2020年と21年に『ハウ・トゥー・サクシード』で海外ミュージカルに初挑戦した増田貴久が、同作で演出・振付を務めたクリス・ベイリーと再びタッグを組む。演目は、1932年に書かれた戯曲とその映画化作品(1934年/邦題『特急二十世紀』)を原作に、サイ・コールマン(『スイート・チャリティ』『シティ・オブ・エンジェルズ』)の音楽によって1978年のブロードウェイでミュージカル化され、トニー賞で脚本賞や楽曲賞など5部門に輝いた『20世紀号に乗って』。記憶に新しいところでは、2015年にブロードウェイでリバイバルされて好評を博し、また2019年には日本で宝塚歌劇団によっても上演され、当時の雪組トップコンビ・望海風斗と真彩希帆が弾けた演技を見せたミュージカルコメディだ。増田が演じるのは、かつてはブロードウェイの花形だったが、今はシカゴの小さな劇場で芝居を打っている演出家兼プロデューサーのオスカー・ジャフィ。多額の借金を抱えるオスカーは、マネージャーのオリバー(小野田龍之介)と宣伝担当のオーエン(上川一哉)と共に、元恋人で今はハリウッドの大女優となっているリリー・ガーランド(珠城りょう)を再び自分の舞台に立たせる計画を立てる。リリーと偶然を装って再会するために、彼らが乗り込むのが高級列車「特急二十世紀号」。新たな恋人ブルース(渡辺大輔)を伴っていたリリーを執拗に口説くも、彼女がなかなか首を縦に振らず窮地に立たされたオスカーの前に、彼の芝居のスポンサーになろうという人物、レティシア・プリムローズ(戸田恵子)が現れて……?ミュージカル『20世紀号に乗って』ゲネプロよりミュージカル『20世紀号に乗って』ゲネプロよりミュージカル『20世紀号に乗って』ゲネプロより列車がニューヨークに到着するまでの間の登場人物たちの駆け引きを軽やかに描く『20世紀号に乗って』は、本日3月12日(火)に東急シアターオーブで開幕。ベイリーが「一生懸命でまじめに取り組む方。ユーモアのセンスたっぷりにキャストを引っ張ってくださり、優雅に座長を務めている」(『ハウ・トゥー・サクシード』上演時のコメントより)と厚い信頼を置く増田のパフォーマンスと共に、実力派キャスト陣との化学反応にも期待したい。文:熊田音子<公演情報>ミュージカル『20世紀号に乗って』脚本・作詞:アドルフ・グリーンベティ・カムデン作曲:サイ・コールマン原作:ベン・ヘクトチャールズ・マッカーサーブルース・ミルホランド演出・振付:クリス・ベイリー演出補・共同振付:ベス・クランドール出演:増田貴久珠城りょう小野田龍之介上川一哉渡辺大輔戸田恵子/可知寛子斎藤准一郎武藤寛横沢健司/植村理乃小島亜莉沙坂元宏旬咲良篠本りの田川景一田口恵那東間一貴長澤仙明/MAOTO増山航平吉田萌美米島史子玲実くれあ【東京公演】2024年3月12日(火)~3月31日(日)会場:東急シアターオーブ【大阪公演】2024年4月5日(金)~4月10日(水)会場:オリックス劇場公式サイト:
2024年03月12日ミュージカル『20世紀号に乗って』の公開ゲネプロが11日に東京・東急シアターオーブで行われ、増田貴久、珠城りょう、小野田龍之介、上川一哉、渡辺大輔、戸田恵子、演出のクリス・ベイリーが取材に応じた。同作は1932年にチャールズ・ブルース・ミルホランドが書き下ろした戯曲を原作にしたミュージカル。世界恐慌を脱出した1930年代初頭のアメリカで、多額の借金を抱える舞台演出家兼プロデューサーのオスカー・ジャフィ(増田)が、世界一と謳われる豪華客室を備えた高級列車「特急20世紀号」に乗り込み、元恋人でハリウッドの大女優リリー・ガーランドを自分が手掛ける舞台に立たせる計画を立てる。○■主演ミュージカル『20世紀号に乗って』開幕を控える増田貴久演出のクリスは、増田について「本当に本当に一生懸命。パッション、エネルギー溢れる座長ですし、ちょっとイタズラ心と楽しさがあって、素敵なエネルギーをカンパニーの皆さんに振りまいてくださっています。前回も同じですけれども、フロントマンとして中心にいらっしゃるので、一生懸命頑張っていただく必要もあると思うけれども、それ以上に頑張られているという状況です」と表す。増田もシーンについて相談したり、1930年代の時代背景を教えられたりしているそうで「ものすごい知識量」「すごく優しく導いてくれる」と感謝していた。戸田は「まっすーとの出会いはもう20年ぐらい前。お仕事するのは多分それ以来で、ちょいちょい会ったり、芝居に行ったりごはん食べたりとか、まっすーがテレビで歌ってる時には『良かったよ』とメールを送ったりとか、そういう付き合いで来て、20年ぶりに仕事を一緒にして、大人になったなという感じがしています」としみじみ。「ましてや座長としてみんなを背負っていく姿勢を見せてくれて、自分もやることがいっぱいあるのにちゃんと声をかけながら進めていたので、本当に大人になったんだなと思って、母心です。母は楽しくまっすーを見つめておりました」と語る。稽古にも差し入れをしていたという戸田だが、増田は「多分皆さんは貰ってないと思うんですけど、直々に戸田さんお手製のお弁当をただいてます」と自慢する。しかし「インスタ(Instagram)にアップして、その次もアップしてたら、うちの母親がそれを見て、『戸田さんがかわいがってくださって、お母さんうれしい』みたいなこと言ってるけど、だんだん戸田さんにヤキモチを妬いていて。だからお母さんに気を遣って、戸田さんからもらったお弁当を1個まだインスタにあげられてない」と複雑な状況に。戸田は「『愛情は1mmもない』って言ってるんですよ。『お母さんにそう言って』って」と苦笑するが、増田は「あれで(愛情が)入ってなかったらちょっと怖いですよね。愛情しかない」とツッコミ。「毎日だってしてないですからね。ちょっとなんか話がどんどん大きくなってるけど!」と否定する戸田に、増田は「稽古期間中は戸田さんがお母さん」と認定し、最後は戸田も「お母さんと年も同じ(くらい)だからね」と頷いていた。また珠城は「稽古中に印象に残っていること」を聞かれ「増田さんがよくボケられてる。恵子さんとか龍ちゃん(小野田)は反射神経が良くて素晴らしいツッコミをなさって、全部のボケを回収されてるんですけど、私はボケたことに気づかないでスルーする、というのを何回かやってしまって」と反省。「後でボケを説明させるという1番良くないことがあったので、大阪が終わるまでにはボケを回収できるように」と意気込み、渡辺から「遅いよ」とツッコまれる。同じ質問に、増田は「本当にひどいのは、僕がよくスウェットのセットアップを着ながらお稽古してて、龍ちゃんから『まっすー、セットアップ好きだよね。俺も好きなんだよ。いらないのあったら一個ちょうだい』と言われて。僕は家で整理しながら『これ、喜んでくれるかもしれない』と思って次の日持ってったんだよね。着て第一声、なんて言いました? (小野田が)『きったねえ!』」とショックを受けたエピソードを披露。小野田は「穴すごい開いてるし、袖もなんか黒いし。おしゃれさんなんで、1個恵んでもらおうと思って言ったんだけど、それにしてはきったねえ」と畳みかけ、珠城は「でも戸田さんも『ちょっと汚いね』って言ってた」と暴露する。穴が空いていたのはおしゃれなデザインだったそうで、増田は「1〜2回しか着てないし、洗ったから! 帰ってから3回洗ったんだよ!」と訴え、小野田は「本当にかわいいのをいただきました。ただ汚かったです」とまとめていた。東京公演は東急シアターオーブにて3月12日~31日、大阪公演はオリックス劇場にて4月5日~10日。
2024年03月12日ミュージカル『20世紀号に乗って』の公開ゲネプロが11日に東京・東急シアターオーブで行われ、増田貴久、珠城りょう、小野田龍之介、上川一哉、渡辺大輔、戸田恵子、演出のクリス・ベイリーが取材に応じた。同作は1932年にチャールズ・ブルース・ミルホランドが書き下ろした戯曲を原作にしたミュージカル。世界恐慌を脱出した1930年代初頭のアメリカで、多額の借金を抱える舞台演出家兼プロデューサーのオスカー・ジャフィ(増田)が、世界一と謳われる豪華客室を備えた高級列車「特急20世紀号」に乗り込み、元恋人でハリウッドの大女優リリー・ガーランドを自分が手掛ける舞台に立たせる計画を立てる。○■増田貴久がメンバーの結婚についてトークNEWSのメンバーである加藤シゲアキが3日に結婚を発表したが、増田は「(NEWSのメンバー)3人でお祝いはまだできてないので、これからなにかのタイミングでしたいなと思ってます」と明かす。一方で「結婚した時のお祝いとか、何をあげるもんなのか、わかんない。メンバーで近すぎて」と苦笑。「俺、本当に『おはよう』ぐらいのテンションで『おめでとう』と言っただけです。欲しいものをあげたいですよね。なんていうんですか? 僕の顔の写真がプリントされてるお皿とか」とボケていた。同作の観劇についても「メンバーは来てくれると思います。みんな来ます」と言ったものの、「あ、あと2人しかいないですけど。だいぶ減ったんで、2人来れば全員」とブラックジョークを飛ばしていた増田。自身の吉報について聞かれると「僕の結婚。それ、戸田さんにも聞かれたんですよね。『まっすーはまだ結婚しないの?』って。はい、まだです。予定もないです」ときっぱり答える。「私もまだですから大丈夫」という戸田に、増田は「そうですね。なんか気遣っていただいて。我々はまだです」と宣言。戸田が「その時はお知らせしていただけるように……」と言うと、増田は「戸田さんの顔のお皿を……」と返し、「いらないって」と断られていた。東京公演は東急シアターオーブにて3月12日~31日、大阪公演はオリックス劇場にて2024年4月5日~10日。
2024年03月12日2月16日に放送された『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で、TikTokerのなえなの(23)がNEWS・増田貴久(37)に放った発言が波紋を呼んでいる。同番組のMCはダウンタウン・松本人志(60)が務めていたが、「週刊文春」の報道を受けて活動休止を発表したことにより、2月9日放送分より千鳥の大悟(43)が代理MCを務めることに。それに伴い番組名も、『人志松本の酒のツマミになる話』から変更されている。16日放送回には、なえなのや増田の他に、放送作家の鈴木おさむ(51)とオズワルドの伊藤俊介(34)もゲスト出演。松本の代役を務めることの心境について、大悟が「本当ならば力ずくで奪いたかった」と語ると、鈴木が「こういう時ってなにか生まれますから」と自身が長年構成作家を務めた『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のエピソードを話し始める。「いきなりはじまって二ヶ月ですよ、メンバーが6人から5人になって」と、森且行(50)が脱退した当時の状況を語った上で、「そういうときにみんなが一丸になって、絶対に面白くしてやろうってなるんで、絶対何かが生まれるんですよ」と番組にエールを送った。その流れで、ノブが「NEWSは何人?」と笑い混じりに増田に尋ねると、大悟は「聞くのはええけど、笑いながらはアカン」とツッコむ。続けて鈴木が「僕もよく飲むんですけど、いつも聞くんですよ。何人だっけ」と尋ねると、増田は「我々元々9人」と返答。そして、指で9人体制のときの立ち位置を示しながら「9人いて、こういう感じの位置。ここに山下(智久)くんいて」と説明し、「んで、こんな感じでいなくなって」と前列の5人と後列の左から2番目の指を閉じ、3人体制に至るまでの経緯を語った。メンバーが減ったことについて、「過去一メンバーが減ったグループで続けてる」と語った増田。続けて「知ってます?逆にNEWSの」と23歳であるなえなのに尋ねると、「NEWSさんは知ってますけど、9人かどうかは知らなかったですね」と返答。ノブが「やっぱそうよな」と同意したが、それを受けてなえなのはこう言い放ったのだ。「3も別にしっくりきてない」現在の体制も否定するような発言に、増田も思わず「(しっくり)きてない?」と目を見開いて驚いた様子を見せていた。これを受けて他の出演者から「3はしっくりこようよ」「3はこないと」とフォローされる事態に。このなえなのの発言には、ファンを中心に批判の声が相次いでいる。《なえなのの該当部分だけ回ってきたから見てしまったけど、まじで人に対する言葉がなってない。百歩譲ってNEWSを知らなくてもいいけど、だからと言って「勉強不足でした」って済ませればいいだけで「しっくりきてない」とか今目の前で頑張ってる人に向かって言っていい言葉じゃない。人として失礼》《本人の目の前で言うか?それ。モラルがないというか、口に出してまで言うことかね?自分の心で止めようとかいう意志はなかったのかな》《まあバラエティだから冗談かもしれないけど、ファンとしてはショックだな》《なえなのちゃんメンバー減りいじりは平気な方だけどこの発言はさすがに辛いんだけど今を否定されてる気分。悲しすぎるってこれ録画見るのこわいなあ》
