自律神経の安定も」水晶に導かれるようになった堂本。新生活では彼の志向する食卓ルールが適応されるようだ。’23年5月13日放送のラジオ番組『堂本剛とFashion&Music Book』で、敏感肌であると告白し、肌の赤みやかゆみへの対策を公開していた。「刺激物を減らすっていうのも1個あると思います。刺激物を減らせば自律神経にもいいし、糖質も砂糖みたいなものが減れば自律神経の安定もあったりする」このほかにも、こだわりがあるようだ。堂本の知人が明かす。「一人暮らしが長く、よく自炊している堂本さんは百田さんの手料理も大変楽しみにしていると聞いています。ただ、奈良県が大好きな堂本さんは奈良県産の食材を使ってほしいと考えているそうです。また名産物である三輪そうめんを家に常備している堂本さんにはこだわりのレシピがあり、百田さんに教えるつもりだといいます。’23年11月のラジオでは、体のためにうま味調味料は意図的に遠ざけているとも話していましたね」堂本の数々の要望に新妻・百田が奔走しながら、2人の“桃色の新婚生活”が始まるーー。
2024年01月26日ミュージカル『Endless SHOCK』製作発表が20日に都内で行われ、堂本光一、佐藤勝利(Sexy Zone)、中山優馬、上田竜也(KAT-TUN)、中村麗乃(乃木坂46)、綺咲愛里、前田美波里、島田歌穂が出席した。同作は2000年よりミュージカル『MILLENNIUM SHOCK』として開幕したシリーズで、2005年より堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』シリーズとして、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。2024年は4・5月の帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)を皮切りに、7月~8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月に再度帝国劇場(本編のみ)と、過去に例のない期間の全国ツアーを予定している。○■『Endless SHOCK』製作発表で堂本光一が終了を宣言建て替えのための休館を予定している東京・帝国劇場のクロージング ラインナップに入っており、4月22日の昼公演で単独主演記録2000回、5月9日の夜公演では前人未到の2018回に到達する見込みとなる同作。しかし堂本は「今年で『SHOCK』は幕を閉めようかなと思っております」と宣言。「豪華なキャストの皆さんにも集まっていただいて、過去にもやってもらった久しぶりのキャストも、たくさんの方に集まってもらって、盛大に最後、花火を打ち上げようかなと思っております」と会場を驚かせた。佐藤は「僕のエンタメの根源が『Endless SHOCK』です。その思いの強さを乗せて、最後の『Endless SHOCK』一緒にできること心から大変光栄に思います。一生懸命務め上げて、最高のゴールを一緒に迎えていけるように努力していきたいと思います」、中山は「僕も芸能を目指してええ?歩み始めた時からこの作品はもうすでにこの世の中にあって、ずっと見せていただいて、それに参加できる日が来て。今年最後になるということに大変衝撃を受けておりますが、その分身が引き締まる思いです」とそれぞれ意気込み。上田は「20年前ぐらいですが、光一くんに『お前はSHOCKに出るな』と言われた時には、まさか最後の11月をやらせていただくことになるとは夢にも思わず」と会場を笑わせる。「節目ということで、これまで以上にライバル役を追求して、自分なりにしっかりと努力をして作り上げて、観に来てくださるお客様方に素晴らしい公演だったなと思ってもらえるようにしっかり務めて行きたいと思っております」とまとめた。○■堂本光一「2〜3年前くらいから決めていた」『SHOCK』の幕を下ろすことについて、堂本は「自分の中でのロードマップと言いますか、数年前からそういった考えはありました。内容的にもこの作品自体は自分が26歳の時に作った作品で、年齢設定もそれくらいなんですよね。45歳になって、いい時かなと。他にやれる劇場がないというのも理由としてはあって。やろうと思えばできるんですけど、帝国劇場と共に歩んできた作品でもあるので、休館になるのであれば自分が出る『SHOCK』は1度幕を閉めてもいいかな。2〜3年前くらいから心の中では決めていた部分はあります」と説明する。前田は「こんな作品を手放していいのか」と驚いたというが、「もう演出家になられてるので、これを超える素晴らしい作品を作ってまた演じられることを祈っています。その時はぜひ私もお婆さん役で出させていただきます」とアピール。後輩たちもそれぞれに話を聞いていたそうで、佐藤が「光一くんからなんとなくはお話をしてはいただいてはいたんですけど、本当に衝撃を受けました。ずっとあるものだなと思ってましたし、ずっと階段落ちしてくださってるのかなと」と話すと、堂本は「ずっとするか!」とツッコむ。中山は「衝撃で、寂しく思います。でも参加させていただいたからわかることというか、本当に過酷なんですよね。光一くんの姿を何十回と隣で見せてもらう時に、こんなにも過酷なものをなぜこんな回数できるんだろうと何度も思いましたし、今まで自分が進んでいく中で毎年『SHOCK』はずっと見せていただいていたものなので、寂しくもありますが、記念すべき回を迎えるのは素晴らしいことなのかと思います。自分も全力で頑張ります」とコメント。上田は「本人からお聞きした時に、『なんでよ!』とは言いました。シンプルにお客さんやファンの方々の気持ちとしてこの作品が好きなのでそれも言いましたけど、おっしゃった通り、いろんな話を聞く上で本人が決めたことならば、2024年最後の年を盛大に、自分たちがクオリティを高めて、光一くんが完全燃焼して終われるようにしっかり取り組んでいきたいなという気持ちに変わりました」と心境を吐露した。一方で、堂本は「尊敬する役者の先輩で、辞める辞めると言って何回も帰ってきた方もいらっしゃるので。その辺はどうなのか」と含みも持たせた。○■「誰かに自分の役をやってもらいたいという思いは強くあります」最後の出演者については「なるべく多くの一緒にやってきたメンバーとやれるといいなという思いで、いろいろスケジュールもある中でキャスティングしていきました」と明かす堂本。後輩グループ・ふぉ〜ゆ〜が4人そろうことについては「役配置どうしようかなと悩んでるんですよね、じゃんけんかな?」と苦笑。「(フライングの)フッキングという作業は、松崎(祐介)以外なら誰でも大丈夫です。松崎だけにはちょっとやらせたくないな。松崎はキャッチングは上手なんですよ。フッキングはちょっとやらせたくないです」とその場にいない松崎をいじっていた。今後について、堂本は「自分の思いとしては誰かにやってもらいたいなと思います。帝劇のサイズに合わせて作ってきたものなので、あとやれる劇場というと、梅田芸術劇場、博多座の2つぐらいしかないんですよ。でも例えば感謝祭みたいな形で、違う地方に、イベントとしてはできるかもしれない。全然わからないですよ。適当なこと言ってるので、『勝手なこと言うな』と思ってる方がたくさんあちら(会場後方)に感じられますけど」とアイディアも。「自分としては、誰かに自分の役をやってもらいたいという思いは強くあります。今後どうなるかわからないですけど、その思いだけはあります」と、作品を引き継ぐ可能性についても示唆した。○■公演、キャスト・2024年4月〜5月 帝国劇場堂本光一、佐藤勝利、越岡裕貴、松崎祐介、高田翔、寺西拓人、松尾龍、尾崎龍星、石川直、中村麗乃、前田美波里・島田歌穂(Wキャスト)・2024年7〜8月 梅田芸術劇場メインホール堂本光一、中山優馬、林翔太、室龍太、高田翔、原嘉孝、松尾龍、尾崎龍星、綺咲愛里、島田歌穂・2024年9月 博多座堂本光一、佐藤勝利、福田悠太、辰巳雄大、室龍太、高田翔、松尾龍、尾崎龍星、綺咲愛里、前田美波里・2024年11月 帝国劇場堂本光一、上田竜也、福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介、松尾龍、尾崎龍星、石川直、綺咲愛里・中村麗乃(Wキャスト)、前田美波里