2024年02月19日福山雅治初のライブフィルム『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』の【発声・拍手可能上映】舞台挨拶イベントが、2月12日(月・休) に東京・丸の内ピカデリーで開催。福山に加えMCとしてフリーアナウンサーの荘口彰久が登壇した。今回映画化されるのは、福山とファンにとって3年半もの間コロナ禍で長く制限されていた声出しが解除されてから初のライブとなる2023年8月の日本武道館公演。観客から福山へ生で届いた多くの歓声、そしてオーディエンスの熱狂と興奮が会場を埋め尽くしたライブの模様が、新たな映像作品として劇場でよみがえる。福山本人が監督を務めるほか、ライブの総合演出、映像、音の全てを自身が監修している。上映後の舞台挨拶で福山は、ティーチイン形式で全国のファンから寄せられた質問に回答。「『少年』がライブの1曲目になることは、最初の構成の段階で、決まっていたのでしょうか?あるいは、映画化することになってから、その演出のために選ばれたのでしょうか」という質問に対して、「昨年『ラストマン-全盲の捜査官-』というドラマを撮っていた時期に“声出しライブが解禁になる”という知らせを聞いたことから今回の武道館ライブに派生していった。声出し解禁ライブの1曲目はやはりオーディエンスと共に合唱できる『少年』かなと。かつ同時にライブフィルムの話もありましたので、映画の冒頭が象徴的な『少年』で始まるのは良いなと思った」と語った。またプロジェクトが走り出した当初はライブフィルムに否定的だったとのことで、「最初はライブを映画化する上での明確な意味が見い出せていなかった。模索する中で、この公演を開催するのは8月10日、12日、13日だったこと。日本においては1945年8月6日、8月9日、8月15日は忘れてはいけない時期であること。日本武道館は『全国戦没者追悼式』が行われる場所であること。8月9日の長崎に原爆が投下されたという歴史的背景を持つ場所から出てきたシンガーソングライターである自分自身。そして、特攻隊員を描いた映画作品『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』に提供した「想望」を書き下ろした時期であったことなどが複合的に絡み合っていった。さらに、映画館の大スクリーンと音響空間で観る意味として、カメラワークやDolby Atmosの音響技術もそこに付加していった」と映画化に至るまでの心境を明かした。「『想望』と『クスノキ』のみ、歌詞をテロップ出ししていたことに、この2曲に込めた特別な思いを感じました。いつものライブでは全曲歌詞を出している福山さんが、今回の映画ではこの2曲にだけ歌詞を入れた意図をお聞かせ頂けたらうれしいです」という質問について、「制作段階では字幕映画を見るような感覚で、ずっと歌詞が出ていていいかなと思っていたのですが、途中でやはり情報量が多いなと感じて2曲だけにしました。実際のライブでは初めて観に来る方もいらっしゃるので必ず歌詞を出すようにしているのですが、音楽への没入感を楽しんでいただければと」と話した。続けて「ライブフィルムにおいては映画を“鑑賞”するのではなく映画を“体験”していただきたい。音楽体験というのは不思議なもので、洋楽を聴いて歌詞の意味がわかっていなくとも感動することができる。音楽体験における感動というのは、頭の中で文字として認識して、内容を解読して、解釈してという作業よりも、もっと直情的であり本能に近いものだという風に思っている」と語った。さらに、2月19日(月) に配信リリースされることが決定したカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『春になったら』主題歌「ひとみ」について語る場面も。同曲の制作過程について「ここ十数年の楽曲制作はきちんと出口を設定してから作るようにしています。今ドラマは3カ月後に結婚する娘と3カ月後にこの世を去る父子の物語。この父子の濃密な人間関係の中から、主題歌のテーマとして何を抽出するか。“濃密な人間関係だからこそ伝えていない言葉”というのがあるのではないかと。本当はすごく大切なことなのに、伝えられていない言葉。自分でも気付かなかった相手に対する本心、などなど。“命の終わり”を迎える父親は、娘である瞳さんの“命の出発点”をもう一度振り返るのではないか?それが『命名』というコンセプトに繋がっていきました」と明かした。さらに「今公開されているのは楽曲のほんの一部で、曲のトータル尺が4分30秒ぐらいかな。恐らく全貌を聴くと皆さんびっくりすると思います」と含ませた。また、2月6日に55歳の誕生日を迎えた福山を祝うバースデーサプライズが行われ、会場の手拍子とバースデーソングの歌唱とともに特製ケーキが登場。会場は大いに盛り上がった。最後に福山は「ライブフィルムは2月15日(木) まで全国で公開されているので、是非ともおかわりでご覧になっていただきたいです。いま僕がここに立っているのは僕の力だけではありません。最後エンドロールに出てくる方々、本当にたくさんの方々が携わって、やっとひとつの作品ができています。僕という人間、表現が成り立つにあたり、様々な人たちが動いています。そういったことに思いを馳せながら、この映画や新しい楽曲『ひとみ』を聴いていただけると幸いです」と名残惜しそうにファンとの幸せな時間を締め括った。<作品情報>『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』2月15日(木) まで公開中公式サイト: Amuse Inc.<リリース情報>福山雅治「ひとみ」2月19日(月) 配信リリース福山雅治「ひとみ」ジャケット配信リンク:
2024年02月13日海外ミュージカル初挑戦となった『ハウ・トゥー・サクシード』(20・21)で、高い歌唱力とダンススキル、さらにコメディセンスあふれる演技で観客を魅了した増田貴久。そんな彼が『20世紀号に乗って』で再びミュージカルの名作に挑戦、主人公のオスカー・ジャフィを演じる。演出・振付を手がけるのは、『ハウ・トゥー~』に引き続きクリス・ベイリー。相性バッチリのこのコンビが、今度はいかなる笑いを劇場に巻き起こすのか。歌稽古が始まったばかりだという増田に、作品に寄せる想いを訊いた。クリスさんが目指すところに自分も近づけるように――20年の初演、21年の再演の『ハウ・トゥー・サクシード』に続き、クリス・ベイリーさんの演出作品に参加されるのは今回で三度目です。クリスさんとのもの作りの面白さとは?初演の『ハウ・トゥー~』の時は、コロナ禍でクリスさんが来日することが出来ませんでした。だからずっとカメラ越しに稽古をつけてもらっていたんですが、リモートながらとても的確な演出だった記憶があります。で、再演の時にやっと直接お会い出来たわけですが、クリスさんからかけられる言葉の数々に、僕自身ハッとさせられることがとても多くて。――特に印象に残っているのはどんな言葉ですか?『ハウ・トゥー~』という作品が、今に至るまでその形を変えず、多くの人にずっと愛されて続けている、と改めて言われたことです。いろいろな役者が、いろいろな登場人物を演じてきたけれど、その台詞は昔からまったく変わっていない。だから「自分はこう思う」みたいな考えはこの作品にはいらないし、台本の持っている意味をちゃんと考えて欲しい、という内容で。僕なんかはつい、「台本ではこう言っているけれど、こっちのほうが面白いんじゃないか?」なんて考えてしまうんですが、クリスさんに「そうではない」とはっきり言われた時に、すごくドキッとしたというか。ちなみに僕の前にフィンチを演じたのはニック・ジョナスで、その前はダニエル・ラドクリフ。クリスさんの話を聞きながら、ふたりの顔がふと頭に浮かびました(笑)。――そのクリスさんとは、昨日リモートでお話されたそうですね。ええ。作品についてというよりかは、「元気?」みたいな挨拶程度でしたけど。ただクリスさんから、「『ハウ・トゥー~』の時よりもたくさん踊らせるからね」と言われて(笑)。冗談だとは思うんですが、「まっすー(=増田)は踊れるから、今回も振り付けるよ~」と。もともとそんなに踊りが多い作品ではないはずですが……(苦笑)。――それは演出だけでなく、振付も手がけられるクリスさんならではですね。『ハウ・トゥー~』の時、ある曲の振付をクリスさん自らが踊って見せてくれたことがあったんです。それがもう素晴らし過ぎて!面白いし、かわいいし、カンパニーの全員がスタンディングオベーションしたくらい。まぁ僕にとってそれは、プレッシャー以外のなにものでもなかったんですけどね(苦笑)。――そのプレッシャーは演じる上でのバネに?そうですね。クリスさんが「こんなふうにやりたい」と思うところに、僕も近づきたいと思いましたから。今回またこうしてクリスさんとご一緒出来て、本当に嬉しいです。自分が今この作品をやる意味を、心に刻んで演じたい――今回挑戦される『20世紀号に乗って』も、『ハウ・トゥー~』と同じくミュージカルの名作です。どんなところに作品としての魅力を感じていますか?ミュージカル『20世紀号に乗って』ビジュアル今はまだ歌稽古のみの段階なので、なかなか作品自体の魅力を理解出来ていないのが正直なところです。やはり数々の賞に輝いているだけあって、歌に関しても本当にいい曲が多いなと思います。すごくおしゃれですし、とにかくメロディが美しい。ただいざ自分が歌うとなると、これが非常に難しいんですよね。だから感情うんぬんというよりかは、まずは譜割りやメロディをしっかり叩き込んでいかないといけないなと。そこから徐々に自分のものにしていくことで、どんどん楽しくなっていく。そんな楽曲なんじゃないかなと思います。――今回演じられるのは、舞台演出家兼プロデューサーのオスカー・ジャフィ。派手好きで非情ながら、どこか憎めないといった人物です。演じるに当たって現段階での構想は?お芝居に関してはまだまだこれからですが、昨日クリスさんには「一人称を“僕”にするのか、“俺”にするのか。まっすーはどっちがいいと思いますか?」と聞かれました。で、僕の答えは、「もうちょっと経ってから決めていいですか?」で(笑)。やっぱりそのふたつって全然違うと思うんですよね。僕自身、対峙する相手によって言い方を変えることもありますし。つまり相手役とのお芝居によって大きく変わっていくことだと思うので、本稽古が始まってから、それぞれの関係性によって決めていけたらなと思っています。――最後に、楽しみにされている読者の方々にメッセージをお願いします。『ハウ・トゥー~』の初演の時は、客席も半分、お客さんの声出しもNGでした。そして再演。満員の笑顔の客席を見た時、カンパニー全員がすごく感動したのをよく覚えています。そしてこの『20世紀号に乗って』も、基本的にはドタバタ楽しい、ハッピーなコメディ。だからきっとまた、ああいう景色が見られるんだろうなと思うとすごく嬉しくて! そして自分が今この作品に出会えた、今この作品をやる意味、みたいなものをしっかり心に刻みつつ、楽しく表現していけたらと思っています。取材・文:野上瑠美子撮影:藤田亜弓ヘアメイク:坂部めぐみスタイリスト:内田あゆみ(Creative GUILD)衣裳協力:靴 参考商品(CROSSSES TOKYO/Sian PR)その他スタイリスト私物問い合わせ先Sian PR〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-2-3ルカビルⅡ 2階~3階TEL 03-6662-5525<公演情報>ミュージカル『20世紀号に乗って』脚本・作詞:アドルフ・グリーンベティ・カムデン作曲:サイ・コールマン原作:ベン・ヘクトチャールズ・マッカーサーブルース・ミルホランド演出・振付:クリス・ベイリー演出補・共同振付:ベス・クランドール出演:増田貴久珠城りょう小野田龍之介上川一哉渡辺大輔戸田恵子/可知寛子斎藤准一郎武藤寛横沢健司/植村理乃小島亜莉沙坂元宏旬咲良篠本りの田川景一田口恵那東間一貴長澤仙明/MAOTO増山航平吉田萌美米島史子玲実くれあ【東京公演】2024年3月12日(火)~3月31日(日)会場:東急シアターオーブ【大阪公演】2024年4月5日(金)~4月10日(水)会場:オリックス劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年01月26日ピンク・レディーの増田惠子が23日に自身のアメブロを更新。シンガーソングライター・中島みゆきのコンサートで50年ぶりに再会した人物を明かした。この日、増田は「中島みゆきさんコンサート『歌会』の初日に行って来ました」と中島のコンサートに足を運んだことを報告。「念願だったみゆきさんのコンサートは、感動!!の一言」と感激した様子でコメントし「終演後は、なかなか席から立ち上がれなかったです!」とつづった。続けて「開演前に関係者受付に行った際、ヤマハの方々がいらして」と述べ「『初めまして』とご挨拶した時、『ケイさん、初めましてじゃないです。50年振りですよ!』と一人の方が仰り」と説明。「僕は、当時、浜松のヤマハにいてケイさんのクッキー時代を見ています」と言われたそうで「びっくりしました!!50年振りの再会 奇跡的な出来事に遭遇しました」と明かした。また「私のルーツである方と会えて、一瞬で50年前にタイムスリップ」したといい「ステキな感動的な夜でした」とコメント。最後に「みゆきさん、ありがとうございました」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月24日歌手で俳優・福山雅治のライブフィルム『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』(1月19日公開)の入場者プレゼントが15日、公開された。○■ライブフィルム『言霊の幸わう夏』入場者プレゼントは「メモリアルチケット」今回、入場者プレゼントとしてセットリストが記載されたオリジナルの「メモリアルチケット」の配布が決定。チケットの表面には福山が大きく写されるとともに、映画の撮影が実施された昨年8月13日のライブの公演日時が記され、ライブチケットを感じさせるスペシャルデザインになっている。また、裏面にはライブフィルムのセットリストも掲載。福山が映画にあわせてセレクトした楽曲「零 -ZERO-」「虹」「Squall」「想望」といった名曲で彩られたセットリストにも注目だ。【編集部MEMO】ライブフィルム『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』は、今夏に開催したライブ「言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」を福山雅治が監督を務めて映画化。同公演は、福山とファンにとって3年半もの間コロナ禍で長く制限されていた声出しが解除されてから初のライブとなり、観客から福山へ生で届いた多くの歓声、そしてオーディエンスの熱狂と興奮が新たな映像作品として劇場で蘇る。
2024年01月15日韓国で社会現象を巻き起こした傑作青春ドラマの劇場版、『セマンティックエラー・ザ・ムービー』が前編・後編の2部作で公開。この度、榎木淳弥、増田俊樹による日本語吹替版の本予告編が解禁された。原作は、韓国電子書籍プラットフォームRIDIBOOKSで、2018年BL小説大賞を受賞した「セマンティックエラー」(すばる舎刊)。動画配信サービスWATCHAで実写オリジナルドラマが制作され、配信されるやいなやハマる人が続出、一大シンドロームに。“セマエラ”の勢いはとどまることなく、短編アニメ、ウェブコミック、オーディオドラマが展開され超絶人気コンテンツとなっている。主人公は、完璧主義で陰キャの優等生サンウ(パク・ジェチャン:榎木淳弥)と陽キャの自己中モテ男・ジェヨン(パク・ソハム:増田俊樹)。映像冒頭、サンウはジェヨンが講義をサボったことを報告し、その後、正反対な2人が最低最悪の出会いを果たす。近寄ったり離れたり…2人の心の機微が丁寧に映し出される。不愉快に思っていたはずなのに、ジェヨンのふとした表情にかき乱され、サンウの心にエラー発生!ジェヨンの寝顔に思わずドキッとしてしまうサンウや、サンウを心配して家のドアを何度も強く叩いてしまうソハム、さらにはサンウがジェヨンの顔を思わずツンと、自分でも思ってもみなかった行動に出てしまい恋が走り出す。さらに、同時上映の短編アニメの映像も解禁。「予告だ。一分後にキスするからな」というジェヨンのキス予告とそれに従うサンウ。学校や居酒屋や自宅など、様々なシーンでの2人が映し出され、甘くてドキッとするシチュエーションが連続する予告編となっている。『アナと雪の女王』など人気作品の吹き替えを多数手掛ける吹替演出の松岡裕紀監督は、吹替版を担当した榎木さんと増田さんの演技力に100%の信頼を置いていたとのことで、「仮に二人の配役が逆であっても作品は成立していたでしょう。しかし今回私が注目したのは、いかにジェヨンがサンウに対する自分の思いを嫌みなく表せるか、またサンウがいかに自分の気持ちに気づき、ジェヨンを不器用に受け入れるのか、ということでした」とコメント。「榎木さんが持つ『嫌みのない説得力』は魅力的でした。サンウの心情変化を見つめた増田さんの『分析力』もさすがでした。このキャスティングが正しかったと改めて確信できました」と太鼓判を押している。『セマンティックエラー・ザ・ムービー 前編』は2024年1月12日(金)より、『後編』は2024年1月26日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月20日屋良朝幸が主演するミュージカル『The Agent』が12月7日(木)より有楽町よみうりホールにて開幕。初日に先駆け6日(水)、公開ゲネプロが開催された。『The Agent』は、ダンサーであり振付家としても活躍するTETSUHARUの演出、屋良の主演で2016年より4年連続で上演された人気シリーズ『THE CIRCUS!』のチームが再結集して贈るエンターテインメントショー。物語は元FBI捜査官であるレン(屋良)や国連の諜報機関U.N.I.S.の面々が、コスメブランドの新製品の影に隠された陰謀に立ち向かう中で、過去のトラウマや葛藤を乗り越えていく、といったもの。ファイトクラブでの闘いや、死の商人といった分かりやすい悪役、衝突しながらも補い合う“バディもの”の面白さなどを組み込んだストーリーをアクションたっぷりに、時にアメコミ風映像なども織り交ぜ派手に見せていく展開は、ハリウッドのアクション映画のような“てんこ盛り”の楽しさだ。中でも眼目はやはりダンスアクション。ブレイクダンスを軸としたスタイリッシュでキレのある振付を、身体能力の高い実力者たちが縦横無尽に踊り、バトルする。特に『THE CIRCUS!』シリーズでもタッグを組んでいた屋良と植木豪の技の応酬は、火花を散らしているようでありながらピッタリ息も合っていて、惚れ惚れするほど。また憎めないチャラさを持つT.J.に扮する寺西拓人と、生真面目なエリート・カートを演じる原嘉孝の凸凹バディ感も、屋良&植木のバディとはまた違う面白さがある。さらにレンの姉であるライラを演じる彩吹真央(愛加あゆとのWキャスト)は芝居心ある演技で全体を締め、U.N.I.S.のリーダー・ロジャーを演じた木内健人はカッコ良さとお茶目さを行き来し作品にテンポ感を加える。悪役に振り切った高橋駿一、北園涼の不気味な存在感とパワー系アクションも印象的。可知寛子とBON.井上(なかねかなとのWキャスト)が扮するローズ姉妹が背負うドラマも見応えがある。全員に見せ場がある、というのも“アベンジャーズ感”があって楽しい。取材会では「2023年ラストに、とんでもなくシビレる公演が来たなと思ってます。自分も40歳になるのですが、まだここまで動くのかとびっくり。最高に熱いステージをお届けしたい」と意気込みを話した屋良。さらに今年を表わす漢字一文字を問われ「決断の“決”。来年から新しい場所で再スタートを切るという決断をさせてもらいました。新しいスタートになりますが、もちろんゼロからではない。28年ずっとここで頑張ってきたものをブラッシュアップさせていきたい」と、来年1月末をもってSMILE-UP.からの退所をすることに関しての心境も語っていた。公演は12月24日(日)まで同劇場にて。取材・文:平野祥恵
2023年12月08日福山雅治初のライブフィルム『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM言霊の幸(よみ:さき)わう夏@NIPPON BUDOKAN 2023』が、2024年1月12日(金) よりDolby Cinema(ドルビーシネマ)他で先行公開、1月19日(金) より4週間限定で全国公開されることが決定した。映画化されるのは、福山とファンにとって3年半もの間コロナ禍で長く制限されていた声出しが解除されてから初のライブ。観客から福山へ生で届いた多くの歓声、そしてオーディエンスの熱狂と興奮が会場を埋め尽くし観客一人一人と繋がったライブが、新たな映像作品として劇場で蘇る。本作は福山本人が監督を務め、ライブの総合演出、映像、音の全てを福山自身が監修。実際のライブを40台以上のカメラで360度全方位、日本武道館史上初となるアリーナに観客を入れた状態でのドローン撮影を実施するなどハイクオリティ映像を収録。さらにDolby Atmos(ドルビーアトモス)の最高の音響技術を駆使し、細部に至るまで徹底的に拘って理想の音の表現を追求している。本作を制作する上で福山が目指したのは、〈まるでライブを見ているような擬似体験〉ではなく、自身の脳内にある理想の音、理想のライブ演出、そして映像世界を追求した〈ライブを超えたライブ体験〉を、2023年の最新のテクノロジーを駆使して映画化すること。また本作には、映画ならではのストーリー性も盛り込まれており、俳優の柊木陽太が演じる「少年期の福山雅治」が作品の鍵を握る。さらに、随所に故郷長崎で撮影された美しい実景のインサートやCG演出も施され、究極のライブの理想像を追求した映画作品が誕生した。併せて、ポスタービジュアルと予告編も公開。ビジュアルには、かつて音楽に憧れていた柊木演じる少年期の福山とステージで多くの人へ音楽を届ける2023年現在の福山、そしてライブを存分に楽しむ観客が描かれている。武道館に訪れる少年のシーンからはじまる予告編では、自身を代表する夏曲「虹」をはじめ、『名探偵コナン ゼロの執行人』主題歌「零 -ZERO-」、さらに、まもなく公開を迎える映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の主題歌「想望」(2023年12月4日デジタルリリース)などが流れ、ドローン映像や360度映像、さらに福山本人が総合演出を手がけるステージ上の様々なシーンが収められている。さらに、ムビチケカード2種(通常版 [一般販売デザイン] とファンクラブ版 [オフィシャルファンクラブ限定デザイン] )の発売も決定。ライブの1シーンを切り取った、それぞれ異なるムビチケ限定デザインとなっている。12月8日(金) より、通常版は本作が上映される劇場およびオンラインにて、ファンクラブ版はアーティストオンラインショップ「A!SMART(アスマート)」にて販売される。そして、1月12日(金) から1月18日(木) まで全国のドルビーシネマ他で実施される先行上映分の座席指定チケットが、12月25日(月) より早期発売されることも決定した。『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM言霊の幸わう夏@NIPPON BUDOKAN 2023』ムビチケカード■福山雅治 コメント1年ほど前に「そのライブ会場で音を聴いているような音響でライブフィルムを作りませんか?」というお話をいただきました。初めてその提案を聞いた時、正直全然乗り気ではありませんでした。オーディエンスの皆様にとってのライブでの熱狂と興奮は、本物のライブにしかないと思っていたので、わざわざ映画にする意味がどこにあるのだろう?と。それでも「どうアウトプットするかは後から決めることにして、まずは最新の機材でライブ映像を収録してみませんか」というスタッフの後押しもありプロジェクトがスタートしました。動き始めた以上、ライブの総合演出を担う自分がこの作品のテーマを考えるのは当然のことです。そこで先ず、日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』で皆実広見の子供時代を演じてくれた俳優の柊木陽太さんに「少年時代の福山」を演じてもらうことを提案しました。そうすることで「少年期の自分が、2023年の自分に逢いに行く」という物語を付加することができました。そして「Dolby Atmos」の音響をほぼ完全再現できるスタジオでの作業を行う過程で、やっとこの映画作品を作る意味・意義が自分の中で明確に見えてきました。この作品を通じて届けたいのは、まるでライブ会場にいるかのような擬似体験では無く、「僕の脳内にある“理想のライブの音”、“理想のライブの映像世界” を追求した、究極の“ライブを超えたライブ”」を2023年の最新のテクノロジーによって体験していただくこと。本作の本質に辿り着けたこと、そして作品の全責任を担うという意味で、結果的に自らを「監督」とさせていただいております。究極の“ライブの理想像”を追求した映画作品、『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM言霊の幸わう夏@NIPPON BUDOKAN 2023』完成まであと少しのところまで来ています。公開を乞うご期待。映画『福山雅治ライブフィルム言霊の幸わう夏』予告60秒<作品情報>『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM言霊の幸わう夏@NIPPON BUDOKAN 2023』『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM言霊の幸わう夏@NIPPON BUDOKAN 2023』ポスター(C)2024 Amuse Inc.2024年1月12日(金) よりドルビーシネマ他にて先行上映2024年1月19日(金) より全国ロードショー [4週限定]監督:福山雅治出演:福山雅治柊木陽太公式サイト: Amuse Inc.
2023年11月27日アイドルグループ・NEWSの増田貴久が、ミュージカル『20世紀号に乗って』の主演を務めることが19日、明らかになった。同作は1932年にチャールズ・ブルース・ミルホランドが書き下ろした戯曲を原作にしたミュージカル。世界恐慌を脱出した1930年代初頭のアメリカで、多額の借金を抱える舞台演出家兼プロデューサーのオスカー・ジャフィ(増田)が、世界一と謳われる豪華客室を備えた高級列車「特急20世紀号」に乗り込み、元恋人でハリウッドの大女優リリー・ガーランドを自分が手掛ける舞台に立たせる計画を立てる。○■増田貴久が『ハウ・トゥー・サクシード』チームと再タッグ原作戯曲は1934年にはアメリカで映画化され、1978年には原作と映画をもとにしたベティ・カムデン、アドルフ・グリーンによる脚本、サイ・コールマンによる音楽でブロードウェイでミュージカル化され、トニー賞5部門を制覇した。さらに初演以来40年ぶりに2015年にリバイバル上演され、トニー賞のリバイバル作品賞にノミネートされるなど、ブロードウェイ・ミュージカルの金字塔ともいえる名作。日本では1990年に初演を迎え、2019年には宝塚歌劇団でも上演された。演出を務めるのは、ダンサーとしてキャリアをスタートさせ、現在は振付家・演出家として舞台・TV・ファッション・映画の各分野で活躍するクリス・ベイリー。日本には、05年の『タップドッグス』でダンサーとして数回来日し、10年の『キャンディード』に演出補として参加、20・21年には『ハウ・トゥー・サクシード』の演出・振付を手掛けた。主役のオスカー・ジャフィを演じる増田は、海外ミュージカル初挑戦となった『ハウ・トゥー・サクシード』でクリスとタッグを組み「一生懸命でまじめに取り組む方。ユーモアのセンスたっぷりにキャストを引っ張ってくださり、優雅に座長を務めている」と絶賛された。約2年半ぶりの舞台主演を務める。ヒロインのリリー・ガーランド役に珠城りょう、マネージャーのオリバー・ウェッブ役に小野田龍之介、宣伝担当のオーエン・オマリー役に上川一哉、リリーの現在の恋人である若き映画俳優のブルース・グラニット役に渡辺大輔、製薬会社の会長レティシア・プリムローズ役に戸田恵子と、実力派たちが集結した。東京公演は東急シアターオーブにて2024年3月12日~31日、大阪公演はオリックス劇場にて2024年4月5日~10日。○■クリス・ベイリー コメント増田さんをはじめとする才能あふれる日本のキャストの皆さんと新たなプロダクションでご一緒できることがとても楽しみです。日本が創作活動をするのに素晴らしい場所である理由はたくさんありますが、(ご飯が美味しいという事以外でも!)特筆すべきは役者たちの創作活動に対する情熱です。彼らは言葉を単に英語から日本語にするだけではなく、アメリカン・ミュージカル・シアターのエッセンスを取り入れながら日米両国の歴史/文化的背景を汲み取り、作品として成立させていきます。そういった部分もお楽しみいただきたいです。前回来日した『ハウ・トゥー・サクシード』からしばらく経ちましたが、増田さんは確実にこの作品に楽しさと輝きを与えてくれると期待しています。彼の豊富な経験、才能、技術によって私たちはオスカー・ジャフィという役の本質やユーモアをみつけていくプロセスを存分に楽しんでいけると思います。私は彼から溢れ出すエネルギーを感じられる稽古場での時間が恋しいです。 疲れ知らずのエネルギーや、作品への向き合い方は大変素晴らしく模範的でカンパニーを牽引してくれました。また、前作ではたくさんのダンスを見事にこなしましたので、今回の作品でも彼のダンススキルを存分に発揮できる瞬間をできるだけ見つけていこうと思います。観客のみなさまには今回の全く新たなショーを通して増田さんの新たな一面をお楽しみいただきたいです。私たちは皆さんを驚かせ、笑わせ、単なる列車の旅以上のものにできると思います。そしてすべての素晴らしい列車の旅のようにチケットを手に取って、旅を楽しみ、ショーが始まる時とは全く違う素晴らしい場所に連れていけることを願っています。○■増田貴久 コメント『ハウ・トゥー・サクシード』のチームとまたご一緒できると聞いて、作品名を聞く前から「やりたい!」と即答してしまいました(笑)。前回がとても楽しかったので今からワクワクしています。クリスとは『ハウ・トゥー・サクシード』で2回ご一緒して以来となります。前回演出の中で、ある曲の振付を実際に自分で踊って見せてくださったことがあって、見ていたキャストもスタッフもスタンディングオベーションするくらい素晴らしかったことがすごく印象に残っています。かわいらしくてかっこよくて、そんなクリスに少しでも近づきたいと、実演してくださったところを撮影して何度も見返していたことも思い出します。この作品は、すごく長い間愛され続けていてこれまでにたくさんの方が演じてきた作品だと思います。作品の元々のファンの方にも、今回初めて観てくださる方にも、いつの時代も変わらず大切なこと、忘れてはいけないことを守りながら今の『20世紀号に乗って』を届けたいですし、この作品はコメディなので、何も考えず笑って、楽しい時間を過ごしてもらいたいです。ぜひ劇場に笑いに来てください! お待ちしています。