2024年01月21日ミュージカル『Endless SHOCK』製作発表が20日に都内で行われ、堂本光一、佐藤勝利(Sexy Zone)、中山優馬、上田竜也(KAT-TUN)、中村麗乃(乃木坂46)、綺咲愛里、前田美波里、島田歌穂が出席した。○■KinKi Kidsの堂本剛、KAT-TUNの中丸雄一が立て続けに結婚発表11日に、KinKi Kidsのメンバーの堂本剛がももいろクローバーZの百田夏菜子との結婚を発表したことについて、堂本光一は「博多の公演(1月4日〜15日 ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』)をやっていまして、電話で聞きました」と明かす。「面白いですけど、お互いに電話番号を知らないので。お話したいということだったので、向こうに俺の電話番号を教えていいよと言った次の日、マネージャーにかかってきて、僕の部屋に持ってきました。『教えていい』って言ったのにね。そんな2人なんですよ」と笑顔を浮かべた。剛・百田の付き合いについては「いや知らないです。びっくりしました」と驚いたそう。剛の作る詞に変化があったかと聞かれると「……知らない」とまったく思いもよらなかったようで、「彼の場合は、詞とか仕事にそういうことを入れるタイプではないなと思ってますけどね。僕もそうですけど、詞にしても曲にしても、そこに向き合うだけというタイプかなと思ってます」と否定した。電話で結婚を知らされた時の様子については「単刀直入でした。(マネージャーから)代わってすぐくらいに。『えっ!?』とびっくりしましたね」と述懐。結婚祝いについては「いつするんですか? その辺、探り入れたいと思います」と意欲を見せた。また、16日にはKAT-TUNのメンバーである中丸雄一が元日本テレビアナウンサー・笹崎里菜さんとの結婚を発表。上田は「メンバー同士、プライベートなことなので俺は言わないですけど、皆さんが聞いたちょっと前くらいですかね」と、結婚の予定を聞かされた時期について明かす。「お祝いはもちろん何か考えさせていただきますよ」と言うと、光一が「何あげんの? 相談しようか?」と持ち掛ける。さらにA.B.C-Zの塚田僚一が、テレビ番組で「ラーメン店で中丸と上田が結婚の話をしていたのではないか」と暴露していたことに話が及ぶと、「塚田が? 塚田がそう言ってたと。あいつぶっ殺そうかな!? なんだあいつ」と怒りモードに。詳細については「まあ、塚田が言うんだったら。俺の口からは言えませんが」と言葉を濁した。レポーターが「光一さん、いつ結婚するんですか?」と尋ねると、光一は「それ、マリハラ(マリッジハラスメント)って言うんですよ」とバッサリ。婚姻届の証人については「してない」(光一)、「証人? わからないですけど、してないです」(上田)と否定していた。
2024年01月21日ミュージカル『Endless SHOCK』製作発表が20日に都内で行われ、堂本光一、佐藤勝利(Sexy Zone)、中山優馬、上田竜也(KAT-TUN)、中村麗乃(乃木坂46)、綺咲愛里、前田美波里、島田歌穂が出席した。同作は2000年よりミュージカル『MILLENNIUM SHOCK』として開幕したシリーズで、2005年より堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』シリーズとして、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。2024年は4・5月の帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)を皮切りに、7月~8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月に再度帝国劇場(本編のみ)と、過去に例のない期間の全国ツアーを予定している。○■『Endless SHOCK』で記録に挑む堂本光一5月9日の夜公演で、単独主演記録が前人未到の2018回に到達する見込みだが、これは今まで『放浪記』2017回主演で同記録を保持していた、故・森光子さんの誕生日にあたるという。堂本は「本当に偶然なことなんですよね。コロナ禍もあって中止したこともありましたし、こんな計算なんてできないですよ。一つ面白かったのは、星取りという公演スケジュールを作っていただいた時に、カレンダーの曜日がズレてまして。日にちが全然違う形で作ってたんですよ。