2023年11月19日NEWSの増田貴久(37)がコンサート中に「セクハラ大歓迎」などと発言したことについて、10月26日、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)が朝日新聞の取材に対しコメントを発表した。朝日新聞の記事によると、14日と15日に広島市で行われたNEWSのコンサートで、メンバーがコントを披露する場面が。その際、会社社長という設定だった増田から、「セクハラ大歓迎」という趣旨の発言があったという。故ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題に揺れるなか、波紋を広げた増田の発言。SMILE-UP.は朝日新聞の取材に対し、「特定の人物を念頭に置いたものでも、セクハラを容認する意図でもないと承知している」としつつも、「かような発言を行ったことは承知している」と回答。NEWSメンバーや所属タレントに注意喚起もしたという。しかしこの公演中、増田はほかにも気になる発言をしていた。「15日の夜公演で、増田さんは『ジャニーズ魂は永久に不滅です!ネットニュースになれ!』と挨拶したというのです。さらに『ジャニーズ生まれ、ジャニーズ育ち』とも発言したといいます」(スポーツ紙記者)旧社名には増田も愛着があるのだろう。しかし、10月17日にジャニーズ事務所から社名を変更し、SMILE-UP.は被害者救済とともに再建の道を模索する真っ只中だ。そんな転換期を迎えるなか、NEWSのほかのメンバーからも“大胆な発言”が相次いでいるのだ。「嵐の櫻井翔さん(41)は10月2日に行われた会見に先立ってエージェント契約に関する説明を受けていたと『news zero』(日本テレビ系)で明かしていましたが、小山慶一郎さん(39)は14日の公演で、『エージェント契約についての説明会がない』と発言しました。この発言にはファンからも驚きの声が上がっていました」(前出・スポーツ紙記者)20日に放送された『NEWSの全力!メイキング』(TBS系)では、かつてNEWSを脱退したメンバーに話題が及んだ。「ゲストとしてSexy Zoneの中島健人さん(29)が登場。22年末にマリウス葉さんがSexy Zoneを脱退し芸能界を引退したことに触れ、加藤シゲアキさん(36)は『円満だったじゃない』と言いました。NEWSも過去にメンバーの脱退を経験していることから、小山さんが『俺らが円満じゃなかったみたいになるよ』と突っ込むと、加藤さんは『円満じゃねえだろ、どう考えても!』と発言したのです」(前出・スポーツ紙記者)また、加藤は10月2日の会見で問題視された“NGリスト”の存在にも触れている。「10月9日に行われたNEWSのコンサートにKAT-TUNの中丸雄一さん(40)が見学に訪れていました。公演中にNEWSのメンバーが中丸さんを紹介した際、加藤さんが『中丸くんの名前出していいの?』『NGリストに入ってない?』と、いじるような発言もしていたそうです」(前出・スポーツ紙記者)タレントの広告起用を見送る企業が続出するなど、タレントたちの活動にも性加害問題の余波は続いている。そんななか、“ぶっちゃけ発言”が相次ぐNEWSのメンバーに、SNS上では心配の声が上がっている。《どういう流れからの発言かはわからないけど、今の時期だと慎重になるべきだったね…揚げ足鳥たちもいるからさ…なんかNEWSのメンバーも今回の件で苛立ってる感じは受けて取れるけど、今は抑えるとこは抑えないとね。ドンマイです》《NEWSのなかでは増田さんに好感を持っていたので、ちょっと前から大変残念な気持ちになっている。やはり少し休んでケアしてあげて欲しい。わざわざ言わなくていいことを敢えて言うのはやはり心配だよ》《まっすー大丈夫かな?直接会場でその話を聞いたわけではないけど、まっすーがどういう信念をもって、アイドルを続けているのかは知ってるよ。 とにかく笑顔になって欲しいな。 今は難しい時期だから色々気をつけなくちゃいけないだろうけど、チームNEWSみんなが笑顔になれるといいな!》9月にCDデビュー20周年を迎えたNEWS。記念すべき1年に性加害問題の影響で思うような活動ができず、忸怩たる思いを抱えているのかもしれない――。
2023年10月27日増田貴久主演、浮所飛貴(美少年/ジャニーズJr.)共演、東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ「ギフテッド Season2」から、オールキャストとポスタービジュアルが解禁となった。本作は、並外れた推理力や洞察力、論理的思考を持つ天才刑事・天草那月(増田貴久)と、殺人犯を見抜く眼を持つ高校生・四鬼夕也(浮所飛貴)がバディを組み、様々な難事件に挑む前代未聞の本格ミステリー。原作は「金田一少年の事件簿」や「BLOODY MONDAY」など、数々の大ヒット作を生み出したミステリーの名手、天樹征丸氏が手掛ける最新作。10月14日(土)22時よりWOWOWで放送・配信がスタートするSeason2では、“那月の過去”と“不可解な連続殺人事件”の真相に迫るオリジナルストーリーが展開される。新聞記者が路上で刺殺され、警視庁捜査一課の刑事・天草那月(増田さん)と、殺人犯が“視える”高校生・四鬼夕也(浮所さん)は事件を捜査することに。2人は殺害現場で不審な行動をする探偵・八雲穂積(中山優馬)と遭遇する。後日、犯人は逮捕されるが、被害者に対する殺意も、動機すらもなかったことが判明。次々と起こる“殺意なき惨殺”、その裏側に隠された真相とは――。卓越した推理力と強い正義感を持つ刑事だが、ある事件をきっかけに失踪する那月の父・天草恒河役に、田辺誠一。捜査に熱心に取り組む特命捜査チームの厳格な刑事・烏森沙耶役に黒谷友香。上司の記者が刺殺され、事件の真相を追うことになる新聞記者・高牧絵梨佳役に、宮本茉由。ある人物との接触により、連続殺人事件に巻き込まれていく男・丸岡隆役に神保悟志。特命捜査チームで那月と行動する刑事・大久保正二役に笠原秀幸。高牧の上司であり、事件の犠牲となる新聞記者・山田忠文役に高橋努。そして、難事件を次々と解決する那月に興味を持ち、ともに事件解明へと奔走する特命捜査チームの室長・神原勇作役に、高橋克典。なお、Season1に引き続き、那月の同僚刑事・竜崎美都役で泉里香、鷲巣潔役で小手伸也、“四鬼神流”の四鬼の1人・弓月兵馬役で松井玲奈が出演する。併せて解禁されたSeason2のポスタービジュアルは、Season1の希望を感じさせる鮮やかなポスターとは一転、シリアスな表情で真実へと立ち向かう登場人物たちが印象的なデザインになっている。「その殺人には“裏”がある。国家を揺るがす壮大な陰謀とは――」というキャッチコピーが表す通り、Season2の手に汗握る本格クライムサスペンスを予感させている。田辺誠一コメント/天草恒河役天樹征丸先生原作のドラマへの参加は三回目になります。26年前の「サイコメトラーEIJI」の沢木晃役、14年前の「神の雫」の遠峰一青役。放送から随分と時間が経っていますが、今でもSNS等で想いのこもった感想をいただくことが多く、演じた人間としては感無量です。そして2023年、三回目です。増田くん演じる天草那月の父、天草恒河を演じます。この作品、登場人物も皆さんの心に届き、楽しんでもらえると嬉しいです。よろしくお願いします!高橋克典コメント/神原勇作役増田くんとは、17年ぶりの共演。大人になった増田くんとのシーンを楽しんでいます。僕が演じる神原のチームは、Season1で起きた事件からつながる裏の真実にたどり着けるのか。どうぞお楽しみに!WOWOW×東海テレビ 共同製作連続ドラマ「ギフテッド Season2」は10月14日(土)より放送・配信スタート(全8話)。Season1は毎週土曜日23時40分~フジテレビ系全国ネットにて放送中。「WOWOW×東海テレビ 共同製作連続ドラマ ギフテッド Season2」【放送】毎週土曜22時~(全8話) ※第1話無料放送WOWOWプライム・WOWOW4K【配信】各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信[無料トライアル実施中]WOWOWオンデマンド(シネマカフェ編集部)
2023年09月11日「幸薄そう…」という言葉からは、どうしてもネガティブなイメージを抱きがち。誰かから言われたりすると、あまり良い気持ちはしませんよね。では一体、どのような特徴をもっていると、“幸薄い”イメージを与えてしまうのでしょうか。そこでここでは、20~30代の女性約200人が集まるanan総研メンバーに聞いた「幸薄いなと感じる人の特徴」についてご紹介します。女性約200人調査「この人、幸薄いなと感じる特徴」3選いつもハッピーオーラ全開で何をしてもうまくいくように見える人がいる一方で、なぜか何をしても空回ってしまったり、周りから「幸薄そう」と思われがちな人もいますよね。今回は、20~30代の女性約200人が集まるanan総研メンバーに聞いた、「幸薄いな」と感じる人の特徴をご紹介します。天気に恵まれない人「ある男友達は、大切な日はいつも雨が降ったり、不倫したらあっさりバレたり…。基本的に運が悪いんだなと思う人はいますよね」(36歳・専門職)「友人なのですが、イベントの日はなぜか毎回のように雨が降り、さらには体調を壊しています。本人には言えないけれど、正直幸薄そうだな…と思っています」(31歳・自由業)大事なイベントの時など、「毎回あの人が来ると雨が降る」なんて思われている人は、天気運が悪いというイメージから「幸が薄そうな人」という印象を周りに与えているかも。こればかりはコントロールができないため、まさに「運」の領域ですよね。あなたは、いざという時の天気運、いかがですか。自信のなさそうな人「会社で働いていて、自信のなさそうな人(色々な面で下向きな人)は、運が悪そうだなと思ってしまいます」(26歳・会社員)職場だと、周りに仕事ができる人が多ければ多いほど、自分と比較して自信を無くしてしまう…なんて人も多いのではないでしょうか。しかし、ちょっと無理してでも自信があるふりをして仕事を引き受けてしまえば、自然とできてしまうなんてことも。自信がなさそうな雰囲気で得をすることは少ないので、どうせならちょっと無理してでも自信があるように振る舞うと、周りからの印象も変わり、良い循環が生まれてくるのかもしれませんね。ネガティブな発言が多い「なんでも否定的な意見を言う、元会社の同僚。褒めても自分のことを否定するし、人のことも常に否定しているし…一緒にいると負のオーラに巻き込まれそうになるので、あまり関わらないようにしています」(31歳・会社員)「いつもネガティブで活動しない人。ご飯に行ってもいつも「〇〇はいいよね、私なんてそんなことできない」と言われ…。だいたい仕事を言い訳にしている気がします」(28歳・自営業)最も多かったのがこの「ネガティブなことばかり言う人」という回答。確かにポジティブな発言をしている人に対しては、あまり「幸薄そう」な印象を受けませんよね。ちょっとした意識で発言は変えられるもの。印象を変えたければ、自分の口から出る言葉にしっかりと責任を持つことが大事なのかも?イメージは自分で変えられる!?いかがでしたか。「幸が薄い」という印象を相手に与える人は、「ネガティブな発言が多い」「自信がなさそう」など、その人の内側から滲み出る要因が大きいようです。つまり、大事なのは自分がどのような心持ちでいるかということ。「幸薄そうだよね」と言われても気にしないくらいの強いメンタルでいれば、自然とポジティブオーラを醸し出す人間になっていくのかもしれませんよ。©fizkes/Adobe文・オリ子
2023年09月09日海の幸はもちろん、野菜や果物も豊富な“食”の島・佐渡。農家民宿やゲストハウスのレストランなど、島の食材の魅力を体感させてくれる宿を目指したい。海、山、里の食材を丸ごと!ごちそうの島・佐渡へ。葡萄農家の宿 Andante【新潟県/佐渡】ワインの旨味と佐渡の旬の味を、ゆっくり、たっぷり味わおう。ゴーゴーと重低音で吹き荒ぶ寒風や、日本海独特の荒波…。佐渡と聞いて、そんな“荒い”イメージしか湧いてこなかった人にぜひとも知ってほしいのが、島の食の豊かさです。佐渡は東京23区よりも約1.5倍大きい、日本最大の離島。海の幸に目を向ければ、重量級のマグロから、ブリ、イカ、タコ、アワビにサザエ、エビやカニ…。ワカメ、ナガモにモズクなど、海藻類も種類豊富に揃います。里山では、同じく新潟の魚沼産に負けず劣らずの風味を誇るコシヒカリ、さらに栄養たっぷりの野菜が育つ土壌が魅力。佐渡牛や地鶏の畜産、酪農も盛んです。イチゴやスイカ、リンゴに西洋梨、黒イチジクなどが季節ごとに実り、フルーツ好きも魅了します。佐渡は、旅行熱が久しぶりに湧いてきた今、オススメしたいデスティネーション。食を満喫でき、五感をフルに刺激してくれる宿を目指して出かけてみましょう。1軒目は、佐渡でワイン造りを目指す夫婦が営む、1日1組限定の農家民宿。数年前雑誌に掲載されていた、佐渡でゼロからナチュラルワイン造りを始めたフランス人醸造家のジャン=マルク・ブリニョさんの記事を読み、導かれるようにやってきた二人。醸造用のブドウを栽培しながら、かつて、夫婦で巡ったポルトガルやスペイン、フランスのワイナリーや農家民宿で出合った味を宿泊客に提供しています。料理の担当は夫の下川淳也さん。飲食業界に勤めていたものの調理担当ではなく、自分たちが食べたいもの、ワインに合うものを作っているだけ、と謙遜しますが、佐渡の食材の滋味深さを余すところなくいただける料理の数々は、シンプルだけど豊か。「なるべく佐渡の食材を使い、基本地元のスーパーで買えるようなもので作っているのですが、逆にレパートリーが広がっていった気がします」と妻の千里さん。この日のメニューは、庭の山椒の葉をアクセントに入れた、ヒラメとアスパラの春巻きなどのアペリティフから始まり、締めのポルトガル風タコ飯まで…。夫婦の狙い通り、グラスをテーブルに置く暇がないほど食もワインも進みます。しこたま飲食を楽しみ、その後眠りにつくのも、すべてゲスト専用のスペースとなる古民家の離れ。下川夫婦の温かなもてなしで、心地よい時間が流れます。ある日の夕食。前菜の炙り稚鰤のツナ サラダ仕立て。手前のスープは水とギー(バターオイル)で作った新玉ねぎのポタージュ。寝室は2部屋。4人まで泊まれる。ワインと愉しむ夕食から一転、朝食は胃腸に優しい和食スタイル。蒸し野菜、旬魚の昆布締め、しいたけの佃煮などが並んだ。下川千里さんと淳也さん。「ワイン造りは自然との付き合いなので、計画通りには行きませんが、いずれ佐渡らしいオリジナルワインが造りたいです」と語る。佐渡市大倉谷672‐31日1組限定(4名まで宿泊可能)水・木・土・日曜(連泊希望の場合は要相談)1泊2食付きの料金1名¥17,600~。朝食のみや素泊まりプランもある。予約は3か月先まで。チェックイン16:00~21:00チェックアウト7:00~10:00SEISUKE next door一皿一皿に丁寧な仕事が施された、ディナー目当てに訪れたい。海岸線に沈む夕景が美しい、海沿いのゲストハウスの1階には、シェフ・尾﨑邦彰さんのレストランがあり、美しい海と美味しい食事を求め、地元客もやってきます。大阪での割烹料理店からスタートした尾﨑さんの料理人人生。フレンチに転向し、東京の名店やフランスの三つ星レストランで修業し、オーストラリアで3店舗も切り盛りした後、心身のリセットに訪れた佐渡で、土地の魅力と島の食材に強く惹かれ移住を決意。「料理人の想像力を掻き立ててくれる場所ですね。佐渡の海は私にとって市場で、山全体が畑のような感覚。鯵を釣って、ちょっと苦味を足そうかと、山に行ってウドを採ってくるような日々です」この日のディナーは、銀鮭、メジマグロ、新潟和牛がメイン。佐渡に来て、ゼロから料理を作りたい思いに火がつき、醤油や味噌、リコッタチーズなどを自ら造り、食材の魅力をさらに引き立てるレシピを考案しています。レストランのテラスには、ハーブにレモン、ブドウの苗木まで栽培中。「ゆくゆくはワインも造りたいなあ、と思っているんですよ」モダンなデザインのヴィラ。2階には客室だけでなく、共有スペースとして、広々したゲストラウンジとキッチンがある。ディナー¥8,000の一例。メジマグロのタルタル、もろみ醤油やハーブを添えて。朝食は地元で評判のパン、『へんじんもっこ』のソーセージ、佐渡産のジュースや牛乳などを自由にいただける。野菜や卵を近所のスーパーで買い、キッチンで料理。テラスで海を眺めながらいただこう。「その日の食材で内容は日々変わります。旬の味を楽しんでください」とオーナーシェフの尾﨑さん。佐渡市河原田諏訪町207-76TEL:0259・58・7077ディナー¥7,000~ランチ11:30~14:00ディナー18:00~20:00(要予約)水曜休ランチ¥3,500~(テイクアウトメニューもあり)。ゲストハウス「Guest Villa on the 美一」1名1室・1泊朝食付きの料金¥6,000~(ツイン2部屋、ダブル3部屋。1棟貸し切りも可能)チェックイン15:00~22:00チェックアウト11:00カールベンクス 古民家民宿 YOSABEI食べ歩きの後は農家民宿に…。野菜たっぷりの朝食で心身を整えて。尾﨑さんのように、肩に力は入れずに強い思いはある、そんな移住者が活躍できるのも佐渡の魅力。3軒目に紹介する古民家民宿のオーナー・仲塚周子さんは、父親の実家の築200年経つ古民家が解体される話を聞き、夫婦で移住を決め、農業と民宿を始めた一人。「解体するのはもったいない、と夫も賛同してくれ、ダメ元でアプローチした古民家再生の第一人者のカール・ベンクスさんに、リフォームを手がけてもらえました」ヨーロッパでは街道筋で農家民宿がよくあるし、この場所でもやってみたら?と勧められて、旅好きでもある仲塚さんが、旅行者の憩いの場になればと宿を開始。「佐渡はとにかく美味しいものが多いから、いろんな場所に食べ歩いてほしいので、我が家での提供は朝食だけ。外食では不足しやすい野菜をたっぷりと、美味しいお米とともに用意しています」数年前、長屋門を地元の大工たちとリフォームした一棟貸しもあり、好みの泊まり方が選べます。佐渡は、人任せではなく、自分で好きなように回りながら“食”を愉しむ旅が叶う場所なのです。オレンジ色の外壁に黒い屋根のコントラストが美しい、カール・ベンクス氏が手がけた母屋。カフェスペースが1階にあり、2名まで泊まれる客室は2階にある。仲塚さん一家4人もここに暮らす。軒下に干したトウモロコシで、ポップコーンを作る。元気な愛犬・黒丸くんと。色鮮やかな野菜中心の朝食。お米も美味しい。近所の農家さんに教えてもらいながら始めた無農薬栽培の畑。「元気に育っていますね」と仲塚さん。佐渡市三瀬川549TEL:0259・67・7284予約の際に確認を。カール・ベンクス氏が手がけた母屋は1日1組限定(2名まで宿泊可能)。1名1泊朝食付き¥16,500(2名だと1名¥12,100)、1棟貸し切りの「青の家」は、1泊室料¥39,600(8人程度まで)チェックイン16:00~チェックアウト10:00『Hiruma Cafe』火・水曜11:00~15:00新潟県にある2つの港、新潟港、直江津港から船に乗って佐渡の両津港または小木港へ。所要時間2時間30~40分のカーフェリー、1時間7分で結ぶジェットフォイル(新潟港発着便のみ)がある。各宿へのアクセスは、路線バス、タクシー、レンタカーで移動。※『anan』2023年7月5日号より。写真・中村香奈子取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2023年06月30日離島特産品専門ECサイト「島の幸々(しまのさちざち)※1」を運営する株式会社京阪百貨店(本社:大阪府守口市、社長:辻 良介)と離島専門WEBメディア「りとふる」を運営する株式会社プラスエイチ(本社:福岡県福岡市、社長:矢野望)は、日本全国の離島の特産品・観光・暮らしの情報をより多くの方に知っていただけるよう、両WEBサイトでの連携を開始いたします。本連携の最初の取り組みとして、京阪百貨店が運営をする「島の幸々」のプロモーションを相互に行い、離島特産品の販路拡大支援を開始いたします。※1 島の幸々はECモール「よろずを継ぐもの」内に出店するショップです。取り組み(販路拡大支援)について本取り組みは、離島特産品専門ECサイト「島の幸々」での、全国各地の離島特産品オンライン販売を支援する取り組みです。京阪百貨店が長年培ってきた商品目利きや販売ルートといった流通のノウハウに加え、プラスエイチが運営する国内最大級の離島専門WEBメディア「りとふる」の発信力をお互いに活用することで、離島特産品の販路拡大を支援いたします。島の幸々への商品の出品について【概要】・商品の初期登録費用は無料です。・事業者への送料の負担は原則ありません。・商品登録や商品写真手配など、島の幸々の販売担当者が支援いたします。・サイト運営者の株式会社京阪百貨店が販売者となり、皆さまの商品を仕入れて販売いたします。【連絡先(Eメール)】 shimano-sachi@yorozutsugu.jp 商品の初期登録費用は無料で、ご注文があった商品は直送スキームにより離島の事業者さまより直接お客さまに商品を発送いただきます。なお離島事業者への送料負担は原則ありません。生産者や事業者・公共団体の皆さまは商品の情報を提供するだけで販路拡大に繋がります。興味のある生産者(事業者・公共団体)から、メール( shimano-sachi@yorozutsugu.jp )でご連絡いただいた後は、京阪百貨店のバイヤーが直接連絡いたします。島の幸々について「島の幸々(しまのさちざち)」は、京阪百貨店が2022年5月にオープンした、離島の豊かな産品の味わいを届ける離島特産品専門ECサイトです。バイヤーが自ら離島を訪ね、現地の生産者と会話し厳選した、品質の高い商品や独自の文化・味わいを紹介しています。全国のお客さまに離島で生産される商品を届けることを目指し、日々新しい商品の取り揃えを進めています。日本には400以上もの有人島があり、離島は海洋資源や自然環境の保全にとても重要な役割を担っていると言われています。「島の幸々」を通じて島民の方々の幸せや、島に伝わる文化や伝統を伝えることも目指しています。島の幸を頂きながら島の自然はもとより暮らす人の生活を守る、支えあう気持ちを持ち続けていきたい、そんな思いを込めたショップです。■サイト名称:島の幸々(しまのさちざち)■取 扱 商 品 :離島の農産物、海産物、畜産物、ほか特産品など■サイトURL : りとふるについて「りとふる」は、“離島に行こう” “離島に住もう”という2大ニーズに関連した情報を、日々WEBとInstagramなどのSNSで発信している離島専門WEBメディアです。「島の美しさ(beautiful)を知ってほしい。島の文化を大切(careful)にしてほしい。」という想いから、「りとふる(ritoful)」という名前が生まれ、2019年4月より運営しています。現在では、SNSの総フォロワー数も1.3万人以上と国内最大級の離島専門メディアとなりました。離島の観光情報はもちろん、特産品、仕事(求人)など様々な情報を読者にお届けしています。離島を愛する多くの人々に親しまれ、「離島といえば、りとふる」と言っていただけるような総合サービス会社になることを目指しています。■サイト名称:りとふる■サイト内容:離島の観光情報、求人情報、移住情報などメディア発信■サイトURL: 今後の連携について本件では京阪百貨店とプラスエイチは、島の特産品PRを相互協力することで離島の素晴らしい商品を全国に広めてまいります。互いのWEBサイトの特徴を活かしながら、知られるべき素晴らしい特産品・観光・暮らしといった島ならではの魅力を一層お伝えできる形で今後も連携を進めてまいります。230621_keihan-dept.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月21日増田商事株式会社(本社:神奈川県横須賀市、代表取締役:増田 英雄)は、当社が経営するガソリンスタンドから湧き出した温泉「増田高濃度温泉」の商品ラインナップやパッケージを全面リニューアル。公式サイト及び店頭にて2023年3月16日(木)より発売します。天然の温泉そのままをご自宅にお届けする「増田高濃度温泉」。生活環境の変化や温暖差でカラダの不調がおきやすいこれからの季節、ぜひバスタイムにご活用ください。詳細URL: 「増田高濃度温泉」商品ラインナップ■「増田高濃度温泉」ストーリー<ガソリンスタンドの地下から温泉が!>10年以上愛用してくださるリピーターも!増田商事株式会社は、神奈川県横須賀市にある創業51年のガソリンスタンドです。平安時代から鎌倉時代にかけて三浦半島を領地としていた三浦氏の本拠地、衣笠城のすぐ近くに位置しています。当時は湧水が豊富で人々や馬の休憩場のような所だったことから同地域は「井戸店」と呼ばれていました。1993年にガソリンスタンドの洗車機の水にしようと井戸を掘ったところ、湧き出た水が神奈川県温泉地学研究所の分析の結果、温泉と判明。良質な泉質で、成分が温泉法の基準値よりもかなり多いことから「増田高濃度温泉」と名付けました。濃度が濃いので自宅で入浴剤の感覚で使用し、家庭で温泉を楽しんでいただけたらと2004年10月に許可を取り、2005年2月よりガソリンスタンドで販売しています。店頭に優しい木目調のご案内を設置<もっと多くの困っている方にお届けしたい!>店頭販売から18年。リピーターが増え、「リウマチの進行が遅くなった」「鎮痛剤を手放せた」「愛犬の湿疹がなくなった」と好評なことから、より多くの方にお届けしたいとこの度「増田高濃度温泉」の商品ラインナップを一新。また、温泉に入りたくとも温泉地まで行けない方や、遠方の方にも利用していただきやすいよう新たに公式オンラインショップを開設。通常のラインナップに加えて、希少な温泉を必要な方にしっかり毎月お届けできるよう、お得な定期コース(サブスク)を新設しました。ロゴマークはタイヤをモチーフにした温泉マークに!■「増田高濃度温泉」の特徴<1L入れるだけ!毎日のおふろが温泉に!>1日1,400L。地下岩盤の割れ目からゆっくりすこしずつ湧きあがる希少な温泉です。木目を基調とした店内でおもてなし[泉質]ナトリウム-塩化物冷鉱泉(旧泉質名 純食塩泉)弱アルカリ性 高張性 冷鉱泉[pH値]pH 7.761L入れるだけ!毎日のおふろが温泉に!●19種類の適応症[効能]神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病●温泉法(※)10倍の高濃度温泉厳しい基準をクリアした、医療効果が期待できる温泉を「療養泉」といいます。増田高濃度温泉は溶存物質が1kg中12,190mgと基準値の約10~12倍と高い治癒効果が認められた療養泉です。※温泉法とは温度が25℃以上又は指定された成分が一定量以上含まれること。●高濃度だからこそ少量で温浴効果抜群!コスパも◎希釈400倍。ご家庭のお風呂(200L)に使用する場合、症状にあわせて500ml〜1,000mlをいれることをおすすめしています。●3つの特徴Point1 カラダの芯までぽっかぽか!ナトリウム-塩化物泉Point2 お肌つるつるすべすべ pH値7.76 弱アルカリ性Point3 全身のコリがゆるゆるほぐれる高濃度だから温浴効果アップ!赤ちゃんや敏感肌の方、ペットにも安心■「増田高濃度温泉」通販商品ラインナップ(税込、送料込み)おうち温泉が楽しめるギフトや横須賀みやげとしてもおすすめです。・1L×3個セット 3,000円・4L ポリタンク 2,400円・10L BOX 4,000円・お得な定期コース(月1回お届け) 10L BOX 3,600円初回から継続的に10%off、12回目にプラス1BOXのプレゼントと特典がいっぱい!※店頭では、リニューアル記念限定のお試ししやすい価格で販売。持ち帰り専用容器もご用意しています。※沖縄及び離島へのお届けは別途送料が1,000円(税込)かかります。10L BOX/段ボールを開けずに注げて便利です。ギフトにもおすすめ!<リニューアル記念キャンペーン>・【通販】1Lx3個セット、4Lポリタンク、10LBOXのいずれかをご購入、または【店頭】「ツクツク!!!アプリ」新規ご登録&「お気に入り」登録で高濃度温泉原液スプレー1本(100ml)プレゼント! ※なくなり次第終了となります。・【通販】お得な定期コース10LBOXをお申込みで、3ヵ月目にもう1BOXプレゼント!