それをヨイショって修正したらそうなってた。大慌てだったんです。曜日間違ってんじゃん! やばい! って、急遽修正したらそうなったという、世にも不思議なことが起きたんですよね」と明かす。さらに堂本は「後日、東宝の菊地さんから『これ、森さんの誕生日ですよ』って。正直言って本当に驚きました」と率直な感想。「常々言わせていただいているんですけど、森さんがやってきたことと、自分がやってきたことというのを比べるなんてことは全くできないものと思っておりますので、偉大な記録というか、森さんがエンタメ業界に残してきた功績を常に自分の胸に刻みながらやらせてもらうだけだと思ってきましたし、森さんはずっと『SHOCK』のファンとおっしゃってくださっていて、思い返せば毎日夜公演の前に差し入れの食事をいただいて、その養分で僕はステージに立ってきたということもありました」としみじみ。「森さんは常に応援してくださった方なので、その記録を超えるだとか、自分の中ではそういった意識はなくて、一つひとつの公演にとにかく命を燃やしてやってきた、それに尽きるとも思うので。もちろん周りの方はおめでとうと言ってくださったりするんですけど、自分としてはそこに驕ることなく、今まで通り一つひとつの公演を大切にやらせていただいて、今まで森さんが支えてくださったことに対して感謝の気持ちを乗せてやらせていただけたらなと思っております」と改めて意気込んだ。また、2025年に建て替えのための休館を予定している帝国劇場について聞かれると「自分の人生の中で24年間立たせてもらって、半分ですね。行くと必ずドキドキワクワクする劇場なんです。独特ですよね」と思い入れも深い様子。「常にあそこに行くと身が引き締まるし、スピリチュアルなことを信用するタイプではないんですけど、何か演劇の神様が宿っているような場所なんです」と語る。堂本は「24年間ずっと毎年やらせていただけたのは普通では考えられないことであって、こんなに幸せなことはないなと感じてます。新しい劇場、自分も全く詳細はわからないんですけど、舞台構造的にも、多分新しくなった場合は同等な“せり”は多分できないでしょうし、(今の劇場への)ありがたい気持ちでとにかくやらせていただきたいなというのはあります」とコメントし、「新しい劇場、そうですね……何を要望しようかなあ。シャワーの水圧だけは保っていただきたい。自分が立たせていただく前提で話してるような気がしますけど、そこですかね」と希望。「Googleマップで『堂本光一』と調べると帝国劇場が出てくるらしいと聞いたことがありますけど、本籍そこにしようかな? できると思う」と目論んでいた。
2024年01月21日堂本光一が作・構成・演出・主演を務める『Endless SHOCK』の製作発表会見が1月20日、都内で行われ、光一をはじめ、ライバル役で共演するSexy Zoneの佐藤勝利、中山優馬、KAT-TUNの上田竜也、リカ役を務める中村麗乃と綺崎愛理、オーナー役の前田美波里と島田歌穂が出席した(Wキャスト、トリプルキャストは出演順)。会見冒頭、マイクを握った光一は「今年で、自分が出る『SHOCK』は一度幕を締めようかなと思っている」と“終幕”を宣言。「自分の中でも、ロードマップと言いますか、2~3年前からそういう考えはありました」とも明かし、「(演じるコウイチ)が25~6歳の設定で、今45歳になって。いい時期なのかなと」と決断に至った思いを語った。本公演は、2025年に建て替えのための休館を発表している現・帝国劇場(1966年開場)のクロージングラインナップの一環でもあり、「ともに歩んできた帝国劇場が、一度休館になるということで、サイズ的にも、他にやれる劇場がない。それも理由です。やろうと思えば、やれるかもしれませんが、内容的にも」と説明。「そういう意味でも、今年は豪華なキャストの皆さんに集まっていただき、盛大に花火を打ち上げようと思っております」と抱負を語った。堂本光一2000年11月初演『MILLENNIUM SHOCK』以来、帝国劇場で上演を積み重ねてきた『SHOCK』。2024年の公演で、ついに上演回数2000回に達し、単独主演記録第1位(2018回)を達成する見込みだ。長年の歴史を振り返りながら、光一は「ずっと命を燃やしてきた。