リニューアル記念キャンペーン「増田高濃度温泉」公式オンラインショップ 【増田商事株式会社について】創業 :1971年6月事業内容:ガソリンスタンド(ENEOS)、カーコーティング(keePerプロショップ)、カーメンテナンス、温泉水販売所在地 :〒238-0026 神奈川県横須賀市小矢部3-6-6日本さくら名所100選の衣笠山公園向かい(見頃:3月下旬〜/4年ぶりのさくらまつり開催)お花見のお土産としてもおすすめです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月09日広瀬すず、永瀬廉共演のTBSドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」。その第2話が1月24日オンエア。マンボウ役の増田貴久の演技を賞賛する声が上がるとともに、アリエル役の内田理央の“ヘアスタイル”も話題を呼んでいる模様だ。恋愛ドラマの名手・北川悦吏子が完全オリジナル脚本を手掛ける本作は、九州の片田舎で育ったヒロインが、幼なじみの婚約者を追って上京した先で音楽家を目指す青年と運命的で衝撃的な出逢いを果たすことから始まる青春ラブストーリー。九州の片田舎でのびのび育ち、婚約者の元へと上京してくるも突然婚約破棄され、実家に戻るに戻れず「雪平邸」で暮らすことになった浅葱空豆を広瀬さんが演じ、大学卒業後、就職せず音楽の道を選んで“コンポーザー”として成功を目指しているが、鳴かず飛ばずで普段はカフェでアルバイトをしている海野音に永瀬廉(King & Prince)。芸術家&資産家で空豆と音が暮らすこととなる下宿先「雪平邸」の主でもある雪平響子に夏木マリ。響子の息子で若き起業家の雪平爽介に川上洋平([Alexandros])。空豆の幼馴染みで婚約者だったが、東京で新しい恋人ができて空豆を捨てた葉月心に黒羽麻璃央。音がアルバイトをするカフェで出会う菅野セイラに田辺桃子。サウナで倒れた空豆を介抱した老舗蕎麦「大野屋」の看板娘・丹沢千春に伊原六花。音が所属する大手レコード会社「ユニバースレコード」の担当A&R、磯部真紀子に松本若菜。人気ユニット「ズビダバ」のセクシー路線ボーカリスト・アリエルに内田さん。仮面をつけ謎に包まれたアーティスト・マンボウに増田さんといったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話では空豆が雪平邸に下宿、音との共同生活が始まることに。千春から婚活パーティーを勧められた空豆は服装も一新。爽介とともに異業種交流会に出向く。一方音もバイト先でセイラから電話番号を渡され…というストーリーが展開する。謎の仮面をつけ登場。初対面の音に最初はクールに接していたものの、音からファンだったと言われサインを求められると、とたんにテンションが上がり、自ら色紙を探しに行くマンボウ…。SNSではマンボウ役の増田さんに「あー。どんな服も着こなすマンボウ。。増田貴久しか出来ん役」「あの少ないセリフとワンシーンの仕草だけでどういう人なのかよく分かる感じがとても最高」「色気半端ないしイケボすぎませんか」「またまた増田貴久の演技の幅が広がり。。伸び代しかない」といった反応が上がる。そしてマンボウが色紙を探しに行った隙に、音に近づきファンだと告げると、「好きな人見ると触りたくなっちゃう」「キスしたくなっちゃう」など積極的にアプローチを始めるアリエルを演じた内田さんにも「内田理央ちゃん、このスタイリングもかわいいな」「内田理央の、赤髪?あれなんと?可愛い過ぎんか」「こんなにピンク髪がコスプレ感なくファッションとして映えてるの美しかった」など、そのヘアスタイルを中心に大きな反響が送られている。【第3話あらすじ】それぞれの恋を見つけていく空豆と音。そんな中、空豆は「人生が大きく変わるかも」と思える心沸き立つ夢の種に出会う。運命の出会いをきっかけに、動き出す空豆と音の新たな道…。「夕暮れに、手をつなぐ」は毎週火曜22:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2023年01月25日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。 今回は俳優の幸澤沙良さんです。ドラマデビュー作にして初主演を務めるニューヒロイン!今夏オーディション番組でグランプリを獲得。ドラマ『差出人は、誰ですか?』(TBS系)で主人公・美月を演じる。「美月はどこにでもいそうな子。でも“普通”が難しくて。考えすぎず感じたことを素直に表現しています」。以前は人前に出るのが苦手だったとか。「俳優に憧れていたけど、学校の授業で音読するだけで顔が真っ赤になっていました。一歩踏み出せたのは、同じオーディション番組で昨年デビューした先輩・飯沼愛さんの活躍を見たから。私も誰かの背中を押せるような俳優になりたいです」ジャンルを問わず、漫画が大好き。最近のお気に入りは『ヲタクに恋は難しい』。キュンとするし、面白い!小説ならホラーやミステリーを。『medium 霊媒探偵城塚翡翠』は予想外の結末があって、ハマります。愛犬のルーは癒しの存在!3歳のトイプードル。私が帰宅すると大歓迎してくれるのがたまりません。こうざわ・さら2005年生まれ。『私が女優になる日_』season2(TBS系)で応募者約5500人の頂点に。よるおびドラマ『差出人は、誰ですか?』は毎週月~木曜24時40分より放送中。※『anan』2022年11月9日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年11月08日日本で長年問題視されている、満員電車。通勤時間になると、都市部の路線の混雑率が100%をゆうに超えるのは珍しくありません。満員電車は押しつぶされそうになるほど混雑しており、他人との距離感が近くなるため、乗客はストレスを感じています。そんな状況下で、もう1つ社会で問題視されているのが、合意なく他者の身体に触れる痴漢行為。身動きがとりづらいことに加え、人ごみで死角が生じることから、混雑した電車で痴漢被害を受けた経験のある人は多く存在しているといいます。痴漢行為に対するJRのアナウンスがネットで物議2022年8月30日にTwitterへ投稿された、1本の動画が議論を呼んでいます。撮影者は、東京都新宿区にある埼京線新宿駅にいた男性。駅のホームにいたところ、駅員のアナウンスに耳を疑い、動画を撮影したのだとか。動画では、駅員が拡声器を使用し、電車の利用者に向かってこのように呼びかける姿が映っていました。防犯カメラは多く設置しておりますが、痴漢は多くいらっしゃいます。痴漢をされたくないお客様は後ろの車両をぜひご利用ください。※写真はイメージアナウンスの内容は、痴漢の注意喚起を目的としたもの。埼京線は、痴漢被害が多く報告されている路線の1つです。しかし、「痴漢がいらっしゃいます」という尊敬語や、「痴漢をされたくないお客様」といった被害を受ける側を指す言葉に対し、撮影者を含む多くの人が疑問を抱いたのです。大空幸星、『痴漢注意アナウンス』に持論を展開情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)は、同年9月8日の報道で動画を紹介。JR側はアナウンスについて、「空いている車両への案内を目的としたアナウンスだったが、適切ではない部分があった」とコメントしています。キャスターとして出演している実業家の大空幸星(おおぞら・こうき)さんは、実際の動画を見た上で、このように意見を述べました。ちょっと擁護するとね、鉄道会社って防犯カメラを各車両に設置してたりするし、女性専用車両も設けていたりするので、一生懸命やってるのも事実なんです。ただ、これやっぱり諦めているように聞こえるわけですよね。やっぱり痴漢っていう犯罪行為の対策は諦めてはいけないということを、しっかりいっていかなきゃいけないと思います。めざまし8ーより引用大空さんは「痴漢対策を諦めているように聞こえるのが、大きな問題」と指摘。もちろん、大空さんがいうように各鉄道会社はさまざまな対策をとっています。しかし、被害を受ける側にこうして避難を呼びかけては、対応を怠っている印象を与えてしまうでしょう。番組放送後、アナウンスの件はテレビを通してさらに多くの人に広まり、いろいろな意見が上がっています。・大空さんに同意。いい方のせいでどこか投げやりに聞こえて、そりゃ批判の声も上がるよ。・確かに自衛を呼び掛けるのは大事だけど、この伝え方はダメだと思う。・本当にそれよ。親切心からの行動なのは分かるんだけどさ…。動画で「痴漢は多く…いらっしゃいます」と間があったことから、ネットでは「駅員が言葉選びを誤ってしまったのではないか」という声も。混雑中のアナウンスだったため、駅員はマニュアルを読み上げたのではなく、自身で臨機応変に行動しようとした結果だったのかもしれません。大空さんがいうように、鉄道会社をはじめ、世間が痴漢行為に対して「それは犯罪行為だ」と主張することが重要であり、被害を減らすカギなのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年09月11日芸術家・画家である増田 薫は、淡路島を拠点に絵描きとして活動をして10年目を迎え、この度自身初となる芸術版ジャーナリズムプロジェクト『NO BORDERS PROJECT2022―国境はない―』を立ち上げました。作品を通じてその土地独特の文化やカラーを世界に発信したいという想いからプロジェクトの資金調達を、クラウドファンディング「CAMPFIRE」にて2022年8月31日まで実施しております。「CAMPFIRE」クラウドファンディングサイト 芸術版ジャーナリズムプロジェクト『NO BORDERS PROJECT―国境はない―』 1■プロジェクト開始の背景増田 薫は約10年間、皆さんの心や想いに寄り添って絵を描く事に力を注いできました。増田は自分の持つ可能性が0になるまで芸術を通して様々な挑戦を続けていますが、2022年、ここからは増田が培ってきたそれらのことをいかして、あるプロジェクトを始動する決心をしました。『NO BORDERS PROJECT2022―国境はない―』増田は絵描きとしての自らが作ったレールで、『絵描きはこうでなくてはならない』を取っ払った新しい形としてジャーナリストのアーティスト版のような…そんな第一人者になろうと思っています。今まで誰もやっていないことだからこそ結果も分からない。しかし、どう考えてもできない理由が見つからず、やらない理由もなく、シンプルに今やるべきだと感じたため、このプロジェクトを開始いたしました。■特徴NO BORDERS PROJECTは、ジャーナリストのアーティスト版のような活動です。現地に滞在して作った作品をオークションにかけ、落札金額を現地の人々に役立つ形で還元すると共に、次の国での活動原資とします。2022年11月、アフリカのベナンを皮切りに年間2、3か国のペースで活動します。1か国目の原資調達のために2022年7月28日よりクラウドファンディングを実施しております。・メディアでは取り上げられていない、その土地に暮らす人々の現状や想いを絵やカラーを通して世界に広める事ができる・彼らのセンスが光る・自分たちが描いたものに価値がつき好きな物を買うことができる・メディアを通してグローバルに故郷淡路島のPRもしたい■リターンについて3,000円 :ポストカード3枚セット5,000円 :Tシャツ10,000円:フォトブック15,000円:似顔絵ペア※その他リターン商品はクラウドファンディングページにてご確認いただけます!■プロジェクト概要プロジェクト名: NO BORDERS PROJECT2022期間 : 2022年7月28日(木)8:00~8月31日(水)23:59URL : ■増田 薫概要プロジェクト名:NO BORDERS PROJECT2022代表者 :増田 薫<URL>Instagram: Facebook : YouTube : Twitter : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】NO BORDERS PROJECT2022お客様相談窓口メール: nobordersproject.3333@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月15日業界初!本物の金、純度99.9%の金「純金」を使った金の運幸。株式会社RAIN(東京都台東区 代表取締役 石川 正道)の純金事業『JUNGOLD(ジュンゴールド)』が、「2022年8月12日」より、応援購入サービス「Makuake」にて『業界初!本物の金、純度99.9%の金「純金」を使った金の運幸』の先行予約販売を開始致しました。当商品は、純度99.9%の金「純金」のお守り&ジュエリーであり、現在、開始わずか2日間で既に、『応援購入総額100万円以上』を集めており、世間の運幸人気と純金素材への興味の高さを示す商品となっております。プロジェクト掲載期間:2022年8月12日(金)10:00から9月29日(木)18:00まで。URL: Makuakeプロジェクトページ : 【新発想「金」と「運」の力】運幸は純度99.9%の金「純金」製のお守りだから金運もMAX?デザインは「バナナ運」「巻き運」「運コイン」の3種類、いずれも中空でもメッキでもない、無垢な本物の純度99.9%の金「純金」を使用しております。使い方としては、お守りケースに入れてお財布に入れたり、鑑賞用の額縁ケースにいれてリビングに飾ったりして、金と運のご利益を感じてみてください。【資産になる純金の運幸】楽しみながら資産を持つ体験純金そのものが資産であることは、ここ数年の大きな価格上昇もあり、広く世間に知られているところです。何年、何十年、何百年経っても、色褪せない素材と上がり続ける資産価値が、この商品の魅力のひとつです。※この商品は金融商品ではございません馬鹿馬鹿しくも真面目に考えた、純金の運幸たち「バナナ運」日々あたりまえにしている便の中でも「バナナ形」は善玉菌が多く、とても健康状態のいいことを表しますので、最も理想の形と言えます。純金のバナナ運には「美しいシルエット」に加えて「日々の健康に感謝する」という意味があります。「巻き運」子供の頃のヒーロー?であり、うんこと言えばこれと定番の形です。子供の頃、散々口にしたり、絵に書いたりしたものを、資産価値の高い「純金」で表現してみました。純金の巻き運には「子供の頃の思い出」「馬鹿馬鹿しさ」が詰まっています。「運コイン」コイン自体が幸運をよぶアイテムであることに加えて、「運」の文字が片面に「バナナ形」がもう片面にデザインされている両面モデルです。この運という文字をよく見てください、そうです運幸なんです・・・ラッキーアイテム「馬蹄」と純金の運幸の組み合わせたジュエリーシリーズ。「with Benki」「純金の運幸」にK18やプラチナのリングやペンダントをあしらったジュエリーです。馬蹄がラッキーアイテムであり、便器にも見えるため、スタイリッシュでユーモアのあるものに仕上がっております。純金の運幸のイメージ動画1)【それは神様の仕業かも知れない?編】2)【幸運の反対は?編】商品の紹介「純金の運幸のお守り」素材:純金(K24)製「バナナ運」(小)約0.3g 幅約6.5㎜×厚み約2㎜8,800円~(大) 約1g 幅約10㎜×厚み約3㎜18,800円~「巻き運」(小) 約0.3g 幅約4㎜×厚み約3㎜8,800円~(大) 約1g 幅約6㎜×厚み約4㎜18,800円~「コイン運」(小) 約0.3g 幅約6㎜×厚み約1㎜8,800円~(大) 約1g 幅約8㎜×厚み約1.5㎜18,800円~「リング」【K18+純金0.3g】「withBenkiリング」重さ合計:約1g 27,800円【pt900+純金0.3g】「withBenkiリング」 重さ合計:約1.3g 28,800円「純金の運幸のジュエリー」【K18+純金0.3g】「withBenkiネックレス」重さ合計:約1g 28,800円【K18+純金0.3g】「withBenkiネックレス」重さ合計:約1.3g 29,800円「特大約10gの純金の運幸 」【純金10g】幅2.4cm188,000円※すべて国内製造の刻印付き価格について株式会社RAIN純金事業「JUNGOLD 」「純金で心躍る体験を」純金ブランド「JUNGOLD」では、これまでMakuakeのプロジェクトで、3000万円以上の応援額を頂きました。これからも「新しい体験」に挑戦していきます!「サステナブルなものづくり」JUNGOLDを運営する株式会社RAINは、宝飾品メーカーです。金素材は、変色しづらく腐らないものであり、繰り返し利用が効く、サステナブルな存在です。これまでも幾度と利用されてきた金素材ですが、実はそれは、何年、何十年、何百年、あるいは何千年前の誰かの持ち物だったかも知れません。そんなロマンを考えながら、私達の生きる時代でのサステナブルな役割を考えてものづくりに励んでおります。<提携をご希望の企業様・メディア関係者様へ>※本製品はサンプル提供が不可となっております。※記事紹介に関する素材は、下記URLからダウンロード頂き、ご活用をお願い致します。URL: 商品やサービスに関するお問い合わせ株式会社RAIN(レイン)純金事業:JUNGOLD(ジュンゴールド)広報担当:石川 正道TEL:03-5830-3400本社東京都台東区雷門2-9-11 木具定ビル3階地図 : 事業所東京都台東区寿2-9-17真山ビル2階地図 : 公式HPはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月15日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。綾野剛が主演を務める日曜劇場『オールドルーキー』の第6話は、増田貴久演じる梅屋敷聡太役の意外な一面が見られる貴重な回となった。梅屋敷は、スポーツマネジメント会社ビクトリーでもエリートであるが、ツンとしていて他人にあまり心を開かないタイプだ。演じている増田貴久も同様に、恋愛のイメージがあまり結びつかない。最近出演していた『古見さんは、コミュ症です。』(NHK)でも学生の甘酸っぱい青春が描かれていたが、恋愛要素はそれほど強くなかった。ドラマでもバラエティでも個性的で独自の世界観を貫く彼の恋愛をしている姿は新鮮ではないだろうか。今回は主人公・新町亮太郎(綾野剛)が晴れて正社員となって初めて担当する業務に加え、視聴者も予想していなかったであろう、梅屋敷と塔子(芳根京子)の関係についてピックアップする。『何事も諦めない姿』は応援される日曜劇場の最大の魅力である、主人公の仕事に対する前向きな姿勢は毎回私たちに月曜から働く活力をくれる。正社員となった新町が初めて担当することになったのはバスケットボール選手の新垣和人(浅利陽介)。しかし、新垣が大ケガを負ったことでほぼ確実だった移籍は白紙となり、所属していたチームの契約も満期で終了してしまうことに。復帰には半年以上かかる状態での移籍交渉は非常に厳しいものとなった。周囲も諦めムードの中、主人公の熱意だけは冷めなかった。どんな時も笑顔を絶やさない主人公を演じる綾野剛。彼の演技には惹きつけられるものがある。ただ元気がいい時もあれば、少し無理して笑っている時の絶妙な違いも上手く表現されている。厳しい状況の中、どうすれば移籍先を説得させられるのか、頭を抱えて必死に考える姿は視聴者の心を掴む。そして今回はビクトリーの仲間たちの協力のもと、ケガから復帰した選手のデータを資料にすることに。みんなで徹夜で仕事に励む姿は、学生の時の学園祭準備を思い出させる。一生懸命、チームで取り組むことの素晴らしさを感じさせてくれた。あの梅屋敷でさえも、手伝いたい意思を見せていたのは驚きだった。「この人のためなら手伝いたい」そう思わせてくれるのは、何事も諦めずに取り組む姿なのかもしれない。資料のおかげで移籍を勝ち取った新町。彼のおかげで会社全体の潮目が変わったように思えるラストも見事だった。梅屋敷の恋愛の行方予想外だったのが、梅屋敷と塔子の関係である。二人はビクトリーでもトップの成績を誇り、互いをライバル視している関係であった。しかし、どちらから誘ったのであろうか、仲良く並んで食事をする二人。気付けば隣でほろ酔いの梅屋敷。普段は強気な態度なのに、お酒に弱いというギャップも可愛らしい。お酒のせいなのか、塔子のせいなのか定かではないが、熱を冷ますように「ふう~~」と息を吐く姿は少しあどけない子供っぽさもあった。お酒が弱いのに見栄を張ってワインを飲んでいるところもなんだか憎めない。最も衝撃だったのはこの発言である。「深沢が俺を酔わせるんだ」あの梅屋敷から…あの増田貴久から…!予想すらできなかった言葉に視聴者も驚いたことだろう。仕事とは異なるプライベートな梅屋敷も「もっと見たい」と思わせてくれた。恋愛になると途端に不器用になる姿、今回のシーンでキュンと来た視聴者も多いはず。いつもはカリカリしていて近寄りづらいが、それでも嫌いになれないキャラクターなのは増田貴久だからこその魅力だろう。これからの二人の恋の行方が気になるばかりだ。オールドルーキーの楽しみがまた一つ増えた瞬間だった。仕事に、恋愛に、いろんな楽しみ方をくれるオールドルーキー。後半戦もこの勢いのまま完走したい。[文・構成/grape編集部]
2022年08月13日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。「明日からまた1週間が始まる…」社会人も学生も日曜の夜は憂鬱な気持ちになってしまう人が多いだろう。そんな夜にこそ見てほしいものが日曜劇場である。気持ちが高まり「明日からまた頑張ろう」と思わせてくれる作品に出会えたら、良い1週間のスタートを切ることができるだろう。だからこそ、この枠は『日曜劇場らしさ』が大切だと思っている。ここで指す、日曜劇場らしさというのは、主人公が目の前のことに誠意を持って、熱心に取り組む姿が見られることだ。目標に向かって努力することで、チームワークもできる。そんなドラマの中の登場人物はいつだってキラキラと輝いて見えるのだ。仕事や勉強に一生懸命取り組む姿は、時に感動を与え、私たちに日常との向き合い方を改めて考えさせてくれる。それが私たちのパワーとなるのだ。開始早々、好感触を得ている綾野剛主演の『オールドルーキー』(TBS系)。引退を余儀なくされた元サッカー日本代表の主人公・新町亮太郎が、スポーツマネジメント会社の社員として第二の人生を歩む。第2話ではアスリートに向き合う新町と、増田貴久演じる梅屋敷颯太の苦労も描かれ、日曜劇場らしい見応えのある回となった。早くも仕事の本質に辿り着いた主人公高柳社長(反町隆史)から新たに任されたのは、9歳のスケートボード選手・牧村ひかりのスカウト。ひかりは全国大会で優勝したものの、まだ無名な小学生。今のうちにマネージメント契約を結び、育てて行きたいという方針である。しかし、立ちはだかるのは父親の壁。他人ではなく、自らがスケートボードを教えてひかりを育てたいという父親の意見を尊重するべく、塔子(芳根京子)は要望に合うスポンサー探しを行っていた。そしてスポンサーを獲得し、いざ契約が決まるという直前。新町は待ったを入れた。父親の意見を尊重してきたが、ひかり自身はどう考えているのか。大切なのは本人の意見である。また9歳だからといって、本人の主張に耳を傾けないのはおかしい。「アスリートに寄り添うこと」それが自分の仕事であり、使命である。新町はスポーツマネジメントという仕事の楽しさに早くも気付いたようだった。マネジメント契約が選手のためじゃなく、会社の利益を優先すべきものなら、この仕事は続けられない。自分のやり方を貫く、これでこそ日曜劇場の主人公だと思った。契約寸前で保留となったことに最初は怒りをあらわにしていた塔子だったが、新町の考えを聞いて何も言い返せないようだった。結果的に、ひかりの意見も尊重され、マネジメントは他社と協力し共同マネジメント契約を結ぶことで合意。新町の信念により、選手にとってベストな方法を提案することが出来たのである。増田貴久の独特な存在感新町・塔子ペアが奮闘するなか、同じく増田貴久演じる梅屋敷も仕事に奮闘していた。増田貴久と言えば、近年ドラマ界でじわじわとその存在感を発揮している。火付けになったのは『ボイス110緊急指令室』(日本テレビ)。主人公の部下として、職務に奮闘する姿を見せながらも、中盤で組織を裏切るという重要な役を器用に演じていた。芝居を見ていて思うが、髪型や表情からはどことなく少年のような幼さを感じさせるものの、声は低音で男らしい。『ボイス』では鍛え上げられた肉体も披露していたが、普段のニコニコとして優しい印象からは到底結びつかない仕上がりだった。そのギャップに惹かれる人が多いのも頷ける。増田貴久は口元の表情が豊かだ。怒ったり、悲しんだり、口角がわかりやすく上下する。彼から感じるマスコットキャラクターのような雰囲気はそんな多様な表情から来ているのかもしれない。しかし、オールドルーキーでは自他共に認める会社のエースを演じており、性格も怒りっぽく、これまでの役とは一味違った印象を受ける。今回、梅屋敷が担当していたのはプロゴルファーの高槻(竹財輝之助)。ペットロスが原因となり、極度のスランプに陥っていた。布団の販売からスポーツマネジメント会社に転職した梅屋敷はスポーツ経験がない故、スランプの改善方法がわからず困り果てる。匙を投げそうになりながらも、自腹でペットをプレゼントすることで高槻はスランプを乗り越えることに成功した。自分だけではどうしようもできない、これがスポーツマネジメントの仕事の難しさなのだ。にしても、自腹でペットを購入した展開は驚きの展開。梅屋敷の仕事に対する熱意が伺える。もどかしさに怒りをぶつけたり、スランプを克服し、嬉し涙する姿は締めにふさわしいシーンとなった。増田貴久の持つ独特な存在感が発揮された証である。これからも彼の俳優としての可能性には大いに期待したい。第2話では、改めて人をサポートする仕事の向き合い方や難しさを知ることができた。少しずつ成長する主人公と、ビクトリーの仲間たちの奮闘をこれからも見守っていきたい。[文・構成/grape編集部]
2022年07月09日2022年6月15日、声優の竹内幸輔さんが、病気のため逝去していたことを、所属事務所『KeKKe Corporation(ケッケコーポレーション)』がウェブサイト上で発表しました。所属事務所によると、竹内さんが亡くなったのは同月8日。45歳という若さでした。弊社所属俳優竹内幸輔儀(45歳)令和4年6月8日病気のために永眠いたしました。尚、葬儀告別式はご遺族の意向によりご親族のみにて執り行われました。ここに生前中のご厚誼を深謝し、謹んでご報告申し上げるとともに、心より哀悼の意を表します。KeKKe Corporationーより引用竹内さんは、アニメ『テニスの王子様』に天根ヒカル役で演じていたほか、『ゴールデンカムイ』『家庭教師ヒットマンREBORN!』など、数々の作品に出演していました。また、竹内さんは、2005年までお笑いコンビ『あばれヌンチャク』として活動。当時、相方であったお笑いタレントの桜塚やっくんは、2013年に交通事故で亡くなっています。竹内さんの訃報に、悲しみの声が上がりました。・まだ45歳…若すぎる。ご冥福をお祈りいたします。・『あばれヌンチャク』のファンでした。お2人とも若くして亡くなってしまうとは。悲しいです。・ご本人もまだまだ、やりたいことがたくさんあっただろうなと思うと、胸が苦しくなる。お悔やみ申し上げます。竹内さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年06月15日「NEWS」の増田貴久が、福田靖脚本で贈る7月期のTBS新日曜劇場「オールドルーキー」に出演することが分かった。サッカー以外のスキル&経験なしのどん底主人公・新町亮太郎(綾野剛)が、新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語にもなっている本作。今回、増田さんが演じるのは、そんな主人公が働くことになるスポーツマネージメント会社「ビクトリー」のエース・梅屋敷聡太。自身の学歴に激しくコンプレックスを持つ梅屋敷は、仕事が上手くいった同僚や、自分より優れた後輩を猛烈にライバル視する一面も。彼が仕事にかける情熱やその背景が明らかになるとき、どのような彼の葛藤が見えてくるのか注目だ。TBS連続ドラマへの出演は、「レジデント~5人の研修医」から10年ぶりとなった今回。増田さんは「久しぶりにTBSのドラマに呼んでいただけてうれしいです!」と喜び、「この作品の素晴らしさを伝える1つのピースとして、精一杯頑張ります」と意気込んでいる。「オールドルーキー」は7月期、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月25日テレビ東京系で、2022年4月から放送を開始する新テレビドラマ『吉祥寺ルーザーズ』で、アイドルグループ『NEWS』の増田貴久さんが主演を務めることが発表されました。テレ東新ドラマ『吉祥寺ルーザーズ』豪華出演者が発表に企画・原作を秋元康さん、脚本を池田テツヒロさんが務める『吉祥寺ルーザーズ』は、東京・吉祥寺の一軒家でルームシェアを行う6人の男女の日常を描いたコメディドラマ。性別も年齢も、職業も異なるシェアハウスの住人役に、主演の増田さんのほか、田中みな実さん、片桐仁さん、田島芽瑠さん、濱田マリさん、国村隼さんら、豪華出演者が集結しました。4月スタート新ドラマ「 #吉祥寺ルーザーズ 」主演 #増田貴久 ヒロイン #田中みな実 #片桐仁 #田島芽瑠 #濱田マリ #國村隼 シチュエーションコメディ6人の負け組....“ルーザー”たちが吉祥寺でシェアハウス生活を開始\コメントはこちら/ #テレビ東京 pic.twitter.com/YYXuLAwxXJ — 吉祥寺ルーザーズ 【テレビ東京4月スタート】 (@tx_losers) March 6, 2022 なぜ6人の住人は負け組となったのか、そもそもなぜシェアハウスに来たのかなど、まだまだ物語の全容が見えない同作。今後の続報にも期待がかかります。[文・構成/grape編集部]