それに尽きる」としみじみ。今後について「思いとしては、誰かにやってもらいたいなというのも強くあります」と構想を明かし、「地方で感謝祭のようなイベントができるかもしれない。今は、勝手なことを言っていますけど(笑)」と話していた。今回は4・5月の帝国劇場(本編・『Endless SHOCK -Eternal-』同時上演)公演を皮切りに、7・8月は梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月は再度帝国劇場(本編のみ)と、前例のない期間の全国ツアーが予定されている。佐藤、中山、上田がトリプルキャストでライバル役を務める。佐藤は「自分にとってのエンタメの根源が『Endless SHOCK』。最後だと聞いて衝撃は受けましたが、最後の『Endless SHOCK』を並走できて、心から光栄ですし、一緒に最高のゴールを迎えられるように、走り抜きたい」と決意表明。「本当に衝撃で、さみしく思いますが、身が引き締まる思い。覚悟をもって臨みたい」(中山)、「直接(終幕を聞いて)何だよとは言いました。でも、本人が決めたことなら、クオリティを高めて完全燃焼できるように、これまで以上にライバル役を追求したい」(上田)と闘志を燃やした。佐藤勝利(Sexy Zone)中山優馬上田竜也(KAT-TUN)また、2013年からオーナー役を勤める前田も「とても残念ですね。終わってしまうのは辛い」と本音をもらしつつ、「演出家でもいらっしゃるので、これを超えるすばらしい作品を作ってくださるはず。そのときは、おばあさん役で出してください(笑)」とアピール。「2000回というのも、すばらしい回数。出演できて光栄ですし、新鮮な気持ちで臨みたい」と意気込んだ。前田美波里取材・文・撮影=内田涼<公演情報>『Endless SHOCK』2024年作・構成・演出・主演:堂本光一【日程】■4月11日(木)~5月31日(金)会場:帝国劇場出演:佐藤勝利越岡裕貴、松崎祐介、高田翔、寺西拓人、松尾龍、尾崎龍星、石川直、中村麗乃前田美波里・島田歌穂■7・8月会場:梅田芸術劇場メインホール出演:中山優馬林翔太、室龍太、高田翔、原嘉孝、松尾龍、尾崎龍星、綺崎愛理島田歌穂■9月会場:博多座出演:佐藤勝利福田悠太、辰巳雄大、室龍太、高田翔、松尾龍、尾崎龍星、綺崎愛理前田美波里■11月会場:帝国劇場出演:上田竜也福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介、松尾龍、尾崎龍星、石川直、綺崎愛理、中村麗乃前田美波里詳細はこちら:
2024年01月21日俳優・歌手の香取慎吾が18日、都内で行われた「カープレミア」新CM発表会に出席。今月結婚を発表したKinKi Kidsの堂本剛とKAT-TUNの中丸雄一を祝福した。香取は「堂本剛さん、中丸さん、ご結婚おめでとうございます」と笑顔で祝福。「剛くんは小さい頃から知っているから『おめでとう』という思いがあるんですけど、中丸くんはあんまり知らないので、ニュースで見て、皆さんと同じぐらいの『おめでとう』(笑)」と話して笑いを誘いつつ、「お二人ともおめでとうございます」と改めて祝福していた。堂本は今月11日、ももいろクローバーZの百田夏菜子と結婚したことを発表。連名でコメントを発表し、「世界の平和を願い、自分たちのいまに感謝を込めて、一日一日を大切に生きていきたいと思います」などとつづった。中丸は16日に結婚を発表し、「これからは、より一層自分らしく芸事に励み、人に必要とされるように努めて参ります。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い申し上げます」などとコメント。お相手は元日本テレビアナウンサー・笹崎里菜さんだという。この日の発表会には、香取に加え、ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSが出席。2組は、1月18日から放送される新CM「未来は一緒につくるもの。」篇でCM初共演を果たし、香取は「「ようやくGENERATIONSに入れたなと。自分もこれでLDHの一員(笑)」と冗談交じりに話していた。
2024年01月18日