2022年03月07日吉祥寺のシェアハウスを舞台にしたシチュエーションコメディ「吉祥寺ルーザーズ」がテレビ東京にて4月より放送されることが決定。企画・原作の秋元康と増田貴久、田中みな実らキャスト陣のコメントが到着した。物語の舞台は人気タウン東京・吉祥寺。なぜか安い家賃に、不可思議な募集方法、そして、謎の開かずの扉…。そんな謎めいたシェアハウスで、性別も年齢も職業もバラバラの“ルーザー”たちの奇妙な共同生活が始まろうとしていた――。秋元康が企画・原作を務めた本作は、謎めいたシェアハウスで、性別も年齢も職業もバラバラの“負け組=ルーザー”たちの奇妙な共同生活を描いたシチュエーションコメディ。「NEWS」の増田貴久が「レンタルなんもしない人」(2020年4月)以来、テレビ東京のドラマ2回目の主演を務め、フリーアナウンサーとして人気番組のMCを務めつつ、ドラマ・映画でも活躍する田中みな実がヒロインを演じ、ほかに、お笑い芸人・俳優・彫刻家とマルチな才能を持つ片桐仁、HKT48の初代センターとして活躍し、今年4月に卒業を控える田島芽瑠、朝ドラでも活躍中の濱田マリ、名優・國村隼など個性的な面々がそろった。脚本には俳優業のほか舞台の作・演出など幅広い分野で活躍する池田テツヒロ、監督は映画『キサラギ』の佐藤祐市が務めている。■秋元康(企画・原作)コメント競争社会の中で、いつから、“勝ち組”“負け組”なんて言葉が使われるようになったのでしょうか?生きにくい世の中です。誰もが、“ダメな自分”に落ち込むことがあります。そんな時に、「そんな生き方でもいいんだよ」と、勇気を貰えるドラマを作りたいと思いました。世間では、“負け組”と呼ばれる6人が、訳ありなシェアハウスで共同生活を送るうちに、他人の優しさや愛に触れ、忘れていた何かに気づく物語です。『全てに負けているわけじゃない』『勝ってるところだってあるじゃないか!』『人生、捨てたもんじゃないな』少しだけ、自分に自信を取り戻せた時に、他人と比較すること、他人と競い合うことの愚かさを知ります。『自分は自分でいいんだ』毎週、月曜日のこの時間、視聴者のみなさんが笑いながら、元気になっていただけたらと思います。■増田貴久(安彦聡役)何かと人に突っ込まれやすい高校の非常勤講師。女子高の教師として順風満帆な人生を送っていたが、あるトラブルがきっかけで心が折れた《仕事から逃げたルーザー》。【コメント】吉祥寺のシェアハウスに集まった訳ありのルーザーズ。この生活のシェアにどんな展開が待っているのか…開かずの扉とは…。笑ったり、ワクワクしながら見ていただけたらなと思います。キャストもクセの強そうな?!方々ばかりなので、どんな掛け合いになるのかとても楽しみです。片桐仁さんと久々の共演をさせて頂ける事も楽しみです!高校教師の役なので、先生ってどんな感じかなーと毎日想像しています。テレビ東京で連ドラのオファーをいただくのは2度目になります!前回はレンタルされてなんもしなかったですが、今回はなにか…するんでしょうか!?僕も楽しみながら撮影頑張ります。4月の夜はテレビ東京でシェアハウスに GO!!!!!!!■田中みな実(大庭桜役)夫とすれ違い離婚調停中の元女性ファッション誌の敏腕編集長。“出来るオンナ”を自負していたが、その完璧主義が災いして孤立、離婚…《結婚生活に破れたルーザー》。【コメント】「面白そう!」と、企画の段階からワクワクさせられました。台本をいただき、キャストの皆さんの顔ぶれを拝見して、いっそう期待感が高まりました。会話劇のようなお芝居は初めてで、役柄もこれまでに演じたことがないような人物です。色々とこじらせている、ちょっとお節介でひと言多い離婚調停中の35歳。自身と重なるところがあるような、ないような…。畳みかけるようにダダダダっと喋るところが随所にあるので久しぶりにアナウンサーの頃の教材を開いて活舌練習をしています。テンポがよくて、見やすく、気付けばクセになるドラマになりそうな予感です。愛すべきルーザーたちの負けっぷりを毎週あたたかく見守っていただければと思います。■片桐仁(秦幡多役)まったく面白くないツッコミを連発する自称・芸人。本職は実演販売員。自称・芸人だが、実際はまったく売れておらず…現在の主な仕事は実演販売という《まだ何もしてない楽天家ルーザー》。【コメント】基本、シェアハウスの中での会話劇が中心なので「緊張感のあるやりとりになるだろうな~」と、始まってもいないのにブルってしまいました。もう緊張しています。増田くんという知り合いが居てくれるだけで、とても心強いです。あと、僕の演じるマンタは、脚本の池田さんがご自分を投影されてるのな?と台本を読んで思いました。とにかく、本番中もそうでない時も、共演者の皆さんやスタッフさんとの、細かいやり取りもドラマに生きてくると思うので、大切にしたいです。不意に失礼なことを言わないように気をつけたいです。以前、シェアハウスに取材に行ったことがあって、ひとつ屋根の下に住む、住民同士の絶妙~な距離感を見て、「こりゃドラマが生まれるなー」と思いました。そのリアリティが出れば、より楽しんでもらえると思っています。そこにルーザーズたちの過去のドラマが重なって、『何故この6人で暮らすのか?』という謎が明らかになっていく!こりゃ~面白いですよ!■田島芽瑠(望月舞役)名前が本名かどうかすら分からない警戒心丸出しの生意気キャバ嬢。福岡の売れっ子キャバ嬢だったが、入れあげたホストのため詐欺行為を働き、逃亡生活中の《ダメンズ・ルーザー》。【コメント】シチュエーションコメディってどんな感じになるのだろうとワクワクしておりました。台本をいただき初めて扉を開けた時に住人達の会話を覗き見しているような感覚になり新しい風を感じました。クスッと笑える部分もあれば、共感できるところもあって、何気ない会話の中で「言われてみれば」とふと考えさせられたり。ひとつ屋根の下で繰り広げられる6人の個性のぶつかり合いが面白いと思いました。人生の負け組と言われた住人達。そんなルーザーな私たちがシェアハウスを通してどう変化していくのかとても楽しみです。私が演じる望月舞ちゃんの最初の印象はバリアが多い女性でした。分かりやすそうに見えて凄く難しい。誰にも舐められたくないし、弱いところを見せたくない。信じたいと思ったものはとことん信じたい。好きな人には何でもしてあげたい。だって好きだから、嫌われたくないから。そんな真っ直ぐな部分がとても愛おしいです。これから作品作りが始まり彼女と向き合う事でどんどん好きになっていくだろうなと感じています。そんな彼女の強さも弱さも全てぶつけて、皆さんに愛していただける存在になれるよう頑張りたいと思います。個人的には片桐仁さん演じる秦幡多さんと望月舞のやり取りがとても好きなので楽しみです。皆様の日常に楽しみの一つとして「吉祥寺ルーザーズ」が加われたら嬉しいなと思います。私自身初めての連続ドラマ撮影なのでとても緊張していますが、精一杯頑張ります。よろしくお願いします。■濱田マリ(胡桃沢翠役)ワケあってお金はないが、仕事は真面目な公務員。市役所で働く真面目な公務員だったが、パチンコがきっかけで泥沼に。《ギャンブルで身を落とした借金ルーザー》。【コメント】6人の住人は皆、とても可愛いらしいなぁと思います。そして早くこのドラマが見たい!と思いました。ってこれから実際に演じるワケですが。セリフ量が多く、テンポ感も重要になると思うので、台本を読みながら体の各所から汗が噴き出しております。セリフをしっかり覚えて現場に入って、撮影を楽しみたいです。集中力をマックスにして、ルーザーズの皆さんと“ゾーン”に入るようなお芝居をしてみたいです。翠はギャンブル好きの公務員なので、それぞれにスイッチする瞬間を大切に演じたいです。視聴者の皆さんには、是非とも“推し住人”を決めていただき、応援してほしいです。ちなみに私の推しは、國村隼さんが演じられる池上です。■國村隼(池上隆二役)大手広告代理店をリストラされた元サラリーマン。エリート代理店営業マンだったがあえなくリストラされ、家族もおらず天涯孤独な≪昭和世代の寂しいルーザー≫。【コメント】このドラマは、シェアハウスという、2022年の状況をうまく使った設定の中で、そこに集まるクセの強い登場人物たちが織りなす人間模様です。シナリオは、現代社会のリアリティーを軽やかに面白く描いているなと感じました。また、映像作品なのですが、ワン・シチュエーションの舞台劇を観るような面白さもあります。これをどう映像化していくのか、それを楽しみに撮影に臨もうと思っています。今という時代を、この東京で〈懸命かつ健気〉に生きている登場人物たちをご覧になって、日々過ぎていく〈物事の見方や感じ方〉なんていうのを振り返ったりしながら、一日の終わりを軽く愉しんでみてください。或いは、「ドキッ!」として下さい。■稲田秀樹(テレビ東京・プロデューサー)コメント秋元康さんとのお仕事は一昨年秋に放送され話題を呼んだ『共演NG』以来となります。いつもそのアグレッシブでトライアルな企画力には感嘆させられますが、今回稀代のヒットメーカーである秋元さんが選んだ題材はなんと“シットコム”。古くは「奥さまは魔女」に始まり、最近でも「フレンズ」や「ビッグバン・セオリー」などロングヒット作品の多いジャンルのドラマです。描かれる舞台が限定され、おもに会話だけを武器に戦うこのシチュエーションコメディは、脚本、演出、お芝居それぞれに逆に高度なテクニックが要求され、日本ではなかなか成功例がありません。そこに果敢に挑戦するのが『吉祥寺ルーザーズ』です。そんな面白い試みに、これ以上望めない素敵なメンバーが集まってくれました。昨今、俳優業でめざましい活躍を見せる増田貴久さんをはじめ、田中みな実さん、國村隼さんら人気と実力を兼ね備えたキャスト陣。そして脚本には役者業のかたわら舞台の作・演出など幅広い活動で注目の池田テツヒロさん。演出にはこれぞシットコムの金字塔・映画『キサラギ』を手掛け、ヒット作を連発する佐藤祐市さん。もう安心しかありません。現在、絶賛制作中の台本もめちゃめちゃ面白いです!人生の負け組たちが「テラスハウス」をやるとこうなっちゃうんだろうな...という感じで、毎回、笑って笑って笑って、でも最後にちょっと「ほっこり」する、そんなドラマになると思います。4月からの月曜の夜、少しばかり奇妙な住人たちと一緒に楽しい共同生活を送って貰いたいです。ぜひご期待ください!ドラマプレミア 23「吉祥寺ルーザーズ」は4月より毎週月曜23時06分~放送。(text:cinemacafe.net)
2022年03月07日「3つ上の兄と“チャンネル争い”でじゃんけんをして、負けると必ずふてくされていましたね」そう語るのは、女優の杉浦幸さん(52)。ピンク・レディーがきっかけでアイドルが好きになり、’80年代は『ザ・ベストテン』(’78〜’89年・TBS系)や『夜のヒットスタジオ』(’68〜’90年・フジテレビ系)といった歌番組を、かじりつくように見ていた。テレビは“一家に1台”という家庭が多かった当時、このようなチャンネル争いは日常茶飯事だったが、ラジオ番組なら、自分の部屋にラジカセがあれば、自由に聴けた。「なかでも好きだったのが『決定!全日本歌謡選抜』(’76〜’90年・文化放送系)。新曲を流すのが早かったし、新曲のプロモーションで、歌手が電話インタビューに答えたりするのも楽しみで。ラジカセでテープに録音していました」大好きな1曲を手元に残すため、当時の子どもや学生は、涙ぐましい努力をしたものだ。「ダブルカセットのラジカセが登場するまでは、友達のテープをダビングしたい場合、お互いのラジカセを用意して向き合わせ、片方でテープを再生し、片方で録音していました。その間、30分ほど友達と沈黙を守るのですが、必ずと言っていいほど、犬の鳴き声や家族の声が入ってしまうんですよね(笑)」それほど苦労したのも、レコードはLPが2,800円前後、EPも700円前後して、小中学生には、なかなか手が出せなかったから。そんななか、杉浦さんが最初に自分の小遣いで買ったレコードは、意外な一枚。「堀江淳さんの『メモリーグラス』(’81年)でした。失恋とお酒を歌った曲を、当時の私が理解できていたとは思えませんけど」’82年になると、中森明菜、小泉今日子など人気アイドルが次々にデビューを飾った。彼女たちがいる華やかな芸能界に入ることなど、まったく考えもしていなかったが、中3のときに雑誌『Momoco』(学習研究社)のモモコクラブに応募したことで、人生が大きく変わることに。「友達に『一人じゃ嫌だから、一緒に出て』と誘われて、『いいよ、いいよ』と軽いノリで応募したのがきっかけ。読者投票で選んでもらえて、事務所からスカウトされるとすぐ、『ヤヌスの鏡』(’85〜’86年・フジテレビ系)で主演することになったんです」とはいえ、それまで演技経験はゼロ。主役を演じるのはプレッシャーだったはず。「いえ、だいたい主役の重さなんて理解できていませんでしたし、不安を感じる時間すら与えられず、いろんなことが進んでいきました。怖くなったのは、むしろ数話分のドラマが完成してからです。1話から3話分をまとめて撮影したのですが、放送前に試写を見て、自分の演技が涙が出るほど下手で、“このままではやばいぞ”と焦りました」『ヤヌスの鏡』では、ふだんは普通の女子高生だが、夜は意図せず不良になってしまうという、2つの顔がある少女を演じた。「だいたい夜は青山通りを走って、ケンカして暴れまわる。それで最後は踵を返し、不敵な笑みを浮かべて颯爽と消えるという流れ。山下真司さんに投げ飛ばされるシーンで、タイミングが合わず、コンクリートに頭を打ち付けて、気がついたら病院にいたということもありました」さらに、大映ドラマならではのセリフ回しも難しいところ。「日常では使わないような言葉がたくさん出てくるんです。風見慎吾(現・風見しんご)さんに『昨夜はどこ行ってたんだよ』と聞かれ、『天の川で夕涼みしてたのさ』と答えたり……。“なんだそりゃ、どういう気持ちで言えばいいの?”って悩みました」【PROFILE】杉浦幸’69年、東京都生まれ。’85年、16歳のときにドラマ『ヤヌスの鏡』で主演デビュー。現在は女優、ラジオのパーソナリティなど幅広く活躍。毎週月曜21時から放送中のインターネットラジオ『幸&むらさーの月曜から乾杯!』はYouTubeでも配信
2022年03月06日